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神奈川県 中井町

平成24年第3回定例会(第5日) 本文




2012年09月14日:平成24年第3回定例会(第5日) 本文

             会 議 の 記 録
                          平成24.9.14

議長  皆さん、こんにちは。
 出席議員は14名で、定足数に達しております。議会は成立しました。9月定例会第5日目の会議を開きます。
                           (14時00分)
 本日の議事日程はお手元に配付のとおりです。


議長  日程第1「議案第35号決算の認定について(平成23年度中井町一般会計歳入歳出決算)」を議題とします。
 質疑は終結しておりますので、これより討論に入ります。
 原案に反対の方の討論を許します。


小沢長男  私は、日本共産党を代表いたしまして、平成23年度一般会計決算の認定に反対の討論を行います。
 平成23年度は、3月11日に発生した東日本大震災では2万5,000人からの犠牲者、数十万人からの生活基盤を一気に奪うという大惨事をもたらしました。福島第1原発が爆発する事故が併発し、放射能汚染を広範囲に拡散し、甚大な被害に及び、中井町でも人体や農産物への影響が心配され、茶葉が被害に遭いました。
 平成23年には、不況や円高を口実にした大企業のリストラの反映で、15歳から34歳の若い層の失業者が112万人、35歳から54歳の中勤層では106万人と失業者が高どまりし、働き盛りの層が解雇され、長期にわたり再就職できないでいる深刻な状況と言われます。
 政府の統計でも、貧困線(2009年には112万円)に満たない世帯の割合は16%と、ほぼ6人に1人が貧困状態になっています。年収が200万円未満の給与所得者が昨年1,000万人を超えたという統計もあります。このように、大企業の利益中心、アメリカ言いなりの自公政治を引き継ぐ民主党政治により、急速に貧困と格差の拡大が進行しています。
 このような政治の影響下にある中井町の平成23年度一般会計では、個人の町民税が昨年より2,552万円減収し、生活苦から納められない個人町民税が2,320万円になり、町税全体では2億4,800万円減収した上に、未納税額が不納欠損を含めて5,055万円に達しています。
 町民の生活も厳しく、国保税も6,230万円からの税額が納められなくなっています。これ以上の国保税増税はさらなる貧困を生み、安心して医療にかかれなくするものです。医療費が前年より減少したため、残額が出て増税を免れましたが、いつ医療費が高額になるかわからないのが医療です。増税しないで国保会計を安定させるために、保険給付費支払い準備基金を政策的に積み立てることを求めます。
 民主・自民・公明3党合意により、子ども手当を廃止し、予算を減額して新たな制度として発足することを決定した。財源としての児童扶養手当の削減や年少扶養控除の廃止による増税は、子育て世帯の暮らしに大きな打撃となります。
 こうして町民の生活も厳しさを増す中で、町民の健康を守るための各種ワクチンの接種の助成や中学校修了までの医療費の無料化、就学支援の助成を眼鏡購入までの拡大、福祉送迎や木造住宅の耐震化促進などや、教育や町民の命や暮らしを守る事業、農業振興策や町民生活に欠かすことのできない事業の実績は評価します。
 日本共産党は消防の広域化に反対し、足柄消防の充実・強化を求めてきましたが、町は足柄消防組合を解散し、広域化により小田原市に事務委託することに決めました。一番の問題点は、広域消防グランドデザインでは、消防力適正配置により、現在の中井分遣所を廃止することになっていることです。また、大規模地震・災害等の広範囲にわたる災害では、広域化により対応が非常に困難となるとしています。議会は附帯決議をして賛成多数で可決しましたが、中井分遣所の廃止は絶対にあってはならないし、広域化によって消防・救急活動に遅滞が生じてはならないことです。
 生涯学習センターの建設計画が進められています。この施設があることは私も望みますが、今建設すべきではなく、児童館や自治会館などを有効に利用することを検討するべきです。生涯学習センターは、建設費だけでなく、その後の維持管理費に莫大な経費がかかります。施設が整っている自治体が負担に悩まされているのが現状です。
 毎年、町民の所得も税収も減り、町財政も厳しくなっています。この上に消費税が増税されたならば、さらに消費は落ち込み、深刻な不況に陥り、企業倒産、失業、国民所得の減少、さらなる国・県・町の税収の落ち込みを招きます。日本経済は奈落の底に突き落とされると言われます。TPP参加ならば、経済破壊の度合いはさらに増します。そのときに町民の生活を支える財政力を失うような箱物を建設するべきかが問われます。当然、消費税増税やTPP参加は阻止しなければなりませんが、そうなる状況が目の前にあるときに、生涯学習センターの建設やパークゴルフ場の増設等はすべきではないと考えます。
 こども園の開設が検討されています。町立中村保育園の廃園が一体として方向づけられていますが、中村保育園は存続させるべきです。国の総合こども園化構想は、国民の反対運動に押されて認定こども園になる方向です。この保育新システムは公の保育負担の削減を目指すものです。神奈川県緊急財政対策本部調査会(神奈川臨調)が答申した民間保育所運営費の補助の廃止・凍結は阻止しなければなりませんが、もし廃止や削減となれば、民間保育所の経営が危ぶまれます。中村保育園は近くで安心して託せる、また特徴ある町立保育園としての存続が求められます。
 幼稚園と保育園の一体化としてのこども園は、幼児の生活リズムが崩れるとともに、幼保一元化から遠のいています。保育料を無料にして、すべての幼児が保育・教育を平等・均等に必要に応じて受けられるように、幼保の一元化を求めます。
 学校給食の調理業務委託が偽装請負に該当し、労働者派遣法に抵触するとして民間委託を断念した自治体もあります。「受託業者が自ら設備・資材により業務を処理する」に違反すること、さらに栄養職員が委託業者の現場責任者に対し指示することも指揮命令行為になるとして、偽装請負に該当するとの見解です。調理室、設備、機材、資材などは委託契約書と別個に有償契約が必要となっています。町の対応には疑問を生じます。
 町民の多くが使用している井ノ口宮原水減の硝酸態窒素の水質改善は、私の一般質問に、「早い時期に、できれば経費を捻出して設置したい」と答弁しています。23年度の水道事業会計は5,576万7,000円と大きな純利益が生まれています。既に115万5,000円を投資して、宮原取水場への配水管引き込み工事が終わっています。工事完了には、あと300万円ほどの投資で済むと答えています。ならば、速やかな工事着工を求めます。
 23年度も中村川上流の河川整備が見送られましたが、いつ時間100ミリからの豪雨に見舞われるかわかりません。この地域は緊急に整備すべきで、豪雨に耐える中村・藤沢川の整備を強く県に求めることを求めます。
 町長は、「消費税の値上げをせずに国の財政が進まない」と私の一般質問に答えていられますが、3%から5%への消費税の増税の結果、不況を招き、年間14兆円からの税収の落ち込みや、大企業・大金持ちへのたび重なる減税による税の減収等が積み重なり、今の財政危機を招いたものです。
 以上のように、平成23年度事業の問題点を指摘し、町民生活と命・健康を守る施策を求め、さらに、消費税の増税を実行させないこと、県政史上かつてない大規模な県民生活切り捨てにつながる神奈川臨調を撤回させ、町民の命と生活を守る町政を求めて、平成23年度一般会計決算の認定に反対の討論とします。


議長  次に、原案に賛成の方の討論を許します。


小清水招男  平成23年度決算の認定に当たり、賛成討論をいたします。
 平成23年度は、欧州における債務危機や原油価格の上昇が国内景気に大きな影を落とし、円高やデフレ、雇用情勢の悪化から脱却できず、加えて東日本大震災による原子力災害や電力供給の制限など、国民生活に与える影響は極めて厳しい状況でありました。
 こうした中、本町においては、町税の減収とともに、地方贈与税を初め各交付金、国・県支出金等の減収により、大変厳しい行財政運営となりました。このため歳出面では、限られた財源の有効活用を図り、まちづくりの推進と行政改革を連動させた施策を実施されました。
 平成23年度の決算状況は、歳入41億3,133万3,000円に対し、歳出38億8,123万9,000円でした。
 優先性・緊急性を踏まえ、計画的な予算執行が行われるとともに、健全な財政運営の維持にも努められました。また、厳しい財源の中でも、確実に明日の中井町の発展に向けた事業展開が実施されました。
 主な成果は、福祉送迎サービス事業では、移動が困難な高齢者や障がいのある方を対象に、通院や買い物等への送迎を行うことで社会参加を促し、移動の利便を図り、喜ばれております。
 ごみ減量化・3Rの推進事業では、エコモニターによる手動式生ごみ処理機の検証、剪定枝のチップ化などを行い、ごみの減量化・再資源化の実証が図られました。今後の普及に期待します。
 水源の森林づくり事業では、安定した地下水源の確保を目的に、岩倉・境・比奈窪地区7.6ヘクタールの水源エリアの整備を行うとともに、第2期の事業計画区域内44ヘクタールの測量調査を行い、円滑な事業の継続に向けた準備が整いました。
 任意予防接種については、神奈川県子宮頸がん等ワクチン接種緊急促進事業の子宮頸がん予防ワクチンの接種事業に加え、新たにヒブワクチン、小児用肺炎球菌ワクチンの接種事業を実施されました。
 また健康づくりプランの策定事業では、健康余命の助長を目的に、年齢に応じた健康づくりの実践活動が示されました。今後の町民総ぐるみの活動が期待されます。
 次に、橋りょう長寿命化修繕計画策定事業として、東名跨道橋6線を初め15メートル以上の橋りょう44橋の橋りょう長寿命化修繕計画を策定されました。安全・安心な暮らしの維持に向け、計画的な修繕を期待します。
 電算広域化推進事業として、各種電算処理システムについて、県内14町村による一部事務組合が設立され、電算処理システムの共同運用の基礎ができました。今後、関係経費の削減と業務の効率化が望めます。
 以上、主な成果について意見をいたしましたが、本町の歳入の中に多額の未収金と不納欠損金があることも事実です。低所得者など生活弱者に配慮しつつ、税の公平負担の観点からも、神奈川県内トップクラスの回収率といえども、今後も回収に努めていただきたいと考えます。
 また、決算審議での意見や監査指摘事項につきましては真摯にうけとめ、継続的な改善に努力していただきたいと思います。
 最後に、本町の貴重な予算を最小の経費で最大の効果を上げ、住民の福祉の増進に努めるという地方自治運営の基本原則で、確実な執行をされました。このことは高く評価できます。
 平成23年度中井町一般会計の決算認定に当たり賛成の討論とし、議員各位の御賛同を得たいと考えます。以上です。


議長  ほかに討論はありませんか。
 これをもって討論を終結いたします。
 採決を行います。
 議案第35号、原案に賛成の方の起立を求めます。
 起立多数、よって、本件は原案のとおり認定されました。


議長  日程第2「議案第36号決算の認定について(平成23年度中井町国民健康保険特別会計歳入歳出決算)」を議題とします。
 質疑は終結しておりますので、討論を省略して採決を行うことに御異議ありませんか。
           (「異議なし」の声多数)
 異議なしと認め、採決を行います。
 議案第36号、原案に賛成の方の挙手を求めます。
 賛成全員、よって、本件は原案のとおり認定されました。


議長  日程第3「議案第37号決算の認定について(平成23年度中井町介護保険特別会計歳入歳出決算)」を議題とします。
 質疑は終結しておりますので、討論を省略して採決を行うことに御異議ありませんか。
           (「異議なし」の声多数)
 異議なしと認め、採決を行います。
 議案第37号、原案に賛成の方の挙手を求めます。
 賛成全員、よって、本件は原案のとおり認定されました。


議長  日程第4「議案第38号決算の認定について(平成23年度中井町後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算)」を議題とします。
 質疑は終結しておりますので、討論を省略して採決を行うことに御異議ありませんか。
           (「異議なし」の声多数)
 異議なしと認め、採決を行います。
 議案第38号、原案に賛成の方の挙手を求めます。
 賛成全員、よって、本件は原案のとおり認定されました。


議長  日程第5「議案第39号決算の認定について(平成23年度中井町下水道事業特別会計歳入歳出決算)」を議題とします。
 質疑は終結しておりますので、討論を省略して採決を行うことに御異議ありませんか。
           (「異議なし」の声多数)
 異議なしと認め、採決を行います。
 議案第39号、原案に賛成の方の挙手を求めます。
 賛成全員、よって、本件は原案のとおり認定されました。


議長  日程第6「議案第40号平成23年度中井町水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定について」を議題とします。
 質疑は終結しておりますので、討論を省略して採決を行うことに御異議ありませんか。
           (「異議なし」の声多数)
 異議なしと認め、採決を行います。
 議案第40号、原案に賛成の方の挙手を求めます。
 賛成全員、よって、本件は原案のとおり可決及び認定されました。


議長  日程第7「議案第41号中井町教育委員会委員の任命について」を議題とします。
 事務局の朗読を求めます。


書記  ( 朗   読 )


議長  町長から提案理由の説明を求めます。


町長  議案第41号中井町教育委員会委員の任命について提案説明をいたします。
 現教育委員会委員の須藤黎子氏は、本年9月30日をもって任期満了になりますが、かわって教育委員会委員として城所祐子氏が適任者でありますので、新たに任命いたしたく提案した次第でございます。よろしく御同意のほどお願い申し上げます。


議長  お諮りします。本件は人事案件ですので、質疑・討論を省略して採決を行うことに御異議ありませんか。
           (「異議なし」の声多数)
 異議なしと認め、採決を行います。
 議案第41号、原案に賛成の方の挙手を求めます。
 賛成全員、よって、本件は原案のとおり同意されました。


議長  日程第8「議案第42号中井町教育委員会委員の任命について」を議題とします。
 事務局の朗読を求めます。


書記  ( 朗   読 )


議長  町長から提案理由の説明を求めます。


町長  議案第42号中井町教育委員会委員の任命について提案説明をいたします。
 現教育委員会委員の川瀬祐司氏は、本年9月30日をもって任期満了になりますが、かわって教育委員会委員として津坂紀男氏が適任者でありますので、新たに任命いたしたく提案した次第でございます。よろしく御同意のほどお願い申し上げます。


議長  お諮りします。本件は人事案件ですので、質疑・討論を省略して採決を行うことに御異議ありませんか。
           (「異議なし」の声多数)
 異議なしと認め、採決を行います。
 議案第42号、原案に賛成の方の挙手を求めます。
 賛成全員、よって、本件は原案のとおり同意されました。


議長  日程第9「報告第2号健全化判断比率及び資金不足比率の報告について」を議題とします。
 町長から報告を求めます。


町長  報告第2号健全化判断比率及び資金不足比率について報告いたします。
 地方公共団体の財政の健全化に関する法律により、町全体における財政状況を総合的に分析する目的で、監査委員の審査と議会への報告並びに公表が義務づけられている実質赤字比率、連結実質赤字比率、実質公債費比率、将来負担比率の4つの指標と公営企業における資金不足の比率について、国で示す健全化判断基準及び早期健全化基準の数値を下回り、健全な財政運営が図れました。なお、本件につきましては、8月7日に監査委員より適正である旨の意見書をいただきましたので、御報告いたします。以上です。


議長  これは報告でございます。表決の必要はありません。これで報告を終了します。
 なお、細部説明につきましては、本議会終了後の議会全員協議会で説明していただきます。


議長  日程第10「報告第3号中井町土地開発公社の経営状況の報告について」を議題とします。
 町長から報告を求めます。


町長  報告第3号中井町土地開発公社の経営状況について御報告いたします。
 公有地の拡大の推進に関する法律第18条第3項の規定により、中井町土地開発公社理事長から平成23年度における事業報告書並びに決算書の提出がありましたので、地方自治法第243条の3第2項の規定に基づき、御報告申し上げます。以上です。


議長  御意見等、何かございますか。
 これは報告でございます。表決の必要はありません。これで報告を終了します。
 なお、細部説明につきましては、本議会終了後の議会全員協議会で説明していただきます。


議長  日程第11「中井町選挙管理委員会委員及び補充員の選挙について」を議題とします。
 これは、地方自治法第182条第1項の規定により、議会において選挙することになっております。選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推薦によって行いたいと思います。これに御意義ありませんか。
           (「異議なし」の声多数)
 異議なしと認め、指名推薦によることに決定いたしました。
 指名推薦の方法は、議会運営委員長から、選挙管理委員会委員4名及び補充員4名を指名していただくことに御意義ありませんか。
           (「異議なし」の声多数)
 異議なしと認め、議会運営委員長から指名していただきます。


議会運営委員長(武井一夫)  それでは、ただいま御指名をいただきましたので、私のほうから、中井町選挙管理委員会委員及び補充員の指名を申し上げます。
 最初に、選挙管理委員会委員4名を発表いたします。中井町松本324番地、山口幹雄さん、同じく委員、中井町井ノ口2351番地の50、佐藤雅幸さん、同じく委員、中井町境1317番地、井上謙一さん、同じく委員、中井町北田530番地21、安武トミ子さん。
 次に、補充員4名を発表いたします。中井町雑色96番地、山口英夫さん、同じく補充員、中井町井ノ口885番地イ号、早田保さん、同じく補充員、中井町境1668番地、相原孝直さん、同じく補充員、中井町遠藤333番地の4、峯尾進さん、以上でございます。報告を終わります。


議長  ただいま議会運営委員長から指名がありましたとおり、選挙管理委員会委員に、山口幹雄さん、佐藤雅幸さん、井上謙一さん、安武トミ子さんの4名を、それから補充員に、山口英夫さん、早田保さん、相原孝直さん、峯尾進さんの4名をそれぞれ指名推薦することに御異議ありませんか。
           (「異議なし」の声多数)
 異議なしと認め、指名推薦のとおり決定いたしました。
 なお、ただいま指名推薦された方々には、議長名をもって告知し、承諾書を徴すべき手続をいたします。


議長  日程第12「総務経済常任委員会審査報告(平成24年陳情第1号)」を議題とします。
 委員長からの報告を求めます。


総務経済常任委員長(森 丈嘉)  総務経済常任委員会より報告いたします。
 平成24年第2回定例会において当委員会に付託されました、平成24年陳情第1号パークゴルフ場の増設(36ホール化)を求める陳情書についての審査につきましては、平成24年6月7日、7月9日の両日、全委員出席の中、委員会を開催し、審議いたしました。
 本町のパークゴルフ場は、都市公園法に位置づけられる中井中央公園にあって、その戦略性の高さ、すぐれた芝管理などから、内外の多くの愛好者たちから高い評価を得ており、大変なにぎわいを見せております。これまでも、同様のコースの増設を求める愛好者からの声をたびたび耳にしてきたことも事実であります。
 委員会では、「23年度における利用者数が延べ人数で町内約3万人、町外からは約8万3,000人おり、利用収入も非常に大きい上に、地域経済への波及効果や知名度の面からも大変有効な施設であり、これからの町の活性化のためにはパークゴルフ場増設が一番の手段である」という陳情を支持する意見や、「まず9ホールの増設から考えてみては」という意見もありました。
 しかし、「公共施設は利益を目的とするものではなく、パークゴルフ場のにぎわいがそのまま経済への波及や町の活性化につながるとは考えられない」という意見や、「スポーツ基本法にあるように、パークゴルフ場を初めとするスポーツ施設は、社会体育の推進、町民の健康増進が大きな目的であり、今後、スポーツ人口をふやし、町民の健康増進を図っていくためには、パークゴルフにこだわらず、さまざまなスポーツや運動を提供していく必要がある。さまざまな町の活性化策は、我々議員として、委員会として真剣に考えていかなければならない」、また、「今後、指定管理者制度への移行という新たな展開の中、中央公園を中心とした活性化策が1つの焦点になると考えられる。現状増設となると、用地取得を含め、クラブハウスとか駐車場などの附帯設備も考えなければならない。単に増設というよりは、新たなものをつくる気持ちでなければできないだろう」という意見、「中央公園の現状では、駐車場や多目的グラウンドを潰すことはできないだろう。用地の問題のほか、財政面から見ても非常に厳しく、陳情者の気持ちは理解できますが、今はその時期ではないだろう。賛成はしかねる」などの意見がありました。
 委員会としては、法令上あるいは公益上の見地から合理的かどうかという「陳情の妥当性」や、緊急性、重要性及び財政事情から見て、近い将来実現の可能性があるかという「実現の可能性」などの判断基準から鑑み、都市公園法上、総合スポーツ施設としての中央公園であること、増設用地、駐車場などの用地の問題、現在の町の財政事情など、パークゴルフ場の36ホール化への増設はその時期ではないという考えから、採決の結果、陳情第1号を賛成少数により不採択と決定いたしました。
 今後は、中央公園の指定管理者への管理移行により、現在の町パークゴルフ場のよさが損なわれないよう、行政とともにしっかりと見守っていくことが我々の責務であると考えます。以上、報告を終わります。


議長  ただいまの委員長の報告に対し、質疑はありますか。


原 憲三  委員長からいろいろ報告がありましたけれども、陳情者の御意見等をですね、この後あったかどうか、その辺お伺いしたいと思います。


総務経済常任委員長(森 丈嘉)  お答えいたします。陳情の審査につきましては書類審査が原則基本でございます。陳情者の御意見をお聞きするかどうかという点につきましては、委員で協議をいたしました。話し合いをいたしました結果、お呼びをしなくてもよいだろうと。お呼びをして説明を受けなくても、この陳情書類内容で十分理解はできると、気持ちは理解できるというような形の中で、お呼びしなくてもよいという結論に達しましたので、お呼びはいたしませんでした。以上です。


原 憲三  陳情書の意見、文章等でですね、陳情者の皆さんの御意見が十分わかったということなんですけれども、やはりですね、陳情者の直接生の声を聞いてですね、意見を伺わなければいけないかと私は思います。そういう中で、理由を考えたときには、どうして呼ばなかったのかということは思います。
 実現の可能性についてなんですが…(私語あり)静かにお願いします、質問しているんだから。文教は本人に聞いていませんけれども、代表者に聞いています。実現の可能性がということの中でですね、総合的な運動施設であるということと、駐車場を整備した場合にですね、駐車場の面積等が狭くなるというようなことも御意見ですが、私は、今、現状としてはですね、ラインも引かれていない、トラロープ等も引いていないというような状況ですから、やはりそういったことも、あまりお金かからないで、トラロープ等でもですね、駐車場の整備をすれば、もっと利用可能な施設になるのではないかと思いますが、その辺を伺います。


議長  伺いますというのは、検討したかということですよね。(「はい」の声あり)


総務経済常任委員長(森 丈嘉)  お答え申し上げます。駐車場をパークゴルフ場にということを検討したかという御質問かと思いますけれども、駐車場、また多目的グラウンド等をパークゴルフ場として整備することは不可能であろうという意見は、委員の方からは出ております。これは、駐車場もやはり中央公園の施設の一部であるという観点からだと思います。以上です。


原 憲三  にぎわいの点からとか、その辺は検討されたかお伺いいたします。


総務経済常任委員長(森 丈嘉)  お答え申し上げます。にぎわいという言葉の中には非常にたくさんの意味合いがあろうかと思いますけれども、町の活性化というような形の中でのたくさんの議論がなされました。委員会の中としましては、やはり町の活性化を求めるという形の中で、パークゴルフ場の増設をしたほうがいいのではないかという意見もございましたが、パークゴルフ場のにぎわいがそのまま町の活性化、にぎわいにつながるとは考えられないというような意見もあったことも確かでございます。以上です。


議長  ほかに。


曽我 功  今の同僚議員の発言と同じなんですが、まずですね、その町の活性化のためにということで、貴重な意見をですね、今回の陳情者の方から伺ったということです。委員会としてはですね、地方自治法第109条の5というようなところに、公聴会を開いて、陳情された方の熱い思いなりを聞く機会を設けることもできるというような、そういう規定もございます。なぜ設けなかったのかというのは、今、回答にあったんですけれども、私はですね、その辺のところを、総務経済常任委員会の議事録を熟読させていただきました。
 6月の7日の委員会では、陳情された方もですね、傍聴者として来ていられました。その中でですね、ある委員の方から、公聴会を開いて町民の方から聞くという提案がされております。数名の賛同者がございました。その中でですね、そこで委員会は暫時休憩に入られまして、傍聴者は帰られたんですね、そこで帰られてしまいました。その後、再開後ですね、委員長は、再度公聴会を開くことの質疑を始められております。その中で、委員会としてですね、公聴会は開催しないとの結論に達したというふうに書いてございます。そこでですね、帰られた傍聴者は後でその結論を知られまして、感情的になられて、その後の行動をされているというふうに私は理解いたしました。
 そこでですね、今回陳情された方は、町の活性化の1つの提案としてパークゴルフ場の増設をされたと思っております。私も常々、一般質問の中でも町の活性化という議論をしてまいりました。今後、まちづくりをしていくためには、町民の皆さんの協力が不可欠です。今回陳情された町民の方と議会は、今後のまちづくりを行っていく上で、意見交換は絶対必要不可欠です。開催の具体的な方法は協議しなければいけませんが、その陳情された方との意見交換の場ということを何らかの形で開催することを提案したいと思います。以上です。


議長  質問ですけれども、委員会でやった質問を聞くんですが、今は提案ですか。質問をお願いしているんですけれども。(「質疑です」の声あり)質疑です。(私語あり)今は委員会で審査した質疑をしているんです。


曽我 功  それではですね、議事録の中にもございました。そういった場を設ける、陳情された方との意見交換の場を、委員会とかいう、そういうお話ではなく、場を設けることも必要だなというような委員の方の意見も確かにございましたので、その辺の議論、そこがどうなっているのか伺います。


総務経済常任委員長(森 丈嘉)  お答えいたします。この陳情のタイトルは「パークゴルフ場の増設を求める陳情書」でございます。その中の理由として、町の活性化とか、いろんな話は出ておりましたけれども、その町の活性化を目的とするために今後どういうふうにしていくかというところまでの議論は、そこまでははっきりしておりません。以上でございます。


金子正直  それでは、まず1点目、伺います。この陳情審査報告書によりますと、委員会の意見といたしまして、審査結果、いわゆる不採択という部分におきまして、都市公園法上、総合スポーツ施設としての中央公園であること、この辺のところをですね、どう理解すればよいか、お聞かせ願えればと思います。


総務経済常任委員長(森 丈嘉)  お答えいたします。これは中央公園ができたときから都市公園法に定められた総合スポーツ施設という枠組みの中に入っているという形でございます。以上です。


金子正直  パークゴルフ場増設に関しましては、現在、委員長がおっしゃるとおり、今の施設は都市公園法上の網のかかる部分というふうに考えられます。委員会の中で、その都市公園法における認可の可能性などの質疑、審議はどうであったかお聞かせ願います。


総務経済常任委員長(森 丈嘉)  お答えいたします。先ほど報告した中にもありましたけれども、妥当性という形の中で、法律上という部分の中で、都市公園法上という観点の中から、それは基本的に不可能だろうという中だと思いますけれども、その部分の議論は一切なされませんでした。基本的に、私個人としましても、都市公園法上、それは無理であろうと考えてはおりましたけれども、一切議論の中では出てきておりません。以上でございます。


議長  ほかに質疑ございますか。よろしいですか。
 質疑もないようですので、質疑を打ち切ることに御異議ありませんか。
           (「異議なし」の声多数)
 異議なしと認め、質疑を終結いたします。
 9番 武井議員は何でしょう。


武井一夫  討論を求めます。


議長  討論は、陳情に対して賛成の討論からお願いしたいと思います。9番、賛成でございますか。


武井一夫  陳情に対して賛成です。
 私は、この陳情に対して賛成の討論をさせていただきます。
 中井中央公園パークゴルフ場は、平成13年7月20日にオープンし、ことしで11年が過ぎました。オープン以来、パークゴルフ場は町内外から連日多くの利用者が訪れ、新たな交流の場としてにぎわいを博しています。ことしの8月8日には、ついに利用者数が100万人を達成し、町から記念品が贈られたことは記憶に新しいところです。
 このように、パークゴルフが年齢を問わず多くの方々に愛され、親しまれ、人気のスポーツとなっている理由には、プレー費が安く手軽に楽しめる、自治会活動や仲間づくりの場として最適である、各世代の人々と交流ができ、多くの友達ができる、健康づくり、体力づくりにも適した運動である、食事もおいしくなり、夜もよく眠れるようになった、家族で共通の話題ができ、生活に張りができてきた、教育・しつけ、マナーづくりの場としても最適であるなど、さまざまな効果が挙げられています。
 また、町外からの利用者は全体の70%以上と言われています。町外から多くの人が来場くださることにより、そこにはにぎわいと交流が生まれ、はかり知れぬさまざまな経済効果が生まれてきました。
 まずは、プレー料金の収入による直接利益が発生します。これまでの利用者は延べ100万人を数えました。単純に計算しても、1ラウンド当たりのプレー費200円を掛ければ2億円の利用料金が生まれたことになります。そして、毎年約2,000万円からの使用料が生まれ、23年度決算でも、パークゴルフ場の使用料2,250万円が一般会計に入り、町の財源の一役を握るまでになっています。
 開設当初、パークゴルフ場の建設では5,000万強の建設費がかかったようですが、それも利用料金で既に回収され、管理費を差し引いても余りある大きな収入となっています。また間接利益では、パークゴルフ場に訪れた人々が、農産物や特産品の購入、各商店や自販機などで利用されることにより新たに収入が発生しています。
 このように、パークゴルフ場から生まれるさまざまな効果は、町に少しずつではありますが利益が還元されています。しかし、パークゴルフの人気が上がれば上がるほど、運営上、次のような問題も発生しています。混雑による待ち時間が長くなり、プレーの回数が減った、団体予約には制限があり、予約がとりづらい、技術力に差があり、初心者や家族連れからプレーがしづらい。これらの諸問題を解消し、誰もが利用しやすく、さらに人々を呼び込めるよう、パークゴルフ場18ホールの増設を図ることにより、団体利用者と家族連れや初心者との利用区分もでき、状況によりコースの使い分けができる可能性もあります。
 今回の陳情者の多くの思いは、人口は現在9,900人を割り込み、そして企業の撤退や商工業の衰退などにより、いま一つ町に活気がない、そんな我が町を元気にしたい、そういう思いからではないでしょうか。陳情者は、その手段として、町内で一番にぎわいを見せ、憩いと交流の場になっている中央公園のパークゴルフ場をさらに活用したらいかがでしょうかと言われております。そのためには、パークゴルフ場をあと18ホール増設し、町内外からの交流人口の増加を図り、にぎわいと活力あるまちづくり、そしてパークゴルフ場の36ホール化を求めています。
 私も以前、36ホール化によるさらなる町の発展、にぎわいと活力のあるまちづくりが可能であると確信し、増設を求め一般質問をしてきました。町では、第5次総合計画後期基本計画の中でも「交流を創り出す町づくり」が掲げられており、「これまでの観光交流の実績を踏まえつつ、住民・事業者・行政等の連帯と共同のもとで取り組み、さらなる交流人口の拡大に努め、地域の活性化を図っていく必要がある」とうたっています。
 ではお聞きします。今、町にパークゴルフ以外で多くの交流人口を呼び込める素材はありますか。単発的には幾つかのイベントも開催され、そのときは多くの来場者もありますが、年間を通して町外からこれだけ多くの人を呼び込める施設はパークゴルフ場以外には考えつきません。人が集まらなければ何もできませんし、にぎわいも活力も生まれません。
 行政も競争の時代です。いかに他の自治体よりすぐれた政策を見出し、すぐれた事業をつくり出せるか、手腕が問われています。そのためにもパークゴルフ場の増設をし、他の市町村や全国に誇れる中井町のシンボル、36ホールのパークゴルフ場として大いにPRしていくべきです。
 36ホールの公認コースを取得できたときは、全国レベルの競技会も誘致できるようになります。全国大会にもなりますと、400人から500人の参加が見込まれます。町内はもとより、全国から大勢の人々が競技会を目指し、幾日も前から下見を兼ね、練習しに中井町に来てくれます。特に遠方から参加される方は食事や宿泊も必要になり、関係する施設では新たな効果も生まれてきます。また競技会の賞品等に町の特産物や名産品を使っていただくようにすることで、特産品の販売にもつながり、町の特産品のPRもでき、ここでもさまざまな経済効果が生まれてきます。
 そして、パークゴルフ場内の休息室や公園内に掲示板を設置し、町の観光行事やイベント、人気の場所等への案内やPR、特産品・名産品の紹介、直売コーナー等を設けての販売、町の自然、魅力を来場者に広く知っていただき、パークゴルフ以外でも再度町を訪れていただけるような仕掛けをつくっていくことが重要です。
 今、この財政が厳しい中での増設はすべきでないとの声もありますが、国際パークゴルフ協会で聞いた話によりますと、パークゴルフ場の建設費は、建設場所にもよりますが、平均的なコースのみの建設費は18ホールで5,000万円強とお聞きしました。厳しい財政と心配されるなら、まずは9ホールの増設をし、状況を見て残り9ホールをつくっていくことも選択できます。これまでの実績を見ましても、パークゴルフ場の建設を行っていっても、設備の回収は数年で可能と考えられます。
 最後になりますが、にぎわいの町、活力ある町、健康増進の町、そして豊かな町の将来を目指し、パークゴルフコースの増設、36ホール化は必要と考えます。議員各位の御賛同を求め、本陳情に対しての賛成の討論といたします。


議長  次に、反対の方の討論を許します。


小沢長男  私は、日本共産党を代表いたしまして、パークゴルフ場の増設を求める陳情に反対の討論を行います。
 陳情は、現在のパークゴルフ場18ホールを36ホールに増設し、にぎわいと活力のあるまちづくりを求めていますが、近隣の市町でもパークゴルフ場を設置しています。増設したからといって、目的が達成できるものではないと考えます。
 日本経済が長引く不況から抜け出すことができずに、毎年町の税収も落ち込み、町財政も町民の生活も厳しくなっています。消費税増税、TPP参加で、日本経済は奈落の底に突き進むと言われます。民主・自民・公明3党により消費税増税と社会保障改悪の一体改革法が強行され、神奈川臨調の答申は、県民が長年の運動の中で築いてきた71%からの社会保障関係の補助を含み、団体や市町村への補助金を原則廃止としています。これらを阻止・撤回させる運動が求められています。現実に、さらなる財政危機、町民生活の危機が直前に迫ろうとしているときに、町民の生活第一と考えるならば、町民の生活を支える財政確保が優先されなければなりません。
 町民の生活が安定して、町民が潤ってこそ、町民に活力が生まれ、活力のある町になります。財政危機が直面しているときに、パークゴルフ場増設費用は、町民の生活を支える財政に少なからず悪い影響を及ぼします。それにより町民の生活が萎縮しては活力を失います。また、パークゴルフ場増設が直接さらなる町民生活の潤いにつながるものではなく、多くの町民は増設を望まないと思います。これらの現状から、今、パークゴルフ場増設に税金を投入すべきではないと考えます。
 スポーツ基本法は、「スポーツを通じて幸福で豊かな生活を営むことは、全ての国民の権利」と明記されています。ところが多くの国民がスポーツをする余裕がなく、施設などの環境も充実していません。中央公園は、野球場と多目的運動場で、多種のスポーツが楽しくされています。これら多くのスポーツ愛好家がスポーツをする環境も整えなければなりません。パークゴルフ場を2倍に増設する用地がないことは明らかです。36ホールを求めるならば、他の土地を求めて整備することになります。そのような財源を調達することはできないと考えます。
 また陳情は、技術力の差による初心者、家族連れが敬遠されていると指摘していますが、プレーする人たちのマナーが大切であり、増設で解決するものではないと考えます。
 以上の主な反対意見をもって、パークゴルフ場36ホールに増設の陳情に反対の討論といたします。


議長  次に、賛成の討論ありますか。


二宮章悟  私は、パークゴルフ場の増設(36ホール化)を求める陳情に賛成の立場で討論を行います。
 少子化や高齢化と社会構造の変化による人口減少、企業の撤退による人口流出で地域の活力が減少している中、中井町も例外ではありません。住みよいまちづくりは、行政主導から町民を主体とした地域との協働が求められています。
 中井町を愛する地域の人たちが町を元気にさせようと、にぎわいと活力のあるまちづくり、この施策として、県下でも良質なコースと集客率ナンバーワンの実績を持つ中井町のパークゴルフ場をさらに18ホール増設し、これまでのノウハウや創意工夫により、少ない投資で、他町にない高品質な、首都圏随一の施設をつくり、中央公園周辺の緑と景観を組み合わせた、また東名高速を利用した日帰り観光資源として、近隣市町や首都圏から、「水と緑、パークゴルフの町中井」をPRし、交流人口をふやし、地域経済への波及効果と財源確保を目指し、さらなる発展が見込めるパークゴルフ場の増設を採択いただき、中井町議会とともに実現の夢と希望を託し、陳情されました。
 8月8日には、開場以来11年で100万人を達成し、記念品の贈呈が行われました。この実績は、年間300日開場し、町内外の3世代の健康づくりの効果が評価された結果、受益者負担で利用料収入は約2億円であり、その収益は中井町民に還元されています。
 各自治体は独自に企業誘致や地域資源を開発し、町外からの来客の誘致に総力を挙げ挑戦しています。中央公園を利用した美・緑なかいフェスティバル、商工会主催の里やま中井市、厳島湿生公園で行われる竹灯籠の夕べは、町内外から来客を期待し、交流人口をふやし、町の活性化と知名度の向上を目的に開催されています。町の発展は、町内だけではなく、町外、首都圏に目を向け発信し、年間を通して中井に人を呼び込む施策は、今のところパークゴルフ以外はありません。
 陳情者は、議会に提出し付託された総務経済常任委員会の審議の結果は尊重するが、町民として、陳情者との意見交換がないまま決定されたことに対し、議員に対する不信が残ったと聞いている。日ごろから町民との対話を重ね、論議を深め、結論を導くことが、私は議員として、町民目線に立った努力を行う必要があることを再認識し、増設に対する賛成討論を終わります。以上です。


議長  次に、反対の討論ございますか。


戸村裕司  それでは、中井中央公園パークゴルフ場の増設(36ホール化)を求める陳情書に反対の討論をいたします。
 平成23年度決算では経常収支比率が91%であり、財政の硬直化の厳しさに直面していることがわかりました。その中で、高齢者や障がい者向けの福祉有償運送の定着化、東日本大震災を契機に緊急度を増している防災対策、とりわけ要援護者と直接かかわる自主防災会の強化や減災に向けた住宅耐震化、あるいはこども園化に伴う諸問題、特に廃園される園に通う家族への対応、そういったものが待ったなしの課題になっています。
 また、長年の懸案であった交通対策においては、地域公共交通会議でデマンドバスの試行運行、町内の大規模画地においてはメガソーラーなどの誘致も進行中です。そうした政策との優先順位において、パークゴルフ場の増設は、財源に余裕のある段階で可能な政策であると判断します。
 中井中央公園パークゴルフ場は、去る8月に100万プレーを達成し、集客力のみならず、それによって町内外の人を喜ばせています。しかしながら、パークゴルフ場の増設を考えた場合、コースの造成のみで、土の搬入も含め七、八千万円との町の試算、それによって生じる代替駐車場の確保、同時に。複数の団体が使用している多目的広場への影響などが明らかであります。これに伴い、中央公園のトータルなデザインの見直し、また子どもから高齢者までの多様なスポーツが楽しめる場という都市公園のあり方そのものも変更を考えなければなりません。周辺の土地利用の可能性も非常に限定されています。
 さらに、町は中央公園において、健康増進などの一定の役割から展開し、経費削減だけでなく、民間のノウハウを活用することで利用者へのサービスを増し、交流人口を呼び込むために、指定管理者制度への移行段階に入っています。仕様書は、その収支を含めて現況を踏まえたものに基づいてつくられており、指定管理者を希望する各事業者は、それにのっとりプロポーザルを提出したところです。今後は候補者が選定され、議会の承認を経て指定管理者が決まります。
 指定管理者制度といっても、いわば契約行為であり、その交渉過程でパークゴルフ場増設、それに伴う所々の変更が加わることは、信頼関係などで、双方にとって話が違う、不都合なことであると考えます。仮に町がパークゴルフ場の増設の意向を持ち、それを実施するとしたら、その増設により、それ相当の整備費がかかり、今後は管理費が2倍になることは確実ですが、周辺市町にも同様の施設があり、動員がどの程度ふえるのか、収益がどれだけ高まるかは未知数であり、それを受ける指定管理者側も、議会や町より、よりシビアな判断を行うはずです。
 指定管理者制度に向けた議決は3月議会でなされ、その時点で増設の考えはないとの町の意向も明らかになっています。そのタイミングにぎりぎりに対応するならば、議会への陳情ではなく、町への陳情や要望書がわずかながら効果的とのアドバイスがなかったのかとも思います、これは陳情の自由、議会への陳情の効果を否定するものではありませんが。
 賛成討論にもありましたが、パークゴルフ場36ホール化によって公式大会が開ける、それも1つのメリットであると思われます。しかしながら、大会を担うのは誰なのか。町なのか、指定管理者なのか、別の業者なのか、あるいは私たち町民なのか、そうした要素も課題であると捉えます。
 この協働の時代にあって、にぎわいと活力あるまちづくりの中心は人であると思います。幸い、中井町パークゴルフ協会は、7月末に初めての初心者向けのパークゴルフ場教室を開催しました。20名ほどの参加があり、パークゴルフを未経験の人も多くいます。技量の差を超え、愛好者を広げ、町民の担い手を育成することは、ブームでは終わらない可能性を生み出す試みであり、その努力に心から感謝します。
 にぎわいと活力あるまちづくりの中心は、施設ではなく人です。その視点から陳情書を読み直せば、その行間にみなぎるのは、まちづくりへの情熱を持つ人の熱い思いです。この思いにおいて、私たち議会は対話を継続すべきであり、現在、議員全員参加の議会改革検討委員会でも意見交換の場の設定が話し合われております。策定を予定している中井町議会基本条例にも盛り込まれることで一致しています。
 また私は、こうした熱い思いを持った町民、行政、そして私たち議員が定期的に一堂に会し、一方的な説明にとどまらず、ある時はまちづくり、ある時は特定のトピックに関する本音の意見交換を行い、よりよいまちづくりに生かしていく集会、まちづくりコンファレンスの開催の必要性をここに提案し、反対の討論といたします。


議長  ほかに討論ございますか。


原 憲三  本陳情に対する賛成の討論をいたします。
 中井町を何とかしないといけないという思いから、町民の方々、そして陳情者の方々は感じているのです。パークゴルフ場の増設により、先見据えた活性化の1つとしてパークゴルフ場を増設して、にぎわいあるまちづくりを、先をしっかりと見据えた活性化を願いたいものです。
 本町の首長は挨拶の中で、軌道もない、駅もない、何もない、たびたびこのような言葉を耳にします。中井町民の皆さんが心配して立ち上がったのです。にぎわいあるまちづくりを、その結果が陳情書にあらわれてきたのです。
 平成24年陳情第1号パークゴルフ場の増設(36ホール化)を求める陳情書について、中井町中央公園パークゴルフ場は平成13年7月にオープンしました。時の工事費は3,500万円ぐらいと伺いました。開場以来の利用者数は、初年度は2万6,576人、14年は5万4,650人、15年は7万9,468人、16年は8万8,481人、17年は9万4,093人、18年は9万3,870人、19年は10万1,060人、20年は9万8,980人、21年は10万8,053人、22年は10万3,243人、23年には11万3,536人、ここまでですと、利用者が96万2,583人です。さらに喜ばしいことは、2カ月ほど前の8月8日に100万人目の利用者がありました。したがって、2億円以上の収入があったわけです。日ごろのパークゴルフ場御利用者に感謝を申し上げます。
 中井町にパークゴルフ場だけで100万人も来ていただいている。さらに野球場や公園等へは、町内はもちろんのこと、平塚市や秦野市など近隣市町村から訪れる中井中央公園の利用者を含めますと、150万とも200万とも言えるかもしれません。利用者の皆さんは口ぐせにすばらしい公園だと聞きます。さらなる進歩を。また、遠足等で来られた小学生3年生以上であれば、パークゴルフをプログラムの1つに楽しんでいただくのも、県下の学校に発信していただき、可能ではないかと思います。
 本町は大変緑豊かなところにすばらしいパークゴルフ場があることは、町民の1人として誇りに思います。
 近隣市町村のパークゴルフ場を調査したら、南足柄市のパークゴルフ場の利用者数は、23年度までのデータですと、年間8万人から8万5,000人前後の横ばいですと、直接担当課長から伺いました。開成町は平成6年にオープンして以来、近年のパークゴルフ場利用状況は、7万6,000から8万7,000人の前後の利用者がおりますと、やはり担当課長から伺いました。近隣市町では8万5,000人前後を維持している、見事だと思います。
 本町のパークゴルフ場の利用者数は年々増加している。オープンして以来順調に、今や平成19年度以後は20年度を除くと10万人を超えております。昨年度は11万4,000人を数えていますが、このような数字は県下では一番ではないかと思います。
 このような状況を考えますと、コース場の芝生も休める必要があると考えますが、そうしますと9ホール以上のコースが必要と考えます。また、せっかくの国際パークゴルフ協会認定のコースですから、それなりの大会が行われるように前進してはいかがかと思います。
 また、諸先輩方に伺いますと、中央公園に公共施設という話も消えてしまった。生涯学習センターなどは本庁舎付近にと変更され、職員の都合だけであると考える。町民の利便性等を考えれば中央公園の一角にと考えます。駐車場の整備をしっかりとすれば、もっともっとすばらしさが倍増してくると同時に、パークゴルフ場の増設が可能と考えます。
 人は困ったときこそ知恵を発揮します。もっともっと知恵を出す、その心構えをお願いします。まさに、今、何を言っているんだと考えているようでは前進はありません。金がないんだから知恵を出せと、首長は部下に進言をお願いしたい。それが無理であれば、町長はどうしたらいいか考えるべきと、残りは2年間、早いか短いかは本人次第と考えます。
 もとは平成13年に町民の健康増進を目的に開設されたと伺います。時の首長さんは先見の目線、まさに先見見据えた活性化をすばらしいと思います。健全なスポーツを広め、パークゴルフを楽しみながら健康増進につなげ、スポーツを楽しむことは健康に一番だと考えます。
 中井町のパークゴルフ場は、日本一の富士山、景観もよし、環境もよし、交通の利便性を生かした、町内外からの交流人口・来訪者をふやして、町の活性化をしたいと、陳情者と町民の思いが心配しているかと考えますが、また考えの違った方がいるかと思います。
 考えてみてください。利用者の75%が町外で、25%しか町民は利用していないと考える方がいるが、75%の方が浄財と申しますか、利用料金を中井町にいただけるわけですから、ありがたいことだと考えます。また、それだけ皆さんが健康意識の高まりと考えます。健康増進につながれば、国民健康保険の負担も少なくなります。同じ金を払うのであれば、治療に払うのではなく、健康維持に、また健康増進に支払いたいと誰しも考えます。
 県知事は先日講演で言っておりました。「金がなければ知恵を出せ」、知事はこの言葉を部下に言って実行している、この言葉は本人から何度も私は聞いています。よって私は、平成24年陳情第1号パークゴルフ場の増設(36ホール化)を求める陳情について賛成をいたします。以上で賛成討論を終わります。


議長  傍聴席の方、携帯電話、退室してください。
 ほかに討論ございますか。
 ないようですので、これをもって討論を終結します。
 採決を行います。
 平成24年陳情第1号パークゴルフ場の増設(36ホール化)を求める陳情を採決します。この陳情に対する委員長の報告は不採択です。平成24年陳情第1号パークゴルフ場の増設(36ホール化)を求める陳情について、採択することに賛成の方の挙手を求めます。
 賛成少数、よって、本件は不採択することに決定しました。


議長  日程第13「議員派遣の件について」を議題とします。
 事務局の朗読を求めます。


書記  ( 朗   読 )


議長  お諮りします。お手元に配付のとおり、それぞれの議員を派遣したいと思います。これに御異議ありませんか。
           (「異議なし」の声多数)
 異議なしと認め、別紙のとおり議員を派遣することに決定しました。


議長  日程第14「議員・委員派遣結果報告について」を議題とします。
 まず、6月27日に開催された足柄上郡町村議会議長会主催の議会広報編集委員研修会について、派遣委員を代表しまして、森丈嘉議会だより編集委員長より報告を求めます。


議会だより編集委員長(森 丈嘉)  報告いたします。去る6月27日に大井町役場にて開催されました足柄上郡議長会主催の議会広報編集委員研修会につきましては、議会だより編集委員と長及び副議長が参加し、株式会社澤茂樹事務所代表、広報コンサルタントであります澤茂樹氏を迎え、「これからの広報のあり方と議会だよりの編集の視点」について研修を受けました。
 今後は、研修した内容を踏まえ、読者の目を引きつけ、議会の内容をいかに伝えていくかに役立ててまいりたいと存じます。
 以上、報告を終わります。


議長  その他については、お手元に配付のとおり、それぞれ派遣いたしました。


議長  ここで御報告申し上げます。
 議会運営委員長から、議会運営に関する事項等について、引き続き調査・研究を要するとの理由により継続審査の申し出がありました。
 また、総務経済常任委員長から、交通対策について、原子力発電の災害について、農業問題について、広域消防について、中央公園の指定管理者制度について、神奈川県緊急財政対策本部調査会について、引き続き調査・研究を要するとの理由により継続審査の申し出がありました。
 さらに、文教民生常任委員長から、こども園の設置に向けて、放射線から子どもを守るため、福祉有償送迎サービスについて、引き続き調査・研究を要するとの理由により継続審査の申し出がありました。
 よって、閉会中の継続審査とすることに御異議ありませんか。
           (「異議なし」の声多数)
 異議なしと認め、閉会中の継続審査とすることに決定いたしました。


議長  以上をもって、9月定例会に付議されました案件は、すべて議了しました。
 執行者から何かございますか。


町長  一言御挨拶申し上げます。9月の4日から始まりました第3回定例議会、本日をもってすべてが議了し、また決算審査も認定いただきましたことを、まず感謝申し上げます。また人事案件にいたしましても、皆さんの御同意をいただきましたことを重ねてお礼を申し上げる次第であります。
 ただいまいろいろと陳情に対しての議会の活発な御意見がありました。皆さんの討論を伺っておりますと、賛成もごもっともだというふうな気持ちもあります。また反対の意見もごもっともだなということもありますので、それはこれからの町の方向性として慎重に進めていかなければいけないというふうに思います。
 本当にいろいろと、この期間中、活発な御意見をいただいた中で、少しでも町をよくしようというふうな皆さんの気持ちのあらわれをひしひしと私も感じ取っております。どうか、そういう意味からも、これからも議員各位の御指導、また御鞭撻によりまして、中井町が間違いなかったなと言われる選択をしていかなければいけないわけでございますので、そういう面でも、これからもそういう陳情に対しましても、皆さんで議論し、慎重にこれから進めていただくことをお願いを申し上げたいというふうに思います。
 本当に、この3回の議会、いろいろと御意見をいただきましたことを真摯にこれからも受けとめながら、まちづくりに生かしてまいりたいというふうに思います。本当に長期間にわたりまして御苦労さまでございました。ありがとうございました。


議長  これをもって、平成24年第3回中井町議会定例会を閉会します。
                           (15時35分)


 上記会議の経過は事務局長・鶴井淳、書記・朝倉恭子の記載したものであるが、その内容の相違ないことを証明するために署名する。

 平成  年  月  日


         議     長  杉 山 祐 一

         会議録署名議員  武 井 一 夫

         会議録署名議員  小清水 招 男