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神奈川県 真鶴町

平成20年第1回定例会(第4日 3月14日)




平成20年第1回定例会(第4日 3月14日)





       平成20年第1回真鶴町議会定例会会議録(第4日)


           平成20年3月14日(金)


 


1.出席議員 11名


 1番   二 見 和 幸         7番   神 野 秀 子


 2番   青 木   透         8番   露 木 八 郎


 3番   草 柳   昭         9番   岡ノ谷 佳 子


 4番   青 木   浩        10番   福 井 弘 行


 5番   黒 岩 宏 次        11番   青 木   茂


 6番   奥 津 光 隆        12番   欠席





2.欠席議員  1名


12番   川 崎 日出男





3.執行部出席者


町長        青 木   健    介護健康課長    朝 倉 久 泰


副町長       長谷川 勝 己    福祉課長      青 木 哲 朗


教育長       松 本 吉之助    診療所事務長    青 木 幸 夫


会計課長      森   敦 彦    教育総務課長    平 井 敬 一


税務課長      二 見 良 幸    生涯学習課長    青 木   肇


管理課長      青 木 幹 夫    産業観光課長    細 田 政 広


企画調整課長    井 上 準 一    まちづくり課長   土 屋   茂


環境防災課長    宇 賀 一 章    上下水道課長    廣 石 逸 雄


町民課長      高 畑 誠 二





4.出席した議会書記


議会事務局長    松 本 宣 夫


書     記   岩 本 純 子              與 川 勝 己





5.議事日程


  別紙日程表のとおり


           (開会 午後2時07分)


○(議長)  ただいまの出席議員は11人で、定数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。


○(議長)  議事日程を報告いたします。


             (書記日程朗読)


○(議長)  これより、日程に従い審議を進めます。


○(議長)  日程第1、議案第16号「平成20年度真鶴町一般会計予算について」を議題といたします。


○(議長)  各常任委員長の審査報告を求めます。


○(経済文教常任委員長)(2番議員)  ご報告いたします。


 3月4日、本会議において付託されました、平成20年度一般会計予算のうち、当委員会所管の部門につき、3月7日午前10時から委員会を開会いたしました。


 出席者は、委員全員。


 説明者として、町長以下関係職員が出席のうえ慎重審議を行い、その結果「全員賛成」をもって、当委員会所管の部門につきましては、可決いたしました。


 以上ご報告いたします。


○(総務民生常任委員長)(7番議員)  ご報告いたします。


 3月4日、本会議において付託されました、平成20年度一般会計予算のうち、当委員会所管の部門につき、3月10日午前10時から委員会を開会いたしました。


 出席者は、委員5名と議長。


 説明者として、町長以下関係職員が出席のうえ慎重審議を行い、その結果「賛成多数」をもって、当委員会所管の部門につきましては、可決いたしました。


 以上ご報告いたします。


○(議長)  委員長報告に対する質疑を省略いたしたいと思いますが、ご異議ありませんか。


            (「異議なし」の声あり)


○(議長)  ご異議なしと認めます。よって、委員長報告に対する質疑は省略いたします。


○(議長)  討論を省略して、採決いたしたいと思いますが、ご異議ありませんか。


○(議長)  これより討論に入ります。


○5番議員(黒岩宏次)  平成20年度真鶴町一般会計に反対の討論を行いたいと思います。


 自民、公明党を与党とする福田内閣は、施政方針演説で、生活者、消費者が主役と強調いたしました。しかし、2008年、平成20年度予算案は、それが全くの偽りであることを示しました。総選挙を意識をした措置も若干盛り込まれてます。が、到底、生活者が主役と言えるようなものではありません。


 それどころか、福田内閣は、社会保障費も自然増を2,200億円を抑制するなど、暮らしに冷たい構造改革路線に固執しています。アメリカ、大企業奉仕の政治を続け、改革の名のもとに規制緩和を行い、国や行政の仕事を民間に移行させ、しかも、道路特定財源や大企業優遇税制、軍事費など、本来、メスを入れるべき聖域には全くメスが入っていません。


 さらに、国の予算案は、消費税増税を含む抜本的税制改革への橋渡しだという説明を繰り返しております。それは額賀財務大臣でございます。


 小泉、安倍と続いた構造改革路線によって、家計は痛めつけられ、貧困と格差が社会に広がり、民間給与所得者が年収200万円以下の人が1年間で40万人以上増え1,022万人に達しております。真鶴町でもこうした状況は同じように、42%ということを聞いております。


 生活保護者受給世帯も増え、家計の可処分所得も大きく減少し、その上に最近は原油、穀物市場の高騰を受けた結果、生活必需品の値上がりが家計に追い討ちをかけています。さらに不良債権の強行処理により失業と倒産は最悪になり、不安定雇用が蔓延して、量的金融緩和や新自由主義路線の影響を受けた貧困の差が開いております。


 平成20年真鶴町の施政方針の推進で、町の事業や改革を進め、年配者に安心を、若い人には希望が持てるまちづくりを目指すという新年度予算が組まれましたが、しかし、こうした国の動きは大きな障害になり、こうした国やそれを容認する県などに、異議、注文をつけ、戦わなければなりません。


 大企業に空前と言われる利益をもたらした政治によりつくった膨大な国の借金を国民の負担と地方自治体に負わそうとする三位一体の改革は、どんな理由を挙げようと、絶対に容認はできません。


 医療・福祉・教育などの国の責任も放棄をする国庫負担金、補助金の削減をはじめ、地方交付税はこの数年間の間に31%も減らされ、地方財源を圧迫しております。 障害者自立支援法は、障害者にとって命綱の医療から遠ざけております。


 小児医療費の対応や妊婦健診診断の回数の増、コミュニティバスの運行、耐震審査の補助制度など、地域事業化などについては、私も評価をしておりますが、前町長の三木町長が盛んに言ってきた「平和を守ることが真鶴町の生活にとって大事だ」という、そういう立場から、平和憲法を守るという、こういう重要性をもっと強調していただきたいと思います。


 そうした内容についての事業化も含めて、小児医療費の問題や地場産業の活性化、人口増など、大変にその努力は必要だと思いますが、一層の町長の取り組みを期待いたしまして、反対討論といたします。


 以上です。


○6番議員(奥津光隆)  ただいま共産党の5番議員から反対討論がありました。私も一部、その中で国政に関する見解については、いろいろと問題がありますし、賛同できる部分もあります。全面的に反対ということではありません。


 ということは、今、国政が大変な時期に来ていますし、ここで私たち町民を含めて、国政の行方についてしっかりした判断を、いろいろな情報をつかんだ中で、正しく選んでいかなければならないと。子供のため、孫のためにもやらなきゃけいないということであります。


 したがって、国政に対する一つ一つの問題については、省きます。


 ただ、その中で、私も今回の予算案については、結論から申しますと、賛成いたします。いろいろ問題があるでしょう。ということは、既に総務委員会そのほかでもいろいろな指摘もありました。


 そういう中で一つだけ、私、執行に当たって、これは予算、執行権はあくまでも執行部にあるわけですが、物事をやるに当たって、確かに条例・規則の中で仕事は皆さんやっているわけですが、そういう中でも、これは条例違反ではないからいいということで、安易とはいいませんが、あるいは職員だけでプロジェクトチームをつくったりして、いろいろな努力をしている努力はわかりますが、それを政治的にどう判断して、どう方向づけるかは、町長のまず第一の責任でありますし、同時に、それは議会も責任を負わなければならないことだと思います。


 したがいまして、新年度予算につきましては、いろいろともちろん財源があれば、恐らく国以上のこともしたい、せめて高齢者なり弱者に対する、我々町民としての支え合いの手段を講じたいというのは、町長も恐らくその気持ちはあるのだろうと思いますが、限られた予算、財政の中で、しかし、最善を尽くして、安心・安全の町をこれからやっていこうという中で、そのご苦労もよくわかりますので、ぜひ、そういう意味で、今回も苦労した中で予算編成をされたと思います。


 そのご苦労もわかるんですが、ただ、一つだけ問題は、これを言っていいかどうかわかりませんが、財産収入ということの中で、これは確かに、例えば、土地の問題、先般、公有地の先行取得をする条例については廃止をしますと。これをやはり普通財産として、これからいろいろ処分しなければならない事態も出てくると思いますけれども、それらの、例えば、条例上は5,000平方メートル以上だとか、あるいは、700万円以上だというような制限、だからそれ以下だからいいということではなくて、必ず。これは町民の貴重な財産です。営々と皆さん苦労して、時には、今、時代の趨勢の中で値下がりしているところもあるし、これから公有地として果たしてどうかなというところもたくさんあるでしょう。しかし、そういう中で、そういうものをやはりこれから予算化する場合は、例えば、財産処分にしても、何百万円とか何千万円とか、そういうことでなくて、せめて科目設定ぐらいにして、そして、十分な理解のもとに、議会はもちろんのこと、また、周辺、あるいは町民の皆さんの将来像についてもいろいろな話し合いの中で、きちっとした方向づけをする中で、すべきものは仕方がないものだと。ただ、基本的には、やはり、町民の財産というのは、もっと慎重にやるべきではないかと思います。


 それは一つの1点ですが、こういう事態もありますので、予算の執行に当たっては、ぜひとも、やはり、場合によっては議会、委員会も開いて、きちっとしてやるというような、その姿勢をぜひ今後とも貫いていただきたい、そう思います。


 そういう意味で私は、この予算については、いろいろとご意見もある中で、私も一部反対もありますけれども、しかし、全体として、これは次の予算、もう既に4月から始めなければならないことですし、町民の生活を守るためにも、ぜひ慎重な予算執行をきちっとやっていただきたい。お願いしまして、私の賛成討論といたします。


 以上です。


○(議長)  他に討論がないようですから、これをもって、討論を終わります。


○(議長)  採決いたします。


○(議長)  本案は、委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。


              (起立多数)         5番議員反対


○(議長)  賛成多数、よって「平成20年度真鶴町一般会計予算について」の件は、原案のとおり可決されました。


○(議長)  日程第2、議案第17号「平成20年度真鶴町国民健康保険事業特別会計(事業勘定)予算について」を議題といたします。


○(議長)  総務民生常任委員長の審査報告を求めます。


○(総務民生常任委員長)(7番議員)  ご報告いたします。


 3月5日、本会議において付託されました、平成20年度真鶴町国民健保険事業特別会計(事業勘定)予算につきましては、3月10日開催の当委員会において慎重審議を行い、その結果「賛成多数」をもって可決いたしました。


 以上ご報告いたします。


○(議長)  委員長報告に対する質疑を省略いたしたいと思いますが、ご異議ありませんか。


            (「異議なし」の声あり)


○(議長)  ご異議なしと認めます。よって、委員長報告に対する質疑は省略いたします。


○(議長)  討論を省略して、採決いたしたいと思いますが、ご異議ありませんか。


            (「異議なし」の声あり)


○(議長)  ご異議なしと認めます。よって、討論を省略して採決いたします。


○(議長)  本案は、委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。


              (起立多数)         5番議員反対


○(議長)  賛成多数、よって「平成20年度真鶴町国民健康保険事業特別会計(事業勘定)予算について」の件は、原案のとおり可決されました。


○(議長)  日程第3、議案第18号「平成20年度真鶴町国民健康保険事業特別会計(施設勘定)予算について」を議題といたします。


○(議長)  総務民生常任委員長の審査報告を求めます。


○(総務民生常任委員長)(7番議員)  ご報告いたします。


 3月5日、本会議において付託されました、平成20年度真鶴町国民健康保険事業特別会計(施設勘定)予算につきましては、3月10日開催の当委員会において慎重審議を行い、その結果「全員賛成」をもって可決いたしました。


 以上ご報告いたします。


○(議長)  委員長報告に対する質疑を省略いたしたいと思いますが、ご異議ありませんか。


            (「異議なし」の声あり)


○(議長)  ご異議なしと認めます。よって、委員長報告に対する質疑は省略いたします。議  長  討論を省略して採決いたしたいと思いますが、ご異議ありませんか。


            (「異議なし」の声あり)


○(議長)  ご異議なしと認めます。よって、討論を省略して採決いたします。


○(議長)  本案は、委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。


              (全員起立)


○(議長)  全員賛成、よって「平成20年度真鶴町国民健康保険事業特別会計(施設勘定)予算について」の件は、原案のとおり可決されました。


○(議長)  日程第4、議案第19号「平成20年度真鶴町老人保健医療特別会計予算について」を議題といたします。


○(議長)  総務民生常任委員長の審査報告を求めます。


○(総務民生常任委員長)(7番議員)  ご報告いたします。


 3月5日、本会議において付託されました、平成20年度真鶴町老人保健医療特別会計予算につきましては、3月10日開催の当委員会において慎重審議を行い、その結果「全員賛成」をもって可決いたしました。


 以上ご報告いたします。


○(議長)  委員長報告に対する質疑を省略いたしたいと思いますが、ご異議ありませんか。


            (「異議なし」の声あり)


○(議長)  ご異議なしと認めます。よって、委員長報告に対する質疑は省略いたします。議  長  討論を省略して採決いたしたいと思いますが、ご異議ありませんか。


            (「異議なし」の声あり)


○(議長)  ご異議なしと認めます。よって、討論を省略して採決いたします。


○(議長)  本案は、委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。


               (全員起立)


○(議長)  全員賛成、よって「平成20年度真鶴町老人保健医療特別会計予算について」の件は、原案のとおり可決されました。


○(議長)  日程第5、議案第20号「平成20年度真鶴町下水道事業特別会計予算について」を議題といたします。


○(議長)  経済文教常任委員長の審査報告を求めます。


○(経済文教常任委員長)(2番議員)  ご報告いたします。


 3月5日、本会議において付託されました、平成20年度真鶴町下水道事業特別会計予算につきましては、3月7日開催の当委員会において慎重審議を行い、その結果「全員賛成」をもって可決いたしました。


 以上ご報告いたします。


○(議長)  委員長報告に対する質疑を省略いたしたいと思いますが、ご異議ありませんか。


            (「異議なし」の声あり)


○(議長)  ご異議なしと認めます。よって、委員長報告に対する質疑は省略いたします。議  長  討論を省略して採決いたしたいと思いますが、ご異議ありませんか。


            (「異議なし」の声あり)


○(議長)  ご異議なしと認めます。よって、討論を省略して採決いたします。


○(議長)  本案は、委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。


               (全員起立)


○(議長)  全員賛成、よって「平成20年度真鶴町下水道事業特別会計予算について」の件は、原案のとおり可決されました。


○(議長)  日程第6、議案第21号「平成20年度真鶴町真鶴魚座・ケープ真鶴特別会計予算について」を議題といたします。


○(議長)  経済文教常任委員長の審査報告を求めます。


○(経済文教常任委員長)(2番議員)  ご報告いたします。


 3月5日、本会議において付託されました、平成20年度真鶴町真鶴魚座・ケープ真鶴特別会計予算につきましては、3月7日開催の当委員会において慎重審議を行い、その結果「全員賛成」をもって可決いたしました。


 以上ご報告いたします。


○(議長)  委員長報告に対する質疑を省略いたしたいと思いますが、ご異議ありませんか。


            (「異議なし」の声あり)


○(議長)  ご異議なしと認めます。よって、委員長報告に対する質疑は省略いたします。


○(議長)  討論を省略して採決いたしたいと思いますが、ご異議ありませんか。


            (「異議なし」の声あり)


○(議長)  ご異議なしと認めます。よって、討論を省略して採決いたします。


○(議長)  本案は、委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。


               (全員起立)


○(議長)  全員賛成、よって「平成20年度真鶴町真鶴魚座・ケープ真鶴特別会計予算について」の件は、原案のとおり可決されました。


○(議長)  日程第7、議案第22号「平成20年度真鶴町介護保険事業特別会計予算について」を議題といたします。


○(議長)  総務民生常任委員長の審査報告を求めます。


○(総務民生常任委員長)(7番議員)  ご報告いたします。


 3月5日、本会議において付託されました、平成20年度真鶴町介護保険事業特別会計予算につきましては、3月10日開催の当委員会において慎重審議を行い、その結果「全員賛成」をもって可決いたしました。


 以上ご報告いたします。


○(議長)  委員長報告に対する質疑を省略いたしたいと思いますが、ご異議ありませんか。


            (「異議なし」の声あり)


○(議長)  ご異議なしと認めます。よって、委員長報告に対する質疑は省略いたします。


○(議長)  討論を省略して採決いたしたいと思いますが、ご異議ありませんか。


            (「異議なし」の声あり)


○(議長)  ご異議なしと認めます。よって、討論を省略して採決いたします。


○(議長)  本案は、委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。


               (全員起立)


○(議長)  全員賛成、よって「平成20年度真鶴町介護保険事業特別会計予算について」の件は、原案のとおり可決されました。


○(議長)  日程第8、議案第23号「平成20年度真鶴町後期高齢者医療特別会計予算について」を議題といたします。


○(議長)  総務民生常任委員長の審査報告を求めます。


○(総務民生常任委員長)(7番議員)  ご報告いたします。


 3月5日、本会議において付託されました、平成20年度真鶴町後期高齢者医療特別会計予算につきましては、3月10日開催の当委員会において慎重審議を行い、その結果「賛成多数」をもって可決いたしました。


 以上ご報告いたします。


○(議長)  委員長報告に対する質疑を省略いたしたいと思いますが、ご異議ありませんか。


            (「異議なし」の声あり)


○(議長)  ご異議なしと認めます。よって、委員長報告に対する質疑は省略いたします。


○(議長)  討論を省略して採決いたしたいと思いますが、ご異議ありませんか。


○(議長)  これより討論に入ります。


○5番議員(黒岩宏次)  平成20年度真鶴町後期高齢者医療特別会計予算に対して反対討論をいたします。


 既に後期高齢者医療制度については、昨年、一般質問でも行い、また、条例制定についても質疑をしておりますので、なるべく簡潔に反対討論を行いたいと思います。


 昨年、自民公明政権が強行した医療改革法により導入をされた後期高齢者医療制度、来月から実施されようとしています。この制度については、全国の多くの自治体が見直しや、また、撤回、中止を決議をして、国や、また最寄の県に対して要望をしているところであります。


 最近の新聞報道によりますと、512を超える自治体、約3割近い自治体がこうした制度の見直しや、または中止を申し出ているところであります。その大きな理由としては、70歳以上のお年寄りを後期高齢者として、他の世代から切り離し、際限のない負担増とまともな医療を受けられなくするという、こうした制度に多くの自治体の人たちや、また、多くの国民が不安を、また、怒りを抱いているからであります。


 こうした後期高齢者医療特別会計については、こうした立場からも反対を意思表明をしたいと思います。


 以上です。


○(議長)  他に討論がないようですから、これをもって討論を終わります。


○(議長)  採決いたします。


○(議長)  本案は、委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。


               (起立多数)         反対5番議員


○(議長)  賛成多数、よって「平成20年度真鶴町後期高齢者医療特別会計予算について」の件は、原案のとおり可決されました。


○(議長)  日程第9、議案第24号「平成20年度真鶴町水道事業会計予算について」を議題といたします。


○(議長)  経済文教常任委員長の審査報告を求めます。


○(経済文教常任委員長)(2番議員)  ご報告いたします。


 3月5日、本会議において付託されました、平成20年度真鶴町水道事業会計予算につきましては、3月7日開催の当委員会において慎重審議を行い、その結果「全員賛成」をもって可決いたしました。


 以上ご報告いたします。


○(議長)  委員長報告に対する質疑を省略いたしたいと思いますが、ご異議ありませんか。


            (「異議なし」の声あり)


○(議長)  ご異議なしと認めます。よって、委員長報告に対する質疑は省略いたします。


○(議長)  討論を省略して採決いたしたいと思いますが、ご異議ありませんか。


            (「異議なし」の声あり)


○(議長)  ご異議なしと認めます。よって、討論を省略して採決いたします。


○(議長)  本案は、委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。


              (全員起立)


○(議長)  全員賛成、よって「平成20年度真鶴町水道事業会計予算について」の件は、原案のとおり可決されました。


○(議長)  日程第10「常任委員会及び議会運営委員会の閉会中の所管事務調査の件」を議題といたします。


○(議長)  各委員長から所管事務調査のため、会議規則第74条の規定により、お手元に配布いたしました申出書のとおり、閉会中の継続調査の申し出があります。


○(議長)  お諮りいたします。委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることにご異議ありませんか。


            (「異議なし」の声あり)


○(議長)  ご異議なしと認めます。よって、委員長から申し出のとおり閉会中の継続調査とすることに決定しました。


○(議長)  暫時休憩いたします。


            (休憩 午前2時40分)


            (再開 午前2時52分)


○(議長)  休憩前に引き続き会議を開きます。


○(議長)  日程第11、これより、一般質問に入ります。


 質問通告者が4名ありますので、通告順にこれを許します。


○1番議員(二見和幸)  1番、二見和幸でございます。議長の許しを得ましたので、通告に従いまして一般質問をさせていただきます。


 質問は、町長選挙についてでございます。


 今年9月の任期満了に伴う町長選に青木健町長は2選目を目指して出馬する意向を固めたと新聞に載っていました。しかし、正式発表とは載っておらず、我々議会としても正式には聞いておりません。


 町長においては、湯河原町との合併が流れ、町政の大変厳しい中、行政を執行するに当たり、いろいろなスリム化を図り実行してまいりました。その手腕は大変すばらしいものだと思います。


 そこで、確認の意味で引き続き町政を担当する気があるのかどうか、伺います。


 また、これまでの3年半を振り返り、町長はどのような思いでやってきたのか、どんなことができたか、答弁をお願いします。


○(町長)  1番議員の二見議員の質問にお答えをさせていただきます。


 平成16年9月に皆様方の付託を受け、町長として就任をさせていただきました。当初より国の三位一体の改革や構造改革、地方分権の推進という地方行政にとりましては大変厳しい情勢にあり、また、その大きな流れは依然として継続をしている状況にあります。


 真鶴町が自主的に町政を運営していくには、厳しい財政問題や国の改革に対応した役場の体制の見直し、また、湯河原町との広域行政の問題など、調整すべき諸課題は山積しておりましたが、これまでの行政での経験や真鶴町に対する私の思いを形にするべく、常に町民の立場に立ち、町民の幸せを願い、この4年間の中で誠意をもって行政運営に取り組んでまいりました。


 これも一重に町民の皆様をはじめ議会の皆様、町の職員の協力をいただきながら、一つ一つの問題に対処し、これまでに皆様に評価をいただけるような取り組みができたと考えております。


 しかしながら、町の改革は、一朝一夕に成し遂げられるものではなく、この4年間の中で築いてきた基礎をもとにスタートさせた取り組みを根づかせ、さらに発展させる必要がございます。


 また、懸案であるし尿処理問題、ごみ処理広域化の取り組み、そして、新たに県西地域2市8町による合併協議など、大きな課題に対し、私なりの構想の中で取り組んでまいりたいという強い思いがございます。


 こうしたことから、引き続き町政運営担うべく、その決意をここに表明させていただきますので、さらになる皆様方のご支援とご協力を賜りたいというふうに考えております。


 1問目の質問についてお答えをさせていただきました。ありがとうございました。


○1番議員(二見和幸)  再質問させていただきます。


 議会においても、一般質問などで町長の公約をチェックしてまいりました。公約を守れたかどうかは、町民の皆様が評価するものだと思いますが、あえて町長自身の自分なりの評価で結構ですので、お答えください。


○(町長)  それでは、公約に対する評価ということでございますので、私の取り組みに対しましては、議会の皆様をはじめ町職員の協力があり、そして、何よりも町民の皆様の理解があったからこそ着実に成果を上げることができたと思っております。


 まず初めに、人件費のことでございますけれども、厳しい行財政の状況をかんがみ、私をはじめ、特別職の報酬の減額をいたしました。また、収入役を廃止し、その職務を助役に兼務させるなど、また、職員数の適正化を計画的に実施するため、退職者の不補充による削減、また、職員手当の見直し及び機構改革等により人件費の総額で約2億7,800万円の削減を実現しております。


 次に、事務事業の見直しにおいては、単に事業を縮小するのではなく、現状の中で最大の効果が得られ、また、町民へのサービスの向上が図られるよう実施をしてまいりました。学校教育の面では、まなづる小学校への統合における課題の対応や生活に密着する郷土の道路補修作業の直営工事の実施、また、行政内部での事務効率化の視点から、町例規集のデータべース化などにより約8,000万円の削減をしております。そのほか、一人一人の自覚と責任を持って事業の遂行を図るための職員の担当制の導入、また、業務が増大する福祉事業や供用開始に伴う下水道事業の拡大、限られた職員数の中で効率的に進めるための機構改革による課の統廃合、さらには平日におけます窓口業務の時間延長、土曜、日曜、祝日における窓口開庁により、これまで諸証明の発行につきましては1,508件、税等の収納につきましても約1,165万円、これを来庁し納付していただくなど、町民の皆様への利便の向上が図れ、大きな成果を上げたものであります。


 一方、広域行政に関しましては、湯河原町との間では、懸案でありました上水道の受水に伴う責任水量の問題や下水道事業における下水道処理負担金の調整、また、特に特別負担金の協議により5億円の効果がありました。また、小田原市と下郡3町によるごみ処理広域化及び2市8町による広域消防に関する検討にも着手いたしました。


 そして、昨今の厳しい税制状況の中、新たな財源の確保といたしましては、頑張る地方応援プログラムへの応募をすることにより、今年度より3年間、年3,000万円の特別交付税への増額措置の実現、広報まなづるにおいては、スポンサー広告を掲載し、年35万円ほどの広告料収入を上げるなど、行政全般を通し新たな取り組みや見直しを実施しております。


 さらに、公平な負担という視点から、徴収事務の強化により、税、保険料、水道料における徴収率を全体で平均2.5%上昇させることができました。また、水道料金につきましては、平成17年度には上水道事業の健全運営、健全経営及び安定供給のため、35%の料金改定を実施しております。これらによる効果から1億円を超える新たな歳入の確保をしております。


 新たな事業にも積極的に取り組んでまいりました。観光振興部門では、真鶴半島の拠点施設としまして、お林展望公園やケープ真鶴の有効活用として、また、新たな体験観光、体験学習の場として海の学校の設置や真鶴半島の海と緑の紹介コーナーの開設、貝類博物館整備事業への着手、マナ真鶴よさこいフェスティバル等のイベントの誘致を行いました。さらに将来における真鶴半島の新たな取り組みのため、旧亀ヶ崎水族館の撤去と進入路改良工事に取り組んでおります。


 教育文化振興部門では、将来を担う子供たちに身近な問題を真剣に取り組んでもらうための子ども議会の開催や、町の財産として触れる機会を増やしていただくため、毎月第2、第4土曜日を中川一政美術館町民無料デーとして開放をいたしました。


 公共事業につきましては、港の整備が町を変えるとして、国の地域再生計画の認定を受けることにより、国、県の予算を獲得し、真鶴港及び岩漁港の整備に着手することができました。特に真鶴港においては、観光活用の検討を実施していくことも確認し、必ずや将来の真鶴町の活性化につながる事業であると考えております。


 その他福祉の面では、すくすく赤ちゃん子育て支援給付金制度の新設や小児医療費及び妊婦健診の公費負担の拡大を行うなど、子供の世代への支援や町民の日常生活の利便の向上を目指し、今年からコミュニティバスの運行を実施するなど、特に年配者への配慮も行いました。


 こうした取り組みにより、主な事業について試算したものでありますが、歳入歳出を差し引き、約8億5,000万円の削減効果を上げておりますが、金額にはあらわれない部分で、元気で活力のある、若者には希望を、年配者には安心のできるまちづくりを進めるための基礎が着実に積み上げられてきたと思っております。これが私の評価でございます。


 以上でございます。


○5番議員(黒岩宏次)  5番黒岩宏次でございます。それでは、通告に従いまして、町民の切実な要求、そして心配をしている町民の立場から町長に質問を2点行いたいと思います。


 1点目は、白石DNA研究所の実態調査についてでございます。


 東京都港区に白石クリニックが開業しておりますが、このお医者さんは、真鶴の尻掛坂に別荘をお持ちでございます。そして、白石クリニックが湯河原町温泉区若草山に白石DNA研究所を建設をして、近く稼動する計画との報道が行われております。神奈川県への届出の化学物質は33種類と聞いております。この化学物質が側溝に1年間に800キログラム、薬品等が放流される計画だそうであります。この件では水質汚濁防止法が適用されるとのことです。


 湯河原町の議会での質問が行われ、安全な研究所を求める会や漁業組合など、11団体が反対もしくは心配をしている水源と相模湾の汚染がなどがあるのか、ないのか。真鶴町も大変関心の高い内容でございますので、その調査の結果について、まず、1点目として伺いたいと思います。


 2点目は、学童保育所の早期設置についてでございます。


 学童保育所を早期実施することについてで、これは学童保育所をつくる会が平成18年2月17日に議会に署名付で陳情を提出をしました。これを受けて、議会は慎重審議の上、平成18年12月15日に全会一致で採択をいたしました。この間、国の動きもいろいろありました。文部科学省と厚生労働省は、来年度から全国すべての公立小学校で放課後も児童を預かることを決めております。スタッフとしては教員のOB、地域住民でスポーツのプログラムを用意して、児童が放課後を学校で過ごす環境を整えるほか、共稼ぎ家庭の子供向けには、さらに時間を延長することなどでございます。


 子供が安心して遊べる居場所づくりや子育ての負担軽減による少子化対策につながるのが目的で、平成19年以降、大量退職する教員の活動の場を提供する内容もあるようです。両省で来年度の総事業として1,000億円を見込んでおります。


 今回の事業は全児童対象の時間帯と、それ以降、親が留守の家庭の子供を対象とする二本立てで、小学校内で活動が基本で、空き教室や体育館が予定されております。


 また、厚生労働省では、昨年10月19日に学童保育のガイドラインを発表いたしました。その中で対象児童は保護者が労働等により昼間家庭にいない小学校1年から3年生に就学をしている児童であり、その他健全育成上指導を要する児童、特別支援学校の小学部の児童及び小学校4年生以上の児童とする。なお、子供の安全確保や発達状況を考慮して、必要に応じて保護者に労働等により、昼間家庭にいない小学4年生以上についても対象とすることでできる、も加えられております。


 平成17年3月作成の真鶴町次世代育成行動計画の中の子育て支援に関する重点的な事業で、学童保育(新規事業)事業概要、今後の取り組みで、次のような方針が提起されております。保護者が就労している概ね小学校3年生までの子供を対象にして進める。町の少子化対策で重要に施策である学童保育ニーズ調査の結果、働いている保護者から、夏休みなど子供だけで留守番しなければならないので困る等、学童保育の希望が多く寄せられております。小学校3年生までのお子さんの放課後と長期休暇中の生活の場を提供する学童保育を平成21年までに場所、保育料等を検討し、実施をします。現在、実施している放課後子ども生き生きクラブとの連携を図りますという、そういう内容でございます。


 議会では2006年12月定例会で、学童保育所の早期設置を求める陳情の採択を行いました。しかし、私たち議会に対する町の回答は、実施をすることを前提として検討とアンケートを行ってきた。現状では難しい。もう1年検討したいと、20年度は見送る方針であることを明らかにしました。しかし、本当にやる気があるならば、今年度の夏休みからでも実施をすべきだ思いますが、町長の考え方を伺います。


 以上で1回目の質問を終わります。


○(町長)  では、黒岩議員の1点目の白石DNA研究所の調査についてをお答えいたします。


 白石DNA研究所につきましては、町に対し調査は求められておりませんが、担当が神奈川県、また、湯河原町から情報を入手したところの概要をお話をさせていただきます。


 白石DNA研究所は、湯河原町宮上に建設されました。平成20年1月5日付の某新聞の意見広告によりますと、33種の化学物質を風致地区水源池近くの側溝に年800キログラムも直接放流する計画があると記載されています。しかし、県に確認しましたところ、使用した薬品はすべて回収しまして、廃棄物処理業者に引き渡すとのことでございます。また、2月22日号の某ニュースでは、研究所では乳酸菌や機能性飲料の研究のみを行い、DNA研究は行わないので、使用する薬品も大幅に変更する。4月には説明会も開催し、研究所の開所をしたいと返答したと記載されておりますが、県にはまだ変更届けは提出されておりません。


 研究所に対します指導監督は神奈川県で、水質汚濁防止法の規定に基づく特定施設の設置の届出書と神奈川県生活環境の汚染等に関する条例の規程に基づく指定事業者の設置申請書が県に提出をされ、県条例上の設置許可がされまして、水質汚濁防止法の受理書が出されております。


 稼動後は神奈川県が湯河原町とともに届出のとおり行われているか、定期的に立ち入り検査を行いますので、当町といたしましても、情報収集をしまして、漁業関係者等への周知をしてまいりたいというふうに考えております。


 2点目の学童保育の早期実現についてのお答えをさせていただきます。


 学童保育の早期実現に向けて本年度、調査検討をさせてまいりました。平成20年度実施に対して調査を進めてきた中で、最終的に希望者を把握いたすための実施に沿った自己負担額も含めアンケートを本年卒園予定者及び小学校1、2年生の保護者に実施いたしました結果、対象者153名に対し解答者数16名、うち希望者7名でありました。


 平成20年度の実施の検討に当たりましては、希望回答者数は国庫補助採択要件を10名以上としておりましたが、7名の方については、必要に迫られているという状況にあると思われますので、私としましても、数にかかわらず、できることをやってみようよという指令も出させていただきまして、他市町に移送することはできないかと、こういう検討をさせていただきましたが、受け入れる側、また、県としても、そういうことは県内どこでもありませんと、こういうお答えをいただきました。したがいまして、20年度、切迫しているような状況の中で見送らざるを得なかったというのが現状でございます。


 しかしながら、今後は希望保護者、陳情された代表者や関係者等との連携を密にしまして、調整を図りながら実施に向けて努力してまいりたいと考えております。


 また、現在、教育委員会で実施しております放課後生き生き教室などへの参加についても、対応可能かどうかということも調整しながら考えてまいりたいというふうに思います。


 1問目の回答につきましては、以上でございます。


○5番議員(黒岩宏次)  再質問を行いたいと思います。


 1点目の白石DNA研究所の件でございますが、ぜひ、情報収集をして、関係する団体やまた町民に対して、常に状況を報告をしていただきたいと思います、また、議会に対しても、機会あるごとに報告をお願いしたいと思います。


 ただ、この研究所の内容については、湯河原の方の議員が2人ほど質問して、その議事録もいただきましたが、その内容の中で、心配をされる内容があります。ここから出る水については、下水道があそこはありませんので、放流されて千歳川に流れ込むようです。そして、この千歳川というのは相模湾に流れてくるわけですけれども、ここにホウ酸が実質的には規制されているけれども、年間4リットルというような報告がされております。また、ノニルフェノールというものは全く使わないということでございますけれども、湯河原町の環境課長はこういうふうな答弁をしております。「そういう使われないという保証はございませんので、よく検討、監視をしていきます」というような答弁がされているのが議事録に残っています。


 また、真鶴町は、ご存じのように、海の学校や(仮称)遠藤貝類展示館の開館準備や、また、町の方針である「港の整備がまちを変える」という、こういうスローガンのもとに、真鶴港の整備や岩漁港の整備などを、今、行っておりますが、この真鶴にとって海の汚染というのは、本当に重大な影響を及ぼす、また、大きな打撃を受ける町でございます。


 そうした意味から、悪影響が起きてからでは遅いわけですが、それが汚染が発生しないように事前に食いとめるという姿勢で、ぜひ、臨んでいただきたいと思いますが、答弁をこの点について求めたいと思います。


 そして、2点目の学童保育所の早期設置でございますが、答弁がありましたように、幼稚園や保育園の年長組、それから小学校の1年生、2年生の父兄153名にアンケートをしたそうでございますが、私もこのアンケートを読んでみて、本当にこのアンケートの回答が16通という、先ほどもありましたが、そして、学童保育を望んでいる、本当に差し迫った方が7名ということでございますけれども、このアンケートが16通しか回答がないという、こういう中で7名ということですから、確率としては高いわけで、もっと実態をきちんと町がつかんで、対応していくことが重要だというふうに思います。


 また、神奈川県の補助を当然あてにしている答弁でございますが、10名以上、250日以上が対象ということでございますが、私の目算ですけれども、本当にやる気で取り組めば、10名を超える方が子供をお預けになるというふうに私は思っておりますし、また、金額が1万円ということも明記してアンケートをとっておりますけれども、その1万円についても、議会の中ではそれがいいのかどうかという論議は全く行政の方から提起されていませんので、論議がありません。


 そうした意味からも、本当にやろうという努力、真鶴はやるんだと、神奈川県の中でも残っている唯一の自治体としてやるんだという、そういうやっぱり前向きの姿勢をもっと伝わるような形で答弁をいただきたいし、ある人に言わせると、皮肉ですけれども、やらない理由を探しているんじゃないかというような批判も関係者から聞かれます。


 それから、もう一つは、議会では、先ほど言いましたように、全会一致で早期に学童保育所を設置して進めなさいという議決までしているわけですから、議会の意思も無視をしないで尊重していただきたい。そういう点について、再度、町長の考え方を伺います。


○(町長)  1問目のDNAの関連でございますけれども、これは神奈川県と湯河原町に対して、今の黒岩さんのお話は、きょうも傍聴者、湯河原町の関係者がおられますから、十分その話はお伝えさせていただくということでご理解いただきたいと思います。


 2番目の学童保育の問題、そういう意見が出ていたら言ってください。私はやらないなんて一言も言っていません。黒岩さんには何回も何回も同じ話をさせてもらっているわけですから、その点は誤解のないように、説明責任は私だけじゃなくて、黒岩さんだってありますよ。ですから、私どものやる気の問題、私はやる気はいくらでもあります。そのやる気の問題に対して、父兄の方々は親の理解は、多分、私はあるんだろうと思っていますよ。回答を寄こさないということは、私は自分で、学童保育のお世話になりませんよという答えになるわけですよ。そういうことも含めて、よくよく、これからの中でも調整は図ってまいりたいと思っていますので、皆様方も誤解のないような説明を、よろしくお願い申し上げます。


 以上でございます。


○7番議員(神野秀子)  7番、神野です。通告に従いまして一般質問を行います。


 初めに、安心して暮せる地域医療の充実についてお伺いいたします。


 今回、平成20年度施政方針の中、国民健康保険事業特別会計では新しい事業として診療所外科医師による、がん免疫細胞療法が取り入れられることになりました。


 がんは、昭和56年から我が国の死亡原因の第一位となり、これからも増加が予想されており、これは真鶴町でも同様であります。


 我が国のがん対策は、昭和59年度よりがんの本体解明を目標に、対がん10カ年総合戦略を実施してまいりました。その後、がん克服新10カ年戦略を推進、平成15年7月には、第三次対がん10カ年総合戦略を策定いたしました。そして、平成16年度からがん研究の推進、がん予防の推進及びがん医療の向上と、それを支える社会環境の整備の3つを柱とする新たな対がん戦略を推進しているところです。


 公明党の取り組みといたしましても、平成16年1月、日本のがん対策を国家戦略として強力に推進するよう訴えて以来、党の重要政策と位置づけ、対策の推進に全力を挙げてきております。健康フロンティア戦略を策定し、5年生存率の改善を目指すなどの具体的な数値目標を決めたほか、乳がん対策として、マンモグラフィーの緊急整備を決定し、全国への配置が着々と進んでいるところであります。また、がん対策プロジェクトチームを党内に設置し、専門家との意見交換やがん医療現場の視察を重ねていく中で、適切ながん治療を求めてさまよう「がん難民」と称される患者の実態や対策がおくれている分野など、課題が浮き彫りになってまいりました。


 そこで、公明党は、がん患者中心の医療を整備するためにも、法の制度化が急務と考え、がん対策推進本部を設置し、がん対策の取り組みを加速させてまいりました。そして、与党政策責任者会議で自民党と与党プロジェクトチーム設置で合意し、その後、法案の条文化を進め、平成18年5月23日、念願のがん対策基本法案を与党両党が議員立法で国会に提出、民主党の独自案も国会に提出されていたことから、与党案を修正する形で合意に至り、6月16日の参議院本会議で可決、成立し、平成19年4月1日、施行いたしました。


 このような法整備がなされている中でのがん免疫細胞療法を取り入れていく画期的な事業について3点伺います。


 がん免疫細胞療法の概要と当町としてどのような期待が持てるのか、また、高額な治療費に対する当町の取り組みと課題について、そして、がん免疫細胞療法を縁として、がん撲滅推進の町として行動計画を策定していく考えはないか、町長のお考えを伺います。


 次に、地球温暖化対策についてお伺いいたします。


 映画「不都合な真実」の公開をはじめ、気候変動問題に取り組んでいたアメリカのゴア元副大統領がノーベル平和賞を受賞し、メディアでも大きく取り上げられました。中でも氷河が大きく崩れていく映像などを通じて世界じゅうが注目する契機となり、地球温暖化防止対策について真剣に考える機運が盛り上がってきております。


 国際的な規模での取り組みはもちろんのこと、日本では京都議定書で約束している温室効果ガスの排出量を2008年から2012年までに6%削減の目標を確実に達成させることが課題となっております。


 私たち一人一人が自分の足元からただし、ライフスタイルを変えるところまで持っていくことが理想ではあります。


 しかしながら、我慢するとか、努力だけでは状況は打開できないと言われております。国レベルでの対策だけでは、なかなか進まない、今、市町村単位で果たす役割が重要視されております。


 そこで、当町におきましては、温暖化防止対策を進めるために何ができるのか、その対策と方針について伺います。


 また、当町の宝とも言うべき御林と魚付保安林を永久に守っていくために環境協力金を導入する考えはないか、お伺いいたしまして、第1回目の質問を終わります。


○(町長)  では、町長みずからの見識で答えをさせていただきます。


 まず、1つ目の地域医療の充実ということについてでございますけれども、がん免疫細胞療法は、体から取り出しました免疫細胞を体外で培養し、加工した後に、再び体内に戻すことによりまして治療に用いるもので、この療法の特徴は、患者自身の細胞を使用するため、本質的には副作用がございません。化学療法や放射線療法との併用で効果が期待できるものでございます。よって再発予防効果が期待でき、また、通院治療が可能なことであります。


 なお、健康保険の適用がされておりませんので、100%自費診療となります。


 この療法を行うことは、がん患者の苦痛を和らげるためにも、また、地域医療機関であります診療所における対がん戦略の一躍を担うものとして期待をしているところでございます。


 2問目の治療の高額費用に対して当町の今後の取り組みと課題についてということでございますが、治療はがん患者の苦痛を和らげることが目的でありますが、治療に際しては、この療法に対する正しい知識と理解を得るために患者さんに対して治療内容の十分な説明に努めてまいります。


 また、患者さんのために、この治療法を推進するとともに、健康保険の対象となるよう働きかけてまいりたいと考えております。


 3番目のがん細胞療法を通してがん撲滅推進の町として行動計画についての考えはないかという質問でございますけれども、がん対策基本法に基づきまして神奈川県におきましても、神奈川県がん対策推進計画がんへの挑戦10カ年戦略を策定中であります。その中の重点項目としましては、予防対策の推進、早期発見する体制の整備、高度ながん医療の提供、緩和ケア体制の充実の4つの柱で取り組んでおります。


 また、市町村の役割としまして、当町においても、真鶴健康づくり21の計画の中で、第4条、予防施策として、禁煙・分煙教育の推進を、第6条で、自分の健康は自分で守ろうと各種がん検診を実施しており、今後も真鶴健康づくり21に基づき予防及び早期発見の施策を推進してまいります。


 したがいまして、行動計画の策定につきましては、今後も研究課題としていきたいと思います。


 次の地球温暖化防止対策の推進についてでございますけれども、取り組みに関してですが、西さがみ連邦共和国連携交流事業としましては、小中学生が自然観察、エコキャンプ、環境壁新聞作成等を通じて環境について学んでおります。


 また、これに関連しますが、4月20日に湯河原観光会館において、湯河原レオロータリークラブ、ライオンズクラブが主催しまして、真鶴町、湯河原町両商工会等の後援で、「みんなで地球環境を考えよう」をテーマに、先ほどの環境壁新聞の発表、県職員による講演等を予定しております。


 定例的なものとしましては、地球温暖化防止推進委員と町職員によりまして、毎月25日の朝に駅前においてアイドリングストップ運動を行い、チラシ等の配布をし周知もしております。


 また、小田原ダイナシティウエストを会場に、エコカー体験フェアを開催し、エコカー普及に努めております。このほか、19年度から施行されました県の水源環境保全再生市町村交付金を受け、地域水源林整備としまして、石丁場の跡地に植栽、植樹、下草刈りを実施し、二酸化炭素削減に努めているものでございます。


 また、町施設内では、平成17年3月に地球温暖化対策実行計画を策定し、昼休み時間の消灯、職員のエレベーター及び自動ドアの原則禁止、クールビズ、ウォームビスの実施などの対策を講じているところでございます。


 今後の方針ですが、広報に簡単にできる温暖化対策としまして、エコバッグの推進、ごみの減量、節電や室温温度設定等を掲載し、周知に努めたいと思います。


 次に、真鶴の自然の宝である御林と魚付保安林を永久に守っていくために環境協力金を導入する考えはないかという質問についてお答えをいたします。


 真鶴町の自然の宝であります真鶴半島自然公園については、町、議会、住民組織、県など関係機関と連携しながら、自然との共生を目指すべくこの保全に努めているところでございます。


 ご質問の環境協力金でございますが、現在、町ではお林展望公園に自然保護協力金として募金箱を設置し、後世に残すべき町の財産としての保全に使わせていただいており、平成20年度からさらにケープ真鶴でも募金箱を設置し、今後とも観光客並びに町民の方々へのご協力を仰いでまいりたいというふうに思っております。


 1番目の質問は以上でございます。


○7番議員(神野秀子)  それでは再質問をさせていただきます。


 第1点目のがん対策につきましては、がん対策基本法の基本的施策ということで、一つはがん予防、早期発見の推進、それから、2番目として、がん医療の格差是正を促進、3番目ががん研究の推進とした3本柱で構成されているということです。そういう意味で、今回、がん免疫細胞療法をここで行うということは、本当にまさに時にかなった施策ではないかなというふうに思います。多くの人ががん治療に立ち向かい、命を永らえ、健康な生活が送れることは本当に大きな喜びであります。


 それで、今、診療所の大きな一つの課題は、入院施設が休止となっているということで、一番心配なところでありますけれども、このがん治療に付随しまして、入院施設が何とか利用できないものかと思っておりますが、その点について、町長、何か考えていることがあればお答えいただきたいと思います。


 2点目、地球温暖化防止対策の問題ですが、環境協力金については、余り積極的ではないというお答えであると思いますけれども、先日、委員会の中でちょっと申し上げましたけれども、寄附条例について検討してみる必要があるのではないかなというふうに思っていますけれども、そのことについて研究されてみたらとどうかなというふうに思っております。


 それから、先ほど、二見議員の一般質問の中で、今度の町長選挙に再度出馬の意向を示されましたけれども、その出馬の際には、ぜひともこの地球温暖化防止対策を町長の公約に入れていただきたいことを希望いたします。その決意はあるかどうか、再度お伺いいたしまして、再質問を終わります。


○(町長)  まず、1点目の診療所の入院施設の関係でございますけれども、これは私の考えの中には当然持っているものでございまして、従来の形は確かに診療所では一番いい形だろうと思いますが、これは並行して考えていきますけれども、がんの患者さんに対します大きなケアの部分として、この施設が利用できないかということについて、少し自分なりに構想をしてみたいと、そして努力してみたいというふうに思っております。その中で方向性を定めてまいりたいと。今のままでいいと、私は決して思っていませんので、有効活用が図られるよう努めてまいりたいと思っています。


 2点目の寄附条例はということでございますけれども、まだまだこの寄附条例というものにつきましては、行政として少し研究する余地があるのかなというふうに思っています。寄附というのは、あくまでも行為者の大きな意思であり、条例でやることが果たしていかがなものかということも少し問題点があるかと思っていますので、これらを十分検証しながら、研究しながら、この方法については、さらに執行部としても知識を高めてまいりたいということでご理解いただきたいと思います。


 3点目の環境問題につきましては、当然ながら、皆さんの命、そして世の中すべてのものに対しては育むものの命として、当然ながら環境の問題につきましては、私も重点公約項目として掲げてまいりたいということでご理解を願いたいと思います。


 以上でございます。


○6番議員(奥津光隆)  私は一般質問として2点、通告をしてございます。


 その第1点は、植樹運動の展開と森林公園の創設についてであります。


 来年度施政方針の中に「町を訪れる方の心に残るよう思い出ベンチの設置や思い出植樹の実施を進める」とあります。大変結構なことで、ぜひとも実現してほしいと願っております。


 そこで、もう一歩進めて、町民をも巻き込んだ長期的な視野に立った植樹運動の展開と、新たな森林公園の創設に向けた施策を図る考えはないか伺います。


 この町に生きた証としての記念植樹を駅裏地区その他町有地等を活用して、各種の植生に合った樹木を町民自らの手で植え続け、十数年後には、数十年後には、森林同様の、御林同様の森林公園が出現していくといった長期的な視野に立った一つの、せっかく町長も次期やるということでありますので、この任期中に、しっかりとそのような方向、将来に向けた希望の持てるまちづくりの一つとして、そのことをやっていく考えはないかどうか。


 実施に当たっては、樹木の購入その他の必要経費については、事業の趣旨を周知した上で、町民ないし町外参加者の寄附を充てるなど、具体策の検討もあわせて行っていただきたいと思うのですが、いかがでしょうか。


 第2点は、故遠藤勢津夫元教育長の蔵書目録についてであります。


 長年にわたり町の教育行政全般をご指導いただいた故遠藤勢津夫先生の蔵書目録が、先日、ご遺族の方から送られてまいりました。内容を拝見して、改めて先生の学識の深さと広い教養に心打たれました。町のみならず県下の教育会にとってもかけがえのないお方の足跡は、今後、末永く記念されるべきものと考えます。後を引き継ぐものだけでなく、広く先生に啓発された町内外の歴史研究者や愛好者のためにも活用させていただく方途はないものかと考えています。


 もちろんご遺族の方のお考えもあることですし、何よりも学問的にも貴重な蔵書類の散逸を防がなければなりません。この点、行政としてお役に立てる方策について、町長あるいは教育長にお伺いいたします。


 以上、第1回目の質問を終わります。


○(町長)  1点目の植樹運動の展開と森林公園の創設についてを回答させていただきます。


 まず、植樹運動の展開と森林公園の創設につきましては、現在、町では森林法の規程に基づきまして、町の総面積702ヘクタールのうち地域森林計画対象面積が332ヘクタールについて、森林整備の基本方針をはじめとしました基本的な事項の現状と課題を平成20年度から10カ年の町森林整備計画の中に盛り込んでおります。城北地区をはじめとします、いわゆる森林地区につきましては、保安林等の制約がかかる地域が多く、ご質問の内容につきましては、丁場跡地利用計画策定の場などで検討することが望ましいというふうに考えております。


 また、御林につきましては、毎年、町民有志によります植樹の寄贈を受けておりまして、既に植樹の展開も図っているところでございます。


 町有地の有効活用につきましては、今後も推進してまいりたいというふうに思っておりますので、ご理解をいただきたいと思います。


○(教育長)   奥津議員さんの質問にお答えいたします。


 今、ご質問にありました蔵書目録につきましては、今、手元にありますこれでございまして、ご遺族の奥様から私の方にもいただき、また、議員の皆様にもお配りしたところでございます。何か、400つくって、ちょっと足りない心配があって、200追加したということを伺っております。


 それで、町長にも了解いただきまして、この中の奥様の文章がありまして、それをもとに3月の町の発行の広報紙、これでございますけれども、この中にご案内をさせてもらっております。これを見ますと、毎週、日曜日、月曜日、火曜日、午前9時から午後5時まで、町内はもとより、いろいろな調査をされたり研究されている方々について、生前故人がお世話になりましたということで、いつでもごらんいただける希望があればお応えしていきたいと。ただし、今は奥様がお一人でございますので、お嬢様が来られたときとか、あるいは、そういうどなたか協力していただける方がおれば、また、多少違うかもしれませんが、現在は4月1日からの状況の中で、今言った、週3日を基本に閲覧を認めていきたいと、こんなことの話がありました。


 今、母屋に隣に木造の2階建ての生前先生が研究の際にいろいろ一人でこもって研究されていた、そこの場所に蔵書六千数百が整理されておりまして、中心は教え子の皆さんとか、あるいは知人の方が何日か通っていただいて整理をされた、そういう蔵書類がありまして、目録を見ても、非常に貴重なものがございます。一部は町の図書館とか、あるいは教育委員会でも持っておりますけども、私も県外視察に同行した際に、ご本人が本当に数万のお金を払ってでも貴重なものを買い上げていたという、そういった大事なものが中にたくさんございました。


 これからも、そういった意味で、調べに来られて、貴重なものを有効に活用してやっていただければありがたいと、こういうことをおっしゃっておりましたし、特にこの近くでは二ノ宮尊徳、金次郎さんの蔵書記録が結構あるということで、私の方から、つい1カ月ほど前も、西相地区の2市8町の教育委員会、それから、図書館、あるいは学校関係で、中学校の社会科の関係、そういったところも全部含めて、およそ40冊ほど、この資料をお配りさせてもらっております。したがって、この近辺では、ある程度、この目録が出たということに関して利用していただけるようには呼びかけをしております。


 それから、もう一つ、散逸を防ぐ意味でということがございました。それは先ほどちょっと申し上げましたように、町の方で持っている一部がありましたけれども、それ以外は貴重なものもある。これはあくまでも個人所蔵ですから、私どもの方で勝手にどうこう言うべきものではございません。理解をしてもらっていますけれども、貴重なものなので、ご家族、ご遺族がしっかり管理して、これからも知人にもお願いしたいりしながら、管理をしていくと、こういうことでございますので、私のところでお手伝いを頼まれるようなことがあれば、積極的には協力してまいりたいと思いますが、基本的には個人所蔵ということで、あくまでも個人を尊重してまいりたい、このように思っております。


 以上でございます。


○6番議員(奥津光隆)  御林に18年度、交付金をもらって、募金箱も、今、展望公園に置いて、なおかつ、ケープパレスも今年から置いていきたいということで、大変結構なことだと思いますし、御林は御林として、約350年前ですか、小田原藩の命令一下、15万本の苗木を植えたという時代、過去があるわけですが、現代に応じた一つのつくり方という部分はあると思うので、先ほど、7番議員からもありました、何か協力金というようなものを積極的に活用して、大いにPRもして、そして、御林公園として森林公園が、結果としてでき上がっていけたら。なかなかつくるまでには時間もかかるでしょう。恐らく私も命はもうないと思いますけれども。将来、子供たちが、「ああ、あのときにこういうことをやってくれたんだな」と、「それがきっかけだったな」というような話題になるように、ぜひ、ひとつ町長としても頑張っていただきたいと思います。


 それから、これについて、参考までですが、先般、3月2日の日曜日、私が通告した後ですが、朝日新聞の日曜版の16面に、森は人の心も育てるということで、例のニコルさん、カナダで生まれて、イギリスで育って、あるいは、カナダで相当仕事をいろいろやった方が、長野県に20年前かな、もっと前か、24、5年前に定着して、いろいろと自分で財団法人もつくって、積極的にそういった、森財団というようなものをつくってやって、それを自分の買い求めた土地を全部公に、財団に寄附して、子供たちの教育の場にしてもらおうというような意気込みで。


 本当にいろんな子供の事件が起きたり、大人もまたどっちかというと、荒廃している中で、こういった森の散歩を続けることが、意外に心の安らぎにもなるということで、イギリスあたりでは、中高年に多い成人病を改善する治療として森を散歩する処方箋も出ているというようなことであります。あのこともこの中にはありますが、詳しいことは申し上げません。後ほど、また機会があったら、コピーしてお渡ししていきたいと。


 それから、なお、この近くでは、雑木林、元気に育つという、つい昨日の新聞でしたか、日曜日の新聞、神静民報に出ていまして、ドングリで苗木を育成というようなことで、これも子供たちを中心に、それから、町の中にもそういう育てる住民の積極的な、あるいは自主的な会も生まれて、もう5年ぐらい経過しているそうですが、ドングリから芽が出て、将来を楽しみにしていると。これはクヌギ林がなくなっている、何とか保存しようというような動きもあります。


 そんなことで、広くは環境全体ですが、町の将来の子供たち、あるいは将来町に移り住んでくださる方、あるいは住んでいる人たちが、例えば、具体的なものとしては、記念の番号でもいいし、あるいは何か記念の名札をつけて、おじいちゃん、おばあちゃん、あるいはもっと前の人がこうやって植えてくれた、私の先祖が植えてくれた木だなというような、そういう長期的に育つような木ももちろん必要でしょうし、いろんな選択肢があると思います。具体化をぜひひとつ進めていただく中で、町民に広くPRもして、あるいは町内外、外の人にも、今の御林の姿を見せながら、ぜひ、PRをして活動していただきたいと思いますが、そこら辺について、どうなのか、担当者ないし町長の今後の取り組みについてのより具体的な方策について、何か現在お考えがありましたら、教えていただきたいと思います。


 それから、第2点の遠藤勢津夫先生、本当に私も郷土を知る会でメンバーの一員としていろいろとご指導いただきまして、これほどすごい蔵書をお持ちだったとは知らなかったんですが、謙虚な方でございました。余りいつも学をひけらかすようなところがなくて、非常に心打たれました。


 もちろん、個人でございますから、これは第一義的には個人のやり方を尊重しなきゃなりませんが、町として、いろいろ図書館同士のインターネットを通じた情報交換もあるわけですから、その辺のIT化のお手伝いなどもご相談していただいてはいかがかなと思います。


 ということは、知人や限られた教え子等はもちろんですが、全然知らないところでも、そういうものを全国の中でも、あるいは、特に鎌倉から近代にかけての歴史を非常に熱心にやっていらっしゃる方もあったりして、それがパソコンでぱっと、こういう資料がここにはあったというようなことも必要だろうと思うし、そこにやはり図書館が、特に知らない方、知っている方はともかくとして、知らない方が突然こうだなんていう場合には、図書館が中に入ってというとあれですが、せめて、そういうふうな、紹介というか、あるいは図書館がその辺のことがお手伝いできないかなというようなことも考えられます。


 ご遺族がいつまでもそういう姿勢でいてくださればいいんですが、将来何があるかわかりませんし、そういう事態も踏まえて、今からその辺の協力体制を、ぜひまた教育長、進めていただきたいと、こんなふうに私、考えますが、いかがでございましょうか。その辺についての取り組みの仕方について、なお、ご覚悟を伺えれば、ありがたいと思います。


 以上です。


○(産業観光課長)  植栽についてでございますが、主に線路から向こう側のところになりますと、丁場の跡地が大変多ございまして、丁場の跡地の返還につきましては採石法に基づきまして植栽が義務づけられております。したがって、植栽をするというようなところで、そこの植生に合ったものを植栽しているというところでございます。


 また、御林につきましては、先ほど、町長の方からも答弁があったんですが、町民の有志の方、平成17年から、スダジイ、クス、クロマツ、この3種類を3年間にわたり、約、もう100本程度寄贈を受けております。また、それを植える際にも、我々課と町と相談して、樹勢が弱いような部分、その辺を目途といたしまして植栽をしているという状況でございます。


 以上でございます。


○(教育長)   再質問に対するお答えなんですが、先ほども申し上げましたように、ご本人が生存中の中で蔵書類を活用するということであれば、さまざまな展開ができたかと思いますけれども、残念ながら、ご本人がその整理の意思も待たずしてお亡くなりなられたということで、ご本人は非常に無念だったと思います。それをお受けになった奥様から私たちがお受け取りするとか、お預かりするとかということができれば、それはこちらの考え方でいろいろ利用させていただくことも可能なんですが、あくまでもそれは、思いが非常に強い資料ということもありまして、お宅に置いておきたいというのが願いに、したがって、散逸ということは心配はないかと思いますけれども、そばには研究を一緒にされた方々、知人がおいでになるとか、あるいは、教え子がいるとか、そういった方々の中で守られていくものだろうと、私は思います。情報機器を使って、さまざまな利用がそういった方々からお話が出てくれば、また、違った活用方法もあるかと思いますけれども、現在のところは、まだ4月1日オープンしていない状態でございます。今後はまた機会があるごとに、私どもがお手伝いできるものは協力してまいりたいと、このように思っておりますので、今しばらく様子を見届けていきたいと、このように思います。


○6番議員(奥津光隆)  今の御林の問題、それから、駅裏の町有地の跡地、それはそれで大変結構だと思いますが、今回、基金条例を廃止した、いわゆる公有土地として獲得してあるところなども、将来的な用途をいろいろと検討した中では、多分に身近なところにちょっとした森林とは言わないけど、御林のようなものもできるんじゃないかと、公園と言ってもいいんでしょうが。その辺も含めて、有効活用、あるいは空き地について、土地を持っている方に、できればどうでしょうというような働きかけの中で、町が森の中に包まれたようなところもあってもいいと思いますし、管理も大変でしょうけれども、これはもうそれぞれが個人の土地については、もちろん責任を持たなきゃなりませんが、ぜひ、それはやっていただけないなかというような感じもします。先ほどのお答えでは、一番多くは駅裏のまとまった森林公園ですから、これはぜひやっていただきたいわけですが、同時に、町中においても、結構眠っている民有地、あるいは公有地等もあるわけですから、それあたりを植栽を考えながら、余り大きくならない木でもいろいろ可能性はあると思いますから、その辺についてあわせて伺いたいと思います。


 教育長の蔵書については、おっしゃるとおりです。やった上で、いろいろと問題があるいは出てくるかもしれませんし、ぜひ、いつでもご相談に乗って、ぜひ、先生のご意思がこれからも、本当のご意思が生きるように、これはお願いしておきます。


 以上です。


○(町長)  奥津議員さんもよくよくご存じだと思いますけれども、真鶴町は全体が公園計画だと。そこの中から生まれたきたのがまちづくり条例であり、また、今、私どもが進めております景観計画でございます。したがいまして、新しく開発がされたり、建替えがされたりすれば、その中に行政としてまちづくり課が中心となって、その誘導もしているわけでございます。


 それと、多くは1軒1軒の皆様方が、特に皆様方は地域の代表ですから、地域の中に大きくその声を反映させていただければ、緑多い町になってくるのかなと、こう思っております。そういった事業についても、粛々と進めてまいりたいし、理解も求めてまいりたいと思いますので、これからもご協力のほどよろしくお願い申し上げまして答弁とさせていただきます。よろしくお願いいたします。


○(議長)  これをもって、一般質問を終わります。


○(議長)  これで、本日の日程は、全部終了しました。


 会議を閉じます。


 平成20年第1回真鶴町議会定例会を閉会いたします。


            (閉会 午後4時04分)





会議の経過を記載し、その相違ないことを証し、ここに署名する。





                  平成20年3月14日





        真鶴町議会議長





        署名議員





        署名議員