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富山県 富山市

平成21年3月定例会 (第7日目) 本文




2009.03.18 : 平成21年3月定例会 (第7日目) 本文


議事の経過
            ───◇   ◇   ◇───
               開       議
                             午後 2時  開議
◯ 議長(五本 幸正君)
 ただいまから、本日の会議を開きます。
 議事日程は、お手元に配布のとおりであります。
            ───◇   ◇   ◇───
            議案第1号から議案第61号まで


◯ 議長(五本 幸正君)
 これより、日程第1 議案第1号から議案第61号までを一括議題といたします。
 ただいま議題となりました各案件につきましては、各常任委員長から委員会審査報告書が提出されており、その審査結果はお手元に配布のとおりであります。

            委員長報告・質疑・討論・採決


◯ 議長(五本 幸正君)
 これより、各常任委員長の報告を求めます。
 まず、総務委員長 金厚 有豊君。
  〔総務委員長 金厚 有豊君 登壇〕


◯ 総務委員長(金厚 有豊君)
 総務委員会に付託されました各案件の審査結果について御報告いたします。
 当委員会に付託されました予算案件4件、条例案件8件の審査結果につきましては、お手元に配布してあります委員会審査結果のとおり、それぞれ原案可決すべきものと決しました。
 以下、審査の概要を申し上げます。
 企画管理部所管分の富山市情報全国発信事業について申し上げます。
 委員から、昨年制作したプロモーションビデオを首都圏の複合型映画館で2週間上映されるとのことだが、他の映画館や他の場所では上映しないのかとの質問がありました。
 これに対して当局から、フォルツァ総曲輪やファボーレ東宝での上映のほか、県内民放テレビでの市の広報番組、国際会議場やオーバード・ホールでのコンベンション開催時、とやま高度情報センターのマルチビジョンでの放映を考えております。さらに2月からは、国外向けホームページでもPR映像が見られるようにしておりますとの答弁がありました。
 さらに委員から、北陸新幹線開業を見据え、富山市の知名度を上げる必要があることから、県や北陸全体の観点からも、テレビスポット放映について今後の課題として考えてほしいとの要望がありました。
 以上、総務委員会の委員長報告といたします。


◯ 議長(五本 幸正君)
 ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。
 質疑はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕


◯ 議長(五本 幸正君)
 質疑なしと認めます。
 次に、厚生委員長 南  俊正君。
  〔厚生委員長 南  俊正君 登壇〕


◯ 厚生委員長(南  俊正君)
 厚生委員会に付託されました各案件の審査結果につきまして御報告いたします。
 当委員会に付託されました予算案件7件、条例案件11件、その他の案件4件の審査結果につきましては、お手元に配布してあります委員会審査結果のとおり、それぞれ原案可決すべきものと決しました。
 以下、審査の概要を申し上げます。
 まず、福祉保健部所管分の子育て支援拠点事業について申し上げます。
 委員から、今後も子育て支援センターを増やしていく予定であるのか、また委託する私立保育所の選定条件はどのようなものかとの質問がありました。
 これに対し当局から、総合計画では、平成22年度までに直営のものも含めて11カ所とすることとしております。選定条件につきましては、地域バランスに考慮し、今現在、子育て支援センターがない地域の保育所を選定しておりますとの答弁がありました。
 さらに委員から、平成22年度以降もこの事業を継続していくのかとの質問がありました。
 これに対し当局から、平成22年度以降につきましては、成果等を検証し、事業を継続するかどうかを検討してまいりたいと思いますとの答弁がありました。
 次に、市民生活部所管分の放置自転車対策事業について申し上げます。
 委員から、富山駅周辺において自転車放置禁止区域を設定するのであれば、自転車をとめる場所がなく、やむを得ず歩道上などにとめなければならない自転車を受け入れる十分な駐輪スペースを設ける必要があると思うがどうかとの質問がありました。
 これに対し当局から、富山駅周辺の自転車駐車場の空き状況としましては、駅北が1日平均で56台、地下の駅南第1が190台余りとなっております。このような状況から、これまでも実施しておりました啓発ビラによる地下の自転車駐車場などへの誘導を今後も継続して行ってまいりたいと思います。また、富山駅周辺整備に伴い、駅南第2自転車駐車場が移転することとなっておりますが、現状の自転車駐車場の絶対数が不足していることから、既存の322台に加え120台程度の駐輪スペースを新たに確保する予定としておりますとの答弁がありました。
 次に、環境部所管分のカラス対策事業費及びカラス追い払い対策事業費について申し上げます。
 委員から、これらの事業は、主にカラスのねぐらとなっている城址公園周辺の中心市街地での対策であるが、日中のカラスの行動等も調査し、全体的な生息数を減らす取組みが必要であると思うがどうかとの質問がありました。
 これに対し当局から、市ではこれまで、城址公園周辺のカラスの生息数は調査してきたところでありますが、今年度から県と協力し、県内の大きなねぐらや生息数など広域的な視点での調査を実施しているところであります。また、日中に行動するカラスヘの対策等につきましては、おりによる捕獲以外に効果的な手法がないか調査・研究してまいりたいと思いますとの答弁がありました。
 また他の委員から、追い払い対策により中心市街地から追い払われたカラスによる農村部での農作物の被害が懸念されるがどうかとの質問がありました。
 これに対し当局から、追い払い対策につきましては、他の地域で新たな問題が生じるおそれがあることから、引き続き農林水産部など他の部局と連携をとるとともに、新年度より大山地区においてカラス捕獲用のおりを試験的に設置することとしていることや、移動式のおりによる捕獲も試みてまいりたいと思いますとの答弁がありました。
 次に、市民病院所管分の議案第23号 平成21年度富山市病院事業会計予算について申し上げます。
 委員から、前年度の1日平均入院患者数が502人であったのに対し、平成21年度は463人と見込んだのはどのような理由によるものかとの質問がありました。
 これに対し当局から、昨年12月から実施しております7対1看護により、現有の看護師数で稼働できる病床数が決まってくることから、このような入院患者数を見込んだところであります。ただ、新たに看護師が確保できれば、さらに多くの入院患者に対応することができることから、追加募集などにより看護師の確保に努めてまいりたいと思いますとの答弁がありました。
 以上、厚生委員会の委員長報告といたします。


◯ 議長(五本 幸正君)
 ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。
 質疑はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕


◯ 議長(五本 幸正君)
 質疑なしと認めます。
 次に、経済教育委員長 野尻 昭一君。
  〔経済教育委員長 野尻 昭一君 登壇〕


◯ 経済教育委員長(野尻 昭一君)
 経済教育委員会に付託されました各案件の審査結果につきまして御報告いたします。
 当委員会に付託されました予算案件9件、条例案件10件、その他の案件2件の審査の結果につきましては、お手元に配布してあります委員会審査結果のとおり、それぞれ原案可決すべきものと決しました。
 以下、審査の概要を申し上げます。
 まず、商工労働部所管分のふるさと雇用再生特別交付金事業及び緊急雇用創出事業について申し上げます。
 委員から、厳しい雇用情勢の中、現実に離職を余儀なくされた方々にとっては、行政の雇用創出対策について多大な関心を持っていると思う。そこで、これらの事業の周知についてどのように考えているのかとの質問がありました。
 これに対し当局から、この両事業により富山市全体で67事業を実施する予定でありますが、関係部局と連携し、事業内容等を取りまとめたものを速やかにホームページなどに掲載し、周知を図ることとしておりますとの答弁がありました。
 次に、農林水産部所管分の漁港管理費について申し上げます。
 委員から、水橋漁港東護岸の新設工事に伴い、白岩川及び下条川河口付近に土砂が堆積し、下条川流域に影響が出るのではないかと心配する声もあるので、地域住民に不安がないよう、よく理解を得て進めるべきだと思うがどうかとの質問がありました。
 これに対し当局から、現在県が行っている白岩川河口の改修工事後に河口のしゅんせつ工事を行い、その後、市で水橋漁港東護岸の新設工事を行うこととしております。この工事の着手に当たりましては、関係機関とともに地域の皆さんへの説明会を開催し、工事に対する御理解を得ていきたいと考えておりますとの答弁がありました。
 次に、教育委員会所管分の奨学事業費について申し上げます。
 委員から、市の奨学事業の利点にはどのようなものがあるか、また諸外国へ進学する場合にも事業の対象となり得るかとの質問がありました。
 これに対し当局から、市の奨学事業では、経済的な理由で進学が困難な学生に対して、高等学校では奨学資金の給与、大学等では無利子での貸与を行っております。諸外国への進学の場合については、優秀な人材を育成していくという意味で今後研究したいと考えておりますとの答弁がありました。
 さらに委員からは、人材に投資するという意味からも、弾力的で特色ある奨学金制度にされたいとの要望がありました。
 以上、経済教育委員会の委員長報告といたします。


◯ 議長(五本 幸正君)
 ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。
 質疑はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕


◯ 議長(五本 幸正君)
 質疑なしと認めます。
 次に、建設委員長 高森  寛君。
  〔建設委員長 高森  寛君 登壇〕


◯ 建設委員長(高森  寛君)
 建設委員会に付託されました各案件の審査結果につきまして御報告いたします。
 当委員会に付託されました予算案件6件、条例案件2件、その他の案件1件の審査結果につきましては、お手元に配布してあります委員会審査結果のとおり、それぞれ原案可決すべきものと決しました。
 以下、審査の概要を申し上げます。
 まず、消防局所管分の分団器具置場の改築事業について申し上げます。
 委員から、建築後30年以上経過した分団器具置場は現在のところ24棟あり、今後の見通しとして、老朽度合いを勘案しながら、年間2棟もしくは3棟という計画で毎年改築していきたいとのことだが、全体の予算が厳しい中、地域の住民の生命・財産を守る上で重要な事業であるので、さらなる予算の確保に努められたいとの要望がありました。
 次に、議案第1号 平成21年度富山市一般会計予算中都市整備部所管分について次のような討論がありました。
 まず、反対討論について申し上げます。
 市街地再開発事業については、これまでの例からも、周辺の商店街の活性化にはつながらず、また莫大な予算を必要とすることから、市の財政はますます圧迫される。市内電車環状線化事業と関連事業については多額の税金が組み込まれている。また、北陸新幹線建設事業における地元負担についても同意できないという観点からの反対討論がありました。
 次に、賛成討論について申し上げます。
 市街地再開発事業については、これからまちなかの居住を進めていき、中心市街地の活性化を進めていくことで、将来的に周辺地域の活性化にもつながる事業である。市内電車環状線化事業と関連事業については、回遊性を高め、便利で暮らしやすい都心地区を実現するためにも、また北陸新幹線建設事業については県民、市民が待望しており、いずれも一日も早く進めるべき事業であるという観点からの賛成討論がありました。
 採決の結果、賛成多数により原案のとおり可決しました。
 次に、議案第20号 平成21年度富山市水道事業会計予算について次のような討論がありました。
 まず、反対討論について申し上げます。
 流杉浄水場運転管理業務の民間委託について、水は市民の命にかかわる大事なものであり、市場原理だけに任せることなく、市が責任を持って業務を行うべきであるという観点からの反対討論がありました。
 次に、賛成討論について申し上げます。
 水道事業においては、安心で安全な水を市民に供給するとともに、安定的な経営を維持することも責務である。このたび、新流杉浄水場の運転管理業務を民間委託することにより経営の効率化を図り、あわせて、委託する際も業者への研修を行い、行政が委託業者を指導・管理することで、安心・安全で、しかも安価な水道水を供給することができるという観点からの賛成討論がありました。
 採決の結果、賛成多数により原案のとおり可決しました。
 以上、建設委員会の委員長報告といたします。


◯ 議長(五本 幸正君)
 ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。
 質疑はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕


◯ 議長(五本 幸正君)
 質疑なしと認めます。
 これより、議案第1号から議案第61号まで、以上61件を一括して討論に入ります。
 討論の通告がありますので、発言を許します。
 24番 赤星 ゆかりさん。
  〔24番 赤星 ゆかり君 登壇〕


◯ 24番(赤星 ゆかり君)
 日本共産党の赤星 ゆかりです。
 ただいま議題となっております61件のうち、議案第1号 平成21年度富山市一般会計予算及び議案第20号 平成21年度富山市水道事業会計予算及び議案第27号、議案第55号から議案第57号について、一括して日本共産党の反対討論を行います。
 昨年秋以来、アメリカ発の金融危機に端を発した世界恐慌は深刻さを増し、地方財政、地方政治にも、こうした日本と世界の政治、経済、社会の大激動が直接、間接に反映しています。富山市の新年度予算は、歳入で法人市民税が30億8,300万円の減と、経済の厳しさがあらわれています。
 私と日本共産党は先月12日、富山市に対して、昨年末に続き2回目の雇用創出と中小企業を守る緊急対策を申し入れ、市としてできる景気・雇用対策に乗り出すことを提案しました。富山市では568人の雇用創出の努力をされました。これまで以上に市民の暮らしと雇用を守り、福祉を増進させる積極的な姿勢と一層の知恵と力の発揮が求められています。
 ところで、新年度の政府予算は、雇用対策も短期、一時的なものにすぎず、大企業による派遣切りをとめる対策もなく、社会保障は依然として抑制路線に固執しています。この不十分な政府予算の中でも地方交付税の増額措置がとられ、小泉内閣の三位一体の改革での地方締めつけ、削減路線そのままからは手直しを施したものとなっています。
 富山市の地方交付税は2億6,900万円増の183億円となっています。その中でも「地域雇用創出推進費」の名目で5,000億円程度が特別枠として増額され、富山市分は6億9,200万円とのことです。
 総務省は、間伐や学校耐震化を初め地域の知恵を生かした事業を推進し、地域の雇用を創出するための経費として算定し、全額を一たん基金に積み立てて使用するなどにより、その使途が地域住民に明らかになるように取組みを行うことが望ましいとしています。
 富山市においても、これだけのお金を有効に使えば、間伐の規模を拡大し、木質ペレットの生産を進めたり、学校耐震化工事の前倒し、児童館を増やしたり、介護職員や保育、学童保育の指導員など、地域の雇用と仕事起こしに大きな効果が期待できます。
 私は12日の本会議議案質疑で、富山市はこれをどの事業に充てたのか質問しました。ところが、2,050万円の新規の勤労者再就職支援事業以外は従来からの事業で、しかも予算は前年度より減っています。「残りの6億7,150万円はどこへ?」と質問したら、「余ったお金はほかの事業に充てられている」という答弁があり、大変驚きました。国の第2次補正予算の地域活性化・生活対策臨時交付金の質問に対し、市長はあっさり「結局、財源の話ですから」といとも簡単に答弁され、この交付税措置についても同じ考えだという趣旨の答弁がありました。これでは市民の苦しみにこたえることにはならないのではありませんか。
 特別職の退職手当に触れます。市長の退職手当は4年間勤められて2,502万1,440円です。副市長、教育長、常勤監査委員、上下水道事業管理者の退職手当と合わせて6,554万5,440円。森市長は、退職手当を20%減額されたとはいえ、4年で2,500万円の退職金というのは、やはり市民感覚からかけ離れています。100年に一度の経済危機と言われる今、いつも思い切った決断をなさる森市長が、もっと思い切った削減をされれば、きっと拍手喝采なのではないでしょうか。予算中の退職手当と議案第27号の条例に反対です。
 予算で優先されているのはやっぱり中心市街地への税金投入です。18階建ての高層マンションの再開発事業や、新幹線等富山駅周辺整備事業や、市内電車環状線化と関連事業などがあります。再開発などによる箱物建設やイベントでは本当のまちの活性化につながらないということは証明されてきました。資材高騰やマンション販売が不調な今こそ、従来の市街地再開発事業は思い切って見直すべきではありませんか。
 路面電車など公共交通は、日常生活の中でいかにより多くの人が利用できるか、お年寄りやマイカーを利用できない人々が利用できるようになるかを考えて延伸されるべきものです。しかし、今行われている市内電車環状線化は、総事業費30億円、関連事業で36億円もかけられるものですが、市民が望んだルートではなく、景観やインパクト重視、大手モールありきで進められていることは市民の皆さんはもう見抜いておられます。
 さらに財源として、市内電車環状線化と関連事業には14億3,700万円、新幹線等富山駅周辺整備事業には11億6,640万円の合併特例債が充てられています。特に旧町村地域の住民の皆さんは、このようなあり方に納得されるでしょうか。建設委員会では、自由民主党の委員の1人から、「大手モールは中心市街地の目玉。もっと投資してもいい」という発言が飛び出しましたが、住民の皆さんはどう思われるでしょうか。
 また、新たな市債、借金の発行は前年度よりも42億6,570万円増えて220億6,550万円、年度末の残高見込みは約2,316億円、市民1人当たりの借金は55万円を超えました。このような大型開発事業費を削り、教育、福祉、防災、環境などの生活密着型の公共事業に重点を移すべきと考えます。
 次に、北陸新幹線建設費の新年度の地元負担金、富山市分は4億円です。
 日本共産党は、地元負担と並行在来線のJRからの経営分離を条件とした政府・与党合意に一貫して反対してきました。今、新潟県知事など自治体首長らの中からも、国直轄事業の地方負担金への抗議の声が上がっています。新幹線建設費の地元負担の見直しを国に求めるときです。こうした事業は最優先されていますが、年々市の財政が苦しくなっています。
 次に、桐朋学園富山キャンパスに2億3,180万5,000円計上されていますが、反対です。桐朋学園誘致は、正橋前富山市長の「金沢に負けない」「芸術文化のまちづくり」の都市間競争論から始まり、大規模な舞台芸術学部構想が一理事の独断暴走で、そもそも実現不可能な過大な計画だったことが発覚、破綻し、誘致反対の市民世論が高まり、せめて住民投票をと求めた富山市政史上初めての市民による直接請求も、議会が日本共産党以外の多数で否決し、大学院大学を無理やり誘致したものです。
 オーケストラ・アカデミーは、当時の桐朋学園の教授陣が、富山市民に申しわけないと学園の持てる力量でできることを考えた末に開設されたものです。当時の議会によって議決された10年間で5億5,000万円補助するという債務負担行為にずっと縛られてきました。ようやくこれが終了する新年度に当たっては、市民の幅広い意見を聞き、撤退も選択肢としてこの先どうするかを真剣に議論する好機でした。ボタンのかけ違えを直さなければ、どこまで行っても同じことではないでしょうか。市民の間では、「子どもが中学校のブラスバンド部だが、楽器の手入れをするお金がない」「学校で使う楽器や教材の負担も大変」なのに、「何で桐朋には何億円も出し続けるのか」と根強い批判があります。今後のあり方を改めて市民に問うべきと考えます。
 次に、水道事業会計では、新しい流杉浄水場の運転管理業務を初めて民間委託することが盛り込まれています。昨年4月の料金値上げとセットで、コスト削減のためアウトソーシングを検討することとされ、今回の委託ですが、市民はアウトソーシングを求めているのではありません。おいしくて安全で安い水をいつまでも安定して、市民の命の源である水をつくり供給する仕事は行政が責任を持って行うべきであり、私は民間委託に反対です。
 議案第55号から議案第57号は、市立保育所の民営化に伴う財産の無償譲渡です。富山市は合併前の平成16年度から市立保育所の民営化を続けています。もちろん民間保育園も頑張っておられるのは言うまでもありませんが、今でも公立保育所への入所を希望される保護者も多いし、希望する保育所に入れないという苦情や相談も増えています。
 国会では、児童福祉法に基づく国と自治体の責任による保育制度の堅持・拡充などを掲げた公的保育制度の堅持・拡充を求める請願署名が衆参両院で全会一致で可決されています。構造改革路線を転換し、国と自治体による公的保育制度の拡充を図ることこそ求められています。
 最後に、議会費について述べます。
 ヨーロッパ、中国、アメリカにそれぞれ2人ずつ、「国際交流」と称して議員を派遣するために416万円。こんなに100年に一度という大不況になっても、市民の予算は厳しいと言いながら、なぜわざわざ公費を使って海外視察に行こうとするのでしょうか。しかも、視察目的も行き先も決まっていないものに、また来月には議員が改選されるというのに、予算だけは確保しておくというのはまことにもっていかがなものか。行きたい人は自分のお金で行ったらいいではありませんか。
 会議出席費用弁償は、議会の会議に出たら一律1日4,000円で、年間638万4,000円計上されています。議員報酬をいただいているのに二重取りとの批判は免れません。私は、廃止か交通費実費などへの見直しを求めてまいりましたが、理由なく継続されています。このような議会予算に反対です。
 行政をチェックするのが議会の仕事です。どの議員の皆さんも、来月の選挙を控えて、ふだん以上に多くの市民の皆さんの切実な願いを聞いておられることでしょう。市民の立場に立って予算案を見てください。このような予算案に皆さんもぜひ異議を唱えてください。
 以上で私の反対討論を終わります。


◯ 議長(五本 幸正君)
 33番 有澤  守君。
  〔33番 有澤  守君 登壇〕


◯ 33番(有澤  守君)
 ただいま議題になっております議案第1号 平成21年度富山市一般会計予算、議案第20号 平成21年度富山市水道事業会計予算、議案第27号 富山市特別職の職員の退職手当支給条例の一部を改正する条例制定の件、議案第55号から議案第57号までの財産の無償譲渡の件、以上6件について、自由民主党を代表いたしまして賛成討論を行います。
 今、世界は100年に一度と言われる経済金融危機の中にあり、世界的な景気の後退が生じております。我が国の財政は、景気悪化による税収の大幅減少や財源確保のための国債の発行増により非常に厳しい状況にあります。
 このことから、国においては、歳出改革を継続し、財政健全化に向けた方向性を維持することとしており、平成21年度予算案については、国民生活と日本経済を守るために必要な対応が盛り込まれております。
 一方、地方財政については、地域雇用創出推進費が創設されるなど、地方の深刻な財政状況に配慮がなされていますが、社会保障関係経費の増嵩や現下の経済情勢などから、財源不足が大幅に拡大する状況にあると考えられます。
 こうした中、本市財政は、固定資産税の評価替えによる減収や景気の後退による法人市民税の大幅な減収が見込まれ、また定員適正化計画等に基づき人件費の抑制に努めているものの、少子・高齢化による扶助費の増加等により大変厳しい状況にあります。このため、平成21年度予算はこの4月に市長選挙が行われますことから骨格予算となっておりますが、編成に当たりましては、中小企業への融資制度を預託方式から預託資金調達補給方式への変更など、徹底した事務事業の見直しと、経常的な事務事業について抑制を図るとともに、新たに退職手当債を発行するなど財源の確保に努められたところであります。その結果、一般会計の予算規模では、対前年度当初予算比89.4%となっておりますが、本市が目指す都市像である「人・まち・自然が調和する活力都市とやま」の実現に向かって大きく発展し、市民一人一人が将来に希望が持てる予算となっており、高く評価するものであります。
 特に北陸新幹線建設事業につきましては、富山県民、富山市民の長年の悲願として一日も早い完成が期待されているところであり、これまでも十分な議論がなされております。北陸新幹線は、高速交通体系の柱として、日本海国土軸の形成や国土の均衡ある発展に寄与するものであり、本市の最重要事業に位置づけられており、このたび、平成21年度新幹線駅設置市負担金として、対象区間の県負担額の10分の1を負担し、北陸新幹線早期整備を図るものであります。
 北陸新幹線建設事業につきましては、関係都市連絡協議会など協議会の円滑な運営とともに、沿線住民の理解と協力を得ながら積極的な運動を展開し、早期完成を目指すものであることから、大いに賛成するものであります。
 また、市内電車環状線化事業及び関連事業につきましては、中心市街地活性化と公共交通活性化によるコンパクトなまちづくりに必要不可欠な事業であり、都心地区にふさわしい路面電車となるよう事業を着実に進めるものです。近い将来、富山駅周辺地区では、北陸新幹線の開業や連続立体交差事業などにより拠点性と中心性が向上し、また現在、中心商業地区周辺では、複数の市街地再開発事業により商業機能などの集積が進められております。市内電車環状線化事業により、この2つの都心核へのアクセス強化が図られ、都心地区全体の活性化が一層促進されるものであり、大いに賛成するものであります。
 次に、地域活性化・生活対策臨時交付金基金を活用して実施される観光案内所設置事業及び立山山麓活性化事業につきましては、観光客が多く訪れる富山駅仮南口駅舎内に観光案内所を設置し、観光案内や観光情報の発信を行い、観光客の受入体制の充実を図るもの、及び立山山麓地域の通年観光を促進するため、観光ゴンドラを活用したイベントなどを開催するとともに、ゴンドラ山麓駅に立山山麓ビジターセンターを整備するものであり、これらの事業は、本交付金の交付対象としている地域再生戦略のメニューに沿った地域成長力強化における施策中、「観光交流」の項目に合致するものであり、まさに本交付金の使途としては適切なものであります。
 次に、桐朋学園富山キャンパス推進事業費につきましては、芸術文化のまちづくりの核として誘致した桐朋学園富山キャンパスでは、豊かな知性と卓越した演技技法を身につけた演奏家の育成を目指して、高度な教育研究活動が行われております。また、桐朋学園富山キャンパスが一層市民に親しまれるよう、教育研究活動の成果を定期演奏会や保育所、幼稚園での出向演奏会など多くの場で市民に発表していくことは、本市の芸術文化の向上に大きく寄与するものであります。このことから、運営費及び施設整備費に係る補助金は妥当なものであると考えます。
 次に、水道事業につきましては、基幹施設である新流杉浄水場が完成し、4月から供用開始がされます。今後とも安全でおいしい水を安定供給できるよう、主要配水幹線の新設や布設がえなどを進めるとともに、あわせて運転管理業務を民間委託することにより、多様な経営手法による経営の効率化と経営基盤の強化を図り、行政が委託業者を指導・管理することで、これまで以上に安心・安全で、しかも安価な水道水を市民に供給することができるものであると期待するものであります。
 次に、富山市特別職の職員の退職手当支給条例の改正につきましては、本来、退職手当債は国が起債として認めた借金ではありますが、地方交付税では補てんされず、将来にツケを回す借金になるとして、これまで発行を見送ってきたところであります。しかしながら、厳しさを増す財政状況の中、新年度から発行する方針に転換せざるを得なくなったもので、このたび森市長の1期目の退職手当を、けじめをつけるものとして、20%減額することで市長みずからの姿勢を示されたものと十分理解するものであります。
 議会における国際交流におきましては、議員みずからが視察し、海外の地方自治の実態や行財政の実情を細部にわたり調査することで、議会活動能力を一層高めるという意味からも有効な事業であると考えます。
 財産の無償譲渡につきましては、市立保育所を民間に譲渡するもので、保育所の民営化に伴い、引受法人の負担を少しでも和らげ、円滑に民営化を実施するための所要の措置であり、引き続き民営化を推進していく上からも大いに賛成するものであります。
 以上、自由民主党の賛成討論といたします。


◯ 議長(五本 幸正君)
 20番 志麻 愛子さん。
  〔20番 志麻 愛子君 登壇〕


◯ 20番(志麻 愛子君)
 ただいま議題となっています議案第1号 平成21年度富山市一般会計予算に対して、市民派クラブあゆみの反対討論を行います。
 まず、提案されている平成21年度予算は、4月に市長選挙が行われることから骨格予算であるとされています。政策判断が必要となる事業は補正予算において計上されるとのことで、今定例会で引退する私としては、どのような補正予算が今後計上されるのか気になるところです。しかしながら、市長は本会議場での答弁の中で、「経済は100年に一度という危機」という言葉以上に深刻な状況になるのではないかと危惧されていました。
 先日の新聞で、「人類が初めて体験する21世紀型グローバル恐慌が始まっている」というリード文を目にし、背筋が寒くなる思いでした。新市長も、たとえいろいろと夢は描いても、厳しい財政状況の中、まずは市民福祉の向上に資する施策を優先的かつ重点的に配分していかれるものと思っております。
 さて、当初予算や条例案などに関しては、融資制度の変更や各種手数料の見直しを初め工夫を凝らした事業も提案されており、当局の努力を感じるところです。積極的に賛成するものもあれば、国の制度上のことでやむなしというものもあり、おおむね了承するところです。
 しかしながら、桐朋学園富山キャンパスの推進事業に対しては認めることはできません。私が富山市議会に関心を持ったきっかけが、桐朋学園大学院大学の誘致問題でした。富山から世界にオペラを発信できる学校をつくるという夢から覚めた後に、実現可能なものとして提案されたのが大学院大学でした。住民投票で誘致の賛否を決めてほしいという市民の請願が議会で却下され、それならばだれかが議会に出て市民の声を伝えなければと思いました。議員になってから、せめて市民の税金である補助金が有効に使われてほしいと、何度も桐朋関連の質問をしてきました。しかし、市民が質の高い音楽に触れることができるという演奏会は、ずっと観客が少ないまま推移しています。
 平成11年から平成20年度までの債務負担行為を設定し補助してきたわけですが、10年間という長い期間があったにもかかわらず、その成果をほとんどの市民は実感できていません。そして、ようやく見直しのときが来たというのに、2億3,000万円が2億円になっただけです。市民生活に身近な事業予算も、2割削減をさせられているというのに、たった1割の削減です。しかも、施設整備費補助金として別枠で3,180万5,000円が計上されているではありませんか。その大きな買い物は実技レッスン用ピアノの買いかえで、何と1台1,657万9,000円もするスタインウェイとのことです。桐朋学園富山キャンパスには、6台のスタインウェイを含めて40台のピアノがあるとのことですが、ピアノを専攻する学生は現時点で18人です。小・中学校のピアノの買いかえにこそ税金を使ってほしいものです。
 桐朋オーケストラ・アカデミーの演奏委託料も納得いかないものです。オーケストラ・アカデミーに在籍するのは現在、教育課程に5人、研修課程に46人、留学生が5人とのこと。研修課程生には、入学金、授業料、入寮費、寮費等の学校へ納めるお金は全額免除されています。その上、4段階のレベルに分けて、演奏会に出演した場合、研修手当を支払っています。一番多くを占めるのが下から2番目のレベルだそうで、練習に1回参加すると4,000円、ゲネプロ──本番並みのリハーサルのことを言いますが──それは1回8,000円、本番1回1万6,000円支給しています。オーケストラ・アカデミーが教育研究機関という位置づけならば、練習などに参加することに手当を出すなど、普通の教育研究機関では考えられないことです。研修生は演奏家としての水準に達しているから、ギャラを払うようなものだというのであれば、演奏会の入場料を徴収し、その収益の中でギャラを払えばいいのです。この桐朋関連の事業に使われる2億3,000万円を富山市民の芸術文化活動に充てる方が、富山市の芸術文化環境はもっともっと向上すると思います。桐朋学園富山キャンパス推進事業費は到底認めることはできません。
 また、議会費に関しても反対いたします。私は一昨年、そして昨年の3月定例会でも議会費の見直しを求めて反対しましたが、全く見直しがされません。
 まず、会議出席の費用弁償です。そもそも費用弁償は、戦前、無報酬の議員に対して、議会出席の日当、交通費などとして支払われたものです。それが、報酬や政務調査費が支払われるようになっても残り続けていて、報酬の二重取りという批判を浴び、全国で廃止や見直しが進んでいます。中核市39市のうち、昨年6月現在では13市が費用弁償を廃止しています。ことし2月の札幌高等裁判所では、札幌市議会議員の費用弁償が報酬の二重取りに当たるとして返還を求めた住民訴訟が勝訴しています。裁判長の「交通費と出席に伴う雑費以上の支給は行政の裁量権の乱用」という判決を重く受けとめなければなりません。富山市議会は一律日額4,000円を支給していますが、見直しの検討を早急に始めるべきです。
 次に、海外視察費です。富山市議会は毎年、全国市議会議長会主催のいずれかの海外視察に参加しており、平成21年度は欧州都市視察へ2名、160万円余の予算を組んでいます。平成20年度は豪州・ニュージーランドヘ参加していますが、全国の市議会中、参加したのはたった8市10名でした。全国市議会議長会主催の海外規察は、調査項目よりも先に派遣場所が決まっているので本末転倒しているという批判が高まっています。
 そもそも、財政悪化の中、海外視察の廃止、凍結をする市がどんどん増えています。富山市議会では、市政の課題に反映させるために必要な海外視察は政務調査費を充てることも可能としています。恒例的に行われている海外視察に参加することは廃止、凍結を検討するべきです。
 冒頭にも述べましたが、今や恐慌が始まっているとさえ言われる深刻な状況です。富山市の財政も大変厳しい状況にあるのは言うまでもありません。議員も議会費の節減に向けて検討すべきであり、費用弁償、海外視察費など、これまでどおりの議会費をこのまま承認することはできません。
 以上をもって、市民派クラブあゆみの反対討論といたします。


◯ 議長(五本 幸正君)
 以上で、討論は終結いたしました。
 これより、議案第1号を起立により採決いたします。
 本案件に対する委員長報告は原案可決であります。本案件は委員長報告どおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕


◯ 議長(五本 幸正君)
 起立多数であります。よって、本案件は委員長報告どおり原案可決されました。
 次に、議案第20号、議案第27号、議案第55号から議案第57号まで、以上5件を一括して起立により採決いたします。
 各案件に対する委員長報告は原案可決であります。各案件は委員長報告どおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕


◯ 議長(五本 幸正君)
 起立多数であります。よって、各案件は委員長報告どおり原案可決されました。
 次に、議案第2号から議案第19号まで、議案第21号から議案第26号まで、議案第28号から議案第54号まで、議案第58号から議案第61号まで、以上55件を一括して採決いたします。
 各案件に対する委員長報告は原案可決であります。各案件は委員長報告どおり決することに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


◯ 議長(五本 幸正君)
 御異議なしと認めます。よって、各案件は委員長報告どおり原案可決されました。
            ───◇   ◇   ◇───
            議案第79号から議案第84号まで


◯ 議長(五本 幸正君)
 次に、日程第2 議案第79号から議案第84号まで、以上6件を一括議題といたします。

           提案理由説明・質疑・討論・採決


◯ 議長(五本 幸正君)
 森市長から提案理由の説明を求めます。
  〔市長 森  雅志君 登壇〕


◯ 市長(森  雅志君)
 ただいま提出いたしました案件について申し上げます。
 契約案件につきましては、包括外部監査契約を締結するものであります。
 人事案件につきましては、任期満了に伴う富山市教育委員会の委員の任命、富山市監査委員、富山市公平委員会の委員及び富山市固定資産評価審査委員会の委員の選任に関し議会の同意を求めるもの並びに人権擁護委員の候補者の推薦に関し議会の意見を求めるものであります。
 よろしく御審議のほどお願い申し上げます。


◯ 議長(五本 幸正君)
 これより、議案第79号 包括外部監査契約締結の件、議案第80号 富山市教育委員会の委員の任命に関し同意を求める件、議案第81号 富山市監査委員の選任に関し同意を求める件、議案第82号 富山市公平委員会の委員の選任に関し同意を求める件、議案第83号 富山市固定資産評価審査委員会の委員の選任に関し同意を求める件、議案第84号 人権擁護委員の候補者の推薦に関し意見を求める件、以上6件の質疑に入りますが、通告がありませんので、質疑なしと認めます。
 以上で、議案の質疑は終結いたしました。
 お諮りいたします。ただいま議題となっております各案件につきましては、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


◯ 議長(五本 幸正君)
 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。
 これより、議案第79号から議案第83号まで、以上5件を一括して討論に入りますが、通告がありませんので、討論なしと認めます。
 以上で、討論は終結いたしました。
 これより、議案第79号から議案第83号まで、以上5件を一括して採決いたします。
 各案件は同意することに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


◯ 議長(五本 幸正君)
 御異議なしと認めます。よって、各案件は同意されました。
 次に、議案第84号の討論に入りますが、通告がありませんので、討論なしと認めます。
 以上で、討論は終結いたしました。
 お諮りいたします。議案第84号につきましては、異議なしとの意見とすることに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


◯ 議長(五本 幸正君)
 御異議なしと認めます。よって、本案件につきましては異議なしとの意見とすることに決定いたしました。
            ───◇   ◇   ◇───
          議員提出議案第1号から議員提出議案第4号まで


◯ 議長(五本 幸正君)
 次に、日程第3 議員提出議案第1号から議員提出議案第4号までを一括議題といたします。

           提案理由説明・質疑・討論・採決


◯ 議長(五本 幸正君)
 これより、議員提出議案第1号 市議会議員年金制度の安定的運営の確保に関する決議の件を高見 隆夫君から提案理由の説明を求めます。
  〔38番 高見 隆夫君 登壇〕


◯ 38番(高見 隆夫君)
 議員提出議案第1号 市議会議員年金制度の安定的運営の確保に関する決議については、案文の朗読をもって提案理由の説明といたします。
 地方議会議員の年金制度は、40年を超える歴史を有し、退職後の議員及びその遺族の生活の安定を図る上で大きな役割を果たしてきている。
 しかしながら、市町村議会議員の年金財政は、近年急激に悪化し、平成23年度には積立金が枯渇し、破たんが確実視されている。
 これは、平成の大合併の大規模かつ急速な進展などにより、年金財政の支え手である市町村議会議員が短期間のうちに4割減少するとともに、年金受給者が2割増加したことによるものである。
 市議会議員年金では、議員が1割増加したものの、旧町村議会議員としての年金受給者の受け入れなどにより年金受給者が2倍以上へと大幅に増加し、1人の現役市議会議員が3人の受給者を支える、極めて不均衡な状態にある。
 合併特例法では、このような合併の進展に伴う市議会議員年金財政への影響に配慮するため、「その健全な運営を図るため必要な措置を講ずるものとする」と規定しているところであり、平成18年の地方公務員等共済組合法の改正では、自助努力の限界ともいえる掛金の引き上げ、給付の引き下げを行うとともに、合併特例法の規定に基づく激変緩和措置が講じられたところであるが、この激変緩和措置では市議会議員年金財政の安定化を図るためには不十分であったと言わざるをえない。
 よって、国におかれては、国策として推進された市町村合併に身をもって協力した市議会議員の強い思いを厳粛に受け止め、その責任において、将来にわたり安定的な年金給付が可能となるよう、早急に、合併特例法の規定に基づく激変緩和措置を強化するなど、市議会議員年金制度の安定的運営の確保に向けた適切な措置を講じるよう強く求めるものである。
 以上、決議する。
 以上であります。
 何とぞよろしく御審議の上、御賛同賜りますよう、お願いいたします。


◯ 議長(五本 幸正君)
 これより、議員提出議案第1号の質疑に入りますが、通告がありませんので、質疑なしと認めます。
 次に、議員提出議案第2号 国道8号豊田新屋立体事業の早期着手に関する意見書の件を島田 幸男君から提案理由の説明を求めます。
  〔39番 島田 幸男君 登壇〕


◯ 39番(島田 幸男君)
 議員提出議案第2号 国道8号豊田新屋立体事業の早期着手に関する意見書については、案文の朗読をもって提案理由の説明といたします。
 国道8号は、北陸地方にとって、人の交流や物流を支える大動脈であり、富山県、富山市の社会経済活動などにとって必要不可欠な広域幹線道路として重要な役割を担っている。
 昭和40年代後半にバイパス道路として整備されて以来、モータリゼーションの進展、社会経済の発展などから、急速な宅地開発と商業集積が進むとともに、中島から金泉寺までの区間においては、1日5万台を超える県内でも有数の交通量を有しており、朝夕の通勤時間帯などでは慢性的な渋滞が発生し、それに伴う交通事故も多発している状況である。
 また、渋滞を避けるために、沿線の生活道路を抜け道として利用する車も増えており、児童の安全な通学路の確保が大きな課題となっているほか、大型車の交通量も多いことから、振動や騒音、排気ガスなど沿道の環境も悪化している状況である。
 このため、交通渋滞の解消と交通事故の削減、沿道環境の改善などに大きな効果が期待できる、交差点の立体交差化は是非とも必要な事業である。
 よって、政府におかれては、こうした現状を十分に配慮し、地域住民が安全に安心して暮らしていくため、国道8号豊田新屋立体事業の早期着手を強く要望する。
 以上であります。
 何とぞよろしく御審議の上、御賛同賜りますようお願いします。


◯ 議長(五本 幸正君)
 これより、議員提出議案第2号の質疑に入りますが、通告がありませんので、質疑なしと認めます。
 次に、議員提出議案第3号 北方四島交流促進に関する意見書の件を高田 一郎君から提案理由の説明を求めます。
  〔35番 高田 一郎君 登壇〕


◯ 35番(高田 一郎君)
 議員提出議案第3号 北方四島交流促進に関する意見書については、案文の朗読をもって提案理由の説明といたします。
 我が国固有の領土である歯舞群島、色丹島、国後島、択捉島の北方四島が、戦後60余年を経た今日においても、いまだに返還されていないという現状は、誠に遺憾なことである。
 北方領土返還には、政府による粘り強い外交交渉が重要であるが、これに加えて、日露両国民双方が北方領土問題やお互いを理解し合うということが極めて大切である。
 このため富山県では、平成4年の「ビザなし交流」の開始以来、北方四島交流事業へ参加し、本県から北方四島への訪問や北方四島在住のロシア人の受け入れなど人的交流が積極的に進められてきた。こうした交流事業は、日露両国民の相互理解を深め、ひいては北方領土返還に向けた機運の醸成につながるものと考える。
 しかしながら、本年1月、ロシアが北方四島への日本の支援団に対し、平成18年の国内法改正を理由に出入国カードの提出を求める事態が発生しており、今後の「ビザなし交流」が中断されることが懸念されている。
 日露両政府間の北方領土交渉が静かな雰囲気の中で着実に前進する環境づくりのために、これまで「ビザなし交流」が果たしてきた役割は大変大きく、今後も交流を継続していくことが重要である。この「ビザなし交流」が途絶えると、人的交流が極めて少なくなり、日本とロシアの距離がますます遠のく恐れがあり、一日も早く「ビザなし交流」を再開することが必要である。
 よって、国会及び政府におかれては、早期に日露両政府間の出入国カードの問題を解決して、従来どおりの交流ができるようロシア政府に対して強く働きかけるよう要望する。
 以上であります。
 何とぞよろしく審議の上、全会一致をもって御賛同賜りますよう、よろしくお願いをいたします。


◯ 議長(五本 幸正君)
 これより、議員提出議案第3号の質疑に入りますが、通告がありませんので、質疑なしと認めます。
 次に、議員提出議案第4号 富山市議会委員会条例の一部を改正する条例制定の件を南  俊正君から提案理由の説明を求めます。
  〔6番 南  俊正君 登壇〕


◯ 6番(南  俊正君)
 議員提出議案第4号 富山市議会委員会条例の一部を改正する条例制定の件について、提案理由の説明を申し上げます。
 このたびの条例の制定は、次の一般選挙から富山市議会議員の定数が減少することに伴い、各常任委員会及び議会運営委員会の委員の定数を変更するものであります。
 何とぞよろしく御審議の上、御賛同賜りますようお願いいたします。


◯ 議長(五本 幸正君)
 これより、議員提出議案第4号の質疑に入りますが、通告がありませんので、質疑なしと認めます。
 お諮りいたします。ただいま議題となっております各案件につきましては、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


◯ 議長(五本 幸正君)
 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。
 これより、議員提出議案第1号から議員提出議案第4号まで、以上4件を一括して討論に入ります。
 討論の通告がありますので、発言を許します。
 20番 志麻 愛子さん。
  〔20番 志麻 愛子君 登壇〕


◯ 20番(志麻 愛子君)
 ただいま議題となっています議員提出議案第1号 市議会議員年金制度の安定的運営の確保に関する決議に対して、市民派クラブあゆみの反対討論を行います。
 決議文では、「国策として推進された市町村合併に身をもって協力した市議会議員の強い思いを厳粛に受け止め、その責任において、将来にわたり安定的な年金給付が可能となるよう、早急に、合併特例法の規定に基づく激変緩和措置を強化する」よう求めています。これでは、これまで以上の公的負担を求めるものであり、賛成できません。
 議員年金制度は、40年を超える歴史の中でさまざまな改正が行われてきていますが、直近では平成18年に改正され、平成19年4月から施行されました。改正理由は、市町村合併の進展で、年金財政の支え手である議員が減少するとともに年金受給者が増加することであり、国では抜本的対応策が鋭意検討され、この改正でおおむね20年間は給付可能であるとのことでした。その結果、平成20年度は、富山市議会議員の毎月の掛金率は16%、標準報酬月額60万円では月9万6,000円の年金掛金になり、それに加えて、公費負担金率は16.5%、月9万9,000円が年金財政に支払われています。
 もともと公費負担金率は12%なのですが、市町村合併の影響に対する激変緩和のための特例的な公費負担として4.5%を上乗せする平成28年度までの時限措置が設けられたわけです。平成28年度以降は5年間で激減して上乗せ分は廃止するとのことでした。
 この制度改正で、20年後、つまり平成39年ごろまでは安定した給付ができると説明されたものが、制度改正してわずか2、3年後の今、平成23年度には積立金が枯渇し、破綻が確実視されるとの報告です。私も国の見通しの甘さにはびっくりしています。しかし、市町村合併が痛みを伴うものであることは、私たち議員はよく理解していたはずです。その上で合併の賛否を議会が決めたのです。議員年金について、合併の影響に対する激変緩和の特例負担金が措置されていること自体、恵まれていると思われているのに、合併が大規模かつ急速な進展だったことを理由に、これまで以上の激変緩和措置の強化を求めることはいかがなものでしょうか。
 昨今、国民の間に公的年金への不安や不信が広がっていることは周知のことです。そんな中で、地方議員の年金制度に対する国民の目も厳しくなっており、批判の声も大きくなっています。その1つは、平成19年度から特例的な公費負担金が上乗せされたため、毎月の掛金が個人の掛金よりも公費負担金が上回っていること。2つには、国民年金は25年以上掛けないと受給資格がないが、議員年金は12年で受給資格が発生すること。3つには、市民は公的資金の入った年金は1つしかもらえないが、議員は公的年金も議員年金も受給することができること。まだいろいろありますが、そうした批判の声に対しての見直しなども必要です。
 地方議会議員年金制度に関する研究会報告書の中には、「地方財政の極めて厳しい状況の中、(激変緩和の)追加的措置を講じるに当たっては、会員及び年金受給者の可能な限りの自助努力を前提として、国民の理解を得る努力が必要である」と記述されています。私も、国民の理解を得るためには、まず可能な限りの自助努力を検討することが先決だと思います。よって、この決議文を提出することに反対いたします。


◯ 議長(五本 幸正君)
 24番 赤星 ゆかりさん。
  〔24番 赤星 ゆかり君 登壇〕


◯ 24番(赤星 ゆかり君)
 ただいま議題となっております議員提出議案第2号 国道8号豊田新屋立体事業の早期着手に関する意見書案に対して、日本共産党の反対討論を行います。
 この立体事業は、昨年4月の都市計画の変更の際に6,500人を超える反対意見が寄せられ、地域住民の中でも多数の方が反対しています。民放テレビ番組でも取り上げられ、全国にも報じられました。
 まず、意見書案では、「朝夕の通勤時間帯などでは慢性的な渋滞が発生」していると述べていますが、通勤者や住民から「最近渋滞が少なくなっている」との声が上がり、住民団体が調査されたところ、渋滞するのは朝夕のわずか20分間だけだったとのことです。
 昨年11月26日、国土交通省は、道路整備の中期計画策定のもととなる2030年の交通量予測を、2005年に比べ2.6%減少すると発表し、従来、2020年まで増え続けるとしていたものを、今後は減少に転じると初めて下方修正しました。これは、女性や高齢者のドライバーが増え、交通量は2020年ごろまで増加するとしていましたが、既に2006年時点でも予測を下回っており、見通しの甘さが指摘されています。このような予測に基づいて計画されてきた立体事業の根拠はもう崩れているのです。230億円もの国民の税金をつぎ込むことは許されません。
 昨年12月に、私たち日本共産党の質問に対し国土交通省の担当者は、「この新しい数字に基づき、本当にこの事業が必要かを厳密に評価し直すことになる」と回答しました。また意見書案では、交差点の立体交差化が、「交通事故の削減、沿道環境の改善などに大きな効果が期待できる」と述べていますが、先に立体化された8号線の高岡市内下田高架橋では、そそり立つ高架橋の大変な圧迫感、周辺の店舗は撤退して町が分断され、合流地点では事故やトラブルが多発しているとのことです。高架になれば、騒音、振動、排気ガスはより高い位置から広い範囲に降り注ぎ、環境は悪化します。地域住民が安全に安心して暮らしていくためには、高架化は矛盾します。移転した豊田小学校への子どもたちの安全な通学路は、高架化とは別に早期に確保されるべきであります。
 国会では、民主党、社会民主党も、道路中期計画や費用対便益、いわゆるB/Cの問題等、無駄な道路建設を批判されていることはだれもが知っています。なのに、この富山市議会では、自由民主党、公明党だけでなく、民政クラブ、社会民主党議員会もそろって立体事業の早期着手を求められるとはどうなっているのでしょうか。
 この立体事業は見直し、中止すべきです。早期に着手せよというこの意見書を市民の総意として政府や関係機関に提出することには絶対反対です。
 以上、討論といたします。


◯ 議長(五本 幸正君)
 以上で、討論は終結いたしました。
 これより、議員提出議案第1号を起立により採決いたします。
 本案件は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕


◯ 議長(五本 幸正君)
 起立多数であります。よって、本案件は原案のとおり可決されました。
 次に、議員提出議案第2号を起立により採決いたします。
 本案件は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕


◯ 議長(五本 幸正君)
 起立多数であります。よって、本案件は原案のとおり可決されました。
 次に、議員提出議案第3号、議員提出議案第4号、以上2件を一括して採決いたします。
 各案件は原案のとおり決することに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


◯ 議長(五本 幸正君)
 御異議なしと認めます。よって、各案件は原案のとおり可決されました。
 ただいま議決されました意見書の提出先、方法につきましては、議長にその取扱いを一任されるようお願いいたします。
            ───◇   ◇   ◇───
         富山市選挙管理委員会委員及び同補充員の選挙


◯ 議長(五本 幸正君)
 次に、日程第4 富山市選挙管理委員会委員及び同補充員の選挙を行います。
 まず、富山市選挙管理委員会委員4人の選挙を行います。
 お諮りいたします。選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推せんによりたいと思います。これに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


◯ 議長(五本 幸正君)
 御異議なしと認めます。よって、選挙の方法は指名推せんによることに決定いたしました。
 お諮りいたします。指名の方法につきましては、議長において指名することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


◯ 議長(五本 幸正君)
 御異議なしと認めます。よって、議長において指名することに決定いたしました。
 富山市選挙管理委員会委員に
  富山市田畠241番地4     荒 木 紋 眞 君
  富山市小羽385番地      新 畑   彬 君
  富山市水橋中村509番地92  松 居 秀 雄 君
  富山市奥井町7番11号     八 木 孝 子 さん
 を指名いたします。
 お諮りいたします。ただいま指名いたしました諸君を、富山市選挙管理委員会委員選挙の当選人に定めることに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


◯ 議長(五本 幸正君)
 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました諸君が、富山市選挙管理委員会委員に当選されました。
 次に、富山市選挙管理委員会委員の補充員4人の選挙を行います。
 お諮りいたします。選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推せんによりたいと思います。これに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


◯ 議長(五本 幸正君)
 御異議なしと認めます。よって、選挙の方法は指名推せんによることに決定いたしました。
 お諮りいたします。指名の方法につきましては、議長において指名することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


◯ 議長(五本 幸正君)
 御異議なしと認めます。よって、議長において指名することに決定いたしました。
 お諮りいたします。補充員の補欠順序は指名の順序によることにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


◯ 議長(五本 幸正君)
 御異議なしと認めます。よって、補充員の補欠順序は指名の順序によることに決定いたしました。
 富山市選挙管理委員会委員の補充員に
  富山市久方町12番28号    早 川 宣 義 君
  富山市婦中町砂子田656番地  奥 野 義 和 君
  富山市呉羽町48番地32    松 村 惠 子 さん
  富山市山田中瀬356番地    関   和 夫 君
 を指名いたします。
 お諮りいたします。ただいま指名いたしました諸君を、富山市選挙管理委員会委員の補充員選挙の当選人に定めることに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


◯ 議長(五本 幸正君)
 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました諸君が、富山市選挙管理委員会委員の補充員に当選されました。
            ───◇   ◇   ◇───
       平成21年分請願第1号から平成21年分請願第3号まで


◯ 議長(五本 幸正君)
 次に、日程第5 平成21年分請願第1号から平成21年分請願第3号まで、以上3件を一括議題といたします。
 ただいま議題となっております各請願につきましては、会議規則第85条第1項ただし書きの規定により、直ちに審査を行います。
 請願文書表はお手元に配布のとおりであります。

                討論・採決


◯ 議長(五本 幸正君)
 これより、平成21年分請願第1号から平成21年分請願第3号まで、以上3件を一括して討論に入ります。
 討論の通告がありますので、発言を許します。
 20番 志麻 愛子さん。
  〔20番 志麻 愛子君 登壇〕


◯ 20番(志麻 愛子君)
 ただいま議題となっています平成21年分請願第1号 本会議においての議員一般質問の制限の撤回を求める請願、平成21年分請願第2号 富山市議会の一般質問制限の撤回と自由な討論を求める請願について、市民派クラブあゆみの賛成討論を行います。
 富山市議会が、議員の一般質問を議員1人、年に1回、質問時間は20分以内、答弁時間を含めた時間は60分以内と制限したことに対し、平成18年12月定例会から今定例会まで10回もの定例会に市民から制限を撤回するよう請願が出ました。この間、私は請願の署名をされた方々も含めて7,000人以上の請願者の紹介議員になりましたが、賛成討論をするのは今回が最後になります。
 私はこの最後の機会に皆さんお一人お一人に問いたい。一般質問の質問制限をしてよかったと心の底から思っておられるのでしょうか。
 昨年12月に他県の議員さんから電話がありました。「100年に一度と言われる危機の中で、多くの議員が一般質問を希望したので、会議時間も日数も増やした」とのことでした。これこそが議会ではありませんか。未曾有の危機の中、当局と議員たちが市民の生活に押し寄せる課題に対してさまざまな角度から議論し、持てる力を総動員して対応していかなければなりません。社会情勢が驚くべきスピードで変化する時代です。議会もその時々に応じて日程調整されて当たり前ではないでしょうか。それなのに、富山市議会は、非常状況の中でも、議員1人、1年1回60分の一般質問制限を固守し続けました。そして、見直しとして出されたのは、1年間で質問と答弁の合計時間90分を3分割までしてもいいというものです。議案質疑はなくなるので、持ち時間が1年間でたった2分増えたにすぎません。請願文にもありますが、これでは改善になりません。何のための、だれのための一般質問であるのか、議員の役割は何であるのか考えれば、今の制限がいかに理不尽なものであるかわかるはずです。
 当局側は、市長の出前トーク、職員の出前講座、タウンミーティングなど積極的に直接市民に語りかけ、話し合い、耳を傾けています。市長にハッパをかけられて、職員は必死になって勉強し、知恵を絞り、さまざまな施策を打ち出しています。昨今、そうした新しい施策は、議会で説明される前にマスコミに発表されることが多くなりました。二元代表制で直接市民に選ばれた市長なのですから、市民にまず説明するというのは筋が通っています。
 そんな中で、二元代表制のもう一方である議会の現状はどうでしょうか。請願の文書にもあるように、一般質問の制限で市民の多くの声が届かなくなり、議会の存在感が薄くなったという専らの評価です。悔しくはありませんか、皆さん。質問制限は議会の自殺行為だとずっと警鐘を鳴らしてきましたが、皆さんにはそうした危機意識はないのですか。
 昨年12月定例会で、開かれた議会をめざす会が行った、全国806市区議会へのアンケートの結果を紹介しましたが、議会活性化等の調査で、270点満点で富山市議会はたった15点。点数から言うと最下位から6番目でした。これは富山県内のアンケートに答えた自治体の中でも最下位なのです。このとんでもない一般質問の制限のために、2年もの間、一般質問は年に1回しかできないという経験をしてきて、これでは議員の役割である行政のチェックと政策提言を全うできないと痛切に思いました。
 一般質問は多様な民意を受けて選ばれた、それぞれの議員の命なのです。どうか一般質問の制限の撤回と自由な討論を求める請願を真摯に受けとめ、今度こそ賛成されることを願い、賛成討論といたします。


◯ 議長(五本 幸正君)
 24番 赤星 ゆかりさん。
  〔24番 赤星 ゆかり君 登壇〕


◯ 24番(赤星 ゆかり君)
 ただいま議題となっております平成21年分請願第1号 本会議においての議員一般質問の制限の撤回を求める請願及び平成21年分請願第2号 富山市議会の一般質問制限の撤回と自由な討論を求める請願について、日本共産党の賛成討論を行います。
 議員1人当たり実質年に1回20分しか一般質問をできなくする議会運営が一昨年の6月定例会から実施されて以来、今回が8回目となりました。
 今定例会の一般質問者は48人の議員中11人で、1日目は午後3時半過ぎ、2日目は2時半過ぎに本会議が終了してしまうほど議論は少なくなりました。言論の府である市議会として、市民の皆さんにとても顔向けできるものではありません。
 改選後の議会運営の見直しというものも、中身は実は改悪です。議案質疑を一般質問と混同し、現在の議案質疑を含めた議員1人当たりの年間の持ち時間は88分ですが、これを90分にして、答弁が長くなれば質問時間はさらに短くなります。1定例会での一般質問時間は30分、45分、60分、90分を選択できるとしていますが、現在、議案の質疑でわずかでも毎議会市当局の施策をただすことができているものを3定例会でしかできなくするものです。これでは改悪にしかなりません。しかも、改選後の議会と議員にまで押しつけるとは全く道理がありません。
 市民の皆さんに、「富山市議会は年に1回20分以内しか質問させないのです」ということを話すと、「何だそれ」「許せない」という反応が返ってきます。もっともっと議員が活発に議論して、市民が納めた税金の使い方をチェックしてほしい、福祉を充実してほしい、景気・雇用対策を充実してほしいなど、市民の願いはますます切実です。みずから質問を制限し、市民の声が届かない議会では、議会の存在意義すら問われます。今度こそ請願を採択され、一般質問の制限を撤回されるよう強く求めます。
 次に、平成21年分請願第3号 現行保育制度の堅持・拡充を求める意見書採択の請願に対して、皆さんの御賛同を呼びかけます。
 厚生労働省が新たな保育の仕組みづくりを急ぎ、社会保障審議会少子化対策特別部会が第1次報告(案)「次世代育成支援のための新たな制度体系の設計に向けて」を昨年12月16日に発表しました。この第1次報告(案)は、1つは、自治体の仕事は介護保険のように、保育の必要性の認定や補助金を給付する仕事などに限定し、保育の実施に直接の責任は負わないというものです。保育所と保護者の直接契約にゆだね、保育料は自治体による所得に応じた設定からサービス量に応じた応益負担にして保育所が徴収するというもので、親の所得によってサービスの質や量が違うという格差が生じかねません。低収入の家庭の子や、より援助が必要な障害を持つ子が入所を断られることなども懸念されます。
 2つには、子どもの発達や成長にとって大事な役割を持っている保育士の数や施設の広さなどを、児童福祉施設として定めている国の最低基準を緩和する方向で検討しようというものです。
 これまで財界は、営利企業を保育事業に本格的に参入させるために、保育サービス提供者の間の競争を阻害している要因を除き、競争メカニズムを機能させることが必要だとし、直接契約方式の導入、株主への配当ができるようにすることなど規制緩和を求めてきました。新たな保育の仕組みづくりは、この財界の以前からの要求を具体化したものにほかなりません。
 しかし、東京の認証保育所で、営利企業による保育所が補助金の不正受給で処分され突然閉園するなど、既にそのゆがみと破綻が実証されているところです。
 2月16日の保育事業者検討会では、厚生労働省の案では、市町村の保育実施義務があいまいにされている点に日本保育協会は公的責任が後退していると批判、全国保育協議会も自治体が保育制度の実施主体であることの明記が必要と指摘、全国私立保育園連盟も、「受給権」という言葉は主に金銭を支給する際に使われ、現在問題となっている介護保険と混同されると指摘し、保育3団体がそろって懸念を表明しました。保育事業者から反対意見や疑問が続出し、特別部会での議論の不十分さを検討委員自身が認める事態となったにもかかわらず、厚生労働省は年度内に結論をまとめる意向を変えていません。今、各自治体からも声を上げることが大切です。
 今求められているのは、構造改革路線を転換し、国と自治体による公的保育制度の拡充、保育所の新増設を図ることです。公的保育を守り拡充を求める署名は、昨年末までにわずか4カ月で全国で164万人に広がっています。
 この意見書提出にぜひ皆さんの御賛同をいただきますよう重ねてお願い申し上げまして、請願に対する賛成討論といたします。


◯ 議長(五本 幸正君)
 以上で、討論は終結いたしました。
 これより、平成21年分請願第1号 本会議においての議員一般質問の制限の撤回を求める請願、平成21年分請願第2号 富山市議会の一般質問制限の撤回と自由な討論を求める請願、以上2件を一括して起立により採決いたします。
 各請願は採択することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕


◯ 議長(五本 幸正君)
 起立少数であります。よって、各請願は不採択とすることに決定いたしました。
 次に、平成21年分請願第3号 現行保育制度の堅持・拡充を求める意見書採択の請願を起立により採決いたします。
 本請願は採択することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕


◯ 議長(五本 幸正君)
 起立少数であります。よって、本請願は不採択とすることに決定いたしました。
 以上で、本定例会に付議されました案件はすべて終了いたしました。
            ───◇   ◇   ◇───
                市長あいさつ


◯ 議長(五本 幸正君)
 森市長あいさつ。
  〔市長 森  雅志君 登壇〕


◯ 市長(森  雅志君)
 3月定例市議会をお願いいたしましたところ、去る3月2日の開会以来、議員各位におかれましては、提出いたしました諸案件につきまして慎重に御審議をいただき、ただいまそれぞれ議決をいただき、厚くお礼申し上げます。
 審議の過程で賜りました御意見、御要望につきましては、十分これを尊重し、これからの市政の運営に資してまいりたいと考えております。
 さて、4月の市議会議員選挙が近づいてまいりましたが、議員各位から賜りました御指導と御協力に対しまして、ここに改めて深く感謝申し上げます。
 議員各位におかれましては、引き続き御出馬される方、あるいは今期限りをもって御退任される方と、それぞれ進まれる道は異なりますが、今後とも富山市の発展と市民福祉の向上のため、変わらぬ御支援を賜りますようお願い申し上げます。
 終わりに、皆様方のますますの御健勝と御活躍、御多幸をお祈り申し上げまして、簡単でございますが、閉会のあいさつとさせていただきます。まことにありがとうございました。
            ───◇   ◇   ◇───
               閉       会


◯ 議長(五本 幸正君)
 平成21年3月富山市議会定例会を閉会いたします。
                            午後 3時36分 閉会




           富山市議会議員を勇退される方を送る会



1.日  時   平成21年3月18日(水) 定例会終了後


2.場  所   議    場


3.式次第    (1) 開    会
         (2) 議会代表あいさつ   五本議長
         (3) 市長あいさつ     森 市長
         (4) 花束贈呈
         (5) 勇退者代表あいさつ  力示議員
         (6) 勇退者退場
         (7) 閉    会

                           午後 3時39分 開会
◯ 議会事務局長(高道 裕行君)
 ただいまから、本年4月23日の任期満了をもって御勇退されます議員の皆様方をお送りする会を始めさせていただきます。
 初めに、議員の皆様を代表されまして、五本議長よりごあいさつをお願いいたします。


◯ 議長(五本 幸正君)
 このたび、市議会議員を勇退されます方々に対しまして、市議会を代表いたしまして一言ごあいさつを申し上げます。
 御承知のとおり、来る4月23日をもって、私ども市議会議員の在任期間が満了することになりますが、今期をもって9名の方々が市議会議員を勇退されることになりました。
 まず、力示 健蔵議員には、旧富山市、新富山市において10期38年間、この間、旧富山市の議長、そして合併後の新富山市の初代議長を務められました。
 島田 祐三議員には、同じく7期26年間、この間、議長、全国市議会議長会副会長を務められました。
 岩脇 秀三議員には6期22年間、松本 弘行議員には5期18年間、中村  均議員には4期14年間、志麻 愛子、稲垣 照夫両議員には3期10年間、野尻 昭一、高尾 道明両議員には合併前の細入村、大山町の首長を、そして合併後の本市議員を1期4年間務められました。
 各議員におかれましては、それぞれの立場で市民の期待と信頼を一身にお受けになり、そのすぐれた見識と政治手腕によって、市政の発展と市民福祉の向上に多大な御貢献をなされました。皆様方の長年にわたる御功績に対しまして、私ども一同は深甚なる敬意を表する次第であります。
 また、御家庭にありまして、皆様と御苦労をともにされました奥様を初め御家族の方々にも、ここに改めて心から感謝の意を表するものであります。
 さて、本市は、平成17年4月に7市町村が合併し、富山県の約3分の1という広大な面積を占める新富山市となって、はや4年が経過しようとしております。この間、各地域の伝統と文化を継承しながら、新市の一体感の醸成と均衡ある発展のため、各地域の施策を確実に推進し、魅力あふれる地域社会づくりに取り組み、今日、県都として、また日本海側有数の中核都市として大きく飛躍、発展してまいりました。
 中でも、公共交通を生かしたコンパクトなまちづくりや、環境モデル都市の認定を初め、市民生活に密接した道路や公共下水道等の都市基盤整備、少子・高齢社会に対応した総合的な福祉施策の推進、未来を担う人づくりや地域経済の活力である産業の発展等、多くの事業が着実に成果を上げてきております。
 これもひとえに、皆様方が本会議での代表質問、一般質問、あるいは委員会での論議、さらには各々の議員活動を通してそれぞれの課題に真摯に取り組まれ、その実現に御尽力された賜物であります。
 また、市議会内部におきましても、各会派の中枢として、議会の円滑な運営、改革に多大な御尽力をいただいたことに対しましても、深く感謝を申し上げる次第であります。
 さて、地方自治体は、地方分権の進展と厳しい財政環境の中にあって、少子・高齢化、環境問題、雇用対策等多くの課題を抱えておりますが、皆様方には、市議会で培われました御実績と見識を持って、地域社会の振興と市政発展に一層の御指導、御協力を賜りますよう心からお願いを申し上げます。
 ここに、皆様方の多年にわたる幾多の御功績に対しまして改めて深く感謝の意を表しますとともに、これからの人生をますます御壮健で大いに御活躍されますことを祈念申し上げまして、市議会議員一同を代表いたしましてのごあいさつといたします。
 どうも長い間御苦労さまでございました。これからも元気で頑張ってください。
                                  (拍 手)


◯ 議会事務局長(高道 裕行君)
 次に、森市長よりごあいさつをいただきたいと思います。


◯ 市長(森  雅志君)
 このたび、任期満了を機に市議会議員を御退任されます力示議員、島田議員、岩脇議員、松本議員、中村議員、稲垣議員、志麻議員、野尻議員、そして高尾議員の9名の皆様には、ただいまの定例市議会、本会議においてはきょうの本会議が最後となったわけでございます。まことに感慨深いものがあるのではないかと拝察申し上げます。
 本市は、平成17年4月に、旧富山市、大沢野町、大山町、八尾町、婦中町、山田村、細入村の7市町村が合併し、42万の人口と、海抜0メートルから3,000メートルまで、いわゆる川上から川下までの広範な面積を有する、豊かな自然に恵まれた魅力あふれる都市として新たな歴史を刻み始めました。
 皆様方におかれましては、新富山市の初代市議会議員として、新市の一体感の醸成と富山市の発展のために日夜献身的に御努力をいただいたものであります。
 また、今ほど五本議長からのごあいさつにもございましたが、力示議員を初め9名の皆様には、市町村合併以前から、それぞれの市町村において議員や首長としても御活躍をいただき、今日に至るまで、市民の皆様方の福祉向上のために大変御尽力をいただいたわけでございます。この間におきます御労苦と多大なる御貢献に対しまして、市民を代表いたしまして心より敬意を表しますとともに、深く感謝申し上げる次第でございます。
 本市誕生から5年目となりますことしは、路面電車環状線化の開業や環境モデル都市としての本格的な取組みを始める年であり、本市が県都として、また日本海側有数の中核都市としてさらに発展していく、合併以来起算するとネクストステージに入る重要な時期を迎えることとなります。
 このような中、議員各位にはますます御指導、御協力をいただかなければならないわけでありますが、今期限りで御勇退されます議員の皆様方には、これまでの豊富な御経験と御見識をもとに、今後とも富山市の発展と市民福祉の向上に変わらぬ御指導と御協力を賜りますようお願い申し上げます。
 皆様方のますますの御健勝と御活躍、御多幸を心よりお祈り申し上げまして、簡単でございますが、ごあいさつとさせていただきます。
 長い間、大変御苦労さまでございました。これからもよろしくお願いをいたします。
                                  (拍 手)


◯ 議会事務局長(高道 裕行君)
 ありがとうございました。
 ここで、五本議長を初め議員の皆様方並びに森市長から、御勇退されます議員の皆様に、それぞれ長年にわたります市議会での御活躍、御尽力に対し、感謝とお礼の気持ちを込めまして、さらにこれからもますます御健康で一層御発展されますことを御祈念申し上げ、花束の贈呈がございます。贈呈に当たりましては、職員が代行させていただきます。
 (花束贈呈)


◯ 議会事務局長(高道 裕行君)
 それではここで、御勇退されます議員の皆様を代表されまして、力示議員からごあいさつがございます。


◯ 48番(力示 健蔵君)
 力示 健蔵は何を言うのだろうとみんな注目しておりますが、きょうは何も持っていません。議長も市長も原稿を見ました。原稿を見なくてもしゃべれる人ばかりです。私は、市長のこれからの活動を高く評価して、頑張ってもらいたいなということを言おうと思っています。
 さて、私もおかげさまで長い間世話になりました。9人の勇退というのは今初めてです。どの顔を見ても全部健康体であり、今後の富山市の運営について関心が深い、そういう集まりでございます。議員席におられる人たちはみんな立候補して、落選しないように、今度の選挙後に必ず議場に来て、また大富山市発展のために、中核市発展のために頑張ってもらいたい、議論してもらいたいと思います。
 先ほど、志麻 愛子さんからありましたが、一生懸命にいろいろなことを、希望や反対意見を述べておられました。大事なことだとは思いますが、政治の現場というものは仲間を一人でも増やすことが大事なことなのです。一人でいくら頑張ってもなかなかできなかったというざんきにたえない、まことにもって後ろ髪を引かれるような思いでやめていくというのもどうかなと思います。
 私は何の悔いもございませんし、よく皆さん協力してくれたものだなと思います。力示 健蔵がこのように元気でおられるのは本当に皆さんのおかげであり、そしてまた改井さん、塩谷さん、正橋さん、そして今の市長のおかげであります。早く合併を仕上げて、合併された方々、そして旧市から生まれ育ってここでやってきた方々、平成の大合併による時代の変化とともに、私が一番怒ったのは議員年金であります。これはきょう決議してもらいました。反対していた者もおりますが、世の中そうもいかないと思っています。
 合併前に126人いた議員は、山田地域と細入地域を特例で設けて48人になりました。そしてさらにことしの選挙は42人になったのです。これほどすばらしい議員の削減というものは日本中どこにもありません。必ず問題になって大変ですが、これだけのことをなし遂げた議員各位に私は心から感謝申し上げます。
 市民にこういうことを言わないからだめだと思いますし、市民もわからないからいろいろな批判があるのです。市長は出前トークだ何だと多くの場所へ行って市民に政策を訴えて、いかに市民が反対しているかという声も聞きながら、それをよしとして話を聞いて消化して現在に至っています。ですから、やっぱり合併してよかったと皆さんが思わなければなりません。
 「情熱都市・とやま」をキャッチフレーズに、「安全で安心して生活できる社会」「高い道徳心と創造性に満ちた活力あふれる社会」「美しい森や水を守り育む社会」の実現に向かって本年4月の選挙に臨もうという、このすばらしい考えの中には、「まちのチカラ」「人のチカラ」「森のチカラ」というものが全部入っているわけです。そういう意味では、私は富山県においても、日本中においても、この人にまさる者はないと強く信じて、今後の富山市発展に我々も院外団にいて協力しますし、市長選挙にまた応援に行きます。きょう五本議長が、「また力示さん、来てください」と言っておられたので、行きますよという話もしていました。
 そういうことで、今、立候補する人たちの顔を見ていますが、みんな選挙は大変です。しかし、頑張って市政の発展に──共産党さんや、それから志麻 愛子さんが言われたことは、富山市の場合ですと、私が悪かったかもしれないし、よかったかもしれない。しかし、仲間を一人でも増やして、一人でも応援してくれる人、そして私たちと一緒に歩いてくれる人を求めるのが政治の原点だと私は今も思っています。
 ですから、そのような中に民間の市長を迎えたということについては、役人の世界では大過なくという言葉が使われるのですが、この人はそんな言葉を使うはずもありません。自分の思ったとおり、じゃんじゃん進めて、そして今質問の中にあったように、新聞にも言わない先から、新聞社がすっぱ抜いて書いているのを、我々の声も聞かずにどうして決めたのかといじめていてはだめなのです。みんなまた勉強して、市長の尻をたたいて、どんどん市民に──42万市民が監視しているのですから。ただ一人だけで監視しているのではないのですから、そういうことも含めて頑張ってもらいたいなと思います。
 私たちも健康ですから、「おい何をしているんだ」と言って遊びにも来たいし、いろいろなことを言って市役所へ行くのは嫌だと言っていてはだめだなと思います。市役所へ行くといい話が聞けるからいいなと。こういうことで私たちは頑張って、今後もいろいろなことで、議員をやめても、お互いに話が合うところがたくさんあります。議長の配慮によって、議会でOBの部屋を取ってあげたよと言われました。こんなにうれしいことはないでしょう。やはりOBが集まる巣があれば、必ず是非を言うものであります。
 私はがんをやって、議会も半日勤務です。あとは自分で治さないと治らない。今ちょうど4年半で、ことしの8月で5年になります。今までは全部二重丸になっています。
 自分の命は自分で守って自分で治せなかったら、お医者さんは手伝いしてくれます。そういうことも含めて、大病をやった一人のおやじとして、81になりますから、だれにも遠慮なく、皆さん方にもぜひとも健康第一に頑張ってもらいたい。健康がいかに大事かということを経験いたしました。どうか皆さん、私たちは若いからいいのだということを言わないで、必ず議会人はみんな健康を求めて、健診というものが1年に1回ありますから、必ず行ってください。私のように、「先生、まだことしがんにならんね、まだがんにならんね」と毎年それを言って、76歳でがんになったということです。早く発見すればみずから治せる要素がたくさんあります。
 きょうは余分なことをしゃべりましたが、ぜひ今後とも皆さんも健康に留意して、立候補する以上は負けてはいけないのでありまして、勝ってここで大議論して市民福祉向上のために頑張ってもらいたいという希望と、市長の先ほどの決意を私は高く評価して、これを院外にいても支援していかなければならないなと思っております。
 議員の皆さんには大変お世話になりました。ありがとうございました。そして、市長を初め当局の皆さん、そしてまたここにおられる皆さん、ありがとうございました。
 お互いに元気で、また市長選挙に応援に来られる者は来て、富山市政発展のために協力しなければならないでしょう。そういうことも約束して、皆さんの長年の労苦を高く評価しながら、感謝の言葉にかえます。
 どうもありがとうございました。
                                 (拍 手)


◯ 議会事務局長(高道 裕行君)
  ありがとうございました。
 ここで、御勇退されます方々が退場されます。皆様、拍手をもってお送りください。
 (勇退者退場・拍手)


◯ 議会事務局長(高道 裕行君)
 これをもちまして、富山市議会議員を御勇退されます議員の皆様をお送りする会を終了させていただきます。
 どうもありがとうございました。
                           午後 4時03分 閉会