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神奈川県 逗子市

平成23年  3月 基地対策特別委員会(第1回・定例) 03月11日−01号




平成23年  3月 基地対策特別委員会(第1回・定例) − 03月11日−01号







平成23年  3月 基地対策特別委員会(第1回・定例)



          基地対策特別委員会

                          平成23年3月11日(金)

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◯出席委員(10名)

    委員長  眞下政次君     副委員長 田中英一郎君

    委員   原口洋子君     委員   加藤秀子君

    委員   高谷清彦君     委員   岩室年治君

    委員   高野 毅君     委員   菊池俊一君

    委員   松本 寛君     委員   丸山治章君

◯欠席委員(なし)

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◯説明のため出席した者

 市長         平井竜一君   副市長        小田鈴子君

                    経営企画部次長

 経営企画部長     平野泰宏君   ・企画課長事務    菊池利幸君

                    取扱

 経営企画部参事

 (基地対策担当)

            山田享史君

 ・基地対策課長

 事務取扱

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◯議会事務局職員出席者

 次長・庶務係長            副主幹・議事係

            石黒貫爾               浅羽弥栄子

 事務取扱               長事務取扱

 書記         鈴木成芳    書記         浦島由侑子

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△開会の宣告



○(眞下委員長) これより基地対策特別委員会を開会いたします。

 資料につきましては、お手元に配付いたしたとおりであります。配付漏れはありませんか。

          〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○(委員長) 配付漏れなしと認めます。

               午前10時00分 開会

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△池子米軍家族住宅建設に関する調査



○(委員長) それでは、これより議事に入ります。

 当委員会に付託されました案件は、今回はありませんので、池子米軍家族住宅建設に関する調査に入ります。

 まず、市長報告を受け、これに対しての質疑を行った後、全般審査に入りますので、よろしくお願いいたします。

 それでは、市長報告をお願いいたします。



◎(市長) 皆様、おはようございます。

 それでは、池子米軍家族住宅建設問題につきまして、平成22年11月29日に開かれました全員協議会以降の動きについて御報告いたします。

 まず、昨年12月14日に市長選挙再選のあいさつのため、深山延暁南関東防衛局長を訪問した際、池子住宅地区一部土地約40ヘクタールの無償での共同使用の早期実現及び返還に向け、引き続き米側との協議を進めていただくよう要請を行いました。

 また、横浜市域への住宅建設に伴う交通問題についても、市民生活への影響がないよう配慮をお願いいたしました。

 深山局長からは、約40ヘクタールの一部土地の返還と、それに先立つ共同使用については早期に実現できるよう、市の意向も踏まえつつ米側と協議を行っていく、横浜市域への住宅建設については、今後早期に基本構想を提示し、交通問題についても誠意をもって対応していきたいとの考えが示されました。

 12月17日、松沢成文神奈川県知事を訪問し、市長再選のあいさつを行い、私から市民の願いである一部土地約40ヘクタールの無償での共同使用の実現及び返還に向けた日米間での協議を早期に進めていただくよう、国へ要請していくことをお伝えし、知事からの支援をお願いいたしました。

 知事からは、返還及び共同使用が早期に具体化することを望んでおり、市の負担が少なくなることも含め、引き続き支援するとのお答えをいただきました。

 21日には在日米海軍横須賀基地を訪問いたしまして、リチャードBレン在日米海軍司令官及びデービットAオーウェン横須賀基地司令官のお二人に続けてお会いし、市長再選のあいさつと返還及び共同使用の早期実現に向け、日米間での協議を進めていただくようお願いいたしました。レン司令官は、逗子市民との共同使用は進めたいと考えている、返還については市の考えを理解しているつもりであり、日米合同委員会において引き続き協議を進めることとなっている、今後も市と話し合いを続けていきたいとのことでございました。オーウェン司令官からも同様の回答をいただいております。

 21日は、その後に防衛省に赴きまして、松本大輔防衛大臣政務官にお会いしました。私からは、横浜市域への住宅建設については、市は行政権限が及ばないことから言及しないこととし、今後は市民の安全・安心な生活を確保するため、住宅建設に伴う交通問題や周辺環境整備について現実的な交渉、協議を進めるとした判断に多くの市民から賛同をいただいたことを伝え、市民が望んでいる無償での共同使用を早期に実現するため、日米間での協議を進めていただきたいことをお願いいたしました。建設に伴う交通問題についても、市民にとって生活環境に影響が及ぶことになることから、配慮をお願いいたしました。松本政務官からは、共同使用について市の意向を聞きながら米軍との協議を進めたい、返還についても同様に引き続き米側と協議を進めていくとの考えが示されました。住宅建設については、早期に基本構想を策定し、市へ示したいとのことであり、交通問題については誠意をもって対応したいとのことでございました。

 本年に入り、2月1日に南関東防衛局中園康也調達部長が来庁され、本設小学校落石防護さく第1期工事完成の説明がありました。市に示した交通安全対策等を重視するとともに、周辺住民へはチラシを配布し、その結果安全かつ円滑に工事を終えることができ、感謝申し上げるとのことでございました。第2期工事については、今年度中に契約することとなっており、第1期工事と同様に万全を期す考えであり、工事開始の際には連絡をいただけるとのことでございました。私からは、安全対策等を重視していただいたものと受け止めている、第2期工事も同様に安全対策等を重視するようお伝えしました。また、共同使用の早期実現に向け庁内で、池子住宅地区及び海軍補助施設内の一部土地の共同使用にかかる土地利用検討プロジェクトチームで公園としての土地利用案を検討しており、報告書作成後に深山局長に説明に伺いたいことを伝えていただくようお願いいたしました。

 各委員の皆様には、既にお配りしておりますが、2月8日に池子住宅地区及び海軍補助施設内の一部土地の共同使用に係る土地利用検討プロジェクトチームから、池子住宅地区及び海軍補助施設内の一部土地の共同使用に係る土地利用検討報告書の提出があり、2月10日に私から深山局長へ報告書をお渡しし、約40ヘクタールの土地の公園としての土地利用案について説明を行い、今後の日米間での協議において、市の考えを踏まえて国においても対応していただくよう伝えました。更に、早期に共同使用が実現するよう米側との協議を進めていただき、共同使用の申請を早期に行うよう国に要請しました。深山局長からは、市内部でのプロジェクトチームにおいて公園としての土地利用計画を検討していたことは承知していた、今後米側から提示される共同使用に当たっての要件と市の利用計画を踏まえ調整したい、お互いが納得できるよう努力したいとのことでございました。

 当日は、局長との会談後に神奈川県庁へ古尾谷光男神奈川県副知事を訪ね、報告書の説明と深山局長との会談を伝え、県においても共同使用の早期具体化と返還の実現に向け、協力をお願いしました。古尾谷副知事からは、県としても共同使用の早期実現は返還への一歩ととらえている、知事へ伝え、市長の考えを踏まえて協力したいとの考えが示されました。

 なお、今月27日に、市民の皆様に約40ヘクタールの土地の利用計画案をお知らせするチラシを、「広報ずし」の折り込みで配布いたしました。これからも市民の皆様には適宜情報をお伝えしてまいります。

 今後も、私としまして、約40ヘクタールの土地の早期の共同使用の申請に向け、国及び米軍へ働きかけるとともに、返還に向け努力してまいります。

 以上で、私からの報告とさせていただきます。



○(委員長) 報告が終わりました。

 ただいまの市長報告に対する御質疑はありませんか。よろしいですか。



◆(原口委員) 今、御説明はいただいたのですが、12月17日に知事を訪問したという記録は今回の資料には含まれていないのですが、これは、記録はなかったということなのでしょうか。



◎(経営企画部参事) まず、あいさつにお伺いいたしまして、その間の状況につきまして、知事には説明をしてございます。記録ですが、ちょっと申し訳ございません。12月17日ですよね。記録はございますが……〔発言する者あり〕県は県として別に。〔発言する者あり〕すみません、では、すぐ用意します。申し訳ございません。知事との会談の会議録につきましては、すぐに御用意させていただきます。申し訳ございませんでした。



○(委員長) それでは、よろしくお願いいたします。

 他に御質疑はありませんか。〔「知事、知事。県もない、県もないんだ」と呼ぶ者あり〕ないよ、資料には。〔発言する者あり〕発言のある場合は、挙手をしてください。

 原口委員、資料が来たら質疑をされますか。確認するだけでよろしいですか。

 他に、市長報告に対する御質疑はありませんか。



◆(岩室委員) おはようございます。では、今日1日もよろしくお願いします。

 落石防護さくの関係では、市側は国から工事の一部完成が伝えられたということで、その後当局として現地は確認してるんですか。



◎(経営企画部参事) そばまで近づけませんが、敷地に行きまして、現地は確認しております。



◆(岩室委員) そばまでとは、それほど。では、どの程度のそばまで行ったんですか。



◎(経営企画部参事) すみません。敷地は入り口部分に施錠がされておりまして、近寄れなかったので、遠目でそのさくの位置を、またその範囲内ですね、それは確認しております。



◆(岩室委員) 今後の扱いに関しては引き続き行うという話のようですけれども、この2か年で完成するということなんでしょうか。



◎(経営企画部参事) はい。落石防護さくは、来年度にまた第2期工事を行うということを聞いております。



◆(岩室委員) だから、その第2次工事で完成ということなんでしょうか。



◎(経営企画部参事) はい。落石防護さくの工事は、それで完了するというように聞いております。



◆(岩室委員) それで、この間市長報告の中で、関係機関と市長がお会いしたという話の中で、今後の予定として具体的に交渉の正式なテーブルを作るというお話なのか、それとも事務的な折衝という形をとるのか、どのような方法で国との交渉を続けようとしているのかが、ちょっと分かりにくいので、このお話を聞きたいんですけれども。



◎(経営企画部参事) 現在、2月10日に土地利用案をお示ししまして、国と、今、米側とで協議を行っているところでございます。市といたしましては、早期に申請をしたいということは国に伝えてございます。その状況を見ながら、必要ならば、どのような形になるのか、今の時点では確かなことを申し上げることはできませんが、状況を見ながら一番いい形で国との交渉なり、あるいは協議を進めたいと思っております。



◆(岩室委員) もう既に具体的な協議に入っているようですけれども……。



○(委員長) 今、岩室委員が質疑しているのは、市長報告された部分でのいろいろな国や県、米軍等の関係者と会っているから、その中での質疑として聞いていらっしゃるんですよね。



◆(岩室委員) 要するに、今はずっと市長が単発で会っているわけですよね。ではなくて、協議機関のようなものを設けて、折衝する場面を、事務方のレベルと市長のレベルでやっていく方法をとるのか、それとも、今までどおりのようなやり方で続けていくのかというのを聞きたいんです。



◎(経営企画部参事) まだ具体的にどのように協議を進めていくのかというのは、国とそこまで話はできておりません。ただ、市といたしましては、やはり早期に具体的に申請を進めたいと考えておりますので、やはり時期を見まして、そうしたことも含めまして、国とは話し合いをしていきたいと思っております。



◆(岩室委員) そうすると、もう少し具体的に話し合いを進める上では、そういう協議する正式な場を作りたいとは、市は思っているんですか。



◎(経営企画部参事) そうしたことは必要だろうと思っております。



◆(岩室委員) そうすると、それができないと協議は進まないんですか。



◎(経営企画部参事) 現時点では、今、国と米側との間での協議をしていると承知しております。その進み具合によりましては、当然市も入って、市の考えを伝えていくということは必要なことだと思っております。ただ、現時点でそれが具体的にどのように進むのかというのは、まだ私どものほうも国とそこまで入り込んだ話をしておりませんので、なるべく早期に協議に入っていきたいと考えております。



◆(岩室委員) この間、米側と市長がお会いした中で、実際のところ、米側は40ヘクタールの共同使用に関しては一応了解をしているという話になっているわけですよね、米側も。その上に立って、米軍としても、この共同使用の部分に関して利用していきたいんだという意向は、市長もそういう意向があるということは認識されていますよね。だけれど、具体的に一般論として自分が考えるのは、市が計画している公園を米軍としても利用したいと。だけれど、公園は今でも、第一運動公園にしても、市の施設にしても、米軍の関係者が利用したいと思えば、それは使えるわけではないですか。その程度のものなのか、何か特別な米軍と市側が協定を結ばなければならないようなものなのか。市長としては、この間の交渉の中での受け止めとして、どの程度とらえてるのか、お伺いしたい。



◎(市長) この40ヘクタールの公園の利用については、共同使用が具体化するに当たっては、逗子市と米軍海軍のほうでの使用協定なるものを取り交わして、その使用についてのルールを定めていくということになると承知しています。



◆(岩室委員) では、今市長がおっしゃった程度のものは必要となるということなんですか。



◎(市長) どのような内容になるかは、これからの協議によりますけれども、枠組みとしてはそういう協定の中で、使用がそれぞれのルールで行われるということで、御理解ください。



◆(岩室委員) この間のお話の中で、今後の協議に当たっては米側から条件が付されるだろうという話の中で、例えば、既存の今米軍が設置した施設の部分で、それほど大がかりなものはないにしろ、作ったものをそのまま、米軍が設置したものを市側に移管されるのか、それとも、米軍が設置したものは米軍の所有のまま使うのかとか、そういうのも、想定はできると思うんで、その協議もしなければならないんですか。そのまま移管を受けると受け止めてるんですか、市長。



◎(市長) その辺は、米側がどういう考え方を示すかというのが、まだ分かりませんので、これからの協議にゆだねられますので、今は明確なお答えはできません。



○(委員長) 岩室委員、この件についてはもう、全般審査の中でまた改めて必要があれば。



◆(岩室委員) では、とりあえず終わります。



○(委員長) 市長報告に対する御質疑はよろしいですか。

          〔「進行」と呼ぶ者あり〕



○(委員長) 他に御質疑がないようですので、市長報告を終わります。

 次に、全般審査に入ります。

 それでは、御質疑はありませんか。



◆(丸山委員) おはようございます。

 いただいた資料を見ますと、これは11月19日の交渉記録からですけれども、横浜市域における米軍家族住宅等の建設及びトンネル整備については、米側から強く要望されておりという国の話が載っているようです。これを着実に進めていくことが共同使用や返還につながっていくと考えていると、国側の考えが示されているんですが、このトンネルについて、このトンネルというのは、今あるトンネルの整備のことなのか、新たなトンネルのことなのか、それともこのトンネルに関しては逗子市域なのか横浜市域なのかという問題について、その内容について、市長の認識というのを教えていただきたいんです。

 あと、この米側の強い要望という、この要望の内容については確認されたのでしょうか。



◎(市長) このトンネルについては、逗子市域と横浜市域側を結ぶトンネルということなので、ただ、設置をどこにするかということは、まだ国から示されておりません。既存のトンネルがあるのは御承知かと思いますけれども、新設でトンネルを整備するのかどうかということは、まだ明確には示されておりませんので、それは恐らく今年度中に横浜市域側の住宅の構想を400戸程度という形で、書き直すということになっていますから、その段階でトンネルについても明かされるのではないかとは受け止めています。



◆(丸山委員) 米側から強く要望されて、これを着実に進めていくことが共同使用や返還につながるという国の考えがありますので、トンネルが一つのポイントになるのかなと考えているんですけれども、市長としては今後トンネルに関しては、国や米軍の考えを待つという姿勢でしょうか。



◎(市長) 基本的には、先ほど申し上げた、3月をめどに新しい住宅の構想図というものが提示されるでしょうから、それを踏まえて今後の対応を判断していくということになります。



◆(丸山委員) あと、両司令官との話し合いのときには、こういう話は全く出てこなかったのでしょうか。記録を見ますと、全く出ていないんですけれども。



◎(市長) 特にそこまで細部のやりとりをしたわけではございません。大枠として、本市側は共同使用並びに返還の早期実現と、住宅の是非については、市としては言及しないという考え方を私のほうから示して、先方からは逗子市のことは理解しているということで、返還に向けた努力は引き続きするということで、住宅について、トンネルをどう整備するとかということは、特段司令官からはございませんでした。



◆(丸山委員) それでは、この強い要望というのは、日米合同委員会での話となるんでしょうか。



◎(市長) これはかねてから、米海軍側は建設についての実現を防衛省に対して、あるいは横浜市に対して要請してきたという経緯がありますので、それが米軍側の強い意向だということは、防衛省からもこれまで再三にわたって伝えられてきたということを改めて述べたということだと思います。



○(委員長) 他に御質疑はありませんか。



◆(菊池委員) 先般、相模原市の米軍からの共同使用というのが無償になったという報道がされましたが、これは逗子市がこれまで訴えてきた、その40ヘクタールの無償提供というのにはずみがつくのではないかなと思っておりますし、これまで本当に無償提供が実現できるのかといった専門家の意見もあった中で、やはり政治交渉で無償提供というのはできるんだということが、前例として決まったわけです。その辺について、市長は今後の交渉過程においても、相模原市の例を参考にしながらやっていくべきだと、私は思うんですけれども、市長の考えをお聞かせください。



◎(市長) 私としても、相模原市が共同使用という形で土地を無償提供で実現するということが、財務省の判断が出たということは大変力強い動きだと受け止めております。当然同じ南関東防衛局のエリアになりますので、そういうことを踏まえて今後の交渉に強く働きかけをしていきたいと思っております。



○(委員長) それでは、質疑の途中ですが、資料の用意ができましたので、配付いたします。

          〔資料配付〕



○(委員長) 配付漏れはありませんか。

          〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○(委員長) 配付漏れなしと認めます。

 質疑を続行いたします。



◆(菊池委員) これまでは、逗子市は建設に関しては賛成だ、反対だというきっ抗した状態が長く続いてきたわけです。昨年の12月の選挙で、ある意味しっかりとした市長の方針に対して、多くの市民が賛同したわけですから、やはり相模原市同様に逗子市もしっかりした交渉をやはり国側、米軍側にしていくべきだと、私は考えておりますし、今回の逗子市の市民の民意というものをしっかり南関東防衛局に伝えることこそが、市長の、私は役割だと思っているんですけれども、その辺に対して市長の決意をお願いいたします。



◎(市長) この選挙を経て、逗子市としての方向性というものは決まっているわけでございますので、その意味では南関東防衛局を窓口に、今後とも強く働きかけをすると同時に、やはり米軍の理解というのがやはり重要ですので、併せて私としてもしっかりと交渉を進めて実現をさせたいと思っております。



◆(菊池委員) 当然、今回の40ヘクタールの返還に関しては、もうほとんどの方たちが、それまで追加建設反対だ、40ヘクタールに関しても認めないんだといった立場の方たちも、やはり柔軟に今この40ヘクタールの実現に向けて動き出したと、私は感じておりますので、ぜひとも市長の交渉を期待しております。結構です。



○(委員長) 他に御質疑はありませんか。



◆(原口委員) まず1点は、先ほど米側の強い要望という国からの話があったということもありましたけれども、今、現在の米軍住宅の状況ですけれども、池子の米軍家族住宅の状況をお聞きしたいんですけれども、かなり空きがあるという話を聞いておりますけれども、状況はどうなっているのでしょうか。



◎(経営企画部参事) 池子の住宅地につきましては、その都度出入りがございます。今私どものほうで把握しているのは、800戸程度が入居していると聞いております。



◆(原口委員) 横須賀市では、さまざまな民間のマンションがあったりとか、基地内の住宅であるとか、そこにも更にあきがあるということを聞いておりますけれども、では、車の保有台数の点はどうでしょうか。



◎(経営企画部参事) 約900台から1,000台程度と聞いております。



◆(原口委員) それと、もう1点お聞きしたいと思っていたのが、40ヘクタールの土地ですけれども、その中の民間の所有の土地というのがどの程度あるのか確認できますか。



◎(経営企画部参事) 細かな数字までは、ちょっと今この場では出ませんが、40ヘクタールの中では、久木中・小学校共同グラウンドへの通路、あそこが40ヘクタールの共同使用地に入っておりますが、そこの一部分がまずは民間地であるというのは聞いております。それは約2平方メートルぐらいを連絡通路として利用していると。そのほかの民間地につきましては、申し訳ございませんが、今私どものほうでは把握しておりません。



◆(原口委員) 把握をしてないということは、あるかもしれないけれどもという、把握してないということでしょうか。



◎(経営企画部参事) 米軍への提供地ですので、私どものほうで調べるということも、そこまでしておりません。また、国からのそういうような話も聞いておりません。



◆(原口委員) 民有地であれば、国からある程度の借地料であるとか、そういうのは支払われていると思うんですけれども、そういうのは、では、あるのかないのかも全く分からないということなんでしょうか。ある可能性があるのでしょうか。



◎(経営企画部参事) 共同使用の申請に当たっては、当然土地の所有関係というものは把握した上で、申請をしていかなければいけないとは考えておりますが、今後申請を行っていくと、早期に申請をしたいということは国には要望しておりますが、まだ具体的にどのような形で申請書等を作成していくのかというのは、これから国と細部を詰めていかなければいけませんので、そうした折にその土地の所有関係というものも明らかになってくるのではないかと思っております。



◆(原口委員) よく分からないんですが、では、一つは先ほどの無償の話で現行市が支払っているものはどういうふうにしようと考えておられるんですか。



◎(経営企画部参事) それは連絡通路の、それと医療保健センターの進入路のことだと思いますが、それらも含めまして無料での共同使用を要請していくことを考えております。



◆(原口委員) 先ほど、久木中・小学校共同グラウンドの通路に関しては、民有地はほんのわずかだということでしたけれども、それも含めて無償を今後要望していくということは、その民有地の方に関しても無償を求めるということですか。



◎(経営企画部参事) 国へは無償の共同使用を求めていきます。ただ、仮にそこの民有地がどれだけあるか分かりませんが、あったとして、それは今の時点でどうするかというのはなかなか難しい問題があろうかと思います。今後そうしたものが明らかになっていく中で、どのように対応していくのか、国と協議をしていきたいと考えております。〔「お金払うんだよ。通路と同じだよ」と呼ぶ者あり〕



◆(原口委員) すみません、どれだけあるのか分からないというのが、ちょっと私は何とも言えないのですけれども、そういうのというのはある程度予測であるとか、基本的なことというのは把握していないと、いきなり無償をと言っても、根拠となるものがあまりにも少ないのではないでしょうか。その辺の調査、研究というのは、どのように今後進めていくんでしょうか。



◎(経営企画部参事) 今後、国と申請につきまして協議を行っていきますが、その中で、先ほどもお話しいたしましたが、明らかになってくると思いますので、その対応につきまして国と協議を行っていきたいと思っております。



○(委員長) 他に御質疑はありませんか。



◆(田中委員) 私からは、交通問題について伺います。

 まず、現在の米軍人が通勤する際に、池子から逗子市内の県道を通って横須賀基地に向かうわけですけれども、そこで国道16号線に出る方と、横浜横須賀道路の道路を使用する方がいらっしゃると思うんですね。私が知る限りは、スクールバスは全部横浜横須賀道路を通られているようですけれども、一般の軍人の方というのは、どのくらいの割合で横浜横須賀道路を通られてるのか、もしお分かりになれば、教えていただきたいんですけれども。



◎(経営企画部参事) 申し訳ございません。そこまでの数字、私どもでは把握しておりません。



◆(田中委員) この資料の35ページにあります、池子接収地返還促進市民協議会の南関東防衛局に対しての要請文、それに対しての南関東防衛局からの回答でも、37ページですね、回答は。中ほどですけれども、早朝の出勤、バス通勤、相乗り通勤の励行を促す等、米側と調整し、市内の交通事情に最大限配慮したいと考えておりますと出ておりますけれども、では現在車を相乗りで横須賀基地のほうに行く様子は、私が見る限り、皆さん1人で運転されているようなのですけれども、その辺の状況というのは分かりますか。



◎(経営企画部参事) 申し訳ございません。通勤の状況につきましては、私どもでは把握はできておりません。



◆(田中委員) この回答文書を見ても、相乗りだったり、バス通勤を促すと出ておりますけれども、現実問題、難しいと思うんですね。逗子市でもそういったことを把握していないようですし、このバス通勤というのもありますけれども、バス、シャトルバスという形で、現在横須賀基地と池子の住宅地というのは、そういうバスはあるんですか。



◎(経営企画部参事) はい。池子住宅地と横須賀基地、横須賀基地内に何か所か停留所があるようですが、それが何本か、数本行き来していると聞いております。



◆(田中委員) 最低でも、そのシャトルバスの状況については逗子市でも把握しておいたほうが、私はいいと思うんですね。現状を考えますと、渋滞がひどいということで、市民からも苦情も届いておりますし、確かに相乗りしてどれぐらい通勤してるかとか、横浜横須賀道路をどれぐらい使っているかというのは、なかなか把握するのは難しいと思うのですが、では、米側にそういった状況を聞いたことはあるのか伺います。



◎(経営企画部参事) 細かなことは聞いてはございませんが、通勤についてどのような方法で行っているのか、これは京浜急行神武寺駅に新たに専用の改札口ができました折に、ちょっと聞いたことがございますが、詳細については聞いてございません。



◆(田中委員) 詳細に聞いて、向こうから答えが出るかどうかというのは分かりませんけれども、それも詳細に聞くべきだと思います。

 それで、実際に住宅建設が、構想が3月にというお話がありましたけれども、これは来年の3月ということで……違うんですか。〔「今年」と呼ぶ者あり〕今年ですか。今年平成23年の3月に出るということで、そうしますと、その基本構想が出て、それから基本計画に至るまでの間が、交通問題の交渉、そこである程度こちらの要望を受け入れてもらわないと、実際に実施計画に入ったときには、もうそこでは交渉は、計画がもう決まっているわけですから、難しいと思うので、その辺の構想から計画までの間に、どういった交渉をしていくのか、伺います。



◎(経営企画部参事) 交通問題につきましては、国側の建設計画もあろうかと思いますが、それとはまた別に、やはり折に触れ、国には話をしていきたいと考えております。

 それと、年度内に基本構想ができます。来年度以降につきましては、恐らく環境アセスメント条例の手続きに入るものと思っております。ですから、その手続きの中でもそうした周辺への環境問題ということで、交通問題の話ができるような機会があれば、そうした場でもしていきたいと考えています。



◆(田中委員) 交渉をもっと積極的にお願いしたいんですけれども。代表質問でもお伺いしましたけれども、横浜市側を通していただくというのは逗子市の大前提でよろしいんですよね。通せないのはよく分かります、自由に往来できる公道ですから。ただ、逗子市の考え方としては、新しくできる住宅地の方については、横浜市側を通って通勤をしていただくということで、方針としてはよろしいんですよね。



◎(経営企画部参事) 一般の公道ですので、規制というのはなかなか難しいですが、市の考えとしては極力逗子市内を通行しないようにという交渉なり、要請は今後もしていきたいと思っております。



◆(田中委員) そうしますと、あと問題になるのは横浜市側だと思うんですね。横浜市は住宅を受け入れて、代わりに土地が返還されるというところで、受け入れるということは当然交通問題というのは避けて通れないわけで、横浜市と連携をする、協力をするといったお考えはあるのか伺います。



◎(経営企画部参事) 今後のことは、ちょっと今、現時点で具体的なお話はなかなかできませんが、現時点では、まだ横浜市とそのような話には至ってはおりません。



◆(田中委員) 現時点ではなくて、これからの交通問題を国と話し合いをする上で、横浜市と連携をするお考えがあるのかをお聞かせください。



◎(市長) 横浜市側の住宅の問題については、まだ具体の構想が出ていないので、今の段階で市としてどういう対応するかというのを申し上げるのは時期尚早だと思いますけれども、ただ、例えば工事車両はどういうルートを通るのか、これが恐らく最大の懸念事項だと思います。そうしたときには、御存じのとおり横浜市の六浦側は大変道路の幅が狭いと、三信住宅もそういう大型車両が通れないということになったときに、逗子市とバッティングする可能性がありますので、それの意味で、連携すべきかどうかということについては、示された工事の計画というものを踏まえて、判断していく必要があるとは思っています。



◆(田中委員) 工事の計画というのは、基本計画ということでよろしいんですか。



◎(市長) 今年度中に示されると防衛省側が言っている、その構想というものがどこまでのものを想定しているのか、ただのというか、配置計画としての構想図なのか、工事のスケジュール含めて詳細なものが出てくるのか、その中身がまだ分かりませんので、その時点で対応を判断するということになろうかと思いますけれども、今あるのは、約700戸の構想図として平面に落とし込んだものが示されているだけなので、そこには工事の具体の車両台数、工事車両の通過ルートなど、そういうことは全く示されてきておりませんので、ですから、恐らく3月までには配置図が示されて、工事については、恐らく環境アセスメントの手続きが進む中で、具体の車両の台数であるとか、ルートであるとかというものが、段階を経て提示されるのではないかとは推測はしておりますけれども、したがって、その生まれる状況は的確にとらえて、逗子市として交渉のタイミングを逃さないように、当然一番の懸念事項ですから、公明党がこの間ずっと質問をいただいております案件としては、逗子市としても的確に対応したいと思っております。



◆(田中委員) 最後になりますけれども、やはり交通問題、現在でも本当にひどい状況で、これは市のほうにも苦情や、改善への要望というのが届いていると思います。そうした中で、新たに400戸が建設されるという状況、市民、特に池子、また県道を利用する市民にとってもそうですし、本当に不安で、何とか解決してほしいというのが市民の願いだと思いますので、その辺も踏まえて、極力逗子市を通らないようにという考え方ではなくて、高い意識を持って、ぜひとも逗子市は通らせないという気持ちで、今後交渉に臨んでいただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。



○(委員長) 他に御質疑はありませんか。



◆(岩室委員) 今の車との関係ですけれども、交通量をどうするかというのは、池子接収地返還促進市民協議会の要望書にもあって、声として届けられていて、実際のところ、この間の市側との交渉の中でも同じことを国側は答えているわけですよね。車での通勤を減らすよう努力しますとか、バス通勤、相乗り通勤を励行しますとか、その繰り返しの中では、結果的にはだめだよとは言ってないわけですから、その米軍関係者の本人がどう考えるかによって促してるものであって、何ら規制してないわけではないですか。それに従う義務もないし、責任もないと。そういう関係の中で、無責任な、私は、話を返してきている、回答してきてるのではないかと思うんですよ。

 だから、代表質問でも質問しましたけれども、実際のところ、責任を持って逗子市側が明確に車の規制を米軍側に求めると。車の通勤等やめなさいと。そういう協定を米軍との間に結ばない限りは、これは全然減らないですよ、きっと。根拠がないもの。私の意見に対して何かありますか。いや、こうやれば車を減らすことができるという。市当局に何か具体的なものがあれば、教えていただきたい。



◎(経営企画部参事) 申し訳ございません。米軍家族住宅から出る車両を規制し、台数を減らすという、そして具体的な案というのは、今持ち合わせておりません。



◆(岩室委員) だから、今のところないわけですよね。ただ、例えばある日本の企業や、役所もそうですけれども、車の通勤はやめてほしい、会社の方針だから従ってくださいと言えば、多くの職員も、社員であろうと、それなりに協力するではないですか。では、それは米軍に求めればいいのではないですか、今でもやってもらいたいぐらいだから。今後の問題もあるけれども、今の状況を少しでも、交通の渋滞や、実際に交通事故を減らす意味では、車の通勤を減らすことが最優先であれば、そういうことを米側に要求することはできないんですか。



◎(経営企画部参事) 要求そのものは、特に今に限ったことではなくて、以前から渋滞の話をし、それとあと生活道路への車の進入ですとか、そうした交通対策については、米側に要請はしてきております。



◆(岩室委員) では、私が言ったようなことは要請してるんですか。要するに、米軍が米兵やその関係者が横須賀基地への通勤においては、車を使わないようにしましょうというのを、米軍から文書で、米軍のイケゴヒルズにいる関係者全員に励行を促すという文書が配布されたという事実、まずは要請してくださいよ。



◎(経営企画部参事) 今ここで具体にこれができますというのは、なかなか難しいですが、今後も要請はしてくと。それと、1戸ずつに文書をというのはなかなかどこまでできるのかは、今の時点では、米軍がどこまでそれを受けるかというのは分かりません。ただ、今後も米軍に対しては、市内の道路事情を説明し、極力相乗りですとか、公共の交通機関を使うようにということで、要請はしていくことを考えております。



◆(岩室委員) 要請をするという話ですけれども、そこは一般論でずっと言っているではないですか。そんなものはずっと言っているわけですよ、この間も。住宅ができてから、ずっと言っているんですよ。それ言ってて何も変わってないんだから、意味ないではないですか。市民が求めているのは、早く車を減らしてくれという話なんだから、それに対して具体的に、少なくともその励行を促す具体性としては、そういう文書を米軍関係者に米軍を通じて配布させるということを、米側と国と交渉してやらせないんですかということなんですよ。やらせるべきではないですか。これは、市長でもいいし、何しろやらせるべきではないかなと思うんですけれども。どうなんですか。



◎(市長) 今、御指摘の交通問題に対する対応については、岩室委員からそういう御意見があったということを踏まえて、米側に対してどこまでそうした対応が可能かということを、市としても投げかけたいと思います。



◆(岩室委員) 国側が答えている実際のところの励行というのは、こういう具体性がないと意味ないのではないですか、と思ってるんですよ。だから、市側としては、国や、直接米軍にも働きかけることは可能ではないかと思うんですよ。だから、そういうことはやって、それが実際にやられても減らないのであれば、もっと具体的に車を制限するしかないとは思うんですよ。この日はもう乗らないとか、通勤で車に乗ってはいけない日を作るとか、あとは、ナンバープレートの番号によって台数を調整するとか、そういう話になっていくんですよ。だけど、今の国側と米軍の姿勢は、促す程度はやっていきたいと。だけど、その促すという話が働きかけるという、個々に働きかける具体性がないから、私はやっていただきたいとお願いしたんで、ぜひそれはやっていただきたいと思います。

 ちょっとそのバスの関係ですけれども、シャトルバスは走っているということで、それはちょっと情報をつかんでもらって、報告願いたいんですけれども。スクールバスの配置場所が、今、配車場所というか、待機してる場所って、40ヘクタールの中にあるのではないかと思いますけれども、その関係で、その位置をどこに移すかというのは、もう具体的に米側や国との交渉の中で示されている状況はあるのですか。



◎(経営企画部参事) 現在のバスの駐車場は、実際にイケゴヒルズの中のトンネルを出た右側にありますが、それも代替の土地をどこに求めるかというのは、今具体的には、私どもはその情報は把握しておりません。



◆(岩室委員) キャンプ場に関しては、それなりの細かい話の部分があると思いますけれども、あれは具体的に相当の台数、あそこに置いてますよね。私が考えるに、あれだけの台数を、住宅地区内のあいている場所に移動するというのは、相当面積も確保しないといけないし、朝方車のエンジンをかけて、エンジンを温めるというか、その中で相当、あそこらあたりに排ガスが漂うという部分もあるんですよ。相当の台数をエンジンかけて待機させるんで。それを米軍家族住宅の建っているエリアに移したら、居住している人はそんなのやめてくれという話になるのではないかと、私は思うんですよ。

 だから、その場所の確保というのは、いや、広いんだからありますよと米軍が言うんだったら簡単な話だけれども、なかった場合どこへ移していくんだという話で、結局40ヘクタールの中に置く話になるのではないかと思うんで、それはこの間の話題の中には出てこなかったかもしれないけれども、40ヘクタールを共同使用、返還という話の中では、当然一番最初にその場所を確保しなければ、移動させる問題が生じると思うんで、それは当局としても、今のところ把握してないようですけれども、協議の中で確認していただけますか。



◎(経営企画部参事) 40ヘクタールは、すべて公園として、私ども考えております。ですから、その中に米軍の施設が存在するということは、今想定はしておりません。あくまでも40ヘクタールは、市民が使う公園ということで国、米軍との協議は進めていきたいと考えております。



◆(岩室委員) では、お願いします。

 あと、環境アセスメントの話が出ましたけれども、環境アセスメントに関しても関心があるのですけれども、市長は環境アセスメントの手続きの中で、基本的に環境に関する意見を求められれば、自らも意見を述べていく立場であるということは表明してましたけれども、住宅の是非に関してはもう態度は出さないという話だと思いますが、この検討を進めるにしても、今の本市の基地対策の体制でこの環境アセスメントに対する意見をまとめていくというのは、ちょっと難しいのではないかなと思うんですけれども。以前は予算も計上することも考えたろうし、予算が必要なのではないかと思うんですけれども、何らかの形で、環境アセスメントに対する意見をまとめるに当たって、今は庁内で、市長の見解をまとめていくという体制で十分だという話なんですか。



◎(経営企画部参事) 環境アセスメント手続きは、来年度以降になろうかと思います。現時点で、どのような形で環境アセスメントを進めていくのかというのも、まだ私ども分かっておりません。話が具体的になっていく中で、どういう対応をすべきなのかというのは、そこで必要な対応をとっていきたいと考えております。



◆(岩室委員) 基本的に、もう横浜市側の住宅に関しては容認するという立場を明確にされたわけですから、その逗子市側に影響が出る出ないにかかわらず、配慮を求めるにすぎないわけですよね。それが、池子の森の生態系に大きな影響を与えるものであっても、見解はそれ以上のものは出てこないのではないかと、私は思うんですけれども、これは、もう今の市側の姿勢との関係もあると思いますけれども、では環境アセスメントに対する対応は、今後意見を述べるという方針は持っていても、具体に手続きの中で対応が必要なときは何らかの措置をして、これに意見をまとめて提出するということでよろしいのですか。



◎(経営企画部参事) そのように考えております。



◆(岩室委員) 40ヘクタールの公園の計画についてですけれども、市側は今のところ、あの計画を進めるに当たって、総合計画の実施計画の中には、具体にはそういう方向性だけではなくて、市が出した財政見通しの中では、予算は一切計上してないわけですよね。確認ですけれども。



◎(経営企画部参事) はい。しておりません。



◆(岩室委員) そうすると、市長がおっしゃっているように、この問題が早期に手続きが進んで、実現する可能性が出てくる中では、少なくとも予算措置が必要になってくるわけですよね。そうすると、あの財政見通しの見直しが行われて予算が計上されるということでよいのですか、流れとして。



◎(市長) 今お示ししているのは4年間の実施計画、それから10年間の財政見通しと、この二つが関係すると思います。もちろん、共同使用がいつ開始できるかによって、この4年間の中で、何らかの整備費というものが逗子市として必要ということになれば、それはその時点で実施計画上の位置付けを見直すというか、予算措置の中で対応していくということになりますし、財政の10年間の見通しは、基本的には毎年状況の変化をとらえてお示しするということにしておりますので、その時点時点での修正を加えてお示しするということになります。



◆(岩室委員) 今の時点では、あの公園計画が、どの程度の総事業費がかかるかというのは、計画の内容、今の内容であれば相当かかるのではないかと見えますけれども、その計画をどうするかで、予算措置の額も変わってくると思うのですけれども、それにしても計画を示した以上、何らかの形でどの程度の規模の整備費がかかるかは、私は、市が見積もる必要があるし、考えるべきものだし、我々議員の側も、それが何らかの財政計画に影響を与えるものであれば知るべきだと思っているので、それに関しては、今の段階では見積もってはいないにしても、この手続きの具体的な、どの辺の段階で、あの公園計画を具体的な数字として示すことができると思っているのですか。



◎(市長) これから、また米側との協議というのがどう推移するか分かりません。したがって、市が提示した土地利用案というものが、どこまで米側が了解するかによって、整備内容も変わってくると思います。したがって、その辺の交渉が進ちょくした段階で、当然市民の皆様からのいろいろな御意見も伺わなければいけませんし、あるいは財政的な裏付けといったものも加味しながら、公園の整備の計画並びにスケジュールの見通しというものを立てて、進めていくということになります。また一方で、整備に当たっての財政支援を防衛省には求めていますから、その辺がどこまで可能かということによっても、市の財政に与える影響というのが変わってきますので、その辺も含めて今後の交渉を進める中で、皆様にお示ししたいと思います。



◆(岩室委員) 池子接収地返還促進市民協議会の記録を見ると、逗子市体育協会の会長も熱心に返還を、それも陸上競技場、野球場、テニスコート、幾つかの既存の施設が返還を期待しているわけですよね。だけど、痛しかゆしで、市側としては、もう財政的に、恒常的に毎年出るようなランニングコストにかかわるものというのは増やしたくないというのは、本音の部分もあると思うんですね。実際のところ、あの施設が返ってきたら、すぐにでも使えることは使えますけれども、少なくとも維持管理を国が負担するというのは、私は想定しにくいんですけれども、これは基本的に共同使用になった場合、逗子市がその維持管理を負担せざるを得ないと考えているのか、それとももともと米軍のために作った施設を我々が管理してやるんだから、そんなのただですよという考えなのか、どちらの立場なのかを聞きたいんですけれども。



◎(市長) これは、今後の交渉の中でさまざまな条件が生まれてくると思いますので、これについて今はコメントは差し控えさせてください。



◆(岩室委員) 市長は、言いたくないんですけれども、そうすると、どういう立場で国と交渉するのかというのが明確ではないわけですよね。どちらでも転びますよという不安感があるわけですよ。だけど、我々議員は、私はですよ、私は、新たな負担につながるものではないかなとは思っているんです。

 市民は、一般論として、期待している市民が多いんですよ、というのは、同僚議員も言っていましたけれども、確かに返還されることを望む人はいるし、自分が使えるようになることを望んでる人はいても、財政負担が新たに維持管理でも大きくかかわってくる問題だから、単純に、例えば普通の生活してても、これどうですか等と言われて、それを抱え込んだために、維持管理でお金がかかって維持できないという話になりかねないではないですか。だから、その辺は基本的な姿勢として、市側の負担が出ない立場でいるべきではないかなとは思ってますし、そういう立場で臨んでいただきたいとは思っているので。

 市長がおっしゃっている、共同使用が返還につながるという話の中で、私は共同使用であれば、返還してもいいではないかと思っているんですよ、米軍は。そこにどうして共同使用というワンクッション置かなければならないのかというのが納得いかないので。過去には市長が受け入れる1年半ぐらい前に、1年ぐらい前か、実際のところは、返還してもいいですよと言ったわけではないですか、国も、米軍も。なぜ、バックしたのか、いまだに理解できませんし、共同使用のワンクッション置くことが返還につながるというのも分からない。最初から返還してもらえばよかったではないかというのもあるわけですよ。この共同使用がどの程度の期間というのは、国との間ではっきりしてるかを、まず確認したいんですけれども。



◎(経営企画部参事) 昨年9月30日の日米合同委員会の合意の中で、返還については引き続き協議をしていくと。それと、あと返還までの間、共同使用とするということで合意されております。ですので、私どもといたしましては、当然先には返還がある。それまでの間について、共同使用であそこを市民が自由に使えるようになる、そのように理解しております。



◆(岩室委員) その説明は、だれでも聞いていれば分かるんですよ。だけど、なぜ共同使用を返還の間に置かなければいけないかというのが、理解できないんですよ。ずっと疑問に思ってることなんです。共同使用であれば、米軍は実質的にはいつでも返還できるという中で共同使用を米軍は考えているみたいですけれども、一度逗子市側が利用し始めたものを返せと言ったって、米軍が使うんだったらお返しします等と言わないわけですよ。逗子市側としては、もう一回こういう形で使用したものは当然返還が前提とおっしゃってる以上は、返還がない、戻ることはない、米軍に使用が戻るということは前提にないということで、国側からの説明も受けているということなんだから、もうあとは共同使用の期間を短くするだけの話ではないかなと思っているんですよ。

 それでは質問しますけれども、具体的に、共同使用の期間を何年と、市側は交渉の中で求めていくつもりがあるんですか。それとも、米軍と国がそろそろかと思ったときに返還をしてもらうのか、それとも、2年後、3年後には少なくとも返還を求めますよと。例えば、米軍の横浜市域側の住宅ができた段階で、返還がされていることを前提に、我々は考えてますよとか、何かそういう条件を国に対して示していくのか、それとも国側と米軍の思いが伝わるのを待って、要求はしないんだという立場なのか、どちらなんですか。



◎(市長) 逗子市としては、早期の返還を常に要請していますので、一日でも早くというのは変わりません。今回、その共同使用を、返還までの間、するということになった背景というのは、これは定かではありません。ただ、ある意味返還にはかなりの時間を要すると、当然米本国ともさまざまな手続きを経なければならないという背景もあって、一日でも早く逗子市民が利用できるという状況を作るには、まずは共同使用を進めていくということが、国あるいは米軍としての判断が働いたのではないかなというのは、私の推測です。

 したがって、共同使用が開始して、当然逗子市としては、一日でも早く返還という形を求めていくので、いつまでに返還しろということを、何か時限を切ってということではなく、あくまでも速やかな返還というのを今後とも要請していくという考えにございます。



◆(岩室委員) 今のところ、市長は一日も早くという思いはありながらも、相手側に対しては期間を設定することはないという話ですけれども、私は、設定して交渉しないと、この共同使用、例えばの話ですけれども、以前医療保健センターの進入路の問題で、国側は返還手続き進めてほしいと言ったときに、今はちょっと態度を変えてますけれども、以前言ったときに、何が支障があるんですかという姿勢ではないですか。車が通って行けるんだから、返還等必要なくて、共同使用で十分足りているではないですかという、国の姿勢ではないですか。そういう姿勢になってしまう可能性ありますよ。米軍としては、もう逗子市に協力してるんだから、これ以上のこと、何を要求するんだ。返還しなくたって、自分たちが使えるんだからいいではないかという立場に変わってしまいますよ、きっと。

 私は、だからこそ、共同使用することを国が認めている以上は、そして、それが前提の返還があるんだって言ってるんであれば、共同使用の期間を限りなく短くして返還へとつなげていく交渉をすべきだとは思ってるんですよ。再度聞きますけれども、本当に共同使用の期間を求めないで交渉に当たるということなんですか。それでいいんですか。



◎(市長) これは交渉事ですので、何をどういう形で、こちら側が対応するかというのは、そのときどきの状況を踏まえて、最も逗子市にとって有利な形で、この問題を解決するということに全力を挙げるということですので、今岩室委員が御指摘されたことは、一つの考え方としては受け止めますから、今後の交渉の中で私なりに判断して対応させていただきたいと思います。



◆(岩室委員) 市長がそうおっしゃっていると、議会としても応援しようがないわけですけれども、ある一定市側の方針が示されていれば、議会側はこのスタンスで協力することはできなくはないんですよ。だけど、いや交渉事だから、そういうことは私にすべて任せてくださいと言えば、うまくやってくれるんだろうなというのを思う市民もいるだろうし、いや、どうなのかなと疑問に思う人もいると思うんですよ。

 それでは、違う質問ですけれども、先ほどお話を出した医療保健センターの進入路は、国側も日米間での協議を進めるって言ってるんですけれども、これはもう早急に行われるということで、理解していいんですか。



◎(経営企画部参事) 国が米軍へ働きかけていると、承知しております。



◆(岩室委員) 前にも、40ヘクタールの共同使用の申請をしようとしましたけれども、この進入路に関しては、もう申請はしてるわけですよね。以前どの程度その手続きが進んでいるかというのを聞いたときに、全然分からないみたいな話だったけれども、国側が今回回答している中では、進めますと言ってるんだから、今どの程度まで進んでいるというのを、所管でもいいんですけれども、把握してますか。



◎(経営企画部参事) 具体的には把握はしておりません。当然、今米軍の中でそうしたものは協議している、議論している、検討しているとは思いますが、今具体的に、では何%まで達成しているのかというような内容まで、私どものほうでは把握しておりません。



◆(岩室委員) だから、もう申請手続きを出した瞬間から何年かかろうと、国の手続きの流れの中に入っている以上は、市としては分からないということになるんですか。それとも確認はできるんですか。



◎(経営企画部参事) 市としても、当然確認はしておりますし、早期に返還をということは言っております。ただ、その回答につきまして、なかなか具体的に示されてこないという状況はございます。



◆(岩室委員) 確認できるとおっしゃいましたね。では、確認できてるんだったら、どこまで手続きが進んでいるか、教えてください。



◎(経営企画部参事) 確認をしてるわけです。別にできるとは言ってません。確認をして、その回答として、具体的なものがないということです。



◆(岩室委員) 確認ができないと言ってくださいよ。できないんですよ。できないんだったら、分かりました。だから、困るんですよ、私は。要するに、この医療保健センター進入路の返還の手続きも何年もかかってるわけですよ。では、共同使用も申請したら何年もかかるということにつながる場合もあるわけですよ。だから、しっかりその手続きに関して、申請をした以上は、国からどの程度の見込みで、正式に共同使用が確認できる、許されるような状況になるとか、返還がされる状況になるというのは、回答を得るべきではないですか。〔発言する者あり〕いや、進入路ではない、返還だよ。私、返還手続きのこと話ししてる。



○(委員長) やりとりはやめてください。発言のある方は挙手をお願いします。

 今の岩室委員の質問は。



◆(岩室委員) だから、言ったでしょう。〔「共同使用を認めてあげるから、なるべく短くして、その短いやつがどのぐらいだと言ってんの」と呼ぶ者あり〕それはやってないよ、もう。では、もう一回言いますけれども、返還手続きに関して、もうこの間聞いても分からないと言ってるけれども、国側からもう一回確認したらどうですかというんですよ、いつごろになりますかぐらいは。



◎(経営企画部参事) 今後も確認していきたいと思っています。



◆(岩室委員) 最後、40ヘクタールの関係で、池子住宅地区及び海軍補助施設内の一部土地の共同使用にかかる土地利用検討報告書の中身からいうと、いろんな施設を作るという前提もあるわけですね。あれは、市側が今の段階で市の庁内で市長を含めて、こういう計画はいいだろうと決めたもので、市民の意見等、一切聞いてないわけですよね。議会の意見もあまり聞いてないわけですよね。

 だから、そういう意味では、今後の協議の中で市民に知らせるという話はありますけれども、あの計画でいいのかというのもあると思うんですけれども。あの公園計画以外に、計画は、市側の方針にしないつもりなのですか。別なものを作ってほしいと、市民から言われたら、私は病院用地に留保する必要もあるのではないかと少しは思ってますけれども、そういう意味で、市側はもう公園以外にないんだという。これはもう公園以外になくて、市民から聞く場合であっても公園でいいんだと。それは確かに市長はそれを公約にしてるから、それが信任されたという意味で、それを進めたいという意向はあるかもしれないけれども、市民から違うものでもいいのではないかという意見があれば、それはそれとして考える余地はあるのですか。



◎(市長) これは市の方針として、40ヘクタールは、市民の憩える公園として共同使用並びに返還を実現するということを既に公にして信託を得ておりますので、基本的な公園としての方針は変わりません。公園の中身については、当然、今後議員の皆様あるいは市民の皆様から、いろいろな御意見を伺う中で、前提としては米側の理解ということが必要になりますけれども、そうした枠の中で今後の検討によっては内容が変わるということはあり得ます。



◆(岩室委員) 県内の自治体の状況の中では、座間市だったと思いますけれども、病院を誘致するんだという方針に対して、病院の誘致を進めていくんだという方針のもとに今動き始めている自治体もありますよね。

 逗子市は、池子米軍住宅問題が起きたときに、その方向が一度確認された経緯の中で、さまざまな経過はたどりましたけれども、最終的に、病院を誘致するに当たっての国側からの用地として、2万平方メートルが提示されたわけですよね。その後さまざまな経過をたどりながら、結果的には市長がこの池子の病院用地は公園に変えて取り組むんだという方針の変更によって、もう実質的には行政の内部の中では、あそこを病院用地として取り扱わないということになってるわけですけれども、だけど、市民や我々議員の中には、あそこの病院用地を本当に、まだ病院用地の可能性を探ってる逗子市にとって、あそこの病院用地を公園にしてしまえば、また選択肢が狭まるわけではないですか、病院の誘致を進めていくには。

 そういう意味では、私はですよ、公園として本当にこれでいいのかというところにはまだ疑問を持ってるし、留保しておく必要がある部分あるのではないかなと思ってるんですけれども、市長としては、市長の立場から言えば、もうそれは病院用地に戻ることはないということなんですか。



◎(市長) 病院用地に戻ることはありません。



◆(岩室委員) では、市長が変わらなければ、私が言っているようなことはないというお話のようですけれども。とりあえず、終わります。



○(委員長) 他に御質疑はありませんか。



◆(加藤委員) 市民に配布した、2月27日付けの40ヘクタール土地利用案について市からのお知らせについての一番最後のページのところに書いてあるんですが、現在共同使用が行われている土地ということで、共同使用が久木中学校の連絡通路並びに医療保健センターへの進入路ということで、書いてあるんですが、この共同使用は単年度ごとに申請を行うということで、久木中学校部分の有償が年間合計約30万円と記載されております。

 この件に関しまして、市民の方からも、この積算根拠が分からないということで、確か私、夏のこの特別委員会で、同じように、この積算根拠の件についてお伺いさせていただいた経緯がありますので、改めてこの件についてお伺いさせていただきたいんですが、確かこれは1月か2月ぐらいに、翌年度の申請書という形で南関東防衛局長に毎年申請書を出すのではないかと思うんですが、平成23年度に当たって、申請書があれば、それに伴う資料請求をさせていただきたいと思います。もし、それに伴って申請の許可書が届いているなら許可書並びに来年度の使用料は幾らですということが、南関東防衛局長から出てるんでしたら、それらの一連の付随する書類も資料請求をさせていただきたいんですが。



○(委員長) ただいま加藤委員より資料請求がありましたが、ここでお諮りいたします。

 所管に対し、資料を請求することに御異議ありませんか。

          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



◎(経営企画部参事) ここの連絡通路の共同使用の申請等の書類につきましては、教育委員会が所管しておりまして、基地対策課にはございませんので、教育委員会と調整をいたしまして、それからということにさせていただきます。それと、あとすみません、もう1点なんですが……



○(委員長) 参事、教育委員会と調整をするということは、資料を出せるかどうかということも含めて調整するということですか。



◎(経営企画部参事) はい、それも含めまして。私どものほうで、お出しできるというのは確約できませんので。〔「場合によったら情報公開でとる」と呼ぶ者あり〕



○(委員長) それでは、では早速、その教育委員会との調整をしてください。



◎(経営企画部参事) 申し訳ございません。おわびと訂正ですが、先ほど、連絡通路で民有地の面積を、私約2平方メートルと申しましたが、すみません、こちらにありますとおり4.75平方メートルでございます。ちょっと勘違いしておりました。訂正させていただきます。申し訳ございませんでした。〔発言する者あり〕



○(委員長) それでは、所管におかれましては、その調整並びに資料の用意ができるようであれば、早速していただきたいと思います。よろしくお願いいたします。

 加藤委員、資料がないと質疑できませんか。ほかの部分で。



◆(加藤委員) 資料をいただきましたら、資料をもとにまたそれに伴って質問させていただきたいと思うんですが。

 では、別な観点で。市長は、この交通問題に関しまして、再三再四できるだけ市民生活に影響がないよう配慮をお願いするというような交渉を、防衛省や政務官のほうにも申し入れをしているということですが、具体的にできるだけ市民生活への影響のないようというのは、どの程度のことをおっしゃっているのか、お伺いしたいのですが。



◎(市長) 今は防衛のほうから、工事の計画、工事車両の通行ルートや、台数なりというものが示されておりませんので、お答えしかねます。



◆(加藤委員) 既にあそこの池子の県道のところの交差点並びに近隣住民の方々には、もう150%から170%、朝から夕方に関しましては渋滞が激しく、もう200%以上の交通渋滞が起きているだろうと懸念をされております。今後トンネルの工事を行って、横浜市側の住宅の方々が通るとなると、それがもうどのぐらいになるんだろうかというような、悲鳴を上げているような状況なんですね。

 そのようなことを勘案しまして、市長ができるだけとおっしゃっているのが、要するにどのくらいなのかというのが、具体的に分からないと。やはりその防衛省と現実的に交渉を進めていく中で、この程度にしてくださいというものを市長自身が持っていないと、そこはやはり交渉できないと思うのですが、改めてお伺いいたします。



◎(市長) 交渉はこれからなので、具体なものがない以上、どの程度というのはお示しできません。



◆(加藤委員) 今の、資料請求をさせていただいたここの共同使用の件もそうですが、やはり市長が具体的にこうだというものを持っていないと、交渉は進まないと思うのですね。ここの共同使用の件に関しても、積算根拠が不明確だということで、防衛省のほうに積算根拠のほうを具体的に示すべきではないかというような指摘を前回もさせていただきました。それに伴って、防衛省側は、その積算根拠を示すという文書さえも出しては困るという御答弁が前回あったと思うんですが、やはりその受け身の姿勢、弱腰の姿勢では現実的に具体的な協議ができないと思うんです。今後逗子市域側へとつながるトンネル工事というものがなった場合、またこの環境アセスメントを行っていく場合において、市長として具体的なものを持ってないと、強い態度で交渉できないと思うのですが、この点やはりしっかりと交渉していくということでよろしいですか。



◎(市長) 具体的なものを持っていないという御指摘ですけれども、40ヘクタールを無償で共同使用するという具体的な交渉をこれからしていくということです。



◆(加藤委員) やはり私も懸念しているのが、どうしてもその交通問題ですね。トンネルができていくということになると、横浜市域側へ通すべきだろう、または横浜横須賀道路とつなげるべきだろうという池子接収地返還促進市民協議会の皆様からの御意見ももっともだと思ってるんです。そういったことも踏まえまして、やはり横浜市側を通らない、横浜横須賀道路側を通らないということになれば、どうしても逗子市域側を通ることになりますので、その点、そこをやはり集団でマイクロバスで通勤をしていただくとか、または先ほど岩室委員がおっしゃったような、ナンバープレートで、諸外国の場合、中国やシンガポールやマレーシア等の場合においてはナンバープレートで規制をしたりということもやっておりますので、同様に具体的に示して交渉していかなければ、やはりそれは防衛省側に関しても、また米軍側に関しても、やはり配慮していただけないと思ってるんです。この交渉記録をずっと一連見ても、市長はいつもできるだけ配慮をお願いします、できるだけこうこうしてくださいというお願いばかりなんです。ですから、たまにはこの交渉記録で、市長が具体的にこうこうしてくださいというものを一度でいいから読んでみたいと思うんですが、この点いかがですか。



◎(市長) まだ何も具体的なものが出てきてませんから、住宅の配置構想すらまだ出てきてないわけですから、それに対して何か予見を持って、逗子市側が何かを申し上げるという段階にはないということは御理解ください。



◆(加藤委員) とりあえず、終わります。



○(委員長) それでは、資料が届きましたら、また質疑を続けてください。

 他に御質疑ありませんか。



◆(岩室委員) ちょっと先ほどの質疑の中で気になった、854戸のうち、800戸程度しか入居がなくて、54戸が空いているわけですよね。その54戸も空いてるのに、何で400戸を作るんですか。それが分からないんだ。〔発言する者あり〕350戸でもいいわけではないですか。だから、そのこれ恒常的に空いてるように、私は思いますよ。過去の記録だって、相当あいてるんだから、今でもあいてると。常にあいてる状況が続いてて、では、所管としては、確認していただきたいのは、毎月の空きを確認していただけますか。何で、1年間54戸がずっと空いてるんだったら、もう54戸要らないということではないですか。だから、それを確認していただきたいということなんですけれども、どうでしょうか。



◎(経営企画部参事) 確認はいたします。今私どもで分かっているのは、恐らく岩室委員が言われているのは、54戸ぐらいの同じ部屋が常に空いている状況というのを想定されて話をされているんではないかと思いますが、私どもで承知しているのは、軍ですので、出入りが常にある、やはりその異動は常にある。その結果として、今800戸ぐらいの入居になっているということを聞いております。したがいまして、同じ部屋がいつまでも入ってないということではないかなとは思います。



◆(岩室委員) 今、何を根拠に。米軍からそう説明されたんなら分かりますけれども、そうではないかなという答弁でしょう。だから、私は、違うんですよ。少なくとも空いてる状況は毎月確認していただきたいという話なんですよ。そうすれば、どの程度の状況かというのは把握できるんではないかと。



◎(経営企画部参事) 米軍には、今のお話を伝えまして、確認するようにいたします。



○(委員長) よろしいですか。



◆(岩室委員) はい。



○(委員長) 他に御質疑はありませんか。

 今、資料を用意できるそうですが、どれぐらい時間がかかるか分からないので。



◎(経営企画部参事) では、御用意できる資料につきまして、申請書と、それから国から出てる許可書、それにつきまして、今用意をしております。



○(委員長) 暫時休憩いたします。

               午前11時35分 休憩

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               午前11時40分 再開



○(委員長) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 資料につきましては、お手元に配付されております。御確認ください。配付漏れはありませんか。

          〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○(委員長) 3種類あると思います。大丈夫ですね。〔「大丈夫です」と呼ぶ者あり〕

 それでは、質疑を続行いたします。少し読む時間は必要かな。



◆(加藤委員) 資料、ありがとうございました。これ、使用料はお幾らで、どこの資料に書いてあるんでしょうか。



◎(経営企画部参事) 許可書の2ページ目といいますか、第4条に使用料の記載がございます。



◆(加藤委員) ありがとうございます。そうしますと、国有地は、前年度より若干安くなりまして、26万160円ということでよろしいですか。



◎(経営企画部参事) そのように承知しております。



◆(加藤委員) これ、どうして料金が安くなったんでしょうか。



◎(経営企画部参事) 申し訳ございません。何度もお話に出ておりますように、使用料の根拠につきまして国から示されておりませんので、それがなぜ安くなったのかというのも、把握できておりません。



◆(加藤委員) これ、民間地はずっと一緒なんですよ。国有地だけ、どうしても出っ張ったり、下がったりということで、高くなったり安くなったりしてるんですが、やはりこの部分に関しましては、前回も御指摘させていただきましたけれども、積算根拠というものがどうしても求められるだろうと思ってるんですね。前回、防衛省から積算根拠を求めるなと言われてると御答弁があったのですが、現時点においても同じような形で、防衛省から、または国のほうから、米軍のほうから、どちらでも構わないんですが、そのような申し入れがあったのでしょうか。



◎(経営企画部参事) 私どものほうでは、その申し入れがあったかどうかというところまでは把握しておりません。ただ、私どものほうからは南関東防衛局に対し、積算根拠を示していただくよう何度か要請はしております。その都度示せないという回答になっております。



◆(加藤委員) 示せないというのは、それはどうしてなのでしょうか。



◎(経営企画部参事) 前にもお話しいたしましたが、示せないなら示せない理由自体を示してほしいと、ということも要請をしているんですが、回答は全くございません。



◆(加藤委員) やはり今、説明責任が、それから透明性がと求められているような時代ですので、これ、国有地だけがどうして毎年、年度の使用料が上がったり下がったりというところは、どうしても納得ができないんですね。その理由を示せないということが、やはり納得はできませんので、やはりそこは強く申し入れをしていただいて、正式に文書を出していただいて、文書での回答を求めていっていただきたいと思いますが、その点、いかがでしょうか。



◎(経営企画部参事) 今後も、国へは示すよう、要請をしていきます。



◆(加藤委員) 私ども逗子市のほうは国会議員2名を擁しておりますので、この間長島衆議院議員の事務所のほうにも、池子接収地返還促進市民協議会で要請に行かれているような経緯もありますので、ぜひそれ以外にも、この池子問題に関しましては、国会議員が約20名ほど顧問契約も結ばれているということですので、ぜひ……



○(委員長) 契約ではないよ。



◆(加藤委員) 違うんですか。〔「顧問に就任している」と呼ぶ者あり〕顧問に就任。失礼しました。訂正します。

 顧問に就任していただいているということですので、ぜひそういったチャンネルを使いまして、ここのところは積算根拠をまず示していただくということ。更に、やはりここの国有地、民有地、民有地もそうなんですが、この国有地のところの値段を限りなくゼロにしないと、私は40ヘクタールの共同使用が無償になる根拠というのは、やはり示せないと思うんですよ。

 市長は前回、40ヘクタールの中に含まれているからというような御答弁があったと思うんですが、現時点では、いつそこが共同使用になって、いつその無償で使えるのかということが示されてない状況の中で、この国有地の使用料も無視できませんので、ぜひここはもう無償でということを交渉していただいて、ここが実現できればという話になると思いますので、そういった前向きな交渉をしていただくということで、市長、よろしいでしょうか。



◎(市長) 私の交渉スタンスとしては、40ヘクタールの共同使用を、土地を無償でという交渉なので、そこを傾注したいと思っております。



◆(加藤委員) 確認ですが、ここも40ヘクタールの中に含まれているということでよろしいですか。



◎(市長) 含まれております。



◆(加藤委員) ありがとうございます。



○(委員長) 他に御質疑はありませんか。

          〔「進行」と呼ぶ者あり〕



○(委員長) 御質疑がないようなので、池子米軍家族住宅建設事業に関する調査を終わります。

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△閉会の宣告



○(委員長) 本日はこれにて散会いたします。

 御苦労さまでした。

               午前11時47分 閉会

                     基地対策特別委員会委員長  眞下政次