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神奈川県 二宮町

平成20年第1回(3月)定例会(第11日目) 本文




2008.03.10 : 平成20年第1回(3月)定例会(第11日目) 本文


会議の状況                     午前9時30分 開議
◯議長【井上良光君】 皆さん、おはようございます。ただいまの出席議員は14名でございます。定足数に達していますので、直ちに会議を開きます。
 本日の議事日程はお手元に配付のとおりでございます。
 議会だより掲載のため写真撮影を行いますので、ご了承ください。
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   日程第1 平成20年度予算総括質疑


◯議長【井上良光君】 日程第1「平成20年度予算総括質疑」を行います。町長提出議案第16号、第17号、第18号、第19号、第20号、第21号を一括議題といたします。


◯議長【井上良光君】 池田議員。
            〔10番(池田 宏君)登壇〕


◯10番【池田 宏君】 議長の許可を得まして、総括質問をさせていただきます。
 昨今の日本経済は、原油高による景気先行きの不安感から景気の低迷が続いています。加えて、灯油、ガソリン、トウモロコシ、小麦、大豆等の値上がりが起こり、原料高騰による物価上昇からインフレ傾向を示し、現在も続いています。また、米国サブプライム住宅ローン問題を背景に、世界経済の減速が懸念される中、日本経済にも変調の兆しが出てきたと言われています。そんな中にあって、国が進める三位一体改革で税源移譲が行われました。団塊の世代の退職が始まり、町民税の収入が落ち込み、住宅ローン減税を町民税から控除されるなど、町民税の伸びは見込めない状態になっています。二宮町の財源の約50%は町税ですから、財源確保に難しい状況にあります。しかしながら、一般会計は74億6,300万円で前年対比1.5%となりましたが、特別会計は70億9,645万6,000円で14.1%の減となりました。全体では145億5,945万6,000円で前年対比6.7%の減となりました。このような財政難は今後も続くものと予想されています。一方、少子高齢化による福祉予算は今後も増大するものと予想され、ますます厳しい財政が強いられることが予想されます。このような状況の中で20年の予算が組まれ、坂本町長の2年目の事業が行われます。
 主要な事業及び施策の中から3件について質問いたします。
 1.最優先事業としてごみの外部搬出にかかわる恒久的な積替施設に着手し、平成22年の完成を目指すとあります。これはごみ処理の広域化を目的とした事業と思いますが、どのような形で広域化に戻ろうとしているのか。平成18年9月に作成された平塚大磯二宮ブロックごみ処理広域化実施計画の骨子(案)は、広域化に復帰すると復活してくるのか、あるいは、予想される見返り事業があるのかについてお答えください。また、広域化の復帰は二宮町の現状からして優先しなければならないことと思いますが、一方では市町村合併の声が聞こえてきます。県の構想には、秦野、中井、二宮の合併、さらに伊勢原、平塚、大磯が加わった3市3町の合併があります。ということは、ごみは平塚・大磯・二宮広域連合、合併は秦野、中井、二宮というねじれ現象を起こす可能性もあるわけです。このねじれ現象をどう克服するかについて考えておかなければなりません。町長のご意見はいかがですか。
 ごみの積替施設の用地買収予算が計上されています。これは桜美園には積替施設をつくらないことと理解されます。多くの二宮町民はなぜなのかとの疑問が残っています。町民にわかるように、また、納得するような説明が必要です。お答えください。
 隣接する住民への説明会はできるだけ早い機会に適宜行うよう要望します。
 2.子育て支援事業について。にのみや総合長期プランは後半を迎えます。この総合長期プラン、及び平成19年に見直された中期事業推進計画の中に、安心して子どもを生み、育てられる環境づくりがあります。また、にのみや総合長期プランには、「少子化の背景にはさまざまな問題が潜んでいますが、この町で子どもを生み、育てたいと多くの人が思えるような環境をつくることは地域社会の大きな責任と言わなければなりません」と述べられています。
 そこで、今後、町長は子育て支援についてどのような考えで実施を図っていくつもりなのか、お答えください。
 3.園芸試験場跡地について。同跡地の買収に当たっては、安価で譲渡してほしい旨の意見書を議会全会一致で可決し、その意見書を平成19年10月5日に議長と副議長が持参して県知事及び県住宅供給公社理事長にお渡ししました。昨年12月議会で原議員の質問の中で町長は、平成19年11月29日に園試跡地を20億円で購入した旨を回答いたしました。そこで、20億円の資金の調達と借入金の返済について質問します。
 平成19年9月18日の総括質疑において、城所議員が利用されていない町有地、現在の給食センターの跡地を含めて6カ所を売却して20億円の資金に充当することを提案されました。町長もその考えがあることを述べられました。その後、この売却はどこまで進んでいますか。また、売却額は幾らになりそうなのか、お答えください。また、防災公園として利用すると購入価格の30%ないし40%の補助金が出るとの話もありました。この補助金は入手可能なのでしょうか。現在どのような展開になっているかをお答えください。さらに、基金の取り崩しにはどれくらい転用できるか。また、借入金返済の不足分をどう捻出するかについてお答えください。
 次に、跡地の利活用について質問します。20億円の土地は、その利用、活用によっては高くにも、安くにもなります。そこで、購入後の利活用はどのようになるのかは町民の注目の的になっています。構想があればお答えください。
 以上、よろしく回答のほどをお願いいたします。


◯議長【井上良光君】 町長。
            〔町長(坂本孝也君)登壇〕


◯町長【坂本孝也君】 おはようございます。きょうはちょっと体のぐあいが悪いので集中した答弁ができるかどうかわかりませんが、一生懸命にやります。
 池田議員の質問はたくさんありますが、まず、ごみの積替施設、また広域化です。議会が終わったら平塚の大蔵市長に会おうと思っております。これは、まだ広域化の申し込みにいくという会い方ではないのです。新聞紙上で大蔵市長が、「二宮は何も言ってこないよ。私たちはウェルカムなんだけど、どうしたのか」という感じのコメントがよく載るわけです。決して二宮が、平塚に申し入れとか、水面下で何もやっていないというわけではなくて、職員は日夜、いろいろな意味で努力をして、どんな条件が出そうなのかなということをやっているのですが、表面上はそういう形になっています。それが余り長く続くとまずいので、表敬訪問という形をとりながら行ってこようと思っています。
 この間の土曜日もベルマーレのオープンというか、始球式で一緒でしたが、そのときに、「4月になったら行きます」ということをお話ししてきました。まだ日にちを確定しているわけではありませんが、とにかく会いにいくということから広域が始まっていくのかなということです。ただし、前回のこともありますので、町としては、二度と途中で蹴飛ばすということは絶対にやれない。やらないなら最初からやらない。やるなら、少々難しい条件であっても何とかクリアするという意気込みでいないと、まあ、ふらふらしていたのでは、本当に二宮が行政としてのおくれをとることになりはしないか。そして、今、大和に持っていったり、静岡県のミダック富士宮、成田市のナリコー、そういうところに順番に入れていますが、いつ広域に復帰していくのだということを聞かれます。ですから、そういう意味では、広域に復帰するというのは最低、必要なことではないかなと、今、何も白紙の状態ですから、そういう感覚を持ちます。
 一方、大磯では、大磯町と平塚市が協定を結んで握手をしてというところまで来ています。その条件はかなり大磯町にとっても今後大変ではないかというふうな感じが見られます。お金の分担金、そのようなことでも10億円以上という分担金を大磯町が請け負い、また施設についても、そのようなことを請け負うことになって広域化がスタートしようとしております。中身はわかりませんが、当然、二宮もそれなりの負担、またはそれなりの設備を用意することが必要ではないかというふうに考えております。ただ、具体的にはまだ始まっておりませんので、なるべく短期間で結論を出せるような交渉の仕方で臨もうというふうに考えております。
 大磯の物の考え方をいろいろ聞いてみましたら、やはり、自区内処理ができなければ地域処理というものが行政の基本なのだと、負担は大変かもしれないけれども、そういうことが我々の役目だと思うから、あえて挑戦するんだというようなお話を伺いました。なるほどと、二宮はいろいろと、20億円というものを買ってしまったので金銭的にも大変なのですけれども、やはり、基本は広域というものにくみして、将来に向かって安定的な、そういうものをまず持つ。そこで、その次に減量化をしながら、その負担をいかに軽減していくかという順番になるのかなというふうに最近、そのほうが正しいのかなと思うようになりました。抜け駆けして二宮だけで、燃さないということでやれなくはないなというようなシミュレーションもあるのですけれども、そうしたときに、それがずっと通用するのかとか、難しいなというふうに感じております。いずれにしても、とにかく4月になったら大蔵市長に会いにいきます。また結果は全協なり、6月議会なりでご報告できると思いますが、今のところそういう状況ですので、白紙の状態です。
 それから、桜美園に積み替え施設をつくらない、なぜなのだというご質問があったと思いますけれども、ご承知のとおり、緑が丘とのいろいろな裁判、和解、いろいろな流れがある。私が考えているのはずっと継続して同じで、あそこが森であった時代は、桜美園が確かに正しい町のそういう施設の集合する場所だったかもしれませんけれども、あれだけの家が隣接するようになってしまった以上、桜美園という場所がふさわしい場所ではない。必ずそういうところでまたいろいろな紛争が起きることが明白である。それから、過去の負の遺産である、原因ははっきりわかっておりませんが、地下水が汚れているという数値がどうしても出てしまうというようなこと、そういう段階の中で新しい施設を桜美園の中につくるというのは、将来、それをまた撤去してということになりかねないということもあって、つくりませんと。なるべくそういう形で、し尿という施設は残ったとしても、ごみ関連は順次、積み替えから外に出してというふうにしていきたいという考えは変わっておりません。
 確かに、その土地を求めるのは大変な作業ですけれども、長い間、緑が丘の方々と、ああいう裁判までやって一応結着がついたということですから、二宮町としては、そういうことを蒸し返すようなことはしないということで、外に場所を求めるということです。ですから、桜美園では、積み替えはもとより、今あるいろいろな設備を、場所が見つかり次第、これから外へ出していくということです。
 それから、ねじれが起きるのではないかというご心配、合併です。この間、秦野市長さんの計らいで、旧中郡プラス中井の関係者がみんな集まりました。そこでいろいろな質問が出たり、知事がそれに対して答えたりということがありました。きのう、たまたま知事も一緒だったのですけれども、奥様と一緒にメゾンの20周年に来られていました。忙しいのになあと思ったら、知事の奥さんのお母さんがグレースヒルにご厄介になったと。そういう経過の中で、万難を排してお祝いに駆けつけてくれたということで、すぐに帰られましたけれども、そこでもちょっとそういう合併という話が周りの人たちと出ていました。
 昔の湘南市の合併がありました、それから、秦野・中井・二宮が合併みたいな感じで動いたときもありました。もちろん、平塚、大磯、二宮の合併も根強い感覚があると思います。しかし、もうこれからは、多分、3市3町の旧中郡プラス中井の合併が行われるとすれば、そういう大きな枠組みの合併になると思います。これは秦野市もそうですし、平塚市もそうですけれども、そういうものを市長さんが望んでいるような感じです。これはまた民意がどう動くかわかりませんが、2市7町の、小田原方面、開成町、また南足柄市、箱根町、湯河原、真鶴、小田原市、ああいうような枠組みがかなり進んでおりまして、もう民間で会議をやるというところまで来てしまっています。このスピードはすごいなと思いましたけれども、そうしたら、住民票をどこでも取れるようにしましょうとか、そういう実務まで進んでいます。
 この間、寒川と茅ヶ崎と藤沢というのが新聞に載っていました。今の経過を見ますと、二宮が存在する合併というものは、旧中郡、プラス中井というところで落ち着くのかなということが予想されます。そうしますと、ごみは平塚であっても、どこであっても、その範囲内の町であれば1つになりますから、いいわけです。そのような意味で、ねじれというふうにはならないというふうに考えております。
 また、平塚市にごみをお願いして、秦野・中井・二宮で合併すると、なかなかそういうことはできない。ただ、中井町が今、大井町にごみを持っていっています。これが、こちらに合併することになるとどうなるのか。最終処分が中井に来ていますから、そういうところが向こうでどういうふうなことになっているのかわかりませんが、以前、地区長さんたちと埼玉県久喜・宮代衛生組合へ行ったときも、昔、議員さんと一緒に皆さんで行ったとき、まだ合併ではなかったのです。でも、もう既に、この間、行ったら合併してしまっていて、ごみは違うところなのです、前々からお願いしてやっているから。合併した町は違う町になってしまったというねじれが確かに起きていることは事実ですが、これからごみの広域をやろうという二宮町としては、あえてそういうことにはならないということで、ご心配をしなくてもいいのではないかというふうに感じます。
 それから、あとは説明会です。説明会は、当然、いろいろな意味で物事が進めば、まず、やらなければいけないし、やる用意はありますけれども、今のところ、新しい積替施設の場所についても未確定な部分が多いものですから、いつやるというようなことではないです。当然、きちっとした計画ができ上がった暁には、松根地区とか富士見三丁目とかの方々と説明会をやるということにはなると思います。
 それから、次に20億円の内訳です。この20億円については、最初、皆さんにお話ししたときは、20億円のうちの5億円は積立金を崩す、それから、使っていない土地を売る、そういうもので5億円ぐらいできそうですと。10億円は、10年間、1億円ずつ返していくので精いっぱい、それが町の力としては限界かなと。あと5億円は時間差で返していきたいという希望を公社に言ってあったのですけれども、金額のいろいろな交渉の中で、「現金で全部一括して払いなさい」と言われてしまいましたので、その5億円が困ったなということですけれども、補助金申請をこれからすると、少なくとも3割ぐらい、5億から6億円の補助金が手に入るということで、20億円の財源内訳はそういうことになりますが、後ほどまた詳しい数字は総務部長から報告します。そういうことで、最初と変わっておりません。5年返済で、まず、20億円を借り、5年後に1回返す。町の公社のほうで購入するという形をとります。ですから、町の行政のほうにはまだそういう数字は上がってきませんので、一応、町が買い取るというのは5年後ということになると思います。詳しい話は総務部長からいたします。
 それから、子育て支援事業ということになります。少子化という大きな背景の中で、この町の中でも子どもたちをいかに大切にしていかなければいけないかということはよくわかっております。この間、住民課の窓口へ行って、「どういう人が越してきているのか」「どういう人が転出しているのか」というのを窓口の若い職員にいろいろ聞いてきました。さすがに今、こういう年度末ということで、学校がかわるとか、お父さんが転勤になるということでの家族の移転、転出、転入が顕著に見られるという話でした。そういう時期によって、そういうことになると思います。3万人を割って2万9,700人、この町の人口は、その攻防ぐらいがずっと続いています。そういう意味では、もう少しすると安定するのかなという気がしますが、その中での子育てサロンとか、保育所とかというような子どものための事業、梅沢の愛児園という保育園、経営者が高齢ということでやめるということを聞いております。やめた後に残った児童たち、そういう人たちを振り分けていかなければいけないとか、いろいろあるのですが、現在そういうことを入れても待機者はいないのです。みんな、それなりに施設、幼稚園、保育園におさまっているというのがこの町の実情です。
 ただ、そういうところに行かれない、行く前の本当の赤ちゃんとか、百合が丘にある子育てサロンが、そういうところでは役目を担っていますけれども、お母さん方のいろいろな育児に対する、お友達のつき合いとか、そういうことでいろいろ役に立っている。月に1回、ポコアポコか何かの日は満員で40人ぐらい来られて、親子で来るから80人になってしまって入り切れなくなるのが現状ということで、それだけ必要な施設だなということがわかっております。そこで、駅南口、栄通りの中の駐輪場に、利用度が駐輪場は落ちているものですから、ニシクニさんの跡地、あそこをやろうという計画をしたのですが、予算的な都合がつかずに1年、先送りになりました。来年何とかチャレンジしてみたいと思っております。
 それから、将来、今、国立小児病院跡地、子どもの館構想が残っております。漁港がこれからどういうふうに推移するかわかりませんけれども、当然、そのときにはそういう施設が併設されるようなことになってくる。そうすると、町の拠点の中で、百合が丘に1カ所、駅周辺に1カ所、山西地区にそういう子どもたちの施設が1カ所というふうに3カ所できるのではないかということで、それで、この町は大体いいのではないかというふうに感じております。
 子どもというよりも、今、栄通り何かも、おじいちゃんの子育てがすごく、おじいちゃんだけではなくて、おばあちゃんもそうなのですけれども、お孫さんの手を引いてそういうところへ行って、孫はそこで遊び、また、それを見る先生もいるのですが、おじいちゃん、おばあちゃんがお茶菓子を持ってそこへ行く、あの栄通りのところはそういうものがいいと私は思うんです。そういう施設に挑戦する。窓越しにお孫さんが動いているのが見える、そういう構想のものがいいと思っています。やはり、これから若いお母さんは働きに出る。そこで、同居している、また、同居していなくても、おばあちゃんが孫の手を引いて、そういう施設に行くというような、そういうものが必要ではないかというふうにも感じております。そういうことで、この町の子どもたちのためという施設は、将来にわたって、すぐというふうにはなりませんが、2つ目はなるべくすぐにと考えております。そういう予定でおります。
 それから、もう1つ、園試の跡地利用はまだ正式に決まっておりません。決まっていないというか、補助金メニューで、公園がいいとか、防災公園がいいとか、いろいろありましたが、今、それを委員会で絞っているところです。なるべく建物が余りない、要するに、建物を建てるとお金がかかるので、そういうものが少なくて済むようなものという形で。今、駐車場になったり、時には消防の出初式があったり、秋にはあそこを利用してと、そういうようなことがずっとできそうな形の施設というふうに持っていきたいと思っております。ですから、今と余り変わりがない状況の中で補助金がもらえるような、そういう形をとっていきたいというふうに思います。
 この間のお正月、菜の花のときに、約100万円近い、98万円ですか、駐車場代金が手に入りました。土日、祭日だけという中です。これから、そういうことで、税金以外の収益を町が上げていかなければいけないというのは、やはり大事な財政運営ということになります。吾妻山に登る人も協力金で100円ずついただこうかなとか、いろいろな構想が担当課でありますが、やはり、先ほど言われたように、だんだん目減りしていく、小さくなっていく税収のかわりに税外収入は必須条件で増やしていかなければいけない。受益者負担という前提で、昔はみんな行政サービスという形でやりましたけれども、もうそんなゆとりがないということになりました。そういう意味で、駐車場運営というようなことも今の場所でやれたらいいなというふうに思います。1問目のお答えはこれでよろしいでしょうか。
 では、後で詳しい返済の方法、数字について説明させます。終わります。


◯議長【井上良光君】 総務部長。


◯総務部長【高橋克美君】 補足をさせていただきたいと思います。債務負担行為の関係でお願いをさせていただいております23億4,500万円、これは利息を含めたもので5年後に買い取りをするということでの債務負担行為をお願いしているわけです。これらの資金の想定ですが、先ほど町長からのご説明もありましたが、積立金で2億円を想定させていただいております。未利用地を売却させていただくということで、これも検討委員会をつくって進めていくという予定でございますが、これに3億円を予定しております。この構想でございますが、先ほど町長からもご説明がありましたが、都市公園的な利用ができればということで、ぜひ補助金を得て事業を進めたいということで、補助率は3分の1を想定しております。残りは起債ですが、現実的に、事業を行う内容によって起債の額、あるいは償還年数等が変わってまいりますので、これらは具体的な整備構想を立てた後でなければ具体的な償還金額は確定できないということでございます。
 以上です。


◯議長【井上良光君】 池田議員。


◯10番【池田 宏君】 総務部長にちょっと質問いたしますが、今の回答ですと、23億4,500万円、これの返済ですが、積立金の取り崩しでもって2億円、未利用地の売却で3億円、そのあと残り、計画が決まらないと、利用がはっきり決まらないと返済も決まってこないと、こういうことなのでしょうか。その辺をお願いいたします。
 それに続きまして、町長に質問いたしますが、非常に答えにくい質問で町長も苦労されていると私も思いますが、まず、ごみの積替施設、これにつきまして、最近の新聞等の報道で、ごみ関連施設は近隣住民と共存できるようなものを目指すという自治体が増えてきているように私は思います。今度、この二宮町が予定しておりますごみの積替施設につきましても、同様のことを配慮されているのか、その辺についてちょっと質問いたします。その中で、特に臭気対策、排水処理、処理された水の排水をどのようなことを構想しているのか、その辺をご回答いただけたらと思います。
 子育て支援について、町長はいろいろと考えていらっしゃることを述べていただきました。私も一昨年の平成18年12月議会で一般質問の中で人口減少の原因について述べさせていただきました。人口減少の原因の1つに、子育て世代の流出というようなことが出てきているわけです。その共働きしているお母さんたちが通勤に便利な場所に保育園があればという話を私はよく耳にするわけです。二宮町の保育所、これは先ほど町長も述べておられましたが、1保育所が減ることも言われているわけです。駅周辺に民間の力を借りて保育所をぜひつくっていただきたいというのが若いお母さんたちの希望でもあるわけです。先ほど町長、その辺について構想を述べていただきましたが、もう一度、この辺について、しつこいようですが、ご回答をいただけたらと思います。
 その2点について、総務部長と町長、お願いいたします。


◯議長【井上良光君】 町長。


◯町長【坂本孝也君】 積替施設とか、ごみ関連の施設が地域住民と共存するという時代だということで、全くそのとおりなのですけれども、施設自体は共存するようになるのですけれども、イメージがどうしても、今、いろいろな時代がそういう科学というか、いろいろな意味で進んでいますから、においとか排水とかというのは、お金さえかければ、もうどうにでもクリアできることだと思います。ただ、そういうふうになる前にいろいろなイメージがあるわけです。だれもがごみを出すくせに、自分のそばに来たら嫌なのです。焼却しないということであっても嫌なのです。ペットボトルの処理をしますよと、そういう施設も、自分でペットボトルは飲むのですけれども、嫌なのです。やはり、そういうことでは済まされない時代が来ているのではないか。だからといって、いっぱいあちこちどんどんつくるということで公平性はないのですが、特定のところにしかつくりませんから。ただ、そういうときに、何というのか、排除すればいいのかという考え方だけでは、これからごみというものをやっていかれないと私は思います。非常に残念なことです。
 だから、これから、もし広域を進めていくことになりますと、いろいろな条件が二宮に課せられます。1カ所で二宮という町がそういうものをやりこなすスペース、二宮の町の中に、それだけ広いものはなかなかないです。だから分散型になると思います。都市計画決定は大変だと職員は言っていますが、あえて、しょうがないのではないか。ここは何とかの施設、ここは何とかの施設と、あちこちにつくるようになると思うんです。それでやっと広域がクリアできるのかなと私は思っています。1カ所にできれば効率的で非常にいいのですが、そういう場所はなかなかないです。だから、よく説明をして、また、見学に皆さんで行ってもらったりいろいろして、事前に共存できるという意識になってもらう、また、なってもらうように行政もしなければいけないのです。説明責任というんですか、実際にいろいろなところ、先進地を見るということも、ああ、何だというふうになるわけですから、そういう努力はもちろんしていきますけれども、何でも先入観で、ごみはだめよ、うちの隣はだめよと、こうなってしまうとちょっと前に進めないのかなと。どれどれ、見てみようというくらいの気持ちは持っていただきたいというふうに感じるわけです。
 この町で、例えば、これからどういうものが来るかわかりませんが、もう限られた場所しか、そういう施設が来たときに、あちこちあいているところはないです。ですから、その周りの人たちがどういうふうな反応をするのか。やはり、行政も、余り事前にワーワー言われたくないわけですから、距離的にも民家が少ない、そういうところを最初から選んでいくわけです。そこに難しさがあるということです。ぜひ、ご協力を今後ともお願いしたい。今後ともやっていかなければいけないのですから。本当に焼却という行為がなくなっただけでも、この町はすごく実際に救われている。大磯はまだ燃しています。ですから、それがなくなったのだということで、あと、ほかにごみ関連というのは、今のにおいとか、排水、そういうようなことは、もう下水が完備し始めていますから、そのようなことでクリアできるし、においも、いろいろな科学的、または機械的にもできます。
 今、桜美園も暫定的という積替施設にやっと基礎が、時間がかかってしまって、でき上がったころ壊してしまうような感じになってしまうのです。でも、本当に、行政というのは法律を守ってやらなければいけないということが大前提ですから、姉歯の1件から簡単な基礎では許されないという、全く、ただ建てるだけで、二階建てでも何でもないのにこんな大きい基礎を掘らされてやっています。そのようなことで、当然、夏に向かえば、もうでき上がっていますから、そこで本当ににおいがするのか検証してもらえればいいわけです。そういう意味では、前例が挙がりますから、そのようなことを参考にしてもらいながら、外の施設、桜美園以外の施設のときにも同じように、もっと暫定ではないようになるはずですから、そういう施設ということで見ていただければいいかなと思います。
 もう1つ、町立保育園というか、駅周辺に保育園とか幼稚園ということですが、これは町としては、今、大磯町もそうですけれども、町立というものから民営化、町でやるのは大変なのです。ですから、そういうことはやらないと思います。ただ、そうかといって幼稚園を誘致するというような場所も駅周辺には余りないので、そうすると、子育てサロンとか、じじばばの、そういう子どもと一緒の、そういう子育てというようなところの施設ということになると思うんです。
 もう1つは、よく、夜、お勤めにいくお母さんが子どもを預けていってしまうと、これは民間でありますけれども、そういうようなことに対して、この町は何かちょっとイメージが合わない、そういう人が本当にいるのかなという感じです。平塚あたりだったらそういうことも事業として展開できるのかと思いますが、そういうことも駅周辺には要らないのではないかと思います。今後、そういう需要が高まれば、子供さんの一時預かり、そのようなことが果たして要るのかとは思います。ですから、必然的に子育てサロン、または先ほどから言っている、そのようなことは町でもやっていかれたらいいなと考えております。
 以上です。


◯議長【井上良光君】 総務部長。


◯総務部長【高橋克美君】 補足をさせていただきます。現在、職員の中での研究会を開いておりまして、土地利用の構想、あるいは補助金について検討しております。あるいは、都市公園、町長がおっしゃったような防災公園、あるいは、まちづくり交付金、その他の制度を検討しておりまして、どの制度を用いてやるのが一番効率的なのか、町民の方々の意見を具体化できるのかということで、まだその方向が決定しておりませんので、先ほど、メニューの関係でまだ未定であるということを申し上げました。都市公園で行くというふうなことになれば、先ほど町長の説明がありましたように、3分の1の補助、20億円の買い取りですと6億6,000万円程度の補助金をいただければというふうな考え方がございますし、20億円から差し引きまして積立金2億円、未利用地の売却が3億円、国庫補助金が約6億6,000万円程度ということになりますと、約11億円程度が起債額になろうかと考えております。
 以上でございます。


◯議長【井上良光君】 池田議員。


◯10番【池田 宏君】 この23億4,500万円のうちから11億6,000万円を差し引きした残り、これはどういうふうに捻出される予定なのですか。どういう支払いの形になるのでしょうか。


◯議長【井上良光君】 総務部長。


◯総務部長【高橋克美君】 起債ということで、借り入れでございます。
 (「それを5年間で返していくということですか。違いますか」との声あり)


◯議長【井上良光君】 要望でお願いします。


◯10番【池田 宏君】 以上、いろいろお伺いいたしましたけれども、中にはかなり回答しにくい点もあったと理解しております。ごみの積替施設について、確かに町長がおっしゃるとおり、住民の受け取り方、これにもかなり左右されるというふうに理解します。しかし、これもいろいろ、地域住民への説明によって受け入れられていくのではないか、そのように思いますので、今後、適宜、住民への対応をひとつよろしくお願いしたいと思います。これが主な要望です。
 あと、子育て支援について、これはほかの市町でも、駅周辺に大きいものをドカッとつくるのではなくて、小さいものをボツボツつくっていくという傾向にあるようですので、その辺を頭に入れて今後、対応していただきたいと思います。以上、この2点について要望いたしまして、よろしくお願いしたいと思います。
 以上です。


◯議長【井上良光君】 これをもちまして池田議員の総括質疑を終結いたします。
 暫時休憩いたします。休憩後の会議は10時40分から始めます。
                         午前10時25分 休憩
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                         午前10時40分 再開


◯議長【井上良光君】 休憩前に引き続き会議を開きます。
 次の方、お願いします。


◯議長【井上良光君】 小笠原議員。
            〔4番(小笠原陶子君)登壇〕


◯4番【小笠原陶子君】 皆さん、おはようございます。引き続き、私の総括質問、よろしくお願いいたします。
 私は、本日、ネット二宮・市民自治の会の代表といたしまして、20年度予算に伴う総括質疑を、通告に従いまして行います。
 最初に、子育て支援についてです。私は、この町の中で、家族や友人に支えられ3人の子育てをしてまいりました。このネット二宮に参加したきっかけの1つに、よい図書館が欲しいというのも大きな理由でした。今はラディアンに近隣市町からも羨ましがられる図書館を持つことができました。二宮町を子育てしやすい町にと、市民参加でまちづくりを進めてもう二十数年になりますが、子育てサロンなどもでき、そこを利用する親子を見るにつけ、よかったなと感謝しております。
 今年度は平成17年度に策定された二宮次世代育成支援計画の見直しを図る年度となり、200万円の予算が盛られております。二宮町次世代育成支援計画の上位計画でもある町の総合計画、にのみや総合長期プランの中に私が言いたいことがそのまま載っていると思いまして取り上げさせていただきます。第2章第2節に、「社会潮流に伴う新たな課題」として少子化への対応が挙げられており、そこにはこのように記されています。「子どもを持つ、持たないは個人個人の自由な判断に委ねられるべき問題であることは言うまでもありません。しかし、最近の日本社会の少子化は余りにも劇的で、このままでは50年後の日本の人口は1億人にまで減少すると予測されます。急速な少子化は労働人口や購買力の減少となり、経済活動や企業活動にも既に大きな影響を及ぼし始めています。年金制度の維持も容易ではなく、若い世代にまで不安を広げています。子ども同士の交流の減少や親の子どもに対する過保護などといった問題も起きています。地域社会として考えるべきことは、若い人々がこの町で家庭を持ちたい、子どもを育てたいと思えるコミュニティーを築くことです。そして、家庭にあっては、夫が育児や家事にも積極的に参加し、母親が仕事に出かける際にも安心して預けられる託児所や保育所などが完備して、病気のときにも安心して見てもらえる病院が求められます」とあります。これは5年前に書かれたものですが、現在の子育て環境の課題がはっきり記されております。
 また、ここにあらわされていないのは、我が町の児童虐待の実態でございます。18年度の統計によりますと16件の相談がありました。相談件数が人口比率で行きますと県下で一番多いという悲しい実態でございます。近隣自治体の人口比率から言えば圧倒的な多さになります。これは、見方を変えますと、相談しやすい環境があると言えるかもしれません。しかし、私たちが暮らす町で苦しんで子どもがいるのは事実です。核家族化の中での孤独な育児、その上、日本企業独特の長時間労働を強いられ育児に協力できない状況があり、また、二宮町は都心へのベッドタウンとして通勤距離が長い位置にあるのも事実で、家庭に父親が不在しがちで、母親への行政、また周りのサポートは必須です。
 そこで、二宮町次世代育成支援計画に目を転じます。具体的にさまざまな事柄が記載されておりますし、そこに沿って着々と実行されていることも多いのも事実です。少ない予算の中で担当課も大変努力していることもわかっております。その中に3つの重点施策が記されています。1つは、子育て家庭の拠点となる子育て拠点施設の整備、先ほどの池田議員さんから町長への質問に重なっております。2つ目は、地域の特性を生かした学童保育所の整備、3つ目は、町民の手による子育て活動の支援とあります。2つ目の学童保育に関しましては、昨年度までに関係者の皆様の努力で一定の改善が図られましたので、今回はここから外しております。
 まず1つ目、子育て拠点施設の整備ですが、先ほど町長が小児病院跡地については漁港と関連してそこをつくっていき、そこに対しては併設で何か拠点をつくっていきたいというお話がございました。この子育て支援拠点の整備について、この次世代育成支援計画の中には、「その拠点施設を整備することにより、福祉課や保育園、幼稚園、保健センターなど、子育てに関する窓口や連携を図り、センターの役割を担う」と書かれております。この国立小児病院跡地の(仮称)子どもの館に関しましては、今まで町が一定の予算をかけたり、本当に労力を使ってアンケート調査や建設検討委員会も設けてすばらしい基本計画ができ上がっているわけですけれども、まだ当分見通しがつかないという状況です。これをつくった時点から、また既に数年たっている中で、現在は不審者対策など、子育て環境は、より厳しい状況になっております。先ほどの池田議員さんの質問については、年数的な回答がなかったのですが、いつまで凍結していくおつもりなのかを、ぜひお伺いしたいと思います。赤ちゃんは幼児になり、幼児は小学生になりという状況になっていく中で、年月の流れは大変貴重だと考えておりますので、それを1点、もう一度、確認します。
 それとともに3つ目の、町民の手による子育て活動の支援についてです。町にはさまざまな子育て支援グループがあり、母親の手により運営されているところがたくさんございます。一番古いのは百合が丘の幼児ルームで、設立されてから既に三十数年以上たっております。現在、40人の子どもがそこには通っております。また、緑が丘は町中で一番子育て世代が集中している場所ですが、そこにも「てくてく」という団体があり、ここも今、40人弱の子どもが参加しております。また、「いちにのさん」というグループが百合が丘の児童館を使っているサークルと、福祉センターを使っているサークルと2つに分かれており、ここもそれぞれ、20人と16人が通っております。そこに昨年度の平成19年度までは毎年、民生費の児童福祉費の子育て支援の中のコミュニティー保育推進事業補助金という形で支給されておりました。19年度の予算は64万3,000円でございます。ちなみに、18年度の決算は52万円でした。今年度はその部分がカットされております。担当課に問い合わせたところ、町の補助金見直しにより福祉課の計上がカットされ、各団体には地域推進課の協働まちづくり補助金に応募してほしいと伝えたということでした。
 私は、このやり方は間違っていると思っております。子育て支援がどうあってしかるべきかを全く理解していないとしか言いようがありません。子育て支援は社会の役割です。個人の家庭にお任せしてよしとした時代はとっくに終わっております。コミュニティー保育推進事業補助金は保育園や幼稚園に預けてもいい年齢になっているお子さんをもう少し手元に置いておきたいという家庭において、わずかな金額ですが、保育していく方に支援してきました。また、他市のように、いつでも自由に使える児童館や子どもの館がない二宮町の中で、場所の使用料の一助になればという配慮もございます。保育園に入っているお子さんに対する公的助成金は大きいものがあり、今年の予算を見ましても、百合が丘保育園の保育所費は3,985万7,000円です。今、通園しているお子さんは84人ですから、ざっと1人のお子さんに年間47万4,000円の税金、費用がかかっております。幼稚園に対しても、町は公立を持っておりませんので、私立幼稚園就園費補助金として3歳、4歳、5歳のお子さんに1万5,000円を補助しています。もちろん、私立の幼稚園に対する助成はこれだけではございませんが、そういったものがございます。子育ては、ある一定の年齢まで親のそばで育てることが理想ですが、それぞれの家庭の事情で子どもを預けて働かざるを得ない現状もありまして、その中でも、家庭において頑張って子育てしている親御さんに対して何の助成もないという考え方は、行政として違っているのではないでしょうか。
 協働まちづくり補助金に振り替えればよいという問題ではありません。この補助金は、プレゼンテーションすることになっています。小さなお子さんを持つお母さんたちだけで運営し、活動している中で、家事、育児の合間にボランティア精神で頑張って活動しているだけでも大変な中に、なぜプレゼンまで強いることをさせるのでしょうか。また、この地域推進補助金は3年間という年数も区切ってあります。小さなお子さんがいて働くのもままならない親子への助成と、働くことのできる大人の趣味のサークル活動とは全く異質なものなのに同列で考える、町の次世代育成計画というのはどうなっているのでしょうか、お答えください。よろしくお願いいたします。
 次に漁港整備事業についてです。「二宮漁港整備を進めることは西湘海岸保全対策検討委員会の今後の動きの連動していくのか、持続可能な海岸保全に対する町長の考え」ということで、通告に書かせていただきました。二宮町では、平成18年度、二宮漁港再整備計画策定委託料183万7,500円で実施いたしました。そして、19年度の当初予算では、二宮漁港整備基本設計委託料450万円を盛り込みまして、昨年の12月の補正予算で、当初予算よりも多い補正予算、基本設計及び海洋測量業務として945万円組みまして、決算は終わっておりませんが、合計で19年度は1,395万円が執行されたものと思われます。そして、18年、19年で合わせて1,578万7,500円の予算を掛けております。
 町長のお考えは、今まで漁港整備を凍結していたけれども、補助金で進めてきた事業を途中でやめるわけにはいかないということでの取り組みと伺っております。そういった形で、昨年は補正を組んでまでの計画づくりでしたが、今年度の予算計上には新規の漁港整備事業は特になく、主なものは、例年、行われております漁港維持管理委託料が36万円、区域内整備工事に40万円、目新しいものは、昨年、一昨年度にやらなかった養浜工事に150万円をかけることのみとなっております。今後の動きはどのように進めていくおつもりでしょうか。
 一方、昨年9月6日から7日にかけて台風9号が小田原に上陸し、高波が砂浜を侵食し、海岸と西湘バイパスは甚大な被害を受けました。国土交通省と中日本の素早い対応で西湘バイパスの片道1車線の復帰はできたものの、砂浜の消失による被害は、漁業従事者はもとより、海岸沿いに住む住民に大きな被害を与えております。この件は、二見議員が一般質問しますので詳しくお聞きしませんが、その対策に国土交通省及び神奈川県では、早急に海岸保全対策を講ずるようにと、西湘海岸保全対策検討委員会を立ち上げました。この会には、学識経験者はもちろん、地元の漁業従事者や地区長代表も参加して、第1回が2月27日に行われました。私は傍聴いたしましたが、第1回目は現状把握と要望を聞くというのが主な内容でした。今後、専門家の方々と十分調査し、対策を進めていただきたいと、この回の取り組みには大変期待しております。
 海岸の保全という観点から漁港を見たときに、その会でも配付された航空写真で見ますと、あの突堤の西は砂浜が残っていて、東側はやせ細っています。一節には、あの突堤があるから酒匂川のほうから流れてくる砂がせきとめられてしまうと言われております。さきに申し上げた町が18年度に作成した二宮漁港再整備計画の137ページには、事業実施に当たっての課題が10項目、挙げられております。そこにもこの課題は挙げられており、その課題の中には、1にコストの削減方法、2に工学的検討に基づいた適切な施設配置計画の検討や、そのほかにも、道路計画のすり合わせといったようなさまざまな課題が列記されております。
 私は、その課題の中の3の項目が気になっております。その項目には、「海岸防災機能や環境に配備した施設計画の検討」とありまして、概要には、「海岸から沖合(南側)に突起状に伸びた既設物揚げ場の整備によって、その東西方向の沿岸漂砂が遮断され、海岸侵食が生じている懸念があることが指摘されている。侵食による汀線の後退は海岸環境を損なうだけでなく、背後地への打ち上げ高の増大につながり、海岸防災上の観点により防ぐことが必要である。このため、施設配置計画や構造断面の検討に当たっては、周辺地形に与える影響についても検討を行い、影響を最小限にとどめることはもとより、必要に応じ、対策工の検討を行うことが必要である。さらに、当該漁港区域(海岸保全区域も重複)には一般海岸が接続して設定されている。このため、当該漁港の施設整備に当たっては、周辺海岸の保全(整備)方針との整合を図ることが必要である」と記されています。この文章は、当然、9月の台風の直撃の前に書かれたものでございます。この漁港再整備を実施するのは容易なことではないと、これを読むだけでも強く感じます。今後、西湘海岸保全対策検討委員会の調査研究を待って漁港整備を進めていくのか、場合によっては、漁港整備そのものを見直す可能性も出てくるのか、町長のお考えをお聞かせください。
 最後にごみ処理の広域化についてです。先ほど池田議員さんからの質問に町長もお答えになっておりました。多少、池田議員と重なるところがあるかと思いますが、私は、情報公開と住民参加の視点で質問させていただきます。先ほど町長は、池田議員の、町民の方の多くは「なぜ桜美園を使用しないのか」と言っているという質問に対して、明確に、現在の桜美園の課題、水の汚染なども含めて、あそこにはもう一切つくることができないというふうにお答えいただきまして、その町長の考え方は、私は最大評価いたします。本当によくわかっていただいてありがたいと考えております。
 そういう中で、今後の広域化に対する町長のお考えの池田議員さんへの回答を伺いますと、やはり、まだ、いろいろなシミュレーションをしながら悩んでいらっしゃる部分も多々あるのではないかとうかがえました。その中で私は、ですからこそ、やはり、広域化のあり方、何を引き受けるかということ、また、ごみというのは自区内処理が基本の中で、うちの町がどこまでごみを削減して、削減し切れない部分をどのように他市にお願いしていくのかということについて、まだまだ十分論議がし尽くされていないというふうに感じております。
 以前に古澤町長が脱退する前の事務担当同士のやりとりが1市2町であったわけですけれども、そのやりとりは町民からはほとんど見えないところで進んでいた感がございます。だからこそ、逐次、わかりやすい形で情報を出していただくことが、これからは今まで以上に大切だと考えます。ごみを出すのも税金を払うのも町民ですから、十分な町民参加をもって計画を策定すべきと考えます。現在、市民参加でごみ削減推進協議会が行われていますけれども、その協議会は、単にごみを半減するという目的のために会議を開いているわけで、今後、広域に復帰するなら、そことは別に、広域化に入るとしても、排出ごみの全量を広域に乗せる必要があるのか、ないのかとか、我が町で何を請け負うべきか、請け負うことはできないのかとか、十分議論して結果を出すことが必要だというふうに考えておりますので、そういった町民参加でのしっかりした審議会、それも公募で二、三人集めるとか、そういったものではなくて、もっと本当に多数の人数で部会をつくりながらででも、幾ら時間がないとはいえ、時間がないからこそ、またこの小さな町だからこそできることはたくさんございますので、そういう審議会をしっかりつくってやることが一番いい方法なのではないかと考えますが、それについて町長の考えと進め方をお伺いいたします。
 以上でございます。よろしくお願いいたします。


◯議長【井上良光君】 町長。
            〔町長(坂本孝也君)登壇〕


◯町長【坂本孝也君】 それでは、小笠原議員の質問にお答えします。二宮町の子育て支援にかかる具体的な事業展開は、17年3月に策定いたしました二宮町次世代育成支援行動計画に基づき実施されております。この計画はおおむね18歳未満のすべての子育て家庭を対象に平成17年度から21年度の5年間に町が進めていく支援施策の方向性や目標を総合的に定めております。進捗状況は、目標を達成するために行う具体的施策として115の事業を進めており、18年度末の段階で105の事業について実施済み、あるいは一部実施となっており、92%の進捗状況となっております。このことについて、毎年、広報「にのみや」やホームページで公表しております。また、20年度、21年度の2カ年をかけて計画の改定を行い、新たに22年度から向こう5年の行動計画を策定いたします。
 ご質問の中でのコミュニティー保育推進事業補助金が新年度予算に計上されていないということですが、18年3月に策定いたしました二宮町補助金等交付基準により、二宮町協働まちづくり補助金にかかる団体として移行をしたものです。二宮町補助金等交付基準はそれまで交付基準が明確でなかった状況を踏まえ、単に、補助金などの削減廃止が目的ではなくて、町民と行政の協働まちづくりを前提に、町民意識の高揚と行政の意識改革の中で公平性、透明性、公益性が確保され、町民の利益に役立つような活動を支援する新たな枠組みとして補助金などの交付基準の策定など、新たな補助金等交付システムを構築するという視点から策定されており、その中でコミュニティー保育推進事業補助金は各種団体などの主体的、自主的な活動を支援するものとして区分され、段階的に、二宮町協働まちづくり補助金に移行することとされ、20年度に実行したという経過でございます。19年度まで現行補助金の交付を受けていたコミュニティー保育3団体の代表の方には既に説明をさせていただき、また新規に相談に見えた団体についても説明させていただいております。
 次に、子どもの館整備事業でございますが、事業用地については、昨年12月、広場として開放しております。当初、予想していたより石や小さなコンクリート片が多くあり、現在、石や小さなコンクリート片の除去作業をしております。今月下旬に、おおむね西側部分に西洋芝の種をまくということにして、より使いやすいものになると考えております。本格的な整備については従前よりご説明申し上げているように、二宮漁港整備の推移を見ながら実施してまいります。
 二宮町漁港整備計画海岸保全ということで、次の質問は、海岸は、私たちの生活の中で重要な位置にあります。漁業が営われたり、また、観光地引きや投げ釣り、海水浴、散歩など、人々の日常的な余暇活動の場であったり、憩いの場であったりしています。また、景観形成の上でも、その役割ははかり知れないものがあります。昨年9月の台風9号の被害により砂浜は無残にも流失し、袖ヶ浦海岸では地引き網や投げ釣りもできなくなり、今年は海水浴場も開設できないという事態になりました。その対応として、国土交通省と県は、海岸侵食を抑制し、砂浜の回復を図る手段として総合的に討議するために、西湘海岸保全対策検討委員会を2月27日に発足しております。
 さて、二宮漁港の整備との関係ですが、二宮漁港は昭和63年3月に国の第一種漁港の指定を受け、順次、国、県の補助金を受けて漁港整備を進めてきましたが、平成10年度以降において整備は中断されてきました。しかしながら、平成18年度に漁港振興はもとより、国立小児病院跡地を含む荒廃地の活用、山西地域の活性化、観光振興や防災機能など、また事業費縮小を含め、国などの補助金制度の確保の視点をもって中断していた整備を進めることになり、平成19年度では基本設計を行ってきております。当然、この計画策定の中では、海岸侵食に配慮して計画を進めてきました。しかし、前段で述べましたとおり、海岸保全対策による砂浜の回復を検討することが始まったことと、二宮漁港再整備事業が同じ時期に重なり、今まで進めてきた漁港整備計画は、現時点では計画的に進めていくことができない状況になってきております。今後の漁港整備計画につきましては、西湘海岸保全対策検討委員会と連携して、これから進められる海岸保全対策に支障のないよう調整を図りながら計画を進めていきたいというふうに考えております。
 1市1町ごみ広域化に復帰したいとする理由は、先ほど池田議員に答弁したとおりです。事業の進め方について、まず、広域化に復帰する前と復帰した後とは事業の進め方は違うと考えております。復帰するためには何らかの広域の処理施設を受け持たなければならないと考えていますので、その候補地を、町民の皆さんのご理解を得て確保することが第1段階、その候補地を確保した後、1市1町の広域の仲間に入れていただき、二宮町が受け持つ施設を決めることが第2段階と考えております。いずれにしても、住民の皆さんにとっては関心が高いことと思いますので、情報の公開や町民の意見などをお聞きしながら進めたいと考えております。
 以上です。


◯議長【井上良光君】 小笠原議員。


◯4番【小笠原陶子君】 はい、ありがとうございます。私の質問に対して回答になっていないのがとても残念なのですけれども、まず、子育て支援から行きます。国立小児病院の跡地のことに関しては、坂本町長になってから、とにかく漁港と一体ということになってしまったので、本当にまた一段といつできるのかわからないという状況になっております。それで、もうしばらくはできない、何年できないとか、そういう話もないですし、当分というと、どのくらいできないのでしょうか。多分5年はできないでしょうね。そうしますと、私、それにかわるもののフォロー、サポートをするのが町の役割だと考えています。子どもたちが自由に伸び伸びと遊べる屋内の施設が今、強く求められておりまして、小田原の橘に新しく「こゆるぎ」というそういった子育て支援センターができております。今、30人の利用者があれば、半分は二宮から行っているという状況です。行ってみてください、二宮の方たちばかりです。それは使わせていただいてありがたいのですけれども、それだけそういった施設が求められているということなのです。
 百合が丘の子育てサロンもありがたいです。狭いですけれども、とてもよく運営されていると思います。そこは、小学校に入っているお兄ちゃんとか、お姉ちゃんは連れていかれないのです。本当に幼児以下というか、3歳以下が対象という形になりますので、幼児を育てる親の支援、すべてをフォローし切れない状況があり、子どもの館は町にとって、子育てする世代にとって必要なのに、できない。できないのを黙って我慢しろというのかということを、それについては再度お伺いいたします。
 それから、もう1点のコミュニティー保育に対する助成金についてですが、金額は少ないのですけれども、その役割は大きくて、今回、補助金の透明性とか言っていますが、どうですか、私がわざわざ公的な保育園などで子どもを見たとき、1人のお子さんにかかる税金の量と、手元に置いているお子さんは本当に親の努力で一生懸命に置いてくださっている中で、少し、本当にわずかな支援を今まで交換条件なく、もちろん、そのコミュニティー保育は一定の基準はあり、透明性があってやってきたのですが、それを協働まちづくり補助金という形でNPOとか、全然違う人たちと一緒に混ぜてやるというのは、私は違うと思うんです、子育て支援のこの、二宮次世代育成支援行動計画のやり方の中では、これを読んでいただければわかりますが、絶対に違うんです。
 神奈川ネットワーク運動は、当初からすべての税金で賄って行政がやれとは言っていません。市民の力を生かしてやるべきだと言ってきている中で、百合が丘保育園に預けて育てたい方もいるし、もちろんそれも全然オーケーで、いろいろな子育てのあり方が必要な中で、やはり、この、自分たちの手元で育てるという方を支援していくのは絶対に行政として必要だと思うんです。すべてを抱え込む必要はないわけで、頑張っている人を支援すればいいわけですから、それを福祉のところできちんと位置づけるべきだと言っているわけです。協働まちづくり補助金とかという総務課のほうの予算ではなく、町の子育て支援の考え方として、子育て支援というところで、外さないで、ここからしっかり支援していくことが必要なんです。そこで、あえて伺っております。これは、今回は試みとして、これに載せていますから、この形で行くのでしょうけれども、来年度は見直してほしいと思います。補助のあり方、助成の仕方が違うと思っております。それについて、もう一度お答えください。町長の指示一本だと思いますから町長がどう考えるかは重要ですけれども、民生部長にお答えいただいてもいいです。民生部長として来年度の予算計上に対してどのように考えていらっしゃるのかを、お伺いします。
 それから、漁港のことに関してですが、先ほど申し上げた課題です。計画に乗っている課題が10項目あると言ったのですが、その10項目を読むと、本当に町長が簡易なものをつくっていくというやり方も、結構厳しいものがあるなと、読んでいて思うのです。テトラポットみたいな形で緩やかな感じのものをつくっていくとなっていると、やはり、船を守るにはちょっと高い波が来たりすると、それを守り切れないということも書いてあります。一番心配なのは、実はこれからまた国と県とでつくった協議会で話し合われていくと思いますが、今、この地球温暖化の中で、去年の台風9号より強い台風が来る可能性がますます日本の太平洋においてあるわけです。そういったような長期的な視野に立った計画をつくっていかないと、簡易なものをつくっても、それが安い費用だと思っていても、かえって高くというか、それがオジャンになる可能性もあるということが1つ。
 それから、県議会のほうで、今、県のほうでも議会が行われているのですが、民主党の議員さんが海のことを質問する中で、やはり、二宮のこの突堤が砂浜を守るのに邪魔をしているのだから取るべきだという質問がこれからされるようなのです。なおかつ、9億円かかっているのなら、それを県のほうで助成していってでも、あの突堤を外すべきではないかとお考えの県議さんもある中で、それも1つ、持続可能な海岸、砂浜、海岸全体を守るときに、それも考えていかざるを得ないのではないかと思っており、そういった柔軟な考えを町長が受け入れるお気持ちがあって、そういうふうにやっていく可能性もあるかもしれないとおっしゃるかどうかというところを、改めてお伺いしたいと思います。それが漁港です。
 ごみ処理の広域化計画についてですが、今、答弁の中で、担当課とのご相談の上でつくられた答弁だと思いますが、その中で、町民には大事なことですから、関心も高いことですから情報を出していきますという答えをいただきましたし、以前の町長のときに比べて、坂本町長になってから、本当に、水質調査の検討委員会でも傍聴者に資料が出るようになりましたし、情報をなるべく包み隠さず出していくという姿勢が数段進んだというふうにそれは評価しております。一定の評価はしたいと考えておりますが、私が申し上げたのは、きちんとした町民参加の審議会をここで立ち上げたほうが、町長のためにもいいと思いますので申し上げているのですが、そのことについて、どうお考えになりますか、再度確認させていただきます。よろしくお願いいたします。


◯議長【井上良光君】 町長。


◯町長【坂本孝也君】 子育て支援という、今、百合が丘の「てくてく」とか、3つあるのだそうです。前にチラシを見たことがあります。会費が2,500円で、この時間に集まるとか、緑が丘のコミセンと、その下の公園で子どもたちと一緒にやりましょうと。子どもを育てるのは、先ほど小笠原議員が言ったように自由ですから、昔は、本当にそういう施設が少なかった時代はほとんど親、家庭が子どもを育てるという時代がずっと続いてきたわけです。いつのころからか、どうしてこういうふうになったのかと思いますが、私は、百合が丘保育園によく行くのです。自慢じゃないけど、すごくいい指導をしています。よその保育園と比べて、そういう発言してはいけないかもしれないけれども、すごく心の温かい園児ばかりです。そういうことに子どもたちがなるために、園長先生以下、どういうふうにしているのかというお話も聞きます。信頼感なのだそうです。最初は全くだめなのだけれども、それが1年たち、2年たちすると、先生との信頼感ができ上がったときに、先生をカバーしてくれる、あの小さな子が一生懸命にカバーするというぐらいまで成長するそうです。
 そういう話を聞いて、現実に、いろいろと土日はイベントに出ますから、いろいろなところで、いろいろな子どもさんたちと会いますが、本当にそういう今の保育園というか、そういうことではいい教育をしているなと思いながら、それでも親が、あれは親が直にではなくて、親もいるのだけれども、そういう専門の人たちがやっているのか。中身は余り見たことないからよくわかりませんが、そういうような、小笠原議員が言っているのは、本当の私立みたいなものです。だから、それはそれで、そういうことをよしとして、そのあと、その子どもたちが小学校に上がって、中学校へ行ってとなったときにどういうふうに成長していくのか。私はその結果のほうを聞きたかったのですが、それはすばらしいですよということならば、うん、なるほどと思うんですが。これは、まだそんなに年数がたっていない事業ですか、もう何十年もたっているんですか、そうですか。そのようなことで、そこに対する補助金、たまたま今年の予算は、本当に大変な予算だったのです。最初福祉課の民生のほうが出したものが単独で80億円あったのです。そんなのはやれないわけですから、やはり切っていかなければいけない。おそらく、精神は民生でも同じ物の考え方をしていると思うんですけれども、こちらの予算にという振り替えたことでこういうふうになったと私は想像します。商連の予算を切ることになりましたけれども、その反対側で福祉でジョイカードを出していくという事業をやるということをこれからずっとやっていかなければいけないし、そういうふうにしていくつもりでいますから、多分、この考え方も、そういうことの上に立って移行したのかなというふうに思います。
 NPOとか、そういう各種団体と並列で、おかしいと、そういうものではないと言われますけれども、受け取る側は、そこで審査するのは、私はいないのですが、総務部長以下、そういう審査をするわけですから、お母さん方が、忙しいかもしれないけれども、そこで熱意を持って審査員を説得すれば、それなりの予算、またはそれ以上の予算が出る可能性はいっぱいあるわけだし、頑張っていただきたいと思います。そういう、元に戻すというのは、再来年度のときに、どれだけ改革をされているかわかりません。本当に、税外収入の確保とか、節約をしていこうということで4月からすぐに、その次の年度の立ち上げをしていこうと、副町長以下がやっていくということで今、計画を練っております。そういう中に、このことも視野に入れて、再来年度にはどうなるか、同じことになってしまうかもしれないし、また福祉に戻るかもしれない。それはそのときの推移を見て、とにかく絶対量がないのです。それでも、なるべく、福祉、教育は切らなかったのです。それでも、やはり全体がそれだけ減っていますから、どうしようもないと。どうしようもないではいけないと言われるかもしれないけれども、本当に困ったことになって、その結果がこういうふうに、これはたまたま結果の1つだと思います。ですから、今年はこういうことで進めていきますので、ぜひ、そのときのプレゼンのときの各種、3つですか、熱意を、こういうことなのだということを訴えて、審査員からいい点をもらえるようにしてもらえればいいかもしれません。
 それから、子育て支援は今の話で、子どもの館構想というのは、確かに、私はいつも机の横に、あの冊子は持っています。時々ひっくり返して見たりして、いろいろな例が、5通りか6通り出てくるんです。それはなぜ漁港と一体と思っているかというと、日本で二位の売り上げをしているという八王子の道の駅を見にいったのです。その道の駅、八王子ですから東京なのですけれども、それでも農家に近いと。その建物の中にきちんと子育てサロンがあるんです。そういうものを見て、ああ、こういう併設の仕方もできるのだなと思っているわけです。
 ところが、先ほどから言っているように、台風が来て、県知事が、砂浜の調査も終わらないうちから、何だ、着工するのかと、今年、着工だったんですよ、4月から。もうそこまで来ていたのです。県も国も、この計画はオーケーだったんです。ところが、その調査の結果が出るのに20年度9月ぐらいまでかかると。そういうことで、調査結果が出ないうちから二宮は漁港をつくり始めるのかという一言で、今、とまってしまったわけです。とまったということは非常に厳しいことで、じゃあ、来年やればいいじゃないかということになるのですが、来年、その補助金が切れてしまうわけです。それで困ったわけです。来年も継続して国の漁港の補助金が続くのかという質問を県に投げかけて答えを待っているという状況です。まだ答えはないです。再来年の話なんかはまだできないと。だから、今後、その結果次第では、もう諦めてしまうのか、それとも、要するに、補助金がないと上のほうまで、道まで補助金でやろうとしていたのです。国立の跡地まで下から上がっていく道があるのですが、そういうところも補助金で賄おうという考え方を持っていましたので、そういうものが全部今、とまっています。答えが出るのが夏以降になるのかなと思いますが、本当に困っております。
 部屋の中でというふうに言われましたが、とりあえず、あそこを緑の芝生の憩いの場ということで開放しましょうというのは進めているわけで、半分が駐車場でもいい、あと半分は芝生にしようということで、それはそれで進めておりますから、そういう、外で海の見えるところでお子さん方を遊ばせてあげてほしいということで整備を今月いっぱいで終わります。そういうことで活用してほしいと思うわけです。この結果は再来年度も継続してその補助金がつくのかどうかがわかってから、またご報告をしていきたいと思います。
 審議会も、減量化委員会には小笠原議員もいるのだけれども、普通は、町長がそういう諮問委員会みたいなものをつくって、町長の意向に沿った答えを出させて、それでシャンシャンシャンで、意見ですというのが昔の手法だとよく先輩に言われます。「おまえも下手だ」と言われてしまうのですが、そういうのは嫌いなので、いろいろな反対の意見も結果として出るわけです。減量化委員会も、自由に皆さんで話をしてもらって、意見をどうぞやってくださいといって、中間報告が来たら、「家庭のごみ袋を値上げするのだ」と言うから、いや、とんでもないということで私は委員会に出ていました。「これは絶対にだめです、やめてください」と。考え方は、減量化、減量化というけれども、家庭のごみは生活のごみなんです。ところが、企業のほうは値上げしてもいいということで、今回、値上げすることに決まりましたが、それはもうけのかすだから、当然な値段を取ってもいい。家庭の、生活をしている上での袋は、今の時代は何でも上がるときだから値上げしたくないというのが私の意見だったのだけれども、「そんなことを言っていたら50%の削減はできません」というふうに減量化委員会の人が言うから、それはちょっと考え方が違うと思ったのです。一生懸命にやってくれているのですけれども、全体を見るというか、そういうことにはなっていないみたいです。
 今回、小笠原議員が言ったような、広域化の委員会、確かに、そういうことで立ち上げて、いろいろな意見が出て、それを反映してということなのかなと思うのだけれども、ちょっと今回、それは間に合わないのではないかと思うんです。1年先とかというのなら、まだ間に合うかなと。けれども、向こうも大磯との環境調査がもうすぐ始まります。そうすると、やらないのなら委員会をつくる必要もないのですが、もしやるのならそれに乗っていかなければいけないということになると、そういう委員会をつくってというのは難しいなと。ただ、それにかわる手法として、全協で議員の皆さんに逐次報告をする、今後の全協で、今まで1カ月の経過はこうでした。私が行ってこうでした、担当が行ってこうでしたと全部報告させてしまうということで皆さんの意見を聞きながら、また参考になる意見を聞いて進めていくのが精いっぱいかなという感じです。また担当課と話し合わなければいけないのですが、そういうふうに思うわけです。
 いずれにしても、広域という大きなテーマで、これが、大磯が厨芥類を自分のところで処理して、ガスにするというようなことを負担させられております。残りは紙きれとか、本当の少量の軽いものだけが平塚に燃しにいく。一番重くて厄介な台所の生ごみは自分で処理することがテーマになっている条件を見ますと、二宮もどうなのかな、二宮もそうなっていくのかなと。だったら、大磯と話をして、こんなことはまだ勝手なこっちの話ですけど、一緒にやってもらったほうがいいかなとか、そういう考えもあるのですが、とにかく、まだ復帰するとか、しないとかが決まっていないので何とも言えません。いろいろな状況が出てきたら柔軟にやっていくということで、もうしばらく待っていただければいいと思います。必ず報告をしていきますから、そういうことでお願いしたいと思います。


◯議長【井上良光君】 小笠原議員。


◯4番【小笠原陶子君】 まず、海の漁港に関しては、タイミングというのが国の補助金の施策と、あと、台風が来たことがあった、なかったということも大きかったと思います。それで、町長の答えは、今、向こうに補助金のことを問い合わせて、その返事次第だということで、この場でもうこれ以上聞くのは難しいと思いますから、漁港に関しては要望を申し上げます。二見議員も一般質問のほうで行いますが、私は、もし、突堤の補助金を返すよりも、波の影響で3kmの海岸線沿いに住む一般住宅に住む資産に対する損害を考えていくと、この先、漁港にはかえられないものがあると私は考えております。あの突堤を外す、外さないということも全体を見て進めていただきたいと要望いたします。
 ごみの広域化ですけれども、時間がない。朝日新聞の28日でしたか、平塚市議会の中で担当部長が答弁したということが載っておりました。アセスをもう始めているので早く返事をしてほしいということがあって、時間がないのは重々承知です。けれども、新しい仕組みをつくっていくときに町民の方の協力がなければ、ごみのまた違う仕組みというのはつくっていかれませんので、私は、町民参加で審議会をつくったらどうかと申し上げましたが、それも難しいというところで、今、町長が全協で逐次報告していくということでした。残念ながら、全協というのが今、議会の中で非公開になっており、私は、違う形での報告をしていただきたいと要望いたします。
 大磯町では、ごみの広域化についての報告を職員がしたいというときに、やはり全協でしたいということについて、それを本会議場でやろうということで、9月議会のときでしたか、公の中での質疑のやりとりがあったのです。私は、やはり、できるだけそのように、開かれた形でさまざまなやりとりが見えるようにしていただきたいと思いますので、全協で報告すればすべてよしという形ではない形の情報の伝え方を考えていただきたいと要望いたします。
 それとともに、前回、古澤町長が突然やめてしまった、脱退した前には、いろいろ、インターネットなども使って意見募集もございましたが、そういうものも逐次、あわせてやっていかなければならないと思います。町民の方の意見募集の機会はどのように考えていらっしゃるのか、民主主義で、皆さんとともに進んでいくという中で反対意見もあっていいわけで、でも、それを乗り越えてつくっていかないと確固たるものにならないと思うので、そういった意見募集の、本当にこの短い時間の中で、この夏ぐらいまでなのかわかりませんが、そのところで意見募集の形をどのようにしていくのか、1点だけ、広域化についてお伺いしたいと思います。
 子育て支援については、やはり、福祉課全体の予算で見てしまって、当初、担当課は民生部全体で80億円を出してきたというお話がございましたが、確かに、福祉の部分では、本当に増える一方ですし、どこにお金を掛けるのかといったときに、障害を持っていらっしゃる方に厚くしていく部分が必要だというときに、元気な子どもたちの支援が後回しになるというのはとても残念で、そこのところは、今年、二宮次世代育成支援を見直しますから、そこのところにきっちり位置づけていきたいと思いますし、今年は無理でも、来年、きちんとやっていただきたいと、これもやはり、もうやむを得ないので要望ですが、子育て支援を予算の中で後回しにするのは、やめてほしいということは申し上げたいと思いますし、子育て支援しやすい町が売りで、この二宮の人口を増やしていくと、池田議員もおっしゃったが、それは本当にやれることなのです。ブランドづくりよりも、むしろそれはかえって、「子育て支援しやすい町」といったほうが住宅も売れると思いますし、アパートの借り手も増えると思います。ぜひ、そこのところを注目してやっていただければありがたいと考えております。これ以上あれですので、子育て支援について要望いたします。
 子どもの館も、今の漁港とからめていると、聞けば聞くほど当分できそうもないので、担当課は限られた中で国立小児病院跡地は芝生を植えるということですが、それもうまく活用していきたいと思いますが、ぜひ、子どもたちが自由に遊べる場の確保というのは、雨が降ってくるところだけではない、雨からも風からも守られる場所での遊べる場所ということも、ぜひ、お考えの中に入れておいていただきたいというふうに考えます。
 ごみのほう1点だけ、もう1回確認したいと思いますので、よろしくお願いします。


◯議長【井上良光君】 町長。


◯町長【坂本孝也君】 町民にリアルタイムで情報を流すことは大切なことで、今、何が起きているというのは、ずっとなるべくあちこちでお話しするようにしてきました。4月からまたふれあいトークが始まります。そういうもので、関心のある地域が、大体、一番関心があるのは、候補地になりそうなところです。そういうところは当然、先に呼ばれます。緑が丘は三度ぐらい行きました。各地区1回ずつなのだけれども、あそこはやはり関心があるわけです。60人ぐらいの方が来るのです。ですから、そういうことは積極的にやっていきます。
 全協が非公開と言われて、前はそうではなかったので、ああ、そうかと思ってしまったのですが、そこでも、いずれにしても、そういう報告はしていきます。また、6月議会、9月議会というような場所をとらえて、その報告を受けて質問をしてもらえれば、こういう席でオープンにできます。いろいろな手段があると思います。町の広報もある、議会だよりもある。情報を出せば必ず反応があるんです。そういうものなのです。情報が出ないから反応が返ってこないのです。ですから、まず、今、こういうふうになって、こういうふうになりそうだという情報を発信するのが一番最初だと思うので、そういうことから手がけていきたいと思います。
 場面によっては、新聞にも載るときが来ると思いますし、広域化に戻るということになれば大々的に取り上げられるときが来ると思います。それからまた、ラディアンを使って状況報告をするということも起きるのかなと思います。いずれにしても、いろいろな方法があるから、それはそんなに心配しなくてもいいし、密室でどんどん決めていってしまうということにはならない。本当に、皆さんに、立ち話でもいろいろな話をして意見を聞きたいというのが私の姿勢ですから、そういう意味では、本当に協力してほしいのです。ごみは本当に大変なんです。やはり、何度も言うように、だれもが自分のそばに来るのは嫌なんです。嫌な理由が余りないんだけれども、嫌なんです。そういうものですから、ぜひ、皆さんの力も貸していただきながら、そして、とにかく情報はどんどん知らせていくということでやっていかないと、最後の最後になって、それこそ反対運動が起きてしまったというのでは、今までいろいろなことをやってきた経験が無になりますから、とにかく、最初から皆さんにお知らせしていくということでやっていきたいと思います。よろしくお願いします。


◯議長【井上良光君】 小笠原議員、要望です。


◯4番【小笠原陶子君】 最後に、ごみのことについては、町長が密室では決して決めていくことはない、情報はどんどん知らせていくというお話がございましたので、それは期待したいと思いますし、また、町民の声もしっかり受けとめていただきたいということを1つ、要望いたします。
 どうしても男性でいらっしゃる町長にとって、子育て支援が見えづらいのだなということがきょうのお話の中でよくわかりましたので、ぜひ、そちらのほうにも足を運んでいただき、現場を見ていただいて、現場主義で子育て支援のほうもやっていただきますように、とりあえず、そこのところをよろしくお願いしたいと思います。
 漁港のことに関しては、町長と私とは考え方が違うと思いますが、国や県にお任せしなければ町だけではできないことですので、海岸の砂浜を守ることを優先してやっていくしかない。漁港で商売活性化よりも、やはり砂浜の保全しかないのではないかということを言わせていただき、終わらせていただきます。


◯議長【井上良光君】 これをもちまして小笠原議員の総括質疑を終結いたします。
 暫時休憩いたします。休憩後の会議は午後1時から始めます。
                         午前11時47分 休憩
   ────────────────────────────────
                          午後1時00分 再開


◯議長【井上良光君】 休憩前に引き続き会議を開きます。
 次の方、お願いします。


◯議長【井上良光君】 原議員。
            〔12番(原冨士徳君)登壇〕


◯12番【原冨士徳君】 議長の許可を得まして、平成20年度の予算、町長の施政方針等への総括質疑をさせていただきます。
 我が国の経済状況は、世界経済の着実な回復基調のもと、企業部門の好調さが雇用、所得環境の改善を通じ、家計部門へ波及し、自立的、持続的な経済成長が実現すると政府は発表していますが、その基調が地方の雇用、所得環境に直結しているわけではなく、逆に石油製品の高騰、中国製冷凍食品の薬剤混入等に端を発し、食料品に対する不安感から、これまで安価で提供されていた輸入農作物の減少など、地方、地域間は富める者と、そうでない者の格差は拡大する傾向にあることから、今後も引き続き国の税制改革等を含めた動向については慎重な見極めが必要だと思います。
 このような背景のもと、国は経済財政改革の基本方針2007において、経済財政運営と構造改革に関する基本方針2006で示された、平成23年度までに国及び地方のプライマリーバランスを確実に黒字化させるため、歳出歳入一体改革を着実に実行することとしており、平成20年度の国家予算においては、歳出全般にわたって、これまで行ってきた歳出改革の努力を決して緩めることなく、国及び地方を通じ、財政健全化に向けた最大限の削減を行うものとしています。これは、地方の人件費、投資的経費等の継続的な削減を明確に示しているものであり、あわせて地方の主財源たる地方交付税の動向については、現時点では、対前年度比4.2%減の見込みとなっており、国の進める徹底した改革路線のもと、今後の地方財政は、より厳しい財政運営を迫られるものと思います。
 二宮町においても近年、少子化、高齢化、医療福祉対策、社会保障経費等を中心とした義務的経費の増加による財政の硬直化が進み、公債比率、公債費負担率も上昇し、市町村においては経常経費比率70%程度が妥当とされていますが、二宮町の場合には、既に90%を超え、財政の弾力性などを問うことも憚られる状態で、財政調整基金等の財政補填を余儀なくされ、今後は基金に依存しない持続可能な財政構造の確率が急務だと思います。このような厳しい財政下での平成20年度予算編成ですから多くのご苦労があったことは推察いたします。このたび提案された平成20年度の町長施政方針、一般会計及び5特別会計の中から質問をさせていただきます。
 まず、新年度の予算を編成するときには、当然のことながら、まず、前年度の事業評価をされ、至らなかった点は、より重点的に、成果の上がらなかった事業については廃止か継続かをよく論議されたことと思います。町長の平成19年度所信表明を改めてこの時期に読み返しますと、よくその内容がわかることと思います。
 まず、町長にお伺いすることは、平成19年度、1年間を通じて執行された各事業で、当初の目的を達成されなかったと判断される事業は何なのか。みずからが思うほど成果がまだ確認できないが、さらに継続し、より一層成果を高める必要があると思う事業は何か、また、廃止も考える事業は何か、町長のお考えをお伺いいたします。
 町長の政治姿勢は、財政状況の厳しい中でも一貫して町民が今、何を望み、何が必要か、町民の意識とそれぞれの施策が乖離することなく実行されることを常に念頭に置いた行政姿勢だと思います。本年度も限られた予算の中で、町民に対する生活基盤の向上を優先し、検討された結果が各事業予算として提案されたことと思います。町長は、それぞれの施策を町民に提案するときには、施策を必要とする原因、背景、検討した代替政策案等の内容、他の自治体と類似する政策との比較検討、総合計画における根拠または位置づけ、関連ある法令及び条例等の検討、政策等の実施にかかわる財政措置、将来にわたる政策等のコスト計算、施策として提案し、執行、継続、廃止とするならば、これらのことも町民に公開説明し、理解を得るべきだと思います。みずからの事業評価と説明責任を、どのような方法を用いて果たしていくお考えなのか、お伺いいたします。
 次に財政予測についてお伺いいたします。二宮町においては、一般会計予算規模、本年度も74億6,000万円、自主財源率60.7%として予算編成を終え、歳入別構成を見ると、一見、健全な歳入構成のように見えますが、他の3万人規模の自治体と比較すると、財政規模は小さく、それだけ住民サービスが低いと判断いたします。町民人口が今のまま減少し、今後、高齢化が進み、勤労者数が減少すれば、所得税、町民税が少なくなることは明白で、人口が減少することにより土地取り引きが低迷すれば路線価が下がり、固定資産税収入にも影響していくことも予想することができます。今後の二宮町の財政予測はどうなるのか、現状の財政構成を見ると、一般会計では74億円前後の予算のうち、4億円近くは借り換え債として使用され、実質予算は70億円台だと思います。近年、予算の推移を見ますと、二宮町においては、最小必要限度の予算規模は70億円前後だと思いますが、この70億円台の予算をこのまま維持できるのか、危惧します。また、同時に、避けることのできない一般会計の義務的経費の自然増と特別会計の拠出金です。特別会計の拠出金は今年度から始まる後期高齢者広域連合も含め5特別会計ですが、その拠出金合計は9億9,990万5,000円となり、下水道特別会計の町債発行高5億3,810万円と合計すると、15億3,800万円余りとなります。今後、国保、老健、20年度から発足する後期高齢者特別会計など、民生部門の特別会計に対する拠出金金額は増加することが予想され、本年度買い取りを決めた園芸試験場跡地買い取り代金20億円、平成32年には終了させるとして邁進している下水道特別会計へ毎年平均して出されている3億5,000万円前後の繰出金など、見直しが必要ではないかと思います。
 起債償還をはじめ、その他の公債比率、公債負担率の増加などが懸念され、前段で申し上げましたとおり、今後の不安材料を列挙することには不自由いたしませんが、好転材料は乏しく、今後の5年、10年後の財政に不安を持ちますが、町当局は今後の財政に対してどのような予測をお持ちなのか、お伺いいたします。
 次に、教育基本法改正に伴い改正された教育3法についてお伺いいたします。平成18年12月22日、教育基本法が改正されて公布、施行されました。また、学校教育の目標などを定めた学校教育法、国と地方のかかわりを規定した地方教育行政法、新たに免許更新を盛り込んだ教育免許法の、いわゆる教育三法が平成19年6月20日に改正され、平成20年4月1日より施行することが決定されています。この改正法が二宮町の教育現場、教育行政にどのような影響をもたらすのか、町長及び教育委員会にお尋ねいたします。
 教育基本法の改正に伴い、教育三法も改正されましたが、まず、学校教育法の改正についてお伺いいたします。1点目の質問は、学校種の規定順位についてです。幼稚園を最初に規定されたことです。改正前、幼稚園は、小学校、中学校と並ぶ学校種の一番最後に置かれていましたが、改正後は、幼稚園、小学校、中学校の順となり、学校教育は幼稚園から始まるのだということが明確にされたことと思います。既に発表されている平成19年度学校基本調査によると、全国では、小中学校の不登校生徒の数は増加傾向にあり、19年度はおおむね12万7,000人と報告されており、中でも小学校低学年の児童が学校環境になじめず、規律ある事業が行われず、これは幼稚園教育と学校教育との間に大きな違いがあるのではないかと推測され、このたびの教育法の改正になったことと思います。公共経営の幼稚園を持たない二宮町としては、今後この法改正をどのように具体化し、各私立幼稚園に影響していくのか、お伺いいたします。また、現在、二宮町では学校区の撤廃・変更を検討する委員会もお持ちですが、これらのことにも影響するのか、お伺いいたします。
 教育における地方分権の推進も地方教育行政法改正の大きな目的だと思います。内容として、1番目に、教育委員会の数を弾力化して、教育委員の保護者への選任を義務化するとしています。2つ目に、文化・スポーツの事務を首長が担当できるようにするとあります。1点目につきましては、教育委員会に保護者の選任を義務化するとはどのような意味としてとらえるのか、見解をお伺いいたします。
 2点目については、既に幾つかの自治体においては市長、町長部局の中に、文化、芸術、スポーツ、図書館などの社会教育生涯学習分野を移管させて、教育委員会事務局は学校教育に特化されていますが、二宮町でも、現在、テニスコート、体育館、温水プール、生涯学習センター、図書館など、教育委員会の傘下で多くの施設を管理運営していますが、法改正を受け、二宮町ではこの点をどうする意向なのか、また、これらの改正点が二宮町の教育環境にどのような影響を及ぼすと思うのか、町長、教育長のお考えをお伺いいたします。
 次にお伺いしたいことは、広域行政についてです。去る1月30日には二宮町役場内において、次いで、2月9日には秦野商工会館において、県知事をはじめ、県職員が参加しての合併に関するシンポジウムが開催されました。二宮町でも過去には、湘南市合併研究会の一員として、多くの予算措置と職員が参加して報告書まで作成していますが、その後、何ら進展がなく過ぎていますが、本当にそれでいいのかと疑問を持ちます。まず、合併ありきという話には同意できませんが、今後、現状のままならば、二宮町において財政規模の拡大を望めず、人口も減少傾向にあり、さらには、高齢化率が高まることは確実です。そのような行政環境の中で、町民に対する行政サービスの低下は避けなければなりません。効率のいい行政運営は当然心がけ、複数の自治体が共同で行い、事務経費の削減につながり、参加自治体が共通して利益を甘受できるものから行うべきだと思いますが、なぜできないのかと疑問を持ちます。
 具体的には、10年前から促進を求められている消防組織の統合、それぞれの市町にある教育委員会、各役場に備えてあるコンピューターの共同利用、まだ他にもあると思いますが、広域事務をごみ問題だけに特化せず、事務分掌の共通化も図り、産業効率を高めることが肝要かと思いますが、町長のお考えをお伺いいたします。
 最後に、二宮町の道路整備についてお伺いいたします。都市の発展の要素として道路状況の整備が不可欠なことは周知のことと思います。二宮町を紹介するときに、よく引用する言葉の中に、交通事情のよさをよく使います。国道1号線、西湘バイパス、小田原厚木道路、東海道本線二宮駅、県道秦野二宮線を利用して直線上にある東名高速道路、国道246号線など、これほどまでに道路状況のいい町は他に例を見ません。しかしながら、町内を横断する幹線道路、国道1号線と、それを補完する西湘バイパス、小田原厚木道路は、いずれもまだ未整備と言わざるを得ない状況です。隣町大磯も同じように、町内を3本の国道、道路公団管轄の道路網が整備されていますが、国道1号線においては歩道整備が行われ、電線の埋設も進められ、西湘バイパスには小規模ながら上下線のインターチェンジが2カ所あり、小田原厚木道路、大磯インターにおいては先年、大規模な改修工事が行われ、安全性と利便性が向上されています。
 しかしながら、二宮においては、西湘バイパスには下り線出口がなく、小田原厚木道路においてはインターチェンジの構造が悪く、周辺町道に取りつけも十分とは言えない状況です。小田原厚木道路二宮インター周辺の整備に関しては、平成18年6月議会で、川上議員の質問に建設部長は、インターチェンジの改良、スマートインターチェンジの設置等を要望していくと答えていますが、以来2年を経過しようとしている中でどのような経過となっているのか。また、隣町大磯町と比較しますと、西湘バイパス、国道1号線、小田原厚木道路、東名高速中井インター、国道246号線までを主要県道秦野二宮線が結び、これほど重要な位置にある二宮の道路網整備が、なぜ進まないのか、都市の発展する重要な要素の1つである交通の整備が不備では、二宮町の持つ特性も十分に生かすことができずに衰退していくことが予想されますが、道路整備が進まない原因はどこにあるとお考えなのか、お伺いをいたします。


◯議長【井上良光君】 町長。
            〔町長(坂本孝也君)登壇〕


◯町長【坂本孝也君】 原議員のたくさんの質問がありますけれども、全部答えなくても、いいのではないか。なぜかと言いますと、毎日一緒ですから。毎日ということではないんですが、町長の考えを聞くということです。これは、町長の考えを聞くということで1対1の場なのか、それとも、議会全員にかわりとして聞こうとしているのか、でも、私は、ちょっと違うのではないかと思いながら質問を聞いておりました。
 1点目の評価と説明責任についてのご質問にお答えいたします。行政におきましては、政策・施策を実現するために、その手段としてさまざまな事業を行っております。当然、継続して行ううちに、当初の目的が実現されたことにより、配下の事業は終了ということになったり、さらに、重点化して継続するということが起こります。町では、この行政運営のマネジメント・サイクルが円滑に機能するよう、行政評価の手法を用いて管理しております。特に、二宮総合長期プランの重点プランを構成する施策、事業におきましては、町内で評価を行った後、町民意見を聴取し、さらに町民で構成するまちづくり評価委員会の評価を受け、最終の方向性を取りまとめ、改革・改善につなげております。また、町民意見を施策、事業の改革・改善に生かそうと定期的に町民満足度調査も行っております。このように、掲げた政策につきましては、きちんとした手順で評価し、町民の方々にその結果を広報やホームページで公表することで説明責任を果たしております。
 一方、日常的に行われている個々の事務事業につきましては、行政評価システムに沿った評価は行っておりませんが、常に改革・改善を念頭に効果的な事業の実施に努めております。議員のご質問の中に、目的が達成された事業、より成果を高めるため継続する事業、廃止を考える事業とございました。先日の施政方針におきましても述べさせていただきましたが、これまで積み上げてきたものを次のステップに導くため、町のかかわり方を変えたものや、手法を見直したものなど、幾つかの事業がございます。
 具体的に幾つか申し上げますと、福祉関係では、敬老祝い金や妊婦健康診査など見直しを行い、充実を図りました。また、産業振興では、観光協会のあり方を見直し、観光事業の充実を図りました。さらに、観光事業とも密接な関係にあり、今年度の最重要事業のうちの1つに位置づけている吾妻山維持管理事業につきましては、管理委託の手法を見直し効率化を図りました。町の財政状況はますます厳しくなり、これまでの手法では行政運営が立ち行かなくなる状況にあります。経常的に行っている事業でも、事業によっては民間でできるものもあり、すべてが見直しの対象となると思います。少ない財源で大きな効果を上げるためには、選択と集中が欠かせません。このようなことを背景に、20年度には、行財政改革の方向づけにも着手します。評価と行革、この2本の柱をもって町民への説明責任を果たしながら、これからの時代に即した、より効率的、効果的な行政運営を目指してまいります。
 地方公共団体の財政状況は、一部を除き逼迫の度合いを強めており、二宮町も例外ではなく、非常に厳しい財政状況であります。ご指摘にあるとおり、特別会計への繰出金は年々増加しており、このまま増加していくと、一般会計予算の大きな足かせとなりかねない状況です。また、経常経費の占める割合も高くなっており、いかにこれを抑制するかが今後の予算編成上の課題であると認識しております。歳入については、全般的傾向として、将来的には、徐々に減少していくことを想定しております。特に税収は人口の減少と高齢化に比例して減少することが明白でありますが、税外収入を見出したとしても、税収の減少をすべて補完するには至らないと想定しております。
 また、税収源とは逆に高齢化による医療・介護に要する経費は増加することが予想されます。このような状況で5年後、10年後の財政状況を推定すると、まず、5年後には、ラディアン裏の(仮称)多目的広場用地を二宮町土地開発公社から買い取る時期となっており、池田議員の質問にお答えしたように、現在検討中の土地利用についての具体的な整備計画もそのころには決まっているはずですが、用地取得後、取得年度における一般会計予算規模は通常年度を70億円とするならば、用地費20億円を加えると、単年度で90億円を超えるものになると想定しております。しかし、用地費を除いたその内容は実態として70億円を割り込む可能性があり、その場合、現況と同様の事業体系を保つことは困難となり、また、新規事業を採択するときは、その分、時代にそぐわなくなった事業を廃止し、施設についても、利用者数やその役割などを勘案し、閉鎖するなどの改革を推進しなければ一段と厳しい行政に陥ることになると認識しております。
 次に10年後ですが、この時期において既存施設の老朽化による改修や、バリアフリー化に伴う駅前整備、高齢化による後期高齢者医療、介護保険などの特別会計繰出金が課題となりますが、予算の中身としては経常的経費を中心に組み立てざるを得ないと想定しております。しかし、経常的経費のみに終始するだけでは、よりよいまちづくりに寄与しないと考えますので、投資的な経費に必要な予算を配分できるよう、10年後も引き続き既存事業を大幅に見直し、予算のスリム化とあわせて、予算の適正配分を図り、建設事業については有利な財源を導入することで事務事業へ及ぼす影響を極力抑えていきたいと考えております。
 広域行政についてのご質問にお答えいたします。議員のご質問の中にありましたとおり、去る2月9日に秦野商工会議所会館におきまして、県主催の市町村合併フォーラムが開催されました。これは昨年10月に県が策定した合併の推進に関する構想を受け、構想の中で設定した圏域の住民に構想の内容を説明し、市町村合併について考えていただく機会として開催されたものです。このフォーラムでは、県知事みずから構想の説明をされましたが、一貫してお話になられたことは、市町村合併は地域の皆さんがこれからの市町村のあるべき姿をみずから考え、みずから判断することですと。また、合併の検討と申しますと、県の構想で示す県西圏域の2市8町では合併検討会が設置され、自主的な検討が進められています。
 このようなことを背景に合併議論は少しずつ進んでいくことと思われますが、二宮町のスタンスといたしましては、当面は近隣市町との広域連携の強化に力を入れていく方向と考えております。今ある広域の協議会などを柱に、連携できる分野や地域を広げるための研究や取り組みを進めたいと考えております。
 例えば、19年度に設置したばかりの秦野市二宮町中井町広域行政推進協議会では、この1市2町をつなげる新たな公共交通路線について研究しております。また、従来、秦野市、中井町、松田町、大井町の中学生を対象に開催している洋上研修に20年度から二宮町が参加することを機に、首長が集まる洋上サミットの開催が予定されております。このサミットから新たな区域での新たな連携が生まれる可能性もあります。このように、可能な分野で広域連携を進めてまいりたいと考えておりますが、現在考えられる事業は、ごみ処理はもちろんですが、検討されている消防の広域化や、既に実施しております文化交流事業などがさらに進み、次のステップに進んでいけばよいと考えております。また、いずれは市町村合併についても具体的な検討に入る時期が来ると思います。それに備えるためにも具体的なシミュレーションなどの研究はしておく必要があると思っております。
 道路整備についてですが、国道1号線です。国土交通省から説明を受けた内容では、これまで実施してきた電線地中化工事は、共同溝の大きさの関係で歩道の幅員が比較的広い場所に限定して進めてきたが、最近、小型の共同溝が開発されたので、これまで対象外だった場所も今後、対象として取り組むことになり、二宮町内についても2カ所を工事対象として進めるとのことでした。この2カ所とは、藤田電機前の上り線、約340mで、増田屋から旧飛田医院付近までと、二宮斎場前の上り線約580mで、塩海橋から大磯町との境までです。この2カ所の工事は、藤田電機前の上り線については既に工事の発注が終わり、具体的に進み始めております。また、二宮斎場前の上り線については、工事の重複を避けるため、平成20年度末に工事の発注を予定しているそうです。
 次に西湘バイパスですが、西湘バイパス下り線ランプの設置については、毎年、町村会を通じて県知事や県議会に要望活動をしております。しかし、国土交通省及び中日本高速道路よりの回答は、現地の状況や事業計画の観点から早急な対応は困難であるとのことです。また、昨年の台風9号以降はますます困難な状況にあるようです。
 次に、小田原厚木道路ですが、スマートインターチェンジの新設や、インターチェンジの改良についても町村会を通じ、県知事や県議会に要望活動をしたり、中日本高速道路にも働きかけを実施しております。新規インターチェンジの設置は社内的にも構想がなく、実施する条件としては建設費用の負担を全額、自治体に求めることになるだろうとのことでした。現在の二宮インターチェンジの改良についても、現地の状況や事業計画の観点から早急な対応は困難であるとのことでした。今後も国土交通省や中日本高速道路への要望活動を継続してまいります。
 次に、県道秦野二宮線ですが、既に一部区間が完成していますが、最終的には国道1号線の二宮交差点から二宮高校入り口交差点までがバリアフリー化される予定で着々と工事が進められております。こちらは長年の要望が実を結ぼうとしております。
 最後に、これらの国道及び県道は町民生活に必要不可欠なものであり、利便性や安全性の向上を今後も要望してまいりたいと思います。
 最後に教育委員会の回答については教育次長からお答えいたします。


◯議長【井上良光君】 教育次長。


◯教育次長【原 幸男君】 それでは、教育基本法並びに教育三法の関係についてお答えさせていただきたいと思います。本来であれば教育長がお答えをさせていただくところでございますが、病気療養中ということでございますので、私のほうからお答えをさせていただきたいと思います。
 まず、平成18年12月に教育基本法が改正され、これまでの教育基本法に掲げられてきた人格の完成や個人の尊厳など、普遍的な理念を大切にしつつ新しい時代の教育の基本理念を明確にいたしました。また、それに伴いまして、教育三法、いわゆる学校教育法、地方教育行政の組織及び運営に関する法律、教育職員免許法及び教育公務員特例法も改正されました。学校教育法の改正では、特に新たに義務教育の目標を定めるとともに、幼稚園から大学までの各学校種の目的、目標を見直ししました。地方教育行政の組織及び運営に関する法律の改正では、特に教育における国、教育委員会の責任を明確にし、保護者が安心して子どもを学校に預け得る体制を構築しました。教育職員免許法及び教育公務員特例法の改正では、特に教育免許更新制を更新し、あわせて、指導が不適切な教員の人事管理を厳格化し、教員に対する信頼を確立する仕組みを構築いたしました。
 さて、議員ご質問の学校種の規定順についてですが、今回の学校教育法の改正では、議員がおっしゃるように、学校種の規定順について、幼稚園を初めに持ってきております。これは、幼児期の教育が生涯にわたる人格形成の基礎を培う重要な役割を担っていることを改めて示したものでございます。それぞれの学校段階において、その役割を果たすことが何よりも重要ですが、それに加えまして、発達段階に応じた教育課程上の観点から、学校段階間の円滑な接続に留意する必要がございます。
 しかしながら、いわゆる「小一プロブレム」と言われる小学校での学習や生活への適応に課題が指摘されております。参考までに、「小一プロブレム」とは、小学校に入学したばかりの児童が教師の話を落ち着いて聞けず、友達と騒いだり、教室を歩き回るなどして授業が成立しない状態のことを言います。そのため、幼稚園における教育の成果が小学校につながっていくことが大切であることから、小学校教育との円滑な接続を図ることができるよう、教師が意見交換などを通じて、幼児と児童の実態や指導のあり方について相互理解を深めたり、幼児と児童が交流するなど、小学校との連携や交流を図ることが大切と考えております。
 二宮町といたしましても、町内の幼稚園、保育園は私立の園がほとんどでありますが、関係機関等の協力を得ながら、今後どういった連携が図れるのか、検討していきたいと思っております。
 次に法改正と学校選択制の検討委員会との関連でございます。最初に、この委員会で検討している内容についてご紹介をさせていただきます。学校教育法において、市町村の教育委員会は、就学予定者の就学すべき小学校及び中学校を指定することとしております。二宮町においても、これを受けて通学区域を定め、保護者の住所の属する学区の学校を通学すべき学校と指定しています。また、身体的理由等、相当な理由がある場合には、保護者の申立てにより指定校以外の変更も認めております。全国の市町村において、通学区域についてはさまざまな検討がなされ、その地域や教育環境に合わせて弾力的な運用がなされております。検討委員会では、これらを踏まえて、新しい時代に対応した二宮町の通学区域について改めて課題を整理し、必要な見直しをするため平成19年10月に設置したものでございます。
 ご質問の法改正との関連ですが、今回、国は教育基本法の改正を踏まえ、新しい時代の学校の目的、目標の見直しや、学校の組織運営体制の確立方策として、幼稚園から大学まで、各学校段階の目標の見直しと学校種の規定順を幼稚園から始めるとしております。幼児教育はきわめて重要な政策課題でありますが、国家戦略として幼児教育を展開していこうという国の方針と、この検討委員会で検討している学校選択制とは直接的には関連がないと考えております。
 次に、地方教育行政の組織及び運営に関する法律の改正に伴います教育委員への保護者の選任の義務化についてです。今回の法改正の見直しの視点として、首長と教育委員会の関係がございます。地方自治体における行政責任は、その多くを首長が負っておりますが、教育に関する事務は首長から独立した教育委員会が、その責任を負っております。このような仕組みとされる理由は、教育について政治的中立性や継続性、安定性の確保が強く求められ、合議制の機関を通じて、公正・中立な意思決定や住民意思の反映を図ることが適当であると考えられるからでございます。このため、現に子どもを教育している保護者の意向が教育行政に適切に反映されるよう、教育委員への保護者の選任が義務化されました。ここで言う保護者は、実際にその地域で教育を受けている子どもを持つ保護者を選任することが望まれております。二宮町では既に、平成19年10月より山西小学校の現保護者である秋山俊洋氏を教育委員に迎え、教育行政に対してさまざまなご意見をいただいております。
 次に、文化・スポーツ事務を首長が担任することについての考え方に対してですが、今回の教育基本法の改正では、生涯学習の理念が明文化され、新たに家庭教育、社会教育、幼児教育、地域と学校との連携などの分野が新設されております。この内容は、教育を生涯にわたった連続のものとして位置づけたものであり、幼児期から成人に至るまでのライフステージに応じた教育の必要性を明らかにしたものでございます。従来の生涯学習は、町民の多様なニーズに対応して学習機会を整備することを目的としておりましたが、これからは個人が学んだ生涯学習の成果の活用や、社会参加活動を通じて、地域や社会の課題につなげていくことが求められています。
 このことは行政分野におけるまちづくりの観点から首長との関係も深く、個人の要望と社会の要請をどのようにバランスをとるかというところが重要となります。これまでは法第23条で、教育委員会の職務権限、24条で長の職務権限の位置づけがなされ、教育委員会は地方自治体の中で首長と役割を分担しながら必要な事務を行ってきております。今回の法改正で文化・スポーツ事務を首長が担任できるようにするという内容が盛り込まれましたが、文化・スポーツ面については生涯学習の観点から行う教育の部分と、まちづくりの観点から行う行政の部分とがあり、まず、これらのすみ分けが必要ではないかと考えております。
 文化・スポーツ等に関する事務については、これまでは、基本的には教育委員会の担当とすることの利点が大きいものと考えられてきましたが、地方自治体の実情や行政分野の性格に応じ、自治体の判断により首長が担当することを選択できるようになるため、今後は改めて首長と教育委員会の関係について、それぞれの立場を尊重しつつ、十分な議論を経て整理できるかと考えております。
 以上です。


◯議長【井上良光君】 原議員。


◯12番【原冨士徳君】 今の回答の中から順次、改めて質問させていただきます。
 まず、町長の施策の説明責任と申しますか、私は、みずからの事業評価と責任に対する、その説明という点で、私は前年度、19年度に町長さんが、町内各地でタウンミーティングのようなもの、町長と語ること、それをおやりになった、それを私は非常にいいことだと思うんですが、そういうときに、その機会を利用して、もっと町民の方々に町の重点施策なり今後の方針、方向を説明できるようなものにしていただければと思ったわけでございます。各会場に行きまして、できましたら、町民向けの簡便な説明資料、予算説明資料も結構でございますが、これは当然、皆様方、よく話題にすると思いますが、北海道のニセコみたいに、ごく薄い冊子ではありますが、町民向けのわかりやすい説明資料を用意してそういうところで配付して説明するということも行っている町もあるわけです。二宮町でも、ぜひ、そのようなことをおやりになっていただき、手づくりのもので結構だと思いますが、各会場で同じ認識を持っていただくことが大事ではないかと思って、あえてこの質問をしました。その辺、もし、今年もおやりになるのならば、その辺をどうお考えなのか、もう一度お伺いいたします。できれば、そのときに、当日、共通した冊子、説明資料等を持っていったらどうかということでございます。
 それから、財政予測でございますけれど、二宮町の今年度の予算、説明資料の中に、支出の財政構成、歳出の性質別構成が載っております。これに歳出総額74億6,300万円、そのうち公債費が14.2%というふうに記載されておりますが、公債費と公債比率とは若干違うとは思うんですが、他の市町においては公債比率が15%を超したら財政的には少し危ないというのが現実に言われているところでございます。これは、公債費負担比率で、公債比率とは若干違いますが、公債費に充当された一般財源総額に対する割合、その率が高いほど財政運営の硬直性の高まりを示し、15%が警戒ライン、20%が危険ラインとされているというふうにあります。二宮町のこの公債費の14.2%が、これが違うかどうか、その辺、もう一度お教えいただきたいと思います。そのように、だんだん町の財政が硬直化していく、今の町長の説明の中にあったように、結局、義務的経費、それは増えていくわけでございます。財源が増えないとなると、やはり町民生活を圧迫していくことは考えられます。そうすれば、当然、普通建設費に回されている町民に直結した部分が削られていくわけです。
 では、今後どうするのか。私が質問の中で申し上げましたとおり、下水道特会などに毎年毎年3億5,000万円前後の拠出金を出されているもの、これは平成32年までに完成することを目的に出されております。それはもっと遅くなってもいいのではないか。何も3億5,000万円を恒常的に支出する必要はないのではないかと私は思っております。ですから、そういうものを、仮に3億5,000万円の拠出金を1億5,000万円に減らしたらどうなのかということは考えるのですが、その辺でそういうことが可能なのかどうなのか。ましてや、福祉民生部門に対しての拠出金は減らすことはできないということは大前提です。そうしたら、そういう下水道特会というものは対象にしてもいいのではないかと私は思っております。
 広域行政の件です。やはり、与えられた財源を有効に使う、これは広域行政の大きな根幹でもあります。各市町が共通した事務を共同で行ったらもっと効率よくなるのではないか。これは合併とは別に、まず前段でそのような事務作業の共通化を行い、そして効率のいい行政運営を行い税負担を軽くすることが大前提だと思います。これは何回も言っておりますように、消防の組織であったり、教育委員会であったり、あとは、役場それぞれが持っております大型のコンピューター等々も当然考えられるわけです。そのコンピューターに関しては、各役場が導入した機種が違うから、それは一括してできないことはわかりますが、今後やはりそういうものも考えてメンテナンス、維持管理費が安く済むようなことを考えなければ、今後、町財政が立ち行かなくなるのではないかと私は思っております。今後5年間、10年間、一応、70億円の予算規模が組めるとしても、かなりきつい状態になると心配しますが、そのようにして削減できるもの、統合できるものを進めていってほしいと思っております。
 そして、1つに、ごみ処理の件も当然そうですけれど、広域に入って、それが本当に二宮町のためになるのか。ごみ処理をするために広域にしなければならないのか、それとも町に有利な方法だからするのか、そういう見極めが非常に大事だと思います。ですから、自区内でやって有利なもの、広域でくみしてやって有利なもの、当然あろうかと思いますから、その辺の見極めについても大事だと思いますが、その辺はすべて広域に丸抱えでお願いしてしまうというのではなく、町は町独自でやるものはやって、その上に広域化ということになれば、私は一番いいのではないかと思っておりますので、その辺でどのようにお考えか、お伺いいたします。
 それから、教育委員会に関して、教育委員の選任の方法、今度、父兄の参画を求めております。人数の制限も撤廃されております。その中で、父兄がなぜ教育委員の中に参画しなさいというと、私が思ったのは、PTAの役員さん、要するに、会長さんなり副会長さんなりが入ることも妥当ではないかと思っております。やはり、父兄の考え方として、PTAを代表した方々がそこに入って、父兄の意見もそういう委員会の中に十分反映させていってほしいと思います。
 それから、スポーツその他の施設を首長が管理できるという点につきましても、二宮町の教育委員会の場合、見ていますと非常に事務量が多い。そういう中で、スポーツ・文化施設まで教育委員会が管理する必要があるのか疑問に思っております。ですから、その辺は分離できるものなら分離して、町長部局でやってもおかしなことではないと思っております。そうすれば、教育委員会が教育問題に特化した事務作業ができるのではないかと思っております。
 それから、幼稚園教育に関して、これは今、次長さんのお話にありましたように、二宮町では公立の幼稚園は持っていない。その中でも幼稚園側と常にコンタクトをとりながら円滑に連携できるようにしていくというのですが、残念ながら、二宮の幼稚園に関しては宗教法人団体が管理運営しているところが多いわけです。そうすると、それぞれの教育理念があっておやりになっていることだと思いますが、その公立の幼稚園と私立のそういう宗教団体が管理している幼稚園とは若干違うかと思います。私立の幼稚園に対しては町が管理するのではなくて県の教育委員会が管理しているはずです。そこにどういうふうな、仮に町が、このような幼稚園教育をしてほしいということができるのか、できないのか、その辺をちょっとお伺いしたいと思います。
 それと、道路の件です。これは、西湘バイパス、小田原厚木道路二宮インター、特に地形上、悪いところにできていることは十分承知しております。そこに新たにインターチェンジの増設ということは私はちょっと無理だと思っております。では、二宮町が置かれた場所が本当に無理なのかというと、西湘バイパスに関しましては、大磯でおりたら今度、小田原までずっとないわけです。だったら、橘インター、あそこならば地形的にはまだまだ有利だろうと私は思います。そういうところ、もし仮に小田原厚木道路インターもそうですが、あれもやはり、小田原の小竹地区だったらおりることができるだろうと私は思います。そういうところに今、神奈川県でも相模川の一部に寒川、平塚、藤沢、厚木その他を連携した新幹線の駅を誘致しようという大きな運動があります。私はそれらと同じだと思うんです。もし、二宮町が本当にそこにインターチェンジがあって、二宮町の経済とか行政に反映できる、町民の利便性を高めることに有利だと思うならば、地域が関連する自治体に一緒にそういうものを誘致しようじゃないかという動きがあってもいいのではないかと思います。仮にそういうものを小田原に話しかけたら、そんなものは歯牙にもかけてくれない、「二宮がやるなら勝手にやれ」と言われたと、そのような話が出てくれば別ですが、そういう具体的な動きも必要ではないかと思いますが、その辺、町長はどうお考えでしょうか。
 以上、その点をもう一度お伺いしたいと思います。


◯議長【井上良光君】 町長。


◯町長【坂本孝也君】 ふれあいトークに冊子と、そのような、ガリ版でもいいですが、そういうようなものを持っていく、そういうことは、これからまた4月から始まりますから、必要なら持っていってもいいかなと。今、地域推進課がついていくんです。いろいろな質問が出る、その質問に対して答えられない場合は後日、担当課から返事をしますからということでずっとやってきました。1カ所か2カ所、本当に細かな質問を後日、地区長さんに出したことはありましたが、ほとんどそういうことではなくて、皆さんの関心は、大きな町のビジョン、どういうふうにするのだと、ごみならごみをどういうふうにするつもりだということの質問、また心配のほうが多いというふうに1年目は感じました。そういう要望があればつくって持っていきたいというふうには思いますが、広報とか議会だよりとか、そういうものによっての質問が非常に多いです。そういうものを読んだけれども、どうなんだということになるわけで、町民のほうが先に資料を持っているということで質問が来ます。そういう意味では、最新のニュースを書いて資料配付するということが果たして議会軽視にならないのかとか、最初、随分めちゃくちゃやってしまいましたが、それはやはりまずいということになると、難しさがあるのかなという感じもします。状況に応じてそれは柔軟にやっていきたいと思います。
 下水道の3億5,000万円ぐらいの先送りは担当課でそれをはじいています。でき上がるのが遅くなってもやむを得ないということで、少しずつカーブを緩やかにしていこうという、事業の先送り、そういうことで年々の予算消化率を下げるということで、ある部分、対応していこうということです。それは実行していくということで計画をしております。
 それから、広域行政ですけれども、ごみはそういうことで、もうすぐ話が始まります。消防は結構、本格的にやっております。ホストコンピューターを1つにしてというのは私も公約の中というか、選挙では結構掲げましたが、実際に、首長間でも相手方から全くそういう話はないのです。中井町にしても秦野市にしても、難しいなと。要するに、相手があることで、二宮町だけでやることではないので、広域というものは、そこで本当に波長が合って、「そうだね」ということにならないと、それでも難しさがあります。ですから、逆に言えば、一番簡単なのは合併なのです。合併という1つの枠組みになってしまえば、何でも広域ですから、今の理論から行くと、そういうようなことのほうが早いのかなと。意外に早く進みそうな雰囲気はあります。
 教育委員会の教育スポーツ、または生涯学習というのは、まだどういうふうに推移するかわかりませんが、私も大賛成で、自分でそういうものに興味があるものですから、結構、介入して、ラディアンに行ってみたり、いろいろなことをしています。教育長と連携してやるということなのでしょうけれども、それが町長部局に入ってくるというのなら、むしろ大歓迎と、私は個人的にはそう思います。やはり、教育という1つのものと、文化とか芸術というのと、普通、一体感がありそうなのでけれども、意外になかなかそういうふうになっていかないみたいな気がします。スポーツというのも、それは運動とか、そういう意味では教育なのですけれども、町民のほうがいろいろな意味でもうどんどん先行しています。ウォーキングにしてもそうです。そういうような分野は、ボランティアがやってくれたり、菜の花ウォーキングもそうなのですけれども、教育委員会にある以上、そういう意味では、ちょっとおくれてしまうのです。だから、もうちょっと広く視野が持てるようなセクションにスポーツというものを置いたほうが町民のためになるのかなという気がします。これは今後の検討課題です。
 西湘の出口をあそこに、今の押切の向こうのインターというのは、話としては第二東名に接続するときにはそうなるらしいという話がありますが、第二東名も、この辺ではかなりまだまだ実態が報告されていません。確かに、今の西湘出口が今のところで下り線が出られてしまったら、県道は毎日渋滞で、非常事態になるだろうと。むしろ、町中を外したところでインターがあるほうがはるかに利便性があるのかなという気もします。それも、なかなか今はヤイヤイと言っていますけれども、いつも答えは同じで、継続なんです。継続という答えで何にも進展しないというのが実情です。そんなことをやっている間に砂浜のことが出てきてしまったので、そっちを先にお願いしなければいけなくなったりして、自民党、民主党、いろいろなところにお願いにいく、政党要望などにも毎回言っているのですけれども、だめなんです。そのような予算というものが取れないのか、なかなか難しさがあります。それでも、粘り強く、これからも行います。ですから、この間、崩落したときに、「この際だから一緒につくってもらってしまえ」という電話がどんどん来ました。でも、そのとき、さすがにそれはできない。まずは現状復帰、その後、またタイミングをとらえてというのならわかりますけれども、この際だから一緒にやってもらってしまえというのはなかなかできなかったのです。それが質問に対するお答えです。
 以上です。


◯議長【井上良光君】 教育次長。


◯教育次長【原 幸男君】 幼稚園の関係のご質問が出てきましたが、意味がよくわからなかったのですが、いずれにいたしましても私立の園でございますので、園そのものの中で、当然、教育理念を持っていたり、教育方針を持って行っているというふうに認識しております。基本的には、それぞれの園が、幼児期における人格形成の基礎を培うところでございますので、そこの部分を重要視して取り組んでいただいているというふうに認識しております。
 今後のことを考えていきますと、法改正がされて、幼稚園から小学校にいかに接続していくのかというところが重要視されておりますので、先ほども答弁させていただきましたように、できるだけ連携を密にして、幼稚園が持っている情報、これは個人情報も含めていろいろあるわけですので、その辺を十分見極めながら連携をとれればというふうに考えております。
 それから、もう1つ、教育委員さんの保護者の関係ですが、PTAというお話がございましたが、保護者さんはPTAでございますので、PTAの方に教育委員さんになっていただいている、ということでございます。


◯議長【井上良光君】 建設部長。


◯建設部長【新井和明君】 小田原厚木道路と西湘バイパスの件ですが、当然、二宮町単独ではできないことで、当初から小田原市、中井町、こちらにもご協力いただいて、例えば期成同盟とか、そういう会をつくって陳情活動をしていくということを念頭に、中日本に伺う前に、いろいろな機会を通じて、小田原市の部長さん、中井町の部長さんとも話をしました。まず、小田原市ですが、私どもが考えているのは、要は、二宮インターを小田原市に移すということで、地元対策は小田原市がしなければいけないということです。まずそれが1つ出てきます。それと、小田原市が今、一番力を入れているのは西方向への接続です。例えば、小田原厚木道路を箱根新道とつなぐ、それと真鶴道路と西湘バイパスをつなぐ、こちらに国県対策の重点を置いているということで、東側の二宮インターの変更とか、西湘バイパスの橘インターをつくるということは、今のところ具体的な動きはないということです。中井町とすると、両者が動き出せば仲間には入れてほしいという話を伺っています。
 あと、小田原市は中村原に工業団地をつくりました。その関係で小田原市独自では、西湘バイパスの橘インターの出口をつくりたいと。具体的には、橘の支所のところを抜いてというような構想は持っているようです。ただ、先ほど言いましたように、まだそこまでの力を出して具体的に進めるところまでは行っていない。まずは先に優先しているところをやる。それから、小田原厚木道路の二宮インターを橘におろすと、これは全く構想にないということなので、やはり、小田原市の土地におろすということですから、小田原市がその気になったときに初めて具体的に動くのかなと。ただ、それまでの間は、事務レベルではすり合わせをいろいろ重ねて、そういうことが実現できるように今後も取り組んでいきたいと思います。


◯議長【井上良光君】 総務部長。


◯総務部長【高橋克美君】 公債費の関係でご説明をさせていただきます。下水道事業会計への繰出金なども含めた公債費ということになりますと、実質公債費比率が指標の1つになろうかと思います。これにつきましては、地方税や普通交付税などの毎年度の経常的な収入に対して、町債償還の元利金である公債費と公営企業、下水道事業会計債に対する繰出金など、公債費に準ずるものを含めた実質的な公債費の占める割合を示すものということで、18%を超えると起債許可団体となり、県の許可なしでは起債ができなくなるというふうな制度でございます。現実的に、決算で一般的には公債費を出しておりますが、18年度決算では7%ということになっています。これは3カ年平均です。16年が9.3、17年が5.7、18年が6.2で、平均7%でございます。ご質問の、20年度に費用10億円ということで、これを試算いたしますが、推定でございますが、20年度では単年度9.4%になろうということで、3カ年平均では7.7%程度になるのではなかろうかという推定をしております。
 以上でございます。


◯議長【井上良光君】 原議員。


◯12番【原冨士徳君】 町長の情報提供、それに関しましては、町民が共通認識を持つことは一番大事だと思います。町長がおっしゃったように、広報を通じたり、または、私たちがつくる議会だよりを通じたりして、町民の方々には多くの情報が伝わっておりますが、その中でも、まず第一に、年度当初、町長が出される施政方針を町民の方々は情報を持っているという期待感がありますので、ふれあいトークをおやりになるならば、このような町の大きな指針を示したものをお持ちになって、町民の皆さん、3万人が共通の認識を持ってまちづくりに協力していただきたいという姿勢が第一ではないかと思っております。それが協働のまちづくりの第一歩と私は感じておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
 それから、財政の運用方法につきましてですが、やはり、限られた予算をいかにうまく使うかということになると思うんです。それを、大きな収入増が見込められない中で、今現在やっておりますごみ処理の、他市にお願いしているものでも、やはり、3億半ばのお金がかかっているわけです。二宮町で今、進めている生ごみ処理機をもっと本格的に導入して、キロ当たり単価を1,000円、2,000円にすることも可能だというふうな組織にすれば、二宮の財政がそんなに極端に膨らむことなく、健全な財政運営ができると思います。そういった例を示せば、仮に、二宮で今、8トンの生がごみが出るとしますと、そのごみを1日当たり、トン当たり1,000円、2,000円の単価で処理できるとすれば、財政に寄与することも大きいし、すべて広域に依存することもなく、町の独自性が確立できると思っておりますので、今はいろいろな情報もあるでしょうし、技術もある中で、1つの方法にこだわらず、多くのことを検討して政策決定をしていただきたい。町長が政策決定するときには、必ず要求される背景、予算措置、他市町村との比較検討、または今後のコスト計算等を十分、町民に説明すれば、私は必ずや理解されると思っておりますので、そのような1つの手法にとらわれず、多くのものを検討して決定していただき、限られた財政を有効に使っていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
 それから、広域行政、これは教育委員会の中にも波及して申しわけないのですが、一番最初の質問にもありましたように、今度の改正によって、地域の教育振興を図る上で住民の最も身近な市町村の果たす役割が一層重要となるが、特に人口規模の小さい市町の教育委員会の事務体制が十分と言えないことを踏まえ、教育委員会の共同設置も可能だというふうに今度なっているわけです。だから、仮に、二宮町3万人で教育委員会を1つ持つ、隣の大磯町も3万人で持つ、平塚市は24万人で1つ持っているわけです。そうしたら、2つを合同しても人数的には全く無理はない数字だと私は思っております。そういうふうに、今まで不可能だと思われていたことも積極的に進めていっていただきたいと思っています。それで、財政の健全化を目指していって、20年、30年たっても、「ああ、二宮町はいい町だ」と言われるような町にしていっていただきたいと思っています。
 それから、先ほど次長さんが、ちょっと質問の趣旨がよくわかっていなかったということですが、私が申し上げたかったことは、二宮町にある幼稚園は、おおむね宗教法人が管理している幼稚園です。そういうところに町が公教育として幼稚園教育を見た場合と当然違うわけです。それは、各幼稚園が教育理念を持ってやっていることですから、町が踏み込めない部分が十分あると思います。そういうときに、町が公的な幼稚園を持っている場合と、そうでない二宮町の場合と不都合はないのですかということを最初にお伺いしたのです。ですから、二宮町の意向がどこまで反映できるのか。それがどうしても私としてはわかりにくい点なので、その辺、全く支障がなく、公立幼稚園と同じような扱いができるのか、それとも、あくまでも民間幼稚園ですから、それぞれの教育理念に沿ってやっていくことに対して二宮町はお願いすることしかできないのか、そういうことをもう一度お伺いいたします。
 以上です。


◯議長【井上良光君】 教育次長。


◯教育次長【原 幸男君】 幼稚園の関係でございますが、先ほども答弁させていただきましたように、私立の幼稚園で、私の幼稚園として教育理念なり教育方針を持って経営されておりますので、その中に町の意向を反映できるかという部分は非常に難しいと思います。ただ、町としても、町の考えをお示しして協力要請はできると思います。そういうことで、今後、町としましても、私立の幼稚園も踏まえまして、できるだけ連携をとって子どもたちの人格形成に邁進していきたいと、このように考えております。


◯議長【井上良光君】 原議員。要望でお願いします。


◯12番【原冨士徳君】 いろいろお伺いしてきましたが、やはり、一番心配になるのは、今後の財政運営をまず考えるわけでございます。二宮町が5年10年、または30年たったときに、まだまだ健全な財政運営をやっていかれるように、皆様方の今後のご努力をぜひお願いしたいと思いまして、この総括を終わりにいたします。ありがとうございました。


◯議長【井上良光君】 これをもちまして原議員の総括質疑を終結いたします。
 暫時休憩いたします。休憩後の会議は午後2時30分より始めます。
                          午後2時10分 休憩
   ────────────────────────────────
                          午後2時30分 再開


◯議長【井上良光君】 休憩前に引き続き会議を開きます。
 次の方、お願いします。


◯議長【井上良光君】 城所議員。
            〔9番(城所 努君)登壇〕


◯9番【城所 努君】 日本共産党議員団を代表して、平成20年度の町長施政方針及び予算案に対し、総括質疑を行います。
 まず、坂本町政が今後どのようなまちづくりを進めていくかという問題です。この問題につきましては、1年前の町長が当選をした3月議会に同じような質問をいたしました。坂本町長が2年目を迎え、やっと落ち着いて、どのような町政を目指すのか、町民は大きな期待を持っているだろうと思われます。町長の施政方針で最重要事業として、ごみの外部搬出の恒久的ごみ積替施設を平成22年の完成を目指し、最優先の事業とすることを第1に掲げました。第2に、(仮称)新学校給食センターを今年から平成22年度の3カ年で整備をする。第3に、吾妻山公園を貴重な観光資源と位置づけ、効率的な運営を図ることを掲げました。そして、今後も活力ある二宮町をつくるためには、町の顔である駅周辺整備を積極的に進めるとともに、交通バリアフリー、二宮町ブランドなどを着実に推進するというふうに述べています。
 これら町長の施政方針を見ても、2年目を迎える坂本町長が、今後のまちづくりビジョン、これが明確に私には伝わってこないのであります。ただ、坂本カラーが出ているのは二宮ブランドだけではないでしょうか。3つの最重要事業の第一に挙げた、将来に備えた新たな恒久的ごみ積替施設について言えば、坂本町長の、私はごみ積替施設をつくらないと名言した選挙公約と全く矛盾することではないでしょうか。この件を最重要事業の第1に掲げたことに坂本町長の政治姿勢に町民は何と感じるでしょうか。また、(仮称)新給食センター建設についても、以前から学校給食センター検討委員会、あるいは建設委員会で議論され、計画が進んでいた件でもあります。吾妻山の公園管理についても最重要事業として掲げなければならないのか、私には余り理解できません。この3事業が最重要という「最重要」とは、何とも寂しい限りではないでしょうか。そして、施政方針を見ても、坂本町政が今後どのようなまちづくりを目指しているのか見えてこないのは私だけでしょうか。それとも、予算が厳しいからと先のことは考えられない、1年限りの町政、予算なのかと不安に思うのも私だけでしょうか。坂本町長が今後どのようなまちづくりを目指しているのか、まず、町長の具体的な見解を求めます。
 次の質問は、園試跡地ふれあい広場の購入金額20億円の財政計画及び東大農場の取得問題です。この件につきましては、先ほど池田議員、原議員の質問が行われましたので簡略に質問します。坂本町長は12月議会で、ラディアン北側の園試跡地宅地部分1万7,900m2、山林部分3万3,066m2、計5万275m2を20億円で買い取ることに合意したことを明らかにしました。また、先ほども話が出ていましたけれども、大まかな財政計画として、起債で10億円、基金と活用されていない町有地の処分で5億円、そして防災広場、あるいは都市公園等の国補助金として約6億円、そして一般会計1億円などを充てるとして、この4月か5月ごろに20億円を一括に支払うことを明らかにいたしました。そして、この土地を先行取得するため、今年の予算案で、平成20年度から24年までの5年間、23億4,500万円を町土地開発公社に対し、損失補償、いわゆる債務負担行為をすることになりました。
 先ほどの議論では、5年後に平成25年に一括で町が土地開発公社からこの跡地を買い取る、このことが明らかになりました。5年後に支払いを先延ばししても財政負担は大きなものだというふうに思います。例えば、町が掲げた町有地の処分です。私が請求した町の資料によると、優先的に売買可能用地として、正泉寺跡地、松根公会堂用地など、4カ所の町有地を売却しても約1億7,500万円、また代替え用地で現在使用中の北口駐輪場用地や勝負前の駐輪場用地などを整理して約9,000万円。これを足しても2億7,000万円。それも町の思惑どおり売却したとしてのことです。また、これは、すべて24年までに処理できるとはちょっと思えません。また、3割、あるいは4割の補助金、これを受けると言っていますが、これも本当に5年後に補助金が受けられるのか、その保証はあるのか、こうした不安材料がある中で、先を見通した財政計画がしっかりとあるのか、こうした心配をするのは当然であります。議会も、そして町民も安心できる5年先以降の財政計画、シミュレーションを議会に示すことは町の責務ではないでしょうか。このことに対するお答えを求めます。
 こうした状況の中で町長は、東京大学より中里の調整区域である東大農場約4万m2を園試跡地とセットで考えたいと買い取りに積極的意向を示しました。そして、さきの議会全員協議会で、この3月中に買い取りの決断を迫られていることも明らかにしました。確かに東大農場は魅力的な土地だと思いますけれども、園試跡地の20億円の買い取り、また東大農場の買取価格が10億円とも推定される中、財政的に買えるのか、私は疑問視をするものであります。また、さきに述べた恒久的なごみ積替施設用地を土地開発基金で5,500万円で購入することも予定されている中で、この東大農場用地取得は、私は、この際、断念すべきだと判断しますが、町の見解を求めます。
 次に、吾妻山公園の今後の運営管理についてです。町は、今年度から吾妻山公園を町直営の管理運営にすることを最重要事業の1つとして掲げました。私には、この件について、ただ経費削減だけが目的で、先ほども言いましたが、何も最重要事業に挙げることの必要性があったのかというふうに感じます。予算書を見ますと、前年度当初予算の吾妻山管理委託料は2,750万円、今年は1,653万円で、約1,114万円の経費節減になっています。せせらぎ公園の管理委託料も600万円から約173万円として、ここでも427万円の経費節減を図っています。この経費節減については別に問題があるわけではありません。町長の施政方針では、「町内のみならず、町外からも四季折々に来訪者が訪れ、にぎわいを見せる町の貴重な観光資源、今後も維持管理に努めるとともに効率的な運営を図る」と述べるにとどまり、町直営にして二宮町のシンボルとしてどのような公園にしていくのかが、全く欠落をしていると指摘せざるを得ません。長年、管理を請け負ってきた業者が撤退をする、あるいは、やめさせられる、今度は、生きがい事業団が請け負うのではないかということが19年当初からちまたで流れ、吾妻山公園を大切に思う住民は、生きがい事業団でこれまでどおり管理ができるのか、二宮町をアピールしてきた菜の花を立派に咲かせることができるかなど、心配の声が聞こえるのであります。
 また、週刊で発行している、あるミニコミ誌に「長年、観光客の目を楽しませてきた早咲きの菜の花が楽しめなくなる可能性が出てきた。これまで独自のノウハウで通常より早く咲かせてきた民間の男性管理人が、町の財政上の理由からリストラされ、町直営になるからだ。コトスを抑えるため民間委託を来年度から廃止する方針だ。しかし、これだけのノウハウを持つ人は他にいない。町担当課は、『来年も菜の花が咲くのかどうかが心配だが、専門家にアドバイスをもらうので』と話すが……」と書かれていました。まさに町内外に危惧されているのではないでしょうか。コストを抑えることは当然であります。しかし、そのことによって公園が荒れて魅力のない姿になっては二宮町の大きな損失であります。町直営にして経費を節減し、なおかつ吾妻山公園を魅力ある公園にするため、今後の管理運営についてどのように考えているのか、町の見解を求めます。
 次に、通学路の安全確保として地元要望の強い内原人道橋の延長についてであります。この件についても、昨年の3月議会の総括質疑で要望した問題です。町長答弁は、要旨は次のように述べています。「土地の問題はあるが、今、開発がすごく進んだ。あそこを通る車のスピードがすごく速いので、事故が起きないうちに手当てしなければいけないというのは大賛成だ」。また、担当部長も「あそこの危険性は今も危険だと思っている。人道橋を延長した場合、駅、学校のほうにおりる階段が向くのが理想だ。今後、関係地主に交渉していく」と前向きな答弁でありました。
 こうした中で、19年度予算、町道27号線の拡幅が進み、新年度予算でも、二宮小学校下の拡幅が予定され、6,300万円の予算が計上されています。また、町道272号線、内原人道橋から西方向の町道ですけれども、拡幅工事750万円、土地購入費1,345万円、計2,095万7,000円をかけて、これが整備されます。整備が進めば交通量が増えるのは当然です。児童の交通安全を早急に図るべきではないでしょうか。今後の町の取り組みについて答弁を求めます。


◯議長【井上良光君】 町長。
            〔町長(坂本孝也君)登壇〕


◯町長【坂本孝也君】 城所議員の総括質疑にお答えいたします。
 1点目のまちづくりのビジョンについて、ご質問にお答えします。私が町長に就任いたしまして1年以上経過しました。皆さんのご協力のもとで、ごみ焼却停止に伴う外部搬出をはじめ、就任当初に掲げた事業に積極的に取り組んでまいりました。就任後、初めての議会で述べさせていただきました所信表明にございますように、私は、この二宮町の温暖な気候と、海、山、川の豊かな自然という環境のよさを生かした、未来に夢の持てる、足腰の強いまちづくりを大きな目標にして政策実現に取り組んでおります。もちろん、町にはにのみや総合長期プランがあるわけですが、その計画の方向は、私が目指す方向とおよそ一致しており、中期の見通しにおきまして、個々の施策に私の考えを反映する形で見直しをし、現在、推進しているものでございます。
 さて、足腰の強い町というのはどうすればできるのかということになりますが、まずは、町の基盤をしっかりと整えるということです。日々、生活する町の基盤が整えば、そこに活気が生まれます。駅周辺などの町の顔とも言える場所の整備に力を入れてまいります。また、ごみの減量化や吾妻山をはじめとする里山の保全に努め、この町の美しい自然環境を守ります。さらに、基盤づくりには、町を支える産業の活性化が欠かせません。二宮ブランドの開発を進めるとともに、観光協会を中心に観光振興を進め、産業が生まれるまちづくりを目指します。
 次に必要なのは、しっかりとした土台の上で人々で心豊かに安心して暮らすことができる町をつくるということです。ご高齢の方々がいつまでも現役で過ごせるように、若い方々が安心して子育てができるように環境を整えてまいります。また、心豊かに暮らすには教育環境の充実が必要です。学区の弾力化や専門家による支援の強化などにより、子どもの個性を生かした特色ある学校教育で未来の大人を育てます。また、生涯学習、生涯スポーツを通して、学ぶ人のニーズに合わせ、生涯を通して学べる環境を整えてまいります。
 一方、これらを推進するには財源の確保が必要です。今後、高齢化が進み、町の労働人口が減れば町税もさらに減ってまいります。財政がますます厳しくなる中、税以外の収入の確保について、これまで以上に積極的に取り組まなければなりません。さらに、町自身の体制の充実強化も必要です。昨年から始めたふれあいトークなどを通じ、町民の方々との情報の共有化を一層推進するとともに、役場組織の見直しなども行い、町民サービスを第一に考えた体制づくりを進めます。今後、地方分権がさらに進むことで、地方自治体の置かれる立場も厳しさを増し、基礎自治体としての町の役割もさらに重要となってまいります。町民の方々へ質の高いサービスを提供し続けるため、一方では、時代にそぐわない事業やサービスを見直しながら、1つの課題に対し、議員や町民の皆さんと一緒に考え、勇気を持って断行してまいります。そして、多くの方々に「住んでよかった町、住みたい町」と言っていただけるよう取り組んでまいります。皆様のご協力をよろしくお願いいたします。
 2点目のご質問にお答えさせていただきます。池田議員、原議員への回答と重複する部分がございますが、ご容赦を願います。県住宅供給公社計画跡地につきましては、町議会をはじめとする多くの方々の支援により、町が買い取る方向で手続きが進んでおります。この議会におきまして、平成20年度当初予算としまして、町土地開発公社が先行取得することについての債務負担行為を設定させていただきました。町土地開発公社での先行取得ということで、その後、町が買い取ることになりますが、資金計画につきましては、跡地をどのように整備するかによって変わってまいります。整備の内容につきましては、現在、町内における県住宅供給公社計画跡地利用検討委員会において検討を進めているところでございます。具体的な資金計画は、それが決まってからということになりますが、どのような事業になるにしても、一時的に大きな財政負担が生じることになり、その負担を軽減するために綿密な計画が必要になります。
 現時点で考えられる資金についてですが、事業の内容を問わず、地方債の借り入れは必須であると考えております。これにつきましては、可能な限り交付税に参入できるものを選択したいと考えております。また、事業によっては国の補助の対象となるものもあり、採択されれば、用地費や施設の整備費に対し一定の補助を受けることが可能となります。その他の資金につきましては、町の未利用地を売却し、充てることを検討しておりますが、これにつきましては、(仮称)二宮町土地調整委員会を設置し、具体的に検討を進めてまいりたいと考えております。いずれにいたしましても、引き続き町財政への負担をできるだけ少なくした中で、早い時期での事業実施を目指し、検討委員会において検討を進めてまいります。
 続きまして、東京大学大学院付属農場、二宮果樹園につきましては、西東京市に移転することに伴い、この3月末をもって閉園することになっておりますが、2月議会全員協議会で報告いたしましたとおり、1月23日付で東京大学より町が跡地を買い取る意向について照会する文書が提出されました。これを受け、現在、庁内におきまして、県住宅供給公社跡地検討委員会の中で並行して検討を進めております。また、東京大学によりますと、今回の移転計画は大学の学園債整備計画の一環であり、二宮果樹園跡地の売却も計画に位置づけられているということでした。このことから、今後、町が仮に買い取りの方向で動いた場合、価格の交渉がされるわけですが、全体の計画の中に位置づけられたものなので、かなり難しい状況が予想されます。さらに、町の財政は県公社計画跡地の買い取りからも一層厳しい状況になることは必至であり、財政状況や土地利用にかかる法制度から見れば、議員のおっしゃるとおり、相当に慎重な対応が必要と考えております。東京大学からの文書に対する回答は3月14日が期限となっておりますが、文書をいただいてから回答期限までの期間が短いことから、今回の町からの文書では、回答期限を延ばしていただくことをお願いすることで調整しております。いずれにいたしましても、なるべく早い時期に町の方向を示さなければなりませんが、土地の必要性はもとより、町の財政状況を十分踏まえた選択をしてまいりたいというふうに考えております。
 吾妻山公園の今後の管理運営についてです。直営ということで当然、道路公園課長が一番トップにいるという位置づけに組織図としてはなっております。緑地係がその下にいて、あと、樹木管理アドバイザー、そういうボランティアに近い人の協力を得たり、統括管理者(二宮町が選出する人)、サブリーダー(生きがい事業団が選出する人)というような管理体制のもとに、事業団のほうから派遣されたチームが毎日ローテーションで来るという計画です。生きがい事業団のほうでも何十人というチーム編成で進めてもらっておりますので、4月から一遍にどういうふうになるのかという心配もありますが、逆に、むしろゆっくりやろうという感じで今、進めるように言ってあります。経費的には、先ほど城所議員がご指摘の、前年対比で20%の経費削減、18年度と比べると40%という経費削減がなされます。来年度、20年度は4月からスタートするのですけれども、21年度に向けて園内のバリアフリー化、老朽化した施設の再整備を実施し、多くの来園者に安心、安全、快適に過ごしていただけるよう、補助金申請でやっていこうという計画も持っております。
 今までの美鈴産業さんの功績というか、今日、ここまで有名にしていただいたということはもちろんわかっておりますし、それをなくしたらどんなに騒いでもお正月から来る人がいなくなってしまうということもわかっております。これから10月から11月ぐらいの種まきが一番神経を使うところです。ただ、植物というのは、余り過保護にしてはいけないのです。ですから、意外に、早まきの種ということでやれば、12月、1月には咲くのではないかと。今までもいろいろなことがあって、天候、雨で種が流れてしまって急遽、苗を植えたことも今までの経過の中でありました。私が議員のときに苗を一生懸命に運んだことを覚えています。ですから、いつも同じような状況ではないということは事実ですが、なるべく、これだけ有名になってしまったということから、同じような状況がつくれればいいなというふうに考えております。当然、ミーティングをしっかりして、話し合いを常にしながら管理を進めていこうということで、その辺のことは今、ここで言うのもあれですが、お手並み拝見というか、心配していてもしょうがないし、そうかといって挑戦しなければやれなし、何しろ経費節減ということでスタートしたのですから、やっていきたいと思っています。早速、今の菜の花が5月過ぎぐらいにはもう終わりになります。今度はコスモスの種まきをしなければいけないということで、いろいろと変化に応じて仕事が増えてきます。そういうことから作業を、大きなスペースを管理するわけですから、当然、トイレの掃除から、北側の道、いろいろなところの作業を順番に割り振りながらやっていこうということで、きっといい状況が生まれるのではないかと期待しております。
 最後に、人道橋です。結論から言うと、予算がなくて見送ってしまったと。必要なことはよくわかっておりますし、また、地主さんの松本さんからも接触の中で「早くしろ。協力するぞ」ということも言われております。だから早くしたいのですけれども、今回、いざこれを実行することになると多くのお金が必要なのです。高いのです。1億3,000万円、4,000万円ぐらいかかってくるということです。それでもやるのですが、20年度に調査をし、21年度に用地獲得、22年度設置というような筋書きで挑戦してみようと思っております。今年の4月からの年度が二宮町元年という感じなのです。こんなことに本当に直面して、基金も底を打ち、余分なお金が出てこない。福祉センターのパイプが破損して300万円、200万円というお金を出すのに補正を組む。ところが、工事をやり始めたら全部壊れてきてしまった。これはとてもじゃないけど、やれないから、全面をやるようになって1,000万円かかるということを言われております。そういうことも時期的に、老朽化して、35年だそうですけれども、これからどんどん出てくるのではないかということも踏まえて、その中で優先順位をつけていくしかないのです。その裏では、いかにむだな、または効率の悪いものを切っていくかということをしながら大事なことを先にやる。それに対する批判は当然出るかもしれません。でも、もうパイが1つなのだから、それ以上やれないわけです。なるべく補助金事業、補助金を使いながらやっていこうという姿勢で、吾妻山にしてもそういうことの一環として、先に手を打っておいてよかったなと思うんです。本当に20年度は試金石という感じで取り組んでいきたいということです。ですから、人道橋については21、22、23年の間に、それと並行して1軒のおうちも、相手の人、代理人がかわったのです。いろいろなこともあって、同時並行で進めば、あそこがスッとできるのかなという気もしますが、そういうこともなかなか、テーマとしては大変なことで、挑戦していきたいと思います。よろしくお願いします。


◯議長【井上良光君】 城所議員。


◯9番【城所 努君】 最初の質問ですけれども、町長の今後のまちづくりです。今、町長が最後のほうに述べていましたが、今年が元年だということだと私も思います。昨年は、11月に当選して3月だから、自分が思っていてもなかなかできなかったという点はあると思います。今年は1年たったから、やはり自分の、坂本町政が今後どういうまちづくりを進めていくのかというのが、この施政方針から全く見えてこないというのがあります。先ほど言ったような、足腰が強いまちづくりだとか、いろいろ、総務がつくったような答弁書をバーッと読んだのでしょうけれども、一般的な、そうではなくて、坂本町長がどういう町政を目指していくのかという大義名分というのがあると思うんです。そこは施政方針なり予算書に少しでも見えてくると、そういう方向を見せていただきたかった。
 前にも言いましたが、例えば、西山町長は、いいか、悪いかは別だけれども、「福祉のモデルまちづくり」というのを掲げました。例えば、予算書に、今で言えば、自立支援法とか、いろいろなところに福祉のモデルまちづくり事業といって、自分がやったわけではなくて、県の仕事でやって、ただつけただけですけれども、わかりやすいわけです。西山さんは、福祉のモデルまちづくりをこれから進めていくのだ、それから、もう1つは協働のまちづくりを進めていくのだ、みたいな、そういう1つの旗印みたいな、坂本町政の旗印みたいなものをつくっていったほうがいいのではないかと思うわけです。
 だから、先ほど、これは皮肉を言っているわけです、3つの最重要事業、これが最重要事業なのか。例えば、町長の選挙公約からは全く逆な、矛盾したものが第一の最重要事業になってしまうわけです。これ何かも全く違うのではないかというふうに私は思います。2年目を迎えてこれからどうやって進めていくのか、確かに財政的に厳しい面もあるでしょう。でも、財政的に厳しいというのは、今までだって、古澤さんでもそうだったし、みんなそうなのです。みんな厳しい中でやってきているわけで、そこのところはやはり、坂本町長が今後どういうまちづくりを進めていくのかということをもう少し明確に示したほうがいいだろうということなので、もう一度、自分の言葉でご答弁をお願いいたします。
 それから、園試跡地の問題です。私が財政計画のビジョン、シミュレーションを示せというのは、5年後には、いや応なしに10億円以上の借り入れをするわけです。そうでしょう。そのときに、今の町の財政から言ってどういう状況になるのか。先ほどから出ている起債制限比率とか、そういうものがどういう変化をするのか、こういうところをきちんとシミュレーションするのではないでしょうか。私が、一番問題といいますか、指摘をしたいのは、これを買うのは最大の決断でしょう。それを、そんなことは何にも触れていない。最後にちょっと議会からの要望とか、採択や関係機関にご協力いただいたというだけです。きちんと財政計画、5年後にはこういう返済をしていくのだということを明確にこういうところに示さなければおかしいのではないか。この園試跡地の買い取りというのは、二宮の町の事業としては、何に使うかは別にしても、私は最大の事業だと思うんです。先ほど、まだあそこをどういうふうに利用するのかわからないから細かい財政計画は示せないのだと言いますが、先ほど、3割か4割の交付金がもらえる可能性はあるのだと言っているわけです。そういうものをもらったときにどうなるのか。そういうシミュレーションをきちんと出すべきではないのか。
 前にも私は言いましたけれども、じん芥焼却場の大改造計画があったというのは前に言いましたね、そのときに起債シミュレーションというのを町は出しています。そのときには、平成11年度に起債額は幾らで、償還金が幾ら、利子が幾ら、起債制限比率が幾つになったと、平成15年には幾ら借りて、幾ら返して、それで幾らになるというのを出しているんです。そのぐらいのことができないはずはない。最大の買い物をするのに、5年後に町の財政は一体どうなるのかということを町民に聞かれて、まだ補助金がつかないからわからないのだとか、使い道、あそこをどう利用するのかわからないから、そんなことはわかりませんと、そんなことでいいのかと、私はそう思うんです。ですから、せめて、今わかっている範囲できちっと幾つかのシミュレーションを出して、こういう方向になる、多少苦しくなるけれども、何とかやっていかれるのだというものを出さなければいけないと思うんです。
 いろいろあるのだけれども、例えば、土地売り払いです。公共用地売り払いで、先ほど言ったように、今は使っていない土地です。例えば、正泉寺跡地、町は幾らで、進入路の整備が必要だけれども、1億3,258万円で売却、これは評価額で出しているわけです。松根の公会堂跡地、これも単価、平米7万7,818円で1,711万何がしだと出ているわけです。3億円の中には代替え用地として現在使用中の土地も含まれているわけです。それも北口駐輪場の用地とか勝負前の駐輪場を使っています。あそこを整備して売らなければいけない。こういうものを含めて、先ほど言った数億円のお金がここで出せる。けれども、これが本当に4年間の間にきちんと整備できるのかという問題もあります。それから、先ほどの国庫補助金も5年後に申請するわけでしょう、町が一括で戻すときに、5年後に申請するのでしょう。今の国の情勢からいって、本当に補助金がもらえるのかということだって、私は非常に心配をするわけです。そういうものを含めて、もうちょっときちっと起債シミュレーションを町がすべきだと思いますが、もう一度お答えをいただきたい。
 それから、吾妻山公園です。吾妻山については、今まで何十年ですか、20年近く美鈴産業さんが管理をやっていて、今回、町直営ですから大きな転換だと思います。ただ、先ほど言いましたけれども、経費節減をしたから公園が荒れて菜の花も咲かないと、こういう状況になったら困るわけです。働いている人たちにいろいろ話を聞くと、やはり菜の花というのはそう簡単ではない、手入れが必要だし、ある程度のノウハウも必要だという話も聞くわけです。そういう中で本当に町直営にして大丈夫なのか。それから、今後、吾妻山公園はどういう公園にしていくのかということを、ただ経費削減が表に出てきて、今後の公園づくりがどうなっていくのか、全くこれでは、今度の施政方針でも説明でも見えないわけです。予算説明書にも出てこない。最重要事業の1つとしてそういうことでいいのか。やはり、もっと町民の方々が「菜の花が咲くのか、大丈夫か」と言っているのだから、それはそれとしてちゃんとわかるように町が説明するということです。私は、ある程度聞きました。いろいろな、甚目寺さんにいろいろアドバイスを受けるとか、今まで公園に勤めていた人が頭に立っていろいろやるというお話も、ある程度聞きました。いずれにしても、本当に町民の方々が心配しているのです。そういった点で、やはり町が今後の吾妻山公園はどうしていくのかということをもっと明確にする必要があると思うので、そこをもう一度お答えいただきたい。
 それから、人道橋の延長です。町長も必要性はわかっていらっしゃるので、ぜひ早くやっていただきたい。見ていると相当、車が、朝7時から9時までは進入禁止で入りませんからいいのですが、向こうから車、東から入ってくる車というのは相当来ています。それから、下校時はそういう車も来ますので、ぜひ、おりて横断をするということではなくて、児童の交通安全のためにも、確かに予算的に大変だと思います。担当に行って聞いても、例えば、松本さんのところのアパート1部屋では無理ではないか、2部屋つぶさないとできないのではないかという話も聞きます。いずれにしても、そういう協力を受けられるならば、なるべく早く設置していただきたい、これは要望しておきます。


◯議長【井上良光君】 町長。


◯町長【坂本孝也君】 大分ご心配をおかけしているようで、ありがとうございます。でも、やってみなければわからないのですよ、菜の花とか、そういう植物は。いや、大丈夫ですよと、それでいいのかというと、正直に言えば、必ず咲きますよと言えば咲きますよ。ただ、本当に12月1日に咲くのか、12月1日に咲かせるにはどうしたらいいかとか、1月1日にはもう満開ですよとか、そういうことは今の時点では言えない。これはどういう冬が来るのかわからない。植物というのはそういうものです。いろいろな作物もそうだと思いますが、そういう意味では、予約ができないのです。それは私は花屋だったし、園芸もやっていましたから、そういうことはよくわかります。正確に言うと、やってみなければわからないのです。でも、それには最大限のノウハウをいろいろみんなから、今まであそこに菜の花をやっていた人が来るのです。美鈴さんではありません。でも、そういう人をスタッフに入れたり、そういう意味では、みんな努力をしています。同じことを、せめて菜の花だけは同じようにしたい、それが今の吾妻山のテーマです。そこからもう一歩前進しなければいけないのですが、絶対大丈夫ですから、それは心配しなくてもいいです。だめだったら、お金はかかりますけど苗を植えてしまえばいいです。苗があったんです。去年の暮れに、秦野のジバサンズへ行ったら売っていたのです。吾妻山と同じ成長の度合いの苗だったのです。生産者はやっているんです。それは1株80円でした。種は2円とか3円の世界です。そのようなことは、いろいろな情報が集まれば、万が一失敗してしまったと、それは困ってしまうから、急遽、秦野の生産者を探してということになると思いますが、いずれにしてもそういうふうにならないように心がけてやりますということで取り組みを始めておりますから、ご心配はあると思いますが、ぜひ、「大丈夫だよ」と皆さんに言ってください。「町長は花屋だから何とかなるだろう」と、こう言ってください。
 それから、積み替えをやらないと言っていて、それが最重要課題の一番最初に来ているのは、本当にそうだと思ったのだけれども、今の状況だと、積み替えをしないでいける可能性も実際には、シミュレーションの中ではちょっと出てきたのです。けれども、どうしても時間差が出てしまうのです。それでやはりだめだということで、積み替えは必要だということになるのです。そういう意味で調整はしています。でも、そんなことにこだわっていて、皆さんのごみ行政が頓挫したら、そのほうが、私は、公約違反ですが、公約違反だからと言われても、まずは皆さんのごみをきちんとしたほうがいいでしょう。そういうことでやっております。
 それから、もう1つ、先ほども言いましたように、いろいろな意味で曲がり角の1年、去年は本当に私は、なったばかりで知らなかったのです。予算もきちんとやってもらいましたし、そのまま頑張っていればスイスイと。ただ1つだけ、「1億5,000万円ぐらい町長の予算があるよと言っていたけど、いつの間にか何にもなくなった」と言われて、「ああ、そうかね」ということだったんです。でも、それだけのことが事足りる予算だったんです。今年、やはり同じことを最初に言われました。けれども、財政調整基金が5,000万円しかない。もうないと、あるのだけれども、これは使えないというようなことが見えるようになって、それで、やはり、これはふんどしを締めなければいけないと。予算を査定しているときに、私だけではなく三役みんなそうだったのです。これは尋常なことではないと。このまま行ったら倒産してしまうと。でも、口約束ですけれども、それがはっきりわかってきたのはラディアンの裏を買うという後の話なんです。だから、買うのは決めてしまったから買わなければいけないのですけれども、振り返ってみて、もし知っていたら、今から思えば怖くて買えなかったと思います。「えい、買ってしまえ」と簡単にしちゃったのですが、こんな状況の町だとは思わなかったというのが本音です。
 ただ、まだまだ甘いところもあるんです。これからいろいろとやっていきます。だから、そういう、むだと思われること、長年のいろいろな歴史の中で、そういう伝統みたいなことで来てしまっているものを、とにかくいろいろ精査して、やはりスリムな町行政をつくり上げれば、きっとやりこなしていかれるのではないか。来年、ここでこういう答弁をするときに、「やはり、だめだったよ」と言うのかどうか、1年間、今年の1年、4月からやりますということで、本当に真剣にもう、再来年の予算を1年かけてやっていこうということで、それほどみんなが青い顔になっているのが実情です。だから、当然、今のこの時点で東大は買えないと思います。とても無理です。
 ただ、あと1つだけ、やはり4月になったら知事に会いにいってきます。調整区域を市街化に直せないか、しかも5年ぐらいの間に直せないか、これは町を救うことになるのだけれどもということで行ってこようと思っています。「だめだよ」と言われたら、「じゃあ、どうぞ」と、もう、買うことはやめます。7月ごろまでに返事をするのでまだ時間はあるのですけれども、今の状況を見ると、とてもそんなところに手を出したら、それこそ、ただ、調整が市街化になれば、これらは救いの神です。そうだと思いますよ、半分売り払えばいいのですから。それは県会議員さんにもみてお願いしてあります。赤井さんにもお願いしてあります、県ですから。町がそういう姿勢で調整して、県からオーケーが出るという話ですからやりたいのですが、今のところとても無理だと。「15年かかっても、なるかどうかわかりません」というのが町の職員の答えです。でも、そこにぶら下がっているのですから、まだまだ諦めてはいない、たった1つ、そこだけです。だから、もう県知事に直談判してやってみようと思っています。それが4月のテーマです。ですから、大蔵さんに会いにいき、県知事に会いということで、もう一度、1年前に自分が振り戻って、とにかく動こうと。じっと待って町の中にいたのではだめだということで動き始めます。ですから6月議会にはそういう答えが全部出ます。「だめでした」と言うかもしれませんし、「いや、うまくいきそうだ」と言えるかもしれません。
 それから、土地の売り払いですが、私のところにそういう情報はまだ来ないのです。まだまだあるんですよ、土地は。私が知っているだけでも4カ所あるのです。それは狭いですよ。担当は大きなところに目星をつけていますけれども、この際だから、猫の額でも売ってしまえ、駐車場1台確保できるというのでも欲しい人はいるのです。だから、この間、中里で、「家の前の道のところに町有地があるので買えるのか」という電話も来ています。「きっと買えるはずだと」と言っています。そういうところも全部洗って、4月に年度が変わったら早速そういうものを情報として出してやりたいと思っています。だって、海岸のところの、中道に入る道、小沢局長の土地だったけれども、なぜ全部要るのか、機材置き場が半分でいい、半分売ってしまえばいいのではないか。いろいろなそういうことが起きますので、2億と言わず、3億、4億ととにかく何とかやっていきたい。
 先ほどの松根の公園はだめなんです。だって、だれが見てもだめなんです。つばき園の跡だから、そうじゃないんですか。買えそうなところなんですか。私にはまだ情報が来ないのです。
 それから、もう1つ、例えば、倉庫としてお金を払って借りている建物があります。町のところに倉庫を建てたらどうか。住宅なんかが建たないところに倉庫を建てて、家賃を支払うのをやめてしまう。それだって経費節約になるわけです。まだまだいろいろやることはたくさんあるので、それで税収を埋めるところまではとても行きませんが、先ほどの5億に全然追いつかないということにはならないと思います。ですから、4月からそういうことを順次やっていきたいと思います。


◯議長【井上良光君】 城所議員。


◯9番【城所 努君】 町有地を売却しろと言ったのは、私が昨年9月議会で、もう処分したらどうかと言った本人ですから、ぜひそういうことをやってほしいわけです。今、言ったように、いろいろな小さな土地も確かにあるでしょう。そういう土地だって、それだったらどんどんやればいい。答弁はないのだけれども、総務部でもいいのですか、こういうものを売ってシミュレーションをきちんと出してください、5年後にどうなっているのか。出さなければしょうがないでしょう、一定部分。5年後に補助金申請をするわけでしょう、それで一括でもらうと。それは本当に不安なんです。だって、今の国の制度がコロコロと、交付金が変わったり、補助金が変わったり、そういう今の自民党政治の中で、どんどん削っているわけですから、本当に心配なわけです。そういうものも含めて本当に大丈夫なのかどうか。町の中でグルグルとない頭を突き合わせて議論してもしょうがない。どんどん本当にもらえるのかやらなければだめだと。ですから、きちんと出してください。ここで出さなくてもいいから、きちんと後で、こういうふうになると、前の収入役だって、池田助役のときだったか、こういう財政計画はみんな出しているのです。それくらい何でできないのですか。ただ、つくらなくなったからということだけど、きちんとそういう大きな買い物するときにはそういうものを出すのが当たり前の話です。それを町はやっていないということです。
 それから、何かいい方向に行けばいいけれども、私も、今のままでは財政破綻を来す恐れがあるので、東大農場というのは魅力はあるけれども、慎重にしたほうがいいだろうということで、これは言っておきます。
 それから、吾妻山公園の菜の花ですが、今年、植えたでしょう。全部枯れてしまったじゃないですか。町長が公園課と行って、石井さんのところに菜の花を植えたでしょう。あれ、全然咲いていませんよ。ですから、そう簡単にいかないんです。あれは全部枯れました。行ってきてください。私もきのう、行ってきましたから、咲いていません。そのぐらいで、やはりそんな簡単に、買ってくればいいのだという話ではなくて、やはり、今度の町直営になったときに、先人の残した遺産をきちんと町が引き継いでいくという立場に立って、ぜひやっていただきたい。今後、吾妻山公園の魅力を倍加して観光客をどんどん引き入れる方向に持っていっていただきたい。
 私はきのう、中里の石川八百屋さんで聞いたら、「やはり違う」と言うんです、「菜の花のときはお客さんが来る」と言うんです。そういう経済効果は、ないようだけれども、ある。それから、梅沢の、町長も時々行かれるアジサイも、今まで日曜日はやっていなかったのだけれども、そのころは日曜日もきちんと店をあけるという経済効果があるわけですから、やはり、町の1つの観光の目玉として、ブランドの問題でも、吾妻山をメインにしたブランドをつくることも考える必要があると思います。町民の期待が大きいので、ここはぜひやっていただきたいと、要望して終わります。


◯議長【井上良光君】 これをもちまして城所議員の総括質疑を終結いたします。
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   日程第2 二宮町選挙管理委員会委員及び補充員の選挙について


◯議長【井上良光君】 日程第「二宮町選挙管理委員会委員及び補充員の選挙について」を議題といたします。
 これより二宮町選挙管理委員会委員及び補充員の選挙を行います。
 お諮りいたします。選挙の方法は地方自治法第118条第2項の規定により指名推薦といたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
            (「異議なし」との声あり)


◯議長【井上良光君】 ご異議なしと認めます。よって、選挙の方法は指名推薦と決しました。
 お諮りいたします。指名の方法は議長において指名いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
            (「異議なし」との声あり)


◯議長【井上良光君】 ご異議なしと認めます。よって、議長において指名いたします。
 それでは、選挙管理委員会委員は、樋口武夫さん、柴山 進さん、川口喜宏さん、宮戸俊郎さんを指名いたします。
 お諮りいたします。ただいま指名をいたしました4名の方々を二宮町選挙管理委員会委員の当選人と決することにご異議ございませんか。
            (「異議なし」との声あり)


◯議長【井上良光君】 ご異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました4名の方々が二宮町選挙管理委員会委員に当選されました。
 次に、補充員は、添田 實さん、小林數豊さん、二見 茂さん、橘川卓司さんを指名いたします。
 お諮りいたします。ただいま指名いたしました4名の方々を補充員の当選人と決することにご異議ございませんか。
            (「異議なし」との声あり)


◯議長【井上良光君】 ご異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
 よって、ただいま指名いたしました4名の方々が二宮町選挙管理委員会補充員に当選されました。
 次に、補充員の順序でございますが、ただいまの指名順でご異議ございませんか。
            (「異議なし」との声あり)


◯議長【井上良光君】 ご異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
 なお、選挙管理委員会委員及び補充員の任期は、平成20年3月26日より平成24年3月25日までの4年間でございます。よろしくお願いいたします。
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   日程第3 平成20年度予算審査特別委員会の設置について


◯議長【井上良光君】 日程第3「平成20年度予算審査特別委員会の設置について」を議題といたします。
 お諮りいたします。本定例会初日に議会運営委員長より報告がありましたとおり、議案第16号、第17号、第18号、第19号、第20号、第21号については、総務建設経済常任委員長を含め、各常任委員会より各2名、各会派より各1名と副議長の合計7名の委員で構成する平成20年度予算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、審査したいと思いますが、これにご異議ございませんか。
            (「異議なし」との声あり)


◯議長【井上良光君】 ご異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
 それでは、特別委員会の委員の選任のため暫時休憩いたします。
                          午後3時35分 休憩
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                          午後3時36分 再開


◯議長【井上良光君】 休憩前に引き続き会議を開きます。
 お諮りいたします。ただいま設置されました平成20年度予算審査特別委員会の委員の選任については、委員会条例第7条第1項の規定により、西山幹男副議長、杉崎総務建設経済常任委員長、西山宗一議員、原冨士徳議員、池田 宏議員、根岸ゆき子議員、城所 努議員の7名を指名したいと思いますが、これにご異議ございませんか。
            (「異議なし」との声あり)


◯議長【井上良光君】 ご異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
 暫時休憩いたします。
 なお、3時40分より予算審査特別委員会を第一委員会室で開催しますので、よろしくお願いします。
                          午後3時36分 休憩
   ────────────────────────────────
                          午後3時48分 再開


◯議長【井上良光君】 休憩前に引き続き会議を開きます。
 休憩中に予算審査特別委員会が開催され、正副委員長が決まりましたので発表いたします。委員長に西山幹男副議長、副委員長に杉崎議員がそれぞれ決定いたしました。
 なお、日程について委員長よりご報告をお願いいたします。


◯議長【井上良光君】 西山幹男議員。
         〔予算審査特別委員長(西山幹男君)登壇〕


◯予算審査特別委員長【西山幹男君】 それでは、平成20年度予算審査特別委員会の委員長報告を申し上げます。
 平成20年度予算審査特別委員会の審査日程でございますが、お手元に配付のとおり、3月13日(木)には午前中に現地視察を行います。その後、総務部税務課、総務課、及び出納課、財政課、選管及び監査、議会の審査を行います。3月14日(金)は消防関係と企画室、地域推進課、民生部福祉課の審査を行います。3月17日(月)は民生部関係の審査を行います。3月18日(火)は経済環境部と建設部関係の審査を行います。3月21日(金)は教育委員会関係の審査を行います。その後、討論・表決を行います。
 以上が審査日程でございます。
 次に現地視察でございますが、5カ所を行います。視察は町のバスを利用し順次回ります。視察場所及び回る順番ですが、最初に駅自由通路エレベーター整備調査委託、2番目に政策推進事業・新ごみ積替施設整備事業、3番目に(仮称)新学校給食センター整備事業、4番目に第一分団詰所整備事業、5番目に、予算とは関係ありませんが、西湘バイパス復旧工事を予定しています。
 なお、現地視察の当日の天候により多少の変更も予想されますので、よろしくお願いいたします。
 次に特別委員会は午前9時30分より第一委員会室で開催されます。先例に従いまして、傍聴議員の発言も許可いたします。
 なお、審査は委員会中心にいたしたいと思います。
 以上、平成20年度予算審査特別委員会の委員長報告といたします。よろしくお願いいたします。


◯議長【井上良光君】 ただいまの委員長の報告のとおりで、これにご異議ございませんか。
            (「異議なし」との声あり)


◯議長【井上良光君】 ご異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
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◯議長【井上良光君】 以上で本日の日程は終了いたしました。これにて散会いたします。
 なお、次回の本会議は3月12日午前9時30分より開催されますので、よろしくお願いいたします。ご苦労さまでした。
                          午後3時52分 散会