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新潟県 胎内市

平成26年  6月 定例会(第2回) 06月30日−委員長報告・質疑・採決−04号




平成26年  6月 定例会(第2回) − 06月30日−委員長報告・質疑・採決−04号







平成26年  6月 定例会(第2回)





       平成26年第2回胎内市議会定例会会議録(第4号)

〇議事日程                                       
平成26年6月30日(月曜日) 午前10時開議                     
第 1 議第39号 平成26年度胎内市一般会計補正予算(第1号)            
    議第40号 平成26年度胎内市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)    
    議第41号 平成26年度胎内市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)      
    議第42号 平成26年度胎内市黒川診療所運営事業特別会計補正予算(第1号)   
    議第43号 平成26年度胎内市地域産業振興事業特別会計補正予算(第1号)    
    議第44号 胎内市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部
          を改正する条例                           
    議第45号 胎内市税条例の一部を改正する条例                  
    議第46号 胎内市国民健康保険税条例の一部を改正する条例            
    議第47号 胎内市立幼稚園条例の一部を改正する条例               
    議第48号 胎内市社会体育施設条例の一部を改正する条例             
    議第49号 胎内市子どもの医療費助成に関する条例の一部を改正する条例      
    議第50号 胎内市霊園条例の一部を改正する条例                 
    議第51号 胎内市子ども・子育て会議条例                    
    請願第2号 「手話言語法」制定を求める意見書の提出を求める請願書        
第 2 議員派遣の件について                              
                                           
〇本日の会議に付した事件                                
日程第 1 議第39号 平成26年度胎内市一般会計補正予算(第1号)          
      議第40号 平成26年度胎内市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)  
      議第41号 平成26年度胎内市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)    
      議第42号 平成26年度胎内市黒川診療所運営事業特別会計補正予算(第1号) 
      議第43号 平成26年度胎内市地域産業振興事業特別会計補正予算(第1号)  
      議第44号 胎内市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の
            一部を改正する条例                       
      議第45号 胎内市税条例の一部を改正する条例                
      議第46号 胎内市国民健康保険税条例の一部を改正する条例          
      議第47号 胎内市立幼稚園条例の一部を改正する条例             
      議第48号 胎内市社会体育施設条例の一部を改正する条例           
      議第49号 胎内市子どもの医療費助成に関する条例の一部を改正する条例    
      議第50号 胎内市霊園条例の一部を改正する条例               
      議第51号 胎内市子ども・子育て会議条例                  
      請願第2号 「手話言語法」制定を求める意見書の提出を求める請願書      
日程第 2 議員派遣の件について                            
追加日程第1 報告第19号 平成25年度新潟製粉株式会社の決算に関する報告について   
       報告第20号 平成25年度新潟フルーツパーク株式会社の決算に関する報告につ
              いて                            
       報告第21号 平成25年度胎内高原ハウス株式会社の決算に関する報告について
追加日程第2 発議第 5号 手話言語法制定を求める意見書                
       発議第 6号 適正規模の少人数学級実現、義務教育費国庫負担制度2分の1復元
              に係る意見書                        
       発議第 7号 労働者保護ルール改悪反対を求める意見書           
       発議第 8号 集団的自衛権をめぐる憲法解釈に関する意見書         
                                           
〇出席議員(18名)
   1番   菅  原  市  永  君    2番   天  木  義  人  君
   3番   薄  田     智  君    4番   森  田  幸  衛  君
   5番   松  浦  富 士 夫  君    6番   高  橋  政  実  君
   7番   佐  藤  秀  夫  君    8番   八  幡  行  雄  君
   9番   渡  辺     俊  君   10番   桐  生  清 太 郎  君
  11番   新  治  ひ で 子  君   12番   花  野  矢次兵衛  君
  13番   富  樫     誠  君   14番   小  林  兼  由  君
  15番   赤  塚  タ  イ  君   16番   松  井  恒  雄  君
  17番   丸  山  孝  博  君   18番   渡  辺  宏  行  君
                                           
〇欠席議員(なし)
                                           
〇説明のため出席した者
     市     長   吉  田  和  夫  君
     副  市  長   三  宅  政  一  君
     総 務 課 長   岩  川  一  文  君
     総 合 政策課長   高  橋     晃  君
     財 政 課 長   ?  橋  次  夫  君
     税 務 課 長   小  林  広  満  君
     市 民 生活課長   井  畑  明  彦  君
     健 康 福祉課長   須  貝  敏  昭  君
     農 林 水産課長   阿  彦  和  男  君
     地 域 整備課長   久 保 田  雅  勝  君
     会 計 管 理 者   佐  藤     守  君
     商 工 観光課長   丹  後  勝  次  君
     上 下 水道課長   坂  上     仁  君
     黒 川 支 所 長   小  野  晋  平  君
     農 委 事務局長   松  田  祐  司  君
     教  育  長   小  野  達  也  君
     学 校 教育課長   小  熊  龍  司  君
     生 涯 学習課長   池  田     渉  君
                                           
〇事務局職員出席者
     議 会 事務局長   小  野  孝  平
     係     長   佐 久 間  伸  一
     主     任   八  幡  慎 太 郎



               午前10時00分  開 議



○議長(渡辺宏行君) おはようございます。これより第2回定例会を再開いたします。

  現在の出席議員は18名であり、定足数に達しているので、会議は成立いたしました。

  直ちに本日の会議を開きます。

  本日の日程は、お手元に配付の議事日程に従って進めます。

                                           



△日程第1 議第39号 平成26年度胎内市一般会計補正予算(第1号)

      議第40号 平成26年度胎内市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)

      議第41号 平成26年度胎内市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)

      議第42号 平成26年度胎内市黒川診療所運営事業特別会計補正予算(第1号)

      議第43号 平成26年度胎内市地域産業振興事業特別会計補正予算(第1号)

      議第44号 胎内市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例

      議第45号 胎内市税条例の一部を改正する条例

      議第46号 胎内市国民健康保険税条例の一部を改正する条例

      議第47号 胎内市立幼稚園条例の一部を改正する条例

      議第48号 胎内市社会体育施設条例の一部を改正する条例

      議第49号 胎内市子どもの医療費助成に関する条例の一部を改正する条例

      議第50号 胎内市霊園条例の一部を改正する条例

      議第51号 胎内市子ども・子育て会議条例

      請願第2号 「手話言語法」制定を求める意見書の提出を求める請願書



○議長(渡辺宏行君) 日程第1、議第39号から請願第2号までについて一括議題とします。

  なお、議第45号につきましては、お手元に配付のとおり討論の通告が出されております。

  これより委員長報告を行います。

  総務文教常任委員長、厚生環境常任委員長、産業観光常任委員長の順に行います。

  また、委員長報告に対する質疑は委員長報告の都度行うこととします。

  初めに、総務文教常任委員長に審査結果の報告を求めます。

  薄田委員長。

               〔3番 薄田 智君登壇〕



◆3番(薄田智君) おはようございます。これより総務文教常任委員長報告を行います。

  本定例会において当委員会に審査を付託された議案は、条例の一部を改正する条例が4件であります。付託案件については、去る6月17日午前10時から副市長、関係課長の出席を求めて委員会を開催し、これを審査いたしました。その概要と結果について報告いたします。

  初めに、議第44号 胎内市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例についてであります。これは、条例中において区分と報酬額が定められている別表から1件を削除し、1件を追加するものであります。削除する項目は、心の教室相談員、半日4,000円で、現在県のスクールソーシャルワーカーの配置等により市単独で心の教室相談員を配置する必要性がなくなったことに伴い、同条例から除くものであります。追加するものは、鳥獣被害対策実施隊員、時間当たり1,000円で、鳥獣被害防止特別措置法が改正されたことに伴い、鳥獣被害対策実施隊を設置し、隊員の報酬を定めるもので、主な質疑としては、鳥獣被害対策実施隊を設置することで今までとどう変わるのか、今まで猟友会にお願いしていたときの支払いはどうだったのか、心の教室相談員は何人いたのかなどをただした後、全員異議なく、原案のとおり可決すべきと決定いたしました。

  次に、議第45号 胎内市税条例の一部を改正する条例についてであります。これは、地方税法の一部を改正する法律等の公布に伴い所要の改正を行うものであり、改正の主な内容としては、地方法人税が創設されることに伴い、法人住民税法人税割の標準税率及び制限税率が引き下げられることと自動車税と軽自動車税との均衡を図ること及びグリーン化特例などの車体課税の見直しにより、軽自動車税の標準税率が改正されたことから、当市においても同様に税率の改正などをするもので、全員異議なく、原案のとおり可決すべきと決定いたしました。

  次に、議第47号 胎内市立幼稚園条例の一部を改正する条例についてであります。これは、保育料を算定する際の世帯の階層区分の定義に引用されている法律の題名改正に伴い所要の改正を行うもので、全員異議なく、原案のとおり可決すべきと決定いたしました。

  次に、議第48号 胎内市社会体育施設条例の一部を改正する条例についてであります。これは、大出地域スポーツ施設のグラウンド用地及び解体した体育館跡地に小規模特別養護老人ホームを建設する計画があることから、この施設を同条例から除くもので、主な質疑としては、旧大出小学校の跡地を全部特別養護老人ホームの建設地として貸し付けるのかなどをただした後、全員異議なく、原案のとおり可決すべきと決定いたしました。

  以上で総務文教常任委員長報告を終わります。



○議長(渡辺宏行君) 以上で総務文教常任委員長報告を終わります。

  これより総務文教常任委員長の報告に対する質疑を行います。

  今ほど総務文教常任委員長から審査結果の報告があったが、委員以外の方で委員長報告に対する質疑はありませんか。

               〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(渡辺宏行君) ご質疑ないようなので、これで質疑を終わります。

  次に、厚生環境常任委員長に審査結果の報告を求めます。

  松浦委員長。

               〔5番 松浦富士夫君登壇〕



◆5番(松浦富士夫君) おはようございます。これより厚生環境常任委員長報告を行います。

  本定例会において当委員会に審査を付託された議案は、補正予算が3件、条例制定が1件、条例の一部を改正する条例が3件、請願書が1件の計8件であります。付託案件については、去る6月18日午前9時30分から委員会を開催し、最初に議第50号にかかわる船戸地内の墓地整備用地の現地調査を行った後、副市長、教育長、関係課長の出席を求め、各議案を審査いたしました。その概要と結果についてご報告いたします。

  初めに、議第40号 平成26年度胎内市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)についてであります。これは、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ210万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ36億9,410万2,000円とするもので、歳出の主なものとしては、高額療養費制度の改正に対応するためのシステム改修委託料を計上し、人間ドック等の助成に係る経費を増額したほか、特定健診の受診率の向上を図るため、在宅保健師等による未受診者宅への家庭訪問に係る経費を計上し、歳入財源は、国庫支出金及び諸収入を増額し、一般会計繰入金を減額したもので、主な質疑としては、人間ドック助成事業補助金は希望者が多かったための増額か、未受診者宅訪問は何件ぐらいを予定しているのか、在宅保健師は何名登録しているかなどをただした後、全員異議なく、原案のとおり可決すべきと決定いたしました。

  次に、議第41号 平成26年度胎内市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)についてであります。これは、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ393万6,000円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ32億2,806万4,000円とするもので、歳出としては、給与費及び教材費において人事異動に伴う増減額を計上し、歳入財源は、一般会計からの繰入金を減額したものであり、全員異議なく、原案のとおり可決すべきと決定いたしました。

  次に、議第42号 平成26年度胎内市黒川診療所運営事業特別会計補正予算(第1号)についてであります。これは、歳入歳出予算の総額に変更はないが、歳出予算で組み替えを行うもので、主なものとしては、委託医師2名について当初非常勤特別職として報酬を計上していたが、医師を派遣する協力病院からの要請により負担金等に、また再任用職員として見込んでいた看護師について臨時職員に変更したことにより給与費から賃金等にそれぞれ組み替えを行うほか、新たに診療所医療事務員を雇用するための賃金及び通年勤務できる医師を確保するための募集広告料等についても組み替えにより計上するもので、主な質疑としては、役務費の広告料及び手数料の内容は何か、再任用職員を見込んでいたが、臨時職員に変更した理由は何かなどをただした後、全員異議なく、原案のとおり可決すべきと決定いたしました。

  次に、議第46号 胎内市国民健康保険税条例の一部を改正する条例についてであります。これは、地方税法の一部を改正する法律において金融所得課税の一体化を進める観点から、株式等に係る所得に対する課税の見直し等が行われたことに伴い所要の改正を行うもので、主な質疑としては、施行期日が2年半先であるが、国が進めている市から県への国民健康保険移行と関係あるのかなどをただした後、全員異議なく、原案のとおり可決すべきと決定いたしました。

  次に、議第49号 胎内市子どもの医療費助成に関する条例の一部を改正する条例についてであります。これは、本年9月1日から入院及び通院とも1子、2子世帯についても18歳に達する年度の3月末日まで子ども医療費の助成対象を拡大するもので、主な質疑としては、県の動向に合わせてのことと思うが、2年後の考え方はどうかなどをただした後、全員異議なく、原案のとおり可決すべきと決定いたしました。

  次に、議第50号 胎内市霊園条例の一部を改正する条例についてであります。これは、今後船戸地内に墓地を整備するに当たり、その霊園の名称及び位置並びに使用料、管理料等を新たに規定するための改正を行うもので、主な質疑としては、整備は一括でするのか、年次計画により行うのか、使用料という用語はどうなのか、何区画予定しているのかなどをただした後、全員異議なく、原案のとおり可決すべきと決定いたしました。

  次に、議第51号 胎内市子ども・子育て会議条例についてであります。これは、子ども・子育て支援法により市町村がそれぞれ行う子ども・子育て支援に関する施策を総合的かつ計画的に推進するため、附属機関の設置に努めるよう要請がなされていることから、胎内市子ども・子育て会議を設置することについて条例を制定するもので、主な質疑としては、青少年育成市民会議のような活動内容になるのか、委員構成は何人を予定しているのか、開催の頻度はなどをただした後、全員異議なく、原案のとおり可決すべきと決定いたしました。

  次に、請願第2号 「手話言語法」制定を求める意見書の提出を求める請願書についてであります。初めに、請願者代理の村上市ろうあ協会の五十嵐会長より説明を受け、質疑に入りました。主な質疑としては、手話言語法が制定されれば耳の不自由な方の困っていることが解消されるのか、法制化について国の動きはどうなのか、手話を必要とする耳の不自由な方は市内また全国でどれくらいいるのかなどを質疑し、全員異議なく、採択すべきと決定いたしました。

  以上で厚生環境常任委員長報告を終わります。



○議長(渡辺宏行君) 以上で厚生環境常任委員長報告を終わります。

  これより厚生環境常任委員長の報告に対する質疑を行います。

  今ほど厚生環境常任委員長から審査結果の報告があったが、委員以外の方で委員長報告に対する質疑はありませんか。

               〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(渡辺宏行君) ご質疑ないようなので、これで質疑を終わります。

  次に、産業観光常任委員長に審査結果の報告を求めます。

  高橋委員長。

               〔6番 高橋政実君登壇〕



◆6番(高橋政実君) これより産業観光常任委員長報告を行います。

  本定例会において当委員会に審査を付託された議案は、補正予算が1件であります。付託案件については、去る6月19日午前10時から副市長、関係課長の出席を求めて委員会を開催し、これを審査いたしました。その概要と結果についてご報告いたします。

  議第43号 平成26年度胎内市地域産業振興事業特別会計補正予算(第1号)についてであります。これは、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ275万円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ5億4,525万円とするもので、歳出としては、黒豚生肉の仕入れ原材料代とジャージー牛飼育業務委託料をそれぞれ増額し、歳入財源は、事業収入を増額するもので、主な質疑としては、市で黒豚の販売は継続していくのか、ジャージー牛飼育業務委託料はいつまでの分か、黒豚事業、ジャージー牛飼育業務の民間移行はスムーズにいく予定か、移行後の胎内市の特産としての取り組みはどうなるのか、ワインの瓶詰めは何本を予定しているのか、ワイン販売における市内小売店との協力体制はどうなのかなどをただした後、全員異議なく、原案のとおり可決すべきと決定いたしました。

  以上で産業観光常任委員長報告を終わります。



○議長(渡辺宏行君) 以上で産業観光常任委員長報告を終わります。

  これより産業観光常任委員長の報告に対する質疑を行います。

  今ほど産業観光常任委員長から審査結果の報告があったが、委員以外の方で委員長報告に対する質疑はありませんか。

               〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(渡辺宏行君) ご質疑ないようなので、これで質疑を終わります。

  これより討論を行います。

  最初に、議第45号の反対討論の通告がありますので、丸山孝博議員の発言を許可します。

  丸山議員。

               〔17番 丸山孝博君登壇〕



◆17番(丸山孝博君) おはようございます。議第45号 胎内市税条例の一部を改正する条例に反対の討論を行います。

  この条例は、国の税制改正における車体課税の増税に伴うものであり、主なものとしては、軽自動車税については現在7,200円を1万800円に1.5倍に、原付については1,000円を2,000円に一気に2倍にするなどの内容であります。

  日本国内における軽自動車の普及状況は、新車販売台数で4割近いシェアを占めていると言われています。その背景には、長期にわたる所得低迷の中で税を含めた自動車の維持費の負担が重いものとなっており、価格、維持費ともに比較的安価な軽自動車の需要が高くなっている実態があります。とりわけ公共交通が衰退した地域では、軽自動車、原付ともに1世帯で複数台所有するところもあるなど、住民の重要な移動手段となっています。

  国の税制改正は、自動車業界の要請に応えて、自動車取得税を減税、廃止し、その減収のツケを軽自動車の増税で賄うことにしており、これでは消費税増税に加えて二重の負担を押しつけるものであり、胎内市が今回の条例改正で同様に負担を求めることについては反対するものであります。

  以上です。



○議長(渡辺宏行君) 次に、議第45号の賛成討論の通告がありますので、松井恒雄議員の発言を許可します。

  松井議員。

               〔16番 松井恒雄君登壇〕



◆16番(松井恒雄君) おはようございます。私は、議第45号 胎内市税条例の一部を改正する条例について、賛成の立場で討論を行うものであります。

  当該議案は、地方税法等の改正によるものであり、主なものは地方法人税が創設されることに伴い、法人住民税法人割の標準税率及び制限税率の引き下げ、軽自動車税において自動車税との均衡を図ること及びグリーン化特例の導入に伴う標準税率の引き上げ、さらに個人市民税の公的年金からの特別徴収について、その算定方法等の規定を整備するものであります。また、法人住民税の税率引き下げについては、国税として地方法人税を創設することにより、大都市と過疎地域における税収の偏在を緩和し、交付税措置によって再配分されるもので、結果として胎内市の歳入増につながると考えます。

  次に、軽自動車についてでありますが、近年小型自動車と比較した場合、価格面や車両重量、排気量、燃費等がかつてほどの大きな差異はなくなっている現状であります。その上で、1,000cc未満の小型自動車の税額と軽4輪の税額に大きな開きがあることも事実であり、バランスを欠いていると言わざるを得ません。今回の改正では、所有者数が多い軽4輪については、平成27年3月までの登録については従前の税額となっており、さらに改正後の税額においては、商売等で利用されることが多い軽4輪貨物の税率変更が従来税率の1.25倍と低目に設定されることも評価されるところであります。このほか担当課に確認したところ、農耕作業用等小型特殊自動車の税率については、県内市町村の動向を精査し、決定したとのことであります。確かに軽自動車税の引き上げは、公共交通の不備な地方や地域では住民の足であります。住民にとって厳しいことではありますが、県税である自動車取得税が1%引き下げられ、消費税10%導入の時点で廃止され、それに伴う市への交付金も廃止されることから、今後市の財政運営を考えると安定的な代替財源を確保することが必要となり、軽自動車税の引き上げは妥当なものと考えます。そもそも地方税法の改正は、国において十分に審議され、また地方の意見も取り入れた上で決定、公布されたものであることから、それに伴う条例の改正は合理性と妥当性があるものと判断し、本条例には賛成すべきと考えます。

  以上、私の賛成討論といたします。



○議長(渡辺宏行君) これで討論を終わります。

  これより採決を行います。

  採決の方法は、討論のあった議第45号については別途採決し、ほかの議案等については一括して採決したいと思うが、これにご異議ありませんか。

               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(渡辺宏行君) ご異議なしと認めます。

  よって、順次採決します。

  最初に、反対のある議案について行います。

  それでは、議第45号 胎内市税条例の一部を改正する条例について採決いたします。

  この採決は、討論がありましたので、起立によって行います。

  本案に対する委員長報告は原案可決であります。議第45号は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。

               〔賛成者起立〕



○議長(渡辺宏行君) 起立多数と認めます。

  よって、本案は原案のとおり可決されました。

  次に、ただいま議決しました議案を除く議第39号 平成26年度胎内市一般会計補正予算(第1号)を始めとする各議案等について一括採決いたします。

  本案に対する各委員長報告はいずれも原案可決及び採択であります。いずれも原案のとおり決することにご異議ありませんか。

               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(渡辺宏行君) ご異議なしと認めます。

  よって、本案はいずれも原案のとおり可決及び採択されました。

                                           



△日程第2 議員派遣の件について



○議長(渡辺宏行君) 日程第2、議員派遣の件について議題とします。

  お諮りします。地方自治法及び会議規則の規定により、お手元に配付しました内容で議員を派遣することにしたいと思います。なお、内容に変更が生じた場合は、議長にご一任願いたいと思います。これにご異議ありませんか。

               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(渡辺宏行君) ご異議なしと認めます。

  よって、お手元に配付の内容で議員を派遣することに決定しました。

                                           



△日程の追加



○議長(渡辺宏行君) 議事日程の追加についてお諮りいたします。

  報告第19号から報告第21号までの報告、発議第5号から発議第8号までの議案が提出されたことに伴い、議会運営委員会が開催されたので、その結果について議会運営委員長に報告を求めます。

  花野委員長。

               〔12番 花野矢次兵衛君登壇〕



◆12番(花野矢次兵衛君) おはようございます。これより議会運営委員長報告を行います。

  今定例会に市長から報告が3件及び議員提案による発議4件が追加提案されたので、6月26日本会議終了後、当委員会を開催し、審議いたしました。追加提案された報告及び議案について協議した結果、本日の議事日程に追加することとし、議員発議については提案の趣旨説明後、質疑、討論、採決を行う日程といたしました。

  以上で議会運営委員長報告を終わります。



○議長(渡辺宏行君) 以上で議会運営委員長報告を終わります。

  お諮りいたします。ただいまの委員長報告に対する質疑は省略したいと思うが、ご異議ありませんか。

               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(渡辺宏行君) ご異議ないので、委員長報告に対する質疑は省略します。

  お諮りいたします。ただいまの委員長報告のとおり、これを日程に追加し、報告事項及び議題とすることにご異議ありませんか。

               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(渡辺宏行君) ご異議ないので、本日の日程に追加することに決定しました。

                                           



△追加日程第1 報告第19号 平成25年度新潟製粉株式会社の決算に関する報告について

        報告第20号 平成25年度新潟フルーツパーク株式会社の決算に関する報告について

        報告第21号 平成25年度胎内高原ハウス株式会社の決算に関する報告について



○議長(渡辺宏行君) 追加日程第1、報告第19号から報告第21号までについて報告事項とします。

  本件について吉田市長に報告を求めます。

  吉田市長。

               〔市長 吉田和夫君登壇〕



◎市長(吉田和夫君) おはようございます。本日追加報告させていただきます案件につきまして説明を申し上げます。

  報告第19号から報告第21号までは、地方自治法第243条の3第2項の規定に基づきまして、胎内市が出資している新潟製粉株式会社、新潟フルーツパーク株式会社及び胎内高原ハウス株式会社に係る平成25年度の決算について、別冊のとおり報告するものでありますので、よろしくお願いいたします。



○議長(渡辺宏行君) これで報告を終わります。

                                           



△追加日程第2 発議第5号 手話言語法制定を求める意見書

        発議第6号 適正規模の少人数学級実現、義務教育費国庫負担制度2分の1復元に係る意見書

        発議第7号 労働者保護ルール改悪反対を求める意見書

        発議第8号 集団的自衛権をめぐる憲法解釈に関する意見書



○議長(渡辺宏行君) 追加日程第2、発議第5号から発議第8号までについて一括議題とします。

  本件について、4名の方から議案が提出されているので、1番に高橋政実議員、2番に新治ひで子議員、3番に薄田智議員、4番に丸山孝博議員の順に趣旨説明を行います。

  初めに、高橋政実議員に発議第5号の趣旨説明を求めます。

  高橋議員。

               〔6番 高橋政実君登壇〕



◆6番(高橋政実君) 発議第5号 手話言語法制定を求める意見書につきまして趣旨説明させていただきます。

  平成18年12月に採択された国連の障害者権利条約には、手話は言語であることが明記されています。平成23年8月に成立した改正障害者基本法では、全て障害者は可能な限り言語(手話を含む)その他の意思疎通のための手段についての選択の機会が確保されると定められました。しかしながら、安倍首相の記者会見でも手話通訳がついているにもかかわらず、聾学校では手話は禁止されている実態があります。手話が音声言語と対等な言語であると広く国民に広め、聞こえない子供が手話を身につけ、手話で学べ、自由に手話が使え、さらには手話を言語として普及、研究することのできる環境整備に向けた法整備を国として実現することが必要であると考え、本意見書を提案するものであります。

  趣旨をご理解の上、皆様方の賛同をお願いいたします。



○議長(渡辺宏行君) 次に、新治ひで子議員に発議第6号の趣旨説明を求めます。

  新治議員。

               〔11番 新治ひで子君登壇〕



◆11番(新治ひで子君) 発議第6号 適正規模の少人数学級実現、義務教育費国庫負担制度2分の1復元に係る意見書について提案理由の説明をさせていただきます。

  社会状況等の変化により、学校は一人一人の子供に対するきめ細かな対応が必要となっています。法改正により安定した財源を確保した上で少人数学級が拡大されていくことが望まれます。

  国の学級編制基準は、小学校1年生のみ35人以下、2年生から中学校3年生は40人以下です。一方、新潟県では、2001年度から小学校1、2年生において県独自で32人以下学級が導入されました。また、昨年度から小学校3年生が、今年度は小学校4、5年生と中学校1年生に35人以下学級が導入されました。しかしながら、下限25人の条件つきであることなど不十分な点が残っています。子供たちが全国どこに住んでいても教育の機会均等が担保され、教育水準が維持、向上されるように次の事項を実現することを強く要望します。

  1、少人数学級を推進すること。その際の学級規模は、OECD、経済協力開発機構諸国並みの豊かな教育環境、1学級当たりの児童数の平均は日本の小学校の場合27.9人で、OECD平均の21.3人よりも6.6人多い現状です、を整備するため適正規模の少人数とすること。

  2、教育の機会均等と水準の維持向上を図るため、義務教育費国庫負担制度の国庫負担割合を2分の1に復元すること。

  以上、地方自治法99条の規定により意見書を提出いたします。

  提出先は、内閣総理大臣、内閣官房長官、財務大臣、文部科学大臣、総務大臣。

  議員各位のご賛同をお願いいたします。



○議長(渡辺宏行君) 次に、薄田智議員に発議第7号の趣旨説明を求めます。

  薄田議員。

               〔3番 薄田 智君登壇〕



◆3番(薄田智君) 発議第7号 労働者保護ルール改悪反対を求める意見書について提案説明を行います。

  我が国は、働く者のうち約9割が雇用関係のもとで働く雇用社会であります。この雇用社会日本の主人公である雇用労働者が安定的な雇用と公正な処遇のもとで安心して働くには、労働者保護ルールの堅持がなくてはならないと考えます。

  産業競争力会議や規制改革会議では、成長戦略の名のもとに解雇の金銭解決制度やホワイトカラーエグゼンプションの導入、解雇しやすい正社員を増やす懸念のある限定正社員の普及など、労働者を保護するルールの後退が懸念される議論がされております。

  国会に提出されている労働者派遣法の改正案は、業務区分による派遣期間制限を撤廃し、実質的に派遣労働を永久的に受け入れることを可能とするものです。

  また、雇用、労働政策は、ILOの三者構成原則に基づき、労働政策審議会において議論すべきことであり、こうした提言は国際標準から逸脱したものと言わざるを得ません。

  こうした状況を鑑み、意見書に記載されている3項目について、胎内市議会は政府に対して強く要望させていただきます。

  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出するものであります。

  なお、提出先は衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、厚生労働大臣、経済再生担当大臣、内閣府特命担当大臣でございます。

  皆様のご賛同をいただけますようよろしくお願いいたします。



○議長(渡辺宏行君) 次に、丸山孝博議員に発議第8号の趣旨説明を求めます。

  丸山議員。

               〔17番 丸山孝博君登壇〕



◆17番(丸山孝博君) 発議第8号 集団的自衛権をめぐる憲法解釈に関する意見書について趣旨説明を行います。

  集団的自衛権の行使について、歴代の自民党政権は一貫して憲法9条のもとでは集団的自衛権行使は許されないとしてきました。ところが、安倍首相は憲法9条の平和的生存権と恒久平和主義の憲法上の歯どめを外し、一内閣の判断で閣議決定により憲法解釈を変えるという立憲主義に反することをやろうとしています。

  よって、立憲主義を堅持する立場から、閣議決定により憲法解釈を変更し、集団的自衛権の行使を容認しないことを強く要望するものであります。

  以上、皆様のご賛同をよろしくお願いいたします。



○議長(渡辺宏行君) これで趣旨説明を終わります。

  これから質疑及び討論、採決を行います。

  それでは、発議第5号 手話言語法制定を求める意見書について質疑を行います。ご質疑願います。

               〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(渡辺宏行君) ご質疑ないようなので、これで質疑を終わります。

  お諮りします。本案については委員会付託を省略したいと思うが、ご異議ありませんか。

               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(渡辺宏行君) ご異議なしと認めます。

  よって、委員会付託を省略することに決定しました。

  これから討論を行います。討論はありませんか。

               〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(渡辺宏行君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。

  これから発議第5号について採決します。

  お諮りします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。

               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(渡辺宏行君) ご異議なしと認めます。

  よって、発議第5号は原案のとおり可決されました。

  次に、発議第6号 適正規模の少人数学級実現、義務教育費国庫負担制度2分の1復元に係る意見書について質疑を行います。ご質疑願います。

               〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(渡辺宏行君) ご質疑ないようなので、これで質疑を終わります。

  お諮りします。本案については委員会付託を省略したいと思うが、ご異議ありませんか。

               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(渡辺宏行君) ご異議なしと認めます。

  よって、委員会付託を省略することに決定しました。

  これから討論を行います。討論はありませんか。

               〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(渡辺宏行君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。

  これから発議第6号について採決します。

  お諮りします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。

               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(渡辺宏行君) ご異議なしと認めます。

  よって、発議第6号は原案のとおり可決されました。

  次に、発議第7号 労働者保護ルール改悪反対を求める意見書について質疑を行います。ご質疑願います。

               〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(渡辺宏行君) ご質疑ないようなので、これで質疑を終わります。

  お諮りします。本案については委員会付託を省略したいと思うが、ご異議ありませんか。

               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(渡辺宏行君) ご異議なしと認めます。

  よって、委員会付託を省略することに決定しました。

  これから討論を行います。討論はありませんか。

               〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(渡辺宏行君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。

  これから発議第7号について採決します。

  お諮りします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。

               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(渡辺宏行君) ご異議なしと認めます。

  よって、発議第7号は原案のとおり可決されました。

  次に、発議第8号 集団的自衛権をめぐる憲法解釈に関する意見書について質疑を行います。ご質疑願います。

  花野議員。



◆12番(花野矢次兵衛君) この意見書ですが、先回新潟市議会で可決され、3月議会ですか、新潟市議会で可決された文面を見ると、私もある程度賛成できる、できそうだなと思っておりましたが、このたびのこの意見書は集団的自衛権行使の容認をはっきり否定するという文面があります。結局こういう意見書を出すのは多くの人に賛同を得るため出すわけですが、こういう厳しいものをなぜ入れたのかお伺いします。



○議長(渡辺宏行君) 丸山議員。

               〔17番 丸山孝博君登壇〕



◆17番(丸山孝博君) 花野議員にお答えいたします。

  なぜ厳しい内容のものを入れたのかという内容ですが、新潟市議会で意見書が議決されたときとこのたびの内容は、情勢が大きく変わっているという、簡単に言えばそういうことです。5月15日に安倍首相が記者会見をしたときから集団的自衛権は憲法の解釈で行使するということをはっきり申し上げましたので、内容をはっきりしたほうがいいという理由からいたしました。

  以上です。



○議長(渡辺宏行君) ほかに質疑ありませんか。

               〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(渡辺宏行君) ご質疑ないようなので、これで質疑を終わります。

  お諮りします。本案については委員会付託を省略したいと思うが、ご異議ありませんか。

               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(渡辺宏行君) ご異議なしと認めます。

  よって、委員会付託を省略することに決定しました。

  これから討論を行います。討論はありませんか。

  討論がありますので、初めに本案に反対の方の発言を許可します。

  花野議員。

               〔12番 花野矢次兵衛君登壇〕



◆12番(花野矢次兵衛君) 私は、本定例会に議員提案として提案されております発議第8号 集団的自衛権をめぐる憲法解釈に関する意見書に反対の立場で討論を行うものであります。

  私も閣議決定による憲法解釈を変更することには疑問に思います。憲法を改正して正々堂々と行うべきであると思います。しかし、この意見書は集団的自衛権の行使容認を否定しているので、反対します。

  個別的自衛権と集団的自衛権という言葉がありますが、事実上自衛権にはその区別は存在しないと言われています。我が国一国で防衛していれば、事実上個別的な自衛権の行使に当たるが、現代の防衛行動において完全なる個別的自衛というものはありません。あると思えません。同盟国を含めた他国の協力なしで自衛権の行使というものはほぼ不可能に近いと思います。

  我が国が常任理事国の一員を目指すのであれば、国連決議に基づき、平和維持活動などに積極的に参加せねばなりません。それは、地域を限定することはできず、世界中どの地域においても日本の国連部隊としてその地域の安全確保に寄与しなければなりません。日本のためだけの平和維持だけでなく、国連などを含めた活動に積極的に関与し、世界に認められるために集団的自衛権というのは必要不可欠なものであります。

  よって、集団的自衛権行使を否定するこの案件には反対するものであります。



○議長(渡辺宏行君) 次に、本案に賛成の方の発言を許可します。

  高橋議員。

               〔6番 高橋政実君登壇〕



◆6番(高橋政実君) 私は、賛成の立場で申し上げさせていただきます。

  1946年の衆議院本会議で、当時の吉田茂首相は、憲法9条の平和主義について、「直接には自衛権を否定しておりませぬが、第9条第2項において一切の軍備と国の交戦権を認めない結果、自衛権の発動としての戦争も、また交戦権も放棄したものであります」と答弁したのです。しかし、その後自民党を中心とする歴代の政権は、憲法解釈を転換し、個別的自衛権はあるけれども、憲法9条によって集団的自衛権は認められないという解釈をとってきました。つまり日本の自衛は認められるけれども、他国の戦争に加担する他衛は認められないということであります。安倍首相は、自民党の先輩首相に反してまでも集団的自衛権行使の容認に踏み出そうとしています。これは、明らかに日本を戦争をする国にしようとすることです。それによって憲法9条を空文化することを狙っており、その愚行に強く反対します。

  日本国憲法の理念をないがしろにし、この日本を戦争をする国へとつくりかえようとする動きに反対し、個人が個人として尊重され、平和に生きることのできる社会をつくることを求めることから、私は賛成いたします。



○議長(渡辺宏行君) 次に、本案に反対の方の発言を許可します。

  森田議員。

               〔4番 森田幸衛君登壇〕



◆4番(森田幸衛君) 発議第8号に対する反対討論を行います。

  集団的自衛権については、連日新聞、テレビ等で取り上げられ、国民的な関心事項となっています。今回発議されているこの意見書は、以前に拝見した慎重な検討と国民的議論、そして国民的理解を求める趣旨の新潟市議会の意見書とタイトルは同じでも内容はかなり変わっていて、集団的自衛権の行使容認について真っ向から反対していますので、どうしても賛同できません。

  この意見書の冒頭に憲法前文と憲法9条が規定している平和的生存権と恒久平和主義は日本国憲法の基本原理とありますが、日本が今日まで平和を維持してこられたのは、この日本国憲法の基本原理を守ってきたからではなく、日米安全保障条約があったからだと思います。

  歴代内閣が集団的自衛権について解釈変更しなかったのは、日米同盟の抑止力によって東アジアの軍事情勢が安定していたので、あえて変更する必要がなかったからであり、さらにかつては戦後の価値観や歴史認識について言及しただけで大臣の首が飛ぶような政治状況だったので、歴代内閣はこのことに正面から向き合わず、ずっと棚上げにしてきたというのが真相だと思います。しかし、今やGDP世界第2位となった中国は軍事大国となり、尖閣は中国の核心的利益だと主張し始め、新たに防空識別圏を設けて領域拡大の既成事実化に邁進し、領土的野心をむき出しにしています。尖閣諸島での中国の一連の行動は、日米同盟の抑止力がどの程度強固であるのかを試しているのであって、抑止力が脆弱だと見れば、中国はかつて韓国が竹島を実効支配したように尖閣の軍事占領にまで突き進む危険性があると考えなければならないと思います。実際中国は、ベトナムとは西沙諸島、フィリピンとは南沙諸島で軍事衝突を引き起こし、いずれもその一部を領有、軍事基地化を含む実行支配を進めています。そのことに強い危機意識を持つ安倍総理が設置した安保法制懇が、幾つかの限定条件を付しながらも集団的自衛権行使容認の立場を鮮明にした理由は、我が国を取り巻く安全保障環境の変化であります。この変化は、従来の憲法解釈のままで個別政策の変更を幾ら重ねても対応は困難だという結論であります。4月に来日したオバマ大統領が尖閣は日米安保の適用範囲であると明言し、多くの日本人は安心したと思いますが、日米安全保障条約はその前文で、両国が国連憲章に定める個別的または集団的自衛の固有の権利を有していることを確認しています。要するにアメリカは、尖閣でいったん不測の事態が発生すれば集団的自衛権を行使するという条約義務に忠実に行動しようとしているわけですが、片や日本は集団的自衛権は保有してはいるものの、憲法9条の制約によって行使は許されないという立場をとってきたわけであります。自衛権を個別的と集団的とに分け、個別的行使は容認だが、集団的行使はこれを禁ずるなどという国は日本以外には世界のどこにもありません。

  そもそも集団的自衛権とは、国の安全保障に関して一国だけでは対処し切れない国々がお互い力を合わせて守り合い、その地域の安定化を図るものであります。自民党と公明党との与党協議の中で、幾つかの具体的事例や要件、また文言についていろいろ検討していますが、本当は国民の生命、財産、領土、領海を守るためにはありとあらゆる事態に対処できる法整備をするのが国を預かる政府としての当然の責務であり、世界の常識であります。日本が尖閣を守るには、集団的自衛権行使を容認して抑止力の一段の強化を図る以外にないと思います。

  一内閣による憲法解釈の変更はけしからんということですが、時の政権による憲法解釈の変更は自衛隊を創設する段階で既に行っています。交戦権は認めない、陸海空軍その他の戦力も認めないとうたっている憲法9条と照らし合わせれば、明らかに矛盾している自衛隊を憲法違反だと批判する人はほとんどいません。

  集団的自衛権行使を容認すれば日本は際限なく戦争に巻き込まれるとか、国家権力の暴走に歯どめがきかなくなるなどというマスコミ等によりミスリードの影響で国民の約半数が容認反対の意識を持っているようですが、日本が今までどおり軍事的に手足が縛られたままの状態を一番喜ぶのはどこの国でしょうか。立憲主義を盾に容認反対を言うのであれば、集団的自衛権行使の手を縛ってもなお日本の安全が保障され得ることを具体的に説得力を持って主張していただきたいと思います。

  以上、発議第8号に対する反対討論とさせていただきます。



○議長(渡辺宏行君) 次に、本案に賛成の方の発言を許可します。

               〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(渡辺宏行君) 次に、本案に反対の方の発言を許可します。

  富樫議員。

               〔13番 富樫 誠君登壇〕



◆13番(富樫誠君) 発議第8号に反対の立場で討論を行います。

  本来この議論は、国会ですべきであるというふうに私も思っております。しかし、国民、すなわち市民でもありますので、何のためにどんなとき集団的自衛権を行使するのか、なかなか国民、市民には理解できない面があります。

  この内容につきまして、今ほどいろいろテレビ、新聞等で議論されているというお話ありましたが、私もけさもう隅から隅まで見てきました。そうしますと、手っ取り早く言いますと我が国日本、あるいは日本と密接な関係にある他国に対する武力攻撃が発生し、それによって我が国の存立が脅かされ、日本国民の生命、自由及び幸福追求の権利が根底から覆される明白な危険がある場合、これを排除し、我が国の存立を全うし、国民を守るためにほかにそれ以外適当な手段がないときに必要最小限の実力行使をすることであり、私は自衛のための措置として憲法上許されると考えるべきであると思います。

  いろいろ皆さんからも意見が出ましたけれども、本来は憲法改正が王道であります。しかし、今喫緊のいろんな事態に関しまして時間がかかり過ぎます。それほど世界の安全保障環境が変化しております。きのうも北朝鮮からミサイル2発飛んでまいりました。今からそれらに対する体制整備をしておかないと、国民の権利は守られませんし、今後自衛隊を動かすためには国会審議等でいろいろ法律整備する必要もあります。

  また、来月14日から衆参両院で予算委員会閉会中審査が行われます。当然テレビ中継等行われると思います。それによって国民に理解を得る努力をすべきであります。それでも足りないのであれば、私は国会を解散して選挙で国民の信を問うべきだと思います。郵政民営化よりはよほど国民にとって大事な問題と思っておりますので、これに反する今回の意見書には反対いたします。

  以上です。



○議長(渡辺宏行君) 次に、本案に反対の方の発言を許可します。

               〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(渡辺宏行君) ほかに討論ありませんか。

               〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(渡辺宏行君) これで討論を終わります。

  これから発議第8号について採決します。

  この採決は起立によって行います。

  本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。

               〔賛成者起立〕



○議長(渡辺宏行君) 起立少数と認めます。

  よって、発議第8号は否決されました。

                                           



○議長(渡辺宏行君) 以上で第2回定例会における議案の審議は全部終了いたしました。

  これをもって平成26年第2回胎内市議会定例会を閉会いたします。

  18日間にわたる会期中のご審議、まことにご苦労さまでございました。

               午前11時05分  閉 会