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富山県 氷見市

平成20年 3月定例会−03月05日-01号




平成20年 3月定例会

        平成20年3月 氷見市議会定例会会議録(第1号)
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              平成20年3月5日(水曜日)
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                議事日程 (第1号)
  第1 会議録署名議員の指名
  第2 会期の決定
  第3 議案第1号から議案第42号まで、平成20年度氷見市一般会計予算ほか41件及び報告第1号、報告第2号、地方自治法第179条による専決処分についてほか1件(提案理由の説明)
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                本日の会議に付した事件
日程第1 会議録署名議員の指名
日程第2 会期の決定
日程第3 議案第1号から議案第42号まで、平成20年度氷見市一般会計予算ほか41件及び報告第1号、報告第2号、地方自治法第179条による専決処分についてほか1件(提案理由の説明)
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出席議員及び欠席議員の氏名
  出席議員(17人)
    1番  坂 田 恒 男 君      2番  大 門 茂 男 君
    3番  谷 口 貞 夫 君      4番  酒 井 康 也 君
    5番  古 門 澄 正 君      6番  村 田 正 示 君
    7番  澤 田   勇 君      8番  嶋 田   茂 君
    9番  島   久 雄 君     10番  久 保 健 三 君
   11番  椿 原 俊 夫 君     12番  地 家 太 一 君
   14番  堀 江 修 治 君     15番  松 波 久 晃 君
   16番  中 村 治 平 君     17番  山 本   秀 君
   18番  森 越 林太郎 君
  欠席議員(1人)
   13番  松 木 俊 一 君
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職務のため議場に出席した事務局職員
  事務局長  金 田 榮 一      次長    野     満
  主幹    山 岸 卓 郎      副主幹   野 村 佳 作
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説明のため議場に出席した者の職・氏名
  市長    堂 故   茂 君    副市長   中 田 清 信 君
  理事会計管理者            企画広報室長永 田 徳 一 君
        前 辻 秋 男 君
  総務部長  船 場 健 治 君    市民部長  尾 崎 俊 英 君
  建設部長  瀬 戸 三 男 君    産業部長  荒 屋 俊 春 君
  防災・危機管理監           財務課長  金 谷 正 和 君
        澤 田 邦 夫 君
  会計課長  縁 山 知 彦 君
   市民病院
  事務局長  丸 山 隆 司 君
   教育委員会
  委員長   橋 本 昭 雄 君    教育長   中 尾 俊 雄 君
  教育次長  坂 本 男 蔵 君
   監査委員
  代表監査委員指 崎 伊久雄 君    事務局長  山 岸 啓 次 君
   消防機関
  消防長   干 越 正 則 君
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 午前10時01分 開会

△開会の宣告
○議長(椿原俊夫君) これより、平成20年3月氷見市議会定例会を開会いたします。
 直ちに本日の会議を開きます。
 出席議員は17名で定足数に達しております。
 また、今期定例会における説明員の出席要求に対し、堂故市長、中田副市長、橋本教育委員会委員長、中尾教育長、指崎監査委員及び理事並びに関係部、室、課、局長、管理監の出席があります。
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○議長(椿原俊夫君) これより本日の日程に入ります。
 議事日程は、お手元に配付の日程表のとおりであります。
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△会議録署名議員の指名
○議長(椿原俊夫君) 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、氷見市議会会議規則第81条の規定により、議長において、3番 谷口貞夫君、12番 地家太一君及び17番 山本 秀君を指名いたします。
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△会期の決定
○議長(椿原俊夫君) 次に、日程第2 会期の決定を議題といたします。
 お諮りいたします。今期定例会の会期は、本日から3月18日までの14日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(椿原俊夫君) 御異議なしと認めます。よって、会期は14日間と決定いたしました。
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△議案第1号から議案第42号まで及び報告第1号、報告第2号
○議長(椿原俊夫君) 次に、日程第3 議案第1号から議案第42号まで、平成20年度氷見市一般会計予算ほか41件及び報告第1号、報告第2号、地方自治法第179条による専決処分についてほか1件を一括議題といたします。

△提案理由の説明
○議長(椿原俊夫君) 市長から提案理由の説明を求めます。
 堂故市長。
 〔市長 堂故 茂君 登壇〕
◎市長(堂故茂君) おはようございます。
 平成20年3月氷見市議会定例会の開催に当たり、提案いたしました平成20年度予算案及びその他の議案につきましてその概要を述べ、併せて市政運営について所信の一端を申し上げます。
 さて、懸案となっておりました市民病院の経営改革につきましては、この4月から公設民営化された「金沢医科大学 氷見市民病院」としてスタートいたします。改革について御理解、御協力をいただいてきました議員各位、市民の皆様に、まず心から感謝申し上げます。
 一方、これまで市の医療を支えていただいてきた医師をはじめ医療スタッフの皆様にお礼申し上げるとともに、医療のプロとして、市民医療を守るとして、金沢医科大学の職員募集に応募していただいた職員の皆様に心から感謝申し上げたいと思います。
 今後、経営の引継ぎに向け解決しなければならない課題は残っておりますが、市と指定管理者であります「学校法人 金沢医科大学」が力を合わせ、市民の期待に応える健康と医療を守るすばらしい病院となるように取り組んでまいりたいと思います。
 また、来る7月には東海北陸自動車道が全線開通し、氷見市と東海地域が直結するほか、能越自動車道「氷見北インターチェンジ(仮称)」の年度内開通を目指し、工事が進捗いたします。
 一方、市内の経済活動では、主要な工場の増設やシティホテルの進出なども計画されております。
 こうした流れを追い風として、平成20年度は、厳しい財政状況にあっても、市民の皆様や民間企業の力をいただきながら、まちづくりに取り組んでまいりたいと思います。いわば、守りから攻めへの気概を前面に出す年にいたしたいと考えております。
 それでは、平成20年度予算編成の基本方針について申し上げます。
 国の予算は、歳出改革を軌道に乗せるため、予算の重点化・効率化を目指し、歳出全般にわたって最大限の削減を行う一方、疲弊している地方の経済や地域間格差の問題に目配りするとともに、地方の安定的な財政運営に必要な地方税や地方交付税等の一般財源確保について一定の配慮をするなどに努め、予算編成されております。
 一般会計の予算規模は83兆613億円で、前年度対比では0.2%の増となっております。このうち政策的経費であります一般歳出は47兆2,845億円となっております。
 内容といたしましては、前年度に比べ公共事業費を3.1%削減する一方で、少子高齢化で社会保障費などが増加しており、結果として前年度に比べ0.7%の増となっております。
 また、地方自治体の財政指針となります国の「地方財政計画」は、交付税の算定において、地方が自主的・主体的に取り組む地域活性化策に必要な事業費として、新たに「地方再生対策費」を創設する一方で、前年度に引き続き、給与関係経費や地方単独事業費などの抑制を図っております。
 「地方財政計画」の規模は83兆4,014億円でありまして、前年度に比べ0.3%の増で、このうち一般歳出は前年度とほぼ同額となっております。
 こうした中で、氷見市においては、歳入面では、市税は個人市民税や法人市民税の増収などにより前年度に比べ1.5%の増を見込んでおりますが、一方で、臨時財政対策債を含む実質の地方交付税は前年度対比で2.9%も減少することなどから、全体としては歳入が縮小すると見込んでおります。
 一方、歳出面では、過去の借入金の償還がピークを迎える上、福祉費などの義務的経費や特別会計への繰出金などを中心に歳出が増加することから、収支の総額はトータルとして財源不足となっております。
 このような財政環境ではありますが、予算の編成に際しましては、公設民営化する市民病院の経営を円滑に軌道に乗せる施策を重点に据えるとともに、地域の元気づくりを育む施策も積極的に推進することを目指しました。
 また、「集中改革プラン」に掲げております行財政改革につきましても、着実に取り組むとともに、既存の施策や事務事業の厳正な見直しを行い、地域の活力の創出と財政健全化のバランスに配慮した予算編成といたしました。
 ところで、病院に起因する財政負担の問題は一応の道筋を付けることができましたが、これは市の財政基盤確立のための第一歩であり、市を取り巻く中長期の財政状況を考えると、これからも公債費、福祉費等の義務的経費の増が見込まれることに加え、病院のこれまでの累積不良債務の解消と病院建設を早期に軌道に乗せること、少子化などにより教育環境の整備が迫られている小中学校の統合整備問題、北大町埋立地の整備や広域圏ごみ焼却施設建設等々の諸課題が待ち受けており、これから更に一段と厳しい市政運営、財政運営にならざるを得ないと考えております。
 この難局を、議会、議員各位とともに、一つ一つ解決に向けて着実に取り組み、活路を切り開いていかなければならないと考えております。
 それでは、「平成20年度の氷見市の予算規模」について申し上げます。
 一般会計の予算規模は209億3,700万円、前年度対比では1.6%の増となりますが、この中には市債の借換分の3億1,630万円を含んでおり、実質的にはほぼ横ばいとなっております。
 歳入確保の面では、収支不足を補うため、「財政調整基金」7億円と「減債基金」2億5,000万円を取り崩し、予算に充当したほか、中心市街地の整備を進めております「まちづくり交付金事業」の実施に必要な財源として「ふるさとづくり基金」を取り崩すなどして、市民のニーズに積極的に応えたものといたしております。
 また、財政の健全化の面からは、市債の新規発行額を11億円以下とし、平成20年度末の臨時財政対策債を除く市債残高見込みを252億1,000万円、前年度対比7.1%の減とするなど、将来にわたる負担の抑制を図りました。
 そのほか、事業会計2会計で37億9,188万円、前年度対比58.0%の減となっておりますが、これは、病院事業会計において、指定管理者制度の導入により、人件費、材料費等の医業費用が大幅な減額となるためであります。
 特別会計6会計で141億8,944万円、前年度対比22.8%減といたしております。
 全会計合わせての総額では389億1,832万円となり、前年度に比べ18.9%の減といたしております。
 次に、国の「公的資金補償金免除繰上償還制度」による市債の借換えについて申し上げます。
 かねてから国に強く要望してきました財政融資資金等からの7%を超えるような高金利の市債を低利な資金に借り換える制度が、ようやく平成19年度から3年間の特例として国で創設されました。
 そして、昨年末に総務大臣及び財務大臣から制度の活用について承認され、現在、借換えに必要な許可申請を行っているところであります。
 平成19年度は、一般会計、水道事業会計、病院事業会計、下水道特別会計合わせて27億1,826万円の借換えを予定しており、これによりまして、平成20年度単年度で5,137万円の公債費の軽減を予算計上いたしております。
 今後3年間では総額47億2,893万円を借り換える予定であり、すべて借り換えますと、合計で7億7,945万円の公債費が軽減できるものと見込んでおります。
 お力添えをいただきました萩山先生をはじめ、関係機関の皆様に心よりお礼を申し上げる次第であります。
 続いて、第7次総合計画の主要な柱に沿って、新規事業や重点施策を中心に予算の内容を御説明申し上げます。
 第1は、氷見市の将来の夢と希望に向かって市民とともに目指す「新世紀の挑戦」であります。
 まず、「四季を彩る花とみどりの庭園都市づくり」について申し上げます。
 住む人にやすらぎがあり、市外から訪れる人に思いやりや快適な潤いが感じられるまちを市民の皆様とともに目指してまいります。
 市内の公共施設・道路等にふれあい花壇やフラワープランターを設置するほか、市民がまちの緑化活動を積極的、自立的に行うことができるよう緑化推進組織づくりに取り組んでまいります。
 「海浜植物園」につきましては、平成20年度をもって植物展示機能の縮小を図ってまいります。
 また、市が取り組む緑化施策と連携した市民緑化活動などの拠点施設として、花苗生産グループの活動支援をはじめとする、多くの市民や地域の方々が参加、利用できるよう事業展開を検討してまいりたいと考えております。
 次に、「6万人定住と200万人交流の都市づくり」について申し上げます。
 昨年開通いたしました能越自動車道「氷見高岡道路」に続き、東海北陸自動車道が近く全線開通することにより、これからの数年間は、氷見市にとりまして、人と産業の交流拡大を図る重要なチャンスの期間であると考えております。
 このチャンスを捉え、若者が集い、交流し、そして定住する魅力あるまちづくりを進めるため、企業誘致や観光振興などについて、産業界、商工団体と一体となって事業を展開してまいります。
 また、200万人交流の拠点となる北大町の埋立地の活用につきましては、民間活力を導入して、「食と健康」をテーマとした賑わいの創出を図り、氷見らしい魅力あふれる空間づくりの実現を目指してまいります。
 このため、来る4月には、プロポーザル方式による企画提案を全国の事業者に広く募集し、市では、構内道路や上下水道等のインフラ整備を進めてまいります。
 なお、事業提案の選定に当たりましては、これからのまちづくりの起爆剤となるような事業者を発掘するため、住民や経済団体、行政機関等の代表による選定委員会を設け、慎重に検討してまいりたいと考えております。
 更には、中心市街地の賑わいづくりのため、藤子キャラクターを活用した商店街づくりを支援していくとともに、空き店舗を活用した創業を促す助成やキャラクター商品の開発への支援を行い、元気で賑わいのあるまちづくりに努めてまいります。
 定住施策といたしましては、団塊の世代の大量退職などの時代が到来していることから、ふるさとへのUターン希望者や自然あふれる氷見の環境にあこがれる都市住民を対象に移住を促してまいります。
 このため、「空き家情報バンク」等を通じ、情報提供と受入体制を一層充実し、定住化に向けた活発な活動を展開してまいりたいと考えております。
 次に、「いきいき健康ふれあい都市づくり」について申し上げます。
 生涯にわたって健やかに暮らすことができるよう、「氷見市ヘルスプラン21」に基づいて、乳幼児から高齢者まで、それぞれのライフステージに応じた健康づくりを支援してまいります。
 特に、妊産婦健康診査を充実するほか、新たに幼児のむし歯予防のためフッ素洗口の実施、「メタボリック症候群」を中心とした生活習慣病やがんの予防にも努めてまいります。
 次に、「きときとの食文化の発信都市づくり」について申し上げます。
 食の都としての氷見の評価が高まってきている中で、「(食都)氷見キトキトまつり」や「(食都)四季を彩る氷見三昧」を引き続き実施いたします。
 また、食育を中心とした体験教室や講習会等や地元の食材を活用した伝承料理教室等を開催し、市民の食の安全安心への意識高揚を図るとともに、マスメディアを通じて市内外に食の魅力を発信していきたいと考えております。
 更に、平成19年度実施しております「氷見食都づくり検討委員会」からの提言を受けて、新年度は「きときと氷見食のまちづくり条例(仮称)」や「きときと氷見食のまちづくり計画(仮称)」の作成等に取り組んでまいりたいと思います。
 第2は、「かがやきつづける人づくり」であります。
 まず、明日を担う人づくりの推進について申し上げます。
 「氷見の教育基本方針」を基に、各学校において、子どもたちに生きる力を育むことを目標に、先生と地域と子どもたちが一体となり、地域に根ざした特色ある教育活動を行ってまいります。
 また、学習指導要領の見直しにより、平成23年度から小学校の高学年に英語教育が導入される予定になっていることから、新たに、県下ではじめて英語のライセンスを持つ講師を拠点校に配置し、各学校に巡回派遣しながら担任教諭の指導に当たるほか、教材開発や研修会を実施し、担任教諭の資質の向上を支援してまいりたいと思います。
 更に、これからの学童の減少や社会の変化に対応できる、ふさわしい教育環境を提供するため、平成19年度に実施しております「小中学校耐震化優先度調査」の結果を踏まえ、市民の意見や「氷見市小中学校統合審議会」の審議などを得て、慎重に小中学校の再編成を検討してまいります。
 旧加納小学校や旧一刎小学校につきましては、地域づくりの拠点施設として、多目的に利活用できるよう整備を進めます。
 生涯にわたり、市民一人ひとりが心身の健康を保持、増進していくため、総合型地域スポーツクラブ「ふれんず」及び「スポーツプラザひみ」に対し、市民スポーツの普及の担い手として支援するとともに、「春の全国中学生ハンドボール選手権大会」を開催いたします。
 また、「氷見市芸術文化団体協議会」の創立30周年記念公演の開催に支援するなど、市民の芸術文化活動の振興を図ってまいります。
 次に、高校再編について申し上げます。
 去る2月19日に開催されました「第3回県立学校教育振興計画推進会議」において、有磯高校と氷見高校が再編統合の検討対象校として決定し、県教育委員会へ報告がなされました。
 県の教育委員会では、先月28日に開催されました臨時教育委員会においてこの報告を了承し、今後は、統合校の学科や学級数などの具体的な検討を進めるとされているのであります。
 今回の再編統合の決定は、有磯・氷見両校がこれまで人材育成の拠点として氷見市の発展に大きく貢献してきたことを考えると残念ではありますが、少子化の中で生徒のより良い学習環境を整備するため、前向きに捉えてまいりたいと思っております。
 市では、県の推進会議に先立ち、先月14日に「氷見市高校教育振興懇話会」を開催したところ、再編統合はやむを得ないが、この機会に、より魅力ある学校となるような方策を検討するべきではないかとの意見もいただいているのであります。
 私は、今後の具体的な再編統合については、単に行政コストを抑える行政改革の視点ではなく、生徒や地域を重視して議論を進めてほしいと思っております。
 特に、氷見市が県境に位置しており、市外への通学が極めて困難であるという特殊事情に加え、有磯・氷見両校がこれまで地域に果たしてきた役割を考えると、学科については、普通科と、農業、漁業などの地域性を活かした職業系専門学科を存続するとともに、学級数についても現在の通学に支障が出ない程度の学級数を確保することが望ましいと思っております。
 今後の再編統合に関わる諸課題については、議会をはじめ、「氷見市高校教育振興懇話会」などと十分検討、協議しながら対応してまいりたいと考えております。
 第3は、「元気とあたたかさに満ちた地域づくり」であります。
 まず、子育て総合支援対策の推進について申し上げます。
 わが国では、死亡数が出生数を上回る人口減少社会が到来いたしております。こうした中、国では、昨年末に「子どもと家族を応援する日本」重点戦略がとりまとめられ、仕事と生活の調和の推進と、多様な働き方に対応した保育サービスの充実等子育てを支える社会的基盤の整備を進めることとされました。
 本市におきましても、「定住交流・少子化対策班」を設け、行政窓口を一元化し、施策の推進を図ってまいりたいと思います。
 また、施策の指針となっております「次世代育成支援行動計画」に基づいて、乳児保育、延長保育、病後児保育など、多様な保育サービスの提供や地域における子育て環境の整備に努めてまいりたいと思います。
 加えて、地域ぐるみの放課後児童対策を推進するため、「学童保育」や「とやまっ子さんさん広場」の拡充に引き続き努めてまいります。
 来月から民営化いたします「布勢・仏生寺統合園」の「みどり保育園」につきましては、円滑な運営が図られるよう、職員の派遣を行うとともに、布勢保育園の園舎につきましては「布勢地区社会福祉協議会」の活動拠点として活用してまいります。
 また、民営化対象園としておりました「上庄保育園」につきましては、このほど、地域・保護者の皆様の御理解をいただきますとともに、早期実現を願う要望がありましたことから、民間による建設と運営に向けた準備を進めてまいりたいと思います。
 なお、県の医療費助成制度の見直しを受け、平成20年10月から、妊産婦や乳幼児、ひとり親や心身障害者など、現行7制度のすべてについて県に準じた所得制限を設け、制度の維持に努めてまいりたいと思います。
 次に、すべての世代がともに支えあうまちづくりの推進について申し上げます。
 高齢者や障害のある方が、住み慣れた地域で生きがいを持って自立した生活を送ることができるよう、地域総合福祉活動「ケアネット21」事業を推進いたします。
 また、「こもれびの里」や「安靖氷見共同作業所」などの地域活動支援センターへの支援や公共施設のバリアフリー化を行うとともに、障害のある方の自立支援に向けた取り組みや相談体制の充実、社会参加の促進に努めてまいります。
 更に、高齢者の方が住み慣れた地域で安心して暮らすことができるようにするため、平成21年度から始まる「第4期介護保険事業計画」の策定に取り組むとともに、「地域包括支援センター」を中心として、「目指せ・きときと85歳」を目標に、介護予防事業などを積極的に展開し、高齢者の生活支援をしてまいりたいと思います。
 なお、来月から、県内全市町村で構成する「富山県後期高齢者医療広域連合」が運営する75歳以上の方々を対象とする新たな医療制度がスタートいたします。
 市といたしましても、保険料の徴収などの事務を担うことから、制度が円滑に運用されるよう努めてまいります。
 次に、市民病院の医療体制の充実と経営健全化について申し上げます。
 全国の公立病院の多くで医師、看護師の不足や収支の悪化が進む大変厳しい中で、市民の医療を支えるため、市民病院は、この4月から「学校法人 金沢医科大学」の経営の下、新たなスタートをすることとなりました。
 指定管理者となる金沢医科大学には、中核病院として必要な医師の確保に御尽力をいただき、小田島理事長からは、常勤医師数を現在よりも4人多い36人以上とすることに責任を持った発言もいただいているところであります。
 また、病院長には、大腸がん手術の第一人者として、消化器外科の名医である現金沢医科大学病院長の高島茂樹教授を内定されるなど、将来にわたり市民の医療を守っていく姿が示されました。
 具体的には、現行の20診療科を継承し、現在不足している泌尿器科や耳鼻いんこう科、脳神経外科などで常勤医師を配置し、氷見の特色である高齢者の医療ニーズに配慮し、新たに総合診療科や高齢医学科の専門医が配置されるなど、診療体制の充実が図られることとなっております。
 また、24時間365日の救急医療の受入れや、へき地巡回診療の継続が行われるとともに、平日勤務の市民のニーズに応えるため、新たに土曜日の外来診療を行うなど、これまでの基本的な市民の医療をしっかりと守っていただいた上に、これまで以上に医療機能の充実が図られることになります。
 更には、外科や内科といった診療科の枠を超え、各分野の専門医が協力して治療を行う集学的医療を行うため、「ハート(循環器)センター」、「がんセンター」、「生活習慣病センター」、「健康管理センター」を設けるなど、特色ある医療の提供を新病院の建設に向けて目指していくとされております。
 また、将来にわたり安定的な医師の確保を図っていくための富山大学・金沢大学との連携協力協議会についてでありますが、大学間の壁を越えた全国のモデルを発足し、氷見の地域医療を支えていただけるよう期待いたしており、市といたしましても協力してまいりたいと思います。
 市民に質の高い、安全な信頼される医療が安定して提供され、市民の期待に応えられるすばらしい病院でなければならないと思っております。
 市は、公設民営化の後も、病院の開設者として、市民の求める医療がしっかりと提供されるよう責任を持ってまいります。
 このため、病院運営に係る重要事項については、市長、病院の経営責任者、病院長等で構成する新たな管理運営委員会を設置し、協議してまいります。
 今後は、4月に向けて、市民の不安が無いように、市民の命を預かる病院業務の引継ぎが円滑に行われるよう、市と大学が一致協力して取り組んでまいります。
 また、新病院の建設につきましては、新年度に入ってから、金沢医科大学と一体となって検討を進めてまいりたいと考えております。
 議員各位をはじめ、市民の皆様、そして職員の皆様の一層の御理解と御協力をいただきますようお願い申し上げます。
 第4は、「活力みなぎる産業づくり」であります。
 まず、新たな雇用を生み出す支援対策の推進について申し上げます。
 東海北陸自動車道が全線開通することから、県をはじめとする関係機関と連携し、中京圏を中心とした企業情報の収集等を図りながら優良企業の誘致に努めるとともに、地場の農林水産物などの販路拡大や既存企業のビジネスチャンスの拡大などに努めてまいります。
 また、各種助成制度の活用による企業進出や設備投資の促進を図り、雇用機会の創出に努めるとともに、誘致企業が決定した際、その操業計画に合わせた用地確保等に取り掛かることができる諸調査などを進めてまいりたいと考えております。
 次に、地域の個性を活かした交流環境づくりと観光の振興について申し上げます。
 豊かな自然景観、きときとの食文化、各地に湧き出る温泉、伝統ある芸能・文化、特色ある生活習慣などの観光資源を活かし、県内外から多くの方々に訪れていただける地域となるよう、関係団体とともに各種事業の展開に努めてまいります。
 また、近年、団体から個人へと旅行需要がシフトしていることから、個人客や小規模グループのニーズに応えた個室化などの増改築を行う宿泊施設への助成制度を新たに設けるとともに、引き続き、「九殿浜園地」と、そのアクセス道路の整備や市街地に点在する神社、仏閣や観光地を散策してもらう「ゆったりまちなか巡り事業」等を実施してまいります。
 次に、豊かな地域資源を活かした農林水産業の振興について申し上げます。
 中国から輸入した食料品に農薬が混入していた事件を契機に、日本の食の安全が改めて強く問われており、日本の農業・水産業を守り、食料の自給率を確保することが極めて重要なこととなっております。このため、氷見でも、特色を活かした農業施策を農家や関係団体と力を合わせ展開していく必要があります。
 地域から消費者に向けて、安全で安心な米づくりを目指すとともに、集落営農組織の拡大や直播機の導入に支援するほか、氷見牛の肥育施設の整備に支援するなど、「地消地産」運動などを積極的に展開してまいります。
 また、「中山間地域等直接支払事業」や「農地と水環境保全向上対策事業」により、農地の耕作放棄地の防止や環境の保全に努めてまいります。
 水産業の振興では、薮田漁港、女良漁港などの漁港施設の改修整備や漁業集落の環境整備などを進めるとともに、新たに水産物の体験教室や講習会を開催し、水産加工業の活性化を推進してまいります。
 林業の振興では、「水と緑の森づくり事業交付金」による森づくりを推進し、森林の持つ公益的機能の向上を図ります。
 なお、林道「惣領鞍骨矢田部線」の整備につきましては、平成20年度での完了を目指してまいります。
 第5は、「安全でやすらぎのある生活環境づくり」であります。
 まず、快適な生活環境づくりの推進について申し上げます。
 出水期に慢性的な浸水被害を受けている市南部地区の被害防止のため、園川の護岸工事等を行います。
 また、災害を未然に防止するため、新たに古戸川や飯久保川の改修を行うほか、「急傾斜地崩壊防止対策事業」、「県単治山事業」などを実施してまいります。
 更に、市民の生命、身体及び財産を火災等から守るため、消防自動車の更新や地区防災センター、防火水槽等の計画的整備を進め、消防力の充実を図ってまいります。
 水道事業では、今般、県との水道用水受給協定の改定によりまして、供給される水道水の単価が1立方メートル当たり10円、水量が4%引き下げられる見通しになりました。
 これによりまして、市が支出する受水費が少なくなりますが、一方で、国からの高料金対策補助金の削減が見込まれること、これまでの約1億8,000万円の累積欠損金の解消を今後計画的に図らなければならないなどの厳しい状況があります。
 しかしながら、水道利用者の皆様に少しでも還元したいと考え、水道料金を1立方メートル当たり5円引き下げることとし、今定例会に条例の改正案を提案いたしております。
 また、安全で安定的な給水の確保を図るため、少子高齢化が進む中、今後の経営基盤の強化、老朽管更新計画などを盛り込んだ「氷見市水道ビジョン」を策定いたします。
 下水道事業では、汚水処理を安定的かつ効率的に行うため、「第2次機能高度化事業」に取り組み、平成20年度・21年度の2箇年計画により、汚泥処理機械設備等の更新を行います。
 次に、環境への負荷が少ない循環型社会構築の推進について申し上げます。
 「氷見市一般廃棄物処理基本計画」の見直しを行い、市民のごみ減量化、資源化を推進してまいります。
 また、来月から、市内の主要スーパーマーケットにおいて、レジ袋の無料配布の取り止め、いわゆるレジ袋の有料化が実施されます。
 この取り組みは、環境にやさしい生活スタイルを進めるための足がかりとして意義のある運動でもあり、市といたしましても、婦人会などと協力して「マイバッグ」の普及啓発に努めてまいります。
 また、水洗化を促進するため、「浄化槽推進モデル地区」を拡大して、合併浄化槽の整備促進を図るほか、宮田、上田子地区等の下水道の整備と加入の促進に努めてまいります。
 上田子地内で建設を予定しております「高岡地区広域圏ごみ処理施設整備事業」の進捗状況につきましては、現在、環境アセスメント準備書の作成を進めているところであります。
 この準備書が作成され次第、高岡地区広域圏事務組合等で、公告・縦覧などの諸手続きを平成20年度中に終える予定で進めることにいたしております。
 第6は、「便利で住みよい都市基盤づくり」であります。
 まず、暮らしを支える生活道路網の整備について申し上げます。
 能越自動車道「七尾氷見道路」について、石川県境までの事業促進に努めるほか、市としては、「氷見北インターチェンジ(仮称)」の連結路の整備を図ってまいります。
 また、「国道415号」谷屋・大野区間整備の事業促進についても、積極的に協力してまいります。
 更に、市道「堀田海老坂線」、「稲積一刎線」、「指崎稲積線」、都市計画街路「氷見伏木線」などの幹線市道の整備のほか、新たに市道「下田子海老坂線」において消雪施設の整備に着手するなど、市民生活の利便性の向上に努めてまいります。
 なお、市道「鞍川往易線」及び「沖布1号線」の整備につきましては、平成20年度での完了を目指してまいります。
 心やすらぐ公園・緑地の整備として、市民の憩いや自然とのふれあいの広場である「朝日山公園」の整備や「氷見運動公園」の整備を図ってまいります。このほか、「地籍調査事業」を小竹、伊勢大町などの地区で実施いたします。
 第7は、「新たな時代を創る行政システム」の確立であります。
 市民が主役のまちづくりを推進するため、「地域で語る市民の広場」や市民参加の審議会などを開催するとともに、地域が自ら行う個性豊かな魅力あるふるさとづくりに対して「クリエイト・マイタウン事業」で支援してまいります。
 また、軽自動車税をコンビニエンスストアで納税できるよう諸準備を進め、市民の利便性の向上に努めるとともに、国で検討されております「ふるさと納税制度」を活用して、氷見市出身者等から広く寄附金を募りたいと考えており、制度が明らかになり次第、しっかりと対応してまいりたいと思います。
 なお、平成19年度から21年度までを計画期間とする「集中改革プラン」につきましては、平成19年度の普通交付税の決定額が計画額を大きく下回ったこと、更には市民病院の公設民営化を実施することなどから財政収支の状況が大きく変わってきており、平成19年度の決算の見通しがつき次第、計画の見直しを行いたいと考えております。
 次に、平成19年度補正予算案の概要について申し上げます。
 今回の補正予算案は、事業費の精算が主なものでありまして、一般会計では1億5,499万円の減額補正をいたしております。
 その他の会計では、水道事業会計、病院事業会計、下水道特別会計において、国の「公的資金補償金免除繰上償還制度」による市債の借換分を計上するなど、6会計の補正予算を提案いたしております。
 最後に、予算以外の議案について申し上げます。
 条例関係では、「氷見市職員の自己啓発等休業に関する条例」など4件の制定、「氷見市有線テレビジョン放送条例の一部改正について」など18件の改正、「氷見市民病院附属准看護学院条例等」など2件の廃止、そして条例以外の議案では「辺地に係る総合整備計画の変更について」など2件を提案し、また報告に関する案件では、除雪対策経費の追加に伴う補正予算に係るものなど、専決処分4件を報告するものであります。
 以上、提案いたしました諸案件の概要につきまして御説明申し上げましたが、何とぞ慎重審議の上、御可決をいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
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○議長(椿原俊夫君) 以上をもって本日の日程は終了いたしました。
 お諮りいたします。明6日及び7日は議案調査のため休会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(椿原俊夫君) 御異議なしと認めます。よって、6日及び7日は議案調査のため休会することに決しました。
 次会の日程を申し上げます。
 明6日及び7日は議案調査のため、8日及び9日は休日のため、いずれも本会議を休み、3月10日に本会議を再開して、市政一般に対する質問並びに上程全案件に対する質疑を行います。
 本日は、これをもって散会いたします。

 午前10時54分 散会