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新潟県 十日町市

平成29年  3月 定例会(第1回) 03月06日−市政に対する一般質問−03号




平成29年  3月 定例会(第1回) − 03月06日−市政に対する一般質問−03号







平成29年  3月 定例会(第1回)





          平成29年第1回十日町市議会定例会会議録
             平成29年3月6日(第3日目)

1. 出席議員(25名)
    1番 大 嶋 由紀子 君  2番 福 崎 哲 也 君  3番 村 山 達 也 君
    4番 高 橋 俊 一 君  5番 小 林   均 君  6番 吉 村 重 敏 君
    7番 遠 田 延 雄 君  8番 藤 巻   誠 君  9番 仲 嶋 英 雄 君
   10番 鈴 木 和 雄 君 11番 小 林 弘 樹 君 12番 宮 沢 幸 子 君
   13番 近 藤 紀 夫 君 14番 安 保 寿 隆 君 15番 羽 鳥 輝 子 君
   16番 小 嶋 武 夫 君 17番 飯 塚 茂 夫 君 18番 鈴 木 一 郎 君
   19番 太 田 祐 子 君 20番 涌 井   充 君 21番 川 田 一 幸 君
   23番 村 山 邦 一 君 24番 小野嶋 哲 雄 君 25番 庭 野 政 義 君
   26番 高 橋 洋 一 君
                                              
1. 欠席議員(0名)
                                              
1. 欠  員(1名)
                                              
1. 事務局職員
   事 務 局 長  宮   正 朗 君      次     長  長谷川   智 君
   議 事 係 長  上 野 新 吾 君      主     査  樋 口 潤 子 君
   嘱 託 職 員  池 田 好 恵 君
                                              
1. 説明のため出席した者
   市     長  関 口 芳 史 君      副  市  長  村 山   潤 君
   教  育  長  蔵 品 泰 治 君      総 務 部 長  中 村   亨 君
   市 民 福祉部長  大 津 善 彦 君      産 業 観光部長  渡 辺 正 範 君
   建 設 部 長  池 田 克 也 君      子育て教育部長  渡 辺 健 一 君

   文 化 スポーツ  富 井   敏 君      建 設 部 技 監  御器谷 昭 央 君
   部     長

   企 画 政策課長  鈴 木 政 広 君      総 務 課 長  渡 辺 盛 一 君
   財 政 課 長  柳     久 君      福 祉 課 長  古 澤 幸 男 君

   子育て支援課長  樋 口 幸 宏 君      健 康 づ く り  長谷川 義 明 君
                           推 進 課 長

   環 境 衛生課長  村 山 一 男 君      産 業 政策課長  渡 辺 正 彦 君
   農 林 課 長  庭 野 和 浩 君      観 光 交流課長  金 澤 克 夫 君
   建 設 課 長  齋 木   修 君      都 市 計画課長  藤 巻   裕 君
   学 校 教育課長  川 崎 正 男 君      生 涯 学習課長  大 島   満 君

   ス ポ ー ツ  井 川 純 宏 君      文 化 財 課 長  佐 野 誠 市 君
   振 興 課 長

   川 西 支 所 長  高 橋 林 市 君      中 里 支 所 長  江 口   登 君
   松 代 支 所 長  柳   利 彦 君      松 之 山支所長  中 島 一 男 君
                                              
1. 議事日程 第3号
                            平成29年3月6日 午前10時 開議
 第 1 市政に対する一般質問
                                              
1. 本日の会議に付した事件
    日程第1





                       〇                       

              午前10時00分    開  議



○議長(川田一幸君)

  これより平成29年十日町市議会第1回定例会第3日目の会議を開きます。

  ただいままでの出席議員数は25人であります。

                       〇                       



△日程第1 市政に対する一般質問



○議長(川田一幸君)

  本日の議事日程は、配付いたしておきましたとおり市政に対する一般質問であります。

  ここで、福祉課長及び農林課長から発言の申し出がありますので、順次発言を許します。福祉課長。



◎福祉課長(古澤幸男君)

  予算質疑の村山邦一議員からの質問の中で、生活保護費の部分で高校生の被保護者の人数についてお問い合わせがありましたが、その場でお答えできませんので、ここで報告をさせていただきたいと思います。

  平成26年度が8人、平成27年度が5人、平成28年度が4人でございました。以上でございます。



○議長(川田一幸君)

  農林課長。



◎農林課長(庭野和浩君)

  太田議員の予算質疑の中で、平成28年度の市内の公共施設における木材利用の数量を94立米程度という数字を実績数量というふうに申し上げましたが、正しくは計画数量でございました。訂正させていただきます。以上でございます。

                                              

     ホームシェアの取り組みについて

     指定管理者制度のあり方について



○議長(川田一幸君)

  それでは、一般質問に関し順次発言を許します。

  小林弘樹君。



◆11番(小林弘樹君)

  おはようございます。来期もこの場に立てることを強く願って、2つの項目について一般質問をさせていただきます。

  初めに、ホームシェアの取り組みについて伺います。市は、県に対し看護職員養成施設の設置を要望してきました。県もその方向で動き始めているようですが、実現した場合アパートなどを必要とする学生たちの一部でもいいから、ホームシェアで受け入れてはどうかと考えています。家庭内の困り事の中には、同居している若手の力をかりて解消できるものもありますが、高齢者のみの世帯ではそれが困難なときがあります。また、家族も減り、空き部屋が幾つもあるという世帯も多いように見受けられます。こういった問題を解消または軽減できる暮らし方の一つにホームシェアがあります。ホームシェアは、自宅の空き部屋を低料金で貸すかわりに、家主の困り事を手助けしてもらう下宿のようなものです。ただし、貸す側も借りる側も自立して生活できることが前提で、家主の介護を目的にしたものではありません。また、どちらか一方に依存したり、負担を負わせたりしないようお互いのニーズに合ったルールを事前に決めておきます。ホームシェアは、家主と同居することに意味があり、家主が居住していない住宅を複数の人が共用して暮らすシェアハウスとは違った効果が期待できます。そこで、次の点についてお聞かせください。

  1点目、ホームシェアというライフスタイルに対し、どのような見解をお持ちでしょうか。

  2点目、ホームシェアの拡大を図るには、学生など若者たちの存在が欠かせないと思いますが、高等教育機関等の誘致についてはどのように考えているのでしょうか。

  3点目、空き部屋の活用策は、ホームシェアだけでなく、短期間の宿泊を目的とした民泊もあります。当市では、雪まつりであったり、大地の芸術祭、また2020年の東京オリンピック・パラリンピックなどをにらみ、インバウンド誘客の促進も図ろうとしておりますけども、民泊という受け皿についても検討されていると思いますが、まだ国の法整備が整っていない段階でありますが、民泊に対するご見解をお聞かせください。

  続いて、2番目の項目、指定管理者制度のあり方についてお尋ねします。民間のノウハウを活用し、住民サービスの質の向上を目指している指定管理者制度ですが、経費削減だけに重点が置かれてはいないかなど、問題点も指摘されています。厳しい財政状況のもと、頑張って成果を出しても、その努力が正当に評価されていないという声も聞きます。このままでは職員のモチベーションが下がり、せっかくUターンやIターンで当市を選んで住み続けようとする有能な人材が流出し、その結果として住民サービスの低下を招くことが心配されます。そこで、次の点について伺います。

  1点目、指定管理料を決定する上での課題についてお聞かせください。

  2点目、評価はどのようにされているのでしょうか。

  3点目、指定管理者制度の本来の目的、あるべき姿についてどう考えているのか、お聞かせください。以上です。



○議長(川田一幸君)

  市長。



◎市長(関口芳史君)

  おはようございます。それでは、小林弘樹議員のご質問にお答えをいたします。

  初めに、1つ目のご質問でありますホームシェアの取り組みについてということであります。当市がかねてより県に要望してまいりました看護職員養成施設の設置についてでありますけれども、新潟県では先月15日の知事記者会見におきまして、平成29年度当初予算案を公表されたわけでありますけども、その中に平成32年の開校に向けた県立十日町病院附属看護専門学校の関連予算が計上されておりまして、当市の悲願であります県立看護職員養成施設の設置がついに実現する運びとなったものでございます。市民や地域の皆様からも県立の看護専門学校に通う学生、また教職員をぜひ温かくお迎えいただきまして、学校行事を初め、さまざまな活動、取り組みにご支援とご協力を賜ればというふうに考えております。

  さて、1つ目のご質問でありますホームシェアというライフスタイルについてどう考えるかという点でありますけれども、議員ご提案の高齢者世帯での受け入れを考えた場合、一定の効果が認められるものというふうに思います。現在当市におきましては、在宅のひとり暮らしの高齢者は1,847人ということでありまして、年々増加をしているわけであります。ひとり暮らしの高齢者がみずからの資産をご活用いただいて、学生など若者に部屋を貸して、そして同居して、緩やかな交流を通じてお互いに助け合いながら生活を送っていただけるということは、張り合いのある生活の実現と、またひとり暮らしの不安の解消やまた住まいの困り事の解消など、高齢者の生活の質の維持、さらに向上に通じる可能性があるというふうに思います。貸し手である高齢者と借り手である学生さんがともに自立した生活を行えることが前提であるということでありますが、高齢者が元気に暮らし続けるための一つの方策ともなり得るものと考えます。

  一方、看護専門学校の学生さんたちにとりましても、住居選びの選択肢がふえるというメリットがありますし、さらに日常生活を通じまして、学校行事以外でも地域の皆さんと交流して親睦を深めていただけることは、学生生活の充実に大いに資するものというふうに考えます。また、通年の利用のみならず、通学時間が長くなりがちな冬期間だけの利用も考えられるわけでありまして、四季を通じて広く当市の魅力に触れることで、卒業後の市内での就職またさらには定住につながることが期待されると思います。

  なお、学生の多くが女性であることが想定されるわけであります。プライバシーの確保やまた防犯対策等には十分配慮する必要がありますし、また学生のニーズと受け入れを希望する高齢者とのマッチングでありますとか、コーディネートをどのようにして行うかということも運用上大変重要な要素でありまして、導入に向けて解決すべき課題は少なくはないというふうに思います。

  続いて、2つ目のご質問であります高等教育機関等の誘致についてであります。今回看護専門学校の設置が決まったということでありまして、これは学生を初めとする多くの若者の流入、そして滞在が見込まれるわけであります。人口減対策を最重要課題とする十日町市にとって、まことに喜ばしいことでございます。今後も看護専門学校のみならず、十日町の特性また十日町市の資源を大いに生かした中で、将来にわたって学生を確保できる高等教育機関等の誘致については、引き続き研究してまいりますとともに、新規就農者また起業を目指す若者等も移住しやすい基盤を整備してまいりたいと考えております。

  そして、3つ目のご質問であります民泊についての見解ということでありますが、まず民泊の定義といたしましては、一般家庭で旅行者等を受け入れる場合に、いわゆる旅館業法上の簡易宿泊営業を行う施設、これは民宿と呼んで、そして正規の宿泊施設が不足する等の理由から一時的に受け入れる場合を民泊と、そのように解釈をしております。現在合法的に実施可能な民泊につきましては、まずイベント開催時の臨時民泊、そして農林漁業体験民泊、さらに国家戦略特区の特例民泊の3形態があるわけであります。旅館業法上の簡易宿泊営業の許可なく宿泊客を有償で受け入れることが可能となるものでございます。こうした中当市の民泊の取り組み、そして普及状況でありますが、上越市と共同で取り組んでおります越後田舎体験事業におきます農林漁業体験民泊、いわゆる農家民泊のみでございまして、主に関東圏からの中学生、高校生を対象に受け入れを行っておるわけであります。また、この農家民泊の普及、拡大につきましては、各地域の田舎体験協議会を通じてお声がけをさせていただいております。

  今後の方向性といたしましては、現在2020年東京オリンピック・パラリンピック時の外国人観光客の受け入れ先として、国を挙げて民泊の普及を検討しているところでございます。平成28年4月旅館業法の一部改正によりまして、いわゆる簡易宿所としての要件緩和もされたところでございまして、平成28年から30年にかけて法的規制の見直しやまた新法により一定の法規制を定めた上で段階的に全国規模で解禁される方向が示されておるわけであります。いずれにせよ、ご自宅で宿泊客を受け入れたいという市民ニーズの把握がまず第一歩だと思いますが、正規の旅館業者の皆さんへの影響、また雪まつり、また大地の芸術祭など大きなイベント時以外の稼働率の確保などの課題も踏まえまして、民泊だけではなく、民宿というものもあわせた中で、宿泊業として成り立つ方法を研究してまいりたいというふうに考えております。

  次に、大きなご質問の2つ目であります指定管理者制度のあり方についてでございます。まず、1点目のお問いであります指定管理料を決定する上での課題についてということであります。指定管理者は、前年度の歳入歳出の実績をもととしまして、その不足する額を委託料として予算要求をされるわけでありますけれども、利用料収入また必要経費の見込みで予算づけを行う市の考え方と相違する場合もございます。したがいまして、指定管理者と市の両者が納得のいくような委託料の積算の考え方を見出すには、課題も多いものというふうに考えております。

  続きまして、評価はどのようにするのかという点でありますが、評価につきましては、毎年決算後に指定管理対象施設に関する決算、利用者数などの報告にあわせて行っております。利用者サービスの向上、また施設の適正な管理運営などに関する10項目につきまして、指定管理者が自己評価を行って、それに対する評価を施設の所管の課において実施をしております。また、その評価結果につきましては、施設管理やまたサービスの維持向上へつなげていただくために、指定管理者に通知をしております。

  続いて、指定管理者制度の本来の目的、あるべき姿についてどのように考えるのかという最後のご質問でありますけれども、指定管理者制度は公の施設の管理に民間事業者の経営上の手法を活用するものとして、導入されたものでございます。より多くの利用者を確保しようという発想を取り入れて、管理に要する経費を削減し、利用者へのサービスを向上させることを目的としておるわけであります。当市といたしましても、制度上期待されている効果を発揮させることが目的であり、あるべき姿であるというふうに考えております。以上であります。



○議長(川田一幸君)

  小林弘樹君。



◆11番(小林弘樹君)

  じゃ、最初に指定管理のほうからちょっと再質問させていただきます。

  まず、この質問をするに至った理由というのは、要は冒頭私が申し上げたことにあるとおりなんですけども、努力して成果も出したけども、なかなかそれが金額の面で反映されていないというのが発端なんですけども、評価はしていますけども、指定管理側が本当にそれで納得しているということで当局側は捉えているんでしょうか。要は、指定管理側は本来だったらもっとこのぐらいを要求したいけども、なかなか財源の問題があってこの範囲で頑張ってくださいという、そういう形なんでしょうか。



○議長(川田一幸君)

  財政課長。



◎財政課長(柳久君)

  後段のほうのお問いでありますけども、指定管理の委託に納得するかどうかという部分でありますが、先ほど市長が答弁したように、そこの部分が一番課題でありますけれども、そこの部分は要求する受託者側である請け負う方と、それから所管課が話し合いながら、これだけでできるだろうという線を導き出しながら委託料を決め、それが予算要求されて予算化されるわけですけども、その部分ではさまざまなそういうやりとりがあるだろうというふうには感じております。ただ、極端に低い額というのはないだろうと。それなりに所管課もまた財政課もそのような予算づけはしていないというふうに認識しております。

  それから、評価についてというお問いですけども、これにつきましては、聞くところによりますと、そういう市の評価制度の評価が実際の評価に合っていないとか、そういう部分の声は聞いておりませんので、その部分の評価、今の市の評価制度については、ほかの全国の市もどうも同じような評価をされているようでございます。そこについての受ける側の不満はないのかなというふうな認識でおります。



○議長(川田一幸君)

  小林弘樹君。



◆11番(小林弘樹君)

  ということは、評価のやり方については指定管理者側は不満はないということなんですね。そうすると、どうしてこういう声が出るのかなと私は思うんですけども、例えば評価の仕方で以前財政課にも行ってちょっと話ししましたけども、評価制度のあり方で横浜方式というのがあるよという話をしました。その横浜方式の特徴というのが3つの方式で第三者評価を実施するということで、1つが市内に同種の施設が複数存在する施設については、横浜市が認定する評価機関から評価者を選定し、実施すると。2つ目が福祉サービスの第三者評価の対象となっている施設を福祉サービス第三者評価制度に基づいて評価する。もう一つがその他の施設については、指定管理者選定評価委員会による評価を実施となっています。このその他の施設というのが高い専門性を有する施設、施設ごとに評価の視点が異なる施設、管理のあり方も含めて検証する施設がその他の施設ということなんですけども、私が思うのは、単純に入館者、使用利用者がふえて、それが入場料、入館料に反映する施設ばっかりだったらいいんですけども、減免措置を行っている施設もあるわけで、例えば100%減免の人がどんどん、どんどんふえて、人数は確かに使用する人はふえているんだけども、指定管理者側の利益にはつながらないという状況があるので、今言った横浜方式の3番目のあれで言うと、施設ごとに評価の視点が異なる施設というのに入るんじゃないかなと、一律に決算状況と指定管理者側と所管のほうで評価するみたいな話があったんですが、さっき言った減免措置を取り入れているところについては、ほかの施設と違った独自の評価の視点があってもいいんじゃないかなと思うんですが、十日町市の場合は全部一律の評価基準みたいになっているということなんでしょうか。それと、今言った横浜方式のような制度を取り入れるというのは、非常に困難なんでしょうか。



○議長(川田一幸君)

  財政課長。



◎財政課長(柳久君)

  今第三者評価制度と、それから評価書を変えて評価してはどうかというお問いでございます。横浜市が最初に言いました第三者評価制度というものでございますけれども、評価の客観性が図られて、多角的な視点からの評価が行えるという点では、よい取り組みであるというふうには考えておりますけれども、横浜市の資料を見てみますと、その費用は1件20万円ほどというふうに記載されております。当市の指定管理者28年度ですと、64施設ございます。掛け算をいたしますと、1,280万円ほどの財政負担が生じるという点がまずあります。また、横浜市では23の評価機関を指定しておりますが、例えば当市で導入するとした場合ですけれども、評価機関はNPOとか、シンクタンク、さまざまな機関がありますけれども、第三者評価を当市が実施するとした場合、そういう機関があるのかどうかというような問題もありますので、これについては慎重に検討する必要があるのではないかというふうに考えております。

  それから、施設ごとに見合った評価書の導入ということでございますけれども、これは横浜市ではそうしているというのはわかっておりますが、それを当市に導入を検討した場合に、その異なる評価書を用いたことが今後の委託について、その評価は実に結びつくかどうか、これらについては今後研究してみたいというふうに考えております。



○議長(川田一幸君)

  小林弘樹君。



◆11番(小林弘樹君)

  要は、指定管理者制度というのは管理料を出す側といただく側という関係になるかと思うんですけども、そもそもこの両者は、対等な関係というふうに考えてよろしいんですか。



○議長(川田一幸君)

  財政課長。



◎財政課長(柳久君)

  最初の再質問でもお答えしたとおり、要するにこっち側ではこの金額で受けてくださいということではないわけです。受けようとする側で積算をし、要求をされます。当然多くの委託料をいただきたいわけですので、それを所管課で精査して、話し合いながらある一定の委託料を導き出していくという過程の中では、当然上下関係はなく、対等に委託料を決めていくというシステムになっておりますので、関係は対等だというふうに考えております。



○議長(川田一幸君)

  小林弘樹君。



◆11番(小林弘樹君)

  その辺がまずは発端じゃないかなと、不満があるとしたら。要は、管理させているんだよというような態度というか、言動を恐らく感じたということもあるんじゃないかなと思います。言ってみれば人と人とのコミュニケーションですので、せっかくそういったいろいろな資格を取って、わざわざ十日町にまた戻ってこういう能力を生かしたいといって住み続けようと思っている若者がとてもこれじゃ子育てもできないし、世帯も持てないという希望をなくして、また都会に出るようなことのないように、よく指定管理者側と所管課のほうでの話し合いというのをもうちょっと丁寧にやれたらなと思うんですけど、その辺についてはどうお感じでしょうか。財政課は直接は恐らく話はしていないと思うんですけども、いかがでしょうか。



○議長(川田一幸君)

  財政課長。



◎財政課長(柳久君)

  指定管理料の例えば賃金で申し上げますと、ある一定の賃金がこれぐらいで見てくださいというようなガイドラインも示した中で積算してもらってあります。それで人件費で言えば、そこを基準に当市の人件費がどこの水準であろうかと、正職員あるいはパート、どの水準に置こうかというのは、受ける側が決めていくわけでありますけれども、なかなかその施設を発注する、受けてもらう側の所管課は、その人件費についてはあるそのガイドラインと見比べて妥当かどうかという判断もされるんだと思います。あとは維持管理費がどういうふうに積算されているか、過去の決算と比べながら、あるいはサービスをどういうふうにしていくかというのは、調整されているのであろうと思いますが、実際議員さんおっしゃっているように、私ら取りまとめ課でありますので、個々の例えば六十数施設がございますが、どのように協議をするかということまでは、把握はしておりませんが、例えば一部の中でもそういう委託について疑義があるような施設があるとするならば、それぞれの協議のところでもう少し話し合いを持って、互いに十分納得できるような協議をすべきという考えもありますので、今後はそういうところも考えながら指定管理について調整をしてまいりたいと思います。



○議長(川田一幸君)

  小林弘樹君。



◆11番(小林弘樹君)

  要は、この指定管理の目的というのは、経費削減はもちろんですけれども、住民サービスの質を上げようと、充実させようということも目的ですので、くれぐれも経費削減だけに重点を置くんじゃなくて、いかにして住民のために、住民サービスにつながるかということを含めて当局と指定管理側と十分に話し合うような機会を設けていただいて、優秀な人材も流出しなくて済むような形で、管理料についても十分検討していただきたいなと思います。

  続いて、1番目の質問のホームシェアなんですけれども、私が再質問しようとしたことをもう市長は既に最初の答弁で移住、定住にもつながると言っていただいたんで、非常にありがたかったんですけども、私はこのホームシェアについては、単にお年寄り、高齢者世帯の困り事の解消だけじゃなくて、要は人口増加にもつながる可能性は十分あるなと思いました。市長も答弁の中でおっしゃられましたけども、要は地域とのつながりをただ十日町市が看護学校を誘致したと、つくりましたよと。学んで一番大事な学んでからの後です。学んで地元でそういう職についてもらえばいいんですけども、またそれが自分のふるさとに帰ったとか、そういうことじゃいけないんで、そのためにも地域を挙げて、そういう受け入れ態勢をつくろうと、安い料金で下宿させようと、そればっかりじゃなくて、地域とのつながりも深めようと、例えば春あこで花見をやっているから一緒に来ませんかとか、今度は盆踊り大会をやっていますんで一緒に来てくださいと、うちの例えば娘の浴衣があるから、それを貸しますよとか、そういうふうな形でまた雪まつりになれば雪まつりの雪像を一緒につくりませんかとか、看護学生がどの程度そういう自由な時間がとれるかはわかりませんけども、そうやって地域の人たちとの親交を深めることで、下宿生ばかりじゃなくて、学校にそういうのを呼びかけて、どんどん、どんどん地域を好きになってもらって、十日町のファンをつくってもらうと、それが恐らく最終的には移住、定住の促進にも十分つながるというふうに思いました。その点については、市長は移住、定住の促進につながるという認識で再確認しますけども、よろしいですか。



○議長(川田一幸君)

  市長。



◎市長(関口芳史君)

  やはりお医者様もそうですし、看護師さんもそれは全ての学生さんそうだと思いますけども、やはり学んだところで開業するとか、そこで勤めるという方は多いです。十日町市のご出身の方でも、学んだ大学の周りで開業しているお医者様も本当に多いですし、そういったことはとても大事だと思います。やっぱりそういったことが多いと。今までもだから看護師さんでも、ほかのところの学校に十日町市の出身者の方が行って、親しんで、そこで最初の就職をするというパターンが多かったんじゃないかと思うんです。ですから、そういった意味では十日町市内で頑張って看護師を目指す方はもちろん出ていく必要がないし、県立ですから授業料も多分大いに安くなるというふうに期待していますし、そうした意味でも非常にいいと思いますし、また今度十日町市にほかから来られた方がここで学ぶ中で、3年間本当に地域を理解していただいて、十日町いいとこだねと、若い女性に評価していただく資源がたくさんあるもんですから、そうしたのをしっかりアピールして、地域で大いに親しくおつき合いできれば、本当にその先の移住、さらにそこで今度伴侶を見つけてとか、そうしたことにもつながる可能性が大いにあるというふうに思っておりまして、大変ありがたいことだというふうに感じております。



○議長(川田一幸君)

  小林弘樹君。



◆11番(小林弘樹君)

  高等教育機関等の誘致の件でちょっとお尋ねしますけど、やっと念願の看護学校ができるというめどが立った段階で、また次かと思われるかもしれませんけども、やっぱりこういう事業を取り組むには、絶対的に学生の数が必要なわけです。ですんで、ほかに誘致の考えはないかということを聞いたんですが、例えば十日町市はこれから大厳寺高原のキャンプ場をグレードアップしようというふうに考えています。信濃川ではラフティングもあります。スノーシューも結構人気があります。そういうアウトドアの資源がいっぱい活用できる環境が当市にはあるわけですけども、そういうものに取り組むような専門学校ってないのかなとずっと調べましたら、NSGグループが既に妙高市ですか、アウトドアの専門学校というのがあったわけですけども、そんな形で十日町特有の十日町にある資源を生かしてそういう高等教育機関などの誘致ができないものかなというふうに考えて質問をさせてもらいましたが、過去に市長がトップセールスをする中で、答えられる範囲でいいんですけども、こういうところに誘致を呼びかけてみたとかいうお話がありましたら、答えられる範囲で結構なんでお聞かせください。



○議長(川田一幸君)

  市長。



◎市長(関口芳史君)

  今議員のおっしゃったように、十日町市にはそういった魅力的な資源がたくさんあって、そのことを学びたいという特に若い方が多いんじゃないかと思うのは結構あります。アウトドアもそうですし、例えばノルディックスキーにつきましても、そういったこともあるかもしれません。あとやはりファッション系の伝統もありますし、例えばコモ市とのそういった長いおつき合いがあったりする中で、そういった資源を活用した中で、きものだけじゃなく、いろんな織物に関する、布に関する創作といいますか、そうしたものを教える学校などなど幾つかのそういったお話をさせていただいたこともありますし、また過去にもかなり積極的にご検討いただいたお相手もあったことも事実なんでございます。そうした中で、なかなかもちろん相手様のあることなんで、こういったものは一つ一つ成果を出していかなきゃいかんわけでありますが、今のところはまだそういったのでそういう成約といいますか、に至ったものはないわけであります。しかし、ぜひ議員おっしゃるように、ひとつせっかくこれで看護学校というものができるということでありますので、これで満足することなく、さらにまた次にということで、積極的にいろんな資源をもう一遍洗い出す中で、しっかりと話をしかるべき相手様に具体的に提案できるように、そのように勉強してまいりたいと思っております。



○議長(川田一幸君)

  小林弘樹君。



◆11番(小林弘樹君)

  あそこにせんだ元気ハウスがこのたびできまして、農業研修生を受け入れるということなんですけども、これはきっと農林課になるんだと思いますけど、農業研修生がもしせんだ元気ハウスにおさまり切れないほどの申し込みがあった場合の対応というのはどうするんでしょうか。



○議長(川田一幸君)

  川西支所長。



◎川西支所長(高橋林市君)

  今現在1人せんだ元気ハウスのほうに入居しております。5人定員になっております。もし仮に一気に入居希望者があらわれたというふうなことになりますと、優先先着順というような形になるんではないかと今のところは考えております。



○議長(川田一幸君)

  小林弘樹君。



◆11番(小林弘樹君)

  看護専門学校に関しては、どちらかと言えば、あの近辺の地域対象に限定されると思うんですが、そればっかりじゃなくて、そういう例えばせんだ元気ハウスでもし定員を上回るような研修生の応募があった場合は、先着で締め切るんじゃなくて、こういう受け入れ方もありますけどもぐらいの提案はしてもいいんじゃないかなと、シェアハウスで。当然あの地域でもひとり暮らしの恐らく高齢者世帯は多いと思いますし、空き部屋もあるかと思いますので、その地元の人たちが当然受け入れ態勢を整えてくれなきゃできない話ですけども、そういう形でも私はそういう提案もできるんじゃないかなと、またそのために新たにもう一棟建てますというのはまたお金もかかることですので、ぜひそういうのも視野に入れていただければ、そういう山間地域でもシェアハウスで受け入れるという体制がつくれるんじゃないかと思うんですけども、いかがでしょうか。市長はどう思いますか。



○議長(川田一幸君)

  市長。



◎市長(関口芳史君)

  市でどんどん頑張らなくてもいいとは思っているんです。民間の皆さんで例えばそういったものをつくっていただくこともできると思いますし、また今議員ご提案のこのホームシェアという形でやっていくことも可能だと思います。実際今津池にシェアハウスがあるんですけど、そこは非常にたくさんの方がお住まいになっているというお話も伺っておりますし、私どもが今度新水とまた今竹所にそれぞれシェアハウスを持っていますけど、あれはちょっとモデルハウス的な雰囲気があるわけでありますけども、そうしたものを頑張っている地域に建てさせていただきましたが、これをまたご参考にしていただいて、ぜひ民間でこれやりたいと、もしくはそういったことをあいている家、もしくはあいている部屋でやりたいんだと、こういうふうなお話が出てくれば、本当にそれが最もいい形の整備の手法ということになるんじゃないかというふうに思います。



○議長(川田一幸君)

  小林弘樹君。



◆11番(小林弘樹君)

  このシェアハウスという取り組みをまずは知ってもらうために、普及広報というのが必要となってくるわけですけども、当初私が知る範囲では、仲介役として大体NPOの団体が貸す側、貸せる側の仲介役を担ってきたとばっかり思っていたんですが、先日たまたまニュースで特集をしていまして、その中に皆さんのお手元の資料にある京都府が始めた次世代下宿京都ソリデール事業、こうやって行政が主体的になって動いたというのを初めて知りました。ということで、非常にいい取り組みだと思いますので、当然受け入れる地域の理解と協力が必要になってきますが、こういう取り組みしてみませんかみたいな投げかけを行政でも私はもっと力を入れてもいいんじゃないかなと。例えば今高齢者安心サービス事業、スマイルポイントがあります。そこで求めているサービスというのが日常的な買い物、日常的な掃除、洗濯、日常的な調理、日常的なごみ捨て、家の周りの草取り、日常的な玄関先の道つけ、この6つです。この中でできる人がいたらボランティア登録してくださいということで、15分につきボランティアしてもらう側が150円払うんですか、そういう仕組みを社会福祉協議会に委託して今やっているわけですが、ほとんど今言ったような6項目全てとは言いませんけども、このホームシェアで泊まってくれる学生たちからやってもらえるようなことも当然あります。まして今度できる看護学校、十日町市医療福祉総合センターでしたっけ、その中には社会福祉協議会も入るということになっております。そうしますと、看護学生が例えばホームシェアの下宿先を探すと、また近隣の人たちが情報を提供するというときに、まことにいい位置に社会福祉協議会も入るということですので、一石二鳥じゃないかなと思いまして、これだったらなおさらのこと行政は取り組む方向で考えてもいいんじゃないかと思うんですけども、市長の考えをお聞かせください。



○議長(川田一幸君)

  市長。



◎市長(関口芳史君)

  できるだけ頑張りますけども、別に看護学校ができるまで待つ必要はないんで、昔から下宿というのはずっとあるわけです。これは、行政が旗振ろうが振るまいが、そういった伝統的なそういう考え方といいますか、低廉な住居の提供というのはこれは昔からあったわけで、基本的にはそうしたものではないかと思いますけども、ただ旗を振ると、そういう中でいかがですかというふうなことで、政策的に誘導したらどうかと、そういうことだと思いますんで、その辺については先ほど申し上げているいろんな意味で貸す側にも借りる側にもメリットがございますんで、そうしたことを勉強させていただきながら、どの程度私どもが絡んでいくのかということも含めて、検討していかなきゃいかんなと思っております。



○議長(川田一幸君)

  小林弘樹君。



◆11番(小林弘樹君)

  看護学校が開校するまで待たなくてもいいという話がありましたけども、既にことしの夏ごろでしょうか、たしか企画政策課のほうにきっと相談が行っていると思うんですが、武蔵野大学の学生がこちらのほうでいろんな企業の研修を受けながら泊まるというような話も私聞きました。ですので、そういうところでも生かせないかなと思いまして、個人的にですけども、幾つか部屋を貸せてくれるような世帯には打診していますので、ぜひそういう情報も十日町市にこういう大学生たちが何人来ます、宿泊場所を探していますみたいな情報も流していいんじゃないかなと思うんですけど、その辺はいかがですか。



○議長(川田一幸君)

  市長。



◎市長(関口芳史君)

  そうしたことも伺っておりますし、普通はそこで就職する、お住まいはアパートでどうですかと、こういう話になるんでしょうけども、多様な選択肢があるということも大事でありますし、また繰り返しになりますけども、お貸しする側のメリットも随分考えられるわけであります。そういった住み方がいいんだという方も必ずいらっしゃると思いますんで、そういう方にはそういう選択肢ができるような、そういう観点で検討してまいりたいと思います。



○議長(川田一幸君)

  小林弘樹君。



◆11番(小林弘樹君)

  このホームシェアについては、おおむね前向きに取り組むというふうに私は理解しておりますんで、ぜひ私ももし看護学生が来たらと考えたんですけども、うちには残念ながら空き部屋がありません。もし病院の近くに住む市長、副市長のうちでも空き部屋がありましたら、ぜひ受け入れを検討していただければなと思います。

  以上で一般質問を終わります。ありがとうございました。



○議長(川田一幸君)

  暫時休憩いたします。

              午前10時50分    休  憩

                       〇                       

              午前11時00分    開  議



○議長(川田一幸君)

  休憩前に引き続いて会議を開きます。

                                              

     十日町市役所職員の資質向上の取り組みについて

     授産製品販売の向上の取り組みについて

     「孫育て」について

     「人を呼ぶきものプロジェクト」について



○議長(川田一幸君)

  大嶋由紀子さん。



◆1番(大嶋由紀子君)

  皆様、おはようございます。傍聴の皆様、きょうは満員御礼でありがとうございます。ラジオをお聞きの皆様、7時50分かと思います。こんばんは。任期最後の一般質問であります。4年前初めて一般質問をした際には、手が震えるのを今も鮮明に覚えております。約30人のこの男性ばかりの間に挟まれ、きょうは女性課長がいらっしゃらないですけれども、スーツは大抵黒かグレー、また部課長自分のネクタイをちょっと見てみてください。グレー系かブルー系です。1回目の質問のときに、ピンク等も男性にも似合うんじゃないでしょうかと話したんですけど、きょうもピンクは見当たらないように思います。本当にこの質問は目まいも吐き気もどきどきして大変なものです。任期最後の一般質問、きょう10回目になります。緊張は変わらなくありますが、傍聴の皆様初め、市民の多くの皆様の負託を背負って今ここに立っていると思うと、強くなった4年間であったように感じます。

  通告に基づきまして私の一般質問をさせていただきます。1つ目、十日町市職員の資質向上の取り組みについてです。協働のまちづくりをするに当たり、コミュニケーション能力を養い、組織力を高めることが大事だと考えます。チーム十日町市役所として、どのような研さんを公務員のあるべき姿として取り組まれていられるのか、お伺いします。

  2つ目、授産製品販売の向上の取り組みについてです。福祉施設では、さまざまなものづくりが行われています。それは、多くの人が知っているかと思いますが、正直買いたくなるほどの商品があるかと言われると、なかなかとうなずけない人も多いかと思います。商品の多くは、イベントや公共施設の常設コーナーでの販売が主流であるため、一般商品と比較すると見劣りするものが多いと言わざるを得ません。現状福祉作業所で働く障がい者の全国平均月収は1万3,000円、障害者年金がもらえるとはいえ、とても生活できる金額ではありません。そこで、行政として支援できることなどお考えはあるのか、お伺いいたします。

  3つ目、孫育てについてです。現代は核家族や共働きがふえ、ご近所や地域社会とのつながりが薄く、孤立しがちな子育てファミリーが多くなっています。そこで孫育てについて伺いたいと思うのです。私は、議員になる前子育て支援のお店をする中で、たくさんの親の思い、また祖父母の思いを聞いてきました。孫を育てるのに当たり、親も祖父母も同じ思いでありますが、親と祖父母という立場の違いや子育ての大事な基本は変わらなくとも、以前とは予防接種にしろ、離乳食の開始する時期にしろ変わってきているものも多々あるため、孫の子守に当たり、祖父母と親とが共通認識を持ってやっていかなければならない部分で、すれ違いやトラブルが起きてしまう現状があります。当市では、孫育て教室をしていますが、どのような取り組みがされているのか、伺います。

  4つ目、人を呼ぶきものプロジェクトについてです。人を呼ぶきものプロジェクトは、2016年に4回目を迎えた燕三条工場の祭典の十日町版かと思います。燕三条エリアでは、まちの財産である金属加工業の工場を一般にも開放し、見学のほか、包丁づくりなどのワークショップを実施、職人と来場者の触れ合いを通じて、ものづくりのまちや商品をPRしています。きもの産業をこれからどのようにしていくのかという中で、県から人を呼ぶきものプロジェクトの提案は、すばらしいキャッチボールを投げていただいたと思います。市長も二、三年で結果が出るのではないかと、このプロジェクトに前向きな思いを述べた新聞記事を拝見しました。地域活性化プロジェクトにおいては、点の盛り上がりをいかに面的に広げるか、そして盛り上がりをいかに継続させるかが事業デザインの終点と言えると思います。一つのプロジェクトの成功に満足するのではなく、そこからいかに地域に波及効果を生み出すのか、つまり点を線、面にしていくことが重要だと考えます。人を呼ぶきものプロジェクトの事業デザインをどのように考えているのかをお聞かせください。

  以上、4点を私の1つ目の一般質問とさせていただきます。ご答弁のほどよろしくお願い申し上げます。



○議長(川田一幸君)

  市長。



◎市長(関口芳史君)

  それでは、大嶋由紀子議員のご質問にお答えをいたします。

  初めに、1点目のご質問であります十日町市役所の職員の資質向上の取り組みについてということであります。市役所の職員の仕事には、人とのかかわりを軸に据えて進めていくものがほとんどであろうかというふうに思います。こうした仕事を進めていく上で、ほかの方からの共感を得られるような人間性が欠かせないものと思います。この人間性を如実にあらわすものが挨拶でありますとか、また日ごろの何げない声かけなど、そういったコミュニケーション能力ではないかというふうに思います。このコミュニケーション能力は、時として情報の集まりぐあいでありますとか、また市民の皆様からの理解、また協力の度合いを左右をするものです。こうした経験は、組織内で共有して、今後に生かしていかなければならないというふうに考えます。市の職員は、市民の皆様にとって一人一人に寄り添う最も身近な立ち位置にいる公務員ということであります。職員にこのことへの再認識を促しながら、あわせまして必要な知識も有し、人間性も豊かなバランスのとれた職員育成に引き続き努めてまいりたいというふうに考えております。

  次に、2つ目のご質問であります授産製品の販売向上の取り組みについてということです。現在市内の障がい者就労継続支援B型の8つの事業所におきまして、さまざまな授産製品がつくられているのは議員もご存じのとおりだというふうに思います。それぞれの事業所では、通ってこられる利用者の皆様のさまざまな障がいの特性に合わせまして、授産製品を考案、製造いただいております。有名なところでは、平成22年度の厚生労働省全国至福のお届けコンテストで最優秀賞を受賞されましたワークセンターなごみさんのおからの焼きかりんとうでありますとか、NPOあんしんさんのトイレットペーパーでありますとか、またエンゼル妻有さんのちんころとか、その他地域のいろんな伝統行事、また地場産業に関連した特色あるすばらしい製品がつくられているものと大いにうれしく思っている次第であります。

  そしてまた、平均賃金ベースで比較をいたしましても、十日町市は県内20市の中でもかなり上位のほうで健闘しているというふうに感じておるところでございます。市といたしましても、この事業所に通っていらっしゃる障がい者の皆さんの賃金向上に向けまして、就労支援また物品の購入、さらには授産製品を成人式の記念品としてお配りしておりますし、またたっしゃで100という事業のポイント交換などにも使わせていただくなど、いろんなご支援をしているわけであります。今後さらにこういった授産品の販売を促進していくためには、一般の市場からも認められて、また質の高い、まさに買いたくなるような商品の開発も重要であるというふうに思います。当市内の事業所におかれましても、トオコンでありますとか、外部企業とコラボいただいて、商品開発していただいたという本当にありがたいお取り組みもあるわけであります。事業所外の視点も取り入れた取り組み方法などを事業者の皆様と相談させていただきながら、さらに検討してまいりたいというふうに考えております。

  次に、3点目のご質問であります孫育てについてであります。子育て世代の支援ということで、以前とは変わっている子守のやり方を祖父母の方に伝えること、こういったことが必要ではないかというふうなご意見でありますが、当市でも議員のご見解のとおり、最新の子供たちにとってよいとされる子守のやり方でありますとか、そうしたものを祖父母の皆様にお伝えすることは大変重要なことであるというふうに考えています。このために市では教育センターの相談員さんなどを講師といたしまして、祖父母のための孫育て教室を要望に応じて開催しているものでございます。開催場所は、平成24年度から公立保育園で始めまして、そして26年度からは私立も含めた市内の全保育園、幼稚園におきまして、これまでに23園で実施をしているということであります。開催日は、全ての園で実施している祖父母参観の場を活用して行っております。昔は、例えばミルクで育った子は太りやすいでありますとか、泣いたらすぐだっこすると癖になるなどと言われておったということでありますけれども、今のミルクは母乳に極めて成分も近く、きちんと調乳して、授乳時間のリズムを守ればそういったご心配はないということとか、まただっこすることは、愛情表現の一つなので、赤ちゃんのむしろ心の安定につながるんだというようなふうに考え方が変わってきているものも多々あるのではないかと思います。孫育て教室におきまして、こういったお話をさせていただくほか、お孫さんとのかかわり方などテーマを絞ってお伝えしていくこともございます。参加者の皆様方からは大変ご好評いただいておりまして、今後もこの事業をしっかりと継続してまいりたいというふうに思います。

  最後に、4点目のご質問であります人を呼ぶきものプロジェクトについてであります。この事業につきましては、新潟県十日町地域振興局の皆さんが立ち上げていただいたということで、今年度から3年間かけてこのきものを生かして人を呼び込む仕組みづくりを進めていこうというものであります。新潟県の事業でありますけれども、ご案内のとおりきものは十日町市の伝統産業であります。観光にもつなげられる大変重要な資源であります。市といたしましても、織物業界の皆さん、そして商工会議所、さらに地場産業振興センターなどとともに、この大きなプロジェクトのメンバーに加わって事業の推進に努めておるところでございます。なお、このプロジェクトでありますが、何といっても業界の皆様の意欲によって実現するものというふうに捉えておりますので、ぜひとも織物関係事業者の皆様からの積極的なご参画を改めてお願いを申し上げ、また期待をしているところでございます。

  産地十日町市において、織物工場を見学していただく、そして十日町産のきものを買っていただくということは、これは織物産業の振興はもとより、この他の地域資源と絡めまして、十日町市の発信に大いにつながるものというふうに考えておりますので、この事業の成功に向けまして、関係団体とさらに協力してまいりたいというふうに考えております。以上であります。



○議長(川田一幸君)

  大嶋由紀子さん。



◆1番(大嶋由紀子君)

  ありがとうございました。

  協働のまちづくりを掲げている十日町市であります。4年間議員として市役所で過ごす中で、また市の職員と接する中で、私なりに感じたことがあります。でも、市長の今の答弁の中に答えがありました。私が言いたいことは、非常に言いにくいことなのですが、市長話をしてもよろしいでしょうか。



○議長(川田一幸君)

  市長。



◎市長(関口芳史君)

  ぜひお聞かせいただきたいと思うわけでありますけども、どうぞやってください。



○議長(川田一幸君)

  大嶋由紀子さん。



◆1番(大嶋由紀子君)

  市長が答弁の中でも一番最初に答えてくださったので、ちょっと私が話すこと随分省くことが多くなりました。市長もおっしゃっていたように、基本的な挨拶がなっていない職員が見受けられます。大勢とは言いませんけれども、挨拶は人として、まして社会人として基本中の基本であります。市長に挨拶しない職員はいないでしょう。市長は気づかないかなと思ったんですけれども、さすが市長です。気づいておられたということで、市役所の中を歩いていますと、なかなか廊下ですれ違っても私は気づいてもらえないものですから、挨拶をこちらからしてようやくしていただいたりとか、あとまたシルバーさんですか、階段の手すりを拭いていても、あとあんしんさんの利用者さんが手すりをきれいに拭いてくださっていますが、そういった方にありがとうございますとか、ご苦労さまですとか、そういった声をかけている職員というのが、当たり前になり過ぎているのか、なかなか見えないことが非常に残念でありました。公務員という仕事は、本当に大変な仕事ではありますが、とてもとうといやりがいのある仕事だと私は思っています。私も余談になりますけれども、今時の人であります小池百合子東京都知事のお膝元の豊島区の職員として、10年弱保育士をしてまいりましたが、入区の際は区民のためにと厳しい新人研修を受けてきました。市民の皆さんにおもてなしの心で、心のこもった笑顔と挨拶で親切な対応がしっかりとできるチーム十日町市役所になってもらいたいと願っていますが、市長お伺いしたいと思います。



○議長(川田一幸君)

  市長。



◎市長(関口芳史君)

  議員おっしゃるように、挨拶はまさに人間として基本だというふうに思いますし、また厳しいご指摘をいただいたわけでありますが、これは本当に私の至らなさではないかなと思います。やはりどの会社でも、役所でもそうだと思いますけど、入った瞬間にその会社の社風とか、そうしたものはもうわかるんです。お店でもそうです。それはもう私はトップの姿勢がそういったものに浸透していっているはずだというふうに思うわけでありまして、そうしたご指摘はまさに本当に私の至らなさが発現しているんだなと改めておわびを申し上げたいと思います。市長就任以降いろんなそういった市の職員に対して挨拶のことから始めて、いろんな話をさせていただきましたが、まだまだやらなきゃいかんことがあるなというふうに思います。私も最初感じたのは、よく言っていたのは、誰かが向こうから来たなと思ったら、やっぱりそっちを意識して、そちらのほうに当たり前ですけど、振り向いてにこっと笑ってというふうな、そういう動作をやりましょうという話は結構した覚えがあります。どっちかというと、誰か来ると、俺のとこ来るなという感じで顔を背けるような形が見受けられたことがあったもんですから、そんなことから始めたわけでありますが、まだまだやるべきことが多いというふうに感じさせていただきました。



○議長(川田一幸君)

  大嶋由紀子さん。



◆1番(大嶋由紀子君)

  4月にはまた新入職員も迎えて、新しいチーム十日町市役所ができます。改めて指導のほどよろしくお願い申し上げたいと思います。きっと学校現場でも、川崎課長お伺いしたいんですが、子供たちには挨拶は先にやったもん勝ちだというふうに指導されていると思うんですが、どうでしょうか。



○議長(川田一幸君)

  学校教育課長。



◎学校教育課長(川崎正男君)

  先に挨拶をしようということについては、子供たちには指導しているところでございます。ただ、余りゲーム化して、先にやったほうが勝ちだよとか、そういう話になると、そちらのゲームに勝つことが目的になってしまって、心からの挨拶ができなくなってしまうというような危惧もありますので、子供たちには挨拶の意味について話をしながら、現場のほうで指導のほうがされているというふうに認識をしております。以上です。



○議長(川田一幸君)

  大嶋由紀子さん。



◆1番(大嶋由紀子君)

  校長先生に振ったのがあれでした。挨拶は大事だということ、基本中の基本ですので、笑顔の花が咲く挨拶がいっぱい広がる十日町市役所でまた春から新しい年を迎えてもらいたいと思います。

  2つ目の授産製品販売の向上の取り組みについてお伺いいたします。市長の答弁の中にもお話がありましたように、十日町市の授産製品をつくられている施設の皆様、本当に職員の人数もぎりぎりの中、いろいろ駆使されて、すばらしい商品を生み出されています。もっともっといい商品をつくりたいんだというお話をたくさんいただいております。福祉施設の職員さんは、もともと福祉関係の学校出身の方が多く、物を売ることにたけているわけではありません。現状では、つくれる商品をつくっているところが多く、売れる商品をつくるにしていかなければなりません。工賃を向上させるためには、つくれるから売るという姿勢の製品ではなく、独自性やデザインに磨きをかけ、一般市場に挑める質やデザイン、価格設定を行った商品をつくる必要がこれからはより強くなります。施設のイメージは、手づくり、真心、自然派などのイメージが多く、いいものがあれば購入したいと考えている人が非常に多いそうです。見た目やパッケージに対する改善意向も強いことから、消費者、買い手の調査を日ごろから意識し、パッケージも含めた一体型の商品開発を具体的に進めていくことが現在求められております。そのように開発の手助けをしてくれる専門家、商業デザイナー等、具体的な指導、助言が必要と考えます。そのようなものに対しての助成金の検討をお願いしたいと思うんですが、いかがでしょうか。



○議長(川田一幸君)

  福祉課長。



◎福祉課長(古澤幸男君)

  今までもそれぞれの事業所のご努力によりまして、先ほど市長の答弁にもありましたように、外部の企業さんとのコラボをしたりして、パッケージを工夫して開発した商品等もありますので、またそこら辺の開発の仕方等事業所ともご相談しながら検討していきたいというふうに考えております。以上です。



○議長(川田一幸君)

  大嶋由紀子さん。



◆1番(大嶋由紀子君)

  前向きなご答弁ありがとうございます。工賃向上につながるだけでなく、利用者のやりがいにもつながる取り組みです。4年間子育て政策と同じように、市長は障がいを持った方たちの政策にも大変力を入れてきているのを拝見しております。こういった助成金の検討について、市長はどのようにお考えですか。



○議長(川田一幸君)

  市長。



◎市長(関口芳史君)

  さらにいい商品にということにチャレンジしていただける皆さんには、本当にご支援を惜しまないということでまいったわけであります。これからもそのようにしたいと思います。ご案内のとおり大地の芸術祭のアーティストが絡んでいただいたかりんとうなどは、随分が売り上げが上がったというふうなお話も伺っておりまして、やはり私もパッケージというか、そうしたイメージ戦略といいますか、そうしたところがこういった売り上げには大きく影響を与えるという部分だと思いますので、芸術祭のプロジェクトはちょっとここ数年は新しい商品開発にはまだ至っておりませんけど、またそうしたことも活用しながら、十日町らしさをしっかりとまた強みを生かせるわけでありますので、そうした芸術祭のアーティストやまたさらなる新たなそういったデザイン等協力していただける皆さんと一緒にいいものをつくっていただけるように応援してまいりたいと思います。



○議長(川田一幸君)

  大嶋由紀子さん。



◆1番(大嶋由紀子君)

  しつこいようですが、これからは一般市場と同じようなレベルでないと、そういった授産商品もなかなか売れない厳しい時代になっております。きょうは傍聴の方も施設の職員さん等も来ていただいています。市長そういった助成を前向きに検討していただくということでよろしいでしょうか。



○議長(川田一幸君)

  市長。



◎市長(関口芳史君)

  先ほどお答えしたとおりでありますけども、今までもそういうふうにまた応援してまいりましたし、これからもぜひそういったチャレンジをされる皆さんには、しっかりとご支援をしてまいりたいと思います。



○議長(川田一幸君)

  大嶋由紀子さん。



◆1番(大嶋由紀子君)

  ありがとうございます。

  3つ目の孫育てについてお伺いしたいと思います。孫育て教室を今たしか市長先ほど答弁で全園でされているとおっしゃったかと思うんですが、今5つの園だとかと思うんですが、どうでしょうか。



○議長(川田一幸君)

  子育て支援課長。



◎子育て支援課長(樋口幸宏君)

  28年度、今年度に関しましては5つの園で実施をさせていただきました。市長からご答弁申し上げたのは、今までを累計いたしまして23というふうに申し上げたところでございます。以上です。



○議長(川田一幸君)

  大嶋由紀子さん。



◆1番(大嶋由紀子君)

  失礼しました。28年度は松代保育園、新座保育園、白梅保育園、慈光こども園、千手保育園、5つの園で孫育て教室の実績があり、内容を見ますと、昔と今の子育ての違い、祖父母の役割、父、母との距離感、清涼飲料水の糖分についてなど、すばらしい内容になっています。ぜひとも毎年全園でするぐらいな取り組みをしていただきたいと思いますし、より早くゼロ歳等で母乳等の上げ方とか、そういった面変わっているところがありますので、出産直後の母親と祖父母が早くにいい関係を築けるようにお願いしたいので、そういった取り組みを早目にしていただきたいと思うんですが、いかがでしょうか。



○議長(川田一幸君)

  子育て支援課長。



◎子育て支援課長(樋口幸宏君)

  パンフレットにつきましては、現在孫育て教室で活用しているところでございますが、今後今議員がおっしゃられました出生のできるだけ早い時期ということでございますので、出生届の際にそういうものについてもご案内をさせていただく等の取り組みも進めたいというふうに考えております。以上でございます。



○議長(川田一幸君)

  大嶋由紀子さん。



◆1番(大嶋由紀子君)

  ありがとうございます。こういったおじいちゃん、おばあちゃんのための孫育て教室というすばらしい冊子がありますので、今子育て支援課長が答えたように、早目にお母さんたちに手渡して、おじいちゃん、おばあちゃんに渡していただけるようにしていただきたいと思います。

  また、今孫育て教室は保育園でされているわけですけれども、その保育園に行っていないおじいちゃん、おばあちゃんにも早く伝えられるように、保育園以外での取り組みというのは検討できないでしょうか。



○議長(川田一幸君)

  子育て支援課長。



◎子育て支援課長(樋口幸宏君)

  現在この孫育て教室に関しましては、保育園で大体年に1回程度実施をされております祖父母参観の際の一コーナーということで、実施をさせていただくところを募集をして、ご希望のあるところにさせていただいているところであります。毎年希望するというところはちょっと少数でございまして、何年か置きにされるというような傾向があるかなというふうに思っております。また、保育園以外でということになりますと、本当にこの孫育て教室のみの開催になってまいります。祖父母参観のように子供たちを見に来ていただくときにあわせてということではなくなるので、ちょっとそれがイベントという形で皆さん方にどんなふうにご案内できるかも含めまして、少しまた検討もさせていただきたいというふうに思います。以上でございます。



○議長(川田一幸君)

  大嶋由紀子さん。



◆1番(大嶋由紀子君)

  当市にはくるる等すばらしい施設がありますので、そういったところも利用しながら、ぜひやっていただきたいと思います。今全国的に児童虐待等もふえています。当市でも4日に1回の通報件数と伺ったことがあります。また、ゼロ歳、1歳児保育においては、地域の保育園に入れない現状も十日町市でもあるわけです。これは、テレビの世界だけ、また東京等関東だけのことではございません。そんな中でも本当に関口市長におかれましては、この4年間子育て支援において市民の皆様の声、また議員からのさまざまな要望、提案に応えていただきました。子育て環境、サービスは随分進んでいると感じます。いよいよ今年度実施計画に入ろうとしている児童遊園施設は、私も議員になり、初めての議会で市民を代表する公園と児童遊園施設が欲しいとの市民の皆様の声を届けさせていただきました。子供たちは、日本の宝、地域の宝です。未来を担う子供たちの成長に大人たちは全力で取り組まなければならないと思います。また、最近では他孫育てという言葉があります。他人の孫と書きます。たまごと読みます。そのような言葉が生まれるほど地域で子供を育てていくということが難しくなっているという時代のあらわれであります。時代のニーズに合った子育てサポートを引き続き市長によろしくお願いしたいと思いますが、市長これからも引き続き子育て支援対策に対して一生懸命頑張っていってくださいますでしょうか、お伺いします。



○議長(川田一幸君)

  市長。



◎市長(関口芳史君)

  この4年間ということでありますが、市長就任以来子育て世代、子育てで頑張っている皆さんをしっかり支援しようということで、ずっと一貫してぶれずにやらせていただいたというふうに思っておりますけども、確かに今おっしゃるように、やはりどんどん時代が変わっていますから、ニーズも変わってきているわけであります。ある集落ではもう数十年ぶりに赤ちゃんが生まれたということで、集落挙げてみんなでかわいがって、また厳しくしっかりとかわいがっていただいているという話も伺っておりますし、そういういろんなところところで状況も大いに違うと思いますので、それぞれしっかり勉強させていただいて、そういう中で十日町市の子供たちが健全に育っていただけるように全力でご支援してまいりたいと思っております。



○議長(川田一幸君)

  大嶋由紀子さん。



◆1番(大嶋由紀子君)

  私は、日本一子育てのしやすい十日町市にしたいと思っています。子育て世代の声を初め、またさまざまな声を市長に届けたいと思っておりますので、また私たち、市長も議会も4月には改選があり、選挙がありますが、一緒に市長また日本一子育てしやすい十日町市になりますように、頑張ってまいりましょう。市長、よろしくお願いします。一言いただければと思います。



○議長(川田一幸君)

  市長。



◎市長(関口芳史君)

  繰り返しになりますけど、こういったことはもちろんサービスを向上させるということは、例えば4年間だけでまた次の方が別のことをころころ変わるようじゃまた困るわけでありますんで、サービスの向上は私は財源とともにしっかりと確保した中でまた次の方にお渡ししていく必要があるというふうにいつも考えています。そうした中で、しっかりと固定費を削減する中で、要は持続可能な財源をずっと未来永劫、未来永劫といいますか、本当に恒久的にできるものをしっかりとつくる中で、裏づけをとった中でそうしたサービス向上に全力を挙げてまいりたいという思いでございます。



○議長(川田一幸君)

  大嶋由紀子さん。



◆1番(大嶋由紀子君)

  予算も確かにありますが、未来を担う子供たちに人を育てるところにお金をかけないことには、十日町市の未来もありませんので、よろしくお願いしたいと思います。

  4つ目の人を呼ぶきものプロジェクトについてお伺いします。燕三条の工場の祭典では、事業全体をデザインするプロデューサーといいますか、そういった方が17代の中川政七商店の社長ですとか、スノーピークの社長ですとか、そういったかかわりがありましたが、人を呼ぶきものプロジェクトにおいては、そういったリーダー的な全体をプロデュースする、そういった人が必要かどうかというところも含めて、市長はどのようにお考えになられますか。



○議長(川田一幸君)

  市長。



◎市長(関口芳史君)

  燕三条における工場の祭典は、私も三条にいたときに当時の国定市長がこういったものをやりたいということで、検討し始めたときに私は三条から十日町に戻ってきたわけなんですけども、そういった経緯とかよく存じ上げています。そして、三条市が主導で行ったものを燕市の皆さんもご理解いただく中で、両方が同じような今お気持ちで向かっていると思いますけれども、非常に成功した例として私どもも注目をしてまいったわけであります。いずれにしましても、先ほどもお話ししましたが、このプロジェクトが成功するには、まずは地場産業、十日町で言えば織物関係の皆さんの思いがなければ、これは成功するわけがないわけでありますので、こうしたことをしっかりやりながら、そのためにはやはり立派なそういうプロデューサーといいますか、そうした方のお力もおかりする中で、今までとは違う切り口で工場を発信することができれば本当にすばらしい効果を生むものと私も大いに期待をしております。県の主導している事業でありますが、先ほども申し上げたとおり、我々もいろんな意味でこの事業にかかわってまいりたいというふうに思います。



○議長(川田一幸君)

  大嶋由紀子さん。



◆1番(大嶋由紀子君)

  市長の言葉にあるように、本当にきものにかかわる会社の方々のまた主体性もなければ成功できないものだと思います。私も十日町市の中には、きものはもちろんですけれども、それ以外にもさまざまなすばらしい商品をつくっている工場を知っていましたので、十日町の工場をのぞいてみようと勝手に題して呼びかけましたところ、10人だったり20人だったりということで、遠くからも見学に参加してくださって、ある会社のレースづくり等を見せていただきました。皆さん本当に感動されて、ああ、十日町でこんな商品をつくっているんだと初めて知って、とても喜んでくださいました。きものも含めて、人を呼ぶきものプロジェクトですが、プロジェクトの課題の一つがやっぱり継続性だと思います。まだ始まっていない段階であれですけれども、課題を乗り越えるためには、このプロジェクトを通じていかに地域に人材を育てるか、残すかが重要となると思います。人を呼ぶきものプロジェクトが一過性のものにならず、きものはもちろん観光、食、大地の芸術祭、さまざまな祭り、十日町市の宝物とコラボレーションし、十日町の雇用の向上、観光の向上、定住にもつながるイベントになってほしいと思っていますが、市長どうでしょうか。



○議長(川田一幸君)

  市長。



◎市長(関口芳史君)

  議員のおっしゃるとおり、非常に可能性のある事業だと思います。こういったものは旗上げするのは大変なことなんです。旗上げていつの間にかそれがなくなってしまったというわけにはいかんわけですんで、継続させることが本当にいかに重要かというのは、改めて私も市長をやらせていただいて思っているわけであります。大地の芸術祭にしても、あれはひょっとしたら、世が世ならもう今ごろなかったかもしれないピンチもたくさんあったと思います。そういう中で、やっぱり市民の皆さんが究極的にこれ続けるべきだというふうなご判断、そしてまた議会、またそれぞれのリーダーがそうしたことで続けていただいたことで今があるわけでありますんで、これも人を呼ぶきものプロジェクトについても、始めたわけでありますので、これをしっかりと根づかせると、不退転の覚悟で向かわなきゃいけない大事なプロジェクトだというふうに思います。



○議長(川田一幸君)

  大嶋由紀子さん。



◆1番(大嶋由紀子君)

  燕三条は燕三条工場の祭典という名前になっておりますけれども、この人を呼ぶきものプロジェクトという名前に関しても、やはり私は十日町という名前を前に出さないといけないと思うんですが、市長はどのようにお考えですか。



○議長(川田一幸君)

  市長。



◎市長(関口芳史君)

  今プロジェクトということで、1年目やっているわけでありますが、いずれは具体的な事業名を冠にして、いろんな事業が立ち上がっていくことだと思いますので、やはりそうした中で十日町のこの和の文化を発信できるきものという部分をしっかりと前面に出していくべきだというふうに私も思います。



○議長(川田一幸君)

  大嶋由紀子さん。



◆1番(大嶋由紀子君)

  十日町は、この週末雪花火も初めてのベルナティオという地で天候にも恵まれまして、大盛況に終わりました。本当にまた美しい花火でした。日本に限らず、世界中からお客様が来られておりました。本当にこの十日町のトップセールスとして、市長この任期8年さまざまなイベントがふえたように思います。そういった中で、市の職員の皆さんも本当に大変に土日も返上で一生懸命されている姿を私も4年間拝見させていただきました。休みもとれているのかな、そういうような感じで市の職員の先ほどは挨拶ができていないという厳しい意見も言いましたけれども、皆さんが健康管理は大丈夫なのかなと心配しながら一緒に両輪でやってきたつもりでおります。十日町市の雇用の向上、観光の向上、定住にもさまざまなイベントがつながりますように期待しております。任期4年間10回の質問を市長にさせていただき、大変前向きな答弁をいただき、感謝申し上げます。また、きょうはたくさんの傍聴の方が来てくださって、市民の皆さんの負託を背負うというこの議員の重みを痛感した4年間でありました。大変皆様にも感謝申し上げて、私の一般質問を終わらせていただきたいと思います。大変ありがとうございました。



○議長(川田一幸君)

  昼食のため、午後1時まで休憩いたします。

              午前11時46分    休  憩

                       〇                       

              午後 1時00分    開  議



○議長(川田一幸君)

  休憩前に引き続いて会議を開きます。

                                              

     県立看護職員養成施設誘致等について

     水力発電施設建設事業について



○議長(川田一幸君)

  太田祐子さん。



◆19番(太田祐子君)

  それでは、通告に基づきまして第1回定例会の一般質問をさせていただきます。

  最初に、県立看護職員養成施設誘致等についてであります。私が質問項目要旨提出時点では、まだ正式名等を把握しておりませんでしたので、このような表題といたしましたが、その後正式発表等がありましたので、これ以降は県立十日町病院附属看護専門学校(仮)で質問させていただきます。第1回定例議会初日に、市長の施政方針及び予算概要説明で述べられておりましたが、この件に関しましては、さまざまな議論があり、紆余曲折の経緯がありました。しかし、ここに来て一気に加速でき、光明が見えてまいりました。県立十日町病院附属看護専門学校(仮)は、十日町市の長年の悲願であります。今議会一般会計補正予算(第7号)では、医療福祉総合センター整備事業費として、検察庁の用地取得費として2,318万3,000円を計上していただきました。さらに、平成29年度本予算(案)には、医療福祉総合センター整備事業費3億5,528万2,000円が計上されております。この整備計画に対する市民の期待は大きく、まさに十日町市があらゆる分野においてグレードアップし、一変する好機だと強く感じております。そこで、以下の質問をいたします。

  1点目、県立十日町病院附属専門学校(仮)を含む医療福祉総合センター建設の現状と今後のスケジュールについてお伺いいたします。

  2点目として、この計画については先ほど申しましたように市長の施政方針及び予算概要説明でお聞きしておりますが、改めて踏み込んだ市長のご決意をお伺いいたします。

  次に、水力発電施設建設事業についてであります。第二次総合計画基本構想序論において、地球規模での環境問題が深刻化する中で、地球温暖化防止に向けた温室効果ガスの排出削減、限りある資源の有効活用など、環境への負荷を軽減する低炭素・循環型社会の構築が求められている。また、東日本大震災を起因とした福島第一原子力発電所の事故を受け、エネルギー政策への国民の関心が高まっている。これらの課題に対応するには、十日町市が有する豊かな地域資源を生かし、水力、地熱、温泉熱、太陽光などの自然エネルギーや木質ペレット、まきなどの森林資源などにより、再生可能エネルギーを創出していくことが重要であると述べられております。私は、長きにわたりこの課題の推進を望んでまいりました。そこで、画期的な事業成就が図れることを願って、以下の質問をいたします。

  1点目、第二次総合計画において、前期基本計画未来戦略の具体施策で、再生可能エネルギーで市内の総電力消費量の30%相当をつくり出すという計画になっております。また、戦略4の主要事業に水力発電施設建設事業を明記しております。現時点の進捗状況についてお伺いいたします。

  2点目です。本予算案に再生可能エネルギー活用促進関連事業費として3,958万1,000円が計上されております。この件に関しまして、今後のスケジュール及び周辺環境整備や近隣施設との兼ね合いについてお伺いいたします。

  以上をもちまして第1回目の質問とさせていただきます。答弁のほうよろしくお願いいたします。



○議長(川田一幸君)

  市長。



◎市長(関口芳史君)

  それでは、太田祐子議員のご質問にお答えをいたします。

  最初に、1点目のご質問であります県立看護職員養成施設、仮称でありますが、こちらについての誘致についてということでございます。先月15日の米山知事の定例記者会見におきまして、仮称でありましたが、県立十日町病院附属看護専門学校の開校に向けた看護教員養成費を新年度予算案に計上するという発表がございました。この発表に至るまでの間、当市といたしましては、平成26年6月と平成28年8月にそれぞれ知事に要望書を提出いたしまして、また事務レベルにおきましては、課題や懸案事項の解決に向けた調整協議を重ねるなど、まさに全力で誘致に向けた取り組みを行ってきたわけでございます。県からは、県内全域を見た中で魚沼二次医療圏や当市の現状など、さまざまな角度からご検討いただく中で、そしてまた当市の熱意を感じ取っていただいた中で、開校をご決定いただいたものではないかというふうに思っております。この大変ありがたいすばらしい決定につきましては、当市といたしましても平成32年度の開校に向けまして、でき得る限りの支援をしてまいりたいと考えております。

  また、この県立看護職員養成施設をも含む十日町市医療福祉総合センターの整備につきましても、その予定地でございます十日町簡易裁判所の用地や十日町区検察庁用地の取得に際しまして、財務省並びに最高裁判所などを初め、関係機関の皆様から大変なご協力をいただいたわけであります。このエリアを十日町市の医療福祉の拠点となるようにしたいという当市の思いをこのことをご理解いただけたことが本事業の実現に向けて非常に重要であり、ありがたかったことであったと感じておる次第でございます。

  それでは、この医療福祉総合センター建設の現状についてお答えをいたします。このセンターは、当市における3つの重要施策に対応するために整備を計画したものであります。1つは、休日の救急医療体制の充実ということであります。現在の国保川西診療所で開設しております休日一次救急診療センターは、圏域の二次救急医療の中心を担っております県立十日町病院から約6キロメートル離れておるということから、一次救急と二次救急の連携、また患者の移動などに課題があったわけであります。県立十日町病院の隣接地にこの休日一次救急診療センターを移転することは、利用者の移動負担等の軽減、また市外から勤務いただく医師等の負担軽減にもつながるものと考えております。

  2つ目といたしまして、医療福祉を今取り巻く環境の変化への対応でございます。当市は、全国に比べましても高齢化が進んでおりまして、地域包括ケアシステムの実現に向けまして、在宅医療とそして介護サービスの一体的な提供体制づくりと、さらにその推進が必要とされております。今年度より医師会が設置いたしましたつまり医療介護連携センターを中心に活動を続けておるわけでありますが、本センターにおきましては、より関係機関との連携強化を図るものとしてまいりたいと考えております。医療、介護従事者等への研修会場の提供でありますとか、また地域包括ケアシステムの実現に向けたサービスとして、訪問看護ステーション、そして訪問介護サービスなどの提供でありますとか、またサービスの調整を図る機能を整備してまいりたいと考えております。

  最後に、3点目は、看護職員の確保ということでございます。市内では、看護職員の不足から病院の入院病棟が廃止されたり、また在宅医療に不可欠な訪問看護ステーションなどの人材確保が困難となる事案が発生しております。こうした状況から、当市では県立看護職員養成施設の誘致を積極的に進め、先ほどお答えさせていただいたとおり、県からは当施設内への県立十日町病院附属看護専門学校の開校に向け準備を開始していただいたわけでございます。

  なお、県では1学年40人、3学年で120人定員の専門学校を想定しているということでございます。本センターの施設規模等につきましては、建築面積として約1,000平方メートルの4階建てで、延べ床面積約4,000平方メートルを予定しております。今後のスケジュールといたしましては、平成28年度中に検察庁用地を取得をいたしまして、平成29年度には裁判所用地の取得、そして基本設計及び実施設計の実施を予定をしております。建設は、平成30年度と31年度の2カ年という予定でございます。総事業費でございますが、平成28年度から平成31年度までの4年間で約16億5,000万円と推定をしております。なお、本事業に関連いたしまして、十日町区検察庁の機能は本町1丁目の十日町合同庁舎内へ既に移転していただいております。十日町簡易裁判所につきましても、駅西区画整理地内へ移転していただく計画で準備を進めていただいております。市内に両方の機能が残ることとなりまして、本当にありがたいことと感じておる次第であります。

  続きまして、この計画についての私の決意を改めてということでございますけれども、県立十日町病院の隣接地に本センターを整備できることは、市内の医療、福祉を取り巻く環境の拠点を確保することとなるわけであります。十日町病院を初め、医師会を中心とした医療機関また福祉施設などの連携がより充実して、市民の安全、安心に寄与するものと考えており、今後も関係機関との調整に努めてまいります。また、当市にとって長年の悲願でございました高等教育機関の誘致が実を結びまして、それも県立で運営していただけるというこの看護専門学校でありますが、この開校は本当に喜ばしいことでございます。この県立看護専門学校は、不足する看護職員の確保はもちろんのこと、人口減対策、中心市街地の活性化など当市にとって多方面で好循環を創出する施設であると確信をいたしております。今後は、当市の思いや願いにご理解、ご協力いただいた国、そして新潟県及び関係機関の皆様並びに高等教育機関の開校を待ち望んでいた市民の皆様のためにも、この絶好の機会を生かしまして、十日町市を選ばれて住み継がれるまちとしてより大きく発展させてまいる決意でございます。

  次に、2つ目のご質問でございます水力発電施設建設事業についてお答えをいたします。第二次十日町市総合計画におきまして、再生可能エネルギーで市内の総電力消費量の30%相当をつくり出そうという計画を持っております。このうち小水力発電につきましては、市内の総電力消費量の8%相当を占める大きな柱と位置づけておりまして、これまでに宮中取水ダムからの維持流量を活用した信濃川での発電のほか、農業用水路を活用した発電所4カ所を検討してきたものでございます。

  それでは、宮中取水ダムからの維持流量を活用いたしました発電の進捗状況と今後のスケジュール並びに周辺環境整備、また近隣施設との兼ね合いについてお答えをいたします。まず、今年度はコンサルタントと契約をいたしまして、基本計画を策定しているところでございます。これまでに測量や地質調査を行いまして、その結果に基づきまして発電施設の位置また規模などのハード面の検討と事業主体や維持管理、売電方法など、事業スキームの検討を行っております。あわせて水利等の許可権者であります国土交通省、またJR東日本等との基本的な協議を進めております。なお、平成27年5月の覚書の調印式におきまして、JR東日本冨田社長からは、施設面あるいは技術面にかかわります技術的な協力について、誠意を持って対応させていただくとの発言を頂戴しておりますので、お互いに協力をしながら進めていけるものと考えております。今後のスケジュールでありますけれども、詳細な設計、また水利権等各種申請手続、また工事等を行いまして、平成37年度までに運転を開始したいと考えております。

  続いて、発電施設の周辺環境整備につきましては、宮中周辺整備基本計画の中で観光や教育を目的といたしまして、ミオンなかさと、また黄桜の丘公園、そして宮中取水ダムの魚道観察室等の既存施設と連携し、整備することを検討してまいります。また、近隣施設への影響ですけれども、工事中は影響が出ることが予想されますけれども、工事完了後にはほぼ影響はないものというふうに考えております。

  続きまして、農業用水路を活用した小水力発電事業計画の進捗状況についてお答えをいたします。これまで鐙坂、程島、田中、橋詰、各地区において実現の可能性について検討をしてきたものでございます。そのうちまず鐙坂地区につきましては、平成25年度に普通河川浅河原川及び南鐙坂地内の2つのため池を水源とした概略設計を行いました。しかしながら、安定した水量が見込めないことから、直ちに事業化をすることは難しい状況でございます。今後安定した水量を確保した上で、再検討を進めてまいりたいと思っております。

  次に、程島地区であります。平成27年度に1級河川清津川を水源とした概略設計を行いました。しかし、水量と落差が少なく、投資効果が見込めないことから、これについては一旦白紙に戻した状態であります。

  次に、田中地区でございますけれども、これも清津川を水源として平成27年度に概略設計を行いまして、今年度は実施設計を行っております。水量の確保や設置箇所、建設費等の詳細な計画を見直す必要があるという判断に至ったことから、引き続き発電施設整備について検討を進めてまいります。

  最後に、橋詰地区でありますけれども、これは1級河川越道川を水源といたしまして、今年度は概略設計を行っております。現行の水利権はかんがい用水の水利権でありまして、取水期間が限られていることから、有効利用を図るために発電用の新たな水利権を取得し、早期の事業着手に向け検討してまいります。

  なお、農業用水路を活用いたしました小水力発電施設は、規模が小さいことから、現在のところ周辺環境整備等具体的な計画はございませんけれども、今後は環境やエネルギー学習などへの活用も図ってまいりたいというふうに考えております。以上でございます。



○議長(川田一幸君)

  太田祐子さん。



◆19番(太田祐子君)

  答弁ありがとうございました。

  それでは、順次再質問をさせていただきたいと思います。今ほど市長の答弁で、非常に詳しくお話をいただきました。ありがとうございます。私は、新年度予算に計上されている内容につきまして、若干詳しくご質問させていただきます。

  まず、医療福祉総合センター整備事業ということで、こちらのほうに新年度予算案として3億五千五百何がしがあります。そこの主な経費ということで、委託料として4,700万強、それから工事請負費として2,241万強、それから土地購入費、補償費等ございます。この内訳について、具体的にご説明をお願いしたいと思います。



○議長(川田一幸君)

  健康づくり推進課長。



◎健康づくり推進課長(長谷川義明君)

  それでは、お答えいたします。

  新年度予算が3億5,528万2,000円を計上させていただいております。項目ごとに申し上げたいと思います。まず、検察庁の関係でございますが、検察庁の解体工事費で941万8,000円を盛ってございます。それから検察庁の駐車場の設計業務委託ということで104万7,000円を計上しております。それから、検察庁の跡地の駐車場整備費といたしまして1,300万計上してございます。それから、簡易裁判所の関係でございますが、簡易裁判所の家屋評価委託ということで120万円を計上してございます。それから、簡易裁判所の建物等補償費といたしまして1億8,060万8,000円、それから簡易裁判所の用地の取得費といたしまして1億440万円、それから複合施設の関係でございますが、複合施設の基本設計委託料といたしまして1,179万4,000円を盛ってございます。それから、複合施設の実施設計委託費といたしまして、2,968万9,000円でございます。それから、複合施設の地質調査委託といたしまして412万6,000円でございます。合わせますと3億5,528万2,000円ということでございます。以上でございます。



○議長(川田一幸君)

  太田祐子さん。



◆19番(太田祐子君)

  ありがとうございました。ちょっと書きとめられた部分ととめられない部分があるんですが、私こういう物件補償費ですとか、土地費用云々というところは、ちょっと素人なので何ともわからないんですが、今国会でも大変国の土地の取得云々ということで、私もちょっと市民から十日町市が先ほどのご説明ですと、簡易裁判所の土地購入費として1億400万ですか、補償費として1億8,060万8,000円ということですが、具体的にこれはどういう評価基準というかで算出されているのか、もう一度教えてください。



○議長(川田一幸君)

  健康づくり推進課長。



◎健康づくり推進課長(長谷川義明君)

  それでは、用地取得費の関係につきましては、近傍の取引状況などを勘案いたしまして、不動産鑑定を入れております。その価格によって面積に乗じまして計算を出しているものでございます。

  それから、裁判所の建物等補償の関係でございますけれども、建物はかなり古いものでございますけれども、公共施設を移転をする場合、特別な規定がございまして、新しく新営して別のところに移っていただくという条件になってございますので、古い建物の評価ではなく、再取得をする価格での補償ということになってございます。以上でございます。



○議長(川田一幸君)

  太田祐子さん。



◆19番(太田祐子君)

  ありがとうございます。そうしますと、この補償費というのは、一般的に素人からしますと、移転をした際の新築というか、新たな家庭裁判所ですか、の取得費といいますか、建設費といいますか、を補償するというふうに捉えてよろしいんでしょうか。



○議長(川田一幸君)

  健康づくり推進課長。



◎健康づくり推進課長(長谷川義明君)

  今ある施設をそのまま新しく建てた場合の補償費ということでございます。以上でございます。



○議長(川田一幸君)

  太田祐子さん。



◆19番(太田祐子君)

  了解いたしました。私は、この補償費を見たときに、検察庁と簡易裁判所とあと周辺のお宅を補償するのかなという素人的な思いに至ったものですから、確認をさせていただきました。いずれにしましても、財務省やら、それから裁判所等のお計らいによりまして、この一帯を十日町市が取得できるということに進んだということは、本当にありがたく感謝しているところでございます。

  それで、これを見ますと、さきに補正予算でまず検察庁の用地を取得をいたしまして、それから4月から5月に取り壊しにかかるということですが、そして即駐車場整備ということで、そうしますと家庭裁判所はもう既に取り壊してございますので、あの周辺が全部駐車場ということになるわけですか。それもう一回ご説明ください。



○議長(川田一幸君)

  健康づくり推進課長。



◎健康づくり推進課長(長谷川義明君)

  それでは、検察庁をまずご説明いたしますけれども、検察庁のほうは先ほど市長のご答弁にもありましたように、機能は本町1丁目の国の合同庁舎に既に移っております。ですので、私どもとすると、早く検察庁のところを取得させていただいて、その補正予算を今回3月の補正に計上させていただいております。年度末までに取得をさせていただいて、4月以降に建物を解体し、すぐに駐車場整備をさせていただいて、そこを十日町病院の利用者の方に開放したいということでございます。大体10月ごろには駐車場ができるかというふうに今計画をしてございます。

  それから、簡易裁判所につきましては、今も職員がおりまして、仕事を毎日しております。簡易裁判所につきましては、29年度に駅西の区画整理地内に建物を建設をしていただいて、そこに移転をしていただいた後十日町市が取得をする予定になってございます。ですので、十日町市が簡易裁判所の用地を取得するのは、平成29年度の末ごろになろうかと思っております。それから、29年度中に裁判所さんから新しい区画整理地内の建物のほうに移っていただいて、30年度、31年度にかけてそこにセンターを建設をすると、そういう予定でございます。以上でございます。



○議長(川田一幸君)

  太田祐子さん。



◆19番(太田祐子君)

  ありがとうございます。私もよくわかりました。今このご説明で納得をさせていただきました。

  それで、先ほど市長のご答弁の中で、このエリアが十日町市内における医療、福祉の拠点になる、私もそう思っておりまして、それでいろいろ今十日町病院の現在建っているところと前々年度でしょうか、旧保健所さんのあのあたりも取得をして駐車場になっております。その下も駐車場になっているんですが、あそこが非常に段差的に現十日町病院の裏側というか、リハビリテーションの裏側からこちらの駐車場に来るにも段差があります。今年度また取得、駐車場として整備しようとする検察庁の跡地のところも低い土地形成というかになっておりまして、ぜひ今後具体的なスケジュール、基本設計、実施設計に至るに当たって、私ぜひとも医療、福祉の拠点であるならば、ユニバーサルデザインの視点を取り入れた限りなく誰にも優しい、どんな人でも使えるというか、受け入れられるというその観点を市長どうでしょうか、ぜひともこのエリアをちょうどこんないい好機はないと思います。そこら辺をまず視点に基本設計、実施設計と進めるお考えになっていただきたいんですが、どうでしょう。



○議長(川田一幸君)

  市長。



◎市長(関口芳史君)

  十日町病院の今建っているところとこの裁判所のところは、明らかに段差がございまして、そういった意味ではちょっと今のところは移動がしにくい状況だと思いますけども、市道の本町西線においては、ずっと当たり前ですけど、段差なく連続しておるわけでありますので、また専門的な見地から見なきゃいけませんが、本町西線の勾配といいますか、そうしたものを見ながら、あそこを完成形としてはちょうど我々の福祉センターと十日町病院の間が駐車場になるわけなんで、そこのところを滑らかにといいますか、そういったことはできるんじゃないかなと私は個人的にも思っておりましたし、そんな可能性を検討しようじゃないかという話も庁内でやっております。当然新潟県の事業と私どもの接合部になるわけですんで、調整しながらそういった皆さんに優しいユニバーサルデザインを備えたそういった医療福祉ゾーン、あるべき姿だと思いますので、そのように検討してまいりたいと思います。



○議長(川田一幸君)

  太田祐子さん。



◆19番(太田祐子君)

  ありがとうございます。本当に待ち望んでいた施設、両方とも県立十日町病院、県立ということも何とか県立という形の冠もつきましたし、この附属看護学校ということも視野に見えてまいりましたので、本当にユニバーサル、誰に対しても、どんな人に対しても優しいまちづくりのデザインのエリアとして、市長初め各部局の皆様、基本設計、実施設計と進む中で、英知を集めてそういう形で進んでいただきたいと思っております。よろしくお願いいたします。

  続きまして、2点目になります。この水力発電施設建設事業ということでございますが、私も非常に第二次総合計画の中でよくぞ、中には30%、もっともっと40、50に掲げろというご意見もおっしゃる方も中にはおりますが、まずもって30%を目指すというこの目標を掲げていただいたということは、本当にありがたいし、すばらしいことだと感じております。先ほど農業用水を活用した小水力発電等の調査の4点の中で、鐙坂と程島に関しては再検討であり、程島に関しては白紙であると。田中のことですが、実施設計を平成28年度しました。見直す必要がありという見解に至ったという、この見直すに至ったというところは、どういうところ、何をもって見直すことになったんですか。



○議長(川田一幸君)

  農林課長。



◎農林課長(庭野和浩君)

  今田中地区の検討結果といいますか、についてということなんですが、一応水量、それから落差のほうもさほど見込めないという部分のところがありまして、大きなところはその2つから今の状態に至ったということになります。以上でございます。



○議長(川田一幸君)

  太田祐子さん。



◆19番(太田祐子君)

  わかりました。今年度松之山の橋詰のところの調査設計委託料が計上されております。これは大体どれぐらいな水量で、何メガワットぐらいの発電量の予測でこの委託料ということを計上しているのか、教えてください。



○議長(川田一幸君)

  農林課長。



◎農林課長(庭野和浩君)

  橋詰地区についてでございますが、先ほど市長の答弁にもございましたように、今現在の水利権といいますか、それについてはかんがいの期間だけということもございますし、量についてもやはりかんがい用水ということで、その量が認められているわけなんですが、今現在の平均流量としては、0.14という数字であります。ただ、今の水路状況からはもう少しとれる余裕があるもんですから、何とか期間も含めた中で、新たな水利権を取得しまして、最大限の量をとれるような形で進めるために、来年度の予算の中で調査をしまして、水量のほうの確定を図っていきたいということなんですけれども、今のところ何とかとれる見込みの水量ですと、75キロワット程度を考えておりまして、その量を何とか申請できるようなことで調査も進めていきたいというふうな形でございます。



○議長(川田一幸君)

  太田祐子さん。



◆19番(太田祐子君)

  この小水力発電事業というのは、本当に長年いろいろな候補地が挙がりながら、具体的にまだ実施に至っていないということで、今回4番目だか5番目になるわけですが、ぜひともこの松之山の橋詰の発電所75キロワット発電を目指してご努力をお願いしたいと思っております。

  それで、先ほど宮中の水力発電所の件でございますが、37年度運転を目途に随時進めていくというふうに受けとめましたが、今年度は委託料として2,850万1,000円ですか、計上されておりますが、先ほどのご説明だと、具体的な委託にまだ何か足踏みしているような感じに受けとめたんですが、その辺のところは実際どの辺まで、委託を受けてくださるところとか、業者さんとか決まっているのかどうか、教えてください。



○議長(川田一幸君)

  建設課長。



◎建設課長(齋木修君)

  今太田議員のほうからお話がありました2,850万円につきましては、これは29年度の来年度の予算、案ということでございまして、この予算で基本設計をやっていきたいと、こんなふうに考えております。今年度28年度におきましては、基本計画の策定業務を行っております。これは、具体的には複数案を出しまして、そしてその比較等をやっておりますし、また複数案を策定するために基本的なデータとなります測量ですとか、あるいは地質調査、これを行いました。そのほかに事業スキームの検討ですとか、経済性の評価、これを今年度行っておりまして、来年度はさらにその精度を高めていく委託を行いたいというふうに考えております。以上です。



○議長(川田一幸君)

  太田祐子さん。



◆19番(太田祐子君)

  冒頭申し上げましたように、大変再生可能エネルギーの促進ということは、十日町市にとっては私は非常にある財産、保有している、再生可能エネルギーのいろんなものを結集して30%を削減するんだという限りなくチャレンジをした目標を掲げております。そういった中で、この宮中の水力発電所、それから農業用水を使った小水力発電所等に関する情報が全く、私も非常に興味があって十日町市のホームページで何かいろいろかけてみるんですが、ヒットしないという状況で、オープンにできないから載せていないんだと言われればそれまでなんですが、せめて年次的なものをもっともっとオープンにしていくべきだと思っています。

  そして、もう一つ私が感じておりますのは、29年度の予算の事業の説明書の中に、具体的にJR東日本信濃川発電所宮中取水ダムの取水口のイメージと水力発電所設置イメージ図が載っております。こういったことも勘案すると、非常に宮中ダム周辺と黄桜の丘、ミオン、新年度においてミオンでは電動アシスト自転車とかを10台とか、新たな周遊サイクルを構想しているようです。そういったことを考えますと、将来、未来的に想像すると、まずもって水力発電所、それから魚道、信濃川、水、だから水と川とエネルギーを連動させて、さらなる地域の桜、名所みたいな絶好のテーマパーク的になるんではないかなと私的にはちょっと夢を感じるわけなんですが、そういった身近なスケジュールとともに、将来を描くそういった構想みたいなところには及んでいないんでしょうか、市長どうですか。



○議長(川田一幸君)

  市長。



◎市長(関口芳史君)

  及んでおりまして、宮中周辺整備基本計画がありますけども、その中でミオンなかさと、あと宮中ダムそのもの、魚道、あともちろん新しくできる発電所、さらにはダムの裏側といいますか、国道353が鹿渡のほうに行っています。あそこからのまた景観なども非常に見るべきものがありますし、そういうようなことで、あそこを本当に信濃川というものをベースにした先ほど議員がおっしゃったようなテーマパークといいますか、テーマパークというと若干語弊があるんですけど、そういう十日町が発信できるエリアにしたいという思いがあります。やはり信濃川というものは、今回水量が戻って、サケが戻って、環境の状況が少し改善していって、あるべき姿には少しずつ戻っているんですけども、それだけじゃないです。やっぱり当時全く想定しなかったラフティングという新しいスポーツ、また観光産業の芽となるような活動、そして教育的にも非常に効果のあるものが我々大変人気が出てきているんです。ミオンはラフティングのまずスタート地点としてのメッカにぜひしていきたいと思っておりますし、またすばらしい温泉もありますし、小原バイパスも整備されましたし、非常に追い風が吹いていると思うんです。ですから、あそこは十日町市の南の玄関口に近く、最初の多分非常にいろんなことを学習できたり、いろんなことを楽しめる拠点になれる可能性が非常に高いですんで、そうしたことをさらに宮中の周辺基本計画、どんどん進歩させていくこともできますから、何ができるのか、随時見直していく中で、しっかり自慢できる、そういうエリアに近い将来にはなるように、そういったものをできるだけ具現化といいますか、計画がしっかりしたら、タイムリーにまた発信していくような努力もしてまいりたいと、このように思っております。



○議長(川田一幸君)

  太田祐子さん。



◆19番(太田祐子君)

  皆さんそうですが、合併して11年、12年ということで、なかなか私どもは十日町市内のことだけだったんですけど、今回このテーマを質問するに当たって、いろいろ調べていって、やっぱりあそこは本当に新十日町市というか、第二次総合計画において、あそこは傾注すれば傾注するほどグレードアップできる学習、教育面でもそうです。そして、そういうアシストなり、サイクリングで健康を維持する一つの周遊コースができるそうです。ありがたいことに黄桜の丘は、これも皆さんキザクラだとちょっと目立たないから、その下にソメイヨシノをどんどん植樹していくことによって、ピンクとあれでという、そういった住民の方たちの思いとかも重ねていくと、非常にすばらしい私先ほど単純にテーマパークと言いましたけれども、一つの環境学習エリアとか、健康増進のエリアとかということも加味できて、すばらしいまちづくりに進んでいくというふうに感じておりますので、ぜひとも十日町市のツーステップのスタートとして、そういった感性と観念を描いて、まちづくりの構想に進んでいってほしい、いくべきだと思っています。この再生可能エネルギーを30%は前途多難だと思いますが、これはまたチャンスがありましたら、バイオマスのところで質問もさせていただきたいと思いますが、きょうは十日町病院エリアを本当にユニバーサル的な視点の設計、拠点としていただくこと、それから宮中の周辺のところをまた一つのすばらしい目玉にしていただけるということの希望が抱けましたので、ありがとうございました。これで私の一般質問を終わります。ありがとうございました。



○議長(川田一幸君)

  暫時休憩いたします。

              午後 1時49分    休  憩

                       〇                       

              午後 1時58分    開  議



○議長(川田一幸君)

  休憩前に引き続いて会議を開きます。

                                              

     スポーツによるまちづくりについて



○議長(川田一幸君)

  涌井充君。



◆20番(涌井充君)

  それでは、通告に従いまして一般質問をいたします。

  今回スポーツによるまちづくりであります。平成18年にスポーツ健康都市宣言をいたし、楽しもうスポーツ、つくろう健康の基本理念のもと、各種事業を進めてきたわけでありますが、今回平成29年度から平成38年度までを期間とする十日町市スポーツ推進計画(案)が示されました。スポーツ交流、スポーツ環境づくり、健康増進とスポーツによるまちづくりの観点から次の点について伺います。

  1点目は、2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けて、十日町市を大きく飛躍させるチャンスと捉え、さまざまな取り組みに挑戦するとしていますが、市長の考えを伺います。

  2点目は、2018年平昌オリンピック冬季五輪におけるクロスカントリー競技のトレーニングキャンプ誘致の考えを伺いたい。

  3点目は、2030年新潟冬季五輪の誘致活動とクロスカントリー競技会場としての立候補の考えを伺います。

  4点目は、スポーツ推進計画でのスポーツ実施率55%を目標としていますが、達成するには生涯スポーツあるいは障がい者のスポーツの底上げが必要と思いますが、どう進めるのか伺いまして、1回目の質問を終わります。



○議長(川田一幸君)

  市長。



◎市長(関口芳史君)

  それでは、涌井充議員のご質問にお答えをいたします。

  いただきましたご質問のうち、生涯スポーツ、障がい者スポーツの底上げをどう進めるのかというお問いにつきましては、教育長から答弁させていただきまして、それ以外につきましては、私のほうからお答えいたします。

  まず、2020年東京オリンピック・パラリンピックを十日町市が大きく飛躍するチャンスと捉えての私の考えということでございます。ご案内のとおり昨年の1月に十日町市はクロアチア共和国のホストタウンとして、登録をされたわけであります。今後2020年に向けまして、クロアチア共和国との交流を中心に、国内外の地域とのスポーツ交流などを推進してまいります。現在ホストタウンは全国で138件が登録されているということでありますが、その中でも十日町市の取り組みは大いに注目をされていると言ってもよろしいかと思います。今後は、全国のホストタウンでいろんな独自の事業がそれぞれ展開されて、キャンプの誘致などますます競争が激化していくのではないかと予想しております。当市といたしましては、サッカー、陸上、そして柔道、卓球、スキーなどの国際的なスポーツキャンプの誘致はもちろんといたしまして、2020年を目標にいたしますが、これも一つの通過点と位置づけまして、さまざまな交流を推進してまいります。スポーツ交流といたしましては、クロアチアオリンピック委員会の視察の招致、またクロアチアのトップアスリートのキャンプの招致を進めてまいります。経済、観光交流といたしましては、クロアチア産のワインでありますとか、アドリア海クロアチアで生産されているクロマグロの販売などを促進をいたしまして、また文化交流としては、青少年の交流、クロアチアのアーティストの招聘、またクロアチアの料理の普及などにも努めてまいる所存でございます。ホストタウン十日町市といたしまして、さらなる国際交流に向けて部、課を超えた組織連携と官民連携でしっかりと取り組んでまいる所存でございます。

  続きまして、2つ目のご質問であります2018年平昌の冬季オリンピックにおけるクロスカントリー競技のトレーニングキャンプ誘致並びに2030年新潟冬季オリンピックの誘致活動について答弁をさせていただきます。当市では、この1月の26日から29日までの間、第95回全日本スキー選手権大会クロスカントリー競技が十日町市吉田クロスカントリー競技場において開催されたところであります。大変ありがたいことに、主催者であります全日本スキー連盟、また選手、関係者の皆様からは、国内ではトップクラスの大会運営ではないかとご評価をいただいたところでございます。そして、本競技場が国際スキー連盟公認コースに認定されたということは、本当に意義深く、その競技結果なども瞬時に国際スキー連盟のホームページにアップされるということであります。開催地、ジャパン・トオカマチという名前が世界に情報発信されたわけであります。また、この全日本選手権でありますとか、全国中学校、高校の大会におきまして、十日町勢が連日全国優勝の快挙をなし遂げるなど、大活躍だったわけであります。この吉田の競技場、クロスカントリーコースの整備に着手して12年であります。ここに来てその当時の小学生、中学生、また高校生が成長して、その成果がまさに成績として今あらわれてきているのではないかというふうに思います。そして、2月にはリオオリンピックのカヌー競技で日本人初の銅メダリストとなりました羽根田卓也選手から吉田のクロスカントリー競技でのトレーニングキャンプを実施をしていただいたわけであります。そのトレーニングの様子やまたコメントなど、マスコミにも広く報道されまして、今まさに追い風が吹いているものと言ってもよろしいのではないかと感じております。

  そうした中、新潟経済同友会の皆さんが2030年の冬季オリンピックを新潟で開催できるようにとの招致活動を始めておられます。十日町市といたしましても、新潟県が、そして十日町市がオリンピックの会場になることは大変ありがたいことでありまして、この実現を切に願うものであります。また、この新潟開催を目指すことで、隣の長野県の長野オリンピックにおけるレガシーの活用でありますとか、また上越、湯沢方面で競技が可能となる地域があるわけでありますが、そうした方面へのアクセス向上に資するインフラの整備などにも大いにつながるものではないかと予想されます。そうしたこともありますので、今後も引き続き全日本選手権等の全国大会、国際トレーニングキャンプの誘致に努めてまいる所存であります。あわせまして、各競技における世界基準の指導者、また選手の皆さん、人材を育てる環境整備にもさらに積極的に取り組んで、2030年冬季オリンピックの新潟開催がさらに近づいてまいりますように、オール十日町体制で推進していきたいというふうに考えております。私からは、以上であります。



○議長(川田一幸君)

  教育長。



◎教育長(蔵品泰治君)

  次に、私からは4点目のご質問でございます生涯スポーツ、障がい者スポーツの底上げをどう進めるかということについてお答えを申し上げます。

  現在当市における10年間のスポーツ振興状況を検証し、さらなるスポーツの推進を目指して、平成29年度から平成38年度までを期間とする十日町市スポーツ推進計画を策定をしております。このスポーツ推進計画は、スポーツ健康都市宣言の趣旨を踏まえ、国、県の計画を参酌し、市の総合計画や健康とおかまち21などの諸計画と整合、連携を図りながら、スポーツ推進の基本的方向を示したものであります。今後の重点的取り組み事項としては、1番として、地域でのスポーツ活動の充実、2つ目に児童生徒の体力向上、3つ目に競技力の向上、4つ目にスポーツを通した地域の活性化の以上4つについて、総合的、計画的に取り組んでいきます。健康寿命を延ばすため、成人の1週間に1回のスポーツ実施率をさらに高めることが重要な課題となります。特に今後は中高年や障がい者が健康で元気に生活できるよう、健康の維持、増進を図る運動やスポーツの普及が重要となってきます。当市のスポーツの現状を踏まえ、スポーツ、健康増進、福祉の各分野ごとの事業連携を密にしながら、誰でも、いつでも、どこでも広くスポーツに親しめるスポーツ環境を整えていきたいと考えております。以上でございます。



○議長(川田一幸君)

  涌井充君。



◆20番(涌井充君)

  それでは、再質問をさせていただきたいと思います。

  市長は、本議会の初日に東京オリンピック・パラリンピックをこれは東京だけのイベントではないんだと。そして、スポーツを通じて日本が誇るべき文化の発信あるいは地方都市のプレゼンスをさらに高めるチャンスにしたいという発言がありました。これは、十日町市が大きく成長できるチャンスを逃すことなく、市民とともに加速をさせるというような話を述べていたわけでありますけども、私もこの東京オリンピック・パラリンピックに関して、当市がやはり地域を変えるチャンスと捉え、スポーツを軸として、十日町市をやっぱり活性化させなきゃならないというふうに市長と同じ考えであります。そこで質問させていただきますけれども、今ほどクロアチアのホストタウン、いろいろ話が出ましたけれども、やはり各団体とこれを進めるには連携を図っていかないと行政単独ではできないんではないかということだと思います。その点とこれからいろんな形でこの東京オリンピック・パラリンピックに向けて支援する、応援する皆さん方をやっぱりつくり上げていかなきゃならない、そういうことも必要かと思います。そして、なおかつ十日町市民を一緒になってこの東京オリンピック・パラリンピックに向けて歩みを加速させていくということがこれから必要なことかと思います。そういう意味において、各団体との連携あるいは市民の歩みというのをどういうふうな形で進めていくのか、この2つについて市長のお考えをお聞かせいただきたいと思います。



○議長(川田一幸君)

  市長。



◎市長(関口芳史君)

  今ほどもお話ししたとおり、スポーツの祭典であるわけですけど、スポーツのみならずといったことで、このホストタウンというこれは国から認めていただいたわけでありますけども、このことを活用する中で、いろんな事業が可能になると思うんです。実際に財政的な裏づけもこの事業を推進することによって国から特別交付税の措置を受けられるということなので、しかも50%ですか、非常に高率のご支援がいただけるということで、本当にありがたく思っている次第でありますが、こういった財源を有効に活用して、いろんなイベントをしたいと。そのときにスポーツだったら例えば先ほど重点的な我々の種目がありますけども、各スポーツの単協、サッカー協会でありますとか、柔道、陸上、卓球、あとスキー、そうしたものを皆さんとしっかり連携する中で、先ほどの財源のこともあるわけですので、かなり積極的な展開ができるということで、それぞれの皆さんとまずはしっかりと意識を固めていく必要があると思います。あとスポーツ協会の皆さん、そうしたスポーツコミッションの皆さん、本当に十日町市にはいろいろかかわっていただいている方がいらっしゃるもんですから、そうした皆さんとともに体制をつくり上げていきたいと思います。

  さらに、先ほど申し上げましたけども、例えば経済面での交流、教育面での交流、いろいろあります。あとオリンピックに向けては当然火焔型土器の縄文文化の発信という大きなテーマもあります。それぞれについてしっかり市民の皆さんにこういった可能性があるんだということをまずはしっかりとお話をさせていただく中で、これだったら私ができるというものをやはり引き出していきたいというふうに思うんです、私は料理が得意だとか。例えば東京オリンピックの今一つのプロジェクトとして、メダルのホルダーといいますか、この部分を何とか十日町市の絹織物だとか、そうしたもので表現できないかと、こういった話もあるというふうに伺っていますが、そうしたこともその業界の皆さんとしっかり意思疎通する中で、多くの人を巻き込む中で推進していきたい。そういう中でいずれもう時期、あと3年半ということでありますので、タイミングを見計らってそうした大きな市とあと民間の皆さんとまずは大きなテーマを共有する、そういう何がしかの組織なんかをつくって、そうした中でそれぞれの市の担当部署とそれぞれの市民の皆さん、また市民間のそういった交流、そうしたものが図れるようにしてまいりたいというふうに思っております。



○議長(川田一幸君)

  涌井充君。



◆20番(涌井充君)

  やはり各種団体と年に何回か気持ちを一つにするという意味においても、そういう会議を、協議の場を設けてもらいたいと思います。先ほど市長が国宝・火焔型土器の話に若干触れましたけれども、今回市を挙げて火焔型土器を聖火台にということで、採用の誘致活動にずっと取り組んできたわけです。特に市長も精力的に当市においでいただいた下村文科大臣あるいは遠藤、丸川オリンピック担当大臣、さらに火焔街道連携協議会あるいは縄文のストーリーが日本遺産に認定されたというようなこと、またリオのオリンピックでは、桜花レスリング道場のレスリング選手が活躍されたと。その中で、レプリカの展示あるいは寄贈というような形で取り組んできたわけでありますが、やはり今現在市長として、私はこの火焔型土器が聖火台に採用されるされないで、大きな当市に違いが出てくるんではないかと、こう思っています。ですから、今現在市長がどういうふうな今見込みがあるのか、それとやはり平成29年が我々要望活動の恐らく正念場になるような気がしております。そういう意味においても、市長として今後さらにどういう要望活動を進めていくのか、その辺の意気込みをお聞かせいただきたいと思います。



○議長(川田一幸君)

  市長。



◎市長(関口芳史君)

  まず、火焔型土器が新しくつくられます国立競技場の聖火台にぜひ採用していただきたいと、こういう運動でありますけども、これについてはやはりいろんなご意見があるんだろうなというのを感じております。そしてまた、イメージとしても例えば私どもの国宝のナンバーワンのあの形がそのまま聖火台になるのかならないのか、あの紋様といいますか、あの迫力といいますか、ああしたものをモチーフとして、そうしたものを取り入れたようなデザインになるのかならないのか、これはまだはっきりわからないです。どのようになるかはわかりません。本当にもっと言いますと、多分開会式のいろんな演出というのは、相当部分ショーアップしなきゃいかんわけですから、トップシークレット扱いになるかもしれませんので、その辺は案外ぎりぎりになるまでどんな形になるのかオープンにならないかもしれません。その辺ちょっと本当にわかりません。ただ、私どもは一貫して申し上げているのは、この東京オリンピックというすばらしいタイミングで、最も発信力のあるイベントにおいて、ぜひ今まで少し過小評価されていたり、時には間違った解釈をされて説明されていたこの縄文文化というものを、日本にとっての縄文文化の重要性というのをこれを機会にしっかりと再確認して、大いに世界に発信しようと、そして日本としてもこのことをしっかりとお互いに知るべきだろうというふうに思います。そのことは、国策にも大いに沿っているというふうに思います。縄文文化というのは、征服されて絶えてしまった、縄文人というのは征服されてちりぢりに分かれてしまったというふうに、そんな教育を受けた覚えもなくはないんですけど、私それは本当に明らかに間違っていると思いますし、我々の体の中にも縄文人としてのDNAはちゃんと受け継がれているわけでありますので、そのことが例えば日本人の精緻なものづくりだとか、そうしたものに強い影響を与えている可能性がある。あれだけのすばらしい芸術作品を5,000年前につくった人たちの細かい仕事をやり遂げることのできる、そういうDNAは日本人に必ずや受け継がれているものというふうに私は感じておりまして、そうしたことも含めて、しっかりと歴史的な事実を含めて発信すべきだと。それをやる場所としてオリンピックは非常にふさわしいのではないかという思いでございます。

  これからも機会を捉えて、この縄文の土器のすばらしさ、特に国宝という立場を最大限活用してアピールしていくべきだと思っています。そういった意味では、ことし京都の国立博物館で博物館の開館120周年、そしてまた国宝という制度ができて120年と、またそういう年でもあるんだそうですが、京都で行われます国宝展にこの国宝・火焔型土器ナンバーワンを14年ぶりにお出しするということになって、大いに多くの皆様からまずは見ていただきたいというふうに思いますし、また昨年大変ありがたいご縁をいただく中で、これは東京の国立博物館においてナンバーワンとナンバー15ですか、縄文と王冠形土器をそれぞれ国宝を精密なCTスキャンですか、計測などいたしたわけでありますけども、そのデータは本当に貴重なものだと思います。我々にとっても貴重なものですし、国立博物館の研究員の皆さんにとっても大変貴重なデータがとれたということで、大いに喜ばれたわけでありますが、こういったものをしっかり最先端のデータを活用して、精緻なまたレプリカなどもつくっていくことができるというふうに思います。このことをまた新しくオリンピックの年の春には新博物館が完成するわけでありまして、そこの中の展示などにも十分生かして発信をしていくべきだというふうに思っています。我々は、本当に国宝というものをお預かりして、博物館で所蔵しているわけであります。このことをもう一遍しっかりと発信する中で、縄文文化のすばらしさ、そして縄文土器の美しさ、それを大いにオリンピックの機会と絡めまして、しっかりと全世界の皆様に知っていただきたい、その努力はもうやり抜く覚悟でございます。



○議長(川田一幸君)

  涌井充君。



◆20番(涌井充君)

  市長が怒濤の人の流れをつくるということを掲げておるわけであります。この火焔型土器が聖火台に採用されるかされないかによって、採用されればこれは裏づけられるんではないかというふうに私は見ておりますけれども、やはり市長がいろいろ今まで要望活動を市を挙げてやってきたわけでありますけれども、私はこの29年が正念場であると、あらゆるチャンネルを使って、そしてこの採用をかち取るというやはり気概を持って取り組んでもらいたいと思います。非常にこれは採用になれば、先ほど冒頭で市民とともに歩む、加速するというふうなこともありましたけれども、これが採用になれば、市民もやはりこの東京オリンピック・パラリンピックは非常に注目されると、そして十日町市の元気が出るんではないかという思いがあります。そういう意味においても、市長からやはり先頭に立って、この聖火台を採用していただくということ、議会も含めて石にかじりついてでも不退転の決意を持って取り組んでいただきたいと思います。いかがですか。



○議長(川田一幸君)

  市長。



◎市長(関口芳史君)

  議員おっしゃるとおり、これが成就した暁には本当に十日町市の知名度は上がるでしょう。そして、これをぜひ見に行きたいという方がまさに怒濤のように十日町市を訪れるものと私もイメージが具体的なものとして頭に沸き上がってきたわけでありますが、ぜひとも市民の皆さんとともに、また議会の皆さんとともに、これをなし遂げてまいりたいというふうに思っております。



○議長(川田一幸君)

  涌井充君。



◆20番(涌井充君)

  それでは次に、2018年の平昌五輪のトレーニングキャンプ誘致についてお伺いをいたしたいと思いますけれども、これは東京オリンピック・パラリンピックのやはり前哨戦という位置づけで、当市がやはりオリンピックにかかわる実績をつくるという意味においても、何とかそういうトレーニングキャンプ地をどこの国かわかりませんけれども、力強く誘致に向けて力を入れるべきだというふうに思っています。私もきのう実は吉田クロスカントリースキー場で十日町カップのクロカンスキー大会が行われておりました。これは、全国から529名の選手が参加されていて、遠くは大阪、京都からも出場されておりました。そして、平成30年度、31年の2月にはこの吉田クロカンの会場で全国中学校スキー大会が予定をされております。先ほど市長も羽根田選手の話がありましたけれども、やはりクロカンは上半身の強化にも非常にトレーニングに適しているというようなことで、羽根田選手も十日町でこのトレーニングを継続するというような表明もされております。そういう意味においても、非常に機運が高まりつつあるわけでありますので、ぜひこのキャンプ誘致に力を注いでいただきたいという思いであります。ちょうど平昌と新潟は、緯度が同じというふうな地形的な条件もありますので、この件をどう今後進めていくのか、その辺の具体的な取り組みについてお伺いしたいと思います。



○議長(川田一幸君)

  スポーツ振興課長。



◎スポーツ振興課長(井川純宏君)

  今ほど涌井議員のご指摘のように、平昌オリンピックが来年であります。そして、31年に全国中学校スキー大会のクロスカントリー競技の初開催が決定をいたしました。そういう意味で、この全中大会開催規模でありますけれども、全体参加希望が2,500人です。そのうちのクロスカントリー競技においては、選手、監督が約600人、そして応援者あるいは役員が700名、合計1,300名以上の皆様の来会が予想されるというようなことでございます。今ほどの平昌オリンピックでありますが、そういったことも含めて、トレーニングキャンプあるいは中学生の事前合宿も含めまして、この大会誘致をするということが十日町市にとりましては大変な経済効果にもなりますし、そしてまた子供たち今大変活躍をしておりますけども、そういった子供たちが全中、晴れの舞台を目指す、そしてそこから世界に向けて羽ばたく選手が多数誕生してほしいと願うものでございます。そういったことも含めまして、国際的なトレーニングキャンプ、こういった平昌オリンピックを機会にして、そういった誘致に向けて関係者一同一丸となって取り組んでいきたいというふうに思っております。以上です。



○議長(川田一幸君)

  涌井充君。



◆20番(涌井充君)

  それでは、2030年の新潟冬季オリンピックの件で再質問をさせていただきたいと思いますけれども、この2030年の新潟冬季五輪の件に関しては、2007年に塚田参議院議員が十日町市においでいただいたときに、そういう話を最初にしたということを聞いております。今も塚田参議院議員がこの構想の提唱をされておりますけれども、来年2018年平昌オリンピック、そして2022年には北京、2026年には北海道の札幌市が招致を目指して活動しております。2014年に11月には札幌市の市議会が招致を目指すという決議をしております。したがって、2026の札幌が決まればこれはアジアで3都市ということになるわけですので、なかなか2030年という年度に新潟冬季オリンピックを目指すというのは非常に困難な形になります。したがって、この札幌が決まる前にやはり新潟県がこの誘致の宣言をするということがこれから非常に有効というふうに考えております。やはり市長から今後進めていくには、これから各市町村がお互いに連携をし合いながら進めていくことが必要かと思います。そして、その連携の中で新潟県を動かしていくということがこれからレールに乗せる一つの手法かと思います。これから隣接の津南町においてはバイアスロン、南魚沼市においては今冬1億3,000万の予算で大型パイプができたと、そういう意味においてもスノーボードあるいは湯沢町においてはアルペンスキー、妙高市においてはジャンプ、複合、そして新潟市でビッグスワンで開会式、閉会式というような形の中で、今後例えば魚沼市と湯沢町あるいは津南町、そして妙高市と連携をしながら県の決定を動かしていくと、こういう戦略を立てるべきだと思いますけれども、やっぱり今後会場誘致のクロカン会場の立候補も含めて、市長そういう形でリーダーシップをとっていただきたいと、その先頭に立つお考えはありませんでしょうか。



○議長(川田一幸君)

  市長。



◎市長(関口芳史君)

  今ほど涌井議員おっしゃったとおり、アジアでの開催が2大会連続でもう決定しているというわけでありまして、そうしますと逆に2026年がアジアという可能性は非常に低いんじゃないかという見方もあるかと思いますが、そうした観点からいきますと、2030年というのはまたアジアでの開催のチャンスは十分考えられようかと、こういうふうに思います。ぜひこのことは新潟県にとってもすばらしいことだと思いますし、また新潟県広うございまして、その中で雪の多い新潟県と本当に雪国新潟県とは言いながらも、ほとんど雪の降らない新潟市を中心としたああいったところと、本当は違うんです、これは全く。インフラ整備についても全く違うものが必要だと思いますし、またいろんな面で、いろんな企業誘致等につきましても、決して有利な状況ではないわけでありますので、豪雪地は。そういう中で、やはりこういったオリンピックの誘致などをしっかりと活用する中で、この地域のインフラ整備の再活性化、そういったものを図っていくことが非常に重要ではないかというふうに考えております。

  そうした中で、十日町市は先ほど議員おっしゃったとおり、上越と魚沼の真ん中であるわけです。さらに、先ほどもちょっと申し上げましたけど、長野オリンピックの遺産が野沢温泉村でありますとか、ずっと飯山線沿線に残っているわけです。そうしたものを活用していくということもきっと大事な観点になると思いますので、まさに十日町が2つの飯山線と北越急行となっていますけど、その中心にあるわけでありますので、そういった意味ではオリンピック冬季大会の誘致というのは、まさに十日町市にとって非常に意議あるものであるかと思います。そうした意味で、今ほどおっしゃっていただいたように、やはり周りの皆さんを巻き込むような形で覚悟を持ってこの問題にまずは最初に手を挙げて、しっかりと周りを説得していくような重要なそういう役割も十日町市としてしっかりとやっていくべきだと、このように思い至ったところであります。ぜひそういう役割も果たすことができればありがたいなと思っている次第でございます。



○議長(川田一幸君)

  涌井充君。



◆20番(涌井充君)

  この新潟冬季オリンピックの誘致というのは、私は十日町市を大きく成長させるチャンスであるというふうに思います。これからやはりもう13年先でありますけれども、将来にわたってもしこの十日町吉田クロスカントリーコースがオリンピックの会場になれば、本当にブランド化されるわけです。関係者の皆さん方もこの吉田クロスカントリーコースをやはりクロカン競技の聖地としたいという思いであります。そんなことも含めて、市長もこのことを酌んでいただいて、これからのリーダーシップに期待をしたいというふうに思います。

  そして、もし新潟誘致がオリンピックが決まれば、2020年には東京オリンピック・パラリンピックがありますけれども、その後のまた戦略が立てられるということになります。市長が先ほど妙高市と、あるいは南魚沼市、今高規格道路の計画も進めておりますけれども、やはりそのことによって当市のインフラ整備、そういうものが課題として大きく解決できるんではないかなという思いもありますし、例えば長野の一部を競技場会場として借りるような形ができるんであれば、私は長野から新潟までの飯山線の改良も含めて、これを特急化するというようなこと、あるいはSLを恒久化するという戦略も立てられるのではないかなと、そして高規格道路も六日町から上越までこの整備が加速するという、いろんな複合的なプラス効果が私は得られるというふうに思っていますので、このことは十日町市の10年後の将来を見据えた一つの大きな戦略として、市長からやはり先頭になってこのことも取り組んでいただきたいと思います。市長のまたもう一度の決意をお願いいたします。



○議長(川田一幸君)

  市長。



◎市長(関口芳史君)

  先ほど申し上げましたけども、非常に追い風が吹いているというふうに思います。吉田の競技場がFISの公認をいただけたと、しかも大きな設備投資することなく本当にいただいたというのは、私は本当にもうこれ以上のことはないじゃないかとあのとき思ったんですが、こういったことをしっかり生かしていく必要がある。ある意味そういった意味で何かに引っ張られているというか、この追い風をしっかりと生かさなきゃいけない、また逆に責務があると思います。今ほど議員がおっしゃったようないろんな投資については、私も全く同感でありまして、2020年東京、もうすぐですから、その先のことも視野に入れながら、今からしっかりと準備をして、またさらに2030年に向けて大きなビジョンが描けるように、そしてこのビジョンの中心事になるというふうに私も非常に強く予感いたしますので、そういったことをしっかりと腹に置きながら、今後のいろんな戦略を立ててまいりたいというふうに思っております。



○議長(川田一幸君)

  涌井充君。



◆20番(涌井充君)

  この誘致については、私は十日町版のまさに地方創生になるんではないかという思いでありますし、先ほど市長からも答弁いただきましたオール十日町でこの誘致に取り組んでいただきたいと思います。

  最後にもう一点、私のほうから今スポーツでまちを活性化する視点というのは、非常に多くの自治体が取り組んでおります。私は、スポーツ施設やこれから公共施設、そういうところの命名権の売買を考えたらどうかという思いなんです。これは、当市は合併してもう10年経過して、32年にはもう合併のいろんな恩恵が受けられなくなると、そういう意味においては、当市の今スポーツ施設あるいは公共施設もいろんな形でこれから、老朽化してきているわけでありますので、そういう財源確保をやはりする意味においても、命名権の売買を考えていただきたいと。例を挙げるならば、吉田クロスカントリー会場を吉田地区にはJR東の施設もありますので、JR東日本吉田クロスカントリー競技場というようなことも考えられるんではないかと、あるいは笹山の陸上競技場、総合体育館、東京電力あるいは鹿島のいろんな大手の皆さん方のご協力も得られるんではないかと。そして、他の自治体では今そういう財源確保のために、例えばトイレとか、あるいは小さい橋とか、そういうところもその地域の皆さん方から売買をした中で名前をつけているというような例もあります。したがって、今後財源確保は体育施設だけじゃなくて、公共施設も含めて、そういう命名権の売買を考えていただくことはどうかなということで、市長のご見解をお願い申し上げたいと思います。



○議長(川田一幸君)

  市長。



◎市長(関口芳史君)

  この命名権の売買です。ネーミングライツを取り入れる考えはないかということでありますけど、県内でも新潟市、また三条市など幾つか施設で既にこれを取り入れていると。年間の契約金額も非常に多岐にわたっていますけども、100万円から7,000万円と高いところはあるというふうに伺っております。今議員おっしゃったとおりでありまして、これから合併特例期間も32年には終わるということで、いろんな財源を探さなきゃいかんという思いがありますので、大いにこれ検討に値することかと思います。ちなみにクロアチアピッチをこれから人工芝をつくっていきたいと、こういう計画がありまして、このことにつきましては、昨年度企業版ふるさと納税ということができるようになったわけでありまして、これを導入しまして、県外企業に協力を依頼して今いるところでありますが、そうしたもの等含めまして、今ほどご指摘いただいたような非常に発信力のある施設もふえてきておりますんで、そうしたところを十日町市とご縁のある企業などにも積極的にご紹介して、またその受けていただいた企業にとっても企業価値が高まるような、そういうウイン・ウインの関係が築かれるような、そういったネーミングライツ、命名権の売買などを推進してまいりたいと思っております。



○議長(川田一幸君)

  涌井充君。



◆20番(涌井充君)

  いろいろ質問させていただいたわけでありますけれども、やはり十日町市が魅力ある地方として存在するならば、いろんな形で若返っていくかと思います。当市の高齢化率も高くなってきておりますけれども、そういう魅力ある十日町市をいかにつくっていくかということがやはりこのスポーツのまちづくりによってのまた一面も大いに貢献できるんではないかという思いであります。そんなことを含めて、市長からまたトップの座についていただいて、引き続いてまた十日町の市政を担っていただいて、まちづくりに貢献をしていただきたいと思います。

  以上で一般質問を終わります。ありがとうございました。



○議長(川田一幸君)

  本日の議事日程は終了いたしました。

  お諮りいたします。第4日目の会議は3月7日午前10時に開きたいと思います。これにご異議ありませんか。

              (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(川田一幸君)

  ご異議ないものと認めます。

  よって、第4日目の会議は3月7日午前10時に決しました。

  本日の会議はこれにて散会いたします。

              午後 2時48分    散  会