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富山県 滑川市

平成18年 6月定例会(第1号 6月 8日)




平成18年 6月定例会(第1号 6月 8日)





 
                  平成18年6月


          滑川市議会定例会会議録 第1号


平成18年6月8日(木曜日)


          ──────────────────────


             議 事 日 程  第 1 号


                   平成18年6月8日(木)午前10時開議


第1 会議録署名議員の指名


第2 会期の決定


第3 議員提出議案第3号 滑川市議会議員政治倫理条例の制定について


    提案理由説明


    質   疑


    討   論


    採   決


第4 議案第66号 平成18年度滑川市一般会計補正予算(第1号)


第5 議案第67号 平成18年度滑川市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)


第6 議案第68号 平成18年度滑川市工業団地造成事業特別会計補正予算(第1号)


第7 議案第69号 平成18年度滑川市老人保健医療事業特別会計補正予算(第2号)


第8 議案第70号 滑川市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例の


         制定について


第9 議案第71号 滑川市の議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条


         例の一部を改正する条例の制定について


第10 議案第72号 滑川市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について


第11 議案第73号 滑川都市計画事業滑川駅南土地区画整理事業の施行に関する条例の一


         部を改正する条例の制定について


第12 議案第74号 地方自治法第179条による専決処分の承認を求めることについて


          専決第1号 滑川市税条例の一部を改正する条例の制定について


          専決第2号 滑川市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制


                定について


          専決第3号 平成17年度滑川市一般会計補正予算(第7号)


          専決第4号 平成17年度滑川市下水道事業特別会計補正予算(第4


                号)


          専決第5号 平成18年度滑川市老人保健医療事業特別会計補正予算


                (第1号)


第13 議案第75号 町及び字の区域の変更並びに字の区域の廃止について


第14 報告第2号 平成17年度滑川市継続費繰越計算書


第15 報告第3号 平成17年度滑川市繰越明許費繰越計算書


第16 報告第4号 平成17年度滑川市事故繰越し繰越計算書


         ──────────◇──────────


              本日の会議に付した事件


日程第1 会議録署名議員の指名


日程第2 会期の決定


日程第3 議員提出議案第3号 滑川市議会議員政治倫理条例の制定について


      提案理由説明


      質   疑


      討   論


      採   決


日程第4 議案第66号 平成18年度滑川市一般会計補正予算(第1号)


日程第5 議案第67号 平成18年度滑川市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)


日程第6 議案第68号 平成18年度滑川市工業団地造成事業特別会計補正予算(第1号)


日程第7 議案第69号 平成18年度滑川市老人保健医療事業特別会計補正予算(第2号)


日程第8 議案第70号 滑川市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条


           例の制定について


日程第9 議案第71号 滑川市の議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関す


           る条例の一部を改正する条例の制定について


日程第10 議案第72号 滑川市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について


日程第11 議案第73号 滑川都市計画事業滑川駅南土地区画整理事業の施行に関する条例


           の一部を改正する条例の制定について


日程第12 議案第74号 地方自治法第179条による専決処分の承認を求めることについて


            専決第1号 滑川市税条例の一部を改正する条例の制定につい


                  て


            専決第2号 滑川市国民健康保険税条例の一部を改正する条例


                  の制定について


            専決第3号 平成17年度滑川市一般会計補正予算(第7号)


            専決第4号 平成17年度滑川市下水道事業特別会計補正予算


                  (第4号)


            専決第5号 平成18年度滑川市老人保健医療事業特別会計補正


                  予算(第1号)


日程第13 議案第75号 町及び字の区域の変更並びに字の区域の廃止について


日程第14 報告第2号 平成17年度滑川市継続費繰越計算書


日程第15 報告第3号 平成17年度滑川市繰越明許費繰越計算書


日程第16 報告第4号 平成17年度滑川市事故繰越し繰越計算書


          ──────────◇──────────


出席議員(16名)


    1番 高 木 悦 子 君    2番 原     明 君


    3番 岩 城 晶 巳 君    4番 中 島   勲 君


    5番 古 沢 利 之 君    6番 浦 田 竹 昭 君


    7番 開 田 晃 江 君    8番 中 川   勲 君


    9番 澤 谷   清 君    10番 砂 原   孝 君


    11番 野 末 利 夫 君    12番 高 橋 久 光 君


    13番 前 田 新 作 君    14番 上 田 昌 孝 君


    15番 相 川 隆 二 君    16番 島 川   実 君


欠席議員(な し)


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             説明のため出席した者の職氏名


  市   長              中 屋 一 博 君


  助   役              出 村 眞佐範 君


  収 入 役              齊 藤   博 君


  総務部長               笹 林 一 樹 君


  総務部参事総務課長事務取扱      佐 藤 孝 男 君


  総務部参事財政課長事務取扱      梶 谷 正 夫 君


  産業民生部長             近 堂 昭 夫 君


  生活環境課長             石 田   修 君


  福祉課長               小 幡 卓 雄 君


  産業民生部次長健康長寿課長事務取扱  高 田 健 作 君


  商工水産課長             若 林 克 己 君


  市街地活性化推進室長         浜 田 茂 行 君


  産業民生部参事農林課長事務取扱    大 黒 隆 文 君


  建設部長               神 保 二三夫 君


  建設部参事土木課長事務取扱      椎 名 敏 夫 君


  都市開発課長             脇 坂 義 美 君


  下水道課長              杉 野   司 君


  消 防 長              石 倉 俊 明 君


  教育委員長              高 倉 恵満子 君


  教  育 長             中 屋 久 孝 君


  教育委員会事務局次長学務課長事務取扱 有 澤 義 則 君


  生涯学習課長             高 辻   進 君


  スポーツ課長               稲 谷 幹 男 君


          ──────────◇──────────


          職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名


  事務局長               新 夕  正 隆


  局長補佐               大 澤  義 信


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◎開会の宣言





○議長(砂原 孝君) ただ今から、平成18年6月滑川市議会定例会を開会いたします。


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◎開議


 午前10時00分





○議長(砂原 孝君) ただちに、本日の会議を開きます。


 本定例会における説明員の出席要求に対し、お手元に配布してあるとおり、それぞれ


 出席者の報告がありました。


 本日の議事日程につきましては、お手元へ配布したとおりであります。





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◎会議録署名議員の指名





○議長(砂原 孝君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。


 会議録署名議員には、会議規則第77条の規定により、議長において、7番開田晃江君、8番中川 勲君を指名いたします。


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◎会期の決定





○議長(砂原 孝君) 次に日程第2、会期の決定を議題といたします。お諮りいたします。


(発言を求める者あり)


○議長(砂原 孝君) 12番高橋久光君。


○12番(高橋久光君) 本定例会の会期を本日から6月20日までの13日間としては如何かと存じますので、お諮り願います。


○議長(砂原 孝君) ただいま、12番高橋久光君から本定例会の会期を、本日から6月20日までの13日間ということでありますが、これにご異議ありませんか。


(「異議なし」と呼ぶ者あり)


○議長(砂原 孝君) ご異議なしと認めます。


 よって本定例会の会期は、本日から6月20日までの13日間と決定いたしました。


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◎議員提出議案第3号





○議長(砂原 孝君) 日程第3、議員提出議案第3号滑川市議会議員政治倫理条例の制定について、上程議題といたします。


 提案者より提案理由の説明を求めます。


 5番古沢利之君。


     〔5番古沢利之君登壇〕


○5番(古沢利之君) それでは、議員提出議案第3号滑川市議会議員政治倫理条例の制定につきまして、提案者を代表して提案理由の説明を行います。


 昨年明らかになりました当市議会議員による一連の不祥事は、市民に市議会と議員に対する信頼を大きく失墜させたところであります。当時、議会の外におりました私は、市民の皆さんから、「議員は、議会は一体何をやっているのか。恥ずかしくてほかのまちの人に滑川市民だと言えない」、こういう声をたくさんお聞きしたところであります。これが単に私の周辺だけでなかったことは、地元新聞社が社説で取り上げ、「議員の言動を監視しよう」、こう主張したことや、「議員は市民全体に選ばれていることを強く意識してほしい」などと報道されたことにもあらわれていると思います。


 それだけに、昨年11月に改選され、新しく議会を構成した私たち議員は、二度とあのような不祥事を起こさないために、自らを律する姿勢を市内外に鮮明に示し、さきに述べたような市民からの批判と期待にこたえる責任があると考えるものであります。さらには、定数が削減されたもとで、一人一人の議員の責任は、従来にも増して重くなっております。


 このように、滑川市議会議員の使命と役割、責任は一層大きく重くなっております。議員の政治倫理の確立は、その根幹となるものであります。今こそ議員が自らを律し、市議会議員の政治倫理の基準を明確にし、市民の信託にこたえ、議会制民主主義の健全な発展を図ることが強く求められております。このような認識のもと、本条例案を提案するものであります。


 また、内部規定である要綱とせず、条例として提案する理由も、このような認識に基づくところであります。


 次に、条例案の概要について申し上げます。


 まず第1条は、「目的」を明らかにしております。第2条では、「議員と市民の責務」を定めております。第3条では、「政治倫理基準」を定めました。第4条では、「市との請負契約等に関する基準」を定めております。第5条で「政治倫理審査会の設置」について定め、第6条でその「職務」について定めています。第7条では、「市民が審査会に対し審査を請求する権利等」を規定しております。第8条では、「議員の協力義務」を定めました。第9条では、「虚偽報告等の公表」について定め、第10条で「審査結果の措置」について定めています。


 以上が概要であります。


 以上申し上げた理由から、滑川市議会議員政治倫理条例案を提出するものであります。


 なお、この間、会派一心クラブ内の有志の皆さんと、2月以来数度にわたって案文作成の協議を行ってきたところであります。それは、さきに述べた認識を共有していたからにほかならないと、こう思っております。そして今回提案する条例案は、この一心クラブ有志の皆さんの主張に全面的に対応したものであることを申し添えるものであります。


 どうかこの条例案の趣旨にご理解をいただき、市民の声に応えるために、全議員の皆さんのご賛同をいただきますよう心からお願い申し上げまして、提案理由の説明とさせていただきます。


         ──────────◇──────────





◎質 疑





○議長(砂原 孝君) ただいまの提出案件に対し、ご質疑ありませんか。


   (質疑する者なし)


○議長(砂原 孝君) ご質疑がないので、これにて質疑を終結いたします。


 お諮りいたします。ただいま議題となっています議員提出議案第3号につきましては、会議規則第36条第2項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。


   (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○議長(砂原 孝君) ご異議なしと認めます。


 よって議員提出議案第3号につきましては、委員会付託を省略することに決定しました。


         ──────────◇──────────





◎討 論





○議長(砂原 孝君) これより討論に入ります。


 討論を希望される方は申し出願います。


     〔「6番」と呼ぶ者あり〕


○議長(砂原 孝君) 6番浦田竹昭君。


     〔6番浦田竹昭君登壇〕


○6番(浦田竹昭君) 議員提出議案であります滑川市議会議員政治倫理条例案に対する反対討論を述べさせていただきます。


  まず初めに、結論から申し上げたいというふうに思っております。


  私自身、政治倫理条例そのものを否定するものではございません。と同時にまた、条例制定についてもやぶさかではありません。しかしながら、今回提出されました滑川市議会議員政治倫理条例案につきましては、条文内容に不備な点が多々あることから反対するものであります。と同時にまた、この政治倫理という重要な案件につきましては、これまで制定の理由やあるいは必要性、そしてまたその条文の中身等々を慎重に議論、あるいは審議する時間も機会もなかったことから、軽々にこのような重要な案件を提出、あるいは採決するものではないということから反対するものであります。


  今回提出されました政治倫理条例案の条文についての不備な点と申しますと、今ほど説明ありましたように、中身的に具体的な表現は記載をされておりません。ましてや、あまりにも抽象的な表現の条文であることでございます。と同時にまた、この条文の解釈によってはどのようにでもとられる条文ではないかと。と同時に、都合の悪い肝心な点が削除されているのではないかというふうに思うからであります。と同時に、明らかに骨抜きの条文であり、また「ざる法」と言わざるを得ないというふうに思うからであります。


 と申しますのは、これまである方からお話を聞いておりまして、ある方が言っておられました。「この条文の案は骨抜きの条文だけども、まずは制定することだよ」というふうにおっしゃっておられる方もおられます。またある方は、「条例案のたたき台を作成する段階で、内容の修正が多々加えられ、かなり後退したものとなっている」ということでございます。そしてまた「足りない点は後からつけ加えることもできるんだよ」というふうにおっしゃっておられます。これは明らかに骨抜きを認めておられるそのものではないかというふうに思っております。


 確かに、全国各地の市町村では政治倫理条例が制定されているのも事実であります。しかし、その他の市町村の条例、あるいは先進地の市町村の条例と比較いたしましても、内容についてはあまりにもかけ離れたレベルの低い、劣るものではないかというふうに思うところであります。


 また、このような軽い考え方、あるいは中身のない軽い条例でよいのかなというふうに、残念でなりません。また、そういった感じの政治姿勢を疑いたくなるところでございます。


 このような今回の条例案を認めることがあるようでは、昭和28年から今日まで53年間の歴史ある滑川市議会に汚点を残すことになるものというふうに考えております。それこそ滑川市の恥であり、滑川市議会の恥であります。何よりも市民全体の恥であり、そしてまたこのような滑川市議会も、この程度の倫理観しか持ち合わせていないんだろうかと評価されても仕方がないのではないかというふうに思っております。


 そしてまた、この条例案提出の理由に不純な点が見られることから、あえて述べさせていただきますが、明らかな根拠を持って、確かな証拠がある犯罪に対して、そしてまたそれを告発された方々に対して批判し、あるいは中傷誹謗される方々のほうがよほど倫理観を疑いたくなるというふうに思っております。「罪を憎んで人を憎まず」と、これは当然のことでありますが、逆に「罪ある者を罰すべし」も当然のことであるというふうに思っております。


 また、明確な証拠、あるいは根拠もなく、単なるうわさや口コミで、それに対して批判、中傷誹謗し、さらには人を陥れようとするような行為、またそのような方々こそ倫理観を疑いたくなるのでございます。そしてまた逆に「罪なくして罰せず」。これは法の原則でございます。そして今回の政治倫理条例案におきましては、この「ざる法」は事のでっち上げ、あるいはデマ、うわさ、中傷誹謗等に悪用されないとも限らないと危惧するものでございます。


 ところで、今、滑川市議会に政治倫理条例が本当に必要なのでしょうか。ましてや、単なる精神論的な条例、そしてこのような「ざる法」が必要なのでしょうか。我々議員は自ら襟を正し、綱紀粛正に努めることが当然のことであり、常に責任ある言動で接することが当然のことであります。単なる精神論的な、中身の希薄な、この程度のものをあえて明文化する必要があるのでしょうか。


 最後に、私たち議員は4年に一度の洗礼を受け、市民の厳粛な信託を受け、それぞれのしっかりとした倫理観を持って、市民の信頼にこたえるべく、しっかりとした政治理念、信念を持って、日々政治活動に励まれ、市勢の発展に努力されている良識ある議員の方々ばかりであろうと私は信じております。どうかこの趣旨を議員各位にはご理解、ご賛同を賜りますようお願い申し上げ、反対討論とさせていただきます。


 以上であります。


    〔16番手を挙げる〕


○議長(砂原 孝君) 16番島川 実君。


    〔16番島川 実君登壇〕


○16番(島川 実君) それでは、ただいま提案をされました議員提出議案第3号、これに賛成の立場で討論をいたします。


 まず初めに、ただいま行われました浦田議員の反対討論に多々問題があり、事実誤認がありますので、この点から触れてまいりたいと思います。


 まず、全体を通して浦田議員は「条例には賛成」と言いながら、内容は全く、結論として「反対」であります。


 それから第2点といたしまして、「時間がない」ということを言われましたが、これは事実に反しております。先ほど古沢議員の提案理由にもありましたが、一心クラブの有志と無会派の議員、合計11名は1月末から、前年度の不祥事に対して議会としてのけじめをどうつけるかということについて意見を交わしてまいりました。そしてまた、先ほどもありましたように、2月からは一心クラブからも2名、無会派からも2名の起草委員を出して、そのたたき台を何回も繰り返したわけであります。そして成案として出しましたのは、一心クラブから出ております議員の意見を大幅に取り入れまして、そしてただいま議案として提出したわけであります。


 そこで、3月議会には既に議案として議会運営委員会に、ただいま提出されております案文については提出済みであります。本来なら3月議会で採決すべく、私も提案者の一人として迫ったのでありますが、議長が「もうしばらく皆さんの意見を聞いたらどうか」と。また、そういう意見の議員もおりました。ですから、少なくとも浦田議員に対しても、3月の定例会からはもう既に議案が議運預かりとなって、もう出ておるわけであります。私は「時間がない」などと言うのはいかがかと思います。


 それからもう少し申し上げたいと思います。


 「内容にいろいろ問題がある」。議会はそれこそ、提案された議案というものをうのみにするんではなくて、「ここをもう少し変えたらどうか」と言うのが議会本来の機能でありまして、条例制定に基本的に賛成なら、「もう少しこの点を強化したり、きちんと意味のわかるようにしたらどうか」と言うのが議員としての本来の責務であります。 それをせずして「内容に不満」というのは私は当たらないと思います。


 それから次に、事実誤認及び議会としてとってきた行動に対する認識の誤りがあります。昨年の5月11日、当時の前田議長は、小諸市議会議長高安さんに対してお詫び状を書いております。これは議会に報告をされまして、我々が了承しておるところであります。先ほどの話を聞いておりますと、「誹謗中傷で何もなかった」というような発言をしておられますが、これは全くおかしな話でありまして、そういうことであるなら、昨年のこの議長の詫び状に対して、これは議長は単に個人として詫びたわけじゃありません。議会を代表して、姉妹都市である小諸市議会に対して詫びておるわけでありますから、それを誹謗中傷というのは、これは誤りを指摘しておかなければならないと思います。


 本論に入りたいと思います。


 古沢議員の提案理由と多少ダブりますが、とにかく昨年の不祥事については、今ほどの浦田議員の話にもありましたが、議会としてのけじめをつけるのに、条例でなくても要綱でもいいんじゃないかという意見が現在あることは、私は確かだと思います。


 しかしながら、何らかのけじめをつけなきゃならんということでは、私はこの16人の議員は、これは方向が一致しておると思います。そういたしますと、じゃ、条例と要綱とはどう違うのか、どう見ておるのかということが、まず問われなきゃならんと思います。


 滑川市議会が今回の議案に対してどういう採決を行うかということは、3万4,000市民が注目してみておるところと私は思うわけでありまして、そういう意味では、議会の識見というものが今問われておると思います。


 そこで、条例の問題について少し触れたいと思います。


 条例といいますのは、議会が自治立法権に基づきまして制定するものであります。この条例制定は、議会の基本的かつ重要な権限であります。この点で市議会は、国会と同じく立法機関であるということが言えるのであります。したがって、手続といたしましては、条例案が議会に提出され、議会の議決を得なければならないわけであります。そして、議会で条例が議決されますと、市長に送付されまして、市長は20日以内に公布の手続をとる。そしてまた、30日以内に県知事に報告しなければならないと地方自治法第252条で規定をしておるのであります。公布の手続とは、官報に記載し、市民に周知することであります。


 一方、要綱とは何か。これは議会内の申し合わせ事項であります。法や条例として議会に議案として提出され、そして議決されなきゃならんという、そういうものではございません。また、さきにも述べたように、官報に記載したり、市民に知らせるというような公の手続、方法は必要ないわけであります。また当然、県知事に報告することもございません。言ってみれば、議会内で内々決めるというのが要綱であります。ですから、議会内でいつでも作り直したり、あるいはやめたりすることができるわけであります。


 このように、条例と要綱というのは、法の定めるところによるかよらないかということばかりでなくても、大きく違っておるわけであります。また、全く重さが違うわけであります。


 昨年6月11日、北日本新聞は社説に滑川市議会を取り上げました。それは、以下のとおりでありますので、重要文を読み上げたいと思います。


 「常任委員会の委員長が逮捕、起訴され、副議長がセクハラ問題を起こして混乱した滑川市議会は、副議長に次いで議長も辞任し、体制の立て直しを図った。不祥事が相次いで明るみに出たのは政争絡みとの悲壮な見方で済ませてはならない。議会として襟を正すことはもちろんだが、市民も議員の言動や議会の動きをもっとしっかり監視すべきだ。―途中中略をいたしまして、後半のほうにいきますと、しかし、一連の議員の不祥事を対立する議員間の暴露合戦で片づけるわけにはいかない。一方は犯罪である。議員辞職は当然である。もう一方も卑劣で非礼な言動であり、相手方の出方によっては姉妹都市関係にも影響しかねない問題だ。副議長辞任だけでいいのか。滑川市の名誉を傷つけたわけだから、議会はもっと厳しい態度を示してもよかったのではないか。一連の不祥事で、滑川市民はさぞ議会の体たらくを思い知らされたことだろう。議会は自ら解散して出直すべきだという声も出ているが、現議員は11月に任期満了を迎える。定数4減の16議席をめぐって市議選が行われる。市民は議員の資質をしっかりと見極めてほしい」。これが、一般の記事ではなく社説であります。これは重く受けとめるべきであります。


 重ねて議員各位に申し上げたいと思います。


 昨年、滑川市議会は、議会の歴史に永久に記録される不祥事を起こしました。我々議員はいま一度、この問題を原点に立ち返って考えてみるべきではないでしょうか。


 最後に、議員各位に申し上げたいと思います。


 3万4,000人の滑川市民は、本議案の採決に重大な関心を持って注目をしてみてまいっております。一連の不祥事に対し、議員一人一人がどう認識していくのか、まさに議会の識見が問われておると思うのであります。議員各位の良識に期待して、私の賛成討論を終わります。


○議長(砂原 孝君) 以上で討論を終結いたします。


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◎採 決





○議長(砂原 孝君) これより起立により採決を行います。


 議員提出議案第3号滑川市議会議員政治倫理条例の制定について原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。


   [賛成者起立]


○議長(砂原 孝君) 起立少数。


 よって議員提出議案第3号は、否決されました。


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◎議案第66号から報告第4号まで一括上程





○議長(砂原 孝君) 日程第4、議案第66号平成18年度滑川市一般会計補正予算(第1号)から日程第13、議案第75号町及び字の区域の変更並びに字の区域の廃止についてまで及び日程第14、報告第2号平成17年度滑川市継続費繰越計算書から日程第16、報告第4号平成17年度滑川市事故繰越し繰越計算書についてまで、以上13件を一括上程議題といたします。


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◎市長の提案理由説明





○議長(砂原 孝君) 市長から提案理由の説明を求めます。


 中屋市長。


[市長 中屋一博君登壇]


○市長(中屋一博君) おはようございます。本日、ここに平成18年6月定例市議会が開催されるにあたり、提出いたしました補正予算案並びにその他の案件につきまして、その概要を申し上げ、併せて当面の諸問題について私の所信の一端を申し上げたいと存じます。


1 当面の諸問題について


 (1)都市基盤の整備について


 まず、都市基盤の整備について申し上げます。


 都市基盤としての道路は、社会生活や産業・経済活動を支える最も基幹的な施設であり、今後とも道路交通網の整備に取り組んでまいりたいと存じます。


 一般国道8号バイパスにつきましては、暫定二車線で供用されているところでありますが、今日の激増する交通需要に追いつけず、朝夕の通勤時間帯はもとより、慢性的に交通渋滞がみられる状況となっております。


 市といたしましては、富山市水橋砂子坂から魚津市住吉地内までの間について、早期四車線化の実現に向けて、引き続き、関係機関に強く要望していくこととしております。


 県施行の公共事業につきましては、道路事業では、主要地方道宇奈月大沢野線の蓑輪地内、一般県道古鹿熊滑川線の野町地内、及び一般県道虎谷大榎線の大崎野地内において、引き続いて道路改良が実施されることとなっております。道路雪寒事業では、引き続き主要地方道蓑輪滑川インター線の中野地内において消雪設備工事が、また主要地方道滑川上市線の堀江地内においては消雪設備布設替え工事が本年度から実施されることとなっております。


 交通安全歩道設置事業では、主要地方道滑川上市線の加島町・菰原地内の歩道橋について、引き続き工事が実施されることとなっており、通勤通学時の歩行者の安全確保のため早期の完成を期待しているところであります。また、一般県道滑川停車場線の常盤町地内において、まちづくり事業の中で、市民交流プラザ周辺整備の一環として車歩道の平坦化やカラー舗装歩道整備が、本年度より実施されることとなっています。


 砂防事業では、蓑輪地内において、早月川の床固め工事が引き続き実施されることとなっており、早月川の治水対策が進展するものと期待しているところであります。


 河川事業では、積年の願いでありました中川水系総合流域防災事業・沖田川改修工事について、このほど工事の安全祈願祭が執り行われ、工事着手の運びとなりました。今後とも早期完成に向け、関係各位のご理解とご協力をお願いするものであります。


 それと同時に施工している都市計画道路加島町下島線(第2工区)につきましては、平成17年度に新規着工をみたところでありますが、河川側負担金の増額内示がありましたので、引き続き用地取得や物件移転など事業の進捗を図ってまいります。


 海岸事業では、高塚地内において引き続き副離岸堤築造工事が実施され、また緩傾斜・階段護岸工事も一部実施されることとなっております。


 このほか、下大浦地内での急傾斜地崩壊対策事業についても、引き続き進められることとなっております。


 新幹線事業につきましては、鉄道・運輸機構において、用排水路付替え工事等が進められており、市内全線にわたり事業用地幅が確定しつつあることから、今後は、富山県土地開発公社において、年内にも物件移転補償等について、関係町内ごとの説明会を開催し、その後、順次個別交渉を実施される予定とのことであります。市といたしましても、これらの事業が円滑に推進されるよう、今後とも協力してまいりたいと存じます。


 市の単独事業につきましては、日常生活を支える社会資本の整備を図るため、継続事業を優先しつつ、効率性・緊急性などを考慮しながら整備を進めることとしており、今般、生活道路の改良と舗装について所要の予算を計上しております。


 滑川駅南土地区画整理事業につきましては、事業完了に向けた整備促進のため、所要の工事費を増額し、完了整備に努めることとしております。


(2)社会環境の整備等について


 次に、社会環境の整備等につきましては、障害者自立支援法がこの4月から施行され、利用者負担の見直しなどが行われたところであり、これまでの応能負担から、原則1割の応益負担へと変更になったところであります。このことについては、既に3月中に、利用者負担金の変更を該当者等に周知を図っているところであります。今後、障害福祉計画の策定に努めるとともに、10月からの身体、知的、精神それぞれの障害に共通する新体系サービスの支給決定等の準備を進めてまいります。


 また、知的障害者等の生活訓練事業につきましては、今年度から市町村が直接に地域生活支援事業として実施することになりましたので、所要の予算を計上し、実施することとしております。


 出生数の減少に歯止めがきかずに、少子化が急速に進展するなかで、出産や子育てに関するさまざまな障害を軽減し、子どもたちが健やかに育つ環境づくりを進めることは、喫緊の課題となっているところであります。


 このため、次世代育成支援行動計画に基づき、次世代を担う子どもたちが健やかに生まれ育つための環境づくりに積極的に取り組んでいるところであります。


 中加積保育園においては、かねてからきめ細かい保育の需要に応えるため増築を計画しておりましたが、このたび社会福祉施設等施設整備費補助金の内示を得ましたので、市の支援について所要の予算を計上しております。また、昨年12月から改築を進めております上小泉保育園につきましても、助成内容が国庫交付金から補助金に変更されたところであり、所要の補正を計上いたしております。


 小学校の低学年児童が親の帰宅までの間、安心して過ごせる場としての放課後児童クラブにつきましては、各小学校区の皆様のご理解とご協力のもと、平成16年度から全地区で実施されておりますが、今回、児童数が多数であるため円滑な運営に支障が生じているクラブに対する支援を図ることとしております。


 健康づくりの推進につきましては、これまでも生活習慣の改善支援等に重点をおいて取り組んできたところであります。しかしながら、近年がんによる死亡者が年々増加傾向にあることから、県では、がんの検診や治療に大きく寄与し総合的ながん対策の推進のため「PET(陽電子放射断層撮影装置)センター」の整備計画が進められております。


 このPETセンターは、県内各地からの受診の機会の公平が保たれるとともに、将来的な新しい検査などの発展にも対応するため、行政(県・市町村)と民間企業の共同出資により株式会社を設立し、施設整備と運営を行うとされているところであります。


 次に、国民健康保険事業特別会計について申し上げます。


 国民健康保険財政は、高齢化の進展等により医療給付費の増加が見込まれることや保険税収入の伸びが低く推移すると見込まれることなどにより、依然として厳しい運営を余儀なくされております。


 平成18年度は、幸いにして前年度からの繰越金が1億円程度見込めるものの、現行課税での保険税収入が当初見込みを割り込むとみられることなどから、引き続き厳しい財政環境が予想されております。


 そうしたなかで、今般、地方税法の改正により、国民健康保険税の介護納付金分の課税限度額が8万円から9万円に引き上げされることとなりました。また、介護分だけの収支を見ると慢性的に収支が逼迫しているところから、国民健康保険財政の健全化を図るため、今回、課税限度額の引き上げにあわせて介護分の税額の是正を行うこととし、国民健康保険税条例の一部改定をご提案申し上げております。なお、医療分については、これからの医療制度改革により今後の医療給付費等に影響がでてくると考えられますので、その推移を注視してまいる所存であります。


 老人保健医療事業特別会計につきましては、平成17年度における支払基金交付金や国庫負担金の概算交付金が不足したことにより、平成18年度において繰上充用を行う必要が生じたため、所要の措置について専決したところであります。


 安全・安心のまちづくりにつきましては、市民が事件、事故等からその生命、身体、財産等を守り、安全・安心な生活を送れるようにすることが、重要な課題であります。


 先般、滑水防犯協会が区域の見直しによる組織改編により、新たに市域単独の滑川市防犯協会が設立され、また、県条例にも呼応し、子ども達を犯罪等から守るため、滑川市防犯協会や、町内会・自主防犯防災組織をはじめとする関係機関等と連携をとりながら、滑川市安全なまちづくり推進センターが設立されたところであります。


 市としては、それらの組織との連携をより強化して、今後とも住民による自主的な防犯活動を一層推進するとともに、犯罪防止に配慮した環境整備の促進に努めてまいります。


 本市の交通安全につきましては、5月末日現在において交通事故件数は86件、死亡者数2名とそれぞれ前年度より増加しており、憂慮しているところです。今後とも、交通安全教育の充実など、関係機関や関係団体との緊密な連携を図り交通安全対策を推進してまいりたいと考えています。


 公営バスについては、市営バス、コミュニティバス、福祉バスの3系統のバスの一元化や、運行計画、路線等の抜本的な検討を行うため、先般、町内会、老人クラブ、連合婦人会や商工会議所等の代表から構成される滑川市公共交通計画策定委員会の初会合を開催したところであります。


 計画策定にあたっては、山間地における冬場の対策に四輪駆動バスが必要と考えられるため、県のまちづくり特別対策事業を活用してこれを取得することとしており、この12月までには、新しい車両の活用も含めて、効率的で利便なバス運行計画等を策定したうえで、今後、市民に親しまれるバスとして運行を図ってまいります。


 また、さる4月には、本市の「豊かな自然・ほたるいかの棲む海を大切にするまち」の再生計画が認定され、小泉首相から直接に認定書を受けたところであります。今後とも、汚水処理施設の整備を一層促進することにより、水質の向上と自然環境の保全に努めることとし、本市のイメージをさらに高め、観光・産業面からも活性化を図ることとしております。


(3)産業の振興について


 次に、産業の振興について申し上げます。


 農業につきましては、市農業の根幹をなす米作について、コシヒカリの一等米比率向上のため、今年も田植え時期の繰り下げを推奨しており、富山農業普及指導センターの調査では、5月10日から15日までの間の田植え実施率は約62パーセントとなっております。今後も一等米比率や食味の向上を目指して、関係機関と連携しながら、指導・支援に努めてまいります。


 生産調整につきましては、富山県から割り当てられた生産目標数量を換算した生産目標面積に基づき、6月1日より転作確認事務を実施しているところでありますが、農家各位のご理解とご協力のもと、円滑に推進されているものと考えております。


 また、平成19年度から実施予定の品目横断的経営安定対策につきましては、各地区で説明会等を開催したところですが、その結果、地区ごとに集落営農等の検討がなされており、2、3の集落においては、今年度中の法人化を目指して具体的な話し合いが鋭意進められているところであります。


 林業につきましては、富山県において、森林の持つ多面的機能を保全する事業の財源確保のため、「水と緑の森づくり税」の導入が検討されており、併せて森づくりの基本方針の策定や推進事業が計画されています。市においても、郷土の良好な自然環境を守るため、地域の実情に合った森づくりの具体的な実施計画である滑川市の森づくりプランを策定することとしています。


 また、ツキノワグマにつきましては、先に隣接の魚津市山間部において人身被害が発生したりしているため、防災行政無線の活用やパトロール等により市民の注意を喚起してきたところでありますが、今後も関係機関との連携を更に強化し、被害を未然に防ぐよう努めてまいります。


 本市漁業の中心となるホタルイカ漁につきましては、5月末までの漁獲量は約230トンと、昨年の約920トン、及び過去10年の同期平均約550トンに比較し大きく減少しており、ここ10年間では、平成13年の213トン以来の不漁となっております。


 ほたるいか海上観光につきましても、天候不順の日が多く、30日間の観光期間のうち10日間が欠航となったところです。その結果、観光船への乗船者数は、前年実績より810人少ない、1,972人となりました。


 しかしながら、本年も滑川漁業協同組合の協力のもと、報道各社やテレビ局を始めとする多くのマスメディアを通じて、全国に「ほたるいかのまち滑川」が紹介されており、大きな広報宣伝効果があったものと考えております。今後とも市観光協会を始め、関係機関と連携しながら情報発信活動に努めてまいりたいと思います。


 「ふるさと龍宮まつり」につきましては、本年も7月15日・16日の両日、ほたるいかミュージアム周辺を中心に開催される予定であり、市といたしましても、市民総参加の一大イベントとして、本市の一層の活性化とイメージアップが図れるよう支援してまいります。


 深層水の利活用につきましては、アクアポケットにおいて昨年1月に分水を開始して以来、その利用水量等について順調に推移しているところであります。また、利用者の要望に応じて、タラソピア前の深層水足湯を、昨年より3ヶ月繰り上げて、4月より開始したところであります。


 今後とも、一般家庭における利用増を含め、本市の貴重な資源である深層水の利活用の促進に努めてまいります。


 昨年12月に、工場増設工事が完成した富士ゼロックスイメージングマテリアル株式会社につきましては、県の助成施策に歩調をあわせ、市条例に基づき工業振興補助金を、3年分割で交付することとしております。


 また、安田工業団地第2期の区域内において、既存工場拡張のための工業用地の売却がこのほど合意に達したため、それぞれ所要の補正を計上いたしております。


 市民交流プラザにつきましては,多世代交流の促進や保健・医療・福祉の拠点として、さらには滑川駅周辺の賑わいを再生し、中心市街地の活性化にも寄与する施設として、平成19年春の完成に向け、鋭意工事を推進しているところです。現在は、埋設産業廃棄物の搬出撤去を終え、建物基礎工事に取り掛かっているところであります。


 また、この市民交流プラザを含むまちづくり交付金事業全体の完成に向けて、周辺事業等も鋭意推進しているところであり、それらに係る外構工事、据え付け備品工事やその他備品等の所要の予算を計上しております。


(4)教育の向上について


 次に、教育の向上について申し上げます。


 基礎的な資質を身につけるとともに、子どもたち一人ひとりの個性や能力、特性を伸ばし、豊かな人間性や創造性を育むため、教育環境等の一層の向上に努めているところであります。


 非行の防止や規範意識の醸成には、小学校からの取り組みが必要であると考えられており、また、充実した教育活動を実践するためには、学校内の生徒指導体制を確立し、子供の行動等の変化の早期把握等が求められているところであります。


 こうしたことから、今回、小学校における子供達の問題行動等に対応し、早期発見・早期対応や未然防止などに努めるため、校長経験者による指導推進協力員1名を設置し、東加積、東部、北加積の各小学校での校内等の巡回や生徒指導上の教員・保護者に対する支援、学校の生徒指導体制充実への支援活動を行うこととしております。


 また、入学後における不適応児童が出ないよう、幼稚園、保育所と小学校が連携交流等を行う幼・保・小ふれあい事業につきましては、2箇所分の補助内示があったことから、所要の予算を計上し、さらに調査研究を進めることにしており、子供達が幼児教育から学校教育へ円滑に移行できるよう努めてまいりたいと存じます。


 このほか、このたび学校巡回劇場の滑川中学校公演が決定したところから、優れた芸術に直接ふれることにより、豊かな人間形成など情操教育の一助にしたいと考えております。


 また、松尾芭蕉翁が歩いた「奥の細道」ゆかりの地である本市において、節目の大会となる第20回全国奥の細道サミットが、来年7月に開催されることが決定したところであります。これを契機に、本市の芸術・文化がさらに活性化するとともに、全国の芭蕉ゆかりの市町の人々が集い、交流することで賑わいが生まれることを期待するところであります。


(5)その他


旧町部の活性化対策につきましては、防災・防犯、福祉、伝統・文化、商業の活性化など多様な観点からの検討が必要なことから、昨年からの庁内各課の横断的な検討委員会を拡充改組して、市街地活性化検討委員会として再発足させ、旧町部の抱える課題を洗い出し、検討を進めるため、このほど第1回の委員会を開催したところであります。さらに、関係町内会の代表者や有識者などとともに地域の現状や課題、解決策などを話し合う協議会を、早急に設置することとしております。


 また、とりわけ空き家・空き地の問題については、新たな居住者や活用方法を求めて「空き家・空き地情報バンク」を市ホームページに設置し、情報の収集と公表に努めているところです。


 また、滑川市の国民保護計画につきましては、本年度中に策定をすることとしているところですが、今月末にも、委員29名による第1回滑川市国民保護協議会を開催し、幅広くご意見をいただくこととしております。


 行政改革の推進につきましては、平成16年2月に策定した第4次滑川市行政改革大綱に基づき積極的に取り組んできたところであります。とりわけ平成17年度においては、国の新地方行革指針に基づき、平成21年度までの5箇年で具体的かつ重点的に取り組む「集中改革プラン」を策定し、去る3月には、市民に公表したところであります。


 今後、全庁的な取り組みによりこのプランを着実に推進し、これまで以上に簡素で効率的な行政運営に努めてまいりたいと存じます。


 次に、国家公務員の勤務時間について、このたびの人事院規則の改正により、平成18年7月1日から、「休息時間」が廃止され、「休憩時間」を1時間とすることとなりました。このため、本市においても職員の勤務時間、休暇等について、国に準じ改正しようとするところであります。この結果、本庁職員の始業時間は、これまでどおり午前8時30分でありますが、終業時間は、これまでの午後5時15分から15分延長した午後5時30分となるものです。また、休憩時間は正午から午後1時となるものであり、施行はこの7月1日からを予定しております。


 市税等の滞納整理につきましては、一昨年から引き続き、本年もこの5月に実施したところであり、今回も管理職員等が勤務時間終了後の夜間に、市内の全滞納者宅を対象に訪問徴収を行い、一定の成果を挙げたところであります。


(6)経済の動向と財政運営について


 次に、経済の動向と財政運営について申し上げます。


 最近の我が国経済において、景気は、原油価格の動向が内外経済に与える影響等に留意が必要ではあるが、回復しているとされており、また、企業収益の改善や、設備投資の増加など、企業部門の好調さが家計部門に波及していることから、国内民間需要に支えられた景気回復が続くと見込まれているところであります。


 雇用情勢につきましても、失業率が依然高水準ながらも低下傾向で推移し、賃金も緩やかに増加するなど、雇用情勢は、厳しさが残るものの、改善に広がりがみられるところとなっております。


 これらのことから、政府においては、「経済財政運営と構造改革に関する基本方針2005」に基づき、構造改革を加速・拡大するとしており、また、重点強化期間内におけるデフレからの脱却を確実なものとするため、日本銀行と一体となった取り組みを行うこととしているところであります。


 また、地方自治体の安定的な財政運営のために、地方財政計画において交付税、地方税などの一般財源総額は確保したとされたところでありますが、なお地方交付税については削減されたままの状態となっております。


 おりしも、国においては「骨太の方針2006」の策定について論議がなされているところであり、国庫補助負担金改革や税源移譲等などの多くの課題についても、突き詰めた議論が進められているところであります。


 今後、市といたしましても、新型地方交付税や税源配分などについて、全国市長会等を通じて、地方財政の窮状を中央に訴えるなど、三位一体の改革が真に地方のための改革となるよう強く働きかけていきたいと考えております。


 このような中で、本市の財政運営につきましては、引き続き、事務事業の簡素効率化や経費の節減、予算の重点配分等を強力に推進するとともに、住民に身近な社会基盤の整備や教育、福祉、防災、産業の活性化など諸施策の充実を図ることにより市民の負託に応えてまいりたいと考えております。


 なお、平成17年度の財政収支につきましては、現在、決算の調製段階ではありますが、現時点における一般会計の実質収支は6億5,000万円余りと見込んでおります。


2 補正予算の説明


 次に、今回提案いたしました補正予算の内容についてご説明申し上げます。


 議案第66号は、平成18年度の一般会計補正予算(第1号)であります。補正予算の編成にあたりましては、国・県の補助等が決定した事業並びにその他やむを得ない経費について補正することにしております。


 今回の補正予算額は、3億7,183万1千円の追加であり、補正後の予算額は127億2,423万6千円となります。


 歳入につきましては


   国庫支出金                3,901万5千円


   県支出金                 7,331万8千円


   繰越金                2億3,849万8千円


   諸収入                    2,100万円


であります。


 一方、歳出につきましては


   議会費                    23万8千円


   総務費                  1,014万4千円


   民生費                  2,442万5千円


    うち 保育所建設補助金           2,250万円


   衛生費                  1,507万3千円


   農林水産業費                  580万円


   商工費                1億8,731万2千円


    うち 工業振興事業費            6,680万円


   土木費                  1億2,410万円


    うち 道路改良費               6千万円


    うち 市道舗装費               1千万円


   教育費                   473万9千円


を計上いたしております。


 また、議案第67号は、平成18年度国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)、議案第68号は、平成18年度工業団地造成事業特別会計補正予算(第1号)、議案第69号は、平成18年度老人保健医療事業特別会計補正予算(第2号)であります。


3 予算外案件


 次に、予算以外の案件についてご説明申し上げます。


 議案第70号は、職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を、議案第71号は、議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を、議案第72号は、国民健康保険税条例の一部を、議案第73号は、都市計画事業滑川駅南土地区画整理事業の施行に関する条例の一部を、それぞれ改正する条例の制定についてであります。


 議案第74号は、地方自治法第179条に基づき専決処分をいたしました市税条例の一部を改正する条例、国民健康保険税条例の一部を改正する条例、平成17年度の一般会計補正予算(第7号)、平成17年度下水道事業特別会計補正予算(第4号)、及び平成18年度老人保健医療事業特別会計補正予算(第1号)についてご報告申し上げ、ご承認を得ようとするものであります。


 また、議案第75号は、町及び字の区域の変更並びに字の区域の廃止についてであります。


 そのほか報告といたしましては、平成17年度の継続費繰越計算書、繰越明許費繰越計算書及び事故繰越し繰越計算書であります。


 以上が今回提案いたしました諸案件のあらましであります。


 なにとぞ、慎重ご審議のうえ、適正な議決をいただきますようお願い申し上げます。


○議長(砂原 孝君) 暫時休憩します。


               午前11時01分休憩


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◎午前11時10分再開





○議長(砂原 孝君) 休憩前に引き続き会議を開きます。


         ──────────◇──────────





◎全体委員会





       (議案の補足説明)


○議長(砂原 孝君) 暫時休憩いたします。


ただちに全体委員会を開きます。


 議案第66号から議案の順序により、補足説明を求めます。


午前11時10分休憩


(議案の補足説明が行なわれる)


         ──────────◇──────────





◎午前11時29分開議





○議長(砂原 孝君) 以上で全体委員会を閉じます。


休憩前に引き続き、本会議を開きます。


 明9日から6月12日までは休会といたします。6月13日午前10時から本会議を開き、市政一般に対する質問並びに提出諸案件に対する質疑を行ないます。


 質問並びに質疑を希望される方は、6月9日正午まで、議長あてに通告願います。


 本日はこれにて散会いたします。ご苦労さまでした。


               午前11時30分散会