議事ロックス -地方議会議事録検索-


新潟県 新潟市

平成17年 4月 5日新潟駅連続立体交差事業及び総合交通体系調査特別委員会−04月05日-01号




平成17年 4月 5日新潟駅連続立体交差事業及び総合交通体系調査特別委員会

         新潟駅連続立体交差事業及び総合交通体系調査特別委員会会議録

                  平成17年4月5日
                                   議会第2委員会室

  平成17年 4月 5日 午前10時00分開会
              午前11時21分閉会


  〇委員会
   1 報 告
    ・ 連続立体交差事業に関する県知事・市長会談結果について (新潟駅周辺計画課)


  〇出席委員
    (委員長) 渋 谷 明 治
   (副委員長) 渡 辺   均
    (委 員) 若 林 国 昭  川 島   勝  藤 塚 仁一郎  藤 田   隆
          目 崎 良 治  真 島 義 郎  山 田 洋 子  小 林 義 昭
          進   直一郎  小 泉 仲 之


  〇出席説明員
     新潟駅周辺計画課長  早 福  晃



  以上のてんまつは会議録のとおりであるので署名する。

    新潟駅連続立体交差事業及び総合交通体系調査特別委員長
                           渋 谷 明 治



○渋谷明治 委員長  ただいまから新潟駅連続立体交差事業及び総合交通体系調査特別委員会を開会いたします。(午前10:00)
 本日の欠席者はございません。
 ここで,新潟日報社及び日本経済新聞社から本委員会を写真撮影並びに録音したい旨の申し出がありますが,これを許可することに御異議ございませんでしょうか。
               (異 議 な し)
○渋谷明治 委員長  それでは,そのように許可することに決定いたします。
 また,TeNYテレビ新潟放送網及び新潟テレビ21から,本日の委員会を通してテレビ撮影したいとの希望ですが,これを許可することに御異議ございませんでしょうか。
               (異 議 な し)
○渋谷明治 委員長  それでは,そのように許可することに決定いたします。
 本日は,新潟駅周辺計画課より【連続立体交差事業に関する県知事・市長会談結果について】報告を受けたいと思いますが,これに御異議ありませんでしょうか。
               (異 議 な し)
○渋谷明治 委員長  それでは,そのように決定いたしました。
 それでは,新潟駅周辺計画課長より報告をお願いいたします。
 資料がありますので,配付をさせていただきます。
 (資料「連続立体交差事業に関する県知事・市長会談(平成17年3月18日)結果について」,「県知事・市長会談後の市長と記者との質疑応答」配付)
◎早福晃 新潟駅周辺計画課長  それでは,ただいま委員長からお話のありました,連続立体交差事業に関する県知事・市長会談結果ということで,その概要を資料にまとめましたので,それに基づきまして説明させていただきます。
 市長と知事会談が本年3月18日に行われまして,今配付させていただきました資料につきましては,その結果の概要を市の方で取りまとめたもの,またもう一枚参考としてございますのが,これが知事,市長会談の後に,市長と記者との間で質疑応答があったものを紙に起こしたものでございます。
 それでは,1枚目の県知事・市長会談結果についてという資料で説明させていただきます。まず,連続立体交差事業の位置づけということで,1番でございますが,連続立体交差事業は,新潟県,新潟市の拠点性を高めていく最優先の戦略プロジェクトであり,県,市が協力して早急な取り組みを行うと。その理由といたしまして,?,県都であります政令市新潟の新しい顔づくりであり,南北市街地を一体化し,交通の円滑化を図る新潟市の拠点性を飛躍的に高める事業である。もう一点,?ですが,連続立体交差事業を土台とした空港アクセス,羽越本線高速化,上越新幹線活性化などの取り組みは,新潟県全体の拠点性を高める最大の戦略プロジェクトであるということでございます。
 2点目,連続立体交差事業の事業主体については,財源的な見通しをつけ,新潟市が事業主体となる方向で協議,調整を行いたいということでございます。
 それから,おのおのの費用負担でございますが,連続立体交差事業と空港アクセス等については,事業の広域性,拠点性などを勘案して,おのおのの事業主体に対し,相応の負担を行うものとし,その割合,額等は今後協議するということでございます。
 今後の進め方でございますが,新潟駅連続立体交差事業を含む周辺整備関係については,平成17年度内の都市計画決定を目指し,作業を進めると。具体的には,平成17年夏ごろに住民説明を行うことを目標とし,それまでに連続立体交差事業の事業主体,費用負担などについて県,市で合意を図るよう努める。
 5番でございますが,連続立体交差事業を土台とする空港アクセス,羽越本線高速化については,JRの協力が不可欠であり,新潟県,新潟市,JRの3者協議の場の設置について,県,市でJRに申し入れを行うということが話し合いをなされたところでございます。
 参考でお配りしました資料につきましては,マスコミ報道等であたかも市が事業主体に決定したというような報道がなされておりますが,特にその場面につきましては,参考の随所に出てくるんですが,白丸が記者の方の質問,黒丸が市長の答弁ということでございますけれども,その二つ目,「新潟市が事業主体になるということですがそれを決めた理由は」というところで,冒頭に市長の方からも,まだ決めていないということではっきり話がされているところでございます。この辺のくだりは随所に出てきておりますので,参考までにごらんいただきたいと思います。
 以上で私からの説明を終わります。
○渋谷明治 委員長  ただいまの報告に質疑はありませんか。
◆進直一郎 委員  連続立体交差の事業の位置づけ,あるいは事業主体,費用等々というのは,この報告書を見る限り初めてここで話されたようになっておりますけども,長い経過があるわけですよね。そして,ここまでの過程で市の判断基準はいろんな形でぶれていますよね。ただ単に話し合いを何回か続けていったら事業主体が県から市に来ましたということなのか,あるいは補助金の制度が変わりましたので事業主体が市に来ましたということなのか,今まで一回も市は事業主体になったことがないのははっきりしているわけで,これから市が事業主体になるということをどういうふうにして決めたかというのをもうちょっとはっきりさせてください。
◎早福晃 新潟駅周辺計画課長  かなり長い間,市の内部,県との調整を進めてきていたわけですが,一番大きい問題といたしましては,財源問題があったわけでございます。しかしながら,新潟駅周辺の連続立体交差事業については,このままとめておくわけにいかないという大きな判断と,それから県と市で協力して進めていこうという明確な話し合いがなされてきたと。財源問題につきましても,先回お話しいたしました交付金事業,パッケージ等といった事業の活用もしていくことによって,一定の見込みがつく可能性があるということで,その方向を市長が判断したというふうに思っています。
◆進直一郎 委員  私は,いつ市が事業主体になることを決めたのかということと,どういう判断で決めたのかということについて聞いているんです。
◎早福晃 新潟駅周辺計画課長  ただいま御説明いたしましたように,まだ主体になることを決めたというところには至っておりません。その根拠といいますか,要素といたしましては,財源問題も含めてきちっと御説明した上で,都市計画の具体的な手続に入る必要があるということでございます。
◆進直一郎 委員  事業主体になることを決めていないとすると,今まだ県が主体であるということは間違いないわけですか。
◎早福晃 新潟駅周辺計画課長  現在のところ県が主体ということは間違いありません。
◆進直一郎 委員  そうすると,この全体の話はまだリードしていっているのは県ということですね。市は,県と協議をしながら,できるだけ事業をうまくやるために協力をしているという立場なわけですね。
◎早福晃 新潟駅周辺計画課長  現段階はそういう状況でございます。
◆進直一郎 委員  そうすると,例えば今後,本委員会で事業について説明をするときに,まだ具体的にデータがないということが間々あるんでしょうか。それとも,もう市の方が責任を持ってやる方向にいっているんで,しっかりと説明をするということになるんでしょうか。
◎早福晃 新潟駅周辺計画課長  連続立体そのものの事業説明ということでございますと,これまで県,市共同で調査等を進めてきておりますので,県と調整の上で必要な説明はさせていただきたいと思っております。
◆進直一郎 委員  その面で一つだけ聞きますけれども,事業費が600億円になって,735億円になって,705億円になる。この前出たペーパーで,各工事についてどういう見直しがあって,どういう価格変化があったかということをやりまして,これをさらに低めるために努力をするということですが,あれを具体的に見直すのは,いつどこでだれがどのようにやるんですか。
◎早福晃 新潟駅周辺計画課長  これから都市計画の手続と並行しまして,着工準備調査の最終段階で詳細設計が県主体で行われます。その中で調整をしていくということを考えています。
◆進直一郎 委員  そうすると,県が主体で見直して,例えば一定の値段が決まっていって計画が具体化していくわけですけれども,それがある日突然市がやりますよといったときに,市がそれを精査,チェックしていく能力というのはあるんですか。
◎早福晃 新潟駅周辺計画課長  可能な限り県と一緒にチェックをしていくということにしております。
◆進直一郎 委員  事業主体が県にあって,それが今まで県主導で全部やられていて,価格まで一定のものが出てきていて,それがある日主体は市になりますよと今度決まったときに,それができるだけの能力が市にあるんですか。
◎早福晃 新潟駅周辺計画課長  これまでも県とともにさまざまな事業内容等については,一緒にチェックをしてきていますので,市が事業主体になるということであれば,そのようなチェックは可能であると私は考えております。
◆進直一郎 委員  では,細かいことで申しわけありませんけども,例えばこの事業費の中で各用地の話とか,軌道の話とか,土木の話,設備,電気の話,これについては今でも,市ではこのことについてわかる人がいるということですね。
◎早福晃 新潟駅周辺計画課長  概略設計レベルで先回お示ししました内容につきましては,御説明することが可能でございます。
◆進直一郎 委員  私が言っているのは,説明の話じゃなくて,この平成17年以降にさらなる事業費の低減に努めると書いてあるわけで,低減の努力をする能力が市にあるのかということを言っているの。
◎早福晃 新潟駅周辺計画課長  基本的にはJRと十分な協議をしながら低減を図っていくということになりますが,そのような能力は職員にも備わっていると私は考えております。
◆進直一郎 委員  わかりました。では,それは承知しておきます。
 では次に,ここでは位置づけとか,費用とか,今後の進め方とか項目が具体的に出てきていますけれども,例えばこの前の委員会でも,高さ1メートルの差で10億円の金が違ってくるとか,あるいは空港との関係で鉄軌道系の交通アクセスをつくっていくとか,あるいは新幹線の乗り入れだとか,特例債を使うとかということについて具体的に話が出ています。個々について具体的にはどれくらいまで検討を進めて,どういう話し合いになっているのか,ちょっと聞かせてください。
◎早福晃 新潟駅周辺計画課長  関連する空港アクセス,それから羽越線の関係,新幹線乗り入れ,高さを上げるかどうかという話につきましては,いずれにしましても,JRと県と市の3者で具体的に決めて方向を定める必要があるということでございまして,現段階ではその実現性も含めて未定でございますが,どうやったらできるかといった協議の場をこれから設けようということでございます。あと特例債関係,財源の話につきましては,先回の委員会でお話ししました交付金のパッケージ,またその起債制度等,まだ協議,検討中でございまして,さまざまなものをまないたに上げるという段階でございます。
◆進直一郎 委員  これ以外にも挙がっているのがあるんですか。
◎早福晃 新潟駅周辺計画課長  財源の話ということでしょうか。
◆進直一郎 委員  いえ,違います。つまり高さの問題から,アクセスの問題から含めて,今まだオープンになっていない,あるいは議論しているけども,報道されていない中身はあるんですか。
◎早福晃 新潟駅周辺計画課長  関係者の協議の間では,アイデアレベルで幾つかございます。ただ,その内容については,現在のところちょっと影響が大きいので申し上げられないということで御容赦願いたいと思います。
◆進直一郎 委員  今出ている限りでも影響が大きくて,議論する前に情報が出ているわけですよ。出てあたかも具体的な事例になっているわけですから,アイデアぐらいのレベルでもいいから,出しておかないと,今後の大きな議論の材料として不足するかもわからないわけで,可能な限り出していただけませんか。また一つ一つ小出しにするんですか。
◎早福晃 新潟駅周辺計画課長  再度県やJRと協議しながら,アイデアレベルまで至っていないものもございますけれども,そういった方向性をある程度見定めた上でお話しさせていただきたいと思います。
◆進直一郎 委員  アイデアレベルでといっても,今出てきているものも議論はまだしていないし,アイデアレベルのものが固まってきて方向性になっているわけですよね。
◎早福晃 新潟駅周辺計画課長  空港アクセス,それから羽越本線と上越新幹線活性化に向けた取り組みにつきましては,連続立体交差事業と絡ませるかどうかは別として,これまでもさまざまな議論がなされてきたというふうに考えております。
◆進直一郎 委員  高さと特例債の二つは,全然どこにも話を出していない。なのに,10億円という金額まで出ているじゃない。
◎早福晃 新潟駅周辺計画課長  高さにつきましては,将来的な構想が実現するのであれば,高さを合わせた方がより有効であろうということで,その方向を見定めて設計を変えていくという……
◆進直一郎 委員  私は,間違っていると言ってるわけじゃなくて,それでいいと思うんだけれども,市が事業主体になるかどうかもはっきりしていないときに,データがないままに,ある日高さの問題が出てきたり,特例債の話がぼんぼん出てきて周辺が固められていって,ある日これだけのお金が要ります,しかし実はその負担に耐えられませんという話だって出かねないわけです。では,次に聞きますけども,新潟市はどこまでの費用分担に耐えられるんですか。
◎早福晃 新潟駅周辺計画課長  具体的にどこまで耐えられるかにつきましては,今回,政令指定都市事務移譲協議の中で,県からおりてくる財源がはっきりするのにもう少し時間が必要だということでございますので,それらを踏まえて判断していくということにしております。
◆進直一郎 委員  さっき17年の夏までに住民説明を始めると言った以上,そこで具体的に2年後なら2年後,政令指定都市になったら新潟市は責任を持ちますよと。具体的にその中身については,県とはこれくらいの形での協力関係になります。だから,県がオーケーして都市計画決定をするために都市計画審議会をいつ開きますと,計画はどう進みますという説明をしなければだめでしょう。
◎早福晃 新潟駅周辺計画課長  そういった説明をできるように,この数カ月の間で整理をしてお話ししたいと考えています。
◆進直一郎 委員  例えば全体で705億円かかるとして,県の負担が400億だったら耐えられる,300億だったら嫌だと,100億円だったら新潟市はできないよということを含めてまだ固まっていないということであれば,固まってゴーの決断を出す場所というのはどこになるんですか。
◎早福晃 新潟駅周辺計画課長  財源につきましては,現在整理しております数字,連続立体交差事業については,705億円でシミュレーションをして御説明したいと思います。さらなる事業費の低減等については,その後の問題というふうに考えております。
◆進直一郎 委員  今できている,あるいは考えられる形でシミュレーションしている例というのはありませんか。例えば3分の2が市で,3分の1が県だと。市の分は,どういうふうな財源構成をすると,10年間で幾らぐらい出しながら耐えられるとか,そういうのは考えたことないんですか。
◎早福晃 新潟駅周辺計画課長  本当に相当数のパターンでシミュレーションはしておりますが,ちょっとお話しできるような段階ではございません。
◆進直一郎 委員  それを出せ,どういうシミュレーションを考えているかという考え方だけでも出せということも無理ですか。
◎早福晃 新潟駅周辺計画課長  申しわけありませんが,次回までには何とか整理して御説明できるようにしたいと思います。
◆進直一郎 委員  いつごろですか,その次回というのは。
◎早福晃 新潟駅周辺計画課長  少なくとも6月議会にはお話しできるようにしていきたいと思っています。
◆進直一郎 委員  では,それは期待しています。その次にちょっとまた別の形で聞かせていただきたいんですけれども,片一方でパーソントリップ調査の結果が出ていて,今都市計画マスタープランの市民意見を聞いていますよね。そして,それなりに公共交通を含めてどういうふうにして交通施設をつくっていくかが出ているわけですけれども,あなたのところの書いているものには,そこからの位置づけというのは全然載っていないんですよね。都市の必要性とか,拠点性とかというのがありますけども,現在進行形の諸所の計画との関係で,駅の立体をつくることがどうしても必要だという話は,数字的というか,組み立てとしては出ていないんですけども,そこら辺はどういうふうに考えているんですか。
◎早福晃 新潟駅周辺計画課長  ここであらわしておりますのは,あくまでも知事と市長の会談の中での話題ということでございまして,基本的に新潟市の取り組みといたしましては,総合計画,またはパーソントリップ調査,都市マスタープランに基づくものがベースになっていると考えています。
◆進直一郎 委員  そうすると,例えば鉄軌道とか空港アクセスを検討するという場合に,そういうデータは必ず入ってこなければだめですよね。
◎早福晃 新潟駅周辺計画課長  今後,そういうデータを使いながら具体化に向けていくということになるだろうと思います。
◆進直一郎 委員  そうすると,例えば単純に高架化だけではなくて,周辺整備もある,あるいは新潟市全体の総合交通体系もあるという中で,今度具体的に都市計画決定して着工する場合には,そういうふうなことも含めて再度洗い直しをしてやるんでしょうか。それとも,今まで流れの中で高架化だけが走っていくんでしょうか。
◎早福晃 新潟駅周辺計画課長  これから調整しなければならない事項ということになりますと,あくまでもパーソントリップ調査,総合交通体系の計数数値の中でやっていく必要があると思っています。空港アクセスとか,羽越線高速化につきましては,広域的な交通,人の流れということで,駅周辺地区の交通そのものについては大きな影響はないかと。したがいまして,その数字で都市計画決定を進めたいと思っていますし,仮に空港アクセス,羽越線高速化等,実現化に向かうといたしましても,その計画そのものは大きなそごは出てこないと考えています。
◆進直一郎 委員  そう言われるんですけど,例えば鳥屋野潟とか飛行場までの話とは必ず関係が出てきますよね。あるいは駅の高架の下に入れるバス乗り場のつくり方によっては,バスセンターとの関係で,2極をつくるのか,1極にするのかも含めて,議論していかなきゃいけないんじゃないですか。
◎早福晃 新潟駅周辺計画課長  あくまでも総合交通体系の提案されているものに基づいて説明をしていくということにしております。
◆目崎良治 委員  きょうお配りいただいた資料のところで,単純なことだけひとつお聞きしますが,議事録の説明のところで,市長は,新潟市が事業主体になるとは決めていません。しかし,覚悟は決めています,と。決めていないけど,覚悟を決めているというのはどういう意味。
◎早福晃 新潟駅周辺計画課長  ちょっと私もはかりかねますが……
◆目崎良治 委員  いやいや,はかりかねないで,課長の率直な気持ちでいいよ。
◎早福晃 新潟駅周辺計画課長  具体的には,財源シミュレーションをして将来とも可能であるという段階になって,初めて決めるということになろうかと思います。覚悟につきましては,可能な限り工夫をしながらやっていかなければならないのではないかということで覚悟は決めているということだと思います。
◆目崎良治 委員  市長の真意を課長が100%言えるかどうかというのは確かに疑問だけれども,決めていないけど覚悟を決めているというのは,これはだれが見たっておれがやるということを宣言したものなんですよ。2枚目の下から2番目に「今日から,走りたい」と書いてある,市長は決めていないけれど覚悟を決めているから,もうきょうから走りたいんだ。だから,これはまだだれも決めていません,これから協議していくんですなんていう中身のもんじゃない。私はそう思うんだけれども,課長は本当に全く決まっていないと思うの。あなた自身もそんなふうに思っていないでしょう。正直なところ言ってください。思っていないのを思っているなんて言うこと自体が,これからのやりとりでまずいよ。
◎早福晃 新潟駅周辺計画課長  市長も言っておりますように,この事業は本当にやっていかなければならないということを,私どもも肝に銘じていますし,新潟市がやるかどうかということは,財源等を含めて説明した上で表明をするということになろうと思いますが,いずれにしても可能な限りの財源調整,財源の工夫ができるかどうかは我々にかかっていると思いますので,そんな意味での作業,それから説明を今後ともしていきたいと思っています。
◆目崎良治 委員  財源のことと,何のために事業をやるかという,その二つが私は気になるんですが,財源の面で見ると,市長は,これから着工すれば市が大半の負担をしなければならないということもおっしゃっている。年間20億をこれから新たに捻出しなければならないということも参考資料の中で出てきますね。そうすると,その財源というのはどこからどうやって出す予定ですか。
◎早福晃 新潟駅周辺計画課長  ちょっと説明できる段階になるまで御容赦いただきたいと思います。近々説明させていただきたいと思います。
◆目崎良治 委員  新潟市や新潟県の拠点性のためにどうしてもやらなければならない事業だといって,2000年から事業採択を受けてきているが,この期に及んでまだ財源をどうやって捻出するかも発表できないということ自体が私はおかしいと思う。合併建設計画のときに,確かに財政が厳しい場合12市町村で,特例債も活用するということでしたが,特例債というのは合併建設計画の特例債のことですよね。それはどうですか。
◎早福晃 新潟駅周辺計画課長  合併特例債も一つの話題といいますか,メニューの一つということになります。
◆目崎良治 委員  そうすると,合併特例債もメニューの一つだというのは,合併建設計画によって活用できる特例債のほかに,また別の特例債というのがあるんですか。
◎早福晃 新潟駅周辺計画課長  起債に関しては,有利なものを活用していこうということで,現段階で最大限の有利な起債は合併特例債ということでございます。例えば連続立体交差事業につきましては,交付金事業にかわった段階で,その地方負担分については通常の起債が使えないという状況でございます。ただ,いろんなところに問い合わせてみますと,合併特例債は使える可能性があるということで,それも一つのたたき台ということでございます。
◆目崎良治 委員  そうですね。通常起債はだめだけど,特例債は可能性がある。そうすると,連続立体交差事業あるいはその周辺整備というのは,合併建設計画の中で位置づけられていますか。
◎早福晃 新潟駅周辺計画課長  合併建設計画の中の事業費的には盛り込まれておりません。ただ,精神論といいますか,事業をやっていこうということについては盛り込まれてございます。
◆目崎良治 委員  そこが大事なんだよ。文言は確かに書いてある。でも,事業費の裏づけは書いていない。それは,確認できますか。
◎早福晃 新潟駅周辺計画課長  私もそのように理解しております。
◆目崎良治 委員  そうすると,新潟市を含めて13市町村で合併建設計画というのは5,683億円ですよ。巻を含めると5,862億円。そのうち特例債が使えるのは,13市町村で824億円,巻を含めると約850億円になるんだが,この特例債を連続立体に活用すると仮定すればどのくらいの金額が特例債,連続立体に流用されることになるのか。
◎早福晃 新潟駅周辺計画課長  何段階も過程があるというふうに考えていまして,まだまだそういった何割を持ってくる,または合併特例債を使うかどうかというのも決めたわけではありませんし,選択肢の一つとして,さまざまなシミュレーションをしている最中でございます。
◆目崎良治 委員  合併特例債も活用してというのは,すごく目玉商品みたいに報道されてきたんではないの。
◎早福晃 新潟駅周辺計画課長  報道等はそういうふうに理解しているようですが,新潟市としてはそういう方向でやっていこうと具体的に決めた覚えはございませんし,推測すれば,県が新潟市に事業をやりなさいと言った段階で,県の方から合併特例債を使ったらどうかという話が出たという事実はございます。
◆目崎良治 委員  では,確認しますが,新潟市は合併特例債を使うという腹は今ないの,あるの。
◎早福晃 新潟駅周辺計画課長  メニューの一つではあると思います。
◆目崎良治 委員  そうすると,合併建設計画というのは,およそ500の事業と6,000億円近い総事業費になっているわけですが,それは廃置分合なんかと含めて議会議決を要したもんでしょう。実際にやってみたら1億や2億の金が動いたというのは,何百億もの事業をやるときにはあり得ることだけれども,特例債を活用するということになると,合併建設計画の事業計画そのものに変更を来すわけだから,当然議会議決を伴わなければならないものでしょう。なのに,議会の議決も伴わないでひとり歩きしているというのはどういうわけですか。
◎早福晃 新潟駅周辺計画課長  特例債の変更,または合併建設計画の変更等について議会の議決が要るかどうか,ちょっと不勉強で申しわけないんですが,いずれにしましても,今合併特例債を使うという方向を出しているわけではございませんので,やむを得ず使わなければならない状況になり,かつ議会の議決が必要ということであれば,議会に上程をして御了解を得るというふうに考えております。
◆目崎良治 委員  特例債をどうやって使うかというのは,合併建設計画に盛り込まれたもので上限がもう決まっている。それをよそのところに使うということになれば,建設計画そのものを変更しなければならない。それは,12市町村あるいは巻を含めて13市町村と変更もあり得るという話はもうしてあるの,ないの。相手が合併していなくなっちゃったわけだけれども,旧12市町村,あるいは13市町村に,変更もあって,連続立体に特例債を使うと,あなた方の特例債がなくなっちゃうよという話はしてあるんですか。
◎早福晃 新潟駅周辺計画課長  今ほど御説明しましたように,まだまだ方向性がはっきりしたものではございませんので,無用な混乱を起こさないためにも,一定の方向が出て,そちらの方向であれば説明をする必要があると考えています。
◆目崎良治 委員  最後にもう一つ確認させていただきますが,17年度に都市計画決定をしたいということになりますと,今都市計画決定の範囲はどこからどこまでと考えているんですか。
◎早福晃 新潟駅周辺計画課長  今回都市計画決定をしていこうというもので,連続立体交差事業は都市高速鉄道という形で都市計画決定をいたします。それから,横断する4本の道路でございます。新潟鳥屋野線,駅の直近部の両側,駅東線,駅西線,それから今東跨線橋のルートであります明石紫竹山線の変更を考えています。それに加えて駅前広場ということで,万代,南口,両駅前広場関連,交通結節関連の都市計画決定ということを考えております。
◆目崎良治 委員  そうすると,前々から話のある空港アクセスだとかというのは,都市計画決定の範疇外ですね。
◎早福晃 新潟駅周辺計画課長  現在のところ,この17年度中に都市計画決定していこうというものの中には入っておりません。空港アクセスの方式等についてもまだまだ方向性は見えていないわけでございますので,これからJR等とも具体的に相談をしながら,その方式等の方向性によっては,必要に応じて都市計画決定が出てくるだろうと思いますが,都市計画決定がなくても事業は進められるという形態もございますので,さまざまなことを見きわめながら,追加的に都市計画決定を,必要であればやっていくということになろうと思います。
◆目崎良治 委員  それで,前から何度もお尋ねしていて,なかなか明確な答えが出ないんだけれども,連続立体化というのは,道路をつくる目的があるからするわけですよね。今お話のあった4本の道路,駅前広場も含めて,それをつくると,都市がどういうふうに今よりもよくなって,どういうふうにまちが栄えて,どういうふうに暮らし向きがよくなるのか,そこを何度聞いてもはっきりしない。この前の特別委員会のときには,10年間かけて新潟駅の交流人口はたった1万4,000人しかふえないと御答弁なさったでしょう。10年後でも1万4,000人しかふえない交流人口のところで,道路を4本つくって,新潟駅周辺の都市づくりがどういうふうに変わるんですか。周辺整備も含めて膨大な金をつぎ込むわけですよ。そこを明確にしてもらわないと,都市計画決定の意味がないんだ。
◎早福晃 新潟駅周辺計画課長  定性的には,これまでも一般質問へのお答えですとか,先回の特別委員会にもお話しさせていただいておりますが,具体的な数値,費用対効果等も含めまして,都市計画決定の手続に入る前には,説明できるように整理をして,資料をお出ししたいと考えています。
◆目崎良治 委員  遅くとも決定に入る前には出してもらわなければならないけれども,構想だとか,今のような段階のときに,この事業をやったらこれだけの効果がある,これだけの都市づくりができるんだ,これだけの暮らし向きに影響があるんだというのが出て当然なんだ。1年後に都市計画決定をするというのに,いまだにそれが出てこないで,だれが事業主体になるか,金のやりくりどうしようかという話で来ているわけでしょう。今のやり方は,とにかく先に事業ありきということではないですか。そういうのは,もう少しフェアになってほしいなと思いますが,どうですか。
◎早福晃 新潟駅周辺計画課長  平成11年に,基本構想ということで,全体事業費1,800億円を投入する効果はいかにという話は,チラシやパンフレットをつくりまして,御説明をしてきているところだと思います。現在は,連続立体交差事業の事業費,また周辺整備,いわゆる道路関係の事業費等も今ようやく設計,計画等は固まりつつある中で,事業費等が動いてきておりますので,その事業費と,また事業費を投入する価値があるかどうかというのは,同時にお出しする必要があると考えていまして,現在作業中でございますので,説明できるようになったら提示させていただきたいと思います。
◆小林義昭 委員  先ほど目崎委員が,市長はまだ決めていませんというところでお聞きした中の,決めるというのは,具体的にどこの手続が終わると決めたというふうになるんですか。
◎早福晃 新潟駅周辺計画課長  まずは,関係機関との協議がございます。現在のところ事業主体は新潟県ということで,国も新潟県に対して着工準備,また事業の採択をしております。それから,JRも県の事業ということで一定の負担をしながら協力していこうという体制でございます。その関係者間の協議が調うかどうかというのがまず一つございます。それから,もう一つは財源的な部分,県からどれだけの財源をいただけるかというポイントがございます。そういった財源がいただけることを踏まえて,市の内部できちっとこの事業が実施できるかどうかという判断をもって決めるということになろうかと思います。
◆小林義昭 委員  それは,執行部というか,市長が,新潟市が主体的事業主になるという,過去からもう一歩進んで具体的に作業を進めるというときを決めるというわけなんですね。
◎早福晃 新潟駅周辺計画課長  そのように考えております。
◆小林義昭 委員  それから,空港アクセスというのは前々からあったわけではなくて,ここに来て急に出てきたわけですよね。空港アクセスというのは,新幹線を乗り入れるというのもあれば,在来線を使うというのもある。これはどの方式を念頭に入れていらっしゃるんですか。
◎早福晃 新潟駅周辺計画課長  どういう形を念頭に入れようかということをこれからJRと協議をしようということなんですが,今の計画ですと新幹線と在来線の高さは1メートル20から1メートル50ぐらい違っており,その状況で将来空港アクセス鉄道が具体化したときにどういうふうな問題が生じるかということを考えると,空港アクセス鉄道を新幹線鉄道でいくということであれば,現在の新幹線のレールで何とかいくことができるだろうと。また,在来線乗り入れの場合,現状どおり新幹線のホームから在来線のホームに回っていくということであれば今の形態でいいわけですが,九州新幹線の八代駅では,新幹線のレールのレベルと在来線のレールのレベルを合わせたことによって,同一ホームでの乗りかえが可能になり,非常に便利に使われていると。在来線方式でいくのであればそういうことも考えたらどうですかということでございます。それから新交通システムで乗り入れるという話もまだ消えているわけではないのでございますが,そういったものに対してはどういう方法で連続立体の形に盛り込んでおくのかという検討,調整をして固めていかなければいけないんですが,今委員がおっしゃるように,とにかくその方向性を県と市とJRでどういうふうに持って,この連続立体交差事業に備えるかという検討を早急にしようという段階でございます。
◆小林義昭 委員  この間の岡本議員の質問に対しての市長答弁だと,新幹線を乗り入れたいという意向が強かったと思うんです。少なくともよその県をねらっていなかったら新幹線という構想はないとは思うんですけれども,どの辺までの人を新潟に取り込めるというふうに考えていらっしゃるんですか。
◎早福晃 新潟駅周辺計画課長  ちょっとその辺は詳しくはないんですが,単純に考えて成田空港と新潟空港の距離的な位置づけからしますと,高崎ぐらいまで距離的には取り込める可能性はあるだろう。ただ,そこへ行くまでの新幹線料金ですとか,コストパフォーマンス的にはどうかという問題もありますし,一方では成田空港にはない特色路線が新潟にはあるということを考えると,関東圏まで引き込める可能性はあると。さまざまな部分はあると思うんですが,具体的にどのぐらいの人が新幹線に乗って空港を使うかというあたりは,まだ不確定だと考えています。
◆小林義昭 委員  この間,進委員が名古屋に新しい空港ができて新潟の位置づけも変わるんじゃないかと言われたと思うんですが,私もそういう意味では,中部国際空港というのができて,皆さん方がここでずっと言われている,政令指定都市の新しい顔,飛行場も含めて玄関口なんだから,きれいにしたいというのはわかるんですけど,例えば政令指定都市になれば,新潟市の持ち出し分というのは今よりも少なくて済むわけではなくて,逆に政令指定都市の方が国,県の補助金を除いた分でいうと負担がふえるわけですよ。それが政令指定都市になると,何でも特別扱いになるような形で言われているのですが,どういうふうに認識していらっしゃるんですか。
◎早福晃 新潟駅周辺計画課長  一定の財源と一定の権限,それなりに仕事がおりてくるというのが政令市だと思っております。そういう中で,政令市の玄関口整備というのは最大限の努力をしながらやっていかなければいけないと考えておりますが,ここで定性的に申し上げてもしようがありませんので,先ほど申し上げましたように,何とかやっていけるというような財政シミュレーションを御説明した上で,ゴーサインを出していただきたいと思っています。
◆小林義昭 委員  私は,政令指定都市になると,もっと新潟市全体の財政事情というのは厳しくなると思っているんですよ。新潟駅を直すためには,市全体のどこかを減らさなかったらできっこないわけです。これは早福課長に聞く問題ではないかもわからないですけれど,市長はもうとにかく政令指定都市と,それから新潟駅を直すということしか頭にないような感じがするんですが,その辺はおわかりですか。
◎早福晃 新潟駅周辺計画課長  おっしゃるとおり,よくは存じておりませんが,ただこれから財政シミュレーション等も含めて御説明する際には,全市的な財源状況等を踏まえた上で説明しないと御理解いただけないと思いますので,仮にどこかを減らさなければいけないということであれば,そういうこともきちっと御説明した上で,議会で御議論いただきたいと思っています。
◆小林義昭 委員  だってそれは,減らす以外にないわけじゃないですか。この事業をやると何かお金が出てくるところがあれば別だけれど,事業主体でやって,そして財政のあり方も変わってきたから,今まで考えていたよりも持ち出しというか,出す分がふえてくるわけだから,お金がふえるところがないと,それはどこか減らす以外ないんじゃないんですか。
◎早福晃 新潟駅周辺計画課長  その辺,新しい制度になった国費に上乗せされる部分とか,それから政令市になるに当たって県から税源移譲でさまざまな財源もおりてくるということもにらみながら,財政シミュレーションを財政課と一緒になってやった上で説明したいと思っています。
◆小林義昭 委員  新聞記者の質問の20億の捻出は大丈夫ですかというの,これは根も葉もないことだというんですか。
◎早福晃 新潟駅周辺計画課長  財政負担年間20億という話は,どこから出てきたのかちょっとよくわからないんですが。
◆小林義昭 委員  皆さん方が前回出したシミュレーションを10年でつくると言うから,割っていけば大体そういう形で出てくるんじゃないんですか。それをどこかからその銭がつくられないとすれば,どこかが使う分を減らす以外にないんじゃないですか。
◎早福晃 新潟駅周辺計画課長  先回お出しした資料では,連続立体交差事業が全額交付金事業になった場合には,一般財源は約295億必要ですよということで,年間としては約30億になりますので,ちょっと20億と違った数字になっており,どの数字かよくわかっていません。
◆山田洋子 委員  いただいた資料の1ページ目にあるように,これから政令指定都市になって,都市間競争も激しくなる中で,この立体交差事業が最優先の戦略プロジェクトとして位置づけられているというのがすごく大事だと思うんです。当然最優先の戦略プロジェクトとして空港アクセスだとか,羽越本線の高速化だとか,そういうものをセットに考えたいんだという考え方が今ここに出てきたと思うんですが,北陸新幹線の話だとか,上越新幹線が大変な状況にある中で,ここに一つの生きる道があるので,これを強力に推し進めていこうということかなと私は理解しているんですが,いかがなんでしょうか。
◎早福晃 新潟駅周辺計画課長  北陸新幹線の開業に当たっての上越新幹線の枝線問題というのは,大変大きな問題だと思うんですが,そのためにも上越新幹線をみんなで使って,何とか使いやすいまま存続させていく必要があるだろうし,その努力を最大限しなければいけないと。その中の一つの方策として,空港まで結んだらどうかという話とか,そのまま山形の方までというのも利用客増には有効なことだというふうには考えています。
◆山田洋子 委員  考えているという以上に,とにかく積極的に取り組んでいただきたいと思うんですが,この間連続立体交差事業の概略の設計図というか,試案みたいなものが出ていたんですけれども,さっきの1メートル20センチの段差をどうするこうするかということも含めた案を出していくというふうに理解してよろしいんでしょうか。
◎早福晃 新潟駅周辺計画課長  これだけの構造物をつくり直すというのは大変でございますし,ただ一方では,むだな投資ということもできないわけでございますので,あくまでも県,JRと一定の方向性を見つけた上で,どういう設計にしておくかという検討をこれからするということでございます。
◆山田洋子 委員  この事業で,4本の道路が立体交差になって,踏切でとまらないで通過できるということなので,それによる経済的な効果はお調べになっているんでしょうか。
◎早福晃 新潟駅周辺計画課長  踏切除却,踏切をなくすことによる効果というのも算定してございます。それは,平成11年の段階でしていますが,その後交通量等も変わったということもありますので,先ほども申し上げましたように,かかる費用とそれによる効果というのを並列で御説明したいと思っています。
◆山田洋子 委員  では,パーソントリップ調査が済んでいますので,そういうことももとにして,どれぐらいの経済的な効果が出るのかということを,次回ぐらいにお示しいただけるというふうに考えてよろしいですか。
◎早福晃 新潟駅周辺計画課長  そのようにいたしたいと考えています。
◆山田洋子 委員  空港への乗り入れ,それから羽越本線の高速化とか,いろいろなことがあるんですが,こういうものに対して,具体的にいつごろまでには県からJRに呼びかけてもらうというような,スケジュールを聞かせていただけるとわかりやすいと思うんですが。
◎早福晃 新潟駅周辺計画課長  空港乗り入れにしても,羽越高速化にしても,相当広域的な事業というか,施設整備になります。JRとの具体的な協議については,あくまでも今現在の事業主体である新潟県の方で,現在JRに連絡をとって,日程をとっている最中でございまして,今月内ぐらいには,トップでお会いして,一定の方向といいますか,前振りぐらいができるかなと。その後きちっとした会議を重ねながら,先ほど申し上げました夏ごろにはぜひ地元説明に入れるようにしたいと思っていますので,その前,当然ながら議会に御説明する前までにはそれに対応した設計を,必要であれば修正をして手続を進めるという段取りにしています。大きな設計の修正が必要であるとまたちょっと時間が延びる可能性はありますが,そうならないようにできるのではないかと踏んでいます。
◆山田洋子 委員  もちろん設計に対するJRとの話し合いも大事だと思うんですが,羽越本線の高速化ということになると,鶴岡だとか,酒田だとか,あちらの方の市町村との話し合いも大事で,そういう日程もJRとも詰めていかなければいけないと思うし,鶴岡,酒田と連携するのであれば,そちらにとって新潟を経由することがどれぐらいメリットがあるかということの具体的な話し合いも必要ではないかと思うんですが,いかがでございましょうか。
◎早福晃 新潟駅周辺計画課長  1回鶴岡市長から市長にそんなお話をいただいて,鶴岡側としてはぜひ羽越高速化で頑張りたいので,よろしくというようなお話があったところでございますが,いずれにしてもこのお話は,新潟県のリーダーシップが非常に大事だと思っていますし,泉田知事も県の内部にそういった指示を出していると聞いています。要は他地域,隣接県等の連携,PRをどうしていくのかきちっと考えなさいというような指示を出していると聞いています。
◆山田洋子 委員  ぜひその辺を新潟市から県の方にプッシュして,より前進するようにしていただきたいと思うんですが,いかがですか。
◎早福晃 新潟駅周辺計画課長  市としても県に任せきりということにはならないと思いますので,ぜひバックアップしていこうと考えております。
◆小泉仲之 委員  先ほどの手続論で少し確認しておきたいんですけれど,皆さんからお配りいただいたペーパーを見ますと,今後新潟市が事業主体となる方向で協議,調整を行うというふうに言っており,協議,調整ですから,場合によっては撤退もあり得る。どちらかというと前進の方向で検討に入ったというふうに受けとめられる。しかし,市長の発言を見ておりますと,先ほど目崎委員が指摘したように,記者から具体的な手続はいつから入るのかということで,「もう手続きにもはいっていこうと思っている」,「もう今日から,走りたい」と言っている。要するにやる方向で手続して,その支障を取り除く取り組みをしているというふうにうかがえます。ある意味で後退もあり得るという含みのものと,後退はなくて前進だけで,市が事業主体となってやることの支障については取り除いて,議会にもきょうみたいな場を設けて事前に説明をするということとの違いというのは,かなり大きいと思うわけですが,どう受け取ったらよろしいんでしょうか。
◎早福晃 新潟駅周辺計画課長  私どもは,推進する担当の所管でございますので,必ずやできるというような方向の資料整理をして,さまざまな場面で議論していただきたいと考えています。まだ撤退は100%あり得ないということではない段階だと思っており,我々としては前進するための作業をやるということでございます。手続に入りたいというような話は,実は昨年来県から事業主体の話があった段階から今まで,都市計画の計画論に関する内部的な手続そのものも進んでいなかった状況でございまして,それについてちゃんとこの計画でいけるねという話をきちっと進めたいということで,要は技術論でございます。それと,ただJR等の関係,連続立体交差事業については,まだまだ計画論が煮詰まっていない段階でございますので,それを今度煮詰めるための会議を始めるというふうに私は理解しています。
◆小泉仲之 委員  前段のところでこういうふうに言っているんですよね。「私どもは基本的に新潟市が事業主体になってもやれると考えています。そういうことで県とも意思一致している。もう手続にもはいっていこうと思っている」と。この言葉を率直に読めば,都市計画という手続論の問題ではない。事業をやるということについては,基本的にはこの議会の中でも合意してそういう予算がついているわけですが,新潟市が事業主体になってやるかどうかということについては,まだ全然検討していないわけです。ただ,このところを見ると,今課長が言った手続論のゴーサインということではなくて,新潟市が事業主体になってやるという,そのゴーサインの手続に入っていると,そういうふうに考えられるわけですけれど,それで間違いないんでしょうか。
◎早福晃 新潟駅周辺計画課長  そういうふうにも受け取られるかもしれませんが,私どもは新潟市が事業主体になってもできるんだというような資料整理をやるということで,市長の言葉の中身は,思いとして出たということかなと思います。
◆小泉仲之 委員  改めて確認しますけれど,市長の思いは思いであるかもしれませんけど,現状としてはやるかやらないかも含めて,新潟市が事業主体になるかならないかという,早福課長の事業課としては,その事業をやるために新潟市が事業主体になることもやぶさかではないというふうな思いがあるけれど,そこのところについては今これから夏までに決めるということなんですか。
◎早福晃 新潟駅周辺計画課長  今後の進め方としては,そういうことを考えております。
◆小泉仲之 委員  逆に言えば夏ごろまでに住民説明を行うことを目標にするということですから,住民説明を行う前に,新潟市が事業主体になるということで,財政論だけでなくて,どういう手続を進めていかなければならないのかを聞いて私は終わりたいと思います。
◎早福晃 新潟駅周辺計画課長  先ほども申し上げましたが,まずは連続立体交差事業に関しては,JR,県との調整をきちっとした上で,連続立体交差事業計画としての方向性を定めると。これは,関係機関協議の部類に入ると思います。あとは,今度県,市協議という部分で,新潟県からの事業費負担というものを明確にするという手続が1個あります。それから,今度市の内部で,それをベースにしながら,財政的に将来とも可能かどうか見きわめをするという作業がございます。それらを経た上で,この委員会等にもお話をしながら,御意見を聴いて,具体的な都市計画の手続,いわゆる住民説明等に入っていきたいと考えています。
◆川島勝 委員  2月議会の3月15日の特別委員会で,私もできるだけ早くトップ会談をやって,どちらがやるにしろ早く決定をしなさいということを言ったわけで,そうしたら議会の終わった翌日に開かれていて,新聞を見て市が事業主体になるように私も受けとめたんだけれども,それでまだ決めていないなんて,そんなばかなことはない。こんな総論ばかり確認して,反対する人なんかだれもいないのにまだキャッチボールをしている。しかも,17年度の夏ごろまでにある程度方向性を決めたいなんて,決まるわけがない。北陸新幹線はやがて金沢まで延伸されて開業するわけで,県も今相当な負担をしているわけでしょう。だから,トップ会談をやったときに覚悟は決めた,新潟市は事業主体になりますよと。しかし,県は今北陸新幹線に振り向けている事業費が必要なくなるんだから,今度新潟駅の連続立体化事業と羽越線の高速化に振り向ける覚悟はありますかという,そうやらなければトップ会談にはならないんだよ。結果についてはきれいごとで書いてあるけれども,参考の記者団との質問は何ですか,これ。県知事と記者団の会見というのもあるんですか。前段と後段が違うけども,前段はまずどうなんですか。県とそういう話は全然なさらないんですか。トップ会談ってそんなもんでしょう。
◎早福晃 新潟駅周辺計画課長  この事業を進めなければいけないという趣旨での御発言だと思いますので,大変ありがたく受けとめておりますが,ただいずれにしても大変大きな事業費がかかる事業でございますので,やはり市民の皆さんに財源的な問題も含めて一定の理解を得られるところまで来ないと,決めるというところまでいかないのかなと思ったところです。ただ,この知事会談の中で,とにかく事業はお互い協力してやっていくという方向の確認と,やめることはないという前提の中で話し合いがなされたし,県としても相当な負担をしていくという覚悟も示されました。ただ,皆様に,市民の皆様等も含めてお話しするためには,そういった額も含めて早目に決着をして説明できるようにするということが,今の私の使命だと思っています。
◆川島勝 委員  だから,総体的な額は説明されてわかるけれども,事業主体が決まらないから,話がとまっているわけでしょう。大きな問題をトップ会談で決めていないから,個々の問題ばかり出てきて,みんな枝葉のところに議論がいってしまうわけだ。ほかのところはやきもきして,新潟市は一体どうなっているんだと思うよ。次のトップ会談では,何の話をするんですか。話を煮詰めて臨まなければだめさ。県は県で,自分たちが幾ら負担をするか見ていて,少しでも県の負担は少なくしようと考えて,市は市で覚悟は決めているけれども,県に言われるままだと市民と議会の了解を得られない。だから,あなた方もシミュレーションでもいいですから,市が事業主体になったときに新潟市はこれだけの負担ですよということを議会に,それこそ幾つかのメニューの一つでも示してみなさい。それは高いとか,低いとか,我々もいろいろと判断基準があるだろうと思うけど,何にもしなくてこんなことばかりやっているから,枝葉の問題ばかり出てきていると思うよ。シミュレーションといったものは,今度の委員会で示されるんですか。市の負担が余計だと思ったら,県の方にそれなりに対応するようにみんな働きかけをしてやっていかなければだめだと。問題は,事業主体としてやる覚悟はあるけれども,決めていないという,そこが一番悪いんだ,市長が。やるならやると決めればいいんです。いつ出てくるんですか。
◎早福晃 新潟駅周辺計画課長  県の負担必要額,またはそれに対応する市の負担については,次の特別委員会にはお話ししたいと思っています。
◆川島勝 委員  新潟駅は新幹線が通ったときから,みんなその必要性は感じていたわけだ。市民だって新幹線の通っている駅で新潟駅だけが周辺のものがないとずっと言われてきているんだよ。これはそのとおりだと思う。今やっと機運が盛り上がってきてやろうかとなったときに,新潟市が政令市になったり,国の補助額だとか,枠組みが変わったなんていってこれまで来ているけれども,基本的な線が変わっていないんだから,市民に向けるところはもっと自信を持って議会に説明すればいいし,県にはもっと圧力をかけなければいかんと思うよ。今度都市整備局長も国の方から来たみたいだから,やっぱり強力なリーダーシップを発揮していかないとこの事業は進まんと思うけども,その辺はどうなんですか。
◎早福晃 新潟駅周辺計画課長  おっしゃるとおり市内部で一丸となって県や国に働きかけてやっていく所存であります。いかんせん今のところは,新潟県が事業主体で,都市計画決定をする人も新潟県ということで,新潟市として非常に弱い立場ではあったわけですが,方向性も含めて新潟市として事業主体になる方向性ということを言ったことだけでも大きなことだったと思いますので,これでさらに強く働きかけ,取り組んでまいりたいと思っています。
◆川島勝 委員  政令市移行前でも可能ですよという説明はなさっているわけだから,次のトップ会談をやるときは,そういう覚悟で臨むように市長にやっぱり言っていただかなければと思うし,新潟市もその態度で臨まないといかんと思うけども,そこはどうなんですか。
◎早福晃 新潟駅周辺計画課長  私どもとしては,次に市長が知事と会うときは,はっきりと方向性を決めていただきたいというふうに思っていますし,我々もそのような資料整理で持ち上げたいと思っています。
◆進直一郎 委員  さっきから出ている金額は705億円の高架化の話ですけれども,同時並行的に最初の10年は周辺整備も続いていくわけですから,少なくとも財政計画を立てるときには,それも含めてきっちりと出していただくということをひとつお願いをしておきたいのと,もう一つ,住民説明をしていくという話ですけれども,高架化の話というのは住民にとってそんなに関係なくて,問題は周辺の整備なんです。そうすると,都市計画決定は周辺の整備を含めてされるわけですが,その事業はいつどういうふうになっていくかわからんという不安が相変わらずあるわけで,さっき小泉委員が言われたみたいに,いわゆる入り口の論議というのは,都市計画決定の論議なのか,事業着手の説明なのかということをはっきりしないと,相変わらず万代島ルートと一緒で都市計画決定の手続だというふうにすると,あの近辺はたくさんの経験をしているわけですから,住民の納得を得られない。そういう意味では,事業着手という形での説明をできるぐらいの決意と,内容を持っていかなければいけないというふうに思うんですけれども,そこら辺はどうなんでしょうか。
◎早福晃 新潟駅周辺計画課長  今後財源説明等をしていく段階では,当然ながら周辺の整備に関するものも含めて説明しないと不十分ですので,説明していきたいと思っていますし,今後の住民説明等に当たりましては,都市計画の説明は当然法的にはあるわけですけども,おっしゃるとおり,うちがいつ動かなければいけないのか,いつ影響があるのかというのが大変御心配な部分であろうと思いますので,これは平成16年の2月の段階でのパンフレットの中でも,当面の10年間とその後の10年程度で実施する事業の範囲というのもお示ししながら御説明していますし,今後もそういったものを含めて説明をしながら,かつ地域ごと,そういった路線に係る地域については,また個別に説明会を開いていきたいと思っています。
◆進直一郎 委員  では,一つだけ確認ですけれども,財源をどうやって集めて,どういうふうにして計画を立ててやっていくかということが説明されなければいけないということですよね。
◎早福晃 新潟駅周辺計画課長  財源については,まだ基本構想の段階では1,800億なんですが,その後連続立体交差事業は上がっています。逆に道路関係については,計画変更で下がっているという部分はありますので,それを含めて説明したいと思います。ただ,それが長期的,20年全体の話になるのか,連続立体をやっている10年間という形になるのか……
◆進直一郎 委員  合併基本計画の関係で前期5年でいいから。
◎早福晃 新潟駅周辺計画課長  とりあえず可能な限り説明できるようにしたいと思っています。
◆小泉仲之 委員  今の進委員の関連,特に周辺整備の関係で,駅の連続立体交差事業と同時並行的に行わなければいけない事業,それからその後でもいい事業という部分があるんだろうと思うんですけど,具体的にそこのところについてどういう手順で,どのくらいのめどでやっていくのかということについて,早急に住民の皆さんに明らかにしていかなければならない。そこの作業はまだ非常に不十分だと思っているんですが,それはこの夏までにそういうところについてもう具体的に指し示すことができるのかどうなのかお聞きしたいと思います。
◎早福晃 新潟駅周辺計画課長  可能な限り具体的にやっていこうと思っているんですが,仮に来年度あなたのうちは動いてねみたいな話ができるかどうかは不明です。ただ,この区間については,何年から何年くらいまでにはやりたいという意思表明はできると思います。
◆小泉仲之 委員  それは,夏までに策定をしてやるということですね。
◎早福晃 新潟駅周辺計画課長  可能な限り説明できるようにしていきたいと思っています。
○渋谷明治 委員長  ほかにございますか。
               (な  し)
○渋谷明治 委員長  ほかにないようです。
 なければ,以上で新潟駅周辺計画課の報告を終わります。
 以上で本日の日程を終了し,委員会を閉会いたします。(午前11:21)