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富山県 氷見市

平成18年 9月定例会−09月05日-01号




平成18年 9月定例会

        平成18年 9月 氷見市議会定例会会議録(第1号)
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              平成18年9月5日(火曜日)
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                議事日程 (第1号)
  第1 会議録署名議員の指名
  第2 会期の決定
  第3 澤田勇君に対する懲罰の件(委員長報告、討論、採決)
  第4 議案第49号から議案第64号まで、平成18年度氷見市一般会計補正予算(第2号)ほか15件及び報告第14号 地方自治法第179条による専決処分について並びに認定第1号から認定第3号まで、平成17年度氷見市一般会計、特別会計歳入歳出決算の認定についてほか2件
     (提案理由の説明)
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                本日の会議に付した事件
日程第1 会議録署名議員の指名
日程第2 会期の決定
日程第3 澤田勇君に対する懲罰の件(委員長報告、討論、採決)
日程第4 議案第49号から議案第64号まで、平成18年度氷見市一般会計補正予算(第2号)ほか15件及び報告第14号 地方自治法第179条による専決処分について並びに認定第1号から認定第3号まで、平成17年度氷見市一般会計、特別会計歳入歳出決算の認定についてほか2件
     (提案理由の説明)
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出席議員及び欠席議員の氏名
  出席議員(22人)
    1番  荻 野 信 悟 君      2番  谷 口 貞 夫 君
    3番  酒 井 康 也 君      4番  古 門 澄 正 君
    5番  宮 本 義 政 君      6番  村 田 正 示 君
    7番  浅 地 芳 子 君      8番  澤 田   勇 君
    9番  嶋 田   茂 君     10番  島   久 雄 君
   11番  久 保 健 三 君     12番  椿 原 俊 夫 君
   13番  地 家 太 一 君     14番  松 木 俊 一 君
   15番  堀 江 修 治 君     16番  布 子 誠 剛 君
   17番  松 波 久 晃 君     18番  中 村 治 平 君
   19番  大 西 武 彦 君     20番  山 本   秀 君
   21番  森 越 林太郎 君     22番  森   文 雄 君
  欠席議員(0人)
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職務のため議場に出席した事務局職員
  事務局長  金 田 榮 一      次長    野     満
  副主幹   明 圓 俊 彰      主査    野 村 佳 作
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説明のため議場に出席した者の職・氏名
  市長    堂 故   茂 君    助役    中 田 清 信 君
  理事    前 辻 秋 男 君    企画広報室長船 場 健 治 君
  総務部長  國 本 嘉 隆 君    市民部長  尾 崎 俊 英 君
  建設部長  瀬 戸 三 男 君    産業部長  荒 屋 俊 春 君
  防災・危機管理監           財務課長  金 谷 正 和 君
        澤 田 邦 夫 君
  会計課長  七 瀬 良 和 君
   市民病院
  事務局長  丸 山 隆 司 君
   教育委員会
  委員長   冨 樫 通 子 君    教育長   中 尾 俊 雄 君
  教育次長  坂 本 男 蔵 君
   監査委員
  代表監査委員指 崎 伊久雄 君    事務局長  山 岸 啓 次 君
   消防機関
  消防長   脇   清 次 君
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  午前10時01分 開会

△開会の宣告
○議長(堀江修治君) これより、平成18年9月氷見市議会定例会を開会いたします。
 直ちに本日の会議を開きます。
 出席議員は22名で全員であります。
 また、今期定例会における説明員の出席要求に対し、堂故市長、中田助役、冨樫教育委員会委員長、中尾教育長、指崎監査委員及び理事並びに関係部、室、次、課、局長、管理監の出席があります。
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○議長(堀江修治君) これより本日の日程に入ります。
 議事日程は、お手元に配付の日程表のとおりであります。
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△会議録署名議員の指名
○議長(堀江修治君) 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において、1番 荻野信悟君、14番 松木俊一君及び21番 森越林太郎君を指名いたします。
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△会期の決定
○議長(堀江修治君) 次に、日程第2 会期の決定を議題といたします。
 お諮りいたします。今期定例会の会期は、本日から9月26日までの22日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(堀江修治君) 御異議なしと認めます。よって、会期は22日間と決定いたしました。
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△澤田勇君に対する懲罰の件
○議長(堀江修治君) 次に、日程第3 澤田勇君に対する懲罰の件を議題といたします。
 澤田勇君の退場を求めます。
 〔澤田 勇君 退場〕

△懲罰特別委員長報告
○議長(堀江修治君) 本件に関し委員長の報告を求めます。
 懲罰特別委員長 中村治平君。
 〔懲罰特別委員長 中村治平君 登壇〕
◎懲罰特別委員長(中村治平君) おはようございます。
 ただいま議題となりました議員澤田勇君の懲罰事犯の件につきまして、懲罰特別委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。
 最初に、議員澤田勇君懲罰事犯の今日までの経緯につきまして御報告申し上げます。
 去る6月15日の本会議におきまして、澤田勇君の一般質問における発言中、助役及び産業部長に対し無礼な言葉をたびたび用いたこと、また発言の中における固有名詞にも誤りがあったことから、議長において発言の撤回・陳謝を求めたところであります。ところが、同君がこれを拒否したため、松木俊一君ほか2名から懲罰動議が出され、6月22日に懲罰特別委員会を開催いたしました。
 懲罰事犯として懲罰を科すべきかどうか、及び懲罰を科すとすれば、地方自治法第135条に規定するいずれの懲罰を科すべきかについて審査を行った結果、賛成多数をもって懲罰を科すべきものと決し、またいずれの懲罰を科すべきかについては、地方自治法第135条第1項第2号による公開の議場における陳謝が相当との意見が出され、全会一致をもって、公開の議場における陳謝をすべきものと決した次第であります。
 この結果に基づき、6月23日の本会議において、委員長報告のとおり可決され、議長から澤田勇君に「公開の議場における陳謝」を告知し、陳謝文の朗読を命じたのでありますが、本人が朗読を拒否したことは御案内のとおりであります。この行為は、1度ならず2度までも議会の権威、品位を傷つけたとして、久保健三君ほか2名から再度懲罰動議が提出されたことにより、新たに懲罰特別委員会が設置され、閉会中の継続審査となっていたものであります。
 本特別委員会は、去る8月28日に開催し、付託されました案件について慎重に審査を行ったのであります。
 まず、当時の状況を明確に把握する必要性から、懲罰動議の発議者及び議会運営委員長に対し事情聴取を行うとともに、審査に公平を期すため、懲罰事犯者にも出席を求め、事情聴取を行ったのであります。
 続いて、本件につき懲罰事犯として懲罰を科すべきかどうか、及び懲罰を科すとすれば地方自治法第135条に規定する戒告、陳謝、出席停止及び除名のうちいずれの懲罰を科すべきかについて、慎重に審査を行ったのであります。
 審査の過程におきまして、澤田勇君が正当な理由なく陳謝拒否したことは議会に対する侮辱であり、1度ならず2度までも議会の権威、品位を傷つけたこと、また、地方自治法に定める規律に服する義務にも抵触するものであるとの意見が委員の多数を占めたのであります。
 採決の結果を申し上げます。
 まず、懲罰を科すべきかどうかに関しましては、全会一致をもって懲罰を科すことに決し、またいずれの懲罰を科すべきかについては、一部、戒告が相当との意見もありましたが、地方自治法第135条第1項第3号による一定期間の出席停止との意見が出され、その出席停止の期間については、8日間の出席停止とすべしとの多数の意見を見たところであり、採決の結果、8日間の出席停止を科すことに賛成多数をもって決した次第であります。
 終わりに、委員会として付言いたします。慎重な審査を経て決定を見た今回の懲罰は開かれた議会の意思であり、これに限らず厳粛な議会議決の結果に従うのは良識ある議会人としての義務であります。
 こういうことを踏まえ、このほど本市議会は、議員みずからの行動を厳しく律し、議員にふさわしい品位と識見を養い、法令の遵守はもとより厳しい倫理意識に徹するため、「議員倫理要綱」を定める旨、議会運営委員会で結論が出されたところであります。仮にも今回の決定に従わないとすれば、何人といえども決して侵すことのできない議会が自主的に措置をとり得る権限、いわゆる議会の自律権を議員みずからが侵すことを意味するものであります。
 澤田勇君の良識ある行動を切に期待し、経過及び結果の報告といたします。

△討論
○議長(堀江修治君) これより討論に入りますが、ただいまのところ通告がありませんので討論なしと認め、討論を終結いたします。

△採決
○議長(堀江修治君) 澤田勇君に対する懲罰の件を採決いたします。
 本件に対する委員長の報告は、澤田勇君に8日間出席停止の懲罰を科すことであります。
 本件は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。
 〔賛成者起立〕
○議長(堀江修治君) 起立多数であります。よって、澤田勇君に本日から8日間出席停止の懲罰を科すことは可決されました。
 澤田勇君の入場を求めます。
 〔澤田 勇君 入場〕
○議長(堀江修治君) ただいまの議決に基づき、これより澤田勇君に対する懲罰の宣告を行います。
 澤田勇君に本日から8日間出席停止の懲罰を科します。
 澤田勇君の退場を命じます。
 〔澤田 勇君 退場〕
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△議案第49号から議案第64号まで及び報告第14号並びに認定第1号から認定第3号まで
○議長(堀江修治君) 次に、日程第4 議案第49号から議案第64号まで、平成18年度氷見市一般会計補正予算(第2号)ほか15件及び報告第14号 地方自治法第179条による専決処分について並びに認定第1号から認定第3号まで、平成17年度氷見市一般会計、特別会計歳入歳出決算の認定についてほか2件を一括議題といたします。

△提案理由の説明
○議長(堀江修治君) 市長から提案理由の説明を求めます。
 堂故市長。
  〔市長 堂故 茂君 登壇〕
◎市長(堂故茂君) おはようございます。
 本日、9月氷見市議会定例会を招集いたしましたところ、議員各位の御出席をいただき、誠にありがとうございます。
 それでは、提案理由の説明に先立ちまして、諸般の状況について申し上げます。
 初めに、海水浴シーズンを目前にした去る7月18日未明から、梅雨前線豪雨により、灘浦海岸から島尾海岸の一帯に大量の流木とごみが漂着いたしました。3,000メートル級の立山連峰を望む美しい海岸の景観を損ない、衛生、安全面から、さらには漁業を営む上での問題があり、23日の早朝より、5,700人もの市民や漁業者、そして市外のボランティアの皆様の参加により、沿岸及び海岸線の一斉清掃を実施いたしました。これまで収集した流木等の漂着ごみは250トンにも上りました。
 急な呼びかけにもかかわらず、多くの皆様の御協力を賜り、環境に対する市民の気持ち、住んでいるまちをよくしていこうという市民の強い思いが示されました。
 私は、これからもこうした市民の気持ちを大切にして、市政の運営を進めてまいりたいと考えております。
 今後は、国や県に対し、流木の早期処分はもとより、今後の流木処理の支援制度の充実、さらには河川上流域で発生する倒木等の流出防止や治山対策の充実について要望してまいりたいと考えております。
 次に、「経済財政運営と構造改革に関する基本方針2006」、いわゆる「骨太方針2006」について申し上げます。
 昨年までの「骨太方針」が、主に次年度の予算編成に向けた財政運営等の指針を示したものでありましたが、去る7月7日に閣議決定されました「骨太方針2006」は、財政健全化のための中長期的なビジョンを明らかにして、計画的な構造改革を進めるとしております。
 具体的には、歳出削減については、公共事業等の分野別目標が示されたほか、歳入改革については、増税を含む税制改革の必要性や、社会保障財源への消費税充当の方向性が明確に打ち出されました。
 また、地方に対しては、当初案では地方交付税の総額を抑制することが検討されておりましたが、成案では議論の末、現行法定率を堅持するとともに、安定的な財政運営を図るため、地方税も含めた一般財源総額は確保するとしております。
 歳出面では、歳出を抑制して収支不均衡の幅の縮小を目指しており、地方に対して人件費の削減及び地方単独事業の抑制を求めております。
 市といたしましては、こうした考えを踏まえ、今後の財政運営に努めてまいりたいと考えております。
 次に、今年度本市に交付される地方交付税について申し上げます。
 地方交付税を算定する主要な測定単位となっている人口が、先の国勢調査の結果、減少したことなどから、今年度の普通交付税は、前年度に比べ3.5%の減、臨時財政対策債が13.6%の減となり、これらを合わせた本市の実質の普通交付税は前年度に比べ3億2,400万円の減、72億6,200万円となりました。これは現行の「行財政健全化緊急プログラム」に掲げている計画額を1億7,000万円下回り、「三位一体改革」の影響もあり、大変厳しいものとなっております。
 こうしたことから、行政の一層の効率化や歳出の抑制に努め、今年度が最終年度であります「行財政健全化緊急プログラム」の目標達成を目指してまいりたいと考えております。
 次に、来年度からの3年間にわたる市の行財政運営の指針となります「集中改革プラン」について申し上げます。
 平成19年度から21年度までの今後3年間の財政収支の見通しについては、市債の償還ピークを迎えることなどにより、このままでは約21億円の収支不足額が発生すると見込んでおります。このため、1つには平成21年度での収支均衡化、2つ目には財政基盤の強化、3つ目には施策及び事業の重点化、4つ目には市民との協働によるまちづくりを大事な視点ととらえ、収支不足額の計画的解消を図る必要があります。
 今月1日には、最終回となります「氷見市行政改革推進市民懇話会」が開催され、この視点をもとに、収支不足額の解消に向けた骨子が取りまとめられました。今後は、取りまとめられました内容をもとに、議会での議論をいただいた後、年内を目途に具体的な取り組み内容を盛り込んだ「集中改革プラン」を策定し、市民に公表し、具体策を着実に実施してまいりたいと考えております。
 次に、平成19年度の予算編成について申し上げます。
 「総務省」においては、地方自治体の人口と面積を基礎として算定する「新型交付税」の導入が検討されるなど、地方交付税が削減の方向にある上、市の借入金の返済額や福祉費などの義務的経費の増加が見込まれ、引き続き市の財政状況は厳しさが続くものと考えております。
 このため、予算編成において、事務事業評価の結果を着実に反映させるとともに、既存事業については効果を早期発現するものを優先させていただきます。また新規事業については、明日の氷見市の発展に結びつく戦略的事業を中心に予算化を図るものとし、昨年に引き続き「重点事業優先枠」を設け、人づくりの推進、定住策の推進、地域づくりの推進、産業と雇用おこしの推進などの重点施策について、所要の予算を優先的に確保してまいります。
 さらに、地域でできることは地域でとの方針のもとに、市民の御協力をいただきながら、市民からの行政需要に応えてまいりたいと考えております。
 次に、最近の経済・雇用情勢について申し上げます。
 政府は、最近の景気は、企業の好調さが家計へ波及し、景気回復が一段と進むと見込まれるとしており、雇用情勢も、厳しさが残るものの、改善基調で推移しているとしております。
 氷見市におきましても、「コマツキャステックス株式会社」や、一昨日センターの竣工を見た「株式会社牛勝」などが積極的な設備投資を進められるほか、生産活動に活発な企業も見受けられますが、総じて、経済・雇用の両面においてまだまだ厳しい状況が続いております。
 こうした中、かねてから誘致活動を進めておりましたが、7月に、県内外の複数の工場立地候補地を押さえ、市内の上田子地内において「日本ゼオン株式会社」の新工場の誘致が実現いたしました。新工場は、日本の最先端産業である液晶画面用の光学フィルム製造を目的としており、第1期分として約100億円を投資し、来年9月の竣工を目指すものであります。
 なお、製品の製造は、「日本ゼオン株式会社」の100%出資会社であります「株式会社オプテス」が行うこととなっております。
 新規雇用につきましては、当初30名程度で、2、3年のうちにはさらに100億円程度の投資が行われ、150名程度の雇用を予定されていると伺っております。
 新工場の建設の決定は、氷見市の産業振興はもとより、雇用の場の創出に大きなインパクトを与えてくれるものと期待しており、大変喜ばしく思っております。今後も引き続き、本市への企業立地に全力で取り組みたいと考えております。
 また、「氷見市小規模企業団地・ベンチャースペース氷見」についてでありますが、これまでは新規創業を目指す企業の入居を目的としていたところでありますが、今後は、創業時ばかりでなく、意欲のある中小企業者に対し幅広く利用していただくため、所要の条例改正を今定例会に提案しております。
 「旧ニチユーシーサイドクラブ」の活用についてでありますが、去る7月から活用提案の一般公募により、氷見市の観光振興や市民の健康福祉増進、産業振興等に結びつく事業者を募集したところ、先月末で6件の応募がありました。今後は、有識者等で構成する審査委員会において氷見市の地域振興や雇用効果、さらには事業の確実性などの面から選考をしていただき、活用先の結論を出してまいります。
 次に、北大町地先の埋立地の活用及び中心市街地の活性化について申し上げます。
 昨年12月に「まちづくり戦略会議」より提言をいただき、種々の検討を重ねておりますが、このほど、今定例会で埋立地の土地の地番を新たに確定する字の区域に関する提案をいたしております。
 今後は、「食と健康」を基本テーマとして、整備主体となる会社設立の準備に向けて、運営形態や出資のあり方、具体的な事業構想案づくりに取りかかることにいたしております。
 また、「比美町商店街振興組合」において、商店街の活性化を図るため、「藤子不二雄A氏」の「忍者ハットリくん」のモニュメントや3D特殊印刷を利用したパネル等を商店街アーケードに配置する取り組みがあり、事業費の助成を行ってまいります。
 次に、能越自動車道等の道路網整備について申し上げます。
 能越自動車道の「氷見高岡道路」につきましては、本年度内の供用開始を目指し、設備工事や舗装工事などが全区間において急ピッチで進められております。
 また、「七尾氷見道路」につきましては、今年度内に大野、加納、七分一地内において一部工事の発注が予定され、他の地域でも引き続き、用地買収、埋蔵文化財の調査、設計協議などが精力的に進められています。
 「市道環状北線」につきましては、平成12年度から加納・大野区間の整備を進めてまいりましたが、先月28日に同区間を供用開始いたしました。
 今後は、「市道環状北線」の「氷見インターチェンジ」までの接続を予定しており、能越自動車道「氷見高岡道路」の開通により、市北部地域までのアクセス道路として、生活の利便性の向上、さらには物流・観光の面からも本市の発展に大きく寄与するものと確信いたしております。
 次に、きときとの食文化発信について申し上げます。
 「四季を彩る氷見三昧」につきましては、7月に長野県で、8月に富山市婦中町の「越中座」で「道場六三郎氏」を迎えて開催いたしました。また、来月15日には、市内の水産業、農林畜産業、商工業、観光業界の協力のもとに「“食都”氷見キトキトまつり」を氷見漁港内で開催いたします。これらの事業を通じて、氷見の食文化の発信と交流人口の拡大に結びつけてまいりたいと考えております。
 また、稲の生育状況等についてですが、今年の稲の生育は、天候不順の影響が心配されたものの、田植え時期の繰り下げや溝きり、田干しの徹底などにより概ね生育量が確保されており、作柄状況は「平年並み」と見込まれております。
 今後は、適期刈り取りなどの稲作管理の情報を、引き続き「農業普及指導センター」等と連絡を密にしながら、行政チャンネル等を通じ提供し、安全でおいしい氷見米が市場に送り出されるよう努めてまいります。
 また、転作の最重点作物の「ハトムギ」につきましては、昨年の倍以上の14.7ヘクタールの作付が行われ順調な生育となっており、「氷見ハトムギ」の特産化に今後とも努めてまいります。
 次に、当面する教育問題などについて申し上げます。
 まず、「小中学校将来計画」の策定についてでありますが、少子化等に伴って児童・生徒数が減少することから、今後の子どもたちのよりよい教育環境を整備していくことが極めて重要な課題となっております。
 中長期的な視点に立った「小中学校将来計画」の策定に当たっては、市民が十分納得したものでなければならないと考えており、広く市民の意見を聞くことが大切なことから、これまでに「小中学校PTA連合会」や「自治振興委員連合会」の役員との意見交換会を開催し、貴重な御意見をいただいたところであり、近く市内の主要団体と意見交換会を開催することにいたしております。
 その後、これらの意見を踏まえた「小中学校将来計画案」を、できるだけ早く「小中学校統合審議会」に諮ってまいりたいと考えております。
 県立高校再編についてでありますが、「県教育委員会」では県立高校の統廃合や学科の見直しなどを検討する委員会が立ち上げられ、専門的な議論が行われているところであります。
 こうした県の動向に対応するため、本市では、去る7月に「氷見市高校教育振興懇話会」を発足させ、本市における県立高校のあり方について検討を開始したところであります。今後は市としての考えを取りまとめ、県に対し必要な提言や要請などを行ってまいりたいと考えております。
 なお、去る7月28日から京都府で開かれた「第19回全国小学生ハンドボール大会」において、「上庄女子ハンドボールクラブ」が見事全国優勝を、また8月17日から香川県で開かれた「第35回全国中学校ハンドボール大会」において、「北部中学校男子ハンドボール部」が準優勝を果たしました。この快挙は、日ごろの鍛錬の賜物であり、本当に頼もしく、選手、監督及び関係者の皆様に心からお祝いを申し上げます。
 今後とも、「ハンドボールのまち氷見」の名をさらに高めていただくよう期待するものであります。
 次に、保育所の統廃合、民営化等について申し上げます。
 「南大町保育園」につきましては、来年4月からの民営化引受法人を「社会福祉法人野の草会」に決定いたしました。今後は、保護者、引受法人、市による三者協議を随時開催し、円滑な移行に努めてまいります。
 なお、民営化により保育環境に急激な変化を来さないよう、来月から半年間、引受法人の職員の研修受け入れを行うほか、必要な施設整備を予定しており、今定例会に関係予算と条例改正案を提案いたしております。
 また、「布勢・仏生寺統合新設園」につきましても、引受法人を「社会福祉法人げんき会設立準備会」に決定したことから、平成20年10月からの開園に向け、所要の準備を進めてまいります。
 子育て支援策の充実といたしましては、新たに「とやまっ子子育てミニサロン事業」を「速川児童館」において実施し、身近な施設に子育て相談員を配置いたします。
 次に、障害者福祉について申し上げます。
 障害者自立支援法が今年4月に施行され、利用者負担は、所得に応じた負担から原則1割の定率負担となりました。
 さらに、来月から国の障害福祉サービスの体系について見直しがなされます。このため、補装具と日常生活用具の利用者負担についても原則1割お願いすることといたしております。
 次に、ごみの減量化について申し上げます。
 昨年から、廃棄物減量化対策として「氷見市環境審議会」に審議をいただいてまいりましたところ、本年2月に「家庭ごみの有料化及び持込手数料の改定に取り組む必要がある」との答申をいただきました。
 そこで、その具体的な取り組みについて、その後引き続き審議をいただいてまいりましたところ、先月9日に廃棄物の抑制、税負担の公平化等の観点から、「家庭ごみ収集の有料化及び持込手数料の改定について」答申をいただきました。
 具体的には、ごみを出すには、収集指定袋を市が指定した販売店で買っていただき、使用していただくことになります。なお、生活保護世帯や介護を要する方、新生児等がおられる世帯については一定枚数を無料で配付することが提案されております。また、処理施設への持込手数料についても、家庭廃棄物と事業系廃棄物のいずれも料金の改定が提案されております。
 このため、今定例会では、本答申内容を尊重した「氷見市住みよい環境づくり条例」の一部改正及びごみ有料制導入に係る補正予算を提案いたしております。
 なお、可決いただいた後、今後、来年4月実施までの半年間において、市民の皆様にごみ有料化の実施について十分に御理解、御協力をいただけますよう、各地区、各団体に説明会を開催してまいります。
 次に、病院事業について申し上げます。
 病院経営は、全国的に大変厳しい経営環境が強いられております。このため、これからも病院が市民に対してしっかりと高度医療を提供していくためには、自主自立の経営ができる体質へと生まれ変わることが極めて重要なこととなっております。
 このほど、病院職員の給与について、これまでの「地方公務員法」の給与規定に変えて、「地方公営企業法」の給与規定を適用することにいたしました。これは全国でもほとんど例を見ない、ボーナスの一部を、病院の実力である医業収支をベースとした経営状況に応じ、追加、削減をする制度であります。
 今後は、病院経営健全化の重要な柱として適切な運営に努めるとともに、職員一丸となって健全経営が図られるよう、新たに院内に「経営戦略班」を設け、経営環境の変化にいち早く対応できるようにしてまいります。
 「病院改革プログラム」につきましては、これらの内容を盛り込むとともに、今後、収益確保やサービスの向上のため、現場の知恵を集約し、プログラムをつくってまいりたいと考えております。
 また、新病院の建設についてでありますが、将来の展望を踏まえると、新病院の建設が必要であります。新たに大学教授や経営コンサルタント、市民の代表者などで組織する「市民病院建設検討委員会」を近く立ち上げ、新しい病院の事業規模、経営手法等について様々な角度から検討していただき、提言をいただきたいと考えております。
 なお、来月からは、高齢者の認知症をはじめとした精神疾患に対応するため、新たに「高齢心療科」を開設し、診療を行うことにいたしております。
 議員各位をはじめ市民の皆様には、市民病院は最も身近な医療機関であり、地域の医療を守るこの病院に対しまして、これまで以上に厳しくも温かい御支援を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
 それでは、今定例会に提案いたしております諸案件について御説明申し上げます。
 初めに、一般会計及び特別会計の補正予算でありますが、補正予算の規模は、一般会計で5億3,448万円の増額、特別会計で3億524万円の増額となっております。
 一般会計では、家庭ごみの有料制の実施に向けた事業費をはじめ、保育所民営化推進事業費、商店街まんがロード推進事業費、市道堀田海老坂線道路改良事業費、生活路線バス維持対策費補助金、財政調整基金積立金などを計上したものであります。
 これらの財源といたしまして、国・県支出金8,770万円、諸収入2,293万円、繰越金4億2,314万円などを充てることにいたしております。
 特別会計では、国民健康保険特別会計、下水道特別会計及び介護保険特別会計において所要の補正を行うものであります。
 次に、予算以外の案件について申し上げます。
 条例関係では、職員の勤務時間を変更する「氷見市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正について」など9件を、その他の案件では「あらたに生じた土地の確認について」など3件を、報告案件では「地方自治法第179条による専決処分について」を、また認定に関する案件では「平成17年度氷見市一般会計、特別会計歳入歳出決算の認定について」など3件をそれぞれ提案するものであります。
 以上をもちまして、諸般の状況及び今定例会に提案いたしました諸案件の説明とさせていただきます。
 何とぞ慎重審議の上、可決をいただきますようお願い申し上げます。
        ─────────────────────────
○議長(堀江修治君) 以上をもちまして本日の日程は終了いたしました。
 お諮りいたします。明6日から8日は議案調査のため休会したいと思います。これに御異議ありませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(堀江修治君) 御異議なしと認めます。よって、6日から8日は議案調査のため休会することに決しました。
 次会の日程を申し上げます。
 明6日から8日は議案調査のため、また9日及び10日は休日のため、いずれも本会議を休み、9月11日に本会議を再開して、市政一般に対する質問並びに上程全案件に対する質疑を行います。
 本日は、これをもって散会いたします。

 午前10時47分 散会