議事ロックス -地方議会議事録検索-


神奈川県 寒川町

平成22年第1回定例会(第4日) 本文




2010年03月09日:平成22年第1回定例会(第4日) 本文

                 午前9時00分 開議
◯議長【古山大二君】  おはようございます。これより本日の会議を開きます。


◯議長【古山大二君】  本日の議事日程はお手元に配付のとおりであります。配付をもって報告にかえます。
   ──────────────────────────────────────
     日程第1 会議録署名議員の指名


◯議長【古山大二君】  日程第1「会議録署名議員の指名」を行います。会議録署名議員は会議規則第109条の規定により議長において、及川栄吉君、早乙女 昭君を指名いたします。
   ──────────────────────────────────────
     日程第2 一般質問


◯議長【古山大二君】  日程第2「一般質問」を行います。
 昨日に引き続き、これより質問を許可いたします。10番村田桂子さん。
             〔10番(村田桂子君)質問席へ移動〕


◯10番【村田桂子君】  おはようございます。それでは、質問をさせていただきます。
 私の質問は大きく2点です。1つは、施政方針の中での町民の暮らし応援策について、そして2点目は、コミュニティバスの運行についてです。
 町長は、施政方針の中で町をめぐる情勢について、「世界的不況は日本国内においても未曾有の不況をもたらし、本町でも大きな影響を受けています。その影響は、町内企業の業績悪化に伴う税収減、さらに雇用状況の悪化から個人消費の低迷にも及んでおり、町の財政は危機的状況となっております」と語っています。しかし、町の財政状況について、どんなに厳しい状況かを語っても、町長の施政方針には肝心のものが抜けているのではないでしょうか。
 今、国内では、09年度の完全失業率が5.1%と史上3番目に高い水準となり、派遣切りや解雇による失業手当が切れた労働者が増えているなど、生活不安は昨年以上に高まっていると言われています。この寒川町の住民も例外ではありません。日産工機、湘南ユニテックなど車関係の工場を抱え、派遣切りも大規模に行われました。
 失業率を単純に寒川に当てはめれば、平成20年度の給与所得者数1万7,778人、約1万8,000人とすると、5.1%を当てはめますと、900人以上が失業しているということになります。特に、15歳から24歳は8.4%、25歳から34歳は6.3%と若年層に失業が多いことが統計として明かになっています。
 あきらめて、もう求職活動をしていない長期の失業者はカウントされていませんから、相当多くの失業者が生まれていることになります。私たち共産党議員団にも、派遣切りで宿舎を追い出された労働者が救いを求めて相談に来られる深刻な事態が相次ぎました。
 また、商業者をめぐる状況も深刻です。先般、商業者との懇談が行われましたが、大型店の進出によりお客を取られ、地域の商店がどんどん店じまいをして、空き店舗がふさがらない、商店街が成立しない、商店の街路灯が古くなって直したくても維持し切れず撤去しかないなど、商店街の疲弊が口々に語られ、商業の活性化に対する町の支援策を切々と語っておられました。地域を歩くと、一人もお客が来ない日がもう1週間も続いているなど、深刻な実態が寄せられています。
 県内の高校生の就職内定率は、12月時点で全国ワースト4、67.6%しか決まっていません。町内でも正規社員の仕事が決まらず、不安定な派遣に行かざるを得ないと考えている生徒も多いと思われます。
 金属加工の業者は仕事がなく、工場の家賃や機械のリース代が支払えず、銀行の貸し渋りにも遭って廃業の危機にあると言います。固定費補助など業者を直接支援する対策が欲しいと言います。
 町長、町長の施政方針には、こうした町民の暮らしや営業にかかわる記述、思いをはせる記述が乏しいのではありませんか。町内にどれだけ失業者が生まれ、収入が激減する中で子どもたちや高校生がどんな思いでいるか、中・小企業や飲食店がどんなに厳しい状況に至っているかの町民の暮らしの実態を語り、だからこうした支援策を用意しました。ご一緒にこの危機を乗り越えましょうといった、温かくて強力なメッセージが不足しているのではないでしょうか。私は、施政方針を聞いて、つまりは町長としての町民の暮らしの実態を語った言葉がないということを率直に指摘したいと思います。
 そこで質問です。町長、町長は来年度の町政の執行に当たり、今の町民の暮らしや営業の実態をどのようにとらえ、どんな支援策を考えておられるかについてお聞かせください。
 2点目は、コミュニティバスの運行についてです。
 昨年10月の運行内容の変更で、倉見原才戸の北部地域住民は、大変な不便を強いられています。改善を求める声は大きく、その対策を求めるものです。
 先日、倉見の原才戸地域にお住まいの住民の集まりに呼ばれまして、その中で、コミュニティバスの運行の変更に伴うお困りの声が具体的に寄せられ、改善に向けて町に声を届けてほしいと託されまして、今回の質問となりました。
 まず、これまで町民からはどのようなご意見が届いているでしょうか。全体的な方向として今の運行はいつごろまで続け、見直しはいつごろ行われるのか、町民からの意見聴取はどのように行われるのかを伺います。


◯議長【古山大二君】  ただいまの質問に対する答弁を求めます。山上町長。


◯番外【町長 山上貞夫君】  通告順位8番の村田議員のご質問についてお答えいたします。
 まず1点目の施政方針について、深刻化する町民の暮らし、商工業者への営業支援策はどのようかとのご質問でございますが、町税の大幅な減少が見込まれる中、緊急財政対策として全事業を休止、あるいは統廃合などゼロ予算ベースで見直し、町民の生命、財産を守るために欠かせない事業等を優先とした予算編成を行いました。
 町民の方々への緊急的な対応策として、現在、生活に困った人に対する生活福祉資金貸付制度や、景気の悪化で経営が苦しくなった商工業者に対して、中・小企業事業融資制度や中・小企業信用保証料補助制度などがあります。また、県において緊急経済対策で国の景気対応緊急保証制度に対する中・小企業制度融資があります。これらの生活支援は、継続して行ってまいりますので、町民の皆様に活用していただけるよう広報に努めてまいります。
 また、それぞれの窓口担当職員の相談資質の向上にも努め、さまざまな相談にこたえられるよう窓口の充実も図ってまいりたいと考えております。
 2点目のコミュニティバスの運行についての昨年10月の運行内容の変更で、北部地域住民は大変な不便を強いられている、改善を求める声は大きいが、その対策はについてお答え申し上げます。
 もくせい号の運行につきましては、昨年12月議会で同僚議員からもご質問をいただいたところでございますが、もくせい号の運行につきましては、昨年度、コミュニティバス運行検討委員会での報告書をもとに、関係機関等との調整を進め、持続可能なコミバスの運行というコンセプトを基本に、昨年10月5日より運行を開始いたしました。新たな運行内容といたしましては、経費の削減や高齢者や障害のある方などが町内に点在する公共施設や買い物等への移動手段とするため、南ルートを新設する一方、土曜日と日曜日の運行を休止し、運行時間帯につきましては、現在の運行時間といたしました。
 もくせい号を利用する町民の皆様にとっては、これまでと運行内容が変更になり、ご不便をおかけする点もございますが、今後につきましては、町民の皆様のご意見や利用状況、費用対効果等を総合的に勘案いたしまして、運行コンセプトの持続可能なコミバス運行を基本に、見直すべきところは見直していきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。


◯議長【古山大二君】  村田議員。


◯10番【村田桂子君】  先にコミュニティバスの方から伺います。
 まず、町民の方の第1に困っていることとして、土日の運行がなくなり、町のイベントや町内の展覧会、カラオケ大会などへの参加ができないこと、このことでございました。病院へのお見舞いやハイキング、コンサートなどのイベント、イベントは特に土日が多くて、参加したくても倉見駅まで歩くと30分はかかること、タクシーだと町民センターなどに1,700円から2,000円はかかり、利用し切れないことが口々に語られました。
 また、町の産業まつり、ふれあい・スポーツ・健康まつり、公民館まつりも土日にかけて行われます。土日運行の復活を早急に求めたいと考えます。また、運行計画の変更の折に、町のイベントには臨時便を運行させる予定という言葉を信じて、その言葉を町民の皆さんにお伝えしたことがございました。
 そこで質問します。まず町のイベントには、バスを利用して何人くらいの町民が参加されていたでしょうか。バスのあったときと、廃止された昨年との比較で参加者はどうだったでしょうか、伺います。
 2点目に、土日に運行すると幾らの経費がかかるでしょうか。


◯議長【古山大二君】  木村企画政策部長。


◯番外【企画政策部長 木村俊雄君】  ご質問にお答えします。
 まず1点目でございますけれども、土日に運行が休止されたということで、イベント時の参加者の変動はということですが、大変申し訳ございません。手もとにデータを持ってございませんので、具体の数字については、ちょっと把握してございません。
 また、土日に運行した場合の経費の比較というようなお話でございました。基本的には土日を運行した経費につきましては、月曜から金曜までの運行と土日を含めます、要は毎日運行になりますと、現在の経費より約1,100万円の増となります。土日運行のみで1,100万円ほどの増になるという推定でございます。
 イベント時の、催事の運行でございますけれども、当初、事業者の方に確認したところ、定時運行、路線型のコミュニティバスについては、要は通常の予定のダイヤ以外には運行できないというようなお話がございました。一応私どもの方も国の国交省の方にも確認をとったところ、年間に数回、1、2回程度の催事、イベント時の運行については、これは特例で認めるというふうなお話も聞いてございます。ただし、走らせるルートについては現行の北、東、南と、そのルートの定期の路線の中での運行は構いませんというお話でございます。
 当然ながら、催事のイベント時の運行ですので、便数もイベントの開始、あるいは終了後というふうな形でかなり限定はされると思いますけれども、運行については可能という判断がございました。
 過去に私の方からの発言で、催事についてはバスの代替を検討するということですが、関係課との調整がちょっと不足してございまして、なかなか実現に至りませんでしたけれども、今後のイベントについては、そのような形で進めていきたいと思ってございます。よろしくお願いします。


◯議長【古山大二君】  村田議員。


◯10番【村田桂子君】  今の土日についての町の催し物についての運行は可能だということでしたけれども、町民が公平に町の行事に参加できるようにするためには、どうしてもその仕掛けをつくらなくちゃいけないと思うんですけれど、22年度についてのお考えはどうですか。また、このことについての町民のご意見はどうかという質問には答えていないんですけれど、どういう声があって、どういう対策をとられようとしているのか伺います。


◯議長【古山大二君】  木村企画政策部長。


◯番外【企画政策部長 木村俊雄君】  当然ながら、昨年の10月から現在の運行形態に変わったということもございまして、やはりこちらの有償運行でございますので、当然ながらルートの変更、あるいはダイヤの改正等については、申請手続きが当然必要になってまいります。そうなってきますと、その期間も要するわけでございますけれども、やはり昨年10月に現在のルートに変えたということで、一定期間の推移、これを見た中で判断したいというふうに考えてございまして、当面の間、現状のダイヤ、あるいはルートの形で推移を見ていきたいと思ってございます。よろしくお願いします。


◯議長【古山大二君】  村田議員。


◯10番【村田桂子君】  一定の間というのは、つまり見直しはいつになるのかということと、この問題についての町民の声はどうですかということの質問に答えていないんですが、それをお願いします。
 それからもう一つは、午前中の運行便数に7時台を1便増やしてほしいという要望です。今の北ルートは、8時45分寒川駅発が最初の便なので、原才戸の住民の利用する湘南ユニテック前は8時58分なんですね。これによると、歯医者なんかのお医者さんの予約が遅くなったり、茅ヶ崎に9時集合なんていうときにも間に合わないと、あきらめることが多いということでした。住民の暮らしや健康、病院への予約なんかも含めて、もう一本早い便を考えてもらえないかというお声が強くありました。
 そこで質問です。7時台をもう一本増やすというのにどれほどの経費がかかるでしょうか。


◯議長【古山大二君】  村田議員、すみません。一問一答でひとつよろしくお願いいたします。
 木村企画政策部長。


◯番外【企画政策部長 木村俊雄君】  1便増やすという形になりますと、当然ながら乗務員の運行形態というか、その辺のスケジュール、あるいは交代要員等の問題もございます。今回のダイヤについては、基本的にはかなり時間が従来よりは若干遅目になっている。早く仕上がっているというような形になってございます。これもやはり持続可能なコミバスの運行を進める上での当然ながら経費の問題等も含めた中での結果でございまして、ダイヤ1便に当たって増便することによって幾ら経費がかかるかについては、まだ算出してございません。


◯議長【古山大二君】  見直しについてのお答え。
 木村企画政策部長。


◯番外【企画政策部長 木村俊雄君】  見直しの時期については、前段お話し申し上げましたけれども、一定期間、いわゆる最短でも1年は見た中でその状況を見たい、そしてその状況の中で、さらに必要であればもう一年ずらすという形で、最短でも私自身は2年の経過は必要だと判断しております。


◯議長【古山大二君】  村田議員。


◯10番【村田桂子君】  それともう一つ、最終便についてなんですが、冬は日暮れが早いために、最終便が寒川駅初5時でもやむを得ないとは思いますけれど、夏は日も長くて、日の暮れるのも遅いということで、夏時間を設けて夕方の便をもう一便増やしてほしい、こういうご要望もございました。これについてどうでしょうか。
 そして、コミバスの運行の変更に対してどういう町民の声が届いているかについて、さっきからお答えがないんですが、お願いします。


◯議長【古山大二君】  木村企画政策部長。


◯番外【企画政策部長 木村俊雄君】  申し訳ございません。利用者、あるいは町民の方からのご意見ということでございますけれども、当然ながら便数が減った部分もございまして、やはり従来に比べて不便になったというお声が大半でございます。ただ、南ルートの新設につきましては、今までなかった部分で移動手段ができたということで、非常にこれは好ましい、大変うれしいというふうなお答えも来てございます。総体的に見て、こういった声も当然ながら当初から想定はされております。その中でルートについて、あるいはダイヤの時間帯等についても、当然、相模線とのアクセスの問題もございまして、一応内部では検討した結果として、現在のルート案というか、運行形態が出ているということでご理解いただきたいと思います。
 それと、先ほどイベント時の利用状況ということで、手元に資料がないということでしたけれども、資料を多くそろえましたので、紛れ込んでおりまして見つかりませんで、ようやく出てまいりました。
 実際問題、例えば4月の緑のフェスティバル、あるいは10月の健康フェスティバル、あるいは11月の産業まつり、それぞれ利用者の動向は把握してございますが、平均的に利用実態としまして、従来でございますから、旧の運行形態の中ですが、東の右回りで利用者が、その日、平均でございますが24名、東ルートの左回り、これが29.7名、3イベントの平均ということでございます。北右回りが29名、北東回りが28.7名というようなことでございます。よろしくお願いいたします。


◯議長【古山大二君】  部長、夏便はいかがかというご質問に答えてください。


◯番外【企画政策部長 木村俊雄君】  申し訳ございません。夏便につきましては、先ほど来お話ししているように、ルートの改正、改定については、当然ながら申請等の手続きもございますので、先ほどの経過を見るという期間で一定期間の状況を見た中で検討していきたい。現状の中では夏時間、冬時間の設定は考えてございません。よろしくお願いします。


◯議長【古山大二君】  村田議員。


◯10番【村田桂子君】  それでは、運行計画の見直しは全体に1年から2年ということで、その間は北部地区の住民、特に足のない方は大変な不便を強いられることになるわけですけれど、経済状況悪化というところで大幅な見直しがあったことは明らかなので、財政状況が好転すればというまくら言葉がつくんですけれども、これは直ちに見直しをしていただきたいなと思いますので、その見直し時期については、どういう観点でというところをお話をください。
 それから、町のイベント開催時へのバスの運行については、町政への参加を保障するという行政の責任があると思うんですね。交通権の保障ですけれど、この立場から、遠いところの人は来なくてもいいよと言わんばかりの仕打ちになってくるわけですから、これはちゃんと保障していかなくちゃいけないと思うんですが、先ほど見ましたら、イベント時は1便当たり東ルートで54人、北ルートで58人と大変多いわけですから、これに乗ってこなくちゃ参加できないということになりますね。これについて、町政への参加の平等性、これを確保するという立場で町はどうお考えになるんでしょうか。これはぜひやるべきだと思うんですけれど、いかがでしょうか。臨時便は可能だということでしたからね。


◯議長【古山大二君】  木村企画政策部長。


◯番外【企画政策部長 木村俊雄君】  催事の際の利用者のニーズで、私、言葉足らずで申し訳ございません。これは1日の利用者の数でございます。1便当たり平均いたしますと、各イベント平均でございますが、1便当たり3.4人の利用者でございます。
 それと、先ほど来、ルートの見直し、時間等の要は変更内容につきましては、やはり一定期間の推移は当然ながら検証が必要だという認識をしてございますので、よろしくお願いいたします。


◯議長【古山大二君】  村田議員。


◯10番【村田桂子君】  それでは、町のバスというのは、やはり住民の生活の質を左右するということで、これは普通の民間のあれとは違いますから、住民の生活権、交通権を含めて、生活の質を確保するために欠かすことができないという認識は、ぜひお持ちいただきたいと思います。
 その上で、本当に病院に行ったり、なくてはならない、どうしても行かなくてはならないときに、バスがなければタクシーを使うと、あるいは倉見駅まで30分歩かなきゃいけないという大変交通不便地域の住民の生活保障という観点に必要だということを考えて、私は一日も早く見直しをしていただきたいということは、これは要望しておきます。
 次に、1番の方に移りたいと思いますが、先ほど町が厳しいのでというお話があったんですが、さまざまな施策展開も考えているよということなんですけれども、この間、派遣村とかが各地で行われまして、行政に対策を迫る中で、今ご紹介があったような失業者とか一般住民の低所得者、生活困難者に対する対応として、生活資金の貸付制度に若干の改善があったわけなんですね。また、商工業者に対しても大変な厳しい不況の中で仕事が激減する、そういう中で休業、廃業を余儀なくされることへの対応として、県の方もさまざまな施策展開を図ったということだと思います。
 そこで、改善された生活福祉資金は、どんなものがあるのか。知らない人が圧倒的に多いんだと思うんですけれども、例えば失業した人にはどうなのか、それから生活資金が減少して苦しくなった人にはどうなのか、病気になった場合はどうなのか、そして臨時的に緊急に出費が必要になった場合はどうなのか、これについて大変改善が行われたというふうに認識しておりますけれども、これについてお示しください。


◯議長【古山大二君】  須藤町民環境部長。


◯番外【町民環境部長 須藤 武君】  改善の内容というお話でございますが、実態的なお話をさせていただきますが、町の方では中・小企業事業融資資金融資と申しますのは、私どもで産振を持っていますので、就労支援、要するに就労するようにということで、町の方ではそういう緊急対策の中で中・小企業事業融資資金、これの実態が20年度は6件、21年度は6件ということでございます。
 それと、これは町ではございませんが、町内中・小企業の業績悪化、セーフティネット、保証5号認定というわけでございますが、これが中・小企業信用保険法第2条第4項第5号に基づき、業種で売り上げ高減少などの中・小企業者に対し、産業振興課が窓口になっているセーフティネットの保証5号認定でございます。これにつきまして、実態のお話なんですが、これは20年10月からやってございます。20年10月からやって、3月31日、20年度ということになりますか、これが129件ございました。21年は4月1日から2月28日現在まででございますが、173件、そのうち種類別にいきますと、経営状況が悪化している業種が103件、これは20年度のやつでございます。原材料等の高騰により利益減少、これが1件、原油高騰、これが25件、それと21年度、やはり経営状況の悪化が151件、それと原油高騰が22件、業種別にいきますと、製造業が一番多いというわけでございます。
 それと、勤労者につきましては、私どもでは勤労者の生活資金融資制度がございます。これは住宅資金とか教育資金とか医療費の資金、限度額200万円でございます。こういう融資を実際に行っている。
 以上でございます。


◯議長【古山大二君】  菊川健康福祉部長。


◯番外【健康福祉部長 菊川雅男君】  それでは、社会福祉資金貸付制度のご案内でございますけども、社会福祉協議会が実施している制度につきましてご説明申し上げます。
 先ほど申されましたとおり、昨年10月に制度の見直しがなされまして、これまで10種類あった資金種類が4種類に統合再編を行うとともに、連帯保証人要件の緩和、また貸付利子の引き下げが行われたわけでございます。
 種類といたしましては、失業などにより生活の維持が困難になった世帯への生活費及び必要な資金の貸付制度でございます総合支援資金貸付制度、また病気など緊急的かつ一時的に生計維持が困難になった場合の少額貸付制度でございます緊急小口資金貸付制度、また失業等給付、就職安定資金融資などの公的給付制度等の申請から決定まで、こういった間に生活費がない方に対して必要な費用の貸付制度でございます臨時特例つなぎ資金貸付制度などがございます。
 また、これ以外に神奈川県で実施しております制度で、離職者で住宅を喪失、またはそのおそれがある方に対する賃貸住宅の家賃の給付制度、これもございます。あと、細かくなりますけども、自営業者への生活資金でございます福祉資金貸付制度の中で、必要な経費の貸し付け、技能習得に必要な経費及びその期間中の生計を維持するために必要な経費の貸付制度、これらがございます。


◯議長【古山大二君】  村田議員。


◯10番【村田桂子君】  ただいまご紹介いただきましたけれど、例えば普通の人がとても失業してしまって、お金を借りたいといったときにはどういう手続きが必要になりますか。そのことを多くの人に知らせなくちゃいけないんですけれども、どうでしょうか。


◯議長【古山大二君】  須藤町民環境部長。


◯番外【町民環境部長 須藤 武君】  勤労者の生活資金融資のお話だと思います。これにつきましては、私どもで中央労働金庫、当然、勤労者の方が私どもの窓口に来ていただければ、中央労働金庫、こういう制度がありますよというお話、また実態的な内容のお話はします。そういうことで、私どもでは勤労者の生活資金融資はやってございます。
 以上でございます。


◯議長【古山大二君】  菊川健康福祉部長。


◯番外【健康福祉部長 菊川雅男君】  今申し上げましたとおり、いろいろな貸し付けがあるわけでございますが、この中で社会福祉協議会が行っている1つの大きなもので総合支援資金貸付制度というものがございます。これは実は役場の窓口でいろんな手続きをするわけではございませんので、細かい部分については私も承知していない部分があるんですけれども、いろいろ要件があるという中では、収入の減少等、困難になっていることの証明、あるいは現にこの総合支援につきましては住居を有していること、また住戸の確保が確実に見込れること、それから低所得者世帯、市町村民税が非課税世帯であること、こういった要件の中で申請を行っていただいているというふうに認識してございます。


◯議長【古山大二君】  村田議員。


◯10番【村田桂子君】  一番最初に、このセーフティネットというか、失業した人も含めて生活困窮者に対する融資制度の改善点の一番のポイントは、連帯保証人が要らないということですね。これは前、私もこの場で求めました。保証人がなかなか見つからなくて借りられないと、ここを何とかすべきだというところでは、連帯保証人がなくても保証料上乗せで、1.5%ですけれども、しかし大きな前進だろうというふうに思います。
 これについては、やはりもっともっとPRをしていかないと、町金などに手を出したりするという可能性もありますので、これの周知方法ですね。社協の窓口に行って、例えば離職票であったり、中・小企業者の方であったら、売り上げが減ったということを証明するものであったりして、そういうものを証明すれば借りることができるわけで、大変幅広い内容になっています。これについて、どのように周知をされるのか、それについて伺います。


◯議長【古山大二君】  須藤町民環境部長。


◯番外【町民環境部長 須藤 武君】  私どもは勤労の関係につきましては、毎年10月末の広報等のPRは行ってございます。あと、私どもで1階のハローワークのホームページ、パソコンを置いてございますので、それを皆さん一応使っていただいて、その辺の情報は得ていただくということでございます。
 それと、今回、実は村田議員がお話しの中に、離職者のための相談関係、かなりセーフティネットがございましたので、実は藤沢のハローワークは基本的に国の方では川崎、平塚と大きなそういう組織でございまして、平塚ではそういう窓口、ワンストップというのはサービスの例を開催しておらないんですが、昨年、藤沢管内の3市1町、鎌倉も入りまして、その辺の産業関係と、あと私どもの生活保護につきましては、福祉事務所でございますから、県の管轄になります。それと町の社会福祉協議会が入りまして、1回開催をいたしました。
 以上でございます。


◯議長【古山大二君】  村田議員。


◯10番【村田桂子君】  生活福祉資金の方は、勤労者の方とか加工業者なんかはそちらの産業振興課の方が窓口だと思うんですけれども、飲食業とか商売をやっていらっしゃる方は、生活福祉資金の活用もできるんですね。この商工新聞によりますと、生活支援費で実現、例えばこれは電気店の方が生活支援費を借りられたんですけれども、これは前年よりも落ち込んでいるという収入がわかるもの、また確定申告書のわかるもの、世帯全員の住民票、ハローワークカード、通帳、申込用紙が必要なんですけれども、しかし、自営業者の方も生活福祉資金が受けられて、毎月20万円の12カ月最大で受けられるんですね。これで商売の不況を乗り切るということができたということが幾つも例として挙がっています。
 つまり、一般住民だけではなく、商工業者、飲食業者、あるいは中・小・零細業者の方も活用できる大変幅の広い、いい制度なので、これについてのPRは、私は、産業振興課だけではなくて、町民課のあたりでもきちっとやるべきだと思うんですけれども、町民部長さんの方のPRの仕方、こちらの菊川さんの方の担当の方のPRについてお伺いします。


◯議長【古山大二君】  菊川健康福祉部長。


◯番外【健康福祉部長 菊川雅男君】  今のご質問の中で、町民課というお言葉もございましたけれども、町民環境部、あるいは健康福祉部でダブる部分もございますので、この辺はある程度協力してPRしていく必要があると思います。
 また、この生活福祉資金に関しましては、神奈川県の社会福祉協議会、あるいは町の社会福祉協議会がやっているという中で、今いろいろご説明申し上げましたけれども、各種いろいろな種類がございまして、それぞれの貸し付けの内容によっては支給要件というか、条件が異なってまいります。そういったPRにつきましては、やはり大変重要であるというふうに思ってございます。
 現行としましては、県の社会福祉協議会、それから神奈川県が実施している中で、「県のたより」、あるいは「社協だより」、ホームページ、また県等で作成しましたリーフレット、これは公共機関に置いてございます。福祉課に関しましては、特に民生委員さんに周知をいたしまして、日ごろの民生委員さんの活動の中で、対象者への周知を図っていただいてはございます。
 ただ、今後ともこの辺の周知については、関係機関にぜひわかりやすい周知を行っていただけるように町からも要望いたしますし、町の方もご相談があれば、そういうところへご案内をしていきたいというふうに考えてございます。


◯議長【古山大二君】  村田議員。


◯10番【村田桂子君】  この制度については、大変進んだ面というか、救えるキャパが大変大きいので、これをきちっとPRすれば、町金なんかに手を出さなくても、あるいはどうしたらいいかと悩んでいる人たちに対して大変朗報だと思うんですけれど、例えばこれは1度町の回覧版あたりに、こういう困ったことがあったら、融資制度が改善されましたというような内容で回していただくとか、それから先ほどワンストップサービスの話がございましたけれども、前々から求めてまいりましたけど、暮らし、雇用、営業、生活、教育、何でもご相談をという、やはり町民が入ってきたときに大きな看板があり、大一義的に受け付けるようなワンストップサービスの窓口を私はつくるべきだというふうに思うんですけれど、これはなかなかここができないんですけれども、これはどうしても必要なんだと思うんですね。
 というのは、町民は、自分はこのことで困っているからということで、きっぱりとした目的を持って産業振興課に直行することができればいいんですけれども、全体的な生活不安や減収や所得の落ち込みなんかがあるわけですから、やはりそこに相談して、そこの中で家族構成を聞く中で、あなたは、じゃ、子どもさんがいらっしゃれば就学援助制度は受けていますかとか、あるいは貸付制度がありますよとか、県営住宅の入居はどうですかとか、それから住民税や国保料の減免も受けられますよとか、年金の徴収猶予なんかもありますよとか、そういうさまざまなことがそこで紹介をされ、そこに担当者が来て、手続きができると、こういうことが私はどうしても必要だというふうに思うんですけれども、どこに相談に行っていいかわからないというのが町民の率直な感情だと思うんですね。
 これは、私は一定程度、例えば部長さんがここで大勢退職されるんですけれども、町政について詳しいOBの方をご活用なさるとか、もしくは町民課の窓口、町民相談のところにきちっと職員を研修して、今ある進んで融資制度も含めて町の制度をすべて活用できるような、そういうことをきちんと研修されて、そこに座ってあらゆる相談に応じて、ちょっとお待ちください。それについては何課を呼びますとかというふうに対応ができるような場所が、私はどうしても必要だと思うんですけれども、それについてはどうでしょうか。


◯議長【古山大二君】  須藤町民環境部長。


◯番外【町民環境部長 須藤 武君】  私どもで今町民課を持っていますので、今のそのお話でございますが、実は先ほど私がハローワークの関係、国の関係につきましては、ワンストップということで、皆さんにわかりやすいように国の制度、県の制度、それと町の制度、そういう制度、それも全体的に就職から訓練から、そして住宅の関係、そういうサポートが全部集結できるのが、やはり町の中では基本的にそこまでの指導は、はっきり言ってできません。
 ちょっと議員からお話があったのは、ふだん、町の行政の中のワンストップなのか、こういう緊急性のある問題のワンストップなのか、私は二点、その辺のポイントはあるかと思いますが、いろいろと議員がお話しの中に、私も今回、建設協議会の中でも議員の方でお話がございましたので、町民課で今総合的な窓口、当然、町民の方は入ってまいります。そうしますと、こういう緊急性のある制度というのはなかなか、産業振興課でさえ細かく仕事の内容をつかんでございませんものですけど、基本的には職員の交流はやっていかないと、こういう制度に当たって、そういう人が相談に来たときに非常に困る制度もございますものですから、その辺の交流は図りたいと思っていますが、勤労者、あるいは企業さんにつきましては、産業課へ直接来てございますので、現時点ではそういう不便は皆様におかけしているという状況は私も伺ってございません。
 ただ、それは町といたしましても、職員の、先ほど町長の答弁がございましたように、資質の向上、それの中身につきましては、職員の交流を図って、なるべく職員のがその辺の仕事、細かい内容まではできかねますが、それはどこの仕事で、どこの課でやっていると、そのぐらいは町民課の情報を徹底していきたいと思ってございます。
 以上でございます。


◯議長【古山大二君】  村田議員。


◯10番【村田桂子君】  今言ったように、この問題は産業振興課だからといって、そこへぱっと行かれる人はいいんですよ。そうでない人が圧倒的に多いと思うんですね。この間の増税と、それから負担増で、町民の所得というのは本当に可処分所得は大きく減っています。大体10年間ぐらいで50万円以上減っていると思います。全体的に非常に苦しくなっているし、その上にこの不況ですよね。
 そういう中で全体的な家計収入も減り、また失業したりもありますけれども、わらをもすがるつもりで何とかならないかということで来ているわけですね。やはりここは町民課、生活福祉資金を持っているところ、福祉部なんかもあるんですけれども、あちらだか、こちらだとわからない町民が多いので、やっぱり入ってきたときに何でも相談を受け付けますよと、場合によっては教育委員会になろうか、あるいは社会福祉協議会に行ってもらおうか、本当はそういうふうに言わないで、そういう人たちに来ていただいて、この問題はこういう制度がありますよと、例えば町民課の窓口に離婚届を出して、これは母子家庭になってしまったんだなというときには、こういう制度もありますよと、そっとパンフレットを渡すとか、これは前からお話ししてきましたけれども、そうした困ったわというに人に、ちょっとこちらへどうぞと相談室か何かに入っていただいて、それで貸付制度だとか、いろいろな優遇制度がありますよということをお知らせしたりする、そういう町民に親身になって相談する場所というのが私はどうしても必要だと思うんですね。
 それはわからないからと言っていてはいけないんだと思うんですよ。町民の暮らしや命を守るのが町の責任なので、やはりこれは知らないと、あちらへ行ってください、こちらへ行ってくださいと、職員が知らなかったら、町民はどうやってわかるんですか。これは当然、改善された制度や町の制度についてはもちろんのこと、ちゃんとそういうことをお知らせして活用できるようにしていかなくちゃいけないと、そういうワンストップサービスはどうしても必要、どこへ行ったらいいかわからないというのが実情なんだから、これは私はぜひつくるべきだと思いますが、これについて、町長、お願いします。


◯議長【古山大二君】  山上町長。


◯番外【町長 山上貞夫君】  それでは、村田議員さんのご質問にお答えいたします。
 確かに今の不況は大変厳しい状況でございます。それは私も存じ上げておりますけれども、今それぞれの町民課と福祉担当の部長からも話がありましたように、いろいろ対応はできるところもあるようですから、これからそういったものに総合的にどういうふうに対応していくか、しっかりとちょっと検討してみたいというふうに思っていますので、よろしくお願いしたいと思います。


◯議長【古山大二君】  村田議員。


◯10番【村田桂子君】  これはぜひつくってほしいと思います。本当に町民はどこへ行っていいかわからない、だけど生活苦で不安だということがあるわけですから、やはりそこをきちんと聞き取った上で、町の利用できる制度をご案内するとか、やっぱりそこは丁寧な親切な対応をしてやる、そういうことが親切な町役場だし、温かい町だと思うんですね。
 次に、町内の仕事おこしについて伺います。
 今どんな支援策があるかというところでは、専ら県や国の制度についてご説明いただきました。しからば、町は町としてやることはないのかという点ですね。ここで私は、今回全く考えられていなかったんですけれど、町内の仕事おこしに大変効果があるという住宅リフォーム助成制度をつくったらどうかと、こういう厳しいときだからこそと思うんですね。
 山形県の庄内町なんかでは、住宅改修助成ということで、今、建築ブームが起こっているそうです。それは地元業者に増改築を発注すると、上限50万円、工事費5%の祝い金がもらえると、そういう制度をつくって、住宅だけではなく倉庫や店舗も対象だということで、大変、庄内町で建築ブームが起こっていて、町内の業者が活気づいているということです。
 また、千葉県野田市では、公契約条例をつくって行政が発注する1億円以上の建設工事や1,000万円以上の請負工事に対して、契約に際して派遣とか下請、孫請の労働者も含めたところで、市長が定める賃金の最低額を、これは最低賃金ではありませんよ。その業界の妥当なところを定めた、その最低額以上を支払うということで、官製のワーキングプアを防止しているという努力もされています。
 それで、今、建設労働者というのは大変厳しい状況で、この間も建設業者の集まりに出ましたけれど、大体仕事は15日以下だそうです。大体平均が18日くらいで、収入200万円以下だと、建設労働者というと、大変お金があるかと思うかもしれないけれども、そうではないと、例の建築不況以来、大変厳しいということが言われました。そして口々に仕事拡大だと、仕事おこしを行政でもしてほしいということが言われています。
 そこで、私は以前、住宅リフォーム助成制度ということを新設を提案したんですけれども、これについて行政はこの間考えて、研究の方はしていただいたでしょうか。


◯議長【古山大二君】  須藤町民環境部長。


◯番外【町民環境部長 須藤 武君】  今、住宅リフォーム助成制度の議員のお話がございました。これにつきましては、神奈川県でも葉山さんがやっているという状況は伺ってございます。
 ただ、私どもで今内容につきまして、目的、これは高齢者対策になるのか、あるいは特定業者の中・小企業支援になるのか、今、議員のお話ですと、どちらかというと、中・小企業支援という方向のお話かと思いますが、私どもでも勤労者の生活につきましては、先ほどの勤労者生活資金融資を行っておるわけでございます。
 商業者関連、総合的に私どもで活性化するには、今プレミア分の10%の共通商品券の発行の事業を展開してございます。そういう意味で財政的な支援、基本的には公平、公正、透明性が求められるのではないかなと思ってございます。今のところ、その制度につきましては、私どもでは検討はしていないということでございます。
 以上でございます。


◯議長【古山大二君】  村田議員。


◯10番【村田桂子君】  商業者にはプレミアム付商品券ですね、勤労者や、それから一般住民にもこうした福祉資金の中の改善が行われました。そこで今土建関係がやっぱり弱いんですね。姉歯事件以来、仕事が落ち込んでいますから、地域の土木業者を支援する制度も私は必要だというふうに思うんですね。しかも、住宅というのは総合産業ですから、住宅リフォームが行われれば、建築材から室内インテリア、またそれに触発されていろいろな家具類なんかも変えるというような、非常に波及効果があるということが実証されています。
 それで、やはり町内の土木建築業者がいないと、災害時なんかでも大変大きな力を発揮するわけですし、町内業者の育成という点もありますし、今は何と言ってもそちら一番落ち込みが激しいので、そこの建設業者のてこ入れという形になろうかと思います。
 それで、小規模工事には、また雇用の創出効果が大変ありまして、これは建設省の調査ですけれども、1,000万円未満の少額工事には、100万円当たり19人の雇用があると。ところが5億円以上の大型工事というのは、やはり大規模な機械を使いますので、大体10人くらいしかないと、つまり小規模工事というか、1,000万円くらいの少額工事の方が大規模工事に比べれば2倍の雇用効果があるということが建設省の調査からも明らかになっています。
 それで、やはり不要不急の大型工事は一時的に休止して、こういう地域密着型の小型のものを地域経済振興のために今おこしていくとが大変必要ではないかというふうに思うんですけれども、やっぱり民間投資が冷え込んでいるほど、公共工事の発注の度合いだとか、あるいはこういうてこ入れによって、町内の業者に仕事が回るというこういう刺激策が大変重要だというふうに思うんですね。
 これについては、町長みずからも建設業者であられるわけですけれども、これを地元の業者に発注すれば、回り回って町内の税収も上がるし、雇用の確保も図れるということで、今19都道府県83自治体にまで広がっているんですけれど、私はこれは大変効果がある事業だというふうに思っておりますけれども、建設業者としてどうですか。地元の業者に発注した場合に、例えば10万円を限度として5%の補助、これは葉山町ですけれども、こういうことをすると、業者に仕事が回るんではないかと思うんですが、どうでしょう。


◯議長【古山大二君】  山上町長。


◯番外【町長 山上貞夫君】  それでは、お答えいたします。
 特に、今の不況は大変厳しいという村田議員さんの言うとおりでございまして、大変苦慮しているところでございますけれども、特に寒川でいいますと、そういった団体の中には建築組合というのもあるんですね。それで、そういった会合にも出て、いろいろお話をしますけれども、特にそういった細かい小さい仕事の支援を何とかしてくれないかということがあまりないんですね。どちらかというと、やはり水道ですとか、屋根屋さんだとか、大工さんだとか、そういった方が仕事は確かに欲しがっていますけれども、どうしても建築を少し大きくやっている人の下請に入っているという状況が多いものですから、個々に直接仕事が欲しいというような話が出るのが少ないんですけれども、そういったところもこれからは見て、検討していかなければならないかなと思うんですけれども、特に入札の関係でいいますと、昨年は大曲の児童館の地域集会所ですか、建築をしたときに、地元業者に何とか発注したいなということで、調べたんですけれども、指名参加の業者に入っているのは1社しかなかったんですね。
 ですから、そういったところのぜひ登録を増やしていただいて、できれば地元業者だけでそういった入札ができるような状況にぜひしてほしいということで、建築業者もたくさんありますから、ぜひ参加登録をしてほしいということは、去年大分皆さんにもお伝えしたんですけれども、どうもそういった点が少ない、そういう状況ですから、そこら辺の呼びかけをこれからもしていきたいというふうに思っていますので、よろしくお願いしたいと思います。


◯議長【古山大二君】  村田議員。


◯10番【村田桂子君】  町長には本音が出ないのかなと思うんですけれど、業者の皆さんは仕事がなくて本当に何とかしてほしいというのは、私なんかが訪問しますと口々に語られるところです。
 そして、住宅リフォームというのは、小規模ですよね。大体500万円くらいとか以下のところが多くて、そこは土建業者の登録がなくてもできるわけですよね。そして地元に例えば頼めば、5%の補助だったら20倍の経済効果が得られますし、10%だったら10倍ですよね。だからよそではこれだけ83自治体まで広がって、特に埼玉県なんかは大変多いんですけれども、今、北海道とか東北にも広がっています。効果があるというふうに思うんですが、これは私はぜひ研究すべき価値のあることだと思うんですが、これについて町長から明確なお答えがなかったんですけれども、研究を私はぜひしていただきたい。これについてもう一度お願いします。


◯議長【古山大二君】  山上町長。


◯番外【町長 山上貞夫君】  商工会等もいろいろルートがございますから、ぜひ中・小、そういった業者がどういったことに問題を持っているか、そこら辺をしっかりと商工会を通じて検討してみたいと思いますので、よろしくお願いいたします。


◯議長【古山大二君】  村田議員。


◯10番【村田桂子君】  それでは、最後になりますけれども、今の深刻な事態に応ずる私は対策を町として持っていないなということを、生意気のようですけれども、指摘させていただいたんですけれども、町長は財政難だということをしきりとおっしゃるわけですけれども、今回の税収の落ち込みは大体6億9,000万円ですか、その分は起債を仰いで穴埋めをしたところがありますので、そうすると、これほどまでに扶助費なんかを切る必要がなかったんではないかということもあるんですけれど、例えば同じ財政難であっても、箱根、山北、中井町では、2010年度から中学校卒業まで所得制限なしで医療費無料化をやる予定です。
 愛川町と大体同じような財政規模なんですが、愛川でも小学校4年生から6年生まで医療費無料制度を広げるそうです。ここもやっぱり6億円ほどの落ち込みがあったというふうに聞きました。それで、箱根町でも、ここで小6から中学3年生まで無料制度を広げるんですが、山口町長の言葉が、「景気低迷で町税の減収が見込まれるが、教育、福祉、観光をはじめ住民生活を第1に考慮した」ということで、医療費の無料制度を広げているんですね。愛川町でも、高校生の自転車の確保に対する補助であったり、それから通学費の補助なんかも決めました。厳しいからこそ、町が財政出動をして暮らしを支援するという発想だと思うんです。ここが、この寒川の足りないところで、厳しい、厳しいと言って、町の財政は確かに切り詰めました。しかし、町民の暮らしをどうやって応援するかの支援策というのが私はないと思うんですね。先ほどの住宅リフォーム助成制度もそうだし、医療費無料制度もそうですけれども、これによって町民の懐を豊かにして、そしてそれによって町内を活性化して、やがては税収にカムバックさせるという施策展開があるべきだと思うんですけれど、ここは発想の転換をして、そのようにすることが町民の暮らしと営業を守ることになるんだと思うんですけれど、そういう観点での考え方は、町長、どうでしょうか。


◯議長【古山大二君】  山上町長。


◯番外【町長 山上貞夫君】  お答えいたします。
 特に今回は寒川町が今までかつて経験したことないような税収の不足に見舞われているわけでございまして、今言われたような生活支援型の予算組みができていないと言われれば、確かにそのとおりだと思うんですけれども、今回は特に緊急事態ということで、できることはやっていますけれども、大幅にはそれができなかったということで、特に税収減に対しての対応が最優先、住民に対しては生命と財産を守ることを最優先、そして学校の耐震化工事ですとか、今までやっている継続事業の推進に全力を投球しているわけでございまして、総体的には支援策が少し足りないと言えばそうかもしれませんけれども、今後のそういった課題に積極的にまた取り組んでいこうというふうに思いますので、よろしくお願いしたいと思います。


◯議長【古山大二君】  村田議員。


◯10番【村田桂子君】  金がないとときは知恵を出せというのが前の町長の口ぐせでしたけれど、お金がないと言いながら広域リサイクルセンターや北口駅前広場、街区公園、約9億円積極財政で使っているわけですね。お金がないときは、ちょっと大型工事を自粛して延期すれば扶助費を削らずに済み、また町民の支援策もできるんだと思うんですね。ここが知恵なんじゃないですか。
 町民の暮らしを最優先にする、これが私は知恵だと思います。今からでも遅くないと思うんですね。執行延期して、町民の暮らしの支援策に切りかえるべきだというふうに思いますけれども、もう一回ご見解を伺います。


◯議長【古山大二君】  山上町長。


◯番外【町長 山上貞夫君】  今回の予算組みついては、特に北口の区画整理も大詰めの状況でございますから、あれを仕上げなければ、やはり商業の活性化に結びつかない、町の発展にも支障を来たすと、そういった重点的なもので、どうしてもやらなければならないものを今回は手がけておりますから、そこら辺をぜひひとつご理解をいただいて、総合的な判断をしていただければありがたいというふうに思います。


◯議長【古山大二君】  村田議員。


◯10番【村田桂子君】  町の財政は厳しいかもしれないけど、町民の暮らしはもっと厳しいということで、私はご認識をしていただきたいし、その支援策をしなければ町民の暮らしは立ち行かないということを申し上げて、私の質問を終わります。


◯議長【古山大二君】  以上で、村田桂子議員の一般質問を終了いたします。
 次に、15番及川栄吉君の質問を許可いたします。及川議員。
             〔15番(及川栄吉君)質問席へ移動〕


◯15番【及川栄吉君】  議長の許可を得ましたので、通告順位に従いまして一般質問を行います。私の質問の内容は、町長として3年目を迎え、過去、経験のない大変厳しい経済情勢を踏まえた中での施政方針について伺うものであります。
 施政方針でも、述べられていましたが、一昨年秋以降、全世界を激震した金融問題は、昨年後半にはおおむね底を脱したと言われているものの、今なお余震が続いていると思われます。この金融問題で、我が国においては、輸出産業を中心とした製造業が大幅な減収や減益が余儀なくされ、雇用にも影響が出ております。当町においても、昨年から、これも町長が述べられているように、世界金融不況が寒川町の企業にも影響を与え、企業の売り上げ減に伴う税収の落ち込み、そしてそこに働く人の個人所得の減などにより、平成22年度から23年度は、大幅な歳入不足が見込まれ、この危機を乗り越えるために緊急財政対策会議を発足し、あらゆる事業の見直しを図ってこられました。
 私たち議員にも、全員協議会の中で現状報告をされてきました。そして、町民の皆様方にも、昨年から「広報さむかわ」を通して幾度か掲載をされました。さらにはことし1月に、町民説明会を3回も開催し、町を取り巻く情勢を説明され、かつ町民の皆さんから意見や質問を受け、理解を求めてこられたことは私としても理解できますし、評価をするところでございます。町民の皆さんも、町長や町当局の方々から直接お話を聞いたことによって、町の現状や財政運営が大変だなという意味では、理解されたのではないかというふうに思います。
 私は、そういう意味で今回の町長の施政方針に期待したわけでございます。町長には、住んでみたい、住み続けたいまちづくりを目指すならば、23年度以降のビジョンをしっかりと示してもらいたかったと思っております。町民の皆さんに痛みを伴う施策から、将来に夢が持てる方針を力強く述べていただきたかったと思いました。
 例えば1、2年は痛みを伴うが、3、4年、あるいは将来に向けて夢が持てるまちづくりを実現していきたい、そして寒川町のかじ取りをぜひ私に任せてほしいという気概のある方針が述べられるというふうに思いましたが、そういう意味での気概が残念ながら感じられなかったと私は思っております。
 そういう意味で、今回の私の質問でございますが、今申し上げました施政方針で述べられた内容と将来を見据えた町長の考え方、あるいは町の考え方について伺うものであります。
 まず最初の1点目の質問でございますが、緊急財政対策会議の今後の取り組みについてであります。この緊急財政対策会議では、引き続き22年度も今年度21年度同様、これまでの町の350余りの事業の見直しや廃止、そして予算の見直しを行うか、どういうふうにやられるかお伺いします。
 また、この緊急財政対策会議の位置づけは、単に事業や予算の見直しを行うことを目的として発足したのかを改めてお伺いいたします。
 質問の2番目でございます。財源の確保について伺います。
 施政方針では、先ほど申し上げましたように、事業の見直しや廃止などが強く数多く述べられておりますが、将来に向けた安定的な財政の確保の考え方が私は伝わってこなかったように思いました。町としての財源の確保について伺います。町民説明会でもお話がありましたが、財源の確保で、1つとしては、広告収入の取り組みというふうにありますが、この実績についてお伺いいたします。
 2番目としては、受益者負担の適正化を図るというものも大事ではないかと思います。こういう面での受益者負担に対する見解についてもお伺いします。そして町有財産、これも町民説明会でもお話がありましたが、町有財産の有効に活用を図ることという観点から伺いますが、これは私も昨年、一般質問いたしましたが、公共施設の駐車場の整備を図り、有料化をという質問をいたしましたが、有料化に関する検討状況についてお伺いいたします。
 次に、大きな質問の3番目ですが、行政改革の取り組みについてであります。今回の施政方針の中でもいろいろなお話がありました。寒川町のこれまでの行政改革の取り組みについての成果と課題についてお伺いいたします。
 また、この施政方針の中でも簡素で効率的な行政運営に向け、行政改革をより一層進めてまいりますと述べられておりますが、この具体的な取り組み内容についてもお伺いします。
 また、行政改革の推進というのは、やはり町長が幾ら言っても取り組みは進まないわけでございます。そういう意味では、職員の方々の意識改革が大変重要であると思います。職員の皆さんの行政改革に対する動議づけや、あるいは意識づけをどのようにされているのかお伺いしまして、以上でこの場での質問といたします。よろしくお願いいたします。


◯議長【古山大二君】  ただいまの質問に対する答弁を求めます。山上町長。


◯番外【町長 山上貞夫君】  通告順位9番の及川議員のご質問にお答えいたします。
 施政方針についての1、緊急財政対策会議の今後の取り組みについてというご質問でございますが、まず平成22年度も21年度と同様に、政策的事業や一般行政経費などの見直しを行っていくのかについては、平成21年度に、緊急財政対策基本方針にのっとって各歳出抑制を行いましたので、子ども手当の創設分を差し引きますと、22年度当初の予算額は、21年度に比べ約17億円、12%の大幅な減額となっており、ある程度歳出抑制の目標は達成していると考えております。
 したがいまして、平成22年度の緊急財政対策会議としての取り組みは、事業の見直しというより、次のご質問にもかかわるわけではございますが、今年度、対策が不十分であった財源確保対策への取り組みに重きを置きたいというふうに考えております。
 また、今回の私の施政方針が例年と変わらない緊急財政対策への思いや熱意、意気込みが見えてこないとのご指摘がございました。私といたしましては、これまで取り組んできた緊急財政対策やこれからの緊急財政対策に対する取り組みに全力で当たっているわけでございます。その思いが伝わらず大変残念でございます。
 次に、財源確保についてというご質問でございますが、今回のご質問の項目につきましては、緊急財政対策基本方針にあります町有財産の有効活用と受益者負担の適正化及び広告料収入の拡充でございます。
 このうちまず1つ目の町有財産の有効利用では、特に役場と図書館の間にございます約2,000坪の土地の有効活用であります。現在は、役場や図書館への来庁者の無料駐車場として活用しておりますが、ご指摘のとおり、従来の役所的な考えは捨て、民間的な利益追求の考えを持たなければと私も考えております。
 ちなみにことしの正月には、社会福祉協議会へ目的外使用許可を出し、寒川神社の参拝者への有料駐車場として活用をいたしました。社会福祉協議会からその収益の一部を町に還元してもらうことといたしております。
 また、町施設のネーミングライツにつきましては、町内企業の代表者との懇談の折には申し上げてございますが、このような景気の状況下では厳しいとのことであります。しかし、今後も積極的にお願いをしてまいりたいというふうに考えております。
 2つ目の、受益者負担の適正化については、行政サービスを利用することによって利益を受ける特定の方、この受益の範囲内でサービスの対価として使用料や手数料、あるいは事業費の一部を参加者などに負担していただくことが受益者負担の原則ととらえてございます。
 このことにつきましては、一部事業について個人負担金の増加をお願いすることとしておりますが、使用料、手数料については、今後検討してまいりたいと存じます。
 なお、3つ目の広告料収入の拡充につきましては、既に公用車と町ホームページへのバナー広告掲載を実施しております。現在は広報誌への広告掲載も募集をしてございまして、今後はコミュニティバスの車体及び車の内部広告についても行っていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
 なお、現在の利用状況等につきましては、総務部長からお答えさせていただきますので、よろしくお願いいたします。
 続いて、3の行政改革の取り組みについてというご質問でございますが、町は現在、第四次寒川町行政改革大綱に指針を定め、具体の内容として実施計画により各事業を進めております。行政改革の成果ですが、平成20年度中の財政効果額は、平成19年度に比べ688万円の経費削減となっております。
 しかしながら、行政改革の推進懇話会において委員からもご意見をいただいたところでございますが、税等の収納率が目標値に達しなかったことや、職員数の削減による人件費の減額等を加味した場合の行政改革の効果を総合すると、期待していたほどの効果とは言いがたいものがあります。
 では、このような行政改革の現状をいかに分析し、改善していくのかですが、私は、町で実施している事業の責任者として、すべての事業を統括しており、各部長は所管する部の責任者として、各事業を統括する立場におります。また各課長は、所属する課の業務を統括して、各事業のバランスや重点を置くもの、現状を維持するものなどを分析し、課の方向性を示すこととしております。
 そして、個々の事業を実際に行うのは、各職員であり、その職員は現状に最も詳しく、実体験として把握をいたしております。このような職階制の中でそれぞれの職員がそれぞれの業務の中で何をどうすればよりよい町をつくることができ、町民の利益につながるのか、どの部分に力を入れ、どの部分は縮小していくことがよいのかを各職員が常に念頭に置き、職務を遂行していくことが重要であると考えております。そのためにも、職員の育成には今後力を入れてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
 以上です。


◯議長【古山大二君】  木内総務部長。


◯番外【総務部長 木内礼次郎君】  それでは、広告料収入の現状につきましてご報告をさせていただきます。現在の状況につきましては、ホームページに7社の方の申し込みをいただきながら掲載をしてございます。それと、その部分の広告料収入につきましては、一枠につき月5,000円で平成22年2月末現在で39万円の収入となってございます。また、公用車につきましては、側面2カ所に広告を募集しておりまして、現在のところ、1社から公用車の3台分の申し込みをいただいてございます。広告料収入につきましては、1台につき1カ月1,000円ということで、22年2月末現在で3万6,000円の収入ということでございます。
 なお、広報誌の方の広告につきましても募集をしているところでございますが、来年度の掲載ということで3カ月分の申し込みをいただきまして、9万円の収入を予定してございます。
 以上でございます。


◯議長【古山大二君】  及川議員。


◯15番【及川栄吉君】  それでは、順を追って質問いたします。
 まず、緊急財政対策会議の関係でございますが、町長からは、方針に対して熱意が伝わらなかったということで、残念だというお話がありましたけれども、やはり厳しいからこそ、いろいろなこれまでも前段の議員のお話がありましたように、これまで寒川は未曾有の危機だというなら、町民説明会でお話しされた内容と同時に、この施政方針までも、ことしはこうだ、来年はこう、だけれども5年後にはこうしたいというビジョンをやはり掲げないと、いくら施政方針、22年度から今年度だけとなりますと、町民はいろいろな説明会に出ても、公式の場でのお話は一番重いという意味では、町民の皆さんに対しての安心感というものの熱意、そういう方針を述べていただければよかったのかなというふうに思っています。
 緊急財政対策会議ですが、改めてお伺いしますが、設置の目的なりが記載しております。その中でまた所掌事務では、この2カ月年度の財源を確保するというものと同時に、その所掌事務の3番目としては、町政の運営について財政的な面から検討するというふうにも記載されております。そういう意味での設置の目的、あるいは所掌事務に関しての1年間を振り返ると同時に22年度の取り組みというのをもう一度具体的にお聞かせください。


◯議長【古山大二君】  山上町長。


◯番外【町長 山上貞夫君】  木村企画政策部長。


◯番外【企画政策部長 木村俊雄君】  今回につきましては、先ほど来お話ししてございますが、緊急事態というか、そういうことに対する対策措置を講じたということで、かなり私自身としても反省すべき点はあろうかと思います。
 やはり本来であれば、現状分析をした中で、それに基づいたある部分は長期的な戦略じゃありませんけれども、見直しといった面では、今回の対策会議においては、かなり直近的な部分の対応しかできなかったという不十分な対応となっていると考えてございます。
 また、財政の健全化に関しても、今回は町単独事業を中心として歳出削減が全面に出たこともございまして、全体を見た上での事業の再構築というか、そういう視点は若干不明確になったのかなという部分もございます。あくまでも予算編成という次年度平成22年度に対する部分、23年度もございますけれども、かなり近い部分のお話に終始してしまったということで、長期的な視点のお話が町民の方に対しても、また議会等への説明の中でも明確なお話ができなかったという部分は若干反省をしておるところでございます。
 今後につきましては、これらの反省を踏まえまして、中・長期な取り組みを当然ながら行っていかなければならないと思います。緊急の取り組みと今後の行政運営の方向性の確認というんですか、そういった部分でその辺はあわせて必要ではなかろうという理解をしてございます。対策会議に携わった中でのそのような思いを今後に生かしていきたいと思ってございますので、よろしくお願いします。


◯議長【古山大二君】  及川議員。


◯15番【及川栄吉君】  今、部長の方からは反省というか、直近的な本当に緊急的なこれまで事例のない前例のない財政運営の中での1年間の町長からあった歳出の抑制という観点からは、これは理解をするんですが、それだけでは、この所掌事務じゃありませんけれども、あまりにも私は寂しいなというふうに思うんですよ。22年度、あるいは23年度、22年度の予算編成というふうな歳出の見直し、事業の見直しというふうな中だったら、やはり23年度が1つでも2つでも何かしら、これもマイナス面じゃなくて、やはり将来に向けたもののワーキングチーム、あるいはメンバーの中で1つの私は知恵が出ているんじゃないかと思うんですよ。そういう意味での振り返りをしながら、来年度23年度の予算に関する、あるいは事業の見直しに関するところで、くどいようですが、この対策会議の位置づけなり、あるいは方針というものはどういうふうに考えているのかお聞かせください。


◯議長【古山大二君】  藤澤副町長。


◯番外【副町長 藤澤俊二君】  それでは、及川議員さんのご質問に答えたいと思います。
 今、企画政策部長が申し上げたとおり、今後、現状分析をまずしながら、特に23年度につきましては、今回の22年度、引き続き23年度と緊急財政の中でやっています。今後、後期基本計画等々の関係で、当然22、23年度におきまして、後期基本計画及び実施計画の中で、当然そういった今後の方針等が示されると思います。22年度、23年度の前半は、非常に大事な時期かなということで、町民ワークショップはじめ、今、職員のワークショップを始めております。この中で今後の対応につきまして十分検討、協議して、よりよい方針を出していきたいというふうに思っていますので、いましばらく、この22、23年度は力を入れていきたいというふうに思っていますので、ご理解賜りたいと思います。


◯議長【古山大二君】  及川議員。


◯15番【及川栄吉君】  今、副町長の後期というのは、これは総合計画だというふうに思うんですが、もう一度、施政方針の中で22年度の振り返りといいますか、これから事業を立てた中での施政方針、そして先週まであった各常任委員会の報告の中で、ちょっとお聞きしますが、施政方針では、町長は、環境という観点から緑の保全、緑化の推進を図っていく、そして生垣も守っていく、継続的に事業を進めていくと言ったにもかかわらず、建設経済常任委員会の中では、樹木の助成の廃止、あるいは樹林の廃止というのは、期間は当分の間というものも出ていますし、また文教福祉の中では、要綱の附則の改定ですが、扶助費の関係で年度で22年度から23年度の2年間だけの見直しの補助なり、そういうものはお金を3分の2に減らすとかというふうにも書いてありますし、また、本会議の中では、北口のエレベーター、あるいはエスカレーターの設置は、本会議の初日では22度はやめますと言いながら、23年度にはできれば建設したいと、非常に各部門というものは財政の担保があって、さっき言った扶助費の見直しでは2年間で見直しをしますと、あるいは樹木、樹林は当分の間、そしてエレベーター、エスカレーターは財政が許せば23年度にも事業着手したいというふうに、非常に各部門において、町全体の大変な危機だというのはわかりますけれども、その中でも各部門のばらつきといいますか、いろいろな理解の仕方というか、常任委員会の中では各部門の、あるいは各部署というところの予算に対する考え方が非常にばらばらというか、考え方が違うというふうに思うんですが、これはいかがでしょうか。これに対する見解をお伺いします。


◯議長【古山大二君】  藤澤副町長。


◯番外【副町長 藤澤俊二君】  今回の緊急財政の中でいろいろとばらつきがあるというようなことでございますが、確かに今回はいろいろと各課におきまして、相当な職員が勉強したと思うんですね。いい経験をしたと、いろいろ事業仕分け的なことを相当やりました。
 ただ、一般財源を中心に削減しないと、要するに税の対応はできないということで、一般財源を中心に考えました。ですから、一部福祉の扶助費的な部分が多かったということも反省は私もしておりますけれども、今後もまたそれらを23年度に向けては、どの部分を優先していくか、それぞれ各課で、まだまだ不透明な部分がございますけれども、若干でも財政が上向けば、どのものを順位にしていくか、これは総合的に町長も判断を今後していかなきゃいけないというふうに思っています。
 特にハード部門につきましては、ばらつきがある中では、まず安全・安心のためにエレベーター、エスカレーターを後年度にしたということでございますが、先にやはり今までの課題だった旭橋、やはりあそこは大村地区の子どもたち、中学生が大分安全面で危惧されておりました。議会でもいろいろと質問がございました。旭橋をどうしても優先しなきゃいけないと、どうしても子どもたちの、児童の安全面、ですから、エスカレーター、エレベーターにつきましては1年度遅らせたと、まず旭橋を優先させていただきました。
 その他いろいろと大きな課題がございますが、今後もその辺の部内調整をよくし、部内から意見をいただきながら、また23年度に対応していきたいというふうに思っていますので、今回は本当に緊急でございまして、これらの反省を踏まえて、また来年度に生かしていきたいというふうに思っていますので、よろしくお願い申し上げます。


◯議長【古山大二君】  及川議員。


◯15番【及川栄吉君】  緊急というのは、これは十分わかります。今言ったように、副町長、じゃ、23年度に向けて部内調整と、今年度みたいないろいろな話を2年間だけ見直して、附則では22年4月から23年3月、2年間の附則の改正があるというところもあるんですよね。片や、樹木でいくと、当分の間やめる、廃止するというものは、非常に改正でも、なぜ各部門が逆にそういう統一化といいますか、できないんですか。


◯議長【古山大二君】  山上町長。


◯番外【町長 山上貞夫君】  それでは、お答えします。
 今、副町長からもお話がありましたように、支出については昨年の夏頃から全面的に何しろ見直すんだということで、各部門の職員が全事業を洗い出して、本当に必要なものか、一時は休止してもいいものか、廃止できるものかというような例の事業仕分けの手法にのっとりまして、それぞれの事業を見つめ直したわけでございます。
 特に、樹木の補助金につきましては、今までどちらかというと、あまり意識していなかったものもあるんですけれども、樹木を守るために、1本につき8,000円とかいろいろな金額を補助していたわけですけれども、これが特に1年、2年なくなった場合でも、それだからといって、すぐその木を切ってしまうわけではないんですから、ぜひ町民の皆さんにも緊急財政対策ということでご協力を願って、ぜひそういった樹木を残してほしいけれども、ここ1、2年はそういった補助金がなくなりますということは説明して、しっかりとご協力を願いたいというふうなことは考えております。
 特に、それと今、寒川町の状況をいいますと、北口の区画整理に大変お金がかかっています。これもただ、もう先が見えてきまして、これからの寒川の見通しとしましては、さがみ縦貫道ができて、交通の便がよくなりますから、そういったときに南インターですとか北インターの周辺の整備をこれからしていくんだというような明るい見通しもございますから、ぜひそういった意味で長期的に、今の22年、23年については、本当に緊縮財政で、民間でいえば、いろいろな投資を抑えていく状態の年だと、それからその中で必要なものは徐々にやっていきながら、第2の拠点、第3の拠点の田端ですとか、倉見、宮山の拠点整備にこれから力を蓄えながら進んでいくということで、全面的なこれからの明るい見通しとしては、そういった拠点整備に力を入れていくんだということで進めていきたいというふうに思っていますので、よろしくお願いしたいと思います。


◯議長【古山大二君】  及川議員。


◯15番【及川栄吉君】  それでは、質問の2番目の今度財源の確保、今、厳しい、お金がないという寂しい話ばかりでございますが、まず財源の確保についてお伺いします。
 先ほどいろいろな町としてできるこの1年間の広告収入、あるいはホームページ、そういうところが、これは多いか少ないかというよりも、やった結果、1円でもお金をみずからが稼ぐといいますか、財源を確保するというのは非常に大事だというふうに思いますし、今申し上げましたように、金額の多い少ないというよりも、PR、営業活動というのは、私はこれからも続けていただきたいというふうに思っています。
 そういう観点からお聞きしますが、公有財産の有効活用という観点からですが、例えば1つ、提案ですが、今、町長からお話がありました寒川神社、この2,000坪の土地の有料駐車場を確保したというふうになりますと、例えば今まだあいていますよね。駐車場を職員の方々が今勤務地の南側に置いていますね、同じ有料です。職員の方々の駐車場が町の施設の、お金を取るんですから、施設の公有地の有効活用はできないものですかね。


◯議長【古山大二君】  木内総務部長。


◯番外【総務部長 木内礼次郎君】  (仮称)健康福祉総合センター建設用地の土地利用のお話で、職員の駐車場にというようなご質問でございます。
 ご承知のとおり、職員の駐車場につきましては、車を利用する者で組合的なものをつくりながら、独自で駐車場の土地を地主の方からお借りをして、用地の確保をしているというようなことで、当然ここに支払いをしている部分でございます。それをこの用地にというようなご提案でございます。
 この用地につきましてなんですが、公共用地の先行取得事業債というような部分で、一定の期間の中で、主の目的でもある建設をしていくというようなことで、一定の期間といいますと、10年間の中で建設を含めるとあと5、6年ぐらいの有効活用の期間に限られてまいります。
 職員の駐車場については、いったんお借りをしている部分をお返しして、こちらにいくことは可能だし、それが一番いいなというようなことで、私どもも考えてはいたんですが、5年終了した後のことを考えますと、またお借りをしていた方からご協力をいただけるというような保障もなくなると、その後が厳しいのかなというようなことで考えてございます。
 そんなことで、当面、職員の駐車場としての利用は見送った方がいいのかなと、そんなところでございますので、よろしくお願いします。


◯議長【古山大二君】  及川議員。


◯15番【及川栄吉君】  ちょっと残念なお話を聞いたんですが、町民の方々の言うところは、今も稼働率でいうと、1割か2割ぐらいですよね。これは昨年ある同僚議員から出た、せめて固定資産税ぐらいは稼げるような何か工夫というのは、仮にそれは3年だろうが5年だろうが、一工夫はできないものですかね。


◯議長【古山大二君】  藤澤副町長。


◯番外【副町長 藤澤俊二君】  今、総務部長が申し上げたとおりなんですけど、基本的には、あとは職員の個々の問題で、今後は駐車場がないよというようなことになれば、ある程度皆さんに納得してもらえばいいんですけど、あと、この場所は確かに有効に一部は使いたいですね、はっきり言って、そういった収益を上げたい。ただ、イベント時の問題もございます。イベント時に貸してあげますと、当然有料で貸していますから、その間イベント時に使えないという状況もございますので、それらも図りながら、もう少し時間をいただいて活用を考えたいというふうに思っています。町長から、早く検討しないという指示をいただいておりますが、そういった問題もございます。大きなイベントがございます。そういうときには一切使えなくなります。そういった場合、町民から当然また苦情が来ると思うんですね。だから、その辺も考えながらいかないといけませんので、一部貸したり、一部イベントのときに使えるような状況も考えなきゃいけませんので、もうしばらくお待ちください。


◯議長【古山大二君】  及川議員。


◯15番【及川栄吉君】  じゃ、改めて今度は質問を変えますが、財源の確保という観点から、町長は施政方針の中で、1つは将来の種をまくという観点から、2つほど方針の中で示されたと思うんですよ。まず最初のうちの1つをお聞きしますが、さがみ縦貫道路が平成24年度の例えば供用開始というふうになりまして、この寒川にもインターチェンジ2カ所がありまして、そのところに今回条例改正で出たのは、(仮称)寒川南インターチェンジ周辺部にその拠点づくり、田端の地区のまちづくりをしていこうというところで、この拠点が開始、またまちづくりという観点からは非常に私は期待するところでございます。
 そして今申し上げました拠点整備に向けて、田端西地区まちづくり推進課が設置され、具体的に拠点という整備をしていこうというふうにあったんですが、このまちづくりに関する当面のいろいろな課題があるのか、あるいは目標というものを計画年次があれば、そして対象面積というものはどういうふうになるのか、お聞かせください。


◯議長【古山大二君】  前原都市建設部長。


◯番外【都市建設部長 前原宜明君】  田端の先ほどの西地区のまちづくり推進課、4月から設置ということで、町長も施政方針で述べさせていただきましたが、この整備につきましては、面積的には約23ヘクタールほどございます。
 これは、ご存じのとおり、さがみ縦貫道路が24年度をめどに開業する手はずになっておりますので、それに、今からでは少し遅いわけですが、何とかインター周辺を町の拠点の1つとして整備していきたい。内容的には、やはり工業系で整備していくのが妥当であろうということで、町の総合計画、あるいはマスタープラン的にもそういう位置づけをしております。
 それで、この推進課の役割でございますけれども、おおむね地権者がその中に140名ほどございます。この地権者のまずご理解、ご協力を得ないといけないというのが最優先になろうかと思います。
 現在でも、この2カ年ほどかけまして年に数回、勉強会、あるいは「まちづくりニュース」等を発行しまして、ご理解、ご協力を得ているところでございますけれども、また組織を充実しまして、一層これを今回は推進していきたい。そして、おおむね5年以内の市街化区域への編入という手続きに向かって22年度からダッシュしていきたいと。まだなぜ22年度からかといいますと、21年度の3月、今月でございますが、この地域は、県の都市計画上の手続きでいいますと、特定保留区域の指定の告示がございます。これが3月末にございますので、その告示がされました暁には、町もスタートダッシュしていきたいというような形で考えております。


◯議長【古山大二君】  及川議員。


◯15番【及川栄吉君】  田端西地区まちづくりの推進課といいますと、やはり寒川は小さな町でありながら、非常に卵を産むという1つのお金を産める土地だというふうに、地域だというふうに思いますので、これらについては大いに期待し、また5年以内、あるいは地権者の方々はまだまだこれからというふうにあると思いますが、ぜひともこれは成功させてもらいたいというふうに思います。
 次に、財源の確保のもう一つは、2番目として、これも町長の施政方針にありましたが、観光施策の関係でございます。これは私も昨年一般質問しましたが、寒川の資源を有効活用していこうという中で、資源の活用の1つが寒川神社であります。これも交渉というか、実だと思うんですが、年間190万人とか200万人の参拝客の方が、本当に町外から1年中来られているわけでございます。そういう意味での参拝客の皆さんが、すぐ短期で帰るんじゃなくて、長期の、長時間の滞在型でしてもらって、寒川に半分の方でもいいから、お金を落としてもらうというのも必要なことで、私ども寒川としての資源を本当に有効活用できる財源の源の1つだろうというふうに思うんですよ。そういう意味での今回の施政方針がありますが、この観光政策についての見解をお伺いいたします。


◯議長【古山大二君】  須藤町民環境部長。


◯番外【町民環境部長 須藤 武君】  寒川神社の観光も生かした財源確保策というお話でございます。私どもで町を活性化するには、どうしても寒川神社の参拝客、年間200万人もの方が町内に入っている事実、そういうものを観光に着目いたしまして、今、私どもで観光協議会、三者協議会と言っておるんですが、観光協会、商工会、町で組織しておるんですが、実はこれに寒川神社の宮司を顧問として入れまして、三者協議会でなくて四者の中で、今後の寒川町の観光計画づくりというのを具体的に進めたいなと思ってございます。
 その中で、今、研究会を組織をいたしまして、この3月に町内の観光資源の発掘だとか、具体的な滞在型の観光事業にこれから取り組んでまいりたいと思ってございますので、よろしくお願いいたします。


◯議長【古山大二君】  及川議員。


◯15番【及川栄吉君】  全然説明がわかりませんね。どういうふうに、この施政方針に書いてありますが、観光協会、商工会、そして神社というふうにありますが、観光振興計画の策定をお願いするという部分と1つのやはり目標の年次というか、どういうふうにするかというのはあると思うんですが、もう一度お聞かせください。


◯議長【古山大二君】  山上町長。


◯番外【町長 山上貞夫君】  先般そういった会議も1回催しました。その中でもいろいろ話をしたところのお話をしますと、やはり寒川町のメインは寒川神社だということは、これは事実でございまして、寒川神社へ来たお客さんが寒川神社だけですぐ帰ってしまうんじゃなくて、何とか滞在型にしようと、せっかく寒川神社に来られるんですから、今はどちらかというと、電車の場合は、宮山駅で降りて神社へ行って、そのまま帰ってしまうという方が多いんですけれども、これからは寒川駅のロータリーと公園ができますから、寒川駅で降りていただいて、公園のところにマップか何かでちゃんと寒川の案内をつくりまして、そこでその場所に無料で借りられるような自転車でも用意をしまして、そこから寒川神社へ行きながら寒川のいろいろなわいわい市ですとか、ケーキ屋さんだとか、マップを見ながら寒川町の花屋さん、要するにカーネーションだとかスイトピーをやっているところも何か案内のマップをつくりまして、自転車で歩きながら寒川で食事をしたり、花を買っていただいたり、地場産の野菜を買っていただくと、そんなことも考えられるんではないかということで、その駅前の公園の整備のときには、そういったことも少し加味しながら、マップを考えたり、無料で使える自転車の置き場を何とかスペースを確保したりして、寒川の滞在型の観光をこれからやっていきたいということでお願いしております。
 そんな中で商工会でも、B1グルメの中で寒川でもB1に参加をしてやろうということで、今募集をしていますけれども、ぜひそういったものもできれば、寒川へ来たらこんなものが食べられると、おいしいものも食べながら神社へも参拝をして、また花や果物の観賞もできればいいんじゃないかというようなことで、今、徐々にそういったものの具体化に取り組んでいきたいというふうに思っています。
 以上です。


◯議長【古山大二君】  及川議員。


◯15番【及川栄吉君】  今、町長の方からのお話で、そういうものはわかりますけれども、ただ、目標を何年計画で、予算もかかると思うんですが、あと3年とか、あと5年とか、財源の確保という190万人来られるという方々がいるならば、その1つの寒川町としては非常に貴重な源だろうというふうに思うんですよ。だからそうしますと、いろいろな思いはああしたい、こうしたいというのはわかりますよ。ああしたい、こうしたいというその姿を実現に向けて、あと具体的に何年計画でこういう姿をつくっていきたいというのをもう一度お聞かせください。


◯議長【古山大二君】  山上町長。


◯番外【町長 山上貞夫君】  今お話しした神社を中心とした滞在型の観光のスケジュールなんですけれども、これについては、ことしと来年ぐらいで何とかやろうというふうに考えています。長期じゃなくて、ことしできるものはやる、それでできないものは来年ぐらいにやって、何とか商業の活性化にも農業の地産地消、そんなものにも有効に活用できるようにすぐにやろうということで、今、至急にそれぞれが取り組んでいますから、ことしできるものはやる、ことしできないものは来年ぐらいには取り組んでいくという気持ちで取り組んでいますので、よろしくお願いしたいと思います。


◯議長【古山大二君】  及川議員。


◯15番【及川栄吉君】  今、町長から本当にあと1年、2年というふうに実現できるならば、やはり我々町民としても、にぎわいができるような町というものを期待するし、また我々でもできるものはやっていきたいなというふうに思いますので、ぜひ早急に財源といいますか、町がにぎわうという観点からも、これは貴重な事業だろうというふうに思いますので、早急に具体的に実現できるようにお願いしたいと思います。
 次に、3番目として、行政改革の取り組みでございます。先ほど数字的に過去のこれまでも何次、いろいろな町としても行政改革は取り組んでまいりました。昨年の町長のお話では、昨年は688万円の経費削減というふうに出たんですが、行財政改革というのは、数値化というのは非常に難しいというふうに思うんですよ。
 総務常任委員会で昨年の12月にも同僚議員が質問しておりますが、総務常任委員会で愛知県の高浜市を行政視察をしてまいりました。その中でいきますと、高浜市は1990年、行財政改革の一環から行革していこうとなりまして、1つの手段が、職員が毎朝正面玄関に立って、来庁者、お客さんにあいさつをし、そして案内をしているというものがありました。もう一つは、高浜市は職員に対するコスト意識づけという観点から、給与明細に、1時間当たりの自分の額が決まっていますが、1時間当たりの単価を明記して、給与袋にコスト意識を植えつけているというところがありました。
 もう一つは、これは企業名は言いませんけれども、高浜市の市内だと思うんですが、ある会社で職員が実習、研修をして、学んだ結果が無理、無駄、むらといいますか、改善をしていこうというところが、これは繰り返し繰り返しやられているようでございまして、行政改革というのは、やはり数字に出すことは非常に難しいんですが、かつ職員に対する意識づけ、そしてまた、かつ継続することが私は一番大事だろうというふうに思うんですよ。
 そういう意味での、先ほど言った動機づけを改めてお聞きしますが、寒川町としての職員に対する行政改革意識づけ、あるいは動機づけというのをどういうふうに今年度以降は考えているのか、お伺いいたします。


◯議長【古山大二君】  木内総務部長。


◯番外【総務部長 木内礼次郎君】  行政改革にかかわる部分の職員への動機づけというか、研修的な部分というようなご質問なんですが、職員につきましては、当然、申されましたいろいろな給与明細にコスト意識を図るとか、民間との交流というような部分でいろいろご提言をいただきました。
 そんなところで、職員についても、いろいろ人事評価というような部分では、取り組んでございます。そういった部分も含めて、行政改革の位置づけも含めながら、トータル的に人事評価をしていきたいということで実施をしてございます。
 職員の勤務評定につきましては、地公法なんかでも定められてございまして、従来から取り組んではきていたんですが、なかなかそれが試行的な部分でそれの実績としての反映がなってこなかったのが実態でございます。ここで昨年21年の人事評価については、22年4月の人事異動とか昇格、昇任にこれは本格運用していこうということで、今取り組んでございます。
 既に21年分として、まずみずからが個人を評価して、それが1次評価として直属の主幹、主査と、そのうち最終的には部長評価ということで、評価書は上がってきまして、今度の4月の人事異動にそれを初めて町としても適用していこうと進めてございます。
 また、よく申されます実績評価につきましても、次の段階として23年度に実施をしていこうというようなことで考えてございます。実績評価につきましては、当然、処遇、いわゆる給料等の額にも影響していくというような今方針で人事評価を進めてございます。そんな評価制度を充実しながら、行政改革も含めた中で、職員研修というんですか、職員の育成を図ってまいりたいというようなことで考えてございます。よろしくお願いします。


◯議長【古山大二君】  及川議員。


◯15番【及川栄吉君】  職員に対する評価が出て、これまでのよかった点、悪かった点といいますか、いろいろな活動の形態がこの4月1日というふうにお聞きしましたけれども、もう一つ、視点を変えた形での行政改革についてちょっとお伺いするんですが、行政改革は、さっき言ったいろんな見直しも大事ですが、もう一つは、やはり我々でいうと、お金を、源泉を、原資を稼ぐという観点から、やはり無駄をなくしていく、事業の見直しではありませんよ。職員のいろいろな知恵をかりながら無駄をなくしていくという観点から、1つ、お聞きするんですが、例えば今回も出ました医療費が高い、あるいは寒川町は健康診断の受診率が低いというものをテーマにして、職員との意見交換をする、そしてなぜなぜと繰り返しではありませんけれども、受診率がなぜ低いのか、どうしてかという、やはり踏み込んだテーマに対して課題の深掘りというのが私は必要だと。これはその結果が、ある程度答えが出れば、何も金もかかりませんよ。受診率が上がれば早期発見というのは、やはりこれは一番健康を保つためには1つの大事なことだというふうに思います。
 そういう意味での医療費が高い、あるいは健康診断の受診率が低いというテーマに対して横断的に意見を交換するというものの場を設けたらいかがでしょうか。見解をお願いいたします。


◯議長【古山大二君】  菊川健康福祉部長。


◯番外【健康福祉部長 菊川雅男君】  今のご質問の中で、健康診断の受診率が低いということ、また医療費の関係につきまして、健康診断等につきまして、私の方でいろいろつかんでいるのは、特段、寒川で低いということではなくて、その診断項目によっては全国的、あるいは神奈川県内で受診率が低いという部分がございます。そういったところはぜひ改善をしていきたい。
 今、議員がおっしゃられましたように、横断的な、こういった健康診断によってやはり医療費の抑制にもつながるという結果も出てございますので、この辺は関係部署それぞれ、健康診断と医療費の部署は違ってございますので、そういったところは横断的に協力しながら進めて、これからもいきたいと考えてございます。


◯議長【古山大二君】  木内総務部長。


◯番外【総務部長 木内礼次郎君】  医療費のというような話でしたんですが、研修的なとか、人材育成のような立場で1つのテーマを決めて、そういったものを検討するというような観点の中でちょっとお話し申し上げさせていただくんですが、研修の中でも、例えば主任主事とか職階別の研修の1つとして、今、申されたような1つのテーマを決めて、それに対する取り組みの検討、いわゆる政策形成なんかも含めてそうなですが、例えばグループごとに1つのテーマに当たって、じゃ、これに対してどうしたら改善されるとか、課題とか、改善内容を検討するような仕組みの研修も年1回、実施をしてございます。
 その班ごとに改善のテーマ等の研修の終了後には、プレゼントして町長、副町長を含めた中で、それらの班ごとに、私たちの班はこうしたら、こういう報告があるんだとか、いろいろな検討のプロセスの研修もあわせてやってございますので、そんな中で今申された部分については対応していけたらと思ってございます。よろしくお願いします。


◯議長【古山大二君】  及川議員。


◯15番【及川栄吉君】  今申し上げたのは、先ほど緊急財政対策会議のメンバーの中で、この1年間で若手ワーキングチームが、これは募集ですよね、いろいろな担当を加えて各部門から出たメンバーでやられていますが、選ばれておりますが、それまで先ほどあったのは、この1年間で若手の方々が各部門の仕事の、いいにつけ、悪いにつけ、特に我々でいうと、悪さを知っているというものは、先ほど答弁であったわけでございます。そういう意味でのワーキングチームが、この1年間苦労といいますか、これからも23年度に向けてやるんですが、こういう方々が仕事をある意味ではしていますから、さっき言ったように1つの例ですよ。医療費の抑制はどうするのか、あるいは健診率を上げるためにどうしたらいいかというものを、総務部長、年に1回じゃ、こういうのは活動すれば、週1回か週2回とかというふうにやるんですよ。そして短期決戦で短期にテーマを設定して、問題に対する解決に向けてやれば、1つの答えといいますか、次の姿が見えてくると思うんですよ。そういう意味での各事例を横断的に取り組んではどうですかというふうにお伺いしたんですが、改めて見解をお願いします。


◯議長【古山大二君】  木内総務部長。


◯番外【総務部長 木内礼次郎君】  今、プロセスの研修というような部分で申させていただきました。そういった部分で培ったスキルを各テーマごとに今後各部それぞれの課題に対してそういった取り組みを行いながら、改善をそれぞれで図っていきたいというようなことで考えてございます。よろしくお願いします。


◯議長【古山大二君】  及川議員。


◯15番【及川栄吉君】  ぜひ総務部長、力強い声で改善、改革をお願いしたいというふうに、そしてまたある程度具現化ができるような改革というものの姿をぜひ見せていただきたいなというふうに思います。
 先ほどに戻りますが、職員に対するもので、今、部長の方から人事評価というもので来ておりますが、やはりいろいろなものを今の状況を、危機をやはりチャンスにとらえてというふうに考えますと、やる方は職員であるというふうに思うんですよね。先ほどからいろいろなマイナス志向というよりも、職員の方のやる気、あるいはモチベーションが向上するような人事施策というのは考えていますか。これは人事施策というよりも、やはり行政改革の私は一環だろうと思うんですよ。と申しますのは、それはその職員が結果、行革に取り組んで、やはりそういう無理、無駄、いろいろな改善をしていこう、あるいは向上心を高めていこうというものの人事政策だろうというふうに思うんです。そういう意味でのモチベーションを上げるための改めて施策があるのか、見解をお聞きいたします。


◯議長【古山大二君】  木内総務部長。


◯番外【総務部長 木内礼次郎君】  職員のモチベーションをいかに上げるかという施策のお話でございます。先ほど人事評価の中で申し上げました実績評価は23年度からという予定の中でございます。あるいは今年度の人事異動の中でも採用していこうとしています能力評価というような2つの種類の中で実施をしていくわけなんですが、その中で、頑張った職員が例えばプラス評価で給料の何%が上がったとか、逆な方も当然、頑張れなかった方については下がるというような、そんなシステムを今構築をしている最中でございます。そんな部分も含めながら、いかに自分たちが頑張っていけるようなところにそういった評価も位置づけていきたいというようなことで考えてございます。よろしくお願いします。


◯議長【古山大二君】  及川議員。


◯15番【及川栄吉君】  今、私は給料を下げろと言うんじゃなくて、モチベーションを上げるための施策というものを伺ったわけでございまして、結果、下げたらモチベーションは下がるんですよ。上げるために、どうやってその人の仕事に対する満足感をどうやって与えるかというのは、これは上司の方々の仕事なんです、責任なんですよね。そういう意味での施策というのは、大変私は大事だろうというふうに思いますね。そういう観点からもう一度これをお聞きします。
 もう一つは、今いろいろな施策の中で、施政方針の中で町長は22年度、あるいは23年度というふうに強く言われておりますが、ぱっと聞きまして、24年度に特別職の方以外は何人ここにいらっしゃいますか。いないんですよね、多分、9割の方は3年後は。
 と申しますのは、だからゆえに、今、財政的に大変だと言いながら、行革をしながら人を育ててくださいということなんです。そういう仕事の仕組みを、いろいろなものを変える前に、やはり発想を変えていかなければ、私はならないと思う。だから、その発想を変えるというのは、仕組み、人事施策も私は非常に大事だと思うんですが、皆さんがあと1年、あと2年というよりも、やはり3年後、5年後をぜひ考えるような施策はあると思うんですが、町長にお伺いします。


◯議長【古山大二君】  山上町長。


◯番外【町長 山上貞夫君】  それでは、お答えいたします。
 特に、今、私が職員に一番お願いしているのは、やはりお金をいかにして無駄遣いをしないでやっていくか。特に入札ですとか、物を発注するのに原則ベース10%カットは当然だよというようなことで、入札も広く、今までは例えば業者を選ぶのに寒川と茅ヶ崎と藤沢の中で業者を集めて入札をやっていたものを、もう少し広げなさいと、平塚、厚木、海老名も含めた業者の中から、見積もりをとって入札をするというような指示もしています。
 特に、効果が出たのは、ごみ処理の問題でも昨年、全部の業者に今までの発注額より10%何とかカットしてもらえないかということでお願いをしましたら、最終処分場でも10%カットに応じてくれたし、日ごろのごみの収集の業者も8.5%金額を下げてくれたんですね。そういった方法をやはり民間的な発想でいかに安く、いい仕事をしていただくか、そういったもののお願いをしていかなければいけないということで、それを徹底していることが1つ。
 それから、もう一つは、敬老会がございまして、今まで250万円をかけて芸能プロダクションに頼んでしまえば、芸能人が来て、照明から音声から全部やってくれて、全然構わずにできた状況ですけれども、これもいろいろの町民皆さんからも意見がありまして、もったいないということで、ことしはこれを50万円でやります。
 それで、どうしてやるかということで、職員にも知恵を出してもらったんですけれども、寒川にも芸能人もおられるし、今までの一流の芸能人でなくても、内容によっては町民の皆さんが喜んでいただけるものができるんだから、50万円で企画の提案を町内にいる芸能人からも出していただく、そしてプロダクションにもお願いして、50万円でどんな提案ができるか、そんなこともぜひやってもらおうということで、今3月10日をめどに提案型のそれぞれの町内の芸能関係をやっている方、それからプロダクションにも出していただいて、50万円でどんなことができるかいろいろアイデアを出してもらうということで、取り組んでいこうということで、これもやっていきます。最終的には、それを選んでもらうのは敬老会の役員の方々がどのプランがいいかというのを選んで、敬老会に取り組んでいくわけですけれども、あらゆる面でやはりお金を使うには民間の発想を入れた無駄のないお金の使い方をしていこうということでやっていきますから、職員の方々も、それで内容のいいものができれば、自信を持ってまた取り組んでいけますから、そういった取り組みを一つひとつ細かく、いかにお金を使わないでいい内容のものができるか。先ほど言われたような知恵を使うかということで取り組んでいきたいというふうに思っています。よろしくお願いいたします。


◯議長【古山大二君】  及川議員。


◯15番【及川栄吉君】  最後に、本当に職員のやる気につながる人事施策、くどいようですが、考え方についてお伺いして、質問を終わります。


◯議長【古山大二君】  藤澤副町長。


◯番外【副町長 藤澤俊二君】  最近、団塊の世代の職員が多く退職し、いかに住民サービスの低下をさせないようなことで、能力ある職員が退職します。それにかわる人材、若手登用をしていかなきゃいけないというふうに思っています。
 やはり職員は町の宝でございますから、その宝をいかに生かすか、これは部長以上、我々幹部の仕事だと思います。常に私も部内会議はやっているけれども、課内会議はやっていないと。課のミーティングを常に月に2回やってほしいよと。それは仕事の、先ほど言った、1つの改革のお話し合い、あるいは個々の悩みもあるでしょうし、いろいろな部分で若手の意見も非常に、この前も総務部長が言いましたように、1月に町長と私が出て業務改善ということで、主任主事級の研修がございました。これで私も2時間ほど町長と一緒に各グループの話を聞きました。若手は非常にいい窓口の対応とか応対の業務の発表をされました。本当にいい意見を持っています。この若手をぜひ生かしながら、住民サービスの低下のないように今後も努力していきたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。


◯議長【古山大二君】  以上で、及川栄吉議員の一般質問を終了いたします。
 暫時休憩いたします。再開は11時30分から行います。よろしくお願いします。
                 午前11時13分 休憩
   ──────────────────────────────────────
                 午前11時30分 再開


◯議長【古山大二君】  休憩を解いて、会議を再開いたします。
 次に、13番関口光男君の質問を許可いたします。関口議員。
             〔13番(関口光男君)質問席へ移動〕


◯13番【関口光男君】  それでは、ただいま議長のお許しをいただきましたので、一般質問をさせていただきます。
 私の質問につきましては、通告してありますように、3点でございます。1つには、地域おこしについて、また、2番目については、寄附条例の制定について、また3点目については、職員の質の向上についての3点についての質問をさせていただきますので、よろしくお願いしたいと思います。
 自治基本条例が制定され、施行されてからはや4年になろうとしております。自助・共助・公助のおのおのの立場で、協働のまちづくりを進めていくというのが基本であります。今現在、地方分権が進む中、地域のことは地域で考え、地域に主体性と責任を持っていただき、自主的なまちづくりを進めていくべき時代に入ったのではと思っております。
 全国でいろいろな地域おこしが行われております。私は、地域で予算提案権を持って、課題を含めた自主的なまちづくりを進めるべきであり、自立できるまちづくりを進めるべきであると思いますが、町長の見解を受けたいと思います。
 さらに、2点目の寄附条例の制定につきましては、昨年9月に質問しておりますので、その後の町の対応の報告をいただければと思います。
 また、3点目の職員の質の向上につきましては、いかに民間に負けない職員の体制をつくるかということが、職員一人ひとりの能力向上というものをしっかり植えつけていくことが大事だと思っております。その点について、執行部の見解をお伺いしてまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。


◯議長【古山大二君】  ただいまの質問に対する答弁を求めます。山上町長。


◯番外【町長 山上貞夫君】  それでは、通告順位10番関口議員のご質問にお答えいたします。
 まず、ご質問の1点目、地域おこしについて、自助・共助・公助の考えから、地域が自立できるまちづくりを進めるための取り組みはとのご質問についてであります。
 少子高齢化、核家族等の進行により、町民の生活スタイルも変わり、町民のニーズも複雑、多様化してきております。こうしたさまざまな町民のニーズにこたえていくためには、まずは、議員ご指摘のとおり、町民それぞれが自分たちがすることで目的が達成できる自助、自治会、町内会、各種団体、NPO、企業などの公益的なグループや団体の活動によるところが効果的な共助、県や町の責任でなければできない仕事や公が行うことが合理的な公助の考え方に基づくまちづくりへの参加、協力が必要不可欠であると考えております。
 さて、ご質問の予算提案権を持った住民組織による自主的なまちづくりへの考え方についてでありますが、地域が主体性を持ち、地域づくりに責任を持っていただく、そしてそれを地域の活性化、魅力づくりにつなげていくという考え方は、大変すばらしく、今後、町としてその実現に向け、いろいろな場面で検討していくことは、意義のあるだと考えております。
 現在、町では、まちづくりの主役である町民がそれぞれの個性と能力を十分発揮し、積極的にまちづくりにかかわりを持ち、自分たちができることは自分たちが企画し実行していく町民主体の自治の実現を推進していくため、平成18年12月に、寒川町自治基本条例を制定、翌年4月1日から施行し、その推進に努めているところであります。
 したがいまして、今回の議員からのご提言を十分参考にさせていただき、それぞれの地域のニーズに合った活動が活発化し、それが地域の活性化へとつながるよう、地域づくりに向けての町民意識の高揚を目指し、まずは自治基本条例の推進組織であり、公募の町民並びに町議会議員、自治会長連絡協議会、商店街連合会、PTA連絡協議会、民生委員児童委員協議会からの推薦者等をメンバーとするまちづくり推進会議等での協議を通じ、検討を進めてまいりたいと考えております。
 次に、2点目の寄附条例の制定について、以前も寄附条例の制定について質問したが、その後の町の動きについてのご質問にお答えいたします。
 寄附条例につきましては、昨年9月定例会において、関口議員より、協働のまちづくりの観点からの町民主体の自治の確立をするため、寄附条例の制定についてご提案がございました。私も寄附条例のご提案趣旨につきまして賛同いたすところであり、今後、研究してまいりますと答弁申し上げました次第でございます。
 現在、全国の市町村でどのくらいの寄附条例が存在するのか調査をしたところ、約270の寄附条例がございました。条例の名称や目的等それぞれの地域の特性を生かすものでございます。当町でも今後寄附条例の制定に向けて、どういったものがよいのか、さらに研究を続け、平成22年度中の制定を目途にしたいと考えております。
 町民の皆様から大切な財産を寄附していただくことになるわけですので、町の施策もより魅力的で、明るい未来が展望できる事業を展開していかなければ寄附はいただけないものと考えております。
 長引く景気低迷の中、税収も減となっている現状ではございますが、今後ともずっと寒川に住んでいきたいと町民の皆様に思われるような、また町民以外の方々にも賛同していただけるような魅力的な施策を推進していく所存でございますので、よろしくお願いいたします。
 続いて、3点目のよりよい研修を行い、民間に負けない人材として育成すべきと考えるがとのご質問でございますが、現在、町では専門的な知識、技術が習得できる研修として、財団法人神奈川県市町村研修センターをはじめ、市町村職員中央研修所、日本経営協会等に派遣し、行っているところでございます。
 また、都市整備、建設に特化した研修としては、主に財団法人全国建設研修センター及び財団法人神奈川県都市整備技術センターの2団体で実施しているものがあり、本年度においても全国建設研修センターに1名、神奈川県都市整備技術センターに2名の職員を派遣し、それぞれ都市計画、工事の積算及び橋梁に関する研修を受講させております。
 建設土木の技術は、日進月歩のイノベーションを遂げてございます。このような財政状況とはなっておりますので、住民の皆様に我慢をお願いしている中、なかなか研修に潤沢な予算を配分するというわけにはまいりませんが、建設土木のような常に新しい知識、技術の習得が必要な分野の研修、また建設部門以外においても住民サービスの向上、事務事業の効率化等に直接効果があるような専門的な研修については、重点的に派遣をさせてまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
 また、神奈川県、他市町村への派遣を通じましても、派遣先のノウハウ、町とは違った業務の進め方を学ぶことにより、当該派遣職員の質を高めるとともに、学んできたものの職場へのフィードバックにより、所属全体の業務の質の向上に資することになっておりますので、あわせてご理解賜りますようお願い申し上げるところでございます。以上、説明とさせていただきます。


◯議長【古山大二君】  関口議員。


◯13番【関口光男君】  まず最初に、地域おこしについて質問させていただきます。
 1つには、私はこの地域おこしについて予算提案権を地域に持っていただいて、町に予算を要求するという、こういうふうなお話をしたのは、大阪の池田市という市がございますけども、ここで地域おこしのための地域分権推進条例というのを定めて、地域を各小学校区に1地域という、こういうふうな設定をしまして、公募で協議会をつくって、公募の方たちにそこに参加していただいて、いろいろな地域の課題等を含めて議論をして、そして市の方に提案していくという、また市の方もこの条例を定めた上で、1地域当たり約600万円から700万円くらいになるらしいですが、個人市民税の1%をその地域に配分して、その中で地域の課題等を含めて議論していただいて市に出す。市の方としては、いろいろな地域から上がってくる事業について、市当局でもって、その事業が適切かどうかの判断をしていきます。最終的には議会の議決を経て、そして事業の推進に当たると、こういうふうなことを進めております。
 まさしく、先進なやり方だろうと思っておりますが、この市長さんのお話として、こういうふうな記事がございましたけども、「私は、この2年間、地域分権を進めるには、首長、自治体職員だけでなく、市民の皆さんの力量も問われることになります。それから住民の意識改革の必要性をずっと訴えてまいりました。なぜなら、自分たちの町は自分たちでつくるという地域分権の理念は、同時に住民みずからがまちづくりの責任を担うという、こういうことを意味しながら、市民の方たちに行政の考え方、こういったものをしっかりと根づかせていきながら地域協議会というものを設立し、そして地域おこしの事業の展開を図ってきた」、こういう経緯があります。
 いろいろな提案が出ているわけですけれども、いずれの提案についても地域の実情に基づいて出されるもので、非常に無駄がないと、こういうふうな感想が寄せられているところであります。
 また、名古屋市の例の河村市長が、国会議員をやめられて名古屋市の市長になりましたけれども、記事も出ていましたけれども、ここはちょっと乱暴過ぎるような地域おこしなんですが、地域をやはり小学校区に分けて、公募ではなくて選挙で10名程度選ぶという、こういうやり方をとるそうです。こういう理念でいるそうですね、考え方として。
 そのもととなるのが、行革の中でやはりこれを進めていくわけですけれども、6月から個人市民税を10%引き下げるという、これは公約で立候補した河村市長でありますけれども、地域ごとの議会、小学校区ごとに選挙で選ばれた10名程度の委員が、約1,000万円の予算を使い道を決める正式名称、地域委員会、こういったものを実際には想定して、この3月から8地域モデル地域として推進をするという。ただし、これには議会も大変な反発をしているそうですが、市議の報酬を現行の年1,510万円から820万円にすると、それから議員の定数も75名から38名にすると、そういうふうな改革をしながら1,000万円を生んでいくという、こういうふうなことでの地域おこしというものを考えているそうであります。
 そういった意味で、片や非常に乱暴な部分もあるやもしれませんけども、要は地方分権が進んでいく中で地域分権というやはり地域で地域のことを考えるという、こういう発想が全国津々浦々でもって始まりつつあるという、こういう現状を町長を筆頭に職員の皆さんにも、私は認識していただきたいなと、このように思います。
 そういった意味で、寒川町は自治基本条例を制定してはや4年になろうとしているわけですけれども、本当に地域のことは地域で考えていただくという。町長がきのうも同僚議員への答弁にありましたけれども、町長が出かけていってのミニ集会等も開く、こういうふうな町長の話もありましたけれども、現実には町長が話を聞いてきて行政でやるということではなくして、地域に地域のことはお任せするという、こういうふうな発想が基本的にはあるわけですね。
 1つの例として、今、商業の活性化等も含めたり、また、地域の部分でいろいろな形での地域に足りないものがいっぱいあると思うんですが、1つには、例えばの話ですが、前、同僚議員からも一般質問がありましたけれども、小谷、小動、大蔵地域に公園が少ない、またこの地域にスーパー的なものがなくなってしまって、やはり北部地域にこういった店舗も欲しいと、地域ごとの1つの例ですが、地域ごとのいろいろな課題がある。こういったものを地域でしっかりと練っていただいて町に提案するという、こういうことがやっぱりこれからの時代、非常に必要になってくるんではないかと思うんですが、この点について、先ほども町長から答弁がありましたけれども、この辺についての見解をもう一度お聞かせ願いたいと思うんですが。


◯議長【古山大二君】  山上町長。


◯番外【町長 山上貞夫君】  それでは、お答えします。
 今、関口議員から、地域のそれぞれの問題を地域の皆さんにお任せてしてやっていただくということは、大変いいことだと思っております。特に今、寒川町の自治会でも、本当に積極的に取り組んでいる自治会が2、3ございまして、小谷ですとか一之宮だとかという自治会は、かなり積極的にいろんな行事を催したり、施策をしておられます。通学路の子どもさんの安全を守るために小屋までつくって、小学生の通学の安全の確保をしていただいている地域もございますから、そういった意味では、今、関口議員が言われるような提案はごもっともだと思いますし、隣の藤沢市でも既にそういったことに取り組んでいるという話を市長から聞いたことがございます。
 そういった点では、これから寒川町でも徐々にそういったことに取り組んでいく時期に来たかなというふうに思っています。ぜひ地域の皆さん方にもそういった意識を持っていただいて、それで取り組みを進めていけばいいのではないかというふうに考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。


◯議長【古山大二君】  関口議員。


◯13番【関口光男君】  それで、先ほど町長の答弁の中でも、これから先、まちづくり推進会議でこの辺についての議論をしていきたいと、こういうふうな話がございました。
 1つには、非常に個の商店が非常に厳しいという、こういうふうな状況がありますけれども、これも私はある意味での地域おこしにつながると思うんですが、やはり1つの商店が必至になって頑張っている、もちろん商店街が9商店街があるわけですけれども、寒川町に、その中でも場所によっては点在した個の商店がある。こういったところを1つには自治会の皆さんに協力していただいて、何とか個のお店がとにかく踏ん張れる、こういうための支援を地域でやっていただけないかということも私は商店街だけにお任せするんではなくて、こういう意味での地域おこしというものを含めて、例えばの話が、1週間に1回はあのお店に買い物に行こうよとか、こういった話が自治会の中で出てくるような雰囲気をつくり上げていくことも非常に大事ですし、また先ほども池田市の市長さんの話にもありましたように、まずは地域分権、自分たちの地域は自分たちで守るんだと、この意識を高めていただくという、こういう行政の役目というものがあると思うんですが、この辺についてどのように考えていられるか。要は地域にこの思いをさらに高めていただくために、行政としての役割、この部分でのお考えをお聞かせ願えますか。


◯議長【古山大二君】  山上町長。


◯番外【町長 山上貞夫君】  地域分権といいますか、先ほどもちょっとお話ししましたけども、今、町では自治会単位で動いていますけれども、先ほど関口議員が言われたような小学校区域をちょっと大きくした地域でそういうくくりをしたらどうかという案もございます。そういった取り組みの状況ですね。
 確かに先ほども話したように、自治会の中でもそれぞれの自治会が地域のために活躍をしておられる温度差が大分あるんですね。そこら辺をぜひこれから、やはり地域のことは地域でやっていくんだという意識のもとに、それぞれ地域の皆さん方が自分たちの町は自分たちでつくっていくんだという町との協働といいますか、地域は地域がおこしていくんだという意識を高めていけるような何か仕掛けというか、そういった推進していくものをこれから考えていって、徐々に町民の方々にそういった取り組みをしていただくような仕組みをつくれていけばいいなというふうに考えておりますので、よろしくお願いしたいというふうに思います。


◯議長【古山大二君】  関口議員。


◯13番【関口光男君】  私も、23の自治会ということになりますと、例えば地域おこしをするにしても、自治会の大きさも違いますし、また今、町長が言われるように、いろいろな展開していることも違ってきていますから、そういう意味では、自治会が合同になる小学校区くらいの方が、課題も、ある地域になってしまうと、例えばの話がもくせいハイツの自治会、こうなってくると、要するに県の管理の部分がありますから、なかなかここでもって課題を見つけて展開しようということにはなっていかないという、こういうふうな地域もあろうかと思うんですね。
 ですから、そういう意味では、自治会というとらえ方というよりも、もう少し範囲を広げた小学校区域という、こういうところでのやはり課題を見つけて進めることが好ましいんではないかなと、こういうふうに思いますけども、いずれにしても、まちづくり推進会議の方に町長、投げていただいて、絶えずキャッチボールしながら、どうか地域の皆さんにはこの意識の高揚をとにかく町としては役割として果たしていただきながら、地域のことを地域で考えていけるような、こういう議論を1つの本日の取りかかりとしてとことん議論していってもらいたいなと。
 また、順次、時を見ながら機を見ながら、この点についての質問をさせていただきますので、本日はこの程度にとどめておきたいと思います。
 続いて、2点目の寄附条例の関係でございますが、先ほどの町長の答弁で、ちょっと私、聞き漏らしたんですが、何年に設立ということで向かっているということを言われたのか、再度これについての答弁をいただけますか。


◯議長【古山大二君】  木村企画政策部長。


◯番外【企画政策部長 木村俊雄君】  寄附条例の制定の時期、先ほど町長からは平成22年度中というようなお話もございました。担当といたしましては、昨年来の他の地域の状況も見た中で、できれば早目、早ければ次回の定例会、遅くとも9月の定例会にはご提案申し上げたいというふうに考えております。


◯議長【古山大二君】  関口議員。


◯13番【関口光男君】  今お話がございましたけども、これは特段、何か問題があるとか、こういうことをクリアしなきゃいけないとかということは、私は基本的にないはずだと、こういうふうに思っています。先ほど町長の答弁にあったように、非常にある意味ではベターな条例だと思っていますから、ただ、これをするのに町民の方々から、またいろいろな各種団体の方々から寄附をいただくにしても、使途にしても、それから受け入れる形にしても、きちっとした基準というものをやはりつくっていただきたいなと、こういうふうにも思います。
 要は貴重な寄附をいただくわけですから、ですから、今のままでいく、何かわからんけども、受け入れ窓口があって、それでそこでもって受けていて、それから先は今度は主管に落としていくという、こういうようなやり方というのは、私は寄附される方に失礼だと、きちっとした体制づくりで条例化して受け入れるという町の姿勢が私は非常に必要だろうと、このように思いますので、これについて、企画政策部長、もう一回、先ほどの使途基準の関係も含めてひとつお願いします。


◯議長【古山大二君】  木村企画政策部長。


◯番外【企画政策部長 木村俊雄君】  寄附条例につきましては、当然ながら地域づくり、あるいは貴重な浄財というか、寄附をいただくわけでございますので、その目的、趣旨、そういったものが明確でなければならないということは重々承知してございます。
 当然、新たな条例制定となりますと、町民の方に広く周知を図って、パブリックコメント、あるいはその他の周知方法も含めた中で広くお知らせをしていきたい、ご意見をいただきたいという中で制定を考えてございます。
 特に、最近の例で申し上げますと、平成18年には一個人から300万円、また昨年12月には200万円というふうな寄附もいただいている状況もございます。今後、厳しい状況下の中で、ますます寄附を募らなければならない状況にもございますので、ぜひこの条例を早く制定して、当然ながら使途、目的、これを明確にした中で制定をしていきたいというふうに考えてございます。


◯議長【古山大二君】  関口議員。


◯13番【関口光男君】  昨年、非常に話題になりましたふるさと納税というのが全国でもって展開されましたけども、細かい数字は私はわかっていませんが、相当の金額がふるさと納税としてその自治体に納税されたと、こういうふうなお話も聞いております。そういった意味では、厳しい、厳しいというこの社会の情勢ですけども、やはり貴重なお金を心がある方はこうやって寄附していただけるという方は、数多く私はおられると思います。日本人というのは捨てたもんじゃないなという感じを受けていますけども、本当に私はそういうふうに思いますので、どうかしっかりとした体制で条例開始、施行していただければと思いますので、ひとつよろしくお願いいたします。
 それでは次に、3点目の職員の質の向上の関係についてお伺いいたします。
 先ほどちょっと引っかかった町長の発言があったんですが、町民の方たちに我慢させているために、なかなかお金をつけていくというのは非常に難しいけどもというふうな話がありましたけども、確かに、今非常に厳しいということで、昨日も、きょうも、何人かの方が財政問題をやっていますが、厳しいことは重々承知していますけども、町民の方により一層すばらしいものを提供していくという、この基本理念からすると、このお金というのは私は絶対町民のサービスにつながると思っていますから、ですから、その辺の発想を変えていかないと、ないからできないんだというじゃなくて、必ずこれを町民にサービスをして返すというふうな私は発想で進むべきだと思うんですけれども、町長、いかがですか。


◯議長【古山大二君】  山上町長。


◯番外【町長 山上貞夫君】  その点では、関口議員の言われるとおりだというふうに思います。ただ、全体的には、何しろ予算的に厳しい中で何とかやりくりして、そういった勉強はしっかりやってもらわなきゃいけないということで、考えておりますから、行った以上には十二分に勉強して、それをまた町政にフィードバックしていただくということで、それについては積極的に取り組んでいきたいというふうに思っています。


◯議長【古山大二君】  関口議員。


◯13番【関口光男君】  私は何人かのいろいろな方とお話をする中で、今、職員がある意味では3つに分かれるのかなと思うんですが、技術的な面を持っている職員、それから専門的な分野で技術を持っている職員、それから一般職の職員と、大きく3つに私は分けてみたんですが、こういったことからすると、いろいろな分野の職員にいろいろな役割があるわけですけれども、1つには、あまりにも民とかけ離れたという感じを私はいろいろな方から話を聞く中で感じました。
 1つには、技術の部分で、やはりいろいろな事業展開している企業の社長さんからすると、職員はもう少し勉強しないと我々が指導するような形になってしまうじゃないかと、こういうふうな話もお伺いしました。
 また、技術は日進月歩していますので、とにかく何人かに聞きましたけれども、そういう方たちは全国でもって本当に技術向上、それから知識の向上のための研修会に、とにかく忙しい合い間を縫って参加して日進月歩のものをつかんでくるという、こういうふうなことをされているそうです。
 そういう中からすると、やはり職員の研修が今、神奈川県でやられているものであるとか、いろいろな形でのお話がございましたけれども、そういうところに行って研修を受けているということも、その都度その都度聞いておりますが、やっぱり一定、研修を受けた、それが本当に実となって、ある意味では、私は、町の職員というのは、業者であろうが、何であろうが、やはりリードしていく立場になっていかなきゃいけないだろうという思いがあります。
 ですから、そういう意味でやはり民間がやる本当に高度のところに、3万円、4万円、5万円というお金がかかるかもしれませんけれども、こういったところにやっぱり計画を立てて、職員に参加していただいて、逆に業者のちょこっとしたミスも見逃さないくらいの思いで技術の向上をしながらリードしていく、指導していくという職員の研修部門も新たにその自治体でやっている、または神奈川県でやっているところということじゃなくして、それも決して私は悪いとは言いませんけれども、さらに民間の方たちが受けている、こういったところでの技術向上のための研修もやはり受けさせていくべきだと思うんですが、いかがでしょうか。


◯議長【古山大二君】  木内総務部長。


◯番外【総務部長 木内礼次郎君】  人材育成研修の話でございます。確かにおっしゃられるとおり、技術的な部門につきましては、日進月歩というようなことで、日々技術革新が進んでございます。その部分で職員が公共工事として発注する中で、その業者さんの方から指摘を受けるというような事態があってはならないと考えてございますので、技術的な部門については、神奈川県の都市整備センター等へ派遣して、そういった習得に努めているんですが、今申されたように、民間の中で受け入れてくれるような場所も模索しながら、そういった研修を受講させようと考えてございますので、よろしくお願いいたします。


◯議長【古山大二君】  関口議員。


◯13番【関口光男君】  それとあわせて、やはり専門職のメンバーにしても、例えばいろいろな私たち議員も対象にした研修が全国で展開されています。こういったものにもやはり福祉の部分であるとか、また健康増進の部分にしても、きちっと参加させてレベル上げてもらう、また1つの後期高齢の問題をとらえると、今、県の組合でもってやっていますけども、町の職員がここにいろいろな形での参加をしていますけども、そのときにも組合に対して物を言えるような職員に育てていただきたいなと。そういった意味での全国でやられる、こういう研修にも私は参加させる必要があるだろうと思いますので、今の総務部長の答弁を含めて、じっくりとこの辺については予算づけをして、年間でいえば大した金額では私はないと思っていますから、しっかりとお願いしたい。
 その基本は何かというと、職員の皆さんがお預かりしているお金はどういう意味があるお金かということを、やっぱり私はしっかりと職員一人ひとりに植えつけていただきたい。この思いというのは、本当の意味での血税であるわけですから、これをお預かりして、この事業を展開するという、こういう意識に立っていただかないと、ここが私は基本だと思っています。そうするとよりよい仕事をする、より町民サービスをきちっとするという、こういうふうなところにいくと思いますから、まずは、私はこの部分についてどういう意味がある、お預かりしているこのお金は、どのような思いのあるお金なのかということをしっかりと職員に私は植えつけるべきだと思うんですが、わかり切っていることかもしれませんけど、あえて町長にお伺いしたいと思います。


◯議長【古山大二君】  山上町長。


◯番外【町長 山上貞夫君】  確かに、税金というものは貴重なものです。特に税金を納めていただく方は、何をおいてもやはり税金が来たら、しっかりと納めようというような覚悟をもって取り組んでいただいている町民の方が多いわけでございます。本当に自分たちの生活を多少切り詰めても税金はしっかり納めようという方も本当にございますから、その納められた税金を1円たりとも無駄にしないで、しっかりと有効に使っていくという意味では、今おっしゃられたような研修もしっかりしながら、そして無駄のないような税の使い方、そして町民のサービスに生かすような、そういった取り組みをこれからもしっかりやっていきたいというふうに思いますので、よろしくお願いしたいと思います。


◯議長【古山大二君】  関口議員。


◯13番【関口光男君】  総務部長、例えば民間でやられたような職員の研修をされたときに、1年間くらい実務をやっていただいて、その研修された職員に、その1年間くらいやった後に、どういう効果があらわれたかという、こういうレポートなり何なりを出させる形が私はいいと思うんですが、その辺についての考えはどうですか。


◯議長【古山大二君】  木内総務部長。


◯番外【総務部長 木内礼次郎君】  研修の成果の効果測定といいますか、確かにおっしゃられるとおり、現状そういったことができてございません。どういう方法が、技術が業務に生かされてきたのか、そういった効果の測定のような方法をぜひ検討してまいりたいと思います。よろしくお願いします。


◯議長【古山大二君】  関口議員。


◯13番【関口光男君】  それともう一点は、職員の場合は、どうしても3年から4年で、早い方は2年で職場異動すると、こういうふうなことがあります。そういった意味で2年間、3年間ここで我慢すれば次の職場にいけるんだという、こういう思いがあると、やはり力がついていかないという、私はこういう感が否めないんではないかと思っているんですが、ただし、2年、3年でもって異動していくいろいろな分野を要するに勉強してもらうという、これも一方あると思いますが、この辺についてやはり1つのやる気の部分についてといったときに、いや、あと何年すれば私は異動だという思いがあったときに、本当に職員の質の向上につながるかどうかという、こういう懸念があるんですが、この辺についていかがですか。


◯議長【古山大二君】  木内総務部長。


◯番外【総務部長 木内礼次郎君】  先ほど町長が申されたところなんですが、ジョブプロテーションについては、幅広い知識を身につけるというような部分で、短期間というか3年後、4年後をめどに職場を変わって幅広い知識を身につけているというような実態で実施をしてございます。
 ただ、場所によっては、専門性を要する部署とか、いろいろなセクションがございます。そういう部分については、比較的長く専門性を身につけていただくような人事異動も実施をしてございます。
 そんな中で、今後もその場所場所、仕事の内容に合わせた中で、例えば3年がいいのか、6、7年やっていただいて、さらに深くその辺の知識を習得していただくのがいいのかというような部分で、その場所場所ごとを含めながら人事異動をしてまいりたいと思います。よろしくお願いします。


◯議長【古山大二君】  関口議員。


◯13番【関口光男君】  もう一つの観点では、町長、町長自身が就任されて2年半たつわけですけれども、町長がお忙しい激務の中でのことで、例えば1階、2階、3階、それから東分庁舎、それから教育委員会とありますけれども、主任主事、それから主査級、こういう方たちと懇談した、職場に行って、どうだ、その後はというふうな、こういうお話し合いというか、触れ合いを町長はした経験をお聞かせ願いたいと思うんですが。


◯議長【古山大二君】  山上町長。


◯番外【町長 山上貞夫君】  私は特に出向いていかないんですけれども、町長室へ呼んで、いろんな考え方を聞いたり、それを随時やっています。特に決裁の書類がたくさん来ますから、その都度、疑問に思うところや、そして少し変えてほしいというところは担当を必ず呼んでいろいろ意見を聞きながら指導もしております。その中で特に目立つのは、やはりやる気のある職員は、一生懸命やりますので、よろしくというようなことで、なかなか将来有望な職員が若手に多くいるというふうに感じています。ですから、いろいろな意味でじかに民間的な発想をできるだけ職員に話をしながら、いろいろコミュニケーションを図っていっているという状況でございますので、これからもそういった職員からのアイディア、そして私からの発想の転換を促したり、いろんな場面で交流をして新しい職員のやる気を出していきたいというふうに思っております。


◯議長【古山大二君】  関口議員。


◯13番【関口光男君】  私がこれをなぜ言うかというのは、1つに、町長、呼びつけてやるというのは、相手が萎縮するんですね。要するに義務的なことにもなりますし、仕事の報告で行くわけですから、そこには町長の決裁をいただくということで行きますので、そうではなくて、町長を含めて部長以上のメンバーが、3課、4課を持っている部長さんが課長にすべてお任せするんじゃなくて、例えばの話が、この前こういうふうな話があったけれども、それはどうなっていると彼のところに行って、また彼女のところに行って、話を聞いてあげる、また町長自身が通路を歩くだけじゃなくて、中に入っていって、この前に決裁したあれはどうなった、どんな感じで進んでいるんだと、声をかけられて、ものすごく喜ぶんですね、職員が。
 人間というのは不思議なもので、先輩からとか、目上の方から声をかけられるというのはものすごく喜ぶ。これが成長につながるんです。ですから、自分でもって自分のテーブルに呼びつけるという、こういうやり方じゃなくて、私はこれは部長さん方にも、副町長、教育長も含めて、部長さんたちにお願いしたいのは、自分の机のところに呼びつけてやるというやり方ではなくて、これも必要なことはありますけども、自分みずからその部下のところに行って、それで、それはどうなっているんだという、これで職員のやる気というのはものすごく起きるはずなんですよ。その辺について、職員のトップというと副町長でしょうから、一言お願いできますか。


◯議長【古山大二君】  藤澤副町長。


◯番外【副町長 藤澤俊二君】  それでは、関口議員さんのご質問に答えます。
 まず最初に、税の問題で一人ひとりに植えつけるというようなことは、私も過去、当時は、課がそんなに多くなかったですから、必ず税務課へ行けと、税務課へ行って、公平な課税をして、いかに滞納の方と接して、5,000円、1万円を集める大変さ、まずそういうものを身につけて初めて、今度は支出する側、事業をおこして使う側になれると。それが基本であるということは、私も先輩から聞いておりまして、ただ、今の課は相当多いですから、なかなか税務の方とか国保に回れませんけれども、それがまず第1でございまして、あと、声をかけるというのは、職場はまず明るくなきゃいけません。朝、おはようございますと言って、お互いに声をかけ合って、町民にも声をかけ合うと、そして私も過去、先輩に係長、あるいは担当職員のときに上司だった人から、また再びあるところで出会って上司の立場で声をかけられまして、おまえ、随分変わったな、よくなったよと、その一言が非常に今も頭にあります。頑張っている職員に対しては、褒めることも大事ですし、まだまだやってもらわなきゃいけない人には、ある程度厳しい声も必要でございます、ときによっては。そういっためり張りをつけながら、職員全体がレベルアップしていくということが町民サービスにつながるのかなというふうに私も感じていまして、声をかけるというのは非常に大切だというふうに先輩からも教わって、私もそれを実際に体験しております。今後ともそういうふうなことで、我々部長、あるいは管理職である課長も含めて、職員に対して声をかけながら毎日楽しい中にも厳しいさはありますけれども、明るい職場で楽しく、そういう中で町民サービスに努めていきたいというふうに思っています。


◯議長【古山大二君】  関口議員。


◯13番【関口光男君】  1つには、職員の質の向上というのは、いろんなところへ行って研修を受けて技術を高めさせる、またはより多い知識を身につける、こういうことが1つ。それからもう一つは、私は心の部分だと思うんですよ。その思い。要するに町民の皆さんから大変な思いをしていただいている、預かっているこのお金で私たちも生活ができているという、この思い、いろいろな思い、または要するに町長が声をかけてくれた、教育長が私のところへ来て声をかけてくれた、こういうことからその職員がやる気になるというのは多々あるんですね。
 絶対、ここのところは私は見逃してほしくないんですよ。これが質の向上になる。ですから、こういうすばらしい言葉がありますけれども、「蔵の宝よりも身の宝、身の宝よりも心の宝第一なり」という言葉あります。やはりお金も大事です。体も健康であることが大事です。だけど、さらに心が豊かでなきゃいけない、こういう部分が一番大事な部分だろうと思うんですよ。ここに町長、きちっと着目していただいて、部長以上で間もなく新採用の職員も上がってきます。それからいろんな形での職場が変わるメンバーもいます。また昇給するメンバーもいるでしょう。退職するメンバーもおります。これが4月1日から始まるわけですけれども、間もなくであります。
 そういった意味で、この時期をとらえて、私はこういうふうな話をさせていただいているんですが、町長みずから呼びつけるということも大事ですけれども、足を運んで声をかけていく、こういったことを副町長、教育長、それから各部長さん方が、課長さんというのは無理だと思いますから、部長さん方がそういう目線で職員と接していくならば、必ず私はすばらしい職員の質の向上につながると思っていますけども、最後に、町長に4月1日以降の職員の対応、それから4月1日以降、新たな思いで職員の質の向上に努めていただきたいと思うんですが、本当は皆さんから聞きたいけども、代表して町長からお答えをいただいて、私の質問を終わります。


◯議長【古山大二君】  山上町長。


◯番外【町長 山上貞夫君】  それでは、お答えします。
 先ほどもちょっと言い損なったんですけれども、私は呼びつけて町長室でいろいろな説明を受けますけども、現場主義なんですね。問題が起こるとその現場へ職員と一緒に行って、ここはどうするんだというようなことで、道路についてもそうですし、学校現場でもそうですし、スポーツ施設等でも現地を見ながらその対策を職員と一緒に考えていくということでやっていますから、いろいろな発想を出してくれたり、発言もありますから、そういった面ではなかなか現場主義もいいなというふうに思っています。
 それと、今言われた職員の中に入ってやっていく、そういったコミュニケーションも本当に大事だと思いますから、4月以降、肝に銘じまして、できるだけ職員の中へ入っていろいろな交流をしながら町民サービスの充実に、そしてまた、職員の資質向上、そんな面も十分念頭に入れながら進めていくということでやっていきたいというふうに思いますから、よろしくお願いしたいと思います。
 以上です。


◯議長【古山大二君】  以上で、関口光男議員の一般質問を終了いたします。
 これをもって、一般質問を終わります。
   ──────────────────────────────────────
     日程第3 議案第37号 平成21年度寒川町一般会計補正予算(第8号)


◯議長【古山大二君】  日程第3議案第37号「平成21年度寒川町一般会計補正予算(第8号)」を議題といたします。
 町長から提案理由の説明を求めます。
               〔町長(山上貞夫君)登壇〕


◯番外【町長 山上貞夫君】  ただいま議題となりました議案第37号は、平成21年度寒川町一般会計補正予算(第8号)についてであります。第1条におきまして、既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ4万5,000円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ140億5,077万7,000円とし、第2条では、繰越明許費の補正を、第3条におきましては、地方債の補正を行うものであります。
 なお、詳細につきましては、企画政策部長が説明いたしますので、よろしくご審議の上、議決賜りますようお願い申し上げまして、提案の理由といたします。


◯議長【古山大二君】  木村企画政策部長。


◯番外【企画政策部長 木村俊雄君】  それでは、議案第37号「平成21年度寒川町一般会計補正予算(第8号)」につきまして、説明申し上げます。
 2ページ、3ページをお開きください。第1表、歳入歳出予算補正でございます。歳入につきましては、13款国庫支出金から20款町債において、それぞれ補正額の欄に記載の額を追加、または更正減することによりまして、補正後の歳入総額を140億5,077万7,000円とするものでございます。
 歳出につきましては、2款総務費及び12款予備費において、それぞれ補正額の欄に記載の額を追加、または更正減することにより、補正後の歳出総額を歳入同様に140億5,077万7,000円とするものでございます。
 4ページをごらんください。第2表、繰越明許費補正でございます。これにつきましては、消防本部への配備予定の消防ポンプ自動車の購入に要する事業費でございますが、納入期日を延伸するため繰越明許措置をお願いいたすものでございます。
 当該事業につきましては、昨年9月の定例会において、国庫補助金である地域活性化経済危機対策臨時交付金を活用し、補正予算措置をいたしたものでございまして、本年3月末日を納期とすることで整備を進めておりました。しかしながら、自動車の基本構成部分でありますシャシー、通常シャーシと言われますが、この製作工程に日数を要することから、契約期間内の納車が困難となり、契約期間の変更を予定するものでございます。
 なお、現在使用しております消防ポンプ自動車の車検有効期間でございますが、平成23年1月28日までとなってございます。
 次に、第3表、地方債補正でございます。2件の補正でございまして、おのおの限度額を減額するものでございます。国の平成21年度一次補正にて創設されました地域活性化公共投資臨時交付金の額の確定を見たことから、それぞれ目的事業に対する起債の限度額を変更するものでございます。
 10ページ、11ページをお開きください。歳入でございます。13款国庫支出金2項国庫補助金5目教育国庫補助金につきましては、前段の地方債補正において説明いたしましたが、地域活性化公共投資臨時交付金の交付額の確定を見たことから追加をいたすものでございます。
 16款1項寄附金1目一般寄附金につきましては、株式会社さむかわ公共サービスからの寄附でございます。本年の正月におけるさむかわ中央公園駐車場の有料駐車日数の拡大に伴いまして、収益の一部を寄附いただいたものでございます。
 次に、20款1項町債3目教育債でございますが、国庫補助金である地域活性化公共投資臨時交付金の確定に伴い、説明欄記載の中学校防災対策事業債をそれぞれ更正減するものでございます。
 12ページ、13ページをお開きください。歳出でございます。2款総務費1項総務管理費4目財政管理費につきましては、今回の寄附金を公共施設整備基金への積立金として追加をいたすものでございます。
 次に、10款教育費3項中学校費1目学校管理費につきましては、国からの地域活性化公共投資臨時交付金の追加により財源振り替えをいたすものでございます。
 最後になりますが、12款1項1目予備費でございますが、教育費における財源振り替えに伴い予備費を充当いたすものでございます。
 以上で、平成21年度寒川町一般会計補正予算(第8号)の説明を終わらせていただきます。よろしくお願いいたします。


◯議長【古山大二君】  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第37号については、提案説明までとし、次回の会議において質疑、討論、採決をいたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
                (「異議なし」の声あり)


◯議長【古山大二君】  ご異議ないものと認めます。よって議案第37号は、次回の会議において質疑、討論、採決することに決しました。
 以上で、本日の日程は終了いたしました。
 お諮りいたします。議事の都合により、あす10日から22日までの13日間を休会とし、次回の会議は3月23日午前10時に開きたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
                (「異議なし」の声あり)


◯議長【古山大二君】  ご異議ないものと認めます。よってあす10日から22日までの13日間を休会とし、次回の会議は3月23日午前10時に開くことに決しました。本日はこれをもって散会いたします。ご苦労さまでした。
                 午後0時28分 散会
   ──────────────────────────────────────
        地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。
          平成  年  月  日
             寒川町議会 議  長   古 山 大 二
               同   署名議員   及 川 栄 吉
               同   署名議員   早乙女   昭