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富山県 滑川市

平成17年 6月定例会(第1号 6月 9日)




平成17年 6月定例会(第1号 6月 9日)





 
               平成17年6月


         滑川市議会定例会会議録 第1号


平成17年6月9日(木曜日)


          ──────────────────────


             議 事 日 程  第 1 号


                     平成17年6月9日(木)午前11時30分開議


第1 会議録署名議員の指名


第2 会期の決定


第3 副議長の選挙


第4 議案第31号 平成17年度滑川市一般会計補正予算(第1号)


第5 議案第32号 平成17年度滑川市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)


第6 議案第33号 平成17年度滑川市下水道事業特別会計補正予算(第1号)


第7 議案第34号 滑川市消防団条例の一部を改正する条例の制定について


第8 議案第35号 滑川市火災予防条例の一部を改正する条例の制定について


第9 議案第36号 地方自治法第179条による専決処分の承認を求めることについて


          専決第3号 滑川市税条例の一部を改正する条例の制定について


          専決第4号 平成16年度滑川市一般会計補正予算(第8号)


          専決第5号 平成16年度滑川市高齢者住宅整備資金貸付事業特別会


                計補正予算(第1号)


          専決第6号 平成16年度滑川市下水道事業特別会計補正予算(第5


                号)


          専決第7号 平成16年度滑川市農業集落排水事業特別会計補正予算


                (第3号)


          専決第8号 平成17年度滑川市老人保健医療事業特別会計補正予算


                (第1号)


第10 報告第2号 平成16年度滑川市継続費繰越計算書


第11 報告第3号 平成16年度滑川市繰越明許費繰越計算書


第12 報告第4号 地方自治法第180条による専決処分について


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               本日の会議に付した事件


日程第1 会議録署名議員の指名


日程第2 会期の決定


日程第3 副議長の選挙


日程第4 議長の選挙


日程第5 議会運営委員会委員の選任


日程第6 議案第31号 平成17年度滑川市一般会計補正予算(第1号)


日程第7 議案第32号 平成17年度滑川市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)


日程第8 議案第33号 平成17年度滑川市下水道事業特別会計補正予算(第1号)


日程第9 議案第34号 滑川市消防団条例の一部を改正する条例の制定について


日程第10 議案第35号 滑川市火災予防条例の一部を改正する条例の制定について


日程第11 議案第36号 地方自治法第179条による専決処分の承認を求めることについて


            専決第3号 滑川市税条例の一部を改正する条例の制定につい


                  て


            専決第4号 平成16年度滑川市一般会計補正予算(第8号)


            専決第5号 平成16年度滑川市高齢者住宅整備資金貸付事業特


                  別会計補正予算(第1号)


            専決第6号 平成16年度滑川市下水道事業特別会計補正予算(


                  第5号)


            専決第7号 平成16年度滑川市農業集落排水事業特別会計補正


                  予算(第3号)


            専決第8号 平成17年度滑川市老人保健医療事業特別会計補正


                  予算(第1号)


日程第12 報告第2号 平成16年度滑川市継続費繰越計算書


日程第13 報告第3号 平成16年度滑川市繰越明許費繰越計算書


日程第14 報告第4号 地方自治法第180条による専決処分について


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出席議員(18名)


    1番 浦 田 竹 昭 君    2番 開 田 晃 江 君


    3番 石 倉 正 樹 君    4番 中 川   勲 君


    7番 澤 谷   清 君    8番 大 重   勇 君


    9番 砂 原   孝 君    10番 野 末 利 夫 君


    11番 堀 川 一 彦 君    12番 高 橋 久 光 君


    13番 前 田 新 作 君    14番 上 田 昌 孝 君


    15番 森     結 君    16番 金 子 憲 治 君


    17番 相 川 隆 二 君    18番 岡 本 三 之 君


    19番 島 川   実 君    20番 島 田   忠 君


欠席議員(な し)


欠  員(2 名)5番、6番


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             説明のため出席した者の職氏名


  市   長              中 屋 一 博 君


  助   役              出 村 眞佐範 君


  収 入 役              齊 藤   博 君


  総務部長               佐 伯 宗 茂 君


  企画情報課長             坪 川 宗 嗣 君


  総務課長               佐 藤 孝 男 君


  総務部参事財政課長事務取扱      梶 谷 正 夫 君


  総務部参事税務課長事務取扱      高 田 俊 信 君


  産業民生部長             近 堂 昭 夫 君


  福祉課長               小 幡 卓 雄 君


  産業民生部次長保険介護課長事務取扱  高 田 健 作 君


  産業民生部参事商工水産課長事務取扱  中 川   保 君


  産業民生部参事農林課長事務取扱    大 黒 隆 文 君


  建設部長               神 保 二三夫 君


  土木課長               椎 名 敏 夫 君


  都市開発課長             脇 坂 義 美 君


  下水道課長              杉 野   司 君


  参事会計課長事務取扱         松 本 高 志 君


  消防長                石 倉 俊 明 君


  消防署長               岡 本 好 治 君


  教育委員長              吉 ? 陽 子 君


  教育長                中 屋 久 孝 君


  教育委員会事務局次長         有 澤 義 則 君


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          職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名


  事務局長      新 夕  正 隆


  副主幹       上 坂  清 治


  主  任      菅 沼  久 乃


  主  事      有 倉  佳 世


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◎開会の宣言





○議長(前田新作君)  ただ今から、平成17年6月滑川市議会定例会を開会いたします。


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◎開議





                午前11時30分


○議長(前田新作君)  ただちに、本日の会議を開きます。


  本定例会における説明員の出席要求に対し、お手元に配布してあるとおり、それぞれ出席者の報告がありました。


 本日の議事日程につきましては、お手元へ配布したとおりであります。


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◎閉会中の辞職許可報告





○議長(前田新作君)  去る6月2日、相川保幸君から議員の辞職願が提出されましたので、地方自治法第126条により、6月2日許可しましたので報告します。


○議長(前田新作君)  去る6月6日、澤谷 清君から副議長の辞職願が提出されましたので、地方自治法第108条の規定により、6月6日許可しましたので報告します。


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◎会議録署名議員の指名





○議長(前田新作君)  日程第1、会議録署名議員の指名を行います。


 会議録署名議員には、会議規則第77条の規定により、議長において、7番澤谷 清君、8番大重 勇君を指名いたします。


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◎会期の決定





○議長(前田新作君)  次に日程第2、会期の決定を議題といたします。お諮りいたします。


     (発言を求める者あり)


○議長(前田新作君)  14番上田昌孝君。


○14番(上田昌孝君)  本定例会の会期を本日から6月21日までの13日間としては如何かと存じますので、お諮り願います。


○議長(前田新作君)  ただいま、14番上田昌孝君から本定例会の会期を、本日から6月21日までの13日間ということでありますが、これにご異議ありませんか。


     (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○議長(前田新作君)  ご異議なしと認めます。


 よって本定例会の会期は、本日から6月21日までの13日間と決定いたしました。


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◎副議長の選挙





○議長(前田新作君)  日程第3、副議長の選挙についてを議題といたします。


 お諮りいたします。


 選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により指名推選によりたいと思います。


 これにご異議ありませんか。


     (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○議長(前田新作君)  ご異議なしと認めます。


 お諮りいたします。


 指名の方法については、議長において指名することにいたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。


     (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○議長(前田新作君)  ご異議なしと認めます。よって議長において指名することに決定いたしました。副議長に金子憲治君を指名いたします。


 お諮りいたします。


 ただいま、指名いたしました金子憲治君を当選人と定めることにご異議ありませんか。


     (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○議長(前田新作君)  ご異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました金子憲治君が副議長に当選されました。


          ──────────◇──────────





◎副議長当選承諾挨拶





○議長(前田新作君)  ただいま副議長に当選されました金子憲治君が議場におられますので、本席から会議規則第31条第2項の規定による告知をいたします。


 金子憲治君、登壇して当選承諾の挨拶を願います。


     〔16番金子憲治君登壇〕


○16番(金子憲治君)  ただ今、議長の方から報告がありましたとおりこのたび滑川市議会の二つの不祥事の件があって議会が大変混乱をいたしました。そういう中にありまして市民の皆さんの厳しい目、報道陣の指摘。それこそ襟を正してこの後の残り期間、再選までの期間でありますけれどもこの後決まります議長とともども市民の皆さんの不審を正すよう補佐をしながら頑張っていきたいと思います。大変微力でありますがよろしくお願いいたします。


○議長(前田新作君)  暫時休憩します。


                午前11時34分休憩


         ──────────────────────


                午前11時36分開議


○副議長(金子憲治君)  休憩前に引き続き会議を開きます。


          ──────────◇──────────


                 (議長の辞職)


○副議長(金子憲治君)  ただいま、前田新作君から議長の辞職願が提出されております。お諮りいたします。


 この際、議長の辞職の件を日程に追加し、議題といたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。


     (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○副議長(金子憲治君)  ご異議なしと認めます。


 よってこの際、議長の辞職の件を日程に追加し、議題といたします。


 前田新作君、議場から退席願います。


      〔前田新作君退席〕


○副議長(金子憲治君)  お諮りいたします。前田新作君の議長辞職を許可することにご異議ありませんか。


     (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○副議長(金子憲治君)  ご異議なしと認めます。


 よって、前田新作君の議長の辞職を許可することに決定いたしました。


 前田新作君、着席願います。


      〔前田新作君着席〕


          ──────────◇──────────





◎議長の選挙





○副議長(金子憲治君)  ただいま議長が欠員となりました。


 お諮りいたします。


 この際、議長の選挙を日程に追加し、選挙を行いたいと思います。


 これにご異議ありませんか。


     (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○副議長(金子憲治君)  ご異議なしと認めます。


 よって、議長の選挙を日程に追加し、選挙を行います。


 議長の選挙は、投票により行います。


 議場の閉鎖を命じます。


     (事務局職員が議場を閉鎖する)


○副議長(金子憲治君)  ただいまの出席議員数は18人であります。職員より投票用紙を配布させます。


     (事務局職員が投票用紙配布)


○副議長(金子憲治君)  投票用紙の配布もれはありませんか。


     (配布もれなし)


○副議長(金子憲治君)  投票用紙の配布もれなしと認めます。投票箱を点検させます。


     (事務局職員が投票箱を点検)


○副議長(金子憲治君)  異常なしと認めます。念のため申し上げます。


 投票は単記無記名であります。投票用紙に被選挙人の氏名を記載のうえ、点呼に応じて、議長席に向かって左側から登壇し、演台に設置された投票箱に投票して反対側から降壇願います。


 なお、白票は無効といたします。


 点呼を命じます。


     (議会事務局長が議席番号・氏名点呼、投票)


○副議長(金子憲治君)  投票もれはありませんか。


     (投票もれなし)


○副議長(金子憲治君)  投票もれなしと認めます。投票を終了します。


 開票を行います。会議規則第30条第2項の規定により、立会人に3番石倉正樹君、4番中川 勲君を指名いたします。


 よって、両君の立会いを願います。


     〔3番石倉正樹君、4番中川 勲君登壇〕


○副議長(金子憲治君)  選挙の結果を報告いたします。


 投票総数18票。これは先ほどの出席議員数に符号いたしております。


 そのうち、有効投票15票、無効投票3票。


 有効投票中、島田 忠君7票、岡本三之君6票、森  結君2票。


 以上のとおりであります。


 この選挙にかかる当選人の法定得票数は、5票であります。よって、島田 忠君が議長に当選されました。


 議場の閉鎖を解きます。


     (事務局職員が議場閉鎖を解く)


          ──────────◇──────────





◎議長当選承諾挨拶





○副議長(金子憲治君)  ただいま議長に当選されました島田 忠君が議場におられますので、本席から会議規則第31条第2項の規定による議長当選の告知をいたします。


 島田 忠君、登壇して議長当選承諾の挨拶を願います。


     〔20番島田 忠君登壇〕


○20番(島田 忠君)  ただ今皆様方のご支持を得まして当選させていただきました。大変厳しい選挙でございました。この結果をきちっと心に受け止めまして11月改選を受ける議会でございますので、それまでの期間、市民の信頼をさらに深めて皆様方と共に議会の使命を果たしてまいりたいと、かように思っております。どうか議員の皆さん、きちっと政策論争をしながら議会の権威を高めていただきたいと、あまり個人攻撃的な議会は避けていただきたいと、これを私から注文いたしまして就任の挨拶とします。ありがとうございました。


○副議長(金子憲治君)  島田 忠君、議長席にお着き願います。


      〔島田 忠君議長席に着く〕


○議長(島田 忠君)  暫時休憩いたします。


                午前11時54分休憩


         ──────────────────────


                午後1時00分開議


○議長(島田 忠君)  休憩前に引き続き会議を開きます。


 暫時休憩いたします。


                午後1時00分休憩


         ──────────────────────


                午後1時34分開議


○議長(島田 忠君)  休憩前に引き続き会議を開きます。


 相川保幸議員の辞職及び金子議員の副議長就任に伴い欠員となっている議会運営委員会委員の選任についてを日程に追加し、議題といたします。


 お諮りいたします。


 議会運営委員会委員の選任については、委員会条例第5条第1項の規定により、議長より指名いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。


     (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○議長(島田 忠君)  ご異議なしと認めます。


 よって、議長より指名することに決定いたしました。


 議会運営委員には野末利夫君、高橋久光君を指名いたします。


○議長(島田 忠君)  ただいま指名した野末利夫君、高橋久光君を選任することに、ご異議ありませんか。


     (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○議長(島田 忠君)  ご異議なしと認めます。


 よって、ただいま指名いたしました野末利夫君、高橋久光君が議会運営委員会委員に選任されました。


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◎総務文教委員会・建設委員会の正・副委員長の選任





○議長(島田 忠君)  総務文教委員会委員長・建設委員会副委員長が選任されておりますので、ご報告いたします。


 総務文教委員会委員長に砂原 孝君が選任されました。


 建設委員会副委員長に中川 勲君が選任されました。


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◎議案第31号から議案第36号及び報告第1号から報告第4号まで一括上程





○議長(島田 忠君)  日程の追加がありましたので、このあと日程を順次繰り下げいたします。


○議長(島田 忠君)  日程第6、議案第31号平成17年度滑川市一般会計補正予算(第1号)から、日程第11、議案第36号地方自治法第179条による専決処分の承認を求めることについてまで、及び日程第12、報告第2号平成16年度滑川市継続費繰越計算書並びに日程第14、地方自治法第180条による専決処分についてまで、以上9件を一括上程議題といたします。


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◎市長の提案理由説明





○議長(島田 忠君)  市長から提案理由の説明を求めます。


 中屋市長。


     〔市長 中屋一博君登壇〕


○市長(中屋一博君)  本日、ここに平成17年6月定例市議会が開催されるにあたり、提出いたしました補正予算案並びにその他の案件につきまして、その概要を申し上げ、併せて当面の諸問題について私の所信の一端を申し上げたいと存じます。


1 当面の諸問題について


(1)都市基盤の整備について


 まず、都市基盤の整備について申し上げます。


 都市基盤としての道路は、社会生活や産業・経済活動を支える最も基幹的な施設であり、今後とも積極的な道路交通網の整備に取り組んでまいりたいと存じます。


 国道8号魚津滑川バイパスについては、暫定2車線で供用されているところでありますが、今日の激増する交通需要にはいまだ追いつけず、朝夕の通勤時間帯などには交通渋滞が頻繁にみられる状況となっております。


 このため今後、滑川管内をはじめ魚津市住吉地内までの早期4車線化の実現について、関係機関に強く要望していくこととしております。


 県施行の公共事業につきまして、道路改良事業では、主要地方道宇奈月大沢野線の蓑輪地内、一般県道古鹿熊滑川線の野町地内及び一般県道虎谷大榎線の大崎野地内において、また、道路雪寒事業であります消雪設備工事につきましては、主要地方道蓑輪滑川インター線の中野地内において、いずれも引き続いて実施されることとなっています。


 交通安全歩道新設事業につきましては、主要地方道滑川上市線の加島町から菰原地内の跨線橋について、引き続き実施されることとなっており、歩行者等の安全確保のために早期の完成を期待しているところであります。


 砂防事業では、早月川砂防改良事業について、昨年に引き続き床固め工事が実施されることとなっており、早月川の治水対策が進展するものと期待しているところであります。


 河川事業の沖田川改修事業(総合流域防災事業)につきましては、今年度は下水道管移設、丈量測量、物件移転補償を実施されることとなっております。


 海岸事業では、高塚地内において引き続き副離岸堤築造工事が実施されることとなっております。このほか、下大浦地内での急傾斜地崩壊対策事業についても、引き続き進められることになっております。


 市といたしましては、これらの事業が円滑に推進されるよう、今後とも協力してまいりたいと存じます。


 市の単独事業については、日常生活を支える上で重要な社会基盤施設のさらなる整備充実を図るため、道路の維持管理、改良・舗装や河川改良等に所要の予算を計上しております。また冬季降雪時の交通に支障をきたしている市道国道橋場線の神家町及び下小泉町地内において、老朽化が著しい消雪パイプの改修等を実施することとしております。


 都市計画道路加島町下島線につきましては、このたび、地方特定道路整備事業の増額内示がありましたので、引き続き事業の促進に努めてまいりたいと存じます。


 滑川駅前広場の消雪設備につきましては、その揚水井が、さく井後20数年を経過し揚水量が著しく低下しているため、井戸の実態調査を実施し、この結果を踏まえて対策を検討することとしております。


(2)社会環境の整備等について


 次に、社会環境の整備等について申し上げます。


 まず少子化対策として、「地域みんなで子どもを育むひかりのまちづくり」を基本理念とした「次世代育成支援行動計画」を、本年3月に策定したところであります。今後はこの計画を基本として子どもたちが健やかに育つ安心なまちづくりを、市民の皆様と一体となって着実に推進してまいります。


 上小泉保育園においては、建屋の老朽化に伴い、現在地で全面改築することが計画されておりますが、保育所の施設整備に対する支援が、本年度から三位一体の改革の影響により、国庫補助金から交付金とされ、市を経由して助成するとされたことから、市の補助金分と併せ、所要の予算を計上しております。


 県の新たな少子化対策として、地域住民等が多様な形で取り組んで子供の居場所づくりを行う、とやまっ子さんさん広場モデル事業について、本市で実施するよう取り組んでまいります。


 また市職員が仕事と子育ての両立を図ることができるよう職場をあげて支援する環境を整備するため、次世代育成に係る特定事業主行動計画を策定し、4月から実施しているところでありますが、この取組みが市内企業にも波及することを期待しているところであります。


 次に、国民健康保険事業特別会計につきましては、高齢化の一層の進展により医療給付費の大幅な増加が見込まれること、長引く景気の低迷等によって保険税収入の伸びが低く推移し、今後も本格的な回復は見込めないことなどから、大変厳しい運営環境にあります。


 本年度においては、前年度からの繰越金による補てんができるものの、医療費の伸びによる歳出増に対し保険税収入の伸びが見込めないことから、財政調整基金の取り崩しを余儀なくされるものと考えております。


 なお、このままで推移すると、来年度には財政調整基金が底をつき予算を組めない事態が想定されることから、国保財政健全化のため、国民健康保険税の改定をお願いせざるを得ないこととなるものと考えております。


 老人保健医療事業特別会計につきましては、前年度における支払基金交付金や国庫負担金の概算交付金が不足したことにより、本年度において繰上充用を行う必要が生じたため、所要の措置について専決したところであります。


 交通安全については、本年の本市における6月1日時点までの交通事故件数は75件、負傷者数93名と、昨年同期に比べると約20パーセント減少しており、また昨年の12月以来死亡事故ゼロとなっております。今後とも、高齢者の交通事故防止対策を重点に据えて、関係機関及び関係団体と協力し、交通安全対策を推進してまいります。


 防災対策につきましては、耐震基準を満たしていない木造住宅等の耐震化を進めるため、耐震改修工事費の一部を補助する木造住宅耐震改修支援制度を創設したところであります。


 また、災害発生の際に、備蓄品だけでなく流通商品も優先的に調達できるよう、この3月に市内3箇所のショッピングセンターと協定を締結したところであります。


 地域社会が大規模災害にも適切に対応できるようにするためには、災害に直接対処するだけでなく、日頃の地域活動における災害予防の広報活動や、高齢者など災害弱者対策等の分野で、女性の能力・特性を活かした活動が必要となっております。このため積極的に女性消防団員を確保していくことにより、時代に即応した新しい消防団づくりを行ってまいります。


 このほか、消防諸台帳等の電算システム化が逐次整備されたことに伴い、個人情報等の保護あるいはシステムへの侵入防止等を図るためネットワークのセキュリティ強化に努めることとしております。


(3)産業の振興について


 次に、産業の振興について申し上げます。


 農業につきましては、これまでコシヒカリの一等米比率向上のため、田植え時期の繰り下げを推進してきたところであり、本年度では、5月10日から15日までの田植えの実績が約69パーセントと昨年より約20ポイント増加しております。


 今後とも1等米比率及び食味の向上を目指して、土づくりの推進や水稲直播き栽培の促進等について、関係機関と連携しながら支援に努めてまいります。


 生産調整につきましては、県からの割り当てによる生産目標面積に基づき、現在転作確認事務を行っておりますが、皆様のご理解とご協力のもとに達成できるものと見込んでおります。


 カラスやサルなどの有害鳥獣対策につきましては、捕獲や自衛手段の啓蒙等の対策を行ってきたところでありますが、特に昨年、農作物への被害のみならず、市民生活をも脅かしたツキノワグマにつきましては、注意看板の設置や、町内会、ケーブルテレビ等を通じた注意喚起を行っているところであり、今後とも関係機関と連携しながら、パトロールの実施など被害を未然に防ぐよう努めてまいります。


 中山間地域等直接支払制度につきましては、今年度から制度の見直しが実施されたことから、中山間地域の多面的機能の維持増進や、集落営農等の自律的・継続的な生産活動を推進するため、先月に説明会を開催したところであり、今後とも事業の円滑な推進に努めてまいります。


 本市漁業の中心となるホタルイカ漁につきましては、5月末までの漁獲量は約920トンと、過去10年の同期平均約500トンに比べ大幅に増えており、昨年に続き豊漁となったところであります。


 一方、ほたるいか海上観光は、好天に恵まれ、波も穏やかであったことから欠航日数は1日だけとなり、乗船者数は前年実績より923人多い2,782人となったところであります。


 また、本年も多くのマスコミ関係の様々なメディアを通じて、全国に「ほたるいかのまち滑川」が紹介されたところであり、今後とも市観光協会など関係機関と連携しながら積極的な広報・PR活動等を展開してまいりたいと考えております。


 「ふるさと龍宮まつり」につきましては、本年は、7月16日・17日の両日、ほたるいかミュージアム周辺を中心に開催される予定であり、市といたしましても、市民総参加のイベントとして、本市の一層の活性化とイメージアップが図られるよう支援してまいります。


 深層水の利活用につきましては、海洋深層水分水施設アクアポケットにおいて、7種類の深層水を分水しているところであり、3月末までの無料サービス期間中の来場者は約21,000人となったところであります。


 4月以降においても、水産加工品や食品分野等の事業用利用が徐々に増えているところであり、また一般家庭での利用も定着しはじめているところであります。4月には、市職員提案制度において深層水の利活用についてのアイデア募集を行ったところでありますが、今後とも本市の貴重な資源である深層水の利活用の促進に向け、積極的に取り組んでまいります。


 平成10年3月に開館した「ほたるいかミュージアム」は、この7月中に60万人目の入場者を迎える予定でありますが、深層水体験施設タラソピアとともに、今後とも新たな企画や集客展開を行ってまいりたいと存じます。


 「市民交流プラザ」につきましては、多世代交流の促進や保健・医療・福祉の拠点として、また駅周辺の賑わいを再生し中心市街地の活性化にも寄与する施設として、現在、実施設計をもとに協議や調整を加えながら、今秋の建設着工に向け鋭意準備を進めているところであります。


 また、滑川ショッピングセンターエールの駐車場整備予定の旧たかまつ跡地については、エールと同地管財人及び債権者の間で土地取得等について合意に達したとのことでありますが、市としては、この用地取得をまって市道電工跡地2号線及び同7号線や駅前アーケード及び駅前駐輪場などの整備を行うこととしております。


 環境対策の一環として計画しているタウンオアシス事業については、夏の暑い日に涼感を求めるため、道路に風呂の残り水や河川水、井戸水等あるいは消雪パイプからの散水などを行うことにより、都市のヒートアイランド対策など環境問題に対する意識の啓発喚起や、地域住民のふれあい、連帯感の高揚などを図ることを目的に、7月30日に滑川東地区において実施する予定としております。実施にあたりましては、関係町内会や関係団体の皆様方のご理解ご協力をいただきますようよろしくお願いいたします。


(4)教育の向上について


 次に、教育の向上について申し上げます。


 子どもたち一人ひとりの個性を大切に、豊かな人間性や創造性を育む教育を推進するため、一層の教育環境の整備に努めているところであります。


 地域に開かれ、地域や保護者に信頼される学校づくりを実現するため、学校が自らの教育目標達成のために外部評価を行い、これを公表する「とやま型学校評価システム推進事業」については、市内全小中学校に導入することを目指しておりますが、本年度は小中学校各一校で実施することとしております。


 西部小学校の増築工事につきましては、2箇年継続事業として実施中でありますが、工事も順調に進捗し、計画どおり2学期から供用開始の予定であります。現在、増築部分と既存部分の接続工事を行っているところであり、児童や学校関係者の皆さんには不便をかけないよう留意しながら施工しているところであります。また、耐震補強を含む既存校舎の大規模改修事業につきましても、来年度から工事に着手できるよう、実施設計業務に取り組んでいるところであります。


 また、いわゆる小1プロブレムに対応するため、小学校入学時における不適応児童がないよう、新たに幼稚園、保育所と小学校が連携交流等を行う幼・保・小ふれあい事業を行うこととしております。


 生涯スポーツの振興につきましては、総合型地域スポーツクラブ「なめりCANクラブ」が、発足2年目を迎えたところであり、市民が主体的に各種教室を開催するなどの活動が展開されていることから、市といたしましても、引き続き支援してまいりたいと存じます。


(5)その他


 まず、行政改革についてであります。


 行政改革の推進につきましては、昨年2月に策定した第4次滑川市行政改革大綱に基づき、実施計画に明示された項目について全庁的に取り組んできたところであります。


 今般、総務省が示した「地方公共団体における行政改革の推進のための新たな指針」では、各自治体において、職員の定員管理や給与の見直し、事務事業や民間委託、第三セクターなどについて見直す「集中改革プラン」の策定を求めており、これを本年度中に住民に公表することとしているところです。


 このため、本市では、このたび行政改革推進本部のもとに、事務・事業の見直しや施設管理・第三セクター等の見直しを行う2つの内部検討委員会を設置したところであります。


 市の公の施設につきましては、施設の運営管理に民間事業者のノウハウを活用すること等により、住民サービスの向上や経費の節減を図るため、市の直営施設とすべきものでないかぎり、来年8月末までに指定管理者制度に移行することとされているところであります。このため昨年末より内部検討委員会を設置し、本市の公の施設について個別に検討を重ねてきたところでありますが、このほど、一応の結論をほぼ得ることができたことから、今後、公募により指定管理者を決定するものも含めて、来年4月には全ての移行が完了するよう準備を進めてまいります。


 次に、個人情報保護制度につきましては、市民の権利利益の保護を図るとともに、市政の適正かつ円滑な運営を行うことができるよう個人情報保護条例案の策定に鋭意検討を重ねているところであり、また、10月からの施行を目指して職員研修や各担当課での書類整備に努めているところであります。


 住民基本台帳の閲覧制度につきましてもダイレクトメールなど商業目的に利用されることが多いと考えられることから、県内では初めてとなる閲覧を厳格化する条例の制定に向けて検討を行っているところであります。


 戸籍事務の電算化につきましては、事務の迅速化による各種証明書の発行時間の短縮や見やすくわかりやすい証明書の発行などによる市民サービスの向上を図るものであり、本年8月末の本稼動に向け鋭意準備を行っているところであります。


 市税等の滞納整理につきましては、昨年の5月、12月に続いて、3回目を実施したところであり、今回も管理職員等が勤務時間終了後の夜間に、市内の全滞納者宅を対象に訪問徴収を行い、一定の成果を挙げたところであります。


 市役所職員の資質の向上等につきましては、昨年の9月に「職員の資質向上と意識改革に関する行動計画」を策定し、自主勉強会の開催や職員チャレンジシートによる目標管理等に取り組んできたところでありますが、3月には法の定めによる「職員研修計画」を策定したところであります。また人材の育成は、広く人事管理全体を通して推進すべきものであることから、国の指導に基づき、新たに「人材育成基本方針」を策定することとして検討を開始したところです。


 中国の古典「管子」の中に、「1年の計は、穀を樹うるに如くは莫く、10年の計は、木を樹うるに如くは莫く、終身の計は、人を樹うるに如くは莫し。」とのことばがあります。多少の時間はかかっても、最終的には人材の育成に帰結する、そんな思いをもって、今後とも職員の資質向上等に、体系的、計画的に取り組んでまいります。


 また、近時、市役所全体に対して、市民からこれまでにない厳しい目が向けられる環境になっております。このうえは、市民から一層信頼される市役所となるよう、住民福祉の向上と市勢の進展に全力を尽くしてまいりたいと考えておりますので、これまで以上のご理解とご協力をいただきますようお願いいたします。


(6)経済の動向と財政運営について


 次に、経済の動向と財政運営について申し上げます。


 最近の我が国経済において、景気は、原油価格の動向等に留意が必要とされておりますが、全体として緩やかに回復しているとされており、企業収益の改善や、設備投資の緩やかな増加など、企業部門の好調さが持続していることから、景気回復は底堅く推移すると見込まれているところであります。


 雇用情勢につきましても、失業率が依然高水準ながらも低下傾向で推移するなど改善傾向にあり、新規求人数も緩やかな増加傾向となっております。


 これらのことから、政府においては、「経済財政運営と構造改革に関する基本方針2004」の早期具体化により、構造改革の取組みを加速・拡大するとしており、また、日本銀行と一体となってデフレからの脱却を確実なものとするための政策努力を更に強化することとしているところであります。


 また、地方自治体を取り巻く財政環境につきましては、地方財政計画において地方団体の安定的な財政運営に必要な交付税、地方税などの一般財源は確保したとされたところでありますが、なお地方交付税については削減されたままの状態となっており、国庫補助負担金改革や税源移譲等についても、多くの課題が残されているところであります。


 市といたしましても、今後、全国市長会等を通じて、地方財政の窮状を中央に訴えるなど、三位一体の改革が真に地方のための改革となるよう強く働きかけていきたいと考えております。


 このような中で、本市の財政運営につきましては、引き続き、事務事業の簡素効率化や経費の節減、予算の重点配分等を強力に推進するとともに、住民に身近な社会基盤の整備や教育、福祉、防災、産業の活性化など諸施策の充実を図ることにより市民の負託に応えてまいりたいと考えております。


 なお、平成16年度の財政収支につきましては、現在、決算の調製段階ではありますが、現時点における一般会計の実質収支は7億円余りと見込んでおります。


2 補正予算の説明


 次に、今回提案いたしました補正予算の内容についてご説明申し上げます。


 議案第31号は、平成17年度の一般会計補正予算(第1号)であります。補正予算の編成にあたりましては、国・県の補助等が決定した事業並びにその他やむを得ない経費について補正することにしております。


 今回の補正予算額は、2億3,147万1,000円であり、補正後の予算額は122億5,684万3,000円となります。


 歳入につきましては


  国庫支出金                9,918万4,000円


  県支出金                  284万6,000円


  繰越金                1億2,494万1,000円


  諸収入                     270万円


  市 債                     180万円であります。


 一方、歳出につきましては


  民生費                1億4,317万2,000円


   うち 保育所建設補助金       1億3,836万8,000円


  土木費                    8,675万円


   うち 道路補修費               570万円


   うち 消雪施設整備事業費          1,300万円


   うち 道路改良費              4,880万円


   うち 市道舗装費               450万円


   うち 河川改良費               800万円


  消防費                   52万5,000円


  教育費                      20万円


  諸支出金                  82万4,000円


 を計上いたしております。


 また、議案第32号は、平成17年度国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)、議案第33号は、平成17年度下水道事業特別会計補正予算(第1号)であります。


3 予算外案件


 次に、予算以外の案件についてご説明申し上げます。


 議案第34号は、消防団条例の一部を、議案第35号は、火災予防条例の一部を改正する条例の制定についてであります。


 議案第36号は、地方自治法第179条に基づき専決処分をいたしました市税条例の一部を改正する条例、平成16年度の一般会計補正予算(第8号)、平成16年度高齢者住宅整備資金貸付事業特別会計補正予算(第1号)、平成16年度下水道事業特別会計補正予算(第5号)、平成16年度農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)及び平成17年度老人保健医療事業特別会計補正予算(第1号)についてご報告申し上げ、ご承認を得ようとするものであります。


 そのほか報告といたしましては、平成16年度の継続費繰越計算書、繰越明許費繰越計算書及び地方自治法第180条による専決処分についてであります。


 以上が今回提案いたしました諸案件のあらましであります。


 なにとぞ、慎重ご審議のうえ、適正な議決をいただきますようお願い申し上げます。


          ──────────◇──────────





◎全体委員会





                (議案の補足説明)


○議長(島田 忠君)  暫時休憩いたします。ただちに全体委員会を開きます。


 議案第31号から議案の順序により、補足説明を求めます。


                午後2時04分休憩


             (議案の補足説明が行なわれる)


          ──────────◇──────────


                午後3時19分開議


○議長(島田 忠君)  以上で全体委員会を閉じます。


 休憩前に引き続き、本会議を開きます。


 明10日から6月13日までは休会といたします。6月14日午前10時から本会議を開き、市政一般に対する質問並びに提出諸案件に対する質疑を行ないます。


 質問並びに質疑を希望される方は、6月10日正午まで、議長あてに通告願います。


 本日はこれにて散会いたします。ご苦労さまでした。


                午後3時19分散会