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新潟県 新潟市

平成17年 7月 8日政令指定都市調査特別委員会−07月08日-01号




平成17年 7月 8日政令指定都市調査特別委員会

              政令指定都市調査特別委員会会議録

               平成17年7月8日(7月閉会中)
                                   議会第1委員会室

  平成17年7月8日 午前10時00分開会
            午後 0時23分閉会


 〇委員会
  1 報 告
   ・行政区画審議会の検討状況及び素案について(政令指定都市推進課)
  2 協 議
   ・今後の当委員会の進め方について


 〇出席委員
   (委員長)   田 村  清
   (副委員長)  渡 辺  仁
   (委 員)   阿 部 松 雄   大 泉  弘   横 山 山 人   明 戸 和 枝
          今井 ヨシイ   阿 部 紀 夫   古 川  久   鷲 尾 令 子
          斎 藤 栄 路   大 野  久   轡 田  朗


 〇欠席委員
          佐 藤 豊 美   大島 甚一郎   小 泉 仲 之


 〇出席説明員
    政令指定都市推進課長  近 藤   博



以上のてんまつは会議録のとおりであるので署名する。

    政令指定都市調査特別委員長
              田 村   清



○田村清 委員長  ただいまから政令指定都市調査特別委員会を開会します。(午前10:00)
 本日の欠席者は,佐藤委員が議長公務のため,また大島委員及び小泉委員が所用のため欠席であります。
 ここで,新潟日報社から本日の委員会を写真撮影並びに録音をしたい旨の申し出がありますが,許可することに御異議ありませんか。
                  (異 議 な し)
○田村清 委員長  そのように許可します。
 本日は,政令指定都市推進課より,【行政区画審議会の検討状況及び素案について】報告を受けたいと思いますが,これに御異議ありませんか。
                  (異 議 な し)
○田村清 委員長  そのように決定します。
 また,その後【今後の当委員会の進め方について】御協議いただきたいと思いますが,これに御異議ありませんか。
                  (異 議 な し)
○田村清 委員長  そのように決定しました。
 それでは,政令指定都市推進課より報告をお願いします。
 資料がありますので,配付いたさせます。
 (別紙資料「行政区画審議会の審議状況について」,「資料1 第5回新潟市行政区画審議会検討委員会次第」,「資料2 第4回新潟市行政区画審議会次第」,「資料3 第5回新潟市行政区画審議会次第」,「資料4 第5回審議会議事概要」,「資料5 新潟市の行政区画の編成及び区役所位置についての素案」配付)
◎近藤博 政令指定都市推進課長  おはようございます。それでは,行政区画審議会の審議状況及び素案につきまして御報告させていただきます。
 お手元に配付の資料をごらんいただきますとおり,4月27日に第1回目の行政区画審議会を開催して以来6月24日の検討委員会の現地視察までにつきましては,当特別委員会に御報告させていただいたところでございます。その後6月27日に第5回の検討委員会,そして6月30日に第4回の審議会,7月5日の第5回審議会で審議会としての素案の取りまとめがございましたので,その状況につきまして御報告させていただきます。
 資料1でございますが,第5回の新潟市行政区画審議会検討委員会の内容でございます。第5回につきましても,第4回に引き続きまして非公開のもと行政区画の編成,それから区役所の位置,審議会へのたたき台案につきまして御審議をいただいたところでございます。
 資料2でございますが,第4回の新潟市行政区画審議会でございます。当日は,まず新潟市の行政区画の編成及び区役所位置につきまして,検討委員会の報告がございました。また,第2次の意見募集後の住民意見につきましても,追加分ということで御報告をさせていただいたところでございます。それをもとにしまして,今後のスケジュールの確認と行政区画の編成,区役所の位置について御審議をいただいたところでございます。
 その第4回の審議会で報告されました検討委員会の報告の内容でございますが,資料2の2ページでございます。検討委員会の報告といたしまして,3ページでございますが,この検討委員会は5月18日に開催されました第3回新潟市行政区画審議会におきまして,行政区画の編成及び区役所位置につきまして,さらに詳細に検討するため,この検討委員会が設置されたところでございますが,その検討結果を報告したものでございます。検討委員会では,5月25日の第1回検討委員会以降,審議会で決定した行政区画編成基準及び区役所設置基準をもとに,住民意見やまちづくりの方向性などを踏まえ,多方面から検討を重ねてきたところでございます。その結果,検討委員会として区の数は8区とし,それぞれの区役所の位置を提示したものでございます。この検討委員会におきましては,当初住民意見を聞いた際の7区案で検討を開始したところでございますが,編成基準に従って検討を進める中で,効率性を考えれば区の数は少ない方がよいが,分権型政令指定都市の実現を図るためには,住民との協働と区民の利便性を考慮する必要があると。また,住民からの多様な意見にこたえつつも,都市のまとまりや将来のまちづくりの方向性を十分に考慮し,7区よりは8区が適当と考えたと。区役所数が増加することによる効率性の低下についても検討したが,実態に合わせた効率的な区役所規模に配慮することで解消は可能と考えたということで報告しているところでございます。
 その検討の経緯でございますが,4ページに記載のとおりでございますので,省略をさせていただきます。
 次に,5ページでございます。行政区画編成及び区役所の位置図でございまして,この概要を申し上げます。1区につきましては,阿賀野川以北の地域でございます。2区につきましては中地区事務所,東地区事務所の一部,木戸地区,それから大形地区,それから石山地区事務所管内の一部石山地区でございます。3区につきましては,いわゆる中央地区の一部でございますが,新潟島,それから鳥屋野,沼垂,山潟地区,曽野木地区の一部でございます。4区につきましては,亀田,横越,大江山,曽野木,両川といった地区でございますが,この2区,3区と4区の境目は,日本海東北自動車道でございます。5区につきましては,新津,小須戸,6区につきましては,白根,味方,月潟,中之口,7区につきましては,坂井輪,西地区,黒埼,それから巻町の四ツ郷屋地区でございます。8区につきましては,西川,潟東,岩室と巻町の四ツ郷屋地区を除いた部分でございます。左に記載してございますが,区役所の位置につきまして1区から8区それぞれ記載してございます。
 6ページでございますが,各区の考え方ということで審議会としてそれぞれの区の考え方を取りまとめたものでございます。なお,7ページ,下段にございますが,検討委員会としては,この報告に当たりまして,審議会の方に附帯意見として一つは,学校区,とりわけ小学校区については,最大限考慮したところであるが,一部の地区で分断されているため,住民説明会での住民意見や関係機関の意見を参考に審議会において検討をお願いしたいと。また,現行の警察署管轄区域と行政区は一致すべきかどうかについても,活発な議論が行われたことを申し添えるとしたものでございます。
 また,8ページでございますが,区役所位置の考え方といたしまして,1区から8区までございます。まず,1区の区役所位置につきましては豊栄支所,2区につきましては中地区事務所,3区につきましては新潟市役所本庁舎,4区につきましては亀田支所,5区につきましては新津支所,6区につきましては白根支所,7区につきましては坂井輪地区事務所,8区につきましては巻町役場とし,その中で附帯意見といたしまして,区内住民の利便性を考慮し,区内外を連絡する公共交通網の整備が望まれると。また,区役所から遠隔地にある地域については,出張所等の設置を考慮すべきと意見されているところでございます。
 9ページ,横長の区画編成基準との整理表につきましては,行政区画審議会の方で決定をいただきました行政区画の編成基準とのそれぞれの区との整理をしたものでございます。例えば人口規模につきましては,10万人程度が適当であると。1区当たりの人口は地形,地物や歴史的沿革などから画一的に設定することは適当でないが,全区の平均としては,おおむね10万人という基準があるわけでございまして,その基準に照らしたときに,全区の平均としては10万1,000人余りということで,これは基準に照らして満足しているというような形で整理をさせていただいているものでございます。自治・町内会の区域のところでは,2区と3区のところに紫竹3丁目,4丁目ということで記載してございますが,ここの部分が2区と3区の間で紫竹3丁目,4丁目のところが分断されていると。また,学校区の関係で申し上げますと,2区と3区の中で,東新潟中学校区が分断されていると。また,3区と7区との間で,関屋中学校区が分断されていると。また,3区と4区の間は,先ほど申し上げましたとおり日本海東北自動車道で分断している関係で,曽野木小学校,東曽野木小学校,曽野木中学校の通学区域が分断されているというものでございます。また,行政機関との所管区域の一致ということで,警察署との関係を記載してございますが,2区と3区で東警察署,南警察署の管轄区域が分断されていると。また,4区のところでは日本海東北自動車道の関係で,南警察署が分断されていると。あと6区,7区,8区の関係で,巻警察署の所管区域が分断されているといったものでございます。また,旧市町村の区域ということでは,3区と4区の間で南地区事務所の一部が分断されております。これは,曽野木地区の部分でございます。あと7区は,いわゆる中央地区でございますが,関屋分水路で区境としている関係で,中央地区の関屋堀割町が分断されているというものと7区に巻町の四ツ郷屋地区を含めた関係で,巻町が分断されていると。8区につきましても,その四ツ郷屋地区の関係で巻町が分断されていると記載したものでございます。
 次に,10ページでございます。それぞれの区の中での支所,地区事務所を整理したものでございます。1区から8区の中でそれぞれの支所,地区事務所等につきまして,施設というところで記載させていただきまして,それぞれの建築年次,延べ床面積,最寄りのJR駅,それから駅までの距離,それから最寄りのバス停ということで整理をさせていただいているものでございます。
 11ページでございます。第2次の意見募集後,市長と語る会等でお寄せいただきました住民の皆様からの意見等につきまして御報告をさせていただいたところでございます。岩室地区,亀田地区,横越地区,西川地区,月潟地区,それから中之口地区におきまして,市長と語る会でそれぞれ出た意見につきまして,御報告をさせていただいたところでございます。
 また,12ページでございます。陳情書という形で,西川支所管内の住民の皆様734名から行政区の区割りについて陳情書が提出されておりまして,その内容につきまして御報告させていただいたところでございます。内容を申し上げますと,第2次意見募集で提示をさせていただきましたB,Cの変更案及びD案の7区内,もしくはA変更案6区に西川町区域を含めていただきたいというものでございます。
 13ページでございます。第4回の審議会におきまして,会長からスケジュールの確認があったところでございます。左側につきましては,第1回の審議会で今後のスケジュールとして確認いただいた部分でございます。右側につきましては,これまでの審議を踏まえまして,会長としてはこの審議会としての素案取りまとめについては6月30日の第4回審議会のほか,あと1回程度の議論を踏まえて素案を作成したいということで,審議会として合意をしたところでございます。
 次に,資料3でございます。第5回の行政区画審議会でございますが,第4回の審議会の議事概要につきまして,改めて確認の意味で御報告させていただいたとともに,第4回の審議会で意見がございました区役所の機能につきましては,以前当特別委員会で御報告させていただいた内容でございまして,検討委員会には御報告させていただいておりましたが,改めて審議会に御報告させていただいたものでございます。議事といたしましては,行政区画の編成及び区役所の位置についての素案について,その他といたしまして,住民説明会,それから住民意見の募集につきまして,御報告し,御了解をいただいたところでございます。
 2ページでございます。第4回の審議会の議事概要といたしまして,検討委員会の委員長の方から先ほど御説明しました行政区画の編成と区役所の位置についての報告の後,活発な審議が行われたところでございます。まず区役所,地区事務所につきましては,地区事務所が区役所となっていると。地区事務所あたりに区役所を置くということかと。また,今の地区事務所は手狭であると。現在の駐車場の利用状況からも困難が考えられるというような意見があったところでございます。また,中央地区につきましては,中央地区単独は歴史的背景などからあり得たと思うと。どういう議論の経緯の中で現在の形になったのかという御質問,それから3ページ目でございますが,田園型政令指定都市という中で,検討委員会での議論について確認をしたいと。
 また,西蒲原につきましては,8区,6区は人口が少ないと。無理に割る必要があったのかと。また,黒埼の方は白根郷のつながりで6区の方に強いのではないかと。また,西地区,いわゆる内野,赤塚,中野小屋地区でございますが,ここはもともと西蒲原郡であり,この地域は8区に含めると人口も10万近くになってよいのではないかと。また,西蒲原を一つとしないことの説明をいま一度教えてほしいと。農協も三つに分割されると。農協と行政が一体化して今後の問題に当たらなければならない。西蒲原は一つという議会の議決も尊重すべきであるという御意見があったところでございます。そのほか関屋堀割町,そして郵便局につきましては,この区割りで郵便局としては特に問題はないという御意見があったところでございます。また,検討委員としての御発言がありまして,すべての要件を満足させるのは難しいと。ベストの案だと思うと。行政の効率性は別に考えていく必要があると。もう一つは,住民説明会に入るに当たり,各区で住民サービスに何も変わりがないということを住民に伝える工夫が必要であるといった御意見があったところでございます。
 また,学校区につきましては,現就学児童生徒は当面今の学校に通えるのであれば,区割りと学校区は同一でなくてもよいのではないかという御意見,それから警察署管内につきましては,石山地区で大変議論があったところであるという御発言があったところでございます。
 次に,5ページ,区役所の機能につきまして御報告させていただいたものでございます。これにつきましては,既に御報告させていただいておりますが,区役所の役割ということで,先行政令指定都市における区役所機能の変遷,そして本市における本庁機能及び区役所機能の考え方で,区役所で行う業務につきまして,部門といたしまして,総務部門,地域振興部門,それから税務部門,生活部門,その他ということで,整理をしたものでございます。また,出張所等につきましても,生活部門に関連した業務など,それぞれの考え方をお示しさせていただいたものでございます。また,特に各政令指定都市において,取り扱いが異なっております保健所,土木事務所の取り扱いにつきましても,保健所につきましては市内1カ所,また土木事務所につきましては,市内に幾つかの事務所を設置するということで,基本的な考え方をお示しさせていただいたところでございます。
 なお,農業関係につきましても,今後どのようなエリアで考えていったらいいのかというところを今後検討していくということで御報告させていただいたところでございます。
 また,8ページでございますが,住民説明会につきましては,行政区画審議会の主催ということで,7月16日の土曜日から7月31日の日曜日まで,巻町を含めます全22カ所で実施すると。参加対象につきましては,新潟市民,巻町民と。このような形で御説明をさせていただき,9ページ,大まかな1回当たりの説明会の内容といたしましては,審議会委員のあいさつ,それから行政区画編成及び区役所位置の素案の説明で,質疑応答というような大まかな次第につきまして御説明をし,10ページでございますが,そのスケジュールについて16日土曜日から31日日曜日までのスケジュールを審議会として御了解をいただいたところでございます。
 次に,12ページでございます。この審議会の素案に関しまして,住民説明会にあわせまして,住民の皆様方の意見を募集するということでお諮りをさせていただいたものでございまして,募集期間につきましては,7月16日土曜日から8月2日火曜日までと。募集対象者につきましては,新潟市及び巻町に在住,在勤,在学している人と。これにつきましては,市役所等市内の各施設に意見用紙を7月18日から8月2日まで設置をいたしまして,募集をしたいと。なお,素案につきましてリーフレットを作成し,新聞折り込み等により全戸配布すると。意見用紙とともに上記施設に設置し,新潟市のホームページにも掲載するということで御了解をいただいたところでございます。
 その第5回の審議会の議事の概要につきましては,資料4をごらんいただきたいと思います。主な意見ということで取りまとめてございますが,まず県内市町村は合併で3分の1になったと。14市町村の合併だから,区の数も3分の1程度がいいのではないかと。また,農業の面からも6区と8区は一つにした方が人口規模も10万人であり,よいのではないかと。他の政令市では5万の区は余りないと。西地区を8区に含めれば10万程度だと。また,自治体数と区の数とは違うという意見,それから審議会で定めた行政区画編成基準をもとに検討したいと。人口規模ばかりでなく,面積規模も考慮したと。また,区画編成基準については,地域の一体性やコミュニティーを重視すべきとの審議会での意見があり,広くなり過ぎることから8区にしたと。行政区は,基礎的自治体ではないと。農業に関しては区で行うのではなく,市全体として進めるべき問題ではないかといった意見,それから人口規模,面積,文化的一体性を考慮したと。市の要件として基準は5万人ということで,5万人であれば地域のまとまりがあると判断したといった意見。
 2ページでございますが,新潟島の住民が駅を含めた南部の方の発展も我がことのように考えるということについては,一抹の不安があるといった意見,新潟島を中心にして物を考えても,沼垂と一緒になればともに頑張っていけるといった意見,将来の発展性を考えると,川の両岸は一体となった考えがよいといった意見,そうした中で検討委員会の行政区画の編成及び区役所位置についての報告を審議会の素案とすることで全会一致で了承されたところでございます。また,このほか先ほど第4回目の審議会で御報告をいたしました西川支所管内の住民の皆様からの陳情書,この関係で370人余りの追加があったこと,また中山の自治連合会の方からC変更案4区とされたいといった陳情書が提出された旨の報告をさせていただいたところでございます。こうした第5回の審議会での素案取りまとめに基づきまして,同日付審議会会長の方から新潟市長あてに資料5でございますが,素案について御報告があったところでございます。
 2ページ目でございますが,新潟市行政区画審議会は4月27日に行政区画の編成及び区役所の位置について新潟市長から諮問を受け,慎重な審議により行政区画編成基準,区役所設置基準を定めるとともに,検討委員会を設置し,多方面からの検討を行ってきたと。7月5日に開催された第5回審議会において,素案が取りまとまったので,この素案をもとに住民説明会を開催し,住民の皆様から御意見をいただくとともに,その御意見を審議の参考としながら,8月の中ごろをめどに最終的な答申案を作成してまいりたいということの報告があったところでございます。
 3ページ,4ページにその行政区画編成基準,区役所設置基準,5ページには先ほど御説明をさせていただきました区割りと区役所の位置について,6ページ,7ページに各区の考え方,そして7ページの下段でございますが,特記事項ということで,小学校区の関係につきまして住民説明会や意見募集での住民意見や関係機関の意見を参考に検討を進めると。また,8ページにつきましては,区役所位置の考え方,そして特記事項といたしまして,区内住民の利便性を考慮し,区内外を連絡する公共交通機関の整備,それから区役所から遠隔地における地域の出張所の設置について報告しているものでございます。
 行政区画審議会の審議状況及び素案につきましては,以上でございます。
○田村清 委員長  ただいまの説明について質疑はありませんか。
◆明戸和枝 委員  1点だけ確認したいんですが,区役所の関係で,審議の中でも既存の建物を活用していこうという話の中で,例えば坂井輪の区役所なんですが,坂井輪地区事務所を使った方がいいのではないかと。その近くには坂井輪地区センターもありますよということなんですが,人口規模からいっても,15万を超えるわけですよね。その中でこの延べ床面積を見ますと,果たしてこれで本当に大丈夫なのかなと。今区役所の機能もはっきりしていませんが,西土木事務所がそこの建物に入っていたりしますよね。そういう関係で,事務局として審議会の中で,例えば助言とか,そういう話をされたんでしょうか。
◎近藤博 政令指定都市推進課長  今委員がおっしゃったとおり,検討委員会,審議会としては,最大限既存施設の有効活用を図るんだという前提の基準がございますので,それに基づきまして,こういう区役所の位置の素案ができたというふうに考えております。委員がおっしゃるとおり坂井輪地区事務所というようなことでの区役所位置と素案が出てまいりましたけれども,現在ある坂井輪地区事務所あるいはもう一カ所の坂井輪地区センターの機能をどのように区の中でやったらいいのか,あるいは全市的に見て機能をどういうふうに配置すべきかという観点から,審議会がこれからまた住民の皆様にお聞きするわけでございますので,そうした審議会の考えというものを最大限尊重する中で,具体的に検討していきたいと考えています。
◆明戸和枝 委員  最大限審議会の素案の考え方を尊重しながらも,例えば住民説明会なりで,いろんな意見が出ると思いますよね。区役所が既存の施設を利用しようということになれば,本当に大丈夫なのかなというふうなことも出てくると思いますし,例えば坂井輪で言いますと,黒埼も入るような格好になりますが,当然別につくるのではないかということも大分住民の中からも声が出ています。私も既存施設というのは大いに利用すべきだとは思うんですが,果たして機能的に本当にそれで大丈夫なのかなという点からいきますと,非常に疑問が出てくる面もありますので,今の審議会の考え方を尊重するという形で,余り市の方からはどうのこうのと言うことではなくて,これを今出して,住民から意見をもらうという理解でよろしいんでしょうか。
◎近藤博 政令指定都市推進課長  例えば坂井輪地区事務所というお話がございましたが,そういう坂井輪地区事務所を区役所とした場合に,その区役所の機能としてどういうものがそこに入って,どういう部分については入らないから,どうのこうのしようということは私どもの方としても具体的にあるわけではございませんので,御説明はしていません。ただ,今後区内での例えば既存施設での役割分担,それから全市的な機能の適正配置という中で工夫をしていきたいというふうに考えています。
◆斎藤栄路 委員  区割りの基本的な目標が分権型政令指定都市を目指すということだと思うんですけれども,今のこの区割りでいきますと,委員会の中の話の中で昼間人口をどうするんだというのがありましたけれども,この地図を見ますと,例えば商業地区とか,要するに人が集まるところを中心に集めているんですね。ここに県庁があって,市役所があって,ビッグスワンがあって,その中でやっていく。この3区の昼間人口というのは膨大な数なんですね。ですから,市長が前から市役所,県庁,それから古町,駅前を一体にして,中央区をつくりたいとおっしゃっていたんですけれども,それがそのまま生かされているだけで,本当に巨大な3区ができ上がってしまう。これだけ巨大な一つの区があれば,考え方として真ん中に中央の大きな権限を持った大きな区ができて,その周りに衛星都市というか,附属の区ができるという分権型政令指定都市とは全然違う方向に歩んでいくんではないかという気がするんですよね。
 区役所の機能を考えると,事務作業が多いですよね。市の発展とか,全庁的なことを考えるのは市役所でやるわけですから,市役所,県庁,商業地区を全部一つにした大きな区にすると意味がない。こういうことは市役所の中で考えればいいわけで,区役所の仕事ではないわけですね。それを無理やり一緒にしているという感じが非常にするわけです。もともと信濃川というのは非常に大きな川でして,信濃川から西と東に全部分かれているんです。沼垂町と新潟町に分かれていたのもあったんですけれども,消防団の組織も東と西に分かれているし,保健所の組織も東と西に分かれているし,土木事務所も東と西で分かれている。そういうふうに分かれている膨大な資料もあるんですけど,それを今度はこの区に沿って土木事務所とか,いろいろ全部合わせなければいけないわけでしょう。区役所はそういう事務作業をやるわけですから,3区の区役所というのは,非常に膨大な作業を必要としますよね。こういう歴史的経緯を無視して,全く新しい区をつくっていくということは,市のトップの方の意思が働いているんではないですか。
◎近藤博 政令指定都市推進課長  中央地区に関連した部分だと思いますが,既に御報告させていただいておりますとおり,新潟島を含めた部分につきましては,さまざまな御意見があったところでございます。例えば単独とする案,あるいは坂井輪方面と一緒にする案,あるいは今後の発展方向としての南北でのつながりという意見がございまして,その中で検討委員会あるいは審議会の方でいろいろ審議をいただいた結果,素案としては3区のまとまりがよろしいのではないかということで,特に私どもの意向としてどうのこうのということは申し上げておりません。
◆斎藤栄路 委員  3区の昼間人口というのは新潟市全体でかなりの人数になると思うんですよ。夜間人口の10万人とかで分けているんでしょうけれども,昼間人口を見たら非常にマンモス区になるような感じがしますけれども,そう思いませんか。
◎近藤博 政令指定都市推進課長  昼間人口,夜間人口という形で数字をとらえておりませんけれども,新潟島の夜間人口が6万6,000人ほどでございますが,パーソントリップ調査での昼間人口ということで,10万人ほどであるということを検討委員会に御報告させていただきました。3区というとらえ方で数字はとらえておりませんが,委員がおっしゃるとおり昼間人口は夜間人口より相当多いものだと考えております。
◆斎藤栄路 委員  区役所は事務的な作業をするわけですが,昼間の人たちもそこにいるということは,区役所の機能も使うわけですね。今の市役所を区役所にすると言っているんですけれども,区役所の機能と市役所の機能が一緒になると,そこに大きな区役所ができて,そこでは事務処理量が膨大になって大変なことになると思いませんか。
◎近藤博 政令指定都市推進課長  既存の政令市におきましても,市役所庁舎の中に区役所が入っているというのが幾つかございます。私どもとしては,区役所業務,それから本庁業務というのは,当然に役割分担するわけでございますので,そういう中ではきちっと整理がつくのかなと考えております。
◆斎藤栄路 委員  視点を変えるんですけれども,市役所が新潟市全体のことを考えて,商業地を一体化したいというのはあるんでしょうけれども,その機能と区役所の仕事というのは別ですよね。新潟市の商業発展を考えるというのは市役所の仕事であって,区役所の業務の中にはまちづくりという観念はあるけれども,商業地を発展させるとか,大きなまちの発展というのは仕事量としてはそんなにないですよね。
◎近藤博 政令指定都市推進課長  現在考えておりますのは,全市的な計画あるいはそうした施策という部分につきましては,本庁が担うというふうに考えておりますし,区ごとのまちづくりあるいは区ごとの産業の振興策ということは区で考える部分というのも必要だというふうに考えております。
◆斎藤栄路 委員  市の大きな仕事,全体のことを考えることが市役所の大きな仕事だと思うんですけれども,市役所と県庁とそれから新潟駅をわざわざ一つの区の中で持つ必要性というのはないですよね。
◎近藤博 政令指定都市推進課長  審議会としては,その方がよろしいのではないかということで3区ということで素案として出てきているものと考えております。
◆斎藤栄路 委員  どういう理由からそういうことになるわけですか。
◎近藤博 政令指定都市推進課長  審議会としては,古町,万代,駅,あるいは連続立体交差事業等々含めて,新潟島から南北への発展方向というものが今後将来的なまちづくりとして必要ではないかということで私は認識しております。
◆斎藤栄路 委員  それは市役所の業務であって,区役所の業務ではないような気がするんですが。
◎近藤博 政令指定都市推進課長  区役所の業務と本庁の業務というお話でございましょうか。それともこの区割りということでの考え方のお話でしょうか。
◆斎藤栄路 委員  連続立体交差事業の770億円の大規模工事をやって,いろいろ考えて区を一つにしたいということらしいんですけれども,それは市の本庁が考えることであって,区役所は別にそういうことに余りかかわらなくてもいいはずなんです。区役所がそんなことを考えていたら,本庁の仕事がなくなるわけですから,企画立案というのは本庁がやるべき仕事なんですよね。ですから,わざわざ市役所と県庁と新潟駅というもの,新潟で一番集客力があるものをわざわざ一つの区にする意味がないということを私は言っているんです。
◎近藤博 政令指定都市推進課長  審議会としてはその方が将来的によろしいんではないかという結果だと私は考えております。
◆斎藤栄路 委員  わかりました。それはやめますけれども,ここのところで歴史的経緯を考えるとありますが,沼垂町と新潟町というのは非常にライバル関係にありまして,昔から長岡藩と新発田藩のような関係で,物すごく長い歴史を持って戦争しているわけですね。そういうことをやっているところがわざわざ一緒になるということ自体が非常に無理があるんですけど,この中で見ると歴史的経緯は十分クリアをして,丸ということになっているんですけど。
◎近藤博 政令指定都市推進課長  検討委員会,審議会の中で,そうした議論もございました。例えば先ほど委員がおっしゃったとおり,何とか組合ですとか,組織的にいろいろと東西に分かれているという考えも出されたところでございますが,また逆に言うと,将来的には新潟島と大正3年に合併した沼垂地区と将来的なまちづくりを考えたときにそちらのまとまりがよろしいんではないかということで現在の素案ができていると認識しております。
◆斎藤栄路 委員  しつこいからやめますけれども,例えば東新潟中学校が完全に二つに分かれるんですね。分割基準として小・中学校の校区を分けないということですけれども,ここでは分けているんです。それから,原則として地区事務所を分けないと言うけれども,3区は分けてある。それから,警察署を原則として分けない方がいいという基準もあったと思うんですけれども,それも分かれている。何か3区だけ歴史的経緯を無視して分断して,わざわざ真ん中に中央区という巨大な組織をつくろうという意図があると私は非常に感じているわけですね。これが進んでいくと,分権型政令指定都市ではなくなって,中央集権型政令指定都市になるのではないかと危惧しているわけですけど,そのことについて何か意見がありましたら。
◎近藤博 政令指定都市推進課長  審議会の素案につきましては,それぞれ区ごとによって人口のばらつきがございます。この素案によりますと,人口規模が一番大きいのは3区になるわけでございますが,そうした中で私どもが目指しております分権型政令指定都市については,3区に権限が集中し過ぎてどうのこうのということは,私どもは考えておらないところでございますが。
◆轡田朗 委員  今斎藤委員が言われたんですけれども,これは旧新潟市の区割りの中における問題発生を予想しての話なんですね。今たまたまここにおられる人というのは,村部から出ている人がだれもいないんですよね。それで,新潟市が今やろうとしているのは,14市町村が一緒になるという非常に巨大な事業ということと,すぐ2年後に政令市になって区制をしくという,ある意味からいくと,今の合併特例法を活用した駆け込みなんですよ,流れとすれば。その中で,例えば6区と8区は幾つも村が一緒になって,だれが全部の村を掌握できているのかというふうに聞かれたら,だれもわからない。巻町の職員が隣の町を知っているかと言うと,知らない。問題が起きてくる発生の根拠というのは今斎藤委員が言われることとは別な角度から問題が出てくるのではないかと思います。だれが区を掌握するかというところから見ると,この区割りというのは,さまざまな角度で整理をせざるを得ないんだろうけれども,一緒になっていくところの中に予測される問題というのは,もう少し具体的に詰めて,どういう機能でどういうふうにするかということをやらないと,恐らくばらばらになるような感じを私はしているんですよ。
 この前合併する村を全部回ってきたんですけど,その中で隣の町をどういうふうにするなんていうことはわからないですね。例えば予算をだれがどういうふうな形で見積もっていくのか。あるいはそれは何を根拠とするのか。あるいは将来どういうふうにするのかというときに,出張所は出張所としてずっと生かすのか。あるいはどういう時点になったら出張所みたいなものがなくなって,区で一本化していくのか。出張所の問題と,それから都市間を結ぶ道路とかということが特記事項として出ているけれども,一つのこういうまちづくりをするための担保みたいなものがもう少しはっきりしていかないと,やったはいいけども,8区あるいは6区というのは,だれがその区を掌握するのか。その辺をお伺いしたいんですが。
◎近藤博 政令指定都市推進課長  掌握するという趣旨が余りよくわからないんですが,合併をいたしまして78万人,そして10月には81万人の新潟市ができるわけでございますので,そういたしますと,新潟市議会,そして新潟市長というものが市域について責任を持つべきというふうに私は考えております。
◆轡田朗 委員  それはそのとおりでいいんですけれども,今斎藤委員が言われたように,まちを分けたときにさまざまな問題が出てくる。政令市になって区になりました。区長がいます。権限を与えますというふうに言ったとしても,その権限をスムーズに使えるんですかという感じなんですよ。例えば区役所が巻にできた。西川とかの職員が全部そこに集まって,新たな8区体制というのをつくるのか。白根の区役所には中之口から何から全部職員が行って,全部フォローできるような体制をつくって,あるいはそこの中に予算みたいなものを自主的に自分たちがつくって,それを執行するような権限が与えられていくイメージなのか。今はそういうことがほとんど見えないわけですよ。区に分権型で独自性を与えるとしても,担い手がいないのではないかなと。今の支所がいきなり区にぽんと変わったときに,どういう区切りをしてどういう権限を持つのかということがわからない。そこのところを教えていただきたい。
◎近藤博 政令指定都市推進課長  先ほど申し上げましたように,市域全体の計画ですとか,まちづくりにつきましては,市役所本庁ということで考えていますが,区ごとの地域のまちづくり,そうしたものにつきましては,区役所とそれから住民の皆様と協働でやっていくんだと。そういうまちづくりに必要な予算,それから契約権限等につきましては,区長あるいは区役所の方に移譲していきたいんだというものは基本的に合併協議の中で御説明させていただいたところでございます。ただ,どの程度の予算,あるいは予算をどのような形で要求していくのかという具体的な部分については,庁内の中で現在検討しているところでございます。
◆轡田朗 委員  今現実には支所を軸にして新潟市全体としてやっているわけだけれども,区になる助走期間,準備期間みたいなことで,伝え聞くところによると,区割りができたらある程度区に権限を持たせるような移行形態みたいなことをとっていきたいみたいな話も聞くんだけれども,そういうのり代というか,ラップしてこうだというふうな期間とか,こういうことについてどういうふうに考えるのかとか,あるいはそうした場合に例えば職員の異動だとか,さまざまな問題を含めてどういうふうに考えていくのかとか,中身が見えない。8月に区割り案ができて,大体固まっていくけども,中身についてどうやって担うのかと言ったとき,恐らく職員に話を聞いたとしても,そうそう自信を持って大丈夫ですよ,うちの区はというふうにはならないような感じがするんです。その移行期間とか,あるいはその過程をどういうふうにするのかということをもう少し詰めないとならない。区割りは区割りとして単独でこういうふうに決まった。しかし,今斎藤委員の言うように,旧新潟市は旧新潟市の中にいろんな問題が出てくるし,あるいは村で合併したところは,その合併したところから別な角度で問題が出てくるような感じがするんです。これをどういうふうに調整していくのかということがはっきりしない。その辺のところをお願いしたいんですが。
◎近藤博 政令指定都市推進課長  委員がおっしゃるとおり,例えばのり代といいますか,助走期間については審議会として8月中旬ごろの答申ということで考えていらっしゃいますので,審議会からの答申を受けて,区の姿が見えてくれば,19年4月1日に向けて円滑に区制がしけるように準備を進めていくわけでございます。その過程の中で区役所の機能,それから区長の権限ですとか,いろんな部分を具体的に詰めていかなければならないと考えております。そうした作業というのは,今後具体的に私どもが考えていく中で,議会の皆様を初め御意見をお聞きしながら,19年4月1日に円滑に移行できるようにしていきたいと考えております。
◆轡田朗 委員  19年の出発のときにスムーズにいくということが一番必要だと思うんですけれども,ただ具体的に今私が提起しているようにさまざまな角度から現実は問題が出てくるし,担い手の関係についても非常に不安があると。全部を統括して見渡せるような人は存在しない,今のままでいくと。そういうところの心配についてはぜひ御理解を願って,いろんなところで生かしていただきたいなということを最後に要望しておきます。
◆大野久 委員  平成17年6月15日の第3回行政区画審議会検討委員会の会議録を中心にお聞かせ願いたいんですけれども,検討委員会というのは何名いるんですか。
◎近藤博 政令指定都市推進課長  10名でございます。
◆大野久 委員  10名の中で,私が見ると,委員長が77回発言をしている。それに対して,佐藤委員が16回,熊谷委員が29回,与田委員が62回,田村委員が28回,齋木委員が3回,加藤委員が4回というふうに発言のばらつきが随分とあるものだなと,それだけ熱心なんだなというふうに私は善意に理解しているんですが,この数を数えると8人しかいない。あとの2人はどういう方なのか知らないが,御発言がなかったのかというふうに思うんですが,それはどういうことですか。
◎近藤博 政令指定都市推進課長  第3回の検討委員会では当日坂上委員,松崎委員が御欠席だったと思いますが。
◆大野久 委員  それで,一番の関心事は,区制を論ずるときに,一番基本的な資料になるのが界の見方だと思うんですよね。その界の見方というものを一番最初に我々は重視をしなければならない。それについて皆さんが資料として出したときの界の見方については,どういうふうなお話がございましたか。
◎近藤博 政令指定都市推進課長  カイとはどういう字でしょうか。
◆大野久 委員  もう少し説明すると,自然界の中で例えば河川界というのがあるとか,あるいは山と平地の間の界があるとか,あるいはいろいろなものがありますね。その界のほかに私の言いたいのは,郡の違い。郡界といいますか,北蒲原郡,あるいは中蒲原郡,西蒲原郡という郡界があると。あるいは町村界というものもあるだろう。また,大字界というものもあるだろう。あるいは耕作界というここの村の耕作はここまでだというふうないろいろの界があるわけだ。さらに,その中で,我々が生活するのに一番大きい問題は,選挙区という界がある。この選挙区一つをとっても,地方自治体のあり方というものの前に,県会はともかく衆議院という選挙界があるわけですが,これも一つの大きな問題。
 それから文化界というのがあるだろう。文化の違い。文化の違いというのは,一番説明してわかりやすいのは,盆踊りのときのはやしの仕方というものが一つの界をなしているのではないか。我々西蒲原の流れをくんでいる人は,全部はやし言葉がよしたや,よしたやというふうに,はやし言葉を使う。ところが,大江山や亀田,横越の方へ行くと,きゃせ,きゃせというふうに言うと。あるいは新津の方に行ったりすればちょろり,ちょろりになるか知らないが,いろいろある。新潟はどうかと言うと,新潟はがっしゃがしゃ,がっしゃがしゃ,あらゆる文句が全部集まってきてがっしゃがしゃだ。新潟焼けても鍋茶屋残る。残るはずだよ,鍋じゃものと。はあ,がっしゃがしゃ,がっしゃがしゃ。そんなような文化というものを我々は時代の流れの中でそういう界をつくってきた。あるいは農業というものについて言えば,土地改良という界があって,亀田郷土地改良,西蒲原郷土地改良,そういう土地改良がそれぞれのところに界をつくっている。あるいは農協は合併をして八つになった。その八つがそれぞれの界をなしている。そういう界というものの見方というものを中心にして区割りというものはどうあるべきかというような考え方というものがなかったかと聞いているんです。
◎近藤博 政令指定都市推進課長  委員から大変勉強させていただきまして,ありがとうございます。界の見方は確かに委員がおっしゃるとおり,文化的な見方,そういうものは私どもは提示しておりませんし,検討委員会の中でも御発言ございませんでした。ただ,旧の市町村,そうしたものの郡という発言は,検討委員会,あるいは審議会の中ではあったものと考えております。
◆大野久 委員  この説明を聞いておると,警察界とか,あるいは学校区の界とか,あるいは登記所の界とかというものは重視しているんだけれども,そういう目に見えない部分というものについての配慮が足りなかったのでないかなと私は考えていますが,その次に進みます。
 それで,今まで区制についての説明会というものは何度もやったけれども,法律行為ではない。したがって,それをよりどころにしてたたき台であるとか,市民の意見を聞くとか,あるいはさんざん宣伝めいたうたい文句でいつになるとか,基準を示すとか,あるいは13市町村長で話し合って決めるとか,他都市の例がどうだとかというふうにほとんど議会は翻弄されてきたというふうに思っている。しかし,今度は2月定例会で条例案を上げて,実施施行の3月18日から行政区画審議会を設置して,今後幅広い意見を聞きながら決定する予定と伺っております。
 しかし,決定前後の行政に対する手当てというものをどういうふうにしていくのか。8区制の中で,区制というものが同一性というものがあるのか。その区役所というものが大区になるのか,小区になるのか。人口が15万もあるところと5万のところで,区別をつけるのかつけないのか。区役所の形で大区制になるのか,小区制になるのか。あるいは現在の組織の矛盾というものについては行政区ができる前にある程度区制行政の組織図というものをつくり上げる必要があるのではないだろうか。これは何度も私が話をしておりますが,我々の地域の西内野というところは,既に人口が1万人にもなっておりますが,出張所もなければ何もありません。そういうところに対して味方が4,805人,あるいは潟東が6,454人,月潟においては3,831人だ。あるいは中之口が6,483人,小須戸が1万人,あるいは横越が1万人,あるいは岩室が1万幾らというような,それにほぼ匹敵する地域があっても,それに対して何にも行政の手当てというものはないんですが,区制をしく前に,現在の組織矛盾というものを一刻も早く解消するような手当てをすべきでないだろうか。
 また,13市町村が一緒になって,今この区制を論じている中で,一体性というものを一番最初につくり上げるということが何よりも大きな行政の必要性だと思うんです。新潟市民になったという一体性というものは,どこから生まれてくるのか。そこのところが新しい市民の皆さんに示すべき大事なことではないだろうか。一体性になるには,同一目的というものを共有するということが前提になるんですね。おれも新潟市民だ。そんなような一体性というものを持つためには,何といっても行政原則というものを確実に担保するんですよということを新しい市民に向けて言うべきだろうと思う。どこの市民であっても,どこの地域であっても,平等にして公平な行政というものを新潟市はやりますよという行政原則を新しい市民の皆さんに伝えるべきだろうと思うんです。その次に,なくなった町村の尊厳あるいはアイデンティティーというものを我々は尊重する政治をやるんですよ。あなた方の地域の存在意義と意味と,そして価値というものを我々は忘れません。そこには歴史があり,文化がある。あるいはそこの生活の流れがある。そういうアイデンティティーを我々は大事にして,その地域の歴史と文化というものを大切にするということを発信してやるべきでないだろうか。
 第3に,我々はそこの地域のあるところの特異点というものを十二分に合併した後も大事にして育てていきますよと。新津には新津としての車両基地やあるいは里山やいろいろなものがある。豊栄には豊栄のように,潟があって,すばらしい景観を生み出している地域もある。それぞれの土地の中で,ここは田園一本やりだと,ここは果樹一本やりだと,ここは何だというような得意点,そんなものも合併して一緒になった場合においては大事にしてあげますよというような一体感の醸成ということを私どもは与えるべきでないだろうか。そして,その行政というものをどう生かしていくかというのはこれからの我々の役目でないだろうか。
 最近になって私は驚いた。もし新潟に災害があったら,避難民に対して御飯の握り飯の配給をする。そのためにサトウ食品と契約をした。サトウ食品が足りなければ北海道から米を持ってくる。これはまさに口で田園都市と言いながら,田園都市の持っている力というものを当局は理解していないのではないだろうか。もし仮に我々が市長だったら,八つもある農協に対して,農協組合員の皆さんどうかあなたの農協で一升炊きをしてくれと言う。米1升ずつ出すと,握り飯が25から30はできるんです。それを農協に集めて,地域の消防団が被災地に向かって運び込めば,一晩で何十万個という握り飯を田園政令都市の中から生み出すことができる。なぜに一企業と契約をしなければならないのか。まさに地域を知らない。まさに口では田園と言いながら,田園の力を知らない。こんなような政治では,一体感というのは醸成できない。
 したがって,私はいろいろお話ししたいけれども,一番最初にやらなければならない一体性というものをどう確立するかということを皆さんから考えてもらった上で,区制の問題をやっていったら,よりよい区制ができるのではないだろうかと思いますが,あなたはどういうふうにお考えか,聞かせていただきたい。
◎近藤博 政令指定都市推進課長  委員がおっしゃったとおり,13市町村の合併あるいは14市町村の合併ということになるわけでございますので,基本的に行政側として新市のどこにお住まいであろうと行政サービスは平等に提供する,受けられる必要があるというふうに考えております。また,それぞれの合併された市町村,また旧新潟市におきましても,合併を経てきたわけでございますので,そうした地域の文化,アイデンティティーは地域の個性として,特色として大切にしていかなければならないというふうに考えております。
◆大野久 委員  災害の話が出たので,つけ足しをしておきますが,これだけ新潟市が大きくなったんですから,西蒲原がつぶれたら北蒲原もある。中蒲原もある。北蒲原がもし不幸な目に遭えば,西蒲原,中蒲原の市民がみんなが温かい手をもって新潟市を救済する。まさに互助の精神というものが一体感の原動力かもしれません。そんなようなこともひとつ考えてもらいたい。
 最後に,第4の質問でありますが,事務局の発言の中で当委員会に関する報告がなされております。一連の審議会と検討委員会の審議状況について6月9日に報告をいただきました。当特別委員会の質疑が,また意見を交えた質問等が検討委員会に概要報告されていますが,当委員会が行政区画審議会や検討委員会を意識して,委員会の集約意見や申し入れ事項として結論を出したのではございません。報告に対する個々の質問あるいは意見,一部市民から聞いた情報の披露,疑問に対する質問,確認のための質問等々自由な質疑発言が取り上げられていることを私は感謝をしておりますが,その反面,無作為なその発言が誤解を与えないかと心配をしているものでございます。
 したがって,いろいろ申し上げたいんですが,下手なことを言うと委員会の見識を疑われかねないなというような気もすることを反省しながら,向後本特別委員会がある程度意見を具申するというようなことがあれば,今までのとおり特別委員会の意見として審議会にきちっとお話をするという機会と手順の保証を当局は我々に与えてくれるのかどうかと,このことが最後に聞きたい。今までこの委員会は何なんだ,何言ったってどうにもならないじゃないかと言っていたのが,今回のこの中であなた方は特別委員会がこんなことを言っていましたと,こうやって最後にこれだけの話をしてくれているわけですが,向後事務局はこのような形できちんと相手方に対して我々の意見を言ってくれるのか。それを定番にするのか。そういう保証を与えるのか。こういうことについてあなたからきちっとしたコメントを承らせていただきたい。
◎近藤博 政令指定都市推進課長  当特別委員会に審議会の状況を報告させていただく中で,特別委員会での議論というものが審議会に伝わるのかとお話が以前ございました。私どもとしては,例えば委員がおっしゃるとおり,議会の会議録という形では正式に出てまいるんでしょうが,その前に私どもの方で概要を取りまとめた状況につきましては,機会があれば審議会の方には御報告していきたいというふうに考えております。
◆大野久 委員  これは大事なことだから,それならば正式に特別委員会の議事運営というものの改善,あるいは審議目的を明示した会議というものを我々は運営しなければならない。そうでないと,我々が漫然と無作為で言っている言葉が全部検討委員会に報告をされているということであれば,これは私どもの本意とするところでない。むしろ検討委員会に対して委員会は何を言いたいですか,何をあなた方は考えていますかというような議題をきちっと整理して,我々はこうやって考えていますよと。あなた方はこの点についてどうなんですか。こういうキャッチボールをきちっとした方が特別委員会の存在意義というものが出てくるわけですよ。今までそれがなかったから,我々はあなたに対して失礼な言い方ばっかりしていたけども,今度はあなたがこうやって第3回の審議会でも報告させていただきましたが,新潟市議会の方では政令指定都市調査特別委員会を設けまして,政令指定都市に向けた検討をされているところでございます。その特別委員会に私どもの方でこの審議会と検討委員会の審議状況につきまして6月9日に報告をさせていただきました。その報告に基づきまして,特別委員会で御質問,御意見を受けてまいりましたので,概要について御報告をさせていただきますと,こういうふうにきちっとあなたは言ってくれている。ありがたいなと。とすれば,向後我々も心してこの問題というものをきちっと整理をして議事運営をしたい。
 しかし,それには向後ともに特別委員会を開いて,あなたと話し合いをしたことを正確に向こうに伝えるというルールというものができ上がるならば,我々も心して発言をすると。こんなことをテーマにしてやろうじゃないか。こんなことを行政区画審議会の中に我々の意見を注入しようじゃないかというような目的を持った特別委員会をつくり上げなければならない。こう思ってあなたの御決意と御判断を私は伺いたいと思っている。もう一遍言っていただきたい。
◎近藤博 政令指定都市推進課長  先ほど申し上げましたが,特別委員会の方でそのような御意見,御要望がございましたので,私どもとしては,特別委員会としてこの諮問されております事項につきまして,いろいろと御意見があれば,それはまたお伝えしてまいりたいというふうに考えております。
◆阿部紀夫 委員  先ほど轡田委員から分権型政令市にかかわる基本的な課題をどういうふうにクリアしていくのかという点で,非常に重要な提起がありましたが,それについては今後の議題の中で当委員会の運営にかかわる事項なので,委員長からぜひその方向に沿って整理をしてもらいたいというふうに思います。
 そしてまた,今大野委員から非常に貴重な御意見をいただいたんですけれども,これも当委員会にかかわる具体的な事項を述べていると思うので,ぜひ委員長からその運営の方向について,各委員の意見交換をお願いしたいと思います。
それで今回は審議会の区割りと区役所の位置の問題を確認しておきたいと思います。私は1区であります。それから任意協議会,法定協議会,いろんな場でかかわってきた一人でありますが,区割りは当初から5区から7区ということで来ました。しかし,今回の論議の経過を見ても,他地区の状況というのはなかなかわかりにくいので,それはそれとして,今後住民の意見の中で諮っていただきたいというふうに思います。ただし,我々がかかわる豊栄地域は1区でありますが,この区は各区の考え方で示されているように,基本的には全く同感でありますし,大方今住民の中では1区の考え方についてはとりわけ阿賀野川という非常に大きな川で分断をされているということもあって,旧北蒲原7カ町村の一体性もありますので,とりわけ問題はないのかなというふうに受けとめております。
 次に,問題は区役所の位置であります。区画編成基準との整理表がありますけれども,この中で区の中心地まで非常に遠いというところで,項目が九つぐらいあるんですけれども,唯一ここが1区では三角がついております。要するに旧新潟市の北地区から見れば,非常に問題がある支所の決定ではないかなというふうに思っています。そこで,まずこの資料なんですけれども,豊栄支所が昭和37年建築とありますが,これは本館でありまして,新館は平成5年にたしか増築をしているんですよね。したがって,これで住民説明会を行いますと多少の混乱がありますので,ここは整理をしてもらいたいというふうに思います。
 それで,現在でも豊栄の支所は極めて古くて,しかも狭いという点で旧新潟市の北地区の住民の皆さんからいろんな御意見が聞こえてくるわけです。既存施設を最大限生かしていくということでありますので,それはそれとして,当面の間はやむを得ないということは理解をしますが,ただ将来的に東港の振興策も含めて,聖籠の合併も若干入れておくべきかなというふうに考えますし,さらには阿賀野市も将来的には新潟市への合併を志向しているという住民の意見も聞こえてきます。そういう点で,この豊栄支所の決定というのは,当分の間なのか,固定をして考えていくのか。その辺の審議の経過についてはいかがでしょうか。
◎近藤博 政令指定都市推進課長  それぞれの建物によりましては,古い年次の建物がございます。検討委員会の中でも,その議論がございましたけれども,例えば今新しい建物でも古くなれば建てかえるということですので,特にその点については当分の間とか,そういう表現は検討委員会でなかったものでございます。
◆阿部紀夫 委員  わかりました。それで,既に北地区の議員も含めて手ぐすね引いて待っていまして,とにかく豊栄だけでずっと固定はできませんよという声がはっきり聞こえてくるわけなんですよ。そういう点で,今度の住民説明会でも当面の交通手段の確保も含めてかなりの論議になることは間違いないと思いますが,当面は当面として,将来の聖籠町,それらも含めて基本的な論議をして決まっていくべきものではないかなという意見だけを述べて終わります。
◆古川久 委員  区画編成基準の考え方ですけれども,人口という問題がまず第一の基準ですよね。それで照合した参考事項を見ますと,区の平均が10万だから,これが適正だという判断をしておりますけれども,これは当初5区,また7区と,いろいろ流れがあって,いつの間にやら今度は8区になってしまったと。この8区の編成に変わって,これが妥当,適当であると判断をしたという報告がなされているわけであります。人口を見ますと,6区,8区は5万です。それから5区は7万,これを言いますと,そちらの方の御意見としては,必ず大阪だの,京都だの,6.8倍があるからいいんだというような解釈をしてこれを妥当とするというような考えが見えるわけでありますけれども,どうして8区という考え方になったんですか。7区で来たのが8区,そして人口的に見れば,10万というくくりの中で,7区になれば十三,四万ぐらいになるんでしょうか。人口的な考え方についてはいかがお考えでございますか。
◎近藤博 政令指定都市推進課長  7区につきましては,第1回,第2回と住民の皆様の区割りについての御意見をお聞きする際に,当時の合併関係13市町村の事務方で構成いたします専門部会等で,たたき台の考え方としてお示ししたものでございまして,今回の行政区画審議会につきましては,市長として諮問するに当たりまして,7区あるいは8区,6区というような形で区の数を幾つにしてほしいと,あるいは基準をどういうものにしてほしいということで諮問したわけではございません。そうした中で,行政区画審議会として行政区画編成の基準,それから区役所設置の基準というものを決定いただいて,具体的に検討委員会で検討するに当たって,いろんな角度から検討していくと8区が適当であるという結論に達したところでございます。
◆古川久 委員  人口規模が小さいと行政区の数が多くなり,行政の効率性が損なわれる。一方分権型政令指定都市の実現を目指し,行政サービスの提供や住民の協働のまちづくりを考えると,小回りのきく人口規模が求められると基準の概要の中に書いてあるわけです。人口規模が小さいと行政区の数が多くなる。これは当たり前のことです。私はこれを見まして,おやおや,おもしろいことを表現されるものだなと思ったのは,14市町村が合併して,8区になるわけですね。一つ一つの今まで合併された市町村を行政区として見るならば,これは8になると。そうすると六つ減ったということですよね,考え方として。14市町村が一緒になるだから,単純計算で七つぐらいが妥当ではないかなと私は思うんですね。
 だから,ここでは小回りのきく人口規模がいいんだと。だから,8区がいいんだと。それから,10万から20万の間の程度がいいんだという表現の仕方。これは10万の差をつけているわけですけれども,面積で見る部分もありますけれども,私たちから見れば,人口的な規模から見ることがまず第一に考えるのは当然だと思うんですね。かつて市長が発言をされておりますけれども,合併をして政令指定都市になるときに,職員の削減という問題の話をされました。7区,6区,5区案が出ていたときの発言だったんですよ。8区になると,500人という規模で削減をして,効率性ある区制に持っていくんだというふうな考え方を述べたことを記憶しているんですけれども,その辺はどうなんですか。6区,7区あるいは5区案のときに出てきた発言が8区になると,そういうふうになっていくんですか。どうなんですか,職員の問題を一つとっても。また,私がさっき言った人口的な物の見方についてはどうですか,ここに書いてある部分について。
◎近藤博 政令指定都市推進課長  行政区画編成基準の方で人口規模等の基準を設けているわけでありますが,人口の基準といたしましては既存の政令指定都市の状況の中で新潟市が目指します分権型政令指定都市を勘案すると,1区当たりについての人口については,ばらつきが当然あろうけれども,全区の平均としては10万人程度が適当ではないかということ,それからもう一つは,人口規模を優先してまず第一義的に考えるのか。そうした場合に面積規模が非常に大きくなる部分がある。そうしたものなど,さまざまな角度から検討する必要があるということで,審議会としてそうしたものをトータルして考えてこの8区がよろしいのではないかという結論に達したものと考えております。また,職員数につきましては,一つの見方として単純に区の数が少なければ,1区当たりの人口規模が大きくなるわけでございますので,それに見合う職員数ということも考えられますが,区の数が多くなれば,1区当たりの人口につきましては少なくなる。そうしたものを含めながら業務の情報化等々から現在考えております職員の削減というものは達成できるものと考えております。
◆古川久 委員  それは大丈夫ですか。サービスを落としてはならないという考え方は当然ですし,面積が広くても人口がきちっとなっていればそれでいいのではないかという考え方,そういう部分で私はこの8区案については何かくっつけたのではないかなという感じがしてならない。これでいいんだということではないと私は思うんです。格差が余りにもあり過ぎる。こういうことを言うと必ず京都がどうだ,大阪がどうだ,だからいいんだというような発想になってくる。そうではないですよ,新潟の場合は。新しい田園型政令指定都市という表題がきちっとあるわけです。いま一度お聞きしますけれども,当初審議会の中で,検討委員会の中で,6区,7区,8区案というふうな考え方も出たと思いますけれども,それから住民からも5区案とか,6区案とか出ていたと思うんですけれども,本当に検討されたんですか。どうなんですか,その辺は。
◎近藤博 政令指定都市推進課長  この基準自体は審議会の方で合意をいただいた内容でございますが,検討委員会の方でこの基準をもとにさまざまな角度から議論があったわけでございます。ただその議論の初めとして,例えば1回,2回とお聞きしました7区ということにつきまして,とにかく区の数をこれで固定するという考えではないという確認のもとで,7区というものをたたき台として検討が始められたわけでございます。その中では区の数が少ない方がいいのではないかといった意見もあったところでございます。ただ,7区というものでいろいろ見ていく中で,さまざまな住民意見あるいは将来のまちづくりの方向性等々を考えていきますと,8区が適当ということで,検討委員会として報告し,審議会でもいろんな議論がございましたが,最終的にこの検討委員会の8区の案を素案として住民の皆様の意見を聞くということにつきまして,全会一致で了承されたところでございます。
◆古川久 委員  既にコンクリート化されて,今度は住民説明会に持っていくと。もし,住民がこぞってぐっと変化が出てきた場合はどうなるんですか。審議会で意見が一致したものを住民説明会に持っていってぶつける。そのときにいろんな意見が出てきた場合,考え方としては見直すとか,検討をまたし直すなんていうことはあり得るんですか,これは。
◎近藤博 政令指定都市推進課長  審議会の主催で住民説明会,それから住民意見を募集するわけでございますので,そこのところは最終的には審議会の御判断になるものと審議会の事務方としては考えておりますが,そういう意見があれば,審議会でも十分議論されるものと考えております。
◆古川久 委員  それで,住民説明会の実施に当たっては説明する方はどういう方々でやるんですか。何人か分担してやるのか。あるいはその人が1人で全部受け持つのか。この説明会の主体になっていくメンバーというのは,もちろんこの審議会メンバーでしょうけれども,どういうメンバーなんですか。
◎近藤博 政令指定都市推進課長  先ほども御説明させていただいたとおり,住民説明会,それから住民意見の募集は審議会の主催ということでやらせていただきます。ただ審議会委員は30名おりますが,それぞれお忙しい方もいらっしゃいますので,今現在その説明会の日程の中で御都合のほどを確認しているところでございます。ですから,説明会といたしましては,主催者としてのあいさつあるいは説明,質疑につきましては,審議会の方にお願いするということで,前回の第5回の審議会で確認をいたしておりますので,そのような形になろうというふうに考えております。
◆古川久 委員  何人単位で行くんですか。
◎近藤博 政令指定都市推進課長  今ほど申し上げましたとおり,審議会委員は御多忙の方ばかりですので,何人単位というのは今確認をとっておりますが,第5回の審議会の方で会長から発言がございまして,少なくとも1会場で審議会委員5名程度が出席して住民意見を直接聞こうということでお話があったところでございます。
◆阿部松雄 委員  区画編成基準の整理表について,学校区のことなんですが,例えば小学校,中学校の通学区域を分断しないような形で考慮するということですが,2区,3区,7区の一部が分断されているということについて,この住民説明会にはどのような形で説明されるのか。その辺のことについて相当の議論が出てくるかと思いますが,その点についてお伺いしたいと思います。
◎近藤博 政令指定都市推進課長  住民説明会で具体的に小・中学校の学校区の関係を審議会の方でどのように御説明されるかというのは,まだ私どもは承知をしていないところでございます。ただ,今回整理表という形で出させていただいた部分で,東新潟中学校,関屋中学校の部分につきましては,私どもが1回,2回と住民の皆様の意見をお聞きした際の第2回目のパターンの中に,この東新潟中学校あるいは関屋中学校が分断されるパターンも含めて御意見をお聞きしているところでございます。今回先ほど御説明しましたとおり,2区と3区とそれから4区との境を日本海東北自動車道で分断することによって,新たに曽野木小学校,東曽野木小学校,曽野木中学校の一部が分断されることになったわけでございますが,そうしたものも素案では分断されるという事実を説明していく中で,住民の皆様の御意見をお聞きしていきたいと考えております。
◆阿部松雄 委員  住民の皆さんからは,相当の反対の議論がなされるかと思いますが,例えば見直しというような意見が出た場合,この行政区画審議会での論議はもう一遍見直しする可能性があるのかどうかということをお聞きしたいと思います。
◎近藤博 政令指定都市推進課長  事務局といたしまして,見直すのか見直さないのかにつきましては,発言を控えさせていただきたいと思いますが,住民説明会あるいは住民意見の募集をする中で,そういう御意見があれば,十分に審議会の中で議論されるものと考えております。
◆大泉弘 委員  この区割り案につきましては,13市町村の合併協議の場で最初五つの案が示されて,そして市民にアンケートをとって,例えば小学校区を分断しない,西蒲原は一つにしてほしい,あるいは地区事務所を分断しないでほしいという要望のもとで,また二つの案が追加されて七つの案が示された経緯があります。その中で,市長も行政区画審議会に対し別に縛るものではないと言いながらも,そういう合併協議の経過を踏まえてきて,その結果全く違う案が今素案として出たわけです。これは先ほどから課長が行政区画審議会で素案をつくられたので,私どもは何とも言えませんと答えておられますけれども,今までの合併協議などの経緯を踏まえた中で,こういう案が出たことについてどう思うのか,課長の考えをお聞かせ願いたい。
◎近藤博 政令指定都市推進課長  委員がおっしゃるとおり,合併協議の中で各議会の御意見あるいはその後行われました議会での決議あるいは当特別委員会の2月定例議会での中間報告,そうしたものを審議会の方に御報告する中で,あるいは第1回,第2回と行いました住民意見の募集当時の13市町村の事務方での考え方,そうしたものをすべて審議会の方に御報告する中で,審議会としての基準あるいは検討委員会での検討というものがされたわけでございます。当初1回,2回と住民の皆様の意見をお聞きする際に7区ということでいろいろとパターンをたたき台としてお示しさせていただいたわけでございますが,そうしたものを踏まえながら,検討委員会,審議会でこの8区という素案が出てきたわけでございます。私ども事務方として,その検討委員会,審議会をお手伝いさせていただいているわけでございますが,そうした熱心な御審議,御検討の中で出てきた案でございます。私どもとしては,これをもとにまた審議会として,住民の皆様に最終的な答申に向け意見を聞いて答申を市長にするということで,十分に検討された案ではないかなと,現在のところ考えております。
◆大泉弘 委員  先ほどから出ているわけですけれども,これからの住民説明会で住民の皆さんから非常に抵抗があるという,例えば要望として小学校区の分断はだめだと,あるいは地区事務所の分断はだめだという意見が大幅に出たときの審議会としての考え方は,この素案で私らはいきますよということなのか。事務局を預かっている当局としては言えない面もあるかと思うんですけれども,今までの経過からすれば,今までの合併協議でいろんなことを協議してきたことはどうなるかという一つの経緯もありますし,五つの案から二つふやして七つの案にした時点も,住民のアンケートをもとにふやしてそういう案を示した経緯があるわけですから,例えばこれからの説明会で非常に混乱した場合の当局としての考え方はどうなのか。そこだけひとつ確認をさせてください。
◎近藤博 政令指定都市推進課長  委員がおっしゃる五つの案というのがよく理解できないんですが,私どもは合併協議の中で御報告させていただいて,1回,2回と住民の皆様の意見を聞くということを合併協議の中で御報告させていただいて,第1回目でたたき台としてお示しさせていただいたのが7区の三つのパターンでございます。そして,住民の意見をお聞きしたところでございます。今ほどのそうした住民説明会の中で,いろんな意見が出てきた場合ということでございますが,先ほどお答えしましたとおり,そうした意見が住民の方から出てくれば,審議会として当然に真剣に検討されるものと考えております。
◆横山山人 委員  まず確認です。今ほどの関連ですけれども,私が聞いている範囲では協議会の中で示された案も含めて,事務レベルで考えられるものもすべて,それから住民意見もすべてですよということで,これを土台にして検討していただきたいということで,審議会に一つの資料として出すものでありますというようなことを私は伺っていたんですけれども,その辺はどうだったんでしょうか。
◎近藤博 政令指定都市推進課長  今委員がおっしゃるとおり,私どもがそのような御説明をさせていただいて,審議会の方に参考資料としてお出ししております。
◆横山山人 委員  わかりました。それで,各区の考え方の最後に附帯意見がついておりますけれども,これは今ほど議論されております学校区の関係,地区事務所の関係が懸念されているわけですけれども,住民意見や各関係機関の意見を参考に審議会において検討をお願いしたいということ,さらに警察の管轄区域が一致すべきだということもかなり議論されたというふうに書かれております。これは相当な課題だと思うんですよね。それでスケジュールを見ますと,住民説明会はかなりのスケジュールで,土日も休まずやられるような形になっておりますけれども,これを終えて,7月下旬から8月中旬の間で住民意見を踏まえた検討,さらに答申案の作成,8月中旬に答申というのは,相当無理なスケジュールではないかなという気がしておるんですけれども,いかがでしょうか。
◎近藤博 政令指定都市推進課長  スケジュールにつきましては,第1回目の審議会で同意をいただきましたスケジュールの後半部分を記載しているものでございます。具体的に例えば住民説明会以後審議会を何回開く必要があるのか等々につきましては,審議会の方でお寄せいただいた住民意見などをもとに,また検討がなされるものと考えております。
◆横山山人 委員  では,示されたこの審議会スケジュールの確認ですけれども,この期間で事足りるというふうに理解してよろしいんですね。
◎近藤博 政令指定都市推進課長  先ほど言いましたように,第1回目の審議会において大まかなスケジュールを審議会として合意したわけでございます。現在審議会として8月中旬ころの答申に向けて鋭意努力していただいているものと考えております。
◆今井ヨシイ 委員  私はこの特別委員会に最初から所属をさせていただいているんですが,特に区割りについては当委員会として中間報告でも報告しておりますように,人口10万人にこだわらないということ,二つ目としては,原則として現在の新潟市の地区事務所のエリアは分割しないこと,三つ目としては,現在の新潟市域も分割する必要があること,この3点を旧新潟市の当特別委員会の意見として委員長から発言をしていただいたことは十分皆さんも御承知のことだと思うんですね。区割りについては議会の中でもなぜ七つで固定なのか,三つの案とも7区で固定しているのか,もっと多くした方がいいとか,もっと小さくした方がいいとか,いろんな意見があったと思います。私はもともと大野委員と一緒に内野というところに住んでおりますので,昔から言えば西蒲であります。検討委員会がまとめた案は,私は100%全部承知しているわけではありませんが,特に西蒲の部分で見れば,旧市町村の議会から西蒲を割らないでくださいという意見が出される一方で,中之口川沿いでは違うんだという意見も支所回りをした際にはいろいろ耳に入ってきました。
 ですから,そういう意味では意見をそれぞれ反映させて,結果として5万という規模の区と,それから15万,18万という区ができるというこの経過は私は了解をするものであります,意見としては。ただ,残念なことに区役所の中の役割と機能と権限を同時に議論をしないものですから,区役所の位置と区割りに限定された審議会は問題があると言わざるを得ないと思います。各委員からもそれぞれの立場でお話があったと思うんですが,他都市では区役所の権限や業務などについてかなり時間をかけて議論をされているというところから見ますと,区割りと区役所の位置づけを諮問するというやり方に問題があるというところは指摘をしておかなければならないなというふうに思います。その部分を政令市に移行するまでの間に十分特別委員会が役割を発揮するということが求められているのではないかというふうに思っております。意見だけを申し上げておきます。
◆斎藤栄路 委員  確認ですけれども,例えば分割される東地区事務所とか,保健所とか,消防署とか,現場の職員の意見というのが資料に全然出てこないんですけれども,区割りになったらどういう不便が生じるかどうかという職員の意見は聞かれたことがあるんですか。
◎近藤博 政令指定都市推進課長  素案ができ上がるまでは,現在のところお聞きしておりません。
◆斎藤栄路 委員  区割り案で分断される組織,例えば公民館だとか,消防だとか,警察,各自治会とかいろいろあると思うんですけれども,ぜひそういう現場の職員とか,関係する公的な立場の人の意見も一つの意見にされたいと思いますけれども,そういうことはお願いできますか。
◎近藤博 政令指定都市推進課長  以前に行政として区というものができた場合に,基本的にどのように考えるかという部分はお聞きしてまいりましたが,具体的にこういう区割りという部分ではお聞きしていないわけですので,今後こうした素案の中でいろいろ御意見があればお聞きしていきたいと思います。
◆阿部松雄 委員  簡単な質問なんですが,2点ほど。まず,行政区画の編成については,全委員が賛成,あるいは大多数が賛成だったのかどうかということがまず1点。
それから2点目として,職員が八つの区役所に分かれるんですが,この職員数についてはいつごろ示されるのか。これについてお伺いしたいと思います。
◎近藤博 政令指定都市推進課長  審議会で全委員一致であるかどうかということでございますが,先ほども御報告させていただきましたとおり,第5回の審議会でもいろんな御意見があったわけでございます。そうした中で,会長としてこの素案で住民説明会に臨むことにつきまして,皆様方に諮った際,異議がなかったところでございます。
また,職員数につきましては,今後組織,権限等々を具体的に検討していく中で,私どもの希望としては遅くとも年度末までにはどのような配置にするのかということを決めていきたいと考えております。
○田村清 委員長  ほかにありませんか。
                   (な  し)
○田村清 委員長  なければ,以上で政令指定都市推進課の報告を終わります。
 次に,【今後の当委員会の進め方について】御協議いただきたと思います。ここで先般宿題になっておりました私と副委員長の方でまとめた私案がありますので,お配りしたいと思います。
 (別紙資料「今後の当委員会の進め方について」配付)
◆今井ヨシイ 委員  今委員長私案をいただいたところですが,私は不十分だと思います。今国と県と市町村の関係で,事務移譲の問題がかなりありまして,全国的な政令市における状況も調査する必要があると思うんですよ。例えば埼玉県,新潟県もそうですけれども,小さな政府をつくるという考え方のもとで,権限事務を独自に市町村へ移すというものがかなりやられてきています。この2というのは,新潟県からの事務移譲についてという限定されたものですよね,実務として。
○田村清 委員長  では,そこの頭のところに国を入れますか。
◆今井ヨシイ 委員  だから,ここのところは全国の状況もきちんと調査できるように加えていただきたい。
 それから,事務移譲の関係もありますので,この間轡田委員もおっしゃっていたように,財政の見通しの問題をどういうふうに議論していくかということも必要だと思います。全国的には政令市の中で今財政危機の状況ということも一方では言われているものですから,ここのところはぜひ税財源のあり方という点で三つ目の項目を起こしていただければありがたいなというふうに思います。
○田村清 委員長  今,今井委員の発言で2の項目で「県からの」となっていますが,その頭の方に「国・」を入れていいですか。それから,大きな三つ目として「税財源のあり方について」という形で入れようと思いますけれども,よろしいですか。
◆阿部紀夫 委員  8月に示される区割りの問題も含めて,もう一回論議する必要がありますよね,住民の意見を踏まえて。そして,その後に区名の問題もありますので,ぜひそれらについても,当局の検討経過も踏まえて,ぜひ議論する場をつくってもらいたいと思います。
○田村清 委員長  では,4番目に,区割り及び区名のあり方を加えようと思いますが,よろしいですか。
              (「報告を受けてから」との声あり)
○田村清 委員長  報告を受けてからでいいですか。
◆古川久 委員  項目をわざわざつくる必要はないのではないかなという気がするんですが。
○田村清 委員長  では,あえて項目に入れないで,次の報告があった時点にということで,阿部委員いいですか。
◆阿部紀夫 委員  はい。
◆古川久 委員  ただ一つ,意見として申し上げておきたいのは,国の三位一体改革の中で,こういう地方における改革,税源の移譲とか,交付金のあり方とか,そういういろいろ変化が出てきているものだから,国の方針の中でスリム化をしていくもののあり方も踏まえて,こういう議論の場も欲しいなと思っております。これは項目をつくる必要はありません。
○田村清 委員長  それは,税財源のあり方のところに含めて論議を交わした方がいいですか。
◆轡田朗 委員  前回のときにも話したんだけど,特別委員会の中間報告の中に今後の委員会としての調査研究のあり方と課題というところでまとめてあるんですけれども,これが今の1,2,3ということでいろいろフォローされているんだけども,もう一つは合併による都市行政と農村行政の違いと同時に,地域格差というものが大きくなるとかというような心配で,分権型政令指定都市や田園型政令指定都市の意味を含めて論議し合う必要があるのではないかと。それから主体性を持って調査研究の課題を明確にした意見交換の場にするために,課題を選別していく。私が心配するのは,どういうまちづくりをしていくのかというところがずっと私らの立場からすると,ぼけてきているんですよ,簡単に言うと。非常に卑俗な言い方をすると,地方の方は結局この合併の建設計画の中で自分たちの総合計画にのっていた箱物を羅列するしかなかった。それは積極的にやったわけではないんですよ。こういう建設計画の論議のあり方については,それしかなかった。今まで自分たちの計画の中にのっているものを出すしかなかった。あるいは合併特例法の中では,そういうものを軸にして要求してくれという話しかなかった。各市の箱物だけじゃないのかという批判もあるけれども,それしか羅列ができなかったということがあるわけですよね。前期の計画をこれから粛々とやっていくんだろうけれども,いずれはさっき言ったように,財政とか,いろんなことの制約が出てくる可能性というのは十分あるわけですよ。そのときに新たな新潟市がどういう政令市を目指しているのかということについて,ほとんど明らかでないわけです。これからビジョンはいろいろ出てくる。それから,建設計画という財政とリンクしたものが一つある。それから,この前言ったように,どこの政令市にも当てはまるような調査結果がある。これらがある中で,一体どういうまちをつくっていくのかということがはっきりしないままに,財源がないからおまえのところの箱物はだめだとかということになったら,この間の合併のいろんな論議からしても,地方は絶対におさまらないですよね。冗談じゃないよという話になる。この先政令市としてどういうまちをつくるかということも,これもまた余り展望のある話ではない。どうしていくかということについてどの場所で論議するのかよくわからないんだけれども,先ほど言われたように,特別委員会が一定の権限を持つようであれば,流れぐらいはもう少し自由に論議して,どこかで受けとめてもらうようなことが必要かなという感じがするんですよ。
 例えば私のイメージでは,先行する政令市というのは,新潟市はもう追わないと。仙台に行ってきてもわかるけれども,仙台のハード面のさまざまなものを新潟が求めていっても追いつく話ではないと。だから,あれは追わないと。拠点性だけを軸に置いたまちづくりにして,あとは例えばこれからの高齢社会だとか,いろんなことに応じたような,あるいは農村を軸にした政策に切りかえていくとかというところの論議をして,どこかに生かしていくということができないのかなというふうに思っているんですよ。そうでないと,箱物をあっちこっちに野放図につくっていって,でき上がったらいいまちになるかと言ったら,財政の制約とかがいろいろあって,なかなかうまくいかないだろうということで,でき上がった姿というのは大変なまちになりかねないという危惧もある。一方では,合併するための条件の建設計画を曲げてもらったらおれたちの首はないよというのもあるんです。これをどうしていくかということになると,なし崩し的に金がないからと言って,19年に政令市になったときに,もう一回組みかえるという話になったら,これはたまらないなという感じがある。まちづくりに関してどういう中身で討論するかというのは難しいけれども,フリー討論みたいな形で,一定の方向性ぐらいは出せないのかなという感じがしているので,そこのところをお願いしたいということです。
○田村清 委員長  轡田委員にお聞きしますけれども,どういう表題がいいですか。
◆轡田朗 委員  政令市のまちづくりでもいいですけれども。
            (「休憩していただけますか」との声あり)
○田村清 委員長  委員会を休憩します。(午後0:13)
                   (休  憩)
○田村清 委員長  委員会を再開します。(午後0:22)
 では,今後の当委員会の進め方については,1,区役所の機能について,?,区長の権能について,?,区自治協議会について,?,区役所の下部組織(地区事務所,連絡所等)について,この連絡所等についてというのは,現在の支所とかあるいはまた行政サービスコーナーとか,いろんなものもありますので,それらを踏まえながらこの委員会で検討しようということであります。それから2番目に,国・県からの事務移譲について,3番目として,税財源のあり方について,この大きな3点について今後検討していこうと思いますが,それでよろしいですか。
                  (異 議 な し)
○田村清 委員長  そのように決定します。
 以上で本日の日程を終了し,委員会を閉会します。(午後0:23)