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富山県 氷見市

平成21年 3月定例会−03月04日-01号




平成21年 3月定例会

        平成21年3月 氷見市議会定例会会議録(第1号)
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              平成21年3月4日(水曜日)
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                議事日程 (第1号)
  第1 会議録署名議員の指名
  第2 会期の決定
  第3 議案第1号から議案第27号まで、平成21年度氷見市一般会計予算ほか26件及び報告第1号、報告第2号、地方自治法第179条による専決処分についてほか1件(提案理由の説明)
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                本日の会議に付した事件
日程第1 会議録署名議員の指名
日程第2 会期の決定
日程第3 議案第1号から議案第27号まで、平成21年度氷見市一般会計予算ほか26件及び報告第1号、報告第2号、地方自治法第179条による専決処分についてほか1件(提案理由の説明)
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出席議員及び欠席議員の氏名
  出席議員(18人)
    1番  坂 田 恒 男 君      2番  大 門 茂 男 君
    3番  谷 口 貞 夫 君      4番  酒 井 康 也 君
    5番  古 門 澄 正 君      6番  村 田 正 示 君
    7番  澤 田   勇 君      8番  嶋 田   茂 君
    9番  島   久 雄 君     10番  久 保 健 三 君
   11番  椿 原 俊 夫 君     12番  地 家 太 一 君
   13番  松 木 俊 一 君     14番  堀 江 修 治 君
   15番  松 波 久 晃 君     16番  中 村 治 平 君
   17番  山 本   秀 君     18番  森 越 林太郎 君
  欠席議員(0人)
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職務のため議場に出席した事務局職員
  事務局長  林   英 嗣      次長    野     満
  主幹    山 岸 卓 郎      副主幹   野 村 佳 作
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説明のため議場に出席した者の職・氏名
  市長    堂 故   茂 君    副市長   中 田 清 信 君
  企画広報室長永 田 徳 一 君    総務部長  尾 崎 俊 英 君
  市民部長  丸 山 隆 司 君    建設部長  瀬 戸 三 男 君
  産業部長  荒 屋 俊 春 君    防災・危機管理監
                           林   英 男 君
  会計管理者 大 澤   茂 君    財務課長  金 谷 正 和 君
   教育委員会
  委員長   橋 本 昭 雄 君    教育長   前 辻 秋 男 君
  教育次長  池 田 六 義 君
   監査委員
  代表監査委員指 崎 伊久雄 君    事務局長  泊   修 二 君
   消防機関
  消防長   干 越 正 則 君
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 午前10時01分 開会

△開会の宣告
○議長(地家太一君) これより、平成21年3月氷見市議会定例会を開会いたします。
 直ちに本日の会議を開きます。
 出席議員は18名で全員であります。
 また、今期定例会における説明員の出席要求に対し、堂故市長、中田副市長、橋本教育委員会委員長、前辻教育長、指崎監査委員及び関係部、室、課、局長、管理監の出席があります。
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○議長(地家太一君) これより本日の日程に入ります。
 議事日程は、お手元に配付の日程表のとおりであります。
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△会議録署名議員の指名
○議長(地家太一君) 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、氷見市議会会議規則第81条の規定により、議長において、9番 島 久雄君及び16番 中村治平君を指名いたします。
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△会期の決定
○議長(地家太一君) 次に、日程第2 会期の決定を議題といたします。
 お諮りいたします。今期定例会の会期は、本日から3月17日までの14日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(地家太一君) 御異議なしと認めます。よって、会期は14日間と決定いたしました。
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△議案第1号から議案第27号まで及び報告第1号、報告第2号
○議長(地家太一君) 次に、日程第3 議案第1号から議案第27号まで、平成21年度氷見市一般会計予算ほか26件及び報告第1号、報告第2号、地方自治法第179条による専決処分についてほか1件を一括議題といたします。

△提案理由の説明
○議長(地家太一君) 市長から提案理由の説明を求めます。
 堂故市長。
 〔市長 堂故 茂君 登壇〕
◎市長(堂故茂君) おはようございます。
 平成21年3月氷見市議会定例会の開催に当たり、提案いたしました平成21年度予算案及びその他の議案につきましてその概要を述べ、併せて市政運営について所信の一端を申し上げます。
 先月23日の夜に幸町地内で発生した火災では、折からの風にあおられて、住宅6棟が全半焼、焼失面積が約800m2にも及ぶなど被害が拡大いたしました。被災された関係の方々に心よりお見舞いを申し上げます。
 消防職団員には、住宅密集地の現場で懸命の消火活動を展開し、鎮火いたしました。被災された世帯には無事避難され、けが人等はございませんでしたが、これを教訓として、今後、消防職団員の研鑚や市民の方々の防火意識の向上などに努めてまいります。
 また、海外での心臓移植を希望しておられた松原大樹さんですが、多くの市民や団体から真心のこもった支援をいただいて、このたび手術のため渡米されました。一刻も早くドナーが見つかり、手術が成功することを心からお祈りいたしております。
 さて、金融危機の影響が深刻化するなかで、世界同時不況の長期化により、わが国経済は実質経済成長率が35年ぶりのマイナスを記録するなど、経済活動や雇用情勢は一段と悪化しております。
 富山県もその例外ではなく、このところの景況判断は「大幅に悪化」に下方修正されており、有効求人倍率も0.64倍と9ヶ月連続で1倍を下回るなど、厳しい状況が続いております。政府におかれては、早期に景気対策を軌道に乗せ、雇用や消費にも及ぶ景気の悪循環に歯止めがかかるよう全力で取り組んでいただきたいと思います。
 氷見市においても、製造業をはじめとして多くの業種が景気悪化の直撃を受けており、有効求人倍率も0.56倍と一段と低下するなど、新年度の財政環境はこの逆風をうけてのスタートになります。しかし、「春の来ない冬はない。」と信じ、厳しい冬とも言えるこの時期を乗り越えて、来るべき春に向かって、市民の皆様と心を一つにしながら一歩一歩進んでまいりたいと考えております。
 今後とも、市民の皆様並びに議員各位の御支援・御協力をお願い申し上げる次第であります。
 それでは、平成21年度予算編成の基本方針について申し上げます。
 国の21年度予算は、景気・経済対策を最重点に置いた予算となっております。そして、「重要課題推進枠」として、社会保障の充実・中小企業対策・地域の活性化などの政策課題に予算を重点配分してメリハリを利かせております。
 また、大胆な財政出動を行う一方で、財政規律を維持する観点から、政策の無駄を排除して財源を捻出するなどに努めたとしております。
 一般会計の予算規模としては88兆5,480億円でありまして、前年度対比6.6%増となっております。このうちの政策的経費であります一般歳出は51兆7,310億円で、前年度に比べ9.4%の増となっており、内容としては、社会保障費が前年度に比べ14.0%増、公共事業費は実質で5.2%の減となっております。
 さて、地方自治体の財政指針となります国の「地方財政計画」は、景気の落ち込みからくる大幅な税収減等に対応し、国が地方税や地方交付税の減少分を補填するのに加え、「生活防衛のための緊急対策」として地方交付税を1兆円増額し、地方一般財源の確保に努める一方で、引き続き給与関係経費や投資的経費などの抑制を図っております。
 地方財政計画の規模は82兆5,557億円でありまして、前年度に比べ1.0%の減となりましたが、このうち一般歳出は0.7%増の66兆2,186億円となっております。
 こうした中で、氷見市では、平成21年度予算の編成に当たり、個別事業を根本から見直すとともに、施策事業の選択と集中を行い、その中から捻出した財源をもとに、景気・雇用への当面の対策や市民の安心安全、さらには氷見市の将来の発展につながる施策に重点配分を進めてまいりました。
 特に、市民病院の建設、学校施設の改築や耐震化、氷見の新たな魅力を創造する民間事業への支援などには優先的に予算を配分するとともに、教育環境の整備をはじめ、食文化の発信や住民の地域活動への支援などにも必要な予算を確保し、施策の進展を図ったところであります。
 一般会計の投資的経費は25億7,300万円で、前年度対比5.4%の減となりましたが、これに病院事業会計における新病院建設の工事費等を加えると総額は29億7,000万円で、前年度との対比では9.2%の増加となっております。
 歳入面では、臨時財政対策債を含む実質の地方交付税は、国からの生活防衛のための緊急対策として、地域の雇用創出などのために措置される金額は見込みましたが、一方では、普通交付税の個別算定経費が減額となるなどのため、全体ではほぼ横ばいと見込んでおります。
 市税については、景気の急速な悪化に伴い、製造業を中心に法人市民税の減により、前年度に比べ3.2%の減額が見込まれることなどから、歳入全体としては前年度よりさらに縮小すると見込んでおります。
 一方、歳出面では、過去の借入金の償還が依然高水準にあり、福祉関係事業費などの義務的経費が増加することから、財政収支状況は前年度に続いて多額の財源不足を余儀なくされております。このため、財政調整基金、減債基金合わせて6億5,000万円の取崩しを行うほか、特定目的基金を活用し、不足する財源を補填することにいたしております。
 その結果、一般会計の予算規模は204億1,500万円、前年度対比では2.5%の減となり、この中に含まれる市債の借換分の4億6,310万円を除くと、実質的には3.2%の減となっております。
 事業会計、特別会計を加えた全会計の予算総額では370億4,472万円でありまして、前年度に比べ4.8%の減となっております。
 なお、これまで財源不足を賄ってきた財政調整基金は、今後、その役割がほとんど期待できない状況になってきており、これからの財政運営は一段と厳しくなってきたと考えております。
 続いて、第7次総合計画の主要な柱に沿って、新規事業や重点施策を中心に予算の内容を御説明申し上げます。
 第1は、21世紀における氷見市の更なる飛躍と長期的な視点に立った将来のまちづくりを目指す「新世紀の挑戦」であります。
 まず、「きときとの食文化の発信都市づくり」について申し上げます。
 「食都 氷見キトキトまつり」や「食都 四季を彩る氷見三昧」などを実施するとともに、新たに、東京で活躍している氷見にゆかりのシェフによる「食のフェア」の開催や横浜での物産展に参加するなどして、氷見の食の魅力を県内外へ積極的にアピールしてまいります。
 また、海越しの立山連峰を望む中山間地で育まれるブドウや氷見リンゴの特産化を支援するとともに、「創作工房ひみ」を拠点として、農商工連携事業や食育体験教室、講演会などを実施し、地元の優れた食材の活用と食の安全安心に対する意識啓発を図ってまいります。
 さらに、昨年制定した「きときと氷見 食のまちづくり条例」に基づき、「食のまち・氷見」を確かなものとして推進していくため、「食のまちづくり推進委員会」を立ち上げ、食のまちづくりの目標や基本方針、施策などを盛り込んだ基本計画を策定いたします。
 次に、「いきいき健康ふれあい都市づくり」について申し上げます。
 新年度は、糖尿病やメタボリック症候群、がんを予防するための生活習慣の改善や健診受診の働きかけを強化するとともに、地域包括支援センターと連携を密にし、介護予防の取り組みも積極的に展開いたします。
 また、市民健康大学を継続して開催し、健康づくりボランティアと協働で、市民がすこやかに生活できる健康な地域づくりを目指します。
 次に、「四季を彩る花とみどりの庭園都市づくり」について申し上げます。
 「海浜植物園」につきましては、市民の皆様に気軽に御来館いただけるよう、今年1月から特別企画展等の開催期間中を徐き入園料を無料としております。今後は、本市の緑化推進の拠点施設として、各種の体験学習や企画展等を通して市民の緑化への意識を高めてまいります。
 また、本年4月下旬に開園予定の「氷見フォレストフローラルガーデン(仮称)」などとの連携を図るとともに、市民と協働して、まちや里に花とみどりがあふれるまちづくりを進めてまいりたいと考えております。
 次に、「6万人定住と200万人交流の都市づくり」について申し上げます。
 近年、わが国の人口動態は、死亡数が出生数を上回り、減少傾向にあります。このような時に当たり、地方自治体が目指す方向としては、定住対策の推進は勿論でありますが、地域の活性化を図る上で交流人口の拡大が大変重要になっております。このため、本市においては、昨年の東海北陸自動車道の全線開通による効果が定着するよう、中京圏などでの観光PRや企業誘致活動を粘り強く実施してまいります。
 また、産業界、商工団体と協力し、開港150周年を迎える横浜市や浅野総一郎翁ゆかりの川崎市などとも交流を深め、ビジネスチャンスの拡大や県内外から多くの人々が行き交うまちづくりを推進してまいります。
 北大町市有地の利活用事業につきましては、「北大町市有地利活用事業選定委員会」からの御意見を受け、市内の産業団体の代表者などで構成する「まちづくり企画会社設立準備会(仮称)」を立ち上げ、事業の具体的な進め方、まちづくり企画会社の設立などに取り組むとともに、事業者の立地の具現化に努めてまいりたいと考えております。
 まちなかの賑わいづくりとしては、能越道氷見インターと氷見漁港を直結するシンボルロードにおいて、歩道や貯氷庫壁面に藤子キャラクターを取り入れ、観光地・氷見としてイメージアップを図ってまいります。
 また、氷見駅から湊川までの中心市街地では、本町商店街の空き店舗を活用し、地域住民はもとより、市街地を回遊する多くの観光客や市民が集い交流できる「まちなかサロンひみ」を整備いたします。氷見駅についても、市の玄関口として、県内外から訪れる人々に新鮮な印象を与えることができるよう、藤子キャラクターを活かした壁面の修景整備などについて検討してまいります。
 第2は、「かがやきつづける人づくり」であります。
 まず、明日を担う人づくりの推進について申し上げます。
 昨年末に小中学校統合審議会から小中学校将来計画の答申をいただいた後、これまで6中学校区ごとに保護者、地域等に説明会を開催してまいりました。
 今後は、答申内容を尊重しながら、説明会における住民の方々の御意見も参考にして小中学校将来計画を策定し、校区の理解を求め、合意が得られた学校から再編を進めてまいります。
 学校施設については、近くすべての耐震診断結果が明らかとなります。その結果を踏まえて耐震化計画を策定し、危険性が高いとされる校舎等から耐震化を順次実施してまいりたいと考えており、新年度は北部中学校の体育館等の耐震化に約1億円の予算を計上しております。
 老朽化の著しい南部中学校と朝日丘小学校については、建替えを前提として、基本構想を含む設計等に新たに取り組むことにいたしており、併せて小中連携校について地元と協議検討を進めてまいります。
 また、新年度は、各小中学校の学習環境の充実も図ってまいります。
 児童生徒が身近に本に接し、自発的に学び取ることができるよう、小中学校図書館の図書費を倍額としたのに加え、英語に堪能な人材の配置により、小学校での英語指導の向上を図ります。
 県立高校の再編についてでありますが、有磯高校と氷見高校による新高校は、学校規模が1学年7学級(定員280人)で、普通科と複数の職業系専門学科を併設した高校として、氷見高校の校舎等を活用し、平成22年度に開設されます。
 新高校では、普通科に文理探求コース(仮称)を設けるなど、進学を目指す生徒の学習に力を入れるとともに、進路希望等に応じて他学科の科目も学習できる総合選択制や、全生徒が地域などについて共通に学ぶ科目を設定するなどの新たな仕組みが導入されます。
 新高校においては、一体感の醸成はもとより、氷見市唯一の高等学校として、教育内容を充実することが最も肝要であり、県に対しては、学習環境を整備し魅力あるものとなるよう、引き続き強く要望してまいります。
 生涯学習と文化の振興では、幅広い年代の方に気軽に生涯学習に取り組んでいただけるよう、公民館などにおいて多彩な学習機会の提供に努めてまいります。また、十二町潟でガマの除去作業や局地的な浚渫工事を試行し、オニバス発生地の植生回復の研究を進めるほか、仏生寺川においてイタセンパラの保護増殖の調査を実施いたします。
 スポーツ・レクリエーションの推進では、「スポーツプラザひみ」の運営を支援し市民スポーツの普及に努めるとともに、引き続き「第5回春の全国中学生ハンドボール選手権大会」を開催してまいります。
 また、平成22年度に富山県で開催される「第23回全国スポーツ・レクリエーション祭」において、本市は「フォークダンス大会」の会場となっております。このため、リハーサル大会を開催するなど、実行委員会や関係団体と連携しながら諸準備を進めてまいります。
 第3は、「元気とあたたかさに満ちた地域づくり」であります。
 まず、子育て総合支援対策の推進について申し上げます。
 本市における少子化対策及び子育て支援施策を総合的かつ効果的に推進するため、新たに「少子化対策推進本部」を設置するとともに、平成22年度から5箇年間の「氷見市次世代育成支援後期行動計画」を策定いたします。
 また、子どもをすこやかに生み育てることができるよう、妊婦健診について公費での受診回数を増加するほか、子育て教室や子育て相談の充実などにも取り組んでまいります。
 さらには、乳幼児期からのよりよい生活習慣の確立に努めるとともに、「とやまっ子さんさん広場」の実施地区の拡大を図るなど、地域の力を活かした児童の育成を支援してまいります。
 保育所の統廃合・民営化については、柳田保育園において、4月から社会福祉法人西光苑による円滑な運営が図られるよう職員を派遣してまいります。
 また、上庄保育園につきましては、先月、引き受け法人を募集したところ、3法人から応募がありましたので、今月中に選考委員会において選定していただくなど、民営化に向けた諸準備に取り組んでまいります。
 次に、すべての世代がともに支えあうまちづくりの推進について申し上げます。
 平成21年度から始まる「第4期介護保険事業計画」に基づいて、高齢者の方がいきいきと安心して暮らしていくことができるよう、介護事業の円滑な運営に努めるとともに、地域包括支援センターを中心として「めざせきときと85歳」を目標に、介護予防事業を積極的に展開してまいります。
 なお、介護保険料につきましては、介護従事者の処遇改善による介護報酬が改定されることや、今後、介護認定者数の増が見込まれることなどのため、平成21年度に保険料の引き上げをいたしたく、今議会に条例案を提出しております。議員の皆様、市民の皆様の御理解をお願いいたします。
 障害のある方の相談支援については、市内において身体・知的・精神の3障害に係る専門的な相談活動ができるよう、県の相談支援事業者の指定を受けている施設での相談体制の充実を図ってまいります。
 また、一般企業での就労が難しい精神障害者の自立支援については、「安靖氷見共同作業所」が行う、これまでに増して幅広い技能訓練や長期間にわたる就労の機会を提供する事業に対して助成の強化を図ってまいります。
 次に、新病院の建設と市民病院の医療体制の充実について申し上げます。
 鞍川地内での新病院建設につきましては、このたび地権者全員の御了解をいただくことができ、これを受けて農振地区除外等の手続きを進めているところであります。ここに、御協力いただきました地権者の皆様、関係地区の皆様に厚く御礼を申し上げます。
 新年度は、本体建設工事の設計とともに敷地の造成工事に着手するなど、約4億円の事業費を計上いたしております。また、本体工事もできるだけ早く着手ができるよう努めてまいります。
 当面の課題であります医師確保については、金沢医科大学の御配慮によって、緊急に充足する必要のあった脳神経外科の常勤医師が2月と3月にそれぞれ1名ずつ着任され、3名体制に強化されました。また、他の診療部門についても、4月以降の配置に向けて、大学において努力いただいているところであります。
 第4は、「活力みなぎる産業づくり」であります。
 まず、雇用対策の推進について申し上げます。
 今年の1月に市内の産業の現況を把握するための緊急の調査を行ったところ、前年同期と比較して「売り上げや受注が減少した」と回答した事業所が半数以上を占めたほか、今後の経営への対応策として、「操業日の調整」や「雇用調整」を考えている事業所が約4割にも上ったことから、引き続き企業の動向に関心を持ち対応してまいりたいと考えております。
 なお、本市の雇用対策としては、2月から3月にかけての2ヶ月間を雇用期間とする臨時職員を8名雇用したところであります。
 新年度は、国において創設された「ふるさと雇用再生特別交付金」と「緊急雇用創出事業」の約4,200万円を活用して、二十数名の新規雇用を計画しております。これらの雇用対策は平成23年度まで行うこととしており、全体で約80名の雇用の創出を予定しております。
 次に、地域の個性を活かした交流環境づくりと観光の振興について申し上げます。
 昨年の東海北陸自動車道の全線開通以降、本市を訪れる観光客が増加しておりますが、その効果を定着させるため、引き続き、「ゆったりまちなか巡り事業」や民宿施設の個室化などの改修助成を実施するとともに、観光客の様々な相談などに応じる観光案内の専門員「観光コンシェルジェ」を観光協会内に新たに配置するなど、観光客の受入態勢の整備・充実に努めます。
 また、富山県と協力して中京圏や関西圏の駅で大規模な広告の展示などを行う「とやま観光PRコラボレーション事業」へ参画するとともに、浅野総一郎翁ゆかりの神奈川県内でも積極的なPR活動を展開するなど、引き続き県外からの誘客にも努めてまいります。
 さらに、新たな試みとして、事業者や生産団体などの協力を得て、インターネット上に氷見市のアンテナショップ「氷見物産館」を開設し、氷見ならではの魅力ある物産のPRとビジネスチャンスの拡大に努めてまいります。
 次に、豊かな地域資源を活かした農林水産業の振興について申し上げます。
 新年度は、新たに大浦地区において実施する大区画ほ場整備事業や集落営農組織の拡大、農作業の機械化などに助成してまいります。
 また、白ネギ、ハトムギ、果樹などの生産基盤の整備のほか、特定法人の農業参入に対しても支援を行ってまいります。
 さらに、「田園漁村空間整備事業」で整備した施設を活かした地域づくりの計画策定や、農業体験を通した都市住民との交流活動に対しても支援いたします。
 林業の振興では、「グリーンジョブ氷見」事業により林業の担い手の確保を図るとともに、林道の整備を通して地域の林業活動を支援します。
 水産業の振興では、薮田漁港及び女良漁港の施設整備を行うとともに、大境地区で緑地などの環境整備を推進いたします。
 また、氷見漁協と協力して稚魚等の放流事業を行い、水産資源の確保を図るほか、「干物づくり体験教室」や「お魚捌き方教室」などの開催を通して、子ども達への魚食の普及に努めます。
 第5は、「安全でやすらぎのある生活環境づくり」であります。
 まず、快適な生活環境づくりの推進について申し上げます。
 上田子地内において、積雪による交通障害を解消するため、消雪施設の整備に着手いたします。
 浸水対策としては、出水期の慢性的な被害の防止のため、柳田地区で園川の護岸整備を引き続き行います。
 また、災害を未然に防止するため、「古戸川改修事業」「急傾斜地崩壊防止対策事業」「県単治山事業」などを実施してまいります。
 さらに、防災力の強化を図るため、消防車両や防火水槽等の計画的整備を進めるとともに、消防団協力事業所表示制度を活用して、消防団員が活動しやすい環境づくりなどに努めます。
 「水道事業」では、安定的で安全な水道水を供給するため、上中地区の簡易水道を上水道に接続する「簡易水道統合整備事業」に着手いたします。
 次に、環境への負荷が少ない循環型社会構築の推進について申し上げます。
 ごみの分別収集の徹底、生ごみ堆肥化容器や電気式生ごみ処理機購入の助成などを通して資源のリサイクル、ごみの減量化を推進します。
 下水道の普及では、宮田・上田子地区での管渠の整備や処理場の機能高度化事業を推進するほか、「氷見市下水道事業基本計画」の見直しを行います。
 第6は、「便利で住みよい都市基盤づくり」であります。
 能越自動車道氷見インターから氷見北インター(仮称)までの区間については、今年度末の供用予定から3〜5ヶ月の遅れが見込まれておりますが、一日も早い開通を要望してまいります。
 氷見北インター(仮称)から灘浦インター(仮称)までの区間については、市内最長となる第10トンネルの掘削工事が、また灘浦インター(仮称)から県境までの6km区間では引き続き用地買収が進められます。
 また、能越自動車道への最重要アクセス道路である「国道415号」谷屋・大野区間の道路改築事業については、今年度、県において用地買収、物件補償等が予定されており、引き続き事業促進に積極的に協力してまいります。
 幹線市道については、「堀田海老坂線」「稲積一刎線」、都市計画街路「氷見伏木線」などの整備を推進するほか、新たに「ふれあいスポーツセンター」への災害時の避難路として重要な役割を果たす「(仮称)市道朝日山2号線」の整備に着手するなど、市民生活の利便性の向上に努めてまいります。
 なお、市道「指崎稲積線」の整備につきましては、平成21年度の完了を目指してまいります。
 心やすらぐ公園・緑地の整備として、市民の憩いや自然とのふれあいの広場である「朝日山公園」の整備を図ってまいります。
 また、氷見運動公園パークゴルフ場が本年4月にオープンいたします。愛好者や関係団体の協力をいただきながら施設を管理運営し、併せて利用促進を図ってまいります。
 このほか、「地籍調査事業」を朝日丘、伊勢大町1丁目、伊勢大町2丁目、北大町、小竹地区等で実施いたします。
 第7は、「新たな時代を創る行政システムの確立」であります。
 市民が主役のまちづくりを推進するため、「クリエイト・マイタウン事業」などにより個性豊かな魅力ある地域づくりに支援するほか、より開かれた市政を推進するため、「地域で語る市民の広場」、「市政の出前講座」を開催してまいります。
 また、行財政改革についてでありますが、地方交付税の大幅な削減や市民病院の公設民営化の実施などにより、市を取り巻く財政環境が大きく変わってきております。
 特に、これからの数年間は新病院建設や学校改築などの大型事業を予定しており、このためにも、財政運営の指針となる平成22年度以降の行財政計画をたてる必要があると考えております。
 なお、計画については、国の税財政政策の動きなどを踏まえつつ、議会や行政改革推進市民懇話会にもお諮りして策定を進めてまいります。
 これからは、自治体の経営は一段と難しくなってまいります。職員においては、変革の時代の中で、市民としっかり向き合いながら、政策課題に対し最善の結果を導き出す努力が求められており、本市でも様々な研修を通して職員一人ひとりの能力を高めてまいります。
 また、新たに本市と横浜市との間で相互に職員の派遣交流を行います。
 いずれにいたしましても、簡素で効率的な行政体の構築を目指して取り組みを続けてまいります。
 次に、平成20年度補正予算案の概要について申し上げます。
 今回の補正予算案では、国の第2次補正に係る事業費を計上しており、その内容としては、市単道路改良事業費、河川水路整備事業費、企業立地助成金などで3億8,015万円の増額となっております。
 そのほかは、事業費の精算等による減額が主なものでありまして、その結果、一般会計では1億4,019万円の減額補正をいたしております。
 その他の会計では、国民健康保険特別会計において療養給付費を減額するなど、7会計の補正予算を提案いたしております。
 最後に、予算以外の議案について申し上げます。
 条例関係では、「氷見市介護従事者処遇改善臨時特例基金条例」の制定、「氷見市職員定数条例の一部改正について」など8件の改正、そして条例以外の議案では、「辺地に係る総合整備計画の変更について」を提案し、また報告に関する案件では、「地方自治法第179条による専決処分について」など2件を報告するものであります。
 以上、提案いたしました諸案件の概要につきまして御説明申し上げましたが、何とぞ慎重審議の上、御可決をいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
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○議長(地家太一君) 以上をもって本日の日程は終了いたしました。
 お諮りいたします。明5日及び6日は議案調査のため休会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(地家太一君) 御異議なしと認めます。よって、5日及び6日は議案調査のため休会することに決しました。
 次会の日程を申し上げます。
 明5日及び6日は議案調査のため、7日及び8日は休日のため、いずれも本会議を休み、9日に本会議を再開して、市政一般に対する質問並びに上程全案件に対する質疑を行います。
 本日は、これをもって散会いたします。

 午前10時49分 散会