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神奈川県 愛川町

平成12年  6月 定例会(第2回) 06月16日−04号




平成12年  6月 定例会(第2回) − 06月16日−04号 − P.0 「(名簿)」









平成12年  6月 定例会(第2回)



       平成12年第2回愛川町議会定例会会議録 第4号

  平成12年6月16日

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本日の会議に付した事件

 日程第1 会議録署名議員の指名について

 日程第2 陳情第8号

      国民本位の公共事業の推進と執行体制の拡充を求める陳情

 日程第3 陳情第9号

      国や神奈川県の各種データの有効活用で自治体の経費節減を求める陳情

 日程第4 陳情第14号

      町民ひとりひとりが何の足枷もなく自由に発言できる地域社会としての町づくりを求める陳情

      (以上3件 総務常任委員会審査報告)

 日程第5 陳情第3号

      老人医療の負担拡大等に反対する国への意見書提出を求める陳情

 日程第6 陳情第4号

      介護保険制度の改善・充実を求める陳情

 日程第7 陳情第5号

      介護保険条例についての陳情

 日程第8 陳情第12号

      「ゆとりある教育を実現するための教育予算増額と義務教育費国庫負担制度堅持を求める意見書」の提出を求める陳情

 日程第9 陳情第7号

      義務教育諸学校の学校事務職員・栄養職員給与費の国庫負担制度からの適用除外に反対することについての陳情

      (以上5件 教育民生常任委員会審査報告)

 日程第10 陳情第13号

      半原・田代地区の全区長連名による町道幣山下平線事業推進の陳情活動の実態調査を求める陳情

 日程第11 陳情第10号

      町道幣山下平線事業推進を求める陳情

 日程第12 陳情第11号

      町道幣山下平線事業推進を求める陳情

      (以上3件 経済建設常任委員会審査報告)

 日程第13 町長提出議案第32号

      愛川町消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の制定について

 日程第14 町長提出議案第33号

      愛川町非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部を改正する条例の制定について

 日程第15 町長提出議案第35号

      工事請負契約の締結について(平成12年度愛川町立春日台保育園改修工事(建築))

 日程第16 議員提出議案第1号

      愛川町議会会議規則の一部を改正する規則の制定について

 日程第17 議員提出議案第2号

      教育予算の増額と義務教育費国庫負担制度の堅持を求める意見書の提出について

 日程第18 継続調査の承認について

      (常任委員会の所管事務の調査について−総務、教育民生、経済建設常任委員会)

 日程第19 継続調査の承認について

      (議会の運営等に関する調査について−議会運営委員会)

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出席議員(20名)

       1番   田渕国夫

       2番   中村文夫

       3番   梶原正弘

       4番   熊坂敏雄

       5番   小倉英嗣

       6番   鳥羽 清

       7番   鈴木一之

       8番   鎌田正芳

       9番   熊坂 徹

      10番   馬場学郎

      11番   熊澤俊治

      12番   小島総一郎

      13番   森川絹枝

      14番   平本 守

      15番   水越恵一

      16番   中山民子

      17番   林  茂

      18番   木藤照雄

      19番   田島知常

      20番   井上博明

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欠席議員(なし)

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説明のため出席した者

  町長        相馬晴義

  助役        山田登美夫

  収入役       佐々木力夫

  総務部長      馬場進太郎

  総務課長      大野 茂

  選管事務局長

  企画課長      平本典夫

  民生部長      中里圭三

  福祉課長      近藤勇司

  環境経済部長    池田忠吉

  建設部長      古座野茂夫

  都市施設課長    細野洋一

  水道事業所長    和田英男

  教育委員会

  教育長       平川嘉則

  教育次長      鴨下俊道

  消防長       和田 武

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事務局職員出席者

  事務局長      井上浄二

  主幹        市川 昇

  書記        大塚貴史

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○議長(田渕国夫君) おはようございます。開会に先立ちまして、私から会議の運営について報告をします。本日、新たに議員定数議案2件が提出されました。この取り扱いについて、議会運営委員会で調査をしましたところ、本日の会議の中で審議をするとの決定をいただきましたので、ご了承願います。

 したがいまして、議事日程についても、お手元に配付のとおり調整をしましたので、この点もご了承願います。

 報告は以上のとおりであります。

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     午前9時15分 開議



○議長(田渕国夫君) ただいまの出席議員は20人です。定足数に達していますので、これより本日の会議を開きます。

 本日の議事日程はお手元に配付のとおりですから、ご承知願います。

 これより日程に入ります。

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○議長(田渕国夫君) 日程第1「会議録署名議員の指名について」を議題とします。

 会議規則の規定により会議録署名議員を指名します。

     11番 熊澤俊治君

     12番 小島総一郎君

 以上の両君にお願いします。

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○議長(田渕国夫君) この際、日程第2、陳情第8号から日程第4、陳情第14号までを一括議題とします。

 ただいまの一括議題としました各陳情については、所管の総務常任委員会へ審査を依頼したものです。

 これより委員会からの審査報告を求めます。総務常任委員会委員長水越恵一君、報告を願います。



◆総務常任委員会委員長(水越恵一君) おはようございます。陳情審査報告を申し上げます。

       陳情審査報告書

 本委員会に付託の陳情は、審査の結果次のとおり決定したから、愛川町議会会議規則第88条の規定により報告します。

          記

1 委員会の日時、場所及び出席委員等

 (1)日時   平成12年6月12日(月)

        午前9時

 (2)場所   愛川町役場4階402会議室

 (3)出席委員

   委員長    水越恵一

   副委員長   鈴木一之

   委員     田渕国夫

   委員     馬場学郎

   委員     小島総一郎

   委員     田島知常

   委員外議員  熊坂 徹

 (4)説明のため出席した者

   総務部長   馬場進太郎

   総務課長   大野 茂

2 結果

 (1)陳情第8号 国民本位の公共事業の推進と執行体制の拡充を求める陳情

  ア 陳情者    横浜市鶴見区鶴見中央2−18−1

           全建設省労働組合関東本部京浜支部

           支部長 安藤廣一

  イ 付託年月日  平成12年6月7日

  ウ 審査の結果  不採択とすべきもの

  エ 委員会の意見 願意にそいがたい

 (2)陳情第9号 国や神奈川県の各種データの有効活用で自治体の経費節減を求める陳情

  ア 陳情者    横浜市鶴見区鶴見中央2−18−1

           全建設省労働組合関東本部京浜支部

              支部長 安藤廣一

  イ 付託年月日  平成12年6月7日

  ウ 審査の結果  不採択とすべきもの

  エ 委員会の意見 願意にそいがたい

 (3)陳情第14号 町民ひとりひとりが何の足枷もなく自由に発言できる地域社会としての町づくりを求める陳情

  ア 陳情者    愛川町半原2652−1

           平川元美 他1名

  イ 付託年月日  平成12年6月7日

  ウ 審査の結果  不採択とすべきもの

  エ 委員会の意見 願意にそいがたい

 なお、審査の課程について若干の補足説明を申し上げます。

 まず、陳情第8号は、国家公務員の一律な人員削減は行わず、国民本位の公共事業を推進する上で必要な執行体制の整備拡充を図ること等を求める陳情であります。

 審査の中で、国・地方を問わず行政改革のときであり、職員の削減や補助金の見直しも必要と判断されること。また、陳情項目を個々具体的に見たとき、地方議会レベルでは理解、判断し得ない部分が多く、国レベルで議論すべき問題で、地方議会において国等に意見書を提出する性質のものとは認められない等の意見があり、表決の結果、全会一致をもって不採択とすべきものと決した次第であります。

 次に、陳情第9号は、国や神奈川県が所有する各種データを公開し、有効活用することにより、自治体の経費節減を図ること等を求める陳情であります。

 審査の中で、陳情者の求める情報公開については、来年施行される国の情報公開制度で大部分の解決が図られると思われること。また、データの活用方法については各自治体が取り組む問題であること。さらに陳情第8号と同様に国レベルで議論すべき問題との意見があり、表決の結果、全会一致をもって不採択とすべきものと決した次第であります。

 最後に、陳情第14号についてであります。本定例会において経済建設常任委員会に付託となった幣山下平線事業推進を求める陳情書に添付されていた賛同者の署名に関連し、署名活動の是非や民主的な自治会活動のあり方に疑問を呈しての陳情と理解いたしました。

 本陳情に対する意見として、民主的な自治会活動や署名活動のあり方については、個々の行政区の問題であるため、区の中で話し合い、解決する問題で、議会が関与すべき問題ではないこと。また、本町は町では「町長と話し合うつどい」の開催や、行政区では総会等各種の話し合いの場を設けるなど非常に民主的である等の意見があり、表決の結果、全会一致をもって不採択とすべきものと決した次第であります。

 以上で陳情審査報告を終わります。



○議長(田渕国夫君) ただいまの委員長報告にご質疑のある方はご発言願います。

     (「なし」の声あり)



○議長(田渕国夫君) 質疑はありませんので、質疑を終結したいと思いますが、ご異議ありませんか。

    (「異議なし」の声あり)



○議長(田渕国夫君) ご異議ないものと認めます。よって、質疑を終結しました。

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○議長(田渕国夫君) これより討論に入ります。一括でお願いします。

 はじめに、原案に賛成意見の発言を許します。9番熊坂徹君。



◆9番(熊坂徹君) 陳情第14号「町民ひとりひとりが何の足枷もなく自由に発言できる地域社会としての町づくりを求める陳情」に対して賛成の討論を行います。

 まず、この陳情を総務常任委員会が不採択にされたのは驚きというほかはありません。なぜ町民ひとりひとりが何の足枷もなく自由に発言できる地域社会としての町づくりを求めることがいけないのでしょうか。私には理解ができません。

 陳情者は、町の総合計画にある豊かな人間性をはぐくむ文化のまちづくりについて触れ、「私たち大人が豊かな人間性を身につけ、崇高に生きて次世代へつなげていくことが文化となることを確信します。」と結んでいます。まさにそのとおりです。豊かな人間性を身につけ、崇高に生きる、そのためには何の足枷もなく自由に発言できる地域社会でなければなりません。この至極当然と言えば当然過ぎることを陳情者は訴えています。しかも、訴えざるを得ない実情を切々と述べて配慮を求めておられます。それに対して議会は耳をふさいでしまっていいものでしょうか。

 ところが、これは行政区の問題であって、行政区の中で解決すべき問題であるという意見があるようですが、果たしてそうでしょうか。確かに一見すると行政区の問題のようにも見えます。書き出しがそうなっていますから。先日、半原・田代地区の区長連名で陳情署名が地区町内会の班長さんを通して回ってきました。しかし、内容をよく読めば本質はそうでないことがわかります。前段の部分にある行政区で行われた陳情署名に関する実情は単なるきっかけにしか過ぎません。その証拠に陳情者は「今回に限ったことではないのですが」とはっきり言っておられます。行政区の部分はいわばイントロに過ぎないのです。ただ、表現がちょっと過激なので、それに過剰反応してしまうと、後段の本質の部分、本論をそっくり見落としてしまう危険があります。「上からの圧力と日本国民固有の運命共同体としての隣組的精神をうまく利用した署名運動」であるとか、「民主主義とはおよそかけ離れた人権無視の方法」といった表現がそうです。表現がきついだけについこの部分にとらわれてしまいがちですが、陳情者の本意は後段の部分にあります。ひとりひとりが自由に思ったり考えたり想像したり、知恵を働かせたり言葉にしたりするにはどうしたらいいか、その点について触れ、一方的に上からの指図で物事を進めるやり方は、ひとりひとりが何の希望をも持たなくなり、思考したり、想像したり、言葉にしなくなってしまう恐れるべき現実をもたらすと指摘をしています。

 そして、この陳情のポイントはやはり最後の部分、町づくりのビジョン、総合計画のことですが、豊かな人間性をはぐくむ文化の町づくりにあります。言うまでもなく、これは総合計画にある6つの施策の大綱の一つです。陳情者の求める町民ひとりひとりが何の足枷もなく自由に発言できる地域社会としての町づくりとは、結局総合計画にもある豊かな人間性をはぐくむ文化の町づくりに通じるということであります。これを議会に出された2人の方は、そのための努力を求めているのであって、この陳情を不採択にすることは、町の総合計画の一つの柱を否定することにもなります。間違いなく陳情の末尾にはそのことがはっきりと書いてあります。幾らこれは行政区の問題だと言っても、ここにそう書いてあります。書いてあるものをだれも否定することはできません。それを無視して、これは行政区の問題だというのはこじつけと言われてしまいます。あくまでも本文に忠実に陳情の審査は行われなければなりません。町民ひとりひとりが何の足枷もなく自由に発言できる地域社会としての町づくりを求める陳情、町民から出された切なる願いが込められたこの陳情に大いに共感を覚えるとともに、この陳情に賛成をいたします。議員皆様のご理解とご賛同を切にお願いして賛成討論といたします。



○議長(田渕国夫君) 次に、原案に反対意見の発言を許します。7番鈴木一之君。



◆7番(鈴木一之君) 私は、陳情第14号「町民ひとりひとりが何の足枷もなく自由に発言できる地域社会としての町づくりを求める陳情」に対して反対の立場から討論をさせていただきます。

 タイトルが「町民ひとりひとりが何の足枷もなく自由に発言できる地域社会としての町づくりを求める陳情」となっておりますが、陳情の前段を見ますと、区長連名で陳情した町道幣山下平線の事業推進の件で、行政区の総会のときに議題にはなかったことから、住民からの要望・要請ではないと記されてあります。このことにつきましては、私は、平成12年2月27日、川北児童館で開催されました愛川地区の議員と愛川地区区長並びに区民の皆さんとの話し合いの会議の中で提案されたことを確認しております。この会議は、町民の参加を得て、議員を囲み町政全般について話し合いを行い、知恵と心と力を出し合い、町づくりに資することを目的に実施され、さまざまな問題が提案・要望されました。そして、その中の一つに町道幣山下平線の事業推進の陳情書提出の要望が区民の方よりあったわけで、決して上からの圧力、人権の無視の方法で提案されたものではありませんでした。

 また、署名お願いの回覧の文書を見ても、道路渋滞の解消や愛川地区の利便性等が記載されていました。また、自然環境の整備についての記載もされており、署名に当たって必要な情報は記載してありました。よって、この署名に当たり、最終的には区民ひとりひとりが自分自身で判断し署名をされたものと推測せざるを得ません。

 このように提出された区民ひとりひとりの切なる要望に耳を傾け、その内容について討議することは民主主義そのものと考えられます。これはまさに陳情書の後段で要望されている町民ひとりひとりが自由に思ったり、考えたり、また上からの指示を受けず、豊かな町づくりのための署名であり、町道幣山下平線の事業推進の陳情が提出されたものと思われます。

 また、角田区、三増区からも同町道幣山下平線の推進事業に対し陳情が提出され、半原・田代地区5,962人、角田・三増地区、2,018人、合計7,980人と多くの署名があり、町道幣山下平線の推進事業に対し、多くの区民からの要望があることは明白です。各地域での署名方法は回覧方式で実施されました。このことについて行政区の運営上の問題であり、議会としては権限外であり、議会で触れる必要はないと判断いたします。よって、この陳情に対して反対をいたします。



○議長(田渕国夫君) 次に、賛成意見の発言を許します。

     (「なし」の声あり)



○議長(田渕国夫君) 次に、反対意見の発言を許します。

     (「なし」の声あり)



○議長(田渕国夫君) 討論が他にありませんので、討論を終結したいと思いますが、ご異議ありませんか。

    (「異議なし」の声あり)



○議長(田渕国夫君) ご異議ないものと認めます。よって、討論を終結しました。

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○議長(田渕国夫君) これより表決に入ります。

 陳情第8号「国民本位の公共事業の推進と執行体制の拡充を求める陳情」の採決をします。

 本陳情に対する委員長の報告は不採択です。したがって、原案について採決をします。

 本陳情を採択と決することに賛成の諸君の起立を求めます。

       (起立少数)



○議長(田渕国夫君) 起立少数であります。よって、陳情第8号は不採択と決定しました。

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○議長(田渕国夫君) 次に、陳情第9号「国や神奈川県の各種データの有効活用で自治体の経費節減を求める陳情」の採決をします。

 本陳情に対する委員長の報告は不採択です。したがって、原案に対して採決をします。

 本陳情を採択と決することに賛成の諸君の起立を求めます。

       (起立少数)



○議長(田渕国夫君) 起立少数であります。よって、陳情第9号は不採択と決定しました。

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○議長(田渕国夫君) 次に、陳情第14号「町民ひとりひとりが何の足枷もなく自由に発言できる地域社会としての町づくりを求める陳情」の採決をします。

 本陳情に対する委員長の報告は不採択です。したがって、原案について採決をします。

 本陳情を採択と決することに賛成の諸君を起立を求めます。

       (起立少数)



○議長(田渕国夫君) 起立少数であります。よって、陳情第14号は不採択と決定しました。

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○議長(田渕国夫君) この際、日程第5、陳情第3号から日程第9、陳情第7号までを一括議題とします。

 ただいまの一括議題としました各議案については所管の教育民生常任委員会へ審査を依頼したものです。

 これより委員会からの審査報告を求めます。教育民生常任委員会委員長森川絹枝君、報告を願います。



◆教育民生常任委員会委員長(森川絹枝君) 陳情審査報告を申し上げます。

       陳情審査報告書

 本委員会に付託の陳情は、審査の結果次のとおり決定したから、愛川町議会会議規則第88条の規定により報告します。

          記

1 委員会の日時、場所及び出席委員等

(1) 日時   平成12年6月12日(月)

        午前9時

(2) 場所   愛川町役場4階403会議室

(3) 出席委員

   委員長    森川絹枝

   副委員長   平本 守

   委員     熊坂敏雄

   委員     小倉英嗣

   委員     林  茂

   委員     木藤照雄

   委員     井上博明

(4) 説明のため出席した者

   教育長    平川嘉則

   民生部長   中里圭三

   教育次長   鴨下俊道

   長寿課長   相野谷 茂

   教育委員会  沼田 卓

   教育総務課長

2 結果

(1) 陳情第3号 老人医療の負担拡大等に反対する国への意見書提出を求める陳情

  ア 陳情者    横浜市神奈川区金港町5−36

           神奈川県保険医協会

           理事長 平尾紘一

  イ 付託年月日  平成12年3月1日

  ウ 審査の結果  不採択とすべきもの

  エ 委員会の意見 願意にそいがたい

(2) 陳情第4号 介護保険制度の改善・充実を求める陳情

  ア 陳情者    厚木市水引2−8−29

           厚木地域社会保障推進協議会

           事務局長 田中政広  他1名

  イ 付託年月日  平成12年3月1日

  ウ 審査の結果  不採択とすべきもの

  エ 委員会の意見 願意にそいがたい

(3) 陳情第5号 介護保険条例についての陳情

  ア 陳情者    愛川町中津358−9

           明日の暮らしを考える会

           大野雅子  他1名

  イ 付託年月日  12年3月1日

  ウ 審査の結果  不採択とすべきもの

  エ 委員会の意見 願意にそいがたい

(4) 陳情第12号 ゆとりある教育を実現するための教育予算増額と義務教育費国庫負担制度堅持を求める意見書の提出を求める陳情

  ア 陳情者    神奈川県相模原市富士見6丁目6番13号

           湘北教職員組合

           執行委員長 荒木良治

  イ 付託年月日  平成12年6月7日

  ウ 審査の結果  採択すべきもの

  エ 委員会の意見 願意妥当

(5) 陳情第7号 義務教育諸学校の学校事務職員・栄養職員給与費の国庫負担制度かららの適用除外に反対することについての陳情

  ア 陳情者    横浜市西区平沼1−4−8

           学校事務職員労働組合神奈川

           執行委員長 大宮 明

  イ 付託年月日  平成12年6月7日

  ウ 審査の結果  みなし採択すべきもの

  エ 委員会の意見 同様の陳情が採択すべきものとされているため

 なお、審査の経過について若干補足説明を申し上げます。

 はじめに、陳情第3号であります。厚生省では老人医療費に1割の定額負担を導入することなどを盛り込みました健康保険法の改正案を国会へ提出することを予定しており、その改正案が認められた場合、老人の医療費負担拡大への懸念がありますことから、国へ改正を反対する旨の意見書提出を求める陳情でありました。

 しかし、この健康保険法の改正案は国会において廃案となりましたことから、陳情そのものが審査に値しないという意見が全員であり、表決の結果、全会一致をもって不採択とすべきものと結論を得たものであります。

 次に、陳情第4号であります。本陳情については、介護保険制度の実施に伴い、保険料、利用料など高齢者への負担を心配するものであり、減免措置や家族介護手当の支給、介護オンブズマンの設置などを求める陳情であります。

 ご承知のように、介護保険制度は地方分権の前哨戦であると言われており、各自治体が権限を持って取り組める事業であります。このようなことから、自治体独自の減免措置が可能なことや、第三者機関の必要性などの面では一部理解ができるとの意見もありましたが,保険制度としての一定の基準を設ける必要性や相互扶助を基本とした考え方、また、陳情の趣旨、内容が一部本町にそぐわないという意見が多数を占め、表決の結果、本委員会は不採択とすべきものと結論を得たものであります。

 次に、陳情第5号であります。本陳情は、町で策定する介護保険条例に加えてほしい5つの条項を陳情として提出されたものであります。1つ目は条例の目的、2つ目は条例の理念、3つ目は町民の権利、4つ目は介護保険運営協議会、5つ目は介護サービス事業者協議会、6つ目は福祉オンブズマンであります。

 今回の審査において、介護保険条例と本条例の内容を調査いたしましたところ、表現の違いはあるにしても、条例の解釈の中で陳情にある内容がおおむね反映されており、趣旨は十分に理解できるとの意見が全員でありました。

 しかし、陳情の採択の取り扱い方で趣旨了承とするか不採択とするかになり、陳情の内容については、当該自治体で既に実施がされており、陳情項目にある条項をそのまま条例に盛り込むことができないとの意見が多数を占め、表決の結果、本委員会は不採択とすべきものと結論を得たものであります。

 陳情第12号及び陳情第7号につきましては、内容が同一でありましたので一括して審査をいたしました。昭和61年度以降、毎年同趣旨の陳情が提出され、本委員会ではこれを採択してまいりましたが、引き続き大蔵省は予算編成に当たり、今後財政構造改革の推進に関する特別措置法に基づき、義務教育諸学校の学校事務職員・栄養職員の給与費を国庫負担の対象から適用除外する方向で検討されていると言われております。ご承知のとおり、学校運営の円滑化・効率化を図る上において、学校事務職員と栄養職員の果たす役割は大変重要なものがあります。義務教育費国庫負担制度から適用除外することは、地方自治体の財政に負担を押しつけるものであり、教育の機会均等とその水準の維持向上を図る上からも、国庫負担制度は堅持されなければならないとの意見が全員であり、表決の結果、全会一致をもって採択すべきものとの結論を得たものであります。

 なお、陳情第7号につきましては、同内容の陳情第12号が採択すべきものと決しましたので、みなし採択すべきものといたしました。

 以上で陳情の審査報告を終わります。

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○議長(田渕国夫君) ただいまの委員長報告にご質疑のある方はご発言願います。

     (「なし」の声あり)



○議長(田渕国夫君) 質疑はありませんので質疑を終結したいと思いますが、ご異議ありませんか。

    (「異議なし」の声あり)



○議長(田渕国夫君) ご異議ないものと認めます。よって、質疑を終結しました。

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○議長(田渕国夫君) これより討論に入ります。一括でお願いします。

 はじめに、原案に賛成意見の発言を許します。20番井上博明君。



◆20番(井上博明君) 原案に賛成する立場から討論をしたいと思います。

 まず、陳情第4号「介護保険制度の改善・充実を求める陳情」であります。4月1日から介護保険制度がスタートいたしておりまして、本町においても認定作業を含めて順調に推移しているものと思いますが、今議会の審議の中でもちょっと待機者が出ていると、施設入所のですね、これについてはやはり心配であります。今まで税方式で福祉の対策を行っておっわけですけど、今度は保険料を利用者からいただいてサービスを提供するということでありますから、認定が行われ、その利用者が施設入所を希望された中にあって、施設の充足がされてないで、在宅での介護サービス給付を余儀なくされるという事態は本来保険制度の中にあっては契約違反と言える中身であります。その責任はどこにあるかということになりますと、利用者の責任ではないわけであります。そういう意味では、事業主体である町が利用者のサービスのニーズにこたえる基盤整備をきちんと行うことが必要なことだろうと思います。そうした意味で町単独で施設整備等はなかなか困難があるということは重々わかるわけであります。今後とも国・県を通して、これは全体のエリアになりますから、特養老人ホーム、老人保健施設、療養型病床群などの施設の基盤整備については、国の方に要請をしていただきたいというふうに思っております。

 さて、本陳情の中身でありますけど、減免制度の関係でありますが、この点については、この趣旨はまず重々わかるわけであります。最低生活を営む上では税金をかけてはならないという、住民税非課税の制度があります。これは憲法で最低限の文化的な生活を営む生存権の権利を保障している。それを税制上明らかにしたのが住民税非課税の制度であります。そうした意味で、そういう方々から保険料を取るということについては当然問題があるわけであります。これについては保険料を取らない、国費をもって充てることは必要なことではないかというふうに思っております。

 きのうの神奈川新聞にこういう読者の欄で載っておりましたので、若干紹介したいと思います。

 「私は、何年となく長きにわたりヘルパーさんの介護を受けて暮らしてきました。ありがたいことです。感謝しております。なのに、なぜ今までとほとんど変わらない介護サービスなのに保険料が倍額以上になったのでしょうか。収入は低下するのみなのです。室内外でどこでも車いすでの移動、リハビリ通院、週3回のヘルパーさんの来訪は私の生きる支えなのです。何かを切り詰めて払わなければと、住まいを持たぬ身にとりましては心がブルーになってしまいました。そもそも介護保険は急上昇し、暗中模索の手さぐりの中でできた保険ではないでしょうか。政府は国の赤字を埋めるための保険をつくったとしか考えられません。キャリア組のお役人さん、お願いです、低所得者を守ってください。」とこう書いている記事でありましたけど、これは私は切実なものと思います。

 そうした意味で、この陳情者が述べられている減免の生活保護基準程度の方々についての減免をすること、これについては理解ができます。

 また、2番目の横浜方式については、本町にはこれがなじまないと。むしろ低所得者に負担がかかるという部分がありますので、これについては理解をいたしておるわけであります。

 そのほか、介護保険の家族介護等についても引き続きこの手当を出していくことは必要なことだというふうに思っております。

 また、後段でも述べますけど、介護オンブズマン制度の設置についても必要なことと思っておりますので、この4号については賛成をいたしたいと思っております。

 次に、5号の介護保険条例の陳情であります。1から6まで述べられております。陳情審査の中では1から3までについては保健福祉計画の中で網羅をされていると。4号から6号については、町の介護保険条例の16条とか18条にも網羅をされているのでということで、おおむねこの陳情趣旨については意を酌んでいるのではないかというような結論であったわけでありますけど、私としては、やはりこの解釈の範囲のみならず、正確にこの目的、また4条以降の運営協議会、サービス業者の協議会、オンブズマン制度の設置などを今後きちんと条文化していく必要があろうかと思います。明確な条文規定がなく、解釈で左右されるような介護保険の対応では不十分であろうというふうに思いますので、この点についてはこの陳情の趣旨を明確に条例に盛り込むことについて望みたいと思います。

 以上で討論といたします。



○議長(田渕国夫君) 次に、原案に反対意見の発言を許します。14番平本守君。



◆14番(平本守君) それでは、陳情第4号「介護保険制度の改善・充実を求める陳情」に反対の立場から討論いたします。

 まず、生活保護基準程度の所得者は保険料を免除することについてでございますけども、介護保険の財源は保険給付額の50%を公費と保険料で補うこととされております。また、その保険料の50%のうち17%を第1号被保険者、33%を第2号被保険者がそれぞれ負担することとなっております。そのように、財源構成が明確になっていることから、低所得者の保険料を免除すると他の方がその分を負担することになり、保険料そのものが高額になるおそれがあることや、生活保護受給者からも保険料の徴収が義務づけられていることから、制度自体のバランスが崩れるということになります。

 次に、低所得者に配慮して横浜方式を導入することについてでございますけども、これは井上議員了承ということでございますけども、一応どのようなことなのか簡単に説明をさせていただきたいと思います。

 本町の保険料は現在5段階に分かれております。所得に応じてそれぞれ保険料が決まっておるわけでございますけども、横浜方式の6段階にいたしますと、横浜は高額所得者が愛川町よりも多いというような点で、横浜方式6段階にしますと、底辺の保険料は上がってくるということで、井上君が了承されましたように、これは陳情者の意見にはやはり賛成できないということでございます。

 次に、利用料の減免に差別をしないことについてでございますけども、介護保険制度のスタートにより、国では本制度が円滑に実施できるようにするため、経過的に利用者負担が大幅に増加しないことを目的に軽減対策を行ったものであります。介護保険制度は社会保険方式であるために、サービスを利用する方は応益負担の原理から、利用料の負担は仕方ないものと理解いたします。

 次に、家族介護手当についてですけども、家族介護手当を継続すること、要介護4以上については、サービスを受けても国基準の額を支給することにつきましては、家族介護手当は国は平成13年度から実施を予定しているもので、要介護度4または5と判定された市町村民税非課税世帯の在宅高齢者であって、1年間介護保険のサービスを受けなかった方を介護している介護者に支給されるものであります。介護保険でサービスを利用した方は対象とはならないと思います。

 町では本年度予算の在宅老人援護対策事業費で寝たきり老人と介護者慰問金が計上されております。高齢者保健福祉計画、介護保険事業計画で在宅寝たきり老人と介護者支援事業で慰問金については今年度は実施するとあります。その後は国・県と協議を行い、補助事業として支給を検討するとありますので、実施がされると理解いたしております。

 また、介護保険でサービスを利用している方は保険給付を受けていることから、本事業の対象にならないのはやむを得ないと思います。

 次に、現に要介護5以上のサービスを受けている人については、サービスを低下させないこと、また利用量は1割を超える分については町が補助することにつきましては、介護保険制度ではサービスの利用が要介護状態に応じて必要とされるサービス料が決められており、サービスの利用については特定の方に限られることのないような制度になっております。

 また、どうしても保険外のサービスを利用したい方は、他の要介護者との公平性や町の財政状況などから全額自己負担になるのはやむを得ないと思います。

 次に、介護オンブズマンを設置し、各界の代表者で構成することについてでございますけども、町の介護保険条例の第17条で相談及び苦情への対応が盛り込まれております。その条文を引用いたしますと、第1号で「町はサービス利用者またはその家族からの介護サービスに係る相談または苦情に対応し、これを解決するために必要な措置を講ずるものとする」とあります。第2号では、「事業者に対し、利用者からの苦情に迅速かつ適切に対応し、これを解消するよう指導するもの」と定められていることから、担当課では利用者に対しサービスの満足度調査を実施すると聞いております。介護オンブズマンを設置しなくても現時点では対応できるものと思われます。

 また、ただいま井上議員から条文の明確化ということもございましたけれども、一言一句全部条例できちんと盛り込むのはまた大変なことであろうと思います。現時点の条例で十分対処できるものと思いまして、反対討論といたします。



○議長(田渕国夫君) 次に、賛成意見の発言を許します。

     (「なし」の声あり)



○議長(田渕国夫君) 次に、反対意見の発言を許します。18番木藤照雄君。



◆18番(木藤照雄君) 陳情第5号「介護保険条例についての陳情」に反対の討論をいたします。

 先ほど本陳情について賛成のご意見があったわけですが、これは1号から6号に6項目に分かれておりまして、この5項目については、賛成の中でもこれは既にもう実施がされている、こういった今の賛成討論があったわけです。

 我々これを審議したのが平成12年3月の14日、この時点においては、1号からこの陳情項目の第5号までは既にもう盛り込まれてることを教育民生常任委員会としては確認をしておった。しかし、この6号について、この6号というのは、福祉オンブズマン、今平本議員からも関連の内容がありましたが、これについて国が今これを審議をしておる。これについてもう少し動向を見る必要があるということで、今定例会において再度審議したということでございます。

 内容については、この陳情項目の1から3までは、先ほど井上議員が申しましたとおり、高齢者福祉計画で明確化をされている。それから、4号については介護保険条例の16条でこれをきちっと定めた。5号は18条と。こういう内容でありまして、くどいようですけど、先ほど陳情に対する賛成についても、これをもう認めているということでございます。

 さて、福祉オンブズマン制度について、これは国が平成12年度から事実上のオンブズマン制度である介護サービス相談ボランティア事業、仮称でございますが、これをモデル事業として実施する予定だと、こういうことでありますので、この項目については、この項目だけを見れば、この陳情者の意図がわかるところでありますが、果たして1項目から5項目の中で陳情者がこの内容をご理解をなさって確認をなさって提出をされたのかなと、こういうふうにちょっと勉強不足でもあったんではないかなと、こんな感もするわけでございます。よって、この陳情については反対をさせていただいて不採択、これが妥当であろうということだと解釈をいたします。

 以上で反対の討論を終わります。



○議長(田渕国夫君) 次に、賛成意見の発言を許します。

     (「なし」の声あり)



○議長(田渕国夫君) 次に、反対意見の発言を許します。

     (「なし」の声あり)



○議長(田渕国夫君) 他に討論がありませんので、討論を終結したいと思いますが、ご異議ありませんか。

    (「異議なし」の声あり)



○議長(田渕国夫君) ご異議ないものと認めます。よって、討論を終結しました。

   −−−−−−−−−−−−−−−



○議長(田渕国夫君) これより表決に入ります。

 陳情第3号「老人医療の負担拡大等に反対する国への意見書提出を求める陳情」の採決をします。

 本陳情に対する委員長の報告は不採択です。したがって、原案について採決をします。

 本陳情を採択と決することに賛成の諸君の起立を求めます。

       (起立なし)



○議長(田渕国夫君) 起立なしであります。よって、陳情第3号は不採択と決定しました。

   −−−−−−−−−−−−−−−



○議長(田渕国夫君) 次に、陳情第4号「介護保険制度の改善・充実を求める陳情」の採決をします。

 本陳情に対する委員長の報告は不採択です。したがって、原案について採決をします。

 本陳情を採択と決することに賛成の諸君の起立を求めます。

       (起立少数)



○議長(田渕国夫君) 起立少数であります。よって、陳情第4号は不採択と決定しました。

   −−−−−−−−−−−−−−−



○議長(田渕国夫君) 次に、陳情第5号「介護保険条例についての陳情」の採決をします。

 本陳情に対する委員長の報告は不採択です。したがって、原案について採決をします。

 本陳情を不採択と決することに賛成の諸君の起立を求めます。

       (起立少数)



○議長(田渕国夫君) 起立少数であります。よって、陳情第5号は不採択と決定しました。

   −−−−−−−−−−−−−−−



○議長(田渕国夫君) 次に、陳情第12号「ゆとりある教育を実現するための教育予算増額と義務教育費国庫負担制度の堅持を求める意見書の提出を求める陳情」の採決をします。

 本陳情に対する委員長の報告は採択です。本陳情を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

       (起立全員)



○議長(田渕国夫君) 起立全員であります。よって、陳情第12号は採択と決定しました。

   −−−−−−−−−−−−−−−



○議長(田渕国夫君) 次に、陳情第7号「義務教育諸学校の学校事務職員・栄養職員給与費の国庫負担制度からの適用除外に反対することについての陳情」について申し上げます。

 既に、同じ内容の陳情が採択されておりますので、本陳情については採択とされたものとみなします。

   −−−−−−−−−−−−−−−



○議長(田渕国夫君) 15分間休憩をいたします。

     午前10時05分 休憩

    −−−−−−−−−−−−−

     午前10時20分 再開



○議長(田渕国夫君) 再開します。

   −−−−−−−−−−−−−−−



○議長(田渕国夫君) 休憩前に引き続き会議を続けます。

 この際、日程第10、陳情第13号から日程第12、陳情第11号までを一括議題とします。

 ただいまの一括議題としました各陳情については、所管の経済建設常任委員会へ審査を依頼したものです。

 これより委員会からの審査報告を求めます。経済建設常任委員会委員長中山民子君、報告を願います。



◆経済建設常任委員会委員長(中山民子君) それでは、陳情審査報告を申し上げます。

       陳情審査報告書

 本委員会に付託の陳情は、審査の結果次のとおり決定したから、愛川町議会会議規則第88条の規定により報告いたします。

          記

1 委員会の日時、場所及び出席委員等

(1) 日時   平成12年6月12日(月)

        午後1時30分

(2) 場所   愛川町役場4階403会議室

(3) 出席委員

   委員長    中山民子

   副委員長   熊澤俊治

   委員     中村文夫

   委員     梶原正弘

   委員     鳥羽 清

   委員     鎌田正芳

   委員     熊坂 徹

(4) 説明のため出席した者

   建設部長   古座野茂夫

   道路課技幹  平本和男

   道路課主幹  古座野義夫

2 審査結果

(1) 陳情第13号 半原・田代地区の全区長連名による町道幣山下平線事業推進の陳情活動の実態調査を求める陳情

  ア 陳情者    愛川町半原2,620−2

           竹内寧子

  イ 付託年月日  平成12年6月7日

  ウ 審査の結果  不採択とすべきもの

  エ 委員会の意見 願意にそいがたい

(2) 陳情第10号 町道幣山下平線事業推進を求める陳情

  ア 陳情者    愛川町半原6,445

           川北区長 一ノ宮啓達  他5名

  イ 付託年月日  平成12年6月7日

  ウ 審査の結果  採択すべきもの

  エ 委員会の意見 願意妥当

(3) 陳情第11号 町道幣山下平線事業推進を求める陳情

  ア 陳情者    愛川町角田1,451−1

           角田区長 石井峰夫  他1名

  イ 付託年月日  平成12年6月7日

  ウ 審査の結果  みなし採択すべきもの

  エ 委員会の意見 同様な陳情が採択すべきものとされているため

 なお、審査の過程について若干の補足説明を申し上げます。

 まず、陳情第13号は、半原・田代地区の全区長連名による町道幣山下平線事業推進の陳情活動に疑問点や問題点があるので、実態調査を求めるものであります。

 本陳情の意見としては、参考人制度を活用し、実態調査を行うべきとの一部の意見もありましたが、行政区の運営上に関するものであり、議会が意見書を提出できる範囲の事項ではないこと。また、行政区は陳情のできる公の機関でないこと。さらに、陳情の審査の対象はあくまで中身であり、署名活動に対する実態調査までは及ばないため、議会として審査する問題ではないことなどの意見が多数を占め、表決の結果、不採択とすべきものとの結論を得たものであります。

 次に、陳情第10号及び陳情第11号は、町道幣山下平線早期開通の推進を求める同一趣旨の内容でありましたので、一括して審議いたしました。

 本陳情の意見としては、議会は、幣山下平線事業について、平成6年度以来、予算議決という団体意思決定をし、町が事業執行していること。開通により中津川左岸地域の交通渋滞が解消されることなど、本路線の早期開通の推進の願意は妥当であることから、採択すべきものとの意見が多数を占め、一部に財政措置が不明確、自然環境の保全問題もあり、積極的な推進には慎重な対応が必要なことから、継続して審査すべきとの意見もありましたが、表決の結果、採択すべきものとの結論を得たものであります。

 次に、陳情第11号につきましては、同内容の陳情第10号が採択すべきものと決定いたしましたので、みなし採択すべきものといたしました。

 以上で経済建設常任委員会の陳情審査報告を終わります。



○議長(田渕国夫君) ただいまの委員長報告にご質疑のある方はご発言願います。

     (「なし」の声あり)



○議長(田渕国夫君) 質疑はありませんので、質疑を終結したいと思いますが、ご異議ありませんか。

    (「異議なし」の声あり)



○議長(田渕国夫君) ご異議ないものと認めます。よって、質疑を終結しました。

   −−−−−−−−−−−−−−−



○議長(田渕国夫君) これより討論に入ります。一括でお願いします。

 はじめに、原案に賛成意見の発言を許します。9番熊坂徹君。



◆9番(熊坂徹君) それでは、陳情第13号に対し、賛成の立場から討論を行います。

 異例中の異例とも言うべき陳情が議会に出されました。題して「半原・田代地区の全区長連名による町道幣山下平線事業推進の陳情活動の実態調査を求める陳情」、陳情の審査をする前に署名活動の実態を調査をしてくださいというものであります。

 これに対して、先ほどの委員長報告にもありますように、行政区の問題だから議会はそれに関与できないとして、経済建設常任委員会は、これを不採択にしました。

 しかし、陳情が求めているのは、あくまでも実態の調査であって、行政区への介入ではありません。まずこのことを確認しておく必要があります。行政区に関する事項なので、議会はそれに関与できないというのは、一見もっともなように聞こえますが、調査自体はあくまでも中立であり、それを関与であるとか介入であるとするのは早計ですし、正確さを欠くと言わざるを得ません。

 また、行政区に関することは議会の権限外であるというのも、ここでは具体的に陳情署名の実態調査が問題になっており、行政区の運営や活動に対して議会が干渉するということでは全くなくて、その活動の結果、議会に出されてきた陳情を問題にしているのであって、これこそまさに議会の権限と責任において審査をしなければならないことだというふうに考えます。

 要は、半原・田代の各行政区で行われた陳情活動の実態を調査をすることが議会の権限を超えており、議会はそういった調査をすべきではないかどうか、その点にあります。ただ、行政区の問題だからというような、わかったようでいて、その実よくわからないあいまいな理由でこの陳情を片づけてしまうのは早計であります。

 まず最初に考えなければならないのは、行政区の問題であるか否かということではなく、この陳情の審査において、実態調査をするか否か、その必要があるか否かということ、調査の必要性を認めるか認めないかということ、そのことをまず最初に考える必要があります。

 ですから、この陳情を不採択にするのであれば、その必要性が認められないということをまず言うべきであって、いきなり行政区のことを持ち出すのは、本筋の議論から外れていると言わなければなりません。町民からこういった実態調査を求める陳情が出されたわけですから、それに対してまず必要性があるかないか、それを議論すべきであったと思います。

 しかし、委員会での審議は必ずしもこの点が十分であったとは言えませんでした。論点は、行政区に関する問題に終始してしまった感があります。ですから、必要性は認めるが、行政区の問題だから議会が関与できないのか、それとも、必要性も認めず、また、行政区の問題でもあるので議会は関与すべきではないのか、その点がやや不明確でありました。

 いずれにしても異例中の異例とも言うべきこういった陳情が出されたということは、議会としてもこれを無視することはできないはずです。誠意をもってこれに当たるべきであることは言うまでもありません。とすれば、可能な調査の方法をこそ検討すべきであって、最初からいきなり聖域化された行政区を持ち出して結論を急ぐのは、慎重審議の原則から外れることになります。

 次に、問題は、陳情者が求める実態調査が議会の権限外のことなのかどうか、あるいは署名活動が行政区の運営に関することなので、議会はそれに関与すべきではないのかどうかということであります。

 しかし、議会が行うのは、行政区の運営への関与ということでは全くなく、議会に出された陳情を審査するという限りにおいての調査であります。しかも、区長名で出されたその陳情が民主的でないやり方で行われたという極めて重大な疑惑が投げかけられているわけですから、これは注文をつけられた区長さんの側にしてもゆゆしき一大事、見過ごしにはできないことだと言わなければなりません。

 ですから、これはいずれの側にとっても弁明の機会が与えられなければならない事態になってしまっていると、そう考えなければなりません。そうでなければ、禍根を残すことになります。もし、事を急いでこの陳情を不採択にしてしまえば、それと同時に、区長さんたちの弁明の機会も失われてしまいます。疑惑はそのまま残ります。区長さんの名誉のためにも陳情を採択して調査を行うべきであります。

 陳情はこのように書いています。「区の総会で決まったわけでもないのに、突然署名用紙が回覧板で回ってきた」とか、「班長さんが署名を集めに回ってきた」とか、中には「わざわざ家族全員の名前を書くように言って回ったところもあった」とか。何より正規の手続を踏まずに、区長さんの名前で区の組織を使って陳情が行われたことに対して陳情者は強い憤りをあらわしています。それに対して「他の区でも同じような状況と聞いている。だから、幾ら大勢の署名を集めたからといって、それをそのまま住民の意思と認めることはできない。」と書いています。これだけの強い疑義の訴えが議会に寄せられたわけですから、事実無根であればともかく、議会としても何らかの調査を行い、事実確認をすることなしに、区長さんの連名で出された町道幣山下平線事業推進の陳情審査をすることはできないはずです。

 そこで、私は、この際参考人制度の活用を提案します。「地方議会人」の平成10年7月号に地方議会の活性化方策が特集されていますが、その中に平成3年の自治法改正で導入された参考人制度の積極的活用が挙げられています。これは従来の公聴会に比べて、もっと簡便な方法で委員会の審査や調査に住民などから広く意見を聞けるようにするために設けられたものです。この制度が導入されたことにより、請願・陳情の審査に当たって直接本人から説明や意見を聞いたり、また、議案の審査でも利害関係者や学識経験者などから意見を聞いたりすることができるようになったとされています。積極的な活用を図るべしとも言っております。つまり、参考人制度というのは、本来議会での発言権がない住民や利害関係者に自由に議会で意見を述べるチャンスを与えるものと言えます。陳情者自ら陳情の趣旨を述べ、委員からの質疑にも答えられるようにしたら、陳情者も納得できるし、ひいては住民の議会に対する理解と関心も高まるはずです。しかも、審査する側の議員にとっても新しい知識、豊富な情報を得ることができ、より良い審査につながること間違いありません。参考人制度を活用することは、行政区への介入でも何でもありません。むしろ陳情者にとっても、また議会にとってもメリットがあります。区長さんにしても実態調査を求める陳情の主張が事実に基づくものではなく、むしろ陳情活動は極めて民主的に行われたのであれば、参考人として委員会に出席してそれを弁明することもできるわけです。行政区への介入、関与などと難しい話ではなく、むしろ逆に区長さんの側にすれば、陳情活動の実態を説明し、かけられた疑いを晴らす絶好のチャンスともなります。それをしないで、行政区の問題であるとしてこの陳情を不採択にしてしまえば、疑惑を晴らすチャンスは永久に失われてしまいます。参考人制度を活用せず、実態調査を行わないまま委員会が採決を急いだのは大いに問題があると言わなければなりません。ここは陳情者の願意を酌み、参考人制度を活用して関係者から自由に意見を聞くべきと考えます。

 次に、陳情第10号・第11号「町道幣山下平線推進を求める陳情について」でありますが、まずこれは実態調査を求める方の陳情者も指摘をしていますように、町の非常勤特別職でもある区長さんが代表者となってこういった陳情を出すということは誤解がされやすいですし、また、決して望ましいやり方ではないと申し上げておきます。この地区嘱託員制度については、既に2年前、私も一般質問で取り上げましたが、町の職員なのか自治会の代表者なのか一人二役のため極めて誤解されやすい立場にある区長さんが、中心になってこうした陳情署名活動をすることは大いに問題であると言わなければなりません。もちろん、町とそういった関係にある人が、議会に陳情を出すこと自体禁止されているわけでは決してありませんが、場合によったら、町の代弁者と見られなくはないということも心しておくべきことと思います。現にあちこちからそういった指摘がされていることを考えれば、制度のあり方の再検討も必要になるのかもしれません。

 さて、陳情ですが、三十数億円かかると言われる町道幣山下平線は、10年後の完成を目指すというのに、町の財政計画は3年間の実施計画しかありません。これではとても10年先を見通すことなどできません。これだけの規模の事業です。当然町の将来にも大きな影響を与えることになります。しかも、道路建設予定地では自然生態系の問題も出てきました。

 ところが、町は、専門家の意見を聞いて自然環境に配慮すると言いつつ、専門家の意見を尊重してはいません。町が提案した生物トンネルは、専門的に見てそれではだめですよといわれたのに、あえてそれを無視する形で地権者説明会を開き、かなり強引に事業の推進を図ってきました。これでは環境に配慮すると言っても信用ができません。

 しかも、財政的な問題も不透明、こういった状況において議会に求められるのは、冷静かつ沈着な姿勢です。議会としても既に一度認めたことだからと言ってそれに固執するのではなく、状況の変化の中でさまざまな要素・要因を勘案し、常に最善の選択、判断をしていくことこそが求められていると思います。

 ですから、推進の陳情には私は反対であります。議員の皆さんのご理解とご賛同を切にお願いをいたします。



○議長(田渕国夫君) 次に、原案に反対意見の発言を許します。6番鳥羽清君。



◆6番(鳥羽清君) 陳情第13号について反対の立場から討論いたします。

 陳情については、特定の事項について利害関係を有する住民が、国または地方公共団体に対しその実情を訴え、当局の適切な措置を要望するものであり、今回の半原・田代地区の全区長連名による町道幣山下平線事業推進の陳情活動の実態調査を求める陳情については、内容を見ますと行政区の運営に関するものであります。行政区は公の機関ではありませんので、議会の権限外であり、行うことはできないと考えます。

 また、陳情については、署名の数が1,000あろうと1万あろうと関係なく、署名はあくまで参考の位置づけでありまして、審査の対象は中身でありますことから、陳情に対する実態調査は必要ないものと考えます。

 なお、陳情については、ご承知のとおり、権限外事項であるとして受理を拒むことができず、所定の形式、手続で提出されたものである限り受理しなければなりませんから、審議の上、内容的に権限外であると考えまして、陳情第13号の反対の討論といたします。



○議長(田渕国夫君) 次に、賛成意見の発言を許します。11番熊澤俊治君。



◆11番(熊澤俊治君) それでは、陳情第10号及び第11号の町道幣山下平線事業推進を求める陳情について、同じ内容でありますので、一括で賛成の立場から討論を行います。

 本町の交通手段は自動車に頼るほかになく、各地域における朝夕の交通渋滞は大変に問題視されている現状にあるかと思います。そのような中で、多くの町民の願望でもあります町道幣山下平線は中津川左岸地区の半原・田代地区の住民に限らず、全町民に恩恵があり、交通渋滞を解消する事業でありまして、早期完成が期待をされているところでございます。あわせ、既に平成6年度より概略設計、用地測量等の予算化もされ、事業の推進が図られているところでもあり、予算化されるに当たっては議会も承認をしてまいりました。

 しかし、町民からの要望があります環境に影響する課題につきましては、十分な配慮し、住民より真に喜ばれる主要道路をされるように切望することろでございますが、この事業については積極的な推進を図っていただくことをお願いをし、以上で賛成討論といたします。



○議長(田渕国夫君) 次に、反対意見の発言を許します。18番木藤照雄君。



◆18番(木藤照雄君) 一括議題でありますので、私は、陳情13号の陳情に対する反対のご意見を申し上げます。

 今回の陳情のもとになった署名活動でございますが、これはもとより私たち愛川町議会が開かれた議会をつくるために住民側に立っていろんな話し合いを行っていこう、こういった議論がされた中で愛川地区において住民、区長、関係者、愛川地区の関係議員、円座で話し合いを行った結果のこの幣山下平線の推進を求めていこうという内容の署名、これについては満場一致で可決をしたわけでございます。

 この中で、住民側としても議員も一緒にこの署名に加わってくれという強い要望がありましたが、しかし、これは請願とすべきであるかもしれないけども、一歩そこは我々は様子を見て、皆さんから上がった内容を審議する立場にある、こういった理由をもって、その時点においては皆さんで署名活動を行ったらどうかと、議会側議員としてはこんな見解をそのときは示したわけでございます。

 そして、今回のこの実態調査を求める陳情に関しては、私はこの陳情者と同じ区でありますから、確かにこの署名の内容と同じ内容で区の総会のときに質問がございました。本来これに対して区長が答弁すべきであったわけですけども、区長の答弁の中に、関係議員がこれに携わって、内容を知っている議員が二人いらっしゃるから、来賓であったわけですけども、あえてご指名がありましたので、私と井上議員が、この内容についてお答えをさせていただきました。

 この陳情項目にある、何もわからず、何か署名を強制をされてる、あるいは区の組織を使ってる、正規の手続を踏んでない、区長さんの名前で行った民主的なやり方ではない、こういったことが指摘をされた質問でございました。陳情項目と一緒です。

 しかし、この陳情者が言わんとしている内容については、私はそのとき住民の総意で行われてない、こういった意見が、意見というか思惑が非常に感じられましたので、こういった内容、要するに署名に至るまでの内容を説明を私はさせていただきました。

 じゃ、なぜ区長さんの名前を使って民主的でない、こういったことも言われましたけども、私は、それに対してはやはりその区にあって多くの要望、この幣山下平線、私も賛成する一人としていろんな人に、区の中にあってもいろんな団体の中でも意見を聞いてまいりました。当然、先ほどから陳情にあるように、署名にあるように、多くの人がこれを望んでいる。私の区も同じです。そういった多くの意見を、区の代表者、自治会の代表者として区の区民が多く望んでいるものを区長さんが先頭に立つ。しかし、先頭に立つといっても署名という自由な意思に基づいて行われるものですから、この文面についても趣旨にご賛同いただいてご署名をしてください、こうちゃんと明記をしてあるわけです。回文の中身を見ますと。そして、先ほども討論の中でもありましたように、総務の中で鈴木さんの討論の中にもありましたように、その趣旨に内容についてもちゃんと明記をしてある。それは確かに人の手法ですから、お願いに行ったり、これにご署名をいただけませんか、あるいは家族全員で趣旨にご賛同いただければお願いはできませんか、これはいろいろ人の手法としてあると思います。しかし、内容についてはちゃんと明記をしてあるということでありまして、私は、これこそが自主的な民主主義のやり方だと。

 正規の手続を踏んでないという項目がありますが、陳情者に関しては、多分区の総会において決定されてない。先ほど総務に出された陳情についても同じことを言ってます。正規の手続を踏んでない。署名活動を区会の総会、あるいはそれに代わるものとして、議題としてこれを決議をする、これはやはり民主主義の考えからいえばどうかな、いかがなものかな、こういう説明も同時に私はそのときに申し上げをいたしました。

 それともう一つ、自治会の区長さん、または別には行政嘱託員、こういう内容も入っているわけですね。町側の者としてこういう先頭に立っては、こういうあり方は違うんではないか、こういう訴えもしてるわけでございます。確かにその議論はあるかもしれません。しかし、ある区長さん2、3人と私はお話をしてこの議論をしました。そしたら、こんなふうな話をしてました。確かにその議論はあるかもしれないけども、しかし、区長であっても、行政嘱託員であっても、あるいは議会であっても、行政であっても、それを超えて、そんなことじゃない、ボランティアとして我々は、あるいは議会として、町は仕事として一緒に手をとってまちづくりに貢献する、ボランティアとしてやっていく、私はそう考えて区長を受けているんだ、嘱託員もやっているんだ、こんな話をしている区長さんもいました。ですから、確かにその議論はあるかも知れませんけども、そこを承知してまちづくりに貢献をしている、私はそんな感覚をそこで持ちました。

 最後ですけども、その地域の文化、大きな流れ、要望、こういったものを自分がその中に入らないで、要するに、いろんな認識を持たないで、自分の範疇だけで外部から物を言う、意見を言う、確かにそういうやり方は簡単だと思います。だけども、そこまで一生懸命に取り組んでくれるんなら、その中に入って一緒に地域づくりやまちづくりの一員として私はご活躍いただくことを最後に念願をし、本陳情に対して反対のご意見といたします。ありがとうございました。



○議長(田渕国夫君) 次に、賛成意見の発言を許します。

     (「なし」の声あり)



○議長(田渕国夫君) 次に、反対意見の発言を許します。20番井上博明君。



◆20番(井上博明君) 陳情13号の関係でありますけど、陳情のとり方、陳情のそうしたあり方の実態調査をしてほしいということであります。これは先ほどの14号の絡みもあろうかと思うんですけど、常任委員会の審議の中では、確かに傍聴させていただいておりまして不十分かなというふうに思うわけであります。行政区への介入、行政区の運営に関する事柄ということでありますけど、私は、やはりそもそもこのそういう陳情者また陳情団体、その方々がやった行為、その署名活動について議会が介入すべきじゃないと、私は基本的にはそういう考えです。これは、その陳情者が個人であれ、また、よく言われますけど刑務所に入っている方でも陳情できるわけですね。ですから、そうした陳情者、陳情団体のまず素行調査しろとか、そしてまたその陳情者は当然自らの願いを行政なり国政に反映してほしいという願いを込めますから、当然陳情内容についてはそういう思いで陳情趣旨が書かれてくるわけですね。で、陳情のとり方も街頭でやったりとか、回覧を回したりとかいろいろな手法をとられて賛同署名を集めるわけですね。そうしたことに対して一々議会がそういう陳情が上がったから、じゃそれ調査しましょうと、参考人呼びましょうというようなことは、議会としてはもう行き過ぎた行為ではないかというふうに私は基本的にそう思います。

 それでですね、ここで一つのやはり問題なのは、古くて新しい問題ということでありましょうと、やっぱり区長嘱託員制度という部分が非常にこうした誤解やその疑問を持たれることだというふうに思うんですね。これは、今折しも総選挙が行われておるんですけど、ある区長さんが、候補者の事務所に出入りされていたりとか、あと地域で政策の関係のビラを配布されるとかいうようなこともやられているわけですね。これは現実に私もきょう直接見たわけですけど、それ以前にもそういうことをやられているのは見てるわけですね。

 振り返りますと、昨年10月の議会の選挙におきましても、某地区の区長さんが、声高らかに、私は何々の区長ですと、地元の候補者にご支援をということで区民に働きかけをされているわけですね。それは署名という形で区民にお願いはしていませんけど、声でやっぱりお願いをすると。また、訪問でお願いをするという形をとられてるわけですね。やはりそこでは区民にしてみると、あたかも区で決まったかのような受け止め方とか、何となくいやだなとかいうような部分があるわけですね。で、選挙に関しては中立公平であらなければいけませんから、区長さんはそういうところにやはり遠慮すべきじゃなかろうかと思いますけど、そういうことがやはり行われているわけですね。

 で、今回はこういう署名の部分で出てきたわけですから、やはり、今後はこうした部分について十分議論をして、誤解を生まないような制度のあり方というものをきちんと確立していく必要があるのかなというふうに思っております。

 さて、10号の幣山下平線を早くつくってほしいというたくさんの署名も添えられた陳情であります。まず、私は半原に住んでおります。ご案内ように交通機関はマイカーかバスということで、高校生なり、あとお勤めの方もバスとか車を利用されているということで、近年やはり交通事情なかなか大変で、平山の坂を上がったあたりから渋滞がかかってくるということで、高校生の方はバスでかなり早い時間帯から行かなくてはいけないという状況もあったりして、この解消を厚木、海老名、また横浜方面に行くに、その渋滞解消の必要性というのはこの署名の中にも託されているのかなというふうに思いまして、私も生活実感として半原方面に住んでいる一員としてそうした部分は理解ができるというところであります。

 しかし、今回のこの署名は、やはくこの道路をつくってほしいという陳情なわけですけど、やはり議会人として町の懐はどうかと、財布の状況はどうかということも責任あるわけですね、責任を持って見ていかなくてはいけないと。で、30億はかかるのかなというように言われているわけですけど、これだけの仕事じゃないわけですね。これから、ダイオキンを含んだ最終処分場の恒久対策、これには10億円以上かかるであろうと言われてますね。そのほか消防庁舎の建設も平成14年に立ち上げをしようということで一応きてるんですけど、なかなか進まないわけですけど、これも二十数億ということですね。あと10年後には広域化の大きな焼却施設の建設ということで、これも総事業費では400億近く推定ではかかるのかなと、愛川町の持ち分は相当のものだというふうに思われます。それとこの幣山線考えると、10年の大体期間の中にこれだけの大型公共投資をしなくてはいけないと。果たして財布の中身はどうかというと、非常にさみしい思いがするわけですね。この陳情者が早くやってほしいというそういう願いは十分わかるわけですけど、財政的な部分でですね、よし、賛成してどんどんやるように町長の尻をたたこうという点になりますと、なかなかやはりちょっと懐の様子を見ようということも考えなきゃいけないのかなと、これが一つの抱えているもの。

 もう一つはやはり環境問題だろうと思うんですね。これは今後町でもいろいろと調査をしていこうということであります。やはりこの点も今後十分に環境の評価をして、どうしたらいいのかということを、必要なら時間をかけてやってもいいし、私はそう思うんですね。やはりそうした2つの財政問題、環境問題をですね、十分クリアできる、また理解をできるということであれば、私もこの事業については、この陳情についてはいいのかなと思っているんですけど、まだまだこの陳情を賛成をすると、また推進をしようという点での、また反対を例えばするという部分についての選択についてはまだ資料が、判断する資料が、この情報が少ないわけでありますので、この点については態度保留ということで、採決に当たっては退席という形で望みたいというふうに思っております。以上です。



○議長(田渕国夫君) 次に、賛成意見の発言を許します。

     (「なし」の声あり)



○議長(田渕国夫君) 次に、反対意見の発言を許します。

     (「なし」の声あり)



○議長(田渕国夫君) 他に討論がありませんので、討論を終結したいと思いますが、ご異議ありませんか。

  (「異議なし」の声あり)



○議長(田渕国夫君) ご異議ないものと認めます。よって、討論を終結しました。

   −−−−−−−−−−−−−−−



○議長(田渕国夫君) これより表決に入ります。

 陳情第13号「半原・田代地区の全区長連名によります町道幣山下平線の事業推進陳情活動の実態調査を求める陳情」を採決します。

 本陳情に対する委員長の報告は不採択です。したがって、原案について採決をします。

 本陳情を採択と決することに賛成の諸君の起立を求めます。

       (起立少数)



○議長(田渕国夫君) 起立少数であります。よって、陳情第13号は不採択と決定しました。

   −−−−−−−−−−−−−−−



○議長(田渕国夫君) 次に、陳情第10号「町道幣山下平線事業推進を求める陳情」の採決をします。20番井上博明君。

     (態度保留の発言あり)



○議長(田渕国夫君) 井上博明議員の退場を認めます。

       (退場者あり)



○議長(田渕国夫君) 本陳情に対する委員長の報告は採択です。

 本陳情を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

       (起立多数)



○議長(田渕国夫君) 起立多数であります。よって、陳情第10号は採択と決定しました。

   −−−−−−−−−−−−−−−



○議長(田渕国夫君) 次に、陳情第11号「町道幣山下平線事業推進を求める陳情」について申し上げます。

 既に同じ内容の陳情が採択されていますので、本陳情については採択されたものとみなします。

       (入場者あり)

   −−−−−−−−−−−−−−−



○議長(田渕国夫君) この際、日程第13、町長提出議案第32号から、日程第15、町長提出議案第35号までを一括議題とします。

 ただいまの一括議題としました各議案については、既に1日目に説明が終了していますので、本日はこれより質疑に入ります。4番熊坂敏雄君。



◆4番(熊坂敏雄君) それでは、議案第35号「工事請負契約について」、工事の概要をちょっとお尋ねをしたいと思います。

 春日台保育園の改修工事、大変大規模になっております。工事の概要について。耐震測定をしていただきましたが、測定結果はどうであったのか。また、その測定を踏まえて工事の概要をお伺いをしたいと思います。

 それからもう1点、衛生設備の改修ですけれども、トイレの改修、設置についてでございます。幼稚園ですので、ほとんど洋式が多いと私は理解をしておりますけれども、和式と洋式の割合についてのご説明をお願いしたいと思います。よろしくお願いします。



○議長(田渕国夫君) 建設部長古座野君。



◎建設部長(古座野茂夫君) 最初に、春日台保育園の園舎の建物の耐震診断につきましては、平成10年度に専門家に委託をしまして実施をいたしております。この耐震診断につきましては、建築物の耐震改修の促進に関する法律第3条の規定に基づきまして、特定建築物の耐震診断指針を用いて行ったものでございます。

 診断の結果は、X方向、東西になるわけでございますが、神奈川方式評価表でDランク、要補強の判定でございました。日本建築防災協会診断基準におきましても、構造耐震指標の基準が0.6でありますけれども、診断の結果が0.55であったわけであります。Y方向、南北の方向でありますけれども、この両基準とも耐力に余裕があり、支障がないと判定されておるところでございます。

 したがいまして、耐震補強としましては、東西方向についての壁のブレス、筋交いでありますが、それと間柱の取り替えにより補強を行うということであります。耐震補強につきましては、北側の壁、ブレス3箇所、園庭側の壁ブレス2箇所、南側の道路に面した壁のブレス1箇所、合計6箇所になります。これの交換、それから間柱8本の交換を行い補強をいたすもので、このことによって耐震性能を有するものにしたいということでございます。

 次に、トイレの改修についての和式と洋式の割合であります。今回の改修では園児用トイレにつきましては、男子トイレは洋式大便器3基、小便器4基と職員用の和式大便器2基で、女子トイレは洋式4基、乳児室に洋式2基を設置をいたすものであります。

 今回の設備改修では既存の乳児室のトイレを若干移動いたしまして、その隣に新たに職員用のトイレ、身障者対応ができるものでありますが、1基増設をいたします。したがいまして、園児用トイレは、既存のものと同様に全部が洋式ということであります。

 次に、トイレの改修の内容でありますけれどの、衛生器具、便器、洗面器、トイレブースの新設、出入口のドア・窓の改修、床はコンクリートスラブ、給排水管の改修、天井壁の改修、こんな内容が改修の主なものでございます。



○議長(田渕国夫君) 4番熊坂敏雄君。



◆4番(熊坂敏雄君) はい、大変ありがとうございました。阪神淡路大震災の被災地の方々は大変、後遺症が大変だったようであります。「災害は忘れたころにやってくる」という言葉がありますように、どうも時が過ぎますと、私たち、危機感が薄れてまいります。万全の耐震工事をお願いをいたしまして、また、他の保育園でも耐震工事をしていただきたいなと思っております。特に保育園は老朽化が目立つようでござますので、そんな辺を踏まえていただいて、安心して園児の方が園の生活をできますように取り計らっていただけたらありがたいと思います。よろしくお願いします。

 以上でございます。どうもありがとうございました。



○議長(田渕国夫君) 8番 鎌田正芳君。



◆8番(鎌田正芳君) それでは、お聞きしたいと思いますが、消防団員等の公務災害の補償条例の一部改正でございます。

 改正の内容につきましては、趣旨は理解をいたしましたが、まずこれまでに災害現場で起こった事故の内容ですね。実績、その他あると思いますが、その内容。

 それから、補償関係ですね。どんなものがあったのか、それについても、お聞きをさせていただきます。

 それからもう一点でございますが、非常勤消防団員の退職金の関係でございます。実際は、見ますと2,000円程度ということで、なかなか消防団員も大変な任務でございます。これもひとつの準則に基づいてアップということであるようでございますが、そこで、お聞きしたいと思いますが、昨年度の退職者の勤務年数ごとの人数、その他額等がございましたら教えていただきたいというふうに思います。以上です。



◎消防長(和田武君) それでは、1点目の質問でありますが、最近では平成12年の、本年ですが、3月9日、平山地区の建物火災におきまして消火活動中左足首を捻挫をいたしまして、療養補償として3万8,674円を補償しております。

 それから、火災現場ではないのでありますが、やはり本年の4月8日でありますが、消防水利の点検に出かける途中、器具車の階段を踏み外しまして、右足親指のつけ根を骨折をしましたが、現在は完治しておりまして、その事務処理を進めておるところであります。このようなちょっとした不注意による事故が続きましたので、本年、新入団員の研修時におきまして安全管理についての講義、あるいは団長名で正副分団長、部長を通じまして消防活動時の安全管理を徹底していただくように通知をし、事故のない消防団活動の徹底に努めております。

 それから、あと2点目のご質問でありますが、退職報償金につきましては、勤務年数5年以上の消防団員を対象に勤務年及び階級により支給をされるわけでありますが、昨年度の消防団退職者については、任期替えの年でもあったわけでありまして、49名の退団者がありまして、団長以下44名が退職報償金支払い対象者となっておりまして、金額の総額は969万5,00円の支出となっております。退職者で一番多い勤務年数でありますけども、13年という方が13名おります。その総額は279万5000円であります。その次に多いのが11年という方でこれは12名の方がおられまして、258万円ということでございます。最も勤務年数の多い方は31年で、1名であります。

 以上でございます。



○議長(田渕国夫君) 通告者全員の質疑が終わりましたので、質疑を終結したいと思いますが、ご異議ありませんか。

    (「異議なし」の声あり)



○議長(田渕国夫君) ご異議ないものと認めます。よって質疑を終結しました。

   −−−−−−−−−−−−−−−



○議長(田渕国夫君) これより討論に入ります。一括でお願いします。

 はじめに、反対意見の発言を許します。

     (「なし」の声あり)



○議長(田渕国夫君) 次に、賛成意見の発言を許します。

     (「なし」の声あり)



○議長(田渕国夫君) 討論がありませんので、討論を終結したいと思いますが、ご異議ありませんか。

    (「異議なし」の声あり)



○議長(田渕国夫君) ご異議ないものと認めます。よって、討論を終結しました。

   −−−−−−−−−−−−−−−



○議長(田渕国夫君) これより表決に入ります。

 議案第32号「愛川町消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の制定について」の採決をします。

 本案を原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

       (起立全員)



○議長(田渕国夫君) 起立全員であります。よって、町長提出議案第32号は、原案のとおり可決されました。

   −−−−−−−−−−−−−−−



○議長(田渕国夫君) 次に、議案第33号「愛川町非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部を改正する条例の制定について」の採決をします。

 本案を議案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

       (起立全員)



○議長(田渕国夫君) 起立全員であります。よって、町長提出議案第33号は、原案のとおり可決されました。

   −−−−−−−−−−−−−−−



○議長(田渕国夫君) 次に、議案第35号「工事請負契約の締結について(平成12年度愛川町立春日台保育園改修工事(建築))」の採決をします。

 本案を原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

       (起立全員)



○議長(田渕国夫君) 起立全員であります。よって、町長提出議案第35号は、原案のとおり可決されました。

   −−−−−−−−−−−−−−−



○議長(田渕国夫君) 次に、日程第16議員提出議案第1号「愛川町議会会議規則の一部を改正する規則の制定について」を議題といたします。

 議題を書記に朗読させます。



◎書記(市川昇君) 

 議員提出議案第1号

    愛川町議会会議規則の一部を改正する規則の制定について

 上記の議案を別紙のとおり会議規則第14条の規定により提出します。

 平成12年6月16日提出

愛川町議会議長 田渕国夫殿

       提出者

        愛川町議会議員 小島総一郎

       賛成者

        愛川町議会議員 鎌田正芳

        愛川町議会議員 中村文夫

        愛川町議会議員 馬場学郎

        愛川町議会議員 森川絹枝

        愛川町議会議員 平本 守

        愛川町議会議員 水越恵一

        愛川町議会議員 中山民子

    愛川町議会会議規則の一部を改正する規則

 愛川町議会会議規則(昭和41年愛川町議会規則第1号)の一部を次のように改正する。

 第96条の次に次の1条を加える。

 (携帯品)

第96条の2 議場又は委員会の会議室に入る者は、写真機及び録音機の類を携帯してはならない。ただし、議長が特別の理由があると認めるときは、この限りでない。

   附則

 この規則は、公布の日から施行する。

   −−−−−−−−−−−−−−−



○議長(田渕国夫君) 次に提出者の説明を求めます。12番小島総一郎君。



◆12番(小島総一郎君) それでは、議員提出議案第1号「愛川町議会会議規則の一部を改正する規則の制定について」の提案理由を申し上げます。

 現在の会議規則では、条文中に携帯品について特に定めがなく、議場又は委員会の会議室においての秩序を維持するため審議・審査に支障のおそれのある携帯品をあらかじめ排除しておく必要があり、扱いを明確化するものであります。

 内容につきましては、議場または委員会の会議室に入る者は、写真機及び録音機の類を原則として携帯してはならない旨規定するものであり、議長が特別の理由があると認めるときは、これを許可するものであります。

 以上、簡単ではありますが、提案理由といたします。議員諸公のご協力をお願いいたします。

   −−−−−−−−−−−−−−−



○議長(田渕国夫君) これより質疑に入ります。

     (「なし」の声あり)



○議長(田渕国夫君) 質疑はありませんので、質疑を終結したいと思いますが、ご異議ありませんか。

    (「異議なし」の声あり)



○議長(田渕国夫君) ご異議ないものと認めます。よって、質疑を終結しました。

   −−−−−−−−−−−−−−−



○議長(田渕国夫君) これより討論に入ります。

 はじめに、反対意見の発言を許します。

 次に、賛成意見の発言を許します。

 討論がありませんので、討論を終結したいと思いますが、ご異議ありませんか。

    (「異議なし」の声あり)



○議長(田渕国夫君) ご異議ないものと認めます。よって、討論を終結しました。

   −−−−−−−−−−−−−−−



○議長(田渕国夫君) これより表決に入ります。

 議員提出議案第1号「愛川町議会会議規則の一部を改正する規則の制定について」の採決をします。

 本案を原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

       (起立全員)



○議長(田渕国夫君) 起立全員であります。よって、議員提出議案第1号は、原案のとおり可決されました。

   −−−−−−−−−−−−−−−



○議長(田渕国夫君) 次に、日程第17議員提出議案第2号「教育予算の増額と義務教育費国庫負担制度の堅持を求める意見書の提出について」を議題とします。

 議案を書記に朗読させます。



◎書記(市川昇君) 

 議員提出議案第2号

   教育予算の増額と義務教育費国庫負担制度の堅持を求める意見書の提出について

 上記の議案を別紙のとおり会議規則第14条の規定により提出します。

 平成12年6月16日提出

愛川町議会議長 田渕国夫殿

       提出者

        愛川町議会議員 森川絹枝

       賛成者

        愛川町議会議員 平本 守

        愛川町議会議員 熊坂敏雄

        愛川町議会議員 小倉英嗣

        愛川町議会議員 林  茂

        愛川町議会議員 木藤照雄

        愛川町議会議員 井上博明

   教育予算の増額と義務教育費国庫負担制度の堅持を求める意見書

  義務教育費国庫負担制度は、教育の機会均等とその水準の維持向上を図る制度として完全に定着をしており、現行教育制度の重要な根幹をなしている。

 しかしながら、政府は昭和60年度以降、義務教育費国庫負担制度の見直しを行い、国庫負担対象であった旅費と教材費など適用除外としてきたところである。

 さらに、大蔵省は平成13年度の予算編成においても義務教育諸学校の学校事務職員及び栄養職員の給与費について、国庫負担の対象から適用除外することを検討していると言われている。

 これが実施された場合、今日の厳しい地方財政に一層の圧迫を与えるだけでなく、義務教育の円滑な推進にも大きな影響を及ぼすことが憂慮される。

 よって、政府におかれましては、教育の機会均等とその水準の維持向上を図るため、教育予算を増額するとともに、学校事務職員・栄養職員の給与費を国庫負担の対象から外すことなく、現行義務教育費国庫負担制度を堅持されるよう強く要望する。

 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

 平成12年6月16日

内閣総理大臣

大蔵大臣   殿

文部大臣

自治大臣

           神奈川県愛甲郡愛川町

            議会議長 田渕国夫

   −−−−−−−−−−−−−−−



○議長(田渕国夫君) 次に、提出者の説明を求めます。13番森川絹枝君。



◆13番(森川絹枝君) それでは、議員提出議案第2号「教育予算の増額と義務教育費国庫負担制度の堅持を求める意見書の提出について」の提案理由を申し上げます。

 ご承知のとおり、昭和60年度以降、大蔵省の方針によって、義務教育費国庫負担制度は見直しが行われ、国庫負担の対象であった教職員の旅費と教材費が適用除外されたほか、平成元年度には恩給費が除外され、また、平成5年度からは共済費追加費用も一般財源化されるなどの削減が行われてまいりました。この間、学校事務職員及び栄養職員の給与費についても毎年のように一般財源化が検討され続けてきましたが、全国の地方議会や各関係機関からの適用除外反対の声によりかろうじて現行制度が維持されてきました。しかしながら、国家財政の再建築検討を目的に設置された財政構造改革会議は、平成13年度の予算編成に当たり、一般歳出を今年度比マイナスにする具体案として、文教予算に関しては義務教育費国庫負担金の見直しを方針化しており、学校事務職員及び栄養職員の給与費を国庫負担の対象から適用除外する方向で検討していると言われております。これが実施された場合、地方自治体の財政が一層圧迫されるばかりでなく、義務教育制度そのものにも影響を及ぼすことが憂慮されます。

 よって、ゆとりある教育を実現するための教育予算の増額と、現行の義務教育費国庫負担制度の堅持を求め、教育の機会均等とその水準の維持向上が図られるよう、ただいま書記から朗読のありました意見書を関係機関に提出いたしたく、議員諸公のご賛同をお願いいたすものであります。

 以上、簡単ではありますが、提案理由といたします。

   −−−−−−−−−−−−−−−



○議長(田渕国夫君) これより質疑に入ります。

     (「なし」の声あり)



○議長(田渕国夫君) 質疑はありませんので、質疑を終結したいと思いますが、ご異議ありませんか。

    (「異議なし」の声あり)



○議長(田渕国夫君) ご異議ないものと認めます。よって質疑を終結しました。

   −−−−−−−−−−−−−−−



○議長(田渕国夫君) これより討論に入ります。

 はじめに、反対意見の発言を許します。

 次に、賛成意見の発言を許します。

 討論がありませんので、討論を終結したいと思いますが、ご異議ありませんか。

    (「異議なし」の声あり)



○議長(田渕国夫君) ご異議ないものと認めます。よって、討論を終結しました。

   −−−−−−−−−−−−−−−



○議長(田渕国夫君) これより表決に入ります。

 議員提出議案第2号「教育予算の増額と義務教育費国庫負担制度の堅持を求める意見書の提出について」の採決をします。

 本案を原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

        (起立全員)



○議長(田渕国夫君) 起立全員であります。よって、議員提出議案第2号は原案のとおり可決されました。

   −−−−−−−−−−−−−−−



○議長(田渕国夫君) 日程第18「継続調査の承認について(常任委員会の所管事務の調査について−総務、教育民生、経済建設常任委員会)」を議題とします。

 各委員長から所管事務の調査項目について会議規則第70条の規定によってお手元に配付しましたとおり閉会中の継続調査の申し出があります。

 お諮りいたします。各委員長からの継続調査申出書のとおり承認することにご異議ありませんか。

    (「異議なし」の声あり)

 ご異議ないものと認めます。よって、本件は継続調査申出書のとおり承認することに決定しました。

   −−−−−−−−−−−−−−−



○議長(田渕国夫君) 日程第19「継続調査の承認について(議会の運営等に関する調査について−議会運営委員会)」を議題とします。

 議会運営委員会委員長から、目下委員会において調査中の事件について、会議規則第70条の規定によって、お手元に配付しましたとおり、継続調査の申し出があります。

 お諮りいたします。委員長からの継続調査申出書のとおり承認することにご異議ありませんか。

    (「異議なし」の声あり)



○議長(田渕国夫君) ご異議ないものと認めます。よって、本件は、継続調査申出書のとおり承認することと決定しました。

   −−−−−−−−−−−−−−−



○議長(田渕国夫君) 以上をもって本定例会の議事の全部が終了しましたので、会議規則第7条の規定により本日をもって閉会したいと思いますが、ご異議ありませんか。

    (「異議なし」の声あり)



○議長(田渕国夫君) ご異議ないものと認めます。よって、平成12年度第2回愛川町議会定例会を本日をもって閉会します。

 長期間にわたり大変ご苦労さまでございました。

     午前11時27分 閉会

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 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。

平成12年6月16日

 愛川町議会議長    田渕国夫

 愛川町議会議員    熊澤俊治

 愛川町議会議員    小島総一郎