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新潟県 妙高市

平成18年 12月定例会(第6回) 12月19日−委員長報告、質疑、討論、採決−04号




平成18年 12月定例会(第6回) − 12月19日−委員長報告、質疑、討論、採決−04号







平成18年 12月定例会(第6回)





         平成18年第6回妙高市議会定例会会議録(第4日)


                     平成18年12月19日(火曜日)


                            議事日程 第4号 午後 3時00分 開 議


 第 1  会議録署名議員の指名

 第 2  議案第89号〜議案第91号

 第 3  議案第92号

 第 4  議案第103号

 第 5  議案第93号〜議案第101号

 第 6  議案第102号

 第 7  諮問第4号

本日の会議に付した事件

 日程第 1  会議録署名議員の指名                                   

 日程第 2  議案第 89号 妙高市監査委員に関する条例の一部を改正する条例議定について        
        議案第 90号 妙高市手数料条例の一部を改正する条例議定について             
        議案第 91号 妙高市犯罪のない安全・安心なまちづくり条例議定について          

 日程第 3  議案第 92号 新潟県後期高齢者医療広域連合の設置について                

 日程第 4  議案第103号 土地の取得について(恵ため池建設事業用地)                

 日程第 5  議案第 93号 平成18年度新潟県妙高市一般会計補正予算(第8号)            
        議案第 94号 平成18年度新潟県妙高市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)      
        議案第 95号 平成18年度新潟県妙高市老人保健特別会計補正予算(第2号)        
        議案第 96号 平成18年度新潟県妙高市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)      
        議案第 97号 平成18年度新潟県妙高市介護保険特別会計補正予算(第2号)        
        議案第 98号 平成18年度新潟県妙高市ガス事業会計補正予算(第1号)          
        議案第 99号 平成18年度新潟県妙高市水道事業会計補正予算(第3号)          
        議案第100号 平成18年度新潟県妙高市公共下水道事業会計補正予算(第2号)       
        議案第101号 平成18年度新潟県妙高市農業集落排水事業会計補正予算(第1号)      

 日程第 6  議案第102号 妙高市監査委員の選任同意について                     

 日程第 7  諮問第  4号 人権擁護委員候補者推薦に対する意見について                


出席議員(29名)
   1 番   深  石  和  栄
   2 番   間  島  英  夫
   3 番   丸  山  喜 一 郎
   4 番   樋  口  次  夫
   5 番   長  尾  賢  司
   6 番   尾  ?     博
   7 番   吉  住  安  夫
   8 番   丸  山  與 一 郎
   9 番   豊  岡  賢  二
  10 番   水  野  文  雄
  11 番   下  鳥  美 知 子
  12 番   安  原  義  之
  13 番   渡  辺  幹  衛
  14 番   荒  川  忠  静
  15 番   作  林  一  郎
  16 番   堀  川     勇
  17 番   佐  藤  栄  一
  18 番   丸  山  義  忠
  19 番   植  木     茂
  20 番   堀     謙  三
  21 番   望  月  幸  雄
  22 番   関  口  正  男
  23 番   佐  藤  光  雄
  24 番   宮  澤  一  照
  25 番   山  川  久  子
  26 番   北  村  正  春
  27 番   山  川  香  一
  28 番   望  月     弘
  29 番   後  藤     求


説明のため出席した者
  市     長   入  村     明
  助     役   横  尾  幸  秀
  収  入  役   引  場  良  男
  総 務 課 長   市  川  達  孝
  企 画 政策課長   今  井     徹
  財 務 課 長   塚  田  克  己
  建 設 課 長   豊  田     繁
  農 林 課 長   丸  山  敏  夫
  商 工 振興課長   尾  島  隆  司
  観 光 交流課長   宮  下  義  嗣
  環 境 生活課長   霜  鳥     登
  税 務 課 長   堀  川     勇
  市 民 課 長   引  場  弘  行
  健 康 福祉課長   片  所  慎  治
  ガス上下水道局長  大  野  俊  雄
  教  育  長   白  川  昭  夫
  子育て支援課長   小  島  武  夫
  学 校 教育課長   倉  俣  芳  明
  生 涯 学習課長   倉  石  義  行
  妙高高原支所長   堀  川  政  雄
  妙 高 支 所 長   池  田  正  良


職務のため出席した議会事務局の職員
  局     長   廣  瀬  恒  雄
  次     長   大  野  節  子
  庶 務 係 長   東  條  正  孝
  主     事   霜  鳥  一  貴





                                                    

                   午後 3時00分  開 議



◎局長(廣瀬恒雄) ただいまの出席議員は29名であります。



○議長(丸山與一郎) ただいま事務局長報告のとおり、出席議員数は29名であります。よって、定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。

   本日の議事日程については、お手元に配付のとおり進行いたしますので、御了承願います。

   なお、本日の会議時間は、議事の都合によりあらかじめこれを延長いたします。

                                                    



△日程第1 会議録署名議員の指名



○議長(丸山與一郎) 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。

   会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において24番 宮澤一照議員、25番 山川久子議員を指名いたします。

                                                    



△日程第2 議案第89号 妙高市監査委員に関する条例の一部を改正する条例議定について

      議案第90号 妙高市手数料条例の一部を改正する条例議定について

      議案第91号 妙高市犯罪のない安全・安心なまちづくり条例議定について



○議長(丸山與一郎) 日程第2 議案第89号 妙高市監査委員に関する条例の一部を改正する条例議定について、議案第90号 妙高市手数料条例の一部を改正する条例議定について、議案第91号 妙高市犯罪のない安全・安心なまちづくり条例議定について、以上3件を一括議題といたします。

   本件に関し、各委員会における審査結果についての報告を求めます。総務文教委員長、佐藤栄一議員。

                   〔17番  佐藤栄一 登 壇〕



◆17番(佐藤栄一) 議長の命により、総務文教委員会における付託案件の審査の経過と結果について御報告申し上げます。

   去る12月7日の本会議において、当委員会に付託されました案件は、議案第89号 妙高市監査委員に関する条例の一部を改正する条例議定について、議案第90号 妙高市手数料条例の一部を改正する条例議定についてであります。

   この審査のため、12月15日午前10時より委員会室において、委員全員出席、説明員として市長並びに関係課長の出席を求め、審査を行いました。なお、審査過程の詳細は会議録に譲り、その要旨のみを御報告申し上げます。

   まず、議案第89号について申し上げます。監査事務局長より、本案は地方制度の見直しにより地方自治法が改正され、人口25万人未満の監査委員定数は原則2人とされ、定数を3人以上とする場合のみ条例で定めることとなったため、定数を定めた条項が不要となったことから条例改正を行いたいものでありますとの説明を受け、審査に入りました。

   委員より、条例改正後の当市の監査委員の定数はとただしたのに対し、現在と同じく2人ですとの答弁がありました。

   委員より、議会からの監査委員の数はとただしたのに対し、改正後も議会から1人、行政運営に識見を有する者の中から1人の計2人ですとの答弁がありました。

   以上、審査の主なものを申し上げましたが、採決の結果、議案第89号は全会一致にて原案のとおり可決されました。

   次に、議案第90号について申し上げます。市民課長より、本案は住民基本台帳法の一部を改正する法律が施行されたことに伴い、条例の一部を改正したいものです。法の改正内容については、住民基本台帳の一部の写しの閲覧制度の見直しが行われ、これらに伴う所要の規定の整備が行われています。法改正を受けて、当市の条例に係る改正内容については、所要の規定の整備に伴う引用条項の整理となっておりますとの説明を受け、採決の結果、議案第90号は全会一致にて原案のとおり可決されました。

   以上で総務文教委員会の報告を終わります。



○議長(丸山與一郎) 次に、建設厚生委員長、作林一郎議員。

                   〔15番  作林一郎 登 壇〕



◆15番(作林一郎) 議長の命により、建設厚生委員会における付託案件の審査の経過と結果について御報告申し上げます。

   去る12月7日の本会議において、当委員会に付託されました案件は、議案第91号 妙高市犯罪のない安全・安心なまちづくり条例議定についてであります。これが審査のため、去る12月13日午前10時より委員会室において、委員全員出席、議長臨席、説明員として市長ほか関係課長の出席を求め審査を行いました。審査過程の詳細は会議録に譲り、その要旨のみを御報告申し上げます。

   環境生活課長より、犯罪の未然防止を図るためには、警察力の強化のみでは一定の限界があり、自分の安全は自分で守る、地域の安全は地域で守るとの意識で地域、市民、事業者、行政、警察などが一体となって安心・安全な地域社会の実現に向けて取り組む必要があることから、妙高市犯罪のない安全・安心なまちづくり条例を制定し、妙高市における安心・安全なまちづくりの方向性を明らかにするものです。

   この条例は、犯罪のない安全・安心なまちづくりの基本理念を定め、市・市民及び事業者等の責務、役割等を明らかにし、市が施策を総合的かつ計画的に推進するための推進体制の整備や推進計画の策定など基本的な事項を定めるとともに、犯罪を未然に防止する環境を整備するために必要な事項を定めたものです。

   第3条は条例の基本理念を定めたもので、犯罪のない明るい地域社会の実現のためには、市民等と市が地域の安全はみずからが守るという意識を持って、どうすれば安全に安心して暮らすことができるかについて考え、理解を深めながらこの条例で定めるそれぞれの役割を果たすことを定めたものです。

   第4条は市が果たすべき責務を定めたものであり、第5条から第8条までは市民、地域活動団体、事業者、土地所有者等の役割について定めたものです。

   第11条は市民、地域活動団体、事業者の自主的な活動に対し必要な支援を行うこと、第12条ではこの活動の中心となる人材の育成に努めることを定めたものです。

   第13条は、子供、高齢者、障害者などのいわゆる防犯弱者と呼ばれる方たちが、被害に遭わないようするための安全対策に努めることについて定めたものです。

   次に、第16条は、安全で安心なまちづくりへの関心と理解を深めてもらうため、妙高市防犯月間と防犯の日を定めたものであり、10月を防犯月間といたしましたのは、新潟県の安全で安心なまちづくり旬間が10月であることや、日暮れが早くなる晩秋を前に市を挙げて防犯活動を実施することにより、犯罪抑止効果が期待できるからです。

   附則の1は、安全で安心なまちづくりを推進することは喫急な課題であることから、本条例の施行期日を平成19年1月1日としたものです。

   附則の2は、犯罪のない安全・安心なまちづくり推進会議設置に伴い、特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正を行うものであり、推進会議委員を非常勤特別職として、報酬は日額4700円とするものですとの説明を受け、審査に入りました。

   委員より、条例に付随する規則等はあるのかとただしたのに対し、条例第20条で委任の条項があり、妙高市犯罪のない安全・安心なまちづくり推進会議規則を定める予定。その他は考えていないと答弁がありました。

   委員より、推進会議の委員は19条で10人以内とあるが、市民からの公募委員など委員選考については、防犯問題に熱心な方の選考をお願いする。また、条例の市民への周知徹底をどのように行うのかとただしたのに対し、市民、事業者、地域活動団体の皆様から条例の趣旨を知ってもらうため、議決をいただいたならば早急に啓蒙活動を実施したい。さらに、町内会、各種団体等の集まりの機会に時間をいただければ説明をさせていただきたいと答弁がありました。

   委員より、防犯パトロールを学校区ごとに実施しているが、その辺とのリンクについてどのように考えているかとただしたのに対し、防犯パトロール等の活動は学校・PTA・事業所等いろいろな団体が自主的に活動されているが、連携等は十分とは言えないため、団体の主体的な活動を尊重した上でこれら団体の連絡協議会を立ち上げたい。その中で連携をとりたいと答弁がありました。

   委員より、第19条の推進会議の委員については10人以内となっているが、地域のバランスを考えて選考すべきでないかとただしたのに対し、当市の特徴として観光地対策があるように、全地域というよりも条例の目的に沿う方を選定させていただきたい。また、委員には、女性30%、公募委員20%ということも配慮していきたいと答弁がありました。

   委員より、第16条で10月を防犯月間としているが、年1回とした理由は、春先なども必要ではないかとただしたのに対し、防犯活動は年間を通して行っていく。時期を定めた理由としては、防犯意識を再認識してもらうための意味があると答弁がありました。

   委員より、犯罪の未然防止、地域の連携が希薄であることに対しては賛同するものの、希薄であるということに対してどんな対応をするかということを、果たして条例化するのはどうか。危険性を感じる。各地で防犯組合をつくるとか、国民保護法でかかわってくるとか、防犯団体の一本化を図る協議会をつくるとか、戦前の国防団のような暗い影が忍び寄ってくるような懸念がある。ここには罰則はないが、いつでも罰則をつければできるがとただしたのに対し、条例は犯罪の発生している背景として社会規範の希薄とかが言われていますが、そのことを直そうというものではない。そのような背景があって犯罪が発生していることから、これらの犯罪に遭わないようにするものであり、取り組みに当たっては妙高市民の心を大切にすることを訴えていますと答弁がありました。

   委員より、市民の心に訴えるものであれば条例化の必要性はないのではないか。条例化とは違った手法をとるべきでないか。条例でなく、規範としてPRするべきと考える。新規の条例を出す場合は、規則を一緒に出すのがルールではないかとただしたのに対し、条例は理念条例です。基本理念の中で、基本的人権、その他の権利について尊重することになっており、このことを前提に市民等がそれぞれ役割を担って、みんなが安心して暮らせる地域をつくり上げようとするものです。条例化は地方自治法に基づいており、市のまちづくりの方向性を明らかにするため提案させていただいた。規則については、配付したいと答弁がありました。

   委員より、条例を提案した背景はとただしたのに対し、犯罪防止の取り組みは平成15年12月の犯罪対策閣僚会議で、犯罪に強い社会の実現のための行動計画、つまり「世界一安全な国、日本の復活を目指して」のテーマのもとで方向性が示された。これを踏まえて、県では平成17年に新潟県犯罪のない安全で安心なまちづくり条例を定めており、それぞれの中で市の役割も定められている。犯罪の発生件数は平成14年をピークに減少しているが、全国的に広まる重犯罪の状況等を背景に県民・住民意識の中に不安感が高まっていることなどから、妙高市としても転ばぬ先のつえとして犯罪のない安全・安心なまちづくりを進めるため、条例を提案するものであると答弁がありました。

   委員より、前文の中で安全で安心して暮らせる明るい地域社会はいいのだが、市民が主体となって築くということに関しては、県の条例では基本理念で安全で安心なまちづくりは、みずからの安全はみずから守る、地域の安全は地域みずからが守るという犯罪意識の下に、県民、業者及び自治会、その他地域など共同活動を行う団体による犯罪防止のための自主的な活動を基本としなければならないとなっている。自主的な活動を求めているのであって、強制してはならないとしている。妙高市の主体とする表現にひっかかるが、その点はどうかとただしたのに対し、この条例は理念条例です。妙高市において、犯罪のない安全・安心なまちづくりを進める思いを前段に掲げたものです。安全で安心して暮らせる明るい地域社会は、それぞれの主体であります家庭や地域の住民であり、それらの人たちが一体となって築くものであるとの思いから「市民が主体」と表現したものであると答弁がありました。

   委員より、行政は防犯のまちづくりを進めるべきで、例えばひったくりに遭わないような車道と歩道を分離するとか、街灯設置や公共施設の防犯対策など行政としてやるべきことはたくさんある。そういうことをやることが防犯対策や防犯に強いまちづくりだと思う。地域ではこども110番等をやるべきであり、「市民が主体」などとの具体的な表現はすべきでない。何で市民が主体的に、市民が自分の命は自分で守らなければならないと表現しなければならないのか。妙高市で極悪な犯罪が発生したならやむを得ないが、そこまでいっていないのにあえて市民に危機意識を持たせる必要があるのか。もっとその前に行政としてやるべきことがあるのではないか、市長の考えはとただしたのに対し、市長より、基本的には課長が答弁したとおりで、私はみずからの安全・安心は自分で守るというのがどういう時代になっても心がけるべきだと思います。犯罪がないから、極悪な犯罪がないからという御意見については、こうだからというのではなく、その先にまさかのときというものがある。そういった視野まで物を見るということの中で考えるべきだと思っている。市民が主体で築くことになるわけですが、あくまでも自覚を促すという意味でこのような文言を使っているのであり、みずからの安全・安心ということについてはこのような形で自覚すべきだというふうに考えたいと思うと答弁がありました。

   以上、審査の主なものを申し上げましたが、挙手による採決の結果、挙手多数で議案第91号は原案のとおり可決されました。

   以上で建設厚生委員会の報告を終わります。



○議長(丸山與一郎) これよりただいまの各委員長報告に対する質疑を行います。

                   〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(丸山與一郎) これにて質疑を終わります。

   これより討論を行います。

   討論の通告がありますので、発言を許します。

   水野文雄議員。

                   〔10番  水野文雄 登 壇〕



◆10番(水野文雄) 10番の水野文雄でございます。議長のお許しをいただき、ただいま議題になっております議案第91号 妙高市犯罪のない安全・安心なまちづくり条例議定について、反対の立場で討論を行います。

   私は、今議会の議案書を手にし、この条例案に目を通し始め、そのとき前文に「安全で安心して暮らせる明るい地域社会は、市民が主体となって築くものであり」とうたっているのを見、おかしいな、犯罪の予防はたしか警察の任務だと思うのだがと思い、警察法を見ました。すると、警察法2条の中に、警察は、犯罪の予防、その他公共の安全と秩序の維持に当たることをもってその責務とすると定められているのであります。また、3条の基本理念、5条の市民の役割の条文の中にも納得できない部分があったことから、12月7日の本会議に上程されたときの総括質疑に、また具体的には12月13日に開催されました所管の建設厚生委員会で、市長初め担当課長と質疑を交わしましたが、残念ながらかみ合わず、条文の削除、訂正するに至らず、採決に反対を表明いたしました。よって、本会議の採決に当たり反対討論を行うものであります。

   我が国の刑法犯認知件数は年々増加の一途をたどり、平成16年には342万7606件となりました。しかし、検挙率は年々低下傾向を続け、平成16年における刑法犯全体では44.7%の検挙率、窃盗を含む一般刑法犯の検挙率は残念なことに26.1%まで下落し、戦後最悪の状況となりました。まさに治安は危険水域に達したことから、内閣はそのため平成15年12月の犯罪対策閣僚会議の中で、「世界一安全な国、日本」の復活を目指して犯罪に強い社会の実現のための行動計画を策定いたしました。その中で、治安回復のため、三つの視点の重要性を確認しております。一つは、国民がみずからの安全を確保するための活動の支援とうたっているのであります。二つは犯罪の生じにくい社会環境の整備、三つは水際対策を初めとした各種犯罪対策であります。そして、その具体的内容の中で、安全で安心して暮らせる社会の実現は国民すべての願いであり、国の最も基本的な責務であると言っているのであります。そして、憲法前文にも、そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであって、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受するとうたわれておるのであります。国民は、その福利の享受を受けるための行政費用を負担すべく、国民の重要な義務として憲法第30条に、国民は、法律の定めるところにより、納税の義務を負うと規定されているのでございます。この大原則を原点に置かないことから、地方分権の流れの中にあって、第91号の提案条例の前文で「安全で安心して暮らせる明るい地域社会は、市民が主体となって築くものであり」というような表現をするに至ったのではないかと危惧、疑念を抱くのであります。

   次に、妙高市における刑法犯の発生状況に関して申し上げます。資料が平成16年まででありますので、旧新井市の数値で申し上げます。平成8年から16年までの9年間の旧新井市における刑法犯発生件数は、最も少なかったのは平成11年の203件、最も多かったのは平成14年の349件であります。そして、分類別には、凶悪犯罪では平成13年に殺人1件、平成15年に強盗1件、平成16年の放火が1件と計3件でありました。粗暴犯、いわゆる暴行、恐喝、脅迫、傷害は、平成9年はゼロで、最も多かったのは16年の12件であります。知能犯、いわゆる詐欺でありますが、平成12、13年がゼロで、16年は19件でありました。これは皆様方御存じのように、近年のおれおれ詐欺の多発が原因と考えられます。風俗犯では、ゼロが6カ年間あり、16年に最多の5件発生いたしております。その他の刑法犯では、最も少なかったのが平成11年の7件、最も多かったのが平成16年の41件で、これは酔って器物損壊をしたものが主なものと考えられます。一番多発いたしましたのが窃盗犯でありまして、最も少なかったのは平成12年の191件、最も多かったのが平成14年の305件であります。これは皆様方も御存じかと思うんですが、商店における万引きを初めとした、かぎをし忘れた空き家、買い物時等の自動車、バイク、自転車等にかぎをしなかったため盗難に遭ったものがほとんどのようではないかと思います。以上申し上げましたように、旧新井市におけるこれまでの犯罪発生状況からいたしまして、市民がみずからの安全をみずから守るというような状況には至っておらず、治安は至って良好に維持されていると思いますし、考えます。

   次に、前段で申し上げました条例前文に「安全で安心して暮らせる明るい地域社会は、市民が主体となって築くものであり、私たち市民共通の願いです」とうたっておりますが、この中の「主体となって」のこの「主体」ということについて、大きな疑念を持っている観点から少し申し上げます。辞典に、主体とは意志、行為を他に及ぼすものと書かれており、その反対、対照語に客体とあります。防犯対策の主体は警察を初めとした行政にあるのであって、客体は市民、地域活動団体、事業者等であると思うし、考えます。この前文の表現はまさに主客転倒であり、到底市民の代弁者として、また市民の一員としても理解いたしかねます。そして、辞書に、自主的とは他からの干渉されないで、自分で決定して行う態度であると載っております。私は、犯罪からの予防、防犯に関してはまず警察を初め行政が努力し、その足らざるところを市民等が自主的に必要な知識、技術の習得をしたり、地域住民等が自主的に地域の防犯活動を推進するのに行政は積極的な支援を行うべきであり、そのための機運が高まるような市民意識の醸成を図ることこそ、重要な行政の責務であると考えるのであります。

   以上、?として妙高市における犯罪の発生状況、?として犯罪の予防、防犯は警察を初めとした行政の重要な責務である、?として防犯の主体はあくまで行政であり、住民等は常に客体の立場にあるという三つの点で適当でないと思われる部分の削除、修正を行わない条例案に反対いたします。

   最後に、私の犯罪に対する所感を述べさせていただきます。バブルの崩壊後物の豊かさから心の時代と言われ出し、長い時間が経過いたしました。しかし、公私を問わず、夫婦・親子・兄弟・企業・事業者等々の区別なく、またあらゆる階層で各種の犯罪が発生し、とどまる気配はありません。私は、この反対討論を書くに当たり、昔から言い伝えられてきましたすばらしい言葉を思い起こすのであります。人の常に守るべき5条、五つの道として、仁、義、礼、智、信という含蓄のある言葉であります。そして、今大きな社会問題になっている子供のいじめ、自殺問題があります。最近あるいただきました本の中に「子供の善導は親の倫理実践から」と書いてあり、私は答を得たような思いにさせられたのであります。

   以上で私の反対討論を終わります。



○議長(丸山與一郎) 山川久子議員。

                   〔25番  山川久子 登 壇〕



◆25番(山川久子) 25番の山川久子です。ただいま議題となっております議案第91号 妙高市犯罪のない安全・安心なまちづくり条例議定について、私は賛成の立場から意見を述べさせていただきます。

   全国的に子供が犠牲となる痛ましい事件や、高齢者が被害者となる詐欺事件などが後を絶ちません。近年、社会の規範意識や連帯感の希薄化、さらに一人一人の危機意識や防犯意識の不足も加わり、殺人、強盗、放火、強姦等凶悪な犯罪が多発しております。

   新潟県内でも、平成14年をピークに犯罪件数は減少しつつありますが、平成8年から平成17年までの10年間で凶悪犯罪は54.8%もふえており、暴行、傷害、脅迫、恐喝など粗暴犯に至っては何と101%も増加しております。県が平成17年に行った意識調査におきましても、85%の人が犯罪被害に遭う不安を感じていると答えております。犯罪発生件数の減少とは裏腹に、犯罪に対する住民の不安感はこれまでにも増して高まってきております。

   妙高市も例外とは言えません。この条例は、地域の安全は地域で守るという市民の防犯意識の高揚を図り、住んでいる人を初め妙高市を訪れる人々も含めて、安心して過ごすことができる地域社会を願うものであります。子供が犠牲者となる事件など凶悪な犯罪は、起きてしまっては手おくれです。

   手塩にかけて育てた我が子が凶悪な犯行に命を絶たれ、その遺族の方々はこのような事件は二度と起きない社会を築いていくことが、この子への供養になりますと言われておりますが、テレビで見る表情からしても、悲しみと無念さを深くこらえ、取り返しのつかないという苦しみに耐え忍び続けていることを察したときには、本当に身の縮むほどに心が痛みます。妙高山の豊かな大自然からの恩恵を受け、心を大切にする生命地域の創造理念においても転ばぬ先のつえが必要です。絶対に犠牲者を出してはいけません。

   その意味からしても、市の責務、市民、事業者、地域活動団体などそれぞれの役割を明確にして連携し、協力すること、お互いが支え合う地域社会を形成すること、そして推進計画を策定し、計画的かつ継続的に犯罪の未然防止を図ることなどを定めた本条例を制定することは安全で安心なまちづくりの観点から重要であり、大変意義あるものと考えております。

   以上のとおり、議案第91号 妙高市犯罪のない安全・安心なまちづくり条例につきまして、賛成の立場で意見を申し上げました。

   以上で賛成討論を終わります。



○議長(丸山與一郎) 渡辺幹衛議員。

                   〔13番  渡辺幹衛 登 壇〕



◆13番(渡辺幹衛) 13番の渡辺幹衛です。私は、この91号に対する反対の立場で討論をいたします。今、水野議員からも詳しく説明がありましたので、ダブらないように若干つけ加えたいと思います。

   全国各地にユニーク条例があります。当市の雪捨て条例のような規範の条例化もあります。それなりに御当地の宣伝としては効果はあるでしょうが、一たん法制化されますとその条例はひとり歩きします。例えば雪捨て条例ですが、これを根拠にして雪の状況や地域的にも、それと経過もまるで違う妙高高原の堆雪場、これに対する借地料、ほんのわずかなものでしたが、それをカットした。それは、すべてその条例で妙高市はいくんだということになってカットされた。そのような例もあります。

   今、時代の状況、社会的状況をチャンスと見立てて、市民が主体と行政の責任をすりかえる懸念もこの条例にはあります。去年あたりからつくられてきている地域防犯組合の確立などの動きとセットになり、既存の組織でも十分効果が得られるにもかかわらず、また新たな組織もつくるという話もあります。そして、今度はそれも緩やかにと言いますが、包括した協議会にしたいという。国民保護法もそうですけど、今日の不安な社会的状況を好機としてとらえて、また市民が主体という行政の責任のすりかえ、そんな動きがあるのを感じます。

   妙高の心を大切にと言っていますが、社会的背景には金がすべてだと、人の心も愛情も金で買えると、そういう人たちの行いを勝ち組だと言ってもてはやしていた国の政治の流れや、マスメディアの責任もあると思うんです。その中で、その基準でいえば負け組となった国民同士が互いに身を守るために監視し合うような社会。しかも、それが何よりも、水野さんのあれでもありましたけど、国・県・市という流れの中で条例化されると。そういうことに気がついたらがんじがらめだというような、ゆでガエルのような国を挙げての監視社会への動き、忍び寄る影が私は心配されます。これがまさに杞憂であってほしいと思うんですが、そういう理由から私はこの条例化には反対いたします。

   以上です。



○議長(丸山與一郎) これにて討論を終わります。

   これより採決いたします。

   議題のうち、まず議案第89号 妙高市監査委員に関する条例の一部を改正する条例議定について、議案第90号 妙高市手数料条例の一部を改正する条例議定について、以上2件を一括採決いたします。

   本案に対する委員長報告は可決であります。本案は委員長報告のとおり決定することに御異議ございませんか。

                   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(丸山與一郎) 御異議なしと認めます。

   よって、議案第89号、議案第90号は原案のとおり可決されました。

   次に、議案第91号 妙高市犯罪のない安全・安心なまちづくり条例議定についてを採決いたします。

   本案に対する委員長報告は可決であります。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。

                   〔 賛 成 者 起 立 〕



○議長(丸山與一郎) 着席願います。起立多数であります。

   よって、本案は原案のとおり可決されました。

                                                    



△日程第3 議案第92号 新潟県後期高齢者医療広域連合の設置について



○議長(丸山與一郎) 日程第3 議案第92号 新潟県後期高齢者医療広域連合の設置についてを議題といたします。

   本件に関し、委員会における審査結果についての報告を求めます。総務文教委員長、佐藤栄一議員。

                   〔17番  佐藤栄一 登 壇〕



◆17番(佐藤栄一) 総務文教委員会における付託案件の審査の経過と結果について御報告申し上げます。

   議案第92号 新潟県後期高齢者医療広域連合の設置について申し上げます。市民課長より、本案はことしの6月に公布されました健康保険法等の一部を改正する法律により、これまでの老人保健法が高齢者の医療の確保に関する法律に名称が変わり、あわせて75歳以上の後期高齢者の方を対象に新たに独立した医療制度が創設されることになり、その運営主体は全国の都道府県単位で全市町村が加入する広域連合を設立し、この広域連合が担うことになりました。新潟県におきましても、県内の35市町村すべてが加入する広域連合を設置するため、設置に際し、地方自治法第284条第3項の規定に基づき新潟県後期高齢者医療広域連合の規約を定めることの協議について、地方自治法第291条の11の規定に基づき議会の議決を経る必要があるため提案するものでございます。この後、各条項の説明を受け、審査に入りました。

   委員より、この制度について住民の皆さんに対してどのように周知・徹底していくのかとただしたのに対し、広域連合設立準備委員会事務局と連携し、年が明けて1月以降広報誌等を通じて積極的にPRしていきますとの答弁がありました。

   委員より、妙高市の対象者はどのくらいかとただしたのに対し、平成20年4月1日の推計で国民健康保険からは約4500人、社会保険等からは約1700人、合計約6200人が後期高齢者医療制度に移行しますとの答弁がありました。

   委員より、国民健康保険への影響はどうかとただしたのに対し、国民健康保険から老人保健へ拠出金を支出していますが、後期高齢者医療制度では現行の拠出金を支援金と名称を変えて支出されます。また、75歳以上の国民健康保険加入者が後期高齢者医療制度へ移行するため、75歳以上の国民健康保険加入者の保険税分が減収となります。このほか、65歳から74歳までの前期高齢者について、医療保険制度の安定性を確保するために保険者間で財政調整が行われます。まだ具体的な内容が示されていないため、国民健康保険会計への影響等ははっきりしておりませんとの答弁がありました。

   委員より、妙高市における事務量はふえることが予想されるが、対応はどうかとただしたのに対し、現行の老人保健事務と比較して資格審査、給付事務等が減り、徴収事務が新たにふえるため、事務量は変わらないと思いますとの答弁がありました。

   以上、審査の主なものを申し上げましたが、採決に当たり一部委員より、広域連合議会では住民から直接選ばれない議員が保険料や保険料減免の有無、財政方針、給与計画など重大問題を議決することになる。住民が運営に参加し、意思を反映させる仕組みが遠のくとの理由で反対であるとの討論があり、挙手による採決の結果、議案第92号は挙手多数で原案のとおり可決されました。

   以上で総務文教委員会の報告を終わります。



○議長(丸山與一郎) これよりただいまの各委員長報告に対する質疑を行います。

                   〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(丸山與一郎) これにて質疑を終わります。

   これより討論を行います。

   討論の通告がありますので、発言を許します。

   望月幸雄議員。

                   〔21番  望月幸雄 登 壇〕



◆21番(望月幸雄) 21番の望月幸雄でございます。議案第92号 新潟県後期高齢者医療広域連合の設置について反対であります。以下、その理由を申し述べます。

   後期高齢者医療制度は、75歳以上の後期高齢者の医療給付がふえれば、後期高齢者の保険料の値上げにつながるという仕組みになっております。高齢者は、年金が減額になる中で、税制改革により所得税や国民健康保険税など負担が大幅に増額になっております。皆さん悲鳴を上げているときであります。これに追い打ちをかけるようなこの制度の導入であります。このことが受診抑制にもつながり、高齢者の命と健康に重大な影響をもたらすことが懸念されます。また、すべての後期高齢者が介護保険と同様に年金天引き方式で保険料を徴収されます。

   このような制度の中で設置される広域連合議会は、住民から直接選出されない議員、すなわち間接選挙で選出された議員が保険料や保険料の減免の有無、財政方針、給付計画などの重大事故を決定することになります。

   よって、このような広域連合では、住民が運営に参加し、意見を反映させる仕組みが一層遠のくという大きな問題点がありますので、新潟県後期高齢者医療広域連合の設置について反対します。



○議長(丸山與一郎) 下鳥美知子議員。

                   〔11番  下鳥美知子 登 壇〕



◆11番(下鳥美知子) 11番の下鳥美知子です。ただいま議題となっております議案第92号 新潟県後期高齢者医療広域連合の設置について、私は賛成する立場から意見を述べさせていただきます。

   後期高齢者医療制度は、国民皆保険を堅持し、将来にわたって医療保険制度を持続可能なものとしていくために、現在の老人保健制度にかわり、平成20年4月から75歳以上の方々を対象として新たに創設されることとなった制度です。運営主体は、全国の都道府県単位で全市町村が加入する広域連合が担います。新潟県におきましても、県内の35市町村すべてが加入する広域連合を設置し、広域連合は地方自治法に定める地方公共団体の組合としての特別地方公共団体であります。

   新潟県後期高齢者医療広域連合規約第4条では、後期高齢者医療制度の事務のうち、各種の申請、届け出の受け付けや被保険者証の受け渡し等の窓口業務は、住民サービスが低下しないよう住民に身近な市町村が行うとしています。

   第7条では、広域連合の議会の組織について、広域連合の議会の議員定数は県内の全市町村をもって組織するという本広域連合の趣旨に沿うこと、及び全市町村等に議決権を有するという観点から、全市町村数35人としています。議員の構成は、関係市町村の住民の代表である市町村議員で構成することとなっており、住民の声が反映され、より民主的な組織と言えます。

   もし仮に広域連合に加入しない場合は、75歳以上の方々全員が市町村の国民健康保険に残ることになり、市町村の国民健康保険には後期高齢者分の医療費の財源のうち4割相当分となる国民健康保険や社会保険等からの支援金が入らないばかりか、市町村の国民健康保険から後期高齢者医療制度へ支援金を拠出しなければならなくなるために、市町村の国民健康保険の負担が非常に大きくなってしまい、ますます厳しい財政運営を強いられることになります。急速な高齢化に伴い、医療費の増大が見込まれる中、後期高齢者医療制度を広域的、安定的に運営していくために、広域連合の設置はすべきと考えます。

   以上、議案第92号 新潟県後期高齢者医療広域連合の設置について、賛成の立場で意見を申し上げました。委員会では、原案どおり可決されたものであります。再度議員各位の賛同を賜りますようお願い申し上げ、私の賛成討論を終わります。ありがとうございました。



○議長(丸山與一郎) これにて討論を終わります。

   これより採決いたします。

   議案第92号 新潟県後期高齢者医療広域連合の設置についてを採決いたします。

   本案に対する委員長報告は可決であります。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。

                   〔 賛 成 者 起 立 〕



○議長(丸山與一郎) 着席願います。起立多数であります。

   よって、本案は原案のとおり可決されました。

                                                    



△日程第4 議案第103号 土地の取得について(恵ため池建設事業用地)



○議長(丸山與一郎) 日程第4 議案第103号 土地の取得について(恵ため池建設事業用地)を議題といたします。

   本件に関し、委員会における審査結果についての報告を求めます。産業経済委員長、間島英夫議員。

                   〔2 番  間島英夫 登 壇〕



◆2番(間島英夫) 議長の命により、産業経済委員会における付託案件の審査の経過と結果について申し上げます。

   去る12月7日の本会議において、当委員会に付託されました案件は、議案第103号 土地の取得についてであります。

   この審査のため、12月14日午前10時より委員会室において、委員全員出席、議長臨席、説明者として市長ほか所管課長の出席を求め、審査をいたしました。なお、審査過程の詳細は会議録に譲り、その要旨のみを御報告申し上げます。

   農林課長より、恵ため池事業用地につきましては、昨年度の実施設計や用地測量を踏まえ、今年度に入りましてから不動産鑑定評価を得て、その単価をもとに用地交渉を進めてまいりました。その結果、地元の関係者からはスムーズに土地買収や補償の仮契約が完了いたしましたので、今議会に追加提案するものと説明を受け、審査に入りました。

   委員より、不動産鑑定による用地取得単価であるが、他の事例と比較してどうかとただしたのに対して、不動産鑑定の事例は8件で、これにより1050円となっています。なお、参考として、昨年買収した中郷区のため池建設用地の山林は1900円で、新井地区の松山貯水池の山林は2030円でありますとの答弁がありました。

   さらに、委員より、中郷のオープスでは7989円であり、それから見ても公平・公正と考えるが、所管としてはどうかとただしたのに対して、不動産鑑定は通常は1社ですが、防衛施設庁の指導もあり、評価は2社からとり、安い方を採用していますとの答弁がありました。

   また、委員より、高い方は幾らかとただしたのに対して、山林は1100円でありますとの答弁がありました。

   委員より、防衛庁予算で用地取得するとのことだが、当市の財政負担はあるのかとただしたのに対して、障害防止事業であり、100%国の補助金との答弁がありました。

   さらに、委員より、取りつけ道路も対象かとただしたのに対して、工事用道路も100%補助との答弁がありました。

   また、委員より、ため池周辺部を含めての将来に向けての整備を考えているかとただしたのに対して、松山は周辺部の整備を行いましたが、恵ため池は基本的には計画してありませんとの答弁がありました。

   審査の主なものを申し上げましたが、採決の結果、議案第103号については全会一致にて原案のとおり可決されました。

   以上で産業経済委員会の報告を終わります。



○議長(丸山與一郎) これよりただいまの委員長報告に対する質疑を行います。

   水野文雄議員。



◆10番(水野文雄) 簡単でありますので、自席でお願いいたします。私は、この事業そのものには賛成なんですが、土地の取得単価等についてちょっと疑問点がありますので、委員長の報告に対しての質疑に関連して質疑いたします。

   買収単価は、1反歩当たり、300坪当たり100万円を超えているというような状況のようであります。それに関連してこの周辺の山林の固定資産税の評価、山林ですね。は、適正な時価というような表現になっているんですが、2万円前後であります。100万円といいますと、50倍以上のいわゆる倍率になっております。その点がまず1点あります。そして、もう一つは、オープス中郷という話出ましたが、あれは道路の周辺です。このため池は、高速道路、それから、これにいわゆる通ずる道路からは500メートルから700メートルも、いわゆる離れた山の中の一部分の用地であります。そしてまた、別荘地のような状況ではないというふうに聞いてもおります。そして、もう一点はですね、先ほど8件の周辺の買収価格の実例をもとにというふうな話がございました。その中にたしか大洞原も入っていると思うんです。そして、今回のですね、市のクラインガルテンの用地の私は買収にしても賃貸にしても、このような高額なたしか評価にはなっていないのではなかったのかなと思います。そういうことに関連いたしました質疑はなかったかどうか、お尋ねいたします。



○議長(丸山與一郎) 産業経済委員長、間島英夫議員。



◆2番(間島英夫) 水野議員の質疑にお答えいたします。

   単価比較につきましては御報告のとおりでございますが、その中のですね、今御質疑のクラインガルテン、その単価比較あったかどうかという御質疑でございますが、当委員会ではそれに関してはございませんでした。



○議長(丸山與一郎) 渡辺幹衛議員。



◆13番(渡辺幹衛) 13番の渡辺です。簡単ですから自席でお願いします。

   今、単価についての説明はいろいろあったんですが、私は非常に高い単価だなと思って、感じております。それで、その単価の恩恵を受ける、まさに恵ため池かもしれませんが、恩恵を受ける地権者についてはどのように説明がありましたか。地権者の名前はわかりましたか。



○議長(丸山與一郎) 産業経済委員長、間島英夫議員。



◆2番(間島英夫) 渡辺議員の御質疑にお答えいたします。

   地権者、所有者の関係につきましては御報告ございませんし、質疑もございませんでした。



○議長(丸山與一郎) 渡辺幹衛議員。



◆13番(渡辺幹衛) もう一つお願いします。

   それで、地権者も明らかにならなかったようですけど、山林ですから一般的にはあの土地、歩延びのあるものだと見られていますが、買収は実測ですか、それとも台帳面積ですか、その説明はありましたか。



○議長(丸山與一郎) 産業経済委員長、間島英夫議員。



◆2番(間島英夫) ただいまの質疑でございますが、その辺のですね、資料請求、その他はございません。



○議長(丸山與一郎) これにて質疑を終わります。

   これより討論を行います。

   討論の通告がありますので、発言を許します。

   渡辺幹衛議員。

                   〔13番  渡辺幹衛 登 壇〕



◆13番(渡辺幹衛) 13番の渡辺幹衛です。今ほどの議案第103号 土地の取得について(恵ため池建設事業用地)、この提案には、議案には反対でありますので、これから反対理由を述べたいと思います。

   まず、総括質疑のときに水野議員からも非常に高過ぎるんじゃないか、それも今委員長報告でどういう理由でという話はありました。市民がこういう土地を取得するというときに知りたいのは、二つあると思うんですね。一つは単価が妥当かどうか、そしてそれはどうして決まったのか。もう一つは、その対象となる地権者がだれなのか、そういう疑問があると思うんですけど、それには適切には説明できていないんじゃないかと思います。それで、細かく触れたいと思います。

   まず、不動産鑑定の方法です。高速道路の買収実績などを根拠にしたと提案のときの説明がありましたけど、周辺の土地とかかわるというか、どこからでも乗り入れができるとか、そういうふうな県道や市道の買収となるのならいざ知らず、高速道路で、しかも一過性の買収となるような自動車道の買収実績がなぜ参考になるのか。こんなことがまかり通るんなら、日本じゅうの山林は物すごく高くなってしまいますね。しかも、今水野議員からは評価額2万円という話もありましたけど、圃場整備された田んぼでさえこの辺では、当初は100万だと言っていたんですけど、実際は四、五十万でしか売買が成り立たないと、そういう状況にもあるわけです。それに反して反当たり105万円から170万円ですかね、そんな価格は異常だと思います。くしくも松山ため池がどうだったとか、中郷のため池がどうだったとかありますけど、私は職員のとき皆さん用地交渉大変な仕事しているなと思って、残業もしておられるようですし、土曜も日曜もないみたいだし、大変だなと思ったけど、そんないい単価を示して仕事していたのかな、今改めて驚かされています。よって、水野議員も言っておられましたけど、用地の取得そのものにはね、もう特に異論があるわけではないんですけど、いかに防衛補助の100%だといってもこのような単価設定では承知できません。

   また、先ほど土地の所有者の問題もありましたけど、計画以来10年以上もたっているんですよね。総括質疑のとき議員からも、こんなのは合併する前に話つけてこなかったのかと、そういう質疑もありました。私はそんなに長くたっているという状況の中では、情報を知り得た立場にあった人たちが、土地転がしのような格好をして高い土地を市に買わせた、しかも市民には市の金を一銭も出していないんだからという、言い逃れでしたんじゃないかという疑念が初めふっと頭をよぎったわけです。そうしますと、どうしても所有者の氏名が必要です。だけど、所有者の氏名は個人情報だからといって、出せないといって担当課では出してくれませんでした。ところが、本局へ行けば、金は1筆500円取られますけど、情報は公開されているわけですよね。個人情報を隠れみのにして、そして必要な情報も出さない、市民の疑問を、私調べてみたところではほとんどというか、問題はないようでしたからいいんですけど、そこら辺では誠実な態度ではないんじゃないかと、そう思っています。そういうような理由から、この今の高過ぎる用地取得には反対であります。

   以上です。



○議長(丸山與一郎) 佐藤光雄議員。

                   〔23番  佐藤光雄 登 壇〕



◆23番(佐藤光雄) 23番の佐藤光雄です。ただいま反対討論がなされました第103号 土地の取得について、賛成の立場から意見を述べさせていただきます。

   恵ため池建設事業につきましては、合併前の旧妙高村時代の平成11年度より測量観測を実施し、用水不足量、用水対策工の検討等を経て、平成15年に全体計画が作成されました。これを受けて昨年度実施設計並びに用地測量が行われ、本年度用地交渉を進めた結果、地権者の方々の御理解と御協力により仮契約が結ばれ、今定例会に追加議案として上程されました。今ほど用地取得単価が高いとの御指摘により、議案103号に対する反対討論がなされましたが、取得単価設定に当たっては通常は1社の不動産鑑定の評価にて決定されるところ、本事案に対しましては公平・公正な観点から2社に評価を依頼し、単価決定に当たっては一般的な要因分析、地域分析並びに近隣地域の概況等を考慮し、さらに同一需給圏内の8件の取引事例を採用し、事情補正、時点修正、地域要因の比較等を行った結果、8件の取引事例の平米当たり単価が1011円から1098円との試算を得、2社より提出された本事業の用地取得単価のうち、低価格の1050円を採用して決定されたものであり、妥当かつ適正な買収単価と判断いたします。

   なお、近隣の買収実績では、平成4年上信越自動車道工事に伴う山林平米当たり5700円、平成17年中郷区におけるため池建設用地である山林平米当たり1900円、さらには平成2年松山貯水池建設に伴う用地買収時の山林単価も平米当たり2030円でありました。これらとの比較検討でも適正な買収価格であり、市民の皆様にも御理解をいただける単価と考え、賛成の立場で意見を申し述べましたが、改めて議員各位の賛同を賜りますようお願い申し上げ、私の賛成討論といたします。



○議長(丸山與一郎) これにて討論を終わります。

   これより採決いたします。

   議案第103号 土地の取得について(恵ため池建設事業用地)を採決いたします。

   本案に対する委員長報告は可決であります。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。

                   〔 賛 成 者 起 立 〕



○議長(丸山與一郎) 着席願います。起立多数であります。

   よって、本案は原案のとおり可決されました。

   議事整理のため、しばらく休憩いたします。

                   午後 4時10分  休 憩

                   午後 4時20分  開 議



○議長(丸山與一郎) 休憩を解いて会議を続けます。

                                                    



△日程第5 議案第 93号 平成18年度新潟県妙高市一般会計補正予算(第8号)

      議案第 94号 平成18年度新潟県妙高市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)

      議案第 95号 平成18年度新潟県妙高市老人保健特別会計補正予算(第2号)

      議案第 96号 平成18年度新潟県妙高市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)

      議案第 97号 平成18年度新潟県妙高市介護保険特別会計補正予算(第2号)

      議案第 98号 平成18年度新潟県妙高市ガス事業会計補正予算(第1号)

      議案第 99号 平成18年度新潟県妙高市水道事業会計補正予算(第3号)

      議案第100号 平成18年度新潟県妙高市公共下水道事業会計補正予算(第2号)

      議案第101号 平成18年度新潟県妙高市農業集落排水事業会計補正予算(第1号)



○議長(丸山與一郎) 日程第5 議案第93号 平成18年度新潟県妙高市一般会計補正予算(第8号)、議案第94号 平成18年度新潟県妙高市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)、議案第95号 平成18年度新潟県妙高市老人保健特別会計補正予算(第2号)、議案第96号 平成18年度新潟県妙高市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)、議案第97号 平成18年度新潟県妙高市介護保険特別会計補正予算(第2号)、議案第98号 平成18年度新潟県妙高市ガス事業会計補正予算(第1号)、議案第99号 平成18年度新潟県妙高市水道事業会計補正予算(第3号)、議案第100号 平成18年度新潟県妙高市公共下水道事業会計補正予算(第2号)、議案第101号 平成18年度新潟県妙高市農業集落排水事業会計補正予算(第1号)、以上9件を一括議題といたします。

   本件に関し、各委員会における審査結果についての報告を求めます。総務文教委員長、佐藤栄一議員。

                   〔17番  佐藤栄一 登 壇〕



◆17番(佐藤栄一) 総務文教委員会における付託案件の審査の経過と結果について御報告申し上げます。

   当委員会に付託されました案件は、議案第93号 平成18年度新潟県妙高市一般会計補正予算(第8号)のうち、当委員会所管事項、議案第94号 平成18年度新潟県妙高市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)、並びに議案第95号 平成18年度新潟県妙高市老人保健特別会計補正予算(第2号)であります。

   まず、議案第93号について申し上げます。総務課長より、歳出2款1項1目一般管理費のうち、特別職職員人件費の中の退職手当につきましては、当初予算では定年退職者2名と任期満了に伴う特別職の経費を計上していましたが、今年度の勧奨退職者など18名分の経費等を補正するものであります。このほか、1款議会費1項、2款総務費1項から6項、3款民生費1項、2項、10款教育費1項から3項、5項、7項に係る一般職給料等の人件費につきましては、4月の職員の異動等に伴う人件費の増減を補正するものであります。歳入21款5項3目雑入の新井頸南広域行政組合退職手当負担金は、退職職員が広域行政組合に在籍していた期間相当の退職手当分について、広域行政組合から繰り入れされる負担金であり、企業会計退職手当負担金は同様に企業会計職員として在籍していた期間相当の退職手当分について、企業会計から繰り入れされる負担金であります。

   財務課長より、歳入20款1項1目の繰越金4億1861万3000円は、平成17年度からの繰越金を補正財源として計上するものであります。

   市民課長より、今回の補正は、職員の異動等に伴う人件費に係る国民健康保険特別会計繰出金及び老人保健特別会計繰出金のほか、新潟県後期高齢者医療広域連合設立に伴う新潟県後期高齢者医療広域連合設立準備委員会負担金、並びに新潟県後期高齢者医療広域連合負担金について、補正をお願いするものであります。

   子育て支援課長より、17ページ、19目諸費の精算返納金は、平成17年度児童デイサービス事業の事業費の確定に伴う国庫補助金並びに県補助金の精算返納金であります。

   学校教育課長より、10款2項1目小学校管理費の給食備品購入費は、地産地消の拡大による食育の推進などを目的に現在民間に炊飯業務を委託しております小・中学校9校のうち、炊飯器などの設置に必要なスペースが確保できる小学校6校で、平成19年4月から妙高市産米のコシヒカリを各学校で炊飯できるように、炊飯器と保温器を購入したいものでありますとの説明を受け、審査に入りました。

   委員より、団塊の世代の退職など退職者が多くなるが、今後の見込みはどうかとただしたのに対し、平成19年度以降の定年退職者は、19年度5人、20年度15人、21年度9人の予定ですとの答弁がありました。

   委員より、平成19年度の職員採用数と今後の予定はどうかとただしたのに対し、職員採用は定員適正化計画では前年度退職者数の30%程度を目標としていますが、現実的に必要最小限の人数を採用します。平成19年度は、2人の採用を予定していますとの答弁がありました。

   委員より、食育の面から御飯給食はバランスがとれていいと思うが、全小学校が完全に米飯給食になるのかとただしたのに対し、現在、市内の全学校で週3回の米飯給食を実施していますが、地産地消や食育等の観点から、平成19年度からは週4回にふやすとともに、自校で炊飯できる学校については民間委託から切りかえたいものです。なお、新井小・中央小・新井中・にしき養護学校は、給食室のスペース等の関係でこれまでどおり委託炊飯としたいとの答弁がありました。

   以上、審査の主なものを申し上げましたが、挙手による採決の結果、議案第93号のうち当委員会所管事項については、全会一致にて原案のとおり可決されました。

   次に、議案第94号について申し上げます。市民課長より、今回の補正は、職員の異動等に伴う人件費の減額及び療養給付費等の支払い額の増額が見込まれることから、それぞれ補正をお願いするものです。歳出2款1項1目一般被保険者療養給付費は、医療の高度化等により1人当たりの医療費が伸びていることから、1億4131万6000円の追加補正を行うものです。2款1項2目退職者被保険者等療養給付費は、被保険者数の増加に伴い医療費が伸びていることから、512万4000円の追加補正を行うものです。3款1項1目老人保健医療費拠出金は、平成18年度の支払い額が確定したことから、666万6000円の追加補正を行うものです。歳入3款1項1目療養給付費等負担金4185万円及び2項1目財政調整交付金3944万2000円は、一般被保険者療養給付費、療養費及び高額療養費に係る国負担分であります。9款2項1目財政調整基金繰入金1850万3000円は、療養給付費等の支払い額の増額に伴う歳入の補てん分でありますとの説明を受け、採決の結果、議案第94号は全会一致にて原案のとおり可決されました。

   次に、議案第95号について申し上げます。市民課長より、歳出1款1項1目一般管理費は、職員の異動に伴う人件費1万7000円の増額補正を行うものです。歳入4款1項1目一般会計繰入金は、人件費の増額に伴う事務費の市負担分の増額補正でありますとの説明を受け、採決の結果、議案第95号は全会一致にて原案のとおり可決されました。

   以上で総務文教委員会の報告を終わります。



○議長(丸山與一郎) 次に、建設厚生委員長、作林一郎議員。

                   〔15番  作林一郎 登 壇〕



◆15番(作林一郎) 建設厚生委員会における付託案件の審査の経過と結果について御報告申し上げます。

   まず最初に、議案第93号 平成18年度新潟県妙高市一般会計補正予算(第8号)当委員会所管事項について申し上げます。健康福祉課長より、歳入18款1項2目1節の社会福祉費寄附金は、1団体からの社会福祉に対する指定寄附2万円を増額補正するものです。次に、歳出の2款1項19目23節償還金利子及び割引料の精算返納金のうち健康福祉課分の310万8000円は、障害者施策に関する各種事業における平成17年度国・県補助金が確定したことにより精算返納するものです。

   次に、環境生活課長より、歳出の12款1項1目安全・安心なまちづくり事業については、妙高市犯罪のない安全・安心なまちづくり条例に基づく、推進計画策定のための推進会議の開催費用や条例の周知のための費用です。推進会議は10名の委員で、今年度2回の開催を予定しています。4款1項1目の職員人件費は、職員の異動等に伴う人件費の増減を補正するものです。このうち環境生活課所管分は189万円の増となります。

   次に、建設課長より、8款5項2目市街地開発事業費、19節負担金補助及び交付金は、県施行の石塚加茂線整備事業の事業実施に伴い事業費が増額となったことから、これに伴う市の負担金を増額するものです。主な増額要因として、事業費の年度間調整によりC・C・BOX横断管路工事などが今年度の施工に変更されたことに伴い、当初に対し3900万円の増額となったものです。これにより平成12年度から継続されてきました県施行石塚加茂線整備事業の新井柿崎線―新井停車場線区間275メートルが、今年度で事業完了となります。11款2項1目公共土木施設災害復旧費の公共土木施設災害復旧事業は、今春の融雪により市道大鹿西部37号線が欠壊し、先般10月に公共土木施設災害の採択を受け、この復旧工事を実施するため、679万円を補正するものですとの説明を受け、審査に入りました。

   委員より、大鹿西部37号線について、10月に査定があり、これから復旧を行うが、歳入に計上されていない。どうしてなのかとただしたのに対し、当初予算で事業費3120万円の補助率3分の2で2081万円計上されており、今年度姫川原で発生した凍上災が700万円と、今回分679万円を足しても既決予算内で対応可能であったため、予算計上しなかったものであると答弁がありました。

   委員より、これからの工事発注であり、来年度の用水取り入れもある。冬期間の工事は危険であるが、冬期間も工事をするのかとただしたのに対し、1月中旬の発注であることから繰り越しを予定しており、融雪後の工事着手で秋ごろの完了予定であると答弁がありました。

   委員より、用水路の復旧はどうするのかとただしたのに対し、農林課で対応することになっていると答弁がありました。

   委員より、地元負担があると思うが、どのくらいになるのかとただしたのに対し、把握していないと答弁がありました。

   委員より、春の用水の仮設が必要となってくる。道路に引っ張られて用水が被災したのであるから、道路で復旧するべきでないかとただしたのに対し、道路災であり、用水路の復旧までできない。おのおのの管理者で復旧することとなっていると答弁がありました。

   以上、審査の主なものを申し上げましたが、挙手による採決の結果、挙手多数で議案第93号は原案のとおり可決されました。

   次に、議案第97号 平成18年度新潟県妙高市介護保険特別会計補正予算(第2号)について御報告申し上げます。健康福祉課長より、歳入は職員の異動等に伴う人件費の増について、地域支援事業交付金と職員給与費等繰入金や地域支援事業費繰入金等の増額補正するものです。歳出の1款1項1目一般管理費の人件費2名分について30万3000円の増額補正と、3款2項1目包括的支援事業の人件費1名分について1万2000円の増額するものですとの説明を受け、採決の結果、全会一致で議案第97号は原案のとおり可決されました。

   以上で建設厚生委員会の報告を終わります。



○議長(丸山與一郎) 次に、産業経済委員長、間島英夫議員。

                   〔2 番  間島英夫 登 壇〕



◆2番(間島英夫) 産業経済委員会における付託案件の審査の経過と結果について御報告を申し上げます。

   当委員会に付託されました案件は、議案第93号 平成18年度新潟県妙高市一般会計補正予算(第8号)のうち当委員会所管事項、議案第96号 平成18年度新潟県妙高市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)、議案第98号 平成18年度新潟県妙高市ガス事業会計補正予算(第1号)、議案第99号 平成18年度新潟県妙高市水道事業会計補正予算(第3号)、議案第100号 平成18年度新潟県妙高市公共下水道事業会計補正予算(第2号)、議案第101号 平成18年度新潟県妙高市農業集落排水事業会計補正予算(第1号)の補正6件であります。

   それでは、議案第93号 平成18年度新潟県妙高市一般会計補正予算(第8号)について申し上げます。最初に、農林課長より、5ページの第2表、債務負担行為の農業経営基盤強化資金貸付金の利子助成は、妙高ガーデンのミスト栽培設備を整備する資金として、農林漁業金融公庫から借り入れした2億円に対し、利子助成を行うこととし、償還完了の平成33年度までの債務負担行為を設定したいものです。なお、市が行う利子助成に対しては県の補助制度があり、今回の事案では416万4000円の3分の2の277万6000円は県から補助が見込めるため、一般財源所要額は138万8000円となります。歳出の農業総務費及び林業総務費は、職員の異動等に伴う人件費の増減を補正するものです。農業振興費の19節担い手育成総合支援事業のイッキに担い手農地集積事業は、品目横断的経営安定対策の対象となる認定農業者を緊急に育成するため、農地の賃借権を新たに設定する農家に対し、10アール当たり2500円の補助金を交付したいものです。なお、県も同様の補助金を別途交付するもので、市と県を合わせた補助金は10アール当たり5000円となります。11款1項3目林業用施設災害復旧費の林業用施設災害復旧事業は、本年9月7日発生の秋雨前線豪雨災害により林道4路線6カ所において被害を受け、11月に国の災害査定が終わったことから復旧工事を行いますが、既決の工事費が不足となることから補正をするものです。

   次に、商工振興課長より、7款1項1目商工総務費のうち150万円と、その下の地域振興総務費については、職員の異動等に伴う人件費の増減を補正をするものです。

   次に、観光交流課長より、7款1項1目商工総務費については、職員の異動に伴う人件費の増減を補正をするものです。

   次に、ガス上下水道局長より、4款3項2目簡易水道費の繰出金は、簡易水道事業特別会計の歳入・歳出予算を調整するため補正するものですとの説明を受け、審査に入りました。

   農林課の関係では、委員より、農業経営基盤強化資金には行政はどの程度関与できるのかとただしたのに対して、申請者からは公庫の了承が必要であり、実際は融資機関と話し合いされ、公庫・金融機関の内諾後、市が主催し、県・公庫・金融機関等が入り、ヒアリングを行い、認定することになりますとの答弁がありました。

   審査の主なものを申し上げましたが、採決の結果、議案第93号については全会一致にて原案のとおり可決されました。

   続いて、議案第96号 平成18年度新潟県妙高市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)について申し上げます。ガス上下水道局長より、歳出では職員の異動等に伴う人件費の増減を補正し、歳入では人件費の調整に伴い一般会計から繰り入れを減額するものですとの説明を受け、審査に入りました。採決の結果、議案第96号については全会一致にて原案のとおり可決されました。

   続いて、議案第98号 平成18年度新潟県妙高市ガス事業会計補正予算(第1号)について申し上げます。ガス上下水道局長より、今回の補正は、特定大口需要家のボイラー設備増設により、販売量の増加に伴うガス売り上げ及び原ガス購入費の増額と、職員の異動等に伴う人件費を調整するものですとの説明を受け、審査に入りました。

   委員より、今年度の妙高高原地区のガス販売量はどうかとただしたのに対して、今年度の4月から12月分までの販売量は前年比で約7万立米に落ち込んでいるとの答弁がありました。

   また、委員より、高原地区のガス料金の徴収率はどうかとただしたのに対して、17年度末の過年度分の未収金は約1400万円で、そのうち10月末まで800万円を徴収し、徴収率は58%で、18年度の当年度分の徴収率は98.1%との答弁がありました。

   委員より、売り上げがふえればガス料金の問題にかかってくるかと思うが、当面値下げすることを考えていないのかとただしたのに対して、新井地区と高原地区を比べると新井地区は平均単価で3割安い。これを5年をめどに統一することとなっており、なるべく利益を上げて新井地区に近い料金で統一を目指したい考えであり、現在の料金については変えない考え方でいるとの答弁がありました。

   さらに、委員より、市長に尋ねるが、これだけ利益を上げているのだから、市民を喜ばせる意味でガス料金を下げてはどうかとただしたのに対して、事業というのは継続が必要であり、あす、5年後、10年後もある程度加味し、確実に将来を見据えた中で、合併のときの約束も考えながら熟慮の上に熟慮を重ねて対応していきたいとの市長答弁がありました。

   審査の主なものを申し上げましたが、採決の結果、議案第98号については、全会一致にて原案のとおり可決されました。

   続いて、議案第99号 平成18年度新潟県妙高市水道事業会計補正予算(第3号)について申し上げます。ガス上下水道局長より、職員の異動等に伴い人件費の増減を補正するものですとの説明を受け、審査に入りました。採決の結果、議案第99号については全会一致にて原案のとおり可決されました。

   続いて、議案第100号 平成18年度新潟県妙高市公共下水道事業会計補正予算(第2号)について申し上げます。ガス上下水道局長より、職員の異動等に伴い人件費の増減を補正するものですとの説明を受け、審査に入りました。

   委員より、受益者負担金を全額納入しないと下水道事業は着工しないとしているが、年寄りの世帯など協力できない人がいるため、厳しい状況にある。歩み寄りはできないかとただしたのに対して、基本的には足並みをそろえてもらうことになる。負担金が入らないと後年に与える影響が大きくなるため、基本的な条件の中で実施してもらうことになるとの市長答弁がありました。

   また、委員より、妙高高原地域の下水道整備で田口を中心とした妙高処理区の計画が進んでいない。仮に合併浄化槽を要望したとき整備してもらえるのかとただしたのに対して、妙高処理区は杉野沢処理区の完了後となり、事業の実施まで時間を要することや、整備に当たり実施要件の達成が必要なことから、合併浄化槽による整備への変更を含めて関係集落で整備手法の検討をいただいている。地域要望がまとまれば合併処理浄化槽補助地域に変更していきたいとの答弁がありました。

   審査の主なものを申し上げましたが、採決の結果、議案第100号については全会一致にて原案のとおり可決されました。

   最後に、議案第101号 平成18年度新潟県妙高市農業集落排水事業会計補正予算(第1号)について申し上げます。ガス上下水道局長より、職員の異動等に伴い生じた人件費の増減を補正するものですとの説明を受け、審査に入りました。

   委員より、農業集落排水事業の妙高処理区では、2億から3億も事業費がかかっているのに接続戸数が少ないのではないかとただしたのに対して、浄化センターが昨年の8月に完成し、約1年経過したところであり、対象戸数が335戸のうち約4分の1が接続している。今後3年ぐらいで接続していただくよう努力していきたいとの答弁がありました。

   審査の主なものを申し上げましたが、採決の結果、議案第101号については全会一致にて原案のとおり可決されました。

   以上で産業経済委員会の報告を終わります。



○議長(丸山與一郎) これよりただいまの各委員長報告に対する質疑を行います。

                   〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(丸山與一郎) これにて質疑を終わります。

   これより討論を行います。

   討論の通告がありますので、発言を許します。

   渡辺幹衛議員。



◆13番(渡辺幹衛) 13番の渡辺幹衛です。簡単ですので、自席でお願いします。今のうち、93号について反対いたします。

   その理由につきましては、先ほど議案として出ていた91号、92号で反対討論で述べられたとおりでありますので、反対いたします。



○議長(丸山與一郎) これにて討論を終わります。

   これより採決いたします。

   議案第93号 平成18年度新潟県妙高市一般会計補正予算(第8号)を採決いたします。

   本案に対する各委員長報告は可決であります。本案は各委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。

                   〔 賛 成 者 起 立 〕



○議長(丸山與一郎) 着席願います。起立多数であります。

   よって、本案は原案のとおり可決されました。

   次に、議案第94号 平成18年度新潟県妙高市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)、議案第95号 平成18年度新潟県妙高市老人保健特別会計補正予算(第2号)、議案第96号 平成18年度新潟県妙高市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)、議案第97号 平成18年度新潟県妙高市介護保険特別会計補正予算(第2号)、議案第98号 平成18年度新潟県妙高市ガス事業会計補正予算(第1号)、議案第99号 平成18年度新潟県妙高市水道事業会計補正予算(第3号)、議案第100号 平成18年度新潟県妙高市公共下水道事業会計補正予算(第2号)、議案第101号 平成18年度新潟県妙高市農業集落排水事業会計補正予算(第1号)、以上8件を一括採決いたします。

   本案に対する各委員長報告は可決であります。本案は各委員長報告のとおり決定することに御異議ございませんか。

                   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(丸山與一郎) 御異議なしと認めます。

   よって、本案は原案のとおり可決されました。

                                                    



△日程第6 議案第102号 妙高市監査委員の選任同意について



○議長(丸山與一郎) 日程第6 議案第102号 妙高市監査委員の選任同意についてを議題といたします。

   提案理由の説明を求めます。入村市長。

                   〔市 長  入村 明 登 壇〕



◎市長(入村明) ただいま議題となりました議案第102号 妙高市監査委員の選任同意について御説明申し上げます。

   妙高市監査委員、水野?治さんは、平成18年12月26日をもって任期満了となりますので、引き続き妙高市田町二丁目2番9号、水野?治さんを委員に任命いたしたく、議会の同意を求めるものであります。

   よろしく御審議の上、御同意賜りますようお願い申し上げます。



○議長(丸山與一郎) これより質疑を行います。

                   〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(丸山與一郎) これにて質疑を終わります。

   これより議案第102号 妙高市監査委員の選任同意についてを採決いたします。

   この採決は、無記名投票により行います。



○議長(丸山與一郎) 議場の閉鎖を行います。

                   〔 議場閉鎖 〕



○議長(丸山與一郎) ただいまの出席議員数は28名であります。



○議長(丸山與一郎) 投票用紙を配付いたします。

                   〔 投票用紙配付 〕



○議長(丸山與一郎) 投票用紙の配付漏れはありませんか。

                   〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(丸山與一郎) 配付漏れなしと認めます。



○議長(丸山與一郎) 投票箱の点検を行います。

                   〔 投票箱点検 〕



○議長(丸山與一郎) 異状なしと認めます。

   念のため申し上げます。本案を可とする議員は賛成と、否とする議員は反対と記載の上、点呼に応じて順次投票願います。

   なお、この際申し上げます。投票中、賛否を表明しない投票及び賛否の明らかでない投票は、会議規則第73条第2項の規定により、否とみなします。



○議長(丸山與一郎) 点呼を行います。

                   〔 職員氏名点呼、投票 〕



○議長(丸山與一郎) 投票漏れはありませんか。

                   〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(丸山與一郎) 投票漏れなしと認めます。



○議長(丸山與一郎) 投票を終了いたします。



○議長(丸山與一郎) 議場の閉鎖を解きます。

                   〔 議場開鎖 〕



○議長(丸山與一郎) 開票を行います。

   会議規則第31条第2項の規定により、立会人に7番 吉住安夫議員及び23番 佐藤光雄議員を指名いたします。

   よって、両議員の立ち会いを願います。

                   〔 開 票 〕



○議長(丸山與一郎) 投票の結果を報告いたします。

   投票総数28票、これは先ほどの出席議員数に符合しております。

   そのうち賛成  28票

       反対  0票

   以上のとおり賛成が全員であります。

   よって、本案については市長提案のとおり選任同意することに決定いたしました。

                                                    



△日程第7 諮問第4号 人権擁護委員候補者推薦に対する意見について



○議長(丸山與一郎) 日程第7 諮問第4号 人権擁護委員候補者推薦に対する意見についてを議題といたします。

   提案理由の説明を求めます。入村市長。

                   〔市 長  入村 明 登 壇〕



◎市長(入村明) ただいま議題となりました諮問第4号 人権擁護委員候補者推薦に対する意見について御説明申し上げます。

   現在、法務大臣から委嘱されております当市の人権擁護委員のうち早津明子さんは、平成19年3月31日をもって任期満了となりますので、引き続き妙高市白山町四丁目5番43号、早津明子さんを推薦したいので、人権擁護委員法第6条第3項の規定により議会の意見を求めるものであります。

   よろしく御審議の上、御意見賜りますようお願い申し上げます。



○議長(丸山與一郎) ただいまの説明に対し、何か御発言ございませんか。

   樋口次夫議員。



◆4番(樋口次夫) この点について、私の勉強不足かよくわからないんだけども、市長にそういう機会があったら、また話ししておいてもらいたいんだけど、今ここに推薦された方はね、私死ぬまでにこの方に会うこともできないし、どういう人間かもわからない。ただ紙切れ一枚で、この人間、法務大臣のあれが得ましたので、皆さんいいか悪いか意見を述べてくださいということは、余りにもちょっとやり方が失礼だと思うんだけども、その辺について機会があったらひとつ、もっと選任の方法を考えていただきたいということを申し上げておきたいと思います。我々市会議員だってね、市民に立候補するにはちゃんとポスター出して、顔を見たりね、経歴を書いて、この人はどういう人間かというのがわかって皆さんから御審議をいただきます。ただこんな、人権擁護委員だから頼むなんて言ったって、どんなうちの母ちゃんか、どんな人かわからんのに、ただ紙切れ一枚でいいか悪いか判断してくれというのもちょっと甚だ失礼なことなのに、もっと違った方法の形の中でひとつね、任命、私は反対じゃないです。反対じゃないけども、どういう人間であるのか、少なくともそういう判断ができるようなことを、これからひとつ市長の方でもっと何かいい方法ないのか考えていただきたいと、それを申し添えておきたいと思います。あなただってそうでしょう、市長。紙切れ一枚でこの人間いいか悪いか判断してくれなんて言ったって、とってもそんなことできるわけじゃないので、ぜひひとつ今後のためにそれ申し添えていただきたいことお願いしておきたいと思います。

   以上です。



○議長(丸山與一郎) 市長、何かございますか。それでは、どうぞ入村市長。



◎市長(入村明) じゃ、自席で。

   御意見、大変ありがたくお受けしたいと思います。もう少し周知の方法等についてですね、方法があるかないか、その辺も検討に値すると思っております。

   以上でございます。



○議長(丸山與一郎) これにて終わります。

   お諮りいたします。諮問第4号 人権擁護委員候補者推薦に対する意見については、これが適任と決定するに御異議ございませんか。

                   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(丸山與一郎) 御異議なしと認め、そのように決定いたしました。



○議長(丸山與一郎) 以上をもちまして、審議等はすべて終了いたしました。

   各位におかれましては、年の瀬を迎え、健康にはくれぐれも御留意され、御活躍あらんことをお祈り申し上げ、これにて平成18年第6回妙高市議会定例会を閉会いたします。

   どうも御苦労さまでした。

                   午後 5時07分  閉 会