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富山県 氷見市

平成18年 9月定例会−09月26日-04号




平成18年 9月定例会

        平成18年 9月 氷見市議会定例会会議録(第4号)
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              平成18年9月26日(火曜日)
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                議事日程 (第4号)
  第1 議案第49号から議案第65号まで、平成18年度氷見市一般会計補正予算(第2号)ほか16件及び報告第14号 地方自治法第179条による専決処分について並びに認定第1号から認定第3号まで、平成17年度氷見市一般会計、特別会計歳入歳出決算の認定についてほか2件について
     (委員長報告、討論、採決)
  第2 議案第66号 氷見市病院事業の設置等に関する条例の一部改正について
     (提案理由の説明、即決)
  第3 行政改革特別委員会の報告の件
  第4 病院改革特別委員会の報告の件
  第5 議員提出議案第3号 氷見市議会委員会条例の一部改正について
     (提案理由の説明、即決)
  第6 議員派遣の件
  第7 議会運営委員会、各常任委員会の閉会中の継続審査の件
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                本日の会議に付した事件
日程第1 議案第49号から議案第65号まで、平成18年度氷見市一般会計補正予算(第2号)ほか16件及び報告第14号 地方自治法第179条による専決処分について並びに認定第1号から認定第3号まで、平成17年度氷見市一般会計、特別会計歳入歳出決算の認定についてほか2件について
     (委員長報告、討論、採決)
日程第2 議案第66号 氷見市病院事業の設置等に関する条例の一部改正について
     (提案理由の説明、即決)
日程第3 行政改革特別委員会の報告の件
日程第4 病院改革特別委員会の報告の件
日程第5 議員提出議案第3号 氷見市議会委員会条例の一部改正について
     (提案理由の説明、即決)
日程第6 議員派遣の件
日程第7 議会運営委員会、各常任委員会の閉会中の継続審査の件
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出席議員及び欠席議員の氏名
  出席議員(22人)
    1番  荻 野 信 悟 君      2番  谷 口 貞 夫 君
    3番  酒 井 康 也 君      4番  古 門 澄 正 君
    5番  宮 本 義 政 君      6番  村 田 正 示 君
    7番  浅 地 芳 子 君      8番  澤 田   勇 君
    9番  嶋 田   茂 君     10番  島   久 雄 君
   11番  久 保 健 三 君     12番  椿 原 俊 夫 君
   13番  地 家 太 一 君     14番  松 木 俊 一 君
   15番  堀 江 修 治 君     16番  布 子 誠 剛 君
   17番  松 波 久 晃 君     18番  中 村 治 平 君
   19番  大 西 武 彦 君     20番  山 本   秀 君
   21番  森 越 林太郎 君     22番  森   文 雄 君
  欠席議員(0人)
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職務のため議場に出席した事務局職員
  事務局長  金 田 榮 一      次長    野     満
  副主幹   明 圓 俊 彰      主査    野 村 佳 作
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説明のため議場に出席した者の職・氏名
  市長    堂 故   茂 君    助役    中 田 清 信 君
  理事    前 辻 秋 男 君    企画広報室長船 場 健 治 君
  総務部長  國 本 嘉 隆 君    市民部長  尾 崎 俊 英 君
  建設部長  瀬 戸 三 男 君    産業部長  荒 屋 俊 春 君
  防災・危機管理監           財務課長  金 谷 正 和 君
        澤 田 邦 夫 君
  会計課長  七 瀬 良 和 君
   市民病院
  病院事業管理者            事務局長  丸 山 隆 司 君
        加 藤 弘 巳 君
   教育委員会
  委員長   冨 樫 通 子 君    教育長   中 尾 俊 雄 君
  教育次長  坂 本 男 蔵 君
   監査委員
  代表監査委員指 崎 伊久雄 君    事務局長  山 岸 啓 次 君
   消防機関
  消防長   脇   清 次 君
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 午後 2時11分 開議

○議長(堀江修治君) これより本日の会議を開きます。
 これより本日の日程に入ります。
 議事日程は、お手元に配付の日程表のとおりであります。
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△議案第49号から議案第65号まで及び報告第14号並びに認定第1号から認定第3号まで
○議長(堀江修治君) 日程第1 議案第49号から議案第65号まで、平成18年度氷見市一般会計補正予算(第2号)ほか16件及び報告第14号 地方自治法第179条による専決処分について並びに認定第1号から認定第3号まで、平成17年度氷見市一般会計、特別会計歳入歳出決算の認定についてほか2件を一括議題といたします。

△委員長の報告
○議長(堀江修治君) 各委員長より、委員会における審査の経過並びに結果の報告を求めます。
 産業建設常任委員長 島 久雄君。
 〔産業建設常任委員長 島 久雄君 登壇〕
◎産業建設常任委員長(島久雄君) 今期定例会において、産業建設常任委員会に付託されました諸案件につきまして、審査の結果を御報告申し上げます。
 本委員会は去る13日に開会し、付託されました諸案件につきましては、議案ごとに当局より詳細な説明を受け、慎重に審査を行ったのであります。
 審査の結果につきましては、いずれの案件も全会一致をもって原案のとおり可決または承認すべきものと決した次第であります。
 なお、審査の過程におきまして、各委員より発言のありました意見、要望につきましては、委員会の意向を十分踏まえ対処されるよう付言するものであります。
 次に、企業誘致について申し上げます。
 去る7月25日に、日本ゼオン株式会社の子会社であるオプテスの新工場の誘致が決定いたしました。本市の地場産業の振興と新たな雇用の場の創出にとりまして、大変大きなインパクトを与える近年にない明るいニュースでありました。
 日本ゼオン株式会社では、県内外の複数の候補地を検討され、氷見市上田子地内に決定されたわけであります。このことは、手厚い企業立地助成制度や高速道路のインターチェンジに近いというアクセスのよさに加え、堂故市長みずからがトップセールスマンとして、熱心な誘致活動に御尽力された結果と考えており、その努力に対し敬意をあらわすものであります。
 また、今年度末には、能越自動車道が氷見インターチェンジまで開通の運びとなりますが、企業誘致の条件もさらに整ってまいりましたので、引き続き、本市の産業振興に努められ、200万人交流のまち氷見の実現に向けて取り組まれるよう要望するものであります。
 以上、産業建設常任委員会の結果報告といたします。
○議長(堀江修治君) 民生病院常任委員長 嶋田 茂君。
 〔民生病院常任委員長 嶋田 茂君 登壇〕
◎民生病院常任委員長(嶋田茂君) 今期定例会におきまして、民生病院常任委員会に付託されました諸案件につきまして、その審査結果を御報告申し上げます。
 本委員会は去る14日に開催し、付託されました諸案件ついて、当局より詳細な説明を受け、慎重に審査を行ったのであります。
 審査を行った結果、議案第49号 平成18年度氷見市一般会計補正予算(第2号)、議案第55号 氷見市保育所条例の一部改正について、及び議案第64号 財産の無償譲渡についてには一部反対があり、採決の結果、賛成多数をもって原案を可決し、他の案件については全会一致をもって可決すべきものと決した次第であります。
 なお、審査の過程におきまして、各委員より発言のありました意見等につきましては、委員会の意向を十分踏まえ対処されるよう付言するものであります。
 次に、ごみの有料化について申し上げます。
 ごみの有料化は、排出量に応じた費用負担の公平化、ごみ処理に係る市財政の負担軽減、既存処理施設の延命化、さらには地球温暖化防止対策への貢献など、ごみの減量化に大きな効果が期待されております。
 一方、市民にとっては新たな負担が増えることになります。有料化を円滑に進めるため、実施までの間に納得と理解が得られるよう、あらゆる機会を利用して十分な説明を行っていくことを強く要望するものであります。
 次に、高岡市西田地内における大規模養鶏場の建設について申し上げます。
 当施設の建設についての状況は、刻一刻と変化し、最終段階に向けて着々と進捗しているようであります。また、建設当事者団体である高岡市、高岡市議会では、これまでさまざまな面で業者と折衝等、御努力されているところでもあります。
 こうした状況下において、今、氷見市としてとるべきは、衛生面での施設維持管理の徹底、また鳥インフルエンザが起きた際の危機管理に対する万全な対応を確立し、周辺住民の不安の解消を図ることが絶対の要件と考えます。
 我々議会はもとよりでありますが、市当局におかれましては、今後とも高岡市、高岡市議会に対しこうした働きかけを強力に行うとともに、さらに連絡を密にし、万全の協調体制をとることが必要であります。
 この上とも、周辺住民の気持ちを十分に酌み入れながら、遺憾なく対応されることを望むものであります。
 以上、民生病院常任委員会の結果報告といたします。
○議長(堀江修治君) 総務文教常任委員長 森 文雄君。
 〔総務文教常任委員長 森 文雄君 登壇〕
◎総務文教常任委員長(森文雄君) 今期定例会におきまして、総務文教常任委員会に付託されました諸案件につきまして、審査結果を御報告申し上げます。
 本委員会は9月15日に開催し、付託されました諸案件つきましては、議案ごとに当局より詳細な説明を受け、慎重に審査を行ってまいりました。
 審査の結果につきましては、いずれの案件も全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決した次第であります。
 なお、審査の過程におきまして、各委員より発言のありました意見等につきましては、委員会の意向を十分踏まえ対処されるよう付言いたすものであります。
 次に、委員会としての要望でありますが、北大町地先の埋立地について申し上げます。
 市長の提案理由にありますように、昨年の12月、まちづくり戦略会議より提言が出され、現在いろいろの検討を重ねておられますが、今定例会におきまして埋立地の土地の地番を北大町、間島へそれぞれ編入するということであります。
 これは本委員会としての提言でありますが、この埋立地の利用形態の具体化に合わせて、「食と健康」の基本テーマに合った夢のある新たな地名を考えてみてはいかがでしょうか。一つの提案として検討されるよう要望し、総務文教常任委員会の結果報告といたします。
 最後に、議長のお許しを得まして、私ごとでございますが一言御挨拶させていただきます。
 私、森文雄は、市議会議員の今任期を最後に議員生活にピリオドを打つことといたしました。
 思い起こせば、昭和41年に初当選いたしましたが、このときはちょうど庁舎の新築が成った時期であります。以来40年間、延べ86人の議員の方々と議席を同じくし、多くの先輩議員、同僚議員、また多くの市民の方々の励ましと御協力に支えられながら、今日まで市民の代表として市政の発展のため、不偏不党の信念で議員生活を送らせていただきました。
 今、この壇上に立ちながら、さまざまなことが走馬灯のように浮かんでまいります。
 国政では、均衡ある郷土発展のため、地方交付税の創設、池田内閣の所得倍増計画、70年代の2度にわたるオイルショック、また市政におきましては堀埜市長、茶谷市長、七尾市長、そして現職の堂故市長及び理事者各位と激論を闘わせてまいりました。まさに最もやりがいのある時代に議員としての活動ができたことに感謝し、これまで、市長をはじめ各位の温かい御指導、御鞭撻、さらに市民の皆様の心強い支援に対しまして、深く感謝し、心からお礼を申し上げる次第でございます。
 今後、氷見市にとっては市制施行以来、最も厳しい時期を迎えることになると思いますが、堂故市長をはじめ理事者各位、職員の御奮闘により必ずや乗り切っていただけると確信し、また氷見市の将来を託しながら、心置きなく引退する次第であります。
 最後に、氷見市のますますの御発展と堂故市長はじめ理事者各位、職員一同、さらには氷見市民の御健康、御多幸を祈念いたしまして、私の挨拶とさせていただきます。
 長い間、どうもありがとうございました。              (拍 手)
○議長(堀江修治君) 決算特別委員長 森越林太郎君。
 〔決算特別委員長 森越林太郎君 登壇〕
◎決算特別委員長(森越林太郎君) 今期定例会において、決算特別委員会に審査を付託されました認定第1号 平成17年度氷見市一般会計、特別会計歳入歳出決算、認定第2号 平成17年度氷見市水道事業会計決算、認定第3号 平成17年度氷見市病院事業会計決算の認定について、その経過及び結果について御報告申し上げます。
 本特別委員会は、去る12日の本会議において10名の委員を選任した後、正・副委員長の互選を行うとともに、審査日程及び審査の方法等について協議を行いました。その後、19日から22日までの4日間にわたり、各決算の内容について、現地調査を含め細密な審査を行ってまいりました。
 審査に当たりましては、まず当局より決算の概要について御説明をいただき、あわせて関係諸帳簿の提示を求め、主として予算の執行が議会の議決及び法令等に準拠し、公正かつ効率的、合理的に行われたかに主眼を置き、主要施策の成果報告書及び監査委員から提出されました決算審査意見書を参考にしながら、詳細に審査を行ったのであります。
 その結果、認定第1号 平成17年度氷見市一般会計、特別会計歳入歳出決算、認定第2号 平成17年度氷見市水道事業会計決算、及び認定第3号 平成17年度氷見市病院事業会計決算については、全会一致をもってそれぞれ認定すべきものと決した次第であります。
 次に、審査の過程で特筆すべき事項並びに本特別委員会の意見、要望等について申し上げます。
 まず、行財政健全化緊急プログラムについて申し上げます。
 プログラムの実施により、4年間の計画期間中に見込まれていた大幅な財源不足はおおむね解消が図られることとなりました。このことは、職員の理解と協力を得て実施されました人件費の抑制措置に加え、176項目にわたる取り組みが順調に進められているという結果でもあります。
 しかしながら、国の三位一体改革により、実質の地方交付税が減少し、一般会計の実質単年度収支は8年ぶりの赤字となりました。さらに財政調整基金の残高も大幅に減少するなど、本市の財政環境は、なお大変厳しい状況が続いております。
 財政基盤の脆弱な本市では、市税や地方交付税は貴重な一般財源でありますが、特に市税の収納率は依然として低い状況にあります。この市税については、今後、国からの税財源移譲により配分割合も大きく変化し、特にその収納率の確保は地方自治体にとって重要となります。そのため、徴収の手法を再検討するなど、さらなる向上に努められるとともに、前年度に比べて倍増となりました不納欠損処分につきましても、公平性の見地から、滞納整理の強化を要望するものであります。
 次に、ベンチャースペース氷見について申し上げます。
 この事業は、地場産業の活性化と新規起業家を育成するとの観点から、平成13年に工場棟が9棟、事務所棟が3棟オープンし、平成17年12月には、入居を希望する事業者からの問い合わせが多く、これらの希望にこたえるためとの理由から、工場棟3棟の増設が行われたところであります。
 しかしながら、いまだに入居されない状況が続いておりますので、本市の厳しい財政環境を認識され、投資に見合った効果が早急に達成されるとともに、これまでの創業支援のあり方についても再検討を行い、地場産業の育成と雇用の場の創出に全力を傾注されるよう要望するものであります。
 次に、下水道特別会計について申し上げます。
 下水道整備は、これまで地域の実情に応じて計画的に推進することとして、多額の建設費が投入され、平成17年度末における起債残高は167億円にも上っております。また、その元利償還金である公債費は、歳出全体の50%を超える状況にあり、行財政健全化緊急プログラムの取り組みの中でも検討課題とされてきたところであります。
 今後は、巨額の事業費を投じての事業遂行は、下水道会計は言うまでもなく、さらに一般会計をも圧迫させるものでありますので、下水道事業の整備手法を早急に検討されるとともに、民間の創意工夫による効率的な委託手法の導入をさらに進め、コスト縮減に努められるよう要望するものであります。
 次に、水道事業会計について申し上げます。
 県との受水協定の見直しに当たり、受水単価が前回に引き続き引き下げられました。関係各位の御尽力に対して敬意を表するものであります。
 水資源の大部分を市外に依存している本市では、受水費の軽減は水道事業会計における必要経費を軽減する上で重要なウエートを占めており、今後とも関係機関に強く働きかけていただくようお願いするものであります。
 さて、本市の水道事業は、経営健全化に向けて委託職員の配置、給与費の削減、委託業務の見直しのほか、未加入世帯の普及促進等々の取り組みが功を奏し、次第に赤字も減少してきております。しかしながら、水道料金は、県内の中でも最も高い料金となっておりますので、市民負担の軽減にも配慮されるなど、より一層の経営の合理化と効率化に努められるよう要望するものであります。
 次に、病院事業会計について申し上げます。
 これまで、国の医療費抑制政策による診療報酬のマイナス改定に加え、医師不足による診療科の休診、さらには外来患者、入院患者の減少傾向など、経営環境は極めて厳しい状況が続いております。
 こうした中、病院事業管理者を先頭に、病院職員が一丸となって患者サービスの向上と医業収益の確保に努めるなど、病院経営の健全化に向けて鋭意努力され、一般会計からの繰り入れもありますが、次第に不良債務の解消が図られてまいりました。
 しかしながら、今年度は医業収益の減少に加え、早期退職者が多くなったことにより退職手当特別負担金等の給与費が増えたことから、大幅に収支が悪化いたしました。このことから、経営健全化5カ年計画の最終年度でもある今年度の決算は残念ながら多額の不良債務を残す結果となりました。
 市民病院は、地域医療の充実と市民の生命や健康の保持を担う本市では唯一なくてはならない総合医療病院であります。また、本市の厳しい財政環境を乗り切るためには、自主・自立の病院経営は極めて必要な条件であり、喫緊の課題でもあります。
 このたび、病院職員の御英断により、地方公営企業法の給与規定を適用され、全国でもまれな期末手当の一部を経営状況に応じて支給するなど、経営健全化に向けた改革がスタートいたします。
 今後は、新病院建設など多くの課題がありますが、市民の声に耳を傾け最善を尽くしていただくとともに、引き続き、市民から信頼される病院を目指し、今年度から新しく取り組まれます市民病院改革プログラムを着実に推進されるよう、切に要望するものであります。
 以上、要望、意見等の大要を申し上げましたが、そのほか細部にわたる指摘事項につきましては、その都度、担当職員に善処方をお願いした次第であります。
 終わりに、市当局におかれましては、厳しい財政環境の中でありますが、議会の議決を重く受けとめていただき、適切で速やかな予算執行をお願い申し上げ、決算特別委員会の報告といたします。
○議長(堀江修治君) 以上で、各委員長の報告は終わりました。

△討論
○議長(堀江修治君) これより討論に入ります。
 討論の通告がありますので、順次発言を許します。
 3番 酒井康也君。
 〔3番 酒井康也君 登壇〕
◆3番(酒井康也君) 市政クラブの酒井です。
 私は、市政クラブを代表し、今議会に提案された保育所民営化に係る3議案、議案第49号 平成18年度氷見市一般会計補正予算(第2号)中の歳出第3款民生費第2項第3目保育所費について、議案第55号 氷見市保育所条例の一部改正について、及び議案第64号 財産の無償譲渡について、反対の立場から討論を行います。
 上記の3議案は、提案理由で明らかなとおり、南大町保育園を明年4月に民営化するための議案であります。
 私たち市政クラブは、あまりにも問題点の多い現行の保育所運営費制度を是正することなく民営化することに賛成することはできません。
 以下、その理由を説明し、皆さんの御理解と御賛同をお願いし、そして委託者である自治体がみずからの責任として早期の是正措置を講ずるよう強く求める立場から、討論を行います。
 まず、指摘したいのは、現状の民間保育所の雇用実態は多くの問題点を持っているということ、そしてその原因が、実態を無視した現行の保育所運営費制度にあるということであります。つまり、法律が定める60歳定年、そしてその保育所が定める就業規則での60歳定年も、とても守ることができないのが現実であります。そして、この問題点を生み出している責任は、国、県、そして公立保育所のみに不足分の超過負担を行い、委託先である民間社会福祉法人へ同様の負担を行ってこなかった市にもあります。
 私は、この問題点について、昨年の3月議会の代表質問でも指摘させていただきました。つまり、民間社会福祉法人が運営する保育所への現行運営費の人件費補助は、保育士1名当たり月額19万3,000円、主任保育士1名当たり月額22万7,970円であります。この本俸基準額では採用後数年間の雇用が限度であり、とても定年までの安定雇用を設計できる額ではありません。
 加えて民間への給与改善のための加算制度も、最高で全常勤職員の平均勤続年数10年を超える場合に基準額の12%加算で打ちどめとなっています。それ以上の長期雇用継続に要する必要支出増額は補助も加算もされない、これが現行の保育所運営費補助・加算金制度であります。
 平均勤続年数10年とは、例えば、ある民間保育所が開設時に20歳の新卒未経験者3名、5年経験の25歳3人、10年経験の30歳1人、15年経験の35歳1名の8人の雇用でスタートしたとします。この民間保育所は、開設後6年目で全職員の平均勤続年数が10年になります。そのとき、最もベテランの保育士は40歳であります。自主退職を求められるに至るのは時間の問題であります。ですから、法律で60歳定年が定められようが、就業規則に60歳と書いてあろうが、書いてあるだけになってしまいます。
 その原因は、国、県、市町村が必要額をそれぞれの割合で負担すべきなのに、その必要額を満たさない基準でその負担を行い、わずかの加算費でごまかしているからであります。したがって、民間保育所で法定定年制や就業規則も守られない実態を、国も県も市町村もまともにその是正指導ができるわけがありません。なぜならば、その実態を生み出しているのは現行の国、県、市町村の補助金制度でもあるからであります。
 こうした実態は、委託者である自治体としてこれ以上放置することなく、早期の是正が必要と考えます。
 まず、市として公立に準拠した補助を行い、県にその応分の負担を強く求めるべきです。
 先進自治体では、こうした運営費制度の問題点に対しさまざまな項目での補助を行い、公立とほぼ遜色のない水準を民間保育所に確保しているところもあります。こうした保育所運営費制度を是正する措置を講ずることなく、自治体がこれまで公立分に行ってきたみずからの超過負担を逃れるために公立保育所の民営化を行うことは、次代を担う子どもたちの保育を行う保育士という職業を、安心してその職業に専念できるライフワークから、実態として期限つき雇用と臨時、パートの職業に置きかえる雇用破壊でしかありません。
 私は、こうした視点から、今議会の冒頭提案された議案への質疑でも、今回の保育所民営化について、民営化後の委託料人件費総額で正規雇用職員が定年までその仕事に専念できる雇用体系が設計できるのかを担当部長に説明を求めました。しかし、その答弁は「法人内で継続可能な給与体系、人事制度を設計されていくもの」との内容で、残念ながら私の質問には何ら答えてはいただけませんでした。
 短大卒6年目の賃金水準を補助基準とする現行の運営費制度で、定年までの雇用を保障することなど、どのように考えても設計できないことは担当課や担当部が一番よく知っていることであります。そして、その結果生み出されている公立と民間との格差解消のための民間給与改善費制度も、上限12%打ちどめであります。これでは臨時・パート職員に依存した保育にならざるを得ません。また職員も、10年たったから、20年たったからと自主退職を求められ、最後に残った1名の園長代理さんも50歳前後での自主退職が慣例化するなどの実態を生み出しています。
 民営化の前に、委託者である市はこうした実態の是正計画を策定すべきであります。こうした実態の是正方針の明示もないまま、「民間が経営にすぐれている」などと称した順次民営化は許されるものではありません。
 現状での保育所民営化問題は、運営主体が公立か私立かの問題ではなく、法律を守れる適正なコストか、法律も守れない低コストかの委託業務のあり方についての選択であります。
 私たち市政クラブは、自治体が本来みずからが行うべき業務を、こうした実態を無視した公正な雇用も保障できない低コストで委託することに賛成はできません。むしろ法を守るべき自治体としてあってはならないことと考えます。問題の多い不安定な雇用実態を拡大・全体化することなく、議会として行政をチェックする使命を果たされるよう、そのことが求められていることをお訴えし、私の討論を終わります。
○議長(堀江修治君) 11番 久保健三君。
 〔11番 久保健三君 登壇〕
◆11番(久保健三君) 私は政友会を代表いたしまして、今期9月定例会に提案されております議案第49号 平成18年度氷見市一般会計補正予算(第2号)、議案第55号 氷見市保育所条例の一部改正について、議案第64号 財産の無償譲渡について、ほか全議案について賛成の立場で討論をいたします。
 そもそも保育所民営化の議論は、平成7年に行政改革推進市民委員会が公設民営化の検討を提言してからであります。氷見市議会においても、同年12月定例会の常任委員長報告で言及して以来、その早期実現を強く求めてきたところであります。
 平成11年の氷見市行政改革大綱の見直しでは、当面取り組むべき最優先課題の一つとして「限られた財源で市民の保育ニーズにこたえていくため、乳児保育、延長保育などの保育内容の充実に努めつつ、地域の理解と協力のもと、小規模保育所の統合、公設民営化に努める」と改められたものの、これが現実味を帯びたのは平成15年2月の氷見市保育行政検討委員会の提言以後であり、平成17年3月策定された氷見市次世代育成支援行動計画における「公立保育所の見直し」を受け、同年9月に策定された氷見市公立保育所民営化等実行計画によって、ようやく民営化の手法、その他の諸条件が明確になったのであります。
 そこで、保育所民営化の目的は何かということであります。
 民間の柔軟性や独自性などの特徴を活用して、子育て中の保護者が求める多様な保育サービスに柔軟かつ迅速に対応することや、地域の子育て支援を充実することが主たる目的であり、保育の質を低下させることなく、保育サービスの向上を目指すものであります。
 今ほどの反対討論では、あたかも経費節減を目的とした民営化であり、営利目的の民間では就業規則が保障されず、パート職員だけの保育所になるというように聞こえましたが、民営化は保育サービスの向上を図るための手段であって、目的ではないということ、社会福祉法人は営利法人ではなく、法律などでさまざまな制限が設けられた公共性の高い法人であり、事業が適正に運営されるよう、行政の定期的な指導監査、会計処理など厳しい審査を受けるということ、さらには雇用の多様化など、いろいろな理由により臨時、パートの職種を希望する人が存在するということを認識すべきであります。
 県内10市では、富山市のほか2市において既に民営化が実行されており、ようやく氷見市における民営化第1号が誕生するわけでありまして、これまで早期実現を強く求めてきた氷見市議会としてはその誕生を歓迎するとともに、その円滑な移行を見守るべきであります。
 保護者、地元の了解を得て、平成19年4月から南大町保育園を民営化するわけでありますが、その準備として、引受法人の募集・選考を終え、来月から半年間、児童にとって急激な保育環境の変化を来すことのないよう、保育の引き継ぎを開始しようとする、まさに最終段階に入ろうとしているのであります。この段階における反対は一体何を意味するのでありましょうか。
 ある一面のみをとらえた反対は、引受法人の自主性を否定するのみならず、保護者や地域の方々を全く無視するに等しい行為なのであります。加えて言えば、議案質疑や常任委員会において係る支援などを要望しておきながらの反対は、全く理にかなわない不可解な行動なのであります。
 したがって、今回の反対は「議論のための議論」としか聞こえず、単なるパフォーマンスとしか映らないのであります。
 市民の皆様には、どうかこのような雑音に惑わされることなく、民営化についての正しい理解を深めていただきたいのであります。
 以上、申し上げましたが、我が政友会としては、今般の保育所条例の一部改正、財産の無償譲渡、並びに一般会計補正予算が極めて理にかなったものであることを強く主張するものであり、良識ある議員各位の御理解と御支援をお願い申し上げまして、賛成討論といたします。
○議長(堀江修治君) 以上で通告による討論は終わりました。
 これをもちまして討論を終結いたします。

△採決
○議長(堀江修治君) これより上程全案件を採決いたします。
 議題のうち、まず議案第49号、議案第55号及び議案第64号について採決いたします。
 議案第49号 平成18年度氷見市一般会計補正予算(第2号)
 議案第55号 氷見市保育所条例の一部改正について
 議案第64号 財産の無償譲渡について
 以上をそれぞれ民生病院常任委員長報告のとおり原案を可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
 〔賛成者起立〕
○議長(堀江修治君) 起立多数であります。よって、議案第49号、議案第55号及び議案第64号は、いずれも原案のとおり可決されました。
 次に、議案第50号から議案第54号まで、議案第56号から議案第63号まで及び議案第65号、並びに報告第14号についてを一括して採決いたします。
 議案第50号 平成18年度氷見市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)
 議案第51号 平成18年度氷見市下水道特別会計補正予算(第2号)
 議案第52号 平成18年度氷見市介護保険特別会計補正予算(第2号)
 議案第53号 氷見市職員定数条例等の一部改正について
 議案第54号 氷見市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正について
 議案第56号 氷見市国民健康保険条例の一部改正について
 議案第57号 氷見市住みよい環境づくり条例の一部改正について
 議案第58号 氷見市小規模企業団地条例の一部改正について
 議案第59号 氷見市病院事業の設置等に関する条例の一部改正について
 議案第60号 氷見市病院事業管理者の給与等に関する条例の一部改正について
 議案第61号 氷見市病院事業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部改正について
 議案第62号 あらたに生じた土地の確認について
 議案第63号 字の区域の変更について
 議案第65号 物品の取得について
 報告第14号 地方自治法第179条による専決処分について
 以上をそれぞれ各常任委員長報告のとおり原案を可決または承認することに賛成の諸君の起立を求めます。
 〔賛成者起立〕
○議長(堀江修治君) 起立全員であります。よって、議案第50号から議案第54号まで、議案第56号から議案第63号まで及び議案第65号、並びに報告第14号については、いずれも原案のとおり可決または承認されました。
 次に、認定第1号から認定第3号までを採決いたします。
 認定第 1 号 平成17年度氷見市一般会計、特別会計歳入歳出決算の認定について
 認定第 2 号 平成17年度氷見市水道事業会計決算の認定について
 認定第 3 号 平成17年度氷見市病院事業会計決算の認定について
 以上を委員長報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。
 〔賛成者起立〕
○議長(堀江修治君) 起立全員であります。よって、認定第1号から認定第3号までは委員長報告のとおり認定することに決しました。
        ─────────────────────────
△議案第66号
○議長(堀江修治君) 次に、日程第2 議案第66号 氷見市病院事業の設置等に関する条例の一部改正についてを議題といたします。

△提案理由の説明
○議長(堀江修治君) 市長から提案理由の説明を求めます。
 堂故市長。
 〔市長 堂故 茂君 登壇〕
◎市長(堂故茂君) 追加提案いたしました案件は、氷見市病院事業の設置等に関する条例の一部改正についてであります。
 市民病院の使用料の算定の根拠となります厚生労働省告示の制定及び廃止に伴う所要の改正を行うものであります。
 よろしくお願いします。
○議長(堀江修治君) お諮りいたします。ただいま議題となっております案件は、事情十分御了承のことと存じますので、即決したいと思います。これに御異議ありませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(堀江修治君) 御異議なしと認めます。よって、議案第66号は即決することに決しました。

△採決
○議長(堀江修治君) これより採決いたします。
 まず、議案第66号 氷見市病院事業の設置等に関する条例の一部改正についてを原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
 〔賛成者起立〕
○議長(堀江修治君) 起立全員であります。よって、議案第66号はこれを可決することに決しました。
        ─────────────────────────
△行政改革特別委員会の報告の件
○議長(堀江修治君) 次に、日程第3 行政改革特別委員会の報告の件についてを議題といたします。
 行政改革特別委員長より、特別委員会における審査の経過並びに結果の報告を求めます。
 行政改革特別委員長 地家太一君。
 〔行政改革特別委員長 地家太一君 登壇〕
◎行政改革特別委員長(地家太一君) 本定例会をもって議員任期を終了するに当たり、中間報告という形でありますが、行政改革特別委員会の審査経過並びに結果について御報告を申し上げます。
 なお、審査に際しまして、委員会では多くの質疑、答弁が交わされ、慎重に審査いたしておりますが、そのすべてを報告することは割愛させていただき、その概要について御報告いたしますのでよろしくお願い申し上げます。
 本特別委員会は、行政特別委員会廃止後、平成15年3月18日の本会議において新たに行政体制のあり方、市民サービスの再構築を調査、検討するため、7名の委員をもって設置され、以来今日まで20回を超える委員会を開催してきたものであります。
 この間、本委員会といたしまして、平成15年7月2日に中間提言として職員数の削減、給与の一律カット、昇格昇給基準の見直し、管理職手当のカット、満55歳の昇給停止、定年年齢の引き下げ、退職時の特別昇給の見直し、特別勤務手当の見直しの計8項目を市当局に強く要望してきたものであります。
 本市は、平成15年3月に市町村合併問題について、当面単独市政を続けることを選択し、平成15年度から18年度まで集中行財政改革期間と定め、財源不足の解消や定員の適正化などの数値目標を掲げ、行財政健全化緊急プログラムを策定し、必要な対策を講じてきたところであります。
 計画期間中の4年間で約58億円に上ると予想された財源不足はおおむね解消が図られるなど、ほぼ目標を達成できると伺っておりますが、この財源不足解消には、受益者負担の見直しや一部サービスの簡素化など、市民の痛みを伴うもの、また職員給与削減など、市当局においてはまさに血のにじむような努力を重ねてきたことに対し一定の評価をするものであります。
 この間、議会においても、議会改革特別委員会において議員定数22名から18名の削減、議員報酬のカットなどを決め、痛みを分かち合ってきたところであります。しかしながら、さきに申し上げました中間提言の8項目、行財政健全化緊急プログラムにもいまだに未実施のものが相当残っているのも事実であります。
 特殊勤務手当の見直し、技能労務職の63歳定年見直し、受益者負担の適正化、小中学校の中長期的将来計画等、重要な項目を速やかに改善することが重要であり、市当局、職員組合はその解決に向け一層努力されんことを強く要望するものであります。
 今後も、国、地方を通じて、財政環境は依然厳しい状況にあり、国は地方財政において人件費のさらなる削減や地方単独事業の抑制等歳出の削減を強く求めております。
 また、地方交付税についても、人口や面積等を基本に算定方法を簡素化する新型交付税の導入が打ち出されるなど、本市にとって最大の財源である地方交付税が減額となる事態も十分予想され、強い危惧を抱いているところであります。
 さらには、借入金の返済が平成19・20年度にピークを迎えることと、市民病院の経営、建て替え問題など、本市の財政環境はこれから最も厳しい時期を迎えることは明白であります。
 今後も、持続可能な簡素で効率的な行政体を目指すためには、さらなる行政改革が求められているのであります。
 市当局においては、平成19年度から21年度までを期間とする「氷見市集中改革プラン」を新たに策定し、さらなる行政改革を目指すということでありますが、去る9月13日には氷見市行政改革推進市民懇話会より、市が取り組むべき事項等について市長に提言がなされております。
 今後、この提言も尊重し、議会とも十分意思疎通を図りながら進めていただくよう要望するものであります。
 地方分権が本格化する中、深刻な財政危機に直面する事態にあって、今、本市においては自己決定、自己責任の地方自治の原則にふさわしい自立的、主体的な組織機構を創造すべき重要な時期を迎えております。
 行政改革は一時の停滞も許されるものではありません。当局の一層の奮起を御期待申し上げ、行政改革特別委員会の報告といたします。
○議長(堀江修治君) 以上で、行政改革特別委員長の報告は終わりました。
 これをもちまして、行政改革特別委員会の調査を終了いたします。
        ─────────────────────────
△病院改革特別委員会の報告の件
○議長(堀江修治君) 次に、日程第4 病院改革特別委員会の報告の件についてを議題といたします。
 病院改革特別委員長より、特別委員会における審査の経過並びに結果の報告を求めます。
 病院改革特別委員長 森越林太郎君。
 〔病院改革特別委員長 森越林太郎君 登壇〕
◎病院改革特別委員長(森越林太郎君) それでは、病院改革特別委員会の審査経過並びに結果について御報告申し上げます。
 本特別委員会は、平成12年度に策定された病院経営健全化プログラムに基づく市民病院の経営健全化を調査するために設置された「病院対策特別委員会」にかわり、平成15年3月定例会最終日におきまして、さらなる病院経営体制のあり方等について調査するため7名の委員をもって設置されたものであり、今日まで審議を重ねてまいったところであります。
 御承知のとおり、病院健全化プログラムは、市民から信頼され、思いやりの心ある病院を目指すことを基本理念として、平成13年度から17年度までの5カ年計画でスタートし、計画の最終年度である平成17年度末までに単年度での収支均衡を図る、累積不良債務を一掃して赤字体質から脱却することを目指すべき課題とし、これに基づき、これまでさまざまな工夫を凝らしながら細部にわたって改革の努力がなされてまいりました。
 しかしながら、この間、医療を取り巻く環境はまことに厳しいものがあり、診療報酬のマイナス改定や、薬価の改定、高齢者、サラリーマン被扶養者の医療負担増など、平成15年度から16年度にかけて、国による医療費抑制策が強力に推進された結果、全国自治体病院等の経営状況は押しなべて厳しいものとなったのであります。
 このような中にあって、当市民病院では物品管理システムの導入や経営診断の実施、医師の派遣元の多様化、また勤務体制の見直しやパート化、委託化の推進などのさまざまな経営努力によって大幅なコストダウンを図り、さらには市民に愛される病院を目指す職員スタッフによる大きな努力と頑張りにより、次第に経営状況は改善の傾向を見せ始め、計画前年度である平成12年度末7億600万円であった不良債務が、平成16年度末で約7,300万円までに改善するなど、医療環境の厳しさの中にあって、経営成績は着実に上昇を示してまいったのであります。
 しかし、もとよりこのことについては、一般会計からの法定繰出金に加えて、多額に上るルール外の繰出金に負うとの結果でもあることは申すまでもないことでありました。
 そしてプログラムの最終年度に当たる17年度には、実に23名もの予想を上回る中途退職者の発生を見たこと、及び医業収益の減少により再び収支が悪化する状況となり、不良債務も年度末で2億100万円を示しているところであります。このままでは経営の存続さえも危ぶまれることから、平成18年6月、「新時代の市民病院の創造に向けて」との副題を添えて「市民病院改革プログラム(案)」が提出され、以来、6月2日に本特別委員会の開催を皮切りに今日まで精力的に審議を重ねてまいったのであります。
 この計画案は、病院の自主・自立や、安定した経営環境を堅持することなどを目標とした4項目の病院経営の推進から成る行動指針であり、十分な医療を提供するための医師、看護師などのマンパワーの確保、時間外や休日の勤労者支援外来の実施、及び適正な人員配置や経営状況に応じた給与制度の導入などを織り込み、これまでよりさらに一歩踏み込んだ内容となっております。そして何よりも、病院事業管理者がみずからの権限と強力なリーダーシップのもとに、自主・自立の病院経営を目指すものであり、中でも経営成績に照らして報奨金を支給するインセンティブ給を導入するなど、これまでにない思い切った内容を含んでおります。
 この改革案の基本的事項については、このほど市職員組合との合意も整ったことから、いよいよ改革実行に向けて大きくその第一歩を踏み出したところであります。
 現在、市民病院の経営状況は、もうこれ以上の議論をしている余裕がないほど、いわゆる待ったなしの危機的状況を迎えると見られることから、これからの当病院の存続にとっても今回提出の病院改革プログラムは、最後のとりでとも思われます。
 申し上げるまでもなく、本市民病院は「おらが市の病院」として氷見市民の意思によってつくられ、これまで愛情を持ってはぐくまれてきた市内で唯一の総合医療機関であり、市民に身近な中核病院であります。
 この改革の成果次第では、今後この病院の行き着く先は、場合によっては独立行政法人、公設民営、PFI、民間移譲等々、いろいろな選択肢が考えられるものでありますが、いずれにしても現在の市民病院がこれまで長年にわたって果たしてきた総合病院としての機能そのものは何としても存続する必要があります。
 病院事業管理者の指揮のもと、全職場一丸となった改革の断行に強く期待を込め、病院改革特別委員会の経過及び結果報告といたします。
○議長(堀江修治君) 以上で、病院改革特別委員長の報告は終わりました。
 これをもちまして、病院改革特別委員会の調査を終了いたします。
        ─────────────────────────
△議員提出議案第3号
○議長(堀江修治君) 次に、日程第5 議員提出議案第3号 氷見市議会委員会条例の一部改正についてを議題といたします。

△提案理由の説明
○議長(堀江修治君) 提出者から提案理由の説明を求めます。
 17番 松波久晃君。
 〔17番 松波久晃君 登壇〕
◎17番(松波久晃君) ただいま議題となりました議員提出議案第3号について、提出者を代表して提案理由の説明を申し上げます。
 平成15年3月に設置されました議会改革特別委員会において、議員定数及び議員報酬の見直しを最重点課題と位置づけ、慎重に審議を重ねた結果、議員報酬については本市の行政改革の先陣を切って、現議員の任期に限り、議員報酬の6%を削減するなど、議会にかかわる各般にわたる予算の削減にも踏み込んでまいりました。
 また、議員定数については、議会本来の使命であります住民意思を反映した行政の監視役としての議会機能に万全を期す上で、必要かつ十分な定数はとの認識に立ち、現行の22名から4名減員して18名とすることを決定し、本年10月に執行される市議会議員選挙から適用することとしております。
 そのほか、定数削減によって生ずる議会運営に係る諸問題については、議会運営委員会に係る事項として、議会改革特別委員会から引き継ぎを受け、議会運営委員会において慎重に審議を重ねてまいりました。
 その結果、氷見市議会委員会条例第3条の2第2項で規定しております議会運営委員会の定数を現行の7人から6人とし、さらに別表中の各常任委員会の定数を、総務文教常任委員会は現行の8人から6人に、民生病院、産業建設の各常任委員会は現行の7人からそれぞれ6人とする旨の委員会条例の改正についてお諮りするものであります。
 また、議決事項ではございませんが、その他審議事項についても若干御報告を申し上げます。
 さきの6月定例会において、本市議会では初めてのこととなる懲罰特別委員会が設置され、今定例会でも引き続き審議がなされたところであります。このことから、議員の政治倫理に関する申し合わせ事項を明確に定めておく必要が生じていることから、今回、議員倫理要綱を制定することといたしました。
 その内容でありますが、氷見市議会の各議員は、主権者たる市民の厳粛なる信託により、市民の代表として市政に携わる権能と責務を有することを深く認識し、法令の遵守はもとより、厳しい倫理意識に徹し、市民全体の利益の実現を目的として行動する。また、地方自治の本旨及び氷見市議会会議規則にのっとり、議員としての責務を全うする。さらには、みずからの行動を厳しく律し、議員としてふさわしい品位と識見を養うなどがその主な内容であります。
 議員各位には、この要綱制定の趣旨を御理解の上、氷見市議会議員としての使命達成にさらに努めていただくものであります。
 次に、本会議に関する報告事項としては、議会答弁の一問一答方式の導入や発言人数の制限についての調査研究を行い、今後とも市民に開かれたわかりやすい議会となるよう、引き続き検討してまいります。
 以上、議会運営委員会における審議事項を含め、各般にわたる御説明を申し上げましたが、ただいま議題となっております委員会条例の改正に係る部分につきましては、事情十分御了承のことと存じますので、議員各位には全会一致の御賛同を賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明にかえさせていただきます。
○議長(堀江修治君) お諮りいたします。ただいま議題となっております案件は、事情十分御了承のことと存じますので、即決したいと思います。これに御異議ありませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(堀江修治君) 御異議なしと認めます。よって、議員提出議案第3号は即決することに決しました。

△採決
○議長(堀江修治君) これより採決いたします。
 議員提出議案第3号 氷見市議会議員委員会条例の一部改正についてを原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
 〔賛成者起立〕
○議長(堀江修治君) 起立全員であります。よって、議員提出議案第3号は可決されました。
        ─────────────────────────
△議員派遣の件
○議長(堀江修治君) 次に、日程第6 議員派遣の件を議題といたします。
 お諮りいたします。地方自治法第100条第12項の規定による議員の派遣については、会議規則第163条の規定により、来る9月28日、砺波市において開催される富山県市議会議長会主催正副議長研修会に山本秀君を派遣したいと思います。これに御異議ありませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(堀江修治君) 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。
        ─────────────────────────
△議会運営委員会、各常任委員会の閉会中の継続審査の件
○議長(堀江修治君) 次に、日程第7 議会運営委員会、各常任委員会の閉会中の継続審査の件を議題といたします。
 議会運営委員長及び各常任委員長から審査中の事件につき、会議規則第104条の規定により、お手元に配付してあります申出一覧表のとおり、閉会中の継続審査の申し出があります。
 お諮りいたします。議会運営委員長、各常任委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに御異議ありませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(堀江修治君) 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。
        ─────────────────────────
              閉会中継続審査事件の申出一覧表
 ┌──────┬──────────────────────────────┐
 │ 委員会名 │        件            名        │
 ├──────┼──────────────────────────────┤
 │      │1 議会の運営について                   │
 │議会運営  │2 議会の会議規則、委員会条例等について          │
 │      │3 議長の諮問について                   │
 ├──────┼──────────────────────────────┤
 │      │1 行財政の効率的執行について               │
 │      │2 市政の重要施策の推進について              │
 │      │3 国際交流の推進について                 │
 │総務文教  │4 学校教育の充実と教育環境の整備について         │
 │      │5 生涯学習の振興及び体育・スポーツ、芸術・文化施策の推進に│
 │      │  ついて                         │
 │      │6 その他総務文教常任委員会の所管に関すること       │
 ├──────┼──────────────────────────────┤
 │      │1 高齢者、児童・母子家庭等の福祉対策の推進について    │
 │      │2 障害者(児)福祉対策の推進について           │
 │      │3 市民生活の安定・向上について              │
 │民生病院  │4 交通安全と事故防止対策の推進について          │
 │      │5 健康増進施策の推進について               │
 │      │6 環境保全及び環境衛生対策について            │
 │      │7 医療対策の推進について                 │
 │      │8 その他民生病院常任委員会の所管に関すること       │
 ├──────┼──────────────────────────────┤
 │      │1 道路、都市計画事業の促進について            │
 │      │2 河川、砂防事業の促進について              │
 │      │3 能越自動車道の整備促進について             │
 │      │4 上下水道事業の推進について               │
 │      │5 住宅対策について                    │
 │産業建設  │6 農林水産業の振興策について               │
 │      │7 農業生産基盤の整備と農業構造改善対策について      │
 │      │8 林道・治山対策及び林業構造改善対策について       │
 │      │9 商工業の振興対策について                │
 │      │10 観光事業の推進について                 │
 │      │11 その他産業建設常任委員会の所管に関すること       │
 └──────┴──────────────────────────────┘

○議長(堀江修治君) 以上で本日の日程は終了いたしました。
 これをもちまして、今期定例会に付議されました諸案件はすべて議了いたしました。
        ─────────────────────────
△市長挨拶
○議長(堀江修治君) 次に、市長から挨拶の申し出がありますので、発言を許します。
 堂故市長。
 〔市長 堂故 茂君 登壇〕
◎市長(堂故茂君) 9月氷見市議会定例会の終了に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。
 今定例会おいては、22日間にわたり慎重な御審議を賜り、まことにありがとうございました。
 また、提出いたしました諸案件につきまして、いずれも原案どおり可決、認定を賜り、厚く御礼を申し上げます。
 可決、認定いただきました諸案件につきましては、本会議あるいは各委員会を通じていただいた御意見、御要望を十分に尊重いたしまして、その執行に当たってまいりたいと存じます。
 さて、議員の皆様方には、市民の期待を担われ、当選の栄誉に浴されてから、本日をもって任期最後の定例会を閉じることになりました。
 振り返ってみますと、この4年間は谷屋地区の地すべり災害に始まり、その後、豪雨、豪雪、台風等の自然災害により大きな被害を受けたほか、三位一体改革が実施され、地方交付税の削減により、厳しい財政運営を余儀なくされるなど多難な時期でありました。
 特に、厳しい決断を迫られました市町村合併問題については、議会の皆様、そして市民の皆様とともに真剣に議論をさせていただき、当面合併せず、単独市政を進めることを選択いたしました。
 また、単独で市政を進めていく上で、平成15年から18年の間に58億円の財源不足が予想されたことから、行財政健全化緊急プログラムを策定して、議会の皆様とともに収支不足の解消に取り組んでまいりました。中でも、議会におかれましては「みずから率先改革する」との固い決意のもと、議員定数の4名減、議員報酬の6%削減など、他市の先陣を切って議会改革を実施されましたことに対し、深く敬意を表する次第であります。
 一方、極めて厳しい行財政環境ながらも、氷見市の活性化に欠かせない大切な事業について大きな進捗を見ることができました。能越自動車道を中心とした市道環状南線、市道環状北線等の道路ネットワークの整備のほか、高度情報化時代に対応した光ケーブル網の整備や携帯電話の不感地域の解消、さらには東小学校など6校が統合した比美乃江小学校の開校など、大きな成果を上げることができました。
 また、まちづくり交付金事業や田園漁村空間博物館整備事業を活用し、市民会館のリニューアルや獅子舞ミュージアムの整備、さらには下水道の整備も大幅に進捗いたしました。
 そのほか、「氷見の持つ良さ」を全国に発信する「定置網漁業国際協力」「全国中学生ハンドボール大会」や「四季を彩る氷見三昧」などを通じて、氷見のイメージアップを図ることができたものと思います。
 また、こうした事業を展開することにより、市民が主役となってまちづくりを進めていこうという機運の高まりも出てきたのではないかと思います。
 このように、市を取り巻く厳しい環境にあっても、市政がおおむね順調な進展を見ましたことは、ひとえに議員各位の御尽力の賜物と、ここに改めて衷心より感謝申し上げる次第であります。
 大方の皆様には、引き続き市議会議員に立候補されるとお聞きいたしております。再びこの議場でお会いしたいと思います。御健闘を心からお祈り申し上げます。
 また、今期を最後に後輩に道を譲られる森議員をはじめ御勇退されます方々には、長年にわたり市政の発展と市民福祉の向上に多大な御貢献をいただきました。本当にありがとうございました。深く敬意と感謝を申し上げますとともに、市議会を離れられても、市政に対し引き続き御指導、御鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
 終わりになりましたが、議員各位の今後一層の御健勝と御活躍をお祈り申し上げ、お礼の御挨拶とさせていただきます。
 本当にありがとうございました。
○議長(堀江修治君) 9月定例会の閉会に当たり、一言御挨拶を申し上げます。
 今期定例会は9月5日に開会し、本日ここに会議を議了します。この間、議員各位には終始熱心に諸案件を御審議いただき、かつ議会運営に格段の御協力を賜りましたことに深く感謝の意を表するものであります。
 また、報道関係各位の御協力につきましても厚く御礼を申し上げます。
 さて、議員各位には、来る11月13日をもって任期が満了いたします。今期をもって勇退されます各位には、まことに御苦労さまでございました。新たな立場から、本市の発展のため御指導、御鞭撻を賜りますようお願いするとともに、今後の皆様方の御健勝、御多幸を心からお祈り申し上げる次第であります。
 また、来る10月29日に執行の氷見市議会議員選挙に立候補されます各位には、見事当選の栄を勝ち取られ、再び議場で相まみえんことを祈念するものであります。
 さて、私は平成16年9月に図らずも議長に御指名いただき、以来きょうまで議員各位の温かい御支援と御協力を賜りましたことに対し、深く感謝を申し上げます。
 また、市長をはじめ理事者、職員の皆さん方にも格別の御協力、御配慮を賜りましたこと、さらに報道関係の皆さん方にも御協力をいただき、おかげさまできょうまで大過なく議長の重責を全うすることができましたことを厚く御礼申し上げる次第であります。ここに改めて市民の皆さん方にも心から感謝を申し上げて、御挨拶といたします。
 ありがとうございました。
 終わりに臨み、堂故市長をはじめ理事者各位には御健康に十分留意され、市政の限りない発展にこの上とも御尽力を賜りますよう望むものであります。
        ─────────────────────────
△閉会の宣告
○議長(堀江修治君) これをもって、平成18年9月氷見市議会定例会を閉会いたします。

 午後 3時33分 閉会


△常任委員会付託案件表
 常任委員会付託案件表
                           (平成18年9月定例会)

〇総務文教常任委員会
 1 議案第49号 平成18年度氷見市一般会計補正予算(第2号)
  ア 第1条第1表 歳入歳出予算補正中
     歳入全款
     歳出第 1 款 議会費
     〃 第 2 款 総務費
     〃 第 4 款 衛生費中第3項衛生諸費第3目国民健康保険特別会計繰出金
     〃 第 8 款 土木費中第3項都市計画費第6目下水道特別会計繰出金
     〃 第 9 款 消防費
     〃 第10款 教育費
  イ 第3条第3表 地方債補正
 2 議案第53号 氷見市職員定数条例等の一部改正について
 3 議案第54号 氷見市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正について
 4 議案第63号 字の区域の変更について
 5 議案第65号 物品の取得について

〇民生病院常任委員会
 1 議案第49号 平成18年度氷見市一般会計補正予算(第2号)
  ア 第1条第1表 歳入歳出予算補正中
     歳出第 3 款 民生費
     〃 第 4 款 衛生費(ただし、第3項衛生諸費第3目国民健康保険特別会計繰出金を除く)
  イ 第2条第2表 債務負担行為補正
 2 議案第50号 平成18年度氷見市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)
 3 議案第52号 平成18年度氷見市介護保険特別会計補正予算(第2号)
 4 議案第55号 氷見市保育所条例の一部改正について
 5 議案第56号 氷見市国民健康保険条例の一部改正について
 6 議案第57号 氷見市住みよい環境づくり条例の一部改正について
 7 議案第59号 氷見市病院事業の設置等に関する条例の一部改正について
 8 議案第60号 氷見市病院事業管理者の給与等に関する条例の一部改正について
 9 議案第61号 氷見市病院事業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部改正について
10 議案第64号 財産の無償譲渡について

〇産業建設常任委員会
 1 議案第49号 平成18年度氷見市一般会計補正予算(第2号)
    第1条第1表 歳入歳出予算補正中
     歳出第 6 款 農林水産業費
     〃 第 7 款 商工費
     〃 第 8 款 土木費(ただし、第3項都市計画費第6目下水道特別会計繰出金を除く)
     〃 第11款 災害復旧費
 2 議案第51号 平成18年度氷見市下水道特別会計補正予算(第2号)
 3 議案第58号 氷見市小規模企業団地条例の一部改正について
 4 議案第62号 あらたに生じた土地の確認について
 5 報告第14号 地方自治法第179条による専決処分について
    専決処分第16号 平成18年度氷見市水道事業会計補正予算(第2号)
    専決処分第17号 平成18年度氷見市下水道特別会計補正予算(第1号)