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神奈川県 寒川町

平成22年第2回定例会(第3日) 本文




2010年06月10日:平成22年第2回定例会(第3日) 本文

                 午前9時00分 開議
◯議長【古山大二君】  おはようございます。これより本日の会議を開きます。


◯議長【古山大二君】  本日の議事日程はお手元に配付のとおりであります。配付をもって報告にかえます。
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     日程第1 会議録署名議員の指名


◯議長【古山大二君】  日程第1「会議録署名議員の指名」を行います。会議録署名議員は会議規則第109条の規定により議長において、斎藤恒雄君、杉崎隆之君を指名いたします。
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     日程第2 一般質問


◯議長【古山大二君】  日程第2「一般質問」を行います。
 通告順位に従い、これより質問を許可いたします。7番柳下雅子さん。
             〔7番(柳下雅子君)質問席へ移動〕


◯7番【柳下雅子君】  おはようございます。
 それでは、通告順位に従って質問をさせていただきます。
 きょうの新聞には新政権の支持率が載っておりました。66%、64%、61%、60%、それぞれ支持率が分かれております。
 さて、私の質問である寒川に10年間に続けてまいりました行財政改革は、住民の皆様からどのような支持率をいただけるのか、そういった事後評価の観点で質問をさせていただきます。
 今や、行政改革はすべての自治体で取り組んでおります。寒川町の行政改革を推進するに当たり、町では重点項目として、時代に適応した行政サービスの提供と掲げております。少子高齢化の時代です。こうした中、子どもたち、そしてご高齢者に新たな施策が求められております。
 しかし、こうした施策を実現するための財源はあるのでしょうか。寒川町は22年度、新聞報道で皆様ご存じですけれども、個人町民税は13.4%減です。そして法人税も40%の減でありました。そのため町は10億円の借金をしてこの歳入不足を補いました。それによって寒川町は、今現在20年度の数字ですけども、借金、地方債残高が226億4,940万円ございます。1人当たりにすれば、町民4万7,700人の人口で割ると約47万5,000円になります。
 こうした必要な施策を実現するためには、これ以上の、私は、借金を子や孫にツケを回さないことが大事ではないかと思います。これは町長の公約である町債を増やさないということにもつながるのではないでしょうか。それには、財源を生み出すために今までのなれ親しんだやり方をやめて、行政の無駄を徹底的に削るしかありません。それが行財政改革です。今まで町は事業仕分け、外部評価、そして事務事業評価を行い、行革に取り組んでまいりました。取り組んだことで本当に必要な事業を行うための財源を生み出すことができたのでしょうか。
 そうした事後評価の観点から質問をいたします。来年度はさらに財源、財政が厳しくなると思われます。現時点での財源不足はどのぐらいになるのでしょうか。そして町の行政改革の効果は何であったのか。そしてどこまで達成できたのか。また、今後の行政財政運営の問題点についてお伺いいたします。


◯議長【古山大二君】  ただいまの質問に対する答弁を求めます。山上町長。


◯番外【町長 山上貞夫君】  皆さん、おはようございます。
 通告順位1番柳下議員のご質問についてお答えいたします。
 まず、1点目の町の行政改革の効果は何であるのかというご質問ですが、町の行政改革に関する取り組みとしては、現在第四次行政改革大綱第三次改定により進めているところであります。行政改革に求める効果といたしましては、無駄を省きながら町民へのサービスを向上させるとともに、町民が行政に対して何を求めているのかを常に把握し、そのニーズに沿った方針により行政を進めていくべきものと考えております。
 社会情勢によって刻々と変化する町民のニーズにこたえるため、不要となった事業や需要の少なくなった事業に対する経費を削減し、望まれる事業に充てていくことが町の行政改革には必要であります。
 職員は、この行政改革を進めるに当たり、目標に向けそれぞれの職責においてどうすればよりよい町をつくることができ、町民の利益につながるのか、どこに力を入れ、どこを縮小していくかということを常に考えて職務を遂行していくことが重要であると思っておりまして、常日ごろ、そのような視点を持って仕事に取り組むよう伝えております。今後ともそういった考えを持つ職員の育成、意識改革には引き続き力を入れてまいる所存でありますので、ご理解をいただきたいと思います。
 なお、行政改革大綱の推進に当たっては、行政改革推進本部において実施計画を決定し、何をいつまでにどこまで進めるのかを明確にしながら、可能なものは目標値を定めた取り組み内容としておるところであります。
 実施計画の結果につきましては、推進本部において検証し、行政改革推進懇話会でご意見等をいただいた後、議員の皆様にもご報告をさせていただき、その後ホームページへの掲載や各町内施設への配下によって、多くの町民の皆さんの目に触れるようにしてございますが、報告書の内容については、ボリュームもあり、わかりにくい点もあるかと思います。今後よりわかりやすい形の報告書の作成に努めてまいりますので、よろしくお願いいたします。
 次に、2点目の現在の達成度と今後の行財政運営の問題点はというご質問ですが、平成20年度の取り組み結果で申しますと、設定された目標と実績の比較によって進捗状況を判定し、予定どおりのものと遅れるものとの割合を見ると、達成度はほぼ半々という状況であります。
 取り組み結果に遅れの出ている理由については、社会経済情勢の急激な変化など対外的な影響によるものも少なからずあるところでございますが、計画期間の中で遅れを取り戻せるよう進めてまいりたいと思っておるところであります。
 また、21年度の取り組み状況については、今年度4月末に各課等から報告を受け、現在まとめにかかっている段階であり、今後は、従来同様に推進本部の検証、懇話会や議員の皆様への報告を行い、町民の皆様にも公表してまいりたいと思っているところであります。
 最後に、現時点での財源不足の見込額はとのご質問でございますが、現在のところは、昨年行った推計値の見直しをしてございませんので、今後、緊急財政対策会議において、前年度からの繰越金の状況や税収見込みの状況等を見て推計値の見直しをしていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。


◯議長【古山大二君】  柳下議員。


◯7番【柳下雅子君】  効果は何であるのかということは、私が考えている、先ほど申しましたように住民の行政サービスの向上ということで同じでございます。
 それで、お伺いいたしますが、22年度の結果ですが、今おっしゃられたように、達成度は半分だったと。当然のごとく、この20年度行革の目標を立てて進めたにもかかわらず、半分は未達であったと、その原因はどこにあるとお考えになっていらっしゃいますでしょうか。


◯議長【古山大二君】  木内企画政策部長。


◯番外【企画政策部長 木内礼次郎君】  それでは、達成度は町長より半分程度というようなお答えをさせていただきました。その原因というような部分でございますが、計画の目標値に対する達成度というようなことで半分というようなお話をさせていただいていますが、個々の事業の中では、この数値にあらわれない部分の効果は十分あったんだろうとは考えてございますので、それの原因につきましてですが、いろいろ社会状況の変化、当初、計画を策定したときに比べて、町に起因しない部分の社会状況の変化等も大きな原因であったというような認識はしてございます。
 それと、目標値の設定に対する考え方といいますか、設定の高さとかレベルとか、そういった部分もあったのかなというようなことで分析はしてございます。
 以上でございます。


◯議長【古山大二君】  柳下議員。


◯7番【柳下雅子君】  社会情勢の変化というものは、常に社会の状況は変化しているのであって、ここに及んで変化と、私はそれは理由にはならないと思いますね。
 今20年度の効果として688万円の効果があったと、688万円というこの数字についてどのような判断をなされたのでしょうか。つまり、かかりつけで職員2人行革担当で、給料とすると1年間1,500万円もかかり、なおかつ行政評価をつくるに当たって、今申されたように、各課にシートをやって、どこまで達成されたか、皆さん職員全員の事業にかかわる人のコストというものもすべからく入っての、この688万円、この評価はどのようにお考えになっていらっしゃいますか。


◯議長【古山大二君】  木内企画政策部長。


◯番外【企画政策部長 木内礼次郎君】  20年度の効果額ということで、報告書の中で688万円というような報告書をさせていただいてございます。これについてどう考えるかというようなご質問でございますが、先ほども申されましたとおり、非常に財源が厳しいという中で、16億円余の不足額が生じているという規模からいたしますと、はるかに小さな規模だということでは認識をしてございまして、ここの効果額の増加というものは、当然求められるものだと考えてございますが、この額については目標値の設定とか、そういったとらえ方の異なりによって額も決まってくるのかと考えてございます。
 いずれにいたしましても、厳しい財政状況の中でございますので、今後ともしっかりと毎年継続した行政改革の取り組みをしてまいりたいと考えてございます。
 以上でございます。


◯議長【古山大二君】  柳下議員。


◯7番【柳下雅子君】  しっかりしたかどうかということと、この行革の推進ということであれば、町はどこの自治体も同じですけれども、プラン、DCA、計画を立てて行って、それの結果どうであったかチェックをして、次のアクション、改善に向けていると。しかしながら、ここに、先ほど町長答弁のように、可能であれば数値目標を掲げると、どこの自治体も必ず行革の推進プランには、南足柄も見ました。公債費は10%以下にする、職員の給与は全体の22年度までには32%以下にするとか、きちんとした数値目標が、藤沢を見ても掲げられております。
 時代の変化じゃなくて、きちんとした数値目標を掲げなければ、チェックもできない。次にその評価も多少の遅れとか、これは懇話会の報告書にありますけれども、先ほど言った688万円は少ないのではないか、それと検討とか研究とか言うけど、さっぱり中身はわからない。にもかかわらず、20年度のこの結果報告によると、多少の遅れとか、非常にあいまいなんですね。このあいまいさをもって進捗状況がはかられているとお考えなのでしょうか。
 つまり、先ほど申しましたように、今までどおりやって、この効果があらわれるのかどうか、お伺いいたします。


◯議長【古山大二君】  木内企画政策部長。


◯番外【企画政策部長 木内礼次郎君】  議員さんが申されたとおり、今現在の実施計画の中では、可能な限りというような部分で目標値を設定して、数値目標がどうしても数値的に置きかえられないというような事業もございますので、確かに数値目標が設定されていない事業もございます。それらにつきましても、なかなか適正な数値目標、事業の内容の推進を図る上で、適正な数値目標がなかなか設定できないというような事業もあるのも、これは事実でございますので、その辺もその事業の目的とか効果を図る上で、適切な数値目標を今後、現計画は23年度というような設定で動いているところでございますが、今年度23年度分、あるいは次期の大綱実施計画の中では、その辺は十分研究をして数値目標等を設定してまいりたいと考えます。よろしくお願いします。


◯議長【古山大二君】  柳下議員。


◯7番【柳下雅子君】  ぜひともそうしてほしいというか、そうでないとチェックのしようがないと。それで先ほど申しました取り戻すように進めると、未達成のものが半分あると。この計画は改定で21年度で終わるところを22、23年度に延ばしました。ということは、20年度の結果は未達成が半分あると、この計画を立てたときには21年度までですよね。つまり、努めるのは、21年度でこの未達成の半分を進めるのか、23年度でこの未達成を全部やるというお考えなのでしょうか。つまり、いつまでに取り戻すとお考えになっていらっしゃいますか。


◯議長【古山大二君】  木内企画政策部長。


◯番外【企画政策部長 木内礼次郎君】  数値目標で約半分程度の進捗状況というようなお答えをさせていただいてございます。
 これにつきましては、計画が23年度というようなことでございますので、23年度までの中で可能な限り取り戻してまいりたいと考えています。よろしくお願いします。


◯議長【古山大二君】  柳下議員。


◯7番【柳下雅子君】  プラン・ドゥ・チェックのサイクルでこれはやるということになれば、きちんとした、いつ、どこまでに何をやるかというのが、この行革の実施計画にもないのですよ、寒川町は。やろうと言ってもない、チェックのしようがない。つまり、思いだけが書いてあって、それに対する数値目標をやるというご努力をなさったけれども、それは、最大の無駄を発見するところが見られない、寒川町は。つまり、プランの段階からきちんとした数値目標が必要だと思います。
 それで、一番徴収率が下がっている国民健康保険料5億円の滞納金がある数値目標より下がったと。じゃ、これを挽回するにはどのような対策をもって挽回なさるおつもりでしょうか。保険部長にお願いいたします。


◯議長【古山大二君】  木内健康福祉部長。


◯番外【健康福祉部長 木内正幸君】  では、国民健康保険料の収納状況についてご説明申し上げます。21年度の国民健康保険料の収納状況でございますが、今現在、確定数値を出す作業をしておりますので、確定数値はまだわかっておりませんが、おおよそ昨年並みの徴収率を確保していると聞いておりますが、ただ、目標値にはまだ届いていないような状況となってございます。
 当然、国民健康保険料の安定的運営には、徴収率を上げることは必要不可欠となっておりますので、課全体として徴収率の向上に努めているところでございます。
 その内容でございますけれども、滞納整理の取り組み状況といたしましては、督促状・催告状の発送、臨時職員による電話催告及び戸別訪問、月の中旬から1週間、夜間納付窓口の開設、差し押さえ等の滞納処分、管理職による滞納整理、また現地調査等を行っております。また、今年度から昼前の戸別訪問による徴収を始めました。
 今後はコンビニ収納の検討や県が実施する徴収アドバイザー派遣事業の活用をして、職員のスキルアップを図っていくことなど、今後の取り組みをしていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
 以上です。


◯議長【古山大二君】  柳下議員。


◯7番【柳下雅子君】  町民が一番知りたいのは、具体的に幾ら集めるのか、それが目標値だと、パーセンテージじゃなくて。今までこれだけ集まっていなかったから、集める、その金額の設定ということがとてもわかりやすい。行革にこれだけ取り組んで、結果がこうでしたと、そしてこういうやり方でやったけれども、こういう結果になったのは、こういう要因でこうなったと、だから次のアクションですよね、こういうふうに改善すると。そういうふうな説明をいただきたいのですが、取り組みの内容はわかりましたが、数字として町の目標値というのは幾らこれを削減する、それによって削減できるんですよ。つまり、今までおっしゃられた取り組みには、コスト対費用ですよね。職員がかかわるんですよ。その職員の費用がいかほどなものか、それを投資して、どれだけの効果が上げられるのか、それが、私は、一番行革のもとである効果的な行革推進に当たると思うのですが、幾ら、目標値です、数値です、どのぐらい、22年度で結構です。そういう取り組みで滞納金が削減されますか。


◯議長【古山大二君】  木内健康福祉部長。


◯番外【健康福祉部長 木内正幸君】  金額の設定ということでございますけれども、当然、保険料というのは、まだ今回、税率を決めて保険料を決めるような状況となっておりますので、先に金額を幾らにするとかというのはなかなか難しいこととなってございますので、やはり全体の金額の中の徴収率を目標に定めなければいけないのかなと思ってございます。
 また職員の人件費とかに関してどう考えているのかということなんですけれども、当然、保険料といたしましては、やはり公平な負担ということがございますので、ある程度費用をかけても皆さんからいただくというのが原則となっておりますので、やはり投資効果だけではなかなか図れないと思ってございますので、その辺はよろしくお願いいたします。


◯議長【古山大二君】  柳下議員。


◯7番【柳下雅子君】  コストをかけても効果があらわれないということは、どこに問題があるんですか。仕事のやり方がまずいからこれだけの投資をしても効果が上がらないと、そう考えられるんですけど、そのやり方自体が間違っていたとかの検証は今までなされているのでしょうか。


◯議長【古山大二君】  木内健康福祉部長。


◯番外【健康福祉部長 木内正幸君】  コストをかければ取れるというような、町の事業で一方的にやるものでしたら、費用をかければ当然取れると思うんですけれども、やはり相手、納付する被保険者がいらっしゃいますので、その経済状況等も勘案しなければ、幾ら我々がほかの方で取れた仕事をしても、なかなか徴収率は上がってこないと思いますので、ちょっとその辺もご理解をお願いしたいと思っております。よろしくお願いします。


◯議長【古山大二君】  柳下議員。


◯7番【柳下雅子君】  財源不足で、町民は職員の削減とか給与とかが高いんじゃないかと、平均給与710何万円、先ほど申しましたように。そういうことを考えれば、そんな発言はあり得ないんじゃないですか。少しでも多く集めなければ右肩下がりなんですよ。
 23年度はもっと13億5,000万円税収不足ですよ。そんな考えで、私は行革が進むのかと非常に疑問に思うのですが、これはどなたにお答えしていただきましょうか。数値目標は立ててくれる。でも、立てられないのがあるといったらば、立てられないのは検証ができないから、これはやめていい事業ではないかと思うのですが、いかがでしょうか。


◯議長【古山大二君】  木内企画政策部長。


◯番外【企画政策部長 木内礼次郎君】  数値目標が立たないのは、行革の推進事業ではないんじゃないかというようなご質問の部分でございますが、当然、事業計画を立てるに当たりまして、数値目標が立たないのがすべて要らないというわけではないのかなというふうに感じます。それについては、やはり議員さん申されるとおり、その効果を図る上での必要性のある数値目標はいろいろ検討して設定をしていくべきであろうと考えます。
 あと、給与の話でございます。費用対効果がなければというような話でございますが、行政の公平性というのは非常に大事だと考えています。極端な話、小額の滞納に対して、それにまた人件費を使うことの是非についてなんでございますが、それについては、当然、効果がなければこれはいけないとは思うんですが、ただ、行政の姿勢としてはその辺は必要だと考えます。
 以上でございます。


◯議長【古山大二君】  柳下議員。


◯7番【柳下雅子君】  総元締めの行革推進本部の考え方は、効率的な進行管理なんですよ。効率的であったかどうかの進行管理の上にも、なくて、どうやって進行管理を寒川町はしているのだろうと。それで推進会議の本部の会議録を見ましたけれども、本当に1時間足らずでこれが決まっちゃうと、審議もなされていないと、そのチェックはどうしたかと、本当に不思議に思いますよ。
 これはトップの責任、行政改革推進本部のトップは町長でいらっしゃいますので、町長、効果的な進行管理は、具体的にどのようなやり方をもって効果的と判断なされているのでしょうか。数値目標もなくてもいい、それはできないものもあるのではないかと、そういう考え方は許されるのかということでお尋ねいたします。


◯議長【古山大二君】  山上町長。


◯番外【町長 山上貞夫君】  それでは、お答えします。特に未収納の分については、この行政改革の件ではたびたび議論をしていまして、何とか回収をするんだということで、私が特に職員に言っておりますのは、やはり今までどおりではだめだと、少しもう一歩踏み込んで、やはり高額の滞納ですとか、そういったものに踏み込んで積極的な対応をしていかなければなかなか解決もしないし、収納率の向上は図れないんだということで、ましてや、こういった不況の時期ですから、今までと違った取り組みをぜひやってほしいということで、それについては最終的には私が責任を持つことですから、一歩進んだ収納を進めてほしいということを申し上げております。


◯議長【古山大二君】  柳下議員。


◯7番【柳下雅子君】  行政のあり方として、私は最もこれは疑問に思うことなんですけど、思いがすごくおありになるんですよ。思いを、じゃ、実現するための方策、具体的な方針、それに対してどのような取り組みをするのか、その効果も先ほど国保の滞納の徴収の率が下がって、それでもコストをかけてでも、率が、相手があることだから、これは責任ある仕事なのでしょうか。
 浜松の行革審の、私もこれは前にも参考にということでお渡ししましたけれども、きちんとした進行管理ができるような計画を立てなさいと。いつ誰が、その目標値をつくったのか、その結果どうだったのか、それでその要因は何だったのか、改善策をきちんと、先ほどのところでやっているPDCAのサイクルが機能するような計画になっているんですよ。計画にならなかったら、どこに問題があるのか。
 まさにこのプランのところの数値目標、私はそれに責任を持ってほしいですよ。皆さんの税金を使ってお仕事をなさって、成果が1年間で688万円でしたと、でもそれ以上のコストがかかっているんですよ。これは行革審の懇話会のご意見でもありますね。滞納率が低いと、どうするんだと。
 質問の視点を変えますけれども、町はこの懇話会の拘束力、それとあと外部評価がございますよね。これの意見の拘束力というものはお認めになっていらっしゃいますでしょうか。この意見をどのように反映するのか。ただ聞きっ放しでしょうか。


◯議長【古山大二君】  木内企画政策部長。


◯番外【企画政策部長 木内礼次郎君】  懇話会の拘束力のご質問でございます。懇話会につきましては、行政改革推進懇話会要綱をごらんになっていらっしゃる部分ではございますが、この中の拘束力という部分については、成果について意見を求めるというような組織でございます。それについて当然その反映につきましては、要綱上の意見をいただくというような組織ではございますが、当然いただいた意見については、反映していくというようなことで努力はしてございますので、毎年毎年、大綱も平成18年、20、22、ずっと状況によって変更してございますので、そんな中でご意見を伺いながら取り入れさせていただいているところでございます。
 以上でございます。


◯議長【古山大二君】  柳下議員。


◯7番【柳下雅子君】  反映させた結果が何であるかということも、この行革の中に私は明記していただきたいと思います、わかりやすく。こんなふうなご意見をいただいたから、こういうふうにしましたと、それが何も記載されておりません。
 それともう一つ、外部評価がありますね。外部評価は拘束力がありますか。外部評価委員会は21年度5回開かれました。町に答申が出ました。それに対して町の方針が報告なされました。この外部評価委員会のご意見というものは拘束力があるのでしょうか。


◯議長【古山大二君】  木内企画政策部長。


◯番外【企画政策部長 木内礼次郎君】  外部評価委員会の拘束力というようなお話でございます。行政改革の手法といいますか、事業仕分けとか、あるいは外部評価というようなことでいろいろ事務の執行状況の評価をしていただいているところでございます。その辺の拘束力というような部分につきましては、必ずしも町の実情の部分と若干かけ離れたというんですか、差異があるというような部分もございますので、ご意見を慎重に町の方針に置きかえてといいますか、そのご意見を踏まえて、それをどう扱うかというような部分で協議をさせていただいて、当然そのご意見を尊重しながら町の方向性というか、そのご意見に対する考え方を改めて制定して運営に当たっていくというような状況でございます。


◯議長【古山大二君】  柳下議員。


◯7番【柳下雅子君】  すぐにぱっと理解できないお答えなので、お伺いいたしますけど、6つの事業が外部評価委員会に付託されました。その中で北口の土地区画整理事業がございます。これの中で委員さんが、こんな区画整理事業に30年もかかる区画整理なんて聞いたことがないと。それでこの効果がだんだん薄れるだろうと。5年延長すると言うけれども、この5年間で1年人件費で6,000万円かかると、5年延期すれば3億円かかるのではないかと、そういうご指摘のもとに、これに早く税金を投入すれば、早く終わらせる、そうしたトータルで考えたらばコストは下がるのではないか、そういったご意見もあるんですけれども、これに対して町は尊重したとおっしゃいますけれども、どの部分を尊重なされたのでしょうか。


◯議長【古山大二君】  佐野拠点整備参事。


◯番外【拠点整備担当参事 佐野隆夫君】  ただいまの人件費の話で、5年延長してどのように意見を尊重されたのかというようなご質問でございましたけれども、区画整理事業につきましては、事業のピーク時とかということがございまして、当初の人員の配置からピーク時、あるいは終盤に向けての人員配置ということでございますから、5年今延伸を予定してございますけれども、これにつきましては、既にピークを超えてきておりますので、徐々にその必要な人員体制としていくことで協議を進めております。
 以上でございます。


◯議長【古山大二君】  柳下議員。


◯7番【柳下雅子君】  先ほどこの土地区画整理事業で、あと9億7,000万円、約10億円が必要だと、そう言ったんですよね。それに対して、北口の土地区画整理事業の町の方針が出ました、減額をしますと。しかしながら、この減額というのは、23年度までにこの予算額とするけれど、工事の完了した後の場合の総事業費の削減であり、単年度の事業費の減額ではないと。単年度の事業費の減額ではないんですよ。じゃ、単年度、もし必要があれば、お金を使うという理解になるんですけれど、これでよろしいんでしょうか。まず確認させてください。


◯議長【古山大二君】  佐野拠点整備参事。


◯番外【拠点整備担当参事 佐野隆夫君】  外部評価委員会からのご意見でございまして、これにつきましては、総事業費、単年度例えば多く事業費がかかったとしても、早く終わらせることが総事業費として縮減できるだろうというようなご意見でございました。評価委員会からのご意見につきましては、我々も同じ思いでおりまして、一日も早く総事業費を抑えて完了したい、こういうふうに取り組んでおります。
 以上です。


◯議長【古山大二君】  柳下議員。


◯7番【柳下雅子君】  この事業費は、何と一般会計が寒川町は129億5,000万円、それ以上の148億5,000万円、それ以上を上回る事業費なんですよ。その中でまた新たに9億7,000万円増額したいと。これは財政規律がぐじゃぐじゃ、規律がなされなきゃ行政改革に進まないのではないですか。その規律をみずから破るような方向性のコメントではないかと。単年度の事業費の減額ではない、これは減額をしなきゃいけないのではないでしょうか。だってもう30年やって、外部評価の委員さんも、こんなのは見たことないと。当たり前ですよ、どんどん効果が薄れているんだから。できるだけ早く、できるだけ早くと何遍も私たち議会で答弁をお伺いしました。もうこの辺で縮小すべきではないかという外部評価委員さんのご意見も、当然のごとくお聞きになっていらっしゃいます。これはいつ、幾らで終わらせるのですか。


◯議長【古山大二君】  佐野拠点整備参事。


◯番外【拠点整備担当参事 佐野隆夫君】  まず、本年5月末現在でございますけれども、事業の移転対象棟数があの区域の中で248棟ございました。現在は231棟が既に移転済み、あるいはもう数軒のところが移転契約済みとなっておりまして、残り17棟の移転が今後必要になってくる部分でございます。
 これにつきましては、過去より既に何年も移転の協議を進めてございます。それで、今後の対応といたしましては、権利者の方それぞれの課題ですとか問題、これに応じたあらゆる提案を申し上げまして、先ほども申しましたとおり、総事業費を抑えながら一日も早い完了を目指したい。
 それで、なぜその事業費が伸びるかという部分でございますけれども、これにつきましては、北口の区画整理につきましては、既存の密集市街地、これを寒川町の表玄関というか、そういった位置づけで行政目的で始めてございます。それで、事業費のほぼ7割が建物の補償費になってございます。工事費は約3割というようなことでございます。
 それで、事業費なんですけれども、その中でも補償費の中身なんですけれども、実際には1軒のうちに移転をいただくためには、ほかの方、数軒にどいていただかないと、その方の換地先に行けない、こういったもともとの換地設計が、駅前を整備するということで、そういう換地設計になってございます。したがいまして、その方たちがなかなか同時期にというふうな協議も整わないこともありまして、かといって、事業は進めなければいけないといったことで、仮住居、こういったものにお住まいをお願いする、そういった部分の補償費が事業費の増大につながってきている。それで平成17年に、町としましては、もともと土地区画整理事業というのは事業主体の直接施行、これが基本なんですけれども、多くの区画整理の区域では、権利者との協議移転をベースにやっておりますので、なかなか協議が整わないと先に進めない、そういったこともございます。
 それで、町の場合には、平成17年に本来の姿というか、直接施行に取り組んだときに、町の議会の方の総意の申し入れを受けまして、そういった直接施行は極力あらゆる提案をして避けて進めなさいというようなことのご意見をいただきまして、それも尊重しながらやってきている状況でございます。
 以上です。


◯議長【古山大二君】  柳下議員。


◯7番【柳下雅子君】  この事業に関しては、委員さんから、30年も長いということは計画がずさんだったのではないかと、協議というのは、職員がもっと努力してやれと、そういうご意見もあるんですよ。全くそのとおりじゃないでしょうか。
 複合施設だって、私が前に申しました大和市は、計画を立てたから絶対にやり遂げるとやり遂げましたよ。そうしますと、この計画自体が間違っていたと、そうお認めになられますでしょうか。


◯議長【古山大二君】  山上町長。


◯番外【町長 山上貞夫君】  それでは、お答えします。柳下議員からは大分厳しいお話でございますけれども、特に最近の寒川駅北口の区画整理の進捗状況を見てみますと、やはり地権者の皆さんのご協力、そして職員が大変頑張っておりまして、大変進んでいるという評価もいただいております。特に私が責任者になってからは、以前は土地の買い上げをしなかったんですけども、それはなかなか進んでいかないということで、地権者さんが町に土地を買ってほしいというものがあれば、それは買い上げて、そしてまた区画整理が終わったら、それを販売するというような形で、できるだけ早く全体を終わらせるんだということで、職員にも指示を出しまして、いろいろな努力をしています。
 そんな中で、大変進んできたなというふうに私自身も思っておりますけども、あと2年ぐらいがピークだと思うんですね、今年度と来年度。この期間でできるだけ完成しようということで、特にことしは駅前のロータリーですとか、中央の公園の部分の整備をして、完成に近づけて商業の活性化に結びつけていこうということでやっております。
 ただ、どちらにいたしましても、各地権者の了解がないことには進んでいかないものですから、なかなか数軒の地権者との交渉が長引いているということも事実でございまして、ときには私がお伺いして、ぜひご協力をお願いしたいということもございますけれども、何とか職員ともども努力をして、一日も早く完成するような努力をこれからも続けていきたいというふうに思っています。


◯議長【古山大二君】  柳下議員。


◯7番【柳下雅子君】  努力目標は、努力しなかったからできませんでしたと言いわけにもつながるわけですよ。職員の意識改革と言いますけど、私は、町長みずから意識改革をしていただきたい。プラン・ドゥ・チェック・アクションで一番大事なのは何か。何だとお考えになっておりますでしょうか。行革を進めるに当たっての手法がプラン・ドゥ・C・A、その中で町長は一番大事なのはどこだとお考えでしょうか。


◯議長【古山大二君】  山上町長。


◯番外【町長 山上貞夫君】  大変難しいご質問でございますけども、もちろん計画を立てて、それをチェックしながら進めていくということが本当に基本だと思います。その中で、やはり人と人との交渉ですから、なかなか計画どおりいかないというのが現実でございまして、強引に進めれば、それはできるかもしれませんけれども、先ほど担当が話しましたように、できるだけ話し合いの中で解決をしていこうという姿勢には変わりがございませんので、何とかひとつ地権者にもご協力をいただきながら、一日も早く完成をさせていきたいというのが本当のところでございまして、そういったことでご理解を願えればありがたいというふうに思います。


◯議長【古山大二君】  柳下議員。


◯7番【柳下雅子君】  一番大事なのは計画です。実現するために計画を立てるのです。その実現がずっとずっと30年間なされてこなかった。それによって148億円の一般会計を超す事業費になったと、そういう町民は理解をするわけですよ。だから、このプラン・ドゥ・チェック・アクションの計画をたて、実行し、それをチェックして、そしてアクションに結びつける、そうしたシステムが寒川町は機能していないんでしょうか。機能してあるならば、既にこれはとっくに完成しなければ。だって、経済効果がずっと失われているわけですよ。1年間事業をしない商店、そして町にとって早くこれをやれば固定資産税が上がりますよね。その税収さえも上がらない。くしの歯が抜けている。いつまでそうやってなさるのですか。そのやり方が間違っているんじゃないんですか。効果的な行政運営の責任者ですよ。これが効果的なんでしょうか。もう一度、町長、ご認識をお伺いいたします。


◯議長【古山大二君】  山上町長。


◯番外【町長 山上貞夫君】  特に、ことしと来年の計画については、大分練った計画をつくっていまして、何とかもう既に90%を移転率等も超えていますから、100%に近づけるような最大限の努力をして、この1、2年、22年と23年度はやっていこうということの覚悟をしておりますから、ぜひその効果のほどを柳下議員にも見ていただいて、よくやったなと言われるような努力を進めていきたいというふうに思っています。


◯議長【古山大二君】  柳下議員。


◯7番【柳下雅子君】  一番聞きたいのは、その努力の中身なんですけれども、具体的な方策を持たずして、努力というと、また努力が足りなかったと。私はやり方が間違っていたから、効果のあるやり方なんですよ。計画の立て方なんです。きちんとした責任を持って、いつまでにやり抜くと、他の自治体はそうやって効果を上げているんですよ。町はそうではない。私は、大変なここは欠陥だと思います。責任者としてぜひとも責任をおとりになっていただきたいということで、もう一点、財源不足の推計をしていないとおっしゃられましたけれども、4月に行われた緊急財政対策会議では、副町長が2億円を今現在22年度の予算で不足をしていると、そして23年度は7億円の臨時財政対策債もなく、もう借りられないということですよ。本年度の7億円だって、県はようやく貸してくれたと、目いっぱい。でも、それよりか来るのはもっと少ないと、何かいろいろもろもろで既に2億円の歳入不足だと、予算額から。それで23年度、というふうに4月現在はそうでありましたけれども、今現在はこの数字に変わりはありますか。


◯議長【古山大二君】  藤澤副町長。


◯番外【副町長 藤澤俊二君】  4月21日に緊急財政対策会議を行いました。このときに担当から報告があったのは、今言いました臨時財政対策債の関係で6億数千万円になりますよと、7億円当初予算を組みました。こういう問題とか、あるいは旭町の橋梁の関係で国庫補助が1,000万円ぐらい下げりますよというような話とか、今後、扶助費等々がまた補正予算等をしていかなきゃいけないという中で、今年度22年度予算につきまして、まだ未確定な部分がありますので、大変厳しいよという状況をまず我々委員が担当から報告を受けたと、認識するということでございます。
 これからの推計でございますが、今現在21年度の予算を決算、この5月で出納閉鎖になりましたので、ここで21年度の決算の状況を今現在財政課が取りまとめております。若干これからまた9月議会に報告しますけど、決算審査をお願いしますけど、そういう状況の中でまず21年度の繰り越しがどの程度できるか、それを早急にまずつかむことが1つですね、21年度の決算の状況ですね。この大体概略を聞きますと、まだまだ20年度並みの実質収支があったということで、21年度も極力当初予算の目的に沿った、残ったものについては残せというふうな指示を私の方でしましたので、大分効果がそれがございました。まず21年度の状況がそういうことをつかむこと。
 それで22年度につきましては、まず歳入の一番大きな町税の状況をつかむことですね。これが5月に固定資産税、80億円のうちの45億円が固定資産税でございますので、その固定資産税の動向が一番私は心配でございました。これは、5月1日に課税をさせていただいて、その調定も何とか固定資産税は当初予算を上回ったというような状況、個人住民税の問題も何とか当初予算をクリアできたなかというふうに思っています。残りは法人町民税の問題がございます。
 そういった中で、とりあえず22年度の予算に対してどうだったかというものがまず大きなウエートを占めます。そうしないと、それによっては22年度の事業も削減しなきゃいけないという事態も出てきますから、まず22年度の歳入の状況等を把握しなきゃいけないということでございまして、その次にやっと、今度は23年度の状況をどうしようかという段階になります。
 まず21年度の決算の状況、22年度の当初予算に対する税の状況、あるいは22年度も他の収入等がございます。そういった状況をつかみながら、また23年度の推計をしていくということでございますので、これからまた6月議会が終わりましたら、また緊急財政対策会議を開きまして、その辺をまたこれから23年度に向けて十分審議して、健全な財政に向けて取り組んでいきたいというふうに考えております。
 以上でございます。


◯議長【古山大二君】  柳下議員。


◯7番【柳下雅子君】  この緊急財政対策会議の会議録で、私はとても関心したのが、後期基本計画はこのようなスケジュールで進めますと。財源と事業が今までは一致していなかったけれども、きちんと行革と事業と照らし合わせて実現を求めてくると、スケジュールも何月に何をやり、何月に何をやりと、こういうふうなことでやりますと、とても明確でした。
 じゃ、今、副町長さんがおっしゃられましたけども、そのスケジュール1年間、23年度はとても厳しいと、13億円また足りなくなると。スケジュールを教えていただけますか。いつ何をやって、どこまでに何をやって、それで予算を組むという、私は今聞いていると本当に大丈夫かなと、去年は既に4月から事業の見直しを始めましたよね。このスケジュールを具体的に、いつまでに何をやるかということをもうちょっと明確にお答えいただけますでしょうか。


◯議長【古山大二君】  藤澤副町長。


◯番外【副町長 藤澤俊二君】  柳下議員さんのスケジュールの関係でございますけど、とりあえずは私も担当に第1回目、要するに1回目をやりまして、2回目はこの6月議会が終わったら、大至急開くようにと。その中で今後のスケジュール等々も当然また財政担当、要するに事務局の方からその辺のスケジュールも発表されると思いますので、今現在では私の方ではつかんでおりませんけど、私は今、個人的な考えでございますけど、先ほど申したように、まず21年度の状況を早急に決算状況をまとめて、それを把握し、そして22年度の歳入状況を把握し、早急に23年度に対応したいというふうに考えてございますので、よろしくお願い申し上げます。


◯議長【古山大二君】  柳下議員。


◯7番【柳下雅子君】  浜松の行革審では、あいまいな表現、これが一番悪いと、明確化しなさにと、できるだけ早くとか、いつまでに何をやるか、それが副町長みずから、できるだけとか、努力とか、町長が一生懸命とか、全力とか言ったって、成果ははかれるのかと、どうして効果的な進め方なのかと、効果的というのはどういうことだと副町長はお考えになっていますか。効果的にこれは進行管理をすると、その仕組みはどう考えて、1つに、スケジュールがあるから私はお尋ねしたけど、できるだけと非常にあいまいでした。効果的な進行管理、どのようにしたら効果的だとお考えになっていらっしゃいますでしょうか。


◯議長【古山大二君】  藤澤副町長。


◯番外【副町長 藤澤俊二君】  今のご質問ですけど、議員さんもご案内のとおり、議員さんも何期か経験されて、予算の時期等は当然わかっていられると思います。それに沿ってやっていきますので、よろしくお願い申し上げます。


◯議長【古山大二君】  柳下議員。


◯7番【柳下雅子君】  お答えになられませんでしたね。非常に不明確、ぜひとも浜松の行革審の、町長はよく、どこが行革に取り組んでいる先進地域に行っていらっしゃいと、行かなくてもホームページから全部見られるんですよ、チェックするんですよ。それで、浜松市は行革ナンバーワンの都市にしましょうと、それには何をしたらいいか、行革審にきちんとそういった報告を各戸配布し、なぜ行革が必要なのか、本当に浜松市は黒字だというけど、そうなのかと、じゃ、幾ら足りないのか、そういったことは住民協働ですよ。
 これもそうですよね。住民の理解と協力を得て、議会の協力を得て、だけど、そういった情報をわかりやすく発信していない。そういったことで、本当に不明確なので、効果的なことがわからなかったら、私はこんな行革なんてお金をかけて大変な思いをして、各職員にペーパーを出させて、進んでいないんだったらば、成果がはかれないような、効果がはかれないような、思いだけのようなのは、私は不用だと思いますけれども、いかがでしょうか。


◯議長【古山大二君】  山上町長。


◯番外【町長 山上貞夫君】  それでは、お答えします。やはり私は、行革はどうしても必要だというふうに思っています。今までの、どちらかといえば、前年踏襲のやり方、これはやはり見直して、きちんとした計画を立てて、どういうふうな事業計画を立てて、どういう予算をを組むか、これは本当に大事なことですから、一つひとつをしっかりと見詰め直して、検討して、そして新しい予算づけのための事業計画を練って、それに必要最小限の予算をつけていくということで、行革のこの精神は非常に大事なものですから、これからもしっかりと行革を進めていきたいというふうに思っております。


◯議長【古山大二君】  柳下議員。


◯7番【柳下雅子君】  これはホームページから、そのしっかりの中身をどうやったらいいか、読めばわかりますので、それを読んでしっかりとお立てになってください。
 それで、事務事業評価もこれは行革の1つなんですけれども、担当の事務事業評価が実施されなくても、これは行政評価です。事務事業評価はやらなくても業務を進めていくことが可能だと言うんですよ。私も、この事務事業評価のシートに250万円かけて、わかりやすくしたけど、こんなことをやらなくても行政評価はできると。私は現場に答えがあると思うんですよ。つまり、機能しない行政評価をやったって、そんなことをやらなくてもいいのではないかと、可能であると。それで武蔵野市も2年間かけて抜本的な見直しをしましょうと、やめたところもあるんですよ、もっと効果的な。町はこの職員のコメントをもって、どのように動かれたのでしょうか、上司として。


◯議長【古山大二君】  木内企画政策部長。


◯番外【企画政策部長 木内礼次郎君】  事務事業評価の関係でございます。今確かに行政評価のツールとしてはいろいろな事務部分でございます。その中の1つとして事務事業評価は実施をさせていただいてございます。
 それで、今おっしゃったとおり、この中のシートについては、PDCAというような区分の中で業務を評価するというようなことで、シートができてございます。おっしゃられるとおり、その中でこの評価を生かしていくというような部分につきましては、評価の作成に当たりましては、それぞれの担当が実施状況、あるいは今後の計画等は記入してございます。それに対して最後の今後の改善とか、そこにつきましては、上司、最終的には部長が確認をして、今後の方向性、拡大するとか、それをどうするというような判断はさせていただいているようなシートでございます。
 これが機能していないからやめてしまったらというようなご提案でございますが、当然、事業をただやりっ放しというわけにはまいりませんので、こういった評価をしながらこの事業のあり方を今後に生かしていきたいということで、ぜひ続けていきたいと考えてございますが、それに当たりましては、ぜひおっしゃられるとおりの部分じゃなくて、これが機能するような方向で各職員に指導しながら機能するような中身にして継続していきたいというようなことでございます。よろしくお願いします。


◯議長【古山大二君】  柳下議員。


◯7番【柳下雅子君】  これは事業の必要性の評価なんですよ。必要性がないものであれば、やめるのが行革の精神からいって、無駄を省くという、私は、そこにつながるので、これはぜひとも抜本的な見直しをしていただきたいと思います。どこの自治体もこれをやって、どれだけの効果があるのか、これは本当に見直さなきゃいけない。だけど、抜本的な見直し、あるいは私は思い切ってやめてもいいと思いますよ。ただ、見直しするのにちゃんと指針を立ててくださいね。具体的にどのような基準を持って見直しをなされるのでしょうか。


◯議長【古山大二君】  木内企画政策部長。


◯番外【企画政策部長 木内礼次郎君】  このシステムそのものの見直しというようなご質問かと思いますが、その辺につきましても、よく今後検証しながら検討してまいりたいと思います。


◯議長【古山大二君】  柳下議員。


◯7番【柳下雅子君】  大変失礼ながら、その検討の中身もわかりませんでした。町民がわかりたいのはそういうことなんですよね、具体的に何をどうやって寒川町は行革を進んでいるの、その結果、どれだけの財源が浮いたの、そのお金でどれだけの事業をしたのと、そういうわかりやすさだと思うんですよね。思いはもう結構ですので、具体的なことでお答えください。
 それともう一点、行革に取り組んだ事業仕分けがあります。その中でバスの展開場を買いました。これの評価は、皆さん5人ともこれは民間でやりなさい、この事業仕分けのときにはまだ借りるということで、その家賃を何で町が払うのか。にもかかわらず、何とか法のもとで買いましたと、この法律が適用されなければいけない理由は何だったのでしょうか。


◯議長【古山大二君】  木内企画政策部長。


◯番外【企画政策部長 木内礼次郎君】  南口のバスの転回場のお話でございますが、確かに、この事業仕分けの項目として仕分けをしていただいた、その結果、民間でというような結果になってございます。それに対しまして、町の方向性につきましては、現行どおりにしたいというような方向性を掲げさせていただいた部分ということでございますが、ここにつきましては、平成15年から北側の方にコミュニティバスを走らせていただいている部分、これにつきましては、当然規制緩和に基づいて、バスの運行事業主が、従来と違って参入、あるいは撤退がある意味自由になったというような部分で、南側の方の部分について、大分撤退というようなことが見えてまいりました。
 そんなところで、バスの転回場を事業主さんの方へ用意をしながら、ぜひ公共交通として事業主さんのバス路線を確保していきたいというような趣旨の中で、転回場を用意しているというところでございます。
 現行どおりというような結果にした理由で、今、議員も申されたとおり、地域公共交通の活性化及び再生に関する法律、何とか法というようなお話の中では、というような名称の法律の中で、市町村は公共交通事業等その他の関係者と協力し、相互に密接な連携を図りつつ、主体的に地域公共交通の活性化に取り組まなければならないというようなことで、そんな法律に基づいて市町村も取り組むということで、市町村が用意しているというようなことに結果的になってございます。
 いずれにいたしましても、そういった部分で公共交通の確保、町民の方の足の利便性等をかんがみながら実施をしているというようなことでございますので、よろしくお願いいたします。


◯議長【古山大二君】  柳下議員。


◯7番【柳下雅子君】  これは事業仕分けの方から、バス会社からちゃんと話し合いはしたのかと、でも話し合いは会議録を見ましたらしていないんですよね。町はそうやって確保すると、でも、これを書いたのは行革の職員ですよ。行革の職員がこれは努力義務だと、努力義務だけど、その理由に挙げたと。私はいかがなものかと思いますよね、1億円も。だから、本当にこれは買わなきゃいけない必要性はどこにあったのですかと、その法律は努力義務です。買う必要性をもう一度お尋ねいたします。かわなきゃいけなかった理由、1億円近いお金で。


◯議長【古山大二君】  山上町長。


◯番外【町長 山上貞夫君】  それでは、お答えします。確かに事業仕分けではそういった結論が出ましたけれども、長期的ないろいろな面を考えました。特に、寒川駅の南口には、今ロータリーがございませんで、朝夕の車の送り迎えですとか、バスの小型の発着等で大変混雑をして、危険な状態にあると。
 そんな中で、将来、南口のロータリーの整備をするには、やはりある程度の土地を確保していかないと移転先が見つからないわけですから、南口に2、3カ所の土地を確保して、それから将来南口の駅前にロータリーをつくって、今の神川橋から来ている道路に接続をして、交通の便を図らなければいけないのではないかというような検討をした結果、あの土地は地権者さんがどうしても売りたいということですから、買わなければ他に処分をされるということで、値段についても大分安くしていただいて、町で手に入れて、将来、寒川駅の南口のロータリーをつくるときに生きてくるだろうということで、少し先行投資でありますけれども、現在はバスの転回場として使い、将来、寒川駅の南口のロータリーをつくるときのために、それを確保しておくということで決定をした次第でございます。


◯議長【古山大二君】  柳下議員。


◯7番【柳下雅子君】  南口のロータリー、将来的とそれはいつなのでしょうか。つまり、いつまでこれ、寒川町の財源確保に土地の活用と、財源確保には私はここの地代は取っていないんですよね。なぜ取らないんですか、1億円も町民をやりながら。おかしいじゃないですか。どうですか。これは検討にないから、土地の新しい財源の確保というところで、ここの土地の活用が検討されていないのはなぜかということです。東邦チタニウムは検討されていますよ。しかしながら、利子で4,000万円地代が入ってくれば、280万円、10年で1億2,000万円ですよね。じゃ、この土地の検討というのはなされていますか、活用、財源確保という面からの。


◯議長【古山大二君】  木内企画政策部長。


◯番外【企画政策部長 木内礼次郎君】  今、現実バス事業者さんにバスの転回場を南口の部分はお貸しして路線を維持していただいているというようなことでございます。その辺の土地について事業者から土地の借地料を取ったらというようなお話でございます。それにつきましては、町の判断といたしましては、町民の方の利便性等、足を確保していただくという方を優先しているというような状況になろうかと思うんですが、事業者さんにしましても、不採算路線については撤退をするというような方針の中で、当然動いていらっしゃる部分で、内々の部分ではここの土地についてのそういったお話もしたところはございますが、そうなりますと、どうしても撤退をせざるを得ないというようなお話もあるやに聞いてございます。
 町の判断としては、そこについてはお貸しをしながらそのバス路線を維持していただいて、町民の方の利便性の向上を図っていくというような判断の中で、今無料で貸して運営をしていただいているというような状況でございます。


◯議長【古山大二君】  山上町長。


◯番外【町長 山上貞夫君】  今ご質問がありました南口のロータリーをいつやるんだというお話ですけれども、とりあえずは北口の区画整理を終わらせてから、それから南側に移っていくというような形で考えております。よろしくお願いいたします。


◯議長【古山大二君】  柳下議員。


◯7番【柳下雅子君】  新たな財源の確保を重点目標にやったけど、新たな検討なんですよね。大丈夫なのでしょうか。町長は財政改革でどんな町をつくるためにこの行革に進んでいられるのかお伺いいたします。


◯議長【古山大二君】  山上町長。


◯番外【町長 山上貞夫君】  それでは、お答えします。今、議員さんのご質問でございますけれども、大変厳しい財政状況でございますけれども、やはり行革をしっかりして、町民の皆様が住んでみたい町、これからもずっと住み続けたい町を目指していきたいというふうに思っています。
 その中で一番の目標は、やはり自主・自立したまちづくり、寒川町が独立してしっかりといつまでも行政を保ちながら、町民の皆様方とともに住みやすいまちづくりを進めていける状況をつくっていきたいというふうに思っていますので、よろしくお願いします。


◯議長【古山大二君】  以上で、柳下雅子議員の一般質問を終了いたします。
 次に、12番佐藤美鈴さんの質問を許可いたします。佐藤議員。
             〔12番(佐藤美鈴君)質問席へ移動〕


◯12番【佐藤美鈴君】  通告順位に従いまして、一般質問を行います。
 私の今回の質問は、地域福祉の推進についてであります。
 社会福祉協議会は、地域福祉の重要な役割を担っていますが、会員である町民にはその活動内容はあまり見えてきません。社会福祉協議会が会費納入をお願いしているチラシには、「住民の皆様の参加と協力を呼びかけ、一緒に福祉を考え、思いやりのあるまちづくりをつくっていく活動をしています。例えば福祉の啓蒙やボランティア活動の推進、ふれあい地域サロンなどがあります。加えて町社協では、生活支援のサービス、事業や町からの委託事業として包括支援センターを受託し、高齢者福祉の専門的窓口として事業を実施しています」、このように書かれています。
 会員である町民と福祉事業に参加をしている町民と福祉団体の方々に対して、組織の仕組みや活動をもっと透明に、明確にすることと、参加している方々とサービスを利用している方々の意見を反映することで参加が広がっていくと思います。
 ボランティア活動は、やりがいや活動を通してのコミュニケーションが楽しいなど、プラスの部分なければ続きません。そして、参加を広げるためには、チラシやホームページよりも、実際に参加をしている方の口コミが一番効果があります。社会福祉協議会が担っている住民参加型の福祉活動は、自治会加入率の低下などが心配な地域コミュニティの再生にも力を発揮するこれからの時代に期待が持てるものではないでしょうか。
 今年度の予算委員会の席でも、寒川町が社会福祉協議会に求めていることは何かという質問がございましたが、改めてこの一般質問で寒川町が考えている社会福祉協議会の役割についてお伺いしたいと思います。


◯議長【古山大二君】  ただいまの質問に対する答弁を求めます。山上町長。


◯番外【町長 山上貞夫君】  それでは、通告順位2番佐藤議員のご質問にお答えいたします。
 社会福祉協議会の役割についてでございますが、ご存じのとおり、社会福祉協議会は、社会福祉活動を推進することを目的とし、営利を目的としない民間組織でございまして、社会福祉法に基づき設置をされております。
 社会福祉協議会は、地域に暮らす皆様のほか、民生委員、児童委員、社会福祉施設や福祉関係団体などの参加・協力のもと、地域の人たちが住みなれた町で安心して生活することのできる福祉のまちづくりの実現を目指したさまざまな活動を行っており、民間組織としての自立性と地域に暮らす方々や社会福祉関係者などに支えられた公共性という2つの側面を持っております。その活動は、高齢者や障害者の在宅生活の支援、ボランティア活動に関する相談、育成や活動先の紹介など、多様なニーズにこたえるため、きめ細かな福祉サービスの提供を担っている機関でございます。
 いずれにいたしましても、社会福祉事業や社会福祉を目的とする事業の健全な発達、社会福祉に関する活動の活性化により地域福祉を推進するという公益性・公共性が高い性質上、行政施策では補い切れないきめ細かなニーズに基づいて、地域住民と福祉サービス、福祉に関する活動を調整する役割を期待していますので、行政と社会福祉協議会との連携をさらに深めて、地域福祉を推進してまいりますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。


◯議長【古山大二君】  佐藤議員。


◯12番【佐藤美鈴君】  今、町長のお答えであったんですけれども、もう一度確認をさせていただきます。町民の方の中には、社会福祉協議会が行政であるのか、民間であるのかというのが多分理解されていない方もいると思うので、社会福祉協議会は、今お答えになったとおり、営利を目的としない民間団体であるということでよろしいでしょうか。


◯議長【古山大二君】  木内健康福祉部長。


◯番外【健康福祉部長 木内正幸君】  そのとおりでございます。


◯議長【古山大二君】  佐藤議員。


◯12番【佐藤美鈴君】  意外と町民の方もそれを理解していない方が多いと思うので、改めて、すみません、確認させていただきました。
 寒川町では、補助金を出してこの社会福祉協議会の活動を支援していると思います。民間組織である社会福祉協議会、社会福祉法人に補助金を出していますが、その補助金の内容、何のために出されている補助金かを説明してください。


◯議長【古山大二君】  木内健康福祉部長。


◯番外【健康福祉部長 木内正幸君】  補助金の内容でございますけれども、町の補助金につきましては、社会福祉法人寒川町社会福祉協議会補助金要綱の第2条、補助金の対象経費の規定がございまして、第1号で職員雇用費、第2号で福祉活動費、第3号で備品購入費、第4号で車両維持費、第5号でその他、社協運営上、町長が特に必要と認めた経費の5項目に対しまして補助することが規定されてございます。
 現状では、職員雇用費の人件費補助のみとなってございまして、町補助金の人件費に対する割合は、平成20年度では、社協全体では67.26%、包括の職員を除きますと100%、また21年度におきましては、社協全体では63.99%、包括の職員を除きますと92.32%となってございます。
 以上です。


◯議長【古山大二君】  佐藤議員。


◯12番【佐藤美鈴君】  今の説明ですと、包括を除くとほぼ人件費の100%に近い額を補助しているということですね。今のいろいろな民間の方も福祉の事業に参入していると思うんですけれども、社会福祉協議会だけにこういう形で補助を行っているということで、100%近く補助をしている必要性というのをもう少しわかりやすく説明していただいてもよろしいですか。


◯議長【古山大二君】  木内健康福祉部長。


◯番外【健康福祉部長 木内正幸君】  先ほど申したとおり、社会福祉協議会は営利を目的としていない団体となってございますので、当然、寄附とか会費とかを集めまして、そちらの方は事業費に回させていただいて、職員の雇用費、その部分は当然確保できないような状況となっておりますので、町の細かい手の届かない地域福祉を推進するためには、その補助が必要だということでこの補助要綱に基づきまして補助をしているというような状況となってございます。


◯議長【古山大二君】  佐藤議員。


◯12番【佐藤美鈴君】  営利を目的としていないのでという説明で、人件費を補助している、その人件費の件についてですが、社会福祉協議会の人件費については、行政職員の給料に準じているというお話を聞いたことがありますが、寒川町でもそうでしょうか。


◯議長【古山大二君】  木内健康福祉部長。


◯番外【健康福祉部長 木内正幸君】  そのような状況となっています。ただ、必ず人件費を全部見るというのではなく、当然少しの収益はございますので、その部分が上がれば人件費の方に回してもらって、なるべく人件費を削減していきたいというふうな考えでございます。
 以上です。


◯議長【古山大二君】  佐藤議員。


◯12番【佐藤美鈴君】  人件費について、収益を上げている事業があるのでというご説明でしたが、社会福祉協議会の職員は行政の職員に準じて額が決まってしまうというのは、何か条例等があるのでしょうか。


◯議長【古山大二君】  木内健康福祉部長。


◯番外【健康福祉部長 木内正幸君】  内部規定でそのような運用をしているということでございます。


◯議長【古山大二君】  佐藤議員。


◯12番【佐藤美鈴君】  以前、社会福祉協議会に、寒川町では事務局長の派遣を行っていたと思います。そのときの派遣の要綱だと思いますけど、それには100分の100、多分同じ額でという説明があったと思いますが、そのままそのシステムが残っていてそういう内部規定になっているということでしょうか。


◯議長【古山大二君】  菊川総務部長。


◯番外【総務部長 菊川雅男君】  社会福祉協議会の事務局の職員の給与の関係でございますが、これは結果的に社会福祉協議会の方で役場の方の給与にある程度準じた額で社会福祉協議会の中の向こうの条例といいますか、職員の給与規定ですとか服務規定、それは役場がつくっているんではなくて、社会福祉協議会の規定の中である程度準じた中でつくられているというふうに聞いてございます。


◯議長【古山大二君】  佐藤議員。


◯12番【佐藤美鈴君】  内部規定ですので、社会福祉協議会の方で決まっていることなんだと思いますが、寒川町では、そういうことも全部含めて補助金を出しているわけですね。その人件費がこのくらいかかることが順当と考えているから、その額を補助しているんではないんでしょうか、そうではない。説明をしていただいてもよろしいですか。


◯議長【古山大二君】  木内健康福祉部長。


◯番外【健康福祉部長 木内正幸君】  当然社協で予算要求をしておりますけれども、町としても町の状況とかもございますので、今、管理職等は5%カットとかしておりますので、やはりその辺はちゃんと指導して、その予算のところは向こうと調整をしながら決めているような状況となっておりますので、町に準じて出してきたからといって、そのまま認めているわけではございません。
 以上です。


◯議長【古山大二君】  佐藤議員。


◯12番【佐藤美鈴君】  あまり納得はいっていないですけど、何かわからない。
 それでしたら別の質問をさせていただきます。補助金で人件費を補助しているんですけれども、事務局長を含んで10名の職員が、これは私、すみません、19年度で調べていますので、10名の職員がいらっしゃったんですけれども、人件費支出に役員報酬という欄があるんですね、社会福祉協議会の収支報告書ですか、それで町が補助している内容は、事務局長含む10名のみの人件費でしょうか。


◯議長【古山大二君】  木内健康福祉部長。


◯番外【健康福祉部長 木内正幸君】  職員のみの補助となってございます。役員も含めて入ってございます。すみません、訂正させていただきます。よろしくお願いします。
 以上です。


◯議長【古山大二君】  佐藤議員。


◯12番【佐藤美鈴君】  役員も含めた人件費を寒川町が補助を行っている。その役員の中の説明をしていただきたいんですけれども、寒川町社協では、行政のOBの方が常務理事になっていると思うんですが、その方も役員の1名ということでよろしいでしょうか。


◯議長【古山大二君】  木内健康福祉部長。


◯番外【健康福祉部長 木内正幸君】  すみません、先ほど言った役員というのは、常務理事に当たります。よろしくお願いします。


◯議長【古山大二君】  佐藤議員。


◯12番【佐藤美鈴君】  確認をさせていただきます。補助金の人件費を負担している中には常務理事の人件費は含まれていないということでよろしいでしょうか。


◯議長【古山大二君】  木内健康福祉部長。


◯番外【健康福祉部長 木内正幸君】  すみません、ちょっと説明が悪くて。役員の中では常務理事のみ町の方で負担をしてございます。
 以上です。


◯議長【古山大二君】  佐藤議員。


◯12番【佐藤美鈴君】  インターネットで中継もされていますので、もう一度詳しく説明をしていただいてもよろしいですか。


◯議長【古山大二君】  木内健康福祉部長。


◯番外【健康福祉部長 木内正幸君】  すみません、役員の中には会長、副会長2名、また常務理事がございますので、その中で常務理事の分は、役員の中では町の補助金を出しているということでございます。
 以上です。
(「部長、常任理事が何人いて、みんなに役職が幾つあるとか、ここまで出していると細かく説明
                してやってよ」の声あり)


◯議長【古山大二君】  木内健康福祉部長。


◯番外【健康福祉部長 木内正幸君】  すみません、会長が1名でございます。副会長が2名いらっしゃいまして、常務理事も1名ということになってございます。
 以上です。


◯議長【古山大二君】  佐藤議員。


◯12番【佐藤美鈴君】  私は、去年、社会福祉協議会を調べていまして、ヒアリングに何回か行かせていただいたときに、去年は別の行政OBの方がいらっしゃったと思うんですが、ことし、また変わられたと思います。今の説明ですと、常務理事の人件費は負担している、となると、俗に言うところの天下りということでよろしいでしょうか。


◯議長【古山大二君】  藤澤副町長。


◯番外【副町長 藤澤俊二君】  それでは、お答え申し上げます。このOBの方につきましては、私どもの再雇用の勤務条件ということで、極力、担当参事以上、あるいは部長ということで、団体から推薦依頼を受けまして、社会福祉協議会におきましては、学識経験者の選考委員会というのがございます。選考委員会には、自治会の会長さん、それから社会福祉団体は民生委員、児童委員の会長さん、それから議会からも文教民生の常任委員長さん、町からは私、このメンバーで最終的に選考いたしまして、そして最終的的には社協の理事会で決定されるということでになっておりますので、よろしくお願いします。


◯議長【古山大二君】  佐藤議員。


◯12番【佐藤美鈴君】  そういう決まりがあることは、去年ヒアリングしてわかっているんですけれども、私は新人ですし、これは会員は町民なんですね。本来は会員が支える組織なんですね。町からの補助で成り立っている組織なんですけれども、そういう決める方がいてというのはわかっていますが、町民の方はなかなか納得できないのかなと思うんですね。
 その選ばれているのが、学識経験者ということも読んで知っています。そうであるならば、逆にお聞きします。そちらは副町長も入っているということなので、なぜ学識経験者のところがずっと行政OBの方が務めている、ずっとではないでしょうかね、どのぐらいなんでしょうか、務めているのかご説明してください。


◯議長【古山大二君】  藤澤副町長。


◯番外【副町長 藤澤俊二君】  それでは、このOBの方は設立した当時から、町の当初は助役までやられた方が最初になっておられると思います、この常務理事。それから、代々社会福祉経験された健康福祉部長等々がなっています。今回はたまたま企画政策部長がなられましたけど、基本的には社会福祉協議会は町とは別の組織でございますので、町の権限、指示、指令、命令はございません、基本的には。そういう中でも、やはり福祉を利用している方々が町民でございますので、社協と町とお互いに連携しなきゃいけないということでございます。
 そういった中で、すべての人が住みなれた地域で健康で安心をして暮らせることができるよう、地域の人たちが参加して地域福祉の推進を目指すことと考えております。こういった中で、やはり行政の経験者がある程度、はっきり言って、行政の経験者じゃなくてもいいですよ、もちろんね。でも、町と連携していくには、やはりこちらの状況、今までの部長級のプロフェッショナルが行って、いろいろと町と連携をし合わないと、なかなかうまくいかないと思うんですね。
 そういった意味で、過去から担当部長、福祉経験の部長さんが行かれれば一番よろしいんですけど、なかなか行けませんけど、そういったことで町と連携をしてやっていくということが基本でございます。
 先ほどの人件費の話もございましたけど、私どもは権限はないんですけど、会長さん、シルバーとか福祉協議会の理事長さん等々に、町もこういう状況なので管理職については5%、一般職員は2%をやりますと、ぜひお願いしますというふうな話は私も会長さん、理事長さんにはお願いし、それも実行していただいています。
 まして、こういった町の、先ほどOBと言いましたけど、部長級が幾らと決まっています。それについても何とかこれも、この1年間、2年間、申し訳ないけど、職員も当然社協の従業員の方も2%ですから、皆さんも2%お願いしますというふうなことは私も会長さん、理事長さんにもお願いしております。
 以上でございます。


◯議長【古山大二君】  佐藤議員。


◯12番【佐藤美鈴君】  町との連携をしていくということですよね。社協の組織図の中に、顧問と参与というのがあります。顧問は町長がなさっていらっしゃいますか。参与は町の健康福祉部長がなさっていると思います。この顧問と参与が入っているだけでは町との連携ができずに、やはり行政のOBの方が入ることで、さらに社会福祉協議会が地域福祉推進になっているということなんでしょうか。そこら辺、説明をしていただいてよろしいでしょうか。


◯議長【古山大二君】  山上町長。


◯番外【町長 山上貞夫君】  それでは、お答えいたします。特に社会福祉協議会につきましては、本来、町でやらなければいけない福祉を社会福祉協議会に細かいところを網羅してやっていただいているというのが基本的にありまして、社会福祉協議会の会長は、一般の本当の民間人なんですね。現在でいえば、木村さんといいまして、寒川製材の社長が会長をしております。副会長は自治会の方でございまして、ほとんど福祉についてはあまり経験のない方が正副会長を務めております。その中でこの社会福祉協議会を順調に経営していくには、やはり経験者が必要ではないかというようなことが当初あったようで、それを今も続けているという状況でございます。
 特に今回も会長、副会長の人事は任期がございまして、それで変わっていくんですね。ですから、本当に会長、副会長が福祉協議会のことをよく理解しているかというと、それもなかなか難しい問題でございまして、その交代があるということでございます。そんな中で、町と社会福祉協議会のそういった役職を受けていただいた方と協力しながら、この社会福祉の充実をしていこうということでやっておりますので、いろいろ不明瞭な点があるかもしれませんけれども、内容的にはそういった民間人の寒川のご協力をいただける方を役員に据えて、そしてまた町からも経験者が行って、お手伝いをしながら、社会福祉協議会の円滑な運営をしていくという状況でございますので、ご理解を願いたいというふうに思います。


◯議長【古山大二君】  佐藤議員。


◯12番【佐藤美鈴君】  会長、副会長が福祉にたけた方ではないからというご説明だったと思うんですけれども、理事の方の中には社会福祉にたけた方もいらっしゃるのかなと思うんですけど、理事の方だけではそれをこなせない、やはり行政のOBの方が入ることの価値があると、それはなかなか今の説明だと納得がいかないので、もう一度説明していただいてもよろしいですか。


◯議長【古山大二君】  木内健康福祉部長。


◯番外【健康福祉部長 木内正幸君】  常務理事が当然伺っているのは、内部の事務の関係でございまして、そちらの方を円滑に進めていくために常務理事が入ってございます。私も参与として理事会にも参加しておりますので、外から見て社会福祉協議会のあり方についてはいろいろご質問ができるんですけども、内部事務に関しては当然たけた人がいないとなかなかできないということで、役場の職員のOBが伺っているような状況となってございます。
 以上です。


◯議長【古山大二君】  佐藤議員。


◯12番【佐藤美鈴君】  あまり納得はいかないんですけれども、多分このまままた違うパターンで質問してもなかなか納得はできないと思うので、ぜひそこら辺は透明性が本当に必要なのかなと思うので、また別の席で詳しく説明していただければと思いますけれども、今の説明ですと、でも行政のOBの方が入ることがとても社会福祉協議会の運営に大事な役割を持っていると。
 先ほどもあったように、本来、自治体が行うべき地域福祉サービスである。それを社協にお願いしている。本来、自治体が行うべきものであるならば、自治体の責任で行うべきものですよね。自治体が社会福祉協議会に事業委託や補助金の支出している際に要綱がございますけれども、契約をきちんとして条例を定めるという考えは今後あるのでしょうか。


◯議長【古山大二君】  木内健康福祉部長。


◯番外【健康福祉部長 木内正幸君】  ちょっと申し訳ないんですけど、もう一度その質問の趣旨をお願いします。


◯議長【古山大二君】  佐藤議員。


◯12番【佐藤美鈴君】  社会福祉協議会には、大変大きな額の補助金が出ています。私が今回ヒアリングや資料請求を行った際に、社会福祉協議会には情報公開条例がないです。そのことを指摘されました。実際、資料を提出していただいたんですが、これだけの金額を補助していて、町が本来行うべき地域福祉サービスを行ってもらっている。でしたら、私たちがもう少しその内容をチェックできる、本来は行政の方がその補助金を出すときにチェックをなさっていると思います。でも、私も資料請求したときにそのように言われてしまった。町民の方も、この社会福祉協議会に何か疑問を抱いたときに調べることが、私はもしかしたら議員だから資料を出していただけたかもしれませんよね。町民の方が支えている団体ですので、チェックできるべきだと思うんですね。それを考えると、きちんとした契約書をつくって、協定というんですか、やはり条例で定めるべきではないのかと私は思ったんですけれども。


◯議長【古山大二君】  条例をつくる予定があるのかと、それは、だって総務だよ。木内健康福祉部長。


◯番外【健康福祉部長 木内正幸君】  当然、社会福祉協議会は民間の団体でございますので、特に町民から幅広く会費を集めてございますので、その情報の公開ということを逆にうちの方から提案をさせていただきまして、社会福祉協議会の方でそういうことを進めていただきたいということで、町といたしましても情報公開をさせていきたいと思ってございます。
 以上です。


◯議長【古山大二君】  部長、情報公開を含めて、今後条例をつくる予定があるのかという質問なんだよ。菊川総務部長。


◯番外【総務部長 菊川雅男君】  補助を出す関係の条例の制定のご質問でございますが、町におきましては、各種団体に補助金等を出してございます。そういった中で寒川町の補助金交付要綱というのが大もとにございます。その中で社会福祉協議会につきましては、法律に基づいた民間非営利団体という位置づけの中で、町がこの交付要綱に基づいて現在支給しております。これは社会福祉協議会の額が多い少ないによって、また条例でということは現在考えてはございません。他の補助金と同様に、交付要綱の中で処理をしてまいる予定でございます。


◯議長【古山大二君】  佐藤議員。


◯12番【佐藤美鈴君】  契約書というお話をしたのは、ほかの自治体では、社協とのこれから聞きます基金についての協定書を結んでいるというお話を伺いました。普通の会社で考えると、会社と会社間ですと、やはり契約書を結んでやるので、行政ではどうなのかなと。私は、あまり行政の仕組みは、だから理解できていないのかもしれませんね。
 なので、公開に努めていただけるということなので、1つ、前に出たのかなと思いますので、続いて今申し上げた基金についてお伺いしたいと思います。
 社会福祉協議会では、社会福祉基金という基金がございます。ことし3月の予算委員会の説明で、社協の基金が1億8,000万円あるというご説明がございました。町が補助金を出す際に、ことしは約1,050万円とおっしゃったと思うんですけど、基金を取り崩していただいて、町の補助の金額を少し少なくしていただいたというご説明がありました。
 この基金の積み立てについて、ほかの自治体では協定書を結んで、どういう目的で、どういう例えば年間幾らとか、そういう決まりがあって積み立てていたというのを聞いたので、寒川町ではどうなっていたのかご説明ください。


◯議長【古山大二君】  木内健康福祉部長。


◯番外【健康福祉部長 木内正幸君】  社会福祉協議会の基金でございますけれども、この基金は、社会福祉法人寒川町社会福祉協議会福祉基金設置規定で、昭和59年度より設置されている基金でございます。民間社会福祉事業の振興と地域福祉活動の推進を図ることを目的として、その財源は寄附金、補助金等を充てることといたしまして、また基金の運用は理事会の決定に基づいて事業に充てることとなってございます。
 先ほど申しました基金の積み立ての経緯なんですけれども、町の方ではその中では詳しい、幾らにするとか、幾ら毎年積み立てるとかという規定はございません。そのような状況となってございます。


◯議長【古山大二君】  佐藤議員。


◯12番【佐藤美鈴君】  寒川町にも基金が幾つかあると思います。1億8,000万円を超える基金というのは、どのようなものがあるかご説明していただいたもよろしいですか。


◯議長【古山大二君】  木内企画政策部長。


◯番外【企画政策部長 木内礼次郎君】  それでは、町の基金のお問い合わせでございます。現在10基金がございます。財政調整基金をはじめ、整備事業基金まで10の基金を設けてございます。その中で1億8,000万円を超えるというようなお話でございますが、それにつきましては、財政調整基金と、あと東海道新幹線の整備基金、この2つが今のお問い合わせの1億8,000万円を超えているというような2基金でございます。
 以上です。


◯議長【古山大二君】  佐藤議員。


◯12番【佐藤美鈴君】  先ほど部長がご説明してくださったんですけれども、寒川町の社会福祉協議会の基金設置規程の中に、「基金は民間社会福祉事業の振興と地域福祉活動の推進を図ることを目的として設置する」とあります。1億8,000万円あって、今説明があったとおり、寒川町の基金であっても、1億8,000万円を超えるものというのはその2個、財政調整基金の金額もかなり取り崩して少なくなっています。それを考えますと、社会福祉協議会にある基金の金額の大きさはすごく大きいものではないかと思うんですけれども、寒川町では協定書を書いていないので、協定を結んでいるところだと取り崩しができないところもあるそうなんですが、寒川町では、先ほど言っていた行政の方が入ったりして、町との連携をしていてというご説明がありましたよね。この財政の厳しいときに、この基金からことし1,000万円でしたが、来年度の予算ではどのようにその基金を活用していただくのかというお話はどうなっているのかご説明してください。


◯議長【古山大二君】  木内健康福祉部長。


◯番外【健康福祉部長 木内正幸君】  基金なんですけれども、1億8,000万円のうち町で補助したものは5,500万円中に入ってございます。そのほかは寄附金等を集めて基金の中に積み立てているというような状況となってございますので、当然、町が厳しい財政の折でございますので、直接補助した中の部分に対して取り崩しをお願いして、来年も当然、今の経済状況ですと財政が急に好転するようなことがございませんので、やはりその中を活用して少しでも補助金の縮減を図ってまいりたいと思いますので、よろしくお願いします。


◯議長【古山大二君】  佐藤議員。


◯12番【佐藤美鈴君】  寒川町だけが厳しいんではなくて、社会全体が厳しい財政だと思うんですが、先日、私、開成町の露木町長にお会いする機会がございました。開成町では、この時代にあって、子どもの数が増加したことにより小学校の建設を行っています。とても財政が厳しい中で、小学校を建設しなくてはいけなかったということで、社会福祉協議会の方とお話をして、ことし1年間補助金ゼロになったそうです。
 先ほどずっと補助金の説明の際も、行政の方が入っていることで連携をとるためにというご説明もありましたよね。そういうことを考えても、厳しいこの情勢の中で1,000万円取り崩していただいたことは、すごいことなのかもしれないんですけれども、5,500万円積み立てていて、1億8,000万円基金がある。町の財政調整基金との比率から考えても、本当に大きな額だなと私は驚くんですけれども、寒川町では5,500万円を積み立てていて、当初目的1億円で社会福祉協議会が積み立てていたことはご存じだと思いますけれども、それをはるかに超える金額になっていて、この取り崩しについて1,000万円のみだったというのは、それしか納得していただけなかったということでしょうか。


◯議長【古山大二君】  木内健康福祉部長。


◯番外【健康福祉部長 木内正幸君】  あくまでも社会福祉協議会の基金でございますので、町が一部補助として入っていますけれども、当然、理事会とかの承認も必要となってございますので、町といたしましても、目的の明確化、一体この基金を何に使うのか、またその基金の設定の仕方もございますけれども、基金を幾ら積めばいいのか、やはりそういうことをはっきりとしたことを今後設定するということが必要だと思ってございます。
 それで、1億円とかというお話があるんですけれども、社会福祉協議会というのは、財政基盤が大変弱いような状況となってございますので、やはりいざというときに備えてある程度の基金は必要かなと思ってございます。
 現在の基金の額ですけれども、町村は結構高目の基金を持ってございます。葉山は当然うちよりも高いような状況になってございますので、その辺も町村のある程度のレベルのところでやはり抑えなければいけないのかなと。それであとは、事業の方に回していただき、町の方でも活用したい部分はございます。その辺で今後、基金のあり方について再検討ということで議題として出していきたいと考えてございます。
 以上です。


◯議長【古山大二君】  佐藤議員。


◯12番【佐藤美鈴君】  よく近隣市町村を見てというお話を伺いますが、近隣市町村を見てというのも1つの参考になるかと思います。でも、今説明したように、開成町などを見ても、こういうときはやはり町のトップ、町長の判断はどうなのかと思うんですけども、町長はどのようにお考えですか。


◯議長【古山大二君】  山上町長。


◯番外【町長 山上貞夫君】  それでは、お答えします。実は昨年の予算を組むときに、緊急財政対策会議を開いたことは皆さんもご存じだと思いますけども、その中でもこの社協の問題は大きくクローズアップをされまして、この基金のことも当然出てきました。それで、社協とは何度か折衝しまして、この基金の現状のあり方、将来どういうふうにこの基金を活用するか、そしてどの程度が一番妥当な線なのかという議論は再三いたしました。
 その中で、やはり社協である程度予算的な基金を積み立てておかなければいけないという理由は、万が一、大災害が起こった場合、そこでボランティアの活動をするには、社協のやはり役割が大きいであろうという意見交換がございました。その中で、これから最終的にはこの基金を幾らにすべきかということは大変議論があったところでございまして、まだまだその議論の半ばということでございまして、これから本当にそういったボランティアを組織したり運用していくのに、最終的にはいざというときにどういった基金が必要かということをこれから詰めようという話になっています。
 もちろん寒川町が厳しい状況ですから、できるだけ基金は減らして、その分を町の方に入れていただくという考え方も向こうには話してありますから、もう少し向こうの社会福祉協議会の方で、基金ですとか、これからのボランティアの取り組み方、そんなこともしっかり検討して、最終的にまた今年度23年度の予算組みの段階でまた交渉して、しっかりとこの取り組みについては協議をしていきたいというふうに思っていますので、よろしくお願いしたいと思います。


◯議長【古山大二君】  佐藤議員。


◯12番【佐藤美鈴君】  町長から今、基金は防災についても活用すると。私がヒアリングした際にも、社会福祉協議会の方でも防災についてもこれは利用するんだと。社会福祉協議会は、確かに地方で震災があったときとか、社会福祉協議会同士の連携でそのような活動もしているようです。
 しかし、私、言われて今回質問にするに当たって、もう一度確認したんですけれども、寒川町では地域防災計画というのをつくっていますけれども、別の自治体を救うことも大事ですが、まずやはり自主防災なんではないかと思います。寒川地域防災計画の中に、あまり社会福祉協議会の活動内容が書いていなかったんですけれども、それはどうなっているのか説明していただいてもいいですか。


◯議長【古山大二君】  木内健康福祉部長。


◯番外【健康福祉部長 木内正幸君】  社会福祉協議会は、災害ボランティアセンターという位置づけがございまして、そちらで連携をとっていきたいと考えてございます。
 以上です。


◯議長【古山大二君】  佐藤議員。


◯12番【佐藤美鈴君】  災害ボランティアセンターを震災時に活用するに当たって幾らの経費がかかるのかというのは、とても私には想像ができないんですが、多分、私が繰り返しここで質問しても、基金を取り崩ししていただけるというお答えは得られないのかなと今聞いて思ったんですが、ここで私が質問することで、多分、町長にも少し考えていただけるのかなと思いますし、防災計画も本当にヒアリングの際も社会福祉協議会の方がおっしゃていましたけど、寒川町の地域防災計画の中に防災ボランティアセンター、それだけなのかと逆に私なんかは驚いてしまいます。そういうことも含めて、やはりもう一度社協の役割というのは本当に地域福祉の推進、地域福祉と言いますけど、やはり地域コミュニティをつくっていくことにつながると思いますので、非常に重要な役割を果たしているんじゃないかと思うんですね。今の防災の話でも、地域の自主防災にもつながる、そういうものだと思うんですね。
 いいことをしているから、いいことをしている団体だからみたいな感じでとらえてしまう怖さがあると思います。ぜひ基金のこと、それとあと、やはり必要なところで協定書をつくるなりして、きちっと明確に町民の方にもわかりやすいような関係をつくっていっていただきたいと思うんですが、町長、最後にそういう点での見直しは行っていただけるのかだけお答えいただけますでしょうか。


◯議長【古山大二君】  山上町長。


◯番外【町長 山上貞夫君】  ただいまのご質問にお答えします。先ほども申し上げたように、昨年度の予算を組むときの緊急財政対策会議でもこの件は、基金は本当に適正なのか、補助金も幾らが適正なのかという議論をしましたけれども、これからもしっかりとこの件については社協と話し合いをしながら基金の額、それから町からの補助金は幾らぐらいが妥当なのか、そこら辺はしっかりと話を詰めていくつもりでございます。
 特に、私の一番の政策目標はクリーンで透明な町政ですから、皆さんが見てもおかしくない状況にぜひしていきたいというふうに思いますので、よろしくご理解をお願いしたいと思います。


◯議長【古山大二君】  以上で、佐藤美鈴議員の一般質問を終了いたします。
 暫時休憩いたします。再開は11時15分から行います。
                 午前10時59分 休憩
   ──────────────────────────────────────
                 午前11時15分 再開


◯議長【古山大二君】  休憩を解いて、会議を再開いたします。
 次に、2番小沢千明君の質問を許可いたします。小沢議員。
             〔2番(小沢千明君)質問席へ移動〕


◯2番【小沢千明君】  それでは、通告順位に従いまして一般質問をさせていただきます。
 今回の私の質問は、1、地域コミュニティの確立について、2、学校教育についての2点であります。
 それでは、1番目の地域コミュニティの確立について。
 町内の自治会への加入率が、ここ数年で全世帯の8割を切ってしまったとのこと。寒川町は、人口こそ増えてはいないものの、アパート、マンション等が増え、多少都市化が進んでいることなど、さまざまな未加入の理由が考えられます。
 今年度から始まった町広報紙の業者による全戸配布も、自治会未加入への要因の1つになってしまったのではないでしょうか。資源ごみの見張り当番や役員会への参加が大変であることなどの理由で、加入していない家庭も多々あると聞きます。
 自治会への加入率の低下は、地域の主体的なまちづくりを活性化させる意味でも非常に大きな問題であります。また、町としても、自治会との連携によるスムーズな情報伝達が困難になり、行政と地域と協働のまちづくりの連携が弱くなるなど、切実な問題であることをまずは認識していただきたいと思います。
 そもそも自治会の必要性を考える上で最も重要なことは、防災への取り組みです。いつ発生するのか予測ができない災害、その規模によっては公共の機関による支援が期待できない場合も想定されます。
 そのようなときに、災害弱者に直ちに手を差し伸べることができるのが身近にいる地域の人々なのです。つまり、防災や防犯で地域活動の核となるのが地域の自治組織、すなわち自治会なのです。いざ災害が起こったときの避難体制にも自治会が重要な役割を果たすことになるのです。
 先日、私は総務常任委員会のメンバーとして、新潟県の長岡市を行政視察させていただきました。平成16年7月の豪雨水害、10月23日の新潟県中越大震災、そしてその冬には豪雪と、長岡市は壊滅的なダメージを受けました。
 いずれの自然災害でも、災害発生の直後には、市や消防など防災関係機関が行う活動には限界があり、市民の助け合いなしには乗り越えることはできなったとのお話を伺ってきました。地震や水害のような大災害のときに真っ先に駆けつけて助け合うことができるのは、向こう三軒両隣と言われる隣近所の方々です。中越大震災では、住民の安否を確かめ、捜索や避難所の運営、炊き出しを実施するなど、日ごろから住民同士の結びつきが強い地域ほど、こうした活動がしっかりとできていたと言われています。大きな災害であればあるほど、このような地域の助け合いが重要なのです。
 長岡市では、この災害における教訓をもとに、隣近所や町内会などの地域コミュニティが持つ人と人とのつながりや即応性を重視して、地域の力を高めながら災害に備える活動、すなわち自主防災組織活動を市を挙げて支援をしているそうです。
 自主防災組織は、基本的には自発的に自分の町、自分たちの隣人を守り合うための組織です。つまり、自分たちの町は自分たちで守るという自助・共助の精神で地域住民の連携に基づき結成される組織であり、その原点は町民一人ひとりの災害に対する危機管理意識の高揚であります。
 冒頭で述べた自治会の加入率の低下が物語っているように、近年は、地域住民同士の連帯意識の低下が危惧されています。しかし、地域コミュニティを推進することは、地域の防災力を高め、安全・安心で住みやすい地域作りを目指す視点からも重要なことであります。
 このようなことから、行政は、できれば自治会の組織から一歩進んだしっかりとした自主防災組織をつくり、それぞれが家庭、地域、行政の役割分担を明確にして、その使命をしっかりと認識する必要があると思います。
 町は、地域の実情に応じた自主防災組織の結成を支援し、さらにその活動を充実させ、育成することにもっと積極的に力を注ぎ、いざというときのために備えてほしいのです。そして、人々の自助努力、助け合う精神をいかにはぐくんでいくかを体系的に整理し、活動の後押しをすることが求められているのではないでしょうか。
 続いて、2番目の学校教育について。
 文部科学省が告示する教育課程の基準である学習指導要領が10年ぶりに改定されました。既に幼稚園教育要領は平成21年度から全面実施され、教育基本法、学校教育法の改定を受けて、幼稚園・小学校の連携の強化を図ることを明記し、幼稚園教育の重要性がより明確化されました。
 さて、小学校ですが、昨年度、今年度と移行期間を経て、いよいよ23年度から全面実施されます。中学校はもう1年移行期間を設け、24年度からの全面実施となります。
 新学習指導要領では、現行の学習指導要領の理念であります生きる力をはぐくむという理念は引き継がれ、基礎的、基本的な知識、技能の習得、思考力、判断力、表現力等の育成のバランスの重視、確かな学力を確立するために必要な時間の確保に向けた授業時数の増加、道徳教育や体育などの充実により、豊かな心や健やかな体を育成することなどが今回の改定の主なポイントです。
 小学校では、国語、算数、社会、理科、体育の授業時数が10%程度増加、中学校でも、国語、社会、数学、理科、外国語、保健体育の授業時数が12%程度増加されます。これは昨今のゆとり教育への批判や、OECDの学習到達度調査による日本の子どもたちの学力低下への反省点にこたえた形となっているようであります。
 授業時数は、小学校1年生の場合、現在は週3日だった5時間授業が毎日になり、国語、算数が1時間ずつ増えるほか、小学2年生では、授業時間との兼ね合いから、これまでにはなった6時間授業が週1回登場することになります。これは、子どもたちに一層の学習負担を強いるもので、早期からの学習嫌いを起こす心配もあります。また、中学校でも特に、理科、英語を約30%増しとするなどして、主要5教科と体育の授業時間が増加、特に英語は全学年とも週1時間ずつ増えるため、授業時数が初めて全教科中最多となり、ここでも学習困難な生徒が増える心配があります。
 週5日制のもとで一度は削減された授業時間が、ゆとり教育以前とほぼ同じ水準で復活しています。来年度から小学校で使用される教科書も、脱ゆとり、ページ3割増などと新聞、テレビ等でも大きく取り上げられたように、分厚くなる教科書に不安が募ります。
 学力の向上が課題となる中、教科書が充実することはよいことのはずですが、これで本当に確かな学力を得ることができるのかどうか、課題山積に思われます。
 文科省は、学力低下批判を避けるためにでしょうか、指導要領は最低基準であるとし、むしろこれ以上の時数を期待しているようでもあります。
 私は3月議会でも一般質問したように、最近は先生方が授業以外の事務仕事、保護者の相談業務等に追われ、今でさえ時間が不足しています。また、団塊の世代のたくさんのベテランの先生方が退職され、経験の浅い先生方が大量に採用されているのも、改定される学習指導要領に対応できるのか、不安要素の1つです。
 私は、ゆとり教育を否定するつもりはありません。むしろ詰め込み教育に急激に戻る危機感を感じています。すなわち子どもたちが学習にじっくりと取り組める時間をいかに確保するかが大切で、一層の詰め込み教科が学習取得格差の拡大につながるのではないかと危惧しています。
 最近、東京都教育委員会では、学校教育法施行規則の中で、公立学校の休業日を日曜日及び土曜日とする文科省令があるにもかかわらず、月2回の土曜日の正規授業を許可する通知を出しました。大阪の橋下知事も、土曜授業を望む先生の後押しをしたいと教育委員会に要請しているそうです。これらは、ある意味、画期的なことだと思われます。
 14年度からゆとり教育のもとで週5日制は完全実施されました。学校教育法では、特別な必要がある場合に限って休日の授業を認めており、授業参観や地域との連携した学習などがこれに該当いたします。授業時数の増加により平日の時間割が過密になり、子どもたちも先生も負担が増大するのであれば、寒川の学校も土曜日の活用に積極的に踏み切るべきと考えますが、いかがでしょうか。
 これに付随して、学習指導要領の理念でもあります生きる力をはぐくむために、総合的な学習の時間での体験学習等が私は大切であると思うのですが、これまではゆとり教育の目玉となっていた総合的な学習の時間は、新学習指導要領の中では縮減されています。
 こういった授業を土曜日に行うのはいかがでしょうか。また、新しい学習指導要領において、授業時間を確保したいという意図から、夏休みの短縮と2学期制を導入する動きが全国的に広まりつつあります。
 文科省の調査では、21年度には公立の小学校で4,668校、21.8%、中学校で2,284校、23%と、公立の小・中学校の5校に1校が導入に踏み切っています。これにより1日当たりの授業時間を増やさず、授業日数が増え、着実に学力が身につくことが期待され、各学期が100日ほどの長い授業日数となるため、年間を通したゆとりを生み出すことや、通知書の発行を2回にすることで、学習強化期間が長くなり、絶対評価の意義が生かされることなどがメリットとして挙げられます。
 分厚い教科書をゆとりを持って授業するため、今後2学期制は広まるであろうとの意見もあるようです。寒川の小・中学校でも2学期制を導入する考えはあるのか、この際お聞きしたいと思います。
 ところで、教育現場の環境整備が整わない中で生じる問題点も多々予測されます。まず、小学校での外国語授業の導入に関してですが、国際化に対応するため、5、6年生を対象に週1回の英語教育が本格的に始まります。
 実際に授業を進めるALT等の人員確保は寒川町では大丈夫なのでしょうか。また、一緒に授業をする先生方の英語力も気になるところであります。英語研修や授業の準備などでますます多忙になることは否めないでしょう。また、中学校では、武道の必修化に向けても課題がありそうです。まずは指導者養成に関してですが、体育の先生が一通りの武道は学んできているとはいえ、礼儀作法、防具の着装、わざの教育、安全性の確保対策まで、武道全般の習得が必修化までに間に合うのでしょうか。また、授業に必要な用具、例えば剣道では防具や竹刀の数の不足、さらには武道場の環境整備など、寒川町としては財政的な裏づけができない中、どのように対応していくのかを伺いたいところであります。
 このようにさまざまな不安を抱えながらの新学習指導要領の実施は、子どもたちにさらなる負担をかけているのではないでしょうか。教育現場の多忙化は進行し、今でさえ先生が子どもたちと向き合う時間が確保できない現状が問題視されているのに、教育現場はますます混乱することが目に見えているのではないでしょうか。
 子どもたちに豊かな学力を身につけさせ、バランスのとれた生きる力を育成するために、町の教育行政は何を最優先と考えているのでしょうか。子どもたちと向き合う教員数の増員や少人数学級の実現など、環境整備をどのように推進していくのでしょうか。町の考えをお伺いいたします。
 以上が1回目の質問です。


◯議長【古山大二君】  ただいまの質問に対する答弁を求めます。山上町長。


◯番外【町長 山上貞夫君】  通告順位3番小沢議員のご質問についてお答えいたします。
 まず大きな1番目の地域コミュニティの確立についての1点目、自治会の加入率が減少しているが、町の見解はというご質問についてでございます。
 私が、町政の担う者として最も基本とする考え方は、町民の皆様の生命・財産を守る施策を最優先とすることであります。その1つとして、本年度は、学校の耐震化等を優先して進めておるところでございますが、いざ大きな災害が発生した場合に、行政が町民の皆様一人ひとりにどのように対応できるのかを考えますと、300数十人の職員では当然限界があります。そのときに大切なものは、議員のご質問のとおり、身近にいる地域の人々のお力であり、平時からの自治会のお力であると考えております。
 この自治会の加入率ですが、本年4月で77.9%に減少しております。しかし、このときこそ自治会の役割を考え直す機会であると考えております。町にお住まいのすべての方が安全で安心して日々暮らすことができるようにするためには、自治会の組織率を向上させ、できる限り多くの方が地域の防災訓練等に参加していただき、災害時の対応など安全・安心に関心を持っていただくことが必要であると考えております。
 なお、寒川町自治会長連絡協議会では、自治会活動の理解と加入促進を目指し、活動の内容を紹介するパンフレットを作成しております。町といたしましても、町民課の窓口において転入される方にこのパンフレットをお渡しすることによって、自治会への加入促進を図っておるところであります。
 次に、2点目の自主防災組織の町の考え方についてのご質問についてお答えいたします。町では、災害発生時に町が有するすべての防災機能を十分発揮させ、また地域住民みずからの防災活動の推進を図るため、各自治会を単位に自主防災組織の位置づけをしており、現在、町内にはすべての自治会に自主防災組織がございます。
 また、議員ご指摘のとおり、災害はいつ来るか予測できないものであり、その規模、被災状況等に応じ、初動における行政の対応にも限りがあります。したがいまして、今後も町といたしましては、日ごろから災害時に備え、みずからの身はみずからで守るという自主防災の考え方、また災害時には近隣住民の助け合いが必要で、そのためには日ごろからの地域コミュニティの醸成が重要であることを、毎年実施しております各種防災訓練等さまざまな機会を通じ、意識啓発を行ってまいりたいと考えておるところであります。そして、一人でも多くの町民が自主防災組織の必要性を認識され、組織の一員となって活動していただけるよう町が地域防災計画におきまして、自主防災組織として位置づけております各自治会に対し、自主防災活動の充実を促すとともに、その活動等への支援をしてまいりたいと考えておるところであります。
 いずれにいたしましても、人間関係が希薄化しつつある現代社会、防災に限らず、今後のまちづくりの推進に当たり、地域の力は不可欠であり、地域コミュニティの充実が一層求められているわけでございます。したがいまして、今後におきましても、現在、町内における地域コミュニティの最大組織である自治会との連携を十分図り、より協力体制の充実に努めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。なお、自主防災組織の編成、訓練内容につきましては、消防長より補足答弁をさせますので、よろしくお願いいたします。
 次に、大きな2点目の学校教育については、教育委員会が答弁いたしますので、よろしくお願いいたします。


◯議長【古山大二君】  小島消防長。


◯番外【消防長 小島博司君】  それでは、(2)の自主防災組織の町の考え方についての町長の補足答弁をさせていただきます。
 町の自主防災組織は、昭和54年に2つの自治会に自治会安全対策部会として発足し、その後、昭和63年までに23のすべての自治会に位置づけられております。平成3年に自主防災組織として改名されて現在に至ってございます。
 現在の自主防災組織の編成は、部会長、副部会長、指導部長、広報情報班長など5つの班長、また班員で構成されてございます。また、各自主防災組織の平均編成数は、およそ45人から50人前後でございます。町全体では、平成19年度で1,041人、20年度、1,073人、21年度、1,107人でありました。また、組織役員の任期については、それぞれの自治会、自主防災組織によって違いがございます。一方、訓練内容につきましては、自主防災リーダー研修会を年1回開催し、各自主防災組織の指導部長をはじめ班員などが受講して、防災意識の高揚、防災技術の習得などを行ってございます。
 また、各自主防災組織ごとに休日や夜間を利用しまして、AED、自動体外式除細動器の操作や心肺蘇生器による応急救護、初期消火、炊き出し訓練、避難誘導訓練、情報伝達訓練等の発災後の具体的な対応訓練を行ってございます。
 なお、各自主防災組織への支援につきましては、寒川町自主防災組織運営費等交付要綱に基づきまして、防災資器材の購入や防災活動に対しまして各自主防災組織に支援してございます。
 以上でございます。


◯議長【古山大二君】  三澤教育長。


◯番外【教育長 三澤芳彦君】  それでは、小沢議員の学校教育についてのお尋ねにお答えいたします。新しい学習指導要領は、平成20年3月に告示されました。その完全実施は小学校が23年度、中学校が平成24年度となっております。現行の学習指導要領では、知・徳・体の3つの面でのバランスのとれた生きる力を育成することが主眼でありましたが、新しい学習指導要領でもその大きな目標に変更はございません。
 生きる力の育成を主眼としながらも、基礎的、基本的な知識、技能の確実な習得を図り、それらを踏まえた上で、思考力、判断力、表現力等を伸ばしていくことを目指しております。そのためには、授業時間数の十分な確保が必要となり、今回、小・中学校ともに授業時間数が増加いたしました。
 教育委員会では、新しい学習指導要領を見通し、数年前より教育研究会の4部会や教職員研究会等を通してその趣旨を先取りした研究・研修を行ってきております。各学校におきましても、児童・生徒の実情に即して、数学や理科、国語、体育等の先行実施を積極的に行っているところでございます。新たに導入される小学校の外国語活動につきましては、教育研究院研究会における授業資料の作成が続けられております。また、毎月の研修会が指導主事の指導・助言のもとに、5、6年生の先生方とALT外国人指導助手によって実施されております。
 本年1月より新たに3人目のALTを配備しました。中学校授業への参加体制の強化が図れるとともに、またすべての小学校における外国活動の授業のほとんどをこのALTを交えて展開できる見通しであります。
 細かなご質問が5点ほどあったかと思いますが、順次お答えしていきたいと思いますが、まずこういうふうな過密なカリキュラムの中で土曜日について授業をする気はないのかというお尋ねでありますけども、今のところ、土曜日に授業を設けなくても、寒川におきましては指導要領に対応した適切な授業時間数が確保できる、こういう見通しがあります。
 それとあと1つ、実際問題といたしまして、土曜日・日曜日の時間の使い方の中に民間のスポーツ団体でありますとか、家庭の状況によりましてさまざまな活動が組まれていると、そういう子どもたちも多うございますので、なかなか必修授業を土曜日に展開するということは難しいのではないかと、こういう認識をしております。
 続きまして、総合的な学習の時間の授業時間数が削減される中で、こういう活動が十分に保障されるのかということでありますけども、ここにつきましても、逆にちょっと思い出していただきたいんですけども、5日制が平成14年に導入されましたときに、土曜日は家庭の中で、地域の中で日ごろできないこういう知的活動をしましょうというのが大きなねらいになっていたのかなと思うんであります。当時、博物館とか美術館とかといった公的な組織もすべて無料にしながら、どうぞ家族でいらっしゃいなんてというような方向があったと思うんですけども、なかなかそれが定着せずに、東京が授業を振りかえるというような形になってきておりますけども、私は、むしろ、土曜日を許される限り家庭の中で、また地域の中で、そういう探求的な活動をするような学校で学んだ知識というものを実際に生かすような場面を設けるような形で使っていくことがよろしいのではないかと考えております。
 あと、夏休みの短縮ということもご質問にあったかと思いますけども、こちらにつきましても、現段階の中では、夏休みを授業に振りかえなくても、恐らくは学習指導要領の全面実施に対応できると考えておりますけども、一方、平日の児童・生徒への負担増とか、また部活動の影響等が出てきた場合には、この辺は考えていく余地はあるのかなとは思っております。
 続いて、2期制への移行ということでありますが、かなり2期制も1つのブームで進みまして、全国よりも神奈川県の方がかえって多いくらいなんですが、その辺もありますけども、私は、やはり区切りに休みがあるというのは、それなりに気持ちの入れかえとかがつきやすいのかなと思いますし、仮に夏休み1つ考えましても、通知表なり面接もなく、前期の途中でもって40日間の休みに入りますよということが、何か子どもたちの夏休みの目標につながるかというと、やはり1つのけじめをつけて新たな目標を見出しながら、その足りない部分を夏休みに克服しようとか、得意な部分をさらに伸長しようとかという形で使っていくような形の方がいいのかなと。
 それからあと1つ、やはり日本の国の風土を考え、もう100数十年という定着がある中で、なかなか一足飛びに2期制への移行というのは難しいのではないかと思っております。それからまた、先行して2期制を今実施している学校の例を聞きましても、結果的に秋休みとかという部分がまた入ってきておりますし、秋休みと家庭の休養とはまた一致しなかったりする部分もありますので、実際には3学期制をしきながらも2期制と同様の時間数の確保というものはできると、このように考えております。
 外国語につきましては、先ほどお話ししたとおりであります。あと、武道の必修化で、用具の数とか指導者の育成というふうなお話かと思いますけども、この武道もふってわいたような必修化ではなく、従前の学習指導要領の中でも、武道とダンスのどちらか選択というような形で今展開しておりました。したがいまして、中学校3校ともに武道を行う余地はありますし、ある面でいえば、用務的には複数の先生が今教えていますので、ダンスと武道を同時に展開しながら途中で入れかえるとすれば、現在の施設で十分に対応できると、このように考えております。
 こういうふうなことを含めまして、寒川町教育委員会の基本的な考えはというご質問ですが、指導の重点として、わくわく、生き生き、すくすくとと、こういう目標を掲げております。知・徳・体のバランスがとれて、心豊かでたくましく、確かな力を兼ね備えた児童・生徒の育成に向けて、今までの努力をさらに強めていきたい。
 この前の文教福祉の協議会の方でも、学校教育の今の状況をお伝えしたかと思いますけれども、そういうふうな教育委員会の指導・助言のもと、学校の方もしっかりと目標を地域や保護者に伝えながら、開かれた学校ということを目指して今指導を始めたところでありますので、これからもご支援、よろしくお願いいたします。


◯議長【古山大二君】  小沢議員。


◯2番【小沢千明君】  それでは、1番目の地域コミュニティの再質問をさせていただきます。
 まず、地域コミュニティの考え方の確認をさせていただきたいんですけども、地方分権、地域主権の観点から見ても、自治会等、地域コミュニティ、いわばまちづくりの基礎であると、基本であると私は思っています。いかに重要であるかということは、今、町長の答弁でもしっかりと認識をされているみたいなので、本当に安心しましたけれども。
 そこで、ちょっと質問ですけども、今、自治会の加入率が77.9%と、そこまで落ちているということなので、それにパンフレットを渡して自治会の加入を促進するというお話でしたが、パンフレットを渡すくらいで自治会に入っていただけるんですかね。何かメリットとかがないと、なかなか加入というのはしていただけないんじゃないかと思うんですが、その点、いかがでしょうか。


◯議長【古山大二君】  田代町民環境部長。


◯番外【町民環境部長 田代雅弘君】  加入への促進というふうなお尋ねかと思いますけれども、自治会と行政の関係は、対等なパートナーとして住民の生活向上と地域の発展、よりよい地域環境をつくるために協力し合っていく部分だというふうに思っております。
 自治会の加入率をどう町は上げていくのかというふうなことにもなろうかと思いますけども、同じ地域に住んでいる人同士が仲よく助け合って暮らしていこうとする考え方は、今も昔も変わらないものと思います。このことを自治会でも大切に考え、自治会未加入者への呼びかけは行っていただいておるところでございます。
 行政としても、住民の生活向上と地域発展のために、よりよい環境を自治会とともにつくっていくパートナーとして、公助の役割を明確にして、町民皆自治会員を目指すことで自治会の意義を広報・周知、支援をしていくというふうな役割で今はとらえておるところでございます。


◯議長【古山大二君】  小沢議員。


◯2番【小沢千明君】  なかなか理解のできないというか、当たり前のことなのかなと思うんですが、やはり自治会が本当にいかに大事かということをいろいろ考えていく上で、町は住民に対して自治会、地域コミュニティがいかに大事かと、そのことをもっとまめに訴えていかなくちゃいけないと思うんですよ。ですから、やはり皆さんで、町民課なら町民課でしっかりとこの点を精査して、今後しっかり向上策を考えていただきたいと思うんですけども。
 また、自治会と自主防災組織の考え方なんですけども、もし自治会イコール自主防災組織と考えた場合、自治会長は1年で交代するところもありますよね。自主防災組織のメンバーがころころかわってしまったんじゃ、こういう点はいかがものかと思うんですけども、この点はどうお考えでしょうか。


◯議長【古山大二君】  田代町民環境部長。


◯番外【町民環境部長 田代雅弘君】  地域的な自治会の実態といたしましては、1年交代での自治会長交代という自治会が半分ほどございます。そういったところについては、行政的なところでの指導が及ぶ部分ではございません。自治会の任意の中での会長の決め方でございますので、交代制であるとかというふうなことになっておることは承知しておりますが、そこからの自主防災としての地域への指導ということについては、町民環境部としては実際にはお互いに協力し合うという関係でしかないというふうに思っております。


◯議長【古山大二君】  小沢議員。


◯2番【小沢千明君】  防災の観点から、消防長、お願いします。


◯議長【古山大二君】  小島消防長。


◯番外【消防長 小島博司君】  自主防災組織の組織づくりにつきましては、大体3点ぐらいが普通でございます。自治会や町内会を母体にして自主防災組織をつくるやり方と、全く独自に自主防災組織をつくるやり方、それと従来の自治会の中に、自治町内会の中に防災組織をつくるやり方がございまして、町の場合、先ほど若干私的なお話をさせていただきましたけども、やはり自治会の中に自主防災組織をつくるという形式になってございます。
 町の現状でございますが、自主防災組織によっては役員が1年間の任期の組織と3、4年間継続する自主防災組織もございます。防災役員を継続することによりまして各訓練や組織の充実と、知識や情報、技術の蓄積、地域の現状がよく把握できることによって、自主防災組織や活動の充実が十分できますので、そのことによりまして情報の共有化が生まれ、減災につながり、また地域の安全・安心の確保が図れることから、消防としましては、5年くらいの任期の継続をお願いしてございます。
 以上でございます。


◯議長【古山大二君】  小沢議員。


◯2番【小沢千明君】  5年ぐらいの任期の延長をお願いしたいと、それを聞いてちょっと安心しましたけども、やはりなかなかいろいろな防災訓練をしても、技術の習得なんかはやはり1年や2年じゃなかなかできないと思うので、その点はしっかりとお願いします。
 中越大震災が起きたときに、24時間以内に行政の職員が職場に復帰できたというのは約7割だったそうです。消防の職員でさえ8割だったということで、これはご自分たちも当然被災者ですから仕方のないことと、むしろ数字的には立派だと思うんですけども、いざ災害が起きたときに、ということはいきなり公助は期待できないということなんですね。まず自分、次に自主防災となるわけです。自主防災をいかに充実させるかで2次災害等の減災もできると思います。
 県も、減災目標を達成するための対策として、地域消防力の向上を挙げています。その中身は、自主防災組織の育成や消防団の機能の強化、この2点が中心となるそうです。
 県は、平成27年度までに自主防災組織率を78%から88%までに上げたいと。消防団員を1,200人増やして2万人にしたい、そのような目標を立てているんですね。また、減災効果、その算出では、例えば一般住宅の耐震化率、現況で82%だそうですが、平成27年には90%まで持っていきたいと。これにより圧死者は、例えば三浦半島断層沖の地震が起こってしまったら、2,850人から1,430人、約半分に減らせると、こういった数値目標を県でもつくっているんですよね。
 先日いただいたんですけど、町でつくった地域防災計画なんですけど、これにもできればこういった数値目標を載せていただきたかったんですけども、今後こういうしっかりと数値目標をつくられる予定はあるのかどうか、ちょっとお聞きしたいんですけども。


◯議長【古山大二君】  菊川総務部長。


◯番外【総務部長 菊川雅男君】  地域防災計画につきましては、改定ということで、本年3月にここで新しくつくり直させていただきました。今、議員おっしゃられましたとおり、数値目標等ということで、県内で自主防災組織の人数ですとか、組織数、そういったものも出てございますので、今後ここで改定したばかりですので、すぐにというわけにはいきませんが、そういった地域防災計画の中に具体的な数値は検討させていただきたいと思います。
 なお、寒川町におきましては、先ほど消防長が申し上げましたとおり、全自治会にそれぞれ自主防災組織がございます。ただ、それぞれの自治会の中の自主防災組織の活動には多少の差がございますので、その辺、消防と協力しながら充実に努めていきたいと考えてございます。


◯議長【古山大二君】  小沢議員。


◯2番【小沢千明君】  人間、数字で答えを出されると割と安心するですよね。ですからやはり数値目標というのは本当に大事なんですよね、減災計画にも。ですから、早目にこれは、そのうちと言わずに、早急にそれだけは出していただきたいなと私は思っています。
 6月1日号の町の広報紙に、災害時要援護者の把握調査を実施しますというお知らせが載っていました。やっと町もやる気になったのかなと思ったんですけども、個人情報保護法をクリアしたり、大変だと思いますけども、ちなみに把握調査を実施するに当たって、調査方法や情報の活用、管理等はどのようにされるのかちょっとお聞きしたいんですけども。


◯議長【古山大二君】  木内健康福祉部長。


◯番外【健康福祉部長 木内正幸君】  災害時要援護者の調査方法や情報の活用等のご質問でございますが、昨年度から災害時の要援護者の把握につきましては、地域自治会や民生委員、行政等で検討を重ねてまいりまして、その内容が固まり、6月の広報で各地域の自治会ごとに把握調査を行っていくことを掲載させていただいております。
 調査方法でございますが、自治会員や民生委員が戸別に回って説明し、理解を求めて登録をしていただくことを原則として調査をいたします。調査体制が整った自治体から順次行っていく予定となってございます。また、集めた情報の活用につきましては、災害時に情報提供する形で考えてございます。
 ただ、この把握調査につきましては、地域の要援護者の把握をするとともに、日ごろから地域での見守りや支援をする仕組みをつくっていくことも大切と考え、ふだんからの地域での人間関係の構築こそ、災害時に本当に役立つものと考えておりますので、把握調査についてはご協力のほどよろしくお願いいたします。
 以上です。


◯議長【古山大二君】  小沢議員。


◯2番【小沢千明君】  これが昨年3月に私が一般質問させていただいたんですね、災害弱者の問題で。割と民生委員さんとか地域の消防団とか、あとは介護のケアマネジャーさんとか、情報を皆さんそれぞれ持っていると思うんですけども、何かしっかりとコミュニケーションがとれていないんじゃないかということが私は非常に問題だと思っているんですよね。ですから、こういうような情報の把握を今自治体とかそういうのでいろいろ協力するという話だったんですけど、個人情報保護法、先ほど言いましたけども、これがすごく邪魔しちゃって、なかなか思うように多分進まないと思うんですよ。その点、しっかりと考えていただいて、一日も早くデータベース化できるように頑張っていただきたいと思います。
 最後にちょっと消防長にお聞きしたいんですけども、自主防災組織で防災訓練等をされると思うんですけども、23の組織がありますね。防災訓練は非常にいろいろな形で温度差があると思うんですよ、各自主防災組織によって。その点いかがでしょうかね。


◯議長【古山大二君】  小島消防長。


◯番外【消防長 小島博司君】  先ほど編成の関係で、若干の温度差があるという状況でございまして、町では、ある程度実施レベルの事業の中で目標設定してございまして、年を通じて各防災訓練を2回以上やりたいということと、あと参加者を1,000名ぐらいやりたいというのがございます。
 ただ、実際は、19年度は17回、761名、それから20年度では17回で778名、21年度では29回開催しまして、902名の方が全体ではございましたが、地域によって班員の方を通じて隣近所の方まで、地域と、それから組織編成上つくられたいわゆる役員を中心としたところと、いろいろな状況がございますので、できる限り防災関係のいろいろな一般の町民を含めて小学校・中学校、または女性防火クラブ等、そういったものと一緒に横の連携を持ちながらやっていくことが温度差の解消につながるんじゃないかと思ってございます。
 以上でございます。


◯議長【古山大二君】  小沢議員。


◯2番【小沢千明君】  温度差は否めないということなんでしょうけども、行政も住民も真の自主防災組織のあり方とか使命を再啓発して、大規模災害が発生したときに、実践的な役割を果たして災害に強い町寒川を実現できるようにしたいと思います。町のしっかりとした支援をお願いして、次に移りたいと思います。
 時間がなくなったので、ちょっとはしょりますけども、次に教育関係でございます。まず、学習指導要領を語る前に、一連の流れを確認したいんですけども、教育3法、学校教育法、地教行法、教員免許法、この3つの改正がまずありまして、その後に学習指導要領が20年3月に改定、その後に教育振興基本計画の策定が20年7月に行われました。
 そういった意味で、普通だったらスムーズに新学習指導要領に移行されるはずなんですけども、私が見た感じでは、どうもいろいろと問題がありそうなので、今回、質問をさせていただくんですけども、先ほど教育長の答弁の中に、土曜日の正規授業はする必要ないと、今のところは寒川は大丈夫だと、また民間のスポーツ団体とか、そういうところの予定が入っていて、なかなか土曜日の授業なんてできないんだというお話でしたけども、やはり学校が優先なんですよ。民間なんて後回しでいいんですよ。何しろ、教育長がそうやって土曜日に授業をやりますと言えば、それが最優先ですから、それは真剣に考えた方がいいと思いますよ、私は。
 夏休みの授業、これは少し考える余地があるとおっしゃっていましたので、安心しましたけども、それにはやはり夏休みは暑いですから、クーラーを入れなくちゃいけないとかいろいろな話が出てくるんじゃないかと思うんですけども、でも、新学習指導要領をしっかりと移行させるには、そういうことも必要なのかなと思います。
 あと、2学期制に関してなんですけども、教育長が今おっしゃいましたけども、先生も授業を進める上で大分楽だと思うんですよね、これだけ授業数が長いと。ですから、これはどうも、教育長は日本の風土に合っていないみたいなことをおっしゃいましたけども、私はそうじゃないと思うんですよ。やはり変えなくちゃいけないのかなと思います、こういう点では。ちょっとその辺はいろいろと精査をしていただいて、今後考えていただきたいなと思います。
 そもそも新学習指導要領というのは、教育長……


◯議長【古山大二君】  小沢さん、すみません。一問一答でお願いいたします。


◯2番【小沢千明君】  すみません。じゃ、次に質問いたします。
 学習指導要領というのは、全国どこに住んでいても学校や教員によって格差が生じないようにするためにつくられていますよね。本当は改定したら自治体によって学習で授業をする自治体があると、授業をしない自治体がある、これでは教育格差が相当広がってしまうと思うんですけども、寒川の子どもたちが学力がよければいいですけども、先日ちょっと拝見させていただきました。全国学力・学習状況調査の分析結果、ちょっとこれを見せていただきまして、成績の公表をされていないんですけども、はっきりとしたことは言えませんけども、例えば家庭学習の時間1つとっても、県レベルより勉強時間が少ないんですね、寒川の子どもたち。何となくそれを見ると見えてしまうと思うんですけども、もっと寒川の子どもたちに授業時間を増やして勉強させるつもりはありませんかね。どうでしょう。


◯議長【古山大二君】  三澤教育長。


◯番外【教育長 三澤芳彦君】  学習指導要領は、これが小学校、これが中学校でありますけども、学年ごとにこの教科でこういう内容を学習しますということが明記されていて、それに基づいて各教科書会社がそれぞれの教科書を作成すると。その結果、マスコミ等で30%教科書の厚さが増えましたとかと言っておりますが、この学習指導要領の方にはしっかりと基本となる各教科ごとの時間数も明記されております。
 したがいまして、教科書の方は、その時間内に学習できる範囲でつくっているわけですが、基礎的、基本的な内容が重視されました関係で、反復練習的な部分にかなりのページ数を割いたということでありますので、今、各学校で取り組んでおります小学校の低学年では2時間増、高学年、また中学校では1時間増、週、それの配当時間の中でやっていけると、このように今考えておりますし、それでやれるようにやはり工夫しなければいけないと、このように考えているところであります。


◯議長【古山大二君】  小沢議員。


◯2番【小沢千明君】  ここに寒川のある中学校で先日行われました中間テストの結果が出ているんですよね。どの教科も特徴としては、できる子はすごくできるんですよ。できない子が山ほどいて、真ん中の子はいないんですよね。これはちょっとデータでもらっちゃったんですけども、何を私は期待したいかというと、この子たちにしっかりと補修させたり、そういうような時間をとっていただきたいんですよ。
 私、前回、一般質問させていただいた習熟度別授業とか、そういうこともすごく大事になると思うんですけども、成績をやはり向上させなくちゃいけない、そこが基本ですよね。そういう点は、教育長、どうお考えでしょうか。


◯議長【古山大二君】  三澤教育長。


◯番外【教育長 三澤芳彦君】  すべての児童・生徒に土曜日とか、また夏休み短縮とかという形につきましては、私も必要性は感じていませんけども、個別な部分でいえば、やはり同じ時間内でどうしても定着しにくいお子さんについては、昔流に言えば居残り勉強とか、そういうような部分もあったわけですけども、実際、今も中学校等では夏休みを使ったりしながら行っている部分もありますし、小学校の方でも通常の時間内にはそういうふうな形も行っておりますけども、できるだけその辺のところはしっかりとフォローできるような、そういう体制も整えていくように、これは学校の方にもしっかりと指導していきたいと考えております。


◯議長【古山大二君】  小沢議員。


◯2番【小沢千明君】  夏休みの授業を、じゃ、やるという話ですけども、夏休みにまとめてやるというのはなかなか子どもたちはついていけないと思うんですよ。ですからやはり、1週間でやり残したことというか、それはやはり土曜日、隔週の土曜日でも結構ですけども、そういう時間帯を設けた方が私は子どもたちにメリットがあるんじゃないと思うんですけども、その点いかがでしょうか。


◯議長【古山大二君】  三澤教育長。


◯番外【教育長 三澤芳彦君】  実際、中学校では、土曜日・日曜日に部活動等も寒川では特に盛んに行われておりますが、これはあくまでも先生方の奉仕の精神でご勤務いただいているわけでありまして、この補修的な部分を土曜日に正式に位置づけるということにはやはり難しい部分があるのかと。夏休みは勤務日でありますので、ここにつきましては、いかようにも工夫の余地があろうかなと思いますけども、むしろウイークデーの中の授業を、まず1つはわかりやすい授業の展開を目指すことと、どうしても個人差がありますので、そこのところのフォローアップにつきましては、しっかりと組織的に位置づけながら対応していくと、こういう形で進めてまいりたいと考えております。


◯議長【古山大二君】  小沢議員。


◯2番【小沢千明君】  では、環境整備のお話なんですけども、先ほど教育長も、AED、増員して何とか足りていると、また武道の必修化でも防具は何とかなるんだと、先生方も何とかなるんだというお話でしたけども、予算的な面は、国からの方針なので、国とか県からの支援策というのはあるんですか。


◯議長【古山大二君】  三澤教育長。


◯番外【教育長 三澤芳彦君】  まとまった形で新学習指導要領対応予算とかという形ではございません。


◯議長【古山大二君】  小沢議員。


◯2番【小沢千明君】  それで何とかなっちゃいますか。私は、何とか教育委員会をフォローしようと思って努力しているんですが、足りていると言われちゃうと、私、町長に何も言えなくなっちゃうんです。
 私は、充実したそういうふうな授業を行うためには、相当やはり予算を使わなきゃだめだと思うんですけども、先生方ももっと増員した方が絶対にいいと思うんですよ、専門家をね。そういう点でやはり国とか県の補助がないんであれば、町の予算をもっと引っ張ろうとか、そういうふうなことをもう少し考えた方がいいんじゃないかと思うんですけども、教育長がそういう話じゃちょっと困りますね。
 次に、教育振興基本計画についてなんですけども、この基本計画というのは、今後10年で目指すべき教育の姿を示すと、また5年間に総合的、かつ計画的に取り組むべき施策を示していると、それが教育振興基本計画ですね。
 町でもこの基本計画を策定中だというお話を聞いたんですけども、なぜこんな大事な指針の策定に外部の人の意見を取り入れようとしないのか。ちょっとそういうところをお聞かせ願いたいんですけども、教育委員会内だけで策定をされるつもりですか。


◯議長【古山大二君】  三澤教育長。


◯番外【教育長 三澤芳彦君】  教育振興基本計画の策定に外部の力を入れないのかというふうなお尋ねですけども、今一番私ども教育委員会事務局で考えていることは、教育委員さんのまずはお力をこれに集結しながら、大事な基本計画でありますので、しっかりとご審議いただき、そのたたき台をつくりましょうと、こういう形で今進んでおります。
 もちろん手続き的にはパブコメ等もしながら、広く町民のご意見も伺い、完成させていきたいと、こう考えております。


◯議長【古山大二君】  小沢議員。


◯2番【小沢千明君】  教育委員さんだけでやられるということで、代々、教育委員さんは立派な方が多いと思うんですけども、やはりでも、こういう大事な指針は、どうしても外部の意見というのは本当に必要だと思うんですよ。たたき台をとりあえずつくって、それをパブコメに出すんだという話ですけども、できればこの時点で、議員の関係もそうでしょうけども、いろいろな方に伺うのも1つの手だと思うんですけども、いかがでしょうか。


◯議長【古山大二君】  三澤教育長。


◯番外【教育長 三澤芳彦君】  教育委員会の責任でつくっていきますけども、当然そこに校長会等にも投げかけてありますし、また機会があるならば、議員さん等のご指導もいただきながら、よりよいものをつくっていきたいと、このように考えております。


◯議長【古山大二君】  小沢議員。


◯2番【小沢千明君】  時間もあれなので、最後になりますけども、新学習指導要領、これも本当に円滑な実施も進行計画も、しっかりとした裏づけがなきゃなかなかできないのかなと私は思っている。先ほど、教育長は予算が足りているという話だったので、ちょっと言いにくいんですけども、町長が本当にいち早く学校の耐震化に取り組まれたことというのは、私はすごく評価をしているんですよ。その後に、今度はいろいろ教育にもお金が本当にかかりますので、今後、寒川の子どもたちがしっかりとした教育が受けられますように、特段のご支援をお願いします。
 私の質問を終わりたいと思います。どうもありがとうございました。


◯議長【古山大二君】  以上で、小沢千明議員の一般質問を終了いたします。
 暫時休憩いたします。午後は13時30分から行います。よろしくお願いします。
                 午後12時15分 休憩
   ──────────────────────────────────────
                 午後 1時29分 再開


◯議長【古山大二君】  休憩を解いて、会議を再開いたします。
 次に、5番太田真奈美さんの質問を許可いたします。太田議員。
             〔5番(太田真奈美君)質問席へ移動〕


◯5番【太田真奈美君】  それでは、通告順位に従いまして一般質問をさせていただきます。
 緊縮財政の中、22年度がスタートをしました。定例会初日、町長は、少ない予算で質の高い行政サービスをと話されていました。自治基本条例が施行され4年、ぜひ力強いリーダーシップを発揮され、こんなときだからこそ、意識を変え、心をかけて、行政が地域住民と一体となり、協働のまちづくりを目指し、推進していくべきだと思います。
 この2カ月間、行く先々でご意見やご要望、ときにはおしかりを受けることもありました。そんなことも踏まえながら今回、私は寒川町公民館の今後について、登下校時の安全対策について、そして食育推進についての3点、お伺いいたします。
 まず最初に、寒川町公民館の今後についてお伺いいたします。
 50年にわたり町民の方に愛された寒川公民館は、3月28日、多くの利用者、関係者が集い、感謝の集いが行われました。私も参加をさせていただき、かかわった方たちの話や公民館の歴史をスライドで見て、公民館が本当に多くの町民の方から親しまれていたんだと肌で感じました。
 町長からは、財政が好転したら建て替えるという話もその中で出ていました。また最後には、感謝の集いに参加された方の自筆の名前が裏に書かれた寒川町公民館の看板も寄贈され、4月からは場所を移して開館しております。
 関係者の方からは、あくまでも仮の場所、何年も入る場所ではないとも言われ、立派な看板が一日も早く新しい公民館の玄関にかけられることを望んでおられました。また、小学校に通う子の保護者の方からは、閉館した公民館の管理についても不安や心配をされる声を聞いております。
 そこで、町長にお伺いいたします。閉館中の公民館の防犯、安全対策についてどう考えておられるのか、財政が好転したときとは具体的にどういうときなのか、また寒川町公民館建て替えに向けた準備委員会の設置の考えがあるのかをお聞かせください。
 次に、2点目の登下校時の安全対策についてお伺いいたします。緊急財政の大幅な事業の見直しにより、児童・生徒の登下校時の安全対策が削れたことで、現場では混乱しているところもあります。例えば毎日行われていた青パトによる安全パトロールが週3回になり、3月の予算委員会の中では空白の日をつくらず、何らかの手だてを講じて週5日、巡回すべきだという意見も出ておりました。
 私も、12月の一般質問で、具体的な事例を挙げてパトロールが継続されるよう提案もしてきました。また、直接の原因ではないものの、先月、下校時に小学校2年生の児童が校門前の横断歩道でひかれるなど、痛ましい事故も起きております。
 ことしの3月まで16年間にわたり、交通誘導員の方が配置されていた公民館入り口の交差点は、集団登校時には、全児童の約半数近い300名を超える児童が、約20分の間に横断するという大変危険な交差点です。下校時には、1年生が何名かひかれそうになるなど、保護者の間では登下校時の安全確保、特に登校時については違反車両が信号待ちをしている児童の列に向かって侵入してくるのをとめたり、下り坂の歩道を走り抜けていく自転車などを見ながら、狭い待機所での児童への指導、そして制服の力が大きかったことを痛感し、保護者の力だけではどうしようもない状況に不安や戸惑い、そして町の対応の遅れへの怒りさえ感じておられました。
 そこで、町長にお伺いいたします。下校時の安全パトロールの状況について、また、公民館入り口交差点の登下校時の安全対策について、どのように考えておられるのかお聞かせください。
 最後の3点目は、食育推進についてお伺いいたします。広報には、環境月間の取り組みが大きく掲載されていましたが、今月6月は食育月刊でもあります。食育推進については、昨年の9月議会でも質問をさせていただきましたが、その後、寒川町ではどんな取り組みをされているのか、町のホームページを開き、食育と打ってみました。しかし、食育につながるものはほとんどなく、食を通して町が何を訴えたいのか見えてきませんでした。せめて、さむかわ元気プランにつながり、そこから展開をしていってもいいのではないでしょうか。
 そこで、食育に特化したホームページの充実についてと、さむかわ元気プランとの整合性を図り、さまざまな観点からより具体的に食育を推進するために、食育推進プランを策定すべきと考えますが、町の考えをお聞かせください。
 これで1回目の質問を終わります。


◯議長【古山大二君】  ただいまの質問に対する答弁を求めます。山上町長。


◯番外【町長 山上貞夫君】  それでは、通告順位4番太田議員の質問にお答えいたします。3月28日の公民館感謝の集いに私も出席し、利用者の皆様の強い思いを感じました。一刻も早く景気が好転することを願っておるところであります。
 初めに、大きな1点目の公民館の今後についての1、閉館中の防犯安全対策についてのご質問ですが、閉館中の公民館の防犯対策については、24時間の防犯セキュリティシステムを講じ、裏側には人が立ち入れないように完全封鎖し、ホール入り口には車どめを施工いたしました。また、先日の建設経済常任委員会協議会でご報告申し上げましたとおり、ホールをごみ収集袋の保管場所として利用することにいたしました。このことにより月1回程度、作業員が入りますので、防犯対策にもつながると考えておるところであります。
 2の財政が好転したときとは、具体的にはどういうときかというご質問ですが、3つの条件をクリアしたときと私は考えております。まずその1つ目が、町歳入の構成比の約6割を占める町税でございまして、22年度当初予算額が約80億円で、前年度21年度と比べ約7億円の減、さらに一昨年度の20年度当初予算額と比較して約10億円の減額となっております。やはり平成19年度の税源移譲がなされた予算額、最低でも平成20年度当初予算の約90億円の見積もりが見込める状態であることが1つの条件と考えておるところであります。
 そして、2つ目の条件が、財源不足を補う赤字借金でございます。臨時財政対策費を一切見込まず予算編成ができる状態であることが、2つ目の条件と考えております。
 最後の3つ目の条件は、町の貯金である財政調整基金残高が、今回のような急激な経済情勢の悪化や災害時に対応できるよう予算総額の約1割程度、10億円程度あること、それが財政が好転したときと考えてございます。
 3の寒川町公民館建て替えに向けた準備委員会設置の考えはの質問でございますが、公民館の建設がより現実的になったときに準備会を設置してまいりたいと思います。
 次に、大きな2点目の登下校時の安全対策についての1点目、下校時の安全パトロールの状況についてのご質問であります。現在、町内パトロールを実施しております青色回転灯装備車、いわゆる青パトは、町内における犯罪の未然防止に向け、平成18年2月に配備したものであります。さて、ご質問の本年度から防犯アドバイザーによるパトロールが週3日となったことに伴うパトロールの状況についてでありますが、本年度から、防災安全課職員も青パトで回転灯を回して巡回ができるよう、4月の当初に研修を受講し、パトロール実施者証の交付を受けましたので、防犯アドバイザーの対応ができない日におきましては、職員によるパトロールを行っております。したがいまして、町の青パトにつきましては、昨年度と同様に週5日巡回を行っております。
 しかしながら、この青パトは、冒頭でも申し上げましたとおり、そもそも防犯活動を目的としているものであり、巡回中に道路等で危険な行動をとっている児童等に対しましては、当然、交通指導を行うよう努めておりますが、あくまでもパトロールの目的は防犯対策でありますことをご理解いただきたいと思います。
 続きまして、2点目の公民館入り口の交差点の登下校時の安全確保についてのご質問ですが、ご指摘のように、この3月で交通誘導員は引き揚げとなりました。こうした中で、学校がPTAと協力して今安全の確保を図っていただいておりますことをうれしく思っております。町といたしましても、今後も安全確保に向けて努力していきたいと考えております。詳細につきましては、教育委員会よりお答えをしますので、よろしくお願いいたします。
 続きまして、大きな3点目の食育推進についての1点目、ホームページの充実についてというご質問でございますが、ご指摘のように、現在のホームページにおいては、食育と検索しても、さむかわ元気プランで実施している食に関するページにつながるような構成になってはおりません。今後、見やすくわかりやすくして、親しみの持てるホームページとなるよう工夫をしてまいりますので、よろしくお願いいたします。
 2点目の食育推進プラン策定について、昨年9月議会以降、食育に関する活動ですが、地域の農作物や町民の方々の暮らしと食、心や身体と食など、食のつながりに着目してライフステージごとに食育の講座として壮年期44歳までを対象に、がん予防に野菜をたくさんとりましょう教室、中年期64歳までを対象に生活習慣病予防に塩分・脂肪を減らしましょう教室、更年期65歳以上を対象に骨粗しょう症予防にカルシウムをとりましょう教室の栄養教育を開催いたしました。
 また、妊産婦に向けては、食事バランスガイド活用による1日にとる料理の組み合わせや調理の工夫の仕方や助言、また乳幼児対象の離乳食講習会においては、食べ物の味、手づくりマナーの大切さを養うための教室を開催、地域における食生活改善を推進していただくための推進員養成講座を開催、各種検診や相談事業の場においても栄養相談指導を行っておるところであります。
 また、10月11日に実施いたしました第11回ふれあい・スポーツ・健康まつりの健康づくり部会のコーナーにおいて、食育への関心を図るためアンケート調査を実施したところでございます。食育推進計画の策定につきましては、食育推進計画単独の計画ではなく、平成20年3月に策定したさむかわ元気プランに包含したいと考えております。元気プランの計画期間は、平成20年度から29年度の10年間の5年ごとの2期計画となっておりまして、第2期計画時に計画の見直しを行いますので、この中で食育を位置づけてまいりたいと考えております。
 元気プランでは、ライフステージごとに合わせた食生活への取り組みを行っており、食育の多くの部分を網羅していますが、しかし、農作物の生産者との交流や食材の流通など、現プランでは触れられていない部分もあることから、プラン見直しの中でどのように取り組んでいくのか今後の課題であると考えているところであります。食育推進の基本的方向を見きわめ、今後、寒川町としての課題を明確にし、計画づくりを進めてまいりますので、よろしくお願いいたします。なお、アンケートの詳細につきましては、健康福祉部長からお答えをさせていただきます。
 以上でございます。


◯議長【古山大二君】  木内健康福祉部長。


◯番外【健康福祉部長 木内正幸君】  食育についてのアンケート調査について町長の補足答弁をさせていただきます。
 昨年10月11日の第11回ふれあい・スポーツ・健康まつりにおいて実施いたしました食育についてのアンケート調査をご報告します。いただいた回答は男性が35人、女性213人、未記入者5人、計257人でした。そのうち食育という言葉を知っている人は206人で80.2%、また、毎朝食事をしている人は229人で89.1%、また、1日最低1食、家族や親しい人と一緒に食事をしている人は230人で89.5%、また、食事をつくることについて楽しいと感じている人は107人で41.6%、面倒くさい、時間短縮のため加工食品や外食がよいという人は35人で13.6%、幼児から高校生の子どもがいる家庭では、親子で食材の買い物や食事づくり、後片づけをしている人は、時々も含めますと118人中106人で89.8%でした。さらに地元でとれた野菜や果物を積極的に食べている人は、季節によってという人を含めますと249人で96.9%と高く、地産地消への実践が進んでいることを示していると考えています。ただ、このアンケートの回答者は、まつりへの参加、さらにこのような場でアンケートに答えてくださる積極的な方と考えておりますので、全体的に高い数値となっていると考えてございます。プラン改定に当たっては、今後も町の全体を見通せるアンケートを実施したいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。


◯議長【古山大二君】  和田教育次長。


◯番外【教育次長 和田広道君】  それでは、大きな2の(2)の公民館入り口交差点の登下校時の安全確保について、町長の補足答弁をさせていただきます。交通誘導員につきましては、寒川では、平成6年3月から16年間、ご指摘の公民館入り口交差点の誘導をいただいてございました。登下校時の児童の安全を確保いただいておりましたが、このたび神奈川県交通安全協会のこの事業も、県下全域で見直しがされ、廃止となってしまいました。それに伴いまして、これまで茅ヶ崎に2名、寒川に1名誘導員が配置されておりましたけども、こちらについては引き揚げになってしまったという状況でございます。
 公民館入り口交差点につきましては、大変危険な箇所でありますので、学校でも安全確保のために先生方も交差点に立ち、登校指導をするとともに、PTAの方々にもご協力をいただき対応しているところでございます。教育委員会といたしましても、学校とよく相談をしまして、交差点の改良等を含めまして、神奈川県及び茅ヶ崎警察署に要望書を提出し、検討を進めているところでございます。
 もう一つ、重要な点につきましては、子どもへの安全指導の徹底でございます。まず、子どもたちには、自分の命を守るのは自分であるという意識をしっかりと植えつけたいというふうに考えてございます。そのために交通マナーの徹底を図ることは大切でございます。各小学校でも町の交通安全指導員による交通安全教室等の開催を毎年実施してございます。低学年の児童を中心に歩行訓練や自転車の乗り方の指導等を行い、通学に限らず、日常生活における交通安全の意識を高めているところでございますので、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。


◯議長【古山大二君】  太田議員。


◯5番【太田真奈美君】  それでは、順次質問をさせていただきます。まず初めに、寒川町公民館の閉館中の防犯安全対策についてお伺いいたします。24時間体制で防犯、防火対策をセキュリティシステムを使って講じてくだるということで、一安心をしました。また、ホールをごみ収集袋の保管場所として使用していくということですけれども、経費の面から見ればそれもわかりますけれども、危険だからあそこの公民館を閉鎖することになったわけだと思うんですけれども、私も、町民の方から何の工事をしているのかと聞かれて初めて知ったわけですけれども、このホールを使用することになったのが決まったのはいつなのか、また今まで公民館を利用していた方々や運営審議会の方、また影響のある学校への説明というのは、事前に説明をされていたのでしょうか、お聞かせください。


◯議長【古山大二君】  田代町民環境部長。


◯番外【町民環境部長 田代雅弘君】  公民館ホールの収集袋置き場ということでのご質問かと思いますけども、公民館ホールの指定収集袋の保管場所として借り受けさせていただきましたのは、6月からということでございます。つい最近のことでございますけども、この話をさせていただいたのは、5月になってからというふうな状況でございまして、実際に公民館の今おっしゃられた公民館運営審議会であるとか、そういったところとは事前に相談という形はとってはございませんので、こちらの方で教育委員会にお願いをして、倉庫としてやらせていただいたという状況でございます。
 現在の管理状況でございますけども、緊急財政の折、指定収集袋を民間倉庫に預けていたものを、耐震の危険性から閉館となっている公民館ホールに移すものでございまして、(仮称)広域リサイクルセンターが竣工するまでの間、1年10カ月分の民間倉庫の借上料の支出の減が見込めるということでございます。
 移設に際しまして、アスファルト代1万3,000円等でスロープをつくらせていただきましたけども、かかった費用はその程度でございます。その他の単管パイプ等のバリケードにつきましては、町で保有するものを利用させていただいております。指定収集袋の保管場所とするに当たっての防犯対策ということでございますが、使用に当たっての対策は次のとおりでございまして、1つ目として、公民館ホールの出入り口のスペースに歩行者の交通安全確保をするために搬入出車両の駐車スペースである敷地部分と歩道部分を区分するための分離帯を設置いたしております。搬入・搬出においては午前9時より午後1時半までの間に限定し、寒川小学校の児童の登下校時間を避けるようにしてございます。搬入・搬出等の時間に変更があった場合は、寒小と緊密に連絡を取り合うこと、また万が一緊急により登下校時に重なる場合には、安全確認のための誘導員の配置を考えております。
 3つ目に、防犯上では人の目が届きにくい建物の裏側に侵入できないように、公民館ホールと寒小のフェンスとの間、公民館わきの陶芸教室用の建物から裏口に入る入り口部分の2カ所に工事用バリケードを設置いたしております。作業上の形ではヘルメット等の中に入る人間でございますけども、着用を義務づけておりまして、基本的な搬入作業は三月に1回程度、搬出は一月に1回でございまして、それぞれ2時間以内の作業となりますので、見方によってはあまり人が中に入らないというふうな、年間を通しての中ではそういうことでございます。
 以上です。


◯議長【古山大二君】  和田教育次長。


◯番外【教育次長 和田広道君】  学校への説明はしたのかというふうなことでございますけども、若干タイムラグございまして、時間が遅れましたけれども、ご報告をさせていただいております。


◯議長【古山大二君】  太田議員。


◯5番【太田真奈美君】  事前の説明が恐らくなかったのかなというふうに受けとめました。本当に協働のまちづくりというのを目指している以上は、やはり人の心情として危ないから使わなくなったそのホールを使うのであれば、利用者の方とか、また学校、影響のあるところへ事前に説明をされるべきではなかったかなというふうに思います。今後このようなことがないようにぜひ計らいをしていただきたいなというふうに思います。ホール内での作業の安全性とかも聞こうと思ったのですが、今、ご答弁をいただきましたので、ぜひそのような安全対策をしっかり講じられていただきたいと思います。
 次に2点目に、財政が好転したときということで、町長から3つの条件が出されました。確認ですけれども、これは3つすべての条件が整ったときと解釈すればよろしいでしょうか。


◯議長【古山大二君】  木内企画政策部長。


◯番外【健康福祉部長 木内正幸君】  財政が好転をしたときということで、3つの条件ということでお示しをさせていただきました。確かに回復をという話になりますと、ご承知のとおり、税収の減とか、あるいはそれを補うための臨時財政対策債、あるいは財政調整基金というようなものを取り崩しながら財政運営をしている状況を考えますと、回復というのはそれらが解消されたときというような認識でございます。実際の話は、だんだん繰越金の状況、あるいは税収の状況等を勘案しながら、また新たな判断があるものだと考えます。
 以上です。


◯議長【古山大二君】  太田議員。


◯5番【太田真奈美君】  町長は、感謝の集いでは、そんな遠い話ではないというふうにまでおっしゃっていたように私の中では記憶をしております。2020プランの前期実施計画の中では、22年度、今年度中には建て替え完了というふうになっております。しかし、今年度めどさえ立っていないこの現状はどうとらえられていますでしょうか。


◯議長【古山大二君】  山上町長。


◯番外【町長 山上貞夫君】  それでは、お答えします。2020プランで22年度ということはございましたけども、これはあくまでも中部地区の公民館の建設に向けての予定でございまして、今回の建て替えとは少し趣旨が違った内容でございます。特に、どちらにいたしましても、こういった状況で皆さんにご迷惑をかけていますから、できるだけ早く建て替えはしたいというのは変わっていませんで、大分先ほどは厳しい条件を申し上げましたけれども、好転をし次第、できるだけ早くあの建物を解体をして、建設に向けて努力をしていきたいというふうに思っていますので、よろしくお願いいたします。


◯議長【古山大二君】  太田議員。


◯5番【太田真奈美君】  別物だというお話でしたけども、次の建て替えの準備委員会設置の方でご質問しようかなと思っていたんですけども、ちょっと先にここの部分を話させていただきますけども、以前、公民館を東部にというお話で、検討委員会もあったかと聞いています。場所も2カ所にまで絞られていたんですけれども、それがいつの間にか今の場所で建て替えというふうになっていると聞いておりますが、その辺はどのように、全く別物なんでしょうか。


◯議長【古山大二君】  藤澤副町長。


◯番外【副町長 藤澤俊二君】  大変申し訳ございません。総合計画、今の2020プランの中では、(仮称)中部地区の公民館建設検討事業につきましては、寒川町公民館の老朽化に伴い新たな公民館の建設検討を進めますという位置づけでございます。大変申し訳ございません。
 そういう中で、これからまず解体をしなきゃいけませんね。解体もございますし、当然あの辺の位置の問題もあろうかと思うんですね。あの辺は歩道もございませんし、今後また歩道の整備もしなきゃいけません。そういったこと等を踏まえまして、まず解体をすることが前提でございます。その後、後期基本計画が24年度からスタートしますけど、22、23年度で検討します。その中で実施計画をいつにするか、町長の思いもございましょうし、町民の思いもあるでしょうから、その辺で22、23年度で十分検討して後期の基本計画の中で、実施計画の年度は今のところ何とも言えませんけど、その中で十分議論していくというふうに思ってございます。町長としても、感謝の集いへ私も行きましたので、あの思いも承知しております。ですから、町民と同じ思いだと思いますので、その辺を十分検討させていただいて、早目にしたいというのが私の希望でありますし、町長の希望でございますので、ひとつ努力してまいりますので、よろしくお願い申し上げます。


◯議長【古山大二君】  太田議員。


◯5番【太田真奈美君】  再度、確認ですけれども、じゃ、(仮称)中部地区公民館建設の件と今の寒川町公民館の建て替えの話は同じととらえていいんですよね。でも、新たに東部地区で検討していた2カ所はやめて、最終的にはそこで建て替えをするということでよろしいんですか。それはわからないですか。


◯議長【古山大二君】  副町長、さっきのは答弁が違うんだよ。だから、あくまでもあそこへ建て替えなのか、2020プランでは別のところへ建てると、どちらが本当なのかということ。藤澤副町長。


◯番外【副町長 藤澤俊二君】  たびたびすみません。当時の中部については、東部で土地をいろいろ検討されたということがございます。でもそれは現状なかなか難しいという中で、今後につきましては、今現在ある位置の周辺になろうかと。あの場所になるか、あるいはあの場所が、まだまだ何とも言えませんけど、あの周辺、町長のお考えもあるでしょうし、小学校との問題もございますので、その辺も十分位置については検討していくと。ただ、以前にあった東部地区とは、あれは話が大分大きな話でございまして、消えておりますので、今は、今現在ある中央公民館をどう立て替えるかという問題でございますので、よろしくお願いします。


◯議長【古山大二君】  山上町長。


◯番外【町長 山上貞夫君】  今考えているところは、現在の位置に建て替えを考えていると。配置的なものは多少移動になるにしても、大体、今のところがいいんじゃないかなというふうに考えております。よろしくどうぞお願いいたします。


◯議長【古山大二君】  太田議員。


◯5番【太田真奈美君】  いろいろな思惑が入り乱れているような気もいたしますが、では、遠い話ではないということですけれども、今、駅北口の開発に伴って、さまざまな区画整理等をしていますけれども、その中でエレベーター・エスカレーターの設置とかも入ってきます。また、(仮称)健康福祉総合センターも含めて考えると、この建て替えがどんどん後回しになってくるんではないかと思っています。
 先ほどの先輩議員の質問の中で、南口の開発も北口が終わったらやるというお話も出ていました。本当にきちんと計画を立てていかないと、建て替え自体そのものが計画倒れになってしまうような気もいたします。公民館建て替えの優先順位がどの位置にあるのか、いま一度、町長のご見解をお伺いしたいと思います。


◯議長【古山大二君】  山上町長。


◯番外【町長 山上貞夫君】  今のご質問にお答えいたします。公民館の感謝の集いのときにも申し上げましたように、公民館も耐震的に無理ですから、できるだけ早くあれを解体しまして、ほかの箱物よりは優先して、あの公民館をつくりたいというふうに考えていますので、よろしくどうぞお願いいたします。


◯議長【古山大二君】  太田議員。


◯5番【太田真奈美君】  ぜひよろしくお願いいたします。
 では次に、3点目の建て替えに向けての準備委員会設置の考えということですけれども、より現実的になったときという町長のご答弁でしたけれども、それでは遅いんではないかなというふうに思います。今後の公民館のあり方、また方向性、運営方法等々さまざまな角度から、また地域住民を巻き込んでの公民館づくりがこれからは必要だと強く思っております。より現実的にというよりは、早急に準備委員会をの設置を要望いたしますが、いかがでしょうか。


◯議長【古山大二君】  和田教育次長。


◯番外【教育次長 和田広道君】  確かに町長が申し上げましたとおり、現実的な段階で準備委員会を設置したいというふうなことで申し上げました。
 実際には、私どももそれまでに準備というようなものにつきましては、いろいろなご意見を伺うというような状況の中で進めてはいきたい、また基本的なコンセプトについても、まとめていきたいというふうには思ってございますけども、より本当に現実的になるまで、あまり早目にそういう形で動いてもいかがなものかというふうなことでもございますので、また、先ほども第二次の実施計画の前期基本計画が23年までに終わるという状況の中で、22年のお話がありましたけども、後期の実施計画につきまして、現状で今企画がまとめを各セクションに指令を出しておりますので、その辺も含めまして、そういうことで位置づけをしてやっていきたいというふうに思いますので、実際にはそれまでにつきましては、会議というふうな形ではございませんけれども、準備は進めていきたいと、かように思ってございます。


◯議長【古山大二君】  太田議員。


◯5番【太田真奈美君】  じゃ、ぜひ余裕を持って、早からず遅からずというところでしっかりと検討委員会を設置していただきたいと思います。
 では次に、登下校時の安全対策について順次質問をしていきます。1つ目の、いつも安全パトロールと言ってしまうんですけども、防犯パトロールですね。本当に早急に対応してくださって大変安心をいたしました。さらに町民の方々にも幅広くこのような情報提供をして、町ぐるみの防犯パトロールの強化につなげていただきたいなというふうに思っております。
 2点目の公民館入り口の交差点の件ですけれども、教育次長からは大変危険な交差点であること、でも県の交通安全協会の事業の見直しで廃止になったというふうなご答弁がありました。今まで校外委員の方からも、また誘導員の復活や交差点の安全対策の要望書が出ている中で、今年度からは町単独で交通誘導員の配置も考えていられたようですが、できなかった理由は何でしょうか。


◯議長【古山大二君】  和田教育次長。


◯番外【教育次長 和田広道君】  町単独でできなかった理由というふうなご質問でございますけれども、こちらについては、金額の問題でなかなかできないという状況がございました。そのかわりに、信号の発信の方法を変えていただくなどというふうな状況の中で取り組んでいる状況でございます。


◯議長【古山大二君】  太田議員。


◯5番【太田真奈美君】  その信号機の設置も含めて、また後でちょっと質問していきたいと思いますけれども、最初の答弁で町長は、学校とPTAが協力をして、安全確保に努めてくれていてうれしいというようなご答弁だったと思いますけれども、確かに、今はそのように、私もきょう朝、来るときにまた通ってきました。きょうは集団登校ではなかったので、保護者の方も大変穏やかに誘導されていました。今はそのようになっていますけれども、全児童に対してどのくらいの人数が横断するのか、ほかの歩行者、自転車、車の流れはどうなのか、旗当番の方の保護者は何人なのか、危険な交差点、町としてどう安全確保をしていくかなど、誘導員の方との引き継ぎ、また学校やPTAに対して町から単独でできないと判断された以降、この4月までの間に、どう事前に対策をとられたのか、いま一度お伺いしたいと思います。恐らく、青信号等は保護者の方が動く中で要望が決まっていったと思いますけれども、事前にそのような関係部署との連携がなされていたのか教えてください。


◯議長【古山大二君】  和田教育次長。


◯番外【教育次長 和田広道君】  事前にということでございますけれども、実際には交通量の調査等を交通安全対策課の方で実施をして、交通量を調べるとかというような状況の中で、方法として信号機の、実際には信号の発信方法を変えようということで、3段階切りかえというようなことに今要望していきましょうというふうなことにつながってございます。


◯議長【古山大二君】  太田議員。


◯5番【太田真奈美君】  実は3月に地域の保護者の方から、誘導員の復活も含めてどうにかしてほしいと、大変危険な交差点なので何とかしてほしいというご相談を受けました。私は学区が違いましたので、どれだけ危険なのかわからなかったので、話をいろいろな方から聞いてみると、行政側だけの問題ではなくて、いろいろな課題もその話の中から見えてきました。私も10年間働きながら朝の旗当番をやってきましたので、その大変さというのはよくわかっています。協働のまちづくりという観点からは、誘導員の方にだけ頼っているばかりではいけないと私も思っています。ただ、保護者や地域が学校と協力して、どうすれば子どもたちの安全確保ができるのか、自分たちができること、やらなければいけないことをこれから自分たち発でやっていこうという話をさせていただいて、新学期が始まってしまうので、気づいた人たちでやろうということで、体制づくりのお手伝いを少し私もさせていただきました。
 そして、新学期が始まって、私も週1回ですけれども、一緒に交差点に立って子どもたちの見守り活動をしてきました。その中で、教育長も現場を見にきてくださり、校長、教頭、そして担当部署の課長さん、また職員の方もいろいろな調査に来てくださいました。そういう中で、恐らく信号機の設置というふうになったんだと思いますけれども、先日、校外の旗当番のノートを見せてもらいました。初めのページにはカラフルに見やすく、旗当番の仕方、また子どもたちへの横断マナー、先ほど言われていた交通ルールのマナーですとか、そういうことも含めて書かれていて、最後には誘導員さんからのメッセージもありました。こういうことに注意してください、ああいうことに注意してください、こうやっていきましょうというようなすごく心温まるメッセージが添付されていました。そして、毎日当番の方の感想が書かれて、違反車両の状況も細かく書き込まれていました。この4月、5月の2カ月間で、違反車両14台、バイクが1台、未遂も入れれば20台以上という車が入ってきてはいけない交差点の子どもたちがプールしているところに車両が入ってきました。私も、実際の交通指導員の方が棒と、あと笛でピピピピっとやりながらとめてくださっているところを何度か見ましたけれども、あれをお母さんがやるには危な過ぎるような状況です。多くの当番の方は、2、3名なんですけれども、そのほかに毎日校外の役員の人や、また先生、そして交通指導員の方も来てくださって、総勢6、7名であそこの交差点を朝、子どもたちを安全に渡らせようと今協力をしてくれています。
 大変、自転車や車がスピードを上げて下り坂を下りてくるというような危険な状況です。その危険度というのは、私が想像していたものをはるかに超えていて、お母さんの中には週に1、2度会社を遅刻して旗当番をするという保護者の負担も大きく、6月に入って見受けられてきました。働く女性の環境が整えば整うほど、子どもを見守っていく、こういう体制は限界が来るんではないかなというふうに私自身感じました。
 そこで、300人を超える児童が横断する交差点、通学路の見直しも含めて検討する必要があると思いますが、いかがでしょうか。


◯議長【古山大二君】  和田教育次長。


◯番外【教育次長 和田広道君】  確かに半数近い300人以上のお子さんが、あの交差点を通過しているというような現状がございますので、安全が確保されないという状況の中では、やはりそういう形で通学路の変更も1つ視野に入れなければいけないのかなというふうには思ってございます。
 また、現在、交差点の改良を含めて県の方にお願いをしているということもございますので、その辺は状況を見ながら対応してまいりたいというふうに思ってございます。


◯議長【古山大二君】  太田議員。


◯5番【太田真奈美君】  先ほどの信号の件にもつながりますけれども、私も7時50分ぐらいから8時半まで一緒にやって、その後30分ぐらいお母さんたちの意見を聞いてというのを週1回ぐらいさせていただいていました。
 その中で、いろいろな意見が出されましたけれども、大変多かったのは、先ほども言われていた歩行者用の青信号の5秒延長、3段階切りかえの信号、また音つきの信号の設置ができないかという要望がかなり多かったのですが、先ほど答えていただいたような気もしますけれども、再度、そのような検討はされるのか、いま一度お答えいただけますか。


◯議長【古山大二君】  和田教育次長。


◯番外【教育次長 和田広道君】  確かにあちらの交差点の交通量を見ますと、約1時間の間に塔の塚から下がってきて、学校に向かう直進の車両以外の関係で、右左折をするものがございますけれども、塔の塚からおりてきて右折をする車が62台、1時間の間にございます。逆に、学校側から上がってくるということについての左折をする車、県道に左折をしていく車、これが45台ございます。ほとんどの子どもさんたちは、滞留所があって、要は信号機から見ますと、藤沢側、用田側の横断歩道を渡るということになります。そうしますと、右左折の車に巻き込まれることが一番危ないというふうな危険があるんだろうと思います。この辺については、この直進の部分だけを青にして、横断歩道は赤にしておいて、逆に右左折する車に対して赤になったときに歩行者の信号だけを青にするという、こういう切りかえをすると、かなりその辺の事故を未然に防ぐことができるということが考えられるますので、その辺については警察の方にお願いをしてございます。
 また、先ほどの違反車両が20台も入ってくるという状況の中では、これにつきましても取り締りについては要望をしてまいりたいというふうに思ってございます。


◯議長【古山大二君】  太田議員。


◯5番【太田真奈美君】  前向きなご答弁ありがとうございます。ぜひ、子どもの安全確保のためにも信号の変更をお願いしたいと思います。それだけでも随分、安全確保が図られるかなとは思いますけれども、その上で一番やはり要望が多かったのが、歩道橋の設置が大変多かったのが現実です。その歩道橋の設置についてはどう考えておられますでしょうか。


◯議長【古山大二君】  和田教育次長。


◯番外【教育次長 和田広道君】  先ほど交差点の改良を含め、県に要望をというふうなことでお話をさせていただいておりますけれども、交差点の拡幅もさることながら、歩道橋の設置に向けても要望を出しているところでございます。


◯議長【古山大二君】  太田議員。


◯5番【太田真奈美君】  では、要望をかけていただいているということで、大変にうれしく思います。
 では、課題は何だと思われますでしょうか。設置が可能か不可能か、ちょっとわかりませんけれども、その関係機関と、要望までだとは思うんですけれども、今後、検討されていくのか、もう既に検討を関係機関とされているのか、お聞かせください。


◯議長【古山大二君】  前原都市建設部長。


◯番外【都市建設部長 前原宜明君】  歩道橋の設置について関係機関とどのような接触をしているか、交渉しているかというご質問でございます。教育次長も申し上げましたように、要望書として取りまとめをしておりまして、実際の提出はまだ数週間先になります。ただ、事務レベルでは、実際に管轄が藤沢土木事務所でございますので、そこと実際の設置の可能性、あるいは地元の要望の内容等は詳細に伝えてございます。
 それで、その中で最終的な判断は当然、県の方でされるわけですけども、その中で出た課題につきましては、まず通常の歩道橋、今つくるものについては、バリアフリー型の比較的スロープの長い歩道橋が標準となっております。したがって、そうしますと、取りつけ部分の用地の確保が今のあそこの滞留所のスペースで足りるかどうか、そこら辺の問題。
 それとあと、近くに日産工機側の入り口のところ、あるいはその先の谷蔵歩道橋、比較的歩道橋が近いところに2本あるというようなことも課題の1つと。あるいは、歩道橋をつくりますと、基本的には下に横断歩道はつくらないというような方針もございますので、そこら辺が課題といえば課題ということになるかと思います。ただ、なるべく今までのご質問、答弁の内容に沿った形で要望が通るように今後も折衝していきたいというふうに思っています。


◯議長【古山大二君】  太田議員。


◯5番【太田真奈美君】  課題も今明かになりましたので、その課題に向けて協力して課題を解決していく努力を一層お願いして、この件は終わりたいと思います。ぜひ実現に向けてお願いいたします。
 次に、3点目の食育推進について質問をいたします。ホームページの充実についてですけれども、昨年のふれあい・スポーツ・健康まつりで実施していただいた食育のアンケート、ありがとうございました。ぜひ町民の方がわかりやすいように、特にホームページを使うのは若い世代の方が多いのかなというふうにも思いますので、このホームページから食育に関心が持てるように、いろいろな自治体のホームページも参考にしながら、充実したものにしていただければなと思いますので、ぜひよろしくお願いいたします。
 次の食育推進プランの策定ですけれども、ホームページを充実させていくには、食育の目的、またその基本方針を明確にして、具体的に何をいつまでにどうしていくのかという目標が必要になってくると思います。そのためには、やはり食育推進プランが欠かせないものだなということを私は強く思います。
 先月、文教福祉常任委員会で宮城県の多賀城市に行ってきました。内容は、多賀城市健康増進計画、健康たがじょう21プラン、また21プランとの整合性を図りながらつくられた多賀城市食育推進プランについての視察でございました。全体的には元気プランと同じような内容でしたけれども、より具体的に何をすべきか、そして、どのような結果になっているのかというのがやはり数値としてあらわれていて、大変聞いていてもわかりやすく、また胸に響いてくるものがありました。
 例えば食育の日19日には、市内のスーパーと協力して、歌を流しながら地元の食材を通して食育を訴えたり、今月が全国的には食育月間ですけれども、この多賀城市では11月を独自の食育月間として、庁舎のロビーでさまざまな食育に関する展示や啓発、また行政区ごとに市長が委託をした食生活改善推進委員さんがおられて、食育を推進していく取り組みなど、より具体的に政策を打っております。これは、食育推進プランを作成することで、目標がより具体的になっていて、実効性が高くなっているんだなというふうに感じました。
 また、ライフステージに応じた取り組みの中では、寒川は、乳幼児時期から幼年期、少年期、青年期というふうに分かれていますけれども、多賀城市では、妊婦、授乳期というのも組み込まれていて、より細かく段階が分かれていたので、これはすごくいい内容だなというふうに思いました。
 先ほど授乳期、また妊産婦の方にも食改善の方でやられているというお話を部長の方からご答弁いただきましたけれども、それをしっかりとプランに入れ込んでやっているというところがより具体的でよかったなというふうに私自身思いました。
 また、寒川も家庭や行政が何を個々にするのかということは、掲載はされているんですけれども、多賀城市ではそれにプラスをして、地域、また生産者、事業者がその役割をどうしていくのかというのも具体的に載っていました。そこのところがより具体的になっていて、スーパーとの連携がなされて、また地産地消の動きにもなっているのかなというふうに感じました。
 昨年、私も質問の中で事例を挙げて提案もしましたが、食育の日や食育月間を設けて、具体的に何か発信を考えていますでしょうか。


◯議長【古山大二君】  木内健康福祉部長。


◯番外【健康福祉部長 木内正幸君】  現在、食育に対してのイベントとかは行ってございませんけれども、やはり食育に関しては、各課でいろいろなことをしてございますので、それも今後PRをして、食育という位置づけをしながら進めていきたいと思ってございますので、よろしくお願いいたします。


◯議長【古山大二君】  太田議員。


◯5番【太田真奈美君】  寒川もいろいろな部署でさまざまな取り組みをして、私もいろいろな質問をすると、それはやっています、これはやっていますというような形で、幅広くやってはいると思うんですけれども、それらが食育といったキーワードでまとまっていないので、なかなか町民に見えてこないという部分があります。なので、ホームページを開いてもそこにつながっていかないのかなというふうに思いますので、ぜひそこはしっかりと取り組んでいただきたいなと思います。また、町長の答弁からは、元気プランの第2期の計画の見直し時期に合わせて食育を位置づけしていきたいという、食育推進の基本方向を見きわめて課題を明確にして計画づくりをしていきたいというご答弁だったかと思いますけれども、大半の市町村が別に食育のプランをつくっているんですけれども、海老名市の方では、健康増進プランの中に食育推進のページを設けて、全体的な中で食育を伝えている部分が載っていました。量的にはすごく多いので、またちょっと見にくい部分もあるんですけれども、その元気プランの中に包含しつつも、食育の基本方針とかがしっかり見える形で、ぜひ、次、見直しをするときにつくっていただけたらなというふうに思います。
 寒川の元気プランはどう健康増進へつなげていくかというのが基本方針になっていると思いますので、食育からいろいろなところに発信をして、最終的にはみんなの健康につながっていくのではないかなというふうに思いますので、寒川の地域性も生かしながらプランを進めていただけるよう要望しますが、最後にその確認をさせてください。


◯議長【古山大二君】  木内健康福祉部長。


◯番外【健康福祉部長 木内正幸君】  10年計画で元気プランができておりますので、当然5年後、改定が必要となってございますので、地域のつながりとか流通とかがちょっと抜けてございますので、やはりその辺も調査をしまして、その中に組み込んで、町全体として食育に関して事業を進めていくという体制をとることが必要だと思ってございますので、元気プランの中でも事業を推進するためには各課の関連が必要だと思いますので、その関連の部署の立ち上げをいたしまして、元気プランを今後推進していくというような形で考えてございますので、よろしくお願いします。


◯議長【古山大二君】  以上で、太田真奈美議員の一般質問を終了いたします。
 次に、8番海老根照子さんの質問を許可いたします。海老根議員。
             〔8番(海老根照子君)質問席へ移動〕


◯8番【海老根照子君】  それでは、通告順位に従いまして一般質問を行います。
 1点目は、教育行政、子ども読書活動推進計画について伺います。
 町は、今年度の教育予算を大幅にカットしました。図書充実事業費も7割カットされ、子ども読書活動推進計画にも影響が出るのではと心配するところです。
 文部科学省は2007年、学校図書館整備に関する新たな5カ年計画を策定し、各地方自治体に図書整備の促進を求めています。学校図書館の一層の充実を図り、児童・生徒が読書活動を通じて、豊かな人間性や感性、読解力をはぐくむことができるように、5年間で従来の増加冊数分に加え、廃棄される図書を更新するための冊数を整備し、学校図書館基準の達成を求めたものです。
 この推進計画は、平成19年から23年度までの計画となっています。町でも平成18年12月にこの計画を策定し、19年からスタートしています。日曜日の朝、NHKラジオで落合恵子さんが、「1冊の絵本を開くとき、あなたの旅が始まります」と絵本の紹介をしています。子どもからおじいちゃん、おばあちゃんまで楽しめる絵本の紹介、さわやかな語り口にいつも感動を覚えています。子どもたちにとっても本との出会いは未知なる世界への扉を開くものです。
 1点目は、計画の基本方針の取り組みと推進について伺います。2点目は、学校図書館図書整備5カ年計画の進捗状況について伺います。
 新5カ年計画は、図書標準を達成するための増加冊数分の図書費に加えて、廃棄図書を更新するための更新冊数分です。学校図書充実費の町の予算が今年度小・中学校とも1校当たり50万円から15万円と3分の1にカットされました。人づくりに本が役立つということは明らかであり、本来ならば充実すべきです。70%のカットで充実と言えるのでしょうか。進捗状況をお聞かせください。
 3点目は、読書活動の充実を図る上で司書の配置はできないか求めるものです。子どもたちの核となる学校図書館は、子どもたちがさまざまな本との出会いにより、人間として豊かに成長する場所として大切なところです。
 以前、福島県の大熊町を視察したときに、まちづくりは人づくりからという考えで取り組んでいるのが読書活動です。「字が読めない年代は、文字とかかわる年代までたっぷりと聞かせる、十分に聞く力がついている子どもは、学校での勉強を嫌がらない。そのために読み聞かせることが大切です」と話されました。また、前教育長は、以前私の質問の答弁で、「『木は光を浴びて育つ、人は言葉を浴びて育つ』というように、やはり読書なり人間関係という言葉を通して、人間が人間として育っていくということは大変大事なことで、やはり教育はとにかく人である。読書教育にしろ、すべての面でやはり人がきちんと配置されて、子どもたちに良い環境を与えてあげるということが基盤ではないか」と条件整備が大事であることを述べられました。これまでにも学校図書を活用した指導の充実、また役割や機能を支える人的配置を求めてきました。司書の配置について伺います。
 4点目として、読書活動の新たな事業として、小学校新入生ブックプレゼント事業を導入することについて見解を伺うものです。
 町では、乳児7カ月健診のときに、ブックスタートとして絵本をプレゼントしていますが、お母さんたちも大変喜んでおり、読んで聞かせているとのことです。幼いうちから本に親しみ、本が好きな子どもに育ってほしいという願いを込めた施策の展開として、小学校新入生ブックプレゼント事業の導入について見解をお聞かせください。
 大きな2点目は、介護保険制度について伺います。
 1点目は、要介護認定が改定されて1年、介護度による利用者の影響について伺います。要介護認定は、介護保険を利用するすべての人に義務づけられています。申請すると、調査員が自宅などを訪問し、心身の状態に関する74項目について、介助されていない、全介助などと判定する調査が行われます。調査結果をコンピューターソフトにかけた1次判定が下され、その後、市町村の審査会が要介護度を決定します。要介護度は、ご存じのように、自立、要支援1、2、要介護1から5の8段階です。今回の改正では、調査項目の削減と調査の判断基準の改定によって、コンピューターによる1次判定で軽度に判定される人が増えることが予想され、問題となりました。これまでにも利用者の家族構成、住宅事情、経済条件などは一切考慮されず、心身の状態についても特に認知症の人などは反映されないと批判が多くありました。
 そこで質問いたします。介護保険認定が改正されて1年、介護度による利用者の影響についてお聞かせください。
 2点目は、重病患者への介護提供の迅速化の考えについて伺います。
 今、私たちの周りには大変重い病気で苦しんでいる人が多くいます。特に、がん患者の苦しみは、精神的な面も含め、たとえようもないものではないでしょうか。これら重病人でも介護保険サービスを利用するには、介護認定を申請しなければなりません。要介護度が決まり、初めてサービスを受けることができます。病気が重くても調査項目の判定によっては要介護度が軽いこともあり得ます。がん末期患者などが退院して自宅療養する場合、通常は要介護認定など手続きに1カ月程度かかるため、病状の急変などで訪問看護などの提供が間に合わなくて不幸なことになった例があることが明かになっています。
 国は、市町村に対してがん末期患者らが申請した場合は、サービスを迅速に提供するように求めています。介護保険制度は、市町村が運営主体です。がん末期患者へのサービス提供の迅速化を図ることについて見解を求めます。
 3点目は、認知症サポーターの要請と普及はどのように行うのか伺います。認知症はだれでも発症する可能性のある病気ですが、身近な人の理解や手助けがあれば、穏やかに暮らしていくことが可能と言われています。厚生労働省が認知症を知り、地域をつくるキャンペーン、認知症サポーター100万人キャラバンとして、認知症と家族への応援者であるサポーターを全国で100万人養成し、認知症になっても安心して暮らせる町を目指すとしています。
 サポーターは、自分のできる範囲で認知症の人を応援し、友人や家族にその知識を伝えます。認知症の人や家族の気持ちを理解するよう努めるのも、サポーターとして大切なことです。今後、高齢化が進むもとで、認知症の発症も多くなり、地域での支え合いはますます重要となってきます。町のサポーターの養成と普及についてお聞かせください。
 1回目の質問は終わります。


◯議長【古山大二君】  ただいまの質問に対する答弁を求めます。山上町長。


◯番外【町長 山上貞夫君】  それでは、通告順位5番海老根議員のご質問にお答えいたします。大きな1点目、教育行政について、子ども読書活動推進計画についてのご質問ですが、読書はまさに心の栄養であり、子どもたちの人格を形成する上で意義あるものと考えております。詳しくは教育委員会からお答え申し上げます。
 次に、大きな2点目、介護保険制度についての1点目、要介護認定が改正されて1年、介護度による利用者への影響はどうかとのご質問でございますが、平成21年4月1日に介護保険法改正に伴い、要介護認定についても見直しが行われました。その内容は、認定調査項目82から74項目に、分類は7群から5群に整理され、調査項目の定義づけについても、ばらつきが出にくいように改正されました。
 しかし、従前より要介護度が軽く認定されるなどの批判が相次いだため、平成21年10月から、74項目中43項目に及ぶ再修正がなされました。現在、新たな基準の調査を行った結果では、大きな問題もなく対応できているものと思われます。
 次に、2点目の重病患者への介護提供の迅速化の考えはとのご質問でございますが、末期がん等、心身の状況に応じて介護サービスの利用が必要な方につきましては、町職員、地域包括支援センター職員、ケアマネジャー、病院相談員等が連携をして、利用者が困らないようできる限り迅速な対応に努めているところであります。
 次に、3点目の認知症サポーター養成と普及はどのようにとのご質問ですが、認知症はだれでもなる可能性のある病気ですが、身近な人の理解や手助けがあれば、穏やかに自宅で暮らしていくことが可能です。今後、高齢化が進む状況で、地域での支え合いはますます重要となります。町では積極的に認知症サポーター、認知症について正しく理解し、認知症の人やその家族を温かく見守る応援者を養成し、認知症理解の普及を図るとともに、地域住民が協力し合う支援の輪を広めたいと考えているところでございます。


◯議長【古山大二君】  三澤教育長。


◯番外【教育長 三澤芳彦君】  それでは、大きな1点目の教育行政について、町長の補足答弁をさせていただきます。子ども読書活動推進計画についての1点目、基本方針の取り組みについてという質問にお答えいたします。寒川町子ども読書活動推進計画は、子どもが読書に親しむ機会の提供、子どもたちの読書活動を推進する環境づくり、読書活動の意義や重要性についての普及・啓発の3点を基本となる柱としています。
 まず、1つ目の柱、機会の提供についてですが、小学校の授業の中でも国語の学習の中に図書の時間を設け、読書の楽しさに気づかせ、読書習慣が形成されるような指導をしております。また、小・中学校ともに朝の読書を導入し、本に親しむ時間を設定しております。総合図書館や公民館では、お話し会や紙芝居といった活動を通して読書に親しむ機会の提供を行っております。また、総合図書館では、昨年度より、読書記録カードにスタンプを押しながら目標を決めて本を読み進めていくイベントを行っております。
 昨年の夏は、10冊以上読んだお子さんには、認定書をお渡ししましたが、一夏で69名のお子さんがこの認定書を手にされました。最高は60冊読んだ子どももおります。こうした機会を設けながら機会の提供をしております。
 次に2つ目の柱、環境づくりについてですが、学校図書充実事業として、平成19年度より予算化し学校図書の充実に努めております。また、読書指導員の配置や教育委員会主催の司書教諭研修を通して、読書環境の向上に努めております。
 3つ目の柱、普及・啓発についてですが、寒川町では、毎年4月23日の子ども読書の日から1週間を寒川町子ども読書週間として設定し、町立小・中学校の各学級にポスターを掲示しております。本年度1年生の各学級には、そのポスターとともに、平成19年度に寒川の先生たちが選びましたさむかわ子ども読書100選のリーフレットも配布いたしました。また、昨年から図書館主催の読書週間ポスター展の応募も行われるようになりました。
 ご質問の2点目、学校図書館整備5カ年計画の進捗についてですが、学校図書充実のための予算も大幅な削減となりましたが、まずここでご理解いただきたいことは、5カ年計画のスタート時において、町内の8校ともが国が定める学校図書館図書基準を上回る蔵書を保有していたということでございます。したがいまして、古くなった資料の入れかえや子どものニーズを踏まえた新刊購入などのペースは若干遅くなりますが、学校図書館の運営には支障がございません。
 ご質問の3点目、図書活動充実を図るために司書の配備はできないかについてですが、各学校には司書教諭を配備しておりますが、現在はクラス担任、教科担任をもっての兼任という形をとっております。当然、図書の業務に専念できる教員が配置されることが望ましいわけですが、県費負担教職員の定数上のことでございますので、寒川町教育委員会といたしましては、県にこれからも要望してまいりたいと考えております。
 続きまして、読書活動の新たな事業としての小学校新入生ブックプレゼント事業の導入についてお答えいたします。
 子どもの読書活動推進のためには、本に出会うきっかけが大切であることは十分認識しております。しかしながら、学童期には与えられるだけでなく、自分の価値観を通して自分で本を選ぶという態度を身につけさせることも大切であると考えております。自分で本を選ぶ機会の提供をすることにより、本と出会う場を設けていきたい、このように考えております。


◯議長【古山大二君】  海老根議員。


◯8番【海老根照子君】  それでは、教育行政の方からお伺いします。まず基本方針の取り組みなんですが、今、説明を受けましたけれども、これを進めていく中で、児童・生徒がどのように変わってきたかということをまず大きく1点お伺いします。


◯議長【古山大二君】  三澤教育長。


◯番外【教育長 三澤芳彦君】  抽出の調査でありますが、平成17年から20年まで行いました調査の1カ月に読む本の冊数についての結果を17年と20年で比較しますと、1冊も読まないという児童・生徒が小学生では、27.4%から8.6%に、中学生では、31.3%から25.0%に減少してきております。また、7冊から9冊と大変読書量の多い子どもですけども、この割合が小学生で7.7%から8.6%、中学生で0%から3.1%と、小・中学校ともに上がってきております。4年間の結果から、全体的に見ると読書活動は推進されてきている思いますし、私自身の中学校にいたときの感想を言いますと、朝の読書は3校ともに大変今定着していまして、びっくりする光景に時々出会います。例えばサッカーの試合に応援に行きますと、食事をした後に、さっきまで汗だくだくでボールを追いかけていた子が、ちょろっと文庫本を手にしながら木陰で休んでいるなんていう光景もありますので、かなりこの辺の読書活動については定着してきているのかなと、そういうふうな実感を持っております。


◯議長【古山大二君】  海老根議員。


◯8番【海老根照子君】  読まなかった子どもが少なくなったという状況は今わかりました。しかし、先日のいろいろな勉強のことの分析の中で、本当に子どもたちは時間がないと、だからこそ今学校の場所が大事なのかなと私はこう思うんですね。
 それで、冊数が増えたということは大変よかったなと思っております。しかし、学校の図書館の利用は、このことによって子どもたちの活用する状況はどうだったのかなということを考えた場合に、先ほど読書指導員とおっしゃったんですが、図書整理員じゃないんでしょうかね。そこがもし違っていたら訂正していただきまして、週1回しか図書室に来ていないわけですよね。昨年まではそれでも何とか週2日来ていたんですが、それを1回減らしてしまったと、こういう状況はどういうふうに考えますでしょうか。


◯議長【古山大二君】  三澤教育長。


◯番外【教育長 三澤芳彦君】  以前は図書整理員と、たしか職名で呼んでいた、今は図書が整理が中心ですけども、読書指導員という形でもって、4名の方に2校ずつ週に1回でお願いしています。週1日よりも2日、2日よりも3日ご勤務いただいた方が図書館の充実は図られるのは決まり切ったことなんでございますけれども、今の緊急財政の中で、それでも学校側は来ていただいて助かっていると。これに合わせて学校の図書指導を中心にされる先生や、またどこでも子どもたちの委員会活動で図書委員会がありますので、この辺をしっかりと機能させながら学校図書館の充実を図っているのが現状でございます。


◯議長【古山大二君】  海老根議員。


◯8番【海老根照子君】  司書の方でまたそれをお伺いします。2点目の学校図書館の整備計画のところなんですが、基準は達成しているよと、こういうお話でしたけれども、各小・中学校の冊数をお知らせしていただきたいのと、やはり廃棄する古い本の入れかえを、先ほどのお答えでは、ちょっとしばらく時間がかかると言いましたけれども、その辺は急いでしなければいけないと思うんですが、どのように考えていらっしゃいますか。


◯議長【古山大二君】  三澤教育長。


◯番外【教育長 三澤芳彦君】  各学校の冊数でございますけれども、寒川小学校が1万2,822冊、一之宮小学校が1万831冊、旭小学校が1万2,335冊、小谷小学校が1万887冊、南小学校が1万2,687冊となっております。また中学校は、寒川中学校が1万2,149冊、旭が丘中学校が1万3,671冊、寒川東中学校が1万3,607冊となっております。
 この買いかえというか、更新の速度が遅くなっている支障はというふうなお尋ねかと思いますが、それは私自身も複雑な思いがするんであります。なぜかと申しますと、今、便宜的に昭和の本と平成の本で、古い新しいを分けていますが、十分に内容を読むことができるならば、古い本はそんなに悪いのかと、かえって古典的なものに関して言うならば、その学校の図書館に長くある先輩も読んだ本を読みながら、その内容をしっかりと自分の心に吸収するのも学校教育の1つのあり方ではないのかなと、こう思うんですね。
 ただ、今、特に小学校向けの本が必要以上に蛍光色の表紙で人目を引きつけたり、そういうような傾向に走り過ぎているような嫌いもあるので、いいものはいいんだということを教えるということに関して言うならば、新しい本の内容がいいのよというふうな考え方ではなくて、いいものはいいんですと、古いのも自信を持って読みましょうと言うのも、こういう時代の1つの教育のあり方かなと、こんなことも考えているところであります。


◯議長【古山大二君】  海老根議員。


◯8番【海老根照子君】  今のお言葉なんですが、やはり廃棄されるという、文部科学省がそういうふうにおっしゃったのは、それなりの意味があると思うんですよね。その廃棄をどういうふうな形でとらえて、新しい本と入れかえるかと、そのお考えをお願いします。


◯議長【古山大二君】  三澤教育長。


◯番外【教育長 三澤芳彦君】  新しい本は新しい本、また今の多様な時代の中で、なかなか子どもたちの心が従前からの古典的な本と合致しなくなって、今の子どもたちの心をつかんだような本の必要性も十分に感じております。実際、今、学校の配置がどのように行われているかというと、使用に耐えないというものにつきましては、確かに廃棄をしますけども、多くの場合、その本を学級文庫等に回しながら、子どもたちが身近に手にとれるような環境の中でさらに有効に活用していくと、こういうようなこともよく行われております。


◯議長【古山大二君】  海老根議員。


◯8番【海老根照子君】  冊数の基準を満たしている、やはり少子化によってクラスも子どもも減ってきましたよね。それを言いますと、どうなんでしょうかね。以前だったらもう少しクラスが多くて、人数が多ければ、本来ならばもっと予定していなくちゃいけないと思うんですが、少子化に対しての基準冊数なのかどうか、その辺はどういうふうに考えていらっしゃいますか。


◯議長【古山大二君】  三澤教育長。


◯番外【教育長 三澤芳彦君】  確かに学級数によって標準、基準数が変わってきておりますけども、今、寒川の学校の中で、そんなにぎりぎりというような状況でクリアしているという学校はありません。こちらにつきましても、当然、多ければ多い分だけ選ぶ幅が増えていくわけで、好ましい読書環境だろうとは思っておりますし、これからもそういうつもりで努力はしていきたいと思っております。


◯議長【古山大二君】  海老根議員。


◯8番【海老根照子君】  それでは、司書のところでお伺いをしてまいりたいと思います。学校図書館の現在の司書教諭は何人いらっしゃいますでしょうか。


◯議長【古山大二君】  三澤教育長。


◯番外【教育長 三澤芳彦君】  各校に1名ずつ職員の役割の分担の1つとして位置づけております。


◯議長【古山大二君】  海老根議員。


◯8番【海老根照子君】  先ほども述べられたと思うんですが、学級を受け持ったりしている先生が兼ねているということなんですが、これまでにもそれは指摘してきたんですけれども、本当に授業や担任を持っていて、役割が果たせるのかどうかということで、考え方はどうなんでしょうか。


◯議長【古山大二君】  三澤教育長。


◯番外【教育長 三澤芳彦君】  学校の先生方は、当然、授業を一番の仕事としておりますけども、授業が終わった段階でさまざまな役割分担、校務分掌と申しますけども、持ちながら協力して学校運営を助けているわけであります。例えば生徒指導の先生であるとか、理科室を、または体育館を中心になって管理する先生とか、その中の1つとして図書館の司書教諭という位置づけがございますので、その辺のところは学校の方でも負担を軽減しながら図書の仕事に専念できるような環境はつくっております。


◯議長【古山大二君】  海老根議員。


◯8番【海老根照子君】  一番子どもたちが本に触れたり自由に出入りできる学校図書館ですから、本来なら朝からずっと毎日開けておかなければならないと思うんですよね。そういう中で学級担任や授業を持っていれば、なかなかあけられないでしょうと。図書委員がやるからとはいっても、そんなに時間が長くはない。こういう中でのその間は何か考えを持っていらっしゃらないでしょうか。もう少し学校の図書館を開けるというで、先ほど訂正されて読書指導員でよろしいですね。読書指導員が週1回しか来ていないという中で、もう少し工夫してその学校の図書室を開けて、子どもたちが1日いる学校ですので、その辺においては全然お考えはないんでしょうか。昨年まではそれでも曲がりなりにも2日開けていました。それを1日にしてしまったということは、それでもいいんだということで1日にしたのか、それともお金が幾らかかるかわかりません。これから聞きますけども、それを減らすために1日少なくしたのか、そのどちらなんでしょうか。


◯議長【古山大二君】  三澤教育長。


◯番外【教育長 三澤芳彦君】  図書館は毎日開いていた方がいいに決まっていますし、ほとんどの学校の中で昼休み等につきましては、委員会活動をしながら、開いている実態がございます。指導員の方がいらっしゃらないときに閉めているということでもなく、授業の中でも先生方が使われますし、また調べ学習で図書館を利用することもあります。
 ですから、あと学校によりましては、読み聞かせボランティアの方がそのまま図書の整理をしながら図書館でもって図書館の管理もされると、そんなことを行っている学校もあります。もちろん教育委員会といたしましては、図書館はできるだけ開けておきたい、開けなければいけないと、このように認識しております。


◯議長【古山大二君】  海老根議員。


◯8番【海老根照子君】  先ほど私、大熊町の視察に行ったときのご紹介をしました。そこは大変教育委員会も町のトップも、子どもの教育に熱心でありまして、そして司書教諭のほかにそれに付随するような、名前が今出てこないんですが、司書教諭補助員という人を各学校すべてで町で雇いまして、そして1日6時間、年間170日をもって、この学校図書室に全部配備されていると、こういうふうな状況なんですね。
 そこの教育長さんも大変、私たちは文教で行きましたけれども、歓迎をしてくださいまして、やはり図書館に人がいるというのは本当に大事なことだと、こんなに人を整備することによって子どもたちも伸びやかに、そして図書室に本当に通ってきて、よく活用してくれているよということで、最初は1日4時間でやったらしいんですが、それだと子どもたちにということで、1日6時間までに延ばして、そして170日というと、結構な人員を配置して全部の小・中学校をそういうふうにしているということを本当に聞いてきました。
 やはりそれからいきますと、うちの町は週1回にしてしまったということが何とも、そしてその後どうするかという考えもなく、ただ人を切ってしまえばいいんじゃないか、日にちを切ってしまえばいいんじゃないかというふうな、そういう考えがどうしても見えてしまうんですね。お幾らぐらい、週2回を1日にして幾らぐらいお金が浮いたですか。


◯議長【古山大二君】  三澤教育長。


◯番外【教育長 三澤芳彦君】  21年度と22年度の中でいえば、160万円ほどこのことによって削減できました。


◯議長【古山大二君】  海老根議員。


◯8番【海老根照子君】  もう少し細かく。4人が減らした分ですね。それをちょっと細かくおっしゃってください。


◯議長【古山大二君】  三澤教育長。


◯番外【教育長 三澤芳彦君】  時給が825円であります。これを本年は1日6時間1校につき43日勤務ということで、170万円に総額がなります。昨年が88日で330万円ということで、約160万円の削減になったということになります。


◯議長【古山大二君】  海老根議員。


◯8番【海老根照子君】  先ほどの、2年ぐらい前に伺ったんですが、大熊町では1時間1,000円でやっているんですよ。こういうことを考えたら、教育とか子どもに対する思いというのをちょっと考えてしまうんですが、町長は、この170万円を減らすことによって寒川町の人づくり、これから寒川町を担っていくんだよという子どもたちの170万円を減らすということはどのような思いで減らしたのか。私は、図書充実費としてやはりしっかりと、どんなに財政が大変でもこれを1日に減らすというのはちょっとおかしいと思うんですが、どうなんでしょうか。


◯議長【古山大二君】  山上町長。


◯番外【町長 山上貞夫君】  それでは、お答えいたします。司書の件については、大変この厳しい状況だということはよく存じ上げております。ただ、この170万円がいかにしてどういう状況かということはなかなか想像ができませんで、特に今年度22年度の状況を見ながら、教育委員会とはこれからよく相談をして、23年度には検討していくということを考えております。
 以上です。


◯議長【古山大二君】  海老根議員。


◯8番【海老根照子君】  ぜひこれを復活してほしいんですね。本当に検討ではなくて、今すぐ復活してほしいと、このように私は思います。
 それと、次に入っていきますけれども、新しいブックプレゼント導入のことにつきましてなんですが、大変恐縮なんですが、山梨県中央市のお話をご紹介したいと思うんですね。たまたま何のあれかわからないんですが、私の出身の町で、5年前に合併したんですね。それで、三澤教育長が悪いと言っているわけじゃないんですよ、ここの教育長さんが本当にすばらしい。そして財政的に厳しくないんですかと言ったんですね。これを導入してやっています。そうしたら、財政は厳しいと、厳しいけれども、子どもたち、人づくりにはそんなにたくさんのお金じゃないんだと。
 ここは小学生が新入生が大体300人ということなので、年間40万円かからない事業だよと、こんなに多くの人に喜んでいただいて、こんないい事業はないと。そして、子どもがしっかりと育っていく、こういうことをおっしゃったんですね。そこの下で働いていらっしゃる方、たまたま生涯教育の人ともお電話したんですが、きちんとこちらの話も全部説明をするんですね。誇り高く、うちはこうやって頑張っていますとやってくださったんです。
 寒川町ではブックスタートを7カ月健診時でやっておりますけれども、これは本当に喜ばれています。私のうちの近くも子どもがいなかったんですが、この頃たくさんおうちが建ちまして、小さい子もいっぱいいるようになりまして、ご感想を聞いたら、本当に喜んで読んでいますよと。これが小学校に入るときに渡していると。ここではきちんと子どもの名前を入れて、そして手渡しをしているという心温まるそういう施策として、こんないいものはないんじゃないかと、教育長はおっしゃっているんです。
 それで、私もやはり、この寒川町で、子どもたちが総合図書館ができていても、学校へ行っている時間が子どもたちは長いです。それで小さい子は、低学年はなかなか親と一緒じゃないと行けないという中で、本を手渡すことによって本当に情操教育も、そして人として育っていけるということで、年間40万円もかからない事業ですよと、こういうふうにおっしゃっているんですよ。その点についてはどのようにお考えですか。


◯議長【古山大二君】  三澤教育長。


◯番外【教育長 三澤芳彦君】  何をやるにも、そういう先進的な試みというのはいいことなので、できればやった方がいいんでしょうけども、ただ、私がちょっと懸念しますのは、かなり小学校1年生になるときには子どもたちの個性も固まってきていますし、家庭の教育方針というのもかなり多様化しておりまして、すべての子どもたちの家庭に共通に意義を持つ本を果たして選ぶことができるのかという点もちょっと心配になります。
 子どもの本箱に1冊ずつ本が入れば、それが環境づくりですよというのもあるかもしれませんが、やはり読みたい本というのはかなり個人で差が出てくるんではないか。そう考えますと、そういう形でもって本と触れ合う機会も大切でしょうけども、寒川町には全国に誇るすばらしい図書館もありますので、例えば図書館の利用カード等を入学と同時に一括に学校の方でもって一人ひとり子のどもたちに渡せるような、そんなことでも、ねらいとします図書と触れ合う機会という面ではできるんではないかなと考えております。


◯議長【古山大二君】  海老根議員。


◯8番【海老根照子君】  お言葉を返すようなんですが、ここでは全校に司書がいるんですね。司書と連絡をとっていたりして、毎年、司書が父兄や何かと相談して、こういう本がいいでしょうと、選定を幾つかするんです。それをご家庭で選ぶということで、そういう点はそのためにも司書は本当によく働いてくれていますよと教育長さんがおっしゃるんですね。ですから、観点がやはり人なんですよね。
 先ほどもこれから県の方にお願いしてみると言っていますけれども、まずはお金がないとだめだと言っていますので、町長、どうですか。来年から入学する子どもが400人だったら400人、ブックスタートは今525円で同じものを渡しています。でも、兄弟がいる子は、2人目の子のと気は違う本を選ぶというふうに町でも用意していますので、小学校1年生に上がるときに100%これを渡せるんですね。ブックスタートを聞いていますと、大体85%から88%ぐらいしか渡せない、健診時は。でも、これはそういうふうに渡せるので、大変喜んでいただけるものと思うんですが、教育長はお金がという問題を言っていますので、町長、どうでしょう。


◯議長【古山大二君】  山上町長。


◯番外【町長 山上貞夫君】  それでは、お答えいたします。私も考え方自体は教育長と近いものなんですけども、できれば皆さんに同じ本を配布するよりも、図書館等にいろいろな本を整備して、それを図書館に通って読んでいただくという形がいいのではないかというふうに考えていますので、よろしくお願いしたいと思います。


◯議長【古山大二君】  海老根議員。


◯8番【海老根照子君】  それでは、ここでは先ほどの読書指導員、これをぜひ検討して復活するということを確認させていただきます。
 それでは、介護認定の方に入ってまいります。これまで先ほども述べましたけれども、昨年の改定で大変介護認定の出方が軽く出ているというふうなことも批判の中にありました。そして、いろいろ訂正したと言うんですが、これまでの改定の中で介護1から要支援2、介護1が何人、それから要支援が何人になったかという割合をお願いします。


◯議長【古山大二君】  鈴木少子高齢化対策担当参事。


◯番外【少子高齢化対策担当参事 鈴木晴治君】  ただいまご質問のございました要介護1の方が、要支援1、要支援2に何人変更になったかということでございます。要介護1から要支援1に変わった方が6名でございます。要介護1から要支援2に変わった方が7名でございます。なお、要介護1の全体の方は148名でございます。
 以上でございます。


◯議長【古山大二君】  海老根議員。


◯8番【海老根照子君】  この介護度が変わったことによって、サービスを受けられなくなったものを、できたら2、3挙げていただきたいと思います。


◯議長【古山大二君】  鈴木少子高齢化対策担当参事。


◯番外【少子高齢化対策担当参事 鈴木晴治君】  要介護1から要支援に変わったことによりまして、受けられなくなったサービスということでございますが、大きくは変わりはございません。要支援になった場合にあっても、要介護と同じようなサービスを受けられるようなものもございますので、大きく変わっている点はないと思っております。
 以上でございます。


◯議長【古山大二君】  海老根議員。


◯8番【海老根照子君】  これまでに変わった中でですので、例えば要介護のときに使えたもの、ベッドとか車いすとか、それから、そういうものが要支援になったら使えなくなりますよということがあります。それはそういうふうな形です。
 それともう一つは、認知症の人の気分転換とか引きこもりの高齢者の散歩などについて、ヘルパーの介助は寒川町では使えるでしょうか。


◯議長【古山大二君】  鈴木少子高齢化対策担当参事。


◯番外【少子高齢化対策担当参事 鈴木晴治君】  ただいまご質問がございましたとおり、介護度が軽度になった方につきましては、原則、車いすやベッドの貸与はできなくなる部分がございますが、ケアマネジャーが作成するケアプランにおきまして、必要な理由が付され町と協定することによりまして、福祉用具の貸与サービスを受けられることがございます。また、買い物の動向や認知症がある方の事故予防を目的とした動向につきましては、ケアプランに必要な内容が明記されていれば、サービスの利用ができることになっております。
 以上でございます。


◯議長【古山大二君】  海老根議員。


◯8番【海老根照子君】  介護保険の運営実施は町が主体ですので、ぜひ町民が本当にそのサービスを利用しながら日常生活ができるようによろしくお願いいたします。
 それと、共産党が全国の介護事業所3,000カ所というところで全部調査しましたけれども、要介護認定にまだまだ問題点があるという回答が80%以上のような状況です。ですから、寒川町でも介護認定の審査においては、ぜひとも医師の特記事項や医師の意見書などを重視してやっていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。


◯議長【古山大二君】  鈴木少子高齢化対策担当参事。


◯番外【少子高齢化対策担当参事 鈴木晴治君】  介護保険の保険者は町が保険者となっております。ただいまお話がございましたとおり、保険者として責任を十分果たしていくよう行っていきたいと思いますが、寒川町では、認定調査につきましては町職員が全部調査をしております。また、認定審査会等におきましても、いろいろな国からの情報等を的確にお伝えし、認定審査を行っておりますので、今後も十分その辺を注意しながら認定審査を行っていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。


◯議長【古山大二君】  海老根議員。


◯8番【海老根照子君】  2点目のがん末期患者への対応についてなんですが、国は市町村に迅速化を求めているわけですね。介護保険というのは本当に使いづらい面がありまして、介護度が決まるまでなかなかサービスが受けられないよとか、そういうふうなことがありますけれども、国からの通達といいますか、それはどのようになっていらっしゃるんでしょうか。


◯議長【古山大二君】  鈴木少子高齢化対策担当参事。


◯番外【少子高齢化対策担当参事 鈴木晴治君】  ただいまのご質問でございますが、国の方から末期がん等の方への要介護認定における留意事項ということで、本年4月30日に通知の方が来ておりまして、要介護認定の申請を受けた後、認定結果が出る前の段階であっても、暫定ケアプランを作成して介護サービスの提供を開始することができるというふうなことの通知が来ております。
 以上でございます。


◯議長【古山大二君】  海老根議員。


◯8番【海老根照子君】  介護のがん末期なんですが、65歳からですが、若年者はどうなんでしょうか。


◯議長【古山大二君】  鈴木少子高齢化対策担当参事。


◯番外【少子高齢化対策担当参事 鈴木晴治君】  ただいまご質問の若年者は、第2号被保険者の方だと思いますが、第2号被保険者の方につきましても、特定疾病であることを確認しまして、どのようなサービスを希望しているか等を申請の時点でお聞きし、認定結果が出る以前からサービスが利用できるようにしております。
 以上でございます。


◯議長【古山大二君】  海老根議員。


◯8番【海老根照子君】  それでは、今の件は本当に連携をして、そして決まる前に暫定ケアプランをつくって、本当にしっかりと介護の制度が使えるようにしてほしいと思います。
 それでは、3番目の認知症のサポーターの件について伺います。国は、100万人という大きなキャンペーンを張っています。3月31日現在で、国の方も170万人を突破したよと言っておりますが、寒川ではこのサポーター養成はどういうふうにやっているのかお聞かせください。


◯議長【古山大二君】  鈴木少子高齢化対策担当参事。


◯番外【少子高齢化対策担当参事 鈴木晴治君】  認知症のサポーター養成につきましては、平成20年度より始めておりますが、21年度におきましては、教育委員会のご理解により中学校3年生を対象に講座を行うことができております。また、22年度より各自治会等におきましても、積極的に年間行事の中に組み込んでいただいている状況でございます。なお、21年度のサポーター要請講座の受講者は中学生513人、町職員262人、一般住民の方183人、聴覚障害ボランティアの方72人、合計で1,030人が21年度に受講されております。22年5月末現在の累計は1,061人となっております。


◯議長【古山大二君】  海老根議員。


◯8番【海老根照子君】  寒川町の高齢者保健福祉計画でいきますと、大変数が少ないんですね。大勢でされましたから、これは数が上がっているんですが、22年度が100人、23年度は120人の養成だよということになっておりますが、この計画というのは、今後、次のときまでは見直さないでしょうか。
 それと、たくさん増えて、自治会はわかりますけども、中学生にこのサポーターになっていただこうと思って養成したのにはどんな理由がありますか。


◯議長【古山大二君】  鈴木少子高齢化対策担当参事。


◯番外【少子高齢化対策担当参事 鈴木晴治君】  ただいまご質問のございました第四次寒川町高齢者保健福祉計画の計画の時点では、先ほどご質問にございましたとおり、100名というふうな通知で計画の方をしておりますが、教育委員会の協力や各自治会の協力によりまして、事業展開を多くするようになっております。
 21年度より、職員の研修の一環として取り組んだこともございます。そういったことを今後も続けていきたいと思っておりまして、今年度も新規採用職員等を含め、できる限り幅広く受講をするように進めていきたいと思っております。
 また、中学生につきましても、今年度もできれば行っていきたいと思っております。また中学生につきましては、昼間下校時に徘回している高齢者等に遭遇する機会もございますので、徘回老人の早期発見等にもつながると思いますので、研修の受講の方をしていただいている状況でございます。


◯議長【古山大二君】  海老根議員。


◯8番【海老根照子君】  町は、今後このキャンペーンは5カ年計画になっていますけれども、高齢者の人口を何人と推定して、そしてサポーターは何人養成しようと考えていらっしゃいますか。


◯議長【古山大二君】  鈴木少子高齢化対策担当参事。


◯番外【少子高齢化対策担当参事 鈴木晴治君】  申し訳ございません、遅くなりまして。高齢者の人口でございますが、平成22年度では9,543人、23年度では9,995人を予定しております。またサポーターにつきましては、当初計画3年計画でございますが、今度の改定時期に合わせて改定はしていきたいと思っておりますが、今後もできる限り多くの方を予定していきたいと思っております。
 以上でございます。


◯議長【古山大二君】  海老根議員。


◯8番【海老根照子君】  認知症なんですが、そのことによってサポーターの数も決まってくると思うんですが、サポーターを、じゃ、何人養成する予定ですか。


◯議長【古山大二君】  鈴木少子高齢化対策担当参事。


◯番外【少子高齢化対策担当参事 鈴木晴治君】  認知症の方につきましては、高齢者に占める割合の6.7%を見込んでおります。人数にいたしまして614人を21年度は見込んでございます。
 また、サポーターでございますが、27年度までには3,000人を養成できればと思っておりますが、年間で毎年約500人のサポーターを養成することによりまして、認知高齢者1人に対してサポーター3人の体制となるように努めてまいりたいと思っております。
 以上でございます。


◯議長【古山大二君】  海老根議員。


◯8番【海老根照子君】  今のサポーター3,000人ということは、認知症が約1,000人近いということを見込んで3対1で3,000人ではないかなと、このように解釈をいたします。
 それで、養成を終わりましたら、何か渡させるものがありますでしょうか。


◯議長【古山大二君】  鈴木少子高齢化対策担当参事。


◯番外【少子高齢化対策担当参事 鈴木晴治君】  私が今腕にはめておりますオレンジのリングが、認知症サポーターの講習を受けたという形のものでございます。こういった方を見た場合に、家族の方、もしくは高齢者の方等が声をかけていただけるというふうなことで、安心して声かけをしていただけるような体制をとっていきたいと思っております。


◯議長【古山大二君】  海老根議員。


◯8番【海老根照子君】  認知症のサポーター養成を受けた方がオレンジリングを目印としていただくと、私たちも時間をつくってぜひそういう講座を受けてやっていきたいと思います。
 寒川町も今は若いんですが、やはり高齢者も増えていきますし、認知症も自然と増えていきますので、やはりオレンジリングが寒川町全体をつなげて、やさしいまちづくりにしていただきたい。私たちも頑張りますけど、ぜひ町長もそういう観点でよろしくお願いします。
 じゃ、もう一度、養成講座について、どのくらいの時間をかけて講座をやるんでしょうか。それを聞いて終わります。


◯議長【古山大二君】  鈴木少子高齢化対策担当参事。


◯番外【少子高齢化対策担当参事 鈴木晴治君】  22年度におきましては、15件の養成講座を現在計画しておりますが、外部の団体等から要請があれば、いつでも出向いて講座を開いていきたいと思っております。講座の時間につきましては、1時間半が国の方で決められた時間でございますので、1時間半という形になっております。
 以上でございます。


◯議長【古山大二君】  以上で海老根照子議員の一般質問を終了いたします。
 暫時休憩いたします。再開は15時50分から行います。
                 午後3時33分 休憩
   ──────────────────────────────────────
                 午後3時50分 再開


◯議長【古山大二君】  休憩を解いて、会議を再開いたします。
 次に、18番杉崎隆之君の質問を許可いたします。杉崎議員。
             〔18番(杉崎隆之君)質問席へ移動〕


◯18番【杉崎隆之君】  議長の許可をいただきましたので、通告順位に従いまして一般質問をさせていただきます。
 今回、私の質問は、1つは、教育行政についての子どもの体力低下についてと、校庭の芝生化について、2つ目は、道路維持管理についての平成19年に策定した道路維持管理計画の進捗状況についてであります。
 まず1点目の教育行政についての子どもの体力低下についてお伺いいたします。
 子どもの体力、運動能力の低下傾向が問題、指摘され、子どもたちの健康への悪影響や気力の低下などが懸念されています。親世代に比べても体力、運動能力の低下が著しいと言われている現代の子どもたちですが、一体どのような状況になっているのでしょうか。
 文部科学省が行っている体力、運動能力調査によると、子どもの体力、運動能力は、昭和60年頃を境に現在まで低下傾向が続いており、現在の子どもの結果をその親の世代である30年前と比較すると、ほとんどのテスト項目において子どもの世代は親の世代を下回っています。一方、身長、体重など子どもの体格については、同様に比較すると逆に親の世代を上回っています。
 このように体格が向上しているにもかかわらず、体力、運動能力が低下しているということは、身体能力の低下が深刻な状況であることを示しているのではないでしょうか。また、最近の子どもたちは、靴のひもを結べない、スキップができないなど、自分の体を操作する能力の低下も指摘されています。
 子どもの体力低下の原因は、外遊びやスポーツの重要性を学力に比べ軽視する傾向が進んだことにあると言われており、また生活の利便性や生活様式の変化で日常生活における体を動かす機会の減少が原因とも言われています。
 直接的な原因としては、学校外の学習時間やテレビ、ゲーム遊びの接触時間の増加により、外遊びやスポーツをする時間の減少や、空き地など子どもたちの手軽な遊び場の減少、少子化などによる仲間の減少などが子どもたちの運動不足につながり、やがては体力の低下に拍車をかけていると指摘されています。
 子どもたちの体力の低下は、生活の中でも確実に影響し始めています。ちょっと古いデータではありますが、1978年の小学生のけがをした総件数が約34万5,000件だったのに対し、1999年には約45万件に増えており、この調査によると、すぐに骨折する子どもたちや顔、頭をけがする子どもが多くなっていて、危険な場面に遭遇したとき、とっさに手をつくことができず、ころんだときに顔や頭をぶつけてしまう、つまり上手な転び方を知らないということを示しているとのことです。
 体力は、人間の発達、成長を支え、創造的な活動をするために必要不可欠なものです。体力、知力、気力の3つが一体となって健康的に活動ができるものであると思います。そして、体力は人間のあらゆる活動の源であり、健康な生活をする上でも、また物事に意欲や気力といった精神面の充実にも深くかかわっており、より充実した生活を送る上で大変重要なものと考えます。
 こうしたことから、子どもの時期に活発な身体活動を行うことは、成長、発達に必要な体力を高めることはもとより、運動、スポーツに親しむ身体能力の基礎を養い、病気やけがなどから体を守る体力を強化し、より健康的な状態を積極的につくっていくことが大切ではないでしょうか。
 特に、小学生は、歩く、走る、跳ぶ、投げる、とるなど、基礎的な動きがより洗練され、スポーツに対する興味が芽生え、運動する喜びや意義、そして友人などとのかかわりを意識するようになるなど、集団活動に不可欠な社会性に対しても理解を深めることができる時期で、小学校高学年になると一生のうちで最も心身が成長する時期のスタートに当たり、どう体力をつけるかがとても重要であると思います。
 子どもの体力低下は、将来的に国民全体の体力低下につながり、生活習慣病の増加やストレスに対する抵抗力の低下などを引き起こすことが懸念され、社会全体の活力が失われるという事態に発展しかねません。
 このように子どもの体力低下が問題になっている中で、文部科学省でも子どもの体力向上キャンペーンを毎年実施するなど、課題意識を持って取り組んでいます。また、文部科学省は平成20年度に、国公私立の小学校5年生と中学校2年生を対象にした全国体力・運動能力、運動習慣等調査、いわゆる全国体力テストを実施し、握力や50メートル走など、体力・運動能力に関して実施するほか、生活習慣や食習慣、運動習慣についてアンケートを行い、同時に、学校の指導体制や体育行事、運動部活動の実施状況、運動施設の状況なども調査しています。
 そこでお尋ねいたします。我が町寒川の子どもたちの体力の現状と体力向上に向けてどのような取り組みを行っているのかをお伺いいたします。
 続きまして、校庭の芝生化についてお伺いいたします。学校の教育環境を考える上で、校庭の芝生化は大変効果があると言われています。学校は、子どもたちの学習の場である同様に、1日の大半を過ごす生活の場でもあり、その施設や環境のあり方は、子どもたちの発達段階に応じた心身の豊かな成長に大きな影響を与えるとても重要な場所であり、未来を担う子どもたちの心身の健全な育成は、寒川の未来にとっても非常に重要な課題であります。
 校庭を芝生化すると転んでも痛くないですし、けがもしづらくなり、クッションになるので関節への負担も少なくなります。こうしたことから、芝生化の効果として、子どもたちが積極的に思い切って伸び伸びと体を動かすことができ、さまざまな運動を促し、身体能力の向上や心の豊かさなど、心身両面でのメリットがあると考えられます。土や砂ぼこりなどが風で舞い上がることもなく、近隣住民に迷惑をかけることもありません。先進事例等の調査によると、体育活動の活発化や休み時間には教室に残っている子はほとんどいなく、校庭に出て遊びまわる子どもが著しく増えるなど、教育活動上の効果も報告されています。そのほか、ヒートアイランド現象の抑制としての効果もあり、夏場の芝生上の温度は土のグランドよりも約7度低く、真夏の一番暑いときで10度から15度も温度が低いという結果も出ており、砂ぼこりの飛散が減少し、年間の水の使用量が減少したとの報告もあります。また、子どもたちがグラウンドで遊ぶのに、温度だけでなく昆虫も集まるため、環境教育に生かすことも可能になるとのことであります。
 このように多くの持続的なメリットを期待できる芝生化ではありますが、一方で、維持管理やその費用に関してどうするのかという課題もあります。しかしながら、先進地の事例を見ますと、その手間や費用とは裏腹に、学校、子どもたち、保護者、そして地域住民と連携・協力をして管理しており、学校を地域社会の中核施設としてとらえて、一体となって維持管理や運営に取り組むことによって絶好のコミュニケーションの場となり、新しい地域コミュニティの育成の場となっているそうであります。
 そこで、校庭の芝生化をめぐっては、2002年の文部科学大臣の諮問機関の中央教育審議会が全国的に増やす方針を提言しており、子どもの体力向上のための総合的な方策についてという答申の中で学校や社会体育施設の運動場の芝生化は、転倒したときの衝撃が芝生によりやわらげられることから、子どもがけがを怖がらずに体を動かすことが促されることとなり、学校においては、体育の授業や休み時間などにおいてスポーツや外遊びが活発化することが期待される、また芝生化された学校の運動場を開放し、そこに子どもや地域住民が集うことにより、地域の交流拠点となるとの一文があり、校庭の芝生化によりさまざまな効果が期待できることが述べられています。
 最近では、その中央審議会のスポーツ青少年分科会で、体力低下が指摘される子どもたちがもっとスポーツに親しめるよう、小・中学校の校庭を芝生化するようにとの中間報告をまとめて文部科学大臣に答申しています。また、サッカーのJリーグでもこの芝生化について取り組んでいて、マスコミなどでも取り上げています。
 このように文部科学省も平成9年度から始まった屋外教育環境整備事業により、学校の芝生化に関して推進をしていますが、初期費用や維持管理の問題などでなかなか進んでいないのが現状のようであります。
 2007年5月現在の校庭の芝生化率は、全国平均で3.72%、約400校が芝生に生まれ変わり、そのうち小学校が3.39%、中学校が3.1%、高校が7.19%となっています。
 先進地である東京都では、平成17年度からモデル的に実施し、平成19年度からは策定した「10年後の東京」において、10年計画で約2,000校ある公立小・中学校等のすべてを芝生化し、約300ヘクタールの緑を生み出すという取り組みに着手しております。
 近隣自治体でも、藤沢市や平塚市などで既に取り組んでおりますが、校庭の芝生化は、子どもたちや地域、環境などに対し発展的な効果があると考えますが、町における校庭の芝生化についての見解をお伺いいたします。
 続いて、2点目の平成19年度に策定した道路維持管理計画の進捗状況についてお伺いいたします。
 さがみ縦貫道路の平成24年供用開始予定に伴い、寒川北インターチェンジへの連絡道路としての機能を合わせ持つ湘南台寒川線の都市計画決定も予定される中、町の道路行政は大きな転換期を迎えてきており、町内の自動車交通は大きく変わることが予想されます。
 しかしながら、住民生活に密接に関係している町道の老朽化が著しいのが現状であります。そこで、町では平成19年より、住民に身近な町道の維持管理を優先させることが住民の生活環境の向上に資すると判断し、より効果的・効率的な維持管理を実施するために幹線的な町道の状況を調査し、その舗装状態を把握し、今後の維持補修計画の基礎とするものとして道路維持管理計画を策定いたしました。
 この道路維持管理計画によりますと、1級町道8路線1万8,556メートル、2級町道24路線2万730.5メートル、一般町道105路線4万8,470メートル、合計で137路線8万7,756メートルの調査を行い、ひび割れやわだちぼれ、段差、路面の老朽化などによる騒音・振動などの有無等の破損区間、破損箇所及び劣化状態などを記録し、路線、または区間ごとに舗装のランクづけを行っております。ランクづけは、ひび割れ率10%以下で、わだちぼれや段差がない調査結果と交通量を勘案し、7年程度は対策が不要な区間をAランクとし、局地的なひび割れがあるなど、ひび割れ率が20%程度で5年程度は対策が不要な区間をBランク、ひび割れ率が30%程度でわだちぼれの状態が軽く、小さな段差があり、騒音・振動があり、スポット的に破損箇所がある2年から3年でDランクに移行すると想定される区間をCランク、ひび割れ率50%以上で全体的にひび割れがあり、わだちぼれの状態が悪く、段差が大きい、振動・騒音がひどく、早急な対策が必要な区間をDランクとしています。
 補修事業費としては、Cランクが約4億600万円で、Dランクが約4億9,900万円、合計で9億500万円と想定され、早急な対策が必要とされたDランクの補修に当たっては、年間予算を1億円とした場合は、その補修期間は5年、7,000万円とした場合は7年、5,000万円とした場合は10年の期間を要することになります。
 そこで、本年度の予算を見てみますと、老朽化や損傷した道路を修復・整備することにより生活環境の改善と交通の安全確保を図るとして、道路維持補修費の工事費に1,130万円、道路交通の危険防止を図るための急務的な維持管理を行うとして、安全対策急施工事の工事費に1,000万円しか計上されておりません。対前年度比では、道路維持補修費工事費が7,670万円の減、安全対策急施工事が450万円の減となっており、計画した道路維持管理が思うように進んでいないのが現状ではないでしょうか。
 町長は、施政方針の中で、町道の整備については、便利で機能的な産業活動、町民生活の快適性・利便性を確保するために、また高齢者や子どもが安全に安心して生活できるよう、人にやさしい道づくりに努めるとともに、歩行者の安全を図るため老朽化した道路の維持管理を重点に行い、すべての人が安心して利用できる道路の整備を進めるとしています。
 本年度は、旭橋の歩道橋の設置もありますし、また町の財政状況が非常に厳しいということは十分に理解をしていますが、計画書にあるようにCランクが2、3年程度でDランクに移行すると想定されているため、Dランクの補修期間が長くなると、CランクがDランクとなり、将来的にはかえってその分の補修費が増えてしまうことになってしまいます。
 したがって、補修に長期間を要し、後手に回るとこは全体的に見て妥当ではないと考えます。道路行政は非常に地味ではありますが、実際に住んでいる町民の皆様には、住環境の向上という意味で身近な道路に対して関心が高く、多くの苦情や要望もいただいているところであります。
 厳しい財政状況の中でも、身の丈に合った程度の範囲で計画に近い形で補修を行っていく必要があると思いますが、現在までの道路維持管理計画の進捗状況についてお伺いいたします。


◯議長【古山大二君】  ただいまの質問に対する答弁を求めます。山上町長。


◯番外【町長 山上貞夫君】  それでは、通告順位6番杉崎議員の大きな1点目の教育行政についてのご質問にお答えいたします。
 まず、1点目の子どもの体力低下について、寒川の子どもたちの現状と体力向上に向けた取り組みはとのことでございますが、体力につきましては、教育の根幹をなす知・徳・体の1つであり、大変重要なものと認識をいたしております。
 寒川の子どもたちの現状につきましては、町のホームページにおいて全国調査の結果概要を掲載しておりますが、多くの小・中学生が、休日を含め運動に親しんでいる傾向がございます。
 次に、2点目の校庭の芝生化についてのご質問でございますが、ご質問をお聞きするだけでも子どもたちが伸び伸びと校庭を飛び回っている光景が想像され、夢が膨らんでまいります。子どもたちの体力向上にも大きな成果が期待されると考えます。しかしながら、導入に際して費用や維持管理費等、課題も多く、今後の研究課題とさせていただきます。なお、詳しくは教育委員会が答弁をいたしますので、よろしくお願いいたします。
 次に、大きな2点目の道路維持管理について、平成19年に策定した道路維持管理計画の進捗状況についてでございます。道路は一般交通のための施設であり、だれもが安全に安心して通行できなければならません。しかし、道路は絶えず自動車などの重い荷重を受け、さらには厳しい気象条件を受けるという悪条件にさらされております。
 また、道路自体の老朽化などにより、放置しておけば道路の機能は常に低下し、やがては円滑かつ安全な交通に支障を来たしたりしてまいります。このような状況を防ぐためには、常に道路の状態を把握し、適切な維持修繕を行うことが重要と考えております。
 そこで、道路パトロールを重視し、応急的な措置で対応できる箇所については、道路維持補修作業委託及び職員による補修作業で安全対策を図っておるところであります。しかし、日常の手入れでは及ばないほど大きくなった損傷箇所については、安全対策工事で対応し、路線全体に及ぶ修繕については、道路維持管理計画を基本に整備を進めております。なお、進捗状況については、平成21年度末で21%となっております。
 以上です。


◯議長【古山大二君】  三澤教育長。


◯番外【教育長 三澤芳彦君】  それでは、杉崎議員の教育行政について町長の補足答弁をさせていただきます。
 まず、1点目の子どもの体力低下について、平成21年度に行われました全国体力・運動能力、運動習慣調査結果から見た寒川の子どもたちの現状についてお答えいたします。この調査は、小・中学校の小学5年生と中学2年生を対象に実施されました。調査種目は、握力、上体起こし、長座体前屈、反復横跳び、持久走、シャトルラン、50メートル走、立ち幅跳び、小学校ではソフトボール投げ、中学校ではハンドボール投げの9種目でございます。
 ここでは、町内の児童・生徒の体力について特徴的なものを説明させていただきます。まず、小学校男子においては、シャトルランや立ち幅跳びにすぐれており、反復横跳びや50メートル走、ソフトボール投げに課題がある結果となっております。そのほかの種目に関しましては、おおむね良好であると判断しております。小学校女子では、握力、シャトルラン、立ち幅跳びにすぐれており、反復横跳びや上体起こし、長座体前屈に課題がある結果となっております。次に、中学校男子においては、長座体前屈や立ち幅跳びにすぐれており、シャトルランやハンドボール投げに課題があり、その他の種目に関しては、おおむね良好であると判断しております。中学校女子では、長座体前屈にすぐれており、握力、反復横跳び、シャトルラン、50メートル走、ハンドボール投げに課題がございました。以上、多少のプラス・マイナスはございますけども、総体的には全国平均並みの結果であると言えると思います。
 続いて、子どもたちの体力低下に対して町の対応はというご質問でございますけども、小学校では、子どもがみずから遊びや運動に親しむための機会の拡大と習慣化を目指した、キラキラタイムを設け、子どもたちの外遊びを奨励しております。具体的には、町内5校で体育朝会を計画し、ボール送りやじゃんけん列車など体を動かして楽しむ活動を通し、体力の向上に取り組んでおります。また、縄跳びの長縄や一輪車、竹馬等を用意し、休み時間や昼休みを利用して子どもたちが自由に使用できる環境をつくり、仲間づくりと体力の向上を目指して取り組んでおります。中学校では、体育の授業の中に補強運動を取り入れ、腕立て伏せや腹筋運動を定期的に行い、体力の向上を目指しております。また、部活動への加入率も3中学校平均で59%と高く、日々各種運動を通して体力の向上に取り組んでおります。吹奏楽部等の文化部の中でも、基礎体力の向上をメニューとしたトレーニングを積極的に行っております。いずれにいたしましても、学校教育の中で体力の向上は重要な目標の1つととらえ、日々実践されておりますので、ご理解いただきますようお願いいたします。
 次に、2点目の校庭の芝生化のご質問でございますが、現在、全国的に校庭の芝生化の研究が進められており、県内においては平成21年5月1日現在で、小学校20校、中学校3校で校庭の芝生化を実施しております。校庭の芝生化は、教育効果はもとより、地球温暖化の対策としても期待されております。
 一方、芝生化に適した土壌づくりや自動散水設備など、多くの施工費が必要となります。さらに芝刈りや散水など学校現場の先生の労力をはじめ、多くの方々の協力もいただかなければなりません。また、養生期間中には校庭の使用が制限されるといった問題も生じてまいります。こうしたさまざまな課題とご提案の趣旨を考え合わせ、今後、調査研究してまいりたいと考えてございますので、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。


◯議長【古山大二君】  杉崎議員。


◯18番【杉崎隆之君】  それでは、順次再質問をさせていただきたいと思います。
 まず、子どもの体力低下についてでありますけども、今の答弁の中で、寒川の子どもたちは多少のプラス・マイナスはあるけども、総体的には全国平均並みだということで一応安心をしましたが、その全国的平均が30年前に比べて体力が低下しているということで、今マスコミなどでも騒がれているんじゃないかなと、多少の下げどまりは今あるというような報道もありましたけども、その辺がすごく心配なわけであります。
 今、答弁の中でも子どもたちの体力向上に向けては体育朝会とか筋肉トレーニングなどを取り入れてしっかり取り組んでいただいているというようなお話がありましたけども、教育長は長く学校の現場におられたかと思いますけども、実際に昔の子どもと比べて今の子どもたちの体力とか運動能力に関しての現状はどのように感じているのか、お聞かせ願えますか。


◯議長【古山大二君】  三澤教育長。


◯番外【教育長 三澤芳彦君】  実際の中で、やはり生活環境の変化というのは、やはりこの30年をとらえましても、かなり変化をしてきているのかなと。例えば日常的にほとんどの今家庭に車があって、日曜のお出かけとなれば、車に乗って行った方が交通費も安いということもあるんでしょうけども、ところが昔は全部歩いて行ったり、公共の乗り物に乗ったり、そんなこともあったわけであります。その辺の日常的な歩くとか坂を上がるとか下りるとかといった訓練自体が減ってきている、その辺は否めない事実として子どもの体力にあらわれているのかなとは思いますが、一方で、専門的なスポーツをする環境なんかは、かえって昔は子どもたち同士がやったところを今は小学校の段階から専門のコーチがついてトレーニングできる環境にいる子も多くなってきていると、こういうふうな部分がありますが、総体的に言えば、やはり日常的な運動量の不足により体力の低下が見られていると、それは事実だと思います。


◯議長【古山大二君】  杉崎議員。


◯18番【杉崎隆之君】  やはり体力が低下しているのは事実、否めないということなんですが、やはりしっかりと外で遊んだり、運動能力を高めていくということの中で、この体力テストに関して、今の方法についてちょっとお聞かせ願えますでしょうか。今、体力テストをやっていますよね。その体力テストは全校でやっているのかどうか。


◯議長【古山大二君】  三澤教育長。


◯番外【教育長 三澤芳彦君】  こちらの方は国を通して子どもたちの体力低下をしっかりと数値で把握しようという検査でありまして、抽出方式でもって行われております。それでよろしいですか。


◯議長【古山大二君】  杉崎議員。


◯18番【杉崎隆之君】  抽出ということで、全校で実施する考えはございませんか。


◯議長【古山大二君】  三澤教育長。


◯番外【教育長 三澤芳彦君】  中学校では従前から行っておりまして、今もほとんどの学校がこれを受けておりますが、ただ、すべての種目を全校でということになりますと、結構用務等も大がかりになりますので、傾向がつかめればいいのかなと、こう考えておりますが。


◯議長【古山大二君】  杉崎議員。


◯18番【杉崎隆之君】  データがあればいいということでしたけども、実際に子ども、児童・生徒が、そして親が、それぞれの体力の状況を把握するということがやはり大切なのかと思うんですね。抽出校だけですと、義務教育のある9年間で中学校は全部やっているということですが、小学校のうちで受けない子どもも当然出てくるのかなというふうに思うんですね。ですから、ぜひ全校で実施をしていただきたいと思いますけども、いかがでしょうか。


◯議長【古山大二君】  三澤教育長。


◯番外【教育長 三澤芳彦君】  全国調査の一環としての参加については抽出という形ですが、例えば50メートル走でありますとか、持久走でありますとか、その時々の体育の授業の中の単元の中で、共通項目の数値的なデータを一人ひとりの子どもたちが把握できるような、そういう機会は設けておりますので、そういう中で、自分の体力を全国の標準と照らし合わせて知りながら自己の目標にしていくと、こういうことは考えられると思います。


◯議長【古山大二君】  杉崎議員。


◯18番【杉崎隆之君】  わかりました。できれば全体的にやっていただきたいなと。というのは、やはり保護者の方たちも、自分の子どもたちの体力とか運動能力を把握するというのも非常に大事ですし、また保護者の方たちの協力なくして、学校だけで生活様式はどんどん変わっていますので、やはり家庭での協力も必要ではないかなというふうに思いますので、ぜひお願いをしたいなと思います。
 先ほどご答弁の中で、子どもたちに、一方で、野球とかサッカーとか柔道とか、いろいろな形で学校外の活動でいろいろと専門のコーチがついて活動しているということなんですが、二極化されているとも今言われているんだと思うんですね。一方ではそういう子がいるんですが、一方では、全然体力・運動能力がなくなってきているんではないかと言われているですけども、その辺の見解はいかがでしょうか。


◯議長【古山大二君】  三澤教育長。


◯番外【教育長 三澤芳彦君】  確かにこれも1つの社会的な変化なんでしょうけども、かつてのように、空き地でみんなが集まって野球をするとか、サッカーに興じるとかということがしにくい状況になってきて、小学校に入ってからこういうふうなことを志しますと、最初からユニフォームにスパイクまで用意して、専門の指導者がいて、保険まで入って、スポーツを始めるという、こういうふうな今傾向になってきています。そういうことにはすごく恵まれた環境が整っているですけども、一方、そういうふうなスポーツ少年団等に加入していない子どもたちの運動量は、かつてよりもかえって減ってきている、これも本当に1つの事実かと思います。1つの課題はそういう子たちに学校教育の中でいかに体を動かし、体力を増強していく場を保障していくかということのように認識しております。


◯議長【古山大二君】  杉崎議員。


◯18番【杉崎隆之君】  わかりました。いずれにしましても、先ほど同僚への答弁の中で、学力向上ですとか、読書の時間をといろいろな話が出ましたが、それと同時に、ぜひスポーツ、そして体力の向上に向けて取り組んで積極的に体を動かす機会をつくっていただければなというふうに思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
 その積極的な体を動かす機会をつくる意味でも、次の芝生化の質問に移りたいと思いますけども、先ほどの答弁では、芝生化に対して効果は認めるけども、実際には工事費や労力などの管理の問題、また使用制限などの問題点もあるというふうにおっしゃいましたけども、先日行われました小学校の説明会に行きまして、校長先生がおっしゃっていましたけども、休み時間にグラウンドで遊んでいた子が4月は全児童数463人中50人しかいなかったんですよね、4月では。その後、先生の指導もあって、5月には100人になったそうでありますけども、校長先生は非常にびっくりしたというふうに言っておりました。5月には100人になったそうですけども、私たちの時代と比べては、やはり少ないんじゃないかなというふうに思います。校庭を芝生化することによって、先ほども述べましたけども、外で遊ぶ子どもが増えて率先して走り回って、進んではだしになって駆け回ることができるといった体力の向上にもつながると思うんですけども、教育委員会としての考えをいま一度お聞かせください。


◯議長【古山大二君】  三澤教育長。


◯番外【教育長 三澤芳彦君】  校庭の芝生化は心の中では大賛成でありますし、私が学校にいたときも、かなり学校としても取り組んでみようと調査研究したこともあるんですが、結論的にはやはりかなり厳しい現実問題としてありますね。
 寒川中学校はグラウンドを改修したときに、校舎側からグラウンドにおりる斜面の部分に、最初は芝生をしっかりと植えたんでありますが、それは1年間ものの見事にはげてしまいました。あと、東中学校も平成2年に中庭の部分が当初芝生を全面に張ったんですけども、こちらの方は3年ぐらいで雑草畑と化してしまうと、こういうふうな今状況があります。個人的な経験でも、最初はいいですが、やはり3年目ぐらいから草との格闘が勝負を分けると、その辺の条件をいかに整えた上で、これに踏み切れるかということかと思います。


◯議長【古山大二君】  杉崎議員。


◯18番【杉崎隆之君】  前に東中と寒中で行ったというようなお話でありました。私もその辺、お聞きいたしました。3年と1年で日当たりが悪いとか雑草に負けてしまったということで消滅してしまったということでありますけども、課題も多いことは当然事実であります。ただ、今、低コスコであまり維持管理にも手間がかからないと言われている鳥取方式の芝生化が、全国で注目を集めてマスコミにもたびたび取り上げられています。
 鳥取から始まった鳥取方式の芝生化は、本当に今全国に広がりつつあるんですが、鳥取方式の芝生化についてちょっとお話をさせていただきたいと思います。芝生は工事費用がかかって維持管理が大変という先入観が常識でありますが、この常識を覆したのが鳥取市に住むニュージーランド人のニース・スミスさんという方で、NPOを立ち上げて大学の農学部教授の協力をかりながら、維持管理が容易な新しい芝生化のスタイルを確立した。今や全国各地に鳥取方式による校庭の芝生化が広まっている状況だと。鳥取方式で使用される芝は、従来のコーライ芝を敷き詰めるのではなくて、サッカー場などに使われている成長の早い西洋芝のティフトン芝というもので、従来のコーライ芝に比べて生育が20倍早い。初夏、梅雨時に植えると自然繁殖してやはり3カ月でじゅうたん状になって、その後の維持管理は雑草を抜かずに芝とともに刈り込むだけで済む。芝が丈夫なために養生期間は必要ないと。さらに従来の方式での工事費は1,000万円以上、1,500万円かかるとも言われておりましたけども、それに対しまして鳥取方式は、植えつけまでの経費が1,000平方メートルで5万円以下、年間の維持管理経費も、従来の方式では平方メートル当たり年間数千円前後かかるというところを、鳥取方式は平米当たり10円前後。
 ある学校の記事も載っていたんですが、そこの記事によると、最初に芝刈り機だけは当然買うんですが、そこの費用だけでほとんど年間の費用はかからないというようなものというのが鳥取方式でございます。この辺ではまだそんなに鳥取方式というのは取り入れていないと思うんですが、中国地方とか、あちらの方では結構盛んにこの鳥取方式の芝生化を進めているということでございます。画期的な方法と言われている鳥取の方式、ぜひ寒川で取り入れてみてはというふうに思いますけども、いかがでしょうか。


◯議長【古山大二君】  三澤教育長。


◯番外【教育長 三澤芳彦君】  ありがとうございます。調査研究する中で、その方式についても研究しながら、他県の成果等も勘案しながらいきたいと思いますが、ただ、やはり痛しかゆしの部分がありまして、例えば中学校のグラウンドを考えますと、運動部活動も盛んで夜間の一般開放も盛んであると。昼間は体育の授業でグラウンドを使い、放課後は部活で使い、夜は一般開放で使っていると。そう考えますと、24時間の中のかなりの部分は常に芝生の上を人が使っているということが、盛んになればなるほど、なかなか芝生の成長とどうやって兼ね合わせるかという部分もあろうと思いますので、この調査研究の中にはグラウンド全面ではなく、かえって中庭とかごく一部でも芝生化する中で、子どもたちがはだしでもって自然の草の中でもってたわむられると、そんなことも含めながら研究していきたいと思っております。


◯議長【古山大二君】  杉崎議員。


◯18番【杉崎隆之君】  ごく一部だけでも、中庭とか、そういった一部だけでもやっていただけるような前向きな答弁だったかなというふうに受けとめたんですけども、この鳥取方式を広めているスミスさんというのは、ニュージーランド育ちで、遊び場は芝生が当たり前だったそうです。鳥取の中国新聞だったかと思うんですけども、広がる芝生化という記事の中で、鳥取のある学校の校長先生は、本当に子どもたちが大らかになって、気持ちもすごく変わってきたと、いやし効果があるというようなことも言っております。外でしっかり体を動かすということで、以前より遊びと授業の切りかえもできているというような話でした。また、ふだん全力で走っているつもりでも、やはりそうではないんだと。芝生の上になると思いっ切り全力で走れるということで、子どもたちの歩幅も広がってきたというような話もこの記事に載っております。
 実際、50メートル走では男子と女子ともに、芝生化することによって非常に速さが増したというような結果も出ているそうであります。ぜひこの効果がある芝生化に対しまして、試験的、中学校は部活があるというですけども、せめて小学校の1校をモデル的に実施したらどうかなというふうに思いますが、財政状況は厳しいですから、いきなりすべてというわけにはいきませんので、ぜひ来年度にでもモデル校として、小学校あたりで1校実施したらどうかと思いますが、いかがでしょうか。


◯議長【古山大二君】  三澤教育長。


◯番外【教育長 三澤芳彦君】  財政状況等も勘案しながら前向きに検討していきたいと思います。


◯議長【古山大二君】  杉崎議員。


◯18番【杉崎隆之君】  ぜひ鳥取方式も含めて、芝生化について調査研究をしていただきたいと思います。
 それでは、2点目の道路維持管理計画についてお伺いいたします。先ほどの進捗状況でありますが、現在21%ということで、答弁の中でそれぞれ簡単な補修を建設協会とかに委託しているというのも承知しておりますし、また職員の方が道路で、アスファルトなんかで穴埋めしながら作業をしているのをよく見かけますけども、そういった簡単な維持管理で、やっていっても、そこから水が入り込んで舗装が傷むというようなことがあると思うんですね。
 今やっておけば、もっとそんなに大がかりな工事にならなくても簡単な工事で済むんじゃないかなというような箇所も、時がたてばたつほど傷んでいって、結局、いずれはツケが何年後かに回ってきて、舗装の工事費がかさんでいってしまうんじゃないかと思いますが、その辺のところはどういうふうにお考えでしょうか。


◯議長【古山大二君】  前原都市建設部長。


◯番外【都市建設部長 前原宜明君】  確かに大分傷みが激しくなっております。それで、平成19年にこの維持管理計画を策定したわけでございますが、先ほど町長が答弁申し上げましたように、現在のところ進捗状況は21%と、ほぼ3年たつ今年度末で約25%、そうしますと、実質的に6年間でこのC、Dランクを整備していこうということから考えますと、6年後には50%ということでで、半分程度の達成率になるんじゃないかというふうな想定をするわけです。
 実際におっしゃられるとおり、Dランクが最もひどくて、その候補がCランクと。Cランクは2、3年後にDランクに移行するであろうと思われるところをCランクに位置づけておりますので、19年の策定から3年経過しますと、論理的にはCからDにある程度移行していているのもあるということが現状です。
 じゃ、どうするかということなんですが、町長答弁でございますが、財政状況が1つの解決できる唯一の一番大きな要素であろうかというふうに考えます。ただ、このC、Dランクの中でも、やはり最近の豪雨とかさまざまな気象条件で極めて激しく進行しているところについては、計画にものっとるんですが、実際の予算査定の段階において現場をまた再確認しまして、より程度の悪いところから対応していくということ。それから、現場の状況において基礎から、路盤の方から直さなければいけないもの、またある程度表層だけで数年もたすことができるだろうと思うもの、これらをより選別化しまして、限られた予算の範囲内で適切に対応していくということであろうかと思います。


◯議長【古山大二君】  杉崎議員。


◯18番【杉崎隆之君】  より悪いところから選別して行っていくということなんですけども、実際は道路維持管理計画を立てて、21%の進捗率という中で、これを見直すという考えはございますでしょうか。この道路維持管理計画を見ますと、平成19年11月26日に作成して、調査は真夏の暑い7月ぐらいに職員の方が本当に歩いて、さっき言ったメートル数を調査したというふうに聞いております。大変な作業かと思うんですけども、AランクだったものがBランクになっているという可能性も当然あるわけですね。BランクがCランク、CランクがDランク、Dランクだったものが本当にひどくなっているところも、それは町の方で工事をして、舗装し直している部分が多いかと思うんですが、大分、19年に調査したときから3年近くたちますので、違うんじゃないかと思うんですが、その辺の調査の計画の練り直しというものを考えていらっしゃるか、お聞かせください。


◯議長【古山大二君】  前原都市建設部長。


◯番外【都市建設部長 前原宜明君】  今、この計画の練り直しを考えているかということでございますけれども、今現在は考えておりません。今現在はこの計画に沿いまして基本的に予算要求をし、また先ほど申し上げましたような実質的な精査の段階で優先順位をつけながら対応してまいりたいと思っております。
 ただ、計画期間が19年から6年間でございますので、平成25年には満了するという計画でございます。比較的スパンの短い計画ですので、25年で終わるということは、26年度からの新たな計画が必要になってくると、その準備作業としては、24年度あたりから始めていかなきゃいけないという意味で、練り直しは近い将来、次期に向けて行いたいというふうに思っております。


◯議長【古山大二君】  杉崎議員。


◯18番【杉崎隆之君】  練り直しをしないということですけども、先ほども言ったとおり、3年前に調査をしたときよりも、ちゃんと計画どおり進んでいないのが現状だと思うんですよね。特にことしは、先ほども言ったように、1,000万円そこそこの予算しかついていません。前年度約7,600万円ぐらいの工事費減ですから、旭橋があるにしても、非常に少ない予算の中で進むとは思いません。
 町長にお聞きしますけども、先ほども言いましたが、これはほかの計画と違って、延ばせば延ばすほど、最後にツケをやはり、大きい工事をして戻ってきてしまうというのが現状じゃないかと思うんですけども、町長のお考えを最後にお聞きして終わりたいと思います。


◯議長【古山大二君】  山上町長。


◯番外【町長 山上貞夫君】  この道路の問題は、杉崎議員のご心配のとおりに、大分全体に傷みが進んでいるという状況は私も把握をいたしております。ですから、担当の計画は計画として、現状をしっかりとらえながら対応していきたいというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。


◯議長【古山大二君】  以上で杉崎隆之議員の一般質問を終了いたします。
 次に、11番喜多村 出君の質問を許可いたします。喜多村議員。
             〔11番(喜多村 出君)質問席へ移動〕


◯11番【喜多村 出君】  質問をいたします。
 第1に、移設された寒川町公民館の改善についてです。第2に、教育予算の復活についてです。
 初めに移設された寒川町公民館についてお伺いいたします。
 本年度4月から寒川小学校内に移設された公民館の施設、児童クラブの状況について伺います。寒川町公民館の閉館は、町民にとっては突然の感を強く持つものでした。なぜならば、今までの町民の活動に重要な役割を果たし、活動の一大拠点となっていたところですから、当然、同じ機能を果たせる新たな会館が同時に準備された上での移転とならなければ納得のいくものとはならなかったからであります。
 したがいまして、非常に利用者が多く、活動が活発となり、手狭となっていた旧公民館機能の復活は急務であり、一刻も早い新しい寒川町公民館の建設が待たれていることをまず述べておきたいと思います。
 その上で、寒川小学校の校舎内に移転した施設が、その間、よりよい条件、環境の中で利用できるよう町は手だてをとってもらいたいと考えるものであります。4月のスタートの時点で準備すべきものは準備をして、スタートされたと思いますが、2カ月が経過する中で利用者からさまざまな課題が出されているところであります。
 第1に、児童クラブの教室利用についてです。現在、児童が40人ほどですが、実質1つの教室で常時そこで過ごすには狭く、押し込められたという感じを強く持つものになっています。もっと広い場所が必要と考えますが、町の考えはどうかお伺いいたします。
 そして、その1つの教室に常時40人の子どもたちがおり、周りはコンクリートの壁や天井で、声や物音の反響が大きく、残響が消えない状況があり、話が聞きづらく、場合によっては頭が痛くなるなどの問題も感じます。児童クラブの方もそういった指摘をされております。
 そこで、音の測定機でどれくらいの大きさなのか測定をしましたけれども、普通に遊んでいて75デシベルから85デシベルであり、連続してその音の水準があるわけですから、大変大きな音になっています。町はこの状況について把握されているかどうか。されているとしたら、どのような対策を考えているのかお伺いしたいと思います。
 第3に、これに関連して4つの教室を児童クラブ相談指導教室、公民館の施設で使用すると、しかも同じフロアに並んでいる状況ですから、音の問題などでお互い支障が出ているのではないかという問題であります。相談指導教室については、区切られているとはいえ、そもそも学校内に設置されているということに問題があると感じていますが、現時点で課題となっていることはないのかお伺いしたいと思います。また、公民館利用者から音の問題での要望は出ていないのかどうか。児童クラブ前の廊下で少し大きな声でしゃべると公民館利用教室前で音をはかったところ、78デシベルくらいとなります。静かに活動される公民館利用者と活発な子どもたちの活動、同じフロアで施設が近接しているということであるわけですから、この点も解決しなければならない課題と思いますけども、町はどのように把握されているでしょうか。
 第4に、この移設した公民館の周囲の道路の安全対策についてお伺いいたします。公民館が移転したことによって、周囲の道路を使う人が確実に増えています。寒川小学校の東側の道路から北側に回り、北側の公民館入り口から入る人、それから児童クラブのお迎えをする、それからその帰宅のときに道路を通る人、徒歩、あるいは自転車で通行する上で、第1の安全対策として、旧公民館から北側の現在の公民館入り口までの歩道の設置を求めますが、町のお考えはどうかお伺いしたいと思います。
 5番目に、夜間の利用の安全対策を望みます。公民館の玄関と学校の外トイレ周辺を照らす照明がついているようでありますけども、自転車を置く場所や北側の敷地内への入り口を直接照らす照明がありません。樹木もうっそうとしているところもあります。また、校舎の裏側といった場所ですから、足元も手元も照らすとともに、何となく木があって暗いという恐怖感というものを除くために、ぜひ明かりは必要と考えますけども、町の考えはどうでしょうか。お伺いしたいと思います。
 以上が大きな1点目であります。
 第2点目に、教育予算についてです。本年度の教育予算の削減は、これまでの同僚議員の質問の中でも次々と出てきておりますけども、今までの教育予算の歴史にない前年度に比して異例の大幅削減となっていることは、3月議会の予算委員会で明らかになっているところであります。例えば小学校の施設管理経費は前年の54.6%、教育活動充実事業費は前年の74%、中学校では施設管理経費は前年の54.7%、教育活動充実事業費は前年の68.6%、合わせて小学校は約64%、中学校は約62%、削減率約4割というふうになっています。この資料は、予算委員会審査後提出された教育委員会の資料に基づくものであります。
 予算委員会でも指摘してきましたけれども、この削減がどういう影響を及ぼすか、火を見るより明らかであります。新年度始まって2カ月ですから、現場への影響はそれほど目に見えていないかもしれませんけれども、直接の教育活動でない部分では、掃除用具が買えない、廊下などのワックスがけの回数が1回になってしまう。また予算書でも明かになっておりましたけれども、カーテンのクリーニング代なしということが明かになっています。
 この予算の削減で明らかなことは、教育の劣化を招く事態になるということ、また予想されることは、さまざまな教育活動に支障が出てくるということであります。さらに、予算削減で父母負担が増えるということであります。また、職員は予算がないと多分言われていると思いますので、みずから持ち出しをするようなことも起きてくるのだろうということが予想されます。町としては教育予算削減が現場に、また子どもたちに、親に圧迫をかけている実態をどう把握されているかお伺いしたいと思います。
 この回答を伺う前に、このような状況から事態は予測できますので、予算の復活を求めるものであるわけですけれども、前年と比べて明かに教育活動を圧迫する予算で、教育予算の額がこのままでいいとはとても思えません。教育予算を復活されるよう手だてをとるべきと考えますが、町の考えはどのようでしょうか、お伺いいたします。


◯議長【古山大二君】  ただいまの質問に対する答弁を求めます。山上町長。


◯番外【町長 山上貞夫君】  それでは、通告順位7番喜多村議員の質問にお答えいたします。
 大きな1点目、移設された寒川町公民館についての1点目、児童クラブの利用状況についてのご質問ですが、公民館の休館に伴い、本年4月から寒川小学校区児童クラブが移設した公民館内に移転し、活動しております。まず活動スペースにつきましては、厚生労働省が示す放課後児童クラブガイドラインに基づき必要面積を算出し、児童が安全に活動ができる面積を確保いたしております。また、厳しい財政状況の中、室内の塗りかえ、網戸やエアコンの設置などの施設整備も実施し、快適に活動ができるようできる限りの対策を施し、配備をいたしました。
 次に、児童の声などの音の問題についてですが、木造建築の公民館と比較し、音が反響しやすくなりますので、若干大きくなっている状況は町としても認識をいたしております。どのような対策を考えているかとのことですが、町が定める寒川町放課後児童健全育成事業実施要綱第1条で、留守家庭児童等の健全な育成を図ることを目的としており、児童が社会生活を行っていく上で必要な指導を行っていくこともこの目的に含まれているものと考えておるところでございます。今後、児童クラブの会長、指導員等と児童クラブのあり方について協議を重ねてまいりますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
 次に、2点目、公民館内の教室、施設配置について、現時点で課題となっていることは何かとのご質問でございますが、現在の配置を基本に、より充実した活動ができるよう工夫・努力していっていただきたいと考えております。
 次に、3点目、道路の安全対策についてのご質問にお答えいたします。現在の寒川町公民館の入り口の現状といたしましては、道路北側に幅約1.5メートルの歩道が設置してありますが、南側については歩道がございません。また、1級町道大蔵宮山8号線は、大型車両も通行する道路であり、小学校周辺の道路でもあることを考えますと、歩道設置の必要性は認識をいたしております。しかしながら、現在の財政状況から考えますと、なかなか期待に沿えないのも実情でございます。公民館へはなるべく北側の歩道からご利用いただければと考えております。よろしくお願いいたします。
 次に、4点目、照明の設置など、環境整備についてのご質問にお答えいたします。緊急財政の一環として移しましたが、急な移転でもありましたので、条件整備をしなければならない点も多々あると思います。対応については、教育委員会に申しつけてありますので、ご理解いただきたいと思います。
 続きまして、大きな2点目の教育予算についてのご質問でございますが、1点目の教育予算削減による現場への影響はというお尋ねですが、緊急財政の中ですので、学校現場においてもさまざまな工夫と節約をお願いしているところであります。しかしながら、将来の寒川を担う子どもたちの教育は大変重要であることは重々承知をいたしておりますので、教育活動に大きな支障が出ないよう、教育委員会と密に連携をとりながらできる限りの支援をしていきたいと考えております。詳細につきましては、教育委員会よりお答えいたしますので、よろしくお願いいたします。
 次に、2点目の予算の復活についてというご質問でございますけれども、喜多村議員がおっしゃるとおり、基本的には学校現場の先生方や保護者の皆様、また何よりも児童や生徒に対してご不便があったり、小・中学校の教育に決して支障があってはならないと思っております。しかしながら、一昨年からの急激な経済情勢の悪化に伴い、緊急財政対策を余儀なくされ、平成22年度の予算編成において、教育費に限らず各種事業の見直しを行い、従来の事業を休廃止したり縮減するなどして緊縮型の予算としたところでございます。来年度の予算編成においても、当然、歳入の入りの部分と歳出の出の部分との乖離が生ずる可能性がございますが、教育費を含めた町全体の事業について十分ヒアリングを行い、調整しながら予算配分を行っていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。なお、この22年度においても、従来と同様に全庁的に行っておりますが、財政担当とよく調整しながら、どうしても予算不足にて事業に支障が生じる見込みがあれば、補正予算対応や予算の流用、予備費の充用をするなどいたしますので、あわせてご理解をいただきたいと思います。
 以上です。


◯議長【古山大二君】  一般質問の途中でありますが、暫時時間を延長します。
 三澤教育長。


◯番外【教育長 三澤芳彦君】  町長の補足答弁をさせていただきたいと思います。公民館につきましては、後ほど次長よりお答えいたします。教育予算のお尋ねでございますけども、教育予算削減による現場への影響をどのように把握しているのかというご質問でございますが、今年度の教育予算の削減は、あくまでも緊急財政対策の一環として行っているものであります。この状況の中では、学校と緊密に連携を図りながら精いっぱいの工夫と努力により乗り切っていきたいと考えております。議員の心配されておりますような先生の持ち出しとか、ご家庭の過度の負担とかといったことは決して起してはいけないことだと考えております。しっかりと学校と連携をとりながら教育活動に支障が出ないようできるだけの支援をしてまいりたいと考えております。
 私は常々、ピンチはチャンスと申しておりますけども、この財政難もある面では大きなチャンスではないかと考えております。もったいない精神の原点に立ち返り、先生が率先して範を示すことにより、子どもたちに物を大切にする心をはぐくんでいけたらよいのかなと、こういう気持ちで学校とともに努力しているところでございます。ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。


◯議長【古山大二君】  和田教育次長。


◯番外【教育次長 和田広道君】  それでは、公民館に関係をいたします移設された寒川町公民館についての町長の補足答弁をさせていただきます。2点目の公民館内の教室、施設配置についてでございます。相談指導教室につきましては、単独の施設があることがやはり好ましい状態だというふうには思ってございますが、財政状況の厳しい中で学校の一角に児童クラブ、相談指導教室、公民館機能が隣接している現在の状況は、あくまでも暫定的なものという理解で、ある面いたし方のないことであるというふうなとらえでございます。
 まず、学校内に相談指導教室があることで通ってくる子どもたちは大丈夫かというお尋ねについてですが、平成20年度にそれまで一之宮の小学校北側の教職員住宅にございました相談指導教室を、現在の寒川小学校北棟の空き教室に移転をいたしました。そのときの子どもたちが通いづらくなるのではないかというようなことを危惧いたしましたが、実際には進んで引っ越しの手伝いをしたり、広くなった活動場所にすぐなじみ、従来どおりに生活をするような形になりました。また、公民館利用者から音の問題は出ていないのかというようなお尋ねでございますけども、現状の中では特に利用者からそういうものについてはございません。
 次に、4点目の照明の設置など、環境整備についてですが、先ほど町長もご答弁申し上げましたように、昼間を前提とした施設でございましたので、夜間に利用するための対応は十分とは言えないという状況がございます。町長からも私どもも指示を受けてございますので、今後、条件整備を図っていきたいというふうに思ってございます。また、街路灯設置付近の樹木についてでございますが、既に剪定を実施をいたしまして、光が差し込むようにというような形で配慮をいたしてございます。さらに暫定措置といたしまして、軽易なものでございますけれども、投光器を利用して照度の確保を図るべく準備をしてつけてございますので、よろしくご理解をいただきたいというふうに思います。


◯議長【古山大二君】  喜多村議員。


◯11番【喜多村 出君】  まず、移設された寒川町公民館についてであります。厚労省の基準で行い、またエアコン等に配慮をしたということであります。音について認識しているが、この音の問題について指導のあり方について協議をしたいということは、指導ということで何とかなるのではないかという認識かなという気がするんですが、実際に町の方ではそこへ行かれたんでしょうか。実際にその音を聞かれたかどうかということに問題があるんですけれども、正式に調査をやってもらい、実態を聞いていただきたいというふうに思います。
 私が調べた中では、子どもたちが当日36人ほどおりましたけれども、静かに座って話をしているという状況の中で30秒間、音の測定機を向けて調べたところ、その音の大きさの推移は75デシベル、77、81、84、78、81デシベルと、こういうことで、途切れることなく75から85デシベル前後の音が続いている状況でありました。はかった位置は4、5メートル離れた場所ですが、これ以上教室の中で離れることはできません、そういう広さの中ですので。積み木で遊んでいる子どももいましたが、それをパチャンと鳴らすと、これが90デシベル以上にもなるという状況です。ちょうどチャイムの音がしましたので、別の全くだれもいない公民館の施設の方ですね、あそこではかると、これが68デシベルぐらいで70デシベルにはならないですね。子どもたちがしゃべっている音が75から85デシベルと、そういう状況です。外へ出てオートバイの発車音をはかって、これが70デシベル、乗用車がアクセルをふかして通過する、2メートルくらい離れたところですが、78デシベルぐらいであります。普通に車が通過する音は60デシベルくらいという状況です。
 こういう中で過ごしいていて、子どもたちが帰宅してテレビの音を今までよりも大きくして見るようになったという変化を感じておられる保護者の方もありました。あおぞら教室クラブの総会の中でそういった話も出ておりました。指導員さんも頭が痛くなる感覚を持っておられます。健康への影響が出ているのではないかというふうに感じます。車の音と、それから教室内のこの音の比較で、いかにその音が大きいのかということがわかると思います。聞こえにくいので、さらに子どもたちは大きな声になっていくので、ハイテンションになっていくという状況にあるわけですね。この音がどういう子どもたちに影響を与えるのか、あるいはそれを何か有効な手だてをとって吸音をするとか、何とか対策をとっていただきたいというふうに考えますけれども、町の考えをお伺いしたいと思います。


◯議長【古山大二君】  鈴木少子高齢化対策担当参事。


◯番外【少子高齢化対策担当参事 鈴木晴治君】  先ほど町長からもご答弁を申し上げましたが、今までの木造建築の公民館と違いまして、音が反響しやすいことは認識しております。私ども担当といたしましては、移転した4月から何回か現場にも確認に行っております。ただ、私どもの方で測定等の調査は行っておりません。まずは児童クラブの子どもたちにとって、生活や遊びの場であるとともに、基本的な生活習慣や社会性を身につける場でございますので、児童クラブの保護者会や指導員さん等と連携をとりながら、まずは状況を見てまいりたいと考えております。
 また、吸音等の何かよい方策はということでございますが、児童クラブは余裕教室を活動の場としているところが多うございまして、町内では一之宮小学校もそうでございます。また、県の調査によりますと、活動場所として一番多いのが学校の余裕教室となっております。近隣市の余裕教室を活動の場としている児童クラブを何軒か見させていただいておりますが、寒川小学校区にございます児童クラブの施設と他の余裕教室を比べ、特に音の問題があるというふうなことをほかのところでは聞いてございません。
 そういった状況でございますので、まずは状況を保護者会、または指導員さん等と連携をとりながら状況を見せていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。


◯議長【古山大二君】  喜多村議員。


◯11番【喜多村 出君】  連携を図って、また状況を聞いてみたいということですけども、正式に調査をするというふうにお答えをいただけますでしょうか。


◯議長【古山大二君】  鈴木少子高齢化対策担当参事。


◯番外【少子高齢化対策担当参事 鈴木晴治君】  繰り返しになって申し訳ございませんが、連携をとった中で状況を見ながら考えていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。


◯議長【古山大二君】  喜多村議員。


◯11番【喜多村 出君】  余裕教室を使ってやっているところ、先ほど県で20%ぐらいとおっしゃいましたかね。余裕教室を使っていて、こういう問題についてはほかではあまり聞いていないということで、聞いていないけれども、今ここでは非常に特殊なケース、建物の構造とか実際にデシベルとしてそれだけのものがあるわけですから、きちっと調査をして、本当に大きいという状況を町がまず把握していただきたいわけですね。
 この間の建設経済の資料に出てきたあれを見ると、80デシベルというのは窓を開けた地下鉄の車内の音というふうに資料が出ていました。それくらいの音になっているという状況です。私のはかり方がいけなかったと言われればそれまでになってしまうので、きちっと町でそこの辺のところも把握をまずしていただきたいということで、町にお願いをするものであります。
 そのことと、そして何らかの対策をとることを考えていただきたいということですけれども、その点について明快に答えていただきたいと思います。


◯議長【古山大二君】  鈴木少子高齢化対策担当参事。


◯番外【少子高齢化対策担当参事 鈴木晴治君】  ただいまのご質問でございますが、私どもの方で騒音について調べましたところ、一般的な人の話し声につきまして日常では50から61デシベル程度、また人の話し声で大きな声の場合には88から99デシベル程度というふうなことも聞いてございます。こういったこと等がございますので、まずは子どもたちに対しまして指導していただいた状況を見ながら今後のことを考えさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。


◯議長【古山大二君】  喜多村議員。


◯11番【喜多村 出君】  約束していただけたかなと思いますが、指導の限界を超えている状況があるということを感じました。学童保育というのは授業とは違うので、子どもたちがまさにその授業が終わってほっとして帰ってきて、くつろぐ場所ですので、絶えず静かにというわけにはやはりいかないわけですね。だから、指導の限界を、そういう指導ではないということを町としてまず押さえていただきたいと思います。くつろげる場所なので、そういうふうに音が出る場所だということで認識をしていただいて、そして正式に調べていただきまして、対策を話し合っていただきたいということをぜひお願いしたいと思います。これについては町長、いかがですか。


◯議長【古山大二君】  山上町長。


◯番外【町長 山上貞夫君】  これについては、私も現状はよく把握をしておりませんで、普通の教室ですから、そんなに大きな、音が反響して90デシベルが出るようなことはあまり考えにくいんですけども、現状を担当がよく調べまして、その対策を練っていくということでは、そういうことも必要かと思いますから、よく現状を把握して対応していきたいというふうに思っています。


◯議長【古山大二君】  喜多村議員。


◯11番【喜多村 出君】  何らかの対策を話し合って、何が一番よいのかということを考えて、とっていただきたいということをお願いいたします。
 今度は全体の周囲の道路の安全対策についてであります。歩道設置について必要と考えているけれども、なかなか財政上の問題ということでしたけれども、公民館利用者関連で、一番利用する部分は北側の門を出て東の信号がすぐあるわけですけれども、東の信号までの間の部分、約20メートルぐらいだと思うんですが、一番危険な場所です。信号を利用するとなると、一番多く通る場所なので、少なくともこの間の安全対策をとる必要があるのではないかとというふうに思いますけれども、町の考えはいかがでしょうか。


◯議長【古山大二君】  前原都市建設部長。


◯番外【都市建設部長 前原宜明君】  場所については、今、公民館の出口から東側にある信号機までの間というふうに理解しますが、その間、大体20メートル、あるいは30メートルということになります。それについては、今、町長の方も財政上の問題とご答弁申し上げましたけれども、あそこには通常の歩道のフラットな状態でさらなところで設置するのではなくて、いったんフェンスを撤去する、あるいはあそこに植わっています高木は10本、20本あろうかと思いますが、それも撤去しなければいけないと、それからの工事になるということで、なかなか全体の町の予算をかんがみたときに、難しいだろうという考え方は、ここの部分についても同様でございます。
 したがいまして、反対側に、その道路の北側に歩道がございますし、信号が設置されておりますので、そこをご利用いただきたいというふうに思います。


◯議長【古山大二君】  喜多村議員。


◯11番【喜多村 出君】  たった20、30メートルの部分なんですが、フェンスを撤去して、それから歩道をつくるとなると、財政上の問題ということですね。そうしますと、町としてはあの辺は危険だということがわかっているのに、何の具体的な対策はとられないということになりませんか。


◯議長【古山大二君】  前原都市建設部長。


◯番外【都市建設部長 前原宜明君】  ここの部分だけ特出しをしますと、前のようなご回答をさせていただくことでございますけれども、その他の町内の学校、あるいは他の教育施設、公共施設等の周辺の状況を見ますと、まだまだ歩道が欲しいところ、整備しなければいけないところがございます。そういった全体の兼ね合いの中で考えましたときに、なかなか難しいだろうと思います。ただ、これは財政状況がやはり好転した段階には、考えていかなきゃいかんだろうというふうに考えています。


◯議長【古山大二君】  喜多村議員。


◯11番【喜多村 出君】  全体の兼ね合いでということですけれども、この公民館を閉鎖して現在のところに持ってきたというのは、まさに町の状況でやったわけですよね。あの辺の安全対策を何もやらないで、全体がそうだからあそこは使えないよと、整備しないというのは、やはり問題があるんじゃないですか。こう聞いても結局答えは同じものが出てこざるを得ないかもしれませんけれども、そういうところをよく考えていただきたいというふうに思います。
 それでもなお、やはりあの部分の安全対策は考えなきゃいけないので、先ほどの回答の中で、北側に歩道があるので、これを利用して行ってほしいと。それでも結局危険な部分を通ることになりますよね。そうですよね。


◯議長【古山大二君】  前原都市建設部長。


◯番外【都市建設部長 前原宜明君】  今あそこの部分は通ることになるということについては、そのとおりでございます。


◯議長【古山大二君】  喜多村議員。


◯11番【喜多村 出君】  あそこを通らざるを得ないと。歩道を利用して横断歩道をということになると、あそこは横断歩道が非常に変則的な場所で、本来3つあっていい横断歩道が2つしかないと思うんですが、北側の門のところから向こう側の歩道の方へ横断歩道をつけると、何とか安全対策を講じることの1つとして、そういうことも考えられるわけですけれども、これについて町の考えをお伺いしたいと思いますけれども、これはどちらでしょうか。


◯議長【古山大二君】  前原都市建設部長。


◯番外【都市建設部長 前原宜明君】  今の公民館の出入り口から直接北側の歩道のある部分に横断歩道、あるいは信号がつかないかというお尋ねだと思います。これについては、今のこの形態になっていること自体、交通協議等をした結果だというふうに解釈しますけれども、おっしゃられるとおり、確かに横断歩道1つあれば、かなり安全ではあるんだろうというふうに考えます。これについては関係課、あるいは関係の警察等に確認をとってみたいというふうに思っています。


◯議長【古山大二君】  喜多村議員。


◯11番【喜多村 出君】  考えてみたいということでしたので、やはり何らかの安全策を町として講じないといけないと思うんですね。お金がないから歩道はちょっとできないとかではなくて、利用者の方とか児童クラブで利用されている方の意見も聞いて、どういうものがいいのか、歩道がつけられなかったら何か別のものにするとか、あるいは横断歩道をつけて安全対策を図るとか、ぜひ、町民の皆さんとの意見交換の中でどういうものがいいかということをやっていただきたいというふうに思います。お金の面が好転したらということは、そういうのは待てないわけですから、その点についていかがでしょうか。


◯議長【古山大二君】  前原都市建設部長。


◯番外【都市建設部長 前原宜明君】  財政の問題が一番大きいわけですけれども、その他の対策は何かないかにつきましては、検討はしてみたいと思います。


◯議長【古山大二君】  喜多村議員。


◯11番【喜多村 出君】  ぜひ安全対策の部分でやっていただきたいというふうに考えます。町長の見解もちょっとお伺いしたいと思います。


◯議長【古山大二君】  山上町長。


◯番外【町長 山上貞夫君】  今のご質問にお答えしますけれども、学校側からは、各学校ともいろいろな見地というのがありまして、いろいろな要望が出ているんです。その中でそこだけが今は確かに危険だというふうにおっしゃいますけれども、全体を見て、やはり優先順位を決めながら安全対策を練っていくと。例えば旭の歩道橋についても、もう4、5年前から議員さんから指摘を受けましたけれども、やっとことし実現できるような状況でございます。やはり全体的な中で一番危険なものから優先してやっていくということで、ご理解を願いたいと思います。できるだけ寒川小学校の北側につきましては、全体的にもう少し何か検討できないか、そこら辺も含めて検討してまいりたいというふうに思います。


◯議長【古山大二君】  喜多村議員。


◯11番【喜多村 出君】  そのまま全体のことがあるというふうに言われますけれども、やはりあそこはそのままにはできないですよ。本当に安全対策を、何らかのものを講じなければいけないということを強く要望をしておきたいと思います。
 次に、教育予算についてであります。工夫と節約でというお話でありました。教育に支障が出ないように学校とも連携をとってということでありました。また、教育長からは緊密な連携をとって教育活動に支障が出ないようにと努力していくというお話でしたけれども、教育委員会としては、今こういう削減の中で学校のいろいろな、大変多岐にわたると思うんですけども、実情というのは把握されているんでしょうかね。この点、まずお伺いしたいと思います。前はできたのにできないよとか、そういうものというのは教育委員会の方に届いているのかどうかということですけども。


◯議長【古山大二君】  三澤教育長。


◯番外【教育長 三澤芳彦君】  把握しております。


◯議長【古山大二君】  喜多村議員。


◯11番【喜多村 出君】  教育長の頭の中には既にさまざまないろいろな要望とか、こういう苦労としているとかという話が届いているようであります。先ほども図書費の減額の問題もございましたけれども、カーテンの問題では、カーテンのクリーニング代がないと、1年間つりっ放しにするのかと、ごわごわして大きいカーテンを家庭で洗うと言っても簡単にできるものではないと、だれがやるのかと、こういったこともありますし、修繕費がないので、本来、町の予算でやるでき修繕を父母負担で修繕をしなければならないとか、本当に細々言うと非常にやばんなことになってしまいますけれども、老朽化でさび入りの水道水、そのままでは飲めないということにもこれは問題があるわけですけれども、きれいにするために流しっ放しにする、その時間を今まで3分間であったのを節約で1分間に短縮すると、そんな話もあります。画用紙の枚数は申告制で今までかつてないことであります。生徒手帳までなくなったという声も聞いております。生徒手帳は中学生になったという、これは象徴、皆さん本当に中学生になったときに、それを持っているということが中学生であるという誇りのようなものを感じたものですけれども、皆さんそうだと思うんですが、それには規約やその学校の生徒たちの自主的な組織運営を学ばせる、大人に一歩近づく重要なアイテムといいますか、要素の部分であります。消耗品の削減は細か過ぎて言えないような状況にあります。
 それから教育教材なんですが、節約しなさいということになると、これらは4月、5月の段階で最初に準備するわけですよね。この段階で削減されてしまうと、そのまま1年間いってしまうような状況にもなって、本来あるべき教育教材が子どもたちの手に渡らないというような状況も出てくるのではないかということですね。それから野外活動の補助はゼロ、鑑賞教室の補助は減額されて、これによっても明かに父母負担は増えることになる。今の経済状況の中で、親にとっても教育費の負担増は大変厳しいものがあると、以上のような内容であります。その点について三澤教育長と一致しているかどうかわかりませんけれども、もっといろいろな、挙げればさまざまあるわけですけれども、こういったことについて町としてどのように把握し、考えておられるのかお伺いしたい。


◯議長【古山大二君】  三澤教育長。


◯番外【教育長 三澤芳彦君】  同じ内容も若干、喜多村議員さんと私の方でとらえが違う部分もあります。ただ、学校の方が一生懸命努力していただいているということについては、私も認識していますし、その辺の状況は伺いながら、できるだけの支援をと思っています。
 例えば生徒手帳も、ことしカードにかえた学校もありますが、私がかつて勤務していました寒川中学校なんかも7、8年前からカード化しています。というのは、やはり今の子どもたちのカードとか普及の中でいうと、かえって生徒手帳を日常的に持ち歩かないと。ですから、身分証明書を提示するときに、財布の中に入っているカードの方がかえって現実的ですよと、こういう中で身分証明書とその裏側に学校の心構え等を記したものにかえていると、そういうのがたまたまこの時期に一致したというふうな認識もあると思うんですね。
 私が言いたいのは、一生懸命学校の方でも努力していただきますが、最終的に父母負担であるとか、そういうものにはね返るならば、それは連携を図りながら、先ほど町長の方からもはっきりと補正とか予備費とか流用等を工夫しながら何とか工面したいと、それをできるだけうちの方が支援という形で表現していますけども、最終的には子どもたちの教育の保障というものにつきましては、責任を持って教育委員会も町長と協議しながら保障していくと、こういう姿勢でおります。


◯議長【古山大二君】  喜多村議員。


◯11番【喜多村 出君】  教育長の方から、生徒手帳についてのお話でしたけれども、例えば野外活動の補助はゼロとか、鑑賞教室が減額されるとかということで、父母負担は明かに増えるという状況もあるようです。
 支障がないように、あってはならないと、不便はかけないという町長のお話でしたけれども、今この時点で父母負担が増額する部分というのは明かな部分が出ていますので、この部分について町長として父母負担にならないようにできないのかどうかということをちょっとお尋ねをしたいと思います。


◯議長【古山大二君】  山上町長。


◯番外【町長 山上貞夫君】  1つだけお話をしておきますけども、寒川小学校の例の赤水、これについてはいろいろな方法を考えまして、どうやったらあれがとまるかということを研究してまいりました。やっとここで方法が決まりまして、約300万円かかりますけれども、早速、工事に取りかかって、あの赤水がなくなる方法がほぼつかめましたので、このことは教育委員会でいろいろ検討されたんですけども、やっとここで決まりまして、近々、寒川小学校の赤水については対策を講じるという方向で決めたところでございます。
 それと、今おっしゃられた父兄や子どもたちに負担をさせてはいけないということですけども、もちろんこれは重要なことですから、教育委員会とよく相談をしまして、そういったことのないように全力を挙げていきたいというふうに思っています。


◯議長【古山大二君】  喜多村議員。


◯11番【喜多村 出君】  先ほどのお話の中でも、第1回目のお答えでしたか、補正予算等を組んで対応していきたいということだったと思いますけれども、それで間違いございませんか。


◯議長【古山大二君】  山上町長。


◯番外【町長 山上貞夫君】  ですから、それは教育委員会とよく相談して、どうしても必要なもの、これについては検討して実施をするということでございまして、あれもこれも全部やるということではございませんで、どうしても本当に必要なもの、それについては教育委員会がよく精査をして、それで実施をするということでご理解を願いたいというふうに思います。特にこういった経済状況ですから、なかなか厳しいのは町全体として町民の方にもご無理を申し上げていますから、そういうことでは、全体的に厳しい状況の中でできるだけ町民の方にも我慢をしていただいて、どうしても必要なものについては対応するということですから、ご理解を願いたいというふうに思います。


◯議長【古山大二君】  喜多村議員。


◯11番【喜多村 出君】  まず1点目は、教育委員会と相談をしてということですけれども、こういう点で教育活動に支障が出ているという場合に、現場の職員はなかなか管理職に言えないと、管理職は教育委員会にも言いにくいと、教育委員会は財政の方になかなか言いにくいという状況が私はあると思うんですね。それを逆の方向からやるべきだというふうに思いますけれども、町の見解はいかがでしょう。


◯議長【古山大二君】  三澤教育長。


◯番外【教育長 三澤芳彦君】  今指摘されたようなことがあるならば、それは教育委員会の不徳のいたすところでございまして、私は開かれた学校、開かれた教育委員会、学校の中の管理職と職員の関係も、何でも言いながら子どもたちのためにいいことがしっかりと実を結ぶ、そういう体制をつくっていくことこそ、今求められていることだと思っておりますので、そんなことはありません。


◯議長【古山大二君】  喜多村議員。


◯11番【喜多村 出君】  そういうことがないように努めていただきたいというふうに思います。
 それから経済状況で、町長のお話の中で、町民にも我慢してもらいということなですけれども、今、教育予算で町にこういうことでお金がないからということで、結局、子どもたちにしわ寄せがいくと、子どもたちを泣かせるという予算にもなってきはしないかと、町の財政状況は子どもたちにしわ寄せがいく予算になっているよというふうにもこれはやはり見なくてはならないというふうに思うわけですけれども、町長の見解はいかがですか。


◯議長【古山大二君】  山上町長。


◯番外【町長 山上貞夫君】  その点については、喜多村議員と私はちょっと見解を異にするところでございまして、子どもに犠牲がいっているというふうには今の段階では認識をいたしておりません。特にバルブ以降、日本の経済というものは右肩上がりで、いろいろなことを、あれもやろう、これもやろうというまで来ましたけれども、こういった財政状況の段階では、やはり今までやってきたことももう一度見直して、そして必要なものと必要でないものをしっかり見分けていこうというのが先般の、先ほどのほかの議員さんからもありました行政改革をしっかりやると、必要なものにはちゃんとお金を使って、無駄なもの、何とか我慢できるものについては、こういったときにはしっかりと見直すという姿勢は変わりませんので、どうしても必要なものにはちゃんと予算をつける、そして見残しているものだとか、例えば今いろいろな建物の中でも雨漏りがしてどうしようもないというようなことも出ております。2、3出ておりますけれども、そういったものは優先してやろうということで、補正なりを組んでやる考えでおりますから、必要なものはしっかりやっていく。ただ、無駄なものだとか節約できるものはしっかりみんなで、こういったときですから節約をして、町の財政状況をしっかり自立したものにできるような状況にこれからも持って行きたいということですから、子どもたちだとか、お年寄りに必要以上にご迷惑をかけるということは決して考えておりませんので、よろしくご理解のほどお願いしたいと思います。


◯議長【古山大二君】  喜多村議員。


◯11番【喜多村 出君】  補正予算を組んで必要なところにはというお話をぜひ実行をしていただきたいというふうに思います。教育への父母負担増にならないように、そして子どもたちがこの予算の中で泣くことがないように、町としてぜひきちっとやっていただきたということを最後に申し述べて終わりたいと思います。


◯議長【古山大二君】  以上で喜多村 出議員の一般質問を終了いたします。


◯議長【古山大二君】  お諮りいたします。一般質問の途中でありますが、本日の会議はこの程度にとどめ、延会とすることにご異議ありませんか。
                (「異議なし」の声あり)


◯議長【古山大二君】  ご異議ないものと認めます。よって、本日の会議はこれをもって延会といたします。なお、次回の会議はあす11日午前9時から再開いたします。ご苦労さまでした。
                 午後5時34分 延会
   ──────────────────────────────────────
        地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。
          平成  年  月  日
             寒川町議会 議  長   古 山 大 二

               同   署名議員   斎 藤 恒 雄

               同   署名議員   杉 崎 隆 之