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富山県 氷見市

平成17年 6月定例会−06月17日-03号




平成17年 6月定例会

        平成17年6月 氷見市議会定例会会議録(第3号)
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              平成17年6月17日(金曜日)
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                議事日程 (第3号)
  第1 市政一般に対する質問並びに議案第61号から議案第70号まで、平成17年度氷見市一般会計補正予算(第1号)ほか9件及び報告第3号から報告第13号まで、地方自治法第179条による専決処分についてほか10件
     (一般質問、議案質疑、委員会付託)
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                本日の会議に付した事件
日程第1 市政一般に対する質問並びに議案第61号から議案第70号まで、平成17年度氷見市一般会計補正予算(第1号)ほか9件及び報告第3号から報告第13号まで、地方自治法第179条による専決処分についてほか10件
     (一般質問、議案質疑、委員会付託)
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出席議員及び欠席議員の氏名
  出席議員(20人)
    1番  酒 井 康 也 君      2番  (欠   員)
    3番  古 門 澄 正 君      4番  宮 本 義 政 君
    5番  村 田 正 示 君      6番  浅 地 芳 子 君
    7番  澤 田   勇 君      8番  嶋 田   茂 君
    9番  島   久 雄 君     10番  久 保 健 三 君
   11番  椿 原 俊 夫 君     12番  地 家 太 一 君
   13番  松 木 俊 一 君     14番  堀 江 修 治 君
   15番  布 子 誠 剛 君     16番  松 波 久 晃 君
   17番  (欠   員)       18番  中 村 治 平 君
   19番  大 西 武 彦 君     20番  山 本   秀 君
   21番  森 越 林太郎 君     22番  森   文 雄 君
  欠席議員(0人)
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職務のため議場に出席した事務局職員
  事務局長  川 崎 辰 夫      次長    野     満
  副主幹   明 圓 俊 彰      副主幹   坂 本 博 之
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説明のため議場に出席した者の職・氏名
  市長    堂 故   茂 君    助役    中 田 清 信 君
  収入役   木 下 俊 男 君    理事    前 辻 秋 男 君
  企画広報室長船 場 健 治 君    総務部長  國 本 嘉 隆 君
  市民部長  横 澤 信 生 君    建設部長  瀬 戸 三 男 君
  産業部長  舟 塚 健 一 君    財務課長  尾 崎 俊 英 君
  会計課長  金 田 榮 一 君
   市民病院
  病院事業管理者            事務局長  丸 山 隆 司 君
        加 藤 弘 巳 君
   教育委員会
  委員長   冨 樫 通 子 君    教育長   中 尾 俊 雄 君
  教育次長  大 門 茂 男 君
   監査委員
  代表監査委員指 崎 伊久雄 君    事務局長  金 谷 正 和 君
   消防機関
  消防長   脇   清 次 君
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 午後 2時01分 開議

○議長(堀江修治君) これより本日の会議を開きます。
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△報告
○議長(堀江修治君) 日程に入るに先立ち、御報告いたします。
 昨日開催されました総務文教常任委員会における副委員長の互選結果が議長の手元に届いておりますので、事務局長に報告させます。
◎事務局長(川崎辰夫君) 命により、御報告申し上げます。
 総務文教常任副委員長 久保健三議員。
 以上でございます。
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○議長(堀江修治君) これより本日の日程に入ります。
 議事日程は、お手元に配付の日程表のとおりであります。
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△市政一般に対する質問並びに議案第61号から議案第70号まで及び報告第3号から報告第13号まで
○議長(堀江修治君) 日程第1 市政一般に対する質問並びに議案第61号から議案第70号まで、平成17年度氷見市一般会計補正予算(第1号)ほか9件及び報告第3号から報告第13号まで、地方自治法第179条による専決処分についてほか10件を一括議題といたします。

△市政一般に対する質問(続き)
○議長(堀江修治君) 市政一般に対する質問を継続します。
 通告がありますので、順次発言を許します。
 6番 浅地芳子君。
 〔6番 浅地芳子君 登壇〕
◆6番(浅地芳子君) まず質問に入る前に、この13日に突然お亡くなりになりました藤田議員に、一言お別れを述べることをお許しください。
 平成14年に初当選以来、同期議員としてたくさんの思い出をいただきました。安らかにお眠りください。御冥福を心からお祈り申し上げます。
 さて、議員になって2年7カ月、あせらず、あわてず、あきらめず、男女共同参画社会の推進について、議会での質問を続けてまいりました。「男女共同参画、ちょっと休めば」との声が議員の中から、当局側から、そして一部市民からも聞こえてまいります。そうした声に応えてというわけではないのですが、今回男女共同参画関連の質問はありません。
 なぜかといいますと、4月の人事異動で女性職員の管理職への登用があったからです。私の思いが伝わったと考えるのは手前みそだと言われるかもしれませんが、それでも私は考慮していただいた結果と受けとめています。責任あるポストにつかれた職員の皆様には、男女の別なく変革の時代を乗り切るために高いプロ意識のもとに仕事に取り組んでいただきたいと願います。
 あえて申し上げれば、昇格された女性職員の方々には、後に続く皆さんのあこがれであり目標となるよう頑張っていただきたいと思います。過去に、男性以上に能力があるにもかかわらず、女性であるがゆえに管理職を経験することなく退職された方もあったかに聞けば、なおさら今回の人事は大きな意味を持っており、心からエールを送りたいと思います。
 それではこれより、政友会の一員として市政一般に関する質問をいたします。
 最初に、自主防災組織についてお尋ねいたします。
 昨日、各議員から防災関連の質問が出ておりましたが、今日は多分私一人だけの質問になるかと思いますので、当局の丁寧な御答弁をお願いいたします。
 昨年は、豪雨、台風、地震と災害の多い一年でした。氷見市は災害が少なくていいところだと思いがちですが、狭い日本列島のどこで災害が発生しても不思議ではありません。昨年10月、台風23号の直撃、その3日後、新潟中越地震による大きな被害、それからちょうど1カ月ほど後に朝日丘地区の自主防災訓練があり参加したのですが、この時期の訓練としては決して満足できるものではありませんでした。もちろん、日曜日の早朝から参加され訓練に励まれた住民の皆さんや、準備期間がなかったにもかかわらず十分その役割を果たされた朝日丘赤十字奉仕団の皆さんには、心から敬意を表したいと思います。
 しかし、自主防災というからには、地域住民が自主的に計画し自主的に参加、訓練するのでなければ身につかないのではないでしょうか。基本的に自分の命は自分で守る、自分たちの住む地域は自分たちで守るというのが自主防災の考え方だと思うのです。市の要請に応じ、市が示すマニュアルどおりに数年に一度訓練をして、地区2,300世帯の安全・安心につながるとは思えません。各組織に自主防災指導員が設置されており、また必要な資機材も配置されていることは承知していますが、十分生かされているのでしょうか。
 行政と組織との共通理解はできているのか。また、組織と地区住民との話し合いは十分なのか。行政は組織の代表との会議だけでなく、地区内の各組織の方々や地区住民との話し合いも十分行うべきと考えます。セレモニー的訓練ではなく、子どもたちから高齢者までみんなで考え、みんなで参加する真の自主防災訓練につながる組織づくりに、行政は労を惜しむべきではないと思います。
 そこで、堂故市長には自主防災への想いを、國本総務部長には自主防災組織の現状についてと自主防災訓練の今後のあり方についてお答えいただきたいと思います。
 次に、学校の安全についてお尋ねいたします。
 4年前の大阪池田小学校の事件以来、安全なはずの学校内での事件が後を絶ちません。最近、富山市内の小学校の児童玄関で、下校しようとした女子児童が隠れていた若い男に手首をつかまれる事件があり、幸い児童は男を振り切って校舎内に逃げ、けがはなかったとの報道がありました。大人であっても不意をつかれると恐ろしいものです。まして幼い子どもたちが心に受ける傷ははかり知れないものがあるでしょう。
 私の身近にある小学校を例にとって、学校の安全を考えてみたいと思います。この小学校は校舎が2棟になっていて、2階にある教員室前の廊下でつながっています。教員室の下に児童が出入りする玄関があり、玄関前にピロティがあります。玄関もピロティも教員室からは見えません。昭和54年、この小学校に1,038名の児童が在校していましたが、現在323名です。児童の数が多かったときは当然教職員の数も多かったわけですから、校舎内にも体育館にも校庭にも、上級生や先生方の目が届いていたと思います。ところが現在、2棟の1階部分にそれぞれ1年生と2年生の教室があります。上級生もいない、教職員もいない1階に1年生だけ、2年生だけの時間帯がないとは言えないのが現状でしょう。先ほどの富山市内の小学校の場合、児童玄関は施錠しているが、下校時間帯なので鍵を閉めていなかったということです。しかし、今私が取り上げている小学校の場合は、隣の体育館へ行くのに、玄関からピロティへ一度出てから行きますから、施錠するにも問題があります。このような現状で、果たして学校は安全と言えるのでしょうか。児童の安全を守るためにはどうすればよいのでしょう。
 建物の構造に問題があるのですから、学校の改築あるいは部分改修などができれば問題はないのですが、実現の日を気長に待つわけにはいきません。ほかに、警備員を置く、子どもたちに危険に気づきその危険から身を守ることを教える、保護者や地域のボランティアによる見守り、教師が不審者に対応できる能力を高める訓練を受ける等々、自治体や保護者、あるいは地域住民がいろいろな取り組みをしている事例は数多くあり、いずれも参考にしたい取り組みです。しかし私は、市内の学校において、構造上必要だと思われる箇所には防犯カメラが有効ではないかと思います。もちろん、防犯カメラを設置したから安全対策が十分だということではありません。先ほど述べた取り組みを参考にしたり、校舎の使い方を工夫したりと、安全対策はハード・ソフトを組み合わせ、二重、三重に考えるべきだと思います。何か事が起きてからでは遅いと思います。子どもたちの体や心が傷つくことがないように、学校の安全については万全を期してほしいと思います。
 中尾教育長には、1つ、構造上の問題点についてどのようにお考えになるのか。2つ、侵入者に対する安全対策として現在どんな取り組みをしているのか。3つ、防犯カメラの設置の3点についてお答えいただきたいと思います。
 次に、子どもの読書について質問をいたします。
 2001年12月、子どもの読書活動の推進に関する法律が成立しました。すべての子どもがあらゆる機会とあらゆる場所において自主的に読書活動を行うことができるよう、国、都道府県と市町村は「子ども読書活動推進基本計画」をつくることが求められています。子ども読書活動推進法の成立を受け、国は学校図書館の図書を増やすために、5年間で650億円を地方交付税で措置しています。しかし、地方交付税というのは使途が限定されていないので、自動的に学校図書館の図書費が増えるわけではありません。当然必要に迫られているものから予算化されることになります。
 氷見市における小学校図書館の図書整備状況は、その充足率において、下は66%から上が160%まで、学校によって温度差があり、充足率100%を超える図書館においても、子どもたちが興味を示さなくなった古い本も入っての冊数ではないかと考えます。最近は高齢者に絵本が好んで読まれているとの話もありますが、本を読むことがあまり好きではない子どもたちも、学校図書館にきれいで読みやすい絵本があれば手に取るようになり、本を読むきっかけになるかもしれません。
 また氷見市においては、図書館司書が小学校19校に2名配置され、巡回しているのが現状です。子どもたちが知りたいことがあったり読みたい本を探すとき、いつでも対応できるように、学校図書館司書の常勤は必要であると思います。テレビやゲームなど苦労せずに満足感が得られるものが周りにあふれている現状では、そうした遊びから離れた場所である学校で、まず本に親しむことを教えなければならないのではないでしょうか。絵本からでも、読み聞かせからでも、一人でも多くの子どもたちが学校図書館司書の指導のもとに本を読むことが好きになってほしいと思います。本を読むことで夢が広がり、そして夢が希望につながると思います。
 終戦後の貧しい時代に育った私は、本を読むのが大好きで、活字を追っかけることで夢を追っかけて成長してきたように思います。国が法律をつくってまで子どもの読書を活発にしたいと考えるのは、文字を読む力の低下が感性や知識を受けとめる力を弱め、豊かな創造性も育たなくなるという危機感が背景にあるようですが、そればかりではなく、言葉が貧しくなっているのも本を読まないことが原因の一つだと私は思っています。言葉が貧しいゆえに、自分の考えを、あるいは思いをなかなかうまく相手に伝えられないことで、コミュニケーションがとれなくなっていることも考えられます。
 そこで、長年幼児教育に携わっておられる冨樫教育委員長に子どもの読書についての想いを、そして中尾教育長には活動推進計画策定の考えはあるのか、その期限や方針についてお示しいただきたいと思います。次に、学校図書の地方交付税措置の予算についてのお考え、3つ目に、学校図書館司書の現状についてお答えいただきたいと思います。
 最後に、田園漁村空間博物館整備事業についてお尋ねいたします。
 「海越しの立山連峰に映える“ひみ百カ村物語”」を基本テーマに、氷見市が有する農山漁村の豊かな地域資源を氷見の宝として位置づけ、地域住民が主人公となり、保全、整備、活用することで、地域住民や来訪者など多くの人々に氷見のよさをアピールし、農山漁村の活力ある地域づくりや、地域の人々がより豊かで元気に暮らすための環境づくりを目指すというのが、この事業の基本的な考え方になっています。
 実際、事業がスタートしてから各地域での取り組みが活発に行われ、地消地産の推進による氷見の特産品づくりや郷土料理を見直すなど、これも「田空効果」ではないでしょうか。氷見ブランドも、氷見ブリ、氷見牛、氷見うどん、氷見米等々、県内外に発信されており、改めて氷見の食材の豊かさに気づかされたりしています。
 また、各地域の皆さんによる地域資源の保全や遊歩道などの整備も進められています。しかし、関係する地域の人たちと、そこを目的に訪れる人々だけが知っていればよいという事業ではありません。多くの市民が学芸員や観光ボランティアになって来訪者をもてなせるようでなければ、この事業の発展はあり得ないでしょう。そのためにも、広く市民に理解してもらう努力がまだまだ行政側には必要だと思います。
 さて、4月にはこの事業の拠点施設となるひみ獅子舞ミュージアムが完成しました。総合案内機能、資料展示機能、情報発信機能などをあわせ持ち、その完成が待たれました。ミュージアムと地区公民館を併設した施設となったのですが、完成後2カ月を経て、両方の施設の利用状況とそれぞれの施設利用者の反応はいかがですか。地元の人たちの声は届いていますか。私の耳には、「地区公民館としての独自性がなく、自由に使えない」「ひさしを貸して母屋をとられたような感じがしている」など、地区住民からは喜びよりも不満の声が聞こえてきます。
 自然がいっぱいあり、景観がよく、おいしい食材がふんだんにあるこの氷見市のよいところを凝縮させて、市民も元気を出し、観光客にも喜んでもらう、この博物館整備事業は、氷見市の活性化につながる大切な事業だと私は思っています。この事業に派手さはありません。これから先、地道に維持管理し付加価値をつける努力をしながら、次の世代につなげていく事業です。活動を続けるのは、主に地域の人々でしょう。不満の声が出るようなやり方では、市民の協力なしには進められない事業だけに、先行きが心配です。
 行政は住民をサポートし、住民は行政をサポートする。お互い支え合い連携することによって、この事業は成功につながると思います。堂故市長にはこの事業への想いと期待される効果について、舟塚産業部長には、ひみ獅子舞ミュージアムの利用状況についてと、行政と地域住民の連携についてにお答えいただきたいと思います。
 以上で質問を終わります。
○議長(堀江修治君) 堂故市長。
 〔市長 堂故 茂君 登壇〕
◎市長(堂故茂君) 浅地議員の自主防災への想いについての御質問にお答えいたします。
 近年、各地で大規模な災害が発生し、人的被害も含め大きな被害が見られることに心を痛めているところであります。市民の安全を守る責任者として、その重さを思わずにはおられません。
 現在、地域防災計画の多くは、阪神・淡路大震災以降見直されたものでありますが、この大災害が残した教訓の一つが、地域防災力、自主防災力の重要性についてであります。震源地に近い淡路島の北淡町では、全半壊の建物が約8割と甚大な被災状況でありながら、行方不明者の発見がその日のうちに終わっていたと言われております。これは、近隣同士の救助活動が迅速に行われた結果であり、自主防災力がいかに被害を最小限に食いとめることができるかを鮮明に物語るものであります。
 行政としても平素からの準備に努めているところでありますが、一方で、市民一人ひとりが災害を自らのこととしてとらえ、地域の自主防災意識が高まっていくことを期待いたしております。たとえ防災行政が優れていたとしても、市民の皆様が最終的な危機管理の当事者として、自分の命を守ろうとする意識や備えがないと、実効性のある地域防災活動が行われないと考えるものであります。
 この点、昨年から今年にかけて、加納町地区や沖布地区で実施された防災訓練は、集落単位でかつ自主的に取り組まれたケースであります。まさに、自分たちの地域は自分たちで守ることを実践されたケースであります。市が目指す自主防災会の理想形の一つの姿だと思います。
 今後、市全域に広がることを期待いたしますとともに、引き続き、防災意識の啓発をはじめ自主防災活動の推進、自主防災組織の育成強化に努めてまいりたいと思います。
 次に、田園漁村空間博物館整備事業についての御質問のうち、この事業への想いと効果についてお答えいたします。
 田園漁村空間博物館整備事業は、過疎化や少子高齢化等による活力の低下が懸念される農山漁村にあって、豊かな自然、海や山の幸、伝統文化、人情など氷見ならではの宝にいま一度磨きをかけながら、市全域を空間博物館と見立て、地域の活性化、都市との交流を目指す新しい地域づくり活動であります。
 このような基本理念に基づき、これまで地域の皆さんと計画段階から話し合いを重ねながら整備を進めてまいりました。このほど、博物館の拠点施設であるひみ獅子舞ミュージアムも完成いたしました。このほか、これまでに地域おこしを積極的に取り組む12地区で遊歩道などのハード整備が実施され、地域の思いが徐々に形となってあらわれてきていると認識しております。
 本事業を通じて、地域の皆さんがそれぞれ自分たちの住んでいるところのよさを再発見していただき、誇りと愛着を持って地域活動に取り組んでいただくことが、地域さらには市全体の活性化につながるものと信じております。
 本事業の成果が平成18年度に予定されております能越自動車道氷見インターの供用開始により、一層都市住民との交流が促進され、市が目指す定住と交流の都市づくりに向けて弾みがつくものと期待いたしております。今後も、地域の皆様とのワークショップを重ね、農山漁村の活力の引き出しに努めるとともに、氷見のよさをアピールしてまいりたいと考えております。
 以上です。
○議長(堀江修治君) 冨樫教育委員長。
 〔教育委員長 冨樫通子君 登壇〕
◎教育委員長(冨樫通子君) 浅地議員の学校図書館についての質問のうち、子どもの読書についての私の現場の体験からの想いをということですけれども、そのことについてお答えいたしたいと思います。
 先ほどおっしゃいましたように、読書活動というのは、子どもが言語を学び、感性を磨き、表現力を高め、創造力を深め、しかも人生をより深く生きる力を身につけていく上で大変大切なものだと思っております。
 先ほどおっしゃいましたように、国では子どもの読書活動推進に関する法律をつくり、その中で4月23日を「読書の日」と定めております。国、地方公共団体では、この日を中心に、その趣旨にふさわしいさまざまな事業を実施していくこととしております。
 氷見市におきましても、生涯かがやきプランを策定しまして、基本目標として、青少年を守り育てる環境づくりを掲げ、子どもの読書活動推進事業を実施しているところでもあります。教育委員会としましては、移動図書館による図書の貸し出し、先ほどおっしゃいました小学校への学校図書館司書の配置などにより、子どもたちの読書に対する興味づけを行ったり、図書室の読書環境の整備に努めたりしております。これを受けて各学校におきましては、毎朝読書の時間を設け、そのことを通じて読書習慣を身につけさせるなど、あるいは具体的な数値目標も挙げて子どもたちの読書活動の一層の推進をしているところでもあります。
 もう一つ大切なことは、子どもたちが人として育っていくときには、乳幼児期にどんなものに出会うかということが大変大切なことだと思います。それは、人であったり、自然であったりだと思いますけれども、読書習慣も同じだと思います。乳幼児期にどんな絵本に出会い、どんな本に出会い、どんなお話に出会うかということが大切なことだと思います。しかもそれは、大人からの読み聞かせ、語り聞かせであるということが、子どもたちに読書習慣をつけていくための最初の大切な出会いであると思っております。
 ある学者は、小学校の中学年程度までは読み聞かせを続けるべきだと言った人もおりました。それには、家庭や学校、地域の理解、協力、支援ということを欠くことはできないと思います。特に、家庭をはじめとする読書環境を高めていくということは、これはとても大事なことで、このことは学校での努力はもとより、地域社会の乳幼児施設であるとか、あるいは今活躍していらっしゃいます読み聞かせグループの方などとの連携ということを一層深めていくことが、読書習慣には大切なことだと思っております。
○議長(堀江修治君) 中尾教育長。
 〔教育長 中尾俊雄君 登壇〕
◎教育長(中尾俊雄君) 浅地議員の学校の安全についてにお答えいたします。
 安全なはずの我が国の学校において、子どもの命にかかわるような事件が多発しております。子どもたちにとって、学校は安全な学びの場でなければなりません。
 学校の安全における構造上の問題点についてでありますけれども、各学校は校舎の構造がそれぞれ違っております。安全対策のためには、教職員から児童生徒や出入りする人の様子がよく見えることが大切であります。不審者の出入りを把握できる点から見ますと、職員室が1階の玄関近くにあるのが望ましいのでありますが、職員室が2階にある学校や、昇降口が2カ所以上の学校がございます。
 各学校では、これまで校舎の間取りに従い、児童生徒の発達段階や実態、そして児童生徒数に応じて教室の配置を決めております。例えば、小学1年生は階段の上りおりの負担軽減や転落防止のため教室を1階にしたり、問題が発生した場合、すぐに連絡がとれるよう職員室の近くに配置したりしております。
 しかし、不審者や同級生による学校内の事件が各地で増えている現状からしまして、今後は事件の未然防止や発生時の迅速な対応を考慮した教室配置をしたり、昇降口が2カ所以上ある場合は、登下校時使用する複数の昇降口を1カ所に制限したりするなど、今後検討してまいりたいと考えております。
 次に、安全対策についてお答えいたします。
 これまでも、平成13年の大阪教育大学附属池田小学校での児童殺傷事件を契機にしまして、子どもの安全を守るために、改めて学校における危機管理対策の徹底について指導してまいったところであります。
 本市における平成17年度の学校の安全管理の取り組み状況についてでありますが、特に不審者の侵入に対する安全状況についてお答えいたします。
 学校独自の危機管理マニュアルの作成及び来校者に対する玄関先での対応の共通理解や、不審者の侵入などに備えた訓練等につきましては、すべての小中学校25校で、それから校内巡視の計画的な実施につきましては18校で、児童生徒登校後の昇降口の施錠につきましては10校で現在実施しているところであります。また、施設設備では、さすまたなど不審者撃退用道具の配置につきましては19校、校内のインターホンの設置につきましては11校、防犯ベル・ブザーの教室への配置については10校であります。
 次に、防犯カメラについてお答えいたします。
 学校は、児童生徒が安心して学ぶことができる最も安全な場所でなければならないというふうに認識いたしております。議員御指摘の防犯カメラの設置につきましては、学校内の死角、特に昇降口等における死角を補い、不審者の侵入に対応することも一つの方策だと考えております。しかし、防犯カメラを設置することで、児童生徒の安全が絶対に確保できるものではありません。学校は建物の構造上、1階の窓や昇降口以外からの侵入も可能であるからであります。
 教育委員会といたしましては、ソフト面として、教職員の危機管理意識を高めるとともに、児童生徒の安全対応能力の向上を図るための防犯訓練などを引き続き実施してまいりたいと考えております。ハード面におきましては、学校施設の構造上、学校の安全を守るにはどのような施設設備が必要なのかを、今後とも検討してまいりたいと考えております。
 次に、学校図書館についての御質問のうち、まず活動推進計画の策定についてお答えいたします。
 平成15年度から12学級以上のすべての小中学校に司書教諭が、平成16年度からは学校図書館司書が配置され、学校の読書環境の整備が段階的に進められているところであります。また、図書の整備状況を把握する自己点検や司書教諭、学校図書館司書が中心となって、子どもの視線で本のおもしろさを紹介する取り組みなどを行っており、子どもの読書に対する意識を高めるよう努力しているところであります。
 今後は、さらに総合的な学習の時間の充実を図るため、検索資料となる多種多様な図書を積極的に整備しながら、子どもの読書活動を計画的に推進してまいりたいと考えております。
 次に、地方交付税措置についてお答えいたします。
 子どもの読書活動を推進するために、学校図書館図書の整備につきましては、国による地方交付税措置が講じられております。氷見市といたしましては、子どもの読書活動の環境を充実させるために、小学校及び中学校の学校図書館図書購入費として、平成17年度には249万円の予算化をしております。平成17年4月1日現在、国が定めている標準学校図書冊数に対する氷見市の学校図書の充足率でありますけれども、小学校は102%、中学校は98%というふうになっておりますが、今後も学校図書冊数を増やしながら、よりよい学校図書環境づくりに努めていきたいと考えております。
 次に、学校図書館司書の現状についてお答えいたします。
 学校図書館司書は、子どもの読書活動を推進することを目的に、平成16年度から朝日丘小学校、東小学校を拠点といたしまして2名配置しているところであります。2名の学校図書館司書は、1日単位で市内の小学校を巡回しながら、図書の紹介、本の読み聞かせ、図書の貸し出し、図書室の整備指導などを実施いたしております。学校図書館司書のこのような活動により、図書室が子どもたちにとってこれまで以上に身近な場所となり、本に親しむきっかけの場所ともなっております。
 以上であります。
○議長(堀江修治君) 國本総務部長。
 〔総務部長 國本嘉隆君 登壇〕
◎総務部長(國本嘉隆君) 浅地議員の自主防災訓練についての御質問のうち、自主防災組織の現状についてお答えいたします。
 現在、氷見市の自主防災会は、消防分団のエリアを基本として、市域全体を網羅的に組織されているもので、その組織率は極めて高いものであります。しかしながら、実態としましては、自主防災活動への関心は低く、自主防災訓練等への参加も少ないなど、形骸化、マンネリ化などが大きな課題となっております。
 この原因としましては、1つには、現行の自主防災会の規模が大きいため住民の連帯感が少なく、熱心な活動になりにくいこと。2つには、自主防災会の役員が自治振興会の役員と兼ねているため役員交代により活動の継続性が保たれないこと。3つには、自主防災の情報が住民に十分提供されていないこと。4つには、防災訓練等のノウハウが少ないなどから行政依存の傾向も見られることなどが挙げられると考えております。
 今後、自主防災会の活性化のためには、まず市民の防災への関心を高めることや、自主防災活動への意識啓発を図ることが重要と考えており、リーフレットの作成、広報ひみへの掲載、出前講座の積極的開催などを図ってまいります。また、地域の実情を考慮しながら、現行の自主防災会の組織を細分化することも視野に入れ、地域が一体となり活動しやすい組織にするために、自主防災会や地元と協議していきたいと考えております。
 次に、自主防災訓練の今後のあり方についてお答えいたします。
 現在、自主防災会が訓練を実施する場合は、市の地域防災訓練として、市と共同して行っているものであります。毎年、11月の第3、第4日曜日にそれぞれ3地区の6地区で実施することとして、各自主防災会では概ね3年に1回のサイクルとなるものであります。
 しかしながら、災害はいつ起こるかわからず、平素からの備えが大切であることから、各自主防災会においては、地域防災訓練への参加だけでなく、毎年1回以上の自主訓練が望ましいものと考えているものであります。昨年11月には加納町地区で、また今年の6月には沖布地区で自主防災訓練が実施されました。これは、自主防災会が自主的、主体的に企画立案し、地域の実情に合った災害想定等をはじめとして、住民手づくりで行われた訓練でありました。今後、このような地域が増え、市全体で自主防災活動に熱心に取り組まれることを強く期待するとともに、市といたしましても、できる限りの支援をしてまいりたいと考えております。
 以上でございます。
○議長(堀江修治君) 舟塚産業部長。
 〔産業部長 舟塚健一君 登壇〕
◎産業部長(舟塚健一君) 浅地議員の田園漁村空間博物館整備事業についての御質問のうち、まず、ひみ獅子舞ミュージアムの利用状況についてお答えいたします。
 本年4月23日にオープンいたしましたひみ獅子舞ミュージアムは、古来から氷見の代表芸能として受け継がれてきた獅子舞の伝承と獅子舞を通じた都市住民との交流、さらには市内各地で活動が展開されている田園漁村空間博物館の総合案内機能をあわせ持つ施設として設置したものであります。
 オープニング当日の記念イベントには、地元の上庄青年団をはじめ、市内外の4団体による獅子舞の競演により、訪れた約500人の方々から大変御好評をいただいたところであります。また、4月30日には第1回獅子舞実演会が下田子青年団の出演により開催され、150人余りの来場者が迫力ある獅子舞を堪能されました。特に実演会の開催に当たっては、本事業の理念に御賛同をいただいた有志の方々によるひみ獅子舞振興会が企画運営など中心的役割を担っていただいております。次回、第2回獅子舞実演会は明後日の6月19日に、中村青年団により実施されることになっております。なお、4月のオープニング以降の入場者数は、5月末現在で2,542人、1日平均77人であります。また、本施設は以前から上庄公民館として利用されていたことから、現在も地域の老若男女が地域活動に参加するなど、公民館機能と獅子舞ミュージアムとの一体的利用がなされております。今後も、獅子舞振興会を中心にしたミュージアムの活用と地域住民が望む公民館活動との相互連携を図るなど、施設の有効利用に努めてまいりたいと考えております。
 次に、行政と地域住民との連携についてお答えいたします。
 田園漁村空間博物館整備事業のコンセプトは、地域住民が主体性を持った地域づくりを実践することに対し、行政が協働で後押し支援を行うものであります。本事業も計画立案から4年が経過し、今年度、地域の皆さんと再度話し合いをしながら見直し作業を行う予定にしておりますが、これから事業着手する地域についても、まず将来のむらづくり計画を作成し、住民すべての共通認識とすることが重要であります。そのためには、地域間の温度差はありますが、それぞれの地域の将来像の実現に向け、行政としてもこれまで以上に地域とのコミュニケーションを大切にしながら、円滑に事業が推進できるよう取り組んでまいりたいと考えております。
 以上でございます。
○議長(堀江修治君) 6番 浅地芳子君。
◆6番(浅地芳子君) 今ほどお答えありがとうございました。教育長に再質問させていただきます。
 学校によっては構造上問題がある学校、ない学校いろいろあると思いますけれども、構造上問題があると思われる学校の洗い出しは必要ですし、私が先ほど質問の中に取り上げました学校につきましては、さすまたですか、そういうものや防犯ベルというものは、出入り口につけても人がいなければそれは機能しないというふうに思います。ですから、もしそこに教職員がいなかった、大人がいなかったというときに何か事があっては困るということで、私はその死角の部分に防犯カメラが必要ではないかということを申し上げたわけでございまして、その防犯カメラをつけた上で、二重、三重にいろんな方策をとられれば、より防犯的に安全になるだろうというふうに思いますので、私の場合はぜひ防犯カメラはお考えいただきたいというふうに思っております。これは私としては本当に必要だというふうに思っております。
 それから、「子ども読書活動推進計画」についてでございますが、これはあくまでも努力目標でございますから、つくるようにという法律なんですけれども、私は子どもの読書活動というのは、人間の一生において本を読む習慣がつくということはとてもプラスに働くというふうに思っておりますので、ぜひ推進計画の策定に向けて努力をしていただきたいと思いますし、子どもたちの読書活動が円滑に進んでいくように、今以上の努力をお願いしたいというふうに思いますが、お答えはいかがでしょうか。
○議長(堀江修治君) 中尾教育長。
◎教育長(中尾俊雄君) ただいま2点ほど御質問いただいたわけでありますけれども、初めの防犯カメラの点でありますけれども、御指摘のように、確かに防犯カメラというのは完璧なものでありませんですし、それを設置したとしましても、やはりカメラを監視する人が必要なわけでありまして、そういったことも考えまして、二重、三重にとにかくいろいろの防犯対策をとっていくということがやはり大事なことだろうというふうに思っております。そういうことで、どういう対策が一番いいのか、学校の構造がそれぞれ違うという状況もありますので、その学校、学校によっていろいろ今後検討してまいりたいというふうに思っております。
 第2点目の努力目標ということでありますけれども、私ども既に先ほども申し上げましたとおり、図書館司書を配置いたしまして、もちろん巡回でありますのでそれなりに限界がありますけれども、非常に子どもたちは読み聞かせ、図書の整理といった、要するに読書を進めるような、やりたくなるような、そういう雰囲気づくりに大いに貢献をしているんじゃないかなというふうに思っております。一層子どもたちが、例えば市立の図書館にも接近をするという、もっともっと広い立場で読書に親しむという機会を自らつくるというような姿勢ができ上がれば、まさにこれは生涯学習ということになるわけでありますけれども、そういう観点で今後進めていく必要があるだろうというふうに思っておりますのでよろしくお願いいたします。
○議長(堀江修治君) 6番 浅地芳子君。
◆6番(浅地芳子君) 防犯カメラにつきまして教育長に明快なお答えをいただけませんでしたので、行政の長として市長に、防犯カメラの設置について私はぜひというふうにお願いしたいんですが、財政難とかいろいろな問題もございましょうけれども、防犯カメラは必要だと思われるかどうかということについて、市長にお答えを願いたいと思います。
 それから、今ほど図書館司書のお答えをいただきましたんですけれども、19校に2名というのは、どんなに考えても……。私は常勤がまず第一と思っておりますけれども、それが無理でしたら、もう少し増やしていただくとかということで対応していただければありがたいなと、これは要望でございます。
○議長(堀江修治君) 堂故市長。
◎市長(堂故茂君) 有効ではないと思いますが、今教育長も答弁しましたように、学校によって物理的、空間的な要素も違いますので、子どもたちの安全を考える上でどんなことが有効なのか、また勉強させていただいて、防犯カメラが有効である、また地域の皆さん、父兄の皆さんもそのようなことが強く望まれるということがあれば、また考えさせていただきたいと思います。
○議長(堀江修治君) 11番 椿原俊夫君。
 〔11番 椿原俊夫君 登壇〕
◆11番(椿原俊夫君) 今定例会最後の質問となりましたが、政友会の一員として市政の諸課題について、私の考えも述べながら質問いたしたいと思います。
 時間に制約がありますので早速質問に入りますが、最初に、氷見市第7次総合計画の中で最重要課題、新世紀の挑戦として「四季を彩る花とみどりの庭園都市づくり」についてお伺いいたします。
 御承知のように、花やみどりは人々の心に安らぎを与え、気持ちにリフレッシュ作用を与えてくれるものであり、花やみどりなくして人間は生きられないと言っても過言ではないものであります。また、育てるという行為には心の落ち着きと豊かさを醸成する作用もあります。あわせて、市民自ら取り組むことから生まれる郷土への思い、加えて交流及び観光にも貢献する要素もあり、非常によい点への着眼であると考えております。
 まずそこで、市長にこの課題を新世紀の挑戦の一つとした思いと、描く理想像についてお伺いをいたしたいと思います。
 よく理想と現実はなかなか一致しないとか、現実は厳しいなどと言われますが、この課題も現時点ではまさに現実は厳しい感がいたしております。これまでの取り組みで理解を示してくれた方々を一つのエリアとして考えると、多くの市民はまだそのエリアの外側に位置している感じであります。その方々は決して無関心でそうしているのではなく、市長や氷見市の考えが届いていない、これがエリアの外側にいる最たる要因であります。花やみどりを嫌いな人はいないはずであり、無理することなくその人のできる範囲で花やみどりを育てていただくためにも、氷見市の思いをもっと発信すべきと考えております。市民の皆様に花の1鉢や樹木の1本を植えていただきたいとお願いし、育てることに関する相談は市がケアする、このような関係をつくり上げてほしいと思っております。
 そこで、舟塚産業部長に、市民への具体的な働きかけと理解していただく方策についてお伺いいたします。
 これからの質問は、市民の皆様に少しでも花や樹木を植えていただきたいとの思いからくる私の提案であり、当局において少しでも理解していただきたいものと思っております。私は過去、本会議において、現在指定されている「氷見市の花・花木・木」について、指定されている種類に追加する形で、四季ごとに「氷見市の花・花木・木」を選定し市民に植樹を図ってはどうかという質問をしてまいりました。もちろん、全国的に見ても特筆すべき氷見市の植生を考慮しての質問でありました。しかしながら、当局は何の動きもなく、誠に残念に感じております。
 現実には、県内あるいは全国の自治体の多くにおいて、複数の指定や四季ごとの指定がなされており、このことは市も既に御承知のはずであります。そして今回の「四季を彩る花とみどりの庭園都市づくり」であります。個人的には幾ばくかの不自然さを感じ得ませんが、先ほど述べたように、着眼点は誠によいと思っております。しかしながら、まだ十分市民に浸透していない。この現実をクリアするために、氷見市として植樹を推奨する花・花木・木の選定を行い、それらの種類を参考に市民の皆さんに植樹を進めていただくことを考えてみてはどうでありましょうか。船場企画広報室長の考えをお聞きいたしたいと思います。
 また、市教育委員会において、平成11年1月に「氷見の巨樹・名木」という郷土読本を発行いたしております。当時の新成人にも配付されたと記憶いたしておりますが、発行に当たっての意図は、郷土の再発見と自然の美しさの再認識でありました。約100本以上にも上る巨樹・名木が写真で掲載されており、非常にできばえのいい本であります。この本に掲載された木々を所有する方々は、発行されたことを喜び、我が家の木に誇りすら感じていた様子でありました。
 そのようなことを踏まえ、提案でありますが、掲載された樹木に限定する考えはありませんし、所有者管理を基本として市の「保護木」として未来に受け継ぐ考えはないでしょうか。市としては、樹木の管理上必要とあれば、保護対策などについて指導助言していくというのはどうでしょうか。中尾教育長にお伺いいたします。
 次に、市が公園などにおいて所有管理している木々についてお伺いいたします。
 公園などにおける木々は、市の立派な財産であります。しかし、理解しながらも、往々にしてその認識も希薄になる場合もあるかとも思います。特に昨年のように台風が多く発生し被害が甚大であれば、いたし方ないかもしれません。生ある木々は、次に質問します二酸化炭素を吸収し、地球の温暖化防止に大きく貢献をいたしております。また、木々は晴天時には陰を落とし人々に潤いを与えております。
 このようなことを考えると、木々といえども貴重な財産ととらえ、樹木台帳を作成し管理をしていくことも必要であると考えますが、いかがでありましょう。また、市において不要になった木々や、市民が不要になった木々を新たな人に植樹していただくシステム、つまりは樹木のリサイクル化であります。氷見市が推進し、なお窓口になる考えはないでしょうか。以上2点について、瀬戸建設部長にお伺いいたします。
 次に、分収林についてお伺いいたします。
 昭和30年から34年ごろにかけて氷見市は、土地所有者と地上権設定契約を交わし、市分収林造成事業を実施してまいりました。その目的として、山林の緑化を図り、森林資源を造成して治山治水に資するとともに、市の基本財産の造成に努めるとしてまいりました。つまりは、山林をしっかり管理しながら氷見市の財産を築くという考えでありました。そして、地上権存続期間を50年と定め、なおかつ契約期間終了時に木材の生育状況により、伐採期に達せずと認められるときは、合議の上さらに土地継続使用について再契約することができるとしております。本年は、昭和に置きかえると80年であります。契約が満了するか、もう数年で満了する時期に来ております。氷見市内の4地区で22.35ヘクタール植林されておりますが、現在の木材市況は、外国産材に押され価格低迷の状況下であり、伐採し売却したとしても、利益を生むより損失が発生する需要関係であります。市としても、契約でありますから今後の対応について早急に検討すべきと考え、舟塚産業部長にその考えをお伺いいたします。
 質問項目2として、地球温暖化防止等の環境対策についてお伺いいたします。
 1997年に採択され、本年2月16日に発効しました地球温暖化に対処する京都議定書では、日本において「温室効果ガスの総排出量を2008年から2012年の間に1990年レベルから6%削減する」目標が定められております。しかしながら、1990年と比べて現在は逆に8.3%増加しているのが現実であります。このまま温暖化が進むと、2100年には気温が最低で1.4度、最高で5.8度上昇すると想定され、海面が50センチ上昇し高潮被害を受けやすい人口が世界で約1億人、食料生産が減少し飢餓、難民が増加する。洪水、干ばつが激しくなり台風の発生が増える。熱帯性の伝染病が広がるなどが危惧されております。
 我々の日本においては、今後10年間一番心配されるのは、食料、水、そして気象災害であるとされております。削減対象ガスとしては、二酸化炭素、メタン、亜酸化窒素とされ、主として二酸化炭素の削減に努力目標が定められております。
 京都議定書は法的に拘束力を持つことから、目標数値をクリアしなければなりません。このため政府は、「京都議定書目標達成計画」を決定し、国民運動「チーム・マイナス6%」をスタートさせております。また、全国市長会でも環境対策提言を決定し、関係省庁に要請をするといたしております。このような現状において、氷見市はどのような削減対策をとろうとしているのか、堂故市長にお伺いいたします。
 「チーム・マイナス6%」では、「冷房温度を28度に抑える」「蛇口は小まめに閉める」「車のアイドリングを控える」「環境に優しい製品を選んで買う」「過剰包装を断る」「コンセントはなるべく抜く」という6つの行動を示しております。家庭での対策のポイントは節電であり、特に待機電力を減らすなどが有効とされております。また、緑を増やすことも効果的であり、庭のある人は1本でもいいから木を植えていただき、庭のない人は鉢植えやプランターを置いていただく。人間は1年間に約360キロの二酸化炭素を呼吸により排出していると言われております。これを杉で吸収しようとすると、約27本必要と言われております。また、ごみの減量化も一つの有効な手段と言われております。
 いろいろ述べましたが、氷見市として市民や企業に対しどのような協力をお願いするのか。その働きかけについて、横澤市民部長にお伺いいたします。
 次に、松田江浜の砂浜についてお伺いいたします。
 渚百選に取り上げられましたように、いにしえより景勝の地として評価をいただく松田江浜でありますが、近年その砂浜が減少している感がしてなりません。実際に計測したわけではありませんのではっきりとした数字は持ち合わせていませんが、大量の流木が流れ着いた平成11年とは比べものにならないほど減少していると私は感じております。
 昨年10月の台風23号では、市道海岸線が砂浜を超えた波により冠水をいたしましたが、市道の冠水は私の記憶にはないものでありました。松田江浜に隣接する高岡市の雨晴海岸の砂浜でも昨年の10月末には、1カ月前には存在していた砂浜が、幅10メートル、長さ200メートルにわたって消滅いたしております。これは、高潮やたび重なる台風の来襲等が一因とされておりますが、海流変化の関連を推測する声もあります。県では、本年の3月までの間、毎月1回海岸線を測量して侵食のメカニズムを分析し対策に取り組むとし、17年から18年度で対応策を講じる考えと聞き及んでおります。
 全国で1万9,000ヘクタールある砂浜の侵食は、最近の15年間で砂浜の約13%に当たる約2,400ヘクタールが、堆積と侵食の過程の中で正味失われております。また、侵食は異常な海象による場合に加えて、土砂供給の減少、土砂移動の変化などの要因で漂砂のバランスが崩れることにより発生するとも言われ、中には沿岸に設置された構造物によって漂砂のバランスが崩れ堆積と侵食が生じるとも言われております。
 氷見市としても、貴重な財産である景勝地を守るためにも、富山県と相談し調査するとともに、必要であれば対応策を検討するべきと思いますがいかがでありましょうか、瀬戸建設部長にお伺いいたします。
 次に、介護保険制度の改正についてお伺いいたします。
 通常国会は、多くの国民が望んでもいない郵政民営化法案の審議で緊張感を漂わせていますが、全国の被保険者や制度利用者が身近で切実な問題として関心を寄せている介護保険制度の改正内容や審議内容が、全くと言っていいほど聞こえてこず、摩訶不思議な国会と私は感じております。この制度が導入された当時は、保険料はあるものの、誠にありがたい制度と受けとめられてまいりました。しかし、保険給付を抑えようとする余り、既に制度を利用している方はもちろんでありますが、特に新たに介護認定が認められた方々のように、これから制度サービスを利用しようとする方にとっては、求めるサービス利用が厳しさを増すのみであると言えるでありましょう。このことは、スタート時点において在宅介護を重要視したにもかかわらず、家庭介護者を制度の対象外としたことに起因すると私は思っております。
 そこで、今回の改正法案でありますが、国会で成立される見通しであることから、見直しされる主な改正点について、市民にわかるように説明をしていただきたいと思います。
 一方、氷見市における第2次介護保険事業計画も3カ年が経過しようとしており、今年度計画見直しのため計画策定委員会を来月設置すると聞いていますが、保険者として氷見市はどのような基本方針で臨むのか。私としては、保険者として独自性を確保しながら市民の要望に対処していただきたいと思っています。できれば、福祉と介護保険の垣根を低くして市民のニーズに応えてほしいと思っております。
 以上、2点について横沢市民部長にお伺いいたします。
 最後に、市民病院の経営についてお伺いいたします。
 御承知のとおり、平成17年度は、長年病院経営を圧迫し続けてきた、俗に言えば足かせ的存在の累積不良債務の解消がなされる年度であることから、まず最初に、平成16年度の決算はどうであったかについてお伺いいたしたいと思います。
 累積不良債務ゼロを目指す今年度の病院経営は、これからの氷見市民病院経営及び病院の存続にとって、これまで以上に重要な一年であると言えるものであります。これまで不良債務の解消については、主として一般会計からの追加繰り出しや、留保することが望ましい減価償却費、減耗費等を補てん財源として解消に努めてきたわけであり、いわゆる自己体力ではなく外部の体力に依存して今日に至っているわけであります。平成18年度を目途とする行財政健全化緊急プログラムにおいて、5.1億円の繰出金の抑制目標を約束いたしております。したがって、病院において、これまでのような基準外の追加繰り出しは、今後見込めないところであります。
 そのように考えていきますと、17年度の経営は18年度以降も見据え、ますます重要視され、将来構想の試金石、基礎としてとらえられる気もいたします。管理者方針に示された人事考課制度の導入、給与制度の見直しなどの改革に努め、必ずや実行に移さなければなりません。加えて言えば、医療行為、診療行為に関わる分野の充実を図るとともに、それ以外の分野については委託化を推進しなければならないでしょう。管理者の言う「継続的に自己改革し続ける的確な経営であれば、氷見市民病院は急性期病院として存続していける」に通じるのであります。そこで、18年度以降も見据えた経営健全化の17年度における具体的な対応策についてお伺いいたします。
 次に、病院職員の接客教育についてお尋ねいたします。
 県内新聞社朝刊に「読者のひろば」というページがありますが、今月7日に市内在住で68歳の女性の方から、市民病院第2病棟看護師の皆さんと、個人名を挙げて申しわけございませんが、松井医師に対し、入院中にいただいた接客態度に心からのお礼の記事が掲載されておりました。その方は、「耳の遠い私に優しく親切にしていただき、厚くお礼を申し上げます」と述べており、この記事を見たとき私は、氷見市民病院には医療業務にしっかりとした自覚と責任を持った方がいるんだという認識を新たにしたところであります。
 しかしながら、残念なことにそうでない方もいるわけでございます。市民の方から、「体が弱り気持ちがなえているとき、病院関係者からきつい言葉で言われる」という声が飛び込んできます。最終的には職員一人ひとりの自覚と人間性の問題としか言いようがありませんが、患者や市民あってこその病院であり職員であることを改めて認識しなければなりません。良い者より悪い者が目につく今日でありますから、場合によっては病院そのものへの評価につながることも懸念されますので、再度患者さんをはじめ、来院者に対する接客教育を徹底していただきたいと思います。その対応についてを含め、3点につきましては加藤病院事業管理者よりお答えをいただきたいと思います。
 以上で私の質問は終わりでございますが、昨日も、本日も浅地議員からありました。私は総務文教常任委員長として、今般急逝されました藤田議員には副委員長として大変なお力添えをいただいてまいりました。私も心からの藤田議員の御冥福をお祈り申し上げまして、私の質問を終わります。
○議長(堀江修治君) 堂故市長。
  〔市長 堂故 茂君 登壇〕
◎市長(堂故茂君) 椿原議員の「四季を彩る花とみどりの庭園都市づくり」についての御質問のうち、市長の思いと理想像はについてお答えいたします。
 花とみどりは、二酸化炭素の吸収、酸素の供給といった環境面から考えても、私たちの生存に直接関わりがあるとともに、季節の訪れを感じさせ、心に潤いと安らぎを与えることから、私たちが生きていく上で欠かせないものであります。また、次代を担う子どもたちの豊かな心を育む上でも大きな役割を果たしています。
 花とみどりの庭園都市づくりは、総合計画の期間を超えたスパンで、氷見の海や山の幸を生かしながら、市全域を万葉のゆかりの美しい風光の中で、花やみどりがあふれたまちづくりを市民と一緒になって挑戦しようというものでありまして、これにより「人に優しく快適で美しい」と実感できるようなまち、私は美しいまちとは豊かなまちであると考えますが、そのような豊かなまちづくりを目指したいと思っております。
 以前に、花とみどりのまちづくりの先進地視察ということで、当時、議長の松波議員とともに、コスタリカでの定置網事業の帰路に、世界的にも有名な美しいまち、花とみどりのまちづくりを進めているカナダのビクトリア市を訪問させていただいたことがあります。海と里山、自然そのものが美しい上、花とみどりのまちづくりへ高い理想を掲げて、長い年月をかけた取り組みがなされておりました。個人個人の庭などが美しく手入れされ、また行政も市全体をしっかりコーディネートし、公共部門についても計画的にしっかり整備されていることがよくわかりました。まさに、一人ひとりが全体のために、全体は一人の幸せを考えたまちづくりを花とみどりづくりを通して進めていることに感動いたしました。
 またそれだけでなく、その中心には、かつて石炭を掘った跡地を利用しての美しい英国式の民間有料公園、今、稲積で計画が進められているフローラルガーデンが理想とするブッチャードガーデンが年間100万人の観光客でにぎわっておりました。また、まちのあちこちに市民向けのフラワーショップ、グリーンショップがあり、花とみどりに関連した仕事や雇用をつくり出していることにも驚きました。市民と行政と企業がかみ合っていくことが、花とみどりのまちづくりといったことについても大切なことだと実感したのであります。
 本市でも、このような先進地なども参考にしながら、花やみどりを育てることを通して、自然との共存の中で、命の尊さや四季の移ろいを感じる「心豊かなまち」「もてなしの心があるまち」となるよう、そして花やみどりを育てることにより、人とのつながりを深める中で「連帯感や助け合いの精神が生まれるまち」「交流のあるまち」に結びつけていくことを期待いたしております。
 申し上げましたが、理想ははるかに遠いと思っております。しかし、市民の間では花やみどりを愛好される方がだんだん増えているように思います。また、地域ごと、グループごとの活動も盛んになりつつあります。繰り返しになりますが、本市は海越しに浮かぶ雄大な立山連峰の景観や豊かな自然に恵まれた歴史、伝統文化とともに、海や山の幸が豊富にあるなど自然の宝に恵まれております。このような氷見市こそが、日本国中の中でも「四季を彩る花とみどりの庭園都市」と言われるにふさわしいまちになるよう努力していきたいと思っています。
 次に、地球温暖化防止等の環境対策についてのうち、市としてCO2の削減の取り組みはについての御質問にお答えいたします。
 地球温暖化は、経済活動の拡大とともにエネルギー消費量が増大し、大気中に二酸化炭素などの温室効果ガスが大量に排出されることにより温室効果が強まり、その結果、地球の温度が上昇するという現象であります。地球温暖化が進むと、異常気象による災害や農作物への被害、海面上昇による海岸の侵食など、私たちの生活環境や自然の生態系に深刻な影響を及ぼすことになります。
 こうした地球規模での影響に対処するため、平成9年、京都で開催された「地球温暖化防止京都会議」において、平成2年度のレベルより温室効果ガス排出量を全体で5%削減することを約束する京都議定書が採択され、各国の中で我が国は6%の削減を約束したものであります。その京都議定書が今年2月16日に発効したのを受けて、国では去る4月に、6%削減目標の確実な達成を目指した「京都議定書目標達成計画」を策定し、国民や事業所を問わず、あらゆる主体の参加や連携を促進することとしております。
 氷見市では、地球温暖化防止推進法に基づきまして、率先して地球温暖化防止に取り組むため、平成15年1月に「地球温暖化防止氷見市役所実行計画」を策定し、市の事務事業における温室効果ガスの排出を、平成18年度までに平成13年度対比でマイナス5%の削減目標を掲げて取り組んでいるところであります。
 温暖化の問題は、これまでの経済社会活動のありよう、ひいては私たちのライフスタイルのあり方そのものの変革が求められているものであり、今後の技術革新に期待される点もありますけれども、次世代の負の遺産として残すことなく、再生の道筋をつけておくべき重要な課題であると思います。
 廃棄物の減量及び再生利用、省エネルギーの推進を図るとともに、氷見市の特性を生かした、昨日からも話が出ておりますが、新エネルギーの発掘や森林資源の保全や有効活用、さらには緑化の推進を大切な視点としてとらえ、温暖化防止対策の推進に努めてまいりたいと考えています。
 以上です。
○議長(堀江修治君) 中尾教育長。
  〔教育長 中尾俊雄君 登壇〕
◎教育長(中尾俊雄君) 椿原議員の氷見の巨樹・名木等を市の保護木としてはの御質問にお答えいたします。
 「氷見の巨樹・名木」は、これまで教育委員会が刊行してまいりました郷土読本シリーズの第13集目であり、国、県、市指定の天然記念物10本を含む代表的な市内の巨樹・名木101本を写真で紹介したものであります。
 本書発刊の目的は、市内の巨樹・名木の分布を調査し、氷見市にはこんなに多くの巨樹・名木があるのかということを市民の皆様に理解してもらうことにあり、そのことが郷土の再発見や自然保護意識の高揚につながるという願いも込められております。また、本書に掲載されたことをきっかけとしまして、その大切さを再認識されたというお話もお聞きしているところであり、本書発刊の一つの成果であろうかというふうに考えております。
 本書を刊行した教育委員会といたしましては、本市が取り組む「新世紀の挑戦」の一つである「四季を彩る花とみどりの庭園都市づくり」を目指す中で、本書掲載樹木を、所有者はもとより、市民が誇りに思い大切にしていただき、後世に残していただきたいものと考えております。
 議員御指摘のように、保護木としてはどうかということでありますが、これらの樹木につきましては、所有者自らが地域の宝として大切に保存・保護されていると理解しており、今後、樹勢が衰えたり病気にかかった場合等に、教育委員会といたしましては、天然記念物を保存している経験を踏まえ、所有者からの要請により、樹木医等の専門家を紹介するなどして、その保存・保護に協力してまいりたいと考えております。
 以上です。
○議長(堀江修治君) 加藤病院事業管理者。
  〔病院事業管理者 加藤弘巳君 登壇〕
◎病院事業管理者(加藤弘巳君) 椿原議員の市民病院の経営についての御質問のうち、まず平成16年度の決算はの御質問にお答えいたします。
 平成16年度の病院事業会計決算見込みは、前年度と比較して収支が改善する見通しであります。入院・外来収益については、診療報酬のマイナス改定などで経営環境が厳しい中、前年度並みを確保し、病院事業会計全体では前年度に比べ1,000万円程度増加する見通しです。
 一方、医業費用については、給与費が前年度に比べ6,000万円余り減少する一方、薬品費や賃金、修繕費などの経費が前年度に比べ4,000万円近く増えることが見込まれ、病院事業費用全体では前年度に比べ2,000万円程度減少する見通しです。
 この結果、収益から費用を差し引いた平成16年度の収益的収支は、前年度に比べ3,000万円以上改善して赤字幅が縮小する見込みであり、これに資本的収支を加えた病院事業会計から減価償却費や資産減耗費など補てん財源を差し引いた資金収支では、前年度に引き続き4,800万円余りの内部留保資金が発生しております。
 平成16年度も財政運営が大変厳しい中、一般会計から1億4,312万円もの追加繰り出しを仰ぎ、平成16年度末の累積不良債務は、前年度の2億6,000万円余りから大幅に減少し、約7,300万円を残すところとなりました。
 次に、経営健全化の具体的対応策はの御質問にお答えいたします。
 本年度は、国に提出した経営健全化計画の最終年度であります。このため、急性期病院としての新入院患者数や紹介率などの目標指標をクリアするとともに、引き続き病院改革を推進し、累積不良債務の解消と経営の健全化を達成し、将来的な安定経営の定着化を図ることであります。
 そのためには、1つには、急性期患者や紹介患者をより重視した外来システムを構築するとともに、市民ニーズに応えられるよう、亜急性期病棟の導入も視野においた改革を進めたいと考えております。2つには、医療の質を高め、働きがいのある職場づくりであり、研修医や新卒、既卒を問わず看護師等が応募し、職員が定着する病院づくりであります。3つには、市民のために有用で価値ある病院として存続するために必要な財政基盤、経営基盤を構築し、新病院の開設に向けた一歩を踏み出すことであります。4つには、人事・給与制度の改革であります。当院は、地方公営企業法全部適用病院であり、その法の趣旨にのっとり適正な人事給与制度を目指す必要があると考えております。また、絶えず時代の変化を先取りし、目まぐるしく変わる医療制度にスピーディに対応できる行動力も必要であります。
 このほかにも取り組まなければならない課題はたくさんありますが、私はこれまで進めてきました経営健全化計画をベースに、今ほど申し上げたような基本的な枠組みを構築し、市民病院の将来に夢が持てるよう、より一層の病院改革の推進と職員の意識改革を求めていきたいと考えております。
 次に、職員の接客教育についての御質問にお答えいたします。
 職員の接遇研修は、院内の年間の体系的研修計画の中で定められ、これまで専門家によるホスピタリティ啓発セミナーを計画的に実施してまいりました。本格的に取り組み始めた平成14年度は、全職員を対象に年間4回の段階的な接遇研修をさまざまな角度から実施しました。また、15年度及び16年度においても、新規採用職員や全職員対象のセミナー、部署別セミナーやリーダーセミナー等の接遇研修に取り組んでまいりました。また、患者様からの苦情は病院に対する温かい励ましの言葉として受けとめ、院内11カ所に設置の目安箱「市民の声」については毎日点検し、数日のうちに関係部署に改善を図るよう指示しております。また、退院患者アンケート調査につきましても、同様に対応しております。
 今後とも、患者様が不快感を覚えず少しでも満足していただけるよう、職員一人ひとりの接遇が確実に向上する研修に取り組んでまいりたいと考えております。
 以上でございます。
○議長(堀江修治君) 船場企画広報室長。
  〔企画広報室長 船場健治君 登壇〕
◎企画広報室長(船場健治君) 椿原議員の「四季を彩る花とみどりの庭園都市づくり」についての御質問のうち、植樹を推奨する花木等を選定し推奨する考えはについてお答えいたします。
 市の花木等につきましては、昭和50年に市民の投票によって、花はユリ、花木はツツジ、樹木はツママと選定されました。今年は選定されて30年目の年に当たるわけでありますが、この間、市としましても、これらの花や木が氷見市のシンボルとして市民の皆さんに親しまれ、市内の緑化に活用されるよう普及、PRに努めてまいりました。
 平成14年度からスタートしました第7次総合計画の中では、「四季を彩る花とみどりの庭園都市づくり」を新世紀の挑戦として掲げ、市民リーダー養成講座の開催や市民研究会の立ち上げを図るとともに、地域花壇の充実など各種施策の推進を図ってきたところであります。
 御提案のありました推奨花木等の選定につきましては、本市の気候や歴史、文化などの地域特性を勘案した親しみの持てる植物を四季を通じて市民の皆さんに育てていただくという意味では、花とみどりの庭園都市づくりを実現する一策になり得るものと考えます。
 また、例えば稲積の梅や大境のスイセン、そして下田子や磯辺のフジ、それから老谷や長坂のツバキなど、それぞれの地域には誇りにできるシンボル的な花や木がありますので、地域ごとに特色を出しながら緑化に取り組んでいただくことも、これからは大変有効かと考えます。
 いずれにいたしましても、今後、フローラルガーデンのオープンや市民運動の定着により、花と緑に対するものの見方と機運がさらに高まった段階で、改めて市の花、市の木、そして市の花木について、市民ぐるみで考える機会を見つけて、そこで新たな視点を交えながら、推奨花木等の選定につきましても十分検討してまいりたいと考えております。
 以上です。
○議長(堀江修治君) 横澤市民部長。
  〔市民部長 横澤信生君 登壇〕
◎市民部長(横澤信生君) 椿原議員の地球温暖化防止等の環境対策についてのうち、市民、企業への働きかけはについての御質問にお答えをいたします。
 本市でも地球温暖化防止対策の重要性に鑑み、国及び県の施策に合わせた取り組みを行っており、昨年度から新たに県が企画した「チャレンジ10」という事業を、本市の富山県地球温暖化防止活動推進員の方々と連携のもと、昨年度は仏生寺小学校において実施いたしました。この事業は、10歳の児童、すなわち小学校4年生でございますが、家族とともに設定した家庭における10の温暖化防止プログラムを10週間実践し、一定期間ごとに自己評価するという一連の取り組みを通じて、環境に配慮したライフスタイルを意識し、温暖化に対する家庭での児童及び家族の取り組みの推進を図ることを目的とするもので、本年度も引き続き他の学校で実施する予定でございます。
 また、国が全国のライトアップ施設や家庭の電気を一斉に消すことを呼びかけております「CO2削減ライトダウンキャンペーン」に参加することとし、昨年に引き続き6月19日の夜、比美乃江大橋、湊川河川噴水、朝日山公園並びに氷見駅前樹木灯においてライトアップを消灯、つまりライトダウンすることとしております。
 市役所では、これまでもグリーン購入の推進、コピー用紙の裏面の利用など紙の使用枚数の削減、公用車にハイブリッド車の導入4台、また昼時間の消灯など節電にも努めてきておりますが、まだ十分に実施されていない点もあり、さらに留意してまいりたいと考えております。
 加えて、市長答弁にもございましたが、今後は新エネルギーの活用についても知恵を出し挑戦してまいりたいと考えております。
 また、実質的なCO2削減に寄与するためには、行政のみならず、市民一人ひとりや各事業所での取り組みが具体的に推し進められる必要があります。家庭での取り組みとしては、家電製品や暖房器具に係る省エネルギー対策、また廃棄物の減量化やリサイクルの推進、そして公共交通機関を利用しマイカーの使用を抑制するなど、ライフスタイルを見直すことが求められます。事業所でも、省エネルギーはもとより、グリーン購入の推進、低公害車の導入など、環境に負荷を与えない事業活動が求められます。
 こうしたことから、今後はCO2の削減を目指して、市民や事業所の理解がさらに深まることや、自発的な取り組みが促進されるよう、国や県の施策と協調しながら取り組んでまいりたいと考えております。
 次に、介護保険制度の改正についての御質問のうち、まず見直される主な改正点はについてお答えいたします。
 介護保険制度がスタートして5年が経過し、本市においては概ね順調に実施されているところでありますが、国においては急速な高齢化の進展を見据え、将来にわたって制度が持続できるように全般的な見直しがなされ、現在国会で審議されているところであります。
 御質問の改正の主な内容といたしましては、予防重視型システムへの転換や施設給付の見直し、新たなサービス体系の確立などが大きな柱となっております。
 まず、予防重視型システムへの転換として、要介護認定者のうち要支援、要介護1のいわゆる軽度者を対象とした「新予防給付」が創設されます。これは、既存のデイサービス、訪問介護などのサービスに加え、新たに運動機能の改善、栄養改善などがメニュー化され、より本人の自立支援に資するように改善するための介護予防マネジメントを実施するものであります。
 また、要支援、要介護になるおそれのある高齢者を対象として、地域支援事業が創設されます。これは、現行の老人保健事業、介護予防・地域支えあい事業、在宅介護支援センター事業を統合いたしまして、市が設置する地域包括支援センターにおいて、介護予防事業や地域ケア推進事業を実施するものであります。
 次に、施設給付の見直しでは、介護施設における居住費用や食費について、在宅と施設の利用者負担の公平性の観点から、保険給付の対象外として原則自己負担となるものであります。この見直しは、本年10月から施行される予定であります。
 次に、新たなサービス体系の確立では、要介護者の住み慣れた地域での生活を支えるため、地域の特性に応じた多様で柔軟なサービス提供が可能となるよう、小規模なサービス拠点や認知症高齢者グループホーム等を内容とする地域密着型サービスが創設されるものであります。その他、サービスの質の確保・向上や、負担のあり方、制度運営の見直しなどが行われることとなっております。
 次に、介護保険事業計画策定に当たっての基本方針についての御質問にお答えいたします。
 平成18年度から20年度までの3カ年を計画期間とした第3期介護保険事業計画の策定に当たり、介護予防の推進と在宅ケアの推進と施設サービスの見直しを基本として、平成26年度を見据えた目標を設定し、この目標達成に向けた計画の策定が義務づけられております。
 このため、近く保健・医療関係者、福祉関係者、介護保険サービス事業者、介護保険被保険者で構成する氷見市介護保険事業計画策定委員会を設置し、計画に係る調査審議をお願いいたしまして、来年3月には市長に答申していただくことにいたしております。
 策定委員会では、サービス見込み量の設定や介護保険料等について御審議いただくことにしておりますが、本市は施設志向が高くなっておることから、施設サービスから在宅サービスへの利用促進、さらに介護予防や介護状態の改善や悪化防止などが重要な課題であると考えております。介護保険制度改正の趣旨を踏まえ、本市の実情を反映した高齢者の要介護状態の軽減や悪化の防止、要介護状態の予防など、より効果的な介護予防事業への取り組みについて多方面から検討するとともに、国の動向を見据え、持続可能な計画となるよう取り組んでまいりたいと考えておる次第でございます。
 以上でございます。
○議長(堀江修治君) 瀬戸建設部長。
  〔建設部長 瀬戸三男君 登壇〕
◎建設部長(瀬戸三男君) 椿原議員の「四季を彩る花とみどりの庭園都市づくり」についての御質問のうち、市の所有する木々の管理についてお答えいたします。
 現在、朝日山公園をはじめとする本市の公園には、桜や松、ツツジ等のほか多くの花木が植栽されており、四季折々に市民に親しまれております。公園等の花木につきましては、公園管理の一環とし、主な花木についてその種類と本数などを把握しているところであります。市が所有する木々は市民の貴重な財産であることから、管理をより充実させるにはどのような方法が適当であるか、樹木台帳などの作成を含めて今後検討してまいります。
 また、公園の管理上または道路改良工事等に伴い不要となる樹木が生じた場合には、極力移植するなど公園等において再利用するよう努めておりますが、やむを得ず処分が必要となった樹木については、今後、市民の皆様にお知らせし、希望者にお渡しするなど緑化推進に寄与してまいりたいと考えております。
 次に、松田江浜の砂浜減少対策についてお答えいたします。
 松田江浜は、氷見海岸で唯一の自然砂浜海岸でありますが、昨年の台風23号により海浜植物園の散策路が波に洗われ損壊等の被害を受けました。また、高岡市の雨晴海岸では砂浜の一部が大きく後退している箇所が発見され、県では侵食原因の究明のため調査、測量を行っていると伺っています。
 このため、松田江海岸の侵食について県に問い合わせたところ、その年により汀線の変動は多少あるものの、砂浜が減少しつつあるということは今のところ確認されていないとのことであります。しかしながら、年配の方々によりますと、子どものころから見れば砂浜が大きく後退したとのことであるため、市としても、海岸線の侵食状況について長いスパンでの調査が必要と思われます。
 なお、侵食対策が必要となった場合の工法としては、現在一般的工法として潜堤や離岸堤が考えられますが、当地区には地引網漁が3カ統が操業していることから、地引網と共存可能な工法としてどのような工法が適当なのか大変難しい面もありますので、今後、情報の収集や調査研究をしてまいりたいと考えております。
 以上でございます。
○議長(堀江修治君) 舟塚産業部長。
  〔産業部長 舟塚健一君 登壇〕
◎産業部長(舟塚健一君) 椿原議員の「四季を彩る花とみどりの庭園都市づくり」についての御質問のうち、まず市民への具体的な働きかけ方はにお答えいたします。
 花やみどりを育てる地域活動は、子どもからお年寄りまでが楽しみながらともに助け合いの精神が芽生えるという相乗効果もあり、人が快適で潤いのある生活を送るためには欠かせないものと考えております。庭園都市づくりに向けたこれまでの活動状況は、行政としては公共緑化推進事業をはじめ、各地域への緑化指導の専門家の派遣や花苗等の支援も行ってきております。
 一方、市民活動においては、平成15年度から花とみどりのまちづくりのためのリーダーの人材育成のため、市民リーダー養成講座を開催し、講座終了後には市民リーダーとしての認定をしております。引き続き、平成16年度から市民が主体となった実践的・持続的な組織づくりにつなげていくことを目的として、市民へのアドバイス役である市民研究会「ひみ花友の会」が組織され、十二町や池田浜でモデル花壇づくりに取り組み始めたところであります。また、本市には、花と緑の銀行氷見支店があり、25名の頭取と92名のグリーンキーパーの方が登録されておりますが、この方々にも普段から各地域の緑化活動について指導的立場をお願いしているところであります。
 これらの成果として、最近では平成16年度に海峰小学校が全国花壇コンクールで国土交通大臣賞を、平成17年度に論田壮年会がさくら功労者として財団法人さくらの会から受賞されたほか、北大町埋立地では市民参加によるひまわり大作戦も4年目を迎え、「あったかいまちづくり」活動が継続的に展開されております。
 市民に対する花とみどりのまちづくりの啓蒙普及については、市民研究会や学校花壇づくりなどの活動状況を広報や行政チャンネルでお知らせするほか、10月初旬には花とみどりのまちづくりシンポジウムを開催する予定にしております。
 今後、花とみどりのまちづくりの一層の推進を図るため、さまざまな地域活動に対する支援方法を検討するとともに、市民、企業、団体と密接な連携を図ってまいりたいと考えております。
 次に、分収林の今後の対応はについてお答えいたします。
 氷見市における分収造林は、昭和30年代に山林の緑化を図り森林資源の造成をし、治山治水に資するとともに、市の基本財産の創成に努めるため、また民有林の造林意欲の高揚を図るために、市内4地区38.2ヘクタールについて、45年から50年の期間設定で契約が行われました。
 契約期限が近づいた現在、各地区の森林は伐期齢に達してはいるものの、木材市況は依然として低迷を続けており、現在の材価では伐採、搬出等の経費を考慮した場合に採算割れが懸念されます。そうした状況にあることから、近く各団地ごとの調査を行い収支状況を計算する一方、長伐期施業の森林の持つ公益的機能を考慮し、団地ごとに今後のあり方について地権者と相談をしてまいりたいと考えております。
 以上でございます。
○議長(堀江修治君) 11番 椿原俊夫君。
◆11番(椿原俊夫君) 御答弁をいただきましたが、少し再質問をさせていただきたいと思います。
 花とみどりでございますが、担当課は非常に一生懸命やっておると私は思っております。ただ、今回、担当部のみならず、ほかのところにも質問いたしましたのは、どうもそこは一生懸命やっておるけれども、本来自分のところでもできるような花とみどりに関して、花とみどりの機運を上げようという努力があまり私には感じられなかったということで、ほかの部局へも質問させていただきました。ぜひそれぞれの部局において、優秀な人材もおりますし、またこういったことに興味を持っておる方もおいでると思いますし、知識もあると思います。そういった英知を、自分の分野でなくてもぶつけて、市の、特に新世紀の挑戦で市長さんがどーんと挙げておるテーマでございますから、職員の英知を結集して部局問わず達成していただきたいなという思いでいろんなところに質問させていただいたわけでございますので、その趣旨をよく理解をしていただきたいなと思います。
 それで、これは花とみどりでお答えをいただきたいと思いますが、今まで市役所の前の花壇でありますとか、いろんな花壇を見まして、一番気につくのは、常に花をいつも見せておかなければならないというところは今のような一年草で対応しても私はいいと思うのでありますが、場合によっては一年草の中に多年草の花を植えて来年芽を出していくという方法もとられてもいいんではないか。なぜ一年草ばかりにこだわって植えておるのか、私はちょっと理解できないと花を見ながら考えておるわけですが、多年草の利用等について舟塚産業部長から一言お願いしたいと思います。
 それと、温暖化防止でございますが、特に市長さんから答弁をいただきまして、大変恥ずかしいんですが、この実行計画を氷見市が取り組んでいるということを、私は正直知りませんでした。その点について感心をしておるところでございますが、特に市民が一番CO2を出すということでありますから、やはり市民、家庭に積極的に呼びかけていただきたいと。私の聞いておる範囲では、一番皆さんができやすいのはごみの減量化と、節電をトップとする省エネ、それと木を植えること、この3本が、市民がそんなに無理なくできる大きな柱であると聞いております。ごみの減量化は今までもお願いしてきておりますし、改めてお願いするという形で、この3本を氷見市の大きな市民への呼びかけのテーマとして市民の協力を仰ぐという考え方はどうかなと思っておるんですが、その点について横澤市民部長のお考えをお聞かせいただきたいと思います。
 それともう1点、市民病院でございますが、病院事業管理者のほうから17年度の経営健全化につきまして5点ほど述べていただきました。その中で、昨年度から管理者がおっしゃっていることの中に人事、給与の問題がございます。それで、市民病院の人件費比率が50%を超えると非常に経営的に苦しいということも今まで述べてきておりますし、16年度は人件費比率が50%を若干上回っているというような状態だと思います。
 それで、冒頭に公営企業法全部適用された病院であるというふうにおっしゃっておいでましたが、私は公営企業法という法律そのものをすべて読んだわけではありませんので、大変内容の把握については不十分であると思っております。そこで、管理者という立場が、給与を含めた人事権までにタッチすることができるのかどうか、これが一番大きな現在の私の疑問であります。それができるのであれば、管理者は頑張っていただきたいというふうに応援をするわけですが、それが万が一、病院を設置した氷見市というところに権限があるとすれば、そのお願いは当然市長のほうへお願いしなければならんことになってくるわけでございますが、その点はどういうふうになっているのかお聞かせをいただきたいと思います。
 以上です。
○議長(堀江修治君) 加藤病院事業管理者。
◎病院事業管理者(加藤弘巳君) それでは、椿原議員の再質問にお答えさせていただきたいと思います。
 全部適用に関する質問かと思います。公営企業法の全部適用となりましたのは平成4年でございますけれども、本来の建て前から申しますと、全部適用と申しますのは、事業管理者に人事権、予算権等が付与されていると理解されるものと思います。実際上、私もそういった形で、本来は人事権、給与の設定等を実施しなくてはならないのでありますけれども、氷見市におきましては、いろいろな事情がございます。その第一に申しますのは、当院がやはり赤字であるということです。繰入金を毎年いただいております。そういったことが影響いたしまして、赤字病院でありますと、財布のひもを握っておりますのは市の財政当局でありますので、今までは公営企業の全部適用と言いながら、やはり管理者はその権限を発揮できていないと。お金をもらうときに、財布のひもを握っておられる方が最終的な権限を持っておられるというふうに、これは本来の法律の建て前からいうと、事業管理者が責任を負わなければならないところを、その責任を果たしてこれなかったということで大変申しわけないというふうに思っております。
 また、この管理者制度が発足するときの、初期の間からのいろいろな取り決めがあるようでございまして、こういったものを今この場で完全にオープンするのはちょっとはばかられる点があるということでございますので、私としては申し上げませんが、いろいろな制約が多々あるということでございまして、管理者と言いながら、病院事業の管理をするにはちょっとまだ不十分であるという状況で、大変申しわけないことだと思っております。
○議長(堀江修治君) 横澤市民部長。
◎市民部長(横澤信生君) 議員御指摘のように、我々一人ひとりの日常生活における対応の積み重ねが地球環境の悪化を抑止することにつながるのでありまして、ライフスタイルを見直し、電気、ガス、水道の消費を節約し、消費生活、食生活、カーライフのあり方を改めることなど、具体的なチェックポイントをお示ししながら、今後啓発に努めてまいりたいと考えております。
○議長(堀江修治君) 舟塚産業部長。
◎産業部長(舟塚健一君) 花壇の中に一年草を植えておられるが、多年草を植えてはどうかという御質問であったというふうに思います。
 多年草は確かに一度植えれば毎年同じ時期に芽を出し、そして葉を出し、花を咲かせるということになります。経費的にも、一度植えればその後はあまりかからないという利点もございます。しかしながら、花の咲く時期などよく考慮しないと、花壇などでは場合によっては歯抜けのような状態にもなりかねないということも起こり得ると思っております。しかしながら、今後はうまくそのバランスを調整しながら、多年草も取り入れていくように検討してまいりたいというふうに思っております。
○議長(堀江修治君) 11番 椿原俊夫君。
◆11番(椿原俊夫君) 病院事業管理者から率直な答弁をいただいたと私は思っておりまして、私も、恐らく議員の皆さんも、病院の今後については経営改善をしてやっていただきたいと思っているだろうし、将来もしっかりと存続していきたいというふうに思っておると思うんですね。ですが、やはり診療報酬の関係とかいろんな面から見ますと、病院の事業で利益をどんどん生むというのはなかなか難しい時代でありまして、この先もそうだろうと思います。そうすると、その中でいかにコストを下げるかということにつながってくると思いますが、そこら辺は一番大きなコストの人件費について、管理者が先ほどああいうふうに答えました。市長、管理者は繰出金をもらっておってなかなか言いたいことが言えないような感じでございますので、管理者の気持ちを酌んでいただいて、病院の健全化のために市長としてまた応援をしていただきたいということをお願いしまして、終わりたいと思います。
○議長(堀江修治君) 以上で、市政一般に対する質問を終わります。

△議案に対する質疑
○議長(堀江修治君) これより、上程全案件に対する質疑に入りますが、通告がありませんので、質疑なしと認め、これをもって質疑を終結します。

△議案の常任委員会付託
○議長(堀江修治君) 次に、ただいま議題となっております議案第61号から議案第70号まで及び報告第3号については、お手元に配付してあります常任委員会付託案件表のとおり、それぞれ所管の各常任委員会に審査を付託いたします。
 なお、念のために申し上げます。報告第4号から報告第13号までは、市長からの報告事項であり、議会の議決事項ではありません。よって、委員会付託をしませんので、御了承願います。
 以上をもって、本日の日程は終了いたしました。
        ─────────────────────────
○議長(堀江修治君) お諮りいたします。来る23日は議事の都合により休会したいと思います。これに御異議ありませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(堀江修治君) 御異議なしと認めます。よって、23日は議事の都合により休会することに決しました。
 次会の日程を申し上げます。
 明18日及び19日は休日のため、20日から22日までは各常任委員会開催のため、また、23日は議事の都合によりいずれも本会議を休み、6月24日に本会議を再開し、上程全案件の審議を行います。
 なお、念のために申し上げます。各常任委員会の日程につきましては、6月20日産業建設常任委員会、6月21日民生病院常任委員会、6月22日総務文教常任委員会を、いずれも午前10時から第3委員会室において開催いたします。
 本日はこれをもって散会いたします。

 午後 4時13分 散会