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新潟県 新潟市

平成17年 5月10日総務常任委員会−05月10日-01号




平成17年 5月10日総務常任委員会

                総務常任委員会会議録
             平成17年5月10日(5月閉会中)

                                     議会第1委員会室


 平成17年5月10日   午前10時04分開会
              午後 0時43分閉会


〇総務常任委員協議会
    1 報 告
     ・「平和都市宣言事業について」(総務課)
     ・「巻町国民健康保険病院等の譲渡に係る経緯と今後の対応について」(広域行政課)
〇総務常任委員会
    1 所管事務調査
     ・「談合問題の構造的要因とその背景 及び 入札制度改革も含めた再発防止の方策について」

〇出席委員
 (委員長)  青 木 千代子
 (副委員長) 吉 田 ひさみ
 (委 員)  佐々木   茂  小 石 光 夫  木 村 文 祐  大 島 甚一郎
        渡 辺 孝 二  金 子   孝  川 島   勝  藤 塚 仁一郎
        金 子 由 征  田 中 義 清  鈴 木 克 夫  今 井 ヨシイ
        小 山 哲 夫  関 口 松 柏  真 島 義 郎  中 山   均
        中 川 征 二

〇出席説明員
      総務課長  白井 裕司       広域行政課    三富 強志
      公平委員会書記長  白井 裕司



  以上のてんまつは会議録のとおりであるので署名する。

     総務常任委員長  青木千代子



○青木千代子 委員長  ただいまから総務常任委員会を開会いたします。(午前10:04)
 本日の欠席者はありませんが,小石委員が少しおくれるとのことです。
 ここで,新潟日報社から本日の委員会を写真撮影及び録音したい旨の申し出がありますが,これを許可することに異議ありませんか。
               (異 議 な し)
○青木千代子 委員長  そのように許可することにいたしました。
 また,NHK新潟放送局,TeNYテレビ新潟,BSN新潟放送,NST新潟総合テレビ,新潟テレビ21から本日の委員会をテレビ撮影したい旨の申し出があり,通して撮影したいとの希望ですが,これを許可することに御異議ありませんか。
               (異 議 な し)
○青木千代子 委員長  そのように許可することに決定しました。
 本日は,継続調査中の所管事務調査を行いますが,総務課から【平和都市宣言事業について】,広域行政課から【巻町国民健康保険病院等の譲渡にかかわる経緯と今後の対応について】報告したい旨の申し出がありますので,先に協議会を開会し,まずこの報告を受け,終了後委員会を再開し,所管事務調査として,市職員4人の参考人招致について協議をするということで進めたいと思いますが,いかがでしょうか。
               (異 議 な し)
○青木千代子 委員長  そのように行います。
 ここで委員会を休憩し,協議会を開会します。(午前10:05)
 それでは,【平和都市宣言事業について】報告をお願いします。
 資料がありますので,配付をいたします。
 (別紙資料「非核平和を考える新潟市懇談会について」配付)
◎白井裕司 総務課長  それでは,非核平和を考える新潟市懇談会について説明させていただきます。
 資料をごらんください。まず,懇談会の委員名簿ですが,非核平和都市宣言に何を盛り込んでいくべきか意見を聞くために,非核平和を考える新潟市懇談会を今月中に立ち上げたいと考えております。
 委員につきましては,まず学識経験者として,東アジアの共生,互恵を築くことを目指し,視野を東アジアに広げる必要があることから,東アジアの国際関係などを専門とする方を中心に,伊豆見静岡県立大学教授,矢田北九州市立大学学長,若月新潟県立女子短大教授,環日本海経済研究所の三橋特別研究員の4人の方にお願いすることといたしております。また,市民レベルでの国際平和への貢献という観点から,実際に国際交流や国際協力を積極的に行っている「はばたけ21の会」の幹事の小山さん,NPO法人新潟国際ボランティアセンター代表の三浦さんの2人にお願いすることにいたしました。
 次に,北東アジアの平和を考えるときに拉致問題は避けて通れない課題であり,新潟市にも深いかかわりがあることから,横田めぐみさんのお父さんの横田滋さんにお願いすることにしています。
 さらに,実際に被爆した方の御意見をお聞きすることも欠かせないことから,新潟県原爆被害者の会,前会長の遠藤さんにもお願いすることとしております。
 合併前の市町村におきましては,新津市,白根市,亀田町で宣言がなされておりますが,今回は新津市の宣言実施に携わってこられました非核新津市民の会事務局長の渡部さんにお願いすることといたしました。
 懇談会のメンバーとしては,以上でございます。
 今後のスケジュールといたしましては,懇談会の進捗状況等にもよりますが,予定といたしましては5月に懇談会を立ち上げ,宣言に盛り込むべき視点について懇談会の意見を聞いた後に宣言の素案を事務局で作成し,議会,懇談会の意見,寄せられる市民の意見を聞きながら文案を修正し,9月議会には市長から文案の説明をさせていただきたいと考えております。したがいまして,今の予定では宣言は10月ごろになるのではないかと考えております。
 以上でございます。
○青木千代子 委員長  ただいまの報告に質問はございませんか。
◆中山均 委員  新聞報道等で事前に何名かの懇談会委員のお名前が載っていましたけれども,まず懇談会の目的と委員の選考基準を改めて明確にしていただけますか。
◎白井裕司 総務課長  新潟市が政令市となりまして,東アジアの国際的な拠点として発展していくためには平和が必要であり,平和を求める新潟市の姿勢を平和都市宣言という形でアピールしていくことが必要だということで,戦争の絶滅とか核兵器の廃絶はもちろんだと思いますけれども,東アジアの中枢拠点都市として新潟市が進むべき方向,それを平和という視点でとらえた場合に宣言文にどんなことを盛り込んでいくかということをまず提言していただくために,東アジアに強い研究者,教授,これらの方を考えております。
 それから,当然世界の国々とも平和的に協力していかなければならないということで,国際交流,国際協力に携わられてきた方を考えております。拉致被害者のお父さん,横田滋さんについては,新潟では北朝鮮の拉致問題が平和を考えるときに切り離せない問題でありますので,横田さんからもお話を聞きたいということで選任をしております。
 それから,新潟市にも原爆の被爆者の方はいらっしゃるわけで,被爆者の会ということで今まで活動を続けてこられた前会長の遠藤さん,御自身も被爆者になるわけですけれども,この方からも生の声を聞くことが必要だろうということでございます。
 それから,新潟市に先行して,合併した三つの市町におきまして既に非核平和都市宣言がなされております。この中から新津で非核平和都市宣言に携わってこられた事務局長の渡部さんという方に,市民としてお話を聞きたいということで選任をいたしました。
◆中山均 委員  それぞれの委員の方一人ひとりがどうだこうだと言うつもりはないんですけども,やはりもう少しどういう基準で,どういうふうに選んだか,例えば学識経験者にしても静岡からもお招きしているわけですが,全国いろんな人がいる中でこういう人たちをあえて選んだ基準というか,明確な方針みたいなものがあるべきだと思うんですけども,きょうは大勢いらっしゃいますし,時間も節約する意味でそこまでは聞きません。一つ確認したいのは,懇談会でそれぞれが意見を言って,それで素案を事務局が策定するという手順になるんですか。それとも事務局がある程度たたき台を出して,その上でこの人たちから意見をもらうというような形になるんですか。
◎白井裕司 総務課長  何を盛り込むべきか,どういう視点で考えるべきかという御意見をこの懇談会の中でいただいた上で,市の方で素案を策定いたしまして,それにつきましては議会の意見もお聞きしたいと思いますし,またこの懇談会での意見も聞きたいと考えております。
◆中山均 委員  新津,白根,亀田と宣言をしているところがあるということで,今回は非核新津市民の会の方も入っていらっしゃいますよね。たしか合併協議では,非核宣言の扱いについては,その地域の宣言として残すというような取り決めだったと思うんですけども,こういう形や今御説明いただいた趣旨からすれば,合併協議の文字通りの地域の宣言として残すというよりは,やはりそういうところからも学ぶべきところは学んで新しい宣言や新潟市の新しい政策に生かしていくという方向で理解してよろしいですか。
◎白井裕司 総務課長  合併協議では,御指摘のように地区の宣言としては宣言を残すと,またモニュメントがあったり,事業をやっておられるところもあるわけでございますので,それらは残していかなければならないと思います。そういう中で,御意見を聞きながら生かすべきところは,新しい新市の宣言の中に取り込んでいきたいと考えております。
◆中山均 委員  たしか新津市は非核宣言都市の全国協議会に入っていましたよね。合併して新津市がなくなったので,今その協議会との関係はなくなっていて,恐らく今まで新津市は分担金も払っていたと思うんですけども,そういう関係は今どうなっていて,これからどうするんでしょうか。
◎白井裕司 総務課長  その件については引き継いでおりませんので,今は入っていない,新潟市として入っていないという形かと思います。
◆中山均 委員  全国で3けたぐらいの都市がその協議会に入って情報交換とか非核平和政策についての意見交換とか核実験に対する反対声明とか,いろんなことをやっておられるんです。さっきの説明によれば今までの市町村の宣言やその政策を学ぶということなので,新津市がなくなったからすぐその関係が途絶えるというのは,非常にもったいない話だと思うんです。ぜひそことの関係をとっていただきたいし,広島市が会長となっている世界平和市長会という国際組織もありますので,東アジアに大きな意味を持つという壮大な計画なわけですから,世界的な観点から考えてもそうした全国組織,国際組織,あるいはそういった先行自治体の経験や自治体のネットワークの経験をぜひ学ぶべきだと思うんです。そういう意味でいうと,こういう懇談会の人たちの意見を聞くことももちろん大切ですけれども,まず新潟市よりも先行して経験をいっぱい持っているところが現に身近にあるわけなんで,そういう人からもぜひ学んでいただきたいと思います。コメントをお願いします。
◎白井裕司 総務課長  御指摘のように全国で相当数の自治体が非核平和都市宣言をやられているわけですので,今後私どもの方で宣言をした後にそれらと連携をとる,あるいはまたその策定の中に取り入れられるところがあればそれも考慮していくという形になろうかと思います。
◆関口松柏 委員  いつ宣言をやるのかという日程についてお尋ねしますけれども,当初昨年の12月議会で,市長は8月15日ということを明言されたと思うんですよね。今,今後のスケジュールについての説明があったように,市民の意見を聞くとか議会の意見を聞くということをやっていくと物理的に8月15日というのは難しいのかなというふうにお聞きしましたけども,8月15日というのは意味がある日ですよね。平和という問題を考えたり,あるいは非核ということを考えたときにやっぱりそれなりのアピールする力がある日だったと思うんですよね。そういう意味で言うと,ここでは10月ということになっていて,巻町との合併を機にということなのかもしれませんけれども,8月15日がもし物理的に難しいということであれば,私は2次的には12月8日かなと思ってまして,やっぱり宣言をするにはそれなりの意味のある日にやるべきだと思うんです。12月8日という選択肢というのは全然考えられなかったんでしょうか。8月15日がなぜだめになったのかということを改めてお聞きをして,12月8日はなぜ浮上しなかったのか,何で10月なのか,その辺はどうですか。
◎白井裕司 総務課長  まず,8月15日につきましては,市長はできるだけ早くというつもりで,12月の議会でお話ししたんだと思いますけれども,実際懇談会を立ち上げて意見を聞きながら,また議会とお話をしながらということになりますと,ちょっと日程的には無理があるということで,どんなに急いだとしても,9月に最終的に市長からお話しした上で10月ごろの宣言になるのか,それも今後の懇談会の協議の内容,回数あるいは議会とのお話の中で確定していくことになります。
 あともう一つ,関口委員から意義ある日を選ぶべきというお話もありましたけれども,今のところは,12月8日にすべきなのかというところまでまだ議論されておらず,超特急で10月ごろに宣言ができるのではないかと考えておるところでございます。10月ということになれば,巻との合併も一つ,その節目としてはあるのかもしれません。
◆関口松柏 委員  8月15日というのは,本会議で市長が明言をしたことですよね,今の段階ではその修正は公の場で一切されてないと思うんですよ。そういう問題が一つある。8月15日というのは,非常に意味のある日ですから,物理的に間に合わないのであれば,やっぱりどこかの場で正式に修正をすべきで,議会軽視なんてことは言いませんけども,手続的には問題があるんではないかというふうに印象としては思う。
 もう一度確認ですけども,10月というのは一切決まったわけではないと,12月8日になる可能性もあるということで理解をしていればいいということですよね。
◎白井裕司 総務課長  はい。そのとおりでございます。関口委員のお話につきましては市長に伝えたいと思います。
◆川島勝 委員  私は2月議会のとき,この宣言そのものにどちらかというと積極的ではない,もう少し慎重に考えるべきだという発言をしたんですよ。その後300万の予算がついたということについては事実として認めるけども,ところが,その後合併マニフェストでいち早くのせているんだよね。いきなり発表があって次の日の新聞に出ていることがあるのと同じように,議会に相談をしてと言いながら何で相談することもなく今日まで来ているんだ。市長の独断ではないかと思う。新潟市議会は,この問題についてずっと何十年も議論してきた経緯があるんだよ。そして8月15日だとか10月だとかに平和を唱えると言うが,平和都市宣言をやることによって北東アジアの平和で何か位置づけることがあるんですか。私はもう少し平和って別なことなんじゃないかと思うんだけども,その辺,新潟市長を初め新潟市の考えはどうなんですか。
◎白井裕司 総務課長  この懇談会の中で,どういう形で何を盛り込んでいくかということもひとつ考えていきたいと考えております。
 それから,議会につきましては,逐一経過も報告いたしますし,また御意見も伺っていきたいと考えております。
◆川島勝 委員  宣言するかしないかを含めて議会と議論してほしいというのが私のかつてからの持論なんで,平和都市宣言,平和なんて言って,被爆者だとか原爆だとか,あるいは拉致問題なんかが出てくるけど,一番大事,忘れてはならないのは何だかというと,今対外的に問題になっているけども,250万とも300万とも言われる国のために亡くなった方々がどう祭られているかという問題でしょう。新潟市はその顕彰もしなくて,口先だけで平和だ,平和都市宣言だなんて言っても我々は認めることできないんだよ。5月8日に護国神社であった会だって,他の首長が英霊の顕彰に来ているんだよ。今日の平和があるのはそういう国のために戦没した人たちがいたからということ,根底にそういうものがなければ論議しても全く絵にかいたもちだと思う。そんな議論をなさっているんですか,市長もあなた方も。
◎白井裕司 総務課長  さきの大戦で多くの方々が亡くなり,その犠牲の中に今日の平和があるわけでございますので,委員がおっしゃるように,日本で第一に考えなければならないのはそういった方々のことだということは当然だと思います。そういった視点も入れながら,懇談会の中でまた議論していただきたいと考えております。
◆川島勝 委員  そういう考えがあるなら市長みずから戦没者が祭られたところに行って哀悼の誠をささげてほしい,靖国に行けば戦犯になった人も合祀されていていろんな問題があるからできなくても。今は合併したからよくわからないけども,恐らく新潟市で1万近くの人たちが戦死していると思う。みんな平和と繁栄を願って戦死しているんだよ。市長はその気持ちを酌み取って,どこかで態度で示して証明しなければいけない。戦没者の慰霊祭をやったら出る,護国神社なら護国神社で参拝する。政教分離でいいけど,顕彰するという意気込みはどこへ出てくるんですか。この平和都市宣言の中へ出てくるんですか。
◎白井裕司 総務課長  川島委員の意見につきましては,市長によく伝えておきたいと思いますし,またそういった視点で議論していかなければならない重要な問題だと私は考えております。
◆川島勝 委員  だから,重要な問題と考えるならば,都市宣言はどうだとか,北東アジアの平和と安全だとか安定のためにとか,新潟市の位置づけだとか口先だけでなくて,まず新潟市長はみずから行動で示していただきたい。そして,そのことを踏まえて新潟市も都市宣言を行うんだよという考えのもとならいいけども,そういう方々の意見を取り入れる場所が一向になく,態度でも示さなくて,60年の節目だからすぐ懇談会を持っていついつまでしなければいかんと言うけれど,60年の節目であればなおさら大切だと思うんですよ。だんだんとそういった気風が薄れていくんだよ。今の国家間の問題なんていうのも,歴史認識が相互の国でずれて起きているわけでしょう。だけども,日本はずっと平和が保たれてきた唯一の国だよ。それで改めて平和都市宣言をすると言うけど,宣言をすることによって,もし戦争があったときには海外から攻撃の対象にならないというふうにでも担保されるんですか。
◎白井裕司 総務課長  今北朝鮮の問題,核の問題があり,仮定の話になりますけど,新潟市がこの宣言をしたから攻撃されないかといえば,それは相手様の考えることですのでわかりませんけれども,新潟市は平和を標榜しているんですということを相手に伝えることはやっぱり大切だというふうには思います。
◆川島勝 委員  都市宣言をしなくちゃ相手に伝えることできないんですか。戦争とか紛争を好む人なんかまずいないんだよ。だから,これだけを抜き出して,あたかも新潟市はそうですよということじゃなくて,過去において犠牲になられた方々の顕彰をする方が先でしょう。その心を全然酌み取らなくて,英霊の顕彰もしなくて,今度平和都市宣言をする。時代が違うといえばそうかもわからないけども,そうじゃないと思うよ。何十年たった今日でもまだ海外との外交問題が大変じゃないですか。どういう議論をなされるかわからないけども,私はこのメンバーで議論されること自身を余り認めておらん。それでは意見になるから,それで,この平和都市宣言というのは議会が別に承認しなくても市長はやるということなんですか。それとも議会の承認事項なのか,どういう取り扱いをなさるんですか。
◎白井裕司 総務課長  今回の宣言につきましては,一応市長の宣言としてやりたいと考えております。
◆川島勝 委員  そうすると市長は,我々の意見は意見で聞くけども,市長はある時期が来たら一方的に宣言しますという取り扱いになるんですね。
◎白井裕司 総務課長  一方的にという言葉はどうかわかりませんけども,議会の意見は当然聞きますので,できるだけ反映させるような形で宣言をしていきたいと考えております。
◆川島勝 委員  宣言の仕方もさまざまあるだろうけども,本来的には議会の議決の裏づけが一番大事なんだよ。私のような意見があるから,それは難しいだろうという考えでいるんでしょうけども,しかし,それはそれということになってしまうと,それは平和都市宣言じゃない,議会の中でも同一歩調をとらない宣言なんていうのは何か重みがないと思うけども,その辺はどうなんですか。
◎白井裕司 総務課長  議会の決議をいただいた上で宣言することが一番理想的ではないかと私も思います。実際に,今まで平和都市宣言をしてきた自治体を見ますと,ほとんどは請願,陳情なりが採択されて,それを受けて市長がされる形,あるいは議会で決議されたものをまた市長が宣言する形でやられていると思います。ただし,これらにつきましてはすべて議会主導でやられてきたわけでございますけれども,今回は市長主導でやるということでございますので,市長としての宣言というふうに考えております。
◆今井ヨシイ 委員  議会の意思という点で考えてみますと,新潟市議会の中で非核の問題,核兵器の廃絶の問題については,その時期,時期をとらえて,決議を上げてきたという経過があるわけですから,どういう内容になるのか,市長のイニシアチブがどう発揮されていくのかということは今の説明でわかりますけれども,議会がこれまでどういう決議を採択してきたたのかということも,ぜひ参考意見として,新潟市議会の取り組みもぜひ反映できるような形にしていただきたいと思いますが,いかがでしょうか。
◎白井裕司 総務課長  過去におきまして,昭和52年に核兵器の廃絶に関する決議,あるいは平成7年に核実験全面禁止及び核兵器廃絶を求める決議が議会においてなされている。ほかにもあると思いますけれども,当然これらはまず第一に参考にしていかなければならないものだというふうに考えております。
◆今井ヨシイ 委員  それから,もう一点,国際的な運動と連帯により地球規模で取り組みが進められている中で,広島,長崎を持つ唯一の被爆国であります我が国の,国民の過半数が核廃絶を求めるという,こういう取り組みが全国的に展開をされまして,旧新潟市においても市民の半数を超える署名が当時の市長に提出をされたこともあるんです。
 また,神戸市は港湾を持っていますけれども,アメリカの潜水艦を含めた艦船は核を持っているか持っていないか証明しないため入港させないということで,神戸方式の非核宣言として国際社会,国際法の中でも評価をされていると本で読んだことがあります。
 ですから,どういう内容になるかというのは今後のことでありますけれども,国際化と言われる中で新潟市が宣言をすることの意味合いは非常に大きなものがあると思いますので,ぜひ参考にして,できるだけそういう総意が反映できるように取り組んでいただきたいと思います。
◎白井裕司 総務課長  それらも含めて研究させていただきたいと思います。
◆小山哲夫 委員  三つほど伺います。
 1点目は,先ほどの質疑の,この宣言の目的あるいは委員の選考基準のところで,東アジアの国際的拠点都市としての新潟市を考えてアピールしていかなければいけないという点も述べられていて,それはいいんですが,非核平和を考える懇談会というふうに資料が配られていますし,きょうの案内文書では平和都市宣言であり,非核はないんですが,先ほど今井委員も言ったように核兵器を廃絶していこうという流れはアジアでも非常に強いわけですよね。ぜひそれを一つの大きな太い柱にして宣言をつくっていただきたいと思いますので,その点についてはどうかと。
 二つ目,私は新津市選出ですが,先ほど出たように新津,白根,亀田では以前宣言をされています。新津は早かったとは思いますけども,新潟市がしてなかったということで若干驚いていますが,新津の宣言文をここへ持ってきていないんで記憶だけですけども,やはり核兵器を廃絶していこうという大きな流れで,短かったはと思いますが,宣言を出したと思います。そういう点からも,今現在ある旧3市町の宣言も今後もそのまま引き続きということですので,ぜひ研究していただいて,その流れを盛り込んでつくっていただきたい。その点についてはどうなのか。二つの市,一つの町で出ている今までの宣言と今回の新潟市の宣言との関係をどういうふうに見ているのかを教えていただきたい。
 それから最後,案内文書では平和都市宣言事業についてということなんで,私は多分平和都市宣言があるならあるで,それに基づいて,あるいは宣言をした上でこういう事業をやっていきたいというふうに話が出るのかと思ったら,きょうは懇談会のメンバーはこうですよ,スケジュールはこうですよというだけでちょっと驚いたんですけども,先ほども宣言しただけでいいのかという議論があったんですが,やはり宣言に基づいてどういう事業をやるのかがポイントになると思うんですよね。例えば新津でいうと宣言をした後にモニュメントも建っていますし,中学生だったと思いますけど,夏休みに広島へ派遣の募集をして,帰ってきて作文を広報に載せたりしていましたし,原爆の写真展を市役所のロビーで開催をしたりということもやってきたんです。やはりこの宣言に基づいて事業をやってきたんで,先の話ですが,どういうふうな事業を考えているのかということが今あれば若干紹介してもらいたい。
 以上です。
◎白井裕司 総務課長  非核についてはやっぱり議論のあるところだと思いますので,懇談会の中で取り上げて話をしていかなければだめだろうと,核兵器の廃絶につきましては従来の議会の決議を見ましても大体オーソライズされている部分かと思いますが,非核についてはさらに懇談会の中でどういう形がいいのかというのも検討していきたいと考えております。
 それから,2番目の3市町の宣言を生かすようにということでございますが,懇談会を始めるに当たりまして,3市町ではこんなことが行われていますということは委員の皆様にも伝えますし,それを踏まえて委員の方々の中で議論されるということになろうかと思います。
 それから,事業につきましては,具体的に何をやるのかということは,まだ宣言の前の段階でございますのではっきりとはしておりませんけれども,まずは普及,啓発事業をやっていかなければならないだろうと。その次に,先ほど中学生の平和体験の話もありましたけど,次世代を担う子供たちに平和に対する考え方を広めていくことが大切だろうと思いますので,そちらの方も考えていく形になろうかと思います。
◆田中義清 委員  今ほどの質疑とほぼ重複するんですけれども,私も既に平成3年に非核平和都市宣言がなされている旧白根市の出身なものですからお尋ねしますが,今ほどの説明では宣言することのみが先走り過ぎて,宣言文の内容あるいは事業まで具体的に詰まっていないといったような感を受けるんです。市長主導でこの宣言をされるんだという説明でしたので,市長初め当局の方でもう少し内容を詰めた上で委員会に協議をしていただくといった方法はとれないもんかなと感じているところなんです。今のお話ではどうも,言葉は悪いですけれども,懇談会にすべて丸投げしているような受けとめ方をしているところなんですけれども,その辺の考え方についていま少し説明を求めたいと思います。
◎白井裕司 総務課長  今回の話は,議会と相談をしながら進めていくということでございます。それで,市の考えをまとめていく中で,学識のある方とか市民の方の意見を聞くということで懇談会を開くわけでございまして,その意見を聞きながら市の考え方もまとめていき,またさらに議会の方にお示ししていくという流れで考えております。今後議論が深まれば,御指摘のような内容につきましてもお示ししていくことができると考えております。
◆田中義清 委員  既にこういった宣言をしている旧市町が3自治体あったわけですけれども,今度新潟市統一の宣言ということになる中で,旧市町のそれぞれの宣言はそのままその地域の継続という調整がなされているわけです。恐らく内容としてはそれほどかけ離れたものにはならないだろうという予想はしていますけど,ある程度整合性を図りながら,できればそれぞれの3市町と統一した宣言といったような方向が出せれば一番いいかと思いますし,またそうした整合性が図られない中で宣言がなされるということになりますと,既存のそうした宣言をされている旧市町の間に紛らわしさといったようなものも出てくるおそれもあるということから,その辺も十分今後協議の中で配慮されて宣言文の作成に当たっていただきたいということと,もう一点は先ほど来話がありましたように,ただ宣言だけをしてあと何もしないということはないわけですけれども,とりあえずはそうした啓発あるいは普及といったような活動を主体に考えておられるということなんですが,やはり宣言にふさわしい事業というのがあるわけです。白根としましても,毎年8月6日の広島の原爆投下の日になりますと,中学生の代表をそれぞれ広島に派遣して平和に対する認識を深めていただくといったようなことで,次代を担う子供たちに平和の大切さといったようなものについて教育効果が上がっているといったような報告もありますし,また同時に各地区における招魂祭あるいは市全体の追悼式についても市が予算措置をする中で,市長みずからが出席して戦没者の平安を祈り,そしてまた平和への誓いを新たにしてきたといった経緯もあるわけですから,ぜひそういった事業も積極的に取り組んで,この宣言が生きるような事業にしていただきたいと思っております。
 コメントを伺いまして,終わります。
◎白井裕司 総務課長  3市町の宣言につきましては,先ほど申しましたように懇談会でも示しますし,当然配慮していかなければならないと考えております。また,事業につきましては先行する白根,新津,亀田でやっておられる事業も参考にしながら,今後の新潟市の事業のあり方も考えていきたいと考えております。
 以上でございます。
◆吉田ひさみ 委員  ちょっとお伺いします。細かいことになりますが,今ほどの各委員のお話などを伺っていますと,市民的にもその立場やお考えで議論が随分大きく沸き上がるだろう,あるいは大きくならなければ先鋭的に出てくるかなという気がしているんですけれども,協議会の第1回の懇談会を5月に開くというのはここに記載されていますが,全体では何回くらいの議論が重ねられるのか,そしてパブリックコメントを求めるというようなこともここに上がっていますが,その期間はどのくらいを見込んでおられるんですか。
◎白井裕司 総務課長  懇談会につきましては,今何回ということは決めてはおりませんけれども,大体3,4回ぐらいで意見集約を図れればと考えております。あくまでも議論の流れもありますので,これに縛られる形ではないと思います。当然懇談会の概要あるいは素案を市がつくった場合は公表していきますので,パブリックコメントというような正式な形はとりませんが,そこに寄せられる市民意見についても参考にしていきたいと考えております。
◆吉田ひさみ 委員  このメンバーを拝見しますと,全国というか,随分遠くからも来ていただいているようですが,いわゆる市民という立場で御参加いただいているのは非核新津市民の会の方ということで,先ほどの中山さんの話では3けたを数える宣言都市が全国である中で,今この時期に新潟でする,新潟らしさとか,新潟発というようなところに意味があるとすれば,それをどう表現していくのかという意味では,私から見れば新潟のメンバーが十分とは言えないという気がしていますし,それからそういう意味では市民から多くの意見をもらうことは随分重要なことだろうと思います。そして,さらに今川島委員もおっしゃられましたように,そもそも宣言の要不要自体も市民的に議論のあるところだと思います。そういった意見をどのように吸収して反映していくのか,あるいは共有していくのかということはとても大事だと思うんですね。そうしないと結局は宣言しただけで市民の一つの思いとして発露していかないということになると思うので,もう少し市民の意見あるいは市民と共有するということを考えていただきたいと思います。
 それから,ホームページ上などで議論の過程や何かを公表していくとおっしゃいましたが,この非核都市宣言をすることによって新潟市にもたらされる影響みたいなものはどんなふうに考えておられるのかちょっとお聞きしたい。新潟は空港がありますし港があるわけで,万景峰号が入ってきますし,去年はアメリカのイージス艦も東港に入港しました。平和都市宣言がなされたときに,そうした国際的な現実にどのような影響があるのかないのか,どのように考えているのかお聞かせ願いたい。そして,それもあわせて公表していくつもりでおられるのかどうか伺わせてください。
◎白井裕司 総務課長  きょうは報道関係が大分来ておりますけれども,平和都市宣言につきましては,市民の関心も非常に深いところではないかと考えております。メンバーに市民レベルの方が少ないという御指摘もありますけど,メンバーについてはこれでとりあえずやらせていただきたいと考えております。
 それで,市民意見の吸い上げにつきましては,先ほども申しましたように逐一公表していきますし,その中でまた意見も求めていきたいと考えております。新潟市に対する影響でございますが,先ほど今井委員から神戸方式もあるという話もありましたけれども,それらにつきましても懇談会で検討していってもらいたいと考えております。
◆吉田ひさみ 委員  ということは,影響については市としてはまだ全然考えてなくて,懇談会の中でその影響も出していってもらいたいということなんですか。
◎白井裕司 総務課長  市としては,新潟市が平和を標榜しているということを東アジア,世界,日本,各地に表明していくわけですから,それに対する各国あるいは日本の中での認識といいますか,そういうものは当然期待しているわけでございますけれども,では具体的にこれによってイージス艦が来ないとか,そこまでのことはまだ考えていないということは事実でございます。
◆吉田ひさみ 委員  先ほど来ほかの委員もおっしゃっていますが,核の廃絶や,それから平和ということに異論のある方はないわけですね。すごくフラットに,極めて良心的に考えれば,それをするのはなぜいけないということになるわけですが,一方イデオロギーというか,平和というものをそれぞれ右から見るのか左から見るのか上から見るのか斜めから見るのかということで,視覚や視点がこれほど違うものもないわけですよね。先般市長が上海に行ってこられたということで,反日を市民レベルで,あるいは自治体のパイプで解決していくようなネットワークをつくりたいというようなお話もありましたが,そういったことにもすべて絡ませないわけにはいかない,絡まないはずがないというものですよね。そういったときに,極めてフラットな良心的で善良な発想だけで押し通せるものではないでしょう。まして首長主導でやろうとしているわけですから,市民レベルから声が沸き上がってきて,そして議論の中で実現していく問題ではない。首長のイニシアチブのもとでつくっていこうというときに,政治的な配慮がない,丸々完璧なというか,よい子ちゃんの善玉だけの宣言なんていう認識は余りにも,言葉が過ぎるかもしれませんが,考え方としては幼稚と言わざるを得ないんじゃないかと思うんですが,いかがですか。
◎白井裕司 総務課長  平和については,万人が求めるものだと思いますけれども,その方法論になれば十人十色でそれぞれ考えることはみんな違ってきているわけでございます。御指摘のように,自治体の長としての宣言をやるということであればある程度その方向性を出していかなければならないんではないかということも当然あろうかと思いますが,それらについては懇談会に丸投げという意味ではございませんで,長としても考えていかなければならないことだと考えております。
◆金子由征 委員  先ほど総務課長から,懇談会は3,4回程度ということで説明があり,その中でいわゆる素案を議会に説明して意見を求めるという段階があるわけですが,私は恐らく1回,2回ではなかなか難しく,大体3回程度の懇談会の中で素案が出てくるだろうという認識を持っております。恐らくスケジュール的には4回で最後になろうかと思いますが,そうしますと議会の考え方,意見というものがどれだけ反映されたかというのは,9月の市長の議会全員協議会での説明が最後になろうかと思うんですけれども,もう9月は最終段階で宣言ができ上がっておるわけです。そうしますと,議会の意見というものの担保はどこでとれるといいますか,反映されるのか。
◎白井裕司 総務課長  このスケジュールにつきましては,先ほどもお話ししましたように,今考えて最短といいますか,議論がスムーズにいった場合のスケジュールの一つと考えて,大体10月ごろに宣言ということでお示ししております。したがいまして,議会の中あるいは懇談会の中でさらにということであればこの時間というのは当然若干延びていくだろうというふうに考えております。
◆金子由征 委員  せっかく議会から意見を聞くわけですから,ぜひそれらの意見を尊重できるようなスケジュールでひとつお願いしたいということを市長にお伝えいただきたいと思います。
◎白井裕司 総務課長  市長に伝えさせていただきます。
◆中山均 委員  たびたび済みません。先ほどふだんは冷静な川島委員がいつになく熱くなっていろいろお尋ねされて,その中で護国神社に英霊に御霊をささげるというか,そういう趣旨で行くべきだというような発言もありましたけども,そういう神社に行くというのは10年ぐらい前に前長谷川市長が白山神社で儀式に参加して大きな問題になりました。そういうのは政教分離に反するというふうに思うんですけど,そういう意味でほかの首長さんがいっぱい来られているということを伺って僕はびっくりしたんですが,その点についてどうなんですか。政教分離にならないんですか。
◎白井裕司 総務課長  一般的には政教分離ということで,公人である市長がそういう宗教行事には参加できないと考えますけど,その辺はちょっと正確にはお答えできません。
◆中山均 委員  どういうことを聞きたいかというと,川島委員がおっしゃるように本当に戦地で亡くなられた兵士の皆さんを含めて,国内でいろんな攻撃に遭って命を落とされたりした多くの犠牲の上に今日の平和があるというのは間違いない事実であって,英霊という言葉は僕は好きじゃないんですけども,そういう意味で言えば兵士の皆さんも戦争の犠牲者であります。また,歴史文化課で発行した「戦場としての新潟」という歴史双書によれば,新潟市も終戦期には間違いなく戦場であり,5月ぐらいから新潟港がどんどん軍事化されて機雷封鎖され,百数十人が戦争が終わるまでのほんのわずか2,3カ月で命を落とされている,そういう人たちの犠牲というのも本当に無視することはできなくて,その中で30人ぐらいの勤労動員中の中学生の皆さんも触雷して命を落とされている。ですから,もし先ほど川島委員が指摘された点を十分生かすのであれば,戦地で犠牲となった兵士の皆さんだけじゃなくてそういった新潟市や県内各地で命を落とされた人たちも含めた意味で今までの戦争犠牲者の人たちに慰霊の意というか,そういう立場で向かうんだということを改めて確認したいと思うんですけども,その点についていかがですか。
◎白井裕司 総務課長  それにつきましては,当然兵士だけではなくて一般の市民の犠牲の中で戦争があったわけでございますけれども,もちろんそういった方すべてを含めて,哀悼の意を表していかなければならないでしょうし,またそういうことを今回の宣言の中での基本として考えていかなければだめだと考えております。
◆川島勝 委員  今中山委員から発言があったわけですが,政教分離ということでは小泉総理だって私的に,総理大臣として参拝しているんだよね。ただ宗教行事に加わらない。もともと靖国神社というのは国家護持だったのが,アメリカの戦後政策によって分かれちゃったんだ。私も関口委員も同じ戦争遺児で,母親はもう亡くなったけども,みんな自分のおやじ,夫が祭られているところは靖国神社とか,護国神社だというふうにみんな思って,それをよりどころにして戦後を生き抜いてきたわけだ。だから,職務として慰霊に行っていただけないかというのは私ども戦争犠牲者の家族の願いなんです。だから,市長も政教分離はして市長として慰霊をするという行為だけなら何も問題にならないと思う。そういうものは60年たってだんだんと薄れているけども,今平和宣言をやろうとするならばそういうのも生かしてほしいというのが私の願いなんだよ。私だけじゃないと思う。だから,ほかの現職の首長も来ているよという話をしたけども,みんなそういう気持ちなんだよ。今言う法的な話じゃないと思う。そんなことを恐れていたら何にもできないよということを申し上げたいと思って,意見になりますが,課長の意見を聞いたわけです。
 終わります。
○青木千代子 委員長  よろしいでしょうか。
               (な  し)
○青木千代子 委員長  それでは,総務課の報告を終わります。
 次に,【巻町国民健康保険病院等の譲渡にかかわる経緯と今後の対応について】報告をお願いします。
 資料がありますので,配付をいたします。
   (別紙資料「巻町国民健康保険病院等の譲渡にかかる経緯と今後の対応について」配付)
◎三富強志 広域行政課長  お手元にお配りをさせていただきました巻町の国民健康保険病院等の譲渡にかかる経緯と今後の対応についてという資料をごらんいただきたいと思います。こちらは,去る4月22日に巻町におきまして全員協議会が開かれた折に執行部が提出した資料でございます。
 まず,経緯でございますが,本年1月19日に第3回のいわゆる病院の改革委員会が開催されまして,応募した医療法人,この時点で五つの法人からの提出があったわけでございますが,この法人から提出された書類及び委員と応募医療法人との面接,ヒアリングの実施により下の三つの医療法人が選定をされたということでございます。
 これを受けまして,巻町としましては,さらに2月7日付で文書によって応募資格,譲渡条件の確認を行ったということでございます。その後ヒアリング及び文書等による確認等と譲渡に向けた具体的な協議を重ねた結果,募集に関する要領の譲渡資格及び譲渡条件をクリアできないといったこと,あるいは巻町と選定された医療法人の考え方に隔たりがあったということでございます。
 まず,A法人でございますが,特定医療法人への移行を目指さないという結論であったということでございます。第1回の公募におきましては,特定医療法人を目指すというのが一つの条件となっておりましたが,それを目指さないという方向で意思決定されたということでございます。
 それから,B法人につきましては,巻町が提示した時価譲渡額での譲渡の受け入れができないということでございますが,B法人が現地等を視察した結果,病院の建てかえをしなければならないという判断に至ったということで,取り壊す病院の建物自体の譲渡価格は控除してほしいというようなお話だったそうです。なお,巻町としては現在の病院を一部手直しはあったとしても,やっていけるという考え方を持っておられたということでございます。
 また,C法人につきましては,新たな医療法人を設立して経営するという計画でございましたが,諸般の事情により資金の調達が困難になったという申し出があったというものでございます。
 巻町としての今後の対応ということでございますが,いわゆる巻病院の譲渡につきましては,これまでどおり譲渡選定経緯の透明性を確保しながら慎重に対応していきたいということ。それから,第1次の募集の期間中,またその後においても多くの特定医療法人,それから医療機能評価を受けている医療法人からも譲渡先として参加できないのかという問い合わせが多くあったということでございます。医療機能評価を受けている法人につきましては,後ほど少しまた説明をさせてもらいたいと思いますが,こうしたことから新たな参加資格として病院運営に信頼性の高い医療機能評価を受けている医療法人も加えた上で,巻町の求める医療機関として望まれる譲渡先の2次募集を行うこととしたいということで,先月の4月22日に議会全員協議会を開催されて議会の合意をいただいた上で,2次募集を行うこととされたということでございます。
 次のページになりますが,今回第2次の応募に当たりまして,その一部資格の変更をするということでございますが,丸の一つ目,応募資格の(5)の中と書いてございますが,これは第1回で公募したときの表現でございます。この中の括弧の部分,(又は租税特別措置法第62条の2の適用を受ける予定の医療法人),これを削るということでございますが,この租税特別措置法で規定する法人,これが特定医療法人を意味するということで,前回は予定の法人もいいですよということでしたが,第2次に当たっては予定を削るということで,特定医療法人に現在なっている法人,それとさらに医療機能評価を受けている医療法人を加えることとしたということで,優良医療法人の応募対象の拡大を図ろうとしたということでございます。この医療機能評価を受けている法人,医療法人と申しますのは厚生労働省などが出資をする財団法人であります日本医療機能評価機構という団体から病院経営についてさまざまな診断等をして評価をしていただいて,そういったものを今後の医療展開に反映させながら,より質の高い医療サービスを市民に提供していこうとする医療機関ということでございまして,新潟市の市民病院もこの適用を受けているものでございます。
 それから,二つ目の丸の部分でございます。今回参加条件を一部変更するということでございますので,1次募集に応募した医療法人についても参加の機会を有するものであるということでございます。
 最後,アスターリスクのところでございますが,今回2次募集を行ったとしても当初スケジュールの平成17年6月までには譲渡先の決定は可能であるということでございます。
 以上,巻町立病院の譲渡に向けた巻町の現在の取り組み状況について報告をさせていただきましたが,法定協で合意いたしました内容,いわゆる合併までに巻町において民間譲渡するとした合意内容が確実に実行されるよう今後も情報をとりながら進めてまいりたいというふうに考えております。
 以上でございます。
○青木千代子 委員長  ただいまの報告にお聞きすることはございませんか。
◆関口松柏 委員  これまで新潟市がどのようにこの問題についてかかわってきたのかというのをお尋ねしたいんですけども,内政干渉というか,干渉し過ぎになるといけないということもあるかもしれませんが,ただこの問題は合併協議会でいろいろ議論があって,ここに書かれている経緯は1月19日からになっていますけども,その前,昨年の10月だったか11月ぐらいに改革案,改善策みたいなものが出されて,それは余りにもいいかげんではないかという議論があって,それでこういう流れが新たに出てきたと思うんですよね。職員の問題とかあるいは累積赤字の解消の問題とかは,財政計画との関係も出てくるわけです。新潟市は合併をすることが決まっているわけですが,今の課長の説明だと最後の方に法定協の合意事項が履行されるように情報を集めるなり関心を持っていきたいという程度なんですね。私は,ほかのところでも言ってきましたけども,もっと合併協議会での経緯も含めてしっかりと新潟市もかかわってやるべきではないかと思いますけども,これらの動きについては巻町から新潟市に対して相談があったのかどうなのかということと,新潟市としてかかわっていくことについての意思の有無についていかがですか。
◎三富強志 広域行政課長  1月19日の第3回の改革委員会から今日に至るまで期間が長かったということでございますが,巻町におかれましてはいわゆる2月7日に文書で条件の確認等を行う,それからこの医療法人そのものがいわゆる公募条件である特定医療法人を目指すということで応募された法人であったということで,巻町におかれまして,口約束だけでなくしっかりと意思決定をしてくださいということで,相手方と協議をしてまいったということで,その条件として,どこの医療法人でも理事会ですとか社員総会等が3月中にはあるでしょうから,議事録等,確認がとれるものを3月いっぱいで提出してくださいということで協議を進めてきたということでございます。その結果,最終的に理由に書いてあるような状況に至ったということでございますが,その後巻町としてさらに法人に4月上旬に当たられまして,その努力した結果がこうなったということで,4月15日に新潟市の方に第2次募集をしたいというお話をしてこられたということでございます。
 また,新潟市としての関与のあり方でございますが,私どもは巻町が最も望む解決策を追求されるという姿に協調していくといいますか,見守っていくことがまずは第一だろうと考えておりますが,今後の状況によりまして,例えば合併協議で合意している内容に変化が出てくるようなことになりますと,これはまた大きな問題になりますが,お聞きしている状況の中では第2次募集をすることで間違いなく譲渡できるというふうに巻町では言っておりますので,今はぜひ頑張っていただきたいというスタンスをとっているということでございます。
◆関口松柏 委員  今度は大丈夫だろうという話ですけども,いつも大丈夫だろうということだったんですよね。今までの経緯,最初に言った改善策とか,今回3社に絞った経緯なんか見てても,口約束だけで文書化してなかったというお話もありましたけども,何かどうもその場しのぎみたいな印象なんですよ。だから,巻町が自主的にこの問題を解決していくのを注視していくという立場で,それはそれでよかったのかもしれませんけども,今度は6月末まで本当に大丈夫なのか,大丈夫という言葉を聞くのは2度目か3度目で,そこは,オオカミ少年みたいな感じにならざるを得ないんで,やっぱりここまで来れば新潟市も積極的にかかわる必要がある。職員の問題とか,譲渡額によっては累積赤字との関係も出てくるわけですよ。それは,財政計画にも影響が出てくるわけで,やっぱり合併協定書を締結をした一方の当事者という立場で,ただ見守るんではなくて,もっとかかわっていくべきだと思っていますが,今後の状況が変化してくればかかわっていくという趣旨の御答弁だったと思いますけども,状況変化,それこそ合併の大前提である巻町立病院の問題が御破算になってしまえば,必然的に合併にも影響が出てくるんだと思うんですよ。もっと主体的にかかわったらどうかと思いますけども,いかがですか。
◎三富強志 広域行政課長  現時点で内容の変更は,第2次の公募に当たって資格要件を若干拡大したということでございます。特定医療機関に限定しますと国内的には360医療機関程度だと聞いておりますが,医療機能評価を受けているところまで拡大しますと千五百数十の病院もあるとのことで,そこの部分を変更して,譲渡条件等につきましては合意をした段階の条件を一切変えてございませんし,この時点で新潟市がどうのこうのということになりますと,委員の方からもお話がありましたように内政干渉的なことも含めて,巻町が自治体として最後までよりよい形でやっていきたいということで頑張っておられるところですので,もう少し様子を見させていただきたいと思っております。
◆中川征二 委員  同じような話になるんで大変恐縮ですが,合併協議の議論の経過からいうと,篠田市長が二つのハードルを設定した意味,私自身はとりわけ原発交付金の問題はわかっていましたけども,巻町立病院の問題について高いハードルを設定した意味というのはよく理解ができなかった。ところが関口委員のお話じゃないが,10月に再建策についてお話があって,中身を見る限りでは問題外だという話で,民間譲渡という方針が出るまでハードルを外さなかった。なおかつ民間譲渡の方針が具体化できる形で3病院を指定して,そこで間違いなく売れますという話を合併協議会でされたから,私どもはあの合併協議会で一緒に調印をすることを認めたわけですよ。そういう意味で言うと,その後細部の詰めをやった結果,三つともだめでしたという話になれば,私どもの方から言うと合併協議の前提が崩れちゃったというふうに受けとめざるを得ないんですよ。その深刻というか,重大な事態について皆さんから物の考え方が全然明らかにされないで,巻がちゃんと6月までに売り先を見つけられますからと言われても,それは信じられませんねということにならざるを得ない。そこのところについて,まず皆さん自身が合併協議の前提が崩れるおそれのある重大な問題なんだという認識に立っているのかどうかということをはっきりしてもらわないと,巻のやり方についてそのまま認めますというふうには言えないですけども,そこのところは皆さんがもうちょっとはっきりこの問題についての経過と,それから合併協議を終了したことについてのある種の責任みたいなものを含めてきちんとしてもらいたい。まず,前提としてはそういうふうに思うんですが,もう一回見解を聞かせてくれませんか。
◎三富強志 広域行政課長  委員がおっしゃられるように非常に大変な事態だという認識は十分持っているところでございます。巻町の病院につきましては,巻町特有の課題の一つということで当初から話があったわけでございますが,非常に経営状況の悪い中で,新潟市民,巻町民の方からも理解を得て,巻町との合併を成就させるためには,やはり第一義として巻町の住民がみずから解決方法を選択するということが前提であって,それが一定の改善策として評価されるということを求めたものだというふうに思っております。この病院につきましては,合併議論が始まる以前からの巻町の重要な問題であったわけでございますし,田辺巻町長も就任以来,改善について非常に積極的に取り組んでこられたわけでございますが,いろんな角度から検討した結果,なかなか自立再生させることが難しいという判断に至って,民間譲渡という御決断をされたということでございます。そういったことを受けた中で,3医療法人が指定されたということをもって合併の議決をいただいたわけでございますが,その時点ではやはりリスクがあって,その結果がこういう形になったということも事実でございますが,何としても合併協議で合意した内容で10月10日を迎えられるように両市町で努力をするということが重要なことだと思っていますが,本日報告させていただいたように現状が今こういう状況になってございますということでございます。
◆中川征二 委員  要は同じことを言っているわけだけど,この意見の相違というのを見ると,三つの病院のA,B,Cは本当に買う気があったのかと思いますよね。条件として提示をしたものについて,考えていないという結論が出ましたとか,それから譲渡額について22億というふうにあらかじめ明示をしていて手を挙げてくださいよと言ったにもかかわらず,それは高過ぎますという話でしょう。そういうことで言えば,Bも提示をした条件に合ってないことを初めから承知の上で手を挙げて,具体的な話に行ったら結局合いませんねという話でしょう。Cの方は当初何とかなると思ったんだけど,お金がありませんでしたというんだからこれはおりてもいいと思う。だけどさきの二つについて言えば,初めから値切れば値切れる範囲の問題だと考えて手を挙げたら,案の定そうなったということになるじゃないですか。そういうことをやった医療機関が第2次募集でまた手を挙げても結構ですなんていうのは,常識的には考えられないことなんじゃないですか。いわば新潟市との信義をつぶすような格好で巻町と話をして,できませんでしたと言って,また第2次募集に手を挙げて,もし新たな条件でこれに決めましたなんて言ったら,何やってんだという話になるじゃないですか。これは,新潟市に対する背信行為に近いと私は思わざるを得ない。要は足元を見られて,譲渡条件として提示したものをもっと値切れと言われているに等しいんじゃないんですか。私には,そういうふうに見える。そういうものを今の段階で出してきて,合併はもう既に決まっているんだから,何があってもいいんだというようなやり方というのは,いかに内政干渉だの何だの言われたって,今すぐやめましょうかというところまでいきかねないような話なんだから,議会に対しても市民に対しても,簡単に見守っていますなんていう態度で本当にいいのかと言わざるを得ない。だから,関口委員のように新潟市として合併を成立させるために責任を持ってきちんと,巻町に6月末までに売却をさせるという強い姿勢が出ないと,6月議会でもとへ戻せみたいな話になる可能性だってあるんじゃないんですか。
 それと,気になっているのは,もう既に事実上売却方針は決まっていて,職員の扱いについても,こういう条件ですが病院に行きますか,市役所の職員として残りますかという選択をしてもらわなければいかん。正式には決まってないでしょうが,6月になってさあどうしますかというやり方は,人の扱いをする上で極めて問題があると私は思う。そういうことも含めて私に言わせればこういういいかげんな報告の仕方はないんじゃないかというふうに思います。ちゃんと答えてください。
◎三富強志 広域行政課長  理由がなっとらんということでございますが,この第3回の改革委員会,ヒアリングは非公開で行われていますので,私もどういう内容だったかというのは承知しておりませんけども,委員が言われるように契約行為,交渉事ということで,やはりそういう背景もあったのかと,この内容を見せられたときに思ったのは事実でございます。このたび第2回をやる段階で,若干のハードルを下げたということでございますが,これにしても民間譲渡後も巻町においてしっかりとした医療機能が果たせるような法人を目指して頑張っていきたいという御意思として,やはり尊重しておく必要があると思っております。当初予定している6月までに譲渡先を決めませんと,その後購入をした医療法人が新たな病院として開設するため,県等に対する手続期間が3カ月程度かかるということで間に合わなくなるという部分もありますので,巻町としては当初予定どおり6月までには譲渡先を決めるということで,今取り組んでおるところでございます。
 また,そこに働いていらっしゃる方々につきましても,委員の言われるとおり,相手先の決定がおくれるほど将来的な自分の進む道を判断する期間が短くなるという部分があるかと思いますが,巻町におかれましてもその辺は十分認識した上で現在取り組んでいるというふうに伺っております。
◆金子由征 委員  今中川委員から大変厳しいお言葉もあったわけでありますが,私も西蒲ということで,巻の情勢も若干存じておるつもりであります。数回裏切られたということで,お怒りはもっともであろうかと思うわけでありますが,現在,巻町でも懸命なる努力をされておるという状況も私も知っておるところであります。そういう意味で,今回2次募集を行ったとしても当初スケジュールの平成17年6月までには譲渡先の決定は可能であるという報告が来ておるわけであります。いわゆる事務方として巻町に対して,総務常任委員会の意向について強く伝えておくべきだろうと思いますけれども,6月までは当初スケジュールどおりということでありますので,ぜひ皆さんからも御理解いただく中で事務方でひとつ努力をしていただきたいということで,課長にお願いいたすところであります。ひとつ皆さんからも御理解をいただきたいというのが私の気持ちでありますので,初めて委員会出席しながら生意気なことを申し上げましたが,ひとつ御理解もいただきたいと思っておるところであります。課長,ひとつよろしくお願いします。
○青木千代子 委員長  何か執行部にかわっての御答弁のようでございましたけれども,コメントがあればどうぞ。
◎三富強志 広域行政課長  ありがとうございます。巻病院の民間譲渡につきましては,巻町としては地域に医療機関として住民の方々に安心して医療を受けられる施設として合併後も残ってほしいというのが最大の願望であるわけでございまして,仮に売却ができないまま新潟市に合併をするということは,巻町が最も恐れていること,新潟地域になった場合には業者数の関係で,新たな病院の開設ができないわけですので,本当に真剣に取り組んでおられるということだけは御理解いただければありがたいと思います。
◆鈴木克夫 委員  2月議会の総務委員会の最終日で,病院の民間譲渡も決まらぬうちに合併協定を結ぶのはいかがなものかと言った私の立場からすると,初めから予想されていたことなんで,私は中川委員とは立場が違うけども,新潟市は腹を決めなければならないと思う。6月までにこの問題にけりがつけられなかったらどうするんだというあたりの新潟市の考え方をまず聞かせてください。
◎三富強志 広域行政課長  6月には何らかの方向が必ず出るわけでございますので,その時点で判断をさせていただきたいと思います。
◆鈴木克夫 委員  判断をするではないでしょう。先ほど課長の答弁で,町立病院というのはそれこそ巻の住民の生活にかけがえのないもので残さなければならないんだと表明したわけだ。もし6月で決まらなければ,新しい新潟市が責任を持ってでもやりますから合併させてくださいときちんと言わなければだめなんじゃないですか。そのくらい腹を決めてきちんと決意を示しなさいよ。そうすれば,先ほど金子委員が言われたように,もう少し6月まで温かく見守りましょうとなる。自分たちの決意も示さないで何とかなるでしょうみたいな形では,医療だとか福祉なんていうものはやっていかれないんだよ。その辺で,それこそ新潟市のきちんとした決意を示してください。
◎三富強志 広域行政課長  今の段階では,巻町も自治体として最もいい方向を目指して努力しており,6月にはその結論が出るということでございますので,その結果を判断の材料とすることになろうかと思います。
◆鈴木克夫 委員  そこがおかしい。もし民間譲渡ができなくて,病院をだれも買ってくれないとなったときに,新潟市は巻町と合併をするかどうかさ。合併したら新潟が責任を持って病院の運営をするというのが巻町に対する公約でしょう,違うんかね。
◎三富強志 広域行政課長  合併協定では,合併までに巻町において譲渡をするということが合意されているわけでございます。
◆鈴木克夫 委員  裏を返すと,もし巻町で処理しなければ巻の町立病院はなくなる可能性もありますということですか。
◎三富強志 広域行政課長  合併協議の中身からいけば,合併までに巻町において譲渡するということでございますので,病院をそのまま引き継いでくるという合意にはなっていないというふうに理解しております。
◆鈴木克夫 委員  だから,それでは不安が不安を呼ぶわけ。金子委員が何とか温かく見ていこうやと言っているようにはならないんだよ。だから,新潟市がきちんと腹をくくらなければならないんですよ。それが6月議会までということであれば,これ以上言わないけども,きちんと新潟市が責任を持つということで,合併協定を結んだわけだ。我々の慎重にやりなさいという再三の意見を無視して無理やり巻町を巻き込んだわけだ。その責任は大きいんだよ。そういう部分では,やはりそこはきちんと明確にしておくべきだ,これは意見です。
 それと,あと今後の対応の中で気になっているんだけども,特定医療法人及び医療機能評価を受けている医療法人というのが同列に並べているんだけども,特定医療法人というのは具体的にどういうことをいうんですか。
◎三富強志 広域行政課長  私も詳しくは知らないんですが,いわゆる病院経営に公益性が高いということで,国税庁長官の承認を受けた上で,租税特別措置法による法人税の軽減が受けられる法人ということでございまして,通常の医療法人ですと税率は30%でございますが,この特定医療法人に指定されますと22%まで軽減されるというものでございます。要件的には幾つかあるんですが,例えば同族のいわゆる世襲制を制限しているとか,差額ベッドの制限をしているとか,それから年間の給与,これなんかも一定の制限をかけていて,それにかなう法人ということで指定をされるというふうに伺っております。
◆鈴木克夫 委員  私は,もう少しわかりやすく聞きたい。例えば新潟県内で言うと厚生連病院とか済生会というのがある,これは特定医療法人なのか。具体的に特定医療法人と言った場合はどの法人を指しますか。または,具体的に全国展開しているようなところでそういうのがあるのかどうか教えてください。
◎三富強志 広域行政課長  今の鈴木委員に即答する資料は持ち合わせておりませんで,県内のどういうのが特定医療法人なのか,ちょっと今データがございませんが,医療法人には結構さまざまな設立根拠を持った法人があるようでございます。
◆鈴木克夫 委員  これでは報告にならないね。課長を助ける事務方もいないの。特定医療法人が何かと聞いているんだ。厚生連は違うのか,それともそうなのか,済生会は違うのか,そうなのか,そのくらいわからなければ,今報告受けたってだれもわからないということですよ。
○青木千代子 委員長  しばらく休憩します。(午前11:43)
               (休  憩)
○青木千代子 委員長  協議会を再開いたします。(午前11:59)
◎三富強志 広域行政課長  貴重な時間をつぶしてしまいまして申しわけありません。今一生懸命調べてたんですけど,まだちょっと調べ上げれなかったということで,厚生連,済生会についてはっきりしたことが今わかりませんで,恐らく社会福祉法人だろうと思いますが,もし間違いがありますとあれなんで……
◆鈴木克夫 委員  6月までにもう一度きちんと調べて報告していただきたいし,その上で金子委員も言いましたように,病院を守るというのはある意味では西蒲,我々を含めて全員の希望だと思うんで,私はやっぱり新潟市が腹を固めた対応をすべきだと思います。
 あと応募資格の変更内容は,特定医療法人ということでいわゆる公益性を重視する法人に特化したかったんだけれども,結果的には病院機能評価を受けている医療法人ということです。医療機能評価というのは個々の病院に受けさすので,法人に受けさせるものではない。結果的に言うと,あらゆる法人から受けてもらってもいいという内容なんだ。難しいことを言っているんだけども,その意味ではだれでもいいから買ってくださいというのが巻町の報告だということだね。そこまでせっぱ詰まっているわけだから,私はある意味で新潟市が責任ある対応をきちんとしていかなければ混乱を招くだけだと思うんで,その辺6月まで精いっぱい頑張っていただいて,明快な答弁をいただくようお願いして終わります。
◆吉田ひさみ 委員  細かいことをお聞きしたいんですけども,まず時間的な流れ,要するに最終的には6月までには大丈夫という根拠が知りたいんですね。それで,今までも大丈夫と言ってはだめ,大丈夫と言ってはだめだったわけですから,今回は本当に最終的に6月までに大丈夫という根拠を知りたい。それで,まず時間の流れをお聞きしたいんですが,2月17日に確認を行ったところまではわかるんですが,この3法人はだめだということになったのはいつなんですか。
◎三富強志 広域行政課長  最終的に判断されたのは,4月11日だったと聞いております。
◆吉田ひさみ 委員  そして,新潟市に報告があったのはいつですか。
◎三富強志 広域行政課長  15日でございます。
◆吉田ひさみ 委員  たしか前回このお話を非公式ながら漏れ聞いたのが4月22日ごろだったと記憶していて,この時点でのお話ではすぐにでも2次募集をかけるというお話だったと思いますが,2次募集はいつから始まっていつまで続くんですか。
◎三富強志 広域行政課長  巻町におかれまして,4月22日に全員協議会が開かれて議会からの御理解もいただいたということで,実際の公募されているのは4月28日から5月27日までとなっております。
◆吉田ひさみ 委員  そうすると公募が始まってから2週間近い時間がたっているわけですが,ここまでで何法人が申し込んでおられるのか把握していますか。
◎三富強志 広域行政課長  28日から公募開始したわけで,たまたまゴールデンウイークが入ったということもございますが,けさほど巻に状況確認をさせてもらったんですけども,連休明けの6日金曜日ときのう,具体的な書類を添えての申し込みはないそうですが,問い合わせ件数がかなり来ておって,複数のものが対応しているんで,きょうじゅうには集計をかけたいと言っておりましたが,20件以上の問い合わせは来ていると聞いております。
◆吉田ひさみ 委員  そういう数でもって一概に言えないと思うのは,例えば先ほどのお話の中で,3月中に理事会決定がなければきちんと申し込んだことにならないというようなお話があって,ヒアリングの中でそれが明らかになったということですよね。そうすると約1カ月近い募集期間,前回よりも数倍の募集期間ですが,その間の中でもやっぱり理事会を開いたり意思決定を得たりしなければならないという状況には変わりはないわけですよね。そうすると,そういうふうなことが時間的に間に合うという根拠というか,大丈夫とおっしゃっているその根拠が知りたいんですけど。
◎三富強志 広域行政課長  理事会等の決定したものを議事録みたいな形で上げてくれといって巻町でやられていたのは,特定医療法人を目指すという意思を理事会等ではっきりとしてほしいということで期間をかけて待っておられたわけですけど,このたびは既に特定医療機関の指定を受けている法人か医療機能評価を受けている法人ということで,それは書類等ではっきりわかりますので,そういった期間は今回は不要だというふうに聞いております。
◆渡辺孝二 委員  17年6月までには譲渡先の決定は可能であるということで,先ほどお聞きしましたところによりますと,これは巻町の協議会に出された資料そのままということなんですが,この最後のくだりは新潟市の見解なんですか,それとも巻町の見解なんですか,その辺が一番問題になっているんじゃないかと思うんですけど,その辺についてお聞きしたいと思います。
◎三富強志 広域行政課長  巻町の見解でございますが,新潟市としても同じ考えでございます。
◆渡辺孝二 委員  そうしますとこれはあくまでも巻町から受けた資料であって,新潟市としてはこのとおり理解をして,このとおり確実に進むんだと理解しているわけなんですね。
◎三富強志 広域行政課長  確実に履行していただきたいと考えております。
◆渡辺孝二 委員  そうしますと,先ほど鈴木委員から,もし6月までに決定しなかった場合非常に問題が残るが,そのときに新潟市はどうするんだという話があったわけですが,その点についてもう一回,お聞きしたいと思います。
◎三富強志 広域行政課長  6月の時点でどういう結果が出るか,私どもはきちっと履行していただけると思っています。予測しない事態になる可能性がないわけではございませんが,そういった場合にはその時点で判断をしていかざるを得ない部分があろうかと思います。
◆今井ヨシイ 委員  予測し得ない事態に立ち入ったということになった際に,西蒲エリアの地域医療をどうするのかというのは住民にとっては大変に深刻な問題であります。その問題がクリアできないまま合併に進むのか,進まないのか,大方は合併に進むと思いますよ。そうなった場合に,西蒲,三条を含めた診療圏のエリアの中で確保すべき医療のベッドをどうするのかということが突きつけられてくるわけですよ。その際にかねてから私が心配してたのは,県が合併に伴って県内の圏域を見直す作業が出てくる。これは当然のことだろうと思いますが,とりわけ新潟県全体を考えてみますと,全国をブロックに分けた際に新潟県が関東圏に入るのか北信越ブロックに入るのか,県議会でベッドの対人口比との関係で大きな問題になったんですよね。ですから,そういう面ではベッドをどういうふうに確保していくのかが,やっぱり住民の医療を守るという点から見れば大きな問題になってくると思うんです。その際にしゃくし定規に考えないで,新潟市になったとしてもそのエリアについてはやっぱり地域医療を確保するという観点を貫いていく必要があるかと思うんです。そういう点で,きちんとした考え方をぜひとっていただきたいなと,これは意見として強く申し上げておきたいと思います。
 以上です。
○青木千代子 委員長  ほかございますか。
               (な  し)
○青木千代子 委員長  以上で広域行政課の報告を終わります。
 それでは,以上で協議会を閉会し,委員会を再開します。(午後0:10)
 続きまして,継続調査中の所管事務調査を行います。
 前回委員会におきまして,中山委員より提案のありました件でございますが,市の職員4人の参考人招致について協議をしてまいりたいと思います。
 その件につきましては,先回の委員会で参考人招致について,呼ぶ,呼ばないについてのさまざまな御意見をお伺いいたしまして,委員長,副委員長に一任ということで承っておりました。そのことについて,まず私の方から委員の皆様に御報告を申し上げたいと思います。
 全国市議会議長会の見解等も事務局の方から調べていただきまして,公判中なわけでありますけれども,公判中における職員の参考人招致ということにつきましては,議長会での見解は法律上の拘束はないけれども,百条委員会あるいは常任委員会にかかわらず,議会は裁判の判決に影響を及ぼすと思われるような行動は慎むべきであるという見解がございました。どういうことかと申しますと,事件の真相究明や今後の方策を,ということが参考人招致をする目的であるわけですが,参考人として招致した場合にマスコミを通じて世論にどう受けとめられるかということが予測できないということ,また結果的には裁判に悪影響を及ぼすようなことが考えられるということがありました。また,そうすることによって,今公判の最中である4人に対して裁判所の心証を悪くする可能性があるという見解もございまして,市議会全体,また委員会として裁判に影響を及ぼすようなことについては慎重に,あるいはそれなりの責任を持って対応するという心構えを持っていかなければいけないというような見解でございまして,委員長一任ということでありますが,いま一度議長会の見解をお伝えした上で,私としては非常に厳しい問題であると受けとめておりますけれども,皆さんに報告をしてお諮りをしたいと思いますが,いかがでございましょうか。
◆中山均 委員  提案した本人なので,まず一言申し上げたいと思いますけれども,僕としては裁判は裁判ということで,法律的な処分というか,処罰というのは時効とかさまざまな適用できる法律とかの関係で,この事件の解明が進められていくんですけれども,議会としてはそれを超えたところでその背景や構造的な問題点について明らかにすることができますし,それがむしろ議会としての任務だというふうに思いました。それで,今回の4名のことについても,被告ということではありますが,彼らの直接の当事者の口からその背景や問題点について,何らかの僕らが真相究明の上で参考となる意見というか,事実関係を引き出せればいいなと思って提案させてもらったんですけれども,今ほどの全国市議会議長会の見解ももっともなもので,私自身はこの実現は極めて難しいというふうに思いますので,今回は慎重にという意味であきらめざるを得ないかなと,今ほど報告を伺って思いました。
 以上です。
○青木千代子 委員長  ただし,判決後に行う場合や議員が個人的に行うのは問題ないということでもございました。今発言者であります中山委員の方から慎重にという考えも伺いましたので,委員長といたしましてはこの件につきましては総務委員会としての参考人招致は難しいという判断の上で,行わないというふうに判断をしたいと思いますが,よろしいでしょうか。
            (「今は行わない」との声あり)
○青木千代子 委員長  はい,そういうことですね。判決後においてはよろしいということでございます。
               (異 議 な し)
○青木千代子 委員長  ということで,大変にありがとうございました。
 また,この職員の参考人招致以外で委員の方から何か所管事務のことで質問があれば。
◆今井ヨシイ 委員  時間が切迫している中で,1点だけ確認で公平委員会書記長から報告願えればありがたいと思います。新聞でしか情報がわからないもんですから,お尋ねをしておきたいと思いますが,先般官製談合にかかわって70名の職員が処分をされました。そのうちのお一人が処分不服として公平委員会に異議申し立てをされて,その件については総務常任委員会でも報告があったんですが,その後,市長から答弁書が出されたということで,公平委員会における御本人と市長との文書でのやりとりがあったと報道されておりますが,この事実経過について教えていただきたい。
○青木千代子 委員長  ただいま今井委員からの御発言についてですが,公平委員会書記長より御答弁を願うということでよろしいでしょうか。
              (異 議 な し)
○青木千代子 委員長  それでは白井公平委員会書記長,答弁席にお願いします。
◎白井裕司 公平委員会書記長  事実経過だけ申し上げますと,2月25日に不服申し立てが出されまして,3月18日の公平委員会で受理決定いたしました。18日同日をもちまして,不服申立人に申立書の受理通知をしたところでございます。市長に対しましては,4月14日までに答弁書を提出するようにということで,4月14日答弁書を受理いたしまして,4月15日に市長及び不服申立人に答弁書の受理通知をしているところでございます。
 今までの事実関係は以上でございます。
◆今井ヨシイ 委員  この点について見れば,職員の側から見れば処分が不服という申し立てでありますが,その概略的な中身についてはお答えいただけますか。
◎白井裕司 公平委員会書記長  地方公務員法の第50条第1項で口頭の審理不服申立人が請求するときは公開しなければならないとされているわけですけれども,それ以外は非公開が原則であります。本件は書面審理でありますことと,また不服申立人が非公開を希望していることから非公開としている。したがいまして,詳細の内容につきましては御報告できません。概要につきましては,ホームページ等にのってありますが,公平委員会として公表できるのはあのような概要までということで御理解いただきたいと思います。
◆今井ヨシイ 委員  その概要を教えてくださいということでありますから,ペーパーでも配っていただけるものかと思って期待していたんですけども,ないんでしょうか。
◎白井裕司 公平委員会書記長  私の手元にはペーパーがあるんですが。
○青木千代子 委員長  ではそれをコピーしていただいて皆さんに配付してください。
 休憩いたします。(午後0:21)
               (休  憩)
○青木千代子 委員長  それでは,委員会を再開いたします。(午後0:23)
◆中山均 委員  裁判資料の方ではなくて,前回の委員会で時間がなくて人事課に質問するために必要な資料として皆さんにお配りしたいものがあったんです。というのは,少し前回も説明しましたけれども,公正取引委員会の審判がなかなか進まないということで,新潟市としても非常に関心を持たなければいけない課題だと思っていて,私と中川委員で,有志という形ですが,スタッフを派遣して傍聴してもらって,いろんな問題点を公正取引委員会に質問状というか,要請をさせていただきました。口頭でなんですけども一定の回答が返ってきまして,その回答について考えると,今までこの委員会でやりとりされてきたことについても,また若干市長答弁にも問題があるというふうに思ったところもありますし,このメンバーで総務常任委員会としてやるのは恐らく事実上今回が最後になると思われるので,前回時間切れで配れなかった資料について改めてきょうお配りするだけですけれども,所管事務調査は終わっているわけではないので,今後の参考のために配付をさせていただきたいと思うんですが,いかがでしょうか。
○青木千代子 委員長  どうでしょうか。配付をするということでよろしいでしょうか。
               (異 議 な し)
○青木千代子 委員長  それでは,配付をしてください。
 (別紙資料「公正取引委員会担当官から口頭での「回答」」配付)
○青木千代子 委員長  それでは,資料も来たようですので,引き続きそれをお配りいただいてそのまま委員会を続行したいと思います。
 (別紙資料「新潟市発注工事「官製談合事件」審判に関する申入れ」,「公平委員会の会議開催概要」配付)
○青木千代子 委員長  この2枚がホームページにのっている内容のすべてですか。
◎白井裕司 公平委員会書記長  3月18日のものと4月21日,公平委員会が受理してから2回開かれておりまして,この概要でございます。
◆今井ヨシイ 委員  ホームページで公開しているからというお答えであったんですが,事実は事実だと思いますけれども,この問題については70名にも上る職員が処分をされたということで,当委員会でも処分のあり方についてかなり議論が行われた経過があります。それだけに官製談合にかかわって前市長,前助役,そして市のOBの方々の責任のあり方という問題ともかかわるということで,1人の職員がこういう不服を申し立てたというだけにとどまらないと,私はそういうふうに受けとめています。ですから,市長が答弁書を提出をされたということでありますので,この答弁書が非公開の議事8について該当するのかしないのか,ここの判断も必要かと思いますけれども,市長がどういう答弁書を出されたのか,可能であれば答弁書を当委員会に提出をしていただきたいと考えておりますが,いかがでしょうか。
◎白井裕司 公平委員会書記長  先ほど申しましたように,地方公務員法第50条第1項で記載のあるとおり,原則としては非公開でございまして,この方御自身が非公開を望んでおりますので,その該当する市長の答弁書でありましても,該当する文書については公開できません。
◆今井ヨシイ 委員  できないということであれば,これ以上のことは避けたいと思います。それでは白井書記長はお引き取りいただいて結構でございます。ありがとうございます。
 委員長にお願いなんですが,70名の処分と前市長,前助役,それからOB等の関係もありますので,私たちがこれからこの問題にどう対応していくのかの参考として,人事課に対して三役の退職金についての資料を委員会として取り扱っていただくように手続をしていただきたいと思います。過去の三役,OBについての責任のあり方という面でどう考えたらいいのかという面でも,市三役の退職金の総額について明らかにしていただくように資料として提出をいただきたいと,きょうでなくても結構です。
○青木千代子 委員長  休憩をいたします。(午後0:30)
               (休  憩)
○青木千代子 委員長  委員会を再開いたします。(午後0:38)
 人事課長はいませんけど,総務部長がいらっしゃいますので,かわってそれでは資料請求についてお答えいただきたいと思いますが,今井委員の方から提案がありました前三役,名前を明確に申し上げますと,長谷川前市長,それから渡辺元助役,熊谷元収入役,加藤前助役,長井前収入役,この5名の方の退職金額並びに今回のこの談合問題を受けての寄附金についての説明を受ける上においての資料の提出を次回の協議会までに求めるということでよろしいでしょうか。
                (「はい」との声あり)
○青木千代子 委員長  では神部部長の方からも了承を得ましたので,そのように取り決めたいと思います。
 ほかにございますでしょうか。
◆小山哲夫 委員  議員になりましたので,一人前で扱われるのは当然なんですが,6日にこの常任委員会の案内をいただいて,そのときに中間報告の資料が二つ添えられてきて,私だけではなく新しい議員が7人いるわけですが,正直言うと新聞報道で見ていて大変そうだというぐらいの印象だったんです。実際に中間報告を読み, 20回以上も委員会が開かれていると出ていましたし,また,調査委員会の報告書もいただいて読んで,ますます大変なことだということで認識しています。ですから,6月議会でまた委員会の構成が変わるということなんですけども,経過なりを少し新しい議員に教えていただいたり,あるいは議事録があってそれを読めば大体の流れがわかるようならそれでも構いませんが,少しその辺を丁寧にしていただかないと,いただいた資料は目通しましたが議論についていけないというのが私の率直な印象です。また,私がぱっと読んだだけでも,中間報告には議員の名前も出ているが,調査報告にはABCDとなって食い違っているところもあり,ここは話がちょっと変わっているなとか,やぶの中のような現状も感じられたりしているんで,そういうことも含めて,ちょっとわがままで申しわけないですが,ぜひ新しい議員に経過などレクチャーしてもらうなり,何か手だてをとっていただければ大変ありがたいと思います。
 以上です。
○青木千代子 委員長  ほかの委員の方の御意見ございましたら。
 おっしゃられることはよくわかりますし……
 (「議事録があるんだから」との声あり)
◆今井ヨシイ 委員  私たちは,会議録は全部取り寄せて目を通して臨んでいるわけですから,事務局は大変だと思いますけれども,新しい委員の方には同じように……
○青木千代子 委員長  そうですね。時間的にまだ議事録としてきちっと完成しているものの方が少なくて,まだ未定稿になっている議事録が主になっておりますけれども,おっしゃるとおりこれは重大なことでございますので,本来なら皆さんと御一緒にまた勉強していくべきものだとは思うのですが,時間的なこととか,今いらっしゃる委員の方もかわられる可能性もあるわけでございますので,まことに申しわけございませんが,議事録等の資料を事務局の方に用意させますので,それで勉強していただければありがたいなと思いますが,いかがでしょうか。
            (「結構です」との声あり)
○青木千代子 委員長  よろしくお願いいたします。
 ほかにございますでしょうか。
               (な  し)
○青木千代子 委員長  以上で本日の日程を終了し,委員会を閉会をいたします。(午後0:43)