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神奈川県 逗子市

平成 4年  3月 定例会(第1回) 03月03日−03号




平成 4年  3月 定例会(第1回) − 03月03日−03号







平成 4年  3月 定例会(第1回)



平成4年第1回

逗子市議会定例会会議録

平成4年3月3日(第3日)

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●出席議員(25名)

   1番  有安八重子君           2番  橋本正博君

   3番  澤 光代君            4番  酒井忠雄君

   5番  小田鈴子君            6番  東 律子君

   7番  池田一音君            8番  山口庫男君

   9番  葉山 進君           10番  森川泰治君

  11番  堀内愛治君           12番  松本治子君

  議長   平井義男君           14番  奈良弘司君

  13番

  15番  赤埴和晴君           17番  岡本 勇君

  18番  鈴木安之君           19番  岩室年治君

  20番  岡崎敏雄君           副議長  奈須和男君

                       21番

  22番  小嶋三郎君           23番  吉田勝義君

  24番  宮川敏郎君           25番  斎藤忠司君

  26番  武藤吉明君

●欠席議員(なし)

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●説明のため出席した者

市長       富野暉一郎君    助役       金井 茂君

収入役      翁川隆二君     市長公室長    根田良子君

都市政策室長   渡邉毅一君     総務部長     我妻定則君

総務部次長    梶谷照雄君     総務部      伊東 進君

                   行政課長

市民生活部長   石渡璋典君     環境部長     下木秀雄君

都市整備部長   白渡公一君     消防長      菊池和文君

教育委員会    前島重方君     教育長      高木栄一君

委員長

教育次長     志村哲雄君     選挙管理委員会  武藤貞雄君

                   事務局長

監査委員     五十嵐 忠君

事務局長

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●事務局職員出席者

議会事務局長   石田純一      議会事務局次長  鈴木富雄

主幹兼議事係長  久保田一興     庶務係長     福田隆男

書記       水野千春      書記       舘 兼好

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●議事日程

平成4年 第1回 逗子市議会定例会議事日程(第3日)

                  平成4年3月3日(火)午前10時00分開議

日程第1.議案第20号 平成4年度逗子市一般会計予算(代表質問・付託)

日程第2.議案第21号 平成4年度逗子市国民健康保険事業特別会計予算(代表質問・付託)

日程第3.議案第22号 平成4年度逗子市老人保健医療事業特別会計予算(代表質問・付託)

日程第4.議案第23号 平成4年度逗子市下水道事業特別会計予算(代表質問・付託)

日程第5.陳情第1号  神奈川県の気象事業の整備拡充を求める陳情(付託)

日程第6.陳情第2号  市有地の借用について陳情(付託)

日程第7.陳情第3号  白内障人工水晶体に関する陳情(付託)

日程第8.陳情第4号  敬老自治体宣言に関する陳情(付託)

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●本日の会議に付した事件

日程第1から日程第8に同じ

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△開議の宣言



○議長(平井義男君) 定足数に達しておりますので、ただいまより本日の会議を開きます。

               午前10時00分 開議

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△議事日程の報告



○議長(平井義男君) 本日の議事日程は、お手元に配付いたしたとおりでありま。

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△会議録署名議員の指名



○議長(平井義男君) 会議規則第80条の規定により、本日の会議録署名議員2名を指名いたします。

    3番 澤   光 代君

   18番 鈴 木 安 之君

にお願いいたします。

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△議案第20号 平成4年度逗子市一般会計予算(代表質問・付託)



△議案第21号 平成4年度逗子市国民健康保険事業特別会計予算(代表質問・付託)



△議案第22号 平成4年度逗子市老人保健医療事業特別会計予算(代表質問・付託)



△議案第23号 平成4年度逗子市下水道事業特別会計予算(代表質問・付託)



○議長(平井義男君) これより議事日程に入ります。

 日程第1、議案第20号 平成4年度逗子市一般会計予算、日程第2、議案第21号 平成4年度逗子市国民健康保険事業特別会計予算、日程第3、議案第22号 平成4年度逗子市老人保健医療事業特別会計予算、日程第4、議案第23号 平成4年度逗子市下水道事業特別会計予算、以上4件、一括議題といたします。

 昨日に引き続き、代表質問を続行いたします。

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△代表質問 日本共産党 岡崎敏雄君



○議長(平井義男君) まず、日本共産党逗子市議会議員団、岡崎敏雄君。

〔20番 岡崎敏雄君登壇〕(拍手)



◆20番(岡崎敏雄君) 私は日本共産党逗子市議会議員団を代表して、富野市長の平成4年度施政方針及び予算提案説明に対する代表質問を行うものですが、市長自身が施政方針で述べているように「二期目、8年の区切り」となる重要な議会でもありますので、富野市政8年間を検証し、今後の逗子市政を発展させる立場から質問をいたします。

 なお、9項目の質問通告を提出しておりますが、同僚議員の代表質問との重複を極力避けて質問をいたしますので、明確なる答弁をお願いいたします。

 第1は池子米軍家族住宅問題についてであります。

 池子米軍家族住宅問題に対する基本的なとらえ方について昨年12月議会における一般質問で述べておりますので、このことを踏まえて質問をいたすものであります。

 市長は今議会に当たって「二期目、8年の区切り」と述べていますことから、市長自身の池子米軍家族住宅問題に対する8年間についてお伺いをいたします。

 総合計画案審議の際、市長は「池子米軍家族住宅はないものとしている」と述べていますが、総合計画の基本計画に位置づけられている「首都圏における貴重な自然を破壊し、しかも返還をおくらせるような不合理な計画を拒み」の立場から解決を模索していたのではないかということを昨年12月議会における酒井議員質問の答弁からうかがうことができます。

 そこで、その内容について具体的にお伺いするものであります。

 第2は、市長自身も施政方針で最後に触れている1月2日の「年賀事件」についてであります。

 このことは、市長自身も述べているように公職選挙法に抵触し、市長としてあるまじき行為であります。私がこの場でお伺いするのは、2種類の「名刺」についてであります。

 市長は「名刺がわりとして品物をお渡しいたしました」と述べていますが、品物は「菓子」と「半紙」であり、25人の議員に対し、「菓子」の議員、「半紙」の議員に分けて配ったものと承知をしております。このことは政治的には公職選挙法違反よりも重要な問題であると考えております。〔「そうだ」と呼ぶ者あり〕なぜならば、地方自治法が定めている市長と議会の関係、二元代表制を市長みずからが踏みにじるものであり、このことは住民自治という民主政治の根本を否定することに連動する危険性を持つからであります。〔「そうだ」と呼ぶ者あり〕このことは、「小池子緑地」買い取りの臨時議会開催に影響し、結果、臨時議会開催に至らず、逗子市の環境行政にマイナスの影響を与えているのではないでしょうか。〔「本当にそうだ」と呼ぶ者あり〕

 以上、私の指摘を踏まえて、「年賀事件」に対する市長の見解をお伺いいたします。

 第3は環境行政についてであります。

 施政方針で市長は「小池子緑地」について、「その後、事業者より開発手続きが正式に提出されましたが、事業者としては本市開発指導要綱に基づく指導を受ける意思はないとの意思表明がありましたので、本件については建設省より出された行政不服再審査請求に対する裁決書の内容に従わざるを得ない特別なケースとして判断して、都市計画法第32条に基づく同意協議を行い」と、今後の環境行政のあり方については、「本市の開発指導に従っていただくべく事業者に対して要請をしてまいる所存でありますが、再びこのようなケースが起きないように開発指導に関する指導要綱とともに環境保全手続きを進める条例を早急に整備するべく」と述べています。また、開発の凍結方針については、「条例の施行とともに解除する方針」と述べています。

 これらは現状からかけ離れ、行政の判断というよりも市長の主観的判断でしかないものと考えます。裁決書と「小池子緑地」の都市計画法第32条に基づく同意協議によって、客観的には開発の凍結方針は開発指導要綱が効力を発揮しない中で解除された状態になっております。だから、無防備の状況となっている環境行政に市民の意思やまちづくりの方向を少しでも反映させようとするのが条例ではないでしょうか。そういう意味から、施政方針は環境行政の現状を正しく反映していないと判断しますが、市長の見解をお伺いいたします。

 第4は一般会計予算のあり方についてであります。

 昨日の代表質問を伺っておりまして、福祉プラン元年とも言える内容については評価いたしますが、市税において 7.7%、8億 300万円の伸びを示しているにもかかわらず、 8.4%、14億 2,000万円の減となっていることは、市長、行政当局の怠慢そのものであることを痛感するものです。このような事態を極力避けるためには財政計画が不可欠であると考えますが、市長の考え方をお伺いいたします。

 第5は道路行政についてであります。

 昨日の代表質問でも取り上げられておりましたが、三浦半島中央道路や松本沼間線に見られる住民の意思をとらえるとき、これらの計画を凍結し、本市の幹線道路、準幹線道路についての見直しと道路網計画の策定を市民参加のもとに行うべきであると考えますが、市長の見解をお伺いいたします。

 第6はまちづくりについてであります。

 このことも昨日の代表質問で取り上げられておりましたが、昨年12月議会における私の一般質問に対する答弁から、手続き的に総合計画への位置づけを明確にした上で推進を図るべきではないかと考えますが、市長の見解をお伺いいたします。

 第7は委託業務のあり方についてであります。

 平成4年度の調査、研究等の委託は19業務、約1億 8,000万円となっております。調査、研究等の委託業務について私が繰り返し指摘をしている「職員の意識と対応」についてどのような対処をしているのかをお伺いいたします。

 最後になりますが、医療センター建設と総合体育館建設については昨日の代表質問の範疇でとらえておきたいと思います。

 以上をもちまして、第1回目の質問とさせていただきます。(拍手)



○議長(平井義男君) 市長。

〔市長 富野暉一郎君登壇〕



◎市長(富野暉一郎君) 岡崎議員さんの御質問にお答え申し上げます。

 まず第1に、池子問題でございますけれども、8年間のこの間の経緯を踏まえ、また昨年における私の議会における答弁を踏まえてということでございますので、そのあたりを注意しながら御答弁申し上げたいと思います。

 まず、この8年間の経緯を考えてみますと、市民の意思というものは何回も明確になっておるわけでございます。これは池子米軍家族住宅建設反対ということで明確でございます。また私も市長に就任した経緯からしまして、池子米軍家族住宅計画は撤回していただくということのために全力を尽くすということでございまして、このためにこの8年間努力をしてきたということは私としては明確にしてきたつもりでございます。

 そういう中で、総合計画等との関連等も触れられておりますけれども、総合計画は市長の公約に基づいてもちろん方向づけはされますけれども、しかし市の方針としては、それなりの表現ということであろうかと思いますので、その中で米軍家族住宅はないという前提でつくられたということは、これは私は総合計画のつくり方としては決して間違いではなかったと。つまり、米軍家族住宅計画は撤回させるという政治方針のもとに総合計画を考えるとしたらあの表現しかなかっただろうと、そのように私なりには考えておるところでございます。

 そしてそういう中で具体的に昨年の暮れに、12月議会でございますけれども、議会の御質問に対して私もお答えした経緯がございますけれども、その中で解決を模索する、その模索の方向性としてどのようなものがあったのかということでございます。これはもちろん私としては池子米軍家族住宅計画を撤回させるということを、どのように実現するかという中で、具体的にこの時点で我々がなすべきことは何かという中での話し合いをしていきたいということであったと思います。それは当然のことながら、国と市が当事者でございますので、国に対しては市民の意思を明確に示して、その市民の意思を考慮した解決、それを配慮した市民に受け入れられる解決というものが必要であるということでお話をしてきたわけでございますので、そういう意味では質問された方の意識は別として、私の解決に対する方向性というものはいささかなりとも変わっていないということで御理解いただければありがたいと思います。

 次に、年賀事件についての御質問がございました。

 これはもう私が施政方針で申し上げましたとおりの意識でございまして、儀礼上の問題につきましてそれぞれの内容、それぞれ御理解あろうかと思いますけれども、施政方針で申し上げたことに尽きるというように考えておりますので、どうぞよろしく御理解いただきたいと思います。

 それから、環境行政でございますけれども、環境行政につきましては御指摘のとおりの点があろうかと思います。

 ただ1点申し上げておきたいのは、私は最初に就任いたしまして開発凍結の方針を出しましたときに環境に対する配慮ができるような総合計画の策定、それを待って凍結を解除したいという意味のことを申し上げております。それに基づきまして総合計画策定作業の中で環境管理計画というものを皆さんに御提示し、それをおおむね3年で進めたいということで御提案申し上げたわけでございますけれども、残念ながら議会の御理解を得るために3年間かかってしまったと、そのような経緯がございます。

 私の気持ちとしては、現状で確かに建設省の裁決書というものがございますから環境行政が凍結方針との関係で苦しい状況にあるということはおっしゃるとおりだと思いますが、環境管理計画がもし3年前に予算をいただきましてできていれば恐らくこのようなことはなかったというようなこともございます。そういう意味では、私としては基本的には環境管理計画の中での環境政策の確立ということがベースにありまして、その上で、それがおくれた中で今回の裁決書の問題もあったと、そういうように理解しているわけでございますので、施政方針については、そういう意味で申し上げた部分もあるということで御理解いただければありがたいと思います。

 それから、一般会計のあり方について御指摘がございました。

 今回の一般会計の規模が前年度に比べて減少したということにつきましては、ほかの議員さんからの御質問にお答えした部分もございますけれども、基本的には本来ならば昨年同様の規模というものが組めた状況であったというように、私は今年度の予算をいただいた段階では実施計画等も含めて当然私なりに考えていたところでございます。残念ながら私ども大変努力が足りなくて申しわけないという部分がございます。例えば地権者の皆さんの御理解を得られなかった部分があるとか、その他いろいろございまして、結果的に予算規模が縮小したということになりましたわけでございますけれども、そういう中でそういうような一つの対応として財政計画というものが必要なのではないかというお話がございました。

 確かに財政計画は長期、短期の市の財政状況を見込みまして、そして事業展開をそれに合わせていくために非常に重要なものであるという認識でございます。ですから、この財政計画につきましては従来の議会でもお答えいたしておりますとおり、今後財政計画を策定するということで進めていきたいと考えておるわけでございますが、ただ財政計画は今回なかったことが財政規模の縮小につながったかということになりますと、それよりはもう少し技術的な問題、つまり地主さんの理解をいただくとか、あるいは実際いただいた予算の中でほかの事業との整合性を図るとか、そういうようなことも含めて非常に大きな障害があったというように私なりに考えている部分もございます。そういう点からいいますと、財政計画が直接今回の減額につながったという意識は私としては比較的薄いところがございますけれども、御指摘がございました財政計画の立案そのものにつきましては当然必要であるということで努力をさせていただくつもりでございます。

 それから道路網のことで御意見がございました。

 特に三浦半島中央道ということでございますけれども、道路網計画というのはもちろんその時代の要請に合わせ、そして将来の行政需要だけではなくて社会的な要請にこたえてどのような道路網をつくっていくかということは、これは当然計画は必要でございます。特に道路計画というものは時間がかかるものでございますからマスタープラン的なものは当然必要であろうかと思います。今回の総合計画の基本計画の見直しの中でも、その道路計画の見直しをどのように進めていくかということは当然議論の対象になるというように考えておりますけれども、しかし現実に進んでいるいわゆる事業、あるいは現実に進みつつある諸事業に対する対応というものも一方では行政としては必要であろうかと思います。つまり、道路行政というのは長期の見通しも必要であるし、また現実に起きている問題について的確に対応するためにチャンスを逃さずに対応していくということも必要であろうかと思います。

 そういう点で一番大事なことは、基本的に逗子の道路パターンというのはどういうようなパターンであるかということを考えますと、逗子が三浦半島のつけ根にあるということでありますから逗子市内だけの交通を考えればいいというものではない。そういう中で、いわゆる通過交通と、そして市内の交通とを分離しなければいけないというのは、これはどなたも認めていただけることだと思います。計画があるかないかということはもちろんありますけれども、その考え方自体は、これは当然すべて納得していただけるものだと思います。そうであれば、それを具体的に進めるという中で、計画を一方では大きな計画としてマスタープランを策定することも必要でございますけれども、現実にそれを進めるということは一日も早く私はやるべきであるというように考えているわけでございまして、凍結ということは非常にその事業の完成に対し、あるいは事業の進展に対して障害になるというように思っておりますので、これについては手続きを進める中で住民の皆さんに御理解をいただくということで進めてまいりたいということでございます。

 それからまちづくりに関係した問題でございますけれども、グランドデザインなり都市憲章ということでございます。

 これは現行の総合計画の中でも既に地方自治を充実させるという中で当然入っているわけでございまして、それを具体的に記述するかどうかというのは当然それが熟成してきて計画の中に書き込むかどうかというだけの問題であろうかと思いますので、これについては現時点で私は総合計画の中から読み取れるという考えでございます。

 それから委託業務の取り扱いにつきましては、これは確かに現在の各市町村すべてであろうかと思いますけれども、このような委託業務がふえております。

 その委託業務全般がふえることについて、これが果たしていいのか悪いのかという議論は、これは私は不毛だと思います。なぜかと申しますと、委託業務自身は現在の非常に高度化した社会、あるいは急速に技術革新が出てきております社会において行政だけがすべてに対応できるということはあり得ないわけでございます。また、各種ノウハウ、あるいは技術についても専門分野が非常に高度化しておりまして、そのようなノウハウとか技術の内容を行政に導入するとしたら、それは行政が内部として導入できるということはあり得ないというように、それだけではあり得ないというように考えておるわけでございます。

 もちろん一方では、そのように委託業務を進めるに当たってはそれを受け入れるだけの職員の内容の高度化と、持っている理解力、あるいは現在の業務に対する理解の進展ということがございますから、委託を一方的に入れればいいというものではありませんけれども、委託業務がないところで行政はもはやあり得ないというのが私の基本的な認識でございます。

 したがって、いかに有効に、そしていかに職員の研鑽も含めた質の向上に役立つような委託の導入をすべきかということが一点非常に大きな問題であろうかと思いますけれども、現在逗子市が進めております委託業務については一方では設計業務委託のように直接業務に結びつく委託もございます。これは伝統的な委託の考え方でございますけれども、それ以外に政策形成、あるいは今回の公園づくりのワークショップのように市民参加の手法自体についてノウハウを導入するというような委託も実はございます。

 これらが果たしてどのように今後行政の中に取り込まれ、そのノウハウを行政が生かしていくことができるかということは、もちろん行政に問われることでございますけれども、そういう意味では逗子の職員は私は委託を展開するに当たってその中で学び、そしてそのノウハウを吸収する努力をかなり頑張ってやっているという認識でございまして、今はそういう意味ではある意味では過渡期でございますから、もちろんいろんな問題も出てくるでしょうし、あるいはそれによって行政が進展する部分も出てくると、そのような部分もあります。

 そういう意味で職員の意識をどのように上げていくかということの対応につきましては職員の研修の中で、みずからがいろいろな都市に視察に行ったり、あるいは海外に行ったりということも含めて職員意識の向上の中で社会全体がどういうふうになっているか、あるいは自分の持っている事務事業と社会との関連がどういうふうになっているかということ、日本全体を見渡しながら未来の職員を養成すると同時に、それに対して具体的なノウハウ、あるいは技術を庁内に導入していくという意味でも委託を活用していきたいと、そういうふうに考えている次第でございます。

 以上です。



○議長(平井義男君) 20番。



◆20番(岡崎敏雄君) 2回目の質問をいたします。

 まず、池子米軍家族住宅問題についてでありますが、市長の今、答弁を伺ったわけであります。私が質問しておりますのは、市長が言われるこの計画の撤回のために、ではどういう手法をとるのかという問題であります。

 市長は話し合いによる解決ということを言われてまいりました。そしてその話し合いによる解決の内容というのが私は総合計画の基本計画が示している内容ではないかなと考えるものです。先ほど総合計画を引用したわけでありますが、この内容というのは裏を返せば貴重な自然を残して、しかも返還をおくらせない、そういう計画をできるならば市長が市民の意思を代弁して計画の撤回を進めていけるんだという中身ではないかなと思うんです。そのことは、先ほど申しましたように、昨年12月の酒井議員の質問の答弁からうかがうことができるんです。

 「例えば、こちらからの提案というものがもしあったとしても、それはそれをベースに置いたものではなくてはいけないものだと思いますし、それというのはこれは民意だと思います。また、そういうような提案をした場合に現実に国が、あるいは県がそれに対応できるかというようなことがありますけれども、少なくとも私は今まで国、県との対応してきた範囲では、そういうような対応はできないということを一貫してきておりますので、そういう意味で酒井議員さんの云々」という、こういう答弁があるわけでありますが、私はこの中身からいって、やはり自然を守ってしかも返還をおくらせない、そういう住宅のつくり方というものを模索しながら交渉をやってきたのではないかなというものを基本計画と酒井議員の質問に対する答弁からうかがうことができるんです。

 このようなことでは、やはり結果的にはこの一番の大きな問題として意思の疎通がどこまで行ったかは別にしまして、調停案というものがあったのではないかと思うんです。そういうその調停案がありながらその以降も、つくり方の問題での交渉をしていた中では、やはり結果的には国が工事を進める、それに対して全面的とはいいませんが、結果論としては手を貸すような形、国もつくり方の問題であるならば国は国で今の計画で行くよと、どこかでこの調整ができるのではないかというような、そういう内容として私は受けとめることができるんですが、そういうことを今後も話し合い解決と称して繰り返すならば私はあくまでも世界の情勢、市長をはじめ我々の意思とは別の次元のところで大きな情勢の変化がない限りこの状況は解決できないと。主体的な力量によって今の状況を打破することはできないのではないかなというふうに思うんですが、その辺の考え方といいますか、私が述べたことに対しての市長の見解を改めてお伺いするものであります。

 次に、年賀事件の問題でありますが、市長の答弁では施政方針で述べている範疇だと。施政方針で触れている内容は公選法違反の問題だけであります。私が言っているのは、なぜ25人の議員に対してお菓子と半紙に分けたかと。これはちょっと聞くならば、何か子供の世界の話ではないかなというふうに思えますが、この中に含まれている本質は私は大変重要な内容だと思っているんです。それは地方自治法の基本原則は市長と議会は車の両輪だと。しかも地方自治体は議院内閣制をとっていないわけですから、二元代表制の中では市長を市民が選んでくると。もう一方議会を選んでくるという。市民の意識をベースに置いた場合には、やはり市長も議会も同等の立場にあるわけですね。その議会に対してやはり二つの名刺に分けて置いてくるということは、私は市長の政治姿勢の中に議会軽視、議会を尊重していくという、この立場が非常に欠如をしているのではないかなというふうに感じるものであります。〔「だれだ、勝手にまんじゅう返したのは」と呼ぶ者あり〕そういう意味から申しまして私は伺っているわけでありますので、施政方針で述べている問題とは次元の違うところの質問でありますので、改めて答弁を求めるものであります。

 次の環境行政の問題でありますが、今の答弁を聞いていますと、3年前に環境管理計画の予算が認められていればということでありました。しかし結果としては3年前にその予算が通っていないという中で、市長として、行政として、ではこの環境行政をどうするんだというのが私は仕事だと思うんです。結果的に過去を振り返って、過去に予算が通っていないからこういう事態になってしまったんだと言ったんでは、それは市長と行政が持っているやはり責任放棄ではないかなと思うんです。〔「そうだ」と呼ぶ者あり〕

 そういう点から申しまして、それはそれとしまして、私は今回施政方針で言っている内容は非常にわかりにくい。今の逗子の環境行政というものが不鮮明に打ち出されているのではないかと思うんです。例えば、開発凍結方針を解除するに当たって条例の施行によってやるんだということを都市計画法32条に基づく同意協議をやったところと別のページで書いております。そうしますと、最初のページを見た場合に、それは8ページに書いてあるんですね。ここだけ読みますとね、市民の意識としましては法律や何かというものは余りよく承知していないわけでありますので、自分の要求から考えます。そうしますと開発は凍結されていた方がいいんです。であるならば、8ページの施政方針を読むならば条例がない方が今までどおり開発の凍結が続くのでははいかという理解もこれはできるんですよ、8ページの表現は。ここだけ読みますと。後のページに行きますと、また違うように書いてありますけれど。非常に市民から見てやはり勘違いされやすい、誤解する、そういう私は内容になっているのではないかなと思うんです。

 第1回目の質問でも述べましたが、私は逗子の環境行政というのは現状はもう、言葉が悪いかもしれませんけど、やはり人間で言えばもう素っ裸になっちゃっているんですよ、今。これでは表に出ていけないと。だから最低シャツかパンツぐらい履かなきゃしようがないでしょうと。それが市長、条例ではないんですか。あなたの施政方針を見ておりますと、今着ているものを着がえるんだということなんですね。着ているものがあるならば、その着ているもので頑張ればいいじゃないかとなるんですよ。ここがね、今度の施政方針で環境行政の根本的な私とあなたの違いなんですね。ここの判断を間違うならば、私はこの条例の判断もその上に出てくるんですから。

 私が昨年の12月の小池子緑地買い取りの予算の委員会での質問の中で裁決書の位置づけについて質問しました。客観的には開発凍結方針はもう解除になっているじゃないかという主張をしたわけでありますが、市長はそのときの答弁としまして、私も同じ考えでございますという答弁をしているんです。そしてその後に市長がとってきた開発凍結方針の基本的なあり方というのを述べているんです。その後32条の協議をやっているわけでしょ。で、同意しているというならば、私は本市の開発問題の状況というのは、こんな施政方針が言っているような甘っちょろいものではないと。窓口は今どうしようかと迷っているのではないかと思うんです。このまま行くならば、本市の市街地の開発というのが基本的には32条で全部やられてしまうという状況でしょう。だから窓口のところに対して、その事業者は小池子緑地と平等に扱ってくれと、公平に扱ってくれという要求も来ているではありませんか。裁決書が出て、小池子について32条やって、それ以外は違う扱いをしますということが言えないでいるではないですか。それが今の本市の開発行政の現状なんですよ。その上に立ってどうするかというのを私は施政方針の中で見ていたわけでありますが全然違うと。今までの延長線は基本的にやると。その上に立って条例をつくってくれと、つくる必要があるというふうに私は受けとめております。そういうことでは非常にわかりにくい。今の現状を率直にやはり私は施政方針の中に出すべきだというふうに考えているんですが、その辺につきまして市長の見解をお伺いします。

 次に、一般会計のあり方でありますが、財政計画の問題は主たる問題ではなくて、他に大きな障害があったということであります。

 これについても私が昨年12月の一般質問でこの財政計画の問題を質問しました。その場合に最大のポイントは、事業計画が、歳出の主たるものを占める事業計画の位置づけがきちんとされていないという答弁だったんです。総務部長がたしかされました。これがやはり、私はやはり問題だと思うんです。事業計画をきちんと財政計画の5年、10年というスパンの中に位置づけているならば、途中で何かの影響によって障害が起きた場合に、次の計画との関係での操作ができて今回のような事態にはならなかったのではないかなというふうに思うんです。私はどう考えても図書館分館が補正予算で出てくるという状況には今ないのではないかと思うんですね。そういうことを考えた場合に、やはりこの計画をもって途中で差しかえもやりながら、やはり市税は伸びているんですから、その市税の伸びに応じたやはり予算を編成していくというのが基本だと思うんです。その辺について改めてお伺いをいたします。

 道路行政については、私は今の市民のとらえている意思を考えた場合には強行すべきではないと。施政方針を見ますと、何か既に計画決定が終わりまして事業決定に向けての施政方針ですよ、これは。今は計画決定の前ですよ。そういうふうに私は施政方針を受けとめております。やはり市民参加のもとにこの道路網計画の策定をすべきだということは強く市長には主張しておきます。これについては答弁は要りません。

 まちづくりの問題についてでありますが、ここでのグランドデザインの問題です。

 これも昨年12月、市長は私の質問に対しまして、このグランドデザインがどういう性格かと、法的な問題に対しまして、「むしろ憲法の地方自治の規定、92条から95条まで直接導き出される規定でもある」と、このように答弁をしております。まさしく憲法の92から95までは地方自治法の規定なんですね。この憲法規定に基づいて地方自治法が定められております。この地方自治法の第2条5項には、この総合計画というものが出ているんです。であるならば、市長はグランドデザインを憲法上の地方自治ということを言うならば、私は同じこの憲法規定から出ております地方自治法に基づく基本計画に対して明確にこのグランドデザインの問題を位置づけるべきだと、基本計画の中にですね。

 先ほど市長はこういう答弁をされましたよ、「総合計画から見ると読み取れる」と。読み取れていないんですね。グランドデザインの問題を基本計画の中に盛り込むと。あり方の問題であります、グランドデザインの。基本計画の中でと、そのグランドデザインのその区別と関連の問題をきちんと位置づけるべきだと。両方ともそれは憲法の地方自治を根拠にしているからであります。グランドデザインについてはあなたがそう言ったんですから。その辺につきましてから、やはり今の市長の答弁ではなくてやはり、総合計画から読み取れるのではなくて、総合計画の中にやはりきちんと位置づけることが市長自身の12月の答弁からいっても妥当ではないかなと。そしてその上でこの事業の推進をしていくと。平成3年度の予算でもう、私の判断でありますが、基本計画に位置づけをするに当たっての材料はもうできているのではないかなと、このように考えるものであります。改めてお伺いをするものであります。

 そして、委託業務のあり方についてでありますが、職員の意識の問題も市長言われました。確かにそのとおりです。そのことをきょう答弁するに当たりましては、きのうの代表質問の中で随分ひどい答弁があったなということを感じますよ。それはどなたかの代表質問かは忘れましたが、本市の中に官僚的、ちょっと表現は正確ではありませんが、官僚的体質といいますか、官僚機構の壁が存在しているみたいなね、まだまだ、そういうことを言われました。だって8年間であれですか、では市長自身の仕事でしょう、それをなくすのは。それで、その自分が行政のトップでありながらね、自分がやってきたことに触れないで、その片方で職員のところにね、何か残っているんだというようなことを、きのう受けとめたんですが、〔「宮沢総理みたいなことを言うんじゃない」と呼ぶ者あり〕私はやはりそういう市長の職員に対する意識というものが何かね、一面では職員の質の向上の障害になっているのではないかなとも感じるんですよ。これは私の意見で言っておきますが。

 それで、委託業務の問題であります。調査研究等の委託が19項目あるんですが、これを見ますと、4年度の予算を見ますと、都市政策室に関する予算が異常に高いということを感じるんです。例えば、地区計画の問題でいいますと、桜山下地区計画と地域計画ですね、これが 2,300万円、もう一箇所どこかやるようです。そうすると、同じ小坪をとってみますと 1,000万円です、小坪の海浜地区ですね。〔「時間なくなっちゃうぞ、大丈夫か」と呼ぶ者あり〕去年下桜山をやったのが 824万円ですが、の問題や、またコミュニティオフィス基本計画策定事業、これは 1,200万円、もう一面、東逗子駅前の複合施設、これは 690万円とね、同じような仕事の状況をとってみましても、このように非常にお金が違うというところはなぜこうなっているのかをお伺いしたいと思います。

 以上で2回目の質問を終わります。



○議長(平井義男君) 市長。



◎市長(富野暉一郎君) それでは、2回目の御質問ですから自席からお答え申し上げます。

 まず、池子問題でございますけれども、ちょっと私御質問を聞いておりまして、私が住宅のつくり方を模索してきたというように御理解されているようでございますけれども、私は市民の意思を実現するためにどうしたらいいかということで話し合いをしてきたわけでございまして、住宅のつくり方について今までの経過の中で話をしてきたことはございません。そういう中でひとつ御理解いただきたいと思います。

 それから、話し合い解決を今後目指していく中で、果たして主体的な方策ができるのかということでございますけれども、もともと逗子の市民の意思というものがあっての我々の話でございますから、それはまさに逗子の主体性において今後の解決を模索していかなければいけないということであろうかと思います。そういう点では、国際情勢の変化というのももちろんございますから、客観情勢としてもはや不要であるということは、これは明確だと思いますけれども、それをそれでは具体的にしていくにはどうしたらいいかということについては逗子市の主体的な考え方が当然出てこざるを得ないというように考えております。

 それから、年賀の話につきましては、ちょっと私お話聞いていてよくわからない点がございましたけれども、あえてお答えしますと、私は御あいさつに行ったことが主体だと。別に品物をお配りすることが特に私は目的ではございません。やはり御あいさつの中で議会の皆様に対応していきたいと〔「何で差別したの」と呼ぶ者あり〕いうことでございまして、〔「明確にしてくださいよ」と呼ぶ者あり〕そういう意味ではまさに儀礼上の問題であるというように理解しておりますので、〔「聞いてないよ、そんなことは」と呼ぶ者あり〕その点につきまして、もし何かございましたら改めて御質問いただければありがたいと思います。〔発言する者あり〕

 それから、環境行政でございますけれども、これは私は岡崎議員さんが常々計画行政というお話を〔発言する者あり〕御指摘を受けているわけでございますが、環境行政について私はやはり計画的に事業を進めてまいったつもり〔発言する者あり〕でございますし、総合的な環境行政という中で市長になりましてからずっとそのために努力してきたつもりでございます。そういう意味では、議会の御判断を受けて対応しなければいけないというお話がございましたけれども、やはり基本的な問題については市長が考えていることが議会で認めていただかなければ、これはやはりその行政が進まない面もございます。そういう意味であえて議会で認めていただかなかったことを、3年間私何回も何回も出させていただいて最終的に認めていただいたというのは、まさに私はどうしてもやりたいと、やらなければ環境行政の基本ができないということでお願いしてきた経緯がございますから、それについては議会の御判断だけですべてが進むということではなくて、市長が市長なりの考えの中で計画行政を進めているという面があるということだけは、とりあえず御理解はいただきたいと思います。

 そしてそういう中で、現在の状況についてどうかということであれば、当然時間のおくれがある中で、おっしゃったような状況はございます。要するに、事業者の皆さんの対応の中で建設省の裁決書が出まして、そういう中では確かにおっしゃったように我々としては今、裸になった状態であるということでございますから、これに対応しなければいけないということで、条例についても本来ならば環境管理計画は自然環境、社会環境すべてできまして、土地利用方針もその両方を含めてできまして、それから条例ということを考えておりましたけれども、今の現下の緊急な状況を考えますと、そういうようなことは言っていられないと、そういうことでとにかく何か着物を着せてくださいというのは、おっしゃるとおりです。そういう意味で、自然環境のデータベースができた段階で条例を整備させていただきまして、そしてそれを前回の規制的な条例とは違うという意味もございますし、また県、国とのそれなりの調整もさせていただくということを私も申し上げた経緯がございますので、国、県といろいろな調整もやらせていただき、〔「岡崎議員の時間がなくなってくるぞ」と呼ぶ者あり〕そしてそれが終わった中で議会に御提案させていただきたいということで、とにかくこれ緊急な問題として私どもも基本的に1年縮めてこれをやらせていただいておるわけでございます。そういうことも含めて議員さんのおっしゃるとおりの、全くその環境行政については開発をコントロールするという意味では裸だという御指摘のとおりでございますので、何とか早急にこの条例を認めていただくようにお願いしていきたい、そういうように考えております。〔「予算見な、市長、ないよ」と呼ぶ者あり〕

 次に、財政の問題も含めて御質問があったことでございますけれども、事業計画と財政計画の関係というのは、私は岡崎議員さん考えていらっしゃるほどタイトなものではないと考えております。と申しますのは、やはり事業計画は例えば5年間、あるいは3年間という中でそれぞれの事業をどのように展開していくかというトータルな事業のあり方というものがあるわけでございまして、それらを実際に進めていく上で具体的に、いわゆる地権者との合意形成とか、その他の手続きとか、いろんな問題があるわけでございます。そういうふうな中で、もちろん事業計画がそれなりに位置づけられていれば、その一部についてはおっしゃるような差しかえ、あるいはその他の事業への振りかえというようなこともあろうかと思いますけれども、実際的には現在の行政の力をもってしては大きな事業をいきなり振りかえるということはなかなかやっぱり難しいと、私は現実問題として難しいと思います。そういう意味では財政計画が一方であり、そして事業計画が一方ではありということは当然計画的な行政の上で必要でございますけれども、それがあればすべてうまくいくというようなものでもないということは〔「当たり前だよ、そんなもの」と呼ぶ者あり〕私なりに今まで行政を担当させていただいて感じるところでございます。それは市長が無能だからそうなんだとおっしゃるお気持ちがあるかもしれませんけれども、〔発言する者あり〕私は今までやらせていただきまして〔発言する者あり〕やはり計画だけでは行政は進まないと。もちろん計画が基本でございますけれども、それ以外の要素もいろいろある中で、それなりに苦労してきた経緯もございますので、つくるということについてはもちろん必要であるし、積極的にやりたいと思いますけれども、それだけですべてうまくいくという認識ではないということだけは〔「いいのか岡崎さん、そんなことやって」と呼ぶ者あり〕申し上げておきたいと思います。

 それから、道路計画については御意見だけでございましたので、これはお答えするものはないということでございますので、一応〔発言する者あり〕はずさせていただきます。

 それから、グランドデザインの問題でございます。

 これはおっしゃるとおり、憲法から直接、私ども地方自治の本旨という点を受けてそれを進めていくものでございますから、その範囲内については総合計画、基本計画に位置づけはあってもいいだろうというように思います。そういう点で、今回見直しをしております基本計画の改定作業の中にも、それはそれなりに対応していきたいというように考えております。

 それから、委託については、表現はありますけれども、私はやはり職員は基本的に40年間いわゆる行政職員として仕事をするわけでございます。そういう中でいろんなトレーニングを受け、そして今までの行政のあり方を受け、育ってきているわけでございますから、その意識を5年、10年で全部変えていくということはなかなかやはり難しい面もあろうかと思います。そういう意味で、現状そのものを申し上げますと、まだなかなか十分行っていないという現状認識を申し上げたわけで、行政が 100点満点行っているなんていうことは私はないと思いますので、やはり現状認識としては、そういう自戒を込めてそういうことを申し上げておきたいということでございますので、職員がそれについて努力をしていないという意味ではありません。努力をしつつも、なおかつまだまだそういうところは残っているという認識でございますので、その点についてはぜひ御理解をいただきたいと思います。

 それから、最後の問題については具体的な問題がありますので、担当の方からお答えさせていただきます。〔発言する者あり〕



○議長(平井義男君) 都市政策室長。

 手短に。



◎都市政策室長(渡邉毅一君) 下桜山地区の地域計画、今年度 1,500万円の予算をお願いしております。この内容でございますが、コミュニティセンターがただいま課題になっておりまして、この構想をいわば概念設計というような形でまとめ上げるような作業、あるいはこういう提案がございまして、まちづくりをひとつ物語、絵本のような形に〔「そんなものをやっているだけか」と呼ぶ者あり〕つくろうとか、そういった内容の話が既に市民委員会から出てまして、〔発言する者あり〕これらを実現するための内容を見積もらせました結果、このような高額なものになってきたわけでございます。〔発言する者あり〕さらにこれらをアンケート調査しまして〔発言する者あり〕地域にフィードバックしていくと、このような作業は小坪等の地域の計画の中の委託では考えられておらないようなもの、〔発言する者あり〕この下桜山地区特有の事業執行の内容ということで今、御説明をさせていただいた次第でございます。

 続きまして、サテライトオフィスでございますけれども、これにつきましてもリーフレットを作成し、市民のPRを努める、あるいは実際に想定されるサテライトを利用者として想定される企業……



○議長(平井義男君) 都市政策室長、ちょっとお待ちください。都市政策室と都市整備部のこの予算の持ち方の違い、今の、何といいますか、その事業の内容を聞いているんではないわけですから。その辺はどなたが答えるんですか。〔発言する者あり〕〔「市長、助役のそで引っ張るなよ」と呼ぶ者あり〕



◆4番(酒井忠雄君) 議長、議事運営について。



○議長(平井義男君) はい、4番。



◆4番(酒井忠雄君) 答弁がスムーズに出てこないようでございますので、この際暫時休憩していただいて、しかるべく行政の姿勢を示してほしいと思います。〔「そうだ」と呼ぶ者あり〕



○議長(平井義男君) 暫時休憩いたします。

               午前10時55分 休憩

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               午前11時31分 再開



○議長(平井義男君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 岡崎議員への答弁を願います。助役。



◎助役(金井茂君) それでは、私からお答え申し上げます。

 まず、お答えをいたす前に、理事者側の答弁の不手際から大変貴重なお時間をちょうだいいたしまして、このことについて心からおわびを申し上げたいと思います。

 岡崎議員さんの第2回目の質問の中で、都市政策室関連の委託業務費について具体的に都市整備部との比較で割高との御指摘があったわけでございますが、これは一つには事業が違うということは当然でございますけれども、都市政策室につきましては市民の意識調査等、市民の要望を取り入れた内容となっており、コンサルタント料等に多くの費用を要する内容でございますので、この点割高になっておると、このようなことで御理解を賜りたいと、このように考えております。



○議長(平井義男君) 20番。



◆20番(岡崎敏雄君) 年賀事件についてでありますが、市長は先ほど答弁を、私の質問に対する答弁を避けているというふうに思います。私はこの二つの名刺のとった行為というのが議会とのやはり信頼関係が薄れて、信頼関係を損なうという結果をもたらしていると思うんです。その上に立ちまして、市長はこの年賀事件の反省を踏まえて議会との信頼関係をどうやってとっていくのか、その辺についてお伺いをするものであります。

 もう一点は、環境行政についてでありますが、ただいまの市長の答弁を聞いておりますと、ほぼ私が指摘していることに近い答弁をいただいております。そうなりますと、私はこの施政方針の問題をどうするのかということが出てくるのではないかと思うんです。やはり施政方針は逗子の環境行政の現状を正確に反映していないと。やはり今の答弁を伺った次第では、やはり施政方針について適切な記述、表現をすべきだと思うわけであります。そういう点から申しまして、市長に対しまして施政方針の変更を求めるものであります。

 以上2点、納得のできる答弁をよろしくお願いします。



○議長(平井義男君) 市長。



◎市長(富野暉一郎君) それでは、お答え申し上げます。

 まず、年賀事件に関してでございますけれども、私が御あいさつにお邪魔いたしましたときは、端的に言って個人としてお邪魔したつもりでございまして、〔「それなら、施政方針に入れるなよ」と呼ぶ者あり〕その中について、それについて〔発言する者あり〕市長が公人たる立場として、そういうことではいけないということがあったわけでございます。したがいまして、その中で、市長としての対応ということではなくて行った意識の中で皆様にいろいろ御迷惑をかけたことについては改めてもおわび申し上げなければいけないというふうに考えております。

 そういう意味で、議会との信頼関係につきましては、一つは公人たる市長としてのあり方と、私人としてのあり方というものについて今後も反省し、そして間違いないような対応をさせていただきまして議会の皆様との信頼関係を改めて進めていきたいと、そのように考えている次第でございます。

 それから、環境行政についての施政方針でございますけれども、私は岡崎議員さんのおっしゃっておりますことと、私の方で施政方針で出させていただいた内容については基本的には対応がされているというふうに考えております。

 その部分は、まず8ページについては政策の問題として申し上げておりまして、10ページについては緊急な対応が必要な事情を申し上げているつもりでございますので、そういう意味ではいわゆる計画行政の中での環境行政のあり方と、それから今の緊急の事態に対する対応の仕方ということで、私なりの表現をさせていただきましたけれども、表現が足りないという部分については、それぞれのお考えがあろうかと思います。そういう意味で、私は意識としては全く岡崎議員さんと同じ、現下の状況について緊急に対応するということでありますし、それについては10ページの方でそれなりの表現をさせていただいたというつもりでございますので、よろしく御理解いただきたいと存じます。



○議長(平井義男君) 以上で、日本共産党逗子市議会議員団、岡崎敏雄君の代表質問を終わります。



○議長(平井義男君) 暫時休憩いたします。

               午前11時36分 休憩

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               午後 1時00分 再開



○議長(平井義男君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 代表質問を続行いたします。

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△代表質問 公明党 池田一音君



○議長(平井義男君) 公明党逗子市議員団、池田一音君。

〔7番 池田一音君登壇〕(拍手)



◆7番(池田一音君) 平成4年第1回定例会におきまして、5番手の代表質問の機会を与えていただきました同僚各議員にまずもって御礼を申し上げます。

 これより公明党の代表質問を行わせていただくわけですが、既に4名の方々がそれぞれ質問され、重複するところもあるかと思いますが、御理解をいただき、わかりやすい御答弁をお願いいたします。

 今日の経済大国日本は国民の勤勉と努力によって築かれたものであります。しかしその反面、経済優先政策、こうしたもののひずみによる環境破壊、貧弱な社会資本と住宅、長時間労働と全く無視されている余暇対策、不安を募らせている暮らせない年金、バブル経済の発生など、貿易摩擦も含め国民生活を取り巻く環境は深刻な事態に直面しております。21世紀に向けての時代は国の豊かさと住民の豊かさを一致させていかなければならない時代である、このように思うわけであります。住民生活の豊かさを実現することこそ新しい社会の活力の源として必要である、このように思う次第であります。

 質問の第1点は、池子米軍家族住宅問題についてであります。

 図らずも昨年の代表質問において裁判結果を取り上げ、2月15日、原告の訴えを却下する判決が言い渡され、訴えはいわゆる門前払いの結果になりました。行政機関としての国の内部の紛争で市長の原告適格はないとしております。少なからず司法を信じ、訴えられたことであり、一審敗訴との結果が出たことは事実であります。謙虚に受けとめられることも必要ではないかと申し上げたところでありますが、今回、全協で提出された一審判決文は平成3年2月15日に収受していながら昨年は判決文を出さず骨子としての資料を出しましたが、骨子の中には不適法の部分がありませんでした。その後控訴し、高等裁判所の今回の判決が出ると今度は判決文を配付し、「上告を含め対応を検討している」、このように言われて繕っておるわけであります。2度まで不適法の理由で敗訴したのであります。物好きでもなければ3度目はできません。上告のときは2度も行ってよく知られておることでしょうから、三たびお願いしたら、こんなふうに思っております。

 それにしても、大がかりな訴訟を行ったにしてはほとんど変化のない不適法による門前払いに終わったわけですが、住民の福祉向上の面からどのような何の成果が出たのか、具体的にわかりやすくお答えをいただきたいと思います。

 次に、池子問題で一番理解できない問題についてお伺いをいたします。

 それは、県アセス条例の履行と、調停案の締結、返上と、市長の基本姿勢の食い違いであります。昭和62年3月25日、第1回三者会談が行われ、早期解決で合意され、5月8日、県知事が市及び国に対し調停案が示され、結果的に持ちかえり、市民に理解を得るため説明会を持ちました。しかし、8月21日、突如としてやめる日にちまで自分で決めて8月28日付で辞任したい旨の退職届けを提出され、結果的に選挙により再選されたわけであります。それぞれ手続きは間違っておりませんが、市長としての正当性、すなわち人間の正しき道理に基づいているとは思えないのであります。それが証拠に、調停案の締結、返上と、再選後の市長職としての行政の継続性から考えると、今後とも市民の池子米軍家族住宅建設反対の意思を代表し計画を撤回させるとしておりますが、まさに問題のすりかえであります。県アセス条例の履行の事実、調停案の締結については何も変わっておりません。市長自身がまとめてきたものを自分勝手に返上しているだけで、何も問題は解決しておりません。辞任して当選はされましたが、アセス条例の履行と調停案締結の事実が返上によって存在しなくなったのかどうか、この点についてお伺いをいたします。

 なお、現場における工事の進展を目の当たりにしたとき、今まで一生懸命反対をしてきた市民の皆様に対し市長は何と言われるのか、この点についてお伺いをいたします。

 次に、市長の公職選挙法違反についてお伺いいたします。

 市長におかれては2期目最終の予算編成であり、思いもひとしおであったと思うところであります。

 それにいたしましても、正月2日の年賀問題は甚だ迷惑千万、このように言わざるを得ません。警察より事情聴取を初め、不信感の拡大、市長みずから政治責任をとして減給を定めた条例を提案されたことについて、その真意のほどがわかりません。今までにも例えば先ほど申し上げた調停案、緑の保護に名を借りた凍結方針、〔発言する者あり〕条例への起案、総合計画、公・共・私の役割分担、地方政府、小さなまち等、枚挙にいとまがありません。〔発言する者あり〕自分の勝手な理論を職権で押しつける等は真の解決になりません。〔「そうだ」と呼ぶ者あり〕現在、司法当局の判断の出ていない事柄に対しては、まず本人が謙虚に対応することが大切であると考えます。市長職ゆえに条例の提案権がありますが、早く提出すればよいというものではありません。配慮に欠けており、今回このように条例として提案されたことにつきましては、十分検討されているものと思うわけでありますが、減給の限度、目安の判断基準について、また司法の判断以前に仮に条例が可決された場合、司法当局の心証等、難しい問題もあるように思われますが、御自分の過ちを誇らしげに条例として提案し、決めなさいというばかり、(笑声)余りにも自分勝手と言わざるを得ません。〔「その通り」、「そうだ」と呼ぶ者あり〕条例提案の本心と判断基準についてお伺いをいたすものであります。

 自然環境の保全についてお伺いをいたします。

 何といっても自然環境は人間の生存と生活に不可欠な要素でもあります。しかしながら、あたかもあって当たり前のように思い過ぎてはいないでしょうか。他の生産資源と異なり、経済的な価値や社会的価値の推測が困難なため、ともすればその価値を軽視されがちであります。一たん失われて初めて認識されるという性格を色濃く持っております。それゆえ、あらゆる経済活動に対して幅広い観点からのチェックと環境保全、不足しているところへの再生の視点を十分考えることが必要であることは言うまでもありません。

 しかしながら現行法を考えるときに、許可権のない自治体で条例をつくり、市長にその権限を与え、処理しようとしても、まさにざる法となり、ますます市長の権限を強化しなければならなくなってしまいます。すべての権限を市長が持ったとき地方政府が確立することをお考えのようですが、それでは住民が困ります。〔「とんでもない」と呼ぶ者あり〕ロシアのことわざに「すべてが過ぎ去っても真実は残る」と、また「真実を滅ぼせば自分が滅ぶ」とも言われております。

 小池子緑地買い取り問題は市長の開発計画の凍結方針の無理から起きてきておりますが、開発指導要綱を守ってもらえなくなってしまっていることを考えますとまことに残念であり、理解できません。一方、裁決書を理由に特別なケースと判断したことは、まことに首長とし納得できません。〔「そのとおり」と呼ぶ者あり〕市長のあらゆる権利も正しい道理にのっとった資格でなければなりません。権利ばかりを主張し、道理をないがしろにした結果であるにもかかわらず特別なケースをつくることについて首長の責任をお感じにならないのかどうか、お伺いをいたします。〔「そうだ」と呼ぶ者あり〕

 2点といたしまして、小池子の名称であります。

 地域には字名があり、番地と合わせ大切な土地及び財産を守っていくため、一つひとつ決定されているものであり、区分されているものだと認識をいたしております。お尋ねする点は、小池子の買い取りの話し合いをされた番地は何番地なのか。その中に小池子の番地が入っているのかどうか、お伺いをしたいわけであります。近くの字名として、菅谷とほしがやがありますが、それぞれほしがやは何番から何番までなのか、菅谷は同じく何番から何番なのか、小池子の番地と合っているのかどうか、この点についてお尋ねをいたします。

 このことは、保全区域である小池子地域と市街化区域でありますほしがやを故意にかえたものだと考えます。旧池子弾薬庫内の緑を守る運動にオーバーラップさせるため、池子の緑を小池子緑地と、地名まで変えてしまうことは、まかりならないものと思いますのではっきりお答えをいただきたいと思います。〔「そうだ、そうだ、やりかねないぞ」と呼ぶ者あり〕 次に、都市基盤の整備についてお伺いいたします。

 都市計画道路松本沼間線につきましては、既に地元住民の皆さんより反対の御意見をいただいておるところであります。施政方針を伺った範囲では、市の道路網の整備と、安全、防災を理由に粘り強く推進するとしておりますが、自然保護の観点からあらゆる経済活動に対して幅広いチェックと環境保全と、緑の不足している場所、そうしたものの再生こそ大切であります。「そんなに急いでどこへ行くの」こういった標語もありました。

 (仮称)三浦半島中央道につきましても同様、自然保護と住民自治の観点からも強行しなければならない理由は何もないのではないか、このように思うわけですが、〔「そうだ」と呼ぶ者あり〕この点についてお伺いをいたします。

 2点としまして、市営住宅の充実を初め、建設及び住宅困窮者に対する十分なるきめ細かな施策が望まれております。施政方針においては、「今後の管理方針の明確化と、市営住宅の建設の必要性について検討する」としておりますが、住宅に困窮する低所得者の方々を初め、先日も不慮の火災でその日からお困りになる人もあります。また、高齢社会における単独世帯等、なかなか住宅が見つからないのが現状であります。毎年、住宅行政推進部門の貧弱さを申し上げておるところでありますが、木造賃貸住宅建てかえ家賃補助制度を初め、市が民営住宅を借り上げ公共賃貸住宅として家賃補助する制度等、研究していかれる考え方についてお伺いをいたします。

 次に、地域医療センター構想について予定をしておりましたが、既にこの問題も何人かの方々から質問され御答弁がありましたので割愛し、住民の健康管理に関する取り組みについてお伺いいたします。

 厚生省のまとめた国民健康調査によると、高齢化社会の推進や慢性疾患の増加で、有病率は高年齢層で特に上昇が著しい。既に65歳以上の有病率は2人に1人の割合を突破しており、今後ともこの傾向は続くと予想されております。高齢社会、高福祉社会の到来とともに人々の健康に対する関心も高く、そのニーズも多様であります。

 そこで、最新のメディアを駆使した光カードを用い、市民の生涯の各時点における健康管理に関するデータをカードに記録し、これを活用し、市民の健康管理と増進を図るために関係機関と協力し、「カードで健康管理」の実現に向け研究すべきだと考えますが、現状における市の対応についてお伺いいたします。

 次に、総合計画と池子問題についてお伺いいたします。

 市長も総合計画の重要性については述べられておりますが、次期基本計画の策定作業及び印刷経費 2,640万円が計上されておりますが、振り返って考えますと総合計画基本構想が平成2年1月25日に市長の専決処分された上で議会の承認をという経過をたどっております。市長の基本的目玉の入っていない基本構想、基本計画については異論を持つところであります。

 自治法にのっとり、自治体の基本的構想を明らかにし、あらゆる計画のもとをなす基本計画に池子米軍家族住宅建設の諾否が入っておらず、反対が明記されておりません。したがって、国に対して交渉するとき、市長は逗子市のまちづくりに合わないと言われておりますが、反対している根拠がないのではありませんか。言葉の上では、新聞紙上では、チラシでは、すべて反対でありますが、国、県との間で反対を唱えている自治法にのっとった根拠をお示しいただきたいと思います。

 最後に総合体育館建設問題であります。

 この問題もお答えがありましたので観点を変えて伺うものであります。

 「市長は、揺るぎない方針のもと、県と協力しつつ早急な解決を目指す」としておりますが、用地の選定が最も重要であり、市長の双肩にかかっております。「県と協力して」と言われ、何か見通しでもあるかのようですが、相手は国です。「池子問題と切り離し」と言われておりますが、まことに都合のよい考え方だと思います。〔「そうだ」と呼ぶ者あり〕そもそも切り離すこと自体特例であり、普通ではありません。市長の任期中にお決めになれる自信がおありなのかどうかお伺いをいたしまして、1回目の質問を終わらせていただきます。

 なお、一部質問項目を割愛した部分がございますので、よろしくお願いをいたします。(拍手)



○議長(平井義男君) 市長。

〔市長 富野暉一郎君登壇〕



◎市長(富野暉一郎君) 池田議員さんの御質問にお答え申し上げます。

 まず第一に、年賀の御あいさつにお邪魔しました件について御質問がございました。

 この問題につきましては、今までもお答えを申し上げているわけでございますけれども、私といたしましては本来あってはならない公職選挙法違反ということでございまして、この責任についてはやはり一つ、道義的責任のとり方をどうするかという問題が非常に大きいというふうに理解しておるところでございます。

 そういう意味で、その道義的責任のとり方と、それからいわゆる司法当局による御判断、あるいはそれの処置ということと、どういう関係にあるかということでございますけれども、道義的責任というのはまず何といっても、まず、みずからが感じた道義的責任について、みずからが処置するべきものと考えております。したがって、それは司法当局の処置がどうであるから道義的責任がどうであるという性格のものではないと私は思います。そういう点からいいまして、市民の皆さんに対して、みずからが道義的責任を明確にするとしたらはっきりとした形で、そしてできるだけ早くお示しするのが市長としての責務であろうと、そういうふうに考えておりまして、その意味では司法当局による対応ということについては一切関係なく、みずからの道義的責任をみずからが決着をつけるということで今回のお願いをしたわけでございますが、ただし手続き的には私本当に残念に思いますけれども、みずからの判断だけで行えない部分がございます。つまり、いわゆる減給処分というものについては、これは条例をもって行わなわなければいけないということで、結果的に議会の皆様のお手を煩わせざるを得ないということで大変申しわけなく存じておりますけれども、道義的責任のとり方そのものについてはそのような性格がございますので、ぜひそのあたりは御理解をいただければありがたいと存じている次第でございます。

 それから、池子問題について御質問がございました。

 これにつきましてもいろいろな状況の中で私も対処を進めてまいったわけでございますけれども、ただ基本的に調停案のことを中心にしての御判断がいろいろあったようにお聞き取りいたしました。私はもともと調停案についても、これは調停案を締結してというお言葉がございましたけれども、そのあたりの認識はもともと違っているんじゃないかなというように思います。調停案については私は何回も申し上げておりますけれども、知事の出された調停案について知事が御苦労していただいた内容でございますし、また逗子としても調停案を出していただくことについてはお願いした経緯がございますので、それを持ち帰って市民に知事にかわって説明し、そしてその結果を私なりに判断して知事に御回答申し上げると、そういうことでやらしていただいた経緯がございますので、私はそれを誠意をもって進めさせていただいたつもりでございます。その中の結果として、あのような返上ということがございましたし、またそれに伴っていろいろな経緯がございましたけれども、現状においては逗子市民が明確に調停案については受け入れられないという意思を表明したものでございますから、当然のことながら調停案はないという対応で行く以外にないというふうに考えておるところでございます。

 次に、自然環境の問題についてお答え申し上げたいと思います。

 この自然環境の御質問の前に、本市で進めております環境政策だけではなくて私の方で種々の進めておりますことについてもお話がございましたけれども、市長権限を強化していって、それを地方政府につなげるというような御認識であったということは、ちょっと私にとっては意外でございました。地方政府というのは市長の権限を強めるためにあるわけではございませんで、地方自治をより豊かなものにするためにあるわけでございますから、基本的には市民自治という観点でございます。それは、市民の市民による市民のための地方政府ということになるわけでございますから、市長権限はむしろどちらかといいますと市民のサイドにウエートが置かれてくるようになってくるだろうと、そういうふうに予測されているところでございますので、ちょっと認識として一つ御指摘を申し上げておきたいと思います。

 さて、そういう中で、いろいろ市長権限について私と見解の違うところがございますので難しいんですけれども、現在の都市計画法の中ではおっしゃるとおり都市計画決定というのは国の権限になっておりまして、機関委任事務になっておるわけでございます。そして、逗子市のような自治体については許認可権限は持たされていないと、そういうことでございますから、そういう意味で市長の権限を都市計画法にもかかわらず新たにつけ加えていくと、そういうような条例なり、そういうものを考えているわけではございません。都市計画法は厳としてあるわけでございますから、それを超える内容はできないというのが当然のことながら国、県といろいろ今回調整させていただいた中でも私どもも基本的な認識として持っているわけでございますから、それについてはどうぞ御安心いただきたいと思います。

 その上で、それではまちづくりとしてどのような進め方をしていったらいいのかと、まちづくりの中に環境保全の要素をどういうように組み込んでいったらいいのかということで、都市計画手法による保全と、そして規制と。それからもう一つは今回のようなアセス条例による環境保全手法と。要は事業対応というものですね、そういうものを組み合わせていくことが最もよろしいのではないか、そういうことで今回のお願い、これからするわけでございますが、条例というものが考えられてきているわけでございます。

 そういうことを背景としてお答えいたしますと、裁決書が出た経緯について、いわゆる今までの開発凍結方針を含めた市長権限を使ったという表現があったわけでございますが、市長の政治姿勢を明確にした上での対応というものについて無理があったんじゃないかと。それについて、裁決書が出た経緯について反省をしているかどうかということでございます。

 私が、きょうもお答えした内容ではございますけれども、凍結方針を明確にしたというのは私が就任しました当時、あの当時たしか開発計画が20近くあったと思います。これを当時の開発指導要綱だけで対処しようと思いますと、逗子の斜面緑地はほとんど、ほとんどではありません、相当程度開発の手にかかって、逗子の良好な環境を守れないと。これではいけないということで、総合計画に基づいた緑地の保全等、いわゆる環境政策ができるまでは凍結をさせていただいて、そしてそれができた段階で改めて指導させていただきたいということで凍結をしたわけでございます。〔発言する者あり〕

 そういう中で、私どもでやらせていただいたことについて当然都市計画法で予定していない状況でございましたから、担当も含めて大変大きな難しい問題を抱え、そして事業者の皆さんにも大変御苦労をかけてきたわけでございます。そういうことを一日も早く解消するということでやってきたわけでございますが、そちらの方の環境管理計画を含めた対応というものがおくれる中で先ほど御説明しましたとおり建設省の裁決書が出てきたということで、反省する点は2点ほど私はやっぱりあると思います。

 1点は、何といっても総合的な環境政策ということで基本方針を出しておきながら、それが議会の皆さんの御理解を得るのがおくれてしまいまして、そのため裁決書を受けるような事態になってしまったということは私として大変残念でありますし、〔発言する者あり〕またそれについて反省しなければいけない〔発言する者あり〕というふうに思っております。

 そしてもう一点でございますけれども、この裁決書が出てくる過程の中で、やはり県、そして国との折衝がございましたし、調整もございました。その中で、その時点で開発の凍結方針についていろいろな取り扱いについてあったわけでございます。また32条の取り扱いについてもいろいろな御意見もいただいたわけでございますけれども、結局のところ、あの環境保全ということを考えた場合に、現行の法律の中では法律どおりに対処をしなければ買い取りしかないという判断でやらせていただきましたことが結果的には皆さんの御理解を得られなかったということで、これまた非常に私どもの判断の幅が狭かったために皆様にも御迷惑をかけたというように思っております。

 そういう意味で、何としてでも総合的な環境政策の中にございますアセスメント等の手続きを進めさせていただくために、その反省の上に立って努力をさせていただきたいと考えておるところでございます。

 それから、小池子緑地の問題でございます。

 番地等の御質問がございましたけれども、私ちょっとよくわかりませんでしたのは、公共施設あるいは都市計画施設の名前をつけるときに番地だけでつけているケースはもちろんありますけれども、そうではないケースもたくさんございます。〔発言する者あり〕そういう意味で、その地域の特徴をあらわすような、あるいはその施設の特徴をあらわすようなネーミングということで私ども考えておりまして、例えば名越史跡公園なんていう、これは仮称でございますけれども、あれは名越という地番はございません。しかしあの名越の切通しというものはそれなりに一つの地域性に合った名前であろうと思っておりますので、そういう意味では昔の地名ということも含めて〔発言する者あり〕地番だけではない対応をさせていただいております。

 今回の小池子についても、小池子というのは私も昔からの家でございますからよく存じておるつもりでございますが、実は逗子中学校からこちら側の山と里の部分については小池子という地名が昔ございます。そして、今回小池子緑地に含まれている地名の中ではスガヤとおっしゃいましたが菅ヶ谷というんです、あれ。菅ヶ谷と、それから小池子というのは半々よりも少し小池子の方が多いんです。そういうことで、緑地の名前としては小池子緑地ということをとらせていただきました。ただ今回の皆様に買い取りをお願いした場所については、もちろんおっしゃるとおり菅ヶ谷の方でございますから、それについてはおっしゃるとおりの面がございます。そういう意味で、一番理解されやすい地名のつけ方とか名前のつけ方があると思いますので、今後そういうことについては注意をしてまいりたいと思います。

 なお、池子問題とも絡みがあるかどうかということにては、私はこれは全然意識しておりませんでしたので、そういうことはございませんからどうぞ御安心ください。〔発言する者あり〕

 それから、都市基盤整備について、三浦半島中央道の問題がございました。これは自然保護の問題と、それから住民自治の観点からどうなのだろうかということでございますが、自然保護の問題については、これは私ども非常に大きい、強い意識を持って県の当局と打ち合わせをさせていただきました。そして、その中で県当局も相当程度、例えばトンネル案を採用してくださるとか、そういうことも含めて、自然環境の保全については協力をしていただき、最大限の努力をしていただいたというように理解しておるところでございます。

 それから住民自治の問題でございますけれども、これについては私はやはり都市計画法の中に住民参加手続きがあるということは、やはり皆さんにも当然御理解いただいておると思いますけれども、もう少し強調していいんじゃないかと思います。いわゆる都市計画法手続きの中だけの住民参加手続きで十分かどうかという議論はあり得ても、都市計画法の中に住民参加手続きがないということではありませんので、事前の住民参加手続き、そしてその手続きの中での住民参加ということも含めて住民自治というものが保証されてくるという考えでございます。〔発言する者あり〕

 そういうことでございますから、それなりに各ステップによって必要な参加手続き、あるいは住民自治に関する対応というものが必要であるかと思いますので、それはきっちりとやらせていただいておるつもりでございます。

 次に、市営住宅問題でございますけれども、たびたび御指摘がございました。私どもも市営住宅の老朽化に伴ってその管理方針、そして今後の住宅の建設等を含めた対応ということに踏み出していきたいということで今回そのような予算を組ませていただいているわけでございますけれども、何といいましてもやはり今後の住宅は福祉対応というところでございますので、福祉プランに基本的に対応できるような市営住宅のあり方というものが話題になってこようかと思います。

 その中で、今回特に家賃補助についての御質問がございましたけれども、私はやはり市営住宅といいましても、これは大きく見ますと、これは国のいわゆる住宅政策が基本であろうかと思います。そういう観点からしますと、家賃補助については国がまだ全然方針が出ておりません。そういう中で我々が市としてどの程度できるのだろうかということはかなり慎重に検討する必要があるというように考えております。何分1軒当たりの単価が非常に高い問題でもございますし、非常に財政負担も伴いますので、単に市が困窮者に対して家賃補助をすればいいというだけではなくて国の政策として私はやはりこれは出てくるべき問題〔発言する者あり〕だと思います。そういう意味で、市がこれから検討する中では国の政策の今後のあり方ということと、それから市として独自に何ができるかということを両方考えながら進めていくべきであろうと、そういうように思います。

 次に、健康管理の問題について、ICカードないしはIDカードのお話がございました。

 これについてはもちろん私どもでも研究をしておりまして、庁内でも研究会を今進めております。これらの中で基本的に技術的対応がかなりありますので、そのあたりを十分踏まえた上で社会的な対応についての研究会なり、あるいは調査ということに入っていきたいということで、今年度既に研究会は進めております。

 それから、総合計画と池子問題との関係でございますけれども、総合計画に米軍住宅建設反対を果たして盛り込むことが穏当なのかどうかということはあると思います。つまり、政治方針をいわゆる都市計画のまちづくり方針の中に直接反映するにはどうしたらいいかということがあると思います。それは、反対を明記するということが一つの方法としてあるかもしれませんが、私としてはやはりそれは穏当ではないという判断でございまして、実質的に米軍住宅はないと、つまり政治方針として反対であれば当然総合計画のまちづくりの中ではあるはずがありませんから、ないという状態で展開するということであろうかと思います。そういう点で、私はまちづくり計画である総合計画の中には、あえて反対ということは直接的に表現しないで、〔「あるかもしれないんですか」と呼ぶ者あり〕ないという前提でのまちづくりということになっているというふうに申し上げています。

 それでは、反対の根拠はどこにあるのかという御質問がありました。

 総合計画になければ反対の根拠がないというふうに、私はちょっとよく理解できない点がございます。何よりもまず第一に市民の意思が反対であるということが、文章に書かれているか否かよりもまず第一に基本的に大事なことであります。その上で、市長の政治方針としてどうかということと、具体的に何をしていくかという中で、この根拠をどういうように展開していくかということがあるわけでございますが、そういう意味では総合計画に米軍家族住宅が反対かどうかということを書くことが、その反対の根拠になるんだということとはちょっとずれがあるように認識しております。そういう意味で自治法にのっとった根拠ということになるとすれば、何といってもそれは市長の選挙において公約を出しまして、その公約を市民が認めた上で市長として私が就任させていただいたと。そういう中で地方自治の本旨に沿った対応ができるということでございますので、私はそれが最大の根拠であるというように考えております。

 以上です。

〔「答弁漏れ」と呼ぶ者あり〕



○議長(平井義男君) 答弁漏れ。

 二審の成果と総合体育館。



◎市長(富野暉一郎君) そうです。1枚抜けていました。失礼しました。

 総合体育館の問題につきましては、御質問ございましたけれども、私もこれについては土地の手当てがもちろん先決であるというように考えておりまして、昨日もお答えしたとおり、県の方と協力、県の御協力をいただいて進めていきたいということで進めさせていただいておるわけでございます。

 その中で、私の任期中かどうかということでございますけれども、これは1日も早くこの問題については解決したいということで、これについては県の御当局もそういうことについては理解をしていただきながら進めているところでございます。

 それから、ちょっとよくわかりませんでしたのは、「特例として」という言葉がございましたけれども、実は池子米軍住宅問題にかかわるというのは、これは特例ではなくてそれが当たり前の姿です。体育館の用地を取得する場合に政治的な方針と関係ある方がむしろ特例でございまして、こういう問題は普通は政治問題と切り離して進められるものだと私は理解しておりますので、通常の姿に戻っただけであるというように理解しております。〔発言する者あり〕

 それから、最後にすみません、1点、二審判決のことでございましたけれども、これについては、もちろん私ども基本的には認められない判決であるということで、今、対応についてこれから最終的に結論出すところでございますけれども、市民の皆さんに対してどのような成果があったかということで言いますと、昨日お答えしました中でもございましたけれども、一つは、この問題が河川法だけの問題ではなくて地方自治にかかわる問題ということでかなりマスコミ等でも広く取り上げられた経過がございます。そういう意味では地方自治全般にかかわる問題としてこの河川法の問題も私どもとらえているというところがかなり浸透できたのではないかという点が1点ございます。それからもう一つは、判決文のつけ加えられた部分がありますけれども、その部分はほとんどが地方自治のいわゆる市町村の権限、あるいは市町村の立場についての地方自治の観点からのつけ加えであったと思います。そういう意味では裁判所の理解も若干進んだという面があろうかと思いますので、〔発言する者あり〕その部分については進展があったというように理解しております。〔発言する者あり〕

 以上です。



○議長(平井義男君) 7番。



◆7番(池田一音君) 全くかみ合わない議論になっているわけですけれども、大分質問したことをお答えになっておらないわけです。特に、私は、例えば自然環境の保全についての小池子緑地の名称について星ヶ谷については 461番から 637番、こういう地番でふられているわけですよ。それからまた、菅ヶ谷については 638番から 736番、こういう地番です。小池子に至っては 788番から 807番、こういう地番に決まってるんですよ。あのね、名越切通しはね、昔ね、戦争に行くときなんかね、歩いて狭い切通しを越えていったわけですよ。これは長いそういう中をつけてあるわけ。これ、地番ですよ。そんなね、簡単にね、やってもらっては困るんですよ。市民のね、やっぱり財産を初めとする土地をね、決めているわけですよ。そういう問題の区分されている小池子という字名ですよ、この字名を勝手に変えるなんていうことは、これは理解できないですよ。まして、あそこの頂上はね、金比羅と言われている、そういう尾根沿いにね、ちゃんと保全区域と市街化区域が分かれているんですよ。そういう中で、小池子の方はね、保全区域になっているわけですよ。

 こういったことでね、先ほどの御答弁では全く理解できませんので、これはね、再度お伺いをいたします。

 それから、池子米軍家族住宅問題についてでありますが、二回の大がかりな訴訟、こういったものを行った結果ね、先ほどね、世論操作みたいな、地方自治、そういうものがね、知れ渡った。そんなねお答えじゃね、何とも理解できません。結果として不適法である、こういうふうに出されている問題を三たび行う方向で検討している。もうまさに市長独断的な一つの発想になっていってしまうのではないのですか。

 また、行政のね、継続性、こういったことから調停案の返上をしたと、確かに私ね、締結をしてとか結んでとかというとり方をされたと思いますが、いずれにしても調停案というものが出て、現在厳然としてあるわけですよ。そういう部分でね、行政の継続性から県のアセス条例の履行と調停案、これがね、厳然と現在あることについてお伺いをしているわけです。市長が再選されたら、なくなったというのなら市長の御意見ももっともだと思うわけですけれども、その矛盾をお伺いしているわけですので、その点、お伺いします。

 また、国、県では調停案に沿ってね、この工事を進めていると、こういうふうに言われているんですけれども、この事実をどう解釈されているのか。勝手にやっている、こういうふうに言おうとしているのかどうかわかりませんけれども、この点についてもお伺いをいたします。〔発言する者あり〕

 それから都市基盤の整備についてでありますが、市長は自然保護とこの道路づくり、こういったものの判断の基準をどういったところで行われているか、〔発言する者あり〕市長がやるというからやるんだ、こんな方式のように聞こえてならないんですよ。片方では自然を守るために買い取りをやるんだ、片方ではね、考え直した方がいいではないかと言われている問題を交通のために、交通事情を解消するために行うんだ、予算もつけてない、そういう事業に対してですね、松本沼間線の工事について粘り強くやっていくんだ、こんなことを強調しているわけですけれども納得できない。

 また、市営住宅についても、何か建てた方がいいか悪いか、そんなことをね、調査するようなね、何かもっと実を入れたね、実の上がる形を考えていただきたい。

 以上、お伺いいたします。



○議長(平井義男君) 市長。



◎市長(富野暉一郎君) 再度の御質問でございますから自席からお答え申し上げます。

 私、確かに地番を聞かれたんでございますけれども、ただ公共施設の、あるいは都市計画施設等の名前のつけ方ということについてお答え申し上げましたので、地番ではなくてつけるケースは当然あり得るということを申し上げたわけでございます。〔発言する者あり〕ですから、そういう意味で、地番についてお調べいただいて、そちらから言っていただいたのは大変ありがたかったんですけれども、ただ小池子という緑地の名前のつけ方はそういうことでやっておりませんので、最もその地域の実情に合った、あるいは市民的理解を得やすいだろうということで〔「だれが考えたんですか」と呼び、その他発言する者あり〕選定したものでございますので、そのあたりは地番だけで決めるということではございませんから、よろしく御理解いただきたいわけでございます。

 それから、公共施設については確かにいろいろな考え方があるわけでございますけれども、字単位でお考えになる場合と市全体で考える場合と、それから小字というのも昔ありましたし、いろいろなものがございます。そういう意味ではそれぞれある程度の自由度を持って決めさせていただければありがたいなというふうに考えております。

 それから、裁判の問題でございますけれども、不適法というふうにおっしゃいました。裁判は不適法とは言っておりません。これは要するに行政の内部で解決すべき問題であって、裁判にはなじまないということを言っておるわけでございまして、不適法ということを〔発言する者あり〕私は言っていないと思います。

 それから、調停案のことで、行政の継続性というお話がございましたし、また、アセスと調停案の関係ということがあったんですけれども、アセスと調停案というのは全く私はつながっていないというように思います。ただ、アセスメントの手続きがございまして、それの中で解決できない政治的な解決問題をどうするかという問題があるわけでございますから、それについて三者会談があったという経緯はございますけれども、アセスメントが行われたという事実と、いわゆる三者会談、調停案というものとは一応レベルが違う問題として切り離して考えておりますので、そういう意味ではちょっと御質問にお答えしにくいように私は認識をしているところでございます。

 また、それから行政の継続性の問題については、これまた行政の継続性についてはもちろん市民の意思が明確になった段階で私は返上させていだいたわけでございますから、知事が出されたものについて、あれは調停案でございまして、相手がある以上は当然ながら相手がその調停案については認められないということであれば、これはないというのが常識でございます。そういう意味で、勝手にやっているのかというような御質問がありましたけれども、当然のことながら、それは市の市民の意思を無視して勝手にやっていらっしゃるということでございます。

 それから、その次に、都市基盤の整備等、そういうことについての判断はどこでやっているのかということでございますけれども、これについては三浦半島中央道にしろ、松本沼間線にしろ、まず第一に都市計画決定ということは私どもとしてはやらなければいけない都市計画事業でございますから、その都市計画事業について適正な手続きをするという意味で三浦半島中央道については手続きをやらせていただいているわけでございますし、また松本沼間線については既に都市計画決定をされた事業について、これを進めるということでございますから、市長の判断が優先しているということではなくて、行政として必要なことを進めていくという中での問題でございますので、この御質問については例えば都市計画決定をするべき事業については都市計画決定の手続きの中で判断をさせていただくと。それから、都市計画決定をした事業については財政状況、あるいはその他の事業の進展を見ながら行政内部で検討して進めることを判断していくということでございまして、何かお話を聞いておりますと市長が何でも恣意的に判断するというように聞こえるんですけれども、そのようなものでは行政はございませんので、〔「やってるよ」と呼ぶ者あり〕どうぞ御理解いただきたいと思います。〔「一審判決のここに出てるよ」と呼び、その他発言する者あり〕〔「いいかげんなことを言うな。」と呼ぶ者あり〕



○議長(平井義男君) はい、市長。



◎市長(富野暉一郎君) すいません、ちょっと私、不適格というのを不適法というのを読み間違えておりまして、不適法でした。失礼しました。訂正します。〔「不適格も不適法も同じだよ」と呼ぶ者あり〕



○議長(平井義男君) 市営住宅はどなたですか。



◎市長(富野暉一郎君) もう答えました。〔「市営住宅つくれ、−−− やってるところあるだろう」と呼ぶ者あり〕



○議長(平井義男君) 都市整備部長。



◎都市整備部長(白渡公一君) では、市営住宅に関することで、市長さんがほとんど、大枠お話しさせていただいたんで、事務当局としての関係に対してお話しさせていただきます。

〔発言する者あり〕

 御存じのとおり、市営住宅に対してはやはり以前から池田議員さんの御質問にお答えさせていただいているとおり、やはり公営住宅法に基づいてやはり対応していかなきゃいかんということで、平成4年度においては市営住宅の管理計画を策定すると。その中で、十二分に以後のことも踏まえた形で対応していきたいということで私たちは考えております。ひとつ、この辺で御理解願えればありがたいと思っております。

 以上でございます。



○議長(平井義男君) 7番。



◆7番(池田一音君) 時間も大分ございません。

 特にこの自然環境の保全につきましてはね、この業者との協議の中で開発指導要綱を守ってもらえなくなったことはね、これはあくまでも市の指導が悪かった、こういう点が一つあると思うんですよね。やはりそういう点から考えると、市長の責任というものもね、考えられるわけです。そういう点で先ほども質問をいたしておるわけです。

 また、小池子の字名についてね、あんまり欺いてもらっては困っちゃうんだね。〔「そうだ」と呼ぶ者あり〕(笑声)いや、そのね、名越の切通しと一緒にしてもらっては困るんですよ。あなたもね、池子で生まれてよく知ってるなんてね、言っていますけれども、やはりこれ、最終的には公文書だって出てくるわけでしょ、ね。特にこの地番とか、あるいはまた先ほども一審、二審の判決文の中にちゃんと出ているものだってね、平気でね、出てないなんて言ってみたりね、(笑声)全くね、議論をしてもかみ合わなくなっちゃうわけですよね。〔「そうだ」、「不適法も不適格も同じなんだよ、市長」と呼び、その他発言する者あり〕もっとね、真剣にお答えをいただきたい。〔「そうだ」と呼ぶ者あり〕それを申し上げて終わります。〔「よし」と呼ぶ者あり〕(拍手)



○議長(平井義男君) 以上で、公明党逗子市議員団、池田一音君の代表質問を終わります。

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△代表質問 自由民主党 赤埴和晴君



○議長(平井義男君) 次、自由民主党逗子市議団、赤埴和晴君。

〔15番 赤埴和晴君登壇〕(拍手)



◆15番(赤埴和晴君) 私は本日ここに自由民主党逗子市議団を代表し、代表質問の機会を得ましたことを先輩、同僚、各議員に心から厚く感謝を申し上げる次第でございます。

 平成4年度施政方針及び予算提案説明について、市長に対し意見を付して質問をいたします。

 市長職は申し上げるまでもなく、本来公僕であり市民のためのしもべであります。また、行政区域内におきましては最高の権限を持つとともに、その責任を負わなければなりません。ややもすると人間というものは、歴代の将軍にも見られますように最高の権限を持つと傲慢になりやすくなるものであります。それが人間の弱さなのでしょう。

 このたびの新年のあいさつ回りは、公職選挙法に抵触する恐れがあるため、みずからの意思で責任をとるものであると発言されましたが、みずからの罪をみずから裁いたなら裁判官など要りません。また、減給の条例化を議員に提案しておりますが、議員におきましても市長の行いを許す権限がないはずであります。〔「自分たちでやって」と呼ぶ者あり〕つまり、罪を許す権限はあるということは罪を裁く権限があるということではないでしょうか。議員は刑事裁判の陪審員ではありません。条例を認めるならば、罪を認め許したということになりはしないでしょうか。司法の判断を前にして、このような見解を述べることは問題があろうかと思います。〔「そのとおり」と呼ぶ者あり〕みずからの過ちにはみずからが責任をとるということは単なるミステイクに対して説明するもので、法による罪に対してではありません。罪は法ではかるものではないでしょうか。みずから裁いてしまうことがあるとするならば、それは非常に傲慢な態度と言えるのではないでしょうか。〔「そのとおり」と呼ぶ者あり〕かつて、みどり運動家が主婦殺人事件を起こしたことがありました。そのとき犯人が入水自殺未遂に終わってしまいましたけれども、人みずから、みずから自身で罪の責任をとろうとしたのでしょう。これもやはり同じ傲慢な態度ではないでしょうか。事件はきっと、自分を中心に物事を考え、みずからの手で主婦に裁きを下した、それが殺人となってしまったのではないかと思います。何人といえど人は法の前に謙虚であるべきであり、みずからの罪の裁きを恐れてはならないと思います。ある公党の議員さんが市長に対し男らしく責任をとれとどなったことがありましたが、まさしくこの意味は謙虚になる勇気を持てということではなかったでしょうか。

 さて、本定例会の冒頭におきまして示された施政方針でありますが、市長が初当選された昭和59年12月から9回を数えますが、何一つ新規事業が定着しておりません。また、執行されている事業も前市長の基台の上に成り立っているものであります。沼間中学校も前市長の確保した土地の上に建てられております。現在建設中の清水橋南駐輪場の土地もしかりであります。

 相変わらずの施政方針は調査費の計上であります。設計のための具体的費用ではなく、その前段階のつくるかつくらないか、どうするかということに対して調査の依頼をする、〔「そのとおり」と呼ぶ者あり〕言うなればお金をばらまいているとしか思えないのであります。〔「全くそのとおり」と呼ぶ者あり〕それとも職員を信頼できないというのですか。信頼してやらせたことがあるのでありましょうか。〔発言する者あり〕つくるかつくらないかは市民と市民の代表機関である市議会で審議するのでありますが、事前に諮ったり伺ったりしてもよいのではないでしょうか。法律以前の問題だと思いますが、市民が不在なのではないかと思います。

 本年度の施政方針の中にリンカーンの名言を引用した言葉「市民の市民による市民のための市政」と言っておりますけれども、原本は神のもとにあってと前提条件が定められております。〔「なるほど」と呼ぶ者あり〕よくぞこの箇所を引用してくれました。革命家はアメリカを侵略戦争として悪魔のように言っております。この一節は自由への解放に対して述べているリンカーンの箇所であります。アメリカの精神はまさにここにあります。マルクス自身、1匹の妖怪がヨーロッパを徘徊すると言った、このことからこの共産主義というものは始まっております。人々をこの共産主義から解放するための聖戦をアメリカはやっているわけであります。それがゆえにソビエトは解放されたのであります。〔発言する者あり〕

 市長のこの迷言にはどのような前提があるのかわかったものではありません。市長と一部の市民からの発想や思いつきで5万 7,000市民の未来を決定しては大問題であります。市長が一貫して言い続ける市民自治の定義が今回の施政方針に出ておりました。その一節に「逗子市という現実の政治空間から全国に発信し続けてきたみずから考え、みずから判断し、みずから行動する能動的な市民像」とありますが、これには重大なミスがあります。国の施策においてという前提条件が抜けているからであります。なぜに国家を相手に戦おうとするのでしょうか。この目的は一つであります。これこそマルキシズムの活動家が目的とする国家転覆を企て、その後に新政府を樹立しようとする革新思想形態と言わなければなりません。やがてこのような革新自治体同士はネットワークを形成し、〔発言する者あり〕力を蓄え、安定基盤をつくり始めると同時に、国政に対抗するために主婦層などに政治的には中道的な集団を次々に巻き込みながら、とても上手に、しかも気づかれないように保守陣営の中に分裂運動を起こさせるように画策するのです。〔発言する者あり〕このように、過去の歴史の中で常に社会革命が目的としたことは国家の分裂でありました。〔発言する者あり〕まさに逗子の運動は国際的な運動へとリンクさせ、アメリカの政治活動家と結びつくことは必至であります。

 自然保護や緑を愛する善良な市民はだまされ、利用されているのです。一連のこのような運動は世界戦略にコマンドをかける秘密組織があるのかもしれません。〔発言する者あり〕とにかく、異常と言うべきほどに最大の犠牲を覚悟しても市民の幸せを無視しても目的を遂げようとする執念はちょうど20年前の赤軍派の浅間山荘事件を思い出さずにはいられません。自己中心の傲慢な思想に若き青年たちの心はむしばまれていった悲劇の事件でありました。革新政治団体に市民はだまされません。国を愛さない市民がいるのでしょうか。国が滅んでもよいと思う市民がいるのでしょうか。故郷を失ってもよいという市民が本当にいるのでしょうか。今こそ絶対に目覚めるときだと思うのであります。

 施政方針の中でも市長は、池子米軍家族住宅建設計画の撤回としてこのように述べています。「逗子の市民にとって最大の問題であり続けたこの問題をめぐる情勢は、この間池子米軍家族住宅はもはや不必要なものであるということが、だれの目にも明らかになるまでに決定的に変化しましたが、」と言っているのはあくまでも富野氏、市長個人の考えであるでしょう。防衛白書のどこに書いてあるのか、いいかげんなことを施政方針で述べていいんでしょうか。(笑声)市長はたしか天文学者だと思います。いつから防衛問題のプロになったんでしょうか。自国は自分の力で守るという程度の見識で世界情勢を語るなどおこがましいと思います。〔「そうだ」と呼ぶ者あり〕

 ソ連という国はなくなったといえど、人民がいなくなったわけではありません。看板をかけかえたか下ろしたかに過ぎません。いまだに日本海の向こう側の核弾頭が東京や大阪に照準を合わせたままでしょう。軍隊は依然そのままの状態です。原潜の基地はそのままであります。昨年稚内を視察した際にも、漁師の網にかかったと思われるソ連性の音波探知機を海岸で発見しました。〔発言する者あり〕国境に住む人たちの心配は夜が恐ろしいのであります。昼間はまただ捕されるという危険と隣り合わせなのであります。

 市長は平和を維持するためにお金がかかることを余り御存じないようですが、横須賀にある第7艦隊にかかる費用は日本の総防衛予算に該当するのです。考えたことがあるでしょうか。ブロンドの青い目をした青年が、だれのために遠く故郷を離れてこの国に来るのでありましょうか。彼らは自分のために働いているのではありません。祖国を守るためだけでしょうか。それだけでもありません。彼らには日本を守るという誇りがあります。市長はこれらのことを理解したとしても米軍家族住宅に依然反対を示すつもりなのでしょうか。〔発言する者あり〕日米安全保障条約のおかげで日本の国民は徴兵もなく、経済のことだけを考えていられるのです。米国から多大の恩恵をこうむっておきながら〔発言する者あり〕池子米軍家族住宅建設撤回などと言えるはずがないのであります。〔「個人でも言ってもだめ、あなた個人だろう」と呼ぶ者あり〕

 富野市長は事あるごとに非政府主義と言います。ノンガバメントオーガナイゼーション、このようなことを愛国心のある人が唱えるでしょうか。北朝鮮でこんなことを言ったらすぐに銃殺です。日本だから言えるのです。自由の国だから言えるのです。このすばらしい自由を守るために池子米軍家族住宅は必要なのです。自由があるからこそ緑に価値が生まれてくるのです。そのような道理もわからなくて市長は勤まりません。前任の市長はこのことをわかっているからこそ苦しんだのであります。〔「どこがよ」と呼ぶ者あり〕(笑声)

 昭和59年3月5日に三島前市長が市議会で〔「御質問にかえろ」と呼ぶ者あり〕(笑声)池子米軍家族住宅の条件つき建設受け入れを表明したことから発したこの池子問題でありますけれども、三島氏は記者会見の中で「市はかねてから全面返還を求め、住宅建設計画中止を訴えてきた。しかし情勢を慎重に検討した結果、やむを得ないと判断した」。そして条件の趣旨は、今後弾薬庫としての再利用を禁止すること。住宅建設地以外の区域は国営自然公園とすること。建設戸数を今後ふやさない。総合病院や地域救急医療施設などの医療機関、スポーツ、レクリエーション、文化施設、文化会館や図書館などの用地の提供と建設、治水対策と自然環境の保全などを示したのであります。

 そのころ、どさくさに紛れ込んだのが反米活動家であります。昭和59年8月8日、弾薬庫の全面返還と米軍家族住宅建設反対運動の先頭に立っていた市長のリコール運動は始まったのであります。行政経験も豊富な三島氏にでさえできなかったことを素人選挙と言われた富野氏に果たしてできるでありましょうか。当時の新聞報道によれば、富野氏の当選によってかえって逗子議会はイバラの道を歩むだろうと予告しているのであります。11月28日、防衛施設庁の小谷氏は「国としては計画を改めて考え直すつもりはない」と明確に述べているのであります。

 市長はまた、昭和62年4月26日に長洲調停案を示すことで尊重すると合意しておきながら、なきものにするためにみずから辞任してしまったのであります。阻止できないことがわかった上で辞任を決意した者がなぜまた出馬するのか、道義的にはおかしなことであります。責任はいまだにとっているとは思えません。当選したときの池子を阻止できなかったならば辞任しますと、新聞記者のインタビューに答えていますが、言った言葉はどうしたのでしょうか。池子の家族住宅は着実に進んでいます。反対運動は住民にとって何の効果もなかったではありませんか。〔発言する者あり〕世の中を騒がせただけの運動に市民が踊らされてしまったのであります。

 ここで市長にお尋ねいたしますが、この責任をとると新聞記者に言われた言葉を今はもう覚えていないのでしょうか。

 次に、池子の工事続行禁止請求裁判、平成3年2月15日も公的機関である横浜地方裁判所によって負けました。さて、今回この裁判で弁護士など、すべての経費は幾らかかったのかお答えください。

 また、市長におかれましては上告するつもりがあるのでしょうか。この費用は逗子市民の血税を使うのでしょうか。どうするのですか。勝つ見込みはあるのでしょうか。

 次は、朝鮮人強制労働の調査費として 245万円が予算の中に計上されております。

 たしか市長は、全協での回答の中で、どこからの依頼かという問いの中で、友人に関係のある人がいたから個人的に提案したと述べましたが、真実ならばそれは公私混同しているのではないかと思います。それが市長の言う市民自治のポリシーなのでしょうか。ほかに出所はありませんか。再度お尋ねいたします。

 次に、横浜防衛施設局の工作物の計画通知であります。

 国としては、市の回答が得られるかどうかわからないので、どうしたものかということでありまして、県の建築主事に相談した際、一応市に経由を依頼する建前なので持参した方がよいとのことで市の窓口を訪ねたと。市の対応はいかがかと尋ねると、たらい回しにされてしまったということでした。県の見解としては逗子市が回答しようがしまいが、それに関係なく県は書類を受け取るのではないでしょうか。国や県と完全に距離をつくってしまった状態の中で正常な自治体運営ができるはずがありません。

 もっとおかしな茶番劇は、全協の出来事であります。〔発言する者あり〕各議員からこの計画通知書をいつまで預かっておくつもりなのかと聞いても、検討中のため今しばらく時間がほしいなどと答弁が返ってくるのみでありました。突然に判断がつかないものと言っている方もいられますが、既に窓口対応を済ませているわけでありますから、全くの茶番劇を演じているのであります。

 逗子市の将来を描く事業として総合計画が上げられます。5年ごとに書きかえがあり、本年がその年に当たるわけであります。次期基本計画の策定理由を見ましても重点課題の素案の中に池子米軍家族住宅のことはのっていません。ないものとして処理をしているわけであります。なぜないのかと聞きたくなるのは当然だと思いますが、逗子市を揺らした大池子は逗子のこの未来に何の絵も描かないはずはありません。右に行くのか左に行くのかわからないから検討中ですという回答は聞きたくありません。二つの絵を示してください。

 次に、〔発言する者あり〕ライフサイエンスパークの件でありますが、返還前になぜ調査費を出すのでしょうか。遊休地ならばともかく、現在米軍家族住宅の建設事業は進行中であります。むしろ富野氏の本意は工事を中止させなければならないし、そうしなければそこからスタートしないのではないかと思います。ですから、この調査費はむだなお金だと言えるのではないでしょうか。お尋ねいたします。

 三島33項目の中に医療用地 7,500坪、基地の中にございます。昨日、また本日と逗葉医療センターの建設、非常に暗い見通しであります。この医療センターは必ずつくるのでしょうか。はっきりさせていただきたいと思います。全協でも1人の地権者が家を建てる計画があり、難航しているとの答弁ございます。それならばその地権者に代替地を早急に探すという考えなどはおありになるのでしょうか。平成3年12月の市民意識調査、このアンケートで今後整備してほしい中心施設は何かということに対して、77.1%の人が総合病院であると答えました。また、他の地域に移りたいと答えた方の最大の理由は、医療施設が整っていないということでした。この 7,500坪に建ててもよいのではないでしょうか。お考えをお示しください。

 次に、総合体育館についてでありますが、三島33項目の中にあるのですが、昭和59年に既に調査費を計上し、ボーリング及び設計費、これを返上したのは富野氏、あなたみずからでありました。新聞によると防衛施設庁は59年に執行予定の体育館の建設費3億 500万円を次年度に繰り延べる方針を出さざるを得ず、結果的に体育館建設は途中でとまったままなのであります。市民の福祉などどうでもいい、運動を成功させることが必至命令なのでしょう。将来のことなどどうでもよかった。まさに自己中心の思想なのであります。〔「ほら、つけが回ったぞ」と呼ぶ者あり〕わがまま、勝手とも言うべき幼子がだだをこねるのに大変よく似ています。〔「またそこへ建てるんだってよ」と呼ぶ者あり〕

 さて、問題は平成10年の国体が神奈川県で開催されることが決まりました。逗子市はなんと光栄なことに、レスリング会場として候補に上げられたのであります。現在の体育館では老朽化が激しく、あちらこちらが傷んでおります。今年度の予算の中にも窓枠塗装として 1,000万円の計上がありましたが、今の窓枠はアルミサッシで塗装など必要ありません。古いものだから維持費が余計とかかるはずであります。また、毎年の若者たちの晴れの門出を祝う成人式も暖房のない寒々としたところで美しい晴れ着にミスマッチングの会場でした。〔発言する者あり〕いすの数も広さも足りずにあふれてしまうハプニングも起きてしまいました。このような状態をいつまで続けるつもりでしょうか。〔「早く建てろ」と呼ぶ者あり〕早急に建設しなければならないのです。〔「そうだ」と呼ぶ者あり〕

 この体育館建設をめぐって市長は、池子にある本来の体育館用地は市長自身がけった土地ですから何かと理由をつけましたね。これからは体育館だけではなく複合施設でなければならないとか、だから池子では狭過ぎるんだ。しかし複合となれば補助金の規制が生じて複雑になります。また莫大な費用もかかるでしょう。今、市民が望んでいることすらも満足に与えられなくて、また夢を見させるおつもりなのでしょうか。最終結論では教育委員会は池子だと言いました。市長は我が自民党に対して教育民生常任委員会で国に土地の手当てを頼んでくれと言いましたが、あれほど嫌がっていた池子に最終的に行き着いている段階でまだ頑固に心を開かないとはよほどの傲慢であります。

 この期に及んでは、市長は池子米軍家族住宅建設事業の白紙撤回を即時白紙撤回したらどうかということであります。そうすれば、我が党は責任をもってすばらしい用地、体育館、(笑声)文化会館を建設できるよう、国を説得をもしてみましょう。市長のお考えをお尋ねいたします。〔「やってやってくれ」、「市民自治で体育館が建つんだって、頑張りな、市民自治で」と呼ぶ者あり〕

 御清聴、大変ありがとうございました。(笑声)よろしく御答弁をお願いいたします。〔「よし」と呼ぶ者あり〕(拍手)



○議長(平井義男君) 市長。

〔市長 富野暉一郎君登壇〕



◎市長(富野暉一郎君) 赤埴議員さんの御質問にお答え申し上げます。

 ちょっと、御質問か御意見かわかりにくい点もございましたが、もしかしたら落ちるかもしれませんけれども、その点は御容赦ください。

 最初の御意見の部分で、私はそうかなと思いながら聞いていた部分がございました。というのは、リアルポリティックスというのは何なんだろうかということですけれども、今、世界が激動している中で、日本の政府がどういうような姿勢をもっているかということについて、私はやはりリアルに理解していくべきではないかと思います。赤埴議員さんのお話は話としてありましたけれども、しかし現実に宮沢首相が中期防の見直しを具体的に指示し、そして 1,000億程度の減額ということも言っておるという現実を、これはやはりリアルな問題として一方とらえなきゃならないと思います。

 それからもう一つ、国際関係の中で一つの国がほかの国の利益のためだけに同盟を組み、軍隊を派遣するということはこれはあり得ないことです。リアルポリティックスというのはそういうことを言っているんですけれども、お互いに利益があるからこそ同盟があり、そしてそれぞれの行動があるというのが国際関係の一番基本であろうかと思います。そういう意味において、果たしてこれだけ国際情勢が変化した中で、日米安全保障条約がこのままでいいんだろうか、あるいはアメリカの日本における駐留が果たしてこのままで行けるのだろうかということは、まさに政府においても、あるいは外務省当局、あるいは防衛当局もむしろかなり真剣になってお考えになっているのではないでしょうか。まだそれが表に出ていないという段階で今までの古い冷戦の思想だけをベースにして議論するのはやはり相当程度むしろ私は危険なことではないかと思います。そういう意味で、もう少し今進んでいる国際情勢を我々なりに独自に理解して、今後の動向を考えていくということはまさにリアルな政治ということを進める上で大事だと思います。

 それからもう一つ、NGOについてちょっと認識が違うようですので、あれはノンガバンメンタルオーガナイゼーションという意味で、アンチガバメンタルではないんです。そういうことで、いわゆる公・共・私で言いますと共の部分でございますから。実はこれは世界的にいっても非常に大事なものでございまして、NGOをそのように御理解されているのは私大変びっくりしました。(笑声)そういうことで、もう少しそのあたりはお調べいただくとありがたいと思います。

 さて、御質問についてでございます。

 池子問題で、私の方の発言について責任を問うというようなお話がございました。

 これについては私もちろん、池子米軍家族住宅計画の撤回ということでやらせていただいていますし、今後もそれについては一切変更はなしということで、最後まで徹底的に頑張るということでございますので、そういう意味では責任をとらせていただいているつもりでございます。

 次に、裁判の問題についてでございます。

 裁判経費はここで申し上げますと、まず第一審が弁護団の費用が 250万円です。 250万円かかっています。それから印紙代がそのほかに、これは1万余りかかっていると思います。それから第二審、控訴審でございますけれども、これが弁護団の費用が 350万円でございます。それからやはり同じように印紙が1万少しかかっておると思います。都合、合計で 600万円少しということでございます。

 それで、今後の上告についてでございますけれども、これについて私としては判決に不服でありますし、今後のさらに進んだ判決を得たいという気持ちはございますけれども、やはり弁護団の皆さんの御意見等いろいろあると思います。〔発言する者あり〕そういうものを踏まえまして今後対応を決めていきたい、早急に決めていきたいと思っております。

 そういうことで、〔発言する者あり〕その費用については多分上告審、失礼しました、控訴審よりもかからないだろうというように思います。〔発言する者あり〕また、判決の見込み等については、これはもちろん私ども上告する以上は私どもの主張を認めていただくということでございます。〔発言する者あり〕

 それから、朝鮮人強制連行労働調査についてでございますけれども、これは私は全員協議会は勉強会でございますので、そこの議論をここでお出しになるのはちょっとお答えしにくいんですけれども、もう一度正確に申し上げます。

 私は、この朝鮮人強制連行労働調査をどうしてもやらなければいけないと思いましたのは2点ございます。

 1点は、私が小学生のときですけれども、池子に朝鮮人部落というものがございました。そして私の友人にもそういう人がいたわけです。その中で、私自身は差別を受けた人たちがその中にいるという現実を非常に心を痛めていた経緯がございまして、そういう問題について私たちは逗子の歴史としてやはりひとつ、明確にしなければいけないという気持ちを持っていたということが一つあるということです。〔発言する者あり〕

 それからもう一点は、一昨年にドイツに行きました。〔「やっぱりドイツだ」と呼ぶ者あり〕そのときに、ドイツの方々はもちろん国際的に謝罪をし、そして国際的に歴史を清算する手段をとっておりますけれども〔発言する者あり〕それだけではなくて、各市において、各まちにおいて、聞こえますか、(笑声)各まちにおいてですね、市民の人たちが自分のまちの中でナチスドイツがどういうように機能していたのか、そしてそれは自分たちとどういうかかわりが〔「全然違うんですよ、それ、ドイツばっかり見てきて、関係ないよ、ドイツじゃないんだよこういうの、民族性が全部違うんだよ」と呼ぶ者あり〕……そういうような活動をしていることを営々ともう40年たった今でもやっておられるわけでございます。

 私はこれは非常に衝撃を受けましたし、感銘を受けました。というのは、日本においては戦争責任というのは天皇の戦争責任とか、国の戦争責任ということがよく言われますけれども、私たち一人ひとりはどうだったんだろうかということはなかなか問われないわけです。そういう中で、少なくとも逗子においては池子弾薬庫というものがつくられる過程で朝鮮人の方々が〔発言する者あり〕そこをつくる仕事に従事されていたということがあるわけでございますけれども、いわゆる私たちが私たちのまちの歴史を正確に理解し、把握し、そして今後の国際関係の中に都市が機能していく中では自分たちの歴史というものをみずから負うという姿勢は大変必要であろうと、そういうふうに思っているわけでございます。

 そういう二つのことがありまして、これはぜひ私は自分たちのまちにあったことを明確にしなければいけないという気持ちでございました。そして平成3年度に内部的にそれなりの資料収集ということをやってきたわけでございますけれども、それらを踏まえて平成4年度にはみずからのまちで調査をしていきたい、これ時間がたてばたつに従ってなくなってしまうことが多くなってきまして本当のことがわからなくなってきてしまうわけです。ですから、やはり私は一日も早く対応すべきであろうというように考えておりますので、個人的な感情だけで進めていたわけではなくて、私たちの歴史のとらえ方ということも含めて進めているつもりでございますので、どうぞよろしく御理解いただきたいと思います。

 それから、池子米軍家族住宅建設事業にかかる計画の通知でございますけれども、これについては端的に言ってどうするのかという御質問でございます。

 これについては、逗子にとって初めての経験でもございますので、かなり慎重に対応しなければいけないということで、現在内部的に検討を進めておりますけれども、場合によっては施設庁側に来ていただいて御説明を受けるようなこともあるのではないか、今のところそういう段階でございます。

 それから、ライフサイエンスパーク構想については、これはもうたびたび議会でも御説明しておりますけれども、逗子の今やっておりますやり方がだんだん全国的にふえてきたと思います。というのは、返還が決まってから計画をつくるということではなくて、私たちのまちとして、あそこをどういうようにしたらいいのかということを、みずからが計画案をつくりまして、構想をつくって、それを政府にぶつけていくということで返還運動にしていくということが高まってきました。例えば、沖縄では普天間飛行場について今それを始められたところでございます。それから厚木基地についても、民間飛行場転用問題等を含めて地元で相当いろんな議論があろうかと思います。つまり、単に返してもらうというだけではなくて、我々がそこに何を期待しているか、そして返してもらうことが日本の国益にとって、あるいは逗子の住民にとってどのような利益があるのかということを明確にする意味で構想をもつということが非常に大事なことだと思いますので、そういう意味で返還促進という立場からぜひともこのライフサイエンスパークについては進めていきたいということでございます。

 それから医療センターにつきましては、これは代替地を探すのかどうかというような御質問がございました。貴重な御意見でございます。それについても我々十分検討をさせていただきながら対応していきたいと思っております。もちろんこれについてはあきらめるということはございません。地主さんに誠意を持って対応させていただいて、一日も早くあの用地に建設をするということでございますので、そういう御理解をいただきたいと思います。

 それから総合体育館につきましては、もちろん早急に建設すべきであるということでおっしゃるとおりの気持ちでございまして、私も同じ気持ちということで御理解いただければありがたいと存じます。

 それから反対運動の撤回についてということで、御意見か御質問かちょっとわかりませんでしたけれども、一応御質問としてとらえてお答えしますと、私は運動の反対についての撤回をすることがこのまちにとっていろんな都市施設をつくることにプラスになるというだけで済むかどうかということがあるんですね。基地のないまちはではどうするんだろうかと。基地のないまちの方が日本で多いわけですね。〔発言する者あり〕そういうまちにおいて果たして総合体育館もなくて、文化会館もなくてと、そういうことになるのだろうか、そうではないわけです。ですから、基地があろうがなかろうが我々はそれをつくらなければいけないし、また市民の要望にこたえていく必要があるわけでございますから、反対運動があるから、ないからということでその問題は変わるものではない、そういうふうに考えておりますので、撤回はいたしません。



○議長(平井義男君) 2点主張あるよ。池子と総合計画。



◎市長(富野暉一郎君) それは御意見ですよ。



○議長(平井義男君) 意見だって。じゃ、医療センターを池子につくるか。



◎市長(富野暉一郎君) それはあっちにつくるということでもう(笑声)〔「やさしい」、「大丈夫だな」、「質問の仕方が明確になっていないから」と呼ぶ者あり〕



○議長(平井義男君) はい、市長。



◎市長(富野暉一郎君) すいません、補足します。

 そういうことでございますので、池子の中に地域医療センターをつくることは考えておりません。

〔発言する者あり〕



○議長(平井義男君) はい、市長。



◎市長(富野暉一郎君) どうも失礼しました、私、ちょっと御意見とお聞きしたものですから。大変失礼しました。

 各種いろいろ調査をやっておりますけれども、もちろんこれは事業の内容によって事業部単位で上げてくる場合もありますし、それから政策形成ということで研究会等によって、あるいはいわゆる協議会の中で方向づけされたものもございますし、また私の方で政策展開として各部局に投げかけたものもございます。そういう意味でいろいろなケースがございますので、御質問にお答えするといたしましたら、当然のことながら職員の方から上げてきたケースも大変たくさんあるということでございます。



○議長(平井義男君) 15番。



◆15番(赤埴和晴君) 第2質問なので自席からさせていただきます。

 ロイヤルポリティックスということでお答えいただきましたが、〔「リアルです」と呼ぶ者あり〕リアルですか、(笑声)リアルポリティックス、わかりました。私、市長が最初のころ運動されていたころ、脱政党の運動ということで党派を超えてその池子というものを反対運動ということをされてきたので、中間の人ではないかなと。政治的にそんな色のついた人ではないのではないかと(笑声)いうような見方をしている人が私、多いように思うんですね。〔「大体1割ですね」と呼ぶ者あり〕市長も私たち自民党のところへ来まして、僕も自民党だよなんていうことをね、冗談だったのか、とにかく言われたときに私たちも頭の奥ががーんとしたわけでありますが、(笑声)そういう単なる中間的な立場での方であるというふうに見ていきたかったわけでありますが、先般、チラシが入ってまいりまして、国会にその陳情ツアー、バス旅行をしたいというふうなことがございまして、実はおじいちゃんが1人参加した、私の知り合いが参加したわけなんでありますが、そのときに紹介議員さんが社会党の議員さんだった、岩垂寿喜男さんでした。市長はそういう脱政党、党派関係がないという運動をしながらも、何かこう、覆面を被っているのではないかなと。(笑声)何となく社会党の雰囲気をお持ちになっているのではないかなということを感じまして〔発言する者あり〕そうすれば、なんとなく最近公明党さんからはどなられたりしますしね、(笑声)それから共産党から何かお年賀かなにかの関係で突っ込まれますし、(笑声)どうもそういうような最近分裂を始めたのではないかという気がするわけであります。

 それから朝鮮人強制連行問題、これも実は土井たか子さんの時代に朝総連という疑惑みたいなものがちょっとあったような気がしまして、それも何か社会党さんの関係ではなかったかなという(笑声)気がいたしまして、これはひょっとしたらそういうような〔発言する者あり〕ものではないかなと。だから、富野個人というか、友人というものを言われては最初いたんですけれども、きょうの答弁で何となくわかりましたけれども、しかし市民の声だとははっきりこう、言われないものですから、その辺、一政党のための運動としてとらわれているようでしたら、これはやはり問題なのではないかなという〔発言する者あり〕気がするわけです。もう少し公務というんでしょうか、公人として徹していただきたい、その辺に政治的な理念が何かその辺傾いていないだろうかということを思うわけであります。〔発言する者あり〕

 それから、文化施設等をいろいろ逗子のまちには必要でございまして、昭和60年、61年、これは確実に体育館は完成していたわけであります。ストップしなかったらば。そして恐らく今までの基地を持っているまちを視察をして、体育館、そして文化会館の建設の大体進展状況を見ていきますとすぐにできておりますので、私たちのまちにも昭和62年から63年には文化会館が体育館に続いて完成をしていたのではないか、このように読んでいるわけであります。そして、この体育館、国体のための体育館という位置づけでいきますとね、これ6年に着工しないと、どうしても国体を返上しなければいけなくなってくる。その予算の中にもそれを進展させる予算というものも見受けられない。〔「 100%来ないよ」と呼ぶ者あり〕これは本当に私たちには理解ができない〔「教育長がわからないだけ、そんなものは」と呼ぶ者あり〕わけであります。そして、国体は必要でないということはまさか言わないと思うんですけれども、(笑声)何とか頑張ると言うだけではこの辺がちょっとあいまいなので、どうしたらなのかという、具体的な何かをお示しになっていただきたいなという気が非常にいたしております。

 そして、国体というのはただ体育館だけではできませんよね。やはりその選手団を招いて宿舎、それから食事、こういうものを与えていかなければいけなくもなるでしょう。〔発言する者あり〕こういうようなことも、これこそ調査費というんですか、準備委員会というんでしょうか、これが必要ではないかなと私本当に思うんですけれども、いかがなものでしょうか。ただ、自分も心配なんだ、私と同じように考えているんだと言われましてもね、その辺の具体的なことをお話していただけませんと、私も非常に困るわけであります。その辺、よろしくお願いいたします。

 それから、職員さんの庁内報の中に、伊香保へ行ったということと、それから出雲大社に行ったということでレポートがちょっときょう入っておりました。これを読まさせていただきましてね、女性の出雲へ行った方、MHさんという方なんですけれども、非常に文才がありますよね、(笑声)これを見ていますと「ちはやぶる神の敷きつめられた玉砂利に」とかね、非常にこういうセンスのある方を抱えていらっしゃるのに才能を生かし切っていないのではないかなと。〔「そうだ」と呼ぶ者あり〕こういう方にはポスター、ぜひね、つくるときには参加していただくとか、何かその辺、お考えになられたらと思います。よろしくお願いいたします。〔「よし」と呼ぶ者あり〕



○議長(平井義男君) 市長。〔「万葉の時代に戻った」と呼ぶ者あり〕



◎市長(富野暉一郎君) 再度の御質問でございますので自席からお答え申し上げます。

 まず、私今まで政治的立場と申しましょうか、これは真ん中ということではなくて、関係なくということでやってまいりましたので、要するに市民的立場というのは右も左も真ん中も関係ないわけでございます。生活全般でございますから。ですから、ある党の立場、あるいは会派の立場からすれば嫌なこともやらせていただいたことがありますし、また逆の場合もあると思います。そういう意味では、首長としてはそういう会派のそれぞれのお立場はあるとは思いますけれども〔発言する者あり〕私自身として信じるところを市民の立場に立って進めさせていただいたということでございまして、そういう意味で今回の朝鮮人の強制連行労働問題についても御理解いただければありがたい、そういうように〔発言する者あり〕考えているところでございます。

 それから、総合体育館のことについていろいろ御心配いただいております。

 それについて具体的にどうしたら進められるかという問題と、その他の準備については大丈夫かということでございますけれども、まず第一に総合体育館の建設につきましてはやはり一つのめどとして平成4年度中に議会の決議をいただくということがございます。これにどのように間に合わせるかということがやはり私どもも、また県の御当局も国体を進める立場でいろいろ努力をしていただいているわけでございますので、そのあたりをにらみながら私どもも、そして県の御当局も対応を練っていくということになろうかと思います。

 そしてもう一つ、その他の準備でございますけれども、これは確かにできるだけ早い方がいいとは言いますけれども、しかし国体一つやるのにそんなに5年も6年も前からばたばたするのだろうかということがあるんですね。〔「それはしますよ」と呼ぶ者あり〕やっぱりそれなりに予算を伴う準備、あるいは予算を伴えない準備、いろいろあると思いますけれども、あんまり細かく細密にかなり前からやる〔発言する者あり〕よりは、それなりに見通しが立った段階で、そういうような見通しをもとに整々として進めていくということが必要かと思いますので、そのあたり、準備については、私は今のところ教育委員会の方でいろいろ御心配いただいている内容もございますけれども、やはり何といっても敷地の確定ということが一番、それから県の全体の進み具合を見ながら、それらの準備に関する組織あるいは人の手配ということは適宜進めていくということでやらせていただきたいなと考えております。

 それから、人材の問題につきましてはどうもありがとうございました。本当におっしゃるとおり、庁内にはいろいろな技能を持ったり、あるいは非常に才能を持った職員がおります。そういう職員の能力を発揮すべく、私も努力させていただきたいと思います。大変ありがとうございました。



○議長(平井義男君) 15番。



◆15番(赤埴和晴君) いろいろ御答弁ありがとうございました。

 体育館建設をめぐりまして、教育委員会としての何というんでしょう、もう一度まとめというんでしょうか、御意見をお伺いしたいんですけれども。

 それをもって私の質問を最後とさせていただきます。



○議長(平井義男君) 教育長。



◎教育長(高木栄一君) 今、市長が決意を述べられておるとおりでございます。

 用地問題につきましては、市長が〔発言する者あり〕県知事とこれから何回となく折衝をされると思います。私の方はこれからいわゆる県の国体準備局といろいろ調整をしまして、国体準備に向けてこれから考え、また予算化等についてもお願いをして進めていくところでございます。

 以上でございます。



○議長(平井義男君) 以上で代表質問を終わります。

 お諮りいたします。

 議案第20号については審査を総務、建設環境、教育民生の3常任委員会及び基地対策特別委員会へ、議案第21号及び議案第22号については審査を教育民生常任委員会へ、議案第23号については審査を下水道事業特別委員会に付託することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(平井義男君) 御異議ないものと認めまして、さよう決定いたします。

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△陳情第1号 神奈川県の気象事業の整備拡充を求める陳情(付託)



△陳情第2号 市有地の借用について陳情(付託)



△陳情第3号 白内障人工水晶体に関する陳情(付託)



△陳情第4号 敬老自治体宣言に関する陳情(付託)



○議長(平井義男君) 日程第5、陳情第1号 神奈川県の気象事業の整備拡充を求める陳情、日程第6、陳情第2号 市有地の借用について陳情、日程第7、陳情第3号 白内障人工水晶体に関する陳情、日程第8、陳情第4号 敬老自治体宣言に関する陳情、以上4件、一括議題といたします。

 お諮りいたします。

 陳情第1号及び陳情第2号については審査を総務常任委員会へ、陳情第3号及び陳情第4号については審査を教育民生常任委員会に、それぞれ付託することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(平井義男君) 御異議ないものと認め、さよう決定いたします。

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△次回の議事日程報告



○議長(平井義男君) 以上をもって本日の議事日程は全部終了いたしました。

 次の本会議は3月18日を予定しておりますが、改めて御通知いたします。

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△散会の宣告

 本日はこれをもって散会いたします。

 御苦労様でした。

               午後 2時50分 散会

逗子市議会議長  平井義男

会議録署名議員  澤 光代

   同     鈴木安之