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神奈川県 真鶴町

平成25年第2回定例会(第4日 3月15日)




平成25年第2回定例会(第4日 3月15日)





       平成25年第2回真鶴町議会定例会会議録(第4日)


             平成25年3月15日(金)


 
1.出席議員 12名


 1番   板 垣 由美子         7番   神 野 秀 子


 2番   村 田 知 章         8番   二 見 和 幸


 3番   高 田   昇         9番   青 木   嚴


 4番   海 野 弘 幸        10番   草 柳   昭


 5番   青 木   繁        11番   岡ノ谷 佳 子


 6番   岩 本 克 美        12番   黒 岩 宏 次





2.欠席議員  0名





3.執行部出席者


町長        宇 賀 一 章    収納対策課長    峯 尾 龍 夫


教育長       牧 岡   努    税務課長      尾 森   正


企画調整課長    青 木 幸 夫    教育総務課長    細 田 政 広


危機管理課長    西 垣 将 弘    生涯学習課長    五十嵐 徹 也


総務課長      奥 野   憲    福祉課長      岩 本 祐 子


上下水道課長    露 木 克 之    介護健康課長    青 木 幹 夫


まちづくり課長   青 木 富士夫    町民生活課長    長 沼   隆


産業観光課長    土 屋   茂    診療所事務長    松 本 一 彦





4.出席した議会書記


議会事務局長    二 見 良 幸


書記        山 田   譲    書記        二 見 浩 子





5.議事日程


   日程第1 議案第31号 平成25年度真鶴町一般会計について


   日程第2 議案第32号 平成25年度真鶴町国民健康保険事業特別会計(事業勘


               定)予算について


   日程第3 議案第33号 平成25年度真鶴町国民健康保険事業特別会計(施設勘


               定)予算について


   日程第4 議案第34号 平成25年度真鶴町下水道事業特別会計予算について


   日程第5 議案第35号 平成25年度真鶴町真鶴魚座・ケープ真鶴特別会計予算


               について


   日程第6 議案第36号 平成25年度真鶴町介護保険事業特別会計予算について


   日程第7 議案第37号 平成25年度真鶴町後期高齢者医療特別会計予算につい


               て


   日程第8 議案第38号 平成25年度真鶴町水道事業会計予算について


   日程第9 陳情第 1号 保健センター廃止に伴う、城北地域諸団体の活動拠点の


               確保について


   日程第10       常任委員会及び議会運営委員会の閉会中の所管事務調査


               の件について


   日程第11       一般質問





             (開会 午前10時02分)


○(議長)  ただいまの出席議員は12名で、定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。


○(議長)  本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。


○(議長)  これより日程に従い審議を進めます。


○(議長)  日程第1、議案第31号「平成25年度真鶴町一般会計予算について」を議題といたします。


○(議長)  本案について各常任委員長の審査報告を求めます。経済文教常任委員長、8番、二見和幸君、ご登壇願います。


○(経済文教常任委員長)  経済文教常任委員長、報告を申し上げます。


 3月6日、本会議において付託されました「平成25年度一般会計予算」のうち、経済文教常任委員会所管の部門につき、3月11日午前9時から、委員


会を開会いたしました。


 出席者は、経済文教常任委員全員と議長。説明者として、町長以下関係職員が出席のうえ、慎重審議を行い、その結果、「賛成多数」をもって、経済文教常任委員会所管の部門につきましては可決されました。


 以上です。


○(議長)  続きまして、総務民生常任委員長、4番、海野弘幸君、ご登壇願います。


○(総務民生常任委員長)  総務民生常任委員長、報告を申し上げます。


 3月6日、本会議において付託されました「平成25年度一般会計予算」のうち、総務民生常任委員会所管の部門につき、3月13日午前9時から、委員会を開会しました。


 出席者は、総務民生常任委員全員。説明者として、町長以下関係職員が出席のうえ、慎重審議を行い、その結果、「全員賛成」をもって、総務民生常任委員会所管の部門につきましては可決されました。


 以上です。


○(議長)  委員長報告に対する質疑を省略したいと思いますが、ご異議ありませんか。


             (「異議なし」の声あり)


○(議長)  異議なしと認めます。よって、委員長報告に対する質疑は省略いたします。


○(議長)  討論を省略して採決いたしたいと思いますが、ご異議ありませんか。


             (「異議なし」の声あり)


○(議長)  異議なしと認めます。よって、討論を省略して採決いたします。


○(議長)  本案は委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。


(起立多数)          反対 6番議員


○(議長)  賛成多数。よって、「平成25年度真鶴町一般会計予算について」の件は原案のとおり可決されました。


○(議長)  日程第2、議案第32号「平成25年度真鶴町国民健康保険事業特別会計(事業勘定)予算について」を議題といたします。


○(議長)  本案について委員長の審査報告を求めます。総務民生常任委員長、4番、海野弘幸君、ご登壇願います。


○(総務民生常任委員長)  総務民生常任委員長、報告を申し上げます。


 3月7日、本会議において付託されました「平成25年度真鶴町国民健康保委員長 険事業特別会計(事業勘定)予算」につきましては、3月13日開催の総務民生常任委員会において慎重審議を行い、その結果、「全員賛成」をもって可決されました。


 以上です。


○(議長)  委員長報告に対する質疑を省略したいと思いますが、ご異議ありませんか。


             (「異議なし」の声あり)


○(議長)  異議なしと認めます。よって、委員長報告に対する質疑は省略いたします。


○(議長)  討論を省略して採決いたしたいと思いますが、ご異議ありませんか。


             (「異議なし」の声あり)


○(議長)  異議なしと認めます。よって、討論を省略して採決いたします。


○(議長)  本案は委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。


(全員起立)


○(議長)  全員賛成。よって、「平成25年度真鶴町国民健康保険事業特別会計(事業勘定)予算について」の件は原案のとおり可決されました。


○(議長)  日程第3、議案第33号「平成25年度真鶴町国民健康保険事業特別会計(施設勘定)予算について」を議題といたします。


○(議長)  本案について委員長の審査報告を求めます。総務民生常任委員長、4番、海野弘幸君、ご登壇願います。


○(総務民生常任委員長)  総務民生常任委員長、報告を申し上げます。


 3月7日、本会議において付託されました「平成25年度真鶴町国民健康保険事業特別会計(施設勘定)予算」につきましては、3月13日開催の総務民生常任委員会において慎重審議を行い、その結果、「全員賛成」をもって可決されました。


 以上です。


○(議長)  委員長報告に対する質疑を省略したいと思いますが、ご異議ありませんか。


             (「異議なし」の声あり)


○(議長)  異議なしと認めます。よって、委員長報告に対する質疑は省略いたします。


○(議長)  討論を省略して採決いたしたいと思いますが、ご異議ありませんか。


             (「異議なし」の声あり)


○(議長)  異議なしと認めます。よって、討論を省略して採決いたします。


○(議長)  本案は委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。


(全員起立)


○(議長)  全員賛成。よって、「平成25年度真鶴町国民健康保険事業特別会計(施設勘定)予算について」の件は、原案のとおり可決されました。


○(議長)  日程第4、議案第34号「平成25年度真鶴町下水道事業特別会計予算について」を議題といたします。


○(議長)  本案について委員長の審査報告を求めます。経済文教常任委員長、8番、二見和幸君、ご登壇願います。


○(経済文教常任委員長)  経済文教常任委員長、報告を申し上げます。


 3月7日、本会議において付託されました「平成25年度真鶴町下水道事業特別会計予算」につきましては、3月11日開催の経済文教常任委員会において慎重審議を行い、その結果、「賛成多数」をもって可決されました。


 以上です。


○(議長)  委員長報告に対する質疑を省略したいと思いますが、ご異議ありませんか。


             (「異議なし」の声あり)


○(議長)  異議なしと認めます。よって、委員長報告に対する質疑は省略いたします。


○(議長)  討論を省略して採決いたしたいと思いますが、ご異議ありませんか。


○(議長)  これより、討論に入ります。


○2番議員(村田知章)  2番、村田知章です。


 下水道予算に対する反対討論をさせていただきます。


 下水道行政を否定したり、また、妨害するために反対しているわけではありません。もうこれまで進められてきた下水道事業を白紙撤回するということは、お世話になっている隣町との関係など、いろいろ考えれば、今さら不可能なことと思います。むしろ、下水道事業がスムーズに発展していただくために、今回の予算に対して反対を表明いたします。


 反対の理由は二つあります。


 一つ目として、この新年度予算で、新しく下水道の敷設工事が行われる地域の住民に、どれだけ理解が得られているのでしょうか。


 委員会の説明では、今回の予算が承認されてから、住民への説明を行うという話でしたが、議会として予算を認めてしまうということは、事業そのものを許可してしまったことと同じになってしまいます。


 これまで下水道管を敷設しても、多くの住民が接続してくださっていません。これは町が事業計画を立てた上で予算付けや下水道管の敷設工事を行う前に、しっかりと住民へのお願いや説明が不十分だった結果ではないでしょうか。事前に住民へしっかりと説明や理解を得た上で、事業を進めていかないと、結局は下水道を敷設しても、ほとんどの住民が接続してくれないという結果になってしまいます。事業計画が確定した時点で、もっとその地域住民と話し合いの場を設けて、本当に下水道に接続してくれるのかどうかを確認をとっていく必要があると思います。その上で予算付けして、事業を進めていくというのが本来の道筋でしょう。この同じ繰り返しをしていては、下水道を広げれば広げるほど、赤字は増え続けていくものと思います。


 二つ目の反対理由は、世代間の公平な税負担という名目で、将来の子どもたちに負の負債を追わせてしまう資本費平準化債が1,610万円もあるからです。現在、苦しい財政ではありますが、将来は財政が必ずしもよくなるとは限りません。むしろ、少子高齢化の影響で、現在よりももっと苦しい財政になっているかもしれません。現在のツケを将来の世代に先送りする政策に私は反対です。


 以上のことから、私は、下水道事業特別会計について反対を表明いたします。


 以上です。


○9番議員(青木 嚴)  おはようございます。


 今、村田議員が言われた、まず、下水道事業の背景、これは十分ご存じのように、湯河原町の広域下水道事業の中で、我が町が抱えている問題を基本的に、湯河原町が、今、下水道事業の中で都市計画税の中から2億3,000万円まで使って下水道処理をやっているという現状、それから、我が町もその協力のもとに町の下水道事業が進められているという実情、これは、まず、下水道事業だけの問題ではなくて、水道事業のこれからの将来、例えば、水道事業というのは、どんどん、どんどん、やはり、接続している世帯数も減り、1日の使用量も減り、そういうように使用料が減っている中で、当然、水を使えば下水に排出する水も増えるわけであります。ところが、水道使用料が減っているということは、下水の使用料も減っていくという可能性があるわけです。


その中で、先ほど、この予算に反対する趣旨の話をいただいた中で、うちの町のこれから向かっていく方向は、やはり、まず第一に、接続を増やす努力、それから、下水をつないでいただいた上での各世帯、各個人のモラル、水道を使って、口から入れれば、また排せつされると。当然、排せつされたものは処理しなきゃいけないと、そういうモラルを住民、町民に徹底することが、まず第一に必要であると。


 それから、経費の問題からいえば、村田議員が言われるような、先ほどの平準債というようなものに関しても、そうなんですが、これはうちの町の事業じゃなくて、これは全国の市町村が抱えている問題の中で、次の世代、また、その先の世代、また、20年30年先の世代に負担していただかなきゃいけない、そのようなリスクを背負っている事業というのは、いくらでもあるわけです。


 ですから、下水道事業の、今年、たまたま行われた事業債に対しての反対というのは、じゃあ、その事業債がもしなければ、あなたは代わりにどういうことを、事業をどういうふうにこれから進めることのやっぱりきちっとした対案、これをなくしたら足りなくなる、足りなくなるものをどうやって補えばいいかという、そういう対案を要するに出さなければいけないと思う。


 まず、一番大事なことは、この予算の中で、平準化の予算については、これから若い世代が背負わなければいけないということは、この町が背負っている問題だけじゃなくて、全国の市町村が背負っている問題の中で、うちの町はまだ、湯河原町と広域でやっている下水道事業の中で、負担がほかの市町村に比べたら少ない方である。


 そういう中で、今の反対討論というのは、反対の内容というのは、これから下水道事業を町内に広めていく上で、非常にマイナスになるような意見であるというふうに私は思います。


 よって、私の意見としましては、村田議員の言っている将来に負担をかけるという問題は、これは他の事業でも同じに言えるということを言いまして、意見として終わりたいと思います。


○(議長)  他に討論がないようですから、これをもって討論を終わります。


○(議長)  採決いたします。本案は委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。


 (起立多数)     反対 2番議員・11番議員


○(議長)  賛成多数。よって、「平成25年度真鶴町下水道事業特別会計予算について」の件は原案のとおり可決されました。


○(議長)  日程第5、議案第35号「平成25年度真鶴町真鶴魚座・ケープ真鶴特別会計予算について」を議題といたします。


○(議長)  本案について委員長の審査報告を求めます。経済文教常任委員長、8番、二見和幸君、ご登壇願います。


○(経済文教常任委員長)  経済文教常任委員長、報告を申し上げます。


 3月7日、本会議において付託されました「平成25年度真鶴町真鶴魚座・ケープ真鶴特別会計予算」につきましては、3月11日開催の経済文教常任委員会において慎重審議を行い、その結果、「賛成多数」をもって可決されました。


 以上です。


○(議長)  委員長報告に対する質疑を省略したいと思いますが、ご異議ありませんか。


             (「異議なし」の声あり)


○(議長)  異議なしと認めます。よって、委員長報告に対する質疑は省略いたします。


○(議長)  討論を省略して採決いたしたいと思いますが、ご異議ありませんか。


             (「異議なし」の声あり)


○(議長)  異議なしと認めます。よって、討論を省略して採決いたします。


○(議長)  本案は委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。


 (起立多数)          反対 6番議員


○(議長)  賛成多数。よって、「平成25年度真鶴町真鶴魚座・ケープ真鶴特別会計予算について」の件は原案のとおり可決されました。


○(議長)  日程第6、議案第36号「平成25年度真鶴町介護保険事業特別会計予算について」を議題といたします。


○(議長)  本案について委員長の審査報告を求めます。総務民生常任委員長、4番、海野弘幸君、ご登壇願います。


○(総務民生常任委員長)  総務民生常任委員長、報告を申し上げます。


 3月7日、本会議において付託されました「平成25年度真鶴町介護保険事業特別会計予算」につきましては、3月13日開催の総務民生常任委員会において慎重審議を行い、その結果、「全員賛成」をもって可決されました。


 以上です。


○(議長)  委員長報告に対する質疑を省略したいと思いますが、ご異議ありませんか。


             (「異議なし」の声あり)


○(議長)  異議なしと認めます。よって、委員長報告に対する質疑は省略いたします。


○(議長)  討論を省略して採決いたしたいと思いますが、ご異議ありませんか。


             (「異議なし」の声あり)


○(議長)  異議なしと認めます。よって、討論を省略して採決いたします。


○(議長)  本案は委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。


 (全員起立)


○(議長)  全員賛成。よって、「平成25年度真鶴町介護保険事業特別会計予算について」の件は原案のとおり可決されました。


○(議長)  日程第7、議案第37号「平成25年度真鶴町後期高齢者医療特別会計予算について」を議題といたします。


○(議長)  本案について委員長の審査報告を求めます。総務民生常任委員長、4番、海野弘幸君、ご登壇願います。


○(総務民生常任委員長)  総務民生常任委員長、報告を申し上げます。


 3月7日、本会議において付託されました「平成25年度真鶴町後期高齢者医療特別会計予算」につきましては、3月13日開催の総務民生常任委員会において慎重審議を行い、その結果、「全員賛成」をもって可決されました。


 以上です。


○(議長)  委員長報告に対する質疑を省略したいと思いますが、ご異議ありませんか。


             (「異議なし」の声あり)


○(議長)  異議なしと認めます。よって、委員長報告に対する質疑は省略いたします。


○(議長)  討論を省略して採決いたしたいと思いますが、ご異議ありませんか。


             (「異議なし」の声あり)


○(議長)  異議なしと認めます。よって、討論を省略して採決いたします。


○(議長)  本案は委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。


 (全員起立)


○(議長)  全員賛成。よって、「平成25年度真鶴町後期高齢者医療特別会計予算について」の件は原案のとおり可決されました。


○(議長)  日程第8、議案第38号「平成25年度真鶴町水道事業会計予算について」を議題といたします。


○(議長)  本案について委員長の審査報告を求めます。経済文教常任委員長、8番、二見和幸君、ご登壇願います。


○(経済文教常任委員長)  経済文教常任委員長、報告を申し上げます。


 3月7日、本会議において付託されました「平成25年度真鶴町水道事業会計予算」につきましては、3月11日開催の経済文教常任委員会において慎重審議を行い、その結果、「全員賛成」をもって可決されました。


 以上です。


○(議長)  委員長報告に対する質疑を省略したいと思いますが、ご異議ありませんか。


             (「異議なし」の声あり)


○(議長)  異議なしと認めます。よって、委員長報告に対する質疑は省略いたします。


○(議長)  討論を省略して採決いたしたいと思いますが、ご異議ありませんか。


             (「異議なし」の声あり)


○(議長)  異議なしと認めます。よって、討論を省略して採決いたします。


○(議長)  本案は委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。


 (全員起立)


○(議長)  全員賛成。よって、「平成25年度真鶴町水道事業会計予算について」の件は原案のとおり可決されました。


○(議長)  日程第9、陳情第1号「保健センター廃止に伴う、城北地域諸団体の活動拠点の確保について」を議題といたします。


○(議長)  本案について委員長の報告を求めます。総務民生常任委員長、4番、海野弘幸君、ご登壇願います。


○(総務民生常任委員長)  総務民生常任委員長、陳情の審査報告をいたします。


 3月7日、本会議において付託されました、陳情第1号「保健センター廃止に伴う、城北地域諸団体の活動拠点の確保について」につきまして、3月13日開催の総務民生常任委員会において慎重審議の結果、「趣旨採択」と決定しましたので、ご報告いたします。


 なお、審議結果は、趣旨採択4名、青木嚴委員、草柳委員、岡ノ谷委員、黒岩委員、継続審査1名、板垣委員でした。


 以上です。


○(議長)  委員長報告に対する質疑を省略したいと思いますが、ご異議ありませんか。


             (「異議なし」の声あり)


○(議長)  異議なしと認めます。よって、委員長報告に対する質疑は省略いたします。


○(議長)  討論を省略して採決いたしたいと思いますが、ご異議ありませんか。


             (「異議なし」の声あり)


○(議長)  異議なしと認めます。よって、討論を省略して採決いたします。


○(議長)  この陳情に対する委員長の報告は趣旨採択です。陳情第1号「保健センター廃止に伴う、城北地域諸団体の活動拠点の確保について」は委員長報告のとおり決することに賛成の方は起立を願います。


 (全員起立)


○(議長)  全員賛成。よって、「保健センター廃止に伴う、城北地域諸団体の活動拠点の確保について」の件は委員長報告のとおり趣旨採択とすることに決定しました。


○(議長)  日程第10、「常任委員会及び議会運営委員会の閉会中の所管事務調査の件について」を議題といたします。


○(議長)  各委員長から所管事務調査のため、会議規則第73条の規定により、お手元に配付しました申出書のとおり閉会中の継続調査の申し出があります。


○(議長)  お諮りします。委員長から申し出のとおり閉会中の継続調査とすることにご異議ありませんか。


              (「異議なし」の声あり)


○(議長)  異議なしと認めます。よって、委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定しました。


○(議長)  日程第11、一般質問を行います。


○(議長)  質問通告者が6名ありますので、通告順にこれを許します。


○(議長)  質問者及び答弁者は、1回目の発言は登壇を許します。


○(議長)  それと、質問者は自席での声が小さいという申し出がありました。壇上での声は通るが、自席での第2問、その他についてマイクを十分使って、聞き取れるように質問してください。


○2番議員(村田知章)  2番、村田知章です。通告に従いまして一般質問をさせていただきます。


 私の方から2点あります。まず1点目として、巨木の保護・育成についてです。


 真鶴町内にはお林を初め各所に大きな樹木があります。巨木の定義は、樹高130センチのところで3メートル以上の幹周りがあることと、一般には定義されています。その定義に当てはまる巨木はもちろん、それに準じる大きさの樹木も町の財産として大切に保護・育成していかなければならないと考えています。初めに、町内における巨木の数と樹種を教えてください。


 真鶴町平成18年に施行した「真鶴町景観計画」において、景観重要樹木の指定という項目があります。景観の観点からも巨木に準じた保護と育成が必要と考えます。景観重要樹木に指定した樹木の数と樹種を教えてください。


 次に、一般的に樹木の根は、その樹木の枝葉の広がりと同程度まで地面の下に根を広げていると言われています。その根の広がっている地面の上を人などが歩いてしまうと、踏圧で根が傷んで樹木を枯らしてしまうことすらあります。保護・育成すべき樹木には特に早目に踏圧の対策が必要になると思います。


 樹木のそばまで立ち入らせない対策もその一つかもしれませんが、森林浴などの効果を考えると、全ての保護・育成すべき樹木の周りを立入禁止にすることは難しいことと思うし、また、それが望ましいとは思いません。


 樹木の根を踏圧から守る対策として、木道の設置をしているところが多いです。丹沢のブナ林保護のための木道など大がかりなものもありますが、巨木の周りだけ踏み荒らされない程度に設置する方法もあります。


 町として、巨木を初めとした保護・育成すべき樹木に対して、木道の設置など、根の保護をしていく考えがあるかどうかを教えてください。


 次に、樹木や森を守るために根を踏圧から守ることも大切ですが、それと同時に、下草の保護も樹木を守るために必要になってきます。また、お林の中には貴重なシダやランなどの植物が生育しており、松枯れした松や倒木の処理のために重機が林床内に入ってしまうと、下草の貴重な植生も樹木の根も傷めてしまうと危惧します。


 もちろん、松枯れした松や倒木の撤去は、人々の安全のために必要な措置ではありますが、樹木や植生の保護という観点から考えれば、そのダメージは極めて大きいものと考えます。


 林床内での重機による作業の影響について、町として、どのような考えがあるかを教えてください。


 次に、二つ目の質問です。


 まず、二つ目の質問に入る前に、2011年の6月議会でアレルギー対応食品の備蓄について質問させていただきました。その結果、備蓄していただけるということを、まず感謝申し上げたいと思います。


 では、二つ目の質問に入らせていただきます。災害時における障がい者への対応についてです。


 東日本大震災において、多くの方が亡くなりました。特に障がいを持つ人たちの死亡・行方不明率は一般の人と比べて約2倍だったと言われています。


 2011年5月23日の朝日新聞の記事を引用させていただきます。


 東日本大震災で被災した沿岸自治体に住む障がい者のうち、2%超が亡くなったり行方不明になったりした可能性があることが内閣府の聞き取り調査で明らかになった。住民全体に占める死亡・行方不明者は1%弱、障がい者は2倍にのぼり、被害が際立っている。23日にあった障がい者制度改革推進会議で内閣府が報告した。津波で大きな被害を受けた岩手、宮城、福島3県の沿岸37市町村に住む障がい者は約15万人、内閣府が障がい者関係の27団体に確認したところ、約9,000人のうち2.5%に当たる約230人が死亡または行方不明になっていた。引用はここまでです。


 このように、災害時において、一般の人と比べて障がい者の被害が大きかったことがわかります。このような悲劇を繰り返さないためにも、3.11の教訓を生かした防災計画とそのための準備が必要になってくるものと思います。


 現在、真鶴町としても、防災計画の見直しを進めているとことと思います。パブリックコメントで公開していた防災計画案を私も目を通させていただきました。


 国として平成17年から各自治体に障がい者など災害時要援護者の避難対策の策定を促していたそうですが、残念ながら3.11において、この対策が有効に機能しなかったということです。真鶴町としても、防災計画の中に災害時要援護者の項目があると思います。それをより有効な施策にするための改善も必要と考えます。


 この要援護者の定義の中には障がい者だけではなく、高齢者や乳幼児、傷病者、外国人も含まれます。それぞれの事情に合わせた要援護者の施策が必要と思いますが、今回は障がい者という特殊事情に考慮した対策について町の考えをお聞きしたいと思います。


 一つ目として、町の災害時要援護者の避難支援ガイドラインの中で、災害時の情報開示において、情報の内容をどこまでの範囲で公開するのかをそれぞれ定めておくこととなっています。


 昨今、個人情報保護の観点から、障がい者の個人情報の取り扱いについて非常にシビアになってきますが、災害時においてそれが仇となり、障がい者支援のための障害ともなってしまっています。そのため、いざというときのために、あらかじめどの範囲までを公開してよいのか、また、どのような団体に対してまで公開してよいのかを定めておく必要があるのです。


 例えば、災害時の対応は、町職員と自主防災組織単位が中心となってあたるということとなっていますが、大災害時において人手が不足して、どこまで対応し切れるかはわかりません。そこで活躍するのがNPOを初めとした市民の団体や障がい者福祉を専門とした団体によるボランティアの存在です。


 3.11のときも、このような市民団体の活躍が障がい者へのいち早い支援につながっています。ですが、自治体からの情報提供がこの個人情報を理由に得ることができずに支援が難航したそうです。このようなことにならないためにも、緊急時での情報公開の取り扱いについて取り決めが事前に必要となってきます。


 真鶴町として、災害時における個人情報の開示基準は具体的にどのように考えているかを教えてください。


 二つ目に、町の防災計画案の中にもありますが、高齢者や障がい者用の簡易ベッドを用意するとなっていますが、現在では何床用意しているのでしょうか。


 実際の話として、3.11のときに避難所に避難してきたある車いすの障がい者がベッドの備えがなかったために数日間も車いすに座ったまま、夜寝るのも車いすのままだったそうです。


 障がい者によっては床に布団を敷いて寝起きすることができないケースもあり、ベッドを必要とします。町としてベッドの備えが必要となってくると思います。


 三つ目として、障がい者の中には、避難所など他者との共同の生活が困難なケースもあります。そのために、やむなく自宅で自宅避難という形をとらざるを得ない場合もあります。


 ここで問題となってくるのが食糧の配給です。避難所に来れば、非常食や炊き出しなど、食糧の供給を受けることができますが、自宅の場合には避難所に取りに来ても、食糧の配給を拒否されてしまうという問題も起きているそうです。


 町の防災計画の中で、食糧の救与基準等の項目で、救与対象者の定義がされていますが、確かに自宅での被災者への食糧救与は対象となっていません。障がい者という特殊な事情があっての自宅避難であるにもかかわらず、同じ被災者としての援助が受けられないというのも問題です。この問題に対する町としての考えを教えてください。


 以上です。


○(町長)  おはようございます。2番、村田議員の質問にお答えいたします


 1問目の巨木の保護・育成については、現在、真鶴半島のお林に存在する胸高直径1メートルを超える松は122本を数えます。また、灯明山の山頂を中心とした場所には、巨木となったクスノキの群落も見られますが、数は不明でございます。


 景観重要樹木の指定については、景観法第28条第1項の規定により、景観計画に指定の方針を定めることとされ、真鶴町景観計画に町の方針が定められました。


 樹木の指定については、樹木の所有者が指定することを提案し、景観計画の方針等に照らし、指定することとなりますが、真鶴町では、現在、樹木の指定はしておりません。


 文化財保護法等により指定されるなど、他制度での指定がある樹木については適用されませんので、神奈川県天然記念物に指定されております真鶴半島の照葉樹林は適用が除外されております。


 現状では、真鶴半島のお林の中には遊歩道上に根が露出した箇所も散見されます。その露出した根が人の足で踏まれることは木の本体にも影響することですので、歩く人の足に直接触れないよう、保全対策として木道を設置するなどの具体策を県と協議、要望してまいります。


 また、松くい虫被害木撤去は、松くい虫被害を蔓延させないためにも必要な措置であり、当町のように大木となると、人力での移動は物理的にはできないものが多く、重機を入れざるを得ません。


 下草等の貴重植物への影響も考えられ危惧されますが、現在、アオキを補植しながら、保全を図っており、現時点では他に方法もなく、苦渋の選択と考えております。


 巨木を保全していくことは、半島内の自然を守り、その価値が理解されるためにも必要であり、また町の財産として大切に保護・育成していくべきものですので、最善の保全方策を検討してまいります。


 2問目の災害時における障がい者への対応についての1点目、真鶴町における災害時における個人情報の開示基準ですが、町では、災害時要援護者の避難支援ガイドラインにある手上げ方式による要援護者情報の収集・共有を、災害時等要援護者登録要項を定め、防災・福祉・介護担当の3課で実施しています。


 登録申請の際、災害発生等緊急時に支援を受けるため、登録内容を自治会、民生委員、社会福祉協議会及び消防署等に提供することに同意を得ており、情報の提供は可能なものとなっております。


 また、この3月には、真鶴町防災計画が策定されます。防災計画の第4節には、災害時要援護者の安全確保に関する項目があり、対応等については、次のような記載がなされております。「所在情報の管理について、災害時における情報の開示について、情報の内容をどこまでの範囲にするか、それぞれ定めておく」とありますので、策定後、速やかに所管課において定めていく必要があると考えています。


 また、町では、福祉課所管で、要援護者の支え合い・見守り事業の実施により、民生委員・児童委員が要介護者や老々介護者等の実態把握をし、町に報告をしていただいておりますが、情報の取り扱いについては、真鶴町情報公開・個人情報審査会において意見を聞き実施しております。


 今後、緊急時の個人情報の管理については、内閣府においても検討がなされ、改訂するガイドラインに盛り込む予定との話もありますので、国の動向を見ながら進めていきたいと思います。


 2点目の高齢者や障がい者用の簡易ベッドの備蓄状況は、現在、防災備蓄用簡易ベッドが24床であります。


 3点目の自宅避難者への食糧の救与基準についてですが、災害発生時に災害救助法が適用された場合、食糧の供給は県知事が行うこととなるため、防災計画の食糧の救与基準等については、災害救助法に基づき、神奈川県が定めた救助の程度等によるものとなっております。


 しかし、災害時に自力で食糧の調達が困難な町民に対する食糧の供給は、災害救助法の適用の有無にかかわらず町長が行うことを、防災計画の食糧の供給に係る活動体制で定めております。


 以上を回答といたします。


○2番議員(村田知章)  1問目の回答について再質問させていただきます。


 巨木の保護・育成ということで、お林の中の遊歩道上に根が露出していた樹木の保全施策のために木道を設置するなどの対策を県と協議して進めてくださるということで、ぜひともよろしくお願いいたします。前向きな回答をありがたく思います。


 クロマツは122本としっかりとした調査も行われ、1本1本にナンバーも振られて、丁寧に管理されています。クスノキの巨木については把握していないということですが、お林のクスノキは、今やお林にとってなくてはならないほどの存在感ある巨木へと育っていると思います。


 来年度から専門家を招いて、お林の今後のあり方について踏み込んだところまで検討されていくという答弁が本会議でもありましたが、お林の将来的な未来像を定めていかない限り、クロマツの林にするのがよいのか、鎮守の森のような照葉樹林の森にするのがよいのか、方向性が定まっていないようでは無駄な出費が増えてくると思います。


 これはちょっと私の意見ですが、私としては、クロマツのお林を維持するには、もう手おくれな状態だと思っています。過去にも質問で回答をいただいておりますが、お林はクロマツが生育するには、うっそうと生い茂った森になり過ぎて、日照量も少なく、湿度も高く、クロマツには不適切な環境になってしまったということです。クロマツに適した環境に戻すためには、伐採作業などの多額の公共投資が必要で、財政的にも難しいことでしょう。そうなると、鎮守の森的な管理が一番生態系に逆らわないで、労力も投資も少なく維持管理できる方法と考えます。真鶴の極相林はクスノキやスダジイなど照葉樹林なので、今後はクスノキなどの樹木を中心として維持管理していくのが望ましいものと考えます。


 以上が僕の意見ですけれども、産業観光課への質問として、木道などを整備していくというのが一つの方法だとありますけれども、木道以外にも何か有効な対策方法があるのであれば教えてください。


○(産業観光課長)  神奈川県の自然環境保全センターと相談をいたしました。木道という方法もありますが、簡単にできる方法としては、土のうで保護する方法もあるということでありましたので、それも実際に設置するときに現地で町と協議した中で、いろいろな方法を考えていきたいというような回答をいただいております。


○2番議員(村田知章)  わかりました。


 続いて、重機について、重機も苦渋の選択として入れないと、倒木などの処理は難しいとは思うんですけれども、やはり、これは貴重な植物が生えているんです。具体的な名前は植物の保護の観点から名前は差し控えたいと思いますが、ランで非常に貴重なランが2種類、シダでもここら辺には余り生えていないようなシダが若干生えているというふうなことで、そういうところを踏み荒らさないような措置が大事になってくると思います。なので、そういう貴重な植物が生えているところを把握して、そういうところを重機を踏み入れないという措置が大切になってくると思うんですけれども、そういう貴重な植物がどこに生えているのかということを把握した上で、重機を入れているのかということをお聞きしたいと思います。


○(産業観光課長)  以前に神奈川県の方で植生の調査をされた経緯がございますが、それも何十年も前ということで、その後はされておりません。それと、どこにどういう貴重なものが群生しているかというのも、現在把握はしておりませんが、できるだけ距離の短い区間で重機を入れて搬出するよう、そういうふうなことで考えております。


 また、荒れた跡につきましては、自生している木をまた植えかえるというようなことで補植を行っております。


○2番議員(村田知章)  ぜひ、重機の取り扱いは重々貴重な植生を乱さないようにお願いしたいと思いまして、次の質問に行きたいと思います。


 次はまちづくり課への質問になるとは思いますが、景観重要樹木についてです。景観重要樹木の指定が1本もされていないということなのでしょうか。これは平成18年6月1日に真鶴町景観計画を策定してから、何も進展がなかったということになるのでしょうか。


○(まちづくり課長)  先ほど、町長の答弁にありましたように、景観法に基づく景観重要樹木の指定については、所有者の申請に基づいて指定していくということで、個人の申請が今現在もございませんということでございます。


 以上です。


○2番議員(村田知章)  美のまちづくり条例は、真鶴町としても全国に誇れる条例だと私も認識しています。その中でうたわれているだけではお題目を唱えているような感じで、何の意味もなさないような形骸化な条例になってしまうものと危惧します。


 お林に限らず、町内至るところに巨木が存在していると思います。あまりなじみがない方も多いかもしれませんが、裏道などを散歩していると、すばらしい樹木に出会うことがあるんです。そうした重要な樹木を保護・育成して後世に残していくことが、今後、景観重要樹木を指定して残していくことが大事になってくると思うんですけれども、民間の所有者に景観重要樹木の指定を促したり、その大切さを広報していく必要があると思うんですけれども、そういうことをどういうふうに考えているかということを教えていただきたいのが1点と、町として、この木が景観重要樹木に指定すべきだと検討しているような樹木があるのであれば、そういう調査をしているのであれば教えていただきたいと思います。


○(まちづくり課長)  景観重要樹木に指定された場合は、外観等の現状変更について許可が必要となったり、所有者に適切な管理義務をお願いすることとなります。支援協働については、景観法第46条の規定により、樹木の管理保全等について、所有者は景観行政団体等に必要な助言又は援助を求めることができるということになっておりますので、今後、そのような条例であるということを周知していきたいというふうに考えております。


○2番議員(村田知章)  ぜひそういうふうに、町としてもこれは残していくべきだというのがありましたら、そういうふうに民間に広報して、指定木として定めていくようにお願いしていくという形をとっていただきたいと思います。


 1問目の回答に対しては以上ですけれども、2問目の災害時における障がい者への対応についての方です。これはいい回答をたくさんいただいて、ほとんど再質問というのがないんですけれども、要援護者への情報開示は同意の上でできるということで安心しました。どこの範囲まで情報開示をするかというところで、ぜひともNPOを初めとする民間団体にまで支援を受けられるような情報開示をするというふうに検討をお願いしたいと思います。


 続いて、ベッドの件、24床あるということで、これも小さな町ながらも、これだけ用意してあるというので、私はすごく安心しました。ぜひとも、今後も高齢化率もどんどん上がってくると思いますので、24床では足りない可能性もありますので、さらなる充実をお願いしたいと思います。


 あと、食糧の配給ですけれども、これはすごく災害時において食糧の奪い合いというまではないですけれども、「なぜあの人たちは家にいるのに食糧をもらえるの」みたいな、そういう偏見が生まれて、やはり、もらいづらくなってくるというふうな問題も出てくるということで、それで障がい者の人ももらいたくてももらえない、配給してほしいけれども、してもらえないというふうな、そういう差別が起きてしまう。なので、やはり、事前にそういう人もいるから、在宅にも届けますよというふうな周知徹底が必要だと考えます。そういうところにも、ぜひ、町長のできる規定があるということですので、そういうところまで踏み込んで周知していただければと思います。


 以上です。


○(議長)  暫時休憩いたします。


             (休憩 午前11時02分)


             (再開 午前11時10分)


○(議長)  休憩前に引き続き会議を再開いたします。


○9番議員(青木 嚴)  それでは、9番、青木嚴です。通告に従いまして一般質問を行います。


 我が町の国民健康保険税徴収の今後についてを質問いたします。


 保険税は、市町村によって違います。どの自治体でも高くなる国民健康保険税に滞納者は増え、税収が落ちるという、財源が減る、さらに国民健康保険税が上がるという悪循環に陥っております。


 まず、第一にご質問したいことは、我が町の国民健康保険税に関する徴収率についてであります。


 まず、他の町に見られるように町民税と比較して年々下がっているのか、過去5年間の現年分収納率と滞納者分収納率をお教えください。


 二つ目に、過去5年間の一般被保険者に係る一人当たり保険税額をお教えください。


 次に、2番目の質問といたしまして、町国民健康保険診療所の経営改善についてご質問いたします。


 平成23年度と24年度の1月までの診療収入等と累積患者数の比較についてお聞きいたします。


 また、一般会計からの繰入金についてお聞きします。4月に1,000万円、5月に1,500万円、12月に4,000万円と合計6,500万円を繰り入れしておるわけであります。また、この3月までの繰り入れとしまして2,500万円を予定し、9,000万円を超える繰入金が発生しようとしておるわけでありますけれども、実際に3月末までの繰り入れ等について、診療所運営上、3月末までに改善する兆しがあるのかどうか、この辺の内容についても診療所担当からお聞きしたいというふうに思っております。


 それで、まず、平成25年度4月から診療体制が変わり、経営改善される中で、町は公募により指定管理者制度をスタートするわけであります。平成25年度、医師は何人体制でやるのか、職員の処遇はどうするのか、わかっている範囲でお教えください。


 3番目の質問で、我が町は総合計画施策の23年度から25年度までの計画目標において、文化財を活用した郷土学習を通して郷土に対する理解と文化意識の高揚を図っています。また、学校教育や生涯学習との連携のもと、文化財の保護・活用、伝統芸能の保存と後継者の育成を推進しているわけでありますが、どのような計画と実績がありますか、お教えください。


 まず、一つ目、文化財などを利用した郷土学習推進について、どのような計画と実績がありますか。


 二つ目、民俗資料館管理運用の充実について、年間来場者と経費についてお聞きいたします。


 これにて1回目の質問を終わります。


○(町長)  9番、青木嚴議員の質問にお答えします。


 1問目の我が町の国民健康保険税徴収の今後についてですが、一人当たり保険税額とその収納率につきましては、所管課長からそれぞれ回答させます。


 2問目の真鶴町国民保険診療所の経営改善についてお答えします。


 ご質問の前半部分の診療収入等と累計患者数、一般会計繰入金の必要額につきましては、事務長に回答をさせます。


 私の方から、まず初めに、診療所の運営体制につきましては、財政再建を目指して、指定管理者制度を導入することといたしました。現在、公募を図っており、今月21日が募集期限となっております。


 ご質問にある指定管理者による運営に移行した場合の診療に係る医師の勤務体制、現在の診療所職員の処遇についてでありますが、現在、公募に際しての募集要項にも記載されておりますが、候補者の指定後に管理運営に係る業務の内容等については協定を締結する際に詳細な内容を決めることとなっております。


 また、診療所の職員についてですが、該当者に意向を聞いた上で、原則として町行政の方への異動となります。それでなければ退職を選択することとなります。


 退職を選択した職員については、町としては指定管理を指定した事業者に雇用についての推薦をいたしたいと考えております。


 私からの回答とします。


○(収納対策課長)  まず、国民健康保険税の過去5年間の収納率についてお答えいたします。


 現年分につきましては平成19年度が90.70%、平成20年度が89.60%、平成21年度が88.80%、平成22年度が90.76%、平成23年度が92.17%となりました。


 滞納繰越分につきましては、平成19年度が13.74%、平成20年度が10.80%、平成21年度が11.15%、平成22年度が7.31%、平成23年度が14.33%となりました。


 以上でございます。


○(税務課長)  2点目の過去5年間の一人当たりの国民健康保険税についてお答えしたいと思います。


 平成19年度が9万5,098円、平成20年度が10万2,261円、平成21年度が10万839円、平成22年度が9万9,266円、平成23年度が9万7,224円でございます。


○(診療所事務長)  ご質問のあった診療所のデータについてお答えさせていただきます。


 平成23年度と平成24年1月までの診療収入と累計患者数でございますが、平成23年4月から平成24年1月までの診療収入は5,995万5,173円に対し平成24年同期につきましては5,678万5,929円で、前年度対比316万9,244円、約5.2%の減となっております。


 また、同時期の累積患者数でございますが、平成23年度1万2,694人に対し平成24年度は1万1,386人で、前年度対比1,308人の減となっております。こちらは約10%の減ということです。


 続いて、一般会計の繰入金についてでございます。先ほど、お話がございましたとおり、補正予算の第5号でご承認をいただきました2,750万を追加いたしまして、今年度の繰入金の合計が9,250万円というふうになっております。


 それから、運営上の改善の兆しはあるかというご質問でございますが、収入、患者数ともに昨年度と比較して、まだまだ減という状況でございます。ですが、患者一人当たりの平均単価でございますが、前年度を上回っている状況もあり、平成24年の10月以降につきましては、12月は劉先生の休診等がございました関係で減となっておりますが、昨年度同月の実績を上回っている状況が続いていることがございまして、わずかずつではございますが、回復傾向にあるものと認識しております。


 以上でございます。


○(教育長)  3問目は私から回答させていただきます。


 3問目、文化財を活用した郷土学習の推進についての1点目は、計画と実績についてのお尋ねですが、学校教育では、小学校の副読本で民俗資料館、真鶴の祭り、中学校の副読本で真鶴の文化芸術、伝統行事などを取り上げ、学習の中で活用しています。


 民俗資料館には、まなづる小学校は今年度は3年生と4年生が社会科、6年生が総合の学習で、中学校は、総合の学習で児童生徒が訪れ、真鶴の昔の暮らしの学習をしています。


 生涯学習では、主に文化財審議委員さんを講師とした「くすのきゼミ」を毎年開催し、文化財や真鶴の歴史について学習する場を設けております。また、文化財だよりを毎年3月に発行し、町の文化財を町民の方にお知らせしています。


 2点目のお尋ねである民俗資料館の年間管理経費と年間利用者数につきましては、平成23年度決算額で140万8,638円、年間利用者数は732人でありました。


 以上です。


○9番議員(青木 嚴)  最初に質問させていただきました国民健康保険税の徴収の今後について、また、もう一度ご質問させていただきます。


 先ほど、回答いただきました収納対策課長よりいただいた現年度分の収納率、これは平成19年に90.7%であるものが平成23年度におきましては92.17%と、収納率の向上が顕著に見えます。また、滞納繰越分収納率につきましても、平成19年13.74%が平成23年度14.33%、これもやはり収納が向上している。


 このような我が町の国民健康保険税でありますが、税務課長からいただいた国民健康保険一人当たり保険料、これが平成19年、平成20年、平成23年までの5年間、最大で10万2,000円、最小で9万5,000円、この数字を見る範囲、国民健康保険一人当たりの保険料の経過推移は、金額的に大差はございませんでした。


 ここで、もう一度私の方からご質問をさせていただきます。


 まず、我が町の現年分収納率を先ほど聞いたわけでありますが、過去5年間の短期証交付世帯数とその基準について報告ください。


 二つ目、一般被保険者医療費と受診件数をご報告ください。


○(税務課長)  まず、1点目の過去5年間の短期証交付世帯数でございます。平成20年6月1日現在で77世帯、平成21年6月1日現在で60世帯、22年6月1日現在で88世帯、23年6月1日現在で61世帯、24年6月1日現在で89世帯でございます。


 短期証交付基準につきましては、滞納期間が3年以上、または滞納額が30万円以上の方は有効期間が1か月、滞納期間が2年以上3年未満、または滞納額が20万円以上30万円未満の方は有効期間が3か月、滞納期間が1年以上2年未満、または滞納額が10万円以上20万円未満の方は有効期間が6か月となってございます。


 続きまして、2点目の医療費と受診件数でございます。平成20年度9億1,942万6,000円で4万402件、平成21年度が10億215万6,000円で4万1,401件、平成22年度が10億456万6,000円で4万5,507件、平成23年度が9億8,937万6,000円で4万3,378件でございます。


 以上です。


○9番議員(青木 嚴)  今、ご報告していただいた短期証交付世帯数につきましても、平成20年度から77世帯、平成24年度89世帯、最大で89世帯、最小で60世帯、このように世帯数における増減の差も顕著には見られません。


 そこで、先ほど聞きましたように、件数に対しての医療費につきましても、同様に平成19年から平成23年度までの数字をいただいた範囲で検証いたしますと、この内容におきましても、件数におきましては3,000件の変動、増がありますが、医療費におきましては、最大で10億4,000円、最小で8億6,000円、このような推移をしていまして、ここにおきましても国民健康保険税につきましての、また医療費につきましての変動大差はないということがわかりました。


 そこで、3回目の質問をさせていただきます。


 まず、国民健康保険税につきましては、既に何年前から保険税の値上げをしていないかお教えください。


 それから、過去5年間の一般会計からの繰入金額の推移を教えてください。


 三つ目、過去5年間の被保険者と一人当たりの医療費の推移をお教えください。


 以上です。


○(税務課長)  まず、1点目の保険税率の改正につきましてでございますが、平成15年8月の改正以来行ってございません。


 次に2点目の過去5年間の一般会計からの繰入金額につきましては、平成19年度が8,423万3,543円、20年度が6,717万3,852円、21年度が8,074万9,847円、22年度が7,304万9,000円、23年度が7,505万9,094円でございます。


 3点目の過去5年間の被保険者数と一人当たりの医療費につきましては、平成19年度が4,280人で20万2,642円、20年度が3,196人で28万7,680円、21年度が3,194人で31万3,762円、22年度が3,145人で31万9,417円、23年度が3,080人で32万1,226円でございます。


 以上です。


○9番議員(青木 嚴)  それから、収納対策課長にお聞きします。ここ近隣の町とまた神奈川県全体の収納率をお聞きいたします。


○(収納対策課長)  平成23年度の神奈川県33市町村全体で88.63%、これは現年分収納率でございます。近隣では箱根町が86.46%、湯河原町が88.26%となっております。


 以上でございます。


○9番議員(青木 嚴)  ここでいただいた数字でだんだんわかってきたことは、我が町の国民健康保険税においては、収納率も高い、それから件数も変動がない、医療費もそれほど変動がない、一般会計からの繰入金の大差もないということがわかったわけです。近隣の町に比べても我が町の収納率が高い。であるならば、国民健康保険税は平成15年から値上げをしていないということの裏づけで、今後またこの先、保険税の値上げはしなくてもいいんじゃないかというふうに思ったわけですけれども、最後に、今、税務課の課長からご報告いただいたように、被保険者数が平成19年度におきましては4,280人、これが平成23年度には3,080人、大幅な減少傾向が見れるわけです。また、一人当たりの医療費におきましては、平成19年、20万円、平成23年、32万円、これは大きな数字の違いであるわけでありますから、一人当たりの医療費は増え、そして被保険者数は減っている、こういう現状を見ますと、これは町の執行部としても見過ごすわけにはいかないというふうに思います。


 そこで、4回目に最後の質問をさせていただきます。


 まず、一人当たりの医療費は増加している現状に対して、町はどのように考えているのか。


 次に、医療費が増加している対策として、まず、今、うちの町の財政から考えれば、病気にかかる前に早期発見をする、そのための対策、保健事業、それから国保の保健事業、こういうものがうちの町として、どのようなものがあるか。また、県が実際に進めている国保の広域化、こういった問題を具体的に横浜市の講演会を聞きにいった中では、今回の高齢者医療制度改革は、市町村国保の広域化を進めるための最大のチャンスだと。これは厚生労働省の国保担当課長が言っているわけです。この辺も含めて、執行部がどう考えているか、ご回答ください。


○(町長)  1点目の余剰は余りないですね。隣町でも20%ほど値上げしているということから鑑みて、真鶴もまだ赤ではないけれども、とんとん。とんとんということは、もうそろそろということですね。15年から上げていない。25年度を検討の年度として、それに見合うような医療にしていこうかなという模索はしているものでございます。


○(税務課長)  2点目の国保の保健事業についてですけれども、町の社会福祉協議会が開催する社会福祉大会におきまして、血液さらさら事業を実施してございます。23年度から20年度までの実績を申し上げます。23年度が132名、22が158名、21が192名、20年度の実績が196名となってございます。また、同日におきまして骨密度測定も実施してございます。23年から20年度までで、23年が12名、22が26名、21が16名、20が27名となってございます。現在も行ってございますが、今後におきましても、介護健康課と連携し、医療費の減少に努めたいと考えてございます。


 続きまして、3点目につきましてですけれども、特定健診を実施しておりまして、平成23年度実績につきましては、集団健診が630名、個別健診が17名、補助金額が181万円でございます。22年度実績につきましては、集団健診677名、個別健診24名、補助金が194万2,000円、21年度実績につきまして、集団健診638名、個別健診30名、補助金140万8,000円で、平成20年度実績につきましては、集団健診が613名、個別健診が20名、補助金額が129万2,000円でございます。


 最後の広域化におきましては、都道府県単位で統合する場合、保険料の徴収事務や被保険者に密着した特定健康診査、特定保健指導等の保健事業の実施体制を考慮した制度設計が求められていること等から、今後の国の動向等を見きわめながら、柔軟に対応していきたいと考えてございます。


 以上でございます。


○9番議員(青木 嚴)  常任委員会等でも質問し、回答いただいたように、介護保険の部分でも健康予防事業、それから、税務課でもメタボ健診、それからがん検診、これらの検診を見ると、検診率がやはりがん検診等も低いというお話もいただいていますので、くれぐれも予防事業に力を入れて、そして国民健康保険税の値上げをできる限りしないような形での健康保険事業運営をお願いしたいというふうに思います。


 それでは、1問目の質問を終わらせていただきます。


 次に、2問目の質問につきまして、引き続き事務長から回答いただきましたように、まず、4月に診療所に劉先生が来られたときには、前年度比54%、患者数が、つまり46%も減少しているという状況がありました。ここでまた今年の1月までの実績を見ますと、特に11月から改善されて1月までの間に最大で118.1%まで改善されてきました。そして診療報酬につきましては、平成23年度4,700万円が平成24年度4,800万円という形で向上しております。


 それから、一つ問題にさせていただきたいのが、医師の人数についての経費であります。これが去年に比べて、うちの町の医師の経費が4,000万円、それから職員の経費が4,900万円、このような形の中で歳出が1億5,800万円ということで、当然赤字になるというわけであります。


 そこで、医師の人数、それから経費につきまして検証した結果、前年度に比べて33%ぐらい医師の経費が増えていると、こういうような状況もございます。


 そこで、診療所、特に診療科、今、外科と内科がありまして、外科と内科の収入別の割合を見ますと、内科が81%で、外科が18%、つまり内科がもう8割以上であるということは間違いないわけであります。


 こういう中で、診療が進められている状況をみますと、実際に、今、診療所にいる劉先生は今月いっぱいでやめられるという状況もみえてきております。そこで、劉先生に、評判の良い先生だ、また、患者が、先ほど言いましたように、50%が118%に増えているわけですから、劉先生の評判は良いというふうに解釈しておりますが、これから4月以降に向けて、町長が言われたように、指定管理者制度が進む中で、今後、医師の確保、それから、今言いました経費の削減も含めて、うちの町は、我が町は毎年2,400万円の建設債の返還をしていかなきゃいけない、平成42年度まで。今の残額で3億4,000万円払って、まだその先が残っているという状況であります。ぜひその辺を踏まえて、指定管理者制度を進めていただきたいというふうに思っております。


 それでは、最後の質問であります、1回目の質問をさせていただきましたように、うちの町の文化財に限って言うのではなく、教育というものは、まず、歴史、文化、伝統芸能文化、そういうものを子どもたちに、教育というよりも、その地域で住んでいる中で体で感じてもらうのが教育であって、教育の原点は、やはり、歴史を学び、文化を感じ、そして伝統芸能を体で覚える、こういうものが本当の教育であるというふうに思っております。


 そこで、私が、今一番思っていることの質問なんですが、くすのきゼミ、これを何回やって、どれぐらいの経費なのかということと、引き続き民俗資料館の契約上の問題点についてちょっとご質問をさせていただきたいというふうに思います。


 まず、くすのきゼミに関しましては、年に2回やって、経費等も、これは後で聞くんですが、実はくすのきゼミに参加して、何回も経年を経て受けている受講生の方から、この町のくすのきゼミがすばらしいと。このくすのきゼミを自分が受講したことによって、うちの町の歴史にすごく興味を持つようになったと。また、文化財に関しても、町を歩いていても、くすのきゼミのおかげで町中を歩いたことによって、いろんなものを発見できると。こういうお話をいただきました。


 そこで3回目の質問につながるんですが、民俗資料館の借り上げ契約料の問題、実は岩の石材業を営んだ土屋家の厚意により、昭和60年度に前々町長が契約した契約書を見せていただきますと、やはり、契約上、土地も借り、建物も借りているという中で、いくつかの問題点が浮かび上がってまいりました。それは5年間という借地契約でありますが、これが自動的に5年ごとに更新されるというところの問題点と、次に本件の原状を変更してはならない。原型変更を申請する場合は、土屋家の承諾を得なければいけないというところの中で、やはり問題点は、本物件を民俗資料館の用途以外に使用することができないような、もちろん土屋家に相談するようなことになるわけですけれども、かなり契約上の問題があるということと、皆さんも資料館の前を通過しておわかりのように、屋根ははげ、垣根は朽ち果て、それから玄関の入り口も歴史資料館というような趣を持ち得ないような状況になっていると。こういうような中で、今後、町はこの資料館を岩地区の重要なランドマークであるという認識のもとに、これから保存、それから発展させなきゃいけないという、そういうような責任を持っているというふうに思っております。


 そこで何を質問したいかと言いますと、民俗資料館の所蔵物の中に横山大観とか著名な絵画を持った所蔵物があるということを聞きまして、実際に目録を教育委員会の方に聞きましたら、一応、鑑定書付きのものがあるということでありまして、一度見せていただきたいとは思っているんですが、この辺を教育長に一つご質問させていただいて、うちの持っている施設の中で、ぜひ、横山大観であれ、土屋家が町に寄附していただいた所蔵物の絵画をどこかで展示、また町民にご披露し、そして、それが今言いましたように、文化財の、また子どもたちの教育につながるというところのご回答をいただいて、最後の質問を終わりたいと思います。


○(教育長)  青木嚴議員ご指摘のように、民俗資料館を初め当町の文化財については、保護とそして活用ということが非常に大事なポイントだというふうに思っております。活用の部分で民俗資料館にある貴重な資料の活用ということなんですが、今後、活用ということについては、いろいろな進め方で活用ということを実際に行っていこうというふうに考えております。その中で、やはり、高価なものも含めて民俗資料、または文化的な資料を町民の方に広く公開していくということも考えております。ただ、実際に公開するときについては、特に高価なものなどについては、セキュリティーをしっかりするとか、いろいろな課題があります。その課題をクリアしながら、公開、活用ということを実際に進めていきたいと、そういう方向で文化財の運用については、行政については考えております。


 以上です。


○(生涯学習課長)  くすのきゼミの開催についてお答えさせていただきたいと思います。24年度につきましては、くすのきゼミ、9月27日と10月4日の2回行っておりまして、参加人数につきましては、22名、これはちょっと人数、前年42名と、参加した人数につきましては若干少ないんですが、今年度につきましては、コースが湯河原町の美化センターのさらに上の方の寺屋敷から頼朝の船出までの道のりを訪ねてというテーマでございましたので、そちらまで、まず車で、しかも大型が入らないような場所に車で参加者の方をお送りしなければいけないというような、そういう事情がございましたので、また、雨天によりまして日数が変更になった、そういうことがありまして、22名の参加でございました。


 経費につきましては、文化財審議委員さんに講師をお願いしておりまして、2回で1万円の支出でございます。具体的に数字的には出ませんが、あと細かいことを言えば、車でそちらまでお送りしたガソリン代等が若干かかりますが、支出したものでは講師謝礼として1万円を支出したものでございます。


○9番議員(青木 嚴)  すみません、ぎりぎりの時間まで。最後に、教育長、それから町長にお願いがあります。これは多分、昭和60年、前々の町長が契約された契約書を見た範囲、多分、歴代の町長も教育長も土屋さん所蔵の、土屋家、埼玉県の方に住んでいるようですが、そちらに一度ご挨拶に行っていただいて、頭を下げただけで、岩の土地をくれるなんていうことがあるかもしれませんので、そのお話を最後に一般質問を終わりたいと思います。


○(議長)  暫時休憩いたします。


             (休憩 午前11時53分)


             (再開 午後 2時00分)


○(議長)  会議を再開いたします。


○1番議員(板垣由美子)  1番、板垣由美子です。通告に従いまして、いじめ社会をなくすための一手法の法教育の推進について、1、教師や地域など関係者への取り組みについて、2、幼稚園、小学校、中学校での取り組みについての2点について一般質問を行います。


 今月の8日には、真鶴中学校において第66回卒業式が盛大に挙行され、それには議長を初めとして私たち議員も臨席させていただきました。保護者の皆様を初め参列者が見守る中、卒業生も在校生も一人一人が立派に自分の立場をわきまえて、それぞれの務めを果たしておりました。式典は粛々と執り行われ、本人はもとより、当日まで慈しみ、育んでこられた保護者の皆様、そして先生方のご苦労などを思い、心から感動いたしました。


 しかし、一方、国内にあっては、昨年から新聞などでもたびたび報道されているように、さまざまな分野においていじめが存在し、子どもがいじめを苦にして自らの命を絶つなど、心を痛める悲惨な事件が後を絶たないことは、皆様もご存じのとおりであります。学校教育法で禁止されているにも拘らず、教師による児童・生徒への体罰は教師自身の法意識やコンプライアンスの希薄さもあるのではないかとも言われています。


 最近は続発する学校でのいじめ問題に対し、早期発見や対応のため、スクールカウンセラーの配置やスクールサポーター制度などが導入されています。このような制度を利用するとともに、幼いころから規範意識を育むことや、相手や周りの人への影響、自分とは違った意見や考えを持つ人とも対話・議論をする力をつけて、社会生活を円滑に過ごせるよう、また、お互いにルールを守る必要があることや、社会には絶対にしてはいけないことがあるといった考え方を身につけることも一つの目的と言われている法教育の推進が重要視されるようになってまいりました。法教育という言葉は、一般的にはまだまだなじみの薄い言葉ですが、今から2年ほど前の平成23年度4月から新しい学習指導要領によって小学校からスタートしている教育課程の一つとなっている用語であります。


 今後、この法教育は、順次、中学校、高校へと実施され、新学習指導要領の目玉とも言われている状況にあります。


 この法教育は、単なる法律の条文や内容についてを知識として学習することではなく、法教育を学習することによって、児童・生徒が円滑に社会生活を送る上での必要な知識や態度を身につけることも一つの目的とされ、そのことに気づき、法令によって支えられている人間社会の豊かな知恵に触れさせることと言われています。また、この社会生活上の知恵は、友達を初め、さまざまな人たちとの関係を円滑にしていくためには欠かせない良識であり、法として具体化された規範ともなり、この社会生活に必要な規範を学校教育を通して身につけることにもなると言われています。


 我が国における法教育は、まだまだ始まったばかりですが、今後のために本町においても、この大切な法教育への理解を深め、広める方策が重要と思いますので、次の2点ほどを伺いたいと思います。


 まず、1点目は、教師や地域など関係者への取り組みについて伺います。


 先ほども申し上げましたが、法教育は、スタートしたばかりです。これからが期待されるところです。児童・生徒の規範意識の育成には、教師の規範意識が密接にかかわっており、教師の方にも法意識が確立されていることが大切だとも言われています。


 また、モンスターペアレントの存在や社会全体として規範意識を育む力が弱くなってきていると言われている中にあって、家庭の果たす役割はますます大きくなってきています。保護者にとっても大切な視点ではないかと思われます。


 そこで、今後、どのように取り組まれていくのか、教育長にお伺いいたします。


 次に、2点目として、幼稚園、小学校、中学校での取り組みについて伺います。幼児の時代から社会生活においては、トラブルが起きたときには、その解決方法としてルールが必要であり、ルールをお互いが守ることにより円滑な社会生活を送ることができるといった考え方を、日常の行動を通して身につけていくことが大切だと言われています。三つ子の魂百までということわざもあります。大切な幼稚園、小学校、中学校において、どのように取り組んでいかれる予定なのか、教育長の見解をお伺いいたしまして、第1回目の質問を終わります。


○(教育長)  板垣議員のご質問に回答させていただきます。


 板垣議員がご指摘のように、法教育の推進ということについては、いじめ社会を初め教育の今日的な課題を解決するために必要な教育であるというふうに考えております。


 1点目の教師や地域など関係者への取り組みについてということですが、教職員については、従来より決まりやルールを自分から守ろうとする意識、規範意識を育てることの重要性について教育委員会も指導してまいりました。今後も法教育の必要性を引き続き指導してまいります。


 また、保護者に対しても、授業参観などを通して規範意識の価値やそれを大人が行動として示すことの大切さを投げかけてまいります。


 二つ目の幼稚園、小学校、中学校での取り組みにつきましては、本町の小・中学校でも教育課程全体の中で取り組みを展開しております。特に規範意識の育成については、教育委員会の重点として、幼稚園、小学校、中学校で取り組んでまいりました。幼稚園では、遊びの中で順番などの約束を園児自身が決めることを経験する。小学校、中学校では、道徳を中心に、社会科、体育、特別活動などで決まりを守ることの大切さについて考える、自分たちでルールを作る、法によって基本的人権が保障されること、社会の秩序を維持するために法や決まりを遵守することの重要性を学んでいます。


 今後も、いじめ防止に向け、さらには民主的な社会の担い手を育てるために法教育を推進してまいります。


 以上で私の1回目の回答とさせていただきます。


○1番議員(板垣由美子)  ただいまの教育長のご答弁により、本町では教育現場において、教育長も法学部出身ということで、以前より規範意識の育成について熱心に取り組んでこられたということがわかりました。


 少し前の話になりますが、教育長に感銘を受けたこととして、下校途中において通学路に落ちているごみを拾ってきれいにしている子どもを見かけた話をしましたが、その背景には、関係の方々が法規範意識の涵養に懸命に取り組んでこられ、その賜物だと改めて思ったところです。


 当面では今後も法教育の必要性を引き続き指導していくとのことですが、法教育への理解を深めようと弁護士会や司法書士会などでいろいろな活動を展開しているのは、教育長もご存じとは思いますが、私も参考までに、そういった活動をしている法教育センターにお話を聞いてみました。聞いたところによりますと、活動としてサマースクールや出前授業、裁判傍聴、模擬裁判などがありまして、県内でも多くの学校で展開しているというお話でした。出前授業については、費用も大事ですので、お聞きしたところ、費用は弁護士1名、1時間当たり1万円程度が目安ですというお話でした。こういったことを利用されるのも一つの方法ではないかと思いますが、今後、このようなことも考えておられるか、再度伺います。


○(教育長)  法教育をさらに進めていくためにという視点で、今、ご紹介にありましたようなことについては、今後、具体的に検討をしていきたいと思います。例えば、教職員に対しては夏の町の教育委員会が行っている研修会の中、児童・生徒に対しては教育課程の中、また、保護者に対しては生涯学習課の方で行っているいろいろな講座の中、いろいろな機会が考えられますので、ただ、具体的な計画になりますと、25年度を通してということではなくて、25年度の中で検討して、その先ということになるかもしれませんが、できることについては、できるだけ早くというふうに思っておりますが、今後、検討して、実施という方向で法教育の推進をさらに進めていきたいというふうに思っております。


○1番議員(板垣由美子)  ただいま、意欲的に取り組んでくださるというお話を伺いました。それで、保護者の方に対してもそういう機会を持つという答弁でしたけれども、特に幼稚園における規範意識の育成については、保護者も大切な役割を担っていると思います。本年より3歳保育も始まりました。いろいろ試行されている状況でしょうが、子どもと一緒に保護者も規範意識について学んでいく、そういう視点も重要だと思います。その点について、再度伺います


○(教育長)  保護者の方が自ら規範意識をしっかりと持って、それを子どもたちに大人のお手本ということで姿を示していくということが非常に重要であると思っています。そのための、先ほど言いましたように、保護者に対しての研修ということも先ほど言ったような形で考えております。特に小さい子どもに対しての効果は非常にあると思いますので、幼稚園、学校に入る前の保護者の方に対しての啓発ということも、今後、教育委員会として十分に心を砕いていきたいというふうに思います。


 以上です。


○1番議員(板垣由美子)  教育長から本当に前向きで、教育のことを考えて、真鶴町の子どもさんたちの成長をしっかり考えていられるお答えをいただきました。本町における法教育の今後について、そのようなわけで、熱い思いを伺うことができましたが、法教育は、2年前に始まったばかりですので、その中で先駆けて本町が取り組むことによって、10年後、20年後、社会を担う立派な人材が大勢本町から輩出されていくことを期待いたしまして、短時間ですが、一般質問を終わります。


○7番議員(神野秀子)  7番、神野です。通告に従い一般質問を行います。


 昨年の12月での総選挙で政権交代となり、安倍政権はいち早く金融緩和、アベノミクスを打ち出しました。言うまでもなく、今、新政権に求められているのは、何よりも経済の再生、一日も早い東北の復興が望まれていると思います。


 さて、今回の国の補正予算は13兆1,054億円、日本再生に向けた緊急経済対策での財政支出が10兆2,815億円となっております。内容としては、まず、その第一として、復興・防災対策として、東日本大震災からの復興加速を最重要課題の一つと位置づけ、3兆7,889億円が計上されました。その中で中央自動車道笹子トンネルの天井板落下事故では、社会インフラの老朽化が浮き彫りとなりました。


 そこで、事前防災・減災として、大規模災害に備え、命と暮らしを守るインフラの再構築が急務であることから、国が管理するインフラの老朽対策や耐震強化、防災拠点となる官庁施設などの防災対策の推進に2兆2,024億円が計上されております。地方自治体のインフラ総点検と修繕、更新を前倒しで実施するため、防災安全交付金を創設し、5,498億円も盛り込まれています。


 第2には、成長による富の創出としての3兆1,373億円は、民間投資の喚起による成長力強化や中小企業小規模事業者、農林水産業対策などが挙げられております。


 第3として、暮らしの安心、地域活性化として3兆1,024億円が計上されております。


 予算編成が遅れている状況の中、地方の資金調達への配慮と緊急経済対策の迅速かつ円滑な実施を図るため、今回限りの特別の措置として、地域の元気臨時交付金が創設されました。


 そこで当町としても財政難の中、町長を初め知恵を絞りに絞った予算編成に取り組んだことと推察いたしますが、次の3点についてお伺いをいたします。


 1といたしまして、地域の元気臨時交付金を確保するためには、実施計画を策定することが条件となっておりますが、その検討はどのようにされたのか伺います。


 2といたしまして、環境省関連での施策として、小規模地方公共団体におけるLED街灯等導入促進事業、また海岸漂着物地域対策推進事業や循環型社会形成推進交付金などがあります。また、3の暮らしの安心、地域活性化部門では、生活空間の安全確保、質の向上と循環型社会の創出に向けた環境整備として、既存施設の更新時期を迎える市町村において、施設の老朽化が進んでいることから、計画の前倒しによる早急な施設整備を行うとあります。


 当町の25年度予算書からは、社会資本整備総合交付金や市町村自治基盤強化総合補助金などが読み取れましたが、補助金獲得の対策と検討は、どのようにされたのか伺います。


 3といたしまして、新体制の予算編成にあたり、事業仕分けが実施されたようです。今後の課題も含め、いつ、どのような方法で行われたのかお伺いをいたしまして、第1回目の質問を終わります。


○(町長)  7番、神野議員のご質問にお答えいたします。


 1問目の「地域の元気交付金を確保するためには、実施計画を作成することが条件となっているが、そのような検討はされたのか」につきましては、国の補正予算及び25年度予算に対し、当町としての交付金等の確保についてでございますが、国の政権交代により1月に公共事業を中心に投資や消費を喚起し、経済成長につなげる施策を盛り込んだ緊急経済対策の大型補正予算が計上されました。


 老朽化した橋やトンネルの点検・補修、再生医療の実用化支援、通学路の安全対策などに関する補正予算であり、期待をしていたところなんですが、町の実情や諸条件により活用できるメニューがなく、平成25年度当初予算に対する交付金などの確保は実現しておりません。


 また、地域の元気交付金を確保するためには、実施計画を策定することが条件となっておりますが、そのような検討はされたのかのご質問につきましては、事業の算定基礎となる事業の一覧についても示されておりませんので、当町への交付限度額が提示された後、当該交付金に係る実施計画を作成していきますので、よろしくお願いいたします。


 なお、実施計画の提出については、今のところ、4月以降を予定しているようでございます。


 2問目の「循環型社会形成推進交付金について」をお答えいたします。


 この交付金は、市町村が循環型社会形成の推進に必要な廃棄物処理施設の整備事業等を実施するために、廃棄物の処理及び清掃に関する法律に沿って作成した循環型社会形成推進地域計画に基づく事業などの実施に要する経費に充てるため国が交付する交付金でございます。


 この交付金の交付対象は、人口5万人以上、または面積400平方キロメートル以上の地域を構成する市町村となっております。町単独では交付金を対象とした事業は該当はありません。


 ただし、環境大臣が特に浄化槽整備が必要と認めた地域にある市町村については、人口又は面積にかかわらず対象として認められておりますので、当町におきましては、下水道計画区域以外の地域に合併処理浄化槽を設置される方々に対し、この交付金を活用して補助しております。


 3問目の「新体制の予算編成にあたり、事業仕分けなども実施されたようですが、今後の課題も含め、いつ、どのような方法で行われたか」につきましては、施政方針においても述べさせていただいたとおり、神奈川県の緊急財政対策を初め、町として守るべき対策を実行していく中で、改めて本町の財政状況の厳しさを痛感いたしました。


 平成25年度の予算編成を策定するにあたり、行政サイドだけの検討で十分なのか、民間の考え方も取り入れていく必要があるのではないかという思いから、行政政策会議を立ち上げ、民間から経営コンサルタント、税理士等に参画していただき、町の単独事業、補助事業、団体補助金及び施設管理運営について協議をしてまいりました。昨年12月7日の第1回の会議より7回の会議の中で、さまざまな議論を重ねた中で、今回の予算策定に至ったものでございます。


 仕分けの内容は所管課長から回答させますので、私の1回目の回答といたします。


○(企画調整課長)  ただいま町長の答弁にありましたように、事業仕分けにつきまして、その概要についてご説明させていただきます。


 昨年12月に行政政策会議を立ち上げました。この中で町事業等についての検討をいたしました。会議のメンバーは、町長、3人の参事、危機管理課長、企画調整課長の6名に、事務局として企画調整課、危機管理課の職員が加わっております。また、この会議に政策アドバイザーとして外部の経営コンサルタントと税理士の2名の方に参加していただき、ご意見を聞いてございます。


 会議は昨年12月から新年度予算の編成に合わせ7回、週1回程度の頻度で開催いたしました。


 仕分け作業といたしましては、事業について、団体補助金について、施設関係についての三つの視点で行いました。


 一つ目の事業につきましては、対象130事業のうち、仕分け検討を有するとした事業が36事業でございました。内容につきまして、補助金のある事業につきましては、5事業について要検討として検討し、中でも岩漁港整備工事については26年度に先送りとしてございます。


 また、町単独事業につきましては、31事業について内容につき検討をしてございますが、町事業の多くが継続事業として実施されているため、個々の事業について、その目的、その事業の具体的な各経過や特に近年その事業の内容について見直されているかなどを検討してまいりました。


 なお、コミュニティバス等につきましても、夜間の運行につきましてはお年寄りの外出のための当初の目的とは異なっているのではないかとして、担当課に見直しの指示がされております。また、コミュニティバス、岩路線バスの運行、小学校の通学バスの運行などは、担当所管が連携して、今後とも検討していくということでなされております。


 また、事業のうち、広報の印刷事業や議会だよりなどの印刷事業などにつきましては、一括で入札として事業を実施するというような形で検討してございます。


 二つ目の団体補助金につきましては、全補助金195件のうち、県や他団体との共同で補助しているものなどを除きました町単独補助金49件について、その団体の経費の内訳や繰越金の額などを確認しまして、今年度につきましては一律に補助金5%の引き下げを行うとともに、繰越金の多い団体等につきましては、繰越額の2分の1を減額させていただいたものでございます。


 このような手法などは町村会などでも行っている手法を参考に実施したものでございます。


 三つ目に、施設関係につきましては、施設の運営に係る経費やあり方等について検討してございます。特に施設の利用料等につきましては、電気料金の値上げに伴う負担増や毎年改定されます最低賃金アップに伴う臨時職員賃金の増など、施設の維持経費が年々増大していることから、受益者負担の観点に立って見直しを検討するよう各所管に投げかけてございます。


 また、施設の運営経費につきましても、清掃業務などは既に一括入札として実施してございますが、今回、見直しの中で施設の植木などの植栽の手入れ業務や自動ドアの保守業務など一括入札が可能であるものは25年度より一括入札としたものでございます。


 この事業仕分けは今年度初めて実施いたしましたが、事業の見直し、施設のあり方を含めた見直しなど、25年度以降も継続して実施してまいりたいと考えてございます。


○7番議員(神野秀子)  ただいまの回答から判断いたしまして、真鶴町のような小規模自治体にはエントリーするメニューがなかったということで、私も大変残念なことだと思っております。ぜひ、また、党に持ち帰りまして、代表に申し上げたいと思っております。


 町執行部でも、今後も財政確保については、アンテナを高くして取り組んでいっていただきたいなと思っています。


 今回の大型補正は、防災・減災政策と地域の元気臨時交付金が大きな眼目だと思います。当町においては、町にある公共施設は耐震化は大体済んでおると思いますし、また、町内の9か所でしたかの橋についても検査済みということでは安心しております。


 さて、今回の予算は宇賀町長にとりまして初めての予算編成となりました。そこで施政方針も含め再質問をしたいと思います。


 町長は、ここ数年来、引き続いてきた厳しい財政状況から脱却するため、大規模な機構改革を実施し、徹底した行政のスリム化と効率化を図り、身の丈に合った行財政運営を図りつつ、堅実な事業運営に取り組み、平成25年度を財政再建元年と位置づけました。町長は、いち早く事業仕分けをしつつ、予算編成をされたのだと推測されます。限られた時間の中で実施された事業仕分けについてお伺いいたします。


 行政政策会議とは何名で行われたのか、これは先ほど6名ということでよろしいですけれども、経営コンサルタントや税理士さんと伺いましたけれども、その方々の経歴や実績などをご紹介いただければと思います。


 そして町長の目指す真鶴町のこれからの財政のあり方、また身の丈に合った行財政運営とはどのようなことを想定しているのか、まず、第一に伺いたいと思います。


○(町長)  コンサルタントとか、今、資料がありませんから、うそつけないので、今、答えられないので、文書でよろしいでしょうか。


 身の丈に合ったこと、これは予算のときに話しましたとおり、今までが歳入歳出に係ることについて、歳入は何か言葉をつけて100%の歳入を115%にしたり、120%にしたり、そういうことをやっておりました。それにつけて歳出はその金を十分に活用するために使ってきました。結局、3月になると、20%をもし増にしたら、それを補正で減しています。しかしながら歳出は使ったりしています。そういうところで赤字に入ったりしております。これが今までの町の予算の作り方。これを今度は身の丈に合った、歳入はこれしかとれないんだよ、歳出もこれしかもらえないんだよ、この中で作ってまいりました。今まで企業努力だとか、いろんなことをつけては15%伸ばしてみたり、もう皆さんもその言葉は十分聞いていると思います。そういうところをなくして正規な予算づくりにしてまいりました。これが私の言う身の丈でございます。よろしいでしょうか。


○7番議員(神野秀子)  ただいま、町長の身の丈に合った行財政運営はお伺いいたしました。事業仕分けというのは、国会の方でも民主党の事業仕分けで、いろいろな意味で注目されましたけれども、地方自治法が規定する最小の経費で最大の効果を上げる、このことを目的にやっていると思います。そのためには、今後、多分、これからも続けられることだと思いますけれども、情報の公開というのが一番大事だと思います。それで、そのためには、住民に対する説明責任、これが一番必要かなと思います。そのためにも事業仕分けを住民参加で、公開で行うということが大事じゃないかと思いますが、そのことについて町長はどのようにお考えでしょうか。


○(町長)  今回の仕分けは、本当に緊急を要すること、私が就任したのは9月26日、それから予算の方に入ったわけなんですが、経営の専門家、先ほど言いましたアドバイザー等第三者の立場を初めて入れて、三者の立場の視点から診断していただいたものでございます。これは初めてのやり方でございます。民間の視点からうちらの今までのやり方、行政運営のやり方は、学ぶべきところがすごくありました。うちの課長連中は皆さんわかっていると思います。行政勝手なやり方と言ってもいいほどの今までの事業の仕方、これが民間が入ることによって、もっと厳しく、少ない予算で住民サービスは大きくということで指摘を受け、事業仕分けに入ってまいりました。


 今後はこの事業仕分けでまだ積み残された部分がたくさんあります。町の行政改革の本願に位置づけて行政改革実施計画として、町民が参加できる行政改革推進委員会において確実に進行管理をしていこうということで思っております。


 先ほど言われましたように、私の信条は行政運営で大事にしていること、住民に積極的に情報を公開していくということを私が信条的にうたっている言葉であります。それについても、事業仕分けの結果等に住民の参加を推進委員会の方に入れていただき、これからも事業仕分けをしていきたいということを考えております。


 また、情報公開は必ずということでやってまいりたいと思っております。


○7番議員(神野秀子)  先ほど、企画調整課長の方からもご説明いただきましたので、町からの補助金、25年度予算附属資料からも読み取れますけれども、性質別歳出の状況の中でも、人件費が一番大きい、25.05%、その次が物件費になっていますね。3番目が補助費等ということで15.04%、この補助費というのは、いろんなこれは入っていると思いますけれども、私も町から出ている補助金というのは、どのぐらいあるのかなと思って数えてみました。ざっと数えたので、あれですけれども、44件、4,893万4,000円ぐらい、ざっとですけれども。そんなふうにちょっと拾ってみました。


 そんな中で、今後、事業仕分けをまだ続けていくということで、町長も何かの報道で、まだまだ細かいところには至っておりませんというような発言もされておりますので、今後進めていくということだと思いますけれども、補助金とか、それから審議委員会、そういうものを少しもっとまとめていくような形に、スリム化を考えていくならば、そういうことも考えられるのかなと思っています。


 そんな中で、ある町の事例ですけれども、少し紹介させていただきますと、審議会、うちも15ぐらいありますかね、審議会、委員会。その審議会を住民参加の行政推進審議会という一つにまとめて、それをまた分科会みたいに分けて、そんなふうにした審議会を作ったところもあるようです。そのやり方というのは、本当に人を探すのは大変という中で、人選のルールを作ったということで、各種団体の長の充て職は選任しない。それから男女共同参画の視点から女性登用を心がける。3番目は専門家の確保から、各部会に町外の学識者を選任、これはとてもいいことだと思います。4番目として、議員は選出しない。


 ちなみに、我が町の審議会、委員会は15ほどですが、今後、スリム化の検討余地があるかどうか、その辺、町長のお考えをまたお伺いしたいと思います。


○(町長)  今、神野議員が示したとおり、参考にしたいですね。今の言われたことは参考にし、スリム化できるところはどんどんスリム化していく。委員会等も一つにできれば一つにして、スリム化をしていきたい考えでおります。今の述べられた言葉を参考にして、もっとスリム化に進めるよう努力したいと思います。


○7番議員(神野秀子)  それでは、最後になると思いますが、今からもう9年になりますか、10年目に入りますか、平成16年、隣町との合併が不調に終わり、当時の町長が辞任されました。今となっては本当にその当時の状況を知る人も少なくなりまして、私たちもこの議会の中で4人、町執行部も4人、多分、その当時を知っている方は4人しかいないと思います、この議場に。そんな中で、その当時の町長は、合併論議の中で、塩をなめる覚悟、でも合併ができなければ、もって5年か10年というようなお話をされた記憶があります。ちょうど今、そんなときに差しかかっているんじゃないかなと。今までよく持ったなと思うのが、私は実感しております。


 町民の幸福を願って仕事をしている私たちが、ここでしっかりと心を合わせて、団結し、この難局を乗り切っていくためには何が必要なのか。町長に最後にお伺いして終わりにしたいと思います。


○(町長)  非常に難しい質問をされて困っています。もう住民もご存知のとおり、財政は確かにないです。私のまず一番初めにやりたいことは、町の貯金、財調を作りたい。まず、それが私の一番の目的です。というのは、いつ起こるかがわからない地震、この地震、普通の他の市町村ですと、財調は大体3億円以上は持っています。真鶴は1,000万円しかありません。地震が起きて被災を受けたときに、ボランティアさん、いろいろな方、自衛隊が来ても、それにかかる食糧費は町が後で払うんです。薬が足らない、町の事業者から薬をそのときはいただく。それも後、町がお金を払うんです。被災を受けた建物、ダンプを動かしたり、重機を動かしたりして片づけをするその民間の重機、それはやっていてもらっても、後で町がお金を払うんです。そのお金が1,000万円では足りない。全然足りない。大きな災害、人災、災害が起きた場合は、国の方である程度持ってくれますが、一時しのぎの町の1,000万円ではほとんど足りない。これをまず私は切り詰めてもためていきたい。最低5億はなければ、それを早急にでも行っていきたいのが私の心情でございます。


 合併につきましては、今、私がここで話すことではなく、私は今の言葉を前向きに前向きにただ進むだけ。ただ町が頑張るだけでまずはいきたいと思っています。議員の方の協力もお願いしたいと思います。


 以上でございます。


○(議長)  暫時休憩します。


             (休憩 午後2時48分)


             (再開 午後3時00分)


○(議長)  再開いたします。


○12番議員(黒岩宏次)  12番、黒岩宏次です。今回は1問質問をいたします。


 自治基本条例の制定についてでございます。


 町の「未来を築くビジョン」の実施計画の中に主な施策が掲げられておりますけれども、この中でも自治基本条例を制定するということが方針の中に述べられております。


 総合計画の第4次計画が平成23年度よりスタートいたしました。社会情勢の変化に応じた実効性のある、そして高い計画として、町の未来あすを描いたプランとして策定を行われました。


 計画の重点方針としては、まず、第一に、人口減と少子高齢化社会に備える、そういう方針が提案されました。そして二つ目には、住民の暮らしの充実・定住化の推進を図るという方針も提案されました。そして三つ目は、観光客誘致などによる活性化する方針、この3点が提案されましたが、宇賀新町長は、どのように実施のために考えているのか、まず、最初に伺いたいと思います。


 そして、自治基本条例の制定については、その実行、基本とする条例制定ということが同時に方針として出されました。この約3年間に及ぶ自治基本条例の検討の中で、私は大変重要な内容がこの中に盛られているというふうに思います。


 昨年度決定されておりますけれども、議会の提案と決定、そして審議という問題がこの中に述べられております。この自治基本条例は、自治体を町民参加で運営するための基本となる条例だと、私は思います。日本の国には憲法があります。自治基本条例は自治体の憲法として、それをきちっと守っていくことが大事だというふうに私は以前から念願しております。


 そこで新しい時代を見据えた上での長期ビジョン、「未来を築くビジョン」の実施を強力に進めるとともに、町民が議会及び町がお互いに責任と役割を自覚し、協働してまちづくりをする上で、自治基本条例の制定が必要と私は考えます。


 この点について、まず、最初に1問目の質問を行って、1回目の質問をこれで終わりにしたいと思います。


○(町長)  12番、黒岩議員のご質問にお答えさせていただきます。


 1点目の、第4次総合計画「未来を築くビジョン」の重点方針をどのように実行しようとしているのかについてお答えいたします。


 重点方針の実施につきましては、実施計画に基づいて事業を実施するとともに、進捗管理を図っております。


 また、次年度より立ち上げます行政政策委員会を振興策と財源確保を考える知恵と実行体制のエンジンとしていき、必要な部会を設け、何よりも形式的な会議とは決別をし、求めるべき目標を実現するという結果主義に基づいた組織を構築してまいりたいと考えております。


 また、2点目の自治基本条例及び住民投票条例の制定については、昨年12月に議会の皆様にご説明させていただきましたとおり、全協等におけるご質問や外人登録法の廃止に係る条文の改正、町長の判断による規定に係る部分など、一部修正などの調整をさせていただいております。


 自治体の仕組みの基本ルールを定めた条例であります。慎重を期し、内容等の精査を行った上、本年6月議会へ提案し、審議していただきたく考えておりますので、ご理解のほどお願いいたしまして、1回目の回答とします。


○12番議員(黒岩宏次)  真鶴の周辺自治体でも自治基本条例を制定をして、実行されている、そういう自治体が数多くあります。その特徴的な内容について、もし把握していましたら、この場で述べ、それを自治基本条例の中に折り込むかどうか、こういう点も含めて答弁をお願いしたいと思います。


 そして、この制度を実際に進める上で、今年度予算の計画を見ますと、予算化が全く進んでいない、ぜロというような内容になっておりますけれども、今の答弁ですと、6月議会に提案し審議をしていただくということに答弁がありましたが、6月議会に審議をする上では、基本条例について今までの制定を進めてきた、そのメンバーの人たちが出した方針どおり提案をしていくのかどうか、そして、予算がかからないということなのかどうか、この点について伺います。


○(企画調整課長)  ただいまの質問にお答えいたします。


 周辺自治体の特徴ということですが、この自治基本条例案につきましては、3年間、町民の委員さんなどに関っていただいて、周辺自治体のみならず、他県の事例等も参考にして案を作ったものでございますので、もうその中においていろいろな面で特徴があるものを作り上げていると、案としてできているというふうに認識してございます。


 また、予算についてですが、今、案について、先ほども町長からお話がありましたとおりに、最終調整等を行っている段階でございまして、もうこれは議会に提出するということですので、これについて予算を計上するということはございませんので、予算書の中にそういう予算は盛り込まれてございません。


○12番議員(黒岩宏次)  私たち議員この12名は、当然これを説明を受けて、いろんな意見も出して、この案が前の町長の時代に、また、これを進めてきた検討委員会、約12回ですか、22年1月25日から第1回目としてスタートして12回を論議した中で、いろいろと検討されて、議員にも説明され、町民にも当然説明会が開かれてきていますけれども、この内容について、基本的には自治基本条例として提案をしていくというふうに理解をしてよろしいのでしょうか。


 以上です。


○(企画調整課長)  基本的な点につきまして、昨年、全協の方で説明した部分でございます。


 なお、その際にも質問、それから、それ以後も議員さんから細かい点について質問等をいただいていまして、そういう部分について調整、それから、先ほど町長から説明ありましたが、外国人登録法が変わりまして、条文の中に外国人登録法の条文がそのままございました。その部分は修正していかなければならないと。修正の方法等もいろいろございますので、法律の専門の方に見ていただくなど、いろんな作業をしていますので、基本的にはもとの部分で変更はございませんということでございます。


○5番議員(青木 繁)  5番、青木繁でございます。一般質問を始めさせていただきます。


 昨年の12月定例会におきまして景気倍増計画につきまして一般質問いたしましたが、何分、一般質問の方法が変更になり、時間設定がうまくいかずに質問漏れがありましたので、関連する内容として、再度、次の質問をさせていただきます。


 小中学生の体験学習型教育旅行の誘致及びその他の誘客施策について3点ほど質問をさせていただきます。


 まず、1点目、教育旅行の誘致活動に教育委員会も加わった形での誘致活動をされるのか。2点目、行政と民間が協力しての新たなメニュー開発が必要と考えるが、これは体験学習のメニューが主でございます。3点目、当町ゆかりの源頼朝関連や児童・生徒等を対象に宿泊型の催しやスポーツ大会の誘致の考えはいかがかと質問して1回目の質問といたします。


○(町長)  5番、青木繁議員の質問に、私と教育長がそれぞれ回答させていただきます。


 1点目の町長自身がトップセールスマンとして誘客宣伝に取り組む、また教育旅行の誘致活動に教育委員会も加わった形での誘致活動につきましては、トップセールスにつきましては、町単独キャラバンだけでなく、県観光協会が参画する県外への誘客活動にも時間が許す限り参加していきたいと思っております。


 さる1月18日に2市8町さわやか西相模路キャンペーンで実施された東海地方キャンペーンにつきましては、テレビ局や新聞社にも訪問し、真鶴出身の著名人を通したテレビ宣伝も行い、教育関係者にとどまらず、多くの方々に真鶴をPRしてまいりました。


 また、漁協・漁商とともに大型スーパーマーケットにも出向き、まさにトップセールスとして一緒に店頭販売を行い、「真鶴の魚」をPRし、取引の合意も得ました。


 今後もテレビ・雑誌等のメディアを連携活用した各地訪問型キャラバンや首長みずから店頭販売、取引交渉に乗り出すインパクトのあるトップセールスを推進してまいります。


 2点目の行政と民間が協力しての新たなメニュー開発が必要と考えるがにつきましては、オール真鶴でのお持て成しは、私が目指す観光振興の基盤であります。


 先日、初めて開催された(仮称)神々のまち豊漁・豊作祭実行委員会は、その考えを具体的に実行した場となります。真鶴の伝統文化に根差したイベントを創出するため、「真鶴町だからこそ追求できる独自の価値を探す」という方針だけを示し、その具体的な中身については、皆様と一緒に考えていくルールを打ち出しました。


 町関係団体・町民団体を合わせて54団体にご参加をいただきましたが、自薦・他薦を問わず、今後も参加者の門戸を開放いたします。「皆で考える」、「広く門戸を広く」、この二つのルールを基軸とし、「オール真鶴でのお持て成し」の体制を構築していきます。


 体験メニューについては、漁師の仕事だけでなく、漁師町の暮らしそのものを打ち出すことで、事業の可能性を広げていきます。干物づくり体験や定置網体験といった仕事体験だけでなく、セリ市や漁師の朝めし、磯遊び等、漁師の町で暮らす楽しさそのものを体験することを目指していきます。


 真鶴町の暮らしの豊かさとは何か、それをオール真鶴で考え、体験事業を発展させていきたいと思っております。


 3点目の「当町ゆかりの源頼朝関連や児童・生徒等を対象に宿泊型の催しやスポーツ大会の誘致の考えは」につきましては、観光客誘客は、景気倍増計画においても消費額の倍増を目指していることから、宿泊型誘致の推進を図ってまいります。


 また、源頼朝ゆかりの他市町との連携につきましては、既に静岡県伊豆の国市観光協会が主催する源頼朝観光推進協議会に、小田原市、鎌倉市とともに参加しており、その中で真鶴町への誘客・PR宣伝の効果を検証しながら、連携について検討していきたいと思います。


 私からの1問目の回答といたします。


 続いては教育長の方に。


○(教育長)  1点目の誘致活動での教育関係者の同行ですが、教育委員会としては、私を


 初め学芸員など必要な要員を派遣するなど、産業観光課への協力をしてまいります。


 3点目のスポーツ大会の誘致等につきましては、今年度も町立体育館で、さる12月28日から30日までの期間に14校の高等学校のバレボール部が真鶴町に集まり、大会が開催されております。そのうちの数チームは町内の民宿に宿泊して大会に参加しております。


 スポーツ大会の誘致につきましては、産業観光課と連携をとりながら、施設の利用等一層の協力をしてまいりたいと考えております。


 以上です。


○5番議員(青木 繁)  ただいまの1回目のご答弁について、再度質問させていただきます。


 1点目の質問について伺います。県あるいは県西地区との合同のキャンペーンだけでなく、単独でのキャンペーンを今までも行われておるようですけれども、これからも単独でのキャンペーンを企画していく、実行していく意向はあるのかどうかを、町内の関係団体と協力として行っていくのか、それから、現在行われているキャンペーンの頻度等を担当の課長に説明をお願いします。


○(産業観光課長)  独自のキャンペーンにつきましては、平成25年度の予算の方でもお認めていただいておりますが、年に3回ほど、横浜、大宮、川崎、それから、安曇野はまた別に独自の一泊二日という形で向こうのイベントに参加するような形のキャンペーンを考えております。


○5番議員(青木 繁)  これは一般的なキャンペーンということで、今度は教育旅行に限って伺います。まず、これに対しては町長と教育長に伺いますけれども、どのようなシステムで教育旅行が実施されているのか、町長はご理解されているのか。


 それから、教育長には、元学校の校長先生でありますので、通常の実施の仕方、小・中学校とも、どのように計画され、実施されているのか、説明をお願いします。


○(教育長)  小学校、中学校の修学旅行の実施の仕方ですが、大きく分けて分団型と各学


 校で実施する型、大きく分けると、その二つになります。分団型というのは、ある地域の小学校、中学校が一つの、10校なら10校、20校なら20校という単位の中で全体で修学旅行を計画し、旅行社と契約をして実施をするという形になります。


 また、各学校単位というのは、そこの実施前までの計画とか旅行社の契約というものを学校で行って、それぞれの学校で計画を立て、契約をして、実施までいくと。すごく大きく分けると、この二つの形で行われております。


 小学校の場合は、修学旅行につきましては、分団型が今のところは主流と。ただ、神奈川県内でも、学校ごとの修学旅行、または体験旅行というものを行っている学校もあります。この辺は地域によって若干その傾向があるというところです。


 中学校につきましては、分団型よりも各学校ごとで計画を立て、旅行社を選定して契約をして実施をすると、そういう形が主流だというふうに認識をしております。


 以上です。


○5番議員(青木 繁)  このシステムを理解した上で誘致対策をしていかないと、アピール度が低いと思います。そのことを踏まえた上でエージェントや学校関係に直接売り込んでいかないと、アピール度も弱いと思います。


 今回、この質問答弁者に教育長を求めたのは、校長の考え方で行き先が変更されてしまうことが、当町へ来町した学校も過去いくつかありました。そういう点でも、教育長みずからもトップセールスの一人として、実際の現場に立たれた人間として、そういう部分も協力していただけるといいんじゃないかなと。今は協力していただけるというように受け取れるような回答もいただきました。教育長が行っていただくのが一番説得力も大きく強いと思いますが、いかがでしょうか。再度伺います。


○(教育長)  オール真鶴ということですから、私もその必要があれば、出向いてというふうに思っております。また、先ほど言いましたように、その必要の内容に応じて学芸員の方がより効果があるだろうとか考えた場合は学芸員とか、その内容に応じて、その要請に応じて、教育委員会の方も応えていきたいというふうに思っております。


○5番議員(青木 繁)  では、2点目の新たなメニューの開発ですが、現在行われている体験学習型学習だけでなく、近隣の町村で行っていないメニューが当町独自で必要だと思います。


 先ごろ初めて会合が開催されました豊漁・豊作祭実行委員会で、オール真鶴で考えましょうと、きょうも回答されましたが、これからどのようにこの委員会を進めていかれるのか、また、次回の開催日がまだ先般行われたとき示されておらず、その後もまだ知らされていませんけれども、その点について土屋課長、いかがでしょうか。


○(産業観光課長)  では、先になりますが、次回の開催日については、もう既にお手元の方には行っているかと思います。3日ほど前に通知を出させていただきました。3月26日を予定しております。


 体験観光につきましては、現在、新たな観光庁の補助をいただいて、今現在、申請をしておるんでございますが、考え方としましては、観光振興を町の政策の核として位置づけて推進していくと。漁師村構想として、近隣の他市町と明確な違いを出すということで、真鶴町は珍しい魚付保安林というものがございます。その恵みを受けた真鶴の漁師の暮らし体験ということで計画をしております。単なる仕事としての体験だけでなくて、暮らしとして体験をさせるということで、まちづくりのコンセプトとして大々的に宣伝プロモーションを展開していきたいというふうに考えております。


 受け入れにあたって、受け入れのセンターを整備をしていくということで、観光協会を体験観光の総合窓口というふうな形で整備をしていきたいと。また、予約、あるいは漁協とかボランティア等の実施主体との調整、宿泊の手配等の推進もこのセンターの方で充実して整備しやっていきたいというふうに考えております。


 現在、観光庁の補助金のほかに、町の市町村振興協会の補助金の申請、あるいは地域活性化センターへの体験型の基盤整備の補助金、こういうものも申請をしております。これらについては100%補助ということで予算の方には計上されておりませんが、そういうものも今申請をしているということです。


 もう少し体験観光につきましては、詳しく説明をさせていただきますと、官民協働した魅力ある観光地の再建強化事業ということで、これは観光庁の方の国の補助金でございます。三つほどツアーを計画しております。「港町で暮らしたら 一泊二日真鶴移住ツアー」という形での1回目でございますが、これにつきましては、港町の暮らし体験ということで、海の神様と書いて、「わたつみ」と読むそうです。海神の印象、魚付保安林を見て、その後、漁師の歓迎昼食会、バーベキュー、釣り体験、宿泊をする。2日目に市場でのせりの見学、そこで仕分け等をした魚で朝めしを作ると。オプショナルツアーとして磯遊び、そういうものも考え、昼食をとった後、食材のお土産を買うツアーということで、干物とか鮮魚、そういう店を回るというツアーを一つ考えています。


 もう一つとしましては、やはり魚付保安林と魚市場、真鶴港、真鶴半島海岸の磯遊び、そういうものを考えております。


 大体内容的には漁師の暮らしを体験するというんですか、そういうふうなものが中心になろうと思います。三つほどのツアーを考え、これは実際にもし補助が認められるとなりますと、予算的には約1,365万円ほどの申請をしております。実際に、うちの方で考えているのはJTBなんですが、ツアーを組んでいただいて、それを商品化するまでの間をこの補助金で実施していくということで、今、申請をしているところでございます。


○5番議員(青木 繁)  大変ありがたい回答をいただきました。自分も観光業者である以上、そういう、今、質問の中でのある意味の温かい応援の言葉をいただいて、他の当町の観光業者も心強く思われていると思います。


 しかし、後先逆になっちゃいましたけれども、今の海神のツアープランとか、その他の件に海沿いの体験学習がメインになろうかということはありますけれども、2年前の3月11日、忘れてはいけない震災の後、この関東地方、そして、沿岸部への修学旅行が激減いたしました。真鶴の場合、海での、今、課長の答弁にあったように、体験学習がメインメニューである。その心配を払拭した上でキャンペーン、誘客をしなければならないんですが、その対策も含めてメニュー作成を再度考えていただきたいんですが、それについてはどのように対応をされていくか、再度伺いたいと思います。


○(産業観光課長)  3.11以来、海辺の観光客が大分減ったということは聞いております。


 しかし私どもは補助金の申請に上がったとき、観光庁の方では、かなり神奈川県内において、こういう漁師の暮らしを体験するツアーとかは、どこの市町村もやっていないということで、神奈川県としては、これを強く国の方に訴えていきたいということで、かなり期待をできるんではないかというふうに考えております。


 以上です。


○5番議員(青木 繁)  今の回答も我々の心に響くような回答をいただきまして、感謝申し上げなければいけないかなと思います。


 まず、2点ほど回答いただいて、納得しました。


 そして、3点目、回答の中に伊豆の国市で行われている頼朝観光推進協議会に参加されているとのことですけれども、その内容については、どのような内容でこの協議会が進められているのか、ちょっと教えてください。


○(産業観光課長)  平成25年度の事業計画がございます。こちらによりますと、源頼朝観光推進協議会というものでございまして、3点ほどの事業計画がございます。頼朝ジャパンということで、会員相互の頼朝に関する事業の取り組みの方向とかアイデアの交換、情報の共有をするというような内容のものと、頼朝歴史記念リーフレットの作成、それから、源氏ボタル頼朝くんロゴキャラクターの使用と、こういう三つの事業が計画されております。


 この協議会におきましては、現在、正会員として七つの団体が入っております。行政関係では入っているところはございません。そのほかに真鶴町と同じように正会員ではなく賛助会員という形では鎌倉市、箱根町、小田原市、湯河原町、伊東市、函南町などが入っております。


 現在、会費自体が年間の予算として20万円ほどの予算しかございませんので、情報の交換とか、パンフレットの作成という程度で、活動というのを行っています。


○5番議員(青木 繁)  今の課長の答弁の内容で、どういう協議会かというのは上辺だけの内容で、ちょっと物足りないかなという気持ちがあります。


 宇賀町長も力を入れて、今回の倍増計画に乗り出しました。その中で既に町長にも資料を私の方は提示しましたけれども、一昨年ですか、三島市で行われた頼朝のフォーラム、地域の観光ボランティアさんたちが近隣のボランティアさんと共同で三島市でこのフォーラムが行われました。こういったことが、私は前の青木町長にも言いましたけれども、一つの観光資源、それで、今も土屋課長からも言われたように、この近隣は日帰りでもできます。


 しかしながら、私が言いたいのは、日本全国に頼朝に関連している市町村というのはあるわけです。そういうところで、人口8,150人を切るような小さな町で、これを観光資源として、宿泊場所はこの近辺にもあるし、町内にも当然あります。そういうところで、小さいながらも呼びかけた、そうしたシンポジウム、それからフォーラム、そういうものが何らかの形でやっていけないかと。それをある意味では提案していきたいと、そういうふうに思って、この質問をしているわけです。どうでしょうか、町長、私のこの提案に対して、いかがなお考えをお持ちなのか、お聞かせください。


○(町長)  頼朝公が挙兵してから830年ですか、それが過ぎまして、いろんな町で頼朝公にかかわる祭りが開催され、真鶴町も去年は頼朝祭というものを行いました。私が考えているのは、地域を含めた湯河原、鎌倉、千葉の鋸南町、それと伊豆の国を含めて頼朝を一堂にして祭りをやったらどうかと。これからそういう話はどんどん出てくると思います。私が分らないところでのそういう話があれば、また、私に教えていただければ、私はそういう企画にどんどん乗って、それを観光につなげたいと思っております。


 また、先ほど、一つ私、質問されて答えていなかったんですが、教育旅行、教育旅行については、まず簡単な私は教育の遠足ということで、昔の西湘地域、また静岡、あとは東京まで行くのかな、真鶴に1、2年生がよく遠足で半島に歩いてきたことは、皆さん、ご存じだと思います。これも私も教育長に話したんですが、もう一度、それを取り戻したい。遠足で真鶴から歩いてもらって、城址公園に行ってもいいし、上に回って、上で半島を見て、半島のすばらしい自然を観察しながら、貝類博物館、また、それから中川一政の美術館、それとお昼を食べるなら展望公園の広場をどうぞと言いながら、町のボランティアも利用しながらの説明をしたり、また、国大実験所の方に出向いてもらって、海の勉強をしてもらうとか、そういうことを、今、取り戻そうとしております。


 現状では、今、昔来ていた遠足者が三崎の方に回っていることをお聞きしました。昔はよく真鶴、そのものの1、2年生もそうなんですが、半島の方に遠足に行った。これを西湘地区はもとより、他市町の学校へ教育長が出向いてもらって、もう一度取り戻そうという教育も始めようかと思っております。ただ、それをするには、来るには来るらしく、訪れる人には、私が機会があるたびに言う挨拶を利用して活気づけたいということを行っております。


 頼朝につきましては、私が知らないところでありましたら、どうぞ私にいろんなことを教えてください。私は頼朝祭りはやらないとは言っておりません。その上を企画したいと思っております。よろしくお願いいたします。


○5番議員(青木 繁)  町長、私も頼朝祭をしてくださいと言っているわけではありません。一つの歴史的な背景の中で、派手なイベントをやることが誘客ではない。考え方によっては、そうやって人をここに滞留させることができるのではないかという提案をしているわけです。その辺をご理解いただければ、私は質問したかいがあるかなというふうに考えております。


 それでは、3点目のもう一つ、各種スポーツ大会の誘致には、正直言って単独ではなかなかできません。これは自慢話にとられる方もいらっしゃるかもしれませんが、実は私の娘はバスケットボールをやっていまして、それなりに活躍してくれました。先般も昨年も何とかこの町にそうした高校生、中学生の誘致をできないかと相談もしました。やはり、そうしましたら、先ほど、教育長の答弁にもありましたように、もうここは数年、ずっと立石杯という冠のついた、これはバレーボール界では大変有名な先生の名前をつけた大会が湯河原町を中心にして当町の体育館も使って行われてきています。私もそのことを考えまして、今回もこういう提案をさせていただいています。


 そして、娘の学校の先生に相談しました。そうしましたところ、やはり、立石という先生がいるからこそ、最初始まった合同合宿がもとであるというのも理解できます。ですから、もし、できるんであれば、そういう教育関係の方から働きかけして、そういう先生、あるいはその方面の著名な方を通して大会できないかと。


 それと、もう1点は、そうしたスポーツをプロデュースするエージェントがありますので、そういう人たちに相談された方がどうだと。これもやっぱり誘客宣伝の一つではないかなというふうに思っています。


 これについて、豊漁・豊作実行委員会で話した方がいいよと、町長がおっしゃるのであれば、また、それはそれとして、そっちでもまた提案はさせていただきますが、この件に関して、町側ではどのように対応していかれるか、ちょっとお聞かせいただきたいと思います。


○(町長)  スポーツの選手の誘客につきましては、先ほど教育長が話したとおり、各団体には機会があるたびに話していきたいと思っております。私もこの前、湘南ベルマーレのフットサルの始球式ですか、蹴っ飛ばして腿が張れたんですけれども、そういうところに行っても、真鶴のことは話しますし、ただ施設のことが関係もありますし、できれば、スポーツの人が真鶴、地域でやった方がいいと思いますね。地域でやって、できれば会場を一つ、町立体育館を使って、そこでその選手たちが宿泊してくれれば、一つの誘客になると思いますので、そういう面で教育委員会を使って、産観も一緒に抱き合わせて、そういう部分にもこれからも進めてまいりたいと思います。


○5番議員(青木 繁)  時間も残り少なくなりました。今回は時間内で終われそうですので。これを最後の質問とさせていただきたいと思います。


 宇賀町長は、当選直後、ある団体の来賓として出席されまして、その席で今回の景気倍増計画の一端を話されました。その中で、町長は、ぜひ、私はこれをやりたんだと。今日のこの質問の最後の肝だと思っています。それは温泉掘削をやりたいんだと言われました。その後、その話の進行はどうなったのか、興味あるところで、その進捗状況、また、その気持ちが変わっていないかを最後の質問とさせていただいて、私の一般質問を終了させていただきます。


○(町長)  温泉を掘りたい、出したいというのは、今でも変わりません。いろんな国の補助金等探しましたが、今のところ、温泉の掘削に係る補助金は見つかりません。その他、成功報酬ということもありまして、業者が掘ってやるよと、温泉が出れば、その分はもらうよという成功報酬の話も中にはあるというのも聞きます。それと箱根のジオパーク、これは地質もかかるし、地熱もかかるし、それを込みで箱根ジオパークに話をかけたんです。地熱がどのぐらいあるのかという話で、それにかけて温泉のちょっときつい判断ですが、話をしたんですが、今はそれも、これから先はどうだという話でとどまったんですが、温泉を掘ることに関しては、私は進めていきたいと思っています。ただ費用がかかることですから、できれば国の何とかしても補助をもらいたくて、その方面に関して探したいと思っています。気持ちは変わっておりませんので、ご協力をお願いします。


○(議長)  これでもって一般質問を終わります。


○(議長)  これで本日の日程は全部終了いたしました。


○(議長)  会議を閉じます。


○(議長)  平成25年第2回真鶴町議会定例会を閉会します。ご苦労さまでした。


             (閉会 午後3時48分)





会議の経過を記載し、その相違ないことを証し、ここに署名する。








平成25年3月15日








      真鶴町議会議長








      署 名 議 員








      署 名 議 員