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神奈川県 大和市

平成18年  9月 都市整備対策特別委員会−09月11日-01号




平成18年  9月 都市整備対策特別委員会

               午後1時02分 開会

            議題 都市整備対策に関する事項

             渋谷土地区画整理事業について

                傍聴人1名を許可

               〔経 過 説 明〕
◎  事業管理課長 「都市整備対策特別委員会」の資料を説明する。
 「1.事業進捗状況と平成18年度の主な内容について」、整備面積は、平成17年度末で47%、平成18年度の整備が完了すると、55%の進捗率になる予定である。
 進捗状況図は、灰色部分が平成16年度までに整備が完了した箇所、水色部分は平成17年度に整備が完了した箇所、緑色は平成18年度に整備を行っている箇所である。
 「平成18年度の主な整備内容」は、整備面積3.5ヘクタール、建物移転棟数79棟、区画道路整備延長975メートル、それ以外に新幹線南側に渋谷4号公園が計画されており、平成19年度の整備に向け、今年度ワークショップにより整備計画の策定をしていきたい。
 「2.使用収益開始の状況」は、今まで道路、宅地の整備が終わり、権利者に返して、そこで建築なり、いろいろな社会活動が可能な土地のことを示している。緑色は平成17年度までに返すことができた宅地、赤色は平成18年度中に返すことができる宅地を示している。進捗率は今年度末で42%となる予定である。
 「3.事業計画の変更について」、現在の事業計画は平成5年度に策定し、計画策定から十数年が経過している。この間社会情勢等も大きく変化している。今後整備が開始される小田急江ノ島線東側の一部区域で関係者、所有者から現計画に対して、「滝山街道を中心とした商業地形成を図りたい。」「駅前再開発事業は当面見送り、コンパクトで個性ある街を形成していきたい。」「大型店舗とのよりよい共存共栄を図っていきたい。」と意見、要望があった。過去2年ほどかけて地域の方と話し合いを進めたり、関係機関との調整を進め、「計画図(案)」を策定した。変更対象区域は青く囲ってあるところである。
 「主な変更内容」は、「商業地にふさわしい歩道の確保」「街区の再編成」「街区公園の配置や形状を見直し」で、特に商業地では、現計画は旧道路構造令等で計画していた関係で歩道幅員が1.75メートルと狭い。滝山街道の駅北側は、計画では9メートルだったものを13メートルに、歩道を3.5メートル両側に配置し、車道を6メートルとし、商業地にふさわしい皆さんが安心して買い物ができる歩道空間をつくっていきたい。街区の再編成は、大型商業施設ジャスコが地域権利者から借りている駐車場が相当数ある。現計画では、換地上、点在し配置されるので、商業施設の中に駐車場分を取り込んで街区の編成を図って効率的な土地利用を図りたい。公園は、面積的には1200平方メートルであるが、変更に絡んで道路等が動くのにあわせて正四角形に近い形にし、地域のイベント等でも活用できる空間として整備していきたい。来年3月までに地域の方と話し合い、説明会、法的な縦覧等を済ませ、年度末には変更計画を策定していきたい。
 「4.東側区域の着手について」、小田急線西側区域の整備が平成19年度末で完了になるが、ここ二、三年、未整備区域の方からも早く事業を進めてもらいたいと意見、要望が多数寄せられている現状から、桜ケ丘10号踏切が直角に変更になるので、一部東側区域も取り組んでいきたい。都市計画道路高座渋谷駅東線付近は、旧道がメーンルートになっており、今後工事をやるためにも搬入路等の問題もある。16メートルの整備を先に行って、平成19年度、20年度以降の円滑な事業の推進をしていきたい。 「5.高座渋谷駅前複合ビル建設事業について」、「(1)経過」は、4月14日に実施方針の公表した。定期借地方式による事業手法で、それに対する意見書の受け付けを4月14日から5月8日まで行い、計55件の受け付けを行った。7月14日、「高座渋谷駅前複合ビル建設事業募集要項」をホームページ等を活用して公表した。それに対する質問等が10社、149件寄せられ、それには回答している。質問・回答書は第2回目の公表も行っており、9月15日にホームページに公表することを予定している。
 「(2)今後の予定」であるが、今の作業を受けて、事業提案書の受け付けを10月16日、17日で予定している。以後、提案書の審査、債務負担額の承認、優先交渉者の決定等の作業を続け、平成21年12月ごろの開館を目標としている。

               〔質 疑・意 見〕
◆(高久委員) 現在供用されているモール、その周辺の商店出店状況はどのようにとらえているか。
◎  開発事業課長 西側は、事業前は約90店舗が営業していた。4月に商店会ができ、42店舗が加盟している。使用収益を開始していない場所もあるので、今後徐々に店舗数もふえてくると思われる。売り場面積自体は、大型店が3店舗できているので、事業前と比較して大きくなっている。
◆(高久委員) モールへの出店状況はどうか。
◎  開発事業課長 モール沿道には権利者が26名いる。現在12棟が建築済みで、1棟が建築中、1棟は建築確認を出している状況である。駅前複合ビルも含めて西側の町がどのように変わっていくか様子を見たいと、3カ所で駐車場や仮事務所の暫定利用がされている。営業を始めているのは9店舗ある。
◆(高久委員) 商工会議所との連携はどのような動きになっているか。
◎  産業振興課長 この4月から高座渋谷西商店会が商工会議所の主導によって発足した。今後も加入促進等は商工会議所が中心になって実施していくと聞いている。
◆(荻窪委員) 事業計画の変更について、滝山街道は歩道拡幅により道路幅が広がると説明があった。4ページの地図を見ると、幅員が一部分しか拡幅されていない。商店街を張りつけていく部分だけなのは、構造上何か難しい問題があるのか。全部この幅員で抜くことはできないのか。
◎  事業管理課長 減歩により公共用地が生み出されてくる。今回の変更に当たっても17.86%の減歩率を上回ることはできない。廃止になる道路等もトータルで計算して、可能な限り歩道が拡幅できるような配置をした。滝山街道は駅前広場から出て高座渋谷駅東線から北上するが、大型商業施設の入り口までは両側3.5メートルの歩道が確保されるように計画している。
◆(荻窪委員) 安全な街づくり、将来的な街づくりを見た中では、歩道確保はこれからの社会で大事になってくる。そこは努力しても難しいのか。
◎  事業管理課長 事業計画上は非常に難しい問題がある。配付したまちづくりニュースで、「渋谷南部地区地区計画の変更について」の右側が変更案になっている。道路沿いに黒いぽつが連続して表示されているところは地区計画で壁面後退を定め、事業計画の変更に伴う歩道とあわせて空間が確保される。
◆(荻窪委員) 1.75メートルの歩道に対してセットバックした部分はどのくらいあり、現状どのくらいの幅が確保できると見ているのか。
◎  事業管理課長 基本的には50センチ壁面後退できるので、空間としては2.25メートルの幅員が確保される。
◆(荻窪委員) 高座渋谷駅北側の東から西側に抜ける道路の歩道は何メートルか。
◎  事業管理課長 駅前複合ビルの北側道路は、南側幅員3.5メートル、北側幅員2メートル、車道6メートルである。
◆(荻窪委員) 車道を挟んで北側の歩道部分は空間確保ができるのか。
◎  事業管理課長 そのとおりである。
◆(荻窪委員) 何メートルか。
◎  事業管理課長 2.5メートルになる。
◆(古澤委員) 滝山街道の壁面後退が50センチの理由は何か。
◎  事業管理課長 地区計画は事業計画とある面リンクしている部分がある。西側モールは最大1.0メートル壁面後退したが、減歩して権利者に供出してもらったもの以上に負担してもらうことは、事業進捗の中でも難しいため50センチと定めた。
◆(古澤委員) 大型商業施設の南側は1.5メートルで、滝山街道が50センチである。ここら辺の調整はできないのか。
◎  開発事業課長 地区計画に定める壁面後退は0.5メートル、南側は1.5メートルであるが、イオンとはもっと壁面後退して歩行者空間を確保するよう協議は行っている。都市計画は路線として統一的な考え方で50センチ、1.5メートルとなっている。
◆(菊地委員) 事業計画の変更で、「駅前再開発事業は当面は見送り、コンパクトで個性ある街を形成したい。」とあるが、東口駅前広場は計画どおり進めていくのか。
◎  開発事業課長 4ページの図面で、東側は、東口駅前広場、滝山街道、北側は西側とつながってくる道路に囲まれた3街区が再開発構想を持っていた。過去権利者と勉強会も開いた経過があるが、7月に個々の権利者を訪問し、8月に権利者に集まってもらい、事業計画の変更に絡んで将来的な土地利用の話し合いをした。その結果、隣接の方と話し合いができれば、共同化も検討したいが、1人を除いて基本的には個別の土地利用を図りたい意向が多くあった。当面は再開発でなく、個別の土地利用をしていく方針を定めた。
◆(菊地委員) 東口駅前広場はできるのか。
◎  開発事業課長 東口駅前広場は都市計画決定しているので、その範囲内で整備はできる状況である。
◆(菊地委員) 駅前再開発を見送る棟は945棟から外れるのか。
◎  事業管理課長 再開発事業とは別にここに入ってくる方は換地で動くので、基本的には建物移転が発生する。
◆(菊地委員) 大型商業施設は、図面で見ると、面積がかなり広がっている。広がったのはどういう経緯か。
◎  事業管理課長 現計画図では約1万平方メートルになっているが、計画では約1万5000平方メートルを予定している。現在ジャスコが地域の方から土地を借りて南側に駐車場を確保しているが、その5人の権利者が将来ともジャスコと賃貸契約を結んで貸していきたいと話し合いをしている。換地で5000平方メートルほどこの中に入る。
◆(菊地委員) 現計画図では駐車場部分が入っていなかったが、新しい計画では駐車場が商業施設に一体で入っているのか。
◎  事業管理課長 そのとおりである。
◆(古澤委員) 西側駅前広場にシンボリック的なモニュメントとして風力発電機が設置された。最近回っていないが、どういうことか。
◎  整備事業課長 本年7月、大和市に設置したものと同じ形の施設が他県の山岳地帯に設置されているが、そこで翼の破損が見受けられた。メーカーからは、事故の発生状況から推測して、突風により高回転して翼が変形し、破損したのではないかと説明があった。最大風速25メートルで自動的に停止する仕組みであったが、何らかの原因で停止しなかった。事故原因が特定できないことから、安全のため風車の停止をしてもらえないかと依頼があった。現在メーカーでは専門家による事故調査委員会を発足し、調査を行っている。当初三、四カ月で原因究明できるのではないかとの話であったが、原因究明になお時間を要し、安全性の保障、改善の見込みが不明確な状況である。本市の場合、設置場所が駅前広場であり、万が一他県で起きたような事故が発生した場合、鉄道、車両、人へのリスクが非常に高いことから撤去したいと申し入れがあった。市民の安全第一から撤去もやむを得ないと判断し、撤去の方向で請負業者と調整を図っている。
◆(古澤委員) 撤去の費用負担はどこがするのか。撤去時期はいつか。撤去後の跡地のあり方を示してもらいたい。
◎  整備事業課長 撤去費用は請負業者が全額負担し、設置工事費についても返却したいと申し入れがある。
 撤去は、今後台風等もふえてくるので、安全面を考えて9月末ぐらいにしていきたい。
 撤去後は、安全性が確認された段階で再度検討していきたいが、より安全で環境にも配慮した自然エネルギーの利用が図れるようなモニュメントを検討していきたい。
◆(古澤委員) 返ってくる設置費用は有効に利用してもらいたい。
 風力発電にかわる太陽光等を計画していると推測するが、シンボリックなものになるように期待している。
◆(木村委員) 東側は平成19年度に2カ所工事着手予定であるが、第6回、第7回の仮換地指定はいつごろか。
◎  事業管理課長 第6回仮換地指定は平成19年4月あるいは5月、第7回仮換地指定は未定である。
◆(高久委員) 駅前複合ビルについて、実施方針等に市民から2件の意見が寄せられたが、どういうものだったか。
 募集要項に10社、149件の質問が寄せられているが、内容はどのようなものか。
◎  開発事業課長 実施方針に対して市民から、南部の地域拠点となるような美しいデザインの施設にしてほしい、事業を確実に進めるために実績のある優良な民間事業者を選定してほしい、市役所分室機能と図書室の開館時間を延長してほしい、健康増進施設としてフィットネス施設等を導入してほしいと意見があった。あとは直接事業に関係ないが、周辺の道路整備、駅の整備の仕方、急行を停車してほしいと意見があった。
 募集要項に149件の質問が出されたが、応募の資格要件、民間用途、事業スケジュール、駐車、駐輪場に対する市の考え方、賃料の支払い方法等であった。
◆(高久委員) 3階建てと4階建ての案があったが、その関係はどのような方向になっているのか。
◎  開発事業課長 以前のものは、あくまでも市側が想定する分棟、合築の形を示したものである。今回は、公共施設と民間施設を分ける分棟、一緒になる合築の2つの方法で提案できるが、何階でどういうものをつくるかを含めて自由に提案を求める。10月16日、17日で提案が出てこなければどういう形になるかはまだわからない。
◆(高久委員) 複合ビルにホールが入ると思う。規模はどのぐらいを想定しているのか。
◎  開発事業課長 公共施設の中に多目的ホールを予定している。200人規模で、あくまでも地域の方々の活動を支えるホールと位置づけている。

               午後1時48分 閉会