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新潟県 三条市

平成17年第 3回定例会(第7号 9月27日)




平成17年第 3回定例会(第7号 9月27日)





平成17年三条市議会第3回定例会会議録(第7日目)


平成17年9月27日(火曜日)





 
  平成17年9月27日 午前10時開議


 第1.  報   告


 第2.  市政に対する一般質問


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本日の会議に付した事件


 日程第1.


   報   告


 日程第2.


   市政に対する一般質問


―――――――――――――――――――――――――――――


出席議員  58名


       1番  小 林   誠 君        2番  土 田 俊 人 君


       3番  羽 賀 利 栄 君        4番  須 戸 幸 男 君


       5番  梶     勉 君        6番  島 田 伸 子 君


       7番  武士俣 昭 司 君        8番  吉 田 進一郎 君


      10番  佐 藤 喜八郎 君       11番  高 橋   誉 君


      12番  森 山   昭 君       13番  鈴 木 孫 一 君


      14番  高 橋   剛 君       15番  阿 部 銀次郎 君


      16番  山 本 春 男 君       17番  和 田   武 君


      18番  目 黒   眞 君       19番  熊 倉   均 君


      20番  武 石 栄 二 君       21番  山 岸 康 男 君


      22番  佐 藤 佐久一 君       24番  小 出 和 子 君


      25番  下 村 喜 作 君       26番  米 田 美智子 君


      27番  佐 野   徹 君       28番  小浦方   功 君


      29番  蝶名林 義 春 君       30番  鈴 木   清 君


      31番  西 沢 慶 一 君       32番  佐 藤 和 雄 君


      33番  角 田 正 明 君       34番  堀   茂 信 君


      35番  土 佐 敏 夫 君       36番  ? 坂 登志郎 君


      37番  横 山 一 雄 君       38番  横 田 常 男 君


      39番  藤 田 寅 雄 君       40番  西 川 哲 司 君


      41番  相 田 芳 枝 君       42番  村 山 佐武郎 君


      43番  稲 田 豊 秋 君       44番  久 住 久 俊 君


      45番  村 上 幸 一 君       46番  田 中   寿 君


      47番  西 川 重 則 君       48番  鳶 田 眞 六 君


      49番  吉 田   敦 君       50番  飯 塚 喜久男 君


      51番  木 菱 晃 栄 君       52番  小 林 宅 栄 君


      53番  渡 辺 庄 一 君       54番  原   茂 之 君


      55番  藤 田 雄 司 君       56番  相 田 邦 夫 君


      57番  岡 田 兵一郎 君       58番  金 子 恒 夫 君


      59番  渡 辺 朝 次 君       60番  ? 野 賢 司 君


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欠席議員   1名


       9番  佐 藤 宗 司 君


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説明のための出席者


      市 長    高 橋 一 夫 君   助 役     佐 藤 和 夫 君


      収入役    関 口 芳 史 君   教育長     松 永 悦 男 君


      総合政策部長 國 定 勇 人 君   総務部長    吉 田   實 君


      福祉保健部長 小 林 東 一 君   市民部長    長谷川 正 二 君


      経済部長   関 崎 光 明 君   建設部長    今 井 國 雄 君


      栄サービスセンター長         下田サービスセンター長


             ? ? 長一郎 君           西 川 賀 顕 君


      政策推進課長 若 山   裕 君   地域振興課長  清 野 敏 郎 君


      行政課長   渡 辺 一 治 君   財務課長    長谷川 正 実 君


      社会福祉課長 佐 藤 密 夫 君   健康推進課長  渡 辺 冨士江 君


      生活環境課長 長谷川   明 君   農林課長    吉 野 賢 一 君


      土木課長   小日向   毅 君   建築住宅課長  宮 島 常 一 君


      五十嵐川・刈谷田川改修対策室長    教育次長    阿 部 晃 義 君


             土 田 壮 一 君


      教育総務課長 永 井 一 雄 君   学校教育課長  金 子 周 一 君


      水道局長   金 川   保 君   消防長     堀 内 俊 夫 君


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会議事務に従事した事務局職員


      事務局長   北 神   均 君   事務局次長   渡 辺   健 君


      担任主査   小 柳 雅 彦 君   担任主査    五十嵐 玲 子 君


      主任     山 屋 和 徳 君   主任      熊 木 隆 浩 君


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午前10時03分 開議


○議長(久住久俊君) これより本日の会議を開きます。


 ただいまの出席は57名であります。


 議事日程を報告いたします。


 本日の議事は、お手元に配付いたしました議事日程第7号によって行います。


 直ちに議事に入ります。


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 ◎日程第1.  報  告


○議長(久住久俊君) 日程第1、報告。


 報告は、請願付託についてであります。


 お手元に配付いたしました請願文書表のとおり、請願1件を受理いたしましたので、その請願第2号を総務常任委員会に付託いたします。


 以上で報告を終わります。


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 ◎日程第2.  市政に対する一般質問


○議長(久住久俊君) 日程第2、これより市政に対する一般質問を行います。


 発言通告表の発言順により、40番、西川哲司さんに発言を許可いたします。40番。


  〔登壇〕


○40番(西川哲司君) おはようございます。通告書のとおりに質問をするつもりでございましたが、既に同じような質問をいろいろとされてまいりまして、ほとんど質問することがないような感じもいたしますが、なるべく角度を変えて重複を避ける努力をしながら質問をいたしたいというふうに思います。


 最初に、除雪体制についての問題でございます。既に吉田進一郎議員がこの問題について質問されました。それに対する市長の答弁は、現行の水準を落とさない、また三条並みにする考えはないと、当面は新しい基準ができるまでというようなお答えであったように思います。いろいろ聞いておりまして、市長はこの除雪問題に対しましてとらえ方がやや弱いといいますか、甘い印象を受けたわけであります。


 まず、現行の水準を落とさないというふうに答弁をされましたが、これは当然のことでありまして、これを落とされたら困るわけでございます。


 それから、下田地区の除雪は御承知のとおり通称下田方式というふうにも言われておりまして、つまり指令が出るまで出動しないというのではなくて、除雪業者の皆さんが早朝というよりは真夜中の2時ごろにはもう起きて、適切に判断をされて自主的に出動するという方式で、通称下田方式というふうに呼んでいるわけでありまして、この下田方式を旧三条市のような指令方式に変更されるということになりますと、大変困るわけであります。道路の除雪は、通勤、通学の皆さんにとっても非常に重要であり、これはもう申し上げるまでもございません。特に下田の奥地からの通勤、通学の皆さんにとっては、もう生命線とも言えるほど重要な問題であることも申し上げるまでもないわけであります。朝起きまして、除雪の指令がおりなくて大雪で車が通れなかったと、会社や学校に行けませんでしたなんていうことは、絶対にあってはならないというふうに思いますし、これは言うまでもないわけであります。


 現行の基準を落とすとか落とさないとかという、そういった問題ではありません。この基準を堅持すべきであるというふうに思うわけであります。堅持とは、かたく守って譲らないという、そういう意味もあるそうですが、そういう表現が適当であると思いますが、いかがでしょうか。


 それから、当面という文言が問題になりました。これは答弁によりますと、新しい基準ができるまでというお答えであったように思いますが、どういう意味か私にはよく理解ができません。新しい基準ができるまでということは、何かもっといい基準ができるのかなという気もいたしますが、よくわかりません。とにかく当面現行体制とか云々という、当面という言葉遣いは非常に誤解を招きやすいと、不安を招きやすいというふうに思います。でありますから、除雪体制のお話の中ではこの当面という言葉はお使いにならないでいただきたいというふうに思いますが、いかがでしょうか。


 また、ことしの冬は特に例年になく積雪も厳しかったわけでありますが、市長はその状況をどの程度把握していらっしゃいますか。


 また、積雪の観測地点が旧三条市、旧下田村に数カ所ございます。ことしは大変な豪雪でございましたが、この数字を把握されておりますか、この点もお答えをいただきたいと思います。


 次に、アスベスト問題についてでございます。もう多くの議員さんがこの質問に取り組まれまして、本当にほとんど議論し尽くしたかなという感もいたしますが、とにかくこの問題は、アスベストが原因で今後10万人以上も死亡をするという、静かな時限爆弾というふうなことも言われておりました。政府の対策のおくれも皆さん指摘をされました。小林誠議員は、第三中学校の建設工事現場で作業をされていたそうでありますが、かなりのアスベストを吸われたというようなお話でございました。


 私ごとで大変恐縮でございますが、車のディーラーで自動車の整備をして長いこと働いておりましたが、アスベストを含んだクラッチ、あるいはブレーキの分解、この際にかなりの粉じんが出るわけでありますが、私もそれをかなり吸っていたということになるわけであります。吸ってから発症までの年数はいろいろと言われておりますが、私の場合、早ければもう発症してもいい年ごろといいますか、そういうことでございますし、あしたそうなるかもわかりません。


 たまたまきのうNHKのニュースを見ておりましたら、アスベスト関連の報道がされておりました。ごらんになったかもしれませんが、伊丹市は南中学校の卒業生の中で希望者を対象に健康診断をするということだそうでございます。アスベスト濃度調査を実施した結果、2カ所でアスベスト濃度が大気汚染防止法の基準値(大気1リットル中10本以内)を上回っていることがわかりました。基準値を上回ったのは、南中体育館の器具庫(同18.1本)と天王寺川中学校の機械室(同10.04本)。南中の器具庫は昭和47年につくられ、生徒が出入りしていたため、市は南中の卒業生で希望者を対象に健康診断を実施しますと、これはホームページに書かれておりましたが、日程、会場を見ますと殺到しているようでありまして、4日間の日程で実施される予定になっていたようですが、全部定員に達しているようでありまして、多分パニック状態になっているのかなというふうに想像いたします。


 それから、同じ伊丹市でアスベスト関連疾患検診――これはホームページに出ておりましたが、対象40歳以上の市民でアスベストの影響による肺の病気を御心配される方と。受診料無料、申し込み方法云々というふうに――関連になりますが、そんなふうに報道をされておりました。


 今後アスベストが原因と思われる疾病の増加で、三条市の国保会計の医療費も増加が予想されると思います。現在でも大変な状況にあるわけでありますが、困ったことと言わざるを得ません。そこで、国保会計の今後の見通しはどうかということをまずお聞きをしておきたいと思います。


 それから、欧米の方はこのアスベスト関連にはいち早く対策を打っているというふうに聞いています。日本はいつでも後手後手になるケースが多いわけですが、こういったことをどういうふうにお思いか、お聞かせをいただきたい。


 それから、92年には一たん当時の社会党がアスベストの原則禁止を定めたアスベスト禁止法案を国会に提出したが、提出前に業界団体の日本石綿協会が健康被害は起こり得ないと確信できるなどとした見解を文書で政党と省庁に配り、自民党などの反対で一度も審議されないまま廃案になったわけですが、こういうことについてどういうふうにお考えかということも聞いておきたいと思います。


 それから、アスベストばかりじゃないですが、常にこういう問題については国の失策を地方に押しつける傾向が非常に強いわけでありますが、こういうやり方に対しても私は非常に疑問を感じざるを得ないというふうに思いますが、その点についてもいかがお考えでしょうか。


 以上で1回目の質問を終わります。


○議長(久住久俊君) 市長。


  〔登壇〕


○市長(高橋一夫君) お答えします。


 除雪の問題は吉田議員の御質問に答弁したとおりでありまして、下田方式と言われる――これは必ずしも下田だけではなくて、栄地域でもそういうふうな形で行われたようですが、業者の判断でやるということはこれからも続けていくわけであります。


 それで、当面という言葉にとらわれているようですが、これにつきましては、新市建設計画における除雪体制の整備、充実につきまして、新市においては除雪計画の見直しによる除雪路線数、路線延長の拡大、さらには消雪パイプ新設工事、老朽化した消雪施設の改築工事の実施、消雪施設工事助成制度の対象範囲の拡大等により円滑な道路交通の確保に努めます。また、道路改良事業により新たな歩道を設置し、歩道除雪路線の拡大を図るとともに、歩道用除雪機購入補助制度の拡充で歩行者のさらなる安全な通行の確保を努力してまいりますというふうな形で、今までやってきたものはもちろんやっていきますし、さらにそれだけではなくて、こういうふうな形でこれからも取り組んでいくというような意味で、当面今までのものをやっていきますという意味でありまして、その当面というのは決して――当面今までどおりやっているけれども、近い将来見直して三条のような形で業者の判断じゃないような形にするとかというようなことではないということは、吉田議員の御質問のときにもお答えしたとおりであります。


 それから、アスベストの問題をとらえられて政府対応の云々がありましたが、確かにリサイクルの問題だとかにしましても、ペットボトルを欧米ではいち早く――いろんな業者が勝手につくるんじゃなくて、ペットボトルは一つにするとかというような形で、それこそ業界主導じゃなくて政府主導でそういうふうな形で取り組んでいるということは、これからの日本もそういうふうな形で国民、市民のためにそういう行政主導でもっとやっていくべきだというのは私も感じております。


○議長(久住久俊君) 助役。


  〔登壇〕


○助役(佐藤和夫君) アスベスト対策についてお問いでございますけども、基本的には市長の方からお答えがされたところでございます。そこで、中皮腫が国保会計を圧迫するのではないかというお問いでございますが、多くは労災認定あるいは国の特別立法により救済されるものと期待いたすものでございまして、中皮腫問題が国保財政の圧迫に直結する心配はないものと考えておりますが、今後とも健康づくりの関係部署と連携し、被保険者の健康づくりに努めてまいりたいと思っておるところでございます。そこで、国の方針等も、昨日の小泉総理の所信表明演説の中にもございましたが、その中では今後の被害の拡大が懸念されるアスベスト問題に対処するため、被害者救済対策やアスベストの早期かつ安全な除去などに政府を挙げて取り組むというお答えをされておりますので、今後法改正等を含めた中でいろいろ国会でも論議がされるものと思っておりますけども、一日も早い対応策が示されることを期待をいたしておりますし、その結果を見て市としてもまた対応策をきちっと決めてまいりたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。


○議長(久住久俊君) 建設部長。


  〔登壇〕


○建設部長(今井國雄君) 除雪の関係でございますけども、観測地点ということで御質問でございますけども、八木前あるいは消防の分遣所で今まで降雪量を観測していたと思います。それらにつきましては、あくまでもその地点での降雪量がどのくらいかという把握でありまして、現実的には多分八木前で何センチ降ったから出るということではないと思います。現実的にはそこから1キロ先に行けばもう雪の量はかなり違うと思いますので、それらについては今までどおり業者の方から判断していただいて出ていっていただかないと、とても市の方ではそこまでの把握は――1キロごとに多分雪の量はかなり違いますので、把握はできないので、今までどおりやっていただきたいということで考えているところでございます。


 それから、三条で業者に指示をやっているといいますのは、三条市の平らなところの面積の中で44業者が今入っているわけでございます。その中で、その業者の方々に全部業者の判断で出ていただくということになりますと、出る業者もいる、出ない業者もいるという形で非常に混乱を来すということで、三条市ではパトロールをして指示をしているということでございます。下田地区の場合は、まずこういう方式は不可能だろうと思っておりますし、多分1キロごとにかなり違いますし、一部落ごとに雪の量も違いますので、業者の方から判断していただいて出ていただくということで考えていきたいと思います。よろしくお願いします。


○議長(久住久俊君) 40番。


  〔登壇〕


○40番(西川哲司君) まず、除雪の関係から再質問をさせていただきますが、おっしゃることはよくわかりましたが、私のお聞きしたかったのはそればっかりじゃなくて、下田の雪の厳しさというものをどれだけ把握されていて、その上に立ってどうかということも私はお聞きをしたかったわけでありまして、わざわざ当面という言葉を使わなくても、当面という言葉を使わないとこの除雪体制の方針が出ないのかというか、そういう言葉は下田の人に非常に不安を与えると思うから、できるだけお使いになるのはやめてほしいというふうに私は聞いているわけでありまして、それに対するお答えが聞きたいわけであります。


 それから、現除雪体制はそのまま堅持すると、その一言でいいわけでありまして、それで全然問題ないわけでありますので、それで不安が解消するんであれば、それと同じ考えであればそういう言葉遣いでおやりになってもよろしいんじゃないかというふうに私は思います。


 下田の雪の厳しさは御承知だろうと思いますけれども、あえて私がことしの豪雪の状況を把握されていますかと聞いたのは、奥地と旧三条市内の状況は本当に想像を絶するぐらい違い、厳しいものがあるというふうに私は申し上げたかったわけでありまして、実際に市長が今回の豪雪の際に奥地に出向かれたかどうかはわかりませんが、ちなみに申し上げますと、3月の積雪の数字でございますが、三条の消防本部で43センチ。観測点が決まっていまして、下田の大谷地では183センチ。4.2倍ぐらいになりますが、これは葎谷方向とちょっと谷が違いまして、葎谷方向に行くとさらに雪の量が多いというふうに聞いておりまして、恐らく5倍は超えているだろうというふうに想像できますけども、公式な数字がございませんのでわかりませんが、恐らくそういうふうな数字が想像できるわけでありますが、そういうことを把握されているかというふうに私はお聞きしたわけでありまして、それに対するお答えは余りなかったように思いましたので、再度申し上げるわけであります。


 それから、私が当面という言葉にこだわったというのは、平成15年9月に出されました三条・田上・栄・下田――当時田上が入っておりましたが、合併協議会設立準備会が出されました将来都市構想の中にやはり除雪出動の項目がありました。その中にやはり現除雪体制は当面は現行どおりというふうに書かれておったわけでありまして、私は当時の特別委員会でそれを取り上げまして、この文言を削除していただきました。御存じだと思います。「現行どおり」というふうになったと思います。皆さんは非常に当面という言葉にこだわっていらっしゃいますので、私はわざわざ使うことはないというふうに思います。当時確かにそれが削除されまして、各家庭に緑の紙で訂正された内容が配られたことも御承知のとおりと思います。そういう意味で私はこだわっているのでありまして、ぜひこのあやふやな表現はやめていただきたいというふうに思います。


 それから、アスベストのことは助役の答弁でわかりましたが、楽観的に見ているようでございますけども、島田議員が先日意見書提出の要望をされました。それは、市がやるんじゃない、議会の権限でやるんだと、当然それはおっしゃるとおりでありましたけれども、市は市なりのやり方はあるだろうと思いますし、全国知事会もアスベスト関連で緊急要望されているようでありますし、全国市長会も8月末でしたか、緊急要望されているようでありました。中身を見ましたら、十分かなというと、ちょっと疑問が残るような内容でありました。さらに、三条市として全国市長会に何遍要望してもいいというふうに私は思います。意見書として出すのは、これは議会の権限でありますが、市としていろんなやり方はできるというふうに思います。そういう積極性がまだ伝わってこないなというふうに私は受け取ったもんですから、再度申し上げたいと思いますし、その点についていかがお考えでしょうか。


○議長(久住久俊君) 市長。


  〔登壇〕


○市長(高橋一夫君) お答えします。


 6月だったでしょうか、遅場とか、葎谷とかの地域の総会がありました。そこに寄せていただいて、ことしの冬一番雪の多いときに御招待をいただいて、行ってくる予定になっております。


 それから、当面ということは制度調整の中で――田上が入っていたときに取り消したというのはちょっと私の記憶にないんですが、さらに3つの中で決めてきたものでありまして、何回も答弁をしていますように、当面というのはそういうことだということをひとつぜひ皆さんにお知らせをしていただければというふうに考えております。


 それから、アスベストの問題で云々というお話ですが、市長会等また近々にありましたら、そこで新潟県市長会としてもというふうな形で提案をしてみたいと思っています。


○議長(久住久俊君) 建設部長。


  〔登壇〕


○建設部長(今井國雄君) 今市長が基本的にお答えされましたけども、除雪につきましては現在出動基準につきまして旧三条市では積雪15センチをめどとし、ただし翌朝の交通不能が予測される場合は10センチということになっています。それから、旧栄町では降雪が10センチ以上、旧下田村では降雪量がおおむね15センチに達すると予想されるとき、または交通に支障を来すおそれがあるときと、こういうふうになっているわけです。この辺の整合性もございますので、今度一つの市になったわけですので、1つの基準をつくりたいということで、その辺を決めるまでは当面という言葉は当分使わせていただきたいと、こう思っていますので、よろしくお願いします。


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○議長(久住久俊君) 次に、12番、森山昭さんに発言を許可いたします。12番。


  〔登壇〕


○12番(森山 昭君) それでは、通告に基づきまして何点か質問させていただきますので、よろしくお願いいたします。


 まず、農業問題でありますが、この点についてはもう既に何人もの議員さんが質問されておりますので、重複する点もあるかと思いますが、どうかお許しいただきたいと思います。


 それでは最初に、担い手の支援体制であります。新たな経営安定対策の米政策が求める担い手の要件は、さきの質問にもありましたとおり、現行の要件は、認定農業者の4ヘクタール、集落組織の20ヘクタールであります。このハードルもさらに高くなることも予想されているわけであります。現在の三条市の担い手安定対策確定者数について、これはJAの資料でありますが、本年の8月現在の数字を見ますと、旧三条市で40名、旧栄町で30名、旧下田村で6名という数字が出ております。三条市全体で76名という数字でございますが、これは全体の農家数から見ればほんの一部であります。大多数の農家がこの要件から外れると見られますが、市としてはどのような形で支援なされるのか、お伺いします。


 昨日の質問の中で、法人登記の助成や生産組織の単独助成について既に言及されておりますが、生産組織の単独助成はどのような助成を考えておられるのか、お聞かせ願います。


 また、担い手を育成、サポートするなど効率化を図る上で、市、農業委員会、JAなど関係団体が一体化しての支援体制が必要と思われますが、この件についてもお答え願います。


 米政策改革、19年以降の需給調整については、都道府県、市町村の水田農業推進会議を中心として、JA及びJA以外の生産調整方針作成者が実効ある形で参画し、地域協議会等の情報をもとにみずからの生産目標を決定し、方針に参加して農業者に配分するとしております。これは、農林水産省の新たな需給調整システムのイメージ案でございます。これらを見ますと、今後の需給調整は行政とJAが一体となり、計画生産が協調できる体制をいかに構築するかにかかっているんではないかと思われますが、いかがでしょうか。


 平成19年よりの新たな経営安定対策は、産地づくり対策や需給調整対策、これが後手になり、失敗しますと、生産調整は必ず崩壊すると言われております。産地づくり対策の維持、強化は、平成19年以降の地域農業ビジョンの実現に非常に大切であります。三条市では、今後の産地づくり対策をどのような体制で進められるのか、お伺いします。


 また、市には現在地域協議会が旧市町村単位で設置されておりますが、農業施策の公平性を確保する上で19年以降の協議会のあり方をどう考えるのか、あわせてお聞かせ願います。


 また、生産目標数量の配分は現在一律でありますが、改革要素を組み入れる考えはあるのかないのか、この点についてもお伺いします。


 それでは次に、地産地消についてお伺いします。


 高橋市長は、学校給食の地元産米使用による米飯給食を今後とも継続するとともに、今後は野菜の副食についてもこれまでよりも多品目の地元産を導入するなど、いわゆる地産地消、食育を推進すると施政方針で述べておられます。また、三条地域だけでなく、栄地域、下田地域においても米飯給食をいずれ基本とする考えのようでございますが、米飯給食が主体となりますと必ず野菜の副食が多くなってくると私は思っております。


 そこで何点かお伺いしますが、現在地元産の野菜はどのくらい使用されているのか、また全体の使用量は何%くらいになっているのか、お聞かせ願います。米飯給食の推進により、今後どれくらいの品目、使用量を想定されているのか、この点もあわせてお聞かせ願います。


 私はたまたまJAでこの話を聞きましたら、なかなか品物をそろえるのに苦労されているようでございます。私が聞いたのは栄地域の話でございますが、今度合併を機に栄産のトマトを旧三条市内の小中学校の給食にも出したいと、出荷してほしいと、そういった話があったそうですが、とても量が多くて何回かに分けて出荷させていただいたとお聞きしております。地元産の野菜をたくさん使用することは本当によいことでありますし、私ももっともっと推進してほしいと思っている一人であります。生産者サイドやJAとの連携の中でより効果の上がる方策を考えていかなければならないと思いますが、野菜は米よりももっともっと天候に左右されやすいものであります。納入方法に改善点はないのか、またスムーズに納入されているのか、あわせてお伺いします。


 それでは次に、半ノ木一ツ屋敷線の改良工事についてお伺いします。


 この路線は都市計画道路として、新市建設計画の中で国道8号線から川通工業団地の入り口まで1,400メートルの改良工事がなされるものであります。川通工業団地は川通地区の県営圃場整備事業で、地元負担軽減のため共同減歩して造成された工場団地であります。分譲面積は6万8,000平米であり、既に5社が入居してここで営業しております。従業員数も約200名くらいの方が毎日ここに通勤し、働いております。半ノ木一ツ屋敷線の改良工事は、主にこの沿線の企業で働く従業員や、また営業の車が多いため、国道8号線の拡幅、4車線化の交差点改良も含めた中で都市計画道路として改良整備されるものと思っております。この路線の建設計画は、平成17年度から平成21年度までとなっております。本年度の予算にも既に買収費や工事費が計上されておりますが、事業の進捗状況はどのようになっているのか、計画どおりに進んでいるのか、お伺いします。


 また、この半ノ木一ツ屋敷線の延長、岡野新田1号線でございますが、尾崎地内の国道403号線まで残り約1,300メートルあります。この路線は、西蒲原方面より国道8号線へ迂回する車や大型車の通行が非常に多い路線でありまして、また通学路にも指定されております。歩道も不完全なため、雨が降ると水がたまり、子供たちはその水たまりを避けて通学している状況であります。私は旧栄町のときに403号線までの延長の必要性を言いましたが、合併後に違う事業、いわゆる一般の市道の改良、整備事業でやりますと、こう約束されております。この点はどうなっているのかお聞かせ願いますし、国道403号線までの改良計画を延長すべきと思いますが、御答弁をお願いします。


 それでは次に、栄北小学校区内の歩道整備についてお伺いします。


 最初に、旧栄町には雪みち計画というものがあります。これは、各小学校区の通学路の歩道除雪計画でありますが、学区ごとに路線延長の除雪路線の延長を申しますと、大面小学校区は約7,000メートル、栄中央小学校区は約1万メートル、栄北小学校区は約1,700メートルであります。この数字だけを見ても、いかにこの地区の歩道整備がおくれているかがわかります。特に今井野新田地内は道路幅員が狭いため、非常に危険な路線であります。冬場は雪が降れば当然除雪しますが、除雪の回数が多くなればなるほど道路の幅員は狭くなってきて危険であります。朝の通勤時間帯には、この地域の人たちでなく、長岡方面よりの通勤者も非常に多い路線でございます。早急に整備計画を立てて改良が必要と思われますが、御答弁をお願いします。


 また、今井地内の国道403号線においても、一部歩道の整備はされておりますが、機械除雪のできない歩道と聞いております。蒲原大堰を渡って三条方面に通勤してこられる方も本当にたくさんおられます。朝の通勤時間帯には、蒲原大堰の上は燕市側まで車が渋滞をすることもあるほど近年交通量が多くなってきております。国土交通省と協議の上、歩道除雪のできる歩道に早急に改良するべきではないかと思いますが、いかがでしょうか、お答え願います。


 私、先ほど都市計画道路の延長を403号線までと言いましたが、これも歩道の整備が必要だからでございます。小学校側からも「冬期間は歩道に水がたまって危険だ。何とかしてほしい」、そういった要望も雪みち計画の会議の中で言われております。この川通地区では現在圃場整備事業が行われておりますし、歩道の整備もおくれているのが現実でございます。しかし、この圃場整備事業も間もなく完工します。既に創設換地で市道整備用地とともに歩道の整備用地も確保されてあります。市長は施政方針の中で、市民要望の多い道路など生活に密着した事業については計画的な整備に努めると言っておられます。この栄北小学校区の歩道整備について早急に整備計画をつくり、一日も早く子供たちが安全に通学できるようにすべきと思いますが、お答えを願いまして、1回目の質問を終わります。


○議長(久住久俊君) 市長。


  〔登壇〕


○市長(高橋一夫君) お答えします。


 地産地消についてですが、学校給食による地産地消は、子供たちにとって安全で新鮮、安価な食材の提供にとどまらず、生産者をより身近に感じられることから、子供たちが食べ物に関心を持ち、それをつくる人たちへの感謝の気持ちをはぐくむ食育の観点からも重要と考え、積極的に取り組んでいるところであります。


 野菜の件でありますが、野菜の地産地消は大変難しいというお話でありますが、旧三条市では来年の給食で、何月ごろに何をどのくらい使いますという予定表を農家の方々に出して、そしてそれに合わせてつくっていただければ給食の材料として買いますというふうな形で組んできました。それで、今までは自分の食べ分しかつくっていなかった農家の方々が、そういうふうな形でこれだけのものを買ってくれるということになればつくろうかというような形で、今まで自分の家の分だけで市場には出していなかった野菜が給食用として出されて――後で数字をあれしますが、余計になってきて、地産地消が進んできました。これからまたそういうふうな形で、新しい市全体にこういうふうな形で来年度は小学校、中学校の給食で大根をどのくらい、ゴボウをどのくらい、トマトをどのくらい使いますよというようなスケジュールを事前に出しておいて、そしてそれに賛同する農家の方々からつくっていただくというようなことも考えて、全市的な形でやっていきたいと思っております。


 確かに子供たちの数が多くなると一挙にというのはなかなか大変なんだろうというふうに私も考えます。また、これは自然のものですし、計画的につくるものではありません。ですから、例えばそういうときには地域なり学校なりの数をしてメニューを少し変えるとかなんとかというふうな工夫をしながら、できるだけ地産地消という形で地域にできる野菜を子供たちに食べていただこうというふうに取り組んでいきたいと思っています。


○議長(久住久俊君) 助役。


  〔登壇〕


○助役(佐藤和夫君) 御質問の中で、都市計画道路半ノ木一ツ屋敷線につきましてお問いでございますので、お答えをさせていただきます。


 本路線につきましては、近年沿線の工場立地が進みまして、大型車の交通量が大変増加する傾向にありますとともに、国道8号から平成15年度に造成されました川通工業団地へアクセスする路線でもございますことから、今後さらに大型車の交通量の増加が見込まれておるところでございます。


 御指摘のとおり本路線につきましては、延長は1,400メートルでございますが、平成16年度より旧栄町で工事に着手されておりまして、その継続事業として行っているものでございます。その後合併によりまして新市建設計画に登載された路線で、総事業費といたしましては14億3,000万余というような概算金額となっておるところでございますが、平成21年度の完成を目指しておるところでございます。


 そこで、旧栄町においてでございますが、平成16年度には約6,100万円余の事業費、17年度は1億2,200万程度の事業費を予定させていただいた中で事業を進めておるところでございます。今後ともこの事業の推進に努めてまいりたいと思っておるところでございますので、よろしくお願い申し上げます。


 また、川通工業団地入り口から国道403号までの延長につきましては、まずもって現在着手しております区間の進捗状況及び今後の交通量の推移等を見ながら検討してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。


 歩道整備につきましては、所管の方からお答え申し上げます。


○議長(久住久俊君) 経済部長。


  〔登壇〕


○経済部長(関崎光明君) 農業問題についてのお問いでございます。基本的に19年度から実施されます経営安定対策につきましては、対策の対象者を一定規模以上の担い手としております。これらのことから、生産者団体でありますJA等とともに制度の説明を農区、各農家組合に行ったところでございます。以降につきましても、関係機関と連携を図った中で的確な対応を進めてまいりたいというふうに考えております。


 そこで、具体的な御質問の内容でございます。まず、市の担い手育成の観点から、市の単独助成というお問いでございます。生産組織育成のための市の単独助成につきましては、現行法上も合併調整の中で制度を持っております。これにつきましては、今後も継続をしていくということでございます。


 もう一点は、新たに今後の組織化を考えた中で法人化のための登記費用の助成ということでございます。これにつきましては、基本的に新規制度ということで考えておるところでございますけれども、現時点では18年度から20年度の3カ年間は補助率を2分の1程度ということで、法人化の組織化におきます市の単独制度の助成ということで制度の内容を構築しておるところでございます。


 それともう一点が、産地づくり対策と地域協議会の関連でございます。これにつきましては、現時点におきまして、それぞれ旧市町村の3地区ごとのビジョンによりまして、平成16年度から18年度までの3年間水田農業構造改革対策が実施されておるところでございます。各地区ごとのビジョンによりまして、それぞれ交付金が交付されておるところでございます。この内容につきましては、18年度まではこの体制で推進していくということとしております。


 そこで、御質問の平成19年度以降でございますけれども、19年度以降もこれらの産地づくりに対します交付金が継続されるという見込みでおります。そこで、現在3地区ごとに持っておりますビジョンにつきましては、協議会がそれぞれ3つございますので、これらの協議会は一本化を図ってまいりたいというふうに考えております。ただ、中身のビジョンと産地づくり計画に基づきます交付金の交付につきましては、現時点で旧市町村ごとのエリアを定めた中で、従来の3地区ごとのビジョン、計画をつくった中でそれぞれ交付するというふうな形で調整したいと考えております。


 生産調整の観点の分については、農林課長の方より答弁いたします。よろしくお願いします。


 以上でございます。


○議長(久住久俊君) 農林課長。


  〔登壇〕


○農林課長(吉野賢一君) それでは、生産調整におきます改革要素を組み入れる考え方についてはどうかということでございますので、お答えを申し上げたいと思います。


 平成16年からスタートをしました水田農業構造改革につきましては、改革の6要素でございます需要実績、品質、担い手、実需との結びつき、環境、それから中山間というこの6要素が設定されたところでございます。平成16年度では40%、17年度で51%、18年度は60%、そして19年度には70%程度まで上げていくということで、県の配分がされておるところでございます。


 17年度配分につきましては、この三条地区につきましていわゆる1等米比率が県下最低レベルというようなことから、配分数量は減少されたところでございます。今後この配分要素の中で品質の状況が非常に低いということで、これを上げることによって配分数量が上がってくるというシミュレーションがされております。これらの件について先般県とも協議をしてまいりましたし、JAとも協議をしてまいりました。データの把握の仕方、これらが課題になろうということで、今後19年に品質の状況あるいは担い手の状況というようなものについて取り組みが可能かどうか、数値の把握の仕方を含めて検討を進めてまいる所存でございますので、よろしくお願い申し上げます。


○議長(久住久俊君) 教育総務課長。


  〔登壇〕


○教育総務課長(永井一雄君) 学校給食における地元野菜の使用状況について、現在その使用量につきましてお問いでございますので、私の方で答弁をさせていただきます。


 地元産の野菜、それから果物につきましては、昨年の実績で年間約42トン使用しております。今年度4月から7月までの4カ月の使用量につきましては約20トンでございまして、昨年の同時期に比べますと約4トン、25%増加しております。


○議長(久住久俊君) 建設部長。


  〔登壇〕


○建設部長(今井國雄君) 栄北小学校区の歩道整備につきましては、当学区につきましては冬期間に強風の日が多く、また川通工業団地の完成に伴う交通量の増加などによりまして、歩行者、自転車等交通弱者に対する危険度は増加しているというふうに認識しているところでございます。


 今後につきましては、国県道の通学路における歩道整備の促進を県に要望していくとともに、交通量の多い市道の通学路や圃場整備事業に伴います創設換地を確保してある路線につきましては、道路拡幅及び歩道整備を検討してまいりたいと感じているところでございます。


 また、歩道設置済みの区間につきましては、歩道除雪の充実を図りながら児童生徒の安全な通学を確保できるよう努めてまいりたいと思っていますので、よろしくお願いいたします。


○議長(久住久俊君) 12番。


  〔登壇〕


○12番(森山 昭君) それでは、2回目の質問をさせていただきます。


 それぞれ答弁ありがとうございました。ただいまの担い手の支援体制等についてでございますが、昨日からの質問の答えを総合しますと、JAと協力して支援体制を強化したり、また集落営農の推進、そういったことも盛り込んであるようでございますが、残念なのは新規の補助としては登記事務だけだと、組織の補助については合併協議の中で決めてあるとおりにやるんだと、そういったような答えであったわけでございますが、私が1回目の質問でも言いましたように、現在担い手の要件の確定者数は三条市でもほんの一握りでございます。大多数の農家が要件をクリアできないような状況にあります。また、これはハードルがさらに高くなることも予想されておりますことから、すぐにでも関係機関と一体となってさらに支援体制を強化すべきじゃないかと、そう思うわけです。確かに今までやっておられることも評価するわけですが、小さな部落や、また補償条件によっては集団転作に取り組みたくてもできない、そういった農家もあるわけでございます。そういった農家も何とか要件をクリアできるように指導する、それが支援体制ではないかと私は思うわけでございますが、いかがでしょうか、お答え願います。


 平成19年度からの直接支払いの制度でございますが、これはもう最初から農家同士に差をつける制度でございます。要件をクリアできる農家、できない農家、これがありますと最後には生産調整の崩壊につながることを懸念される方が本当にたくさんおられます。これは、ある町での話ですが、今年度に米の品質向上のため、補助制度を利用してカントリーエレベーターの設備の拡充を予定したところがありましたが、転作が未達成のため事業が不採択になったと聞いております。この一件を聞きましても、転作の未達成はさまざまな事業に悪影響を与えることは明白でございます。直接支払いの対象となるためには、まず担い手の支援とともに産地づくり対策――これについて具体的な返答がなかったように記憶してございますが、これも非常に大切であります。振興作物の拡大、定着のため、対策を継続、強化することで需給調整が機能すると思われますが、いま一度御答弁をお願いします。


 それでは次に、給食の件でございますが、市内の小中学校合わせて1日約9,000食をつくると私は聞いておりますが、年間の使用量42トンということでもうびっくりするような量でございますが、先般16年度の品目別の使用量をいただいてみましたら、使用されていない品目でまだまだ地元で生産されているものも本当にたくさんあるように見受けられます。今後の課題の一つと思われますが、給食センター、また生産者の要望や意見をお互いもっと出し合って、品目の拡大やニーズに合った野菜の計画生産を図ったらどうかと思います。また、そういったことを話し合う機会等を設けてもよいのではないかなと思うわけでございますが、いかがでしょうか、お答え願います。


 それでは次に、半ノ木一ツ屋敷線でございますが、今後の状況を見きわめてと、そういったような答弁でございますが、国道8号線の交差点改良の絡みもあると思いますが、沿線の部落も一日も早く計画どおり改良できることを願っております。また、それにつながる市道も新市建設計画の中で既に整備がされる計画になっております。地元部落としても、道路が狭いため、栄中学校のバス通学を希望してもバスが入れないなど大きな問題もあります。早急な改良を待ち望んでおり、計画どおりに事業の推進を図っていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。ただいまの答弁をお聞きしますと、どうも先にちょっと霧がかかっているようにも聞こえてきますが、いま一度御答弁をお願いします。


 国道403号線までの延長の件でございますが、この都市計画道路の審議会の答申においてもその必要性が盛り込まれているはずでございます。通学路でもあり、半ノ木の児童は冬場は危険なため、家族が学校まで送迎していると聞いております。ぜひ国道403号線まで計画を延長するべきと思いますが、この件につきましてもう一度御答弁をお願いします。


 それでは、最後に北小学区の歩道整備についてでございますが、この地区は先ほど言いましたように、県営圃場整備が現在行われており、間もなく完工します。その圃場整備事業の中で、市道改良用地として4万1,100平米ほど、通学路の延長としても5,130メートルが創設換地され、既に改良用地として用意されております。少子化の時代、子供たちが少しでも安全に通学できるように環境整備するのも行政の大きな仕事でございます。今後は国県に要望していくと、そういったような答弁でございますが、圃場整備区域内でも買収の必要のない路線もございます。そういう路線もより計画的に整備ができると思ってございますが、いま一度御答弁をお願いしまして、2回目の質問を終わります。


○議長(久住久俊君) 市長。


  〔登壇〕


○市長(高橋一夫君) 今までもお答えしてきたように、19年度から国の農政が大きく変わるわけです。議員おっしゃいましたように、その中で多くの農家の方が新しい仕組みに乗っていけるようにこれからも努力したいと思っています。


 また、地産地消に関しては、今までもやってまいりました農家の方々と栄養士との懇談会とか、そういったようなものを全市的な形で広げながら、より地産地消がうまくいくように取り組んでいきたいというふうに考えております。


○議長(久住久俊君) 助役。


  〔登壇〕


○助役(佐藤和夫君) 都市計画道路に対しまして再度の御質問でございますが、この路線につきましては旧栄町から新市への継続事業でございますので、新市建設計画にのっとった中で21年完成を目指して努力してまいりたいと思っておりますので、御理解を承りたいと思っております。


 それから、国道403号線までへの延長についての件でございますが、これらにつきましても先般もどなたかの御質問にもお答え申し上げましたとおり、生活関連道路と水路も含めまして大変要望が多いわけでございますので、それら優先順位をつけた中で取り組んでいかなければならないと思っております。この路線につきましては、先ほどもお答え申し上げましたとおり、現法線の区間の進捗状況等を見た中で、今後の対応を決めてまいりたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。


○議長(久住久俊君) 建設部長。


  〔登壇〕


○建設部長(今井國雄君) 歩道の件で再度の御質問でございますけども、これらにつきましては議員おっしゃったように、4万1,343平方メートルの創設換地を用意してあるということで聞いておるところでございますし、路線数については11路線、創設区間の――そのうちの通学路については5.1キロあるというふうに聞いておりますので、一気にはできませんけれども、重要路線から順次手がけていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。


○議長(久住久俊君) 農林課長。


  〔登壇〕


○農林課長(吉野賢一君) 基本的なことにつきましては、先ほど市長から答弁のあったとおりでございます。私の方からは、小さな集落、あるいは圃場条件の悪い地域での対応、それから産地づくり対策の具体的な内容についてお問いでございますので、答弁をさせていただきます。


 小さな集落あるいは圃場条件の悪い地域等につきましては、19年度からスタートいたします新たな品目横断的な経営安定対策の中でうたわれております一定要件以上の認定農業者あるいは法人への利用権の設定、集落営農や法人への設立参加、そして集落間での話し合いによる集落営農や法人の設立、参画が想定されるところでございます。これらにつきましては、いずれにしても集落リーダーの育成や、あるいは集落での話し合い活動、そしてこれらを支援する体制をいかに充実、強化するかにかかってまいろうかと思います。JA、行政、そして農業委員会等関係機関と連携を組みまして推進をしてまいる計画でございますので、よろしくお願いをいたしたいと思います。


 それから、産地づくり対策でございますが、3地区の産地づくり交付金につきましては単年度で約2億円の交付になっておるところでございます。大豆の団地育成ということで、今後は高品質の大豆をつくっていく形が求められております。こういったところに産地づくり交付金を重点的に充当するというようなこととあわせまして、栄地区では枝豆、里芋、ネギの地域振興作物を設定しておりますし、三条地区では枝豆を設定しているところでございます。こういった園芸品目への推進助成も今後とも継続することで対応を取り計らっていくこととしておるところでございます。


 なお、基本になりますお米につきましては、国県の事業を積極的に取り入れまして、カントリーエレベーターへの冷却装置の導入といったようなもの、あるいはソフト事業として売れる新潟なんかん米の販売体制の強化というようなことにつきましても取り組んでまいる予定でございますので、よろしくお願いを申し上げたいと思います。


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○議長(久住久俊君) 次に、42番、村山佐武郎さんに発言を許可いたします。42番。


  〔登壇〕


○42番(村山佐武郎君) 刈谷田川の治水について2点、中之島川廃川後の埋め立て関連について3点、1級河川貝喰川の治水について1点質問いたします。私の質問事項3件とも国県の事業でありますが、関係機関と協議の上精査され、答弁をいただくよう、口頭でありますが申し入れてあります。したがって、きょうの理事者側の答弁は国県の答弁と認識いたしますし、三条市の事業と同様に確たる答弁をまず最初に求めます。


 7・13梅雨前線豪雨災害より1年有余を経過いたしました。その雨の日、私は刈谷田川の増水が心配で刈谷田橋付近の土のう積み現場におりました。刈谷田川が溢水する直前に中之島地区が破堤したということであります。中之島地区の方々にはまことに気の毒な結果になりましたが、栄地区側は破堤を免れました。対岸の破堤という犠牲によって私どもは助かったのであります。流域住民が一番心配しております破堤が現実になりました。私は、刈谷田川の破堤によって米が一粒もとれなかったことを3回経験しております。昭和19年9月1日、昭和36年、昭和39年、農家でありながら米を買って食をつなぎました。


 たび重なる水害で、刈谷田川も7・13水害前に改修事業が上中流県事業部分はかなり進みました。しかし、信濃川との合流地点はここ数年工事はなされておりません。ゆえに刈谷田川破堤という最悪の結果を招きました。旧栄町議会では、信濃川刈谷田川合流点工事促進の特別委員会を昭和49年、56年、61年、平成2年、7年と5回設置し、工事の早期着工、促進を要請してまいりました。特に平成3年の特別委員会には、平成5年より年間10億、10年間で合流点工事、特に合流部の中州を完全に除去するという約束を建設省信濃川下流事務所よりいただきました。しかし、工事は何もなされておりません。約束どおり合流点工事がなされておれば7・13水害でも破堤はなかったと、私はそこで生まれて、そこで育って、その土地で生活する者の体験的感覚で、99%の確率で破堤はなかったと言い切れます。


 まずその1、刈谷田川が増水して信濃川の新堤が刈谷田川と接続する部分が溢水いたしまして中之島川に流入するような状況になりましても、約850メートル下流の中州の下端部分では、堤防上との間に2メートル50センチの差がありました。これは、中州が完全に除去されておれば、刈谷田川の水位が2.5メートル下がったということになります。また、旧川に築堤されていた護岸ブロック状の盛り土が流出しただけでも刈谷田川の水位が大きく下がりました。いかに中州の除去が重要であるかの証明になると思います。


 8月25日、信濃川の改修工事に伴う地元説明会がありました。中州の完全除去ではなく、新しい刈谷田川を構築して新刈谷田川として水系を変更するようになっておりますが、治水上安全なのか、新しい方式の刈谷田川を築堤する場合と中州を撤去した場合を比較しての答弁をお願いしたいと思います。


 また、新刈谷田川左岸と刈谷田川との間に中州残地として残る面積についても答弁を求めます。


 次に、中之島川の埋め立てに伴う諸問題についてお尋ねをいたします。


 国道403号線沿いに沿って流れる中之島川は旧刈谷田川であり、長い間中之島地域の農業排水路としての役目を果たしてまいりました。中之島地域の圃場整備により排水が刈谷田川本流に排水されることになり、17年度末でその役目を終わります。


 中之島川の廃川埋め立て跡地の利用は、地域住民にとって長い間の願いであります。昨年の6月末までに官民境界の設定も終わり、いつでも埋め立てできるようになりましたが、昨年の7・13水害により災害復旧最優先の状況になりました。計画どおり18年度事業で埋め立てされるのか、まずお尋ねをいたします。


 さらに、一時埋め立て予定地だけでも6ヘクタールくらいあるわけですが、埋め立て後の管理をどうするのか。また、埋め立て計画地は国道403号線沿いで、土地としては高級地となると思いますが、利用計画をお示し願いたい。


 埋め立てが完了することによって、集落の地形も経済も一変します。また、地域住民に払い下げされるものならば、それまでのスケジュールをお示しいただきたい。


 次に、長岡市の最端、大沼新田地域に動物の最終処理施設がありますが、御存じだろうと思います。施設そのものは、畜産農家あるいは中小動物愛好者にとって重要で大切な施設であります。昭和48年の設立であり、創業は51年7月であります。事業内容は、へい獣及び骨、内臓、羽毛の収集処理であります。その工場の汚水施設は2基ありますが、30年前の浄化槽と思われます。今までは、もしも不完全な処理水でありましても中之島川に放流でありましたが、中之島川が埋め立てされる時点において刈谷田川に放流され、尾崎浄水場が汚染される危険があると思います。不完全な処理水であれば、施設は長岡市でありますが、害を受けるのは三条市民でありますので、どのように対応されるのか、市長にお尋ねをいたします。


 次に、1級河川貝喰川の治水対策であります。何人かの方々が貝喰川の治水について質問されましたが、皆さん方は三条市側から見た貝喰川の治水でありましたが、私は上中流稲作地帯から見た貝喰川の治水についてお尋ねをいたします。


 貝喰川は豪雨のたびにはんらんし、最近では平成7年、平成10年、そして昨年7月13日、堤防の決壊こそありませんでしたが、溢水し、多大の被害を生じました。刈谷田川右岸排水機場も限界を超え、水没寸前であり、農地は4日間冠水したところもあります。収量は半減いたしました。五十嵐川と刈谷田川の大災害に挟まれ、軽視されがちですが、一たん破堤すれば幾つかの部落が孤立します。農作物の被害もはかり知れません。貝喰川の洪水には幾つかの方策があると思いますが、具体的にどのように対応されるのか。また、一部に話されておる旧貝喰川の排水路復活の分流案も検討されておるのか答弁を求めて、初回の質問を終了いたします。


○議長(久住久俊君) 市長。


  〔登壇〕


○市長(高橋一夫君) お答えします。


 まず、刈谷田川の治水の件ですが、刈谷田川につきましては国土交通省では信濃川合流点から改修橋までの約1.8キロメートルの区間において、災害復旧等関連緊急事業により平成20年度を目標に築堤、護岸、掘削工事を行います。合流地点では、護岸工事及び低水部護岸工事と低水路断面の掘削を実施し、河道を下流側に振ることにより、刈谷田川の洪水を信濃川へスムーズに合流させることにより、安全に流下させるよう工事を行います。合流地点にある中州につきましては、河道を変更し、護岸工事及び低水部護岸工事と低水路断面の掘削工事を実施することにより、原則的に撤去することになります。


 なお、合流地点の改修工事につきましては、国土交通省では従前より随時改修工事を行っておりますが、災害復旧等関連緊急事業により、一連の改修工事を平成20年度までに完了することを目標に進めております。


 また、残地の件でございますが、河道を改修することにより、現刈谷田川と新刈谷田川左岸との間に残地として残る面積につきましては、約1.3ヘクタールであります。


 なお、残地部分の利用計画につきましては、国土交通省に確認したところ現段階では特に決まっておりませんが、地元から具体的な要望等があれば国土交通省と協議を進めたいという考えであります。


 それから、貝喰川の件でございますが、貝喰川の治水対策につきましては河川管理者である新潟県に対し、再三にわたり要望をしておるところであります。県におきまして、今後の貝喰川の治水計画規模、河川指定、治水、利水対策方式の調査、検討に入ったと聞いております。また、平成17年2月に新潟県では、流域自治体である見附市、三条市の参加による(仮称)1級河川貝喰川流域浸水対策検討会を立ち上げられております。現在県は、貝喰川の堆積土砂の撤去を行っていると聞いております。


○議長(久住久俊君) 建設部長。


  〔登壇〕


○建設部長(今井國雄君) 中之島川の埋め立てについてでございます。計画どおり来年埋め立てできるかということでございますけども、これにつきましては信濃川・刈谷田川合流点改修事業によりまして、中之島川は大沼サイフォンから上流部は直接刈谷田川に合流することから、大沼サイフォンから下流部、これは尾崎地内でございますけども、これについては流水がなくなり、河川本来の機能を失い、雑草が繁茂し、害虫が発生する等河川環境が悪化することから、地域の要望を受け、中之島川の埋め立てを県に要望してまいったところでございます。


 中之島川の埋め立てにつきましては、県から尾崎地内の銚子ケ池揚水機場の整備が完了し、大沼サイフォンから流入をとめた段階で埋め立てが可能であると聞いているところでございます。しかしながら、銚子ケ池揚水機場の取水関係工事が平成18年度に計画されていることから、来年の埋め立ては難しいと聞いているところでございます。


 続きまして、中之島川の埋め立て後の管理土地の利用計画についてということでございます。これに伴う廃川敷の面積につきましては、約15ヘクタールであると県から聞いているところでございます。中之島川の埋め立て後の土地利用につきましては、県から中之島川の境界確定測量、埋め立て計画等を地元の御理解と御協力を得ておおむね終了したところでございます。今後は国と協議をしながら埋め立てを行いたいと聞いているところでございますけども、埋め立て後の土地につきましては県から三条市へ譲与により引き渡したいと聞いておるところでございます。今後県と詳細な協議をしてまいりたいと考えておりますけども、土地利用計画につきましても今後県並びに地元関係者と協議しながら検討してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。


○議長(久住久俊君) 水道局長。


  〔登壇〕


○水道局長(金川 保君) 中之島川の埋め立てについての御質問のうち、水道局に関連いたしますお問いについてお答えさせていただきます。


 刈谷田川合流点の改修事業に伴います中之島川の放流、特に御指摘の施設の放流水の含まれる放流につきましては、地元の皆様の強い要望を受けまして、尾崎浄水場の取水より下流部に放流されるよう関係機関に要望してまいったところでございます。


 そこで、今現在お聞きいたしますに、中之島川の放流については当浄水場の取水口の下流部で放流することで計画が進められていると承っております。今後とも地域の皆様の要望におこたえできるよう引き続きその実現に向け、関係機関に要望してまいりたいと考えております。よろしくお願いいたします。


○議長(久住久俊君) 42番。


  〔登壇〕


○42番(村山佐武郎君) 8月25日に関係部落に対する信濃川改修工事に伴う地元説明会があり、私も出席いたしました。信濃川下流河川事務所、長岡地域振興局、また三条市からも大勢の説明員においでをいただきました。それ自体はありがたいと思っております。そこで示された図面で初めて刈谷田川が水系変更されることを知りました。


 当日地元での参会者は部落役員と組合役員であり、長い間合流点問題に携わってきた方々です。旧栄町議会、地元関係集落の河原対策委員会、三十数年間一貫して信濃川・刈谷田川合流点改修工事には中州の完全除去を求めてきました。国もその必要性を認めておったのでありますが、私が今中州と申し上げておるところは、一般的に言われている土砂の堆積による土地ではありません。地元では上島と言い、昭和50年代前半まで耕作しておった土地であります。昭和50年代、信濃川築堤合流点改修工事が具体化されまして、信濃川が築堤されることによって堤内農地が水害から守られ、合流点工事、上島を撤去するということの中で刈谷田川が保全されるということで、三十数年間続けた稲作を放棄したという経緯がございます。


 平成7年結審の旧栄町議会には、中州を完全に除去し、大沼サイフォンが撤去されると水位が下がり過ぎ、用水の取水が困難の心配があるとのことで、刈谷田川の最下流に沈床するとの位置まで示した図面があるはずです。それほど中州を除去すれば刈谷田川の流水がよくなるのであります。現地では既に入札に付されました。今さら申し上げても仕方のないことはわかってはおりますが、今までの流れの中で黙っておれんというのが私の心情であります。


 先ほどの答弁の中に、新堤左岸地1.3ヘクタール、何かの間違いじゃないですか。こんなに少ないんでしょうか。私の家の前の圃場は、1ヘクタール圃場であります。水田1.3分。工事が完了してみれば、信濃川の中に港の防波堤のように堤防だけ残るという結果になるわけであります。今までの協議を全く無視した今回の改修工事、設計段階で三条市の協議があったのか、また協議があったならば中州を除去した場合と除去しない場合の差について検討をされたのか、お答えをいただきたいと思います。


 また、人為的に新刈谷田川を築堤することによって700メートル余り刈谷田川が長くなることになりますが、川を長くすることによって何かメリットがあるものか、あわせてお答えをいただきたいと思います。


 ついでということではありませんが、8月25日の地元説明会に示されたこの地図は、圃場整備前の古い地図であります。改修工事そのものには支障がないとしても、現況と大きく異なる地図を出して、これは地元に対して失礼ではないかと。これでは30歳になっての見合い写真に18歳の花盛りの娘の写真を出したと同じ。これでは地元に対して失礼だと思いますので、この点について特に市長から御答弁をいただきたいと思います。


 中之島川の埋め立てでありますが、先ほどの質問で埋め立て地域が一変すると申し上げましたが、現在中之島川と信濃川に挟まれて島を形成している土地が35ヘクタール程度あります。この土地を3カ所の橋でつないでいるわけですが、国道周辺でありながら島という形でありますので、開発に限度がありました。埋め立て地と国道との一体感ができます。埋め立て後放置されれば雑草が茂り、害虫の発生源になる。環境も著しく損なうことになります。早い時期に埋め立て、払い下げを希望いたしますが、先ほどの答弁だと18年度は無理だということでございますので、今後旧栄町1万2,000人で通らなかったことを10万余の三条市長のお力で来年すぐ工事が始まるように、特にお願いをいたします。


 貝喰川でございます。水害の復旧の話題になりますとただ降雨量だけ議論されますが、私は降雨量プラス河川流入するまでの速度も加味しなければならないと思っております。昔から私どもの地帯は、10センチ降れば水番でした。未整備地だったために、雨がやんでも田面より雨水がなくなるのに二、三日かかりましたが、また郷どめという、被害は平等に受けましょうという美しい決め事もありましたが、今は圃場整備されたことによって降った雨が一気に河川に流入します。10センチぐらいなら二、三時間で田面の水がなくなります。河川に流入する速度も当然計算されていると思いますが、具体的にどのように計算されているのかお示しをいただいて、再質問を終わりたいと思います。


○議長(久住久俊君) 市長。


  〔登壇〕


○市長(高橋一夫君) お答えします。


 図面が古いものであったというお話ですが、議員もおっしゃいましたように、それは改修には支障のなかった図面なんだということですが、それにしてもきちっとした図面が今あるわけですから、その図面で説明をすべきだったんだろうというふうに考えます。


 それから、中之島の埋め立ての件ですが、これが新潟、長岡、上越に次ぐような30万都市ぐらいになればきっとできたんだろうと思いますが、10万都市ですので、10万都市の市長なりに一生懸命に頑張っていきたいと思っております。


○議長(久住久俊君) 五十嵐川・刈谷田川改修対策室長。


  〔登壇〕


○五十嵐川・刈谷田川改修対策室長(土田壮一君) 8月25日の説明会の際の図面の件につきましては、今ほど市長の方から答弁がありましたが、お手元の図面は運搬路を示す図面でありまして、ある程度広い範囲を示した図面でありました。たしかそのときには御出席の役員の方には詳細な合流点の図面をお示しして、御説明を申し上げたというふうに記憶をしております。


 それと、合流することによって刈谷田川が700メートル延長が延びるというふうなことの御質問でございますが、先ほども部長の方からの答弁がございましたように、刈谷田川の合流点の流下をスムーズにさせるために下流側に法線を振って、合流点という形で整備をしているということであります。


 それと、この合流点の工事につきましては、議員も十分御承知かと思いますが、もう以前から改修事業を行っております。7・13水害前では直轄は毎年少しずつ計画的に事業を行ってまいりました。しかし、昨年の7・13水害のときにはあれだけの大きな被害が出たわけですので、今回の復緊事業というふうな形の中で、平成20年度までにこの合流地点も含めた刈谷田川の改修をすべて完了させるというふうなことになったわけです。したがいまして、この20年度までの間に中州部分の土砂の排除は終わらせるというふうに聞いております。


 それから、左岸側の残地の件でございますけども、1.3ヘクタールというふうなものは、これは国土交通省から確認をとってございますので、よろしくお願いいたします。


○議長(久住久俊君) 建設部長。


  〔登壇〕


○建設部長(今井國雄君) 貝喰川の流速ということでございますけども、これらについても先ほど市長がお答えしましたように、1級河川貝喰川流域浸水対策検討委員会を立ち上げておりますので、その中での技術的検討となろうかと思っていますので、よろしくお願いいたします。


○議長(久住久俊君) 42番。


  〔登壇〕


○42番(村山佐武郎君) まず、室長の答弁について、抗議とまでは申しませんが、異論を唱えさせていただきます。


 室長は、土砂の搬出道路の説明の図面だと言われましたが、とんでもございません。信濃川・刈谷田川改修工事の図面であります。この図面が圃場整備前の図面で、とっくの昔になくなった堤防が載っております。


 それともう一点、合流点の工事を今までやってきたと言われましたが、どこをやったのかひとつお尋ねしたいと思います。全く合流点工事はなされておりません。今までなされていた工事は合流点工事ではなく、川通北圃場の補償工事でありまして、中之島川が埋め立てされると水源地がなくなりますので、その補償工事でやったのでありまして、あれは合流点工事はなされません。室長にここまで言うのは無理だとも思いますが、きょう聞いておりますと下書きした職員も大体見当がつきますが、合流点改修工事、中之島川の埋め立てともに旧栄村当時からの要望であり、先ほど申し上げましたように、旧栄町でできなかったことが新三条市になって実現してこそ合併の意味があると思います。もしも市長さんの任期中に再び水害があれば、先人が営々として築いた「金物のまち三条」が「水害のまち三条」になりますし、また百年の大計に成功すれば名市長となり、歴史に残り、どこかの村長さん並みに衆院比例選出馬の打診もあると思いますので、ひとつ旧来からの三条市議の方はよく聞かれたと思いますが、合併後私どもは水害対策に対する市長の腹をくくった本当の答弁を聞いておりませんので、その答弁を求めて一般質問を終わりたいと思います。


○議長(久住久俊君) 市長。


  〔登壇〕


○市長(高橋一夫君) お答えします。


 新市の市長に立候補した一番の理由は、いわゆる二度とああいった水害のない町をつくる、そのめどをつけて私の役割が終わるというふうに考えて立候補したわけでありますから、一日も早くそのめどをつけて、そして私の役割を終わらせたいというふうに考えております。


―――――――――――――――――――――――――――――


○議長(久住久俊君) 午後1時まで休憩いたします。


午前11時52分 休憩


午後 1時04分 再開


○議長(久住久俊君) 休憩前に引き続き会議を開きます。


 次に、26番、米田美智子さんに発言を許可いたします。26番。


  〔登壇〕


○26番(米田美智子君) 本日で一般質問も6日目、26番目、大トリだとか大年増とか言われて登壇いたしました。本当に皆さんうんざりという状況かと思いますけど、村山議員さんのすっきり、しゃっきり型の演説に対して、私のはいつも回りくどいだとか、ようわからんとか言われておりますが、やっぱり教育問題を言わなきゃという思いでまた上がってまいりました。


 2番目の公共施設の指定管理者制度は、土田、和田議員さんが丁寧に聞かれておりますので、私は省略いたします。


 そして、1番目に入ります。創造的企画力のある観光政策についてお伺いいたします。


 新三条市水害復興全国紙鳶(凧)揚げ大会のパンフをいただいたときに、よく見たら前夜祭の内容のアトラクションが書いてない。それから、当日アトラクションはないんですけど、あるのかないのか、そこで私は下田庁舎の観光課にお電話しました。そしたら前夜祭のアトラクションは、新潟の皆さんの相撲甚句、それから燕のプロの歌手の歌謡ショーで、当日のアトラクションは若者たちの葎谷太鼓とソレイユのよさこいソーランということで、えっと思ったわけです。


 経済部長さんにお伺いしました、何で新潟の相撲甚句、燕の歌手なんですかと。そしたら経済部長さんは、聞いていないとおっしゃったわけです。私は心が狭いです。ですから、前夜祭で、あの三百何十人集まった大ホールで三条おけさ、三条音頭、三条凧ばやし、おけをたたいて、太鼓をたたいて何が何でも三条民謡と踊りで熱気むんむんにしてもらいたかったわけです。そうしたら――主役は全部新潟と燕にとられてしまいました。


 お聞きしますと、民謡協会は先約があって断られたんだというお話なんですけれども、何で土下座してでも来ていただかなかったのか。あるいは、どうしてもだめだったら、ソレイユ三条、あるいは小学生でも工夫すれば――宴会の席に合わないとかいう話もありますけれども、ロビーのところでやるとかいろんな仕掛けはできたと思うんです。もう二の手、三の手、奥の手で凧ばやしのかけ声をやれやれと言って盛り上げていただきたかったわけなんです。市から50万円、スポンサー協賛金400万円は、三条市のためにこそ生かしてほしかったわけです。


 会場でも、当日凧協会さんのメンバーからもこういうはずじゃなかったんだけどねと私は不満をお聞きしました。このチラシには「ようこそ三条へ」と、こう書いてあるわけです。そしたら民間の感覚ではああいう結果になるなんて考えられないわけです。


 お聞きします。1つ目、なぜこのような結果になって、今どのようにお考えになっているのか、お伺いいたします。


 それから、2つ目、相撲甚句になったこと、歌謡ショーになったこと、経済部長さんは聞いていなかったとおっしゃったんですが、今市は総合政策部を中核に経営戦略プログラムを立ち上げ中でございます。観光政策は、その対象外なんでしょうか。観光政策といったら、これはいかに三条をアピールするか、もうそれだけでございます。それが末端に行き届いていない、戦略がない、そのように感じました。その点については、総合政策部とどういう関係になるのか。観光事業は現場に任せておけばいいんだと、そのとき、そのときの都合でいいんだということなのかどうか、お伺いいたします。


 それから、実行委員会は三条市と凧協会ということでした。しかし、先ほども申し上げましたように、会員の間にさえ不満の声があり、それが耳に入ってまいりました。実行委員長の御提案だそうですけども、対案は出せなかったんですか。それですべて納得されてそのような結果になったのか。三条市としての姿勢を示されたのかどうか。そういうふうに毅然と示せば実行委員長さんは納得なさると思います。そこら辺の事情をお伺いいたします。


 それから、大会当日は非常に盛り上がりました。三竹の河川敷では揚げる人の方が多いくらいで、場所がないから、駐車場もないから当然なんですが。7・13水害のあの展示も非常によかったと思います。葎谷太鼓とよさこい凧ばやしの若者のりりしい姿を見て、私は三条人の誇りを感じました。しかし、事前のPRはないんです。ここにも書いてありませんし、それから前記事にいろいろ内容を書くからというお話だったんですけど、若者の出場については何も触れていませんでした。


 いつも行事になりますと、小学生はたくさん出番がございます。PTAと一緒にやってくれますし、小学生はちゃんと大人の言うとおりに動いてくれます。しかし、若者や中高生は反抗心旺盛で――その方がいいと思うんですけれども、面倒です。しかし、こういう伝統を引き継いでおくお祭りに中高生、若者たちの姿が、あるいは彼らをうんとこの行事に巻き込んでいこうという姿勢が見えてきませんでした。非常に残念でした。高校にも呼びかけていいんじゃないでんしょうか。出る出ないは向こうの判断ですけど、こんなおもしろい祭りがあるよ、ボランティアでもいい、たこを揚げるのもいい、高校生来ないかというふうに呼びかけてはどうなんでしょうか。中学校にもです。そういうお考えはないのかどうか、お伺いいたします。


 それから、お祭りは2つのタイプがあります。1つは、私は見せる人、格好いいでしょう、あなたは見る人、褒めてねというお祭り。それから、もう一つのタイプは、もう上手、下手関係ない、みんなで踊ろうよというタイプのお祭りです。私は、青森のねぶたや土佐のよさこいとか、当日、前夜祭で浜松のラッパ隊はみんなで拍手しましたし、凧協会の若い人たちが経験年数ゼロだとおっしゃりながらやれやれと太鼓をたたいてくれました。それで、みんなで凧ばやしを歌いました。あの雰囲気、これをお祭りや観光に生かせないのかと思うんです。


 夏祭りの民謡踊り大会は大成功でした。しかし、これからは競い合う、見せ合うというよりも、みんなでやれやれ、やれやれと、あそこの各チームが街頭の人、見ている人をみんな引っ張り込むと。競争して引っ張り込む。最後は、もう数分間でいいですから、やれやれ、やれやれとみんなで踊り狂うような雰囲気ができたらいいなと思うんですが、いかがでしょうか、巻き込み合戦。お友達に話しをしましたら、いいね、じゃおそろいのTシャツで参加しようよなんて、数分間でもいいから、そんな話もありました。到底市は表に出ることはできないと思います。裏方で確信犯的な仕掛けをしてそういう雰囲気、ねぷたのような、浜松のラッパ隊のようなあんな雰囲気を夏祭りに仕掛けてはいかがでしょうか、お伺いいたします。


 それから、教育長さんにお伺いいたします。今子供たちは一人一人きめ細かに育てられていて、群れる体験が不足でございます。見知らぬ人は警戒しろと学校では教えられています。だれとでも心を交わしたり、何かしたりという――話しかけられても無表情の子が多いです。こういう群れる、やれやれのような場を学校で、体育祭でもつくれませんでしょうか。大体中学校の体育祭とかみんな競い合いです、応援合戦もそうです。競い合いの体育祭から、こういう部分もあってもいいけれども、みんなで何でもいいから無邪気に手をとり合って踊るという――スペイン系はそういうことが上手だと思います。沖縄もそうです。そういう雰囲気をつくっていただけたら、群れる体験の少ない子供たちにとっても体で人間ていいもんだというような感覚を覚えるんじゃないんでしょうか、教育長さんにお伺いいたします。


 それから、民間の人材の全国公募を考えたらどうでしょうか。観光関係のプロデューサーみたいな方、団塊でやめていらっしゃる方がいっぱいいると思うんですが、いかがでしょうか。


 教育問題について、3と4は一緒にさせていただきます。大学との連携とか自己中、ばらばら社会を私は本当に危惧しているんです。心配性なせいかもしれませんけれども、私たちがこの世から去った後、今の若者たちに果たしてこの世の中をきちっと――おれ関係ねえよというか、それから一人一人がぱらぱらに育っていて、そしてリーダー不足なんです。もうリーダーなんてやっていられないという雰囲気がございます。


 皆さんは、お孫さんも子供さんも健やかに育っていらっしゃると思いますけど、私はニートとか、引きこもりだとか、それからいろんな子供たち、あるいはNHKの「しゃべり場」とか、そういうところにいろいろ接してみて、子供たちは大人のいる前ではまあまあいいんですけれども、子供たちだけで社会をつくれるか、大人になってつくれるか、この不安をもう何十年も前から抱いてきまして、それで発言し続けているわけなんです。


 市長さんにお伺いいたします。中国班帰国報告会のときのコメントがジャーナルに載っていましたが、「日本人の悪いところは、ガイドを通してしか現地の人と会話をしないこと。しかし、自分がじかに話さないと本当の世界が見えてこない」と、こういうふうにおっしゃっています。本当の世界が見えてこないというのはどういう趣旨でおっしゃったのか、市長さんにお伺いいたします。


 それから、事例をもとに、なるべく抽象的にならないようにお伺いいたします。あるお母さんが、もうPTAの学級懇談会はうんざりらてと。ある親は、一方的に先生批判をする。先生は、ただ黙って何かなよなよして聞いている。もっとはっきり先生は先生で言えばいいのにということで、もううんざりだとおっしゃっていました。こういうお母さんの訴え、教育長さんはどのように受けとめておられますでしょうか。私は、この事例はすごく奧の深い社会的な問題を含んでいると思いますが、いかがでしょうか。


 それから、生徒会長をやった子が高校に行ってまた生徒会長に推薦されそうになったが、もう嫌だと。今は推薦とかに有利なので、なり手も結構いるようですけれども、もうリーダーというと生徒会長。おまえは生徒会長なのに何でこんなことができないんだと、こういう感じのリーダー像が日本にはあると思います。リーダーというのは、使われ役、お世話役、これは日本の大人の常識じゃないでしょうか。私は、ここが生徒会長をやった子のその言葉にも反映していると思うんですが、教育長さんのお考えをお聞きしたいと思います。


 それから、新潟大学教育人間科学部と交わした連携協力に関する覚書にいろいろ書いてあります。見附市、阿賀野市、三条市が3番目、大いにやっていただきたいと思います。しかし、こちら側がきちっとした腹の据わった基本理念を持っていませんと、結局国の生きる力だとか、主体的とか、個性を生かすとか、そういうあふれている国が言う言葉に惑わされて、何だかわけのわからない展開になるんじゃないかという気がするんですが、三条市としての基本理念はどういう子供を育てるのか、若者を育てるのかという点についてお伺いいたします。


 以上で1回目を終わります。


○議長(久住久俊君) 市長。


  〔登壇〕


○市長(高橋一夫君) お答えします。


 全国紙鳶(凧)揚げ大会に対しての御質問ですが、私は全体的に見て大変すばらしい大会だったと思っていますし、また参加された方々といろいろお話をしました。あなたは、前夜祭だけじゃなくて、翌日もおいでになりましたか。あそこの会場でいろんな方々と会話をしました。皆さん異口同音にすばらしいいか合戦だったというお話をしてくださいました。


 また、1つの目玉として、良寛様の「天上大風」といういかをつくっていただきました。1つの小学校を除いて、小学校は全部「天上大風」のたこをつくってくれて、そしてそれを自分たちだけでは揚げられないから、専門家の人の応援を得ながら揚げて、そして実際揚げた感覚として、本当にすごい、いかを揚げるというのはこんなに楽しいのか、すごいのかというようなことを彼らたちは経験しながら揚げておって、本当にすばらしかったと思っています。


 また、3つか4つほどのいかがひっくり返って揚がっていました。あれは、ただ六角の白いいかをやって、そしてそこに「天上大風」と書いてくれとだけ言ったものですから、そのいかに上下があるということをわからずに書いた結果、ああいうふうな形で3つほどのいかがひっくり返って揚がっていました。よく揚がっていましたけど、字は逆でした。上、下があるんだなということも恐らく揚げながら感じたことだろうと思っています。


 また、翌日は途中で雨が降りました。ちょうどソレイユのよさこい凧ばやしを踊り始めたところ雨が降ったんですが、後半大分雨が降ってきたんですが、彼女たちは最後まできちっと踊りをしてくれました。何も嫌な顔なんかせずに、充実した顔でやってくれました。


 あの全国紙鳶(凧)揚げ大会は、実行委員会をつくってやったわけであります。前夜祭のことだとか、あるいはPRのことだとか、それは細部をあれすればいろんな問題点もあったと思いますが、そういう細部を何だかんだ言うんではなくて、全体的な形を見て、全体的によかったという形で褒めれば、また次、次というふうな形でその大会がつながっていって、そして今御指摘のそういったような問題点も2回目、3回目に解決していくんだろうと思います。それを最初からパーフェクトに、ああ、ここのとこはちょっとまずかった、ここんとこはちょっとまずかったなんてばっかり言っていれば、みんなやる気がなくなってしまいます。私は、やっぱりそうではなくて、全体的によかったらいいところを褒めながら、次もまたやろうというふうな形で2回目、3回目がどんどん、どんどんできていく、そういうような大会にすべきだと私は考えています。


 それから、中国の件について、日本のガイドを通じて云々というのは、これはもう当たり前と言えば当たり前のことですが、そこへ行ってガイドさんがただこれはこういうことです、あれはああいうことですよということをうのみにするんなら、行かなくて日本で説明を聞いたのと大して変わらないわけでして、そこに行ってそこに住んでいる人、そこで仕事をしている人、そういうような方からじかにいろいろと、例えばこういう問題はどうなんだ、どんなふうに感じているんだというふうなことを聞かなければ、せっかく行った価値がないわけであります。


 私は、今回いろいろと中国の反日感情というふうな形、あるいは反日教育というふうな形について、大変なことが行われているんだというふうな形がありましたから、その件についてもいろいろな形で――もちろん私が中国語がわかって聞いたわけではありませんが、ガイドと離れた形の中でいろいろと勉強もしてきました。いわゆるガイドを通して聞くということは、せっかくそこへ行っても、それは実際ただ自分の目で見、そして自分で話を聞いて初めてわかるんであって、見ただけでは――それをこうですよ、ああですよと解釈してくれれば、そのガイドの言うことでもってうのみにして帰ってくるわけですから、できれば地域の人とじかにお話をする、できれば言葉が通じて、自分が現地の言葉がわかって、そこでもってお話ができれば、海外に行く効果というのは抜群になるわけであります。


○議長(久住久俊君) 経済部長。


  〔登壇〕


○経済部長(関崎光明君) 先日のいか揚げ大会の件につきまして、経済部長ということで御指摘をいただきました。細かな点、数点御指摘をいただきました。これらについては、今後のまたイベントの中で生かしていきたいというふうに考えております。


 現在どう思うかということでございますけれども、さまざまな時間の制約もある中で、実行委員会を立ち上げて各部会を設けながら検討した結果ということでとらえておりますし、結果としてそれが成功に結びついたということでは、全体に見た中では市長の答弁にございますように大成功であったというふうに考えておるところでございます。


 それから、2点目の民間の人材の活用という部分でございます。これらについては、今年度と来年度にかけまして産業観光基本計画を策定することになっております。この計画策定の中で、今年度につきましては旧3市町村が持っております素材の洗い出しの作業に入るわけでありますが、それらを実施していく中で民間人の先験的な考え方についても取り入れるという部分については、大いに同感でございます。それらをどういった形で取り込めるかについても、基本計画を進める中で検討していきたいというふうに考えています。


○議長(久住久俊君) 総合政策部長。


  〔登壇〕


○総合政策部長(國定勇人君) 観光政策と経営戦略プログラムの関係について御指摘をいただいたところでございますが、経営戦略プログラムは市役所の組織の内部の問題、それから税金が入ってきて、それが歳出として出ていくまでの内部プロセスの問題、こうしたものを中心に考えておりまして、具体的には構造改革、それから行財政改革、それから意識改革、こうしたものを柱とするようなプログラム構成になろうかと思っております。したがいまして、観光政策につきましては、経営戦略プログラムというよりは、むしろこれから策定いたしますまちづくり総合計画の方によりリンクが深いものではないかと、こういうふうに考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。


○議長(久住久俊君) 教育長。


  〔登壇〕


○教育長(松永悦男君) 幾つかのお問いがございましたので、順次お答えをいたしたいと思います。


 最初に、群れる体験についてのお問いでございますが、私は学校生活においても、校外生活においても、子供たちの異年齢における交流が深まることは大変大事なことだと考えております。また、学校生活の中では、例えば体育祭とか音楽祭、文化祭等におきまして、それぞれ学級ごとにまとまったり、あるいは学年ごとにまとまったりというような練習を行ったりしております。また、部活動あるいはクラブ活動等におきましては、中学生であれば1年生から3年生まで、小学校ならば4年生から6年生までがまとまった練習をしてそれぞれ目的を持って行動しているということで、学校生活にもそういう活動の場があるというふうに考えております。


 2点目の学級懇談会における例をとられてのお問いでございますが、こういう問題はやはり学校と家庭との信頼関係、あるいは教師と保護者との信頼関係、あるいは児童生徒と教師との信頼関係というようなものがそこに育っていなければならないわけでありますし、それが基本でございます。そうすると、そこに求められるのはやはり教師の指導力であり、人間性であり、人柄がそこに――やはり常に磨いていかなきゃならないという立場での教師のあり方が問われるんじゃないかと考えております。


 3点目は、リーダーについてのお問いでございます。これはやはりリーダーが育つ学級あるいは学校でなければならないと思っております。そういう学校の土壌を築いていくということも、これは大事な学校経営の一つだろうと考えております。


 最後に、新潟大学との提携の中における基本理念というようなことでのお問いでございますが、これは義務教育のまず基本的な役割は何かということでございますが、義務教育の役割といたしましては、私は人間として、あるいは家族の一員として、さらには社会の一員として共通に身につけるべき基礎的、基本的なことを習得させることであるというふうに考えています。そのために、各学校においては発達段階に応じて知、徳、体の調和のとれた教育を行い、そしてそれをもとにして生涯学び続ける基盤を築くことだと、これがやはり義務教育の基本的な役割であろうと考えております。三条市ではその基本理念に立ちまして一人一人の子供に確かな学力、豊かな心、そして健やかな体をつくるということを目的にして、それらの達成のためのいろいろな事業を展開しているということでございます。


○議長(久住久俊君) 26番。


  〔登壇〕


○26番(米田美智子君) 2回目の質問に移ります。


 私も、あの凧揚げ大会は大成功だったと思っております。それから、非常に楽しかったです。ただ、今後の行政のあり方、観光政策のあり方から考えると、市長さんはそれは細部だとおっしゃったんですけど、私は三条を売り込めというこの気持ちがあるかないかは細部とは言えない、基本姿勢だと思うんですが、いかがでしょうか。それぞれ頑張っておられたし、いいところを褒めれともおっしゃいましたけど、この基本姿勢があるかないかで大きな違いになると思いますので、そこのところはしっかり行政として持つべきだということで、市長さんのお考えをお聞きいたします。


 それから、総合政策部では、これはまちづくりの方でというふうにおっしゃいましたけど、とにかく基本理念ということになると、三条を売り込め、三条はいい町、みんなでそう売り込めという気持ちは、それが全部にありませんと、それが基本にあって、核にあって、それで細部がいろいろ決まってくるんだろうと思うんです。そこで、相撲甚句について、市長さんは細部だとおっしゃるんですけど、私は核の部分だというふうに考えております。その理念が伝わるように行政組織を活性化していただきたいというふうに思います。


 それから、市長さんにお伺いするんですが、日本人のこういう癖というか、とにかくなるべく当たりさわりなくおつき合いをしていこう、対立的なことはお互い言い合わないようにしよう――陰では言うんです。それが子供たちにもしっかり伝わっているわけなんです。ですから、みんな無表情だとか、日本人は群れて海外旅行ですぐわかるとか、私はこのことが新しく市民社会を築いていく上で、教育の最大の問題だという問題意識を持っておりまして、日本人のその部分をどういうふうに教育で育てていくべきか。育てなけりゃいけないとおっしゃったんですが、どのように育てたらいいのか、市長さんにお伺いいたします。


 それから、こういう文章がございます。教育長さんは学校教育の基本理念としていつもおっしゃる文部科学省の言葉をおっしゃったんですが、これは日経新聞に掲載されており、内科医の先生、鷹尾明氏が書いておられたんですが、私はこれについて非常にショックを受けました。私たちの外来には不定愁訴――朝起きられないとか頭が痛いということで受診する子供がふえていると。朝起きると頭が痛い、おなかが痛い、よく下痢する、微熱が続くといった症状で臓器的検査をしても全く異常はないのに学校にも行けない。こういう子がふえていて、不登校、引きこもり、ニート、いろいろな問題が今ようやく見え始めてきている段階。そこが私は非常に――健やかに育っている子はいいんですが、それ以上の方に関心があって、それが全体の社会の中でどういうふうに社会的な影響を及ぼすかという、これは大変な問題だろうと思っているわけなんです。そして、その最後に「教育現場は、子供は平等である。みんな仲良くしなければいけない。褒めて育てることがよく、感情的にしかってはいけないなどが絶対的価値であるかのように受け取られている。本当にそうだろうか。むしろ人は感情の動物であり、必ずしもみんなと仲よくできるわけでもないことをしっかりと教えるべきだ。生きていく上で不条理なことが多くて、しかられること、傷つくことも多い。それに耐える力を今こそ大人がそれぞれに自信を持って子供に教え、育てるべきではないか」と。これは、私の考えてきたことをすっきりと言ってもらっている文章だなと思いました。


 それから、これはプロ教師の会の諏訪哲二氏の文章なんですが、子供たちが余りにも自由であるために、学校はそれまでより強力に子供たちに、ああするな、こうするな、あるいは心のケア、あるいはガードマンというような規制、あるいは抑圧をしなければならなくなった。手厚くすればするほど子供たちのストレスはたまるということです。旧文部省は共同体性――群れる体験です。勝手にです。教育長さんは学校でいろいろ場をつくってやっているとおっしゃいましたけど、あくまでも大人の手のひらのうちでございます。かつて私らは勝手に育ちましたけど、子供同士が群れて育つということを奪ってしまいました。だから、意図的に取り戻さなければならないということなんですが、その上に立って、それをみんな奪ってしまった上で一人一人きめ細かにと今言っているわけなんです。だからみんなそれぞれおれ、おれと言って自己中になっているわけですけども、そういう共同体性を奪う――どうやって取り戻すかについて、学校のいろんな学習じゃなくって、親と一緒につくるしかないと思っています。親がそういう不満をたくさん持っています。ですから、子供からある程度引いて、けんかもよし、少々の生傷よしというふうに認識を変えていく方向で教育長さんに踏ん張っていただきたいと、そういうことなんですが、いかがでしょうか。そういうふうに、体罰ぐらい何だという親御さんの方が圧倒的に多うございます。


 ところが、マスコミは反対の方向ではやし立てるわけです。先日の駒大附属高校の父親は何十発殴ったと、その数の違いを言って、先生方は並んで謝りました。それに対する批判は、私はいっぱい聞きます。あの父親は何だと。でも、それは表に出てこない。マスコミも言わない。


 そして、文部科学省関係のある審議会では――これはテレビ番組での話です。テレビも教育問題をいっぱい取り上げます。民放もです。ところが、コマーシャルタイムになると保護者の批判をするんです、今どきの親はと。ところが、本番になると、コマーシャルタイムが外れると、もういいことばっかり、視聴者に受けるようなことばっかりしか言わない。そうすると、当然学校が悪い、先生がだめだからもっと頑張れと、こういう世論をつくっているわけです。この世論のつくり方、私は非常に危機感を覚えます。


 これは戦争中にマスコミが全部特攻隊礼賛、撃ちて死やまん、日本人よ、神国に生まれたことを誇れなんてさんざん言われてきて、最後には竹やりでもって米兵をたたけなんて母親は竹棒で訓練していましたけど、あのときのマスコミと同じような気がしてならないんです。それに負けてはならないということを教育長さんにお聞きしたいと思うんですが、親たちを巻き込んで子供たちは本当に次世代を背負っていくたくましい――自分たちだけです。大人の手のひらだけじゃない。大人は死ぬんですから。リーダーをきちっと支え合うこと。リーダーに寄っかかるんじゃなくて、リーダーを育て、自分たちだけで社会をつくれる力を今つけないと、年寄りばかりがふえる世の中で大変なことになりそうな気がいたします。


 私は、あのケネディが言った言葉が好きなんですが、国に何ができる、やってくれと求めるんじゃなくて、自分が国に何ができるかを求めていくのが国民だみたいな、こんなことを言う大統領が当選できる。やっぱり向こうは勝ちだなと。今ちょっとアメリカは余り好きではありませんけれども、そういう伝統があっての民主主義だと思うんですが、そういうことをどういうふうに親と一緒になって育てるか、腹をくくって考えていただきたいということで教育長さんにお伺いいたします。


 それから、新三条市は本当に観光資源が豊かになりました。畜産研究センター、私はここに気がついて、広がる原っぱで、子供を連れてヤギと遊んだ記憶があります。


○議長(久住久俊君) 質問者に申し上げます。


 ただいま質問されている項目につきましては1回目の質問で触れられておりませんので、質問できないことになっております。議会運営委員会での協議の結果に基づき再質問されるようにお願い申し上げます。


○26番(米田美智子君) 項目として載せたわけじゃなくて、内容として載せただけなんですけども。


 そうしますと、観光政策なんかで、パンフの三条凧ばやしのところに渡辺行一さんという作詞、作曲者の名前がないんです。これはどうしてなんでしょう。この前も申し上げましたように、ドンパンばやし、秋田の中仙町は銅像を(2回目の発言時間終了を告げるブザー音あり)つくってみんなで踊っている。こういう文化が私は欲しい。それが新しい人材を育てると思うんですが、いかがでしょうか。


○議長(久住久俊君) 市長。


  〔登壇〕


○市長(高橋一夫君) 先ほども言いましたように、私は相撲甚句がどうとかこうとかという形よりも、むしろ大勢の人にいかに三条に来てもらうかということが一番大事だったんだと思っています。それには、あのときもし私ども行政が主体にやったら――17府県から40ぐらいのたこの団体、そして人数にして130名ぐらいの方が全国から2日間にわたって三条においでになりました。まず、どうやって三条へ来ていただくかということであって、そこの相撲甚句がどうとか何だかんだというようなことをするよりも、それはあの実行委員会でなければできなかったわけで、私は大成功だと思っています。


 そして、おいでになったためにホテルだとか食堂で御飯を食べてもらう、いわゆる料理を食べてもらうという形の中で、三条の料理はこんなに、あるいはお米がこんなにとか、特に新潟の酒はおいしい、三条の酒は何かというようなお話だとか、そういうふうな形の中でいろいろとPRの機会もおのずから出てくるわけでありまして、何といってもこれからの観光をどうしていくかということは、ルートがどうだとか何がどうとかというよりも、どれだけ人を集められるか、どんな企画で人を集められるか、それが一番なんだろうというふうに考えています。そういう意味で、あれだけの人を集めた今回の凧揚げ大会は本当にすばらしかったというふうに考えています。


 それから、日本人は外国語、特に英語を話すということがほかの国に比べて、なかなか不得手なんです。だから、私は英語を勉強しなきゃいけないよと。しかし、ただ英語がわかれば会話ができるということではなくて、日ごろ自分の考えを持って、まず日本語で自分の考えを持って自分の意見だとかなんかがきちっとできるようなことをしておかなければ、英語はわかったけれども、何を言っていいかわからないということになるわけですから、いわゆる常日ごろから自分のいろんなことに対して自分の意見をきちっと持つということ、そしてさらにそこに英語がわかれば、それを今度外国の人たちと自分の考え方をきちっと出せる、また外国の人たちの考え方もきちっと聞けるというような形が大変必要なんだろうというふうに思っています。


○議長(久住久俊君) 経済部長。


  〔登壇〕


○経済部長(関崎光明君) 観光政策の関連で、県の畜産研究センターでございますが……


○議長(久住久俊君) その質問項目につきましては1回目で触れられていないので、質問はしておりませんので、答弁は結構でございます。


○経済部長(関崎光明君) それでは、凧ばやしの方で渡辺行一さんの名前がなかったという点でございます。本来ならば入れるべきことだったろうと思いますが、この点については名前が入っていないということで、私の方の対応のミスということで、おわびを申し上げたいと思います。


 以上でございます。


○議長(久住久俊君) 教育長。


  〔登壇〕


○教育長(松永悦男君) お問いの中で、親と一緒に子供を育てるということについてもっと頑張ってほしいというような御趣旨だったというふうに考えておりますが、このことにつきましては私どもも同じように親と一緒に子供を育てていかなきゃならないというふうに考えて、昨年度から地域の子供は地域で育てるという趣旨をもって旧三条市内の7つの中学校区を単位として心の教育フォーラムを実施して、各地域から約1,000人の方々から集まっていただきました。その中で子供の生活のこととか、あるいは教師との関係のこととか、親子の間柄とかというようなことをいろいろ話し合っております。このことをもとにして、本年度も新市になりましたので9つの中学校区で昨年度の内容を検討し、あるいはさらによりよいものにということでことしも実施してまいりたいと考えております。


 それから、子供たちに耐える力というようなこと、これは当然私どもも子供たちにもう少し忍耐を持った子供になってほしいということは願っております。ただ、議員さんの御発言の中で体罰に関することが若干出ており、ちょっと気になったので、あえて申し上げますけれども、やはり学校教育法の中には、校長及び教員は、教育上必要があると認めるときは、学生、生徒及び児童に懲戒を加えることができると。ただし、体罰を加えることはできない。懲戒を加えることはできるということで、厳しくしかったり、あるいは子供の悪いところを指摘し、矯正するというようなことは、これは教師としてやるべきこと、教育的な必要事項だと思いますが、やはり体罰については子供の人権を著しく傷つけたり、あるいは教育の根幹である教師と子供との信頼関係をぶち壊したりというような危険性があり、体罰は効果がないということで、これは禁止事項として私どもは受けとめております。ですから、安易に厳しくやって、それが体罰につながってもいいじゃないかというような発想は、教員として持ってはならないというふうに理解いたしておるところでございます。


○議長(久住久俊君) 26番。


  〔登壇〕


○26番(米田美智子君) 市長さんとも、教育長さんとも、完全に私の考えが対立軸というところがかなりある。これはこれで私は大いにいいことだと思っています。子供たちにもこういう社会があっていいと思うんです。ところがないんです。だれかが言い出すと、みんな空気で、みんなが言っている、みんながそうだからというふうにだだだだっと空気次第で子供たちは動く。そのくせ仲間から外れないように気を使ってストレスをためて不登校になったりという――だから、そういうことに対する親の不安感もいっぱい出てきています。


 教育長さんは、1,000人集めてフォーラムをやったとかおっしゃるんですが、親の意識もかなり二極分化して、もっと厳しく生のままでいいじゃないかと。私は体罰がいいとは絶対言っておりません。ただし、それを大げさに問題にする親たちに巻き込まれてそれだけになってしまう。この状況では先生も切れたんだよ、そういうことについて教育長さんは全く機械的にマスコミのような取り上げ方を先生方に、親にも考えていらっしゃるのか、お聞きいたします。


 人間ですから、どういう状況の中でどういうふうに――ドラマがあると思います。そのドラマを、人間関係のもつれを子供たちに経験させないまま、ただ体罰は絶対に親もやってはいけない。それで子供が――私は機械的にやることに対する反論なんでございまして、教育長さんのお考えを再度お聞きいたします。


 体罰をやっていいとは絶対申しておりません。取り上げ方、マスコミの問題の仕方に対して惑わされるなと。ただ、生の本当の子供たちの体験を私たちはどうやって大事に育てていくかと。やたらに機械的にきれいごとで物事を進めるということに対して言っているだけでございます。


 それから、教育長さんにお聞きいたしますが、小学生の暴力――中学生は余りきめ細かにやっているから最近反抗しなくなりました。22日のNHKのニュースで言っていました。1,890人、うち物に当たるのは52%、子供同士が29%、教師への暴力が18%。中学校は2万3,110件。少し減っているんです。中学生の暴力が少し減って小学生がふえている、これをどういうふうにお考えか、どういうふうに対応すべきか、お聞きいたします。


 それから、6月議会で田中議員さんが学閥はあるのかないのかとお聞きになりましたときに……


○議長(久住久俊君) ただいま質問されている項目につきましては、前回の質問に触れられておりません。再三繰り返しますが、議会運営委員会の協議結果に基づき行われるようお願いいたします。


○26番(米田美智子君) 全体の教育の場面、状況の中でお聞きしているんですけれども……


○議長(久住久俊君) 議会運営委員会の協議の結果でございますので、従っていただきますようお願い申し上げます。


○26番(米田美智子君) 何か議会が議員のあれを絞めるようなやり方に対して私は反論したいんですが、私は項目として言っているんじゃなくて、子供たちをどうしたら人間的にたくましく育てるかという観点から全部つながっているんですけれども、議長さんがそうおっしゃれば仕方がありません。


 それから、これも高校生の問題なんですが、NHKのニュースで高校生の不登校が6万700人になったと。5人に1人。無気力でやめていく子もいます。この結果について、教育長さんのお考え、どうすべきかについてお伺いいたしまして、以上で終わらせていただきます。


○議長(久住久俊君) 教育長。


  〔登壇〕


○教育長(松永悦男君) 小学生の暴力等についてのお問いでございますが、私はこれが正解だというようなものはないと思います。それぞれ個々の問題がたくさん内在しているんじゃないかと思っております。ただ、日ごろ私が考えていることなんですけれども、今の子供たちはすぐ手を出すとか、あるいは足を出すとかというような暴力になるのは、やはり自分の考えを相手にうまく伝えられない、自分の気持ちを伝える前に手が先に出てしまうことがあるんじゃないかという気がいたします。そうしますと、それは自分の考えを自分なりに考えて、それをどう相手に正しく伝えるか、そういう話し方なり、言葉遣いなり、あるいは話の組み立てなりが足りないんじゃないか、不足しているんじゃないか、そういうところに原因があるんじゃないか。


 そうしますと、やはり学校教育の中において、物事の見方、考え方、そしてそれをあらわす、表現する、伝達する、そういう力をどうつけていくかということがやはり基本的に必要なんだろうと、こう思っております。そういう中で相手の立場をおもんぱかるルールとか、規範とか、社会的な規律とかというようなものも身につけていかなければならないということが必要だと思っております。ですから、やはり小さいうちから正しい言葉遣い、あるいは言葉の数をふやしてあげる、自分の考えを表現する――ですから、あえて申し上げるならば、正しい日本語、美しい日本語を使う子供がやはり必要なんだろうと思っております。自己中とか、あるいはばらばら、ぱらぱらというような安易にそういうはやり言葉を使っているよりも、そういう子供をやはり大人として修正してやることが必要だろうというふうに考えております。


 なお、高校生につきましては、これはミスマッチもあるでしょうし、高校進学の問題もあるでしょうし、いろんな問題があろうかと思いますが、中学校からも引きずっているかもわかりません。そういうことについては、今後大いに私どもとしては考えていかなければならないと考えております。


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○議長(久住久俊君) 以上で市政に対する一般質問を終了いたしました。


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○議長(久住久俊君) 以上で本日の日程は終了いたしました。


 次の会議は、来る10月4日午前10時に開くこととし、本日はこれをもちまして散会いたします。


午後1時56分 散会