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神奈川県 大和市

平成18年  9月 基地対策特別委員会−09月11日-01号




平成18年  9月 基地対策特別委員会

               午前9時03分 開会

           議題 基地対策に関する事項について

               〔経 過 説 明〕
◎  渉外室長 1、7月3日、神奈川県基地関係県市連絡協議会が在日米海軍司令官、厚木航空施設司令官、外務大臣、防衛施設庁長官に、前日に横須賀市内の路上で発生した厚木基地所属の軍人による交通事故に対し、交通教育の徹底と交通事故の再発防止、被害者への迅速な対応を要請した。
 2、7月10日、神奈川県基地関係県市連絡協議会が内閣総理大臣、外務大臣、防衛庁長官ほか関係機関に対し、「平成19年度基地問題に関する要望」を行った。
 3、7月13日、第三次厚木基地騒音訴訟の控訴審判決が東京高裁で言い渡された。
 4、7月26日、大和市長が額賀防衛庁長官と会談した。現在進められている再編協議の進捗状況について説明を求めると同時に、最終報告に示された空母艦載機移駐の早期実現や地元負担の軽減を図るための施策などについて要請したものである。
 5、8月29日、大和市基地対策協議会が要請活動を行った。防衛庁、防衛施設庁、外務省、在日米国大使館を訪れ、厚木基地の早期返還と基地対策の抜本的改善に関する要望書を提出した。
 6、9月1日、神奈川県基地関係県市連絡協議会が総務大臣に対し、「平成18年度基地交付金及び調整交付金に関する要望」を行った。

               〔質 疑・意 見〕
◆(中丸委員) 最近地元工務店からクーラーの値段が非常に安く抑えられて工事ができないと時々聞く。それに至った経緯を説明願いたい。
◎  基地対策課長 横浜防衛施設局から、今回復旧工事を実施するに当たり、従来から単価が高い、実情に合わないといろいろ意見がある中、価格の実勢調査をやった。それに基づいて適正な単価に引き下げた。単価を引き下げた後、数社から問い合わせがあったようであるが、現在は交付決定に従い順調に工事が進められていると先週報告があった。
◆(中丸委員) その価格が適正だと判断しているのか。
◎  基地対策課長 防音工事の実施主体はあくまでも防衛施設庁で、市は単価決定にいろいろ言える立場ではない。手順に沿った横浜防衛施設局の対応を適正と判断している。
◆(綱島委員) 私のところに入ってくる情報では単価自体が45%落とされている。それは空調関係にも影響している。小学校、中学校、給食センター、コミセン等は防衛補助をもらっている。国土交通省の単価と防衛庁の単価とどのぐらい差があるかつかんでいるか。
◎  基地対策課長 単価比較はしていない。
◆(綱島委員) ぜひ比較してみてもらいたい。極端な差が出ている。市内業者は工事ができないから辞退している。調査もしないで単価が正当であるかのような認識にいること自体、非常に問題だと思う。ほかに全部関係してくることで、防衛補助などもらわないで市単でやってもらった方がいいとの話が出てくる。地元業者いじめを市も率先してやっているのではないかとの批判が既に出ている。単価を余りにも極端に落とし過ぎである。20%とか30%落とすなら許容範囲であるが、45%も落としている。業者は防音工事でも復旧工事でも辞退する。防音工事をやるに当たっても、サッシはつくが、空調関係はつかない事態がこれから起きる。そういうことを認識しているか。
◎  基地対策課長 防音工事は周辺対策の第一義的な重要施策だと認識している。指摘があった点は十分考慮に入れて、今後防衛施設局と対応していきたい。
◆(綱島委員) せっかく防音区域が拡大され防音工事ができるのでよかったと申し込んだところ、サッシはつくが、クーラーは2台しかつかない。その2台分のクーラーすらつかない状況になっている。今まで基地対策課が陳情とか苦情の窓口になっていろいろやってきたことは最大限評価したい。今回は国が窓口になって、すべて国がやるからいいと他人任せみたいな考え方はとっていないと思うが、情報が基地対策課に入っていかないのではないか。12月から工事が始まれば、ほとんどの業者は辞退する方向になっている。結果的に市民が困ることなので、状況をしっかりつかんで、そういうことのないように単価の見直しができないのか。その点も強力に国へ要請してもらいたいと強く要望しておく。
◆(宮応委員) 関連で、委員から45%のダウンでできるのかどうか検証してほしいと意見もあったが、単価がそもそも高かったのかも含めて、そのあたりからの検証をしてもらいたい。どうか。
◎  基地対策課長 市民優先の施策を実施している。横浜防衛施設局にこういう声があるときっちり伝えるし、検証も強く求めていきたい。
◆(宮応委員) 横須賀市長がアメリカへ視察に行き、原子力空母の安全性を確認し、続いて県知事の容認発言があった。マスコミ各社に大和市長の怒りのコメントが載せられていたが、安全であるし、多数意見であるならば、それは県民全体の世論は代表していない。本市は横須賀母港化返上を言っていると読み取った。市是である横須賀母港化返上をもっと発信することはどのようにやっているのか。
◎  基地対策課長 事務レベルでは、神奈川県基地関係県市連絡協議会、厚木基地騒音対策協議会でも発言しているし、市長は、会長、会員の立場でいろいろな場面で本市のスタンスを説明してきた。横須賀への原子力空母配備で市長のコメントも載ったが、一貫して言えるのは、空母艦載機による騒音被害が解消されない限り、母港化返上を求めていく基本的スタンスは全く変わっていない。場面ごとに発言しているのも事実である。コラムに書いたのは、通常型空母は今後退役していく世界情勢の中で、このままでいけば原子力空母になるのは既成事実である認識のもとに、これまでも場面あるごとに言ってきた。横須賀市、県知事が容認するような発言をしたので、改めて市長が自分たちのスタンスは変わらないと発言したと受けとめている。
◆(宮応委員) 横須賀の母港化返上は大いに支持するし、議会も決議を何度も上げている。各自治体の対応はどのような状態か。
◎  基地対策課長 綾瀬市は基本的に母港化返上で強く声を発している。今回の防音工事区域の見直しで、南は藤沢市、北は相模原市で区域が拡大された。航空機騒音の元凶である母港化問題に声は発していないが、事務レベルでは原因が横須賀にあることは認識している。
○  委員長 7月19日にシミュレーションシステムを完成させたとプレス発表があった。ここで説明を受けたいが、どうか。資料等があればもらいたい。
◎  基地対策課長 資料は用意していないが、記者発表したとき各委員には情報提供している。用意するとしてもその資料と思っていた。

               午前9時23分 休憩
               午前9時24分 再開

○  委員長 シミュレーションシステムを今後参考にしていきたい方がいれば、基地対策課に行ってもらいたい。

               午前9時25分 閉会