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神奈川県 逗子市

平成22年 11月 全員協議会(2) 11月29日−01号




平成22年 11月 全員協議会(2) − 11月29日−01号







平成22年 11月 全員協議会(2)



               全員協議会

                     平成22年11月29日(月)

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◯出席議員(20名)

      1番  塔本正子君    2番  原口洋子君

      3番  加藤秀子君    4番  奈須和男君

      5番  毛呂武史君    6番  横山美奈君

      7番  高谷清彦君    8番  岩室年治君

      9番  橋爪明子君   10番  田中英一郎君

     11番  高野典子君   12番  長島有里君

     13番  匂坂祐二君   14番  高野 毅君

     副議長

     15番  菊池俊一君   16番  君島雄一郎君

     17番  松本 寛君   18番  眞下政次君

                  議長

     19番  丸山治章君   20番  岡本 勇君

◯欠席議員(なし)

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◯説明のため出席した者

 市長        平井竜一君   経営企画部長    平野泰宏君

 経営企画部次長・企画課長事務取扱  経営企画部参事(基地対策担当)・

           菊池利幸君   基地対策課長事務取扱

                             山田享史君

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◯議会事務局職員出席者

 局長        鈴木浩司    次長・庶務係長事務取扱

                             石黒貫爾

 副主幹・議事係長事務取扱      書記        鈴木成芳

           浅羽弥栄子

 書記        浦島由侑子

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△開会の宣告



○(岡本議長) これより全員協議会を開会いたします。

     午前10時00分 開会

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○(議長) 次に、報道関係者より写真・ビデオ撮影等の希望がありますので、会議中においても撮影を許可することに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○(議長) 御異議なしと認めまして、さよう決定いたしました。

 報道関係者に御注意申し上げます。

 会議中でも撮影を許可いたしますが、撮影に当たっては指定された場所からの撮影をお願いいたします。

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○(議長) 本日の全員協議会は、市長から本職に対し、市長報告の申し入れがありましたので、急きょお集まりいただいた次第であります。

 皆様方には、お忙しい中御参集いただきまして感謝申し上げます。

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△市長報告



○(議長) それでは、早速ですが、市長報告に入ります。

 議長に連絡のありました市長報告は、池子米軍家族住宅建設事業についての1件であります。

 市長報告及び質疑に際しましては、従来どおり起立してお願いいたします。

 それから、報告の後に質疑に入るわけですが、その前に一つお諮りをいたしたいと思います。

 従来の市長報告については、所管の委員は質疑に参加しないこととなっておりますが、閉会中に開かれる全員協議会であることから、所管の委員の質疑への参加を認めたいと存じますが、いかがでしょうか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○(議長) それでは、今回に限り、所管の委員の質疑を認めることについて御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○(議長) 御異議なしと認め、さよう決定いたしました。

 それでは、池子米軍家族住宅建設事業についてを議題といたします。

 報告をお願いいたします。



◎(市長) 皆様、おはようございます。

 大変お忙しい中、急きょ全員協議会にお集まりいただきまして、誠にありがとうございます。感謝申し上げます。

 それでは、池子米軍家族住宅建設事業につきまして、平成22年第4回定例会以降、動きがございましたので御報告させていただきます。

 11月19日に防衛省におきまして、10月27日に逗子市から国へ提出いたしました要請文への回答を井上源三地方協力局長から受け、その後、古尾谷光男神奈川県副知事の同席のもと、松本大輔防衛大臣政務官と会談を行いました。

 既に議員の皆様には、国からの回答文をお渡ししておりますけれども、池子住宅地区の逗子市域への新たな住宅建設が一切ないことの確約につきましては、防衛省として池子住宅地区の逗子市域において米軍家族住宅を追加建設することはないとの回答をいただきました。

 また、市民の生活環境に影響を及ぼすことになる住宅建設に伴う交通問題や周辺環境整備についても誠意を持って対応するとのことでございました。

 私といたしましては、横浜市での米軍家族住宅建設については、横浜市の問題であり、逗子市として行政権限が及ぶものではないことから、その是非について言及しないこととし、今後は住宅建設に伴う交通問題や周辺環境整備等について防衛省と現実的な交渉、協議を進めていくことといたしました。

 返還につきましては、市民が強く要望していることを政務官へ伝え、早期に実現するよう、米側との協議を進めていただきたいことを要請するとともに、共同使用につきましても、無償の使用により、一日でも早く市民が利用できるよう具体化に向けた協議を進めていただくよう要請いたしました。

 政務官からは、横浜市域における米軍家族住宅等の建設及びトンネル整備への市の理解と協力が求められるとともに、池子住宅地区の一部土地の返還について、日米間での協議を鋭意行うとともに、共同使用についても市の意向を確認しながら日米間で協議を進め、早期に実現するよう努力していきたいとの発言がございました。

 逗子市域への住宅の追加建設が今後一切ないことを踏まえ、交通問題や周辺環境整備等について、現実的な交渉、協議に入ることは、私といたしまして最善の解決策と考えております。

 今後も40ヘクタールの土地の早期返還の実現、それまでの間の無償での共同使用の具体化に向け努力してまいります。議員の皆様の御支援、御協力をよろしくお願い申し上げまして、私からの報告とさせていただきます。

 以上でございます。



○(議長) 市長からの報告が終わりました。

 ただいまの報告に対し、御質疑はありませんか。



◆(菊池議員) やっと私が求めていた方向に進んだのかなというふうに思っております。

 4年前に平井市長が議員を辞めまして、市長選挙に臨みました。その際にも市長の公約として、この問題を決着させるために逗子市にとってベストの解決方法を探りますという形で4年間市長職をしてきたわけでございます。

 私としては、当初からもっと早い段階で現実的な対応をして、国から示された40ヘクタールというのを返還していただく交渉に臨むべきだというふうに言っていましたし、当然それに伴って横浜市域の問題に関しては、市長としては権限が及ばない、そういった態度で臨むべきだというふうに求めてきたわけでございますけれども、4年たった現在、そういった判断をしたということに関しては、本当にうれしく思っております。

 新聞報道を今回なされたわけでございますけれども、この中で逗子市は建設容認という形で書かれております。私としては、市長は権限が及ばないという判断を言ったのであって、決して容認というような言葉は使っていないというふうに思うんですけれども、市長としては、新聞報道に対してどのようにお考えなのか伺います。



◎(市長) 11月19日に防衛省へ行ってまいりまして、その後に緊急の記者会見をいたしました。その際に、先ほど御報告したとおり、横浜市側の住宅の建設計画については行政権限が及ばないということで、これについて是非を言及しないという考え方をお示ししたということでございます。

 したがって、受け入れたとか容認したとかということを私のほうから申し述べたことではございません。これは横浜市側が最終的には判断されるということになるということで、今回は逗子市域について行政権限が及ぶ範囲の中で、今後一切の住宅の追加建設がないということの確約を得たということを踏まえて、具体的な課題についての交渉に入るということを申し述べたことを新聞各社それぞれの表現で記述されたということでございますので、私としては行政権限が及ばないということで言及はできないということを御説明したということで御理解いただきたいと思います。



◆(菊池議員) 何でそういうところに触れたかというと、市内の市民の方は、いまだに逗子市に住宅が建設されるというふうに思っている方が大勢いらっしゃるんですね。新聞報道を見ても、そういうふうに勘違いをなさる方がいるのですから、しっかりとこの逗子市に対しては、今後一切、追加建設はないということをしっかり市長として市民に知らせていっていただきたいというふうに思います。

 今回、確約したというのは、もう一つ、本当に非常に大事なことがあるんです。これは、三者合意をした当事者である澤元市長ができなかったことなんです。そのできなかったことを平井市長の段階でできたというのは非常にこれは評価すべきなんです。私は、澤元市長のころであるとか、三島虎好元市長のころ、富野元市長のころもよく覚えている、これは、私も平井市長も小学生であったり、中学生であったり、選挙権がない時代を過ごしているんですね。当然、私の親も含めて、周りの大人たちは賛成だ、反対だとそういうことを言ってる中で学生時代を過ごしてきた。そのときの親の世代ができなかったことを子供たちの私たちの世代がしっかりとやっていく、将来について責任を持っていく段階になったのではないかなというふうに思っております。

 今回、平井市長が、この逗子市域への住宅の追加建設が一切ないという確約をとった、その重要性というのはやはりしっかり評価すべきでありますし、市長としてはその確約に沿って、しっかりとした現実的交渉をしていただきたいというふうに思っています。

 今後、平井市長におかれては、新聞の中では現実路線に転換ということで、今までは非現実的だったのではないかということも言えるんですね。ですから、市長としてしっかりと国と交渉して、逗子市が求めていくものはしっかり求めていくことを望むのですけれども、市長としては今後どのような形でやっていきたいのか、その意気込み、考えをお願いいたします。



◎(市長) これは長い過去の歴史の中で、それぞれの首長がそのときのベストの判断をされてきたのだと思います。ただ、御指摘のとおり、横浜市域を含む、含まないというのが、合意文書なり、過去の文書の中で、逗子市としては含んでいると、こういうふうに受け取っていたわけですけれども、残念ながらしっかりと明記した合意文書としては示されてこなかったというところに今回の大きな原因があるのではないかというふうに思っております。

 その意味では、逗子市域については、今後一切、住宅建設がないということを国に明記させたということは将来に対する不安を払しょくする意味では、大きな成果だと私も受け止めておりますので、これを踏まえて、当然、まだまだ住民の不安というのは交通問題を含めてございます。

 そうしたものの提言と、それから、周辺環境がいかにこの基地があり、負担を強いられているかということをもって、住民に対する適切な対応を交渉によって引き出すということは、市長職としての大変重要な責務だろうというふうに思っておりますので、40ヘクタールについての返還の早期実現とともに、こうした具体的な交渉をしっかりと行って、市民の皆様が安心して暮らせる、そして池子の自然、森をしっかりと市民が利用できる、そういう環境を作るために全力を挙げてまいりたいと考えております。



◆(菊池議員) 力強いお話を聞けました。

 それで、市長選挙が既に迫っているわけですね。先ほど私が三者合意の指摘をした澤元市長が応援される方もいらっしゃいますし、選挙に関しては、例えば今もう政策チラシ等が入っているんですけれども、その中では米軍住宅の追加建設に反対し、国に三者合意を守らせ、病院用地等々、運動施設の自由利用を求めていきますと書いてあるんですね。今の行政権限が及ぶか、及ばないか、そして三者合意の欠落していたところを含めれば、これはまさに今、これから平井市長がやろうとしているべきことと全く同じですし、もう一人の候補者におかれても、池子問題に関しては平井市長と全く同じなんだというふうに述べているんですね。

 そう考えれば、やはり今、平井市長が4年間しっかりと交渉してきたものを次の4年間で積み上げていく、そういう時期になるというふうに思っているんですけれども、選挙公約等々、この場でよく平井市長がこれまで言われてきました。平井市長としては、次の4年間に向けて、今述べたことというのがまさにこれから4年間の約束だというふうに私は考えているんですけれども、平井市長としてはどういった約束をして、どういった気持ちで今後の選挙に臨むのかを伺います。〔発言する者多し〕



◎(市長) 選挙が控えておりますので、あまりそこに踏み込んでこの場でお答えするのは、私としても差し控えたいと思いますが、先ほど一つ前の菊池議員からの御質問にお答えしたものが私としての決意ということで受け止めていただきたいと思います。



◆(菊池議員) 無理な御質問をして申し訳ございません。しっかりと4年間交渉をしてきたという検証を今回させていただきましたし、私としては本当にこの4年間の交渉の成果が今出てきたということに関しては、率直にうれしく思いますし、それは本当に逗子市民のためになるというふうに思っております。

 以上で質問を終わります。



○(議長) 他に御質疑はありませんか。



◆(岩室議員) もう既に私は、平井市長の公約違反ということで、追加建設を容認されたということで、速やかに市長職を辞していただきたいということをお願いした立場ですけれども、市民との関係と議員職という立場から、当然この場を与えられた以上、市長に対してお伺いしておきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。

 今、同僚議員の発言の中には、過去の三島元市長を含めてしっかりやってこなかったという発言がありましたけれども、その当時の市長の置かれている立場は、それぞれ政治的にも厳しい立場の中で判断されたものだと私は受け止めていますし、その中で市民の意見が対立していったという経過もありますけれども、一人ひとりの過去の市長をこけにするような発言はやめていただきたいと私は思っています。

 また、私がちょっとお伺いしておきたいのは、今回の回答というのは、南関東防衛局長の立場での回答でありましたけれども、三者合意は防衛施設庁長官との締結文書によってなされたものですから、どちらのほうが重いのか、その辺について行政の事務方でいいですから、どちらが重い文書を担っているかをお伺いしたいと思います。



◎(経営企画部参事) 文書の重さの話ですが、これは今回防衛省から出された文書ということで、私ども承っております。過去の文書と今回の文書を比較して、どちらが重いのかというのは、そう軽々に申し上げることはできるものではないと思っております。



◆(岩室議員) あなたも役所の人でしょう。どちらの決裁権が、重い決裁ができるかということが分かるはずでしょう。市役所の役所と防衛省の役所の中での重さ、その責任の決裁権、それがどちらが重くやっているかお伺いしたいんですよ。



◎(市長) 防衛省として、これは正式な公文書として出したわけですから、〔「岩室年治議員「そんなこと聞いてない」と呼ぶ〕その意味において過去の三者合意の効力と、今回の防衛省の正式な公文書による回答の効力というものは、これは私は同等だというふうに思っておりまして、逗子市が出す場合でも、市の正式な機関として文書を出すわけでありますので、これがどういう名前であろうと、逗子市としての行政機関の回答となるわけですから、これは防衛省という正式な国の省が出した回答ということであって、それに重い、軽いはないというふうに受け止めております。



◆(岩室議員) それは市長の見解でしょう、あくまでも。通常の役所の見解としてどちらが重いかどうかを聞いているんですよ、国の決裁権が重いほうは、局長なのか、長官なのかどちらなんですか。



◎(経営企画部参事) 文書の重さということよりも、決裁権限のお話でいけば、当然、その当時の長官のほうがより上のレベルの決裁権限になるわけです。



◆(岩室議員) では、分かりました。私は確認したかっただけなので、容認の関係で、市長は新聞報道は勝手にされたことだというお話をされていましたけれども、確か池子問題のお知らせの中で、市が責任を持って書いた文章ですけれども、その中で横浜市に対して事実上の容認ですねと書いたではないですか。今の状況と横浜市の状況は同じなのではないですか、どうなんですか。



◎(市長) 横浜市は、あくまでも自分の市域の中に住宅が建設され、横浜市のアセスメント条例でこれから手続きが始まり、さまざまな具体的な協議が進んでいくという意味で、これは是か非をしっかりと判断をする立場にあるわけであります。

 逗子市の場合には、三者合意ということを盾に、これまでさまざまなやりとりを国としてきましたけれども、これがある意味、盾としては十分には機能しなかったということを踏まえて、行政権限が及ばないという意味では、これは是でも非でも言及する権限を有しないという意味において、横浜市とは立場が違うということを申し上げたわけでございます。



◆(岩室議員) 市長は横浜市に対して事実上容認しているではないかと言っていたわけですよ。それは、客観的に見てもそうだろうと。私も思っていますよ、横浜市は追加建設に対して容認していると。ただ、横浜市側は認めていませんでしたよ、今でも認めていない。容認しているのではない、そういう立場ですよ。

 だから、平井市長がどんなに私は容認していないと言ったって、客観的に見れば事実上の容認なんだから、これを市長は容認と言いたくないみたいですけれども、応援される人もそう言っているみたいですけれども、私は、これは事実上の容認だと思いますし、行政権限がないということをもっておっしゃっていますけれども、では市長は行政権限がないことをいつ知ったんですか。市長はずっと議員をやって、4年間も市長をやって、この土壇場になって、市長選挙を前にして、行政権限がないから追加建設に反対できないんだ等というのは、ちゃんちゃらおかしいではないですか。全く人をばかにしている話ですよ。あなたはいつ分かったんですか、行政権限がないということを認識して、その立場に立ったのはいつなんですか、それは。



◎(市長) もちろん行政権限がないということは、これは過去のパンフレットの中でも表現をした経緯がございます。ただし、逗子市としてこれまでの裁判も含めた経緯も踏まえて、国と厳しく交渉、やりとりをしていきたいということでございます。

 したがって、その意味では、今回の国からの回答をもって、市として正式に行政権限が及ばないということを表明して、それで次の交渉ステップに臨むということを判断したというのは、これはまさに政治的判断だということで御理解いただきたいと思います。



◆(岩室議員) 長島前市長のときに、市長は議員時代に下水道を止めろとか、拒否しろと言っていたではないですか、そう要求していたでしょう。ごみも受け入れる必要はないと、そういう覚悟のない市長は容認なんだと、そうあなたは言っていたんですよ。その市長が何ですか、今、権限がないから反対できませんと、軽く私の質問に対して答えていますけれども、恥ずかしくないんですか、過去の自分の発言に対して。では全部取り消しなさいよ、過去の市長に対して、私が言っていたことは間違いでしたと、私の認識が非常に乏しくて、その結果、前の市長に失礼な発言をしていましたとおっしゃいなさいよ。そのくらいのことをしなかったら、市長はまともに外で〔「質問しろよ」と呼ぶ者あり〕静かにしなさいよ、あなたの演説も聞いていたんだから静かにしなさいよ。私はそうすべきだという意見は述べておきます。

 市長は公約違反に対して信託を受けたい、今回の受け入れに対して。そうおっしゃっていますけれども、これ居直りではないですか。公約違反をしても、選挙で勝てばいいんでしょうと、みそぎを受ければいいではないかと、そういうことではないでしょう。あなたがもし再選されたとしても、これをもってあなたの犯してきた間違いや市民を裏切った行為が許されるとは私は思っていませんよ。

 それで、まず具体的な回答との関係でお伺いしますけれども、計画内容がまだ分からないとこの間言っていましたよね。にもかかわらず、工事車両に関する交通問題、周辺環境整備、この文書をもってあなたは理解したということなのですか。了解できると、交渉に入れるんだ、協議に入っていくことができるという認識に立ったかどうかをお伺いします。



◎(市長) この問題については、これからアセスメント手続に進むという中で、具体的な工事車両がどういう量で、どういうルートを通るのかということが明らかになるだろうと思います。

 したがって、今の段階でそれについて示されているわけではありませんので、そのよしあしについて逗子市として何か判断を持っているということではございません。

 当然、市民生活に影響がないように、今後の交渉の中でしっかりと主張すべきは主張し、具体的な交渉を進めていくということでございますので、この文書をもって何か了解したとかいうことではございません。まずは交渉の入り口に立つということを判断したということでございます。



◆(岩室議員) 私はこの回答を見て、もう国とは交渉できないなと思いました、追加建設の是非に関係なく。これを見てどう考えたかというのは重要だと思うんですよ。この文書をもって、市長としては協議に入れると、この国からの回答を受けて、この内容をもっと精査していきたいということなのでしょうか。



◎(市長) 今後、さまざまな計画の見直しが行われるということになりますので、その中で詳細な内容が提示されれば、それについての逗子市として要求すべきものは出てくるでしょうし、そこをしっかりと市民の生活を守るという立場から具体的な交渉をするということでしか今ありませんので、国から言ったことを何でも、はい、そうですかという立場で交渉に臨むというつもりはございません。



◆(岩室議員) では、今の時点ではこの回答を見て反対する立場はないんですね。



◎(市長) あくまでも、これから起こる現実的な課題に対して、逗子市としてしっかりと市民生活を守るための交渉をするということでございます。



◆(岩室議員) 私が驚いているのは、以前は市長の立場はもし追加建設が進むような状況の中では、逗子市内への車の流入はお断りしたいと、そういう話もあったわけですよ、過去には。だけど、今回はもう容認したわけですから、どんどん来てくださいと、工事の車両は。そういう立場でしかないんですよ。〔「そんなこと言っていないでしょう」と呼ぶ者あり〕では反対するんですか、この回答文書は米軍住宅の追加建設の工事車両を逗子市内を通過させていきますよ、そのための配慮する事項を並べたんですよ。出入りは少なくします、当たり前の話ではないですか。何トンもある車がどんどん逗子市内を通過していったら困るわけですよ。だけど、これを見ても驚かないで、何とか協議して少なくしていこうと、国が言っているんだからという話なんでしょう。

 考えてみてください。これ全部追加建設の工事車両は逗子市内を通過することを前提に配慮しますから認めてくださいという話ではないですか、了解してくださいという文書ですよ。今の時点で、横浜市側の追加建設が始められれば、逗子市内を通過するということが前提なんです、これすべて。いや、工事車両に関しては逗子市側を通らないようにします等という話は全くないわけです。台数が何台になるかぐらいの話でしかないんですよ、これは。ほかの部分は配慮しましょうという話ですよ、これ。

 だから、市長が追加建設を一度容認してしまえばこんなことになってしまうんですよ。これ反対していれば、簡単にそんなことは認められないと、逗子市内に車を通すことはお断りしますと、言うことはできるわけですよ、実際に。だから、この回答文書からいったって、容認している姿勢はもう明白ではないですか。

 あと、この回答文書の関係でもう一度、お伺いしますけれども、過去の文書が、先ほど質問された同僚議員も言っていたようにしっかりしたものでなかったと、でも33項目には追加建設の考えはないという表現がされていて、その約束を踏まえてずっときているわけですよ。

 だから、あなたが今回もらったもの等というのは、国が既に一貫して横浜市域側の建設を持ち出したときから、逗子市側に建設する考えはないということは、約束は守っていますよということを繰り返しているわけですよ。それをあなたは再確認しただけではないですか。私はそう受け止めていますけれども、過去の約束との関係では不十分さが全部あったから、今回が確約なんだということなのですか。



◎(市長) これは、過去の議会でも何度もやりとりしましたけれども、三者合意に将来の事情の変更というものが書かれているという意味では、ここはその取りようによっては将来事情が変更されたということを抗弁できる文書になっていたと。

 当時のやりとりはもちろん横浜市域側も含めて建てるということは、想定はなかったと思いますけれども、ただそれは平成6年から既に16年たって、この追加建設が出てきたのは平成15年だったと思いますけれども、言ってみたら10年たってそういった事情の変更というのが出てきてしまったということでありますので、その意味において、そうした変更も一切ないという意味では、この平成6年の三者合意の解釈というものに、あいまいなところが残っている分をしっかりと明確に追加建設はないということを確約させたということは、これは私としては意味があるというふうにとらえています。



◆(岩室議員) この問題は、33項目の中に書いてあるんですよ、住宅の戸数の遵守というところに。実際に、三島元市長が結んだ中に書いてあるんですよ。市長は過去の市長と同じように回答をもらっただけに過ぎないですよ、こんなものは。政権が変わるだけではなくて、政権が変わらなくたって約束を破る国なんだから、沖縄は残念ながら、県知事選挙は反対する人は実際には当選できませんでしたけれども、だけど、考えてみてください。一国の首長が選挙で海外移設を口にして、それが守れなかったからって首長を辞めているんですよ、この日本は。その約束が守れない代わりに何をしたかというと、日米同盟を優先して、それに基づいて普天間を基地としていきたいという方向性を出したわけですよ。

 こんな紙切れ1枚、それも局長クラスの回答をいただいて、ありがたいといって、国は必ず約束を守ってくださるだろうというのは違いますよ。政権が変われば考え方も変わるし、それに基づいてお役人の考え方も右に倣えするわけですよ。その中で三者合意というのは長官が公言をしている正式な文書として、その価値はあると私は見ていましたよ、少なくともこんな回答文書よりは。

 では、市長が今回いただいた、同僚議員がありがたいと言っている回答文書は、法的根拠というのは何かあるのですか。



◎(市長) 政権が変われば分からないと、だからこそ逗子市としては常にこの追加建設がないということを確約をとらなければいけないということだと思います。

 したがって、これは行政が正式な公文書として出したわけでありますので、これは防衛省はこの文書に縛られるということだと思います。



◆(岩室議員) 市長のそれは見解であって、何か法的な根拠はあるのかということなんですよ、私が聞きたいのは。それだけですよ、法的根拠はありますか。



◎(市長) これは、今のこの時点で、例えば三者合意のように市と交わしたということにはなってございません。ただし、防衛省の機関として正式に決定をして、公文書として提示されたということでありますので、これはしっかりとした手続きに基づいて出されたという意味において担保されているというふうに思っております。



◆(岩室議員) 法的根拠に対して答弁できないんでしょう、答えられないんですよ。そうおっしゃればいいではないですか。再度聞きますよ、法的根拠はあるんですか。

 ないから答えられないと、記録に残しておいてください。ないんですよ、法的根拠がないから答弁ができないんですよ。もうないんですよ、ないから無理なんですよ。だから、そんな国の言いなりになって、この話を進めてきた経過が薄々分かりますよ。

 だけど、本当に市民の声をバックにして、市長が当選したことを考えれば、あなたはその立場に立って国と真っ向対決して、国と交渉して、少なくとも合意に基づいた約束を守らせていくということが必要だったのではないかなと思います。

 そういう意味で、私は立場ももう違いますから、市長に対して何か言ったとしても聞いてはもらえないと思いますけれども、私としてはこういう結果で市長の任期を終えようとするのは残念ですよ。私は少なくとも政治家というのは、市民との約束を少なからず、できるかできないかにかかわらず努力して、その結果を受けるべきだし、途中で約束を違えるということは、政治不信を生むことだし、あなた自身がそうおっしゃっていたわけではないですか。

 そうした意味では、私は市長選挙に向けて、市長がもう出馬を声明されていますけれども、よく考えていただきたいということは申し上げて、何しろこうした追加建設は市民にとって非常に大きな影響を与えるものですから、私は引き続き自分の政治的な立場を守っていきたいと思います。

 終わります。



○(議長) 他に御質疑ありませんか。



◆(高野[典]議員) 私は、何が何でも反対という立場ではございませんで、現実路線ということを申し上げてまいりましたが、一番最初に発言をした議員とはまたちょっと違いまして、この7年の間に防衛省が、国がやはり池子の森は逗子市と横浜市にまたがっているということを認識された上で、横浜市と交渉しろということは、もうこれは前市長のときからずっと申し上げてきましたので、ここに国が気がついてしまったということが一番の大きな今までのこの違いだと思うんですね。

 それから、ずっと変遷をしてきまして、私は平井市長の気持ちが分からないわけでもないんです。本当に事情が少しずつ変わってきたということは分かるんですけれども、市長は私の前回の市長報告のときですか、質問したときに、池子の森は一つであるとおっしゃったことが、私はすごくひっかかっているので、これに対して今の御見解はどうなのでしょうか。



◎(市長) 池子の森というのは、もちろん生態系として一つであって連担しているわけです。その意味で申し上げております。その追加建設を反対するというのは、その自然を守りたいという切実な思いをバックにして、逗子市はこれまで対応してきたわけであります。

 そういう状況を踏まえて、別に池子の森は二つであるという必要はないわけでありまして、一つなんだと。ただし、これは今の置かれた状況で行政界が分かれているという意味において、逗子市として対応できる限界というのはあるということは、これは認めざるを得ないし、これは当然だれが見ても明らかな事実だと、そういう状況の中でぎりぎりのせめぎ合いをこの間もしてきたという結果が今回の今の状況に至ったと。

 それは逗子市として、もちろん建たないことがベストでありますけれども、横浜市側が既に協議を進めているという状況の中では、ここの今の決着というのがセカンドベストだというふうに思っております。



◆(高野[典]議員) だから、市長、私すごくさっきから答弁を聞いていて思うんですけれども、やはり正直に、確かに政治的判断というのはありますよ、非常に苦しい立場であるということは分かります。池子に住んでいて、歴代の市長を見てまいりましたから分かりますが、やはり何かちょっと不誠実なものを感じるんですよ。だから、そういうときには池子の森は一つであってほしいという、その願いというのは分かるんですけれども、やはりきちんと御自分が今認識されていることを私はお話されたほうがいいのではないかなと思うんですね。

 それではもう1点聞きますが、今回、何点か疑問があるんですけれども、横浜市は当初から逗子市が蚊帳の外であるということは、これはもう私たちもすべての人がこれは分かっていることですよね。だけど、追加建設が700戸から400戸になったということが影響しているんですか、この判断のときに。



◎(市長) この700戸が400戸になったということは、開発面積がどう変わるか分かりませんけれども、当然環境に対する負荷が低減されると。あるいは、交通問題についてもその分の負荷が低減されるという意味において、あるいは、根岸住宅が移設されるという意味においても、この三浦半島地域、横浜市も含めた住宅が増設という形ではなく、移設という形でまとまったということでは、基地の整理縮小という方向の中での判断ということでありますので、そういう意味での逗子市としての対応を判断したときには、今回、言及しないという中で、40ヘクタールの返還を更に具体化していくということが逗子市としての今のベストの判断だと受け止めております。



◆(高野[典]議員) 40ヘクタールのことは分かりました、私もそう思います。しかし、700戸を400戸にというのは横浜市が交渉したことですよね。逗子市がしたわけではないので、私はやはり最初からこれは申し上げていました。横浜市もきちんと中に入れて国と交渉すべきであるということは申し上げてまいりましたので、これ申し訳ないけれども、当初から分かっていたことなんですよ。横浜市と逗子市域と二つに分かれているんだということが分かって、その中で横浜市は他地域のものが移設するので、返ってくるものもあるよということが、これは当然出てくれば、70%返ってくれば、それはもうそちらのほうがいいに決まっておりますということも私発言しておりますよ。

 ですから、これ申し訳ないんですけれども、国の回答を待って分かったことではないので、だから私は判断が遅いと申し上げるのはそういうところなんです。もっと早くに、そして交通問題だってそうだと思います。これは逗子市域を、注意深くして通りますということですから、逗子市域を通ることに間違いはないわけですよね。横浜市域を私は通したほうがいいですよと、そういう交渉に入るべきであるということは、私は前々から申し上げていたんですけれども、その辺に関してもこれ遅いと思いますよ。もっと早くに交渉すべきである、テーブルにきちんと着いて交渉しなさいという、その遅れた判断がここまで延びたということはどうしてですか。



◎(市長) 住宅の戸数についてですけれども、横浜市側は既に700戸という建設計画の中で協議入りを表明して、具体の絵が描かれていたということでございます。

 したがって、私としての認識は、今回400戸に減ったということは、これは逗子市への配慮ということもあって、大幅なこの戸数の削減ということが日米合同委員会の中で協議されて出てきた戸数だというふうに受け止めております。

 したがって、私が知る限りにおいては、横浜市側が700戸から更に減らすという交渉をこの間、積極的にしてきたとは受け止めてございません。要望は出したにしろ、私どものほうが、これは昨年の12月に市民の方も政務官にかけ合って、住宅の建設戸数の再検証ということを要請し、それは政務官としても一度やりましょうというやりとりがあって、そして半年後の今年7月に具体的な協議テーブルに戸数の再検討も乗ったと、こういう一連の経緯があるわけですので、これはやはり逗子市に対する配慮というふうに受け止めてございます。

 そして、交通問題ですけれども、これは今どういうルートを車両が通るのかということは明らかにされてございません。したがって、必ずしも逗子市をすべての車両が通って工事をするということが決まっているわけでもありませんし、当然、逗子市としては、横浜市側を通してくださいということを今後の交渉の中で主張しながら、市民の生活の不安がない形で交渉をするというのは基本的な立場でございます。



◆(高野[典]議員) 私からの最後の質問ですけれども、これ平行線たどってもいけないので、私は逗子市の住民として、やはり市にとって市民にとってということをまず第一に考えたときに、この交通問題に関しても本当に今後の市長の手腕というか、この逗子市をなるべく通らないというか、安全なルートで、逗子市の場合は交通量がすごく今多くなっているので、その辺をしっかりと交渉のテーブルに着いて、きちんと話し合いをしていただきたいということと、さっき言ったように、池子の森は一つであってほしいとか、そういう願いというのは分かるんですけれども、そうではなくて私がいつも言っていることは、市長が変遷してきた、変わってきたというのは、もうこれは絶対あるわけですよね、こういう今日を迎えているわけですから。ですから、そういうことをやはりきちんとお認めになって、自分で正直に答弁するということが私は大事ではないかなと思うので、それは要望として終わります。



○(議長) 他に御質疑はありませんか。



◆(奈須議員) ちょっとお伺いしておきます。

 今回横浜市側の関係は、一応行政区域が違うから触れられない。横浜市は横浜市にあるアセスメント条例によってやっていると。逗子市は神奈川県の環境アセスメントでもってやっていると。こういう形に分かれております。

 区域が違いますから、当然その分野は分かれておりますけれども、私が申し上げたいのは、本設小学校の建設は神奈川県のアセスメント条例に基づいて行われているけれども、行政区域内における関係でいけば、トンネルの掘削は当然逗子市の行政区域内にかかってくる。

 そうした場合に、この防衛施設周辺の生活環境の整備等に関する法律、この法律でいけば、生活環境に影響を及ぼした場合にはひっかかると。それと日本国とアメリカ合衆国との間に取り決めた日米安保条約の中の地位協定の施設及び区域もひっかかります。このひっかかる内容で生活環境がどういうように影響していくかというのは、この逗子市側がアセスメント条例によって手続をしておりますから、当然、逗子市側に影響してくる。

 それはどういうことかというと、この中の生活環境といった場合には道路も入る、下水道も入ると法律は定められております。

 では、市長としては、逗子市側に関して、こういう交通の整備等に関する問題等で、今後の考え方として、意見等をきちんと明確に、ここではただ交通事情に最大限配慮してまいりたいと、こういう漠然とした考え方、ただ、逗子市の考えがこの中にないんです。逗子市はこういうことにしてもらいたいというものをやはり明確に長の意見として、やはり申し述べなければならないよね。

 ところが、アセスメント条例のときには、市長の意見書が提出されている。だから、意見書の中に富野元市長も意見書を出しました。澤元市長は受け入れの条件として、いわゆる合意三条件を入れた、三者合意によって調印しているわけです。これはそのときの首長の判断で、その時々の流れで今日があるわけですから、市長のこれからの考え方というものが私はあってしかるべきではないかと思うので、その点を一つお伺いしておきます。



◎(市長) このトンネル整備がどういう計画で、それがどういう手続きによって行われるかということは、これはまだ明らかではございません。アセスメント手続がどうされるのか、あるいは逗子市の良好な都市環境をつくる条例が適用されるのか、この辺もまだ明らかではありませんので、これは具体的な中身が提起された段階で、逗子市のつくる条例にかかわるということであれば、市長の条例手続の中での対応ということになりますし、これが横浜市側のアセスメントと県のアセスメントとどういう関係で進むのかということも、今後の推移を見なければ判断できませんので、もちろんそういった権限に基づいて、逗子市としての適切な対処、当然意見すべきは意見をして、生活環境、自然環境を守るという立場で臨みたいと思います。



◆(奈須議員) 市長は、そういう説明の仕方をしていますけれども、この今のトンネル工事にしろ、そういうものの関係にしろ、予算はもう既に計上されておるわけです。そして、当然その実施計画もなされているわけで、ただ進められている内容が今のところ入札だとか、そういう経過がまだはっきりしていないような状況ではある。ただ、アセスメント条例で言えば、あそこの部分にはアセスメントが今の段階ではかかるということがどうなのか、例えば事業アセスメントとして報告事項だけで済むのか、その辺が定かではない。

 横浜市の区域分がありますから、当然、横浜市の環境アセスメントにかかる可能性もある。だから、逗子市における考え方というのは、逗子市に影響を及ぼす、逗子市の良好な都市環境をつくる条例とかそういうものにと言ったけれども、それは今の環境アセスメント条例では提供している施設を逗子市の権限が、国の権限に及ぶとは限らないわけです。だから、逗子市の意見をきちんとした意見として明確にやはりするべきものはしておいたほうがいいのではないかと、こういうことなんです。

 私が言っているのは、決してそういうものが諸般の手続で逗子市の条例も適用を受けますよというんだったら、ここに書かないはず。ここでは防衛施設周辺の生活環境の整備等に関する法律に基づき努力してまいりたいと、こう書いてある。逗子市の条例にかかるのなら、そういうものも含めて判断しますと、逗子市の条例を適用しますかという通達があったのですか。



◎(市長) 議論を少し整理させていただきたいと思いますが、今御指摘の周辺環境整備についての回答は、これはあくまでも一般的道路であったり、あるいはコミュニティ施設であったり、そうした基地があることに対する周辺環境の整備に関して法律があるわけですので、それに基づいて防衛省として努力するという回答でありまして、これはトンネルとは関係ございません。ここの内容はあくまでも基地外、逗子市における環境整備についての国の努力表明ということであります。

 トンネルについては、今後具体的な中身が提示されませんと、これが逗子市の良好な都市環境をつくる条例にかかるか、かからないのか、そういったことも明らかでありませんので、ここは示された段階で横浜市のアセスメントで一括でされるのか、その辺も分かりません。

 したがって、そういう状況を踏まえて、逗子市としての対処を判断していくということになります。



◆(奈須議員) 以前もこういう問題が、逗子市の条例等にひっかかるのではないかという、その適用を受けるのではないかと。例えば、下水道問題だとかいろいろな法律等の問題が起きるのではないかと言ったんですけれども、実際上はアセスメント条例は30ヘクタールを対象として行った行為として、逗子市のそのための意見が必要だった。市長があらゆる面で緑を残すとか、あるいはこういうものでといって、すべての問題の意見書を出しているんです。

 私が言っているのは、本設小学校は少なくともそういう逗子市の環境に入っているわけですから、当然起きるわけです。当然、区域内で始末する残土の流用、例えば今どのくらいの残土か知らぬけれども、例えば神奈川県の県条例に引っかかれば、言うなれば100立方メートルですか、10トン車が100台以上ならば県の条例に引っかかるわけです。そのためには、そういったことの説明をして、周辺住民にどういう車両が出るかの周知徹底した説明会をしなければならない。そういうことをやらなければならない法律が、国内法の中にあるわけです。

 ただ、私の言うのはそういうことをもう一つ超えて、市長の意見として、そういうものを今後の裁きとしてどういうふうにしていくのかという市長の考え方を聞いておるんです。法律の適用を受けるとかないとかという問題を私はお話ししているのではなくて、こういう関係法令に当然かかっていきますよと、その場合に長としてはどういう御判断をしていくのかということを聞いているんです。



◎(市長) 本設小学校については、既に軽微な変更という形でアセスメントの事務手続がされて、具体に今、落石防護さくの建設に進んだということでありまして、その意味で今後のアセスメントというものは行われる予定はないと承知しています。

 トンネルについては、これがどういう形で関係法令上、手続きが行われるかというのは、今のところ私どもで把握してございません。したがって、今後、具体の交渉が行われる中で、防衛省が提示してくるんだというふうに思っておりますので、それを踏まえて逗子市として主張すべき、あるいは交渉すべき課題をしっかりと取り組んでまいりたいと思っております。



◆(奈須議員) 私は、1としておいて、防衛省が住宅の追加建設はないよということで、それで2として、(1)で交通問題とこうきているから、そういうお話も私は申し上げた。もちろんアセスメント条例は軽微な変更で本設小学校は適用を受けません。ただ、工事のいわゆる資材の搬入は逗子市を通ってやっているわけです。そういう点の交通事情の変化というものは当然起きると。

 ただ、ここで私が申し上げているのは、この整備等に関する法律とちょっとそこが違うんです。本設小学校の資材の搬入とかそういうものは一般法の中で考えていかなければいけないということなんです。

 だから、市長はそういう点のやはり意見等は、市長の権限内で申し上げることができるので、そういうものの周辺の環境整備というものを考えていくことが当然できるから、市長にそういうものを色分けて考えているのか、いないのか、それともごちゃ混ぜにして、例えばトンネルを掘る場合はこういう手続きが終わってから、こういう形になりますよという結果が出てから、市長としては判断するということではなくて、逗子市は逗子市の当然生活環境というものを逗子市の法律内で、考え方として持っていく必要があるので、それを十分市長が考えているか、いないかということを聞いているので。



◎(市長) 当然、これは米軍家族住宅が逗子市の池子に存在するという意味において、周辺環境整備に対して更なる国の配慮を求めていくというのは、これは常日ごろからの課題でありまして、なおのこと横浜市側に建設されるということであれば、少なくとも400戸に対しての交通の懸念があるわけでありますので、工事車両がどうなるか分かりませんけれども、では、できた後の交通について、もちろん通勤で横浜市側を通ってほしいとか、そういう交渉をしていくということになると思いますけれども、それでも道路ですから、全く規制をかけて検問するわけにはいきませんので、そういう状況の中で何がしかの影響は当然、一般車両が増えていくということがありますから、そういった意味でも、さらなる周辺環境整備、対応を国に求めていくという交渉がこれから具体化するということでありますので、そういったもろもろの状況を踏まえて、しっかりと逗子市として求めるべきことは求めて、具体化に結び付けるという考え方で臨んでまいります。



◆(奈須議員) 最後に、それでは1点、ちょっと市長には答弁が難しくなるかもしれないけれども、この今の住宅問題が横浜市側に今、400戸は建てる計画はございますよね。例えばの話ですよ、逗子市に建てるとしたら、市長は必ず反対するという意思表示はいたしますということなのか、それとも、仮定ですよ、横浜市に現状は行政区域が違うから、当然権限、権能が及びませんから、現状では反対したくても反対する権限等が自分にありませんから、それは当然反対のしようが、効果が上がりませんから、行政の区域として。だから、やれないという考え方であるのか。逗子市側だったら必ず反対するという、こういう二つに分けて仮定を説明しますので、その説明の判断でどうなのかということを私はお伺いしておきます、最後です。



◎(市長) 逗子市側には一切今後住宅の建設がないということの確約を得ましたので、これは今の仮定の御質問はあり得ないということでお答えさせていただきます。

 横浜市側については、もちろん行政権限が及ばないということですけれども、これが当面400戸という合意が日米合同委員会でされて、残りの300戸というのが今後の需要をかんがみて、将来の課題として検討するという形になっていますけれども、これがどうなのか、これは分かりません。

 当面というのはどの程度か分かりませんが、恐らく以前から申し上げているとおり、この400戸を建設するだけでも5年、6年、アセスメントを含めればかかってまいります。したがって、それは将来の300戸というのが、今の世界情勢の中で、日米安全保障体制を含めてどう変遷するのか、ただでさえ北朝鮮の問題、ロシアの問題がある中で、日本の政権がどういうかじ取りをするのかによっても変わってきますでしょうし、そういう状況の中で、そのときに私が市長になっていることは多分ないと思うので、十数年後、20年後の中でそういった課題が出てきたときには、それは住民、そしてそのときの市長が判断をされるべき課題だというふうにとらえております。



○(議長) 他に御質疑はありませんか。

     〔「進行」と呼ぶ者あり〕



○(議長) 御質疑がないようですので、これで池子米軍家族住宅建設事業についての質疑を打ち切ります。

 以上で、市長報告を終わります。

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△閉会の宣告



○(議長) これをもちまして、全員協議会を閉会いたします。

 御苦労さまでした。

     午前11時09分 閉会

                      逗子市議会議長  岡本 勇