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神奈川県 中井町

平成21年第4回定例会(第2日) 本文




2009年12月09日:平成21年第4回定例会(第2日) 本文

             会 議 の 記 録
                          平成21.12.9

議長  おはようございます。出席議員は14名で、定足数に達しております。議会は成立しました。12月定例会第2日目の会議を開きます。
                            (9時00分)
 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりです。


議長  日程第1「一般質問」を行います。
 質問の順序は、前日に引き続き通告順とします。質問者も答弁者も要約してお願いします。
 13番 植木清八君。


植木清八  おはようございます。通告に従い、震生湖の整備はを質問させていただきます。
 ことしの美・緑なかいフェスティバルは、1万2,000人の参加者で盛況に行われ、大いに中井町をPRすることができたと思います。また、中井町歴史散策ガイドマップの作成や、厳島湿生公園などの大部分の整備が完了し、町の観光資源の充実を図っています。
 しかし、町の観光資源の1つである震生湖については、いまだ観光客を呼び込むほど整備されているとは思えません。
 町の総合計画に、自然環境保全に配慮した公園化を検討するということですが、現在の具体的な進捗状況はどうなっているのでしょうか。
 震生湖については、秦野市との境にあり、中井町側の面積も2.5ヘクタールと狭く、中井町側の入り口はわかりにくく、かつ歩きにくいことから、中井町側の入り口の利用者は少なく、大部分の人が秦野市側の入り口を利用されています。
 二宮から中井、そして秦野へのハイキング等の観光客を呼び込む必要があるのではないでしょうか。また、秦野市の震生湖周辺整備と共同して整備してはいかがでしょうか。


町長  おはようございます。連日、御苦労さまでございます。
 それでは、13番 植木議員の「震生湖の整備は」の御質問にお答え申し上げます。
 中井町と秦野市にまたがる震生湖は、共有する地域資源として、その周辺の恵まれた自然資源とともに、景観にもすぐれ、四季を通して自然と触れ合うことのできる場として多くの魅力を持っており、近年の健康志向とも相まって、ウォーキングや自然散策を楽しまれる方がふえております。
 震生湖周辺は、恵まれた自然環境を生かし、自然との触れ合いが可能な場として保全・整備を進めることで町の都市マスタープランに明記をしているところです。
 町では、これらの整備に当たっては、隣接する秦野市の整備計画と調整を図りながら進めていくこととしており、平成10年に秦野市にて策定された震生湖周辺整備計画基本構想の事業化に向けた検討協議会には町からも委員として参加しているところで、市では、計画に基づき湖畔周辺の駐車場やトイレの整備を、平成16年、17年の2カ年の事業で行っております。
 しかしながら、その後は地権者や地域住民のニーズの多様化などから、平成20年度に計画の見直し作業を行ったと聞き及んでおります。
 町といたしましても、震生湖周辺の整備は必要であると認識しておりますが、市の整備計画と調整を図りながら一体的な整備を進めていくことが、町にとってもメリットが大きいことから、引き続き秦野市の関係課と協議調整を図りながら進めてまいりますので、御理解をいただきたいと存じます。以上です。


植木清八  今というか、このごろですね、観光やハイキングはですね、安い、近い、安全がもてはやされています。価値観の多様からですね、いろんな形のライフスタイルがあり、自然の中でのアウトドア型のレクリエーションの活動が盛んになっています。
 また、地域全体のですね、景観や美観を重視する傾向もあります。知名度が高い、行ってみたい、魅力がある、利便性の高い交通手段で、駅などの観光情報コーナーやインターネットを利用している人が多いようです。
 そこでですね、中井町に観光客を呼び込むにはどうしたらいいか、町長の考えをお伺いしたいと思います。


町長  植木議員の観光客を呼び込むにはと言われると、本当に今、即、即答ができない状況でありまして、まずは我が町も御案内のようにいろいろなイベントを立ち上げておりまして、そういうときに、どうか中井町へ、中井町を知っていただこうと、町内外からそういう多くの方の人集めというか、人寄せを、行事をしているわけでございますが、それがやはりこの息の長いそういう活動が観光に結びつくのかなと。
 確かに、言われるとおり、中井町は本当に観光資源が乏しいわけでございまして、そういう面でも難しいなというふうに思っております。特に、先日も議員の一部の方も参加されました3県の問題、協議にしても、大体、観光がメリットで、メーンでありまして、そういう面でも、観光資源のない中井町には本当になかなかそれに参加してもというのはあるんですがね、まずは資源を、地味な活動なんですが、そういう中井町の自然を皆さんに理解してもらうには、やはりあの関山線から見た、もちろん中井のイベントはもちろんです。また、フェスティバルにいたしましても、里山、秋の里山収穫祭にいたしましても、本当に先日も報告を申し上げましたように、400名、四百何十名という方の、横浜、川崎のほうからも遠くから訪れていただけるということもございます。
 また、関山線へのあの景観にいたしましても、やはり中井のあれがやはり財産かなというふうに思っておりまして、また、ダイヤモンド富士等も含めて、やはり中井としてそういうものをもっと町内外へ発信し、売り込むのがよいのかなというふうに思っておるところで、本当にこれからも、そういう資源の少ない観光事業なんですが、我々が評価するより、都会の人が「何てすばらしいところだろう」と言って評価される方もあるわけで、そういう人を大事にした観光事業をこれからも進めていきたいというふうに思います。以上です。


植木清八  まさに町長の言うとおりだと思います。1つ1つ探せばというか、見つければですね、まだまだあるというふうに私は思っています。
 それで、中井町のホームページでですね、中央運動公園や厳島湿生公園や震生湖などが紹介されています。先ほども話しましたけども、中央運動公園や厳島湿生公園の整備はほぼ終わっていると思いますが、秦野市でですね、13年に震生湖の周辺整備計画が策定されました。
 先ほどの話でですね、16、17年にトイレや駐車場などを整備したというお話ですが、中井町からも当時、部長さんが参加したと思いますね。そのときに、中井町はどうしようという話が出たのか、その辺はどうでしょうか。


まち整備課長  今、御質問のように、がありました件でございますが、当時、中井町からも委員として参画をさせていただいております。秦野市が計画しました基本構想に基づき、これらを実現化するために、震生湖におきましては中井町と秦野市にまたがるということの中で一体的に今後、進めるという中で、出ております。
 そういった中では、まだこれから計画をつくるというところでございましたので、構想に当たって、これからどういうふうなものがいいのかということの調整の段階で、具体的な計画まではその中での議論はできていなかったということだったと思います。


植木清八  秦野市側の力の入れ方が違うのか、16年、17年にそういう形でトイレとか駐車場を整備されたということですね。じゃあ、中井町はそれから何もしないでそのまま来たのかというふうにもとれますが、その後は何もしていないというふうな形でよろしいんですか。


まち整備課長  震生湖周辺におきましては、一体的に整備することが大事であるということの中で、秦野市の計画を主体に置きながら、それにおいて中井町分をどう整備していくのかということでございますので、秦野市の計画が具体的に見えてこない中での中井町としての計画、進め方というのは難しい面があるということの中で、中井町としては具体的な計画を今のところ持っていないということで御理解いただければと思います。


植木清八  時々ですけども、上井ノ口のバス停からですね、ハイキングと思われる十五、六人から20人ぐらいの人たちがですね、境方面に歩いていきます。これはちょっと言い方は失礼ですけど、やはりリタイアした人かなとは思っていますけれども、そのまま行ったら震生湖に行くんじゃないかと思われますが、震生湖のところでですね、中井側の入り口に標識があります。確かに。それで、畑の中へ入っていくような感じで入っていきますけれども、実際、あの中に入るのはちょっと一般の方は難しいのかなと思いますけど、そこから入っていくとですね、けもの道みたな感じで、また先日見に行ったときなんかも、太い木がもう道路をふさいじゃっているんですね。
 だからそういうことがあってですね、ハイキングや観光客が、呼ぶというのにしては何もしていないというのがちょっと私はおかしいなと思っているんですが、ただ、地主さんとの兼ね合いがあるということがあるかもしれませんけれども、もう少しわかりやすく、入りやすくするということは考えなかったんでしょうか。


まち整備課長  標識が現地にあるということも私のほうでも承知はしているところでございますが、これらにおきましては、昭和の50年代でしたか、町の健康づくりという形で、震生湖コースという形でコースの設定をした経緯がございます。その中での標識が現在あるということで、これらにおきましては、コースの見直し等ということの中で、現在はこれらの位置づけは町としては見直しをしているということでございます。
 実態としては、現場の中で、現地の中で標識がございますが、町としては、今それらのコースの見直しをするという中で、健康づくりのあり方も含めて見直しをするという中でありますので、現在はですね、御質問のあった状況にあるということになっております。


植木清八  ガイドブックやですね、ホームページに出ていまして、中井町の観光という形で紹介されていましてですね、中井町から入れないというのは、どう見てもちょっと、何もしていないというよりも、本当にそこに目が行かなかったのかなというふうにもとれます。やはりそれではですね、目立つところはやって、目立たないところはやらないというのは、ちょっと行政としては怠慢じゃないかと私は思っています。
 それでですね、今、町長の答弁にもありましたけども、平成20年度のですね、秦野市のその見直し計画を行っているということで、私もちょっと担当の方とお会いしました。そうしましたら、絵はかいてあって、かなりすばらしい絵になっています。相当の面積ですね。
 それで、中井側のほうも、ちょっと私、気をつけてその話を聞いたんですが、とりあえず中井に相談していないからかどうか知りませんけど、道路すらかいていないんですね。ですから、それでですね、中井町側の道路がというか、まだそこの打ち合わせはしないで、彼の、担当者はですね、まだ上司に出していないということで、試案かなというふうに思いながら見ていたんですが、中井町側のほうの整備もですね、当然これからやっていかなきゃいけないと思うんですね。
 それで、平成20年の第4回の定例議会でですね、環境産業部長が一般質問に対してですね、「中井町との行政境なので、中井町と連携して、連動して取り組む必要がある」ということでですね、「歩調を合せ、整備方針等、意見統一、具体的な調整を図ってまいる考えでおります」と答弁されたんですね。
 20年第4回ということは、12月でしょうから、ことしに入りですね、秦野市との調整はありましたでしょうか。あったとしたら、どういう話になっているでしょうか。


まち整備課長  先ほど町長のほうから答弁させていただいたとおり、20年度に秦野市では見直しをするということの話は聞き及んでおりますが、具体的にその結果を踏まえて協議、あるいはこういう状況ですという報告までは現在のところ至っていないということでございまして、秦野市との協議はしておりません。できておりません。


町長  いろいろ植木議員から震生湖の観光資源をまず中井町でも力を入れろというふうな今回の御質問でございますが、先ほどから御説明申し上げているように、あの震生湖は本当に観光資源の1つでありまして、だが、秦野市と中井町の本当の共有の資源、財産だなというふうに思っております。
 だが、地形的には中井分は、表現が悪いんですが、日陰のほうが中井分でありまして、どうしても中井分にもトイレをというような話もこれから出ようかと思うんですがね、だが、それは秦野市のひなた分のところにやはり人が集まるわけで、そういう面では、どうしても秦野市主導であの観光整備が行われるのは、これは当然だというふうに思っておりますし、また、それにも町としても参加をし、また、場合によってはそういう資金の投入によって、また南側の散策路整備も、やはりこれからもおいおい進めなきゃいけないかなというふうに思います。
 また、先ほどの井ノ口のほうから震生湖のそのルートが明確でないというふうなお話もありましたが、やはりあの震生湖は、秦野駅から徒歩で震生湖へ行き、それから中井の中央、関山線を通って、古怒田へ行き、大井町へ行くというふうな、そういう散策路が、今それを1市3町でもそういう議論を盛んにしておりまして、ルートとしてはそういう形かなというのもあります。
 そういうことも含めますと、やはり入り口が秦野駅なのかなというふうに思いますので、確かに井ノ口からのルートをもっと整備したらどうかというふうなお話もございますが、やはり震生湖から中井に入っていただくというのが入り口であり、この出口であるルートなのかなというふうに思いますので、その点は御理解いただきたいというふうに思います。


植木清八  今、町長の話ですと、ちょっと私は一方的だと思っていますけど、現実にですね、二宮のほうからですね、葛川沿いをずっと歩いてきて、湿生公園、それからまたこちらの中央運動公園のほうまで歩いてきている人が現実におります。そういう意味ではですね、両方から入れていいじゃないですか。別に秦野市からだけ入るということじゃないと思います。
 そういう意味でもですね、やはり観光客が1つの線でつながれば、もう少し皆さん多く来るのかなと。
 それと、先ほど町長の答弁にありました、健康志向がありますからね、一生懸命皆さん歩いているわけですよ。それを考えたらですね、やはり葛川沿い、湿生公園、それと中央運動公園、もう一つは震生湖というような話を考えてもいいんじゃないかと思いますけどね。せっかくの湿生公園が、湿生公園だけ見に来るというと、やはりもう一つあれば、もっと観光客がふえるんじゃないかなと私は思いますけれども、そういう意味でもですね、今、町長、もう少し緩やかに考えて、両方からうまく行くようにそれは考えるべきだと私は思っています。
 それとですね、ちょっと話変わりますけれども、厚木秦野道路ですね、246のバイパス線ができるという話がありますね。伊勢原、秦野、中井を経る計画されているみたいですが、井ノ口か西大竹で県道二宮秦野線と連絡する計画ということなんですが、これができた場合にですね、例えば震生湖のすぐ横を通るのかなとは思っていますけれども、運動公園や厳島湿生公園、または震生湖に来る観光客はどうなるのかなと思うんですが、もっとふえるんじゃないかと私は考えています。
 それとですね、グリーンテクの中の企業にですね、いろんな形でいい影響を与えると思いますが、その辺は大体、町で計画されているのじゃないかもしれませんけど、今どういう形になっているかお聞きしたいと思います。


副町長  246のバイパスがですね、中井の秦野中井インターにつながってですね、さらにバイパスで砂口、その辺を通ってですね、その道路については、平成8年に県のほうで都市計画決定をされております。
 そういう中で今、粛々とですね、厚木ないし伊勢原ではバイパスの工事が進んでいると思います。いわゆる1市3町の協議会を通じてですね、それぞれ促進するようにですね、国等へ今まで要望等を重ねているのが実状でございます。
 それに対する経済効果というのは、やはり246バイパスの交通渋滞の緩和がまず第一でございます。その辺のできた暁に対する経済効果、観光効果等についての積算等は今の段階はされていないように聞き及んでおります。以上です。


植木清八  いろいろな形でですね、話が進んでいると思うんですけども、先ほど町長の答弁のほうにありましたようにですね、「協議調整を図り」ということなんですが、今後ですね、やはり早い時期にね、中井側からの進入路を整備していただきたいと思います。これは当然、地権者との話し合いがあると思いますが。
 それと、中井側に、先ほど町長もちょっと言われていましたけど、駐車場とかですね、あと弁当を食べられる東屋とかトイレなどは必要じゃないかなと。それで、私があの場で行って見て感じたのは、震生湖が直接見えるようなところに公園があればいいんじゃないかと。そうすれば、ハイキングとかパークゴルフをしてプレーをした人たちがですね、わざわざという言い方も変ですが、弁当を食べに震生湖まで行くんじゃないかなというふうに思います。
 それで先日、ある人と話をしたら、昔はあの道路から震生湖の湖面が見えたという話なんですね。それは何十年もたっていますから、木が大きくなって見えなくなったのかもしれませんけども、ですから、そういう形の、井ノ口側にも、じゃなくて、中井側にもそういう整備をしてですね、またその農産物や特産品の特売所なども可能であればやってほしいというふうに思いますけども。
 それと、今、答弁の言うとおりであれなんですが、地権者とか秦野市との連携をですね、密にしていただいてですね、中井町の町民だけじゃない、県民などの憩いの場でもありますのでですね、秦野市と連携して震生湖整備を行ってほしいと思います。
 それに対してですね、今、答弁ありますけれども、もう一度、町長に心意気を聞きたいと思います。


町長  先ほど、私、震生湖は入り口にして、秦野市の駅を入り口にして、震生湖へ来て、それから中井町へ足を運んでもらうというルートだけをお話し申し上げたら、確かに二宮からも来てという話がありますと、それも確かにそうでありまして、そういう面でも、まずルートの増設とかそういうものはまずは難しいんですが、道しるべになるような、そういう標識は確かに必要かなというふうに思っております。
 まず中井町に何とか来ていただくようなということでございますので、そういう中井をぐるっと回りながら楽しめるということでは、その震生湖を経由するのもすばらしい観光ルートであるというふうに認識しているところですので、大きな整備はまずはできないだろうと思います。といって、中井分にトイレというのもちょっと今のところは難しいかなというふうにも思いますが、だが、あそこまで行きますと、どうしても秦野分のあの一番にぎやかなところへおりていくだろうというふうに、ルートとしては、そういうことを考えますと、中井は中井でトイレをつくったらどうかというふうな議論までは、私はこれは秦野市に抱っこにおんぶになっちゃうんですが、それでもやむを得ないのかなというふうに思いますので、震生湖から関山線へ来て、中井を散策していただくような、そういうルートということで、何とか観光で訪れてきていただく方が中井を知っていただくためにも、そういうルートの整備をこれからも力を入れていきたいというふうに思います。以上です。


植木清八  大体考え方としては理解していますけれども、ただ、先ほど中井側にこういう施設が欲しいとか、今、今じゃなくて、そういう施設が欲しいというのは、今すぐできるとは考えておりません。
 それで、秦野市の担当の方も23年ごろから動き出すのかなという話をされていましたので、別にそれはそれに合わせてですね、ただそういう公園みたいなちょっと休める場所があれば、また歩いて来た人たちにもいろいろとそのほうがいいんじゃないかなと。
 あとは、現在ですね、中井町にもふれあい農園等ありますけども、あの周りも、当初はたしか観光農園の話があったんじゃないかということなんですが、その辺も踏まえてですね、いろんな角度から、いろんな立場からですね、意見を出していただいて、ぜひホームページやガイドブックに負けないような震生湖にしていただきたいと思います。
 質問を終わります。


議長  6番 岸野照男君。


岸野照男  最後になりましたけども、一般質問させていただきます。
 生涯学習の充実に向けて。我が国は今、少子高齢社会、高度情報社会、国際化、長引く不況などが生み出すさまざまな課題に直面し、大きな時代の変革期に直面しています。大企業でも倒産の憂き目に遭うことも珍しくなく、いきなり職を失う状況がいつ、だれに起こっても不思議ではないリスク社会となっています。世の中では成果主義が強まり、職業人の間では、みずから新たな分野に関して自主的に学習することが必要となってきてもいます。
 人生80年と言われ、平均寿命が延びている中、少子化や核家族化、地域社会の変容といった要因から、地縁的なつながりや世代間の交流が乏しくなっており、人々の価値観も多様化し、今まで以上に自由な時間を有する高齢者が増加しています。一生を通じて学び続ける姿勢を持つことが大切になってきており、豊かな生涯学習社会を築いていくために、行政の課題として生涯学習の推進の必要性がますます求められています。
 町も、社会教育その他の分野で必要な学習活動がなされ、その成果を上げていますが、生涯学習の理念をより根づかせるために、1、町長を本部長とする推進本部設置は。
 2、生涯学習活動の拠点となる施設建設は。
 以上2点について伺います。


町長  6番 岸野議員のまず1点目の「町長を本部長とする推進本部設置は」の御質問にお答えいたします。
 急激な社会情勢の変化により、生活のあり方そのものに大きな変化が生じております。人間としてよりよく生きていくことを求め、精神的にも豊かで充実した人生を送りたいという願いにこたえるためには、議員御指摘のとおり、生涯学習の充実がますます重要となっております。
 町民1人1人が生涯にわたり自己の充実、生活の向上、職業上の能力の向上を目指し、自発的意思に基づいて主体的に自分に適した手段や方法を選びながら学び続けることを基本としております。
 当町は、平成2年の生涯学習振興法の施行により、急激な社会変化に対応し、町民の主体的な活動を支援する生涯学習を総合的に推進することを目的に、平成6年、生涯学習推進協議会を設置しました。その後、平成8年に中井町生涯学習基本計画を策定し、多様な学習機会の提供や施設の整備、情報提供体制の整備を推進してまいりました。
 当協議会では、町長を会長とし、議会議員、教育委員、社会教育関係団体、学校代表、学識経験者及び町職員で構成され、みずから学び、みずからを育てる生涯学習活動の理念に沿った支援を推進してまいりました。
 議員御提案の生涯学習推進本部も、同じく生涯学習の推進を目的に設置される組織と理解しております。目的を同じくする組織を新たに設けるのではなく、町長を会長として組織している生涯学習推進協議会の機能をさらに充実してまいりますので、御理解賜りますようお願い申し上げます。
 2点目の「生涯学習活動の拠点となる施設建設は」の御質問にお答え申し上げます。
 町では、生涯学習のあり方や施設等の整備について、平成18年度から庁内に生涯学習施設等整備検討会を組織し、多方面からの調査検討を行うとともに、平成20年度には生涯学習施設等整備調査を実施し、既存の農村環境改善センターの機能改修等が可能かどうか、不可能であれば新たな候補地はどこが適当であるかなど、施設の機能や規模、将来の土地利用も含め検討してまいりました。
 検討結果については、去る6月定例議会後の議会全員協議会で御報告をさせていただいたところであります。
 町民にとって、趣味や特技を生かした余暇時間の有効活用や、健康で文化的な生活を送るための生涯学習施設等の整備は必要であると認識をいただいているところですが、議会や町民の方々の参画をいただき、改めて生涯学習施設の整備に対して幅広い見地からの御意見をいただくことで、近く検討組織を立ち上げる予定であります。
 町では、財政的に厳しい状況ではありますが、来年9月ごろをめどに一定の方向性を見出していきたいと考えておりますので、御理解いただきたいと存じます。以上です。


岸野照男  第1点目の問題ですけども、この生涯学習活動につきましては、昭和40年ですね、ユネスコの国際委員会でこの生涯学習の理念が提唱され、その6年後にも我が国にその言葉が入ってきたということで、昭和63年、旧文部省に生涯学習局、平成2年、生涯学習振興法が施行されて、生涯学習の必要が高まって、その中で、町でも平成5年の生涯学習基本構想、8年の基本計画、10年後の18年にその基本計画の改訂版というものを発刊しまして、以降、生涯学習が盛んになってきたものです。第3次の総合計画の中でも、この豊かな生涯学習社会を築いていくことがますます重要だとうたわれております。
 町長の回答の中で、「目的を同じくする組織を新たにつくらない」ということを言われておりますけれども、中井町生涯学習推進協議会は、平成6年7月に会長が町長となり、生涯学習プランについて町民から広く意見を聞くものとして、事務局が生涯学習課ということで、今までもう16年余りたっているんですね。
 そういうことで、その話し合いの結果のいろいろな議論等もなされて、されてきたものがあろうと思うんです。生涯学習は、住民が自発的な自分の意思に基づいて行う、非常に範囲が広くて、あらゆる領域にまたがっておりますので、行政の全課がかかわって取り組んでいく必要があるのではないかと思っております。
 推進体制の中心は町長であることが、町長が先頭に立ってですね、いくことが望まれると思いますし、全職員が生涯学習に対する理解を深めて、行政総合、総合行政として、生涯学習事業の精神を日常業務に生かすべきではないかと思いますし、庁内の連絡・調整を図る目的とした横断的な組織として、町長を本部長とする生涯学習推進本部、これを設けるのが、町の姿勢を外に向かっても示すということではよいと思いますので、取り組んでいく必要があると思うんです。
 生涯学習推進本部という、本部長が町長、副本部長が三役とか、あるいは実務担当者会は各課長で組織する、そういう組織が必要なのではないかと思っております。
 本部となれば、率先して、先頭に立ってやっていくということですし、協議会となれば、集まって相談して、意見を聞いてということですので、その取り組みの取り組む姿勢というものがかなり違って受けられると思うんですね。
 そういうことで、「設置する必要はない、今までのを充実していくんだ」ということなんですけれども、生涯学習推進本部、この設置について改めて町長のお考えを伺いたいと思います。


町長  詳しくは専門的にまた副町長のほうから説明させますが、まずは、先ほど答弁でも申し上げましたように、この生涯学習推進協議会の会長が町長でありまして、そういう面で、また推進協議会というのは各種団体のそういう代表者が来ていただいた中でのこれからの生涯学習をどうあるべきかというものを議論する場でもございます。その協議会の会長が町長であるということは、イコール本部長であるのかなと、私はそういう解釈をしちゃうんですがね、新たにそういう本部長というものを、岸議員が言われるように、岸野議員が言われるように、新たに本部長をつくる必要性というものは、ちょっと私には考えられないんですが、その点は御理解いただきたいと思うんですが。


副町長  町長が答えたとおりですので、もう少し詳しい内容を説明せよということなんですけれども、まず、最近のですね、行政運営のあり方の1つとして考えていただきたいのは、こういう小さな自治体で幾つもの組織を立ち上げてですね、やることが果たしてベターなのかどうか、その辺をまず議員自身、考えていただきたいと、このように考えます。
 その上、今現在、いろいろな計画を立てるにしても、実施するにしても、いわゆる内部の検討会、推進会議、こういうものを隔てて、それからですね、それぞれの協議会の意見を通じて、計画書あるいは推進体制を整えているのが現状でございます。
 今、御指摘の生涯学習基本計画、これの改訂が18年、さらに向こう10年の計画でございます。その中を見ていただきますと、この策定に当たってもですね、いわゆる内部の推進事業にしても、従来ではそれぞれ担当課というのを入れておりません。その事業にすべて庁内のそれぞれかかわる課をですね、明記した上でですね、推進体制を整えているという状況でございます。
 そしてさらに推進協議会等の会議等は、課長会、こういったところを合わせてですね、開かせていただいて、推進体制を整えているということで、こういう小さい自治体で幾つもの推進体制、そういうものをつくっていくのがベターなのか、それよりも今ある組織を利用しながら、課長会、こういうものを通じながら推進体制を整えるのが万全であろうと、こういうように行政のほうでは判断しております。以上です。


岸野照男  推進協議会イコール本部組織というようなことを町長は言われましたけども、これは大きな違いがあろうかと思います。行革の推進本部と同じように、生涯学習もこれから重要な位置づけになってくると思いますので、消極的な町長の姿勢がうかがわれるんですけども、できればというような意識があります。
 ところでですね、各自治会には生涯学習推進員、これを配置しているわけですけども、どんな活動をしているのか伺いたいと思います。


生涯学習課長  お答えさせていただきます。生涯学習推進員さんはですね、各自治会から推薦をいただきまして、生涯学習の、各自治会の中の生涯学習の推進をお願いしてございます。
 その中にはですね、本年度までですね、生涯学習の推進に対する補助金等を実施させていただいているんですけれども、今、大きな町のですね、お願いといたしまして、地域寺子屋事業といたしましてですね、お年寄りから、お年寄りと地域の子供がですね、一体になって事業をできる、また昔の伝承事業、伝承のこととかですね、またそういうものを、竹馬、もしくはおばあちゃんでしたらお手玉ですか、ああいうものをつくったりですね、そういうのをしながら地域間交流を進めていくようなですね、今そういうものをですね、今、生涯学習課として推進をさせていただいております。
 それ以外に、また生涯学習推進員といたしましてはですね、各自治会で実施されます事業ですね、についていろいろ検討していただいて、計画もですね、初年度は挙げていただきまして、またその進捗状況も、結果報告ですね、をさせていただいております。以上です。


岸野照男  地域の実態に合わせた生涯学習の啓発活動等を推進しているとは思いますけれども、とにかく選ばれても、どのように動いたらいいのか、どのように活動したらいいのか、どうしたらいいのか、その辺がわからないのが実情だと思います。ですので、これからはその位置づけに重きをなしてくると思いますので、生涯学習推進員が地域リーダーとして活躍できるような十分な研修等をして、その育成をする必要があると思います。
 ところで、推進本部を設置しないということですので、視察した掛川市の話をちょっとさせていただきたいと思います。掛川市、昭和52年に42歳の若い市長が就任しましたけれども、全国に先駆けて、2年後、就任後2年後に、旧掛川市ですけども、生涯学習都市宣言、これを行っております。国に生涯学習局とか、あるいは生涯学習推進法が設置・制定される前でした。28年前になります。「生涯学習」という言葉、これは聞き慣れない、初めてなこともありまして、議会も市民も当初は「反対」、「わからない」ということだったそうですけども、1年間に250回、対話集会をして、そして理解を得られたということです。
 平成8年には、生涯学習の総本山とも言われるすばらしい庁舎ができ上がっております。1階から5階までなんですけども、ピラミッドの階段みたいにほとんど庁舎がガラス張りで、そして各階に、1階から5階までがすべて見通しで、各階左側にオープンスペース、そしてその奥に事務局があるということで、そこには市民が来て、職員といろいろ話し合ったり、机を囲んだりして、いろんな風景が見られまして、とてもすばらしいガラス張りの建物でした。
 それで平成16年には報徳文化都市宣言というのを行っております。そのほかに、幼保一元化等も全国に先駆けて行ったということで、さまざまな教育行政等も推進して、すばらしい市なんですけども、この市の基底に流れるものは、二宮尊徳の教え、報徳の教えを核に、充実した生きがいと郷土に誇りと愛着が持てるまちづくりを目指しております。
 江戸時代、200年ほど前ですけども、荒廃した農村とか、あるいは藩の財政等の再建や復興に大きな成果を残して、日本を代表する人物として、二宮尊徳は、内村鑑三によって上杉鷹山とか西郷隆盛とか日蓮上人とか中井藤十郎、これらとともに日本を代表する人物として世界に日本の心を伝えられた、そういう人なんですね。
 4つの柱で、至誠、勤勉、勤労、分度、推譲という4つの柱でいろいろ農民のことにも藩の財政にも努力した人です。真心をもって事に当たり、また小さいものを積んで大きなことをなすのが成功の道という、よく知られている積小為大という言葉があります。小さな努力の積み重ねがやがて大きな収穫や成功に結びつくということなんですね。そういうのが底流に流れております。
 それで、生涯学習は大変エンドレス、終わりのない、一生学び続けなければならないものですけれども、人々が真の豊かさを実感できて、生きがいを持って、健康、長寿の人生が送れるよう、生涯スポーツ、文化、地域活動を後押しできるまちづくりが期待されております。元気なまちづくりのため、町民ぐるみで進めるムードづくりを盛り上げる必要があろうかと思います。
 そういうことで、生涯学習推進行政は、教育委員会の生涯学習課の仕事であるとの考えを改めて、今や全庁的な体制・取り組みを強化する必要があると認識して、研修はすべての職員を対象に生涯学習社会の職員の資質を高めてもらいたいと思います。
 掛川市の市長は、どのような将来像を描いていくのか、こういう方向で行くんだと決断を見せて、市長が音頭をとってリーダーシップを発揮してきたものです。将来に対する見通し、将来像、計画、トップがしっかりしたビジョンを持って、まちづくりには、ともしび、火をともしてくれる人、そういうリーダーを町民は必要とし、望んでおります。
 次に、2問目の生涯学習活動を推進するとのことですけども、6月、生涯学習…6月に、生涯学習施設等の整備検討会、その結果を受けましたけども、その報告の中では、改善センターに300席ほどの移動式観覧席、これを設ける場合の報告などがありましたけども、近く検討委員会を立ち上げるということですけども、この改善センターの増改築、これは白紙に戻したのかどうか、あるいはあそこを小ホール、ホール、拡充してやるというのでまだ動いているのかどうか、伺います。


町長  まず、今、岸野議員のほうから掛川市のすばらしいお話を聞かせていただきました。私もやはり生涯学習というのは教育文化はもとよりなんですが、あらゆる形の中で、生涯を通じて充実した人生を歩んでいくのが一番の健康法なのかなというふうに、それが長寿につながるのかなというふうに思っておりますので、そういう面でも、まずは施設も大事ですが、中井のこのすばらしい散策路を含めた景観を眺めながらのこういう資源をもっともっと活用するのも、生涯学習としては手近なところに材料がありながら、施設がありながら、それが十分活用し切っていないというのも1つはあるのかなというふうに思いますので、そういう面でも、この中井の自然をもっともっと活用した生涯学習の場にしたいなというふうに強く今思ったところです。
 また、施設につきましては、先ほど申し上げましたように、まだ庁内の職員でこういうふうにしたらどうかとかというふうな、そういう調査をしている段階でございまして、これから、また今の施設を私は当初はリニューアルで何かそういう一番いい方法、簡単でいい方法はないかというふうな話も、それも含めて検討しろというふうに指示もさせていただいたんですが、まだその結論としては出ておりませんで、これからまたもっと会議を広めて、議員の皆さん、また一般の方を含めて、どのような形が一番よいのか、また、役場周辺の、それに施設によっては役場周辺ももう少しこういうふうに絵をかく必要があるんじゃないかというのもございましょうし、そういうものを含めてこれから検討していきたいというふうに思います。以上です。


岸野照男  改善センター、生涯学習施設として改善センターの増改築も一応検討の中に入っているということでしたけども、改善センターは58年に開館して以来、もう26年余りもたっております。なかなかそういうことを考えると、増改築も難しい、またほかに施設はどこか適当な場所があればということで、移動式の観覧席を設けたホールだけではなくて、いろいろな複合施設が必要になってくると思います。
 それと、平成22年の9月ごろから一定の方向を見出していきたいということですけれども、町長として、生涯学習施設としてはどのような将来像を描いているのか、どのような建物を予想しているのか伺いたいと思います。


副町長  先ほど町長の一番最初の答弁の中に、18年から庁内の検討会ということで、その検討会の座長を私、務めさせていただきました。先ほど町長から、提案をいただいた内容については町長の答弁のとおりでございます。
 それは、やはり13年からですね、将来、生涯学習施設等の整備に当たってどういうものが必要なのか、それをまず1回整理をさせていただきました。さらに、では今ある改善センター、これをですね、どのような形で大改修すれば、それにこたえることができるのか、いわゆる専門的な立場の調査もしながらですね、庁内で検討させていただいた結果、今ある生涯学習センター、改善センターでは修復、大改修が、いわゆる耐震構造、あるいはバリアフリー、そういったものを含めて無理があるというようなことで、新たな施設ということで、町長のほうにそういう報告書を提案しですね、20年の調査結果を踏まえ、6月議会に皆さんに全協でですね、説明したとおりの内容になっております。
 その後ですね、今年度の予算をつくるのに、将来の方向性として、生涯学習等の基本計画、これを立てて、役場周辺に新たな施設を建設したいというような考え方でですね、行政も取り組んでまいりましたけれども、やはり昨今の経済環境、税収の減収、こういうものを含めましてですね、さらに広範囲の議論が必要だということで、町長のほうから、やはり議会の皆さん、生涯学習関係の皆さん、学識経験の皆さん含めてですね、あるいはまた庁内、私初め関係する課長等も入りまして、そういう将来、生涯学習施設のあり方等を含めてですね、議論を重ねていただいて、その中で一定の方向性を来年の9月までに町長のほうへその検討会から出していただきたいと、そういうようなことでですね、先ほど答弁したような内容ですので、御理解のほうをいただきたいと、このように思います。以上です。


岸野照男  中井町は非常に町民の学習意欲が低いと思います。薄いと思います。それは文化活動とかスポーツ活動は盛んですけども、学習活動が余り盛んでないというのは、やはり文化的施設としての図書館とかホールなどを備えた多目的な学習センター、これが身近なところにないということが一因だと思います。
 町の交流を深める場として、さっき言われましたとおり、生涯学習が可能な学習拠点施設、これが求められています。高齢者が生涯にわたって健康で社会でさまざまな世代と交わりながら、生き生きと暮らせる環境整備をして、孤独になりがちな高齢者を積極的に生涯学習活動に参加させ、子供たちと高齢者の日常的な交流の場も必要になってまいります。そうすれば、地域に顔見知りもふえて、安全面もより向上し、子供や親や、子供も、親や教師以外の大人と接する機会もふえて、退職者の生きがいの促進にもなろうかと思います。
 これまでの生涯学習は、自分自身の学習能力に自信を持っている、そういうどちらかといえば特定の人のみが主として行っていたというような傾向がありますけれども、特定の人々のみが生涯学習活動を行っているような状況は、生涯学習社会とは呼べないと思います。
 大阪のある町を視察しましたので、そこには、ちょっと報告させていただきますけども、ふれあいセンターというものがありました。1階から4階までなんですけども、音楽室とか学習室、視聴覚室、調理実習室、美術・工芸、OA教室、風呂、舞台つきホール、水訓練室、レストラン、売店、アスレチック等が備えられ、もちろん最上階に町立の図書館もございまして、大変うらやましい限りでした。
 プールなんかは、そんなに大きくはなかったんですけども、水中ウォークというのが健康の維持ということで、どの部屋をのぞいても、町民が若い子供たち、若人、そして子供たちの姿が見られるということで、特に図書室ではいろんな触れ合いの活動も見ましたし、すばらしいなと思いました。ぜひこのふれあいセンター的なものも中井町に欲しいなと思って帰ってきたわけでございます。
 平成18年、平成8年の第4次と平成18年の第5次の中井町総合計画の中でも、生涯学習センターとして、を前提に機能を研究して、整備を図っていくとうたっております。平成10年度から井ノ口公民館では公民館祭りが開催されたりしておりまして、多彩な趣味活動が推進されてはおります。前の町長は、そのときにそのホールで、「中井も隣町のようなものをつくるんだ」と皆の前で公言しております。近隣の市町と比べると、中井町にはそういったものがないということで、寂しい限りです。
 大人になったらもう教育は済んだわけでもないし、また教育は学校だけのものでもありません。アンケートでも、生涯学習センターへのニーズは非常に高いものがあります。ということで、町民に必要な知識や教養の宝庫としての生涯学習活動を支える拠点である図書館、これはぜひ中井にも必要だと思いますし、複合的な施設が望まれます。
 内閣府の今月5日の報道によります世論調査によりますと、「結婚しても子供は要らない、子供は不要だ」と言う20代の女性が68%、30代の女性が61%ということで、ますます人口減少に拍車がかかっていくという世の中になっております。
 今は豊かな自然環境を重視する人が地方へ移る傾向がありますし、また、介護サービスや保育サービス、生涯学習施設が充実している市町村が選ばれます。今は地域は人々に選択されていきますので、住んでもらえるような地域環境づくりを行っていく必要に迫られていると思います。
 昭和55年3月、生涯学習の基本理念であります常に学ぶことを心がけ、教養を高めて、文化の香り豊かな町にしましょうということで、中井町民憲章も制定されております。財政的には厳しい状況の中ではありますが、すぐにとは望めないかもしれませんけども、トップはリスクを背負える勇気があるかどうか、捨て身の覚悟が必要なときもあろうかと思います。
 町が、町民が誇れるニーズを満たしてくれる一日も早い施設の建設に向けて、町長にはこれからもリーダーシップを発揮してもらいたいということを願い、質問を終わります。


議長  以上で、一般質問を終結します。
 お諮りします。本日の会議はこの程度にとどめ、延会したいと思います。これに御異議ありませんか。
           (「異議なし」の声多数)
 異議なしと認めます。よって、本日はこれにて延会します。お疲れさまでした。
 11日の会議は、午後2時からとします。
                           (10時07分)