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神奈川県 大磯町

平成20年 3月定例会(第 8日目 2月28日)




平成20年 3月定例会(第 8日目 2月28日)





 



平成20年


       大磯町議会3月定例会会議録(第8日目)





   平成20年2月28日、大磯町議会3月定例会は、大磯町議会議場に招集された。





議事日程第3


平成20年2月28日 午前9時開議





日程第1       一般質問





本日の会議に付した事件ならびにその結果


   1 一般質問 


      


出席議員  14名


  1番   渡 辺 順 子 君


  2番   山 口 陽 一 君


  3番   三 澤 龍 夫 君


  5番   高 橋 英 俊 君


  6番   坂 田 よう子 君


  7番   竹 内 恵美子 君


  8番   奥 津 勝 子 君


  9番   百 瀬 恵美子 君


 10番   浅 輪 いつ子 君


 11番   清 水 弘 子 君


 12番   柴 崎   茂 君


 13番   山 田 喜 一 君


 15番   鈴 木 京 子 君


 16番   土 橋 秀 雄 君





欠席議員   な し





地方自治法第121条の規定による説明のために出席した者の職氏名   11名


 町長            三 好 正 則 君


 副町長           吉 川 重 雄 君


 教育長           福 島 睦 惠 君


 総務部長          鈴 木 一 男 君


 町民福祉部長        柳 川 正 夫 君


 環境経済部長        鈴 木 完 一 君


 都市整備部長        島 村 行 成 君


 教育委員会教育次長     二挺木 洋 二 君


 消防長           今 井   正 君


 監査委員事務局長      山 口 明 男 君


 部長(防災・地域推進担当) 河 野 憲 之 君





職務のため出席した者の職氏名


 議会事務局長        荒 木 誠 一


 議会事務局長代理      岩 田 隆 吉


 書記            山 口 章 子





(午前 9時00分)  開議


○議長(百瀬恵美子君)  おはようございます。定刻に御参集いただきまして御苦労さまです。


 ただいまの出席議員は14名全員であります。





◎開議の宣告





○議長(百瀬恵美子君)  これより3月定例会第8日目の会議を開きます。


 2月15日午前9時から議会運営委員会が開かれておりますので、議会運営委員会委員長から報告を願います。


 議会運営委員会委員長・山田喜一議員、お願いいたします。


         〔議会運営委員会委員長(山田喜一君)登壇〕


○議会運営委員会委員長(山田喜一君)  皆さん、おはようございます。議会運営委員会委員長の山田喜一です。


 2月15日に議会運営委員会を開きまして、一般質問の時間割につきまして審議し、決定いたしましたので報告します。


 まず、3月定例会の一般質問につきましては、11名から30問ありました。それぞれの希望時間がありましたけれども、議会運営上、質問希望時間の10%を減らす調整をさせていただきましたので、よろしくお願いをいたしたいと思います。


 まず、第1日はきょうこれからですけれども、清水議員が3問で45分、2番目に、高橋議員が1問で30分、ここで20分休憩をとりまして、3番目に、山田が4問で80分ということで12時まで行わせてもらいます。そして1時間休憩をとりまして、4番目に、渡辺議員が1時から2問で45分、次に土橋議員が1問で60分、ここで20分休憩をとりまして、6番目に、最後に山口議員が5問で80分、15時5分から16時25分までということで、本日は16時25分に終了という予定であります。


 2日目につきましては、9時から、一番初めに奥津議員が2問で40分、次に、三澤議員が2問で50分、ここで20分休憩をとりまして、次に、柴崎議員が10時50分から3問で80分、その後昼休み休憩をとりまして、1時10分から浅輪議員が2問で80分、その後は20分休憩をとりまして、鈴木議員が最後に5問で80分で、終了は16時10分を予定しております。


 以上でございます。議員各位の御協力をよろしくお願いいたします。


         〔議会運営委員会委員長(山田喜一君)降壇〕


○議長(百瀬恵美子君)  直ちに本日の日程に入ります。議事日程は、お手元に配布したとおりです。





◎日程第1 一般質問





○議長(百瀬恵美子君)  日程第1「一般質問」を行います。質問の通告がきておりますので、通告の順序に発言をしていただきます。質問と答弁は簡単明瞭でお願いいたします。


 11番・清水弘子議員、お願いいたします。


○11番(清水弘子君)  おはようございます。11番・清水弘子でございます。通告のとおり3問質問いたします。


 第1問、食の安全性と地産地消の取り組みは、また、学校給食はどうかです。中国製ギョーザの問題から食の安全性が社会問題になり、学校給食について心配される保護者もいます。大磯町の小学校の給食は自校方式ですが、冷凍、加工の割合について、また、地場産の野菜などはどのくらいの割合で使われているのかお伺いします。現在、米飯給食は週2回ぐらいと聞いていますが、ふやしていく考えはあるのかどうかお伺いします。


 国において、平成17年7月食育基本法が制定されました。先般視察した高知県や南国市では、食育推進計画を策定しています。高知県南国市後免野田小学校に先般視察しました。「食農教育」を学校教育の主要な柱として、農業体験や学習を通して食べることの大切さや、食べ物がどのようにつくられているかを知り、「望ましい食習慣の形成」「食べることの自己管理能力」の向上に努め、取り組み、実践されています。大磯町でも「食育推進計画」を策定し、進めていかれると思うが、現在どこまで進んでいますか。また、町独自の取り組みについてお伺いします。


○議長(百瀬恵美子君)  町長。


○町長(三好正則君)  おはようございます。11番・清水弘子議員の御質問にお答えいたします。


 「食の安全性と地産地消の取り組み状況は」の御質問でございますが、国では、国民が生涯にわたって健全な心身を培い、豊かな人間性をはぐくむことができるよう、食育を総合的、計画的に推進するための法律として、平成17年6月「食育基本法」を制定いたしました。さらに、食育の推進に関する施策についての基本的な方針等を定めた「食育推進基本計画」が平成18年に策定されました。これを受けまして、神奈川県でも「食育推進基本計画」を今年度中に策定すべく検討を重ねておりまして、現在、私も町村長の代表として「かながわ食育推進県民会議」のメンバーとなり、会議に参加しているところでございます。


 本町では平成18年8月に、各担当部署の職員によりまして「食育推進協議会」を立ち上げ、「町の食育に関する検討および審議」、「町民の食育に関する基本的な事項の計画」、「保育園・幼稚園・小中学校の児童・生徒に対する食育について」、「環境・健康に配慮した地産地消について」及び「食文化の再構築について」の5項目に関しまして検討を行っております。そして平成20年度中には「大磯町食育推進計画」の策定を予定しておりまして、現在のところ素案の骨子部分として、安心安全な食の確保や地産地消の推進、また、食文化の再構築など、各担当部署で展開している事業を収集いたしまして、体系づける作業を進めております。


 また、議員御指摘のとおり、食に関するさまざまな問題が報道されておりますが、心身ともに健やかに生きるかなめとなる食生活に関して、改めて関係部署のみならず、地域と一体となった食育の推進が必要になっていると感じております。このような観点からも、大磯町食育推進計画の策定とあわせまして、町民の皆様とともに食育活動を展開してまいりたいと存じます。


 なお、学校給食の関係につきましては、教育長に答弁いたさせます。


 以上でございます。


○議長(百瀬恵美子君)  教育長。


○教育長(福島睦惠君)  11番・清水弘子議員の御質問にお答えをいたします。


 はじめに、食の安全性についてでございますが、「食」という字は「人を良くする」と書きます。食べることは、命をはぐくみ、命をいただき、命をつなぐ営みであるというふうに考えております。中国製ギョーザの問題は、このことと全く正反対の出来事でございました。中国製ギョーザの問題に関して、両小学校では回収対象となった製品を含めて、中国製冷凍加工食品は使用しておりません。また、保護者の皆様には、学校長名でその旨を文書でお知らせをしたところでございます。


 大磯町では、大磯小学校が昭和37年から、国府小学校は昭和39年に学校給食を開始しました。当初から自校方式をとっており、安心・安全な素材を給食室で調理して提供する方針で実施しております。食材は国産で、添加物のできる限り少ないものを使うように心がけております。


 次に、冷凍加工食品の使用についてですが、給食室では時間的に調理が難しいもの、例えばギョーザ・シュウマイ・メンチカツなど、栄養士が原材料が国産かどうかなどを細かくチェックした上で、月平均3回程度使用しております。


 次に、「地産地消」についてですが、平成15年度から農協と地場産物活用に向けて話し合いを重ね、年々品目をふやしてきた経過がございます。具体的に申し上げますと、毎月農協と連絡をとり、翌月の給食で必要な野菜・果物をどれくらい供給してもらえるか確認し、発注するという形をとっております。その結果、年間使用野菜総重量の約4分の1が大磯産の野菜となっております。さらに、毎月の給食の献立表の中で、今月の地場産物野菜を紹介するなど、児童や保護者にも地場産物活用のPRを行っております。なお、地場産の魚介類につきましては、学校側が求める規格や量などの問題から仕入れが難しくなっておりますので、現在は使用しておりません。いずれにいたしましても、食育の推進からも地場産物の消費は推奨されておりますので、今後も積極的に地場産物の利用を考えております。


 次に、「米飯給食の回数」についてですが、平均すれば週2回となっております。少しずつではございますが、増加はしております。


 最後に、「食育推進」につきましては、既に小学校においては指導計画に基づき、給食の時間をはじめとして、家庭科や総合的な学習の時間、特別活動の時間などに「食に関する指導」や学習が行われております。平成18年に、政府の食育推進会議において決定された「食育推進基本計画」に基づいて、学校においても食育の推進に向けた一層の取り組みに努めるようにとの通知が文部科学省からございました。その取組みの一つとして、各小学校では、栄養士がクラスに出向いていって、担任とともに積極的に食に関する授業を展開する機会もふやしております。また、食育における農業体験的学習として、小学校では、生活科や総合的な学習の時間などに作物の栽培・収穫・調理・加工品づくりを行っており、児童の食に対する関心を高めるとともに、児童にとって大変有意義な体験となっております。


 以上です。


○議長(百瀬恵美子君)  11番・清水議員。


○11番(清水弘子君)  町長と教育長からの御答弁。教育長がその中で、米飯給食は週2回であるということで、今後の取組みについて言明していらっしゃらないのですが、私、先般、1月31日に南国市の後免野田小学校というところに行きました。これはなぜ行ったかというと、ここは温かい御飯をいつも食べるという、そういう趣旨の学校でした。ですから、どんなふうに温かい御飯がきているのかということをまず知りたいと思い、また、高知県はもう既に食育推進計画を県で立て、南国市でもそれを食育ということを南国市のモデルにしてメインの教育活動をしているということでした。ですから、ここでは南国市というのは人口5万3,322人ということで、小学生が2,870人、学校は13校あるということでした。大磯町は人口が3万2,500前後ですから、それで2校ということ。それから1,600人前後の子どもたちがいるということで全くその状況は変わるわけですけれども、私が40人学級が何とか減らないとと言ったら、高知県は30人以下学級ですよと言われ、もうびっくりしました。そういう意味では、高知県がいろいろと問題を言われるけれども、子どもたちの教育には豊かな環境がはぐくまれているのかなと、本当にちょっと一瞬言葉が詰まってしまいました。


 この南国市も大磯町も学校給食というのは自校方式で、南国市の場合は13校が全部共通メニューで、私が行った31日は、この日だけはその学校独自に特別メニューができるということでした。ですから子どもたちのリクエストということで、お魚は切り身でしたから鮭、それから南国市の郷土料理のネギのぬたにサツマイモが入ってるという。それからおみそ汁、白菜なども入ってました。そのみそも皆さん、私たちの町でいえば食品改善のことをしてらっしゃる方たちが来ておみそづくりを学校でしてるというような状況でした。ここでも後免野田小学校というのは、農業地域と商業地域を統合した学校なんですけれども、農業の比較的田園地帯だったんですけれども、それでもやはり専業農家というのは2軒ということで、そしてやはり何をつくってるかというような、そういう農業に対しての子どもたちの関心というのも非常に低かったということを言われてました。そこで15年から食育教育ということで、学校教育に重要な柱として、農業体験や学習を通して食べること、そういうことをどうしてつくられているか、そして望ましい食習慣の形成や食べることの自己管理能力の向上。また、中心が米飯給食ですから、これは5日間米飯給食と、毎日日本食が中心になるというようなことでした。ですから、私がもらってきました。写真を撮らせてもらいました。こういうふうに炊飯器を調理室で何個か炊き上げたものを各教室に持っていく。1年生がこういう形で御飯をついでいる。これは私がいただいたものなんですけれども、私だけ特別すごいいいメニューなのかなと、盛りだくさんなのかなと思いましたから、子どもたちもこのぐらいぺろりとみんな食べてしまうということでした。ですから、そういう意味では子どもたちが野菜なども偏食が多い中で、自分たちで学校でも栽培し、また、ここの南国市は高知大学の農学部があり、農業高校がある。それからJAの直売所もあると。そういう中で子どもたちが日々学習しながら、野菜づくりや、また自分たちがつくったものが調理されるということで関心を持ってきたということでした。少し前であれば、本当に家庭で当たり前のことだったというふうに思いますが、いまでは学校給食の中で、いろんな意味で解決していかなければいけないのではないかというふうに思います。


 先ほどの、教育長からもお話がありました農協から4分の1の大磯産のものを入れているということで、ときどき多分つくられた方が学校に来てお話しされているのかなというふうに思います。ですから、私は何よりやはり子どもたちが生きる力、食べるということを通していろんなことを学んでいくということが必要だというふうに思っています。地産地消の推進、これは当たり前のことなんですけれども、これはフードマイレージ、いま低炭素社会とかいろんなこと言いますけれども、やはり遠くから入れていく。それから顔が見えない。そういう意味では安全性の問題とか国内の自給率の問題、それからいま穀物の高騰、そういうようないろんな問題が、この南国市の取組みを通して解決の道があるのではないかというふうに思っています。なぜ週2回以上は国小や大磯小では米飯が無理なのかということをお伺いします。


○議長(百瀬恵美子君)  教育次長。


○教育委員会教育次長(二挺木洋二君)  お答えいたします。


 なぜ米飯が2回以上無理なのかというような御質問ですが、さまざまな条件、まず炊くおかまが全学年を通してやるには2回炊いたりしなければいけないということで、大磯小学校の場合は半分ということなので、2回炊いて約60キロぐらいになるかと思いますけど、それを1、2、3学年、4、5、6学年と交代に毎日炊いてるというような状況でございます。国小の方は、やはりおかまが全校の半分の容量ですので、それは2度炊きして全校で1日おきにやってるというような状況でございまして、まずはおかまの問題が一つございます。


 それとパン食と違いまして、やはり給食作業員さんが盛ったり何かする時間もかかりますので、その辺の人の問題もあるかと思います。それとあともう一つは食器の問題で、いまはパン食を中心の食器になってございますので、お米の場合ですと、カレーライスをお皿に盛ったり何かするというようなことで、米飯中心になると、やはり専用のお米の食器も必要じゃないかというようなこと。それとあと、これは燃料費の関係ですけれども、南国市さんの場合のようにやると、燃料費も多少経費もかかるのかなというようなもろもろの問題がございまして、一度に多くの米飯の回数をふやすというのはなかなか難しいので、いま平均2回ぐらいですけれども、徐々に2回以上をふやしていきたいというような、そのような考えでございます。


 以上でございます。


○議長(百瀬恵美子君)  11番・清水議員。


○11番(清水弘子君)  大磯町もここで食育推進計画を立てられるということですので、学校給食というのはこれからの子どもたち、先ほどの町長がおっしゃられたような、いま神奈川県でもやっとここで素案ができてパブリックコメントを出されたということですので、そこの中では、なぜいま食についてやっていくのかという食育の必要性というのを、食を大切にする心の欠如、伝統ある食文化の喪失、栄養バランスの偏った食事や不規則な食事の増加、肥満や生活習慣病の増加、過度の痩身志向、食の海外への依存、食の安全上の問題の発生というようなことで県でも取り組んでいますし、大磯町もこれからつくろうとしている中で、やはり学校給食の中での中心をもう一回見直していく必要があるのではないかと思います。ここで学校の食べ物を通して教育の中で地域、生産者、そういうことだけではなくて、やはり米飯給食というのは、南国市さんのようにできないということではなくて、解決の一つの糸口がこの電気炊飯器にあるように思います。そして自分たちがきれいに盛って食べると、ここの取り組みにおいて、残飯つまり残渣というのがほとんど、パーセントでいって1割を超してるわけです。そのくらい平成15年より週5日の完全米飯給食によって、煮物や魚、あえもの、酢の物、そういう和食中心になったと。しかし、やはり学校に入ったときには家庭でいろんな食べ物を食べているので、4月の当初は残渣が多いんだけれども、やはり野菜づくりをしたり、さまざまなことを通して残飯というか残渣が少なくなっているという現状があります。大磯町においても、学校給食を細かくいろんな意味で取り組んでいらっしゃると思いますけれども、いま現状ではこの残渣というのはどのくらいあるんでしょうか。


○議長(百瀬恵美子君)  教育次長。


○教育委員会教育次長(二挺木洋二君)  お答えいたします。


 残渣の関係の御質問でございますけれども、18年度のデータでございますけれども、大磯町全体としてお答えいたします。まず、主食に関して白米は15%というような数字になってございます。主食の場合でも、お米でもいろんなものをまぜ御飯だとかした場合には7%、カレーなんかにする場合は、どんぶり物にする場合は3.5%と低くなってございます。それと主菜の方でございますけれども、豆類等が16%と高くなってございます。それと副菜の方ですと、海藻類が16%ということでかなり高い数字を示してございます。


 以上でございます。


○議長(百瀬恵美子君)  11番・清水議員。


○11番(清水弘子君)  先般、事業仕分けの中で、やはり大磯の自校方式ということに対して高く評価されていました。そしてぜひ大磯から独自のやり方で地消地産を頑張っていただきたいというようなことがありました。私もこういう事業仕分けというのは、そういう意味では食についてはまともな感じでいらっしゃるのだなというふうに思いましたし、小さな町ですので、ぜひ食育推進計画を立てて、これから大磯独自のものをつくろうとしているところですので、ぜひ町長、学校給食についてもいろんな意味で保育園についても、それから、また全体にメタボリックシンドローム、そういう食習慣についてもやっていくためにも、今回管理栄養士も平成20年度から入られるというふうに聞いてますので、ぜひそれを進めていっていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。


○議長(百瀬恵美子君)  町長。


○町長(三好正則君)  お答えします。


 やはり今回のギョーザ問題を一つの契機として、我が国でもやはり自給率の問題に大変皆さん関心を示しているように聞いております。そしてまた、食の安全というのは安価、安い値段が必ずしも安全であるということがイコールではないということに気がつき始めたと思います。そういう中で、やはり自給率を高めていく必要、大磯町だけでも少しでも自給率が高まるような食育基本計画というのをぜひつくっていきたいなというふうに思ってます。


○議長(百瀬恵美子君)  11番・清水議員。


○11番(清水弘子君)  第2問目にまいります。


 大磯の景観は守れるか。大磯町の代表的な景観が目白押しの開発計画によって破壊されようとしています。まちづくり条例や建築基準法では守り切れないところが出ています。国道1号線山王町付近では電柱の地中化が進み、すっきりした町並みがあらわれてきました。大磯らしい景観を積極的に守り、はぐくむために景観計画を策定し、条例の制定が必要です。現在どこまで進んでいますか。町民の方から景観行政団体になって何年もたっているのに、目に見えた形にならないのはどうしてかと聞かれます。他の自治体に比べておくれているが、その理由についてお伺いします。大磯駅周辺、東海道松並木、鴫立庵周辺の開発に町は景観をどのように守っていかれるのか。また、景観緑三法をどのように取り入れていかれるのかお伺いします。


○議長(百瀬恵美子君)  町長。


○町長(三好正則君)  御質問の「大磯の景観は守れるか」についてお答えいたします。


 「景観条例の制定はどこまで進んでいるのか。」、「景観行政団体になって何年もたっているが、遅れている理由は何か。」、また「大磯駅前周辺、東海道松並木、鴫立庵周辺の開発に町は景観をどのように守っていくのか。」及び「景観緑三法を活かしていくのか。」について、一括してお答えさせていただきます。


 本町は、平成17年2月8日に景観法に基づきます景観行政団体に移行いたしまして、公募町民を主体とした「大磯の景観を考える会議」による景観資源調査等を踏まえ、今年度中には、たたき台となります景観計画の素案を策定する予定でございます。そして、これまでも何度か御答弁をさせていただいておりますが、当初の計画どおり、平成20年度の景観計画策定及び景観条例の制定に向けて、引き続き作業を進めてまいります。


 次に、大磯駅前周辺、東海道松並木、鴫立庵周辺の開発につきましては、まちづくり条例の適正な運用と、策定中の景観計画において「景観重点地区」と位置づけまして、よりきめ細かな景観誘導を図ってまいりたいと考えております。また、景観関連で法整備が行われました「景観緑三法」につきましては、景観法をはじめ、良好な景観形成を図るための具体的な施策を進めていく中で、有効な手法として活用してまいりたいというふうに考えてございます。


 以上でございます。


○議長(百瀬恵美子君)  11番・清水議員。


○11番(清水弘子君)  大磯の景観について、私は、いま駅前のマンション計画それから滄浪閣の老人ホーム計画それから鴫立庵横の葬儀場、そういうものが大磯の重点地区の景観を本当に脅かそうとしています。ですから、単にまちづくり条例そういう形だけではなくて、もっと景観重要地域としてこれから位置づけていくのですから、もっと町長も積極的に事業者などに協力を求めていくことが必要ではないかと思います。私は先般、旧木下建平、いまイタリアンレストランに駅前がなっています。かつて私たちはそこを保存してほしいという署名運動をして残りました。その横の島津邸のところがいまマンション計画があります。なるべく大磯の駅におりたときに、森の中の駅というような感じがあって、緑の中に駅舎があるということを訪れた方が言われます。町長も観光政策に強化していきたいという中で、この緑の中の駅舎というのは大事なポイントであります。そこの県道に対して、やはりマンションがぎりぎりの形で出てくるので、せっかくレストランを残していただいた。その景観をやはり大事にしながら、次にマンション計画の事業者にも御協力していただいて、何とか大磯らしい景観が残っていけばいいのではないかと私も思っています。駅から出たときに、ちょうどあそこは海岸に行くのに少しカーブしてるんですけれども、それが非常にまちづくりの中では大事なポイントになっていくというふうに思っています。ですから、いまいろんな町民の方と一緒に、なるべく大磯らしい、要するにレストランなどの景観に対してやはり調和するようなマンション計画をお願いしています。また、滄浪閣については201室ということで、滄浪閣は残すけれども、バンケットはなくなると。201室ということは、病院で単純に考えると、201床の病院というのは大病院であるというふうに言われました。いま隣のかつての鍋島邸のマンションの方が、日照権の問題とかでいま問題を協議していらっしゃいます。私は、ちょうど滄浪閣のところは歩道が狭いということが一つ大きなポイントです。それから、こゆるぎ緑地からいまマンションがある鍋島邸のところ、そことちょうど海岸の緑地を残してもらっていますので、それと同じように緑地を残していっていただきたいというふうに考えています。


 それから、鴫立庵の横、副町長が再三事業者とお話ししていらっしゃるということなんですけれども、やはりあそこも鴫立庵の周辺というのは、少しずつやはり土地を鴫立庵の見ばえのするものにするため、茅葺き屋根でたくさんのお金を使って茅をふきました。ですから、その景観が美しく保たれるように、やはり斎場のところを空地を残していく。また、民家も長い時間をかけてやはり鴫立庵の周辺の空地として広げていくというような方策が必要ではないかと思いますが、そういうことについて、町の全然、町が積極的にそういう大事な大磯らしい景観を残そうという、そういう熱意が感じられないんですけれども、そのあたりのところは町長、どのように感じられていますか。また、これからどういうふうに行動されますか、お伺いします。


○議長(百瀬恵美子君)  町長。


○町長(三好正則君)  いま御指摘の大磯駅前のマンション、あるいはまた滄浪閣の問題、あるいは役場前のホールですか、斎場の問題等いろいろいま問題も抱えております。いずれにしても、事業者の方とその辺は町のまちづくり条例に基づく趣旨をよく事業者の方にも説明いたしまして、私としても積極的にその辺は進めてございます。そういうことで御理解いただきたいと思います。


○議長(百瀬恵美子君)  11番・清水議員。


○11番(清水弘子君)  かつてといいますか、旧吉田邸の前のマンション、これができたことで、城山公園と吉田邸のところが随分やはり景観として醜くなった。また、あそこから富士山が最も大きく見えるということで、眺望という形では大変喪失感が大きい。また、かつて庁舎の横に、元初代自由党の総裁の久原房之助の別荘がありました。この淀鋼が持ってまして、いま隣にマンションが建ちましたけれども、ここもすばらしい水琴窟があって、そして巨石を使った明治の非常にすばらしい庭園がありました。また、茶室が五つもあるというすばらしいものでしたけれども、残念ながら、これも別荘がちょうどそのころに庁舎の移転問題があり露と消えてしまいました。しかし、私はやはりあそこのかつての面影が一つでも残るようにということで、松をできるだけ残してほしいという町民の方と一緒にやってまいりました。ですから大きな松が切られるときには本当に泣いてしまいました。いまでもそのときの松のにおいが鼻につきます。いま大磯は本当に危機感が私にあって、本当に絶望感がいま漂っています。それは、大磯のこれから景観計画を立てて条例をつくろうとしている中で大事な三つのところ、ポイントが、もう既に滄浪閣、旧東海道松並木、そういうところがこれからのやり方によっては大変厳しくなります。また、富士山を見るというところでは、万台こゆるぎの森もすばらしい眺望があります。あそこは、とにかく相模湾が見えて富士山が見えて丹沢が見えるというすばらしい眺望のある場所です。いま町民の方から私も含めてそうですが、ちょっと気がふさいだときには私は万台こゆるぎの森に行きます。いまは葉っぱが落ちて、その下を歩くと、さくさくさくさくと音がして、そして木の樹形が見れます。かつて大磯町は大磯の植生というのを宮脇昭先生に頼んでこういうすばらしい一冊ができています。万台こゆるぎの森もイノデタブノキ、イヌシデ・コナラ、そういうところのある大事な場所でもあります。ですから、いまこういう大事なところが民活とか町長の公約、そういう中で町民が自由に使える、そういうことがなくなっていくということに対して私はとても寂しく、つらく、そして危機を感じています。大磯町において、やはりそういう緑の存在というのがこの大磯町の財産であるというふうに思っています。


 「2020年の日本人」という、これ松谷明彦という方が書かれた本ですけれども、これ大蔵省主計局をなさっているような方です。これが人生の計画を日本人は二つ立て直さなきゃいけないと。人生を豊かにするためにはお金のかからない生き方を深く求めるべきだろうと。また、もう一つは、日本人はお金のかからない町をつくるべきだろう。町の中心にスクエアがあり、欧米では人々はそこで思い思いにくつろいでいると。木陰とベンチがあると。それがまさに万台こゆるぎの森であるというふうに考えます。私は、いま町民の方に、そしていまこのケーブルテレビを見ている方に、ぜひ万台こゆるぎの森に行って深呼吸していただきたい。そうすると生き生きとした気持ちになるし、そういう財産がこれからの少子高齢化社会には必要なのではないかというふうに。ですから、大磯の景観の危機はまさに重点地域だけではなく、こういうところにあるのではないかというふうに思ってます。「湘南海岸の景観と緑」、19年度の「日本造園学会全国大会ミニフォーラム」や、先日ありました緑の保全創出に向けた「政策展開歴史的環境の保全整備まちづくり」の中で、越澤先生が、大磯というのは本当に何も残らない、残さないというようなことを痛烈に批判していらっしゃいます。日本国民の財産と評価し得る大隈重信、陸奥宗光邸、古河電工が丁寧に管理、松食い虫対策が困難に、松林が荒れている、大磯は事業任せ、ただ固定資産税を徴収し続けている、伊藤博文邸、宴会場の増築と駐車場、緑は完全に喪失、右は旧西園寺公邸、池田成彬の三井住友という形でいま残っているところもありますが、町長は、これからそういう大事なところをどのようにして大磯の町民の財産を残して、そして大磯町民のために活かしていかれるのかお伺いします。


○議長(百瀬恵美子君)  残り6分です。


 町長。


○町長(三好正則君)  お答えします。


 先ほど万台こゆるぎの森のお話も出ました。いずれにしても、大磯に残る緑、大変貴重な緑であるということは認識してございまして、それをいかに残していこうかということで私たちもいま苦慮しているわけでございます。緑を残すためには、やはりそこの底地があくまでも民有地であるということがまず私たち考えなきゃいけないところがございまして、民の力をおかりして、やはり残していくべきは残していく努力をいましておりまして、例えば万台こゆるぎの森にしても、あの景観をそのまま残すにもかなりのエネルギーと資金が必要になります。ただ、町の情勢を考えますと、まともにお金を出して残していく、あるいは旧別荘群結構ありますが、それにしても、まともに町の財政を使ってということはとてもできるものではないので、その辺を民の力をおかりしながら残していく工夫をこれから考えていこうと。たまたま旧別荘群については県の邸園文化圏構想等もございますので、その辺も含めて頑張っていきたいというふうに思っております。


○議長(百瀬恵美子君)  11番・清水議員。


○11番(清水弘子君)  万台こゆるぎの森は大磯町の町民の財産でありますので、また民とは違いますので、民活という意味を十分に考えてやっていただきたい。


 第3問目にまいります。県道相模原・大磯線から小田厚へのアクセスの新たな計画は進んでいるかです。


 昨年9月6日から7日にかけて、台風9号により西湘バイパスが崩落しました。その折、県道相模原・大磯線が迂回路になり、生沢プール入り口の新幹線架道橋が狭く大渋滞しました。ここは日常的にも朝夕渋滞して不便です。新たに新幹線を通らないアクセス道路が必要と考えます。以前から県道の歩道整備を含め、町では県や国に働きかけていると聞いています。計画は進んでいるかお伺いします。


○議長(百瀬恵美子君)  町長。


○町長(三好正則君)  御質問の「県道相模原大磯線から小田厚へのアクセスの新たな計画は進んでいるか」につきましては、歩行者の安全確保及び朝夕の慢性的な交通渋滞解消のため、県道相模原大磯線における歩道未設置区間の早期整備要望、小田原厚木道路大磯インター入り口である交差点改良等を、町村会や政党等を通じまして県に働きかけをしておりますが、用地取得などの問題で整備が進まないのが現状でございます。また、町道幹線27号線として管理している新幹線架道橋下につきましては、車両交互通行に対応する拡幅が難しいことから、新幹線北側部分における県道への接続も考えていく必要があるという認識をしておりますので、関係機関等との総体的な協議調整をこれまで以上に図りまして、引き続き事業の整備促進に努めてまいりたいというふうに考えてございます。


○議長(百瀬恵美子君)  11番・清水議員。残り3分です。


○11番(清水弘子君)  平成20年2月10日の日ですけれども、「第4回相模湾なぎさシンポジウム」に行きました。その折、宇多高明先生が「相模湾を歩いて、相模湾の海岸侵食と台風9号」を講演されましたし、また「漂砂と海岸侵食」について佐藤先生からのお話を聞きました。私も議員になって議員控室から見る役所の下なんですけれども、年々砂浜が減っているというふうに感じます。ですから、これは前に宇多先生が来られたときに、酒匂川からの砂の供給がほとんどないということと、二宮漁協それから平塚漁協が改修して、海というのはどこかが出っ張るとどこかが引っ込む。引っ込むと出っ張るという形で、大磯なんかは大磯港それから二宮漁協それから平塚そういうものがあり、また酒匂川からの砂が供給されないためであるというふうに言われました。今回大きな台風9号がありましたけれども、これからやはり異常気象の中で台風の発生も日本近くで比較的ありますし、また、年々下り線の通行どめも大きいと思います。先ほど町長が北側の方に新たに道路を考えるということですので、そこはぜひやっていかなければいけないのではないか。西湘バイパスと国道1号線というのは大動脈でありますが、やはり西湘バイパスが、日に日に私が見るに歯が抜けていくような感じで西湘バイパスを感じていますので、ですから遠からず、やはり西湘バイパスは30年、40年スパンでいくとなくなっていくのではないかと。その間に異常気象により通行どめが多くなると思いますので、ぜひこれからも、そこの県道については相模原・大磯線、そして信号のところが確かに渋滞しますので、また信号の改良も必要でしょうが、もともと新幹線のところが狭いですから、そこはもう大渋滞していって、これから使う貴重な場所でありますので、ぜひこれからも進めていっていただきたいということと、それから歩道について、いま計画されているということ。


○議長(百瀬恵美子君)  清水議員、答弁時間なくなりますけど。


○11番(清水弘子君)  はい。ではよろしくお願いいたします。


○議長(百瀬恵美子君)  町長。


○町長(三好正則君)  いまの御質問にお答えします。


 できるだけ早く解決できるように努力していきたいというふうに考えております。


○議長(百瀬恵美子君)  以上で、清水弘子議員の一般質問を終了します。


 5番・高橋英俊議員、お願いいたします。


○5番(高橋英俊君)  5番・高橋です。通告に従いまして、万台こゆるぎの森の民活について質問をいたします。


 平成15年に議決をされ、一部買い取り、一部寄附という形で大磯町所有となった万台こゆるぎの森。平成18年12月に当選された現三好町長は、公約の中でここを民活利用したいということでありますが、平成19年3月に議会に提出された万台こゆるぎの森基本計画との整合性と現在までの進捗状況について所見を問うものであります。


○議長(百瀬恵美子君)  町長。


○町長(三好正則君)  5番・高橋英俊議員の御質問にお答えさせていただきます。


 「万台こゆるぎの森の民活」につきましては、御指摘のとおり、平成15年12月に野村土地建物株式会社から「旧野村証券研修所跡地」の土地約4割と、すべての建物の寄贈を受けまして、跡地の残りを平成15年12月議会におきまして、大磯町土地開発公社が取得する用地購入費に対する債務補償ということで議決をいただきまして、町の依頼により土地開発公社が「公園緑地用地」として取得いたしたものでございます。結果的には、金融機関からではなく、土地開発基金からの貸付金によりまして購入いたしたわけでございます。その後、町では敷地の一部の一般開放やイベント開催を行いながら、跡地利用について検討を続けてまいりました。


 まず、職員で構成されました旧野村研修所の跡地利用推進委員会で協議を行い、平成18年3月に「万台こゆるぎの森整備方針」を作成いたしました。この整備方針をもとに、御指摘の「万台こゆるぎの森基本計画」を作成しまして、議会へ御報告させていただいたところでございます。


 私が平成18年12月に町長として就任いたしましたときには、この基本計画が進捗している途中でございました。私は、公約の「行財政改革の推進」の項目の中で、万台こゆるぎの森の民活利用を掲げております。これは万台こゆるぎの森の活用が購入後あまり活用されてなくて、2億円の価値が町民に還元されていないんじゃないかという感じ、そういうことを感じたためでございました。そこで万台こゆるぎの森の活用につきましては、民間のノウハウや企画力を活用して、町民の方々へ御利用いただければと公約に掲げたわけでございます。


 さて、「万台こゆるぎの森基本計画」との整合性と現在までの進捗状況でございますが、現在まで役場内、庁内関係各課の職員で打ち合わせを行いまして、先日、議員全員協議会でも御報告いたしましたとおり、万台こゆるぎの森の活用を図るために活用事業者の募集をいま行っているところでございます。募集に際しましては、万台こゆるぎの森の基本計画に沿って町民の方々が従来どおり利用でき、緑の保存にも協力いただける事業主を選定していく条件というふうになってございます。


 以上でございます。


○議長(百瀬恵美子君)  5番・高橋議員。


○5番(高橋英俊君)  購入した経緯とか現在の状況は大体わかりました。


 先ほど町長答弁の中で2億円というような経費の部分が出てましたので、まず経費の部分からちょっと確認をさせてもらいます。2億で購入したとおっしゃられていますけれども、それ以外に、平成15年に購入してからいままで、万台こゆるぎの森にかかった経費というのは総額としていまの段階でどれくらいか。あとは、そこから固定資産税も入ってこなくなってますので、あとは基本方針や基本計画、これらも作成されています。そこいら辺のところを経費を含めた部分を御回答いただけますでしょうか。


○議長(百瀬恵美子君)  総務部長。


○総務部長(鈴木一男君)  お答えいたします。


 2点あったかと思いますけれども、1点目は、いままでかかった経費はどれくらいかという御質問でございますが、建物の維持ですとか修繕、そういったものに大体毎年200万から300万円ほど。また、一般公開を開始しましてから、どうしても施設の維持管理のために賃金を毎年400万円ほどかかっております。また、議会にも御報告しておりますけど、耐震診断ですとか基本計画の作成、そういったもので耐震診断が200万、基本計画で200万の経費を用意しておりますので、通算しますと、平成16年度からの4年間で約2,200万円ほど経費がかかっているというふうに御理解いただきたいと思います。また2点目で、固定資産税の関係が出ました。これは固定資産税につきましては毎年2,000万円ほどでございましたので、4年間で8,000万円ほどの減収という計算になろうかと思います。


 以上でございます。


○議長(百瀬恵美子君)  5番・高橋議員。


○5番(高橋英俊君)  それでは質問を続けます。


 2,200万円の経費をかけて8,000万円の固定資産税が入ってこなくなった。つまり2億円で土地を購入するのに使ったお金以外に、維持管理費や固定資産税の影響などでさらに1億円近い余分に経費がかかったり、入ってこなくなったわけであります。これで経費の総額でいうと3億200万ぐらいになるでしょうか、大体ですね。経費の部分はさておき、ところで、町長就任されてから何人かの議員さんに質問をされております。景観の関係だとか、先ほど清水さんからも出ておりました寄附者の意向だとか、あとワークショップに参加された方々の意見だとか、町の基本計画だとか、そこの関連はどうかとか、会議録を少し読み直してみました。そしたら、平成19年3月の定例会の一般質問で町長答弁として、1年間考えていきたいと町長おっしゃっておられるんですよ。ちょうど1年前ですよね。1年たった現在、その辺については町長どういうふうにお考えでしょうか。


○議長(百瀬恵美子君)  町長。


○町長(三好正則君)  お答えします。


 私としては、先ほどから御指摘させていただいておりますように、公約にも載せさせていただきました。早急に対応したいというふうに思ってございました。御説明したとおり、内部の打合せ会も設けて1年間検討してきたところでございます。そういう意味で取り急ぎ事業主の募集に当たるということでありますので、よろしく御理解いただきたいというふうに思います。


○議長(百瀬恵美子君)  5番・高橋議員。


○5番(高橋英俊君)  それでは質問を続けます。


 それでは本題に戻りたいと思います。先日の議員全員協議会の中で、募集を行うという報告を受けました。募集に際しての基本計画との整合性についてもう少し伺いたいと思います。基本計画ではワークショップや一般開放時のアンケートも取り入れ、策定をされています。ソフト活動のメニューや既存施設の耐震改修規模、森の基本計画図にまでわたっておりますが、今回の募集についてはそこのところの整合性をどのように考えておられますか。


○議長(百瀬恵美子君)  都市整備部長。


○都市整備部長(島村行成君)  お答えをさせていただきます。


 万台こゆるぎの森につきましては基本計画をつくりまして、ソフト面で自然環境、確かに豊かな自然がございます。そういうものを活かしまして、学習とか交流の場などの体験学習の憩いの場という形で計画をつくっております。また、耐震診断をしておりますので、その結果をもとに改修の規模とか緑地の保存ゾーン、そういうものを含めて計画図としてまとめておりますので、そのように計画の中に沿った形でのものをつくっておりますので、その内容については議会や町民の方々に御報告をさせていただいております。この基本計画に沿った事業を実施していただけるような事業者を募集をしていきたいというふうに考えております。当然、事業主、これから応募していただく事業主につきましては、この基本計画の条件をクリアというか認めて、それを実施していただくという内容になってくるかと思いますので、そういう特に基本計画にありますような学習や交流の場、また緑の保全につきまして、また町の方で選考する場合にその辺を十分に留意しながら選考していきたいというふうに思っております。また、先ほど議員から御指摘いただきましたワークショップとか住民の方々の意見というのを十分尊重していかなければいけないというふうに思っておりますし、お金をかけて実施した耐震診断もございます。その辺も活用するということで、いままで町の方で費やしました費用、また、町民の方々の労力それからアイデア等につきましても十分活用していただくという考え方でございます。結果の基本計画に即しました計画を持ち込んでいただける事業主を期待をしたいというふうに思っております。


 以上でございます。


○議長(百瀬恵美子君)  5番・高橋議員。


○5番(高橋英俊君)  いまの答弁の中で、基本計画に沿った事業を展開する事業者を募集するという答弁があったかと思います。わかりました。


 ということは、事業者に学習交流の場や緑の保全を要求するわけでございますよね、そうなると。ところで、基本計画には先ほどからお話しさせていただいたように、耐震補強や改修、さらに造園工事とかにまだ数億円のお金がかかるのではないかと計画の中では記載されております。また、運営維持管理費というのですかね。についても多額の金額が記載されております。そういったところについてはどのように考えていかれるのでしょうか。


○議長(百瀬恵美子君)  町長。


○町長(三好正則君)  確かに多額のお金がかかるという計画でございました。最初の答弁でお話しさせていただきましたが、私が町長に就任したときには既に基本計画は進捗しておりました。そこで基本計画に民間の力をおかりして実施する方法を提案させていただき検討し、対応方針の一つの方法として記載いたしたわけでございます。施設整備はもとより、維持管理費にも多額の費用がかかることが推計されております。確かに基本計画に記載してあるとおり、事業展開につきましては町民との協働あるいは連携による手法も考えられますが、施設整備については、やはり仮に特定財源があったとしても資金の投入が必要になってくるというふうに考えられます。


 以上でございます。


○議長(百瀬恵美子君)  5番・高橋議員。


○5番(高橋英俊君)  もう一度確認しておきますけれども、とにかく基本計画に沿っていくということは、ワークショップなどに参加された方々の意見が組み込まれるというふうに判断してよいということですか。


○議長(百瀬恵美子君)  町長。


○町長(三好正則君)  すみません。私、申し述べるのにちょっと・・・・なところがございまして大変失礼いたしました。言い足りないところがございます。そこで私この金がかかるということで、私としては施設整備についても民間にやっていただきたいというふうに考えたわけでございます。基本計画に記載したとおりです。特に学習交流施設、いわゆる建物の整備には大きな金額がかかることが推計されるということで、そういう計画を事業年度を長期的に分けることなども記載されておりますが、それ以外にもPFIや、あるいはまた民間事業者から運営事業の担い手を募る方法も考えられるわけでございます。施設整備には耐震補強あるいは施設改修をはじめ、水道の施設、道路整備などもあるわけでございまして、そのほかにも基本計画に記載されていない必要な改修も出てくるというふうに思われます。さらに改修後の施設を維持していくためのランニングコストについても、基本計画では町民の方々、いわゆるボランティアの方々との協働、連携も手法として記載されております。しかし、施設を維持管理していく上での基本的な光熱水費などをやはり毎年度財源を投入していかざるを得ないというふうに私たちは考えておりまして、これらの経費を考慮すれば、やはりこの厳しい財政状況だからこそ民間活力の活用だというふうに思っております。まずはそういうことで募集していきたいというふうに考えてございます。大変失礼いたしました。


○議長(百瀬恵美子君)  町長、答弁の中でちょっと不穏当な発言があったと思いますが、その点はどうでしょう。


 町長。


○町長(三好正則君)  すみません。不穏当な発言、・・・・と申し上げて大変申しわけございません。言葉が足らなかった部分で、よろしくお願いいたします。


○議長(百瀬恵美子君)  訂正いたします。


 5番・高橋議員。


○5番(高橋英俊君)  改めて基本計画に沿っていくというお話がいま出てますので、もう一度聞きます。確認しておきますが、ワークショップなどに参加された方々そしてグラウンドの部分ですね。あそこは当初は雑草が腰の深さまであったところなんですけれども、子どもたちが気軽に野球を練習する場所をということで、ボランティアで皆さんとともにグラウンドにした経緯があるんです。その辺はどうなっていくんでしょうか、非常に気になるところでございます。NCRもなくなって、子どもたちのために保護者の方々や町民の方々の協力によって整地されたグラウンドでありまして、また秩序を持って順序よく交代に利用している現在の状況を、これから募集される事業者にどのように反映できるのか、これをちょっとお伺いしたいです。


○議長(百瀬恵美子君)  都市整備部長。


○都市整備部長(島村行成君)  お答えをさせていただきます。


 現在の募集要項の中では、施設整備につきましては、事業主の責任で整備をしていただくと。事業主としては地域への貢献策等を提案をしてもらうような募集要項となっております。提案された内容の中で検討するということになっております。現在、募集要項を公表した段階でございまして、議員の御指摘いただいた内容についてどうなるかというのは明言ちょっとできませんけれども、選考の過程の中で反映できればというふうに担当の方では思っております。


 以上でございます。


○議長(百瀬恵美子君)  5番・高橋議員。


○5番(高橋英俊君)  できるだけ現在利用されている方々、たくさんの方々がいらっしゃいます。そういう方々に不便を来さないようにしていただきたい。これはとにかくあそこのグラウンドは100名以上のボランティアが入りまして整備をして、何よりも子どもたちが自ら雑草を取って、小石を拾い、ああいう姿になったものなんですよね。とてもお金にはかえられないと私は思います。ぜひ整備をされてきた方々の苦労に報えるように御配慮いただきたい。これは強く要望しておきます。


 ところで、事業者を募集する際には土地についてはどう対応していくのでしょうか。払い下げる、貸す、いろんな手段があるとは思います。私、通告した日数がちょっと早かったものですから、そこいら辺をちょっと確認させてください。


○議長(百瀬恵美子君)  総務部長。


○総務部長(鈴木一男君)  お答えいたします。


 いま議員の方から土地についてどうするのかという御質問をいただきました。土地建物につきましては、先ほど町長の方からも答弁ありましたとおり、平らなところと建物を寄附でもらって、緑のところを2億円で土地開発公社で購入していくと、そういう経緯がございます。考え方としまして、町の財産でございますから、全体の価値を鑑定して売却というのが基本的な考えで考え方もあるわけでございますけど、一番心配されるのは、事業主に売却してしまった場合、もし払い下げをしてしまった場合、その事業主というのが例えば転売してしまったりとか倒産してしまったりとかいうことも想定されますので、そうなるとどうなってしまうのかという不安が非常に多く残ります。一度町として受け入れた土地で、しかも規模が大きくて、なおかつ緑が多い土地でございますので、町で現在持っていますほかの土地とはちょっと性格が違うのではないかというふうには私は認識しているわけでございます。そこで今回は、最近ネット等でもごらんいただけると思うのですけれども、地方公共団体でも開始しております長期間にわたる定期借地権という方式を考えております。この方式ですと、定期借地する際の契約条件を十分注意して行えば緑も保全され、先ほどから言っている学習ですとか交流の場としまして事業主も活用できるのではないかと。さらに、事業主は土地代として莫大なお金を支出することはないわけでございます。逆に、町としては土地の使用料だとか保証金などが入ってくる。そういうふうに考えております。土地の使用料についても、いろんな自治体で徴収している事実がございますので、保証金の方は少し研究が必要というふうに私も思っておりますけれども、現在は売却、払い下げではなくて、土地を貸すという条件で募集をかけているというふうに御理解いただければと思います。


 以上でございます。


○議長(百瀬恵美子君)  5番・高橋議員。


○5番(高橋英俊君)  定期借地については、多分自治体にはどのような例があって、どれぐらいの土地の使用料や保証金が取れるのか。また、何を保証するという意味合いなのか。保証金のところですよね。そこをちょっと確認させてください。


○議長(百瀬恵美子君)  総務部長。


○総務部長(鈴木一男君)  お答えいたします。


 いま3点ほどあったかと思いますけど、もし足りなかったらおっしゃってください。まず1点目、ほかの自治体はどんな例があるのかという御質問でございました。国土交通省の調査によりますと、自治体で定期借地権の活用実績があるのは平成18年度の実績でございますけど、169団体利用しているということでございます。これらの多くは住宅の分譲とかそういったものが多いようでございます。また2点目で、土地の使用料や保証金のいまお話がございました。この使用料につきましてもさまざまな状況でございまして、これから専門家にも相談しながら進めていかなきゃいけない問題なんですけれども、いわゆる契約の経緯だとか地価ですとか、それから判例、そのほかにも当時者間の合意だとかさまざまなことがございまして、いろんな算定が用いられているようでございます。また、保証金の関係でございますけど、こちらにつきましても保証金とか権利金とかございまして、こちらもまたさまざまな実態があるようでございます。3点目に、議員の方から何を保証する意味なのかという御質問ございました。これは町で要望してる基本計画に沿った事業計画にならなければ困るわけなのでございまして、そういった保証にかわるべきお金という意味になるのかなと私は思っております。いずれにしましても、使用料や保証金これらにつきましては、これから提案される事業内容や、また専門家にも伺いながら協議して進めていきたいと、このように考えております。


 以上でございます。


○議長(百瀬恵美子君)  残り5分です。


 5番・高橋議員。


○5番(高橋英俊君)  先ほど総務部長の方から権利金というお答えがちらっと出たかと思います。権利金というのは、自分の意思で自由に行うことのできる資格のようなものになってしまいますので、そこいらはちょっと御留意された方がよろしいかなと、ちょっと私は思いますよ。


 わかりました。土地を貸すという条件で募集しているということですよね。それから、たしか町長は定例会1年前でしたか、緑の部分2億で購入した部分は除いて活用という答弁があったかと思いますが、その辺のところはどうでしょうか。


○議長(百瀬恵美子君)  町長。


○町長(三好正則君)  お答えします。


 緑の部分、いわゆる2億円で購入した部分につきましては、まちづくり交付金の基幹事業として交付金の対象となっていましたけれども、使用料を事業主から払ってもらった方が得策というふうな考えから、基幹事業から提案事業へ、提案事業等は交付金は交付されませんが、他の事業へのまちづくり交付金に影響が出ないように調整をいたしまして、万台こゆるぎの森全体を対象にしたものでございます。森全体にすることにより、維持管理もすべてお願いできるというふうに考えてございます。


○議長(百瀬恵美子君)  5番・高橋議員。


○5番(高橋英俊君)  それでは、先ほどの説明の中に出てきた緑の部分ですよね。それ土地開発公社の所有になっているわけであります、現在はね。基本計画にも示されていますが、土地開発公社の所有部分を町が買い上げるという必要があるかと思うのですが、そこのところどうでしょうか。


○議長(百瀬恵美子君)  総務部長。


○総務部長(鈴木一男君)  お答えいたします。


 公社の所有部分を買い上げる必要があるのではないかという御質問ですが、いよいよ事業化するということになれば、当初、町から緑地ということで依頼を受けて先行取得してるわけでございますから、基本的には事業する前に一般会計で買いかえようというふうに考えております。簡単に買いかえようと言いましてもなかなか難しいわけでございますので、先ほどお話ししました保証金などが財源に活用できればなというようなふうに私個人的には思っております。現在までのところ、緑地につきましてはそのような考え方でおります。


 以上でございます。


○議長(百瀬恵美子君)  5番・高橋議員。


○5番(高橋英俊君)  その次に、建物の改修といいますか、整備について伺います。この万台こゆるぎの森の土地は、御承知のとおり市街化調整区域内でございまして、一般的には建物がなかなか改修したり建てたりするのはちょっと難しい地域かなと私は認識しております。また、昨年11月都市計画法の改正によって厳しい方向に改正をされたと認識しておるんですが、そこいら辺は大丈夫でしょうか。


 それから昨日、渡辺議員でしたか、総括質疑でマリア道の整備の質問が出ていましたが、今回募集との関係ですよね。そこいら辺御答弁いただけますか、明確に。


○議長(百瀬恵美子君)  都市整備部長。


○都市整備部長(島村行成君)  お答えをさせていただきます。


 今回の募集に当たりましては、提案いただく事業実施につきましては、いまお話がありましたように法令の改正がありましたので、その法令を遵守するという条件をつけさせていただいております。ですから、そういう御指摘いただきましたように、市街化調整区域でありますので、提案の内容につきましても審査を十分にしていきたいというふうに思っております。また2点目の、国府本郷西小磯1号線、マリア道の関係でございますが、こちらにつきましても、運動公園それから万台こゆるぎの森があるわけでございますから、数年前から早急に整備するというふうな課題となっていた場所でございますが、今回の募集の内容では、事業主にそのマリア道の整備などもお願いをしていきたいというふうな考え方を持っております。万が一、応募者がいない場合には、当初計画というか、20年度予算で計上させていただいておりますように、町の方で事業を推進していくという形になるのかなというふうに思っております。


 以上でございます。


○議長(百瀬恵美子君)  以上で、高橋英俊議員の一般質問を終了いたします。


 暫時休憩をいたします。





 (午前10時18分)  休憩


 (午前10時40分)  再開





○議長(百瀬恵美子君)  休憩を閉じて再開いたします。


 13番・山田喜一議員、お願いいたします。


○13番(山田喜一君)  13番・山田喜一です。それでは、通告どおり4問につきまして質問させていただきたいと思います。


 まず、地方分権が進む町の自主性、地域主権が問われる厳しい状況の中で、現在、さらには将来の町の環境、自然、食育に重大な影響を及ぼす農業政策、そしてまちづくりにとって重要課題について問いたいというように思います。特に私は農業関係者ではないんですけれども、議員の方から農業委員に選出されまして、農業の方といろいろ話をしていると、いかに農業の現状というものが大変な事態になっているか。これは町にとっても非常に大きな課題であるし、農業の従事者の方から見ると、町が農業のことについてどういうようにかかわっているのか、どういう政策を持っているのかと非常にわかりにくい。こういうような苦情というか不満もありましたので、この際、やはり私としましても、この農業問題は大磯の町政にとっても極めて重要な問題だというような認識の上で、質問をまず第1問目に設定をいたしました。さきに清水さんの方からも、ギョーザ問題だとか食育だとか自給率の話がありましたけど、それ以上に、大磯の農業の問題というのは非常に深刻なことになっているのではないかと思います。


 そういう意味で大きな1問目としまして、町の第四次総合計画前期2006年から10年に策定されてるわけですけれども、そこには地域資源を生かした活力ある産業振興を図るというように宣言をして、その第1に、農業を位置づけている町の農業政策の現状と課題は何かということをお尋ねしたいと思います。


 その1としまして、大磯町農業の現状とこれまでの農業政策をどのように町としてとらえているかということをまず1問目に質問したいと思います。


 2問目としまして、前期計画2006年から10年の施策として、経営基盤の強化、流通環境の充実、農地保全と有効活用は実際にはどのように行われてきたのか。こういう第四次総合計画にそういうことが載ってるわけで、これについてどういうように行ってきたのかなということであります。


 その3としまして、現在、農業従事者が抱えている深刻な問題は何かということで、町側としてとらえている現実ですね。そういうものをお聞きしたいと思います。


 4番目として、農政の緊急な課題は何かということで、これはこれからの問題なんですけれども、課題ということで、まずそのために1として、農業従事者の現状を調査把握しているかと。実態をどういうふうにつかんでおりますかということであります。2番目としまして、農業問題は、国・町の現在、将来にとって重要な問題ではないかと思うのですが、町の認識はいかがかということであります。その3としまして、前期計画の施策を計画的にここにはそういう3項目大きく出てるんですけれども、それを具体的に実行がされてないように思えるんですけれども、実際にこれからどういうように実行すべきかというようにお考えかということをお聞きしたいと思います。4として、そのもとになる農業振興地域、市街化調整区域など、いわゆる線引き問題というものを非常に大磯の農業関係者にとっては重大な問題をいまはらんでいるというような中で、町の方はどういうようにこの点については今後考えていくのかということであります。5としまして、いずれにしても、いままでほとんど手がついておらなかった農業問題をやるということは非常に町にとっても重要だし、これから大変な大きな課題だと思うのですけれども、町担当者と農業関係者の本音の協議が不可欠だというふうに思うのですが、いままでどういうふうにやられて、これからどういうふうにやろうとしているのかということについて、まずお尋ねしたいと思います。


 よろしくお願いします。


○議長(百瀬恵美子君)  町長。


○町長(三好正則君)  13番・山田喜一議員の御質問にお答えさせていただきます。


 「町の農業政策の現状と課題は何か」の御質問の1問目、「大磯町農業の現状と、これまでの農業政策をどのようにとらえているか。」でございますけれども、大磯町の農業の現状につきましては、農家数では、平成7年に357戸あったものが、平成17年には217戸となり、140戸、約39%の減少となっております。経営耕地面積は、平成7年には240haであったものが、平成17年には176haとなり、64ha、約27%の減少となっております。加えまして、年齢別の就業者人口においては、65歳以上の農業従事者の比率が65%を占める状況でございます。本町におきましても、農業従事者の高齢化や後継者不足などによりまして、経営耕地面積の減少が続いております。農業を取り巻く状況は非常に厳しいという認識を持っております。これら状況を踏まえまして、町といたしましては、農業者の経営安定や所得の向上などに向けた支援を関係団体との連携により行ってまいりました。


 次に、2問目の「前期計画の施策として、経営基盤強化、流通環境の充実、農地保全と有効活用になっているが、どのようにそれが行われたのか。」ということでございますが、「経営基盤強化」につきましては、農業用施設や機械など環境整備に係る支援を行うとともに、担い手の確保という観点から、認定農業者の育成を図っております。次に、「流通環境の充実」についてでございますが、地域特産物として果樹や野菜のうち、主な作物につきましてはブランド化への推進を行いますとともに、関係機関との連携により、品質や生産性の向上を図っております。また、地場農産物の消費拡大を目的に、直売所などを利用した農産物の啓発に努めております。そして地産地消をさらに推進するため、新たに拠点となる直売施設の検討を行い、循環型の流通システムの構築を推し進めてまいりたいというふうに考えております。次に、「農地保全と有効活用」についてでございますが、農地の遊休化が進んでおりますので、遊休農地を活用した市民農園の推進、あるいは地域農業の担い手であります認定農業者へ農地の利用集積を進めております。


 次に、3問目の「農業従事者が抱えている深刻な問題は何か。」についてでございますが、農業従事者の高齢化や後継者不足といった問題に加えて、輸入自由化に伴う生産者価格の低迷、原油価格の高騰、また、海外におけるバイオ燃料用への穀物の転換に伴い、飼料価格の高騰などが生産コストの増加に波及しておりまして、経営を圧迫する問題であると考えております。


 次に、4問目の「農政の緊急課題は何か。」についてでございますけれども、1番目の「農業従事者の現状を調査把握しているか。」につきましては、湘南農業協同組合、いわゆるJA湘南と開催する農政懇話会において、農業全般に係る意見交換を行いますとともに、JA湘南大磯支所運営委員会や生産者ごとの部会などを通して農業者の現状等の把握に努めているところでございます。


 2番目の「農業問題は、国・町の現在、将来にとって重要な問題ではないか。」ということでございますが、現在、我が国の食糧自給率は大幅に低下し、40%を下回る39%という状況になっていることから、国民生活における重要な問題であるとともに、大磯町にとりましても、食の安心・安全、食育、環境保全といった面からも、農業問題は重要であると認識しております。


 3番目の「前期計画の施策を計画的に実行すべきではないか。」につきましては、御指摘のとおり、前期基本計画に沿って、担い手確保対策や環境に配慮した都市型農業の推進、地産地消を目的とした流通機能の強化、農地の有効活用などの施策について計画的に取り組んでまいりたいと考えております。


 4番目の「その基盤整備である農業振興地域、市街化調整区域などの線引きの見直しは。」でございますが、市街化区域及び市街化調整区域の区域区分の見直しにつきましては、おおむね5年ごとに実施されるもので、国・県が示します基準に基づき行われるものでございます。市街化区域の拡大につきましては、町都市マスタープランの位置づけをはじめとして、諸条件を満たす必要がございます。また、農業振興地域の見直しにつきましても、神奈川県農業振興地域整備基本方針や、まちづくり基本計画など、ほかの計画との整合性を図る必要があります。したがいまして、現時点での線引きの見直しは困難であると考えております。


 5番目の「町担当と関係者の本音の協議が不可欠ではないか。」につきましては、直接農業に携わる方との意見交換や情報交換につきましては、大変重要なことと認識しておりますので、農業委員会や農業関係団体との連携を図りつつ、さまざまな機会をとらえ行ってまいりたいというふうに考えております。


 以上でございます。


○議長(百瀬恵美子君)  13番・山田議員。


○13番(山田喜一君)  それでは、再質問したいと思います。


 まず、(1)の、大磯町農業の現状とこれまでの農業政策をどういうふうにとらえているかということで、現状で資料としての農業体系の概要というのを一応配らせてもらったんですけど、それを見てもわかりますように、そのところの数字も町長の方からの答弁ありましたけれども、いわゆる農業世帯数が平成2年から見ると217にも減っちゃってる。さらには、基幹的農業従事者というのは30アール以上ということらしいんですけれども、また900坪ですね。それ以上耕しているところでは、17年の調べたところでも65歳以上が210人、合計で366人働いているわけですけれども、そのうちの210人、17年から、現在は20年ですから2年足しますと、60から64の50人そのときはいたわけですが、その半分近くが当然65歳以上というところに入ってくるだろうと。そうなりますと、240から250人が65歳以上、それはもう70歳以上の方もいますと。そういうことを見ますと、366人いるうちの260人くらいがもう既に65歳以上ですから、あと5年たったらどのくらいの人が残るのかと。100から50・60人しか実際には65歳以下の人がいないという極めて厳しい現実が浮き彫りになってくると思うのです。一番最後のパトロールの結果というのは、農業委員の方が私も含めてやったんですけど、そのときちょっと見ただけでも16haも休耕地があると。ということで、やはり耕すこともできないような畑がかなりの量があるというのが現状であります。


 そもそももう一度、私らこの農業問題がいかに重要かということを認識するためには、町の面積は改めて見ると17haだと。そうじゃない、失礼しました。1,723haですね、町全体。そのうちに市街化区域が548で、市街化調整区域いわゆる畑だとか山林含めますと、農業従事者が中心に持ってるのがいわゆる1,175ha、約68%がそういう方が何らかの形で持っていて、市街化区域が548haですけど、そのうちに農地として使われているのが37haあるということで、いろいろ調べてみましたら37.6haですか。市街化区域の中で農地として使用されているのが37。それを含めますと、いわゆる市街化区域として家が建っているのが500ha。それ以外はすべて農業関係者というか、そういう方が持ってる土地になってるというようなのが大磯の現状だということを改めて見ますと、やはりこういう現状の中で基幹従事者がどんどん減って、いま全体で30アール以上は366人しかいないということになりますと、これは5年、10年たったときに大変なことになってくるということが予測される。休耕地はどんどんふえてくる可能性があると思うのです。そういうような現状に踏まえて、いままで町としてやってきたことがどうかなあというようなとえら方が極めて弱いんじゃないかなあと、私はいま町長の発言を聞きまして思うのです。それで実際に農業従事者にいろいろな人に当たって聞きますと、いや、深刻だよと。だけど大磯の町などについては、どうも農業政策というか農業関係に町の顔が見えないと。どういうようにやっているのかというようなことがかなり多く不満があるんです。もちろん部分的にはやってますよ。絶対ゼロというのではないんですけど、多少はやってることはやってるんですけど、そんな多少ですまないほど大変な事態になってるんだということで、その辺のところを町長はどういうように現状を認識してるんですかね。担当の課長や係員からこういうふうにやってるよと、こういうふうにやってますよ、これについてはという言葉を信じて、実際の現実にどういうように農業従事者にどんなことが具体的にやられているのか。そして実際に農業従事者などがどういうふうに悩み、困ってるのかということを聞いて把握してるんでしょうか。その辺をちょっと率直に現状を聞かせていただきたいんですけれども、僕が聞いた限りでは、町長はあまり危機感がね、大変だよとは言うけども、これが大磯が本当にじり貧化しちゃって大変なことになるようなことを僕は感じるんですが、その辺どうでしょうか。現状認識と実際にいままでの町がやってきた農業政策ですね。そういうことではやはり非常にまずいというか、何とかしなきゃいけないというような認識は持たないんですか。いままでの延長上でやればいいと思ってるんでしょうか。まずそこのところをお聞きしたいのですけど。


○議長(百瀬恵美子君)  町長。


○町長(三好正則君)  お答えいたします。


 いまの農業を取り巻く環境、大変厳しいという認識は当然私としても持っておりまして、新年のあいさつの中でもちょっと述べさせていただきましたが、やはり循環型農業、まして先ほど来話が出てます食育の問題等もございまして、やはり自給率がかなり下がっている。やはり農地をもっと有効利用していかなきゃいけないんじゃないかなという認識を私は十分持っておりまして、やはりその辺でそういう農地の有効利用の何か策を1年かけて検討したいなというのが新年のあいさつの中でも述べさせていただいた趣旨でございまして、決してこれで甘んじてるわけじゃありません。ただ、すぐにと言われてもなかなか難しいところがありまして、今後検討を重ねていきながら、その辺のところを農地の有効活用を図っていきたいなというふうに考えてございます。


○議長(百瀬恵美子君)  13番・山田議員。


○13番(山田喜一君)  言葉で有効活用はわかるんですけど、これを例えばいま言ったように、自給率を上げるとか有効利用などというのはこれは改善策の一つですけど、いまもっとこの土台が大変な事態になってると。農業関係の土台。それを事態をどういうふうに考えていくかということを基本にして、自給率ですとか有効利用というものの当面の対応をそれをどういうふうに充実させていくかというのはわかるんですけど、私が言いたいのは、いまこういうような極めて深刻な事態になってきているので、このところをやはりちゃんと認識していかないと、手先の有効利用だとかというのはもちろん一つは重要なものなんですけど、そういうだけで事がすむのかなというふうに思うのです。ということで(2)の、やはり総合計画がありまして、経営基盤強化だとか流通環境の充実、農地保全の有効活用というのを、いままでのやってるやり方ではもうらちがあかないということで、これはやはり抜本的に町の重要施策としてちゃんと位置づけ直して、これについて町として本腰を入れていくというようなことが僕は必要じゃないかなと思うのです。20年度の予算を見ましても、農道を寺坂本堂地区と虫窪の上飛戸というんですか、そのところの農道を930万円で整備するというのはこれは一つの改善策ですけど、それはそれとしてあるんですが、農業のいま本体が非常に大変になってると。これをやはり農業の従事関係者と実際にかなり具体的に踏み込んでいろんな話し合いをして、どういうようにしたら打開できるんだと。これはやはり僕らも聞いても、農業従事者だけでは幾ら努力しても、企業努力には限界があると、できないというね。そういうような状況が悲鳴が聞こえてくるわけですね。実際聞くと確かにそのような感じがする。というようなことで、やはりその辺のところの認識を新たにしまして、僕も即これはやった方がいいというのは言えませんけれども、根本的に何か対策を立てないといけないんじゃないかなということで、まずそういう基本姿勢だけをちょっと確認して、今後そういうことで取り組んでいけるかどうか、その辺だけ確認していきたいと思います。


○議長(百瀬恵美子君)  町長。


○町長(三好正則君)  最近といいますか、ここで国の方もこの問題大変深刻にとらえているところは当然ございまして、農地法の改正も一昨年行われまして、農業を取り巻く環境の整備を図ろうというところで国も努力しておられるようでございますが、私どもも、その法改正の趣旨に従って遊休農地等を有効に活用したいというふうに考えておりまして、県の方でも農業ファーマー制度ですとか農業サポーター制度というもの、そういうものを取り入れて農業の活性化を少しでも自給率を上げようというところをいま一生懸命模索しているようでございます。大磯町もそういうものをぜひこのところで検討していきたいというふうに私は考えてございます。


○議長(百瀬恵美子君)  13番・山田議員。


○13番(山田喜一君)  そういうことで、方向としてはある程度理解できますので、そうすると具体的に農業従事者が抱えている深刻な問題ということで、先ほどもちょっと町長の方からもありましたけど、やはり農業世帯がものすごく減っちゃってて、実際さらには後継者問題を聞いてみますと、家族で中心のお父さん、お母さんがやってる。かなりの農業をしているところの後継者になる者がほとんどみんな勤めに出ちゃってるんですよ。ということは、農業をするということの経済性というか、生計自体が立たないんだということで、一番大変な夫婦で一生懸命働かなきゃならないとこういう事態が出てきて、その人たちも先ほど言いました65歳をみんな超えて、70歳ぐらいの人が一生懸命先頭でいろいろやられているという。そういうことを見ますと、かなりこの問題は深刻で、やはり我々というか町全体で、僕はあえて言えば、町の住民全体でこういうものも町の全体の問題として考えて、どういうふうにしたらこういうものを改善していくかということをいま考えなきゃいけないところにきてるんじゃないかなと。そもそも農業というのは、いろいろの県の施策とか国交省のあれを見ますと、農地政策の転換方法というのを農水省でもいろいろとパンフレットが出て、やらなきゃやらなきゃいけないと言ってるんですけど、具体的に足元で動きがとれてないんですよね。難しいわけですよ。号令かけても、具体的に町などがある程度具体的な方策というか政策を出して、農業者を中心として周りのバックアップというかフォローアップ態勢をつくっていかないと、農業従事者だけやれやれと幾ら言っても結局できないと。難しい問題なんだ。というようなことで、これは農業従事者の深刻な問題というものを、後のことでも質問したいんですけど、まずはやはり実態をひざ詰めというのは形なんですけれども、本当に本音でどういう状態なんだということで、やはり再調査というか実態調査をしなければならないんじゃないかなと。僕の聞いた限りでは、担当者などが本当の意味で、回って農業の現場というのを十分把握してるとは思えないんですよ。やはり本当に回ってどんなぐあいになっているかというこの深刻さを大変さを知っていくということが解決するための第一歩だと思うので、その辺についてはぜひまずは実態調査をして、この中にも農業政策の展開方法でもまず実態を調べると。そしてデータベースをとれというのですよね。実際例えばA、山田なら山田がどういう面積を持ってどういう働きをして、どういう人間がどうなってるか。それで休耕地がどのぐらいあるのかとかないのかというのを全部データベースでもってまず把握したらどうだと。その上で具体的な対応策を考えていく必要があるんじゃないか。いま正直な話、町にないでしょう。どういうふうな農地全体がどんなふうで、Aの人がどういうふうになっててどんなふうなぐあいになっているかというのはつかまれてないと思うのですけど、そういうようなものをまずは町の方でしっかり持ってもらわなきゃいけないと思うのですけど、その辺のあるようだったら言ってください。はい、どうぞ。


○議長(百瀬恵美子君)  町長。


○町長(三好正則君)  いま確かに御指摘ありましたとおり、十分な調査はなされていないというふうに私も思っておりますので、今後はそういうところを十分調査させていただきまして、やはり問題の本質というか、そういうおおむねには後継者だと思うのですね。そういうところをとらえて、遊休農地等いかに有効的に活用していくか、その辺のところを検討していきたい、ぜひやっていきたいというふうに思っています。


○議長(百瀬恵美子君)  13番・山田議員。


○13番(山田喜一君)  わかりました。それはそういうことで、そうすると、今度は実際に行っていく場合に、(4)の農政の緊急課題ということで、農業従事者の現状と調査把握について、いま言われたように町長の方でぜひそれはやっていただいて。ただ書類上ではなくて、いろいろな話し合うことなどを通しながら、担当者にそういう実態を把握して、それのもとでどういうふうに打開策を図れるかということの基礎的な資料というか、そういうものをちゃんと整えてもらうということが必要じゃないかなと思うので、それはひとつよろしくお願いします。


 それで(4)の?になるわけですけど、農業問題は、国・町の現在、将来にとって重要な課題ではないかというので、町長も大変重要だと言うのですけど、いわゆるこれ改めて私もいろいろ調べてみますと、農水省もそうですけど、神奈川県の方でもかなり具体的に農業問題については取り組んでおります。実際に神奈川県の場合には、例えば推進条例というのを既に18年につくって進めてるんです。これを見ますと、3条に、土地、農業を持続的に発展させるための三つの基本理念ということで、こういうようにパソコンなんていうのはわかりやすく大きな項目を紹介していると。さらには、今度は基本的な施策とその内容ということで7条に、これもこういうふうにだれでも見れるようになってまして、ここで12の施策がいろいろ出ております。地産地消はもちろんですけど、経営の安定の推進のためにどうするか、あとは食と県民の理解の促進だとか、担い手の育成、確保をどうするのかといろいろなことが出てるんです。ということは、国も県も農業問題にはかなりのエネルギーというか力を入れて取り組んで、農民全体、農業事業者全体あるいはそのほかの市民や町民に対してアピールして、これを何とかしないと県の農地の問題は同時に環境問題だとか防災問題だとかいろんなところに全部影響してくるんだということで、農業問題は単に農業者の問題じゃないと。やはり自然だ環境だというふうに我々が言ってるその大きな役割を担っているのは、農業従事者の人たちがいま何とか辛うじて守ってるというね。大分荒れてきている実態があるみたいですけど、そういうようなものがあるからこそ、そういうことが守られてるというような現状を見ますと、国も県もやらなきゃいけないという必然性が出てくるわけですね。ところが、我々大磯の場合は、その農業問題をこれほど、比較しては悪いんですけど、国や県ほどどうするんだどうするんだというように具体的に取り組まれてない。この第四次総合計画は恐らく第三次も同じことが書いてある。大体いいことは書いてあるんですけど、やってないんですよね。それが五つの問題。書けばいいという問題ではなくて実行しなきゃ。県の場合はそういうふうに具体化しまして、こういうようなパソコンでもやって、さらにいろんなことがなされてるということですので、そのくらい重大な問題なんだと。ということをまず認識していただいて、実際に町がやるにしても町だけではできません。国や県のいろいろな補助だとか政策、施策だとか、そういうものを十分熟知しまして、こういうものを活用していかなきゃいけないわけですよ。一人相撲で町がやろうたってなかなかできない。国・県がいまそういうことでかなり力を入れてるわけですから、こういうものを情報をちゃんとキャッチしまして、この中で大磯の現状を踏まえて、どういうように有効に農政を充実させて大磯の農業を活性化させていくかというふうに考えていかなければならないんじゃないか。そういうことの基本がこの第四次総合計画にできてる。これを具体的に実行するには、そういうことをよく勉強して熟知した上で、こういうものを活用して、これがツールというか一つの手段になりまして、具体的に町の農業政策が具体化されていくわけですよね。町だけでやろうとしたって大したことができない。そういう意味で全体の流れをちゃんと押さえてやはりやっていくことがいかに重要かというように思うのです。


 そういうことで、ついでですけど、例えば市民農園の概要というのもいろいろ神奈川県でもかなりやってるんです。大磯でもやってるんですけど、言っては悪いんですけど、大磯のやつはちょっとちゃちっぽいんですよね。というのは、ほかのところは大体30平米ぐらいにして、そういうところにはトイレとか水道とかそういう施設整備を行い、来たときに自分らで整備したり洗ったりできる最低のものを整備した上でこういうふうにやる。使用料は高いですよ。3,000円とか5,000円とか1万円とかいろいろなところがあるんですけど、そういうような形で、例えば農地の活用などにしても市民農園にしても、やはりもう少しこれは町がひとつ腰を入れないと、ただ農地のあいているのを借りて抽選して1年に500円もらって割り振っているようじゃよくないわけですよね。もう少しそういうものについては政策としてやはり農地に対する関心を持ってもらう。それで休耕地そのものをもっとどんどんなくしていくようなきっかけをつくっていくというね。そういうような形でやることが僕は必要だと思うので、そういうことを十分ほかのところ、国や県、さらにはほかの進んだ都市でどういうように進めてるかというものをつかんだ上で、分析した上で大磯町に何ができるかと、どういうことをやるのが一番いいのかということも具体的に考えていただいて、やはりその案を練って、農業関係者に提案して農地を提供してもらったり貸してもらったり、そういうようなことがはじめてできると思うんです。だから農業の従事者にちょっと土地を貸してくれと、活用させてくれと言っても、いま僕らも聞いてみると、土地については特別な関心があるので取られちゃうのじゃないか、貸したら返ってこないんじゃないかという不安もあるんですよ。そういうために町が入って具体的な展望を提示し、こういうように活用して、こういうように農業全体をあるいは大磯町全体をよくするんだって、こういう方針があってはじめて貸してくれるんじゃないかなというように思いますので、その辺についてひとつ町の方としてどういうように、そういうふうに考えてやってもらうことが必要じゃないかと僕は思うのですが、町長並びに担当部長の方はいかがでしょうか。


○議長(百瀬恵美子君)  副町長。


○副町長(吉川重雄君)  山田議員からの御質問でございますけれども、私も農家の出身ですから、いま議員が言われていることについてはごもっともだなというふうなところがございます。実際、いまお話を承っていると、言葉ではやる、文書ではやるというふうなことがあっても、実際にやはり現場の声を聞いてない。これが実態でございます。今回のいろんな予算のことについても、農業関係については私の方で担当者に厳しくですね。ただ、いままでのことをやってるだけではなくて、これから新しい何かをやらなきゃいけないだろうというふうなことも私の方から厳しく述べておりますし、そういう方向で、いま山田議員言われたような形の中で、例えば町長からも言われてるわけでございますけれども、道の駅等の農家の人たちが野菜を個々の人たちが出せるような、寒川町でやっておりますけれども、そういうふうなことも農家の高齢者の方々は大規模にはできませんけれども、小さな中の自分の手づくりの野菜等を売れるようなそういうふうなことも検討しようと。実際には寒川の方調査してございますし、そういった方向で具体的に言葉ではなくて動いていくと。先ほどもお話しございましたけれども、私は今年度は間違いなく農家の方々にお話を承りに伺おうと。もう机の上で待ってても改善はできないというふうなことを思ってますから、そういう面では熱いものがこみ上げてくるものも持っております。そういう面で具体的に、やはり先ほど山田議員言われましたように、直接現場に飛び込んで、その実態をまず把握する。そこからじゃないとスタートができないんじゃないのかなというふうなことを強く感じています。そういうような意味でこの1年間はやってまいりたいというふうに思っております。


○議長(百瀬恵美子君)  13番・山田議員。


○13番(山田喜一君)  わかりました。それではそういうことで、その農政政策については、ぜひそういう具体的な実のある実行力のある事業を具体化し、進めていただきたいというふうに思います。


 その4で、これ重要な問題なんですけど、先ほど町長は例の線引きの話ですね。5年に1回、いま6回目をやりまして今年の5月でしたか。20年度の5月ごろに大体内容を決まるらしいので、それについては間に合わなかったので、町としては全く何もできてないということで。先ほど都市計画審議会に出てた土橋さん方からも聞いて資料を見せてもらったんですけど、審議会で一応線引きの話などは報告といって出てきたらしいんですけど、やはり実際の町の方で話しした中身としては、これについては関係者がみんな了解したよというようなことを言ってるんですけど、実際には農業委員会に一応報告として町の方から説明をしてもらったんですが、そういうのは了解してないんですよ。最低の農業委員の方にも線引きの話が一度も相談も何も話がなかったというのが現実なんです。そこで柴崎議員と僕が出てまして、これはおかしくないかと、少しやはり聞くことは聞く必要があるだろうということで説明を受けたんです。そしたらもうこれからじゃ間に合わないという話を受けただけで了解も何もしてるわけじゃないんですけど、一番関係者のところにそういう線引きの話がおりて相談に来てない。さらには予算についてもどうなのと言ったら、だれも予算についてちょっと相談やらこういう話だということもきてないなという話で、結局、予算はどうも関係部局の机上へどうもつくられたんではないかなと。これは推測ですけれども、そういうようなことが言われてる。そういう意味で吉川副町長が今後実態を調べてという。とにかくひざ詰めで話し合って、これはここまではできるけど、これはできないよと、こういうようなことの結果じゃないんですよ。やはり机上のプランで一番農業従事者の関係の農業予算などについても、どうもそういうように進められてきた嫌いがあるので、その辺はぜひ考えていただく。その一番関係ある線引きの見直しというのを町長もちょっとニュアンスが変わってきたと思うのですけど、マスタープランなど条件を整えたり、県や国の都市計画の上位計画などとの関係で見直しも一つはあり得るようなことを言ってましたよね。それは私は以前町長が人口がふえなきゃできないというふうに言った場合にはそんなことないと。私が調べた限りでは、神奈川県の線引きの見直しなどについては、実際にこういうようにすればできるよという、条件は厳しいですよ。市街化区域の拡大するというのは環境を破壊するからだめだと厳しいことを言われてますけど、時間の関係で細かくはできませんけど、そこで言ってるのは、いわゆるこれから地方分権が進むので、各市町村のまちづくりの具体的な計画、本当にこの町にとって必要なんだというようなことがあれば、それで計画がある程度具体的に検討されていれば、それで関係の地権者から理解されていれば、そういうことについては県の方でも協議しましょうと、相談しましょうとなってるんですよ。できないんじないんです。だからマスタープランもある程度変えなきゃいけなくなるかもしれませんよ。そういう意味で、要は農業従事者の方が死活問題なわけですね。そういう意味では70歳を過ぎて、あと5年もしたら75から80になっちゃうような人たちが、もう自分の土地どうするんだということになっちゃってるわけですよ。有効に利用しようにも、市街化調整区域なり農振地域だったらにっちもさっちもいかないというような状況なので、そういうのをぜひつぶさに調べて、必要なものだったらマスタープランの見直しも図って、来年じゃない、やはり今度の5年後だから大分メンバーも変わってるんでしょうけれども、5年後を目指して、そういう関係者が納得できるようなものに見直しなども含めて検討するというのはいまごろからスタートしてないと間に合わないんですよ。だからそういう意味で、そういうこともぜひやっていただきたいなということと、先ほど副町長の方も言われましたけど、ぜひ関係者とひざ詰めで話し合って、担当者とさらには町長や副町長も必要なら出てゆっくり話し合って、現状がどうで、どう打開したらいいのかというようなことを話し合った中身を、我々議員とか町民その他にフィードバックしていただいて、みんなにこれ協力してもらわなきゃ農業が守れないと。こういうふうにするので皆さん協力頼むよと。こういうようなことが町挙げてできるようなものになれば非常によろしいんじゃないかなと。そういうことによって町がやはり守れるんじゃないか。自然とか環境が守れる大きな力になるんじゃないかなと思うので、そういう方向でひとつ検討していただけるでしょうか、お聞きします。


○議長(百瀬恵美子君)  都市整備部長。


○都市整備部長(島村行成君)  お答えをさせていただきます。


 市街化区域への編入という内容でございます。確かに山田議員おっしゃられるように、将来の人口の見通しと、また農地等につきましては土地区画整理事業というのがございます。そういう事業の実現性を土地の所有者等の御理解をいただいて、可能性があるというものを踏まえながら県と協議をするという内容になっておりますので、そういうお話を承れば町の方も積極的に動くという形になるかと思いますので、その辺また地権者にお話をしながら、実現できるところにつきましてはそういう検討をしていきたいというふうに考えております。


 以上でございます。


○議長(百瀬恵美子君)  大丈夫ですか、時間。1問で43分使ってます。残り3問ありますので、簡単明瞭でお願いします。


 13番・山田議員。


○13番(山田喜一君)  島村部長の言ってるのについて、言葉を揚げ足取るわけじゃないんだけど、地権者の理解を得てなんていうのはだめなんですよ。地権者自身も見えなくなってわかんない部分もあるんだから、町のこういう展望でこういうようにやって地権者にも必ずプラスがあるんだということを具体的に説明をして、そういうことで理解を得るようにしなければ、先に地権者の意見を求めてなんていうのはこれはまずいので、これはぜひ反省をして、そういう姿勢では先へ進みません、難しい問題は。町がちゃんと展望を持ってぜひやっていただきたいということをつけ加えて、農業問題についてはこれで一応終わっていきたいと思います。


 次に、2番目ですけど、まちづくりの生命線となる湘南新道。藤沢大磯線とほかでは言われているんですけど、私はあえて大磯藤沢線と大磯を中心に出してるんですが、「道路計画を推進したい」と、12月の答弁で町長も部長も皆答弁されたと思うのですけど、その後の経過はどうなってるんでしょうか。予算を見ると何にも載ってないので、これは単に絵にかいたもちかなと思ったのですが、いかがでしょうか。


○議長(百瀬恵美子君)  町長。


○町長(三好正則君)  御質問の「将来のまちづくりの生命線となる湘南新道(大磯藤沢線)について、『道路計画を推進したい』と12月議会答弁したその後の経過はいかに」につきましては、(仮称)藤沢大磯線は、広域交通を円滑に処理し、町内における渋滞解消に大きな効果をもたらす機能を備えていることから、今後のまちづくりを進めていく上で大変重要な影響の大きい路線であると認識しております。このため、「新湘南国道並びに大磯藤沢線(湘南新道)新設改良促進協議会」の活動に積極的に参加いたしまして、国や県への要望活動を行いながら事業の促進を図ってまいります。


 以上でございます。


○議長(百瀬恵美子君)  13番・山田議員。


○13番(山田喜一君)  ちょっと具体的に部長にお聞きしたいのですけど、いまの町長の話では重要はわかったと。県や国への要望を進めていきたいというふうに言ってるんですけど、この間12月答弁は、その要望はいいんですけど、町として都市計画決定までは町の守備範囲ですよということは確認してるはずなんだけど、この辺について踏まえてやると当然言えると思うんですけど、島村部長、そこだけちょっと確認をさせてください。


○議長(百瀬恵美子君)  都市整備部長。


○都市整備部長(島村行成君)  お答えをさせていただきます。


 都市計画決定につきましては、町の事務というようになりますので、12月の議会での答弁の中でも、積極的に早期に都市計画決定の実現に向けての事務を進めてまいりますという内容で御説明をさせていただいておりますので、今後、県とまた路線の確認というか形につきましても議会の方に報告させていただき、決めていきたいという内容で説明をさせていただいておりますので、今後、県の方との調整をまず入っていきたいというふうに考えております。


 以上でございます。


○議長(百瀬恵美子君)  13番・山田議員。


○13番(山田喜一君)  わかりました。ではそういうことでぜひやっていただきたいのですけど、やはりこの進め方につきまして、当然、これからいろんな機構改革などもやられるということなんですけど、やはり県や国の折衝とかいろいろな事務というのはかなり専門的な部分もあるので、専門のスタッフというのですか、あるいは外部からのある程度の力の活用も得ながら、これを進めていくということが僕は必要じゃないかと思うのですけど、その辺のところでちょっとお聞きしたいのですけど、これはいままで町の方はほとんどやったことがないから、道路計画などについての都市計画決定をしてませんから、そういうようなことも含めて、やはり自分らだけでやるのもそうですけど、自分ら以外のそういう専門スタッフなどをどういうように活用するかということも含めて、その辺のところはどういうふうに考えてますか。そこだけちょっとお聞きしておきます。


○議長(百瀬恵美子君)  都市整備部長。


○都市整備部長(島村行成君)  お答えをさせていただきます。


 専門スタッフといいましても、町の職員の中で対応ができるというふうに考えておりますので、この機構とあわせながら町の職員が対応していきたいというふうに考えております。


 以上でございます。


○議長(百瀬恵美子君)  13番・山田議員。


○13番(山田喜一君)  じゃあ言ったことで、責任を持って頑張ってやっていただきたいというように思います。それでは、今後またいろいろと追跡をさせていただきたいと思いますのでよろしくお願いします。


 それでは、3番目の、町の玄関に当たる駅前、これは言ったことなんですけど、現在検討されてるマンション計画、住民説明が1回行われたというように聞いてるんですけど、以前の計画とどこが違うのかということをちょっとお聞きしたい。私もちょっと平面図を取り寄せましていろいろと調べたんですが、どこがどう違うのか、ちょっと一言で短く言ってください。


○議長(百瀬恵美子君)  町長。


○13番(山田喜一君)  もう言ったからいいんだ。町長じゃなく、そこでいいんですよ、もう2問目だから。


○議長(百瀬恵美子君)  1問目ですので、町長。


○13番(山田喜一君)  1問目か。失礼、失礼、間違えた。そうです。申しわけありません。勘違いです。


○町長(三好正則君)  よろしいですか。


○議長(百瀬恵美子君)  山田議員、質問はまだ残ってるんですか。どうなんです。


○13番(山田喜一君)  (2)はいいの。もうそれでおしまい。


○議長(百瀬恵美子君)  いいの。それではそれでいいです。


○13番(山田喜一君)  3問目です。時間の関係で先へ進みます。


○議長(百瀬恵美子君)  山田議員、(2)は要らないなら、これは要らないとふうに言っていただかないと。


○13番(山田喜一君)  (2)は言ったでしょう、いま。


○議長(百瀬恵美子君)  言ってませんけど。山田議員、質問をしてください。3問目の(2)はまだ質問してませんけど、よろしいですか。


○13番(山田喜一君)  3問目。


○議長(百瀬恵美子君)  3問目でしょう、いま。の(2)はどうされたんですか。


○13番(山田喜一君)  そうですか。失礼しました。そういう意味で、僕は前に読んじゃったと思ってうっかりしました。すみません。?としまして、線路側の石垣は地震で崩れないか。狭い道路はそのままなのかなど、不安を感じてる町民が多い。防災安全上のことを検討して対応しているか。これをちょっとお聞きしたいと思います。失礼しました。


○議長(百瀬恵美子君)  町長。


○町長(三好正則君)  それでは御質問の「駅前マンション計画への対応はいかに」の1問目の「現在検討されているマンション計画は、以前の計画とどこが違うのか」につきましては、現在、開発構想の段階ではありますけれども、以前の計画との大きな相違点としましては、以前の計画では、マンションの出入り口が計画地北側の町道側となっており、町が所管する既存の石積みの擁壁,いわゆる石垣や、その上部にあります築山の改修が計画されておりました。一方、現在の計画では、マンションの出入り口が計画地の南側の県道側となり、既存石垣や築山はそのまま残るような計画となってございます。また、以前の計画では町道や県道が拡幅される計画となっておりましたけれども、現在の計画では町道や県道が拡幅されない計画となっております。


 次に、2問目の「線路側の石垣は地震で崩れないか、狭い道路はそのままなのかなど、不安を感じてる町民が多いが、防災安全上のことを検討しているのか。」につきましては、この石垣は、日本国有鉄道精算事業団から本町が所有権を取得したものでございますが、石垣の設置時期等詳細については定かではございません。御指摘のように、安全性の確保が最優先でございますので、現在調査を検討しているところでございます。


 以上です。


○議長(百瀬恵美子君)  13番・山田議員。


○13番(山田喜一君)  それでは、前マンションの計画が中断したというのは資料その他がわかりました。私の聞いてる限りでは、まずはじめに、そのマンション計画の前提として先行的にあそこの部分は石垣を崩して拡幅して、その後マンション計画を進めていくというように聞いてたんですけれども、そこにあそこの土地が4メートルの範囲で道路側に4メートルの敷地が町の所有で、あと石垣の8メートルの高さが町の所有になっていて、それ以外は私有地、マンション事業者の方の部分になってるというのは聞いたんですけど、それについて住民訴訟が起きて、それについては崩してはならないというような訴訟が起きて、結局これで見ますと、18年の1月に結果として取り下げられてああいう形になっちゃったというのは、事業者もマンション計画を断念したということなんですけど、その断念したときの一つの決定的なのがここのところでも記録されてるんですけど、17年12月16日に、大磯の町長がそのときの議会で、石垣擁壁の安全性が何らかの方策で担保できるならば、あの石積み擁壁を残してまいりたいという意思表示の答弁があったと。それを聞いた業者が、これはだめだということで計画を撤回したというようになっているんです。ということで、ここでそのことを前提としまして、いい悪いは別としてそこに置きまして。そうすると、町として安全性が担保できればあの石積みは残しますよというふうにそのときの三澤町長が言われたということでこれはなったとすれば、実際に安全性を担保するというまずそこをちょっと聞きたいのですけど、どういうように町の方はするには調査するのか、あるいは危ないといったらあの擁壁を残すのか。そういうことだけちょっとまず聞かせてください。それでどのくらい費用がかかるのかと、やるとすれば。


○議長(百瀬恵美子君)  都市整備部長。


○都市整備部長(島村行成君)  お答えをさせていただきます。


 先ほど町長が答弁させていただきましたように、安全性を担保するために安全性かどうかというのを確認が必要だということでございまして、現在、町は道路管理者ということで、石積みの安全性をやはり科学的に確認をする必要があるのではないかということを感じております。そういう内容でございますので、現在、石垣を調査するための見積もりを関係調査会社等に依頼をしてお願いをしております。また、その内容で、以前調査にはどのぐらい費用がかかるのかという内容で調査した経過もございます。調査費用については以前は500万という内容のお話も聞いておりますので、今回調査会社にどのぐらいの費用で調査ができるのかを依頼した中で、また議会等に報告をさせていただきながら、その調査の実施について検討していきたいというふうに考えております。


 以上でございます。


○議長(百瀬恵美子君)  13番・山田議員。


○13番(山田喜一君)  わかりました。調査に500万ですよね。ということは、もしあの石垣は見るからにちょっと危なっかしいけど、あれが危ないなあということになったときの工事などについては、じゃあ島村部長のおおよその知識でどのぐらい、もちろんどういうように工事するかわかんないけど、4メートルの8メートルの高さを地震が来ても大丈夫なように補強するというのは幾らかかるのか、その辺はわかってませんか。


○議長(百瀬恵美子君)  都市整備部長。


○都市整備部長(島村行成君)  お答えをさせていただきます。


 この石積みにつきましては、建築基準法によりまして、5メーター以上の場合は2段積みということで、4メーターですから5メーター以上は、いまの直壁というのは大変難しい状況になっておりますので2段積みという形になってくるかと思いますので、その辺のちょっと試算的なものはしておりませんけれども、現在の石垣をもし壊さないで残す場合、固定するような液体のようなものを注入するという方式があるというふうに聞いております。その内容で以前確認した中では1,500万以上の費用がかかるという内容は確認をしておりますが、現在の段階ではどのぐらいの費用がかかるかというのは試算はしておりません。


 以上でございます。


○議長(百瀬恵美子君)  13番・山田議員。


○13番(山田喜一君)  いずれにしても500万と1,500万、2,000万以上、あの石垣のために、例えばですよ、まだわかりませんけど、そのくらいかかると。かかってもそこは広くもならないし、きれいにもならないし、少なくとも現状が大体維持されるだけの話ですよね。要は、私が言いたいのは、そこでいろんな訴訟を起こした人は訴訟を起こした人の思いでやってるからいいんでしょうけど、やはりこれは一番問題なのは、駅前という大磯の玄関でもあるわけですね、大磯町。そこにいろんな車、その他が出入りする最低の車がすれ違いできるようなそういう道路の拡幅は必要だろうし、さらにはそこでバリアフリーで駅の方はバリアフリーができかかってますけど、そこに来るための車いすだとか、そのほかの人で、あそこは石段、危なくて郵便局の方からも上がれないし、ふれあい会館の方からだって危なくて危なくて、車が来ると歩道もないんですから。そういうような状況をそのまま維持するんですか、町として。一回つくったらもう永久に我々が寿命があるうちは直らないと思いますよ。そういうように町は、私が言いたいのは、駅前のやはり整備というのは、どこでもみんなそれぞれの顔ですからきれいに整備をしてというのは、ただきんぴかにすればいいというわけではなくて、きんぴかにしなければいけないんだけど、便利さ、安全性、それで景観というのは少なくともそういうものが最低まずは整備しなきゃいけないんですけど、そういうものがよくわかりませんが、一部の人のそういう訴訟で、それについてちゃんと決着つければよかったのに決着もつけないで中途半端でやめてるから、何かその意見が町全体、町民全体の意見かなというふうにみんな聞いて、それが町民全体のみんなの総意のように思うのですけど、私が聞いた限りは、いろんな人にどうだどうだって聞いた限りは、僕が聞いた以上、半分以上があれはおかしいと、あれをやってもらわないと困るんだ、危なくてしようがないよというのが圧倒的に多いんですよ。ということは言いたいのは、声の大きいとか訴訟を起こしてやったら、そこのところが町民全体の意思で、それで町はふらふらふらふら動かれて決断されては困るということなんです。要は、どっちが町民全体が望むかどうかね。それこそ重要だったら1票投票じゃないですけど、そういうことまでしてやるほど駅前の問題というのは僕は重要だと思う。ほかのところはともかくとしてですよ。駅前の整備というのはそのくらい必要なのに、そのときにやはりあいまいな判断をされたというのは僕としては非常に問題があるんじゃないかなと。今度のマンションのときにそういうようなことも含めて、僕はもう一度あそこの再整備についても間に合うか間に合わないかは別として、大磯の駅前の整備を本当に我々に将来の大磯の町として誇れるみんなが便利、安全、そういうようなことの景観もいいというようなものに整備するという、そういうスタンスでやはりマンション問題などについても、駅前のマンション問題ですよ。そういうものにかかわってもらいたい。こういうのが既に13年12月に大磯町にふさわしい駅前の何とか構想というのが出たんですよ。これも何かあんまり活用されてないような、何か中途半端な形になってるんですけど、その辺はどうですか。やはり僕はそういう駅前という特別なところなので、これはやはりみんなに問いかけて、町民の総意をできる限り多く集めた上で町が判断をしていく、対応していく。そういうことが僕は必要だと思うのですけど、どうですか。やはり町の方の態度決定がどうも住民、住民と言うけど、一部の住民の意見が入っちゃったり無視されちゃったり何かよくわかんないんですけど、大きなものについては重要なことについては全町民の意見はどういうふうにしたらとれるか、合意はどうなんだと、総意は何なんだと。こういうような確かめるようなそういうスタンスでものに当たる僕は必要があるんじゃないかなというように思うのですが、町長はどうでしょうか。


○議長(百瀬恵美子君)  町長。


○町長(三好正則君)  お答えします。


 よく命は地球よりも重たいという言葉がございます。やはり私たち町道を管理する立場としては、やはり人命といいますか、安全第一というのがまず第一にあると思いますね。これ命なくなっちゃったらもう話にならないわけでございます。そういう中で、またいま大磯駅もバリアフリー化してます。あれはやはり利便性の追求も必要だと思うのです。これからお年寄りの世界というかお年寄りがふえていく中で、あそこはバリアフリー化をどうしてもやる。ただ旧態依然の大磯駅を残していいかというと、やはりそうもいかなくなって、旧大磯駅のよさを残しながら利便性の追求もしていかなきゃいけない。あの町道についてもそうだと思うのですね。やはり命というか生命が大事であるということを考えますと、安全というものをやはり第一に考えていかなきゃいけない。そして景観もまた大事なところもございます。そういうところをやはり両者が片方だけの意見だけでいく。それはまた大変難しいところがございまして、そういう意味合いから景観を確保しながら、利便性を図りながら、生命の安全を図りながら、やはりよい策を考えていかなきゃいけないというふうに考えています。


○議長(百瀬恵美子君)  13番・山田議員。


○13番(山田喜一君)  わかりました。そういう基本的な方向はわかったんですが、要は、やはりいろんな人の話を、これは不安の方から聞きますと、石垣がもし崩れた場合、だからいろんな人でもあそこを歩くのはちょっと怖いと。地震というのはいつ来るかわかりませんから。あそこで来て、僕らも改めて立って見ると、8メートルって結構高いんですよね。それで狭いから。これはなあという感じもする。そういうところへきて、あれが崩れて、もしJRの方に崩れて電車をとめちゃったら電車の賠償は何か町の責任だという説もあるんですけど、まずその辺のところは聞いてもしようがないかもしれませんけど、とにかくそういう問題も起きると。特によくよく見ると、あそこの石垣の方にでかい木があるんですよね。でかい木がこうあって台風でこう揺られると下が土ですから、土の中に雨が降ってやられると方々でも崩れたように、こういうふうにやってると、やはり地盤を緩めて石垣の中に水がどんどん入ってきたらわーっとでっかい下が崩れちゃう可能性もないとは言えない。だから建築基準法で5メートル以上は2段組みにしろとか何とかというのも安全に出てるんだと思うんですけれども、そういうことを考えると、石垣の景観はあれは人によっていいと言う人もいるし、よくないと言う人もいるので、これは景観は景観論争してもらえばいいと思うのですけど、いずれにしても安全性のことで、あそこのところはやはりどうするのかというのが、やはりこのマンション計画をいま進めているときに町としても真剣に考えなきゃいけない。それはあそこの道路の拡幅も一つの工事もいろいろ重なるわけですからというようなことで、私はぜひ統一的にその問題はいま改めてどうしたらいいんだということをやるべきではないかなと。マンションがそのままずっといっちゃって建っちゃったら、もうにっちもさっちも動かなくなっちゃうと思うのですけど、その辺はどうでしょうか。そういうようなことも踏まえて内部で検討して、またマンション業者などともう一回やりとりしながら何かいい方法を見つけた方が僕はいいんじゃないかなと思うのですが、いま即答できなくてもいいです。その方向はどうでしょうか。


○議長(百瀬恵美子君)  都市整備部長。


○都市整備部長(島村行成君)  お答えをさせていただきます。


 こちらの財産、道路管理者のものです。町のものでございますので、これが崩れたことによって被害、人災等起きた場合は全責任は町にあるという形になりますので、JRをとめた場合にも、補償につきましても町が補償を払うという内容になってくるかと思います。また、木の大木につきましては、確かにあれは民地側に多分あると思いますので、なかなかあの大木を切るというわけにはいかないというふうに思っておりますので、それについては枝払いをしてもらうとかそういうのをお願いをしております。それとあと、今回まだ構想の段階でございますけれども、この石積みとこの築山を残したのは、この裁判の状況等をその事業者の方で確認とか把握をした中で残されております。もし町の方で行うのであれば、町が広げるのであれば土地の方の協力はするという内容になっておりますので、業者の方ではこの場所はいじらないという内容になっておりますので、拡幅整備する場合には町の予算で行わざるを得ないのかなというように考えております。


 以上でございます。


○議長(百瀬恵美子君)  13番・山田議員。


○13番(山田喜一君)  のかなというのがそうなんですよ。だけど、のかなじゃなくて、それを統一的に今後どういうふうに交渉いかんによって、その辺ももう少し町として検討して見るに値しないのかということを言ってるので、いまの流れからいけばのかなですよ。そうなって自分らがやらなきゃいけない。そうじゃなくて、やはり適宜町はタイミングを外さずに言うべきものは言い、それでそういう交渉すべきものは交渉して有利に事を進めなきゃいけないと思うのですが、町長、その辺のところに姿勢をまず努力すべきことだと僕は思うのですが、どうでしょうか。


○議長(百瀬恵美子君)  町長。


○町長(三好正則君)  お答えします。


 現在、私たちの方も業者の方とはそういう方向でいまお話をさせていただいております。特に駅が、先ほど申し上げましたように、とにかく安全のまず科学的調査をきちっとして、それをもとに進めていきたい。業者との折衝も図っていきたいというふうに考えてございます。


○議長(百瀬恵美子君)  13番・山田議員。


○13番(山田喜一君)  ちょっとポイントがずれているように思うのですけど、これはだから一度そういう、とにかく不動産関係というか、そういうハードの面は一回判断を間違えた場合には永久なんですよ。ソフトなら後でああ、しまったってやり直しがききますけど、ハードはやり直しがききません。だから真剣に考えて、やはり町として毅然たるというか、基本方針をちゃんとした上で話せばいいわけで、いままでがこうだからしようがないだろうというような何かニュアンスが感じるんですけれども、これについてはぜひそういうことでこの将来の大磯のために、大磯の駅もどんどんじり貧化して、平塚と二宮へどんどんお客が行って乗降者が減っちゃって大磯町は無人化になるのじゃないかって言われている、そういう危機的な状況なんですよ。みんなが不便だと言ってるんですよ。大磯の住民が使わなくなってきている。こういうような状態を改善するためにも、やはりそういう英断というのは時と場合には必要だと僕は思うので、そういうことはそれが皆さん町民全体の意思かどうかというのは聞きながら、やはり大きな検討というか大きな判断が僕は三好町長に迫られていると思うのですが、その辺もう一度一言だけちょっとお願いします。そういう重要な認識があるかどうかということです。


○議長(百瀬恵美子君)  町長。


○町長(三好正則君)  いま手元にちょっと統計数値はないんですが、確かに大磯駅の乗降客数は年々減っているということは伺っております。そういう中でいまおっしゃったような危惧もなきにしもあらず、まことしやかな話の中で言われてることもあります。そういう中で、やはり私たちは大磯駅を、特にお年寄りの方なんかはなかなか大磯駅を使っていただけないというような話も確かに伺っております。そういう中ではやはり愛される大磯駅であってほしいし、そういうことを考えますと、少しでも便利な大磯駅になっていくには周辺整備も必要になってくるのかなという認識は持ってございます。


○議長(百瀬恵美子君)  残り8分です。


 13番・山田議員。


○13番(山田喜一君)  それで一応区切りをつけていきたいと思います。


 4番目なんですが、機構改革の断行による行政・財政改革の徹底と収入増対策はいかにということで、具体的な内容としまして、(1)縦割り、責任逃れの一掃と目的課題を一丸となって取り組む町体制の整備は。(2)目的を明確にし、費用対効果を踏まえた具体的・計画的に事業推進はいかに。(3)として、町執行体制の整備充実に、町OB、民間(専門家、熟練OB等)の活用はということで、ひとつよろしく答弁をお願いします。


○議長(百瀬恵美子君)  町長。


○町長(三好正則君)  御質問の、「機構改革の断行による行政・財政改革の徹底と収入増対策はいかに」の1問目の「縦割り、責任逃れの一掃と目的課題を一丸となって取り組む町体制整備は。」につきましては、多様化する町民ニーズに対応するために、職員一人ひとりが問題意識を持って、町民サービスが的確に提供できますよう、合理的かつ効果的な運営を行うコンパクトな組織づくりが重要かと考えております。


 そこで昨年4月以降、検討を重ねてまいりましたが、意見集約ができなかったので、私の判断で組織改革を断行することといたしました。3月中には、担当常任委員会協議会に素案をお示しいたしまして、御意見をいただきたいというふうに考えております。また、その実施に向け、鋭意努力してまいりたいと考えております。


 次に、2問目の「目的を明確にし、費用対効果を踏まえ、具体的・計画的に事業推進は。」でございますが、先般実施した事業仕分けを通じて認識させられましたことは、日ごろ必要と判断し実施している事業ではあるんですけれども、事業の実施目的や効果について、改めて第三者から具体的な説明を求められた際に、職員が明確にお答えできない事例が少なからず見受けられたということでございます。もちろん、明確に説明できないからといって、直ちに不要な事業であるとは限りません。しかし、事業を計画・推進していく上では、事業の実施を目的化としないで、議員御指摘のとおり、職員が実施目的を明確に認識いたしまして、常に費用対効果を意識して取り組む姿勢が重要であると再認識いたしております。


 次に、3問目の、「町執行体制の整備充実に、町OB、民間の専門家、熟練OB等の活用を。」でございますが、三位一体の改革等による権限移譲など、地方分権のうねりは今年も大きくなることが予想されます。定員適正化計画に基づく少数精鋭の職員体制を構築するため機構改革を実施いたしまして、「大磯を元気に」するために、民の力も最大限におかりして工夫を重ねたいと考えております。したがいまして、民間で活躍されている方々の専門的知識や識見等を通じまして、行政サービスの活性化を図るための「任期付職員制度」の導入なども検討してまいります。


 以上でございます。


○議長(百瀬恵美子君)  13番・山田議員。


○13番(山田喜一君)  わかりました。いま言ったことは重要なことだと思うのですけども、私は次に質問しようと思ったのですけど、公約である組織改正、部長制を廃止して機構改革はいつやるのかなあということで、もう一度念をしようかと思ったのですけど、断行して3月にはやりたいということで、委員会に提案をしたいというようなことで、これはわかりました。それについて改めてちゃんとはっきりさせてもらいたい。


 やはり問題は、計画の目標、期限、手法、スケジュール、過程のチェック、責任の所在などを、やはり政策会議、部長会議でしっかりとやっていただくような機構改革に私はしていただきたいなというように思います。やはりいま町長も言われましたように、(2)のところでは、私も事業仕分け幾つか聞いたんですけど、やはり目的とか現在の状況についてどうなのかと。効果があるかないかとか、そういうようなものについてはものすごく問題意識が弱くて、やっています、こういうふうになってますと言葉で説明がされただけで、やはり現場をつかんだ上で、こういうような意味があった、こういう効果があったということがはっきり出されてなかったというので、これがやはり町の一つのいままでの体質なのかなあというようなことも感じました。そういうことも、ぜひ新しく機構改革を断行するというようなことが言われましたので、そういう中にはそういうことのいままで言われて指摘、僕らも指摘しましたし、ほかの人からも言われていたことも踏まえて、血の通った効率的な行政運営のできる、また責任の所在を明確にした即断、即決をすべきものはしてもらえるような活力ある機構改革をぜひ断行してもらえるかどうかもう一度、そういうような機構改革だと思うのですけど、その点を確認させてください。


○議長(百瀬恵美子君)  副町長。


○副町長(吉川重雄君)  機構改革につきましては、いま町長が答弁いたしましたような形の中で断行すると。1年間できなかったことについては大変申しわけなくおわびを申し上げたいと思います。その限りでは、このたび町長がいま答弁されたような形の中できちっとした形で進めていきたい。また、いま山田議員が言われましたところについても、私たちも肝に銘じまして、機構改革、行政改革に取り組んでいきたいというふうに考えてございます。


○議長(百瀬恵美子君)  13番・山田議員。


○13番(山田喜一君)  以上をもって終わります。よろしくお願いいたします。頑張ってください。


○議長(百瀬恵美子君)  以上で、山田喜一議員の一般質問を終了いたします。


 暫時休憩をいたします。





 (午前11時58分)  休憩


 (午後 1時00分)  再開





○議長(百瀬恵美子君)  休憩を閉じて再開いたします。


 1番・渡辺順子議員、お願いいたします。


○1番(渡辺順子君)  1番・渡辺順子です。一般質問を行います。


 まず1番目は、CO2削減の取り組みについて伺います。地球温暖化が進み、地球規模でCO2削減に取り組むことが急務だと考えております。町長は基本的な対策をどう考えていらっしゃるか。まずは、我が町のCO2排出量削減に数値目標を設定し、取り組む考えがあるかどうか伺います。


 二つ目として、ごみ処理の方法が環境に与える影響は非常に大きいものだと思います。町のごみ処理の方法、意思決定はどこで、だれが、どのように行うのか。また、平塚、大磯のごみ処理広域化の中で、町の分担となっている厨芥類の資源化施設については、可燃ごみの中から厨芥類を抽出するという現在の計画を見直して、厨芥類を分別収集する考えはないかどうかを伺います。


○議長(百瀬恵美子君)  町長。


○町長(三好正則君)  1番・渡辺順子議員の御質問にお答えいたします。


 「CO2削減の取り組みについて」の1問目の「CO2削減に取り組む町の基本的な対策をどう考えているか。CO2排出量削減に数値目標を設定し、取り組む考えはあるか。」につきましては、地球温暖化は人類の存在に影響を与える深刻な環境問題であり、温暖化を進める要因の二酸化炭素は、日常の事業活動や社会生活から発生しており、だれもが被害者であると同時に加害者であるのではないかと考えております。温暖化の基本的な対策といたしましては、だれもができる限り資源やエネルギーのむだ使いをやめ、再利用やリサイクルを推進し、そして自然エネルギーの利用を促進していくことは重要であると考えております。


 本町の公共施設におけるCO2排出量削減の取り組みといたしましては、環境基本計画に定められました環境行動指針に基づき、電気や自動車等の燃料の使用抑制、あるいは省エネルギーの推進を行って、二酸化炭素等の排出抑制を実施している状況でございます。数値目標につきましては、京都議定書の温室効果ガス6%削減という大きな目標がありますが、町といたしましても数値目標を設定し、取り組むことは十分に意味があることと思いますので、町の施設におけるCO2排出量の現状分析を精査した上で取り組んでいきたいと考えております。


 次に、2問目の「ごみ処理の方法が環境に与える影響は大きい。町の意思決定はどこで、だれが、どのように行うのか。また、平塚・大磯のごみ処理広域化で町の分担となっている厨芥類の資源化については、可燃ごみの中から厨芥類を抽出する現在の計画を見直し、厨芥類を分別収集する考えはないか。」につきましては、近年のごみ処理問題の一つに、ごみの適正処理による環境負荷の軽減対策がございます。そのため本町は、県の「神奈川県ごみ処理広域化計画」に基づきまして、広域的なごみ処理の実現に向けた検討を行い、「平塚・大磯ブロックごみ処理広域化実施計画」をまとめた次第でございます。この実施計画におきまして、厨芥類資源化施設は、収集した可燃ごみを機械選別し、その中の厨芥類だけを選別し、バイオガスを取り出し、発電燃料や熱源のほかに、ごみ収集車の燃料としての利用を考えております。しかし、処理方法などの詳細については、今後の技術動向や平塚市との分別品目の統一、収集対象地域の検討作業を進め、総合的に判断した上で決定したいと考えております。


 以上でございます。


○議長(百瀬恵美子君)  1番・渡辺議員。


○1番(渡辺順子君)  では再質問を行っていきます。


 いま町長は、京都議定書の削減目標が6%なので、町もそれに向けて取り組んでいくと。現状分析を行って検討していく、精査して取り組んでいくとお答えになりました。ぜひとも現状分析をして精査して取り組んでいただきたいと思うのですが、皆様御承知のように、この6%というのは、京都議定書をつくったときから年々もっと増加してますので、現在、日本が排出目標としてはもう14%排出しなければ、1990年度の比率で6%というところは大幅にふえているんでね。ですから本当に緊急に取り組む必要があると思うのですが、1998年に我が国で「地球温暖化対策推進法」ができまして、その21条ではすべての自治体に温室効果ガス削減実行計画の策定を求めています。ここで言う実行計画とは、京都議定書に言われた目標達成計画に即して、町でも都道府県や町など自治体がその庁舎、要するに大磯町でいえば本庁舎、支所など、また公共施設ですね。そういうものをまず温室ガス削減計画をそういうものに立てていってはどうかというこういう計画なんですが、ですから本庁舎や支所のCO2排出量の削減から大磯町も取り組んでみたらどうかと私は思っております。全国でも、もう740に近い市町村でこういう計画を立てております。なぜならば、行政区域の中では庁舎というのは非常に大きい経済主体なので、ここからの排出量を削減するということが非常に効果があると考えられていると思います。それから、CO2排出の削減に取り組みますと、電気、水、紙、廃棄物、燃料などの削減に取り組むことになりますので、温暖化防止に貢献するだけではなくて、やはり本庁舎に係るすべてのコストが削減につながっていくんですね。ですから、そういうふうに取り組むということは二つの効果があるということで、そのうち、さらに数値目標を立てるということが大事なんじゃないかと思うのですね。やはりいまはもう庁舎が使っている電気、ガス、水道などの数量でどのくらいの排出量があるのかということはすぐに計算できるようになってますので、やはり何%これから何年間で削減していこうという計画はすぐに出せてくると思うんです。それでいまエコ・ステージとかエコ・アクションですか、そういう環境経営システムというのがありまして、そういうものでそういう数値をはかって削減していくというその数値目標を立てればすぐそういう計算ができるようになってますので、ぜひそういうところから前向きに取り組んで、環境基本計画のいまちょうど見直しの時期なので、大磯町も小さな自治体ですが、この地球環境に貢献するというのですかね。そういう意味でもぜひやっていただきたいと思うのですが、大体スケジュールというか、そういうものについてはどういうお考えを持ってらっしゃるか伺います。


○議長(百瀬恵美子君)  環境経済部長。


○環境経済部長(鈴木完一君)  お答えいたします。


 CO2の削減の数値目標のスケジュールということでございます。確かに数値目標は、もう県内の市町村でも20の市町村が地球温暖化対策の実行計画を立ててるという中で、当町はまだその実行計画を立てておりませんが、環境基本計画の実施計画が平成17年から19年度の3ヵ年のいま実施計画を立てております。この19年度がここで終わりますので、この3月には一応20年度から次の21、22年度までの3ヵ年の実施計画を立てる予定でございます。その中にできましたら数値目標等が入れれば組み入れていきたいと考えております。


 以上です。


○議長(百瀬恵美子君)  1番・渡辺議員。


○1番(渡辺順子君)  実施計画はその都度見直していくということなので、ぜひそれに取り組んでいただきたいと思います。


 それから、今後町が行う事業についても、そういう環境面からの視点というのが非常に大事だと思うのですが、例えば名古屋などでは、市営住宅をつくるのにコンクリではなくて木造市営住宅というのを推進してまして、コンクリでつくるよりも4分の1、木造でつくるとCO2が削減できると、環境に貢献できるということで、そういうふうにもう取り組んでるんですね。大磯町もこれから町営住宅とかいろいろなものを考えていかなきゃいけないと思うので、そういうときにもやはり環境に配慮するという視点でもってやっていっていただきたいと。月京の児童会館は、この間の説明ではコンクリでつくるというような話でしたけれども、やはりこういう視点を前から持っていれば、どういうものがいいだろうかという検討するときにこういう方向でいかれたと思うのですが、やはり大磯町も、これからの事業についてもそういう視点を持って取り組んでいただきたいと思います。それで京都なんかでも、家庭で電気とかガスの使用料が減るとエコ割引といって商品券のようなものを、買い物エコ割引券というようなものを発行したり、町民も一緒に参加するという数値が下がるということはやはり効果があらわれるということなので、そういう点も入れていただきたいと思います。それは提案ですので、ぜひこれからの計画にそういうものを取り組んでいただければいいと思いますが。いま町が実施しているごみの広域化の厨芥類の資源化施設ですね。そちらにちょっと私は意見があるので言わせていただきます。


 ただいまの答弁ですと、今後の技術動向と収集エリア、分別方法などを勘案しながら検討していくという判断していくという回答でしたが、やはり私これも可燃ごみ全体の中から厨芥類、要するに台所ごみですね。それを機械選別するというのは非常にむだな施設をつくることになりますし、規模も大きくなると思うのですね。ですからやはり環境面とかを考えて、また建設コストとかいろいろ考えますと、やはりもっと小さいもので身の丈に合ったものを、そして環境に配慮できるものというのを検討していく必要があると思って何回も言っているんですけれども、どうもその辺が町から快いというか、そういう方向でいこうという回答が得られないのでどうしてかと思っていたのですが、先日、総務建設のごみの広域化のことで、委員会の中で資料が配られたものを見まして私はびっくりしました。これは平成19年の12月19日に平塚で、環境省、神奈川県、平塚、大磯町その四者が会議をしてるんですが、これは「平塚・大磯地域循環型社会形成推進協議会」といって、これは交付金をいただくために、こういう計画を立てて循環型社会形成推進計画というのを立てて、そのヒアリングがあって、そういう交付金がおりるとかおりないとか補助金が出るとか出ないとか、そういうふうな会議だと思うのですが、その中で環境省がごみメタン化施設の記述があるが、ごみを選別する技術について教えてほしいと。選別は機械で行うのかと聞いてるんですね。そうすると答えとしては、横須賀市で厨芥類バイオガス化実証実験を補助事業で行ったと。可燃ごみとして搬入されたものを前処理で機械選別して、選別した厨芥類を発酵させてバイオガスを取り出しています。実証実験で成功したので、当ブロックでも同様のものを想定していると答えてるんですね。それはだれが答えているかというと神奈川県が答えているわけです。何で大磯も平塚もいるのに、当事者が答えないで神奈川県が答えているのか、その点について説明してください。


○議長(百瀬恵美子君)  環境経済部長。


○環境経済部長(鈴木完一君)  お答えいたします。


 確かに12月19日に環境省が来ていただきまして、国の交付金をいただくための計画書、5ヵ年の計画書をつくらないと国からの交付金がいただけないということで、この計画書をつくりまして、通常でしたら、平塚市と大磯町が環境省の方に行ってヒアリングを受けることだったんですが、逆に環境省からこちらの方へ来ていただいて、現地を確認しながらヒアリングを受けたという内容でございます。確かにいまの私の方の厨芥類の施設につきましては、実施計画でもうたっておりますとおり、また、先ほど町長が答弁させていただきましたが、可燃ごみを機械選別してバイオガス、熱燃料やその辺に燃料としての利用するというような、あくまでもいまの実施計画では可燃ごみからの抽出という計画になっておりますので、ヒアリングのときも、そのように横須賀市で実験があったということで説明させていただきました。確かにこの施設につきましては、今後まだ28年に一応大磯町稼働予定でございますので、今後は、いろいろな技術的な動向等も踏まえた中で、また分別収集した中でやるとか、その辺は今後の検討課題とさせていただきたいと思います。


 以上です。


○議長(百瀬恵美子君)  1番・渡辺議員。


○1番(渡辺順子君)  これは絶対ですね、環境省が同席してるんですから、環境省はもっと環境に配慮したものをつくらないのかぐらいの指導があってもよさそうなものなのに、環境省自体がそういう意識がないのかなと思うような、ただこういうものに交付金を出すというふうなことになるのはちょっと私は疑問を持っています。ですから、これは本当にこれからまだ決めていくことなので、大磯町としてはしっかりと自分たちの意見を地域のことは地域で決められるという時代になってるんですから、私たちはこういうものをやりますと宣言して悪いことはないと思いますし、本当に税金のむだ使いといえばそういうことになるわけですよね。それで皆さんからいただいてる税金を本当にやはり有効に使うとなれば、施設、規模それから方法もそういうふうな視点でやっていかなければいけないと思うのですが、私も実は環境型都市を横須賀という、先ほどの実証プラントはもう平成17年に見学に行ってるんですが、これは本当に大きな実証プラントですから、そのものはそんなに大きくはなかったんですけど、機械とそのものが非常に複雑で、私たちが行ったときも何か壊れてちょっと稼働してないということで、施設は見たんですが、実際には何か粗大ごみまでそのところで破壊してやってるような施設で、とてもこれが環境にいいような施設だとは私思いませんでしたし、やはり生ごみだけを家庭からもう既に分別して集めればこういう余分なものは要らないんですから、この施設は、これに事業評価をまとめましたといって非常に効果があったというふうな事業評価書まで出てますけれども、これがどこかで使われてるというあれはあるんでしょうか。これの実証プラントが成功したのでどこかで取り入れたというふうなものはあるんですか。


○議長(百瀬恵美子君)  環境経済部長。


○環境経済部長(鈴木完一君)  お答えいたします。


 確かに横須賀市で行われた実証プラント、これがどこで施設ができているかというのは、ちょっと私いまどこで同じような施設ができてるかというのは把握してございません。申しわけございません。


○議長(百瀬恵美子君)  1番・渡辺議員。


○1番(渡辺順子君)  ですから、このプラントを実験した人は成功しましたと言ってるけれども、この方法が本当にすべての点でベストだというふうには判断されてないと思うのですね。実際、北海道の砂川市に行きましたけども、やはり砂川市でも厨芥類の資源化施設をつくる広域の中で分担してたんですが、やはり台所ごみは分別して集めて最初から。そういう方法をとってるんですね。だから県とか環境省が進めるプラントを必ずしも採用しなきゃいけないとういことはないんですから、本当に余計なものを押しつけられないようにしっかりと町も自分たちの態度を表明して環境によいものをつくっていけると。時間がありますので私もこういう提案をするんですね。もうこれが決まっちゃって、にっちもさっちもいかないような状態だったらこういう提案をしてもむだになるんですが、この点についてはこれから決めていかれると。本当にそういうことならば、ぜひとも大磯町でもしっかりと取り組んでいただきたいと思うのですが、どうでしょう、その辺は。


○議長(百瀬恵美子君)  環境経済部長。


○環境経済部長(鈴木完一君)  お答えいたします。


 現在の計画では、一応平成24から25年度で検討及び調査をしまして、一応工事は平成26、27年度で、28年度に一応稼働予定ということで、確かにまだ期間がございますので、またこれから議員指摘の件も踏まえて今後十分検討した中で、また調査等に入りたいと考えております。


 以上です。


○議長(百瀬恵美子君)  1番・渡辺議員。


○1番(渡辺順子君)  町長もそのおつもりで取り組んでいただけるんでしょうか。


○議長(百瀬恵美子君)  町長。


○町長(三好正則君)  いま担当の方からお答えしましたが、そのような方向でいきたいと思っています。


○議長(百瀬恵美子君)  1番・渡辺議員。


○1番(渡辺順子君)  では次の、まちづくりについて伺います。


 平成20年度策定の景観計画の景観形成の基準の内容はどんなものでしょうか。現在の町の考え方で十分やっていかれるのかどうか伺います。


 それから、ライフレビュー大磯の、私はこれは12月にも質問いたしましたが、前面道路の考え方とか、また説明会の開催について、それから事前協議書の提出時期などについて、非常にいま問題が多く起こっています。協議・調整の段階で町はどのような指導をしているのか伺います。


 大磯町には緑の基本計画というのがあるんですが、実施計画もつくられてない計画だけのものなんですが、これまでこの緑の基本計画をまちづくりの中でどのように生かしてきたのか。進行管理はどうなっているかを伺います。


 それから、滄浪閣は、町長公約の滄浪閣問題のことでしたが、旧伊藤邸保存活用シニア邸宅プロジェクト事業として説明会が1回開催されましたが、事業の内容はどんなもので、町長の意向はどのように生かされているのか伺います。


○議長(百瀬恵美子君)  町長。


○町長(三好正則君)  御質問の「まちづくりについて」お答えいたします。


 1問目の、「平成20年度策定の景観計画の景観形成の基準の内容はどんなものか。現在の考え方で十分か。」につきましては、平成19年度におきまして、たたき台となります「景観計画(素案)」の策定作業を進めております。その中で、景観形成の基準として建築物または工作物の色彩、形態意匠及び宅地内緑化等の基準を検討しており、平成20年度には、県などの関係機関との調整、意見募集等を行いまして景観計画を策定してまいります。なお、議会に対しましては、作業の節目に適宜御説明させていただきます。


 次に、2問目の、「(仮称)ライフレビュー大磯の前面道路の考え方のほか、説明会の開催や事前協議書の提出時期などで、開催事業の手続に問題があると思える事業者が多くなっている。協議調整の段階で町はどのような指導をしているのか。」につきましては、御指摘の(仮称)ライフレビュー大磯計画に限らず、条例の適用を受ける開発事業については、まちづくり条例の手続にのっとりまして指導、調整を行っております。


 次に、3問目の、「緑の基本計画をまちづくりの中でどのように活用してきたか。その進行管理はどうか。」につきましては、緑の基本計画は、都市の緑とオープンスペースに関する総合的な計画として、緑地の保全と緑化の推進の施策の指針となっております。まちづくりにおきましては、都市マスタープランやまちづくり条例における開発指導等において、緑地の保全の考え方として活用を図っているところであり、また、現在作成中の景観計画の中にも反映させてまいりたいと考えております。


 次に、4問目の、「滄浪閣は(仮称)旧伊藤邸保存活用シニア邸宅プロジェクト事業として説明会が開催されました。事業の内容はどのようなもので、町長の意向は生かされているのか。」につきましては、本事業は、平成19年12月5日に条例に基づく開発構想届出書が事業者より提出され、その内容は、地上3階、地下1階、居室数201室の有料老人ホームとなっております。私の意向であります、町民に親しまれた中華レストランや町行事等にも利用させていただいた滄浪閣やバンケットホールの保存につきましては、開発構想の内容では滄浪閣は残す計画となっておりますが、バンケットホールについては取り壊すかわりに、町行事等に利用できる多目的ホールをつくる計画となっております。いずれにいたしましても、今後、まちづくり条例に基づく事前協議書が提出されることになり、正式な町協議が始まることとなりますので、その中で協議してまいりたいと考えております。


 以上です。


○議長(百瀬恵美子君)  1番・渡辺議員。


○1番(渡辺順子君)  私は、これに関してもたびたびこの基準について提案してるんですが、どうも町は本当に真剣に取り組んでいかないと思ってるんですね。それで先ほどから大磯の景観が壊れるとか、そういうふうに危機があるとか、そういうふうな意見もたくさんありまして、なぜこの基準に高さを入れないのか。いまのままですと、大磯町が重要だと思っている例えば山王町の松並木に5階建てのマンションが建つことも可能なんです。ですから、大磯の景観をどういうふうに保っていくかということについては、町がいま考えている色彩とか意匠とか形態とか、そういうことだけではなくて、やはり建物の高さというものを考えていかなければいけないと思うのですね。それでこれは2番目ともつながるのですが、こういう大磯でこの1年間で四つマンション計画が立ってるわけですね、急に。本当に急増していて、大磯の駅前にももう3件計画があります。そのたびにやはりいろいろその高さについて、近隣の方からもうちょっと低くしてもらいたいという意見が出るんですが、やはり町がこういう考え方を取り入れない限り、それは用途地域別に高度地区を決めておりますので高さ制限というのはできないんですね。それで町は何で景観計画や景観条例を策定するのか、その目的を町はどういうふうに考えているか教えてください。


○議長(百瀬恵美子君)  都市整備部長。


○都市整備部長(島村行成君)  お答えをさせていただきます。


 景観計画並びに景観条例を策定をするのは、先ほど前の清水議員等にお話をさせて、町長の方から御答弁させていただきましたように、景観ですから工作物の形態または色彩、その他意匠の制限ということになりますので、町並み等の見た目の感じでの制限ということで、あくまでも規制ではなくて変更の命令等の対象になりますので、なかなか高さ制限まではいかない状態になっています。ですから町並みを形または色彩によって美しく保全をしていきたいという内容の法律、条例となっておりますので、そういう関係で御理解をいただきたいというように思っております。


 以上でございます。


○議長(百瀬恵美子君)  1番・渡辺議員。


○1番(渡辺順子君)  そうではないんですよ。大磯町がどうしてこういうものをつくろうと思っているのか。その目的は、じゃあ美しくきれいな町並みをそろえたいということなんですか。それで色彩とその意匠と、そういうものでそれは足りてると。そういうふうに思ってらっしゃるかどうか。


○議長(百瀬恵美子君)  都市整備部長。


○都市整備部長(島村行成君)  お答えいたします。


 景観法というのは、あくまでも変更というか、変更命令という形のものになりますので、財産権というものの制限というのはなかなかできない部分がございますので、その財産権を制限するものにつきましては、都市計画法に基づいて行われておりますので、そちらは財産権の関係。それで景観法については、景観をよくしようという形のものでございますので、その辺御理解いただき、景観法の中には、良好な景観は地域の自然、歴史、文化等と人々の生活、経済活動との調和により形成されるものであるというふうにうたわれておりますので、その適正な制限を設けまして、調和した土地利用をつくっていきたいというふうに考えて景観法を定めるわけでございます。


 以上でございます。


○議長(百瀬恵美子君)  1番・渡辺議員。


○1番(渡辺順子君)  ですから、いま答弁を伺ってますと、町はこの町をどういうふうにしたいんだというふうな意思が何も見えないわけですよ。景観法はこうだから、財産権があるからこうだからこういうものしかつくれないと、そういうところでとまっちゃってるんですね。


 だからこれは町長にもよく聞いていただきたいんですが、町長、よく聞いてください。それで例えば私が軽井沢の町を事例にとりますと、軽井沢は、平成9年に新幹線が通ることによって、開通したことによって通勤圏内に入ってしまったんですね。それで駅周辺に非常にマンション計画がすごいスピードで進んでしまった。そのときに、その当時の軽井沢の町長が、その当時、長野県の県知事であった田中康夫県知事と、その方の賛同を得て、このような目先の利益を優先して景観を無視すれば、軽井沢町の良好な別荘環境が崩れてしまう。そういう危機感を持ったわけですね。だからもちろん軽井沢と大磯は状況が違いますけれども、それでどういうことを決めたかというと、それまで要領だったんですが、第一種低層住居専用地域はもちろん、第一種住居地域であっても、マンションは2階建て以下、1棟の戸数を20戸未満、さらに、もし敷地面積を110平米、20戸以上のマンションを建てたければ、1戸の敷地面積を110平米以上にしなさいという、そういうマンション軽井沢メソッド宣言というのをしたんですね。それでやはりこういう意思がないと、町をどうしていこうかといったときに問題点はこれだと。ここのところをクリアしなければ、こういう景観に対してはこういうものが守れないというふうな目的がすごくはっきりしてるんですよ。だけど、いまの大磯町はじゃあ何を目的にしてるかって。町長はこの間の新聞などでも町を観光立町にしたいと。そういうふうにいろんなところで述べておられますが、軽井沢町のこういう行政の考え方が、結局は町の資産を高めて、軽井沢が観光でも別荘でもやっていかれるというふうな条件をつけてるわけですね。だからそういうもしも本当に町長がそういう気持ちであるならば、いま問題点はどこにあって、高さについてはやはり変えた方がいいんじゃないかとか、そういう重要地域でそういうところも視点も持たないと、大磯の町はどんどんどんどんこれから5階建て、15メートルのマンションが建っていくんですね。もう既に建とうとしてます。ですからぜひそういう目的をはっきりさせなければ、その問題点が見えてこないし、それで何をしたらいいかというのができないといういまの状態だと思うのですね。


 また、私どもがこの間岡山県の早島町というところに視察に行ったんですが、ここの町では町の中に1棟だけ8階建てのマンションが建った。それで行政がこのままだと、このままこのようなマンションがどんどん建ってしまったら乱開発につながっていくということで、やはりここも平成17年に景観行政団体になったんですが、1年4ヵ月というスピードで景観計画を立てたんです。これはやはり早く景観法を生かして町の風景を保全したいと。そういうふうな職員のやはり意識ですか、目的意識がしっかりしていたということで1年4ヵ月でつくったんですね。大磯は4年かかってるんです、この景観計画に。それで4年もかかっていて、色彩と意匠しかつくらないというその姿勢が、私は大磯をどういうふうにしたいという町の意向が何もきちんと把握できてないんじゃないか。そのためには何をしたらいいんじゃないかと、目的意識がないんじゃないかと。これだけの時間と労力と経費をかけてつくろうと思うものが、1年4ヵ月でつくったものと比較してどうでしょう。そういうところを町がどういうふうにしたいかという明確なビジョンを持っているということが必要なんじゃないかと思うのですが、そういうことで町の景観を保っていかれると思っていらっしゃるのかどうか。その辺町長どうでしょう。どなたでもというか、お二人でも、担当課でも町長でも両方伺いたいと思います。


○議長(百瀬恵美子君)  町長。


○町長(三好正則君)  お答えします。


 いま、まちづくり条例、先般つくらせていただきましたが、それはもう既に大磯らしさをはぐくむためにつくらせていただいたということで、かなり建築基準法以上の制約をかけております。そういう中で、やはり守るべきは守らなきゃいけない部分は当然ございますが、それにその景観計画等加えてまちづくり条例にめりはりをつけていくと。そういうことでございますので、その辺は御理解いただきたいというふうに思います。


○議長(百瀬恵美子君)  1番・渡辺議員。


○1番(渡辺順子君)  御理解いただきたいのではなくて、町長はそういうところで高さ制限が必要ではないと思ってらっしゃるのか。必要なのではないかと考える。この景観計画も今年20年で全部つくるわけですね。1年間しかあと猶予がないので、その点でどういうふうにしたいかと。先ほどの早島町を見ますと、景観計画区域は大磯町と同じで町全体なんですが、町全体を三つの地域に分けてまして、やはり旧街道の地域では、建物は地上2階建て、田園集落地域では地上3階まで、住宅地域は地上2階以下というガイドラインを示しているんですね。もちろん景観法は建築基準法の外ですから、これは必ずしもこれを守らなきゃいけないというふうにはならないんですが、やはり町はこういうふうに思っているよという意思。それからそういうふうにしてくださいというお願いができる。そういうことで非常に強いものだと思うんですよ。だから町はこれ財産権とかいろいろ障害があるということで、これはできない、あれはできないというのではなくて、やはりこういう効果を観光地として、その観光地は私はいいとか悪いとか言ってないんですが、町長がこういう町をつくりたいと思うのでしたら、その効果はどうやったら出るかということをしっかりと把握していないと、4年もかかって出した景観計画が皆さんのまちづくり基本計画とか、まちづくり条例とか、そういうものの理念とか、そういうものに沿ったものができていかないんですね。だからそういう点をもっとしっかりと考えていただきたいと、私はそういうふうに申し上げております。いかがでしょうか。


○議長(百瀬恵美子君)  都市整備部長。


○都市整備部長(島村行成君)  お答えをいたします。


 景観計画の策定につきましては、先般来、お話をさせていただいておりますように、19年度で素案をつくりまして、それでその素案をたたき台となりまして、20年度に入りまして、県と関係機関との調整、また議会と、あとまちづくり審議会、また意見募集を住民の方からさせていただきます。そういう中で重点地域等も設けさせていただきます。また、その重点地域の中で、地区計画とか景観地区という形での指定とか候補地を選定していただいた中で、住民総意の中で決めさせていただく形になるのかなというふうに考えております。


 以上でございます。


○議長(百瀬恵美子君)  1番・渡辺議員。残り5分です。


○1番(渡辺順子君)  わかりました。非常に残念なんですが、なぜ町がそういうふうにできないのか。じゃあ松並木に例えば5階建てのマンションが建ってもいいと、そういうふうに思っていると解釈してよろしいんですね、最後に。お答えください。


○議長(百瀬恵美子君)  町長。


○町長(三好正則君)  いま担当の方からもお答えさせていただきましたけれども、まちづくり条例の趣旨にのっとりまして、地域によって残すべきは残す、制限を加えるところは加えるという形になっていこうかと思います。そういうところで今後そういう検討していくという形でございまして、私も緑を残す基本的な姿勢には変わりはありませんが、その辺は住民の皆様とまたコンセンサスも得ながらやっていかなければいけない部分がございます。よろしく御理解いただきたいと思います。


○議長(百瀬恵美子君)  1番・渡辺議員。


○1番(渡辺順子君)  私はいま緑のことを言ってるんじゃないんですね。景観計画の景観形成の基準について町はもう少し考え方を柔軟に、ほかのところとの計画もいろいろ勘案しながら、町独自のものができるんですよということを提案しているわけでして、それはもちろん町が皆さんがお決めになってこちらに提案してくることでしょうから、ですけど、4年もかけてそういうものしかできないというのでは、やはりあまりにもお粗末ではないですかということを申し上げているので、その点をどういうふうなことになっていくのか。まだ1年ありますので、ぜひ考えていただきたいと思っております。


 それから、滄浪閣のことについて伺いますが、いま町長は、滄浪閣は中華レストラン、滄浪閣は残すというふうなことでしたが、町のホームページで、滄浪閣の買い取り協議についての経過が載ってるんですね。その中で町長の発表しているのは、買い主とプリンスホテルはバンケットを含んで滄浪閣を保存する附帯事項をつけて譲渡契約を締結したと発表してそのままになってるんですね。ですから町民の方の中には、滄浪閣もバンケットも残ってレストランが再開されるんだろうと思ってらっしゃる方もいらっしゃるので、町長はここで公約を実現できなかったわけですから、滄浪閣は老人ホームの方対象の文化施設というか、その方たちしか使えないと。まだホールのバンケットは、老人ホームの中のホールのようなところはひょっとしたら町に貸すかもしれないけれども、滄浪閣自体は町民のためには使わないんですね。老人ホームの方のためだけに使うと。これはもうそこの説明会の中ではっきり言ってますので、それだったらそれでやはり町長はしっかりと町民に説明しなければならないと思うのですが、19年3月30日でこのホームページの報告が終わってるんですね。だからそれはきちんと御自分の態度を、態度というか、これこれこうだったと経過報告をしなければいけないと思ってるんですが、その点町長のお考えを伺います。


○議長(百瀬恵美子君)  町長。


○町長(三好正則君)  そうですね。この滄浪閣につきましては、確かに私の公約の中で述べさせていただいておりますが、その後、ああいう経過をたどりまして、一個人の方が買い取りをしたということになりました。その後は、その方々と私とは、そういう形の中で私たちの思いを協議していくということで御報告はさせていただきましたが、何分個人の所有になってございますので、町としてああしろこうしろという指図はなかなか難しいところがあります。しかし、お願いは町として私として一応お願いしてきた経過はございます。ただ、その後いままだING進行中でございまして、結論的にどうなるかというのははっきりとしたことはお答えいただいてませんので、今後ともその所有者の方々にお願いをしていくつもりでございます。


○議長(百瀬恵美子君)  残り1分です。


 1番・渡辺議員。


○1番(渡辺順子君)  しかし、事業者の方は、もう滄浪閣についてははっきりした態度表明してますので、そのことをきちんと、私はそれがいいとか悪いとかではなくて、その経過をきちんと町民に説明しないと町民はいつまでもわからないわけですから、その辺をちゃんと説明なさるのかどうかを伺っております。


○議長(百瀬恵美子君)  町長。


○町長(三好正則君)  これは一個人の所有になりましたので、その所有者の方のお気持ちは私としては判断ができませんが、ただ、町として私もあそこをぜひ残してほしいということをお願いしている段階ですので、そういう形で所有者の方にお願いしているということでございます。まだその結論については特に所有者の方からはいただいてませんので、何ともいまの段階では申し上げられないというところでございます。


○1番(渡辺順子君)  では所有者の方からきちんとお話を伺ったら、その旨報告を町民の方にしていただきたいと思っております。


 以上で終わります。


○議長(百瀬恵美子君)  以上で、渡辺順子議員の一般質問を終了いたします。


 16番・土橋秀雄議員、お願いいたします。


○16番(土橋秀雄君)  土橋でございます。ただいまより、1問質問させていただきます。


 第四次総合計画における基盤整備事業は計画どおり進んでいるのか。町長の平成20年度の施政方針。これは議会初日に町長の施政方針演説がございました。その中でも社会環境の変化や町民ニーズを踏まえ、簡素で効率的な機能を持った行政を目指して大磯町の第四次総合計画に着実に取り組むと。このようなことを書いてございます。大磯町第四次総合計画2006年から2020年度、前期基本計画は2006年度から2010年度、ここに冊子がございます。その第5章第2項、快適に移動できる交通基盤の整備とあります。


 (1)として、歩道の段差解消を拡幅、交差点のスロープ化等バリアフリー化を促進とありますが、大磯町福祉政策における位置づけはどのようになっているのか説明をお願いいたします。(2)西部地区の狭あい道路事業の現時点の考え方及び今後の推進計画等あれば説明してください。(3)県道63号(相模原大磯線)、先ほど清水議員が質問いたしましたけど、現時点の考え方及び今後の推進計画等あれば説明してください。(4)これも先ほど山田議員が質問いたしましたのですが、湘南新道(大磯藤沢線)の現時点の考え方及び今後の推進計画等あれば説明をしてください。


 お願いいたします。


○議長(百瀬恵美子君)  町長。


○町長(三好正則君)  16番・土橋秀雄議員の御質問にお答えいたします。


 「第四次総合計画における基盤整備事業は計画どおり進んでいるのか」の1問目の、「歩道の段差解消や拡幅、交差点のスロープ化等バリアフリー化を促進とありますが、大磯町福祉政策における位置づけはどのようになっているのか説明せよ。」につきましては、御承知のとおり、大磯町第四次総合計画前期基本計画の中で、地域福祉の推進施策における課題の一つとして、バリアフリー社会の推進を掲げております。バリアフリー化を施策として進めるということは、障害者や高齢者の方が安心して生活し、人に頼ることなく、自らの意思で自由に移動し、社会参加を促すための環境を関係部門が一体となって取り組み、整備することであると思います。現在、町では総合計画や個別計画におきましてバリアフリーに対してこのような方針に基づき、大磯駅のバリアフリー化をはじめ、現在施工中の大磯駅前公衆用トイレや国府学童保育施設等、公共建築物のバリアフリー化を進めているところでございます。今後ともバリアフリーの一層の推進に努力してまいりたいと考えてございます。


 次に、2問目の「西部地区の狭あい道路事業の現時点の考え方及び今後の推進計画等あれば説明せよ。」についてお答えいたします。狭あい道路整備事業につきましては、歩きやすく安全で円滑な道路環境の維持・改善を図るため、第四次総合計画に位置づけて事業を実施しているところでございます。現状では、建築物の新築・改築に伴う建築主の御協力による狭あい道路の拡幅整備が中心となっておりますが、路線的な整備につきましても、関係地権者の方や地域の方で協議・御検討いただき、町との協力体制を構築させていただいた上で、狭あい道路事業を推進していきたいというふうに考えております。


 次に、3問目の「県道63号線(相模原大磯線)の現時点の考え方及び今後の推進計画等あれば説明せよ。」につきましては、11番議員の御質問にも答弁させていただきましたが、歩行者の安全確保及び朝夕の慢性的な交通渋滞解消のため、県道相模原大磯線における歩道未設置区間の早期整備要望、小田原厚木道路大磯インター入り口である交差点改良等の要望を行ってきておりますが、用地取得などの問題で整備が進んでいないのが現状でございます。今後も、関係機関等との総体的な協議調整をこれまで以上に図り、引き続き事業の整備促進に努めてまいりたいと考えております。


 次に、4問目の「(仮称)藤沢大磯線湘南新道の現時点の考え方及び今後の推進計画等あれば説明せよ。」につきましては、13番議員にも答弁させていただきましたように、(仮称)藤沢大磯線は、広域交通を円滑に処理し、町内における渋滞解消に大きな効果をもたらす機能を持つと考えておりますので、今後のまちづくりを進めていく上で、重要で影響の大きい路線であるという認識をしてございます。このため、「新湘南国道並びに藤沢大磯線(湘南新道)新設改良促進協議会」の活動に積極的に参加いたしまして、国や県への要望活動を行いながら事業の促進を図ってまいります。


 以上でございます。


○議長(百瀬恵美子君)  16番・土橋議員。


○16番(土橋秀雄君)  それでは、再度の質問にさせていただきます。


 第四次総合計画の中で、大磯駅のバリアフリーは主な設置項目として掲げてまいりました。昨日午後3時半より大磯駅において、エレベーターの町の最終点検が行われ、本日28日、きょうですが、高齢者、障害者のためのエレベーターの稼働が始まったと聞いております。大磯町では当初2億6,000万円が最終的に2億1,600万円という金額に落ちつきましたけれど、大きな金額を投じて、ようやくエレベーターの稼働という現実に向かい、きょう第一歩を踏み出したと思いますが、町はどのようにこのようなことに関して思われているのでしょうか、ちょっとお聞きしたいのですが。


○議長(百瀬恵美子君)  町民福祉部長。


○町民福祉部長(柳川正夫君)  お答えします。


 平成18年から始まりまして、7億800万円という全体工事費の中で、町が2億1,000万円の負担の中で跨線橋を新しくつくりまして、エレベーター2基、エスカレーター2基という工事を行いまして、いま議員御指摘のとおり、きのうの夕方最終的な完成検査がすみまして、エレベーターの2基とホーム側のエスカレーターが供用開始したところでございます。そういう中で、当然障害者もこれからは駅を使うには便利になったと思いますし、さらに、健常者の方でも疲れてるときとか荷物を持ってるときにはエレベーターあるいはエスカレーターが利用できると思います。そういう意味では町の2億1,000万という投資は効果があったというふうに考えております。


○議長(百瀬恵美子君)  16番・土橋議員。


○16番(土橋秀雄君)  先ほど山田議員の景観整備の中で、駅前の件に関して町長がこのように言われました。高齢者が大磯駅を使っていただけないという形で、乗降客が年々大磯駅は減っているんだという話がございました。特に私は、何で高齢者が大磯駅を使っていただけないのかという形で町長も言われたからには、しっかりとその面のことを大磯町は考えているのかどうかというような観点から、ちょっと聞いていただきたいと思います。


 私は、大磯駅までの歩道を歩き、調べてみました。守られた道幅というものは狭くて、また途中に電柱などの障害物があり、すれ違うにも体をよけるなど気を使いながら歩くのが現状なんです。役場から、この庁舎から小学校を経由して駅に向かう歩道は狭く、車いすの車幅90センチでは、道は車いすで目いっぱいとなって、登下校の小学生や一般の歩行者は車道を歩かざるを得ないのです。朝でも帰りでもあそこを歩いてみたら、車いすの幅が90センチ要ると見てくれということで90センチ見たら、とにかく人はもう歩けないんです。場所を言ったらちょっと気の毒なんですが、ある店舗のところは看板が出てた云々で、実は車いすも通過できない。そしてその歩道以外の反対側は線が引いてるだけで、そこのところをはかってみたら、もうその線から車いすの車幅どんと出ている。そして図書館を経由して大磯駅に向かう歩道も本当に狭いんです。さらに障害物があって、全く車いすの通行はできない。これがもうはっきりわかりました。私も昨日も一生懸命写真を撮ったんですが、写真を皆さんにここで提示する云々よりも、皆さんが私は一番わかっているのではないかということで、あえて撮った写真もきょうは持ってきませんでした。とにかく町長が言う、大磯駅を使っていただけないと言うのではなくて、高齢者、障害者、車いすの方々が大磯駅まで来れないという現実が実は私もわかっております。このような大磯町、確かに駅のエレベーターができたと。おめでたいこと、すばらしいことだと思うのですが、現状、私はこれでいいのかどうなのか。町はどのように思われているのかちょっと聞きたいんですが。


○議長(百瀬恵美子君)  町民福祉部長。


○町民福祉部長(柳川正夫君)  お答えします。


 いままでの町のバリアフリーという町に限らず、いままでのバリアフリーという考え方は、それぞれの施設ごとのバリアフリーという考え方が主流であったと思います。いま議員御指摘のとおり、その施設へ行くまでのバリアフリーが、まだいま言われました駅へ行く道、小学校前も、図書館前につきましても、私もきのうの夕方ちょっとはかってみたのですけど、議員言われたように、最低のところは90センチ、バス停とか道路標識、看板等があってかなり狭い部分があります。そういう中ですと、やはり車いすの方が通るというのはかなり困難でございますし、やはり段差等もございます。そういう中で、今後は施設だけではなく、施設と施設を結ぶ部分のバリアフリーも今後進めていかなければいけないというふうに思っております。


○議長(百瀬恵美子君)  16番・土橋議員。


○16番(土橋秀雄君)  いまの答弁の中で、部長も歩いてみた。かなり難しい。かなりではなくて、完全にもう無理であるということなんです。恐らく承知していると思いますが。私の近辺は特にそうなんですが、車いすの方というのはなかなか見たことがないんです。4年か5年ぐらい前に車いすの方、私のすぐ昔の旧粕屋街道を通ってましたら、もう歩道を車いすは登れないんです。登れないというより、車いすが通るようなスペースがないし、ちょっと行くと電柱があったりして。その方が何げなく見ていたら、車があそこ結構来るんです。あっちへ行ったりこっちへ行ったり、途中でごみの網がかかったところがあって、まあとにかく必死な思いで通って行ったというのを見ました。それから3年くららい後に、その方1年に1回だけ見ることがあるんです。それは1月14日、うちの地域の六所神社の六所公園のところへどんど焼きに来てるんです。そこに車いすの奥さんなんですが、御主人が押して、今年の1月14日も去年の1月14日、おととし。そのときに1回見ることができるんです。そのくらい高齢者の方の車いすと、地域によって違うと思うのですが、私の地域では見ることができないんです。見ることができるというのは、私が2ヵ月とか1ヵ月に1回東海大に定期的に検診に行っておりますが、毎日車いすで来る人は家族の人が必ず連れてきて、車いすを必ず車から出してとか、そこに備えつけのものを組み立ててそして行くということで。なぜかというと、東海大の病院まで来る、車いす等で個人で来るような道がないんです。実は、これは現状わかっていることだと思いますが、バリアフリー大磯駅。もう本当にこの第四次総合計画の中には、大磯駅、大磯駅、大磯駅ということのバリアフリーがこれが全面に、福祉イコール大磯駅のバリアフリーとなってるわけです。この中でも鶏が先か卵が先かという論争になるのでそれはもう結構ですが、せっかく大磯駅ができたときに高齢者に使ってもらえない。そういうことでは悲しいのではないかなと思います。いま現状、何でかなと。私は何で高齢者に、町長も安全で安心な命が大事、安全も大事だと先ほども答えております。


 そういう中で、実は1月23日の神奈川新聞に、第31回県福祉作文コンクールで県知事賞が発表されました。これはその新聞の切り抜きです。これを読んだときに、私もバリアフリーというのはこういうものだったのかと。私はやはり見識もなく、ただバリアフリーと何となく漠然と考えていたのですが、ちょっとこれをなるほどなというところがありますので、ちょっと時間の中で読ませていただきますのでよろしくお願いいたします。


 バリアフリーの目指す道。県知事賞佐藤海君。愛川町立愛川中1年。僕はこの春香港から日本へやってきて、この半原で生活を始めたけれど、まだ町じゅうで車いすの人を見かけたことがない。夏休みの間に家族で電車に乗って東京へ出かけたりもしたけれど、そのときも一人も目にしなかった。日本には体の不自由な人があまりいないだろうかと思っていたら、実はそうでもないらしい。そして先日ニュースを見ていたらこんな報道があった。大磯駅にはエレベーターがついてますけど、まだついてないところがいっぱいあるんですね。JRの駅でお体の不自由なお客様へという案内があり、そこに駅係員がホームまで、また列車乗車の介助、お手伝いをさせていただきますとある。ところが最後まで読むとこう書いてあるのだ。乗車の2日前までにお申し込みください。原因がこれかと。これじゃあ利用者はいないだろう。突然申し込んでも受けないということなんだということをこの中に。もし急に隣町まで行くようなことがあったら、やはり家族の介助で、やはりどうしても車で行かなければ。電車を使うということはなかなかできないということが書いてあります。バリアフリーという言葉は僕は日本に来て初めて知った。英語で言うところのアクセシビリティーのことかと思う。純粋な日本語では何と言うのだろうと思っていたら日本語には訳せないらしい。これはこのような概念がもともと日本には存在しないためだろうかということでございます。私もいままでアクセシビリティーという英語で聞いたことはあるんですが、バリアフリーとどうなんだろうといって、私もバリアフリーの頭が99.9%入ってますので、バリアフリーとアクセシビリティーのちょっと違うなということを感じまして。バリアフリーは特に日本において広く普及し、発展、拡大解釈されている。言葉で建物の段差を取り除くなどのみに示される造語であるということが調べたら出てきて、我々すべてがバリアフリー、道路もバリアフリーといって考えていたんですが、ああやはり大磯でバリアフリー、バリアフリーというのは建物しかやらないぞと。先ほどの町長も言っているのは、先ほどの中で言っているのは施設をやってる、こういう公園のところは全部こうだということは、やはり町長もバリアフリーというのは大磯公営の至るところの施設をやっていくんだということで、本当の日本的なバリアフリーの考え方であるなということを言えるんですが。アクセシビリティーと、これ英語圏ではみんなバリアフリーという言葉を知らないと。建物並びに建物に至る移動経路などにおいても高齢者、障害者を含むだれもが支障なく利用できることと、その使いやすさにも配慮されていることを言うということで全然ちょっと変わってきてるわけですね。例えばニューヨークなんかでは、都市交通局、1年間7億4,000万人が利用する路線バスのすべてに障害者や車いすのための昇降機をもう備えているというのです。ですから日本との違いというのは、日本はバリアフリーというのは建物だという形でそのアクセス、要するに過程というものは関係ないというようにちょっと思われるというのが現状ではないかと思います。


 続けます。僕が福祉を考えたときに真っ先に思い出すのは、僕の父の故郷であるカナダバンクーバーの町だ。バンクーバーでは車いすやつえをついた高齢者を毎日たくさん見かける。しかし、車いすの多さ以上に目にすることは、車いすの上の彼らがみんな笑顔でいることだ。これはバンクーバーの人々がだれも親切で、いつでも通りかかった車いすの人に手をかす用意と心構えがあるということではない。この町ではほかに類を見ないほど徹底したアクセシビリティーで、車いすの人がだれの手もかりずに自力でどこへでも行ける便利さが提供されているからだ。歩道の段差、バスのステップ、電車とホームのギャップ、ありとあらゆる段差が見事に排除されている。次に、車いすの人も他人の介助を受ける負い目を負わなくていいんだ。彼らは自立した一個の人間という意味でだれとも平等である。貸し借りのない気持ちのよい生活を送っている。このだれの手もかりずにというのが、僕は本来のバリアフリーの目指す道だと思う。車いすの人が外出をためらうことがあったら、きっとそれは介助や手伝いをだれかに頼んだときに、その人に嫌な顔をされたり、断られたり、無視されたりするおそれを抱くからではないでしょうか。体の不自由な方々が望むのは、周りの人間が彼らを気遣って心配して、手とり足とり手伝ってあげるような環境ではきっとないと思う。僕が考える理想というのは、彼らがいつでも車いすで自分の行きたいところに自力で行くことのできるような設備の充実、加えて車いすの人を当たり前のように受けとめてやる普通の視線だと思う。「きょうはいい天気ですね」という普通の会話ができるようになって、はじめてのバリアフリーと言えるのではないかと僕は思う。東京の町じゅうで車いす人口がバンクーバー並みにふえるのは何十年か、もしかしたら何百年、100年以上かかるかもしれない。でもそのときには、昔の東京は不便だったんだねという笑い話になっていたらいいなと思うと。これが県知事賞を取ったということで、私これを読んでなるほどなということで、ちょっと私もバリアフリーというのは、ああ、どうしても日本の中に、大磯町の中でバリアフリーを考えると、どうしても狭い中の施設とかそういう中のことを考える。ところが、やはりそこに行くにはどうしたらいいんだと。それを先に考えなければ、幾らこの建物がバリアフリーだ云々だといっても、それでは高齢者の人に気持ちよく使っていただくということができないんです。


 ここで大磯町いろいろ問題等起きておりますが、きのうの総括質疑、きのうのきょうでございますが、私もその中で、いろいろ総括質疑の皆さんが言っていることをきのうも考えながら、このバリアフリーの目指す道を考えながら、そして町長の施政方針というものを見ながら私も考えてみたんですが、昨日の総括質疑の中で竹内議員がこう言ってます。全国的に後期高齢者医療が4月から始まれば、町では年々一般会計からの繰出金がふえているが、具体的に医療費が減るような計画は考えているのか。次に山田議員が、国民健康保険や介護保険と5事業会計の繰出金額が10億3,000万円で年々増加する状況である。


○議長(百瀬恵美子君)  土橋議員、できれば質問をまとめていただいて。


○16番(土橋秀雄君)  質問にすぐ入ります。繰出金が10億3,000万円。抜本的な検討が不可欠ではないか。山口議員は、繰入れが一向に減らないが、特別会計のどこに原因があるのか。町民が簡単に参加できる予防介護事業は行われているのか。同じく渡辺議員が、国民健康保険特別会計の繰出しは4億2,700万円であります。介護予防や健康づくりの促進事業を進めていくだけで医療費の伸びがカバーできないことは明らか。既に高齢社会になっている現在事態は深刻化しておる。危機意識が引く過ぎるように思われる。このようなことが、きのういろいろなさまざまな議員がいろんな角度で、町財政の中で医療費の伸びが年々ふえていることに対しての質問が多々出ております。私も施政方針の中、読ませていただきました。この中で町長は言っておりますが、要するに。


○議長(百瀬恵美子君)  土橋議員。


○16番(土橋秀雄君)  それ大事なことですから。これが大事なことは、バリアフリーという考え方がございますのでもうちょっと聞いてください。


○議長(百瀬恵美子君)  この中に町長に対して。


○16番(土橋秀雄君)  要するに町長も多いということは認めているわけです。私が言いたいのは、これだけの議員が本当に心配をしてるんです、町財政。ところが大磯町のきのうの答弁を聞いてますと、全くそれに答えていないということが言えるんです。これを聞いて、町としてこの施政方針の中で町長が言われている物事というものは本当に対策というものが何も書いてないんです。


 ここで聞きます。これらの皆さん方が心配しているこの福祉の金額が大きくなっていく、だれもが知ってます。それに対して町の対策ということを聞きたいんですが、いかがなものでしょう。


○議長(百瀬恵美子君)  町民福祉部長。


○町民福祉部長(柳川正夫君)  お答えします。


 国保、介護、老人保健、後期高齢者、それと下水道会計というのが5会計ですか、特別会計がございます。介護保険につきましては、国の制度の中で12.5%が一般会計で負担というようなそういうこともありますし、そうじゃなくて、大きくはやはり国保の関係の医療費の伸びに対して保険税の割合が少ない。その部分を一般会計から繰り入れているというのが一番大きな部分であると思っております。やはり医療費が多いというのは、その内容を分析しなければいけませんし、いまそういう作業をやっているところでございます。また、その医療にかからないようにするというのが、その前のそういう手だてが一番重要だと思います。そういう中で20年度からは特定健診も始まりますし、やはり医療にかからないようにするという方法でやっていきたいと考えておりますし、介護保険につきましても介護予防をやっております。そういう形で医療並びに介護等にかからないように、そういう負担を受けないような形で元気に暮らせるように、そのようにすべきではないかと思っております。


○議長(百瀬恵美子君)  土橋議員、通告に従って質問の仕方をまとめてください。


 16番・土橋議員。


○16番(土橋秀雄君)  まだ29分もございますので、1問の中ですので。


○議長(百瀬恵美子君)  そういうことじゃなくて、通告に従って。


 16番・土橋議員。


○16番(土橋秀雄君)  次に質問いたしますが、町長、高齢者が生き生きと心豊かな生活を送るための学習講座、高齢者教室を開催いたします。敬老事業としましては、敬老会に75歳以上の方々全員に記念品を配布します。喜寿や米寿の節目の年齢に当たる、町内の商店で使用できる敬老祝い商品券を引き続き贈呈いたします。というようなことを町長が述べておりますが、私は国に埋蔵金等があるように大磯町は物を配る、金を使う、まだまだ大磯町には余裕があるのかな。これだけ議員の方々が心配してしいるんだけれど、もっとそういう議員の質問の中のことに関してしっかりと実行していく。知恵というものを出して何か大磯町で打開策がないか。例えば前回の質問、また今回の質問、山口議員の中でも、やはりもう少し高齢者に対しての介護というような方では予防という形で、各地域にもう少し運動用具。高齢者だってやはり運動等をやっていただいて、もっと目指す道があるだろうということも言っておりますが、もっとそういうようなことを考えられませんでしょうか。


○議長(百瀬恵美子君)  土橋議員、できれば、総括質疑じゃありませんので、町長の施政方針からじゃなくて。


○16番(土橋秀雄君)  ちょっと待ってください。バリアフリーというものをやはりすべて道路に通じるんです。


○議長(百瀬恵美子君)  道路の基盤整備のことを聞いてるんじゃないんでしょうか。


 16番・土橋議員。


○16番(土橋秀雄君)  それでは言いますけれど、高齢者に対してのやはりバリアフリー等というものが、私は町とやり方がこの佐藤海君との意識が全く違うということで、もう少しやはり知恵を出して、いろんな形で高齢者に使っていただくように駅を使っていただく、道路を使っていただく。そのようなことを考えていくということが、私は1問目の質問の最初に書いてありますように、福祉の中の位置づけはということですので、よく聞いていただければ当然わかると思いますので、そのあたり、しっかりとその中で新しいアイデア等はございませんでしょうか。この介護予防等に道路を歩いていただくために、どのような施策というものは町では、全くこの中には将来を見越していろんな各市町村見ますといっぱいあります。100歳までとか、もっと健康に外へ出ていただこうとか、車いすの方々がどんどん外へ出てきていただくような施策というものが日本全国いろんなところでどんどん出てきております。ですから、私が言うのは、駅が使う人が少なくなったとか施設云々をなかなか使ってもらえない。そういうようなことはそういう地域の高齢者の人がますますふえます。いままでは4人に1人でしたのですが、今度は3人に1人の時代がもうすぐそこなんです。そうした場合の道路というものは、いま現在までのバリアフリーの考え方ではなくて、もっと突っ込んだバリアフリーというものを、もっと道路というものを考えていただかなければ困るということを私は言ってるんですが、そのあたり町長どうでしょう。


○議長(百瀬恵美子君)  町長。


○町長(三好正則君)  お答えさせていただきます。


 いまおっしゃるとおりで、各施設だけバリアフリーにしても、やはりそれにつながるアクセスが悪いと、これはもう完全にでき上がったとは言えない状況ですよね。お年寄りにやさしいまちづくりとは言えない。それで私もマニフェストの中に載せさせていただきましたが、道路整備等につきましても、お年寄りにやさしいバリアフリー化をという形を挙げさせていただきました。それで現在国道1号線につきましても、いまバリアフリー化を目指してやっていただいております。あと県道等、また町道28号線につきましても、バリアフリー化を念頭に入れて施設整備を進めております。そういうことで施設だけではなくて、その環境整備についてもバリアフリー化を進めるように、国・県等へも要望しながらやっていきたいと思っていますので、御理解いただきたいと思います。


○議長(百瀬恵美子君)  16番・土橋議員。


○16番(土橋秀雄君)  また2番目も全く関連してるんですが、要するに2番目、3番目もそうなんです。いま町長が言われたバリアフリーをいまやってるといって確かに28号線やっています。あそこを町長一回通ってみてください。車いすで幾らバリアフリーをやっても、あの先に電柱が出て歩けない、歩けと言ってはおかしいけど、車いす等では病院まで行けないんです。ですからやってるというより現場を見て、本当のバリアフリーというものはこういうものなんだということを、やはり町の町長以下、現場を見てやってください。


 それと町長、もう一つ言うけど、大磯の1国をそのようにお願いしてやってるというけど、1国も小磯に入るところはもう車いす通れません。ですから、やっていると言っても、現実はなかなか言葉と違って、現実は違うということを承知していただくということをお願いいたします。


 狭あい道路のことなんですが、町長は歩きやすい、現状では建物の後退路線、地域の人たちと相談して進めたいと、先ほど答えていただいたのですが、私は確かに狭あい道路を進めるということがあるんですが、実は、平成17年7月1日からはっきりと言えるのは、狭あい道路拡幅等の整備要綱がちょっと変わりまして、17年7月1日から後退を、買収単価が前は50%評価額のね、固定資産税評価額の50%。ところが、いま現状7月1日から17年から30%になっております。そして最高金額が200万となっておりますが、現在17年からここまで、何か問題等これでよかったとか、そういう意見をちょっと聞かせていただきたいと思います。


○議長(百瀬恵美子君)  都市整備部長。


○都市整備部長(島村行成君)  お答えをさせていただきます。


 狭あい道路整備事業の関係でございますが、確かに平成17年7月1日から後退用地につきまして、土地買収の場合、評価額の50%から30%に改正をさせていただきました。それとあわせて補償額につきましては、その前までは限度額がございませんでしたが、17年7月1日から限度額200万円とさせていただきました。そちらの関係につきましては、近隣市町村の状況を踏まえながら、町の財政状況を踏まえた中で変更させていただいた経過がございます。現在まで変更になってどのように変わったかという内容でございますが、事務方、私たちの方には、変更に伴って申請をしないとか届けをしないという話はきておりませんので、変わっていないというふうに感じております。


 以上でございます。


○議長(百瀬恵美子君)  16番・土橋議員。


○16番(土橋秀雄君)  町では変わっていないといまお答えいただいたんですが、17年のときに、やはりほかの近隣がそうだからということで50%のところが30%。私なんていうのは、狭あい道路云々の周りがみんなそうですからいろいろ聞くと、こんな安くっちゃあなということで、50から30%になったということは、やはり土地を持つ方々が大変がっかりしているという現実もあるわけなんです。そう考えると同時に、また西部地域には農家が多くて、そのセットバックしていただくのが20メートル、30メートルではなくて相当広い。とてもセットバックして200万が限定となるにはちょっとオーバーしてるところがたくさんあるのではないかと。そのようなことは現状最高が200万ということで、そのあたりも問題がなかったのかどうかもう一回お聞きします。


○議長(百瀬恵美子君)  都市整備部長。


○都市整備部長(島村行成君)  お答えをさせていただきます。


 物件ですね。それの補償額が限度額が200万ということでございます。国府地区の方につきましては距離が長い部分もございますが、その建物の建て替えをするということですから、建物の補償というものではなくて、塀とか垣根等の補償になりますので、200万まで達するという件数はなかったというふうに記憶しております。


 以上でございます。


○議長(百瀬恵美子君)  16番・土橋議員。


○16番(土橋秀雄君)  幹線道路と違って狭あい道路というのはやはり狭いし、これを広げるというのが、町の大きな今後の政策に欠かせないものだと思います。ただ、現状私8年、いま9年近くなりますけれど、狭あい道路突き当たりも、また本当に昔からの町道と。拡幅してもその先が絶壁だとか、道路と道路のただ狭いところを広げるというのだけど、道路と道路をつなげるとか、そういうものがいま現状私9年間きても、狭あい道路の中で一歩その狭あい道路を拡幅したら、向こうの狭あい道路と結びつけるというものがこの9年間一つもないんですが、この狭あい道路の中で考えていくことは難しいんでしょうか。


○議長(百瀬恵美子君)  都市整備部長。


○都市整備部長(島村行成君)  お答えをさせていただきます。


 確かに狭あい事業につきましては、建物の建築に伴いまして、その前面だけの後退という形になっております。いままではそういう形でその部分だけの処理という形にさせていただきましたが、今後につきましては、議員も以前からお話をいただいておりますように、路線的に物事を考えなくてはいけないという考えを持ちまして、その狭あいの申請が出た前後左右、御協力をいただける場所につきましては町の方からお話をさせていただき、協力を得て拡幅整備を図っていきたいというふうな考えを持っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。


○議長(百瀬恵美子君)  16番・土橋議員。


○16番(土橋秀雄君)  答えは私も大体そうだろうなと。いまの現状の組織云々では、狭あい道路というものはあるんですが、狭あい道路と狭あい道路の間をどう結ぶかとか、それはもうまちづくりになると思うのですが、いま現状まちづくりといっても、どこへ行ってもそういう相談は乗ってもらえないという現状でございますので、これからの機構改革の中で、ぜひやはり5年後、10年後を考えたような狭あい道路と狭あい道路、また道というものはどのように入ったらどこへ抜けるかというような一歩狭あい道路を抜けるような、そういうよな組織というものをつくっていただかなければ、本当の西部地域の細い道は使えないということですので、それは要望としてお話ししておきます。


 先ほど県道63号相模原大磯線、これは清水議員がきょう1番で質問しておりますが、町長は県に働きかけ、調整をいま以上に進めていきたいとか、歩行者の安全確保、交差点改良、いろいろなことを話をしていただいたんですが、国・県への働きかけはできるだけ早く解決したいということがございましたのですが、できるだけ早く解決したいと。恐らく清水議員は時間がなかったからこれ以上のことは言えなかったのですが、これは4年、5年、7年、8年、実はもっと前からこの県道63号線は第四次じゃなくて第三次にもずっと書いてあるわけです。書いてありながら、今度も立派に書いてございますが、できるだけ早く解決したい。これだけは私ども西部地域に住む人間として何とかもう一歩、ただ県に要請するだけで、それはいままでずっとやってきたんじゃないかと思うんです。そのためには解決するためには、町長先ほど言いましたんですが、解決するためにはどうしたらいいのか、それをお答えください。


○議長(百瀬恵美子君)  町長。


○町長(三好正則君)  お答えさせていただきます。


 この箇所大変長い期間かかっているというふうに聞き及んでおりまして、私も最大の原因は用地取得などの問題があるということで伺っております。その辺県の方にも今年度は直接出向いて要望してございます。単に書面だけじゃなくて、直接お伺いして窮状を訴えさせていただいてお願いしているというふうに、私たちとしても気持ち本腰を入れて何とかしたいという形、気持ちを伝えてございます。しかし、何分にも用地取得は相手があることでありまして、その辺を私たちとしてもまた県に協力しながら、所有者の御理解をいただきながらぜひ力を入れてやっていきたい。そういうことで、できるだけ早い時間にできればなということを先ほど申し上げたわけでございます。


○議長(百瀬恵美子君)  16番・土橋議員。


○16番(土橋秀雄君)  県に直接言う。それは恐らく歴代の町長も皆さん一生懸命やってくださってると思います。しかし、どうしてもただ口だけでは、向こうへ行くのももちろん当然なんですが、もうちょっと地域の住民というのですかね。大磯町の有識者等、この相模原線が必要があるんだったら、地域の促進協議会というのは地域で立ち上げるべきではないでしょうか。清水議員とは裏から、要するに越えない道というのですが、それ以上に歩道もないんです。そして朝晩ということ。これは行ってみれば町長わかるんですが、もう数百メートル長蛇の列です。それで今度東側の方は農道といっては、そのところに車がものすごい勢いですれかわることができないんですが、朝あの交差点を避けるためにとかということで大変猛スピードで働く人たちが通るわけです。大変怖いくらいです。ですから、こういうものはいまに始まったことじゃないんです。この第四次になる第三次の方からやっているんです。しかしながら、町長同じような答弁なんです。働きかけていく。しかし、もっと地域の住民に協力を願って地域から立ち上がるような、そういう懇話会、懇談会、促進協議会、このようなものをやはりつくっていくというような考えはお持ちではないでしょうか。


○議長(百瀬恵美子君)  町長。


○町長(三好正則君)  そうですね。やはり地域の皆さんの御協力がないとこれはできませんので、そういう方向も検討していく必要があろうかというふうに考えています。


○議長(百瀬恵美子君)  16番・土橋議員。


○16番(土橋秀雄君)  私は検討もあろうじゃなくて、検討しなければいけない町長、時期なんです。私だけではなくて清水議員も言ってるけど、あそこは本当の、町長も言ってるように、あそこの県道はもう本当に前から渋滞、渋滞です。つい1ヵ月前ですか。セブンイレブンができた横の田んぼに、車が田んぼの中にどうして落ちたんだろうという方、落っこってました。これは翌日聞いたんですが、10人、15人がやっても持ち上がらなくて機械を持ってきて車を上げたということなんですが、現実には、その人はけががなくてよかったんですが、そういうことを考えると、どこが不手際かというと、町・県のやはり歩道もない、そういう現状を考えると、いまどんどんどんどん川底でも道ができるとか、そういうあの川をふさいでどうのこうのとか、そういう問題はそういう懇談会、促進協議会をつくって、やはり地元の大磯の方々の熱意を県に示さないと、年に1回か2回かわからない、町長も大変だと思います。歴代の町長がそういうことを言われているということもよく聞きますが、もう一度考えたいということではなくて、もう一歩進めていくような、もうぼつぼつ四次きちゃってるんですよ。それをお答えお願いします。


○議長(百瀬恵美子君)  町長。


○町長(三好正則君)  今回不幸中の幸いといいますか、台風9号の影響で大変私たちは苦い経験をしましたが、その中でやはりあそこの道路は西湘と小田厚をつなぐ唯一の連絡路ということを味わってしまった。大変渋滞をもたらしてしまって地域の皆さん大変苦労したことだと思います。そういう中で大変いい経験をさせていただいたのかなということで、これぜひともそういう形の中で促進をさせていきたいというふうに思っています。


○議長(百瀬恵美子君)  16番・土橋議員。


○16番(土橋秀雄君)  町長、よろしくお願いします。あそこはもう私どこじゃなくて清水議員ではなくて、もう何年も前から過去を見ると、相模原大磯線の質問は何回も飛んでます。もう月京から行く。また逆の方に行っても歩道は途絶えております。そしてもっと深刻なのは、今度都市整備等の云々で学校の方から聞いたんですが、もう危険だということ。歩道のところにやはりいろんな形で県も関与していくということで聞いておりますが、小学生の登下校のときの、またあの相模原大磯線の小学校の近所、特に国道寄り、歩いてみると町長、真っ直ぐ歩けないんです。ガードレールがあって普通の民家がある。その間がVの字のようになっている。みんな斜めになって歩いて小学生等は。高齢者なんか歩けっこないんですよ。ですから、そういう現実を見て、やはり変に働きかけるのも、しっかりと現場を見なければ、毎年恒例だという形で、そういうことじゃないと思うのですが、もっと町長現場を見て写真を撮って、果たしてこれで子どもたちの登校が安全なのか。高齢者が倒れて、そこにはガードレールがない。車がぎりぎりのところで猛スピードで交差点のところへ行くんです。ですから現場を見て物事を決めていただきたいと。地域の人は本当によく知ってるんです。大磯町と西部地域はこれからだと町長が言ってるけれど、何かその間には遠い遠い道筋があるような気がするんですよ。


 次に、関連的に大磯藤沢線、このことにも山田議員が先ほど質問しておりました。この大磯藤沢線まだできてはいないけれど、今後の広域機能においては絶対必要であると、町長も先ほどのを聞いてましたら言ってます。促進協議会、これで言うと新湘南国道並びに藤沢大磯線、湘南新道新設改良促進協議会のことを言ったと思うのですが、その協議会で国や県に働きかけていくということを山田議員に話をしております。今後のまちづくりには大きな影響を与えるということも町長言ってるわけですが、答えは、今後国や県に働きかけていくということなんですが、もう少し詳しく。国や県というのは先ほど言っているこれのことを指しているのか。これではなくて、もっと先ほど言った促進協議会と以外でも、もっと働きかけていくというのを山田議員に答弁したのか、先ほどの答弁なんですが、もう少し詳しくお願いしたいと思います。


○議長(百瀬恵美子君)  町長。


○町長(三好正則君)  この促進協議会につきましては3市3町ですか、が入ってやっているわけでございますけれども、失礼しました。2市2町ですか、やってるわけですが、大磯だけではこれ力が及びません。やはりそういう関係団体と一緒になって国を応援しなきゃいけませんし、現在国で問題になっています暫定税率の問題等も絡んできておりまして、非常に先行き不透明だというふうな情報も入っておりますが、ただ、私たちの立場からすれば、やはりこの道路は何とか将来を考えたときに、どうしても大磯縦の線がございませんので、そういう意味ではぜひこの団体に加わって要望していきたいというふうに思っております。


○議長(百瀬恵美子君)  残り5分です。


 16番・土橋議員。


○16番(土橋秀雄君)  これも町長、先ほど言うように、第四次でなく第3次、そのもっと前からこの大磯藤沢線というのはずっと出てるんです。これも県に問うということなんですが、町長が平塚、茅ヶ崎、2市2町の関係者と話し合っていくというんですが、大磯を除いて二宮それからこれの平塚、茅ヶ崎、寒川、二宮は入ってませんね。この後の2市1町の方々は一緒に一緒にといっても、この大磯の中にある都市計画決定等これは大磯の問題であって、町長が思うほどみんなが力になって云々ということは私なかなか。ただ、ほかの2市1町の方々には、この大磯の中でこの大磯藤沢線に対して、要するに先ほどと同じように有識者と、また地域の住民を含んだ促進協議会というものを立ち上げていかないと、いつまでたっても第四次、第五次、同じことではないかと思いますが、そのあたりいかがでしょう。


○議長(百瀬恵美子君)  町長。


○町長(三好正則君)  お答えします。


 この件は国へお願いに上がっているわけですが、いつも大変周りの市・町の方々からはいつも言われているんですが、大磯町のところだけ点線が入っていない。その中で国に要望はちょっとねという話もときどきされております。そういう意味では、ぜひここで都市計画決定をしていきませんと将来の夢にもつながりませんので、そういう意味では少なくとも点線を入れていく必要があるのかなということでございます。ただ、いま準備をしている段階でございまして、促進協議会まではまだ私ちょっといま考えておりませんが、いずれ近いうちにそういう形をお願いする形になるかと思います。その節はよろしくお願いしたいというふうに考えてございます。


○議長(百瀬恵美子君)  16番・土橋議員。


○16番(土橋秀雄君)  要するにまだ協議会等は考えていないということなんですが、昨年、前町長のもとでこの大磯藤沢線に関しての案が出ました。案が出て現時点、現在まで、さあ案ができたという形で総務建設の委員会の方にも現状何にもございません。ただお金をかけておととしから去年でつくったということで、先ほどほかの議員が今年の予算にもないというのは、わざわざ金をかけて何にも議会の委員会にも説明がない。町長、これは町側のやる気があるかないかという問題にきてるのではないかと私は思うのですが、立派なものを昨年3月できちっと我々もらいましたのですが、もらってもうかれこれ1年近くなるんです。それを今後あれをどういうふうに議会の中でやっていくのかという、そういうこれからの早急にやらなきゃいけないのか、いや、ないとか、はっきりと言っていただきたいのですが。


○議長(百瀬恵美子君)  残り1分です。


 都市整備部長。


○都市整備部長(島村行成君)  お答えをさせていただきます。


 藤沢大磯線のルートにつきましては、議員お話のありましたように、ルートにつきましては案をつくっております。その内容につきましては、新年度に入りまして、その内容をもとに県と都市計画決定のための協議をさせていただきます。それとあわせまして議会の方に報告なり相談をさせていただき、あわせて事務を進めていきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いをしたいと思います。


○議長(百瀬恵美子君)  残り44秒。


 16番・土橋議員。


○16番(土橋秀雄君)  島村部長、いま県と相談をしてそれから総務の方に投げかけてくるように私ちょっと聞いたようですけど、同時進行で。同時進行ということかもわからないんですが、私たちはあの3案のうちの一つにあの案では決まったという。あの3案の中の一つに決まったということをできるだけ早くそれを調べて。


○議長(百瀬恵美子君)  答弁時間ありません。


○16番(土橋秀雄君)  やっていきたいと思うのですが、同時並行がいつなのかはっきりお伝えください。


○議長(百瀬恵美子君)  都市整備部長。


○都市整備部長(島村行成君)  お答えをさせていただきます。


 同時進行ですから、4月に入りましたらすぐにでも説明をさせていただきたいと、このように思っております。


○16番(土橋秀雄君)  よろしくお願いします。


○議長(百瀬恵美子君)  16番・土橋秀雄議員の一般質問を終了いたします。


 暫時休憩をいたします。





 (午後 2時46分)  休憩


 (午後 3時05分)  再開





○議長(百瀬恵美子君)  休憩を閉じて再開いたします。


 2番・山口陽一議員、お願いいたします。


○2番(山口陽一君)  2番・山口陽一です。きょうは全部で5問用意しておりますが、ひとついままでのように、検討しますとか要望しますということでなく、もう少しはっきりかた御回答の方期待しておりますので、よろしくお願いいたします。


 まず最初に、東海大学との協定書について、その後どのようになったのかお伺いいたします。


○議長(百瀬恵美子君)  町長。


○町長(三好正則君)  2番・山口陽一議員の御質問にお答えいたします。


 「東海大学大磯病院との協定書について問う」でございますが、平成19年3月29日付で大磯町と学校法人東海大学の間で、「東海大学医学部付属大磯病院の整備に関しまして、大磯町所有土地の譲渡について」協定書を締結しております。譲渡の対象となっている土地につきましては、現在の月京幼稚園と月京幼稚園の隣接地であります学校用地、いわゆるゲートボール場でございますが、また、その売買契約締結日につきましては、ゲートボール場は平成20年3月末までに、月京幼稚園につきましては用途廃止後速やかに、と協定されております。町では協定書に基づき、ゲートボール場の売買契約を結べるよう、定期的に東海大学と連絡をとり、話し合いを進めており、その成立に努力しております。


 以上でございます。


○議長(百瀬恵美子君)  2番・山口議員。


○2番(山口陽一君)  それでは、これから再質問をさせていただきますが、これは1番から5番までに共通して、最初は町長でも結構ですが、再質問からなるべく担当部長の方から責任ある御回答をお願いしたいと。どうぞよろしくお願いいたします。


 東海大学との協定書が一昨年に結ばれて、いよいよあと1ヵ月後にその履行が迫ってるということで、いまその締結に向けて鋭意努力されているということなんですが、ちょっとまず最初にお伺いしたいのは、この3月末までに具体的に幾らで売るかとか、そういうものについての合意をここで結べるようにしたいと。そういうことに理解してよろしいでしょうか。


○議長(百瀬恵美子君)  総務部長。


○総務部長(鈴木一男君)  お答えいたします。


 ただいま町長の方からも答弁ございましたが、やはりこの協定書お互い遵守しておりますので、その目標に向かいまして私たちは精いっぱい努力して、何とか契約にこぎつけたいというふうにいま作業を進めております。


 以上でございます。


○議長(百瀬恵美子君)  2番・山口議員。


○2番(山口陽一君)  東海大学については、いまさらここで言うこともなく、大磯町にとってはかけがえのない病院であると。当然ながら、各地でいま病院の撤退が続き、また公立病院は、平塚、厚木、小田原ともに莫大な借金を抱えて一般財政を圧迫しているという中で、幸い大磯町の場合にはほとんど補助金も出さない中で、町民の命をあずかってもらっておると。救急医療についても、昨年ですね。救急医療の半分をまかなってもらっていると。それで第二次救急なんかについても、それを充実するためには、現在の建物、治療機器では十分でない。もっともっとしっかりした治療態勢を整えたいということで、東海大学が最新の検査棟をつくりたいということから当初は賃貸と。土地を借りたいということだったんです。大磯町も土地を貸すよりは、月京幼稚園の建設費もかかるので、買ってもらえればよりありがたいよというようなお互いの気持ちが一緒になって今回のような協定書をつくるようになったと。このように私は理解してるわけなんですが、そういう中で当然、大磯保育園の民営化に伴って3,200万の建物も無償譲渡する。2億円近い土地についても20年間無償で貸与すると。これは当然、公立の大事な保育園を向こうに任せて大磯の子どもたちをしっかりと養育してもらおうということで。当然ながら、東海大学病院というものに対して、そのようなお気持ちというものも含んだ上の売却価格だろうと思うのですが。


 この前、福祉文教委員会の中で、大磯町の医療費が神奈川県14町村の中で2番目に高いと。どうしてそんなに高いんだといったときに、非常に高齢者が大磯町は多いんだと。病院通いしている人が多いんだと。高齢者が病院通いするということは、なかなか平塚とか小田原とか厚木まで行けないわけで、特に高齢者にとっては近くに病院があるということは本当にかけがえのない。町長も一人の命は地球より重いというようなことをおっしゃったし。町長自身だって東海大学にお世話になったこともおありになろうかと思うんだけど。いずれにしても、そういうことを考えたときにそれなりの配慮というか、町にとってかけがえのない病院であるということを考えた上での価格交渉というか、そのようなものになるんでしょうか。


○議長(百瀬恵美子君)  総務部長。


○総務部長(鈴木一男君)  お答えいたします。


 いま議員がおっしゃったとおり、自治体が自前で病院を持っておりますと、それは赤字で大変だというのは新聞記事にもよく出ておりますし、病院が自治体をつぶすというような記事もよく見かけられます。いま御質問の点でございますけど、我々は東海大学大磯病院につきましては地域の中核医療として、また町としてなくてはならない存在であると、そういう認識にまず立っております。そこで土地の譲渡につきましては、そういった点にも十分考慮しながら現在進めておりますし、今後もその方針に変わりがあるものではございません。


 以上でございます。


○議長(百瀬恵美子君)  2番・山口議員。


○2番(山口陽一君)  それに関連して月京幼稚園、これも協定書に含まれているということで、これはどなたですかね。月京幼稚園問題についての質問がございましたが、現在、神奈川県と地権者との間で交渉を進めているところであると。もうちょっとその辺について詳しく御説明いただきたいのですが。


○議長(百瀬恵美子君)  教育次長。


○教育委員会教育次長(二挺木洋二君)  お答えいたします。


 神奈川県と地権者ということでなくて、12月にこの月京幼稚園を建てますには、前にも御説明しましたように法律改正がございまして、県の開発許可が必要ということで、それで去年の12月に県の開発審査会でこのお話を県の方からさせていただいて、おおむね建つことについては地元の了解とかを得れば、この事業に関してはいいだろうというようなお話をいただきましたので、それで具体的な測量ですとか、それと地主さんとの用地の交渉ですとか、現在それを進めているところでございます。それで目標としては22年度の開園に向けていま事務を進めてございます。


 以上でございます。


○議長(百瀬恵美子君)  2番・山口議員。


○2番(山口陽一君)  いまの次長のお話をまとめてみますと、県の方は地元の了解があれば、たとえ市街化調整でもいいですよと。あとは地権者との買収問題。この土地買収はいまどのくらいまで進んでるんでしょうか。


○議長(百瀬恵美子君)  教育次長。


○教育委員会教育次長(鈴木一男君)  お答えいたします。


 土地の用地につきましては、いま地権者で2名の方が代替用地を御希望されてまして、それで1名の方については、なかなか法的に農地を買えないというような御事情もございまして、それについて御理解をいただいたところでございます。それともう片方の方も農地の代替を希望されてまして、それのいま代替の方の鑑定を取ってございます。それでその鑑定が出次第、このくらいでどうかということで、代替の今度は地主さんの方にも交渉にいくような状況でございます。


 以上でございます。


○議長(百瀬恵美子君)  2番・山口議員。


○2番(山口陽一君)  この問題はやはり相当おくれておりまして、ぜひいま御回答がありましたような形で22年度ね、新しい開園を目指してちゃんとした耐震性のすぐれた校舎ができるということを私は期待しております。これ以上あまり聞いても、もう町がやりますよということを信じて2問目に移っていきたいと思います。


 2番目については、大磯駅のバリアフリー工事について。これは先ほどもいろいろと状況についてお話がありましたが、現状についてのまずどうなってるのかと、よろしくお願いいたします。


○議長(百瀬恵美子君)  町長。


○町長(三好正則君)  御質問の「大磯駅バリアフリー工事の進捗について問う。主要工事に付帯する諸工事はどうなっているのか。」につきましては、平成18年11月に着手されました大磯駅バリアフリー化工事は、昨年9月に新設の跨線橋が開通となりまして、駅舎側のエスカレーターも使用開始となりました。そして昨日、27日には、駅舎側とホーム側の2基のエレベーター、及びホーム側のエスカレーターが使用開始となりまして、駅を利用される町民の方々の利便性が図られたことと思っております。また、駅構内のJRのトイレは3月中旬に、さらに町の公衆トイレも3月下旬に完成予定となっており、大磯駅バリアフリー事業関連の工事は3月末に完成を予定しております。


 御要望がございました「生け花コーナー」の件につきましては、私が昨年の11月に、JRの東日本の横浜支社長と大磯駅長にそれぞれお会いいたしまして、設置を強く要望しております。また、副町長も、横浜支社の企画室長に対しまして3回にわたり要望しており、現在、JRの内部で検討していただいております。ホームの屋根を平塚側に延伸する件につきましては、今回の大磯駅バリアフリー化事業とあわせてJRに対して要望してまいりましたが、今後も引き続いて、あらゆる機会をとらえて強く要望してまいりたいと考えております。


 以上でございます。


○議長(百瀬恵美子君)  2番・山口議員。


○2番(山口陽一君)  それでは、再質問させていただきます。


 屋根の延伸については、今回のバリアフリーとは直接関係なく、やはり通勤客であるとか観光客のいろいろな点を考えたときに、雨のときに本当に困るということで強く要望していこうと。隣の二宮駅も平塚駅も茅ヶ崎駅もほとんどホームは全部フルカバーされてると。こういう現状の中でなぜ大磯町だけがと。当然、大磯町の乗客が少ないという面もあろうかと思うんだけど、やはりJRに対する要望というものがいままであまりしなかった原因ではなかろうかと、このように思ってるわけなので、これはひとつ直接バリアフリーの私の質問とは関係なく今後とも進めていただきたい。いま町長がお話があったように、ほとんどエレベーター、エスカレーターができ上がり、トイレについてもここで3月にでき上がると。これも完全に予定どおり工事が進められたということなので。問題は、大磯町にとって非常に大磯町らしい景観を保つためには駅舎もなるべく現状で残してほしいとか。また、特に町長もここで大磯町を振興、活性化するためにはやはり観光が一番であると。観光立町を目指したいということは強くおっしゃってるわけなので、そういう中で、当然観光客が第一歩を踏むのはこの大磯駅なわけですよ。これはもうどなたもおっしゃいます。東京からずっとこう来て、平塚までは雑多な駅舎というか周辺なんですけど、大磯駅については広告もない、緑も豊か。ああ、これが本当のやはり大磯なんだとほっとするわけですね。そういう中で、さらに駅をおりて次のバスを待つ間であるとか、今度は逆に乗る間、いままでは生け花コーナーがあって、それを眺めながらほっとすると。これが続いてたわけです。我々としても、例えばお客さんをお迎えするようなときには、ちょっと食卓に一輪花を飾ると。それによって粗末な食事も非常によく見えるとか。


 これはついこの間、2月の十何日ですか、馬場地区のお年寄りのひとり暮らしのね、公民館に招いて食事会をしたんです。私は地区の福祉委員会の仕事を手伝っておりますので。ただママの会の人がつくってくれた食事を出すだけでなくて、庭に咲いてる水仙であるとか、畑に行って菜の花を取ってきまして、こうね。するとやはりお年寄りがものすごく喜ぶんですね。本当にこの弁当が2倍の価値に見えますなんかって褒められちゃってね。これどなたが持ってきた。いや、実は私の畑からこうだと言ったら。本当に褒められたのはそのくらいのものなんだけどね。いずれにしても、やはりちょっとしたそういうものがあるとかどうかということになると、観光客にしても、疲れ果てて駅におりた町民にとっても、どれほどのそれが栄養になるだろうかと。そういうことで町長の方から横浜支社長にもお願いした、駅長にもお願いしたということだったのですが、どうも最新の話ですと、何となくその辺があいまいになりつつあるのではなかろうかなというようなうわさが私の方に耳に入ってるんですが、実態、現状はどうなんでしょうか。


○議長(百瀬恵美子君)  町民福祉部長。


○町民福祉部長(柳川正夫君)  お答えします。


 先ほど町長の方からお話しさせていただきましたように、町長並びに副町長からもJRには何度も。JR横浜支社並びに大磯駅長にもお話しさせていただいております。そういう中で、基本的にJR横浜支社の方は検討しましょうということで、従来からございましたし、それは民営化される前の国鉄の時代からあったということで、そういう経過も踏まえた中で、基本的には民営化されてるJRですので、そういう自分のところの施設以外のものは設置しないというのが基本的な考え方なんだそうですが、いままでの町の景観もございますので前向きには検討してもらっております。そこでここでもう3月末にバリアフリーがすべて完了するという時期になりまして、町の方におきましても、もうそこが最終的な詰めになってきておりまして、横浜支社との方の協議とあわせまして、実際駅を管理する駅長さんの意向というのが重要でございまして、先日も駅長さんとお話しさせていただいた中では、例えば小田原駅今回改修されましたけど、改修される前にはそういう花を置くようなスペースがあったけど、いまはもう設置してないとか。あるいは真鶴駅につきましては、町の施設の看板についても有償で設置してるところもある。結構厳しいお話をされておりました。駅舎につきましても議員御存じのとおり、バリアフリーの関係で改札口が大分待合室の方に入り込んできておりまして、待合室全体のスペースも狭くなっているという状況は町としてもそれは承知している中ではございますが、やはり従来からの設置されたという経過を尊重していただいた中で、いま大磯駅長並びにJR横浜支社との方では設置できるように検討してもらっております。


 以上です。


○議長(百瀬恵美子君)  2番・山口議員。


○2番(山口陽一君)  確かに駅舎が狭くなったということは、私も調査に行ってわかっております。ただ、今回のバリアフリー工事については2億円という大金が投じられてるわけですよ。これは本当に福祉基金を取り崩してまでやってるという。だからこれはJRのものであるとか、JRがああだというものではなくて、まさにそのくらいの権利は十分あるはずなんです。私はきのうの総括質疑の中でちょっと騒音問題に触れて、町長の方からあっさり県の方に要望してありますと言われた。私は県に行ったら、町が真剣に来てませんと言うのですよ。お互いに責任なすりつけてるんですよ。町は大磯にあることでしょうと。大磯にあることだったらなぜもっと町が真剣に取り組まないんですかと。都合が悪いことになるとみんな県に来るんだと。まさにお互いがこうね。最近のイージス艦にしても、何かお互いの無責任体質というものが国から県から町まで。いや、僕は大磯町だけはそのようなことはないと。大磯町の職員は非常に優秀であるし、町民思いであるし、もう自分を犠牲にしてまで頑張る人であると。僕はそのように信じてるんですよ。それをだんだんだんだん話が煮詰まってくると、あれはJRの持ち物でありますとか、権利はJRが決めるものですとか。それではやはり困るんですね。だから先ほどのいろんな議員なんかについても、いや、県に要望します。だからこれは道路とか何かというのは、これはやはり町独自ではできないんだけども、そんな大したお金じゃないわけですよ。正直言ってあれは。わずか3尺平方ぐらいのものがあればいいんですよということを華道協会の幹部の人もおっしゃってるわけですね。だから実体を従来と同じようなこんな大きなものをつくるということであればそのスペースがなかなか難しいと思うのですが。やはり私が期待するというか。部長ね、私の責任で絶対つけさせますよぐらいね、回答してくださいよ。どうですか。言えませんか。


○議長(百瀬恵美子君)  町民福祉部長。


○町民福祉部長(柳川正夫君)  お答えします。


 JRにしても大磯駅長にしても、いろんな団体からやはり駅の中にいろんなものを設置してほしいという要望があるというのが事実だそうです。それで町といたしましても、従来、生け花とあと俳句あるいは短歌の短冊を飾ってもらってた。当然ああいうスペースは今後は望むのは無理だと思います。いま議員が言われたぐらいの大きさのものを設置してほしいということは言っておりますし、できると私が断言はできませんけども、精いっぱい努力したいと思っています。


○議長(百瀬恵美子君)  2番・山口議員。


○2番(山口陽一君)  吉川副町長ね。実は、ちょっと私がいろいろと調査している間に、さっき町長のお話にもあったんですが、大磯町のブランドを少し高めていこうという中で、いろんな駅へ行くと、そこの町のとか市の特産物なんかコーナーがあるわけですよ。例えば、大磯のミカンであるとかそういうようなもの。だから確かに考えてみると、生け花だけでなくて、ちょっとした1年のうち何回かはそういうような特産物が実ったときには、そういうのを2週間とか3週間その周りに置くとか、やるとか。そうすれば大磯町全体の、ああ、大磯町はこういうものが特産なんだという。観光客も実際見てもらえると。こういうことがあるので、ひとついままでは生け花コーナーだけだったというのだけど、そういうものも含めた形でひとつJRと再折衝するとか、その辺のところはいかがでしょうか。


○議長(百瀬恵美子君)  副町長。


○副町長(吉川重雄君)  いま山口議員おっしゃられましたように、全くそのとおりでございまして、そういったことも今回のお話の中で出ていたようでございます。相手の方から出てきたというふうなことを承っておりますので、私もそれについては全く異論はありませんし、そのとおりだと思います。そういった特産品、例えばカキであるとかミカンであるとかいろんなものがあると思いますが、そういったものをその季節、季節に飾って置くとか。いろんなあと町の名産品があると思いますが、そういったところも必要だなと。いまのお話しですけれども、もし万が一、私は、もしどうしてもJRの方で無理だというふうなことになれば、ちょっとどこかへ置くというのは自分の中では決断しておりますけれども、いまはそこを言わずに、まずきちっとした形の中で駅の中に設置をしていただくというふうなことを考えてございます。


 そういうことでございます。


○議長(百瀬恵美子君)  2番・山口議員。


○2番(山口陽一君)  ありがとうございました。お二人から非常に力強い御回答をいただいたので、この問題についてはこれで終わりにいたします。


 続いて、第3番目、大磯町の機構改革について問うということで、町長は部長廃止を含めて、ひとついろんな形で町の行政改革を進めていきたいというようなことをおっしゃられたんですが、これについて現状をお伺いいたします。


○議長(百瀬恵美子君)  町長。


○町長(三好正則君)  御質問の、「大磯町の機構改革について問う」の「町民の立場と役場内部から見た現在の組織の問題点、あるいは機構改革の目的と進捗状況について。」でございますが、組織の肥大化によります管理監督職員の増加、スピードを求められている業務の遅延など、多様化する町民ニーズに対応するために、町民サービスが的確に提供できるよう、コンパクトで合理的、かつ効果的な機構改革を行うことが重要というふうに考えております。13番議員にもお答えいたしましたが、昨年4月以降検討を重ねてまいりましたが、意見集約ができなかったということで、私の判断、考えで組織改革を断行することといたしました。3月中には担当常任委員会協議会に素案をお示ししまして、御意見をいただきたいと考えております。また、その実施に向け、鋭意努力してまいりたいと考えております。


 以上でございます。


○議長(百瀬恵美子君)  2番・山口議員。


○2番(山口陽一君)  町長は施政方針演説の中で、これは土橋さんにもおっしゃいましたけど、簡素で効率的な行政を目指すと。まさにこういうような時代に、あまり組織が肥大化するということは大きな問題があるわけですが、ただ簡素だけで、それが非効率な機能になったのでは逆効果であるわけです。聞くところによると、これを担当していた担当部長が12月におやめになった。どうもそれ以降、本当に大車輪で、副町長が特命を持ってこの仕事をお進めになったというようなことも一部あるというようにお聞きしてるわけですが。問題は、やはりそういうような組織を変更するということはこれは大変なリスクを伴うものなんですよ。なぜそんなおくれたのかというような中に、相当職員の反対が多いというようなこともうわさに入ってきたわけで。職員が一番不安だったのは、これによって格下げがあるのじゃないかとか、給料がダウンするのじゃなかろうかとか。今度は逆に、職員間の意思の疎通が従来よりも悪くなるのではなかろうかといろんな不安があったから。大体日本人というのは特に物が大きく変わるというのはあり好まない。政治の世界でも、アメリカみたいに共和党と民主党が順番に大統領をやるとか順繰りにやるとかいうのじゃなくて一党独裁の政権が何年も続くと。これはやはり日本人の島国的な体質も中にあろうかと思うのだけど、いずれにしても、ここでこれだけのものを英断されたということについていろいろと問題があったと思うのだけど、ちょっと総務部長にお伺いしたいのですが、後ほどまた副町長にもお伺いしたいので、副町長は外部から入られた方、総務部長はずーっとここに職員としておられたわけですけど、この機構改革について町長から指示を受けたとか、そういうときにどのように感じましたですか。不安があったのかどうか。


○議長(百瀬恵美子君)  総務部長。


○総務部長(鈴木一男君)  お答えいたします。


 私の立場で申し上げれば、たしか議会の初日にも御説明しましたけれども、いま職員がどんどんやめていく状況で採用も極力抑えられている。いまそういった状況で、前の組織をそのまま維持できないということは、もう私が就任した4月1日の時点でわかっておりましたので、これはそういうふうに簡素で効率的ならば、それはそちらの方に移行した方が組織は動いていくんだろうなという感想を持ちました。


 以上でございます。


○議長(百瀬恵美子君)  2番・山口議員。


○2番(山口陽一君)  次に、副町長にお伺いしたいのですが、副町長は、去年4月に内部にお入りになったわけです。それまでは外から町を見てらっしゃったわけですよ。そういう中で、恐らくいろいろと町組織について、縦割り行政であるとか、非常に細切れというか、担当が1人か2人しかいなくて、忙しいときには手伝いしなくちゃいかん、暇のときには半日寝てなくちゃいかんとか。いずれにしても、何かそういうような本当に。寝てると言ったら語弊があると思うので、これは取り消しますがね。町民からいろいろと要望しても担当者がいない。それで連絡もつかないとか。じゃあ担当者が戻ってきたらといっても、戻ってきたのは夜遅くだとか。いずれにしても、町民にとっては非常にいままでの組織というものに問題点が感じられたと思うのですが、副町長がここで特命を受けて機構改革を取り組まれた中で、その辺のことを今後どのような形で改革していこうとして組織づくりをされているのかお伺いいたします。


○議長(百瀬恵美子君)  副町長。


○副町長(吉川重雄君)  いま山口議員の方から御質問がありまして、総務部長が答えた。それも一つでございますし、私も中に入ってみて初めて、ああ、なるほどというのは、いま山口議員が言われたことがなるほどということで気がついているところでございます。


 要は、ある一つのことを例えばの例ですけれども、一番いい例をお示しした方が聞いておられる町民の方もわかると思いますので。つい最近でございますけれども、町内において郵便ポストが移設されてというか廃止になったところがございまして、昨年の8月の町長と語る会の中に、そのときに郵便ポストがなくなってしまったので非常に不便を感じていると。何とかしてほしいというふうなところでお話がございまして、私も当然そのことについてはすぐ担当はここだなというところで話をして、すぐ対応を考えてほしいとお願いしたわけでございますけれども、それが2ヵ月、3ヵ月、4ヵ月、一向にその返事がきませんでした。そしてどうなってるのかというふうに問い合わせたところ、実はうちのところじゃございませんと、ほかでございますというふうな話になりまして、それならばいいと。もうそれは任せなくていい、私が動くということで、直前、つい1ヵ月もたたないうちですけど、私が郵便局に直接乗り込みまして、実はこういうところでポストがなくなって非常に町民が不便を感じている。何とかしてほしいというふうなお話をしましたところ、わかりましたと。やりましょうと。そのかわり土地をきちっと町の方で御提供いただけますかということで、私が即座にそれでは町の土地のここへどうでしょうというふうなところで決まりました。それも一つの例と考えてみても、縦割りのところが多々あるなと。それが町民の町に対する信頼を低下させている大きな原因の一つでもあろうと。そういうふうなことを考えてみますと、町長が言っております、部長を廃止して課制につくるといいますか。言うならば効率よい、すぐにも対応できる、動ける。例えばの話ですけども、すぐやる課であるとか、そういうふうなものも私はつくる必要があろうと。町民の目線で立った組織、機構改革というのは絶対必要。そうでなければ、私は自分がこの存在に皆様から信任されてこの席に着いた意味がないというふうなぐらいに感じてございます。ただ、職員はそれなりに一生懸命やっておりますので、すべての職員が云々じゃなくて、そういったところをフォローするのも私の役目かなと。そういうふうに考えてございます。


○議長(百瀬恵美子君)  2番・山口議員。


○2番(山口陽一君)  確かにこういう少ない職員がいろいろと御苦労されてるし、ほとんどの職員が一生懸命おやりになってる。たまたま一部の職員がうっかりしてたというようなことで、それがやはり町民から過大に評価されてしまうという点は十分理解できるわけですが、やはりそういうようなものが行政の長い縦割りというもので知らず知らずの間にね。だからいわゆるいままでの組織というものは、町民から見て利便性のある組織でなくて、内部から見て比較的やりやすい組織だったと。だから今度の機構改革は逆に、やはり役場を利用する町民にとって非常に簡素になったんだけど、効率的な組織になりましたよと。だから私も選挙公約の中で、すぐやる課は、これはもう副町長も議員当時、議員ニュースの中にちゃんと書いておられた。町長もせっかく大磯町を元気にしたいのだったら、やはりそういうのを単独でつくるのは大変だろうけど、例えばいまの地域協働課をもう少し拡大して、そういう中でグループ化をすることによって、そういうものもやっていったらどうだろうかと。あまり細かい機構改革について私がここで質問するわけにもいかんし、役場としてもこれからの委員会に出そうということなので、それはそれとして、本来なら、もう今回の議会あたりでこの辺が議案として上程されてる。これがいろんな事情があっておくれてるということなんですが、具体的に、先ほどもこれは閉会後委員会を開いて、委員会で審議していただいた後、何か臨時議会か何かを開いて上程したいと。このようにお考えなんでしょうか。


○議長(百瀬恵美子君)  副町長。


○副町長(吉川重雄君)  今回、町長がお答えしている内容は、まずこの議会が閉会をした後に政策会議をやりまして、そして素案といいますか、たたき台というふうな案をまず議会の方にお示しをしようと。それで意見をもらいながら、キャッチボールをしながらつくっていこうと。それでそれと同時に、あとは部制の廃止ですからその条例の廃止、また、課制でございますので新たな条例の提案をしなきゃいけないとか、いろんなことがございまして、そういった面で確かに時間は食いますけれども、まずはたたき台をお示しする。それがまず最初の第一歩であろうというふうなことの町長の決断でございますので、私もそれは全く異論はありませんので、私も総務部長も含めてですけれども、そういった面で、まずは明らかなものをこういう思いがありますと、こういう形でどうでしょうというのをまず皆様に御提案しようというふうなことを考えてございます。


 以上でございます。


○議長(百瀬恵美子君)  2番・山口議員。


○2番(山口陽一君)  私は委員会のメンバーでないので、そのたたき台について直接傍聴はできますが。そこでいまのお話しですと、何か従来、私よくおやめになった柴山議員と一杯飲みながら話ししたときに、最近の町はコンクリートで固まった議案しか出さないと。もう少し我々に、最初いま副町長がおっしゃったように、たたき台の形で提案してもらって、少しでも我々の意見が通るようにしてくれたらいいんだけど、どうも最近はね、昔はあんなことなかったと。もう完全に固まってもう訂正できないと。もう賛成か反対かしっかりしろと。しかし、なかなか反対するわけにいかないから、いろいろと不満があるけど、賛成せざるを得なかったんだということをおっしゃってましたけど。今回のそういう委員会に出すということは、あくまでも相当委員会の人の意見も取り入れた上で修正に応ずべきところは修正に応ずると、このように理解してよろしいでしょうか。


○議長(百瀬恵美子君)  副町長。


○副町長(吉川重雄君)  全くそのとおりでございます。


○議長(百瀬恵美子君)  2番・山口議員。


○2番(山口陽一君)  いずれにしても、大磯町の将来を決める非常に機構改革、かえって非効率な機構になってしまったということで、そう簡単に半年や1年ですぐ変えるというのは難しいと思うので、しっかりとした委員会のメンバーにも検討をお願いしていきたいと、このように考えております。


 それでは、まずここで4番目。ここで退職される方もたくさんいらっしゃる。それから体調を崩された職員もやはり相当数いらっしゃるというように聞いたんですが、いま大磯町の職員の勤務状況であるとか健康状況、これはどうなんでしょうか。


 よろしくお願いいたします。


○議長(百瀬恵美子君)  町長。


○町長(三好正則君)  御質問の「町職員の心身は健康か、休職中の職員の原因や今後の対策について問う」でございますが、厳しい経済情勢が続く中、「ストレスの時代」と言われておりますように、心身のトラブルに悩む方がふえているようでございます。本町職員におきましても、近年の休職者数は増加しておりまして、2月末現在で、6人の休職者のうち半数は「心の病」によるものと報告を受けております。職員の健康管理につきましては、定期健康診断や人間ドックの受診を推奨するほか、メンタルヘルス相談を行っております。また、休職者の復帰支援といたしまして「職場適応トレーニング」を制度化いたしまして、活用しているところでございます。地域社会や住民の皆さんに対してなすべき責務や職員に求められている役割、責任などが高まっている中、職務遂行能力を維持していくために、今後とも職員の健康の保持・増進を図ってまいります。


 以上でございます。


○議長(百瀬恵美子君)  2番・山口議員。


○2番(山口陽一君)  それでは、再質問させていただきます。


 現在6人の方が休職中と。そのうち3名が心の病であると。問題はいろいろな、なぜ心の病になったのかと。いろんな事情があろうかと思うのですが、いずれにしても、この地方分権の中で職員の負担というものは相当今後増加する。また、もう既に増加しているだろうと、こう思うのですが。こういう小さな自治体の中で6人も休んでるということは、相当ほかの人に対する負担になってくるだろうし、また、町民にとっても大きな影響があるだろうと。その心の病3人ということなんですが、差し支えなければ、ある程度どういうようなことが原因でこうなったんだろうと。やはり原因がはっきりわからないと、これからますますふえる可能性があるわけですよ。部長、いかがでしょうか。


○議長(百瀬恵美子君)  総務部長。


○総務部長(鈴木一男君)  お答えいたします。


 いま町長の答弁で、6名のうち約半数が心の病という答弁ありました。その原因という議員の御質問でございますけれども、これは私の立場から言わせていただければ、まず推測するしか方法がありませんが、その原因が例えば家庭環境にある場合、もちろんありますし、職場内ですとか、また町民とのそういった対応のそういった中で発生する場合もあろうかと思います。しかし、いずれにしましても、いま議員が冒頭おっしゃったようにストレス社会の中に生きてるわけで、日ごろからストレスをため込んでて、あるとき不意打ちのように強いストレスをそこで加えられますと、人間はだれしもそういった状態に陥るわけで、これは私も含めて皆地方公務員すべてと言っても過言ではないと思いますけれども、そういった環境下に置かれているわけでございまして、だれしもがかかる病気であると、そのように認識しております。


○議長(百瀬恵美子君)  2番・山口議員。


○2番(山口陽一君)  最近、子どもたちのいじめの問題が大きな社会問題化してるわけですが、もう我々が子どものころは自分が生きるだけで精いっぱいで、人のことまで干渉するような余裕がなくて、もう本当に考えてみると、常におなかがすいた、おなかがすいたといって腹をさすっていたというような中で、いまはもう至れり尽くせりのね。給食にしても何にしても、ちょっとしたホテルへ行くとバイキングがあるとか食べ放題であるとか、いろんな形で時代が大きく変わってきております。いまそういう中で、家庭内のことはいざ知らず、職場内での人間関係、またもう一つは町民との関係でいろいろとストレスにね。だからストレスになりにくい人間と、非常にきちょうめんでストレスを受けやすい人間がいるわけですよ。だから、私も先ほどから騒音問題なんかよく何回も言いますけど、全く何でもないと言う人もいるんですね、中には。それはそういう人もいるんです。しかし、それはやはり個人個人によって全部違うわけですから。問題は、職場内でのそういう悪く言えば大人のいじめでないか。そういうようなものが大磯町で、これはどこだって学校なんかであったとき、校長先生が最初はうちは全くありませんと。しかし、それがだんだんわかってくると、よく気がつきませんでしたというケースがあるわけだけど、大磯町の職場の中での問題が一つ、それから町民とのそういう中で、しかし休職にまでいくということになると相当深刻なわけで。先ほども土橋さんが、もっと予防医学というか、予防介護について医療費削減のために努力すべきであろうということになると、ストレスで休職する前に、何か組織としてお互いに助け合うような仕組みづくり、そういうものをつくっていかないといかんだろうと。やはり担当部課長とすれば、ある程度その人が休職に至る前の状況というものは顔色であるとか動作であるとか、いろいろとわかると思うのですね。何か大磯町としては、そういう人たちに対するいわゆる支援態勢というかそういうのはあるんでしょうか。


○議長(百瀬恵美子君)  総務部長。


○総務部長(鈴木一男君)  お答えいたします。


 まず、いま議員のお話の何か組織としてそういうのがあるのかということでございますけど、1点は、メンタルヘルスの相談、そういう事業が1個あります。それから、メンタルヘルスの研修ということで、これはいま議員が御質問されたように管理監督者、これらがメンタルヘルス研修するわけですが、部下というのは子どもと同じで何かシグナルを発してるわけですね。ちょっと僕はもう限界ですよと。ところがなかなか日常の業務にしてますと気がつかない場合もある。また、きちょうめんで頑張り屋さんが多くて抱え込んでしまう。ですから、いち早くそういうサインなりシグナルを見逃すことがないようにしなきゃいけない。これがやはり管理監督者の役目じゃないかということで、19年度はメンタルヘルスの研修を行って、そういった職場環境のいろんなストレスの種類を学んだり、部下がそういうふうに出したときにはどういうふうにケアしていったらいいのかというようなことを研修を行いました。これはやはり定期的にこれから行っていかなきゃいけないそういう事業だと認識しております。ただ、そういう知らずのうちに、いま休職というお話が出ましたけど、職員がそういう状態に陥って休んでしまったという場合、じゃあ一体どうするのかと、はじめてその場で気がつくわけでございます。そのときどうするのかという問題が一点ございます。これはやはり御本人とか御家族の協力のもとで病院で正しい診断を受けて、そういうカウンセリングなり何なりを受けて、早く復帰を目指して頑張っていただく以外、なかなか特効薬というのはないわけでございますけれども、それでその定期的に治療を受けながら、私どもの復帰の適応のトレーニングというのもございますので、そういうのを利用しながら、組織全体でいま温かく見守る態勢づくりをしているということでございます。


○議長(百瀬恵美子君)  2番・山口議員。


○2番(山口陽一君)  そういう中で、最近町民からの要望も多種多様ということで、昔であれば、町に余裕がありましたから町民からの対応についても結構早く対応できたと思うのだけど、いまはなかなかそれができない。やはり町民の中には相当厳しいことを何回も何回も職員に追求されるというか。役場の職員としては立場柄あまり反論できないと。これは私も、例えば議会のこういう討論を見ても理事者側は結構大変だなあと。本当はかっかかっかしてるんだろうけど、そう簡単に反論もできないと。相当ストレスがたまるんだろうなということは十分理解できるわけでね。だからその辺もこれからはお互いに議会改革の中で改革することが本当のいい議会をつくり上げることかなというようなことは思ってるわけだけど、やはりそういうものに対して、例えば一人の大体弱そうな人というのはわかるわけですよ。この人はきちょうめんで、なかなか言葉もうまくいかないと。例えば民主党の小沢なんかというのは岩手の方の人間だから口下手でね、非常に誤解をうけて。しかし、人間はそれほど悪くないらしいんだけど、いずれにしても相当顔なんか見てると、それだけで何となく悪役みたいなと言われるところもあるわけだけど。何か、いずれにしても、そういうものに対して町として組織としてそういう人たちをバックアップする。例えば担当の者が受けたら、すぐそこへは部課長が飛んでいって「どういう御用件でしょうか」とか。何か中におると、部課長が逃げちゃってね、たばこ吸いにいっちゃう。そんなことないですか。ほっぽり出してね。それが帰ったころ戻ってくるんだからね。そんなこと聞いたことあるんだけど、そんなことまさかないだろうと。どうでしょうね、その辺のところについては。


○議長(百瀬恵美子君)  総務部長。


○総務部長(鈴木一男君)  お答えいたします。


 いま組織の対応ということで、これはもちろん組織で対応しなきゃいけませんし、これが広い意味での働きやすい職場の環境づくりというふうにもつながっていくわけでございますので、必ず組織で対応していくと。これはもう統一的な意見で職員みんな思っております。


○議長(百瀬恵美子君)  2番・山口議員。


○2番(山口陽一君)  やはり1人休むということは、それが当然同僚の負担になってはね返ってくるわけだから、結果としてお互いにその課・班がやはり仕事がふえてしまうと、町民サービスが低下するということなので。やはり6名も休職中であるということはもう少し真剣に受けとめて、そういう問題について、これからも早め早めに対応していただくということをお願いしておきます。


 最後に、町が全国ではじめて、町村では事業仕分けを行われたということなんですが、その目的・効果・その評価を今後どう生かすのか。それについてお伺いいたします。


○議長(百瀬恵美子君)  町長。


○町長(三好正則君)  御質問の「町事業仕分けの目的・効果・今後の方向について問う」ということでございますが、町で実施しております事務事業の見直しを行う一つの方法といたしまして、事業の必要性や目的、費用対効果等を第三者の評価により判断していただき、新たな行政需要への対応と効率的な行政運営の実現を図るために事業仕分けを実施したものでございます。また、事業仕分けによりまして、行政評価システムの改善、あるいは職員の意識改革、経費削減等に効果が出てくるものと考えております。この中で、事業の実施目的や効果について改めて第三者から具体的な説明を求められた際に、職員が明確に答えられなかった事例が少なからず見受けられたことは事実でございます。なお、今後の方向でございますが、行政改革の実施計画に取り入れてまいりまして、事務改善や事業見直しの検討を行ってまいりたいというふうに考えてございます。


 以上です。


○議長(百瀬恵美子君)  2番・山口議員。


○2番(山口陽一君)  それでは、再質問させていただきます。


 私も2月9日ずっと傍聴させていただきまして、ただ、2部屋に分かれた関係で半分しか傍聴できなかったわけですが。まずそのときに感じたのは、なかなかいいなと思ったんですが、なぜ2月9日という。もう既に完全に今年度の予算が決まったときにやったのか。もう前々からお願いしていて、11月とか10月に本来ならやるべきであると。向こうの都合でどうしてもできなかったのか。それとも町側としてその事業仕分けについての準備ができてなかったために、とりあえず2月9日にまずやってみようと。日にちが予算案が完全にでき上がった後おやりになったという理由について、まず御説明ください。


○議長(百瀬恵美子君)  副町長。


○副町長(吉川重雄君)  まず、なぜ時期があのような時期になったのかということでございますが、職員の事業仕分けの趣旨をよく理解して実施するために、ほかの市の実務研修とか庁内研修を行うと当時に、いま山口議員言われましたように、全国から相当この事業仕分けについては構想日本が主体でやってるわけでございますけれども、非常に希望が多くて、もっと早く、町長が公約で言ってるわけでございますので、20年度の予算に反映させるために早くやりたかったんですが、結局、構想日本の予定があのような形になってしまったというのが大きな原因でございます。


○議長(百瀬恵美子君)  2番・山口議員。


○2番(山口陽一君)  確かに私も傍聴していて、ほとんど外部の人から来てたということで驚いたのですが、そういう中で20に絞ったということは、時間的な関係で20に絞らざるを得なかったということなんですが、まず町側が20出したんだけど、当初、事業仕分けというものをやるよということを当然担当部課長に連絡したと思うのですが、これはぜひ我々の事業について評価を問いたいということで相当たくさんの応募があったのじゃないかと思うのですが、その辺の事情はいかがでしょうか。


○議長(百瀬恵美子君)  副町長。


○副町長(吉川重雄君)  相当の応募があったのじゃないかというふうに私もそういうふうに期待をしてたのですが、あにはからんや、全くというほど少数のごく一部の者しか申し込みがなかったというのが実情でございます。そして、それではもうやむを得ないということで、うちの場合は事業評価を17年度に職員が評価をしてございまして、その評価がA、B、C、D、Eという5段階評価になっているんです。そういう評価の中で一番評価の悪いところを各担当の方に抽出をしていただいてそして20に決めたと。いいものであっても必要だというところで出していただいたものもあるわけですけれども、できるだけいままでやってきた中で評価が悪いものを優先的に出していただくような形。そしてどうしてもこれをやってみたいというふうなところで出していただいて20に絞ったということでございます。


○議長(百瀬恵美子君)  2番・山口議員。


○2番(山口陽一君)  私は、いま副町長のお話を聞いて、相当やはり町の事業に対するまさに前例踏襲。ずーっと同じことを続けてきた。だから自分たちがやってることはもう全く間違いないんだと。もうそれが頭にしみ込んじゃってるんですね。本当はここにいらっしゃる担当部長に全部ね、それぞれどのように自分の部で検討し、なぜそんなに少なかったのか。それについて部長はどのようなことを考えているのか本当はお聞きしたいんですよ。しかし、ここで過ぎ去ったことを一々言ってもしようがないわけです。問題は、やはりこの評価というものを今後どう生かしていくのかと。それで町は約600事業ぐらいある中で20だけだよと。しかし、いかがだったですか。この20に対する評価者の何というんですか、評価結果、これはどのようになりましたでしょうか。


○議長(百瀬恵美子君)  副町長。


○副町長(吉川重雄君)  評価結果につきましては、手元にその結果がございませんけども、ほとんどが見直す必要があるというふうな結果であるというふうに私記憶してございます。細かに見てございませんけれども、いま手元にちょっと届きましたが、まず、不要が5件、民間でやった方がいいよというのが3件、町にとって要改善だよというのが15件ございました。そして現行どおりやっていいよというのは全くなし、ゼロでございました。


 以上がその結果でございます。


○議長(百瀬恵美子君)  2番・山口議員。


○2番(山口陽一君)  そのとおりなんですね。私もこの評価表をもらって唖然としたんですよ。もしもこれを当てはめると、大磯町がやってる600事業はすべて要改善、または不要、民間と。そういうことにならざるを得ないね。そのくらいやはり厳しい結果。ただ、私はすべてこの評価者の意見が正しいとは思っておりません。それはちょっと担当の者に言ったんですが、評価者がどういう立場でどういうのかということが我々に知らされなかったんですね。ただ名前だけぱっぱっと言われただけで。なぜね。そうしないと、この人がどういう立場にいる人だからこういう意見を述べたんだというのが我々傍聴者が全然わかんないわけですよ。少なくともこういうのをやる以上、その評価者は、構想日本のこういう人だ、この人は丸々市役所でこういうのを担当してる人だ、これは大学のこういう教授であると。そうすればね。だからまさに同じ評価するのでも、全然自分に担当に関係ないような人についてはなかなかそこまで正しい評価ができなかったと。その辺は私も十分理解してるの。それともう一つ一番感じたのは、町の担当者が評価の人に対していろいろと事情説明するわけだけど、どうも担当者自身が、なぜ自分は事業評価を受けているのか不思議でしようがないと。おれたちがやっているのはこんなにいいのに、なぜ批判するのよというような顔してる人なんかいるんだけど。これなんかについては、やはり評価を外部の人が来てこれだけやるということがわかってれば、当然それなりの資料を前もって相手に渡しておく。また、その受ける課ごとにしっかりとしたコンセンサスをお互いが得ていくということをやったんじゃないかなと思ったんだけど、どうもそうじゃないみたいですね。何か急に呼び出されていたし方なく行って、何かこの例の事業仕分けのこれをただ読んでるだけと。そんなことはなかったでしょうか。準備不足というかね。それについてはどのように反省されてますか。


○議長(百瀬恵美子君)  副町長。


○副町長(吉川重雄君)  これを行うについては、担当者及び部課長、私も含めてですけれども、研修をまず受けました。研修を受けて、その後実際にどうやるんだというふうな実施の練習もいたしました。そしてその後、この事業仕分けに臨んだわけでございますので。確かに経験不足はありましたけれども、でもそれなりに順序立ててこういうふうにやるんだよというふうなところではそれなりの準備はできていたのかな。ただ、職員の担当の者も初めてでございますので、どういった5分の中で説明をするってどういうことなんだというふうなところでは相当まごついていたといいますか、自信を持っていたのか持っていなかったのかという不安はあったようでございます。ただ、私は、その不安も大事だと。自信があったもので説明したんだけれども、結局、外部からそういうふうに言われたということを謙虚に受けとめて、いままでやってきた事業について、じゃあもう一度考えてみようと。そういうことを考えていただけたらこの事業、20事業でございましたけれども、大きな経験になったのじゃないのかなというふうに思っております。


○議長(百瀬恵美子君)  2番・山口議員。


○2番(山口陽一君)  私も聞きながら、費用対効果がどうなのかと。だから事業仕分けを受けた最大の理由というのは、もっと効率的な運用ができないのかと。経費もかからないで町民サービスができるようにならないのかと。それが究極の目的であろうと、こう思ったんですね。ただ、そういうものを十分に担当者が理解してないためにやはり説明不足で、評価者の方も、じゃあ何のためにここに出したのですかなんかというような皮肉を言われたようなケースもあったわけですが。いずれにしても、やった結果このようなものが出たわけで、問題は、これはほんの一部なんだけど、この中でも五つの事業については不要ですよと。もう即刻やめた方がいいですよというような評価も中にあるんですが、こういうものに対する取組みというものは現在どのようにお考えでしょうか。


○議長(百瀬恵美子君)  副町長。


○副町長(吉川重雄君)  不要と言われた五つのものにつきましては外部からの評価でございますので、この事業仕分けが行われる前に我々は予算も一応ほぼ組み終わっておりましたものですから、今後の中で20年度以降について、その辺のところも含めて検討していきたいなというふうに考えてございます。


○議長(百瀬恵美子君)  2番・山口議員。


○2番(山口陽一君)  私もこれは個人的な意見で、例えば一周駅伝がああだこうだと言うけど、やはりなかなかあれはね、町として大した金がかかってるわけじゃなくて、1月の行事としては一つの活性化の一助じゃないかなと。それは評価者によって、この評価を見ても、人によって皆違うわけですから。それであくまでもいまのはこれは多数決で決められたということで、必ずしも実態がわからない評価であるということは十分認識しております。ただ、こういう中で本当にそれを来年度の予算案に生かしたいというのでは、これがいかにも役所らしい発想だと。民間企業であれば、こんないいことを聞いたんだ、すぐそこでやろう。私はいつも言ってますね。役場というのは予算案重視なんですね。何とか何でも予算を通す。しかし、一般企業というのは予算よりむしろ決算ですよ。予算案よりもいかに少ない経費で利益を出すか。だから決算をよくした部課ほど評価されると。役場というのは、逆に予算案どおりお金を使った人が一番いい予算をつくったと評価されるというんだ。実際いろいろ事情によっては、予算案はある程度オーバーしてもそれは認めざるを得ない。しかし、実際に予算を組んで、それを入札努力することによって、決算はもっと低く下がりました。そうことであれば、そういうものをどんどん評価するようなシステムというものが必要なんじゃなかろうかと。


 例えば、これは前にも柴崎さんが言ってましたけど、いろんな海外との交流なんかについても、ジョンソン、NCRがいなくなった中でどうなんだとか。我々としても、確かに小諸であるとか山口村であるとかいろんな問題について、本当に町にとって大事なのかと。僕はある人に言ったんです。隣に座ったから。年賀状みたいなものじゃないかと。年賀状というのは出したくないんだけど、相手から来るから出すと。勇気を持って出さないと翌年は来ないよと。だからやはりこういうものを踏まえた上で、お互いにしっかりと本音で話し合うと。本当にそれは児童が行っておもしろくなかった、ああだ、こうだなんてことはあり得ないだろうと。それは金を出してもらって旅行させてもらえばだれだって楽しかった、よかったと言うに決まってるだろうと、評価者も言ってましたけど。だからやはりそういう形で、いまからでも予算執行をここで中断する。また、予算についても従来の半分くらいで支出を抑えると。それこそ本当に町民の税金を有効活用すると。僕はそれが町側の責任だろうと思うのですが、その辺の頭の柔軟性というのはいかがでしょうか。


○議長(百瀬恵美子君)  副町長。


○副町長(吉川重雄君)  いまのお話でございますけれども、当然、私もいま総務部長ともちょっと打ち合わせをしたんですけれども、その辺のところをやっていきたいと。また、職員の方からそういう声が上がってくることを期待をしておきたいなというふうに思ってます。


○議長(百瀬恵美子君)  2番・山口議員。


○2番(山口陽一君)  実は、これはきょうの新聞なの、読売新聞ね。これに第一生命の移転で町の2割と。私の言いたいのはこれじゃないんです。その下に真鶴のコミュニティーバス、運転手は町職員と。いまこれを読むと、本当に神奈川県で20近い市町村がこれをやってるんだけど、いよいよ町はワゴン車のリース代やガソリン代などに232万円を計上、町によると、運行外部委託した場合年間1,300万円かかると。職員が運転すれば1,000万円も安くなると。無料のため事業免許を取得する必要はないと。だから私これ見て、まさにいろんなこういうのを見ると、各地でやってるコミュニティーバスのいい点、悪い点ね。それだったら町長がおっしゃってる生活交通問題なんかにしても、もう一度この辺で検討し直してやるとか。町の職員は忙しいだろうけど、それじゃあ中高年のそういう者も少し元気にする課あたりで嘱託として採用してやってみるとか。非常にこういうものを見たときに、もっともっとお互いにこういいものがあれば、やはりそれを即考えていくということはなかなかおもしろいと思ったんですけど、副町長、いかがですか、これなんかは。


○議長(百瀬恵美子君)  副町長。


○副町長(吉川重雄君)  私もそれは見ました。そして町長ともお話をしました。それが真鶴の町がどういうふうな実態でやられてるのかも、うちの方は9月から実施するというふうなことになっておりますので。ただ、業者が選定できておりませんものですから,その辺のところも含めまして検討してみたいなというふうに思っております。


○議長(百瀬恵美子君)  2番・山口議員。


○2番(山口陽一君)  では最後の質問に移ります。


 20の事業仕分けをしたわけですが、実際はその20倍以上の事業が町にあるわけで、ひとつこういう問題について、今後町側としてどのような、いわゆる町独自の事業仕分け、こういうものをおやりになっていくつもりなのか、それについてよろしくお願いいたします。最後は、町長ひとつお願いします。


○議長(百瀬恵美子君)  町長。


○町長(三好正則君)  お答えします。


 今回の事業仕分け、確かに参考になる。これはあくまでも物の考え方を職員がいかに仕事に対して理解をしてやっているかというのが大きな目的でもあります。そういう中で、今後もやはりそういうところをやっていきたいというふうに考えてございますので、よろしくお願いします。


○2番(山口陽一君)  以上で終わります。


○議長(百瀬恵美子君)  以上で、山口陽一議員の一般質問を終了いたします。





○議長(百瀬恵美子君)  以上で、本日の「一般質問」を終了いたします。


 次の本会議は、あす9時から引き続き「一般質問」を行いますので、よろしくお願いいたします。本日はこれをもって散会いたします。


 御苦労さまでした。





 (午後 4時21分)  散会