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神奈川県 真鶴町

平成25年第5回定例会(第4日 9月 6日)




平成25年第5回定例会(第4日 9月 6日)





          平成25年第5回真鶴町議会定例会会議録(第4日)


             平成25年9月6日(金)


 
1.出席議員 12名


 1番   板 垣 由美子         7番   神 野 秀 子


 2番   村 田 知 章         8番   二 見 和 幸


 3番   高 田   昇         9番   青 木   嚴


 4番   海 野 弘 幸        10番   草 柳   昭


 5番   青 木   繁        11番   岡ノ谷 佳 子


 6番   岩 本 克 美        12番   黒 岩 宏 次





2.欠席議員  0名





3.執行部出席者


町長        宇 賀 一 章    健康福祉課長    青 木 幸 夫


教育長       牧 岡   努    まちづくり課長   青 木 富士夫


企画調整課長    西 垣 将 弘    産業観光課長    土 屋   茂


総務課長      奥 野   憲    会計課長      岩 本 裕 子


税務収納課長    峯 尾 龍 夫    教育課長      細 田 政 広


町民生活課長    長 沼   隆





4.出席した議会書記


議会事務局長    二 見 良 幸


書記        高 橋 悦 子    書記        小 野 真 人





5.議事日程


   日程第 1 認定第 1号 決算の認定について(平成24年度真鶴町一般会計決


                算)


   日程第 2 認定第 2号 決算の認定について(平成24年度真鶴町国民健康保


                険事業特別会計(事業勘定)決算)


   日程第 3 認定第 3号 決算の認定について(平成24年度真鶴町国民健康保


                険事業特別会計(施設勘定)決算)


   日程第 4 認定第 4号 決算の認定について(平成24年度真鶴町下水道事業


                特別会計決算)


   日程第 5 認定第 5号 決算の認定について(平成24年度真鶴町真鶴魚座・


                ケープ真鶴特別会計決算)


   日程第 6 認定第 6号 決算の認定について(平成24年度真鶴町介護保険事


                業特別会計決算)


   日程第 7 認定第 7号 決算の認定について(平成24年度真鶴町後期高齢者


                医療特別会計決算)


   日程第 8 認定第 8号 決算の認定について(平成24年度真鶴町水道事業会


                計決算)


   日程第 9        委員会の閉会中の継続審査について


   日程第10        常任委員会及び議会運営委員会の閉会中の所管事務調


                査の件について


   日程第11        一般質問





             (開会 午後2時03分)


○(議長)  ただいまの出席議員は12名で、定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。


○(議長)  本日の議事日程は、お手元に配付のとおりです。


○(議長)  これより日程に従い審議を進めます。


○(議長)  日程第1、認定第1号「決算の認定について(平成24年度真鶴町一般会計決算)」を議題とします。


○(議長)  本案について、各常任委員長の審査報告を求めます。経済文教常任委員長、8番、二見和幸君、ご登壇願います。


○(経済文教常任委員長)  経済文教常任委員長、報告を申し上げます。


 8月28日、本会議において付託されました「決算の認定について(平成24年度真鶴町一般会計決算)」のうち、経済文教常任委員会所管の部門につき、9月2日午前9時から委員会を開会いたしました。


 出席者は、経済文教常任委員全員と議長。


 説明者として、町長以下関係職員が出席のうえ、慎重審議を行い、その結果、全員賛成をもって、経済文教常任委員会所管の部門につきましては可決されました。


 以上です。


○(議長)  続きまして、総務民生常任委員長、4番、海野弘幸君、ご登壇願います。


○(総務民生常任委員長)  総務民生常任委員長、報告を申し上げます。


 8月28日、本会議において付託されました「決算の認定について(平成24年度真鶴町一般会計決算)」のうち、総務民生常任委員会所管の部門につき、9月4日午前9時から委員会を開会しました。


 出席者は、総務民生常任委員全員。


 説明者として、町長以下関係職員が出席のうえ、慎重審議を行い、その結果、全員賛成をもって、総務民生常任委員会所管の部門につきましては可決されました。


 以上です。


○(議長)  委員長報告に対する質疑を省略したいと思いますが、ご異議ありませんか。


             (「異議なし」の声あり)


○(議長)  異議なしと認めます。よって、委員長報告に対する質疑は省略いたします。


○(議長)  討論を省略して採決したいと思いますが、ご異議ありませんか。


             (「異議なし」の声あり)


○(議長)  異議なしと認めます。よって、討論を省略して採決します。


○(議長)  本案は委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。


                (全員起立)


○(議長)  全員賛成。よって、「決算の認定について(平成24年度真鶴町一般会計決算)」の件は原案のとおり認定されました。


○(議長)  日程第2、認定第2号「決算の認定について(平成24年度真鶴町国民健康保険事業特別会計(事業勘定)決算)」を議題とします。


○(議長)  本案について、委員長の審査報告を求めます。総務民生常任委員長、4番、海野弘幸君、ご登壇願います。


○(総務民生常任委員長)  総務民生常任委員長、報告を申し上げます。


 8月28日、本会議において付託されました「決算の認定について(平成24年度真鶴町国民健康保険事業特別会計(事業勘定)決算)」につきましては、9月4日開催の総務民生常任委員会において慎重審議を行い、その結果、全員賛成をもって可決されました。


 以上です。


○(議長)  委員長報告に対する質疑を省略したいと思いますが、ご異議ありませんか。


             (「異議なし」の声あり)


○(議長)  異議なしと認めます。よって、委員長報告に対する質疑は省略いたします。


○(議長)  討論を省略して採決したいと思いますが、ご異議ありませんか。


             (「異議なし」の声あり)


○(議長)  異議なしと認めます。よって、討論を省略して採決します。


○(議長)  本案は委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。


                (全員起立)


○(議長)  全員賛成。よって、「決算の認定について(平成24年度真鶴町国民健康保険事業特別会計(事業勘定)決算)」の件は原案のとおり認定されました。


○(議長)  日程第3、認定第3号「決算の認定について(平成24年度真鶴町国民健康保険事業特別会計(施設勘定)決算)」を議題とします。


○(議長)  本案について、委員長の審査報告を求めます。総務民生常任委員長、4番、海野弘幸君、ご登壇願います。


○(総務民生常任委員長)  総務民生常任委員長、報告を申し上げます。


 8月28日、本会議において付託されました「決算の認定について(平成24年度真鶴町国民健康保険事業特別会計(施設勘定)決算)」につきましては、9月4日開催の総務民生常任委員会において慎重審議を行い、その結果、全員賛成をもって可決されました。


 以上です。


○(議長)  委員長報告に対する質疑を省略したいと思いますが、ご異議ありませんか。


             (「異議なし」の声あり)


○(議長)  異議なしと認めます。よって、委員長報告に対する質疑は省略いたします。


○(議長)  討論を省略して採決したいと思いますが、ご異議ありませんか。


             (「異議なし」の声あり)


○(議長)  異議なしと認めます。よって、討論を省略して採決します。


○(議長)  本案は委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。


                (全員起立)


○(議長)  全員賛成。よって、「決算の認定について(平成24年度真鶴町国民健康保険事業特別会計(施設勘定)決算)」の件は原案のとおり認定されました。


○(議長)  日程第4、認定第4号「決算の認定について(平成24年度真鶴町下水道事業特別会計決算)」を議題とします。


○(議長)  本案について、委員長の審査報告を求めます。経済文教常任委員長、8番、二見和幸君、ご登壇願います。


○(経済文教常任委員長)  経済文教常任委員長、報告を申し上げます。


 8月29日、本会議において付託されました「決算の認定について(平成24年度真鶴町下水道事業特別会計決算)」につきましては、9月2日開催の経済文教常任委員会において慎重審議を行い、その結果、全員賛成をもって可決されました。


 以上です。


○(議長)  委員長報告に対する質疑を省略したいと思いますが、ご異議ありませんか。


             (「異議なし」の声あり)


○(議長)  異議なしと認めます。よって、委員長報告に対する質疑は省略いたします。


○(議長)  討論を省略して採決したいと思いますが、ご異議ありませんか。


             (「異議なし」の声あり)


○(議長)  異議なしと認めます。よって、討論を省略して採決します。


○(議長)  本案は委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。


                (全員起立)


○(議長)  全員賛成。よって、「決算の認定について(平成24年度真鶴町下水道事業特別会計決算)」の件は原案のとおり認定されました。


○(議長)  日程第5、認定第5号「決算の認定について(平成24年度真鶴町真鶴魚座・ケープ真鶴特別会計決算)」を議題とします。


○(議長)  本案について、委員長の審査報告を求めます。経済文教常任委員長、8番、二見和幸君、ご登壇願います。


○(経済文教常任委員長)  経済文教常任委員長、報告を申し上げます。


 8月29日、本会議において付託されました「決算の認定について(平成24年度真鶴町真鶴魚座・ケープ真鶴特別会計決算)」につきましては、9月2日開催の経済文教常任委員会において慎重審議を行い、その結果、全員賛成をもって可決されました。


 以上です。


○(議長)  委員長報告に対する質疑を省略したいと思いますが、ご異議ありませんか。


             (「異議なし」の声あり)


○(議長)  異議なしと認めます。よって、委員長報告に対する質疑は省略いたします。


○(議長)  討論を省略して採決したいと思いますが、ご異議ありませんか。


             (「異議なし」の声あり)


○(議長)  異議なしと認めます。よって、討論を省略して採決します。


○(議長)  本案は委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。


                (全員起立)


○(議長)  全員賛成。よって、「決算の認定について(平成24年度真鶴真鶴魚座・ケープ真鶴特別会計決算)」の件は原案のとおり認定されました。


○(議長)  日程第6、認定第6号「決算の認定について(平成24年度真鶴町介護保険事業特別会計決算)」を議題とします。


○(議長)  本案について、委員長の審査報告を求めます。総務民生常任委員長、4番、海野弘幸君、ご登壇願います。


○(総務民生常任委員長)  総務民生常任委員長、報告を申し上げます。


 8月29日、本会議において付託されました「決算の認定について(平成24年度真鶴町介護保険事業特別会計決算)」につきましては、9月4日開催の総務民生常任委員会において慎重審議を行い、その結果、全員賛成をもって可決されました。


 以上です。


○(議長)  委員長報告に対する質疑を省略したいと思いますが、ご異議ありませんか。


             (「異議なし」の声あり)


○(議長)  異議なしと認めます。よって、委員長報告に対する質疑は省略いたします。


○(議長)  討論を省略して採決したいと思いますが、ご異議ありませんか。


             (「異議なし」の声あり)


○(議長)  異議なしと認めます。よって、討論を省略して採決します。


○(議長)  本案は委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。


                (全員起立)


○(議長)  全員賛成。よって、「決算の認定について(平成24年度真鶴町介護保険事業特別会計決算)」の件は原案のとおり認定されました。


○(議長)  日程第7、認定第7号「決算の認定について(平成24年度真鶴町後期高齢者医療特別会計決算)」を議題とします。


○(議長)  本案について、委員長の審査報告を求めます。総務民生常任委員長、4番、海野弘幸君、ご登壇願います。


○(総務民生常任委員長)  総務民生常任委員長、報告を申し上げます。


 8月29日、本会議において付託されました「決算の認定について(平成24年度真鶴町後期高齢者医療特別会計決算)」につきましては、9月4日開催の総務民生常任委員会において慎重審議を行い、その結果、全員賛成をもって可決されました。


 以上です。


○(議長)  委員長報告に対する質疑を省略したいと思いますが、ご異議ありませんか。


             (「異議なし」の声あり)


○(議長)  異議なしと認めます。よって、委員長報告に対する質疑は省略いたします。


○(議長)  討論を省略して採決したいと思いますが、ご異議ありませんか。


             (「異議なし」の声あり)


○(議長)  異議なしと認めます。よって、討論を省略して採決します。


○(議長)  本案は委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。


                (全員起立)


○(議長)  全員賛成。よって、「決算の認定について(平成24年度真鶴町後期高齢者医療特別会計決算)」の件は原案のとおり認定されました。


○(議長)  日程第8、認定第8号「決算の認定について(平成24年度真鶴町水道事業会計決算)」を議題とします。


○(議長)  本案について、委員長の審査報告を求めます。経済文教常任委員長、8番、二見和幸君、ご登壇願います。


○(経済文教常任委員長)  経済文教常任委員長、報告申し上げます。


 8月29日、本会議において付託されました「決算の認定について(平成24年度真鶴町水道事業会計決算)」につきましては、9月2日開催の経済文教常任委員会において慎重審議を行い、その結果、全員賛成をもって可決されました。


 以上です。


○(議長)  委員長報告に対する質疑を省略したいと思いますが、ご異議ありませんか。


             (「異議なし」の声あり)


○(議長)  異議なしと認めます。よって、委員長報告に対する質疑は省略いたします。


○(議長)  討論を省略して採決したいと思いますが、ご異議ありませんか。


             (「異議なし」の声あり)


○(議長)  異議なしと認めます。よって、討論を省略して採決します。


○(議長)  本案は委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。


                (全員起立)


○(議長)  全員賛成。よって、「決算の認定について(平成24年度真鶴町水道事業会計決算)」の件は原案のとおり認定されました。


○(議長)  日程第9「委員会の閉会中の継続審査の件について」を議題とします。


○(議長)  総務民生常任委員会委員長から所管事務審査のため、会議規則第75条の規定により、お手元に配付しました申出書のとおり、閉会中の継続審査の申し出があります。


○(議長)  お諮りします。委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査とすることにご異議ありませんか。


              (「異議なし」の声あり)


○(議長)  異議なしと認めます。よって、委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査とすることに決定しました。


○(議長)  日程第10「常任委員会及び議会運営委員会の閉会中の所管事務調査の件について」を議題といたします。


○(議長)  各委員長から所管事務調査のため、会議規則第73条の規定により、お手元に配付しました申出書のとおり、閉会中の継続調査の申し出があります。


○(議長)  お諮りします。委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることにご異議ありませんか。


              (「異議なし」の声あり)


○(議長)  異議なしと認めます。よって、委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定しました。


○(議長)  暫時休憩します。再開は2時半。


             (休憩 午後2時20分)


             (再開 午後3時00分)


○(議長)  休憩前に引き続き会議を開きます。


○(議長)  日程第11、一般質問を行います。


○(議長)  質問通告者が2名ありますので、通告順にこれを許します。


○(議長)  質問者及び答弁者は、1回目の発言は登壇を許します。


○2番議員(村田知章)  2番、村田知章です。通告に従い一般質問をさせていただきます。


 任期中最後の一般質問となります。心して一般質問をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。


 私の方からは2問質問させていただきます。


 まず、1点目の若手職員の活躍の場についてです。


 真鶴町の役場の職員は、公務員試験に合格し、学歴的にも人格的にもすぐれた人が多くいます。しかし、町が経営するレストランや診療所など、町の施設は指定管理に出さなければならないほど経営難となっているのが現状です。これはどうしてでしょうか。


 もちろん、町の福祉増進や町内産業の育成や観光客誘致としての役割があるので、町営施設は必ずしも黒字になることが目的ではないことは認識しております。ですが、優秀な人材がいて、町の一等地に施設もあり、給料も公務員として保障されているのに、指定管理に出さなければならないほど経営難になるというのは、どこかに問題があると思います。民間であれば、即倒産です。町として、どういうところに経営がうまくいかない問題があるのかという認識を持っているのでしょうか。


 多くのいろいろな大手の企業では、大胆にプロジェクトを2、30代の若手にリーダーシップをとってもらって、活力と競争力のある企業体質へと常に挑戦しています。これは固定観念を打ち破る若手の新しい感性に期待するだけではなく、若手職員の育成ということにも大きく貢献しています。若いときにリーダーシップをとってプロジェクトを運営することの経験は、10年後、20年後の会社にとっての戦力として生かされてくるのです。


 町として、やる気のある若手職員がリーダーシップをとってプロジェクトを担う活躍の場所を提供する考えはないかを伺いたいです。


 例えば、町営レストランは、現在、指定管理者の指名も難航している状況です。事業もメニューを大幅に減らすなどの先細りの運営状況です。そうであるならば、これに危惧を抱く職員も多くいるはずだし、自分の能力を発揮して改善できるのではと考える職員もいるかもしれません。この際、思い切って年功序列や肩書などは置いておいて、何とかしたいというやる気を示している若手職員メンバーにレストラン再建のプロジェクトを一任して取り組んでもらった方が、若手職員の能力向上にもつながるし、現状を打破する可能性も高まるのではないでしょうか。


 ただ、誤解のないように、私は年功序列の体制を否定しているわけではありません。年功序列にもメリットがあるとは思います。また、全ての若手職員がリーダーシップを発揮できなければならないと言っているわけではありません。


 学力が優秀で、人格的にも優れていても、挑戦するという経験が少なければ、いざ年功序列で管理職になったときに、町の施設の運営を任されても、それを運営できるだけの能力がすぐに備わるというわけではないと思うのです。


 社会経験を積んだ中途採用の職員を雇うという方法もあるかもしれません。ですが、それではチャレンジするという精神は公務員という職業では育てることは難しいのではないでしょうか。そういうチャレンジするという経験の場を常に作り出すことで、活力ある町政が維持できるものと私は考えます。


 二つ目の質問です。


 真鶴町の動植物保護条例についてです。


 希少な植物の盗掘が後を絶ちません。しかも、それが悪いことであるという認識すら薄らいでいる状況があります。


 真鶴町には、お林という県指定の自然公園があります。昔は山百合もたくさん咲いていたという話も聞きますが、今では昔話になってしまっています。全く山百合の姿をお林で見ることができなくなりました。希少なランやシダの仲間も生息しているようですが、これも見ることは、ほぼ不可能な状況です。


 海の中にもイセエビやサザエなど、漁師さんが稚魚を放流して大切に育てている魚介類もあります。それを密漁している問題もあります。町として、この惨状に対して、どのような認識を持っているのでしょうか。


 もちろん、何でもかんでも規制して、山菜取りや磯遊びで魚介類を少々とるのまで規制してしまうのは、自然に親しむということからも行き過ぎの面もあるとは思いますが、ですが、希少な動植物や漁師さんたちの生業の糧まで自由に採取されてしまっては、元も子もありません。


 モラルの向上のためには、町独自の動植物を保護する条例の整備も必要ではないでしょうか。


 町として、町独自の動植物保護条例を定めて、保護するものは保護し、保全するものは保全し、海の幸、山の幸として共有するものは共有するという共通の認識づくりをする考えはないかを伺いたいと思います。


 1回目の質問をこれで終わらせていただきたいと思います。


○(町長)  2番、村田議員の質問にお答えします。


 1問目の若手職員の活躍の場所については、異動の希望申告やプロジェクトチームの設置ができるよう、例規整備がなされており、それに基づき制度の運用をしているところであります。


 現在、町では、政策を実現するため、有識者及び町内関係団体をメンバーとする政策企画会議を設置し、景気倍増計画について検討をしているところでございます。


 その会議の中で、各施策を推進するために、観光では、施設振興、イベント振興、おもてなしを、産業では、優れた品物などを一品開発、産業基盤強化、商店街では、経営改善、新規店舗誘致、基盤整備では、インフラ整備などを考え、実践していくために、必要に応じてプロジェクトチームを設置することとしております。


 このプロジェクトチームに若手職員が参加し、その能力を発揮することで、施策の立案、実施、そして目標達成ができることを私は期待しているところでございます。


 2問目の真鶴町の動植物保護条例についてお答えいたします。


 まず、植物に関しまして、希少な植物が生育する半島原生林内に県立自然公園特別地域を指定し、神奈川県立自然公園条例において、県知事が指定した49科137種の植物は、県知事の許可を受けなければ採取、損傷してはならないと規定されており、同条例第43条では「その規定に違反した者は6月以下の懲役又は50万円以下の罰金に処する」と罰則も規定されております。


 続いて、野生鳥獣の保護につきましては、「鳥獣の保護及び狩猟の適正化に関する法律」に基づく県計画で、真鶴半島97ヘクタールを希少鳥獣生息地として鳥獣保護区域に指定し、全ての鳥獣の捕獲が禁止されております。更に半島赤壁19ヘクタールは、特別保護地域、県内では7か所あります。それに指定されております。捕獲禁止のほか、立木の伐採や水面の埋め立て等も規制されております。


 また、魚介類の採取につきましても、法律で規制されており、アワビ、サザエはもとより、ハバノリ、カジメなど、種別ごとに県知事の免許が必要で、たとえ漁業者であっても免許状がなければ採取することはできません。


 密漁は犯罪ですので、漁業者や海上保安庁で巡視を行っており、密漁者は警察に通報するなど、厳しく対応しております。


 以上ご説明のとおり、動植物の保護に関しては、法律や県条例で罰則を含め規制されておりますので、新たに町の条例で規制する考えはありません。


 新たな条例を整備することよりも、今の法律や条例の啓発を図ってまいります。まず、自然公園に関しては、県と協議し、お林内に啓発看板などを設置して保護してまいりたいと考えております。


 以上で回答とします。


○2番議員(村田知章)  2番、村田です。


 まず、1問目の若手職員活躍の場についての質問の方で回答いただきましたが、この回答は政策立案プロジェクトというものを指した回答みたいな形になっていると思いますけれど、私の質問としましては、若い人そのものにプロジェクトを任せてしまう。参加してもらうんではなくて、若い人に任せてしまうというふうなことで提案しました。


 確かに若手が集まって政策立案のための提言作りプロジェクトというのをいろんな市町村でもやっているところはあります。そういうのも、もちろん大切だとは思っています。


 そうではなくて、やはり、町としての施設、経営難になっているような施設を、本当、このままだと先細りになってしまうということで、その起爆剤として若い人に任せてしまうということをやるかどうかということについてお伺いしたいと思います。


 それとあわせて、町として、どうしてケープ真鶴にしろ、魚座にしろ、経営がうまくいっていないのかということを考えているのかというのも教えていただければと思います。


 あと、お林展望公園のパークゴルフも本会議の質疑応答の中で、実質見込よりも、かなり頑張ったとは思いますけれども、4分の1でしたっけ、3分の1でしたっけ、その程度の集客数しか見込めていないということもあると思います。


 そういうことに関しまして、どうして経営がうまくいかないところがあるのかということを、町としてどういうふうに考えているのかを教えていただければと思います。


○(産業観光課長)  魚座、ケープも現在は赤字経営となっております。赤字になった原因等はいろいろあるかと思いますが、魚座につきましては、開館当初は黒字経営でやってこれたと。リーマンショック以降の経営が非常に落ち込んできたという状況の中で、また、震災等もあり、状況がかなり悪くなったということであり、その原因がどこにあるかといいますと、一つは我々職員、そういう食堂経営等については、別段どこかで勉強してきた、あるいは修行してきたというようなことなく、公務員でいた中で、ある日、辞令をもらって担当についたと。それから、経験を積みながら勉強していったという状況の中で、なかなかこれという改善策が見当たらない、そういう状況の中で、今現在はプロの経営コンサルタントをお願いし、改善に努めているところでございます。


 原因は、これだというものはないかと、複数のものが重なって今の状況になっているんじゃないかと思います。


 また、施設等もかなり時間の経過とともに直さなきゃいけないところも多々出てきておりますが、ご存じのとおり、基金も今現在はゼロでございます。そういう状況の中で、なかなか修繕等もままならない。お客様をせっかく入れても、施設がちょっと古かったり、あるいは壊れていて、印象的には非常によくない状況にあるということは認識しておりますが、そういう中で、できるところから改善を図って、できるだけ黒字に近づけていきたいというように考えております。


○(町長)  若手議員にそのものを全部任せるというのはどうでしょう。いろいろやり方があると思いますが、村田議員の考え方も私は分かりますが、全部を全部任すというのもどうでしょうか。経営者は私です。


 経営に対してのあれこれこういうやり方があるよとか、そういうのはもちろん話は聞きます。そのために、いろいろなプロジェクトに入ってもらう、それで計画を立てていくので、その中にもプロがいます。そういう人の話を聞きながら、若手の職員をまず育てていくというところがいいところじゃないかなと私は思います。


 それと、展望公園のゴルフ場、村田さんはやったことがありますか。どうですか、やって。私は入れ込んでいます。私の仲間はほとんど入れ込んでいます。やっています。言葉だけじゃだめなんです。質問だけじゃだめなんです。自分がやっているのか、やっていないのか、私は聞きたい。私は、私の知り得ている友達は全部やっています。多分、今年は多いんじゃないかと思っています、私は。そういうことを含めまして、ちょっと大きな声を出しましたが、頑張って……。


 造ったものだから、それを使っていかなければ、費用対効果はゼロになると困りますので、皆さんであのゴルフ場を盛り上げていくように努力を願いたいと思います。


○(議長)  今の発言の中に、若手議員とあったと思うんだけれども、職員の間違いですね、それ。


○(町長)  改めて訂正いたします。


○2番議員(村田知章)  町側の職員の皆様が頑張っている、努力されているのは、私もすごく評価しています。それで、いかに頑張って盛り上げていこうというふうな取り組みも、町長をはじめ皆さんの努力はもちろん承知の上です。


 ただ、いろいろほかの市町村とか民間とかの成功している事例の飲食店なりそういうところを回ってきますと、どこと真鶴町の施設と違うのかなと思うと、やっぱり成功しているところは生き生きしているんですね。やる気というか、活気というか、そういうものがすごく溢れている。そういう活気とか、やる気とかを溢れさせるためにはどうしたらいいのか。そういうところで、私は若手にもう取り組んでもらうしかないのかなと。やはり、辞令をもらって配置されましたというよりも、自分からこの仕事をやりたいからやらせてほしいというふうな、そういうやる気、そういうのをいかに職員から引き出せるか、そこが経営のうまくいくか、いかないか、経営自体に輝きを持っているか、持たないか。そのお店に入ったとしても、雰囲気そのものが変わってくると思うんです。その雰囲気を作り出している原因が私にはそういうふうなやる気があるかどうかだと思っています。もちろん、やる気がないと言っているわけではないです。自分が取り組んでいるんだというふうな気持ちを引き出すためにも若手に丸投げしてしまうというのも、ありなんじゃないか。もちろん、町長が言われたとおり、若手に任せてしまうのも問題ではないかということもごもっともだと思います。責任問題は町長にかかってくるわけですから。ただ、今までどおりやっていても、結局は指定管理に出さなくちゃならないような現状もあります。そうであるならば、今回、起爆剤として、そういうふうにやる気、活気のあるような、そういうふうな活力を出してもらうような取り組みも一つの案として出していかないといけないんじゃないかなということで、私の方の提案みたいな形として提言させていただきました。


 この件は、以上ということで、続いて、真鶴町動植物保護条例についてです。


 町として独自の条例を整備するのはしていかないということで、そのかわり看板設置して啓発活動に努めていただけるということで、ぜひ、進めていただきたいと思います。


 私もお林とか、よく散歩に歩いたりするんですけれども、平気でシャベルを持って植物採取に行ったんだみたいなような人も多々見かけます。それで、海なんかでも泳いでいても、密漁も絶えないし、漁協の方ですか、小型船で見回りをして、そういう方を取り締まっているのも見かけます。やはり、モラルが非常に下がってきている。県の条例では、確かにこういうものは取り締まっているというふうなのはありますけれども、それだけでモラルの向上がなされているかというったら、残念ながらそういうふうにはなっていない。そうであるならば、真鶴町独自のものとして、啓発活動に努めていく必要もあるのではないかと思っています。


 今回、啓発のための看板、どのような物をつけていただけるのか分からないですけれども、それだけではなく、もっとほかにも取り組みがあると思うんですけれども、今回、看板をつけていただくということで、その後の効果、そういうのも見定めた上で、また質問させていただきたいと思いますので、是非、頑張っていただきたいと思います。


 私の方からは以上です。


○7番議員(神野秀子)  7番、神野です。通告に従い一般質問を行います。


 第1点目の質問といたしまして、真鶴駅前交差点の渋滞を解消するための方策として、ラウンドアバウト方式を導入し、同時に、町の活性化の一環として、真鶴の小松石を使用した道路整備をすることについて、町長のご見解を伺います。


 ご存じのとおり、平成20年9月に真鶴道路が無料となりました。その年から現在に至るまで車の交通量は倍近くになっているのではないかと思います。町民の皆様や隣町からも要望があり、一昨年には道路標示の改善も実施されました。しかしながら、依然として朝晩の渋滞は上下とも数十メートルに及んでいます。特に町内への進入や駅に入りたい車は、イライラ感が募ります。


 そこで、現在、長野県などで進められている信号機が要らないラウンドアバウト方式による交差点に着目をいたしました。ラウンドアバウト方式とは、円形交差点とも言われておりますが、ヨーロッパなどの都市では古い歴史があり、フランスの凱旋門等は代表的なものです。


 利点を挙げますと、まず第一に、安全性が高いということです。ラウンドアバウトを時計の文字盤に例えますと、6時の方向から車が入ったら、まず一旦停止して左折をします。直進する場合は12時から出ます。右折の場合は更に90度回って3時のところから出ます。6時まで来ると、1周することになる、そういう走り方です。左折も直進も右折も同じように間道を走るため、右折、左折、直進を問わず、間道上でのスピードはほぼ20キロ程度で同じぐらいになるということで、大きな出会い頭の事故が防げる可能性もあります。


 第二に、信号がないので、車が走っていなければ、安全確認をしてすぐに入れることで、信号待ち時間による時間損失が小さくなります。また、停止中にアイドリングをしている分の燃料消費を節約できるので、環境にも優しいという利点が挙げられます。


 第三には、信号機に頼らないので、災害時に信号機が停電したり倒壊しても、自律的に機能します。平常時から利用者がなれているので、道路に障害物がなければ、災害時でも平常時と同じように運用が可能です。


 次に、ラウンドアバウト方式とは、先ほども申し上げましたが、円形交差点の一種で、間道交通が優先されているものを言います。円形交差点は、国内に約100か所以上あるそうですが、その大部分は交通量がとても少なく、ある程度の交通量がないとラウンドアバウトとして機能しているとは言えないということです。


 そこで、この間道部分に真鶴の小松石を使い、宣伝効果をも狙ってみたらどうかと考えました。小松石は、硬くて何百年ももつ。道路に敷き詰めれば、自ずとスピードもゆっくり走る効果が得られるのではないかと思います。


 ヨーロッパでは石の文化ですので、昔から道路は石畳が普通です。この施策は、当然、神奈川県やJRとの共同作業となりますが、町としてのお考えをお伺いいたします。


 次に、2点目といたしまして、石丁場跡地を太陽光発電等のエネルギー施設として誘致する施策を推進する考えはないかお尋ねいたします。


 文献によりますと、真鶴半島一帯は古くから良質の石材の産地として知られています。真鶴周辺の石の切り出しは非常に古く、奈良時代とも言われておりますが、文献などに登場するのは鎌倉時代からだと言われております。何といっても、石材産地として真鶴の名が全国に知られるようになったのは、江戸城普請の際、城の石垣として使われたため、真鶴周辺から大量の石が切り出されてからのことです。以来400年、真鶴の産業として営々と引き継がれてきた石材業であります。


 そこで、今後の町の方針として、石材跡地としての丁場をどのような利用かつ方法を考えているのか。第三次総合計画の実績と課題の中では、丁場跡地利用計画や駅前周辺環境の整備推進等の重要なプロジェクトについては課題が残されていると締めくくっております。


 そこで丁場跡地利用計画の一つとして、エネルギー施設の誘致について、町長のお考えを伺います。


 決して忘れてならない2011年3月11日、東日本大震災を契機に、エネルギーに対する国民の意識が大きく変化しています。以前は誰もが電気はあって当たり前の生活であったと思います。しかしながら、3.11以後は原子力発電の存在や意義についてなど、今、真剣に考えなければならない状況に置かれています。


 現在、各自治体では、メガソーラーやバイオマス発電など、さまざまな取り組みがなされております。我が町においても人ごとではなく、自分の身は自分で守る対策をとっておく必要があると考えます。


 2012年7月に始まった再生可能エネルギー固定価格買取制度で、木質バイオマスから得た電力も買い取りの対象となり、採算が合う見通しが立ちました。現在、神奈川県においては、太陽光発電所が川崎臨海部の浮島町地区にあります。運転開始は東日本大震災発生後の2011年8月で、再生可能エネルギーへの転換を求める世論が高まっていました。また、同じ川崎臨海部の旧三菱石油跡地では、化石燃料を一切使わないバイオマスだけを燃やして発電する国内最大の発電所が運転を開始しています。これは大手民間会社数社の共同出資により設立されました。


 今後、原子力に頼らない新しいエネルギーの開発が急がれている中、真鶴町の活性化と雇用促進のためにも丁場跡地の利用計画を早急に打ち出す施策が重要と考えます。町長の見解を伺います。


 3点目は、町の将来に向けて「まちづくりは人づくり」の観点から、今後どのような方針で進めていくのかをお伺いいたします。


 平成25年度予算書によりますと、現在、我が町の一般職員は101名となっています。よく言われていることですが、町の最大企業であり、町の行方を左右する頭脳集団であると思います。


 ここで、4年間で待機児童をゼロにした現横浜市長の施政方針の第一に取り組んだことを少し紹介させていただきます。


 市長は、まず、行政はサービス業という職員の意識改革を進めるため、おもてなしの行政サービスを提供しましょうと職員の皆さんにお伝えしたそうです。市民の皆様から税金をお預かりし、安心して日々の生活を営むための行政サービスを提供する。行政は、まさにサービス業。その最前線にいる市職員には、民間企業では当然とされる営業マインドがどうしても必要です。例えば、窓口にいらっしゃる方はお客様ですと伝え、言葉遣いを抜本的に改めてもらった。無愛想に接客するのではなく、「いらっしゃいませ、お疲れさまでした、お気をつけてお帰りください。」と笑顔で接する。18の区役所全てに市長自ら出向き、一人ひとりの職員に市民の皆様をおもてなししてほしいと訴え続けたそうです。また、月に1回、区長や職員が参加し、市長室と18区役所を同時につなぐ電話会議を開き、CS(顧客満足)や、ES(従業員の満足)について、それぞれの成功事例を語り合う場を設け、情報交換しながら、サービス向上に努めたということです。


 また、行政の世界では、仕事のプロセスを管理する風土が希薄である。市長が政策を発表し、予算を検討する。予算が編成され、議会の承認を得た後は、粛々とそれぞれの施策が執行されていく。計画どおりに年度内に実現させることを至上命題とし、何か課題が持ち上がっても、どうやって乗り越えていくのか、皆で議論することが少ない。これではいけないと考え、民間では当たり前のように取り入れられているPDCA、いわゆる計画・実行・評価・改善のサイクルを導入し、スピード感を持って職員の意識改革に取り組んだということです。


 大きな自治体を参考にいたしましたけれども、宇賀町長の新体制になって1年を迎えるにあたり、まちづくりに欠かせない職員の人材育成について改めてお伺いいたします。


 次に、人づくりの根幹をなすものは教育です。我が町の児童・生徒の生きる力を育むための施策について、具体的な方策についてお伺いいたします。


 これからの真鶴町を背負っていく小中学生の教育について、今まさに正念場を迎えています。学校教育のあり方について、さまざまな視点から問題提起されています。


 子供の手本となるべき大人の行動、先般、上映されました妹尾河童作「少年H」の映画作品の中で父親が少年に語りかける場面があります。そこで、「戦争はいつかは終わる。そのときに恥ずかしい人間になっていてはいけないよ。」、人生の中で全てに当てはまることではないかと思います。


 真鶴の教育では、生きる力を育むためにさまざまな試みをしてきており、内外にも高い評価をいただいております。これからも更なる飛躍を期待しつつ、時代の変化に対応した教育について、教育長の見解をお伺いいたしまして、第1回目の質問を終わります。


○(町長)  7番、神野議員のご質問にお答えいたします。


 質問1の1項、2項につきましては、ラウンドアバウト方式に関連しておりますので、続けて回答いたします。


 真鶴駅前交差点の渋滞を解消するためにラウンドアバウト方式を導入することについてという質問でございます。


 1問目に、神奈川県との連携で、安心・安全な通行道路を図ることについて基本的な考えを伺うとのことです。


 まず、皆さん、頭の中で駅前を描いてみてください。私が読みながら、それを随時進めていってください。真鶴駅前交差点は、神奈川県が管理する国道135号線と県道739号線、真鶴町の管理する町道が交差する場所で、信号機により制御された交差点で、交通渋滞で問題とされているのは国道135号線の通過交通の多さに起因するものと考えております。


 ラウンドアバウト方式の交差点とは、4差路、5差路の交差点の交通の流れ、交通流を信号機によらず制御する方式です。交差点の中に円形の道路を作り、流入する車両より円形道路を走行する車両が優先する方式であり、信号機待ちによる時間のロスやエネルギーの無駄を削減する方式でありますが、交通量の多い幹線がある場合や真鶴のように駅前ロータリーなどの駅への人の流れや、車両の出入りがあるケースでは、平面的に処理するだけでは、その設置に難しい面があります。


 国道135号線を管理する神奈川県に、真鶴駅前交差点をラウンドアバウト形式による交差点処理について確認したところ、3点ほど挙がりました。まず、1点は、ラウンドアバウトは、そこに進入する車両の速度を抑制するよう設計されております。国道135号線の主の交通の流れが減速・加速を強いられ、遅れが生じると、これが1点目です。2点目は、駅前の性格から横断歩道設置は必須であります。信号制御しか安全な横断が確保できないということです。3点目は、用地取得が莫大になり、駅前商店の了解が得づらい。同時に、駅構内の再整備が必要であると。これらの理由により、ラウンドアバウト形式では渋滞解消にはならないとの見解でありました。


 神奈川県では、これまで渋滞解消に向けて、さまざまな対策を講じてきましたが、抜本的な渋滞解消には至っておりません。今後の対策としては、道路側溝を改修して、上り車線の改良をし、直進車の通行をスムーズにできるよう整備してまいりますとのことでございました。


 町では引き続き神奈川県に働きかけて、抜本的な渋滞対策を講じていただけるよう要望してまいります。


 ラウンドアバウト方式、いろいろほかの市町村でも試みております。英国とかヨーロッパのほうでは、とうの昔からやっておるわけですが、交通量の流れは確かにいい方式でありますが、あそこに直径100メートルの円形をとるということがちょっと難しいんではないかなと県の方も言っておりました。できればやってみたいです、神野議員、これは。私も賛成する方でございます。でも、駅前の商店街の皆さんのご了解がないと、なかなか手につかないんじゃないかなと。地元がまとまらなければできないんじゃないかなという問題があると思います。


 次に、2の低速にするための方策について、ラウンドアバウト方式は導入できませんということですので、小松石の利用はここではできませんとの答えとします。


 次の質問2の我が町の自然エネルギー対策について、丁場跡地を太陽光発電等のエネルギー施設として誘致する施策を進める考えはないかとの質問に回答いたします。


 一昨年3月11日の東日本大震災と東京電力福島第一原子力発電所での大事故以来、電力の供給が不足することから計画停電が実施され、東日本地域では大変な事態となりました。


 日本では、石油、石炭等のエネルギー資源による発電をしていたもので、その資源を海外からの輸入に依存しており、その依存体質を改めるために原子力発電に移行し、経済コスト低減もあわせ使用されてきましたが、あの大事故以来、原子力発電への国民の信頼が損なわれつつあります。


 そこで注目されたのが自然エネルギー、再生可能エネルギーですが、神奈川県では、県有施設の屋根を民間業者に貸し出し、太陽光発電設備の導入を推進しております。


 また、この7月には「神奈川県再生可能エネルギーの導入等の促進に関する条例」が制定されました。この目的は、将来にわたり安全で安心して利用することができるエネルギーを安定的に確保するために、再生可能エネルギーを積極的に導入し、地域における安全で安心して利用することができるエネルギーの需給の安定化を図り、県経済の発展及び県民の生活の安定に寄与するとされております。


 これらの県の状況から、真鶴町でも太陽光発電の事業化の話は、これまでいくつかはあります。また投げかけられてもおります。事業主の計画の目処が表面化されれば、皆様に説明はいたします。


 条件的に可能であれば、事業化には参画していきたいと思っております。また必要なことだと考えております。そのような事業者がいたら、どしどしと私の方にお越しになるよう勧めてください。黙って終わった丁場をそのままにするよりも、自然エネルギーで活性化し、その費用も得たいと。私は、いい事業だと思っております。


 引き続き、質問3の町の将来に向けて「まちづくりは人づくり」の観点から、今後、どのような方針で進めていくのかの1項目目、町職員の人材育成についての町長の方針を伺うとのご質問に回答いたします。


 2項目目につきましては、教育長に回答させます。


 町職員の人材育成の基本方針につきましては、去る平成16年に当時の内閣で閣議決定された「今後の行政改革の方針」を踏まえ、総務省で「地方公共団体における行政改革の推進のための新たな指針」が策定され、市区町村に通知されました。


 この中で、「人材育成の推進」の規定があり、分権型社会の担い手にふさわしい人材を育成することが重要な課題であり、平成16年6月の地方公務員法の改正により、「研修に関する基本的な方針」を定めることについて法律上の責務とされたことを踏まえ、人材育成に関する基本方針を策定し、人材育成の観点に立った人事管理、職場風土や仕事の推進プロセス、手順方法の改善を行うことにより、総合的な人材育成に努めること。また、能力実績を重視した新しい人事評価システムの導入が求められており、今後の行政改革の方針の趣旨も踏まえ、公正かつ客観的な人事評価システムの構築に引き続き積極的に取り組むことと明記されております。


 真鶴町では、この指針に基づき、平成17年12月に「真鶴町職員研修基本方針」を策定し、研修基本目標や研修体系を定め、これに基づき各種の研修を行い、求められる職員像として、一つ、町民の立場に立ち「豊かなこころ」を持って対応できる職員、一つ、自ら資質向上に努め、創意工夫をし、主体的に取り組む職員、一つ、コスト意識とプロ意識を持って行動する職員、一つ、時代や環境の変化に迅速柔軟に対応できる職員、一つ、国際社会に対応できる国際感覚と能力を持った職員、この五つを掲げております。


 各種の研修を通じ、求められる職員像に近づく職員が育つことが、町民の要求、ニーズに対応できる職員であると考えております。


 また、町の総合計画の実施計画の中でも、時代に即した職員の育成ということで、研修計画に基づく計画的な職員研修の実施を事業計画としており、毎年実施しております。


 また、今日朝一番で、昨日ですか、職員に、先ほど神野さんがおっしゃったことを全て話してみました。挨拶、おはよう、こんにちはじゃなくて、お客さんが来たときに、どうなんですか、何のご用ですか、この挨拶だというのは、まだ分からないようです。これから先、どんどんと職員に啓発してまいります。


 以上で私の回答を終わります。


○(教育長)  神野議員の二つ目のご質問に、「まちづくりは人づくり」の観点から、「生きる力」を育むための具体的な対策を中心にお答えいたします。


 真鶴町教育委員会の教育基本方針の中でも、「教育は人づくり、人づくりはまちづくり」と述べているように、真鶴町の教育の目的の一つとして、人づくりを通してまちづくりに貢献していこうと考えております。


 現在行っている「生きる力」を育むための具体的な施策は、学校教育の分野では、学習への意欲を高めること、基礎基本の徹底、考える力や応用する力を育む、そのような授業のための授業の改善、充実、そして学び直しの時間の位置づけ、読書活動の充実、家庭と連携した家庭学習の推進、更には自分を大切に思う気持ちや自分と異なる考え方を受けとめ、友達と一緒に生活をしていくこと、決まりやルールを自ら守ろうとする姿勢などを育てることが「生きる力」の育成につながるとして、学校教育の今年度の重点施策として、日々の授業や教育活動の中で取り組んでおります。


 特に、ふるさと真鶴に愛着と誇りを持ち、真鶴に貢献する人を育てることを目的した「ふるさと教育」は、教育活動の全ての分野に位置づけて取り組んでいます。


 生涯学習の分野では、まちづくりの仕組みを実際に体験する「子ども議会」、グローバルな視野と視点を持った人材を育てる中学生海外派遣研修事業、ボランティア活動の楽しさを体験し、積極的にボランティア活動に関る人を育てることを目的としたボランティア活動の奨励などがあります。


 今、紹介しました日々の学校での教育活動の積み上げと生涯学習の施策を通して、「生きる力」である確かな学力、豊かな心、健やかな体を持った子供を育み、真鶴に愛着と誇りを持ち、地域貢献活動を進んで行う子供たちを育てていこうと考えています。


 このような子供たちを一人でも多く育てることが、将来の真鶴町を支える人材を育成することにつながり、「教育は人づくり、人づくりはまちづくり」を実現することになると考えます。


 これらの施策は、真鶴町の教育の特徴である幼保・小・中が連携した教育を中心として推進し、更に生涯学習の中でも取り組んでまいります。


 今後は、「ふるさと教育」について、将来の真鶴町を支える人材育成という視点から、小学校と中学校での内容を見直すための研究・検討をしてまいります。


 以上で私の1回目のご質問に対する回答を終わります。


○7番議員(神野秀子)  再質問をさせていただきます。


 第1点目の質問ですけども、まず最初に、なぜこのラウンドアバウト方式に着目したかと申しますと、真鶴駅前の交差点は、駅へ入るのとを含めると、大体6差路ぐらいになるんじゃないかと思うんです。それで信号機はいっぱいありますけれども、分かりにくい。それが現状だと思います。


 それから、振動がすごいんですね、夜、眠れない。そういう町民の方々からいろいろ相談を受けました。そこで神奈川県の県会議員なんかにも相談をしていたところであります。


 それで平成20年に無料化されて、車の出入りが多分増えていると思うんですが、その辺の交通量の変化について、課長から伺いたいと思います。


○(まちづくり課長)  先ほど言われました平成20年9月に真鶴道路が無料化されまして、交通量の台数につきましては、道路交通センサスという国が行う調査が平成17年と5年置きにやられるので、平成22年のデータがございまして、平成20年9月以前の数値といいますと、平成17年数字で、駅前の通過交通は8,002台1日あたり、平成22年の交通量センサスにいきますと1万5,623台ということで、1.95倍というデータが出ております。


○7番議員(神野秀子)  ちょうど5年目に入ったところで、大体倍ぐらいになっているのかなと思います。私もこの前、7月に長野県の飯田市がラウンドアバウトをやっておる箇所があるんですけれども、そこを2か所と軽井沢町に1か所あるんですけれども、そこを見てきました。そこは比較的交通量が少ないんですけども、それでも車が休みなく走っていて、速度も20キロぐらいで静かに走っているような状況でした。


 今後、国内でラウンドアバウトの整備を進める場合、どのような条件の交差点が適切かというと、一概に何台というのは難しいそうですが、目安として、1日の交通量が1万5,000台まであれば、ラウンドアバウトを検討する意義があると言われているそうです。そんなことを聞きましたので、「あっ、これはやるのは今だ、今しかないんじゃないか」と、そう思ったわけです。やるといっても、すぐにできることではないので、頭の中に町長に入れておいていただきたいなという思いがありまして、質問させていただいています。


 それから、日本の道路というのは、1年中掘ったり埋めたり、この繰り返しが多いというふうに言われていますけれども、そのような道路整備環境のところでは、小松石を敷き詰めた道路なんてというのは、本当に夢のまた夢みたいな話と言われそうですけれども、その石の道路の上をダンプカーが静かに走る、そういう道路が日本であってもいいんじゃないかと、私は思うんですけれども、それだけ小松石は有名ですし、硬い、丈夫、そう言われている石ですので、本当に夢でもいいけど、実現してみたいなと、そういう思いでおります。


 それから、先日も町長が話されましたけれども、まちづくり条例を少し変えてみたいというような話もありましたけれども、真鶴町は、美の基準とか、景観行政団体の登録など、本当にほかの町に先駆けたそういう行政を行っているということで注目されている町ですので、そういう意味では本当に小松石を使った道路を造っていただきたいなと思っております。そういうことで……。


 もう一つ、駅前ロータリーですけれども、歓迎塔というのは昭和40年に設置されております。間もなくもう本当に50年という時を迎えるということで、大分老朽化しているんです。そういうことも考えると、改修も必要になっている時期でもあるし、ちょうど、この前、町長もお話しされました駅前駐輪場も償還の時期に来ているようなので、全てを含め駅前環境整備に着手する、計画するときではないかと考えますけれども、もう一度、町長のお考えをお伺いいたします。


○(町長)  駅前渋滞に関しては、駅前の整備計画がなければ対処できないと思います。また県に、国に持っていくのにも、まず、町が整わなければ、住民がそれに賛成してくれなければ、本当の絵に描いた餅になると思います。


 ただ、その計画がなければ、次に進めませんので、職員ともいろいろ相談し、早い時期には駅前整備の計画を実施したいと思います。


○7番議員(神野秀子)  それでは、丁場の跡地は、町長にそれなりのお答えをいただきましたので、3番目の質問で、職員研修についてですが、決算書なんかも見ますと、職員研修の費用とか機会、それは十分なのかどうなのか、その辺、いつも20万円から30万円で本当に職員研修ってできているのかなと、いつも疑問に思っていたんですが、その辺について、もう一度お伺いいたします。


○(総務課長)  職員研修につきましては、現在、県の行うもの、2市8町で行うもの、町で行うものというような形で行っておりまして、そのような形で行う場合には基本的には料金はかからないということになります。特に料金がかかるということは町独自で単独で行った場合に、講師を招聘してやったときに講師謝礼という部分が出てきますので、その部分でお金がかかるというような、予算が必要になるというようなことでございます。


○(議長)  7番、あと5分ですから。


○7番議員(神野秀子)  大体理解はできましたけれども、一応、職員研修については、十分であるというふうなことでよろしいんですね。


○(総務課長)  十分かと言われると、研修ですから、やるにこしたことはないとは考えております。ですけれども、今の中では職員の派遣とかという形になりますので、対象者を限定した形で、例えば勤続何年の職員にはこういうような研修という、そういうような形で研修の対象者を選定しておりますので、できる範囲の中で行っているということでご理解いただければと思います。


○7番議員(神野秀子)  それでは、最後に、我が町の教育についてお伺いします。


 幸い我が町の学校では、不登校やいじめの問題は少ないと認識しております。しかし、集団生活の中では少なからずその芽はあると思います。生命の尊厳や人はみんな一人一人違いがあるということなど、子供だけの問題として捉えるのではなく、家庭、地域の側からの人権教育にも力を注ぐときではないかと思います。


 最後になりますけど、教育長のそのことについて、どのようにお考えか、お伺いしたいと思います。


○(教育長)  不登校やいじめのことについては、私は件数が少ないとか、多いとかということでは考えておりません。やはり、1件でも少なくしていきたい。その中身の一つ一つについては、そこのところで悩み苦しんでいる子供たちや保護者の方がいるわけですから、件数の数よりも一つ一つのケースに対して一生懸命取り組んで、少しでも改善をしていく、そういう姿勢で、数では基本的には考えずに、一つ一つのケース、その中で苦しんでいる子供たちや保護者の立場に立って、この問題を解決していこうというのが、私のスタンスです。


 それで、確かに今の不登校とか、いじめについての解決にあたっては、学校だけでなくて地域、家庭、みんなの力で解決していくということは基本だと思います。ただ、その中で、やはり、学校や教育委員会というのは、当事者の意識をしっかり持って、決してこの問題を人任せにしない、学校が解決していくんだ、教育委員会も学校とともに解決していくんだという当事者意識をしっかり持つ中で、家庭の協力をいただいたり、地域の協力をいただくことが大事だと思っています。


 ですから、私は、今後も不登校やいじめのことについては、今のような姿勢で、当事者意識をしっかり持ち、悩んでいる子供や保護者の立場に立って、家庭、地域の方々と協力をいただきながら、解決に向かって努力をしていきたいというふうに思います。


○(議長)  これをもって一般質問を終わります。


○(議長)  これで本日の日程は全部終了しました。


○(議長)  会議を閉じます。平成25年第5回真鶴町議会定例会を閉会します。ご苦労さまでした。


             (閉会 午後4時09分)





会議の経過を記載し、その相違ないことを証し、ここに署名する。








平成25年9月6日








 真鶴町議会議長








 署 名 議 員








 署 名 議 員