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神奈川県 藤沢市

平成18年 2月 総務常任委員会−03月17日-02号




平成18年 2月 総務常任委員会

平成18年3月17日

1.日   時  平成18年3月17日(金) 午後8時15分開会
2.場   所  議会委員会室
3.出 席 者
     委 員 長  佐 賀 和 樹
     副委員長  塚 本 昌 紀
     委  員  柳 沢 潤 次   三 野 由美子
           高 橋 八 一   石 井   博
           増 井 秀 夫   海老根 靖 典
           河 野 顕 子   矢 島 豊 海
     欠席委員  な  し
     議  長  国 松   誠
     副 議 長  広 田 忠 男
     傍聴議員  原 田   建   井 手 拓 也
           熊 倉 旨 宏   植 木 裕 子
           二 上   喬
     理 事 者  久世助役、石渡助役、新井財務部長、原財務部参事、伊勢財政課主幹、
           神田計画建築部長、谷本計画建築部参事、池谷計画建築部参事、
           田中計画建築部参事、瀬戸建設調整課主幹、高橋建築指導課主幹、
           保坂建築指導課主幹、その他関係職員
     事 務 局  長谷川議会事務局長、高木議会事務局次長、小野議会事務局主幹、
           ??議会事務局主幹補佐、内田議会事務局主幹補佐
4.件   名
 (1) 議案  第127号   平成17年度藤沢市一般会計補正予算(第6号)
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○佐賀和樹 委員長 ただいまから総務常任委員会を開会いたします。
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○佐賀和樹 委員長 お諮りいたします。委員会の日程は、お手元に配付したとおり進行したいと思いますが、御異議ありませんか。
              (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○佐賀和樹 委員長 御異議がありませんので、そのように決定しました。
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△(1) 議案 第127号  平成17年度藤沢市一般会計補正予算(第6号)

○佐賀和樹 委員長 日程第1、議案第127号平成17年度藤沢市一般会計補正予算(第6号)を議題といたします。
 この議案は、本会議で説明がありましたので、直ちに質疑を行います。質疑はありませんか。
◆三野由美子 委員 何点か、質疑、質問をさせていただきます。
 これ、3億1,000万円余りということなんですけれども、まず、この解体の方法が手作業に近い進め方をして、どこから機械を入れるかというのもまだ判断が難しいとか、あと、都市機構への委託ですか――というようなこともちらっと伺っているんですけれども、この金額が適正であるかどうかですとか、あと、随契か入札かということについてお聞きしたいのですが、まず、契約、どのようにお考えであるかということと、今までに前例がない事件でありますので、解体の方法も恐らく前例がないのだと思うのですけれども、この解体の方法というのは、物価版に出ているような金額の目安になるものが出ているような方法なのでしょうか。その2点、まずお聞かせください。
◎杉山 建築指導課課長補佐 御質問にお答えいたします。
 補正予算額ということで、3億1,100万円を要求させていただいているところであります。まず、解体の方法につきましてでございますが、耐震強度が0.15という状況になっております。構造計算のチェックをしていく中では、通常、このような建物の場合については機械で壊すわけでございますけれども、強度が余りにも低いために、やはり手壊しでやらざるを得ない状況になっております。それも作業員の安全性等を確保していくためには、まず先に建物の補強工事、耐震壁等を先につくりまして、それから補強していきながら、上から手作業でハンドブレーカーになると思いますけれども、解体をしていくというような状況になります。
 また、契約につきましては、工事委託契約を結びたいというふうに考えております。
 単価のところにつきましては、工事費並びに現場管理費、事務費、家屋調査費等含めて精査した結果、基本的には、都市再生機構と工事契約をしたいというふうに考えておりますので、都市再生機構の工事単価に基づく歩掛かりで計算をしているところでございます。
◆三野由美子 委員 ありがとうございました。都市再生機構と工事契約ということで、都市再生機構が出す、その工事の金額が適正であるかどうかというのは、都市再生機構が判断するということになるわけでしょうかというのがまず1点と、なぜこういった質問をしているかといいますと、実際に今回の問題、建設業界もこういった、わからなければやってしまえみたいなことがその一部にはあるということが露呈した事件なんですけれども、やはり緊急性があるとか、公がやるということで、高い金額を出してくるとか、そういったこともあり得るのではないかと思いましてこういう質問をしているんですけれども。先ほど物価版というお話もしたんですが、特に解体の場合は、物価版の算出したものが、いわゆる定価ですよね。随契などの場合はこれで出てくるわけなんですけれども、入札になると、例えばある自治体では、当時珍しかったワイヤソーイング工法というのを何年か前に打診したところ、最初、随契では2億円余りで出てきたのが、随契ではなくて、何社かあることがわかって入札という方向になると、1億数千万円、何割も安くなったということを行政関係者に聞いたことがありまして、この都市再生機構と工事契約をするんですけれども、この金額が適正であるかどうか、あと、今回は珍しい事件なので、途中でまたさらに追加で予算を組まなければならないということが出てくる可能性があるのかどうか、そういった心配があるのですけれども、その点、お聞かせいただけますでしょうか。まず都市再生機構がそういった金額の判断をするのかどうかということと、あと、追加の可能性があるのかどうかですね。
◎神田 計画建築部長 それでは、私の方からお答えさせていただきます。
 まず、事業費の妥当性の問題でございますが、現在、実はまだ実施設計はでき上がっておりません。そういう中にありまして、今回御提案させていただいた事業費自体がまだ概算であるという点だけはお許し願いたいと思っております。また、この事業費を積算していく中で、現在、都市機構が積算をやっております。しかしながら、これは当然藤沢市としてチェックさせていただきたいというふうに考えておりますし、また、その一部については既に私の方の公共建築でもチェックさせていただいています。そういう意味から、先ほど御答弁させていただきました、現在使っているのは確かに都市機構ということになりますが、結果的にこれは国庫補助事業という中では、会計検査の対象ということもありますので、この単価の妥当性、これについては今後とも追求していきたいというふうに考えております。また、追加予算の関係でございますが、ただいま申し上げましたように、まだ概算の段階ではございます。しかしながら、この手壊しでまずやっていくという中では、これは非常に高く現在の段階では見積もらせていただいている状況にあります。これから実際の工事、例えば工事関係者からの提案とか、そういう中では、実はこれは変更の可能性も出てくるというふうに考えております。そういう中では、今回の特に解体工事というのは、スピード、それから、安全性、それとやはりコストの問題もこれは当然かかってくると思いますので、それらについて今後とも追求させていただきたいというふうに考えております。よろしくお願いします。
◆矢島豊海 委員 簡単に御質問しますが、今、国が45%、藤沢市が55%を出すわけですよね。しかし、藤沢市民が入っているにしても、神奈川県民でもあるわけですよ。だから、県がどういう態度をとっているのか、あるいは県と調整したのか、今後これから調整していくのか、この辺についてはどうでしょうか。
◎神田 計画建築部長 今回のこの支援策につきまして、東京都、それから、神奈川県も含めまして、1都3県、4都道府県の知事さんが集まりまして、そういう中で、国に対して、例えばこの負担割合とか、こういうものに対して異議を申し立てたというのが既にございます。特に東京都の石原知事が中心になりまして、国に対して物を申していったというような経過がございます。そういう中にありまして、国の方から、それでは、45、55という中にありまして、国が例えば都市機構を使って直接に支出する、そういう費用も含めまして、ほぼ50対50になるという御説明をさせていただいた中では、今回の内容については100%満足するものではないが、人の命がかかっている問題であるから、都道府県知事の主張、こういうものは受け入れるんだという御回答が出ています。これは神奈川県としてもまさにそういう意味で今回のこのスキームについてはある程度認めてきたという状況にございます。
 それから、もう一つ、12月に議会から国及び県に対して、やはりこういう意味での御要請をさせていただいたという状況にございまして、ただいままで私どもも具体的な金額、こういうものをお示しできないというような状況で、国、県に対して具体としてはまだ要請しておりませんが、今回このような形で進めていくというふうになりますので、これはぜひ県に対しても要請していきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。
◆柳沢潤次 委員 何点か聞かせてください。
 一つは、この工事、2月補正で今議会の補正で決まればどんなふうな段取りになっていくのか、いつごろから始まって、どのぐらいかかるのか、改めてお聞かせください。それが1点です。
 それから、3億1,100万円の工事の内訳、今、概算だという話もございましたが、工事費が幾らで、細かい金額はともかくなんですが、どういうものになるのか、使うのか、内訳を教えてください。それが2点目です。
 それから、3点目は、10階から4階までを壊すということで、1階から3階まで残るわけですが、その辺の理由、なぜそうなのかお聞かせください。
 それから、4点目は、周辺住民の方と、移転された――今管理組合になっているんでしょうか――方たちへの説明はどのようになっているのか、今後どうするのかですね、ちょっとその点、お聞かせをいただきたいと思います。
◎杉山 建築指導課課長補佐 ただいまの御質問にお答えしてまいりたいと思います。
 まず先に、1点目としまして、今後の段取りでございますが、この議案が、要求が通りましたら、3月中には都市再生機構と契約を結んでまいりたいというふうに考えております。一日も早く除却をするという上では、早く契約して、4月中には工事着手を目指していきたいというふうに考えております。
 2点目の御質問であります3億1,100万円の予算額に対する内訳でございますけれども、まず、工事費としまして2億6,100万円、工事管理費といたしまして2,200万円、家屋調査等含めた事務費が合計で2,800万円の合計3億1,100万円でございます。
 3点目といたしまして、危険な部分の7層の除却の根拠でございますけれども、水平保有水平耐力を1以上満足させるということもございます。グランドステージというのは0.15でございます。耐震強度が1以上になるところを計算し、これが周辺住民の安全性を確保していくという意味では、この1以上の保有水平耐力を満足させる必要があります。その上では、7層除却、4層を残せばこの耐力は1以上を保てるということで判断しているところであります。なおかつ、今後の再建計画をしていく上では、区分所有法等に基づくマンション再建の決議をとらなければなりません。そういった意味では、建物が残っていなくちゃいけないという条件もございまして、建てかえ決議の5分の4以上の決議をしていく上では、その建物を残すということもあわせてそういう要素がございます。また、周辺住民等の御説明でありますけれども、これまでに第1回目としまして、12月にまずはその状況をお伝えし、個々のお宅をお邪魔したところでございます。また、ことしに入りまして、1月20日以降、入居者が全員退去しましたこともありまして、その状況につきまして、グランドステージのあります自治会長さんを初めとしました隣接する住民の方たちにお集まりいただきまして、状況報告等をさせていただいたところでございます。また、現在入居者の方たちにつきましては、週1程度で役員会等々をやっている状況であります。その中で、これまで要望の出ているところもありますけれども、そういったところを一つ一つ御説明しながら対応を図っているところであります。
◎神田 計画建築部長 1点補足させていただきたいと思います。ただいま今後のスケジュールという中で、できたら今月中に、それから、工事着工をどうしても4月中に行いたい、これは周辺に及ぼす影響等を考えますと、できるだけ早く工事に着手し、安全な状況にしていきたいという考えがございます。そういう中にありまして、これだけの経費でございますので、当然工事委託協定とか、こういうものは議会の議決を要する案件ということになります。それを次の議会というのは非常に時間がかかりますので、まことに申しわけないんですが、この案件につきましては専決処分というような形で対応させていただきたいというふうに考えているところでございますので、よろしくお願い申し上げます。
◆柳沢潤次 委員 どれぐらいの工事期間がかかるのかというのも後でお答えください。
 一つは、工事内訳の中で、調査費というのがあったわけですが、これは周辺のお宅の住宅の状況を調査しておくという形なのでしょうか。それと、住民との、機構との関係になるでしょうけれども、工事契約、工事協定というものを結ぶつもりなのか、その辺の指導をどうされるのか、お聞かせください。
 それから、あと、被害住民の方との問題ですけれども、解体するに当たっての住民の皆さんからの同意というのが必要だろうと思いますし、必要というよりは、所有者ですから、住民の方が中心になるのかなと普通は思うわけですけれども、その辺の同意をどういうふうにとっていくのか。住民の皆さんからの解体についての同意というのはされているというふうに聞いていますが、しかし、何か条件などもついているようにも聞いていますし、その辺、どういうふうな手続をもって解体になっていくのか、その点、お聞かせください。先ほど決議が必要だというような話もありましたが、その辺も含めてお聞かせいただきたいと思います。
 それから、もう一点だけ。今後の建てかえの問題ですけれども、新聞報道などでは、第2次案を国交省が出したような報道もされているわけですが、藤沢の部分も入っているんでしょうかね。750万円ほど安くなるというようなことが書いてあったのかな。そういう第2次案との関係でどういうふうになっているのか、お聞かせください。
◎杉山 建築指導課課長補佐 まず、1点目であります、どれぐらいの工事期間がかかるかという御質問でございますが、手壊しで解体をするということを先ほど申し上げましたが、これでいきますと、工程的にはおおむね11カ月間かかるという状況でございます。
 2点目であります調査費の関係でございますけれども、周辺住民の皆さん方といろいろとお話をする中で、建設当時に家屋の調査をしたということもありまして、今後除却工事が始まるのであるならば、きっちりとその調査をしてほしいということもありますので、工事に着手する前に周辺住民のお宅の壁やドア等の内部状況を写真等で撮影し、調査をしていきたいというふうに考えております。また、グランドステージのもともとの入居者に対する今回当然区分所有者でございますから、除却についての同意というのは当然必要になってまいります。これまでに住民さんの方での総会みたいなところでは、全員の方が除却に対しては同意するというふうに意思表明をしているところでございます。そういった中では、今後除却に当たりましては、私どもの方から、どういう状況でどういうふうな形で除却していくのかというようなことをちゃんと説明申し上げて、所有者皆さん方に対しまして同意書をとってまいりたいと思います。これにつきましても早急に同意書を取りつけるようにしたいと考えております。
 また、4点目であります再建の関係でございますけれども、2次案が示されたというところでございますが、まだ私どもの方では2次案を示すというふうには聞いておりますけれども、これからだというふうに思っておりますので、まだ1回も示されておりません。第1回目の提示案だけでございまして、これで多分4月に入っちゃうのかなというふうに予測しているところでございます。
◆柳沢潤次 委員 工事協定をどうするのかというのは、その指導の中身についてお聞かせをいただきたいと思います。被害住民の皆さんの同意のところで、聞くところによれば、住民の皆さんの建てかえについての意思表示というのはまだまだかたまっていないというふうに私は聞いているんです。それとの関係もあって、解体についての問題というのは、被害者の皆さんは、周辺にこれ以上の負担をかけちゃいけないということで同意をしたというふうなことを聞いておるわけですが、その辺の大変さというのはあろうかと思います。同意を得るのにね。ただ、そこは最低限必要なことですから、やらなければなりませんが、この建てかえ案というのは、11カ月の壊している間、国の動向やら、そういうことで、どうなっていくかという不透明な部分もあるわけですが、そこら辺、どういうふうな市の方としてのスタンスでいくのか、被害者の住民の方は本当に大変な状況だというふうに聞いていますし、これから銀行などからの返済がどうなるのかとかというような問題、実生活にかかわってくる問題ですから、本当にきつい状況にあるなというふうには感じ取れるんですけれども、その辺も含めて、国への働きかけ、あるいは県への働きかけも含めて、最後に、その辺の状況、どういうふうに進めていかれるのか、お聞かせをいただきたいと思います。
◎谷本 計画建築部参事 今後、事業に際しましては、都市再生機構とまずは工事協定を締結することになります。その内容といたしましては、事業の規模だとか、それから、工事の期間だとか、そういったものを詳細を詰めたものを取り交しながら今後機構に業務を委託していくという手続で進めてまいりたいと考えております。
 私の方からは以上でございます。
◎神田 計画建築部長 それでは、私の方から建てかえに関する考え方といいますか、そこを御説明したいと思います。
 私どもが第1次案という形で当時住んでいた家屋からしますと若干狭くなった形、80%、それから、実際に御負担いただくのは2,000万円以上になるというような形での御提案をさせていただきましたが、それに対してこれは非常に困難であるということから、住民の方からはそういう御意見をいただいているところでございます。しかしながら、それでは、じゃ、どうしていくのかというような形になりますが、これから解体だけでも約11カ月程度かかるというお話を先ほどさせていただいたところでございますので、この間にできるだけの話は詰めていきたいなというふうに考えているところです。その詰め方といたしましては、例えば今回、皆さんの意見の中で、面積の問題、80%がいいのか、それとも90なのか、70なのか、いろいろな考え方がございます。そういうものをどういう形でこれから詰めていくのかということをまず住民の皆さんと議論していきたいというふうに考えております。
 それから、もう一つは、当然それに対する支援策、こういうものがどういうものがまた考えられるのか、これらについても、私どもも新たな情報を見つけるとともに、また、民間でやったらどの程度になるのか、こういう考え方もあわせてまさに建てかえ計画というものを詰めていきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。
               (「進行」と呼ぶ者あり)
○佐賀和樹 委員長 これで質疑を終わります。
 休憩いたします。
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                午後8時39分 休憩
                午後8時40分 再開
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○佐賀和樹 委員長 再開いたします。
 これから討論を行います。討論はありませんか。
               (「なし」と呼ぶ者あり)
○佐賀和樹 委員長 これで討論を終わります。
 採決いたします。議案第127号は可決すべきものとすることに御異議ありませんか。
              (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○佐賀和樹 委員長 異議ありませんので、そのように決定いたしました。
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○佐賀和樹 委員長 これで本日の日程は全部終了いたしました。
 お諮りいたします。本会議に対する委員会報告の文案は委員長に一任願いたいと思いますが、御異議ありませんか。
              (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○佐賀和樹 委員長 御異議がありませんので、そのように決定いたしました。
 その他、委員の方から御発言はありませんか。
               (「なし」と呼ぶ者あり)
○佐賀和樹 委員長 これで委員会を閉会いたします。お疲れさまでした。
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                午後8時41分 閉会
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以上のとおり相違ありません。
藤沢市議会委員会条例第62条第1項の規定により、ここに署名する。
藤沢市議会総務常任委員会
委員長  佐 賀 和 樹