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新潟県 燕市

平成28年  6月 定例会(第2回) 06月28日−委員長報告・質疑・討論・採決−04号




平成28年  6月 定例会(第2回) − 06月28日−委員長報告・質疑・討論・採決−04号







平成28年  6月 定例会(第2回)





    平成28年第2回燕市議会定例会会議録(第4号)
          平成28年6月28日(火曜日)午前9時30分開議

議事日程                              
 第 1  議案第53号から議案第55号まで            
 第 2  請願第1号及び請願第2号                
 第 3  発議案第2号 少人数学級実現、義務教育費国庫負担制度2分
             の1復元に係る意見書           

本日の会議に付した事件                       
 日程第 1  議案第53号 公職選挙法施行令の一部を改正する政令の
               施行に伴う関係条例の整理に関する条例の
               制定について             
        議案第54号 燕市家庭的保育事業等の設備及び運営に関
               する基準を定める条例の一部改正について
        議案第55号 平成28年度燕市一般会計補正予算(第1
               号)                 
 日程第 2  請願第 1号 燕市でのサッカーにおける環境整備を求め
               る請願書               
        請願第 2号 少人数学級実現、義務教育費国庫負担制度
               2分の1復元に係る意見書の採択を求める
               請願書                
 日程第 3  発議案第2号 少人数学級実現、義務教育費国庫負担制度
               2分の1復元に係る意見書       

出席議員(24名)
   1番 山 ? 光 男 君     2番 堀   勝 重 君
   3番 山 本 知 克 君     4番 藤 井 秀 人 君
   5番 白 井 丈 雄 君     6番 柳 川   隆 君
   7番 宮 路 敏 裕 君     8番 吉 田 勝 利 君
   9番 小 林 由 明 君    10番 樋 浦 恵 美 君
  11番 渡 邉 雄 三 君    12番 中 山 眞 二 君
  13番 大 原 伊 一 君    14番 山 ? 雅 男 君
  15番 タナカ・キ ン 君    16番 塙     豊 君
  17番 長 井 由喜雄 君    18番 齋 藤 信 行 君
  19番 渡 邉 広 宣 君    20番 大 岩   勉 君
  21番 土 田   昇 君    22番 田 辺   博 君
  23番 丸 山 吉 朗 君    24番 中 島 清 一 君

欠席議員(なし)

説明のため出席した者の職氏名
  市  長 鈴 木   力 君   副 市 長 南 波 瑞 夫 君
  教 育 長 仲 野   孝 君   総務部長 斎 藤 純 郎 君

  企画財政 田 辺 秀 男 君   企画財政 堀 越   巌 君
  部  長             部 主 幹

  市民生活 広 野 義 徳 君   健康福祉 小 林 恵美子 君
  部  長             部  長

  産業振興 堀   孝 一 君   都市整備 五十嵐 一 夫 君
  部  長             部  長

  水道局長 松 村 金 司 君   教育次長 山 田 公 一 君

  教育委員 長谷川   智 君   総務課長 前 山 正 則 君
  会 主 幹             兼選挙管
                   理委員会
                   事務局長

  企画財政 阿 部 久 紀 君   子 育 て 宮 路 豊 行 君
  課  長             支援課長

職務のため出席した者の職氏名
  議会事務 幸 田   博 君   議会事務 川 崎 祐 晴 君
  局  長             局 議 事
                   課  長

  議会事務 丸 山   篤 君   議会事務 小 柳 悦 鼓 君
  局 議 事             局議事課
  課長補佐             副 参 事
                  (議会係長)



          午前 9時59分 開議



○議長(中島清一君) おはようございます。それでは、ただいまから会議規則第9条第2項の規定によりまして、開議時刻を繰り下げ、本日の会議を開きます。

  ただいまの出席議員は24名全員で、定足数に達しております。

  本日の議事日程は、お手元へ配付したとおり進めたいと思いますので、ご了承願います。

                                 



△日程第1 議案第53号から議案第55号まで



○議長(中島清一君) 日程第1 議案第53号から議案第55号まで、以上3件を一括議題といたします。

  本件に関し、各常任委員長の報告を求めます。

  最初に、総務文教常任委員長の報告を求めます。



◆13番(大原伊一君) おはようございます。それでは、総務文教常任委員会の審査報告を行います。

  当委員会に審査を付託された議案は3件であります。去る6月22日に当委員会を招集して審査を行いましたので、その経過並びに結果について申し上げます。

  最初に、議案第53号 公職選挙法施行令の一部を改正する政令の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の制定については、異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。

  次に、議案第54号 燕市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正については、保育を行う事業所において保育士不足の解消に向けた改正によるものであるが、条例中、保育士と同等の知識及び経験を有すると市長が認める者とする基準について、条例の改正が先行するために保育現場が不安であるとする意見とともに、当局の考え方に対して質疑がありました。当局からは、当市では現在該当する事業所はないものの、市長が任命するとした要件のほかにも、保育の現場をしっかりと認識した人を配置するために厳しく取り組みたいとの答弁がありました。

  討論では、昨今の保育問題からも今後は一層行政に重責がかかる状況が出てくる。国の制度改正とはいえ、市の子育て支援策の停滞になりかねないとの反対討論の一方、保育士不足の救済策である待機児童の解消のために保育士の確保が大切であり、今後の事業所保育の可能性を模索する上でも賛成であるとする討論がありました。そのため起立採決を行った結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。

  次に、議案第55号 平成28年度燕市一般会計補正予算(第1号)において、当委員会所管分について報告をします。総務管理費のマイナンバー関連、社会保障税番号制度導入事業、同じく被災地支援経費の各内容について質疑がありました。当局からは、今後マイナンバーが国と自治体間で情報連携が始まるため、それによる総合運用テストに対するもの、被災地支援経費では熊本地震における職員派遣の実績と派遣後の情報共有の重要性などについて答弁がありました。

  また、児童福祉費、児童福祉総務費の保育園民営化に伴う事業者選定委員会の謝金の内容と民営化への説明会について質疑があり、当局からは地域の方々を含め、有識者など9名で4回の委員会開催を予定している。説明会は、保護者だけでなく、地域の方々へも丁寧な説明に努めたいとの答弁がありました。

  討論では、吉田西太田保育園の民営化について、吉田南小学校では児童数が増えている。その一方で、この地域からは公の保育園がなくなってしまう。このような強引な政策に賛成するわけにはいかないとする討論のほか、何もかも民営化ではなく、直営ではできないかなどの反対討論がありました。これに対し、民営化は転換の提案であり、廃止するわけではない。既存の私立の保育園では、民間だからこそ縛られない独自のアイデアで保育を行っている。これらは民営化の利点でもある。積極的に事業を進めてほしいとの賛成討論がありました。本件では反対がありましたので、起立採決を行った結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。

  以上で報告を終わります。



○議長(中島清一君) 次に、市民厚生常任委員長の報告を求めます。



◆11番(渡邉雄三君) それでは、市民厚生常任委員会の審査報告を行います。

  当委員会に審査を付託された議案は1件であります。去る6月23日に当委員会を招集して審査を行いましたので、その経過並びに結果について報告申し上げます。

  議案第55号 平成28年度燕市一般会計補正予算(第1号)において、当委員会所管分について報告いたします。戸籍住民基本台帳費の個人番号カード交付事務交付金で具体的な内容について質疑がありました。当局からは、当初予算時、マイナンバーの作成が順調に推移するという想定で国から予算措置の依頼があったが、通知カードの全世帯への配達のおくれと地方公共団体情報システム機構のサーバーの不具合等でマイナンバーの作成が当初の想定から大幅におくれました。そのため、改めて国は平成28年度カード作成経費や輸送代等を積算し直した結果、個人番号カード関連の交付見込み限度額として地方公共団体情報システム機構への交付金を増額するものであるとの答弁がありました。

  また、ひとり親家庭自立支援事業については、入所状況、補正の目的の質疑がありました。当局からは、現在利用の実績はゼロであるが、今回は新たに施設利用の申し出があり、生活の立て直し及び支援が必要であるためとの答弁がありました。

  地域少子化対策重点推進事業について、どのような取り組みをするのか質疑があり、当局からは地域における少子化対策として子育て世代からシニアの方まで、幅広く対象にし、子育ての交流の場の開設や身近な地域の声かけや交流の促進役として人材育成を目的に、講座などを開催したいとの答弁がありました。本件では反対があり、起立採決を行った結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。

  以上で報告を終わります。



○議長(中島清一君) 次に、産業建設常任委員長の報告を求めます。



◆16番(塙豊君) それでは、産業建設常任委員会の審査報告を行います。

  当委員会に審査を付託された議案は1件であります。去る6月24日に当委員会を招集して審査を行いましたので、その経過並びに結果について申し上げます。

  議案第55号 平成28年度燕市一般会計補正予算(第1号)中、産業建設常任委員会所管分については、空き家等対策推進事業について、事業の必要性、空き家の調査、管理における行政のかかわり、今後の方向性について質疑がありました。当局からは、特定空き家に認定されるような空き家があると、地域住民に不安を与えるようになるため、その防止策としての事業であり、Uターンのお試し居住施設として利用するなど、新たな形で有効に利活用できる空き家を取得するための委託料であるとの答弁がありました。

  また、相続人が相続放棄したことにより、所有者不在の空き家は市内に数件あるが、有効活用できる見込みのあるものとして今回の対象は1件であり、県司法書士会より選任された司法書士に財産管理をお願いをする。行政職員の育成も必要ではあるが、手続には法律上高度な知識が必要とされるため、専門家に任せるほうがいいとの答弁がありました。

  さらに、今回の補正予算については利活用できる見込みのある空き家を対象としたものであり、今後についても相続人の有無など、権利関係や利活用可能かどうかの調査をしっかりと行った上で予算要求をお願いする形になるとの答弁がありました。

  以上、審査の結果、異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。

  以上で報告を終わります。



○議長(中島清一君) 各常任委員長の報告が終わりました。

  これより委員長報告に対しまして一括して質疑に入ります。質疑はありませんか。

           〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(中島清一君) 質疑なしと認め、質疑を終結します。

  これより一括して討論に入ります。討論の通告がありますので、これを許します。

  17番、長井由喜雄君に発言を許します。



◆17番(長井由喜雄君) 私は、議案第54号 燕市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正及び議案第55号 平成28年度燕市一般会計補正予算(第1号)に反対でありますので、日本共産党議員団を代表して反対討論を行います。

  まず、議案第55号から申し上げます。まず第1に、戸籍住民基本台帳費として1,930万円が計上されていますが、この個人番号カード交付事務事業は個人番号制度のこれまでのさまざまな矛盾の中でカード交付も思うに任せない状況で普及が停滞しているのではないでしょうか。個人に番号を割り振ること、カード使用環境のセキュリティー上の問題も多々指摘される中で、これに関係する予算には反対であります。

  さて次に、今議会で議員協議会資料として示された燕市立つぼみ保育園、吉田西太田保育園の民営化案について、強引にこれを進めるため、応募した事業所の選定に関連し、選定委員会謝金24万円と費用弁償1万1,000円が計上されています。

  まず申し上げておきたいのは、親はもちろん、地域の声を聞きながら公立保育園の民営化という問題を協議し、準備が進められてきた中で、最終段階として事業者選定の予算が盛り込まれたものというものではないということであります。あくまでも民営化ありき、行政が民営化の対象園を名指しし、それを決定した上で議会説明後20日間、当事者である各園の保護者に至っては24日から昨日までのわずか4日間で当局の説明を行って、これを推し進めるための予算が盛り込まれている議案であるということです。教育委員会が示した議会資料では、民営化する理由として次の3点を挙げました。

  1、事業者がみずからの責任において創意工夫した長期的な視点と意欲を持って事業に取り組むことが可能となり、地域に根差した運営の展開が可能となること。

  2、民営により運営の柔軟性、迅速性、自主性が発揮できること。

  3、現在園舎の老朽化が進んでいることから、今後の園舎の整備に当たり、民間運営で行う保育園が国からの補助金を活用できることであります。

  この中で地域に根差した運営の展開を始め柔軟性、迅速性、自主性という言葉も曖昧模糊として、何ら具体的な説明は行われないばかりか、これまでの民営化論の中での旗印として使われてきた園舎の老朽化、園舎の整備に当たり、民間運営で行う保育園が国からの補助金を活用できることなどは、今回名指ししたつぼみ保育園、吉田西太田保育園には全く当てはまらないばかりか、吉田西太田保育園に至っては一昨年、今後も公立での運営を前提に、議会に対しても3億8,362万6,000円の増改築費の承認を求めていたのです。

  先般の一般質問の中でのこの根本矛盾の指摘に対し教育委員会は、今回の2園には当てはまらない、誤記であると述べました。民営化の基本の「基」であることだと強調しながら、いいかげんな資料に記載し、矛盾を指摘されると誤記であるので削除をするなどというのは、全く都合のいいやり方ではないか。全くもってあきれたやり方であることを指摘するとともに、市民にも当局のこのような姿勢を知らせる必要があると私は思っています。

  緊急にお願いしたアンケートは、先日の私の一般質問でも一部紹介しましたので、議員の皆さんには聞いていただいています。その時点でも誰一人賛成だという方はいませんでした。反対するは、合わせて23名、市の説明を聞かないとわからないという方は20名いらっしゃいましたが、各2回の説明会というものの中でどう判断されたのでしょうか。

  私は、4回とも傍聴をさせていただきましたが、民営化を決定しての説明会に対して不信感を持つ保護者が多かったほか、保護者が反対したら考え直すのかという質問に対しては、財政面を強調してその質問に答えず、子供にとってのメリットは何なのかという幾つかの問いにもまともな答えはなかったようです。25日のつぼみ保育園では、1社しか応募がなかった場合についての質問では、選考にそぐわなければ選ばないのかという問いに対し、そのとおりと答えていましたが、昨日の吉田西太田保育園の説明会では、公募にゼロのときはまた検討させていただくと、応募者が不適格、あるいはなしであったときの答弁は矛盾したものでした。また、一昨年増改築し、新築同様とした吉田西太田保育園の保護者からは、大盤振る舞いですねとの声が出、それに対しては一昨年は民営化の考えがなかったので、市で増改築をしたと教育委員会としての計画性のなさと行き当たりばったりの対応にあきれる保護者もいたのです。

  私は、民間が悪いなどと言っているわけではありません。説明会で7法人の評価について問われても、一部しか把握していないばかりか、柔軟性、迅速性、自主性のうたい文句の根拠さえ市民に示さないという、市民はそっちのけでの当局の民営化強行の姿勢がますます明らかになってきているのです。

  いま一度議員の皆さんにお聞きいただきたいのです。こんな状況の中で選定委員会の謝金を通してしまったら、議会も保護者ないがしろの民営化を後押しすることになるのです。燕市での保育のあり方、公立と私立の共存のあり方など、もっともっと子供の保育のあり方を考える時間をとりながら考えていくべき問題ではないかと私は思うのです。是非議員の皆さんには、市民の代表としてこの点を十分考慮してこの議案を判断していただきたいのです。

  さて、議案第54号についてでありますが、厚労省は保育士等確保対策検討会の保育の担い手確保に向けた緊急的な取りまとめを受けて、保育職場に無資格者の導入を拡大する省令改正案を出しました。この流れを受けたものが54号議案です。保育士と同等の知識及び経験を有すると市長が認める者をもってかえることができるとされますが、何よりも子供たちの健やかな成長や発達を保障する保育内容の後退につながるものであり、また保育士の専門性を軽視し、保育士の誇りを傷つけるものと言わざるを得ません。保育士不足は深刻ですが、保育士の賃金が全産業の平均よりも月額10万円も低いこと、それに加え、先進国と比べても劣悪とも言える保育士配置基準などで過酷な労働環境となっているからです。保育士の専門性を否定することにつながる施策は、保育の質の低下による子供たちへの影響を考えず、保育予算を抑えるために安上がりな手だてを講じ、市町村にもこれを押しつけるものであり、認めるわけにはいきません。

  さて、55号に関連し、今日この本会議直前に燕市立つぼみ保育園、西太田保育園の民営化案に係る変更点と訂正等という文書が机上配付をされました。

  1つは、募集要項等の配布について、7月1日からとしていた当初の案を9月をめどに延期するというもの。

  そして、民営化までのスケジュールについては、選定委員会の開催について9月以降としていることです。選定委員会を開催し、この中には各園の保護者代表も加わる、これが示されています。各園では、まだ保護者それぞれの思いがきちんとまとまっていない。賛成したいという方もいらっしゃれば、民営化は反対だという方も多数いらっしゃったのが説明会での傍聴した私の率直な感想です。

  それが前提となっていながら、選定委員会に保護者から代表として入っていただくことは、その代表に大きな心の負担もかけていくのではないかと私は思います。このようなやり方が手順を十分踏んだ中で行われるのならばまだしも、当局の一方的な思いの中で進めていくことは、市民の中に大きな心の不安を起こすことは明らかではないか。教育委員会の今回のやり方は、学校教育や幼児教育の現場に対して大きな不信感と不安を抱かせる。このことをしっかりと認識をしていただきたい。私は、そのように思うのです。

  また、この資料では民営化する理由として、基本の「基」で示した現在老朽化が進んでいることからというこの文言を誤記だとして削除をしました。さんざん今までこれを理由として民営化をうたってきたのが教育委員会ではありませんか。全くもって都合のいい、その場その場の対応であると指摘せざるを得ません。

  また、これまでの市内に受け手となると説明してきた社会福祉法人と学校法人の数についても教育委員会子育て支援課は、社会福祉法人はこれまで5法人、学校法人は1法人と議会に説明をしていました。そして、その後になって社会福祉法人、社会福祉協議会が抜けていた、忘れていました。そういう説明です。皆さん、全くもっていいかげんではありませんか。まともな資料をもってして、議会と十分議論をし、そして市民にもそれらを説明しながら、皆さんの立場で理解を求める作業はあっていいかもしれませんけれども、しかしこんないいかげんな資料を議会にも示し、そして市民の皆さんにもこんないいかげんなものをもって説明を一方的に行い、意見は聞くけれども、このままで進めていく。ましてや意見が異なる保護者の中でその代表としてその選定に加わってもらうなどと考えるのは、私は教育者としていかがなものか。皆さんがその立場だったら、どうお考えになるのか。学校現場に皆さんがいらっしゃったら、どういう対応されていたでしょうか。教育長及び教育委員会主幹、皆さんは専門家であります。現場だったら、恐らくこのようなことは私同様に反発をしたことでしょう。行政にいたら、それが許される。こういう方法でいいなどというのは、全くもってそれも皆さんの人間性が問われてしまうことになってしまう。だからこそ私は、この議案は一旦ここで否決をした上で、改めて燕の保育のあり方をみんなで真摯に協議検討しながら、当局が出される案、保護者の声、議会としての声、これらをあわせながら考えていく。その時間をとることこそ行政の、教育委員会のやるべきことではないでしょうか。

  以上、私は議案第54号、55号には反対であります。議員各位も子供たち、保護者、現場で働く保育士に思いを寄せていただいて、これらの議案に反対の立場で賛同いただけるようお願いをいたしまして、私の反対討論を終わります。



◆15番(タナカ・キン君) 私も議案第55号 平成28年度燕市一般会計補正予算(第1号)に反対の立場で討論いたします。

  この中で、今ほども長井議員が言われています児童福祉総務費の中の保育園民営化に伴う事業者選定委員会開催のための経費として選定委員会委員謝金24万円、選定委員の費用弁償が1万1,000円を計上されております。これについて反対をいたします。

  こののの資料として私たちに配られたものですけれども、今日の全員協議会に机上配付ということで変更点と訂正、これ上がっておりましたが、私は総務文教常任委員会なので、6月22日の委員会でいただきました。

  それで、私が言ったのは23日、市民厚生、24日、産業建設常任委員会、ここでなぜ配らないのか。市長の考えている仕事の迅速さというのは一体何なのかと。これは、議案に対しての訂正でありますから、前の議案出したものが違っているということをみずから認めた上で、当日机上配付して、さあ皆さん、どうぞ何か意見を言ってください。こんなやり方はだめですよ。まさに議員軽視、議会軽視であります。もっともっと議員は怒らなければいけない、こういうことに対して。

  そしてまた、進め方の問題でありますけれども、公立保育園を民営化するということですが、先日テレビを見ていましたら、東京の杉並区でしたか、待機児童解消のために保育園を建設するんだと、かなりの数です。ところが住民が反対して、私も新聞で見たときは何で反対するのかなと思いましたけど、テレビでやっていました。そのときは、内容のことは言いませんけど、区長が出てきて、住民に対して6時間もけんけんがくがくやっているんですよ。私は、この保護者に説明して、はい終わりますじゃないと思います。いろんな保護者の不安あります。そういったものに対してけんけんがくがく出てきた中での妥協点としてこういうことになりましたというんだったらいいけど、そういうものがなくて、ただただ進める。テレビ見ていて、本当にびっくりしたのとがっかりしましたよ、あまりにも違うから。

  燕議会では、私たちがこれやります。さあ皆さん、賛成してください。じゃ進めます。こんなやり方、いつの時代のやり方をやっているんだと私は憤慨をしております。私は、今までも机上配付はなるべくやめてほしいと。私も含めてですけども、みんなどんどん、どんどん年齢も上がっていますし、若い人もいますけど、大抵皆さんよりも年齢も行っていますし、その日、当日配付されて、さあ意見を言ってください。なかなか出ませんよ。だから、本当に議論をしようとする気がここには見えない。

  そして、先ほども上げられている訂正箇所ですよね。これが一番大きな理由だったわけでしょう。民営化する理由の?、現在園舎の老朽化が進んでいることから、今後の園舎の整備に当たり、民間運営で行う保育園が国からの補助金を活用できること。すなわち園舎の老朽化が進んでいる。これが一番大きな理由じゃないですか。ただこれだけ聞いていれば、すごくもっともな話、ところがそれが誤記だったという。私らは、これをただの誤記だったからと、そんな甘くないですよ。何か意図があるから、こういうふうに書くわけでしょう。物事というのはみんなそうですよ。そのあなたたちの意図に対して、もうちょっと誠実に議会にも説明しなければいけないし、また保護者にも説明していかなければいけないし、そういうことでだから、今回これでもってすぐやるんじゃなくて、9月議会に回すとか、いろんなことが考えられますよ。

  私は、今目の前には議員がいるわけですけど、皆さんにも言っているつもりであります。やはり私たちは、チェックする機関だということを忘れてはいけない。はいはい、これどうぞ。はい、そうですか。ただの追認機関。これで市民の代弁者と言えるのか。先ほども言いましたよね。じゃ市民に聞かれたとき、何も答えられないじゃないですか。そんな議員でいいのかというような気持ちで私はいつもいますから、そういうふうになるんだけども、何よりもこういう文書、公文書に当たると思うんだけども、やはり正確性が大事ですよね。もし指摘しなければ延々とこれが残ったわけですから。そういうことで誰が指摘したんだと。みんな一人一人がここ違うんじゃないのかと。やはりそういう声を上げていく議会、私は望んでいます。

  そういうこともありまして、今回のこの55号、当局のやり方に対しては、こんな市政運営でいいのかという観点から私は強く反対いたします。議員各位にもどうか私の意見を酌み取って賛同されることをお願いして私の反対討論を終わります。



◆9番(小林由明君) 私は、議案第54号と55号、それぞれに賛成の立場で討論をさせていただきます。

  54号につきましては、現状燕市では待機児童についてはないと伺っておりますけれども、さまざまな今後保育サービスを実施できる、よりよい子育て環境構築のための体制づくりとして本改正を実施し、しっかりと取り組むべきと考えておりますので、賛同させていただきます。

  それから、55号、こちらの55号、補正予算、被災地支援、それからコミュニティ助成事業、空き家対策等、現在取り組まなければならない事業が盛り込まれております。

  また、反対のある保育園民営化に伴う選定委員会開催のための予算についてでございますけれども、議員各位ご存じのように、現在全国でさまざまな形態の保育サービスが提供されており、市内保護者の皆さんも子供たちの能力を引き出すさまざまな保育サービスの実現を求めているのは、私自身直接声をいただいているところであります。これらさまざまな保育サービスを実現できる、よりよい子育て環境の構築のためにも民の持つノウハウや専門的知見を活用していくことが必要です。

  子供たちは、未来の社会そのものであります。よりよい子育て環境実現のために、議員各位のご賛同を賜りたく、何とぞよろしくお願いいたします。



◆20番(大岩勉君) 私は、議案第55号 平成28年度燕市一般会計補正予算(第1号)中、ただいまいろいろ討論されております燕市立つぼみ保育園、吉田西太田保育園の民営化案について賛成の立場で討論させていただきます。

  まず、反対する理由が全くないことです。議員協議会で指摘されました民営化移行までのスケジュールも再検討、訂正されました。世の中は常に移り変わっています。今後の市政のスリム化、また行政運営には民間の活力を十分に活用していくことは当たり前のことと思います。少子化が進んでおります。今後保育園の統廃合に進むことも小学校児童数の推移を見ればわかります。新潟市では、株式会社の園もできています。また、さらにできようとしているそうです。園児の受け入れ年齢も2カ月からの園もたくさんあります。議案第55号は、2つの園をつぶすのではなく、民営化に移行する案であります。

  私の住む小中川地区、川前地区には社会福祉法人の泉保育園、定員90名。第二泉保育園、定員120名。さらに、学校法人の子育て支援センターを含む真学園、定員210名があります。各園とも運営の柔軟性はもちろん、さらに保育サービスを充実させており、入園児童は燕市内はもちろん、吉田地区からも、新潟市、三条市、加茂市、西蒲区からの入園児もおります。

  なぜこんなに地区外からの入園者が多くいるのでしょうか。お考えください。特別保育では、乳児保育はゼロ歳児5カ月から。障害児保育、一時保育、育児不安などについての相談指導、地域の未入園児を対象としたプログラムの提供、子育てサークルなどの育成支援、休日保育、さらに早朝、延長預かり保育もし、制服などはゼロから1歳児は自由とされております。また、園児の事故を避けるためと保護者の便宜を図るために送迎用のバス運行もされ、地域のお年寄りとの交流や空手を取り入れた園児指導もあり、鼓笛音楽隊活動もフェスティバルに参加するほど盛んです。

  民営だから、ここまでできることなのであります。泉保育園では、人気者のオマチマンの楽しいコンサートも行い、子育て支援の親子からは大変好評されております。きららおひさま保育園でもされています。泉保育園では、今ほど反対討論されました長井市議さんも特別自主参加されて、本当に楽しそうにされていました。民営化保育園の開けた園児指導に感嘆され、子供たちに向かい、うれしそうにダブルVサインまでされ、民営の保育園行事を率先励行され、八面六臂されていることは頭の下がることでございます。

  私立でもこのように立派に運営されている園は燕市内に多くあり、民営化による不安などは全くないのです。何でも反対者の雄弁に乗ることなく、率先垂範される良識ある議員各位のご理解とご賛同をお願いいたしまして、議案第55号に対する賛成討論といたします。

  終わります。



○議長(中島清一君) ほかに討論ありませんか。

           〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(中島清一君) ほかに討論なしと認め、討論を終結いたします。

  これより議案第53号から議案第55号まで、以上3件を採決します。

  採決は、意見の異なる案件を先にすることになっておりますので、議案第54号及び議案第55号を先に順次採決をし、議案第53号は最後に採決することといたします。

  最初に、議案第54号 燕市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についてを採決します。

  採決は、投票システムによる採決といたします。

  本件について委員長報告は可決であります。本件は委員長報告のとおり決定することに賛成の諸君は賛成のボタンを、反対の諸君は反対のボタンを押してください。

          〔投票システムによる採決〕



○議長(中島清一君) 押し忘れはありませんか。

           〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(中島清一君) 押し忘れなしと認め、確定をいたします。

        〔投票総数23人、賛成19人、反対4人〕



○議長(中島清一君) 採決の結果、投票総数23、賛成19、反対4であります。よって、議案第54号は原案のとおり可決されました。

  次に、議案第55号 平成28年度燕市一般会計補正予算(第1号)を採決いたします。

  採決は、投票システムによる採決とします。

  本件について委員長報告は可決であります。本件は委員長報告のとおり決定することに賛成の諸君は賛成のボタンを、反対の諸君は反対のボタンを押してください。

          〔投票システムによる採決〕



○議長(中島清一君) 押し忘れはありませんか。

           〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(中島清一君) 押し忘れなしと認め、確定をいたします。

        〔投票総数22人、賛成17人、反対5人〕



○議長(中島清一君) 採決の結果、投票総数22、賛成17、反対5であります。よって、議案第55号は原案のとおり可決されました。

  次に、議案第53号 公職選挙法施行令の一部を改正する政令の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の制定についてを採決いたします。

  本件について委員長報告は可決であります。本件は委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。

          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(中島清一君) ご異議なしと認めます。よって、議案第53号は原案のとおり可決されました。

                                 



△日程第2 請願第1号及び請願第2号



○議長(中島清一君) 日程第2 請願第1号及び請願第2号、以上2件を一括議題といたします。

  本件に関し、総務文教常任委員長の報告を求めます。



◆13番(大原伊一君) それでは、総務文教常任委員会において継続審査となっていた請願1件と付託されました請願1件の審査を去る6月22日に行いましたので、その経過並びに結果について報告をいたします。

  請願第1号 燕市でのサッカーにおける環境整備を求める請願書については、要望事項の環境整備を進めることは財政負担がかかり過ぎるのではないかという反対意見と、サッカー人口が増えている中で当局とも協議して環境整備の充実を進めるべきだという賛成意見があり、起立採決を行った結果、起立多数で願意妥当と認め、執行機関に送付し、その処理と結果の報告を請求するものと決しました。

  次に、請願第2号 少人数学級実現、義務教育費国庫負担制度2分の1復元に係る意見書の採択を求める請願書については、まず本請願の請願者である新潟県教職員組合県央支部の猪股幸さんから委員会に出席の上、請願趣旨の説明をしていただき、紹介議員による補足説明の後、質疑を行いました。

  質疑の後、請願に対する意見の中で、将来を担う子供たちに豊かな教育環境の整備、教育の機会均等と水準の維持向上を図ることは極めて重要であるとの意見から、全委員一致で異議なく、願意妥当と認め、関係機関への意見書を提出すべきものと決しました。

  以上で報告を終わります。



○議長(中島清一君) 総務文教常任委員長の報告が終わりました。

  これより委員長報告に対しまして一括して質疑に入ります。質疑はありませんか。

           〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(中島清一君) 質疑なしと認め、質疑を終結します。

  これより一括して討論に入ります。討論ありませんか。

           〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(中島清一君) 討論なしと認め、討論を終結します。

  これより採決いたします。

  最初に、請願第1号 燕市でのサッカーにおける環境整備を求める請願書を採決します。

  本件については意見が異なるため、投票システムによる採決といたします。

  本件については委員長報告は採択であります。本件は委員長報告のとおり採択することに賛成の諸君は賛成のボタンを、反対の諸君は反対のボタンを押してください。

          〔投票システムによる採決〕



○議長(中島清一君) 押し忘れはありませんか。

           〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(中島清一君) 押し忘れなしと認め、確定をいたします。

        〔投票総数23人、賛成20人、反対3人〕



○議長(中島清一君) 採決の結果、投票総数23、賛成20、反対3であります。よって、請願第1号は採択と決定いたしました。

  ただいま採択された請願は、地方自治法第125条の規定により執行機関に送付をし、その請願の処理の経過及び結果の報告を請求することにいたします。

  次に、請願第2号 少人数学級実現、義務教育費国庫負担制度2分の1復元に係る意見書の採択を求める請願書を採決します。

  本件については委員長報告は採択であります。本件は委員長報告のとおり採択することにご異議ありませんか。

          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(中島清一君) ご異議なしと認めます。よって、請願第2号は採択と決定をいたしました。

                                 



△日程第3 発議案第2号 少人数学級実現、義務教育費国庫負担制度2分の1復元に係る意見書



○議長(中島清一君) 次に、日程第3 発議案第2号 少人数学級実現、義務教育費国庫負担制度2分の1復元に係る意見書を議題といたします。

  提出者より提案理由の説明を求めます。



◆13番(大原伊一君) それでは、発議案第2号 少人数学級実現、義務教育費国庫負担制度2分の1復元に係る意見書の提案理由の説明を申し上げます。

  子供たち一人一人が大切にされ、豊かな人間関係の中で教育が行われることは保護者・地域住民・教職員共通の願いです。子供たちのニーズは多様化し、個別の指導を要する児童生徒の増加などから、きめ細やかな対応が必要となっています。

  そのため、教職員が子供たち一人一人に目を行き届かせ、じっくりと寄り添う時間の確保が必要であり、少人数学級の拡大が望まれています。

  また、将来を担う子供たちへの教育は極めて重要であり、未来への先行投資であるという認識のもとで、教育の機会均等と水準の維持向上を図るため、義務教育費国庫負担制度の国負担割合を2分の1に復元する必要があることから、政府機関へ意見書を提出するものであります。

  以上申し上げまして、提案理由の説明といたします。議員各位のご賛同を賜りますようよろしくお願いをいたします。



○議長(中島清一君) 説明が終わりました。

  質疑はありませんか。

           〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(中島清一君) 質疑なしと認め、質疑を終結します。

  本件については、会議規則第37条第2項の規定により委員会付託を行いません。

  これより討論に入ります。討論ありませんか。

           〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(中島清一君) 討論なしと認め、討論を終結します。

  これより発議案第2号 少人数学級実現、義務教育費国庫負担制度2分の1復元に係る意見書について採決をいたします。

  本件は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。

          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(中島清一君) ご異議なしと認めます。よって、発議案第2号は原案のとおり可決されました。

                                 



○議長(中島清一君) 以上で本日の日程は終了し、本定例会に付議された案件は全部議了いたしました。

  これで本日の会議を閉じ、平成28年第2回燕市議会定例会を閉会といたします。

  全員ご起立願います。大変ご苦労さまでした。

          午前10時53分 閉会