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神奈川県 中井町

平成19年第1回定例会(第5日) 本文




2007年03月16日:平成19年第1回定例会(第5日) 本文

             会 議 の 記 録
                           平成19.3.16

議長  こんにちは。
 出席議員は16名で定足数に達しております。議会は成立しました。3月定例会第5日目の会議を開きます。
                           (14時00分)
 本日の議事日程はお手元に配付のとおりです。


議長  日程第1「議案第1号中井町副町長定数条例」を議題とします。
 提案説明は終わっております。直ちに質疑に入ります。
           (「議事進行」の声あり )


議長  質疑ありませんか。
 質疑もないようですので、質疑を打ち切ることに御異議ありませんか。
           (「異議なし」の声多数 )
 異議なしと認め、質疑を終結いたします。
 討論を省略して、採決を行うことに御異議ありませんか。
           (「異議なし」の声多数 )
 異議なしと認め、採決を行います。議案第1号、原案に賛成の方の挙手を求めます。
 賛成全員、よって本件は原案のとおり可決されました。


議長  日程第2「議案第6号平成19年度中井町一般会計予算」を議題とします。
 質疑は終結しておりますので、これより討論に入ります。まず、原案に反対の方の討論を許します。


小沢長男  私は、日本共産党を代表いたしまして、平成19年度中井町一般会計予算に反対の討論を行います。
 衆議院で自民、公明両党により強行採決された平成19年度国家予算案は、定率減税廃止による1兆7,000億円の庶民増税、生活保護の母子加算の段階的廃止、雇用対策の半減など、貧困問題を一層深刻にする予算です。1兆7,000億円の大企業、大資産家への減税は、庶民増税に匹敵し、史上空前の利益を上げている大企業、大資産家への減税の穴埋めを庶民増税でする政府予算案は、貧困と格差を拡大して、さらにワーキングプアをふやす予算にほかなりません。さらに、大企業奉仕のむだな公共事業投資と、海外派兵を任務とした自衛隊と米軍の一体化を進め、海外で戦争する国へと突き進む予算です。
 その影響を受ける町の19年度予算案は、三位一体の改革による地方への税源移譲絡みによって、18年度に比べて約1億1,270万円の税増になっていますが、中に、低所得高齢者の非課税限度額の縮小や、ことし6月からの定率減税により、約2,878万円の増税が見込まれています。昨年、初めて住民税が課税された人の中には、昨年の4倍になることもあります。町民の所得がふえていないのに、税控除の削減・廃止により、18年度には住民税が10倍もはね上がったと怒る国民がある中で、中井町の個人住民税が、18年度の約6,300万円の増税に引き続きの増税になるため、町民の生活が一層厳しくなります。
 昨年の定率減税の半減によって、収入がふえないのに所得税額がふえ、その影響により、保育料の階層区分の上昇により保育料が値上げにならないようにし、また、低所得者に十分配慮して、平等・民主的な保育料の算定を求めます。
 安心して子供の成長を見守れるように、中学卒業までの医療費の無料化が求められています。
 中井町でも、国民健康保険税が高過ぎて、税を納めることができず、滞納者が急増しています。全国的に国保証を取り上げられ、医療費を全額負担とする資格証明書に変えられた人が、病院に行くお金がないため受診を控えて、死に至る事件も続発しています。町の19年度国民健康保険特別会計は、財源不足だとして、今年度約2,304万円の税増を見越しています。一層国保税を払えない町民がふえ、さらに深刻な事態になります。今は過酷な国保税を引き下げるときです。大企業に課税する法人超過課税分の伸びが、18年度の伸びから見て、十分期待されると思います。一般会計から繰り入れて、増税はやめるべきです。
 住民税、国保税など税金が高い、介護保険等公的負担がふえた、医療費支出増、年金生活になったなどで、生活が悪くなったと訴える人が多くなっています。町民の暮らしを守ることを第一とする町政を求めます。
 国民保護マニュアル策定業務は、周辺事態法により、イラクのような無法な、一方的な先制攻撃、侵略戦争であっても、日本が攻撃されていなくても、アメリカの戦争に地方自治体や国民を動員することを明記し、自衛隊が支援参戦することにしました。そのため、自衛隊の任務を、今まで日本防衛に限定してきたものを、自衛隊法を改悪して、海外派兵を自衛隊の本来任務としました。その自衛隊が、いつでもアメリカの仕掛けた戦争に参戦し、その戦争の支援活動に国民を強制的に戦争動員するための、武力攻撃事態法に基づく国民保護法のもとにつくる国民保護の具体化です。国民保護の名のもとに、いつでもアメリカの戦争に協力できるように、避難訓練と称して町民の防衛訓練を重ね、常に臨戦体制にして、国民を戦争に動員するための危険な計画です。
 日本が海外でアメリカとともに戦争できる国にしようと憲法の改定を策動して、憲法を守ろうとする国民の運動に制限を加え、しかも、国民のわずか1割か2割の賛成で憲法を変えようとする、自・公・民3党の改憲手続き法案成立の策動に反対して、平和憲法を守ることこそ国民保護ではないでしょうか。
 町長は憲法改定に賛成ですが、北朝鮮の核実験問題での国際社会の対応を見ても、軍事でなく、平和的・外交的解決が世界の大勢です。イラクでテロ集団の壊滅作戦だとして、居住地を爆撃してイラク住民の命を奪い、破壊しているのを見ても、国民をアメリカの行う戦争に動員する国民保護法では、町民の命、財産、人権が守れないことはたしかです。国民保護の名による米軍への戦争協力計画はやめるべきです。
 全国一斉学力テストが、小学校6年生と中学3年生を対象に実施されますが、学校と子供に成績順の序列をつくるというものです。子供、学校間に過度の競争とふるい分けを強いる全国学力テストは、世界的に評価されず、見直しされています。子供の心を傷つけ、学校嫌いを広げ、すべての子供に基礎学力を身につけさせたいという国民の願いに逆行します。全国学力テストの是非を真剣に討議すべきです。
 テストの予備調査では、質問用紙に、学校や家庭での勉強や生活について質問しています。この全国学力テストの回収、採点、集計、発送業務を2つの受験産業に106億円で委託するため、国と受験産業に個人情報が握られます。個人情報の観点からも、慎重な対応を求めます。
 町民の生活にかかわる予算は評価するも、以上、平和と町民の生活、安全・安心を守り、真の教育と喜ばれる町政を求めて、平成19年度一般会計予算案に反対討論といたします。


議長  次に、原案に賛成の方の討論を許します。


植木清八  平成9年度の一般会計予算案について、賛成の立場から討論させていただきます。
 我が国の経済は、企業業績がよくなり、景気回復の兆しが見られますが、都市に比べ地方経済の回復は、まだ微弱なものとなっています。国では、財政健全化へ向けて歳出削減を実施し、地方においては、税源移譲などで増税が見込まれますが、義務的経費の大幅な増大が見込まれることから、厳しい財政状況となっています。
 このような状況の中、中井町の歳入は、所得譲与税の廃止、地方交付金が縮減されますが、税源移譲により町税の増税が見込まれます。また、井ノ口保育園園舎の建設に伴い、繰越金、町債発行などで、前年比3.3%の増となります。歳出では、人件費などの消費的経費は1.7%の減、扶助、物件費などの義務的経費が5.3%の増加になります。また、井ノ口保育園園舎の建設などの投資的経費では、14.6%の増となっています。
 町長は、就任以来、町政運営の基本方針として、「人づくり・道標づくり・魅力づくり」を掲げ、町民だれもが安全で安心して暮らせる、また町民に優しい予算が計上されています。ことしは、第5次総合計画の2年目を迎えるに当たり、「環境と共生するまちづくり」を基本理念に、環境創造元年とし、人と自然が共生できるまちづくりとして、具体的には、自然環境、水源環境、散策路整備、公共下水道の整備、合併浄化槽の普及、循環型社会形成などの事業が継続されています。
 次に、少子化が進む中、子育て支援センターの開設準備、小児医療の助成、学童保育の実施、生活環境では、安全監視員の配置、ボランティアによる防犯活動、街路灯や防犯灯の整備、防災リーダーの育成、耐震、急傾斜地の崩壊防止工事などの地震対策、高齢者・障害者福祉では、予防型介護サービス、障害者の自立を支える取り組み、後期高齢者の医療の実施、生活習慣病の予防、健康増進の普及に取り組まれています。次代を担う子供たちには、英語指導助手の派遣、母国語を話せる指導員、障害児児童生徒の介助員を派遣するなど、また、戸沢村との小学生の交流、中学生の洋上体験、町民が生涯学び続けられる環境、地域活動の支援、生涯学習施設の整備等の研究など、教育環境または地域教育力、家庭教育の充実を図ることに取り組まれています。
 この他、中央運動公園や関山線の地域資源を生かしたウォーキングコースの活用、町民の公共交通の利便性のあり方と研究、道路維持改良工事、地域産業の活力を生むために、商品券の利用などの商工振興、お茶栽培、荒廃地防止、畜産環境の保全などの農業振興、フェスティバル、農業体験、竹灯篭の夕べなどのふれあいと交流、都市マスタープランの見直し、高度な土地利用計画の策定に向けて研究を進め、にぎわいと活力のあるまちを目指す施策が期待されます。
 中井誕生100年記念事業、男女共同参画プランの推進、広報やホームページの充実を図り、意見、提案を生かし、町民生活の利便性と質の高い行政サービスを提供、また、行政の枠を超えた広域な連携、合併問題、そして地方分権化の推進、情報化の健全など発展を図ることにより、町民と行政が協働してまちづくり推進に取り組むことに、新たな中井町が生まれるように望みます。
 最後に、19年度の予算は、行政サービスの低下を招かぬよう努力された結果と思われます。限られた財源の中で、町政運営の基本方針を目標とした公平・効率的な予算配分がなされ、努力されたゆえの予算であると確信し、一般会計の予算案に賛成するものです。議員各位におかれましては、この趣旨を十分理解していただいて、賛同していただきますようお願いいたしたく、賛成討論とさせていただきます。
 すみません。最初に、平成19年度を9年と言ってしまったそうです。平成19年度の予算です。申しわけありません。


議長  ほかに討論はありませんか。
 これをもって討論を終結します。
 採決を行います。議案第6号、原案に賛成の方の起立を求めます。
 起立多数、よって、本件は原案のとおり可決されました。


議長  日程第3「議案第7号平成19年度中井町国民健康保険特別会計予算」を議題とします。
 質疑は終結しておりますので、討論を省略して、採決を行うことに御異議ありませんか。
           (「異議なし」の声多数 )
 異議なしと認め、採決を行います。議案第7号、原案に賛成の方の挙手を求めます。
 賛成多数、よって、本件は原案のとおり可決されました。


議長  日程第4「議案第8号平成19年度中井町老人保健特別会計予算」を議題とします。
 質疑は終結しておりますので、討論を省略して、採決を行うことに御異議ありませんか。
           (「異議なし」の声多数 )
 異議なしと認め、採決を行います。議案第8号、原案に賛成の方の挙手を求めます。
 賛成全員、よって、本件は原案のとおり可決されました。


議長  日程第5「議案第9号平成19年度中井町介護保険特別会計予算」を議題とします。
 質疑は終結しておりますので、討論を省略して、採決を行うことに御異議ありませんか。
           (「異議なし」の声多数 )
 異議なしと認め、採決を行います。議案第9号、原案に賛成の方の挙手を求めます。
 賛成全員、よって、本件は原案のとおり可決されました。


議長  日程第6「議案第10号平成19年度中井町下水道事業特別会計予算」を議題とします。
 質疑は終結しておりますので、討論を省略して、採決を行うことに御異議ありませんか。
           (「異議なし」の声多数 )
 異議なしと認め、採決を行います。議案第10号、原案に賛成の方の挙手を求めます。
 賛成全員、よって、本件は原案のとおり可決されました。


議長  日程第7「議案第11号平成19年度中井町水道事業会計予算」を議題とします。
 質疑は終結しておりますので、討論を省略して、採決を行うことに御異議ありませんか。
           (「異議なし」の声多数 )
 異議なしと認め、採決を行います。議案第11号、原案に賛成の方の挙手を求めます。
 賛成全員、よって、本件は原案のとおり可決されました。


議長  日程第8「議案第16号」から日程第10「議案第18号」までの3件を一括議題とします。
 事務局の朗読を求めます。


書記  ( 朗   読 )


議長  町長から提案理由の説明を求めます。


町長  議案第16号、議案第17号、議案第18号、中井町固定資産評価審査委員会委員の選任について提案説明を申し上げます。
 現固定資産評価審査委員会委員の森茂氏、相原武夫氏、大原峽蕗氏は、本年3月25日をもって任期満了となりますが、固定資産評価委員会委員として適任者でありますので、相原武夫氏、大原峽蕗氏は引き続き選任し、市川政雄氏を新たに選任いたしたく、提案した次第でございます。よろしく御同意のほど、お願い申し上げます。


議長  お諮りします。
 本件は人事案件ですので、質疑、討論を省略して、採決を行うことに御異議ありませんか。
           (「異議なし」の声多数 )
 異議なしと認め、採決を行います。
 採決は議案ごとに行います。
 議案第16号、原案に賛成の方の挙手を求めます。
 賛成全員、よって本件は原案のとおり同意されました。
 議案第17号、原案に賛成の方の挙手を求めます。
 賛成全員、よって本件は原案のとおり同意されました。
 ここで、地方自治法第117条の規定により、15番市川博君の退場を求めます。
            ( 15番議員除斥 )
 議案第18号、原案に賛成の方の挙手を求めます。
 賛成全員、よって本件は原案のとおり同意されました。
 15番 市川博君の入場を許します。
           ( 15番議員除斥解除 )


議長  日程第11「議案第19号中井町議会政務調査費の交付に関する条例」を議題とします。
 事務局の朗読を求めます。


書記  ( 朗   読 )


議長  提出者から提案理由の説明を求めます。8番 加藤正人君。


加藤正人  議案第19号中井町議会政務調査費の交付に関する条例について、提案説明をいたします。
 地方分権の進展により、自治体の自己決定権と自己責任が拡大しており、議会や議員は、住民の負託にこたえるべく、より積極的な調査活動が求められています。こうした中で、議会や議員がその役割を果たすためには、さまざまな調査研究活動と政策立案が不可欠であります。これらを背景に、平成12年5月に地方自治法が改正され、議会の会派や議員の調査研究活動に必要な経費として、政務調査費を交付できることになりました。
 条例化に当たり、透明性を確保するため、使途基準を明確にするとともに、領収書添付を義務づけ、収支報告書は公開することといたします。
 当議会においては、議会運営委員会や全員協議会で協議を進め、執行者の御理解により、ここに条例を提案するものであります。


議長  お諮りします。
 議案第19号は議員提案ですので、本議案の内容は明確でございますので、質疑、討論を省略します。これに御異議ございませんか。
           (「異議なし」の声多数 )
 異議なしと認め、採決を行います。議案第19号、原案に賛成の方の挙手を求めます。
 賛成全員、よって、本件は原案のとおり可決されました。


議長  日程第12「議案第20号中井町議会議員の報酬及び費用弁償等に関する条例及び中井町議会の広報紙の発行に関する条例の一部を改正する条例」を議題とします。
 事務局の朗読を求めます。


書記  ( 朗   読 )


議長  提出者から提案理由の説明を求めます。8番 加藤正人君。


加藤正人  議案第20号の提案理由を説明いたします。
 改正の内容は、中井町議会議員の報酬及び費用弁償等に関する条例については、第6条第1項で規定されている、議員が委員会に出席したときに支給される費用弁償を廃止し、同条第2項で規定されている旅費については、日当を廃止するという内容です。
 また、中井町議会の広報紙の発行に関する条例については、第13条第1項の、編集委員会に出席したときの費用弁償を廃止する内容です。
 よろしく御審議のほど、お願いいたします。


議長  お諮りします。
 議案第20号は議員提案ですので、本議案の内容は明確でございますので、質疑、討論を省略します。これに御異議ございませんか。
           (「異議なし」の声多数 )
 異議なしと認め、採決を行います。議案第20号、原案に賛成の方の挙手を求めます。
 賛成全員、よって、本件は原案のとおり可決されました。


議長  日程第13「議案第21号中井町議会会議規則の一部を改正する規則」を議題とします。
 事務局の朗読を求めます。


書記  ( 朗   読 )


議長  お諮りします。
 議案第21号は議員提案ですので、本議案の内容は明確でございますので、趣旨説明、質疑、討論は省略します。これに御異議ございませんか。
           (「異議なし」の声多数 )
 異議なしと認め、採決を行います。議案第21号、原案に賛成の方の挙手を求めます。
 賛成全員、よって、本件は原案のとおり可決されました。


議長  日程第14「文教民生常任委員会審査報告(平成19年陳情第1号)」を議題とします。
 委員長から報告を求めます。


文教民生常任委員長(小清水招男)  文教民生常任委員会より報告します。
 今期定例会において当常任委員会に付託されました、平成19年陳情第1号「障害者地域作業所制度の維持と発展についての意見書の提出を求める陳情について」について、3月7日に委員会を開き、慎重に審査した結果、お手元に配付しました陳情審査報告書のとおり、陳情の趣旨は理解できるので、当委員会は採択と決定いたしました。
 以上、報告を終わります。
 なお、当委員会は意見書の提出を望みますので、よろしくお願いします。


議長  委員会報告のとおり、採択とすることに御異議ありませんか。
           (「異議なし」の声多数 )
 異議なしと認め、委員会報告のとおり、採択と決定しました。
 意見書の提出が求められています。
 暫時休憩いたします。
                           (14時42分)


議長  再開いたします。
                           (14時43分)
 ただいまお配りいたしました意見書の提出を日程に追加します。


議長  お手元の日程表の日程第17を日程第18とし、日程第16を日程第17とし、日程第15を日程第16とし、日程第15「議案第22号障害者地域作業所制度の維持と発展を求めることに関する意見書の提出について」を議題とします。
 事務局の朗読を求めます。


書記  ( 朗   読 )


議長  お諮りします。
 議案第22号は議員提案ですので、意見書の内容は明確でございますので、趣旨説明、質疑、討論は省略いたします。これに御異議ありませんか。
           (「異議なし」の声多数 )
 異議なしと認め、採決を行います。議案第22号、原案に賛成の方の挙手を求めます。
 賛成全員、よって、本件は原案のとおり可決されました。


議長  日程第16「公共施設整備に関する特別委員会審査報告」を議題とします。
 委員長から報告を求めます。


特別委員長(植木清八)  公共施設整備に関する特別委員会の報告をいたします。
 本特別委員会は、平成18年第3回定例会において設置され、生涯学習機能や健康増進など、多目的な施設整備について、町の財政事情を注視し、施設の機能、規模及び建設の可否等について調査研究し、審査を終了いたしましたので、その結果を次のとおり報告いたします。
 本委員会は、平成18年10月13日、平成18年11月17日、平成19年1月24日、平成19年2月1日及び平成19年3月7日の計5回開催しました。本案件の審査に当たり、町の財政の推計、井ノ口公民館や農村環境改善センター等の利用状況等を調査し、来るべき団塊の世代のリタイアに向け、どのような施設が望まれるか、財源をどうするか等を審議いたしました。
 委員会はさまざまな意見がありましたが、慎重に審議を進め、低費用で健康をメーンとした施設整備を進めることとし、審査を終了いたしました。
 審査結果を申し上げます。
 1、健康維持・増進、疾病予防、医療費削減のための温泉施設、温水プールと文化やスポーツとの触れ合い、コミュニティー活性化のため、図書館及び集会施設兼体育館の複合施設の建設が望ましい。
 2、建設に当たり、自主財源及び民間活力の導入により、温泉掘削、施設の建設及び維持管理のコスト削減を行う。
 以上、報告を終わります。
 なお、本特別委員会は、審査の結果について、町に提言の提出を望みます。
 以上です。


議長  公共施設整備に関する特別委員会審査報告を終わります。
 提言の提出が求められています。
 暫時休憩いたします。
                           (14時49分)


議長  再開いたします。
                           (14時50分)
 ただいまお配りいたしました提言の提出を日程に追加します。


議長  お手元の日程表の日程第18を日程第19とし、日程第17を日程第18とし、日程第17「議案第23号公共施設整備についての提言の提出について」を議題とします。
 事務局の朗読を求めます。


書記  ( 朗   読 )


議長  お諮りします。
 議案第23号は議員提案ですので、提言の内容は明確でございますので、趣旨説明、質疑、討論は省略いたします。これに御異議ありませんか。
 反対の討論ですか。討論を許します。


小沢長男  私は、日本共産党を代表いたしまして、温泉プール、温泉施設、400名程度を収容できる集会施設兼バスケット2面程度の体育館及び図書館の早期建設を求める提言に反対の討論を行います。
 議会が求めるこの施設は、私ものどから手が出るほど望んでいます。しかし、三位一体の改革により、所得税を減らし、町民税の増税で町への税源移譲が図られましたが、国からの所得譲与税の廃止、地方特例交付税、地方交付金の削減などで、平成19年度は、予算で見ますと2,700万円からの財源不足になり、今後ともこの影響は続きます。3年間に限られ設けられた特別交付金1,700万円がなくなれば、さらに厳しくなります。その上に、すべてが一般財源化され、国・県の負担を減らして、町への負担責任が課せられる中で、町財政は逼迫しています。地方・国民にさらなる負担をさせ、地方から、国民から吸い上げ、富を財界、大企業、国に集中する政治が続くならば、さらに地方自治体は厳しくなります。
 今でさえ一般会計と下水道会計を合わせて、毎年6億円以上の借金返済があります。議会が求める施設だと、30数億円以上の財政投資が必要に思われます。さらに借金の返済がかさみ、町民が生活していく上での諸施策に支障を来たすことが懸念されます。ランニングコストも、年間8,000ないし9,000万円かかり、四苦八苦している自治体も多い。提言は、早期実現を求めるなど、町の財政状況を念頭に置き、検討されたものとは思えません。
 町は、この財政状況の中で、国民健康保険税の増税をします、介護保険料や利用料の先の値上げも心配されます。また、20年度から、後期高齢者医療保険の負担も加えられます。そういう負担増の心配の上に退職者は年金生活に入り、収入が減り、利益追求を第一とする財界、大企業の言いなりの労働法制改悪により非正規雇用の労働者が急増し、ワーキングプアが激増して暮らし破壊が進み、多くの若者にその影響が出ていると言われます。その生活が安定しない若者たちと老後の年金暮らしの者が、借金を返済することになります。夕張市のように、町財政が町民生活を支える力を失ってからでは遅いと思います。日本共産党中井支部のアンケートにも、多くの人が「欲しいが、無理して箱物をつくらず、他市町との相互利用で」と回答しています。
 公共施設整備に関する特別委員会の意見を見ますと、まず建設することを前提に会議されていますから、社会教育委員会や町の検討意見を聞くと夢が小さくなるなどの考えもあり、財政問題は抜きになっています。
 学校の体育館は、時期、期間が決まっている、一般の体育館ならいつでも使えるという委員は、委員会外で、学校の体育館は卒業式から入学式まで使用できないから、一般の体育館が欲しいと言っていましたが、使う気があればできると思います。
 上郡などの持ち回りの事業ができないから施設が欲しい、のど自慢ができるのもいい、温水プールで健康づくりなどを出されています。この夢は、私も望むところですが、基本的には、町民生活がどうなるかが大事ですので、他市町との相互利用もあり、現況ではその利用を望みます。
 公民館利用が満杯とのことですが、確実に利用状況を把握し、どうしても施設が不足ならば、農村改善センター、児童館、自治会館などの使用も考え、当面やりくりをしながら、「町に聞くと夢が小さくなる」ではなく、時間をかけて行政側と真剣に財政面を検討すべきです。
 財政が厳しいならば、PFI事業など民間活力導入でと提案していますが、PFI事業だと、直接に町が大きな借金をしないので、町民は納得するかもしれませんが、ランニングコストを町が負い、町が借金して長期にわたり元利を返していくのか、それともPFI事業で事業者の資金で建物を建て、管理運営を事業者に任せ、長期の契約で町の支払いが長期固定化するかの違いで、いずれにしても町は大きな負担をすることになり、財政が厳しくなることは同じです。第三セクターが多額の赤字を抱えて自治体が税金で補い、町の財政が苦しくなる例はPFI事業でも同じです。
 財政が硬直してしまっては、消防車の入れない町道の改良、検討課題である循環バス、町民タクシーなどの運行ができなくなります。課題の茶栽培など、農業振興、町民の生活を支える策ができなくなります。少子高齢化と大企業の所得吸い上げで個人町民税が伸びないとすると、町の普通の施策にも影響が出ます。今の状況で早期建設を求めることは、提案といえども、議会が決議して無理を押しつけることになります。議会解散間近に結論を出さずに、次期議会にゆだねて、十分論議すべきではなかったかと問います。
 以上のことから、今の状況の中で、議会の提言に反対いたします。


議長  次に、原案に賛成の方の討論を許します。


古宮一広  住民に最も身近な基礎的自治体は町であります。福祉やまちづくりなど、地域の実情や住民ニーズは多様化の一途にあります。我が中井町でも、人口の減少、少子高齢化の進展など、町を取り巻く社会経済状況は一段と厳しさを増しております。
 しかしながら、地域住民が希望や夢を抱き、安心して暮らせる住みよいまちづくりには、総合的判断の中で、生涯学習施設や高齢社会に対応できる福祉、介護、健康維持・増進などの関連施設整備が求められております。昨年9月に設置された公共施設整備に関する特別委員会では、各公共施設の利用状況や財政状況、財政推計、住民要望などの調査研究を進めてまいりました。生涯学習施設の拠点であります井ノ口公民館は、サークル活動等多方面にわたり利用され、新たな団体利用などできない状態にあります。改善センター、境コミュニティセンター等の施設においても、さまざまな催しに利用されております。しかしながら、各施設においての収容規模は十分とは言えず、新規施設を要望する根拠となっております。
 また、教育活動、生涯学習活動の一環で、当町でも読書の日を設けるなど、読書活動の充実を政策に位置づけておりますが、拠点となります図書館もありません。
 屋内スポーツにあっては、教育施設である3校の体育館が、時間や曜日を限定し、使用されております。使用状況はフル稼働の状況にあり、一般の体育館を要望する根拠となっております。
 高齢化社会が一段と進む中、健康の維持・増進、疾病予防、医療費の削減、介護予防は、町の重要課題であります。国民健康保険、老人保健、介護保険の財政はますます増加の傾向にあり、これらの費用の抑制には、健康の増進や介護予防を主目的とした複合施設の設置が求められます。
 でき得ることなら、複合施設にあっては、民間活力を利用した整備手法での温泉掘削や施設運営を目指すものであり、中央公園もしくはその隣接地に設置できれば、中央公園や野球場、パークゴルフ場、水辺の広場などとの関連の中で、多大な相乗効果が見込まれるものと確信いたします。
 例えば、一案ですが、温泉の掘削は多大な経費と不安定な要素があるものですが、住民からの出資や、町内の企業などにも福利厚生の施設として理解や協力を求めながら、関連経費を捻出するなど、研究、検討の余地があるのではないでしょうか。
 最後に、この提言の基本となります財政指標、将来の財政負担等ですが、平成17年度末では、経常収支比率80.4%、公債費負担比率9.6%、実質公債費比率14.7%、起債制限比率10.1%であり、県内市町村の中でも安定した状況にあります。ここ数年、歳入の根幹を占める町税収入も30億前後であります。財政調整基金などの基金残高は、13年度12億5,300万あったものが、17年度末では9億2,500万と減少していますが、一般会計の町債残高は、14年度41億800万から19年度末の見込みでは26億5,400万と、確実に減少しております。また、ここ数年で、公共施設の耐震化や南が丘砂口線道路改良など、また、境幹線など、財源に占める大きな事業はほぼ完了しております。下水道事業にあっては、当初計画である市街化区域内のメーン整備が20年度には終了することから、一般会計からの繰り入れは減少が見込まれ、将来の財政負担は軽減するものと推察するものです。
 第5次総合計画、5つの視点の中、少子高齢社会への対応、福祉社会の変化の対応、持続可能なまちづくりを考慮したとき、本提言がきっかけになり、「水と緑、人がきらめく、住んでみたいまち」、さらには夢あるまちづくりに向け、邁進ができたらと思います。
 以上、本提言に賛同し、賛成討論といたします。


議長  ほかにありませんか。
 これをもって討論を終結します。
 採決を行います。議案第23号、原案に賛成の方の挙手を求めます。
 賛成多数、よって、本件は原案のとおり可決されました。


議長  日程第18「議員・委員派遣の件について」を議題とします。
 事務局の朗読を求めます。


書記  ( 朗   読 )


議長  お諮りします。お手元に配付のとおり、それぞれの議員を派遣したいと思います。これに御異議ありませんか。
           (「異議なし」の声多数 )
 異議なしと認め、別紙のとおり議員を派遣することに決定しました。


議長  日程第19「議員・委員派遣結果報告について」を議題とします。
 2月7日に足柄上合同庁舎にて開催されました、足柄上郡町村議会議長会主催の足柄上郡町村議会議員研修会について、派遣議員を代表しまして、副議長より報告を求めます。


副議長(植木清八)  報告します。
 2月7日、足柄上合同庁舎にて開催されました、足柄上郡町村議会議長会主催の足柄上郡町村議会議員研修会につきましては、議員14名が参加し、前全国都道府県議会議長会議事調査部長の野村稔氏を講師に迎え、「地方自治法の改正と議会の活性化について」という演題で研修を受けました。
 今後は、研修した内容を踏まえ、議会活動に役立ててまいりたいと存じます。
 以上、報告を終わります。


議長  なお、そのほかにつきましては、別紙お手元に配付のとおりです。
 ここで、御報告申し上げます。議会運営委員長から、議会運営に関する事項について、引き続き調査研究を要するとの理由により、継続審査の申し出がありました。よって、閉会中の継続審査とすることに、御異議ありませんか。
           (「異議なし」の声多数 )
 異議なしと認め、閉会中の継続審査とすることに決定しました。
 以上をもって、3月定例会に付議されました案件は、すべて議了いたしました。
 執行者から何かございますか。


町長  3月6日から始まりました第1回の定例議会、19年度予算も、おかげさまですべて可決、承認いただきましたこと、まず、衷心より感謝を申し上げます。ありがとうございました。おかげさまで、この74億4,000万で19年度がスタートするわけでございますが、4月から作業が順調に進めることができ、重ねて感謝申し上げたいと思います。
 先ほど、議会からの公共施設についての御提言、また、反対意見もございました。我が中井町としても、このままでよいとは私は毛頭思っておりませんし、まずは、これからの高齢化社会をどう越えていくのかと、厳しい財政事情の中でどう乗り越えるのかということもございます。
 そういうことも踏まえて、やはり、これから大きくかさんでまいります医療費の節減にも何かつなげるものが欲しいというものを、私も以前から申し上げておりました。まずは、1万人のこの人口規模で何が必要かということで、皆さんにもお話をさせていただきました。皆さんからもいろいろと御協議をいただきました。今、庁内でも、この問題についてもいろいろ研究をさせております。また、少しでもそういう提言、また忠告等も踏まえた中で、これからのよりよい施設についても、これから前向きに検討をしてまいりたいというふうに思います。
 これから1年間、また皆様方に大変な御指導をいただきながら、町民が本当に中井町に住んでよかったなと、そのように言われるような、そういうきめ細かな施策に積極的に取り組んでまいりますので、今後の御支援、御協力を切にお願いを申し上げまして、御礼のごあいさつに変えます。本当にありがとうございました。


議長  これをもって、平成19年第1回中井町議会定例会を閉会します。
                           (15時16分)


 上記会議の経過は事務局長・城所勇、書記・伊丹早奈恵の記載したものであるが、その内容の相違ないことを証明するために署名する。

平成  年  月  日


             議     長  相 原 啓 一

             会議録署名議員  武 井 一 夫

             会議録署名議員  岸 野 照 男