議事ロックス -地方議会議事録検索-


富山県 氷見市

平成18年 6月定例会−06月12日-01号




平成18年 6月定例会

        平成18年 6月 氷見市議会定例会会議録(第1号)
      ─────────────────────────────
              平成18年6月12日(月曜日)
        ─────────────────────────
                議事日程 (第1号)
  第1 会議録署名議員の指名
  第2 会期の決定
  第3 議案第35号から議案第45号まで、平成18年度氷見市一般会計補正予算(第1号)ほか10件及び報告第5号から報告第13号まで、平成17年度氷見市一般会計繰越明許費繰越計算書ほか8件(提案理由の説明)
        ─────────────────────────
                本日の会議に付した事件
日程第1 会議録署名議員の指名
日程第2 会期の決定
日程第3 議案第35号から議案第45号まで、平成18年度氷見市一般会計補正予算(第1号)ほか10件及び報告第5号から報告第13号まで、平成17年度氷見市一般会計繰越明許費繰越計算書ほか8件(提案理由の説明)
        ─────────────────────────
出席議員及び欠席議員の氏名
  出席議員(22人)
    1番  荻 野 信 悟 君      2番  谷 口 貞 夫 君
    3番  酒 井 康 也 君      4番  古 門 澄 正 君
    5番  宮 本 義 政 君      6番  村 田 正 示 君
    7番  浅 地 芳 子 君      8番  澤 田   勇 君
    9番  嶋 田   茂 君     10番  島   久 雄 君
   11番  久 保 健 三 君     12番  椿 原 俊 夫 君
   13番  地 家 太 一 君     14番  松 木 俊 一 君
   15番  堀 江 修 治 君     16番  布 子 誠 剛 君
   17番  松 波 久 晃 君     18番  中 村 治 平 君
   19番  大 西 武 彦 君     20番  山 本   秀 君
   21番  森 越 林太郎 君     22番  森   文 雄 君
欠席議員(0人)
        ─────────────────────────
職務のため議場に出席した事務局職員
  事務局長  金 田 榮 一      次長    野     満
  副主幹   明 圓 俊 彰      主査    野 村 佳 作
        ─────────────────────────
説明のため議場に出席した者の職・氏名
  市長    堂 故   茂 君    助役    中 田 清 信 君
  収入役   木 下 俊 男 君    理事    前 辻 秋 男 君
  企画広報室長船 場 健 治 君    総務部長  國 本 嘉 隆 君
  建設部長  瀬 戸 三 男 君    産業部長  荒 屋 俊 春 君
  防災・危機管理監           財務課長  金 谷 正 和 君
        澤 田 邦 夫 君
  会計課長  七 瀬 良 和 君
   市民病院
  事務局長  丸 山 隆 司 君
   教育委員会
  委員長   冨 樫 通 子 君    教育長   中 尾 俊 雄 君
  教育次長  大 門 茂 男 君
   監査委員
  代表監査委員指 崎 伊久雄 君    事務局長  山 岸 啓 次 君
   消防機関
  消防長   脇   清 次 君
        ─────────────────────────
  午前10時01分 開会

△開会の宣告
○議長(堀江修治君) これより、平成18年6月氷見市議会定例会を開会いたします。
 直ちに本日の会議を開きます。
 出席議員は22名で全員であります。
 また、今期定例会における説明員の出席要求に対し、堂故市長、中田助役、木下収入役、冨樫教育委員会委員長、中尾教育長、指崎監査委員及び理事並びに関係部、室、次、課、局長、管理監の出席があります。
        ─────────────────────────
△永年在職議員の表彰状の伝達
○議長(堀江修治君) 次に、去る4月20日に松本市で開催されました第81回北信越市議会議長会定期総会及び5月24日に東京都で開催されました第82回全国市議会議長会定期総会において、市議会議員として永年在職の功績により表彰を受けられました方々への表彰状の伝達をいたします。
 事務局長に、その氏名を報告させます。
◎事務局長(金田榮一君) 命により御報告申し上げます。
 今回受賞されましたのは、市議会議員として在職15年以上の松波久晃議員、布子誠剛議員、堀江修治議長、松木俊一議員、地家太一議員及び椿原俊夫議員であります。
 なお、副賞につきましては、後ほどお渡しいたしますので御了承をお願いいたします。
 また、堀江議長につきましては、表彰状の伝達を省略いたします。
 まず初めに、北信越市議会議長会の表彰状の伝達を行います。
 御氏名を申し上げますので、議長席のほうへお越し願います。
 松波久晃殿。
○議長(堀江修治君)
  表  彰  状
                            氷見市  松波久晃 様
 あなたは市議会議員として在職15年、よく市政の発展に努められ、その功績はまことに顕著なものがあります。
 よって第81回定期総会にあたり、本会表彰規程により表彰します。

   平成18年4月20日
                    北信越市議会議長会
                     会長 松本市議会議長 渡辺 聰
                                    (拍 手)
◎事務局長(金田榮一君) 布子誠剛殿。
○議長(堀江修治君)
  表  彰  状
                             氷見市  布子誠剛 様
 あなたは市議会議員として在職15年、よく市政の発展に努められ、その功績はまことに顕著なものがあります。
 よって第81回定期総会にあたり、本会表彰規程により表彰します。

   平成18年4月20日
                    北信越市議会議長会
                     会長 松本市議会議長 渡辺 聰
                                    (拍 手)
◎事務局長(金田榮一君) 松木俊一殿。
○議長(堀江修治君)
  表  彰  状
                             氷見市  松木俊一 様
 あなたは市議会議員として在職15年、よく市政の発展に努められ、その功績はまことに顕著なものがあります。
 よって第81回定期総会にあたり、本会表彰規程により表彰します。

   平成18年4月20日
                    北信越市議会議長会
                     会長 松本市議会議長 渡辺 聰
                                    (拍 手)
◎事務局長(金田榮一君) 地家太一殿。
○議長(堀江修治君)
  表  彰  状
                             氷見市  地家太一 様
 あなたは市議会議員として在職15年、よく市政の発展に努められ、その功績はまことに顕著なものがあります。
 よって第81回定期総会にあたり、本会表彰規程により表彰します。

   平成18年4月20日
                    北信越市議会議長会
                     会長 松本市議会議長 渡辺 聰
                                    (拍 手)
◎事務局長(金田榮一君) 椿原俊夫殿。
○議長(堀江修治君)
  表  彰  状
                             氷見市  椿原俊夫 様
 あなたは市議会議員として在職15年、よく市政の発展に努められ、その功績はまことに顕著なものがあります。
 よって第81回定期総会にあたり、本会表彰規程により表彰します。

   平成18年4月20日
                    北信越市議会議長会
                     会長 松本市議会議長 渡辺 聰
                                    (拍 手)
◎事務局長(金田榮一君) 引き続き、全国市議会議長会の表彰状の伝達を行います。
 松波久晃殿。
○議長(堀江修治君)
  表  彰  状
                             氷見市  松波久晃 殿
 あなたは市議会議員として15年、市政の振興に努められ、その功績は著しいものがありますので、第82回定期総会にあたり本会表彰規程により表彰いたします。

   平成18年5月24日
                           全国市議会議長会
                             会長 国松 誠
                             藤沢市議会議長
                                    (拍 手)
◎事務局長(金田榮一君) 布子誠剛殿。
○議長(堀江修治君)
  表  彰  状
                             氷見市  布子誠剛 殿
 あなたは市議会議員として15年、市政の振興に努められ、その功績は著しいものがありますので、第82回定期総会にあたり本会表彰規程により表彰いたします。

   平成18年5月24日
                           全国市議会議長会
                             会長 国松 誠
                             藤沢市議会議長
                                    (拍 手)
◎事務局長(金田榮一君) 松木俊一殿。
○議長(堀江修治君)
  表  彰  状
                             氷見市  松木俊一 殿
 あなたは市議会議員として15年、市政の振興に努められ、その功績は著しいものがありますので、第82回定期総会にあたり本会表彰規程により表彰いたします。

   平成18年5月24日
                           全国市議会議長会
                             会長 国松 誠
                             藤沢市議会議長
                                    (拍 手)
◎事務局長(金田榮一君) 地家太一殿。
○議長(堀江修治君)
  表  彰  状
                             氷見市  地家太一 殿
 あなたは市議会議員として15年、市政の振興に努められ、その功績は著しいものがありますので、第82回定期総会にあたり本会表彰規程により表彰いたします。

   平成18年5月24日
                           全国市議会議長会
                             会長 国松 誠
                             藤沢市議会議長
                                    (拍 手)
◎事務局長(金田榮一君) 椿原俊夫殿。
○議長(堀江修治君)
  表  彰  状
                             氷見市  椿原俊夫 殿
 あなたは市議会議員として15年、市政の振興に努められ、その功績は著しいものがありますので、第82回定期総会にあたり本会表彰規程により表彰いたします。

   平成18年5月24日
                           全国市議会議長会
                             会長 国松 誠
                             藤沢市議会議長
                                      (拍 手)
◎事務局長(金田榮一君) 以上でございます。
        ─────────────────────────
○議長(堀江修治君) これより本日の日程に入ります。
 議事日程は、お手元に配付の日程表のとおりであります。
        ─────────────────────────
△会議録署名議員の指名
○議長(堀江修治君) 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において、7番 浅地芳子君、13番 地家太一君及び18番 中村治平君を指名いたします。
        ─────────────────────────
△会期の決定
○議長(堀江修治君) 次に、日程第2 会期の決定を議題といたします。
 お諮りいたします。今期定例会の会期は、本日から6月23日までの12日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(堀江修治君) 御異議なしと認めます。よって、会期は12日間と決定いたしました。
        ─────────────────────────
△議案第35号から議案第45号まで及び報告第5号から報告第13号まで
○議長(堀江修治君) 次に、日程第3 議案第35号から議案第45号まで、平成18年度氷見市一般会計補正予算(第1号)ほか10件及び報告第5号から報告第13号まで、平成17年度氷見市一般会計繰越明許費繰越計算書ほか8件を一括議題といたします。

△提案理由の説明
○議長(堀江修治君) 市長から提案理由の説明を求めます。
 堂故市長。
 〔市長 堂故 茂君 登壇〕
◎市長(堂故茂君) おはようございます。
 本日、6月氷見市議会定例会を招集いたしましたところ、議員各位の御出席をいただき、誠にありがとうございます。
 ただいまは、全国市議会議長会並びに北信越市議会議長会から、長年の御功績により表彰を受けられました松波議員、布子議員、堀江議長、松木議員、地家議員、椿原議員には、誠におめでとうございます。心からお祝いを申し上げます。
 今後とも市政発展のため、一層の御活躍をされますよう御祈念申し上げます。
 それでは、提案理由の説明に先立ちまして、諸般の状況について申し上げます。
 初めに、平成17年度の一般会計の決算の見通しについてでありますが、「三位一体改革」等によりまして、実質の地方交付税が約1億4,000万円減少したことなどに伴い、平成9年以来8年ぶりに実質単年度収支が赤字となり、財政調整基金の残高が大幅に減少するなど、大変厳しい影響を受けております。
 そうした折に、政府では「三位一体改革」を終えて、新たに「歳出・歳入一体改革」を進めようとしております。
 政府は、財政再建を図るため、2011年度の国と地方のプライマリーバランスの均衡化を目指す必要があるとしており、公共事業、地方財政、社会保障等広範な分野において、歳出削減が検討されているところであります。特に、来年度の歳出の削減を進めるため、地方交付税改革の動向が大きな焦点として浮かび上がっております。
 内閣府に設置された「経済財政諮問会議」では、民間の委員が今後5年間の地方交付税総額の抑制を提案しております。
 また、総務大臣が設置した「地方分権21世紀ビジョン懇談会」は、現行の地方交付税に代わり、配分基準を人口と面積だけに簡素化する「新型交付税」を段階的に導入するよう提言されたところであります。
 仮にこれが導入されたとして試算いたしますと、本市に配分される実質の地方交付税総額は約14億5,000万円、率にして16.7%の大幅な削減となるものであり、医療や子育て支援をはじめとする市民の生活を守る事業ができなくなるのであります。複雑でわかりにくい地方交付税の算定方式を見直し、簡素化することには理解できる点もありますが、単純に人口と面積だけを基準に配分されますと、地方の個別の行政需要が反映されないばかりか、必要な額と財源のバランスが崩れ、結果として、財政力の豊かな地域とそれ以外の地域との格差を拡大するものであり、納得ができないところであります。
 地方自治体がこれまで国の経済対策に協力して、地方単独事業などを行うため、交付税措置のある多額の地方債を発行してきたことが地方が苦しい財政運営を余儀なくされる要因の一つとなっており、既に地方自治体では国以上の歳出の削減を行ってきているのであります。このため、歳出面での削減の余地が極めて少なくなってきているところを国が一方的に地方交付税の削減を行うことは、単なる国の赤字の地方への転嫁にすぎず、誠に遺憾であります。
 地方交付税は、地方固有の財源であることを国においてしっかりと認識していただき、地方交付税の持つ財政力格差を是正するための財源調整機能と財源保障機能が確保される中で、国と地方の仕事の分担を明確にし、地方の行政水準がしっかりと確保されるよう、県や全国市長会等を通じ、強く要望してまいりたいと考えております。
 次に、最近の経済・雇用情勢について申し上げます。
 5月の政府の「月例経済報告」によれば、個人消費は緩やかに増加しており、国内の景気は回復しているとしております。
 先行きについても、企業部門の好調さが家計部門へ波及し、民間需要に支えられた景気回復が続くと見込まれる一方、原油価格の動向が内外経済に与える影響等に留意する必要があるとしております。
 また、雇用情勢は、厳しさが残るものの、改善に広がりが見られるとしております。
 最近の氷見市の状況について、今年2月と3月の有効求人倍率が平成9年12月以来、実に8年ぶりに1倍を超えたところでありますが、本市の産業構造上の問題などにより、企業間や業種間で格差が見られることから、景気回復を反映したものとは言いがたく、依然として厳しい状況が続いております。
 こうした中、市といたしましては、今年度末に予定の能越自動車道「氷見インターチェンジ」の供用開始を控え、21世紀は食と環境の時代であるとも言われており、氷見が飛躍するチャンスの時でもあります。観光、農林水産業の振興に取り組むなど諸施策を推進するとともに、新たな企業の誘致にも力を入れ、産業の浮揚や雇用の拡大を促してまいります。
 次に、定住・交流策について申し上げます。
 まず、市内の空き家の有効利用と定住促進を図るため、今月1日に「氷見市空き家情報バンク」を開設し、広報等で空き家の情報を募集しており、今後は空き家情報に氷見市の暮らしに関する情報を加え、ホームページを通して全国に発信し、Uターン・Iターン希望者、さらには自然の豊かさにあこがれる人たちへの情報提供に努めてまいりたいと考えております。
 また、観光地としての魅力を高めるため、構造改革特区の活用などを民間事業者に働きかけてきたところ、今般、民宿事業者からどぶろくの製造計画が出されたので、どぶろくの製造について、国からの規制緩和を受ける地域として申請いたしました。
 さらに、「フォレスト・フローラルガーデン構想」につきましては、先月、「富山県土地対策要綱」に基づく「開発行為の届出」が県へ提出されました。今後は、整備工事に必要な審査を受けるとともに、林地開発等の手続が順次行われると伺っております。
 次に、防災対策について申し上げます。
 本年度の氷見市水防計画を策定するに当たり、昨年の大雨による災害を踏まえ、仏生寺川をはじめとする県管理の5河川について「特別警戒水位」の項目を追加いたしました。
 新たに設けました「特別警戒水位」につきましては、一定の基準の水位を超えると、住民に対して避難を促す情報を発する目安となる水位であり、特に、高齢者等で避難に支援が必要な方の円滑な避難活動につなげてまいりたいと考えております。
 また、昨年から整備を進めてまいりました脇、姿、泊、島尾の海岸4カ所での防災行政同報無線につきましては、先月から運用を開始いたしました。これにより、すべての海岸線において津波情報の伝達が可能となり、防災対策に役立ててまいりたいと考えております。
 次に、国民保護計画について申し上げます。
 今年度、武力攻撃等から国民の生命、身体、財産を守るため、国民保護計画を策定することとしており、広く意見を求め、施策を総合的に推進するため、第1回の「国民保護協議会」を今月5日に開催いたしました。
 第1回の会合では、法で示している武力攻撃や大規模テロの際の初動連絡態勢、市民の避難誘導等について、市が行わなければならない責務の大きな柱を協議したところであります。
 次回以降では、具体的な計画内容について協議してまいりたいと考えております。
 次に、「氷見市安全なまちづくり推進センター」について申し上げます。
 近年、全国各地で、道路や公園、学校など身近な場所での犯罪が多発する中、市民が安全で安心して暮らせる地域社会を実現するためには、市のみならず、警察、事業者、自主防犯団体等の連携、協力が不可欠になってきております。
 このため、先月15日に「氷見市安全なまちづくり推進センター」を立ち上げ、同月29日の役員会において、自主防犯団体、自主防災団体と連携を図るとともに、各種防犯団体、自治会、老人クラブ、PTA等の関係諸団体の協力を得て、地域が一体となった防犯活動を推進することにいたしました。
 今後も、行政、関係機関、地域が一丸となって、防犯活動に積極的に取り組んでまいりたいと考えており、市民の皆様の御協力をお願い申し上げる次第であります。
 次に、能越自動車道の整備について申し上げます。
 能越自動車道の「氷見高岡道路」につきましては、現在、今年度内の供用開始を目指し、急ピッチで事業が進められております。
 これまで、「氷見インターチェンジ(仮称)」周辺の盛土工事をはじめ、「氷見第4・第5トンネル」の貫通、矢田部・大野地区の高架橋などは全線にわたって整備が進んでおりますが、最終年度の今年度は、全区間の舗装工事・照明等の設備工事や「氷見インターチェンジ」周辺の道路整備工事などが進められ、供用開始の平成18年度末を目指し、全力で取り組まれております。
 また、「七尾氷見道路」につきましても、17年度に引き続き、今年度は用地買収、埋蔵文化財の調査や「灘浦インターチェンジ(仮称)」以北の設計協議を中心に、事業が精力的に進められているところであります。
 次に、農業の振興について申し上げます。
 全国的に米価が低下する中、品質の高い売れる米づくり、おいしい氷見米づくりを進め、さらに収益の確保を図る必要があり、今年も多くの農家の皆様の御協力を得ながら田植え時期の繰り下げが行われました。
 これからも、農業関係機関と連携のもと、適切な栽培指導に努めてまいります。
 また、国の米政策の大きな転換に対応するため、地域営農体制の確立を目指し、法人化に向けた集落営農組織を増やすことや、担い手となる認定農業者の育成に取り組んでまいります。
 食文化の推進につきましては、これまで「“食都”四季を彩る氷見三昧」や「キトキトまつり」の事業などを通して、氷見牛、キトキトの魚、氷見うどん等の氷見の食材がおいしいブランドとして高く評価されてきており、地域に食を通した活動が広がりつつあります。
 また、一昨年から開催しております「“食都”四季を彩る氷見三昧」を今年度も実施することとしており、県外編として、昨年に続き長野での開催や、「キトキトまつり」の時期に連携した事業を盛り込むなど、さらに充実した内容で、幅広い層に氷見の食文化を知っていただくよう企画してまいりたいと考えております。
 次に、定置網漁業を通じた国際協力について申し上げます。
 定置網漁業は、漁業に従事する方々が一体となって、漁場、漁業資源を管理する環境にやさしい漁法であり、昨年度から3カ年計画で、「国際協力機構(JICA)」の助成を受け、「タイ王国東部海洋漁業開発センター」に対し、漁業専門家の派遣や外国人漁業研修生の受け入れなど、定置網漁業技術指導を実施いたしております。
 この秋には、昨年設立いたしました「水産業振興国際協力事業実行委員会」の皆様と一緒に私もタイ国を訪れ、同国はもとより東南アジア諸国の漁業関係者の参加を得て、定置網漁法の国際セミナーを開催することにいたしております。
 このほか、タイ国水産局等を訪問し、定置網漁業の理解や普及を図りたいと考えております。
 また、あわせて、漁業専門家の派遣等の支援要請があるインドネシアを訪問し、定置網導入に向けた諸情勢について、調査・視察を行いたいと考えております。
 次に、小中学校将来計画の策定について申し上げます。
 全国的に急激な少子化の傾向にありますが、本市においても、依然として小規模校における複式学級が避けられない状況になっており、次代を担う子どもたちのより良い教育環境の整備を図るため、小規模校を統合再編し、適正な学校配置をする必要があります。広く市民や地域の意見を聞きながら、小中学校の中長期的な将来計画を策定するため、まずは、小中学校PTA連合会や自治振興委員連合会の役員の皆様と近く意見交換を行うことにしております。
 次に、保育所の統合・民営化について申し上げます。
 平成19年4月の民営化に向け、引受法人の公募を行っておりました「南大町保育園」につきましては、新設を含む3つの法人から申請があり、現在、保育に識見を有する方や保護者等で組織した「公立保育所民営化引受法人選考委員会」において、移管先を選考していただいており、近くその結果が報告される予定であります。
 また、地域の要望を受け、建設の準備を進めておりました「布勢・仏生寺統合新設園」につきましては、去る4月28日、「統合園連絡協議会」において、地元の総意として建設予定地が決定されましたので、来年度の建設に向け、民営化引受法人の選考等に取り組んでまいります。
 次に、住みよい環境づくりについて申し上げます。
 このたび、環境省の平成18年度「快水浴場百選」に島尾海水浴場が選定され、先月24日に認定書をいただいたところであります。これは、島尾海水浴場が富山湾越しに立山連峰を望むことのできる美しい水辺であること、市民の環境活動により清らかな水辺が保たれていること、JR島尾駅に近く、周辺に民宿が多く、利便性のある優しい水辺であること、さらには、子どもたちの環境教育の場として、キャンプや地引網の体験ができるなど、豊かな水辺であることも高く評価されたものであります。この選定を励みとし、氷見市の美しい自然を保ちながら、全国の人々にも親しんでもらえるまちづくりをさらに推進してまいりたいと考えております。
 次に、ごみの減量化について申し上げます。
 環境への負荷の少ない循環型社会の形成が重要な課題となっており、ごみの減量化・資源化は、企業や市民、行政挙げて取り組む大きな課題となってきております。
 こうしたことから、国や県ではごみ排出量の削減目標を定めており、また市でも、国や県の減量化目標に合わせて「一般廃棄物処理基本計画」を策定し、平成22年度までのごみ排出量を8%削減することとしております。しかしながら、本市の近年のごみ排出量の状況はほぼ横ばいで推移しており、市民の皆様の御協力のもとに資源ごみの分別収集、リサイクル活動等を進めておりますが、このままでは削減目標の達成は大変困難な状況にあると言えます。
 また、高岡地区広域圏で計画されておりますごみ処理施設の処理規模を最小限とするために、減量化の実績を着実に上げていくことが本市にとって大切となってきております。
 本市のごみ減量化対策については、既に「氷見市環境審議会」から、本年2月に「ごみの有料化及び持込手数料の改定に取り組む必要がある」との御意見をいただいたところであります。今月中にも審議会を開催して、有料化の具体的な取り組み内容について、さらに十分な議論をいただくことになっているところであります。
 次に、病院事業について申し上げます。
 氷見市民病院は、このたび、財団法人「日本医療機能評価機構」から577項目の課題をクリアして、「病院機能評価」の認定をいただいたところであります。これにより、氷見市民病院が質の高い医療サービスを提供できる病院として認められたわけでありますが、これを一つのステップとして、一層サービスの充実を図ってもらいたいと思っています。
 さて、近年地方自治体が開設した公立病院は、国の相次ぐ診療報酬マイナス改定等の医療制度改革の大きな波を受け、加えて、新医師臨床研修制度の実施に伴って、研修医が大都市周辺に偏り、地方における医師不足という事態が発生しており、氷見市民病院においても大変厳しい運営を余儀なくされております。
 このため、富山大学の医局などへ医師を派遣していただくよう強力にお願いするとともに、あらゆるルートを通じて医師の確保に努めております。おかげをもちまして、麻酔科医については、来月から採用する運びとなりました。
 今後とも、医師確保のため多方面に働きかけ、安心して来院いただけるよう、なお一層努力してまいりたいと考えております。
 平成17年度の収支状況は、国の大きな制度改革などの影響を受け、医業収入が大幅に減少し、これに多数の中途退職者に伴う退職手当組合負担金等の人件費の増加などが重なって、決算では2億3,000万円余の赤字が発生いたしました。
 今後、市民病院の経営健全化と病院の将来を考えた新病院建設について、財政的な課題をクリアする必要があります。
 これまで、市民病院の経営の問題をはじめ、一般会計の中期的収支、新病院を建てた場合の一般会計及び病院事業会計の負担問題などについて、病院・本庁で構成するプロジェクトチームを立ち上げ、様々な角度から分析してきております。
 中でも特に、市民病院が早急に取り組まなければならない柱として、1つ目には自主・自立の病院運営を行うこと、2つ目には病院と市との連携・協力のルールの確立、3つ目には新病院建設の見通しを立てること、この3つを同時に方向づける必要があると考えております。
 具体的には、人事給与制度改革の実施や診療日の拡大などを内容とする改革プログラムを検討しており、病院の各職場からの提案の募集、医師会との意見交換等を行い、できるだけ早く取りまとめたいと考えております。
 いずれにいたしましても、収支の改善や新病院の建設は大変重要なことであり、病院改革プログラムを市民の皆様にはっきりとお示しし、氷見市の地域医療や市民の健康を守ってまいりたいと考えております。
 次に、「PETセンター」を整備する会社への出資について申し上げます。
 「PET(陽電子放射断層撮影装置)」は、全身を一度に検査できることなどから、がん発見に高い効果を持つとされており、富山県が富山市内で「PETセンター」の設置を計画し、第三セクターの整備・運営会社を設立するため、県、市町村、民間が協力して出資するというものであります。
 氷見市といたしましても、市民の健康の確保の観点から、今回の県の計画に協力いたしたく、所要の経費を本定例会に提案しているものであります。
 次に、行財政改革について申し上げます。
 市の財政は、市債の償還がピークを迎える平成19年から20年にかけて最も厳しい時期を迎えることから、年内を目途に、平成21年度までの「集中改革プラン」を策定し、持続可能な財政運営を目指してまいります。
 現在、プラン策定の前提となる計画期間中の財政見通しや、各部局が取り組む改革推進項目等の取りまとめを行っており、来月を目途に、市議会をはじめ「行政改革推進市民懇話会」の皆様に、議論のたたき台となる素案をお示しし、御意見・御提言をいただきながら、「集中改革プラン」の取りまとめを進めてまいりたいと考えております。
 それでは、今定例会に提案いたしております諸案件について御説明申し上げます。
 初めに、一般会計、事業会計、特別会計の補正予算であります。
 補正予算の規模は、一般会計で8,446万円の増額、事業会計で3,296万円の増額、特別会計で2,785万円の増額となっております。
 一般会計では、国・県等からの内示に合わせまして、朝日山公園駐車場整備事業費、学校評価システム構築事業費などを計上したほか、緊急性の高いものとして、この冬の大雪により被害を受けた施設や水処理設備の老朽化が著しい不燃物処理センターの修繕費、PETセンター設立に伴う出資金などを計上したものであります。
 これらの財源といたしまして、国・県支出金1,933万円、市債1,760万円、繰越金3,707万円などを充てることにいたしております。
 事業会計では、水道事業会計において、島尾地内の配水管の布設替に係る工事費等を増額するものであります。
 特別会計では、老人保健医療事業特別会計において、平成17年度医療費確定に伴う負担金等償還金の追加等を行うほか、介護保険特別会計の介護サービス事業勘定において、事業所への委託件数に制限が加わったことに伴う市の直営部分の予算化等を行うものであります。
 次に、予算以外の案件について申し上げます。
 条例関係では、「氷見市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部改正について」など3件を、その他の案件では、「字の区域の廃止について」など4件をそれぞれ提案いたしております。
 報告案件では、平成17年度の一般会計、水道事業会計及び下水道特別会計に係る繰越計算書3件、並びに「平成17年度氷見市土地開発公社の事業報告及び決算について」など6件をそれぞれ報告するものであります。
 以上をもちまして、諸般の状況並びに今定例会に提案いたしました諸案件の説明とさせていただきます。
 何とぞ慎重審議の上、御可決をいただきますようよろしくお願い申し上げます。
        ─────────────────────────
○議長(堀江修治君) 以上をもちまして本日の日程は終了いたしました。
 お諮りいたします。明13日及び14日は議案調査のため休会したいと思います。これに御異議ありませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(堀江修治君) 御異議なしと認めます。よって、明13日及び14日は議案調査のため休会することに決しました。
 次会の日程を申し上げます。
 明13日及び14日は議案調査のため本会議を休み、6月15日に本会議を再開し、市政一般に対する質問並びに上程全案件に対する質疑を行います。
 本日は、これをもって散会いたします。

 午前10時47分 散会