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神奈川県 逗子市

平成23年  3月 定例会(第1回) 02月23日−01号




平成23年  3月 定例会(第1回) − 02月23日−01号







平成23年  3月 定例会(第1回)



平成23年第1回

          逗子市議会定例会会議録

                        平成23年2月23日(第1日)

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◯出席議員(20名)

      1番  塔本正子君         2番  加藤秀子君

      3番  原口洋子君         4番  奈須和男君

      5番  毛呂武史君         6番  横山美奈君

      7番  高谷清彦君         8番  岩室年治君

      9番  橋爪明子君        10番  田中英一郎君

     11番  高野典子君        12番  長島有里君

     13番  匂坂祐二君        14番  高野 毅君

     副議長

          菊池俊一君        16番  君島雄一郎君

     15番

     17番  松本 寛君        18番  眞下政次君

                       議長

     19番  丸山治章君             岡本 勇君

                       20番

◯欠席議員(なし)

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◯説明のため出席した者

 市長       平井竜一君    副市長      小田鈴子君

 理事(環境都市

 担当)兼環境都  山際 保君    経営企画部長   平野泰宏君

 市部長

 総務部長兼会計

 管理者兼選挙管

          梶谷忠志君    総務部総務課長  福井昌雄君

 理委員会事務局

 長

                   市民協働部担当

                   部長(市民協働

 市民協働部長   伊藤富士男君            森本博和君

                   ・文化振興・ス

                   ポーツ担当)

 福祉部長兼福祉           福祉部担当部長

          堀尾美幸君    (国保健康・介  佐治奈保子君

 事務所長              護担当)

 消防長兼消防署

          福地昭三君    教育長      青池 寛君

 長

                   監査委員事務局

 教育部長     柏村 淳君             武藤正廣君

                   長

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◯議会事務局職員出席者

                   次長・庶務係長

 局長       鈴木浩司              石黒貫爾

                   事務取扱

 副主幹・議事係

          浅羽弥栄子    書記       鈴木成芳

 長事務取扱

 書記       浦島由侑子

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◯議事日程

     平成23年

          逗子市議会定例会議事日程(第1日)

     第1回

                平成23年2月23日(水)午前10時00分開会

日程第1.会期決定の件

日程第2.議席の一部変更について

日程第3.議会運営委員の辞任について

日程第4.議会運営委員の選任について

日程第5.平成22年議員提出議案第3号 住民投票の実施の請求について(表決)

日程第6.議案第25号 平成23年度逗子市一般会計予算(提案説明)

日程第7.議案第26号 平成23年度逗子市国民健康保険事業特別会計予算(提案説明)

日程第8.議案第27号 平成23年度逗子市後期高齢者医療事業特別会計予算(提案説明)

日程第9.議案第28号 平成23年度逗子市介護保険事業特別会計予算(提案説明)

日程第10.議案第29号 平成23年度逗子市下水道事業特別会計予算(提案説明)

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◯本日の会議に付した事件

 日程第1から日程第4まで議事日程に同じ

 日程追加 日程第5に会議時間延長の件を追加

 日程第5から日程第10を、日程第6から日程第11とする

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△開会の宣告



○議長(岡本勇君) 定足数に達しておりますので、ただいまから平成23年逗子市議会第1回定例会を開会いたします。

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△開議の宣告



○議長(岡本勇君) これより本日の会議を開きます。

               午前10時00分 開議

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△議事日程の報告



○議長(岡本勇君) 本日の議事日程は、お手元に配付いたしたとおりであります。

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△会議録署名議員の指名



○議長(岡本勇君) 会議規則第80条の規定によりまして、本日の会議録署名議員2名を指名いたします。

    9番 橋爪明子君

   19番 丸山治章君

にお願いいたします。

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△諸般の報告



○議長(岡本勇君) 議長の報告については、お手元に配付いたしたとおりであります。

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△会期決定の件



○議長(岡本勇君) これより議事日程に入ります。

 日程第1、会期決定の件を議題といたします。

 お諮りいたします。

 今期定例会の会期は、本日から3月16日までの22日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(岡本勇君) 御異議ないものと認めまして、会期は本日から3月16日までの22日間とすることに決定いたしました。

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△議席の一部変更について



○議長(岡本勇君) 日程第2、議席の一部変更についてを議題といたします。

 会派の異動に伴い、議席の一部を変更いたしたいと思います。

 お諮りいたします。

 5番、毛呂武史君を6番に、6番、横山美奈君を5番に変更いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(岡本勇君) 御異議ないものと認めまして、さよう決定いたしました。

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△議会運営委員の辞任について



○議長(岡本勇君) 日程第3、議会運営委員の辞任についてを議題といたします。

 議会運営委員の横山美奈君から、都合により議会運営委員を辞任したい旨の願い出がありました。

 お諮りいたします。

 これを許可することに御異議ありませんか。

          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(岡本勇君) 御異議ないものと認めまして、議会運営委員の横山美奈君の辞任を許可することに決定いたしました。

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△議会運営委員の選任について



○議長(岡本勇君) 日程第4、議会運営委員の選任についてを議題といたします。

 委員の辞任に伴い、議会運営委員が1名欠員であります。

 よって、議会運営委員の選任は議長から指名し、お諮りすることにいたしたいと思います。

 これに御異議ありませんか。

          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(岡本勇君) 御異議ないものと認めまして、議長から指名いたします。

 議会運営委員に高谷清彦君を指名いたします。

 お諮りいたします。

 ただいまの指名に御異議ありませんか。

          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(岡本勇君) 御異議ないものと認めまして、さよう決定いたしました。

 暫時休憩いたします。

               午前10時04分 休憩

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               午後4時10分 再開



○議長(岡本勇君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

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△会議時間延長の件



○議長(岡本勇君) この際、日程の順序を変更し、会議時間延長の件を日程に追加し、議題といたします。

 お諮りいたします。

 本日の会議時間をあらかじめ延長いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。

          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(岡本勇君) 御異議ないものと認め、さよう決定いたしました。

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△H22議員提出議案第3号 住民投票の実施の請求について(表決)



○議長(岡本勇君) 日程第6、平成22年議員提出議案第3号 住民投票の実施の請求についてを議題といたします。

 本議案は、議会運営委員会へ付託いたしましたので、委員長より審査経過と結果の報告を求めます。

 議会運営委員長。

 14番、高野君。

          〔議会運営委員長 高野 毅君登壇〕



◆議会運営委員長(高野毅君) ただいま議案となりました平成22年議員提出議案第3号 住民投票の実施の請求について、付託を受けました当委員会における審査の経過概要と結果について御報告申し上げます。

 審査につきましては、平成22年9月17日に全委員出席のもと、提出者である岩室議員から提案説明として、「池子問題は平成21年に、国からの40ヘクタール返還案と併せて、追加建設を容認する3条件が示された。一部着工される事態を迎え、将来的に禍根を残さないためにもその判断が求められており、重要な岐路に立っているものと考えている。本市は市民参加条例と住民投票条例が制定されており、その基本理念からも積極的かつ主体的に生かすことが必要と考えている。よって、池子米軍家族住宅の追加建設計画について住民投票を実施し、その計画に対する住民の意思を確認すべきと判断し、提案した次第である。」との説明を受け、一定の審査を経た後、閉会中継続審査となったものであります。

 その後、継続審査を重ね、平成23年1月13日に審査を終了し、表決に入りました。

 意見、討論として、賛成の立場から「米軍家族住宅追加建設計画について、市民の賛否を諮る必要性があると考えている。市長選挙の投票率は50%以下であったが、市民自治を実現する上からも、市民が責任を持って市政の重要事項と判断して市政を進めるべきである。コスト面でも、今後90日以内に統一地方選挙もあり、同実施が可能と判断している」

 更に賛成意見として、「池子問題は、市民にとって最重要課題として、二十数年にわたり市を二分したり、一時的には国と厳しく対じする形で取り組んできた。さまざまな意見が市民の中にあるのも承知しており、議会内での賛否については意見があることも承知している。しかし、市政をどちらの方向で進めていくべきかという点では、最も重要な案件であると考えており、その点についてはすべての市民に、住民投票条例の目的と理念からしても、その判断をゆだねるべきだと考えて提案したものである。市長選挙により一定の市民の信託を受けたという考え方はあるが、住民投票条例では、投票率が50%以上を超えなければ、その民意を図ることができないという判断であり、市長選挙をもって池子問題に市民の判断が下されたと断定するには至らないと考えるものである。そのためにも住民投票をぜひ実施すべきだと考え提案し、理解を求めてきた立場である。」

 次に、反対意見として、「本市にとって重要な案件である池子問題について、住民投票で民意を十分に図るべきという提案者の真意には賛同するが、当初の提案説明では市長選挙と同日であればコストがかからずに住民投票を実施できるということであった。市長選挙も終わり、今後は単独で行わなければならず、財政状況が厳しい本市において、その経費が小さな金額ではない。市長は池子問題に対しての方針を示し、市民からの信託を受けており、それを市民の一定の民意と受け止めざるを得ないと考えており、本案には反対するものである。」

 更に、反対意見として、「市長選挙において、池子問題は結論が示されていると多くの市民が考えている中、一部の方々の信念を通すために住民投票という形で貴重な市民の税金が使われるということは断じて許されるものではない。大多数の市民の方から税金の無駄遣いであると後々指弾を受けることは間違いないと考え、反対するものである。」との意見がありました。

 採決の結果、平成22年議員提出議案第3号につきましては、賛成少数をもちまして否決すべきものと決定した次第であります。

 最後に、長期間にわたっての委員の御協力に対し、心から感謝申し上げます。

 以上で、当委員会の報告を終わります。



○議長(岡本勇君) 委員長の報告を終わります。

 ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。

 御質疑はありませんか。

          〔「進行」と呼ぶ者あり〕



○議長(岡本勇君) 御質疑がなければ、これにて質疑を打ち切ります。

 これより討論入ります。

 討論の通告がありますので、順次発言を許可します。

 まず、長島有里君。

 12番、長島君。

          〔12番 長島有里君登壇〕



◆12番(長島有里君) ただいま議題となりました平成22年議員提出議案第3号 住民投票の実施の請求について、反対の立場から民主党逗子市議団を代表し、討論に参加いたします。

 本市にとって重要な案件である池子問題について、住民投票で民意を十分に図るべきという提案者の真意には賛同するところです。

 ただ、市長選挙も終わり、当初の提案説明では、市長選挙と同日であれば、コストがかからずに住民投票を実施できるということでありましたが、今後は、単独で行わなければなりません。費用は約1,500万円程度との見込みでしたが、財政状況が厳しい本市においては、小さな金額ではありません。

 もちろん、市民の意思を問う民主主義のコストですから、必要なときは必要な経費がかかるのは、いたし方ないとは思います。

 しかしながら、言うまでもなく、住民投票だけでなく、市長選挙は首長が市民から審判を受ける市民の意思を問う大事な機会と言えます。

 平井市長が池子問題に対しての方針を示して、市民からの信任を受けており、それを市民の民意と受け止めざるを得ないというのが市長選挙の位置付けです。そうしたことからも、本議案においては、反対とするものです。

 逗子における追加建設の問題については、すべてが解決しているわけではありません。

 国が逗子で追加建設がないと約束したことについては、大きな進展だと受け止めているとともに、このことを更に防衛大臣等政府担当者と交渉し、確実なものにしていく必要があります。

 特に、40ヘクタールの返還については、共同使用の段階にとどまっており、引き続き早期の返還を求めていく必要がある等、未解決の問題を市民、議会、行政が一丸となって取り組んでいくことが欠かせません。

 私たち民主党逗子市議団は、そのことを念頭に置きながら、池子問題に、引き続き取り組んでまいります。

 以上で、本案に対する反対討論を終わります。



○議長(岡本勇君) 次、岩室年治君。

 8番、岩室君。

          〔8番 岩室年治君登壇〕



◆8番(岩室年治君) ただいま議題となりました議員提出議案第3号 住民投票の実施について、日本共産党を代表して、賛成の立場で討論に参加いたします。

 本市は、市民参加条例並びに住民投票条例を制定し、県内でも先駆けて常設型住民投票制度を確立いたしました。

 今回の住民投票の目的は、逗子市民の意思を確認するものであり、米軍住宅の追加建設計画の賛否を示すものとなる予定でありました。

 この問題は、長年にわたり、市民、市長、議会の3者が国に対して反対の意思を示し、厳しく対じしてきた問題でもあります。

 ところが、残念なことに、平井市長の1期目の終わりに追加建設を容認する事態となり、このような公約違反は、到底認められない立場からも、逗子市の重要事業である追加建設問題の政策の方向性については、本市のまちづくりにも大きな影響を及ぼすことからも、すべての権利を有する市民の意思によって、将来を決すべきものと考えました。

 市民の一部や同僚議員の一部の中には、市長選挙をもって市民による一定の判断がされたものという見解がありますが、市民参加条例と住民投票条例の制定の経緯から考えても、市長選挙は市制全般にかかわる判断、そして個人への投票によるものであります。これをもって、住民投票に代わるものではありません。

 また、市長選挙が、投票率が、条例が求めている過半数を超えることもできなかった結果を見ても、十分な民意が図られたものと判断することは無理があると考えています。

 また、住民投票のコスト面については、単独という御意見がありましたが、これから統一地方選挙の中で同日に実施することも可能であると判断いたしております。

 また、もともと逗子市内の追加建設問題がなくなったことをもってよしとする御意見がありますが、長島前市長のもとでは、もともと池子の森の追加建設そのものに反対してきた経過がありますし、逗子市民が願っているのは、これ以上池子の森の追加建設が行われないことではなかったでしょうか。それを忘れたかのような御意見は、非常に残念な御意見でありました。

 逗子市民の意見、意思を改めて図り、住民投票の結果によって、本市のまちづくりを進めるべきものと考えています。

 以上をもって、私どもの討論を終わります。



○議長(岡本勇君) 以上で、通告による討論は終わりました。

 お諮りいたします。

 これにて討論を打ち切ることに、御異議ありませんか。

          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(岡本勇君) 御異議なしと認め、これにて討論を打ち切ります。

 これより表決に入ります。

 採決いたします。

 平成22年議員提出議案第3号に対する委員長の報告は、否決でありますので、原案について採決いたします。

 原案を可決することに御賛成の諸員は、御起立願います。

          〔少数起立〕



○議長(岡本勇君) 少数起立により、議員提出議案第3号は、原案を否決することに決定いたしました。

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△議案第25号 平成23年度逗子市一般会計予算



△議案第26号 平成23年度逗子市国民健康保険事業特別会計予算



△議案第27号 平成23年度逗子市後期高齢者医療事業特別会計予算



△議案第28号 平成23年度逗子市介護保険事業特別会計予算



△議案第29号 平成23年度逗子市下水道事業特別会計予算



○議長(岡本勇君) 日程第7、議案第25号 平成23年度逗子市一般会計予算、日程第8、議案第26号 平成23年度逗子市国民健康保険事業特別会計予算、日程第9、議案第27号 平成23年度逗子市後期高齢者医療事業特別会計予算、日程第10、議案第28号 平成23年度逗子市介護保険事業特別会計予算及び日程第11、議案第29号 平成23年度逗子市下水道事業特別会計予算、以上5件一括議題といたします。

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△平成23年度施政方針及び予算の提案説明



○議長(岡本勇君) 平成23年度施政方針及び予算の提案説明を求めます。

 市長。

          〔市長 平井竜一君登壇〕



◎市長(平井竜一君) 平成23年逗子市議会第1回定例会の開会に当たり、市政運営に関する所信の一端を述べさせていただくとともに、平成23年度予算の概要を御説明申し上げます。

 私の2期目最初の年である平成23年度は、市税収入が景気低迷の影響を受けて平成22年度当初予算と比べて3億円弱減少するという大変厳しいスタートとなります。

 また、平成24年、平成25年度に山場を迎える焼却施設の大規模改修や第一運動公園再整備、小坪飯島公園再整備、池子市営住宅整備等の大型公共事業が集中していることを踏まえ、新規事業は必要最小限に抑えながらも、財政調整基金や臨時財政対策債の活用によって収支のバランスを図る、極めて厳しい予算編成を余儀なくされました。

 このような状況の中、平成23年度は、私が所信表明で申し上げた4年間の目標を着実に達成するための「布石の年」であると考えています。予算に盛り込むには至っていないさまざまな課題について、4年後に成果をもたらすことができるよう、「市民との対話と協働」、「まちづくりは人づくり」、「長期的な視点に立つ」という3つの基本姿勢に基づいて、しっかりと準備を進め、平成23年度から始まる新たな総合計画実施計画の着実な推進を図ってまいります。

 まず、所信表明で申し上げた2期目の最重要課題である池子住宅地区内の約40ヘクタールの公園実現については、2月10日に南関東防衛局長に庁内での、池子住宅地区及び海軍補助施設内の一部土地利用検討プロジェクトチームの検討報告書を提出して逗子市の土地利用案を説明し、早期の共同使用申請と引き続いての返還協議を要請いたしました。

 土地利用に当たっては現状の利用形態を生かすことを基本として、400メートルトラック等の運動施設、キャンプ場、子ども遊び広場、ドッグラン、蘆花記念公園の旧野外活動センターに代わる施設、池子遺跡群資料館等を配置した公園として整備する案といたしました。

 今後、共同使用に当たっての米軍からの要件が示され、協議が調えば、共同使用の申請を行うことになります。公園としての共同使用の日米合同委員会の合意を経て、フェンス設置工事等、必要な整備が実施される予定ですが、そこに至るまでには米軍との使用条件の交渉や土地の使用料の無償化をめぐる財務省との交渉等、幾つもの厳しい交渉が予想されます。

 逗子市としては、市民が自由に憩うことのできる公園の実現のため、できるだけ速やかな手続きを国に要請しており、まずは年内の申請を目指し、国・米軍との交渉を進めてまいります。

 また、横浜市域の住宅建設については、防衛省が年度内に基本構想を作成する予定となっていますが、逗子市としては交通問題について大きな懸念を抱いていることから、今後とも情報収集に努めます。

 池子問題は、約40ヘクタールの公園実現に向けた新たな局面を迎えており、平成23年度から新規事業として返還・共同使用推進事業を実施する等、全市を挙げて目標達成のためにまい進いたします。

 次に、三つの重要課題として位置付けた「新たな市民自治システムの構築と長期ビジョンの策定」、「行財政改革の一層の推進」、「ゼロ・ウェイスト社会への挑戦」について申し上げます。

 初めに、「新たな市民自治システムの構築と長期ビジョンの策定」について申し上げます。

 平成23年度より次期総合計画策定の準備に取りかかりますが、まずは、基本構想・基本計画・実施計画の三層構造の在り方、まちづくり基本計画や地域福祉計画等、他の行政計画との関係性、新たな市民自治システムとまちづくり条例や市民参加条例等の体系化等、逗子市における市民自治の在り方や、総合計画の枠組みから議論を始めます。

 今回、総合計画の議論を始めるに当たり、総合計画審議会条例の改正案を提出させていただきました。従来の総合計画審議会は、公共的機関の代表者を中心に、議員、公募市民、学識経験者等によって構成され、基本構想・基本計画の審議を担ってきましたが、これを見直して、まちづくり市民委員会が所掌した、市民参加により、実施計画を協議する機能を統合することで、より市民を中心とした総合計画審議会へと改編するものであります。

 新たな市民自治システムの構築に関しては、平成23年から協働事業提案制度をスタートさせ、市民との協働によるまちづくりの新たな取り組みを加えます。行政が指定する特定テーマと市民発意の自由テーマによる提案を募集し、行政と市民との協議を経て、市のヒアリングから始まる予算編成過程に市民が参画できる制度としてまいります。

 また、昨年11月から小坪地区を皮切りに地域ごとのまちづくりトークをはじめ、2月には第2弾として久木地区で実施しました。今後、小学校区ごとに順次行い、市民との情報共有を図りながら、先進都市の研究や補助金制度の抜本的見直しによる新たな補助制度を検討し、小学校区を単位とした逗子市にふさわしい地域自治の制度を設計してまいります。

 これと連動して、まちづくり基本計画に位置付けられている「ふれあい活動圏」の考え方を多くの市民と共有するためのふれあい活動圏創成事業を実施しながら、小坪大谷戸会館の建て替えに当たって、地域自治の考え方を施設の設計に生かし、ふれあい活動センターのモデルとなるような計画を進めてまいります。

 また、平成22年10月から本格運用が始まった社会参加・市民活動ポイントシステム、Zenが平成23年度から1年を通して運用されます。このZenが、学校支援地域本部や安心生活創造事業、防災や防犯、ゼロ・ウェイストや環境美化等、地域のさまざまな活動において、人と人をつなぎ、地域コミュニティを活性化する媒体となるよう機能を強化してまいります。

 これら市民自治の考え方を多くの市民と共有し、市民自治を進化させるためには、市民との情報共有の充実が重要不可欠です。近年、動画サイトやツイッター等のさまざまな情報発信ツールが発達している中、行政において効果的にそれらを活用できていないのが現状です。そのため、市の情報発信戦略を策定するためのアドバイザーを配置し、行政や市民の情報発信力を強化してまいります。

 こうした取り組みを積み重ね、体系化することにより、新たな市民自治システムを構築してまいります。

 次に、「行財政改革の一層の推進」について申し上げます。

 平成23年度から平成33年度までの長期財政見通しは、歳入面では、平成22年度における予想を上回る税収の落ち込みにより、厳しさを増しています。歳出面では、焼却施設の大規模改修費や扶助費の増加等が、人件費の削減を相殺する試算となっています。

 したがって、更なる行財政改革は喫緊の課題であり、平成23年度においては、まず、事務事業総点検を事業仕分けの手法を参考にしながら市民参加で実施します。法定事務等を除く全事務事業の中から、対象事業を市民とともに抽出し、事業の存廃を含めて公開の場で見直し作業を行います。

 民間委託の推進については、委託化が可能と判断する対象施設・業務について、実施に向けたロードマップを作ります。

 受益者負担の適正化については、施設使用料や一般廃棄物処理手数料、国民健康保険料保育料等について、検討を進めます。

 公共施設の再配置については、療育・教育の総合センターの設置場所と福祉会館の機能再編、池子市営住宅に次ぐ市営住宅整備、久木地域活動センターの整備方針を検討してまいります。

 次に、三つ目の「ゼロ・ウェイスト社会への挑戦」について申し上げます。

 平成23年度から着手する焼却施設の大規模改修と最終処分場の延命化には33億6,000万円という巨額の費用がかかります。したがって、ごみの資源化・減量化と、ごみ処理全体の財政負担を低減するための方策を徹底的に検討しなければなりません。

 まずは、昨年から始めた資源物の拠点回収の試行の拡大と収集方法の抜本的な見直しの検討に着手します。最終的な目標は、資源物をステーション回収から拠点への持ち込み方式に転換して、資源化の徹底と収集コストの低減を図ることです。

 更に、生ごみ全量資源化・減量化の具体化向けて、家庭用生ごみ処理容器の普及促進に向け、モデル地域の選定について検討する等、市民と連携した取り組みを目指します。

 また、学校施設生ごみ処理機設置事業では、これまでの池子小学校に加え、新たに沼間小学校と小坪小学校に設置して、学校における生ごみの資源化を推進します。

 そして、平成23年度はこれらの重要課題に加えて、「心豊かに暮らせる健康長寿のまち」と「子育てしたいまち」の二つを戦略課題として、重点的に取り組んでまいります。

 一つ目の、「心豊かに暮らせる健康長寿のまち」については、まず、安心生活創造事業の着実な進展を図ります。2年目を迎えた本事業は、三つのモデル地域以外の地域においても広がりつつあります。平成23年度はこれらの実績を更に積み重ねつつ、平成24年度に向けて、全市に広げるための事業の在り方を検討してまいります。この事業は、地域自治もつながる重要な事業であり、ふれあい活動圏創成事業とも連携させながら、横断的に取り組んでまいります。

 また、特別養護老人ホームの待機者が増える中、100床増床のため、平成24年度の事業化に向けて、信頼性と実現性の高い事業者の選定を行ってまいります。

 次に、「子育てしたいまち」については、まず、中学校給食の実現に向けて取り組んでまいります。去る2月9日に教育委員会からボックスランチ方式による導入の方針が示され、総合計画次期実施計画に財政見通しも含めて盛り込みました。今後は、教育委員会において事業者選定のための作業が進められます。

 また、平成21年度から取り組んできた特別支援教育の充実を一層進めるための体制強化を図るとともに、療育推進事業と特別支援教育との連携について検討を進め、就学前と就学後の一貫した支援体制を構築してまいります。

 子育て支援に関しては、まず、第一運動公園再整備事業において児童館機能を有する体験学習施設の実施設計へと進みます。今後は特に運営について、中・高生が主体的にかかわることのできる体制作りを進めてまいります。

 また、平成23年度から新たに親子遊びの場運営事業を小坪地区と沼間地区でスタートさせ、地域における親子の遊び場を充実させるとともに、子育て支援センターの巡回相談回数を増やす等、地域で安心して子育てができる環境を一層充実させます。

 新規事業は必要最小限に抑えましたが、これまで実践してきた事業をしっかりと定着させつつ、学校支援地域本部や安心生活創造事業、避難所運営委員会や防犯活動、ゼロ・ウェイストや公園・緑地アダプトプログラム、文化・スポーツ・生涯学習活動等、さまざまな事業を横断的に連携させることで、それぞれの相乗効果が生まれるようにじっくりと取り組んでまいります。

 そして、人と人がつながり、支え合うことの大切さを実感できるような「逗子らしい」地域コミュニティづくりを目指してまいります。

 以上、平成23年度の施政方針について、所信の一端を述べさせていただきました。

 続いて、平成23年度予算案について御説明いたします。

 政府は、企業収益の回復等により、地方税収入や地方交付税の原資となる国税収入が一定程度回復することが見込まれる一方、社会保障関係費が大幅に自然増となることや公債費が依然高水準であること等により、平成23年度の地方財政の歳入歳出規模は、対前年度比0.5%程度の増となる見込みとしています。

 本市の歳入予算では、歳入の根幹をなす個人市民税は、景気回復の遅れの影響や高齢化の影響が大きく現れ、3年連続で対前年度比マイナスでの予算計上としたほか、消費に関連する各種交付金の多くも対前年度比マイナスでの予算計上となる等、主な歳入予算は、相変わらず厳しい状況となっています。

 こうした中、普通交付税は平成22年度の交付実績等をもとに対前年度比増額を見込んだほか、臨時財政対策債や財政調整基金繰入金は前年度と同額計上することにより財源調整をしています。

 一方、歳出予算においては、人件費が職員数の削減により減少傾向にあるものの、平成23年度はまだ平年度ベースを超える定年退職者があるため、大幅な圧縮が見込めず、扶助費については生活保護費等の伸びから増額となる等、義務的経費全体では増額となり、財源に余裕のない状況ではありますが、平成23年度からの総合計画次期実施計画事業については積極的に予算計上する等、実施計画の着実なスタートが切れるよう4年後を見据えた歳出予算としました。

 それではまず、一般会計の概要について、歳入から御説明申し上げます。

 市税については、当初予算における対前年度比較では市税全体で2億7,500万円、率にして2.8%の減となる94億5,000万1,000円を計上しました。

 このうち市民税は、個人、法人ともに景気の回復が足踏み状態であること等を考慮し、個人市民税は前年度比5.7%減の47億700万円を、法人市民税は前年度比5.4%減の2億900万円を見込み計上しました。

 固定資産税は、家屋の新増築による評価額の増額等により、前年度比0.6%増の33億8,300万円を計上しました。

 地方譲与税は、前年度比5.1%減の1億1,200万円を計上しました。

 地方消費税交付金は、前年度比0.2%増の4億1,100万円を計上しました。

 国有提供施設等所在市助成交付金は、前年度と同額の2億6,000万円を計上しました。

 地方特例交付金は、4月分以降の子ども手当の財源を全額国庫負担金として計上し、この科目では非計上としたことから前年度比42.9%減の8,327万7,000円を、地方交付税は普通交付税について政府の地方財政計画において前年度並みの総額が確保されていることから、平成22年度の収入実績を考慮し、特別交付税と合わせて前年度比54.4%増の12億2,000万円を計上しました。

 使用料及び手数料は、前年度比5.8%増の3億1,505万1,000円を計上しました。

 国庫支出金は、4月分以降の子ども手当の財源を全額国庫負担金として計上したこと等から前年度比28.2%増の24億1,357万5,000円を、県支出金は反対に、4月分以降の子ども手当負担金を非計上としたこと等から、前年度比16.5%減の7億5,357万8,000円を計上しました。

 このほか、繰入金は、財政調整基金からの4億円を含め4億100万円を繰り入れることとし、繰越金は4億円を計上しました。

 市債は、各事業に伴うもののほか、臨時財政対策債9億円を、退職手当債2億4,000万円を計上し、市債合計では前年度比0.2%減の13億3,870万円を計上しました。

 次に、歳出における性質別経費の内訳について御説明いたします。

 人件費、扶助費、公債費の義務的経費は、108億1,339万1,000円と前年度に比較して4.3%増となっています。

 このうち人件費は、職員数の削減等により、前年度比0.7%の減となっています。

 扶助費は、子ども手当や生活保護費等が増額となること等から35億4,862万1,000円、前年度比12.8%の増となっています。

 公債費は、臨時財政対策債等の元金償還額が増加すること等から19億783万円、前年度比4.4%の増となっています。

 なお、平成23年度の当初予算に基づく公債費比率の推計値は10.8%と対前年度比0.8ポイント上昇、また、実質公債費比率の推計値は5.4%と対前年度比0.5ポイント上昇となりますが、地方債借入申請の基準値となっている18%を下回るものと推計しています。

 このほか、物件費は、前年度比2.2%増の27億3,282万2,000円となっています。

 また、投資的経費は、道路災害防除事業や消防自動車整備事業等の事業費が減少したこと等により、前年度比24.2%減の4億7,780万3,000円となっています。

 なお、繰出金は介護保険事業特別会計繰出金の増額等により、繰出金全体で前年度比1.2%増の22億7,825万4,000円となっています。

 以上の結果、一般会計予算総額は、前年度に比較して4億4,600万円、率にして2.6%増の176億6,200万円となっています。

 次に、特別会計のうち、国民健康保険事業特別会計は前年度比0.5%増の61億8,210万円、後期高齢者医療事業特別会計は前年度比9.1%増の9億7,700万円、介護保険事業特別会計は、前年度比12.5%増の45億1,110万円となっています。また、下水道事業特別会計は、前年度比7.5%増の21億250万円となっています。

 なお、老人保健医療事業特別会計は、平成22年度をもって特別会計を廃止します。

 これら4特別会計の合計額は137億7,270万円で、前年度の5特別会計の合計額に比較して7億5,360万円、率にして5.8%の増となっています。

 以上の結果、一般会計及び4特別会計を合わせた予算総額は314億3,470万円となり、前年度に比較して11億9,960万円、率にして4.0%の増となりました。

 次に、平成23年度の市政運営に当たっては、地域で支え合い、ともに生きるまちを目指して、所信表明で申し上げた次の5項目の重点目標に沿って政策を進めるとともに、池子の約40ヘクタールの土地の共同使用に向け、全力を注いでまいります。

 1 心豊かに暮らせる健康長寿のまち

 2 子育てしたいまち

 3 みどりを守り、自然と共生するまち

 4 安心・安全・快適なまち

 5 市民自治のまち

 まず、1 心豊かに暮らせる健康長寿のまち、について御説明申し上げます。

 高齢化が急激に進む逗子において、地域福祉の充実は極めて重要な課題です。

 地域で支え合い、心豊かに、いつまでも健康で暮らすことができるまちを目指して、安心生活創造事業の充実をはじめ、介護サービスや地域医療の充実を図るとともに、新たに子宮頸がん等ワクチン接種を実施します。また、策定中の文化振興基本計画とスポーツ振興計画や新たに策定する子供の読書活動推進計画によって、文化・スポーツ・生涯学習の振興を図り、総合的に健康長寿のまちづくりを進めてまいります。

 社会福祉費のうち、安心生活創造事業は、ひとり暮らし高齢者世帯等が安心して暮らせるための地域の支援体制の基盤作りのための経費として1,127万5,000円を計上しました。

 ボランティア活動支援事業は、市民のボランティア活動の支援を行うものとして282万5,000円を計上しました。

 特別会計のうち、国民健康保険事業特別会計は、保険給付費について前年度比0.7%減の42億7,654万円を計上したほか、後期高齢者医療制度の運営に要する経費に充てるために拠出する支援金として7億7,389万6,000円等を計上しました。

 後期高齢者医療事業特別会計は、後期高齢者医療広域連合への納付金を前年度比9.7%増の9億4,197万5,000円を計上しました。

 介護保険事業特別会計は、保険給付費について前年度比13.2%増の42億6,768万8,000円を計上しました。

 なお、老人保健医療事業特別会計は、平成22年度で法令による設置義務が終了することから、平成22年度をもって廃止となります。

 次に、保健衛生費のうち、地域医療充実事業は、医師会、葉山町等と組織する逗子・葉山地区医療保健福祉対策協議会において、地域医療の充実のための検討を行う経費として16万円を計上しました。

 予防接種事業は、従来から行っている各種予防接種に加え、新たに子宮頸がん等ワクチン接種を実施する経費を含め1億557万1,000円を計上しました。

 次に、社会教育費のうち各種講座事業は、学校開放施設を活用したパソコン教室及び料理教室を実施するための経費をはじめ、学校支援地域本部において任命されている地域コーディネーター及び学校支援ボランティアを対象に講座を実施するための経費として63万7,000円を計上しました。

 文化活動振興事業は、逗子市文化振興基本計画に基づく推進体制等の検討を行うための経費等203万2,000円を計上しました。

 図書館活動事業は、子供の読書活動推進計画策定経費を含め551万6,000円を計上しました。

 次に、保健体育費のうち、体育振興事業は、各種スポーツ教室や大会を開催する経費のほか、スポーツ振興計画策定経費を含めて2,598万1,000円を計上しました。

 次に、2 子育てしたいまち、について御説明申し上げます。

 平成22年度は、市内3か所の放課後児童クラブ施設の設置や全学校のエアコン・電子黒板整備等、子育て・教育環境が飛躍的に向上しました。

 平成23年度も子育てしたいまちを戦略課題と位置付け、学校支援ボランティアの拡充による学校支援地域本部の更なる活性化や特別支援教育の充実等の教育環境整備と、児童館機能を有する施設整備や親子遊びの場の提供と子育て巡回相談の充実等、子育て支援に引き続き重点的取り組んでまいります。

 児童福祉費のうち、子ども手当支給事業は、子ども手当の支給に係る経費として12億5,693万5,000円を計上しました。

 小児医療費助成事業は、小児の医療費助成に係る経費として、8,437万8,000円を計上しました。

 放課後児童クラブ事業は、放課後児童の健全育成活動を行うため、平成22年度に新たに開設された久木小学校区の放課後児童クラブを含めた全小学校区の放課後児童クラブの運営経費として7,127万4,000円を計上しました。

 親子遊びの場支援事業は、地域で組織する団体による子育て活動を支援する助成費として40万円を計上しました。

 親子遊びの場運営事業は、乳幼児とその保護者が気軽に出かけ、地域のほかの乳幼児や保護者と交流することができる親子遊びの場を、小坪地区と沼間地区に開設する経費として470万4,000円を計上しました。

 ふれあいスクール事業は、放課後の児童の遊び場や乳幼児の子育て支援等の場として、5か所の小学校に設置しているふれあいスクールの運営経費5,963万3,000円を計上しました。

 保健衛生費のうち、妊産婦・乳児訪問等事業は、平成22年度から行っている保健師・助産師等が新生児を持つ家庭を訪問し、育児不安の解消、適切な育児、子供の発達の観察を行う、こんにちは赤ちゃん事業の実施経費を含め417万6,000円を計上しました。

 環境保全費のうち、第一運動公園整備事業は、水泳プールの改修と児童館機能を有する体験学習施設等の建設に向けた、第一運動公園再整備実施設計等の経費として5,829万2,000円を計上しました。

 教育総務費のうち、特別支援教育充実事業は、特別支援補助教員や通級指導教員、学習支援員等を配置する経費として4,407万6,000円を計上しました。

 小学校費、中学校費のうち、学校施設整備事業は、各小・中学校施設の整備のための経費として、小・中学校合わせて7,389万円を計上しました。

 教材・教具整備事業は、各小・中学校の机いすを更新する経費のほか、教材教具を購入する経費として、小学校の新学習指導要領を完全実施に伴い、教師用教科書等を購入する経費を含め、小・中学校合わせて3,188万3,000円を計上しました。

 続いて、3 みどりを守り、自然と共生するまち、について御説明申し上げます。

 都市宣言「青い海と みどり豊かな 平和都市」に象徴される逗子の豊かな自然環境を守り、自然と共生するまちづくりを引き続き進めてまいります。

 ゼロ・ウェイスト社会への挑戦を重要課題と位置付け、持続可能な資源循環型の社会を目指すとともに、歩行者と自転車を優先するまちづくり推進事業や、地球温暖化防止の一環として公用車への電気自動車の導入等を進めてまいります。また、まちづくり基本計画に位置付けられた自然の回廊プロジェクトや、最低敷地面積基準の導入に向けて取り組むとともに、良好な住環境を保全するために斜面地マンション規制の法委任条例化の検討を進めてまいります。

 総務管理費のうち、共用自動車等整備事業は、環境に優しい電気自動車を1台導入する経費として48万1,000円を計上しました。

 清掃費のうち、大型生ごみ処理機設置助成事業は、集合住宅等のほか、新たに入所系介護施設も対象に加えて、各施設における生ごみ処理機設置費用の助成経費等として202万8,000円を計上しました。

 資源化品目拡大試行事業は、資源化品目を拡大する取り組みの試行として公共施設3か所において実施している廃蛍光管や廃食用油、びん等の資源物の拠点回収について、新たに拠点3か所を加え拡大して試行を行う経費等1,000万7,000円を計上しました。

 最終処分場転圧事業は、最終処分場の埋立期間の延命化に向け、転圧により埋立容量の確保を図るための工事を2か年継続事業として実施する経費の初年度分等として2,570万1,000円を計上しました。

 一般廃棄物処理施設整備事業は、焼却施設の大規模改修工事を3か年継続事業として実施する経費の初年度分等として4,771万7,000円を計上しました。

 環境保全費のうち、温室効果ガス削減事業は、市民の太陽光発電システムの設置に対する助成を行う等の経費として468万円を計上しました。

 景観のまちづくり推進事業は、JR逗子駅周辺地区、JR東逗子駅周辺地区の景観計画策定後の周知と運用を図るための経費として249万円を計上しました。

 グリーンカーテン設置事業は、小・中学校と市庁舎等において引き続き実施するほか、家庭においても効果を試してもらうためにつる性植物のポット苗の配布経費も含め、108万7,000円を計上しました。

 街区公園整備事業は、アザリエ学校前公園再整備実施設計、小坪飯島公園の水泳プールの改修に向けた再整備実施設計等の経費として1,667万4,000円を計上しました。

 自然の回廊プロジェクト事業については、自然の回廊の一部としてハイキングコースに道標等を設置する経費として63万6,000円を計上しました。

 海水浴場運営費は、逗子海岸海水浴場開設に係る経費のほか、海水浴場開設期間中の逗子海岸での喫煙マナーの徹底や騒音、営業時間の遵守等の海水浴場のマナーアップ警備の経費を含め1,807万7,000円を計上しました。

 都市計画費のうち、計画的なまちづくり推進事業は、敷地面積の最低限度の導入に向けて、引き続き、本市に適した規制内容の検討等を行うほか、市民の主体的なまちづくりの取り組みを支援する経費等282万5,000円を計上しました。

 歩行者と自転車を優先するまちづくり推進事業は、歩行者と自転車を優先するまちづくりに向けた啓発活動を行う経費として29万3,000円を計上しました。

 小学校費のうち、学校施設生ごみ処理機設置事業は、池子小学校に加え、新たに沼間小学校と小坪小学校に生ごみ処理機を設置する経費を含め429万2,000円を計上しました。

 続いて、4 安心・安全・快適なまち、について御説明申し上げます。

 全国各地で地震や土砂災害等の被害が絶えない中、本市においては、各小学校区の避難所運営委員会が年々充実した活動を展開し、地域防災力の向上が図られています。平成23年度は、地域防災計画の見直しや消防救急無線デジタル化整備等により、更に安心・安全なまちを作るとともに、池子市営住宅の実施設計を進めてまいります。

 防災・防犯は地域コミュニティ再生の中核的取り組みであり、今後とも、災害時要援護者支援計画の策定を進める等、市民と協働して防災力の強化に取り組んでまいります。

 道路橋りょう費のうち、道路災害防除事業は、市道久木48号線に接する急傾斜のがけ地災害防除工事費等として1,680万円を計上しました。

 下水道事業特別会計については、合流改善事業では、逗子第5分区雨水渠整備工事等に係る経費として3億2,422万5,000円を計上したほか、処理場施設整備事業では第1・2系列汚泥濃縮槽改築実施設計費として502万5,000円を、ポンプ場施設整備事業では小坪中継ポンプ場改築工事費として1億9,955万5,000円を計上しました。

 住宅費のうち、市営住宅整備事業は、池子住宅建て替えに係る実施設計費等2,960万8,000円を計上しました。

 消防費のうち、消防自動車整備事業は、消防団第1分団の消防ポンプ自動車の更新に係る経費として1,918万5,000円を計上しました。

 消防救急無線デジタル化整備事業は、消防救急無線をアナログ方式からデジタル方式に更新するための経費として529万9,000円を計上しました。

 消防団詰所整備事業は、消防団の迅速な災害活動体制を図るため、第2分団の緊急伝達システム子局設置工事等を行う経費として450万円を計上しました。

 災害対策事業は、地域防災計画の見直し等を行う経費として725万3,000円を計上しました。

 防災行政無線施設整備事業は、無線難聴地域に防災行政無線子局1か所を増設する等の経費として470万1,000円を計上しました。

 次に、5 市民自治のまち、について御説明申し上げます。

 重要課題に位置付けた新たな市民自治システムの構築において、基本的な考えは既に述べさせていただいておりますが、社会参加・市民活動ポイントシステムや協働事業提案制度等、逗子市独自の取り組みを更に拡大・充実させ、市民自治のまちを築いてまいります。

 総務管理費のうち、事務事業総点検事業は、市民参加による事務事業の見直しを行うための経費として35万4,000円を計上しました。

 広報事務費は、新たに情報戦略アドバイザーを設置する等の経費として374万6,000円を計上しました。

 地域活動センター整備事業は、小坪大谷戸会館の建て替えに係る実施設計費等として620万円を計上しました。

 社会参加・市民活動ポイントシステム運用事業は、市民活動支援の新たな形として平成22年度後半から本格運用している同事業を通年実施するための経費として337万5,000円を計上しました。

 ふれあい活動圏創成事業は、ふれあい活動圏の創成に向けて市民向けフォーラムやモデル事業を実施するための経費として33万円を計上しました。

 最後に、「〜池子の森全面返還をめざして〜40ヘクタールの土地の返還に向けて」について御説明申し上げます。

 平成23年度は、約40ヘクタールの共同使用の条件整備に向けて粘り強く交渉し、任期中に池子の森の公園を実現するために全力を挙げてまいります。

 そのために、池子米軍家族住宅に係る四者協議会の開催経費や逗子市池子接収地返還促進市民協議会への助成に係る経費のほか、返還・共同使用の推進を図るための経費を計上しました。

 以上、重点施策について御説明させていただきました。

 引き続き、一般会計予算について御説明申し上げます。

 第1条は、歳入歳出予算の総額を定めたもので、歳入歳出それぞれ176億6,200万円とするものです。

 第2条は、継続費につきましては、最終処分場転圧事業として実施する転圧による埋立容量確保を図る工事を総額1億2,200万円にて、平成23年度、平成24年度の2か年の継続費及び一般廃棄物処理施設整備事業として実施する焼却施設の大規模改修工事を総額32億4,170万円にて、平成23年度から平成25年度までの3か年の継続費を設定するものです。

 第3条は、債務を負担できる事項、期間及び限度額について規定したものです。

 第4条は、地方債について、起債の目的、限度額、起債の方法等を規定したもので、その限度額は13億3,870万円としています。

 第5条は、一時借入金の最高額を14億円と定めたものであります。

 第6条は、歳出予算のうち、人件費に限り同一款内における各項間の予算流用を行うことができるよう規定したものです。

 次に、国民健康保険事業特別会計予算について御説明申し上げます。

 第1条は、歳入歳出予算の総額を定めたもので、歳入歳出それぞれ61億8,210万円とするものです。

 第2条は、一時借入金の最高額を1,000万円と定めたものです。

 次に、後期高齢者医療事業特別会計予算について御説明申し上げます。

 第1条は、歳入歳出予算の総額を定めたもので、歳入歳出それぞれ9億7,700万円とするものです。

 次に、介護保険事業特別会計予算について御説明申し上げます。

 第1条は、歳入歳出予算の総額を定めたもので、歳入歳出それぞれ45億1,110万円とするものです。

 次に、下水道事業特別会計予算について御説明申し上げます。

 第1条は、歳入歳出予算の総額を定めたもので、歳入歳出それぞれ21億250万円とするものです。

 第2条は、債務を負担できる事項、期間及び限度額について規定したものです。

 第3条は、地方債について、起債の目的、限度額、起債の方法等を規定したもので、その限度額は3億2,680万円としています。

 第4条は、一時借入金の最高額を4億円と定め、第5条は、歳出予算の流用について、一般会計と同様、人件費に限り同一款内において、各項間の予算流用を行うことができるよう規定したものです。

 以上が、平成23年度一般会計予算及び4特別会計予算の概要でございます。景気の回復が遅れる中、市税収入が3年連続マイナス計上となる等、厳しい財政状況の中での予算編成となりましたが、限られた財源の中で総合計画次期実施計画の「地域で支え合い、ともに生きるまち」の実現に向けて、着実なスタートとなるような予算案を提案させていただきました。

 また、冒頭に御説明したとおり、平成23年度は市民共通の願いである池子の森の返還の第一歩として、約40ヘクタールの土地の無償での共同使用に向け、具体的な協議を進めてまいります。逗子市にとって最良の結果が得られるよう全力を挙げる所存でございます。

 議員の皆様におかれては、何とぞ、力強い御支援を賜りますようお願い申し上げますとともに、平成23年度予算について、御賛同を賜りますようお願い申し上げまして、施政方針及び予算提案説明を終わらせていただきます。

 長時間にわたり御清聴いただき、ありがとうございました。



○議長(岡本勇君) 市長の施政方針及び予算の提案説明を終わります。

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△次の議事日程報告



○議長(岡本勇君) 以上で、本日の議事日程は全部終了いたしました。

 次の本会議は3月1日を予定しておりますが、改めて御通知いたします。

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△散会の宣告



○議長(岡本勇君) 本日はこれで散会いたします。

 御苦労さまでした。

               午後5時09分 散会

                          逗子市議会議長  岡本 勇

                          会議録署名議員  橋爪明子

                             同     丸山治章