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新潟県 三条市

平成17年第 5回定例会(第6号12月 9日)




平成17年第 5回定例会(第6号12月 9日)





平成17年三条市議会第5回定例会会議録(第6日目)


平成17年12月9日(金曜日)





 
  平成17年12月9日 午前10時開議


 第1.  報   告


 第2.  市政に対する一般質問


―――――――――――――――――――――――――――――


本日の会議に付した事件


 日程第1.


   報   告


 日程第2.


   市政に対する一般質問


―――――――――――――――――――――――――――――


出席議員  54名


       1番  小 林   誠 君        2番  土 田 俊 人 君


       3番  羽 賀 利 栄 君        4番  須 戸 幸 男 君


       5番  梶     勉 君        6番  島 田 伸 子 君


       7番  武士俣 昭 司 君        8番  吉 田 進一郎 君


       9番  佐 藤 宗 司 君       10番  佐 藤 喜八郎 君


      11番  高 橋   誉 君       12番  森 山   昭 君


      13番  鈴 木 孫 一 君       14番  高 橋   剛 君


      15番  阿 部 銀次郎 君       16番  山 本 春 男 君


      17番  和 田   武 君       18番  目 黒   眞 君


      19番  熊 倉   均 君       20番  武 石 栄 二 君


      21番  山 岸 康 男 君       22番  佐 藤 佐久一 君


      24番  小 出 和 子 君       25番  下 村 喜 作 君


      26番  米 田 美智子 君       27番  佐 野   徹 君


      28番  小浦方   功 君       29番  蝶名林 義 春 君


      31番  西 沢 慶 一 君       32番  佐 藤 和 雄 君


      33番  角 田 正 明 君       35番  土 佐 敏 夫 君


      36番  ? 坂 登志郎 君       37番  横 山 一 雄 君


      38番  横 田 常 男 君       39番  藤 田 寅 雄 君


      40番  西 川 哲 司 君       42番  村 山 佐武郎 君


      43番  稲 田 豊 秋 君       44番  久 住 久 俊 君


      45番  村 上 幸 一 君       46番  田 中   寿 君


      47番  西 川 重 則 君       48番  鳶 田 眞 六 君


      50番  飯 塚 喜久男 君       51番  木 菱 晃 栄 君


      52番  小 林 宅 栄 君       53番  渡 辺 庄 一 君


      54番  原   茂 之 君       55番  藤 田 雄 司 君


      56番  相 田 邦 夫 君       57番  岡 田 兵一郎 君


      58番  金 子 恒 夫 君       60番  ? 野 賢 司 君


―――――――――――――――――――――――――――――


欠席議員   5名


      30番  鈴 木   清 君       34番  堀   茂 信 君


      41番  相 田 芳 枝 君       49番  吉 田   敦 君


      59番  渡 辺 朝 次 君


―――――――――――――――――――――――――――――


説明のための出席者


      市 長    高 橋 一 夫 君   助 役     佐 藤 和 夫 君


      収入役    関 口 芳 史 君   教育長     松 永 悦 男 君


      総合政策部長 國 定 勇 人 君   総務部長    吉 田   實 君


      福祉保健部長 小 林 東 一 君   市民部長    長谷川 正 二 君


      経済部長   関 崎 光 明 君   建設部長    今 井 國 雄 君


      栄サービスセンター長         下田サービスセンター長


             ? ? 長一郎 君           西 川 賀 顕 君


      政策推進課長 若 山   裕 君   地域振興課長  清 野 敏 郎 君


      行政課長   渡 辺 一 治 君   財務課長    長谷川 正 実 君


      社会福祉課長 佐 藤 密 夫 君   健康推進課長  渡 辺 冨士江 君


      保険年金課長 佐 藤 忠 雄 君   農林課長    吉 野 賢 一 君


      土木課長   小日向   毅 君   建築住宅課長  宮 島 常 一 君


      五十嵐川・刈谷田川改修対策室長    教育次長    阿 部 晃 義 君


             土 田 壮 一 君


      教育総務課長 永 井 一 雄 君   学校教育課長  金 子 周 一 君


      水道局長   金 川   保 君   消防長     堀 内 俊 夫 君


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会議事務に従事した事務局職員


      事務局長   北 神   均 君   事務局次長   渡 辺   健 君


      担任主査   小 柳 雅 彦 君   担任主査    五十嵐 玲 子 君


      主任     山 屋 和 徳 君   主任      熊 木 隆 浩 君


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午前10時02分 開議


○議長(久住久俊君) これより本日の会議を開きます。


 ただいまの出席は53名であります。


 議事日程を報告いたします。


 本日の議事は、お手元に配付いたしました議事日程第6号によって行います。


 直ちに議事に入ります。


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 ◎日程第1.  報  告


○議長(久住久俊君) 日程第1、報告。


 報告は、請願付託についてであります。


 お手元に配付いたしました請願文書表のとおり、請願1件を受理いたしましたので、その請願第3号を経済文教常任委員会に付託いたします。


 以上で報告を終わります。


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 ◎日程第2.  市政に対する一般質問


○議長(久住久俊君) 日程第2、これより市政に対する一般質問を行います。


 発言通告表の発言順により、24番、小出和子さんに発言を許可いたします。24番。


  〔登壇〕


○24番(小出和子君) おはようございます。それでは、通告どおり4点質問いたします。


 私は、先月経済文教常任委員会で静岡、関東方面、そしてその後会派で大阪、九州方面に視察研修に行き、それぞれ有意義な研修をしてまいりました。今回は、それらを踏まえて質問をしたいと思います。


 まず、1点目の行政改革についてですが、合併前の3市町村では地方分権の拡充や強化を図るため、それぞれ行政改革大綱を策定し、計画的に職員の人員削減や事務事業の見直しなどに取り組んできました。そして、今後さらに真の地方分権を進めるために行財政改革に取り組んでいくことと思いますが、それと同時に多種多様な住民ニーズに対応し、常に市民の視点で行政運営を行う必要があります。そして、職員一人一人が主体的、意欲的に仕事に取り組み、自己の能力や資質を向上させることが求められております。


 そこで、職員の能力開発や資質の向上のための研修や人材育成に取り組む必要があると思いますが、具体的な計画はお持ちなのでしょうか、お尋ねいたします。


 また、三条市の職員の年齢構成を見ますと50歳代が多く、若年層の職員の計画的な育成に取り組む必要もあると思いますが、お考えをお聞きいたします。


 研修に行った大阪府豊中市では、総務部人材育成室に職員研修所を置き、細かな研修プログラムを作成し、人材育成に役立てていました。また、時間外に職場研修をすることで、職場で話し合う機会がふえて活性化につながっているとのことでした。


 また、合併により3市町村の職員が一緒に仕事をしているわけですが、事務処理の方法など、ほとんどが旧三条市の方式で運営されていると思いますが、旧栄町、旧下田村の職員との温度差は余りなかったのでしょうか、お尋ねいたします。


 また、土田議員の質問の御答弁で、市長は融和ミーティングを行い、さまざまな意見や問題点などをお聞きし、御自身のお考えも聞いてもらったとのことですが、具体的にどのような意見が出てどのように対応したのか、お尋ねいたします。


 続いて、ボランティアの活用についてですが、経営戦略プログラムによると、さまざまな住民ニーズやサービスがあり、正職員でなくてもできるものは外部委託、民営化などに分けていく方針のようです。ボランティアの活用も考えていると思いますが、ボランティアの位置づけ、ボランティアに対する考え方はどのようなお考えをお持ちなのか、お尋ねいたします。


 2点目の地域経済の活性化についてお尋ねいたします。


 市の財政は、市税の伸び悩みに加え、三位一体の改革により地方交付税や補助金が削減され、16年度の経営収支比率が90.7%と非常に高くなっており、こんな状態では新市建設計画に登載されている事業でさえも積極的に取り組めない気持ちはわからないでもないのですが、市長は二言目には厳しい財政状況であるから、財政見直しを立ててから云々とおっしゃいますが、合併した途端にあれもできない、これもできない、わからないなどと言われては、夢も希望もなくなってしまいます。寂しくなった中心市街地の活性化や工業団地にどんどん企業を誘致してくる方法を考え、国の交付税を待っているのではなく、市税をふやす方策を考えてみてはどうでしょうか。今までどのように取り組んでこられ、また今後どのように取り組むつもりか、お尋ねいたします。例えば商店街の空き店舗が目立つようになると、地域の活力が低下してきますので、その場所を公共公益施設の誘致に利用するなど、何か工夫はできないのか、お尋ねいたします。


 3点目のハード事業の今後の見通しについてお尋ねいたします。


 地域間交流施設「しらさぎ荘」については、佐藤和雄議員の質問に対し、建設は可能だという御答弁をいただき、安心いたしましたが、一日も早く完成できるよう努めていただきたいと思います。


 次に、総合体育館の建設についてですが、栄地区には学校の体育館などが夜間に開放されておりますが、どこもいっぱいで予約をとるのが難しい状態ですので、多くのスポーツ愛好者から早期の建設要望が出ておりますが、今後の見通しをお尋ねいたします。


 また、11月12日の第1回私のメッセージ三条市小学生大会で、栄中央小学校6年の須戸汐莉さんが、「新しくできる体育館への提案」を発表しましたので、少し紹介させていただきます。


 ある日担任の先生から、三条市との合併で栄地区に新しい体育館ができるらしいと新聞に書いてあったよと聞きました。それを聞いて、私はとてもうれしく思いました。剣道の大会でいろいろな体育館に行ったことがあります。これからも新しくできる体育館にはいろいろな人が楽しく安全に使えるように工夫してもらえたらと考え、皆さんに提案したいと思います。


 1つ目は、体育館の広さです。栄地区は、とてもスポーツ少年団の活動が盛んです。活動をするときは、町民体育館や小中学校の体育館を使っています。しかし、小学校の体育館はどこも広さが大体決まっていて、1つの体育館で別々の運動を同時にするととても狭くなり、うまくできません。また、町民体育館に関しては天井も低く、とても狭いので、バスケットやバレーボールなどはできず、利用できる部活、人などが決まってしまいます。そのため、合計5つある体育館は、希望する日に使いたいと思っても、何カ月も前から予約しないとできません。


 そこで、私は長岡市や五泉市にあるようないろいろなスポーツが同時にできるくらい広い体育館、できれば新潟県一大きい体育館ができたらいいなと考えました。そうすれば1つの体育館でいろいろなスポーツの練習が一緒にできるし、利用する人がいっぱいになると思います。


 2つ目は、移動式観客席です。体育館には大勢の人が応援できる場所があって、用のないときは自動でしまえる観客席があればいいんじゃないかと考えました。


 また、3つ目はキッズルームをつくって、運動している間、小さい子を預けられる場所ができれば、安心してスポーツを楽しむことができると思います。私は、こんなすてきな新しい体育館で自分の部活の練習をしたり、スポーツやゲームでいっぱい触れ合ったりして楽しめるといいなと思います。


 この発表のときは教育長さんも来ていらっしゃったと思いますので、お聞きになっていると思います。このように、小学生から大人まで早期に建設されることを願っておりますので、よろしくお願いします。


 次に、栄中体育館についてですが、昨日森山議員の質問では、風雨の強いときに2階のギャラリーに雨水が入り込んでくるということですが、ことしの3月7日の栄中学卒業式のとき、寒さ対策のためストーブをたいたり、人が多く集まったりしたためだと思いますが、天井からぽたぽたと水滴が落ち、床の上はびっしょりになってしまいました。その後調査され、結露だろうということでしたが、また卒業式の日がやってきますが、結露対策はとれたのでしょうか、お尋ねいたします。


 4点目の青少年健全育成について質問いたします。


 最近児童が下校時に連れ去られ、殺害されるという痛ましい事件が続けざまに発生し、数人の議員さんからも子供の安全対策について質問があり、学校においては関係機関や地域の方たちと連携をとりながら安全対策に努めているということですが、幼い児童がもう二度と被害に遭わないために、できる手だてはすべてとっていただきたいと思います。また、それと同時に子供自身が暴力から自分を守るための人権教育や犯罪者をつくらないための教育を、家庭や学校教育の中に取り入れていく必要があると思いますが、いかがでしょうか。


 子供に対する暴力と一言で言っても、身体的暴力、心理的暴力、そして性的暴力もありますが、先日総合福祉センターでCAP大人ワークショップを受講し、大人として暴力を受けた子供にどのように接したらよいか、不安感を取り除いてあげるためにはどうしたらよいのかなど、わかりやすく指導を受けました。子供たちにもこのCAPプログラムを受けさせることは、暴力から自分を守るために有効だと思いますが、いかがでしょうか。


 また、このプログラムについては、旧三条市議会のときに角田議員さんからも質問があったと思いますが、再度質問させていただきます。CAPとは子供への暴力防止の略で、子供たちがいじめ、痴漢、虐待、性暴力など、さまざまな暴力から自分を守るための教育プログラムで、ロールプレーや話し合いをしながら、子供はだれでも生まれながらに持っている大切な3つの権利、安心、自由、自信があり、もし暴力に遭ってその3つの権利が侵害されそうになったら何ができるかを子供や保護者、教職員や地域の大人たちに伝えることです。


 次に、たばこの害を防ぐ取り組みについてですが、近年たばこの害が叫ばれ、喫煙場所が徐々に狭められて、これを機に禁煙する成人がふえている反面、さほど罪の意識もなく、常習的に喫煙をする未成年者がふえていると思われます。そこで、たばこ関連業界はこれまで未成年者喫煙防止啓発キャンペーンや屋外自動販売機の深夜稼働自主規制など、さまざまな形で未成年者の喫煙防止に取り組んでおりますが、厚生労働省の調べでは喫煙経験のある高校3年男子の約76%が自販機でたばこを買っておりました。


 そこで、全国2カ所で成人識別機能つき自販機の導入実験を行ったところ、喫煙による未成年者の補導件数が減るなどの効果が見られ、地元自治体や教育、警察など関係機関からも高い評価をいただいたとのことです。そして、日本たばこ協会、全国たばこ販売協同組合連合会、日本自動販売機工業会の3団体は、全国62万台ある(1回目の発言時間終了を告げるブザー音あり)すべての自販機を2008年までに大人だけに発行するICチップ入りの非接触型カードをかざさないとたばこが購入できない機種に置きかえることになりました。


 そこで、三条市でも未成年者をたばこの害から守るために、早期に導入できるように働きかけてはどうでしょうか。


○議長(久住久俊君) 市長。


  〔登壇〕


○市長(高橋一夫君) お答えします。


 職員研修の件については、後で担当の部長から答えてもらいますが、融和ミーティングのことに関してのお問いでしたが、例えば合併する前はコンピューターで操作をしていたんだけれども、新三条市になったらそういうことがちょっと後退したというようなお話だとか、あるいは金融機関の使い方で新三条市になってからちょっと違うというようなお問いだとか、それからまた割と栄地区、下田地区の人たちは、専門的ではなくていろいろなお仕事をしておられたようで、三条に来たら非常に専門的な形になっているとか、そのほかいろいろなお話がありましたが、担当が1人いますから、その都度そこで回答できるのは回答し、そこですぐ回答できなかったものは後日回答したりして――あるいは大分思い違いですとか、そういったようなものもあったようであります。


 それから、ボランティアの活用についてのお問いですが、社会情勢が変化する中、市民の方々に持続的、安定的な行政サービスを提供するためには、より一層の行財政改革を推進し、限られた資源を重点化できる小さな政府を目指す行政システムづくりを進めていくことが必要であります。


 また、その一方、ボランティア活動など公共的サービスの一部は市民がみずから担うという認識が広がりつつあります。地方自治体が担う役割を重点化し、小さな政府を目指すためには、自治体のみが効率化するだけではなく、こうした認識の広がりを後押しするとともに、これまで行政が提供してきた公共的サービスについても、地域住民を初めとする各種団体や民間企業、ボランティアなどの多様な社会主体が参加し、提供できる環境を整え、新しい公共空間を形成することが重要であると考えています。この新しい公共空間の形成については、一つの経営戦略ととらえ、経営戦略プログラムにおいて具体的方策を検討しているところであります。


 なお、現在庁内の経営改革本部会議及び外部による経営改革推進委員会をそれぞれ3回ずつ開催し、プログラムの素案を策定している段階であります。


 次に、市街地の活性化、企業誘致の件でのお問いでありますが、平成11年度に三条市中心市街地活性化基本計画を策定し、商店街の活性化策に取り組んで以降も、商店街の中核とも言える大型店の閉店が相次ぐとともに来客数も減少傾向が続いており、大変厳しい状況であると認識しております。中心市街地活性化基本計画策定以来、昨年の一ノ木戸商店街のアーケード改修事業を初めとして、各商店街では活性化のためにさまざまなハード、ソフト事業に取り組み、市でもそれらの事業に対し補助金を交付して支援してきたところであります。


 また、TMOである三条商工会議所でも、平成14年度からチャレンジショップ事業運営を初めさまざまな活性化事業に取り組んでまいりました。平成17年度もアドバイザー派遣事業を実施し、商店街の啓発に取り組むとともに、にいがた産業創造機構の助成を受け一店逸品運動に取り組んでいるところであります。


 各商店街も、TMOも、そして市もさまざまな事業に取り組んでまいりましたが、なかなか空洞化に歯どめがかからないことも事実です。これからの少子高齢化においては、地域コミュニティーの中の商店街といった視点やコンパクトシティーの考え方が大切であると考えています。今、国においてまちづくり3法、中心市街地活性化法、大店立地法、都市計画法の法改正が行われようとしておりますので、市といたしましてもその動向を見ながら、市街地の活性化に努めていきたいというふうに考えています。


 また、昨日島田議員の質問のときにも御答弁をしたように、一つには行政、それからまた各商店街の人たちが一生懸命努力するということと相まって、この地域をどういうふうな形にしていくのか、商店街というのは必要なのか、まちの中心にそういったようなものが必要なのかということを消費者の立場で考えて、必要であればそういうようなところでできるだけ商品を買うとかというようなことがいわゆる防災、防犯というようなこと、あるいはまた前からお話をしていますように、農業の問題、農産品を買うというようなことも、その地域の景観だとか、あるいは風水害のときにきちっとした農地が守られているとかというようなことを考えて、いわゆる目先の一文感情といいますか、2円安いから、5円高いからというような形で郊外に行くという形だけにとらわれずに、いわゆる中心市街地をどうしていく、農業をどうしていく、防犯だとか防災をどうしていくというような視点で一人一人の消費者の行動がついていかないと、やはり空洞化というものとか、そういうようなものを抑えられないのではないかなと、またそういうふうな形の啓発にも取り組んでいきたいというふうに考えています。


 また、しらさぎ荘の件、それから栄中学校体育館の件、総合体育館の件のお問いですが、しらさぎ荘の件は先般お話をしたとおりでありますし、栄中学校の体育館の結露に関しては、日常の施設管理に注意を払い、精査の上、対処していきたいというふうに考えております。


 また、総合体育館の件について、小学生の意見発表会は私も参加して聞かせていただいております。総合体育館の建設については、事業規模や用地選定等に対し、事務的に検討するよう指示しているところでございます。


 なお、具体的な建設予定時期につきましては、早期建設を念頭に置きつつ、来年度の予算編成の中で判断をしていきたいというふうに思っております。


○議長(久住久俊君) 教育長。


  〔登壇〕


○教育長(松永悦男君) 青少年の健全育成についてのお問いの中で、たばこの害を防ぐ取り組みについては私の方からお答え申し上げます。CAP教育プログラムにつきましては、学校教育課長が答弁いたします。


 未成年者の喫煙防止対策として、未成年者がたばこを安易に購入できないようにするという社会環境を整える必要があり、たばこ販売店では未成年者に対してはたばこを売らないという取り組みが徹底されているほか、たばこ自動販売機は夜11時以降は稼働中止とされております。また、自動販売機につきましては、現在の自動販売機は2008年度には成人識別機能装置つき自動販売機に切りかえされる計画となっております。検証実験が社団法人日本たばこ協会において行われており、検証の結果、喫煙による補導件数の減少につながっているものと、議員さんお話のとおりの評価がなされております。


 この導入計画につきましては、日本たばこ協会においてもまだ導入の仕方やスケジュールなどは明確に定まっていないのが現状でありますが、未成年者喫煙防止対策協議会などを通じて情報を把握し、未成年者の喫煙防止対策で連携をしていきたいと考えております。


○議長(久住久俊君) 総務部長。


  〔登壇〕


○総務部長(吉田 實君) それでは、私の方から職員研修について御答弁させていただきたいと思いますが、職員研修につきましては、現在組織における職務上の階層に分けて行う階層別研修――これは多分市では市長会、町村では町村会で主にやられていたものと思っております。そのほかに、危機管理や政策企画など行政課題に対処していくために行う専門研修、あるいは先進地の研修、こういったようなものを進めながら、職員の自主性を考慮した自己啓発研修などを実施してきております。


 現在、経営戦略プログラム策定の中で新しい三条市の人材育成基本方針を作成することとしており、それに基づき職員研修体系や内容の見直し等を行うこととしております。その中で、これからの社会経済情勢の変化に的確に対応し、自治体間競争に打ち勝つ自治体を経営していくといった目的意識を有する職員の育成を目指していきたいと考えておるところでございます。


 それから、若い職員の育成が必要ということでございますが、もちろん団塊の世代、いわゆる2007年問題を抱えておるところでございます。当然それら職員がやめた後、市役所が機能していくために、現在の若い職員を早急に育成していくという必要性を十分認識しておりますので、そういった育成に努めてまいりたいと思っております。


 それから、合併して3市町村の職員が一緒になって、事務処理に温度差がなかったのかということでございますが、温度差というよりも事務処理に違いがあったということは事実でございます。それらにつきましては、1カ月、2カ月たつうちに事務処理の統一化が図られてきていると思っておるところでございます。


 以上です。


○議長(久住久俊君) 学校教育課長。


  〔登壇〕


○学校教育課長(金子周一君) CAP教育プログラムにつきましてお答えいたします。


 いじめや虐待、誘拐等、子供を取り巻く環境の変化は憂慮すべき状況と認識しております。各学校では、日常の観察や「生活アンケート」、「心の体温計」等により児童生徒の状態を把握し、教育相談の実施、児童相談所や警察等の関係機関との連携を図っております。


 三条市では、幾つかの学校でCAP・にいがたのワークショップでは、親子の両プログラムを実施していると聞いております。また、今後検討したい学校もあると伺っております。御存じのとおり、それには費用が必要であり、CAPメンバーによるワークショップとなっております。CAP教育プログラムなどの情報を紹介するなどしながら、今後も児童生徒の安全確保に努めてまいりたいと考えております。


○議長(久住久俊君) 24番。


  〔登壇〕


○24番(小出和子君) それでは、2回目の質問をいたします。


 行政改革についてですが、市長さんは旧栄町、旧下田村の職員といろんなお話をされて、思い違いがあった部分もありましたよということですが、出てきたいろんなお話をぜひ仕事の方に反映できるようにしていただきたいと思います。せっかく市長さんにお話ししたのに、何も自分たちの言ったことが通らなかったなんていうと、それこそ――前の議員さんのお話にもあったように、これからは何か言ってもむだだなということで話も出さなくなってしまいますので、そこらはよろしくお願いします。


 また、ボランティアの考えですが、ボランティアというのはみずからの意思で自分の都合のいい時間に自分の趣味を生かしたり、そういうことでお手伝いできたらいいなということで参加する場合もあるんですが、本当に自分の趣味の範囲でやっている分にはいいんですが、特に福祉関係だと思うんですが、もう市の方から頼られちゃっていて、どうしても行かなきゃいけないという、そういう――月にもう何回とか頼まれて、そういう場合でもボランティアだから全く費用も何も出ないというような実態がありまして、やはり職員のお手伝い的なことをしているそういう方に対しては、せめて交通費ぐらい出すべきじゃないかなと思っておりますが、そこらはどのようにお考えになっているか、もう一度お伺いいたします。


 2点目の地域経済の活性化についてですが、これも静岡市に研修に行ってきまして、高橋市長さんもお会いになった方で、職員の方たちもその方のお話を聞かれたかと思うんですが、SOHOしずおかの小出マネジャーのお話を聞いてきました。先ほども商工会議所の方でいろいろチャレンジショップやアドバイザー派遣などで、そういうことで一生懸命やってくださるということですが、この小出さんのお話によると、大体公的なそういう支援は全然だめだよというようなお話をされたんです。というのは、上から何かしてあげているんだよという、そういうような目で相談者に対して見ているということなんですが、このSOHOしずおかの小出マネジャーの場合は、本当に親身になって相談者と一緒になって、同じ目線で考えて、そしてやはり結果を出さなきゃ、結果が出なければ何もならないということで、それでいろいろネットワークの潜在能力をどこまで引き出せるか、そういうことは自分の仕事だということで一生懸命尽くしておられて、4年間で200以上の新ビジネスを創出したということですから、本当にすばらしい方だと思うんですが、この方の講演を市の職員の方も聞かれたと思うんですが、ぜひ行政運営とか地域の活性化に生かしていただきたいと思います。


 また、先ほどは質問しなかったんですが、工業団地の件ですが、まだ残っている区画も幾つかあると思うんですが、それはあとどのくらい残っているのか、そしていつまでに100%完売を目指しているのか、お尋ねいたします。


 あと、総合体育館のこと、栄中学の体育館についても、それぞれ忘れないように、ぜひ覚えておいていただきたいと思います。


 最後に、青少年健全育成についてですが、CAPプログラムの有効性というのは、受けた方たちがとても喜んでおりますし、本当にいいプログラムだと思うんです。しかし、これがすべてということではなく、本当に小さい子供が後ろから車で来たおじさんに車に引き込まれたら、嫌だとも言えないし、逃げてもすぐ捕まってしまうというようなそんな状況で、これがすべてではないんですが、特に虐待を受けても言えない子供たちにとっては、とても有効的だというお話も伺いました。


 それで、暴力を受けた子供は本当に心に深い傷を残して、不安と恐怖を抱いて、無気力と自己否定により自分自身を傷つけたり、自分より弱い者を攻撃したりするようになると言われておりますので、本当にこういう暴力を受けている子供たちを早期に発見して、そして助け上げてほしいと思っております。


 また、たばこカードのことは、本当にいい企画だなと思っておりました。それで、導入するにも別に市がお金を出すでもないし、ただそういうPR――視察に行った先ではそこの市の広報に載せてくれたりしてとても助かりました、よかったとおっしゃっていましたので、ぜひこういうのがあるよということを広報等で皆さんに周知するように、そのPRのお手伝いはぜひしていただけたらと考えております。


○議長(久住久俊君) 市長。


  〔登壇〕


○市長(高橋一夫君) 融和ミーティングの件は、終わったらすぐその担当に話をして、どういうふうな形になっていたのか、ちゃんと疑問を呈されたところにフィードバックしてあるはずです。ですから、それはうまくいっているはずだと思っています。


 また、ボランティアの件に関しては、今小出さんが言われたのはどういうボランティアのことについて言われたのか、ちょっとわかりませんけれども、全体的には私はボランティアというのは特殊な人がやるという形ではなくて、市民であれば1つ、2つのボランティアをみんながやるんだというような形に持っていかなきゃいけないと。いわゆるボランティアは特殊な人がやって、そしてその人には費用を出そうというんじゃなくて、みんながやれば平等なわけですから、そういったような社会になっていかなきゃいけないんじゃないかというふうに考えています。


 また、SOHOしずおかの件、これは私も行ってきて、SOHOとはいうけれども、小出さんの話は一方通行でばんばん、ばんばんと1時間半ぐらいお話を聞いてきました。本当にすばらしいと思いましたので、ぜひひとつ三条に来てくださいということでお願いをして、先般三条に来ていただき、200人ぐらいの職員かな、小出さんもこんなにいっぱいの職員の前で話をするのは初めてですというようなことを言われていましたが、大勢の方から聞いていただきました。


 要は、あそこで言われたのは、行政の人というのは目的をきちっと持ってやらないのが一番問題なんだと。民間ならこういうふうな形でというような目的をきちっと持ってやっているんだけれども、行政はただ事業をやればいいという形といいますか、こういうふうにしようという目的というか、目標を持たないというのが一番問題なんだというようなことを言われてきました。聞いているみんなも理解してくれたと思いますし、いろいろな形で来年度の事業に関しては、仕事をやるという形からプラスそういう目標といいますか、この仕事をやることでどういう目標を達成するんだというような形のものも求めていきたいというふうに思っていますが、何せあれはもう人材なんです。全部に期待するったってなかなか無理なんで、要はいい人材をいかに役所に入れられるかということなんだろうというふうに私は思っています。


○議長(久住久俊君) 経済部長。


  〔登壇〕


○経済部長(関崎光明君) 工業団地の残面積ということでお問いでございますので、お答えをさせていただきます。


 現在当市の工業団地は3工業団地ございます。保内工業団地の未分譲が1万9,691.18平米、分譲率で73.8でございます。嵐南工業流通団地の未分譲が1万1,341.73平米、分譲率で79.4、川通工業団地の未分譲が2万7,385.75平米、分譲率で56.10でございます。この3団地を合計しますと、残面積で5万8,418.66平米、約1万7,670坪となっております。これらにつきましては、昨年度も単価の引き下げ、それと現時点におきましては同時に3年間の分割制度も設定したところでございます。今後につきましても、分譲条件の見直しでありますとか他団地の状況を見ながら、でき得る限り早急に完売に向けて努力してまいりたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。


○議長(久住久俊君) 教育長。


  〔登壇〕


○教育長(松永悦男君) 青少年の健全育成に関しまして、再度のお問いでございますので、お答え申し上げます。


 最初に、暴力から子供を守る取り組みについてですが、このことにつきましては現在生涯学習課あるいは公民館等で、乳幼児期の保護者への家庭教育学級や、あるいは小学生保護者への家庭教育学級等々全市的に今展開をしております。子供への暴力は、子供の心に深い傷を負わせることから、こうした家庭教育学級などの機会をとらえて、今後とも理解を広めていきたいと思っております。


 また、自動販売機等の導入につきましては、私どもといたしましては関係機関と連携をとりながら、その導入に当たっては御協力申し上げ、PR等にも協力してまいりたい考えております。


○議長(久住久俊君) 24番。


  〔登壇〕


○24番(小出和子君) それでは、1点だけお伺いいたしますが、今ほどの工業団地の件です。できるだけ早いうちにということですが、またやぼをこくと言われるかもしれませんが、いつまでという目標をしっかり――今ほど市長さんも言われたように、民間ではちゃんと目標を持ってやっています。ですから、民間になったつもりで、いつまでに完売するんだという意気込みがなければ、やはりそのままほうっておいても一銭にもならないわけです。借金がどんどん膨れるばっかりでお金は入ってこないわけです。地域の活性化でもありますし、やはり工業団地の中に企業が来れば、そこに働く人たちも要るわけですから、採用しなきゃいけないわけですから、ぜひ早急にというか、いつごろまでに完売したいのかということを示すべきじゃないかなと思います。


 また、例えば売れなくて困っている場合は、土地をリースにするとか、あと見附の県の工業団地のように建物を建ててやって、それを貸す貸し工場、そのようなことも考えられるのじゃないかと思いますが、いかがでしょうか。


 それから、もう一つ、子供さんの心の傷というのは、体の傷は治せても心の傷はなかなか治せませんので、本当に何回も申しますが、ぜひ発見したら早目に対処してあげてほしいと思います。


 以上です。


○議長(久住久俊君) 市長。


  〔登壇〕


○市長(高橋一夫君) 旧三条市の工業団地に関しては、スタートするときにはみんな満杯になるような形で進めているんだけれども、途中でいろいろな経済状況とか何かでもってそこがあいてしまう。大きなものをつくって、それから募集じゃなくて、こういうものをつくりますよという形で募集をして、そしてじゃ私はこういうところにこのくらいというふうな形の中で進めているんですが、途中でいわゆるいろんな経済情勢だとか何かでできなくなったとかというような形であいているという形なんです。ですから、そういう点ではその工場だとかその店が出る面積というふうな形であくもんだから、それに合うようなところを探さなきゃいけないというような難しさが一方においてあります。


 また、そうやみくもに値段を下げるというわけにもいかないというような形があって、今苦慮しているわけですが、今おっしゃいましたように、リースにする問題とかそういう問題も今検討しています。そういうふうな形ならば出てきてくださる人がおるのかというような形も検討しています。


 いつまでというとあれですが、今すぐ、ことし、来年、18年度中に全部完売しますというわけにはいきませんが、18年度中にぜひひとつ完売ができるように頑張っていきたいと思っています。


―――――――――――――――――――――――――――


○議長(久住久俊君) 次に、7番、武士俣昭司さんに発言を許可いたします。7番。


  〔登壇〕


○7番(武士俣昭司君) 議長のお許しをいただきましたので、発言通告表に沿って順次質問させていただきますので、御答弁よろしくお願い申し上げます。


 最初に、7・13水害被災の高齢者、生活弱者の援助並びに救済についてお伺いいたします。


 7・13水害から早くも1年4カ月余りが経過し、仮設住宅入居者の移転先も大方のめどが立ちましたが、その陰で仮設住宅に入らず被災住宅で生活してこられた高齢者、生活弱者がおられます。水害被災地もそれなりに一見復興したかのように見えますが、しかしその陰で復興のめども立たない生活弱者、お年寄りがおられるのです。


 一歩家の中に入ると、水害被災当時のまま床板は外され、畳も敷かれず、1階での生活ができず、水害以来2階での生活を余儀なくされ、カセットコンロ等の簡単な炊事道具で暮らしてこられた被災者がおられます。年金暮らしの高齢者にとって、住宅再建は資金的な問題で再建のめどは立ちません。家を取り壊したくても取り壊せないのであります。取り壊してすぐに再建できる被災者には家の取り壊し費用は出るのに、再建のめどの立たない被災者には取り壊し費用が出ないということに矛盾を感じるのは私だけでしょうか。とりあえず被災した家を壊し、更地にして、それから売るなりしてこれからの生活設計を立てようとしても、取り壊し費用がないためにそれもできず、困窮されているのが現状でございます。民間の高齢者専用住宅に入居したくても、お金がなく入れない。そんな人たちに何らかの援助、救済の手だてはないのか、お聞きいたしたい。


 高齢者など、お年寄りの民間の賃貸アパートなどへの入居に対しては敬遠されがちでございます。そのような高齢者のためにも、公的な高齢者専用住宅の必要性が今こそ求められていると思うのですが、三条市としてのお考えをお聞きしたい。


 次に、地域コミュニティーづくりについてであります。


 昨日、16番、山本春男議員さんの質問で、上林ひまわりコミュニティ21の現状を知ることができました。理想と現実の差の大きさを実感しました。現在、上林地区以外でコミュニティーづくりの対象となっている地区、自治会の状況をお聞かせください。その地区に対しての助成について、初年度と次年度以降の助成はどのように行われているのか、お聞かせください。


 コミュニティーづくりは、市民自治、地域自治の確立です。市長の言われる小さな政府の根幹を支えるものであります。そのコミュニティーが自立するためにも、的確な行政の指導が必要であります。地域コミュニティーを構成する自治会長は、行政的な手法になれておりません。自治会長は区で選任され、一生懸命職務に専念され、頑張っておられます。その自治会長が職務を励行しようとするために、当該の課にわからないことを問い合わせたり、指導を求められた自治会長から私のところに苦情がありました。お一人だけではありません。自治会長を管轄する課の対応が悪い、担当職員の接遇態度が高慢で威圧的であると言っておられます。そういう事実を掌握しておられるのか、お聞きいたしたい。


 自治会長の多くは、これまで社会的に貢献され、これまで責任的地位で活躍されてきた方々です。年長者に対する礼儀、作法としての言葉遣いもあると思いますが、どのように職員指導をされているのか、お聞きいたしたいと思います。


 財政的に市の事業助成に制約があるのであれば、財団法人自治総合センターのコミュニティー助成事業の募集だけでなく、ほかに国、県、または各種財団法人等団体も助成事業の募集を行っていると聞きます。使途の限られている助成もありますが、それらの情報を調査し、コミュニティー地区にかかわる各自治会に提供するべきと思います。また、助成金を得られるような書類の作成方法の指導をするのもコミュニティーを育てる必須事項であると思います。情報を提供する上で、募集締め切りが1週間ぐらいしかないような情報は、情報提供とは言えません。情報を得て、各自治会で会議を開いて決定し、助成申請の書類作成までの日数が1週間ぐらいでは、実務的に不可能です。毎年あるような事業助成募集は、事前に知らしめておくのも必要と思いますが、いかがでしょうか。


 次に、三条駅上空通路と三条高校通学路についてお聞きいたします。


 まず、三条駅上空通路の現在の利用状況をお聞かせください。三条高校が現在地に移転して、三高生が朝の通学路として、三条駅上空通路があるのに、上空通路を通らず、三条駅前の信号を左折、または2つ目の押しボタン式信号を左折して新通川まで行き、川沿いに信越線の歩行者専用踏切を渡っていく生徒が多いと地域の住民から苦情が出ております。この左折して進む道は、一方通行で道幅も狭く、四日町小学校の児童の通学路でもあり、また自動車などが来ると事故が起こるのではないかと地元で危惧されています。三高生が通るようになってから工業高校の生徒も通るようになったと言われています。それでも、最近では三条高校の指導もあり、三高生は東新保の踏切を曲がっていると聞き、一時ほど危惧されません。しかし、せっかくつくった上空通路が三高生に余り利用されていないのは何か原因があると思いますが、いかがでしょうか、お聞きいたしたいと思います。


 また、駅裏に駐輪場がありますが、もっと台数がとめられる広さを確保できないかと要望があります。それと、東三条駅のように三条駅裏、つまり東側に改札口ができるようJRへ申し入れたと思うのですが、市の考えをお聞きいたしたいと思います。


 次に、三条高校前の新保裏館線の歩道に街灯をつけてほしいという要望がございます。三条駅上空通路から新保裏館線までの新しい道には街灯がありますが、新保裏館線には街灯がなく、高校生の下校時間帯は暗くて大変危険です。街灯をつける見通しをお聞きしたい。


 次に、県央マイスター認定制度と三条ブランドについてお聞きいたします。


 ようやくマイスター制度ができたことは、地場産業の技術伝承の上からも好ましいものであり、その認定基準についてどのような基準で認定されたのか、お聞きします。


 第1回目であります今回の認定では、18名が応募し、13名がマイスターに認定され、マイスターの称号を与えられましたが、新聞報道によればテクノスクールや工業高校の外部講師、鍛冶道場の技術、技能伝承を初め公的学習機関などで派遣講師として活躍すると書かれております。マイスターというのはそれだけのものであるのかと疑問を感じるのであります。三条地場産業の一つを例にとって言えば、利器工匠具のかんな、かんなの台入れ、玄能、のみ、のこぎり、握りばさみ、火ばさみ、墨つぼ等々の手づくりの伝統のわざの後継者がいなくなろうとしています。


 これらの技術は、1年や2年の歳月で培われるものでなく、長い年月をかけて熟練し、培われた職人のわざであります。これらの技術を継承するためにも、名誉的なマイスター称号でなく、実務的なマイスター制度の必要性を求められています。一度消えた技術を再び再現するには、何倍というエネルギーが必要です。幾ら機械化され、コンピューター化されても、その原点は長年の熟練で培われたわざであり、その伝承こそ大事だと思います。ものづくり職人に講師をやれというよりも、職人のわざ、つまり技術の伝承、それができる技術保持者をマイスターとして認定し、称号を与えるべきと思いますが、いかがでしょうか。


 フランス、イタリア、ドイツのブランド製品は、本物の職人がつくった製品で、だれもが認知するようなハイクオリティー製品づくりこそこれからのものづくりだと思います。そういう製品に三条ブランドをつけ、世界ブランドとして発信していくべきだと思います。金属製品の三条として、ドイツのゾーリンゲンに負けないブランドとして三条ブランドを活用すべきと思います。三条ブランドの活用について、三条市のお考えをお聞かせください。


 次に、三条市の救急救命医療についてお聞きします。


 11月20日、新潟日報の記事に「増える圏外搬送」という記事がありました。その記事で、2次医療圏から圏外に救急患者が搬送されるケースのふえていることが、11月19日までに県の調査でわかったとあります。とりわけ巻・三条圏では3割前後に及び、病院収容までの時間が伸びたとありました。


 記事の一部を抜粋してみますと、「巻・三条圏は三条、燕、見附、加茂、西部、巻・西川・潟東の六消防本部が担った救急患者1万663人のうち、長岡圏(長岡市など)に1,632人、新潟圏(旧新潟市)に1,147人を搬送など圏外が28%」を占め、2,935人という数字が出ています。圏外搬送した巻・三条圏では、「圏内の病院に専門医が当直していない」、「受け入れを断られたことが何度もある。専門医は圏内の病院同士でローテーションを組んでもらえないか」と望む声があると記事にありました。


 三条市では、夜間、深夜は無医村状態だとも言われております。三条にある二次医療病院でも、受け入れを断るのはしょっちゅうだと聞いております。救急車が到着しても、受け入れ病院が決まらないために一向に救急車が走り出さない。患者の家族の心情も、救急隊員が責められるつらさも同情に値します。どんな最新の医療機能を積載した救急車があっても、受け入れ病院がない現状では助かる命も助からないことになります。三次医療は、三条に近いところで長岡赤十字病院と新潟の市民病院です。長岡赤十字病院救急救命センターでは、圏外搬送がふえ、慢性的に病床が足りず、受け入れを断ざるを得ないとあります。また、責務を果たしていない病院があると同救急救命センターでは言っていると書かれております。


 三条市の救急医療体制として、休日在宅輪番制としては、休日の9時から18時までの内科、外科、夜間応急診療所では19時30分から21時30分で行っていると聞きました。この時間以外の深夜など、三条市内の救急医療体制として救急患者の受け入れ実態はどのようになっているか、お聞きいたしたいと思います。


 二次医療病院で実際に受け入れを断るような状況が事実であるとするならば、三条に救命救急センターの必要性を感じますが、市の考えをお聞かせいただきたい。


 次に、三条市の子供の安全についてお聞きします。これまで質問された議員の方々が子供の安全対策に触れられましたので、1点に絞って質問させていただきます。


 このところ広島、茨城、栃木で小学女子児童が続けて殺害されるという悲惨な事故が起こり、悲しみと怒りでいっぱいであります。禽獣にも劣る行為で、絶対に許されるものではありません。


 私がPTAにかかわったときに、三条市で小学生の女子児童が行方不明になり、懸命の捜査にもかかわらず発見されず、9年後に拉致、監禁されたいたことが発覚し、救い出された事件がきのうのことのように思い出されます。二度とこのような事件が起こらないように願い、子供たちの安全を守るのが私たち大人の役目であり、かつてPTAで青少年指導委員を経験し、その責務を強く感じるのであります。


 さて、9月30日付各自治会長あてに、三条市子ども安全の日への参加についてという依頼の文書が配布されました。文書をもらった自治会では、それぞれの対応に苦慮されたと聞いております。文書は、青少年育成センターから三条警察署長、三条市教育長連名で出されておりながら、どのように参加すればよいのか、参加指針がわからないというところも多くあったと聞きます。学区によっては防犯組合が対処したところもありますが、このような文書を出すときは具体的に参加の仕方、行動指針など指導があってしかるべきだと思います。まして青少年育成だから、青少年育成センターに丸投げするのでなく、青少年育成にかかわってきた各団体などに協力を求め、全市を挙げて取り組むような姿勢でなければならないと思います。例えば三条市青少年健全育成市民大会の主催団体を核として、その協力団体に呼びかければ可能だと思いますが、いかがでしょうか。主催団体5団体、協力団体26団体、その構成メンバーの数を考えれば、全市を挙げて子供の安全を守れる運動となると思うのですが、教育長の御意見を賜りたいと思います。


 最後に、貝喰川下流域の河川改修についてお聞きいたします。


 五十嵐川河川改修に隠れて、貝喰川の河川改修が見えてこないのですが、河口の逆流防止樋門について進捗状況をお聞かせいただきたいと思います。


 また、貝喰川下流域、島田三丁目、大野畑流域の河川改修の見通しもあわせてお聞きいたしまして、1回目の質問を終わらせていただきます。早口でどうも済みませんでした。


○議長(久住久俊君) 市長。


  〔登壇〕


○市長(高橋一夫君) お答えします。


 高齢者、生活弱者の被災住宅についてのお問いですが、7・13水害で被災された方々への支援につきましては、被災者生活再建支援法に基づく国の支援策、またそれを補完する形の県単補助事業を活用した市の制度がございます。今後も被災された方々から制度内容を十分御理解いただき、申請漏れ等が生じないよう、毎月1回、日曜相談窓口を開設いたしておりますので、関係の皆様からの御活用をいただきたいと思っています。


 しかしながら、国の制度、また県補助金を財源とする市の制度におきましても、補助率、対象経費には一定の制約があり、解体のみや住宅の改築、改修経費そのものに助成するまでには至らないのが現状でありますので、御理解をいただきたいと思います。


 また、高齢者専用住宅の必要性についてのお問いですが、公営住宅法に基づく高齢者専用住宅の位置づけでございますが、高齢者、障害者等が利用しやすい公営住宅の必要性は認識しております。


 なお、応急仮設住宅入居者の公営住宅入居要望にこたえるため、曲渕地内に建設中の曲渕市営住宅は高齢者専用住宅ではありませんが、高齢者、障害者等が利用しやすいエレベーターなどの設置を備え、現在建設中でございます。


 また、平成13年に高齢者居住法が公布され、高齢者向けの優良な賃貸住宅の供給については、民間活力の活用により民間事業者等による供給促進を図ることを基本としていますが、地方公共団体も高齢者向けの優良な賃貸住宅が不足している場合において、その整備及び管理に努めなければならないと指定されているところでありますが、入居者の家賃の額が近傍同種の住宅の家賃の額と均衡を失わないよう定められるものであること等の要件や整備基準もあり、当面は既存公営住宅の整備等を図っていく中で、高齢者専用住宅ニーズの状況把握にも努めていきたいというふうに思っております。


 また、救急医療の件について、救急救命センターの必要性についてのお問いですが、休日、夜間に対する救急患者につきましては、在宅当番医制や医師会の協力による夜間救急診療所の運営により対応をさせていただいております。入院治療を要する重症救急患者は、病院群輪番制に参加する病院で対応させていただいておりますが、現状は二次、三次救急医療機関におきまして、一時医療機能の初期対応の患者が相当数集中しており、また当直対応の医師等の配置につきましても、医療機関においては大変苦慮されているところであります。


 このため、今回進められております県の医療圏見直し検討案に対し、本市は新医療圏機能への移行と基幹的病院の整備には時間と予算を伴うものであることから、より実効性のある医療提供体制を進める措置として、5床または10床で1日入院が可能となる一時救急診療所の設置を希望するとした意見書を提出しております。市民がより安心し、休日、夜間の救命救急医療が受けられるよう、より実効性のある医療環境の整備とともに、医師確保の早期実現を図るよう県及び関係機関等に強く要望してまいりたいと思っております。


○議長(久住久俊君) 助役。


  〔登壇〕


○助役(佐藤和夫君) 一番最後に貝喰川下流域の河川改修についてお問いでございますので、お答えをさせていただきますが、この件につきましては御質問者から毎議会ごとに御質問をちょうだいいたしておるところでございますし、また今議会におきましても何人かの議員さんから御質問をいただいておるところでございますし、またお答えもさせていただいておるところでございます。


 そこで、貝喰川河口の逆流防止樋門設置につきましては、今回の信濃川の復緊事業で平成20年度までに国土交通省で設置する予定とお話を伺っておるところでございます。ただ、樋門の設置にあわせてのポンプ場の整備につきましては、現在国と県との間で協議、今検討をされておるところでございます。


 それから、貝喰川下流域の河川改修の見通しということでございますが、これにつきましても先般お答えを申し上げているとおり、三条市も構成メンバーの中に入れていただいた中で現在県におきまして、対策検討会を立ち上げていただいた中で、この地域も含めた流域の全体の整備計画を検討しておられるところでございます。三条市といたしましては、その結果を踏まえまして、今後どのような対応で早期に事業化できるのか、検討をしてまいりたいと思っておりますので、よろしくお願い申し上げます。


○議長(久住久俊君) 経済部長。


  〔登壇〕


○経済部長(関崎光明君) 県央マイスター制度についてのお問いでございますので、お答えをさせていただきます。


 最初に、この制度の認定基準という御質問でございます。認定の基準につきましては4項目ございまして、これらすべての条件を満たす者ということが認定の基本ということでお聞きをいたしております。


 1点目は、認定対象者の技術及び技能水準、これらがこの県央地域におきまして第一人者、またはこれに比肩する者であるということでございます。


 2点目につきましては、具体的に技能検定のある職種については1級以上の取得者ということで、国が定めております厚生労働省の認定という技術レベル以上ということで1級以上を求めておるものでございます。


 3点目は、認定対象者の必要資質ということで、県央地域において産業振興に貢献した者、または産業の発展に欠かせない者等の資質を求めております。


 4点目で、認定対象者の経験年数及び居住要件等を定めております。当該職種におきまして、20年以上の従事経験を有し、かつ年齢が40歳以上の者であることという以上の4項目が認定の基準でございます。


 それから、技術の伝承ということでのお問いでございます。県におきましても、これらのマイスター制度ということで今回制度化を図ったものでございますけれども、市といたしましても伝統技術の後継者育成、継承事業ということで、平成8年度の三条3M運動検討委員会――商工会議所でございますが、この検討の中から伝統技術の継承者養成事業、鍛冶アカデミー事業を平成9年度から初めて、平成12年度まで実施したところでございますけれども、これらの実績を踏まえた中で、その後平成14年度から16年度、協同組合三条工業会が伝統地場産業後継者育成事業に取り組み、市としてもこの事業に対しまして補助的な支援を行ってまいってきたところでございます。


 17年度、本年度につきましては、協同組合三条工業会におきまして、伝統的鍛冶技術の継承事業といたしまして、技術内容をさらに専門的に深めた研修を実施しており、来年度以降も事業を継続するという予定になっております。


 いずれにしましても、伝統技能につきましては、失った技術は戻らないということがございますので、その保存、継承に今後とも努めてまいりたいというふうに考えております。


 それから、最後の三条ブランドの活用という御指摘でございます。昭和58年に三条ブランドの検討をいたしまして、三条ブランドのマークにつきましては昭和62年3月と10月に特許庁の商標登録を行ってございます。これらにつきましては、数年間品質の証明業務ということで事業を実施してまいりましたが、現在は休止をしているところでございます。


 現在輸入品等のさまざまな商品との対抗が必要な状況になっております。これら三条地域の技術力の優秀さを示していくためにも、ブランド戦略は販売戦略上必須条件というふうに考えております。今後18年度に向けまして、新市の産業基本計画策定の中でもこれらを十分議論した中で三条ブランドの有効活用、これをどうやって進めていったらいいのかという点を業界関係者とも十分詰めてまいりたいというふうに考えています。


 以上でございます。


○議長(久住久俊君) 教育長。


  〔登壇〕


○教育長(松永悦男君) 三条市の子供の安全についてに関連いたしまして、三条市子ども安全の日の参加についてお問いでございますので、お答えいたしたいと思います。


 この7月22日に新潟県犯罪のない安全で安心なまちづくり条例が施行されまして、10月11日から20日までの10日間は新潟県犯罪のない安全で安心なまちづくり旬間と位置づけられました。それを受けて、三条警察署は10月17日を三条市子ども安全の日と位置づけて、全市一斉に子供の安全を守る行動に出ようという趣旨のことについて、私どものところへ9月27日に課長さんが参られて協力依頼がありましたので、警察署長と私の名前で9月30日付で協力依頼文書を差し上げました。


 関係機関といたしまして私どもがお願い申し上げたのは、各地区の青少年健全育成会長さん、それから各小学校、中学校長、それから各小中学校のPTA会長、青少年育成市民会議の会長、青少年指導委員各地区幹事、退職公務員連盟の三条支部長さんに私どもの方から協力依頼の文書を差し上げてお願いいたしました。また、警察署の方では防犯連合会の役員の方々にお願いを申し上げて、それぞれ自治会長さん、あるいは防犯組合長さんのところに協力依頼の文書を差し上げたわけです。


 各関係機関の方に協力依頼をして、そしてその実施内容につきましては、別紙として目的や期日あるいは実施内容、実施要領等を同封して差し上げたんですが、議員さんが御指摘のように、各地区の方でいろいろ戸惑いがあったということであれば、これはやはり時間的な余裕が少し足りなかったのかなと思っております。もう少し早くお互いに協力し合いしながら、全市の方にこういう取り組みを行うのでということで準備期間を設けて、そしていろいろ各地区で相談し合う中でできる体制をつくっていただくということが今後の課題であろうと、こう思っておりますので、反省材料として次年度に向けてまた考えてまいりたいと思っております。


○議長(久住久俊君) 総合政策部長。


  〔登壇〕


○総合政策部長(國定勇人君) 地域コミュニティーの関係で幾つか御指摘をいただいたところでございます。


 まず、上林コミュニティー以外のところで、市の助成がなくなったところで活動を継続しているところはあるのかというふうにとらえさせていただきましたが、平成12年度に発足しました藤と桜とひまわりコミュニティは、平成16年度で支援期間が終了をしているところでございます。本年度は、参加団体や県からの事業委託、あしたの新潟県をつくる運動協会から支援を得て、活動を継続的に行っていただいているところでございます。


 また、コミュニティー助成制度は期限があるため、取り組み当初から、いずれは活動が継続できるような検討を当初から行っていただいているところもあるところでございます。この点につきましては、市長の方からも何度か答弁させていただいているかと思いますが、本年度末までに現行の地域コミュニティーを初めとする市民活動に対しまして、もう少し自由度の高い助成制度ができないものかというところで現在鋭意検討しているところでございますので、御理解をいただければと考えております。


 それから、恐らく財団法人自治総合センターからの宝くじ助成金の関係でのお話だったかと思いますが、これにつきましては当該センターからの募集通知が毎年度10月上旬に来るということで、さらにその中で10月末には要望を出してくださいという、非常に短いスケジュールで毎年やってきているところでございます。そうした中で、自治会さんへの御負担もかなり重いであろうということから、これまでも事前に5月ぐらいにはこういうものが恐らくやってくると思いますのでと、こういうような形で自治会長の皆様方には毎年5月ごろ情報提供をさせていただいているところでございます。しかしながら、再度御指摘をいただきましたので、単純にその5月という時期がいいのかということも含めまして、また改めて検討させていただければというふうに考えているところでございます。


 それから、自治会長さんへの対応ということで、御不満もしくは高圧的な対応であるという御指摘をいただいたところでございますが、この点につきましては自治会長さんがお見えになるときの、私ども担当職員の対応としては一生懸命取り組んでいるというふうに認識をしているところでございます。ただ、自治会長さんが持ち込まれる案件によりましては、その御相談内容によりましては、どうしても制度上等の問題がございまして、なかなか御相談どおりにお受けすることはできませんといったような形でお断りする場合もあるものですから、そうした中でそのような認識を受けとめられているのではないかというふうに考えております。いずれにいたしましても、自治会長さんにおきましてそういう心証を持たれているということは遺憾なことでもございます。再度改めまして、職場に戻り、指導徹底に努めてまいりたいというふうに考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。


○議長(久住久俊君) 理事者側に申し上げます。答弁は、簡潔明瞭に願います。


 消防長。


  〔登壇〕


○消防長(堀内俊夫君) 三条市内の救急患者の実態についてのお問いでございますけれども、救急医療の確立につきましては、市民の生命を守るといった最も重要な行政分野であると考えております。そこで、救急受け入れ病院の現状と実態でございますけれども、診療時間内及び休日、夜間ともに、基本的には直近の病院やかかりつけの病院、あるいは救急救命士が行う特定医療行為についての御指導をいただいております各病院の御協力により、初期救急医療体制の中で努力しておるところでございます。


 先般田中議員さんの方からの御質問にお答えさせていただきましたけれども、昨年の救急出動件数は3,620件のうち100件は無搬送でありましたけれども、3,511人の傷病者を搬送しております。そのうち2,705人を市内の医療機関に、また806人は管外の医療機関に受け入れていただいているのが現状でございます。


 この件数の中で、18時から翌朝8時までの時間外の間に1,579人の傷病者を各医療機関に収容しております。このように、傷病者の受け入れ態勢について、休日、夜間などにおいてはそれぞれ医療機関の体制上の実態からしても非常に厳しい状況下にあるというのが現状でございます。当消防本部といたしましても、厳しい現状でありますが、可能な限り市内の医療機関で対応してもらえるよう、市関係課と連携を図り、医師会などを通じて協力要請を行いながら、受け入れ態勢などの条件整備について一層の努力をしてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いします。


○議長(久住久俊君) 建設部長。


  〔登壇〕


○建設部長(今井國雄君) 三条駅上空通路の関連でございますけども、三条駅上空通路の利用状況につきましては、今年度できました4月12日時点では、西口から東口へ渡る人が、歩行者が387人、自転車が12台、これが12月6日時点では歩行者が401人、自転車が10台ということで、若干歩行者の方はふえているところでございます。東口から西口につきましては、426人から474人とかなりふえておりますし、自転車につきましては21台から8台と、自転車については減っているところでございます。


 それらにつきまして、三条高校の生徒を初め幅広く利用していただいているところでございますけれども、一部の生徒が駅前側の通学路以外の狭い道を通りまして、交通の支障となっているという苦情が出ていると聞いております。これらの生徒につきましては、駅利用者じゃないようでございます。四日町あるいは島田方面から通う子供たちがそこを通っているんじゃないかということでございます。


 また、議員おっしゃいましたとおり、三条高校におきましても生徒の指導をされたということでございまして、通学路以外の利用が少なくなったと聞いているところでございます。また、新しいグラウンドが完成いたしますと、旧校舎のグラウンドに通う生徒がなくなるということでございますので、順次改善されていくものと思っております。


 また、上空通路にスロープを設置することにつきましては、時間的に見ますと7時から9時までの通学時間帯で、自転車ではエレベーターを使っている人はいないんです。その中で、エレベーターを自転車が利用しているということでスロープを改善しろということでございますけども、この辺については現段階では考えていないということで御理解いただきたいと思います。


 それから、上空通路あるいは通学路の設置に伴いまして、駐輪場も整備してきたところでございます。その中で、現段階では東口、西口とも、利用状況につきましては四、五十%と、こんな状況でございますので、駐輪場についてはまだ必要ないのかなと思っております。


 それから、通学路の街灯の件でございますけども、議員おっしゃられたように、通学路については街灯も一緒に整備させていただきましたけども、新保裏館線につきましては今事業中でございます。そんなことで、事業に合わせながら街灯も一緒に整備してまいりたいと思っていますので、よろしくお願いいたします。


○議長(久住久俊君) 7番。


  〔登壇〕


○7番(武士俣昭司君) それぞれ御答弁ありがとうございました。


 最初の水害被災者の高齢者、生活弱者の救済についての問題ですが、市長の言われることもよくわかります。県、国の基準が厳しいこともよくわかりますが、その点を県、国に要望して、何とかそういう人たちも救済できるように御尽力いただけないかと思う次第でございます。


 それから、コミュニティーづくりについては、今部長からお話がありましたことはよくわかるんですけれども、やはり年度計画というのは5月よりもっと前に皆さん各地域で立てると思うんで、それぞれの助成事業等の募集があったら、それぞれのコミュニティー対象自治会、またはそうでない自治会にももう少し早目に情報として流す必要があると思いますので、ひとつお願いいたしたいと思います。


 それから、職員の対応の問題について私が申し上げましたのは、確かにそれはわかりますけども、やはり言葉遣いだと思うんです。たとえだめなものでも、断り方によって相手の心情を傷つける場合があります。丸いものでも言い方1つで四角になり、四角いものでも丸くなるわけですので、相手の立場に立った言葉遣いでよく説明してやれば、だめなのは理解されると思いますが、頭からだめですという官僚的な返答が出れば、当然心情を害されますし、自治会長をお務めになっている方々は社会で働いていたころはそれぞれの地位でやってこられた方が多いわけでございますので、そういう人たちに対しての言葉遣い、敬意を表するような言葉遣いも必要と思いますので、その点よく御指導していただけないかなと思います。


 それから、三条駅上空通路についてはよくわかりました。階段の傾斜の問題もあって、スロープをつくるのは難しいということを聞いていますし、ただ地元の人たちから駐輪場を向こうに設ければ高校生もあの細い道を通らないんじゃないかということでそういう話が出たわけでございまして、まだ利用度がその程度であるのであれば、今後の成り行きを見て、また考えていただきたいと思います。


 それから、街灯の件ですが、工事中だから、まだしばらくと言うんですが、あそこは本当に夜暗いんです。高校生が通って、また今のような悲惨な事件が発生しないとも限りませんので、街灯だけは工事が云々よりも先に、三高から通学路のあの交差点までの間でもいいですから、何本か立てればいいわけですので、街灯はつけてやるべきだと思いますが、いま一度御検討をいただきたいと思います。


 それから、三条ブランドについては、今部長がおっしゃったように、62年に三条市は商標権をとってブランド権をとっているわけですので、それを眠らせておくんじゃなくて、大企業は自分で自分のブランド商標をつけることはできますが、三条で先ほど申し上げた利器工匠具に関する職人の製品はブランドがないわけです。かつては、金物の卸業者さんが刻印を打って全国に売り歩いたものですが、今は包装して箱に入れてすぐ売れるような状態でなければ、金物屋さんは扱ってくれないわけです。そういう意味において、認定された職人のものには三条ブランドを打って、大々的にブランドアピールをしながら三条製品のよいものを売っていくということも一つの手だと思うんですが、その辺御検討いただきたいと思います。


 それから、救急医療体制については、三条の病院の現状は私なりに理解しているつもりでございます。ですから、消防長の言われたこともよくわかります。しかし、急患の受け入れをしないという病院が多々あるということを私は時々聞くわけでございますので、そういう病院に対しては特に指導をしていただきたいなと。できないのであれば、やはりさっき市長が言われたように、一刻も早く、一時的に救命救急センターのような用を果たせるようなセンターを三条に置いていただきたい。かつて済生会病院のあのサッカー場のところに救命救急センターを誘致という話も出ましたけども、残念ながら誘致できなかったのが現状であります。この県央地区というのは、三条だけでなくて、かつての広域圏を入れれば11市町村あったわけで、そうするとその人口を入れれば27万くらいになるわけですので、新潟、長岡、それから上越の3カ所にしか三次医療がないというのはちょっとおかしいことで、ぜひこの県央地区にも三次医療の救命救急センターを誘致してもらえないかというのが私の希望でございます。


 それから、三条市の子ども安全の日について、今教育長から御答弁をいただきましたが、実際に青少年育成センターは職員が2人しかいないわけですよね。そうしますと、それだけのところへ全部手紙を出して、それに対応するのは大変だと思うんです。それならば、さっき私が申し上げたように、青少年育成市民大会にかかわった中核団体を核としたネットワークをつくって、いつでもその人たちが動けるような――私は今回三条市青少年育成市民会議の会長に、これはどういうふうな方がやられるんですかとお聞きしたら、いや、私のところがリーダーシップをとれとかという指導がなかったからというような返事でしたけども、やはり三条市青少年育成市民会議はそういう意味で三条市の青少年にかかわる一番中核となっている団体ですので、そういうところからも手伝っていただいて、そして三条市の子供の安全のためにネットワークを構築し、一刻も早く小学生や中学生の登下校の安全を守ることが大事だと思います。


 私もかつて指導員として巡回していたころに、とりわけ井栗の方へ行きますと、白山地区に行くときには田んぼの中を1人で歩かなきゃならない子供がいるわけです。あんなところで車をとめられて、おいと言って声をかけられて強引に乗せられたら、子ども110番の家なんかそばにもありませんし、どうすることもできないわけです。また、最近第一中学区では不審者があらわれて、協力を求めるという文書が第一中学校から配られております。また、これはもう毎回毎回こういうのが出ていまして、三条でも栃木や茨城や広島で起きたような事件が起きないとも限らないわけです。


 ましてやあの9年間拉致、監禁された少女は、今ではそれだけの時間を取り戻せないわけでございますので、私はぜひとも――何とかの日というのも大事ですが、ただイベント的なことをやるのでなくて、市民10万7,000人が全部パトロールするような動員体制を立てるような企画をして、声をかけて協力していけば、さっき申し上げたように、現に5団体のほか26団体が市民大会には協力しているわけです。そこにはライオンズとかロータリークラブのような慈善団体も参加しているわけでございますので、公の団体だけでなくてそういう民間の団体も大いに活用しまして、子供たちの安全を守るという方向に向かってやっていただきたいと思いますので、教育長のお考えをもう一度お聞きしたいと思います。


○議長(久住久俊君) 市長。


  〔登壇〕


○市長(高橋一夫君) 被災されました皆さん方の現況等を聞かれるごとに、県や国にまたお願いをしていきたいというふうに思っています。


○議長(久住久俊君) 教育長。


  〔登壇〕


○教育長(松永悦男君) 平成15年12月に、私どもは地域で子どもを守るネットワークを立ち上げて、全体連絡会議や、あるいは中学校区ごとの懇談会を開催してきたところでございます。また、不審者の発生情報等につきましては、警察、学校、三条市、市教育委員会、自治会などネットワークの各団体が情報を共有化して、それに対処しているところでございます。


 また、不審者の発生を防ぐには、市全体で子供を守る活動を行っているというメッセージが有効であることから、地域で子どもを守る市民のつどい等に取り組んだところでございます。議員さんが御提言されたように、ネットワークをつくって、そして全市民が子供たちを守る、地域の子供は地域で守るという、そういう意識の涵養をこれからもまたいろいろ工夫しながら図ってまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。


○議長(久住久俊君) 総務部長。


  〔登壇〕


○総務部長(吉田 實君) 職員の市民に対する対応でございます。言葉遣いということでございますけれども、市町村の職員はもちろん公務員でございます。そういった意識に立って市民に接していくよう、今後接遇も含めてより職員に注意を促してまいりたいと思っております。


○議長(久住久俊君) 建設部長。


  〔登壇〕


○建設部長(今井國雄君) 通学路の街灯の件でございますけども、事業については今年度完了いたしますので、3月までにはなると思います。


 ただ、通学路から三高の入り口までの間につきましては、あの区間で6灯、現在街灯がついてございます。その中で、まだ必要なのかも含め、現地をよく確認させていただきますけども、十分じゃないかなとは思っていますけども、また夜にもう一回確認させていただきます。


○議長(久住久俊君) 経済部長。


  〔登壇〕


○経済部長(関崎光明君) 三条ブランドにつきまして再度のお問いでございます。


 三条ブランドにつきましては、今後その仕組み、運用方法、どんなブランド戦略が立てられるのか、これらについて業界と十分相談してまいりたいというふうに考えています。よろしくお願いします。


―――――――――――――――――――――――――――


○議長(久住久俊君) 午後1時まで休憩いたします。


午前11時43分 休憩


午後 1時03分 再開


○副議長(木菱晃栄君) それでは、休憩前に引き続き会議を開きます。


 次に、40番、西川哲司さんに発言を許可いたします。40番。


  〔登壇〕


○40番(西川哲司君) それでは、通告どおりに質問いたします。


 最初に、職員採用試験をめぐる問題と市長の政治姿勢についてであります。


 この職員採用試験をめぐる問題につきましては、去る10月28日の急施臨時会におきまして、相田議員が緊急質問されまして、その中で問題点が明らかになりました。その後、市長に対するいろいろな批判や疑惑が深まったように思うわけであります。6日には?坂議員が一般質問されましたので、私のお尋ねしたいことはほとんどなくなったように思うわけでありますが、なるべく重複を避けながら質問をいたしたいと思います。


 この採用試験での大きな問題は、2回目の面接など唐突な募集要項の変更もありますが、一番気になりますのが試験の点数であります。9月18日に行われました第1次試験、筆記、作文の試験の結果、150点満点で最低点が43点であったという報告が、22日の総務常任委員協議会においてございました。150点満点を100点満点に直しますと、43点は29点になるわけであります。学校の試験でいいますと、ちゃんとした赤点でございます。それをそこそこの点数とか、ある一定の点数というふうにずっと答弁をされてきたというふうに思います。100点満点中29点で合格ということになりますと、教育上非常によろしくないというふうに思います。実際に小学生が、あんな点数で合格できるなんておかしいという話をしていたということもお聞きをいたしました。


 それだけでも理解できない問題ではありますけれども、市長は第1次試験を100点満点と理解していたが、100点満点ではなくて150点満点であったことが後でわかったと6日の?坂議員の質問に対して答弁をされました。私もびっくりいたしました。受験者の皆さんも、市民の皆さんもびっくりされたことだと思います。人間だれでも間違いとか勘違いというのがございます。しかし、そうあっては困る問題でもあるわけであります。今回試験を担当されました首脳陣の皆さんは、だれも市長の間違いに対して気がつかなかったのかどうかということでございます。いかがでありましょうか。たとえ間違いがわかっていても、市長に指摘できるような状況にないのでありましょうか。


 市長は、大変革時にはトップダウンも必要であるとも答弁をされました。これは、トップダウンではなくてレベルダウンではないかというふうに思いますが、いかがでしょうか。


 もう済んでしまったことは後には戻りませんが、6日の答弁を聞いておりますと弁解が目立ちまして、迷惑をおかけした皆さんにどう謝罪をするのかがよく聞こえてきませんでした。もう済んだことだから一切ふれないのか、それとも何かお考えなのか、お示しをしていただきたいというふうに思います。


 市長は、6月30日の第2回定例会冒頭の施政方針の中でも市民との融和を掲げておられます。あるいは、市民の皆様から三条市に住んでよかったと思っていただけるかどうか云々、これからの取り組み次第であり云々とも述べられております。今回の問題で、新三条市の市政が市民の皆さんから信頼を失いかけているかもしれません。新市建設は、市民との信頼関係が不可欠であるというふうに思います。今後どのように信頼を取り戻す努力をされるか、お示しをいただきたいと思います。


 それから、市長の政治姿勢の関連でございますが、7日の山岸議員の保育料に関連した質問に対して、あなたは合併反対だったから云々という市長の答弁は、やはり合併に反対した議員に対する差別発言と受けとめざるを得ないと思います。ということは、後でまた同じような質問のやりとりがあった場合に、またそのような答弁をおやりになるということになるわけであります。5月に3市町村が一緒になって以来――それまではいろいろありましたが、私はもう済んだことは引きずらないということにしております。市長は、施政方針にも市民との融和を掲げていらっしゃいます。融和とは、申し上げるまでもございません、打ち解けて仲よくすることでございます。市長も今後そういった表現は慎んでいただきたいと思いますが、いかがでしょうか。


 次に、三条市災害ハザードマップと1級河川、大平川、鹿熊川改修についてであります。


 甚大な被害をもたらしました7・13大水害から1年半近くになろうしております。二度とこうした痛ましい災害が発生することのないように願っているわけでございます。現在五十嵐川の抜本的な河川災害復旧助成事業も急ピッチで進められておりますし、大平川につきましては現在延長1,200メートルの災害関連事業が進められております。それ以外の箇所では、既に完了した部分もあるようであります。


 この川は、流域面積33.3平方キロメートル、流路延長約5キロの1級河川であります。7・13大水害では、現況流下能力をはるかに上回る出水により、護岸の倒壊や流出により周辺の水田にも甚大な被害をもたらしました。大平川災害関連事業では、今回の豪雨で被災した1,200メートルを事業区間として流路の是正と河積の拡大を行い、再度災害の軽減を図りますとしています。


 先日三条市災害ハザードマップが各家庭に配布されました。五十嵐川上流(下田地区)洪水・土砂災害では、洪水に関する凡例、土砂災害危険箇所の凡例などや災害に対する心構えなども示されています。洪水に関する凡例では、大浦地区の浸水想定の目安が示されてはいますが、荻堀地区、鹿熊川流域の曲谷地区などでは浸水の想定区域に入っていないことになっております。これでは、やや不十分ではないかというふうに思います。


 旧下田村におきましては、昭和36年8月5日の集中豪雨災害では、鹿熊川、大平川のはんらん、決壊によりまして、甚大な被害をもたらしました。床上浸水約400戸、床下浸水約500戸、被害総額も当時の金額で4億2,583万円と聞いております。ちなみに、雨量では4日午前9時より5日午後9時までの24時間雨量は57ミリ、5日10時より11時までの雨量が30ミリ、11時から12時までは43ミリ、12時から13時までは44ミリという大変な豪雨であったとのことであります。


 その後、大平川、鹿熊川は一定の改修がなされたわけでありますが、先日大平川を視察してまいりました。延長1,200メートルの大平川災害関連事業以外の災害箇所は、ほぼ原形に復旧しているようではありますが、殊さら補強やかさ上げをしている箇所はないようでありました。荻堀地内におきましては、県単事業で延長280メートルで5メートルの拡幅工事並びに若干のかさ上げをするということをお聞きいたしましたし、先日地権者の合意も得られたということもお聞きいたしました。これによりまして、ある程度の改善が図られるとは思いますが、そこから五十嵐川合流点までの約400メートルは対象になっていないということでありますが、今後の見通しはどういうふうになっているのでしょうか。


 ハザードマップの「この地図の見方」の中で、「この浸水想定区域は、大平川などの支川や隣接する貝喰川、布施谷川、刈谷田川、下条川等の氾濫、想定を超える降雨による氾濫等を考慮していませんので、この浸水想定区域に指定されていない区域においても浸水が発生する場合や、想定される水深が実際の水深と異なる場合があります」と小さくは示されてあります。


 先ほど申し上げましたが、大平川の災害箇所は県単事業を除けばほぼ原形に復旧しているようではありますが、殊さら補強やかさ上げをしている箇所はないように見受けられました。そういたしますと、ハザードマップの浸水想定区域については、あってはならないわけでありますが、大平川の決壊、はんらんが想定に入っていないのでしょうか。これは、やや不十分ではないかというふうに思います。いかがでしょうか。五十嵐川改修も大変重要ではありますが、大平川や鹿熊川の改修も重要と考えますが、今後の見通しはいかがでしょうか。


 以上で1回目の質問を終わります。


○副議長(木菱晃栄君) 市長。


  〔登壇〕


○市長(高橋一夫君) お答えします。


 採用試験の問題で、50点以下の人は何人いるということで2人ほどだということで、それでは全員面接をしようということにしました。しかし、後で――私はそのときに当然100点満点だと思っておったわけでありまして、150満点だということを後で知ったというのは事実であります。今西川議員は、150点満点にすると四十何点は二十何点になるということですが、それは確かにそういうふうな形になります。


 しかし、例えば二十何点であろうと、十点であろうと、その人も全部――今回全部面接したわけで、結果的には100点満点に換算すれば二十何点の人も面接をしたんですが、その人たちを面接したからといって、何か不都合なことがあったわけでしょうか。不利になった方があったわけでしょうか。世間には普通の試験で筆記と面接をやって、そしてその中でもう一回面接をやるとか、あるいは大きな企業であれば4回も5回も面接をやるとかというような形のものは幾らでもあります。ですから、そういう形の中で、私は面接を全部やったから、不利になった方があるとは思っておりません。


 それから、市民からの信頼云々ということですが、それはこれからもこういうふうな形でなったんだということをお話をしながら、信頼を――もし不審に思われている方がいれば御説明をしていきたいというふうに考えております。


 本年度の採用試験に当たり、募集案内の掲載内容での説明不足、試験実施日のおくれ等もあり、受験者の皆様にはその都度混乱のないよう説明を行ってまいりましたが、市民の皆様、受験された方々に御心配や御迷惑をおかけしたことに対しては深く反省をし、今後そういうことのないように十分留意をして対応していきたいというふうに考えております。


 それから、合併反対、賛成というお問いですが、これはきのう小林議員の質問に対してお答えをしたとおりでありまして、私は合併反対だから、賛成だからという形で差別をしている意識は全くありません。


○副議長(木菱晃栄君) 総務部長。


  〔登壇〕


○総務部長(吉田 實君) ハザードマップの関係でございますけれども、ハザードマップにつきましては、国あるいは県が作成する浸水想定区域図をもとに作成しているところでございます。そこで、信濃川につきましては国が平成14年4月に浸水想定区域を作成いたしましたし、五十嵐川、それから刈谷田川につきましては県が平成17年6月に策定したところでございます。


 そこで、私どもがハザードマップを作成するに当たっては、この国、県の浸水想定区域図をもとにして作成したものでございます。今後県では、先ほど御指摘がございましたような大平川、鹿熊川、あるいは布施谷川、貝喰川の浸水想定区域図を作成していく予定であるようでございます。それら浸水想定区域図が出た時点で、私どもこれら中小河川を取り込んだハザードマップを作成してまいりたいと思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。


○副議長(木菱晃栄君) 建設部長。


  〔登壇〕


○建設部長(今井國雄君) 大平川、鹿熊川の復旧事業の関係でございますけども、議員御存じのとおり、災害復旧事業につきましては原形復旧が原則ということでございます。改良目的の復旧は認められていないということでございますけども、災害が激甚でありまして、災害復旧工事のみでは十分な効果が期待できない場合においては、改良費を加えて施工する災害復旧助成事業と災害関連事業がございます。


 平成16年災におきましては、五十嵐川での助成事業と関連事業が採択されまして、大平川の一部でも関連事業が採択されたところでございます。大平川では、特に被害が大きかった大沢川合流点から県道下田見附線の新大橋直下流までの1.2キロ区間につきましては、再度災害防止を図るために関連事業として流路の是正を行い、河川断面の拡大を図る工事を進めているところでございます。そのほかの大平川や鹿熊川の河川災害箇所につきましては、通常の単年度災害復旧事業として採択されたものでございますので、原形復旧の工事となりますので、御理解いただきたいと思います。


 それから、高屋敷地内の大平川の280メートル区間につきましては、議員おっしゃったとおり、堤防がかみそり堤であるということでございまして、ここが切れますと大浦地区に大平川の水が全部入ってしまうということで、堤防の強化をお願いしているところでございます。


 その下流の400メートルにつきましては、その部分よりはかみそり堤じゃないということで、今回は事業を行わないということでございますけども、危険箇所については今後また県の方に要望してまいりたいと思っていますので、よろしくお願いします。


○副議長(木菱晃栄君) 40番。


  〔登壇〕


○40番(西川哲司君) それぞれ答弁をいただきまして、ありがとうございました。


 採用試験の関係でございますが、その面接の回数云々というやり方については、市長のお考えはわかりました。しかし、これからの市政は――もちろん合併効果もあるわけでありますが、職員の人数は削減方向に進んでいるわけでありまして、ますます職員の資質、あるいは事務能力というものが求められてくるんだろうというふうに思います。ますます少数精鋭の方向に進んでいくんだろうというふうに私は思います。そういたしますと、なおさら第1次試験の点数というのは――第1次試験の意味といいますか、これはある程度重要なポイントになるんだろうというふうに私は思います。そこを市長は余り重視をしていらっしゃらないところに、私はどうしても納得がいかないのでありまして、そこのところは今後の新しい三条市の方向をちゃんと踏まえた上で、どうするのかという考え方をもう一度お示しをしていただきたいというふうに思います。


 それから、ちょっとお答えがなかったようでありますが、市長は勘違いをされていたということでございます。先ほども申し上げましたように、だれでも間違いや勘違いはございます。しかし、その間違いを周りの試験官の皆さんはどういうふうに受けとめていらっしゃったのか。全然知らなかったのか、知っていたのか、その辺がどうももやもやとしておりまして、私にはまだ伝わってきておりません。リーダーシップは大事だと思います。しかし、一歩間違うと独善に走るかもしれないという問題もあるというふうに私は思います。周りの皆さんは、間違いがわかっていても指摘をされなかったのか、それともどうなのかということがよくわかりませんので、もう一度その辺をお答えいただきたいと思います。


 それから、もう合併して新しいまちづくりに向かって進んでいるわけでありますから、私は先ほど申し上げましたとおりもう済んだことは余り引きずらないということにしていますので、市長もそういう発言は慎んでいただきたいということを私はお願いをしているんでありまして、ほかの言い方もあるわけですから、ぜひそのようにお願いをしたいというふうに思います。


 それから、大平川の関係でございますが、7・13の水害の当時、大平川がいつ決壊するかもわからないという、本当にはらはらしながら多くの住民が水面を見詰めていたというふうに聞いております。市といたしまして、どこが危険なのかと、流域住民の意見を十分に聞いて調査するという姿勢も必要だろうというふうにも思いますし、今後もぜひ大平川の河川改修も忘れずに取り組んでいただきたいということをお願いを申し上げておきます。


○副議長(木菱晃栄君) 市長。


  〔登壇〕


○市長(高橋一夫君) お答えします。


 私は、決して面接を低く見ているということではありません。この前もお話をしましたように、三条市は今まで第1次試験、いわゆる筆記でもって80%から90%の人たちをもうそこでもって切り捨ててしまって、残った10%からせいぜい20%ぐらいの方を面接して決めていたと。逆に言えば、余りにも筆記の方に重点が置かれ過ぎた採用だったと、私はそれは間違いだと。いわゆる人物本位の面接をもっと重視しなければいけないということで、そういうふうな形で80%、90%の人を第1次試験でもって切るというほど筆記の方を重視するんではなくて、筆記ももちろん大切だけども、面接というのもいろいろな形でお話をしたり聞いたりしながら、人柄を見たり、あるいはその人の意欲だとかそういったような自主性を見ていく上で大切な問題ですから、それも大きくしようということであって、決して筆記を軽く見ているということではありません。今まで余りにも筆記の方を重視し過ぎていたものを、より面接重視に直そうということで取り組んだわけであります。


 それから、ほかの人たちに対して、私は50点未満が2人ぐらいだから、全員合格にするよということでお話をしました。あるいは、もしかするとほかの人たちは150点満点を知っておられたかもしれないけども、150点満点に換算すれば50点は75点以上だったというふうに感じ取られた方もあるかもしれませんが、私は50点未満が2人だから、全員合格にしますよということで、今回全員を面接したということです。


○副議長(木菱晃栄君) 助役。


  〔登壇〕


○助役(佐藤和夫君) 職員採用に関連されてのお問いの中で、市長の100点満点と150点満点の勘違いの件でございますが、これにつきましては私ども最近になりまして、市長が勘違いをされておったということでお聞きしたところでございます。


○副議長(木菱晃栄君) 建設部長。


  〔登壇〕


○建設部長(今井國雄君) 大平川につきましては、私も35年の水害のときはよく覚えておりますし、危険なところは承知しているつもりでございますので、今後また県の方に力強く応援をお願いしてまいりたいと思っておりますのでよろしくお願いします。


―――――――――――――――――――――――――――


○副議長(木菱晃栄君) 次に、22番、佐藤佐久一さんに発言を許可いたします。22番。


  〔登壇〕


○22番(佐藤佐久一君) 議長のお許しをいただきましたので、通告により質問させていただきます。


 7・13豪雨水害、10・23中越大震災の大きな災害復旧の大事業を抱え、合併してから7カ月が過ぎました。私たちも在任特例の中で、住民から負託された諸事業について、市長の施政方針に対して大綱的に幾つかのことについてお尋ねをし、それぞれ答弁をいただいております。重複する点も何点かあろうかと思いますが、その後の経過や見通しについてお伺いをいたします。


 まず最初に、嵐南地域の水防対策について伺います。


 嵐南地域は、合併によりさらに大きく拡大されたと認識をしております。災害復旧や今後の防災について数多くの質問があり、それぞれ共感いたしております。7・13水害時、今井排水機場がパンク寸前であったことから、河川整備についてお伺いをいたしましたが、災害の状況や防災のさまざまな資料や状況を知り、嵐南地域の水防の重要性をさらに痛感いたしております。


 そこで、貝喰川の下流整備と排水機場設置についてお伺いをいたします。貝喰川下流は、洪水時高位部支線排水路及び低位部支線排水路が合流することから、右岸排水機場は能力以上の負担が生じ、大変危険な状態となります。もしこの機場が機能低下したらどうなるか。防災マップから見ても、災害状況ははかり知れないものになると思われます。今防災について、一番考え、努力されているときであります。この機会に貝喰川の下流整備、そして排水機場を設置し、水防体制の確立を図るべきと思いますが、いかがでしょうか。


 次に、新市建設計画に新規で登載されました事業の進捗状況と18年度の予算対応について3点お伺いいたします。


 まず、第1点は、地域間交流施設「しらさぎ荘」の建設事業について伺います。老人憩いの家として昭和50年にオープンしたものであり、健康増進と教育の向上及びレクリエーションの便宜を図ることによって老人の福祉向上を目的に建設されたものであり、町内はもちろん町外からもラジウム鉱泉の温泉効果と眺望のよさから多くの来館者があり、近年高齢化の進展とともにますます利用度が高まってまいりましたが、老朽化が進み、合併前から施設の建てかえが叫ばれ、その準備がされてきたところ、市町村合併の機運が急速に高まり、住民の合意を得て合併したものであります。


 本事業は、最優先事業として新市に送ったものであり、住民からは大きな期待がかかっておりましたが、財政状況や建設地の調査等の理由から今年度見送りになったものですが、市民サイドからは、どうなった、来年はどうなるんだとの要望が日増しに強くなってまいりましたが、先日同僚議員の質問において、施設は現地に建設するとの答弁をいただき、一安心いたしております。本事業が完成することによって、住民の健康増進と潤いある生活の提供、ひいては国保会計や老人医療会計等にも少なからず貢献するものと思っております。また、世代間のコミュニティーの場としても重要な役割を担うものと思っておりますので、でき得る限り早い事業推進をされるよう願うものであります。


 第2点は、安定的な水道水供給及び緊急時における水源を1カ所にしない防災対応も備えた水道用水供給企業団からの配水管布設について伺います。市長は、安全、安心のまちづくりを大きな柱とした施策をとられております。昨年の7・13水害や10・23大震災からいろいろな教訓を得ましたが、生活に密着するライフラインの整備は最優先であり、中でも水道、電気等が不可欠のことは言うまでもないことであります。合併によって2つの水系から水道用水が供給されておることも幸いして、緊急時の水道用水確保対策として本事業が本年度予算づけされたことは、市民の安全、安心の面から評価できるものであります。そこで、本事業の現在までの進捗状況と今後の見通しについてお尋ねをいたします。


 最後に、先送りとなった事業についてお伺いをいたします。三位一体の改革が当市の財政状況にどう影響するのかを見据えた中で、経営戦略プログラムの策定がなされておることと思われますが、先送りの事業はどのように位置づけがなされておるんでしょうか。


 総合体育館建設事業については、地域スポーツ振興や青少年健全育成と幅広い活用施設となるため、早期の事業着手と思い、質問事項といたしましたが、先ほどの同僚議員の質問と重複することから、さきの答弁を了といたしまして、以上で1回目の質問を終わります。


○副議長(木菱晃栄君) 市長。


  〔登壇〕


○市長(高橋一夫君) お答えします。


 地域間交流施設としてのしらさぎ荘の建設の見通しについてでありますが、これも午前中お答えしたとおりでありまして、旧しらさぎ荘用地については、専門の業者が調査した結果、一部を除き、用地の大部分は硬度が高く安定した地盤であり、面積も確保できることから、建設は基本的に可能ということでございました。したがいまして、今後現地での建設に向け、早急に施設内容、規模や配置などを決定してまいりたいと考えております。


 なお、具体的な建設予定時期等については、早期建設を念頭に置きつつ、来年度の予算編成の中で判断をしてまいりたいと思っております。


 それから、あと総合体育館ですとかも、先ほど御答弁をしたとおりであります。


○副議長(木菱晃栄君) 助役。


  〔登壇〕


○助役(佐藤和夫君) 嵐南地域の水防対策ということで、貝喰川の下流整備と排水機場の設置についてのお問いでございますが、これらにつきましては先ほど7番議員さんにもお答えをさせていただいたところでございますが、そこで現状認識等につきましては議員さんと同様な認識に立っておるものでございます。


 そこで、貝喰川の下流整備につきましては、先ほどもお答え申し上げましたとおり、管理者である県に対しまして、私ども再三にわたりまして抜本的な改修について要望を行ってきたところでございますし、また先ほどもお答え申し上げているとおり、三条市もメンバーとして入った中で検討会を立ち上げていただいた中で、今後の流域全体の整備計画について現在検討されております。その結果を受けまして、三条市として今後どのような対応で早期の事業化が実現可能になるか検討してまいりたいと思っておるところでございます。また、その際にはさらなる要望も積極的に行ってまいりたいと考えておるところでございます。


 また、排水機場設置につきましても、現在国交省におきまして事業を行っております信濃川復緊事業の中で、貝喰川河口に平成20年度までに樋門を設置するというふうに国からお聞きしておるところでございます。


 また、排水機場、いわゆるポンプ場の設置につきましては、これは合併前の旧栄町の方から協議もございまして、旧三条市も一緒になって運動を行ってきたところでございます。ことしの2月に国、県に対して強く要望をしてまいったところでございますが、今後も国、県に対しまして早く事業化をしていただけるよう要請してまいりたいと思っておりますので、よろしくお願い申し上げます。


○副議長(木菱晃栄君) 水道局長。


  〔登壇〕


○水道局長(金川 保君) 御質問中、水道局にかかわりますお問いについてお答えさせていただきます。


 御質問者も御指摘のとおり、水道水のより安定した供給を図るため、この計画には栄地区の水道配水管布設事業を上げさせていただいたところでございます。そこで、今年度は直江町二丁目から今井野新田の間の配水本管の整備を発注させていただいたところでございます。これには、合併によりまして可能になりました旧三条市と旧栄町の配水管の接続も含めさせていただいているところでございます。また、企業団の吉田の調整池から猪子場新田の間につきましては、今現在業務委託によりまして測量及び設計を行っているところでございます。


 また、来年度につきましては、これらに基づきまして布設工事に着手したいと今の段階では考えているところでございます。


○副議長(木菱晃栄君) 22番。


  〔登壇〕


○22番(佐藤佐久一君) それぞれ御答弁いただきまして、ありがとうございました。


 ただいまの答弁や同僚議員の質問からも、貝喰川の治水についてはいろいろと努力されてきたことがよくわかったわけでございますし、またこれについては容易な事業でないことも理解はできますが、それぞれ歴史をたどっても、この嵐南地域は吐き出し口となる信濃川との高低差がないため、洪水時には常に水害に悩み、数多くの先人が粘り強く国や県に働きかけ、改良や改修を重ね、嵐南土地改良区の設立によって排水機場を設置し、強制放流することで水害を最小限度に食いとめてこられた歴史があります。


 近年農地の基盤整備が進んだことで、今は嵐南の排水機場の姿はありません。通常時の河川状況を見れば、何で大変なんだ、何で溢水なんだと不思議な気もいたします。時代の進歩とともに、工業団地造成や住宅の造成等によりまして都市化が急速に進んだことで、当初の改修時の排水計画では洪水時の対応ができなくなってきたのが現状の姿であると思っております。


 7・13水害を機に五十嵐川、信濃川の改修がなされることによって、五十嵐川上流からは水が非常に潤沢に流れ、信濃川が増水するとなれば、合流地点に近いこの地域は自然立地からしても危険区域となることは必至であります。先人が血の出るような努力をされたことを思うとき、ただいま答弁をいただきましたように、国や県への継続的な働きかけをやっていただくことによって、何とかこの河川整備と機場設置ができるよう、特段の努力を強く要望するものであります。


 次に、水道水供給の配水管布設事業については、ただいま答弁がございましたように、安全、安心のまちづくりからしても早期の事業推進をこれからも図られるとともに、信濃川水系にある尾崎の浄水場の維持管理にも万全を期され、有事の際の備えとされるよう望みます。


 また、先ほど市長からしらさぎ荘の件につきまして、調査の結果、これから施設の再建ができるということで本当に喜んでおります。今後、言われたように施設の規模や関連事業についてはそれぞれ検討されることと思いますが、どうか新市にふさわしい施設になるよう特段の御努力をお願いし、質問を終わります。


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○副議長(木菱晃栄君) 次に、26番、米田美智子さんに発言を許可いたします。26番。


  〔登壇〕


○26番(米田美智子君) では、ただいまより一般質問をさせていただきます。何の因果かわかりませんけれども、先回は最終日の最後、今回は本日の最後ということで、お疲れと思いますけど、いましばらく御辛抱よろしくお願いいたします。


 1つ目のテーマ、全国に発信して団塊の世代を呼び込んで、新三条市を発展させようじゃないかというテーマについてお伺いいたします。


 きのう佐野議員さんがグリーンツーリズムを通して交流人口の増加、やがては定住人口の増加へ結びつけたらどうかという御提案をされました。市長さんの答弁を三條新聞から引用させていただきます。


 下田地区が適地であると想定され、農政が大きく見直されることから充実に努め、農家、民宿等も視野に入れて推進したい、観光課を中心に農林課、商工課で協議し、商工会議所青年部がいろいろな形で提案しており、旅行業者とも地域の観光ルート作成を進めており、来年度は市民に新しい市はこんなまちだと実感してもらえるような作業を行っているとお答えになりました。


 非常に具体的で意欲にあふれた御答弁だと私は思いました。具体的にここまでおっしゃるからには、市長さんは下田地区等いろんなところへ直接足を運ばれているんだろうと思うんですけれども、下田地区には何日ぐらい、そしてどんな人たちとお会いになって、どんなお話をされて、全体的にどのような御感想を持っておられるか、お聞きいたします。


 ここに、さらに追い風が吹いております。10月、こういう本が出ました。堺屋太一「団塊の世代「黄金の十年が」始まる」、堺屋太一さんは団塊の世代の名づけ親でもいらっしゃいますし、この方はもう有名です。70年代に700万人の彼らが今後日本に何をもたらすかを予言されておりました。そして、その人たちが高度成長を支え、今2007年問題と言われる大量定年、高齢化が始まるんですけれども、考えようによっては暗い未来予測にもなりますが、大きな社会変革のチャンスととらえていらっしゃいます。私もそう思います。


 氏はおっしゃいます。彼らは、金持ち、知恵持ち、時間持ち――そんなに稼がなくてもいいわけです。団塊の行くところ常に巨大市場が待っている。団塊の定年は自由な労働力なんです。稼ぐためだけではない、生きがいを求めての労働力が大量出現する。70まで働くことを選べる社会。日本人は、欧米に比べて定年後も働くことを望む層が非常にたくさんいます。好きなことを見つけて10年打ち込め、団塊よ、君たちは新しいと、こんなふうに力説していらっしゃいます。この本は既に11月にはもう第2刷りが出ています。


 この本は、大きな流れをつくるのに大変効果的、この流れを三条市はキャッチしなきゃいけないと思っています。あそこに介護医療施設があるということも、自分の高齢化、あるいは現在もう町中の人たちが自分の親をあそこへ預けていらっしゃいますんで、定住人口にもなると思います。


 私もインターネットで農業、団塊、それだけで調べてみたんですけども、303件もホームページがありました。そして、こんなフレーズがあるんです。「シリーズ・団塊世代よ、帰りなん、いざ故郷へ!」と、こういうんです。「帰りなん、いざ故郷へ!」、すごいキャッチコピーだなと思いました。


 そこで、お聞きいたします。現在棚田百景に選ばれている五百川の棚田ですが、ボランティアが盛んに活動していらっしゃると聞くんですけど、どんな状況か、何人ぐらい、どんな人たちか、お伺いいたします。


 それから、下田、栄地区の耕作放棄地の状況はどんな程度なんでしょうか。余り数字で細かくなくても結構です。具体的に言っていただきたい。


 山林の荒れはどんな状況なんでしょうか。そして今後の見通しはどうすべきなのか、お聞かせいただきたいと思います。


 それから、市長さんのおっしゃった新しい三条市に向けての人材探し――私は本当に職員組織が最高の情報源だと思います。その方たちには親戚も友達もいるわけですから、彼らにどんどんピックアップさせて「こんな話があるんですよ、市長さん」みたいな感じで集まればいいんじゃないかなと。具体的に企画、予算という話ではありません。今のところ気楽に夢を語っているうちに、ひょうたんからこまがどんどん出てくるんじゃないかなと私は思っております。


 2つ目、動物交流ふれあいセンターについてお伺いいたします。


 新潟日報の投書、1カ月ぐらい前だと思うんですけども、加茂の方です。「県内に欲しい動物交流施設」というタイトルで、最近青少年にかかわる事件が頻発している、もし彼らが体験として動物たちに触れることができたならば、命のとうとさを感知することができ、痛ましく悲しい事件の歯どめになるかもしれない、本県には動物園やサファリパークもない、わずかに学校で飼育される小動物に接するぐらいである、こんなに自然に恵まれている新潟県が――雪国ということがあると思いますけれども、ぜひ国、県、地域で真剣に考えてと。私は待ってましたとこの投書を取り上げさせていただきました。


 私の身近にも、生き物に直接触れる経験のない子がいっぱいいます。親たちも望んでいますし、私が教育現場にいたときに、ミミズを見てきゃあと言って草取りができなくなった子供たちに会って困ってしまいました。そんなことから質問いたします。


 県が直接かかわって開こうという発想がないんでしたら、三条からまず動物ふれあい交流センターとして使ったらどうかとどんどん言っていただきたいんです。気楽に言っていただきたいんです。職員の中には県の職員とのつながりもあるかもしれませんし、研究部門は研究部門で残すとして、県も既にイベント的にやっているわけですから、私たちが市民から人材を連れてくるから、ここをやらせてみないかとか、そんな程度なんですけれども、私はこういう発想で市民がどんどん動いて――三条の市民活動は盛んになっております。官がそれをやって悪いことは絶対ないと思うんですが、いかがでしょうか。情報発信をすれば必ずついてくる人たちがいるんじゃないんでしょうか。


 こういう職場の動きがあれば、市長さんが何かいいことないかとかいうふうにおっしゃれば、先ほどの100点と150点の勘違い――勘違いは人間だからあり得ると私は思います。市長さん、それ違いますよ、勘違いしていらっしゃいませんかって気楽に言える人間関係もできるんじゃないんでしょうか。市長さんにお伺いいたします。


 それから、3つ目、表彰のあり方についてなんですが、市長さんは市民参加を信念としてやってこられました。新潟まちづくり学会で既に三条の2つの市民団体が報告をしています。丸井今井邸の加藤昇氏、それから地域たすけあいネットワークの吉川静さんが講師として招かれて、それを聞いた大学の先生や県の職員たちが三条の市民てすごいですねとおっしゃるんです。ただ、市民にはそれほど関心を持たれていないかもしれません。


 これをもっと市民に親しまれ、流れを大きくするには、私は表彰のあり方がきっかけになるんじゃないかなということで御提案いたします。表彰条例第2条には1から14まであって、地方自治、社会福祉、防犯、高額寄附とあって、14号は特別表彰となって、14年度に丸井今井保存市民の集い、それから15年度に川上榮二氏、16年なし、17年度三条鍛冶集団が特別表彰になりました。この分野をもっと大切にして拡大したらどうでしょうか。特別賞とするのもいいんですけども、市民活動部門とかというふうにして、話題を呼ぶような感じの賞にしたらいかがでしょうか。複数あってもいいんじゃないんでしょうか。ただし、条件は100%市民の自発性、主体的行動であること。行政から頼まれたとか一切ない、社長から言われたとか一切ない。それから、2番目に公益性。自分たちのサークル的な活動じゃないということ、市民のための全体的な利益のための公益性が確保されていること。それから、市民への影響がとても大きくて、モデルになるような活動をどんどん紹介するという意味で表彰の対象にしたらいかがでしょうか、お伺いいたします。


 4つ目、成人式のあり方についてなんですが、成人式は文字どおり一個の社会人としての門出を祝う場なんです。しかし、大衆消費社会は晴れ着の見せ場、ファッションの見せ場にしてしまいました。高知県知事の怒りの姿が全国ニュースになって以来、幼稚な振る舞いは下火になりましたけれども、昨年も私は目の前の鏡から目を離さない少女に目くばせをしたんですけれども、全然効果がありませんでした。彼らの中に、お互いちょっとここやめておこうよという雰囲気はありません。


 かつて幕末、日本を救ったのは若者たちなんです。吉田松陰から坂本竜馬から勝海舟から、その雰囲気はどこにいってしまったんでしょう。今や若者たちは、一部を除いては社会問題や政治には関心を持とうとしません。一番の関心は、自分が負け犬にならないことなんです。負け犬というのは、もてないし、人に受けないし、ひとりぼっちで友達も少ないし、一度そういうポジションになりますとだれも声をかけてくれない。だから、彼らは一生懸命クラスで仲間にアピールするという、自己存在を示すという行動をとるわけで、非常にストレスのたまる社会だと私は思っております。


 だから、リーダーが育たないという悪循環を生んでいるんですが、彼らの前途には大変な問題が待ち構えているわけです。高度成長のツケ、地球温暖化、少子高齢化、どうやって彼らは未来をつくってくれるのか、私は心配でしようがないんです。私たちは、高度成長でいい思いをしてきたんですから、彼らにそのツケを回すことはできないんです。ツケを最小限にする義務が私たち大人にはあるんです。それは、若者たちを甘やかすこと、御機嫌をとることではないんです。彼らに嫌われても、ともに一個の社会人として将来のことをみんなで考えようと、そういう姿勢を示すことにあると思います。成人式は、その場として唯一非常に有効なんじゃないんでしょうか。いかがでしょうか、質問いたします。


 今や若者たちに社会に向き合おうと呼びかけるのは、マスコミはもう全然だめです。マスコミは、物を買ってもらうコマーシャルが中心ですから、御機嫌をとるばかり。親たちも甘やかされて育っていますから、そういうお友達夫婦になっていますんで、無理です。行政しかその受け手はないように思う。その場が成人式だと思うんですが、いかがでしょうか。


 5つ目、教育基本計画のあり方についてお伺いいたします。


 私はもうPTA懇談会はうんざり、ある人たちががんがん先生に物を言って私たちは聞いているだけ、この事例を奥深い社会的問題としてとらえて、松永教育長さんの御意見を9月議会で聞いたんですけれども、教育長さんは、「こういう問題は、学校と家庭との信頼関係、あるいは教師と保護者との信頼関係、あるいは児童生徒との信頼関係がそこに育っていなければならないわけです。それが基本でございます。そうすると、そこに求められるのは、教師の指導力であり、人間性であり、人格をそこにやはり常に磨いておかなければならないという立場での教師のあり方が問われるのではないかと考えております」とお答えになりました。私は、社会問題への切り口として質問したんですけれども、説明の仕方が悪かったんだと思いますが、御答弁は教師の指導力、人格を磨け、教師さえしっかりすればすべて解決するとの御見解のようにとれるんですが、御意見をお聞かせくださいませ。


 1回目の質問を終わります。できるだけ文章でなく生の言葉でお聞かせいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。


○副議長(木菱晃栄君) 市長。


  〔登壇〕


○市長(高橋一夫君) お答えします。


 下田には仕事の時間を融通しながら3回行ってまいりました。観光課長、観光課参事等から案内してもらいながら、下田が合併前から考えておった観光のルートだとか、観光として開発する場所だとか、そういうものを中心に見せてもらいました。今棚田を一生懸命に支えている農家の方ですとか、あるいはまたたまたま回っている間に遠藤ケイさんのおうちにぶつかりました。行ったら、ちょうど彼がおられたもんですから、ちょっと立ち話をしてきました。鍛冶道場も積極的に応援しますから、ぜひひとつ私も呼んでくださいというような話をいただいてきました。


 また、三条の刃物というのはといしと非常に関係があるんです。五十嵐川の上流の光明山というところでといしが昔とれたんです。そんな話をしていて、ところで五十嵐といしはねえかのと言ったら、その農家の方が持っている人がわかるから、ちょっと聞いてみるなんていうようなことを言われて、先般その方が2個の五十嵐といしを持ってきてくださいました。それは、後で鍛冶道場にきちっとした形で展示をしようというふうに思っています。


 それから、表彰の問題ですが、市政の進展、産業の振興、文化の向上、その他市民の福祉の増進に尽力された方、市民の模範としてふさわしい善行を行った方など、各分野から推薦をいただき、表彰審査委員会に諮り、その答申を得て表彰をしております。ボランティアや人目につきにくい分野であっても、多年にわたり功労のあった人、また年数だけにこだわらなくても真に功労のあった人につきましても、特に必要と認めれば表彰の対象としております。今後も地方自治、社会福祉、保健衛生、産業振興、芸術文化など各分野から幅広く御推薦をいただき、真に表彰するにふさわしい人を表彰していくべきだというふうに考えております。


○副議長(木菱晃栄君) 教育長。


  〔登壇〕


○教育長(松永悦男君) 最初に、成人式についてお問いでございます。


 成人式は、新成人が成人になったことを自覚し、社会に向き合う意思表明を行ったり、人生の指針になるようなアドバイスや祝福を受ける式典という厳粛な第1部と、新成人みずからが企画運営する2部構成を今まで旧三条市ではとってまいりました。これらについては、現在新成人による実行委員会において、その成人式の趣旨に沿うような企画を今検討しているところでございます。


 次に、5番目の基本計画のあり方に関連されて、PTAと学校との問題についてお問いでございますが、私は学校教育の成否というのは、基本的に直接教育に携わる教師の資質、指導力が大きく左右するということが根本にあるというふうに考えておるのでございます。


○副議長(木菱晃栄君) 経済部長。


  〔登壇〕


○経済部長(関崎光明君) 県の畜産センター等の利活用ということのお問いでございます。


 これにつきましては、県の畜産関係の研究施設ということではございますけれども、センター側としても年に1回ふれあい開放デーということで実施をしておられます。現実的には小動物等と触れ合える時間や場所が少ないというのも十分承知をしておるところでございます。これらの機会をふやしていくということは可能というふうに考えておりますので、県のセンターとも協議をしてまいりたいというふうに考えております。


 それから、御質問の中で棚田の具体的な事例ということでございます。北五百川地区に棚田百選ということで選定された棚田がございます。ここでは、平成15年度から棚田オーナー制を募り、田植え、稲刈り、はざがけ等の作業を交流の中で行っております。具体的には、10組のオーナーを募った中で、四国から東京、横浜、大阪、新潟県内を含めて全国から参加者を募った中で、農家宿泊はしておりませんけれども、近くの温泉などで宿泊をして農作業体験という、いわゆる都市と農村の交流を行っているという状況でございます。


 それから、耕作放棄地と山林の関係につきましては、農林課長の方から答弁をさせていただきます。


○副議長(木菱晃栄君) 農林課長。


  〔登壇〕


○農林課長(吉野賢一君) それでは、耕作放棄地の関係と山林の状況等ということでお問いでございますので、答弁をさせていただきます。


 まず、耕作放棄地の下田地区の状況でございますが、17年から新たに中山間地の直払い制度がスタートしております。25集落、約270ヘクタールが中山間の直払い対象になりまして、急傾斜あるいは緩傾斜というようなことで田、畑にそれぞれ交付金が支払われるわけですが、現在この耕作放棄地の考え方でございますが、水田につきましては転作の保全管理、いわゆる休耕というような考え方の中で、いずれ耕すよというような田もあるわけでございます。その中で、センサス数値では一応農家の皆さんの数値として出された数字が約20ヘクタール程度になるのかなということで想定をしておるところでございます。


 それから、山林の状況でございますが、市全体では2万7,000ヘクタールの山林がございます。このうち国有林が1万3,000ヘクタール、御承知のとおり粟ケ岳の周辺が国有林になっておるわけでございますが、これと市有林、民有林で約1万4,000ヘクタール程度ということで、下田地域がその大宗を占める山林の状況になっております。下田地域では森林地域整備交付金を活用いたしまして、森林の整備、点検を行っているわけでございますが、昨年の7・13水害というようなことで、現在林道の整備を今年度中に何とか完了させるということで進めておるところでございまして、被災の状況等につきましては、中までなかなか入っていけないという状況でございますので、その辺のところを御理解いただきたいと思います。


 以上でございます。


○副議長(木菱晃栄君) 26番。


  〔登壇〕


○26番(米田美智子君) 私の言っていることは、職員からいかに生の情報が上がってくるかというのがかぎになっております。それで、部課長さん、市長さんにこんな話があるんだけど、こんな人がいるんだけどみたいな話が気楽に話し合える雰囲気をつくっていただきたい。そうすれば、さっきの市長さんの勘違いというのも未然に防げたんじゃないかなと思うんですが、市長さんのお考えをお聞きいたします。


 それから、棚田百選については、四国、横浜からということでびっくりしました。その中に必ず人脈、核になる人材がいらっしゃると思います。その人たちをいかにキャッチするかだと思います。


 それから、山林の荒れというのは全国的な問題ですけども、大学等にボランティアを募ったりすれば、夏休みに経験として来るという例もあちこちにあります。呼びかけてみたら――もうこれはひょうたんからこまなんです。ただし、ひょうたんからこまというのが非常にあちこちで成功している例がたくさんあるんです。だから、気楽に投げかけるという発想で私は申し上げております。


 それから、2つ目のふれあい開放デーについてなんですけども、県がイベント的に開放しているのはわかります。しかし、それを三条市が県と連携して――連携です。あるいはその部分を県が三条に譲るなんてこともあり得るかもしれませんけど。あくまでもできることからスタートして、そして三条市として三条市の宝みたいな形でアピールしちゃえば、あそこに観光客が集まってくると、こういう算段なんですが、それについてもう少し積極的に動く気がないかどうか、お聞かせいただきたいと思います。


 それから、成人式についてなんですけど、型どおりの答弁をいただいたんですけども、私も1部はセレモニー、2部は実行委員会の計画というのはわかります。その実行委員会の計画の中に、任せるんでなくて、税金を使う以上、彼らに社会と向き合うチャンスとしてとらえろというメッセージを行政として出すべきだと思うんです。ただ単に御機嫌をとっていっぱい集まってくれという成人式のあり方は、もう見直すべきだと思うんですが、いかがでしょうか。


 橋本知事のあの怒りは好意的に受け取られ、マスコミも批判しませんでした。ということは、流れがそっちの方へいっていると思うんです。多分批判されると思います。教育長さん、その批判を腹をくくって受けていただきたい。そして、若者たちを大人にする場として、フォーラムをするなり――例えば負け犬、勝ち犬とかいうテーマもあるけど、みんなどう思うみたいなフォーラムをやってもいいです。講師を連れてきてもいいです。参加者が減ってもよろしいじゃないですか。私は、その方が全市民に与えるアピール度は高いと思っているんですが、いかがでしょうか、再度お伺いいたします。


 それから、表彰式のあり方についてなんですが、前向きな答弁をいただいたと思うんですが、さらに各分野どうやってその対象者を集めるか、どういう人たちを表彰対象とするかということについて、もっと水面下のいろんな情報を集めるようなお考えはないでしょうか。単に委員会じゃなくて、自薦、他薦でもいい、広報に載せるでもいいですし、話題性を呼ぶという意味もあって、そんな企画は――企画までいかないんです、私の言っているのは。単なる思いつきかもしれませんけど、私は新しい方向をつくるにはそういう手もありかなと思っているんですが、いかがでしょうか。


 それから、教育問題についてなんですけども、教育長さんは教育分野だから教師の指導力が大切なんだと。それは当たり前の話なんです。ただし、全国的にもマスコミも、ただ単に学校だけ、教師だけでは子供たちは育たないよ、社会の問題だよという方向に来ております。私の現役時代の話をちょっとお話ししますと、カリスマ的なリーダーがいて、荒れているグループがございました。教師たちは、それとなく廊下を回っていたんです。私もお昼休みに廊下を回っておりました。ぴっちりと締めた部屋の中から大歓声が聞こえてまいりました。入ってみました。そうしたら、2人弱い子をけんかさせて、そしてもっとけしかけて、やれ、やれと、それで周りは何か興奮状態。その外側には静かに見ている子。私は、この場面を今でも忘れることはできません。指導は、単に当事者だけの問題でしたけれども、傍観者の問題は当時学校では取り上げられませんでした。今もそうです。


 姉歯事件がありますけれども、あれもカリスマ的な人がいて、おとなしいまじめな勉強家だった姉歯氏が結局はああいう犯罪を犯す、この構造は私は変わらないと思うんです。物が言えない、カリスマ的な人たちに群衆が引っ張られるという。そして、この前話をしましたPTAの懇談会、もううんざりという人たちも同じ構造です。物が言えない、言いにくい。一方の人が発言する、それをどうやって教育現場で――指導というわけじゃないですけど、変えなければ私は日本の教育はだめだと思っています。


 「ご近所の底力」というテレビ番組がありますけども、あれは市民が知恵を出し合って、アナウンサーがファシリテーター的に動かしています。参加です。学校のクラスや部活を……(私語する者あり)静かに聞いていただきたいんですけども。


○副議長(木菱晃栄君) 静粛に願います。


○26番(米田美智子君) クラスや部活で抱えているいろんな問題を――親を子供を教師を交えて地域の底力にしていただきたい。そのために、教育長さんからサンドバックになっていただきたい、そういう腹をくくっていただきたいと教育長さんにお願いしているわけです。教育長さんから悪役をやっていただきたい、学校長も悪役をやっていただきたい。そう言えば、騒ぐ大きな声を出す親に対して教師が、例えばほかの方どうですか、あなたばかり言わないでと言ったら、必ずその人は反発すると思います、トラブルが起きると思います。それでいいじゃないですか。校長がおれが出ていくと言ってくれればそれでいいんです。それは、トップでそういう姿勢を示そうと言ってくださればいいんですけども、教師の指導力が云々で終わるから、教師は弱腰です。ひ弱です。それを変えていただきたい。発想を変えていただきたいと例を申し上げて教育長さんにお願いしているわけなんです。単に自分の……(「お願いする場でないんだ」と呼ぶ者あり)


 教育基本計画策定のの前提になる教育基本方針検討委員会の議事録を読ませていただいたんですけれども、新大の雲尾助教授を委員長として学校関係者、公募の方を含めて15名。そして、出てきた言葉を全部――キャッチボール方式でと会議録には出ているんですが、学力を高めよう、あいさつをしようだ、スクールアシスタントだ、国体に向けて性急、物すごくバラエティーに富んでいて、さまざまなテーマ、さまざまなレベルで上がってきているんですが、教育長さんはどのようにおまとめになるのか、御意見をお伺いいたします。


 全員の意見を出すというのは、私は民主的だと思うんですけども、方向性は見えてまいりません。これは、まちづくり総合計画のところにも感じました。方向性が見えてこない。一見民主的ですけども、核になる理念は教育長、行政で出すべきだと思うんですが、教育長さんのお考えをお聞かせ――腹をくくってそういう方向性を出してからの議論にしていただきたい。


 それで、その方向性なんですが、その方向性は保護者も地域も共有できるものでなければならないと思っています。ある人はいじめの問題、ある人はスポーツ、これではもうまとまりがつきません。私は、方向性として(2回目の発言時間終了を告げるブザー音あり)みんなで出しゃばりを気楽に言える場づくりを学校でつくろうじゃないかと、これを方向性として出していただきたい。学校をです。


○副議長(木菱晃栄君) 質問者に申し上げます。発言時間が超過していますので、2回目の質問を終了していただきたいと思います。


 市長。


  〔登壇〕


○市長(高橋一夫君) お答えします。


 私は、市長室で用がないときはほとんど市長室におりません。それで、出先を回ったり各課を回ったりしながら、みんなの意見をできるだけ聞くように毎日やっております。


○副議長(木菱晃栄君) 教育長。


  〔登壇〕


○教育長(松永悦男君) 成人式につきましては、私どもは若者に迎合するという立場ではなくて、若者が自分たちで汗を流して企画し、そしてみんなに呼びかけて、大勢の人から参加してもらって、お互いに20歳になった喜びと戒め、誓いを立てようという、そういう式にしていきたいと。そして、みんなが前の学校のときの友達と会ったりする場として、また交流を深めてもらえばなという気持ちでございますので、御理解をいただきたいと思います。


 2つ目は、過去の御自身の御経験からいろいろなお考えがあろうかと思いますが、それはそれとして、私どもとしてはやはり学校の教育関係につきましては教師がしっかりと自信を持って子供の指導に当たるということが大切なことだと考えております。


 なお、教育基本方針検討委員会では、三条市の教育のこれからのあるべき姿や方向性について、教育行政全般にわたる現状把握とその分析から、これからの姿や方向性を描き出してもらって、三条市の特色を生かした新しい教育基本方針を教育委員会に答申してもらいたいということで検討委員会を立ち上げ、これからさらに協議をして、3月末までには何とか形にしたいというのが私どもの願いであります。もちろんその答申については、私どもはそれを単に受けるんじゃなくて、その前に自分たちの考えもきちんと持って臨んでいきたいと考えております。


○副議長(木菱晃栄君) 経済部長。


  〔登壇〕


○経済部長(関崎光明君) 御質問の中で、畜産研究センターのさらなる活用ということでございます。これらについては、現状では年1回ということでございますけども、それらの回数をふやす等、充実は可能というふうに考えておりますので、センターの方と十分協議をしてまいりたいというふうに考えております。


 それから、もう一点、山林の関係でボランティアのという御質問がございました。山林につきましては、治山治水等いわゆる環境保全の面からも行政として果たさなければならない部分がございます。これらについては、基本的にしっかり見据えた中で行政支援を行ってまいりたいというふうに考えています。よろしくお願いします。


○副議長(木菱晃栄君) 政策推進課長。


  〔登壇〕


○政策推進課長(若山 裕君) 表彰に関しまして、基本的な考え方につきましては先ほど市長の方から、年数等にこだわらず、各分野から幅広く真に表彰するにふさわしい人を表彰していくべきものと考えているという趣旨の答弁をさせていただきました。


 重ねて具体的に、それでは各分野でどうやって対象を集めていくのか、具体的な考えはあるかと、こういうお問いでございます。趣旨については先ほど市長の答弁のとおりでございますが、他方で表彰の本質、その人の功績を広く顕彰して、ともに市民がこぞってお祝いをするという表彰を行政がやるということをとらえていうと、やはりその手続においてはある程度慎重に責任を持って進めていくことも必要ではないかと考えているところでございます。そこで、現在は行政の各課を通じまして、それぞれおつき合いのある団体等に照会をかけて集約を図っているところでございますが、今後も方法については同じような手続を踏みながら、今ほど申し上げました趣旨を生かしていくように広く働きかけを行っていきたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと思います。


○副議長(木菱晃栄君) 26番。


  〔登壇〕


○26番(米田美智子君) 私の考え方を、なかなかわかっていただけないというのをいつも痛感するんですが、簡単なんです。要するに教育現場を、保護者の中でもううんざりという人たちを巻き込んで、じゃどういう御意見があるのかみんなで共有しましょう、そして親と親が向き合って話をしてもオーケー、感情論にならないで済むよという体制を教育長さんの方から発していただきたい。トラブルがあったら校長や教育長が引き受けるから、現場の教師やってくれと言ってくださればそれでいいんです。


 ただ、教師の指導力、人格だとおっしゃると、教師はますます萎縮して何も言えないんです。それがテレビで毎回話題になって、駒大附属のときにはただ謝っている教師像しか映されませんでした。私は、そこに今の教育の根幹があると思う。「ご近所の底力」をクラスの中で、目の前の問題で、学校でと、そういう体制をつくっていただきたい。教育長さんよろしく――ぜひそういう……(「どの項目質問している」と呼ぶ者あり)だから、ちょっと違う。教育基本計画の理念についてしゃべっていますんで、5番目です、済みません。教育関係ですから……(「最初にそれ言ってもらわないと」と呼ぶ者あり)5番目です。教育問題ですので、教育長さんにお話ししていますので。そこら辺ちょっといいかげんで申しわけないんですけれども。


 そういう方向を共有して、現場の力――幾ら子供たちを安心、安全といって見回りをしても、私は子供は育たないと思っています。いかに現場の教師や保護者や子供たちが――中学生などもいっぱしのことを言いますから、その子たちの力を総合力を高める、それを私は参加の教育と言っていますが、そういうために学校長や教育長はサンドバックになってください、ファシリテーターになってください、指導者にならないで、管理職にならないでくださいと申し上げているんですが、教育長さんいかがでしょうか。そうすると活性化して、みんなが物を言えるようになります。あそこで言えなかったけど、今度は言えるよねというふうに親たちが動き出すと思います。こういう傍観者でいる親たちをきちっとした発言者にしないと、市民にしないと、幾ら学校が頑張っても、行政が頑張ってもだめだということを言いたいだけなんです。


 以上でございます。


○副議長(木菱晃栄君) 教育長。


  〔登壇〕


○教育長(松永悦男君) 教育基本方針に関連するということでございますので、まず教育基本方針というものにつきましては学校教育だけが基本方針の内容じゃございませんで、この中では議員さんが書いていらっしゃるように、幼児教育から始まっていわゆる若者問題、あるいは成人の教育、あるいは生涯学習、生涯体育というような面を含んだ教育行政全般に係るのが今回の基本方針のやはり土台になるものでございます。


 教育方針のことについてはそうですが、学校教育につきましては確かに私どもは学校長として、あるいは教育長として責任を持って、そして教師を前面に出す中で教師の後ろ盾になって、教師が自信を持って仕事ができるような、そういう姿勢をとっていくことが大事だということは、どの学校の校長も私は認識しているものと理解いたしております。


―――――――――*=*=*=*=*=*―――――――――


○副議長(木菱晃栄君) 以上で本日の日程は終了いたしました。


 次の会議は、来る12日午前10時に開くこととし、本日はこれをもちまして散会いたします。


午後2時40分 散会