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神奈川県 三浦市

平成17年第1回定例会(第1号 3月 3日)




平成17年第1回定例会(第1号 3月 3日)





      平成17年第1回三浦市議会定例会会議録(第1号)





 


                 平成17年3月3日(木曜日)午前10時開議


 日程第1 議席の一部変更


 日程第2 会期の決定


 日程第3 各常任委員会の正副委員長及び委員の選任


 日程第4 議会運営委員会、ごみ処理等に関する特別委員会、経済対策特別委員会の委


      員の選任


 日程第5 議長の常任委員の辞任について


 日程第6 施政方針


〇本日の会議に付した事件


 議事日程に同じ


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〇出席議員(18名)


   議 長  松 原 安 雄     副議長  松 原 敬 司


  (7 番)            (5 番)


   1 番  石 渡 裕 子     2 番  出 口 正 雄


   3 番  畠 中   宏     4 番  石 原 正 宣


   6 番  佐 瀬 喜代志     8 番  立 本 眞須美


   9 番  石 渡 定 子    10 番  中 谷 博 厚


  11 番  高 橋 明 久    12 番  北 川 年 一


  13 番  佐 藤   崇    14 番  小 林 直 樹


  15 番  田 辺 冨士雄    16 番  土 田 成 明


  17 番  加 藤   建    18 番  四 宮 洋 二


 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――


〇出席説明員


  市長        小 林 一 也


  助役        越 島   功


  収入役       二 谷 伶 省


  教育長       鈴 木 恒 雄


  政策経営室長    木 村   乃


  行政管理部長    杉 山   実


  市民協働室長    高 木 伸 朗


  経済振興部長    松 井   久


  保健福祉部長    砂 川 克 三


  都市部長      水 越 範 晃


  環境部長      高 木   厚


  水道部長      進 藤 留 次


  消防長       木 村 真 作


  教育部長      青 木 勝 美


  財務担当部長    久保田 正 廣


 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――


〇職務のため出席した議会事務局職員


  事務局長      蛎 崎   仁


  庶務課長      根 本 信 一


  議事係長      山 田 廣 一


  書  記      長 島 ひろみ


  書  記      藤 ? 礼 子


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        平成17年第1回三浦市議会定例会議長報告(第1号)


                          平成17年3月3日(木曜日)


(平成16年)


12月15日 議会だより編集委員会が開催された。


12月15日 中谷博厚議員より「会派退会届」、「議会交渉団体結成届」及び「議会交


       渉団体所属届」(無所属)が提出されるとともに、皐月会代表より「会派


       構成員変更届」及び「役員変更届」が提出された。


12月15日 代表者会議が開催された。


12月15日 中谷博厚議員より、委員会条例第12条の規定に基づき議会運営委員の辞


       任願が提出され、同日付をもって許可した。


12月19日 三浦市総合体育館(潮風アリーナ)において開催された第4回市民のため


       のクリスマス・チャリティコンサートを観覧した。


12月24日 監査委員より例月出納検査の結果について報告を受けた。


12月30日 歳末火災特別警戒中の消防署・団員を慰労した。


(平成17年)


 1月 4日 三崎魚市場1階荷捌所において開催された平成17年新年初取引手締式に


       出席し、祝辞を述べた。


 1月 6日 メルパルクYOKOHAMAにおいて開催された神奈川県知事と市町村長


       並びに議長との賀詞交換会に出席した。


 1月 7日 「うらり」において開催された平成17年三浦市消防出初式に出席し、祝


       辞を述べた。


 1月 7日 三浦市民ホールにおいて開催された平成17年新年祝賀式に出席し、祝辞


       を述べた。


 1月 7日 三浦商工会議所において開催された平成17年同会議所新春賀詞交歓会に


       出席し、祝辞を述べた。


 1月 9日 南下浦市民センター前庭において開催された第14回新春もちつき大会に


       出席した。


 1月10日 三浦市民ホールにおいて開催された平成17年成人の日のつどいに出席し


       た。


 1月13日 議会だより編集委員会が開催された。


 1月17日 愛知県豊明市議会議員が行政視察のため来訪された。


 1月18日 三崎警察署道場において開催された同警察武道始式に出席した。


 1月19日 三浦ふれあいの村において開催された第11回三浦半島地区合同防災訓練


       を視察した。


 1月21日 南下浦市民センターにおいて開催された三浦市中学校美術科教員第9回美


       術作品展を観覧した。


 1月21日 経済対策特別委員会が開催された。


 1月22日 市役所議場において開催された第3回みうらっ子議会を傍聴した。


 1月23日 横須賀市文化会館において開催された「轟 清慶民謡50周年記念友情の


       輪・新春民謡フェスティバル」後の式典に出席し、祝辞を述べた。


 1月25日 監査委員より例月出納検査の結果について報告を受けた。


 1月26日 三浦商工会議所において開催された同会議所優良従業員表彰式に出席し、


       祝辞を述べた。


 1月30日 三浦市民ホールにおいて開催された「三浦市民ファミリーコンサート 島


       田祐子・花岡久子新春に歌う」を観覧した。


 1月30日 ホテル グランパシフィック メリディアン(東京都港区)において開催


       された「理事長服部眞司 旭日小綬章受章叙勲を皆さまに感謝する会」に


       出席した。


 2月 2日 埼玉県吉川市議会議会運営委員会及び議会広報委員会が行政視察のため来


       訪された。


 2月 3日 宮崎県日向市議会総務常任委員会が行政視察のため来訪された。


 2月 4日 市役所第一会議室において開催された三浦半島関係議会議長会に出席した。


 2月 4日 高橋明久議員より「会派退会届」、「議会交渉団体結成届」及び「議会交


       渉団体所属届」(無所属)が提出されるとともに、皐月会代表より「会派


       構成員変更届」が提出された。


 2月 5日 三浦市総合体育館(潮風アリーナ)において開催された平成16年度三浦


       市防災講演会に出席した。


 2月 6日 南下浦市民センターにおいて開催された第25回とびうおクラブもちつき


       大会に出席した。


 2月 7日 代表者会議が開催された。


 2月 7日 佐賀県鳥栖市議会行財政制度調査特別委員会が行政視察のため来訪された。


 2月 9日 三崎魚市場において開催された漁港経済の振興に関する小委員会に出席し


       た。


 2月12日 青少年会館において開催された第42回三浦市広報大会に出席した。


 2月14日 出口正雄議員より「会派退会届」、「議会交渉団体結成届」及び「議会交


       渉団体所属届」(無所属)が提出されるとともに、フォーラムみうら代表


       より「会派構成員変更届」が提出された。


 2月15日 山形県寒河江市議会議会運営委員会が行政視察のため来訪された。


 2月15日 静岡県焼津市議会議員が行政視察のため来訪された。


 2月15日 新潟県加茂市議会議会運営委員会が行政視察のため来訪された。


 2月15日 南下浦市民センターにおいて開催された第23回三浦国際市民マラソン第


       2回企画実行委員会に出席した。


 2月16日 監査委員より定期監査の結果について報告を受けた。


 2月16日 自民クラブ代表より「会派解散届」が提出された。


 2月16日 石原正宣議員、中谷博厚議員及び高橋明久議員より「議会交渉団体結成


       届」及び「議会交渉団体所属届」(きさらぎ会)が提出された。


 2月16日 畠中 宏議員、出口正雄議員、石渡定子議員、田辺冨士雄議員より「議会


       交渉団体結成届」及び「議会交渉団体所属届」(市民クラブ)が提出され


       た。


 2月18日 代表者会議が開催された。


 2月22日 三浦市立病院駐車場において開催されたドクターヘリによる患者搬送訓練


       を視察した。


 2月24日 青少年会館において開催された第39回三浦市老人福祉大会に出席し、あ


       いさつを述べた。


 2月24日 監査委員より例月出納検査の結果について報告を受けた。


 2月26日 三浦市民ホールにおいて開催された全国豊かな海づくり大会三浦地域大会


       シンポジウムに出席した。


 2月28日 各派連絡会が開催された。


 2月28日 議会運営委員会が開催され、高橋明久委員長より提出された「委員長辞任


       願」については許可された。


       また、委員長に加藤 建議員が当選した旨の「委員長当選報告書」が提出


       された。


 3月 2日 中谷博厚議員及び高橋明久議員より、委員会条例第12条の規定に基づき


       ごみ処理等に関する特別委員の辞任願が提出され、同日付をもって許可し


       た。


 3月 2日 畠中 宏議員及び土田成明議員より、委員会条例第12条の規定に基づき


       経済対策特別委員の辞任願が提出され、同日付をもって許可した。


 3月 2日 県立三浦臨海高等学校体育館において開催された同校第1回卒業証書授与


       式に出席した。


 3月 3日 次のとおり陳情を受理した。


  陳情第1号 「市場化テスト」や「給与構造見直し」に反対する意見書の採択を求め


        る陳情


  陳情第2号 確実な税源移譲、交付税の拡充による自治体財政の確立、公務・公共業


        務を後退させる「市場化テスト」反対、地域経済等に悪影響を及ぼす


        「給与見直し」に反対する意見書採択を求める陳情


  陳情第3号 定率減税縮小・廃止の中止、消費税の大増税をやめさせるための意見書


        採択を求める陳情


  陳情第4号 郵政の民営化に反対し、国民本位の郵便局サービスの拡充を求める意見


        書採択を求める陳情


  陳情第5号 児童扶養手当の減額について陳情


  陳情第6号 サービス利用の制限や負担増など介護保険「見直し」による改悪に反対


        し、改善を求める陳情


 3月 3日 市長より次のとおり議案及び報告が提出され受理した。


  議案第1号 三浦市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例


  議案第2号 三浦市企業等立地促進条例


  議案第3号 政治倫理の確立のための三浦市長の資産等の公開に関する条例の一部を


        改正する条例


  議案第4号 三浦市一般職の任期付職員の採用に関する条例の一部を改正する条例


  議案第5号 三浦市職員の旅費に関する条例の一部を改正する条例


  議案第6号 三浦市議会議員の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条


        例


  議案第7号 三浦市非常勤職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条


        例


  議案第8号 三浦市特別職の職員の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例


  議案第9号 三浦市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例


  議案第10号 三浦市職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例


  議案第11号 三浦市国民健康保険税条例の一部を改正する条例


  議案第12号 三浦市手数料条例の一部を改正する条例


  議案第13号 三浦市心身障害児手当条例等の一部を改正する条例


  議案第14号 三浦市みどりの条例の一部を改正する条例


  議案第15号 三浦市都市公園条例の一部を改正する条例


  議案第16号 三浦市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例


  議案第17号 平成16年度三浦市一般会計補正予算(第6号)


  議案第18号 平成16年度三浦市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)


  議案第19号 平成16年度三浦市老人保健医療事業特別会計補正予算(第2号)


  議案第20号 平成16年度三浦市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)


  議案第21号 平成16年度三浦市市場事業特別会計補正予算(第3号)


  議案第22号 平成16年度三浦市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)


  議案第23号 平成16年度三浦市病院事業会計補正予算(第2号)


  議案第24号 平成17年度三浦市一般会計予算


  議案第25号 平成17年度三浦市国民健康保険事業特別会計予算


  議案第26号 平成17年度三浦市老人保健医療事業特別会計予算


  議案第27号 平成17年度三浦市介護保険事業特別会計予算


  議案第28号 平成17年度三浦市市場事業特別会計予算


  議案第29号 平成17年度三浦市公共下水道事業特別会計予算


  議案第30号 平成17年度三浦市病院事業会計予算


  議案第31号 平成17年度三浦市水道事業会計予算


  議案第32号 市道路線の認定及び廃止について


  報告第1号 専決処分の報告について


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              午前10時00分開会・開議


○松原安雄議長  おはようございます。ただいまより平成17年第1回三浦市議会定例会を開会いたします。


 直ちに本日の会議を開きます。


 本日の会議録署名議員に石原正宣議員、松原敬司議員、佐瀬喜代志議員を指名いたします。


 諸般の報告は、お手元に配付いたしました報告書により朗読を省略させていただきます。


 これより本日の議事日程に入ります。


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○松原安雄議長  日程第1 議席の一部変更を議題といたします。


 本件につきましては、会派の異動に伴い、会議規則第4条第3項の規定により議席の一部を変更するものであります。


 お諮りいたします。議席の一部変更につきましては、お手元の表のとおりとすることにご異議ございませんか。(「異議なし」の声あり) ご異議なしと認めます。よって、ただいまのとおり決しました。


 名札をお立てください。


              [各議員 名札を立てる]





                 議席の一部変更


                           (会議規則第4条第3項)


   ┌────────────┬──────────┬──────────┐


   │    議員名     │  新議席番号   │ 旧議席番号    │


   ├────────────┼──────────┼──────────┤


   │    畠中 宏    │ 3番       │ 2番       │


   ├────────────┼──────────┼──────────┤


   │    出口正雄    │ 2番       │ 3番       │


   ├────────────┼──────────┼──────────┤


   │    松原敬司    │ 5番       │ 4番       │


   ├────────────┼──────────┼──────────┤


   │    松原安雄    │ 7番       │ 5番       │


   ├────────────┼──────────┼──────────┤


   │    石原正宣    │ 4番       │ 7番       │


   ├────────────┼──────────┼──────────┤


   │    北川年一    │12番       │10番       │


   ├────────────┼──────────┼──────────┤


   │    中谷博厚    │10番       │11番       │


   ├────────────┼──────────┼──────────┤


   │    高橋明久    │11番       │12番       │


   └────────────┴──────────┴──────────┘


 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――


○松原安雄議長  日程第2 会期の決定を議題といたします。


 お諮りいたします。今期定例会の会期は、本日より3月25日までの23日間としたいと思いますが、これにご異議ございませんか。(「異議なし」の声あり) ご異議なしと認めます。よって、ただいまのとおり決しました。


 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――


○松原安雄議長  日程第3 各常任委員会の正副委員長及び委員の選任を議題といたします。


 本件につきましては、委員会条例の一部を改正する条例が本日施行されたことに伴い、各常任委員会の正副委員長及び委員を新たに選任するものであります。


 お諮りいたします。総務経済常任委員会及び都市厚生常任委員会の正副委員長及び委員の選任につきましては、委員会条例第6条第1項及び第7条第2項の規定により、お手元の名簿のとおりそれぞれ指名することにご異議ございませんか。(「異議なし」の声あり) ご異議なしと認めます。よって、ただいまのとおり選任することに決しました。


 なお、委員会条例改正前の各常任委員会で継続審査中の案件につきましては、委員会条例の経過規定により、総務経済及び都市厚生の各常任委員会に付託されたものとみなされ、お手元の表のとおりとなりますので、ご了承願います。





     総務経済常任委員会、都市厚生常任委員会の正副委員長及び委員名簿


                  (委員会条例第6条第1項及び第7条第2項)


 ┌────────────┬──────────────────────┐


 │    委員会名    │    正副委員長及び委員名        │


 ├────────────┼──────────────────────┤


 │ 総務経済常任委員会  │  委員長    土 田 成 明      │


 │            │  副委員長   出 口 正 雄      │


 │            │  委 員    石 原 正 宣      │


 │            │         松 原 敬 司      │


 │            │         佐 瀬 喜代志      │


 │            │         中 谷 博 厚      │


 │            │         小 林 直 樹      │


 │            │         田 辺 冨士雄      │


 │            │         四 宮 洋 二      │


 ├────────────┼──────────────────────┤


 │ 都市厚生常任委員会  │ 委員長     畠 中   宏      │


 │            │ 副委員長    加 藤   建      │


 │            │ 委員      石 渡 裕 子      │


 │            │         松 原 安 雄      │


 │            │         立 本 眞須美      │


 │            │         石 渡 定 子      │


 │            │         高 橋 明 久      │


 │            │         北 川 年 一      │


 │            │         佐 藤   崇      │


 └────────────┴──────────────────────┘





 閉会中継続審査案件表


 ┌─────────┬───────────────────────────┐


 │   委員会名  │      件       名            │


 ├─────────┼───────────────────────────┤


 │総務経済常任委員会│(平成15年)陳情第21号 議会選出農業委員変更の陳情  │


 │         │(平成16年)陳情第5号 小林市長への公開質問に関する陳│


 │         │ 情                         │


 │         │(平成16年)陳情第6号 陳情書(議会選出農業委員高橋明│


 │         │ 久、石渡裕子の農業委員会における言動に関して市議会の│


 │         │ 責任ある釈明を求める)               │


 │         │(平成16年)陳情第9号 社会福祉協議会から抗議、謝罪、│


 │         │ 撤回を求められている小林市長の政治責任に関する陳情 │


 │         │(平成16年)陳情第10号 三浦市手をつなぐ育成会総会にお│


 │         │ ける、小林市長の発言の撤回と陳謝、責任を求める陳情 │


 │         │(平成16年)陳情第14号 「パート労働者等の均等待遇を求│


 │         │ める意見書」採択を求める陳情書           │


 │         │(平成16年)陳情第18号 「現行の国営、非営利での郵便局│


 │         │ の堅持」を求める陳情                │


 ├─────────┼───────────────────────────┤


 │都市厚生常任委員会│(平成15年)陳情第18号 「青少年の健全育成に関する基本│


 │         │ 法」制定を求める意見書の提出に関する陳情      │


 │         │(平成15年)陳情第20号 三浦市立病院の民間委託に関する│


 │         │ 陳情                        │


 │         │(平成16年)陳情第8号 水道料金の値下げに関する陳情 │


 │         │(平成16年)陳情第13号 市長・三浦市職員の関与する「し│


 │         │ いたけ原木購入、販売、配付問題」の真相究明を求める陳│


 │         │ 情                         │


 │         │(平成16年)陳情第19号 教育基本法改正ではなく、教育基│


 │         │ 本法に基づく施策を進めることを求める意見書を政府等に│


 │         │ 提出することについての陳情             │


 └─────────┴───────────────────────────┘


 閉会中継続調査事項


 ┌──────┬──────────────────────────────┐


 │常任委員会名│     調  査  事  項               │


 ├──────┼──────────────────────────────┤


 │ 総務経済 │1 総合計画の進行管理について               │


 │      │2 広域行政に関する調査・調整について           │


 │      │3 文化行政、国際交流・姉妹都市について          │


 │      │4 税務行政及び財政運営について              │


 │      │5 行政組織と行財政改革について              │


 │      │6 消防・防災対策について                 │


 │      │7 庁舎の管理・建設、市有財産の管理について        │


 │      │8 市営住宅の管理・建設について              │


 │      │9 契約事務に関することについて              │


 │      │10 情報化の推進に関することについて            │


 │      │11 情報公開・個人情報保護について             │


 │      │12 広報広聴、市民相談について               │


 │      │13 住民登録・戸籍事務について               │


 │      │14 火葬場の運営・整備について               │


 │      │15 市民活動の推進について                 │


 │      │16 ボランティア及びNPOの育成、支援等について      │


 │      │17 地縁団体(区)、消費生活、女性行政について       │


 │      │18 交通安全対策、防犯対策について             │


 │      │19 シティ・セールス、経済開発について           │


 │      │20 起業の促進及び支援について               │


 │      │21 商工業及び観光振興について               │


 │      │22 勤労者の福利及び厚生について              │


 │      │23 農業及び水産業の振興、漁港・市場施設の整備及び管理につい│


 │      │  て                           │


 │      │24 その他委員会所管事項                  │


 ├──────┼──────────────────────────────┤


 │ 都市厚生 │1 児童、障害者、高齢者等の福祉施策について        │


 │      │2 社会福祉施策、生活保護に関することについて       │


 │      │3 国民健康保険、老人保健医療、介護保険について      │


 │      │4 健康管理、地域医療、保健衛生、病院事業について     │


 │      │5 都市計画、土地利用計画、土地区画整理事業について    │


 │      │6 開発指導等の建築行政について              │


 │      │7 道路、河川・水路、公園の整備について          │


 │      │8 幹線道路網の整備促進について              │


 │      │9 自転車等駐車対策について                │


 │      │10 がけ地対策、急傾斜地崩壊対策について          │


 │      │11 環境美化・保全、緑化の推進、公害防止対策について    │


 │      │12 一般廃棄物・産業廃棄物の処理、し尿処理について     │


 │      │13 上水道及び公共下水道の整備について           │


 │      │14 小中学校、図書館、公民館・児童館、文化施設の整備について│


 │      │15 文化財、スポーツ振興、社会教育施策、青少年教育について │


 │      │16 学校教育、学校給食について               │


 │      │17 その他委員会所管事項                  │


 └──────┴──────────────────────────────┘


 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――


○松原安雄議長  日程第4 議会運営委員会、ごみ処理等に関する特別委員会、経済対策特別委員会の委員の選任を議題といたします。


 本件につきましては、委員会条例第12条の規定に基づき、平成16年12月15日に中谷博厚議員より議会運営委員の辞任願が提出され、また、平成17年3月2日に中谷博厚議員及び高橋明久議員よりごみ処理等に関する特別委員の辞任願、畠中 宏議員及び土田成明議員より経済対策特別委員の辞任願が提出され、それぞれ同日付をもって許可したことにより欠員となっております委員の選任を行うものであります。


 お諮りいたします。議会運営委員会、ごみ処理等に関する特別委員会、経済対策特別委員会の委員の選任については、委員会条例第6条第1項の規定により、お手元の名簿のとおりそれぞれ指名することにご異議ございませんか。(「異議なし」の声あり) ご異議なしと認めます。よって、ただいまのとおり決しました。





 議会運営委員会、ごみ処理等に関する特別委員会、経済対策特別委員会の委員名簿


                           (委員会条例第6条第1項)


 ┌───────────────────┬─────────────────┐


 │       委員会名        │    委 員 名        │


 ├───────────────────┼─────────────────┤


 │     議会運営委員会       │   四 宮 洋 二       │


 ├───────────────────┼─────────────────┤


 │  ごみ処理等に関する特別委員会   │   畠 中   宏       │


 │                   │   土 田 成 明       │


 ├───────────────────┼─────────────────┤


 │    経済対策特別委員会      │   中 谷 博 厚       │


 │                   │   高 橋 明 久       │


 └───────────────────┴─────────────────┘





 ───────────────────────────────────


○松原安雄議長  この際、議事の都合により議長席を副議長と交代させていただきますので、よろしくお願いいたします。


              [松原安雄議長 議席に着席]


             [松原敬司副議長 議長席に着席]


○松原敬司副議長  では、地方自治法第106条第1項の規定により、しばらくの間、議長の職務を執行させていただきますので、ご協力のほどをよろしくお願いいたします。


 ただいま松原安雄議長から、一身上の都合により都市厚生常任委員を辞任したい旨の申し出がございました。


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○松原敬司副議長  日程第5 議長の常任委員の辞任についてを議題といたします。


 本件について、松原安雄議長は一身上の事件として、ご退席をお願いいたします。


                [松原安雄議長 退席]


○松原敬司副議長  お諮りいたします。本件については、松原安雄議長から申し出のとおり、都市厚生常任委員の辞任を許可することにご異議ございませんか。(「異議なし」の声あり) ご異議なしと認めます。よって、ただいまのとおり決しました。


 松原安雄議長の入場を許可します。


                [松原安雄議長 着席]


○松原敬司副議長  それでは、議長席を松原安雄議長と交代いたします。


 大変ご協力をいただき、ありがとうございました。


              [松原安雄議長 議長席に着席]


○松原安雄議長  引き続き議長の職務を執行いたします。


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○松原安雄議長  日程第6 施政方針を議題といたします。


 市長の所信表明をお願いいたします。


                [小林一也市長 登壇]


○小林一也市長  おはようございます。施政方針を述べます前に、一言申し述べさせていただきます。


 元三浦市長・故野上義一さんが去る1日にお亡くなりになりました。


 野上さんは昭和46年6月から昭和50年6月まで助役を1期、昭和52年6月から昭和60年まで市長を2期務められました。この間、三浦市政発展に多大なご貢献をされました市政功労者であります。これまでの三浦市に対する温かいご指導に心から感謝を申し上げ、ご冥福をお祈りしたいと思います。


 貴重なお時間をいただき、ありがとうございました。


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 それでは、平成17年度各会計予算案並びに関連する諸議案をご審議いただく平成17年第1回三浦市議会定例会に当たり、私の市政に臨む基本的な考え方を申し上げ、議会並びに市民の皆様のご理解とご協力を賜りたいと存じます。


 まず、平成17年度の市政執行に関する基本姿勢を申し述べます。


 私は、市長就任以来、本市内外を取り巻く厳しい環境変化の時代を認識し、市役所みずからの発意で改革を進めるべく組織・機構を見直し、平成15年9月には「行政革命戦略 5つの宣言」を公表するなど、本市行財政の構造改革に積極的に取り組むとともに、市政運営に当たりましては、一貫して市民本位の行政を基本姿勢に据え、声なき声にも積極的に耳を傾け、きめ細やかな施策を展開すべく鋭意努力してまいりました。


 平成13年度にスタートした第4次三浦市総合計画では、一体感のある都市、もてなしの心のある都市、住み心地のよい都市という3つの大きな目標を掲げ、政策の柱としてまいりました。また、激しさを増す都市間競争に勝ち抜き、経済・社会問題に関するあらゆる困難を克服していくためには、多くの、そしてさまざまな知識、経験をお持ちの市民並びに議会の皆様、あるいは企業の方々との「協働」が、最も重要な要素であると認識いたしております。この3大目標の達成に向けて、市民協働の基本姿勢を堅持しつつ、将来を見据えて新たな基本的視点も加味しながら、新生三浦市の創造に邁進してまいる所存であります。


 本年は、市制施行50周年という記念すべき年に当たります。昭和30年1月1日に、旧三崎町、南下浦町、初声村の2町1村が合併し、3万5,450人の人口をもって誕生した三浦市は、今日5万有余の町に至りました。この間、本市並びに国内外におきましても、震災、戦災、大火災、オイルショック、バブル経済の崩壊など、さまざまな情勢の変化がございましたが、この苦難の道のりを市民の皆様のたゆまぬ努力によって乗り越えてまいることができました。現在も多くの課題が山積している状況にはありますが、今後ともそれぞれが互いに支え合い、協働しながら克服してまいりたいと考える次第であります。


 この場をおかりして、三浦市50年の歴史をおつくりいただいた先人の皆様に深く敬意を表するとともに、将来を担うすべての市民の皆様が誇りに思える郷土づくりに向けて決意を新たにするとともに、その重責に強く思い至っているところであります。


 私は、この節目の年こそ、本市が今後大きく飛躍する絶好の機会であり、また50年後、100年後の三浦市を創造する大きな転換期であるとも感じております。この重責ある年を迎えるに当たり、5万市民が安心かつ安全な暮らしのできるまちづくりのために第4次三浦市総合計画を推進するとともに、行政革命戦略でお示しした「5つの宣言」の実現に向けて着実に前進してまいります。


 平成17年度は、市制施行50周年記念事業と並び、第25回全国豊かな海づくり大会・三浦地域大会などの大きなイベントを初めとして、本市の活性化に大きく貢献し得る幾つかのチャンスがめぐってまいります。


 また、平成16年度において、内閣総理大臣から認定いただいた三浦市地域再生計画の推進はもとより、市長就任以来の懸案事項の一つでありました、県立三崎高等学校跡地の取得と当地の利活用につきましては、既にお示しした「三崎高等学校跡地利活用基本方針・まちの駅づくり構想」を基本計画としてまとめ、民間の知恵と力を主力として進めるという新たな発想に基づいたまちづくりの展開に向けて、鋭意努力してまいります。


 これに加えて、長きにわたって市民の皆様の念願でありました三浦海岸駅のエレベーターにつきましては、平成17年度に設置していただける見通しが立ち、また市域を越えて多くの皆様からご要望いただいたスポーツ施設の整備につきましては、(仮称)飯森総合公園において着手してまいります。


 市民の皆様のご要望におこたえしながら、夢の実現に向けた諸事業を次々と展開してまいります。


 さらに、国内外で懸念されている災害対策として、小中学校の地震防災対策や水道事業における災害対策、消防・防災力の強化など、市民の安心かつ安全な生活の確保を念頭に諸施策に取り組んでまいります。


 本市の経済にとって最大の課題であります三崎水産物流通加工業務団地造成事業につきましては、地域経済を左右する大型事業として進展する正念場を迎えようとしておりますが、大きく飛躍する絶好の機会に恵まれたこの時期を逸することなく「企業等立地促進条例」を制定し、市内水産加工事業者の皆様の移転に対する意欲高揚を図ってまいります。


 また、本市経済活性化の根幹を担う重要課題であります三浦縦貫道路?期整備事業に取り組んでまいります。


 これら私に課せられた諸課題に対し、これまで同様、あらゆる場面において議会そして企業を含めた市民の皆様とともに協働しながら、満足度の高い施策を具現化してまいります。そして、これら多くの課題を克服し一つ一つ実現していくことこそ、将来の三浦市を担う子々孫々に誇りの持てるまちづくりであると深く認識し、平成17年度を「新生三浦市元年」と位置づけるものであります。


 次に、平成17年度予算編成の基本的な考え方と予算の全体像について申し上げます。


 現実に直面する国内外の情勢は大変厳しいものがございます。国際社会においては、イラク問題、北朝鮮の拉致事件と核問題、スマトラ沖大地震の発生、国内においては、新潟県中越地震や多発する子供や女性に対する凶悪事件など、地球的規模での安全、安心にかかわる諸問題が発生しております。


 本年1月、政府において閣議決定された平成17年度の経済見通しと経済財政運営の基本的態度に目を向けると、2010年代当初における基本的財政収支の黒字化を念頭に置き、構造改革の一層の推進を図るため、改革断行予算という基本路線を継続し、歳出改革を堅持、強化するとされております。また、構造改革を進める中で、緩やかなデフレが継続しているものの景気は回復を続けており、「経済財政運営と構造改革に関する基本方針2004」のもと、地方の自主性を引き出すため三位一体等の構造改革をスピード感を持って推進する、との見解が述べられております。さらに、平成17年度予算編成方針では、地方財政について、その権限と責任を大幅に拡大し、真に住民に必要なサービスを地方みずからが選択できる幅の拡大を目指し、三位一体の改革を推進することとされております。


 しかしながら、本市をめぐる経済情勢は依然として予断を許さない状況にあります。この「基本方針2004」に基づく三位一体の改革にあっても、所得譲与税は創設されたものの、地方への税源移譲など依然として不透明感は否めないものとなっております。


 そのような認識のもと、本市の平成17年度予算編成では、「行政革命戦略 5つの宣言」「財政戦略・身の丈メリハリ宣言」に基づき、本市の一般財源に見合った適正な財政規模を見きわめながら、市民の声が届き事業の内容を最もよく知る各部門がしかるべき権限を持って予算を編成する分権編成方式により、各部門においては限られた財源の中で事業の優先度、緊急性などをぎりぎりまで考え抜き、聖域なくすべての事業をゼロベースで見直しながら、財政の健全化を最重要課題として取り組んでまいりました。また、このような状況にあっても、市民サービスの低下につながることがなく、事業の進め方をより一層効率化することで経費の節減を達成することを目標としてまいりました。


 さらに、平成17年度の新たな重要な取り組みとして、社会的必要性や緊急性とともに、中長期の経済振興に向けた戦略的な投資や懸案重要課題の解決、安心・安全への対応、市制50周年を記念した事業等を「特定事業」として選択し、また各部門において重点的に推進すべき施策を「重点施策事業」として定めるなど、めり張りの効いた予算編成に取り組んでまいりました。


 こうした取り組みの結果、平成17年度の予算規模は、一般会計166億3,048万6,000円、特別会計143億9,750万5,000円、企業会計58億2,300万1,000円、予算総額では368億5,099万2,000円となり、平成16年度と比較して16億6,505万5,000円、4.7%の増となりました。


 なお、平成17年度の土地開発公社貸付金23億1,800万円及び平成16年度の減税補てん債借換分12億320万円を除いた実質的な比較においては、5億5,025万5,000円、1.6%の増となりました。


 次に、行政経営力の強化に向けた考え方と主な取り組みについて申し上げます。


 「行政革命戦略 5つの宣言」を発表して、およそ1年半が経過いたしました。この間、庁内分権を進める一環として、4部門制を前提とした事業部門の機構改革とこれに伴う部門経営会議の設置を盛り込んだ庁議設置運営規程の改正、人事考課制度の試行、業績目標の公表、そして予算の分権編成方式の導入と予算編成過程の市民への公表など、行政経営の基礎となる仕組みの改革を進めてまいりました。こうした改革に対しましては、当初戸惑う職員も見受けられましたが、1年半が経過する過程において、徐々に新しい仕組みが浸透しつつあります。これはとりもなおさず、職員の意識改革が進んできているということの証左であると考える次第であります。行政革命を行っていく上での最大の課題である職員意識の改革は、こうした新しい仕組みへの対応経験を積み重ねることで着実に進むものと考えるものであります。


 平成17年度予算の特定事業の一つであります業務量調査もまた、職員の意識改革に大きな一石を投じる事業となる取り組みであります。業務の流れとその活動量を明らかにし精査することによって、より効率的、効果的な業務の進め方を考案していく手がかりを得るものであります。同時に、最大の事業費は人件費であるという視点に立ち、人件費を含めた事業コストを目に見える形で明らかにすることにより、より一層職員のコスト意識の定着に寄与するものと考えております。


 平成17年度は、後期実施計画とその裏づけとなる財政計画を策定する年に当たります。2度にわたって実施した分権編成方式による予算編成における創意工夫をより一層徹底し、実効性ある実施計画、財政計画の策定に努めてまいります。


 今後とも「行政革命戦略 5つの宣言」に従って、残された課題を一つ一つ克服していく所存であります。


 次に、平成17年度の主要課題と事業につきまして、第4次三浦市総合計画で掲げた3つのまちづくり政策と計画推進に向けた諸施策について、予算編成方針で定めた特定事業及び重点施策事業を中心に申し上げます。


 第1の柱「一体感のある都市をめざして〜心を合わせる〜」についてであります。


 既にご承知のとおり、第4次三浦市総合計画では、三崎・南下浦・初声地区の中心に位置する引橋周辺を三浦のメーンステージとして位置づけ、三崎高等学校跡地を中心に将来の中心核として形成するものとしております。これまで、市民懇談会を中心とした市民の皆様や市内経済団体の皆様のご意見、ご要望、「みうら政策研究所」からの提言などを受け、庁内プロジェクトチームを設置し一定のまとめを行ってまいりました。また、平成16年度には民間企業の皆様から開発アイデアを募集し、積極的にヒアリングを実施しながら、この中心核構想の基本方針を「まちの駅づくり構想」としてまとめるに至りました。さらに、用地購入につきましてはこれまで協議を重ねてまいりましたが、神奈川県のご配慮、ご尽力もあり、購入できる状況が整ってまいりました。


 この千載一遇の好機をとらえ、平成17年度におきましては、この基本方針をさらに具体化し具現化していくために、城山地区を初めとする三崎地区及び本市全体に波及する効果、影響を勘案しつつ、造成設計を含む「まちの駅づくり基本計画」の策定に着手してまいります。


 次に、それぞれの地域が誇れる文化づくりへの支援について申し上げます。


 本年1月1日、市制施行50周年という節目の年を迎えることができました。これを記念し、既に年末年始にかけて「カウントダウン・コンサート」や「ニューイヤー・コンサート」などの記念事業を開催してまいりました。


 さらに、平成17年度におきましては、5月に予定しております50周年記念式典を中心に第25回全国豊かな海づくり大会・三浦地域大会と呼応し、多くの市民の皆様のアイデアやご協力をいただきながら、年間を通じたイベントを開催し、活力ある三浦市創造の契機としてまいります。


 次に、スポーツ・レクリエーション活動の促進について申し上げます。


 (仮称)飯森総合公園の整備につきましては、平成15年度に野球場とテニスコートを開設いたしました。これに続いて、三浦市スポーツ振興計画の趣旨にのっとり、三崎高等学校跡地グラウンドとともに、サッカーワールドカップ収益金の一部を原資として日本サッカー協会が推進しております「サッカーを中心としたモデル的スポーツ環境整備助成事業」を要望いたしましたが、地理的条件などにより不採択となった経過がございます。以後、再度の要望を念頭に、平成16年度の事業採択状況などを勘案しながら検討を重ねてまいりましたが、その結果、平成17年度におきましては新たに財団法人日本宝くじ協会による平成17年度各種施設に対する助成制度に採択される可能性が高まったことにより、実現性の高い財源確保策として当制度の活用を選択いたしました。この助成制度の活用と企業からのご厚意を原資として、本市内外の2万4,000人を超える皆様から期待を込めてご要望をいただいたスポーツ施設の整備に着手してまいります。


 市制施行50周年という記念の年に、(仮称)飯森総合公園用地上段部に人工芝のグラウンドや陸上トラックを整備するなど、多くの皆様の夢の実現に着手してまいります。


 次に、みうらっ子を育てる義務教育の充実と青少年の健全育成について申し上げます。


 我が国全体の傾向であります、犯罪の低年齢化、凶悪化は、憂慮すべき事態と強く認識しております。本市におきましては、青少年健全育成組織、区、任意団体の皆様を中心に、地域の自主防犯パトロール、学校においての不審者対策など、子供たちの健全育成に対する真摯な取り組みが展開されております。


 本市の事業として、5回目を迎える「みうらっ子探検隊」や4回目を迎える「みうらっ子議会」は、低予算ながら効果的な事業として定着しつつあります。これらの事業に参加される小中学生、あるいは各種イベントに参加される青少年と接するにつけ、郷土三浦を愛し、感性豊かで責任感の強い言動に私自身も勇気と感動を与えていただき、将来を担う子供たちへの期待も一層膨らんでまいります。


 義務教育の場におきましても、学校・地域・家庭の三者の連携を基調にしながら、確かな学力と社会で生きる教育に関する研究の一層の充実、特色ある学校づくり、スクールカウンセラーを中心とした児童・生徒の心のケア、お年寄りとの交流、ボランティア活動、職場体験などの諸施策を通じて心の教育を進めるとともに、社会性の育成や思考力、判断力の向上に努めてまいります。


 スポーツ、文化活動の場におきましては、本市の子供たちが国際的また全国的な規模で活躍する場面が多く見られるようになってまいりました。平成16年度には、本市初のオリンピック選手やプロサッカー選手を輩出することができました。陸上界、柔道界などでも一芸に秀でた三浦の子供たちが活躍しております。市民ホールを拠点として、三浦演奏家連盟や須坂市交流30周年を記念して結成されたシーサイド少年少女合唱団の発表会では大きな感動を与えてくださいました。


 スポーツ、文化の隆盛は市民全体にとっても大きな励みになるものと確信し、各種スポーツ団体、文化団体においてご尽力されている皆様に敬意を表するとともに、「みうらっ子」のより一層の飛躍を期待するものであります。本市といたしましても、できる限りの環境づくりに力を注いでまいります。


 国際姉妹都市であるオーストラリア・ウォーナンブール市とは、毎年、中高生の派遣交流事業を初めとして市民レベルの交流が継続しております。平成17年度はウォーナンブール市より非常勤講師を招き、児童・生徒の語学力の向上と国際理解を深めるとともに、より一層市民の皆様の国際交流を支援してまいります。


 次に、ボランティアの育成・支援、団体活動支援について申し上げます。


 昨年4月の組織再編によって、新たに市民協働室を設置いたしました。2年目となる平成17年度におきましては、新たな市政の柱である市民協働の趣旨を広く市民にお知らせし、各分野においてボランティア活動や市民活動でご活躍されている市民の皆様が互いに連携し交流し合える制度を検討するとともに、コミュニティーづくりに向けた活動や支え合いの活動を支援、促進する場となる市民協働センターの設置に取り組んでまいります。


 第2の柱「もてなしの心を持つ都市をめざして〜交流を育む〜」についてであります。


 まず、農漁業のエンターテインメント化について申し上げます。


 本市の農水産物の消費拡大と販売体制の多元化を目的として、平成16年度においては市外の大手総合スーパーでの朝市の開催、あるいは高速道路サービスエリアや姉妹都市である須坂市、Jリーグ試合会場での地場産品のPRなど、職員と民間事業者が文字どおり一体となって取り組んでまいりました。これまでにない協働の取り組みと自負しております。


 平成17年度におきましては、このような施策をより大きく展開するとともに、来遊客の皆様の利便性の向上、三浦ブランドの消費拡大を目的として、主要幹線道路に面した一定の場所に適正規模の共同直販センターの開設に向け関係団体と調整の上、取り組んでまいります。


 次に、地域再生計画(みうら経済)推進事業について申し上げます。


 平成16年度、内閣総理大臣に認定いただいた「6次経済の構築による三浦スタイル展開プロジェクト」では、二町谷地区埋立地内への資源循環型エネルギーセンターを民間資金の導入により整備することを中心に、エコツーリズムの推進とフィルム・コミッションの推進を示しております。内閣官房、所管各省庁、神奈川県などによる支援・協力体制と三浦地域再生研究会との協働関係を強化することにより、この地域再生計画のうち、とりわけ二町谷地区での資源循環型エネルギーセンターの事業化について積極的に取り組んでまいります。


 次に、三浦ブランドの開発への支援について申し上げます。


 いわゆる地産地消につきましては、既に学校給食などにおいて取り入れるなど積極的に推進しているところであります。三浦野菜等利用協議会の皆様は、平成16年度末の完成をめどに、三浦大根という全国的にも著名なブランドを利用した「大根焼酎」の開発に取り組んでおられます。そのほかにも、新たな三浦ブランドの開発に向けた取り組みがなされております。地産地消のみならず、このような新たなブランド品の開発や対外的消費拡大、特に6次経済の構築を意識した2次加工品の販路拡大の機会を多くとらえ、その開発、営業セールスに力を注いでまいります。


 次に、みうらシティ・セールス・プロモーションの推進について申し上げます。


 いよいよ平成17年度は天皇皇后両陛下ご臨席の祭典として、国民体育大会と全国植樹祭に並ぶ国民的行事であります「第25回全国豊かな海づくり大会」が横浜市みなとみらい21地区において開催されます。これに伴い、本市においては三崎地区を中心として、三崎マグロを食材とした新たな中華料理の創作などを盛り込んだ三浦地域大会を開催いたします。市制施行50周年を記念する諸事業とあわせながら、本市のシティ・セールスや経済振興に寄与する行・催事として、年間を通じて各種イベント等を実施してまいります。また、その資金面などにつきましては神奈川県に対して積極的に働きかけをするとともに、本市独自の取り組みを市民の皆様とともに進めてまいります。


 三浦市地域再生計画の柱の一つとして認定いただいたフィルム・コミッション事業につきましては、昨年4月に新たに設置いたしました営業開発課と、ふるさと財団の支援を受けて民間で立ち上げた任意団体との協働事業によって進めておりますが、本市が映画やドラマ、あるいは大きなイベントの舞台となる機会がふえてまいりました。撮影に協力する市民エキストラ登録者は300人に迫り、また食事や宿泊にご協力いただける店舗も数十軒を数えるようになってまいりました。映画などの製作会社に消費していただく直接的なマネーフローも数千万円に上り、また、映画やテレビに本市の自然や産物が紹介されることによる宣伝効果など、間接的波及効果も発生しております。平成17年度におきましても、民間団体との協働体制により広く本市のセールスに努めてまいります。


 次に、もてなしの都市空間づくりについて申し上げます。


 国におきましては、昨年12月、都市や農山漁村等における良好な景観の形成を促進し、美しく風格のある国土の形成、潤いのある豊かな生活環境の創造及び個性的で活力ある地域社会の実現を図ることを目的とした「景観法」が施行されました。


 神奈川県におきましては「神奈川力構想・プロジェクト51」及び「地域計画」の中で、緑の保全と活用の中核となり、首都圏の緑の拠点ともなる三浦半島国営公園の誘致とともに、関東、東海地方で唯一の集水域生態系として希少価値の高い小網代の森の保全について、構成事業として位置づけられたところであります。


 また、国土交通大臣による近郊緑地保全区域の指定と連携し、小網代の森の全面保全に向けて、平成17年度の県予算案で10億円の小網代の森保全事業費が新規事業として計上され、今後も大規模に緑地の買い入れが予定されるなど、これまで以上に急速な事業展開が見込まれております。さらに、本市を含む三浦半島域の自然環境の保全と活用の推進方策として、三浦半島公園圏構想も策定される予定となっております。


 本市の都市空間づくりにとって、これらを順風と受けとめ、関係団体と協調しながら、国営公園の誘致、小網代の森を中心とした緑の保全と活用に取り組んでまいります。


 次に、多様性のある回遊ルートの開発、整備について申し上げます。


 本市は多様な、そして美しい海岸線に取り囲まれた町であります。近年の健康志向の高まりによるウォーキング・ブームによって、多くの市民の皆様や来遊客の皆様が市内を散策されております。現在、県・市が設定するハイキングコースは市内に30.3キロメートルあり、多くの方々が散策を楽しんでおられます。さらに、本市の美しい海岸線をめぐる「シーサイド・ハイキングコース」の設定に向け、神奈川県のご協力も得ながら検討を進めてまいります。


 第3の柱「住み心地のよい都市をめざして〜暮らしを支える〜」についてであります。


 まず、水産業経営の維持向上について申し上げます。


 平成14年度からスタートしております漁港の利用効果の増大と沿岸漁業の振興を目指し、漁港漁場整備長期計画に基づき、平成16年度に終了いたします北下浦漁港漁港漁場機能高度化統合補助事業に引き続き、平成17年度より新たに金田漁港漁港漁場機能高度化統合補助事業として基盤整備を実施してまいります。当該地域は、船揚げ場及び後背地への越波により漁業活動や県道の通行に支障を来している現状もあり、この改善を含めて漁港の利用向上、就業時間の短縮による漁業就業環境の改善や漁船保全による漁業経営の向上を目指すものであります。


 同じく漁港漁場整備長期計画に基づき、間口漁港(間口地区)広域漁港整備事業を実施してまいります。これによりまして、係留施設の不足の解消、他港避難の解消などによる漁業就業環境の改善、安全係留の確保による危険防止効果、地元住民の皆様や来遊客の皆様に配慮した休憩所の提供による都市と漁村の交流推進効果など、当該漁港の利用効果の増大と沿岸漁業の振興を目指してまいります。


 また、県営三崎漁港につきましては、平成16年度に引き続き二町谷地区を中心とした外郭施設等の整備を進めてまいります。


 三崎水産物流通加工業務団地造成事業につきましては、市内の水産関連業界が進出しやすい条件を整えることを目的として、今議会において新たに「三浦市企業等立地促進条例」を提案いたしております。この条例は、税制上の支援措置を講じることによって企業等の立地を促し、本市の経済の発展に寄与することを目的とするものであり、その適用対象として三崎水産物流通加工業務団地を指定するものであります。市内の水産関連業界におかれましては、この条例の活用を前提として、流通加工業務団地への立地をより積極的にご検討いただければと願っております。


 次に、農業経営の維持向上についてであります。


 まず、基盤整備促進事業について申し上げます。


 榎原地区におきましては、排水路や集水路の整備により降雨等による畑土流出の防止を図ってまいります。また、諸磯小網代地区におきましては、道路及び排水路の整備等によって農業生産性の向上と、経営規模の拡大等により農業経営の安定と向上を目指すものであり、これらの事業につきましては国・県の支援を受けながら引き続き推進してまいります。


 次に、県営圃場整備事業(緑農住区開発関連型)三戸・小網代地区について申し上げます。


 本事業は、神奈川県により農業振興地域と市街化区域の再編整備を進め、農業生産基盤の整備を図るとともに、農地と都市が一体的に良好な環境を備えた住宅地の創設を目指すものであります。健全な土地利用を進めるため引き続き推進してまいります。


 次に、農とみどりの整備事業について申し上げます。


 本事業は、神奈川県の単独補助を受けまして、農道の整備、畑地かんがい排水路の整備などにより農業生産性の向上、農業経営の安定化を目指すものであり、引き続き推進してまいります。


 次に、福祉関連事業についてであります。


 まず、子育てソフト支援について申し上げます。


 小児医療費助成制度につきましては、平成14年度より毎年1歳ずつ通院助成対象年齢の引き上げを実施し、平成16年度におきましては3歳児までの所得制限を撤廃いたしました。平成17年度におきましても、前年度に引き続き対象年齢をさらに1歳引き上げ4歳児まで無料化し、小児の健全育成、健康増進を図り、あわせて子育て中のご家庭の支援を進めてまいります。


 また国におきましては、子育て支援の取り組みとして平成15年7月に「次世代育成支援対策推進法」を制定し、今後10年間の集中的・計画的な取り組みを促進することとされました。


 本市におきましては、昨年4月、子育て支援課を新設し、この法の趣旨に沿って「子どもと家族とみんなが 楽しく元気にすごせるまち」を基本理念とした「三浦市次世代育成支援行動計画」を策定いたしました。平成17年度を初年度とするこの新たな行動計画に沿って、総合的かつ具体的な子育て支援を推進してまいります。


 次に、高齢者福祉の充実について申し上げます。


 平成12年度にスタートした介護保険制度も施行後5年が経過し、国においては制度の見直しを行い改正するための法案を今国会に提出しております。本市におきましてもこの法律改正に合わせ、平成14年度に策定した第2期三浦市高齢者保健福祉計画及び三浦市介護保険事業計画を改正し、高齢者福祉と介護保険事業の円滑な推進と制度移行に努めてまいります。


 次に、障害児者福祉の充実について申し上げます。


 国における「新障害者基本計画」及び「重点施策5か年計画」が策定され、その中でも、サービス提供基盤の整備をより一層進めていくことが重要であると示されております。本市における障害者施策におきましては、総合窓口機能を持った知的障害者通所施設の整備を重要課題ととらえ、その用地の選定に向けて庁内プロジェクトチームを編成し検討してまいりました。その検討結果を受け、民間事業者の参入によって安定的で質の高いサービスを提供できる施設の整備に向けて「事業者選定委員会」を設置してまいります。


 次に、鉄道駅舎垂直移動施設整備補助事業」ついて申し上げます。


 現在、三崎口駅には上りエスカレーター及び車椅子用リフトが設置されております。鉄道事業者におきましては「交通バリアフリー法」に基づき、各駅へのエレベーター設置などバリアフリー化を順次進めておりますが、三浦海岸駅の整備につきましては数年先の予定となっておりました。


 本市といたしましては、第4次三浦市総合計画の目標の一つである「安心で安全な生活環境づくり」、「ユニバーサルデザインの普及」に基づき、鉄道事業者に対しまして、神奈川県鉄道輸送力増強促進会議を通じてエレベーター設置の早期化を要望してきたところであります。加えて、市民の皆様や議員の皆様のご努力により、多くの署名を添えて鉄道事業者に対して要望された経過がございます。鉄道事業者におかれましては、このような要望に応じていただく形で平成17年度、三浦海岸駅に障害者対応型エレベーター2基と多機能トイレ、誘導警告ブロックなどのバリアフリー施設を設置していただくこととなりました。さらには、三崎口駅におけるエレベーターの早期設置につきましてもご高配いただける段階に至っております。


 多くの市民の皆様のご要望におこたえするために、その設置について積極的に支援すべく予算を計上いたしました。


 次に、保健・医療環境の充実についてであります。


 まず、国民健康保険事業、老人保健医療事業につきましては、年々増加する医療費に対応するため、さらなる運営努力を重ねながら健全性の維持に努力してまいります。


 次に、健康診査事業について申し上げます。


 市民みずからがそれぞれの健康状態を正しく理解し、健康で明るい生活を営んでいただくためには、疾病の早期発見・早期治療、また生活習慣病予防のための診査事業は重要な施策と認識しております。より一層啓発を行いながら、成人健康診査における受診率の向上に努めてまいります。


 次に、がん検診事業について申し上げます。


 本市における主要死因別死亡者数の推移を見ても、悪性新生物による死亡者は増加傾向にあります。がんの予防、早期発見・早期治療により、市民の皆様がその生涯を心身ともに健やかにお過ごしになられることを目標に、引き続き検診事業に努めてまいりますので、多くの皆様の受診をお願いするものであります。


 次に、市立病院についてであります。


 近年、医師、助産師、看護師の確保は極めて困難な状況にあり、多くの病院において診療体制に大きな支障を来しております。当院におきましても、過去にこれらが原因で一部病棟を閉鎖せざるを得ない状況もございました。平成16年度より2階病棟から4階病棟までフル稼働に移行したものの、助産師確保ができないため産婦人科の体制が整わず、市民の皆様に大変ご迷惑をおかけいたしておりましたが、おかげさまで助産師確保のめどがつき、平成17年度より産婦人科の再開が可能となりました。また、より安全で安心した医療をご提供するために、新たに診療体制強化に必要な医師、看護師を確保することができた次第であります。診療体制の充実に加え、新病院の周辺工事も終了し、ハード・ソフトの両面が整備されたものと考えております。


 一方、経営健全化につきましては、病院運営審議会からの最終答申を踏まえ、病院憲章を具体化することを念頭に取り組んでまいる所存であります。中でも、患者数増加に努めるとともに、接遇面の向上に意を用い、健診事業や病診連携、地域への取り組みを充実してまいります。また、365日24時間の救急医療体制と土曜診療を確保するとともに、ドクターへリポートの整備を行い、さらなる救急医療体制の充実に努めてまいります。


 次に、安全で快適な生活環境道路の整備について申し上げます。


 道路維持補修事業につきましては、歩行者や通行車両の安全確保及び生活環境の向上を目的として、新たな助成制度である「まちづくり交付金」の活用も視野に入れながら効率的な市道及び附帯施設の整備や維持管理に努めてまいります。


 次に、消防・防災の充実についてであります。


 まず、災害資機材整備事業について申し上げます。


 平成18年1月以降、「NOx・PM法」の規制を受ける消防団第1分団の消防ポンプ自動車につきまして更新を図るとともに、車両整備計画に基づく高規格救急車の更新につきましては今議会において補正予算として提案するものでありますが、国・県の補助を活用しながら平成17年度において事業を実施してまいります。また、応急手当ての普及啓発活動の推進のための講習を実施すべく、自動対外式除細動器(AED)対応訓練人形一式を、消防本部へ整備します。これらの諸施策により、消防・防災力の維持及び効果的な消防・救急活動に努めてまいります。


 次に、災害情報管理事業について申し上げます。


 多発する自然災害に対処し、市民の皆様の安全な生活を確保するための情報提供として「防災講演会」の開催に加えて、平成17年度は新たに避難所、避難地、津波浸水予想等の災害関連情報を一括して掲載した「防災マップ」を作成し、全戸に配布いたします。これにより、市民の防災意識の高揚と災害時の安全確保に努めてまいります。


 また、地域防災計画につきましては「神奈川県地域防災計画」との整合性を図りつつ、防災体制のさらなる確立のため修正作業を行ってまいります。


 次に、快適で安全な上水道整備についてであります。


 上水道事業につきましては、依然として給水人口が伸び悩んでいる中で厳しい経営状況が続いておりますが、将来にわたって安定した受水・給水を確保するため、引き続き神奈川県内広域水道企業団への出資を行うほか、効率的な水運用を考慮した施設整備に取り組んでまいります。


 昭和63年度より実施してまいりました石綿セメント管布設替事業につきましては、平成17年度をもって終了いたします。


 平成17年度におきましては、特に災害対策として、国の上水道安全対策事業の拡充による一般会計からの出資金及び神奈川県地震防災対策緊急支援事業費補助金を受け、主要施設に災害用発電機を設置するほか、給水タンク積載車や資器材を整備し、災害対策の充実を図ってまいります。また、老朽化し貯水能力にも不足を来しております松輪配水池を、災害時の貯水機能を備えた配水池として2カ年間の継続事業で改築を進めてまいります。


 次に、合理的な公共下水道整備についてであります。


 平成17年度の東部処理区における公共下水道未整備地区の管渠建設工事につきましては、地域住民の皆様のご要望にも配慮しながら整備効果の高い区域を選択いたしました。また、処理場及びポンプ場の維持管理事業につきましては、経費の節減効果が図られるよう運転委託内容の見直しを行ってまいります。


 公共下水道使用料につきましては、三浦市下水道事業審議会の答申を受けとめ、引き続き検討してまいります。


 次に、し尿処理場管理についてであります。


 衛生センターにつきましては、し尿及び浄化槽汚泥を適正に処理し安全かつ安定した処理水を得るよう運転管理を行い、放流海域の水質保全に努めております。また、施設の延命と事故等の防止を図るための補修を実施し、施設の運転管理に支障を来さないよう努めてまいります。


 次に、適切なごみ処理についてであります。


 環境センター運転管理事業及び一般廃棄物(焼却灰)処分事業について申し上げます。


 ごみ非常事態の中で、西岩堂処分場の負荷軽減を図る最も効果的方策として、大和市を初めとする県内自治体のご厚意により平成16年度から可燃性ごみの焼却処理に取り組んでおりますが、平成17年度におきましても県内関係自治体のご支援をいただきながら、引き続き焼却処理を実施してまいります。また、焼却処理に伴う残渣につきましても、市域外において適正に処理してまいります。なお、焼却処理を継続するに当たり、環境センターを引き続き可燃性ごみ搬出の中継施設として機能させるとともに、ごみの再資源化を目的としたその他プラスティック製容器包装の処理施設として、適正な維持管理に努めてまいります。


 次に、次期最終処分場建設事業について申し上げます。


 最終処分場の建設につきましては、横須賀三浦ブロックにおいてごみ処理広域化を進めている中で、本市が最終処分場を受け持つこととなっております。このごみ処理広域化により一日も早くごみの安定的・継続的処理を実現するため、処分場予定地内にある民有地の取得に取り組むとともに、関係区住民の皆様から建設へのご同意が得られますよう全力で取り組んでまいります。


 次に、宮川処分場再利用事業について申し上げます。


 西岩堂最終処分場の逼迫に伴い、約1万立方メートルの埋立容量を確保するため平成16年度より旧宮川処分場を再利用してまいりましたが、平成17年度につきましても同事業を引き続き実施し、最終処分場の延命化及び有効利用に努めてまいります。


 次に、限りあるエネルギー資源の有効利用について申し上げます。


 民間企業によって宮川公園に設置されております2基の風力発電施設につきましては、近年さらに注目を集めておりますソフトエネルギー実践研究の場として、また、本市の恵まれた自然環境を背景とした優美なロケーションにより、多方面からの視察、来遊客、映画やドラマのロケ地として脚光を浴び、本市のランドマークとなっている施設であります。平成16年度におきましては、新たにソフトエネルギーに関するベンチャー企業が設立され、三崎下町の空き店舗に事務所を開設していただきました。今後、さらに本市のイメージアップを図るため、風力発電施設を中心とした事業展開において民間起業者を支援してまいります。


 次に、適切な公害防止策の推進についてであります。


 排水路水質浄化研究事業について申し上げます。


 平成16年6月の政策会議において決定した「西南部公共下水道事業に関する方針」に基づき、海外大下水をモデルとした微生物を用いた水質浄化研究及び活性汚泥処理等による浄化施設建設計画の2本立てで、実現可能な手法を研究し海域の水質浄化に努めてまいります。


 次に、公共施設の維持・更新についてであります。


 小中学校校舎地震防災対策事業について申し上げます。


 これまで「小中学校地震防災対策事業実施計画」に基づき、年次を定め継続的に小中学校の校舎耐震化とあわせて大規模改造事業を進めてまいりましたが、昨年の国内外の災害状況を教訓に計画の見直しを図ってまいりました。その結果、校舎地震防災対策を優先的に進めていく必要性を認識し、大規模改造事業を縮小し、災害時の避難場所となる体育館の耐震化も含めた新たな実施計画を策定いたしました。これにより旧計画との比較において2年早まり、平成21年度には全校の対策を終了いたします。


 平成17年度におきましては、三崎小学校耐震補強その他工事及び初声小学校耐震設計、南下浦小学校及び初声中学校校舎耐震診断、三崎中学校及び上宮田小学校体育館耐震診断を実施し、地震等の非常災害時に備え、児童・生徒の安全確保と地域住民の広域避難場所として学校施設の防災機能強化を図ってまいります。


 第4の柱「計画の推進に向けて」についてであります。


 第4の柱は「行政革命戦略 5つの宣言」に基づく取り組みを着実に推進するに当たり、極めて重要な役割を果たす「市役所自身の改革」を目標としております。そのための各種施策について、順次申し上げます。


 まず、創造力のある職員の育成について申し上げます。


 職員一人一人が公務員としての高い倫理観を持ちつつ、多様に変化する行政課題に対して柔軟かつ的確に対応できる思考能力を備えることが今後ますます不可欠なものとなってまいります。そのため、全職員が参加することを業績目標として掲げております「地域密着研修」は、市内の事業者の皆様の中に飛び込み、各事業をお手伝いしながらコミュニケーションを図る場として、受け入れていただいた市民の皆様からも評価を得ている事業となっております。このような新たな視点に立ち、人的ネットワークの構築をも視野に入れた各種研修事業の充実を図ってまいります。


 次に、土地開発公社経営健全化対策事業について申し上げます。


 土地開発公社の保有土地につきましては、市の依頼により市が使用することを前提に取得し、その土地の処分においても市費が投入される仕組みとなっております。しかしながら、近年の厳しい財政状況などにより、市がその土地を購入し当初の目的どおり事業を実施することが困難となっている現状にあり、保有する土地の金利負担の増加を招き土地開発公社の経営を圧迫しております。このような状況の改善策の一つとして、平成17年度におきましては土地開発公社で抱える金利負担の軽減を目的とした支援策を実施してまいります。


 次に、業務量調査委託事業について申し上げます。


 行政コストの削減と効率的で業務量に見合った執行体制を確立するために、その基礎となる職員の事務事業内容や業務量の実態を調査把握し、中長期的な視点から効果的な業務改善計画策定の基礎資料づくりに着手してまいります。


 次に、三浦市政策進行管理事業について申し上げます。


 「貧すれば鈍する」という悪循環に陥る愚を犯さないよう、緊縮型の予算の中で控えていた研究視察を重点施策として実施いたします。具体的には財政再建や地域再生、その他の経営システム改革において先進的な取り組みを行っている自治体に赴き、行政内部だけでなく協働のパートナーとして活躍している当地の市民の皆様からも直接お話を聞くなど、実のある取り組みを実施してまいります。


 最後に、後期実施計画策定事業について申し上げます。


 第4次三浦市総合計画では、10年間の基本計画に示した施策の方向性や基本的内容に従い、前期・後期の実施計画を策定することとされております。平成13年度を初年度とした前期実施計画は、平成17年度をもって期間が満了いたしますので、この5カ年の計画の成果を検証し、同時に策定いたします中期財政計画に基づく毎年度の予算編成、事業実施の指針とすべく、新たな5カ年を期間とした後期実施計画の策定に取り組んでまいります。


 以上、平成17年度の市政に臨む私の基本的な考え方を第4次三浦市総合計画に沿って申し上げました。大変厳しい財政状況に変わりはありませんが、この逆境を乗り越え、新たな50年の歴史を刻む第一歩として、議会並びに市民皆様のご理解とご協力を切にお願い申し上げまして、施政方針といたします。


 ご清聴ありがとうございました。


○松原安雄議長  以上で、施政方針を終わります。


 以上をもって、本日の議事日程はすべて終了いたしました。


 次の本会議は、明4日午前10時より開くことにいたします。


 本日は、これをもちまして散会いたします。どうもご苦労さまでございました。


               午前10時59分散会


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 地方自治法第123条第2項の規定による署名





           三浦市議会議長    松 原 安 雄





           会議録署名議員    石 原 正 宣





           会議録署名議員    松 原 敬 司





           会議録署名議員    佐 瀬 喜代志