議事ロックス -地方議会議事録検索-


神奈川県 逗子市

平成23年  1月 臨時会(第1回) 01月18日−01号




平成23年  1月 臨時会(第1回) − 01月18日−01号







平成23年  1月 臨時会(第1回)



平成23年第1回

          逗子市議会臨時会会議録

                        平成23年1月18日(第1日)

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

◯出席議員(20名)

      1番  塔本正子君       2番  加藤秀子君

      3番  原口洋子君       4番  奈須和男君

      5番  毛呂武史君       6番  横山美奈君

      7番  高谷清彦君       8番  岩室年治君

      9番  橋爪明子君      10番  田中英一郎君

     11番  高野典子君      12番  長島有里君

     13番  匂坂祐二君      14番  高野 毅君

     副議長

     15番  菊池俊一君      16番  君島雄一郎君

     17番  松本 寛君      18番  眞下政次君

                     議長

     19番  丸山治章君      20番  岡本 勇君

◯欠席議員(なし)

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

◯説明のため出席した者

                     理事(環境都市

 市長       平井竜一君      担当)兼環境都   山際 保君

                     市部長

                     総務部長兼会計

                     管理者兼選挙管

 経営企画部長   平野泰宏君                梶谷忠志君

                     理委員会事務局

                     長

 総務部総務課長  福井昌雄君      市民協働部長    伊藤富士男君

 市民協働部担当

 部長(市民協働             福祉部長兼福祉

          森本博和君                堀尾美幸君

 ・文化振興・ス             事務所長

 ポーツ担当)

 福祉部担当部長             消防長兼消防署

 (国保健康・介  佐治奈保子君               福地昭三君

 護担当)                長

 教育長      青池 寛君      教育部長      柏村 淳君

 監査委員事務局

          武藤正廣君

 長

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

◯議会事務局職員出席者

                     次長・庶務係長

 局長       鈴木浩司                 石黒貫爾

                     事務取扱

 副主幹・議事係

          浅羽弥栄子      書記        鈴木成芳

 長事務取扱

 書記       浦島由侑子

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

◯議事日程

      平成23年

           逗子市議会臨時会議事日程(第1日)

      第1回

                平成23年1月18日(火)午前10時00分開会

日程第1.会期決定の件

日程第2.議席の一部変更について

日程第3.議会運営委員の辞任について

日程第4.議会運営委員の選任について

日程第5.議案第1号 専決処分の承認について(即決)

日程第6.議案第2号 専決処分の承認について(即決)

日程第7.市長の所信表明

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

◯本日の会議に付した事件

 議事日程に同じ

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△開会の宣告



○議長(岡本勇君) 定足数に達しておりますので、ただいまから平成23年逗子市議会第1回臨時会を開会いたします。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△開議の宣告



○議長(岡本勇君) これより本日の会議を開きます。

               午前10時00分 開議

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△議事日程の報告



○議長(岡本勇君) 本日の議事日程は、お手元に配付いたしたとおりであります。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△会議録署名議員の指名



○議長(岡本勇君) 会議規則第80条の規定によりまして、本日の会議録署名議員2名を指名いたします。

     8番 岩室年治君

    18番 眞下政次君

にお願いいたします。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△諸般の報告



○議長(岡本勇君) 議長の報告については、お手元に配付いたしたとおりであります。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△会期決定の件



○議長(岡本勇君) これより議事日程に入ります。

 日程第1、会期決定の件を議題といたします。

 お諮りいたします。

 今期臨時会の会期は、本日から1月27日までの10日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(岡本勇君) 御異議ないものと認めまして、会期は本日から1月27日までの10日間とすることに決定いたしました。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△議席の一部変更について



○議長(岡本勇君) 日程第2、議席の一部変更についてを議題といたします。

 会派の結成に伴い、議席の一部を変更いたしたいと思います。

 お諮りいたします。

 2番、原口洋子君を3番に、3番、加藤秀子君を2番に変更いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(岡本勇君) 御異議ないものと認めまして、さよう決定いたしました。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△議会運営委員の辞任について



○議長(岡本勇君) 日程第3、議会運営委員の辞任についてを議題といたします。

 議会運営委員の高谷清彦君から、都合により議会運営委員を辞任したい旨の願い出がありました。

 お諮りいたします。

 これを許可することに御異議ありませんか。

          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(岡本勇君) 御異議ないものと認めまして、議会運営委員の高谷清彦君の辞任を許可することに決定いたしました。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△議会運営委員の選任について



○議長(岡本勇君) 日程第4、議会運営委員の選任についてを議題といたします。

 委員の辞任に伴い、議会運営委員が1名の欠員であります。よって、後任の議会運営委員の選任は議長から指名し、お諮りすることにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(岡本勇君) 御異議ないものと認めまして、議長から指名いたします。

 議会運営委員に横山美奈君を指名いたします。

 お諮りいたします。

 ただいまの指名に御異議ありませんか。

          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(岡本勇君) 御異議ないものと認めまして、さよう決定いたしました。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△議案第1号 専決処分の承認について(即決)



○議長(岡本勇君) 日程第5、議案第1号 専決処分の承認についてを議題といたします。

 理事者の提案説明を求めます。

 市長。

          〔市長 平井竜一君登壇〕



◎市長(平井竜一君) 皆様、おはようございます。

 それでは、議案第1号 専決処分の承認について御説明申し上げます。

 人事院勧告に基づく給与改定等を行うに当たり、平成22年第4回定例会において、議案第52号として逗子市職員給与条例等の一部を改正する条例を平成22年11月16日に可決いただいたところですが、その後、平成22年11月30日に一般職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律が公布されたことから、内容的に変更はありませんが、改正後の一般職の職員の給与に関する法律における規定方法との整合を図る必要があることから、逗子市職員給与条例等の一部を改正する条例の一部を改正する条例につきましては、緊急を要したため専決処分させていただいたもので、地方自治法第179条第3項の規定により、承認を求めるため提案するものであります。



○議長(岡本勇君) 提案説明を終わります。

 お諮りいたします。

 本議案は、委員会付託審査を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(岡本勇君) 御異議ないものと認めまして、本議案は委員会付託審査を省略することに決定いたしました。

 これより質疑に入ります。

 御質疑はありませんか。

          〔「進行」と呼ぶ者あり〕



○議長(岡本勇君) 御質疑がなければ、これにて質疑を打ち切ります。

 これより討論に入ります。

 御意見はありませんか。

          〔「進行」と呼ぶ者あり〕



○議長(岡本勇君) 御意見がなければ、これにて討論を打ち切ります。

 これより表決に入ります。

 採決いたします。

 議案第1号について、原案を承認することに御賛成の諸員は御起立を願います。

          〔総員起立〕



○議長(岡本勇君) 総員起立により、議案第1号は原案を承認することに決定いたしました。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△議案第2号 専決処分の承認について(即決)



○議長(岡本勇君) 日程第6、議案第2号 専決処分の承認についてを議題といたします。

 理事者の提案説明を求めます。

 市長。

          〔市長 平井竜一君登壇〕



◎市長(平井竜一君) 議案第2号 専決処分の承認について御説明申し上げます。

 平成22年度逗子市一般会計補正予算(第4号)につきましては、沼間小学校区の放課後児童クラブであるひまわり子どもクラブの移転先を早急に確保する必要が生じ、その予算措置に緊急を要したため、地方自治法第179条第1項の規定により別紙専決処分書のとおり専決処分をいたしましたので、同条第3項の規定により報告し、御承認を得たく提案するものであります。

 それでは、歳出から御説明いたします。

 第3款民生費につきましては、放課後児童クラブひまわり子どもクラブの移設に伴う経費として、放課後児童クラブ事業86万7,000円を、放課後児童クラブ整備事業467万7,000円を増額するものです。

 次に、これらに見合う歳入について御説明いたします。

 第19款繰越金につきましては、前年度剰余金554万4,000円を予算化するものです。

 この結果、歳入歳出とも補正額は554万4,000円となり、予算現計は175億2,930万3,000円となります。

 以上で、説明を終わらせていただきます。



○議長(岡本勇君) 提案説明を終わります。

 お諮りいたします。

 本議案は、委員会付託審査を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(岡本勇君) 御異議ないものと認めまして、本議案は委員会付託審査を省略することに決定いたしました。

 これより質疑に入ります。

 御質疑はありませんか。

 8番、岩室君。



◆8番(岩室年治君) ただいま議題となりました専決処分について、何点かについてお伺いしておきたいと思います。

 ひまわり子どもクラブに関しては、立ち退きも求められている状況の中で、早急に市側の対応が求められてきた中で、市長の対応が行われたということは理解しておりますし、こうした専決処分もやむなしかなとは思っているところですけれども、ただ、提案に当たってもう少し詳しく状況をお伺いしておきたいのは、今回提案されている内容の中には、JR東逗子駅の隣接する旧国鉄清算事業団用地の部分のかぐのみ幼稚園に園舎建替えで一時貸していた用地にある施設を、市側がそのまま使う形で放課後児童クラブ事業を行っていきたいという御提案だとは思っていますけれども、そのもう少し詳しい内容をお伺いしておきたいと思います。

 また、現在のひまわり子どもクラブの職員の身分とか、そういう扱いとか、そういうのは当該学童保育との話し合いの中で進められているのかどうかを確認しておきたいんですけれども。

 2点についてお願いします。



○議長(岡本勇君) 福祉部長。



◎福祉部長兼福祉事務所長(堀尾美幸君) ひまわり子どもクラブの移転先として専決させていただきました。今は移転しておりますが、かぐのみ幼稚園旧仮園舎でございますが、継続して使用するのは、主にはひまわり学童クラブの移転先、それと一角に地域の子供、子育て支援に係る子ども広場を併設させていただきました。

 それともう1点は、ひまわり子どもクラブの継続なのですが、今のひまわり子どもクラブの運営は、保護者会で運営していただいておりますけれども、これを今度移転後は事業者にこの運営を任せる予定でおります。



○議長(岡本勇君) 8番、岩室君。



◆8番(岩室年治君) もう少し詳しくお伺いしておきたいのは、移転が決まった段階で、当然当該学童クラブとの話し合いの中で、移転の内容についてとか、実際に施設内の、施設の備品を含めてどういう形で配置したり、それらは並行して市当局と学童保育との間で、協議が行われる中で進めていくという考え方でよろしいのかどうかをお伺いしておきたいと思います。

 もう1点は、この施設をどの程度の期間お使いになろうとしているのかをお伺いしておきたいと思います。

 また、使用形態についても併せて御答弁お願いしたいと思います。

 3点目は、ここは当然何らかの形で市が土地利用を考えていかなければならない用地になっておりますけれども、その関係ではどのような方向で考えているかを、これについては担当部長が答弁が難しければ、市長で御答弁お願いします。



○議長(岡本勇君) 福祉部長。



◎福祉部長兼福祉事務所長(堀尾美幸君) 今後ともひまわり子どもクラブの学童保育の運営に当たりましては、もちろん市とそれから保護者会、それから運営する事業者、3者で常に話し合いを行いながら進めていくということでございます。

 それから、使用期間でございますが、ここは永続的に使えるという土地ではございませんので、当面5年間を予定しております。

 それから、使用形態もこれまでと同じような形でということです。若干広くなりますので、将来的には次世代育成支援行動計画にありますように、小学校区に1か所の学童保育の設置ということでございますので、今これも緊急避難的に使っております青少年会館にそよかぜ学童がございますが、そこも沼間小学校区でございますので、これと統合した形でと、一括の運営ということを考えております。



○議長(岡本勇君) 市長。



◎市長(平井竜一君) JR東逗子駅前の整備に関してですが、現在具体的な計画の策定には至ってございません。したがって、今福祉部長から、当分の間ということで5年という期間がお答えがありましたけれども、当然この公共施設としての整備計画というものを策定する中で、その後の利用といったものが見えてくるというふうに思っておりますが、今現在では明確な内容と時期については未定ということで御理解いただきたいと思います。



○議長(岡本勇君) 8番、岩室君。



◆8番(岩室年治君) 今御答弁で市長からお伺いしたように、何らかの形で、この用地に関しては検討が必要だということだとは思っておりますけれども、少なくとも5年間はあそこで活動するわけですけれども、その前に、1年か2年前には、ある一定の方向性が、その用地に関してまとまっていないと、また慌ててほかの場所を探さなければいけないとか継続してやらざるを得ない、あの場所で。どういう方向で進めていくかは、また地域の住民とその学童保育との関係もあると思いますから、慎重にならざるを得ないとは思っていますけれども、この冒頭の専決処分に対する質問としては理解いたしました。

 あと、この施設に当たって、放課後児童クラブの事業運営要領という形で定めている、施設面での関係では、今の施設が十分この基準に沿ったものとして活用が図られるということを確認しておきたいんですけれども。

 それとあと、当然新学期が始まって新しい1年生が入学していく中での関係では、その保護者に対する説明等もどのような形で行っていこうとしているのかだけ、お伺いします。



○議長(岡本勇君) 福祉部長。



◎福祉部長兼福祉事務所長(堀尾美幸君) 継続使用する建物につきましては、若干今まで使っていたのが幼稚園生で、これから使うのが小学生ですので、トイレを主とした若干の修繕が必要でございますので、それらを行いながらやっていきます。

 広さは十分にございます。

 それから、新1年生等に対する説明でございますが、これも既に保護者会等々説明を開始させていただいているところでございます。



○議長(岡本勇君) 他に御質疑はありませんか。

          〔「進行」と呼ぶ者あり〕



○議長(岡本勇君) 御質疑がなければ、これにて質疑を打ち切ります。

 これより討論に入ります。

 御意見はありませんか。

          〔「進行」と呼ぶ者あり〕



○議長(岡本勇君) 御意見がなければ、これにて討論を打ち切ります。

 これより表決に入ります。

 採決をいたします。

 議案第2号について、原案を承認することに御賛成の諸員は御起立を願います。

          〔総員起立〕



○議長(岡本勇君) 総員起立により、議案第2号は原案を承認することに決定いたしました。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△市長の所信表明



○議長(岡本勇君) 日程第7、市長の所信表明を議題といたします。

 去る12月12日施行の逗子市長選挙におきまして、平井竜一君が当選、就任されました。

 この際、市長の所信表明を求めます。

 市長。

          〔市長 平井竜一君登壇〕(拍手)



◎市長(平井竜一君) 平成23年逗子市議会第1回臨時会の開会に当たり、所信を明らかにする機会をいただきましたことに対し、正副議長をはじめ議員の皆様に厚く御礼申し上げます。

 私は、昨年12月12日執行の逗子市長選挙において、市民の皆様より御支持をいただき、引き続き今後4年間市政を担当させていただくことになりました。

 少子高齢化や人口減少、経済の長期低迷、政治の混迷等、日本社会は転換期の真っただ中にあり、また地方自治体にとっては依然として厳しい財政状況のもとでの市政運営となりますが、2期目に当たっても市民との対話と協働、まちづくりは人づくり、長期的な視点に立つの三つを基本姿勢としながら、逗子市の更なる飛躍を目指して、市民福祉向上のため全力を挙げて市長職としての責任を全うする決意でございます。議員の皆様におかれては、引き続き御指導、御協力を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

 今回の市長選挙は、逗子市にとって、米軍家族住宅追加建設問題の政治決着をもたらした、まさに歴史的な選挙でした。これまで、四半世紀にわたって、市民、議会、そして歴代の市長が、それぞれの信条に基づいて、真剣にこのまちのことを思い、幾度もの選挙を通じて逗子の進むべき方向を選択してきた私たちの市民自治の歴史において、今回初めて国との現実的交渉によって池子問題を解決し、池子の森に約40ヘクタールの公園を実現するという方針を、多くの市民が支持したのであります。

 私自身、24年前からこの問題にかかわりを持ち、変遷を見続けてきた一人として、その歴史的意義を重く受け止めるとともに、池子の苦渋の歴史を乗り越えて、必ずや池子の森に市民が自由に憩うことのできる公園を実現させることが、2期目の最大の使命であることを肝に銘じ、全力を傾注してまいる覚悟であります。

 昨年末には、リチャード・B・レン在日米海軍司令官、松本大輔防衛大臣政務官にお会いし、共同使用及び返還の早期実現を要請するとともに、年明けより事務レベルの協議を開始しました。まずは、速やかに共同使用申請を行い、公園計画の策定に着手いたします。

 池子の森の公園を実現するためには、言うまでもなく、市民、議会、行政が一体となって取り組むことが重要です。実現に向け、なお一層議員の皆様のお力添えを賜りますよう、重ねてお願い申し上げます。

 最重要課題である池子問題に続いて、市政運営に大きな影響を及ぼす重要課題として、更に三つの課題を位置付けます。

 一つ目は、新たな市民自治システムの構築と長期ビジョンの策定、二つ目は行財政改革の一層の推進、三つ目はゼロ・ウェイスト社会への挑戦であります。

 まず、新たな市民自治システムの構築と長期ビジョンの策定であります。

 私は、1期4年間、市民との協働によるまちづくりを理念として、さまざまな取り組みを積み重ねてまいりました。総合計画とまちづくり基本計画の市民参画による推進をはじめ、市民協働課の設置やボランティアセンターの拡充、社会参加・市民活動ポイントシステムZenの導入、学校支援地域本部や全小学校区への避難所運営委員会の設置、安心生活創造事業、ゼロ・ウェイスト等、市民との協働によるまちづくりは枚挙にいとまがありません。

 私が市民との協働で進めてきたあらゆる施策は地域で支え合い、共に生きるまち、すなわち地域コミュニティーの再生を目指しています。

 いみじくも、ひとり暮らし高齢者の孤独死等に見られる無縁社会の問題が深刻化しつつある現代社会において、私たちの命を守り、安心して心豊かに暮らすことのできる社会を作るのは、地域コミュニティーにおける支え合いにほかならないと考えるからです。地域コミュニティーの再生が私にとってのまちづくりの最大のテーマであり、そして、そのほう芽は逗子市内の至るところに生まれています。

 小坪の亀ヶ岡公園では、子供たちと若いお父さんお母さんと地域の高齢者がつながって、夏祭りが復活しました。

 お年寄りが電球を替えてほしいという、ちょっとした困り事があっても、今では安心生活創造事業として始まったお互いさま逗子の見守りサポーターが助けてくれます。

 市役所脇のリサイクル広場では、市民が持ち寄った不用品を、別の人が次々と持ち帰っています。更に、Zenのポイントがたまります。

 こうして、さまざまな形でコミュニティの輪が広がっていけば、例えば子供たちが通学途中でごみ出しに困っているお年寄りの家に寄って、空き缶を学校のリサイクルボックスまで持って行ってあげる、そんな子供とお年寄りの交流を福祉コーディネータがつなげてくれるでしょう。

 そのお年寄りが、次は学校支援地域本部のコーディネーターによって、学校で子供たちに戦争体験を語ってくれるでしょう。

 人と人がつながり、支え合う関係ができることによって、地域のコミュニティが再生されるのです。

 私たちのまち逗子は、高度経済成長とともに首都圏のベッドタウンとして発展し、その後、社会の成熟化とともに、急速に高齢化が進み、なおかつ市民が自治を実践してきた住民意識の高いまちです。逗子だからこそ、21世紀の日本の目指すべき社会像のモデルを作り上げることができると確信しています。

 これらの取り組みを土台として、2期目の4年間で地域の自治権を拡大した逗子らしい市民自治システムを体系化、制度化するとともに、平成27年度から始まる新たな長期ビジョンを市民参画で策定します。

 地域自治の基本的な構想としては、既に取り組んでいる学校支援地域本部や避難所運営委員会、自治会・町内会、子ども会等が横に連携し、小学校区を単位とした地域組織を設立し、その組織に権限と財源を付与する等、地域の自治権を拡大して地域の多面的な課題に自発的に取り組む、真の市民自治を目指すものです。

 これは、まちづくり基本計画に盛り込まれたふれあい活動圏に基づく地域作りを具体化するものにほかなりません。

 そして、全市的には、文化プラザを中心に、逗子アリーナ、福祉会館、保健センター等の施設と学校、地域活動センター等のネットワーク化を進め、文化、スポーツ、教育、福祉、環境、防災、防犯等の取り組みを全市域と各地域、ハードとソフトの複眼的視点で連携させます。

 また、補助金制度の抜本的見直しにより新たな補助制度を構築し、Zenも活用しながら、地域運営組織や市民活動団体に配分して、これらの活動を財政的に支援します。

 これらの新たな市民自治システムと長期ビジョンの策定は、これまで取り組んできた市民協働のまちづくりの集大成となるものであり、全庁あげて取り組んでまいります。

 二つ目は、行財政改革の一層の推進であります。

 景気の低迷や少子高齢化の進行に伴い市税収入が減少する中、団塊世代の大量退職による人件費の増大、扶助費の増加等により、人件費比率や経常収支比率の高止まりが続いており、更なる行財政改革の推進は喫緊の課題であります。

 一昨年から10か年の長期財政見通しを毎年試算して、健全な財政運営に努めておりますが、景気の低迷は長期化し、市税収入見通しは厳しい状況が続いております。

 したがって、計画的な職員削減によって着実に人件費を減らすとともに、事務事業の見直し、民間委託の推進、受益者負担の適正化、補助金制度改革、公共施設の再配置等に積極的に取り組むことが不可欠であります。

 事務事業の見直しは、4年前に全事業を対象に実施しましたが、改めて厳しく精査いたします。

 民間委託の推進は、環境クリーンセンター、学校給食、保育園や窓口業務等について可能性を検討し、優先順位を付けて実施してまいります。

 受益者負担の適正化は、施設使用料や一般廃棄物処理手数料、国民健康保険料、保育料等、聖域を設けずに検討を進めます。

 補助金制度改革は、先ほど申し上げた新たな市民自治システムの構築とともに、既存の補助金制度を地域自治の進展に資する制度に抜本的に見直します。

 公共施設の再配置については、療育・教育の総合センターの設置と福祉会館の機能再編、池子市営住宅に次ぐ整備と統廃合、JR東逗子駅前整備計画、学校施設の長期再整備等、平成27年度からの長期ビジョンに位置付けてまいります。

 三つ目は、ゼロ・ウェイスト社会への挑戦であります。

 昨年3月に策定した一般廃棄物処理基本計画に基づいて、焼却施設の大規模改修と最終処分場の延命化に着手しますが、これらは財政に極めて大きなインパクトを与えます。

 したがって、できるだけごみを減量化して焼却施設と最終処分場への負荷を低減し、更なる延命化を図らなければなりません。

 そのためにも、生ごみをはじめとする燃やすごみの徹底した資源化・減量化を進め、ゼロ・ウェイスト社会へ向けた施策を前倒しで実施する意気込みを持って臨みます。ゼロ・ウェイストの取り組みは、財政運営においても、地域作りにおいても、極めて大きな意味を持つ重要課題であります。

 平成23年度から始まる実施計画にまとめ上げたそれぞれの重点プロジェクトは、私が目指す、地域で支え合い、共に生きるまちの具体策であり、私は次の五つの柱を立てて政策を推進してまいります。

 1、心豊かに暮らせる健康長寿のまち。2、子育てしたいまち。3、緑を守り、自然と共生するまち。4、安心、安全、快適なまち。5、市民自治のまち。以上について、順を追って基本的な考え方を説明させていただきます。

 まずはじめに、1、心豊かに暮らせる健康長寿のまちについて。

 人々が、生きがいを持って人生を実り豊かに、幸せに暮らすことができる健康長寿のまちこそ地域福祉の最大の目標です。

 高齢化率が既に27%を超えた逗子において、地域で高齢者を支える地域福祉の重要性はますます高まっており、これまでモデル地区で進めてきた安心生活創造事業を発展させて、全市域に見守り体制を広げます。

 そして、特別養護老人ホームの待機者対策として、100床の増床を目指すとともに、逗葉医師会や葉山町等と連携した地域医療の充実を図り、安心して介護・医療が受けられる体制作りを進めます。また、総合的病院の誘致についても、あきらめることなく可能性を追求してまいります。

 更に、現在策定中の文化振興基本計画とスポーツ振興計画を契機に、文化・スポーツのより一層の推進を図るとともに、生涯学習活動をまちなかアカデミーとして発展させ、いつでもだれもが豊かな芸術文化に接し、スポーツに親しみ、学ぶことのできる、心豊かな健康長寿のまちを作ります。

 次に、2、子育てしたいまちについて。

 子供は社会の宝です。少子高齢化が進む中、将来を託す子供たちの教育と子育ての環境整備は引き続き重要な課題であり、子供も親もともに育つ豊かな環境で、すべての子供が目を輝かせて生き生きと育つよう、地域や社会全体で子育て、子育ちを支えていくまちを目指します。

 教育環境については、今後とも教育施設の充実を計画的に進め、学校支援ボランティアの拡充により学校支援地域本部を活性化して、開かれた学校を一層推進するとともに、特別支援教育の更なる充実とユニバーサル教育への発展を図ります。また、中学校での完全給食を実施して、学校現場における食育を推進します。

 子育て支援に関しては、ふれあいスクールと学童保育の全学区設置に続き、児童館機能を有する施設の第一運動公園での整備、市の中心部での療育・教育の総合センター整備、親子遊びの場整備等を進めるほか、子育て支援センターの巡回相談回数を増やす等相談事業を拡充するとともに、これらをネットワーク化して、安心して子育てができるまちを作ります。

 次に、3、みどりを守り、自然と共生するまちについて。

 私たちは、逗子市のかけがえのない財産である、豊かな自然環境をいつまでも守るため、まちづくり基本計画の理念に基づき、自然と共生した持続可能な社会を作らねばなりません。

 地球温暖化の問題等、地球環境の危機が叫ばれている中、重要課題にも上げたゼロ・ウェイスト社会を作るため、家庭での生ごみの徹底した資源化・減量化を進めるとともに、拠点回収方式を各地域に拡大して、資源化を一層促進し、それに伴う収集体制の見直しを進めて、できるだけ燃やさない、埋めないごみ処理を目指します。

 また、街並みや景観を保全するため、最低敷地面積基準等の導入や、景観デザインコードの検討、地球温暖化対策の新たな支援制度の実施、歩行者と自転車を優先するまちに向けた計画の策定等、環境にも人にも優しい良好で持続可能なまちづくりを進めます。

 次に、4、安心、安全、快適なまちについて。

 防災、防犯は、地域作りの要です。地域コミュニティの再生を果たすために、その核として、更なる充実を目指します。

 災害はいつ起こるか分かりません。これまでも、津波・洪水ハザードマップを作成してきましたが、更に土砂災害ハザードマップを作成します。

 加えて、地域防災計画の見直しと災害時要援護者避難支援計画の策定等による災害に強いまち、老朽化した消防団詰所の建て替えによる安全なまちを作るとともに、地域住民の自主的な防犯活動の支援等による犯罪のないまちを目指します。

 また、JR逗子駅、東逗子駅のバリアフリー化等、これまで積極的にバリアフリーのまちづくりを進めてきましたが、引き続きミニバス路線の拡充や踏切の改良、なぎさ通りの電線類地中化の調査研究等を行い、バリアフリーのまちを目指します。

 次に、5、市民自治のまちについて。

 新たな市民自治システムの構築については、既に述べたとおりであります。

 そのほか、地域の課題について、市民団体と市が協働してその解決を目指す協働事業提案制度の導入や、市民活動の拠点となる地域活動センターのうち、小坪大谷戸会館の建て替えと久木地区における整備をするとともに、公民館や地域活動センター等について、まちづくり基本計画に位置付けられているふれあい活動センターとして機能を再編します。

 また、情報発信戦略を作成し、市民との情報共有を進めるための情報発信機能を高めるとともに、市民活動の情報発信手法の拡充等によって、更なる市民自治の進展を図ります。

 最後に、中心市街地の長期的な構想と商工業振興、逗子海岸の保全について申し上げます。

 新宿地区を中心とした歴史的景観保全地区の景観計画が策定され、またJR逗子駅と東逗子駅周辺地区についても景観計画の策定を進めており、魅力ある景観を目指したまちづくりが着々と実現しています。

 そうした中、駅前商業ビルは建て替えが進みつつあり、今後行政としても商工振興策の充実を図るとともに、長期的視点に立った中心市街地の活性化を進めてまいります。

 更に、逗子の顔である逗子海岸については、海水浴場開設期間の集客は増加したものの、騒音と風紀の乱れという問題が著しく、ファミリービーチとしてのイメージを、いかに回復するかが大きな課題であり、地域ブランディングの観点からも、逗子市としてしっかりと取り組んでまいります。

 以上、2期目の市政運営に当たって、私の重点目標を申し上げました。

 困難な課題が山積する4年間ではありますが、常に理想を掲げ、くじけず、あせらず、あきらめずに、目標達成に向かって課題を一つひとつ乗り越えてまいります。皆様の御協力を心よりお願い申し上げ、2期目の所信表明とさせていただきます。ありがとうございました。



○議長(岡本勇君) 市長の所信表明を終わります。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△次の議事日程報告



○議長(岡本勇君) 以上をもって、本日の議事日程は全部終了いたしました。

 次の本会議は1月26日を予定しておりますが、改めて御通知をいたします。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△散会の宣告



○議長(岡本勇君) 本日はこれをもって散会といたします。

 御苦労さまでした。

               午前10時38分 散会

                    逗子市議会議長  岡本 勇

                    会議録署名議員  岩室年治

                       同     眞下政次