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神奈川県 逗子市

平成22年 11月 全員協議会(1) 11月04日−01号




平成22年 11月 全員協議会(1) − 11月04日−01号







平成22年 11月 全員協議会(1)



          全員協議会

                          平成22年11月4日(木)

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◯出席議員(20名)

    1番   塔本正子君      2番   原口洋子君

    3番   奈須和男君      4番   加藤秀子君

    5番   毛呂武史君      6番   横山美奈君

    7番   高谷清彦君      8番   岩室年治君

    9番   橋爪明子君     10番   田中英一郎君

   11番   高野典子君     12番   長島有里君

   13番   匂坂祐二君     14番   高野 毅君

   副議長

         菊池俊一君     16番   君島雄一郎君

   15番

   17番   松本 寛君     18番   眞下政次君

                   議長

   19番   丸山治章君           岡本 勇君

                   20番

◯欠席議員(なし)

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◯説明のため出席した者

                   理事(環境都市

 市長        平井竜一君   担当)兼環境都   山際 保君

                   市部長

                   総務部長兼会計

                   管理者兼選挙管

 経営企画部長    平野泰宏君             梶谷忠志君

                   理委員会事務局

                   長

                   市民協働部担当

                   部長(市民協働

                   ・文化振興・ス

                   ポーツ担当)・

 市民協働部長    伊藤富士男君  市民協働部次長   森本博和君

                   (市民協働・文

                   化振興・スポー

                   ツ担当)事務取

                   扱

 福祉部長兼福祉           福祉部担当部長

           堀尾美幸君   (国保健康・介   佐治奈保子君

 事務所長              護担当)

 消防長兼消防署

           福地昭三君   教育長       青池 寛君

 長

                   監査委員事務局

 教育部長      柏村 淳君             武藤正廣君

                   長

 総務部総務課長   福井昌雄君

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◯議会事務局職員出席者

                   次長・庶務係長

 局長        鈴木浩司              石黒貫爾

                   事務取扱

 副主幹・議事係

           浅羽弥栄子   書記        鈴木成芳

 長事務取扱

 書記        浦島由侑子

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△開会の宣告



○(岡本議長) これより全員協議会を開会いたします。

              午前10時04分 開会

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△議会運営委員会委員長の報告



○(議長) 初めに、去る11月1日、本定例会の議事運営について、議会運営委員会を開会し、種々御協議を願いましたので、会議の経過及び結果につきまして、委員長より報告をお願いいたします。報告に当たっては、着席のままで結構です。



◎(議会運営委員長) 皆様、おはようございます。

 それでは、議会運営委員会の決定事項を御報告申し上げます。

 当委員会は11月1日に開会いたしまして、本定例会の日程等について協議をいたしました。

 まず、日程につきましては、お手元に配付しております日程表を御覧いただき、その概要を御報告いたします。

 11月4日、本日ですが、先ほどの本会議で会期を11月18日までの15日間と議決したところであります。

 そして、この全員協議会ですが、ただいま議会運営委員会の決定事項を報告しているところでございます。

 次の市長報告は、池子米軍家族住宅建設事業について、及び三浦半島地区の消防の広域化検討経過報告についての2件でございます。

 次の行政委員会等報告は、逗子市教育委員会点検・評価に関する報告書についての1件でございます。

 全員協議会終了後、開会時刻は議長により決定していただき本会議を再開し、議案等を上程いたします。

 日程第2、報告第9号 専決処分の報告について報告を受けます。

 日程第3、議案第52号 逗子市職員給与条例等の一部改正については、総務建設環境常任委員会へ付託いたします。

 日程第4、議案第53号 逗子市手数料条例の一部改正については即決いたします。

 日程第5、議案第54号 平成22年度逗子市一般会計補正予算(第3号)、日程第6、議案第55号 平成22年度逗子市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)、日程第7、議案第56号 平成22年度逗子市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)、日程第8、議案第57号 平成22年度逗子市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)、日程第9、議案第58号 平成22年度逗子市下水道事業特別会計補正予算(第1号)、以上5件一括上程いたしまして、2常任委員会へ付託いたします。

 日程第10、陳情第35号から次のページにまたがっていますが、日程第18、陳情第43号までの陳情9件は、一括上程し、所管の委員会へ付託いたします。

 そこで、本会議は散会となります。本会議散会後、開会時刻を決定し、議会運営委員会を開き、陳情第38号の審査をいたします。

 なお、今定例会から1日1常任委員会の開催となります。

 5日金曜日は、午前10時から、教育民生常任委員会を開会し、議案第54号から議案第57号、陳情第35号、陳情第36号の計6件の審査をいたします。

 6日、7日は、土日のため休会といたします。

 8日月曜日は、午前10時から総務建設環境常任委員会を開会し、議案第52号、議案第54号、議案第58号、陳情第37号、陳情第39号から陳情第43号まで、計9件の審査をいたします。

 このほか、各常任委員会が抱えております、閉会中の継続審査案件につきましても審査をしていただきます。

 9日火曜日は、午前10時から基地対策特別委員会を開会し、池子米軍家族住宅建設に関する調査をいたします。なお、この日の午前10時までに一般質問の質問事項の要旨を議会事務局まで御提出ください。

 10日水曜日から12日金曜日までは、委員長報告書作成のための予備日といたします。

 13日、14日は、土日のため休会といたします。

 15日月曜日は、午前10時から委員長報告書等の調整後、意見書案等の追加案件があれば開会時間を決定し、議会運営委員会を開き協議することといたします。

 16日火曜日は、午前10時に本会議の第2日を開いていただき、議案第52号、議案第54号から議案第58号までの計6件の委員長報告と表決、そして陳情第35号から陳情第43号までの計9件について、委員会審査結果の報告を受け、その後一般質問の1日目となります。1日目の一般質問は4名を予定しております。

 17日水曜日は、午前10時に本会議の第3日を開いていただき、一般質問の2日目で、質問者は5名を予定しております。

 18日木曜日は、午前10時に本会議の第4日を開いていただき、一般質問の3日目で、質問者は4名を予定しております。

 一般質問終了後、15日の議会運営委員会で追加案件として決定を見ている事項がありましたら、それらの議決をしていただきまして、第4回定例会は閉会となります。

 閉会後は議会報編集委員会を開き、この第4回定例会についての議会だよりの編集につきまして協議をしていただきます。

 そして、最後の議会運営委員会は、恒例により次の議会日程について議長から報告を受けます。

 日程につきましては以上のとおりでございます。

 次に一般質問の順序を申し上げます。

 1番、松本議員、2番、岩室議員、3番、原口議員、4番、横山議員、5番、塔本議員、6番、丸山議員、7番、高野典子議員、8番、眞下議員、9番、長島議員、10番、田中議員、11番、橋爪議員、12番、君島議員、13番、加藤議員の順で行うことに決定をいたしました。

 以上で、議会運営員会決定事項の報告を終わります。



○(議長) ただいまの委員長の報告どおり議事を進めることで、よろしいでしょうか。

         〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○(議長) 御異議ないようですので、そのように議事を進めさせていただきます。

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△議長報告



○(議長) 次に、議長報告については、お手元に御配付のとおりであります。

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△市長報告



○(議長) それでは、市長報告に入ります。

 議長に連絡のありました市長報告は、池子米軍家族住宅建設事業について、三浦半島地区の消防の広域化検討経過報告についての以上2件であります。

 市長報告及び質疑に際しては、従来のとおり起立してお願いいたします。

 それでは、池子米軍家族住宅建設事業についてを議題といたします。

 報告をお願いいたします。



◎(市長) 皆さん、おはようございます。本日から2週間、第4回定例会、よろしくお願い申し上げます。

 それでは、市長報告といたしまして、池子米軍家族住宅建設について、御報告をさせていただきます。

 10月25日に全員協議会を開催していただきましたので、それ以降の動きについて御報告をいたします。

 まず、27日に南関東防衛局へ赴きまして、深山延暁南関東防衛局長にお会いし、今後国が逗子市域への住宅建設を行わないことを確約するのであれば、その上で交通問題や周辺環境整備等について、現実的な交渉に臨む考えであることを伝え、国の見解を求めた文書を提出いたしました。速やかな回答を求めるとともに、政務三役との面談を設けていただくようにお願いいたしております。

 更に、40ヘクタールの土地の無償での共同使用、フェンス等の設置について、財務省及び米側との協議を進めるとともに、返還の実現に向け協議を進めるよう改めて要請をいたしました。局長からは、市からの要請や考えについては本省へ報告するとともに、市の考えを踏まえできる限りの対応をしてまいりたい、また諸問題の解決に向け、池子、逗子市の理解と協力が得られるよう、最大限の努力をしていきたいとのことでありました。

 次に、28日に池子接収地返還促進市民協議会へこれまでの経緯と、国へ文書を提出したことを報告し、住宅建設の対応について私の考えを説明いたしました。役員の皆様からは、反対を貫くべきといった御意見、返還及び共同使用の早期実現を望むといった御意見の双方が出されました。

 30、31日に市内4か所において市民説明会を開催いたしました。30日は池子会館、商工会館、31日には久木会館、市役所で行い、参加いただいた市民は池子会館6名、商工会館2名、久木会館5名、市役所27名の計40名でございました。市議会議員の皆様を加えますと、合計で延べ50名でございました。市民説明会でも池子の返還促進市民協議会と同様に、この間の経緯及び27日に国に文書を提出したことを御報告し、私の考えを御説明いたしました。市民の方からは建設反対を貫くべきであり、池子の森を守るため、住宅建設は受け入れるべきではないといった御意見、あるいは現実的な対応により、早期に40ヘクタールの土地を子供たちをはじめ市民が利用できるようにしてほしいといった御意見がございました。

 なお、27日は、南関東防衛局を訪れる前に、川崎市にあります子ども夢パークを池子住宅地区及び海軍補助施設内の一部土地の共同使用にかかる土地利用プロジェクトチームとともに視察いたしました。この施設は子供たちが自主性を持って何にでもチャレンジし、大人はサポートに徹することで、子供が遊びを通してさまざまなことを学ぶ空間となっております。40ヘクタールの土地の整備では、逗子市の子供たちにも池子の自然を生かした活動の場が提供できるよう検討を進めてまいりたいと考えてございます。

 最後に、国へ文書をもって要請いたしました逗子市域への住宅建設がないことの確約につきまして、国の見解がいつどのように示されるのか分かりませんが、私としては返還及び無償での共同使用の早期実現ととともに、市民にとって最善の解決が得られるよう、今後とも努力してまいりますので、皆様の御理解をぜひともお願いを申し上げまして、私からの御報告とさせていただきます。

 ありがとうございました。



○(議長) 報告が終わりました。

 ただいまの報告に対して、御質疑はありませんか。

         〔「進行」と呼ぶ者あり〕



○(議長) 御質疑がないようですので、池子米軍家族住宅建設事業についての質疑を打ち切ります。

 次に、三浦半島地区の消防の広域化検討経過報告についてを議題といたします。

 報告をお願いいたします。



◎(市長) それでは、三浦半島地区の消防の広域化に関しましては、消防本部で鋭意検討をしてまいりました。その詳細については消防長から御報告させていただきますので、ぜひともお聞き取りください。



◎(消防長) それでは、三浦半島地区の消防の広域化検討に係る消防指令業務の共同運用について、御報告させていただきます。

 前回、第3回定例会において、現時点での消防の広域化は難しいと御報告をさせていただき、その後は広域連携手法の一つとして、3市1町で引き続き消防指令業務の共同運用の検討を行ってまいりました。

 お手元に配付させていただきました、三浦半島地区の消防の広域化検討に係る消防指令業務の共同運用につきまして、資料に基づき御説明させていただきます。

 まず、1ページをお開きください。

 初めに、1としまして、前回報告までの消防の広域化検討経緯について記載しております。平成18年6月の消防組織法の改正に始まり、平成20年3月末には神奈川県の消防広域化推進計画が示され、同年7月から三浦半島地区の広域化検討が始まりまして、平成22年3月に鎌倉市が三浦半島地区から脱退し、同年4月から横須賀市、三浦市、葉山町と本市による3市1町の協議を開始いたしました。検討の経過につきましては、本市議会第2回及び第3回定例会におきまして、随時御報告させていただいたところでございます。

 2ページをお開きください。2としまして、消防指令業務の共同運用の検討結果を記載いたしました。消防指令業務の共同運用は、費用対効果があるとして検討いたしましたが、本市においては、平成22年2月から消防指令設備の一部更新を行い、現行最新の緊急情報システムを整備して、5年間のリースが始まったばかりであり、共同運用することにより二重投資となってしまいます。更には、10年間の共同化、費用効果、試算結果においても、不確定要素の補助金を含めなければ、プラス効果はないことから、消防指令業務の共同運用は多くの効率的な要件が含まれていることは間違いないところでありますが、現段階で3市1町の共同運用に参画することは、本市にプラスとは言えないと考えております。

 しかしながら、神奈川県はもとより、全国の消防本部において、近年中に多くの消防指令業務の共同運用が計画されておりますので、その動向を見極め、今後の本市消防としての課題等を精査し、最適な消防行政の推進を図ってまいりたいと考えております。

 以上で、報告を終わります。



○(議長) 報告が終わりました。

 ただいまの報告に対し、御質疑はありませんか。



◆(岩室議員) 消防の広域化については、本市としてはしばらくの間は取り組まないという考え方ですけれども、消防指令業務の共同運用の検討結果という形で、本市にとっては負担が増える部分も考えられるということでお話がありましたけれども、今後の在り方というのは、鎌倉市を除く3市1町との関係では、協議を継続していくのか、それともしばらくそうした協議は行わないという考え方なのかを確認したいんですけれども。



◎(消防長) 現行、検討はとりあえずは一段落するということでございます。また後ほどといいますか、先に将来にわたって、また必要性等があれば、その時点で検討するというふうに考えております。



○(議長) 他に御質疑はありませんか。



◆(眞下議員) 今、当分の間、消防の広域化については検討しないというような御答弁だというふうに理解したのですけれども、そういった中で今後ももともと言われております三浦半島という地域性の中で、4市1町で、大規模災害や何かが起きたときに、きちんと連携していくということについて、それぞれの市、町で協定が結ばれているということは、承知はしているんですけれども、そういったことも含めて、時が来たらまた検討しましょうということではなくて、そういった日常の消防業務の中で救急を含めてこの地域の在り方の中で将来に向かって、どこでその4市1町がきちんと連携をとって新たな消防体制、そういった物を構築できるかということを、常に検討していこうというような動き方は考えられないのでしょうか。

 今回も報告によりますと、逗子市の指令設備等も更新したばかりで、そういったところでメリットもないというようなお話がありましたけれども、常に3市1町、そういった中で、そういうずれがあるわけですよね、そういった設備や何かについても。どこかでそういったデメリットも解消しながら将来に向かって、きちんと安心して、この三浦半島という地域の中で消防業務が達成できるような体制づくりを考えていこうというようなことを常設の検討機関のような機関を作って、これからも検討していこうというような話はなかったのでしょうか。



◎(消防長) 常設の検討委員会のようなものを作るという話は、今のところございません。

 ただ、やはり消防業務の効率化といいますか、適正化を図る上では、今後とも検討は続けていくということでございます。

 以上でございます。



◆(眞下議員) そういうことであれば、ぜひ私からは、そういったものを前向きに3市1町の中で検討していただく、そういったことを要望して意見とさせていただきます。

 以上です。



○(議長) 他に御質疑はありませんか。

         〔「進行」と呼ぶ者あり〕



○(議長) 御質疑がないようですので、三浦半島地区の消防の広域化検討経過報告について、質疑を打ち切ります。

 以上で、市長報告を終わります。

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△行政委員会等報告



○(議長) これより、行政委員会等報告に入ります。

 議長に連絡がありました行政委員会等報告は、逗子市教育委員会点検・評価に関する報告書の1件であります。

 行政委員会等報告及び質疑に際しても、従来どおり起立をしてお願いいたします。

 それでは、逗子市教育委員会点検・評価に関する報告書についてを議題といたします。

 報告をお願いいたします。



◎(教育長) それでは、逗子市教育委員会点検・評価に関する報告について、御報告させていただきます。

 本報告書につきましては、地方教育行政の組織及び運営に関する法律の規定に基づき、毎年市議会に提出させていただくこととされております。内容につきましては、教育部長より御説明いたしますので、よろしくお願いいたします。



◎(教育部長) それでは、逗子市教育委員会点検・評価に関する報告書について御報告させていただきます。

 地方教育行政の組織及び運営に関する法律第27条第1項の規定に基づきまして、教育委員会は、毎年、教育に関する事務の管理及び執行の状況につきまして、点検・評価を行い報告書を作成し、市議会に提出するとともにこれを公表することとなっております。

 点検及び評価の実施方法は、過去2回と同様に、逗子市学校教育総合プラン実施計画の平成21年度の取り組み状況を点検し、今後の課題や評価を取りまとめるとともに、点検及び評価の客観性を確保するため、今回もお二人の学識経験者にお願いし、意見、助言をいただきました。お二人の学識経験者は、前回同様、横浜国立大学教授の高木展郎先生と、元鎌倉女子大学非常勤講師の久保田貢先生にお願いいたしました。

 なお、今回は高木先生の助言から、これまでの学校ごとの経年変化を見るため、初回から3年間の経過を一覧表として別に作成をいたしました。

 それでは、報告書の概要について、御説明いたします。

 1ページ及び2ページは、報告書作成の趣旨、点検・評価の対象や記載方法、報告内容の構成について記載しております。

 次に、3ページから11ページまでは、三つの柱の一つである、子供たちの学力向上のうち、一つ目の項目、個に応じた指導の充実における四つの行動プランについて、学校別の平成21年度の取り組み目標及び課題と評価を記載しております。

 続きまして、12ページから14ページまでは、各学校の取り組みを踏まえ、教育委員会が評価を行い、今後必要とされる主な事業及び指導内容をまとめたものでございます。

 また、15、16ページは、学識経験者お二人からの御意見を記載しております。

 以降同様に、学校、教育委員会、学識経験者の順に記載がなされ、17ページから28ページまでは、同じく子供たちの学力向上の柱のうち、二つ目の項目、健やかな心と身体の育成における四つの行動プランにかかわる点検・評価でございます。

 また、29ページから50ページまでは、三つの柱の一つ、課題に迅速に対応する学校づくりのうち、一つ目の項目である、多様な教育的課題への対応における、八つの行動プランにかかる点検・評価となります。

 そして、51ページから60ページまでは、同じく課題に迅速に対応する学校づくりの柱のうち、二つ目の項目、地域に開かれた学校づくりにおける三つの行動プランに係る点検・評価となります。

 次に、61ページから73ページまでは、三つの柱の一つ、教員の指導力向上のうち、教員研修・研究の充実における四つの行動プランにかかる点検・評価の記載でございます。

 次に75ページから106ページまでは、学識経験者の助言から、経年変化を見るために参考としてお付けしました、初回から3年間の学校別の点検・評価の推移を表した一覧表でございます。

 107ページ以降は、参考資料としてまとめさせていただいたものでございまして、107ページから109ページまでは、平成21年度の教育委員会の活動状況として教育委員会開催状況や議案案件等を記載しており、110ページには逗子市学校教育総合プランの全体図を記載しております。

 最後に、111ページ、112ページは、地方教育行政の組織及び運営に関する法律の抜粋と、文部科学事務次官通知の抜粋を記載しております。

 教育委員会としましては、今回の点検・評価における学識経験者の御意見等を十分に参考とさせていただき、今後も教育の充実を図っていきたいと考えております。

 以上、簡単ではございますが報告書の概要についての説明とさせていただきます。



○(議長) 報告が終わりました。ただいまの報告に対し、御質疑はありませんか。



◆(岩室議員) それでは、今報告されましたので、幾つかの点をお伺いしておきたいと思います。

 報告書の14ページと15ページとの関係で、支援教育の充実に関して、人的配置について学識経験者からも御意見が寄せられているわけですけれども、この対応について、教育委員会としての考えをちょっとお伺いしておきたいなと思うんですけれども。



◎(学校教育課長) それでは、お答えをさせていただきます。

 本市につきましては、平成21年度よりいわゆる支援教育の校内体制のシステム作りというところで取り組みを進めてきております。それにかかわりまして、教育相談コーディネーターを中心とした支援体制作りのために、教育相談コーディネーターが十分活躍できるということで、県からも補助の教員を配置させていただいておりますけれども、本市の市単独事業ということで、3名の補助教員を昨年度から配置させていただいております。また今後につきましては、更に支援教育の発展といったことを考えまして、人的な配置につきましても検討をさせていただきたいというふうには考えております。

 以上です。



◆(岩室議員) では、分かりました。

 次は、42ページと43ページとの関係で、環境教育の推進という形で、各小学校の取り組みと目標があるわけですけれども、この中で逗子小学校のいのちの森の関係が、ここの部分では記載がなかったので、どういう扱いになっているのかを確認したいのですけれども。



◎(教育部長) 逗子小学校のいのちの森につきましては、環境教育というものと、あと防災の観点からいのちの森を各学校に整備しまして、避難所となる各小学校への延焼を防ぐという観点から取り組みを行っております。

 児童によって植え付けをされまして、その後の成長についても児童が観察しているというところでございます。



◆(岩室議員) もう少し聞いておきたいんですけれども、このいのちの森との関係では、特に記載がないみたいなんですけれども、実際には小学校内に植樹された木の手入れとか、子供たちも気にかけてはいると思いますけれども、この報告書の中に位置付けるまでもなかったということでしょうか。



◎(教育部長) この点検・評価につきましては各学校が年度当初に今後の各年度の取り組みについて、計画をしまして目標値を設定しているところでございます。いのちの森については、特にそれぞれについての記載はなかったというふうに、教育委員会としてはとらえております。



◆(岩室議員) 分かりました。記載がなくても、当然校内の植樹された樹木に関しては関心もあるだろうし、取り組んでおられるとは思いますけれども、植樹された以降、ほととぎす隊からの協力というのは継続されているのでしょうか。



◎(教育部長) はい。ほととぎす隊と協力をして植樹をしたという経緯もございます。今後についても、ほととぎす隊の御意見をもらいながら成長を見守っていきたいというふうに思っております。



◆(岩室議員) 分かりました。

 48ページと49ページの関係で、これに関しても学識経験者から御意見があって、電子黒板の扱いについて、そのソフトの予算措置という形で御意見があるわけですけれども、今現状電子黒板の活用に関して、簡単でよろしいんですけれども、各学校とは言いませんから、活用されている状況と、そうしたソフトを増やしていくというか、予算措置をしていくという考え方についての御意見をお伺いしておきたいんですけれども。



◎(学校教育課長) お答えをいたします。

 電子黒板等につきましては、各学年に1台ずつということで配置をしております。授業の中で、教員がテンプレートを使って、あるいはビデオ等をそちらで流して、あるいは自作の教育用ソフトを作成して、授業の中で取り組んでいるという状況でございます。

 また、7月から12月の段階で、国の緊急雇用対策を使って指導員を3名派遣しておりますので、そのICT(情報コミュニケーション技術)関係の指導員を中心として、より効果的な活用に取り組んでいるところでございます。

 教育用ソフトにつきましては、教育研究所が行っております情報教育担当者会といったところでも協議をしているところですが、なかなか共通で使えるソフトというのがまだ見つかっていない状況でございます。やはり教員にとっては、自作の教育用ソフトというのが一番使いやすいというところもございまして、教育用ソフトの充実に向けて今後取り組みを進めてまいりたいというふうに考えております。



◆(岩室議員) 私もあまり詳しくはないんですけれども、電子黒板のソフトというのは、それほど種類もなくて、実際のところは電子黒板そのもののほうが、パソコンがあってもソフトがないみたいな話になってしまうと活用ができないとは思うので、そうした開発というか研究して販売をするような状況には今ないのでしょうか。



◎(学校教育課長) 教育研究所の、先ほどお話しいたしました情報教育担当者会の中で、既に幾つかのソフトを見て、また体験版ということで借り出しをして、それについても今研究をしているところであるというふうに聞いております。



◆(岩室議員) 今課題としてあるというお話だと思うんですけれども、本市だけではなくて、電子黒板を導入した自治体では、共通した課題というか研究が必要な部分となっているのでしょうか。



◎(学校教育課長) 近隣市町につきましては、この電子黒板に先進的に取り組んでいるというところは聞いておりません。ただ県の教育委員会とも連携をしながら、先に進んでいる自治体の情報を取り入れて、今後取り組みを進めてまいりたいと思います。



◆(岩室議員) これがすぐに有効に活用されるという期待は大きかったと思うんですけれども、現状で期待した効果というのは、この導入で得られたという判断はされているのでしょうか。



◎(学校教育課長) このICT機器関係で申しますと、電子黒板と同時にいわゆるOHC、実物投影機というふうに申しますけれども、そちらも学年1台ずつ入れております。実物投影機につきましては、教科書を大きく投影をしたり、あるいは図等を投影したりということで、電子黒板に比べますとソフトを作るという必要がない分、非常に簡便に利用ができるということで、まずそのOHCの利用率が非常に高いものになっております。

 今、先ほど来お話ししております電子黒板を有効活用するために、どういったソフトが必要になってくるのかということで検討を進めているところでございます。



◆(岩室議員) そうすると、これは学識経験者、高木先生からの御意見だと思うんですけれども、教育研究所で取り組んでいるそうした検討というか研究で具体的にソフトを作るとなると、教育研究所は作るには難しいのではないかとは思うんですけれども、これに関しては何らかの予算措置が必要というか、そういうソフトを作ろうという段階になれば、その専門の事業者に対して予算を組んで作らせるという考え方で、教育委員会としては考えているのかお伺いしたいんですけれども。



◎(学校教育課長) 先ほどもお話をさせていただきましたけれども、実際に今いろいろな事業者が電子黒板の教育用ソフトというのも販売していることは事実でございます。ただ、それが共通に逗子市として、その教育用ソフトを各学校に常備して、それが本当に有効かどうかというところがなかなか難しい課題として残っております。やはり自分で作ったソフトが一番使いやすいというところでございますので、もうしばらく検討をして、必要なソフトがあればまた予算措置をしていくというふうに考えております。



◆(岩室議員) この電子黒板の導入に当たっては、教育委員会も必要だと判断をされた部分はあると思うんですけれども、我々議会としては有効に使われるものだという認識に立って予算を理解したところがあると思うんです。電子黒板について、まだ課題が残っているという点では、この電子黒板はもう少し取り組みが進んだ中で導入措置を図ってもよかったと思えるような受け止め方をしているんですけれども、電子黒板について、教育委員会として今の時点でどのように考えているかをお伺いしておきたいんですけれども。



◎(学校教育課長) 実際にこの間、学校訪問等で授業を見ている中でも、電子黒板が使われて授業が行われているという場面は多々見ております。ただ、その使い方が更に有効なものになる余地はあるというふうに思っておりますので、それにはやはり必要なソフトということも出てくるかと思いますので、今後の課題とさせていただきたいと思います。



◆(岩室議員) では、ソフトの開発にはもう少し検討の時間が必要だということで、実際に活用に関しては指導員が配置されて、平成22年度もやっているという状況の中で、これに関して最後の質問にしますけれども、指導員は継続の配置になるのでしょうか。



◎(学校教育課長) ICTの指導員につきましては、この12月で一度打ち切りということで、継続して配置することは今の段階では考えておりません。



◆(岩室議員) 分かりました。



○(議長) 他に御質疑はありませんか。



◆(丸山議員) おはようございます。

 資料の29ページ、30ページの子供の安全と安心の確保の推進についての事業について、お伺いいたします。各小・中学校における平成21年度の取り組み目標におきまして、逗子市では各校でCAPプログラムが行われていると認識をしているんですけれども、具体的記載が2校しかありませんが、これはほかの学校ではCAPプログラムが行われないということでしょうか。



◎(学校教育課長) CAPプログラムにつきましては、小学校5校、中学校3校、逗子市立の小・中学校すべてで実施をもう済ませております。

 ただ、先ほど教育部長からもお答えをさせていただきましたが、この取り組み目標をどのように設定するかという部分につきましては、各学校がこの平成21年度の重点目標というところで書いておりますので、それぞれの学校によって記載があるないといった違いが生じてきているというふうに考えております。



◆(丸山議員) それでは、逗子市では全小・中学校でCAPプログラムを行うということですが、各校ではそれほど重視していないプログラムである、こういうふうに認識してもよろしいのでしょうか。



◎(学校教育課長) 子供の安全・安心の確保の推進という目標につきまして、各学校がCAPプログラムを実施し、更にそこから独自の取り組みをするというところで、記載がある学校と、ない学校という違いが生じているというふうに考えております。



◆(丸山議員) では、確認ですが、全小・中学校で行われるということで、あえて記載がないという場合も考えられるということでよろしいでしょうか。



◎(学校教育課長) はい、そのように考えております。



◆(丸山議員) 分かりました。



○(議長) 他に御質疑はありませんか。



◆(毛呂議員) 13ページの教育委員会の自己評価と主な成果で、教育委員会の自己評価がAである理由についてもう少し細かく教えてください。



◎(学校教育課長) 各学校のそれぞれの自己評価につきましては、学校が自己評価をし、各学校に設置しております学校関係者評価委員会、ここには学識経験者、評議委員、保護者の代表等々入っておりますけれども、その論議を踏まえた評価というのが報告にございますように、各学校ともかなり高い評価を得ているというのが一つでございます。それからいわゆる学力の一部というふうには考えておりますけれども、平成21年度に実施をしております、全国学力・学習状況調査、県の学習状況調査をもとにして、逗子市の学習状況調査を実施しておりますが、どちらも小学校につきましては全国あるいは県平均を優位な数字で上回っていると。中学校につきましてもほぼ同等でございますが、ほとんど全国平均を上回っているというところでございますので、教育委員会といたしましてはA評価とさせていただいています。



◆(毛呂議員) 先ほど学校の自己評価がよかったということで、1点目の理由として取り上げられていたのですけれども、ではその自己評価を追認したという部分もあるということですか。



◎(学校教育課長) 学力向上につきましては、先ほどお話しした二つの調査というがある程度客観的な部分を示しますけれども、もちろんそれだけではなく子供たちのコミュニケーション能力ですとか、言語活動の充実ですとか、非常に細かなところで個々の子供たちの学力というものを見取っているのは、各学校であるというふうに考えております。その学校の自己評価というものを、教育委員会といたしましても重視をしたというふうにお答えをさせていただきます。



◆(毛呂議員) 総合計画の基本計画に、県の学習状況調査5ポイントアップという目標が書いてあるんですけれども、平成20年から21年度に関して、先ほど優位な成績だったということは、その目標値についてはどうだったんですか。



◎(学校教育課長) 小学校につきましては、すべての教科で5ポイントを超えているということではございません。ただ5ポイントにかなり近い、あるいは5ポイントを超えているといったような状況でございますので、小学校については、県の状況よりもある程度よくできているというふうに考えております。

 また中学校につきましては、一部の教科では県の平均等を下回っているものもございますけれども、ほぼ、県の平均等よりも上にいると。ただ5ポイントといったところにはなかなか達していないということですので、ほぼ同等というふうに考えております。



◆(毛呂議員) 次の14ページですけれども、平成22年度に向けての指導内容ということで、国の全国学力・学習状況調査が、悉皆から抽出に変わりました。それで平成22年度に関しては、県の学習状況調査もおやりにならないということで、先ほど学校教育課長がおっしゃっていたそういうものも参考にしながら自己評価Aを付けましたという部分において、新しい何らかの学力把握と指導の改善を、各学校が日常的にきめ細かく行うよう指導していくというふうに書いてありまして、これは今年の2月あたりからずっとおっしゃっていることなんですけれども、この時期になってそろそろその方法というのが見つかったのか、県の学習状況調査は、おやりにならないということで、新しい何か基準みたいなものが生まれたのかどうかだけは最後に聞いておきます。



◎(学校教育課長) まず、今年度につきましては、この4月から各学校の教頭及び教務の担当者で組織をしております、教育課程担当者会というのを年間5回程度開催しておりますが、その中で具体的に子供たちの学力というものを細かく丁寧に見取り、それをどのように指導改善に生かしていくのかといった方法論につきまして、各学校で情報交換あるいは研究といったようなことをしております。

 また、校長会等でも各学校での取り組みというものをレポートで出していただきまして、こちらについても学校長の学校経営、学校運営の中に生かしていただくという方向でおります。

 また、県につきましては、私どもこの客観的な調査というものを必要がないというふうに考えているわけではございませんので、県につきましても、以前と同じような形で実施をするように要望を強くしているところでございます。



○(議長) 他に御質疑はありませんか。



◆(橋爪議員) 24ページ、25ページのところでお伺いします。

 一つは、24ページに健康教育全体計画というのが沼間中学校で述べられているんですけれども、この健康教育全体計画というのが、まずどういった計画なのか少し御説明をお願いしたいと思います。



◎(学校教育課長) こちらにつきましては、食育の全体の推進計画とは別に、保健安全等も含めて、子供たちの健康を増進、それから体力作りといったところでの、各学校の取り組みといったものを計画としてまとめているものでございます。



◆(橋爪議員) そうすると、ここに記載はありませんが、それぞれ各小・中学校で、この健康教育全体計画というものを作っておられるのか、それとも教育委員会が一定の小学校、中学校という形でこういった計画を作っていて、それに基づいて各学校が取り組みをしているのか、その辺のところを少し説明をお願いします。



◎(学校教育課長) 食育もそうでございますけれども、各学校で健康の取り組みにつきましての計画というのを作成しております。



◆(橋爪議員) 分かりました。各学校で作っているということで。

 それで、そういったものに基づいて、ここは確認なのですが、先ほどももちろん取り組みは記載しているものだけではない、記載をしていないことも取り組まれているのかという質疑がありましたけれども、こういった健康教育というものは、基本的には各学校できちんとその計画が作成されて、それに基づいて取り組みが行われているということで理解をしてよろしいのでしょうか。



◎(学校教育課長) はい、そのように考えていただいて結構でございます。また、教育委員会といたしましても、平成21年度につきましては、体力作りに関しまして県の体力テスト、調査といったものを悉皆で行っていただきましたので、その結果を分析して各学校に伝えてございます。また、ホームページ等にも公表してございますけれども、そういったところで各学校への支援ということも行っております。



◆(橋爪議員) ここは分かりました。

 あと、食育全体計画についてもなんですけれども、これも今の御説明で各学校で計画を作っていくということで、特に小学校は実際の給食を通してということもあると思うんですけれども、中学校はそれぞれのお弁当という中で、こういった計画が作られているわけですけれども、具体に中学校の給食というのも今検討されているわけですし、こういった食育の計画というのは当然また状況とか内容というのも変わってくる、見直しもしていかなければいけないのではないのかなと感じているんですけれども、その辺のこの計画の見直しというのは、どのようにお考えになっているのかお伺いします。



◎(学校教育課長) 食育計画につきましては、先ほどもお話をいたしましたように各学校で作成をしているところでございます。現在小学校は完全給食、中学校につきましては牛乳給食という形がございますので、それぞれの小・中学校、校種の違いがございますので、それに見合った形での計画ということになっています。例えば中学校につきましては、家庭科の時間ですとか、あるいは総合的な学習の時間等も含めて、あるいは社会科といったようなところと関連させてというようなところも聞いております。今後中学校の完全給食実施といったようなことが達成できるならば、それはまた計画の見直しといったようなことも当然出てくるかと思います。



○(議長) 他に御質疑はありませんか。



◆(高野[典]議員) 私のほうから1点、34ページの幼稚園・保育園・小学校・中学校の連携ということで、これは小・中連携については、一般質問もしたことがございますので、その辺のできることと、それから法的な壁がありますので、なかなかできないこともあるので、その辺は分かってきたんですけれども、ただ今回、幼稚園と保育園については、認定こども園が2013年から実施されることについて、逗子市の取り組みとしては、一切書いていないので、それについては検討委員会を持っているのか、逗子市としてはそういうのをどのように考えているのか、ちょっとお伺いします。



◎(学校教育課長) 幼稚園・保育園・小学校の連携につきましては、本市は市立の幼稚園がございませんけれども、やはり非常に重要な課題だということで、年間3回それぞれの保育園、幼稚園、それから小学校の担当者で情報交換、それから年間3回程度それぞれの授業、あるいは実際の場面を参観、見学させていただくといったような形での情報交換の場を進めております。

 認定こども園等の状況の変化につきましては、まだ文部科学省、あるいは厚生労働省といったところでの明確な方針が出ておりませんので、現段階で逗子市として検討委員会等というようなことにはなっておりません。今の段階ではあくまで現状の中で子供たちの幼稚園・保育園から小学校へのつながりをスムーズに展開させていきたいといったところのねらいで行っております。



◆(高野[典]議員) 全く検討されていないということですか。でも、これは一応仮称ではありますが認定こども園としてスタートしているわけですよね、国としては。ですからやはり逗子市は市立の幼稚園がないということで、前は幼稚園・保育園一元化ということで質問したときも、それぞれは逗子市にはなじまないというふうに答弁があったんですけれども、このような方向になっていくとなると、そういった検討はきちんとされていかないと。だって3年後ですよ、もう。そのとき、何にも触れていないので、それに関して研究なり逗子市としての考え方というのをきちんと持っていかないと混乱するのではないかなと思うので。



◎(教育部長) 議員おっしゃるとおり、認定こども園という動きが国のほうで示されまして、2013年度からおおむね10年をめどに整備していくというようなことを伺っております。そういうことでございますので、今後国・県からどういった取り組みが必要なのかということで、指導、助言があるというふうに思っておりますので、取り組んでいきたいと思っております。



○(議長) 他に御質疑はありませんか。



◆(松本議員) 33ページのいじめ・不登校への対応の推進の中で、各学校が自己評価をAまたはS評価をしています。全体的に不登校の件数は減っていると私も聞いておりますが、各学校すべてにおいて不登校の数が減っている、もしくはいじめの件数は減っていると解釈してよろしいのでしょうか。



◎(学校教育課長) 年度の当初で、平成21年度のいじめ、不登校、暴力行為等について県から調査がかかっておりました。その結果といたしましては、不登校等につきましては、若干減少しておりますけれどもまだまだ課題だというふうには考えております。いじめにつきましても、徐々に認知件数というのは減ってきているというところでございます。神奈川県全体といたしましては、やはり全国的にも非常に大きな数字が残っておりますので、従来年間の当初での調査のみであったものが、現在年間を4期に分けて短い期間での調査といったところで早期発見、早期対応というような取り組みを行っているところでございます。

 逗子市につきましては180日以上、いわゆる長期の不登校といったような子供たちがかなりおります。これは特に中学校については小学校からの継続といったところ、小学校については人間関係、あるいは家庭内での課題といったようなところが原因になっておりますけれども、逗子市の不登校の調査というのは毎月3日以上欠席をした児童・生徒を上げていただくと。通常7日というのが一つの基準だったのですけれども、やはり早い段階でということで、明らかに入院をしたとかあるいはインフルエンザ等といったものは除外するとして、3日間毎月、月ごとお休みをした子供については調査で報告をもらうよう、各学校で迅速な対応をお願いしているといったところでございます。



◆(松本議員) ありがとうございました。ただ、取り組みの目標、机上の論理に対して、それが実施できたというだけで自己評価がAなりSなりになっているのかというところを懸念しての質問でございますけれども、事実上子供たちがどのような状態だったのか、具体的にこの学校では何人の子供がいじめを受けているのではないか、もしくは不登校なのではないかということをきちんと把握した上で、そしてそれが減ってきたゆえにAなんだというような自己評価であらねば本来ならないように思うのですが、その辺の評価にこの自己評価がつながっているのかどうか、もう一度お伺いいたします。



◎(学校教育課長) 各学校の目標そのものの中にいわゆる数値目標といったような形での設定がございませんので、そういう形のAあるいはSといった評価ではないかというふうにも考えております。ただ、早期の発見に向けて各学校での取り組みとして、例えばQ−Uという判定テストですとかあるいはY−Pテスト、それから生活の実態アンケート、個々の子供たちの授業中での見取り、そして個人面談、保護者面談、教員同士での情報交換といったような取り組みが、日常的になされているという報告を受けておりますので、そういった取り組みの綿密さといったところでの評価かというふうに考えております。



◆(松本議員) 具体的に、やはり数字を各学校で何人とまず把握していただいて、その上でもしかすると経年、小学校でしたら6年ずっと継続をして変化を調査するとか、そのようなやはり数字的なデータとしての検討がなされて初めてAとして安心できるのかなという気がいたしますので、ぜひ、今後ともこのような数字としての把握、しっかりそれを聞けば、それはつまりはしっかりとした把握ということになるかと思いますので、それに努めていただきたいと思います。

 もう1点、49ページ、学識経験者として高木先生からの御助言があります。その中で国際理解教育の推進について書いてございます。逗子市には米軍家族住宅がありますので、子供同士の交流や米軍家族住宅の人材の活用も有効であると考えますという御助言をいただいております。私はこれを完全に否定したり非難するべきものではないとは存じますけれども、逗子市の池子問題とか平和教育の中で、さまざまな、短絡的には協力がどこまで可能なのか、特に小学生や子供に対しては危ぐするところがあるのではないかと思うのですが、この御助言に対して今後何か教育部のことで勘案するようなもの等あるのでしょうか。



◎(学校教育課長) 実際に小学校の中では、いわゆる池子の米軍家族住宅にお住まいのお子さんが登校している、在籍しているといったような場合も多々ございます。その中で子供たちの関係としては、やはり同じクラスメートということでございますので、そういったときにその保護者の方に御協力をいただいてといったようなこともあろうかというふうに考えております。



◆(松本議員) いろいろな価値観を共有するという点では、最高の教育がかなう可能性も確かにありますけれども、あくまでも池子米軍家族住宅の中のものは、私ども日本の教育の指針とは全く違う方針で教育がなされます。そういった中で子供同士の交流ならともかく、それ以外の人材を活用しての教育を逗子市が行うというのは、少々安易な助言であるとも私は思いますけれども、このあたりの池子問題への取り扱い、重々注意していただきたいのですが、その点についてもう一度お伺いいたします。



◎(教育部長) 子供同士の交流というものは、今年度も池子小学校、逗子小学校で逗子海岸やあるいは米軍家族住宅の中での交流が、親善交流という形で行われている状況でございます。また、その米軍家族住宅の人材の活用ということでございますけれども、池子の住宅建設という大きな課題がある中で、高木先生がおっしゃるところは、せっかく身近に外国人の方がいらっしゃるので、その文化に触れたらよろしいのではないかということでこのような表現になったというふうに私ども思っております。今後の活用につきましては、それは検討を要するものというふうに思っております。



○(議長) 他に御質疑はありませんか。



◆(岩室議員) 今の関連でお伺いしたいのは、どこまで真意があるかというのは分からないんですけれども、私、自分の子供を逗子市内の公立中学校に通わせている親の一人ですけれども、学校教育の中で米軍家族住宅の人たちと仲よくしましょう等という教育をするのであれば、私は通わせたくないんですけれども、そういう親が出てきた場合は教育委員会はどうされるのですか。



◎(教育部長) これは、これまで各学校の取り組みの中で親善交流という形で行われていたことでございます。そのような保護者の方の御意見があれば、教育委員会の中でも十分検討、調整をしていきたいというふうに思っております。



◆(岩室議員) 私は、別にアメリカを嫌いなわけでもないし、個人を差別するつもりもないですが、ただ基地がある以上は、基地の存在というのは米軍の戦略上の問題で、そことの関係ではその地元、基地がある周辺の住民との関係を良好にしたいという米軍の意向と、それは単に人間的な意見ではなくて、戦略上そうした周辺との関係を良好な状態を作っていくというのは、米軍の方針に基づいてやっている話であって、それを何も分からない中学生とか小学生に関して、親の同意もなく勝手にそういうことが行われることは大変危ぐするわけです。だからその辺は、非常にさまざま御意見があるだろうから、十分配慮して考えていただいて教育委員会としては進めていただきたいと思っているので、よろしくお願いします。



○(議長) いいですか。答弁は。

 他に御質疑はありませんか。

 御質疑がないようですので、質疑を打ち切ります。

 以上で、行政委員会等報告を終わります。

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△閉会の宣告



○(議長) これをもちまして、全員協議会を閉会いたします。

 御苦労さまでした。

              午前11時14分 閉会

                    逗子市議会議長  岡本 勇