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新潟県 十日町市

平成27年  3月 定例会(第1回) 03月09日−市政に対する一般質問−03号




平成27年  3月 定例会(第1回) − 03月09日−市政に対する一般質問−03号







平成27年  3月 定例会(第1回)





          平成27年第1回十日町市議会定例会会議録
             平成27年3月9日(第3日目)

1. 出席議員(24名)
    1番 大 嶋 由紀子 君  2番 福 崎 哲 也 君  3番 村 山 達 也 君
    5番 小 林   均 君  6番 吉 村 重 敏 君  7番 遠 田 延 雄 君
    8番 藤 巻   誠 君  9番 仲 嶋 英 雄 君 10番 鈴 木 和 雄 君
   11番 小 林 弘 樹 君 12番 宮 沢 幸 子 君 13番 近 藤 紀 夫 君
   14番 安 保 寿 隆 君 15番 羽 鳥 輝 子 君 16番 小 嶋 武 夫 君
   17番 飯 塚 茂 夫 君 18番 鈴 木 一 郎 君 19番 太 田 祐 子 君
   20番 涌 井   充 君 21番 川 田 一 幸 君 23番 村 山 邦 一 君
   24番 小野嶋 哲 雄 君 25番 庭 野 政 義 君 26番 高 橋 洋 一 君
                                              
1. 欠席議員(1名)
    4番 高 橋 俊 一 君
                                              
1. 欠  員(1名)
                                              
1. 事務局職員
   事 務 局 長  宮   正 朗 君      次     長  小 杉 綾 子 君
   議 事 係 長  上 野 新 吾 君      主     任  南 雲 勝 巳 君
   嘱 託 職 員  池 田 好 恵 君
                                              
1. 説明のため出席した者
   市     長  関 口 芳 史 君      副  市  長  村 山   潤 君
   教  育  長  蔵 品 泰 治 君      総 務 部 長  大 津 善 彦 君
   市 民 福祉部長  高 橋 徳 一 君      産 業 観光部長  渡 辺 正 範 君

   未 来 を 拓 く  渕 上 武 士 君      建 設 部 長  東   佑 亮 君
   農 政 担当部長

   建 設 部 技 監  池 田 克 也 君      教 育 次 長  富 井   敏 君
   企 画 政策課長  押 木   仁 君      総 務 課 長  中 村   亨 君
   財 政 課 長  柳     久 君      防 災 安全課長  渡 辺 健 一 君
   福 祉 課 長  水 落 久 夫 君      子育て支援課長  蔵 品 茂 昭 君

   健 康 支援課長  越 村 範 子 君      地 域 中核病院  長谷川 義 明 君
                           建 設 推進室長

   環 境 衛生課長  村 山 一 男 君      産 業 政策課長  鈴 木 政 広 君
   農 林 課 長  齋 木   修 君      建 設 課 長  庭 野 和 浩 君
   都 市 計画課長  桾 澤 伸 司 君      上 下 水道局長  森     治 君
   教 育 総務課長  高 橋 義 孝 君      学 校 教育課長  林   克 宏 君
   川 西 支 所 長  貴 田 幸 吉 君      中 里 支 所 長  江 口   登 君
   松 代 支 所 長  柳   利 彦 君      松 之 山支所長  本 山 敏 雄 君
                                              
1. 議事日程 第3号
                            平成27年3月9日 午前10時 開議
 第 1 市政に対する一般質問
                                              
1. 本日の会議に付した事件
    日程第1





                       〇                       

              午前10時00分    開  議



○議長(川田一幸君)

  これより平成27年十日町市議会第1回定例会第3日目の会議を開きます。

  ただいままでの出席議員数は24人であります。

  欠席届のあった方は、高橋俊一君であります。

                       〇                       



△日程第1 市政に対する一般質問



○議長(川田一幸君)

  本日の議事日程は、配付いたしておきましたとおり市政に対する一般質問であります。順次発言を許します。

                                              

     地域医療と国保診療所について



○議長(川田一幸君)

  村山邦一君。



◆23番(村山邦一君)

  皆さんおはようございます。それでは、通告どおり一般質問をさせていただきますが、題目は地域医療と国保診療所についてでございます。

  国は、在宅医療、介護連携に向けて、医療介護総合確保推進法を昨年6月に強行採決をし、制定しました。これに基づいて各病院に病床機能の現状と方針を、そして具体的には建物の構造、医療機器の設置、人員の配置などを求め、県には医療ビジョンを策定することを法律で義務づけたわけでございます。県は、病床機能報告で得られた情報や県の医療需要の将来推計をもとに、地域の特性や実情に合った医療ビジョンを策定することになるわけでございます。新潟県知事は、医師確保について、かねがね医師の数が全国平均に達するには県内でさらに900人のお医者さんが必要だということを言われております。その中で県は「夢おこし」政策プランでは、病院の従事医師数を平成24年度の2,800人から平成28年度には2,930人に、130人増加の目標値が設定されているのでございます。県内の平成20年から4年間で病院に従事するお医者さんは172人増加する一方、各診療所に従事する医師数は67人減少したそうでございます。診療所の病床数も4年間で285床、率にして24%減少しているそうでございます。

  十日町地域の医療は、今改築中の県立十日町病院、県立松代病院、厚生連中条病院、そして上村病院や診療所、医師会の皆さん連携で担われているのでございます。十日町市の医療施設の従事者数は、平成24年12月31日現在では68人となっていて、病院従事数はそのうち43人、診療所従事者数、お医者さんですが、25人となっていて、医療施設に勤めておられるお医者さんが人口1人当たり844人となっております。県内20市のうち12位という実態となっております。十日町市国保診療所の4診療所は、医師3人、看護師6人の体制で運営されていますが、2人のお医者さんがこの3月末で退職されることが1月23日の厚生環境常任委員会で報告をされました。市民には1月25日号の市報で知らされたわけでございます。地域住民は驚き、困惑し、なぜという怒りの声が寄せられているところでございます。何よりも医療がなければ地域が崩壊し、そこに住み続けられなくなります。

  そこで、私は次の3点についてお伺いをいたします。1点目、県立十日町病院、県立松代病院、厚生連中条病院、上村病院、医師会など十日町地域の医療提供体制をどのように検討されておるのか。

  2点目、それぞれの病院から冒頭に申し上げました提出された病床機能報告を承知されておるのか。あわせてその内容についてお伺いしたいと思います。

  3点目、十日町市国保診療所の医師確保対策と今後の診療体制をどのように考えておられるのかお伺いしまして、1回目の質問を終わります。



○議長(川田一幸君)

  市長。



◎市長(関口芳史君)

  おはようございます。それでは、村山邦一議員のご質問にお答えをいたします。

  初めに、十日町地域の医療提供体制についてでございます。現在市内には5つの病院がございまして、急性期医療を担う県立十日町病院を地域の中核病院とし、県立松代病院、厚生連中条病院、中条第二病院、そして上村病院からはそれぞれの地域を中心にほかの病院、診療所と連携しながら必要な医療を提供いただいております。そして、地域の診療所はかかりつけ医としての性格を持ち、主に症状の軽い風邪や腹痛などの1次医療、病院にはこれら1次医療のほか、入院、手術などが必要な2次医療を担っていただいておりまして、中でも十日町病院では救急患者の多くを受け入れていただき、大変感謝しているところでございます。休日におきましては医師会のご協力のもと、平成25年度から試行的に国保川西診療所におきまして休日一次救急診療センターを開設し、従来の休日在宅当番医制及び病院群輪番制と併用して実施をしております。これらの施策によりまして、休日の診療体制は一歩前進して、地域の救急医療の中心である十日町病院の負担軽減にもつながっているものと評価をいたしております。本年6月には魚沼地域の高度医療、いわゆる3次医療を担います魚沼基幹病院が開業するわけであります。加えまして、平成28年には県立十日町病院の外来棟が完成し、併設されます救急ステーションには救急車と救急救命士が常駐いたします。これまで主に長岡方面に搬送されておりました重症の患者がより迅速に、かつ近距離で高度医療が受けられることから、この地域の3次医療体制及び救急医療体制は格段に向上するものと期待をいたしております。

  次に、2つ目のお問いであります病床機能報告制度についてであります。昨年成立しました医療介護総合確保推進法におきまして、今後高齢化が進展し、医療、介護サービスの需要がますます増大することから、2次医療圏ごとのバランスのとれた医療機能の分化と、そして連携を推進するため、都道府県は国のガイドラインに従って地域医療ビジョンを医療計画の中で策定することを定めております。この国のガイドラインと都道府県の地域医療ビジョンの策定に当たりまして活用される基礎的な資料が病床機能報告制度による情報でございます。

  この報告制度は、昨年の10月から運用が既に開始されておりまして、医療機関はその有する病床の機能の現状と今後の方向性を病棟単位で報告することとなっております。昨年末の報告期限の情報は、現在厚生労働省で取りまとめを行っておりまして、3月中には都道府県に提供されるというふうに伺っております。また、国のガイドラインの策定は3月末を予定しているということであります。したがいまして、市におきましてはいまだ病床機能報告の内容を確認できる状況にはないということでありますが、その内容及び県における地域医療ビジョンの策定につきましては今後も注視していかなければならないというふうに考えております。

  最後に、十日町市国保診療所の医師確保対策並びに今後の診療体制についてでございます。合併前から長年にわたりまして地域医療を支えていただいた国保診療所の医師2名の退任、退職につきましては、医療過疎と言われております当地域にとりまして大変な痛手というふうに認識をしております。

  ご質問の医師確保対策につきましては、今までも十日町市出身の医師の皆様には定期的にお手紙を差し上げ、そして市内での開業や、また病院等への勤務をお願いをしてきたところでございますが、さらに医師専用の求人求職サイトであります全国自治体病院協議会の医師求人求職支援センター、さらに新潟県医師会のドクターバンク等に求人登録をいたしまして、常勤医の招聘に全力で当たっているところでございます。

  今後の国保診療所の診療体制でございますが、現段階では後任の常勤医が見つかっておりませんので、倉俣診療所と室野診療所は3月から休診とさせていただいております。また、松之山診療所につきましては、松之山地域唯一の診療所でございます。現在川西診療所の先生や県立病院の先生方からご協力をいただきまして、半日単位とはなりますが、月曜日から金曜日まで週5回の診療体制を整えることができたところであります。このことにつきましては市報や、また地域への回覧板などで皆様にお伝えをしてまいります。以上であります。



○議長(川田一幸君)

  村山邦一君。



◆23番(村山邦一君)

  まずはご答弁ありがとうございました。 それでは、3点順を追って再質問をさせていただきたいと、こう思っております。

  1点目のそれぞれ5つの病院についての機能がご答弁あったわけでございますが、それを受けて国保診療所の関係についても少し触れられましたけれども、やはり国保診療所の、市として、行政として一番の大切な市営として取り組んでおられるわけですので、市長から診療所についてのご認識をもう少し詳しく、どのような考えで運営されてきたのか、今後のあり方といいますか、体制も含めてどのようにお考えになっているのかお聞きをしたいと思います。



○議長(川田一幸君)

  市長。



◎市長(関口芳史君)

  国保診療所に対する私の考え方ということでありますけども、まず国保診療所は山間僻地などで、民間のお医者様、先生方がなかなか進出できにくい場所に開設をいたしまして、市民の皆様がその地域で安心して医療を受けられるという医療機関でありまして、安心、安全のまちづくりの最終的な受け皿といいますか、そういった機能を果たしてきていただいたわけであります。特に過疎、そして高齢化の進む中山間地域においては、身近な診療所というものは本当に最終的な安全弁といいますか、そういう機能を、まさに安全のよりどころと言っても過言ではないと思います。

  基本的に地域医療の大きな構図を見るときに、県立十日町病院を中心にして医療のネットワークが構築されているわけでありますが、私ども今後合併後の新市の診療所を含めた医療ネットワークを考える大事なところに今いるわけでありますけども、そうしたときに十日町病院、そして先ほどお話しした残り4つの病院の安定的な経営、そうしたものも当然配慮する中でこの大きなネットワークを組み立てていくという必要があるんじゃないかというふうに思っておりまして、地域内の医療資源を守らなきゃいけないという大事な我々使命があるわけですんで、そうした中で現在は常勤医の招聘をまず最優先課題に掲げまして、この診療所の継続を図っていきたいというふうに考えております。以上であります。



○議長(川田一幸君)

  村山邦一君。



◆23番(村山邦一君)

  今合併等々の話がありましたので、もう少し踏み込んでお伺いしたいと思っています。合併協定書、これ皆さんみんな持っていますけど、この中に実は国保診療所のくだりがあるんです。ご案内かと思っていますが、それによりますと医療体制は合併後、診療所の関係ですが、この関係では国保料とか、いろいろ自治体で調整したわけでございますが、診療所に限ってでございますが、合併後3年をめどに見直し図ると、こういう文言があるんです。私は、3点目に触れたいと思っていたんですが、今市長が合併という事案をご答弁なさったもんですから、ここで取り上げさせていただきますが、合併の後10年たつわけです。それで、国保の国保料とかというものについては逐一予算書や決算書で行政のほうから見直し等は示されてきたわけです。ところが、診療所の関係については今の現実に起きてきた案件も含めて、この合併の協定書に書かれているとおり行政の皆さんが、所管の皆さんが検討されていたのかどうか。どうですか。その辺教えてください。



○議長(川田一幸君)

  市長。



◎市長(関口芳史君)

  合併3年めどということで、私そのころはちょっと担当していなかったんで、よくわからないんですけども、基本的には私市長に就任した後診療所の問題に関しては、先ほども申し上げましたけど、地域の安心、安全のまさによりどころでありますので、これはできるだけ継続していかなきゃならんというふうな判断をしておりました。これ例えば除雪料なんかでも一緒です。除雪の問題も十日町方式で皆さんに広く薄く負担していただくのか、それとも無料化するのかというのは大きな、これは5年をめどに検討するということであったわけですけど、やはり高齢化の進んだ中山間地においての安心、安全を守る意味で除雪体制も診療所体制も負担を求めるとか、これを急激に再編していくとか、そういう選択肢はとらないという覚悟で今までやってきたわけです。例えば松之山診療所に関して、多分合併前の佐藤前町長、またその以前の皆さんの考え方はどうだったかなと推察するに、隣の松代町には県立病院があると。我が松之山町にはないと。したがって、何とか診療所を絶対に松之山町に自分の力でつくらなければならないと、多分そういう、いろんな政治的な判断もありましょうし、現実的なものもあったと思いますけど、そういったことが多分あったと思うんです。今我々は合併したと。そして、雪の関係だとか、そうしたものを非常に30年、40年前に比べたら格段の進歩ができたと。そして、また自動車の普及率も随分上がったと。そういう中で合理的に考えれば、これを3年後に再編、もう一遍考え直すというふうな合併協定書、合併時に、当時の。私は、そのとき参画しておりましたが、合併協定書つくるときにはそういうふうな判断があったのも理解できます。ただ、そうはしないほうがいいだろうと、今の現状では。というのが今の私の市長としての判断でありますので、先ほども冒頭申し上げたとおり何とか常勤医の先生を全力で探して診療体制をまた維持したいと、そういう考えです。そのことに関しましては新潟大学、また今度新しくできる魚沼基幹病院のトップを含めた幹部の先生方とも、あとまた県立十日町病院の塚田院長ともしっかり連携する中で今後のあり方を検討しておりますので、ぜひひとつその点はご安心をいただきたいというふうに思います。



○議長(川田一幸君)

  村山邦一君。



◆23番(村山邦一君)

  市長、簡単ですが、この協定書に基づいての部内での担当の皆さん方が一度も早い話が診療所については今の市長のお考えのように検討したことはないと、見直しについても検討したことはないということで、そのご答弁で私は認識したいと思っているんですが、確認したいと思うんですが、いいですね。



○議長(川田一幸君)

  市長。



◎市長(関口芳史君)

  そのようにご理解いただいて結構でございます。



○議長(川田一幸君)

  村山邦一君。



◆23番(村山邦一君)

  ぜひそれを守っていただくことは、3点目に触れますけど、やはり地域のよりどころである診療所が不安のない地域になるということは確固たる基盤になるかと私は思っているもんですから、しつこいようですが、確認をさせていただいたわけです。

  そういうことであれば、常任委員会で実は議員の中からいろいろ、1月23日でございますが、課長は国保診療所の使命について質問の中で答えられているんです。今市長がおっしゃったように民間の病院の皆さんが出てこれないというのは、いろいろな診察だとか往診だとかあるわけでございますが、そういうところに手を差し伸べるところに国保の役割というのがあるんだと。私どもは、コスト削減にも限界があると重々承知していると。これはいいですね。



○議長(川田一幸君)

  市長。



◎市長(関口芳史君)

  まさに今ほどのお話のとおりなんですけども、保育所も一緒です。民間の皆様が頑張りたいと、例えばやりたいということを過去のいきさつから我々がそれを頑張り過ぎちゃって、そういう皆さんのやる気をそいだり、そういうことをなかなかできないような状況をつくるのはよくないと思うんです。だから、保育所につきましても同じような考えを持っています。ですから、民間の皆さんがチャレンジできる場があればぜひやってくださいと。それができない場合には我々がラストリゾートになって、それをサポートしますという、そういう基本的な考えです。それで結構だと思います。



○議長(川田一幸君)

  村山邦一君。



◆23番(村山邦一君)

  市長は、せんだっての27年度の施政方針の中でご説明が一部あったわけですが、全体的には今ご答弁いただいたような中身だと認識をしてきたわけでございますが、合併のメリット、デメリット、相当詳しく施政方針演説の中で述べられました。それを改めて見させていただいたんですが、デメリットとしては周辺部が取り残される。あるいは、住民の声が届きにくくなるなどが挙げられますが、私はそのような不安の声についてもしっかり向き合って、心配をかけないよう引き続き手を尽くしてまいりますと、こういうことでご発言があったんですが、まさしく私は今のご答弁をいただいた中身をこのように認識をしたいと思っていますが、改めてまた医師確保については当然そういう視点でやっていただくことは信じているわけでございますが、この点について簡単で結構ですので、思いを聞かせていただければ。



○議長(川田一幸君)

  市長。



◎市長(関口芳史君)

  繰り返しになりますけども、十日町市の持っている全ての能力、人脈、そうしたものをフル活用する中で常勤を確保していきたいというふうに思っております。



○議長(川田一幸君)

  村山邦一君。



◆23番(村山邦一君)

  じゃ、2点目に移りますけれども、これは非常に国の考えが大変、ご答弁にもあったわけですけど、私も共産党の国会議員がせんだっての選挙で大変躍進をさせていただいたもんですから、お電話差し上げて、所管の国会議員に聞かせていただきました。厚生省に全国の自治体の病院から報告が来ているわけでございますが、てんやわんやだそうでございます。したがって、タイムスケジュールからいうと市長がご答弁していただいたようになるかどうか。私の感じでは間に合わないのではないかなとは認識しているんですが、いずれにしても国は方針を出し、それで県がそれに応えてビジョンをつくるわけでございますから、非常に私はそういう点ではアベノミクスの全体の考え方からいうと非常に効率化というものを視野に入れているんです。したがって、個々の病院の報告に基づいてベッド数があいているとか、あいていないとか、人員が多いとかというような国のチェックがかかるんです、具体的には。そうなったときにやはり私は心配しているのは、この政策がこういうような山間地の末端で頑張っている自治体が、本当に今答弁いただいたようにどうしてもよりどころだという考えを貫いていくには大変な政策であるということだけ申し上げておきたいと、こう思っておりますが、そういう点ではまたいち早く市長から、あるいは担当課長からも、いち早くやっぱり情報をとって、やっぱりある程度、言葉は悪いですけど、研究もし、考えて政策的にこれに対抗していくということが私は大事だと思っていますので、そのことだけ申し上げておきます。

  それでは、3点目に移りたいと思っております。国保診療所の関係でございます。いろいろあるわけですが、医者の確保についてちょっと具体的にお聞きをしたいと思っております。市長は、さっきなかなか残念ながら見つからないということになったということですが、全国の自治体病院の協議会、それから求職支援センター、県の医師会のドクターバンク等々に登録してというお話があったわけですが、具体的には届け出をしただけなのか、どういう中身で届けをしたのか、簡単に今までの動きについて市長からご答弁いただければと、こう思っていますが、いかがですか。



○議長(川田一幸君)

  健康支援課長。



◎健康支援課長(越村範子君)

  健康支援課長のほうから求人の具体的な動きについてご報告させていただきたいと思います。

  先ほど申しましたとおり全国自治体病院協議会のほうに医師求人求職支援センターというのがございます。事務所は東京のほうにございまして、そちらのほうには担当者が本部まで出向きまして、松之山のパンフレットだとか、それからこの辺の地域の特性だとか、そういうところをアピールしながら直接事務長のほうに声があったらこちらのほうに差し向けてもらいたいということをお願いをしてまいりました。新潟県の医師会のドクターバンクのほうにつきましては、すぐさま暮れから登録をしまして、冊子のほうには全部載っております。一応医師を常勤の医師、それからショートサポートでも結構ですので、休日救急だとか、そういうところを手伝ってくださるショートサポートの医師でもいいということで両方のところを載せてもらっておりますが、残念ながら今のところ申し出はございません。以上でございます。



○議長(川田一幸君)

  村山邦一君。



◆23番(村山邦一君)

  市長みずからこれまでなかなかいろいろなことでかかわって、住民の皆さんだとか行政の皆さんとも話し合う機会あったわけですし、私も松之山診療所の登坂先生には2回ばかお会いして、この間懇談をさせていただいたり、聞いていただいたり、私の考えについても伝えてきたつもりでございますが、市長自身があれでしょうか。ピンチというご認識であろうかと思いますが、具体的な動きというのはどのようにされてきたのか簡単で結構ですので、お願いします。



○議長(川田一幸君)

  市長。



◎市長(関口芳史君)

  医師確保につきましては、やはりこれは今いろんな途中の過程でありますので、お話しできないことも多々あるわけでありますけども、先ほどもちょっとお話ししましたけど、市内出身者のお医者様で外で活躍している皆さんには定期的に私のほうからお手紙を出させていただきまして、今の十日町市の現状、あと十日町市の医療の現状をご報告しています。十日町市はこんなに、今ふるさとはこんなに変化していますよとか、そういうようなお話を書きながら年に2回ぐらいですか、お手紙を差し上げて、また返事もいただいていますもんですから、そういったことでまたそういった新しい関係ができてきているかなというふうには思っています。

  あと、やはり今こちらで開業していただいている先生方いらっしゃいます。後継者の皆様の問題もあるわけであります。今回例えば後継者が来られて就任していただく場合には1,000万円のそういう資金を準備してお待ちしていますとか、そういった新しい施策があるわけです。開業資金は6,000万円までご用意していますとか、今までにちょっとない踏み込んだ政策を来年度並べるわけなんですけども、そうしたことを続けていきながら、やはり一人一人の先生方に今後のご子息の方向性はどう考えているかとか、その方に先生がまだお元気のうちは開業しないで、国保診療所にしばらくいていただけないかとか、そんなようないろんな機会を捉えてそういうふうな話をさせていただきながら、何とかこの地域に来ていただく十分な理由のある、そういう先生方に、そしてこの地域に対する見方を何とか変えていただいて、十日町、越後妻有はこんなに変わっていますよと。先生も、先生のまたご家族もこんなに楽しい中で生活できますよとか、そういうふうなアピールをしながら、そういう対話を繰り返していくというか、ご理解いただくような、そういう努力はさせていただいているわけであります。



○議長(川田一幸君)

  村山邦一君。



◆23番(村山邦一君)

  冒頭にも、最初の発言の中で申し上げていたんですが、県の状況も大分変わりつつあると思って認識しているんですが、市長もそうかと思っていますけど、実は県の予算議会、今回の議会の最中でございましたが、私ども共産党の長岡から選出されている竹島さんがこの間一般質問を知事にしたんです。その中身が私も気になるもんですから、ファクスでいただいたところですが、ことしから新潟大学の地域枠医学生が実際に卒業するんだそうです。この計画は、前段に申し上げたように医師確保のためのステップの一つであるわけですが、県の就学資金貸与の医者が平成36年度までに、見込みですと170人が見込まれているんだそうです、この制度で。この医師配置について地域医療支援センターの果たす役割、県にもありますよね。この具体的な医師の配置の方針等について竹島県議が知事に問うたんです。知事は、こういう答弁したんです。簡単に申し上げますけれども、原則として、医師の配置です。就学支援制度で誕生した医師の派遣について、原則としては人口当たり医師数が全国平均を上回っている新潟市以外の医療機関に配置してまいりたいと。それと、あわせて僻地医療や救急医療など地域における政策的な医療の多くを担う公的病院に優先して配置することが必要であると考えていると。なお、医師の配置に当たっては県内の医療関係団体や市町村などからの意見も十分に踏まえて、配置先病院を優先順位を決めて配置していきたいと、こういうご答弁をいただいたそうでございますが、私は先ほど課長もご答弁いただいて、県の医師会のドクターバンクとか、そういうところへ手続しているそうでございますが、私はこのやりとりを聞いて、今こそ私は市を挙げて、これにやはり意見を上げて要望していくということが非常に、いつ実現するかちょっとわかりませんけれども、きょうは皆さん方傍聴たくさん来ておりますけれども、その趣旨は診療所に常駐の医者がいつ見つかるのか。これが心配だから、きょう来ていただいたと思うんです。医者を見つけてきて、ここで赴任していただくお医者さんに対して、やはり私はこれらも、この施策も、県の施策も非常に大事な位置づけだと私は思うもんですから、申し上げるんですが、市長はいかがですか。



○議長(川田一幸君)

  市長。



◎市長(関口芳史君)

  先ほどもお話ししましたけども、新潟県知事以下、あと病院局局長以下、さらに新潟大学、あと基幹病院並びに十日町病院の先生方とは綿密にといいますか、非常に密接に意見交換はさせていただいているわけであります。それで、今ほどのとおり今まで泉田知事も本当に就任以来医師確保、あと看護師含めまして、医療スタッフの確保を本当に頑張ってこられたと思って、我々本当にいつも敬意を表しているわけでありますけども、時間がかかるんです。育成しても、やはり。時間かかって、やっと卒業生をここで迎えられると、増枠した分。ということで、それはもう最初からわかっていたことでありますが、そういった観点からしますとこれから卒業生がどんどん出てくる。また、新潟大学もそうですし、自治医大のほうもそういった意味だと相当プッシュされているというお話も伺いますので、そこの医師の確保という観点からしますと大変皆さんご心配をされて、私自身も心配してきましたし、山間地のみならず、これはもう本当に例えば千葉県だとかいろんな、銚子市立病院の話もありますけど、本当に比較的都会のそういった病院でもいつ起こってももうおかしくないような、そういう危機的な状況がずっと続いてきたわけです。でも、その状況というのは多分新潟県においてはもう最悪の状況は過ぎ去って、これからは本当に今までの地道な努力がまさに花開く、そういう時期に来ているんじゃないかと思います。ですから、そういう中で先ほど申し上げました基幹病院の荒川先生、そして十日町病院の塚田院長、もう本当に県内のスーパースターです。大変な実力をお持ちのそういう皆さんがこの魚沼にかかわっていただいているわけでありますので、そういう皆さんとしっかり連携する中でまず知事、病院局と十日町市の現状をお訴えして、そしてしっかりとご配慮いただけるように全力を尽くしてまいる所存であります。



○議長(川田一幸君)

  村山邦一君。



◆23番(村山邦一君)

  じゃ、確認させていただきますが、今私発言したその動き、これについてはしっかりと対応ができるということでいいでしょうね。

  それでは、この間いろいろお医者さんが退職するに当たってのなぜという部分についてでございますが、3点だけ私確認をしたいと思っていますので、簡単にご答弁をいただきたいと、こう思っております。

  その1つは、なぜ診療所のお医者さんが民間の、具体的には上村さんだったわけでございますが、そこのお医者さんに話をしなければいけないのか。この点がなぜそういうことの考えでやられたのかどうか、この点簡単で結構ですので、お願いします。



○議長(川田一幸君)

  市長。



◎市長(関口芳史君)

  今のちょっとご質問の意味がはっきりわからないんですけども、一般論でお答えしますと先生方が公立病院に勤務の方が民間病院に行ったり、また民間病院の方が公立病院行ったり、先生というのは非常にそういった意味で自由に動かれるお立場なのかなというふうに思います。ほかのコメディカルの方と全然違って、ご自身の意思で、採用条件だとか、お仕事の内容だとかで、そういうことを選択できるお立場だと思いますんで、それはもうご自由に、どんなことも先生のご意志でお決めいただけるものだというふうに思っています。



○議長(川田一幸君)

  村山邦一君。



◆23番(村山邦一君)

  それでは、部長が実際には具体的に行ったんですが、部長、どうですか。なぜ今市長がおっしゃったような関係で診療所のお医者さんに話ししたのか、簡単で結構ですが。大体行きましたよね、そこへ。



○議長(川田一幸君)

  市民福祉部長。



◎市民福祉部長(高橋徳一君)

  私は、特に民間病院へということではなくて、確認作業をしたということでございます。以上です。



○議長(川田一幸君)

  村山邦一君。



◆23番(村山邦一君)

  じゃ、今度は副市長にお聞きをしたいんです。いろいろあったんですが、昨年の12月に入って、いろいろ部長や課長が登坂先生と話をしていたわけでございますが、その中には助勤の話も課長や参事さんには話をしていたそうでございますが、登坂先生が。そういう中で副市長が最終的になったんじゃないかなと思っていますが、12月に行って、登坂先生に助勤の必要はございませんと、かわりのお医者さんがありますので、結構でございますということで登坂さんは聞いたと言っているんですが、簡単ですが、これがあったのかないかということも含めて、副市長はどういうことでそのときに医者のめどが立ったということを申し上げたわけですから、どのようなめどだったんですか。簡単で結構ですので。



○議長(川田一幸君)

  副市長。



◎副市長(村山潤君)

  当日私お邪魔したのは、まず感謝のお話をさせてもらうためにお邪魔しました。したがいまして、先生のほうから話の中にはそのような話はございましたが、もう既に退職の日程を含めて、他の診療所に先生が移られると、このような話で、ありがとうございましたということで、今後の体制については市のほうで対応してまいります、そのことだけを申し上げました。以上です。



○議長(川田一幸君)

  村山邦一君。



◆23番(村山邦一君)

  副市長、じゃそのとき常駐のお医者さんとかなどは全然対応ができているという中には入っていなかったんですね。簡単ですので、お答えください。



○議長(川田一幸君)

  副市長。



◎副市長(村山潤君)

  もう一度今のところお願いいたします。



○議長(川田一幸君)

  村山邦一君。



◆23番(村山邦一君)

  市長が行ったときに、いろんな中で話をする中で、副市長ですけれども、登坂先生にお医者さんの対応が見つかったから、助勤は結構ですということは話ししたわけですので、そのときに常勤の医者のめどはあったのかどうかというのを聞いたんです。



○議長(川田一幸君)

  副市長。



◎副市長(村山潤君)

  重ねて申し上げますが、常勤の話は一切ございません。それから、先ほどお話し申し上げましたように感謝の話の確認でお邪魔して、今後のことについては市のほうで対応してまいりますというようなことを申し上げただけでございます。



○議長(川田一幸君)

  村山邦一君。



◆23番(村山邦一君)

  市長、本当に一言でいいんですが、部長や副市長がお医者さんとの、課長も参事もずっとやってきたんですけども、一言でいいんですが、庁議で確認した中で部長や副市長がそういうふうに行動されたのか、一言で結構です。イエスかノーかでお願いします。



○議長(川田一幸君)

  市長。



◎市長(関口芳史君)

  庁議で確認したかどうかちょっとはっきり今わかりませんが、ご案内のとおり先生とのいろんなやりとりがあったというふうには私も伺っておりますけども、そのことは議場で余りどうこう言うようなタイプのことじゃないかと思いますし、またいろんな先生のことにもご配慮させていただきながら、今まで対応してきてこういう経緯になったと、そういうふうにご理解いただければというふうに思います。



○議長(川田一幸君)

  村山邦一君。



◆23番(村山邦一君)

  ご婦人の方でございますが、今回の診療所のお医者さんが退職ということを、患者でございますので、先生に会ったんですが、手紙を私いただきました。2月の23日付でございますが、要旨だけちょっと紹介させていただきます。突然ですが、余りびっくりさせられて、どうなっているのか私にお聞かせくださいと、こういうことなんです。登坂先生がおやめになるとはどうしたことでしょう。私たち住民にとっては全く寝耳に水とはこのようなことであると。そこで、松之山の診療について経過があるんですが、それはさておきまして、ことしの冬は12月から大変初雪が多くて不安な毎日を過ごしてきたと。それでも雪は必ず春になれば消えますと。3月が来るまでは我慢の、松之山では毎年なんでございます。そして、生きておりますのに、命を預けているお医者さんがいなくなるなんていうことは生きていく張り合いを奪われることだと。私は、先日診療所へ行ったとき先生に申し上げてきました。松之山は春が来るというのに、真っ暗闇になります。お医者さんがいなくなるということは、私にとっては闇の中で生きることになります。私は、先生がここにいらっしゃるうちに死にたいと思っておりました。無医村になってからでは死にたくはないのでございます。こういうくだりがあるんです。まさしく、これ89歳の女の方で、今まで何回も大手術をしてきた方でございますが、どうか、私の手紙には1人ですけども、必ず近いうちに常駐の医者を倉俣も含めて2人を見つけるということを要望いたしまして、強く申し上げまして一般質問を終わりたいと思っております。



○議長(川田一幸君)

  暫時休憩いたします。

              午前10時52分    休  憩

                       〇                       

              午前11時01分    開  議



○議長(川田一幸君)

  休憩前に引き続いて会議を開きます。

                                              

     十日町市内の耕作放棄地と中小河川の水質状況について



○議長(川田一幸君)

  仲嶋英雄君。



◆9番(仲嶋英雄君)

  2番目になりましたが、私が一般質問にお話を申し上げたいのは十日町市内の耕作放棄地、中小河川の水質問題であります。なぜこれを私が問うたかといいますと、放棄地は、皆さんもご存じのように放棄地が多くなると小鳥がいなくなる。チョウがいなくなる。こういうことです。そして、中小河川の水質を汚すと小魚がいなくなる。虫がいなくなる。そして、新潟県で、十日町で、十日町コシヒカリに影響が出るんじゃないかなと、このように思って一般質問をさせていただきます。

  この地域は、日本でも有数な豪雪地帯であります。日本一長い信濃川でもあるわけです。日本一のコシヒカリ、棚田、そして温泉、そして新潟県でただ1つの中条地内から掘り出された国宝もあります。このような豊かさを支えているのは里山なんです。里山を中心とした山間地であり、信濃川へ合流する中小河川、これが大切なんです。これらを維持、保全するため、日々努力されている市当局、関係各位に感謝申し上げます。

  そこで、市長に1回目の質問をいたします。耕作放棄地の増加と棚田の減少、動物の生態系が農業生産のほか、観光資源、これらに影響するのではないでしょうか。そこで、耕作放棄地と棚田の面積の推移をお願いします。

  耕作放棄地の解消と棚田の保全のため、推移をお願いします。

  2番目に、信濃川の実態は関係者のご尽力により環境が改善されていると思いますが、この信濃川に合流する中小河川の水質が魚類や虫などの生態系、またコシヒカリ栽培に与える影響はないのか、次のことをお聞きいたします。

  市内の中小河川の水質状態はどのようになっておりますでしょうか。水質向上に向けた取り組みはどんなふうになっているでしょうか、お尋ねいたします。

  1回目の質問終わります。



○議長(川田一幸君)

  市長。



◎市長(関口芳史君)

  それでは、仲嶋英雄議員のご質問にお答えをいたします。

  初めに、耕作放棄地と棚田の面積の推移についてであります。まず、耕作放棄地の面積の推移ですけども、直近の国の調査であります平成22年の農林業センサスの統計数値によりますが、経営耕作面積が5,349ヘクタールでありますが、そのうち耕作放棄地面積は538ヘクタールございまして、平成12年に比べますと面積で142ヘクタール、率にいたしまして35.9%の増加ということであります。

  なお、農林業センサスにおきましては耕作放棄地を農作物が1年以上作付されず、数年のうちに作付する予定のない田畑、果樹園と定義をいたしておるわけであります。

  次に、棚田面積の推移でございます。棚田そのものの面積として把握をしておらないため、同様の傾斜地を対象といたします中山間地域直接支払交付金の対象面積に置きかえてお答えをいたします。中山間地域直接支払交付金が始まりました平成12年度でございますけども、その時点におきまして制度の対象面積は2,915ヘクタールでございましたが、平成26年度におきましては269ヘクタール、率にいたしまして10.2%の減少ということでございます。耕作放棄地の増加並びに棚田面積の減少、その背景には高齢化によって農地等の維持管理ができない農業者がふえていること、また担い手不足といった状況があるものと考えております。

  続きまして、耕作放棄地の解消と棚田保全のための取り組みについてお答えをいたします。耕作放棄地解消の取り組み状況につきましては、平成21年2月に十日町市耕作放棄地対策協議会を設立をいたしまして、耕作放棄地の再生利用、また拡大防止等を目的といたしまして農業関係機関と検討、協議を行ってまいったところであります。また、平成21年度より耕作放棄地の解消を希望いたしました農業団体に対しまして、国の耕作放棄地再生利用緊急対策事業の活用をあっせんをいたしまして、平成26年度までに15.54ヘクタールの耕作放棄地の解消が図られております。市におきましても独自の支援策といたしまして、立木等障害物の除去でありますとか、整地作業等の農業再生作業に上乗せの補助を行っておりまして、耕作放棄地の解消に取り組んでいるところであります。

  次に、棚田保全の取り組みにつきましては、まず特徴的な事例からご紹介をさせていただきたいと思います。最初に、松之山地域の例でありますが、湯山集落において中山間地域直接支払交付金を一部活用いたしまして、棚田のオーナーを地元出身者や法人から募るグリーンリース事業を行っております。この事業では、ふだんの維持管理を貸し農園管理組合が担いまして、オーナーの皆様には田植え、また稲刈り等を行っていただいて、23区画、115アールの棚田の保全につながっておるものであります。松之山地域におきましては、このほかにも留守原の棚田におきまして、松之山農業担い手公社と合同会社まんまが高齢化等によって管理が難しくなった地元農家にかわりまして棚田の維持、保全活動に取り組んでおります。

  次に、松代地域の取り組みですけど、NPO法人越後妻有里山協働機構が松代棚田バンク制度を立ち上げておりまして、棚田オーナーを募ることによりまして高齢化、また過疎化で担い手が不在となっております地域の棚田を維持、保全するための活動を行っています。この活動の中で大地の芸術祭作品でありますイリヤ&エミリヤ・カバコフさんの「棚田」でございますけども、これは棚田オーナー、NPO法人、こへび隊の3者による協働のもとで稲作が今も継続的に取り組まれておるものであります。さらに、松代地域におきましては世田谷区との交流を通しまして、世田谷区民が主な会員となっているせたがや棚田倶楽部の事例があります。この倶楽部では、会員が地元農家の方から無農薬栽培の指導を受けまして、平成14年度から松代地域内の棚田で米づくりを行っております。棚田を介しての交流が結果として維持、保全に結びついている事例であるというふうに思います。

  そして、3つ目の大きな事例といたしましては、全国からのふるさと納税を活用した取り組みがございます。一部の地域自治組織におきましては、ふるさと納税を財源とする棚田基金を設置いたしまして、棚田の維持、保全活動を支援しております。

  支援を受けた具体的な活動事例を挙げますと、儀明の棚田におきまして地元の方々と早稲田大学じょんのびくらぶの学生による棚田周辺の雑木の伐採、またごみ拾い、ポイ捨て禁止看板の作成等の取り組みがございます。このほかにも星峠の棚田におきましては、地元の方々とNPO法人越後妻有里山協働機構、さらに日本大学芸術学部の学生が荒廃していた田んぼ2枚を復旧させまして、作付につなげた活動がございます。なお、星峠の棚田におきましては上越教育大学の学生と地元の方々による撮影ポイントの清掃活動も行われております。

  これ以外にも市では全国のお客様に日本のまさに原風景とも言える棚田の美しい景色をご堪能いただくために、棚田の維持、保全活動を後押しできるような、さまざまな取り組みも行っております。平成23年3月12日に発生いたしました長野県北部地震では、清水の棚田1.6ヘクタールが大規模な地すべりを起こしまして崩落いたしましたが、災害復旧に当たっては復旧後の棚田の景観に配慮した工法が取り入れられております。また、市では越後田舎体験推進事業も実施をしております。この事業にかかわる農家の方々は、農村生活の体験メニューを提供しながら、主に首都圏の小中学校の生徒、児童と交流を重ねておられます。この交流は、農家の方々の農業に取り組む意欲の高まりに寄与していると思われ、ひいては棚田の維持、保全活動への支えにもなっているのではないかと考えております。このほか平成27年度、星峠の棚田におきまして、展望スペースの新規の設置、またビュースポットにかかわる電線の一部移設、既設の展望スペースの改修を行いまして、さらに地元の棚田を守る会が整備をしていただける新規駐車場への助成を積極的に行ってまいる計画であります。また、蒲生の棚田につきましては平成26年度から見通しの悪い市道のカーブの改良工事に着手をしておりまして、平成27年度に完了する運びでございます。

  具体的な事例を挙げて、るるご説明申し上げましたけれども、このほかにも中山間地域直接支払交付金を活用した中山間地域での保全活動が取り組まれております。平成26年度からは国の制度改正にあわせまして、これまで平場地域のみを対象といたしておりました多面的機能直接支払交付金を中山間地域にも拡大して取り組むことができることとなったわけであります。これは、農業の多面的機能の維持、発揮のために、地域住民と農家の皆さんが一体となって取り組む保全活動を支援する事業でございます。この拡充によりまして、中山間地域では今年度新たに24組織が保全活動を開始をいたしております。平成27年度には中山間地域において、新たに29組織が取り組みを開始する予定ということであります。市では、引き続き国の交付金制度、またふるさと納税の有効活用を図りますとともに、市単独事業も加えた重層的な対応によりまして耕作放棄地の未然防止並びに棚田の持つ多面的機能の維持にしっかり努めてまいりたいというふうに思います。

  次に、市内の中小河川の水質状況についてお答えをさせていただきます。市では毎年2回、市内24カ所で4項目の水質検査を行っております。採水時期でありますが、過去のデータと比較できますように毎年同じ時期に行っております。実施する時期の天候、水量、工事の有無などによりまして検査項目の数値が大きく異なることもございます。4項目のうち、汚れの指標となりますBOD、生物化学的酸素要求量、そして濁りの指標となりますSS、これは浮遊物質量、さらに水の酸性、アルカリ性の指標となりますpH、水素イオン濃度、これらは目標としている指標をほぼ満たしておるというふうに考えております。大腸菌群数は、釜川を除きまして指標より高くなっておりますが、生態系などへの影響はないものと考えております。

  なお、水質の環境基準点である信濃川本流の十日町橋におきましては国が定める環境基準値を超えている項目はございません。

  最後に、水質向上に向けた取り組みについてでありますが、河川の水質をより向上させるために水洗化率の向上、そして農作物への農薬、化学肥料の削減に取り組んでまいる所存でございます。以上であります。



○議長(川田一幸君)

  仲嶋英雄君。



◆9番(仲嶋英雄君)

  ありがとうございました。

  私がなぜ面積のことを言ったかというと、小鳥、チョウ類は耕作地が減少すると、ほとんど減少してしまうんです。それで、猛禽類がふえたわけでもないんですが、野鳥が少なくなっています。これを私は、川西などはミツバチが大体少なくなって、昔私が小さいころはミツバチが花に群がっていたもんなんです。特にカボチャの花なんていうのには本当にミツバチが多かったんですが、これらがほとんどいなくなっております。そして、畑の作物には去年あたりは青虫がつかなくなっている。モンシロチョウがいなくなっていると、こういうことなんです。そこで、去年はチョウチョウもいない。ミツバチもいない。そんなことでスイカが実らなかったんです。そんな話をしたとき、千手の人が、いや、ミツバチはもう天然のミツバチを待っていてもだめなんですよと、もう借りてくるか買ってくるかしなきゃだめですよと、こういうお話がありました。それで、ミツバチをふやすのにはやはりチョウ類がたくさんかえる、皆さんが本当に花を大事にしていただかないとふえないと思っております。このような対策は、自然を相手ですので、大変だとは思いますが、ひとつ何か策がありましたらお願いしたいと思います。



○議長(川田一幸君)

  産業観光部長。



◎産業観光部長(渡辺正範君)

  議員さんおっしゃられた耕作放棄地がふえるとミツバチやモンシロチョウが減るという因果関係につきましては、少しこれは専門的な分野での研究を待たないと、私どもがそれがそうだという前提で政策を進めていくというのはなかなか難しいところがあるかなというふうに思っていますんで、その部分については研究課題にさせていただきたいというふうに思っています。

  先ほど市長のほうから申し上げましたいろんな取り組みを進めておるわけでございますので、少しずつ新しい方向も出ております。観光分野での取り組みですとか、それから純粋に棚田を守っていきたいという、そういう皆さんの活動が少しずつ芽を出して、それから伸びていく部分もありますので、そちらのほうの支援を進めていったり、市単独で。いろんな整備も含めた事業は、これからも進めてまいりたいというふうに思っています。以上でございます。



○議長(川田一幸君)

  仲嶋英雄君。



◆9番(仲嶋英雄君)

  最近は皆さんも聞いたことないと思うんですが、畑にヒバリがぴいちくぱあちく鳴いていたと思うんですが、もうほとんど聞くことはなくなりました。こういうのは昔は桑畑の中に巣をつくり、そして小鳥はその場にすぐおりるんじゃなく、五、六メーター離れたとこにおりて、そして小鳥に餌をやって、そしてそこから立ち上がると、こういうのがヒバリの習性だかと思います。

  そこで、私が鳥のことをちょっとお話をさせていただきたいと、こう思いますが、棚田も十日町には大分あります。この棚田を有効にするのには、やはりお客さんが来て、カメラで写真を撮る。そんなときに谷間の向こうでカッコウが鳴く。小鳥がぴいちくぱあちくさえずる。このような棚田にはやはりお客様はまた次回来ようかなと、こういうお考えになると思うんですが、その辺のことについてちょっとお尋ねいたします。

  もう一点は、温泉場の観光客のことですが、温泉に入り、浴衣を着てまちの中を歩いている。そのようなときに小鳥が鳴く。ウグイスが鳴く。こんな温泉場にすれば、温泉客はふえるんだと思います。そのような観点から、自然の破壊を改善するような取り組みはされていますでしょうか。あるでしょうか。また、そのようなことがまちの活性化につながると、こう思ってお尋ねしますが、どなたさんでも結構ですが、お願いします。



○議長(川田一幸君)

  産業観光部長。



◎産業観光部長(渡辺正範君)

  それでは、私のほうからお答えできる分野についてお話しさせていただきます。

  まず、棚田を観賞いただくお客様の、また特にカメラを構えておいでいただく皆様に対する中で、鳥がさえずる中に棚田が写るというのがリピーターにつながるんじゃないかというご指摘でございますが、まさにそのとおりだというふうに思っております。私どもも常々観光に訪れる皆様、あるいは訪れてくださる可能性のある皆様にお話をさせていただくのは、この地域に自然はいろいろあるけども、見るだけではなくて、おいでいただいて、例えば小鳥の声ですとか、それこそ先ほどもお話ありました花の香りですとか、そういったものも含めた五感でご体感いただくことが私どもの地域をより深くご認識いただける機会なんで、ぜひ一度訪れていただきたいというお話をさせていただいております。

  その一例として典型的なものが、先ほど市長の答弁にございましたが、イリヤ&エミリヤ・カバコフさんの作品、「棚田」という作品でございます。あそこには松代の棚田の中に彫刻作品、昔の農作業の風景を写し込んだ作品が展示をされていて、そのずっと手前の農舞台から詩が展示をされている。ポエムです。詩を見ながら向こうの風景も一緒に見て、その前に川が流れていますから、小川のせせらぎ。それから、鳥が飛び交えば鳥のさえずり。そして、花の香りが漂ってくる。まさに五感で体感できる3次元絵画ですということでご案内しているとこですが、そちらについては皆様感動されて、見学をされてお帰りになられるわけです。そういったシーンをいっぱいつくっていくことが私どもの観光振興につながるというふうに思っておりますので、そういう保全活動も含めて、直接的な対応はなかなか難しいかとは思いますけれども、そういうところに意を砕きながら進めてまいりたいというふうに思っております。

  温泉についてもまさにそのとおりかなというふうに思っております。実際春になりますとウグイスがさえずる。松之山温泉ですとか清津峡温泉は、そういったお話は当然聞きますし、私も現場を訪れたときにはああ、ウグイスが鳴いているなというふうなことは認識をしておりますし、またこの地域は春だけでなくて、夏場まで聞かれるねというふうに、お客様からそういうお話も伺うこともございます。そういったことを大事に考えながらいろんな施策を進めてまいりたいと思っておりますので、いろいろとまたご指導いただければというふうに思っています。以上でございます。



○議長(川田一幸君)

  仲嶋英雄君。



◆9番(仲嶋英雄君)

  夏は、やはりキジバトですか。ヤマバトというのが鳴くと天気がよくなると、こういうようなお話もあるわけですが、やはりそのような、そして皆さんが大事にしておる棚田、それから温泉地、これらにやはり小さな川、水がちょろちょろと出てくるようなところを大切にして、蛍などもやはり飛び交うようにしていただきたい。私じゃないみたいな質問になって申しわけないんですけども、やはり写真を撮っているとき、写真の前のほうをチョウが飛んでいく、鳥が飛んでいく。そんな棚田であってほしいと、私はそう思っているんです。私だけじゃなく、皆さんが考えていることだとは思いますが、本当にひとつ自然を大切にして、小鳥を、チョウチョウを大切にして、ひとつ観光にも力を入れていただきたいと、こう思っています。

  中小河川の中に、川の中に水草がありましたが、皆さんもご存じのように。魚を食べて、カワセミというきれいな魚がいるわけですが、それらが川下から川上まで飛んできて、水がちょっとたまっているところへ来ると木の上にちょいととまって下を見て、小魚をとって食べているようなことを私たちは小さいときから見ているわけです。この小魚がいなくなったのはそれだけじゃないです。川が汚れているということが第一だと思うんです。昔はどこの家でも釣りざおが、今みたいにいいやつじゃないですけど、二、三本くらいはあったかと思うんです。このような小魚を食べ、昆虫を食べるカワガラスというのが、茶色いやつがいるんですが、これらの姿が全然見えなくなりました。そういう小魚を食べるような小さな小鳥がいなくなった背景には、今ほどは余り汚れていないというようなお話がありましたが、こういうふうなものを市の人はちゃんとつくっていただいています。これはよく見ました。それだけど、よく見りゃよく見るほどどこの川も全部同じような数値に近くなっている。こんなことあり得ないわけです。そういうふうなことですので、私はこれを、川の数値を調査するときにはやはりその地域の人か、同じ調べる会社じゃなく、違う会社を使って調べるべきじゃないかなと、このように思っています。皆さんはどう思っているか知りませんけど、私が言いたいのはこれから春になると山菜がとれます。山菜とりに行ったときに、おお、向こう側にいいフキノトウがあるなと、こう思っても、川の中には入れないんです。そのように汚れ切っているんです。これを何とか汚さないように、市長、何とかお考えはないでしょうか。私は、できれば補助金なりを出していただいて浄化槽をきちんとしないと、いつになってもこれは解消できない問題だかと思いますが、市長、お願いします。



○議長(川田一幸君)

  市長。



◎市長(関口芳史君)

  どこか特定の河川をご念頭にご質問なのかあれなんですけど、浄化槽、今生活雑排水、またいろんな産業関係のそういったもので河川に流れ込まざるを得ない局面もあるかと思うんですけども、そうしたものに関しては先ほどもちょっとお話ししたとおりなんですが、中小河川において特に大腸菌群の数値が規定値よりも随分高いところがほとんどだと。釜川を除くとみんな何か基準を超えていると、こういうふうなことになっているわけであります。そうしたものに関しても、それが集まって信濃川に流れ込んで、信濃川の観測地点、十日町橋のとこで見ればちゃんと基準値を下回っていると。大きな水量の中ではそういうふうになっているわけですけど、その手前の部分が随分荒れているところがあるというご指摘だと思いますので、我々の基本的な理解としては、数値は超えているが、実際そこの状況というのは一般的に見て、それほど憂慮すべき状況ではないという判断なんですけど、議員さんからまた個別のいろんな箇所のことも後でまたご指摘いただければ、そうしたところをまた見せていただいて、対策を考えられるものがあればそれをまた施していきたいと、そういうふうに考えます。



○議長(川田一幸君)

  仲嶋英雄君。



◆9番(仲嶋英雄君)

  ありがとうございました。

  このSSというのは、何か小さなごみがいっぱい浮いているとこれが上がるんだそうですが、これはごみですので、川には大概川の水をせきとめている、中小河川にはほとんどあるんですが、堰堤があります。この堰堤を1メートルもかさ上げすれば、やはりかなりの量をここで食いとめられるんじゃないかなと、このように私は思っております。そして、BODというやつがあるんですが、これはやはり皆さんが物を流さないようにするよりもう仕方ないんです。この中には、これもっと項目がありゃいいやんですが、リンだとかそういうのが多いと川の中の草といいますか、水の流れに沿って泳いでいるような草があるんですが、そういうのが全部、リンだとかそういうのが多いとそれに付着するんです。そうすると、川の中の草が、藻がみんな死んでしまうと、こういう現象になるんです。そして、その現象になって、それだけじゃないんです。これから農家の方々は、田植えをするために田んぼかきます。このときに何とか余り濁った泥水を流さないようにしていただくのもこれ一つの手かなと、こんなふうに思っているんですが、リンだとか窒素が多いと百姓の方は青くなって、実が入らないんです。そういう地域も一面じゃないんですけど、出てきている。だから、このリン、窒素分の多い川にしないでほしいと。それですから、私が申し上げているのは中小河川の、目視でいいですから、私の家の横の川は一番悪いとか、次のうちのとこは2番目だとか、こういう番号を悪い順につけていただくと皆さんが自分のうちのとこは汚さないようにしようかなと、こんなふうに考えると思うんです。私は、このような、排水も全部浄化槽になり、処理場もつくってくれました。これで大分よくはなっているんです。昔は織物産業の方々が青くなったものを流していたんです。その中でも一番悪いのはのりなんです。のりを流すと川がきれいにならない。そういうことをやはり一つ一つ市の皆さんから調べていただいて、そして私は中小河川の上流にどのような会社があるか、どのような薬品を捨てる可能性がある、そういうのをやはり、このような同じデータみたいのやつじゃなく、そういうデータのほうが重要なんじゃないでしょうか。市長、そういうことを私はお願いしたいんです。



○議長(川田一幸君)

  市長。



◎市長(関口芳史君)

  先ほどもお話ししたとおり定点観測をずっと行っているわけでありますけども、今ほど議員さんご指摘のとおり自主的にどういうリスクといいますか、川が汚染される可能性があるかというのも踏まえた上で、また新しい指標の導入などの可能性も視野に入れながらそうしたところを具体的に一つ一つ当たっていくべきだと、そのように考えております。



○議長(川田一幸君)

  仲嶋英雄君。



◆9番(仲嶋英雄君)

  ありがとうございました。

  川を汚してしまうとにおいもひどいんです。これは、もうやはり住民の皆さんは非常にどうしたらいいもんかなと考えるところなんですが、私はあの川、この川とは言いませんが、本当にそのような、この川の上流には何があるんだかと、何が流れてくるんだかというのを調べないと川はきれいにならないと思います。これを私たちは、厳しい中にも優しさのある環境をつくって、そして生活をする。それらを次代の子供に引き渡すと。信濃川の水を幾らいただこう、こうしてくださいなんて言っても、自分で汚していて何とかしようったって、これは無理です。どうですか。これ私はそう思うんですが、今この大切な信濃川を汚さない。そして、サケが上る。ウグイがたくさんいる。そんな川にするにはやはりこのように私たちが本当に考えて仕事しなければならないと、こう思っていますが、市長、よろしくお願いします。

  私は以上でございますが、皆さん川を汚さないことをひとつモットーにやっていただきたいと、こう思います。ありがとうございました。



○議長(川田一幸君)

  昼食のため、午後1時まで休憩いたします。

              午前11時49分    休  憩

                       〇                       

              午後 1時00分    開  議



○議長(川田一幸君)

  休憩前に引き続いて会議を開きます。

                                              

     妻有焼陶芸センターの今後について

     屋根雪処理の安全対策について

     子育て環境の充実について



○議長(川田一幸君)

  太田祐子さん。



◆19番(太田祐子君)

  それでは、通告に基づきまして一般質問をさせていただきます。

  まず、最初の1件目は妻有焼陶芸センターの今後についてであります。半農半陶の地域産業の育成と銘打って、平成20年10月に開設された陶芸センターが新年度においては指定管理者の受け手がなく、平成27年度は市直営とする旨の説明が1月26日の産業建設常任委員会でありました。そのことを受けまして、以下のことについてお伺いいたします。

  1点目として、新年度の運営方針及び人員体制についてであります。

  2点目として、平成27年度収支見込みについてであります。

  3点目といたしましては、今後のこの妻有焼陶芸センターのあり方についてお伺いいたします。

  2件目として、屋根雪処理の安全対策についてであります。高齢化に伴い、毎年のことですが、冬期間の屋根雪処理は非常に常に危険が伴い、事故の発生が後を絶ちません。そこで、以下のことについてお伺いいたします。

  1点目、近年の雪処理における事故の発生状況について。

  2点目として、当市の支援制度及び利用状況についてであります。

  3点目としては、要件の緩和や拡充についてお伺いいたします。

  3件目といたしまして、子育て環境の充実についてであります。総人口の減少は、残念ながら減少傾向に歯どめがかからない状況となっており、10年後の平成37年度には5万人を割る見込みと推計されております。年少人口、生産年齢人口及び老齢人口の全てが減少となりますが、年齢別の割合で見ると老齢人口だけが増加し、さらに高齢化が加速するとの予測であります。今や出生数、出生率の向上の対策は急務であり、思い切った対策の展開をすべきと考えます。そこで、以下のことについてお伺いいたします。

  1点目、特定不妊治療費助成の現状及び今後の対策についてであります。

  2点目といたしまして、出生祝金の考えについてお伺いいたします。

  市長の誠意あるご答弁を期待し、これで1回目の質問を終わります。



○議長(川田一幸君)

  市長。



◎市長(関口芳史君)

  太田祐子議員のご質問にお答えをいたします。1点目の妻有焼陶芸センターの今後についてのご質問のうち、私からは新年度の運営方針及び人員体制並びに今後のセンターのあり方についてお答えをさせていただきまして、収支見込みにつきましては後ほど所属長に答弁をいたさせます。

  初めに、妻有焼陶芸センターの今後の運営方針についてでありますが、新年度は市直営で管理することとしておりまして、これまで好評でありました市内の小学生、また保育園児を対象といたしました陶芸体験の受け入れを引き続き行うとともに、一般のお客様におきましても事前予約制として受け入れてまいりたいというふうに思っております。陶芸体験の指導や集客に向けた営業活動につきましては、十日町地域地場産業振興センターに市の公民館活動などで陶芸体験の指導をされている職員がおることから、クロステンのほうに業務委託をしたいというふうに考えております。その他センター内にある窯や工房につきまして、利用希望者がいる場合には貸し出しを行うこととしています。また、来年度の人員体制につきましては施設の維持管理、また体験のサポートを行っていくために、陶芸経験のある方を市の臨時職員として1名配置をしたいというふうに考えております。

  次に、今後のセンターのあり方についてでございますが、昨年12月議会におきまして藤巻議員のご質問にもお答えをしたわけでありますけれども、陶芸体験は地域に根差したセンターの運営を進めるために今後も継続することといたしまして、その上で産業振興、また交流人口の拡大、さらに大地の芸術祭との連携等も視野に入れながら、センターを有効活用できる体制づくりを図ってまいりたいというふうに思っております。

  続きまして、2つ目のご質問でありますが、屋根雪処理の安全対策についてということであります。まず、近年の雪処理における事故の発生状況のお問いでありますが、ここ3年間を見てみますと平成24年度は26人、25年度は6人と。そして、今冬は3月5日現在で38人の方々が事故に遭われております。原因別では屋根からの転落やはしごからの落下など雪おろし作業によるものが今冬で86%ということでありまして、ここ3年継続して全体の8割以上を占める状況でございます。また、除雪作業中の事故に遭われた方々のうち、65歳以上の高齢者の皆さんがここ3年間は大体4割から6割ということでございます。市といたしましては、このような状況を踏まえまして、作業時の家族、近所への声かけ、また複数人での作業の実施、さらにはしごの固定など実践的な留意点につきまして普及、啓発、また注意喚起を行ってまいりたいとしておりまして、そのことにより除雪作業中の安全対策の徹底を図ってまいる所存でございます。

  次に、当市の支援制度及び利用状況についてでありますが、当市には雪処理に関するさまざまな支援制度がございます。そのうち最近新たに始まりました2つの支援制度とその利用状況についてお答えをいたします。屋根雪処理に係る究極の安全対策は、もう第一義には屋根に上がらないということでございます。この点から克雪住宅の普及促進を一層進めていくことが重要だと考えます。しかしながら、市内全戸の屋根を克雪化することは事実上不可能でありまして、手掘り式の屋根の安全性を考えていく必要がございます。このために屋根やはしごから落下しないようさまざまな試みが必要となると思います。そこで、今年度より屋根雪処理の安全対策を推進するために、安全装置を設置する工事につきまして、住宅リフォーム補助制度の対象工事として追加をして、新たな支援を始めたところであります。しかしながら、今年度の実績を見ますとこの安全装置に対する問い合わせは何件かございましたけれども、補助金の申請にはまだ至っておらないということでございます。

  もう一つの支援制度につきましては、個人の屋根雪等を道路に落とさざるを得ないと。そして、落とした場合には排雪経費の一部を補助していくというものでございまして、昨年度から新たに導入をいたしました。昨年度は17町内で130万5,188円、今年度現時点におきましては24町内でご利用いただいておりまして、約360万円の補助残高となっております。

  続きまして、支援制度の要件緩和や拡充についてのご質問でありますが、屋根雪処理の安全装置設置への補助につきましては、屋根雪処理における事故ゼロを目指す中で、この制度の見直しについて検討を進めているところでございます。今後もこの制度をより多くの市民の皆様にまず知っていただけるようにPRを積極的に行ってまいりますし、また市の建物でも試験的にこういったものを設置をいたしまして、安全帯を使用する場合の作業性の向上などについて研究をしてまいりたいと思っております。市民の皆様の意識の向上にそのことによってつなげてまいりまして、安全、安心の暮らしの実現を図ってまいりたいというふうに考えます。

  次に、最後のご質問でありますが、子育て環境の充実についてということでございます。初めに、特定不妊治療費助成の現状及び今後の対策についてということでございます。この事業につきましては、当市では平成21年度から実施をしている事業でありまして、新潟県から特定不妊治療の助成を受けたご夫婦に対しまして、1回の治療について10万円を上限に1年度当たり1回ということで、通算5年間までの助成をしてまいったわけであります。これまでの6年間で申請者98名に対しまして、延べ139回の助成が終わっておりまして、助成総額1,269万円ほどとなっております。

  次に、今後の対策についてでありますが、国では平成28年度から特定不妊治療費の助成対象とする年齢制限を43歳未満に改正いたしまして、26年度、27年度はその移行期間ということでございます。県では国の制度改正を受けまして、移行期間の2年間は新規申請者のみ年齢制限や年間助成回数を設けずに、40歳未満は6回、40歳以上は5回まで助成が受けることができるという制度改正を行っております。当市といたしましては、申請回数は多い方で年3回ということでありまして、県の制度内容で十分助成が受けられることから、移行期間を経た後、平成28年度に市の助成内容を見直していく予定でございます。

  最後に、出生祝金の考え方についてのお問いであります。この出生祝金は、第3子以降の出生1人につきまして5万円を交付させていただいているものでありまして、その趣旨といたしましては出生の増加と子供たちの健やかな成長を期し、ひいては地域の活性化、福祉の向上を図ることというふうにさせていただいております。また、この交付の実績でありますけれども、直近の平成25年度は64件とおおむね例年並みでありましたが、今年度は67件程度という見通しで、やや増加が見込まれております。

  太田議員が言われますように、出生数、出生率の向上は、国はもとより当市にあっても最優先とすべき課題でありまして、子育て環境の充実に引き続き取り組んでいかなければなりません。この出生祝金は、施策の中の一つであるわけですが、ほかにも保育料の軽減でありますとか幼稚園就園助成費の拡充、あるいは子供医療費助成、また子育て支援センターの充実など子育て支援の多様な取り組みを効果的に組み合わせながら講じていくことで、子育て世代が安心して産み育てられるまちとなりますように、さらに努めてまいる所存でございます。私からは以上であります。



○議長(川田一幸君)

  産業政策課長。



◎産業政策課長(鈴木政広君)

  それでは、私から1つ目のご質問にございました陶芸センターの収支見込みについてお答えさせていただきます。

  平成27年度の経費といたしましては、施設管理費としまして光熱水費や除雪経費などで約500万円、また陶芸体験などの運営費では管理人である臨時職員賃金などで約600万円と、合わせて1,100万円程度と見込んでおります。なお、2年目以降も27年度同様の体制で行うと仮定した場合800万円程度の支出になるものと見込んでおります。収入面におきましては、体験受け入れに係る小学校分、保育園分などで約300万円、これに今までの実績をもとにした一般客分が100万円程度と加えると合計金額約400万円程度の収入になるというふうに見込んでございます。今後各種観光メニュー等への組み込みや団体等へのPRを行うことで体験受け入れ数をふやして、収入の増加を目指してまいりたいというふうに思ってございます。以上でございます。



○議長(川田一幸君)

  太田祐子さん。



◆19番(太田祐子君)

  答弁ありがとうございました。それでは、再質問させていただきます。

  最初に、特定不妊治療費助成についてをちょっとお聞きしたいと思います。先ほどご説明がありましたように、平成28年から43歳以下に限っての女性に対しては不妊治療費ということが改正をされております。しかしながら、今現在不妊症に悩むカップルは6組に1組と言われているそうで、そういうデータが出ております。そして、日本では不妊症と言えばどちらかというと女性に特化した問題という先入観があり、これまで女性の不妊症について国の制度も進められてきたわけでございます。しかし、近年では不妊症の原因の約半数程度が男性にもあり得るというふうに言われております。そういうことを受けまして、2014年度より三重県が全国に先駆けまして男性の不妊治療費助成制度を導入いたしまして、新年度におきましては全国的に広がりを見せつつございます。福井県、山形県、秋田県等々、2015年度から少子化対策として、女性にのみそういった治療の助成ではなく、男女共同参画社会の推進のためにともに、パートナーと一緒に自分たちの子供をもうけていくためにという、そういった願いの中でこういった制度というか、こういったことを市単でもやっている地域が出てきております。そういった考え方に関しまして、市長はどのようにお考えでしょうか。



○議長(川田一幸君)

  市長。



◎市長(関口芳史君)

  非常にまさに傾聴に値するご提案ではないかというふうに思います。不妊治療は女性が受けるものと誤解をされている方も多いのが現状だと思いますので、今後いろいろ近隣の市の状況なども勉強しながら検討してまいりたいと思っております。



○議長(川田一幸君)

  太田祐子さん。



◆19番(太田祐子君)

  私先ほどの出生祝金の件も含めまして、ちょっとネットで検索をいたしますと大変おもしろいところにヒットしたんです。移住っていいとこあるんだ、知らないと損する全国自治体の支援制度という項目がございまして、子育て、教育、そして出産、そういったもろもろのこういったところにヒットいたします。これはさまざま、保育料が2歳から無料であるとか子育て支援、赤ちゃんが生まれたときは多いところで、2人目から50万とか、3人目は100万だよとか、もろもろそういった中で、全国で行っている支援機構、ニッポン移住・交流ナビというところなんですが、たくさんの子育て支援とか出生に関する、今まで女性の不妊治療制度等々も全て載っているんですが、これ残念ながら新潟県では魚沼市と妙高市でしたか、しか載っておりませんでしたが、内容的には当市のほうがすぐれているとは私は思っているんですが、こういうところにヒットをしたときに、やはり市長も常日ごろ選ばれて住み継がれる十日町ということで、やはり男女ともに若い人たちが当市に来て、ああ、ここに来て子育てをして、子供を産み育てていきたいということは、やはりパートナーシップの非常に理解のある市なんだなと、男性も女性も一緒に子供を育てるためにという、ぜひとも私はそういった呼び水と言ってはおかしいんですが、県ではそういう考え方をちょっとまだ上げていらっしゃらないようなんですが、十日町市が率先して取り組むということは県にもアピールをしていくということになるんですが、そこら辺私ぜひとも市長から先進的なご決断をいただきたいなと思っているんですが、いかがでしょうか。



○議長(川田一幸君)

  市長。



◎市長(関口芳史君)

  先進的ということですけども、県内でもかなりの自治体が既に始めてられますんで、そうしたものを勉強しながら、先ほど申し上げたとおり検討してまいりたいかなと、こういうふうに思っております。



○議長(川田一幸君)

  太田祐子さん。



◆19番(太田祐子君)

  市長の多分ご認識は、女性に対する不妊治療だと思います。男性に関する不妊治療費助成制度というのは新潟県ではまだ行われておらないのが実情だと思いますが、どうですか。



○議長(川田一幸君)

  市民福祉部長。



◎市民福祉部長(高橋徳一君)

  私どももちょっと調べさせていただいたんですけれども、県内では6市が一応助成制度、男性の部分で持っております。以上です。



○議長(川田一幸君)

  太田祐子さん。



◆19番(太田祐子君)

  了解しました。じゃ、そちらのほうとも整合性を図りながら、ぜひとも十日町市も取り組んでいただきたいと思っております。

  それで、先日の新潟日報に新潟県の平成27年度子育ての部分での支援ということで200万円という、第3子より200万という項目があったので、私はちょっとびっくりいたしまして、いろいろ県のホームページとか等々と調べてみましたら、この第3子から200万というのは企業との連携で法人が50万円で県が150万。それで、第3子が生まれた場合、第3子以上を出生した登録した企業が200万という、そういった制度だというふうに認識しているんですが、その辺、当市の市民福祉部長はご承知ですか。



○議長(川田一幸君)

  市民福祉部長。



◎市民福祉部長(高橋徳一君)

  はい、承知しております。



○議長(川田一幸君)

  太田祐子さん。



◆19番(太田祐子君)

  それで、例えばこの企業に該当する事業所はというと、おおむね100人前後ということですと、当地域でこれに手を挙げるのは厳しいのかなと思いながら読み進めていましたら、要するに複数の法人なり事業主体が共同で手を挙げることも可能であると。そして、社員の規模に制約を受けずに、広く全県からそういったおおむね100人規模という形なんですが、これ3年間のモデル事業というか、検証実験事業ということなんですが、先ほども申しましたように十日町市の出生数等々は年間約500人から600人規模で減少していくというデータを見ますと、安易に3子目から5万円という、それは祝金を出すか出さないかという問題もさることながら、そういったことに鑑みて、市長はどういうふうにご推察というか、考えられますか。



○議長(川田一幸君)

  市長。



◎市長(関口芳史君)

  県のモデル事業につきましては、これは相当、要は県と我々市長会ともやり合った末のモデル事業ということで、非常に県の、知事は多分積極的にいろいろご指示をされていたと思いますけど、事務方がまとめるのが大変だったんだろうなと、こういうふうに思うわけであります。検証された上で効果があれば国にもご提案していくんだと、こういうふうなお話でしたので、私どももぜひまた効果のほどを我々も大いに注目していかにゃいかんなと、こう思っております。さらに、やはり第3子ですよね。3人目のお子様をつくろうというふうにご決断いただくために、いろんな政策を結構やっています。つまり1組のカップルからお子様がお二人だと人口はこれふえないんです。ということなんだそうでして、2.08人という数字が大事な数字なんだそうでして、それを超えるためにはぜひ3人目と、こういう大きな多分、それゆえにいろんな施策がいろんな自治体で行われていると思います。我々もMEGO3カードというのやっておりまして、3人目お子様、18歳未満のお子様が3人いらっしゃるご家庭は、まずは人口増にご貢献いただいているわけでありますし、ありがたいと思いますし、さらにただいろんなまたご負担も多かろうということで、そういったものを軽減できるように、地域のお店と連携する中でいろんなサービスをMEGO3カードをお持ちの方、3人以上のお子様と、あとまた障がいのあるお子様お持ちのご家族にはそういうふうな地域で応援しようと、こういうことやっておりまして、多くのご理解をいただいて、そういう皆さんにサービスをプラスアルファでしてあげようというお店が随分多いもんですから、非常に喜んでおります。そうしたことで企業との連携の中で事業を組み立てていくというのはなかなか難易度が高い事業なんですけど、そうしたことを県がチャレンジされるわけですから、それについては本当に大いに注目してまいりたいというふうに思っております。



○議長(川田一幸君)

  太田祐子さん。



◆19番(太田祐子君)

  私も詳細を読んでいきましたら、これはちょっと非常に難易度が高くて、当地域には該当できないなというふうに感じておりましたが、でき得ることならば私も、先ほど市長のご答弁でも保育料の軽減、子育て支援センターの拡充、充実等々、今もMEGO3カードですか、そういったことをご答弁いただきましたんですが、私ちょっと、若い子育てのお母様たちは保育料の軽減という実感が非常に、本当にご苦労されて、軽減率は本当に県内でもすごい高い率なんですが、これ毎月納めるというか、不思議なもので、納めるという段階になると、そこで3,000円なり、5,000円なり、これ毎月の家計ということになると非常にそういうところの訴え感が、いや、でも十日町は県内でもトップレベルの軽減率なのよというふうに説明するんですが、ええ、そうなんですかという非常にちょっと残念なお話が返ってくるんですが、市長はその辺のところはご認識されておりましたでしょうか。



○議長(川田一幸君)

  市長。



◎市長(関口芳史君)

  私自身もいろんな自治体に住みましたけど、その自治体のいろんな施策というのはなかなかわからないままに日々生活してしまっていたことも多かったなと思うんです。ですから、そういった反応、市民の皆さんの反応というのは当然理解できますし、残念だけど、しようがないかなと、こう思うわけですけど、できるだけアピールするようにはしていきたいと思います。ですから、全国どこに行っても、軽減率によって保険料がもう決まるわけです。つまり所得や家族構成が全く一緒な場合には、例えば十日町市から長岡市に行くとこれだけふえますよとかいうことあるんだと思います。そういったことはできるだけしっかりとさらにアピールさせていただいて、どうせ住むんだったら十日町に住みたいなと思っていただけるようにさらに頑張っていきたいと、そのように思います。



○議長(川田一幸君)

  太田祐子さん。



◆19番(太田祐子君)

  それと、この子育ての件に関しまして、当市はどちらかといいますと平均的な収入的な部分では南魚方面というか、17号線ですか、とちょっとこちら入ってくると給与ベースはちょっと低いということで、出産育児一時金というのが国保年金に加入した場合42万円出ます。これお子さんを出産した場合なんですが、退院するときでしょうか。一時払わなくちゃ、自分のお金で払って、その後国保から42万円入金になるという形になると思うんですが、済みません。私の言い方がおかしかったでしょうか。要は出産で入院をされて、お子さんが生まれて、退院するときは全額といいますか、ご両親というか、ご夫婦で払わなくちゃいけないという、そういう部分で若夫婦ですとお父さん、お母さんなり親戚なりが退院費用を一時借りるなり何とか工面をして、その後国保のほうから一時金が入ってくるという、こういうことだと私は認識しているんですが、そこの部分をきちんと入ってくるので、申請のあったご夫婦、カップルには市が一時立てかえ金をして、国保からの入金をというようなシステムはできないものなんだろうかと思いまして、ちょっとそれを質問させていただきます。



○議長(川田一幸君)

  市民福祉部長。



◎市民福祉部長(高橋徳一君)

  出産にかかります費用につきましては国保の場合ですと十日町市から医療機関に直接支払いをいたします出産育児一時金の直接支払い制度というのがございます。市と医療機関が契約をして、かかった費用については市が直接支払うという制度で、現状だと42万円ですけども、超えた部分についてお支払いをいただくという制度が実際ございます。(訂正済み)



○議長(川田一幸君)

  太田祐子さん。



◆19番(太田祐子君)

  そういう厳格な制度であるというところでございますが、何としても子供を十日町で産んでいただくということがふえることを願いたく、できれば3子から5万円ではなく、この地域で産んでくださる若いカップルに、1子、2子、3子と産んでほしいという呼び水になるような出産祝金を前向きにご検討をお願いしたいと思っております。

  次に、屋根雪処理の問題について再質問をさせていただきます。私もちょっと市民の方から、十日町市では雪処理のときの安全対策についての補助制度がないんだねという、ちょっとそういったお声をかけられて、それでホームページで屋根雪処理の安全対策と検索したんですけど、ヒットしなかったんです。いろいろ調べていって、これ住宅リフォーム補助金制度の中に平成24年の3月25日の「市報とおかまち」に、これは26年度の分ですが、リフォーム補助金をことしも実施しますということで一番後ろのほうに、要するに補助金の概要は、リフォーム補助金の内容は耐震化、バリアフリー化、省エネ、水洗化、屋根の克雪化で、最後のほうというかにつけ加えられて命綱固定器具等の施工工事を実施することもできるというふうな形になっていて、市民の人たちが屋根雪の安全対策をしたいと思っても、私もちょっと勉強不足で、リフォーム補助金の中に入っているというところに行き当たらないと、この補助制度に対して、うちこれやりたいという方が結構おりましたので、そういった部分で、先ほど屋根雪処理事故ゼロに向けて対策を図っていくということなんですが、これリフォーム補助金と別建てで、屋根の雪処理安全対策補助金みたいな形の別枠で立てていけないものなんでしょうか。ちょっとそこら辺の方針についてお聞きしたいんですが。



○議長(川田一幸君)

  都市計画課長。



◎都市計画課長(桾澤伸司君)

  太田祐子議員の再質問にお答えします。

  命綱固定器具等の設置は安全対策ではありますが、住宅の維持管理に必要な設備の一部であるため、今回住宅リフォーム工事の一つとして盛り込んでおります。市民の皆様にはこの制度についてよりわかりやすいPRに努めさせていただきます。現在屋根雪処理に関する事故を防ぐため、制度内容の見直しを含めていろいろ検討を行っておる最中でございます。しかし、平成27年度は済みませんが、住宅リフォーム補助制度の中で運用させていただきたいというふうに思っております。



○議長(川田一幸君)

  太田祐子さん。



◆19番(太田祐子君)

  今検討中ということなんですが、今年度もリフォーム補助金は2,000万円、国庫が1,000万、一般財源で1,000万という形の中で予算化されているわけですが、ぜひとも内容とか、あと安全帯というんですか、そういったものも含むかどうかも含めて、やはりこれ4月ですか、から申し込み始められるわけですので、今冬も大変な方、38名の方が事故等々に遭遇しているわけですから、ぜひともリフォーム補助金ということでばんと出す、それも必要なんですが、屋根雪処理安全対策も同時受け付けというようなPRをやっぱり積極的にやっていただきたいんですけど、確認ですが、お願いしたいんですけど。



○議長(川田一幸君)

  都市計画課長。



◎都市計画課長(桾澤伸司君)

  市長答弁にもありましたように屋根雪ゼロを目指しておりますので、ぜひPRは積極的にやっていきたいというふうに思っております。



○議長(川田一幸君)

  太田祐子さん。



◆19番(太田祐子君)

  よろしくお願いしたいと思います。

  3点目に、妻有焼陶芸センターについてちょっと再質問させていただきます。先ほど収支見込みについてということでご答弁いただきましたが、私が新年度の予算書をひっくり返しましたところ妻有焼陶芸センター施設管理費で、これ臨時職員と陶芸体験委託料、臨時職員分が159万1,000円、陶芸体験委託料60万、施設管理費を含んで1,118万1,000円でございました。そのほか民生費に児童福祉費で子育て支援課妻有焼体験事業委託料として121万5,000円、教育費の中の学校教育振興費に特色ある教育活動支援事業として妻有焼体験学習委託料として123万8,000円。これ単純に合計いたしますと1,363万4,000円になるんですが、先ほどのご答弁ですと1,100万程度ということなんですが、そこら辺の計算の仕方はどういうふうに違うんでしょうか。



○議長(川田一幸君)

  産業政策課長。



◎産業政策課長(鈴木政広君)

  ただいまのご質問にお答えしたいと思います。

  先ほど答弁の中で1,100万円程度ということでご答弁させていただきましたが、これはあくまで施設管理費と陶芸体験に係る運営費ということでございます。今ほどお話ございました小学生、あと保育園の体験分につきましてはそれぞれのところで委託費という形で一応計上をされることになるということになります。先ほど収入の中で小学校分、あと保育園分で約300万ということで申し上げましたが、その中の内訳が小学校、保育園分の委託料にかかってくるということでございます。以上でございます。



○議長(川田一幸君)

  太田祐子さん。



◆19番(太田祐子君)

  それで、市長答弁にクロステンに業務委託をすると。体験に関しては、クロステンの職員の中に陶芸の経験のある方がいるので、そちらのほうに小学生や保育園の皆さんの体験指導をしていただくというふうに解釈してよろしいんでしょうか。



○議長(川田一幸君)

  産業政策課長。



◎産業政策課長(鈴木政広君)

  クロステンのほうに体験の委託はさせていただきたいというふうに考えております。以上でございます。



○議長(川田一幸君)

  太田祐子さん。



◆19番(太田祐子君)

  それでは、12月議会で藤巻議員が質問されておりましたが、市長にお伺いしたいんですが、この中でも妻有焼の定義、市長は今後妻有焼の定義についてどういうふうに考えていらっしゃるか。とても重要なポイントだと思うんですが、そのお考えというか、お気持ちを聞きたいと思います。



○議長(川田一幸君)

  市長。



◎市長(関口芳史君)

  妻有焼とは何ぞやということでありまして、地元の土を使って、この地域の越後妻有地域の土を使ってつくろうと、この部分が非常に大事なところだと思うんですけども、なかなか土の性質上陶土を一生懸命、我々も今の指定管理者に陶土の生成についてはまさに委託費をお支払いして研究していただいていたわけですけども、なかなかそれが安定しにくいと。作品は、もちろんできる水準まではもうできたわけですけども、ただでき上がった以降若干割れやすいとか、そうした課題があることはこれは事実でございまして、今後は土を使いやすい土に、要は扱いやすいものにしないとなかなか普及というのは限りがあるんじゃないかというふうに思っております。したがいまして、来年度以降ですけども、地元の土をどのぐらいまぜたら妻有焼と名乗ってよいかとか、あとまた制作条件などを考慮しながら、ほかの窯業地の実態なども今勉強しておりますけども、そうしたものを踏まえまして妻有焼のいわゆる定義、これを来年度しっかりと検討したいというふうに思っております。



○議長(川田一幸君)

  太田祐子さん。



◆19番(太田祐子君)

  先般のご答弁の中でもそのような内容のご答弁をいただいておりますが、私基本的に陶芸、要するに陶芸って技術力と、それから職人わざと、それから洗練というか、物すごく洗練されたような洞察力というか。吉田先生は、松代の海老の土を本当にまれに見るというか、吉田先生でしか要するにつくれなかった妻有の土だったように、いろいろ今までの経緯を見ますと。そういったときに、ことし1年間かけて土の割合とか云々ということが、果たして私は陶芸という奥の深いものが、行政職員の方はオールマイティーで、すばらしく知識に精通したとしても、こういう特異な、特質な陶芸センターをきわめるということに関して非常に私は危惧を感じておるんですが、その辺のところをある程度年数をきちんと区切るとか、そうでなければ本当の意味で、美術大学校の陶芸学部というのがあるのかどうか、そういった陶芸に関する美術専門学校のような第2分校というか、専門学校的なところを探すと。第三者的な部分で専門的なところの人たちにという、そういう選択肢というかは市長はお考えに、年次を決めてでも、そういうふうなことの選択肢はお考えになりませんでしょうか。



○議長(川田一幸君)

  市長。



◎市長(関口芳史君)

  妻有焼のことは幾つか課題があるんですけど、1つは先ほどの定義のお話もありますし、これは大上段に振りかぶって、大きく最初にスタートしたもんですから、吉田先生のご指導を得ながら。そして、また新潟県も泉田知事は相当これにご理解いただいて、随分ご支援もいただいたわけですから、そうした部分がまず妻有焼というものをどういうふうに今後、妻有焼とは何ぞやの部分、これやっぱり大事だと思うんです。

  それともう一つ、あれだけのまた野中小学校を改修してセンターをつくったわけです。あそこをどういうふうに運営していくかというのはこれまた別の次元で非常に大事なポイントでありまして、そちらの、あれだけの公金を投資してできた。それをどのように生かしていくかという観点から、いろんな専門家の皆さんのご指導いただいたり、また先ほども申し上げましたけど、大地の芸術祭とのかかわりだとか、そうしたものもこれから研究していくのだと。27年度がそうした意味で今後の方向性を決める重要な年になると、そういうふうに考えております。



○議長(川田一幸君)

  太田祐子さん。



◆19番(太田祐子君)

  ことしは第6回の大地の芸術祭開催年になるわけでございますが、7日に大地の芸術祭のプレイベントではないんですが、雪花火で非常にたくさんの十四、五台の関東からのバスツアーもおいでいただきまして、私も案内人の一人として皆さんから大変喜んでいただいて、夏の芸術祭に非常に期待を持っていただいております。そういった中でこのところ北川総合ディレクターと市長は話し合いをしたいというご答弁を12月にされていますが、具体的な第6回展であそこのセンターをどうとかというお話はされましたでしょうか。最後に。



○議長(川田一幸君)

  市長。



◎市長(関口芳史君)

  それについては当然させていただきまして、今までのいろんなプランがある中で、6回展であそこにもう一つというのはなかなか難しいと、財源的なもんがあるもんですから。そうしたことで今回は私のほうで直営で受けさせていただいて、それをしっかりと見きわめていこうということにしたわけであります。



○議長(川田一幸君)

  太田祐子さん。



◆19番(太田祐子君)

  ご答弁ありがとうございました。

  私今回質問した内容は、どちらにしても十日町市が地方創生で第一歩を走っているという、これまでの市長の熱い思いですとか、これから我が十日町市が進むべき重要な課題、まずもって子供、この地域に若いご夫婦が来て、子供をたくさん産んでいただける。そして、働く場所もあるような、そんな十日町市を願っての質問でございますので、今後とも子育て支援、格別のご支援をいただきたいと思います。以上です。質問終わります。ありがとうございました。



○議長(川田一幸君)

  暫時休憩いたします。

              午後 1時50分    休  憩

                       〇                       

              午後 2時00分    開  議



○議長(川田一幸君)

  休憩前に引き続いて会議を開きます。

                                              

  発言の訂正



○議長(川田一幸君)

  ここで、市民福祉部長から発言の申し出がありますので、これを許します。市民福祉部長。



◎市民福祉部長(高橋徳一君)

  先ほどの太田議員のご質問の中で出産育児一時金の支払いについてのご質問ございましたけども、制度上難しいという私答弁させていただきましたけども、実際は出産にかかります費用につきましては国保の場合ですと十日町市から医療機関に直接支払いをいたします出産育児一時金の直接支払い制度というのがございます。市と医療機関が契約をして、かかった費用については市が直接支払うという制度で、現状だと42万円ですけども、超えた部分についてお支払いをいただくという制度が実際ございます。訂正をし、おわびを申し上げたいと思います。大変失礼しました。

                                              

     JR東日本信濃川発電所の水利権更新について



○議長(川田一幸君)

  安保寿隆君。



◆14番(安保寿隆君)

  それでは、一般質問をいたしますので、よろしくお願いいたします。

  JR東日本信濃川発電所の水利権更新について質問をいたします。JR東日本信濃川発電所による信濃川取水にかかわる5年間の試験放流が終了し、5月末に水利権の再申請期限を迎えます。第8回宮中ダム試験放流検証委員会は、1月23日に開催され、総括報告書、素案でありますが、が示され、試験放流調査結果の一部分が報告されました。後半部分は2月か3月に検証委員会を開き、総括報告書をまとめるとしております。この検証委員会の報告を受けて、1月27日、市の第7回信濃川あり方検討委員会は、試験放流終了後のあるべき姿として望ましい放流方法等についてとして、1つに春期、夏期、秋期、冬期と3つに分けて、期別の固定的変動放流とすると。2つに、更新期間は20年ではなく、10年に近い形が望まれる。3つに、信濃川の利活用、環境保全など関係者が協議できる場を設置する。あわせて環境調査を継続し、調査状況、毎年の放流量を報告し、放流方法等の見直しもできる形をつくるなどの提言をまとめ、市長に答申をしております。

  一方、信濃川を愛するみんなの会は、1月20日、市長に申し入れ書を渡し、純粋に環境、生態を守るという観点から活動していくことを表明し、1つに放流量40トンは認められない。40トンありきの検証ではなく、試験放流の延長、評価項目、指標等の見直しを行うこと。2つに、これまでの水温28度C調査の問題点を指摘し、100トン、120トン、150トン等の年間放流を数年間継続調査すること。3つに、宮中ダム上流地点での水温比較、水生生物の移動、生息調査も必要であること。4つに、上水道、浅井戸への影響調査、流雪溝用水の確保を図ること。5つに、更新期間の20年は認められないことなどを求めております。

  このような経過の中、市長は一部新聞報道もされておりますが、3月に予定されている信濃川中流域水環境改善検討協議会にどのような考えで臨まれるのかお伺いをいたします。

  以上で1回目の質問といたします。



○議長(川田一幸君)

  市長。



◎市長(関口芳史君)

  それでは、安保寿隆議員のご質問にお答えをいたします。

  安保議員がおっしゃったように、信濃川のあり方検討委員会におきまして、試験放流終了後のあるべき姿として望ましい放流方法等についての提言が1月27日に取りまとめられまして、2月17日に検討委員会の池田委員長からそのご報告を頂戴したところでございます。これを受けまして、信濃川中流域水環境改善検討協議会にどのような考えで臨むのかというお問いでございますが、まだ試験放流の検証結果が全て明らかになったわけではございませんので、現時点における私の所感ということで述べさせていただきたいというように思います。

  まず、放流量についてですけども、春、春期は雪解けによりまして、宮中取水ダムには多くの水が流入するわけであります。したがって、試験放流の結果を踏まえた河川環境に影響を与えない放流量とせよと、するというご提言をあり方検討委員会からはいただいているわけであります。私も流入量が多い時期でありましても、最低限確保すべき水量は試験放流で確認できている量であるというふうに考えております。

  次に、夏期と秋期につきましては、ご提言では60トンから100トンの放流量ということで頂戴をいたしております。子供たちや、また高齢者も安全かつ快適に河川利用できる流量として、私どもが実施をいたしましたラフティング適性調査の結果を踏まえたものというふうに伺っております。このラフティングにつきましては、近年平成25年度における越後田舎体験に始まりまして、来年度予算案にも計上させていただいておるところでございますが、十日町市内の小学5年生にラフティングを体験していただくような取り組みも進めているわけであります。また、今後はいわゆるアクティブシニアと言われる皆様にもほかの観光要素とあわせまして、このラフティングをぜひご体験していただきたいというふうに考えております。そのことからも市といたしましても、お子様や、また高齢者の皆様が安全で快適にラフティングができる環境整備は大変重要だというふうに考えております。また、夏場の高水温が予想されるときの放流の仕方につきましては、1月の検証委員会におきまして、国が行う水温推測モデルによって猛暑時、また平成21年度の全量放流時の状況をぜひ再現して、その状況から検討を行ってほしいと私のほうから申し上げたわけであります。その結果を見てからの判断となるわけですが、水温が28度を下回る条件の確認とその設定につきましては大事にしてまいりたいというふうに考えております。

  次に、冬期の放流量につきましてはダムへの流入量も少なく、しかも魚類の活動も余り活発ではなくなるということでありますので、あり方検討委員会からは春、春期と同様に試験放流で流して、環境に大きな影響がないとされた放流量でよいと、そういった提言をいただきまして、私もそれには同様に考えておるところであります。

  次に、更新期間、また今後の環境調査等のフォローアップにつきましては、ご提言いただいた更新期間が望ましいというふうに考えています。また、仮に5年間の試験放流と同じ形で調査が続けられなくとも、魚類の生息状況、また水温調査などポイントとなる調査は実施して、信濃川の環境を確認し続ける仕組みづくりができますように、国土交通省並びにJR東日本にはお願いしてまいりたいというふうに考えております。

  あり方検討委員会からは、信濃川の環境保全につきまして、宮中取水ダムからの放流だけでなく、市内の中小河川の環境を守ることも重要であるというご意見もいただいておりますし、子供たちへの河川教育も積極的に進めるべきとのご意見も頂戴しております。この中小河川の環境保全につきましては、先ほど仲嶋議員からのご質問にもお答えをしておりますが、大変重要なことというふうに考えております。市民全体で身近な川を知って、それを守ることが、ひいては信濃川を守ることにつながるものというふうに考えております。

  続いて、信濃川を愛するみんなの会の皆様からのご要望についてでございます。信濃川の環境を守るために会の皆様が求められていることは、信濃川のあり方検討委員会からの提言と重なるところが多くあるというふうに思います。会の皆様が求められている環境調査につきましては、宮中取水ダム試験放流検証委員会で学術的な調査と検証がなされていると考えております。河川水温を除いては、不正取水による全量放流以前に定められました平成21年3月の信濃川中流域の河川環境改善に係る提言の指標をおおむねクリアしているものと判断をしております。

  なお、この河川水温でございますが、先ほど述べましたとおり納得できる検証結果が得られるまでは指標とされた水温28度を下回る放流の仕方を求めてまいる所存であります。今後検証委員会で調査をしていない項目で、それが河川環境の保全に必要と判断されるものがあれば国やJRに求めるとともに、市の取り組みとしても検討してまいりたいというふうに考えております。

  最後に、本年6月に水利権更新の時期を迎えるわけでありますが、これで全てが終わりというわけでは決してありません。むしろ十日町市、市民、そして未来の子供たちのために今何をするべきかと、何を残すべきかと、そのような視点で臨まなければならないというふうに考えております。以上であります。



○議長(川田一幸君)

  安保寿隆君。



◆14番(安保寿隆君)

  それでは、再質問をお願いをいたします。

  昨年の3月議会でも質問をいたしまして、5年前のJRの取水申請時、このときは日本共産党議員団としては30年前からの信濃川の環境を守るという市民運動の歴史を踏まえまして、取水量の317トン、それから放流量の40トンという市とJRの協定に反対をいたしました。同時に信濃川発電所の取水との調和を図るという観点もございまして、この点も考慮して信濃川中流域水環境改善検討協議会と検証委員会の議論を注目して、私も関心を持って見てきたわけであります。

  それで、初めにお伺いしたいのは、ご答弁もありましたあり方検討委員会の答申についてであります。市長は、今もお話がありましたが、専門部会の季節変動放流を評価するという形でありましたけれども、この答申が我々素人といいますか、なかなかのみ込めない部分があるもんですから、若干初めにそれを聞かせていただきたいなというふうに思っているわけです。試験放流を踏まえて、河川環境に影響を与えない放流量とすると。これは、春期のときも出てきますし、冬期のときも出てきて、今のご答弁でもありましたが、試験放流を踏まえて河川環境に影響を与えない放流量とは何トンなんだと。率直に言いますと、何トンなんだと思うんです。これですから、率直にこれは書いていただいたと思うんですが、これ後でも質問いたしますが、多分試験放流では40トンでやられているわけです。そうすると、これがいいのか悪かったのかという評価が大事であって、これ要するに試験放流検討委員会にお任せ、そこで決まればいいですよ。市長はそこに出席されているわけですから、市長にお任せですよという意味なのかという点が1つある。

  それから、もう一つわからないのは最初の放流量プラス取水許可上限の量を上回る流入があるため、ある程度の放流が見込まれるという、ここの書いてある意味が、春期です。何でこれつけ足したのかよくわからないんです。要するに取水許可上限というのは317トン。ところが、放流量というのは、これ検討協議会で決まることです。なのに、ある程度の放流量が見込まれるというのはもう見えるということですよね。その辺ちょっと解明していただきたい。



○議長(川田一幸君)

  建設部長。



◎建設部長(東佑亮君)

  先ほどのご質問についてですが、まず初めに放流量プラス取水許可上限の流量の件ですけれども、春期は雪解け水がありますので、とられる取水許可上限の流量は316.96ですけれども、500トンとか、600トンとか流れますので、それは40トンとしてあっても、40トンを超える量が上回るので、問題ないと、そういう認識でございます。

  また、もう一つの春期などに試験放流の結果を踏まえた河川環境に影響を与えない放流量ということでございますが、基本的には国がやっている信濃川中流域水環境改善検討協議会の結果を踏まえるという認識でございます。以上です。



○議長(川田一幸君)

  安保寿隆君。



◆14番(安保寿隆君)

  ある程度の放流が見込まれると。今ご答弁ありましたように、仮に40トンとすれば357トン以上、この融雪期ですから、出るなという、これは大体素人の我々でもわかるところになるわけです。

  それで、国交省の北陸地方整備局からいただいた資料、春期と言われる4、5月、2カ月にどれだけ流入したか。流入量総数です。これ調べましたところ2カ月間で31日間357トン以上なんです。逆に言えば半分しかこれ以上流れているとこないんです。およそ半分はぎりぎりになると。40トンにすれば40トンになってしまうということが言えるかというふうに思うんです。これがまず1つ。

  次にお聞きしたいのは、夏期、秋期、夏場です。これは、時期からいうと6月から11月ということになりますから、6カ月間、半年間になるわけです。市長の今お話もありましたが、ラフティングで60立方から100、60トンから100トンの間ということ言っているんです。これちょっと疑問に思ったのは、6カ月間仮に最低でも60トンずっと流れるのかと。そうじゃないんだろうと。ラフティングを毎日やるということにはならんだろうと。そうすると、土日とか休日、あるいは余りに早い寒い時期、あるいは11月寒い時期になるとちょっと無理かというのもあると、ごく限られた日数になってしまうんではないかという気がしたんですが、その辺の市長のお考えはいかがですか。



○議長(川田一幸君)

  市長。



◎市長(関口芳史君)

  ラフティングは毎日やっているわけじゃないというのがあるわけですけども、今後の水の流し方というのはきっといろんなこれから多分ご意見が出てきて、妥協点だとか、そうしたものを模索していかなきゃいけない可能性もあるわけでありますけども、我々といたしましてはまず当初は今ほど頂戴しましたこの提言を、ちょうどラフティングの場合には40トンの調査をしていないんです。していないわけでありますので、60トン、80トン、100トンですか、というふうに我々のほうで調査をして、それでおおむね良好というご判断をこの間いただいたわけで、答申をいただいたわけでありますので、そうしたことをしっかり意識する中で今後の、これからいろんなまた最終的な国からのモデルでの検証等が示されるというふうに期待しているわけですが、そうしたものを踏まえて、まだ決まったわけじゃないですけども、そうしたものをやはり重視していくべきだろうというふうに思っているわけであります。



○議長(川田一幸君)

  安保寿隆君。



◆14番(安保寿隆君)

  私は、ラフティングに焦点を当てるとせいぜい四、五十日間ぐらいになってしまうんじゃないかということを危惧しているわけです。

  それで、これまた市長も水温28度というのを重視されているお話がありましたんで、そのときにまたお伺いしたいと思いますが、次に冬期の場合です。これも先ほどお話ししましたが、試験放流でこの期間に放流した河川環境に影響を与えない放流量ということで言っております。この冬期というのは12月1日から3月31日までになるかと思うんですが、試験放流は何トンやったんでしょうか。



○議長(川田一幸君)

  建設部技監。



◎建設部技監(池田克也君)

  冬期間の試験放流につきましては40トン、50トンで行っております。



◆14番(安保寿隆君)

  この点も国交省の北陸地方整備局の資料をいただきました。これによると12月1日から、これはおととしの12月1日です。1日だけ50トン、あと2日から3月31日まで100日間ずっと42トンです、放流量。だから、試験放流といえども、この期間全部42トンで流した。いわゆる最低限ぎりぎりで流していたということです。したがって、この解釈は試験放流、この期間放流した河川環境に影響を与えない放流量ということは要するに40トン、これまで40トンベースで来た、40トンでいいということをこの答申は言っているのかなというふうに受けとめたわけです。

  それで、先ほどラフティングのことでお伺いしましたけども、ラフティングで60トンから100トンという数字はあるけれども、あと数字で見えるところがないんです、この答申。それで、中身を今お伺いしますと結局通年で、一部ラフティングの時期だけを除いて、大体40トンベースでいいんだということをこの答申は言っているのではないかというふうに思う。河川環境の問題に、あれだけ水温の問題とか魚類の生息の問題が議論になっているのに、この答申ではほとんど出てこないんです。環境問題、魚類の生息の問題に対するコメント、意見がない。これは一体どうしたことかなとがっかり、失望というのが私の率直な印象なんです。これ市民協議会が、30年も続いたよみがえらせる会の代表やそういう方たちも入っておられるわけでありまして、一体今までの市民運動のそういう河川を守る精神というのはどこ行ったのかなとちょっと寂しい思いもこの答申を見てしたわけです。

  次に移りたいと思います。更新期間についてであります。市長も大体先ほどのご答弁では了承ということでありますが、新聞ではもう少しいろいろな要素から検討を加えるというふうなことも言われてありますが、何かもっと突っ込んでみたいところがあるのでしょうか。ちょっとあったら聞かせてください。



○議長(川田一幸君)

  市長。



◎市長(関口芳史君)

  更新期間につきましては、答申には10年とは明記されていないわけでありますけども、やはりもう既に、たしかあれは四万十川ですか、あちらのほうでそうした先例もあるかというふうに思いますし、やはり20年となりますと、また20年先の市民が今のこの議論をまたしっかりと、これはお互いさまですけど、しっかり今の議論をちゃんと20年先まで伝え切れるのかなという思いもあるわけでありますので、10年というのが私はしっかり、そういったことを踏まえますと余り先じゃなくて、そのぐらいでまた次の世代に判断していただくようなやり方が、余り記憶が薄れないうちにやるということが重要なんじゃないかなと、そういうふうに思いまして、このいただいたアイデアでいいんじゃないかなと、こういうふうに感じているわけであります。



○議長(川田一幸君)

  安保寿隆君。



◆14番(安保寿隆君)

  次に、数字で出てくる40トンベースというのと、それから水温の28度という問題です。これ特に重要点として市長も指摘されているわけですが、この数字というのはどこから、何が根拠で出てきたのだろうかというのが私の初めからの疑問でありまして、それで昨年の2月に国交省の信濃川事務所から来ていただいたときに伺いまして、この資料もいただきました。資料では、平成21年の3月、第19回信濃川中流域水環境改善検討協議会の資料です。これは、信濃川がJRの不正取水によってとめられた後のことです。そこで、最も重要な提言というのがありまして、その提言では関係者による望ましい河川環境の確保に向けての今後の取り組みを経て決まると、河川流量は。市民も含めて、関係者の協議を経て決まるというふうに提言ではなっています。

  もう一つ、この間水温調査をしてきた概要について別冊で報告をいただきまして、ここでは平成10年から20年まで、10年間以上さまざまな調査をしてきたと、国交省は。今度の試験放流と同じような大体データを調べて、結果も同じようなことをここで書いてあります。今の試験放流の原形とも言えるようなものが書いてあります。結果、いろいろその経過があるんですけれども、河川形態も40トン以上になると余り変わらないとか、付着藻類、藻です。藻類も景観も40トンでよくなる。変わらないというふうにしております。水温が魚類の生息でも40トンというふうにここでしているんですが、若干この記述の中で疑問がありまして、これについてちょっと深めたいというか、また市長の見解もお伺いしたいと思っているわけです。

  そこではどういうふうに言っているかというと、魚類のうちコイ、フナ類などの温水性魚類の生息に適した水温の上限は28度とされていると。また、アユは現地調査及び文献から最適水温は20度Cから25度Cであり、水温が28度を超えると生息困難であると。これらのことから、減水区間における夏期の最高水温は28度を超えないようにすることというふうにここで決められています。平均水温シミュレーションの結果、宮中ダム減水区間の全区間において最高水温を28度以下とするためには40立方メートルパーセカンド、1秒間です。を一定放流する必要があると。これ結論が、28度と40トンが水温の関係から導き出されているのが出ています。これを見て疑問に思ったのは、アユは25度が適温で、それ以上になると弱ってきちゃって、もう28度超えたら生息困難というふうにここで分析しているわけです。なのに、なぜ28度になったのか、もっと下がるべきではないのかというのが疑問の一つです。

  それから、40立方がなぜ28度なのか。これもここではいろいろ調査していますが、今回そこが市長先ほど、これまた後でちょっと触れたいと思うんですが、指摘したように、市長も指摘したこともあって、変わってきていると思うんです。したがって、その辺の市長の今まで取り組んでこられた感想なり、ちょっと意見をお聞かせください。



○議長(川田一幸君)

  市長。



◎市長(関口芳史君)

  この40トン、28度というのは、これはもう本当に大事な最低限のクリアしなきゃいけない数字で、しかもこれはこちらから言ったわけじゃなくて、そういうふうに先生方からお話を出していただいたわけでありますので、これはやっぱりこの2つのメルクマールというのは非常に重要だと。これを軽く扱っては決していけないと、こういうふうに思うわけです。最低限ですから、もちろんそれをさらによりいいものにしていくことが重要だと思いますし、特に水温に関しましてはいろんな話が出てきました。いろいろ流してみたけど、やっぱり夏場はなかなか難しいと。そうすると、表面は28度を超えたと。でも、下のほうが28度じゃないからどうのこうのといろんなお話も伺いましたけど、でもそこのところはちゃんと先生方にもしっかり最初にお話を頂戴したわけでありますので、そういった基準というのは大事にしていきましょうということを改めて会の場でも私のほうから確認していくという形で表明をさせていただいたわけであります。ですから、このことはあだやおろそかにはできないというふうに思う本当に最低限の基準と。そして、そこをベースにさらによりよいもの、河川環境を実現していくというのが市民の望みでありますので、そうしたスタンスでまいりたいというふうに思っております。



○議長(川田一幸君)

  安保寿隆君。



◆14番(安保寿隆君)

  それで、ことしの1月23日にやりました宮中取水ダム試験放流検証委員会の総括報告書、これの水温のところにこういうふうになっています。対象区間における水温については、提言では、これは平成21年のときの提言です。提言では、最高水温をコイ、フナ類など温水性魚類の生息に適した水温の上限とされる28度を超えないようにするためには夏期、7月26日から9月5日の間は減水区間で40立方メートル以上の河川流量を確保するべきであるとしていると。これ先ほど読み上げた点です。しかしながら、ここからです。試験放流期間は、いずれの年も最高水温が28度を超過する日が確認されたと。今回の5年間の試験放流で確認されたと。そこで、対象区間の水温変化の特性を再現できる水理・水温予測モデルを構築し、最高水温が28度を超過する日の水温上昇のメカニズム等を考察すると。今度は新しい水温メカニズムの推計、予測モデルですか、何か大変な面倒な数字がいっぱい並んでいて、市長はこれ理解できるんだかもしれませんが、我々とても理解できないわけですけども、今度はこれと5日間の実験データとあわせてほぼ合致しているとここで言っているわけです。

  そして、最後のまとめで先ほど市長のご答弁でありました全量放流も、このときは21年にやった。これは、取水をとめられていたときだと思うんですが、そのときは28度を上回らなかった。この状況で宮中取水ダムからの放流量は7トン、40トン、50トン、60トン、80トン、200トンまで変化をさせて、河川水温の影響を確認すると。今度新しい方向が出された。市長が先ほど強調された点を取り入れたということだと思うんですが、ただこれはどういう試験になるのかなという。例えば今後何年間とか、あるいはどういう時期を区切ってとか、今までのように何日間か抽出してやるのかとかいろいろ疑問があるわけですが、その点は何かお考えあるんですか。



○議長(川田一幸君)

  市長。



◎市長(関口芳史君)

  検証モデルでありますので、当時のデータは既にあるわけです。そのデータを、この検証モデルが精度の高いもんができれば、例えば21年度の全量放流時の毎日の水温だとかいろんなもの、宮中における水温だとか、そうしたものを投入していきますと、そのときにそこから下流何キロのところは何度というふうにそのモデルから要は想定ができると、そういうことになっているわけです。ですから、モデル自体の精度をまずしっかりしたものをつくると。これは、もう河川事務所のほうからお示し、向こうからのご提案ですから、まずそのモデルを精度を高めていただいて、過去のデータ、それぞれいろんなパラメーターの中に投入したときに宮中から何キロ地点では何度と。そのデータもあるわけですから、その両方を突き合わせる中でモデルの精度を上げていただいて、そうしたものを踏まえて、例えばことしはたまたま100トン放流できなかったわけですけども、そういったときにもしこのモデルから推計するに、そのときの水温は例えば宮中から何キロ離れたとこで28度だったとか、28度下回ったとか、そういった推計はできるわけですから、そういうデータを早目にお示しをいただきたいと。その上で信頼できるそういうモデルが構築されて、そしてそれによって28度、特に大事なラインを例えば100トン流せば下回るんだとか、150トン流せば下回るんだとか、そういう推計値が出てくるわけですから、その推計値を見せていただく中で最終的にやっぱり判断していかなきゃいかんなと、こういうふうに考えているわけであります。



○議長(川田一幸君)

  安保寿隆君。



◆14番(安保寿隆君)

  やっぱり水温予測モデルというのが果たしてどれだけ科学性があるのか、信憑性があるのか、普遍性があるのかということになると、初めて出てきたことであって、しかも実験は5日間、8月の5日間。それと合わせたというのがここに出ているわけで、とてもこれは普遍的な方法というふうにはなかなか納得し切れないものと思っています。したがって、これはあり方検討委員会の提言でもそうですけども、改めてやっぱりある程度長期にわたる、流量もわずか5日間ぐらいでちょこっと流した程度というんじゃなくて、全体として河川の水温がどうなるのかということを示してもらわないと、なかなか限定的な状況の中でやられても、これは納得できないなというふうに思っていますので、ぜひひとつご検討いただきたいと思います。

  次に、東日本発電取水総合対策市民協議会、これ長ったらしい名前ですが、これが市民協議会としてこれまで運営されてこられておりました。そのもとにあり方検討委員会というのがあって、今回も提言をしたわけでありますけれども、1つは市民対策協議会、ここではJR発電の取水時期に当たり、取水に関する問題や共生策に関する問題の整理をするというふうに協議会の性格としてなっております。それで、経過を見ますと昨年の6月ですか、1回。それから、一昨年1回。その後平成22年までやられてなくて、共生策がどの程度市民協議会で議論されたのかというのがちょっとわからないわけです。市長に、3月のときも質問いたしまして、その時々記者会見とかその他でJRとの共生策については報告されているということでありまして、それについては私ども聞いているんですが、市民協議会等に参加している団体等のいわば共生策、JRとの間で取り決めたいろんな問題があります。これについてはわからないんです。どういう問題でどういう協議になったかというのは私ども聞いていないし、報告書も見ていないんです。その点について、市長はそれはJRで整理すべき問題だというのをこの3月議会で答弁されているんですが、これも5年という節目に当たって、改めて各団体がどういう形でやったのか。また、地域でも取り組んでいる問題があると思いますけども、これも本来できれば見えるようにしていただきたいなというのが私の思いなわけです。というのは、このJRの問題というのは全市民的な問題で、それに応じて共生策というものがいろんな形で出てきているわけですから、この点でやっぱり公明正大、透明性が問われると思うもんですから、その点について協議会等で、市長、協議会の会長でもあるわけですので、促す、あるいは皆さんのそういうものを1つの図式にして見せてもらうというような形をお願いしたいと思うんですが、どうでしょうか。



○議長(川田一幸君)

  市長。



◎市長(関口芳史君)

  個別にJRさんと各団体がやっている問題に我々がどこまでそれをオープンにしていくかという、そういう課題はあるかと思いますけど、基本的にはJRさんのほうでこのように対応していますよということを整理していただいて、オープンにしていく場合にはそういう形が望ましいのじゃないかというふうに思っております。



○議長(川田一幸君)

  安保寿隆君。



◆14番(安保寿隆君)

  ぜひこれは強めていただきたいと。そうしないと、以前も漁協の関係で一部報道されましたが、それだけがクローズアップされたという点でも指摘もされましたけども、表に見えているのはそれだけですから、そういうことであるとやっぱりいろいろ不信も出てきちゃいますもんで、ぜひお願いしたいと思います。

  次に、信濃川を愛するみんなの会から市長に申し入れ書が届いて、先ほどもご答弁でありました。共生策が基本的に焦点になって、この間かなりあったわけですけども、河川環境の問題については専門家や、あるいは検討協議会等での議論というのはなかなか市民に見えない問題があって、市民的関心が非常に薄れてきているなという思いがあるわけです。そういう中にあって、関心持っている方も最近意見を聞くと試験放流等の中で余り何をやっているかよくわからんし、余りやる気にならんなとかいうようなぼやきみたいなものも関心持っている方でも出てきちゃっているんです。それで、改めて愛する会が40トンありきの試験、検証でなくて、純粋に環境、生態という観点から捉えて活動していくというふうに、改めて環境に目を向けた視点を持って申し入れを書かれているわけなもんですから、これは極めて大事な貴重な私は指摘だなというふうに思っているわけです。その辺の市長の感想をもう一回お聞かせ願いたいと思います。



○議長(川田一幸君)

  市長。



◎市長(関口芳史君)

  まさにそれは私にとっても非常にありがたい援軍というふうに感じております。今おっしゃるとおり環境のことは難しいので、宮中の取水ダムの試験放流検討委員会、先生方がいらっしゃって、それぞれ専門家の先生がこういうふうに発言すれば、なかなかそれは素人が言いにくいというのがあるわけですけど、私は参加させていただいて耳を澄ませておって、理解しがたい、しにくいようなところも多々あるわけです。データとかグラフだとか見ても、なかなか難しいのは正直あるんですけど、そこは専門外だけれども、耳を澄ませておって、びくっと、何かちょっとあれかなと思うところでご意見を申し上げているわけなんですけど、そういう意味でも、そういう中でやっぱり28度という問題がクローズアップされてきたんじゃないかと思うんです。ですから、そこに出席していてわかりにくいと申し上げるのもちょっと忸怩たる思いがあるわけでありますけども、そういう中で専門家の皆様の議論は当然拝聴するわけですけど、やはりそこに対しての最後まで諦めないで、そこの河川環境に何とか一生懸命検討し続けるという、そういう姿勢を私自身も絶対維持しなきゃいかんと思っておりますし、またそういった先ほどの愛する会の皆様のご提言が非常に支えになって、その点もしっかりとわからないところはちゃんと最後まで意見を述べさせていただくと、そういう決意につながっているということで、大変ありがたく思っている次第であります。



○議長(川田一幸君)

  安保寿隆君。



◆14番(安保寿隆君)

  今回5年の節目を迎えて、再申請をどうするかというとこ来ているかと思うんですが、あり方検討会も引き続き試験放流というか、環境調査というか、そういうものを提言をしております。これは、どういう形にしていくかというのは、ここは今後の議論という形になるかと思いますが、この点については愛する会も同じような提言をしているわけなもんですから、やはり市民で関心持っておられる方、日ごろ信濃川にいろいろかかわり持っている方とか、そういう方の知恵とか力をかりるような仕組みみたいなものはできないかというのが私の思いなわけです。この愛する会の皆さんでも、例えばメンバーには国交省、信濃川河川環境保全モニターという国交省から直接仕事預かってやっているような、系統的に信濃川を歩いて調査している方も入っているわけです。したがって、市民目線でどういうふうにこれらのものに参画できるかということも大事なことだと思うもんですから、そういった方向もちょっとご検討を模索できないかなという点なんですが、市長、いかがでしょう。



○議長(川田一幸君)

  市長。



◎市長(関口芳史君)

  平成21年の要は不正取水問題が発覚した後の市民の盛り上がりというのはこれ大変なものだった。クロステンの大ホールがもう本当満杯の状況で、この問題について市民一緒に追及していこうという動きあったわけです。ところが、本当にそのときのエネルギーが今どこに行ったんだと思うような状況は確かにあるんです。しばらくして、私JRさんに信濃川の今流れている水の量をもっとわかりやすく表示してほしいということを強く言ったんです。それまでは妻有大橋に本当に一部、ちっちゃく表示されていまして、要はそこを通り過ぎてしまう人が多かった。でも、JRさんに言わせればもう表示してあると、こういうお話だったけど、大きくしてくれと。とにかくあそこを通行する人が必ずもう嫌でも目に入るぐらい大きくしてほしいということで本当に強くお願いして、あそこに今掲示されているわけです。それは何かというと、やはり市民の皆様に今信濃川にどれだけ水が流れているというのを常に関心を持ってもらいたかったから、そういうふうにお願いしてやったわけです。ですから、この問題は本当に先ほども申し上げましたけど、5年でと、ここで次のいろんな流し方を決めて、もうそれで終わりということは決してないんです。だから、そういうことをどれだけこれから市民を巻き込んだ形で、今の我々が決めて、またそれが先の市民の皆さんにそのことを負担を押しつけるとか、また世の中の考え方も変わっていくでしょうから、それでもう今の決定が先にずっと悪い影響を及ぼすなんてことは絶対避けなきゃいかんというふうに思っています。ですから、今議員がおっしゃったように、これからどういうふうに持続的に、継続的に河川環境をモニターしていく体制をつくるかというのは大変大きな課題だと思っていまして、そのことについてもしっかり検討して、そういったことがなし崩しに流れてしまわないようにする仕組みづくり、これは大いにしてまいりたいというふうに思います。



○議長(川田一幸君)

  安保寿隆君。



◆14番(安保寿隆君)

  今市長のご決意を伺ったと思っているわけです。やはり環境問題というのは物すごく息の長い、いろんな角度でいろんな問題が出てくる問題だと思いますから、本当に一時的な問題で終わるもんじゃなくて、本当に市民的にどう見ているか、どう考えるか。これは、市民一人一人の課題でもあるわけです。身近な環境をどう整備するかということは。ですから、そういう人々のやっぱり考え方もどんどん取り入れていくような体制もぜひこの際ご検討いただきたいと思います。

  最後になりましたんで、JRの発電に関して、とても信濃川はこれまで破壊し尽くされて、7トン時代。もう悪臭までするような事態があって、とても以前の本来の水生生物が住むような河川ではなくなったというふうに憂える人も出てきておりますし、今までいっぱいあった信濃川の魚、目玉と言われるような魚もなくなってしまったという考え方も聞いております。利水という方向も大事な方向ではあるわけですけれども、これを突き詰めていくと結局効率化とか、あるいは利潤上どうなのかというところへ頭がいって、つい環境問題がおろそかにされる、犠牲にされるということは間々あるわけです。私は、例えば原発の問題なんかは最たるもので、追い求める結果、とんでもない、取り返しのつかないような事故を結局起こしてしまったんじゃないかというふうに思っているわけです。したがって、今この社会いろいろな問題があって、大変なものありますけれども、ぜひその辺のご検討いただいて、よい市政を実現できるようにお願いしたいということであります。終わります。



○議長(川田一幸君)

  暫時休憩いたします。

              午後 2時51分    休  憩

                       〇                       

              午後 3時00分    開  議



○議長(川田一幸君)

  休憩前に引き続いて会議を開きます。

                                              

     里山資本主義的な思考と発想の実現について



○議長(川田一幸君)

  小野嶋哲雄君。



◆24番(小野嶋哲雄君)

  平成27年3月議会の一般質問初日の最後になりますが、ひとつよろしくお願いいたします。今回の質問は理念的な部分、政策をつくる上での理念的なことの質問になって、少しわかりにくいかもしれませんが、ひとつご辛抱して聞いていただきたいと思います。本題に入る前に質問に至った経緯については毎回述べさせていただきますが、その件について少し触れさせていただきます。

  今日の日本の経済システムは、マネー資本主義に依存し過ぎ、健全さを欠いているかに見られます。田舎も都会も、また小企業も大企業も同じ土俵の上でお金をベースにした競争社会にのみ込まれています。結果として年々疲弊していく里山、十日町の将来を憂えての質問であります。今なら間に合う。誰かが里山の価値に気づき、手をつけなければ、里山は近い将来再生不可能な地域と化し、地域は消滅という道をたどってしまうのではないかと憂慮するわけであります。

  今回の質問に当たり、里山資本主義に対峙するマネー資本主義について少し学習をしてみました。今日のマネー資本主義は、自己の目的にのみ利用され、本来資本主義を成り立たせるためのお金が資本主義の実体経済を突き破って自己増殖をしている現状にあるとも言われております。これらは知恵ある人々の豊かになりたいという欲望、願望から始まっていることであり、簡単にとめられることではないかもしれません。しかし、マネー資本主義と言われる今日の資本主義のあり方は資本主義本来の姿から逸脱をしていると考えるところであります。マネー資本主義の全てを否定している質問ではありませんが、十日町市は市長公約の選ばれて住み継がれるまちとして、循環型社会の中で市民が生き生きと暮らし続けるために、予算と執行権を持つ市長、十日町市の力をかりなければかなわぬことが多くあります。労働者個人の汗と知恵では限界があり、長い時間を要し、手おくれになる可能性もあります。このことを改めて教えてくれたのが「里山資本主義」という著書であり、言葉であります。

  そこで本題に入ります。前置きが少し長くなりましたが、質問題目としては里山資本主義的な思考と発想の実現についてであります。拡大と成長を原点とするマネー資本主義に対峙し、人口の減少とデフレ経済に起因する低成長社会の現実の中で、経済の100年の常識を破るとして今生活の価値観を見直し、田舎の仕組みの中で豊かさを取り戻し、日本の将来を見詰め直そうとする里山資本主義的な思考と発想が非常に注目をされています。

  市長は、当市の幹部職員に藻谷浩介氏とNHK取材班がタッグを組み、書き下ろした著書「里山資本主義」を十日町市のまちづくりに生かすために読むべしと推奨されたと聞きます。当市において、国が推進する地方創生を現実のものとするためにも、本書に記されている里山資本主義的な思考と発想の実現は重要であると考えます。短期的に予算づけをして、一気に実現できることではないことは理解をしておりますが、次のことについて伺います。

  1つとしまして、マネー資本主義に対峙する里山資本主義についての市長の熱い思い、お考えをお伺いいたします。

  それから、2つ目として平成27年度予算に盛り込まれる里山資本主義的発想の具体的な事業と推進について伺います。

  3つ目として、新年度に計画が策定される第2次十日町市総合計画における里山資本主義の位置づけと積極的な取り組みについて伺います。

  以上で1回目の質問とさせていただきます。



○議長(川田一幸君)

  市長。



◎市長(関口芳史君)

  小野嶋哲雄議員のご質問にお答えをいたします。

  初めに、里山資本主義論についての考えということでございますが、この著書である「里山資本主義」の本の中に、都会で猛烈に働いて、どんどん消費をすると。稼ぐ割には豊かな生活が実現できないと。そういういびつな生活をしておった青年がついにリストラされてしまって、田舎のジャム屋で働いたことをきっかけに本当の豊かさに気づくという例が紹介されているわけであります。これは、ほんの一例でありますけれども、この本書は日本人が高度経済成長で見失ってしまった本当の豊かさとは何なのかという大変本質的な問題に一石を投じてくれたんではないかというふうに思っております。また、この本の中で論じられております里山の資源、また恵み、さらに安全、安心のネットワークなどの価値をしっかりと認識して、地域の安定的な生活、または発展に生かすという発想は、示唆に富み、大変参考になるものというふうに感じております。当市に当てはめてみますと、例えば大地の芸術祭につきましては里山の魅力とその価値を全国に発信しているとともに、そこに暮らす住民を元気にして、さらにさまざまなビジネスチャンスも生み出してくれております。また、大活躍していただいている地域おこし協力隊などの若者でありますけども、彼らは農産物の地産地消でありますとか、市外への流通でありますとか、小さいながらも資源とお金が循環するシステムづくりに取り組んでいただいているという側面もあると思います。この里山資本主義は、金銭換算できない価値の循環を拡大せよということでありますので、一面GDPを下げてしまうという側面もあるために賛否両論ということで、そういう基本的に理解しておるわけでありますけども、私どものような地方、とりわけ中山間地域におきましては、この里山資本主義的な取り組みというのは現在の厳しい状況から何とか浮上して、持続可能な地域社会を築いていくためには必要不可欠であるというふうに感じております。

  次に、2つ目のお問いでありますが、平成27年度予算に織り込まれている具体的な事業の推進についてのご質問でございます。来年度の新たな取り組みといたしましては、まず都会の方にお試し移住の場を提供したいということで約1億円を予算化しておりまして、2カ所の空き家をシェアハウスに改築するということが予定をされております。完成した暁にはそこに滞在していただいて、その間に農作業を体験していただくほか、里山などをめぐりながら十日町市のよさをまさに肌で感じていただくことでその先の定住に結びつけていきたいというふうに考えております。また、エネルギー関係の事業といたしましては松之山支所を移転改築させていただくわけでありますが、そこにバイオマスボイラーを導入する経費に、これも約9,000万円予算化をしたわけであります。これは、環境に優しいペレットボイラーとバイオマス発電機を組み合わせた装置、熱電併給コージェネレーションシステムとして大変注目されているものでございます。来年度の当初予算に盛り込みました事業の一例のご紹介でありましたけれども、当市は以前から他に先駆けまして、まさに現在国が進めております地方創生の方向に向かって取り組んでまいったという自負がございます。今後もこれまで積み上げてまいりましたものを具現化できる予算を編成いたしまして、地域の活性化を図ってまいりたいというふうに考えております。

  最後に、第2次の十日町市総合計画における位置づけと積極的な取り組みをせよと、このことについてのお答えでございます。まず、総合計画でありますが、現在基本構想の原案を作成中でございます。この中に里山資本主義的な発想を生かしながら計画を策定してまいりたいというふうに思っております。例えば再生可能エネルギーにつきましては、エネルギー自給率を高める政策目標を掲げまして、バイオマス、また太陽光、さらに小水力発電など、こういった地域資源を生かして、市民との協働によって目標達成に向けて努力をしていきたいというふうに思っております。あわせて、本書の中でも紹介されておりますマイナスをプラスに変える発想でありますとか、地域内で資源とお金を循環させる仕組みづくりにつきましても大いに研究をしてまいりたいというふうに思います。高齢化、また空き家の増加といったマイナスの要素を、マイナスのものと捉えがちなものを逆手にとっていく発想をさらに政策に取り入れまして、選ばれて住み継がれる十日町市の実現に邁進してまいりたいというふうに考えております。以上であります。



○議長(川田一幸君)

  小野嶋哲雄君。



◆24番(小野嶋哲雄君)

  もう少し熱い思いを期待していたところでございましたが、少し物足りない部分もありましたが、里山資本主義というのがなかなかわかるようでわからなくて、先ほど前段でお話をさせてもらったようにマネー資本主義をまず勉強することから、学習することから里山資本主義が理解をできるのかなと考えるところであります。物の消費が全てお金に置きかえられて、物の消費と循環が全てお金に置きかえられて動かせることがマネー資本主義のもとだろうと思っていますが、人々の経済活動をお金によって実現させる。また、人々は自分の経済的な意思を全てお金に託して経済活動に参加するというのが資本主義の基本原理と言われ、今ではマネー、お金と資本主義は同義語に近いというふうに言われております。これと対峙して里山資本主義というのがあるわけですが、地域内循環を進めることで、お金に換算することでなくて、地域内にある資源を循環して動かすことで地域経済を動かそうというふうな基本的な考え方だろうと思っています。今日のようにグローバル経済システムの中で、日本は既にマネー資本主義の中にのみ込まれ、里山文化はまさにマネー資本主義の餌食になったとも言われているような私は気がします。マネー資本主義における効率と効果の追求は、結果、若者の都会への流出、離村による人口の減少、また大型店の出店による小売店の閉店、1次産業、農林業、畜産業の過度な大規模化の推進による家族経営の減少と崩壊、また2次産業においては効率を追求した工場生産の拡大により技術者、職人の不要社会をつくっているように考えられます。これらを前提としたマネー資本主義のマイナス要因と言えることがこの地域を苦しめる結果になっているわけですが、結果としてこのマネー資本主義は食料の輸入に依存し、また燃料の輸入に依存し、木材の輸入等の依存等で、これらは里山の暮らしにおける過去の生産サイクルの崩壊を招いたと言っても私は過言ではないような気がします。現在のようなマネー資本主義に依存し過ぎた施策の継続は、里山のさらなる衰退を招き、結果としては保健や福祉や医療等の暮らしを支える予算のコストまでの増大をも招くとも考えるわけですが、この辺の考えについて市長のお考えをもう一回伺いたいと思いますが、マネー資本主義のマイナス要因も含めてですが、これは私が勝手に書いたマイナス要因ですけども、市長はどういうふうに、マネー資本主義と対峙する里山主義論を推奨しようとしたら、マネー資本主義のマイナス要因をどのように捉えているかというのもお聞かせ願えればありがたいと思います。



○議長(川田一幸君)

  市長。



◎市長(関口芳史君)

  先ほども触れさせていただきましたけど、本の冒頭に1人の男が紹介されているわけであります。稼げ、稼げと、ちまちまするなと。消費せよ、消費せよと。靴下なんか洗濯したことないと、こういう話です。もうコンビニで買って、それ買えばいいんだと、使い捨てればいいんだと。一生懸命稼ぐんだけど、何か余り豊かさが実感できないと。ぐるぐる自転車操業みたいな感じで、要は稼いでくるけど、それも使って残らない。強烈に忙しいと。職場までも時間がかかると。そんな男が頑張っているんだけど、マネー資本主義の論理でリストラされて田舎に来ると、こういう話だったんですけども、まさにそうしたところだと思います。物を軽んじてしまうというか、大事にしないといいますか、そういったところじゃないかなというふうに思います。金で買えばいいんだと、そのためには稼げばいいんだと、こういうことでありまして、決して豊かさにつながっていないということに多くの人がもう気づき始めているとは思いますけど、一遍経験して、戻ってきてもらえりゃいいやと、こういうふうに思うわけでありますけど、そうした部分が絶対あると思うんです。だから、そこの部分を感性のいい方から気づいて、田舎に戻ってきてもらえればいいかなと思うんです。余り言いますと、これはやっぱり経団連の皆様ににらまれるという性質の議論でもあるんで、藻谷さんもその辺本書の中でも繰り返しおっしゃっているわけです。マネー資本主義を否定するものではないが、補完するんだと、こういうふうなことだというふうに理解をしております。



○議長(川田一幸君)

  小野嶋哲雄君。



◆24番(小野嶋哲雄君)

  今答弁の中で、多くの人が気づいてきてくれているというふうなお話をいただきました。私もまさにそれだと思っていますし、大地の芸術祭のこへび隊もそうですし、地域おこし協力隊の若者もそうですし、最近Iターン、Uターンで農業を目指すような方もおられるようになってきました。まさにこの里山資本主義的な発想が今の政策づくりの中には絶対に必要だと思うわけですし、そういう部分で今回4月に藻谷浩介さんの講演会が松代で計画をされていますけども、ぜひ多くの人からも聞いていただきたいと私自身は考えております。

  私もずっと自分の生き方の中でそういう生き方をしてきたわけですが、実際には振り返ってみると、幾つかの例を挙げてみますが、例えば十日町の下島のあこに大きなお店がいっぱいできていますが、今年度特別会計も入れれば十日町市は570億もお金を動かしているわけですが、このお金が皆さんがどっかで回って使って、あそこにかなりのお金が行っているわけですが、あの金はみんな都会に持っていかれるお金で、この中では全く循環をほとんど起こしていないお金なんです。例えば建築に例えると、私は建築屋をもとやっていましたが、今もちょっとかじっていますけども、昔は職人が墨をつけて手で加工して、建前をしてみたいなことがありました。筋交いを入れてだとか。今は工場生産で、パネル加工して、プレカット出して、パネルをつくって、その上に既製品の建具で速く、安く、効率よく。効率の追求がそういうことを起こすわけですが、結果としては何も残らないわけです。こういうことの繰り返しが現代社会の中にあるのかなと思っています。これは、農業でも同じですけども、大規模化すればいいという今国の政策でありますけども、里山で大規模化の農業は成り立たないわけですけども、家庭内農業で、家族農業で経営をやっているわけですので、それは平場でできる部分はありますけども、農業においても同じようなことが言えるかなと思います。大規模化するためには機械を買う。機械を買えば、また大規模化しなきゃならないと。この悪循環を繰り返すわけです。この循環を誰かがどこかでとめなければ、マネー資本主義の中にのみ込まれていくと私は考えます。

  私は、さっき自分の会社の話を少ししましたが、方針としてプレカットには出さないようにしようとか、例えばパネルは自分でつくろうとか、建具も自分でつくろうみたいなことまで含めてですが、その材料となる木もまた自分たちで植えるとか、つくるとかということをすることで、外にお金が全部出ないわけです。十日町市で、この中で外から金を稼いでいる人というのは限られた人しかいないわけですが、例を挙げれば山崎食品さんや、例えばミートコンパニオンさんだとか、きものブレインさとか、あと観光産業がそうですが、都会から金を集めてこの中で回してくれているという方はいますが、ほとんどの方がここで物を使って、外にお金が出てしまう。このサイクルをどこかで、急にはとめられないわけですが、2割とか3割をやっぱりとめようと思う政策をつくってもらうことが、里山資本主義に全部が一気になるとは私は思っていませんけども、そういう政策をつくることが非常に重要な時期に来ているのかなと思っています。

  これは、最後に先ほど前段で話をしましたが、里山で暮らすということが、定年退職はないわけですので、私のうちの周りにも80歳になって農業やっている方がいますが、健康で毎日毎日除雪もして、手伝ってくれてもいます。こういう方が、健康老人が長生きしてここに存在し続けるのは、やはり里山資本主義的な発想がなければ、私はここに存在しないのかなと思っています。健康支援課の課長さんもおられますので、その辺について例えば長寿社会を本当に、長野県は長寿社会だということで、男性の場合だと日本一の長寿県なのかなと思いますけども、そういう部分で長野県は里山資本主義的な部分でもう動かしている部分があるわけですんで、その辺でそういうものがいかに、どういうふうに効果が出ているかというようなことをちょっと飛びますけども、福祉課の方が目が合っているような感じがしますので、何とかその辺をお聞かせ願えればありがたいと思います。里山資本主義というものが健康や福祉や医療にとっていかに重要な考え方であるかなということで、少し飛んだ話になりますけども、お聞かせ願えればありがたいと思います。



○議長(川田一幸君)

  健康支援課長。



◎健康支援課長(越村範子君)

  じゃ、健康支援課のほうで。ちょっと里山資本主義かどうかはわかりませんが、長野県では保健補導員ということが有名で、やはり介護予防に健康づくりを早いうちから市民協働でされております。健診だとか、そういうのの受診率もいいですし、皆で勉強をして、皆でやはり健康づくりに励むという点では地域と一緒に密着型の健康づくりが進められているかと思います。それで、全国的にも長寿社会になっておりますし、いい傾向がありますので、私どももそこら辺は長野県のほうを学習させてもらって、健康づくりのほうに生かしていきたいというふうに思っています。よろしいでしょうか。



○議長(川田一幸君)

  小野嶋哲雄君。



◆24番(小野嶋哲雄君)

  私の言っていただきたいことと少しずれましたので、補足をしますが、根底には里山主義、内部で循環するという経済、仕組みがあって、そこに農業だとか林業だとかということがあるわけです。それが健康をつくるもとになっているという考え方があって、その上で保健師さんだとか、そういう方がいて、支援をするというような形であるべきだろうと思うわけです。それは、今課長さんの言われたのは結果としてそういうことはしなけりゃならないんですが、その前段階の問題だろうと、私は里山資本主義とは理念、考え方のもとであろうと私は思います。

  それで、ちょっとそこで議論はやめますが、市長は年頭の訓辞で十日町市地域の電力消費量の30%を再生可能エネルギーで賄いたいという意向を示されたとお聞きをしますが、この辺についてのお考えをもっと具体的にお聞かせ願いたいということと、消費電力量というのが私も予測がつかないわけですが、レクチャーを受けたときには灯油の消費量ぐらいだけりゃわかるわいみたいな話をしたわけですが、電気料のお金に換算した電気エネルギーでもいいですし、灯油に換算したエネルギーでもいいですが、それを30と言わなくても、20%でも15%でも再生可能エネルギーでできたら、私もこの地域の中に循環システムができ上がっていく仕組みができるのかなと思うわけですが、その辺についての市長のお考え、エネルギーをお金に換算したときのことがおわかりでしたら少しお願いします。



○議長(川田一幸君)

  市長。



◎市長(関口芳史君)

  お金に換算したことは担当のほうから後でご答弁申し上げますけども、私はやはり先ほどのお話で稼げ、稼げと、稼げばまた買えばいいんだというのでかなりの部分、日本全体から見ても、特にやっぱりエネルギーを相当外から購入しているわけです。これがやっぱり日本にとって、要はコストの底上げをしていることにもなっていると思いますし、仮にこれが域内で循環、国内で循環ということができたならば、地域内の誰かにまたお金が回り始めれば本当にすばらしいことだなというふうに常々思っているわけであります。

  この本の中で、たしかあれは山陰の真庭市でしたか、のお話なども出てくるわけですけども、ああいうペレット、山の資源、また十日町市においてはもちろん太陽光もありますし、あと川、水、小水力、農業用水の活用だとか、かなりエネルギーが眠っているというふうにやっぱり感じられるわけです。それは、ビジネスという観点からは例えばチャレンジできないかもしれませんけども、我々やはり税金を使わせていただいているわけでありますけども、ここで市が頑張って将来の十日町市民に遺産といいますか、そうしたものをもしお渡しすることができれば本当にすばらしいことだなというふうに感じているわけです。ですから、我々ももちろん頑張りますし、できればそれに賛同していただいて、中活と同じように民間の皆さんにも参入していただくような形で何かそういう新しいチャレンジができれば本当にいいなと。そのためには多分貴重な財源、税金、そうしたものを使わせていただくのも当然議論をさせていくことができるんじゃないかと、ぜひご理解いただけるんじゃないかと、こういうふうに思うわけであります。

  30%というのはちょっと新春の大ぼらだったかもしれませんけども、決して不可能な数字ではないんじゃないかと。長い目で見ればと思うんです。ことしはたまたま総合計画をつくる大事な年でありますので、総合計画の中にやっぱりそうした観点をぜひ入れてほしいということを最初に正月に職員にお話をしたわけでございます。必ず実現できる要素はありますから、これを一つ一つ精査する中で我々も頑張ると。民間の皆さんにも頑張っていただくと。そういう形の中で例えば十日町電力の設立でありますとか、そうしたようなことも視野に入れながら、やはり政策の大事なかなめとして取り上げていくべきだと、そういうふうに考えております。



○議長(川田一幸君)

  環境衛生課長。



◎環境衛生課長(村山一男君)

  それでは、ご質問の中にございました電力の消費量についてお答え申し上げます。

  市内の年間電力使用量は、31万7,000メガワットでございます。これを一般の家庭で使用する電力で見た場合キロワット当たり20円、事業所などが使用する電力ではキロワット当たり15円として試算しますと年間53億9,000万円ほどになります。以上でございます。



○議長(川田一幸君)

  小野嶋哲雄君。



◆24番(小野嶋哲雄君)

  推定とはいえ数字を出していただきまして、指針になって、本当にありがたいことだと思っています。54億円の約2割でもいいですが、約10億を超えるわけでしょうけども、これを地域内でつくり出すことができたら全く新しい雇用が生まれたり、新しい循環サイクルが起こるわけですが、ここにたまたま出ていて、ちょっと話は今の電力とまたちょっとずれますが、地域収支の赤字はエネルギーと物の購入代金があるために地域の中は赤字になるんだと。これ日本が今外国からエネルギーを買っていますが、これ同じですが、外国にどんどん石油の、ナフサのお金等払っているわけですが、石炭も同じです。これを地域の中でつくることができれば地域の中に金がしっかり残って、循環を起こすような仕組みになるわけですが、これ時間がかかりますけども、これには前段で話をさせてもらったように、市の政策の中にこういうものがしっかり織り込まれないと急に変わるもんではないですので、私がここで2時間しゃべっても、多分何も変わらないと思いますけども、市の政策、先ほどもお話をさせてもらったように、予算と執行権のある行政がそういう政策をつくることがいかに大事だかということを私はぜひとも皆さんから再認識をしていただきたいと考えるわけです。

  それから、今里山の資本主義的発想、考え方ですが、都会でもスマートシティー構想というのがあるわけですが、最近よくテレビなんかにも出ると思いますが、これも基本的には倹約をして消費を抑えて、地域内でつくり出したものを地域の中で使いましょうみたいな、まちの中で使いましょうという里山資本主義的な発想がスマートシティー構想の中にはちゃんと存在するわけです。だから、別に里山資本主義という考え方は田舎だけに通用するんでなくて、都会にも、大きな工場の中にも通用する考え方であるわけです。そういう意味からもこの里山資本主義という考え方が非常に重要であろうと私は考えるわけであります。

  それから、新年度の事業の中で積極的な推進を先ほど少し挙げていただきましたが、シェアハウスの問題、またバイオマスボイラー等あったわけですが、もう少し多方面にわたって私は里山資本主義的考え方が多く含まれるのかなと思っているわけですが、地域内で循環を起こさせるということはそんなに難しいことでもなくて、例えば予算を執行する側がそういうふうな意図を持って出せばそういうふうなことは起きるんですが、例えば公共事業をやる人たちに対してこういうお金の使い方をしてくださいみたいなことを強制はできないですけども、そういうことを指導することでいかなるようにも変更することができると思います。これ新年度予算の中で1つ質問させていただきましたが、給食費の需用費の中でいろんなこと言ったかと思いますけども、ああいうものも例えば食材を地元のものを使ってくださいみたいなことも含めてですが、発注する側がそういう考え方を持って発注することで地域内需要は必ずつくり出せると考えるわけです。その辺で、もう一回新年度予算の中でそういうことを考えられるかどうか伺いたいと思います。



○議長(川田一幸君)

  市長。



◎市長(関口芳史君)

  地産地消という、そういうことですよね。エネルギーにしても、食べ物にしても、地産地消ということなんじゃないかと思います。ですから、先ほどの給食のことももちろんなんです。主に野菜ですけども、地産地消の率が35%まで来たということで、さらに28年には50%という高い目標掲げてこれチャレンジするわけでありますけども、こういったことを地道にやっていくと。結構ハードルあるんです。ハードルあるんだけど、よくよく突き詰めてみると実は何とかなるというようなものが結構ありました。もちろんお金が、まさに売り上げ、利益という中でいろんな交渉していくわけです、相手の方と。その中でやはり我々のスタンスを丁寧にご説明していく中で、向こうのほうから、それならばじゃこういうふうにやって解決しませんかとか、そういうありがたいご提案なども多々いただいているということもあるというふうに聞いています。ですから、これは本当に我々の一貫したものをしっかり持っておけば、職員のほうで例えば先ほどご提案があった公共事業の発注などに関しても、自然にそういうふうなお話が出て、自然にまたそれにお応えいただけるような、そういうふうな流れが期待できるというふうに思っておりますので、やっぱり我々のほうで明確なものに計画の中でして、それが津々浦々に、市政運営のいろんなところでそれが発揮できるような、そういうものにしていきたいというふうに思っております。



○議長(川田一幸君)

  小野嶋哲雄君。



◆24番(小野嶋哲雄君)

  ぜひそういうふうにお願いしたいと思います。

  もう一つ例を言うのを忘れたんですが、きもの産業でも、十日町市はきもののまちですが、きもの産業もそうですが、プリント技術がよくなったおかげでいかなるプリントもコンピューターでつくり上げることができるわけですが、結果として何が起きたかというと職人が要らんくなったんです、簡単に言うと。型紙屋さんも。ゼロにはなっていませんが、そういうことが起きるわけです。さっき私は建築の話をしましたが、同じようなことが、このマネー資本主義の中には技術者や職人を必要としない社会をつくってしまったと。これは、たった1割、2割の、例えば先ほどの電気料の53億だか4億の話ですが、たった2割を変えただけでもそういうことは直せるような要素になるわけです。これが里山資本主義の根底の理念にあるかなと考えるわけです。

  それで、新年度予算に対して十日町市にしっかりその辺を踏まえた議論の上、予算編成ができるように、また私どもも一生懸命そういう部分については参加をさせていただくような仕組みもつくっていかなけりゃならないのかなと思っていますが、もう一つ、エネルギー部門について少し違った観点でお話をさせていただきますが、新年度予算の中で地球の温暖化対策として二酸化炭素吸収削減について、二酸化炭素の固定化のようなことについて積極的に取り組まれようと思っているかどうだかというのをお考えを伺いたいと思います。ペレット自体は、二酸化炭素が固定化された木からつくっているわけですから、これは削減には間違いないですが、先ほど市長のほうだと電気エネルギーだけにこだわったようなエネルギー削減を考えておられるようにちょっと聞き取れたもんですから、電気は石油や化石燃料を燃やして電気をつくっているわけですが、そうでなくてペレットは直接1次資源からペレットをつくってエネルギーをつくるわけですので、コスト的には、カロリー的には石油の半分ぐらいなカロリーしか多分発熱量はないんですけども、経済効率で考えると私はペレットも含めて二酸化炭素の削減、地球温暖化対策として、もっと全面的にそういうことを出して総合計画の策定に当たっていただきたいと思うわけですが、電気料を30%削減するという指針、目標は非常に大事ですけども、それともう一つ、二酸化炭素の削減、固定化みたいなことについてのお考えをお聞かせ願えればありがたいです。



○議長(川田一幸君)

  市長。



◎市長(関口芳史君)

  再生可能エネルギーということで太陽光、小水力、あとペレットですけども、技術の革新が物すごく強くて、ペレットは昔は要は暖房、熱をとるだけのものだったわけです。ですから、我々が最初に5年前に、4年前かな、ミオンなかさとに設置したのはペレットボイラーなんです。あれは熱をとるだけのものなんですけど、今発電をして、しかも予熱といいますか、要は両方できると。電気もつくり出せるし、熱も利用すると。コージェネレーション、この技術が非常にここ二、三年ですか、急速に発達して、またコストも下がってきたということで、これには積極的に向かっていきたいということで先ほどちょっとお話をしたわけであります。

  CO2に関しては、ご存じのとおり、あれは3.11の直前です。ソニー株式会社と十日町市で削減したCO2をソニーに買っていただくという契約をさせていただいたわけであります。これは、非常にまだ額は少ないわけなんですけども、これからまた導入するペレットボイラー、ペレットストーブ、そうしたものを進めていく中で、今の契約はまだ1回更新しましたけど、まだ生きているわけでありますので、そうしたものをしっかりまたアピールしていきながら、CO2の削減という観点からも、計画の中でもそういう観点からも、山の資源をしっかり活用するというその切り口からも、そういうふうに政策をつくっていきたいというふうに思っております。



○議長(川田一幸君)

  小野嶋哲雄君。



◆24番(小野嶋哲雄君)

  ありがとうございます。今回の質問をさせてもらった経緯については、十日町市にある資源をいかに効率よく動かして地域の活性化をしようかという基本的な考えがあるわけです。これは、都会に物を売ってお金を稼ぐというのも非常に大事ですし、都会の人から来てもらう観光資源も大事ですが、この中にある資源をいかに効率よく動かして、お金に換算できない価値を生み出すということをぜひとも新しい時代の流れとして、市長の公約の中にあるような選ばれて住み継がれるようなまちをつくっていただきたいと考えるわけです。

  準備不足でまとまりがないような質問でありましたが、基本的にはこの十日町市にみんなから住んでいただいて、豊かに暮らしていただく。それが私の夢でありますし、それが政治信念として私が取り組んできた今日までの思いであります。これを受けて、十日町市の行政の皆さんもぜひとも新しい総合計画をつくるときには縦割りの部分でなくて、それがどこの部分に影響して関係してくるのかということも含めて私は考えていただきたいと思います。どうしても行政は縦割り、自分の部分だけの処理になりますが、今焼却場も改築をしていますが、ああいうものも、例えば今堆肥もそうですし、熱で処理をすると高エネルギーの炭になるというようなこともあるわけですので、こういうことをもっと、どんどん日進月歩で世の中は変化していますので、例えば堆肥でも、別に堆肥センターがなくてもエネルギーにかえることもできるし、生ごみもエネルギーになるわけです。これは、そういうものを使おうと思って、それに向かって準備をするかしないかにかかるのだろうと思っています。そうすることが市民の豊かな暮らしをつくる前提になるかと思いますので、その辺をお願いをして私の質問を終わらせていただきます。



○議長(川田一幸君)

  本日の議事日程は終了いたしました。

  お諮りいたします。第4日目の会議は3月10日午前10時に開きたいと思います。これにご異議ありませんか。

              (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(川田一幸君)

  ご異議ないものと認めます。

  よって、第4日目の会議は3月10日午前10時に決しました。

  本日の会議はこれにて散会いたします。

              午後 3時46分    散  会