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富山県 滑川市

平成18年12月定例会(第2号12月14日)




平成18年12月定例会(第2号12月14日)





 
                  平成18年12月


         滑川市議会定例会会議録 第2号


平成18年12月14日(木曜日)


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             議 事 日 程  第 2 号


                   平成18年12月14日(木)午前10時開議


第1 市政一般に対する質問並びに提出諸案件に対する質疑


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              本日の会議に付した事件


日程第1 市政一般に対する質問並びに提出諸案件に対する質疑


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出席議員(16名)


    1番 高 木 悦 子 君    2番 原     明 君


    3番 岩 城 晶 巳 君    4番 中 島   勲 君


    5番 古 沢 利 之 君    6番 浦 田 竹 昭 君


    7番 開 田 晃 江 君    8番 中 川   勲 君


    9番 澤 谷   清 君    10番 砂 原   孝 君


    11番 野 末 利 夫 君    12番 高 橋 久 光 君


    13番 前 田 新 作 君    14番 上 田 昌 孝 君


    15番 相 川 隆 二 君    16番 島 川   実 君


欠席議員(な し)


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             説明のため出席した者の職氏名


  市   長              中 屋 一 博 君


  助   役              出 村 眞佐範 君


  収 入 役              齊 藤   博 君


  総務部長               笹 林 一 樹 君


  総務部参事企画情報課長事務取扱    坪 川 宗 嗣 君


  総務部参事総務課長事務取扱      佐 藤 孝 男 君


  総務部参事財政課長事務取扱      梶 谷 正 夫 君


  総務部参事税務課長事務取扱      高 田 俊 信 君


  産業民生部長             近 堂 昭 夫 君


  生活環境課長             石 田   修 君


  産業民生部次長健康長寿課長事務取扱  高 田 健 作 君


  市街地活性化推進室長         浜 田 茂 行 君


  産業民生部参事農林課長事務取扱    大 黒 隆 文 君


  建設部長               神 保 二三夫 君


  建設部参事土木課長事務取扱      椎 名 敏 夫 君


  都市開発課長             脇 坂 義 美 君


  消防長                石 倉 俊 明 君


  消防署長               岡 本 好 治 君


  教育委員長              高 倉 恵満子 君


  教育長                中 屋 久 孝 君


  教育委員会事務局次長学務課長事務取扱 有 澤 義 則 君


  スポーツ課長               稲 谷 幹 男 君


         ──────────◇──────────


         職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名


             (第1号に同じ)


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◎午前10時00分開議





○議長(砂原 孝君)  ただいまから本日の会議を開きます。


 本日の議事日程は、お手元に配付してあるとおりであります。


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◎市政一般に対する質問並びに提出諸案件に対する質疑





○議長(砂原 孝君)  日程第1、市政一般に対する質問並びに提出諸案件に対する質疑を行います。


 再質問以降の答弁については、演壇での答弁を許可することとし、その際、議長への会釈は不要とします。


 これより、各議員による市政一般に対する質問並びに提出諸案件に対する質疑を行います。


 それぞれ持ち時間内に質問が終えられるようお願いをいたしておきます。


 通告がありますので、順次発言を許します。


 14番上田昌孝君。


○14番(上田昌孝君)  それでは、通告してあります諸点について質問を開始いたします。


 このたびの質問で、入札談合問題、3人の議員ということで「談合3兄弟」かという話でありますが、その先頭を切ってやらせていただきたいと思います。


 さて、今般は3人の知事が逮捕されました。そして、市町村では全国で大体40ぐらいの摘発があったと聞いております。3人の首長も逮捕されているようでございます。談合は社会悪であり、犯罪です。もはや必要悪という容認論は通用しなくなりました。談合のツケは、橋梁事件のように罰金が大きく、参加した企業みんなにかかってまいります。そして、捜査の権限が検察庁から地方検察庁、そして地方警察に移り、いよいよその取り締まりが容易にできるようになったのでございます。


 また、大手ゼネコンによる業界内部からの告発、申告制ができまして、申告した企業には罰則金がかからないということになっております。それで、その申告した事例がもう既に1件出ておりまして、ゼネコンがみんなピリピリになっているのが現況であるということを認識しておいていただきたいと思います。つまり、談合体質はいよいよ消えようとしておるのであります。


 何はともあれ、納税者を裏切らない世界への移行を意味し、また各業者には公正な入札への参加機会がいよいよ約束され、頑張る企業が報われる世界に移ってきたというふうに大きくとらえて、そういうことが言えると思います。


 ところで、私の今回の質問は、業者側ではなくて発注する行政側からということでの質問であります。


 さて、当議会の前の期では、島田忠が「99%、98%の高落札は入札ではない」と繰り返して質問してこられました。この98%や99%の落札は競争が全くなく、談合と言われても仕方がございません。オンブズマンも95%以上は談合だと。警察見解も大体同じであります。99%、98%は正しいと思われますか、まず出村助役に伺います。


○議長(砂原 孝君)  出村助役。


○助役(出村眞佐範君)  ただいまのご質問でございますけども、一般的には、今ほど議員おっしゃったとおり、やはり99%、98%というのは異常に高い落札であるということを認識いたしております。


○議長(砂原 孝君)  上田昌孝君。


○14番(上田昌孝君)  時間の都合もありますので、移動時間の間も質問をしますので、それを許可いただきたいと思います。いいですか。一々座るまで待ちますか。


○議長(砂原 孝君)  答弁をする方が席に戻られた時点で、質問をお願いしたいと思います。


○14番(上田昌孝君)  はい。


 さて、改善方法について、島田氏の質問に対しまして、中屋市長は以前に「いい方法があったら教えてください」ということを素直におっしゃった。あれはあれでよかったと思います。ということでありますが、この談合防止に関する入札方法はいろいろあるわけでして、そのことについていい方法が考えられるのかどうか、出村助役、答えてください。


○議長(砂原 孝君)  出村助役。


○助役(出村眞佐範君)  入札制度の改善につきましては、これまでお答えしておりますけども、適正な業者間の競争等を促すために、指名業者の公表時期を指名通知段階から入札後に変更したこと。また、一定額以上の工事等につきましては指名業者数を増やし、さらに市外の業者の参入も積極的に推進してきております。またさらには、談合防止のため、指名停止基準の強化を図るなどいろいろと取り組んできたところでございます。また、予定価格の事前公表等も試行しております。


 そういうことで、各種の状況あるいはまた先進事例等を参考にしながら、あらゆる手段を講じながら改善に努めてきたところでございますけども、結果的には、やはり高止まりであるという事実につきましては、否めない状況であると認識しております。


○議長(砂原 孝君)  上田昌孝君。


○14番(上田昌孝君)  よく正直な話をしてくれました。


 まず、高止まりを防止する方法として、予定価格を公表しないことが前提であります。そしてまた、一般競争入札に切り替えるべきであります。指名競争入札は業者数を限定し、談合が容認できる形をこちらから提供しているということになります。そして、よく言われますが、予定価格を公表しないと、裏から情報を集めて、またこれが事件になってくるという話もあります。


 また、一つの要件として、今度は、価格が安くなると品質が悪くなるだろという心配もささやかれておりまして、いわゆる談合容認論は、高値がそこで容認されていた部分があると思います。が、しかしこの検査は、内部の検査員ばかりでなくて外部の検査員も入れて、4、5人でそれぞれ違った角度で検査をやることによって、検査を厳しくして品質管理ができるということであります。


 それから、今出村助役がおっしゃったように、時々市外の業者を入れなければ、市内の業者だけになると談合ができやすい体質になってしまっているわけです。現状はそうだと私は感じておるわけです。だから、そのことについてメスを入れてこなかったという反省はここでしていただかなければいけない。どれだけ言っても方法がわからないということで放置したその罪は大きいのであります。


 談合の容認は過去にもありました。容認ですよ。談合をわかっていてさせていたという事実があります。今でも、その風潮は否めないと思っております。官製談合の疑いがあるわけであります。出村助役、その認識はありますか。


○議長(砂原 孝君)  出村助役。


○助役(出村眞佐範君)  今、マスコミ等で報道されているような官製談合は滑川市はないと、このように考えております。


○議長(砂原 孝君)  上田昌孝君。


○14番(上田昌孝君)  官製談合がないって、官製談合らしきものがいっぱいあるわけでして、これはどこから聞こえてくるかというと、業界内部から、裏から聞こえてくるんですよ。不公平な入札だと。そんなことをちゃんと認識していなきゃだめですよ。それはあんた方に直接聞こえなくたって、業者の方から注意した例もあるんですから。忠告を受けていながら、強引にやっていったという例もありますよ。


 談合の容認という話を私は今したいと思います。早月中学校の本体工事をやっていたときに、本体工事の談合問題がありました。新聞で大騒ぎをしておりました。本体だけの問題です。ところが、その後から出る設備工事と電気工事。まだ出ていないのに、水の工事屋が、私のところがとる順番ながやと、飲み屋で得意がっておった。本体工事が問題になっているのに、まだ発注もされていない工事を私のところがとると言ってまわった業者。それを入札担当に言いました。業界にも言いました。だけど、業界もそれを受けながら、その業者を指名していったわけです。この事実があるんですよ。平成11年。談合がわかっていてやらせたんですよ。注意したけれども聞かないのに、その業者にそのままやらせた。こういう事実があるんですよ。


○議長(砂原 孝君)  出村助役。


○助役(出村眞佐範君)  議員のおっしゃった「官製談合」というお言葉を使ったわけです。そこで今、最近のやつは、例えば天の声とか何とか、私ら新聞とかテレビで……。


     〔発言する者あり〕


○助役(出村眞佐範君)  そういうことで、官製談合と業界の談合、いわゆる話し合い、これはやっぱり別個に質問していただかないと、全部これが行政が絡んで官製談合させているというふうな、私はそういうふうに質問を受けとめたものですから……。


○議長(砂原 孝君)  上田昌孝君。


○14番(上田昌孝君)  下手な答弁で、私の質問時間がたくさんありますのでとらないでください。談合を容認した事実ということで、今申し上げたわけです。


 それから、官製談合の疑いがあるのは、こういう例があるんです。130万円以上は入札しなきゃいけないと、水工事で。にもかかわらず、これを2つに工区を割って130万円以下にして、同じ業者に続けてやらせたと。こういう形が官製談合じゃありませんか。


○議長(砂原 孝君)  出村助役。


○助役(出村眞佐範君)  ただいまの質問はどのような事例をおっしゃっているのか、私はちょっと把握しておりませんので、お答えしかねます。


○議長(砂原 孝君)  上田昌孝君。


○14番(上田昌孝君)  ですから、私は事例があっての話をしているということを言っているし、業界からの、そういう裏から聞こえてくる話をすると言っているんですよ。だから、これは謙虚に受けとめて、あなた、わからなきゃわからないでいいですが、きちっと調査をして、これからもやっていただきたいと思います。


 それから、資格がないのに無理に入れて、市内業者にそのまま仕事をさせたと。しかも、業界から資格がないよと注意を受けているにもかかわらず、その業者に仕事を持っていったという事例もあるわけでございます。


 でありますから、そういうことも含めて、この際、談合問題が全国的にやかましくなっている今だから、そういう体質を改めていただきたいと。厳重にやっていただきたいと。先ほど言いましたように、業者には不公平感がない入札をやっていただきたいということを申し上げておきたいと思います。


 次に移ります。


 「兵庫県小野市へ行くよ。入札問題も勉強に行くから、出村助役、一緒に行きましょうよ」と、澤谷議員がこの議場のこの場からあなたに言いました。あなたは学ぼうとしない。これは何なんですか。あなたが一緒に同行しなかった理由を言ってください。


○議長(砂原 孝君)  出村助役。


○助役(出村眞佐範君)  私の考えたのは、やはり行政と議会とはお互いに立場が違うということで、議会と当局が一緒に視察をするということについては、ちょっとちゅうちょしたものですから、これは別々に調査した方がいいという考えに立ったわけでございます。


○議長(砂原 孝君)  上田昌孝君。


○14番(上田昌孝君)  別々にあなたは調査すると言いましたが、その後調査されましたか。していないでしょう。やる気が全くないんです。そして99%、98%の落札率を今でも続けていらっしゃる。あなたは初めからやる気がない。納税者に対する裏切り、市民に対する裏切りは、あなたが市民に対する反逆なんですよ。あなたの助役職、辞表を出されたらいかがですか。


○議長(砂原 孝君)  中屋市長。


○市長(中屋一博君)  まず、助役が辞表を出したらいいんじゃないですかと。極めて心外な話であります。


     〔発言する者あり〕


○市長(中屋一博君)  人事権は私に属しておりますから、あなたからとやかく言われるいわれはないと。


     〔発言する者あり〕


○市長(中屋一博君)  それと、談合の件について……。


     〔発言する者あり〕


○市長(中屋一博君)  人の意見は聞きなさい。私の発言はあなたの時間にカウントされていないんですから。


     〔発言する者あり〕


○議長(砂原 孝君)  静粛にお願いします。


 中屋市長。


○市長(中屋一博君)  先ほどの談合の問題で、私の見解を申し上げます。


 談合があったということを当局は容認したと。早月中学校の事例をもっておっしゃいました。先般、交流プラザの談合問題があったという話で、早月中学校にもかつて談合といううわさが飛び交った。マスコミから報道された。あの折にも、市当局はそれなりの業者を呼んで談合の事実の確認を行った。そして一応延期をした。当局は当局で、きっちりとあの時点では、調査をした結果、談合の疑いはなかったと、こう言っておるんですから、当局として談合があったということは容認できない。これが第1点であります。


 それと、先ほど助役が答弁したように、官製談合と民間の業者がやる談合、これはきちんと区別して、あなたは質問していただかないと。助役は、はっきりと官製談合というものはないと。民間の談合はもちろんあってはならない。ならないんだけど、時々出てくる。極めて遺憾である。


 今回、議論されておるのは官製談合が論じられておるわけですから、これは滑川市にあってはないと、こう言っておるんです。


○14番(上田昌孝君)  私の質問を変えないでください。市長は勝手に私の質問を方向変更してくれる。あなたは親切ですねぇ。


 それでは、早月中学校の談合は、この議場にそれを容認した人がいるんです、この議場に。


○市長(中屋一博君)  はっきり言えばどうですか。


○14番(上田昌孝君)  いいですよ。有澤次長、あなたが財政の担当だったんですよ。あなたに言ったでしょう。あなたに言ったんですよ。あなたから業界に話したら、それでも強行して、予定される業者が飲み屋で、おらとこがとるがになっとるという業者がそのままやっていったでしょう。ましてや3人や4人しかいない会社が何千万円の仕事なんかできるわけないのに、そこへ発注してしまった、落札してしまった。あなたが注意しても聞かないものを、そのまま容認していったんですよ。そういうおかしな話はそこでとめるべきだったんです。あなたがやったでしょう。事例があるんだよ。


○議長(砂原 孝君)  有澤教育委員会事務局次長。


○教育委員会事務局次長(有澤義則君)  7年ほど前の話になります。ちょっと私も記憶が定かではございませんので、あまりはっきりしたことは申し上げられませんが、調査をしたといいますか、ただ、お酒の席で、そういう話があったということだけの話だったように私も聞いておりますので、それ以上、こちらとして、警察でもございませんので、厳しい調査ということはなかなかできなかったということであります。


○議長(砂原 孝君)  上田昌孝君。


○14番(上田昌孝君)  私があなたにその話をして、あなたが業界に言った。業界は業界で、業界の中での話をもう一回しておられた。その事実は事実であります。その上で、おらとこが順番だから聞かんがだと言うておるという話を知っていながら、そのまま容認したんです。そのことを今記憶にないという、平成11年は記憶にないと有澤君が言うその気持ちはわかりますので、あなたの個人的な追及になりますからこれでやめますが、この事実は事実として受けとめておかれた方がいいと思います。事実ですよ、これは。


 次の質問ですが、天の声、癒着、これはあってはいけないこと。そのとおりであります。答弁は要りません。


 〔「答弁要らんがなら、質問せんにゃいいがやねけ」と呼ぶ者あり〕


○14番(上田昌孝君)  質問の流れの中の話。


○議長(砂原 孝君)  質問を続行してください。


○14番(上田昌孝君)  あんた、何言うとるが黙っといてくれよ。


 それでは、内部監視体制と申告制であります。そして「改正官製談合防止法」であります。


 内部の監視体制は、これはやられた方がいいと思います。それで、今言われておりますのは、官製談合は全国的に上がっておる事例があります。これを知っていながら、内部申告があれば内部から改めることができるということで進めるわけであります。


 そこで、1つは、この談合防止の中で、当局内部から申告制によってとめていく。業者は業者で内部から申告制でとめていくということでありまして、外部の機関にこの監視をやってもらうなり、場合によっては、私らは交通安全の、飲酒運転をしないという署名を出すようなもので、警察にその受け付けの係の窓口を設けてみれば、より完璧になるような気がいたします。内部からの申告があれば、それがわかっているだけでも決定的な防止の方法になると思いますが、いかがでしょうか。


 いま一つは何を言われているかというと、議会は全国的に市長派が多いということで、談合というのは議会のチェックが甘くなって、これはなかなかやれないんだと。議会そのものにも談合防止の意識を高めようというのが世論でございます。でありますが、このたびは、行政の皆さんが自ら襟を正す意味で、内部の監視体制を引かれることをお勧めし、見解を伺いたいと思いますし、あわせて改正官製談合防止法、これがわかっていたら内容を言ってみていただきたいと思います。出村助役。


○議長(砂原 孝君)  出村助役。


○助役(出村眞佐範君)  議員言われたとおり、公益のために通報を行った者に不利益を与えないようにするということについては、18年4月から公益通報者保護法に定められているところであります。滑川市におきましてでも、これに基づいて同様の取り扱いをしていかなければならないというふうに考えております。お互いに職員同士が内部牽制をしながら綱紀の粛正を図っていくということが非常に大切であると考えております。


 また、公務員は、特定法人の職員が公正な入札を妨害した場合の罰則規定を拡大する「入札談合等関与行為の排除及び防止に関する法律」の改正、いわゆる「改正官製談合防止法」が成立したことにより、より一層市民に信頼されるように、入札制度の公正で明瞭な運用に努めていかなければならないと考えているところでございます。


 そこで、今回の談合防止法の内容でございますけども、国や自治体が50%以上出資する法人、もちろん国、市、町は入ります。そういった中で、改正されたのは、懲役5年以下または250万円以下の罰金を新設する改正案ということになっているわけであります。


○議長(砂原 孝君)  上田昌孝君。


○14番(上田昌孝君)  先ほどもちらっと言いましたが、次は、資格がない業者に仕事が行く。そして業界内部から、「この資格が要るのに、ない業者を何で選ぶがけ」と言ったのにもかかわらず、強引にその業者を入れていったと。こういうクレームがついているんです。


 ここに、私にあてた投書が届いております。匿名です。免許のない者が丸投げするしかないのを市が容認しているとか、資格がないのに、業者を指名に入れてそこへ落としていく。それから、少人数でその工事ができないにもかかわらず、業者にその仕事を出す。事前のチェックがものすごく甘い。こういう状態になっていることをわかっていてやっている。ここに問題があるわけです。


 出村助役は、資格といいますか免許みたいもの、金額的にもいろいろ決まりがあるというふうに聞いておりますが、そういうものをどういうふうに認識されておるか伺います。


○議長(砂原 孝君)  出村助役。


○助役(出村眞佐範君)  ご承知のこととは思いますけども、入札に参加する業者は、2年に1回、資格申請書を出していただきまして審査を行っているところでございまして、その資格が適正なものであるかどうか、これは滑川市請負工事等入札参加者資格審査会において十分審査をいたしているところでございます。それで、いわゆる経審点数は、滑川市のみならず、全県それぞれ共通の点数を使っております。そこで、その点数を見ながら、この業者はどういう資格があるか、全部総合的に判断をしているところであります。


○議長(砂原 孝君)  上田昌孝君。


○14番(上田昌孝君)  何か一般論をおっしゃいましたが、現実は、このように手紙でいただいた内容を後でまた見せてあげますけども、業界内部から、「資格がないのに、この仕事をなぜか」という質問を、あいまいなままにそのまま通して、その業者に仕事をさせていたという過去の例が幾つかあるようであります。


 そんなことの認識がないというのはおかしいんで、その方は、あなたのところじゃなくて担当課かもわかりませんが、直接役所に、「あの人は資格がないんですよ。この工事のこの金額においては、この資格が要りますよ。あそこの会社はないですよ。どうしたんですか。人間が3人や4人おる会社に5,000万、6,000万の仕事が行くわけないでしょう」と。それにもかかわらずそこへ行っている。こういう事実がずーっと続いてきたわけですから、これを総合的に一回洗い直していただきたいと思います。


○市長(中屋一博君)  議長。


○14番(上田昌孝君)  何を言っているんですか。あなたがとめる理由なんかないですよ。私が質問しているんで……。


○市長(中屋一博君)  私の答弁だよ。


○14番(上田昌孝君)  あなたは都合が悪けりゃすぐ口挟んでくる。あなたに質問はしませんよ。


○市長(中屋一博君)  こういうのは暴言だよ。議員の質問に私が答えるっていうんだ。私の答弁の時間は質問者の答弁にカウントされていないんだから。カウントしておるんなら問題ですよ。


○14番(上田昌孝君)  あなたが入って何になるんですか。私は担当に聞く話だから、担当に聞いているんだ。


○市長(中屋一博君)  いやいや、聞き捨てならぬ発言だ。


     〔「議長、議長」と呼ぶ者あり〕


○14番(上田昌孝君)  何を言っているんですか。あなたがこの議会を支配すりゃ、議会がおかしくなりますよ。


○市長(中屋一博君)  だから、議長に手挙げておるんだ。


○14番(上田昌孝君)  あなたの暴言ですよ。


○議長(砂原 孝君)  上田議員に申し上げます。


 質問の項目に従って質問をしていただきますが、執行の最高責任者は市長でありますので、市長の意見を一応申し上げます。


○14番(上田昌孝君)  最後に言っていただきたい。


○市長(中屋一博君)  いやいや、私が答弁してから最後に言うんならいいですよ。


○議長(砂原 孝君)  中屋市長。


○市長(中屋一博君)  今のお話を聞きながら、容認したとか、資格もないのに入れていた。私は平成14年に市長になったんですけど、それ以前の問題であるにしろ、資格のない者を入れていると。これは大きな問題ですよ。それを私らが黙って見過ごすというわけにいかん。


 あなたがおっしゃった平成11年の早月中学校、私は水道局長も含めてただしました。資格というのは問題だ。例えば10年の経験があれば仕事を請け負う資格があるんですよ。そういうこともあなたはよく知っておられるはずだ。で、それを局長がるる説明しておるし、私も確認しました。資格のないのを入れていたと。これは暴言ですよ。


 〔「資格ある者でも外しとって、何を言っているがよ」と呼ぶ者あり〕


○市長(中屋一博君)  それは当局の権限だよ。


 〔「何を言ってんだよ」と呼ぶ者あり〕


○議長(砂原 孝君)  上田昌孝君。


○14番(上田昌孝君)  市長の話は、奥深くまで調査されないというのがわかりましたので、建前論を今おっしゃっただけだということがわかりました。あなたの方で確認したというその確認は、建前論で確認したということはわかりました。でありますから、真相は、事実というのはまた事実でありますので、後からまた時間をかけてやっていきたいと思います。


○市長(中屋一博君)  私は事実として認めない。


○14番(上田昌孝君)  あなたは認めなくていいんです。そう言わなきゃ都合が悪い立場なんです。


○市長(中屋一博君)  それは前任者の問題だから。


○14番(上田昌孝君)  あなたがやっていたわけじゃないんです。ここで質問の時間をとらないでください。黙っていただきたいと思います。


 それから次に移りまして、正当な入札によってということですが、99%、98%の落札を続けていると業界が甘くなっていきます。経営に対する厳しさをしっかりとつけていただいて、私が希望するところは何かといいますと、市外業者を入れないで入札が随分行われておるわけです。市外業者が入ると一遍で落札率が下がります。指名願を出している市外業者はいっぱいあるわけです。でありますから、逆に言うと、市内業者に固めていることによって、仕事が市内業者に来るという甘さがありますので、業者は厳しさがないために経営が甘くなっておることは間違いないと思います。


 できれば、市外にも行って、市外の業者と対等に戦える、それ以上に戦える。市外からも仕事をとってくる業界を育成していくべきだと思います。何か鎖国という感じを受けるこの入札の対象者に対する滑川市の行政の姿勢に私は危惧を感じておるわけであります。いよいよたがが外れて広く仕事がとれる、お互いにやりとりするということになりますと、市内の業者は、そのときになって対抗できないというのは私は許されないと思っておるわけであります。


 ましてや、建設業界を抜いて、建設関連を抜いて、製造業界はグローバルで厳しい競争をやっている。この滑川市の産業界の中身を見てみますと、この人たちのことを考えると、ここだけが一つの別の世界みたいに温かいところがあるのは、市役所の方からそういう形をつくっているということであれば、これは大変な問題になってくると思います。改善を含めて、考えを出村助役に伺います。


○議長(砂原 孝君)  出村助役。


○助役(出村眞佐範君)  先ほどもお答えしたとおり、滑川市は積極的に市外業者を入れております。例えば建築とか舗装とか、市内業者が少ないやつは市外から参入させております。


 そこで今度は、逆に市内の業者にお聞きしましたら、なら、魚津市の公共工事に滑川市の業者が指名されておるか、あるいは上市町に指名されておるか、近隣の市町に聞いたら、滑川市の業者は一切、その市なり町からは指名をされていないと。むしろ滑川市は積極的に市外業者を参入しておるという状況であると認識いたしております。


○議長(砂原 孝君)  上田昌孝君。


○14番(上田昌孝君)  それでは、もう一回聞きます。


 比較論で、あなたは私のところは多いんだと。だけど、入れることによって98%、99%は解決されておりますか、いかがでしょう。


○議長(砂原 孝君)  出村助役。


○助役(出村眞佐範君)  私はわかりませんけども、ただ、市外業者を入れれば落札率が下がるとか、そういうことについて、ちょっとはっきりとそれは断言できる話でないと思います。やはり入ってでも入らなくてでも下がるときは下がるし、市内業者のときでも、当然落札率が下がるときもございます。ただ、市外を入れれば下がるとかというお考えは、時と場合によってはあるかと思いますけども、それが入れれば必ず下がるというものではないと私は思っております。


○議長(砂原 孝君)  上田昌孝君。


○14番(上田昌孝君)  何か教科書の答えを出しているようでありまして、現実直視の答えではありませんね。先ほどから理論武装をしてこられたというのはよくわかるんですが、現実はそうじゃないということをずっと続けて言っているんですよ。あなたがそう言っている限り、これは改まらないと思います。これでは助役さん、あんたね、納税者に対する申しわけが立たんよ。結果として答えを出さないと。落札率がちゃんと下がって、税金が正しく使われておるというあかしを立てていただきたいというのが私の考えであります。


 さて、落札率70%の兵庫県小野市であります。この小野市は、70%ということによって新たな仕事をまた一つ増やせると。行政サービスのメニューが増えると。そして、落札率の下がった分を総体の予算から減らさないで、総額予算はそのままやるわけでありますから、一個余計仕事ができるわけであります。行政サービスが広くなって、一つでもいいものができると、市民にサービスがその分行くわけでありまして、業界は仕事を増やしてもらうことによって納得をしてくれているということでありました。いかがですか、受けとめ方、助役。


○議長(砂原 孝君)  出村助役。


○助役(出村眞佐範君)  確かに、限られた事業費の中で安くていい工事をやっていただければ、さらに残った予算でほかの事業ができると。これはそのとおりだと思います。


○議長(砂原 孝君)  上田昌孝君。


○14番(上田昌孝君)  そのようにしながら、滑川市のいっぱいやりたい事業を一つでも新しく発生させて、住民サービスが行われるように頑張っていただきたいと思います。このことが、私の質問の総体の中で、結論としてそこへ持っていく努力をしてもらいたいということを、改めてあなたに申しておきたいと思います。


 今回の談合問題、入札方法については、市長が反論を随分されました。そういう性格の質問であったことは初めからわかっております。


 以上です。次に移ります。


 次の質問に入りますが、健全財政についてであります。時間をとられたから少し飛びますが、これは一括して質問いたしたいと思います。


 実質公債費比率18.8%。2年後から減るという発表をされております。その原因に、広域圏の負担金が大きい、新しく建てたという理由もありますし、ほたるいかミュージアムが2年後に借金が返せると、その後少なくなるよという話もありました。でありますが、18%のボーダーラインを超えたという事実を厳粛に受けとめていただいて、事実ですから、これを改善すべき努力をしていかなければなりません。財政の安定的、安全な運用が求められるところでございます。


 なぜ今建てている市民交流プラザも負担だという話が一個も出てこない。これが不思議でなりません。これもきちっと公表されるべきでありましょう。これを建てることによって行政サービス全体にもしわよせが行っているんですよと。厳しい財政状況になったから、市民の皆さんの協力を仰ぎたいと。しばらく我慢をしてくださいと。そして、皆さんで力を合わせてやれば、また別の面で市民協力の自助、共助、あなたがよくおっしゃるように。そういう中からも、ひとつ滑川市の行政に対する目の向け方、協力の仕方も新たなもので、マイナス転じてプラスになる発想も出てくるんじゃないでしょうか。そのことを私は問いたいわけであります。


 でありますから、平成20年度以降はこの借金も少なくなっていくんですということでありますが、坪川君に私は言っておりましたが、2年後から軽くなるというが、起債事業はその後何もないがけと。何もなけんにゃ、だんだん減っていきますよと。だけど、まだやることがいっぱいあるでしょうと。小学校2校の耐震もあるし、やることがいっぱいあるでしょうと。何をやらんにゃならんがか、ちょっとメニュー書いて持ってきてくれと言うたけど、2カ月たちます。総務部長と財政課の梶谷参事と話して返事しますということだったが、2カ月たったけども、私はその返事をいただいていない。これはいかがなものでしょうか。もう少し正直に市民にその中身を訴える。アカウンタビリティーをしっかりやっていただきたいというのが、私のこの質問の趣旨でございます。


 そして、18%を超えるこの財政内容から、じゃ中長期にどういうふうな運用をやって、安定的な財政のバランスのとれた運用ができるのかどうか、そのガイドラインを少し示していただきたいと思います。梶谷参事に質問したいと思います。


○議長(砂原 孝君)  梶谷総務部参事。


○総務部参事(梶谷正夫君)  それでは私の方から、今ほどの健全財政についてのご質問にお答えをさせていただきます。


 実質公債費比率について今ご質問でございますが、ご承知のように、今年度から地方債の発行が協議制度に移行しております。それに伴いまして、借入金義務につきまして財政実態をより正確に把握し、信頼の確保、透明化、あるいは明確化の観点から、新たな指標として算定され、公表されることになっております。これはいわば、行政体の地方公共団体の信用力の指標というものでございます。それで、この指標が18%を超えた場合に、公債費負担適正化計画の策定が要請されており、起債につきましても、今までどおり許可が必要となっておるものでございます。


 ご承知のように、本年、滑川市におきまして、17年度決算における実質公債費比率は18.8%。この主な要因につきましては、先ほどのご指摘の中にもありましたが、ほたるいか観光施設などの借金がございました。それに加えまして下水道、あるいは富山地区のごみ処理建設負担金、あるいはNet3――これは一部事務組合のNet3ですが、起債償還金等が重なったことによるものであります。


 それで、この結果を受けまして、公債費負担適正化計画をつくる必要があるということでございましたので、このほどこれを策定いたしたところでございます。中身につきましては、17年度を基準年度といたしまして、平成24年度までの7年分について推移を推計いたしております。


 この中では、18年度に行います市民交流プラザの借入金等も当然含みまして、今後予定される学校の耐震化、あるいは旧焼却場の跡地整備などを含めます市総合計画に基づいて想定し得る起債充当事業、全部含めたものを加味しております。その中では総じて、起債の残高といたしましては減少に転じていく予定でございます。


 これらのことから、実質公債費比率につきましては、19年度以降の公債費の元利償還金が逓減をいたします。少しずつ減っていくところでございます。


 それから、公債費に準じる繰出金、例えば下水道等の繰出金でございますが、そういうもの、あるいは負担金、債務負担行為等についても、今後急激に増加することはないと見込まれますので、3カ年平均では19年度をピーク――21%ぐらいというふうに想定いたしておりますが――をピークに平成20年以降は減少してまいります。平成22年度には18%未満を達成できるものと推計いたしておるものでございます。


 先ほどご指摘のように、以前に議員さんの方からも、こういうものをちゃんと示してくれというご指摘がございました。それで、この公債費負担適正化計画をつくっておりましたところでございます。これが何とかできましたので、今議会中にも議員さんにもお示しをしたいというふうに思っております。


 なお、市の財政事情を分析、把握するためにはいろいろな指標がございます。先ほど申しましたように、実質公債費負担比率につきましては、あくまで市の信用力というものの指標だというふうにとらえております。そのほかに、市の財政力を示す指標といたしましては、例えば18年度の財政力指数が0.646ということで、県内のほぼ中位を得ておりまして5位という位置におります。そのほか、経常収支比率等におきましても17年では88.4、公債費負担比率におきましても17.6、それから実質公債費負担比率も54.4と、県内でも、小さいながらも中位に位置するような財政運営になっているということをご理解賜ればというふうに思っております。


 それから、この公債費負担費適正化計画につきましては、でき上がりましたので、今議会にご報告した後、市のホームページあるいは広報にも公表して、市民の皆さんにご理解を賜りたいというふうに思っております。


 以上でございます。


○議長(砂原 孝君)  質問者に申し上げておきます。議長が発言を許可してから発言をいただきたいと思います。


○14番(上田昌孝君)  一回一回手を挙げますか。


○議長(砂原 孝君)  よろしいです。私が指名してから言ってください。時間のカウントの関係もございます。


○14番(上田昌孝君)  随分とまた時間をとらされました。


 それでは、次の質問に入ります。


 駅南事業については、先ほど市長の説明にもありました「ひとりの人」が出てきたわけでありますが、18年度で完了。これで、そのひとりの人の要件以外は完了となりますかどうか。そして、この後の清算金関係はどういう作業になるのか。そして、事業が終了するということを地元と確認、説明は、これからどういうふうに考えておられるか、3点あわせて聞きたいと思います。


○議長(砂原 孝君)  脇坂都市開発課長。


○都市開発課長(脇坂義美君)  それでは、ただいまの駅南事業の完了についてのご質問にお答えいたします。


 最初の、ひとりの人以外の作業は完了したかについてであります。


 滑川駅南土地区画整理事業につきましては、今年度末の事業の完成を目途にして、事務手続の一環といたしまして、事業計画の変更手続を進めているところであります。


 ご質問の作業の進捗状況でありますが、今回の事業計画に基づきまして、換地計画の内容につきましてはおおむね完了しているところであります。


 2番目の清算作業についてお答えいたします。


 清算作業の進捗状況につきましては、清算金の額を換地計画の中で定めなければならない事項として決められておりますので、9月に区画整理事業評価委員会を開催いたしまして、清算金の単価を決定したところであります。そして、この単価に基づきまして、各権利者別に清算金の徴収すべき額及び交付すべき額を算出したところであります。


 それから、最後の地元対応でありますが、地元説明会の開催時期につきましては、今回の事業計画の変更が決定後、換地計画の縦覧の時期を見据えまして、早期に開催したいと考えております。


 また、説明会の規模につきましては、町内会単位を予定しておりますが、参加権利者の人数等も考慮いたしまして、大きな町内につきましては数班に分けまして開催になるかと思われます。


 なお、説明事項につきましては、ただいまの議員さんからの質問の趣旨を踏まえまして、十分な説明に努めまして、権利者のご理解を得るよう努力してまいりたいと考えております。


 以上であります。


○議長(砂原 孝君)  上田昌孝君。


○14番(上田昌孝君)  時間も迫ってきておりますので、少し口早に申し上げたいと思います。


 栄養教諭については、教育長に尋ねたいと思います。


 役割をちゃんと認識されておると思いますが、絶対必要だと思います。やはり食育は食を通じての教育なんですよ、人間教育。ということになると、非常に重要なんです。だから栄養教諭が必要だと言っているんです。学校給食を見るばかりでない、小学校1年から中学校3年まで9年間の各関連科目の精査をして、先生方と連絡して食育総体をまとめていく仕事であります。学校給食も見ます。食育教諭の導入を促したいと思います。


 それから、教育委員会関連ですから、後ろも一緒にまとめてお願いしたいと思いますが、教育委員は4人おられますが、現場の事情がわかっている教育委員の人に活躍いただきたいと思います。学校4人の教育委員が分担して、日常的に触れることによって実情を肌で感じていただいて、いい教育委員会の運用を図っていただきたいと思います。教育委員長には、そのことをどう感じておられるか伺いたいと思います。この2つの問題は教育長と教育委員長です。


 次に管理栄養士、これはさきの決算特別委員会でもありましたが、「マンパワーが必要です」と高田次長が言ってくれました。食育という日本の国の法律、食育基本法に基づいてのこの推進に、管理栄養士1人では足りません。結城君1人では足りません。そのことははっきりしておりますので、1名の増員を図っていただきたいと思います。


 地産地消につきましては、担当課に話を聞きましたが、進んでいないようでありまして、具体的なアクションプランができない。アクションプランができるまで、この質問は次の機会に譲りたいと思います。


 それから、6番目の最後の質問でありますが、学務課に教員を入れていただきたいと思います。教員が入っていない。魚津は教育長が教員だというふうに聞いておりますし、富山市は中核市で、今度何か指定があれば、そこに学校の先生方がかなり入ってくるようなニュースも聞こえてきておりますので、考えてみてください。県の教育委員会は40%が学校の先生であります。教育現場の人がじかに教育行政に携わることによって、学校と教育委員会がより密接ないい関係になることを期待し、この質問をしたわけでございます。それぞれお答えいただきたいと思います。


○議長(砂原 孝君)  高倉教育委員長。


○教育委員長(高倉恵満子君)  日ごろ、子どもたちのためにいろいろご配慮いただき、ありがとうございます。


 それで、教育委員会におきましては、教育事務所が学校訪問をなさいます。その折ですとか、小教研――小学校の教育課程研究集会です――あるいは同じく中学校でも、そういった研究集会をやっております。その折には、できるだけ各学校へ事情の許す限りの者が全部行っております。それから、各学校で実施される学習参観、運動会、学園祭、そういった大会等にも出かけさせていただいております。そのところで、子どもたちの生き生きと活動しておる様子、そういったものを見てきております。それからまた、先生方がいろいろ忙しい中で、子どもたち一人一人に目をかけておられる教育の様子も見ております。


 それで、校舎建設も今行っておりますけれども、その場合には、その折々の進捗状況に合わせまして、そこのところを見学させていただいております。そうしまして、例えば蛍光灯のぐあいですとか暖房関係、それから最近はオープン化の教室もございますが、そういったところで、果たして隣の教室等の邪魔になってこないかどうかとか、そういったことも配慮して見ておるつもりでございます。


 それで、これからも機会がございましたら、できるだけ各学校に出向きまして、いろんな状況を把握させていただき、私どもも研修を重ねまして、よりよい教育に努めていきたいと考えております。


 以上、簡単でございますけれど。


○議長(砂原 孝君)  中屋教育長。


○教育長(中屋久孝君)  それでは私の方から、まず1点目、栄養教諭の配置についてお答えをいたします。


 食育の推進に栄養教諭の果たす役割の重要性は十分認識をしているところでございます。先般、11月10日に県の教育委員会が市町村の教育長会議を開催いたしました。その席上で、平成19年度、来年度の栄養教諭の採用見込みについても質問をしたところでございます。明確な数の答えはなかったのですが、引き続き滑川市への配置を要望していきたいというふうに考えております。


 それから、教育委員会学務課に教員の配置をということでございます。


 現在、教育委員会事務局にはスポーツ課に1名、生涯学習課に1名、また教育センターに1名教員を配置しているところでございます。


 富山県教育委員会は、教育事務所の再編に伴いまして、市町村の教育委員会に指導主事を配置したいというふうなことで検討しているということを聞いておりますので、その指導主事の派遣等について県の方に要望していきたいというふうに考えております。


 以上であります。


○議長(砂原 孝君)  笹林総務部長。


○総務部長(笹林一樹君)  上田議員の方から、管理栄養士の増員をというお尋ねがありましたので、それについてお答えさせていただきます。


 市町村の栄養士は、保健サービスの一環として地域の特性を把握し、住民のニーズに応じた各ライフステージに沿った一貫した栄養指導を行っているところでございます。


 具体的には、市民健康センターでは、母子保健法、老人保健法等の法律に基づきまして、各種事業を実施しておるわけでございます。例えば4カ月児とか1歳6カ月児などの乳幼児の健診時の栄養相談、それから糖尿病とか生活習慣病の教室などの開催を通じまして、食と栄養からの健康増進や介護予防を担っているところでございます。


 先ほど上田議員の方から、管理栄養士1名というようなお話があったかと思うんですが、本市といたしましては、健康センターに1名、あと嘱託なのですが、福祉課に1名、本庁部分では2名。それから栄養士なんですが、学校給食の共同調理場に県費職員として2名配置されておりまして、最終的には計4名配置されております。


 そこで、食育の推進の面から、管理栄養士の充実は大変重要な課題であると考えておりますが、いろいろな事情等もございますので、管理栄養士全体の、この4名の連携等といったものを図りまして、効率的な活用も含め運用などを検討してまいりたいというふうに考えております。


 以上です。


○議長(砂原 孝君)  以上で上田昌孝君の質疑を終わります。


 暫時休憩いたします。11時10分再開いたします。


               午前10時59分休憩


         ──────────◇──────────


               午前11時10分開議


○議長(砂原 孝君)  休憩前に引き続き会議を開きます。


 12番高橋久光君。


○12番(高橋久光君)  それでは、通告をしてあります1点について質問いたします。私の質問は1点のみでありますので、一括して、冷静な判断でまとめた答弁をお願いするものであります。


 この種の質問は、市内で唯一高台、一番高いところにあります市民の憩いの場である東福寺野自然公園に大変重要な関係をする事柄でありますので、ひとつお伺いをするものであります。


 この質問につきましては以前に、多分平成13年だったと思いますが、この議場で私の方からも、「上市町にこういったような話があるが」ということについて質問をした経緯があります。


 内容については、隣町の上市町からの林道の問題でありますが、この地は、黒川という部落から――黒川にあります穴の谷、「あなんたん」と通称言っておりますが、穴の谷の霊場を通って小森から東福寺野自然公園の下へ来るという、また通っている現状では、小森から東福寺野まで行っている大林林道という林道を結ぶ道路でありまして、上市町では(仮称)ふるさと林道として計画されて、今進行している状況だということであります。よって、滑川市といたしましても、東福寺野自然公園の循環道路として同時に取り組めば大変いいのではないかという指摘をしたつもりであります。


 当時の答弁では、「大変よいことであるが、しかし、行政区が上市、滑川にまたがるところであり、地権者も双方におられることでもあるので、ひとつよく話し合いをして研究をして、その趣旨に従って進めていきたい」という趣旨の答弁であったと思っています。また、その後、平成16年9月議会にも、当時、地元選出でおられました大重前市議会議員さんも、この種の質問についてしておられるわけであります。この折も、上市側と話を現在進めているところであり、以後、今日まで進めているということでありました。


 その後、今日まで、どこまで進んでいるのか。じゃ、実際に取り組んでいるのかという姿勢については、あまり私どもに聞こえてこないので、実は質問に至ったわけであります。


 そこで、私なりにもこの件について、上市町にも、また関係所等にも一応問いただしたり調査をしたところでは、上市側では既にふるさと林道整備計画として、穴の谷霊場の地元である黒川町内の強い要望等もあったり、また黒川町内には黒川良安という遺跡群もあるので、そういうことも踏まえた循環道路として、ぜひ滑川とも話をしながら進めてほしいという要望がかねてからあったようであります。


 そこで、この上市町も、平成10年から来年までとして、現実に計画されて、平成14年に着工をしているということであります。その趣旨の要綱の中にも、実際、特記事項というきちんとした計画書があるんですが、この中にも、町道黒川護摩堂線と林道大林谷線を結ぶことにより、名水百選の穴の谷と東福寺野自然公園とのアクセスが可能となり、森林レクリエーション等の森林空間の総合利用を促進するために非常に大事なんだということで、上市町が一生懸命取り組んでいる、こういう状況であります。


 そこで、このような林道が早く完成、整備されることによって、我が市の東福寺野自然公園に及ぼす影響が非常に大事だと思っております。そこで、上市側の穴の谷、滑川側の東福寺野自然公園ともに、そういった意味では相乗効果が非常に上がるのではないか、上がるのが確実だと私も思うわけでありまして、一年でも早い着工、開通が望まれるところであると思います。


 なお、上市側は予定延長が2キロに対して、本年度まで1,552メーター、約77%が完成をしていて、来年度、19年度10月末には上市側分が全線完成をするという運びにまでなっているようであります。


 そこで、東福寺野自然公園の最近の利用者数等々、いろいろ数字は担当部局ではきちんと出ているので把握をしておられることと思いますが、昭和52年の開園以来、当初は最高年間10万人近くの入場があったこともあるわけでありますが、ここ数年、年々と入場者も減少して、2万人を割り込むような状況も中にあったと思います。


 その後、こういうことでは、せっかくある自然公園の市民の憩いの場というものも有効に生かせないのではないか等々、議会でも指摘を何度となくしているところで、その後、パークゴルフ場の開設、増設とか、SLホテルの改良、また新たにふわふわドームのような遊具の入れ替え等をしたりした整備の中で、今日は多少入場者が増えてきているというのも現実ではありますが、特別増えているわけではないように思います。ここ数年の入場者数等を見ますと、大体年間3万人前後、昨年は2万9,117人、聞くところによりますと、今年の10月末で3万3,379人とかという話でありました。そこで、公園の整備にいろんな施策、また趣向を凝らして、かけた費用の割にはあまり伸びていないのではないかという声も聞かないわけではないわけであります。


 そこで、最近の市民の過ごし方ということの中でもだんだん変わってきつつありますし、また車社会という中で、行き止まりの施設には、一回行ったらそれで行かないというのも現状でないのかなと思っています。そういったような意味合いからでも、今、滑川の安田から上がって、東福寺野公園で富山湾が一望できるすばらしい景色を眺めて、それで上市に下りていく。また、上市から穴の谷に水をくみに来る人も毎年10万人近くの人たちが、また遺跡等の見学に来る人もおられるそうでありますが、こういった人たちが、すばらしい道路ができたら、その道路を上って、滑川の高台の東福寺野公園で休憩をして昼食でもとろうか、また休んでいこうか、そういったような周遊道路としての利用価値が非常に高いのではないかというのが、上市町内でも、また黒川の町内でも要望、また希望しておられるのが現状だと思いますし、そういった中からでも、一日も早い完成が必要でないのかなと思っております。


 そういったようなことから、この道路の話は上市側から出た話だと思っていますが、話が出てから今日までもう10年近くもたつわけでありますが、こういったようなものを行政としてでも、また緊縮財政の中で、緊急性、また相乗効果性、どうしてもやらなければならないところ等々の判断を当局はどのように考えておられるのか。早くこういうものを完成して、市民の憩いの場をもっともっとにぎわいのある公園に、またせっかくの投資効果も上がるような公園にするために必要でないのかなと思って質問したわけであります。


 そういう趣旨からいろいろ計画をされることから、今後進められる、また取り組んでいる姿勢とか、また計画がもう進んでしまっているとか、そういったようなことについて、的を射たきちんとした答弁をいただきたいものと思って質問いたしましたので、よろしくお願いします。


○議長(砂原 孝君)  大黒産業民生部参事。


○産業民生部参事(大黒隆文君)  高橋議員さんのご質問にお答えいたします。


 上市町の黒川地内から穴谷霊場を通って東福寺野自然公園を目指している林道の件についてお尋ねです。いつごろ着工で、いつごろできるのかという趣旨でご答弁いたします。


 まず、上市町で進めております林道黒川線につきましては、議員さんが言われたとおり、黒川地内から穴谷霊場を経由しまして、当市の大林谷線に取り付ける計画でございます。上市町では、ふるさと林道緊急整備事業を活用いたしまして整備を行っておりまして、今私ども聞いておりますところでは、19年度中の完成を目指していると聞いております。


 当市における林道大林谷線までの取り付け工事の延長は約200メーター――測量で伸びたかもしれませんが、今の測量では大体193メーターあるということで、約200メーターということで考えております。本年度中において、現地の状況を測量したり地元関係者の調整を行ってきたところでございます。


 工事につきましては、地元地権者の了解をほぼ得ている状況でございます。そういうこともございまして、上市町の進捗に合わせまして、19年度に着工して、単年度で完成させていきたいと思っております。


○議長(砂原 孝君)  高橋久光君。


○12番(高橋久光君)  今、大黒参事からの答弁、どうもありがとうございました。


 それならそれで大変いいことでありますが、地元なり周りにそういう話があまり聞こえてこない。もっともっとやらなければならないものがある、こういうこともやっているよと。ほかの事業もたくさんあるので、それはなかなかこれ一点に集中するわけにいかないかもしれませんが、そういったようなことを市民に周知する方法もきちんとやらないと、ただ施設を改善せい、あの施設が悪いからもっとこういうものを入れれということだけでは、東福寺野自然公園の利用者増に結びついていかないと思っています。


 ついでに、上市では、その道路が完成する暁、またこれからもその道路を大いに使ってもらうために、その沿線に桜もしくはいろんな花木を植えて、より一層の観光道路にしようと。またやってもらわなければならんという意気込みで黒川町内では計画している。こういうことも今、次から次とやっているんです。


 滑川市も以前に、私どもの同僚議員の中で、山際に花をたくさん植えて、滑川から見る山は大変きれいなんだよという質問をした議員もおられるわけでありますが、それもあわせて、そういったアイデアも当局の皆さんで出し合いながら、これからもやっていく必要があるのではないかと思っています。きちんとした対応について、今言われました来年度着工したいと。できるだけ一年でも早くできるような目途で努めていただきたいと思います。


 市長、何か意見がありましたらお願いします。


○議長(砂原 孝君)  中屋市長。


○市長(中屋一博君)  この林道黒川線、10月でしたか、上市町の博物館で黒川遺跡群の企画展がありました。実は私もあそこへ行きながら、改めてパネル等を見ますと、穴の谷の霊場、そして黒川の遺跡と同時に、大林谷林道あるいは東福寺野、そして護摩堂というものが一見してわかるパネルが展示してあったわけです。距離的に見ると、なるほど、こんなに近いのかなと、こう思いながら今の質問をお聞きして、上市が前々から着工していたと。しかし、今1,552メーターですか、約77%進捗し、平成19年度に大体滑川の境界まで来ると。こういうことでありまして、滑川は、大黒参事が言ったように、約200メートルということでありましたから、上市と歩調を合わせるということで、平成19年度、単年度でこれを開通させるということで相乗効果が発揮できる。


 と同時に、議員が指摘になった東福寺野自然公園と黒川の遺跡群あるいは穴の谷の霊場をどう有機的に結びつけていくかということも大きな問題であろうと思います。


 この問題は上市から出たわけでありますが、やはり滑川市においても、東福寺野自然公園には何らかの形で、黒川遺跡群あるいは穴谷の霊場に行けるという掲示板、また逆に黒川、穴谷の霊場においても、上市からも東福寺野自然公園へ行けるという案内板の設置等も呼びかけて、どういうアイデアが出てくるのか、また検討していきたいと思います。


○議長(砂原 孝君)  高橋久光君。


○12番(高橋久光君)  ありがとうございました。今、滑川市に接する自治体は富山市もありますし、上市も魚津もあるわけでありますが、こういった自治体を越えたいろんな交流もきちんとやっていくことが市民サービスであり、これからの住みやすいまちづくりの一環にもなろうかと思いますので、ぜひまたその趣旨も踏まえて、これからも進めていっていただきたいものと思って要望しておきます。


 どうもありがとうございました。


○議長(砂原 孝君)  以上で高橋久光君の質疑を終結いたします。


 次に、3番岩城晶巳君。


○3番(岩城晶巳君)  では、通告してあります質問を順番にいきたいと思います。


 まず初めにですが、公共開発に伴い、近辺の雨水の対策ということでございます。


 現在、滑川市内は、ここ30年間におきましてでも、主だったところの道路の舗装はすべて完備されている。そしてまた、主要幹線としてスーパー農道の開通、北陸高速道路の開通ということで、市内は非常に整備がなされてまいりました。その都度、それに対して当局は、一生懸命ご努力され、尽力されて、こういうような結果になって、整備がずっと続いてきておるというようなことだと思います。これからも新しく8号線バイパスの4車線化、そしてまた新幹線の開通と、いろいろとまだまだ整備しなければならないことがたくさんあるわけでございます。


 それはそれとして、世の中にはいろいろと表裏、そしてまた功罪があるというようなことで、ここしばらくの間、特に8号線バイパスが開通して以来でございますが、その下流地域における側溝からの水のあふれが市内各地より非常に見受けられると思いますが、当局としてはどういうふうに感じておられるのか、それを最初に一回お聞きいたしたいと思います。


○議長(砂原 孝君)  神保建設部長。


○建設部長(神保二三夫君)  議員ご質問の中で、市内各所に溢水ということでございますけれども、今のところ、追分地内におきまして平成16年7月25日、それと、同地区でございますが、平成18年10月29日に県道栗山追分線の沿線の住民の民家、これは同一でございますけれども、そこの床下浸水等の被害が発生していることは把握しております。


○議長(砂原 孝君)  岩城晶巳君。


○3番(岩城晶巳君)  今部長言われましたように、一つの例として、追分栗山線の県道の側溝に関して聞いておるということでございますが、市内各所、床下にならなくても、田んぼの方にあふれ出たとか、そういうようなことはよく見受けております。そういうようなことで、田んぼなものですから、別段当局の方へ連絡しなくてもというようなことも多々あるかと思いますが、今言われましたように、一つの例として、先ほどの県道栗山追分線、通称カーバイド前通りというこの道路でございますが、側溝の方はスーパー農道より、バイパスより下の一部地域はちょっと広くしたりということになりますが、それから下流の方は昔のままの幅になっておるわけでございます。


 一つの例として、今、2回そういうふうなことであふれ出たということを言われましたが、この地区に関しては、毎年毎年側溝より水があふれ、そしてまた床下浸水、ことしは近くの農協の倉庫の方にもあふれた水が入って非常に被害が出たということを聞いております。


 何よりもその脇にある墓地が、町内の敷地でございますが、そこが、川の濁流がそのまま川の一部になったような形で、湖みたい感じになっておるわけでございます。これが毎年毎年繰り返されておるわけでございまして、話によれば、その都度、10年、20年の突発的なことであるから我慢しろというような形で言っておられたというふうなことを聞いておるわけですが、しかし、毎年毎年、そういうふうなことが起こるということは突発的なことと言えるのかどうなのかなと思います。


 これは当局に連絡を、いつもかも言うのはどうかなというようなことで、これからも、バイパスが4車線化、そしてまた新幹線の開通ということになれば、まだまだ雨水が多く流れるというようなことになると思います。そしてまた、あそこにまた新しく会社が2つ増築ということになりますれば、まだまだ多くの雨水がそこへ垂れ流しというようなことになると思うわけでございます。これはただ、そういうふうに側溝を広くするとか、そういうふうな小手先でやれば、どうしてもまた下へ下へとあふれ出ることが先へ先へと延びていくような感じになるわけでございまして、ひとつ何か抜本的に、4車線化、そしてまた新幹線の開通前に、別個な排水路を早月川の方へ流すとか、そういうような形をとれないものかと思いますが、どう思われますか。


○議長(砂原 孝君)  神保建設部長。


○建設部長(神保二三夫君)  議員ご承知のように、新幹線、国道8号バイパスにつきましては、産業経済を支える国家プロジェクトとして進められておりまして、市においてもその建設に全面的に支援、協力をしているところでございます。


 議員ご指摘の公共開発に伴う雨水対策でございますけれども、設計段階では、新幹線では、敷地内での浸透式による調整対応も視野に入れまして、排水先の地元土地改良区とも協議をし、また国道8号バイパスにつきましては、平均時間雨量40ミリ弱を設計指針として排水先施設管理者との協議を実施し、建設工事を進められたもの、あるいは進められているものでございます。


 先ほどのいろんな要因でございますけれども、例えば18年10月29日等の浸水被害でございますが、これにつきましては、沿線における工場等の敷地の雨水や、魚津滑川バイパスの開通に伴う路面排水の県道側溝への流入や時間雨量が極めて多かったこと等、幾つかの要因が複合的に重なったものと考えております。このため、11月下旬におきまして、市において関係施設管理者、富山河川国道事務所の担当係長、魚津国道出張所長及び黒部国道維持出張所長、新川土木センター、早月川沿岸土地改良区、滑川中部土地改良区と市とで浸水対策について協議をしたところでございます。


 市からは、現実に降雨による浸水被害が発生しているということから、浸水被害の解消のための意見交換とあわせまして、各施設管理者へ対応を検討するよう要請したところでございまして、再度協議検討することとしているものでございます。その中でどういうような案が出るのか、いろいろとまた協議を重ねまして、先ほどおっしゃいました抜本的な対策といいますか、水が出ないようにシャットアウトするというか、少なくするか、あるいは受け皿を大きくするか、単純に言いまして、こういうような形でございますので、それらをもとにしまして検討をいたしたいと考えております。


○議長(砂原 孝君)  岩城晶巳君。


○3番(岩城晶巳君)  今言われましたように、県の土木、市の土木、土地改良区、そしてまた国の4者が、こちらの件で話を行ったということを聞いております。その席の話によれば、何かお互いの責任のなすり合いをしておったというようなことも聞くわけでございますが、そういうことのないように、真正面に向かって、あの地区を湖か沼地にせんようにしていただきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。


 それと、今言いましたように、墓地がいつも水で大変なことになっておるわけでございまして、これは皆さん、自分の墓がそういうことになったらどう思われますかね。これは大変な罰当たりなことだと思います。あの状況を見ておれば、ただ小手先に周りを嵩上げするとか、広くするとかでちゃ対応しきれないというような感じになるわけでございます。


 全体的にここらあたりの地域のことを取り上げたわけでございますが、この状況は、先ほど言いましたように毎年毎年繰り返しておるわけでございますから、町内会の方々も言ってはおいででございますが、役員が毎年変わるものですから、どうも弱いというようなことでございます。ひとつそういうふうに全体的に、抜本的に対策を練っていただきたいと思います。市長、この見解に対してどう思われますでしょうか。


○議長(砂原 孝君)  中屋市長。


○市長(中屋一博君)  今神保部長が答弁したことに尽きるわけでありますが、そういう事情があったがゆえに、11月下旬に、いわゆる関係施設管理者、国交省の黒部出張所、魚津出張所の関係所長、新川土木センター、早月川沿岸土地改良区、そして市とが協議をし、抜本的な解決策を要望したところであります。


 その中では、お互いに意見のなすり合いということが――僕は同席しておりませんからわかりませんが、あったのかもわかりませんが、結果として市としては、実際、降雨時に溢水、あふれるというのは事実でありますから、これは早急に解消に努めてもらいたいと、こういうことで一応別れたと。これは先ほど神保部長が言ったとおりであります。そして今後、これをもう一回協議して早急な対策をお願いしておるということでありますので、市としてもその線に沿って頑張っていきたいと、こう思っております。


○議長(砂原 孝君)  神保建設部長。


○建設部長(神保二三夫君)  先ほど議員さんから、お互いのなすりつけ合いという言葉がございますが、中にはいろんな要因とか、こちらの改良とかいろいろございましたし、墓地の件も、そういう話は話題に乗っかっておりました。ただ、全体的にどうすればいいかということで協議を重ねておりますので、そういうような意味合いでご理解をいただきたいと思います。


○議長(砂原 孝君)  岩城晶巳君。


○3番(岩城晶巳君)  この件は前々から、前の地元選出の島田議員からも、県の要望ということで提出もしておるということでございます。これはずっと懸案事項でございますので、何とか前向きに、前向きどころか、やってもらわなければどうにもならないということでございます。よろしくお願いいたします。


 では、次の質問にいきたいと思います。


 防災行政無線についてでございますが、設置されたのは平成10年ということで、そのときの設置の目的、そしてまたそれに対しての費用はどの程度か、改めてお聞かせ願いたいと思います。


○議長(砂原 孝君)  梶谷総務部参事。


○総務部参事(梶谷正夫君)  今ほどのご質問は、防災行政無線の設置の目的及び整備の費用等でございます。


 本市におきましては、津波や地震などの災害時におきましての緊急情報伝達手段の一つといたしまして、平成10年2月に、市役所の親局以下、各地区36カ所において同報系の防災行政無線施設を設置いたしたところでございます。その際の費用につきましては、同報系の整備につきましては1億4,900万円ぐらいであります。平成9年度に設置をしたところでございます。


 なお、参考までに、庁用車に移動系の無線を整備いたしておりますが、それにつきましては、平成8年度でございますが、約3,600万円を要しておるものでございます。


○議長(砂原 孝君)  岩城晶巳君。


○3番(岩城晶巳君)  平成10年から整備されてきて、9月議会のときにも質問があったと思いますが、お金がかかっている割には聞こえるところと聞こえないところというようなことで、当局の方もある程度把握をしておられるということを聞いております。この前の答弁を聞きますれば、デジタル化があるからそれまでは我慢していただきたいというようなことでございましたので、あまりしつこくは聞きませんが、1つだけお聞きしたいんですが、その中で戸別受信機が93カ所と書類に載っております。私らも1年たってようやくいただきましたが、それはそれとして、今現在、この前の書類を見ますれば89カ所に割り振ってあるということでございます。4つの減は、多分議員が4人減ったからだというようなことだと思いますが、この前の9月議会の答弁によれば、「98カ所に戸別受信機が渡してある、貸与してある」という答弁になっております。98、93、89と3つの数字が出てきておるわけでございますが、これはどれが正しいのか、管理はそれでうまくいっているのかということをお聞きしたいわけでございますが、お願いいたします。


○議長(砂原 孝君)  梶谷総務部参事。


○総務部参事(梶谷正夫君)  今ほどの戸別受信機は携帯もできるくらいの小さなものでございますが、各世帯ごとに置けるような、あるいは公民館に置けるようなということで配備をしておるものでございます。


 これは考え方といたしまして、その当時は、配布先として地区公民館、学校――これらは避難の施設になるものですから、そういうところに置いております。そのほか議員の皆様方、あるいは各地区町内会長さんのお宅、消防団の幹部のお宅、それから市の防災担当の職員等にも配布をいたしております。その総数につきましては、当時98台ということでございます。


○議長(砂原 孝君)  岩城晶巳君。


○3番(岩城晶巳君)  ということは、戸別の受信機93台というのは間違いであって、実数は98台であったということですね。


 それはそれとしてよろしいんですが、これは貸与するということでございますので、今言われましたように、平成10年からいきますれば、市の議員、市の職員、地区連合会長、それと消防団の幹部の方、ここらあたりはその都度その都度代わるはずでありますから、管理体制は、貸与物でございますから毎年チェックしていただいて、大事な財産でございますから、管理漏れのないようにお願いいたしたいと思います。


 そういうことで、私は数字が98、93、89と3つあったものですから、それを確認してみたわけでございます。


 それともう1つ、貸与しておられるということで、毎年代わりますので、管理を本当にしっかりやっているのか、そこらあたりを聞かせていただきたいと思います。


○議長(砂原 孝君)  梶谷総務部参事。


○総務部参事(梶谷正夫君)  今ほどの管理体制のご質問でございます。


 ご指摘のように、配備をいたしましてから8年を超える期間がたっております。前からも議会でご指摘をいただいております。そのことも含めまして、長年たった現在におきまして、配備先について今再確認を行っているところでございます。長年たっておりますので、実際に持っておられても機器の故障があったり、あるいは、確かにあるはずだけども、機器そのものも家のどこかにあるという感じで紛失していると。探せばあるはずなんですが、電気が入っておらんから音も聞こえないということがあり得るということもあります。そういうことで、現在、当時配備したお宅、あるいはその次に行っておるお宅をすべて戸別に点検させていただいておるところでございます。


 また、その結果、役員さんが代わっておられる、次の新しい役員さんのところへ持って行く必要があるものにつきましても回収をいたしまして、点検の上、新任の役員さんのところへ再配備をさせていただいております。また、そういうことでいろいろご協力をいただいておるところでございます。


 今後とも、この戸別受信機につきましては、とにかく非常時に有効に役立つようにしておかなければいけませんので、ご指摘のように、管理台帳もしっかり整備をしながら、日ごろからの管理調整に今後とも努めてまいる所存でございますので、よろしくお願いをいたします。


○議長(砂原 孝君)  岩城晶巳君。


○3番(岩城晶巳君)  今言いましたように、大事な財産でございますので、町内会長さんにお任せして、あと次、代わった人に渡してくださいよということじゃなくして、ひとつ市の方からも電話なり何か入れて、そういうふうなチェックをしていただきたいと思います。


 では、次の質問に入りたいと思います。


 今年度の新政策でありました地域コミュニティ活性化事業についてでございますが、9月議会のときに、途中経過ということで活用状況の書類をいただきました。そのときには、9月で最終的なものが出るということを聞いておりましたので、最終的な地区の数と金額はどの程度だったかをお聞かせ願いたいと思います。


○議長(砂原 孝君)  坪川総務部参事。


○総務部参事(坪川宗嗣君)  地域コミュニティ活性化事業の最終的な活用状況につきましては、現在、地区町内会や単位町内会、児童クラブなど18団体に、総額で予算額と同額の300万円を交付決定したところでございます。


○議長(砂原 孝君)  岩城晶巳君。


○3番(岩城晶巳君)  9月議会のときには11地区と聞きましたが、プラスあと幾つになりましたでしょうか。


○議長(砂原 孝君)  坪川総務部参事。


○総務部参事(坪川宗嗣君)  最終的に18団体ですので、7地区がその後増えているということでございます。


○議長(砂原 孝君)  岩城晶巳君。


○3番(岩城晶巳君)  この前の話によれば、9月議会のときでございますが、これは単年度ではなくて、通年で2年、3年と続けていただきたいというような話だったと思いますが、来年度に関しては予算はまだわからないと思いますが、大体同じような金額でいかれるのかどうなのか、そこらあたりお聞かせ願いたいと思います。


○議長(砂原 孝君)  坪川総務部参事。


○総務部参事(坪川宗嗣君)  来年度の予算化の見込みについてのお尋ねなんですが、これから新年度の予算の編成作業に取り組むところでありまして、今ここで、予算額といいますか、それを申し上げることはできませんが、今年度から制度化した事業であること、それからことしは予算額の満額を執行しており、また予算額以上の要望もあった。こういった状況を踏まえて、厳しい財政状況の中ですけども、引き続き実施していく方向で考えております。


○議長(砂原 孝君)  岩城晶巳君。


○3番(岩城晶巳君)  先ほども言いましたように、ことし300万円を満額使われたということでございますが、ということは、これは最低でも2年ほど続けていただきたいということになれば、この金額300万をそのまま同じように使うという解釈でいいわけですね。ということは、もし仮に300万がそのままということになれば、新規の者がいただけないという解釈になるわけですが、ということは、300万は300万として、それ以上の金額を要望せねば新規事業が入らないという状況になりますが、ちょっと私の考え方が間違っておるのかどうかわかりませんが、それで正しいわけですかね。


○議長(砂原 孝君)  坪川総務部参事。


○総務部参事(坪川宗嗣君)  予算額については、先ほど言いましたようにちょっと申し上げることはできませんが、担当とすれば、この事業をさらに拡大して、この事業を活用する団体がもっと増えて、地域の人たちの手による地域づくりが市内全域に広がっていくことを期待しておるわけでして、予算要求という意味では積極的なものを考えております。


○議長(砂原 孝君)  岩城晶巳君。


○3番(岩城晶巳君)  言われましたように、何か断った事業もあったということでございます。来年度の予算には、新規の方が事業を活用できる範囲内の金額もまたみていただいて、大幅な予算を要求していただきたいと思います。


 以上で質問を終わりたいと思います。


○議長(砂原 孝君)  以上で岩城晶巳君の質疑を終わります。


 暫時休憩いたします。


               午前11時58分休憩


         ──────────◇──────────


               午後 1時00分開議


○議長(砂原 孝君)  休憩前に引き続き会議を開きます。


 7番開田晃江君。


○7番(開田晃江君)  それでは、通告に従いまして、以下の質問を行います。


 まず初めに、行政改革の中での職員の資質向上についてでございます。


 私たちは、10月26日、27日に兵庫県小野市に視察に行ってまいりました。小野市の行革の取り組みは、どれも目を見張ることばかりでびっくりいたしました。小野市の基本理念として掲げているものは、「理念なくして意識改革なし、意識改革なくして行動なし」。この言葉にはっとするものを感じましたので、滑川市にどのようなことがあるのかという思いでお聞きいたします。


 滑川市でも行革、意識改革を盛んに掲げていらっしゃいます。その後、どのような形かお伺いするものでございます。


 まず1番目の質問としまして、行革、職員の資質向上について。


 この質問は幾度となく出ておりますが、その中の1つといたしまして、平成14年9月議会において、ただいまの砂原議長、そのときの砂原議員の行政組織の質問に出村助役は、当時は総務部長さんでしたが、「職員の士気高揚を図るため、今年度から各課ごとにスローガンを掲げるよう努めているところでございます」と答弁がありました。どのようなスローガンを掲げられたのか伺います。また、そのスローガンは、現場ではどのような具体的に利用しているのかお聞かせください。


○議長(砂原 孝君)  佐藤総務部参事。


○総務部参事(佐藤孝男君)  それでは、開田議員の質問にお答えしたいと思います。


 少子高齢化や国際化、情報化など社会情勢を取り巻く環境が大きく変化する中にあって、行政運営を進めていく上で職員の資質向上の必要性は十分認識しているところでございます。


 このため、ご質問の各課ごとのスローガンの作成については、平成14年度に職員の人材育成と資質向上のための一つの試みとして市長から指示がございまして、各課で作成し、掲げたものでございます。


 その後の継続等については、現時点では課内にスローガンを掲げている課は少ないものの、その趣旨は職員が理解し、職務上においても実践され、生かされているものと認識しているものでございます。


 例を挙げますと、恐縮ですが、私が所属しています総務課では、「いつもさわやか 笑顔で応対」を作成しております。現在では掲示はしておりませんが、市民の皆様をはじめとした来客の応対時等に常に留意しております。


 また、市民課では、「いつも笑顔でスピーディー 丁寧な応対」を掲げて、受付業務において実践を心がけているものでございます。


 また、福祉課では、「小さな気配り 窓口応対」をスローガンに、現時点でも課内に掲げておりまして実践するとともに、朝礼時等で課長から督励している例もございます。


 以上でございます。


○議長(砂原 孝君)  開田晃江君。


○7番(開田晃江君)  今ほど、朝礼等で皆さんに伝えているという答弁がありました。私も私なりに庁舎の中を見回したところ、どこにどういうスローガンがあるのかほとんどわかりませんでしたので、やはり若い職員にも聞いてみなきゃいけないという思いでスローガンの実在を聞きましたが、だれもあまりよくわかっておられません。職員がわかっていないということは、市民に発信することもできないと思います。そういう意味では、私たち市民側としては、聞きたい、感じたいということを思っておりますので、そこのところをもう一度お願いします。


○議長(砂原 孝君)  佐藤総務部参事。


○総務部参事(佐藤孝男君)  今ほどの質問は、スローガンを聞きたいということでございますか。


○7番(開田晃江君)  スローガンを掲げて、要は若い職員に浸透していないんじゃないですかということを言っています。


○総務部参事(佐藤孝男君)  今ほどご指摘ありましたが、いま一度再チェックしまして、また検討させていただきたいと思います。


○議長(砂原 孝君)  開田晃江君。


○7番(開田晃江君)  そのときも私、あるいはその後も感じておりますが、議会の答弁だけ何とか終わったということでは済まされません。取り組むと決めたのなら、市長命令で取り組みましょうということが平成14年にあったと思います。それはやっぱり取り組み続けていただいて、継続は力なりです。お客様を迎えるカウンターや壁にでも大きく張って、各課の意気込みを市民の皆さんに伝えるべきだと思いますが、そういうことができるかどうか、もう一度答弁をお願いします。


○議長(砂原 孝君)  佐藤総務部参事。


○総務部参事(佐藤孝男君)  今ほどの質問ですが、スローガンの掲示について前向きに検討していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。


○議長(砂原 孝君)  開田晃江君。


○7番(開田晃江君)  答弁の方としては、前向きに元気よく滑川市の職員が資質向上できていくということを感じまして、それでは、次の2つ目に入ります。


 職員のやる気、生きがいの創造が大切です。市の取り組みの事例はありますかですが、やはりこれは言われてすることではなくて、先手管理、またどのように若い職員を評価しているのか、あるいは職員を伸ばすための工夫、そういうことでいいと思いますので、答弁をお願いします。


○議長(砂原 孝君)  佐藤総務部参事。


○総務部参事(佐藤孝男君)  それでは、2番目の質問にお答えしたいと思います。


 職員のやる気、生きがいの創造ということにつきましては、職員の人材育成と資質の向上を進めていく上で重要な要素であると認識しております。


 市の取り組みの事例はというご質問でございますが、これも昨年つくりました市の人材育成基本方針の中で明記しておりますが、例えばことしの例を挙げますと、1つには、全職員に対して目標管理行動計画。具体的に言いますと、業務の進行管理や自己啓発目標計画のことを言いますが、この行動計画を取り組むための職員チャレンジシートの実施、それから職員の提案制度の充実ということで、随時、職員提案を受けております。


 それからまた、全職員を対象としました研修会を開催しております。ことしは7月に、県内の大手会社の役員の方による「これからの公務員に求められるもの」という演題で120人の職員が受講いたしました。それから10月には、元自治省の自治大学校長を歴任された方の講演を受けました。「地方自治をめぐる諸問題と当面の課題」という演題でございまして、100人の職員が受けておりまして、それぞれいろいろ吸収したものと思っております。


 そのほかには、職員による自主的な伝達研修会を開催することにしておりまして、今年中の開催を予定しておりまして、政策的な課題研修を受講した職員による自主的な伝達研修を実施することにしております。


 その他によりましては、各職場における朝礼の励行。朝礼の場においていろんな職員から提案や発言を求めることにより、職員の意欲等を喚起しようとするものでございますが、こういった朝礼の励行等も実施しております。


 以上でございます。


○議長(砂原 孝君)  開田晃江君。


○7番(開田晃江君)  今ほどの総務課長の答弁の中に、7月あるいは10月に研修を受けたということがありましたが、研修を受けるというのは受信でありまして、若い職員あるいは職員の資質向上のためには発信しないと、要は有言実行型的な感覚で職員に伸びていっていただきたいという思いでおります。


 そのためには、まず職員によるチャレンジシートあるいは提案制度、これは滑川市もどんどん活発にやっていらっしゃることはわかっております。ただ、今度はそれを大きく市民の皆さんに向けてQC大会あるいは弁論大会、あるいはまた、今後斬新な発想で、視点で取り組むということも含めて、例えばすばらしい提案には表彰してあげるような提案表彰制度というものも、自分の資質向上と市民の皆さんに伝えるという意味で、こういう取り組みをしていただきたいと思いますが、大胆に職員一堂、市民大ホールに集まって、そういうふうな研究大会みたいなことも今後計画されませんか、答えをお願いしたいと思います。


○議長(砂原 孝君)  佐藤総務部参事。


○総務部参事(佐藤孝男君)  それでは、3点目の質問にお答えしたいと思います。


 職員の資質向上を図るための今後の斬新な取り組みとしては、特に人事管理における新たな人事評価制度の導入が重要な要素であると認識しております。


 具体的には、現在実施している人事考課制度を拡充し、全職員を対象とした能力評価――知識、企画力あるいは折衝力などの評価でございます。それと業績評価――目標管理をもとに達成された業績を適正に評価する、そういった評価でございますが、これらの導入を今後検討してまいりたいと考えております。そしてまた、職員からの政策提案の反映などを今後進めていきたいと考えております。


 なお、ご提案のQC活動につきましては、昭和50年代の後半に数年間、本市でも実施したところでございまして、一定の成果をみたものであると思っております。


 それから、開田議員から大ホール等での発表会等が提案されましたけども、それにつきましても、またご意見として参考にさせていただきたいと考えております。


○議長(砂原 孝君)  開田晃江君。


○7番(開田晃江君)  それでは、この件に関してもう1つ、例えば職員の提案制度あるいは評価制度も含めましてですが、滑川市の庁舎の中で、あの職員はすばらしいんだということを一生懸命言うだけのことでは、市民にもすばらしい職員像は見えてきません。そういう意味でも、オーナーは市民ですので、市民の皆さんが、何ちゅいい職員だという思いを感じられるような政策、それこそ市民大ホールで、いろんな意味での弁論大会、それをしゃべることによって自分の襟も正されていく、そういう思いも職員の中には十分あると思いますので、今の話によりますと、研修はどんどん積み重ねますということでしたが、表に出す発信力をもう一度、もう一回、そういうことをやってみたいということは本当にありませんか。


○議長(砂原 孝君)  佐藤総務部参事。


○総務部参事(佐藤孝男君)  答弁になるかどうかわかりませんが、今ほど提案いただいたことも含めて、総合的にそういったような住民の方にもアピールできるような研修制度等をまた考えてみたいと思います。


○議長(砂原 孝君)  開田晃江君。


○7番(開田晃江君)  これも小野市で学んできたことの一つでございます。何かを一つ変えるということは、それこそスパイラル現象のようにいいことがどんどん見えてくる。そういうことを感じて帰ってまいりましたので、本当に滑川市にもそういうことがあればいいという思いです。


 それでは、それを期待いたしまして、2つ目の質問に移ります。


 青少年健全育成の中でということで質問いたしますが、ただいま、いじめ、非行などさまざまな問題が子どもたちの周りにひしめいています。滑川市のいじめあるいは非行、特に私の場合はいじめということで、現状の認識及びその取り組みについてお伺いをいたします。


 滑川市ではどのようないじめがありますか。例えば「死ね」とか「ここから出て行け」など、言ってはならないことを口走っていることはありませんか。また、そのような言葉を浴びせられて学校に行けなくなっている子どもはいませんか。そのへんも含めてお答えください。


○議長(砂原 孝君)  中屋教育長。


○教育長(中屋久孝君)  それでは、ただいまのいじめ等の市の現状というご質問にお答えをいたします。


 子どもたちが日々学校生活を過ごす中で、本当にさまざまな事柄が起こります。基本的には、その都度担任が中心となって、子どもたちと信頼関係をはぐくみながら対応してもらっております。


 把握をしているかということでありますが、実は先般、校長会を通じまして調査をしたところでございます。それによりますと、「これはいじめ問題である」というふうに学校が判断したものが23件、そのうち「そのいじめが解消している」というものが15件、「現在も継続して指導をしている」というものが8件という調査結果でございました。そのいじめの内容ということにつきましては、「言葉によるからかい」という形の事犯が一番多かったところでございます。


 各学校におきましては、特にいじめでありますとか、あるいは不登校・非行などの気にかかる事犯につきましては、学校内でプロジェクトチーム――その内容によって、その時々メンバー構成が異なるわけですが、例えば校長、教頭、生徒指導主事、学年主任、担任、養護教諭、あるいはスクールカウンセラーなどなどが構成要員となったチームを立ち上げて、それぞれ情報交換をいたしましたり、子どもにとって温かい対応ができるように、いわゆる学校の総力を上げて事に当たっているというふうな対応をしているところでございます。


○議長(砂原 孝君)  開田晃江君。


○7番(開田晃江君)  ほかの市町村から比べると、滑川市はいじめというものが表に出てきていないなという気はいたします。ただ、今は、昔のように子どものけんかでは済まされない時期です。やっぱりいじめは早期発見、早期解決が一番大切かと思います。いじめから自殺問題に発展する、このような怖い時代です。なぜ子どもの周りに大人がいるのか、大人の役割をしっかり自覚してほしい。そのためには先生方の素早い対応が早期発見、早期解決につながると思います。


 一つだけ気にかかることがございます。児童・生徒は卒業します。先生は異動があります。「その場から離れたから、ああ、よかった」では済まされません。その場その場でしっかりと解決しなければならない。それがなされなくて、翌年新しくいじめが始まったという事例はありませんか。


○議長(砂原 孝君)  中屋教育長。


○教育長(中屋久孝君)  今議員さんがおっしゃったような形の事柄は、私どもの方では聞いてはおらないところでございます。


○議長(砂原 孝君)  開田晃江君。


○7番(開田晃江君)  いじめととらえるか、そうじゃないととらえるか、とらえ方はたくさんあるかもしれませんが、ぜひ把握していただきたいと思います。


 次、もう1つですが、これはいじめを解消するための形態が云々、あるいは国や県がこのように指導しているから、こうするというものじゃなくて、私の場合、特に母親として、子どもの心がつぶされないようにする、そういう政策を滑川で考えていただきたいということで、この質問をしております。


 もう1つですが、これはある町の出来事です。ただ、中学生のいじめなんですが、いじめのトップが大きなスポーツ大会に参加する。その大会が終わるまで問題を取り上げなかったということを聞きました。もし滑川市にそのようなことがあったらどうしますか、出場停止にしますか。ここもお答えください。


○議長(砂原 孝君)  中屋教育長。


○教育長(中屋久孝君)  ただいまのご質問でございますが、基本的には、具体的なそれぞれの内容について、その都度判断を下していきたいというふうに思います。


○議長(砂原 孝君)  開田晃江君。


○7番(開田晃江君)  そうですね。中体連の大会、あるいはまた逆にクラブの大会、その他それぞれ筋が違いますので、そういう意味でも、1人の子どもによって全体的にどういう波紋を広げているか、そういうことも感じながら解決の道を探っていただきたいと思います。これは隣の町だけの問題ではないということもつけ加えさせていただきます。すぐそばにあります。


 それでは、2つ目の質問に移ります。水谷修先生(夜回り先生)の講演を聞いて、教育長の感想をお伺いします。


 これは7月23日、第56回社会を明るくする運動富山県シンポジウムin滑川での講演です。先生は最後に、あいさつの重要性を強調されていました。市民的規模のあいさつ運動の展開等は青少年健全育成に大きく寄与するものですが、教育界からどのような働きかけを行うか、教育長の所見をお伺いいたします。


○議長(砂原 孝君)  中屋教育長。


○教育長(中屋久孝君)  水谷修さんの講演は私も聞かせていただいたところでございますが、本当に行動・実践に裏打ちをされたお話でございましたので、それこそ、その重さに打ちのめされていたところでございます。


 あいさつということがございました。あいさつにつきましては、私は第一義的には家庭での親のしつけであろうというふうに思っておりますが、教育界からどのような働きかけをというご質問でございますけれども、小・中学校につきましては、家庭・地域の協力も呼びかけながら、高学年の児童・生徒から元気にあいさつができるように指導を呼びかけてまいりたいというふうに考えております。高学年がきちんと元気よくあいさつをする学校は、低学年は自然にあいさつをするものというふうに考えているところでございます。


 また、市の取り組みという形では、青少年育成滑川市民会議があいさつの啓発運動を展開しているところでございます。その中で、例えばあいさつ標語の募集というふうな形の活動も展開をしているところでございます。


○議長(砂原 孝君)  開田晃江君。


○7番(開田晃江君)  今、教育長さんの答弁の中に、青少年育成市民会議の中であいさつ標語も募集しているということがありましたが、私は教育界からどのように働きかけを行いますかと言いました。今、教育長の答弁では「家庭から」ということでしたが、家庭は当たり前でして、あいさつができて当たり前、まして職員も同じです。


 教育長さんは、以前私に「そういうことは昔なかったがや」ということをおっしゃいました。もう昔ではありませんので、このあいさつというもののとらえ方、これを教育の現場から市民に発信してほしいという思いで質問しておりますので、その教育の現場からの発信ということを、もう一度お願いします。


○議長(砂原 孝君)  中屋教育長。


○教育長(中屋久孝君)  今ほどの私の答弁の中で、おっしゃる教育界からの発信ということで、小中学校の学校現場へはということでお答えしたつもりでございます。


○議長(砂原 孝君)  開田晃江君。


○7番(開田晃江君)  それでは教育長にもう一つ、逆らうようで申しわけございませんが、高学年から低学年にということで、縦割りの生き方、これは小さい子どもが高学年のお兄ちゃんやお姉ちゃんたちが遊んでいる姿を見て、縦割りでいつも遊んでいる。こういう非常にいい情景が昔からあったと思います。ただし今、高学年という、それだけに任せていてはいけないんじゃないか。やっぱり先生方、あるいはまた後から「家庭教育」という言葉も出しておりますので、そのときにもう一度、これに触れていきたいと思っております。


 それでは、3つ目に入ります。携帯電話の取り扱いについて。


 携帯電話はその危険性が指摘されていますが、保護者に対してどのように周知説明をしていますか、その現状と今後の取り組みをお伺いいたします。


○議長(砂原 孝君)  中屋教育長。


○教育長(中屋久孝君)  携帯電話につきましては、県の抽出調査がございます。中学生の携帯電話の所有率は、地区によって差があるようですが、男子で27%、女子で42%、全体で中学生の保有率が34%というふうな結果が出ているようであります。


 携帯電話は利便性はありますけれども、反面、特に中学生におきましては、携帯電話からいろいろな問題・事件に巻き込まれる、あるいは事件になっているということがあるようですので、危険性が大変高いものというふうに考えております。


 市内の両中学校では、保護者に対しまして携帯電話の持つ危険性を訴えて、子どもたちに持たせないようにお願いをしているところでございます。そうはいいましても、いろんな事情によって必要な生徒においては学校へは持参をしないと、そんなような申し合わせをしている学校もございます。


 先般も校長会の際に、その県の抽出調査の結果と同時に、対応策というふうな資料もございましたので、その資料をもとに、校長先生方にも携帯電話の危険性について周知徹底したつもりでおります。すべてが悪いということではないんですが、特に事件事故にかかわって、携帯電話の危険性について、今後も周知徹底してまいりたいというふうに考えております。


○議長(砂原 孝君)  開田晃江君。


○7番(開田晃江君)  それでは、「ねちずん村」というのを教育長さん、知っておられますか。「ねちずん村」というのは、携帯電話は本当に危険ですよということを訴え続けていらっしゃる組織です。これは群馬大学社会情報学部大学院の下田教授がこの事務局をしていらっしゃいますが、「携帯電話はボタン一つで悪の道」。これは子どもたちにしっかりと大人の人が伝えなきゃならない大事な分野を忘れているんじゃないか。特に小さなキッズ携帯。小学生だからインターネット、ブログもかけないんじゃないか。連絡だけ、居場所だけわかればいいわと思って持たせますが、いかんせん、大事なことは、親がこの携帯電話のここを削除してください、契約しませんということを言わないと、どんなキッズ携帯でもみんな同じだ。そういうことがしっかりとここに書かれております。


 私は、携帯電話を持たせてはいけないということだけではなくて、保護者の皆さんにも、携帯にはこういう怖さもあるということを教育現場から家庭にしっかりと伝えていただきたいということで、この「ねちずん村」ということを知っていらっしゃったかどうか、もう一度お伺いします。


○議長(砂原 孝君)  中屋教育長。


○教育長(中屋久孝君)  今議員お話の事柄については、勉強不足で承知をしておらないところですが、後ほど資料を見せていただいて勉強したいと思いますが、先ほど申しました校長会で配付をした資料の中で、携帯電話で一番困っているのはチェーンメールであるというふうな資料は載っていたところでございます。


○議長(砂原 孝君)  中屋市長。


○市長(中屋一博君)  今、開田議員から携帯電話の危険性ということについてご質問があったわけです。大筋は中屋教育長が答弁したとおりでありますし、またその危険性についても、開田議員の認識と我々とは共有するものがあるだろうと思います。ただ、何でも学校教育で、あるいは学校の中でやらなきゃならないものと、当然家庭でやらなきゃならないものとがあると思います。


 今、教育界からどう発信するべきかと、こういう質問であったんですが、やはりこれは地域全体で取り組んでいくべき問題であろうと思います。


 先日、ある新聞で読んだんですが、東京のある著名な方が久しぶりにヨーロッパへ旅行して長期滞在をしたと。そのとき大変不思議に思ったのは、子どもたちがほとんど携帯電話を持っていなかった。そこで、その方が知人に、「なぜ携帯電話を持っていないか」とお尋ねした。そうするとその知人は、「携帯電話の費用あるいは経費、料金、これらを考えると、子どもに与えている小遣い以上の金額になる。そうなると、持たせることはできない。これは当たり前のことである」と、こう友人が答弁をした。「その言葉が極めて新鮮な答弁であった」というふうに、この方は述べておられるわけです。


 そこで、それらを見ながら、「しからば、なぜ我が国、日本の子どもたちは携帯電話を行使、保持するのか。ふとそれを思いながら、その視点で、なぜ子どもたちが携帯電話を保持するかということを一回分析しなきゃならぬ。と同時に、携帯電話が社会に、いわゆる携帯電話の普遍な便宜性といいますか、そういうものが我が国の社会に何をもたらしたかということもあわせて分析することが、今日、いろんな形での社会のひずみ、ゆがみというものを解明する一つの手だてになるのではないか」と、その方がそう述べておられるわけです。それはやはり学校だけでとらえるというよりも、地域全体でそういうものを分析、解明する必要があるんだと。私はそれを大変興味深く読んでいたわけです。


 同時に、その方は、「携帯電話という現代文明の所産。これは相互に通信が可能になるという情報通信の機器というものが便宜性ゆえにもたらした大きな弊害の一つとして、情報のはんらんがある。社会に情報がはんらんし過ぎておるというのも弊害の一つだ」と、こう述べておられるわけです。「その弊害がもたらした大きな結果の一つに、多くの人間たちが、いわゆる動物の生理学の公理という立場から述べると、リンゴが肥大化して、大きなリンゴが幾つも房をつけた。それがいわゆる大脳である。それを支える、本来開発すべき脳幹というものの発達がついて行けない。それにちょっとした風が吹くと、リンゴがぱたぱた落ちてくる。それが情報はんらん社会の中にあって、そういうはんらんした情報を自分で消化し得ない弊害が、人間の本質を失わせているのではないか」と、こうこの方が述べておられるわけです。


 私も全く同感でありまして、学校は学校で、携帯電話というものの危険性を、保護者会を含めて訴えると同時に、社会全体でこれらを分析していく必要もあると。私は、この携帯電話の危険性について、そのような考えを持っております。


○議長(砂原 孝君)  開田晃江君。


○7番(開田晃江君)  今、市長さんの方から、ヨーロッパでは携帯電話を持っていないという実情を新鮮に感じたという答えでした。


 私は次、手を挙げて言おうとしているのが、アメリカの教育の中に携帯電話は持ち込まれておりません。というのはなぜかといいましたら、私は最終的に言いたかったのは、ただ便利だからいいという時代ではだめじゃないか。そういうことではなくて、この携帯も含めてですが、本当に必要なもの、必要な事柄をチェックする力、あるいは探し出す力、こういうものも教育界から世の中へ発信するべきじゃないか。小さな子どもたちは今、大人になる練習をしております。小学生も中学生も、大人になるための練習ですので、その時間、その時期に、大人の人たちの正しい対処の仕方を子どもに伝えたい。そしてまた、この後4つ目の質問に入りますが、そういう思いで、私は携帯電話を特に不信なものとしてとらえております。ですから、教育界だけではなくて、地域にと言われた市長の言葉はまことにそのとおりでございますが、ただ地域の中で、携帯電話が危ない、さあどうしようというものに対するその幹がまだできていない。そういう意味では、子どもの一番近いところにいらっしゃる教育委員会、学校、こういうところでの、まずはっとする気持ちを家庭にも伝えていただきたい、そういう思いでおります。お願いします。


 時間がなくなりますので、4つ目に入ります。


 それこそ、今まさに家庭教育の再生に取り組む時期と思います。また市はと言いますが、家庭教育の重要性について、啓発活動として具体的にどのように発信し、取り組んでいくのかお伺いします。


○議長(砂原 孝君)  中屋教育長。


○教育長(中屋久孝君)  家庭教育の取り組みについてのご質問でございます。


 保護者等が参加をいたします機会を活用いたしました家庭教育に関する学習の機会の提供をいたしております。


 各小学校におきましては、「学童期子育て講座」を実施しているところでございます。また、就学時健診のときに、「入学前の親子の関わり」、あるいは「自立を育てる親のあり方」等々、家庭教育アドバイザーなどを講師に講演を行ったりしているところでございます。


 また、中学校ではPTA教養講座というふうな形で、思春期にあります生徒の問題行動への対処法などを内容としました「思春期子育て講座」というふうな形が開催をされていたりという状況でございます。


 また、子育てやしつけなど家庭教育のあり方を見つめまして、家庭教育について考える機会を提供することにより、ライフステージに応じた学習機会の充実を図っております。来年度においてもこの事業は継続をしていく、そんなようなことで家庭教育の充実を図ってまいりたいというふうに考えております。


○議長(砂原 孝君)  開田晃江君。


○7番(開田晃江君)  マニュアルどおりの家庭教育講習というのも、もうだめじゃないかな。なぜかと言いましたら、家で使っている言葉を子どもがそのまま使います。だからそういう意味で、先ほど言いましたいじめの中に、「この町から出て行け」と言ったのは親であって、それを子どもが使ってしまう。そういうふうな怖いことも、実際、家庭の中にあります。ですから、子どもたちを育てるという家庭じゃなくて、親も一緒に育てなきゃならない。これを私は「再生」という言葉を使いましたので、大事な子どもたちを育てています。特に中学生に関しては本当に思春期です。


 ただ、滑川市が今から大きなものとして取り組んでいただきたいのは、富山市が中学校選択制になります。滑川市ももし中学校選択制になったら、子どもも含めた資質ということがもう一度問われる時代に来ますので、今から、どの子もどの子も全部すばらしく、どの学校も全部すばらしい、そういう子どもたちづくりに一生懸命汗を流していただきたいと思って、次の質問に入ります。


 3番目といたしまして、工事中の西部小学校の通学路についてお伺いします。


 これは、各町内を回ったとき、3つの町内から質問がありましたのでお聞きします。


 まず1番として、大切なのは工事関係者の駐車場確保で、子どもは2番目ですかと聞いています。これは発注する市として、子どもたちへの配慮や学校側との調整が十分なされていたのか甚だ疑問です。工事にあたって児童の安全確保をどのように認識していたのか、お伺いいたします。


○議長(砂原 孝君)  有澤教育委員会事務局次長。


○教育委員会事務局次長(有澤義則君)  ただいまの工事中の西部小学校児童の通学路の件についてお答えいたします。


 西部小学校大規模改造工事、耐震補強工事の工事中の児童の通学路に関しましては、現在、学校正門付近の工事が主体となっておりまして、正門からの児童の出入りは児童の安全上できないということにいたしております。このため暫定的に、プラント3側の農道、それから上島側の農道を通学路として利用することにしたものでございます。


 それから、工事関係者の駐車場の位置につきましては、体育館とプールの間のスペースに設置いたしておりまして、これは従来より外部道路とは閉鎖され、児童の通学路としては使用していない場所を利用しております。


 いずれも、今申しました件につきましては、工事着工前に学校と十分協議の上決めたものでございまして、保護者にもチラシ等で案内をしているところでございます。


 これにつきましては、市長の提案理由にもございましたが、本来の正門からの登下校が今年度中にはできる見通しでございますので、よろしくお願いいたします。


○議長(砂原 孝君)  開田晃江君。


○7番(開田晃江君)  体育館とプールのあわさいのところは工事関係者の駐車場で、子どもたちはプラント3のふちを歩いております。そういう点では私は、上島公民館の駐車場を業者さんが契約するとか何かの形で、子どものスペースに入れてあげてほしいと思いました。


 それでは、時間もなくなりましたので、次の質問に入ります。


 プラント3の周りをずっと子どもたちが歩いておりますが、あそこは道幅も狭く、いろんな障害物もあります。仮の照明でも大きな投光器を2つ、3つつけてあげるとか、そういうこともできないのかなということで、早急にこの対応をお願いしたいと思います。お願いします。


○議長(砂原 孝君)  有澤教育委員会事務局次長。


○教育委員会事務局次長(有澤義則君)  夜間の仮の照明のお話でございますが、電気配線の関係上、プール管理棟に4基現在設置しております。2基は体育館側といいますか、こっち側を向いておりまして、もうほかの2基はプラント3側の通路方向を照らしております。これにつきましては、暗くなると自動的に点灯するようにさせていただいております。本来ですと、仮の通学路等にも全部できればいいんですが、そういうわけにもなかなかいきませんので、とりあえず今、この4基を設置させていただいて安全対策を講じておるものでございます。


 今後とも、できる限り安全対策に配慮しつつ工事を進めてまいりたいというふうに思っております。もうしばらくご辛抱いただければと思います。


○議長(砂原 孝君)  開田晃江君。


○7番(開田晃江君)  早口で言います。学校側に向いている照明は1つ切れております。もう1つ、駐車場に向いているのは本当に小さくて、照明というくらいで、あそこは先生方の駐車場の車を少し照らしている程度で、子どもの歩道のところまでは照度はきておりませんので、もう一度見直して、投光器1つ1万ぐらいするんですか、5つつけても5万円、それに経費を少し入れてでも、大事な子どもたちです。ほんの少しの守る気持ちを持ってください。


 それでは4つ目に入ります。東福寺野自然公園についての質問です。


 SL蒸気機関車の塗装がはげて、とてもみすぼらしくなっています。この機関車は、市民が目を見張り、驚きの顔を見たくて、また消えゆく風景の一端を保存する意味で設置されたものと思います。現在、ホテルの顔として活躍しており、その美観は非常に重要であると思います。SLの保存、修繕について十分な取り組みをお願いします。答弁をお願いします。


○議長(砂原 孝君)  脇坂都市開発課長。


○都市開発課長(脇坂義美君)  それでは、ただいまの東福寺野自然公園についてのご質問にお答えいたします。SL蒸気機関車の保存、修繕について十分な取り組みをについてであります。


 議員のご説明にありましたとおり、東福寺野自然公園コミュニティゾーン、SLハウスのシンボルとして、D51蒸気機関車が設置されております。この機関車は、ご存じのとおり、昭和51年8月に、旧国鉄のご好意により、遠く北海道の小樽から当地に運ばれ、往年の勇姿を再現してくれているものであります。しかしながら、塗装等につきましては、年数の経過に伴う老朽化が進みまして、ただいま議員さんのご指摘のとおりの状況も見受けられますので、新年度以降、早いうちに対応できるよう努力してまいりたいと考えております。


 以上であります。


○議長(砂原 孝君)  開田晃江君。


○7番(開田晃江君)  今、早いうちに修繕しますということでしたので、SL愛好家の方から「修繕されるのなら協力しますので、早く伝えてほしい」という言葉もありますので、合わせてお願いをしておきます。


 それでは、東福寺野自然公園のクマの出没状況ですが、クマの予防のためにクマ情報がありまして、ことしは富山東高校の遠足、あるいは保育園の遠足がキャンセルになったと。それでも、クマの出没が多かった時期ではあったけども、入場者数が4,262人と増えておる。クマ対策がされている、されていないではまた入場者数も違いますので、そういう意味でクマの出没状況をお願いします。


○議長(砂原 孝君)  脇坂都市開発課長。


○都市開発課長(脇坂義美君)  お答えいたします。公園付近でのクマの出没状況についてであります。


 公園内でのクマの出没はことしは3回で、詳細に述べますと、10月15日、10月22日、11月11日の3回、駅舎付近を中心に出没しております。また、過去には平成16年に一度出没した形跡が見受けられるところであります。


 以上です。


○議長(砂原 孝君)  開田晃江君。


○7番(開田晃江君)  クマの出没は公園利用の大きな妨げになると思います。例えばクマの予防に対して何か策を練るのかということになってくると、私、いつも館長さんに「音楽を流して車で回られよ」と言っておりました。


 それを少し飛躍して、クマの予防と同時に、トロッコ電車のようなトロッコを利用したバスを使って、トトロのバスじゃないですが、ああいうのを巡回と遊園のために設置すればいかがですか。クマの予防あるいはクマ防止だけではなくて、あのバスに子どもを乗せたいという若い人たち、あるいはお年寄りの人も、せっかくだからあれに乗って公園を一回りしようか、そういうイメージでリフレッシュなどにも、また集客効果も見込まれると思いますが、これは出村助役さんに答弁をお願いしたいと思います。


○議長(砂原 孝君)  出村助役。


○助役(出村眞佐範君)  ただいまは、クマの対策としてトロッコバス等を走らせればどうかというご提案でございます。


 実は昔、あそこの公園をつくったときに、例えばあの周辺をサイクリングができんかとか、いろいろ検討したこともございます。しかしながら、あそこは1周回ってでも大した距離はないわけです。それでできなかったという過去のいきさつがございます。


 そこで、トロッコバスを走らせる方法も今後の課題として検討させていただきますけども、当面のクマ対策としては、遺跡公園、駐車場及び連絡道路の通行禁止だとか、それから園内放送によるクマの呼びかけとか、あるいは今ご提案ありましたカセットテープ、それからあそこの従業員の巡視、こういったものでクマ対策をさせていただきたいと。クマも毎年出てくるのならなんですけども、最近は去年は出なかった。1年おきに出ておるわけでございます。しかしながら、これは課題として検討していかなければならないものと、このように考えております。


○議長(砂原 孝君)  開田晃江君。


○7番(開田晃江君)  「クマが出るから、この道通らんで」というのも、あれはちょっと寂しいですよね。クマが出るかもしれませんが、こちらの駐車場にとめていただいて、クマが来ないように音楽を流して巡回していますよということも徹底していただいたらいいなと思います。


 それでは、5番目の滑川市のバス事業についてお伺いをいたします。


 このバス事業の路線設定はただいま見直し最中だと思いますが、私の感じたことを一つお話ししてお願いをしたいと思います。


 バスの路線は、市民の足と言うにはまだまだほど遠いネットワークであると思います。しかし、高齢化対応や自動車依存から脱却するためにも、地鉄沿線云々にかかわらず、各町内ごとにバス停をつくっていただいて、すべての町内を巡回するきめ細やかなサービスをお願いしたいと思いますが、ただいまの計画段階途中での意見をお願いします。


○議長(砂原 孝君)  石田生活環境課長。


○生活環境課長(石田 修君)  お答えします。


 バスの運行の見直しにつきましては、現在運行する市営バス、コミュニティバス、福祉バスの3系統の公共バス形態を、高齢者の移動手段を継続的に確保するとともに、中心市街地の活性化を図るため、総合的かつ効率的に、またより一層市民が利用しやすいバス路線とするためのバス路線統合の立案に関し調査研究を行ってきておりまして、去る5月31日、9月26日に公共交通計画策定委員会を開催したところであります。


 見直しにあたっては、高齢者や自動車を運転できない人、いわゆる交通弱者を対象としたルートや、現行の公共バスルートでは公共交通サービスを受けることができない地域があるため、市民が平等にサービスを受けられるよう、バス停を中心におおむね300メートル範囲の内とする考え方に立ったルート設定のほか、市民の意向を把握するために実施しましたアンケート調査結果などで、できる限り計画に反映したいと考えているところであります。


○議長(砂原 孝君)  開田晃江君。


○7番(開田晃江君)  わかりました。西加積の方は表のところをすこっとかすっていって西加積を通っているだけでしたので、江尻町内というところに関しては全く公共交通がございません。そういう点で、これからは300メートルというのを非常に関心を持っていきたいと思います。お願いします。


 次は、2番目といたしまして、冬期間のスクールバスにもどうだろうということで書いております。これは上市町も魚津市も、冬期間だけ朝7時台に1本ずつ入れている。そういうことも含めて、このスクールバスに合わせて、児童からお年寄りまでという、そういうイメージはないかということでお伺いしておりますが、いかがですか。


○議長(砂原 孝君)  石田生活環境課長。


○生活環境課長(石田 修君)  議員提案の学校へのスクールバス的な運行については、新たな運行計画において使用予定のバスは、予備車を含めて5台であります。そこで、すべての学校への通学時間帯への運行設定は、そういうことから言いますと非常に難しいところでございます。ただ感覚的には、走らせるなら、その中で子どもさんに乗っていただけるようなダイヤになるよう、それも含めて検討をしていかなければならないものと考えているところでございます。


○議長(砂原 孝君)  開田晃江君。


○7番(開田晃江君)  そういう点では、上市も魚津市もそうですが、郊外の小学校――滑川市で言いましたら、東加積であったり東部小学校であったり北加積であったり、そういうふうなところで考えていただきたいと思います。


 3番目に移ります。


 現在のバス停はガードレールに時刻表が張ってあるという、おおよそバス停と言うにはおぼつかない状況です。だれもが使いやすいコミュニティ停留所として大いに工夫しなければならない点が多々あると思いますが、停留所の整備について、これは屋根がついてベンチつきとは言いません。せめて丸い、何々町内という停留所表示にして、ここが何々町内ですよとわかるような表示を停留所にしていただきたい。また、市民の皆さんが、「ばあちゃん、あそこの駅迎えに行くがだ」と言っても、どこに張ってあるかわからないような状態ではだめですので、せめてこれくらいの、何々町内という停留所の看板を場所として設定していただけませんか。


○議長(砂原 孝君)  石田生活環境課長。


○生活環境課長(石田 修君)  バス停の位置につきましては、1つには、設置場所が主に道路交通の阻害や安全確保の観点から、またもう1つは、設置場所の周辺の地権者、住民の了解を得ることなど幾つかの条件が必要かと思っています。議員指摘のコミュニティバスのバス停については、これらの条件をクリアしつつ、経費的にも配慮した簡易なものとなっているものでございます。


 今後の停留所の整備にあたりましては、できる限り目標となる施設等の付近へ設置するとともに、見やすい標識としていきたいと考えているところでございます。


○議長(砂原 孝君)  開田晃江君。


○7番(開田晃江君)  それこそ見やすい停留所ということで、丸い表示、私は単細胞ですので、そういうのがあるだけでバスがここへ来るんだという、そういう思いをしております。そういう点でよろしくお願いいたします。


 それでは最後の質問です。市民交流プラザ指定管理者についてということを再度挙げさせていただきました。


 前回の市長への質問では、「とんとんであればいいんじゃないか」ということをおっしゃっておりました。ただ私は、利益を優先するのか、あるいは福祉向上に尽力するのか、これを理念として、どのように掲げていらっしゃるかということをお伺いしたいと思います。


○議長(砂原 孝君)  中屋市長。


○市長(中屋一博君)  交流プラザに利益か福祉かということでありますが、これは当然、公共施設すべてに当てはまる問題でありますが、そこに集う住民の福祉の向上、それが主たる目的であろうと思います。


 しかし、そればかり言っておりましても、片や、市の持ち出し方があまりにも多額になっていくということになると問題である。ですから、理想とすれば、市が持ち出す金額と入ってくる金額がとんとんであれば一応は理想であろうと。しかし、どの施設をとっても、そういう現状ではありません。しかし、多くの市民が総合体育館を利用する、あるいはいろんな施設を利用することによって、健康増進を含めて市民のために使われている施設であります。そういう中で、とんとんというのは理想でありますが、なかなかそんなわけにいかんだろうと思います。しかし、その理念を忘れることなく、施設の管理運営にあたっていかなければならないと思っております。


○議長(砂原 孝君)  開田晃江君。


○7番(開田晃江君)  今、それこそ市長さんの福祉向上を含めて、とんとんであれば一番理想だということをおっしゃいました。


 私は9月議会で、こういう入浴、あるいは民間の指定管理者が入って、町と半分半分している河南町の話をしたと思います。


 そういう意味で、2つ目の質問に入ります。


 民間のノウハウを活用して利益や福祉のレベルを上げるのか、市が責任を持って公金を使ってレベルを上げるのか、これはどちらかだと思います。滑川市文化・スポーツ振興財団が指定管理者になるということは、民間のノウハウ活用に相当するものと認識をされているのですねについてお伺いします。


○議長(砂原 孝君)  浜田市街地活性化推進室長。


○市街地活性化推進室長(浜田茂行君)  市民交流プラザにつきましては、その施設の管理、今回定例会で財団法人滑川市文化・スポーツ振興財団を指定管理者として提案しているところでございます。


 当該施設の管理につきましては、滑川市市民交流プラザ運営検討委員会で検討を重ね、その他民間の経営者の方のご意見や、その他入浴施設を他の市町村で管理、経営しているという民間業者等のいろんな意見やアドバイスをお聞きして、その指定の参考にしたものでございます。


 ご質問のとおり、民間の発想や感覚を取り入れ、そして利用者にやさしい管理とするため、滑川市文化・スポーツ振興財団を指定するものでございます。


○議長(砂原 孝君)  開田晃江君。


○7番(開田晃江君)  これは前回、9月の質問でもいっぱいさせていただきました。ちょうどきのうの北日本新聞に、「古洞の森指定管理者に東京の食堂業者が選定された」とありました。あるいは9月議会のちょっと前に、富山市がただいま開発中の総曲輪のところも、「適切な業者が見つかるまで、当面は直営で行く」ということが新聞に報じられております。この古洞の森指定管理者も、本当は18年にスタートしたかったんだけども、基準を満たす指定管理者候補がなく、本年度は市直営でやっていたと。そういうふうなところを見て、私が一番言いたかったのは、一生懸命探したのかなということを感じております。これは言っちゃいけないのかどうかちょっとわかりませんが、ここにいらっしゃらない方が、もっと探さんにゃならんがやちゃということで非常に残念がっていらっしゃいましたので、自分たちが視察に選んだところが間違いなかったんだということも含めまして、この指定管理者ということの事の重大性に関してだけは感じておいていただきたいと思います。


 これは要望ですので、以上で質問を終わります。


○議長(砂原 孝君)  以上で開田晃江君の質疑を終わります。


 次に、2番原明君。


○2番(原 明君)  では、よろしくお願いします。


 それでは、通告してあります3項目について質問をさせていただきます。項目ごとに質問をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。


 まず初めに、海岸周辺の整備についてお聞きいたします。


 まず1点目、一般県道富山朝日自転車道線の現状と今後の整備計画について質問いたします。


 富山朝日自転車道線、いわゆるサイクリングロードは富山県において計画されまして、富山市鵯島から朝日町までの総延長62.5キロにわたって計画されておりますが、富山市鵯島より入善町高畠までの43.6キロメートルが現在整備済み区間として利用されておる状況でございます。


 滑川市においては、富山魚津自転車道線として昭和57年5月8日認定され、県の方で整備が進められて、昭和60年に整備済み区間となっております。当初の計画予定では、海岸線に沿って滑川漁港を通る計画となっていたかと思いますが、県は荒俣地内、赤川の手前で主要地方道富山魚津線へと真っすぐ山手の方に結びまして、整備済みとしておるのが現状でございます。


 しかし、この現状を見ると、荒俣地内、赤川の手前で工事が中断しているのだろうかというふうにしか見えてこないわけでございます。そしてまた、サイクリングロードとしての機能というのは、いわゆる用水の方でばっさりなくなっておりますので、県は整備済みとしておりますが、その機能を全く果たしていないのではないかと思います。昭和60年に工事が完了ということになれば、それから約20年以上たっておるわけでございます。この長い間、どうしてこのような状態にそのままなっていたのか。


 当初の計画では、先ほど言いましたように滑川漁港まで、おおよそ約1,000メートル前後でありますが、完成すれば、今現在のように海浜公園を通ってアクアポケット、タラソピア、ほたるいかミュージアムへと、また道の駅など、滑川市の観光の中心地へアクセス可能となります。したがって、利用者の増加も当然見込まれるものと思われるわけです。


 県の方は、聞いてみますと、別ルートで今富山魚津線の方が整備済みということになっておりますが、滑川市としては、ルート変更を含めて県と協議をされまして、漁港までの整備を何とか進めていただけないものかなと思っておる次第でございます。


 まず、これについて当局のお考えをお聞かせいただきたいと思います。


○議長(砂原 孝君)  神保建設部長。


○建設部長(神保二三夫君)  近年のモータリゼーションの進展によりまして、ゆとり等に対する意識が希薄になっている昨今、ただ途中の景色が流れていく車と比べまして、自転車だと道中でいろんな発見があるのは、だれしもが経験することでございます。車に乗っていては気づかない地元を発見するのには、自転車は最適であると考えております。また、全く無名の風景、空間、道等を観光資源ととらえて掘り起こすことも意義あることと思われます。


 県道の自転車道の経緯につきましては、先ほど議員さんがおっしゃいましたのでちょっと省略させていただきますが、当初のルートにつきましては、そのルートの中に所有者が不明であったり、保安林に指定されていたりなど、ほかの理由もございますが、用地買収が困難を極めたとのことで、荒俣地先からは先ほどおっしゃったような形になっておるものでございまして、現在の形で一応完成形とされているところでございます。


 議員さんのご意見である堤防道路へのルート変更等につきましては、可能かどうかも含めまして県に話をしてみたいと考えております。また、いろいろと相談してみたいと思っております。


○議長(砂原 孝君)  原明君。


○2番(原 明君)  神保建設部長さんの方にちょっと1回お伺いするわけでございますが、部長は現地の状況は確認されておりますか。また、その現地を見ておられれば、その感想を1回聞かせていただきたいと思うんですけども。


○議長(砂原 孝君)  神保建設部長。


○建設部長(神保二三夫君)  担当する部長としましては、公園に限らず、道路、いろんなところではいろんな思いがございます。ただ、悶々たる思いも持っておりますので、そこらあたりはご理解いただきたいと思います。


○議長(砂原 孝君)  原明君。


○2番(原 明君)  ぜひ1回、現地の方を皆さんと見ていただきまして、本当にサイクリング道路を歩いてみても、自転車に乗ってみても、今ほど部長が言われたように、いろんなさまざまな角度から滑川のよいところが見えてくるわけでございます。


 ぜひここでお願いしたいのは、県の方にも行ったときに聞いておりましたが、変更した案内看板が全くございません。滑川市の中に入ってくれば、当然市のやるべき仕事じゃないのかなというふうに判断される方もおられるやと思います。あわせて、買収、保安林ということで真っすぐ道路が進めないのであれば、今ほどのスロープをまず作っていただいて、堤防線の方に上がる。そうすれば漁港の方に、海浜公園の前を通りながら、自転車も人も自由に通れるわけでございます。堤防というのは人が歩くところではない、危険だからというふうな面もありますが、県との協議の上、まずできること、スロープ等の付け替え等で対処していただきたいと思いますが、その点についてご意見をお聞かせください。


○議長(砂原 孝君)  神保建設部長。


○建設部長(神保二三夫君)  いろんなご意見なり、参考はお聞かせ願いたいと思います。一応県道関係でございますので、市とすればいろんな要望はしていきたいとは思いますので、県との話し合いの中でできる限り努力いたしたいと考えております。


○議長(砂原 孝君)  原明君。


○2番(原 明君)  ぜひ県の方と協議していただきまして、自転車を降りてまたバックすることのないような道路に改良していただきたいと思います。


 それでは第2点目でございます。海浜公園の整備計画についてであります。


 滑川市にはたくさんの公園があります。中でも市内外からたくさんの愛好家がプレーを楽しんでおりますパークゴルフ場が人気の東福寺野自然公園、それから四季の草花が咲き乱れて、6月にはショウブの花が特に有名な行田公園、それから3つ目には、3つの野球場を中心に市営球場、運動公園、そして今言っております高塚には海浜公園が整備されておるわけでございます。それぞれどの公園も、季節の中で多くの市民、市外の方々に愛されて利用されておるわけでございますが、まことに残念なことですが、この海浜公園は、滑川市のガイドマップを見ても、滑川のドライブマップを見ても海浜公園というのが記載されておらんわけでございます。


 市として、この海浜公園の位置づけをどのように考えておられるのか。あわせて、先ほど言いましたような自転車道線が海浜公園まで整備された場合も含め、今後の海浜公園の位置づけと整備計画をお聞かせいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。


○議長(砂原 孝君)  神保建設部長。


○建設部長(神保二三夫君)  市におきましては、海の海浜公園、平野部では自然豊かな行田公園、そして丘陵地におきまして、富山平野が一望できる東福寺野自然公園がございまして、この3公園が有機的に機能し、市民の憩いの場となるよう整備がなされているものでございます。


 ご質問の海浜公園につきましては、先ほどの自転車道の話とよく似ておるんですが、当初5.1ヘクタールのうち現在2.4ヘクタールについて、平成8年度まで補助なり単独事業で整備を進めてきましたが、残りの区域につきましては、先ほどの自転車道で申し上げた事情等から用地取得が困難と判断しまして、これをもって一応の工事が完成したものとしております。


○議長(砂原 孝君)  原明君。


○2番(原 明君)  今ほどのお答えですが、そうすると、今後の施設等々の建設とか整備――今駐車場というふうにして草地になっておりますが、芝生広場だけで完成ということで考えてよろしいわけでしょうか。


○議長(砂原 孝君)  神保建設部長。


○建設部長(神保二三夫君)  一応、完成形ということでございまして、その他の施設等につきましては、仮設的なものとかについては、維持修繕的なものにつきましては今度対応をしていくことでございますが、大がかりな整備ということは、今のところ考えてはおりません。


○議長(砂原 孝君)  原明君。


○2番(原 明君)  それでは、それに関連でございますが、次の景観を生かした整備、それからそれに伴う景観案内板の設置について質問をさせていただきます。


 私自身、1年を通して天候のよい日、滑川漁港で車をとめまして吉浦の方まで、階段式護岸の堤防やら、今ほどの自転車道線を利用しましてウオーキングをしております。最近はジョギングされる方、散歩する夫婦、土日にはたくさんの子ども連れ、そしてまた、とりわけ海浜公園には県外ナンバーの車がたくさんとまっておるのが見受けられます。これにつきましては、釣りをする人もおりますし、立山と海を見ながら家族で芝生広場も利用しながら楽しんでおられる風景を見かけるのが多くなってきております。


 ここで、この海浜公園から本当にすばらしい山を見ますと、剱岳を中心にして毛勝から薬師まで大パノラマが、立山連峰が本当に美しく見えるわけでございます。そしてまた海を見ますと、富山湾、それから遠く氷見、能登半島が眺望できる本当にすばらしいところであると思っております。また、それに加えて何といっても、最近思うのが、富山湾に夕日が沈んでいく風景というのは、本当に絶景、すばらしいものだと思っております。特に今の時期、天気のいい日は富山湾の方に沈む夕日が新雪の立山連峰、山々を真っ赤に染めて、刻々と色を変えていくわけでございます。本当に富山県滑川市に生まれてよかったなと。山と海のすばらしい自然の中で、こんなにすばらしいのは本当に全国にも誇れる財産ではなかろうかと思っておるわけです。


 この風景につきましては、見てきれいというのはあれなんですけれども、県内外から来た人には山の名前もわかりませんし、遠く海の向こうを見かけても、全くどこの位置がどこであるかわからないわけでございます。


 そこで、全国に誇れる財産であろうかと思います絶景を、十分満喫、楽しんでいただけるような展望台等の設置、そしてまた先ほどから申しております山、海、そして夕日の3点セットをぜひ海浜公園の目玉、観光スポットとしてPRしていけないかなと思っておるわけでございます。海浜公園より望む立山連峰の山、そしてその名勝や、海を越えて対岸には、先ほど言いましたように氷見、富山市、能登半島のすばらしい絶景が見えるわけでございます。この景観案内板の設置を、2つでございますが、ぜひ検討していただきたいと思うわけでございますが、それについて当局のご意見をお聞かせください。


○議長(砂原 孝君)  神保建設部長。


○建設部長(神保二三夫君)  海浜公園につきましては、市内でも眺望の開けた箇所の一つでございまして、遠くは能登半島、背後には立山連峰と豊かな自然が広がっており、このような景観を生かすために、議員ご指摘の景観案内板等につきましては、他の公園整備の進捗状況や財政状況等を勘案しながら、施設の充実に努めたいと考えております。


 ただ、展望台につきましては、ミュージアムの方にもございますし、ちょっとクエスチョンマークでございます。


○議長(砂原 孝君)  原明君。


○2番(原 明君)  これも、海浜公園の駐車場の方から立山の方と海の方を、今の時期で言いますと夕方4時前後から一回ちょっと眺めていっていただきたいなと思います。


 今ほど言われたように、ほたるいかミュージアムから見る立山連峰とはまた一味違う絶景でございます。これにつきまして市長の方から、この絶景についてどう思われるかお聞きしたいと思いますが、よろしくお願いいたします。


○議長(砂原 孝君)  中屋市長。


○市長(中屋一博君)  原議員の、海浜公園から眺めた絶景。私も何度かあそこに立ちどまっては眺めることがありますし、また春先、田起こしが始まったとき、あの周辺は実にカモメが多く田んぼの中に来るんです。あれと立山連峰を比較して、たまたまポケットカメラでありますが何枚か写真を撮ってみたりしたこともございます。言われるようなすばらしい景色にはやはり案内板があった方がいいんだろうと、私もそのように思います。何とかできないか、ひとつ検討させていただきたいと思います。


○議長(砂原 孝君)  原明君。


○2番(原 明君)  滑川市をPRするには、これから絶好のスポットだと思っておりますので、ぜひよろしくお願いしたいと思います。


 それでは2項目であります。


 平成19年6月上旬にオープン予定の滑川市民交流プラザに行政の総合窓口を設置できないかについてであります。


 市民交流プラザは、医療、福祉、保健の拠点施設として、また中心市街地活性化を図る人たちの地域間交流や、子どもからお年寄りまでの世代間交流など、さまざまなコミュニケーションの機会を創出していく施設として建設中であります。オープン後は、2階に市の福祉課、そして健康長寿課、社会福祉協議会、訪問看護ステーション、ヘルパーステーション、ボランティアセンターが入所する計画と聞いております。また、この13日に営業計画も発表されております。


 それによりますと、年間稼働日が311日、入浴客数で平日が400人、土日・祝日で500人という人数を見込んでおられるわけでございます。当地はJR滑川駅の近くということもありまして、通勤通学する人も含め、この施設がオープンすれば多くの市民の皆さんの利用があると思っておりますが、市民の利用が多くなればなるほど市の総合窓口が、当然この交流プラザにも必要となってくると考えるわけですが、当局のお考えをお聞かせいただきたいと思います。


○議長(砂原 孝君)  近堂産業民生部長。


○産業民生部長(近堂昭夫君)  今ほどの交流プラザに行政の総合窓口をについてお答えいたします。


 現在、市民課で設置しておりますところの行政の総合窓口については、市民交流プラザでは考えていないところでございますが、一般的な事務内容等の相談につきましては、市民交流プラザへ移転するところの窓口職員で対応してまいりたいと考えております。


 なお、住民票などの各種証明書の発行につきましては、市民の方の利便性の向上に向けまして、市民交流プラザにおいてどの範囲まで対応できるか、行政窓口部門や情報部門の事務担当レベルで、現在検討を重ねているところでございます。


 異動の手続などは複数の部署との連携の問題もあり、市民交流プラザの窓口ではできないものと考えておりますが、住民票や印鑑登録証明書などの発行等につきましては可能かどうか、さらに細部を検討するとともに、その実施方法につきましても、現在協議を進めているところでございますので、いましばらく時間をお願いいたしたいと、このように考えておるところでございます。


 以上でございます。


○議長(砂原 孝君)  原明君。


○2番(原 明君)  考えるという、検討ということでございますが、これはちょっとあれなんですけれども、現在、市役所の窓口では、月曜日5時から7時まで延長で市民課がオープンしておるわけでございます。年度別で見ますと、17年度は受付件数が860件あるわけでございます。夕方5時から7時というよりも、土日でも交流プラザはオープンしておるわけでございます。市民の皆さんの利便性、それから利用人数を考えると、やっぱり前向きに考えていただきまして、6月オープンに目指して、それこそ今言われた住民票、それから戸籍謄・抄本、少しの証明からだんだん増やしていけるように、6月までの準備をひとつよろしくお願いしたいと思います。


 それでは、最後の質問でございます。


 旧東海カーボン跡地周辺の市有地を利用されまして実施されました遊休地活用と、美観形成の試行事業についてお伺いいたします。


 本年7月5日に、約1万平方メートルの市有地へコスモスの種を播種しまして、8月下旬から11月初旬までの3カ月弱、コスモス畑が誕生し、秋晴れの中、ピンクまた黄色の花が咲き乱れまして、非常にすばらしい中、記念写真を撮る家族連れやら、子どもからお年寄りまで多くの市民の皆さんの目を、気持ちを和ませてくれたように思っております。また、たくさんの人から、あれはよかったなという話も聞いております。


 そこで、ことしの成果をどのように見ておられるのかお伺いをいたします。またあわせて、その成果をぜひ来年に生かしていただきたいと思うわけです。市の遊休地を含めてたくさんの面積があります。ことし実施されました東海カーボン跡地及び周辺について、ことし以上に拡大してお花畑をつくっていただきたいと思うわけですけれども、そういった点をあわせて2点お聞かせいただきます。よろしくお願いします。


○議長(砂原 孝君)  梶谷総務部参事。


○総務部参事(梶谷正夫君)  今ほどの遊休地の有効利用に関するお尋ねでございます。


 ことしにおきましては、今ほど話がありましたように、7号公園を含む旧東海カーボン跡地におきまして、遊休地の景観向上の一環といたしまして花の緑化事業を試行したところでございます。試行に際しましては、もともとあの場所は土壌のよくない荒れた土地でありましたので、そういう土地にでも効果的に花を咲かせることができるようなことを考える、あるいは安い経費で人を魅了する美しい景観を創出することができるかどうか頑張ってみるというようなことなどの観点から、コスモスの植栽というものを選択したわけでございます。面積につきましては、今ほど話にございましたが、約1万平米ほどになりましたのですが、8月ごろから11月ごろまでコスモスが何とか開花していたものというふうに考えております。


 結果につきましては、植え付け地の土壌がもともとそんなによくないところでもございますので、条件が悪くて発芽しなかった面積もございます。一部には発芽があまりなかったところもございますが、全体としては何とか見栄えのする美観を形成することができたものというふうに考えております。


 お話の中にもございましたが、コスモスが満開になりました10月の半ば前後には近くの幼稚園児なども訪れましたし、通りすがりの市民がたくさんおいでになりまして、それこそ花の香りを満喫して、記念写真も撮っておられるというような光景も見えましたし、すがすがしい秋のひとときを楽しんでいただけたのじゃないかというふうに自負をしておるところでございます。


 来年度以降につきましては、ことし一応試行ということでやっておりますが、まだまだ試行の域を出ないというふうにも考えておりますが、今回の雑草の処理の仕方、雑草対策もございます。それから土壌の改良など、あるいは栽培管理につきましても、今年度だけではちょっとまだわかりにくい点もございます。それから場所につきましても、まだほかにやる場所があるのか、それから今のところも当然まだまだやってみる必要もあると。そういう場所も含めまして、今後ともより安く――私どもの職員が自ら出てやったりしております。お金をかけなくて安く、また効果的な景観対策ができるように検討してまいりたいというふうに考えておるところでございます。


○議長(砂原 孝君)  原明君。


○2番(原 明君)  ぜひ来年度も実施していただきまして、滑川市のPRをよろしくお願いしたいと思います。


 それに私の要望をちょっと1、2点述べさせていただきます。


 第1点目としまして、来年ぜひやっていただきたいわけですが、1つは、幼稚園、保育園の園児もことし来ておられたように聞いておりますが、やっぱりコスモス畑の中を自由に、自然にふれあいながら歩いて散策できるような趣向を凝らしたコースづくり、自然の中に溶け込むという、子どもがはしゃげるような、そういったコースづくりも工夫していただきたいと思いますし、咲いている花を自由に切り取って、うちに持ち帰って飾れるような、そういった区画も設定していただきまして、人がたくさん集まられる、そして自然に親しむことができるすばらしい滑川市にしていただきたいと思うわけでございます。ぜひ、来年実現に向けてよろしくお願いいたします。これは要望といたします。


 以上で質問を終わります。ありがとうございました。


○議長(砂原 孝君)  以上で原明君の質疑を終わります。


 暫時休憩いたします。


               午後2時35分休憩


         ──────────◇──────────


               午後2時45分開議


○議長(砂原 孝君)  休憩前に引き続き会議を開きます。


 8番中川勲君。


○8番(中川 勲君)  それでは、通告してあります諸点について質問いたします。


 まず最初に、がん死亡率激減策についてであります。


 ことし6月にがん対策基本法が成立いたしました。がん対策の一層の充実を図ることを目的にし、来年4月1日から施行するとのことであります。基本法は、専門医の育成や拠点病院の整備を中心とした地域格差の是正のほか、がん検診率の向上などを挙げております。がんが国民の疾病による死亡の最大の原因であり、国、県、市町村を挙げて取り組むのは当然と思います。


 さきの厚生労働省の調査では、全国2,273市町村のうち、乳がん、肺がん、胃がん、子宮がん、大腸がんなど5種類のがんの検診を国の指示どおりに実施していない市町村が449あり、また検診自体していない市町村も延べ1,463あるとのことでありました。


 がん対策を推進するには、国や県がそれぞれのやらなければならない課題があります。専門医の養成、専門の医学物理士、看護師などの養成、病院、診療所の整備などであります。滑川市においても、これまで厚生労働省の指針によりがん対策を進められてきていると思いますが、市民と一体となって総合的に取り組むべき課題であると思います。


 ここで1つ目の質問として、滑川市独自のがん対策推進計画をつくるべきと思いますが、その計画はあるのかお聞きしたいと思います。


○議長(砂原 孝君)  近堂産業民生部長。


○産業民生部長(近堂昭夫君)  今ほどのがん死亡率激減策の1点目についてお答えいたします。


 今ほど議員の方からいろいろ述べられましたとおり、この18年6月にがん対策基本法が制定されたわけでございます。


 そこで、それを受けまして、各都道府県がん対策推進計画の策定が平成19年度中になされるものと理解しておるわけでございます。滑川市としましては、本法律に沿った計画書の策定は予定しておりませんが、県の指示を仰ぎながら、これまで培われました滑川市独自の検診を構築し、胃カメラ検診等、一層の質の高い検診体制の構築に努めていきたいと、このように考えているところでございます。


○議長(砂原 孝君)  中川勲君。


○8番(中川 勲君)  後ほどまとめて再質問ということにしたいと思います。


 2つ目の質問として、滑川市におけるがん対策の現状はどうなっているかお聞きしたいと思います。


 1つには、がん検診の受診率はどうなっているか。罹患率はどうなっているのか。そしてまた、受診率の低い原因は何か。そしてまた、今後どのように対策されるのかであります。


 次に、3つ目の質問として、がんは禁煙したり、食事に気をつけたりといったことも大切でありますが、検診を受け早期に発見、治療することが一番重要であります。


 6月議会にも議題に上がりました県のPETセンター整備であります。来年の秋から開設とのことでありますが、魚津市では富山労災病院で6月から運用を開始され、市民の皆さんには割引制度があるようであります。県のPETセンターが運営された折には、滑川市民がPETセンターで検診する場合には補助が出ないか出るかをお聞きしたいというふうに思います。


 以上2点、続けて回答をいただきたいと思います。


○議長(砂原 孝君)  近堂産業民生部長。


○産業民生部長(近堂昭夫君)  滑川市におけるがん対策の現状について、まず1点目の検診の受診率はどうなっているかでございます。


 検診体制が導入されましたのは、昭和58年度からでございます。当初から滑川市は集団検診と医療機関検診体制を取り入れておりまして、昭和59年度の胃検診受診率では、滑川市が20.8%、富山県が9.3%、全国が8.6%でありました。県下ではトップクラスで推移しているところでございます。


 全国データがわかる最新の平成16年度胃がん検診受診率では、滑川市が36.6%、富山県21.6%、全国で12.9%でございました。また、子宮、乳房検診におきましては、子宮検診で滑川市26.5%、富山県17.4%、全国で13.6%でありますし、また乳房検診におきましては、滑川市が33.3%、富山県19.6%、全国11.3%で、どの検診におきましても県、全国に比べまして高い受診率で推移しているところでございます。


 次の2点目の罹患率はどうなっているかでございます。


 がん疾患は、死因1位で3割を占めております。国民3人に1人はがんで死亡、2人に1人はがんに罹患すると言われております。がんはまさに国民病と言われているわけでございます。罹患率は正確な数値ではあらわされていない現状がありますが、がん患者登録制度や、診療での受療数の推測数や、死因統計からの逆推測として推計されておるものでございます。


 日本対がん協会によりますと、罹患部位別では、男性は肺、大腸、前立腺、女性では大腸、乳房、子宮の順となっております。死因部位別に多い順では、男性は肺、肝臓、大腸、女性では大腸、肺、肝臓の順になると推定されております。人口10万人に対して何人死亡したかをあらわすがん死亡率では、平成16年は滑川市が260.6、富山県が282.3、全国では253.9でございました。


 次、3点目の受診率の低い原因は何かでございます。


 各項目におきましては、滑川市は、先ほども申し上げましたとおり県、全国に比べまして高い受診率で推移しておりますが、高いとはいえ、胃がんでも36.6%であり、未受診率は63.4%であり、決してよい状態ではないと認識しているところでございます。


 平成15年度、滑川市で調べました未受診者の受診しなかった理由調べによりますと、多い順といたしまして、まず1点目が「何となく」が20.9%、「時間がないから」が17.6%、「通知が来なかったから」が9.8%、「面倒だ」が7.2%、「健康に自信がある」とした方が4.9%といった状況でございました。


 次は4点目で、今後どのように対策されるかについてでございます。


 先ほどのがん対策推進計画のところで申し上げましたが、国や富山県の指導を受け、今後も質の高い検診を身近に受けられる体制を推進したいと考えております。また、がんによる早世の予防といたしまして、若年男性など年代や性別を考慮しながら、一層の努力をしてまいりたいと考えております。


 一方、昭和60年度から地域を単位といたしました健康づくり運動も展開してきておりまして、これは1地区2カ年継続しておるものでございますけれども、本年度で全地区を終えることとしております。その中であわせまして、ヘルスボランティアやがん対策推進員の養成と育成も行ってきているところでございます。


 これらの結果、平成18年度は全市で512名のヘルスボランティア、がん対策推進員の方々が地域と行政を結ぶパイプ役といたしまして、検診会場での誘導やがん検診の勧めなど活発な活動をされているところでございます。


 次に大きな3点目といたしまして、PET/CTによる検診に補助は出ないのかについてでございます。


 PET/CT検査は、県内では現在、先ほどもおっしゃいましたとおり富山大学附属病院、富山労災病院、黒部市民病院の3カ所で実施されております。来年秋には、県健康増進センターに併設いたしまして県PETセンターが設置される予定でございます。


 PETは、放射性薬剤を注射し、体全体を撮影することでがんの位置や大きさを映し出す診断装置で、遠隔転移の状況がわかりやすく、CTと組み合わせますとより一層早期の発見に有効とされておるものでございます。現在、県内で検診に対して助成しておりますのは魚津市だけでありまして、その内容は、富山労災病院で検査されました市民の方に対し4万円を助成しておるものでございます。


 本市では、現在のところこの補助は考えていない状況でございますが、今後、他市町村の動向等を注視しながら考えてまいりたいと、このように思っておるところでございます。


 以上でございます。


○議長(砂原 孝君)  中川勲君。


○8番(中川 勲君)  今ほどのがん撲滅作戦でありますが、滑川市においては、県下においても非常に成績がいいというような回答でありました。


 しかし、周りを見てみますとまだまだがんに苦しむ方、あるいはまた先ほどなぜ受けないかという中にもありましたように、健康だからという方が受診されていないのが現状だというふうに思います。そういった方が、本来ですと非常に危ない人であるんではないかなというふうに思います。それらの人をいかにして受診させるか、これが一つの大きな課題ではないかなというふうに思っていますが、今後どのように強力な体制で受診率の向上に向けて取り組まれるか、その決意をいただきたいというふうに思います。


○議長(砂原 孝君)  近堂産業民生部長。


○産業民生部長(近堂昭夫君)  お答えいたします。


 受診率の向上に向けましては、もちろん健康センター職員もいろいろ各地区の健康づくり推進協議会を通じて動いておるわけでございますけれども、いろいろのところでの健康教室等におきましても、今ほど議員の方がご指摘されました、健康だから大丈夫だと、こういう方々に絞りまして、だからこそ早く受けてくださいという運動を進めておるわけで、ここしばらくずーっと36点幾つかで推移しておるので、何とか40に近づけるように頑張りたいと、このように思っております。


○議長(砂原 孝君)  中川勲君。


○8番(中川 勲君)  ちょっと前後しましたが、がん対策推進計画をつくるべきというふうに質問したんですが、回答は全然つくるつもりがないということでありました。


 こういった法律でまず決められたことは率先して、どこの市町村よりも先に取り組むのが行政ではないかなというふうに思いますし、そのことが市民の皆さんが大きく関心を持つ一つになるのではないかなというふうに思っています。


 私も、今回この質問をするにあたっては、きのうかなり考えました。実はたばこを吸っておったものですから、この質問をする以上は、きょう以降はたばこはやめようとの決意できょうの質問をさせていただいております。ぜひとも、それらを含めて市民の皆さんに、滑川としてこのように強い気持ちでがんの撲滅、だれもががんにならないように対策を講じるんだという気持ちを示すことが大事ではないかなと思うんですが、どうでしょうか。


○議長(砂原 孝君)  近堂産業民生部長。


○産業民生部長(近堂昭夫君)  富山県の方では、来年度、19年度中にがん対策推進計画を策定すると、このように先ほどもご答弁したわけでございまして、現時点におきましては健康センター等を中心にして、滑川市の受診率も非常によろしいので、それまで行かんでも、今のやっている独自の検診体制をさらに充実すればいいんじゃないかと、こういうような考えを持っておるようでございますけれども、今の議員のご指摘を踏まえて、再度ほかのところ――本来であれば一番早くやればいいんじゃないかというご指摘はごもっともでございますけれども、いろいろほかの市の波も見ながら、一生懸命検討させていただきたいと思います。


○議長(砂原 孝君)  中川勲君。


○8番(中川 勲君)  それと、こういったがんに関する相談の窓口でありますが、現在健康センターということも今聞いたんですが、やはり身近にこういった相談口は作ってあるべきというふうに思います。交流プラザができることでもありますし、そういった場所にもがん受診、健康相談等の窓口を作ったらどうかなというふうに思いますが、どうでしょうか。


○議長(砂原 孝君)  近堂産業民生部長。


○産業民生部長(近堂昭夫君)  身近に相談できる体制といたしまして、一番手っ取り早く皆様方が行けるのは、各小学校区に設立しておりますところの健康づくり推進協議会がございます。そこの中にはがん対策推進員もおります。そしてまた、いろいろその地域におきまして年間の行事もやっておりますので、そこらへんにおきまして、まず、いわゆる健康センターに相談するにはちょっとと思われる方等があれば、そこでいろいろ言っていただければ、その次のステップとして健康センターの方へその情報が入ってきますので、いろいろ指導ができるものと、このように思っておるところでございます。


○議長(砂原 孝君)  中川勲君。


○8番(中川 勲君)  それと、滑川には、総合的な病院として厚生連滑川病院があるわけなんです。PETセンターは富山市の方にできるわけですが、身近な施設としては厚生連滑川病院ということになるわけなんですが、この医療機関に対して市としてどのような要望をこれからされるか。また、今般も要望書が出ておるようでありますが、がんの検診向上のためにも、厚生連滑川病院の位置づけをどのようにされていこうと思われるか、回答をいただきたいと思います。


○議長(砂原 孝君)  近堂産業民生部長。


○産業民生部長(近堂昭夫君)  厚生連滑川病院とのがん検診等の連携におきましては、先ほど申し上げましたように滑川市は、がんの検診におきましてはいわゆる住民検診と医療機関検診の2つをやっておるわけでございまして、その医療機関のうち、厚生連に占める割合が非常に高いところでございます。


 せんだっての医師会等のお話の中におきましても、厚生連の方では、「検診を4月から3月までの1年間としてもらえないか」という要望があったのでございます。これはどうしてかと言いますと、「いわゆる多くの方をするにはなかなか。私のところの方では年内いっぱいやっておると、期間が実際は5月ごろから12月なものですから、8カ月ほどのものですから、その間に集中するから少しでも弾力化するために3月までできないか」と、こういうふうな要望があったわけですけれども、これにつきまして医師会の方では、「そういういつまでもだらだらやっているのもいかがか」というので、厚生連さんの方では、それについては理解していただいたものと思っておりますので、私どもとすれば、厚生連の方は最新の胃カメラも導入しておりますので、そこでやっていただけるものと。


 あと、医療機器等の助成につきましては、昨年ですか、ここでしばらく様子を見させてくれというので、特段のことがあった場合はまた考慮するんですけれども、一応医療機器については一回ストップですよというので了解をいただいた。


 今、議員ご指摘の要望につきましては、現在、市の方へ出てきておるので、これについてはまたいろいろ中で検討させていただこうとしておるものでございます。


○議長(砂原 孝君)  中川勲君。


○8番(中川 勲君)  がんについては、やはり市民全体がいかにしてがんにかからないように、また早期に発見するかが一番大きな問題だというふうに思いますし、市当局が率先して市民の皆さんに受診するように呼びかけを、今後なお一層取り組んでいただきたいというふうに思っています。


 それでは、次の質問に移らせていただきます。2番目の質問は市営住宅についてであります。


 少子高齢化の急速な進展、そしてまた家族形態の多様化等、社会経済状況の変化に伴い、住宅状況も大きく変化をしてきているというふうに思います。


 こうした中、当市においては駅前住宅、浜町モデル住宅、荒俣住宅等があり、市民のニーズに対応した住宅になっているというふうに思っておりますし、これについては非常に感心をしているところであります。


 1つ目の質問として、現在の市営住宅全体の入居状況はどうなっているかお知らせいただきたいと思います。毎月の広報には募集をされておりますが、何か同じような物件がずっと残っておるような気がいたしますが、どういった状況になっているのか、まずお聞きしたいと思います。


○議長(砂原 孝君)  神保建設部長。


○建設部長(神保二三夫君)  現在、市営住宅につきましては3団地、駅前住宅、荒俣住宅、シーサイドタウン有磯、それと浜町のコミュニティ住宅1地区ありまして、管理戸数につきましては203戸でございます。うち、本年11月現在での入居戸数は184戸、退去に伴う修繕を実施している戸数が約半数ございまして、空き戸数は19戸でございます。


○議長(砂原 孝君)  中川勲君。


○8番(中川 勲君)  入居状況としてはそんなに悪くないような気もいたしますが、やはり入りたい方もたくさんいらっしゃるようであります。自分の生活に合った部屋が空いていないから借りられないという現象があるようでありますが、これはまた検討をしていただきたいというふうに思います。


 続いて2つ目の質問として、住宅周辺の環境整備でありますが、進んでいるかということであります。


 毎日気持ちよく快適に生活するには、やはり室内だけでなく、室外の景観も非常に大きなものであるというふうに思います。こういった環境整備を進めるのもオーナーとしての重要な役割ではないかなというふうに思っておりますので、今後どのように市営住宅の周辺を整備されるのかお聞きしたいと思います。


○議長(砂原 孝君)  神保建設部長。


○建設部長(神保二三夫君)  荒俣住宅の環境整備につきましては、平成15年度から17年度までの団地内通路の舗装整備を行っております。今年度は街灯4基の設置を行っているところでございます。


 今後の整備につきましては、住宅に入っておられる方の要望とかいろんなのがございますので、それなりにまた考えていきたいと考えております。


○議長(砂原 孝君)  中川勲君。


○8番(中川 勲君)  私は、環境的にはまだまだよくないのではないかなというふうに思います。


 滑川は周りじゅうたくさん木を植えてあるわけなんですが、住宅の周りを見てみますと、本当に木なんか一つも植えていないような状況であるというふうに思います。やはり駐車場の整備や道路の整備、あるいは街灯の整備も十分必要であるというふうに思いますが、その次は、緑の中で気持ちよく空気を吸いながら生活できる空間づくりが必要かと思いますので、ぜひとも早急に、そういった緑の空間をつくれるように整備を進めていただきたいというふうに思いますが、そういうような計画はないんでしょうか。


○議長(砂原 孝君)  神保建設部長。


○建設部長(神保二三夫君)  具体的な長期的な計画はございませんで、住宅の入居者の要望とかいろんなのがございますので、そのようなものについていろいろとまた考えさせていただきたいということでございます。


○議長(砂原 孝君)  中川勲君。


○8番(中川 勲君)  3つ目として、昨年、法改正が行われ、三位一体改革の一つとして新たに地域住宅交付金制度が創設されたということであります。この制度により、地域の実情に応じた住宅政策の推進が期待されているが、この制度をどのように評価しているかお聞きしたいと思います。


○議長(砂原 孝君)  神保建設部長。


○建設部長(神保二三夫君)  同制度につきましては、平成17年8月から施行されている事業でございまして、地方公共団体の自主性と創意工夫を生かした地域の住宅政策を支援するために新たに創設されたものでございまして、地域の実情を最も的確に把握できる地方公共団体が主体となって住宅政策を進めることができることから、有効な制度であると考えております。


○議長(砂原 孝君)  中川勲君。


○8番(中川 勲君)  この制度ができたことによって、ぜひともこれをうまいこと活用して住宅政策を取り組んでいただきたいというふうに思います。


 続いて4つ目の質問として、地域住宅計画を策定した自治体のみ地域住宅交付金が交付される仕組みになっているということでありますが、そういった計画が今後あるのかないのかを聞かせていただきたいと思います。


○議長(砂原 孝君)  神保建設部長。


○建設部長(神保二三夫君)  昨年の17年7月だったと思います。国交省の方に重点要望ということで行ったときに、当時の課長さんの方から、この制度について約30分ほど、市長さんをはじめとしてレクチャーなりアドバイスを受けております。これはまちづくり交付金との関係もございますので、現在、具体的な地域住宅計画は策定していない状況でございます。


○議長(砂原 孝君)  中川勲君。


○8番(中川 勲君)  隣の魚津市では、きょうの新聞等の中にも書いてありましたが、松下校下で集合住宅がたくさん建設されているといったこともありました。


 そういった中で、隣の滑川においても集合アパート等があちこちで建設されておると思います。そういった中で、やはり市民が安心して住める市営住宅がいまひとつたくさんあれば、市民の皆さんも安心して住めるんではないかというふうに思いますが、今後、市営住宅の増床計画というのは考えていないんでしょうか。


○議長(砂原 孝君)  神保建設部長。


○建設部長(神保二三夫君)  具体的な増床計画はございませんが、旧町部をまちづくり交付金のところで、高齢者が増えているとかという関係もございまして、そのような中ででも適用できないかということはいろいろ検討中でございます。


○議長(砂原 孝君)  中川勲君。


○8番(中川 勲君)  それでは、今後の問題ということでありますので、十分にまちづくりとともにひとつ検討を進めていただきたいというふうに思います。


 5つ目の質問として、荒俣住宅跡地あるいはまた高塚住宅跡地の問題でありますが、現在は一部公園になっておるようでありますが、そのほかは道路やあるいは側溝等細かくなったまま放置をされて、時には雑草が群がっておる大変見苦しい状況になっております。こういった市政の厳しい状況の中、ああいった土地を住宅街において放置しておくのはいかがなものかというふうに思いますが、今後活用計画はあるのかどうかお聞かせ願いたいと思います。


○議長(砂原 孝君)  神保建設部長。


○建設部長(神保二三夫君)  高塚住宅につきましては、特定公共賃貸住宅の建設用地として計画していましたが、同賃貸住宅の需要が見込めないため、現在に至っております。


 荒俣住宅につきましては、平成6年度から平成13年度までに公営住宅を100戸建設したところでございます。両地区とも、今後の市営住宅の必要性を見据えながら、跡地の活用方策を検討してまいりたいと考えております。


○議長(砂原 孝君)  中川勲君。


○8番(中川 勲君)  ぜひとも、先ほども言いましたように財政が厳しい折でありますから、要はああいった住宅街の中にあって非常に広大な土地を遊ばせているということでありますので、他へ売るとか、あるいはまたほかに活用する方法もあるんではないかなというふうに思います。


 雑草で見苦しい状態になっておりますから、できれば総合体育館の周辺で、先ほどの質問の中にもありましたコスモス、あるいはヒマワリ等も植えたらどうかなと。ほかへ活用の方法がないんなら、せめて景観のよい状況にしてほしいなと思うんですが、どうでしょうか。


○議長(砂原 孝君)  神保建設部長。


○建設部長(神保二三夫君)  コスモスなり花の植栽等も含めまして、管理状況をも検討したいと考えております。


○議長(砂原 孝君)  中川勲君。


○8番(中川 勲君)  では、3番目の質問に移らせていただきます。通学道路の安全についてであります。


 私は、これまで何度か通学道路の安全対策について質問をしております。そのうち幾つかは改善もしていただいて、本当に感謝をしておるところであります。しかし、安全対策はどこのところへ行っても尽きることはないというふうに思いますし、いつの時代においても安全、安全と言っていかなければ、安全につながらないというふうに思っております。今回もあえて、なかなか改善のならない点を質問させていただきます。


 昨年の今ごろは大変な雪であったかというふうに思います。いつ降ってもおかしくない時期でありますが、いよいよ雪のシーズンということで、立山の方は本当にすっかり雪で白くなって、私も毎日勇壮な姿を見ながら、犬に散歩させていただいております。


 問題は通学路の除雪であります。通学道路、特に歩道については後回しになるというふうに聞いておりますので、そういった除雪体制は万全にできておるのか、いま一度確認をしたいというふうに思います。


○議長(砂原 孝君)  有澤教育委員会事務局次長。


○教育委員会事務局次長(有澤義則君)  通学道路ということで、私の方からお答えさせていただきます。


 一部の学校につきましては、冬期間、除雪してあります通学路へ迂回するなどの対応をとっているところもございますが、通学路、歩道の除雪につきましては、先般発表されました除雪基本計画でおおむね網羅されているものと、現段階では考えております。


 以上でございます。


○議長(砂原 孝君)  中川勲君。


○8番(中川 勲君)  おおむね網羅されておるということでありますが、子どもが学校へ登校した後、要は歩道の除雪を現在されております。ということは、やはり歩道の除雪が完全に負けているということになるというふうに思いますし、特に日中かなり降ったり、あるいはまた圧雪状態において雪が帰り際には解けてきて、かなり歩きづらい状況のときもことしはありました。ああいったときには、やはり状況を見て、即除雪車を出動させる体制も必要ではないかなというふうに思いますが、そういった状況を確認されたことはありますか。そしてまた、除雪を依頼されたことがあるかどうかもお聞きしたいと思います。


○議長(砂原 孝君)  有澤教育委員会事務局次長。


○教育委員会事務局次長(有澤義則君)  今ほどご質問のあった件につきましてですが、早月中学校と東部小学校の間の道路の歩道のことかなということも頭にはございます。


 確かに子どもたちが通う早朝では間に合わないといいますか、終わった後に日中にやっておるケースがあるというふうにも聞いております。なかなか手いっぱいの中でやっていただいておるというふうにも聞いておりますので、大変ではございますが、これからはその都度除雪担当課と協議しながら、回数等を増やしていただくように要請していきたいと思います。


○議長(砂原 孝君)  中川勲君。


○8番(中川 勲君)  まだ雪は降っていませんが、その体制だけはきちっと守って、子どもたちが安心して学校へ行って、楽しい学校生活が送れるように、ぜひとも努力をしていただきたいというふうに思います。


 次に、学校敷地内に児童送迎用自家用車駐車スペースを確保すべきと思うがでありますが、現在、子ども見守り隊が寒い中パトロールをしているというふうに思います。子どもの帰りが心配で、車で迎えに来る人が多くいるというふうに思います。


 そうした中、学校構内、あるいはまた周辺道路は迎えの車で危険がいっぱいの状態であります。ぜひとも学校構内にそういったスペースを確保すべきと思いますが、その考えをお聞きしたいと思います。


○議長(砂原 孝君)  有澤教育委員会事務局次長。


○教育委員会事務局次長(有澤義則君)  通学道路の安全の、駐車スペースの件でございますが、現在、小学校、中学校では児童生徒送迎用の専用のスペースというものはございません。設置しているところはありません。一般外来者用との併用で一部利用していただいているのが現状でございます。


 外来者用の駐車区域でございますが、数台から十数台までとスペース的には各学校によってばらつきがございますが、学校によっては外来者用と併用で利用している部分がございますので、そういった中で指定できるスペースがあれば、今後、学校と協議しながら指定できる方向で検討してまいりたいと思います。


 以上でございます。


○議長(砂原 孝君)  中川勲君。


○8番(中川 勲君)  ともあれ、一度、夕方の子どもたちの帰宅時間帯に行って、どういう状況か確認をしていただきたいというふうに思います。


 3つ目の質問に移らせていただきます。市道宮窪大島線における歩道拡張整備の実施についてであります。


 私は、これまで2度、この件について質問してまいりました。また、9月議会においては岩城議員、そしてまたそれ以前には前田議員が一般質問をしておるところであります。9月議会の岩城議員の質問の回答は、歩道のない路線を優先に整備し、現在、市道下梅沢上小泉線の歩道新設を19年度の完成に向け鋭意努力をしているとのことでありました。この件については検討してまいりたいということであったかと思います。


 この道路については、東部小学校の生徒、そしてまた早月中学校の生徒が入り乱れて登校する歩道であります。皆さんもおっしゃいましたように大変狭い歩道になっていまして、1人が歩くのがやっとの歩道であるというふうに思います。


 私は、子どもが学校の行き帰りには、友達同士仲よく学校の話をしたり、家庭の話をしながら登下校するのが一番よい環境だというふうに思っております。そういったことも含めて、今回、現在実行中のこの工事が終わり次第、宮窪大島線の歩道拡張にぜひとも取りかかっていただきたいというふうに思いますが、その考えをお聞きしたいというふうに思います。


○議長(砂原 孝君)  神保建設部長。


○建設部長(神保二三夫君)  市道宮窪大島線の整備につきましては、現在、下梅沢上小泉線の歩道新設を19年度の完成に向けて行っているところでございます。この質問につきましては、再三再四、耳が痛くなるほどお聞きしております。それらを踏まえまして、一応、児童・生徒が安全に安心して通行できるよう整備しなければならない一路線として十分認識しておりますので、ご理解賜りたいと存じます。


○議長(砂原 孝君)  中川勲君。


○8番(中川 勲君)  9月議会の岩城議員の質問以来、その後、市内の各町内会に要望書を出せという中で、早月加積地区町内連合会、そしてまた浜加積地区連合会が同様の要望書を出されたというふうに思っています。ほかの両地区とも、それこそそれぞれの町内連合会においては多くの課題を抱えておる中において、あえてこの件について要望されたという重みをぜひとも理解をしていただきたいというふうに思います。市長の前向きな答弁をいただきたいと思いますが、どうでしょう。


○議長(砂原 孝君)  中屋市長。


○市長(中屋一博君)  中川議員の質問にお答えいたします。


 基本的には、今神保部長が答弁したとおり、19年度には下梅沢上小泉線という市道の歩道の工事がまだ残っておるわけであります。それが終われば、当然、子どもが安心・安全な通行ができる歩道を整備していかなきゃならぬ。その重要な路線であるということは十分認識をいたしておりますので、再三、それは先般の連合会の皆さんとの懇談会の席上でも、今議員が指摘されたとおり浜加積地区、そして早月加積両地区から同様の要望が出ておりましたのもきちっと受けとめております。十分認識いたしておりますので、ひとつよろしくご理解のほどをお願いします。


○議長(砂原 孝君)  中川勲君。


○8番(中川 勲君)  十分に理解をせよということでありますので、終わり次第やるというふうに私はとっていいんじゃないかなというふうに理解しましたが、どうでしょうか。


○議長(砂原 孝君)  中屋市長。


○市長(中屋一博君)  十分ご認識された結果、そう判断されるのはご自由でありますが、十分当局も認識しておりますので、またひとつその点もご理解いただきたいと思います。


○議長(砂原 孝君)  中川勲君。


○8番(中川 勲君)  子どものことでありますから、ぜひとも前向きに取り組んでいただきたいというふうに思います。


 では、最後の質問に移ります。


 スポーツは、私たち市民にとってはなくてはならないものであるというふうに考えます。この1年間はトリノオリンピックから始まり、あのイナバウアーの荒川静香さんの金メダルによって、日本国民はそれまで、あまりにも期待外れの成績だったためがっかりしている中での金メダルであったので、日本じゅうの感動が大きく高まったのではないかなというふうに思います。また、3月には世界野球において王ジャパンが優勝、そして8月の高校野球では斎藤、田中の投げ合いにより再試合、そして「ハンカチ王子」とまで言われた斎藤投手のさわやかなマウンドマナー等、暑い日本じゅうをさわやかにしてくれるなど、スポーツは何か不思議な力を私たちに与えてくれるものがあるというふうに思います。


 1つ目の質問として、各種スポーツ大会の開催を誘致し、市民へスポーツの関心を深めていくべきと思うが、その考えがあるのか、あるいはまた計画があるならお聞かせ願いたいと思います。


○議長(砂原 孝君)  稲谷スポーツ課長。


○スポーツ課長(稲谷幹男君)  各種スポーツの全国大会開催を誘致すべきと思うがについてお答えします。


 本市におけるスポーツ競技力向上の観点や、質の高いスポーツに触れ、見て楽しむことで得られる感動など、全国レベルでの大会を本市で開催誘致することは、地域振興の面からも意義深いものがあると思われます。


 今年度においては、滑川市総合体育センターでプロバスケットボールbjリーグ・富山グラウジーズ対仙台89ERS戦が去る11月18日に開催され、1,200人を超える観客が観戦に、応援にと大きな盛り上がりを見せたところであります。


 しかしながら、全国大会の開催誘致に関しては、運営に関する経費負担、選手等の宿泊場所手配や試合会場、運営スタッフの確保負担などの問題があり、本市においては平成16年度の全国高等学校女子ウエイトリフティング競技選手権大会以来、誘致開催されていない現状であります。


 今後は、スポーツごとの拠点を形成し、スポーツの振興と地域の再生を推進する趣旨の事業などもあることから、その取り組みについて、スポーツ関係諸団体と開催誘致について検討を重ねてまいりたいと思います。


○議長(砂原 孝君)  中川勲君。


○8番(中川 勲君)  16年から全国大会規模の大会は誘致していないということでありましたが、前から同じような回答をどこかで聞いたような気がしてならんがですが、やはり一つずつ悪条件のものをクリアしていかないと、将来的には開催はできないという状況になるわけなんですが、何が一番問題なのか、提起をしていただきたいと思います。


○議長(砂原 孝君)  稲谷スポーツ課長。


○スポーツ課長(稲谷幹男君)  特定のことは、現在想定できませんけれども、従来から申しております運営に関する経費負担、選手等の宿泊所手配、試合会場、運営スタッフの確保負担が問題であろうというふうに思っております。


○議長(砂原 孝君)  中川勲君。


○8番(中川 勲君)  経費負担という言葉が出ると、なかなか私の力ではどうもならんがですが、やはり一つずつクリアする方法しかないと思います。宿泊するところが少ないということでありますが、魚津市へ行けばたくさん宿泊施設があるということでありますが、どうして滑川にはそういった宿泊施設ができないのかということも考えなきゃならないというふうに思います。一生懸命誘致をすれば、恐らく来てくれるというふうに思います。宿泊は隣のまちでもいいというふうに思いますし、あとは経費の問題だというふうに思います。


 ぜひとも全国大会を誘致して、そのことが市民の皆さんが大きなスポーツに対する関心を持って、生活の中にも取り入れていけるんではないかなと思いますので、ぜひとも前向きに取り組んでいただきたいと思いますが、どう考えておられるのか決意をいただきたいと思います。


○議長(砂原 孝君)  稲谷スポーツ課長。


○スポーツ課長(稲谷幹男君)  市内にはいろいろなスポーツ関係諸団体もございます。その窓口となっていただいております市体育協会とも十分検討を重ねてまいりたいと思います。


○議長(砂原 孝君)  中川勲君。


○8番(中川 勲君)  では、最後の質問にします。総合体育センターに隣接して合宿施設の建設はできないかであります。


 現在、合宿となりますと青雲閣、あるいはまた体育センター周辺の公民館で行われているようでありますが、総合体育センター周辺には広大な土地と、そしてまた駅に近い、そしてまた市街地にも近いという利点を生かして合宿施設をつくって、総合体育センターと一体的に活用して全国に発信したらどうかというふうに思いますが、その考えがないかお聞きしたいと思います。


○議長(砂原 孝君)  稲谷スポーツ課長。


○スポーツ課長(稲谷幹男君)  総合体育センターに隣接して合宿施設の建設はできないものかについてお答えします。


 現在、市総合体育センターには簡易な厨房施設や洗濯機などの備品が配備されており、軽易な合宿を想定した設備機能を持っています。実例として、大会を控えていたり、他の競技団体との利用時間の調整で十分に練習できない一部の団体に特例として、夏休み中の1泊程度の合宿を実施したことがあります。また、合宿における練習会場を市総合体育センターで行い、宿泊は別の専用施設へバスで移動するという利用形態もありました。


 しかし、合宿に伴う宿泊は、利用者の健康面、衛生面から専門的な宿泊施設としての機能を備えたものが必要であり、新たな施設の建設までは難しいものがあると思われますが、宿泊施設の手配やあっせん等で合宿体制を研究、検討してまいりたいと思います。


○議長(砂原 孝君)  中川勲君。


○8番(中川 勲君)  なかなか難しいようでありますが、ぜひともこういった合宿施設を作って、大学あるいは高校においては、それぞれのスポーツにおいては合宿等をやられておるように聞いております。全国各地でそういった施設がつくられて、大いに利用されて、全国各地から学生さんたちが来ているというふうに聞いております。滑川においても、そういったことが滑川市の活性化になればというふうに思いますので、ぜひともこういったスポーツの合宿施設を前向きに考えて、将来を見据えて検討を進めていただきたいというふうに思います。


 以上をもちまして、私の質問を終わりたいというふうに思います。どうもありがとうございました。


○議長(砂原 孝君)  以上で中川勲君の質疑を終わります。


 なお、本日の会議を2時間延長し、午後7時までといたします。


 暫時休憩いたします。


               午後3時44分休憩


         ──────────◇──────────


               午後4時00分開議


○議長(砂原 孝君)  休憩前に引き続き会議を開きます。


 9番澤谷清君。


○9番(澤谷 清君)  それでは、通告してあります4点について質問をいたします。


 初めに、今年9月30日午前10時過ぎに、滑川市だと思いますが、海難事故が発生をいたしました。早月川河口での海難事故があり、小学児童4名が早月川河口から沖合へ流されまして、1名は自力で岸へたどり着くも、3名の児童が海上において救助されたと、そういう海難事故でございます。


 結果につきましては、救助者に対しまして市長より感謝状が出ておるというふうに新聞報道にもありましたが、この海難事故を踏まえて、本市の小学児童への安全教育の取り組みを問いたいと思います。


 私の知る限りで、川や海、あるいは池へ落ちたということはあったと思いますが、4名の子どもが一遍に早月川から海の方へ、沖合200メーター以上流されたという記憶はないわけです。こういうことがあったということで、私は後から救助者に聞きましたところ、子どもたちは着衣をしたまま立ち泳ぎをしていたと。一歩間違えば、完全な死亡事故につながるケースだと私は思っております。そういうことも踏まえて、教育担当の中屋教育長から所見を伺うわけであります。


 また、この事故につきまして、滑川市は海難あるいは水難の救助体制を確立しているかということであります。富山湾に面します氷見、高岡、射水、富山、そして黒部各市では海難救助体制が確立をしていると。そしてまた砺波市におきましても、海のない市でありますが、水難救助体制を確立しているというふうに聞き及んでおるわけですが、本市での水難救助体制についてお伺いをいたすわけであります。お願いいたします。


○議長(砂原 孝君)  中屋教育長。


○教育長(中屋久孝君)  9月30日に発生をいたしました海難事故についての、事故以後の安全教育の取り組みというご質問でございます。


 10月10日の定例議員協議会でもご報告を申し上げたところでございますけれども、去る9月30日土曜日午前10時30分ごろに、釣りの帰りに早月川河口を渡ろうとして、小学生3名が沖合まで流されるという水難事故が発生をいたしました。幸いに付近にいた方々や、警察、消防、漁業者などの素早い連携等により救助をされて、水を飲んではおりましたものの大事に至らず、関係者に改めて感謝申し上げる次第であります。私個人は、ただただ幸運が重なって大事に至らなかったと、本当に救助いただいた皆様方に感謝をするものでございます。


 学校では、ふだんから外出時には必ず行き先や帰宅時間をきちんと言うことのほか、子どもたちだけで校区外へ行くことは禁止をしているところでございますけれども、この事件につきましては、家には「漁港に行く」と言って出ておりまして、保護者もわからなかったというふうな状況であったようでございます。事故後、学校では全校集会を開きまして、全児童に対しまして川や海の怖さをるる説き、子どもたちだけで絶対に川や海へ行くことのないように注意を喚起したところでございます。また、特に休日中の事故ということでもございましたので、家庭での話し合いを十分に行うなど、保護者に対しましても理解をお願いしたところでもございます。


 また、他の学校につきましても、校長会等を通じまして改めて注意を喚起し、子どもたちの日常的な安全管理につきまして徹底を図るよう指導をしたところでございます。


 本当に係る事件が二度と起こらないように、私どもといたしましても、また学校現場の方へ指導をお願いしていきたいというふうに考えております。


○議長(砂原 孝君)  石倉消防長。


○消防長(石倉俊明君)  澤谷議員さんの問1、9月30日の海難事故について。2、水難事故に対する救助体制は確立しているのかにお答えいたします。


 滑川市は、ご存じのように富山湾に面し、早月川と上市川とに挟まれた地域であります。このことからも水難事故の発生が予測されます。


 主な装備としましては、6人乗り救助用ゴムボート2隻、これには船外機25馬力、8馬力がついております。救命胴衣15着、救命浮き輪、レスキューチューブ、フローティングロープなどを所有しております。当消防署の所有する救助用ゴムボートは離岸堤までの活動範囲としております。他の区域での活動では、魚津市の海難救助艇「雄山丸」、それと県の消防防災ヘリコプターの協力を得て対応しているところであります。


 それで、9月30日のこの日は、滑川消防署の救助ボート、それに魚津の救助艇「雄山丸」、それに県の防災ヘリコプターも、署員が海に入ると同時に応援態勢をとって、最大の態勢をとったところであります。


 水難救助活動には何らかの資機材を必要とし、危険な業務であることから、安全第一をモットーに活動をしておりますが、近年、海釣りや水上レジャー等が盛んになってきており、水難事故が増加することが予想されることから、毎年1回、関係機関を交えた総合訓練――これは救助艇「雄山丸」、県防災ヘリ参加の訓練ですが、これや、各当務では救助用資機材を使用した海難、水難訓練等を実施しており、今後とも装備の充実と体制の強化に努めてまいりたいと考えております。


 先ほど、海の方の救助体制をしている市町村を言われましたが、県下では13本部中8本部で実施いたしております。


 滑川市の過去5カ年間の水難事故は3件であります。


 以上であります。


○議長(砂原 孝君)  澤谷清君。


○9番(澤谷 清君)  今の2点につきまして、要望をいたします。


 1点は教育委員会ですが、海や川や池へ行くなと言っても子どもは行きます。それで、命の大切さを教えるとともに、プール等の学校教育の中で、着衣をしたような状態での水泳訓練だとか、そういうこともしっかりと体制づくりをこれからもしていただきたいというふうに思います。


 それとともにもう1点、子どもたちにぜひ伝えていただきたいのは、この事故を踏まえ、地域社会全体が動いたということです。警察はもちろん、滑川消防、魚津消防、そしてまた漁業界、消防団の一部も動きました。そういう地域の人たちがみんなあなたたちの命を守っているんだということをしっかりと、機会があれば伝えていただければ幸いと思います。要望いたします。


 それと消防長に要望いたしますが、私も現場におりまして、前田議員も早月川河口で救助活動を見ておりました。滑川市内にも消防団でレジャーボートを持っている団員の方もおられます。そういう方と連絡もとりながら、少しでも早急に現場までボートが出るような、そういう連絡体制もこれから必要ではないかと思うわけでありますので、そのへんのところも少し研究をしていただければと思っております。


 この件につきましては終わります。


 2点目、市民交流プラザにつきまして。


 この市民交流プラザには、私は再三再四、この建築場所では不適当ではないかという指摘をしてきたわけなんですが、今現在初めて、市民交流プラザの多世代交流施設としての入浴施設の年間入り込み数13万6,000人が見込まれるという収支計画書が出てまいりました。13万人の場合では、ざっくりと申しますと7,409万円、そして今現在13万6,000人を予定しておられるわけですが、7,752万円。13万人の場合では、この収支計画書では年間9,342万円の経費を計上していると。そのうちの80%に当たる入浴料金が7,410万円だろうと思っております。そしてまた、13万6,000人の場合は7,752万円、約83%を運営費として見込んでおるわけですが、大変大きな数字を見込んでおられます。入浴者数が1万人減ると約600万円、あるいは2万人減ると1,200万円、それだけの運営費が不足するわけでありまして、大変大きな問題かと思っております。


 それを踏まえて、この13万6,000人の入浴者数の根拠をどのように計算してはじき出したのかをお聞きするわけであります。


○議長(砂原 孝君)  近堂産業民生部長。


○産業民生部長(近堂昭夫君)  今ほどの、市民交流プラザの入浴者数の年間13万6,000人の根拠についてお答えいたします。


 市民交流プラザの営業計画や収支計画につきましては、指定管理者の指定とあわせ、滑川市民交流プラザ運営検討委員会におきまして、3月から検討を重ねてきたところでございます。


 ご質問の入浴客数の推計につきましては、11月7日開催の委員会協議会でご説明いたしましたとおり、周辺商圏人口の調査や近隣の公共施設、上市町のアルプスの湯とか、立山町の吉峰、あるいは朝日町のらくち〜の、細入村の楽今日館等の入浴者数及びそこでの浴室の規模等から勘案いたしまして、平日の入浴者を平均400人、土日・祝日につきましては平均500人と見込みまして、収支計画上の年間の入浴者数を13万人として算定したところでございます。


 今後、設定いたしました入浴客数の達成のため、PR活動等営業活動を積極的に行い、施設運営につきましてもお客様の視点に立った施設づくりを目指し、お客様に愛される施設とするため努力をしてまいりたいと考えているところでございます。


 以上でございます。


○議長(砂原 孝君)  澤谷清君。


○9番(澤谷 清君)  近堂部長にお尋ねをいたします。


 滑川市内におきましても、類似施設の建設計画がありまして市場調査が始まっておりました。同時に市民交流プラザの建設計画も進んでおりました。ここに詳細な資料があり、入浴者数、あるいは温浴施設として最低限ペイできるかどうかという民間の調査もあるわけなんです。私たちは、それは一切聞かされておりません。ましてや、これから今後何十年間、滑川市がこの運営に携わっていくという大事な出発点であります。しっかりした根拠があって言っているのか、あるいは公的な機関、あるいは民間機関で少しでもこういう市場調査をした経歴があるのか、そのへんのところを一度聞かせてください。


○議長(砂原 孝君)  近堂産業民生部長。


○産業民生部長(近堂昭夫君)  今ほどおっしゃったような調査はやっておりません。


○議長(砂原 孝君)  澤谷清君。


○9番(澤谷 清君)  中屋市長にお聞きいたします。


 先ほど来、開田議員のお話の中にも、市の保有する施設で利益が上がったためしがないと。私の知っている限り、開にあります博物館と併用してありますSOHOセンターの純利益、共益費、いろんなものを引いた中の滑川市が受け取る純利益が八百何十万ですか、これは予算に計上してあります。だからペイできる、できないじゃなくして、これからの時代において、経営責任、結果責任が必ずついて回っております。


 そしてまた、市長も議員として20年間、ほたるいかミュージアム、そしてタラソピアの入場者数も、今現在10万人そこそこであります。こういう中で13万6,000人の集客をみながらこの施設を運営していくと、大変大きな結果責任が発生するんではなかろうかと思っております。市長の見解をお聞きしたいと思っております。


○議長(砂原 孝君)  中屋市長。


○市長(中屋一博君)  澤谷議員の質問にお答えいたします。


 経営責任あるいは結果責任という問題でありますが、開田議員の質問にもお答えしたように、市が持っている二十数施設は、単年度でありますが黒字と。いわば利益が出ておる。市単独が持っておるものでは、駅前の駐車場であります。駅前パーキング、これが唯一わずかでありますが黒字であります、単年度でありますが。


 今のNet3、これは一部事務組合でありまして、滑川市が直営でやっておるわけでないわけでありまして、そういう中で、先ほど私が答弁したように、市が今交流プラザを建てようとしておる。これはもともとは老人センターの施設の老朽化からスタートいたしておるわけです。この施設でも既に1,000万円以上を滑川市が持ち出しておるわけであります。総合体育館にしても、今指定管理者制度ということで体協に管理を委託いたしましたが、これも2,000万円を滑川市が持ち出しておるわけです。つまり、市民のための施設として建設をしているのが公共施設であり、それに多くの市民が利用してもらうことによって、市民の税金を突っ込んでおるわけです。みのわにしても1,000万円を市が持ち出しておるわけです。テニスコートもしかり、市民大ホールもしかり、西コミもしかり、市民会館もしかり、それを経営責任云々ということを冒頭に言いました。これからの施設は、やはりできるだけ市の持ち出しをなくしよう、そういう考えから我々も過大な評価をしてはだめだと。上市のアルプスの湯は20万以上入っておる。しからば滑川は20万入るのか。らくち〜のにしたって17、8万入っておるんです。楽今日館にしても15万入っておる。滑川市以外の施設では。


 今、我々が13万と予想をいたしました。せめてこれくらい我々の努力によって入館していただければ、どうにかとんとんになる。しかし最も理想とするのは、開田議員には僕は答えていないんですが、こういう施設というものは3年、5年後にはやっぱり老朽化してくる、必ず修繕費が出てくるんです。できればわずかであっても黒字として積み立てていって、それが5年後に大きな修理をするときの多少の費用として賄っていける。本来は僕はそれが一番理想なんです。でも、市民の方々が1人でも多く、低料金で多くの方々に利用してもらうことが一番の目的でありますから、多少の市民の税金を投入するというのは基本的にはやむを得ない。それが今、市が保有している文化・スポーツ振興財団に管理を委託しておるすべての施設がそういう現状であるということもご理解いただきたいし、また、このまま手をこまねいていて、現在の市の老人センターを維持していても1,000万以上を市が持ち出しておるわけであります。それらも含めて何とかとんとんにするためには、この程度の13万を目標にしてやろうと。


 それが現実に不可能であるかというと、今近堂部長が言った近隣の施設の数字も十分参考にしながら――民間の調査はやりませんでしたが、我々は、上市もあるいはそういう施設もみんな行きながら、どういう根拠でやったか。それはそういう数字を参考にさせてもらいながら、また職員の意見も聞きながら、滑川は13万と。私はどうしてもこの数字はクリアせにゃあかんと。それがやっととんとんになると、こういうことでありますから、今後はこの施設のPRに十分努めて、1人でも多くの方に利用していただき、住民の福祉向上に利用していただける施設として頑張っていく、そんなものであろうと思います。


○議長(砂原 孝君)  澤谷清君。


○9番(澤谷 清君)  るる市長の方から説明があったわけで、少しぐらいの予算を投入してでも市民の方が満足していただければ、それはそれでよしというふうに承っておきます。


 それと近堂部長に1つ言いますが、あなたは銭湯へ行かれますか。この温浴施設は600円です。銭湯は370円。滑川市民がどこへ流れていっているのか知っておられますか。私は知っております。毎日銭湯へ行っております。


 近堂部長、滑川市の市民の方がどういうふうに動いているか、わかればお答えください。


○議長(砂原 孝君)  近堂産業民生部長。


○産業民生部長(近堂昭夫君)  市内の銭湯には5月に1回、うちの女房と行っております。


 あと、市外のところへどれだけ市民の皆様方が動いておられるかについては、私は詳細なことは存じておりませんが、いろいろの方から、市外のところへ滑川の人は結構行っておられるという情報だけは聞いておるので、私は数値は承知しておりません。


○議長(砂原 孝君)  澤谷清君。


○9番(澤谷 清君)  市民の方にしっかりと利用していただけるような温浴施設をぜひ望んで、この質問を終わります。


 次に移ります。西部小学校の改築工事についてであります。


 現在、西部小学校では、大規模改造並びに耐震工事が平成18年6月から平成19年6月までの1年間の工期で鋭意建築が進められております。


 西部校下のあるゼネコンで勤めておられた方から私の方へ会いに来られまして、「一体、滑川市はどういうふうな感性で現場施工をさせているのか」ということから始まりまして、「西部小学校の現場のハウス、そしてまた工事用車両の駐車場に、何のためにグラウンドを使用させているのか。工事原価の中には安全管理、工程管理、あるいはいろんな管理費が入っているはずだ。せめて現場ハウスだとか工事車両を校舎外でできないのか」というご指摘がありました。


 私も見に行きました。そしてまた、市の小学生が使用するグラウンドであれば、今の状態で私は問題はないと思っておりますが、市民に開放されているグラウンドです。各種大会も、今の西部小学校で年間きっちりと行っておるわけなんです。そういう使用者は、今の状態では全くできないんだということをはっきり述べておられるんですね。


 何ができないかというと、現場ハウスと現場の工事用車両の確保さえ取って外へ出てもらえれば、グラウンドは全体を使えて、何ら都合が悪くないと。そしてまた私も見に行きましたが、中の状態が全くわからないんですね、入り口をみんなふさいでしまって。やっぱり子どもの安全上も、住民の皆さんは見ないようで子どもを見ているんですよ。運動場でも何でも、課外活動のときに。おお、遊んでおるわいとか、おお、野球しておるわいとか、それが一切前から見えないという状態の中で、今工事が進められておるわけなんです。


 それで聞きますが、そういう工事費が出ている中で、どうしてグラウンド使用を許したのか、現況をお聞きします。


 以上です。


○議長(砂原 孝君)  有澤教育委員会事務局次長。


○教育委員会事務局次長(有澤義則君)  西部小学校のグラウンド使用についてでございます。


 ご質問にあったとおり、西部小学校では現在、大規模改造並びに耐震補強工事を実施しております。グラウンド使用につきましては、ほかの小学校と比べますと校庭部分も狭く、このため資材置き場、それから荷揚げ作業及び出入り業者の駐停車場として、グラウンドの一部でございますが使用しており、これにつきましては学校の方と協議し、学校の授業、それから行事等に影響を与えない範囲で使用を許可しているものでございます。


 利用者の利便性ということもありましょうが、若干のご不便はおかけする部分もございますが、大筋で何とか学校の運営に支障のない程度ということでやっておりますので、ご理解をいただきたいと思います。


○議長(砂原 孝君)  澤谷清君。


○9番(澤谷 清君)  あなたの答弁はだめです。はっきり申しまして。あなたの答弁はこれでよろしいです。


 現況を申し上げます。


 学校の教育現場での使用は、私は何ら都合悪くないだろうと思っております。一般開放している各種スポーツ少年団が年間あのグラウンドを利用しながら、滑川市内のたくさんの父兄が来て、子どもたちと一緒にスポーツ大会を開催していると、そういう事実もあるんですね。それが全くなされないわけです。だから市民不在のグラウンド使用だと言うんです。わかりますか。


 それとまだ、市長提案理由にも、このグラウンドのことに関して、「皆さんに迷惑をかけているけれども、今年度で正面からも入れるようになる」ということも言っておられますが、グラウンドの使用に関しては工事現場は開放しないはずなんです。金がかかるから。


 それで建設部長、あなたに言います。この工事は、本体工事、電気設備、機械設備を合わせまして、工事予定価格が3億7,815万7,600円、落札率98.8%で、3億7,357万円、そういうことで工事が始まっているわけです。


 もう一度言います。予定価格3億7,815万7,600円。これは3つの工事が入っています。そして落札率、3つ合わせて98.8%、3億7,357万円。


 私は何でこの数字を言うかというと、よく聞いてください。類似のところで、田んぼを使って現場ハウスを建てているところがあるんですよ、今直近で。過日は厚生連滑川病院、工事車両は一切駐車場使用禁止。田んぼを借り上げて、そこで工事車両をみんな入れて工事をやっているわけです。


 その例を言います。1,200平米の田んぼを借り上げて、1年間やっておられる工事現場もあります。表土のまくり上げ20万円、シート敷設20万円、採石25センチを入れて140万円、そしてまた一切合財の復元90万円、合わせて工事費が270万円です。そして田んぼの借り上げが1年間250万円、合わせて1,200平米、360坪の総借り上げ費が295万円、坪8,200円です。この工事費の1%の価格は373万5,000円、これは3社で合わせたってできるんですね。


 けれども、教育原課はどう言いましたと思いますか。「この田んぼの借り上げ費の予算は入っていないんだ」って。私はその声を聞いて、梶谷財政課長のところで「一体何をしておるがか」って。そうしたら「そういうもんは原課の方で考えるべきだ」と。お互いに原課と財政課がキャッチボールしているんですね。たったこれだけのことで、グラウンド外で現場ハウスも、そしてまた工事車両もずっと利用できるんですよ、グラウンドを使わなくても。何ですか、これは。お金がないんですか、答えてください。


○議長(砂原 孝君)  神保建設部長。


○建設部長(神保二三夫君)  すみませんけれども、今の内容につきましては私の方から答えるべきものでないので、失礼させていただきます。


○議長(砂原 孝君)  澤谷清君。


○9番(澤谷 清君)  中屋市政が3万4,000人隅々まで目が届くと、私はそれはすばらしい言葉だと思っております。だから、事あるごとにいろんな建設現場、そして今度、南部小学校の改築に入るんです。あのグラウンドも雨が降ると次の日使えないんですよ。使う人がいつもバケツで水をくんだりしながらやっている。そういう現場も見ながら少しでも――児童生徒だけじゃないんですね。市民がしっかりとグラウンドを使って、先ほどの中川議員ではありませんが、各種スポーツ大会をやっているんですよ。そういうこともきっちりと加味しながら、これからの市政運営に当たっていただきたいなと、これは要望です。もしご意見があるんだったら、言ってください。


○議長(砂原 孝君)  中屋市長。


○市長(中屋一博君)  今の話を聞いておりますと、結論は、要は西部小学校のグラウンドをなぜ工事の飯場、あるいは資材置き場に使ったかと。わずか300万、500万と田んぼを借り上げたら1,200平米云々の例を出しながら、それぐらいの銭をつけられたんでないかと、こういう質問でなかったかと思います。


 西部小学校のグラウンドの面積というものは、市内の小学校では最も広いんですね。最も広いものを、児童を含めて、社会教育活動を含めて全く使えないような状況になるというのなら、これは問題です。それは先ほど次長が言ったように、学校側とも十分協議をして、この程度の面積のグラウンドを工事現場の資材置き場にしても、学校とすれば、多少は問題があるにしても了解するという話し合いのもとでやっておるわけであります。しかし、そこを300万、500万とおっしゃるけど、やって経費が節減できるということであれば、あれだけ広いグラウンドですから、多少の痛みはそれぞれが分かち合うと。これはやむを得んと私は思います。


○議長(砂原 孝君)  澤谷清君。


○9番(澤谷 清君)  私は先ほども言っています。小学校の子どもたちが授業で使う分には、何らこれは都合が悪いということはないだろうと。ただ、一般開放しているグラウンドであって、各種スポーツ大会をするときにはどれだけの児童が集まり、その児童にどれだけの父兄が集まり、そういうことを市長さん、ご存じあるんですか。ないでしょう。私は、あなたが運動会とかあるいは住民運動会とか、そういうときに各グラウンドを回られるということは見て知っておりますが、相当な数の人たちがそのグラウンド一つの中へ集まってやるんですね。


 だから、一部のところがどうのこうの、それもおっしゃった。そしてまた、経費が安くなればと。滑川市の上に建設会社がいるんですか。そういうふうにとれますよ。よくないでしょう。それはそれ、これはこれ、そうでしょう。


 私は、小さなことを、重箱の隅をつつくようなことを言っているんじゃないんです。実際に西部小学校のグラウンドで年間、スポーツ少年団がグラウンド全体を使いながら活動しているんです。けれども、それでもあなたは「それは経費のむだ遣いだ」と言うのであれば、これは見解の相違として、質問はこれで終わります。答えは要りません。


 それでは4番目、入札制度について、これは出村助役さんに一括してお答えをしていただければと思っております。


 私は、平成17年3月、平成17年12月、そして先般平成18年9月と、この直近3回にわたり入札制度についてお伺いをしてまいりました。滑川市の入札制度の中で、落札率が高いんじゃないか、あるいは指名競争入札から一般競争入札に移るべきでないのか、あるいは不落随契はやめて指名替えを行い、再度業者さんに競わせるという制度も必要ではないかということを申し述べてきたわけなんですが、その都度、助役の答弁は「入札制度検討委員会の答申も踏まえ」等々、この入札制度検討委員会を出されてまいりました。けれども、いまだに落札率は98、99、99.5。大変高い落札率であります。


 助役は、「予定価格と落札率には厳しく査定をしているんだ。歩切りをしているんだ。だから落札率が高くても」というふうな発言もございましたが、この中の入札制度検討委員会の役目と構成メンバーについて、一度正式にお伺いをしたいと思います。


○議長(砂原 孝君)  出村助役。


○助役(出村眞佐範君)  それでは、ただいまのご質問にお答えをいたします。


 市が発注する建設工事等における入札・契約制度について調査、研究及び検討を行うため、滑川市入札制度検討委員会を規定に基づきまして設置をいたしているところであります。


 委員会は、私を長として3部長、そして財政課長はじめ工事関係課長、合わせて10名で構成をいたしているところであります。


○議長(砂原 孝君)  澤谷清君。


○9番(澤谷 清君)  今おっしゃった構成メンバーは指名委員会だというふうに、これに書いてあります。指名委員会の構成メンバーと一緒でしょう。


○助役(出村眞佐範君)  入札制度検討委員会です。


○9番(澤谷 清君)  入札制度検討委員会のメンバーは指名委員会のメンバーと一緒なんでしょう。


○助役(出村眞佐範君)  違います。


○9番(澤谷 清君)  どこが違うんですか。


○議長(砂原 孝君)  出村助役。


○助役(出村眞佐範君)  指名委員会では、ただいま申し上げました入札制度検討委員会のメンバーのほかに、工事を発注する担当課長が入ります。


○議長(砂原 孝君)  澤谷清君。


○9番(澤谷 清君)  同一というふうに考えます。検討委員会で検討されたことが指名入札委員会で全く生かされていない。同じメンバーでこねくり回しているんだと。


 それで、次の質問に入ります。指名競争入札と官製談合について。


 9月から12月までのたった3カ月間ですが、普通、入札制度のことを短時間でやるということはよくないんですが、大変大きく社会が動いております。この3カ月間、毎日毎日、新聞報道で談合、官製談合、あるいは知事の逮捕、市長の逮捕、こういう記事が出ない日がないくらい出ておりました。


 それで、改めて今この質問をするわけですが、新聞報道等を申しますと、「指名競争入札は官製談合の温床だ」とはっきりと述べてあります。日本経済新聞、朝日新聞に載っておりますが、そういう可能性の高い、官製談合になりやすい制度が指名競争入札だというふうに報じております。


 先ほども上田議員の市長答弁の中で、指名するのは当局の専決だと。当然ですね。指名願を出した者からやりなさいよと。透明性があるのかないのか。そうでしょ、何を言われても。何を根拠にして平均的に入れるのかということは当局の裁量権の問題だと。それも市長はおっしゃいました。けども、それはそれでいいです。


 滑川市の入札は指名競争入札なんです。市長が当選された平成14年からずっと指名競争入札です。制限付き一般競争入札は市民交流プラザのみだというふうに私は判断をしております。


 それで、この官製談合と指名競争入札についての記事があります。「一般競争にもう移行するべきだ。富山県も来年度から5,000万円以上の工事は一般競争入札にする。業者が自由に参加できる一般競争入札は、事前に業者を複数選んで行う指名競争入札に比べ談合がしにくい制度であり、競争性も高まり、落札率が低く抑えられる利点がある」とはっきりと述べております。また「官製談合が相次ぎ、自治体の入札に対する不信感が高まっている折、制限付き一般競争入札の対象を富山県は一気に5,000万円以上に拡大するのは、時宜を得た適当な、妥当な判断である」とも述べておられます。


 私は、いろいろな問題が今起きている中で、本市も一般競争入札へ移行する大事な時期に来ているんではなかろうかと思うわけです。


 それとともにもう1つあるんですが、滑川市の発注については、指名競争入札で大変落札率が高いわけです。平成14年7月20日、10社が入って東部小学校大規模改造工事、これは80%の落札率でした。予定価格が1億7,000万、それで不用額が3,360万出ています。これが初めの終わりなんですね。次、15年6月4日、東部小学校大規模工事、落札率99.71%、15億に対して44万1,000円の入札差金が出ております。時間がありませんので次、平成16年、西部小学校増築工事、4億5,628万円の予定価格、99.72%で128万円の入札差金。こういうことがずっと続くんですね。


 ところが、この中でぽつりぽつりとあるんですよ。平成16年6月18日、分水施設管理棟4,943万円が3,953万円、入札率80%。やれるんですね。まだあるんですよ。平成17年3月30日、体育センター屋根工事、予定価格が2,826万円、落札価格が2,100万円。2,800万円の予定価格で700万円の不用額を出すんですね。これは何かということなんです。みんな林建設が入っていたんですよ。その中で競争があったと私は推察するんです。ところが、西部小学校のときには林建設がいないんですよ。何でですか。それで99.72%になるんですね。


 私は、こういう流れというものは、疑惑があるじゃなくして、市民に説明できるかどうかということが滑川市の置かれた大事な立場じゃないかというふうに思うわけです。そういう意味も含めまして、官製談合と指名競争入札には大変大きな瑕疵があるというふうに思うわけですが、助役、お願いいたします。


 (「議長」と呼ぶ者あり)


 市長でもいいですよ。


○議長(砂原 孝君)  中屋市長。


○市長(中屋一博君)  今の官製談合はまことに遺憾なことであって、私も大きな問題だと思います。


 その中にあって、基本的には指名委員会の範疇になるんでしょうが、今、一般競争入札、あるいは制限付き一般競争入札、あるいは随意契約と。基本的には、澤谷議員が言うように一般競争入札にすればいいんですよね。しかし、法政大学の五十嵐教授は「すべてを一般競争入札にすると、地域経済が疲弊する」と、こういう意見も片方であるわけです。そこの問題はバランスだと思います。ですから、県も5,000万という下限を切ったけど、すべてを一般競争入札にはしていないんですよ。県あたりへいくと、公共事業を含めたら何百億あるんですね。しかし残念ながら、こういう小さな自治体というのは、何十億の予算を組んだ公共事業というものは本当に何年に1回しかないんですよ。それゆえに何千万程度の工事なんですね。そういうところまですべてを一般競争入札にした場合、先ほど言った法政大学の五十嵐教授の話のように、地域経済が疲弊すると、こういう問題も出てくる。


 しかし、時の流れというのは一般競争入札であるということは我々も理解をいたしております。片や、この議会で島田議員の名前が何度か出てきますが、彼さえも「愛市購買だ。地域の企業を育てろ」と、こういうことを何度かこの議場でおっしゃるわけだ。そういうことも踏まえると、我々の滑川市の公共事業というものは何ぼも出てこない中で地域の経済をどうするか、地元の企業の育成をどうするかと同時に、一般競争入札の絡みも考えていかなきゃあかん、私はそう思います。そういう点もあるということもご理解いただきたいと思います。


○議長(砂原 孝君)  澤谷清君。


○9番(澤谷 清君)  市長さんは市長さんの見解であります。


 過去9月、私は質問しました。議決案件の中で、議会が議決する中で、今までこの4年間、平均落札率が99.5何%なんです。これを議会人として見過ごすわけにはいきません。それをもとに私は質問をしているんです。


 浅野元知事の談合に対する話があります。「まずは公共工事における談合への罪の意識が全く希薄だ。だれでもやっている。見つかるはずがない。見つかれば下手をしただけだ。見つかれば仕方がない」。そしてまた「談合は、れっきとした犯罪である。納税者が被害者である。談合を断固排除するという強い意思と方法論が、発注者である役所側になければならない」。その後にまだ続いております。


 今市長さんがおっしゃった話の反対の話が載っております。「地元事業者の育成の名の下で、地域限定型入札は地元業者保護に見えるが――地域限定型入札は指名競争入札やね――この保護政策により、本来市場から退場するはずの競争力の弱い業者も温存される結果になり、長い目で見れば県内業者――私にしてみれば市内業者――の競争力の低下をもたらす」とはっきりと述べておられます。


 最後にもう1つあります。「選挙には金がかかるものだ。政治とは、しょせんこんなもんだ。知事とはこんなもんだと言い募る人たちを『もんだの人々』と私は呼んでいる。常識に身を任せてはならない。改革とは、そういう意識に反論し、行動することである」というふうに述べておられます。市長の見解を求めます。


○議長(砂原 孝君)  中屋市長。


○市長(中屋一博君)  今の入札制度については、基本的にはどの方法をとってもプラス、マイナスはあるんだろうと思います。一般競争入札、それはやはりそれなりの利点はあると思います。しかし片方で、先ほど言ったような反論がある。しかし反論があっても、それによって談合の温床になっちゃいかん、これは当然だろうと思います。そういうものをどうチェックしていくか。


 そんな中で、今浅野知事の発言がございました。私も浅野知事の発言を何度か新聞も含めて読みましたし、テレビでも聞きました。やはり官製談合の最たるものは、政治家が――私も含めてでありますが、選挙のときに、いわゆる利権を絡む者とのしがらみ。選挙が怖いのでない、選挙が終わった後、この利権の方々の利益をどう分配するか、これが官製談合だと、こう言われた。


 ある人は私に「いろんな選挙を見てきたけど、時としては、首長選挙に政治家が選対本部長になって戦っておる選挙もあった。これなんかは天の声を発しなくてもおかしいんでないか」と、こういう指摘もあった。


 それぞれの例があるんだろうと思います。あるんだろうが、例えがちょっと違うにしても、街で営業しておるいわゆる既存の商業者、店舗を殺さないようにするために、ある意味においては、郊外に出店した大型店を規制した。自由経済主義であるならば、何ら規制する必要もないんです。つぶれていくものは自然淘汰されればいいんですよ。それはまさに一般競争入札だと思います。つぶれる者はつぶれればいいんだ、技術もない者はつぶれればいいんだと。しかし片や、それでは地域経済が疲弊するという意見もある。しかし、それだけでそれを擁護するわけにもいかない。そのために県も5,000万という金額を出してきたわけです。しかし、滑川市において公共事業というのはそんなに数が出ない中で、我々もどういう方法がいいか、これは総合的に判断していかなきゃならん、こう申し上げておきます。


○議長(砂原 孝君)  澤谷清君。


○9番(澤谷 清君)  これで質問をやめますが、最後まで市長と見解の相違だと。この件については、その都度その都度質問をいたしたいと思います。ありがとうございました。


○議長(砂原 孝君)  以上で澤谷清君の質疑を終わります。


 ここで10分休憩し、5時5分から再開いたします。


               午後4時52分休憩


         ──────────◇──────────


               午後5時05分開議


○議長(砂原 孝君)  休憩前に引き続き会議を開きます。


 この際、皆さん方にお願いをいたしておきますが、発言中は不規則発言がないように、静かに聞いていただきたいと思っております。


 16番島川実君。


○16番(島川 実君)  それでは、通告してあります諸点について質問をいたします。


 まず、2カ月ほどの間に3県の知事が、そしてまた深川の市長が逮捕されております。これは言うまでもなく、自治体を舞台とする官製談合が相次いで発覚したからであります。


 そしてまた、今開かれております国会で地方分権改革推進法が成立をいたしまして、地方分権が一層進められようとしておるときであります。このときに多くの県のトップや幹部がこういった悪質な犯罪に加担したということは、まさに私は地方自治の危機と言わざるを得ないと思います。


 中屋市長は、この現況についてどのような所感をお持ちなのか、まずお尋ねをいたします。


○議長(砂原 孝君)  中屋市長。


○市長(中屋一博君)  島川議員の、官製談合について私の所見といいますか所感を問うと、こういうことであります。


 まさに、今島川議員がわずかな時間でありますが、その指摘されたとおりだと思います。けさからこの問題がたびたび論じられたわけでありますが、やはり民間業者による談合、これも断じてあっちゃいけない中にあって、ましてや談合に官が加わっている官製談合はゆゆしき問題だと思います。しかも今おっしゃったように、現在、全国知事会あるいは全国市長会を含めて、地方六団体というものが一層の地方分権を進めようと、こう言って大合唱して国と渡り合っている中にあって、こういう不祥事が発生した。


 先般の新聞報道によりますれば、総理官邸で行われた全国知事会の席上、安倍総理が「地方自治にかける熱意、志を忘れたようなものである」と、こう厳しい口調で批判をしたと新聞報道でも寄せられております。私もそれを読みながら、改めてそんな感じをいたすわけであります。まさに地方行政への信頼を損ない、地方の統治能力に対する信用も失墜させるものである。島川議員がおっしゃったように、大げさに言うわけじゃないんですけど、地方自治の危機と言っても過言でないような気が私もいたします。


 最初、福島県で知事が逮捕された。あの当時、マスコミも含めて多くの論評は、多選に対しての批判でありました。しかしその後、和歌山は2期目の途中、そして今宮崎県は1期目の途中で官製談合というこの事実を見たときに、これはもはや多選、あるいは1期、2期以前の問題であって、やはり地方自治にかける本人の自覚、意識の問題だろうと。そして安倍総理の言葉じゃないけど、地方自治に寄せる熱意、志がどこかに行ってしまった結果、こうなったんだと。そして先ほどの発言でも言ったように、浅野宮城県知事は、「選挙が怖いんでない。要は選挙のときにご恩になった方々が、選挙後にその利益の分配を求めて群がってくるんだ。これをどう排除するか、これが怖いんだ」と、こんな談話も載せておられました。


 そんなことを考えると、首長選挙に、建設業者を含めた土建業の利権を絡んだ人が選対本部長になる、あるいは選対の重要な役職に名を連ねるなんていうのはもってのほかだと思いますし、今日までそういうのがたびたびあった。しかし、今回の官製談合の摘発によって、それぞれの首長が襟を正し、身を律していかなきゃならんという思いをそれぞれがなさったものだろうと私も思います。


 私もまだ就任2期目の最初でありますが、そんな思いで、これから滑川の地方自治に携わってまいりたいと、このように考えております。


○議長(砂原 孝君)  島川実君。


○16番(島川 実君)  ただいまの市長の所感をそのまま受け取っておきたいと思います。


 それでは、滑川市の現状はどうなっておるのかという問題点であります。


 随意契約をできる限り競争入札、そしてまた後段に出てきますが、指名競争入札は一般競争入札と、全体のそういう流れの中で質問をしたいと思うのでありますが、まず、平成17年度の滑川市の随意契約の実績を、先般決算特別委員会に出してもらったんですが、これは1件100万円以上で、油類の購入を除きまして123件で8億9,100万円――これは80万円以上という自治令の一つの枠をとりますともっと増えるわけですが、これは言うまでもなく、何度も質問しておりますから、自治令では、随意契約というのは一定の条件に合致する場合にのみ採用できるということでありまして、先ほどもありましたが、金額の限度としては工事請負が130万円、財産の買い入れは80万であります。


 さらに、17年度の滑川市の実績で、指名競争入札をした件数は185件で21億6,900万。制限付き一般競争入札は、先ほどありました市民交流プラザだけでありますから、これを除きますと、そういたしますと、随契と指名競争入札を合わせた中で随契の占める割合は件数で40%、金額で29%に上るわけであります。市長は、こういう数字というものを今まであまり見られたことがないんじゃないかと私は思うわけであります。


 今、国会でも問題になっております政府のタウンミーティング、これは2001年度で随意契約でやりました。そうしたら、最初は2,180万円だったと。これではいかんということで、次の年度から一般競争入札にいたしましたら、700万から1,300万で落ち着いたということでありますから、私は、滑川市においても随契を指名競争入札、あるいは一般は無理としても、せめて競争入札にすればかなりの予算が節約されるんではないかということを思うわけであります。


 まず、随意契約が多いということについて、どのような所感を持っておられるのかお尋ねをいたします。


○議長(砂原 孝君)  笹林総務部長。


○総務部長(笹林一樹君)  島川議員からお尋ねがありました、随意契約が40%を占めているこの数字についてどう思うかというお尋ねについて、お答えしたいというふうに思います。


 随意契約というのは、ご案内のように、競争の方法によらないで、普通地方公共団体が任意に相手方を選択して締結する契約方法でございます。それで、地方自治法施行令第167条の2に掲げてございまして、今9つの要件がありまして、それが平衡だと思っていただければいいんですが、先ほど島川議員がおっしゃいましたように、1つは金額で、予定価格が契約の種類に応じて定める額で、工事または製図の請け負いが130万円、財産の買い入れが80万円。2番目が、その性質または目的が競争入札に適しないものをするとき等々、この9つが掲げてあるところでございます。


 それで市の方では、こういった地方自治法施行令といったものに基づきまして、その9つの理由に合致する場合は随意契約を選択してやっているというような、それぞれがその要件に合致した場合やっているということでございますので、それがたまたま最終的に40%という数字になったというところではないかなというふうに思っております。


 以上です。


○議長(砂原 孝君)  島川実君。


○16番(島川 実君)  部長、私が挙げた数字が、たまたま自治令に載っておる、それに合致したからこれだけの数字になったと。これは通りませんよ。ですから、私は2年前の社会保険庁の記事をまだ持っておりますが、随意契約額は競争入札の6倍もあった。何をやっておるかと言えば、いろいろなパンフレットの作成や清掃や警備もと。そして長年、あそこの業者にやってもらっておるから、そのままやってもらった方がいいだろうということでやっておったと。これと変わりませんよ。これは早急に見直して、競争入札に変えていくべきだと思いますので、一応指摘だけしておきます。


 次の質問でありますが、平成17年度の滑川市の油類の購入実績であります。質問通告書に書いてありますので中身は言いませんが、一応合計4,012万8,000円、そのほかに第三セクター等では1,000万円ほどあると。これは議会答弁で出ておりますので、大体5,000万円ほど買っておるということであります。いずれも随意契約だと思います。


 そこで、17年11月、18年3月、灯油4キロリットル以上のものを他の公共機関で調べてみましたら、ここにありますように滑川市は64円と72円、私が調べたのは55円93銭と59円85銭。そして率でいきますと、市の方がそれぞれ14%、20%と高いわけであります。平均をとって17%といたしましても、5,000万円の17%で850万にもなるわけであります。


 今定例会でも市長は、「来年度の予算編成においては義務的経費5%削減、投資的経費10%削減」と言っておるわけですね。あるいはこの数年間を見ておりましても、地方自治体は財政的に苦しいから、大きくなって合併しろと盛んに圧力をかけております。そして滑川市においても、各種団体の補助金等についても一律にカットしたり、事業を取りやめたり、そして市の職員の給料をカットしたり、我々議員の方も、そういう状況でありますから議員定数を減らし、そしてまた議員報酬も減らし、食料費その他削れるところは削っておるわけです。


 なぜにこういう随意契約で高く買うんですか。この点について、まず答弁を求めます。


○議長(砂原 孝君)  笹林総務部長。


○総務部長(笹林一樹君)  17年の油類等の場合、なぜ高い油などを買うかというお尋ねについてお答えしたいというふうに思います。


 17年というものではありませんが、13年のときと同じような状況がございますので、その点についてご説明させていただきたいというふうに思います。


 今島川議員が示された数字と、大まかな傾向としては同じような傾向であった事例がございまして、その事例の場合には、次の3点の方から、市としては随意契約を締結させていただいたというところでございます。


 1点目は、中小企業の受注確保でございます。これについては、事業協同組合保護育成のため、これらの社から直接物件を買えるというのが第1点の理由でございます。


 2点目は、安定供給確保の観点で、一つの業者と契約するよりも多数の業者で構成された組合と契約する方が安定供給するといったことでございます。


 3点目は、利便性の観点で、一つの業者と契約する場合に比べ給油箇所が多くなるという3点の理由から、地方自治法施行令第167条の2第1項第2号の「その性質又は目的が競争入札に適しないものをするとき」ということで、随意契約を採用させていただいたところでございます。


 以上です。


○議長(砂原 孝君)  島川実君。


○16番(島川 実君)  次の質問は、ただいまの答弁に関係しますので随時進めていきますが、この問題については、平成14年6月議会、これは中屋市長、それから平成13年9月議会、これは当時の澤田市長、下村総務部長ですが、同じように私が質問をしておりまして、その他決算特別委員会等でも話をしておりますので、そういったこともひっくるめてやりたいと思います。


 そこで1つ、14年6月では中屋市長は、「この問題は裁判で係争中であるので、その推移を多少見守る必要がある。しばらく時間をかけたい」と、そう言っておるわけでありますが、私の質問の趣旨は、随契で買い入れはどうしても理解できない、妥当だとは思えないと。そしてまた何度も言うようですが、財政が厳しい、厳しいと言っておりながら、なぜ競争入札で安く仕入れることをしないのかということなんです。


 まず、市長にこの点を聞きます。


○議長(砂原 孝君)  中屋市長。


○市長(中屋一博君)  平成14年6月議会の質問では「係争中である」と、こう申し上げました。そのときには、今笹林部長が申したとおり、当時の澤田市長さんの平成13年も地方自治法施行令を含めた3点で随契をやった。何ら法的には問題もないと、こういうことだったんですが、平成13年10月に訴状が提訴されて裁判になったわけであります。平成14年6月議会はまだ係争中であったんですが、平成14年6月26日、判決が出た、確定をした。市に何ら問題はないということで、現在に至っておるわけであります。


 その中で再度、今訴状が提訴されて係争中であるわけであります。ただ、笹林部長が言った、なぜ随契でやったのか、経費が云々を含めて。しかし、それは地方自治法施行令云々のあの3点のことに尽きるんだろうと思います。


○議長(砂原 孝君)  島川実君。


○16番(島川 実君)  それでは、もう少し中身に入っていきたいと思います。


 まず第1点の方ですが、官公需についての中小企業者の受注の確保に関する法律というのがありまして、受注機会の増大に努力せいと、第3条にはそのようになっております。


 しかし、中身を検討しますと、例えば12業者がこの随意契約に名前を連ねておるんですね。そして代表が富山県石油協同組合中新川支部滑川ブロック代表何がしと。しかし、ここに押されておる角印は滑川石油組合の角印ですよ。まず、こういう契約でいいんですか。そしてもちろん法人ではありませんから、その後に12業者全部連名で契約書に判こを押しておるんですよ。こういう契約というのは一般役所で通用するんですか。特に総務部長、あなたは県におられたから、この契約書そのものについて見解を求めます。


○議長(砂原 孝君)  笹林総務部長。


○総務部長(笹林一樹君)  今は契約の話をされたかと思うんですが、その前に1点だけお話しさせていただければというふうに思うんですが、14年に出た判決の最終文章なんですが、ちょっと読ませていただきたいと思います。


 「契約の性質または目的に照らして、競争入札の方法による契約の締結が不可能または著しく困難というべき場合に限定されるものではなく、競争入札の方法によること自体が不可能または著しく困難とは言えなくとも、競争原理に基づいて契約の相手方を決定することが必ずしも適当ではなく、特定の相手方と契約することによって、当該契約自体では多少とも価格の有利性を犠牲にするとしても、他の政策遂行上の利点が見込め、ひいては当該地方公共団体の利益の増進につながると合理的に判断される場合が、これに該当する」というふうに、14年の場合、判決されているわけでございます。


 いろいろの状況があるかもしれませんが、同じような状況では、こういうような判断がされていた。つまり、もちろん島川議員がおっしゃるように、随契の場合は若干もしかしたら高くなるかもしれませんが、いろいろ総合的に判断した場合でも、今回の場合が適切だったという判決が下されているということを大前提にお願いできればというふうに思います。


○議長(砂原 孝君)  島川実君。


○16番(島川 実君)  これは全くけしからん答弁ですよ。私はまず、契約そのものが妥当なのかどうか聞いておるんですよ。私の方でちゃんと質問事項を用意しておるんですよ。まず入り口の契約を言っているんですよ。


 もう1つ、まだつけ加えます。通告してあるように、じゃ、農協というのは石油協同組合の組合員なんですか。あるいはあなたが今言われた中小企業に該当するんですか。それから12の業者を検討してみられましたか。


 例えば日本工業の関係の石油スタンドがありますよ。黒部の日本工業は中小企業ですか。いろいろありますよ。米原商事だとか廣田石油だとか県内の有力企業で、高額所得で名を連ねておる、そういうところが入っておるんですよ。


 私は、一つ一つ的確性をあなたに問おうかと思っている。ですから、今見られたとおり、契約者の名前でない角印が押してあって、個人の小判型の判こを押してありますよ。だから法人でないから、その後にこのように12人が全部判こを押しておるんですよ。こういう契約ってあるんですか、これ。まず、そのへんから答弁してください。


○議長(砂原 孝君)  笹林総務部長。


○総務部長(笹林一樹君)  今、島川議員がおっしゃったのは、単価契約書に締結してある会社印等が有効であるかどうかということのお尋ねだというふうにご理解してよろしいでしょうか。


○16番(島川 実君)  それが的確かと言っているんですよ。


○総務部長(笹林一樹君)  基本的には、市と結んだ契約書というのは有効ではないかと。有効であるからして、契約に基づいていろんなお金の支払い等をやっているんではないかなというふうに思っております。


 以上です。


○議長(砂原 孝君)  島川実君。


○16番(島川 実君)  じゃ、あなたは、今現在総務部長として、こういう契約書でオーケーしますか。冗談じゃないですよ。こういう契約書では通りませんよ。その点は全然答弁はないんですか。判こが違うんですよ。判こが違う。


 それからもう1つ、先ほど言った法律の第3条には、こういうのが一つ頭についておるんですよ。「予算の適正な使用に留意しつつ、中小企業者の受注の機会の増大を図りなさい」と。予算の適正な使用についてはどうですか。もう来年度は既に一般経費だって5%、投資的経費だって10%、その他いろいろなところを落としておいて、先ほどじゃないですが、景観の看板を一つ上げれと言っても財政上の問題を上げておって、この前提が切れておるじゃないですか。何でも中小企業の受注機会でやれというんですか。


 それからもう1つ続けて言いますよ。先ほどもありましたように、市内の建設業者はほとんど中小企業ですよ。みんな随意契約なりで仕事を分けてあるんですか。冗談じゃないでしょう。きちんと答えてくださいよ、きちんと。


○議長(砂原 孝君)  笹林総務部長。


○総務部長(笹林一樹君)  今おっしゃられたのは、中小企業の定義づけから見て、今契約している社が中小企業と呼べるかどうかというお尋ねだというふうに理解してよろしいでしょうか。


○16番(島川 実君)  はい。


○総務部長(笹林一樹君)  中小企業というのはいろいろな定義づけがあるわけでございます。いわゆる企業を誘致する場合には従業員何百人以上、それから資本金何万円以下とか、そういったものはいろいろな定義づけがあるというふうに思います。だから、あるときには中小企業と言えて、あるときには中小企業とは言えないとか、そういったさまざまな場合があるということをまず第一前提としていただきまして、先ほども申しましたが、平成14年の際には、そういった中小企業者であるという観点を、こちらの方が展開いたしまして、それを裁判所で認めていただいたという事実があるということだけはお伝えしたいと思います。


 以上です。


○議長(砂原 孝君)  島川実君。


○16番(島川 実君)  ここは裁判所じゃないんですよ。裁判所でも裁判官によって意見が分かれることもあるんですよ。先ほどの住基ネットだってそうでしょう。


 ここで言っているのは、市役所の関係で必要な油類を購入する。それは我々の税金で買うわけですから、それはできるだけ安く買うというのは当たり前なんですよね。それは当然買う義務があるんですよ。その問題で言っておるんです。


 それからもう1つ言いますよ。じゃ、中小企業はその都度定義が変わる。変わるどころか、あなたが言われるように、先ほどの法律の第2条に定義として書いてありますよ。建設業何々は幾らで、資本金とか従業員とか書いてありますよ。どこにそんなに一々基準が変わるんですか。ここへ農協は当てはまっておるんですか。それから、日鉱産業なるものがそこに当てはまるんですか。大会社の子会社ですよ。一部上場に上場しておる会社の系列のものが中小企業だということになると、これは何をか言わんやですよ。きちんと答えてください。


○議長(砂原 孝君)  笹林総務部長。


○総務部長(笹林一樹君)  中小企業の定義づけがあまりにも明確でなかったというお尋ねかというふうに思いますが、先ほど島川議員の方から、ここは裁判所ではないんだということをおっしゃられたと思うんですが、まさしく今の案件については裁判所で今係争中であるということもあるんじゃないかと。ということで、その業者が中小企業であるかどうかということをこの市議会で争うというのは、もしかしたら性格が異なるんではないかなという気がするんですが。


 以上です。


○議長(砂原 孝君)  島川実君。


○16番(島川 実君)  質問をよく聞いてください。はっきり農協は石油協同組合の組合員ですかと聞いているんですよ。中小企業の範囲に入るんですかと聞いておるんですよ。全く極めて常識的な話なのに、なぜ答弁できないんですか。


 当然、中小企業じゃないでしょう。農協を中小企業と言ったら、大変ですよ、それは。それから石油協同組合に入っておるんですか。ちゃんと質問通告してあるんですよ、その項目は。きちんと答えてくださいよ、きちんと。ほかの問題で答弁することないです。


○議長(砂原 孝君)  笹林総務部長。


○総務部長(笹林一樹君)  今の島川議員の問いに対してきちんと答えてないというお尋ねかというふうに理解しますが、もちろんいろいろな定義づけがあると思います。単純に言えば、農協とかは中小企業ではないとか、そういったことにはなるかとは思いますが、しかし、今問題の本質は、基本的には裁判所で争っているわけですから、その大前提があるということは、やはりもしかしたら、この市議会で争う場面ではないのではないかという気が強くいたします。


 以上です。


○議長(砂原 孝君)  島川実君。


○16番(島川 実君)  市長も思い起こしてもらいたいんですが、納税奨励の補助金、それを納税奨励金に変えて、私も何度も議会で取り上げました。納税するためにやった事業に対する補助金なのに、何もやってないのに補助金というのはだめだと。だから名前を奨励金に変えても、納税者の3分の2ぐらいが口座振替をやって、何もやってないのに不公平でだめだと。ようやく小田原で違憲だというのが出てようやくやめたんですよ。もっとしっかり滑川市は滑川市で考えてもらわないと困るんですよ。それが今地方分権で言われておるんじゃないですか。自己責任ですよ。もっときちんと考えてもらいたい。


 それともう1つは、どう見たって高く買っておるわけでしょう。これは市民に損害を与えておることになりますよ。それからこれは談合ですよ。その問題と2つあるんですよ。だから、裁判で中小企業かどうか争っていると。それは争っておってもいいですよ。だけど、今言ったように、農協が中小企業に範囲に入るか、契約してある富山県の協同組合に入っておる組合員かどうかというのは、なぜ調べて報告しないんですか。


 これはもう一度言ってくださいよ。こんなばかな話はない。


○議長(砂原 孝君)  笹林総務部長。


○総務部長(笹林一樹君)  ただいまの件につきましては、先ほどからの言葉の繰り返しになるかもしれませんが、裁判中のことでございまして……。


○16番(島川 実君)  農協はどうなっておるのかとちゃんと質問通告しておるのに、どうして答えないんですか。JAは組合員かどうかとちゃんと聞いておるのに、どうして答えないんですか。議会とのルール無視ですよ。


○総務部長(笹林一樹君)  ちょっと最後まで聞いていただけたら幸いなんですが、先ほど申しましたように、そういった資格等については基本的には裁判で争っている事項でございますので、そこの中でいろいろ市の方からも意見などを出させていただいているところです。


 一般的に言って、農協が中小企業かどうかというのは、それは自明の理ではありますが、ただし、いろいろな事情があると思うんですね。つまりケース、ケースに当てはめて考えるのが一番だと思います。例えば前に教育長さんに、「いろんな事件があった場合に、それを処罰しますか」という開田議員の質問がありましたが、そういった場合もやはりケース・バイ・ケースで考えることが一番大事ではないかなというふうに思います。


 以上です。


○議長(砂原 孝君)  島川実君。


○16番(島川 実君)  いろいろやりたいんですが、もう私はお手上げだと思いますよ。


 そこで、もう1つ、安定供給のところで、これは何か神話みたいなことを言っておられますが、私はこれはおかしいんじゃないかと思います。


 例えば石油の供給が減ったときに、じゃ市役所が優先して安定供給を受けるんですか。私たち市民、主権者の側に立ったら、これは冗談じゃないですよ。市役所に石油がどんどん行って、市民は後回し、こんなばかな話はありませんよ。


 それからもう1つ、商売の常道からいって、品物が少ないときに、先に安定供給で渡すということはいいお得意さんということなんです。向こうの販売店にしてみれば、いいお客さん。それは何でかといったら、高く買ってもらっておるからですよ。市価と同じように入札で買ってもらっておって、何安定供給で先やるわけですか。ここでもはやはっきりしておるんですね、安定供給。


 それからもう1つ、日本の穀物自給率は40%ですけれども、エネルギー自給率は4%。ほとんどもう輸入に頼るしかないんですよ。イラクでバチバチやったら途端にばたばたになるんですよ。そこの方から輸入で石油が入ってこなけりゃ、いくら先ほどの、多数の業者と契約しておれば安定だと。だって、川上から水が来ないのに川下に幾つ集めたって、100集めたって200集めたって、関係ありませんよ。大体が石油については元売4社でほとんどを占めておるわけですから、その系列で流れてくるだけなんですよ。あとは業転か何かで横の動きもありますが、これで安定供給になりますか。


 それからもう1つ、契約のことからいって、これは法人じゃないんですよ。あなたは安定供給と言うから、じゃ、市役所に納める量をだれがどこで決めるんですか。代表者は法人の代表者じゃないんですよ。それからみんなそれぞれ仕入れの、要するに入ってくる状況が違うんですよ。元売からすぐ入ってくる代理店もあれば、幾つか大卸し、中卸し、商社とかそういうのを通ってくる販売店もあるのに、市役所に1,000キロリットル入れてくれと。どうやって割り振るんですか。これも安定にはなりませんよ。


 とりあえず、それは答えてください。


○議長(砂原 孝君)  笹林総務部長。


○総務部長(笹林一樹君)  今の安定供給のお尋ねについて、つまり1つよりも多数の方が安定供給とは必ずしも言えないのではないかというお尋ねだと思いますので、それについてお答えしたいというふうに思います。


 これは危機管理の面からにおいても、1つの社よりも複数の社からした方が当然安定供給と言えるんじゃないでしょうか。というのは、ある1つのところ――1つの社かどうかわかりませんが、1つの社が調子悪いとかいろいろ不都合が起きた場合、当然、こちらの方は他の社から入れることができることなどから、1つの社よりも複数というのは当然安定供給というふうに考えても、それはよろしいんじゃないかなというふうに思います。


 以上です。


○議長(砂原 孝君)  島川実君。


○16番(島川 実君)  私の質問の順序に従って答えてください。あなたのは、一番端っこのこっちの方だけですよ。


 私がまず言ったのは、高く買っておるから安定供給の先として市役所が先にもらえると、こう言っておるんじゃないですか。そうじゃなければ安定供給になりませんよ。なぜ販売店が市役所の方に、一般市民を差しおいても先に出すんですか。日ごろから高く買ってもらっておるから安定供給で、少なくなったときには優先的に配布しましょうと。まずそこをどう考えておるのかと。ただ、市役所だから安定供給をやりますと。そんなばかな話はありませんよ、商売の道では。


○議長(砂原 孝君)  笹林総務部長。


○総務部長(笹林一樹君)  安定供給の再質問について、もう一度お答えしたいというふうに思います。


 資本主義の中と言ったら悪いかもしれませんが、世の中、当然いろいろなコストパフォーマンスがあるもので、市役所だから安定供給されるということはもちろんないと思います。


○16番(島川 実君)  だから、高く買っておるからでしょ。


○総務部長(笹林一樹君)  ただし、先ほども言うように、複数チャンネルであるほど安定供給というのは否めない、これは自明の理ではないかなというふうに思います。


 以上です。


○議長(砂原 孝君)  島川実君。


○16番(島川 実君)  何度も言いますが、石油が入ってこなくなったら、日本じゅう全部入ってこないんですよ。市役所だけがどうして安定して入ってくるんですか。


 それから何度も言いますが、そういうルートで、大体大まかに4つのルートしかないんですよ。いくら川下で100や200の業者とやっておったって、どうして市役所だけ来るんですか。もし市役所だけに来るんだったら、私は暴れてやりますよ。冗談じゃないですよ、あんた。我々だってちゃんと税金も納めて、みんなしてやっておって、我々の税金で市役所が石油類を買っておって、市役所だけ優先的に入って市民のところへ来ないなんて、こんなばかな話はありますか。そこを言っているんですよ。あなた、全然わかっていませんね。公僕じゃありませんよ、あなたの説明では。もう一度言ってください。


○議長(砂原 孝君)  笹林総務部長。


○総務部長(笹林一樹君)  もう1回、安定供給という件のお尋ねについてお答えしたいと思います。


 この世の中で一番大事なのは、地震とかそういったときにもあるように、ライフラインの確保とかという場合には、複数を確保しているのは絶対大事だと思うんです。確かに実態としてメジャー系統が大きく左右して支配しているかもしれませんが、もし万が一、滑川市民のために、そうじゃない系統も確保して安定供給できればいいと、それは当然市として考えるべきことではないかなというふうに思います。


 以上です。


○議長(砂原 孝君)  島川実君。


○16番(島川 実君)  安定供給ということで、何か神話に取りつかれたようなことを言っておりますが、石油が入ってこなくなったら、どこでもないんですよ。市役所だけ入ってくるなんて、そんな甘い契約ではどうにもなりませんよ。


 これ以上言っておっても、頭が固いようですから、これでやめておきますが、ただ、3番目の利便性だけは、例えば公用車がガソリンなり軽油を入れるのに、近いところで入れようとか、これは多少わかりますが、タンクローリーだって2キロ、4キロからずっとあるんですよ。これは別にスタンドがタンクローリーを持っていくんじゃないんですよ。仕入れ先が直接電話をかければ持っていくんですよ。こんなものに利便性なんてないんですよ。


 これは答えはいいです。先へ進みます。時間がないですから。


○議長(砂原 孝君)  中屋市長。


○市長(中屋一博君)  島川議員の質問に何度も答えるようで恐縮ですが、今島川議員が指摘された契約書が本物と思うかどうか、あるいは安定供給とは何ぞや、中小企業の定義とは何ぞや、それらも含めて今裁判所でそれぞれが議論を展開しておるわけなんです。今、係争中であります。そういう中にあって、私たちがあれは中小企業だ、これは中小企業でない、あるいは安定供給とは何ぞや、これは建前上の答弁だろうと思いますが、これ以上、私たちがここで深く議論をしていても、それぞれの思いを今裁判で議論をして、弁護士を立ててやっておるわけでありますから、ご理解いただきたいと思います。


○議長(砂原 孝君)  島川実君。


○16番(島川 実君)  ただいまの市長のことには反論しないわけにはいきません。これは我々議会は、市民の税金をどう使うかについて、いいとか悪いとか言っているんですよ。裁判で違法か不当かなんていうのは、それはそれで問題はあるかもしれませんが、とにかく高く買っておるんですよ。安く買っておると言われるのなら、安く買っておると言ってくださいよ。


○議長(砂原 孝君)  中屋市長。


○市長(中屋一博君)  繰り返しの答弁になります。そういうことも含めて、今裁判でそれぞれが議論をしておるわけでありますから、これ以上は私からのコメントを差し控えたいと思います。


○議長(砂原 孝君)  島川実君。


○16番(島川 実君)  基本的に今の大きな流れというものも、皆さん、本当に改めて冷静に受け取ってもらわなきゃならない。つまり随意契約については、自治令で言っておるのは限定的に言っておるのに、滑川市役所は結構多い。契約件数の40%も随意契約でやっておる。これは何をか言わんや。ましてや今の油類の購入の問題でも、裁判所に責任なりげたを預けて、随意契約より入札すればはっきり安くなるのがわかっておるのに、なぜかと。これは予算のむだ遣いですよ。先ほどから私はそう言っているんですよ。これは今、これ以上言うと時間がなくなるから、先へ進みます。


 そこで、次の質問は指名競争入札を一般競争入札にせいと、これは当たり前なんです。それを先ほど市長はいろいろとむだな抵抗をしておられるようですが、これはそのまま受け取れませんよ。


 それから、もし必要なら幾らでもほかの取り組みを読み上げてあげますよ。今、長野県みたいにすべて指名競争をやめて一般競争にしたところもあれば、それから県段階でも1,000万円以上については一般競争入札、宮城県、山形県、2,000万は奈良県、2,500万は静岡県、佐賀県、京都府。県段階でさえ、これだけのものをやっている。先ほどの市長の答弁では、滑川は金額的に小さいから一般競争入札はなじまないと言っていますけど、冗談じゃありませんよ。県段階でもこれで、それでなおかつすべて一般競争入札にせいという学者も識者もおるわけですから。これは指摘だけにしておきます。


 それから、入札制度改善のために外部の有識者も入れて検討委員会をやってもらいたい。先ほどの澤谷議員の質問の答弁でも、部内だけで指名委員会から担当の課長だけ外してやっておる、内輪でやっておったんではだめなんですね。ですから、私も書いておるように、指名委員会にさえ外部からの第三者を入れて、指名が適当かどうかということさえやっておるわけですから。これも指摘をしておきます。


 それから公共工事の削減の問題についても、いろいろと工夫がされております。特に富山市では12月19日に初めて電子入札をやると。そうしますと事務の効率化、それから受注側も発注側も非常にコストが下がるとか、あるいは例えば公園の張り芝を70%に抑制するとか、下水道のマンホールの間隔を50メーターから75メーターに延ばして節約するとか、いろいろやっておるわけです。


 それから最後までやりますが、2番目の問題としては、各種の基金条例の改正の問題です。


 平成17年度末の財産調書を見ますと、基金と言われるのは21で、24億9,900万円の多額に上っております。この中では、減債基金だとか財政調整基金だとか、あるいは文化会館の積み立てとか、きちんと使途なり――これは動かせないものもありますが、特に今、市民交流プラザに関して言えば、老人福祉事業積立金3,400万、もう1つは2,300万ほどと同じようなのがありますが、こういったもの等は10年に一度あるかないかというような、こういう大型の事業のときにこそ少し生かす。それはだれが見ても、せっかく2,000万、3,000万ついておっても運用益は少ないわけですから、こういったことも魚津市では既に基金条例――基金の趣旨に合えば、予算の状況において取り崩してもいいと、こういうのもありますので、これも質問事項に入れておきます。


 とにかく急ぎましたが、一応終わりますが、もし何かあれば……。あともう1点ぐらいやります。


○議長(砂原 孝君)  中屋市長。


○市長(中屋一博君)  最後の基金条例の取り崩しについては、これは島川議員と私との意見がかなり近いようでありまして……。


○16番(島川 実君)  珍しいことだ。


○市長(中屋一博君)  ええ、珍しいかどうか。


 私たちも前々から、こういうことが可能かどうかを検討してきたやさきに、こういうご質問をいただきました。取り崩しが可能なものについては、やはり基金の整理統合も含めて十分検討し、3月議会には条例として出させていただきたいと思います。


○議長(砂原 孝君)  島川実君。


○16番(島川 実君)  今回は笹林総務部長のところにちょっと集中砲火みたいになりましたが、私は県からおいでになる職員の方には大いに期待をしておりまして、滑川市は以前からこういうやり方をやっておったのでこれでいいんだとか、それでは困るんですよ。ですから、先ほどの油類の購入のときでも、あなたがぱっと見て、こういう契約書はおかしいんじゃないかと。名前と角印が違う、こんな契約書――私も銀行員を18年ほどやりましたけれども、こんな契約書なんて、それは契約書になりませんよ。実質云々言われましたけれど、新しくここで契約書を取るときに、判こと名称が違うなんて、そんな契約書なんてありませんよ。


 ですから総務部長に、大いに期待も、また要望もしますが、とにかくやはり正すべきところ、あるいは問題提起すべきところは大いにしていただいて、市勢発展のために、限られた任期だと思いますが、ひとつよろしくお願いしたいと思います。


 これで終わります。


○議長(砂原 孝君)  以上で島川実君の質疑を終わります。


 本日の会議はこれまでといたします。


 明15日午前10時から本会議を開き、質問、質疑を続行いたします。


 本日はこれにて散会いたします。ご苦労さまでした。


 午後5時52分散会