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富山県 滑川市

平成17年 3月定例会(第1号 3月 7日)




平成17年 3月定例会(第1号 3月 7日)





 
               平成17年3月


         滑川市議会定例会会議録 第1号


平成17年3月7日(月曜日)


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             議 事 日 程  第 3 号


                      平成17年3月7日(月)午前10時開議


第1 会議録署名議員の指名


第2 会期の決定


第3 議案第1号 平成17年度滑川市一般会計予算


第4 議案第2号 平成17年度滑川市国民健康保険事業特別会計予算


第5 議案第3号 平成17年度滑川市下水道事業特別会計予算


第6 議案第4号 平成17年度滑川市飲料水供給事業特別会計予算


第7 議案第5号 平成17年度滑川市工業団地造成事業特別会計予算


第8 議案第6号 平成17年度滑川市老人保健医療事業特別会計予算


第9 議案第7号 平成17年度滑川市農業集落排水事業特別会計予算


第10 議案第8号 平成17年度滑川市介護保険事業特別会計予算


第11 議案第9号 平成17年度滑川市水道事業会計予算


第12 議案第10号 平成16年度滑川市一般会計補正予算(第7号)


第13 議案第11号 平成16年度滑川市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)


第14 議案第12号 平成16年度滑川市下水道事業特別会計補正予算(第4号)


第15 議案第13号 平成16年度滑川市老人保健医療事業特別会計補正予算(第2号)


第16 議案第14号 平成16年度滑川市水道事業会計補正予算(第1号)


第17 議案第15号 滑川市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の制定について


第18 議案第16号 滑川市法定外公共物の管理に関する条例の制定について


第19 議案第17号 滑川市手数料条例の一部を改正する条例の制定について


第20 議案第18号 滑川市特別会計条例の一部を改正する条例の制定について


第21 議案第19号 滑川市都市公園条例の一部を改正する条例の制定について


第22 議案第20号 滑川市東福寺野自然公園条例の一部を改正する条例の制定 について


第23 議案第21号 滑川市文化財保護条例の一部を改正する条例の制定について


第24 議案第22号 地方自治法第179条による専決処分の承認を求めることについて


           専決第1号 平成16年度滑川市一般会計補正予算(第6号)


第25 議案第23号 富山地区広域圏事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び規約


         の変更について


第26 議案第24号 富山県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び規


         約の変更について


第27 議案第25号 富山県市町村会館管理組合を組織する地方公共団体の数の減少及び規


         約の変更について


第28 議案第26号 白倉小学校組合の解散について


第29 議案第27号 白倉小学校組合の解散に伴う財産処分について


第30 議案第28号 証明書等の交付等に係る事務の委託に関する規約の一部を改正する規


         約の制定について


第31 報告第1号 地方自治法第180条による専決処分について


          専決第2号 損害賠償請求に係る和解に関する件


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               本日の会議に付した事件


日程第1 会議録署名議員の指名


日程第2 会期の決定


日程第3 議員提出議案第1号 (仮称)滑川インターホテル建設中止の決議


     提案理由説明


     質 疑


     討 論


     採 決


日程第4 議案第1号 平成17年度滑川市一般会計予算


日程第5 議案第2号 平成17年度滑川市国民健康保険事業特別会計予算


日程第6 議案第3号 平成17年度滑川市下水道事業特別会計予算


日程第7 議案第4号 平成17年度滑川市飲料水供給事業特別会計予算


日程第8 議案第5号 平成17年度滑川市工業団地造成事業特別会計予算


日程第9 議案第6号 平成17年度滑川市老人保健医療事業特別会計予算


日程第10 議案第7号 平成17年度滑川市農業集落排水事業特別会計予算


日程第11 議案第8号 平成17年度滑川市介護保険事業特別会計予算


日程第12 議案第9号 平成17年度滑川市水道事業会計予算


日程第13 議案第10号 平成16年度滑川市一般会計補正予算(第7号)


日程第14 議案第11号 平成16年度滑川市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)


日程第15 議案第12号 平成16年度滑川市下水道事業特別会計補正予算(第4号)


日程第16 議案第13号 平成16年度滑川市老人保健医療事業特別会計補正予算(第2号)


日程第17 議案第14号 平成16年度滑川市水道事業会計補正予算(第1号)


日程第18 議案第15号 滑川市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の制定につい


           て


日程第19 議案第16号 滑川市法定外公共物の管理に関する条例の制定について


日程第20 議案第17号 滑川市手数料条例の一部を改正する条例の制定について


日程第21 議案第18号 滑川市特別会計条例の一部を改正する条例の制定について


日程第22 議案第19号 滑川市都市公園条例の一部を改正する条例の制定について


日程第23 議案第20号 滑川市東福寺野自然公園条例の一部を改正する条例の制定につい


           て


日程第24 議案第21号 滑川市文化財保護条例の一部を改正する条例の制定について


日程第25 議案第22号 地方自治法第179条による専決処分の承認を求めることについて


            専決第1号 平成16年度滑川市一般会計補正予算(第6号)


日程第26 議案第23号 富山地区広域圏事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び


           規約の変更について


日程第27 議案第24号 富山県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及


           び規約の変更について


日程第28 議案第25号 富山県市町村会館管理組合を組織する地方公共団体の数の減少及


           び規約の変更について


日程第29 議案第26号 白倉小学校組合の解散について


日程第30 議案第27号 白倉小学校組合の解散に伴う財産処分について


日程第31 議案第28号 証明書等の交付等に係る事務の委託に関する規約の一部を改正す


           る規約の制定について


日程第32 報告第1号 地方自治法第180条による専決処分について


            専決第2号 損害賠償請求に係る和解に関する件


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出席議員(19名)


    1番 浦 田 竹 昭 君    2番 開 田 晃 江 君


    3番 石 倉 正 樹 君    4番 中 川   勲 君


    6番 相 川 保 幸 君    7番 澤 谷   清 君


    8番 大 重   勇 君    9番 砂 原   孝 君


    10番 野 末 利 夫 君    11番 堀 川 一 彦 君


    12番 高 橋 久 光 君    13番 前 田 新 作 君


    14番 上 田 昌 孝 君    15番 森     結 君


    16番 金 子 憲 治 君    17番 相 川 隆 二 君


    18番 岡 本 三 之 君    19番 島 川   実 君


    20番 島 田   忠 君


欠席議員(な し)


欠  員(1 名)5番


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             説明のため出席した者の職氏名


  市   長              中 屋 一 博 君


  助   役              出 村 眞佐範 君


  収 入 役              齊 藤   博 君


  総務部長               佐 伯 宗 茂 君


  総務部参事企画情報課長事務取扱    高 田 健 作 君


  総務課長               佐 藤 孝 男 君


  財政課長               梶 谷 正 夫 君


  税務課長               清 河 哲 雄 君


  市民課長               松 本 高 志 君


  産業民生部長             近 堂 昭 夫 君


  産業民生部参事福祉課長事務取扱    新 夕 正 隆 君


  産業民生部参事深層水振興課長事務取扱 古 塚 知 宣 君


  生活環境課長             高 辻   進 君


  保険介護課主幹            和 泉 武 義 君


  商工水産課長             中 川   保 君


  市街地活性化推進室長         浜 田 茂 行 君


  農林課長               大 黒 隆 文 君


  建設部長               神 保 二三夫 君


  土木課長               杉 野   司 君


  都市開発課長             脇 坂 義 美 君


  下水道課長              椎 名 敏 夫 君


  参事会計課長事務取扱         高 田 俊 信 君


  水道局長               福 田   宏 君


  消防庁職務代理者           石 倉 俊 明 君


  消防署長               岡 本 好 治 君


  教育委員長              吉 ? 陽 子 君


  教育長学務課長事務取扱        中 屋 久 孝 君


  教育委員会事務局次長         長 登   健 君


  生涯学習課長             坪 川 宗 嗣 君


  スポーツ課長             石 田   修 君


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          職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名


  事務局長      有 澤  義 則


  副主幹       上 坂  清 治


  主  任      菅 沼  久 乃


  主  事      谷 川  直 美


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◎開会の宣言





○議長(前田新作君)  ただ今から平成17年3月滑川市議会定例会を開会いたします。


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◎開議





                午前10時00分


○議長(前田新作君)  ただちに、本日の会議を開きます。


 本定例会における説明員の出席要求に対し、お手元に配布してあるとおり、それぞれ出席の報告がありました。


 本日の議事日程につきましては、お手元へ配布したとおりであります。


          ──────────◇──────────





◎会議録署名議員の指名





○議長(前田新作君)  日程第1、会議録署名議員の指名を行います。


 会議録署名議員には、会議規則第77条の規定により、議長において3番石倉正樹君、4番中川 勲君を指名いたします。


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◎会期の決定





○議長(前田新作君)  日程第2、会期の決定を議題といたします。お諮りいたします。


     (発言を求める者あり)


○議長(前田新作君)  14番上田昌孝君。


○14番(上田昌孝君)  本定例会の会期を本日から3月23日までの17日間としては如何かと存じますので、お諮り願います。


○議長(前田新作君)  ただいま、14番上田昌孝君より、本定例会の会期を本日から3月23日までの17日間ということでありますが、これにご異議ありませんか。


     (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○議長(前田新作君)  ご異議なしと認めます。


 よって本定例会の会期を、本日から3月23日までの17日間とすることに決定しました。


     (「議長、動議を提出いたします。(仮称)滑川インターホテルの建設中止の決議を日程に追加し、審議されることを望みます。」と呼ぶ者あり)


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◎議員提出議案第1号(仮称)滑川インターホテルの建設中止の決議





○議長(前田新作君)  ただ今、8番大重 勇君から(仮称)滑川インターホテルの建設中止の決議を日程に追加し、審議されたいとの動議が提出され、所定の賛成者がありますので、動議は成立いたしました。決議案を職員をして配布させます。


      〔事務局職員決議案を配布〕


○議長(前田新作君)  これより本動議を日程に追加し、議題とすることについての採決をいたします。


 この採決は、起立により行います。


 本動議を日程に追加し、議題とすることに賛成の諸君の起立を求めます。


      〔賛成者起立〕


○議長(前田新作君)  可否同数です。したがって地方自治法第116条第1項の規程により議長において裁決いたします。本案については、議長は可決と裁決します。


 よって議員提出議案第1号(仮称)滑川インターホテルの建設中止の決議を日程に追加し、議題とすることに決定いたしました。


 議員提出議案第1号(仮称)滑川インターホテルの建設中止の決議を上程議題といたします。


          ──────────◇──────────





◎提案理由説明





○議長(前田新作君)  提出者より提案理由の説明を求めます。


 4番 中川 勲君。


      〔4番 中川 勲君登壇〕


○4番(中川 勲君)  それでは、議員提出議案第1号(仮称)滑川インターホテルの建設中止の決議について案文の朗読を持って説明に代えさせていただきたいと思います。


         (仮称)滑川インターホテルの建設中止の決議(案)


 滑川市は、かねてより「美しい環境の住みよいまち」づくりを市政の基本目標にとりあげ、その実現に努めております。


 今回、「滑川市旅館業の規制等に関する条例(条例第34号)」の第3条により株式会社アスク建築研究所、代表取締役 川崎正行より滑川市長に旅館業経営計画書(仮称・滑川インターホテル)の事前申し出がされました。


 これを受けて市長は、市民の清潔な生活環境を著しく阻害する恐れがあるか否かを判断するために、滑川市旅館業審議会に諮りました。(平成16年11月4日付け)


 同審議会は、3回にわたる審議の結果として、平成16年12月11日に市長に以下の答申を行いました。


 ?会社の経営規模等をみてもホテル経営ができるような状態ではない。


 ?地元町内会においても反対である。


 ?計画概要について審議会で出た疑義に係る回答を求めたが、辻褄の合わない回答が多く、ラブホテルではないかとの疑惑を払拭しきれない。


 以上のことから、当審議会としては、市民の清潔な生活環境を阻害する恐れがあり、同意できないものである。」


 この答申を受けて、滑川市長は、平成16年12月21日に同条例第5条に基づき、申し出人に対し、「建設不同意である。」ことを通知致しました。


 しかるに、建設予定地を見ますと、旅館建設とみられる整地作業等が行われ始めております。


 よって滑川市議会は、滑川市の基本目標である「美しい環境の住みよいまちづくり」実現のため、下記、決議します。


                    記


 1 申し出人は、滑川市のまちづくりの基本目標と本条例の目的に斟酌し、市長の「建設不同意」を重く受け止めて頂き、建設強行を再考されたい。


 2 市長は、申し出人及び関係機関に対し、「建設不同意」の通知のみならず、建設中止にむけて格段の努力をされたい。


 3 滑川市議会は、「滑川市旅館業の規制等に関する条例」の制定趣旨及び「滑川市総合計画基本構想」に示す「美しい環境の住みよいまちづくり」をすすめていくことを表明します。


 以上、議員各位の賛同をいただきますようお願いし、提案とさせていただきます。


          ──────────◇──────────





◎質疑





○議長(前田新作君)  ただ今の説明に対し、ご質疑ありませんか。


 ご質疑がないので質疑を終結いたします。


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◎委員会付託の省略





○議長(前田新作君)  お諮りいたします。


 本案につきましては、会議規則第36条第2項の規定により、委員会の付託を省略することにいたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。


      (異議なし)


○議長(前田新作君)  ご異議なしと認めます。


 よって、本案については、委員会の付託を省略することに決定いたしました。


          ──────────◇──────────





◎討論





○議長(前田新作君)  これより、討論に入ります。


 討論を希望される方は、お申し出願います。


 20番島田 忠君。


      〔20番 島田 忠君登壇〕


○20番(島田 忠君)  ただいま提出されました議員提案第1号滑川インターホテル建設中止の決議について討論いたしたいと思います。わたくしはこの文面を正確に申し上げまして初めて目を通しました。わたくしは会派から離脱しておりまして、そういう点でこういうような書き方になったわけでございますが、ただこの議案内容につきましてはそれなりに理解もできます。しかし、このような大きな問題が12月、昨年の暮れから出ているわけです。そうして今この時点になって建設がなされている。わたくしも今朝見てまいりました。このような時点になって議会の提案は時を逸しているんじゃないかとまず1点思います。なおまた市長がこのような案件について昨年の暮れから反対の意向を示しております。市長がどのように動いたかどうかは分かりませんが意向を示しても建設がなされているじゃないですか。市長は何もされてないのではないかと思っております。ただ意向を伝えたとこのような理解にたっております。しかし、わたしも基本的には美しい環境の住みよい町づくり、基本的に大賛成でございます。そういう立場からわたくしの意見を申し上げ、討論したいと思います。今、この内容をみましてやはり1番心配した結果になってまいっております。しかし、この段になってあえて言いますならば、議員は11月に改選時を迎えております。ただポーズをやってはだめです。市民にたいしてポーズをやってはだめです。今の時期はポーズにすぎないと思うわけです。このようなことであっては信託を得た議員のみなさんは真剣さが足りないものと思います。どうしてこの問題が出たときから大々的に取り上げなかったのか。議員のみんなは内心全部、この進出には反対なんですよ。個々に聞きますと。そういう中において今ここに取り上げることはどうも理解できない。この建設を法的にわたくしの理解では中止することはできないと思います。また建設をやめさせることもできないと理解しておる訳でございます。市長もそのようなことだから今日まで放っといたのではないかと思います。議会も放っておいた。これが実態だと思います。だからもしこの決議案が賛成多数で通った場合、どのような手法をもって実現させるのかわたくしはこの文面だけでは理解できません。


 市長に関係機関に働きかけるのを手助けするものと書いてあります。市長は反対だから今日までやってきたのだと思います。そういう中においてこの決議案について主旨は理解できますが、時を逸しているのではないか。重ねて申し上げます。このようなことが議会ルールとして法的に保障されたものが気に入らないから途中であっても議会としてそれを阻止できないわけです。ルールをわきまえて時を逸してはだめだと思います。そういう点からこの決議案については理解できない。しかし賛成するか反対するかは不透明でございます。あとのご意見を聞きたいと思います。いずれにしましてもただ11月の改選時にむけてのポーズであってはならない。このように強く申し上げまして私の討論にかえさせていただきたいと思います。


○議長(前田新作君)  10番野末利夫君。


      〔10番 野末利夫君登壇〕


○10番(野末利夫君)  おはようございます。わたしは今回の決議に対して賛成の立場から討論させていただきます。今回(仮称)インターホテルの建設の申し出に対し滑川市旅館業審議会において3回にわたる審議の結果として、地元町内、隣接町内も含めてでございますけれども反対である。また、ラブホテルではないかとの疑惑を払拭しきれないとのことから審議会としては市民の清潔な生活環境を阻害する恐れがあり、同意できないとの答申が出され、それを受け当局として建設不同意であるとの通知を出していたわけであります。これらのことを踏まえ、健全な青少年の育成、滑川市旅館業の規制等に関する条例、そして滑川市総合計画基本構想に逆行するものであり、旅館経営計画書の申請に基づく建設について反対に賛同するものであります。滑川市議会としての見識を問われるものと考えております。議員各位の良識ある判断をお願いし、わたくしの討論を終ります。


○議長(前田新作君)  7番澤谷 清君。


      〔7番 澤谷 清君登壇〕


○7番(澤谷 清君)  今、動議に出ました(仮称)滑川インターホテル建設についてでありますが、この中で述べられておりますきれいな住みよい香り高い町、滑川という主旨、目的には私も島田議員と同様、賛同いたすものであります。ところがこの中で述べられている2点についてもっと慎重に審議をするべきではなかろうかと思うわけであります。まず1点目はホテル経営として規模がだめだとおっしゃっておりますが何を基準としてホテル経営者に対して申し述べをするのかその中身がまったく見えません。2点目地元町内会の反対とありますが、わたくしが聞いているかぎりでは、地元町内会の東金屋町内会長は地元としては反対の決議はしていないというように聞いております。それともう1点、これは大変な問題だと思いますが、日本国は法治国家です。人智の国ではありません。法律に基づいていろんな条例、規制、そういうものが動いておるわけです。ところが、法律がすべてではないとわたくしは思っております。最低限守らないといけないのが法律だと思っておりますが、その上にわたしたちが今まで生きてきた上の、道徳、倫理、そして1番大切な公序良俗に反していないかということをいつも心にとめながら生活していくべきだと思っておりますが、この動議に関しましては一刀両断においてラブホテルではないかと言われておりますが、少なくとも現地視察とかそういうものを行っていないのではないか。これに類似したホテルを見てきていない上でこういう動議が出たのではないかというふうにも思うわけであります。こういうことも勘案しましてこの動議は滑川市議会としてなかなか受け入れざるものではないというふうに思うわけであります。以上をもって反対といたします。終ります。


○議長(前田新作君)  16番金子憲治君。


      〔16番 金子憲治君登壇〕


○16番(金子憲治君)  おはようございます。(仮称)滑川インターホテルの建設中止を求める決議に賛成の立場で討論といたします。今ほど反対論の方の中11月の選挙を目指してポーズでないか指摘があります。わたくしはそうは思いません。議会人として良識のあるそういう姿勢が必要だとこういう点から討論に入ります。まず表題のホテル建設について滑川市旅館業の審議会より平成16年の12月11日に市民の清潔な生活環境を阻害する恐れのあるラブホテルとの疑惑を払拭しきれないとして同意はできないと市長に答申がされ、これを受けて市長は建設不同意の通知をしました。しかし、金沢市在住のアスク建築研究所代表者、川崎正行氏の申請が出され、地元の設計士によるビル設計図が出されたものであります。同じ設計士資格をもつ、この川崎氏の手による設計図ではない。また、金沢市の事務所の所在地のマンションビルがあまりに人気のない感じのビルであり、この点でも信用がもてない、疑惑のもてるところであります。その点からも審議会と合わせて、市長の不同意に耳を貸そうとしない態度で着工を計ることは絶対許せないと思うのであります。わたくしは香り高い文化の町、滑川として良好な社会環境の保持、教育環境の向上を目指しております当滑川市として良識のある市議会の対応もしっかりと示すべきと考えております。疑惑のあるホテル建設の中止を求める決議に賛成の立場で討論とします。良識のある議員諸兄の賛同を賜りたいと思います。以上であります。


○議長(前田新作君)  19番島川 実君。


      〔19番 島川 実君登壇〕


○19番(島川 実君)  それではただいま提案をされている決議に賛成の立場で討論いたしたいと思います。今から34年前のこの議場でこの条例が制定されました。そのときの当時の黒田市長の提案理由ではこのようになっておるのであります。滑川市旅館営業等に関する条例の制定について、市長の提案理由でありますが、近年モータリーゼーションの発達とモラルの低下により旅館営業まがいのいわゆるモーテル、カーテル等が乱立し、その派手なネオンの輝きやアベックの出入りの状況等が青少年の目に映り青少年の健全育成、付近住民の良好な生活環境を損ないつつあります。幸いにして本市にはこのような旅館はございませんが、今後交通網の整備、余暇の増大、都市化の進展等により、本市にも立地する恐れがありますのでこれを未然に防止して総合計画基本構想に示す美しい環境の住みよい町づくりを行うため、本条例を制定しようとするものであります。これに対しまして議会の方は審議結果を委員長報告を行っております。それによりますと市長の拘束力等について各委員からいろんな意見が出たわけですが届け出をしない場合、どのようにチェックすればよいのかという意見等に対しまして、建築法とかあるいは消防法等によりチェックできるということが一つ。それから滑川市がこういう条例を制定しているというところに県知事が市長の意見を聞くときにおきましてとてもよい結果を影響をもたらす。それから全国で習志野市役所が初めてこの条例を実施したそうでありますが、条例実施と同時に市の目的とすることがほとんど止まったという前例等がありまして業者の精神的な期待効果も狙ってるんだという当局説明を了承したというのが委員長報告でありまして、全会一致でこの条例を制定しておるわけであります。


 これに対して昭和46年9月24日北日本新聞の社説ではモーテル追放の規制を強めよ、こういう見出しでこの問題を取り上げております。第24回北陸三県の婦人問題会議がここ2日間にわたって上市町で開催された。そして決議として来月開かれる全国婦人会議に北陸三県婦人会の一致した要求としてモーテルの規制を求める法の改正をうちだすことにした。途中中略しますがモーテルはドライバーのホテルとしてアメリカが発祥地でありますが、その目的が正しく利用されているアメリカと違い、日本では出会い茶屋だったり、連れ込み宿として利用されていることは公然の秘密である。特に取り締まり当局として目を光らせたのが密室における犯罪行為である。…中略…まとめとしまして滑川市には現在モーテルが1件も建設されていないのが1つの強みであるといわれている。しかしたとえ既存のものがあるとしてもこれは見習いたいモーテルの規制である。このように当時の新聞の社説は述べておるわけです。またこのインターネットで全国の最近の状況を調べてみますと全国各地でこの種の問題発生がしとるわけであります。中身はさておき名前だけでもさっと読みますと大阪の堺市、青森県八戸市、宮城県多賀城市、兵庫県三田市、及び明石市、岩手県一関市、京都市、東京都千代田区、横浜市、東京八王子市、その他いくつもありますが、県段階でも茨城県や兵庫県は、建築そのものではありませんが屋上の照明投光機等の規制を行っているということでありまして全国的に今問題になっている点であります。


 そこでさきほど反対討論で申された点について1,2申し述べたいと思います。まず島田議員の反対意見の中でなぜ今この決議をやるのか遅かったのではないかということでありますが、ご存知のとおり昨年の12月議会は昨年の12月8日から始まっておりまして、この審議会の結論が出たのが12月11日であります。そしてその審議会の答申を受けて市長が不同意の決定をいたしましたのは議会が終りました12月21日であります。ですからその間3人の議員がこの問題にして質問をいたしましたが、審議会の審議途中であったりして十分12月議会ではタイミングとしては合わなかったのであります。そしてもう一つ島田議員も議会のルールには精通していると思いますが、地方自治法では議会の開催については地方議会は年に4回。滑川市の条例におきましては3月、6月、9月、12月と決めておるわけであります。そうしますと12月定例会の次は3月、ただいまの定例会までないわけであります。それなら臨時会がやれないかというわけですが、この決議等においては臨時会の招集目的に馴染まないわけであります。そういう意味で残念ながらどの問題もそうでありますが年末年始をはさみますと、どうしても空白期間といいますか残念ながらやむをえない期間が生まれたということであります。それから澤谷議員の反対意見が何点かありましたが、このいわゆる審議会で出されたいろんな意見に対する反対はそれで審議会の結論があったわけですから、私はそれはいろんな見方があってもいいと思いますが、第2点目に申されました法治国家であると、この意見はそのままお返ししたい。つまり条例を制定したのはこの議会であります。条例に違反して建設を強行するということに対する決議をするのは当然のことであります。あなたが法治国家云々言うのならむしろ条例制定の主旨にしたがってやっていただきたい。いうことの方がわたくしはあってるのではないかと思います。それからラブホテルであるかどうか疑問だと申されましたが、わたくしは審議会の経過を見なくても、シングルの部屋がない、全部ダブルとツインの部屋ばっかりだ。1階に部屋が6つしかないのにエレベーターが3つもある。屋根つきの遮蔽した駐車場でありますとか見ますと、そういったことをみますとこれはラブホテルであると見るのが常識的な見方だろうと思います。


 以上をもちましてわたしの賛成討論を終りたいと思います。


○議長(前田新作君)  以上で討論を終結いたします。


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◎(採決)





○議長(前田新作君)  これより、議員提出議案第1号(仮称)滑川インターホテルの建設中止の決議の採決をいたします。


 本案のとおり可決することに、賛成の諸君の起立を求めます。


     〔賛成者起立〕


○議長(前田新作君)  起立多数。よって議員提出議案第1号(仮称)滑川インターホテルの建設中止の決議は可決されました。


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◎(議案第1号から議案第28号及び報告第1号の一括上程)





○議長(前田新作君)  日程の追加がありましたので、このあと日程を順次繰り下げいたします。


 次に日程第4、議案第1号平成17年度滑川市一般会計予算から、日程第31、議案第28号 証明書等の交付等に係る事務の委託に関する規約の一部を改正する規約の制定についてまで及び日程第32号報告第1号地方自治法第180条による専決処分についての以上29件を一括上程議題といたします。


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◎市長の提案理由説明





○議長(前田新作君)  市長より提案理由の説明を求めます。


 中屋市長。


     [市長 中屋一博君登壇]


○市長(中屋一博君)  本日、ここに平成17年3月定例市議会が開催されるにあたり、提出いたしました平成17年度予算案並びにその他の案件の説明につきまして、その概要を申し上げ、併せて当面の諸問題について、私の所信の一端を申し上げたいと存じます。


はじめに


 私が滑川市長に就任させていただいてから、早いもので、3年の月日が経過したところであります。


 この間、議員各位をはじめ市民の皆様方のご理解とご協力を得ながら、住民福祉の向上と市政の伸展に向け、多くの諸問題に苦慮しながら、全力を傾注してまいりました。


 基本的には「ときめき かがやき ひかりの街 なめりかわ」を標榜し、第三次総合計画の三大目標である「美しい環境の住みよいまち」「活気に満ちた豊かなまち」「香り高い文化のまち」を目指してきたところであり、また、市民の皆様や議会の意見を伺いながら、自助・共助・公助の理念の下に「日本一の福祉都市」の実現に向けて、鋭意努力を重ねてきたところであります。


 地方を取り巻く環境は、少子高齢化や国際化・情報化、福祉ニーズの多様化等に加え、地方分権の進展や行財政改革の要請など大きく変化しております。このような中、厳しい財政環境のもとで今後とも、市民の皆様にとって「滑川市に住んで良かった」と実感でき、誇りを持って次世代に引き継ぐことのできるまちづくりに向け、ハード・ソフトの両面にわたる福祉の充実や、防災対策、深層水の利活用の促進、下水道や教育施設の整備などの諸施策の充実に邁進してまいりたいと考えておりますので、議員各位におかれましては、これまで以上のご理解とご協力をお願いいたしたいと存じます。


1 予算編成の基本方針


 つぎに、平成17年度予算編成の基本方針について申し上げます。


(1)経済の見通し


 最近の我が国経済は、一部に弱い動きがみられるものの、全体として、企業収益が大幅に改善するなど企業部門が引き続き堅調な中、雇用環境が持ち直す動きがみられ、民間需要を中心に回復が続いております。


 新年度においても、生産や設備投資が増加するなど企業部門が引き続き改善することを背景に、消費は着実に増加するなど、我が国経済は、引き続き民間需要中心の緩やかな回復を続けると見込まれているところであります。


 こうした中で、政府においては、個人や企業の挑戦する意欲と地方の自主性を引き出すため、規制緩和や、金融、税制、社会保障等の構造改革を一体的かつ総合的に推進することで、民間需要主導の持続的な経済成長を図ることとしております。


(2)国の予算、地方財政など


 平成17年度の国の予算は、これまでの「改革断行予算」という基本路線を継続しつつ、歳出全体を厳しく見直したうえで、構造改革や経済の活性化に向けた施策を重点的に推進するとしているところであります。


 この結果、一般会計予算の規模は、前年度当初予算に対し0.1パーセントの増、うち一般歳出では0.7パーセントの減となっております。


 一方、地方財政につきましては、平成17年度の地方財政計画において、その規模を対前年度比1.1パーセントの減としながらも、三位一体改革推進のため、国庫補助負担金改革と税源の移譲、そして地方の安定的な財政運営に必要な地方交付税等、一般財源の総額が確保されたところです。


(3)本市の予算


 本市の平成17年度の予算編成にあたっては、引き続き厳しい財政環境の中で、こうした国の予算や地方財政計画等も勘案しながら、事業の廃止や経費の徹底的な見直し・削減を行ったうえで、真に市民の福祉向上のために必要な経費や本市の特色ある施策の展開に必要な経費を盛り込むなど、メリハリのある予算として編成したところであります。


 歳入につきましては、まず市税では、地方の景気に明るさがみられることから、法人市民税で増額を見込んでおり、市税全体では、対前年度比2.5パーセントの増としております。地方交付税では、普通交付税について前年の実績ベースも勘案して、対前年度比2.9パーセント減としておりますが、地方譲与税のうち三位一体の改革による国庫支出金減額の補てん措置である所得譲与税については、112.7パーセント増、また財政調整基金繰入金については56.8パーセント増となっているところです。そのほか国庫支出金については、補助金改革により本来は減となるところですが、本市では、まちづくり交付金等の確保により20.4パーセントの増となっているところです。また市債については、前年度にあった減税補てん債の借り換え分がなくなったことから、36.2パーセント減となり、構成比においても前年度の12パーセントから7.7パーセントへと改善したところであります。


 一方、歳出につきましては、西部小学校増築事業や市民交流プラザ建設事業のほか下水道事業など、暮らしやすさの向上を実感できる生活関連社会資本の整備を重点的に図ることとしております。


 また、ソフト事業としては、身近な地域での高齢者相談窓口の設置や健康に関する知識教育・相談の充実などの福祉健康施策、ごみ集積場設置補助金の拡充や温暖化対策の一環としてのタウンオアシス事業等の環境関連施策、本市の貴重な資源である深層水に親しむ事業、さらには安全・安心なまちづくりに向けた防災事業等の充実に特に配慮したところです。


 こうした中においても、行財政改革の趣旨をふまえて種々の見直しを図ったところであり、まず市の単独補助金につきましては前年度に引き続き廃止・削減等を行うことなどにより、合計13件409万円減の効果があったところであります。そして市議会におかれても、次期改選時から議員定数を4名削減するという決定をされたことから、新年度予算では475万円、これは通年ベースでは2,331万6千円の削減効果があったところであり、そのご決断にあらためて敬意を表する次第であります。


 なお、近年実績の少ない公共用地先行取得事業特別会計及び高齢者住宅整備資金貸付事業特別会計については、事務合理化の観点から廃止し、今後は一般会計で対応することとしております。


 このように、予算編成にあたっては、効率的な行政の推進と財政の健全化を基調としながら、極力、地方債の抑制に努めた編成を行ったところでありますが、市の主要プロジェクトも盛り込んだところから、平成17年度一般会計予算は、対前年度当初と比べて0.5パーセントの減となるものの、平成16年度の特殊要素を除く実質ベースでは4.9パーセントの増となっているところであります。


2 歳出予算の概要


 つぎに、歳出予算の概要について申し上げます。


 平成17年度の会計別予算規模は、


  一般会計 120億2,537万2千円(対前年度当初予算比0.5パーセント減)


  特別会計 104億1,908万4千円(対前年度当初予算比5.2パーセント増)


  企業会計  7億1,760万6千円(対前年度当初予算比6.3パーセント増)


 予算総額は、231億6,206万2千円で前年度と比較して2.2パーセントの増となり、平成16年度の特殊要素を除く実質ベースでは5.1パーセントの増となるところであります。


 つぎに、基本施策別に予算の概要をご説明申し上げます。


(1)都市基盤の整備


 まず、都市基盤の整備について申し上げます。


 私達のふるさと滑川を、活気に満ちた魅力あるまちとして21世紀にふさわしい発展の基盤を形成するため、国の公共事業等が縮減される中ではありますが、未来の都市の姿を展望し都市基盤の整備を推進してまいりたいと存じます。


? 都市計画


 快適で住みよい魅力あるまちづくりの実現にあたっては、潤いを醸し出す都市づくり・暮らしやすい都市づくり・活力ある産業を支える都市づくりを計画的に進めることが重要であり、本市の都市づくりの基本的な指針である「滑川市都市計画マスタープラン」に基づき、快適で魅力あふれる明るいまちづくりを目指してまいります。


 滑川駅南土地区画整理事業につきましては、工事は概成しているところでありますが、新年度においては、保留地処分に努めるとともに、事業完成に向けて、街区造成工事の施工、確定測量、換地計画などを進めることとしております。


 都市計画道路加島町下島線につきましては、地元地権者をはじめ関係各位のご協力により、順調に事業が進捗しているところでありますが、県施行の沖田川改修事業の促進を図る観点から、市が事業主体となって第2工区の道路整備に着手し、事業の進捗を図ることとしております。


? 公園・緑地


 東福寺野自然公園につきましては、恵まれた自然環境を生かして誘客力を高めるため、新たに遊具としてふわふわドームを設置するなど、家族連れで楽しむことができるアクティブゾーンの整備を進めることとしております。


 また、利用者から好評をいただいているパークゴルフ場につきましては、一般市民の健康増進や施設の利用増を図る観点から、年間利用パスポートを発行し、利便性の向上を図ることとしております。


 このほか、墓地公園において、施設の維持管理等のため法面のコンクリートブロック化などを進めるほか、その他の公園につきましても、引き続き施設整備や維持管理の充実を図り、市民に親しまれ、利用しやすい公園づくりに努力してまいります。


? 地域交通


 交通弱者の移動手段を確保するコミュニティバス事業につきましては、平成13年度から利便性やコスト等の兼ね合いを見極めるため試行運行しており、一便あたりの乗車人数は、14年度で4.88人、15年度では6.29人と増加し、本年度では、1月末現在で6.57人となるなど利用者は増加傾向にあります。


 今後、市民交流プラザの整備も念頭におき、従来からの市営バス、福祉バスとコミュニティバスの三系統を統合した一体的運行について、平成19年度からの実施を目指し、検討を重ねてまいります。


? 道路交通網


 国道8号魚津滑川バイパスにつきましては、昨年3月に暫定2車線で供用開始され、これにより物流面での改善と交通渋滞の緩和が、飛躍的に図られたところでありますが、市としては今後、引き続き富山市水橋砂子坂から魚津市までの間の早期四車線化の実現に向けて、関係機関に強く要望してまいりたいと存じます。


 市道下梅沢上小泉線の歩道設置事業につきましては、地域住民の安全確保のため、また西部小学校の通学路であることから、引き続き歩道整備工事を進めてまいることとしております。


 その他、住民の生活に密着した住み良い環境整備を図るため、身近な生活道路の改良や舗装等につきましても、優先度の高いものから順次整備を進め、市民の要望に応えてまいりたいと存じます。


 北陸新幹線につきましては、現在、鉄道・運輸機構において、道路水路等の機能回復等に関し、関係町内会及び関係機関などと設計協議を進めているところであります。


 新年度には一部の区間の用地幅杭の設置や用地測量を行い、用地補償並びに物件移転補償の個別協議が進められる予定であり、また県道栗山柳原線から県道古鹿熊滑川線までの北野、中野島、二塚、大島新地内の約1キロメートル区間について、工事を発注したいとの意向であります。


? 河 川


 沖田川広域河川改修事業につきましては、洪水被害の早期解消を図るため、県において既に河端町地内において地下水調査や放水路の実施設計を行ったところであります。


 また、新年度においては引き続き、県道古鹿熊滑川線より海側の下水道管の移設工事を行いたいとのことであり、市の都市計画事業とも十分に調整したうえで、事業を実施したいとの意向であります。


 市単独事業では、洪水時の雨水を中川放水路へ誘導するための水門自動制御システムを、引き続き宮窪地内で整備するほか、地域住民の安全・安心の確保を図るため、遂次、河川整備を進めてまいりたいと存じます。


? 上水道


 上水道については、国庫補助事業として平成4年度から実施してきた石綿セメント管更新事業は、平成17年度をもって完了する予定となっております。この間、漏水防止に着実な成果をあげてきたところであり、今後とも、老朽管等の布設替えを逐次実施することで、有収率の向上に努めてまいります。


 また、老朽化が進んでいる横道配水池について、構造物強度調査の実施を予定するなど、安定的な給水の確保に努めてまいります。


? 下水道


 下水道につきましては、本年度末において、大島、中村、野町、上小泉地内等の各一部の地域で供用開始の運びとなることから、供用開始区域内の住民の皆様方に対し、速やかに排水設備工事を実施していただくよう積極的に働きかけてまいります。


 新年度においては、中村、曲渕、野町、魚躬地内等の各一部において管渠埋設工事を実施するとともに、追分地内での鉄道横断工事が実施できるよう関係機関等と協議を進めてまいります。


 雨水管渠の整備については、市街地における豪雨時の浸水被害対策の一環として、大町川排水路の新年度中の完成に向け鋭意整備を進めてまいります。


(2)社会環境の整備


 次に、社会環境の整備について申し上げます。


 社会構造等の変化に的確に対応し、安心して暮らせるまちづくりを目指して、福祉や医療などをはじめとする社会環境の整備にさらに力を注いでまいります。


? 地域福祉


 近年、少子・高齢化や家庭における介護力の低下、地域における人間関係の希薄化等が進んでいることから、市民の皆様の福祉への関心も高まり、福祉ニーズはますます高度化、多様化しております。


 このような中で、一人暮らしのお年寄りや、心身に障害のある方、子育てに悩む親など、援護を必要としている方々が、これからも住み慣れた地域で安心して生活が続けられるような介護・福祉基盤の整備が喫緊の課題となっていると考えております。


 厳しい財政環境の中で、このような基盤を整備し、本市にふさわしい福祉社会を実現するためには、これまで申し上げてきたとおり、自助・共助・公助の理念に基づき、市民の皆様やボランティア、民間事業者、そして行政・福祉関係者がともに手を取りあい協働することで、地域全体で支え合う福祉コミュニティを整備する必要があります。私は、このコミュニティの単位としては、お互いに顔のわかる範囲として、旧の小学校区を提唱しているところであります。


 このため、これまでも、国の地域再生事業においてこの構想を提唱し採択を得たところであり、住民主体による「福祉見回り隊」につきましても、市内のほぼ全地区で組織化を終えているところであります。


 障害者の福祉につきましては、引き続き重度心身障害者の医療費助成や、補装具・日常生活用具の給付、福祉タクシー券の交付、スポーツ・レクレーション大会の開催、手話奉仕員の養成と派遣事業などの諸施策をとおして、障害者の日常生活を容易にするとともに、社会参加の促進に努めてまいります。


 知的障害者更生施設「四ツ葉園」につきましては、近く増床工事が完了し、4月からは80床の施設としてスタートされることになっており、在宅者福祉対策にも積極的に取り組まれているなど、中新川エリアの障害者やその家族にとってかけがえのない中核施設となっていることから、本市といたしましても、今後更に園との連携を密にとりながら、知的障害者福祉の向上に取り組んでまいります。


 少子化が急速に進展する中で、出産や子育てに関する様々な負担や障害を軽減し、子どもが健やかに育つ環境づくりを進めることは、我が国の重要な課題となっております。


 このことから、平成15年に「次世代育成支援対策推進法」が制定され、都道府県や市町村、一般事業主に対し、次世代育成支援のための「行動計画」の策定が義務づけられたところであります。


 これを受け本市では、平成15年度実施の次世代育成支援に関するニーズ調査による分析結果や、子育て支援サービス量の推計結果を踏まえ、この程、計画の基本理念を「地域みんなで子どもを育むひかりのまちづくり」とした「次世代育成支援行動計画」を策定したところであります。


 今後この計画の具現化により、子どもが心身ともにすこやかに成長し、また、子育てが楽しくやりがいのあるものと感じられるような地域社会づくりに努めてまいります。


 児童虐待が全国的に深刻な社会問題となっていることから、本市においても、近く市の保健・医療・福祉・教育、警察等の機関や団体による「児童虐待防止連絡協議会」を設置し、児童虐待の発生予防、早期発見、早期対応等のネットワーク形成に努めてまいります。


? 高齢者福祉


 人口の高齢化が進展する中で、老後を安心して暮らせる社会、高齢者が健康で長寿を喜びあえる社会を実現していくことは、極めて重要な課題であります。


 介護保険制度につきましては、発足以来約5年が経過し、サービスの利用者数・提供量ともに大幅に増加しておりますが、さらに将来、いわゆる団塊の世代が高齢期を迎えることも踏まえ、制度存続に向けた見直しが必要となっております。


 こうしたことから、国においては介護予防重視型システムへの転換と施設給付の見直しに重点を置いた、給付・負担の両面にわたる大幅な制度改正を内容とする介護保険法の改正案が、今国会に提案されたところであります。


 市といたしましては、今後制度改正の趣旨を踏まえ第三期介護保険事業計画の策定に努めてまいります。


 また、これまでも高齢者ができる限り「認知症」や「寝たきり」などの要介護状態にならないための予防事業や、自立した生活を支援するため、生活指導員の派遣や配食サービス、無料入浴券の給付、緊急通報体制の整備、各種の生きがい事業などを実施してきたところです。


 新年度では寝たきり予防を一層充実させるため、転倒骨折予防教室について、これまでの3回から9回に拡充して開催することとしています。


 さらには、高齢者等が慣れ親しんだ地域で安心・安全に暮らしていただくため、地域住民に身近な地区福祉センターに悩みや困りごとについて気軽に相談できる相談窓口を新たに設置し、高齢者等の地域での生活を支援してまいります。


 シルバー人材センターにつきましては、高齢者世帯への軽度生活援助事業に取り組んでいただいているほか、就業開拓に努められるなど、事業活動は順調に推移しているところであり、市としては今後とも業務の委託や紹介等に協力してまいります。


? 保健医療


 将来における病気や社会の変化を見据えた新しい健康政策を推進するため本市では、平成15年度に「なめりかわヘルスアップ21推進計画」を策定し、本年度から職域と地域保健の連携を目指した事業を展開してきているところであります。


 新年度においては、糖尿病を主とした食生活の改善や喫煙対策に重点をおいて推進していくほか、健康診査においても、精度の高い乳がんのマンモグラフィー検査や、肺がんのへリカルCT検診など、早期がんを発見できる検査方法の積極的な利用を図るとともに、子宮がん検診や骨粗しょう症検診、周疾患検診の対象年齢の拡大を図ります。


 さらに、結核予防について、ツベルクリン反応検査なしに直接BCGの接種を行うものとされ、対象も従来の4歳未満児から、3箇月から6箇月未満の乳児に変更されることから、予防接種を受ける機会が失われることのないよう、対応してまいります。


 また、新たに就労者を対象とした健康教室、健康相談を開催するほか、糖尿病対策として、仕事が終わってからでも利用できるイブニング相談の実施や、健康づくりの意識啓発のため滑川市医師会との共催で「健康市民フォーラム」を開催することとしております。


? 市民生活の安全・安心


 昨年はまさに災害の年であり、市民の防災に対する意識もこれまでになく高まってきておりますが、本市にとって自然災害のみならず、事件や事故を防止し、安全で安心な市民生活を送れるようにすることは、最も重要な課題のひとつと認識しております。


 交通安全につきましては、平成16年の本市における交通事故件数は236件、死亡者数は5名と、前年に比べ1名減少したものの、負傷者数は288名と前年に比べ約10パーセントの増となっており、依然として増加傾向にあります。


 市では交通安全教育の充実を図るとともに、これまで以上に関係機関及び関係団体と協力し、交通安全対策を推進してまいりたいと考えております。


 防犯については、全国的に子供が被害者となる凶悪事件が多発し、市内においても下校中の児童に対する不審者からの「声かけ」事案が発生しております。


 こうした中、本年1月には市内全小学校区に「こども110番の家」が設置されたほか、地域のボランティアを中心とした防犯パトロール隊の組織づくりが進んでいるところであり、今後とも、地域住民による自主防犯組織の結成やその諸活動について関係機関及び関係団体と連携を密にして安全なまちづくりに取り組んでまいります。


 消防につきましては、新たに、近い将来に予定されている消防無線のデジタル化に向けての、エリア内通信状況調査を実施するとともに、災害時の無停電化のための設備の更新や、携帯電話からの119番通報も直接本市で受信できる設備の設置など、消防関係資機材の整備に努めます。


 消防団施設については、第3分団及び東加積分団詰所2箇所の水洗化改修工事を実施することとしています。


 防災につきましては、まず各家庭において防災意識を深めていただくことが重要であることから、防災に関する知識や災害危険箇所、避難場所等を記載した資料を市内全世帯に配布したいと考えております。


 また、町内会単位で防災訓練が実施されるよう、昨年末に各町内会あてに、実施に向けた検討を依頼したところでありますが、新年度においては、このような自主防災訓練に対して助成できるよう制度を見直すこととしています。


 なお市では去る1月17日、職員による防災訓練を実施し、地震を想定した初動時における連絡・通報・広報等の事務業務の確認等を行ったところでありますが、今後とも総合的な各種防災施策を実施し、行政と住民が一体となった防災体制の確立に努めてまいります。


? 環境・緑化


 環境問題21世紀の最も大きな課題のひとつであり、美しい良好な環境を次世代に引き継ぐために、地球環境問題から身近なゴミの問題にいたるまで、一人ひとりが行動に移すことが大切になっています。


 まず廃棄物対策については、市民各位のご理解とご協力により、可燃・不燃ゴミは、ほぼ横ばいから減少へと推移している一方、資源ゴミの分別収集は増加傾向にあり、ゴミの減量化が進んでいるところであります。


 今後とも、電動生ゴミ処理機等の購入補助制度や、資源再利用推進報奨金制度、市広報による「ゆずります求めますコーナー」、家電製品や自転車の修理相談デー、消費者団体等によるマイバック運動の継続などにより、ゴミの減量化を推進してまいります。


 また、町内会のごみ集積場設置については、ゴミ収集の利便性やリサイクルの促進のため、新年度から1基あたりの助成限度額を10万円に増額することとしております。


 平成14年10月に閉鎖したごみ焼却場については、解体に向けた事前調査として、新年度においてダイオキシン類の調査を実施することとしております。


 地球規模での環境問題につきましても、身近なところから考え行動するきっかけづくりのため、新たに、旧町部の一部で、夏の暑い日に住民参加により、小河川の水や家庭風呂の残り水等を利用した昔ながらの打ち水活動や、消雪施設による散水を行うタウンオアシス事業を実施します。こうしたことにより、ヒートアイランド化や温暖化に対する地域住民の問題意識の高揚とともに、住民相互の連帯感があらためて醸成できることを期待するものであります。


 また公害防止対策については、引き続き大気汚染常時観測局による監視、河川・事業所の水質調査や騒音・振動測定、専門機関による悪臭調査を実施することとしております。


 花と緑のまちづくりにつきましては、市民の積極的な参加のもとに、引き続き桜のまち推進事業による桜堤の整備や県道滑川自然公園線及び富山魚津線のフラワーライン化の推進に努めるとともに、花と緑の活動推進協議会を軸として、町内会や関係諸団体の協力を得ながら、花と緑の啓発と普及に取り組んでまいります。


(3)産業の振興


 つぎに、産業の振興について申し上げます。


 市勢の躍進の原点は、産業の発展にあります。地場産業の活性化は、就業機会の拡大と市民の家計所得の向上につながり、活力に満ちた豊かなまちづくりに大きく寄与するものであります。


? 農 業


 農業については、本年度が水田農業を一新する大きな転換点となる年であることから、本市では県内でもいち早く地域水田農業ビジョンの策定に取り組んだところであり、また本年度からの新しい生産調整についても、農家の皆様のご理解とご協力のもと順調に進展しているところです。


 新年度の本市における生産目標数量につきましては、前年より62トン多い約7,980トンが各農家に配分されたところであり、これは、作付面積にして約1,506ヘクタールとなります。


 今後とも、新しい地域水田農業ビジョンが円滑に実施されるよう、転作作物の団地化に誘導するための支援や、農地の持つ多面的機能を確保する観点から、農業者等の主体的な取り組みを支援してまいります。


 また、16年産米の品質につきましては、相次ぐ台風の襲来や長雨などが影響して、前年に比して1等米比率が低くなっており、今後一層関係機関と協力しながら、1等米比率の更なる向上に努めてまいります。


 集落営農組織等担い手の確保対策につきましては、本年度に2つの組織と1法人が設立されたところでありますが、これらの組織の支援のため、作業機械等の導入に対する助成を行うこととしており、今後とも地域の担い手の確保や組織化に対し積極的に支援してまいります。


 このほか、大豆、さといも、白ネギ、りんご、チューリップ球根、花壇苗等の地域特産物の振興を図るため、引き続き販売の促進について関係機関と連携しながら指導に努めることとしております。


 地産地消対策につきましては、市内農家が連携して開設した「滑川ひかる市」が予想を上回る売上げがあったところであり、今後とも市民に安全・安心な農産物が届けられるよう支援してまいります。


 また新たに、地元で生産された野菜・果実等の地場産食材を学校給食で利用する事業を実施することとしております。


 有害鳥獣対策については、地域の農産物についてその被害から守るため、関係機関と研究・検討しながら駆除対策に努めてまいります。


 中山間地域の振興につきましては、このたび国の中山間地域活性化支援事業が決定したところであり、引き続き、各集落の取り組みに対し支援してまいります。


 深層水の農業利用研究につきましては、平成15年度から水稲をはじめ市の重点作物などを対象に研究を実施しておりますが、引き続き関係機関の協力を得ながら、利活用についての実用化に向けて研究を進めてまいります。


 農村整備事業につきましては、引き続き基盤整備促進事業等を推進するとともに、農業水利施設の多面的機能の保全に対し支援をしてまいります。また、土地改良区が事業主体となって施行する農業農村整備事業についても、国・県と歩調を併せて、事業の促進に努めてまいります。


 なお、昨年の度重なる台風等の災害に関連して、2次災害を防止する観点から東福寺地内における復旧治山事業の予算を計上しております。


 市内の10土地改良区の合併問題については、現在、滑川市管内合併問題検討委員会において協議が進められておりますが、農業農村整備を適正かつ円滑に行うためには、土地改良区組織の再編・強化が喫緊の課題となっていることから、市としても実現に向けて協力をしてまいりたいと考えております。


 農業集落排水事業については、北加積地区において鋭意工事を進めているところでありますが、本年4月からは宮窪、七口など14地区の一部において、供用が開始できる予定であります。


 今後とも、更なる事業の進捗を図るとともに、既に供用開始をしております早月川東部地区・東加積地区も含めて、水洗化率の向上に努めてまいります。


? 水産業


 水産業につきましては、魚価・漁獲量の低迷や漁業従事者の高齢化などにより、漁業をとりまく環境は大変厳しいものとなっていることから、引き続き、稚魚の放流事業等に対する助成を行い、つくり育てる栽培漁業を促進するとともに、漁業経営の安定化に資するための助成措置を講ずることとしております。


 本市漁業のメインとなるほたるいか漁につきましては、この3月から漁が始まったばかりでありますが、解禁初日の水揚げは、悪天候の影響もあって約36キロとなり、昨年同期の約10分の1となっています。


 一方、県水産試験場が発表した本年の富山湾の総漁獲量予報では、平年を上回る1,900トンから2,300トン程度で、最盛期は例年より早まるとの予測となっているところから、今後の漁獲量の増大が期待できるところであります。市としては、ほたるいか観光によるイメージアップなどを通して、全国的な販路の拡大を図り、全国ブランド「なめりかわのほたるいか」の確立に努めてまいります。


? 観 光


 本年のほたるいか海上観光につきましては、実施期間を4月9日から5月5日までの27日間とし、市観光協会で実施することにしております。


 実施にあたりましては、漁業協同組合をはじめ民間業者の協力やほたるいかミュージアムとの連携を図りながら、素晴らしい観光を楽しんでもらえるよう努めるとともに、マスコミの観光取材等を通じて、「ほたるいかのまち滑川」を全国にアピールしてまいりたいと存じます。


 また、民間主導のまちおこしイベントとしての「ふるさと龍宮まつり」は、本年で4回目となりますが、市民あげての地域おこしの大イベントとなるよう、引き続き支援してまいります。


? 深層水


 深層水は本市の貴重な資源であり、産業や観光等の分野において、成長性のある特色を生かした取り組みが期待されております。


 まず、ほたるいかミュージアムにつきましては、入館者が新年度中には60万人に達するものと予測しておりますが、これまでの生きたほたるいかのライブ展示や龍宮ホタルの発光ライブショーに加え、その捕獲と飼育の様子をディスプレイで上映することなどにより、ミュージアムとしての魅力向上を図ることで、ほたるいかと深層水の発信に努めてまいります。


 深層水体験施設タラソピアにつきましては、オープン以来約26万人余りの利用者を数えておりますが、最近は利用者の固定化傾向がみられることから、新たに施設前での「深層水足湯コーナー」の設置や、施設内で浮遊感を楽しむ「ぷかぷか体験」等を期間限定で実施することにしております。


 また引き続き、深層水浴、濃縮水浮遊浴によるリラクゼーション効果を医学的に実証するため、富山医科薬科大学等の協力を得て富山県との共同研究を行ってまいります。


 海洋深層水分水施設アクアポケットにつきましては、本年1月30日にオープンし、7種類の深層水が、3月末日までは個人向けを無料としていることもあり、連日多数の利用者が訪れております。今後、産業界や市民の皆様に、一層利用が促進されるよう努めてまいります。


? 工 業


 工業の振興につきましては、これまでも優良企業の誘致活動等を推進してきたところでありますが、昨年暮れに工場増設計画の発表があった富士ゼロックスイメージングマテリアル株式会社におかれては、現在、増設工事を鋭意進行され、今秋には一部について完成・稼動することとなっており、誠に喜ばしい限りであります。


 一方、中小企業対策につきましては、引き続き各種制度資金の預託を行い、経営の安定等に資するよう努めてまいります。


? 商 業


 商業の振興につきましては、引き続き商工会議所などと緊密な連携を図り、滑川商店連合協同組合が発行する共通商品券「なめりカード」の販売促進や、公園通りなどを中心に開催する予定の「ひかりの街アートインなめりかわ」に対し、支援してまいります。


 懸案の大型プロジェクトである市民交流プラザ建設事業につきましては、中心市街地活性化を目途としたまちづくり事業の一環として、また多世代交流を促進するとともに保健・医療・福祉の総合施設としての建設を計画しているところであり、本年秋の建設着工に向けて、現在、実施設計に取り組んでいるところであります。


 また、併せて人が集い賑わう中心市街地の活性化に資するため、滑川駅前から公園通りまでのアーケード設置や駅前駐輪場の整備を実施するとともに、市道電工跡地2号線並びに市道電工跡地7号線につきましても鋭意整備してまいります。


? 薬 業


 薬業を取り巻く現況は、後継者不足や医薬品販売の規制緩和などから配置販売従事者が減少するなど、大変厳しいものとなっております。このため、引き続き家庭薬配置販売業育成資金の預託や市薬業会の活動等に対し助成を行うほか、県薬業連合会が中心となって全国主要都市で開催する「富山くすりフェア」に協力し、滑川のくすりを全国に紹介してまいります。


? 労 働


 最近の雇用情勢は、厳しさが残るものの若干の改善が見えているところでありますが、今後とも県や関係機関と連携を密にしながら、雇用の安定について企業などに働きかけてまいります。


 また、懸案となっておりましたハローワーク滑川公共職業安定所の移転については、今般、新年度からの2箇年事業として国の予算化の目途が立ったとのことであり、今後市としても円滑な移転に協力してまいりたいと考えております。


(4)教育文化の向上


 つぎに、教育文化の向上について申し上げます。


 教育は人づくり、まちづくりの礎であります。きらりとひかる郷土づくりを実現する鍵は、まさしく「人」の力であり、今後とも、教育と文化のまちづくりを一層推進してまいります。


? 学校教育


 学校教育につきましては、引き続き一人ひとりの子どもたちの個性を大切にし、豊かな人間性や創造性を育む教育を推進するための環境整備に取り組んでまいります。


 西部小学校につきましては、2箇年継続としている増築事業を引き続き実施するとともに、既存校舎棟の耐震補強を含む大規模改造工事のための実施設計を行うこととしております。


 また学校が保護者や地域住民の信頼に一層応えていくため,学校評議員制度を本年度から試行として導入しているところでありますが、新年度はモデル校を拡充し、本市における学校評議員制度のあり方について、さらに調査研究を進めてまいります。


 子どもたちの体験活動の推進は、豊かな人間性を育むため大変重要であると考えており、様々な体験活動をさらに充実させるために、成長段階等に応じた体験活動の推進について研究する「豊かな体験活動推進事業」を国からの受託事業として実施してまいります。


 また、子どもたちが情報化社会に主体的に対応することのできる能力を育成するため、引き続き情報活用能力の育成に努めるとともに、情報機器利用上の注意やマナー等の指導を行ってまいります。


 児童生徒の問題行動、いじめや不登校対策等につきましては、引き続き教育センターにおいて相談業務を行うとともに、中学校等に「心の教室」相談員を配置するなど、相談機能を充実し、早期発見、早期対応に努めてまいります。また、不登校児童生徒を対象とした「あゆみ教室」による支援を含め、家庭・学校・地域が一層連携を密にしながら問題解決に対処する体制の構築に取り組んでまいります。


 幼児教育の振興につきましては、これまでも幼稚園児の保護者の経済的な負担軽減に努めるとともに、私立幼稚園に対しても支援してきたところでありますが、新年度においては、同朋幼稚園保育室等の改築工事が予定されていることから、支援してまいりたいと考えております。


? 生涯学習・文化・スポーツの振興


 生涯学習の振興につきましては、くらしの窓や教養教室の開催、ふるさと市民大学や福寿大学の開講等を行うとともに、受講希望者の多いパソコン教室の充実を図るなど市民ニーズに対応した多彩な講座や教室の開催に努めてまいります。


 また新たに、子どもたちがもの作りを通して遊びながら科学を学ぶ子ども科学館事業を実施します。


 公民館活動につきましては、心豊かなまちづくり推進事業や公民館活性化セミナー等の開催により、生涯学習機会の充実を図ってきたところでありますが、これからは、地域福祉や介護予防の拠点としての役割も果たしていく必要があると考えており、住民に最も身近な施設として、今後一層地域住民の声が反映される公民館運営に努めてまいります。


 家庭や地域の教育力の向上については、昨今の児童の虐待や青少年犯罪、不登校など子どもを取り巻く種々の問題に的確に対応するため、住民の参加のもとに、子ども元気活動支援センター事業に取り組むとともに、放課後や週末における様々な体験活動や交流活動を行う子どもかがやき教室を支援することとしております。


 図書館につきましては、情報メディアの活用等により、学習機会の拡充と利用の促進を図るとともに、新年度からは、現在休館日としている毎月第3日曜日を開館日とすることで、市民サービスの向上を図ることとしております。


 このほか、芸術・文化の香り高いまちづくりを推進するため、市立博物館において、新年度は、今なお市民に親しまれ、愛され続けている詩人高島高回顧展や、本市に創作拠点を据えている現代作家展として、山岡寿海書展を開催することとしております。


 スポーツの振興につきましては、スポーツ少年団等と連携し、スポーツを通じた子供たちの体力の向上を図るとともに、1年前に設立された総合型地域スポーツクラブ「なめりCANクラブ」では、子どもから高齢者までの参加を得て、各種教室やイベントを自主的に展開されているところであり、今後とも引き続き支援してまいります。


 スポーツ競技力向上対策としては、昨年のアテネオリンピックにおける本市ゆかりの方々のご活躍が記憶に新しいところでありますが、引き続き市体育協会等と連携を図り全国大会、さらには世界で活躍できる選手の養成・強化やジュニア層を中心とする底辺の拡大に努めてまいります。


(5)その他


? 行政改革について


 当面単独市政を進める本市にとって、行財政改革の推進は、極めて大きな課題であります。


 本市の行政改革につきましては、昨年2月20日付けで「第四次行政改革大綱」を策定し、それに基き平成20年度を最終年度とする5年間の実施計画をスタートさせたところであります。


 去る3月3日には行政改革懇談会を開催し、本年度の行政改革の進捗状況等を報告するとともに、ご提言等も承ったところであり、この後、議会にも報告のうえ、市民に公表することとしております。


 今後とも行革実施計画に明示された項目について全庁的に取り組んでいくこととしており、特に指定管理者制度への移行を踏まえた各種公共施設の管理運営のあり方や、市立保育所等直営施設の民営化等の課題については、庁内の横断的な検討委員会を設置し、検討を重ねているところであります。


 また、新たな行革項目につきましても、昨年秋に実施した各課に対する重点項目ヒアリングや職員提案制度などを活用し、職員が自発的にアイデアを出すよう取り組んでいるところです。


? 地域情報化の推進について


 一昨年4月から本放送を開始しておりますCATV事業については、これまでもネットスリー(Net3)と協力し加入促進に努めてきたところでありますが、楽しく有益な番組づくりが加入率アップにも欠かせないところから、新年度においては、コミュニティ番組の充実などにより、一層親しまれる番組づくりを進めることとしております。


 また、市民への情報提供や市民の意見を聞く広報公聴事業の充実や、インターネット・ホームページの更なる活用を図ってまいります。


? 国際化の推進について


 国際化の進展に伴い、国際感覚のある市民の育成が必要となっていることから、引き続き両中学校に、語学修養などのため外国語指導助手を配置するほか、幼少のうちから外国語や文化に慣れ親しめるよう極力、幼稚園・保育園や小学校への派遣にも努めてまいります。また国際交流員活用の一環として、国際交流イベント等の開催によるネットワークづくりなど、国際化の進展に対応したまちづくり、人づくりに引き続き取り組んでまいります。


? 富山医療福祉専門学校について


 富山医療福祉専門学校については、このたび看護学科の設置を計画しておられるところであり、来年4月には学年定員40人の規模で開講する予定となっているところであります。本市にとりましては、医療関係の人材育成の観点のみならず、若者が交流し集う活気あふれるまちづくりのためにも歓迎すべきことでありますので、支援・協力をしてまいりたいと考えております。


3 歳入予算の概要


 つぎに、歳入予算の概要について申し上げます。


 まず一般会計につきましては、歳入予算の見積りにあたり、国の経済見通しや地方財政計画、税制改正、三位一体改革の影響等を踏まえるとともに、市内企業の収益動向などを勘案し、見込み得る額を計上したところであります。


 地方交付税は、本市の実績を基礎としながら、前年度比0.1パーセント増の国の指針等をもとに、基準財政需要額及び基準財政収入額を試算のうえ計上しております。


 国・県支出金などの事業に伴うものは、補助金改革の動向を見極めながら歳出に見合う額を、市債につきましては、地方債計画等をもとに適債事業を見極めるとともに、極力抑制に努めて計上しております。


 使用料、手数料は、行政改革大綱のもと受益者負担の原則を踏まえ、過去の実績などを勘案し、見込み得る額を計上しております。


 繰入金は、懸案の大型プロジェクトや広域事業等の負担金などにあてるため財政調整基金を取り崩すこととして計上しております。


 また、特別会計につきましては、使用料、繰入金、市債などの収入について、実績などをもとに精査検討のうえ計上しております。


4 予算以外の案件


 つぎに、予算以外の案件について申し上げます。


 条例関係といたしましては、新たに制定するものとして、「滑川市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の制定について」、「滑川市法定外公共物の管理に関する条例の制定について」の2件、改正するものとして、「滑川市手数料条例」の一部改正など5件を提案しております。


 条例以外の案件といたしましては、「地方自治法第179条による専決処分の承認を求めることについて」など7件、その他報告1件を提案しております。


5 平成16年度補正予算について


 つぎに、平成16年度補正予算について申し上げます。


 議案第10号は、一般会計補正予算(第7号)であります。


 今回の補正予算額は、1億5,131万9,000円であり、補正後の予算額は131億2,080万4,000円となります。


 補正予算の内容としましては、緊急の施設改修にかかるもの、国・県支出金の確定などに伴い増額又は減額するもの、事業の執行見込みを精査のうえ増額又は減額するものなどであります。


 増額の主なものといたしましては、総合体育センター整備費3,150万円、NTT債の繰り上げ償還7,838万1,000円、水田農業構造改革県単助成事業508万7,000円、財政調整基金積立金8,064万1,000円など、一方、減額するものといたしましては、老人ホーム入所措置費177万4,000円、中山間地域等交付金事業費646万9,000円などであります。


 また、繰越明許費としましては、下梅沢上小泉線歩道設置事業費など2件を設定しております。


 議案第11号から議案第14号までは、それぞれ国民健康保険事業、下水道事業、老人保健医療事業、水道事業の各特別会計、企業会計の補正予算であります。


 以上をもちまして、本定例会に提案いたしました諸案件の説明といたします。


 なにとぞ、慎重ご審議のうえ、適正な議決をいただきますようお願い申し上げます。


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◎全体委員会


  (議案の補足説明)





○議長(前田新作君)  暫時休憩いたします。


 これより全体委員会を開きます。


 議案の順序により、補足説明を求めます。


                午前11時35分休憩


             (議案の補足説明が行なわれる)


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                午後4時29分開議


○議長(前田新作君)  以上で全体委員会を閉じます。


 休憩前に引き続き、本会議を開きます。本日の会議はこれまでとし、明日午前10時から会議を開き、議案に対する当局の補足説明を求めます。


 本日はこれにて散会いたします。ご苦労さまでした。


                午後4時30分散会