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新潟県 胎内市

平成24年  3月 定例会(第1回) 03月08日−一般質問−03号




平成24年  3月 定例会(第1回) − 03月08日−一般質問−03号







平成24年  3月 定例会(第1回)





       平成24年第1回胎内市議会定例会会議録(第3号)

〇議事日程
平成24年3月8日(木曜日) 午前10時開議
第 1 一般質問
                                           
〇本日の会議に付した事件
 議事日程に同じ
                                           
〇出席議員(17名)
   1番   桐  生  清 太 郎  君    2番   天  木  義  人  君
   3番   薄  田     智  君    4番   森  田  幸  衛  君
   5番   松  浦  富 士 夫  君    6番   高  橋  政  実  君
   7番   佐  藤  秀  夫  君    8番   八  幡  行  雄  君
   9番   渡  辺     俊  君   10番   新  治  ひ で 子  君
  11番   花  野  矢次兵衛  君   13番   小  林  兼  由  君
  14番   赤  塚  タ  イ  君   15番   渡  辺  宏  行  君
  16番   松  井  恒  雄  君   17番   丸  山  孝  博  君
  18番   富  樫     誠  君                      
                                           
〇欠席議員(1名)
  12番   菅  原  市  永  君
                                           
〇説明のため出席した者
     市     長   吉  田  和  夫  君
     副  市  長   丹  呉  秀  博  君
     総 務 課 長   三  宅  政  一  君
     総 合 政策課長   川  又     昇  君
     財 政 課 長   岩  川  一  文  君
     税 務 課 長   久 保 田  雅  勝  君
     市 民 生活課長   藤  木  繁  一  君
     健 康 福祉課長   天  木  秀  夫  君
     農 林 水産課長   高  橋     晃  君
     地 域 整備課長   川  崎  裕  司  君
     会 計 管 理 者   渡  辺     忍  君
     商 工 観光課長   佐  藤  茂  雄  君
     上 下 水道課長   西  條  正  幸  君
     黒 川 支 所 長   ?  橋  次  夫  君
     農 委 事務局長   佐  藤  公  一  君
     教  育  長   小  野  達  也  君
     学 校 教育課長   小  野  孝  平  君
     生 涯 学習課長   丹  後  勝  次  君
     代 表 監査委員   峯  岸  希  之  君
                                           
〇事務局職員出席者
     議 会 事務局長   須  貝  吉  雄
     係     長   池  田     渉
     主     任   八  幡  慎 太 郎



               午前10時00分  開 議



○議長(富樫誠君) おはようございます。これより第1回定例会を再開いたします。

  現在の出席議員は17名であり、定足数に達しているので、会議は成立いたしました。

  直ちに本日の会議を開きます。

  本日の日程は、お手元に配付の議事日程に従って進めます。

                                           



△日程第1 一般質問



○議長(富樫誠君) 日程第1、一般質問を行います。

  今回通告を受けた数は6名であります。

  質問の順序は受け付け順といたします。1番に、天木義人議員、2番に、薄田智議員、3番に、桐生清太郎議員、4番に、佐藤秀夫議員、5番に、松浦富士夫議員、6番に、赤塚タイ議員、以上であります。

  それでは、天木義人議員の質問を許可します。

  天木議員。

               〔2番 天木義人君質問席〕



◆2番(天木義人君) おはようございます。議長に通告の4項目について質問させていただきます。

  まず最初に、乙総合福祉センターについてお伺いいたします。乙総合福祉センターは、建設の当時3階建てで最新の施設であり、3階には大広間があり、またその他には小間会議室、調理実習室などがあり、各集会などに幅広く利用されています。私も三十数年前でありますが、結婚披露宴に使用させていただきました。現在においても、各種集会に幅広く使用されており、乙地区にはなくてはならない施設であり、重要な場所であります。しかし、築年数が経過しており、建物の劣化が多々見られるようになってきました。以下、4点について質問いたします。

  1つ目に、胎内市において乙総合福祉センターの位置づけはどのようになっていましょうか。また、現在の利用状況、また各種交付書の発行件数は幾らになっているでしょうか。

  2つ目に、建築経過年数及び耐用年数はどのくらいになっておりますか。また、これからの使用年数はどれくらいを考えておられるのでしょうか。

  3つ目に、昨年実施いたしました耐震診断調査結果では、どのくらいの震度に耐えられるのでしょうか。また、耐震補強工事の設計が今年度見込まれておりますが、工事費は幾らぐらいになるのでしょうか。また、劣化が激しく、内装、外装のリフォーム工事をした場合の工事費の見積額はおおよそ幾らぐらいになるのでしょうか。

  4つ目に、今後の利用計画がありましたらお聞かせください。また、最近高齢者の利用が多く、大広間が3階にあるために、上りおりができなく、参加できない方が大勢いると聞きました。エレベーターの設置を希望する声が多くありますが、エレベーターの設置の計画があるのでしょうか。

  以上4点、よろしくお願いいたします。



○議長(富樫誠君) 吉田市長。

               〔市長 吉田和夫君登壇〕



◎市長(吉田和夫君) おはようございます。ただいまの乙総合福祉センターについてのご質問にお答えをいたします。

  初めに、1点目のセンターの位置づけと利用状況及び諸証明等の発行件数についてでありますが、当センターでは建設当時中条町総合福祉センター、また乙地区公民館として健康と教養の向上を図り、明るい生活を営むための憩いの場として建設されました。現在は、乙総合福祉センターとして諸証明交付所並びに当初の目的に沿い、地区の区長会を初め、地域行事や文化、芸能、健康づくり、公民館事業、地域説明会等地域の皆様に幅広く利用いただいているところであります。

  当センターの利用状況についてでありますが、会議室や和室、調理室など利用形態に応じ、平成22年度は4,102人、平成23年度は2月末現在で3,811人の皆様にご利用をいただいております。また、諸証明等の交付件数でありますが、当センターでは戸籍や住民票などの諸証明を交付しておりまして、平成22年度には647件、平成23年度は2月末現在で498件であります。

  次に、2点目の建築経過年数及び耐用年数と今後の使用年数についてでありますが、当センターは昭和47年に鉄筋コンクリート構造の3階建てで建設されまして、築後40年を経過し、老朽化が進んでいるという状況であります。なお、耐用年数につきましては、建物の法定耐用年数表によりますと、その構造から一般的に50年と定められているところから、耐用年数が経過するまで残すところ10年ということになります。

  それから、3点目の耐震診断結果の耐震補強工事及びリフォーム工事費の見込みについてと4点目の今後の利用計画及びエレベーターの設置計画についてをあわせまして答えさせていただきます。平成23年度に耐震診断調査を委託しており、3月末に調査結果が示されます。その結果を受けまして、耐震補強工事が必要となる場合には、工法等も含め平成24年度にお願いしております耐震補強工事の実施設計委託費により、工事費用の算定を行うこととしていることから、現段階では積算を行っておりません。また、リフォーム工事費用につきましても、耐震補強工事実施の有無により、工事内容が変わるものと思われることから、現段階においては積算していない状況にあります。しかしながら、建物自体の耐用年数が迫ってきておりまして、耐震補強工事が必要となった場合は、大幅な改修工事が必要になると考えますことから、耐震診断調査の結果を踏まえて、エレベーターの設置等を含む計画を地域の皆様の意見をお聞きしながら、検討してまいりたいと思っております。

  なお、今後の利用計画につきましては、当センターは地域の福祉と健康増進や文化、教養の場として必要とされる施設であることから、今後においても地域の皆様に幅広くご利用いただける施設として利用を促進してまいりたいと考えておりますので、その点ご理解をお願いいたします。



○議長(富樫誠君) 天木議員。

               〔2番 天木義人君質問席〕



◆2番(天木義人君) ただいまの市長の説明によりますと、まだ耐震診断結果が出ていないという話であります。それで、耐用年数が50年ということで、あと10年の利用期間があるとお聞きしました。しかし、これで利用者にしてみますと、4,000強の年間の利用者があるわけで、どうしてもこの施設というのは必要になってくるわけです。現在使っております福祉センターでありますが、屋根の雨漏りがひどくて、現在天井にシートを敷いて、二、三カ所天井に穴をあけまして、そこから水を集めてバケツで受けているような状態であります。利用者が大変不便を来すような状態であり、また防火扉もさびており、消防署から改善命令が出ていると聞いております。そのほか壁の劣化というか、ひび割れも激しく、見てくれももう40年もたっているので、大分傷んでいるところが多々見られます。今年度の予算で70万円の工事費が見込まれていますが、その70万円は何に使うのでしょうか、ご説明をお願いいたします。



○議長(富樫誠君) 丹後生涯学習課長。



◎生涯学習課長(丹後勝次君) ご指摘ありました平成24年度にお願いします工事費では、屋上の雨漏り補修と、それから防火戸の補修工事を予定しております。



○議長(富樫誠君) 天木議員。

               〔2番 天木義人君質問席〕



◆2番(天木義人君) 現在の屋根は陸屋根で、その一部どこから漏っているか、現在がわからなく、それと防火扉合わせて70万円ということは、ちょっと額が少ないのではないかなと思っております。ここをどのように直すのか。全面的に防水工事をやるのか、部分的にやるのか、その辺はどうなっているのでしょうか。



○議長(富樫誠君) 丹後生涯学習課長。



◎生涯学習課長(丹後勝次君) 今ほど市長も答弁で申し上げましたように、3月末に耐震診断の調査結果が出る予定であります。それを踏まえまして、必要な雨漏りについても大々的な補修になるのかというようなところもありますし、24年度につきましては、最小限の雨漏り補修工事費で、部分的に直すというようなことで予算化しております。



○議長(富樫誠君) 天木議員。

               〔2番 天木義人君質問席〕



◆2番(天木義人君) 雨漏り、私はかわら屋根わかりますけれども、かわらの場合は割れているとか、そういうのだと部分的に補修ができると思いますけれども、陸屋根の場合二、三カ所、別な場所が漏っているので、そこのところでただ補修ということはちょっと考えられないので、検査結果が出てからでも結構なのですけれども、これからの福祉センターのあり方について検討してもらうような格好で、10年間使用でお金を何千万円、何億円かけるのではなく、また新たに建設するとか、さまざまな方法を考えてもらいたいと思いますが、市長さん、最後方針としてどのような方針であるか、ひとつお願いいたします。



○議長(富樫誠君) 吉田市長。



◎市長(吉田和夫君) この総合福祉センターにつきましては、非常に年数も来ているわけでありますが、この耐震結果を踏まえまして、私は基本的に耐震が大きくもうひっかかるのであれば、また地域の区長さんあるいは皆さんともご意見を聞きながら、3階建てでなくてもいいのでありますが、皆さんが利用しやすいような施設を考えたいと思っておりますので、これも財源も必要でありますので、なるべく皆様と相談しながら、大きな3階建てでなくて、平家でもいいのかあるいは一部2階でいいのか、これはまた検討させていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。



○議長(富樫誠君) 天木議員。

               〔2番 天木義人君質問席〕



◆2番(天木義人君) 乙地区の乙集落、周り周辺のつなぎになっておりますので、早目の検討をお願いして、次の質問に移りたいと思います。

  次に、鼓岡地区担い手センターについてお伺いいたします。高い状況の変化に伴い、各種の施設の利用状況も変化をしていると思われます。高齢化などによりバリアフリー化やスロープの設置など、設備面も変化をしておりますが、地域住民がどのように利用しているか、利用に合わせた運営をしていかなくてはならないのではないでしょうか。そこで伺います。

  1つ目に、鼓岡地区担い手センターも二、三年前にリフォームしたと聞いておりますが、その内容と金額は幾らでしょうか。また、その後の利用状況はどのようになっているでしょうか。

  2つ目に、今後の利用計画と現在改修工事中の黒川地区総合福祉センターとの利用関係、総合福祉センターが開設したときの利用関係はどのようになるのでしょうか。2点お願いいたします。



○議長(富樫誠君) 吉田市長。

               〔市長 吉田和夫君登壇〕



◎市長(吉田和夫君) ただいまの鼓岡地区担い手センターについてのご質問でありますが、お答えをいたします。

  初めに、1点目のリフォーム工事の金額とその後の利用状況についてでありますが、鼓岡地区担い手センターは昭和53年に国の補助金を活用いたしまして、鼓岡小学校区の8集落の拠点施設として農業経営改善、農用地の有効利用と担い手の育成及び確保により地域農業の振興を図る目的で、総事業費約5,000万円で建築したものであります。当センターは、建築から34年が経過したことから、屋根の防水加工がはがれ、集会室等が雨漏りし、天井や壁が腐食してきたため、平成22年度に国のきめ細かな交付金を活用しまして、事業費約750万円で屋根の防水工事を実施したところであります。利用状況につきましては、平成21年度は地域関係者が20回、市役所関係が6回の計26回で、平成22年度は屋根の防水工事のため7月からの利用でありましたが、地域関係者が12回、市役所関係が1回の計13回の利用がありました。

  それから、2点目でございますが、今後の利用計画及び黒川地区総合福祉センターとの利用関係についてでありますが、鼓岡地区担い手センターは鼓岡小学校の学校区の地域農業の振興を図ることを目的に建築された施設でありますことから、関係地域の環境保全等の事業に取り組んでいる農業者等が写真の展示会、案山子祭り等のイベントやその他の事業活動の拠点として利用されておりまして、今後もこれらの事業の活動拠点として活用してまいりたいと考えております。

  なお、鼓岡地区担い手センターは鼓岡小学校区の総合避難所として指定されていることから、防災拠点としても活用してまいりたいと考えております。

  また、黒川地区総合福祉センターと鼓岡地区担い手センターとの利用関係についてでありますが、黒川地区総合福祉センターは鼓岡小学校区に限らず、黒川地区の市民等を対象として保健や福祉分野での利用、公民館的活動等のさまざまな分野に活用することができる多目的コミュニティーセンターとして改修を行う計画であります。そのため黒川地区総合福祉センターは、子供から高齢者までだれでも、いつでも交流することができる拠点施設としての利用を予定しておりまして、鼓岡地区担い手センターは鼓岡小学校区の地域農業の振興を図ることを目的としての利用であることから、この2つの施設は設置目的や利用対象者等は異なります。市といたしましては、今後の鼓岡小学校区の拠点施設として、地域農業の振興及び発展のため管理運営を行ってまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。



○議長(富樫誠君) 天木議員。

               〔2番 天木義人君質問席〕



◆2番(天木義人君) 22年度の利用状況を聞きましたけれども、今年度、23年度の今までの利用状況はどのようになっているでしょうか。



○議長(富樫誠君) 高橋農林水産課長。



◎農林水産課長(高橋晃君) 23年度2月末現在の利用状況についてお話し申し上げます。

  まず、農業関係の利用団体のものが3回、そのほか市役所で使用したものが5回、合計で8回でございます。利用人数につきましては、合計で196人という状況でございます。



○議長(富樫誠君) 天木議員。

               〔2番 天木義人君質問席〕



◆2番(天木義人君) これを見ますと、年々利用状況が少なくなっているような感じがしてまいります。黒川地区福祉センターというのは、黒川全体の福祉センター、お年寄りから子供までの利用ということになっていますが、それを兼ねて鼓岡地区の担い手センターもそこに統合できないものか、その辺は目的が違うのでそれは一概に言えませんけれども、統合できたらまたそれが経費の削減になるのではないかと思いますけれども、その辺のお考えお願いします。



○議長(富樫誠君) 高橋農林水産課長。



◎農林水産課長(高橋晃君) 議員おっしゃるとおり、まずその利用目的が、設置目的が違うということ、担い手センターにつきましては、あくまでも農業振興、それからもう一方では市長答弁にもございましたとおり、総合避難所としての活用、これを考えるということでございます。総合福祉センターのほうは、やはり目的としては健康づくりや地域づくりの拠点となるような施設ということでございますので、そもそもその目的が違うというようなことをご理解最初いただいた中で使っていきたいというふうに考えております。それで、この建物につきましても、設置が昭和53年ということでございます。先ほどの乙福祉センターと同様に、耐用年数につきましては、鉄筋コンクリートというふうなことで、50年ということになっております。そうしますと、あと17年程度の年数しかないということでございますので、できるだけお金をかけないような形の中で、今の設置目的に沿って運営をしていきたいと考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。



○議長(富樫誠君) 天木議員。

               〔2番 天木義人君質問席〕



◆2番(天木義人君) 耐用年数がもう17年あるということで、もう17年か、あと17年かその見解は違いますけれども、そこで来年の春に鼓岡小学校が閉校になって、黒川小学校に統合になるのですけれども、その小学校の跡地の校舎の利用方法は、今現在どのように考えておるでしょうか。



○議長(富樫誠君) 吉田市長。



◎市長(吉田和夫君) 鼓岡小学校の教育施設でございますが、非常に耐震も丈夫でございまして、非常にすばらしい校舎ではないかと私は思っております。ただ、利用の関係につきましては、やはり築地、乙、あの統合した学校と同様に、社会体育施設あるいは研修施設、これらをやはり使って、また避難場所等も含めながら、これから利用していきたいと思いますので、その点よろしくお願いいたします。



○議長(富樫誠君) 天木議員。

               〔2番 天木義人君質問席〕



◆2番(天木義人君) 鼓岡小学校が耐震が大丈夫であれば、今の担い手センターを失うことなく、小学校を避難所としてもいいのではないでしょうか。2カ所も3カ所もあれば一番こしたことないのですけれども、その辺の考えはどうでしょうか。



○議長(富樫誠君) 三宅総務課長。



◎総務課長(三宅政一君) 鼓岡地区の担い手センターと保育園、鼓岡小学校の関係での避難所としての取り扱いでありますが、鼓岡集落の自主防災組織としては、鼓岡小学校が土砂災害危険区域の一部にかかっているということで、鼓岡地区の担い手センターを集落の避難所として指定しております。その関係上、総合避難所につきましても、担い手センターのほうを避難所として取り扱い、小学校については避難所の取り扱いは原則しないというような形に考えております。



○議長(富樫誠君) 天木議員。

               〔2番 天木義人君質問席〕



◆2番(天木義人君) 来年度になると、同じような地区に3カ所、小学校跡地と担い手センターと福祉センターとあるわけなので、その辺のすみ分けを3カ所でなく、もうちょっと合理的にできないものか、これから検討してもらうことはできないのでしょうか。



○議長(富樫誠君) 三宅総務課長。



◎総務課長(三宅政一君) 担い手センターについては総合避難所、それから総合福祉センターについては福祉避難所、要は黒川地区の避難所ということで、中条地区であればほっとHOT・中条と同様の施設として取り扱いをしていきたいというふうに考えております。

  それから、鼓岡小学校については、地域スポーツ施設というような形での利用を考えてまいりたいというふうに思っておりますし、現在小学校は利用しておるわけですので、その辺のところは地区の方々と協議をした中で、最終的な決定をさせていただきたいというふうに考えております。よろしくお願いいたします。



○議長(富樫誠君) 天木議員に申し上げますけれども、学校跡地利用等については通告外ということになりますので、大まかでご理解いただきたいと思います。

  天木議員。

               〔2番 天木義人君質問席〕



◆2番(天木義人君) それでは、利用件数が大変少ないので、これからもうちょっと利用するなら利用する。ことしも60万円というあれは誘導灯ですか、予算計上してありますので、その辺お金かけたなりの利用方法を考えてもらって、費用対効果を高めてもらいたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

  では、次に移ります。続きまして、雪害対策についてお伺いします。昨年も大雪でありますから、ことしは昨年を大幅に上回る大雪のため、全国各地で死亡者及び負傷者が多数出ております。隣の新発田市においても、高齢者が2人死亡しております。市長の言われる安心、安全に暮らせる地域づくりのためにも、雪害対策を推進していくために、以下質問いたします。

  1つ目に、24年度の予算には海岸集落の桃崎浜、中村浜、村松浜の消雪パイプの工事が計上されていますが、雪の多い山間集落には消雪パイプの設置工事が載っておりません。工事計画の見込みはどのようになっているのでしょうか。海岸集落の消雪パイプを否定するものではありませんけれども、ただ雪になれているところ、なれていないところあるので、かえってなれていないところが必要なことかとは思いますが、その辺必要としているところ大変多くあります。昨日の話でありますと、陳情がありました件数を合わせると16キロと聞いております。予算枠について8億円、それが本年度の予算額7,800万円、大まかにすると陳情を受けただけでも、今現在の進捗状況でいくと10年間かかるわけなので、その辺を緩和し、もうちょっと住民のためにスピードアップできないものかお願いいたします。

  2つ目に、高齢者世帯に対する雪おろし等の依頼に対し、支援体制はどのようになっているのでしょうか。胎内市ではありませんけれども、各地で住宅のたるきが折れたり、落雪による被害が出ております。被害が出てからでは遅いのでありまして、被害が出る前にどのような格好で対策をとっていくか、お願いします。

  3つ目に、市内の消雪パイプの作動が雪が降っているにもかかわらず作動していない箇所が多々見られます。原因は何でしょうか。地下水が出ないのでしょうか、それともポンプが原因でしょうか、お願いいたします。

  4つ目に、除雪作業計画及び指示には不備はなかったのでしょうか。除雪が遅く通勤に間に合わないとか、または除雪が悪く、車の運転が困難になったということが寄せられていますが、どのようなことでしょうか、お伺いいたします。



○議長(富樫誠君) 吉田市長。

               〔市長 吉田和夫君登壇〕



◎市長(吉田和夫君) 雪害対策についてのご質問でありますが、お答えいたします。

  1点目の山間部集落内の道路融雪施設工事計画の見込みについてでありますが、平成23年度における道路融雪施設の整備につきましては、桃崎浜、中村浜及び村松浜地区について実施したところであります。道路融雪施設整備につきましては、各地域からの要望が数多く寄せられておりますことから、機械除雪と道路融雪施設による消雪のどちらが有効的な手法なのかを考慮しまして、整備を行っているところであります。ご質問ありました山間部集落内における道路融雪施設工事計画の見込みにつきましては、有効的な除雪方法及び地下水源などを総合的に勘案し、計画的に整備を実施する意向でありますので、その点ひとつよろしくお願いします。

  2つ目の高齢者世帯等に対する雪おろし等の支援についてお答えいたします。高齢者世帯や重度の障害者世帯などの雪おろしや除雪の支援につきましては、市と社会福祉協議会で雪おろしや除雪にかかる費用の一部を助成する制度を設け、高齢者等世帯の負担の軽減を図っているところであります。主な助成内容につきましてでありますが、市では市内全域の高齢者等世帯を対象として、住宅周囲の雪かきに対し、シルバー人材センターの派遣、社会福祉協議会では市内全域を対象として1万円までの除雪費助成とボランティアによる雪のけサービスを行っていることに加えまして、特に積雪量が多く、一冬で数回屋根の雪おろしが必要となる鼓岡及び大長谷小学校区の高齢者等世帯につきましては、市が3万円までの雪おろし助成を行っているところであります。しかし、今冬の積雪量は近年にない大雪で、雪おろしの回数も例年と比べ増えておりまして、高齢者等世帯に対するさらなる支援対策が必要な状況であったことから、本年2月からは鼓岡及び大長谷小学校区における高齢者等世帯の雪おろしに対する助成の限度額を3万円から6万円に引き上げ、積雪量が多い国道7号線から山側にお住まいの高齢者等世帯につきましては、新たに3万円を限度とする雪おろし助成を行う措置を講じたところであります。

  なお、雪おろし助成の申請件数につきましては、2月末現在で鼓岡及び大長谷小学校における高齢者等世帯からの申請が78件、国道7号線から山側にお住まいの高齢者等の世帯からの申請が21件でございます。

  また、社会福祉協議会の除雪費助成につきましては、この冬85件の申請があり、いずれも前年度実績を大幅に上回る状況であります。今冬は、例年にない豪雪であったことから、屋根の雪おろしを行う業者等の確保についても、契約業者を増やすとともに、個人で協力をいただける方とも契約を結び、申請後速やかに実施できる体制を整え、対応しているところであります。

  また、高齢者等の世帯の雪おろしや除雪に関する相談は、市でお受けをし、業者の紹介や現地確認について、民生委員のご協力をいただきながら、高齢者等世帯のご自宅に訪問し、サービスの利用調整を行うなど、きめ細かな対応に努めているところでありますので、この点ひとつよろしくお願いいたします。

  3点目の市内の道路融雪施設の作動が不適切なところがあるのではとの質問でありますが、市道の道路融雪施設につきましては、80路線、70の井戸施設、約30キロにわたり整備されております。降雪前の11月からこれら施設の保守点検を行っており、設備のふぐあい等がありましたら、その都度早急に対応しているところであります。しかし、今冬はラニーニャ現象の影響もあり、気温の低い日が多かったため、消雪に利用する地下水自体が凍ってしまい、雪の解ける箇所にむらができまして、すべて解け切れずに残った雪がシャーベット状となり、自動車や歩行者の通行に支障を来した路線がありました。このような路線につきましては、除雪機械による排雪等の対応を行ったところであります。

  それから、4点目の除雪作業計画及び指示に不備はなかったのかについてでありますが、除雪計画は冬期間の積雪時における道路交通の確保を関係機関との連携により効果的な除雪を実施して、市民生活の安全かつ安心を確保する計画としております。通勤、通学の時間帯までに通行を確保できるよう体制を整えておりまして、不備はなかったかと考えております。しかし、降雪状況及び除雪路線状況の影響によりまして、おくれが生じた路線もあることから、迅速な除雪作業を行うためにも、今後除雪計画の見直しについて十分検討してまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。



○議長(富樫誠君) 天木議員。

               〔2番 天木義人君質問席〕



◆2番(天木義人君) ありがとうございました。

  消雪パイプでありますが、住民がお願いしているので、いつになるかわからないという返事がありましたので、その辺の計画のおおよその年数を示すわけにいかないでしょうか。いつころまでには着工できる、完成できるということであれば、また一つ希望が持てて待てるのではないかと思いますけれども、今お願いしていても、10年後になるのか、15年後になるのかわからないというと、やはり住民の不満が募りますので、予算の関係もありますけれども、その辺の考え方を聞かせてください。



○議長(富樫誠君) 川崎地域整備課長。



◎地域整備課長(川崎裕司君) 地域の方々は、やはり消雪パイプを待っているということを要望されているわけでございますが、今現在着手しているところについては、例えば来年、再来年とわかるのですけれども、今後のものにつきましては、やはり財政的なものも考慮しながら、なるべく早目に着手をして、そういう市民の要望にこたえていきたいということで、細かなまだ年数まではちょっと今ここで明言することはできません。ご理解お願いしたいと思います。



○議長(富樫誠君) 天木議員。

               〔2番 天木義人君質問席〕



◆2番(天木義人君) わかりました。早目にわかったら、その辺を示してもらえば、予算の関係がありますので、5年以内とか、何年以内には着工できるのではないかというような大まかな数字を示してもらいたいと思います。

  続きまして、雪おろしですけれども、各家庭もそうなのですけれども、業者に頼んでも人間がなくて来てくれないというふうな話を聞きます。今市長さんから説明があったとおり、市のほうでも対策はとっているという話であります。その辺もうちょっと市民にわかるような感じで、広報に知らせてもらえば助かると思いますので、よろしくお願いいたします。

  それと、消雪パイプですけれども、市長さんの説明のとおりちょっと不備な点があったということでありますが、雪が降って消雪パイプを出して路面がぬれて雪が消えたら、雪が降らなくてとまったと。それで水たまりが多くあると、夜が冷えるもので凍ってしまって、大変危険なところがあるということを聞きました。そのときでも出すことはできないのでしょうか。



○議長(富樫誠君) 川崎地域整備課長。



◎地域整備課長(川崎裕司君) たまたま今冬先ほどの市長のお話にありましたように、ラニーニャ現象というようなことで、非常に通常であれば3日荒れれば4日目には暖かくなるということで、ほとんど解けてしまうような状況があるのですけれども、ことしはもう毎日毎日夜でも低温状態が続きまして、消パイの水自体が実際完全に解け切れなくてシャーベット状に残っておったというような状況もありますし、また解けてそれが夜になって凍結して路面が鏡のごとくというような状況もあったと思うのですが、1路線例えば集落内だけであれば、そういう措置もできるところもありますし、なかなかその辺の状況が確実に把握できないところもありますので、その辺は臨機応変に対応していきたいと思っています。ただ、県道関係ですと、やはり例えば新潟から村上線云々というときに、過去にこういう事例がありました。例えばある地区のところだけ夜間区長さんに管理をお願いしていまして、消雪パイプを出していただいた。ところが、タイヤについた水が引きずっていきましてあるところで凍結をして、知らないうちに鏡のごとく、そこに車が来てスリップして事故に遭ったというような形もありまして、今県のほうでもその辺については地区の皆さんに管理でなくて、やはり業者管理という形で、出なければ出ないで皆さんドライバーがマナーの中で気をつけて走るということでやりとりしているところでありますので、十分その辺を考慮しながら、一応その辺の状況を見定めながらやりとりしていきたいというふうに思っています。よろしくお願いします。



○議長(富樫誠君) 天木議員。

               〔2番 天木義人君質問席〕



◆2番(天木義人君) 続きまして、除雪ですけれども、雪は一部に降るのではなくて、全体的に降るのでありまして、一部に降るのであれば一部だけ除雪すればいいわけですけれども、市内全部除雪しないといけないわけなので、その辺通勤に間に合うように除雪体制は組んでいると思いますが、これから来年に向けて業者の数が現在のままで計画どおりいくのかどうなのか、お伺いいたします。



○議長(富樫誠君) 川崎地域整備課長。



◎地域整備課長(川崎裕司君) やはり今冬の雪を見ますと、非常に苦慮したというのが実際の私たちの実感であります。やはりこれは特に2月の4日の一晩で40センチ以上の降雪というようなときに、あたふたしたような実際状況であります。その辺を踏まえまして、今後につきましては1業者さんの路線延長の見直しとか、また業者さんの数とかというふうなのを十分考慮しながら、次年度の除雪計画に反映していきたいというふうに思っていますので、よろしくお願いします。



○議長(富樫誠君) 天木議員。

               〔2番 天木義人君質問席〕



◆2番(天木義人君) わかりました。業者の数は減っているというような話も聞きますし、また経験者が退職しているという話もありますので、その辺の退職者の活用なども考え、また機械など準備して、その辺にお願いできればまた細かな除雪ができると思いますが、よろしくその辺検討をお願いいたします。

  次に移らせていただきます。公営住宅についてお伺いいたします。現在工事中の市営住宅8号棟の完成まであとわずかとなってきました。5月には入居できるという説明を伺いました。そこで1つ目に、市営住宅8号棟の入居条件はどのようになっているのか。また、受け付けの時期はいつでしょうか。市報などに掲載されたのでしょうか。

  2つ目に、現在市営住宅の入居状況及び待機者数はどれくらいになっているのでしょうか。

  3つ目に、老朽化している市営住宅はどのくらいあるのでしょうか。また、解体計画はどのようになっているのでしょうか。

  以上、お願いいたします。



○議長(富樫誠君) 吉田市長。

               〔市長 吉田和夫君登壇〕



◎市長(吉田和夫君) 公営住宅についてのご質問にお答えをいたします。

  初めに、1点目の市営住宅8号棟の入居条件及び受け付け時期についてでありますが、8号棟の入居につきましては、入居可能戸数18戸のうち現在鳥坂団地の簡易平家建て住宅に入居をしております15世帯を予定しております。残る3戸につきましては、現在市営住宅への入居希望待機者がいることから、1月末現在の入居希望待機者の中から抽せんにより決定したいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

  2点目の市営住宅の入居状況についてでありますが、昨日の丸山議員からの代表質問におきましてもお答えいたしましたように、公営住宅の管理戸数は625戸で、入居戸数は523戸でありまして、政策空き家を除く入居率は93.6%であります。そのうち市営住宅、市設住宅及び特定公共賃貸住宅の管理戸数は467戸で、入居戸数は372戸であり、政策空き家としております63戸を除く入居率は92.1%であります。

  それから、3点目の老朽化している公営住宅はどのくらいあるのかについてでありますが、設備等の老朽化により政策空き家としている市営住宅27戸、市設住宅36戸及び農集住宅3戸の合計66戸であります。そのうち市営住宅8号棟の完成により、全世帯退去となります鳥坂団地の簡易平家建て住宅を平成25年度に解体する予定であります。そのほかの政策空き家や老朽化が著しい住宅につきましては、現在入居者がいる住宅もありますことから、長寿命化計画等に基づき設備や建物の改修を行ってまいりたいと思いますし、その建物の状況に応じましては、用途廃止を行うなどにつきましては、検討してまいりたいと思いますので、その点よろしくお願いいたします。



○議長(富樫誠君) 天木議員。

               〔2番 天木義人君質問席〕



◆2番(天木義人君) 黒川地区の特定公共賃貸住宅の一部に空き家があると見られますが、前回質問でそこは所得制限があるため、入居条件が厳しいと伺いました。それでも、入る希望者があるのであれば、暫定的にもそこを利用していけないものか。あけておいてもただただ何年も空にしておくと、かえって傷むのではないか。入居したほうが住宅のためによいのではないかと思います。暫定的に期限を決めてもいいし、なるべきあけないような感じでいけないものでしょうか。



○議長(富樫誠君) 川崎地域整備課長。



◎地域整備課長(川崎裕司君) 今のご質問でございますが、やはり特定公共賃貸住宅ということで、ある所得以上の方に限定して入居してもらうという実態でございますが、特に黒川病院の裏手、前山台のほうに結構多くあります。それで、やはり最近は入居していた方もこういう経済情勢なのか、ある程度ふえているというような状況なのか、新たに中条地区のほうにおうちを建てられて結構おいでになるという方も増えておりまして、空き家になっている状況が結構多くなってきている状況でございまして、その辺について前に家賃を下げているというような形も取り扱いをさせてもらいましたけれども、なおその辺入っていただくように、あけておけば今言われるように傷んでいくというような状況でございますので、そういう形で有効的に入ってもらうようにまたいろいろ検討していきたいというふうに思っていますので、よろしくお願いいたします。



○議長(富樫誠君) 天木議員。

               〔2番 天木義人君質問席〕



◆2番(天木義人君) 私が心配することではないかと思いますが、ことしが大変な大雪でありました。見ていると、市営住宅、長屋、一戸建て等、大変多く雪が積もっております。先ほども言いましたとおり被害が出てからでは遅いのでありますが、その雪おろしの管理はだれが行っているのでしょうか。また、被害が出た場合、その被害の負担金はだれが持つのでしょうか、お聞かせください。



○議長(富樫誠君) 川崎地域整備課長。



◎地域整備課長(川崎裕司君) 例えば鳥坂、住吉町地内にある例えば長屋とか、そういうものについては、当然市のほうでそういうふうな状況であれば雪おろしをしたり、管理をしているというふうな状況でございますし、また黒川地区のほうであれば農集住宅等については、個々に管理をしてもらっているというふうな状況にしております。そのことでおのおの責任分担という形でやりくりしています。



○議長(富樫誠君) 天木議員。

               〔2番 天木義人君質問席〕



◆2番(天木義人君) 先ほど市長の説明、老朽化しているというか、空き家があるということなのですけれども、防犯上大変危険でありますので、早急な解体を要望するとともに、跡地についてどのような計画があるのか。または、宅地として販売する計画があるのか、最後にお聞きしたいと思います。



○議長(富樫誠君) 川崎地域整備課長。



◎地域整備課長(川崎裕司君) 跡地利用につきまして、例えば二葉町地内の団地であれば、昨日も新治さんのほうからお話がありましたように公園化というようなものも含めて、総合的に検討していきたいと思っておりますし、黒川地区については近隣に住宅等が結構あったというような形がありますので、前にもある方からご質問ございましたけれども、この際民地というような形にして、要はお売りして、そこを住宅にしてもらうというような方法もあると思いますので、この辺十分また地域の方々と考慮しながらやっていきたいというふうに思っていますので、よろしくお願いしたいと思います。



○議長(富樫誠君) 天木議員。

               〔2番 天木義人君質問席〕



◆2番(天木義人君) ありがとうございました。その辺検討をいたしまして、早急なる結論を出してもらいたいと思います。

  以上をもちまして、私の質問を終わらせていただきます。大変ありがとうございました。



○議長(富樫誠君) 以上で天木義人議員の質問を終わります。

  なお、議長から申し上げます。質問者及び答弁者はマイクを十二分利用されるように発言をお願いいたします。

                                           



○議長(富樫誠君) 次に、薄田智議員の質問を許可します。

  薄田議員。

               〔3番 薄田 智君質問席〕



◆3番(薄田智君) おはようございます。それでは、議長に通告しておりますとおり、第1に、胎内市のさらなる防災体制の取り組みについて、第2に、子育て支援について、第3に、中学校武道必修化に伴う対応についての3点を市長並びに教育長に質問をさせていただきます。

  それでは初めに、胎内市のさらなる防災体制の取り組みについてお伺いいたします。あと3日で東日本大震災発生からちょうど1年を迎えます。大震災は地震と津波、さらに福島第一原発事故による大量の放射能汚染という3つの大きな災害が重なり、1年たった今でも地域によっては何一つ復旧、復興が進んでいないというのが現実であります。被災地並びに被災された方々に心からお見舞いを申し上げ、一日も早い復旧、復興を願っております。我々胎内市議会も、昨年10月に岩手県を訪問し、被害の状況を見させていただきました。特に衝撃を受けたのは、陸前高田市の被害状況でありました。人口2万4,000人あまりのまちが大津波によってまちの中心部の学校、病院、そして4階建ての市役所さえも一瞬にのみ込まれ、まち全体の8割が被害に遭いました。死者、行方不明者の方々も市全体の1割というすさまじい被害、あまりにも甚大な被害に言葉もないほどの衝撃を受けました。そのとき思い知らされたことは、津波の被害だけでは安全なところに避難さえすれば命を守れるということでした。この教訓をぜひ生かし、今後の胎内市の危機管理にどう反映していくか、大きな課題であると考えております。

  それでは、まず初めに、本市における自主防災組織の取り組み状況について質問をさせていただきます。今回の大震災を契機に、地域が連携して支援することが何よりも大切であることが再認識され、自分たちの身は自分たちで守ることが改めて必要であり、いざというときはだれも支援してくれないことがわかりました。つまり地震や津波が発生した場合は、各地域の自主防災組織の対応で、人の生と死が分かれるということであります。昨年6月の第2回定例会で、私の一般質問に対し、本市の自主防災組織の組織数は58組織で、世帯率では60%の方々が組織化されていることでした。その後の進捗状況はどう改善されているのか。さらには、各地区の防災力を上げるために、モデル地区をつくることが急務であり、大事なことだと思っております。未設置地区やこれから具体的な取り組みを検討しようとしている地区は、すぐには自主防災組織を立ち上げるのは難しいと思います。まずは、先進地区をつくり、お手本として自主防災組織とはどんな組織で、平時と非常時の活動内容はどんなことをするのだという基本的な組織づくりからスタートして、地域力の底上げを図るべきと考えておりますが、いかがでしょうか。

  第2に、昨年の大震災は津波が最大の被害をもたらしました。県内においても、今から180年前に山形庄内沖地震で6メートルの津波が襲い、甚大な被害があったと文献に記録されております。本市においても、津波に対し万全な対策と避難誘導が必要であると考えます。現在までの対応と今後の取り組みについてお伺いいたします。

  第3に、市内に20カ所ある総合避難所の状況についてお聞きいたします。避難所へ避難するときの判断や方法、受け入れ体制の整備、さらには設備の安全性は大丈夫なのか。また、地震や津波、台風や豪雨などの災害別、さらには昼間と夜間の違いによっても、避難場所や避難方法が異なると思いますが、対応についてお伺いいたします。

  第4に、高齢者世帯の耐震化の状況についてお聞きいたします。本市における高齢者の世帯数は1,400世帯を超えると伺っております。すべての世帯の住宅が耐震化を満たしているのでしょうか。満たしていないのであれば、今後の対策についての考え、さらには万が一の場合の避難方法と対策をお伺いいたします。お願いします。



○議長(富樫誠君) 吉田市長。

               〔市長 吉田和夫君登壇〕



◎市長(吉田和夫君) 薄田議員さんのさらなる防災体制の取り組みについてお答えいたします。

  初めに、1点目の自主防災組織の進捗と防災力向上に向けたモデル地域の育成と地域の底上げについてでありますが、自主防災組織の進捗状況につきましては、2月末現在で市内136行政区のうち62の自治会で自主防災組織が組織されておりまして、昨年の東日本大震災以降に設立されました組織数は8の自治会であります。加入世帯率は60%を超えていますが、いまだ半数以上の自治会で設立までには至っていないため、平成23年12月に未設立の自治会を対象として自主防災設立に対する地域の実態や考え方についてアンケート調査を実施いたしました。その主な結果といたしまして、組織立ち上げに要する時間がとれない、規約や計画などの作成が面倒であるとの意見が半数以上を占めておりましたが、今後自主防災組織を設立したいと思うとの回答も28の自治会からいただいたところであります。そのため市では、組織の必要性や設立に向けての手続方法や規約の作成につきまして、引き続き各自治会に出向き説明会を行っているところでありまして、現在設立準備中の自治会も幾つかあることから、今後も自主防災組織の育成に向け、推進を強化してまいりたいと考えております。

  防災力向上に向けたモデル地域の育成と地域の底上げにつきましては、議員ご指摘のとおり地域の安全は自分たちで守り、かつ防災力向上に向けた自主防災組織の取り組みは、大変重要であると認識しております。そのため市では消防署等関係機関と連携して、毎年実施しております市主催の防災訓練に参加していただき、さまざまな体験を実践していただくよう要請をしているほか、各自治会で実際実施する防災訓練等の計画を補完するため、防災訓練等に出向き指導、助言を行うなど、防災力向上に向けた支援を行っているところであります。なお、モデル地域の育成についてでありますが、市では自主防災組織はその地域の実情に即した組織の結成に向け指導を行っているところでありますことから、モデル地域を設定するのではなく、複数の自治会が結束して1つの自主防災組織を設立したことや各自主防災組織が計画した防災訓練の概要をお知らせするなど、それぞれの自治会固有の取り組みについて、市報等を通じて紹介してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

  2点目の津波に対する現在までの対応と今後の取り組みについてでありますが、平成23年12月に8メートル未満の低地について、海抜を3段階に表示した海抜ハザードマップを全世帯に配布したほか、海岸部を中心に市内52カ所に海抜表示板を設置したところであります。また、現在胎内市観光サインマスタープランの中で、統一性を持った案内サインについて検討しているところでありまして、その中に避難所までの誘導案内につきましても、掲載する計画であります。なお、今後の取り組みにつきましては、現在県の津波対策検討委員会で協議しております津波浸水想定区域が平成24年度の早い時期に各市町村に示されることになっておりますことから、その内容を反映させるとともに、日ごろの防災対策や災害が発生した場合に、災害から市民の生命、財産を守るための情報を盛り込んだ防災ガイドブックを作成し、全世帯に配布したいと考えております。

  3点目の避難所受け入れの初動体制の整備や設備の安全性、さらに発災別や時刻など、地域における避難所の周知徹底についてでありますが、災害発生時におきましては、胎内市地域防災計画に基づき対応を行っているところですが、初動のときにおける危機管理体制の整備、充実を図るため、全職員を対象とした初動対応マニュアルを作成してまいりたいと考えております。また、設備の安全性につきましては、避難所となっております施設は、順に耐震診断を実施し、必要に応じ耐震補強を行うほか、災害時必要となります設備や備品等については、定期的に点検を実施しているところであります。また、地域における避難所の周知徹底につきましては、防災行政無線を活用して、避難を周知し、平成23年12月に配布いたしました海抜ハザードマップまたは平成24年度に作成予定の防災ガイドブックに掲載いたします避難所もしくは各自治会で指定しております一時避難所に避難していただくよう誘導してまいりたいと思います。

  なお、一時避難所につきましては、市報等を通じお知らせをするほか、各自治会においても総会等において周知していただくようお願いしてまいりたいと思います。昨年は、県と合同で大雨を想定した防災訓練を実施しましたが、平成24年度につきましては、海岸線沿いの集落を対象として津波を想定した防災訓練を計画しておりますので、詳細が決まりましたら皆様にお知らせしたいと思います。

  次に、高齢者世帯の耐震化の進捗状況と避難方法についてでありますが、まず高齢者世帯における耐震化の状況につきましては、市内に建築されております木造住宅のうち、高齢者世帯の建築年月日をすべて調査することが難しいため、耐震化の進捗状況は把握できていませんが、胎内市住宅建築物の耐震化促進計画による市内木造住宅における耐震化率の想定値は58%程度と低い数字となっております。そのため市では、災害に強いまちづくりの実現に向けて、木造住宅の耐震診断、耐震設計、耐震改修工事費用の一部補助制度を実施しているところでございますが、耐震改修の必要性は理解していただいているものの、費用負担の面などからなかなか進んでいないのが現状であります。市といたしましても、県と協力しながら、市民に対し住宅や建物、建築物の耐震化促進のため相談に応ずるとともに、補助制度などにつきましてパンフレット等によるきめ細かな支援を行ってまいりたいと思っております。

  また、高齢者世帯の避難方法につきましては、自主防災組織や自治会等と連携を密にして協力を受けながら、災害発生時における避難誘導を行ってまいりたいと考えておりますので、ご理解をお願いいたします。



○議長(富樫誠君) 薄田議員。

               〔3番 薄田 智君質問席〕



◆3番(薄田智君) まず、自主防災組織の組織化について、今ほどお話ございました。去年私が聞いた数字とあまり変わっていないというか、この1年間8つぐらい増えたということですけれども、まだまだ組織率として半分以下でございます。もうちょっと一番やはりこういう時期なので、チャンスだと思いますので、ぜひ上げてほしい。行政のほうとしても、モデル地区よりも複数のエリアで全体的で取り組んでいきたいと。さらに、アンケート調査したら28地域が前向きな回答があったということですので、ぜひ強力な行政指導でそういう自主防災組織と同じような形で、やはり避難所20ぐらいあるのですか、20ぐらいある中でグループ的なもので、いざというときのそういう避難の中身といったものをいくべきだと思っておりますが、いかがでしょうか。



○議長(富樫誠君) 三宅総務課長。



◎総務課長(三宅政一君) 昨年と比較して8自治会しか増えていないというようなことでありますが、市といたしましては、できるだけ多くの自治会に組織化をお願いしているというような段階であります。それで、今現在の状況といたしましては、4月1日付で鍬江集落、熱田坂集落が自主防災組織の設立をするというふうに聞いておりますし、西本町3についても総会議決をなされたというふうに聞いております。ただ、総会がこれから開催されるという町内集落がございますので、その辺定かにはなってきておりませんけれども、徐々に増えてきているのは実態であります。それと合併振興資金を使った中で、防災備品を整備しているところが今後自主防災組織をつくりますよという前提の中でやるものですが、23年度がつつじケ丘、24年度が若松町1というようなことで、大きな集落、町内が組織化に立ち上がってくれております。それらを含めた中で、拠点、拠点の中で組織化がなされておりますので、隣接する町内、集落も徐々になってくるというふうに考えております。ことしは23年度以上の組織化に向けて、より一層頑張ってまいりたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。



○議長(富樫誠君) 薄田議員。

               〔3番 薄田 智君質問席〕



◆3番(薄田智君) わかりました。あと黒川地区の防災組織化ということで、まだまだちょっと進んでいないように聞いております。特に黒川地区というのは、45年前の8.28水害で32名の尊い命が奪われております。そういった意味も含めて、やっぱり先ほど天木議員が鼓岡地区の避難所の問題も指摘いたしました。まだまだ私は不備だと思っております。やはり住民の方々の思い、さらにはその設備的な改善、両方していかないと安全というものは保てないというふうに思っておりますので、その辺の見解はどうお考えでございましょうか。



○議長(富樫誠君) 三宅総務課長。



◎総務課長(三宅政一君) 総合避難所につきましては、さきの12月議会で議決させていただきました発電機及び投光器については、今月全部配備を終える予定にしておりますし、また学校等については取り扱い説明を今月行う予定にしております。

  それから、耐震化というようなものについても、十分になったところから総合避難所を選ぶという基本前提に立った中でやっておりますし、地域の皆様方が安心して避難できる場所というものを前提として選んでいるというふうに考えていただきたいと思います。

  また、鼓岡地区の人が胎内川を越えて右岸側に行くというのは、非常に以前の水害の経験から怖いという印象を持っておりますので、それらのことも考慮した中で避難所については選定を行わせていただいたというような経緯があります。その辺のところをご了解いただきたいと思います。



○議長(富樫誠君) 薄田議員。

               〔3番 薄田 智君質問席〕



◆3番(薄田智君) 具体的に総合避難所20カ所あるというふうに聞いているのですが、今の答弁で耐震診断を随時行っていくよという話です。最終的にはその20カ所をいつまでに耐震診断実施していくという計画、または問題があればいつまでに改善するという計画をお持ちでしょうか。



○議長(富樫誠君) 三宅総務課長。



◎総務課長(三宅政一君) 耐震診断につきましては、ほとんど小中学校を選定しております。ほとんど終えております。また、耐震補強等も終えております。一部のものについて残っておりますが、二、三年のうちには全部終えたいというような形の中で進めさせていただきたいというふうに考えております。



○議長(富樫誠君) 薄田議員。

               〔3番 薄田 智君質問席〕



◆3番(薄田智君) あともう一点、高齢者世帯の耐震化という部分で、今のところ高齢者のひとり世帯並びに高齢者だけの世帯が1,450あるというふうに聞いておりますが、その耐震化についてはまだまだは調査はできない。なおかつ高齢者であれば、そういうふうな耐震改善は難しいと思うのです。そういう人たちの希望で、例えばこれはもう住めない、改善する力もない、そういう方々というのはやはり改善というか、行政の助けというか、公営住宅に希望すれば入るとか、そういった形の考え方はできるのでしょうか。



○議長(富樫誠君) 川崎地域整備課長。



◎地域整備課長(川崎裕司君) 今の件は、十分その辺の内容を調べながら、例えば今言われるもう当然老朽化して、ここには住めないというような状況の中であれば、その辺を検討していきたいと思っていますが、当然実際持ち家があれば入ることはなかなか難しいのですけれども、そういう状況を加味すれば、むしろ検討していきたいというふうに思っております。また、新潟市のほうではそういう老人世帯等について、ある一部屋はカプセルタイプの耐震化を考えてやっているということでありますので、当市としてもそういう高齢化の部分については、なかなか今薄田さん言われるように先に立つものがやはりあるわけでありますし、先も見えているというようなことがあって、なかなか耐震化が図れないというような状況下だと思いますので、その辺をあわせて取り組みたいというふうに思っていますので、よろしくお願いいたします。



○議長(富樫誠君) 薄田議員。

               〔3番 薄田 智君質問席〕



◆3番(薄田智君) ぜひ前向きに検討をしていただきたいと思います。

  では、2点目いきます。続いて2つ目、子育て支援の取り組みについて質問をさせていただきます。先日発表された24年度の施政方針の中で、吉田市長が一番上位に上げられたのが子育て支援の充実を図っていきたいとのことでした。私も全く同感であり、正直ここまで急激に少子高齢化が進むとは考えておりませんでした。胎内市の子供の数は30年前と比較すると、人数にして4,360人、率にすると53.4%の減少であります。また、中でも乙地区と黒川地区の子供の数の減少率が高く、およそ3分の1まで減りました。少子化の理由はいろいろとあると言われております。例えば若者の雇用の場がない。晩婚化、晩産化、経済的な問題、核家族化、生涯独身などが上げられます。今まで行政としてできる施策を講じておりますが、抜本的な対策とはなっていないのが現状であります。そんな中で、24年度は子ども医療費助成で今まで小学校までのものを中学校まで延長する。また、ゼロ歳児から2歳児までの乳児の受け入れを60人増員する。さらに、新市建設計画にあります中条地区幼保一体型施設の整備に今年から取りかかるということであります。そこで、今回は平成26年4月に開園を目指す幼保一体型施設とことし増員する乳児保育について質問をさせていただきます。

  私もそうですが、ここにおられる市長始め議員や各課長の思いも一緒だと思います。急激に進む少子化の中で、何としてもこれからの胎内市を担う子供たちを増やさなければいけない。しかし、なかなか思いが改善されない。なかなか特効薬はないというのが現実で、自問自答している状況でございます。そんな思いもあり、昨年7月我が会派緑風会で、幼保一体施設で成功している東京都品川区立第一日野すこやか園を視察させていただきました。同施設は、今から10年前の平成14年から全国に先駆けて幼稚園と保育園、さらに小学校が同じ施設内で日常的に連携し、それぞれのメリットを融合させて子供の視点と利用者の立場に立った運営を行っておりました。私が一番びっくりしたのは、何よりもにぎやかで、あちこちから元気な子供の声が聞こえること、また3施設の先生方の連携がよくとれており、それぞれの専門性を生かしながら子供たちに合った教育を行っていることでありました。そんな意味を込めて次の4つの質問をさせていただきます。

  第1に、平成26年4月開園予定の中条地区幼保一体施設について、本年度から基本設計と実施設計を行っていくということですが、この一体施設の建設のねらいと設備の概要についてお聞かせください。

  第2に、幼保一体施設、つまり保育園と幼稚園はそれぞれの所管も違いますし、メリットやデメリットがあります。また、利用者のニーズもいろいろあると聞いています。施設の運営の中身と利用者の意見や要望はどんな形で反映されるのでしょうか。

  第3に、乳児園についてお聞きいたします。新年度よりゼロ歳から2歳の乳児保育の拡充を黒川地区40人、中条地区20人と新たに60人増員する計画ですが、拡大の一途を利用者の把握はどのようにされているのでしょうか。

  最後に、子育て世代の対応についてお伺いいたします。結婚して出産、さらには子育て、子供の教育、何かとお金がかかります。国も頑張っておりますが、財源が苦しく、残念ながら我々の満足する子ども手当は出してくれません。そんな状況の中で、特に子育て世代の若い主婦が働きたい、さらにはパートでいいから少しでもお金が欲しいと強い要望があります。しかし、残念ながら胎内市や近隣では希望する雇用先がないのが現状です。何とか行政主導で若い主婦の雇用創出をお願いしたいのですが、いかがでしょうか、市長のご見解をお伺いいたします。



○議長(富樫誠君) 吉田市長。

               〔市長 吉田和夫君登壇〕



◎市長(吉田和夫君) ただいまの子育て支援についてのご質問にお答えをいたします。

  初めに、1点目の平成26年4月開園予定の中条地区幼保一体型施設のねらいと施設の概要についてでありますが、施政方針の中でも申し上げましたとおり、新市建設計画にも登載しております中条地区保育園幼稚園統合施設の整備につきましては、若宮保育園、柴橋保育園、本条幼稚園を幼保一体型施設として整備統合するものであります。整備統合を計画している若宮保育園、柴橋保育園、本条幼稚園の3施設は、いずれも建築から30年以上が経過いたしまして、施設の老朽化が著しく、また柴橋保育園の園児につきましては、園児バスを利用してついじ保育園に通園していただいている状況であります。比較的通園エリアが競合する2保育園と1幼稚園を現在国が段階的な導入を進めております子ども・子育て新システムに合致する方向で整備統合し、待機児童の解消や良質な教育と保育の提供に努めてまいりたいと考えております。

  なお、施設の概要につきましては、国が平成27年度を目途に幼稚園と保育園の垣根をなくした総合こども園を創設する方針でありますので、国の新子育て制度導入後スムーズに総合こども園に移行できるよう、ゼロ歳児から2歳児までは保育園機能部分で預かり、3歳児から5歳児は幼稚園機能部分で預かる施設にしたいと考えております。

  また、同敷地内にこどものこころとことばの相談室、子育て支援センター、ファミリーサポートセンターを移設し、子育てに関する施設の集積した施設として、子供の教育、保育のほか、未就園児に対する子育て相談や親子の集いの場の提供など、総合的な子育て支援を行う予定であります。

  2点目の保育園と幼稚園のメリット、デメリットによる利用者の保育サービスのニーズ等に関する質問にお答えいたします。市が計画しております幼保一体型施設は、先ほども申し上げましたように、国の総合こども園に沿う形で整備する予定でありますので、ゼロ歳児から2歳児につきましては、保育園機能部分で従来どおりの保育を実施しますが、3歳以上の子供たちは保護者の就労状況に関係なく幼稚園機能部分で預かり、すべての子供に標準的な幼児教育を実施し、また幼稚園機能部分での預かり前、または預かり後に保育を必要とする子供には、幼児教育の実施に加え、保護者の就労時間等に応じて保育を実施することとなります。これにより保育園、幼稚園それぞれのメリットを保持しながら、デメリットを補うような施設になりますので、保護者の方々にとりましては、同一施設において希望するサービスが選択できるなど、より利用しやすい施設になると考えております。

  なお、住民のニーズの把握や意見、要望を反映させることにつきましては、胎内市次世代育成支援行動計画後期計画の策定時に実施しました子育て支援に関するニーズ調査の結果や幼保一体型施設整備等検討委員会における関係地区の保護者代表の方々のご意見、要望等を十分反映させながら実施してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

  3点目の3歳未満児保育の拡大の意義と利用者の把握状況についてのご質問でありますが、お答えいたします。市における各年齢別人口に対する公立、私立を含めました保育園、幼稚園への入園率は、3歳児から5歳児については95%から99%台で推移しておりますが、零歳児から2歳児は7%から30%台と入園率が低く、対象人口704人に対し183人しか入園しておりませんので、今後入園希望者が大きく増加することが予想されます。近年この年齢層の保護者からの入園希望が増加してきており、保護者の就労形態の変化等に伴い、生後2カ月ぐらいの早い時期から入園を希望する保護者も増えていることから、現在3歳未満児の定員等の関係で、入園時期を調整するなど対応に苦慮しているところであります。

  こうした現状の中きすげ乳児保育園の移転、中条聖心こども園の創設に伴う3歳未満児の入所定員の増は、保護者のニーズにこたえるということは当然ながら、市の保育行政の将来を見据えるという点でも、大きな意義があるというふうに思っております。

  4点目の行政主導で具体的な雇用創出とのことでありますが、市内における労働力の確保と雇用の安定及び拡大を図るため、関係機関、関係団体、市内企業などが雇用に関する情報及び考え方などを共有し、適切な連携のもとで促進していく胎内市雇用促進協議会を中心に官民一体となり、当市の雇用拡大を行うための方策を検討してまいりたいと考えております。具体的には、市内企業へ国の両立支援助成金、中小企業両立支援助成金制度の周知と積極的な活用をお願いしていきたいと思います。

  また、平成24年度も継続しています緊急雇用創出事業を最大限活用するとともに、一般財源566万円を追加して、雇用の拡大及び地域経済の活性化を促進するため、総額で約8,500万円の事業費を計上させていただいているところであります。平成25年度以降は、現行の国の緊急雇用創出事業が終了する予定でありますが、市内の雇用情勢等を勘案して、必要であるならば市単独での対策を考えてまいりたいと思いますので、議員の皆様のご理解とご協力をお願いいたします。

  以上であります。



○議長(富樫誠君) 薄田議員。

               〔3番 薄田 智君質問席〕



◆3番(薄田智君) 一体型の建設を予定しています概要について今答弁があったわけですが、なかなかちょっと具体的に私も見えてこないのですが、その3施設を統合した中で幼保一体型の施設をつくるよということなのですが、今胎内市公立、中条地区であればもう一つ日の出、あとはふたばもあるわけですが、それは加味しないで、今回の本条幼稚園、若宮保育園、柴橋保育園、この3つということで考えてよろしいのでしょうか。

  あわせてその場所、建設する場所については、ある程度目星があるのか、それともこれから全く白紙状態なのか。その2点お願いします。



○議長(富樫誠君) 天木健康福祉課長。



◎健康福祉課長(天木秀夫君) 今のご質問でありますけれども、平成17年でしょうか、その当時若宮保育園、柴橋保育園、それと本条幼稚園統合幼保一体型の整備計画について、保育園施設等適正配置問題審議会というものに諮問しまして、それで答申を得て17年にそういったものを受けております。この3施設とも30年を超える、老朽化しているということで、危険性があるという、それから今言った少子化の関係ということで、この3施設について審議をお願いしたものでありますので、今はその3施設について統合、幼保一体化ということで今進めさせてもらいます。

  それから、場所につきましては、本条小学校跡地のほうに設置をお願いしたいということで今準備を進めているところであります。



○議長(富樫誠君) 薄田議員。

               〔3番 薄田 智君質問席〕



◆3番(薄田智君) 私も冒頭言ったように、この30年で子供の数が半分以下に激変しているのです。そういった部分を含めて、今回国もこういう形で方針を出しました。新たにやはり中条地区だったら中条地区全体を見据えながら考えていく必要があると思っていますし、新市建設計画でも7億円の高額な金を用意しているわけですから、その辺を踏まえてことしから基本設計と実施設計を行っていくという意味で、その辺も十分考慮しながら考えていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。



○議長(富樫誠君) 天木健康福祉課長。



◎健康福祉課長(天木秀夫君) 確かに子供の減少、それと逆に言えば全体には減少していますけれども、3歳未満児、ゼロ、1、2歳の子供さんを持つ保護者からは、やはり経済的な状況の不況な状況の中で、市長が説明したようにもうゼロ歳児で何カ月という子供の小さいときから保育園に預けてまず就労するというような要望もあります。そういった状況もありますので、黒川地区については、きすげ乳児園をそういった意味ではゼロ歳児、1、2この増員を見まして、それできすげさんを60人定員ということでお願いし、それから逆に24年度いっぱいで黒川保育園のほうはゼロ、1、2の入園を取りやめまして、3歳、4歳、5歳ということでお預かりして、そこで未満児保育と3歳以上の保育と連携していくということで、バランスをとらせてもらうということ、あと中条地区、それから乙地区も今ひだまり保育園のほうでゼロ歳児から5歳児ということで、階層をすべてお預かりして、基準を超えていますけれども、基準に見合った今対応をさせてもらっているという状況であります。今残りの中条につきましても、ふたば、それからついじ、それから公立あります。それから日の出もありますけれども、現在は若宮と日の出につきましては、ゼロ歳児は入園をしていない、受け入れをしていないということでありますし、ついじはゼロから預かっているということで、かなりここも基準を大きく出ているというような状況でありますので、あとは民間の保育さわらびもあります。将来的にはいま一度運営方針というものをきちんと立てまして、また今後の定員のあり方、保育園、幼稚園のあり方を検討させてもらいたいと思いますので、よろしくお願いいたします。



○議長(富樫誠君) 薄田議員。

               〔3番 薄田 智君質問席〕



◆3番(薄田智君) 吉田市長として、27年度から国の総合こども園という形で見据えてどうお考えなのかなということをひとつお願いいたします。



○議長(富樫誠君) 吉田市長。



◎市長(吉田和夫君) この幼保一体の考え方でありますが、本来であれば柴橋保育園が非常に老朽化してもう柴橋学区の子供さんは、あそこを使えないということでついじ保育園に今バスで通園しているわけでありますが、同時に若宮児童館のほうも非常に老朽化が激しいということであります。それと、学校教育の幼稚園でありますが、これも古くなってきたということであります。私は、本当は、全部の保育園が一体的になれば一番いいのですけれども、やはり一番いいのは先ほども言ったモデル的な幼保一体型をつくりたいというのが本音でありまして、できたら本当であれば胎内小学校のそばに用地があればつくりたいなと思っているわけでありますが、本当はそこにつくりたかったのであります。胎内市もたくさん土地もあるわけでありますので、今は車社会でありますので、本条小学校の付近でも十分幼保一体の施設が完成して、モデル的な形になればいいなと思っているわけであります。それをやはり見据えた中で統合する幼保があれば、また拡充なりしていきたいと思っておるのですが、そういうことでありますので、ご理解をお願いしたいと思います。



○議長(富樫誠君) 薄田議員。

               〔3番 薄田 智君質問席〕



◆3番(薄田智君) 3点目いきます。

  最後の質問になりますが、中学校武道必修化に伴う対応について質問をさせていただきます。皆さんあまりご存じないかもしれませんけれども、ことし4月から中学校の体育で柔道、剣道、相撲の武道の授業が行われることになりました。文部科学省によると、武道を履修することにより、礼節、あいさつ、人間としての尊厳、自他の命の尊重などの道徳性を養うということが期待されているということでございます。私も中学校から柔道を始め40年にわたり武道というスポーツにかかわってまいりました。一番厳しく指導されたことは、人としての礼儀でありました。柔道も剣道も1人では試合はできません。礼で始まって礼で終わるのが武道です。最初の礼は相手に対する敬意と自分は全力で戦いますという心の礼、戦いが終わって最後にする礼は、相手への戦いに対する感謝の気持ち、自分も精いっぱい戦いましたという心の礼でありました。最近は、ネットやメールの全盛期、人とのコミュニケーションは一方的で、非常に便利にできます。しかし、人間が今まで培ってきた目と目や心と心、体と体のコミュニケーションは希薄になってきております。胎内市には、柔道連盟や剣道連盟があり、スポーツ少年団を中心とする活発な活動を行っております。私は、この活動を通じて胎内市の子供たちに礼節、あいさつ、道徳心を養う大きな手段になっていると思っております。そして、ここで学んだ子供たちが高校や大学に進み、やがて指導者として地元の子供たちに伝統と文化を継承していっていると思っております。

  さて、4月からの市内の4中学校の授業は、中条、乙、築地中学校が柔道、黒川中学校は剣道を選択したと伺っております。これからの武道教育を推進していく上で重要な課題がけがや事故などの危険に対する対策や日本固有である武道の心の伝授、さらには指導者不足などに関しまして、各連盟が外部講師を含めて全面的にサポートできる準備が整っているし、ぜひ応援したいという気持ちがあるというふうに聞いております。そんな意味を含めて次の3つの質問をさせていただきます。

  第1に、今回の文部科学省による学習指導要綱改訂に伴う中学校武道必修化のねらい、さらにはスタートを切る今の段階にあって、いろいろと問題点があると言われております。当市における問題点があれば具体的にお願いいたします。

  第2に、全国的に4月から武道授業が始まると言われておりますが、市内4中学校の授業内容についてお聞きいたします。

  最後に、設備的な整備と安全対策についてお聞きいたします。過去に柔道の部活動で深刻な事故が起こっていることは事実であり、多くの保護者からは不安の声が上がっております。特に乙や築地中学校では、柔道部がありません。柔道場もありません。今後の設備的な問題とあわせて柔道経験の乏しい体育教師がいかに安全に配慮した教育を行いなさいといっても無理があり、不安はぬぐえないと思います。今後の指導者の体制づくりの考え方、さらには万が一事故が起こったときの対応と対策の整備が必要と考えます。だれしも事故を起こしたくないと思っております。しかし、現実的には事故が起こっております。不慮の事故が起きてからでは遅いと思っております。私は、いろいろな立場や角度からもう一度真剣に向かい合い、万全な対策を講じていくことが必要と考えます。市長並びに教育長の見解をお伺いいたします。



○議長(富樫誠君) 小野教育長。

               〔教育長 小野達也君登壇〕



◎教育長(小野達也君) 学校の内容のことでありますので、私のほうから一括して答弁をさせていただきます。

  学習指導要領の改訂による武道の必修化についてご質問をいただきましたが、初めに必修化のねらいと問題点についてであります。ご指摘のとおり平成18年の教育基本法の改正により、伝統と文化の尊重という目標が盛り込まれたことを踏まえ、平成20年3月に改訂された新学習指導要領において、従来は選択領域の一つであった武道が必修化されることになりました。教育基本法の改正においては、基本的生活の乱れ、社会性の低下、規範意識の欠如等が子供を取り巻く問題ととらえ、公共の精神を尊び、我が国の伝統と文化を基盤として、国際社会を生きる日本人を育成することが掲げられております。目的については、薄田議員のほうからいろいろとご指摘をいただきました。礼節を重んじるというようなこと、それから道徳教育にも結びつく、全く私もそのとおりだというふうに思っております。武道を学習する目的といたしましては、我が国固有の伝統と文化により一層親しむことにより、国と郷土を愛することにあると思いますし、私個人的には相手を気遣い、おのれを磨くという武道の礼節を重んじるところを感じてほしいというふうに思っております。

  武道必修化に伴う課題としては、文部科学省は各学校でいかに武道の学習を安全かつ円滑に実施するかという点にあるとし、具体的には施設、それから指導者、それから用具の充実を上げております。この点3点目の質問でもお答えしますが、十分対応していくことはもちろん、武道の目的、そして意義、その精神的な部分を生徒、それから体育教員とともにしっかりととらえることが肝要であるというふうに考えております。

  次に、2点目の授業内容についてでありますが、市内の中学校の年間指導計画及び武道学習の単元計画を確認しましたところ、4つの中学校があるわけですが、武道の中で柔道を実施する学校が3校、中条、乙、築地の中学校です。それから剣道を実施する学校が1校、黒川中学校となっております。武道の授業時数は、学校によって異なりますけれども、6時間から12時間程度となっております。実施時期、これは柔道は3中学校とも11月後半から12月、その中で12時間というような形を配置するということになります。それから剣道は、1月に計画されております。1時間ごとの学習活動を示す単元計画につきましては、現在作成中の学校もありますけれども、基本動作、それから基本となるわざを習得する中で、新学習指導要領に示された技能、それから態度、それから知識、思考、判断の各内容が身につくよう段階的な学習計画が作成されております。

  それから、3点目の設備面の整備と安全対策についてでありますが、初めに現段階における設備的な整備についてお答えをいたします。市立中学校4校につきましては、平成22年度から教材備品として柔道畳と柔道着及び剣道におきましては、剣道防具と竹刀、これを購入しております。

  柔道に関しましては、中条中学校はご指摘のとおり隣接する武道館で、既に選択科目として授業を行っておりますし、乙、築地の各中学校でも体育館に畳を敷いて授業を実施をしております。各校とも柔道着については、生徒に貸与する形態が整っておりますので、保護者に新たな負担を求めるというようなことはございません。全部備品としてそろえております。黒川中学校の武道場における剣道の授業というものも定期的に設備、備品等の点検を行いながら、また安全対策を図っていきたいと考えております。

  また、指導者についてでありますけれども、テレビ、新聞等の報道におきまして、特に柔道における事故防止、安全確保が叫ばれていることもご指摘のとおりであります。各中学校では、これまで県教育委員会の体育指導者研修会への参加、それから近隣の中学校における武道授業の参観とその後に開催される指導協議会、セットになっているわけなのですが、先生方が公開授業、授業参観をすると、その終わった後で協議会なる研修会を開いて、どうだったというような意見交換をするという会が必ずこれはセットになっておりますので、そういったところに参加するなどしながら、体育教員の指導強化を図ってきております。加えてより一層の指導充実と指導体制の整備に向けて、専門的指導者の継続的な確保についても、学校のほうからもやはり要望をいただいていることから、教育委員会としましては、各校の体育主任により一緒になってその検討を今進めているところであります。特に市内には日ごろから武道を愛好し、熱心に子供たちに指導いただいているすばらしい地域の人材も大勢おられますので、社会体育団体にも体育授業やそれから職員研修への実践的な支援をいただきながら、指導の充実、安全確保に努めていきたいと考えております。ぜひ薄田議員も連盟のほう参加をいただいておりますので、またほかにも柔道経験者、剣道経験者が議員の先生方の中にもたくさんいらっしゃいますので、ぜひお力添えをいただければというふうに思っております。

  最後に、事故が起こったときの対応とマニュアル整備についてでありますが、各学校では校内における各種の事故発生時における対応を危機管理マニュアルとして整備しております。これは、武道学習時の事故に限ってというものではありませんが、あくまで授業中の事故の対応として、事故が発生した校内の連絡体制はどうなっている、それから応急手当ての方法であるとか、救急車出動を要請するかどうかというような、そういった判断、連絡、搬送、それから保護者への連絡というようなことわたってこれはそのマニュアルのほうに明記をされているところであります。教育委員会としましても、各学校に対して武道の学習時の具体的事項を想定してマニュアルとなっているのかどうか、こういったことを完全に点検をして促しておりますし、安全確保にかかわる生徒への事前指導が徹底されるように指導を行ってまいりたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。

  以上であります。



○議長(富樫誠君) 時間の関係がございますので、考慮しながらご質問願います。

  薄田議員。

               〔3番 薄田 智君質問席〕



◆3番(薄田智君) ありがとうございました。私も柔道をやっていましたので、よくわかりました。今回の武道必修の意義と目的を十分理解して、安全に十分留意してやっていただきたいを込めて終わります。ありがとうございました。



○議長(富樫誠君) 以上で薄田議員の質問を終わります。

  お諮りします。昼食のため休憩したいと思うが、ご異議ありませんか。

               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(富樫誠君) ご異議ないので、午後1時まで休憩します。

               午前11時51分  休 憩

                                           

               午後 1時00分  再 開



○議長(富樫誠君) それでは、休憩前に引き続き会議を再開いたします。

                                           



○議長(富樫誠君) 桐生清太郎議員の質問を許可します。

  桐生議員。

               〔1番 桐生清太郎君質問席〕



◆1番(桐生清太郎君) それでは、午前に引き続き議長に通告しております2項目について質問いたします。30年ぶりの豪雪について、胎内市各地の空き家の活用対策について、この2項目について質問いたします。

  昨今の災害は予想をはるかに超える地球規模での大規模な災害をもたらしています。ことしの冬の豪雪も近年まれな大雪に見舞われました。12月後半から本格的な寒波に次々襲われ、2カ月間もの長期間にわたり大雪に見舞われるという過去の記憶では30年以上も記憶にない大寒波でした。市民生活に大きな混乱と不安をもたらしました。胎内地区では、平成18年豪雪をはるかに超える昭和50年代の豪雪をもしのぐ積雪量であったと実感しています。今冬の記録的な豪雪に対し、2カ月にも及ぶ長期間にわたり昼夜を問わず寝食をも削り、除雪作業に当たられたオペレーター始め、関係者に心から感謝を申し上げます。そこで、胎内市の各地域の積雪状況、最大積雪量を伺います。

  2点目として、今冬の豪雪は雪に関係する痛ましい事故が多発していました。2月末で既に県内の死傷者数が昨年を大きく上回り、340人を超えたと報道されていました。原因の一つとして、例年になく早い降雪から2月中旬まで連続して一級の寒波が切れ目なく押し寄せ、特にことしの特徴は平場地区にもそこそこ降ったのが大きな特徴でした。近年例を見ない積雪量のため、総出で雪おろしなどの作業に追われ、雪おろしにふなれな人や高齢者なども連日雪との戦いで、疲労の蓄積やなれでの気の緩み、雪おろしの経験の浅い初心者などが事故の主な原因と考えられます。そこで、胎内市で雪が原因での物的被害、人的被害、死傷者数などを伺います。

  胎内地区では、昨年の積雪の2メートルに迫るほどの大雪であり、まさか2年連続の大雪に見舞われるとは思ってもいませんでした。このようなことしの雪は、近年まれであります。さらに、ことしの積雪は胎内地区においては2メートルをはるかに超える豪雪で、当然合併後初めての積雪であります。現在の市役所サイドでは、当然過去には経験はなかったわけであります。除雪作業には、除雪関係者、市の担当課など大変ご苦労されたことと思われます。この豪雪に対して、胎内市はいろいろな対応を講じてきました。市民生活の確保、安全の確保に努められたわけですが、過去に経験し得なかったわけで、対応も当然十分ではなかったのかと思われます。そこで、どのような対応、対策を講じたのか、伺います。

  昔から大雪の年は豊作になると言われてきました。この一言が救いではありますが、3月に入って春を感じさせる日が続いており、一安堵できる季節になりました。でも、この大雪の問題はまだまだ幾つかあります。春の融雪のおくれ、または除雪作業でできた雪の大きな山が各地に点在しています。この大きな雪の山の下は水田や畑、空き地などでありますが、大方は農地になっていると思われます。この雪山の雪消えがおくれると、春作業のおくれにつながります。中条地区や黒川地区は、早い時期には畑作物の作付が始まるのかなと思いますが、胎内地区でも4月には春野菜などの準備に取りかかります。雪消えがおくれることは生育もおくれ、すなわち減収が避けられません。そこで、例年行われている雪消えにあわせての雪山の消雪作業が行われてきましたが、ことしの雪山は半端な量ではありません。今後この雪の山の消雪計画を伺います。

  昨年の大雪、さらにことしの大豪雪、2年連続の豪雪、旧黒川では黒川地区、胎内地区を問わず、除雪に対する問題点が多く出ています。1つは、過去の平年の降雪であれば、現在の除雪体系でも特に問題はなかったわけでありますが、昨年に続きことしの豪雪で市民生活に大きな支障が出ておりました。平日で勤めに出る時間になっても除雪車が来ない、さらには8時近くになって小学生が通学バスの時間になり道路に出ても除雪車が来ていない、または小学生が出てくるのとあわせるかのように除雪車が来て、全く危険な状態が何度かありました。このような多くの問題点がありました。除雪作業に当たる除雪隊員の皆さんは、真夜中の1時、2時、早いときは12時以前から出動し、不眠不休で除雪に大奮闘しているにもかかわらず、通勤、通学時間までに間に合わないなど、大変な状況になっていました。除雪隊員の皆さんには、全く目に余る激務であったと私は見ています。来シーズンに向け、除雪体系を根本的に見直しを行う必要があろうと思いますが、見解をお伺いいたします。



○議長(富樫誠君) 吉田市長。

               〔市長 吉田和夫君登壇〕



◎市長(吉田和夫君) ただいまの桐生議員の30年ぶりの豪雪についてのご質問にお答えいたします。

  初めに、1点目の各地の最大積雪量についてでありますが、今年の大雪は平成18年以来の豪雪と言われておりまして、市内各地区の最大積雪深につきましては、2月13日現在で鼓岡小学校で2メートル、大長谷小学校で2メートル20センチ、黒川支所で93センチ、胎内消防署で92センチでありまして、例年と比較しますと1.36倍の最大積雪深となっております。

  2点目の雪が原因の被害またはけがなど死傷者数についてでありますが、県に報告が行われたものといたしましては、県全体で2月28日現在人的被害は死者24人、重傷者112人になっており、住宅被害は78棟で、うち全壊が2棟となっております。そのうち胎内市における被害状況につきましては、1月16日に除雪作業中に80歳代の男性が用水路に倒れているのを発見されたという痛ましい死亡事故が1件ありました。この豪雪により、亡くなられた方のご冥福を衷心よりお祈り申し上げます。そのほか住宅被害ではありませんが、ビニールハウスの破損が9棟、パイプ車庫の倒壊が1棟ありました。

  それから、3点目の豪雪に対する対応についてでありますが、県では1月14日に豪雪警戒本部を設置しましたが、1月31日には豪雪対策本部に格上げしております。また、3月2日現在県内では13の市町村で豪雪対策本部を設置しております。胎内市におきましては、2月11日に大雪警戒本部を設置し、雪崩警戒パトロール、雪の壁を取り除く作業、雪庇おとし作業などを実施したところでありますが、天候が落ちつきましたことから、2月29日の正午をもって解散いたしました。

  4点目の排雪場所となった雪山の消雪を春の作付に支障を来さない取り組みの対策についてでありますが、毎年冬期間の除雪事情については、地域の皆様からはご理解とご協力を賜り、感謝申し上げます。市では、排雪された雪が原因で春の作付作業がほかよりおくれた、またはできなかったということがないように、毎年3月中旬以降から作付作業前までに雪山を崩し、消雪を促す対応を講じておりまして、本年も同様に作業を行う予定としておりますので、よろしくお願いいたします。

  5点目の除雪体系の見直しが必要ではないかについてでありますが、先ほどの天木議員の質問においてお答えいたしましたように、冬期間における安全で円滑な交通の確保と快適な冬の生活環境づくりのための除雪作業は、ますます重要となってきておりますので、冬期間の積雪時における道路交通の確保を行うためにも、今後見直しにより効果的な除雪の実施が可能か、検討してまいりたいと考えておりますので、ご理解をお願いいたします。



○議長(富樫誠君) 桐生議員。

               〔1番 桐生清太郎君質問席〕



◆1番(桐生清太郎君) 2月11日に豪雪警戒本部ですか、設置されたわけですが、このような対策本部の設置というのは、県の基準、国の基準等に基づいて行われるわけですか。



○議長(富樫誠君) 三宅総務課長。



◎総務課長(三宅政一君) 国の基準につきましては、災害救助法に基づいたもので災害対策本部というような形になります。今回につきましては、その前段の警戒本部ということでありますので、胎内市独自の判断で設置を決めたという経緯であります。



○議長(富樫誠君) 桐生議員。

               〔1番 桐生清太郎君質問席〕



◆1番(桐生清太郎君) こういう豪雪はそうそうないわけですが、先ほども言ったように昨年も降った上でのことしの豪雪であったと。それで、特に昨年もそうなのですが、ことしについては胎内地区ではこれだけの一般的には平成18年豪雪以来と言われていますが、胎内地区については、それ以前の50年代の豪雪、30年代後半の豪雪に匹敵するというふうに地域の皆さんとらえています。それで、以前であれば旧黒川村時代であれば、とうにその対策は打たれているのだが、胎内市はその兆しが見えないということで、大変おしかりを受けました。それで、皆さん一生懸命担当課も取り組んでいらしたのでしょうが、つくづく巡回等は十分行われていたのか、その辺を伺います。



○議長(富樫誠君) 川崎地域整備課長。



◎地域整備課長(川崎裕司君) 当然巡視等についてはやっておりましたし、なお除雪出動する場合においては、それなりに深夜において委託しております業者さんのほうでパトロールしながら指示を出しているという状況でありますし、今では前日にやはり気象情報等が速やかにわかってまいりますので、新発田地域整備部のほうからも業者さんのほうに待機命令というようなものが出てまいります。それらと連動しながら連携をとってやってきたというのが実情でございます。



○議長(富樫誠君) 桐生議員。

               〔1番 桐生清太郎君質問席〕



◆1番(桐生清太郎君) 先ほど私も言いましたように、こういうのは合併後初めてであったわけですが、今後やはり言ってみればそういう経験のない中での対応であったのでこういう結果になったのかなというふうには理解しておるのですが、今後この辺はこれを十分踏まえて、今後に生かしてもらいたいというふうに思います。

  また、もう一つ、ことしの除雪体系、さっき今後見直すということも伺ったのですが、私主にいわゆる地域の皆さんもそのように言っているのですが、1台当たりの除雪車の除雪延長が長過ぎるのではないかと、それでその辺もっと除雪車を増やした上で、除雪延長をもっと縮めるような格好で今後具体的に見直しを図っていくべきと思うが、その辺の考え方を伺います。



○議長(富樫誠君) 川崎地域整備課長。



◎地域整備課長(川崎裕司君) 先ほど市長からもご答弁ありましたように、昨年からまた今冬ということで連続的な形で経験はさせていただきましたし、今議員さんから言われるようにルート的に長く除雪をしていて、時間をとって間に合わないというような状況ではないのかということでございますので、その辺を踏まえて、除雪車の確保とか、またいろいろなものの中で熟知、その辺の経験を踏まえて検討をしていきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いします。



○議長(富樫誠君) 桐生議員。

               〔1番 桐生清太郎君質問席〕



◆1番(桐生清太郎君) それで、やはり巡回等も十分やられているということで、一安心しているのですが、また除雪の巡回、指揮命令系統の中で、地区の皆さんにお願いしているわけなのですが、私その方たちとも今回は何度かそういうお話し合いやっているのですが、ほかの人はやはり除雪の要請等の巡回であって、やはり根本的には市の担当課のあれでないとそれ以上踏み込んだことはできないという話だったので、それで伺いますが、各集落の道路の狭くなったところ、そういうところもさらなる除雪、排雪等はやはりその地域の方にある程度任せているのか、または担当課で判断されるのか、その辺を伺います。



○議長(富樫誠君) 川崎地域整備課長。



◎地域整備課長(川崎裕司君) パトロール等々かつ地域の区長さん等と打ち合わせをしながら、やはり車も入れなくなってきたというような状況の中であれば、やはり機械を用いてロータリーを使ったりとか、またバックホーそれからトラックを使って排雪をするというような形で対応させてもらっております。



○議長(富樫誠君) 桐生議員。

               〔1番 桐生清太郎君質問席〕



◆1番(桐生清太郎君) ことしのこの結果を十分踏まえた上で、今後その除雪の指揮をやる方、または各集落の区長さんとは、さらに今後十分連携をとりながら進めてもらいたいと思います。

  それでは、今全国的に空き家が大きな問題になっています。胎内市も今定例会で空き地、空き家等の適正管理に関する条例が上程され、周辺住民の不安解消、集落環境の整備に向け取り組みを進めています。今回の条例制定は、空き住居、空き土地の管理が行き届かないところを適正管理が行われるようにすることを条例で明記してあります。この条例制定で、周辺住環境は改善されるものと期待しています。私の今回の質問は、空き住居の有効な活用策を考えた視点で質問いたします。そこでまず、胎内市に空き家はどのくらいあるのか、もしつかんでいたらお伺いいたします。

  空き家と一言で言いましても、いろいろいろんな条件があるわけですが、その中でも現状でも十分住める空き家、少しのリフォーム等で住める空き家、また買い手があるなら売りたい、だれかに住んでもらいたい、そのような空き家も多く見かけるわけですが、また実際そのような話も直接何件か受けております。そのような空き家に都会からのUターン者やIターン希望者を呼び込むことにより、幾らかの人口減少の歯どめ、また近隣住民の不安解消、地域コミュニティーの活性化などに大きな効果が期待されると思いますが、都会からのUターン者、Iターン希望者などを呼び込み、空き家を活用して住んでもらえればいかがかと思うが、市長の見解をお伺いいたします。

  昨年暮れ胎内地区の空き家が首都圏の団塊の世代の方に宅地を含めて購入していただいたケースがあります。持ち主は新発田市に住居を構えており、ここ数年管理に苦労していました。いつまでもこのままにはできず、遅かれ早かれ解体し、更地にし、地域の皆さんにご迷惑をかけないようにしなければならないと悩んでいました。そのやさきのことでした。首都圏に事務所を構えるNPO法人エフ情報センターと出会い、昨年暮れに購入希望者と出会い、正式に売買契約にこぎつけました。話があって1年半、2年目でした。契約調印後売り主、買い主、この情報センターの担当者が立ち寄りお話を伺いました。担当者の話によれば、都会の熟年世代の中には定年後は田舎で暮らしたい、ふるさとを持ちたい、子供にふるさとを残したいなど、いろいろな夢を抱えている方が多くいらっしゃると伺いました。私たちは、田舎の貴重な資源、財産を都会に住み、ふるさとに夢を持っている希望者との橋渡し、お手伝いをしていますと話していました。今回の住居を購入された方は、三、四年後に定年を迎えるので、定年後はこの胎内地区の山に囲まれた空気の澄んだ静かな環境の中で野菜をつくったり、山菜をとったりしながら夢を実現したいと話しておりました。首都圏のNPO法人との連携で、空き家対策に取り組むことにより、人口減少の歯どめ、集落機能の維持、地域の活性化などに多くの効果が期待できると私は思いますが、市としてNPO法人等との連携をしていってはと思いますが、市長のお考えを伺います。



○議長(富樫誠君) 吉田市長。

               〔市長 吉田和夫君登壇〕



◎市長(吉田和夫君) ただいまの胎内市各地の空き家の活用対策についてのご質問にお答えいたします。

  初めに、1点目の市内の空き家の軒数についてでありますが、さきの議会で菅原議員のご質問にもお答えしておりますように、市内に点在している空き家は潜在的なものも含めますと少なくとも500軒程度はあろうかと推測されます。それらの多くは、残念ながら何らかの有効活用を検討できる物件というよりは、いずれ生じてくる倒壊等の危険に備えておかなければならない物件であろうと思われます。

  それから、2点目のUターン、Iターン希望者による活用についてでありますが、U、Iターンにより当市に現役世代の方が移住、定住されることは地域活力の創造に結びつき、大変喜ばしいものであります。また、この住まいとして空き家を活用されることは、周知の空き家問題の解消にも資するものであると思います。この点昨日の丸山議員からの会派代表質問におきましてもお答えいたしましたように、他市町村では空き家バンク制度を創設し、受け入れ体制を整えているところもありますが、あまり芳しい成果は上がっていないようであります。当市では、この空き家バンク制度は取り入れておりませんが、実際に胎内市への移住希望をされ、住まいをお探しの方から照会があった場合は、不動産会社など居住物件にあっせんをしている事業者から情報を収集し、ご希望に添えるような物件を幾つか紹介するなど、直接当事者とお話をしながら、きめ細かに対応することに努めております。いずれにいたしましても、移住、定住を促進するために先進事例の研究を進めながら、有効な手段を模索してまいりたいと思います。

  3点目のNPO法人との連携に関する質問であります。昨年胎内市に興味をお持ちの方が集まり、当市の魅力を広めるとともに、元気の源となる取り組みを行っていく組織として、NPO法人もっと胎内応援隊が東京において設立されました。この団体とはともにアイデアを出し合いながら、地域の活性化に結びつく取り組みを行っているところでありまして、先般ロイヤル胎内パークホテルと胎内高原ビール園を会場に開催した胎内きれいフェスタは、記憶に新しいことと思います。今後も市の取り組みをサポートする組織として、さまざまな活動がなされることを期待しているところであります。

  さて、議員ご指摘の点でありますが、この団体の活動目的の一つに、胎内市における居住者や企業者等を増やしていくことを掲げておられることからも、さまざまな形でご協力を仰いでまいりたいと考えております。

  以上でありますが、よろしくご理解のほどお願いいたします。



○議長(富樫誠君) 桐生議員。

               〔1番 桐生清太郎君質問席〕



◆1番(桐生清太郎君) もっと胎内応援隊の取り組みには大いに期待するわけですが、特にこの問題は私たち胎内地区では、大変大きな問題になっております。午前中胎内市の高齢化率が27%という話が出ていましたが、胎内地区についてはとうに30%は超えているわけですが、それでなおかつ各集落に空き家が目に余るほど点在してきております。何としても、私たち胎内市のものとしては、これを1人でも、2人でもよそから来てもらえる人に活用してもらいたいというつもりで、地域の強い思いをきょう一般質問につなげたわけですが、もっと胎内応援隊等含めまして、今後は首都圏にもいろいろそういう都会と田舎を結びたい、または結ぶお手伝いをしたいというNPO法人等いろんな団体があるわけですが、そのような団体、組織等と市が向こうのほうからコンタクトをとりたいというような話があった場合は、十分対応できるのか、もう一度それについてお聞きいたします。



○議長(富樫誠君) 川又総合政策課長。



◎総合政策課長(川又昇君) 今ほどのご質問ですけれども、東京圏といいますか、大都市圏のNPOの連絡調整という形のものをとれるのかというご質問かと思いますが、今後も新しくもっと胎内応援隊ができましたので、こちらと連絡を密にしまして、またそちらのほうから新しくつながるような団体を探していただくような形で今は考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。



○議長(富樫誠君) 桐生議員。

               〔1番 桐生清太郎君質問席〕



◆1番(桐生清太郎君) 今後そのような方向でぜひ取り組みを進め、またそのようなコンタクトがあった場合は、十分な対応をしてもらうことをお願いしまして質問を終わらせていただきます。



○議長(富樫誠君) 以上で桐生清太郎議員の質問を終わります。

                                           



○議長(富樫誠君) 次に、佐藤秀夫議員の質問を許可します。

  佐藤議員。

               〔7番 佐藤秀夫君質問席〕



◆7番(佐藤秀夫君) 私は、このたびの定例会において通告に従って質問をさせていただきます。大きく分けて4つの質問をいたします。

  最初に、黒川小学校周辺の除雪と周辺整備についてお聞きいたします。1点目は、学校関係者の駐車場のスペースが少ないが、どのように考えているか、特に冬期間。

  2番目に、体育館、保育園周辺に夜間多くの車両が駐車しているが、今後どのように指導していくつもりか、特に冬期間。

  3番目に、多目的広場駐車場の除雪については、どのように考えているか。

  4番目に、除雪による道路幅は狭くなり、通勤、通学時間が一緒のために子供たちの通学に危険を感じるが、どのように考えているか。お願いいたします。



○議長(富樫誠君) 吉田市長。

               〔市長 吉田和夫君登壇〕



◎市長(吉田和夫君) ただいまの黒川小学校周辺の除雪についてお答えいたしますが、私のほうからは4点目の除雪により道路幅が狭くなり、子供たちの通学に危険を感じるがについて答弁させていただきまして、後ほど教育長から1点目から3点目について答弁させていただきますので、よろしくお願いいたします。

  今冬は、近年まれに見る豪雪に見舞われ、特に朝方の降雪が多かったことから、通勤、通学に支障を来すことのないよう除雪を行ってまいりました。しかし、歩道の設置されていない車道については、除雪の影響により路肩が雪山となり、歩行者が車道に出て歩かなければいけないことから、危険が生じるおそれがあります。そのため歩行者に危険が及ぼさないよう道路幅が狭くなった場合については、車道の拡幅のためロータリー除雪車等で除雪を行い、歩行者の安全確保に努めてまいりましたが、降雪状況等の影響により、除雪におくれが生じ、歩行者にご迷惑をおかけしたものも事実であります。今回の豪雪を教訓といたしまして、歩行者の安全を確保すべく今後除雪計画の見直しについて検討してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。



○議長(富樫誠君) 小野教育長。

               〔教育長 小野達也君登壇〕



◎教育長(小野達也君) 市長からもお話がありましたとおり、ことしの冬は近年にない大雪でありまして、教育委員会におきましても、学校施設の雪おろし、また除排雪などを行いながら、施設や児童生徒の安全確保を図ってまいりましたが、ようやく天候も落ちつき一安堵しているところであります。

  私からは、佐藤議員から通告いただいた前段の3点、黒川小学校周辺の駐車場の確保、除雪などにつきまして一括して答弁をさせていただきます。ご承知のとおり黒川小学校の敷地内には、教職員用を含め来客用の専門駐車場が確保できておりませんので、隣接する黒川体育館駐車場を利用している現状にあります。特に冬期間は、この駐車場の一角が体育館の屋根から落ちる雪や除雪の際の雪置き場になることから、駐車スペースが非常に狭くなりますし、このスペースを冬季通学バスの乗降場所としておりますことから、児童の安全確保のため積雪の状況により排雪作業を行っております。黒川地区3小学校統合準備委員会におきましても、学校行事開催時駐車場の確保は重要課題となっておりますことから、黒川体育館駐車場につきましては、計画的に整備を進めたいと考えておりますし、学校行事の際は黒川庁舎駐車場や多目的広場駐車場など、既存施設の利用も視野に入れ、対応していきたいと考えております。

  また、体育館、保育園周辺における夜間駐車についてでありますが、ご指摘のとおり一年を通して数台の私的な駐車が見受けられます。公共施設でもありますので、市民の方々に気持ちよく利用していただくことはもちろん、朝夕の園児、児童の送迎時の安全確保や円滑な除雪作業を考えますと、私的に駐車されている方々にご理解をいただく必要があるというふうに思っております。このことから、教育委員会では周辺地域の区長と相談の上、私的な駐車場利用を控えてくださるよう文書の回覧をお願いしたところであります。今後3小学校の統合も控えておりますので、駐車場の利用状況を見守りながら、改善されない場合には、より強い手段を講じることを視野に入れながら、関係部署と協議をしてまいりたいと考えております。

  続きまして、多目的広場駐車場の除雪についてでありますが、この駐車場は冬期間日常的に除雪は行っておりませんが、学校行事の際には、学校からの要請により教職員用の駐車場とするべく適宜除雪を行っております。現在多目的広場駐車場には、下水道の公共ますが設置をされておりまして、大型機械が入るということが少し困難な状態にありますので、今後この公共ます撤去を含めまして、駐車場としての活用方法を検討して、冬期間も使えるようにしていきたいなというふうな考えでおります。

  以上であります。



○議長(富樫誠君) 佐藤議員。

               〔7番 佐藤秀夫君質問席〕



◆7番(佐藤秀夫君) 私は、第1点目の学校関係ですが、駐車場スペースということで上げさせていただきましたが、この駐車場は先ほど教育長さんから言われたとおり、体育館の附属のものだと私も思っております。しかし、今現在駐車場として使っているために、学校関係者の駐車場が大変に大雪で、周辺除雪のために駐車場に山積みとされた状態で駐車場が大変狭く、先生方がスノーダンプで駐車場づくりをしている状態です。本年も排雪をお願いいたしまして、排雪をしていただきました。昨年も同様に排雪していただいたわけでございますが、毎年このような状態だと大変でございますので、この辺についてよくその周辺の駐車場の件については考えていただきたいと思いますが、よろしくお願いいたします。

  それから、2番目の体育館、保育園に夜間多くの車両が駐車している件でございますが、これについては体育館利用者が冬期間駐車場の利用ができず、体育館使用を断念して他の体育館を使う方法をとっているような状況下でございます。利用者には大変に迷惑なことであり、その日の練習ができないときもあり、クラブ員の方々から駐車場の確保を強く望む声があり、今後どのようにこの問題を考えているか、お聞きいたします。



○議長(富樫誠君) 小野学校教育課長。



◎学校教育課長(小野孝平君) 今の私的な駐車の件かと思いますけれども、私から答弁させていただきます。

  教育長答弁いたしましたように、確かに数台年間を通じまして私的に駐車されている方がおります。その方々に対しましてということでありますけれども、周辺区長さんと相談しまして、文書で回覧ということで先般お願いしたところであります。今後状況を見まして、どういう対策がいいのか、また区長さんと相談していきたいと思いますし、中には昨年からずっと駐車といいますか、放置といったほうが正確かもしれませんけれども、そういう車もございますので、これにつきましては、胎内警察署と相談の上対応していきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。



○議長(富樫誠君) 佐藤議員。

               〔7番 佐藤秀夫君質問席〕



◆7番(佐藤秀夫君) 私は、3番目の多目的広場駐車場の除雪についてお伺いいたしますが、この多目的広場は保育園の先生、そして体育館を利用する方々、そして黒川にそろばん教室というのがあるわけでございますが、そこの子供たちをお送りしてくる車の駐車場として今まで使わせてもらっていたわけでございます。あの駐車場をあけていただかないと、路上駐車というような形になりますし、そのために体育館周辺の駐車場が込んでどうにもならない状況になるわけでございますが、その辺を踏まえて、あの多目的広場の駐車場を通年除雪をお願いしたいのですが、どうでございましょうか、よろしく。



○議長(富樫誠君) 小野教育長。



◎教育長(小野達也君) そろばん教室のために除雪をするという考えはいかがかな、周辺の住民の方々のためにというようなちょっと立場になりますと、公共施設の附帯の施設ということでありますので、黒川体育館が確かに除排雪、雪置き場になっている一部の部分あるのですけれども、先生方からのそういったお話をいただいて排雪をするということはありましても、車が行事のために置けないという話は少し聞いたことがありません。それと多目的広場の駐車場、冬期間は当然ながら多目的広場は使用されないわけでありまして、それの附帯する駐車場ということでの除雪というのは、ちょっと考えにくいところがあります。先ほども申し上げましたように、学校等の駐車場が使えない、何かあるのでそこに置かせてくれないかというようなことでの話し合いの中で除雪を今のところ行っているものでもありますし、これもお答えしましたように、多目的広場駐車場そのものにちょっと除雪機械が入らないというような、そういった部分もありますので、そういったものを排除しながら、さまざまな勝手から考えて除雪計画をまた今後練っていきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。



○議長(富樫誠君) 佐藤議員。

               〔7番 佐藤秀夫君質問席〕



◆7番(佐藤秀夫君) 次に移らせていただきます。

  消雪パイプ設置及びに修理についてお伺いいたします。黒川小学校周辺地域の住民より、学校通学路の消雪パイプ設置の要望が出ていると思うが、どのような対応を考えているか。

  2つ目、黒川上町から下町の県道の消雪パイプがところどころで不具合なところが多く、凍結して危険だが、どのような対応を考えているか。

  3番目、下町は消雪パイプは老朽化が進んでいるが、修理または配管の入れかえ等は考えられないか、お聞きいたします。



○議長(富樫誠君) 吉田市長。

               〔市長 吉田和夫君登壇〕



◎市長(吉田和夫君) ただいまの消雪パイプの設置及び修理についてお答えいたします。

  初めに、1点目の黒川小学校の通学路の消雪パイプ設置の要望についてでありますが、昨日の会派代表質問でも答弁しましたとおり、市道の消雪パイプ整備の要望につきましては、各集落より数多く寄せられていることから、年次計画を立てて財政状況を見ながら計画的に整備を図っているところであります。ご質問にありますように、黒川小学校の通学路についても要望が出てきておりますが、消雪パイプが設置されるまでの間については、冬期間の通学時における児童の安全確保を最優先に考え、除雪対応を行っていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

  それから、2点目の黒川上町から下町までの県道消雪パイプの不具合についてでありますが、天木議員の答弁でお答えいたしましたとおり、融雪残が原因により、自動車や歩行者の通行に支障を来した路線がありました。そのような路線については、凍結防止剤の散布等を県に依頼するなど、関係機関と連携を図りながら危険防止に努めてまいりたいと考えております。

  3点目の黒川下町の消雪パイプの老朽化に対する対応についてでありますが、黒川下町の県道荒川・中条線に設置されている消雪パイプについては、散水効率が低下し、消雪されない箇所があることは承知しております。市といたしましては、通行に支障が見受けられる都度県に連絡し、対応をお願いしているところであります。県においても、消雪パイプの維持管理について、更新補修等を計画的に行っているところでありますが、早期の更新補修を行うよう強く要望してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

  いずれにしましても、冬期間の積雪時における道路交通の確保及び学校通学路の安全確保について、関係機関との連携により、効果的な除雪を実施してまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。



○議長(富樫誠君) 佐藤議員。

               〔7番 佐藤秀夫君質問席〕



◆7番(佐藤秀夫君) 通学路の歩道については、沿線の方々のご協力をいただいて、歩道除雪に協力をしていただいているのが現状でございます。旧黒川郵便局から多目的広場前までの道路は、歩道がございません。そのために除雪車が通るわけでございますが、大きな機械のために排雪がなかなかきれいにできず、歩道までは除雪はできないわけです。そのために歩道前の民家の方々にお願いして、子供たちが安全に通学できるようご協力をいただいて、毎日排雪をお願いしているわけでございますが、もし万が一事故等あると大変だということで、その近くの皆様方からのそのようなお話がたくさん出ております。そして、機械が大きいために、道路部分はずっとのけているのでございますが、その端のほうに雪が寄るために、子供たちが道路を歩くような状況下でありまして、本当に私も見ていても大変危険だなという感じを受けています。事故が今のところないからいいですけれども、今後もし万が一何か事故でもあったら大変だというふうに考えておりますので、その意味合いにおいて消雪パイプの要請をしたわけでございますが、いま一度その辺をお聞かせ願えればありがたいと思います。



○議長(富樫誠君) 川崎地域整備課長。



◎地域整備課長(川崎裕司君) 実質消雪パイプについても早期に設置できるように検討していきたいというふうに思っておりますが、当然25年度4月からは統合小学校というような形で新たに動き出すところもありますし、ただ今の地区において、消雪パイプ井戸自体が今佐藤議員さんからお話があったように上から下のほうについては旧国道でありましたので、消雪井戸がいろいろ調べますと、小学校のグラウンド付近にあるような状況で確認できたわけです。ただ、量的なものが既定水量よりも少なくて、多分前からだと思うのですけれども、水がうまいぐあいには出ていなかったというのが実情の話ではなかったかなというふうに思われます。そんなことで、なお水源の確保をまず優先的にしながら、そういうパイプの布設を考慮していきたいというふうに思っておりますので、それまでの間は機械除雪等と、あとハンドバイクといいまして、手押しで除雪できるやつもありますので、その辺を苦慮しながら対応していきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。



○議長(富樫誠君) 佐藤議員。

               〔7番 佐藤秀夫君質問席〕



◆7番(佐藤秀夫君) 25年度に3小の統合、そしてあの周辺ことしの6月にきすげさんの開園、そして黒川保育園というようなことで、バス通学で来る幼稚園、それから小学校の子供たちが多くなると思います。そのために大変道路が狭いわけですので、やはりあそこに消雪パイプを通していただいて、子供たちの通学路の見直しというような形も考えていきたいと思うのです。今現在あそこを通学路として使っているのは、黒川上町、中町、旧黒川地区の皆さんだけでございますが、そういう中で少ない子供ですけれども、事故が一番心配されるわけでございます。地域の皆さんは、その辺を大変心配しております。そしてまた、余計車、小学校の子供たちが長谷、鼓岡さんからも来るようになれば、バス通学になるわけでございます。そこへもってきて、黒川保育園、そしてきすげさんの子供の送迎というような形になりますと、あの周辺が一番車の込む周辺となるわけでございます。そうすることによって、やはり子供たちが安全に通学できるようなことをやはり考えるのが地域住民の保護者の皆さんの考えだと思います。今水の問題、そしてまたいろいろな問題上がりましたが、今後ひとつよくご検討願いたいと思います。よろしくお願いします。

  次に、移らせていただきます。肺炎球菌ワクチン接種についてお聞きいたします。肺炎球菌ワクチン接種の予防注射は、健康保険が使えず約8,000円近くの高額で、高齢者にとってはかなりの負担となるが、市のほうで補助する考えはないか、お聞きいたします。



○議長(富樫誠君) 吉田市長。

               〔市長 吉田和夫君登壇〕



◎市長(吉田和夫君) ただいまの肺炎球菌ワクチン接種についてお答えいたします。

  肺炎は、がん、心疾患、脳血管疾患に次いで日本人の死因の4番目となっておりまして、亡くなられた方の9割以上が高齢者であります。高齢者の方は、抵抗力が衰え、風邪やインフルエンザにかかった際に容易に肺炎になり、重症化しやすい状況にあります。肺炎の原因菌としては、肺炎球菌が30%以上を占め、また最近では抗生物質が効かない耐性菌が増え、肺炎が治りにくくなっていることから、肺炎にかからないようワクチンによる予防接種が関心を集めております。県内でも平成21年度の時点で肺炎球菌ワクチン接種の費用助成を実施している自治体は1町だけでありましたが、平成23年度には8市町村に増え、実施されております。なお、このワクチン接種は任意の予防接種であり、費用も自由診療となっておりますが、接種による予防効果が認められており、1回で接種で5年以上持続するというデータもあることから、当市においても医師会等関係機関と調整を進め、ワクチン接種の費用助成に必要な準備が整い次第実施してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。



○議長(富樫誠君) 佐藤議員。

               〔7番 佐藤秀夫君質問席〕



◆7番(佐藤秀夫君) 4番目のロイヤル胎内パークホテルについてについてお聞きいたします。

  市民が体験宿泊できる期間を設定していただき、多くの市民の方たちに宿泊をしてもらい、売り上げアップを図ることができないか。

  2番目に、ホテルで結婚式を上げた人のビデオを借りて、結婚式用PRにビデオを作成し、体験宿泊者に見ていただき、結婚式の宣伝をしたらどうかという件についてお聞きいたします。



○議長(富樫誠君) 吉田市長。

               〔市長 吉田和夫君登壇〕



◎市長(吉田和夫君) ただいまのロイヤル胎内パークホテルについてお答えいたします。

  初めに、1点目の多くの市民の方たちに宿泊してもらい、売り上げアップを図れないかについてでありますが、株式会社胎内リゾートでは、ロイヤル胎内パークホテルを市民の方にこれまで以上に我がまちのホテルとしてより親近感を持ってご利用いただけるよう議員からもご提案ありました体験宿泊のようなものも含め、市民の方に目を向けたプランを検討していると聞いておりますので、紹介できるプランが完成しましたら、ぜひ多くの方々にご利用いただきたいと考えております。

  2点目の結婚式用のPRビデオを作成し、体験宿泊者に見せ、結婚式の宣伝をしてはについてお答えいたします。近ごろの結婚式については、新潟市等の専門結婚式場を利用する傾向が強くなっており、地元離れが顕著な状況でありますが、ロイヤル胎内パークホテルで結婚式を上げていただくお客様には、1日に1組限定のきめ細かな対応を心がけているとともに、新郎新婦の当日スイートルーム無料ご招待などの特典をプレゼントしております。このような対応や特典などがお客様に喜ばれているものと思っておりますが、今後さらに結婚式のお客様が増えるよう、結婚式用PRビデオの作成等も検討しながら、営業活動を展開するようお願いしたいと考えております。

  また、現在取り組んでいる宣伝活動といたしましては、実際に結婚式場の雰囲気を実感していただけるブライダル体験会を定期的に開催しており、参加された方からも好評であることから、継続していくとのことであります。今後は、結婚式だけでなく、季節ごとの宴会についても、市民の方々及び市内企業に喜んでいただけるようなプランを企画し、積極的に営業宣伝を展開していくとのことでありまして、市といたしましても、株式会社胎内リゾートの連携を強化するとともに、胎内市観光協会、県観光協会とも連携した広告宣伝やパブリシティーの活用などを通して支援してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。



○議長(富樫誠君) 佐藤議員。

               〔7番 佐藤秀夫君質問席〕



◆7番(佐藤秀夫君) この体験宿泊でございますが、黒川村時代には随分と多くの皆さんが泊まっていただき、ホテルのよさをわかっていただいたわけでございますが、胎内市になってからは、こういうようなそういう体験宿泊というものをやっておりません。そういう中で、ホテルのすばらしさ、それからお湯のすばらしさ、そして市内の皆さんが我が市のホテルという、そういう自覚を持ちながら、このホテルに対しての応援をしていただければ、かなりの利用者が増えるのではないかと思います。東京とか、新潟とかというお話も結構出ておりますが、やはり地元の皆さんの利用が一番いいのではないかという考えでございますが、その中でやはり皆さんが結婚式が一番今減っているというようなことで、ホテルのほうも何か大変残念がっておりますが、あの自然な胎内のホテルの前の庭で撮る写真というのは、物すごくすばらしいものと私は考えております。やはりホテルのほうでそれらを利用しながら、一生懸命にやはり宣伝をすることが1つでも、2つでも多くの結婚式ができる状況になるのではないかと思われます。そして、そのホテルもそういう体験宿泊により、自分たちがいいホテルだということであれば、親族また遠くに行っている皆さん方にも来たら胎内ホテルに泊まればどうだというような形になるのではないかと思われますが、ホテルのほうでもまたこれからもそういうようなことで精いっぱい努力をしていただきたいと思いますし、胎内市もまた資金援助をしているわけでございますので、その辺やはり胎内市のほうからもホテルのほうに対し強く要望していただき、我が市のホテル、我々のホテルという感覚を市民の皆さんに植えつけていただきたいと思いますが、よろしくお願いいたします。

  これで私の質問を終わらせていただきます。どうもありがとうございました。



○議長(富樫誠君) 以上で佐藤秀夫議員の質問を終わります。

                                           



○議長(富樫誠君) 次に、松浦富士夫議員の質問を許可します。

  松浦議員。

               〔5番 松浦富士夫君質問席〕



◆5番(松浦富士夫君) お疲れさまです。早速ではございますが、議長に提出いたしました通告書に基づきまして農業振興について、除雪対応についての2項目を市長にお伺いいたします。

  最初に、農業振興について伺います。TPP問題は、国の動向が不透明であり、農業者は困惑している状況です。昨年発生した東日本大震災も11日で1年を迎えます。被災地では、まだまだ多くの瓦れきが残り、復興の妨げになっております。一日も早い復興を祈っております。今農業者の中では、福島第一原発事故の影響による風評被害を心配する方もいます。米価も低水準で推移しており、厳しい経営に苦慮しているのが現状です。市の基幹産業である農業を取り巻く環境は不安定で、この厳しい中生き残るためには生産物に付加価値をつけるなどの今以上の振興策が必要と思い、市長に6点お伺いいたします。

  1点目に、米価はここ数年低水準に推移しています。一方、燃料、肥料などの生産資材、農機具維持費などは高騰しているのが現状です。個人農家は高齢化も進み、後継者もいない状況で生き残るには厳しい状況にあり、このままでは市の農業は崩壊の危機にあると思われます。そのような事態にならないためにも、今後を見据え、今から対策をとっていくべきと思います。その1つとして、市内各集落などで生産組合を立ち上げ、法人化に取り組むべきと思いますが、現況の取り組み状況と市の考えを伺います。

  2点目に今ほど述べましたとおり、生産組合を立ち上げ、法人化に取り組み、大規模農業を目指すには、農地集積が欠かせません。現在まで市内農家の農地集積の推移はどのようになっているのか、伺います。また、農地集積に対して市はどのような対策案をお持ちなのか、あわせて伺います。

  3点目に、現在JAでは化学肥料、農薬の使用を3割減らす取り組みを推進しています。そのためには堆肥散布が重要です。市の堆肥センターでは、昨年の福島第一原発事故の影響で、放射性物質を含む稲わらを使用した問題がありました。そのため昨年の秋予定していた堆肥散布ができず、市、堆肥散布予定の農業者に多大な被害をこうむりました。今後化学肥料、農薬使用が5割減の対策も考えられます。胎内市も農産物に付加価値をつけるためには、堆肥センターが重要な役割を担うと信じています。そこで伺います。ことしの春堆肥センターに対しての申し込み状況はどのくらいになっているのか。また、申し込みに対して供給できる割合はどのくらいなのか、伺います。

  4点目に、東日本大震災の影響による福島第一原発事故で、放射性物質が漏えいする事故が発生しました。その影響で消費者は米を始めとする農産物に対して不安を持っています。また、直接関係のない地域に対しても風評被害が出ております。胎内市においても、放射性物質を含む稲わらを使用した問題があり、今後風評被害による農産物に影響が出るのではないかと心配しております。市としては、胎内市の米を始めとする農産物の安心、安全をアピールし、風評被害を払拭する必要があると思います。そのためにも農地土壌、農産物に対して定期的に放射性物質測定を行い、消費者に胎内産農産物の安心、安全を強くアピールしていく必要があると思いますが、市の考えを伺います。

  5点目に、東日本大震災の影響でたばこ製造工場2カ所が一時休止やたばこの値上げで喫煙者の減少などで葉たばこの在庫を多く抱えたために、昨年葉たばこ農業者に廃作募集を行い、募集に応じた農業者に対して反28万円が支払われる対策がとられました。胎内市では、ことし葉たばこ作付が約3割減少します。市では後継作物の中心として、カンゾウの作付を推進するとしています。試作植えつけ時の説明では、カンゾウを植えつけから収穫まで3年かかると述べていました。その間葉たばこと違い収入がありません。今現在肥料がどのくらい必要なのか、どのような生産資材が必要なのかなど、初期投資がどのくらいかかるのかわからないのが現状です。市は、カンゾウを後継作物の中心として推進し、作付拡大を目指すのであれば、収穫までの間の収入に対して助成、無利子貸し付け、もしくは低利貸し付けなどの政策が必要と思いますが、市の考えを伺います。

  6点目に、平成19年度から取り組んできた農地・水・環境保全型農業は、この3月末で終了します。取り組んできた集落、地域では、農道補修、河川の美化など環境保全に効果があったと思います。4月からは新たに農地・水・環境保全型農業の対策が始まりますが、3月末に終了する同対策と新たに始まる同対策の変更点はあるのか。また、新たに同対策に取り組む集落、地域の変動はあるのか、今現在の状況を伺います。



○議長(富樫誠君) 吉田市長。

               〔市長 吉田和夫君登壇〕



◎市長(吉田和夫君) ただいまの農業振興についてお答えいたします。

  初めに、1点目の各集落における生産組織や法人化の取り組みの現況及び市の考えについてでありますが、議員ご存じのとおり平成19年度から実施されました品目横断的経営安定対策、また平成21年度からは水田畑作経営安定対策を行い、これらの農業政策により集落営農や法人化が図られ、担い手や組織への助成が増えたことから、規模拡大等が進んだところであります。平成22年度からは、戸別所得補償モデル対策により、個別経営体への補償となり、組織化、法人化への意識が一時的に薄らぎましたが、解散等の動きはなく推移している状況であります。現在の法人及び生産組織の設立状況でありますが、株式会社、有限会社が10組織、農事組合法人が14組織、集落営農組織が17組織、生産組織が57組織となっております。今後の取り組みといたしましては、平成23年度から本格的に実施となります戸別所得補償の中に集落営農が法人化した場合の助成制度が創設されたことから、その制度を有効に活用し、関係組織に働きかけを行っているところであります。また、胎内市農業再生協議会においても法人化研修会を開催するなど、連携を図りながら推進に努めているところであります。

  それから、2点目のこれまでの市内農家の農地集積の推移と農地集積に対しての市の対策案についてでありますが、認定農業者等への集積としての統計データを申し上げますと、過去3年間における集積率は平成20年度が60.12%、平成21年度が60.89%、平成22年度が59.9%となっておりまして、平成22年度の減少は認定農業者の減少等が影響したものと考えております。今後の市といたしましての対策でありますが、国の第4次補正で発表されました人・農地プランが平成24年度中に市内各集落を対象として計画策定することになっております。既に概要はお知らせしておりますが、この計画では各集落内の今後10年程度を見据えた地域の農業を担う法人、生産組織、担い手等の営農計画をどのようにしていくかを集落で話し合い、農地集積や連担化の設計を行うものであります。

  3点目の今春の堆肥センターにおける申し込み状況と供給できる割合についてでありますが、現在胎内市全体では散布面積約120ヘクタール分に当たる770トンの散布希望があると中条町及び黒川両農業協同組合から聞いております。しかしながら、昨年の放射性セシウムによる堆肥汚染問題により、堆肥センターが本格稼働を開始したのは平成24年1月からという状況であるため、春の散布までに製造できる堆肥は、約400トン程度となる見込みであります。今後中条町及び黒川両農業協同組合を通じて、堆肥の散布希望農家と調整を図ってまいりたいと考えております。

  4点目の農地土壌、生産物に対して放射性物質測定を行う考えはについてでありますが、土壌検査及び生産物検査については、県と市が共同で実施したものや県が単独で実施したものがありますが、検査の結果米や野菜はいずれも放射性物質は検出されておりません。なお、現時点においては、市単独で追加して測定を行う予定はありませんが、今後空気中の放射線量の測定結果を踏まえ、注視してまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

  5点目のカンゾウの作付者に対する融資についてお答えをいたします。議員ご指摘のようにカンゾウは、植えつけから収穫までに2年から3年の期間を要すると聞いておりますが、その間全く農業収入がないとすれば大きな課題であると思っております。しかしながら、一般的には1つの経営体が1つの作物だけつくるという例はほとんどなく、稲作や他の園芸作物との複合営農を行っているのが現実だと思います。また、今後のカンゾウの売り先との協議において、前払いもしくは仮払いの制度が設けられないかを検討する必要があると考えております。

  6点目の平成23年度で終了する農地・水保全管理交付金事業についてでありますが、平成19年度に9組織、平成20年度に1組織が加わり、合計10組織が事業に取り組み、老朽化が進む水路等の施設の長寿命化や水質、土壌等高度な保全活動を実施してきたところであります。交付金の額は水田10アール当たり4,400円を国が2分の1、県が4分の1、市が4分の1ずつ負担する形で支援してきたところでありまして、農道、水路の整備や花の植栽、道路の清掃等環境美化の取り組みを行ってまいりました。平成23年度と平成24年度において変更点はあるのかというご質問でありますが、胎内市においては新規取り組みではなく、継続実施地区であるため、制度上交付金の額が50%から75%と削減される見込みであることから、各組織において事業の縮小や見直し等の検討をしていただいているところであります。

  また、集落、地域の変動状況についてでありますが、平成24年度から1組織が諸般の事情により事業を実施しないことから、胎内市においては9組織が事業に取り組む予定でありまして、今後も環境に優しい農業、農道、水路等の自主的な管理の推進をお願いしたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

  以上であります。



○議長(富樫誠君) 松浦議員。

               〔5番 松浦富士夫君質問席〕



◆5番(松浦富士夫君) 明確な答弁をいただきましたけれども、まず堆肥センターの問題なのですけれども、先ほど述べたとおりこれから堆肥センターは重要になってくるとは信じていますけれども、胎内市も放射性物質を含んだ稲わらを使用した問題もあり、この春では400トンの製造出荷しかできないということなのですけれども、今後ますます堆肥利用者も増えると思うのですけれども、農業者の使用要望にこたえらない今状況になっていると思うのですけれども、今後増えてきて、農業者の要望にこたえられるのはいつごろになるとお考えですか。



○議長(富樫誠君) 高橋農林水産課長。



◎農林水産課長(高橋晃君) 春堆肥につきましては、要望が770、それまでに製造できるのが現在の見込みですと400ということで、今市長が答弁したとおりでございますが、ご存じのとおり堆肥をまくのは当然春と秋ということになりますので、それを考えますと、秋散布までには要望にこたえるだけのものが製造できるかというふうに考えております。よろしくお願いいたします。



○議長(富樫誠君) 松浦議員。

               〔5番 松浦富士夫君質問席〕



◆5番(松浦富士夫君) それと、今ほどの答弁ですけれども、土壌測定とかの関係なのですけれども、市単独では何か考えていないようなのですけれども、私としては安全、安心をアピールしてですね、今現状はないのですけれども、風評被害が出てきたときのためにも、市独自で農産物の放射性測定をすべきだと思っているのですけれども、市長はどのようにお考えですか、もう一回伺います。



○議長(富樫誠君) 吉田市長。



◎市長(吉田和夫君) この農地関係もそうでありますが、そういうふうな先に進んでいきますと、逆に風評被害になります。したがいまして、県と十分これら機器等も全部振興局にあるわけであります。それらを十分調整しながら進ませていただきたいと思います。



○議長(富樫誠君) 松浦議員。

               〔5番 松浦富士夫君質問席〕



◆5番(松浦富士夫君) では、もう一点あれなのですけれども、放射能測定器の値段はどのくらいするものなのですか。



○議長(富樫誠君) 高橋農林水産課長。



◎農林水産課長(高橋晃君) 今お尋ねのものは恐らく空気中の放射線量をはかるものでなくて、ゲルマニウム等で測定するものということだと思うのですけれども、高額なのは承知しておりますけれども、具体的に幾らかということについては承知しておりません。



○議長(富樫誠君) 三宅総務課長。



◎総務課長(三宅政一君) 土壌等の放射線測定器につきましては、本体で約1,500万円強、アタッチメントで1,000万円強プラスそれを作業を行います技術者等を含めると、年間で5,000万円程度は見なければならないという試算は出ております。



○議長(富樫誠君) 松浦議員。

               〔5番 松浦富士夫君質問席〕



◆5番(松浦富士夫君) ありがとうございました。

  では、5点目の葉たばこの関連でちょっとお聞きしますけれども、これは本来ならば予算審査特別委員会で聞けばいいのでしょうけれども、関連がございますので、ここでお聞きしておきます。市が葉たばこの後継作物を中心として、カンゾウを推進していくと述べられておりますけれども、私が来年度、24年度の予算書を見た限りなのですけれども、カンゾウに対する予算措置が行われていないように思えるのです。その予算はどこに入っているのか、お聞かせ願いたいのですけれども。



○議長(富樫誠君) 高橋農林水産課長。



◎農林水産課長(高橋晃君) 24年度の当初予算の中にカンゾウそのものの振興のための予算というのは計上されておりません。しかしながら、たばこ廃作というような観点の中からは、わずか10万円ですけれども、ソフトの事業に農協とタイアップしながらやっていこうというようなことで、予算措置されております。



○議長(富樫誠君) 松浦議員。

               〔5番 松浦富士夫君質問席〕



◆5番(松浦富士夫君) 最後の農地・水・環境保全型農業についてなのですけれども、来年度から1組織がやらないと今答弁いただいたのですけれども、何か私聞いたのとちょっと違うかなと思っているのですけれども、今まで農地・水・環境保全対策に取り組んできた集落で、新たに取り組まないということになるのですけれども、その取り組まなくなった原因はどこにあるか考えておられますか。



○議長(富樫誠君) 高橋農林水産課長。



◎農林水産課長(高橋晃君) ご存じのとおり農地・水・環境保全対策につきましては、93項目のやるいろんな項目がございまして、その中から選択のもの、必修のものとございまして、それを集落の中、協定の中で実施していくという制度のものでございます。その中にもその93という数自体が農業者にとっても、我々にとっても非常に実施が難しいなと思われるものもあるのですけれども、一番は地域の皆様方に聞くと、農業者以外の例えば子供会だとか、婦人会だとか、老人クラブだとかいうような団体と一緒になって農地、農業環境の保全をするというようなことが義務づけられております。こういうことからして、なかなか地域の中で取り組んでいくというのが難しいと判断している集落もあるようでございます。



○議長(富樫誠君) 松浦議員。

               〔5番 松浦富士夫君質問席〕



◆5番(松浦富士夫君) ありがとうございました。市も農業振興に取り組んでいるのはよくわかりましたが、今市の農業者は大変厳しい状況ですので、さらなる農業振興に力を注いでもらえるよう切望いたしまして、次の質問に移ります。

  次に、除雪体制について伺います。前の質問者と重複するところもあると思いますが、私の見解で伺います。ことしの冬は豪雪に見舞われ、市内各所で除雪のおくれなど通勤、通学、買い物など市民生活に大きな影響がありました。市の除雪担当者や除雪業者の方々は、連日の除雪対応については敬意を表しますが、除雪のおくれなどが発生しました。想定以上の豪雪とはいえ、来年度以降の市民生活の安心、安全を守るためにも、除雪体制の見直しを含め、問題点を早期に検証し、次の冬に備える対策が必要と思い市長に6点伺います。

  1点目にことしの冬は近年まれに見る豪雪でした。除雪関係者は疲労こんぱいだったと察しますが、通勤、通学時間帯までに除雪が終わらなかったところや除雪後の圧雪やわだちなどで、道路状況が悪く、車の運転や歩行に困難を来した市民が多くおります。区長さんなどへ苦情や要望も多くありました。想定以上の豪雪とはいえ、市民生活に多くの影響が出たことしの冬の除雪のおくれ、除雪後圧雪などで危険な状態になった道路状況を市はどこまで認識していたのか。また、このような事態になった原因はどこにあったと思われるのか、伺います。

  2点目に、除雪のおくれが発生し、市民生活に影響が出た結果を踏まえ、除雪体制の見直しも必要と思います。近隣の新発田市では、集落、地域の農業者や集落で組織した雪のけ隊、管理組合などに委託しています。胎内市も取り入れられたら、冬場の農業者などの雇用、冬場の農業収入にもつながります。また、集落、地域の方たちですから、道路状況なども熟知しておりますし、地元ですから、除雪作業開始も早く、通勤、通学時間帯までに終了することが期待できますが、胎内市も取り入れる考えはないか伺います。

  3点目に、道路除雪後の雪を民地の空き地や田畑へ山積みしているところがあります。他自治体で苦情やトラブルがあったところもありますが、無断で雪置き場にしていないかとは思いますが、胎内市では関係者に除雪の雪置き場として市がお願いしているのか、除雪業者がお願いしているのか。また、ことしの豪雪で山積みされた雪がまだ多く残っていますが、昨年度までを含め、今日まで砂利や空き缶などのごみが入ったという苦情、トラブルはなかったか、伺います。

  4点目に、通学時間帯までに歩道除雪が間に合わず、車道を歩いている姿や道路幅が狭く、歩道がないところでは除雪後の雪が道路わきに壁のようになっている中登校している子供たちを数回見ました。中には、圧雪で滑り転倒する子もいました。胎内市の未来を担う市の宝である子供たちをいつまでも危険な状態にしておくわけにはいかないと思います。市は、ことしに限らず毎年のように通学時間帯までに間に合わない歩道除雪などを早急に検討し、冬場の子供たちや心配している保護者などに安心、安全を与える対策をとる必要があると思いますが、市は今後の対策をどのように考えているか、伺います。

  5点目に、消雪パイプが設置されているところでは、消雪パイプの破損のおそれがあるなどの理由で、基本的に除雪はしないことはわかっていますが、ことしの冬地吹雪、故障などで消雪パイプが作動せず、本来なら消雪パイプのおかげで通行できる道路も通行困難になり、通勤や買い物などで苦慮した市民がいました。ポンプの管理者に手動に切りかえてもらうことも考えられますが、地吹雪などは深夜、早朝に発生することが多く、管理者の対応も難しいと思いますし、一たんたまった地吹雪や降雪の雪を消雪パイプで解かすには時間もかかります。そのようなとき市民の足を確保するためにも、効率のよい除雪体制をとることができないか、伺います。

  6点目に、テレビや新聞で老人世帯や老人ひとり暮らし世帯などの家の屋根の雪おろしや道路から玄関先までの除雪をボランティアなどの方たちが行っていることが報道されていました。胎内市でも老人世帯や老人ひとり暮らし世帯が増えてきています。そのような方々は、年齢、体力、健康面などで屋根の雪おろしや庭先の除雪が困難で、家の安全面や病気などの緊急面が心配されます。また、この冬胎内市で1名の老人の方が除雪作業中死亡する悲しい事故も発生しました。市も対策をとっていると思いますが、今年そのような方々から屋根の雪おろしや庭先の除雪などの依頼はなかったのか。また、依頼があったのなら何件くらいあったのか、伺います。



○議長(富樫誠君) 吉田市長。

               〔市長 吉田和夫君登壇〕



◎市長(吉田和夫君) ただいまの除雪対応についてお答えいたします。

  初めに、1点目の今冬の除雪のおくれ、除雪後の道路状況の認識、原因はどこにあったかについてでありますが、今冬は近年まれに見る豪雪に見舞われたことから、通勤、通学に支障を来すことのないよう除雪を行ってまいりました。除雪のおくれや除雪後の道路状況については、職員及び業者委託による道路巡視や市民の方からの情報提供により状況を把握し、対応したところであります。また、機械による除雪は降雪の状況によりますが、交通障害の回避や事故防止のため、基本的には夜間から早朝にかけて作業を行っております。しかし、雪が降っていない場合においても、強風により吹きだまりが発生し、または圧雪された路面を削る場合は、通常の除雪よりも時間がかかり、ご不便をおかけしたところであります。

  いずれにしましても、冬期間の安全で円滑な交通の確保、快適な冬の生活環境づくりにおける道路除雪の重要性と問題点を再認識いたしましたので、委託除雪機械と除雪路線延長による除雪に要する作業時間を考慮して、今後除雪計画の見直しについて検討してまいりたいと考えております。

  2点目の集落、地域の農業者等で組織した雪のけ隊などに地区の除雪を委託できないかについてでありますが、新発田市では今年度から赤谷地区において、地域住民が共助の精神をもって狭い生活道路で除雪車の入れないところを住民みずから除雪隊を立ち上げ、日中において歩道用の小型除雪機で対応しております。胎内市においても、狭い生活道路については、機械除雪ではなく、歩道用の小型除雪機による対応等を行っておりますが、ニーズに合った対応とまではいっていないのが現状であることから、他市の道路における除雪ボランティア等を参考にし、今後除雪の方法等を検討してまいりたいと考えております。

  また、新治議員の会派代表質問でもお答えいたしましたとおり、市といたしましては、新たにボランティア団体を結成するのではなく、胎内市社会福祉協議会のボランティアセンターと連携によるほか、県の除雪ボランティア、スコップの活用を考えておりますので、よろしくお願いをいたします。

  3点目の道路除雪した際の民地への雪置き場等についてでありますが、道路や歩道の除雪時による雪置き場につきましては、個別による了承は得ておりませんが、沿線の空きスペースを利用させていただいているところであります。市といたしましては、冬期間の道路交通確保のため、ご理解とご協力をいただいているものと考えておりますので、その点もひとつよろしくお願いしたいと思っております。

  また、雪置き場となった土地の地権者から排雪や砂利処理等の申し出がなかったかどうかについてでありますが、市では毎年除雪による雪山が農作業に影響を及ぼす箇所につきましては、排雪作業を計画的に実施しているところであります。そのほか雪置き場となった土地の地権者からの申し出に対し、速やかに対応させていただいているところでありますので、その点もひとつよろしくお願いしたいと思っております。

  4点目の小中学校の通学路の歩道除雪についてでありますが、今年度市全域の歩道除雪について、関係機関と協議し、新たに策定しました雪道計画が国、県の同意を得たことから、通学路や日常生活で頻繁に利用されている歩道を中心に、歩道除雪の充実を図っております。しかし、歩道除雪機の性能や踏み固められた雪への対応が困難で、作業効率が悪かったことなどから、ご不便をおかけした路線もあったと思っております。今後は、地域住民と連携しながら、一体となった歩道除雪を行うなど、児童生徒の安心、安全な通学路を確保するよう検討してまいりたいと考えております。

  5点目の消雪パイプのふぐあい時における除雪についてでありますが、天木議員の質問でもお答えいたしましたとおり、融雪山が原因により自動車や歩行者の通行に支障を来した路線がありました。このような路線は、住宅密集地等の小路が多く、雪の置き場の確保及び融雪施設が除雪機械により壊されることのないよう、計画的な排雪等の対応を行っておりますので、よろしくお願いをいたします。

  いずれにいたしましても、冬期間の積雪時における道路交通の確保等について、関係機関との連携により効果的な除雪を実施し、市民生活の安心、安全を確保して迅速な除雪作業を行ってまいりたいと考えておりますので、ご理解をお願いいたします。

  次に、6点目の高齢者世帯などから屋根の雪おろしや庭先の除雪の依頼はなかったかについてでありますが、今冬の降雪量は近年まれに見る多さであり、高齢者世帯の雪おろしや除雪に関する相談及び助成事業の申請についても、例年以上の件数が寄せられております。高齢者世帯からの雪おろし及び除雪件数についてでありますが、天木議員の質問でお答えいたしましたとおり、雪おろし助成の申請件数は、2月末現在で鼓岡及び大長谷小学校区からの世帯の申請が78件、国道7号線から山側にお住まいの世帯からの申請が21件であります。また、社会福祉協議会の除雪費助成の申請件数は85件ありまして、いずれも前年度の実績を大幅に上回る状況であります。市といたしましては、高齢者世帯の雪おろしや除雪について、契約業者や個人の協力をいただける方、民生委員等のご協力をいただきながら、きめ細かな対応に努めているところでありますので、その点もひとつよろしくお願い申し上げます。

  以上であります。



○議長(富樫誠君) 松浦議員。

               〔5番 松浦富士夫君質問席〕



◆5番(松浦富士夫君) ありがとうございました。ことしは、区長さんたちにはかなり苦情が入ったのですけれども、市に対して除雪対応のおくれなどの苦情も多く寄せられたとは思うのですけれども、どのくらいの苦情があったのですか。それと、その苦情に対しての対応はどのようにとられたのか、お教えください。



○議長(富樫誠君) 川崎地域整備課長。



◎地域整備課長(川崎裕司君) ちょっと今件数までは把握していないのでご理解いただきたいと思いますが、一応基本的には区長さんを通して苦情をいただきたいということでしてあるのですが、この豪雪でございますし、また地吹雪等も結構ありましたのですけれども、直接市民の方から苦情をいただいたというものもございます。そんなことで、一応そういう場合はすぐ現場を確認させていただいて対応させていただいたというふうな状況でございまして、現場を確認しないで対応というのもなかなかこれは難しい話ですけれども、一応苦情をもらったところについては、すべて状況を確認し、対応させていただいたという状況でございます。



○議長(富樫誠君) 松浦議員。

               〔5番 松浦富士夫君質問席〕



◆5番(松浦富士夫君) これはちょっと別に業者さんをいじめるとか、そういうわけではないのですけれども、市の除雪体制なのですけれども、オペレーターさん1人で作業していることが多く見られたのですけれども、通常ならば助手とか、誘導員をつけなければならないと思うのですけれども、市との契約時どのような契約になっていたのか。オペレーター1人でもいいという契約になっていたのか、ちょっとお聞きしたいのですけれども、これはあくまでも胎内市の除雪車でなくて、胎内市が委託している業者さんの除雪機です。



○議長(富樫誠君) 川崎地域整備課長。



◎地域整備課長(川崎裕司君) 一応除雪計画の中では、今ご指摘受けましたけれども、2人乗車できる場合においては、オペレーターさんと補助員が同乗して2人でやると。運転手さん、オペレーターさん1名しか乗れない機械については、補助者が後ろからついていって安全を確認するということにしておりました。そのあたりやはり今議員さんからご指摘出たように、中にそういうことができない業者さんがおりました。これは、一般の市民からもそういうご指示を受けましたので、それなりに一応業者さんのほうには指導したという経緯がございます。今後はそういうことのないように、安全に作業ができるように努めていきたいというふうに思っております。よろしくお願いします。



○議長(富樫誠君) 松浦議員。

               〔5番 松浦富士夫君質問席〕



◆5番(松浦富士夫君) 先ほど桐生議員さんの答弁の中だったのですけれども、降雪予報などでは道路パトロールは当然行うのですけれども、先ほど桐生議員さんのときは、業者委託していると、この道路パトロールと道路巡回。

               〔「深夜ですね」と呼ぶ者あり〕



◆5番(松浦富士夫君) 業者に何か委託しているような話だったのですけれども、それは24時間全部業者さんですか。市は一切入っていないのですか。



○議長(富樫誠君) 川崎地域整備課長。



◎地域整備課長(川崎裕司君) 業者さんに委託しておりますのは、夕方から一応翌朝までということで、日中については職員が出ていますので、職員のほうで一応パトロールをしているという形で指示をしております。当然土日、祝祭になれば、日中は職員が対応ということにしておりますので、一応委託したのは夜間ということで限定しております。



○議長(富樫誠君) 松浦議員。

               〔5番 松浦富士夫君質問席〕



◆5番(松浦富士夫君) 先ほどの答弁の中にあった、ここに新発田市の23年度の除雪委託名簿があるのですけれども、この中によりますと、農業関係者が15業者、それと雪のけ隊などの集落で立ち上げたのが4つ、それと商工関係が1業者入っているのですけれども、その中で除雪を行っているところの関係集落の方にお話をお聞きしたところによりますと、前より作業開始が早くなった、自分の集落なので丁寧にやってくれて助かったと言われていました。そうすると、胎内市がことしの場合なのですけれども、かなりおくれが出たのですけれども、そうするともしも、市内で取り組む気のある農業者、集落などがあったら、これに委託してもいいのではないかと思うのですけれども、ただしこれ、取り組むということになりますと、資格等も必要になってきますので、早急に検討すべき問題なのですけれども、そういう新発田市みたいないい例もございますので、早急に検討して取り組んでいただきたいと私は思うのですけれども、いま一度お願いします。



○議長(富樫誠君) 川崎地域整備課長。



◎地域整備課長(川崎裕司君) 今お話ありますように、新発田市ではことしからそういうような形で始まってきたということで、私も資料をいただいたりしておりますので、再度このところの内容をよく精査させていただいて、胎内市での取り入れができるようであれば、早々に次年度の除雪計画の中に取り組みながら対応していきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いします。



○議長(富樫誠君) 松浦議員。

               〔5番 松浦富士夫君質問席〕



◆5番(松浦富士夫君) それとさっき民地に置いた雪、空き地のところに置かせてもらっているということなのですけれども、今私通って歩いて数カ所民地の中の樹木の枝が折れているのが見受けられるのです。松の木の枝とか、多分ショベルで雪を山にするとき折れたとか、そういうときに折れたと思うのですけれども、無断でということではないのですけれども、一応協力してもらっているということなのですけれども、そういう場合の補償は市が持つのですか、それとも業者になるのですか。



○議長(富樫誠君) 川崎地域整備課長。



◎地域整備課長(川崎裕司君) それはちょっと作業のケース・バイ・ケースによりますので、その辺は現場を確認させていただきながら、一応地権者の方も含めて、なおかつ業者さんとの意見を聞きながら、そういう判断をさせていただくということにしております。



○議長(富樫誠君) 松浦議員。

               〔5番 松浦富士夫君質問席〕



◆5番(松浦富士夫君) 歩道除雪のことについて1点お伺いしておきます。

  きのと小学校の前の歩道なのですけれども、今年に限らず毎年のように通学時間までに除雪が間に合っていません。子供たちは常に危険な状態が続いているわけですし、今年はもう四、五回保護者及びおじいちゃん、おばあちゃんが学校まで送るという状態になっておりました。その保護者の中に、現在その地区というか、その地名本当は言えば悪いのでしょうが、十二天、菅田が歩いて登校してくるわけですけれども、現在スクールバスが通っているのです、通年、十二天も菅田も。スクールバスが通っているのです。せめて冬場だけでも子供たちの安全のために、スクールバスに乗車できないかという話が出ているのですけれども、そういうような検討はできませんか。



○議長(富樫誠君) 小野教育長。



◎教育長(小野達也君) スクールバスのことまで話が及んでまいりまして、あれですけれども、基本的には私子供たちには歩いていただきたいというふうに、そういうふうに思っております。ただ、安全性のこともありますし、それが果たしてどのくらいかというようなこともしんしゃくしなければならない部分だと思いますが、学校なり、また保護者なりというようなことで、よく話し合ってまた決めていきたい、そこだけというわけにもまたいきませんので、各方面とまたそういった調整をさせていただきたいというふうに思いますので、よろしくお願いします。



○議長(富樫誠君) 松浦議員。

               〔5番 松浦富士夫君質問席〕



◆5番(松浦富士夫君) しつこいようで済みませんけれども、きのと小学校の前、それと今胎内小学校の前、どっちも地吹雪のメッカのところなのです。1時間たたないうちに歩道は全部ふさがってしまう状況になるのですけれども、胎内小学校の前は常にあいているのです。常に歩道は除雪されているのです。通学時間帯に、朝夕と。きのと小学校の場合、朝自身がもう間に合っていないのです。そういう危険な状態なのですから、父母の方が言うのも私もっともだと思うのです。スクールバス通年通っているのです。そこを通って、子供の目の前を通っていくのです。だから、冬場だけでも本当にスクールバスで通わせてほしいのです。私もそれ願うのですけれども、教育長もう一度お願いします。



○議長(富樫誠君) 小野教育長。



◎教育長(小野達也君) 私からすると、きのと小学校もしっかり歩道除雪をしていただいて、子供たち安全確保を図りながら、しっかりと歩いていただきたいというふうに思っております。



○議長(富樫誠君) 松浦議員。

               〔5番 松浦富士夫君質問席〕



◆5番(松浦富士夫君) では、来年からしっかりお願いします。

  それと、最後にこれ市民から聞いた話なのですけれども、これ私でも2名から聞いたので、多分数名の方は目撃していると思うのですけれども、2月の10日の午後中条駅前の市営駐車場内で胎内市の名前が入っている公用車です。雪を押しているのを目撃した方がいるのです。公用車の乗用車で、雪を多分端にあった雪を乗用車が押している状況だと思うのです。自分の自家用車ではそんなことは行わないと思いますけれども、だれが見ているかわかりませんので、胎内市の名前が入っている公用車でそのような行為を行うのはやめていただきたいのです。それで、市営駐車場の除雪体制はどのようになっているのか、伺いたいのです。また、今回このような行為市民に目撃されたということをどのように思いますか。この点お願いします。



○議長(富樫誠君) 川崎地域整備課長。



◎地域整備課長(川崎裕司君) 一応市営駐車場につきましては、消雪パイプが入っていますので、一応原則それで間に合っているという形で今はやっていますし、多分そういうことは私はやっていないとは思っているのですが、ただ今冬においてはいっときあまりにも多く降りまして、消雪パイプが間に合わなかったということで、機械を入れまして、わきのほうに押したと、また入り口のほうも一応機械で処理したということはあります。そんなことで、原則消雪パイプ設置がされているものですから、そういう形で一応雪対策はしております。



○議長(富樫誠君) 松浦議員。

               〔5番 松浦富士夫君質問席〕



◆5番(松浦富士夫君) ありがとうございました。ことしの除雪のおくれなども教訓といたしまして、除雪体制の見直しなどの検討も早急に行い、来年度の冬は市民の安心、安全を提供できるように強く切望いたしまして、私の質問を終わります。ありがとうございました。



○議長(富樫誠君) 以上で松浦富士夫議員の質問を終わります。

  お諮りします。ここでしばらく休憩したいと思うが、ご異議ありませんか。

               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(富樫誠君) ご異議ないので、3時15分まで休憩いたします。

               午後 3時00分  休 憩

                                           

               午後 3時13分  再 開



○議長(富樫誠君) 休憩前に引き続き会議を再開します。

                                           



○議長(富樫誠君) 赤塚タイ議員の質問を許可します。

  赤塚議員。

               〔14番 赤塚タイ君質問席〕



◆14番(赤塚タイ君) 通告に基づきまして質問させていただきます。

  まず、第1点目として、ロマンを秘めた都岐沙羅について、築地地区に生を受けた者として、築地地区の歴史を後世に伝えるため都岐沙羅と薬師瑠璃光如来を含む笹山鉱泉記念碑について質問いたします。都岐沙羅が村上のほうから聞こえてくることが最近気になります。歴史的にどんな根拠があるかは定かではないが、都岐沙羅といえば築地村に深く関係あると伊藤先生は指摘しております。私は、築地の村歌をいつ覚えたかは記憶にはないが、今でも口ずさむことができます。当時は、言葉の意味もわからなかったが、今ではその意味がわかる。口ずさむたびに心が和み、特に都岐沙羅の五感の響きが美しく、築地に生まれ育って70歳になる私には、昔懐かしい築地村の原風景と意気込みが感じられ、後世に伝えたい村歌だと思います。作詞をお願いした人は、明治44年以来築地村村長を務めた山王の佐藤龍太郎さんで、作詞は著明な国文学者、芳賀矢一先生で、國學院大学学長を務めております。歌詞の2番に、「史に名高き都岐沙羅の昔据えたる礎を固め固めて年々に栄えこそゆけ築地村」と歌われております。この歌詞が都岐沙羅は築地であることを証明していると思います。

  村歌が立派な額として築地村役場に掲げられたのは、昭和13年の春その後昭和30年来のこの春に築地文化センターが開館して、議場と額はここに移されました。昭和42年1月1日築地村は中条町と合併いたしました。あれから40年築地の有志が変わり果てた築地の根幹を村歌の表具を見て、これはぜひ復製しようと、有志15名で実行、見事によみがえりました。今は、築地文化センターの2階で立派に掲げられております。胎内市となった今、旧築地村が歴史的にも風化するような気がしてなりません。市長は、都岐沙羅をどのように考えているのかと、その取り扱い方法、それと築地の村歌の表具を胎内市の胎内市の文化財に指定の考えはないか、お伺いいたします。

  新潟県北蒲原郡築地村大字築地小字池西に明治12年3月19日許可の笹山鉱泉、通称長池鉱泉と草競馬場がありました。この鉱泉は、明治の初期天然ガスが噴出することから、石油採掘を目的に試掘をし、発見されたものです。効能は、消化不良、腺病質、貧血、打撲傷等とあります。村松浜と築地の人が共同出資をして、鉱泉浴場を経営し、昭和五、六年ごろまで存在しておりました。常連の客の中で、効能は良好で、体調がよくそのお礼ということで、大正9年薬師瑠璃光如来と笹山鉱泉記念碑が建立されたと言われております。今では日の目も見ることなく埋もれている状態です。近年は、長池公園も整備され、ハスの花も満開となります。築地の有志は、何とかしようというのですが、言うはやすく行うはがたしで、今日に至っております。歴史とロマンを感ずる薬師瑠璃光如来を含む笹山鉱泉記念碑と旧築地村の村歌を市の文化財に指定の考えはないか、市長のご所見をお伺いいたします。



○議長(富樫誠君) 吉田市長。

               〔市長 吉田和夫君登壇〕



◎市長(吉田和夫君) ただいまのロマンを秘めた都岐沙羅についてお答えをいたします。

  初めに、1点目の都岐沙羅につきましては、日本書紀に記されており、7世紀後半の城柵であることは知られておりますが、所在地は諸説もあり、遺跡が発見されていない現状では、築地における存否は不明としか言いようがありませんが、伊藤先生あるいは亡くなられた須貝春夫先生の話を聞きますと、やはり築地が一番ではないかというお話も聞いているわけでありますが、この都岐沙羅につきましては、やはり古代日本の城柵の一つということで、越の国ということでありますが、非常に新潟県では鼠ケ関あるいは鶴岡市の木野俣、それから秋田の由利地方ということでありますが、いずれにしましても、岩船にも三面と荒川の間にこの都岐沙羅があるということで、逆にNPOで岩船の関係で名刺を村上市のほうはつくっているようであります。

  しかしながら、仮にこの遺跡が発見されれば国の特別史跡に指定されるくらいの非常に価値のある文化遺跡であると私は認識しているわけでありますが、十分これらにつきましても、またいろいろ今議員おっしゃった築地のある場所に行ってちょっと拝見をさせていただきたいと思っているところであります。

  それと同時に、2点目の築地の村歌を胎内市の文化財に指定する考えはないかということでありますが、この都岐沙羅は築地の村歌にも歌われているようですが、議員ご質問のこの市の文化財指定につきましては、それぞれ明らかになった段階でまた考えていきたいと思っているところであります。ちょっと私も調べてみるのでありますが、この都岐沙羅につきましては、越の国ということで、現在の福井県の敦賀市から山形県の庄内地方の一部に相当する地域を領したということでありますので、いずれにしましても、越の国の越州、三越、それと越後、越中、能登、加賀、越前のこの5カ国を意味するということでありますので、十分これらもちょっと調査をさせていただきたいと思いますし、なお伊藤先生にも再度お聞きしたいと思っているところであります。

  それから、3点目と4点目につきましては、関連がありますので、一括してお答えさせていただきます。薬師瑠璃光如来碑の件につきましては、今ほど議員が述べられましたように、地域が先代から引き継いできた石碑の保存とその歴史資材を生かした地域づくり構想に地元の方々が率先して取り組みたいという姿勢は喜ばしいものでありまして、そのお気持ちは大切にしたいと思っているところであります。しかしながら、薬師瑠璃光如来碑の建立は、非常に宗教的意味合いが強いものでありまして、今ほどのご提案に行政が関与することにつきましては、慎重にこれは判断していかなければならないと思っております。この件につきましては、地域の皆さんや趣旨に賛同される方々によりまして、対応されることが一番よいのではないかと感じておりますので、ひとつこの点についてもご理解をお願いしたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。



○議長(富樫誠君) 赤塚議員。

               〔14番 赤塚タイ君質問席〕



◆14番(赤塚タイ君) ただいまのご答弁ありがとうございました。ご答弁の中に都岐沙羅は、岩船のほうにあって、三面川、鶴岡市に都岐沙羅があるというようなご答弁でしたが、私の知る限りはあそこは都岐沙羅の柵ではなくて、都岐沙羅の柵というのは、この塩津潟の近郷、築地を含むこの辺のことを指しているのであって、あと新潟のほうでは沼垂の柵、それから今おっしゃる岩船の人が都岐沙羅の柵というようなご答弁をいただきましたが、それは岩船の柵ということで、これはNPOかどこかグループがあまりにも都岐沙羅の語源がいいから、これを使おうというようなことでそれを使っているというようなお話を私は承っておりますので、あくまでも都岐沙羅のことは、こちらの築地のほうに関係あるということをご理解いただきたいと思います。

  それから、いろいろ市長さんもお勉強なされて、私もほっとしたのですが、この都岐沙羅は根拠がいまいちというお話ですので、私は決して都岐沙羅をどうのこうのというのではなくて、みんなでつくった、あの額、築地の村歌の、それこそ見事に復製した額をひとつ築地の村歌はここにあるのだというその位置づけが私はやはり欲しくて、なぜこういうことを言うかというと、何となく胎内市に合併していったら、築地という存在が何か薄れていくのにその悲しさを覚えるのです。なぜならばいろんな歴史探訪をしていくうちに、当然黒川、乙の乙宝寺様というふうに出てきます。そうすると、築地に何が出てくるのだろうという、そういう一抹の寂しさがありまして、きょうこうやって質問したものでございますので、私は何かただこのまま文化センターに飾っておくのではなくて、これは市の文化財ですよというような位置づけをいただいたならば、次の代、次の代に引き継がれていくのではないかなと思って、都岐沙羅ということを表に出しましたけれども、それはあくまでも歴史のロマンを語る意味での都岐沙羅として、この額を市の文化財に指定するお考えはないかをお伺いします。



○議長(富樫誠君) 吉田市長。



◎市長(吉田和夫君) この都岐沙羅につきましては、非常に伊藤先生もそうでありますが、確信を持って築地は都岐沙羅なのだということを去年亡くなった須貝春夫先生もそれを押してあったのですが、その根拠となるものをもう少し伊藤先生からお聞きしまして、私は村歌もあったかと思うのでありますが、私も間違ったら済みませんが、旧築地小学校の校歌にも都岐沙羅があったような記憶はするのでありますが、それはなかったでしょうか。それはどうでもいいですけれども、いずれにしましても、このロマンあふれる都岐沙羅でありますので、もう少し調査させていただいて、確信を得たらまた進ませていただきたいと思います。



○議長(富樫誠君) 赤塚議員。

               〔14番 赤塚タイ君質問席〕



◆14番(赤塚タイ君) ありがとうございました。先ほども私申し上げましたが、この築地の村歌を歌える人は、もう高齢者の方何名でございます。私もうろ覚えですが、歌える一人なのですが、その人たちが私もそうですが、こういうふうにいろいろと皆さんに伝えていかなければならないのですが、その意味においても、なお一層築地の村歌を、しかも國學院大学の学長を務めていらっしゃる芳賀矢一先生、これは山王の佐藤龍太郎さんがお願いしたという経緯ですので、相当の学者がこれを作詞してございますので、その辺は十分認識いただいて、前に進めていただきたいと思います。

  そういう意味で、この築地の村歌を私も後世に皆さんに伝えたいというふうに思っていますが、市長さんもその歌をご存じでしょうか。



○議長(富樫誠君) 吉田市長。



◎市長(吉田和夫君) はっきり言ってちょっと歌の歌詞はご存じでございません。ただ、この國學院大学の先生に新しく築地小学校統合したときの校歌をつくっていただいた経緯がございます。したがって、あの先生はもう旧中条町には行かなくて、山の風景というものを頭に描いているということで、新しい統合学校の校歌も國學院の先生からつくっていただいた経緯ございますので、これらは十分また調べさせていただきたいと思っております。



○議長(富樫誠君) 赤塚議員。

               〔14番 赤塚タイ君質問席〕



◆14番(赤塚タイ君) よく知っている市長さんでも築地の村歌はわからないというようなことですので、そうであれば地元の人がわからないのであればなおのことでございますので、大事にしていきたいと思います。

  そこで、長池のことなのですが、ここにいかに長池鉱泉が繁盛していったか、そういう時代があったかということは、ここにひとつメモ書きがございます。これは、確かなことでございますが、明治44年1月1日から12月31日までの笹山鉱泉の鉱泉宿が全盛期のとき、それが全盛期になるのですが、明治44年1月1日から1年間の収入427円86銭5厘、支出が348円39銭9厘、近磯吉あてに決算報告がなされております。これは、この時代において大金なのか、それともほどほどなのか、私はこれは決してそんなほどほどのものではなかったのではないかということで、これを見る限り笹山鉱泉宿は繁盛していた証しだと私は思います。そこで、今市長さんと都岐沙羅の話もしましたが、今の笹山鉱泉の記念碑、要するに薬師瑠璃光如来は、宗教色が強いからというご答弁でございましたが、私はこれは決してこれには抵触しないと思います。あくまでも笹山鉱泉記念碑の一部でございますので、だから政教分離には抵触しないのではないかと私は思います。

  それで、私と今市長さんとこれを言い合っても平行線だと思いますので、胎内市には文化財保護条例がございます。そのとき当然答えは出ないのは当たり前でございます。なぜならば文化財を指定するには、文化財保護審議会に諮問しなければなりません。もし気心があれば、どうしてもしてもらいたいと私は思うのですが、その文化財保護審議会に諮問していただけますかどうか、お伺いいたします。



○議長(富樫誠君) 吉田市長。



◎市長(吉田和夫君) 今の赤塚議員の質問でありますが、審議会云々よりも、もう少しこの中身を現場へ行って見たりあるいはその性格はどうなのかということをまず先に調査させていただきたいと思います。



○議長(富樫誠君) 赤塚議員。

               〔14番 赤塚タイ君質問席〕



◆14番(赤塚タイ君) ありがとうございました。私がこの問題にいろいろ各課を回りましたが、ああ、あれは見たことあるわという人がいました、この市役所の中に。それは何かというと、長池開発をするとき、ちょうどこの薬師瑠璃光如来は畳1枚ぐらいの大きいものでございます。そして、平成12年から13年ごろあの開発に農林水産課の担当でここに入っていろいろ調査した経緯があると、そのとき見たよと。そうしたらそのときはまだ立っていたというお話をいただきました。ああ、最近までこれ立っていたのだなというふうに、それは確かに役場の職員がおっしゃっていましたので、そういう経緯もありますので、これから現場を見て、そしてそれから進むというような市長のご答弁でございましたので、私はぜひいい方向に向いて、そして築地の歴史がここに築地ありという点を落としていただくためにも、これを市の文化財に指定していただきたくお願いを申し上げまして、私は次に質問に移りたいと思います。

  次の質問に移ります。失われて知る大きな役割、海岸林の再生についてお伺いいたします。サケが帰ってくる海底には、緑濃い松林が広がっております。魚の森として大切に育てる、三面川河口の森、砂丘に広がる手入れの行き届いた松林、雪と水、旧紫雲寺町に2つとないフジの水、新潟県海岸林に日本有数のつくり酒屋があります。新潟県のサケとお酒、これらは白砂青松と言われた日本海が育てた誇れる産物です。胎内市では、松くい虫によって畑と海を隔てていた松林があらかた失われようとしております。砂丘地の野菜や果物が風や潮のため育たなくなるおそれがあります。かつて松林は、キノコ狩りをし、農閑期には燃料にするため落ち葉を集める松葉がきの場でもありました。目に見える役割がなくなって、ありがたみも忘れてしまいました。海岸林は、風砂、潮、さらには霧を内陸のほうへ流れるのを防いでおりました。このたび市の補正予算6,000万円で、1万2,346本の被害木が処分されることになりました。海に面した最前線には、野生地や塩害に強いクロマツがふさわしいか、松くい虫に抵抗力がある苗は、値段が高く、数も不足しているのではないかと思われます。景観だけならあればいいのですが、ほかの土地利用との兼ね合いも考えて、再生に取り組む必要があります。種から苗をつくるのに3年、背丈ほどになるのに10年、林らしい格好になるには20年かかります。国と自治体、専門家、地元それぞれが地域の将来と現実を見て動く必要があります。クロマツの苗木確保から始まり、市と地元が一体となり、海岸林は生活に欠かせないインフラです。松を林を次の世代のために再生すれば、人は残る。地域活性化のため、砂丘地畑の植林についてと、松くい虫に強い苗木の確保は大丈夫なのか、いつでも対応できるように準備する必要があると思いますが、ご所見をお伺いをいたします。



○議長(富樫誠君) 吉田市長。

               〔市長 吉田和夫君登壇〕



◎市長(吉田和夫君) ただいまの海岸林の再生についてお答えをいたします。

  初めに、1点目の砂丘地畑の植林についてでありますが、胎内市の海岸部における松林は、古くから松葉等の燃料供給やキノコなどの食物の供給に、また現在でも居住地や農地を防風や飛砂から守るなど、白砂青松の景観形成だけでなく、多面的な機能を持っていることは、ご承知のとおりであります。松くい虫被害は、ここ数年で著しく拡大しておりまして、胎内市の次世代へ残すべき重要な財産である松林が失われることが危惧されております。市といたしましては、平成23年度に緊急対策として、約1億円の予算を投入し、被害松の伐倒、原因虫のあるセンチュウの駆除を実施しているところであります。ご質問ありました砂丘地畑への植林については、海岸部の松林が消滅すること、防風や飛砂により農作物が大きな被害を受ける可能性があると認識をしております。しかしながら、砂丘地畑はその多くが個人所有であること、また現況及び地目が山林ではないことから、市で定める森林整備計画に登載することができないため、森林整備事業として植栽を行うことはできないのが現状であります。そのため砂丘地畑に飛砂防止等のための植林を行う場合は、個人での対応となりますが、市といたしましては、苗木のあっせんなどで支援を行ってまいりたいと考えております。

  2点目の松くい虫に強い苗木の確保についてでありますが、現在開発されている抵抗性アカマツ、クロマツは、開発されたばかりでありまして、需要に対して供給可能な苗木が極端に不足していることから、市として植栽に必要な苗木を確保することが困難な状況であります。そのため市といたしましては、県に早期に抵抗性の松苗木の育成を行うよう要請していきたいと考えておりますので、ひとつその点をご理解をお願いいたします。



○議長(富樫誠君) 赤塚議員。

               〔14番 赤塚タイ君質問席〕



◆14番(赤塚タイ君) 築地の村歌にも松の林、1番に松風というふうな感じで載っておりますが、本当に私が子供のころもそうでしたが、松で覆われるほどの林がございました。今市長は、個人の所有ということですので、なかなか市のほうでは指導できないようなことをおっしゃいましたが、でももし今のこの時期ですので、畑をつくるのが困難になったと、松を植えたいのだというような人もございます、現実。ですから、そういう人たちにあまり負担かけないで植えていただく、そういうのも私は皆さんの少しでもかなえてあげてやったらと思うのですが、そのときの今市は単独で苗木のあっせんをというふうに考えておられるようですが、その苗木をあっせんするはいいけれども、無償であっせんしてくれるのか、それとも何ぼか取るのか、その辺のこと等も含めてお伺いいたします。



○議長(富樫誠君) 高橋農林水産課長。



◎農林水産課長(高橋晃君) 市長答弁にもありましたとおり森林、要するに松林であればいろんな制度を活用しながら、事業を活用しながら植林をする手だてはございます。ご質問の要旨のところに記載されていたものが畑ということで、畑の中の植林ということでご質問の記述があったものですから、畑ですとそういう事業は使うことができないということでございます。ですので、森林法にのっている、森林計画にのっているものであれば、補助事業等で整備していくというようなことは可能性がございますので、ご理解をお願いいたします。



○議長(富樫誠君) 赤塚議員。

               〔14番 赤塚タイ君質問席〕



◆14番(赤塚タイ君) とすれば、そういう希望があっても、畑であれば名義変更して山林としなければならないのですか。



○議長(富樫誠君) 高橋農林水産課長。



◎農林水産課長(高橋晃君) 現実問題として、畑を山林に地目変更するということは、なかなか難しい問題が。



○議長(富樫誠君) 赤塚議員。

               〔14番 赤塚タイ君質問席〕



◆14番(赤塚タイ君) 山林であればということですね。そうすれば市も苗木をあっせんしてということですね。そういうことであればわかりました。私は、今市が単独でもあっせんするというお言葉にすごく力強さを感じるものであります。以前10年、20年ぐらい前もこういう松林1反とか、2反とかしてくれると、苗は受けられますよというふうな補助制度がございましたので、それを聞いてみたかったので、あくまでも山林というところで、その面積1反とか、2反とか、こっちばかりではなくてということになりますね。



○議長(富樫誠君) 高橋農林水産課長。



◎農林水産課長(高橋晃君) 100%個人負担がないというようなことでご理解をいただくと少し困るのですけれども、個人所有であっても保安林の部分に関しましては、完全に公のお金だけで整備するということは可能でございます。しかしながら、保安林でない山林、要するに森林法にはのっているのだけれども、個人有のものについては、一定部分の補助金があったとしても、100%個人負担がないというものは少し難しいかと思います。



○議長(富樫誠君) 赤塚議員。

               〔14番 赤塚タイ君質問席〕



◆14番(赤塚タイ君) ありがとうございました。これからこういう問題が寄ってくると思いますので、いろいろと勉強しながら、何とかいい方法をとっていただきたいと思います。私が一番気になるのは、早く緑を再生してほしいというのが私の願望でございますので、鋭意皆様にご努力していただきたいと思いますので、次の質問に移ります。

  次の質問に移ります。学校給食と連携した砂丘地園芸の確立についてお伺いいたします。全国的に見ても、食の安全から直売所の野菜が学校給食での利用が増えたことで、児童や栄養士にも地場産が浸透、教育現場で地場産の新鮮な野菜を取り上げる機会が増えております。県では、ポスト葉たばこ栽培の野菜品目として、バレイショ、カンショの紅はるか、白菜、タマネギ、キャベツなどを取り上げております。学校給食に使用する野菜は、大きさ、規格に一定の規格があります。学校も農家も直売所の青果物は、新鮮で品物もよく、顔の見える野菜として学校にも好評です。直売所では、学校給食での地場産野菜の利用を増やすため、栄養士や調理師と相談して、メニューごとに使う野菜や形の許容範囲を洗い直して、従来より緩やかな規格をつくり、市場出荷のような厳密な規格は給食の現場では求められておりません。学校給食向け野菜には、緩やかな規格であることを理解していただき、簡単な選別をするよう生産者としてお願いいたします。

  直売所に野菜の扱いが増えることにより、葉たばこ廃作農家の安定生産にもつながり、若者の離農を食いとめることができます。また、直売所での野菜の取り扱いが学校給食で増えることにより、学校と地元の農家、父兄との結びつきも強くなります。特産のバレイショ、カンショ、タマネギ、キャベツ、ニンジンなどの畑に来てもらうことで、いろいろな品目のしゅんや野菜の成長などを知ってもらえることから、子供たちにぜひ畑に来てほしいと希望いたします。秋には、胎内市青年農業士会の指導で育ったサツマイモの芋掘りをする子供たちのきらきらと輝く目が私には忘れられません。直売所と学校給食の結びつきによる胎内産の野菜の見合う新しいメニューもできております。砂丘地園芸の安定生産のため、今後の学校給食の取り組みについてお伺いいたします。



○議長(富樫誠君) 小野教育長。

               〔教育長 小野達也君登壇〕



◎教育長(小野達也君) 赤塚議員からは、学校給食について何点かご質問をいただきました。

  初めに、野菜の規格についてでありますが、ご承知のとおり学校給食で使用する食材については、第一に安全性が確保されていること、そして食味のよさが重要であると考えておりますので、この点からもできる限り地場産の野菜を使用するよう栄養士に指示をしているところであります。ただ、胎内市の学校給食の現状からいたしますと、大量調理をしている東西学校給食センターを始め、限られた人員で、限られた時間内で調理をするという学校給食の性質上、食材確保の多くが機械化されており、食材の導入に当たってはある程度の規格を設けさせていただいております。青果物市場を経由し流通する野菜にありましては、規格、品質等が統一されておりますし、昨日丸山議員にお答えしているとおり、現に納入していただいている青果物組合に加盟する事業者に対する配慮も必要であろうかと思います。新鮮で季節感を味わうという点に加え、地元の生産者に寄与する取り組みについても十分理解、協力をしてまいりたいと思いますので、直売所とはいいましても、ある程度の規格の農産物を出荷、納入についてご理解とご協力をぜひお願いしたいというふうに思います。

  次に、子供たちにぜひ野菜の生育等を知ってほしいとのことでありますが、市内の各小学校では授業の一環として、体験農業を取り入れております。地域の基幹産業である農業を知ることは、直接教科にも結びつくものでもありますし、食の大切さや収穫の喜びといった観点からも、子供たちは学ぶべきものが多いと考えております。校外での授業や課外活動には制約がありますけれども、地域の方々の協力を得ながら実施しているふるさと体験学習などのプログラムとしても接点がありますので、学校へも検討を促していきたいと思います。

  また、砂丘地園芸の安定生産のため、学校給食の取り組みについてという点に関しましては、さきに触れましたとおり学校給食にはできる限り地場産を使用する指示をしておりますし、納入業者にも地場産の納入を強くお願いしているところであります。これからも季節ごとの野菜を学校給食の食材として取り入れられるよう心がけていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

  以上であります。



○議長(富樫誠君) 赤塚議員。

               〔14番 赤塚タイ君質問席〕



◆14番(赤塚タイ君) ご答弁ありがとうございました。きのうの丸山議員の答弁の中に、地場産の搬入率とか、それが2%ないしいいところで十二、三%まできているというお話ですが、実際の目標としては何十%を目標としているのですか、地場産の野菜。



○議長(富樫誠君) 小野教育長。



◎教育長(小野達也君) 市の総合計画のほうで23年度、つまり今年度ですけれども、13%。そして、28年度まで13.2%というような数字が出ておりますけれども、今回13%は確保したと、きのうもお話し申し上げましたけれども、もう徐々に、徐々に上げていきたいと、そういう思いではおりますので、ご理解をお願いしたいというふうに思います。



○議長(富樫誠君) 赤塚議員。

               〔14番 赤塚タイ君質問席〕



◆14番(赤塚タイ君) 先ほど教育長さんの答弁の中に、ある程度の規格というお話でございましたので、私は厳密に市場に出荷するほどのきつい規格ではなくて、ある程度の規格をというふうにお願いしたつもりでございますので、例えばジャガイモであれば、同じのを20キロ、30キロそろえるのはなかなか大変なときもございますので、ちょっと小さい、そんな100グラムぐらいなのは入れませんけれども、そういうふうに規格を緩めても現場ではとっていただけますので、それで私がなぜこれを言うかというと、市内には4つの直売所がございます。それで、恐らくきょう私らの長池のほうが給食センターに搬入しているのが私らでございます、よくわかりますので。ところが、ほかの直売所は以前農協さんに私も加わったことがあるのですが、とても検査が厳しくてもうだめだと、それをはねて次売るときになると、とてもではないが、我慢できないというような感じで、よく学校給食に野菜を搬入しているねと言われることがありますので、その辺は決して悪いのを出すのではありません。いいのを出しますので、そのMとか、Sとか、Lとかを規格をきちっとするということに皆さん何か違和感があるみたいですので、その辺をご指導のほどお願いしたいなと。私らのほう十分知っていますので、私らだけが学校給食センターに搬入しているのも定かでございますので、もう希望がなければいいのだけれども、そういう声がありますので、そういうことをいま一度確認したいと思います。



○議長(富樫誠君) 小野教育長。



◎教育長(小野達也君) 私も現場の中に入ってジャガイモがどういう過程でなべの中に入るのかというところまで確認をしているわけではありませんので何とも言えませんけれども、その現場のほうと十分話をしていただいて、多少小さくても大丈夫なのかどうなのか、それから先ほども申し上げましたように機械の中通さなければならないということであれば、やはり物理的な問題がありますので、ある程度の規格をやはり必要としているのか、その辺を十分納入業者と、それから栄養士のほうで話し合いをしていただければなというふうに思いますが、第一にやはり今のお話からすると、私からすればまず学校給食を一番で考えていただいて、一番いいもの、一番いい形のものを選別していただいて納めていただくということであれば非常にありがたいのでございますが、いかがでしょうかというのは反問権は私にないとは思いますけれども、そういう方向で生産者の方もぜひ考えていただければなと、そんなふうに思っています。



○議長(富樫誠君) 赤塚議員。

               〔14番 赤塚タイ君質問席〕



◆14番(赤塚タイ君) 教育長の熱意あるお言葉本当にありがとうございます。実際がそうでございます。私らも学校給食、子供たちに食べさせるのだから、一番いいのをやろうということに鋭意努力して運んでございますので、そういう規格の厳しさがあまりにも先行しているために、ほかの直売所の人たちが入れないのかなという、私らだけでいいのかなという、そういう心配がありましたので、きょうここであえて告げさせていただきました。ご答弁ありがとうございました。精いっぱいいい品物を出しますので、よろしくお願いします。

  それから、いつも学校給食に一般の人が野菜を持っていくと、必ずここに商人と壁ができます。今教育長は、商人さんにも配慮しながらとおっしゃっておりました。私ら生産者の立場から言わせてもらえば、決して一年じゅうこの野菜はとれるものではありません。そのときのしゅんを精いっぱい努力して子供たちに食べさせようと思っているのですので、最高でも20%ぐらいのパーセントを上げてもらうのか、どれくらいの目標なのかというのでさっき聞きましたら、逐一上げていきたいというご答弁でございましたので、私ら生産者にも声をかけて、いいのを学校給食にしゅんのものを出そうと思っていますので、その辺は商人の皆様にご理解をいただいて、おれのみんなとっていくと言われないで、そこは真ん中に立つ市役所の皆さんですので、そこをコントロールしていただいて、どうですか、お願いしたいのですが。



○議長(富樫誠君) 小野教育長。



◎教育長(小野達也君) まさに真ん中に立っているのです。ですので、やはり八方美人ではないですけれども、あちらにも気を使い、こちらにも気を使い、それぞれやはりやっていかなければならないという仕事でもあるというふうに私はそういう認識でおります。以前ご質問をいただいて、幾分かは直売所のほうへの枠というようなものも今確立しておりますので、その辺は一般の業者さんは何も言わないわけではないです。ですから、それはご理解を十分いただく部分で、ぜひそれはもちろんしゅんのもの、もちろん青果物組合のほうも地場産使って、大変地元のいいものを入れていただいているというふうに私は認識しておりますけれども、そこは十分話し合いの上であまり引っ張り合いっこして、子供の手引っ張り合いっこして、どっちも離さなかったなんていうことがないようにひとつやっていきたいというふうに思いますので、その辺ご理解をいただきたいと思います。



○議長(富樫誠君) 赤塚議員。

               〔14番 赤塚タイ君質問席〕



◆14番(赤塚タイ君) きょうはどうもありがとうございました。あすからの生産者によく学校給食のことを伝えておきますので、何分よろしくお願いいたします。本当にお時間ありがとうございました。終わります。



○議長(富樫誠君) 以上で赤塚タイ議員の質問を終わります。

  これをもって一般質問は終了しました。

                                           



○議長(富樫誠君) これで本日の日程は全部終了いたしました。

  次の本会議は、16日午前10時から委員長報告の後、議第15号を除く議案の採決を行います。

  なお、討論は通告制といたしますので、14日の午後5時までに議長に通告願います。

  本日はこれをもって散会いたします。

  ご苦労さまでした。

               午後 4時02分  散 会