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神奈川県 大和市

平成19年  2月 都市整備対策特別委員会−02月26日-01号




平成19年  2月 都市整備対策特別委員会

               午後1時01分 開会

            議題 都市整備対策に関する事項

             渋谷土地区画整理事業について

               〔経 過 説 明〕
◎  事業管理課長 「都市整備対策特別委員会」の資料を説明する。
 「1.事業進捗状況と平成19年度の主な整備内容」について、灰色の部分は平成17年度までに整備が完了した区域、平成18年度は緑色で明示している区域を整備中である。青の着色部分が平成19年度整備予定区域である。平成19年度をもって小田急線西側の整備がすべて完了する予定である。あわせて東側区域にも一部着手できる状況になり、桜ケ丘10号踏切付近と都市計画道路高座渋谷駅東線付近が整備予定エリアである。
 整備面積割合は、平成18年度末で55%、平成19年度見込みで64%の進捗予定である。
 「平成19年度の主な整備内容」は、都市計画道路、区画道路と、建物移転棟数は81棟を計画している。整備面積は3.8ヘクタールである。
 「2.使用収益開始の状況」について、使用収益開始は、道路あるいは宅地の整備が完了し、権利者に土地を返したところである。緑色は平成17年度末までに換地として権利者に返した部分である。赤く着色してある部分は、平成19年1月までに新たに使用収益が開始できた宅地で、合わせて12.7ヘクタール、全体面積30.2ヘクタールに対して42%の進捗率となっている。
 「3.事業計画の変更」について、地域からの要請を受けて、これから整備が開始される東側区域の一部で道路計画、公園計画の見直しを行うものである。
 「(1)主な変更内容」は、商業地にふさわしい歩道空間の確保、街区の再編成、街区公園の配置や形状の見直しである。図面は、左側が変更前、右側が変更後である。青く囲った区域(約4ヘクタール)が変更対象区域である。
 「現在までの経過」は、平成16年9月から、地権者、地域関係者からの要請を受けて、市と一緒に勉強会や商店街研究会等を行った。その中で計画案について意見を聞いたり、市側から案を提示したりしながら、平成18年8月31日に「まちづくりニュース」で最終的な案を示している。平成18年9月から10月にかけて権利者へ個別訪問し説明を行った。平成18年10月14日、15日に地元説明会を開催した。その経過を受けて、平成18年12月10日から24日にかけて法定縦覧を実施したが、意見書の提出は特になかった。この計画は大筋で地権者、関係者の理解を得たものと受けとめている。今後関係機関との協議を行い、平成19年3月末には事業計画変更の公告を行いたい。
 「4.高座渋谷駅前複合ビル建設事業」の「(1)経過」について、この事業は民間の資金やノウハウを活用しながら定期借地方式での事業化を図ることから、平成18年4月14日に実施方針の公表、7月14日に募集要項等の公表を行った。それを受けて、平成18年10月16日、17日に2グループから、公共施設と民間施設を合築する形式のものと公共施設と民間施設を分棟するタイプが1案ずつ提示された。それ以降、外部の専門家、学識経験者等による選考委員会の開催、昨年12月定例会で30年にわたる債務負担行為の承認を経て、平成19年2月、優先交渉権者を決定し公表した。2月7日には優先交渉権者との基本協定を締結した。
 「(2)計画概要等」について、施設計画のポイントを6点掲げているが、駅西口から当施設、さらに西側の商業モールへの動線を強く意識し、建物1階に自由に人が行き交うことができるオープンスペースを確保すること、公共の文化施設は3階に集中させ、生涯学習部門、ユースコーナー等を配置し、民間施設はにぎわいを創出するために、1階、2階の低層部に配置することが特徴となっている。
 計画建物は、建築面積、容積対象面積とも敷地いっぱいを活用する案となっている。駐車/駐輪台数は記載のとおりである。
 実施体制の代表企業は日本土地建物株式会社で、実施体制は記載の4社が中心になって今後進めていく形をとる。
 「(3)今後の予定」について、平成19年6月までには事業契約の締結を行い、それ以降、基本設計、実施設計、各種手続を踏んで、平成20年3月には工事着手を図っていきたい。それ以後約1年半をかけて施設のオープンを目指していきたい。

               〔質 疑・意 見〕
◆(古澤委員) 西側区域に信号機の設置が予定されているが、その予定を聞きたい。
◎  整備事業課長 要望3カ所のうち、福田相模原線と常泉寺に通じる交差点、駅に通じる西線と福田相模原線の交差点の2カ所については、平成19年内に設置する予定と聞いている。もう1カ所の西口駅前広場の交差点は、交通量等の状況を見ながら、設置時期を検討していきたいと交通管理者から聞いている。
◆(古澤委員) 周辺住民から、西口広場に交番が欲しいという要望が多数ある。かつて西口に交番を設置する予定があったように思うが、現在どのような状況になっているのか。
◎  事業管理課長 地域、自治会等の要請を受けて、市も一緒に神奈川県警に要請している。駅前広場に接した角地に30坪程度を用意して、県警にも情報を伝え、何とか早期に交番ができるようにと何回か事務折衝を進めているが、東側の既設交番との兼ね合いで、西口にすぐ設置できる状況にないと回答を得ている。今後国道467号線にある交番の移設のケースも含めて、地域の意見を聞きながら西口に何とかできるように働きかけていきたい。
◆(古澤委員) 467号線の交番は、いちょう団地、上和田団地あたりをカバーする意味で外せないと思うが、区画整理が進むにつれて駅西側方面の交番が欲しい。周辺住民の要望も大変多いので、引き続き努力願いたい。
◆(荻窪委員) 平成19年度で線路の西側が完了するが、使用収益の完了はいつか。
◎  事業管理課長 平成20年5月ないし6月にはすべての宅地の使用収益開始が可能と考えている。
◆(荻窪委員) 西側が完了したときの人口はどのようにとらえているか。
◎  事業管理課長 事業着手時点では42ヘクタールで約3800人の居住者がいた。整備後の計画人口は5000人規模を想定している。西側の面積は6割なので、将来的には3000人規模の居住になってくる。
◆(荻窪委員) 3000人は若い世代から高齢の世代までとなると、今回できる複合施設以外にも公共施設が必要になると思う。その辺は全体42ヘクタールの中で何か具体的な考えはあるのか。
◎  事業管理課長 標準であるヘクタール当たり100人の居住が張りついても、都市インフラ上は問題ない施設整備が完了する。これからソフト面で考えていかなければいけないものはあると思う。換地で市有地が多少発生するので、地域の要望があればそういう土地も活用しながら対応は可能である。
◆(荻窪委員) 住居表示はこの後どういう動きが生まれてくるのか。
◎  事業管理課長 登記を行って事業完了になるが、その時点で町名変更もあわせて行う。平成23年度の時点で対応していく。
◆(荻窪委員) 平成23年度までは福田の旧地番を使っていくのか。
◎  事業管理課長 そのとおりである。
◆(木村委員) 467号線にある交番の移設も含めて西側に交番を設置すると聞いたが、東側をなくして西側1つにする意味か。
◎  事業管理課長 東側以外に西側へ新設交番と要請している。事務折衝する中で、正式決定ではないが、一つの選択肢としてそのケースもあると県警から聞いている。
◆(木村委員) 東側のものは、東側の別のところに移設するのか。
◎  事業管理課長 東側の今あるものを西側に移設するのも一つの案である。残ったところには、連絡所なり防犯対応の施設を置くことも可能であると事務折衝の中では出ている。あくまでも西側には新設交番を希望して、東側の467号線沿いはそのままで、将来的には2カ所で協議を進めている。
◆(木村委員) 特に東側の区画整理外の道路が昔ながらの状態になっている。市民の財産たる460億円がさらに効率よく効果が上がるような事業にするためにも、区画整理に絡めて東西の道路網を積極的に考えてもらいたいが、どうか。
◎  渋谷土地区画整理事務所長 西側は、常泉寺の坂に歩道をつけるとか妻恋坂を整備していくことを土木部と協議している。東側は、整備が進んでいく中で土木部、都市部との協議も必要かと思っている。
◆(木村委員) 区画整理ができ上がった時点で市民の財産価値がさらに上がるように、周辺を含めて区画整理事務所は力強く後押ししてもらいたい。
◆(古澤委員) 西側広場の風力発電機が昨年撤去された。これにかわるモニュメントが欲しいが、予定なり考え方を聞きたい。
◎  渋谷土地区画整理事務所長 駅前複合ビルとの調和などもあり、事業完了までに東西にそれなりにモニュメントを考えていきたい。
◆(吉川〔章〕委員) 大型商業施設が大分大きくなるが、どのような形になるのか。
◎  開発事業課長 敷地は現在の1.5倍程度になる。
◆(吉川〔章〕委員) 大型店までいく滝山街道が商店街になる構想らしいが、両側に商店が張りつくのか。
◎  開発事業課長 滝山街道西側に宅地利用で換地されている方もいるので、両側すべてに商店が連たんするかは難しい。駅前から大型店につながるところまでは両側に商店が張りつくようなことで話し合いを進めていきたい。
◆(吉川〔章〕委員) 商店街の歩道はどのくらいとる予定か。
◎  開発事業課長 大型店までは3.5メートルの歩道が両側につく。
◆(吉川〔章〕委員) 商店街のセットバックではなく、行政で考えている歩道幅か。
◎  開発事業課長 そのとおりである。
◆(古澤委員) 資料4ページで、高座渋谷駅東西の連絡であるが、歩行者専用通路が東口から出て北側に抜けるような形になっている。北側で分断されるが、何とかつなげる計画にはならないのか。
◎  事業管理課長 当初自由通路併設型橋上駅舎を計画していた。西側の整備が先に進んだ関係で、改札口が必要であることから平面型駅舎を設置して利用している。事業期間の平成23年度までにできるか不確かなところはあるが、橋上駅舎化の構想は残っているので、地域の方とも話し合いながら方向を導いていきたい。
◆(古澤委員) 朝、下り電車を利用する方は西側に住んでいる方も線路を渡って1回東口に出る。駅のエレベーターを使って東へ行くことはしない。東側の住民は、南側の信号を渡って西側の改札から入っている。歩行者専用通路は計画上平面でつなぐべきである。
◎  渋谷土地区画整理事務所長 地域からも歩行者だけでも踏切を残してもらいたいと要望は受けている。現在の高座渋谷駅北側の踏切から新しくできる踏切まで約30メートルしかないので、それほど不便は感じないと思う。整備された状況をみて地元と協議していきたい。
◆(古澤委員) 意見として述べた。

               午後1時35分 閉会