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富山県 氷見市

平成18年 3月定例会−03月01日-01号




平成18年 3月定例会

        平成18年 3月 氷見市議会定例会会議録(第1号)
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              平成18年3月1日(水曜日)
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                議事日程 (第1号)
  第1 会議録署名議員の指名
  第2 会期の決定
  第3 議案第1号から議案第32号まで、平成18年度氷見市一般会計予算ほか31件及び報告第1号、報告第2号、地方自治法第179条による専決処分についてほか1件(提案理由の説明)
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                本日の会議に付した事件
日程第1 会議録署名議員の指名
日程第2 会期の決定
日程第3 議案第1号から議案第32号まで、平成18年度氷見市一般会計予算ほか31件及び報告第1号、報告第2号、地方自治法第179条による専決処分についてほか1件(提案理由の説明)
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出席議員及び欠席議員の氏名
  出席議員(20人)
    1番  酒 井 康 也 君      2番  (欠   員)
    3番  古 門 澄 正 君      4番  宮 本 義 政 君
    5番  村 田 正 示 君      6番  浅 地 芳 子 君
    7番  澤 田   勇 君      8番  嶋 田   茂 君
    9番  島   久 雄 君     10番  久 保 健 三 君
   11番  椿 原 俊 夫 君     12番  地 家 太 一 君
   13番  松 木 俊 一 君     14番  堀 江 修 治 君
   15番  布 子 誠 剛 君     16番  松 波 久 晃 君
   17番  (欠   員)       18番  中 村 治 平 君
   19番  大 西 武 彦 君     20番  山 本   秀 君
   21番  森 越 林太郎 君     22番  森   文 雄 君
  欠席議員(0人)
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職務のため議場に出席した事務局職員
  事務局長  川 崎 辰 夫      次長    野     満
  副主幹   明 圓 俊 彰      副主幹   坂 本 博 之
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説明のため議場に出席した者の職・氏名
  市長    堂 故   茂 君    助役    中 田 清 信 君
  収入役   木 下 俊 男 君    理事    前 辻 秋 男 君
  企画広報室長船 場 健 治 君    総務部長  國 本 嘉 隆 君
  市民部長  横 澤 信 生 君    建設部長  瀬 戸 三 男 君
  産業部長  舟 塚 健 一 君    財務課長  尾 崎 俊 英 君
  会計課長  金 田 榮 一 君
   市民病院
  事務局長  丸 山 隆 司 君
   教育委員会
  委員長   冨 樫 通 子 君
   監査委員
  代表監査委員指 崎 伊久雄 君    事務局長  金 谷 正 和 君
   消防機関
  消防長   脇   清 次 君
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 午前10時01分 開会

△開会の宣告
○議長(堀江修治君) これより、平成18年3月氷見市議会定例会を開会いたします。
 直ちに本日の会議を開きます。
 出席議員は20名で定足数に達しております。
 また、今期定例会における説明員の出席要求に対し、堂故市長、中田助役、木下収入役、冨樫教育委員会委員長、指崎監査委員及び理事並びに関係部、室、課、局長の出席があります。
 なお、中尾教育長並びに大門教育次長より、都合により本日の会議を欠席したい旨の届け出がありますので、御了承願います。
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○議長(堀江修治君) これより本日の日程に入ります。
 議事日程は、お手元に配付の日程表のとおりであります。
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△会議録署名議員の指名
○議長(堀江修治君) 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において、4番 宮本義政君、10番 久保健三君及び21番 森越林太郎君を指名いたします。
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△会期の決定
○議長(堀江修治君) 次に、日程第2 会期の決定を議題といたします。
 お諮りいたします。今期定例会の会期は、本日から3月10日までの10日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(堀江修治君) 御異議なしと認めます。よって、会期は10日間と決定いたしました。
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△議案第1号から議案第32号まで及び報告第1号、報告第2号
○議長(堀江修治君) 次に、日程第3 議案第1号から議案第32号まで、平成18年度氷見市一般会計予算ほか31件及び報告第1号、報告第2号、地方自治法第179条による専決処分についてほか1件を一括議題といたします。
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△提案理由の説明
○議長(堀江修治君) 市長から提案理由の説明を求めます。
 堂故市長。
 〔市長 堂故 茂君 登壇〕
◎市長(堂故茂君) おはようございます。
 平成18年3月氷見市議会定例会の開催に当たり、提案いたしました平成18年度予算案及びその他の議案につきまして、その概要を述べ、あわせて市政運営について所信の一端を申し上げます。
 平成の大合併が全国で進み、富山県内の市町村の数も35から今月末には全国都道府県で最も少ない15に再編され、各地方自治体が、厳しい財政環境の中で自ら考え、自ら実行し、特性や個性を活かしたまちづくりを行っていく時代に入りました。
 私は、市民の皆様の御支持をいただけるならば、市民参加の市民が主役のまち、住むことに幸せを感じるまち、200万人交流の元気なまちを目指して、引き続き全力で市政の運営に当たりたいと考えております。特にこれからの数年間は、税収や地方交付税など歳入の伸びが期待できない見通しにあり、一方の歳出面では、借入金の返済がピークを迎え、さらに高齢化の進展に伴う介護、医療等生活関係経費の増加や、市民病院の経営や今後の方向を考えると、より簡素で効率的な自治体として経営していかなければならないと考えております。
 このような状況のもとではありますが、氷見には、去る1月19日に環境大臣から「平成17年度循環・共生・参加まちづくり表彰」の受賞をいただいたように、すばらしい空間があります。また、これまで条件不利地と言われてきましたが、ケーブルテレビ網の整備や携帯電話不感地域の解消が進み、また氷見の飛躍には欠かせない国道160号などの道路網の整備促進がされ、新年度内には、能越自動車道氷見インターの開通、さらには食や健康をテーマとした北大町地先の埋立地の活用を図る大きな夢が目の前に開けてきております。
 自然と調和しながら、産業の活性化を図っていくチャンスのときであります。第7次総合計画が目指す夢と希望に満ちた「人と自然がなごむ交流都市 ひみ」の実現に向けて、全力を傾注してまいります。
 それでは、平成18年度予算編成の基本方針について申し上げます。
 国の予算は、政策的経費である一般歳出の規模は46兆3,660億円で、前年度に比べ1.9%の減となり、2年連続して前年度を下回っており、抑制型の予算となっております。また、地方財政計画の現模は、前年度に比べ0.7%の減で、5年連続の減少となっておりますが、地方交付税等の一般財源総額は、給与や地方単独事業などの抑制により財源不足額の圧縮を図りながらも、前年度並みの額が確保されております。
 氷見市の平成18年度予算についてでありますが、予算の編成に当たりまして、厳しい財政環境を踏まえ、「行財政健全化緊急プログラム」に掲げる改革の着実な推進を図るとともに、既存の施策や事務事業の厳正な見直しを行いました。
 その一方では、「人と自然がなごむ交流都市 ひみ」の実現を図るため、基金などをも活用し、優先枠に掲げた「氷見を支える人づくりの推進」や「能越自動車道の開通を展望したまちづくりの推進」などの事業に対して、重点的に予算化を図りました。
 歳入では、臨時財政対策債を含む実質の地方交付税が、人口減などから前年度に比べ2.5%の減となるなどにより歳入総額の伸びは見込めないことから、財政調整基金、減債基金合わせて7億5,000万円を取り崩すとともに、保育所や小学校の環境整備に社会福祉事業振興基金や教育文化振興基金を活用するなどにより、必要な財源の確保を図りました。
 この結果、予算規模といたしましては、一般会計209億8,000万円、前年度対比1.2%増、また、事業会計2本で89億6,906万円、前年度対比4.7%減、特別会計5本で179億4,246万円、前年度対比0.4%増といたしております。全会計合わせての総額では478億9,151万円となり、前年度に比べ0.3%の減といたしております。
 続いて、第7次総合計画の基本目標及び予算編成の重点方針に沿って、新規事業や主要施策を中心に予算の内容を御説明申し上げます。
 第1は、氷見市の将来の夢と希望に向かって市民とともに目指す「新世紀の挑戦」であります。
 まず、「四季を彩る花とみどりの庭園都市づくり」について申し上げます。
 住む者にやすらぎがあり、来訪者への思いやりに包まれた快適で潤いのあるまちづくりを目指して、沿道等にふれあい花壇やフラワープランターを設置するほか、「市民リーダー研究会」、「ひまわり大作戦」に支援するなど、市民が自主的・主体的に取り組む活動に支援してまいります。
 また、海浜植物園において、夏休み期間に「蝶とカブトムシ親子ふれあいまつり」を開催し、来園者の増加を図ってまいります。
 次に、「6万人定住と200万人交流の都市づくり」について申し上げます。
 平成18年度に予定されています能越自動車道氷見インターの開通を好機ととらえ、岐阜県をはじめとした中京圏をターゲットに誘客の増を図る特別観光キャンペーンを展開いたします。また、200万人交流の拠点となる北大町地先の埋立地の活用につきましては「まちづくり戦略会議」の提言をもと、今後は市民の協力をいただきながら、「食と健康」をテーマとする事業の実現を目指して、運営主体や資金調達の方策等について詳細な検討を行ってまいります。
 さらには、中心市街地のにぎわいづくりとして、「まちづくり交付金事業」による整備の促進、また、民間で計画されている「フォレスト・フローラルガーデン構想」の実現に向けて、関連市道の整備に着手するなど、積極的に支援してまいります。
 定住施策としましては、Uターン・Iターン希望者を積極的に支援するため、新たに「空き家情報バンク制度」を創設し、ホームページを通じて、氷見市での暮らしに関する情報を全国に発信してまいります。また、優良住宅団地造成事業の「公共施設整備費補助制度」を5年間延長するとともに、助成内容も充実するほか、新たに「創業者支援資金融資制度」や農畜産業を対象とした「新規就農者定住支援制度」を創設し、産業・雇用の面からも定住を支援してまいりたいと考えております。
 次に、「ヒューマンメディア都市づくり」について申し上げます。
 市内中山間地における携帯電話の不感地域の解消工事につきましては、今月末に完了し、供用開始となる見込みであります。新年度では、市内全域をカバーしている光ファイバーケーブル網を防災や観光、福祉や医療など多方面に活用できないか検討を進めるとともに、将来の電子申請等に向けて電子自治体の機能向上を図ることにしております。
 次に、「いきいき健康ふれあい都市づくり」について申し上げます。
 「いきいき元気館」を核として、「市民健康大学」を開催し、いきいき元気館講座と地域出前講座の充実を図り、市民のライフステージに応じた健康づくりに支援をいたします。
 また、市民の健康増進と生活習慣病予防のため、健康教育・相談、訪問教育に力を入れてまいります。
 次に、「きときとの食文化の発信都市づくり」について申し上げます。
 氷見の新鮮かつ安全で豊富な食材を活かし、まちの活性化を図る「“食都”氷見キトキトまつり」や「“食都”四季を彩る氷見三昧」を引き続き実施するほか、新たに「食を考えるシンポジウム(仮称)」を開催いたします。また、氷見の食文化を次世代に伝えていく「食育体験学習会」を開催するほか、氷見の食材をテーマとしたレシピガイド「秘味御馳走帖」をデータベースとしたホームページの充実などを図り、市の内外に向けて食の魅力を発信してまいります。
 第2は、「かがやきつづける人づくり」であります。
 まず、明日を担う人づくりの推進について申し上げます。
 次代を担う子どもたちを食生活の変化や運動不足などからくる生活習慣病から守るため、新たに小学校の4年生を対象とした検診を実施するとともに、正しい生活習慣が身につくよう、健康教育を充実いたします。
 また、引き続き小学校の図書室、職員室等に冷房施設を整備するほか、より良い教育環境の整備を図るため、氷見市全体の小中学校の中長期的な将来計画を策定してまいります。
 なお、6校統合により残された建物は、地域コミュニティーの拠点として利活用したいと考えております。
 さらには、家庭や地域と連携した特色ある教育活動を展開するため、学校評議員の設置校を小学校9校、中学校4校に拡大するほか、子どもたちの無限の才能を引き出し、育成を図るための「氷見チャレンジスクール」を新たに開設します。
 また、近年、小学生などが犠牲になる凶悪犯罪が各地で発生しておりますが、市民が安全で安心して暮らせる地域社会の実現に、小学校校区ごとの「学校安全パトロール隊」の協力をはじめとして、地域と学校が一体となって取り組んでまいります。
 スポーツの振興では、「総合型地域スポーツクラブ・ふれんず」及び「スポーツプラザひみ」に対し、市民スポーツの普及の担い手として、健康・体力づくりから競技力の向上まで、多彩な参加機会が提供できるよう支援するとともに、引き続き「全国中学生ハンドボール大会」を開催いたします。
 次に、ボランティア・市民活動支援対策の推進について申し上げます。
 「ボランティア総合センター」を核にして、各種ボランティア団体の交流や連携を積極的に支援してまいります。
 また、市民の知恵やマンパワーを活かし、地域に活力と豊かさを生み出す事業に応援するため、地区の人々や民間団体の方々が取り組む集落道や学校環境の整備、植栽活動などに加え、新年度から水路の整備にも助成する制度を拡大いたします。
 第3は、「元気とあたたかさに満ちた地域づくり」であります。
 まず、子育て総合支援対策の推進について申し上げます。
 日本は、昨年からいよいよ人口減少時代に入り、健やかに子どもを産み育てる環境の整備がますます大切になってきています。そのため、「次世代育成支援行動計画」に基づき、引き続き乳児保育、延長保育、病後児保育など多様な保育サービスの提供に努めるとともに、14保育園、41保育室の冷房機器の設置も進めてまいります。
 また、育児について助け合う「ファミリーサポートセンター」への支援や、児童の放課後の居場所をつくる「学童保育事業」を推進してまいります。
 次に、保育所の民営化についてですが、「南大町保育園」は、地域の皆様の温かい理解を得ましたので、平成19年度の民営化に向けて準備を進めてまいります。また、昨年12月に布勢、神代、仏生寺の3地区の総意として要望のありました「布勢仏生寺統合民営保育園」については、実現に向け準備を進めてまいります。
 次に、すべての世代がともに支えあうまちづくりの推進について申し上げます。
 高齢者や障害のある方が住み慣れた地域で生きがいを持って自立した生活を送ることができるよう、地域総合福祉活動「ケアネット21」事業を推進いたします。
 また、新年度から始まる「第3期介護保険事業計画」に基づき、予防重視型システムへの転換などの新たなサービス体系の確立のもとで、介護保険制度の円滑な運営に努めてまいります。
 次に、市民病院の医療体制の充実と経営健全化について申し上げます。
 病院事業会計につきましては、本年度は、13年度から進めてきた経営健全化プログラムの最終年度であり、経営改善・収支均衡に努めてきましたが、現状は、目標達成が大変厳しい状況にあります。また、新年度は引き続き、医師、看護師の確保の必要や診療報酬のマイナス改定が見込まれることなどから、病院経営は一段と厳しさが増すと考えております。
 こうした中ではありますが、本市の中核病院として、脳血管障害などの診断を容易にするMRIを更新するなど、診療機能の充実と収支改善に最大限の努力をしてまいります。
 病院をめぐる経営環境は、先に述べた厳しさのほかにも、医療費の患者負担増をはじめとした国の医療全般にわたる改革や「新医師臨床研修制度」の導入などにより大都市へ医師が集中するなど、病院の淘汰が進む大きな風が吹いていることから、従来までの業務の進め方では乗り切れない大事な局面にあると理解しております。
 私は、市民病院は市民の命と健康を守る本市の医療の中核病院であり、また、危機管理や知的財産などといったさまざまな観点から見ても、本市のまちづくりの中心であると思っております。したがいまして、何としても将来にわたり経営が健全で、多少の浮き沈みがあっても、自力で健全経営が図れるようにすることが必要であると強く認識しております。そのために、自立可能な経営基盤の確立に向けた必要な対策に取り組んでまいりたいと考えております。
 また、市民の期待が大きい新病院建設については、「病院将来構想」の報告に基づき、建設に向け一歩踏み出したいと考えており、来年度は、大学教授や市民代表で組織する「市民病院建設検討委員会(仮称)」を設置し、改築など建設の可能性を検討してまいります。
 第4は、「活力みなぎる産業づくり」であります。
 まず、新たな雇用を生み出す支援対策の推進について申し上げます。
 これまで長い間鎮静化していた市内の経済活動におきまして、大企業の大型投資がなされ、さらには中小企業においても活発な設備投資の動きが出てきております。さらに、産業経済活動を活発にするため、工場立地を促す候補地調査を実施するとともに、今後の能越自動車道や東海北陸自動車道の開通を見据え、名古屋市において、本市単独の初めての企業立地セミナーを開催いたします。
 また、創業者支援の融資制度を創設するほか、商工会議所や金融機関等と連携し、様々なルートから企業情報の収集等に努めながら、本市の食材をはじめとする地域資源を活用する企業誘致や地場産業の振興に努めてまいります。
 次に、地域の個性を活かした交流環境づくりと観光の振興について申し上げます。
 市全域を博物館に見立てた「田園漁村空間博物館整備事業」を着実に進めるほか、「ひみ獅子舞ミュージアム」、「お休み処熊無」や、来月に供用開始する「柳田布尾山古墳公園」などの施設を積極的に活用し、都市住民との交流機会の増加に努めてまいります。
 また、氷見市観光協会と連携して観光ルートの開発を進めるほか、広域連携を視野に入れた観光宣伝事業を積極的に推進するとともに、新たに外国人観光客の誘客対策として、氷見を紹介する外国語パンフレットを作成いたします。
 次に、豊かな地域資源を活かした農林水産業の振興について申し上げます。
 高品質で、売れる氷見米のブランド化に努めるほか、氷見牛、白ねぎなどの特産品の育成や、「地消地産」の運動を積極的に推進し、魅力ある農業を目指してまいります。
 また、農業の担い手の確保が重要であることから、集落営農組織及び認定農業者等の育成や農地集積などの経営規模の拡大に努めるとともに、高性能農業機械の導入や施設の整備に助成してまいります。
 林業の振興では、森林の育成と林道などの林業基盤の整備を進めるとともに、氷見産材を利用した住宅部材の利用促進に努めてまいります。
 水産業の振興では、氷見の魚のブランド向上を目指し、魚市場の衛生管理及び水産物の鮮度保持を向上させる「氷見卸売市場衛生管理対策施設整備事業」に助成し、海水取水設備、冷海水システム等の整備を進めます。また、薮田漁港、女良漁港などの漁港の改修や漁業集落の環境整備を進めます。
 第5は、「安全でやすらぎのある生活環境づくり」であります。
 まず、国民保護対策について申し上げます。
 平成16年6月に成立した、いわゆる「国民保護法」に基づいて、県では、万が一の有事において、国民の生命、身体及び財産を保護することなどを目的とした「富山県国民保護計画」を先月策定しました。
 これを受け、市では平成18年度中に市の「国民保護計画」を作成する必要があり、所要の条例及び予算を提案いたしております。
 次に、快適な生活環境づくりの推進について申し上げます。
 市街地の通学路の危険箇所を解消するため、「あんしん歩行エリア整備事業」などによる歩道の整備を進めます。
 防災面では、慢性的な浸水被害を受ける市南部地区の水害防止を図るため、石坊川のかさ上げ改修を行うとともに、ため池を利用した洪水調整池を整備するほか、新たに民間の気象会社から詳細な気象情報を得ての迅速かつ的確な防災初動態勢の整備を行うなど、防災機能の向上に努めてまいります。
 また、消防自動車の更新や地区防災センターの整備、河川改修事業、急傾斜地崩壊防止対策事業などの実施により市民の安全確保に努めてまいります。
 さらに、スポーツなどによる突然の心拍停止から生命を守るため、電気ショックにより心拍を再生させる「自動体外式除細動器(AED)」を新たに公共施設6カ所と中学校全校に配置し、救命率の向上を図ります。
 住環境の整備といたしましては、「園市営住宅建替事業」第2期工事の建設に着手するとともに、木造住宅の耐震化に対する助成を行います。
 水道関係では、坪池、赤毛地区の水道施設の整備を着実に進めるとともに、「石綿管更新事業」については、平成18年度中にすべての地区で工事が完了するよう目指してまいります。
 次に、環境への負荷が少ない循環型社会構築の推進について申し上げます。
 このたび、氷見市環境審議会より、「青い海 緑の森 澄んだ空気 美しい氷見を未来へ届けよう」を目標とした「氷見市環境基本計画(案)」の答申をいただきました。今後はこの計画をもとに、環境の保全や創造に努めてまいりたいと考えております。
 なお、審議会の付帯意見としていただきました生ごみ処理対策の推進、家庭ごみの有料化の提言やごみの持込手数料の改定が必要であるとの意見については、今後、具体的な検討をさせていただきたいと考えております。
 また、去る1月19日に、環境大臣から「平成17年度循環・共生・参加まちづくり表彰」を受賞いたしました。これは、市と市民がこれまで取り組んできた里山林・棚田オーナー事業や有機資源の有効な活用、環境にやさしい定置網を世界に向けて発信するなどの事業が高く評価されたものであります。さらに先月22日には、氷見市が農林水産省の「未来に残したい漁業漁村の歴史文化財産百選」に選定され、認定証が授与されました。これらの受賞を励みとし、氷見市が全国に誇れるようなまちづくりをさらに推進してまいりたいと考えております。
 第6は、「便利で住みよい都市基盤づくり」であります。
 まず、暮らしを支える生活道路網の整備について申し上げます。
 能越自動車道「氷見高岡道路」が、平成18年度末の供用開始に向けて精力的に取り組まれ、「七尾氷見道路」についても埋蔵文化財調査が進められる一方、大野地内での高架橋の工事などが予定されており、市といたしましても、事業促進に一層の協力をしてまいります。
 また、市道「鞍川往易線」、都市計画道路「氷見伏木線」などの幹線市道の整備のほか、「街路リフレッシュ事業」や「雪寒対策事業」などを実施し、市民生活の利便性の向上に努めます。
 次に、心やすらぐ公園・緑地など、都市基盤の整備について申し上げます。
 市民の憩いや自然とのふれあいの広場である「氷見運動公園」の整備などを進めます。このほか、「地籍調査事業」を幸町、上田子などの地区で実施いたします。
 第7は、「新たな時代を創る行政システムの確立」であります。
 まず、市民が主役の行政の展開について申し上げます。
 市民が主役のまちづくりを推進するため、「まちかどトーク」や市民参加の審議会などを開催するとともに、地域で行う個性豊かな魅力あるふるさとづくりに対して「クリエイト・マイタウン事業」で支援してまいります。
 また、行政の情報については、広報紙やケーブルテレビ、さらにはマスメディア、インターネットなどを広く活用し、市民により多くの行政情報の提供に努め、開かれた市政を推進いたします。
 次に、効率的で健全な行財政運営の推進について申し上げます。
 持続可能な簡素で効率的な行政体を目指し、平成15年度から取り組んでまいりました「行財政健全化緊急プログラム」は、平成18年度が最終年度となります。
 議員各位、そして職員の理解と協力を得て実施した人件費抑制措置や投資的経費の圧縮などの取り組みにより、計画期間中の4年間で58億円に上ると予想された財源不足は概ね解消が図られ、また数値目標として掲げた定員の適正化や市債残高の削減目標についても、達成は可能と見込んでおります。
 しかしながら、今後は、一段と厳しい財政環境となることが予想されることから、厳しい財政事情にあっても、市民のニーズに的確に応えていくことができるよう、向こう5年間で少なくとも5%以上の減員を図る新たな定員適正化計画を策定いたしました。さらに新年度には、21年度を目標年次とする新たな「集中改革プラン」を策定し、市民の立場に立ったより効率的な自治体を目指してまいります。
 次に、歳入予算の概要について申し上げます。
 まず、一般会計では、市税は個人市民税の増加などから前年度に比べ若干の増額となる47億5,613万円を、臨時財政対策債を含む実質の地方交付税は、地方財政計画に沿って、前年度に比べ2億600万円の減額となる81億8,800万円を計上いたしております。
 また、国・県支出金、市債は事業費に見合う額を、その他の収入については実績等を参考にそれぞれ計上いたしております。
 なお、財政調整基金、減債基金を一部取り崩して財源不足を補うこととしているほか、保育所や小学校の環境整備に充てるため、社会福祉事業振興基金と教育文化振興基金合わせて2,900万円の取り崩しや、市民参加型ミニ市場公募債の発行を予定いたしております。
 また、事業会計・特別会計では、使用料収入は実績等により、国・県支出金、企業債などは事業費に見合う額をそれぞれ計上いたしております。
 次に、平成17年度補正予算案の概要について申し上げます。
 今回の補正予算案は、事業費の精算が主なもので、一般会計では3億2,612万円の減額補正をいたしております。
 その他の会計では、介護保険特別会計において介護給付費の減額など、6会計の補正予算を提案しております。
 最後に、予算以外の議案について申し上げます。
 条例関係では、「氷見市国民保護対策本部及び氷見市緊急対処事態対策本部条例の制定について」など4件の制定、「氷見市一般職の職員の給与に関する条例及び氷見市一般職の任期付職員の採用等に関する条例等の一部改正について」など9件の改正、そして「氷見市市民交通障害保障条例の廃止について」など2件の廃止、さらに条例以外の議案では、「辺地に係る総合整備計画の策定について」など2件を提案し、また、報告に関する案件では、除雪対策経費の追加に伴う補正予算に係るものなど、専決処分2件を報告するものであります。
 なお、除雪対策経費につきましては、大雪により現時点までの出動が平年に比べ倍近くとなっていることから、12月と2月の2度にわたり合計1億6,000万円の経費を追加する補正予算を専決処分しており、当初予算8,000万円と合わせた合計は2億4,000万円となります。
 以上、提案いたしました諸案件の概要につきまして御説明を申し上げましたが、何とぞ慎重御審議の上、御可決をいただきますようお願い申し上げます。
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○議長(堀江修治君) 以上をもって本日の日程は終了いたしました。
 お諮りいたします。明2日は、議案調査のため休会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(堀江修治君) 御異議なしと認めます。よって、明2日は議案調査のため休会することに決しました。
 次会の日程を申し上げます。
 明2日は議案調査のため本会議を休み、3月3日に本会議を再開し、市政一般に対する質問並びに上程全案件に対する質疑を行います。
 本日は、これをもって散会いたします。

 午前10時44分 散会