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神奈川県 二宮町

平成20年第1回(3月)定例会(第26日目) 本文




2008.03.25 : 平成20年第1回(3月)定例会(第26日目) 本文


会議の状況                     午後1時00分 開議
◯議長【井上良光君】 皆さん、こんにちは。ただいまの出席議員は14名でございます。定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。
 本日の議事日程はお手元に配付のとおりでございます。
   ────────────────────────────────
   日程第1 議案第22号 平成19年度二宮町一般会計補正予算
               (第8号)


◯議長【井上良光君】 日程第1「平成19年度二宮町一般会計補正予算(第8号)」町長提出議案第22号を議題といたします。


◯議長【井上良光君】 職員をして朗読させます。


◯職員【大野勝人君】 (朗  読)


◯議長【井上良光君】 提出者からの提案理由の説明を求めます。


◯議長【井上良光君】 町長。
            〔町長(坂本孝也君)登壇〕


◯町長【坂本孝也君】 議案第22号の提案理由を説明いたします。
 本来であれば、既に議決いただいております平成19年度二宮町一般会計補正予算(第7号)でお願いすべきでしたが、諸般の事情により、大変恐縮ですが、平成19年度二宮町一般会計補正予算(第8号)を提案させていただくものです。
 第1条において、最終処分場の灰搬出に関する最終処分場調査検討委託事業、最終処分場灰搬出処理処分委託事業、最終処分場施設維持管理工事事業の3事業について、繰越明許費の補正をお願いするものです。このような提案となりましたが、引き続き総務部長より内容の説明をいたしますので、ご審議の上、議決賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。


◯議長【井上良光君】 総務部長。


◯総務部長【高橋克美君】 ただいま町長よりご提案申し上げました議案第22号について、内容の説明をさせていただきます。2ページをお願いいたします。
 第1表繰越明許費です。町長説明のように、本来ならもっと早く見通しをつけ、一般会計補正予算(第7号)でお願いすべきところでございましたが、このような提案の形になりましたことを、先におわび申し上げます。
 では、内容の説明をさせていただきます。衛生費、清掃費の3事業です。1番目は最終処分場調査検討委託事業です。粉じんなどを調査する委託料です。当初予算額250万円のうち、18万7,000円を繰り越すものです。
 2番目は、最終処分場灰搬出処理処分委託事業です。最終処分場から灰を処理処分する委託料で、9月議会の補正予算で758万5,000円を議決いただいた事業です。
 3番目は、最終処分場施設維持管理工事事業です。灰搬出後に覆土する工事で、当初予算において250万円の議決をいただいた事業です。この3事業はいずれも最終処分場における焼却灰の移動に伴う一連の事業です。
 合計では1,027万2,000円となります。灰搬出事業の実施に当たりましては、県はじめ関係機関等との調整に時間を要した結果、環境対策として、仮囲い工事の追加や環境測定実施時期などの指導・助言を受けたため、事業完了が平成20年度中になることが明らかになりましたので、繰越明許費の議決をお願いするものでございます。
 以上、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。


◯議長【井上良光君】 これより質疑に入ります。


◯議長【井上良光君】 根岸議員。


◯5番【根岸ゆき子君】 繰り越してしまって、その事業を繰り越した理由なんですけれども、仮囲いや環境測定が発生したというのはどういう内容で、どういう経緯だったのかということをちょっと教えてください。


◯議長【井上良光君】 経済環境部長。


◯経済環境部長【佐川眞一君】 最初に、繰越明許費として補正予算の追加議案を急遽、提出させていただいたことに対しまして、計画的に進められなかったということで、大変申しわけなく思っております。反省しているところでございます。
 今、具体的なご質問がありましたけれども、通して、最初から内容についてご説明を改めさせていただきたいと思います。
 配付させていただいた図面をまずごらんいただきたいと思うのですが、まず、最終処分場の調査検討事業ですが、最終処分場内の埋立物の一部を外部搬出するに当たりまして、埋立物の敷きならし作業や搬出車への積み込み作業を行うわけでございます。このときに焼却灰等、焼却灰にはばいじんに含まれるダイオキシン類が考えられるわけですが、飛散することが懸念されるということでございます。
 そこで、周辺環境対策として、作業中の粉じんとダイオキシン類について測定を行い、測定場所につきましては、図面のAからCの3カ所ということになります。そういうことを行いまして、周辺環境に影響を及ぼさないよう配慮するものでございます。
 次に、最終処分場灰搬出処理処分委託事業でございますが、図面に網かけがしてあるところが作業をする範囲でございます。約1,400平米あります。作業日数につきましては5日間の予定で計画しております。敷ならし作業、及び積み込み作業は油圧シャベル、通称ユンボと申していますが、それを使いまして、約230トンの埋立物を搬出するということでございます。
 この費用につきましては、先ほども総務部長からご説明させていただいたとおり、9月の補正予算で計上して議決をいただいた内容でございます。
 次に、最終処分場の施設維持管理工事の事業でございますが、埋立物の搬出後、整地及び覆土をするものでございます。おおよそ770立米の土で、厚さ50センチの覆土を行うという計画でございます。
 なお、埋立物の搬出作業前に風よけや飛散防止対策として、簡易足場とシート張りで仮囲いをするということで、図面のところに、最終処分場のBの横に示させていただいているところでございます。
 繰越明許になった理由につきましては、埋立物の搬出作業の実施に当たりまして、処分場内のまずポータブルコンベアの撤去、最終処分場内にはポータブルコンベアが入っていたわけですけれども、その撤去をまずするという作業を行いました。それは1月に既に完了しております。そういうこともやりながら、神奈川県の指導・助言等を受けるという作業も行ってきました。
 また、業者の決定後、搬出先の自治体、また搬出業者等々、事前協議というか、いろいろ相談、搬出先の自治体との事前協議を行い、スケジュール調整を行ってきたという経過がございます。そのような中で、作業的に計画がおくれてしまったということで、年度内に工事が完了する見込みがなくなってきたということでございます。
 特に搬出作業では、埋立物の移動、及び積み込み時には周辺環境に影響を与えないよう、風よけシート等で仮囲いの設置、また散水などの飛散防止を行いながら作業をする予定でございます。
 先ほども説明いたしましたが、搬出作業中には環境測定を行い作業管理することとしていますが、測定業者との打合せの中で、粉じん測定をする時期というのが問題となりまして、花粉や黄砂の飛来が多い季節ということは、粉じん調査に精度が欠けてくるということが判明いたしました。そんな中で、付近住民への配慮も含めまして、搬出時期を適正な時期、適正な時期というのは黄砂が飛び終わった後ということで、大体6月、雨期に当たる6月ごろにやったほうがいいだろうということで、作業をその時期にやりたいということで変更するということでございます。
 こういうことで、関連する3つの事業が年度中にできなくなるということで、繰越明許のお願いをするということでございます。最終処分場を廃止していくという方針の中で、どうしても必要な事業になりますので、ぜひご理解をいただきたいと思います。
 計画的に作業を進められなかったということで、年度を越すということで反省はしておりますけれども、ご理解いただきたいということでございます。
 以上でございます。


◯議長【井上良光君】 根岸議員。


◯5番【根岸ゆき子君】 詳しく説明していただきました。9月に補正をとって、そうすると、タイムスケジュールの部分では、この5日間の工期をいつに持ってくる予定だったのかということを、もう1点、聞かせてください。
 あと、調査委託なんですけれども、250万円の当初、これは使った分がある金額については、ほかの調査だったのかな。ちょっとそこのところの金額の差についても教えてください。
 以上です。


◯議長【井上良光君】 経済環境部長。


◯経済環境部長【佐川眞一君】 タイムスケジュール的に、大変うまくいかなかったということは説明させていただいたとおりでございまして、当初3月の半ばぐらいから工事に入るというような形で、実際には2月の頭に業者は決定しておりまして、いろいろ事前協議等、県との相談、そういうものをやってきて、3月には工事を始めるということで作業を進めておったわけでございますけれども、先ほども申し上げましたとおり、環境測定をしながら、ばいじん等の調査も含めてやっていくと、この時期、黄砂の時期ということで、測定しながらというのは影響が出てしまうと。そういう黄砂等の影響が出てしまうということで、どうしても住民の皆さんの不安をあおるような形で進めたくない。安心をしていただくような形で進めたいということで、今回、少し作業を延ばしたという経過でございます。
 最終処分場の調査検討委託事業、1番のほうですね、これは重金属だとか何かの調査も含めていろいろ委託業務をやっておりまして、その中の一部ということで18万7,000円ということでございます。
 以上でございます。


◯議長【井上良光君】 根岸議員。


◯5番【根岸ゆき子君】 コンベア撤去もやりながらの、県の指導が入ってきたという部分では、結構、この県の指導ということ、ばいじんについてきちんと調査しなさいよということなんでしょうけれども、県の指導自体、いきなり来たという印象になるのでしょうか。それに対応し切れなかったということがありますか、そうではないですか。
 黄砂という原因と、あと県の指導が入ったことが原因ということでとらえさせていただいてよろしいでしょうか。
 大体、わかりましたので、基本的には、あと影響を環境的に及ぼさないようにということを強く言っていただいておりますので、工事には十分配慮をして、よろしくお願いいたします。


◯議長【井上良光君】 原議員。


◯12番【原冨士徳君】 まず1点、補正予算のとらえ方、補正予算というのは、年度会計に見込めない緊急に対応するものに対しての補正予算は認められるというのが大前提かと思うのです。それで9月で補正予算を出して、私なんかにすれば、遅くても年度内には完了するものかなと思っていた。
 今の説明を聞いていますと、一番この作業にふさわしい時期が梅雨のころ、6月ごろだとおっしゃいました。そうすると9月に補正を組むという意味合いがなくなってしまう。そうすると、役場側が、担当者側が事前の調査が不十分でこの補正を上げたのではないかということになってしまうわけですよ。確かに黄砂とか花粉の飛散があるとばいじん測定に適当ではない。ほかのものがまじる可能性があるから、うまくないですよというのは、これを補正を出すときに検討されればよかったのかなと私は思います。
 また、今までのお話をお伺いしていますと、やはりこれをどこまで搬送するかわかりませんけれども、通過自治体には必ずご了承願うわけですよね。搬入場所とか。一応、通過自治体も検討を及ぼすということは、今、ないよとおっしゃいますけれども、これが他府県にまたがる場合には、通過自治体にもこういう車輛を通します。またこれを持っていきますということがあろうかと思うのですけれども、3月中にやるのと、6月にやるのでは、随分、各自治体さんも都合が違うと思うんですけれども、その辺で事前の了解をおとりになっているのか。
 今、お話で、2月にはこの施工業者があらましお決まりになっているようなことをお伺いしていますけれども、その施工業者はもうお決まりになっているのでしょうか。その点、ちょっとお伺いします。


◯議長【井上良光君】 経済環境部長。


◯経済環境部長【佐川眞一君】 まず、順番はちょっと違うのですけれども、施工業者につきましては、今、3つの事業とも決めてあります。
 最初に戻りますけれども、おわびしなきゃいけないということで、9月補正をとりながら、事前の下調査というか、ばいじん測定も含めて、搬出のときに飛散防止も含めて検討して、適正な時期というのを考えていけばよかったのですけれども、その辺がうまく機能していなかったということで、反省をしているということでご理解いただきたいと思います。
 搬出の関係なんですけれども、運搬車輛は飛散防止には万全を期してある車輛を使いますので、搬出先、埋立先には事前協議という形で、今、了解をとってあります。通過の自治体につきましては、通常、許可をとるとか、お話をするとかということはございませんので、ご理解いただきたいと思います。
 以上でございます。


◯議長【井上良光君】 原議員。


◯12番【原冨士徳君】 もう1つ、もう既に作業を行う業者が決まっていると、今、お話があったのですけれども、これが実際、今度やりたいという時期が6月に予定しているわけですよね。そうすると、3〜4カ月、契約されてから半年ぐらいは経過しちゃうのですけれども、業者のほうはそのままの金額で行けるのでしょうか。その辺、こういうふうにガソリンその他が非常に不透明なときに、2月の契約、6月の実際の施行となると、かなり条件も違ってくると思うのですけれども、その辺は安くなるのか高くなるか、そのときの状況じゃないとわかりませんけれども、その辺はきちんとしていただきたいと思いますけれども、私は。その辺は大丈夫なんでしょうか。
 搬出先の自治体には、もう既に3月の予定が6月ですというふうに通知というか、了解を得ているということでよろしいんでしょうか。


◯議長【井上良光君】 経済環境部長。


◯経済環境部長【佐川眞一君】 搬出先の自治体等には、今回、繰越明許という形の中で議決をいただきましたら交渉していくということで、内諾は得ているということでございます。
 今、契約してある内容につきましては、工期の変更等、金額の変更はなしで行けるという了解をとっておりますので、よろしくお願いいたします。


◯議長【井上良光君】 原議員。


◯12番【原冨士徳君】 私が言いたいのは、逆で、今、ガソリンが154円ということになっていて、仮に暫定税率が下がりましたと。そうした場合には、今のままの単価で契約するのか、それは当然リッター当たり30円、40円違うと、かなり運賃にも私は影響すると思うんです。そういうことも検討して契約していただければ私はいいと思いますけれども、よろしくお願いいたします。


◯議長【井上良光君】 これをもって質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。
             (「省略」との声あり)


◯議長【井上良光君】 討論なしと認めます。
 これより町長提出議案第22号を採決いたします。本案を原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。
               (賛成者起立)


◯議長【井上良光君】 起立全員であります。よって、議案第22号は原案のとおり可決されました。
   ────────────────────────────────
   日程第2 議案第16号
        議案第17号
        議案第18号
        議案第19号
        議案第20号
        議案第21号 平成20年度予算審査について


◯議長【井上良光君】 日程第2「平成20年度予審審査について」町長提出議案第16号、第17号、第18号、第19号、第20号、第21号を一括議題といたします。


◯議長【井上良光君】 職員をして朗読させます。


◯職員【大野勝人君】 (朗  読)


◯議長【井上良光君】 委員長の報告を求めます。


◯議長【井上良光君】 西山幹男議員。
       〔1番・予算審査特別委員長(西山幹男君)登壇〕


◯1番・予算審査特別委員長【西山幹男君】 平成20年度予算審査特別委員会の委員長報告を申し上げます。
 平成20年度予算審査特別委員会は、本定例会第11日目の3月10日に付託を受けました。「平成20年度二宮町一般会計予算」町長提出議案第16号、「平成20年度二宮町国民健康保険特別会計予算」町長提出議案第17号、「平成20年度二宮町老人保健医療特別会計予算」町長提出議案第18号、「平成20年度二宮町後期高齢者医療特別会計予算」町長提出議案第19号、「平成20年度二宮町介護保険特別会計予算」町長提出議案第20号、「平成20年度二宮町下水道事業特別会計予算」町長提出議案第21号を、平成20年3月13、14、17、18、21日の5日間にわたり第一委員会室において、町長、副町長、各部長、以下担当職員の出席を求め、慎重審議いたしました。
 委員会審査では細部にわたり活発な質疑応答を行うとともに、現地視察も行い、審査終了後、一括討論を行いました。
 採決の結果、町長提出議案第18号、第20号、第21号は全会一致で、町長提出議案第16号、第17号、第19号は賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定し、次の審査意見を提出するものであります。
平成20年度予算審査意見
(1)多目的広場用地(ラディアン裏)の取得については、早急に財政計画を示され
   たい。
(2)新ごみ積替施設については、建設理由及び今後の方向性を明確にされたい。
(3)じん芥焼却場整備基金は条例改正を含め、効果的な運用を図られたい。
(4)健康審査事業は特定検診など、さらなる充実を図られたい。
(5)景気低迷の中、町活性化のために商工振興対策に最善の努力を払われたい。
(6)海岸復興には関係機関と協議、連携を図り、1日も早い再生に努力されたい。
(7)図書館運営は、人員配置、図書館資料の購入など、効率的な運用を図られたい。
(8)下水道事業は、より一層の加入率の向上促進に努められたい。
 以上でございます。
 よろしくご審議のほど、お願い申し上げます。


◯議長【井上良光君】 ただいまの委員長の報告に対する一括質疑に入ります。
             (「なし」との声あり)


◯議長【井上良光君】 質疑なしと認めます。
 これより一括討論に入ります。


◯議長【井上良光君】 城所議員。


◯9番【城所 努君】 日本共産党二宮町議員団を代表して、平成20年度議案第16号一般会計予算ほか、各会計予算案に対して討論を行います。
 まず、議案第16号「二宮町一般会計予算」に反対をいたします。
 新年度予算は坂本新町長が2年目を迎え、いわば本格的に予算を組んだ年であり、坂本町長がどのような町政を目指すのかが問われる年度ではないでしょうか。
 ところが、町長施政方針や予算案を見ても、私にはそのことが感じられず、今年1年何とかやり過ごそうという、その場限りの予算ではないのかと言わざるを得ません。
 確かに財政的な厳しさはあるでしょう。しかし、財政の根幹をなす町税は38億3,438万円で、前年度より約9,200万円の減額になっていますけれども、予算総額の構成比は51.4%を占めています。これは平成16年度の構成比47%、17年度51%、18年度51.1%と比較しても、構成比は上回っています。
 ところが、二宮町政の方向性を示せないと指摘をするものです。そのことは町長施政方針でも明らかなように、新年度の最重要事業と位置づけた3事業に端的にあらわれているというふうに思います。
 その第1は、恒久的な、いわゆる新ごみ積替施設建設を最優先事業としたことです。町長は選挙公約で、積替施設を建設せず、ごみの外部搬出を公約に掲げました。こうした経過も考えず、町民に建設理由も明らかにせず、3年後の平成22年度まで整備するとしか述べず、基本計画の策定、土地購入費5,500万円を予算化したのであります。このように町長の政治姿勢、公約と相反することを最重要事業の第1にしたことについて、町民は納得するでしょうか。
 また、(仮称)新学校給食センターの整備、吾妻山公園の運営を最優先事業とせざるを得なかったこと自体が、今後のまちづくりの方向性やビジョンを示せないことではないでしょうか。
 また、園試跡地ふれあい広場の取得問題です。町は23億3,500万円の債務負担行為を起こしました。損失保証を5年間据え置いて、平成25年から返済するとしています。この取得は町の最大の事業ではないでしょうか。しかし、財政計画はいまだ策定されず、ただ起債で10億円、基金から2億円、活用されていない土地を処分して約3億円、また国庫補助金で6億5,000万円で補うという大ざっぱな計画しか示さないのであります。国庫補助金の申請も5年後という、今の国のあり方を考えるとき、申請のとき補助金メニューがあるかなど、そして町有地の処分など、不安材料が多くあると感じるのは私だけでしょうか。
 こうした大事な問題があるにもかかわらず、施政方針で最後に議会からの陳情書の採択や関係機関の協力で取得できる見込み云々としか述べていないのであります。私は園試跡地の取得問題こそ、今年の町の最重要事業の第1と位置づけるべきではなかったかと指摘をしたいのです。このような町の取り組みについて、反対の第1の理由に挙げます。
 町長施政方針では、町民サービスの低下などを招くことのないよう、予算の効率的な活用方法により、町民の立場を最優先に考えたまちづくりを進めるとしています。しかし、どうでしょうか。昭和63年から続いてきた老人同居奨励金、1世帯3万円、前年度予算813万円、対象家庭271件を、独居老人との格差が生じている。介護保険などにより高齢者を支える制度の充実がある。こういう理由で打ち切りを行いました。独居老人との格差と言うならば、813万円あった予算の3分の1でも独居老人予算に充てたのでしょうか。敬老祝金も77歳、88歳、99歳の高齢者に各2万円の支給を、今度は77歳の支給を1万円に減額し、99歳に対しては1万円アップして3万円にいたしました。しかし、支給対象が一番多い77歳を減額したことによって、前年度より300万円も予算を少なくしました。いろいろな理由を町は言いますけれども、ほんとうのねらいは高齢者を対象にした経費削減、これは明白であります。
 また、今年から40歳から74歳までを主にした特定検診が始まります。ところが、予算委員会で明らかになりましたけれども、これまで負担のなかった70歳から74歳までの高齢者、あるいは非課税者、障害者から1割の負担金を徴収する、このことが明らかになりました。健康審査は病気の早期発見、早期予防が最大の目的のはずであります。したがって、多くの人に健康審査を受けてもらう。そして、医療費の高騰も押さえる、これが基本ではないでしょうか。立場の弱い人から負担金を徴収すること、このことから全く逆行することではないでしょうか。こうした町の冷たい見直しに強く反対し、復活を要求するものです。
 次に、ごみ積替場運営事業の収集装置増設工事費、296万5,000円です。収集装置を増設することは反対じゃありませんけれども、予算の組み方として指摘をしたいと思います。桜美園の焼却場を利用したごみ積替場は、いまだ全部完成はしていません。本来なら、積替場がすべて完成し、その稼働をよく見聞し、その上で足りない部分があれば、付近住民のためにそこを補充する、これならわかりますけれども、そういうことなしに予算計上することは正しい予算の組み方なのか、私は一考を要する問題として指摘をしておきたいと思います。
 次に、各学校の教育振興費の中で、消耗品が大幅減になりました。説明では7%をカットしたなどの説明がありましたけれども、先生や児童に影響がないのか、疑問が残る措置であります。
 吾妻山の管理運営についても、ただ予算削減でなく、町直営としての管理運営を万全にして、来園者から喜ばれる、魅力ある公園にするよう要望しておきます。
 以上の点を指摘して、一般会計に反対をするものです。
 ただ、妊婦健康審査を2回から5回に増やしたこと、二宮駅自由通路エレベーター調査委託料、駅南口のロータリーを駐車場にする有効活用等については、評価をしておきたいと思います。
 また、予算には直接関係ありませんけれども、環境課が桜美園にこの4月から移り、9月にはまた戻るとの計画のようですけれども、こんな非効率なことはないというふうに考えます。9月に戻るなら、ここで無理をして、しっかりと体制を整えるべきではないでしょうか。町長の再考を求めておきたいと思います。
 議案第17号「平成20年度二宮町国民健康保険特別会計予算」について反対するものです。今年から後期高齢者医療制度により、国保税が大きく変更になりました。これまで医療分と40歳から64歳までの介護納付金の2本立ての税だったものが、後期高齢者支援分が加わり、3本立ての税に変わりました。その上、国保税の条例改正により、所得割の税率が100分の5.8に、1人当たりの均等割も2万1,000円から2万4,000円に、世帯平等割も1万9,000円から2万2,000円に引き上げられました。介護納付金も1人当たり1万9,953円から2万6,110円と、約6,000円の引き上げ、そして新たな負担として、後期高齢者支援分が9,200人の国保加入者全員、赤ちゃんからお年寄りまで1人当たり2万432円が加わることになりました。
 町の説明資料で計算しても、1人当たり2万7,280円の値上げになり、年間の国保税は1人当たり10万7,900円に、また40歳から64歳の国保加入者は約3万3,000円の値上げになり、年間の税は11万3,600万円超の負担額になるのです。
 一方、町の援助は1人当たりわずか2,800円のみであります。現在、国保税が高くて払えない滞納世帯は1,000世帯を超えています。今、生活品の値上げなど家計が厳しい中、滞納者が増加することは明白ではないでしょうか。国保加入者に大きな負担を押しつける国民健康保険特別会計に強く反対をし、町の負担軽減を要求するものです。
 議案第18号「平成20年度二宮町老人保健医療特別会計」は、これまで我々日本共産党議員団はこの老人保健ができてから老人いじめの会計として反対をしてまいりました。しかし、今度、後期高齢者医療特別会計ができた中で、これが廃止になる。今年の予算を見ても、残務整理という性格になっています。したがって、議案第18号「老人保健医療特別会計」については、今回は賛成をいたします。
 議案第19号「後期高齢者医療特別会計」、これは反対するものです。この制度はもうご存じのように、75歳以上のお年寄りは4月から今まで入っていた国民健康保険や組合健康保険から全員脱退させられ、強制的に新しい制度に加入させられます。同じ家で生計をともにしている親子、夫婦であっても、例外なく高齢者医療制度に別居させられます。
 町の予算でも、この制度に加入させられるのは3,180名で、保険料は全体で2億6,535万円、1人平均、年間8万3,000円、月平均約7,000円の保険料になります。この制度のねらいは、高齢者がかかる医療費を削減すること、ここにあるのは明らかで、厚労省の担当者はこの制度は医療費が際限なく上がっていく痛みを、後期高齢者にみずから感じとっていただくものと語っているのです。その厚労省の試算では、2015年に3兆円の医療費削減を予定をしています。しかし、そのうち2兆円が75歳以上の分です。扶養家族からも保険料を取り、そして医療差別も行われます。75歳まで生きて、きょうから医療費の心配なくよい医療が受けられる、これがほんとうの政治ではないでしょうか。このような高齢者を冷たく差別する後期高齢者医療制度そのものに反対をするものです。
 議案第20号「介護保険特別会計」は、地域包括支援センターでの相談窓口の充実、介護サービス給付事業や特定高齢者予防事業など、介護を受ける立場に立った事業推進を図るよう要望して賛成をいたします。
 議案第21号「下水道事業特別会計」も、下水道の接続家庭の増加に努力し、使用料の歳入増を図ること。町道7号線の雨水対策工事1億6,000万円、これはなるべくなら工費の軽減を図るよう要望して賛成をいたします。


◯議長【井上良光君】 神保議員。


◯3番【神保順子君】 私はネット二宮市民自治の会を代表いたしまして、議案第16号「二宮町一般会計予算」、議案第17号「二宮町国民健康保険特別会計予算」、議案第18号「二宮町老人保健医療特別会計予算」、議案第19号「二宮町後期高齢者医療特別会計予算」、議案第20号「二宮町介護保険特別会計予算」、議案第21号「二宮町下水道事業特別会計予算」に対しまして、賛成の立場から討論いたします。
 今回、私は子どもを育てながら仕事を持つ女性としての視点に立って予算を審査させていただきました。平成19年度の園芸試験場跡地購入に絡み、20年度の予算では23億4,500万円の債務負担行為が発生しました。町税が19年度に比べ、約9,200万円もの減少となってしまった中での一色防災コミュニティーセンター建設事業や新学校給食センター用地取得事業などの町債の増額は大変厳しい状況にはありますが、限られた財源の中で各課努力して予算編成に取り組み、防犯の推進、里山再生・育成事業の新たなる展望、町民意見の入った委員会設置、ごみ問題への一歩解決に向けた姿勢、それらを賛成の点として評価させていただきます。
 20年度は「にのみや総合長期プラン」のまちづくり重点プランの見直しが107万8,000円の経費をかけて行われます。町民満足度調査で無作為抽出1,000人の町民の意思があらわれるわけですが、より広く町民の視点に立って策定に臨んでください。
 また、19年度からの引き続きであるコミュニティーバス検討委員会や二宮ブランド検討委員会、そして学校選択性検討委員会等については、委員会の中でしっかりと審議されてきていたかと思われますので、将来の二宮町を見据えた中での方向性、また多くの町民のニーズに合った施策になることと期待しております。
 ごみ減量化推進協議会におきましても、将来の二宮町のごみ問題を真剣にとらえ、協議を重ねてこられましたが、20年度には新たに地域環境推進委員会が設置されます。ごみ減量化推進協議会と地域環境推進委員会を環境課できちんとリンクさせ、環境問題全体に対する二宮町の姿勢を今後ぜひ示していただき、広域化への復帰に対しても慎重に進めてください。
 また、政策推進事業で積替施設の用地確保、測量に取り組むことは、現在のごみ問題解決に向けた姿勢と大きく期待させていただきます。安全対策費の防犯対策事業費で、20年度は10基分の防犯灯が新設、また街路灯の照度アップなど、限られた予算枠で町内の防犯に努めていただき、高齢者や女性のひとり歩き、また子どもたちの安全を見守ってくださっていることを感謝いたします。
 平成17年には45件の不審者情報も、年々、徐々に減少し、19年度は16件にまで減りました。これも町と地域が協力し合ってこその成果であり、二宮町は今後さらに安心・安全で住みよい町になるよう、地域と町との協力体制のさらなる強化に励んでいただきたいと考えます。
 20年度は、昨年の台風の影響によっての花火大会、シロギス投げ釣り大会、地引き網大会の中止は大変残念なことではありますが、観光協会の事務局を公民館に移し、吾妻山やせせらぎ公園が町直営に移行することで、横の連携がとりやすくなることのメリットを生かし、今後、吾妻山を来訪する多くの町外の人々へ二宮町のよさをアピールし、観光事業の拡大につなげていってくれることを期待します。
 また、二宮町の特性を生かし、ふれあい農園事業や里山再生育成事業を地域の農家と進めてきた担当課の努力を評価し、今後も農業の重要性を広め、子どもたちを巻き込んで、二宮町ならではの事業を展開していってください。
 1つの自治体が意識して自給率を高めることで、国内自給率も上がり、今後の日本の安定した安全な食の供給につながります。
 以上が、担当課ごとに見る賛成点として述べさせていただきました。
 一方、補助金の見直しに関してですが、今回の見直しの中には、全額カットされた団体や、一度、補助金をなくした団体への再度の交付がありました。役場側の説明はわかりづらいものがあり、全額カットされた団体へはきちんと説明し、理解されての今回の全額カットだったのかが懸念されます。町民に対しても説明責任が果たせるよう、公平・公正な団体の選び方、また今後の補助金のあり方をさらに検討していただけますようお願いいたします。
 老人福祉費の在宅生活支援事業では、大幅増額になった理由が、シルバー緊急通報システムが消防から移行したためで、前年からの事業については、減額・縮小してしまい、とても残念です。高齢者が住みなれた地域で、必要なサービスをだれもが安心して受けられるよう、町の努力をお願いいたします。
 特に、子育て関係では、20年度予算から小児医療費の引き上げが計上され、低所得の若い親世帯の保護者にとっては経済的な負担の軽減につながったと考えるものの、一方で、子育て支援事業によるコミュニティー保育推進事業補助金が協働まちづくり補助金の中に組み込まれたことで、今後の自主保育に支障を来たすのは必然です。生活が多様化した中では、経済的理由などで早くから保育園や幼稚園に子どもを預ける世帯が多いのも事実ですが、一定の年齢までは親子のコミュニケーションを図りたいと頑張って手元で子育てしている保護者に対して、町がその手助けをすることは重要であります。会場料の無料化など、何らかの形で助成していってもらえることを要望します。
 また、第2の子育てサロンは、財政上の理由から先送りとなってしまいましたが、21年度に期待いたします。
 教育費に関しては、新学校給食センターの建設は子どもたちやその保護者から心待ちされるところです。安全で安心できる給食の供給を引き続きお願いいたします。
 厳しい財政状況にあっても、削ってはならないのは子どもたちに直接かかわる経費です。20年度は支援教育においては、保護者の要望を受け入れ、補助員を1人増やしたことは評価できるものの、その分、配置日数を減らしたことは残念としか言いようがありません。そして、教育振興経費の減額もまた今後の教育に支障を来たすことが懸念されます。先生方の努力で補える範囲を超えない程度での減額になるよう、学校側と十分協議、検討の上、進めていってくださることを要望いたします。
 また、補助金を打ち切ったPTA連絡協議会へも、PTA保護者とよく協議をし、今後、必要に応じた支援体制を整えていってくださることもあわせて要望いたして、以上、一般会計予算に対しての賛成討論といたします。
 次に、議案第17号「二宮町国民健康保険特別会計予算」に対しては、20年度より40歳から74歳までの人が基本健康審査から特定健康審査に移行されます。今後とも町は町民の健康の維持管理に努めていただくようお願いいたします。
 議案第18号「二宮町老人保健医療特別会計予算」、議案第19号「二宮町後期高齢者医療特別会計予算」については、75歳以上の高齢者が後期高齢者医療に移行し、その対象者は3,180人にものぼるとのことでした。低所得者に対しては軽減措置もとられるとのことですが、1人でも医療を受けられないことがないよう、町の臨機応変な対応をお願いし、また対象者に対しては丁寧な説明と情報提供に努め、スムーズに事業が展開していくことを望みます。
 議案第20号「二宮町介護保険特別会計予算」では、5月より小規模多機能施設が開所します。町は常に利用者の立場に立って、事業者側とのコーディネートに努めてください。また、介護予防事業については、利用者が楽しみながら参加でき、かつ効果的な内容での事業になることを期待します。
 議案第21号「二宮町下水道特別会計予算」に関しては、公共下水道の整備が順次進められていると認識しておりますが、接続できない世帯には、町はどう対応していくつもりなのか、今後の推移を見守ります。
 以上をもって、賛成の討論といたします。


◯議長【井上良光君】 三橋議員。


◯7番【三橋智子君】 私は町長提出議案第16号「平成20年度二宮町一般会計予算」、並びに議案第17号「平成20年度二宮町国民健康保険特別会計予算」、議案第18号「平成20年度二宮町老人保健医療特別会計予算」、議案第19号「平成20年度二宮町後期高齢者医療特別会計予算」、議案第20号「平成20年度二宮町介護保険特別会計予算」、議案第21号「平成20年度二宮町下水道事業特別会計予算」について、賛成の立場で討論を行います。
 最初に、2点要望させていただきます。
 昨年、町長はごみ積替施設は必要であると政策を大きく転換させ、その結果、暫定的な積替場を桜美園で運行開始し、現在に至っています。来年度も引き続き予断を許さない外部交渉が持たれることとなりますが、議会及び町民に対しての的確な説明責任を果たしながら進めていただきたいと、まず要望をいたします。
 また、12月議会において、ラディアン北側の園芸試験場跡地買取の決定を示され、その使用目的と抱える返済の財政計画は町民の最大の関心事となっています。慎重に進めつつ、早い段階で計画をお示しいただくよう、これも重ねて要望いたします。
 坂本町政も昨年10月に政策担当の部署を設けて体制を整え、2年目をスタートしています。町民の期待にこたえるためにも、ぜひ全力で町政のかじ取りをお願いいたします。
 それでは、一般会計の賛成討論を行います。国は地方分権の名のもとに、国と地方自治体は対等に協調し合うものだとし、地方の自主自立を求めています。しかし、そんな思惑とは裏腹に、多くの地方自治体は著しい財源不足により、厳しい財政運営が強いられています。
 我が二宮町も、長引く景気の低迷感や団塊世代の退職者の影響を反映し、厳しい財政状況は昨年と変わりありません。しかし、その中で、事業の質を落とさないための努力と工夫を重ね、各部署とも町民の立場に立った予算策定であると見受けられます。
 一般会計当初予算規模は74億6,300万円となり、前年度当初予算に対して1.5%の伸びとなっています。吾妻山公園やせせらぎ公園の管理委託の見直しや新学級給食センターの整備、町おこしの二宮ブランド創設に向けての継続的研究など、町民の生活を豊かにする施策が積極的にとられていると評価いたします。
 「にのみや総合長期プラン」も6年目の中期に当たり、目指す将来像「みどりと優しさと勇気あふれる町」作りを目指して、より適切な判断が必要な時期であるかと思います。その重点項目に沿って、個別に述べさせていただきます。
 最初に、「私が主役の協働まちづくりプラン」では、町民による自主的な公益活動の支援とボランティア活動がさらに活発化されるように、拠点となる町民サポートセンターの充実を期待いたします。
 また、町長とのふれあいトークへの取り組みは、さらに工夫をされ、時間帯や会場など、日ごろ参加できない地域の方も出やすい体制を整えていただけるよう要望いたします。
 「広報にのみや」が神奈川県広報コンクールで優秀賞を受賞され、日ごろからのさまざまな取り組みと絶え間ない研さんに対して、大いに評価をいたします。
 次に、「暮らしの安全・安心プラン」では、町民の暮らしの安全を守るために、防犯灯や反射鏡の増設・管理に努力され、防災行政無線の利用で、町民の防犯・防災の意識向上に努めている点を評価いたします。
 また、町で6番目の防災コミュニティーセンターとなる一色コミセンは、昨年の結果を踏まえて、地域の方の期待を裏切らない施設の建設を望みます。
 第1分団の消防詰所の整備により、消防環境の向上と地域における自主防災組織の充実を期待いたします。
 子育て支援では、妊婦無料検診が5回に拡充され、神奈川県下一斉に足並みをそろえられたことは大変に画期的だと判断いたします。対象予定数の予算は確保してありますので、県内と同時に、県外でも里帰り検診が受診できるよう、体制づくりを検討願います。
 福祉と介護対策はきめ細かなサービスが要求される中、限られた人員での対応に努力を認めます。災害関係事業や敬老祝金の見直しを決断されたのは、より厚く弱者対策に予算を移行したものと理解いたします。今後も現場状況をよく把握して、的確なサービスが提供できるように図っていただきたいと考えます。
 続いて、「人と環境のさわやか健康プラン」では、ごみ積替施設の整備と建設を行うに当たり、政策推進事業に期待いたします。わかりやすい情報提供と住民理解を図りながら進めていただきたい。と同時に、ごみの減量化・資源化にもさらなる取り組みをお願いいたします。
 環境対策では、自然確保に里山再生とふれあい農園の整備の運営には積極的に取り組んでおり、大いに評価いたします。町民の自然の豊かさを守りたいという多くの希望にこたえるために、より一層の検討を要望いたします。
 葛川整備や海岸再生は県・国との連携を密にして、引き続き取り組みをお願いいたします。
 そして、「駅前・IT活性化プラン」では、駅自由通路エレベーター整備の現地視察を先日行いました。同時に、駅前整備構想を担当課から詳しく説明を受け、町民の誇れる町の玄関口としての機能整備が期待されます。9月には南口に待望の駐車場も整備され、商店街の活性化も図れるものと期待いたします。
 ITふれあい館は、より住民サービスを図るために試行錯誤が見られますが、時代のニーズにこたえられるよう、さらに研究を重ねていただきたいと要望いたします。
 最後に、「町民みんなの個性かがやきプラン」です。学校や生涯学習センター、または温水プールなど、児童・生徒や町民がより安全に学習やスポーツ、芸術に打ち込めるように、防犯対策を強化したことを評価いたします。町外利用者も多い環境の整ったラディアンの図書館は文化交流の大切な町の施設となります。人員の有効利用を図りながら、さらなるサービス向上に努めていただきたいと考えます。
 来年度、町民サービス向上と職員体制の充実を図るために、町内の機構改革を行うと聞いています。これは大いに期待するところであります。町民へのサービス提供が重要視されることは言うまでもありませんが、職員の働く環境の整備改革もぜひ行っていただきたいと考えます。
 事業の充実を図る執行機関が崩れてしまっては、元も子もありません。風通しのよい組織構築をお願いいたします。20年度予算の総務費で100万円の職員福利厚生事業補助金が再度つけられました。職員のリフレッシュ効果の一助になればよいと考えます。
 その他、5つの特別会計に関しましても、予算審査委員会で質疑に丁寧にお答えいただきました。特に20年度からは、医療制度の改革が行われ、後期高齢者医療特別会計が始まります。少子・高齢化の進展と著しい医療費の伸びが背景にあり、国民皆保険を維持しつつ、将来にわたって医療保険制度を持続可能にするものです。町民の関心も高く、多くの問い合わせや要望が寄せられると予測されますが、今後、よりよき制度にするために、町民や現場の確かな声を県広域連合につなげる努力も惜しまずしていただくようお願いし、賛成いたします。
 それに伴う老人保健医療特別会計と国民健康保険特別会計の関連も伺いました。新制度移行に当たり、関係部署との連携を図り、明快な処理運営をお願いし、賛成いたします。
 介護保険特別会計は、前年度より5%の伸びになっています。事業内容に合わせて、対象者が安心して過ごせるように、細やかな対応をしていると判断いたします。引き続き適正な運営をお願いし、賛成いたします。
 最後に、下水道事業特別会計は10.3%の伸びとなっています。枝線工事や雨水対策が図られており、さらなる下水道事業の推進と、より一層の加入率の向上・促進に努めていただきたいと要望いたします。
 今後は財政の見直しも考えていくとの意見もあり、本予算にも賛成いたします。
 以上、平成20年度二宮町一般会計予算、及び他の5会計についての賛成討論といたします。
 以上です。


◯議長【井上良光君】 これをもって討論を終結いたします。
 これより「平成20年度二宮町一般会計予算」町長提出議案第16号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
               (賛成者起立)


◯議長【井上良光君】 起立多数であります。よって、議案第16号は原案のとおり可決されました。
 次に、「平成20年度二宮町国民健康保険特別会計予算」町長提出議案第17号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
               (賛成者起立)


◯議長【井上良光君】 起立多数であります。よって、議案第17号は原案のとおり可決されました。
 次に、「平成20年度二宮町老人保健医療特別会計予算」町長提出議案第18号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
               (賛成者起立)


◯議長【井上良光君】 起立全員であります。よって、議案第18号は原案のとおり可決されました。
 次に、「平成20年度二宮町後期高齢者医療特別会計予算」町長提出議案第19号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
               (賛成者起立)


◯議長【井上良光君】 起立多数であります。よって、議案第19号は原案のとおり可決されました。
 次に、「平成20年度二宮町介護保険特別会計予算」町長提出議案第20号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
               (賛成者起立)


◯議長【井上良光君】 起立全員であります。よって、議案第20号は原案のとおり可決されました。
 次に、「平成20年度二宮町下水道事業特別会計予算」町長提出議案第21号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
               (賛成者起立)


◯議長【井上良光君】 起立全員であります。よって、議案第21号は原案のとおり可決されました。
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   日程第3 議会運営委員会の閉会中の継続審査について


◯議長【井上良光君】 日程第3「議会運営委員会の閉会中の継続審査について」を議題といたします。
 議会運営委員長より、次期議会の会期日程等の議会運営に関する事項審議のため、議会運営委員会を継続審査としたい旨の申し出がありました。賛成の議員の起立を求めます。
               (賛成者起立)


◯議長【井上良光君】 起立全員であります。よって、本件は可決されました。
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◯議長【井上良光君】 これにて本定例会に付議されました案件の審議はすべて終了いたしました。
 平成20年第1回二宮町議会定例会を閉会するに当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。
 今定例会は、言うまでもなく、平成20年度の予算審査が主であり、本日まで26日間にわたり、6会計合わせて145億円余りの予算審査をはじめ、条例改正など、町政の諸案件を議員各位の終始極めて真剣なご審議により、提出されましたすべての案件を議了することができました。これもひとえに議員各位のご協力の賜物と深く感謝申し上げるとともに、衷心より厚くお礼申し上げます。
 また、町長初め、執行者の皆様方におかれましても、審議の間、常に真摯な態度をもってご協力をいただきました。そのご苦労に対しまして、厚くお礼を申し上げます。
 なお、執行者におかれましては、今定例会の総括質疑、あるいは一般質問、そして予算審査特別会計を通して、各議員から述べられました意見や要望、そして提案につきましては、平成20年度の予算執行に十分反映されますよう強く要望する次第であります。
 終りに、今定例会に寄せられました議員各位、及び町長初め、執行者の皆様方のご協力に対しまして、重ねてお礼を申し上げます。
 なお、本年3月末日をもって、菊地消防長がめでたく定年退職を迎えられます。長年にわたりまして町政にご尽力いただきました。まことにありがとうございました。今後もご自愛をいただき、第2の人生でますますのご発展をお祈りいたします。ご苦労さまでした。(拍手)
 桜も咲き始め、まさに春本番でございます。4月から平成20年度の幕開けです。お互いに忙しい季節となります。皆様方には十分健康にご留意いただきまして、ますますのご活躍をご祈念いたしまして、閉会のごあいさつといたします。大変ご苦労さまでした。ありがとうございました。
 以上で、平成20年第1回二宮町議会定例会を閉会いたします。
 この後、午後2時30分より議会全員協議会を第一委員会室で開催いたしますので、よろしくお願いいたします。ご苦労さまでした。
                          午後2時14分 閉会




地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。

      二宮町議会  議  長  井 上 良 光

             署名議員  神 保 順 子

             署名議員  池 田   宏