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富山県 富山市

平成21年12月定例会 (第1日目) 本文




2009.12.03 : 平成21年12月定例会 (第1日目) 本文


議事の経過
            ───◇   ◇   ◇───
               開       会
                             午前10時  開会
◯ 議長(五本 幸正君)
 ただいまから、平成21年12月富山市議会定例会を開会いたします。
            ───◇   ◇   ◇───
               開       議
                             午前10時  開議


◯ 議長(五本 幸正君)
 本日の会議を開きます。
 議事日程は、お手元に配布のとおりであります。
            ───◇   ◇   ◇───
               報       告


◯ 議長(五本 幸正君)
 日程に入ります前に、報告事項を申し上げます。
 本定例会における議案説明員の出席要求に対し、お手元に配布してありますとおり、それぞれ出席者の報告がありました。
            ───◇   ◇   ◇───
               会議録署名議員の指名


◯ 議長(五本 幸正君)
 これより、日程第1 会議録署名議員の指名を行います。
 会議規則第80条の規定により、会期中の会議録署名議員に
   4番  村 石   篤 君
  18番  高 田 重 信 君
  32番  有 澤   守 君
を指名いたします。
 なお、ただいま指名いたしました会議録署名議員が欠席の場合は、当日出席の年長議員にかわっていただくことにいたします。
            ───◇   ◇   ◇───
                会期決定の件


◯ 議長(五本 幸正君)
 次に、日程第2 会期決定の件を議題といたします。
 お諮りいたします。本定例会の会期は、本日から12月18日までの16日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


◯ 議長(五本 幸正君)
 御異議なしと認めます。よって、会期は16日間と決定いたしました。
            ───◇   ◇   ◇───
      議案第139号から議案第165号まで及び報告第47号


◯ 議長(五本 幸正君)
 次に、日程第3 議案第139号から議案第165号まで及び報告第47号を一括議題といたします。

               提案理由の説明


◯ 議長(五本 幸正君)
 森市長から提案理由の説明を求めます。
  〔市長 森  雅志君 登壇〕


◯ 市長(森  雅志君)
 おはようございます。
 平成21年12月定例市議会の開会に当たり、提出いたしました案件の概要等について申し上げます。
 地域主権国家の樹立を政権公約の一つに掲げた、民主党鳩山政権が9月に発足しました。鳩山政権においては、活気に満ちた地域社会をつくるため、地域のことは地域に住む住民が決めるという地域主権改革を断行するとともに、国と地方の関係についても対等の立場で対話していける新たなパートナーシップ関係へと、根本的な転換を図ることとされております。
 さらに、先月17日に地域主権戦略会議を設置し、政治主導で地方分権改革を推進するとされたことからも、地方分権の進展に大いに期待しているところであります。
 しかし、一方では、子ども手当の創設や農業の戸別所得補償制度の導入など、新たな制度の創設や抜本的な見直しを行うとされているものが多く予定されております。
 また、行政刷新会議における事業仕分けにおいては、下水道事業やまちづくり交付金事業などが地方移管とされたものの、財源や制度の詳細が明確にされておらず、地方自治体の行財政運営への影響が懸念されます。
 これら地方自治体に関連する事業については、地方の声、現場の声を十分踏まえ、国と地方の信頼関係のもと、地方の実態に即した形で実施されることが必要不可欠であります。
 新政権におかれては、地方への速やかな情報提供等を行うとともに、法律に基づく「国と地方の協議の場」の早期設置など、真の地方分権改革の実現に向けた取り組みをさらに進められるよう要望するものであります。
 次に、市内電車環状線の開業について申し上げます。
 いよいよ今月23日から中心市街地に新しい路面電車「セントラム」が走り出します。これにより、今後、拠点性と中心性が大きく向上する富山駅周辺地区と中心市街地へのアクセス強化を図ることができます。
 さらに、この市内電車環状線は、将来の南北路面電車連結計画等の路面電車ネットワークの実現に向けた大きな一歩であります。
 この開業により、都心地区全体の回遊性の向上と活性化が図られるとともに、セントラムが新しい街のシンボルとして富山市の魅力を一層高めてくれるものと考えております。
 次に、来年度予算編成について申し上げます。
 平成22年度予算については、歳入では、地方交付税については平成21年度実績程度を見込んでいるものの、市税については、厳しい雇用情勢による個人市民税の減収や、景気の後退による法人市民税の減収が見込まれる上、地方譲与税についても、自動車関係諸税の暫定税率の廃止による減収が見込まれることなどから、一般財源の総額の伸びは期待できないものと考えております。
 一方、歳出では、人件費の減少が見込まれるものの、少子・高齢化の進展による扶助費の増加や高水準で推移している公債費負担により、義務的経費総体として増加が見込まれることから、平成22年度はこれまで以上に極めて厳しい財政運営を強いられるものと考えております。
 しかし、こうした中にあっても、本市が未来に向かって大きく発展し、市民一人一人が将来に希望を持てる予算となるよう、総合計画に位置づけられた施策の着実な進捗を図ることが必要と考えており、そのための事業費や、喫緊の課題である雇用・経済対策費、また環境モデル都市の推進に資する事業に要する経費について盛り込む必要があると考えております。
 このため、予算要求の基準としては、政策的経費については、一般財源ベースで、総合計画に係る事業についてはマイナス10%、総合計画以外の事業はマイナス20%と設定するとともに、徹底した事務事業の見直しによる歳出の抑制を図りながら、限られた財源の重点的・効率的な配分に努めることを基本として予算編成に取り組んでまいりたいと考えております。
 次に、提出いたしました案件についてその概要を申し上げます。
 予算案件については、人件費や当面実施を必要とする事業の補正を行うものであり、一般会計では9億100万余円を追加するものであります。また、後期高齢者医療事業など特別会計では900万余円、水道事業など企業会計では1,300万余円をそれぞれ追加するものであります。
 次に、歳出予算の主な内容について申し上げます。
 初めに、国庫補助の認証に伴うものとして、地震防災マップ作成に要する経費を計上しております。これは、想定される地震災害の被害を市民に周知し、被害の軽減を図るものであります。
 また、国の補正に伴うものとして、小・中学校における太陽光発電設備の整備に要する経費などを計上しております。
 次に、喫緊の課題に対応するための経費について申し上げます。
 まず、昨秋からの急激な景気の悪化に伴う生活保護受給者の増加により、扶助費に不足が見込まれる額を計上しております。
 新型インフルエンザ対策では、低所得者に対する予防接種を全額公費負担で実施するための経費を計上しております。また、季節性インフルエンザ対策においても、予防接種委託費に不足が見込まれる額を計上しております。
 災害対策では、台風や豪雨により被災した市道、林道等の災害復旧に要する経費を計上しております。
 このほか、児童福祉施設の環境整備や雇用対策に要する経費などを計上しております。
 その他の事業としては、当初予算で計上している経費のうち、障害福祉サービスの報酬改定及び利用者負担の軽減措置に伴い、扶助費に不足が見込まれる額を計上しております。
 また、私立保育所の管理運営委託費、各種がん検診委託費、麻しん・風しん予防接種委託費、小児慢性特定疾患医療助成費などについても、それぞれ不足が見込まれる額を計上しております。
 このほか、ケアホーム等を整備する社会福祉法人への補助金や、コンベンション開催支援補助金などを計上しております。
 篤志によります寄附金については、「ふるさとぬくもり基金」に積み立てるものであります。
 特別会計については、介護保険事業では賦課徴収事務に要する経費を、農業共済事業では、台風による被害に伴い、災害農家支払共済金に不足が生じた額を、軌道整備事業では、市内電車環状線の開業に伴い、新線区間の維持管理に要する経費を計上しております。
 人件費については、一般会計、特別会計、企業会計において所要の補正を行うものであります。
 以上が歳出のあらましでありますが、これに要する財源としては、一般会計では事業に伴う国・県支出金や地方債などを充てており、特別会計では繰入金などを、企業会計では内部留保資金を充てております。
 次に、債務負担行為について申し上げます。
 まず、一般会計及び牛岳温泉健康センター事業特別会計では、平成22年4月から指定管理者制度を導入する施設の管理運営の期間と限度額を設定するものであります。
 また、一般会計及び水道事業、公共下水道事業会計において、公共事業の円滑かつ効率的な執行を図り、事業の平準化を推進するため、平成22年度施工予定工事を前倒し発注するための限度額を設定するものであります。
 次に、予算以外の案件について申し上げます。
 まず、条例案件については、「富山市の議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例」を制定するものなど6件であります。
 契約案件については、富山都心線軌道路盤設置(1工区)工事業務の委託変更契約を締結するものなど4件であります。
 その他案件については、財産処分の件として、いこいの村富山の建物を売却するものなど5件であります。
 報告案件については、損害賠償請求に係る和解の専決処分について報告するものであります。
 以上が、今回提出いたしました案件の概要であります。
 何とぞ慎重審議の上、適正な議決をいただきますよう、よろしくお願いいたします。
            ───◇   ◇   ◇───
      議案第166号から議案第170号まで及び報告第48号


◯ 議長(五本 幸正君)
 次に、日程第4 議案第166号から議案第170号まで及び報告第48号を一括議題といたします。

            提案理由説明・質疑・委員会付託


◯ 議長(五本 幸正君)
 森市長から提案理由の説明を求めます。
  〔市長 森  雅志君 登壇〕


◯ 市長(森  雅志君)
 ただいま提出いたしました案件について申し上げます。
 条例案件については、人事院勧告に準じて、12月に支給する特別職の期末手当、一般職の期末手当及び勤勉手当を減額するとともに、本年4月から12月までの給与における公民較差を調整するため、「平成21年12月の期末手当等に関する条例」を制定するものなど5件であります。
 承認案件については、「平成21年12月の期末手当等の特例に関する条例」制定の専決処分について承認を求めるものであります。
 よろしく御審議のほどお願い申し上げます。


◯ 議長(五本 幸正君)
 これより、議案第166号から議案第170号まで及び報告第48号、以上6件を先議いたします。
 これより、議案第166号から議案第170号まで及び報告第48号、以上6件を一括して質疑に入りますが、通告がありませんので質疑なしと認めます。
 以上で議案の質疑は終結いたしました。
 ただいま議題となっております議案第166号から議案第170号まで及び報告第48号、以上6件につきましては、会議規則第37条第1項の規定により、お手元に配布してあります議案付託表のとおり、総務委員会に付託いたします。
 委員会審査のため、暫時休憩いたします。
                           午前10時13分 休憩
                           ───────────
                           午前10時35分 再開


◯ 議長(五本 幸正君)
 休憩前に引き続き会議を開きます。

            委員長報告・質疑・討論・採決


◯ 議長(五本 幸正君)
 これより、議案第166号から議案第170号まで及び報告第48号を一括議題といたします。
 ただいま議題となりました各案件につきましては、総務委員長から委員会審査報告書が提出されており、その審査結果はお手元に配布のとおりであります。
 これより、総務委員長の報告を求めます。
 総務委員長 市田 龍一君。
  〔総務委員長 市田 龍一君 登壇〕


◯ 総務委員長(市田 龍一君)
 総務委員会に付託されました各案件の審査結果について御報告申し上げます。
 当委員会に付託されました条例案件5件、その他の案件1件の審査の結果につきましては、お手元に配布してあります委員会審査結果のとおり、それぞれ原案可決・承認すべきものと決しました。
 以上、総務委員会の委員長報告といたします。


◯ 議長(五本 幸正君)
 ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。
 質疑はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕


◯ 議長(五本 幸正君)
 質疑なしと認めます。
 これより、議案第166号から議案第170号まで及び報告第48号、以上6件を一括して討論に入ります。
 討論の通告がありますので、発言を許します。
 5番 中山 雅之君。
  〔5番 中山 雅之君 登壇〕


◯ 5番(中山 雅之君)
 ただいま議題となっております議案第166号 平成21年12月の期末手当等に関する条例制定の件、議案第167号 富山市職員の給与に関する条例及び富山市一般職の任期付職員の採用及び給与の特例に関する条例の一部を改正する条例制定の件、報告第48号 専決処分について承認を求める件、以上3件について、日本共産党の反対討論を行います。
 議員と市長など特別職の給与や期末手当引下げには賛成ですが、提案の一般職員の給与と期末・勤勉手当の双方の大幅な引下げには反対です。
 人事院勧告は、本年は、厳しい経済・雇用情勢が民間の給与に反映されたことを受けて、公務と民間の給与比較において、月例給、特別給──一時金ですが、いずれも公務が民間を上回っていることが明らかになったとして、職員の給与の引下げと、一時金についても年間で0.35カ月分引き下げることなどを勧告しました。しかし、このようなやり方で、民間労働者と公務員がお互いに賃金引下げの競争が強められ、結果として、労働者全体の賃金水準が引き下げられるという悪循環がつくり出されています。
 公務員数は、総務省の発表では、1995年と比べて14年連続減少で18万人減です。今や、公務の職場は2、3割が非正規、その多くは年収200万円以下で、官製ワーキングプアは深刻な状況です。民間労働者は、3割が年収200万円以下です。
 地域経済への影響も重大です。2010年度富山市予算編成によれば、富山市の財政状況は、「一般財源の総額については伸びは期待できず、これまで以上に大変厳しい状況」とあります。深刻な雇用、消費の落込みに対して、地域経済の立直しには外需頼みから内需拡大型への切りかえが必要です。家計を応援する政治こそ求められています。職員の給与、一時金削減では、市民の暮らし、経済も立て直すことはできません。
 人事院勧告は、「公務員の労働基本権制約に対する代償措置として行われ、長年の経緯を経て国民の理解を得た給与決定方式として定着している」と述べられています。しかし、2002年に小泉内閣が打ち出した総人件費抑制政策が、本来中立であるべき人事院にも押しつけられ、この間の人事院勧告は、公務員の労働基本権を制約する代償措置とは到底言えません。
 日本共産党の塩川 鉄也衆議院議員が国会で取り上げ、旧政権の圧力でどのように人事院勧告がゆがめられたかの検証を求めました。これに対して原口総務相は、「民間で働く人たちが苦しいから公務員も同じように給与を減らすべきだという単純な議論は危険」「前政権で何が起きていたのかは検証したい」などと答弁しています。
 自公政権の総人件費抑制政策のもと、政治的圧力がかけられた中で出された人事院勧告を、まともな検証もせずに、勧告をそのまま実施というのは全く通らない話です。
 市民の生活を守り、地域経済を立て直すためにも、人件費抑制策からの転換を強く求め、私の討論とします。


◯ 議長(五本 幸正君)
 23番 丸山 治久君。
  〔23番 丸山 治久君 登壇〕


◯ 23番(丸山 治久君)
 ただいま議題となっております議案第166号 平成21年12月の期末手当等に関する条例制定の件、議案第167号 富山市職員の給与に関する条例及び富山市一般職の任期付職員の採用及び給与の特例に関する条例の一部を改正する条例制定の件、報告第48号 専決処分について承認を求める件、以上3件について、自由民主党の賛成討論を行います。
 人事院勧告制度は、公務員の労働基本権制約に対する代償措置として、法律で位置づけられています。
 勧告は民間準拠を基本としておりますが、その理由として、1、公務員は、市場原理による給与決定が困難であること。2、職員も勤労者であり、社会一般の情勢に見合った適正な給料の確保が必要であること。3、職員の給与は住民の負担で賄われていることから、労使の交渉などによって、その時代の経済・雇用情勢などを反映して決定される民間企業の給与に合わせていくことが合理的であり、広く住民の理解と納得を得られる方法であると考えられるからです。
 この勧告を尊重された、このたびの平成21年12月の期末手当の減額及び一般職の給料の減額等の内容は、市民福祉の向上や市民の安全と安心を確保するために、日々、厳しい業務を遂行している職員の皆さんにとっては、本年6月の期末手当の減額に引き続き、大変厳しい内容となっていると言わなければなりません。しかしながら、現下の社会・経済情勢を踏まえ、民間企業の皆さんが大変厳しい状況で日々過ごしていらっしゃるということを考えれば、やむを得ないものであると考えます。
 以上、自由民主党の賛成討論といたします。


◯ 議長(五本 幸正君)
 以上で討論は終結いたしました。
 これより、議案第166号、議案第167号及び報告第48号、以上3件を一括して起立により採決いたします。
 各案件に対する委員長報告は原案可決・承認であります。
 各案件は委員長報告どおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕


◯ 議長(五本 幸正君)
 起立多数であります。よって、各案件は委員長報告どおり原案可決・承認されました。
 次に、議案第168号から議案第170号まで、以上3件を一括して採決いたします。
 各案件に対する委員長報告は原案可決であります。
 各案件は委員長報告どおり決することに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


◯ 議長(五本 幸正君)
 御異議なしと認めます。よって、各案件は委員長報告どおり原案可決されました。
            ───◇   ◇   ◇───


◯ 議長(五本 幸正君)
 お諮りいたします。議案調査のため、12月4日、7日の2日間休会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


◯ 議長(五本 幸正君)
 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。
            ───◇   ◇   ◇───
               散       会


◯ 議長(五本 幸正君)
 以上で、本日の日程は終了いたしました。
 12月8日は午前10時に本会議を開き、一般質問及び議案の質疑を行います。
 本日は、これをもって散会いたします。
                           午前10時44分 散会