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新潟県 新潟市

平成17年 8月25日総務常任委員会−08月25日-01号




平成17年 8月25日総務常任委員会

                 総務常任委員会会議録
               平成17年8月25日(閉会中)

                                     議会第1委員会室


  平成17年8月25日  午前10時00分開会
              午前11時35分閉会


  〇総務常任委員会
     1 委員の派遣について
     2 所管事務調査
        「談合問題の構造的要因とその背景 及び 入札制度改革も含めた再発防止の方策について」

  〇総務常任委員協議会
     1 報 告
       ・「巻町国民健康保険病院の民間譲渡について」(広域行政課)
       ・「「(仮称)新潟市非核平和都市宣言」について」(総務課)

  〇出席委員
    (委員長) 吉 田 ひさみ
   (副委員長) 阿 部 紀 夫
    (委 員) 佐々木   茂  小 石 光 夫  佐 藤 豊 美  安 沢 節 英
          木 村 文 祐  渡 辺 孝 二  川 島   勝  金 子 由 征
          田 中 義 清  鈴 木 克 夫  明 戸 和 枝  関 口 松 柏
          青 木 千代子  栃 倉 幸 一  中 川 征 二

  〇欠席委員
    (委 員) 藤 塚 仁一郎


  〇出席説明員
      総務課長     白 井 裕 司    広域行政課長   熊 倉 淳 一
      管財課長     焔硝岩 恵 一    契約課長     風 間 省 一




 以上のてんまつは会議録のとおりであるので署名する。


    総務常任委員長   吉田ひさみ



○吉田ひさみ 委員長  ただいまから総務常任委員会を開会いたします。(午前10:00)
 本日は藤塚委員が所用のため,執行部では鈴木財政部長が公務出張のため欠席であります。
 なお,TeNYテレビ新潟放送網から本日の委員会をテレビ撮影したい旨の申し出があり,通して撮影したいとの希望ですが,これを許可することに御異議ありませんか。
                  (異 議 な し)
○吉田ひさみ 委員長  そのように許可することに決定いたしました。
 本日の委員会の進め方でありますが,まず所管事務調査として契約課から新潟市が発注する建設工事の入札参加業者に対する課徴金納付命令について報告を受け,その後協議会を開会し,広域行政課から巻町国民健康保険病院の民間譲渡について,総務課から(仮称)新潟市非核平和都市宣言について報告を受けたいと思います。
 また,午前10時45分から国土交通省北陸地方整備局を現地視察したいと思いますが,いかがでしょうか。
                  (異 議 な し)
○吉田ひさみ 委員長  そのように行います。
 なお,10時半ころにはこちらを出て視察地へ向かいたいと思いますので,よろしくお願いいたします。
 また,ただいまお決めいただいた視察につきましては,議長に対し,委員の皆さん方の派遣承認要求をしたいと思いますが,いかがでしょうか。
                  (異 議 な し)
○吉田ひさみ 委員長  そのように決定いたします。
 初めに所管事務調査を行います。
 契約課長から新潟市が発注する建設工事の入札参加業者に対する課徴金納付命令について報告を願います。
 資料がありますので,配付いたします。
 (資料「新潟市が発注する建設工事の入札参加者に対する課徴金納付命令について」配付)
◎風間省一 契約課長  新潟市発注の建設工事の入札について訴えの提起をする関係で,対象工事を特定する場合,課徴金納付命令がよりどころとなると前に説明させてもらったところです。それで,8月1日に公正取引委員会が課徴金納付命令を発しましたので,その概要と市の対応ということで説明をさせてもらいます。
 1ページ目ですけども,課徴金に係る違反行為ということで,(1)から(3)までありますが,下水道推進,下水道開削,建築という各工事について共同して受注予定者を決定し,受注予定者が受注できるようにしていたということでございます。
 2ページ目をごらんいただきますと,それぞれの工事関係につきまして違反事業者数,そして課徴金納付命令対象事業者数,課徴金額ということで示されております。ちなみに,違反事業者数は,それぞれ68社,59社,70名という形になっておりますけれども,勧告が出ているのは下水道推進工事については55社,下水道開削工事については48社,建築工事につきましては56名というふうなことで出ております。したがいまして,勧告は出ていませんけれども,違反事業者というふうなことで挙げられているものがあるということでございます。
 3ページ目をごらんいただきますと,今回課徴金納付命令の対象になった内訳ということで,1番から20番までですが,事業者名と推進・開削・建築工事別に課徴金額が挙げられているところです。市は審決があった業者に対しまして,現時点で14社に請求を行っていますけれども,野上建設工業1社は,今回の納付命令の手続に間に合わなかったということを公取委の方から聞いております。したがいまして,市で今請求をかけている中で命令の対象になっているのは13社ということです。これはマーカーをしていない事業者,5番,6番,7番,8番,10番,12番,13番,14番,15番,16番,17番,18番,19番の13社でございます。
 1番から3番につきましては,勧告は出ておりませんでした。これは,会社の分割によりまして営業承継をした以降,建設業を営んでいないということで勧告は出ていないということです。それから,4番,9番,11番につきましては,勧告は1年前までしかさかのぼれないということでして,1年前までさかのぼったとき対象の工事がなかったということで,これも勧告は出ておりません。20番の堀工務店でございますけれども,対象がJV工事になっていまして,ほかの構成員が審判で争っております。その辺のところを見きわめながら今回争うかどうか対応を考えていきたいなと思っております。
 この命令が発せられましてから不服申し立てができることになっております。これは,命令の送達があった日から30日以内ということで,8月1日に発せられて届いたのが恐らく2日になるんだろうと思いますが,そうしますと9月の初めまで不服申し立てができるということですので,確定はしていないということです。なお,そこに課徴金額だけ挙げられていますけれども,どの工事が対象になったのかはまだわからないところでございます。それで,これが出て早々に公取委に工事の内訳を教えてくれということで請求をしているところでございます。中身については,こちらの方もいろいろ当たっておりますが,そういう形になっております。何とか9月議会に訴えの提起の議案を上げたいなということで今準備を進めているところでございます。
 以上でございます。
○吉田ひさみ 委員長  ただいまの報告に質疑はありませんか。
◆佐々木茂 委員  公取委からこういうふうに課徴金の納付命令が出ましたよと,それで新潟市の方に連絡がありましたよということですね。
◎風間省一 契約課長  これは3日にホームページにも出されているところでございますけれども,報道発表もするということで,その日に公取委の方からもらいました。
◆佐々木茂 委員  公取委の方から新潟市の方に連絡があったということですか。
◎風間省一 契約課長  もちろん対象になっている業者さんの方には直接行っているわけですけれども,こういう形で公にしますよということで公取委の方からもらったということでございます。
◆佐々木茂 委員  そうすると,新潟市の対応はこれからどうするかということになるわけですね。
◎風間省一 契約課長  今14社に請求をかけています。今回納付命令の対象になったのがそのうちの13社で不服申し立ての期間がございますので,その辺のところを見きわめながら訴えの提起の議案を9月議会に上げていきたいなと思っておりますし,今回この対象になったところで請求をしていないものについても,その辺のところを見きわめながら請求をしていきたいなと思っております。
◆中川征二 委員  新潟市が損害の請求をした根拠と今回の公取委が課徴金として課した根拠というのは同じかどうかという点と,今回皆さんが訴訟を提起する準備をされている業者の課徴金額と新潟市が請求をした金額とは,かなりの差があるのかなというふうに想像しているんですが,どのぐらいの差があるのか,それとも差はないのかお尋ねしたい。
◎風間省一 契約課長  損害賠償請求は単体の受注についてやっております。今回の命令の中には,JV構成員も含まれています。JV構成員を抜くと,請求額とこの対象が一致しているという状況です。
◆中川征二 委員  課徴金の金額もほぼ一致をしているということで理解をしていいんですか。
◎風間省一 契約課長  はい。
◆川島勝 委員  今9月議会に訴えの提起の議案を上げたいと。対象者数はわかったし,具体的な工事名が把握できていないので,今公取委の方から情報を出していただきたいという請求をしているという説明だったんだけれども,具体的な対象工事名が出てこないとこういった訴えの提起というのはできないと思う。その辺は公取委と何かそういうお話をしているんですか。
◎風間省一 契約課長  きちんとしたものが手に入れば一番いいんですけれども,公取委の方は9月初めに確定し,それから納付命令に対する不服があれば審判を開始するという決定がなされるということですが,内訳についてはできるだけ早く出したいと。8月の初めにお願いに行ったときは20日くらいはかかりますよみたいな話はされていたんですけれども,その後もうちょっとおくれそうだみたいな話がありました。ですけれども,9月議会までには内訳はもらえるんだろうなと思います。公取委からその内訳をもらえれば一番はっきりするんですけれども,私どもの方でそれぞれ工事をぶつけていくと,ぴったし合っているという状況があるので,大丈夫だという認識をしております。
◆川島勝 委員  訴えとするからには訴訟の場になるんだけれども,金額的な対象工事がこれだけで課徴金はこうですよというものが立証できないと訴えたはいいけれども,相手だって裁判に出てくるんだから,市の方はぴったり合っているんだということで自信を持っているみたいだけれども,不確定要素が余計だし,そういうものをやるからには確固たる根拠がないと,いつまでも長引いてしまってどうしようもなくなると思う。確定さえすれば相手側だって払わざるを得ないということになるんだけれども,新潟市に対象工事がこれだけで,金額はこれで合っているんですよということを立証できるという自信がないと,訴えることはできたとしても裁判に負けてしまって何もならんと思う。勝訴というか,勝つというか,何と言えばいいのかわかりませんが,確たる自信のある数字なんですね。それは公取のものが出てこなくても大丈夫なんですね。
◎風間省一 契約課長  その内訳については,公取委から出てこなくても大丈夫だという認識を持っております。ただ実際に訴えるときまでには確実に出てきますので,それまでには間に合うだろうということです。
○吉田ひさみ 委員長  ほかにございませんか。
                   (な  し)
○吉田ひさみ 委員長  以上で契約課の報告を終わります。
 以上で委員会を閉会し,協議会を開会いたします。(午前10:17)
 初めに,広域行政課長から巻町国民健康保険病院の民間譲渡について報告を受けます。
◎熊倉淳一 広域行政課長  まず,前段といたしまして,巻町との合併自体についてでございますが,8月16日付官報におきまして総務大臣による告示がなされました。これにより,巻町との合併に係る法的な手続はすべて完了したことになります。
 次に,巻町立病院の譲渡についてです。8月19日に巻町と医療法人社団白美会との間で仮契約が締結されました。巻町議会におきまして,8月23日に臨時議会を開催し,関連の予算議案を審議,議決されたところです。譲渡価格については,以前委員会でも説明をさせていただきました13億円に消費税相当額を加えました13億3,295万5,000円です。また引き渡し時期は,合併前日の10月9日ということで聞いているところでございます。なお,8月23日に開催されました巻町議会本会議におきまして,主に譲渡契約の内容について,譲渡後の地域医療の確保について,町立病院廃止に係る議会手続について議論がなされたというふうに聞いております。
 以上でございます。
○吉田ひさみ 委員長  ただいまの報告にお聞きすることはありませんか。
◆鈴木克夫 委員  譲渡のことについてはわかりましたけれども,そこで働いている職員の状況はどうなっているか,おわかりでしたら教えてください。
◎熊倉淳一 広域行政課長  4月1日現在で130人の職員がいらっしゃいまして,その後医師を含めて若干名やめられていますけれども,意向調査を通じてその後どういうふうな職場に配置するのかにつきましては,人事課の方の所管になりますが,全体とのバランスの中で詰めているというふうに聞いています。いずれにしても合併協議の中においては,職員は引き継ぐということが前提の協議事項になってございますので,全体の職員配置という観点で今人事の方で作業を進めているというふうに聞いております。
◆鈴木克夫 委員  白美会の方に行くという人はまだ決まっていないということですか。白美会は白美会で自分たちで新しく職員を採用して運営をしていくということですか。
◎熊倉淳一 広域行政課長  7月でしたか,そういった意向調査をとった後だと思いますけれども,退職の意向を示されて白美会の方に行きたいというふうな方がいらっしゃると聞いておりますが,具体的な人数については私の方ではつかんでおりません。
◆木村文祐 委員  きのうのテレビのニュースは,職員のうち20人は白美会が雇います。残りは新潟市の職員となりますという報道をしているんですよ。どういうことでしょうか。
◎熊倉淳一 広域行政課長  何分所管が人事課なもので,細かい数字につきましてはちょっと把握していない状況でございます。
◆木村文祐 委員  幾ら人事課がといったって,こういう話をするからには建物はどう,人はどう,運営はどうというのは大事なことではないですかね。どうも腑に落ちないんですけれども。
○吉田ひさみ 委員長  人事課に確認とりますか。
 休憩します。(午前10:23)
                   (休  憩)
○吉田ひさみ 委員長  再開をいたします。(午前10:24)
◎熊倉淳一 広域行政課長  現在一義的に巻町の方で職員について対応しているところでございますが,どういうふうに張りつけるか,最終的な人数については調整しているというふうに人事課の方から聞いております。
◆木村文祐 委員  合併後の人事,これは人事課の担当だと思うんですよ。しかし,こういうお話をして調印するわけですよね。であれば,職員はどうするとか,建物はどうするとか,さらに8億円のほかに3億円が今まで累積で来ている。11億円になっているという話ですよね。こういうのを詳しく説明してもらいたいんです。
◎熊倉淳一 広域行政課長  人事の関係につきましては,所管もあることですので,なかなか私の方ではちょっと……。
                  (何事か声あり)
○吉田ひさみ 委員長  今の8億のほかに3億の累積という質問が木村委員からありましたが,その件についてはいかがですか。
◎熊倉淳一 広域行政課長  8億の件につきましては,譲渡差額ということで以前もお話をさせていただきました。この年度に入ってからの運営で,実質的に事業規模が縮小していく中でそういった数字が出てまいりまして,この数字の関係につきましては9月議会におきまして巻町の病院事業会計,あるいは老健施設,訪問介護ステーション,こういったものの清算のための特別会計をつくらせていただこうと思っておりまして,その説明の際にお示しさせていただきたいと考えております。
◆木村文祐 委員  ちょっと違うのではないでしょうか。最終的には,言葉は悪いかもしれないけど,お荷物になるかもわからないんですよね。それでみんなが議論しているわけです。例えば21億円のうち譲渡価格13億円だと,差額の8億は新潟市の負担だと。さらにその後3億円ふえたというんですよ。報道関係が今時点で発表しているんです。なぜ言えないんですか。
◎熊倉淳一 広域行政課長  先般のお話の中で,年度途中だったので,巻町さんの方でもいろいろ工夫されることを期待している旨の発言をいたしましたけれども,最終的にその金額の一定程度の確定につきましては10月9日の譲渡までを見越した中で,巻町さんの方でどういったふうな形で補正対応されるのか。それにあわせて,私どもの方で清算会計をつくりまして対応させていただくわけですけれども,まだ変動要素がございましたので,今の時期になったわけでございますけれども,タイミング的なものを考えますと,9月補正予算の中でお示しさせていただきたいと考えております。
◆木村文祐 委員  何度も言うようですけど,詳細な金額じゃなくて,8億円ともう我々の頭に入っているんです。8億円も持ち出さないといけないのかと。さらに3億円上乗せするという話が流れているんです。アバウトでも3億でしょう。これが事実かどうか。それぐらい言えるでしょう。
◎熊倉淳一 広域行政課長  今年度に入りましての病院事業収支の関係,縮小した関係での赤字につきましては,おおむね3億弱というふうに私どもの方でも聞いております。
◆木村文祐 委員  そういうふうに認めているのなら最初に概算でその後このような金額がふえておりますということは報告してもいいのではないでしょうか。いかがでしょうか。
◎熊倉淳一 広域行政課長  今後私の言える範囲の中で対応させていただきたいと思います。
◆阿部紀夫 委員  職員の受け入れの関係でお尋ねします。問題は,全国でもまれな公募による自治体病院の民間譲渡という中で,職員の身分の取り扱いについてはほとんど巻町にお任せされていたわけですけども,その巻町自体はほとんど対応せずに,白美会の動きが先行してしまったというふうに聞いているんです。経過は別にして,きのうからきょうにかけて人事課が職員に説明会を行っているというふうに聞いているんですけれど,それらの具体的な中身についても熊倉課長は把握していないんですか。
◎熊倉淳一 広域行政課長  人事課の方で受け皿となる新潟市の状況といいますか,それぞれの医療技術職の方が新潟市に引き継がれるに当たって,本人の意向と実際それを引き継ぐ新潟市の方でどのような受け皿があるのか,そういった情報提供をするために,きのう,そしてきょう,あす,3日間,巻町の方の職員に対して説明を行うと聞いております。
◆阿部紀夫 委員  130人にも及ぶ職員の人生がかかっているんです。だから,課長も毅然として町立病院であれば物件,あるいは経営,その後の負債も含めて全般的な課題,問題はちゃんと把握しておくべきで,今後ぜひその方向で努力してもらいたいという意見を添えておきます。
○吉田ひさみ 委員長  ほかになければ終わらせていただきますが。
                   (な  し)
○吉田ひさみ 委員長  以上で広域行政課の報告を終わります。
 ここで,10時半になりましたので,協議会を一たん休憩し,視察に出たいと思いますが,非核都市宣言の報告につきましては,視察から帰ってき次第協議会を再開し受けたいと思いますが,いかがでしょうか。
                  (異 議 な し)
○吉田ひさみ 委員長  そのように行います。
それでは,休憩いたします。(午前10:34)
                   (休  憩)
○吉田ひさみ 委員長  協議会を再開いたします。(午前11:15)
 総務課長から(仮称)新潟市非核平和都市宣言について報告を願います。
 資料がありますので,配付いたします。
 (資料「「(仮称)新潟市非核平和都市宣言」にかかる経過」配付)
◎白井裕司 総務課長  初めに,これまでの経過について報告させていただきます。資料1をごらんください。5月下旬に非核平和を考える新潟市懇談会を設置し,6月2日に第1回会議を,7月4日に第2回会議を開催し,懇談会としての意見を集約していただき,中間報告をいただきました。その後,中間報告に基づいて宣言文素案を作成し,市のホームページや各支所,各地区事務所で公開し,8月1日から8月15日まで市民の意見を募集したところであります。8月19日に第3回懇談会を開催し,素案に対する意見やアクションプランの提案をいただきました。
 続きまして,素案についての市民からの意見ですが,資料2をごらんください。素案につきまして,7月20日からホームページで公開し,8月15日までということで意見をいただいたところでございます。全体で29件の御意見をいただきました。内容としては,サブタイトルは削除すべきという意見などでございます。具体的には資料2に記載してあるとおりでございます。
 次に,第3回懇談会について報告させていただきます。資料3をごらんください。各委員から宣言文素案に対する意見,また宣言後のアクションプランについて発言をいただきました。宣言文素案については,全体としては素案をおおむね可とするとの御意見をいただきました。個々の表現につきましては,タイトルですが,素案のとおり新潟市非核平和都市宣言でよいとの意見が多数を占め,またサブタイトルについては削除が望ましいという意見や,本文中の核不拡散の表現については核不拡散よりも核廃絶を前面に出すべきとの御意見が出されるなど,(1)に記載してあるとおりでございます。
 また,宣言後のアクションプランについても,市民への啓発事業,平和研修,他都市との連携など,委員それぞれのお立場から意見をいただきました。具体的には(2)に記載されているとおりでございます。
 最後に,今後の進め方でございますが,総務常任委員会協議会での御意見,市民の皆様からの御意見を参考としながら,また懇談会からこの後最終報告をいただくことになっておりますので,この報告を最大限生かしながら宣言文素案を修正いたしまして,市長の宣言として10月ごろには宣言したいというふうに考えております。
 なお,宣言後のアクションプランにつきましては,まずは市民への周知,環日本海の自治体や対岸諸国にお知らせするなど普及に努めてまいりたいと考えておりますし,また中長期的には懇談会からの意見を踏まえまして今後検討いたしまして,必要なものは予算に反映させていきたいというふうに考えております。
 以上でございます。
○吉田ひさみ 委員長  ただいまの報告に質疑はありませんか。
◆川島勝 委員  最終報告でもう一回素案の宣言文案というのが出されるわけですか。それはまだ検討なされていないんですか。
◎白井裕司 総務課長  懇談会からは最終報告ということで提言いただいた内容を報告いただきまして,それに基づきまして素案であったものを修正して最終的に文案にしていきたいというふうに考えております。
◆川島勝 委員  それはいつごろ出されるんですか。
◎白井裕司 総務課長  懇談会の会長は,なかなかお忙しい方でして,来週早々ぐらいには出されるというふうな感じでおります。
◆川島勝 委員  いろいろと宣言文案への思いとか意見がさまざま出てきている。関心を持っている方々が出されるんだろうと思うけれども,核不拡散よりも核兵器廃絶とかさまざま言っているんだけれども,そういう中身まで入る必要があるのかどうかと私は思う。そういう素案が出てくれば,どうしてもそれに対する対抗案というのは必ず出てくると思う。本来の宣言文案という趣旨をどういうものにすべきかという最初の議論がなされていない。そういう字句の修正だとか本質論とか,あるいは政治的な背景とかばかりでは,余りいい宣言文案が出てこないのではないかなと思う。例えば,非核三原則,平和憲法,核兵器を積んでいないという証明を出さない艦船は入港させないといったところで,みんな政府のやっていることなのに,それを地方都市のもとで加えるべきだという意見が出たところで,それは違いますでしょうということです。特に外交問題までやることはできないでしょうということなんだけれども,この懇談会ではそういう議論は出てこないんですか。
◎白井裕司 総務課長  各委員の意見をいただいたほかに,資料3にもありますように特に核不拡散の問題,3の(1)に書いてあるようなことを中心に議論がされてきているということでございます。核を積んでいない船という具体的な議論というのはされておりません。
◆川島勝 委員  10月のいつだかわからんけれども,宣言をどうしても行うと。アクションプランの中で必要なものについては予算措置を講じていきたいということまで言っているんだけれども,市長だけの考え,行為でもってこれをやろうとしている。私は当初この懇談会ができた折にも言ったんだけれども,全体を議会が裏打ちしているものではないので,予算措置ということについてはいかがなものかと考えるんだけれども,やっぱりあなた方はこういう宣言をしたからには何らかの行為をしなければならないという見地に立たれているわけですか。
◎白井裕司 総務課長  宣言しただけということではなくて,それに続くアクションプランというのはやっぱり必要なことだというふうに感じております。
◆川島勝 委員  そのアクションプランも本当の平和とか友好とか,そういったものならいいけれども,いろんな意味でちょっと違うアクションプランまで考えているのはいかがかなと思う。みんな平和だという言葉を前に持ってくれば平和につながることばかりなんだ。戦争につながらないものなら我々だって反対はしないんだけれども,特に教育関係というのは教科書問題も含めて,また別な問題を含めて波及していくことがあるわけだから,これからアクションをとるときの度合いというか,密度というか,そういったものというものはあなた方の方できちんと確固たるものを持っていないと,時には物すごくシビアなものになってしまうし,時には何にもないことになってしまいがちだと思うんだけれども,その辺のところは考えられているんですか。
◎白井裕司 総務課長  懇談会からは提言を受けているわけでございますけれども,委員御指摘のように自治体としてできる部分,できない部分は当然あろうかと思います。そういう中で,一つ平和の輪を広げていくとか,教育というと語弊があるのかもしれませんけれど,子供たち,あるいはまた大学生あたりに平和を考えるような場を与えるとか,自治体でできるようなところからやっていく必要があるのではないかというふうに考えております。
◆川島勝 委員  平和という言葉を使って平和教育ということであれば,それは額面どおりとれば立派なことだし,だれも異論を挟むことはない。この中身を見ると,他都市とか海外とかの連携,平和市長会議だの,あるいはネットワークとかさまざまつくるというけれども,平和市長会議なんて自治体が机上の空論ばかりやったって何にもならんわけですよ。やっぱり実行動だと。例えばアメリカのイージス艦の入港,万景峰号とかいろんな問題があるが,平和と結びつけて考えたときに,見る側によって全然違ってくるんだよ。だから,どうやって自治体として中立を守って平和等をやっていけるかどうかというのが一番の基本になってくる。新潟市は非核三原則を宣言したから,みんな平和なんですよと言っても通らないでしょう。
 当初から私は余り……,余りどころか全然積極的ではない意見を吐いているんだけども,そういうことで意見を申し述べながら,この宣言文が出てくるまで見守りたいと思いますが,コメントがあったら御発言していただいて終わります。
◎白井裕司 総務課長  委員おっしゃるように自治体としてできる部分,できない部分は当然あろうかと思いますので,その辺を見きわめながらやっていきたいと思います。
◆阿部紀夫 委員  宣言の中身についていろいろ議論があるところですけれども,宣言を発表するタイミングとして具体的にどのような方法,手段を考えているのかお尋ねしたい。基本的に新潟市が冷戦時代からソ連,特にハバロフスクと自治体外交を進めてきたという点については,非常に評価をしたいところなんです。その延長線として環日本海の拠点を目指すという点で非常にいいタイミングで平和都市宣言をすべきだと考えて評価をしているところであります。
 そこで,本来宣言を発表するタイミングとしては,敗戦60周年,終戦60周年,8月15日がベストだったと思うんですけれども,10月という意味,それからその中身についてもう少し具体的にお尋ねしたいと思います。
◎白井裕司 総務課長  10月のいつ幾日にするということではなくて,一応最終報告が近々にいただけるということになりますので,それであればそれによって文案が固まると。固まれば今度は宣言という形になりますので,それから追っていけば10月ごろということで申し上げたので,いつの幾日というのはまだ決まっておりません。
 それで,当然市民へのアピールを第一にすべきだと思いますので,シンポジウムがいいのか,そういったことを企画しながら発表していきたいなと考えております。
◆阿部紀夫 委員  いつ幾日ということを聞いているのではなくて,それこそまさに歴史的な宣言をするわけですから,その手法といいますか,方法について英知を絞ってもらいたいと思うんです。単なる市報に載せておしまいではもちろんないと思うんですけれども,この意義を市民に徹底をするという方法で,ぜひ具体的な検討をお願いしたいと思います。
◆関口松柏 委員  来週早々に懇談会は宣言文案として市長に最終報告をするんですか。
◎白井裕司 総務課長  あくまでも懇談会につきましては意見をいただくということでございますので,宣言文案を懇談会でということではなく,意見をいただくということです。
◆関口松柏 委員  この資料3にはいろんなことが書かれていますけれども,これらを参考にして事務局が宣言文案をつくるということですか。
◎白井裕司 総務課長  事務局ということではなくて,市がつくるということです。
◆関口松柏 委員  正確に言うとそうなのかもしれませんが,さっきの巻町立病院の問題でいうと,新潟市が答弁すべきところを所管が違うとか,それは人事課だとかという話があったもんだから,事務局というと課長さんのところなんだろうかという意味で聞いたんですが,それはわかりました。
 最終報告は市民の声だとか,あるいは議会の声も一応聞いたことになっているんでしょうから,市民の声だとか議会の声を懇談会はそれぞれ検討した上で最終報告をするというふうに考えればいいんですか。
◎白井裕司 総務課長  資料3の(1)の特に市民意見のある部分,あるいは宣言の素案に対して意見の分かれる部分については,懇談会の中で十分に御議論いただいて,その結果について御報告いただけるという形で考えております。
◆関口松柏 委員  議会だとか市民の声を全部聞いて全部反映させようとすると大変なことになるし,それはそれで異論が出るところなんです。だから,市民の声は一応届いたと,議会にも報告をして,すべてではないにしても声があったと。それらを聞いた上で懇談会は検討して懇談会としての最終報告にまとめるという意味ですか。
◎白井裕司 総務課長  そのとおりでございます。
◆関口松柏 委員  最終答申があって,市長はそれをさらに直す気はあるわけですか。市内,県内の人だけでなくて,静岡からも九州からも来てもらっていろいろ議論してもらった結果なんで,それを最大限尊重してほとんど市長は手をつけないでそのまんまいきたいという思いなのかどうか。
◎白井裕司 総務課長  当然懇談会を開いてそこで意見を聞いていたわけでございますので,懇談会の意見を最大限尊重して宣言としたいというふうに考えております。
◆関口松柏 委員  前からいつ宣言するのかということで意見としては申し上げましたけれども,何らかの意味合いのあるタイミングでやった方がいいと思うんです。今お聞きすると,手順を踏んでいくと10月の初旬ぐらいになるということなので,ただ単にということではなくて,宣言文の素案の中には合併を記念してみたいな文言があったと思うし,そうだとすればそういうタイミングでやればいいし,そうではなくて終戦60年だったらそれはそれでそういうときにやればいいんだし,あるいは太平洋戦争が勃発をしたというときであればそのときにやればいいんで,意味もなく,ただずっと手続を進めてきたらきょうになったんできょう宣言しますではなくて,きょうという日はどういう日なんだということがあった方がいいと思います。それは意見として,今までも言ってきましたが,申し上げておきます。
◎白井裕司 総務課長  貴重な意見として承ります。
○吉田ひさみ 委員長  ほかにありませんか。
                   (な  し)
○吉田ひさみ 委員長  総務課の報告を終わります。
 以上で協議会を閉会いたします。(午前11:35)