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神奈川県 大和市

平成18年 12月 都市整備対策特別委員会−12月05日-01号




平成18年 12月 都市整備対策特別委員会

               午後1時01分 開会

            議題 都市整備対策に関する事項

             大和駅周辺再開発事業について

               〔経 過 説 明〕
◎  大和駅周辺再開発事務所長 都市整備対策特別委員会資料を説明する。
 1ページ、「1.各種計画における大和駅周辺地区の位置付け」は、第7次大和市総合計画、大和市都市計画マスタープラン、大和市中心市街地活性化基本計画に変更はないので、説明は省略したい。
 2ページ、「2.大和駅周辺地区の現状」で、現在大和駅周辺地区では大和駅東側第4地区市街地再開発準備組合が事業化を目指し精力的な活動をしている。
 大和駅東側第4地区の概況であるが、地区面積約1.2ヘクタール、事業方式は第一種市街地再開発事業、組合施行で実施する。施行予定者は大和駅東側第4地区市街地再開発組合、権利者は35名(土地所有者29名、借地権者6名)である。
 地元組織の名称は大和駅東側第4地区市街地再開発準備組合で、理事長は田代益廣氏、設立は平成11年7月8日、組合員は22名、事業協力者は西松建設株式会社である。
 経過であるが、平成18年5月、準備組合が市街地再開発組合設立に必要な定款並びに事業計画の作成に着手した。準備組合では、国、県、市の補助金交付決定を受けて、5月より再開発組合の設立に必要な事業計画を作成するために、各種調査(測量、土地建物調査)、資金計画作成、基本設計等の作業に着手している。
 9月、準備組合が事業スケジュールの変更見直しをしている。準備組合と住宅保留床取得予定者(大和ハウス工業株式会社)との協議の中で、事業の参加協定書締結前に、施行区域内の土壌汚染の状況把握について住宅保留床取得予定者より実施要望があった。9月に準備組合が簡易土壌汚染調査を行った。準備組合では、簡易土壌汚染調査の調査分析期間、測量作業のおくれ、権利者の相続等の発生により合意形成に時間が必要となったことから、年度当初の事業スケジュールを変更して、平成18年度後半に予定していた地盤調査、権利変換計画作成、建物実施設計作業について、平成19年度前半に実施することになった。あわせて工事期間の精査を行い、事業完了までのスケジュールも見直しを行った。
 11月、住宅保留床取得予定者が参加組合員として事業に参画する参加協定書を準備組合と締結した。準備組合が実施した簡易土壌汚染調査の結果、土壌汚染について特に問題がないことが確認されたため、11月13日に住宅保留床取得予定者が参加組合員として事業に参画する参加協定書を正式に準備組合と締結した。
 同じく11月、準備組合の定款並びに事業計画作成作業が完了し、再開発組合設立認可申請に向けて臨時総会を開いた。準備組合が5月より行っていた再開発組合の設立に必要な定款並びに事業計画の作成作業が完了し、並行して確認していた関係権利者の同意についても、都市再開発法第14条に規定されている3分の2以上の同意がなされたことから、11月22日、臨時総会を開催し、神奈川県知事に対して再開発組合設立認可申請を行うことが決議された。
 今後の予定であるが、平成18年12月、組合設立発起人が神奈川県知事に対して大和駅東側第4地区市街地再開発組合設立認可申請書を提出する。準備組合で承認された再開発設立発起人5名は、県知事に対して大和駅東側第4地区市街地再開発組合の設立認可申請を大和市を経由して提出する予定になっている。
 平成19年1月、神奈川県による認可申請書の審査並びに縦覧がある。県が認可申請書の審査の後、定款並びに事業計画書の縦覧を行う予定である。
 2月、神奈川県が組合設立認可をおろす見込みである。縦覧後、神奈川県知事より大和駅東側第4地区市街地再開発組合の設立が認可される予定になっている。
 同じく2月、組合の認可がおり次第、準備組合の解散総会並びに大和駅東側第4地区市街地再開発組合の設立総会を開く予定である。準備組合は、神奈川県知事の設立認可後に準備組合の解散総会を行い、準備組合を解散後、大和駅東側第4地区市街地再開発組合の設立総会を行い、都市再開発法に規定されている法人格を有する再開発組合として市街地再開発事業の施行者となる予定になっている。
 同じく2月、公益施設について市民意見の聴取を予定している。市は、再開発事業において整備される公益施設について市民意見を聴取する。
 事業完了までのスケジュールを説明する。
 平成19年2月、大和駅東側第4地区市街地再開発組合が設立される予定である。
 平成19年度に入り、4月早々、地盤調査、権利変換計画作成、建物実施設計の作業に入る予定である。
 8月、権利変換計画の縦覧を実施する予定である。
 12月、権利変換計画認可申請を神奈川県知事あてに出して、平成20年1月、権利変換計画の認可が県知事よりおりる予定である。
 平成20年度に入り、4月、既存建物除却解体作業に入る予定である。
 7月、本格的に建物建設工事に着手する予定である。
 平成22年度に入り、6月、建物建設工事が完成する予定である。
 7月、再開発ビルがオープンする見込みになっている。
 9月、再開発組合の解散を予定している。
 4ページ、「その他研究会等の状況」は、特に変更がないので説明は省略する。
 もう一方の資料である大和駅東側第4地区第一種市街地再開発事業施設計画図は、6月定例会と大きな変更はないので説明を省略したい。なお、この中の公益施設の図面は、この後市民の意見を聞く予定になっている。

               〔質 疑・意 見〕
◆(荻窪委員) 簡易土壌汚染調査はなぜ行うことになったのか。
◎  再開発課長 住宅保留床として取得する金額を負担金の形で何回かに分けて準備組合に納付する協定書になっているが、万が一土壌汚染等が発生すると住宅の販売価格等に影響することがあり、そのリスクを回避する意味で事前に当該土地の土壌汚染調査をやってほしいと、住宅保留床取得者側である大和ハウス工業から要望があった。
◆(荻窪委員) 土壌汚染調査を行う何か危惧する要件があったのか。大和ハウスは常に調査を行いながら建設していく考え方を持っているのか。
◎  再開発課長 大和ハウスでは、他社の事例で前に工場跡地等で金属系の物質が検出されたことがあり、当該地区はそういう危険はないと思うが、念のためにやってもらえないかとの趣旨であった。
◆(荻窪委員) ポイントを決めエリア内全体を見たのか。特定ポイントを調査したのか。
◎  再開発課長 現在建物があり調査地点が限られるため、資料の中では簡易という言葉を使っているが、通常の調査をした。最大15カ所ぐらいで調査した。
◆(荻窪委員) 渋谷土地区画整理事業地内では土壌汚染があったが、エリア内の商業、工業として何か課題的なものがあったとの理解でなくていいのか。
◎  再開発課長 渋谷土地区画整理地内ではテトラクロロエチレンが検出された。第4地区は、地歴調査や近隣住民への聞き取りにより、ドライクリーニング、精密機械等の工場は過去になかったので、当該物質の検証はしていない。カドミウム、六価クロム、鉛、ダイオキシン類の調査はいずれも基準値を大幅に下回る数値であった。
◆(荻窪委員) 2階平面図では、屋上デッキに具体的な配置がされている。どういうものがどこにどう配置されるのか詳細な説明をしてもらいたい。
◎  再開発課長 広場は、住宅、商業施設等の全体共用部分になっている。広場の右側は神社の神楽殿、斜めになっている建物は拝殿並びに本殿、左下は社務所、倉庫を配置すると聞いている。
◆(荻窪委員) 工事が行われている間は、転居して神社の役割を果たしていくのか、その役割は休むのか。
◎  再開発課長 準備組合と天満宮の氏子代表で詳細を詰めている段階であるが、神社側は、適当な土地を見つけて必要最小限の行事等はやっていきたい意向は持っているようである。現在適当な土地が見つかっていないため探している最中である。
◆(高久委員) 予定地内に現在住んでいる方が何人かいると思うが、転居はスケジュールのどの辺に入るのか。
◎  再開発課長 居住系で転出を希望している方はいる。建物建設工事に着手する平成20年7月時点では転出してもらわないとならない。
◆(高久委員) 了解は得られているのか。これからの話なのか。
◎  再開発課長 転出希望者のうち4名は、代替地確保を先決にしてもらいたいとのことで、組合設立の同意を得ていない。準備組合側は、本組合を設立して法人格を持たないと、代替地の手当てに必要な費用も市中銀行から借り入れができないため、組合設立の同意を先決で願いたいと何回か話したが、理解を得られなかった。今後、代替地の確保とあわせて了解が得られるよう組合として努力していく。
◆(高久委員) 国道467号からの車の流入に地元と警察の意見に違いが出ているような話を聞いているが、その辺の状況はどうか。
◎  再開発課長 神奈川県警との事前協議では、国道467号からの主要な車の出入りは認められず、また、荷物の搬出入も時間帯を早朝に限り、交通誘導員を配置する条件で認めるということであった。
 大和駅東線に駐車場の出入り口を設けたが、通過車両が国道467号より少ないとはいえ、交通渋滞が起きるのではないかと意見があることは承知している。実施設計を行う前に県警と再度実施協議を行うが、その前段で周辺自治会等に再度交通関係の説明会を実施する。その中で反映できるものはしていきたいし、信号の現示、交差点改良等によってなるべく交通渋滞を少なくしていきたい。
◆(高久委員) いろいろな条件があって国道467号は渋滞するので、地元の意見も踏まえて、よりよい方向でぜひ進めることを要望しておく。
◆(菊地委員) 2階、3階で予定されている公益施設をもう少し詳しく説明してほしい。
◎  再開発課長 公益施設は2階、3階で共用部分も含めて3200平方メートルある。2階の市民交流施設には、多目的ホール、貸し音楽スタジオを設置する予定である。3階の子育て支援施設には、屋内公園施設、一時預かり機能、子育て相談機能を併設する。公益施設も市民に長く滞留してもらう趣旨とあわせて、市民から要望が多かったものを担当課と協議して取り入れた。
◆(菊地委員) 3階平面図でテーブルみたいなものがかいてあるが、ここが子育て支援センターでいいのか。
◎  再開発課長 左上の青く塗ってある公益施設部分がすべて子育て支援施設である。
◆(菊地委員) テーブルみたいなものがかいてあるところは事務をする場所か。
◎  再開発課長 テーブルが6つほど並んでいるところは食事のスペースである。屋内公園施設、その他一時預かり施設、事務室、相談室等の機能が入っている。
◆(菊地委員) 商業施設のテナント応募状況等、現況はどうなっているか。
◎  再開発課長 集客効果、周辺への波及効果が見込める施設を検討している。現在数社に絞り込んで条件面の整理、活性化の面で検討している最中である。前委員会では12月中にテナントが決定する見込みであると説明したが、事業スケジュール全体が見直され、テナント選定に時間的余裕ができたため、条件面での有利性、周辺活性化に資するテナント候補にヒアリングを再度実施している。年度末を目途に候補を決定すると聞いている。
◆(菊地委員) 公益施設について市民の意見を聞くと説明があったが、商業施設について市民の意見はどのように聞くのか。予定しているのか。
◎  再開発課長 権利者の生活再建というものを第一に考える必要があることから、テナントの賃料を第一義的に考えなければいけない。それからその業種が周辺にどういう波及効果を見込めるか。公共性の強い再開発事業であるが、商業施設は特に市民の意見を聞く予定は現在持っていない。
◆(高久委員) 2階平面図で、天満宮が思ったより広いイメージがあるが、今までの敷地に比べるとどのぐらい縮小されているのか。
◎  再開発課長 従前の建坪は約75坪あったと思う。今ある建物のみを評価対象資産にして従後に置きかえるので、当然規模は小さくなる。3つの施設を合わせて45坪と聞いている。
◆(高久委員) 建物の比較で半分近くになったのか。
◎  再開発課長 建坪で45坪である。
◆(高久委員) 大和駅東側第3街区にボートピア計画も浮上してきたが、ここは今どういう状況か。
◎  再開発課長 大和駅東側第3街区のまちづくりを考える会は平成7年1月に組織された。法定再開発によるまちづくりを検討してきたが、バブル経済の破綻により下火になり、現在活動は休止中である。当初深見草柳線からプロムナードまでの相当広い区域で第3街区があったが、既に大型集合住宅が建ったこともあり、当初のまとまった街区でのまちづくりは難しい。プロムナード寄りに相鉄プロパティーズ株式会社が所有しているまとまった駐車場があるので、今後はこの周辺のまちづくりも期待できる感じでいる。
◆(高久委員) 1階の商業施設には食料品等が入ると思うが、大和駅周辺で衣類を買う店がなかなかないと聞く。その辺はどうなのか。
◎  再開発課長 1階の商業施設は1000坪ある。一般的な専門大店は500坪クラスである。そういう専門大店であれば、2階をあわせて3店舗ぐらいの組み合わせになる。専門大店、スーパーマーケットが数社手を挙げているので、その中から賃料がどのぐらいになるかで優先順位を見ながら、今後準備組合で決めていくのではないか。
◆(木村委員) ボートピア計画を推進すべきとか反対すべきではなくて、第3街区、その周辺も含めて、ボートピアを起爆剤にして行政側から積極的に働きかけて再開発につなげていく考えはないのか。
◎  都市部長 ボートピアは全く別にして、第3街区も含めて大和駅周辺18ヘクタールのまちづくりの構想や中活計画を持っているが、現実の社会情勢が大きく変わってきていることも踏まえて、再度考え方を整理していかなければいけないと、総論としては思っている。国も含めて制度も変わってきているので、中活構想も時期をとらえて整理していかなければいけない。そのときに大事なことは、従前の商業者と行政の組み合わせだけではなく、地域で生活する市民も含めて幅を広げたメンバーで考えていかなければいけない。そういう動きをできるだけ早い時期にやっていきたい。手始めに庁内と、今まで一緒に計画づくりをやってきた商業関係団体と下打ち合わせをするなどして動き始めている。今後は今ある中活構想をベースにしながらも少し整理し直していきたい。
◆(高久委員) 商工会議所が打ち上げたシビックセンター構想がいろいろ話題になっているが、どのようにとらえているか。
◎  市民経済部長 シビックセンター構想は商工会議所主導で研究会をやっており、担当課長が主に参加している。積極的に応援していく立場ではないが、できる限りのことはしていく。今後地元での研究に話として出てくることはあるだろう。
◆(吉川〔章〕委員) 図面の説明は地域にしたのか。
◎  再開発課長 交通協議に至る前段で主動線をどう位置づけるか等、都市計画関連の説明会で大きな枠が載った図面での説明はしたが、詳細は説明していない。
◆(吉川〔章〕委員) 車の出入り口は大和駅東線からの1カ所か。
◎  再開発課長 大和駅東線に面するところは、公共駐車場、民間駐車場の出入り口である。南に面して住宅用駐車場の出入り口を配置している。
◆(吉川〔章〕委員) 大和駅東線からは、右折、左折で入れる形で考えているのか。
◎  再開発課長 県警との実施協議で決定されると思うが、現時点では右折は難しい。左折イン、左折アウトが基本になると思う。
◆(吉川〔章〕委員) 普通でも大和駅東線は渋滞している。近くに幼稚園もあり、その辺を十分配慮して入り口等の場所をよく検討してもらいたい。

               午後1時52分 閉会