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神奈川県 真鶴町

平成22年第1回定例会(第4日 3月12日)




平成22年第1回定例会(第4日 3月12日)





        平成22年第1回真鶴町議会定例会会議録(第4日)


             平成22年3月12日(金)


 
1.出席議員 12名


 1番   板 垣 由美子         7番   神 野 秀 子


 2番   村 田 知 章         8番   二 見 和 幸


 3番   高 田   昇         9番   青 木   嚴


 4番   海 野 弘 幸        10番   草 柳   昭


 5番   青 木   繁        11番   岡ノ谷 佳 子


 6番   岩 本 克 美        12番   黒 岩 宏 次





2.欠席議員  0名





3.執行部出席者


町長        青 木   健    介護健康課長    力 石   要


副町長       長谷川 勝 己    福祉課長      森   敦 彦


教育長       牧 岡   努    診療所事務長    奥 野   憲


会計課長      尾 森 まゆみ    教育総務課長    青 木 幹 夫


税務課長      二 見 良 幸    生涯学習課長    細 田 政 広


管理課長      井 上 準 一    産業観光課長    青 木 富士夫


企画調整課長    青 木 幸 夫    まちづくり課長   土 屋   茂


環境防災課長    高 畑 誠 二    上下水道課長    青 木   肇


町民課長      岩 本 祐 子





4.出席した議会書記


議会事務局長    宇 賀 一 章


書記        松 本 一 彦    書記        青 木 一 広





5.議事日程


  別紙日程表のとおり





              (開会 午後1時30分)


○(議長)  ただいまの、出席議員は12名で、定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。


 本日の議事日程は、お手元に配布のとおりであります。


 これより、日程に従い審議を進めます。


○(議長)  日程第1、議案第15号「平成22年度真鶴町一般会計予算について」を議題といたします。


○(議長)  本案について、各常任委員会委員長の審査報告を求めます。


 経済文教常任委員長、8番二見和幸君、ご登壇願います。


○(経済文教常任委員長)  経済文教常任委員長、報告を申し上げます。


 3月2日、本会議において付託されました「平成22年度真鶴町一般会計予算」のうち、経済文教常任委員会所管の部門につき、3月8日午前10時から委員会を開会いたしました。


 出席者は、経済文教常任委員全員と議長。説明者として、町長以下関係職員が出席のうえ、慎重審議を行い、その結果、「全員賛成」をもって、経済文教常任委員会所管の部門につきましては可決されました。


 以上です。


○(議長)  続きまして、総務民生常任委員長、9番青木嚴君、ご登壇願います。


○(総務民生常任委員長)  総務民生常任委員長、報告を申し上げます。


 3月2日、本会議において付託されました「平成22年度真鶴町一般会計予算」のうち、総務民生常任委員会所管の部門につき、3月10日午前10時から、委員会を開会いたしました。


 出席者は、総務民生常任委員全員。説明者として、町長以下関係職員が出席のうえ、慎重審議を行い、その結果、「全員賛成」をもって、総務民生常任委員会所管の部門につきましては可決されました。


 以上です。


○(議長)  委員長報告に対する質疑を省略したいと思いますが、ご異議ありませんか。


              (「異議なし」の声あり)


○(議長)  「異議なし」と認めます。よって、委員長報告に対する質疑は省略します。


○(議長)  討論を省略して採決いたしたいと思いますが、ご異議ありませんか。


              (「異議なし」の声あり)


○(議長)  「異議なし」と認めます。


○(議長)  本案は、委員長報告のとおり、決することに賛成の方の起立を求めます。


      (全員起立)


○(議長)  全員賛成。よって、「平成22年度真鶴町一般会計予算について」の件は、原案のとおり可決されました。


○(議長)  日程第2、議案第16号「平成22年度真鶴町国民健康保険事業特別会計(事業勘定)予算について」を議題といたします。


○(議長)  本案について、委員長の審査報告を求めます。


○(議長)  総務民生常任委員長、9番青木嚴君、ご登壇願います。


○(総務民生常任委員長)  総務民生常任委員長、報告を申し上げます。


 3月3日、本会議において付託されました「平成22年度真鶴町国民健康保険事業特別会計(事業勘定)予算」につきましては、3月10日開催の総務民生常任委員会において慎重審議を行い、その結果、「全員賛成」をもって、可決されました。


 以上です。


○(議長)  委員長報告に対する質疑を省略したいと思いますが、ご異議ありませんか。


              (「異議なし」の声あり)


○(議長)  「異議なし」と認めます。よって、委員長報告に対する質疑は省略します。


○(議長)  討論を省略して採決いたしたいと思いますが、ご異議ありませんか。


              (「異議なし」の声あり)


○(議長)  「異議なし」と認めます。よって、討論を省略して採決いたします。


○(議長)  本案は、委員長報告のとおり、決することに賛成の方の起立を求めます。


      (全員起立)


○(議長)  全員賛成。よって、「平成22年度真鶴町国民健康保険事業特別会計(事業勘定)予算について」の件は、原案のとおり可決されました。


○(議長)  日程第3、議案第17号「平成22年度真鶴町国民健康保険事業特別会計(施設勘定)予算について」を議題といたします。


○(議長)  本案について、委員長の審査報告を求めます。


○(議長)  総務民生常任委員長、9番青木嚴君、ご登壇願います。


○(総務民生常任委員長)  総務民生常任委員長、報告を申し上げます。


 3月3日、本会議において付託されました「平成22年度真鶴町国民健康保険事業特別会計(施設勘定)予算」につきましては、3月10日開催の総務民生常任委員会において慎重審議を行い、その結果、「全員賛成」をもって、可決されました。


 以上です。


○(議長)  委員長報告に対する質疑を省略したいと思いますが、ご異議ありませんか。


              (「異議なし」の声あり)


○(議長)  「異議なし」と認めます。よって、委員長報告に対する質疑は省略します。


○(議長)  討論を省略して採決いたしたいと思いますが、ご異議ありませんか。


              (「異議なし」の声あり)


○(議長)  「異議なし」と認めます。よって、討論を省略して採決いたします。


○(議長)  本案は、委員長報告のとおり、決することに賛成の方の起立を求めます。


       (全員起立)


○(議長)  全員賛成。よって、「平成22年度真鶴町国民健康保険事業特別会計(施設勘定)予算について」の件は、原案のとおり可決されました。


○(議長)  日程第4、議案第18号「平成22年度真鶴町老人保健医療特別会計予算について」を議題といたします。


○(議長)  本案について、委員長の審査報告を求めます。


○(議長)  総務民生常任委員長、9番青木嚴君、ご登壇願います。


○(総務民生常任委員長)  総務民生常任委員長、報告を申し上げます。


 3月3日、本会議において付託されました「平成22年度真鶴町老人保健医療特別会計予算」につきましては、3月10日開催の総務民生常任委員会において慎重審議を行い、その結果、「全員賛成」をもって、可決されました。


 以上です。


○(議長)  委員長報告に対する質疑を省略したいと思いますが、ご異議ありませんか。


              (「異議なし」の声あり)


○(議長)  「異議なし」と認めます。よって、委員長報告に対する質疑は省略します。


○(議長)  討論を省略して採決いたしたいと思いますが、ご異議ありませんか。


              (「異議なし」の声あり)


○(議長)  「異議なし」と認めます。よって、討論を省略して採決いたします。


○(議長)  本案は、委員長報告のとおり、決することに賛成の方の起立を求めます。


       (全員起立)


○(議長)  全員賛成。よって、「平成22年度真鶴町老人保健医療特別会計予算について」の件は、原案のとおり可決されました。


○(議長)  日程第5、議案第19号「平成22年度真鶴町下水道事業特別会計予算について」を議題といたします。


○(議長)  本案について、委員長の審査報告を求めます。


○(議長)  経済文教常任委員長、8番二見和幸君、ご登壇願います。


○(経済文教常任委員長)  総務民生常任委員長、報告を申し上げます。


 3月3日、本会議において付託されました「平成22年度真鶴町下水道事業特別会計予算」につきましては、3月8日開催の経済文教常任委員会において慎重審議を行い、その結果、「全員賛成」をもって、可決されました。


 以上です。


○(議長)  委員長報告に対する質疑を省略したいと思いますが、ご異議ありませんか。


              (「異議なし」の声あり)


○(議長)  「異議なし」と認めます。よって、委員長報告に対する質疑は省略します。


○(議長)  討論を省略して採決いたしたいと思いますが、ご異議ありませんか。


              (「異議なし」の声あり)


○(議長)  「異議なし」と認めます。よって、討論を省略して採決いたします。


○(議長)  本案は、委員長報告のとおり、決することに賛成の方の起立を求めます。


      (全員起立)


○(議長)  全員賛成。よって、「平成22年度真鶴町下水道事業特別会計予算について」の件は、原案のとおり可決されました。


○(議長)  日程第6、議案第20号「平成22年度真鶴町真鶴魚座・ケープ真鶴特別会計予算について」を議題といたします。


○(議長)  本案について、委員長の審査報告を求めます。


○(議長)  経済文教常任委員長、2番二見和幸君、ご登壇願います。


○(経済文教常任委員長)  経済文教常任委員長、報告を申し上げます。


 3月3日、本会議において付託されました「平成22年度真鶴町真鶴魚座・ケープ真鶴別会計予算」につきましては、3月8日開催の経済文教常任委員会において慎重審議を行い、その結果、「全員賛成」をもって、可決されました。


 以上です。


○(議長)  委員長報告に対する質疑を省略したいと思いますが、ご異議ありませんか。


              (「異議なし」の声あり)


○(議長)  「異議なし」と認めます。よって、委員長報告に対する質疑は省略します。


○(議長)  討論を省略して採決いたしたいと思いますが、ご異議ありませんか。


              (「異議なし」の声あり)


○(議長)  「異議なし」と認めます。よって、討論を省略して採決いたします。


○(議長)  本案は、委員長報告のとおり、決することに賛成の方の起立を求めます。


      (全員起立)


○(議長)  全員賛成。よって、「平成22年度真鶴町真鶴魚座・ケープ真鶴特別会計予算について」の件は、原案のとおり可決されました。


○(議長)  日程第7、議案第21号「平成22年度真鶴町介護保険事業特別会計予算について」を議題といたします。


○(議長)  本案について、委員長の審査報告を求めます。


○(議長)  総務民生常任委員長、9番青木嚴君、ご登壇願います。


○(総務民生常任委員長)  総務民生常任委員長、報告を申し上げます。


 3月3日、本会議において付託されました「平成22年度真鶴町介護保険事事業特別会計予算につきましては、3月10日開催の総務民生常任委員会において慎重審議を行い、その結果、「全員賛成」をもって、可決されました。


 以上です。


○(議長)  委員長報告に対する質疑を省略したいと思いますが、ご異議ありませんか。


              (「異議なし」の声あり)


○(議長)  「異議なし」と認めます。よって、委員長報告に対する質疑は省略します。


○(議長)  討論を省略して採決いたしたいと思いますが、ご異議ありませんか。


              (「異議なし」の声あり)


○(議長)  「異議なし」と認めます。よって、討論を省略して採決いたします。


○(議長)  本案は、委員長報告のとおり、決することに賛成の方の起立を求めます。


      (全員起立)


○(議長)  全員賛成。よって、「平成22年度真鶴町介護保険事業特別会計予算について」の件は、原案のとおり可決されました。


○(議長)  日程第8、議案第22号「平成22年度真鶴町後期高齢者医療特別会計予算について」を議題といたします。


○(議長)  本案について、委員長の審査報告を求めます。


○(議長)  総務民生常任委員長、9番青木嚴君、ご登壇願います。


○(総務民生常任委員長)  総務民生常任委員長、報告を申し上げます。


 3月3日、本会議において付託されました「平成22年度真鶴町後期高齢者医療特別会計予算」につきましては、3月10日開催の総務民生常任委員会において慎重審議を行い、その結果、「賛成多数」をもって可決されました。


 以上です。


○(議長)  委員長報告に対する質疑を省略したいと思いますが、ご異議ありませんか。


              (「異議なし」の声あり)


○(議長)  「異議なし」と認めます。よって、委員長報告に対する質疑は省略します。


○(議長)  討論を省略して採決いたしたいと思いますが、ご異議ありませんか。


              (「異議なし」の声あり)


○(議長)  「異議なし」と認めます。よって、討論を省略して採決いたします。


○(議長)  本案は、委員長報告のとおり、決することに賛成の方の起立を求めます。


      (起立多数)           反対議員 12番


○(議長)  賛成多数。よって、「平成22年度真鶴町後期高齢者医療特別会計予算について」の件は、原案のとおり可決されました。


○(議長)  日程第9、議案第23号「平成22年度真鶴町水道事業会計予算について」を議題といたします。


○(議長)  本案について、委員長の審査報告を求めます。


○(議長)  経済文教常任委員長、8番二見和幸君、ご登壇願います。


○(経済文教常任委員長)  経済文教常任委員長、報告を申し上げます。


 3月3日、本会議において付託されました「平成22年度真鶴町水道事業会計予算」につきましては、3月8日開催の経済文教常任委員会において慎重審議を行い、その結果、「全員賛成」をもって可決されました。


 以上です。


○(議長)  委員長報告に対する質疑を省略したいと思いますが、ご異議ありませんか。


              (「異議なし」の声あり)


○(議長)  「異議なし」と認めます。よって、委員長報告に対する質疑は省略します。


○(議長)  討論を省略して採決いたしたいと思いますが、ご異議ありませんか。


              (「異議なし」の声あり)


○(議長)  「異議なし」と認めます。よって、討論を省略して採決いたします。


○(議長)  本案は、委員長報告のとおり、決することに賛成の方の起立を求めます。


      (起立多数)           反対議員 12番


○(議長)  賛成多数。よって、「平成22年度真鶴町水道事業会計予算について」の件は、原案のとおり可決されました。


○(議長)  日程第10、議案第24号「平成21年度真鶴町一般会計補正会計(第6号)予算について」を議題といたします。


○(議長)  本案につき、提案者の提案理由の説明を求めます。


○(町長)  議案第24号は、平成21年度真鶴町一般会計補正予算(第6号)であります。


 今回の補正予算につきましては、繰越明許費の定めをするものでございます。


 詳細につきましては、担当課長に説明をさせますので、よろしくご審議の上、ご承認くださいますようお願い申し上げます。


○(議長)  内容説明を担当課長に説明を求めます。


○(企画調整課長)  議案第24号、平成21年度真鶴町一般会計補正予算(第6号)についてご説明いたします。


 第1条は繰越明許費で、翌年度に繰り越して使用することができる経費の定めをするものです。


 裏面をお願いいたします。


 第1表は、繰越明許費です。


 これは地方自治法の規定により、年度内にその支出を終わらない見込みについて、議決を経て翌年度に繰り越して使用するもので、7款土木費、2項道路橋梁費、事業名、臨時道路維持補修事業は、国の第1次補正予算に盛り込まれた臨時経済対策交付金事業として実施しました道路維持補修事業の長坂橋梁改修事業が年度内に完了しないため、工事費の一部、838万円を繰り越すものです。


 事業内容につきましては、まちづくり課長よりご説明申し上げます。


○(まちづくり課長)  長坂橋梁改修事業の一部予算の繰越等についてご説明させていただきます。


 本件は平成21年12月15日、現場説明会を行い、平成21年12月25日、入札を実施いたしました。その結果、株式会社鈴木組が2,394万円で落札、翌年1月12日に契約を締結いたしました。


 その後、1月15日、第1回工事打合わせ会を、町、設計管理者、工事施工者で行い、施工方法等について協議し、その後、現場の詳細調査を町立ち合いのもと、工事施工者と実施いたしました。その際、石積み裏側にコンクリートがあることが確認できなかったため、後日、試掘を行ったところ、議案第24号資料を資料をお願いします。A31枚で、写真及び図面でございます。


 資料図面の黄色で示されている橋を支える橋台がなく、また、緑色で示されている石積みにコンクリートがなく、空積みであることが写真のとおり確認できました。また、同時に、目視で判定できなかった主桁端部の破損状況がひどく、バス等の車両を通行させながらの施工が難しいため、当初の工程手順の変更が必要になりました。


 当初の計画では、下部工、黄色の部分と上部工、赤色の部分を同時に施工する計画でありましたが、先ほどの試掘調査の結果、先に上部工、赤色の部分を鋼板により補強し、安全を確保した上で下部工の黄色の部分を片側ずつ施工する工程に変更することといたしましたが、上部工鉄板の加工が3月中旬まで要するため、本年度内に工事完成が見込めないことから、工事費の一部を繰り越すものであります。


 これで説明を終了させていただきます。よろしくご審議の上、ご承認くださいますようお願いいたします。


○(議長)  これをもって、提案理由の説明を終わります。


○(議長)  これより、本案に対する質疑に入ります。


○(議長)  質疑がないようですから、これをもって質疑を終わります。


○(議長)  討論を省略して採決いたしたいと思いますが、ご異議ありませんか。


              (「異議なし」の声あり)


○(議長)  「異議なし」と認めます。よって、討論を省略して採決いたします。


○(議長)  本案は、原案のとおり、決することに賛成の方の起立を求めます。


     (全員起立)


○(議長)  全員賛成。よって、「平成21年度真鶴町一般会計補正予算(第6号)について」の件は、原案のとおり可決されました。


○(議長)  日程第11、「議員派遣の件について」を議題といたします。


○(議長)  お諮りいたします。


 本件につきましては、議会閉会中の調査活動として、お手元に配布のとおり、議員派遣することにご異議ありませんか。


              (「異議なし」の声あり)


○(議長)  「異議なし」と認めます。よって、議会閉会中の調査活動として、お手元に配布のとおり、議員派遣することに決定しました。


○(議長)  なお、この際、お諮りいたします。


 ただいま、議決されたものに変更がある場合は、議長に一任することに、ご異議ありませんか。


              (「異議」なしの声あり)


○(議長)  「異議なし」と認めます。よって採決された議員派遣の件について、変更がある場合は、議長に一任させていただきます。


○(議長)  日程第12、「常任委員会及び議会運営委員会の閉会中の所管事務調査の件について」を議題といたします。


○(議長)  各委員長から所管事務調査のため、会議規則第74条の規定により、お手元に配布いたしました申出書のとおり、閉会中の継続審査の申し出があります。


○(議長)  お諮りします。


 委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査とすることにご異議ありませんか。


         (「異議なし」の声あり)


○(議長)  「異議なし」と認めます。


 よって、委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査とすることに決定しました。


○(議長)  暫時休憩いたします。


         (休憩 午後1時52分)


         (再開 午後3時00分)


○(議長)  休憩前に引き続き会議を開きます。


○(議長)  日程第13、「一般質問」を行います。


 質問通告者が6名ありますので、通告順にこれを許します。


 質問者及び答弁者は、1回目の発言は登壇を許します。


○2番議員(村田知章)  2番、村田知章です。通告に従いまして一般質問を行います。


 まず、1つ目の質問として、町政に町民が参画・協働しやすい仕組みづくりについてご質問いたします。


 町長の施政方針の中でも、町民の参画と協働の大切さについて触れられています。自治基本条例の策定に向けての取り組みも進められているということで、ますます町民の町政への関心が高まるものと期待します。


 ですが、一般の町民にとって、行政の言葉や習慣は、とかく難しいことが多いです。例えば、確定申告の際、記入解説書があるにもかかわらず、相談窓口が行列するなど、町民と役場との言葉の認識の壁は大きな隔たりがあるように思われます。また、町の予算書を一つとってしても、専門家でもない限り、その予算に書かれた内容を読み解くには難しいです。そのことが町民が町の政策に参画したり、協働したりする場合の大きな壁になっていると思うのです。


 そこで質問です。町民の参画・協働しやすい町政にするために、わかりにくい行政の仕組みや言葉の壁を、いかに低くするのかという考えはあるのでしょうか。お尋ねしたいと思います。


 2つ目の質問として、受動喫煙問題についてです。


 たばこの規制に関する世界保健機構枠組条約が発足して丸5年がたちました。日本もその締約国です。それにあわせ、今月の25日に厚生労働省から受動喫煙を防止するための通知が各都道府県に出されました。その内容は、分煙では不完全で、飲食店や遊戯場など不特定多数の人の出入りする場所は、原則、完全禁煙を義務づけるという厳しいものです。


 また、今年の4月から神奈川県受動喫煙防止条例が施行されます。それに先立って大手ファストフード店や大手ファミリーレストランでも県内の全店舗禁煙などの取り組みが進んでいます。


 真鶴町は、昨年から岩海水浴場を禁煙にするなど、県内では積極的な対応をしている自治体の一つであると思います。子供連れの海水浴客を誘致する上でも必要不可欠なことと思います。


 なぜ、今、喫煙問題が重大なこととして社会に認識されるようになってきたのかといえば、世界的に科学的な学術調査において喫煙による健康被害が否定できなくなっているからです。世界保健機関WHOによると、世界では喫煙により、毎年490万人が死亡し、2020年には1,000万人が死亡すると予測されています。また、日本においては、WHOの2006年度の調査で、毎年約100万人の死亡のうち、約9万人がたばこが原因の死亡と推定されています。


 喫煙による健康への影響は、がん、脳卒中、心臓病などの原因となっています。もっと具体的に言いますと、喫煙者は、非喫煙者に比べ、男性では肺がんで4.45倍、胃がんで1.45倍、食道がんで2.24倍、肝臓がんで1.5倍、喉頭がんで32.5倍、女性では、肺がんで2.34倍、乳がんで1.28倍、子宮頸がんで1.57倍、肝臓がんで1.6倍など、ほとんどすべてのがんで死亡の倍率が上がります。脳卒中、心臓病では、男女とも約1.7倍となります。衛生面でも歯周病に2倍から8倍も罹患しやすくなります。


 また、自分が吸わない受動喫煙でも死亡の確率は、肺がんが1.19倍、心臓病が1.15倍と上がります。それに妊婦の喫煙による低出生体重児は、非喫煙妊婦の1.7から2.5倍、早産も同じく3.3倍に高まることがわかっています。また、職場で受動喫煙により化学物質過敏症を発症したとして労災が認められるケースも出てきています。


 受動喫煙による被害を防止する上でも、公共空間での禁煙化は、やむを得ない措置です。たばこの健康被害は、たばこ対策で防止できるのです。


 次に、たばこによる経済的な効果を考えてみたいと思います。


 日本国内のたばこによる税収は約2兆円強です。しかし、損失として、死亡などの労働力の損失、がん治療などの医療費加算による損失などの年間総計は、国立保健医療科学院のよる算出によると、2002年の時点で7兆1,540億円となります。差し引いて数値としてあらわれているだけでも5兆円近い金額の損失なのです。


 真鶴町としても、たばこ税による税収は本年度で4,625万7,000円を見込んでおり、少なからぬ恩恵を受けているようにも思いますが、それ以上、かけがえのない命という損失もこうむっているのです。


 真鶴町として、今後、受動喫煙を防止するためにどのような政策を考えているのか質問をいたします。


 続きまして、3つ目の質問です。公契約条例の制定についてお伺いしたいと思います。


 近年、労働者の雇用環境はますます悪化しています。それに伴い過当競争が進み、受注するための競争が従業員の賃金へしわ寄せされてしまい、ますます労働者の生活を圧迫させています。


 真鶴町が発注する事業で、一般競争入札も行われていますが、発注するに当たり、町はこの地域では大口の発注者であることから、受注事業者が労使する従業員の賃金まである程度責任を持つ必要もあると考えます。


 千葉県の野田市は全国の自治体に先駆けて、公契約条例を制定し施行しました。


 真鶴町では労働者の正当な賃金を守るために、公契約条例を制定する意思はあるのでしょうか。また、公契約そのものついて、どのように考えているのでしょうか。質問いたしたいと思います。


 以上です。


○(町長)  それでは、村田議員の質問についてお答えをいたします。


 まずはじめに、町政に参画・協働しやすい仕組みづくりについてのご質問でございますけれども、わかりにくいとしまして予算書を例に挙げておられますが、これは市町村の予算書と言いますものは、地方自治法や施行令により予算書に掲げる内容や様式などの基準が定められており、これに基づき予算書を作成しているものでございます。


 しかし、予算書の内容について広報等でお知らせする際には、予算書に使用されている用語の説明などを設け、町民の方にわかりやすくしておりますので、ごらんをいただきたいと、こういうふうに思っております。


 また、わかりにくい等々の問題につきましては、これからも解決できるような方法を考えてまいりたいと、こういうふうに思っております。


 また、町民の行政への参画につきましては、21年度より策定をいたしました自治基本条例によって真鶴町における自治の基本原則や行政の基本ルール、また、町民の意思の反映や町民参加の手続などを明確にし、条例という形で公的担保を持たせるとともに、政策の策定や決定の場において住民意見を吸い上げ、さらに住民参画の機会の確保を図ってまいりますが、この条例や今年度策定いたします第4次総合計画などにつきましても、策定に参画している方々のご意見も伺いながら、町民の皆さんにわかりやすく言葉や表現を用いてまいりたいと、このように考えております。


 次に、受動喫煙の防止についてでございますが、本年4月1日より神奈川県受動喫煙防止条例が施行されますが、町管理の公共施設につきましては、すぐに取り組みを進めてまいりましたが、4月1日以降は、公共施設内の全面禁煙を実施いたします。


 なお、民間の施設につきましても、県条例の適用を受けますが、町としましても、事業者の方や町民の皆様に、広報やホームページへの掲載とさまざまな機会をとらえて、普及啓発、周知に努めてまいりたいと、このように考えております。


 次に、公契約条例の制定についてのご質問でございますが、千葉県の野田市の公契約条例は、労働者の賃金の低下を招かないよう一定額以上の工事、または請負の契約事業に対し適用するものでありますが、労働者への労働条件や最低賃金につきましては、労働基準法、また最低賃金法等の遵守について、本来、国のやるべき仕事であると考えております。


 町で発注する工事や請負事業については、入札等により公平で経済的な価格により事業を実施することができると考えております。請負業者は当然ながら労働基準法等の法令を遵守することを前提としております。


 したがいまして、現状では、条例としての制度制定は考えておりません。


 第1回目の回答とさせていただきます。


○2番議員(村田知章)  まず、1つ目の質問、町政に町民が参画・協働しやすい仕組みづくりについてというところですけれど、多分、町が考えている以上に、行政が考えている以上に、町民は行政の言葉が難しいというふうに考えていると思います。なので、ぜひとも、自治基本条例などで、どういう言葉が難しいのかとかアンケートをとったりとか、審議会とかで町民に加わってもらって、どういうふうに改善したら、わかりやすくなるかとか、そういうのを検討する考えがあるのかどうかというものも、一つ聞きたいと思います。


 それで、2点目の受動喫煙についてです。町長は、真鶴半島のお林を森林火災から守るために石原プロダクションより消防自動車の寄贈を受けるなど、積極的に防災対策を推進していると思います。


 そこで、たばこは火災の発生原因として毎年上位にランクされています。お林内の散策路において禁煙の立て看板の設置も見受けられますが、お林を森林火災から守るためにも森林内を禁煙エリア確保をして、禁煙の徹底など、そのようなことは考えておられるのでしょうか。それをお伺いしたいと思います。


 3点目の公契約条例について。確かに最低賃金とか、そういうのは国が定めるべきものです。ただ、国が定めた最低賃金というのは、神奈川県で789円、これ、時給ですね。これが1年間の所得に直すと、大体年間所得労働数255日、1日の所定労働時間8時間を掛けると、160万9,560円なんです。一体これで生活できるのかどうか。12カ月で割ると、13万4,000円ちょっとの給料になります。果たしてこれで労働者が生活していけるのでしょうか。


 真鶴町の一般職員、初任給で高校卒業の方は14万100円、毎月給料です。ボーナス4カ月として考えますと、時給、同じように労働日数255日で、1日労働時間8時間と考えますと、1,099円、約1,100円なんです。でも、神奈川県の最低賃金が789円、300円近くの差があります。


 やはり、町としても、行政側の職員を保護するのと同じぐらいに、町が発注する公共事業に対しては、労働者を守るというのは、とても必要なことではないかと思います。


 やはり、公正公平な競争とは、いかに労働者の賃金を減らして酷使できる労働者が勝ち残ることではないと思います。労働者の正当な賃金を確保した上で、技術や工夫で競争する会社同士であって、初めて公正公平な競争が可能だと考えます。


 ぜひとも最低賃金、国で定められていますけれども、そういうものを考えた上でも、せめて町職員の賃金と同じ程度の価格保証をできるような公契約というものを結ぶべきだと、私は考えますが、その点はいかがでしょうか。よろしくお願いします。


○(町長)  質問についてお答えします。


 まず、1点目の問題につきましては、わかりにくいという、わかりやすい場面を皆さんもつくってください。これは公だけでなくして、皆さんにもその責任はあろうかと思います。行政用語はわかりにくいと言われるならば、言われた人に十分な説明責任をしっかりと皆さんも果たしてください。我々もできる限りの説明責任を果たせられるような場面をつくりますし、さらになる研究もします。


 ですから、私は教養を身につけてくださいというのを、今日、午前中にお話をさせていただきました。教養とは、どういうものなのかと。何もわからないから、教えてくださいというのは、教養ですかと。


 そういうことも含めながら、いろんな場面に町民の皆さんにわからないことは、しっかりと。そういう質問もできない人には、行政がしっかりサポートさせていただきます。


 それと2点目の問題、お林の問題につきましては、あそこは保安林であり、環境保安林であり、魚つき保安林であります。こういうところは禁煙なんです。ですから、見かけたならば、たばこは吸わないでくださいというのは当然のことだと、私は思っております。こういったことが徹底されないんであるならば、徹底できるようにその仕組みを考えてまいりたいということでご理解をいただきたいと思います。


 3点目の工事関係につきましては、我々は、やみくもにただ安ければいいという入札方法をとっているわけではございません。しっかりとした管積算のもとにおかれて、その賃金体系もしっかりと算出し、または民間に委託した設計書であるならば、それが適正なものであるかどうかということも見きわめながら、入札制度を採用しているわけでございますから、村田さんが思っているほど、ひどいようなことは真鶴町にはないということでご理解いただきたい。私は、できる限り、町民の業者の方々、困らないような中で、補償できることのないよう精査した上で、予定価格等も書いているわけでございますから、正当な公平な立場で積算根拠並びに入札方式をやっているということでご理解もいただきたい。困った方が、もしもしおられるならば、そういった方々の声を私は正直に聞いてみたいです、はっきりいって。請け負った業者さんが何を困っているのかって。町としては、そんなことは一切していきませんから。するならば業者の問題であって。ただ、業者さんだって、それならば下請もしないでしょうし、元請もされないと思いますよ。使われている方も、そこに生活が保証されないならば、その会社に長く勤めているということは考えにくいということでご理解をいただきたいと、こう思います。


 以上でございます。


○1番議員(板垣由美子)  1番板垣由美子です。通告に従いまして「健やかで心かよう安らぎのまちを目指して」高齢者のための施策についてと、国民読書年の本年、本町の取り組みについて質問させていただきます。


 最初に、高齢者のための施策について2点質問させていただきます。


 第1点は、高齢者を地域で支えていくための環境整備の一環として、小学生も中学生も認知症を理解してサポートできるような我が町の人材づくり、すなわち認知症サポーター養成講座を開催する考えはないかお伺いいたします。


 昨年11月から12月にかけて公明党は全国で介護総点検運動を行いました。真鶴町におきましても、多くの方々のご協力をいただいて、「介護についてあなたのご意見をお聞かせください」というアンケート調査を行いました。その中で「仮に介護が必要になった場合、あなたはどこで受けたいですか」という質問では、「自宅で」が89件中37件、約41%ございました。高齢者の方を地域で支えていく一層の環境整備が望まれます。


 これまでの各種の統計調査によりますと、一般的には85歳を超えると、5人に1人は認知症になってしまうと言われております。認知症への理解を深めるとともに、気軽にサポートする人々が、より多くいることが大切ではないでしょうか。


 2月に開催された町の認知症サポーター養成講座に私も参加いたしましたが、そのときの講師の方の話では、周囲の接し方によって周辺症状が緩和されたり、逆に悪化したりするとのことでした。トラブルを少なくし、周辺症状を悪化させないための認知症の理解者はサポーターの役割を果たすことにもなります。


 この養成講座は、本町では3回行われ、理解の環が広がっているようです。小学生向けには「認知症ってなあに」、中学生向けには「認知症を知ろう」、「私たちも知っておきたい認知症」などのテキストもあるようです。夏休みなどを利用して、小学生や中学生を対象に講座を行う考えはないかお伺いいたします。


 第2点は、独居、すなわち、ひとり住まいの高齢者や、または高齢者世帯の方々に対して、日常生活における心身上の緊急事態への備えとして救急医療情報キットを事前に配布し、少しでも高齢者に向けて安心・安全の確保を進める考えはないかお伺いいたします。


 このキットにつきましては、先月の2月24日の神奈川新聞にも掲載されておりましたが、少し説明いたしたいと思います。このキットは、高齢者の緊急時に備え、かかりつけ医や持病、薬剤情報提供書、お薬手帳などの医療情報、また診察券のコピーや健康保険証のコピー、本人確認用の写真などを保管するプラスチックの筒のことです。保管場所は、どこの家庭にもほぼあり、置いてある場所も明確で、救急隊員が見つけやすい冷蔵庫に入れておくことになっています。扉に保管を示すステッカーも張っておきます。救急通報時、かけつけた救急隊員がその情報を生かし、迅速に適切な救命措置を行えるということで、整備を始めている自治体が増えています。本町として配付のお考えはないかお伺いいたします。


 次に、読書の問題について、本町の取り組みと今後の計画などについて2点お伺いいたします。


 まず、第1点として、第3次真鶴町総合計画22年度実施計画では、第2章で「学び、ふれあい、豊かな文化を育むまちを目指して」とあり、家庭教育推進事業の事業内容にこども読書活動推進計画に基づく事業の展開が挙げられておりますが、どのような視点で計画を進めていくのかお伺いいたします。


 第2点は、真鶴町家庭の日を中心とした家庭での読書、別名家読(うちどく)運動の推進についてお伺いいたします。


 冒頭述べましたように、今年は国民読書年になっています。私どもの町で読書運動を推進していくことは、読書を通じて子供も大人も心を豊かにすることの大切さを地域に広めていくことだと思います。


 現在のところ、まなづる小学校においては、図書ボランティアの方々が協力して蔵書の維持管理を携わってくださっており、また、図書室も子供たちが行きたくなるよう、さまざまな工夫がなされており、読書協力のボランティアのPTAの方々は情熱を持って取り組んでいます。また、毎週水曜日には、朝8時25分から40分まで15分間を読書の時間としており、先生やボランティアの方々により読み聞かせが行われています。真鶴中学校では、毎朝10分間の読書に取り組んでいます。


 ただいまのところでは、学校では、このように読書活動が行われておりますので、今度は真鶴町家庭の日を中心にして、形はそれぞれの家庭にお任せして、各家庭が読書に取り組む、すなわち、家読(うちどく)運動を推進して、今年の国民読書年を契機に着実に実践できるよう町として取り組んでいく考えはないかお伺いいたしまして、第1回目の質問を終わります。


○(町長)  それでは、板垣議員の質問についてお答えをいたします。


 まず初めに、私の方から独居高齢者や高齢者世帯の緊急事態の対応策についてのご質問をお答えし、その後、教育長から答弁をさせますので、よろしくお願いいたします。


 昨年の4月から緊急の際の対応といたしまして、災害時要援護者等登録制度をスタートさせ、現在までに40人ほどの登録をいただきました。町に登録していただいた方の登録カードには、緊急連絡先、かかりつけ医、持病、服用薬などの必要な情報が網羅されており、緊急時には有効な活用が図れると考えております。


 今後も、この登録制度の推進を図るとともに、登録カードについては、本人所有のものについて、緊急時にかけつけた救急隊員がすぐわかる場所に保管するなどのルール化について検討してまいりたいと、こう思っています。


 登録カードと同じ情報を入れる市販の救急医療情報キットもありますが、専用の容器を購入するのではなく、手軽にペットボトルで代用することも可能ですので、今後、民生委員や消防署など、関係機関とも協議し、検討してまいりたいと、こう思います。


 ほかの質問につきましては、教育長により回答させます。


○(教育長)  では、板垣議員の質問にお答えいたします。


 認知症をはじめとする高齢者の方が直面する課題を正しく理解し、そのサポートの仕方を学ぶことは、子供たちにとっても、お年寄りを敬う心を育み、心の成長にとって大切な役割を果たすものであると考えます。


 認知症サポーター養成講座については、小学校、中学校の児童・生徒が認知症についての学習をしたことにより、お年寄りを敬う心がさらに確かなものになるような取り組みを研究してまいります。今後、学校の教育課程の位置づけについて学校と研究し、また、生涯学習課のサマースクールなどで取り上げることも検討してまいります。


 続けて、2つ目の質問にお答えいたします。ご質問の内容の「子ども読書活動推進の視点」と「家庭での読書」について一括してお答えさせていただきます。


 読書は、言葉に関する能力や表現力などのほかにも、子供の感性を磨き、子供の心の成長によい影響を与えます。このようなことから、本好きな子供を育てることを目標に読書活動の推進に取り組んでおります。


 読書活動の推進の視点は、3つあります。


 1つ目は、園・学校での読書活動のさらなる充実です。学校は、現在も朝の読書タイムや読み聞かせの活動を行っています。今後はボランティアさんやコーディネーターさんの活動を支援し、子供にとって親しみやすい図書館の環境整備や読み聞かせなど、読書環境のさらなる充実を図り、園や学校での読書活動がさらに充実するような方向で取り組みます。


 2つ目の視点は、家庭での読書活動の推進です。町図書館は、特色ある活動として、幼児や児童を対象に子供たちが読書の楽しさに触れることができるように、ブックスタートやお話し会などを行っています。これらの事業には、保護者の方も一緒に参加をする事業も多く、保護者への啓発活動のよい機会になっています。


 今後は、このような事業を土台にして、また、真鶴町家庭の日との関連も図りながら、家庭での読書活動の啓発や家庭読書へのきっかけづくりを進めてまいります。


 3つ目の視点は、「学校と町図書館が連携した蔵書の整備」です。町図書館と学校の図書室の連携により、蔵書の整備と計画的購入、有効な貸し出しのあり方について研究し、子供たちが読書に親しむ環境をさらに整えていきたいと考えています。


 この3つの視点からの取り組みにより、子ども読書活動の推進に努めてまいります。


 以上です。


○1番議員(板垣由美子)  ただいま、町長より答弁をいただきましたが、緊急医療情報キットのことについてですけれども、ビニールケースのような、そのようなものでも収納して置いておければ結構かと思いますけれども。


 ただいま40名の方が災害時の登録されているということですけれども、前回の国勢調査、平成17年に行われておりますが、その時点で高齢者、単身世帯が真鶴町の場合は363世帯となっております。ですから、40人の方も当然最優先といたしまして、その他のこういう、優先的にまたそういう方にもそのようなカードを発行していただけるようにお願いしたいと思います。そのことについて、いかがでしょうか。


○(町長)  登録者カードというのは強制的ではないものですから、あくまでも任意的に協力していただくカードでございますので、できる限り自治会等々とも連携をとりながら、進めてまいりたいと、こう思いますけれども、中には立ち入ってもらいたくないなんていう方もおられますよね。ただ、そういったことも含めながら、地域の向こう三軒両隣と、私、よく言うんですけれども、3軒が両隣ずつ結ばれてくれば、私は両隣は12軒あるんじゃないかと、こうよく言っているんですけども、こういう方々がやっぱり協力態勢をとらないと、自分はコンクリートの中に納まっているのなら、要は関係ないよと、そういう問題では私もなかろうと思います。


 緊急性というのは、地震だけではない。自分の生きている限り何が起きるかわからない。そのときに隣と仲がよければ、いろんな意味で協力態勢がとれる。そのとき、ここのおじいちゃん、おばあちゃんはどこどこに何が置いてある。だから年配者だけでいいのかどうなのかということも含めながら、これらは個人情報とか、いろいろと、今、法が整備されながらでも、なかなか難しいところもございます。しかし、一朝有事のとき、または何か災難が降りかかってきたときに、互いに思いやり、支え合えるような、そういう社会づくりに向かっていきたいということから、進められるものは進めてまいりたいということでご理解いただきたいと、こう思います。


○6番議員(岩本克美)  6番議員、岩本克美でございます。私も通告に従いまして、小中学校児童生徒の安全対策について、学校生活並びに登下校時を含めた安全対策について質問させていただきます。


 真鶴町施政方針では、児童生徒の安全対策として、既に実施されている安全・安心メール配信サービスの継続と、今年度は小中学校に防犯カメラを設置し、児童生徒のさらなる安全対策の確保を図るとあります。また、真鶴町学校地域安全協力者会議の協力による通学路の安全確保や地域コーディネーターの配置による地域との協働の推進など、地域と連携した学校を目指すとありますが、現在、安全・安心対策として日常的に行われている活動はどのようなものがありますか、その具体例をお示しください。


 また、平成20年8月に発足した「子供110番の家」運動は、PTA、自治会連合会、防犯協会が協力し、一応の定着を見ました。この運動に協力してくださる家や店との連携を図り、さらなる協力体制を築く必要があると思いますが、あわせてお答えいただきたい。


 以上です。


○(町長)  それでは、岩本克美議員の質問についてお答えをさせていただきます。


 まず初めに、私の方から「子供110番の家」についてお答えをさせていただき、そのほかの回答については教育長からいたします。


 現在、「子供110番の家」としまして280件の町民の皆様にご協力をいただき、子供たちの安全を見守っていただいております。大変ありがたく、感謝申し上げるところでございます。


 昨年9月3日には、まなづる小学校におきます災害時指導引き取り訓練において、PTA、地区役員、自治会役員など、関係者が連携して、子供110番の家の協力者宅の場所を確認しながら、お伺いし、お礼を申し上げるとともに、引き続きの依頼と新たな協力者の情報収集を実施いたしました。


 今後も引き続き、地域で子供を守ることができるよう、PTA、自治会等関係団体と連携を強化し、新たな協力者の加入の推進を図り、町民が安全で安心して暮せるまちづくりに努めてまいりたいと、このように考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。


 以上でございます。


○(教育長)  それでは、私の方から岩本議員のご質問にお答えいたします。


 子供の安全を守るために、地域の方々の子供への見守りや声かけの取り組み、ご協力は、なくてはならないものであると考えています。


 真鶴町でも、多くの方がいろいろな形で見守りや声かけの活動をしていただいております。その中から幾つかの具体的な活動を紹介します。


 民生・児童委員さんをはじめとする学校地域安全協力者会議のメンバーの皆さんが登校時間に子供たちへのあいさつなどの声かけも含めて、安全を守るために毎朝町内の各所に立っていただいております。また、自治会でも子供たちの安全を守るための活動をされている自治会もあります。


 さらに、家の近くで見守りや声かけをしていただいている町民の有志の方、バス停や隧道、地下道、横断歩道などで見守りや声かけをしていただいている町民の有志の方のいらっしゃいます。


 このような地域の方々の日々の取り組みには、心より感謝をいたします。


 学校では、安全関係の教育活動として、避難訓練や、また、日常の不審者情報に応じた具体的な行動の指導が行われています。また、PTAの方や教職員も定期的に通学路に立ち、子供たちへの声かけや見守り活動を行っています。


 このように真鶴町では、いろいろな方にいろいろな形で子供たちの安全を守るための活動を行っていただいております。


 今後は、関係各課と連携をとりながら、今までの取り組みを土台にして、学校・地域の連携を推進し、見守り活動・声かけ運動の環を広げることを通して、子供たちの安全・安心をさらに確かなものにしていくよう努めてまいります。


 以上です。


○6番議員(岩本克美)  ありがとうございます。


 地域の見守り活動、確かに町のあちこちで、今、盛んにされるようになっております。私もその中の一人だと思っております。


 子供たちは、真鶴にとって宝だと思います。かけがえのない宝、やがては真鶴町を背負って立つ大切な宝であり、財産だと思っております。この宝物を慈しみ、大切に育てることは、私たち大人の大事な責任であると、私は思っております。


 幸いにして大きな事故や犯罪に巻き込まれたというような事件が発生してはおりませんが、だからといって安心し切っていてはいけない。いざというときの心構え、これを忘れてはいけないことだと、私は考えます。


 そこで、私は、次のような提案をしたいと思っております。


 第1に、町の中のそれぞれの団体が独自に活動している防犯活動、例えば先ほど申し上げました学校地域安全協力者会議に参加している各団体、その活動は継続しつつ、「子供110番の家」運動を展開しているPTA、自治会、防犯協会、さらには協力していただいているお家やお店、これらの各団体が情報を共有できる場面をつくること。


 第2に、それぞれの団体がお互いに協力し合える土壌をつくること。協力し合える状況をつくることが一番大事だと思います。さらには、その成果を確かめ合える機会をつくることです。共通認識に立った活動が可能になると考えますが、いかがでしょうか。


 今、行われている学校地域安全協力者会議の所管は、これは教育委員会ですかね。講演会を開催して、啓発活動をしていただいていることは、私も承知しておりますし、その講演会の中で一言しゃべらされた経験もございます。本年から地域コーディネーターを配置されて、一層の活動成果が期待できるものと思います。


 一方で、「子供110番の家」運動は、開始当初、全体で、これは先ほど町長答弁のとおり、約280軒の方が協力をいただいております。その後、理解者、協力者の出現によりまして、若干の増加を見ながらも、一方で体調不良などによる辞退される方があり、ほぼ横ばいに推移しています。町の各地域に分布していて、それぞれの家庭やお店単位の地味な活動をしていただいています。所管は、こちらの方は環境防災課ですね。協力者の方同士、ふだん、交流する場面が余りなく、どちらかといえば、ひっそりと本当に地味な活動をしていただいている現状だと思っております。


 昨年9月に、これも町長ご答弁にありました、活動開始1年をたった時点で、PTAの役員さん、それから自治会役員、それと子供たちも加わって「見守ってくれてありがとう」というあいさつ回りが行われました。協力者の方々と子供たちが直接顔を合わせる絶好の機会が得られたと思っております。


 さて、このような子供たちの安全対策という一つの目標に対して、所管が分かれていて共同歩調がとれていないと、私は思っているんですが、その辺はいかがでしょう。安全・安心な町を目指す真鶴町が子供の安全対策という独立した施策として一体化し取り組みべきであると考えますが、町長のお考えをお尋ねいたします。


○(町長)  岩本さんの2回目の質問の中で、かなりご理解を逆にいただいているかなというふうに思っております。私は、その理由がいろんな縦割り行政と言われる町の行政の中で、一番大事なことと思って、私は、今、地区担当制として自治会に職員を割り当てた。一般の町民から皆さん方から見れば、役所は窓口一つでいいと。当然だと思います、一住民から見れば。一町民から見れば。一困った方々から見れば、役所というのは、だれに聞いても、何に聞いてもわかっていただける、答えていただける、これは理想だと思います。


 ところが役所というものは、日本の組織というものは、仕事がきちんと役割分担というのが、そして我々組織人ですから、当然ながら事務分掌という、しっかりとしたものの位置づけの中から仕事が割り振られている。その弊害を少しでも緩める、または連携がとれることとして、私どもはあらゆる場面で、あらゆる形で、町民のお困りのこと、ご相談というものを承れるような場面をつくっているつもりでございます。そこには町長と町と、町民と町長とのほっとらいんも一つそのとおりです。町への手紙も含めて、いろんな形で皆さんからの声を吸い上げる場面。ですから、私は9自治会の中に管理職を2名配属させていただいているのは、担当制として割り当てているのは、そういうところに大きな意味合いがあります。


 まさしくご指摘のとおり、一つであればいいんですけれども、これが組織の中でなかなかまま通らならない。また、中には職員の中では、当然ながら、だれもが税務の個人情報を知っていいかといえば、そうじゃないんです。役所の中でさえルールがあります。ですから私はコンプライアンス、しっかりと皆さんのそれぞれの中で守るべきもの、生かすべきものというものを位置づけていきたい。


 ただ、こうやって地域のことをみんなで守ることは、どなたでもできますから、それらも含めながら、意識向上を図ってまいりながら、町民の深いご理解と行政とが連携をとれるような場面をさらに高めてまいりたいと、そう思っていることでご理解いただきたいと思います。


 以上でございます。


○6番議員(岩本克美)  ありがとうございます。


 防犯カメラ、これが学校周辺の安全対策として設置されたことについては、大変結構なことだと思っております。校内はもちろんのこと、通学路の監視、その活用はさまざまだと思います。


 先日、PTAのお母さん方とちょっと会談する機会がございまして、あるお母さんからこのような話がございましたので紹介いたします。


 学校の入り口にフェンスがないのにびっくりしたと言うんです。どういうことなのかなと伺ったんですけれども、恐らく他の市町から嫁がれた方だと思います。安全対策のために学校は生徒が学校の施設内に入ると門扉は閉める、そういうところだと思います。いつでも、だれでも自由に出入りできる状況が大変驚かれたということでした。


 真鶴町の学校には昔からフェンスはなかったと思います。それだけ平和だったと言えますが、平和ぼけしている場合ではない昨今、まずは防犯カメラの設置という防犯対策の一歩が踏み出していただけました。さらに進んで、これは学校周辺のフェンスと正門には門扉をつくることも将来検討する必要があるのではないかという、これは問題提起をさせていただきまして、質問を終わらせていただきます。


○3番議員(高田 昇)  3番議員、高田昇です。通告に従い質問をさせていただきます。


 まず初めに、行政と自治会のあり方について質問させていただきます。


 今、真鶴町の自治会、存続できるかどうかの瀬戸際に立たされております。瀬戸際というのは、自治会役員の任期が1期2年間でありまして、今月3月4月、ちょうど役員改選の時期に来ております。


 この役員改選の時期が来ますと、2年に1回、毎回毎回、各自治会、一番役員として決まりにくいのが自治会長でありまして、改選の時期は、いつも綱渡りのようにして自治会長、副会長を決めて、その他役員を決めております。2年に1度、この改選の時期、毎回綱渡りとなりますが、その綱渡りの難易度が年々難易度を増しているように思われます。


 各自治会がやっとの思いで自治会長を決めて、今度は連合会の役員を決める段階に入ってきます。2年前、新しい自治会連合会長を決めるのに、通常月1度の理事会でありますが、それを臨時理事会を3回開いて、やっとの思いで自治会連合会長を決めたという経緯もあります。


 自治会長も義理でやっていたり、あとは高齢の方は健康上の問題で、やっとの思いでやっている状態で、自治会長よりも忙しい自治会連合会長、なかなかやりたくなかったり、できない状態で、理事会を4回も開いて2年前は生き残りました。今年はまたどうなるかわかりません。存続できるかどうか。2年前の時点も連合会長は決まらずに、くじ引きにしようか、解散しようか、そういう解散という言葉まで出てくるぐらいです。


 まず一つに、そういう原因となってしまうのは、もろもろの理由があると思います。時代の変化で子供が減って、子供を中心とした求心力が薄れている。あと、地場産業を中心とした、そういう連帯感も薄れております。今、町の外で働きに出ている人も多いので、だんだん真鶴町も自治会に対して都会のような意識になっていると思われます。


 あと一つ、真鶴町の自治会長、副会長、その人数に比較しまして、行政関連の仕事がかなり多いのではと思われます。自治会はボランティアですから、決して無理な分量のことを行政は依頼していると思いませんが、いかんせん、動く人が少ない。


 例えば、小田原市だと、自治会長だけで255名とかおります。相模原市とかだと、自治会連合会が22個の自治会連合会で動いております。相模原市の知り合いが元自治会連合会長をやっておりまして、相模原市から東京に仕事に通いながら自治会連合会長を4年間やったと聞きまして、まだ、私、自治会のことをよく知らないころで、自治会連合会長というのは、ちょっと遠いところで通勤したら絶対できないのにと、4年ぐらい前は不思議に思ったんですけれども、これはやっぱり動く人の人数の差であると思います。


 自治会と行政の関連というのは、知られているようで割と知られていないと思います。私も4年前、自分の地域の自治会の解散を防ぐために自治会長を受けました。受けたときは、自治会長というのは、祭りの手伝いや地域のことをやるのかなとか、そのぐらいしか認識はありませんでした。しかし自治会長になってみて驚いたのは、ほとんど自治会長の活動の8割方は行政関連の仕事であります。


 簡単に説明させていただきますと、まず、自治会長、副会長になりますと、自治会連合会で5つの部会があります。防犯・防災部会、総務部会、教育部会、体育部会、広報部会、これに会長がその部会長となり、副会長18人は当て職として全員が何らかの仕事につくことになります。そういう5つの部会のほかに、行政から依頼される役員として情報センター真鶴運営協議会、これは連合会長が出ます。あと、真鶴町野外芸術祭実行委員会、真鶴観光美化推進協議会、真鶴町国民保護協議会、町営住宅入居者選考委員会、生きがい事業団理事、地域包括支援センター運営委員会、真鶴町自治基本条例検討委員、真鶴町総合計画審議委員、真鶴町青少年問題協議会、真鶴町青少年育成連絡会、真鶴町生涯学習推進協議会、真鶴町学校地域安全協力者会議、あとは警察関連のことで、少年補導員とか、小田原警察署管内民間防犯指導、半分ほど読み上げました。


 こういう役職に自治会会長、副会長が当て職として何につかなければいけません。特に自治会連合会長の当て職というのも3つ、4つありまして、かなり自治会長だけでも忙しいのに、自治会長兼自治会連合会長と、かなり無理があるほど、行政関連の仕事が多いように思います。


 今のままでは綱渡り、今までは何とか向こう岸にたどり着けましたけれども、今、支えているのは昭和一けたの古い時代をよく知っている人たち、本当に自己犠牲をいとわず捨て身でやっている人たちが連合会を支えております。次の世代にはちょっと伝わりにくいんじゃないかと考えられます。


 行政が自治会に依頼する活動を大幅に減らさないと、自治会そのものが消滅したり、健康を犠牲にする人がまた出てしまうと考えますが、町長のご所見をお聞かせください。


 2点目の質問です。自治会に関連しまして、赤十字募金について。


 私、4年前、自治会長を引き受ける前は、募金というものは金額も少ないし、何も考えず支払っておりましたが、自治会長になりまして、募金の集金責任者ですから、一つ一つを説明できなきゃいけないと思いまして、募金その他自治会以外のことを少し勉強しました。


 あと、その中で今回取り上げるのが赤十字募金についてです。


 自治会と赤十字募金の関係と言いますと、これは戦後にさかのぼります。日本が戦争で負けて、アメリカのGHQが、もともとの自治会、町内会というのは、大政翼賛会という戦時中の組織の支配下に置かれて、町内会、戦争に協力した組織でありましたから、アメリカの方から町内会解散命令が出されました。戦後ですから、物資の配給とかありますから、解散するわけにいかないから、町内会が生き残り策として日赤奉仕団、日赤〇〇町奉仕団という、そういう看板を掲げて、カムフラージュですけど、解散命令から町内会が生き残ったという経緯があります。


 そして、また、現在、赤十字と地方自治体との関係を申しますと、県知事が日赤の支部長、市町村長が地区長という形になっております。これは私も町長も生まれる前から続いていることでありまして、何も町長が手を挙げて、日赤の地区長をやりますといったわけじゃありませんけど、自治会というのは自動的に続いているものを見詰め直さないと、今でも存続の危機ですけど、そういうものを見詰め直さないと、ますます危機的な状態に陥ってしまうと考えられます。


 あと、自治会というのは、この3つの募金にしても、町民から自治会は集金マシーンとして利用されていると、そういう声も上がりまして、質問に取り上げた次第ですけど、例えば、赤十字募金、赤い羽根にしたって、官僚が推奨する募金は、50万とか100万とか払う人は税金の控除までなっております。何か民間を装った行政による募金の独占と思われますが、町長のご所見をお聞かせください。


 3点目の質問になります。お林展望公園駐車場、消防車の車庫について。


 石原プロにより寄贈された消防車の車庫の位置について町民から議論が巻き起こり、車庫の置かれている場所、あれは美の基準とは違うんじゃないか、美の基準に反しているんじゃないかという声も起きまして、消防車車庫の移転を求める声が町民から挙がっています。


 今回のことをきっかけにして、まちづくり条例、美の基準というものを改めて見詰め直しました。


 このまちづくり条例が制定されてから町外部から多くの人が視察、研修に来ております。学生や識者、そして一般の方まで、それから、ほかの町の地方議員まで視察に来ております。総体的に見ますと、真鶴町民の関心よりも、町外部の人が美の基準、まちづくり条例、かなり熱心な人が多いのではないかなという気もいたします。町に長く住んでおりますと、景観を含めた自然の恵みというものに余り気づかないとか鈍感になっている場合もある思います。


 7、8年前ですけれども、都会から引っ越してこられた方に、真鶴は空気がいいなとか、いろんな鳥の声が聞こえると聞いたことがあります。私、従来から吸っている空気で、空気がいいと、いきなり言われても、一瞬ちょっとわからない、そういう自分の意識も感じました。だから、この真鶴町に引っ越してこられる方、景色がいいだけではなく、このまちづくり条例や美の基準、そういう取り組みを認めて引っ越してこられた方も多くおられると思います。


 今、都会からどこかの市町に引っ越す場合、ただ景色がいいとか、山が好きだとか、そういう理由だけじゃなく、今は町の取り組み、財政とか、そういうものを比較しながら、町が選ばれる時代に入っております。


 今回、消防車の車庫について、強く反対した人、真鶴町の景色のよさ、そしてまちづくり条例、そういう美の基準、そういうものを、全国的に有名な取り組み、小学校の教科書にまで載る美の基準、そういうものを認めてこの町に住んだ方、恐らく消防車の車庫を見て、まさかと思われたと思います。私からすれば、町長のやりそうなことだと思って、そう思っただけですけど、真鶴町のそういう取り組みを信じて引っ越してこられた方は、まさかと思ったと思いますし、あと、町長と語る会、ほっとらいんで、勇気を持って、町のことを思って発言した人に対して、消防車の車庫を移転せよと、町長はそういう意見は3分の2以上の人がいれば、話に乗るような、そういう失礼なことも言っております。


 そして、また、先月、町長は、韓国に景観行政団体として、そういう町として認められて、代表として向かわれました。そういう美の基準にグレーゾーンのことをしながら、ある意味、そういう呼ばれるのは矛盾があると思います。


 そして、また、去年8月にさかのぼりますと、消防車をつくることに関しまして、議会との相談、議決がなされましたが、町長は、消防車のつくる位置、場所、そして石原プロとの交渉内容など、それを議会に詳しく伝えておりませんでした。


 そして、また、地方自治法96条9項負担付きの寄附又は贈与を受けること。石原プロは、ボランティアで消防車を真鶴に譲り渡したのではありません。あくまでも宣伝が条件でありました。その場所といい、宣伝を条件にして真鶴町に消防車を渡したわけです。


 その点から、この過程において、町長は反省すべき点はなかったか……。


○(議長)  通告に沿った内容でお願いします。


○3番議員(高田 昇)  通告どおりです。反省すべき点はなかったか問いたいと、書いてありますよ。あと、去年8月の時点で、通告に書いてあります。町民から苦情が出ることを予想できたかどうか、お聞かせくださいと。


○(議長)  1回目の通告に沿ってお願いいたします。


○3番議員(高田 昇)  過程において、議会に車庫をつくる場所、石原プロとの交渉、本来なら伝えるべきこと、その過程において反省すべき点はなかったか、あと、町民から、去年8月の時点で車庫をつくったら町民から苦情が出ることを予想できていたかどうか、この意味は自覚があったかどうかの質問になります。よろしくお願いします。


○(町長)  それでは、高田議員の質問についてお答えをいたします。


 かなり自分でいろんなことをつくっていることがあるから、誤解のないようにお答えをさせていただきます。


 まず初めに、真鶴町の自治会は、町内会の時代から長い年月を経て、今日の自治会組織が形づくられ、運営されてきております。


 町が健全に発展していくためには、地域との連携や住民の参画と協働は欠かせないものと認識しております。


 真鶴町では、従前から各種事業の実施の際には、自治会の皆様のご理解とご協力をいただきながら進めており、自治会連合会や単位自治会の行う事業につきましても、共催や後援などの支援をしてまいりました。


 また、今年度から、地域のサポート及び地域の問題解決や行政と町民との協働体制を推進するため、自治会担当制度を導入し、各自治会に2名の職員を配置しております。自治会活動におきます問題点等につきましては、配置した職員、その他の相談される職員がおられましたら、その職員を通じて各所管の職員等にご相談くださいますようお願いいたします。


 なお、個々の単位自治会の運営につきましても、連合会の研修の場や、自治会間の情報交換や連携が図られるよう、協力・支援をしてまいりたいと考えております。


 自治会というのは、地域のまさしくボランティアの団体だろうと、こう思っております。何も私どもは行政が自治会に押しつけをしたり、役員を無理やりやっていただいているということの理解はしておりません。あくまでも車で言う両輪のごとくのように、自治会と行政というものは成り立つものだというふうに認識しておりますから、誤解のないようにしていただきたいと、こう思います。


 次に、赤十字募金についてのご質問でございますが、この「募金」や「共同」という言葉は、赤い羽根と歳末助け合いに使われているもので、中央共同募金会が行っているものでございます。


 日本赤十字社で行っているのは、災害直後の緊急支援や復興活動の支援を行うために、その資金を共同募金としてではなく、社資、社資というのは、社員が行う、そういった社員がお金を出し合って社資という形の費用、会社の社に資本の資、これが社資という形で皆様の協力をお願いしておりますが、決してこれは強制しているものではありません。ここのところを間違えないようにしていただければと、こう思っています。こういう説明は、自治会の方々にはされているというふうに理解しております。


 日本赤十字社は、明治の20年、博愛社から日本赤十字社と改称した際に、各地に支部を設置し、社員を募集するために、今で言う、先ほど高田さんもおっしゃられました知事に当たる地方長官に支部長を依頼し、承諾が得られたもので、以後、このような歴史的な背景と業務の公共性から、知事が支部長に、市長が地区長、町長が分区長に依頼され、今日に至っております。


 なお、分区長の委嘱は、日本赤十字社の定款により行われているものでございますので、ご理解のほど、よろしくお願い申し上げます。


 次に、石原プロモーション寄贈の消防車の車庫についてでございますが、寄贈先の決定の前に真鶴町を訪れていただいた際に、消防車を寄贈いただけたら、町の財産であるお林を守るために活用させていただきたいと。そのため、火災が発生した際にすぐに出動できる、そういった場所を、お林展望公園という場所を駐車場に配備させていただいたものであります。この私の考え方をお話させていただいたところ、石原プロモーションが快く受けてくれたと、こういう背景がありますから、石原プロモーションは、あくまでも宣伝のために真鶴町に寄贈したものではない。余りにも失礼な言い方をされては、大変困るということをご理解いただきたいと思います。


 車庫については、町の景観条例に基づいて、まちづくり課と協議するとともに、小田原土木事務所等関係機関との協議をしまして決定したところでございます。


 ただし、国または地方公共団体が行うものについては、まちづくり条例第7条に、適用除外という、そういう項目もございますので、しっかりと議会の皆様方、認識を深めていただきたい。特に高田さん、お願いします。


 また、議会に対しての説明につきましては、先ほど説明がないというお話をされましたけれども、昨年8月の議会定例会において、補正予算を計上させていただいた際に、しっかりとお話をさせていただき、議事録にも載っておりますので、ご確認のほどしていただければ、大変ありがたいと、こう思っております。


 議事録の中には、お林展望公園の道路に見えるところ、アクリル板またはガラスの製品等を使いながら、そこに設置しますということが、議事録にもしっかりと記録されております。


 町民のご理解のほどというようにも、議会の皆様のご理解をいただきながら、町民の皆様に周知していただければ、大変ありがたいと、このように考えておりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。


 以上でございます。


○3番議員(高田 昇)  自治会と募金のことはわかりました。


 あと、駐車場、お林展望公園の消防車の車庫についてのご答弁に対してですけど、お林を守るための場合だと、今の場所に常駐の消防団なり消防署員がいないと、時間的には、あそこではなくてはいけないとは考えられません。役場からスタートしても、常駐がいなければ、そう大した時間の差はないと思います。


 あと、石原プロが宣伝のためではないとおっしゃいましたけど、その辺がちょっとわかりません。車庫でも石原プロと書かれて、向こうは最初はガラス張りの車庫にしてくれとか、そういう要望もあったようで、その辺は宣伝のためではないという点は、ちょっとわかりません。理解に苦しみます。


 あと、議会の議事録についてですけど、議事録を取り寄せて読ませていただきましたけど、お林展望、今の現在のところですね。玄関の前に置くとか、そういう議事録の内容はありませんでした。玄関の前とは書いてなかったんじゃないですかね。駐車場と言いましたけどもね。その辺はちょっと疑問に思います。


○9番議員(青木 嚴)  9番、青木嚴です。通告に従いまして一般質問を行います。


 真鶴教育について。


 今日の学校教育の現状は、学校だけでは解決できない問題や今までの教育の枠組みでは解決できない課題に直面しています。地域性を生かした特色ある学校づくりや、いじめや不登校などに対応した家庭が担うべき役割、地域が果たす役割を考えていかなければなりません。


 真鶴町の教育は、幼稚園、3保育園、1小学校、1中学校で、11年間か9年間は同じ教育を受ける環境にあります。家庭、地域とのかかわりが重要になってきます。


 1つ目の質問は、平成21年度真鶴町教育方針重点施策から教育改革の中心的な施策である地域と協働による「開かれた学校づくり」が実施され、1、家庭、地域と連携した明日を担う子供たちの育成と、2、地域の拠点となる学校づくりについての取り組み、今年度の実績について、教育長に質問いたします。


 次に、教育に対する町民の教育の充実と発展を図る「まなづる教育の日」と「真鶴町家庭の日」を定め、真鶴を愛し、ふるさとに誇りを持つ子供たちをはぐくむ教育と明るく豊かな家庭づくりが行われています。


 教育委員会は、昨年3月、真鶴ふるさと教育の推進に関する基本要綱を作成し、ふるさと教育の目的として、真鶴町に在住、在籍する小中学校の児童、生徒、幼児等が、郷土の自然や人間を充実させ、そこで得た感動体験等を重視することによって、ふるさとのよさを発見、郷土愛の醸成や、ふるさとに生きる意欲の喚起を目指すことを要綱に定め、まなづるふるさと教育推進計画を策定し実施しています。


 今年度の新規事業として定着してきた「まなづる教育の日」と「真鶴町家庭の日」、まなづるふるさと教育と実績と来年度の取り組み方につきまして、教育に質問し、1回目の質問を終わります。


○(教育長)  青木嚴議員の1つ目の質問にお答えします。


 幼稚園、小学校、中学校では、家庭・地域と連携し、かつ、真鶴町の地域の特色を生かした教育活動に、すべての学年にわたって取り組んでいます。ここでは多くの取り組みの中から幾つかを紹介します。


 小学校では、4年生が地域の方や保護者の方のご協力により、ミカンもぎの体験や、テングサから寒天をつくる学習をしました。これらの学習を通して、子供たちは、新しい真鶴名物をつくろうと、ミカンと寒天からミカン寒天をつくる研究をし、完成したミカン寒天の紹介とつくり方のレシピをチラシにまとめ、町内のお店やケープ真鶴に置きました。


 6年生では、横浜国立大学附属の理科教育実習施設で大学の先生の指導を受けながら、真鶴の海の生物を観察しました。高性能の顕微鏡を使い、ふだん見ることのできない生物の姿に触れ、生命の不思議さやすばらしさを味わうことができました。


 中学校でも、1年生が漁業協同組合の方の協力による漁業体験や観光ボランティアさんの協力による地域めぐり、そのほかにも、2年生の職場体験学習、3年生の保育・介護体験、また、部活動では、野球部とテニス部が地域の方の協力で練習に取り組んでまいりました。


 次に、「地域の拠点となる学校づくり」についてです。


 学校は、教育活動の成果をいろいろな形で地域に発信することで地域の拠点となっています。まなづる小学校では、5年生が総合学習で「美の町 真鶴」について学習し、町内のお店などに取材を行い、「真鶴book〜真鶴一番のお気に入りの場所〜」という冊子を作成し、保護者や協力をいただいた町内のお店などに配布し、自分たちが見つけた真鶴のよさについてアピールをしています。この冊子は、町にも400部が寄贈されました。


 中学校では、47年間にわたり、駅前の清掃活動に取り組み、地域に貢献をしてまいりました。この清掃活動は、長い間の功績が認められ、環境美化協会より表彰を受けました。


 また、学校の施設を提供することによっても、学校は地域の拠点となっています。学校の体育館や校庭を貸し出すことにより、町民のスポーツ活動の拠点となっています。


 さらに、真鶴町には「海の学校」があります。真鶴半島の自然をフィールドとして、自然のすばらしさや命の尊さについて、町内の子供たちをはじめ、町外、県外の方に学習機会を提供しています。


 これらの取り組みを通しての成果ですが、1つ目は、子供たちと地域の方とのきずなが生まれたこと。2つ目として、子供たちが真鶴のよさを理解するきっかけが生まれたこと。3つ目は、学校が施設などの教育財産を提供することにより、生涯学習の充実に貢献をしていること。これらが成果として挙げられます。


 続いて2つ目の質問にお答えします。


 まなづる教育の日、真鶴町家庭の日、ふるさと教育の実績ですが、まなづる教育の日については、6月を教育月間として、学校公開を幼稚園、小学校、中学校で行いました。小学校では、学校公開にあわせて親子親睦会を開催し、親子が楽しく触れ合う取り組みをPTAと連携して実施しました。


 真鶴町家庭の日については、周知活動を中心に行い、家庭の日のポスターを作成し、自治会に趣旨を説明し、自治会掲示板への掲示をお願いいたしました。また、家庭のふれあいを支援するため、家族で参加をするような「親子野外映画会」などを社会教育委員さんが中心になって開催をいたしました。


 ふるさと教育では、1つ目の質問でお答えしたような、各学校や幼稚園での取り組みのほかに、生涯学習課も多くの事業を開催しています。例えば、真鶴子ども議会では、「未来に伝えたい真鶴のよいところ」というテーマのもとに、真鶴のよさを見つけ、これからの真鶴について考えました。「ふれあいの集い」では、中学生が中心となって、地域の方とのふれあいを体験してまいりました。


 来年度の取り組みは、次のようなことを検討しております。


 まなづる教育の日では、町民の方々に学校教育について、さらに広くご理解をいただくことを目的として、6月のまなづる教育月間での取り組みを充実するような方向で検討してまいります。


 真鶴町家庭の日については、今年度の事業を継続してまいります。また、家庭の教育力のさらなる向上に向けた啓発活動などに取り組み、「家庭の日」の充実に努めてまいります。


 ふるさと教育については、学校教育や社会教育などの各分野で、それぞれ行われている活動をまとめ、ふるさと教育の体系化を図り、充実に努めてまいります。


 以上です。


○9番議員(青木 嚴)  今、お話しいただいた中で、地域の教育力を生かした学校支援ボランティアという、この内容について、ちょっとお聞きいたします。


 町長の施政方針演説にもありましたように、学校支援ボランティアの方を有用に活用し、英語教育をこれから充実させていきたいと、このような内容をいただいております。


 そこで私の質問は、小学校、中学校を通じて、学校支援ボランティアというかかわりを、一つの職域とか、そういうものだけではなくて、少し広く登録したり、また、情報を集めたりして、そして、その中で、例えば、具体的に、今、まなづる小学校では、図書ボランティアという形での実働をされている方もおります。そういうようなかかわり方もそうですし、体育の補助員であるとか、例えば、校内の補修をするとか、学校について、いろいろな形での学校支援ボランティアの組織づくりと言いますか、そういう一つの事務処理ができるような、そういう組織として考えていただけないかというふうに、ひとつ思います。


 それから、今、いろいろご質問した中で、非常にすべての町民に学びのコミュニティとして学校施設を開放していますと、こういうようなお話をいただいた中で、子供たちの居場所というのは、通常、小学校ですと、4時20分まで学校校内に残って遊ぶことができるわけですけれども、その時間を過ぎると帰らなければいけないと。こういうような中で、子供たちの例えば居場所というようなことを考えますと、小中学生を考えてみても、例えば、情報センターにいるとか、また、小学校の体育館の裏の方にいるとか、そういう特定の商店の前にいるとか、そういうような居場所を探していると。そういうような状況の中で、ただ、そこにいるのだけじゃなくて、例えば、何か一つのことを教えてあげながら、そこに子供が滞留できるような、例えば寺子屋みたいな、そういう子供がそこに遊ぶだけじゃなくて、そこに行くと自分も何か学べるという、そういう学校の施設を利用した資源の有効活用ということを、一つ、教育長の方に検討していただきたいというふうに思います。


 あと、先ほどご説明いただきました「まなづる教育の日」につきましては、昨年度、中学校がちょうど修学旅行で、中学校は学校公開日はなかったんですが、小学校におきましては、非常に幅広い内容で、授業内容につきましても、青果市場に勤めているお父さんが講師になって授業をやられたり、また、食育の専門の講師の方か来て、地域の方が来て、そのお話を聞いたりとか、非常に有意義な教育の公開だったと思います。また、来年もぜひそのような学校公開日のという形でお願いしたいと思います。


 それで、ふるさと教育について、いろいろ私も教育長のお話も聞きながら、自分も調べてはみたんですが、やはり、真鶴町は、小学校、中学校を通じてサマースクール、夏の間に歴史・文化、それから産業であるとか、町のすべてのいろいろ施設を見学をしていると。そういう中で、間接的にふるさと教育を学校側が子供たちにしている部分があると。そういう部分を寄せ集めると、教育長が言われたように、体系的なふるさと教育の一つの形ができてくるんじゃないかと。今日、そういうような感想を持ちまして、ぜひ、ふるさと教育におきましては、来年、またその再来年というように、一つ一つ積み上げていただいて、子供たちの教育のための施策となるようにご努力をお願いしたいと思います。


○(教育長)  学校ボランティアさんのことにつきましては、今年度、教育委員会の方で、学校と地域の協働のあり方研究会、内容は学校ボランティアさんをどのような形で学校が活動にかかわって、子供たちのためによりよい教育をつくっていくのかという、学校ボランティアさんと学校とのあり方をどうしていったらいいのかということを、年に数回集って研究をしてまいりました。


 その中では、具体的に、この授業のところでは、こういうかかわり方がいいのではないかとか、この場面ではこうじゃないかとか、かなり具体的な内容を検討してまいりました。その内容を22年度、来年度のボランティアさんの活動に生かしていこうと思っております。来年度はボランティアさんと学校の連携の中心となるコーディネーターさんを2名から3名配置をいたしまして、その方を中心に学校支援ボランティアさんの活動というものをさらに高めていくことによって、子供たちがよりよい学びができるようにというふうに考えています。


 それから、居場所づくりについては、私も同じように考えております。現在、小学校の子供たちに対しては、中学校は部活動等があるんですが、小学校の子供たちに対しては、放課後児童いきいきクラブというものが既にございまして、今日も実は、今、最後の年間のまとめの発表会を行っておるんですが、これも地域の方のたくさんのご協力をいただいて、月曜日、水曜日、金曜日、開催時間は大体3時半とか4時、学校の予定によって違うんですが、場所は町民センターや小学校の体育館などを使って、子供たちの居場所づくりということで、いろいろな楽しい計画を行っております。このことは今後も継続してまいろうと思います。


 最後に、体系化のことについては、今、いろいろなものが充実をしておりますので、そこのところをうまく体系化を図って、さらに子供たちにとってよいいろいろな活動ができるようにということで、ふるさと教育は考えております。


 以上です。


○12番議員(黒岩宏次)  12番、黒岩宏次でございます。


 私の今回の質問は、上水道事業のあり方と今後の課題について、こういう内容で一般質問を行います。


 その第1は、真鶴町の水道料金の適正な料金体系について、こういう答申書が真鶴町に出されました。


 その内容は、昨年の9月に町長より諮問をされた真鶴町水道料金審議会、そういうところで6回にわたって慎重審議を行い、1月28日にその答申を行いました。


 その答申書を読みますと、大変重要なことが指摘されております。多角的な視点から見直し、安全で安心な水道水を供給し、事業が安定的に運営できるようにという注文もつけられております。


 私は、この答申書の指摘をしている真鶴町の水道の問題について、水道料金の問題だけではなく、水道の今後の問題について、非常に深められ、大事な提起がされているというふうに議事録を読んで思いました。


 その内容は、料金体系は現行どおりとすること及び料金改定は給水収益の増収が見込めず、施設の整備に多額な基金が必要となることから、改定率を20%アップする。こういう内容でございました。


 これを受けまして、真鶴町議会は、この3月議会の定例会で、水道料金改定率9.9%値上げという提案がされ、多数の賛成で可決されました。


 私は、この答申に盛られました4項目の意見、これが非常に重要だというふうに思っております。この内容について、もう一度整理の意味から読み上げますが、その意見として、答申に至る審議の過程について、次のような意見があったので、十分対応を図れるよう意見を付するところでありますという前文がありまして、1、定期的に3年ごとの審議会を立ち上げ、水道事業の現況と料金の見直しを検討することというような内容があります。2つ目には、湯河原町から受水している現在の日量1,900トンの責任水量について効率的な運用の検討をすることと、こういう内容になっています。3つ目は、緊急時(災害時)等を見据えた連携及び施設整備を見直しをする中で、特に大猿山浄水場系統と用留配水池系統との連結等広域連携を視野に、安全・安心な水を供給するため、永続的かつ低廉な水道の促進が図れるように検討することと、こういうふうになっております。そして4つ目は、改定率を抑えるために、できれば一般会計からの水道事業への繰出金等についても、今後、検討することと。このように4つの意見がつけられて、今度の答申が出されております。


 町長は、この意見に対して、どのように受けとめているのか、今後、真鶴町は経営状態が厳しいという、こういう指摘もありますけれども、こうした水道会計をどのように打開をしていくお考えであるか、1点目としてお聞きいたします。


 次に、2点目は、町の水道ビジョンに関連した安心・安全な水道を安全・安定して供給する、こうした課題について伺いたいと思います。


 真鶴町の水道ビジョンというのは、46ページにわたって写真なんかも入れて非常に詳しく出されております。この計画の期間は平成30年まで10年間ということになっております。


 そして、この中に大変重要な指摘がございます。今後の水需要の大幅な増加を望むことは難しいばかりか、減少傾向の状況が続くと予測されますと。この中身を見ますと、真鶴町の現在の1日の最大給水量は9,000トンという内容で確保されております。しかし平成19年、そして20年は4,000トン台しか給水量は使われておりません。さらに2021年度のこれを読みますと、4,300トン台に下落しているということが指摘されます。


 施設の適正化の検討、これが需要に応じた適切な水源及び施設計画が必要であるというふうに考えます。この需要に応じた適切な水資源の施設の計画、この辺が非常に、今、求められているのではないでしょうか。


 多くの施設は、現在、確かに更新時期を迎えております。現状では第3配水池、この山の上の方ですけれども、これは特に52年も経過をしている。52年前に築造した、そういう配水池であるという。耐震基準も満たしていないというふうに思います。こういう耐震基準も満たしていない施設が真鶴町の中にはたくさん水道関係であるんじゃないかと思います。


 配水池、送水タンク、そして地震などの停電のときに電力が供給できないというような、自家発電もないような施設が真鶴町にあると思いますが、そこはどこなのか、こういうところをどうしようとしているのか、そのお考えを伺います。


 次に、計画給水量についてでございます。


 これまでは私が議員になったときには、夏場、あるいは5月の連休では、高台地域は断水になって、町民に毎日のように節水を呼びかけてきました。この間、真鶴町、あるいは議会も一つになって、湯河原町の受水や、また受水槽の建設、そして井戸を掘ったりして、この対応をしてきましたけれども、現在の状況は逆に、このビジョンの中にもありますけれども、使用量がどんどん減っていく。そして、10年後には、現在、4,500トン給水しているこれが3,000トンに下がるという、そういう状況も計画値としてこの中に載っております。3,000トンということは、現在の供給している66%しか供給されないということが予想されます。


 このような状況について、町として、どのように対応していく考えか、伺います。


 そして、湯河原との関係で言いますと、湯河原の受水費というのは、使っても使わなくても、湯河原の1,900トン掛ける75円掛ける365日、このお金を真鶴町は5,400万台も払っております。しかし実際には、いろんなデータを見ますと、湯河原町の水道の使用も約50%しか使っていない。こうした湯河原町との関係で、真鶴町の水道料金の値上げを抑え、また、安定した供給を進める上で、湯河原町から来ているこの水量を減らすという考えが必要だというふうに思いますけれども、この点について、町長はどのように考えているのか、伺います。


 この値上げの表を見ますと、平成17年度に35%水道料金を7月に改定をいたしました。しかし実際にはこの半分しか収入はないというふうに報告されていますし、そして、この計画では22年に9.9%、約10%の値上げ、そして平成26年にはさらに10%上げていく。30年にはさらに10%値上げしていく。そして平成35年には、さらに10%上げるという40%の計画案というのがこの中に示されております。


 こういう本当に町民にとって生活に必要な水の需給について、料金の問題も含めて、近隣の湯河原町や、また松田町、大井町などの安い給水金額でしている地方において、真鶴町がその2倍以上になるというような、こういう状況を解決する計画を持っているかどうか、抑えていくという方向。そして、3月19日が湯河原と真鶴町の水道事業広域化、これについて調査委託することも検討されるようですけれども、湯河原町と真鶴町の水道事業の広域化の問題についても、どのような見通しをもって協議をされるのか伺って、1回目の質問を終わります。


○(町長)  それでは、黒岩議員の質問についてお答えをいたします。


 まず、水道事業のあり方についてのご質問でございますけれども、本町の上水道事業においては、安全で安心な水を安定的に供給することを最大の目標としていることは、皆さんもご承知のことだと思っております。そのために事業を進めていく上では、健全な経営が必要であるということでございます。


 当町の水道料金は、特に湯河原町との合併協議が進められたという背景の中で、10年間据え置いておりました。合併協議が整わず、単独で事業を進めることとなったために、平成17年7月に改定率を35%、町民の皆様には本当に厳しいことだろうと、ご負担を願ったわけでございます。それでは実質的には企業会計、17%しか負担の部分としての使用料の増は見込めませんでした。


 これは町民の方々が節水ということと、または機械等々の、器具等々の節水も上昇してきたというか、機能がよくなってきたということの裏づけだろうと、こう思っております。


 また、特に敷設されております、黒岩議員からの指摘もございました、30年以上どころか、50年以上にもわたっての配水管や配水池等の施設の老朽化が進みまして、これらの改良や更新等を計画的に進めていく必要がございます。10年間の整備基本計画を策定したのも、水道ビジョンもそのとおりでございます。


 また、水道料金につきましては、本町の水道を使用し、料金等も密接に関係する町内の町民の方々や、学識経験のある方、各団体からの代表者などからなる9名の方を選ばさせていただき、真鶴町水道料金審議会を昨年の6月に設置したんです。水道料金に関する事項を調査、審議していただきました。


 先ほど、黒岩議員からもありました、この審議会からの答申、1月28日付けで、適正な料金体系ということで答申をいただきました。


 答申の中では、先ほどの黒岩議員ともダブりますでしょうけれども、料金体系については現行どおりとし、料金改定についても20%というご指摘も受けました。また、意見としましては、3年ごとに審議会を開催して、水道事業の現況と料金の見直し、また、そういった検討をしながら、ほかの3点の意見も付されました。


 町民の方など、水道利用者で構成されております審議会からの意見は、重く受けとめ、今後の水道事業の経営に生かしていきたいというふうに考えております。


 また、老朽化した施設の改良、更新は、計画的に進めなければならないというふうに考えております。皆様方のご理解とご協力のほど、よろしくお願い申し上げたいと思います。


 なお、今回の9.9%の料金改定につきましては、苦渋の選択であるというふうに思っております。


 今後の町民の方への周知に努め、皆様のご理解とご協力がいただけるようお願い申し上げたいと思っております。また、町民の方々には、十分な説明責任が果たせられるような体制も皆様とともに進めてまいりたいと、こう思っております。


 また、黒岩議員の関連的なもので、突発的に出ている問題がありましたから、ちょっとお答えをさせていただきます。


 給水人口の見直しにつきましては、今後、皆様方とも十分な協議を進めていきたいということでご理解いただきたいと思います。


 使用量が、黒岩さんがよく言われている、年々減ってきて、真鶴町が沈没するかのごとくにお話をされておりますけれども、そうではなくて、例えばトイレの水を一つとって考えてみてください。これからトイレの水もコップ1杯の水ぐらいで用が足りてしまうという。バケツ1杯の水からコップ1杯の水ぐらいまでに改良がされてくる。こういうことも我々は踏まえて、人口も含めた体系的な使用料も考えていかなきゃならないと思っています。私は雑排水ならば、水道料金のことを考えなければ、皆さんがいろんな意味で節水・節約ができるんですよ。ただ、それがされてしまうがために、企業会計が厳しくなるんです。


 先ほどの審議会の指摘事項の中にもあります。タンクからタンクまで配水管、送水管をつないでいったならば、金額は2億1,000万で済みますよと言われても、それだけで済みますかと。長い年月をかけていけば、大きな負担になるということ。こういったものを管理しなければならないということは大変なんです。ですから湯河原との問題につきましては、友情的に、友好的に進めていくことが一番ベターだろうと思っております。


 1,900トンになってきたのも、もともとは2,500トン、それを合併協議の中から600トン減らしていただいたんです。合併が壊れたときに、黒岩さんだけが、この中でもよくご存じでしょうけれども、2,500トンに戻しなさいという話が来たんですよ。何回も申し上げますけれども、それは覚書にないからということで、私はつき返したんですよ。それが1,900トンは夏場になりますと、超える日が幾日かあるんです。ですから責任水量というのは、言葉がいいか悪いかは、これからも協議させてもらいますけれども、超える日があるがために、下げることができないという、そういう思いがあるんです。


 ですから、ここいらのところは、改良することも自助努力も必要でしょうけれども、湯河原町とはこれからの中で、広域行政の中で、水道事業を一つにしていくという方向性をつかみながら、十分な研究をしてまいりたいと、こう思っています。


 ただし、この問題についても、相手があること。何事も相手があることですから、喧嘩腰に物を言っては壊れる可能性も十分ございます。ですから、今回、皆さんにもご理解をいただいて、9.9%をお認めいただいたのも、先にそれがあるならば、9.9%上げる必要はないじゃないかという答えになってくるんですよ。では、それでいいんですかと、もし壊れたときにはどうなりますかと。先送りができないことは、今の議会の皆さんはご理解いただいたというふうに思っております。


 早急にこういった問題についても、真鶴町民に大きな負担にならないように努めてまいりますことを皆さんとお約束させていただきながら、1回目の答弁とさせていただきます。よろしくお願いします。


○12番議員(黒岩宏次)  1回目の答弁をいただきましたが、昭和60年のときに、湯河原町からの受水を受けるに当たって協定書を結びました、覚書ですけれども。その中で、真鶴町は町内に水源を確保することという内容が盛られています。これに向かって、いろんな努力を真鶴はしてきました。現在、湯河原町からの受水は約37%を占めているわけですけれども、この資料を見る限りは、実際には9,000トンの供給する水源が確保され、この湯河原町の37%をゼロにしても、絶対量でいけば、十分に間に合うという、そういう状況が真鶴町には生まれております。しかし給水でいろいろな問題が起きるような地域もありますので、その改善は必要でありますけれども、湯河原町との覚書にのっとって、真鶴町は自己水源を十分に活用しながら、湯河原町とも、今、供給をしないで、ある意味ではむだになっている、そういう部分もなくしながら、この料金の問題について表面から取り組んでいく必要があると思います。


 湯河原町と真鶴町の水道事業の広域化、こういう形が進んだとしても、私は、湯河原町がすぐに湯河原町民の合意を得るということは非常に難しいと思います。なぜならば、湯河原町には簡易水道組合が40%近く供給している、非常に安く、こういう町でありますし、真鶴町と比較しても、水道料金は非常に安いという状況がございます。ですから、真鶴町を抱えて湯河原町の町民の負担を、水道料を上げるようなことは非常に難しい、私はそういうふうに思いますけれども、これが進めば、私は、これはいいことだというふうに思います。ですから、湯河原との交渉を打ち切るという意味じゃなくて、真鶴町は、当面、湯河原との間で必要としない水について減らしていくという、こういう努力をしていく必要があるし、9.9%値上げしたからといって、これがそっくり収入にはね返るというふうに私は思いません。35%のときも、先ほど町長が答弁したように、35%のうち17%しか収入に反映しないというような実態もあります。


 本当に町民の中で節約やいろいろな機械を入れたりなんかして水の使用量を減らしていくという努力も町民はしますので、ですから、真鶴が本当に、今、抱えている課題について解決していく、表面からそれに向かって解決していくということが大事だと思いますけれども、もう一度、町長の決意も含めて伺いたいと思います。


○(町長)  心配していただき、ありかどうございます。私は湯河原との広域的な水道事業の広域的な考え方に正面から協議を進めていきたいというふうに思っております。


 町民に大きな負担を強いるのは、私は本望じゃないんです。できることならば、安い、負担の少ない、そして多くの方がここに住み着いてくれるような、地元の人が出ていかないような、そういう町をつくるためには重要なことです。そのための生活の中で、一番必要なものはやっぱり水なんです。水のあるところに発展がありということがあろうかと思います。真鶴は海水の水はいっぱいありますから、そこの部分もこれからの中でも視野に入れるべきだろうというふうにも思います。私、冗談ではなく、海水を淡水にすることも、昔の技術とは違うと思っています。こういったこともいろいろ研究しながら、自分たちの町のことは自分たちでできるようなことが一番いいと思います。


 いつ何時のことであっても、その体制がいいんですけれども、両町がうまく、いろんな形で協議しながら進められるものは進めていきたいと思っております。


 そんなことでご理解をいただきたいと。いずれにしても前向きに取り組んでまいりたいということで、皆さんにも、ただ高くなっただけではなく、これだけ設備が古くなってきているということと、人口だけが流れているからこそということじゃなくて、昔はみんなおしめはみんなうちで洗ったんです、我々の子供のころ。少なくとも私の子供が生まれたころには、まだおしめはありました。今の時代はおしめがないんです。紙おむつになったんです。ですから、そんなに後ろ向きに物を考えられるのはいかがなものかというのもありますから、これは文化なんですよ。文化が進んでくれば、いろんな意味で、むだもありますけれども、昔に戻った方がいい場合もありますよ、水の需要なんていうのは。ただ、皆さん、よくよく思ってください。ペットボトルを飲まれていない方はどのぐらいいますかって。今、飲まれていない方を聞いた方が早いと思いますよ。ペットボトルでお水やお茶を買う人はいませんか。ペットボトル1本で真鶴町の水がどれだけ使えますかということを考えた方が、よっぽど利巧ですよ。そうすれば、皆さんに水を使っていただけるような場面、むだはいけないですけれども、普通に使っていただけるようなことも、町としては、皆さんとともに、町民の方に安心してお水をお使いをくださいと言えるような場面がなきゃいけない思っています。何を買うよりも、何をするよりも、一番水が私は安いと思っています。だから水商売が一番、普通からすればもうかるんですけれども、どういうわけか、水道企業会計だけが一番赤字になるんです。これが不思議な現象なんです。ほかの商売で水を使っている商売は全部儲かります。企業がやっている水道だけです。これをもう少し皆さんとともに研究しながら、いい方向になるように努めてまいりたいと思います。よろしくお願い申し上げます。


 以上です。


○(議長)  これをもって、一般質問を終わります。


○(議長)  これで、本日の日程は全部終了しました。


○(議長)  会議を閉じます。


○(議長)  平成22年第1回真鶴町議会定例会を閉会します。


        (閉会 午後5時00分)





会議の経過を記載し、その相違ないことを証し、ここに署名する。





                  平成22年3月12日





       真鶴町議会議長





       署名議員





       署名議員